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福島県 川内村

平成24年10月 臨時会(第4回) 10月18日−01号




平成24年10月 臨時会(第4回) − 10月18日−01号







平成24年10月 臨時会(第4回)

                                 川内村告示第19号





     平成24年第4回(10月)川内村議会臨時会を次のとおり招集する。





        平成24年10月10日





                       川内村長  遠 藤 雄 幸





    1 期  日  平成24年10月18日(木)





    2 場  所  川内村役場 議会議場







































            〇応 招 ・ 不 応 招 議 員





   応招議員(10名)



      1番  横 田 安 男 君    2番  松 本 勝 夫 君



      3番  佐久間 武 雄 君    4番  渡 邉 一 夫 君



      5番  井 出   茂 君    6番  堀 本 雄一郎 君



      7番  井 出 剛 弘 君    8番  新 妻 一 浩 君



      9番  高 野 政 義 君   10番  西 山 東 二 君



   不応招議員(なし)







































             平成24年第4回川内村議会臨時会



 議 事 日 程(第1号)



                  平成24年10月18日(木曜日)午前9時開会



 日程第1  会議録署名議員の指名

 日程第2  会期の決定

 日程第3  議案第76号 平成24年度川内村一般会計補正予算(第6号)

 日程第4  議案第77号 工事請負契約の締結について

 日程第5  議案第78号 工事請負契約の締結について



















































  出席議員(9名)



      1番  横田安男 君      2番  松本勝夫 君

      3番  佐久間武雄君      4番  渡邉一夫 君

      5番  井出 茂 君      7番  井出剛弘 君

      8番  新妻一浩 君      9番  高野政義 君

     10番  西山東二 君



  欠席議員(なし)

      6番  堀本雄一郎君



  地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

          村長      遠藤雄幸 君

          副村長     猪狩 貢 君

          総務課長    松本 茂 君

          復興対策課長  井出寿一 君

          住民課長    横田善勝 君

          保健福祉課長

                  猪狩 貢 君

          事務取扱副村長

          農村振興課長  古内建治 君

          出納室長    松本 茂 君

          教育課長    三瓶博史 君

          代表監査委員  秋元 正 君



  本会議に出席した事務局職員

          議会事務局長  秋元英男 君























△開会の宣告





○議長(西山東二君) 皆さんおはようございます。

 6番、堀本雄一郎君から欠席する旨の届け出があります。

 保健福祉課長の秋元賢君が病気療養中でありますので、保健福祉課長事務取扱副村長、猪狩貢君が出席しております。また、公務出張のため教育長、石井芳信君が欠席しております。

 ただいまの出席議員は9名であります。

 定足数に達しておりますので、これより平成24年第4回川内村議会臨時会を開会いたします。

                                 (午前10時00分)





△開議の宣告





○議長(西山東二君) 直ちに本日の会議を開きます。





△議事日程の報告





○議長(西山東二君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付した文書のとおりでございます。





△会議録署名議員の指名





○議長(西山東二君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、議長において、

 8番 新 妻 一 浩 君

 9番 高 野 政 義 君

を指名いたします。





△会期の決定





○議長(西山東二君) 日程第2、会期の件を議題といたします。

 お諮りいたします。本日の臨時会は、10月18日の1日間といたしたいが、これにご異議ありませんか。

          〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 異議なしと認めます。

 よって、会期は本日のみの1日間と決定いたしました。





△議案第76号の上程、説明、質疑、討論、採決





○議長(西山東二君) これより議案の審議を行います。

 日程第3、議案第76号 平成24年度川内村一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。

 事務局長をして議案を朗読させます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(西山東二君) 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。

 村長、遠藤雄幸君。

          〔村長 遠藤雄幸君登壇〕



◎村長(遠藤雄幸君) 皆様おはようございます。

 平成24年第4回川内村議会臨時会を招集いたしましたところ、議員の皆様には何かとご多用中ご出席を賜りまして誠にありがとうございます。

 また、去る、13日の天皇、皇后両陛下の本村ご訪問に際しましては、議会議長はじめ、議員皆様のご支援とご協力によりまして、行幸啓も滞りなく終えることができましたことに対して、お礼を申し上げますとともに、今回の両陛下のご訪問によって多くの村民が等しく享受された感激と勇気は今後の生活に大きな糧となることと思っております。

 私自身も、より一層復興に向けて邁進する覚悟でありますので、引き続き議会皆様方のご協力をお願いいたします。

 それでは、議案第76号 平成24年度一般会計補正予算(第6号)について提案理由を申し上げます。

 今回の補正予算は、歳出予算275万8,000円を補正し、この財源に予備費を充て、歳入歳出予算総額で85億8,751万7,000円となりますが、第3回川内村議会臨時会において承認された一般会計補正予算額と同額となるものでございます。

 補正予算の内容でございますが、平成23年3月11日の東日本大震災による原子力災害により、2年間の水稲作付けが制限及び自粛を余儀なくされましたが、平成25年度の作付け再開に向け、農地除染や各地区に試験田等を実施しながら、本村の基幹産業である農業の再生を目指しているところであります。

 本村全域の水田面積は495ヘクタールで、旧警戒区域を除く水田面積が約450ヘクタール、うち165ヘクタールが、そば・大豆等の転作となっております。この農地除染を、本年7月3日に川内村農地復興組合に委託し、現在、約80%強の農地除染が完了し、11月末には完了見込みであることから、来年度の水稲作付けの目途がついたため、水稲種子を確保し、農家に助成したいと考えております。

 助成の方法としては、種もみの注文を取りまとめる、JAふたばと提携し、種子購入総額の3分の2を村が負担し、残りの3分の1をJAふたばが負担を行うものでございます。

 負担金については、共同助成者であるJAふたばに助成補助金として交付するため、今回、275万8,000円の補正を行うものであります。

 よろしくご審議の上、ご決議賜りますよう、お願い申し上げ、提案理由といたします。



○議長(西山東二君) これで提案理由の説明を終わります。

 これより質疑を行います。

 その前に担当課長から要点説明を求めます。

 総務課長、松本茂君。



◎総務課長(松本茂君) それでは議案第76号 平成24年度川内村一般会計補正予算(第6号)の要点説明を申し上げます。

 4ページをお開きいただきたいと思います。まず歳出の部でありますが、水稲種子助成補助金として275万8,000円を増額補正であります。村長の提案理由のとおりでございますが、水稲予想作付け面積約196ヘクタール分の水稲の種を確保したいと思っております。総額が約413万6,000円となります。そのうち3分の2が村、3分の1がJAふたばが負担することとなります。

