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福島県 泉崎村

平成26年  3月 定例会(第1回) 03月14日−03号




平成26年  3月 定例会(第1回) − 03月14日−03号







平成26年  3月 定例会(第1回)



          平成26年第1回棚倉町議会定例会会議録

議事日程(第3号)

                    平成26年3月14日(金)午前9時開議

日程第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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出席議員(13名)

     1番  近藤悦男議員     2番  佐藤喜一議員

     3番  蛭田卓雄議員     4番  近藤正光議員

     5番  須藤俊一議員     6番  古市泰久議員

     7番  佐川裕一議員     8番  藤田智之議員

     9番  大椙 守議員    10番  角田悦男議員

    12番  松本英一議員    13番  鈴木政夫議員

    14番  和知良則議員

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欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

 町長         湯座一平     副町長        鈴木敏光

 教育長        松本市郎     総務課長       藤田和彦

 税務課長       塩田吉雄     企画情報課長     須藤俊一

 会計管理者兼出納室長 鈴木啓之     健康福祉課長     田中喜一

 住民課長       緑川喜秋     商工農林課長     佐藤 耕

 建設課長       根本勝彦     上下水道課長     蛭田賢市

 教育総務課長     須藤隆雄     生涯学習課長     高宮正志

 監査委員       藤田徹郎

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事務局職員出席者

 議会事務局長     鈴木廣紀     局長補佐兼係長    石井修司

 主査         高橋美奈子



△開議 午前9時00分



△開議の宣告



○議長(和知良則) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 なお、職員並びに報道機関に写真撮影の許可をしておりますので、ご了承願います。

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△議事日程の報告



○議長(和知良則) 本日の議事日程については、お手元に配付のとおりであります。

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△日程第1 一般質問



○議長(和知良則) 日程第1、一般質問を行います。

 質問の通告がありましたので、順次発言を許します。

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△近藤悦男議員



○議長(和知良則) 順位1番、1番、近藤悦男議員、登壇願います。

 近藤悦男議員。

     〔1番 近藤悦男議員 登壇〕



◆1番(近藤悦男) 議席番号1番、近藤悦男です。

 通告どおり3点質問させていただきます。

 1点目に、旧県立棚倉高校跡地利用についてお伺いします。

 平成25年3月議会でも質問しているが、その後の進展はあるのかどうか、さまざまな利活用があるので、積極的に考えていただきたいと思います。

 1点目に、棚倉高校廃校跡地の現況について、2点目に、棚倉町として、企業誘致、総合自然公園、歴史民俗資料館、保育園、高齢者健康施設などはどうか、お伺いします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位1番、1番、近藤悦男議員の一般質問にお答えいたします。

 ただいまの旧県立棚倉高校跡地利用についてでありますが、まず、棚倉高校廃校跡地の現況につきましては、現在、福島県教育庁県南教育事務所が施設管理について担当をしており、第1グラウンドを修明高校ホッケー部が、第2グラウンドを棚倉町教育委員会が利用している状況であり、施設管理については、週1回、修明高校で外観の点検を行い、月1回、外部と内部までの点検を行っていると聞いております。

 次に、棚倉町として企業誘致、総合自然公園、歴史民俗資料館、保育園、高齢者健康施設などはどうかにつきましては、現在のところ棚倉高校跡地利用について、棚倉町の具体的な計画はありませんが、今後とも管理者との連絡調整を図ってまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 今、利用は考えていないというんですけれども、町政懇談会のときに、この棚高の跡地はどのくらい件数として区として出ているか、ちょっとお伺いします。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) ただいまの質問にお答えしたいと思います。

 件数はちょっと今集計しておりませんが、町政懇談会の中で棚倉地区のみならず、いろんな方部から棚高の跡地に利用についての質問はあったと記憶しております。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 前回も町長の答弁なんですが、県では町に利用計画があれば相談に応じるということを伺っていると、こういう答弁がありましたよね。そうなると、こういう町政懇談会は私は14区でいますので、利活用をなぜ町で相談してやらないかとか、今現在3月の議会と同じような答弁になってきますけれども、今後相談に応じればと書いてあるんですけれども、もっとスピーディーに適宜やるべきだと思うんですよ、これは。議会と相談したり区と相談したり、そこら辺はどういうふうに今後考えているんだか、お聞かせください。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) ただいまの質問にお答えしたいと思います。

