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茨城県 水戸市

平成10年  3月 定例会(第1回) 03月13日−04号




平成10年  3月 定例会(第1回) − 03月13日−04号









平成10年  3月 定例会(第1回)



         平成10年第1回水戸市議会定例会会議録第4号

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             平成10年3月13日(金曜日)

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                議事日程(第4号)

                     平成10年3月13日午前10時開議

                    (                 )

                     第1回水戸市議会定例会

第 1  議案第1号=ないし=第62号,

     報告第1号及び第2号

第 2  請願,陳情

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本日の会議に付した事件

 会議録署名議員の指名

 出席説明員の報告

 日程第1 議案第1号=ないし=第62号,

      報告第1号及び第2号

 議案付託

 日程第2 請願,陳情

 次回の議事日程の報告

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出 席 議 員 (35名)

              議   長 26番   森     富士夫   君

              副 議 長 30番   緑  川  賢  次  君

                     1番   田  山  知賀子   君

                     2番   高  橋     靖  君

                     3番   佐  藤  光  雄  君

                     5番   渡  邉  久  治  君

                     6番   雨  谷  精  一  君

                     7番   渡  辺  政  明  君

                     8番   藤  田  精  治  君

                     9番   袴  塚  孝  雄  君

                    10番   岩清水   昌  子  君

                    11番   本  田  忠  弘  君

                    12番   中  庭  次  男  君

                    13番   仲  田     勇  君

                    14番   深  作  康  雄  君

                    15番   波  多  昭  治  君

                    16番   真  家     功  君

                    17番   西  野  奎  吉  君

                    18番   村  田  進  洋  君

                    19番   田  口  文  明  君

                    20番   内  藤  丈  男  君

                    21番   小松崎   常  則  君

                    22番   小  圷  和  男  君

                    23番   大  縄  敬  二  君

                    24番   高  橋  丈  夫  君

                    25番   伊  藤  充  朗  君

                    27番   友  部     明  君

                    28番   須  能  昭  一  君

                    29番   松  本  勝  久  君

                    31番   綿  引  喜  男  君

                    32番   福  島  辰  三  君

                    33番   加  藤  一  嘉  君

                    34番   小  林  一  彦  君

                    35番   木  村     寛  君

                    36番   常  井  成一郎   君

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欠 席 議 員 (1名)

                     4番   野  村  眞  実  君

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説明のため出席した者

                市     長   岡  田     広  君

                助     役   小  林  秀  文  君

                助     役   古  橋  貞  夫  君

                収入役       根  本     瑞  君

                市長公室長     江  橋     勇  君

                総 務 部 長   関     敏  夫  君

                財 務 部 長   武  藤  光  男  君

                市民環境部長    川  又  信  孝  君

                保健福祉部長    備  海  暉  雄  君

                産業経済部長    内  藤  省  三  君

                建 設 部 長   菅  原  信  男  君

                都市計画部長    佐  藤  研  一  君

                下水道部長     橋  本     耐  君

                常澄支所長     人  見  秀  徳  君

                水道事業管理者   緑  川  丈  夫  君

                水 道 部 長   平  戸  道  雄  君

                教  育  長   堀  川  賢  壽  君

                消防長       竹  内     實  君

                監 査 委 員   君  嶋  義  孝  君

                連  絡  員   横須賀      徹  君

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 事務局職員出席者

                事 務 局 長   小  泉  友  次  君

                総 務 課 長   飯  田  徹  夫  君

                議 事 課 長   谷  津  米  壽  君

                議事課長補佐    岩  渕  静  香  君

                議 事 係 長   永  井  好  信  君

                調 査 係 長   ★  田     茂  君

                書     記   荻  沼     学  君

                書     記   大久保   克  哉  君

                書     記   篠  原  芳  之  君

                書     記   永  井  誠  一  君

          午前10時4分 開議

     〔議長 森富士夫君議長席に着く〕



○議長(森富士夫君) 定足数に達しておりますので,これより本日の会議を開きます。

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△会議録署名議員の指名



○議長(森富士夫君) 水戸市議会会議規則第79条の規定により,会議録署名議員の指名を行います。11番本田忠弘君,12番中庭次男君,13番仲田勇君,以上3名を指名いたします。

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△出席説明員の報告



○議長(森富士夫君) 次に,地方自治法第121条の規定により,説明のため議場に出席を求めた者の職,氏名は,本定例会の開会冒頭報告し,あわせて議席に配付した印刷物のとおりでありますので,御了承願います。

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○議長(森富士夫君) それでは,これより日程に入ります。

 本日の日程は,議案第1号=ないし=第62号,報告第1号及び第2号,以上64件,それに請願,陳情であります。

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△日程第1 議案第1号=ないし=第62号,報告第1号及び第2号



○議長(森富士夫君) それでは,議案第1号=ないし=第62号,報告第1号及び第2号,以上64件を一括上程いたします。

 それでは,昨日に引き続き,ただいまから通告により議案質疑及び一般質問を許します。

 36番,常井成一郎君。

     〔36番 常井成一郎君登壇〕(拍手)



◆36番(常井成一郎君) 通告により一般質問を行います。

 最初は,財政逼迫の対策についてという件ですが,国を初めとして県もそうだし,各市町村いずれも,もろもろの原因に起因して財政が逼迫しておるのが現状でしょう。水戸もその例に漏れないで,やはり非常に緊迫したた切迫した状況であるということは御承知のとおりですが,昔からいわゆる「入るを図って出るを制す」という言葉があります。収入を見込んでそれに相当した支出を行うというのが原則であるというふうに考えますが,しかし入るのが少なくてもどうしても出さなければならない支出,これもあるわけで,これはやはり地方自治体としての,水戸の行政としての市民に対する責任,何でもかんでも出さなけゃならない支出があるわけで,これはどんなことがあってもこの財源は確保しなければならないと思う。そのためには不必要なもの,あるいは後に回しても当面支障のないというふうな金は後回しにして,行政の責任上,出さなければならない支出というものは計上しなきゃならないのは当然です。

 そこで,財政を考える場合に,収入・歳入と,それから支出・歳出という両面から考える必要があると思いますが,それも目の前の目下の当面の問題と,それから長期的に考慮すべき問題というふうな2つが考えられると思います。収入の面で言えば,今回のこの議会の中でも出ていますが,例えば不用地の処分であるとか−−不用地って遊休地ですね。遊休地の処分とか,あるいは場合によっては基金の取り崩し,あるいは長期的に見れば,−−これは長期的ですからあれですが,広域行政を進める中で大洗町と早く合併して,現在財政的な基盤の問題で県が行っているそうですが,水戸市が大洗港を確保すれば,あの港湾あるいは埠頭の使用料というふうなものも考えられるわけで,これは将来的な,長期的なものと思います。

 また,歳出の面を考えれば,これは細かいことを言えば幾つもあるでしょうが,当面の問題として行政運営の合理化,それから不必要な水戸市の公用車の廃止,あるいは徹底した節電,それから最近私どももいろんな文書を受け取り,また市役所の中をあちこち歩いてみて感ずるのが,余りにも紙を使い過ぎるという問題,さらには困難なこともあるようですが,市債の低利への借り換え,あるいは補助金の見直し−−この件については12月の一般質問で芸術館の補助の問題を取り上げて,まさか何百万,何千万円ということはあるまいなと,10億円からなんだから,億単位でということを希望していましたが,今回出た結果は4,000万円ぐらいですが,急激に減額というのもいろいろ問題があるかもしれませんが,こういったものももっと市民の直接の利便に供するように持っていきながらも,できるだけひとつこの補助というものについては考えて,あと少しメスを深く入れてもらいたいというふうに感じます。

 それから,今はないでしょうが,昔はこういうこともあった。正常な勤務時間中,適当に仕事をやらないで−−ちょっと言葉に行き過ぎがあるかもしれないけれども,仕事をやらないでいて,退庁時間になるというとしがみついて残業手当を稼いでいた。昔はあった,今は改められているんだろうと思うけれども,そういう点から考えての,いわゆるどこまで抑えられるかは問題ではあるかもしれないが,残業というようなものを極力縮小する。あるいは議会と率直に話し合って議会の協力を求めるというふうな問題,短期的な当面の問題ですが,こういった問題でやはり支出という面での削減ということは考えられるのではないか。

 また,長期的な今後の支出の増を防ぐという立場から考えれば,管理その他に将来非常に大きな負担がかかるような,そういういわゆる箱物政策というふうなことは十分考えてもらって,何でもかんでも必要なものはともかくとして,いわゆる見てくれ的な箱物行政というふうなものは将来的に考えて抑制するというふうなことも考えられると思います。

 いろいろ言いましたが,こういった中で,現在及び将来のいわゆる収支の健全化ということを考えた場合に,執行部としては,今後こういった問題に対して,私が今言ったような問題に対して,どういうふうに対処する方針でいるのか,それをひとつ伺いたい。

 次は,地球温暖化。これはいろいろ質問を考えているうちに,今言った財政問題と大分絡まってくるところがあるようなので,1番の財政と,これからお尋ねする地球温暖化の防止,これについてのダブる点は,ひとつ一緒に答弁願いたい。

 今回,地球温暖化の防止のためにアイドリングストップということが取り上げられています。アイドリング,なるほど走らないでただエンジンかけておくということは,これは確かにむだかもしれないけれども,アイドリングやらなきゃ困ることもある。特に厳冬のころ,エンジンかけていきなり走り出したら,エンジン壊しちゃう。ある程度のアイドリングというのは,これは必要だ。また,荷物の積みおろしとか何かでその間はストップする。これは当然で,荷物の配送なんかでエンジンかけたまま運転席離れたら車どこへ持っていかれちゃうかわからない,車とられっちまう。したがって,ここで言うアイドリングストップというのは一体,やんなきゃなんないアイドリングもあるし,やっちゃいけないアイドリングもあるので,ただ地球の温暖化ということに対する対策ということになれば,アイドリングだけでいいのか。アイドリング防止,アイドリングストップ以外にはないのかということが考えられると思います。