 歳入については予備費を充当したいと考えております。

 以上で要点説明を終わります。



○議長(西山東二君) これで要点説明を終わります。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) 質問ではないのですが、このタイトルに平成24年第3回川内村臨時議会、あともう一つには第4回臨時会と書いてあるのですが、これはどちらが正しいのか訂正してください。



○議長(西山東二君) 総務課長、松本茂君。



◎総務課長(松本茂君) ご指摘ありました。大変申し訳ございません。今回は第4回でお願いしたいと思います。申し訳ございません。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 今回、村のほうで来年度の作付けということで、種籾ということなのですが、この種籾に関しては、今回、村のほうの計らいで農地の除染等で進んでおりますが、実際、帰村に繋がると思うのです。村民が何人が帰ってきて耕作意欲をもって耕作するかというようなことに関連すると思うんです。現在のところ800人程度という新聞報道もございますが、2,800人のうち800人というと2,000人はまだ帰村していないという状況が現状であると思うんです。そんな中で、今回、来年の作付けに向けての種籾ということで、本当に農家の方は大変農業に来年の水稲栽培に意欲をもって取り組むとは思うのですが、実際、来年も補償金というのが5万7,730円出るということも説明の中でありましたが、実際、川内村の農業者も高齢化ということで、本当に現在仮設にいる人達が帰ってきて耕作をするか、また耕作放棄地が増えるのではないかということで、村当局は本当に除染をして万全を期しているところでございますが、実際来年の作付けに向けて村としてはどのぐらいの帰村というか、農業従事者が帰ってくるかという見通しがあると思いますが、その中で75%ぐらいの種籾の種子を購入ということで考えておるようなんですが、作付け面積がどのぐらいで農業従事者がどのぐらいでやって、どのぐらいの人が耕作をしてくれるかという一つの目安があると思いますが、それに関連して村民がどのぐらい来年度は帰ってきて農業に従事できるかという一つの目安等でもいいですから、その辺を詳しくお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 一つのモチベーションを高めるには一つの手立てかと思っておりますが、それで住民が農家の人達が帰ってくるかどうかという判断には繋がらないと思います。

 楽観的な考え方とすれば、農家の人達がそれぞれ自分の農地を耕しながら作付けをしていくということになれば、かなりの人がそこで生活をしていくということになりますが、今の現状からすると、借り上げあるいは仮設から通いながら農家をして、あるいは時にはまた戻るという状況ですので、数字的な目安ということは議員の前ではなかなか、我々期待はしていますが、戻るための施策の一つだというところで、これがすべてではないと思います。



○議長(西山東二君) 農村振興課長。



◎農村振興課長(古内建治君) 数字でございますが、今回につきましては現在、旧緊急時避難準備区域の数量でございますが、この中では280ヘクタールが平成22年度作付けされておりました。その中の今回計上させていただきましたが、7割程度ではないかと推測でございますが、その中で粳が189ヘクタール、餅米につきましては平成22年度実績が10ヘクタールでありましたものですから、今回7ヘクタールという数字で今回農家のほうの除染のほうを計画しております。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 今、水稲について広野町のほうでは、全袋検査の中で2袋くらい放射性の高い袋が出たということもございますが、来年度作付けに対して本当に村では土壌調査とかいろいろやった、除染をやった中で、来年の作付けは大丈夫だというような説明もありましたので、できれば来年は村民が戻って作付けをしてもらって自分達の作った米を、おいしい米を全村民が食べれるような生活ということで、本当に村当局が今農地の除染等で一生懸命やっていただいておりますが、1つは農業後継者、若い人達が一番問題だと思うのです。ほとんど今農業に従事している人達は、本当に年老いた人達、実際にはそういう人達ができないとなると、耕作放棄地がいっぱい出てくるのではないかと心配するところでございますが、でき得るならば本当に若い人達が帰って農業、一家揃って従事できるような対策をしていただくためにも、農地の除染等は十分にやっていただいて、農地の線量というか汚染土のデータ等も詳しく広報等で出していただいて、川内の農地は作付けは絶対大丈夫ですよという、ひとつ行政のほうからそういうデータの提示も必要かと思われますが、この点については、いままでの除染の結果については、どのような結果その辺をお知らせしていただきたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 広野町の全袋検査の中に放射性物質が検出されたというのは今確認をいたしましたが、そのとおりです。どのような数値なのかということは私のほうではつかんでおりません。がしかし、こういうことは多分予想されるんです。ですからきちんと検査をするということによって、実は放射性物質を含んだお米が生産されたと。これは安全、安心を確認していくうえでもっとも有効的な手段だと思うのです。ただ単に出たからどうなのかということではなく、こういう検査を通して結果として出たと、出ないものは安心だというある面ではそういう見方もできるんだと、こういう検査の状況は平成25年度作付けについてはしっかりと当然やっていくと考えております。

 それから、担い手の育成は、今回の震災に限らず、中山間地域が宿命的な問題です。議員が言われるように、耕作地がありながら遊休あるいは放棄地になっているという現実は、景観的にも好ましくありません。ましてこの田舎の原風景を備えた、ある面では原風景においてはマッチしない風景です。しかし古くて新しい問題。特に今回の原発の事故によってより一層加速するんだと思います。これは避けて通れないと思います。

 ですから、ある面ではきちんと安全なお米が生産できるということ。それからいままでもやってきましたが、今後民間の使用が参入できるような農地を集約しながら法人化を目指していくということもひとつの手立てだと思います。

 これはもうただ単に、農家の人達が自分の田んぼを守れるかというと、そうではないと思います。以前からも、品目横断とか水田ビジョンなんかも含めて集落で農地を管理していこうというのが提案されてきましたが、なかなか現実的にそういうことが進まなかった。進んだとしてもスピードが遅かったという現実がありますので、今後川内村の農政を確立していくためにも、この辺の問題は重要だと、我々も認識しております。データを示すということは当然でありますので、これは先ほど申し上げたとおりでありました。これは来年度に向けてきちんとしたスキームを確立しながら実施していきたいと思います。