 まず、町が必要とする施設は何なのか。それをいつ、どのように、どこにつくるかというのは十分に検討していかなくちゃいけないんじゃないかというふうに考えております。

 そのような中で、棚高の跡地が有効に利用できるようになればいいんではないかというふうに考えている次第です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 14区でもこの前、町政懇談会をやったときに、課長は知っていると思うし、町長も知っていると思いますけれども、1人でずっと質問されて、私らは質問できなかったということで私のところに来ているんですよ、こういうのが。ぜひ議会で一般質問でやってくださいということでありますので、そのときに、この保育園の問題とかいろいろ出ています。もちろん後で企業誘致の件もお話ししますが、歴史民俗資料館ですか、それもありますが、この保育園の問題は今度統合にするわけですよね、保育待機者にね。保育園を予定はあるんでしょう。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えします。

 保育園の問題でございますが、保育園が第1保育園、第2保育園ともに老朽化しておりますので、27年から子ども・子育て支援法、これが定められまして、その子ども・子育て計画、これが5年間の計画が義務づけられております。老朽化の問題もありますし、あとそれから待機児童が多いということで、それらを含めまして、この計画の中で1つにして建築してはどうかということで、保育園では建設検討委員会をつくって検討されているところでございます。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) そのときに保育園を棚高の上のグラウンドですか、広いんですけれども、町で買わなくちゃだめですけれども、そういう考えは町で持っているか、ちょっとお聞かせください。保育園云々じゃなく、町でこれを買うか、この跡地を利活用するのに、買うかちょっとお伺いします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 先ほど来課長が答えているように、あそこの土地に必要な施設があるという場合には、もちろん町のほうで購入するということも考えなければいけない。また、費用によっては借りるということも考えられるでしょうが、いろんな選択肢が考えられるというふうに思っております。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) これは企業誘致も絡んでくるんですけれども、なぜ私がこれを聞いたかというと、企業誘致のほうで、上場一部の会社なんですけれども、棚高の跡地を利用したいという会社も聞いています。後でそれ、会社の名前はちょっとここでは出せませんから、町長に後で相談しますけれども、そうすると町で買っておいて、もしこういう保育園とか民俗資料館とかできない場合に利活用がない場合、町で買っておいて、あの土地全部を買いたいという会社も私は聞いておるんですが、ぜひこれは、これから人口も減っていくわけですから、この会社が来れば大体250人から300人近い雇用ができるという話、そういうように町長、これはトップセールスをしてほしいんですよ。

 前から企業誘致、室長で頑張っていただいていたんですけれども、棚倉町の工場に行っても関連会社へ行っても、ドタキャンされるのが本当に多いんです。本社へ行かなきゃだめですよ。だから、私はそのときにもし行くとなれば、議員の人方もみんな行ってもいいと思いますが、とにかく棚倉町がこれだけ一生懸命なんだということをトップセールスをしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうかね。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 場所の件については企業誘致も含め、保育園も含めて検討していきたいとは思っております。その企業誘致についても、じゃ、こういう会社に行ってもらいたい、また行ったほうがいいんじゃないかという希望があれば、幾らでも私のほうは出かけるつもりでおりますので、今後とも連絡等をいただければありがたいと思います。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) それともう一点、あそこ14区の場合に、工場地とか建てられる状況じゃないような感じで、都市計画何とかというふうに決まっていると思うんです。建設課長、わかりますか。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) お答えしたいと思います。

 確かに、棚高跡地については都市計画の用途地域という部分に指定されております。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) そのときに、その条例や何かがあると思うんですけれども、それを変えることは可能なんですか、こういう企業誘致とか工場が来る前に変えるということは可能ですか。これは誰が担当、誰だかわからないけれども。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) ただいまのご質問ですが、こちらにつきましては、都市計画法という法律の中で、それぞれの地域、土地利用の地域が定められております。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) これは、もしこういう話があったときは、町長、トップセールスしてもらって、我々は全面的に協力しますので、よろしくお願いします。