 当然のことながら,さっき言った財政の問題で言った公用車,不要な公用車を廃止するとか,あるいは紙,用紙,こういったものの節約,これは皆さん御存じと思うけれども,1年間に紙,パルプの材料あるいは木材,とにかく木材,これは全地球で日本の面積の約半分に当たる森林というものが失われているわけで,これは大きな地球温暖化の原因になっているわけで,そういう点を考えれば,森林を伐採するのであるから,そのかわり植樹を進めるとか,あるいは緑化運動を進めるとか,そういうことも私はアイドリングストップ以上に大きな地球温暖化防止ではないかというふうに考えます。

 そこらのところについて,一体アイドリングストップだけを持ち出した,その理由を伺いたい。また,ほかにもいろいろ考えられることがあるので,そういったことの推進ということに対して執行部はどういうふうに考えているのか,そこらのところもひとつ伺いたい。

 次は消防の問題ですが,常北,それから桂,これの緊急出動については,平成5年の4月1日から委託業務を結んで水戸がカバーしているわけです。それもただでやってやっているんじゃなく,結んだ平成5年のころ,当初のこと,私もよく調べないんで,不用意な発言になっては困るとは思いますが,恐らく当初は常北は9,000万円,桂村は四,五千万円の負担じゃなかったかと思いますが,現在は,常北は平成9年の4年たった現在,常北が1億3,000万円,それから桂村が7,000万円,2つの町村で約2億円の負担金を水戸に納めています。そういう中で,この地域の出動というものは基本的に北消防署の飯富の出張所がやっているわけです。しかし,この両町村への災害の出動というのは確かに増えてきております。これは火災というよりはむしろ救命ですね。救命の出動,これがふえておりまして,しかもあの地域というのは非常に遠隔の地でもあれば,また範囲が非常に広い,人が余り住んでない。イノシシなんかが駆け回っかもしんないような,そういう地域もたくさん含まれてはいるけれども,行政区域としては,桂,常北は相当な面積持っているわけで,そういうことを考慮するときに,一体今の飯富の出張所で対応している今の現状というものがこれでいいのかどうか。無償でやっているならともかく,年間2億円の金をもらっているので,ここらのところは,向こうの常北,桂の住民の気持ちになってみれば,遠いところは恐らく35分から40分くらいかかると思いますよ。「火事だ」と通報受けて,行ったときにはもう焼け落ちちゃっていると,そういう状況で,一体水戸が委託を受けていてこれでいいのかなということも考えるので,今の現在の対処というものが十分かどうか,そこらのところをひとつ伺います。

 さらに,災害だのあるいは事故は初期の活動が大事なんで,初期の活動がおくれれば,あとは本当に,火事もぼやでおさまるところが焼け落ちてしまい,また,人も助かるところが助からないで命を失うという結果になってしまうんで,時間の短縮というものが非常に要求されるわけです。両町村のそういう火災あるいは救急に関する災害の場合,これは火災にしろ,あるいは救急の出動にしろ非常に面積が広いので,水戸市としても大変なこともわかりますが,ここではっきり伺いたいんですが,一体どのくらいの面積があって,遠いところ−−私はさっき35分から40分ぐらいかかるんじゃないかと言いましたが,実際消防車で遠隔地,どのくらいかかるのか,そこらのところも2番目にちょっと伺っておきます。

 それから,地元の住民の話を聞いてみますと,火災というものについてはそれぞれ地元に消防団があるので,ある程度自分らで手も下せる。しかし,救急だけは困ってしまう。救急車が早く来てくれなきゃ困るんだと,そういう話です。したがって,これは現在常北町とは合併協議会が開かれて,合併という問題をテーマにしていますので,そういった中で,当然水戸市と常北町との執行部の中での事務的なすり合わせの中で,こういう消防という問題も取り上げられているとは思います。しかも,現在は常北町であり,桂村であり,水戸とは関係ないと言っちゃ言葉悪いけれども,水戸市でないということは事実です。それで,委託を受けてやっているという現状ではありますが,有料で,負担金をもらってやっている以上,やはり少なくとも消防車はともかくとしても,救急車ぐらいは常北町に置いてやるのが妥当ではないかというふうに私は考えますが,そこらに対する執行部の考えを伺います。

 それから,その消防のその他ですが,これはこれから,水戸の消防署員も非常に高齢化が問題になってくるというふうに思います。災害の現場での活躍と活動というものに当たっては数多くの機材を使用し,しかも機敏に作業をしなければならない。そういう中で,災害現場で使用する資材とかあるいは機材,あるいは個人の装備,そういったものの軽量化あるいは小型化というものが要求されてくるわけです。こういったことに対する今後の対策といいますか,現状を見て今後のそういう課題を考えた場合に,これからの消防のそういったことに対する対応。対策といいますか,そういったものをどういうふうに考えているのか,これを伺いたいと思います。

 それで,これは12月に言ったんで,まだできてないとは思いますが,消防の基本計画,これは早急にひとつ整備して,先ほど言ったように,この出張所の場所の変更,あるいは道路が非常によくなって,従来は細い道をくねくね,くねくね回って15分かかったところが,いい道路が1本通っちゃったものだから5分で行けるようになった。そういうふうにいろいろ変わっていますから,だから,そこらのところで,現在のあるいはこれからの道路というふうなものをにらんでの新しい消防署あるいは出張所の配置というふうなものも,あわせて十分ひとつ早くその計画を示してもらいたい。と同時に,今申し上げたような,これからの消防の実際の現場での様態というものが変わってくると思うので,そういった現在の活動,これに対応できるような装備とか機材とか,ひとつこういったものを至急装備することが水戸市の24万5,000人の市民の生命と財産を守る大きな柱になると思うので,そこらのところもひとつあわせて見通しについて答弁願いたいと思います。

 それから,郵便局の問題。これについては,何か総務委員会でこれは請願が継続審査になっているそうで,そういう中で私がここで質問して執行部に答弁求めることは無理だと思うので,これは取りやめます。

 以上で,第1回の質問を終わります。



○議長(森富士夫君) 財務部長,武藤光男君。

     〔財務部長 武藤光男君登壇〕



◎財務部長(武藤光男君) 常井議員の一般質問のうち,財政問題,財政逼迫の対策についてお答えいたします。

 本市の財政状況は,景気の低迷により市税の伸びが期待できない状況が続いておりますことに加えて,市債の抑制や国県補助金の削減等により歳入見通しは極めて厳しく,一方歳出においては少子・高齢化社会に向かう中,扶助費が大きく伸びてくるとともに,市債の償還のための公債費が増加し,加えて下水道や赤塚駅周辺の整備など歳出要因が拡大しており,財政運営は非常に厳しい状況にあります。

 これから本格的に実施されようとしております地方分権,財政構造改革,規制緩和などの改革の流れの中で,昨年11月には自治省から指針が示され,新たな視点からの見直しを本市においても実施すべく,平成10年度を行財政改革元年と位置づけ,行財政運営全般にわたる新たな改革に全力を挙げて取り組んでまいるところでございます。

 このような中で,議員御指摘の車両の適正減車,徹底した節電,用紙の節約などのほか,遊休地や道路等の残地の整理など,平成10年度予算の中でも検討しておりますが,今後より一層の努力をしてまいりたいと考えております。



○議長(森富士夫君) 市民環境部長,川又信孝君。

     〔市民環境部長 川又信孝君登壇〕



◎市民環境部長(川又信孝君) 常井議員の御質問のうち,地球温暖化についてお答えいたします。

 地球環境問題は,日常生活や事業活動と密接な関係にあり,解決のためにはできるだけ環境に負担をかけない行動を実践していくことが必要であります。

 このため,本市においては,市民・事業者・行政が一体となって,二酸化炭素の削減を図るべく,新年度はアイドリングストップ運動を展開するものであります。本事業は,市有自動車を初め,各事業所等の車両にアイドリングストップのステッカーを張り,買い物中,荷物の積みおろしなどにおいての不必要なアイドリングをとめてもらうというものであり,市民だれもが容易に取り組めることから,幅広い運動を展開してまいりたいと考えております。

 また,議員御指摘にもありますように,地球温暖化防止については非常に重要でございます。本市におきましては,環境を育む水戸市行動計画を策定しており,その中で,エネルギーの面,省資源・廃棄物の面,自動車使用の面,水資源の面,自然環境保全の面など,計画書に記載しております。この計画書をもとに,今後進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(森富士夫君) 消防長,竹内實君。

     〔消防長 竹内實君登壇〕



◎消防長(竹内實君) 常井議員の一般質問のうち,常北町,桂村の消防事務受託についてお答え申し上げます。

 常北町,桂村の消防事務については,平成5年4月1日から,消防団や水防事務などを除き消防行政全般について受託しております。

 両町村の災害時の対応といたしましては,北消防署飯富出張所が火災救急等の活動に当たっておりますが,災害の規模によっては,必要に応じて車両の増加出動をさせて,その対応に当たっているところであります。

 火災・救急出動に当たり最も時間を要するエリアと所要時間でございますが,まずエリアにつきましては,両町村の面積を合わせて約98平方キロメートルとなり,消防行政管轄全体のおおむね35%を占めております。次に,所要時間につきましては,その大半が山間部であること,また道路事情も年々改善されておりますが,常北町の下古内地区では約25分,桂村においては最も遠いところで35分くらいの時間を要している現状であります。

 また,御質問の常北町地内への救急出張所の整備につきましては,現在の行財政状況が大変厳しい時期にありますので,両市町村間の財政負担など,種々調査研究を図る必要がありますので,今後慎重に検討してまいりたいと考えております。

 次に,災害現場における消防職員の高齢化対策につきましては,消防資機材の小型化,高性能化などが進んでおりますが,当市の整備状況は必ずしも十分とは言えない状況にあります。したがいまして,隊員の負担を軽くし,迅速に活動できるよう個人装備など,他消防本部の整備の状況を見きわめながら,軽量化や自動化などについて検討してまいりたいと考えております。

 また,ただいま御指摘をいただきました消防施設の基本的なあり方の検討につきましては,最もふさわしい消防施設のあり方という意味で,基本計画をこの平成10年度で議会の意見も聞きながら策定してまいりたいと思います。



○議長(森富士夫君) 1番,田山知賀子君。

     〔1番 田山知賀子君登壇〕(拍手)



◆1番(田山知賀子君) 平成10年第1回市議会定例会におきまして一般質問をいたします。

 なお,通告いたしました福祉行政の公的介護保険については重複いたしておりますので,私は,在宅介護支援センターの整備とヘルパーの民間委託についてのみお伺いいたします。