○議長(西山東二君) 農村振興課長。



◎農村振興課長(古内建治君) 放射性セシウムの調査の結果等についてでございますが、7月期に除染をする前の放射性セシウムにつきましては、川内村内218点を調査いたしまして、その調査結果が8月末、9月頃出てきました。これにつきましては、10月号の広報と一緒に一覧表をわかりやすく図面化しまして、村民の農家の皆様にはお知らせしております。今後の経過でございますが、今後農地除染が今終わり11月期でもって水稲大体完了する予定でございますが、終わりましたらば除染後のもう一度セシウムを調査させていただきます。

 これによって、この比較をしまして、なお今後、耕土を反転しているものですから、その中の土壌中の成分を合わせて試験の結果を出したいと思います。これにつきましては、2月くらいまでやはりかかる予定でございます。これにつきましたらば10月号で載せたように、そういったことも前と比較できて、現時点の土壌にプラウ反転耕等をしたものにつきましては、底土が表にくるものですから、土壌成分が変わります。これをなぜ分析となりますと、分析をした結果によって水稲を作付けする肥料の計画になるわけでございます。そういったものを合わせまして2月には完了させまして、農家の皆様には開示していきたいと思います。

 また、こういったことにつきましても、今現在進んでいるわけですが、1年間という長期の中になりまして結果が出るものですから、現段階の中では土壌を除染する前の肥料づくりの第1段階目として10月号の広報の中に農家の方にお知らせしておきました。

 また、広野町の田んぼの米が2体と記憶しているのですが、これは県のほうからも入りまして、刈り取り及び脱穀、精米というものを、農家の人が広野町にあった機械でやっていたみたいです。そういったことでそれに付着したものが米のほうに移行したのではないかというような県のほうでは推測があったということで、2体ほど100ベクレル超えたものが出たということでございます。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 来年度につきましてなのですが、今年も農地の除染を行政側の指導のもとにやっていただいているのですが、耕作放棄地ができて来年度もまたそのような水田が出来た場合は、来年度も農地のそういう形で継続していただけるかということが1つ。

 今回は、高額なお金を出してゼオライトの費用ということなのですが、1反歩に対して1トンというようなことで、高額な金額がかかっているのですが、ゼオライトの効能というか、今回も実証試験田でやって、ゼオライトをやっている試験田とやっていない試験田があったのかどうかということで、ゼオライトの効果というか、そういうのも公表していただければ、来年度にもまた繋がるというようなことがございますので、来年度もまた除草、草刈り等をやっていただけるのかどうかということもひとつお聞きしたいと思います。

 それから、先ほど村長が言ったように法人という形で、法人のほうが県のほうでも新規事業参入ということで、建設会社も農業のほうに入るようにという話も来てますが、できるならば、そういう耕作放棄地がなくなるように、行政指導の中で新規事業参入のほうにも力を入れていただければと思いますが、ひとつその件についてよろしくご答弁お願いしたいと思います。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 来年度、遊休地、放棄地について、今回やっていない除染を継続するかどうかというご質問ですが、それはもう難しいと思います。今年のうちに除染を完了すると、残ったものは来年の年明けの可能性があります。それから新規参入についてはウエルカムです。どのような条件をクリアすべきかということ渡邉議員はご存じだと思います。そういったものをクリアできれば、村としては完了したと思います。



○議長(西山東二君) 農村振興課長。



◎農村振興課長(古内建治君) ゼオライト、土壌改良材という5つ計画がございますが、その効用についてでございます。昨年の12月ぐらいまでは放射性物質の吸収材という形の中で動いていたのですが、その試験の結果、なかなか吸収剤としては、パーセンテージが上がらないということになったようで、福島県につきましては4月1日以降、土壌改良材という位置づけでの施養になっています。まず1トンでございますが、私達の6月の定例議会の中でも事業実施についてやったときに、計画を4月末から5月段階に組んだときでございますが、1トンは土壌改良材という県の方針の中でやった場合、土壌中の陽イオン効果という形になるのですが、その効果を上げるがために、ある程度2トンとか3トンを多く上げれば一番いいということなのですが、なかなかそういったことにはいかない金額もかかるので、土壌改良材としては1トンくらいの中でのお願いをしたいとお話し合いの検討の中でなりました。また、なぜ1トンが出てくるのですが、昨年の12月期の中で、土壌セシウム吸着剤ということをひもときますと、200キロとか300キロの中では全部吸着率は全然出てきません。これは800から1トンという数字を入れてはじめてセシウムが15%下がるという試験結果がございます。

 そういったことも踏まえまして、村としましては土壌改良材の要点、それから吸着剤の従来からの試験結果の中の2つの要点を取り込みまして1トンという数字を大変高価なのですが、させて現在国のほうの除染対策のほうから認可をいただきまして、現在進んでいる状態でございます。ゼオライトにつきましては、以上でございます。



○議長(西山東二君) 7番、井出剛弘君。



◆7番(井出剛弘君) 種籾は、高冷地の場合もございますので、たかねみのりの株と。種の希望をとっておそらく作付けの希望をとるんでしょうけれども、種籾の配布の量なのですが、農家は共済面積で配布するのか、また個人の直接の面積で配布するのか、そこちょっとお尋ねします。



○議長(西山東二君) 農村振興課長。



◎農村振興課長(古内建治君) 種籾ですが、全体的には1反当たり4キロという計測をしております。これは従来もそうでございますが、4キロあれば1反は大体間に合うということで計算はされています。

 それから、共済面積と実面積という形なのかと感じるのですが、私どものほうは、水田調整面積、皆さんからの申告でもった面積でつかんでおります。この中での配布という形になるのかと考えております。私どもの調整面積が、共済のほうに面積にいくわけでございます。

 種籾の種類でございますが、こちらにつきましては当然ひとめぼれであったりそういうものもやっていることですから、品種別にとらなくてはならないかと。もちろん、うるちともちも分けなくてはならないと考えております。



○議長(西山東二君) 7番、井出剛弘君。



◆7番(井出剛弘君) よくわかりました。よろしくお願いします。



○議長(西山東二君) ほかにありませんか。

 5番、井出茂君。



◆5番(井出茂君) 質問は先ほどの渡邉議員といくつかかぶる点がございます。

 1点目に、村は農地に関しては、最優先課題は除染ということを言われてまして、実際農地の除染を進めているところでありますが、平成25年度以降の農業政策の基本となるのは除染ではないと考えております。