 2点目に移ります。町道整備についてお伺いします。

 14区の桧木地区から118号バイパス取りつけ道路の未舗装部分は、法定外公共財産、通称赤道と称されているが、この道路は地域住民の利用頻度の多い取りつけ道路であり、すぐ近くにはトンネルもあり、朝夕は交通量も多く、安全確認など非常に危険な状況であります。再三、地域要望として舗装工事実施をお願いしているが、この取りつけ道路の今後の維持管理についてお伺いします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの町道整備についてでありますが、桧木地区から118号バイパス取りつけ道路の未舗装部分は赤道と称されているが、地域住民の利用頻度が多いところである。再三、地域要望として舗装工事実施をお願いしているが、取りつけ道路の今後の維持管理について伺うにつきましては、桧木地区から国道118号バイパスへの取りつけ道路は、圃場整備事業により整備された法定外公共財産、いわゆる赤道をバイパス工事に伴う機能補償道路として整備した道路であり、約70メートルが未舗装の区間となっております。

 現在の町道は、桧木地区からバイパスに乗り入れできるように、棚倉トンネルから約60メートル付近に両面交差により接続をしておりますが、右折する際には、危険な交差点であると伺っております。

 なお、国道118号パイパス建設時において、矢吹町や浅川町方面へ合流可能な側道が整備されておりますが、取りつけ道路からこれら側道を利用することになりますと、現在の町道からの右折方法について地域の皆様の意向確認、また福島県公安委員会との協議、さらには現在の町道及び取りつけ道路の利用状況等の調査を行いながら、舗装工事も含めて総合的に検討していく必要があると考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) これは前もこのお話はしているんですけれども、舗装工事をなるべくしてくれるようなお話があったんですけれども、今の話だとちょっときついのかなと思うんですが、この場所は見たことありますかね、担当課長。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) 現地のほうは何度か確認はしております。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 要はあそこは下を通って見ればわかるんですけれども、舗装になっていなくて、上にいくときの道路なんですけれども、車が結構今多いんですよね、出入りが。そうするとこのくらいの舗装を、なぜ町でやってくれないんだという話が出てくるんですよ。地域からもほかの人からもね。ぜひあそこを本当に早目に舗装して、もう右左へ行けるように、左右に。結構事故があるんですよ、まだ死亡事故はないですけれども、死亡事故があってから、これをああだこうだと言ってももう遅いですからね。なるべくこの舗装のことは考えていただきたいなと思うんですけれども、再度舗装の件をお願いしたいんですけれども、どうでしょうか。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) ただいまのご質問にお答えします。

 先ほど町長答弁したとおり、あの取りつけ道路につきましては、国道118号バイパス工事に伴っての、当時圃場整備で整備されたいわゆる赤道でありまして、町道はそれとは別に国道パイパスに乗り入れできるように、桧木千代田線ということで、若干北側の位置に取りつけはされております。その舗装工事につきましては、先ほど町長答弁にもありましたとおり、やはり地域の方々の意向ですとか、やはりどうしても公安委員会のほうの関係もあります。さらに利用状況等も調査しながら判断していきたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) そうすると、これまたちょっとおくれていくかなと思うんですが、私も14区に住んでいるもので、いろいろ言われるんですよね。これは現物支給はオーケーですか。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) 以前も原材料支給等で敷き砂利等は実施していますので、可能だというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) ちょっと距離的に70メーターぐらいあるんですけれども、それでも約束はできますか。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) ある程度、1年で全部というのはちょっと検討してみないとわかりませんが、材料によって2年ぐらいとか、そういうような部分にはなろうかと思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) なるべく1年以内に欲しいんですよね、もしそういうのがあれば。2年も3年も待つなんていうことは、14区の桧木地域の人はきついかもしれないですからね。そこら辺は私はいろいろ相談しながら、また町にもお願いに行きますので、よろしくお願いします。

 3点目に移ります。災害対策についてお伺いします。

 現在、想定する災害対策で、模擬訓練や机上訓練は実施しているのか。

 2番目に、大規模災害時、職員の招集方法、連絡方法等対応は。また、人事異動による職員の配置替えで、大規模災害時の組織は機能するのか。

 3番目に、防災マップ、避難所マップなどの緊急対策は毎年見直されているのか。また、地域住民の広報活動に問題はないのか。

 4番目に、このたびの記録的豪雪により対策本部を設置したのか。また、農業などの被害状況の把握、休校措置や除雪状況はどうだったのか。除雪については、町民からの多くの苦情が寄せられたと思うが、今後の除雪にどう生かすのか、お伺いします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの災害対策についてでありますが、まず、現在想定する災害対策で模擬訓練や机上訓練は実施しているのかにつきましては、模擬訓練としまして、消防団及び消防署合同により毎年春、秋の全国火災予防運動、1月の文化財防火デーに伴う火災防御訓練を実施をしております。