 公的介護保険制度の導入もいよいよ2年後に迫り,水戸市も公的介護認定モデル事業の指定を受け,事業を実施し,本年は介護保険準備室を設置するなど積極的な取り組みを高く評価するものであります。一方,「保険あって介護なし」という不安の声が現実とならないためにも,一層の基盤整備の充実が求められております。

 新しい介護システムが導入されると,介護保険法27条により,知事の指定を受けた在宅サービス機関や施設サービス機関で,介護サービスを求める本人や代理の家族からの申し込みの受け付けや申請を代行できることになります。窓口を多数設けて,従来の事業にあわせて利用しやすくするためにも,国では中学校区に在宅介護ステーションの設置を指導しております。現在水戸市は6カ所ありますが,今後中学校区に拡大する考えがあるかお伺いいたします。

 さらに,国は,区域内のすべての在宅介護支援センターを結ぶ連携体制をつくり,さらに医療機関や特別養護老人ホームのネットワークなど,その中心となる基幹型在宅介護支援センターを設置することとしておりますが,水戸市にもそのような計画があるのか,あわせてお伺いいたします。

 次に,介護保険制度の施行に伴い,在宅介護サービスを受ける場合,24時間巡回型ヘルプサービスの必要性が出てまいります。モデル事業の実施の結果,現在どのくらいの人数が24時間ヘルプサービスを必要としているのか伺います。また,24時間ヘルプサービスを実施する場合,社協の現行の業務体制で行うのか。また競争によるサービスの効率化は,質・量を求めるという視点で民間参入も考えられますが,そうした活用を図っているのか,あわせてお伺いいたします。

 次に,婦人相談の充実についてお伺いいたします。婦人相談は,昭和31年度制定された売春防止法に基づく婦人保護事業であります。県の婦人相談所,水戸,日立,古河に婦人相談員が対応し,水戸には児童福祉課に設置されております。平成8年度の全相談所の受付件数は990件で,売春に関する相談は少なく,夫やパートナーからの暴力,酒乱,離婚,サラ金などの人権問題や経済問題など,日常,かつ多岐にわたっていると聞いております。その中でも夫から受ける暴力は,幼児虐待を伴う深刻な問題であります。最近,私が当事者から直接聞いた話では,不況の中,仕事がなくなり,いらいらが続く自営業の夫から,ささいなことで歩けなくなるまで殴られ,それが日常的となり,生命の危険を感じる子供を連れて帰住先を探したとのことでした。いつ夫に発見されるかと,毎日びくびくしながら隠れるように生活をしております。婦人相談員の話では,ある人は夫から大きな石で殴られたり,ある人は熱湯をかけられたり,テーブルの上には夫のそばにいつも包丁が置かれていたり,妻の前で刀を研いだり,考えられないことがあります。そして,精神的・身体的暴力を受けている女性は多いということでした。

 生命の危機にさらされても夫婦や内縁関係では,痴話げんかや夫婦げんかだろうと周囲から,また警察からの理解を得ることは困難であると言われております。そうした意味からも,公的な対応策がますます必要となってまいります。女性への暴力に対して,国際的な動きに合わせて,国内でも実態調査の実施や緊急避難所,シェルターを設置するなど具体的に対応する自治体が広がっております。本年12月の人権週間には,「夫による暴力・我慢してはいけない」という政府公報が出され,総理府男女共同参画室では,防止のための新規事業として,平成10年度の予算編成に計上しております。

 茨城県の女性保護施設である県婦人相談所の敷地内に設置されております若葉寮は,強制売春による保護と更生を目的とした施設でしたが,現在保護されるのは夫からの暴力による緊急避難などが多いとのことです。しかし,若葉寮は,土地移転問題と行政改革で今後の存続が危ぶまれている状態です。県の保護施設が廃止になると,女性が暴力などから逃れるための一時保護施設がなくなります。水戸市は,早急に存続を申し入れをすべきだと思います。また,廃止された場合,受け皿づくりとしての水戸市としても,売春防止法に基づかないシェルターを設置すべきと考えますが,市の御見解をお伺いいたします。

 相談業務は,弁護士や警察,他市の相談員のネットワークをさらに強化し,一層の充実が求められております。また,暴力による問題を抱えながら,情報不足のため孤立化している女性を把握するための実態調査や現在の相談機関を市民に周知させるための一層のPRをすべきと思われますが,市のお考えはいかがでしょうか。

 次に,少年犯罪と学校教育についてお伺いいたします。昨年の神戸市で起きた少年による児童連続殺人事件に続いて,本年1月,栃木県で男子中学生が遅刻を注意され,女性教師を殺害し,その連鎖反応のように,ナイフや包丁などの凶器を持った少年の凶悪事件が続き,国民や児童,生徒に大きな衝撃と不安を募らせております。昨年6月にも,水戸市内の中学男子生徒がバタフライナイフを教師に突きつけ,銃刀法違反容疑で逮捕された事件があり,他山の石とは考えられない状況です。

 ナイフ事件発生後,文部省は所持品検査を学校長の裁量に任すなどの通達を出し,県警は,県内のナイフや刃物の販売店に対し,青少年のバタフライを初め刃物の規制販売をするなど緊急の対応をいたしました。しかし,管理体制の強化だけでは抜本的な解決とはなりません。中教審の答申にもある,生命をとおとぶ優しさをはぐくむ心の教育が必要と思われますが,教育長は,児童,生徒の非行防止対策と健全な教育行政をどのように考えているかお伺いいたします。

 次に,小中学校のボランティア教育についてお伺いいたします。水戸市立第一中学校の2年生は伝統行事であった立志式をとりやめ,先生の提案により,保護者や生徒たちと話し合った結果,5カ月間にわたりボランティア活動を実践したとのことです。学級活動やゆとりの時間を当て,独居老人の訪問,街頭募金,視力の弱い方のための拡大絵本づくり,アジアの子供たちへの物資支援など,15の活動内容に自主参加し,その結果,貴重な体験の中で思いやりの心が育っているとのことです。私も2年生の1人に伺いましたところ,今後もボランティアを続けたいという生徒もおります。弱者や自分以外の人を思いやる心の欠如が少年犯罪を引き起こす要因の一つであるとすれば,ボランティア教育は現代の教育の重要課目と思われます。

 そこで,お伺いいたしますが,現在水戸市内でどのくらいの学校がボランティア教育に力を入れているのでしょうか。私は,全小中学校にボランティア教育の導入を進めてはどうかと考えますが,それに対しての明快な御答弁をお願いいたします。

 次に,学校カウンセラーの配置についてお尋ねいたします。文部省は,登校拒否やいじめなどの問題の取り組みに,専門のスクールカウンセラーなどの協力を得て学校の教育相談体制の充実をと通達いたしました。最近改築になった三の丸小学校は,菅原文太さんがほれ込むほどのすばらしい学校ですが,カウンセリング室は見当たりません。水戸市は平成10年の事業として,常澄中,一中,酒門小などの増改築工事を進めておりますが,それらの学校を含む小中学校にカウンセリング室やカウンセラーを配置するお考えがあるかお伺いいたします。

 次に,水戸市総合教育研究所の充実についてお伺いいたします。水戸市の教育の目標は,「知性に富み,心身ともに健全な風格を備えた人間(水戸人)の形成に努める」と明確にされております。平成6年に設立された水戸市総合教育研究所は,水戸市の教育の進展を図るために設置されたものであります。教育の今日的諸問題の研究,調査,教職員研修,いじめなどに対応する教育相談体制など,まさに水戸の教職員や関係者のシンクタンクであり,児童,生徒にも開かれた中心的拠点であると思います。総合教育研究所が日ごろより先見性を持って誠心誠意諸問題に対応し,質の高い教育目標と先生方の資質の向上に向けて対応されていることは,心から敬意を表するものであります。

 最近,朝日新聞に女子中学生の投書が掲載されておりました。頼れる人こそ先生の理想像であり,先生は内申書を書く人ではなく,頼れる人であってほしいという内容でした。私は,先生と生徒の信頼関係の回復こそ,今強く求められている今日的課題の一つであると思います。

 さらに,学校安全神話が崩れた今日,今こそ水戸市総合教育研究所の中心拠点としての一層の指導性が発揮されることを期待するものであります。そのことにつきまして,御所見をお伺いいたします。

 また,次に,学校・家庭・地域の連携の強化についてお伺いいたします。私は,県警の少年課の刑事さんにお話を伺いましたところ,昨年12月から今に至るまで,ナイフに関する犯罪は4件あったとうかがいました。少年犯罪の未然防止には必ずシグナルを出していることである。そのシグナルを見つけることが大事であるとのことでした。少年犯罪の要因は学校だけに責任があるものでもありません。家庭にもあることを否めません。しかし,そうした状況の中で,今こそ学校・家庭・地域の連携の強化が必要とされております。一体となって子供たちを見守り,育て,機能できるネットワークについて基盤整備をするお考えがあるか,あわせてお伺いいたします。

 最後に,(仮称)中学生シンポジウムの開催についてお伺いいたします。戦後,経済大国を目指し,高学歴偏重主義の中で,児童,生徒を選別し,心より物を優先する価値観の変化など情報のはんらんする中で,考えられない官僚や銀行などの犯罪,子供たちが生きていくには決して優しい環境とは言えません。そうした社会を喪失した大人に,むかつく,キレるとは,子供たちの大人への叫びではないかと思われます。子供の権利条約12条に,意見の表明権がありますが,水戸市が水戸市の中学生の抱える悩みや心の叫びにこたえる機会として,(仮称)中学生シンポジウムの開催を提案いたします。21世紀を力強く,心豊かに生き抜いていくための教育の一環としてそのようなお考えがあるかお伺いいたし,一般質問を終了いたします。



○議長(森富士夫君) 保健福祉部長,備海暉雄君。

     〔保健福祉部長 備海暉雄君登壇〕



◎保健福祉部長(備海暉雄君) 田山議員の一般質問のうち,福祉行政についてお答えいたします。

 初めに,在宅介護支援センターの整備についてでございますが,国においては,中学校区を標準とする担当区域を各センターごとに設置することが望ましいとしておりますが,水戸市におきましては,老人保健福祉計画の目標6カ所は既に達成しております。今後の設置については,(仮称)新老人保健福祉計画策定の中で検討してまいります。