 この種子の確保についても、総額でいうと400万円程度ということで、確かに農家にとっては財政負担が少なくてすむのではないかと考えますが、先ほど村長の答弁にもありましたように、このこと自体がモチベーション上がるとは思わないと言われていました。であれば、農家の方が戻ってきて農業をやりたいと思うような農業政策というのは、村のほうでしっかりした農業政策がない中での個人のやる気とか、そういったものに任せていたのでは、やはり耕作放棄地は加速度的に増えているということは誰が考えてもわかることですよね。こういったものに関してどういった農業政策をこれからもっていきたいのかという部分が、やはり見えてきていないというのが感じとられました。そこで、農業政策についてどのようにしたいのかという部分をお伺いしたいと思います。

 それから、もう一つ、風評被害で売れないのではないかということがあります。確かにそうかもわかりませんが、試験田で作ったお米を放射性の物質が含んでいるのかどうかということだけではなく食味の部分も検討していかないと、風評被害以前の問題として乗り越えなければならないハードルは相当高いものがあると思います。この辺をしっかりと方針を決めてやらないと、作ったはいいけど作っただけでは終わらない。この部分をどう考えているのかお伺いします。

 もう1点。先ほど渡邉議員もおっしゃっておりましたが、担い手不足は前から大きな問題としてあったわけです。この部分についてどういう形で担い手を育成していくのかという部分で、やはりこれは民間任せでは当然農地なんかを守れるわけはありませんので、やはり行政指導でどうやったら守れるのか、守っていくことができるのかということも検討しなくてはいけない問題ではないかと考えております。

 なぜならば、川内村の多くの景観を作っているのは農地であり、山林であります。この部分を抜かして、やはり川内村の再生はないからです。以上です。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 渡邉議員に答弁して種子が確保して、それに助成することはモチベーションにつながらないという答弁ではなくてすべての中の一つであるということです。全体ではありません。そういう一つの動機付けがあって、農家の人達が作付けの意欲は、減退させないような仕組みづくりは必要だと考えております。

 今後の農政問題ですが、ただ単に経済的な見地だけで農業はできないだろうと思っています。やはりいままでの歴史や文化もあります。こういったことも含めると、やはり当然経済的な負担を強いられている。あるいは結果として評価されていない。市場原理の中で評価されていない、こういう現実はしっかりと認識して、意欲を減退させないような行政のバックアップは必要だと考えております。

 それから、食味の問題ですが、これは感覚的な部分もあるんだろうと思います。だからといって高冷地で適さない種子を確保しながら作付けをしていくということは問題でもありますので、こういったところも十分検討しながら種子の確保、あるいは今後の適作を踏まえて作付けは奨励していかなければならないかと考えております。

 3つ目の担い手は大きな問題です。今回の除染を進める中で、コストの問題と合わせて、大きな問題は担い手をどう確保していくということになるのかと考えております。除染をして耕せるような耕作地が復元したとしても、そこに担い手がいない現実がおそらく考えられるのではないでしょうか。

 ですから、やはり川内村の産業構造から言えば水稲、農業を復活させていくということは必要でありますので、やはり動機付けとしてはなんとか集約していく、あるいは品目横断的な農業といったところにもバックアップしていく。そしてその集落というのは、ただ単に農業の営みだけではないんですということも含めて、6次化も進めていくということも必要かと考えています。



○議長(西山東二君) 5番、井出茂君。



◆5番(井出茂君) 答弁ありがとうございます。先ほどの種子をやるのはそうならないとは私は言っていません。その一つだと村長は言いましたねということを言ったまでであって、誤解なさらないようにお願いします。

 今の話で村民農家に向けてのメッセージ性が非常に弱いなと考えております。村長も具体的にどういうことがあれば、こういったものが進んでいくのかなというところはやはり平成25年度に向けて既に検討されなければならない時期にきていると思います。除染できれいになりました。農地があります。どうぞ耕してくださいでは、これではどういう動機付けでそこに来るのかというのが全く見えていないので、その辺の答弁をお願いします。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 集落への関心は高まって、自分のふるさとに戻って従来の農地を耕しながら、生活の一部に充てていこうという関心は高いのだと思うのです。ただ、今現実的にこのような原発事故で土壌が汚染されている。農地が作付けができないような状況であるということでありますので、しっかり除染をしていくということはすべてのスタートだと思っています。

 こういう中で、やはり現実的に帰村がまだ進んでいない状況です。当然農地も除染したからといって耕せるような状況になりながらも、ひょっとしたらば遊休地、あるいは再度耕作放棄地ということにつながっていくということも、とても懸念していますので、やはり動機付けという意味では、1つは今までの中山間地域の直接支払い制度をさらに充実していくということも必要だと思います。それから土地を集約していくということです。第三者的な農業法人が参入しやすいような取り組みについても、十分許認可の問題もクリアしながら進めなければいけないけれども、そういうことでは門戸を開いていきたいと考えております。

 やはり、そこで生活をして農業で生活ができるというシステムの中では、集約をしながらコスト縮減をしていくということでしょうか。現在、大型の機械なんかも導入していますので、こういったものがさらに利活用できればと考えております。



○議長(西山東二君) 5番、井出茂君。



◆5番(井出茂君) 答弁ありがとうございます。多くの村民が戻ってきて魅力ある農業を、やってよかったと思われるような農業ができるそういう時期がくることを願ってやみません。

 やはり先ほど村長が言われた食味は感覚だと言われましたが味覚です。感覚ではありません。味覚ですからこれは一人ひとりがしっかりおいしいものかどうかというのはわかります。現実的に耕作放棄地で3年間作らなかった所を再起させたときに、非常に古米ではないかという言われ方をしている。要するにセイダカアワダチソウが生えてそこをやった時に、ガス化されて土壌の成分が変わってしまうということで、3年間はそういったことが続くんだということも、やはり報告書があります。そういった中で、どうしたらそういったものを上げることができるのか。先ほど課長はゼオライトは吸着剤よりもむしろ土壌改良剤に近いんだという話をされておりましたが、それではやはり除染効果という部分との整合性がとれないんではないかとは思います。ですから、やはり耕作放棄地、それから遊休地を極力少なくする。それから耕せるものについては、強制的にでも何らかの形で水を張って耕していくという方向性の中で、やはり基本的な水稲の方針を出していくべきではないかと思いますので、多くの農家の方と今後も話し合いをしながら、進めていっていただきたいと考えております。