 また、県南地域総合防災訓練については、県南地方各町村持ち回りで行っており、本町においては平成5年と平成18年に実施をしております。さらに、昨年は水害等にも迅速に対応していくため、消防団独自に水防講習会を実施をしております。今後も消防団を中心として有事の際の対応のため、計画的に訓練を実施してまいります。

 なお、防御訓練には行政区の方も通報や消火器取り扱い等の訓練に参加をしておりますが、今後はさらに充実した訓練内容を検討をしてまいりたいと考えております。

 また、机上訓練については、震災以降、県主催の研修会に担当職員が参加をしているところであります。

 次に、大規模災害時、職員の招集連絡方法と対応は。また、人事異動による職員の配置替えで、大規模災害時の組織は機能するのかにつきましては、今年度見直しを行っております棚倉町地域防災計画においても、当然ながら職員の動員配備について盛り込んでおり、これらをもとに職員の携帯用として、職員用防災対策マニュアルを作成、配布し、これにより災害に関する警報及び注意報が発令された場合や、災害のおそれのある場合など、配備体制として段階に応じて事前配備、警戒配備、そして災害対策本部設置となる非常配備についての対応を定めております。基本的には、通常は災害対応部局である住民課から関係各課に情報伝達を行い、各課からの情報は住民課を通じて他の課へ情報提供を行うこととなっております。さらに、災害対策本部設置時には、私が本部長となり、全庁的な指揮をとることとなっております。これらの職員対応については、各課各係ごとの役割となっておりますので、人事異動があっても組織の機能については影響がないものと考えております。

 次に、防災マップ、避難所マップなどの緊急対策は毎年見直されているのか。また、地域住民への広報活動に問題はないのかにつきましては、現在の防災マップは、前回の地域防災計画の見直しに合わせて、平成18年度に作成をして配布をしております。実際にはそれ以降、見直し等は行っておりませんでしたが、今回の地域防災計画の見直しにより、避難所、危険箇所等の変更もありますので、その内容を十分に踏まえて見直しを図ってまいりたいと考えております。

 なお、住民への広報については、各種媒体等を活用しながら、きめ細やかに対応できるように検討してまいりたいと考えております。

 次に、このたびの記録的豪雪により対策本部を設置したのかにつきましては、災害対策本部の設置については、町内で局地的な災害が発生し、拡大のおそれがあるときや、複数の地域での災害発生、また、特別警報が発令されたときなどが主な基準となり、今回はそうした状況には至りませんでしたので、災害対策本部は設置せず、警報発令時から住民課、建設課を中心に警戒配備体制をとり、情報の収集、除雪の対応、県担当課との連絡等を行いながら、担当部局の職員が2週連続の大雪に対応してきたところであります。

 次に、農業などの被害状況の把握につきましては、降雪後直ちに農作物、農業用施設等の現地調査を実施して、被害状況の把握に努めたところであります。その結果、3月5日現在で、農作物の被害は確認されておりませんが、農業用生産施設である水稲育苗用やイチゴ育苗用パイプハウスなど17棟が、雪の重みで潰れるなどの被害が確認をされております。被害額については、事業費ベースで約371万円の被害であります。

 次に、休校措置につきましては、臨時校長会を開催して、道路の除雪、通学路の状況、さらには給食の提供などを確認した上で、通常どおり授業を行うこととしたところであります。

 次に、除雪状況につきましては、建設業者並びに水道事業者など16社と民間等除雪作業委託単価契約を締結し、農林道も含め延べ153路線及び公共施設駐車場などの除雪を実施をしております。今回の2度にわたる大雪についても、これら委託業者に除雪要請をして、早朝から深夜まで昼夜を問わず除雪を実施をしたところであります。

 しかしながら、業者が所有する機械の種類、台数により、一部の地域では除雪のおくれや除雪幅が狭かったり、住宅や店舗、さらに駐車場の出入り口に雪が寄せられてしまったなどの苦情が寄せられました。