 また,平成12年度介護保険制度の円滑な施行を図るため,国においては,平成10年度から市内のすべての支援センターを結ぶネットワークを形成し,その中心となる基幹型在宅介護支援センターを設置することとしております。しかしながら,まだ詳細は明らかになっておりませんので,国の実施要綱等が示され次第,水戸市といたしましても,基幹型在宅介護支援センターの設置について検討してまいりたいと考えております。

 次に,ヘルパーの民間委託につきましては,24時間巡回型ヘルプサービスを民間委託により実施してはとの御提言でありますが,現行の水戸市社会福祉協議会のヘルプ業務体制の中で実施することは勤務形態から困難であり,民間活用を図っていく必要があると考えておりますが,一昨年11月に実施したホームヘルプサービスの利用の意向調査では,午後9時から午前7時までの深夜時間帯のサービス希望者は少ない状況にありますが,今後は介護保険制度との関連も考慮して,24時間巡回型ヘルプサービスについて検討してまいります。

 続きまして,婦人相談の充実についてお答えいたします。

 女性に対する暴力は,近年,国際的にも女性の人権を侵害するものとして関心が高まっております。1995年の第4回世界女性会議で採択された行動網領では重大問題領域の一つに位置づけられ,大変重要視されております。このような状況のもと,本市におきましては,現在,売春防止法に基づき婦人相談員2名を配置し,婦人相談業務を実施しております。

 相談の内容は多様化しており,主に離婚,酒乱,家庭内紛争,子供の問題の相談が大半を占め,さらに夫の暴力等により戻る家もなく,保護を求める相談もございます。家庭内の暴力は,私的領域のプライバシーの問題として表面化しなかった面もあり,その被害については実態が十分把握されていないのが現状であります。

 議員御指摘の実態調査につきましては,現在までの相談内容の分析や関係機関との緊密な連携,実施自治体の実態調査等を参考にするなど,今後検討してまいります。

 また,相談事業の周知につきましては,広報「水戸」への掲載やパンフレットの窓口公布などPRに努め,地域住民への周知を積極的に実施してまいります。

 次に,若葉寮についての御質問でございますが,県が昭和32年に設置した女性保護施設「若葉寮」につきましては,設置当時と現在とは社会情勢も大きく違い,その役割が変わってまいりましたが,市といたしましては,多様な種類の保護施設が必要と考えておりますので,存続について県に要望してまいります。



○議長(森富士夫君) 教育長,堀川賢壽君。

     〔教育長 堀川賢壽君登壇〕



◎教育長(堀川賢壽君) 田山議員の一般質問のうち,教育行政についての少年犯罪と学校教育についてお答えいたします。

 初めに,児童,生徒の非行防止と健全な教育行政についてでございますが,ナイフ事件など子供の犯罪が続発していることは極めて遺憾なことであり,心をはぐくむ教育については,その必要性の認識に立って,各学校に道徳の授業時数確保や授業内容の充実についての指導を重ね,生命の尊厳や個性の尊重,思いやりの心の育成など重視するよう指導しているところであります。教職員におきましても,体罰や暴言など児童,生徒の犯罪を誘発させるような教師の言動の根絶を目指し,子供と教師との信頼関係を一層深めるよう,今後とも指導を強化してまいりたいと考えております。

 次に,ボランティア教育についてでございますが,現代の社会生活における人間関係の希薄化の中で,議員御指摘のとおり,他人を思いやる心や勤労奉仕の心など,ボランティア精神をはぐくむ教育は極めて重要であり,道徳の授業を通して意識の高揚を図るとともに,ボランティア体験活動の充実を図っていくことが大切であると考えています。

 水戸市におきましても,教育委員会研究指定校が福祉教育に視点を当てた研究を進めておりますが,各学校においても,老人ホームの慰問や公共施設の美化活動など,地域の実情に応じた創意工夫したボランティア活動が推進されているところであります。また,水戸市並びに県の社会福祉協議会から,これまでにも小中学校46校中21校が指定を受けており,本年度も中学校1校,小学校2校がボランティア普及事業協力校として実践しております。ボランティア教育については,より一層の充実を図ることにより,体験を通して子供たちに豊かな心をはぐくむよう努めてまいりたいと考えております。

 次に,スクールカウンセラーの配置については,登校拒否児童,生徒が増大している折,大変意義のあることと認識しております。現在,県の研究指定を受けております浜田小学校におけるスクールカウンセラー活用調査研究の成果及び国や県の動向を見きわめながら配置について働きかけてまいりたいと考えております。

 カウンセリング室の設置につきましては,国の制度を活用し,今後の校舎増改築事業等を進めていく中で整備してまいりたいと思っております。

 総合教育研究所の充実についての御質問でございますが,その設立の趣旨として,「水戸市学校教育における諸問題の調査研究,教職員の研修,教育情報の収集・提供,教育相談,各学校・幼稚園の問題や要請に対応する明確な助言,指導を効果的に推進し水戸市学校教育の一層の充実と振興を図る」とうたわれております。

 現在,研究所の教育相談に係る事業としまして,市内全小中学校を対象にスーパーバイザーを派遣しての校内での研修会の実施,さらに研究所を会場として,教師を対象とした教育相談研修会等を実施し,教職員の相談技術の向上を図っております。一方では,「うめの香ひろば」における面談を通しての保護者の意識改革に努めております。

 心の教育に係る事業としまして,個性の尊重や思いやり,生命の尊厳,規律や正義の問題について,市内全小中学校教師を対象に生徒指導研修会や道徳教育研修会等を実施し,指導技術の向上に努めております。今後とも,なお一層の充実強化を図るとともに,総合教育研究所のあり方についても模索してまいりたいと考えております。

 議員御指摘のとおり,多くの子供たちの心の根底に潜在化している悩み等についても十分に対応できるような教職員の資質向上に向けて,さらに努めてまいりたいと考えております。

 次に,学校・家庭・地域社会の連携強化についての御質問でありますが,さきの中央教育審議会において答申された「21世紀を展望したわが国の教育のあり方について」の中でも,学校・家庭・地域社会の連携による教育力の向上を図ることが重要な課題であると提言されております。

 家庭や地域社会の教育力は,市民一人一人の熱意とその総合力によって培われるものであります。そのため,これまで以上に市民総ぐるみで子を守り,育てるという観点から,青少年団体や関係機関,行政が一体となって青少年の育成を展開できるよう青少年育成推進会議を組織するとともに,ゆとりある中で生きる力をはぐくむということを基本に青少年対策を総合的に進めてまいりたいと考えております。

 続いて,(仮称)中学生シンポジウムの開催についてでございますが,青少年にとって社会性を伸長するためには,青少年に可能な限りその企画や運営を任せ,できるだけさまざまな体験の場と機会を提供することが大切であります。

 そこで,中学生の悩みや率直な意見を聞く機会として,さらに青少年みずからが地域参加をするため,議員御指摘の中学生を含めた青少年シンポジウムや地域青年リーダー会議などを開催することにより,青少年の主体的活動を展開するよう努めてまいりたいと考えております。



○議長(森富士夫君) 32番,福島辰三君。

     〔32番 福島辰三君登壇〕(拍手)



◆32番(福島辰三君) 平成10年第1回水戸市議会定例会に当たりまして,議案質疑及び一般質問を通告により行います。

 まず第1点でございますが,市議会議案第52号,明細につきましては書いておきましたが,提案されました絵画1点,購入予定価格でございますが5,000万円。契約相手方,東京,株式会社晶光。履行期限が平成10年3月31日。作者名横山大観の作品は「水温む」。追加議案ということでございますので,この中で,第1点は,今水戸市が財政が非常に逼迫している,そういう中で,前年度予算に対して一般会計で5.5%,それから特別会計合わせまして減額をしております。また,執行部の中におきましても10%経費削減をしろと強い命令をし,また高齢化社会になりますその対応に対しましても,老人に対するお祝い金を,今回は2,000万円余をカットしました。それから,職員の市内の出張旅費も2,000万円カットしました。

 そういう中で,今回議案として大観の絵を5,000万円で買うと。−−買っちゃいけないとは申しませんが,常識的に,厳しい予算の中で,市長は,昨日代表質問で,最小の投資で最大の効果を上げるよう,市民の貴重な税金を割り振ってまいりますと,こう申されているのです。そのような中で,むだな経費を省き,最大の効果を上げるために,よりよい財政の投資効果ということを考えて財政運営に当たった折,平成10年度の予算を組んだわけでございます。

 そういう中で,第1点の,今,大観の絵を博物館で買わなければならないのか。5,000万円も出して絵を買うことが市民が望んでいるのか。市民のニーズに合うのか。そういう点はどのようにお考えかお尋ねをしたいわけでございます。

 第2点としましては,5,000万円という金額が正当性があるのか,正しいのか。私どもは,本年になって,千葉市千葉美術館を行政視察してまいりました。千葉市の場合には,地元の絵を買うと,10カ年の年次計画を立てまして,どういう人の絵を買うんだという,議会と執行部で審議しました。そういう中で,価格の決定には慎重に慎重を期さなければいけない。3段階の審査機関を設けております。第1段階は美術館の学芸員の審査,第2段階は執行部だけの審査,第3段階として議会を代表とする市民の代表を交えた絵の審査ですね,価格。そして,10カ年で何でもいい絵を買うわけじゃなくして,千葉市に住んだ郷土の作家,芸術家,そしてこういうものをそろえていきたいということで,10カ年計画で,水戸でも100周年やりましたが,そういうときには5億円とか10億円とか,毎年何億円,それは美術館でやっているわけです。