 まずは、行政がリーダーシップをとってやっていただくのが一番だと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) かつて減反奨励作物として、大豆、麦あるいはそばが奨励されました。

 しかし、なかなかこれが経済的にうるおしてきたかと、水稲に代替えかわるもので潤してきたかというと、そうではないと思います。それは1つは耕作面積が少ない効率的ではなかったということもあるのでしょうけれども、当初は村がきちんとバックアップしながら補助金を出しながら耕作してもらう。あるいは減反奨励金というもので耕作を進めていくと。ただ、補助金を貰ったり、あるいは奨励金をもらいながらできるうちは耕作しましたが、問題はそれがどうなるかということだと思います。なかなか国の農政策の中で現場が翻弄されてきたということは、否めないと思います。

 これを村がどのような動機付けをもって、今後水稲と合わせて複合的な農作を奨励していくかということは非常に難しい問題だと思います。一番はモチベーションを下げさせない。高めていくための秘策として、ただ単にお金だけではないということも十分理解していますので、こういったところの制度づくりをしながら、あるいはもうちょっと価値が違う農家、農業。ただ単に生活を潤していくいうことではなくて、土を触ることによって楽しいとか、爽快だとか、こういう感覚も助成していかなくてはいけないのかなと考えております。

 具体的にということになると、なかなか中山間地域では難しい問題ではありますが、作物をつくる喜びということを、もう一度農家の人達に思い出してほしいと考えております。



○議長(西山東二君) 農村振興課長。



◎農村振興課長(古内建治君) 農地の除染につきまして、散布しましたゼオライトの件についてでございますが、土壌改良材という位置づけのもとに施工させていただきましたが、県の農地除染の指針の中にこのことはうたわれております。現在これは何度か説明したと思うのですが、農地の除染については深耕によるこういったゼオライトの散布、それからプラウ反転耕によるゼオライトの散布、それから表土剥ぎ取りもございます。表土剥ぎ取りにつきましては、5,000ベクレル以上のところについては、そういった形もやっていいですよというガイドライン、県の除染の指針がございます。その中でのゼオライトの施養ということになるわけですが、この中につきましては4月1日以降、ゼオライトにつきましては、土壌改良材の位置づけが大だという形でございまして、除染とは違うだろうということには確かに除くという字ではないのですが、現在の農地の除染、県のガイドラインの中にはこういった方法で行っていただきたいと載っておるものですから、村はそれにのりまして一応計画それから実行という形になったわけであります。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) 先ほどの振興課長答弁の中で、ゼオライト10アール当たり800から1,000キロ施養して、15%の吸着率しかないという発言がありましたが、これではなかなか除染をしたということにはならないと思いますし、ある学者の話によりますと、1年目、2年目、3年目が一番ピークになるのではないかというような話があちこちから聞きます。そうした場合に、急いで農作物を作付けさせるのではなくて、もうちょっとじっくりと考えて3年後にするとか、どういう形にもって行ったほうが農家のためには十分になるのではないかと。

 結局さっきから皆さんの質問と答えの中にやっていきますと、風評被害いろんなもの風評被害ではなくて、実際そういう問題がこれからもし発生したらば、ますます農家の人が生産意欲をなくしてしまうということになりかねないので、その辺の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) ゼオライトの効果というのは、先ほど課長が答弁したとおりでありまして、だからといって今の土壌の汚れているのをすべてゼロにできるかというのは不可能です。こういう中で、今までもいろんな実証データが示されたように、移行率はかなり低いと考えています。ですから、川内村の今の土壌の汚れ具合からすれば、水稲への移行は少ないと思っています。

 ですから、平成25年度、今年度の実証田はこれからですが、そういう予想の中で平成25年度の作付けもお願いしたい。お願いしたいというよりも、これはここ2年ほど作付けしていません。農家の人達にとってはかなりのストレスだと思います。あと3年待ってからというわけにはいかないでしょう、現実的に。食べ物を克服しなかったら、まして米を克服しなかったら本当の復興にはなりません。ですからそういう面では、確かにリスクは当然生じるでしょう。でもそれ以上に農家の人達の意欲が減退していくこういう現実は、目をそらすわけにはいかないと思います。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) 村長の言うことも理解はできます。やはり川内村のセシウムの量が少ないということであります。場所によっては高い所もあります。そういうことで、なかなか川内村の人達に理解を得る。いくら農家の人が焦るといっても、やはりその辺はもうちょっとお互いの消費者と生産者のコンセンサスというものが全然見受けられない。例えば、福島県の農産物を東京で開いても買うのは買いますが、人によっては帰りにごみ箱の中に捨ててしまったという人もかなりいるという話ですが、本当にびっくりしました。

 そういうことになったのならば、本当に川内村の農業の将来は足踏み状態になるんじゃないかということでございますので、もう1年待ったからといって本当に農業が駄目になってしまうのか。それは行政の指導できちんとやっておけば、必ず再生はできると確信しておりますので、その辺はどういう考えなのか。もう一度お聞きします。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 心配はつきないと思います。実際我々もすべてクリアできるとは思っておりません。しかし一歩踏み出していかないと、あるいは現実的に作ったつくった物を検査したり、あるいは消費者食べてもらったり、そういった作業を進めなかったなら、多分問題の解決にはならないと思います。議員が言われるように、慎重への対応ということでしょうけれども、ある面では踏み出していくということによって、いろんな問題が発生してくるんだろうと思います。お米を作って市場に出したら売れない、これも一つの問題でしょう。検査したけれども、ひょっとしたらセシウムが出た。これも一つの問題です。これは作っていかないと実は問題が出てこない。そういう問題をどう解決していくか。こっちのほうが大切だと思います。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) これはいくら話し合いをしても平行線になってしまう可能性もありますが、やはり農家の意欲を低下させない。これがやはり行政の皆さんの指導だと思いますので、がんばってやっていただきたいと思います。終わります。



○議長(西山東二君) ほかに質疑ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これより討論を行います。討論ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これより、議案第76号 平成24年度川内村一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の方の起立お願いいたします。

          〔賛成者起立〕



○議長(西山東二君) 起立全員です。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。





△議案第77号の上程、説明、質疑、討論、採決





○議長(西山東二君) 日程第4、議案第77号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。

 事務局長をして議案を朗読させます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(西山東二君) 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。