 水戸市も芸術館あり美術館あり博物館あり,そういう中で今回博物館で横山大観の絵を買う。それは3点目に書いておりましたが,今,横山大観が五浦で岡倉天心とともに,その明治の画家の日本芸術院をつくって,芸大をつくった。そういう中で,記念館をつくって,県は,水戸市にも近代美術館をつくって,専門に郷土の作家である横山大観の絵を収集しております。そういう中では,今,水戸市が計画性を持ってこういう絵を集めていくことはわかります。私も長谷川好三の秘書として,また日本の,またパリにもございますが,日動画廊の長谷川仁さんのもとに,ともに絵を見に行ったり買ったり,そして梅原龍三郎先生や林武先生やいろいろな芸術画家との親交もございました。また,そういうものもございますが,そういう中では,水戸市の芸術文化,こういうものに対しましては,一つの方向性を,場当たり的に買うんじゃなくて,芸術には彫刻,絵画,それから東洋美術,また歴史的なものもございます。そういう中で,水戸市の将来に絵画とか芸術の歴史とか,そういう方向性の計画性をつくらなければいけない。そういうのをつくって初めて,市民すべての人がこれが水戸市に将来に向かって収集することが,市民の芸術文化に対する知識の情操教育の一環である。そういう形になればよいことでございますが,近現代美術,また西洋,東洋,また国際的にいろいろなジャンルがございますが,そういう中で何を求め,何が水戸に適しているかという方向性という,そういう問題を一貫して決めなければ,場当たり的にこういうものを買うことが妥当かどうかというものについて見解をお尋ねしたいわけでございます。

 本当に財政が厳しい厳しいと,こう言っていても,今この5,000万円を出して絵を買わなければ,水戸市の市民が困ってしまうんだという非常事態ではないかと思っているんですね。お年寄りのそういう恵まれない人に,またいろいろな福祉にお金のかかる時代でございます。そういう対応策,将来に向かっての貴重な財源,貴重なお金,市民の血税をいかに市民のために有効活用するかということが,水戸市の執行部の考えではないか,こう思っておりますので,具体的に,また現実的に,そしてこの絵を買わなければ市民が困るんだというニーズを明確にお答え願いたいと思います。

 続きまして,第2点目でございますが,議案の中に例年ありますが,常住人口の調査委託費,第13款県支出金3項委託金1目総務費委託金5節統計調査費委託金で,常住人口調査費委託金という7万円計上してございますが,これは統計調査ということでございます。こういう中で非常に大切なことは,水戸市の総合計画や,これから下水道問題やいろんな観点に基礎資料となる人口調査でございますので,市街化区域の人は何人か。調整区域の人は何人か。−−これは水戸市常澄を除くわけですが。それから平成元年から調査して,平成7年にも統計調査やっていますが,人口がどのくらい伸びているかということでございます。それはなぜかと申しますと,水戸市は大体平成7年までやって出ると思いますが,平成元年より平成7年ぐらいは1,100人以内しか人口はふえていないわけですね。そういう中で,自然増,社会増やりましても,ここ10年間ほとんど人がふえていないんじゃないか。そういう中で,総合計画等を立てるので基礎資料となります。明確にお答えを願いたいと思います。

 続きまして,第3点は賭博場でございますが,(1)ボートピア,(2)競輪,(3)競馬等,また水戸市に立地可能かと。いろいろこのボートピアにつきましては,そのエクセランという会社が倒産し,その可能性が薄れたわけでございますが,しかし地元の柳河地区を中心として,ボートピアを民間でやろうと議会にも署名が回ったようでございますが,そういう中で,前回ユニーの跡地へボートピアをつくるということでいろいろ問題があり,これもだめになりましたが,そういう中では,水戸市に民間でやって立地可能かどうか,執行部のお考えは前と同じかどうかということを再確認したいわけでございますので,そういう考えはどうなのかお尋ねをいたします。

 続きまして,第4点は,赤塚駅開発,(1)橋上駅,(2)北口開発,(3)3・6・30号,(4)番として南口開発,区画整理,また駅西線ということで通告しておきました。赤塚駅開発は,御存じのように,164億円で14階建てのビルを建てると,いろいろ変更もございますが,その隣に4階5層520台のパーキングタワー,その隣には水府病院,そして今回橋上駅にもっていくわけでございます。南と北にエスカレーターをつけると,それからまたその通路に対しましても,何メートルぐらいあるのか,それからこれから南口というのは,昭和製粉,茨城倉庫,日清製粉と。茨城倉庫跡につきましては,西部工業団地に移転したものですから,その跡地は水戸市が既に買収してございますが,一体となって今回区画整理をやって,県庁舎が平成11年4月に来年度オープンいたしますと,赤塚駅第2副都心構想としての開発が実施できるわけでございます。この問題は,私は,昭和46年に市会議員になりまして,47年から赤塚第2副都心構想をやってきまして,やっと二十数年たって完成の目安がついたということでございます。そういう中で,赤塚駅前の北口から,3・6・30号線として国道50号線まで,農協の入り口のところへ32メートルの道路で−−35メートルという人もおられましたが,32メートルの道路でできるわけでございます。そういう中では,今40億円をかけて買収,立ち退きをやっております。そういう中では,すばらしい第2副都心構想ができるのではないか,その進捗状況をお尋ねしたいわけでございます。

 それと同時に,赤塚駅の北口から大塚池寄りに潮田薬品ございますが,あそこはわきに常磐線を越えて,今,河和田2丁目の区画整理が23億円でやっておりまして,やっとこの間,保留地の処分をやりました。この地域も38万円という,今の時価の趨勢でございますが,抽選により売買が決まったわけでございますが,そういう中で,この駅西線は,将来赤塚駅の北と南を結ぶ大きな重要なかけ橋となるわけでございますので,その辺の将来の問題はどうなるか,お尋ねをしたいわけでございます。

 続きまして,第5点は,若宮処理場についてでございます。

 これらにつきましては,まず皆様方のお手元に水戸市の市政概要として,下水道部から出た資料がございます。それをお手元に配付しておいたので,計数でございますので,議長のお許しを得て質問をしていきたいと。

 この中に,下水道の整備は,ここに計画区域を6処理区に分割,このうち3処理区がフレックスプラン,1処理区が流域下水道事業,1処理区が特定環境保全公共下水道事業で整備されている。平成8年度末の処理区域の面積は1,816ヘクタールで,事業認可区域が2,863ヘクタール,整備率は63.4%,また整備区域人口10万4,681人で,人口比普及率は,要するに42.6%,全国平均54%となっている,水洗化率は78.5%となっていると書いてございます。

 常日ごろ,岡田市長当選以来,水戸市の下水道普及率というものが,ここに書いてございます42.6%ですよと。これは一番下の下段を見ていただきたいと思うんです。一番下の段に,普及率に42.6%と矢印のところで書いてあります。これはA分のDでございますから,Aというのは,行政人口,24万5,422人でございます。これは常澄の人口を除く水戸市の人口でございます。それを,Dというのは整備区域で10万4,681人で割ったものです。そうしますと,永久に100%にならない。なぜかと申しますと,この普及率が調整区域を含めた全人口である。公共下水道というのは市街化しかできないわけですね。市街化の中でも,人口密度の高い地域しか公共下水道の人口は認可は認められないわけです。そうしますと,全人口で普及率を割った場合には,いつ100%になるんですか。永久に100%になりません。なぜならば,調整区域に,先ほど質問いたしておきましたが,大体5万人近く,四万何千人おられると思います。その人は永久に公共下水道はできないわけでございます。まだ建設省は認めないわけでございます。ですから,普及率が何%というのは,認可区域から,また市街化区域の人口から,今の整備区域を割れば,普及率というのは正しい普及率が出ると思う。分母と分子が同じくなるのには100%ですね。その数字が,水戸市総人口で割っていた普及率なんていうばかな話ないでしょう。

 また,ここに水洗化率が,一番右ですが,78.5%,この水洗化率には,この上の表のようにこの公共下水道の水戸処理区北系列と南系列の下に,双葉台,大塚・赤塚フレックス,けやき台フレックスプラン,水府・青柳特定環境保全公共下水道,常澄処理区那珂久慈流域下水道でございますので,これを含んだ水洗化率。しかし,水戸市には,たくさんの処理場を持った施設がございます。例えば西部工業団地,東部工業団地,それから水戸市が河和田団地等は,ここだけで5,000人の処理,それから平須団地,緑岡団地,酒門団地,また開発されました大きな団地等,また県営住宅,会神原とか,公共でつなぐんですが,水洗化率というのも,これだけで,建設省の所管の中だけで水洗化率をやった場合には,水戸市全体の水洗化率は出ていませんね。だから,下水道普及率も,今まで言ってきたことは非常にでたらめであった。これは間違いであった。これは理解してもらうために,今日出したんですが,そうでしょう。永久に100%ならないんですから,なるわけないでしょう。調整区域まで全人口で割っているんですから。市街化区域だけならば,全部できたときはなる。それも市街化も人口密度によって,公共下水道も認可区域は認められない。そうでしょう。認可区域だけから引けばいい。

 そういうことで申し上げますと,今度はこの上の公共下水道の水戸処理区の中で,北系統,南系統ございます。北系統というのは,常磐線から北でございますので,ここに今5万2,121人ということで,図面ありましても,こういう水戸の公共下水道の図面は,みんな常磐線の上を通っても,家がいっぱいでございます。南も,これ千波湖を交えて全部いっぱいでございます。この10年間で人口の推移が,今ここに書いています,この事業認可区域の人口B′というところには,北処理区が5万9,451人,南処理区が7万631人,これを合わせますと13万82人でございます。

 そういう13万82人,現在整備されているのは5万2,000人と3万9,000人ですから9万1,777人,今9万1,770人で,執行部が言う522リットルの平均で言えば,これで3万6,000トンか3万7,000トンです。9万1,000人,全部できたとしても,500なら4万6,000トンぐらいです。しかし,昨年度のデータがございます。水戸市の公共下水道で,水道部でもらっています。これは1,116万7,526トン,年間でございます。これを年間1世帯当たり,今2万9,431世帯になっておりますので,それを割りまして,それが379.4トン,1,039リッターになるわけですが,年間1人当たりの汚水量といいますと,1,116万7,526トンを8万2,180人で割りまして,これを365で割ります。そうすると,日量が,お金をもらっている公共下水道の整備区域の人は1人頭372リッターです。水戸市が,私ども特別委員会に出している平均値は522です。例えば,これでも1人頭150リッター,そうしますと,ドラム缶1本180リッターでございますから,1軒分にしてドラム缶が3本,日量多く計算される計算なんです。それが10日で30本,大体1月1世帯当たり100本のオーバーに見ているわけでございますね。だから,計数というのは簡単なわけですね。整備区域全部で9万1,000人ですよと言えば,執行部が言う522で掛ければ4万5,000トン。今,若宮は6万トンですね,11月に8万トンになるわけでございます。なぜこの処理量が市長が言う平成14年に満杯になりますよ。全部できたとしても9万1,000ですから,4万5,000トンから5万トン,余剰汚水が入りましても8万トンにはならない。その辺の計算を教えていただきたい。