 村長、遠藤雄幸君。

          〔村長 遠藤雄幸君登壇〕



◎村長(遠藤雄幸君) それでは、議案第77号の工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。

 本提案につきましては、川内高原農産物栽培工場の建設に係るもので、本村の基幹産業である農業の再生のため、最新の技術と設備を備えた農産物の完全密封型水耕栽培施設を建設し、食の安全・安心と安定供給による産地づくりに結びつけるとともに地域雇用の拡大を図り、本村の新しい農業のシンボル的存在として復興の一役と地域活性化のため公益財団法人ヤマト福祉財団からの財政支援を受け、さらに復興交付金を活用して整備するものでございます。

 施設の概要としては、下川内字松川原地区に完全人工光型の野菜栽培工場で、建築面積は2,467平方メートルの鉄骨造りを予定しております。

 本工場建設の準備は、農地転用許可後の7月3日付けで「公募型プロポーザル方式による提案募集」を行い、6社から8提案を受け、7月28日には千葉大学大学院 丸尾教授を審査委員長として委員会を開催し、最終的に本村事情に最適である大阪府に本社のある「三進金属工業株式会社」が選定されました。

 その後、建物設計、そしてふくしま市町村支援機構による積算業務、さらに福島県相双建設事務所建築住宅課による設計審査を経て、見積り合わせの結果、予定価格の範囲内で、去る10月15日に請負代金4億9,875万円で仮契約を締結したので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 なお、工事完了は、来年3月28日までとし、供用開始を来年4月の予定で工事を進めて参りたいと考えておりますので、ご審議の上、ご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。



○議長(西山東二君) これで提案理由の説明を終わります。

 その前に担当課長から要点説明を求めます。

 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) それでは、工事請負契約の締結についてですが、まず随意契約、計画の方法に随意契約というものがございますが、これは先ほど全員協議会でご説明したとおりでございますが、今回は公募型、プロポーザルを採用したということで、これは財務省の通達にありまして、地方自治法条例167条の規定によりまして随意契約ということでございます。

 それから、1枚目をめくっていただきますと契約書がございますが、4番として工期が載ってございます。着工としては議会の議決のあった翌日ということになりますので、これはご理解いただきたい。それで3月28日ということでございます。それから契約書の一番裏のページでございますが、特約条項で約款の37条の規定がございますが、これは部分払いの規定でございます。そして今提案のあったとおり、村長からあったように10月15日付けで仮契約を締結したところでございます。

 以上で要点説明を終わります。



○議長(西山東二君) これで要点説明を終わります。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 基幹産業である農業施設ということで大変ありがたく思っておりますが、こういう施設には必ず採算性というものが出てくると思うのですが、最大で年商どのぐらいで、先ほど説明を受けた中でも最高8段までということで、大規模に生産できるという説明がありましたが、実際こういうものが先ほども答弁の中にもあったが、補助金をもらっているうちは、やるのはなかなか継続できないということもございましたが、最終的にこれが最大年商どのぐらいあって、どのような見通し、川内村の負の遺産にならないような事業かどうかということも、ひとつ私たちは水耕栽培については本当に千葉大学のほうにも私たちも議員として研修してきたのですが、初めて研修ということで実際販路先とか雇用問題とかいろいろありますので、契約にあたって本当にこれが実際川内村の将来に絶対自信をもって運用できるかどうかということも、ひとつ私たちも慎重に審議しなければならない事項だと思いますので、最大で20人から25人までの雇用、それから経営内容についてはいろいろ説明がありましたが、この件につきまして、この席上で詳しく絶対成功できるという自信のもとに集まったものだと思いますから、成功できないものを私たちここで契約したからといってこれに賛成するわけにはいきませんから、この内容を詳しくやっていただいて慎重審議したいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) 先ほどはこの件についてご説明しませんでしたが、先ほど1日8,600株と最大申し上げましたが、例えばレタス1個、今60円の価格で販売できればいいなということでございます。

 そうしますと、4月に例えば8,600株はできないのでしょうが、順調に経営が軌道に乗った場合については1日8,600株です。これに60円をかけまして、365日をかけますと実に1億8,000万円になります。ですからこの経営感覚で申し上げますと、ランニングコスト部分です。ですから人件費を抑えながら、光熱水費を抑えながらどれだけ生産性の高い野菜を販売するかというのが、今後の販売の先ほど農業生産法人という話をしましたが、農業生産法人の最大の課題でありますから、そういったコスト的なものについては、やはり千葉大学あるいは大阪の大学のほうから研究資料を参入しながら、そして先ほど経験のウトナの阿部さんという方もご紹介申し上げましたが、こういった経営指導を受けながらやっていきたいと考えています。

 現段階では、申し上げるべくことについてはこのようなことになっておりますが、やはり赤字を出さない。そして農業生産法人が収益性の上がるような野菜工場にしていきたいと。そして村のシンボル的な施設であるということで、今後もこれが成功すれば、また別な野菜工場も検討していきたいと思っていますので、路地栽培ができない以上、こういった野菜工場を今回計画したということでございます。ご理解いただきたいと思います。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 成功すればという、成功すればではないです。成功してもらわなければ困りますが、成功すればじゃなくして、成功するような実施計画の中でこれが今回なったと思うので、実際、私たちも千葉大学に行って研修をしてきたのですが、なかなか本当に大変なことだと思います。

 そこで先ほども協議会の中で、1人の人が今研修できる状況なのですが、1人の人の研修では本当に大変なことだと思います。ただ、大学の教授の阿部さんとか何か言っていますが、その人らが常駐できるわけではないですよね。1人の人が3か月間、半年の研修でこれをすべてマスターするというのは大変なことだと思うのです。できるならば、本当に成功に導くためには1人ではなくして、研修の人員を増やした中で、本当にすべてのことをマスターして、スタートと同時に生産という方向に繋がるような施策をとっていくのが最もふさわしいかと思うのですが、1人ではなくして人員を増やして、また途中からでもいいですから、そのような人員の配置を考えているのかどうか、その辺もお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) 先ほどは舌足らずで申し訳ございませんでした。これを成功させるという意気込みは持っていますし、成功の暁にはまた別な例えば太陽光といったところも今後は検討していきたいということで先ほどは答弁したつもりでございます。