 と申しますのは,今,し尿くみ取りの世帯数というのは2万677世帯で,人口が5万9,295人でございます。また,浄化槽,蒸発散槽,合併浄化槽でやっている人が1万5,427あります。それが浄化槽でございますね。だから,そういう形,人口にしても8万2,182人,そういう形を議員さん,執行部が全部理解してもらえば,このさっきの表に戻りますが,計画区域のA′の方です。いつも,小林助役が言われます,北処理区が8万2,000人ですよ。南処理区が17万5,000人ですよ。今,南処理区の7万の人口から10万人どうやってふえるんですか。北処理区の5万2,000ですから,3万人合わせて13万82人がどうやってこの市街化の中にふえるんですかと。この10年間で住んでいるのは2,000人とふえていないんだから,7年で1,100人ふえてない。この人口の想定は,平成元年に佐川市長がつくりました基礎資料でございます。それは,想定人口が平成元年から平成22年の伸びでやっています。平成10年には水戸市の人口が30万人という想定の中で,相当ふえるという予測をしたわけです。

 しかし,10年間,社会増,自然増,合わせましても24万7,000人で,7年間で1,080人ぐらいしかふえていない。10年間で2,000人ふえていない。そうすると,全然人口がふえないんですから,必要があるかないかという計算は簡単ですね。想定人口,今9万1,000人,先ほど常住人口の統計を頼みましたが,それには市街化が何人,調整区域が何人と出てくると思います。それに522掛ければいい。それだって,ドラム缶1本分ごまかしている。1軒の家でドラム缶3本,1月にして100本分です。こんな水量があるわけないでしょう。去年の水量は7億数千万しかもらってない。それから計算しますと,1人当たり372リッターなんですから,1人だけでももう150リッター違うんです。ですから,計算はだれが見ても簡単なわけですね。水戸市がこの下水道区域に何人いるんだ。それに522という,実際は372,それと同時に,もっと大きな問題がございます。

 今,南処理区,北処理区に下水道をつくっております。しかし,これにつながない人が全国平均で20%ございます。水戸ばかりじゃございません。どこの地域に行っても,下水道つくっても,今までどおり合併浄化槽,蒸発散槽,また処理槽を持っていて,なかなかつないでいただけない。ただ,下水道法から言えば,3年以内につながなきゃいけませんよと言っても,現実には全国平均で20%もつながない。そういうことになれば,今の水戸市の下水道普及率,水洗化率,そういうものを見直さなきゃならないでしょう。これは絶対に,市長,助役初め執行部が,この本会議には,まだ新聞記者等に,水戸市の普及率が42.6%ですよ。じゃ,いつ100%,絶対100%にならないでしょう,調整区域まで入れた計算ですから。こういうでたらめな,間違った計数で水戸市が平成14年に満杯になりますよと。どうして満杯になるんです。どうして100%,永久になったっていかないですよ,これは。そういうことは,ただし,人間はだれも間違いはございます。しかし,これは人間はそこが魅力ですから。間違えば,ただされたときに,平成元年にやったものをコンサルタントに今出して,間違った数字で25万8,000人の想定人口で出したことのデータの700万円というものは,これはむだであったということになるわけですね。なぜならば,現在の水戸市に住んでいる人口の把握がしてないからです。基礎データが間違っているかもわからない。それをやはりこの基礎データを見直させて,真実なものを,正しいもの,そしてコンサルにかけるなり,また議会と執行部が論議をするなりやらなきゃいけないと。それが,本日,大変失礼な,優秀な皆さんに資料を出しましたが,これは執行部が出したものでございますから,これに計算を,執行部が言う522で計算すりゃ何トンとわかります。

 しかし,実際は,水戸市の財政を組むのにも,前年度の実績で組んでいるわけですから,前年度の実績から言えば,372だという計算になるわけでございますので,その辺も修正する。特に建設省から指導が来ている表,いろいろ指導要綱まがいのものを見ますと,その都市,都市で違いますが,指導の内容は250から350で設定しなさいよと。ただ,その都市において大きな汚水量を出す工場があったり,いろんな施設があった場合には,その都市,都市の問題がございますから,それなりに水量を,平均値を出して下水道の事業認可の量を出してください。ですから,水戸市の場合は,前年度実績,前々年度の実績,それにプラスアルファしたとしても1人頭400リッターにはならない。そうすれば,例えば20万人になったとしても8万トンで済む。だから,とてもとても今の場合は必要ない。

 それと,私がこの通告でもっと大切なことは,那珂久慈流域へ9万トン流しますよということになれば,9万トンの経費を那珂久慈へ払わなきゃならないわけでございます。その9万トンというのは,25万8,000人の想定人口でございます。それが例えば今回の那珂久慈の算定は,若宮から那珂川の下を通って,それから常磐線を通って,あの自衛隊のわきの下を通って,クリスタルパレスのところへ行っても,まだ下がっています。それを今度は9万トンをポンプアップしまして那珂湊まで持っていくわけです。実際流さない数量を流すということであるならば,最初から下水道の口径管を持っていかなきゃならない。9万トンが流れる。それを推進で,地下50メートルか知りませんが,その経費はどのくらいかかるのか。それからポンプアップする維持経費は払わなきゃいけません。

 それと同時に,那珂久慈流域下水道というのは1,025億円の当初予算でありました。しかし,汚水処理場を初め4分の1しかできなくて,800億円かかっております。あと4分の3,それは水戸市が入るためにやれば2,400億円かかるわけです。2,400億円というのは,水戸市の人口にすれば1人頭100万円の借金であります。それだけかかるのはこれ当然です。しかし,今,水戸市の整備区域の人口5万幾らで,水戸市の今まで下水道に投資した金額は1,649億円です。これを割りますと,1人頭180万円,下水道にかかっているわけでございます。そういう係数からいきますと,これは那珂久慈入りましても,1人頭100万円かかるのは当然でございます。しかし,維持管理が大変でございます。ポンプアップをする。それと同時に,那珂久慈流域というのは,流域下水道で広域市町村圏でございますから,その維持管理の費用やなんかというのは,人口比率で割りますね。例えば常北や桂や大宮,1万人や2万人しかありません。100メートル行って1軒,200メートル行って二,三軒しかない。水戸市は100メートル行ったら100軒も200軒もある。しかし,維持管理や電気代や処理施設やなんかは汚水量と比較しますが,働く人や電気代というのは,これは人口比率ですね。そうすると,ひたちなか15万人,常陸太田が全部足しても24万6,000人になりません。ほかの市町村に全部水戸市民に負担をかけることになります。これは維持管理費というのは永久でございます。そういう将来に向かって,水戸市民が他市町村のために税負担をやる。下水道の負担をしなきゃならない。電気代を払わなきゃならない。維持管理費をみんなほかの町村のために払わなきゃならない。そういうばかなことが現実に起こるわけでございます。

 それも,本当に将来に向かって水戸市でやれば,その十何キロあります。そういう1,000億近くかかる下水道なんかは,市内に全部できてしまいます。それと同時に,これは県のですから,県から維持管理が幾らかかった。何を出せと言えば,全部水戸市が出さなきゃならないんです。そういうのを今後必要なのか。それまで水戸市がやらなければいけないのかということを出したわけでございます。ですから,そういう中で,この処理問題,導水管とか処理場,維持管理費,そういう問題がどう計算されて,市長がそういう説明をして,これから専門委員会もございますから,特別委員会ございますから,いろいろ審議をいたしますが,あとは,議会は民主主義でございますから,皆さんの御判断と執行部の御判断に任せて,私は,一番大切なのは,将来水戸市民が本当に負担が少なくて済んだと,水戸市に住んでよかったと,これが那珂久慈へ入って,みんなほかの負担になるよと,1人100万円も負担しなきゃならない。それから,もちろんそれは国補事業ですから,ただ経費はそれだけかかります。それと同時に,時間的に今からやっても5年先でございます。

 ただ我々が,これは素人で何もわかりませんから,執行部はプロでございますから,お尋ねしたいのは,本当に,市長が特別委員会のあいさつで言う,また,昨年12月で,市長のここに答弁ございますが,いろいろあります。例えば公明の伊藤議員の答弁に対しては,平成15年公共下水道普及率70%の目標だと。70%,24万6,000人やったって,先ほどの計算からならない。これは高橋議員にも答えております。

 そういう12月に議会とともに,市民の代表,いろんな那珂久慈の流入に対しては,議会の意向を尊重するとともにということで,今後もそう答えておられるようでございますが,本当に市民の将来を考えて,市民のために何がよいか。今,施設をつくるのは簡単です,補助もありますから。しかし,これから50年,100年,維持管理費,そういう経費が物すごく,市民が他市町村のために負担しなければならなきゃなんないんだと,これだけは市長,我々は後で後世に悔いを残すことじゃなくて,何とか市民が水戸に生まれてよかった,住んでよかったと,そういうふうな行政がやられること,それが一番大切だと。特に私は言っているのは,那珂久慈へ行きますと水戸市の公共下水道,下水道部もなくなるのです。それは要らないから,みんな向こうへ出向になります。将来においては水道部も広域からとれれば,みんな県の企業局へ,−−これは茨城県の他市町村は全部そうです。県の企業局で湖南流域下水道とか,みんな流域下水道入っているのは,水道も下水もみんな県です。今,地方分権,それから地方自治というもの,そういうものが尊重される時代に,地方独立,地方の自主独立というものに対して,真剣に,また市民の将来に,市民が本当に負担がないように,心からお願いを申し上げますよ。質問に答えてください。

 以上でございます。



○議長(森富士夫君) 教育長,堀川賢壽君。

     〔教育長 堀川賢壽君登壇〕



◎教育長(堀川賢壽君) 福島議員の一般質問のうち,市議会議案第52号についての御質問にお答えいたします。

 博物館は,昭和55年に図書館との複合施設として開館して以来,郷土の自然,歴史,文化についての理解の一助となるよう,自然・考古・歴史・民俗・美術の5部門にわたる資料の収集,保存,展示を行ってまいりました。

 特に資料の収集に当たりましては,水戸に関する5部門の資料で,博物館運営上必要とされるもの,または市民の文化向上に役立つものを収集しております。このうち,美術部門につきましては,江戸時代以降現代までの水戸出身,または水戸にかかわりの深い美術家が制作した,すぐれた作品の収集を基本方針として定め,これに基づき計画的に収集に努めてまいりました。

 また,資料の購入に当たりましては,外部の専門家による博物館資料の収集専門委員会を設け,収集に値するすぐれた作品であるかどうか,また価格の妥当性等について検討をいただいてから,決定いたしております。

 横山大観は,御承知のとおり,昭和12年に第1回文化勲章を受賞するなど,水戸の生んだ最高の芸術家であり,収集方針に当てはまるものと考えております。

 今回取得しようとしております作品は,この方針に基づくものであり,資料収集専門委員会に諮るとともに,他の館における大観作品の購入例を参考に検討し,博物館で展示するのにふさわしい価値の高い作品であり,価格も適正であると判断したわけでございます。

 横山大観は,数多くの作品を残しましたが,一定の大きさとすぐれた内容を持つ作品については,数も限られており,新規に入手することはなかなか難しい状況にあります。今回の作品と同等のものを入手する機会は今後なかなかないと思われますので,ぜひこの機会に購入したいと考えております。

 なお,購入財源につきましては,篤志家の寄付により美術品の購入や芸術振興を図る目的で設置された芸術振興基金の取り崩しを,平成9年度当初予算において措置しておりますので,それを執行したいと考えたものでございます。

 横山大観を初め,郷土・水戸の偉大な先人の業績を,身近に利用できる場で市民に広く紹介していくことは,水戸市の文化施設である博物館の重要な責務であり,その大きな一歩としてこの作品を位置づけるものであることを考えておりますので,何とぞよろしく御理解くださるようお願い申し上げます。



○議長(森富士夫君) 市長公室長,江橋勇君。

     〔市長公室長 江橋勇君登壇〕



◎市長公室長(江橋勇君) 福島議員の御質問のうち,常住人口調査費委託金についてお答えいたします。

 この調査は,5年ごとに実施されております国勢調査の間における人口及び世帯の移動状況を明らかにし,各種行政施策上の基礎資料を得ることを目的に,茨城県統計調査条例に基づき行われているものでございまして,最近の国勢調査結果を基礎といたしまして,毎月の自然動態及び社会動態を加除し推計するものでございます。

 御質問の平成元年10月1日における常住人口は,23万3,962人でございます。また,平成7年国勢調査時の常澄地区を除いた水戸市の区域内人口は23万5,043人となっており,そのときの市街化区域内人口は18万9,831人,市街化調整区域内人口は4万5,212人と推計したものであります。



○議長(森富士夫君) 総務部長,関敏夫君。

     〔総務部長 関敏夫君登壇〕



◎総務部長(関敏夫君) 福島議員の一般質問のうち,賭博場についての御質問のうちボートピアについてお答えいたします。

 中河内町の場外舟券売り場計画につきましては,平成6年11月以来,市に対して設置要望のための同意の求めや反対の陳情が提出され,市議会に対しましても,賛成・反対の請願,陳情が提出されるとともに,担当委員会への付託により審議が進められてきたところでございます。

 このような状況の中で,去る2月17日,ボートピア設置に係る請願,要望書,同意書等が取り下げられましたので,この計画については中断されたものと理解をしております。

 なお,議員御指摘の新たな動きがあることにつきましては,承知いたしておりませんが,市長のボートピア設置に関する基本的な考え方は,青少年の健全育成や交通事情等,市民の生活環境に与える影響や,第4次総合計画に照らして,市内においての設置同意は極めて困難であるという考え方に変わりはございませんので,御理解をいただきたいと存じます。



○議長(森富士夫君) 都市計画部長,佐藤研一君。

     〔都市計画部長 佐藤研一君登壇〕



◎都市計画部長(佐藤研一君) 福島議員の一般質問のうち,赤塚駅周辺関係についてお答えいたします。

 まず,赤塚駅の自由通路や橋上駅舎化につきましては,平成9年度より実施設計に入り平成10年度から支障物の撤去,仮設駅舎の建設などを経て本体工事に着手してまいります。これらの工期につきましては,自由通路が11カ月,橋上駅舎が18カ月をそれぞれ予定しております。

 次に,北口地区の再開発事業ですが,地元関係者の御理解を得て,今日まで事業を進めてきたわけですが,平成10年度は建設工事着工に向け,事業を進めてまいります。事業につきましては,平成10年度から12年度の継続事業によりまして,平成12年度中期を完成目途に整備を進めてまいります。

 また,都市計画道路3・6・30号赤塚駅水府橋線につきましては,平成9年度末で全体の約30%の建物補償や用地買収が進み,平成13年度供用開始を目途として,再開発事業などの関連事業と整合を図りながら進めてまいります。

 次に,赤塚駅南口の土地区画整理事業ですが,本年3月末の茨城県都市計画地方審議会を経まして,面積約11.2ヘクタールの区域を都市計画決定する予定であります。本事業にあわせ,南口駅前広場や都市計画道路3・4・148号赤塚駅南線などを整備してまいります。事業完成年度は平成14年度を目途としております。

 最後に,都市計画道路3・4・149号赤塚駅西線の整備についてでございますが,御質問の常磐線北側の区間につきましては,これまでの経緯や現況を踏まえまして,沿線地区のまちづくりを進めるためには,面整備事業の中で整備していくことが合理的と考えております。したがいまして,今後とも,地元の動向を踏まえながら,早期整備の検討を行ってまいりたいと考えております。

 なお,常磐線南北を結ぶ道路体系の確保につきましては,赤塚駅南口土地区画整理事業と並行して,県道玉里水戸線を初めとした踏切改良を行うなど段階的に進めてまいりたいと考えております。



○議長(森富士夫君) 下水道部長,橋本耐君。

     〔下水道部長 橋本耐君登壇〕



◎下水道部長(橋本耐君) 福島議員の御質問のうち,下水道行政についてお答え申し上げます。

 まず,平成8年度末における水戸処理区の処理人口でございますが,北系列で約5万2,000人,南系列で約4万人の計約9万2,000人という状況でございます。また,処理汚水量は,1日当たり約4万7,000立方メートルでございます。

 次に,水戸市浄化センター北系列・旧若宮処理場での処理対応能力は,現在増設中の第4系列が完成いたしますと,1日当たり約8万立方メートルとなる見込みでございます。一方,北系列への流入汚水量予測は,第4次総合計画で掲げた目標普及率,平成15年度末70%を達成するためには,水戸処理区の処理人口を約16万7,000人,流入汚水量を約8万9,000立方メートルと見込んでおるところでございます。

 したがいまして,旧若宮処理場では,平成15年度末においては,流入汚水量のうち約9,000立方メートルが処理ができないものと考えております。

 この算定に当たりましては,流入汚水量の予測をどのようにとらえるかが問題でございますが,まず汚水量原単位の考え方は,平成8年度末を目標とした事業認可における計画原単位が,北系統622リットル,南系統567リットルとなっております。これは,平成8年度の計画家庭汚水量原単位491リットルに,事業所排水や地下水の侵入率を加えた数字でございます。

 また,現計画の目標年次であります平成22年の計画家庭汚水量原単位1人1日522リットルに計画処理人口を乗じ,さらに事業所排水量と地下水量を合計した計画区域内総発生汚水量を,計画処理人口で割った1人1日当たりの原単位は,北系統で667リットル,南系統で651リットルとなるものでございます。

 将来にわたる汚水量を予測するには,これらの汚水量原単位を年次ごとに補正し,各年度に整備予定面積内の人口を乗じ,さらに水洗化率85%を乗じて流入汚水量としたものでございます。

 次に,水戸市が那珂久慈流域下水道に参入する場合に必要な管渠の口径でございますが,現計画の日最大約9万立方メートルで見た場合,管渠の能力を決定するためには,汚水流出量の変動に対して十分な流下能力を必要とすることから,計画時間最大汚水量に基づき計算いたしますと,口径1,650ミリメートルの管渠が必要となります。

 次に,那珂久慈流域下水道へ参入する場合の事業費でございますが,コンサルタント委託により算出された概算事業費では,まず建設費のうち管渠については,既設東部幹線の起点から行政界の那珂川右岸までの分といたしまして,延長約1.5キロメートルで約19億円と,水戸市浄化センター北系列へ汚水圧送のための連携ポンプ場を1カ所約10億円と算出しております。

 また,行政界の那珂川右岸から那珂久慈浄化センターまで,延長約11.3キロメートルで,約122億円と,幹線の途中に中継ポンプ場を1カ所約22億円と算出しております。

 次に,処理施設でございますが,水戸市分約9万立方メートル参入の場合,事業費で約162億円と算出しており,建設費合計では約335億円と算出しているところでございます。

 次に,維持管理費でございますが,中継ポンプ場,浄化センター合わせた1年間の維持管理費は約4億円と算出しております。

 また,計画の見直しについてでございますが,水戸処理区の現計画は,平成元年度に行いました基本計画の見直しにより策定しているところでございます。したがいまして,平成元年度において目標年次を平成22年に設定し,人口フレームや汚水量原単位などの推計を行っております。これらの諸元につきましては,現在,市議会の公共下水道早期普及整備方針等対策調査特別委員会で御審議をいただいておりますが,福島議員の御指摘を十分踏まえまして検討してまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に,公共下水道の普及率についてでございますが,普及率の算定は,建設省の指導により総人口,行政人口に対する公共下水道処理区域内人口の割合を普及率としておりますが,福島議員御指摘のように,この率では,水戸市では100%ということはあり得ませんので,御指摘を踏まえまして,今後計画区域内人口に対する普及率もあわせて表示するよう進めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(森富士夫君) 32番,福島辰三君。

     〔32番 福島辰三君登壇〕



◆32番(福島辰三君) 再質問をさせていただきますが,今それぞれ御答弁をいただきました。教育長からも下水道部長からも,また市長公室長からもいただきましたが,この絵が水戸市民のために今必要かという問題は,議案でございますので,文教委員会さんによく御審議をお任せいたしまして,皆さんの市民のためになった御理解を賜りたい。