 それから、今千葉大学に3カ月派遣して、さらに大阪、四国というところでございますが、ではどうして大阪、四国なのだということを先ほど申し上げませんでしたが、今回、三進軽金属工業さんと共同提案のエスペックミックという会社がございます。これは大阪では千葉大と同じように水耕栽培ではかなり先駆者でございますので、今回は共同提案という形になってますので、エスペックミックのほうからも実は技術者が軌道に乗るまでの間、指導してもいいとマンパワーの支援もございますので、やはりこの辺もしっかりできる体制をこれから順調になるまで、こういった体制を築いていきたいと考えています。

 それから、繰り返しになりますが、ウトナの阿部さんについても実証、かなり岩手県のほうで実績済みでございますので、こういった方を要することは可能だと言っておられますので、当初から専門的な経験者を配置することも考えておりますのでご理解いただきたい。

 それから丸尾教授については、野菜工場のアドバイザーとして委嘱する考えでございますので、こういった技術指導についてはこれからもしっかりやっていきたいと考えております。ご理解いただきたいと思います。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) そういうことで、まず私達がここでこれを承認するにあたっては、ちゃんとした絶対成功するというあれがなかったら承認もできないと思います。それからあとは需要と供給のバランスがどうなっているのか。作るだけ作って売れなかったらどうにもならない。1つはハンディキャップがあるんですよね。それは何かといったら放射能被害です。この原発事故により、ここから生産した物がみんなが快く買っていただけるかという心配もございますので、需要と供給のバランスをよく考えた中で、今後運用するというようなことだと思いますが、その辺は復興対策課長としては、どのようなバランスでいくかということもお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) 先ほども協議会の中でも副議長のほうからご質問があった件でございます。これは当然生産しただけでは収益性は上がりませんから、やはり販路改革というのは、これも技術と同じように農業生産法人の重要な役割を果たしますので、やはりこれは今からこれまでもいろんな機関とか、先ほど農林水産省の話もしておりましたが、実は今回農林水産省のほうからも販路については、かなり指導がございます。そして、ある市場においても、こういった市場にもっていくようなことも農林水産省のほうでも指導していきたいと考えておられるという温かいお言葉もありましたし、また今回エスペックミックという会社も大阪にありながら、いろんな業者との販路改革が可能な業者なんです。そういった業者も今後あてにしていきたいと思いますから、いわゆる8,600株を生産できるような体制にしながら、そして確実に供給できるようにやっていきたいと考えています。

 それから、今回風評被害ですよね。今回、管理棟のほうにモニタリング室も設けながら、モニタリングの結果もしっかり提示しながらやっていきたいと考えていきますので、こういったものについては、川内村の野菜を実際に首都圏とかそういうところに行って、村長以下PRしていきたいと考えていますので、こういったところもこれまでの観光大使というのがあるのですが、こういったところも利用していきたいと考えておりますので、その辺は具体的に進みましたら、また議員の皆様ともご協議していきたいと思います。



○議長(西山東二君) 5番、井出茂君。



◆5番(井出茂君) 当初の農業生産法人ですか、設立するということ。人件費約10名程度の人件費、これはしっちゃもんでしょうね、1億数千万円も売り上げるのですから、簡単に出ると思います。それと経費、電気、変電設備動力等々かなり電気代はくうのだろうと考えます。電気代だけではなく燃料も食べるんだろうと思います。雑駁な所で結構ですので、大体どのぐらいの経費がかかるのか、お知らせください。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) これはプロポーザルを実施したときに、6社から提案があったというお話をしましたけれども、やはり最初の1年間は非常に厳しいです。2年目から順調になるような各社の提案でございましたので、やはり先ほどの1億8,000万円の売り上げの中で、電気についても先ほど説明したように、半分をLEDということで消費電力が少ないものを今回利用します。確実に電気が、蛍光灯がいいのか、LEDいいのかというところが、まだ確立されていない部分なのです。ですから村は、今回、千葉大学のほうからもあったようにLEDを半分導入しながら様子をみていくということで、そういった経費節減はこういったところでやっていきたいと考えていますし、一応朝出勤いたしまして、夜については完全無人という、24時間体制の管理ではなくて昼間の管理というところも実施していきたいと思いますので、この辺シミュレーションはありますが、約1億6,000万円の諸経費と見ていますが、これは順調にいった場合でございますから、1年目、2年目はかなり厳しくなると思います。この辺の数値も実際に設計が完了したものでございますから、この設計の完了に基づいてさらにシミュレーションをしまして、12月の議会には議員の皆様にもそのシミュレーションをご提示していきたいと思います。



○議長(西山東二君) 5番、井出茂君。



◆5番(井出茂君) ありがとうございます。うまくいくことを本当に願っております。これが川内村の農業政策の基本だと先ほどおっしゃっていましたので、これがやはり川内村の切り込み隊長になっていくんだなと私は感じました。

 もう一つ、野菜を首都圏に向けて観光大使ともどもPRをしていくんだということですが、お米のほうも同じくこういうことをやっていただきたいと。こういうことが生産意欲に繋がるんだということを消費者の人にも、それから生産者の人が喜ぶ顔を見てやはりモチベーションが上がっていくんだと思いますので、PRにもぜひ米農家の方にも連れて行ってください。



○議長(西山東二君) 村長、遠藤雄幸君。



◎村長(遠藤雄幸君) 議員のおっしゃるとおりだと思います。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) 野菜づくりについて、今皆さんの質問と答弁で理解はできたのですが、生産計画はとか、売り上げの計画、それは計画書をつくって我々に提示してほしいと思いますが、すぐにできますか。できていますか。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) 先ほど井出議員から答弁したとおりでありますが、プロポーザルのときには、各社からの提案ではあくまでもざくっとしたところであります。今回、三進金属工業さんの設計が上がってきた段階で、まだそこまで詳細なシミュレーションは行っていませんので、12月議会で全協議会でシミュレーションを提示していきたいと思います。当然、収益性の確保できるような経営体制体質を確立していきたいと考えています。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) 本当は、入札のあれをしているんです。この時点でそれは提出するべきなんです。各社がこれだけの資料をとるということは、必ずそこまでの工程の生産と販売の計画書も当然作って出さなくてはならない。この前の議会の時も申し上げましたが、そういうデータを出さなければ、本当に見切り発車みたいな口先だけで聞いているようなそんな状態になってしまいますので、これはきちんとした資料を提出するということを基本にこれから考えてください。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) 繰り返しになりますが、きちっとこの設計に基づいたデータが出来次第議員の皆様にも提示していきたいと思いますから、基本的に当初から赤字であれば、この事業には着手しません。そういった強い意気込みで実施する方向で検討しておりますので、この設計に基づいたデータが出来次第、議員の皆様には全員協議会でお示ししていきたいということでご理解いただきたいと思います。