 また,今,市長公室長からも,人口は18万,市街化ですよという話でも,また下水道部長からも,その普及率を見直したい,というよりも,わかりやすくしたいと。やはり真実なものを市民の立場に話していただかないと,永久に総人口で割ったって100%になるわけない。なるんならば,建設省へ行って,全部公共下水道の市内全域認可もらえばいい。ただ,法的にはできないから,そういう基礎計数が正しい基礎計算をして,簡単だと思うんですね。水戸市は,昨年度の実績からいえば,1人頭372リッターですから,それを400リッターとしても9万人なら3万6,000トンだと。520だって,18万人が市街化全部入ったとしても,けれども,その中から2割は全国平均つながないんですから,それを100%つないだとして400で9万トンなわけですから,そうすれば,万が一,1万トンは,今,5万人の,例えば処理場が見川のクリーンセンター等でも処理しているわけですから,そこへつなげば,もうすぐ処理ができてしまう。そうすると,水戸市には,当座どこも要らない。しかし,最終的には,これは日本国憲法でも文化的な最低生活ということですから,公共下水道へつなぐことはわかります。

 しかし,当座,市民に100万幾らも借金をさせて,平成14年には満杯ですよなんて,そういう係数はどうやっても出てこない。ですから,計数を出す場合には,幼稚園生でもできるんです。人口何万人掛ける,執行部が言う522。我々は372リッターだから,400掛ければ10万人で4万トンですよ。20万人で8万トンです,我々の計算では。そうすれば,若宮では,あと10年たっても,人口の伸びが10年間では一千八十何人しかないんですから,2,000人。だから,このまま推移すれば,平成20年たっても必要ないということが出るので,我々に,−−それよりも,私が最終的に言いたいことは,今,調整区域は永久に下水道ができないわけでございます。農業集落排水で,飯富地区,上国井地区,加倉井地区,また飯島地区,そしてこれら酒門,河和田やいろんなところができるでしょう。それを早急にやることだと思っているんです。

 農業集落排水というのは,国の補助が50%,県の補助が20%,地元水戸市が25%,地元の人が5%で,例えば藤井なら25万円でできたんです。今,水戸市の合併浄化槽を5人槽をつけますと,大体150万円,百二,三十万とられます。水戸市は36万円ぐらい補助して補助要項を変えましたが,そうすると1人頭80万円ぐらい,合併浄化槽をつけて流すだけでかかる。しかし,農業集落排水等は25万や30万円でできる。市民負担が非常に緩和されております。ですから,水洗化率も,全体をやっているところを全部含めると,水戸市は普及率も相当上がるんで。また,いつも市長並びに執行部も言う下水道普及率も,正しい下水道の認可区域並びに計画区域から整備区域を割れば,普及率が簡単に出るわけですから,そこら辺を正しい計数,それよりももっと大切なことは,正しい基礎の真実が,今市街化に何人です,調整に何人ですよと,その中で,北処理区には何人ですよ。南処理区には何人ですよ。将来はここに何人ふえる予定ですよと正しい基礎計数を出して,コンサルタントに頼まなければ,平成元年にやった資料で,25万8,000人なりますよと,10年たっても千何人しか伸びてないのに,まして,本当は25万8,000ということは,もう七,八万人ふえていなければ想定人口30万人にはならない。そういうことでございますので,正しい計算のやり方と正しい理解をしてもらいたい,こういうことでございますので,心から強く要望したい。

 最後に,通告しておきましたが,競輪の問題でございますが,私は,取手競輪を廃止してくれ,というのは,去年は,今年1億円の見込みあったわけです。しかし,5,000万円ぐらいしか入らない。そうすると,来年はもっと下がるだろう。というのは,全国各地を視察しましても,廃止するということじゃなくて,水戸市が手を引きなさいということです。それで,土浦・水戸でやって,戦災復興で競輪やっていますから,土浦へお任せをして,水戸市は手を引いた方が,将来にも我々,−−10年前,20年前8億円入ったり5億円入っていた。それがだんだん下がってきて,去年が1億円,今年は9,000万円入るだろうといったら,5,000万円しか入らない。来年はもっと下がっていきます。それ以上に,取手の競輪場が古くなって改修しなければならない。改修するときは200億円もかかるわけです。それは,あそこを支配しているのは地元の取手市と県と水戸・土浦市の3者しかないわけでございますので,それを負担になりますと,これから20億円,40億円なると,そういう形をして,−−私が聞きたいのは,この間も,伊東市へ私ども行政視察へ行きましたら,伊東競輪開催していますが,もうここも赤字になっていくだろう。まだ九州の方でも幾らやっても赤字だという団体があるわけでございますので,今のうちに,水戸市が手を引いてやるべきだろう。

 それと同時に,あと,私は3年か5年でもう赤字になるんだろう。赤字になった場合には,市民の一般血税からばくち場へ持ち出されなければならない。こういうばかなことをやっちゃいけない。また,やるべきではないと私は思っております。だから,もう今のうちに手を引くべきだとこう思っておりますが,いつになったら,あと3年後ぐらいには,私は赤字になるんだろうと思っていますが,その見通しをお尋ねして,またそういうやめる意思があるかないかをお尋ねして,質問を終わらせていただきます。

 以上です。



○議長(森富士夫君) 産業経済部長,内藤省三君。

     〔産業経済部長 内藤省三君登壇〕



◎産業経済部長(内藤省三君) 福島議員の競輪についての御質問にお答えいたします。

 競輪事業につきましては,長期化する景気低迷の影響を受け,全国的に入場者の減,購買単価の減等により厳しい状況が続いております。水戸市・土浦市で構成する2市組合におきましても,平成8年度の売り上げは,対前年比5.6%減,収益は15.9%減となっており,いかに売り上げ減少に歯どめをかけていくかが大きな課題となっております。

 そのため,茨城県を初めとする施行者間で協議をし,平成9年度には車番制の導入を図るなどファンサービスの向上に努めるとともに,テレビコマーシャル放送等によるPRの強化と対応策を講じたところでありますが,依然として厳しい状況が続いております。

 今後の対応といたしましては,2市組合は,昭和33年に地方自治法により設立されたもので,これまでの歴史を踏まえ,当面土浦市との連携を深めながら,CSテレビ,すなわち通信衛生を利用した実況映像提供による電話投票の促進,他競輪場の車券発売を受託する場外開催等,売り上げ向上のための新たな方策を検討し,収益確保に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解をいただきたいと思います。



○議長(森富士夫君) 以上で,議案質疑及び一般質問は終わりました。

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△議案付託



○議長(森富士夫君) それでは,ただいま一括上程いたしてあります議案第1号=ないし=第62号,報告第1号及び第2号,以上64件については,お手元に配付してあります議案審査分担表のとおり,それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

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      議案審査分担表

                   (平成10年第1回水戸市議会定例会)



委員会名
審査区分


総務環境委員会
議案第1号,議案第2号,議案第3号,議案第5号,議案第6号,議案第7号,議案第8号,議案第9号,議案第10号,議案第11号,議案第12号,議案第13号,議案第14号,議案第18号,議案第19号,議案第20号,議案第31号,議案第34号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第11款,第2表継続費,第3表債務負担行為中文教福祉委員会,産業水道委員会,都市建設委員会所管分を除く),議案第37号,議案第39号,議案第47号,議案第53号(ただし,第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第5款,第6款,第7款,第8款,第9款,第10款,第11款,第2表継続費補正中第8款,第10款,第3表債務負担行為補正中文教福祉委員会,都市建設委員会所管分を除く),報告第1号,報告第2号(ただし,別表中歳出を除く)


文教福祉委員会
議案第4号,議案第15号,議案第16号,議案第17号,議案第22号,議案第23号,議案第24号,議案第25号,議案第26号,議案第27号,議案第28号,議案第29号,議案第30号,議案第34号中第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第9款,第10款,第2表継続費中第10款,第3表債務負担行為中文教福祉委員会所管分,議案第35号,議案第40号,議案第52号,議案第53号中第1表中歳出中第3款,第4款中文教福祉委員会所管分,第9款,第10款,第2表継続費補正中第10款,第3表債務負担行為補正中文教福祉委員会所管分,議案第54号,報告第2号中別表中歳出


産業水道委員会
議案第32号,議案第33号,議案第34号中第1表中歳出中第5款,第6款,第7款,第3表債務負担行為中産業水道委員会所管分,議案第38号,議案第41号,議案第42号,議案第46号,議案第53号中第1表中歳出中第5款,第6款,第7款,第11款中産業水道委員会所管分,議案第56号,議案第57号,議案第58号,議案第62号


都市建設委員会
議案第21号,議案第34号中第1表中歳出中第8款,第11款,第2表継続費中第8款,第3表債務負担行為中都市建設委員会所管分,議案第36号,議案第43号,議案第44号,議案第45号,議案第48号,議案第49号,議案第50号,議案第51号,議案第53号中第1表中歳出中第8款,第11款中都市建設委員会所管分,第2表継続費補正中第8款,第3表債務負担行為補正中都市建設委員会所管分,議案第55号,議案第59号,議案第60号,議案第61号



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△日程第2 請願,陳情



○議長(森富士夫君) 次に,請願,陳情に入ります。

 お諮りいたします。この際,請願の取下げの件を日程に追加し,直ちに上程することにいたしたいと思いますが,これに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(森富士夫君) 御異議なしと認め,さよう決しました。

 それではお諮りいたします。請願第5号(平成7年)公営競艇事業の専用場外売場の設置に関する件については,提出者から取下申出書が提出され,請願の付託委員会である総務環境委員会においても,その取下げ申し出を承認いたしております。よって,請願第5号については,取下げ申し出を承認することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(森富士夫君) 御異議なしと認め,請願第5号の取下げ申し出については承認することに決しました。

 次に,今議会に提出されました請願,陳情は,お手元に配付してあります請願陳情文書表(?)のとおりであります。

 それでは,本請願,陳情については,文書表のとおり,それぞれ所管の総務環境委員会及び議会運営委員会に付託いたします。

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△次回の議事日程の報告



○議長(森富士夫君) それでは,次回の議事日程につきましては,後ほど文書で差し上げたいと存じますので,あらかじめ御了承願います。

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○議長(森富士夫君) 本日は,これにて散会いたします。

          午後零時6分 散会