○議長(西山東二君) 8番、新妻一浩君。



◆8番(新妻一浩君) わかりましたが、これからもこういうことは、最初にここまでの契約の内容が出てきたら、結局は生産も販売もちゃんと出来なかったらば、さっき課長が言ったように1億8,000万円の売り上げが上がりますよ。これは口先だけにしか聞こえなくなってしまいます。あとで出しますということになれば、一旦審議をしないで出した時点で審議をしましょうという可能性も出てきてしまう。そういうことですから、今回はしかたがないですが、これは十分注意をしていただきたい。



○議長(西山東二君) 復興対策課長。



◎復興対策課長(井出寿一君) わかりました。データが出来次第、これからもそういう方向で提示していきたいと思いますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(西山東二君) ほかに質疑ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これより討論を行います。討論ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これより、議案第77号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(西山東二君) 起立全員です。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。





△議案第78号の上程、説明、質疑、討論、採決





○議長(西山東二君) 日程第5、議案第78号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。

 事務局長をして議案を朗読させます。

 事務局長。

          〔事務局長朗読〕



○議長(西山東二君) 次に、提出者から提案理由の説明を求めます。

 村長、遠藤雄幸君。

          〔村長 遠藤雄幸君登壇〕



◎村長(遠藤雄幸君) それでは、議案第78号の工事請負契約の締結についての提案理由を申し上げます。

 本提案につきましては、川内中学校災害復旧工事に係るもので、平成23年3月11日に発生した東日本大震災によって、川内中学校体育館の屋根が変形する等の被害を受け、雨漏りが発生し使用が出来ない状況となっております。去る、10月10日に執行した入札の結果、予定価格の範囲内で請負代金5,407万5,000円で仮契約を締結したので、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 なお、工事完了は、3月13日の卒業式前に引き渡しを受けて供用開始を目指して工事を進めて参りたいと考えておりますので、ご審議の上、ご決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。



○議長(西山東二君) これで提案理由の説明を終わります。

 これより質疑を行います。

 その前に担当課長から要点説明を求めます。

 教育課長、三瓶博史君。



◎教育課長(三瓶博史君) 議案書の次のページに、工事請負仮契約書がございます。その中で、工事番号第30号の川内中学校災害復旧工事でございます。今ほど村長が説明申し上げましたとおり、工期については3月13日の中学校卒業式を目指しながら3月4日にしたいということで、区分については事務検査まで行う予定でございます。

 また、中段中程のただし書きのところで、議会の議決を得る日までの間の仮契約とし、議決のあった日に本契約となるものとするということが明記されております。

 次のページの特約条項の第3のところにおきまして、議会において否決された場合には、契約締結しなかったものとし、かつこの場合において乙はこのことにより、損害を生じた場合においても甲は一切賠償の責めに任じないものとする。ということが明記されております。この中学校災害復旧工事でございますが、皆様のお手元にA4のペーパーで平成24年10月18日臨時議会、中学校災害復旧事業というペーパーがあると思いますが、その中で、今回の災害復旧は、体育館の屋根の葺き替えこれが主たる工事でございます。

 そのほかに、今体育館及び校舎の一部のクラックとか外構工事が入っておりまして、計画で5,633万2,500円で、仮契約のほうが5,407万5,000円となっております。この内容なのですが、建築関係とその他に分かれております。それで建築関係が体育館の屋根の葺き替え工事、これが1,495平方メートルございます。そのほか内外壁のクラックの補修とか、のきてんの補修等がございまして、建築の割合が全体で98.6%となっております。その他の外構関係とか側溝の補修関係が0.4%となっております。

 また、全体的に体育館の屋根の工事の割合が98.2%と、ほとんどが体育館の屋根の工事となっております。



○議長(西山東二君) これで要点説明を終わります。

 これより質疑に入ります。質疑ありませんか。

 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) これは災害による被害もあると思うので、災害による補償金というものはこれには該当しないかどうかお聞きしたいと思います。公的施設は、災害の補償にはならないのですか。各家庭だといろいろ補償問題とか災害による助成とかあるのですが、この件については、そういうものは全然無くてこのような計画かどうかお尋ねします。



○議長(西山東二君) 教育課長、三瓶博史君。



◎教育課長(三瓶博史君) 今回の災害につきましては、文科省サイドの災害復旧工事でございます。ですから学校関係とかそういった関係でございまして、これにつきましては3月11日の地震による災害でございます。ですから今回提案したものは、すべて地震による壊れた物と、クラックがおきたものに該当しますので、これは認められているということでございます。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 補助金が3,748万円という金額が出ているのですが、それ以外では補助というものは、そういう関係ではなくてこれだけの補助の中でやっていくのですか。



○議長(西山東二君) 教育課長、三瓶博史君。



◎教育課長(三瓶博史君) 今回の文科省の災害の場合と、例えば国土交通省、もしくは農林水産省の災害の取り扱いが若干違うのです。今回の文科省の建物関係については、税率3分の2の補助になっております。

 ただ、国土交通省とか農林水産省関係の農林道関係の道路につきましては、補助率の増嵩というシステムもございます。昔の場合はそこまで至っていないというのが今の現状であります。



○議長(西山東二君) 4番、渡邉一夫君。



◆4番(渡邉一夫君) 先ほども説明がありましたように、3月の卒業式までには完了ということなのですが、雨漏りとかいろいろありますので、いい環境の中で卒業生を送れること。そういうことが帰村に、学生が帰ってくることにもなりますから、環境整備には十分力を入れてやっていただいて、1人でも多く帰村に向けて環境整備をしていただくことをお願いして終わります。



○議長(西山東二君) ほかに質疑ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これより討論を行います。討論ありませんか。

          〔「なし」と言う人あり〕



○議長(西山東二君) 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これより、議案第78号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。

 原案のとおり決することに賛成の方は起立願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(西山東二君) 起立全員です。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。





△閉会の宣告





○議長(西山東二君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。

 これで本臨時会を閉会いたします。

 ご苦労様でございました。

                                 (午前11時27分)