 町では、各業者と連絡をとりながら、おくれている路線へ応援要請をするとともに、丁寧な除雪に心がけるように指示をしながら実施をしたところであり、2回目の除雪に対しては、お褒めの言葉もいただいたところであります。

 なお、今後の除雪にどう生かすのかにつきましては、早期の除雪要請と丁寧な除雪の対応に心掛けてまいりたいと考えているところでありますが、除雪作業は機械施工であるため、一軒ごとの出入り口の確保は困難でありますので、地域にお住まいの方々、また地域の方々等のご協力もお願いをしたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 今、町長答弁の中で、訓練ですか、訓練の場合の地震災害のシミュレーションの対応はどうなっているのか、ちょっとお伺いします。



○議長(和知良則) 住民課長。



◎住民課長(緑川喜秋) ただいまのご質問でございますが、主にシミュレーションというのは、机上訓練の中でやっているものですから、現実的には県の研修の中で、今職員がその研修会に参加してシミュレーションをやっているというような状況でございます。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) きょうも地震が来たんですが、これは県のレベルでの自衛隊を使った訓練はよくテレビ等でやっていますが、市町村の訓練、活動は何か自衛隊等の活動が少ないような気がするんです。こういう大きい地震、棚倉町はまず今のところこういうのはないですから、だから安心しているんだか、何だかわからないですけれども、天災は忘れたころにやってくるというんですから、この自衛隊を兼ねた、自衛隊を入れた訓練、また二、三年前にちょっとやったような記憶があるんですよね、町村で。これは毎年やっぱり自衛隊を入れた活動、要するに土砂崩れでも地震でも洪水でも、そういう訓練を町としても発信して自衛隊にお願いするとか、そういうことはできないんでしょうかね。



○議長(和知良則) 住民課長。



◎住民課長(緑川喜秋) ただいまのご質問にお答えしたいと思いますが、自衛隊が参加しての訓練は、主に県の防災訓練等でやっているんですが、その辺につきましては、この担当の白河のほうに事務所がありますから、それらと相談しながらできるかどうかの確認をしていきたいというふうに思っています。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) なるべく全体を入れて、町民全体を入れた活動、訓練はこれから必要じゃないかなと私は思うんですよ。今、高齢化社会になっていますので、とにかく今町長が言ったように、地域でやってくださいといっても動かない高齢者もいるわけですよ。雪はきだって我々は協力してやっていますが、こういう問題が全体に行くようにするのには、自衛隊とかを絡めてやるというのは、これから絶対に必要になってくると思うんですよ、この棚倉町も。

 だから、自分たちだけじゃなく、もう全員を入れた訓練をやるべきだと私は思っているんですが、そこら辺、先ほど住民課長の答弁がありましたが、再度もう一度このことに関して町の考えはどうなっているのか、ちょっとお伺いします。



○議長(和知良則) 住民課長。



◎住民課長(緑川喜秋) ただいまの訓練関係のご質問でございますが、現在やっていますのは消防署、それから消防団等と協議してやってございますので、その中に地域防災計画の見直しの中でも、今後自主防災組織という各地域の中にそういった組織をつくっていただこうということで、これも毎年行政区長会の中でも要請はしているんですけれども、そういった中で地域の中にそういった組織もできれば、そういった方との連携を図ることも考えられますので、関係機関と協議しながら進めていきたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) 今、課長言うとおりなんですよ。だから、私らの14区でも自主防災はあるんですけれども、もう10年ぐらいはやっていないんですよ。町のせいにはしていませんよ、私は。これは我々が悪いんだから。だからそういう各区の区長会でもそういうときにでももっときつく毎年そういう防災訓練は行ってくださいと。消防団は協力させますからとか、そういうことをやってほしいんですけれども、これからも14区で私らもよく言うんですけれども、1区も2区も皆そうなんですけれども、なかなか前に進まないんですよ。だから、町からもこういうのは協力できますよとか、消防団は出せますよとかいうことをお知らせしてやらせたほうがいいと思うんですが、どうでしょうかね。



○議長(和知良則) 住民課長。



◎住民課長(緑川喜秋) ただいまのご質問でございますが、毎年のようになりますが、ことしも行政区長会議の中で強力に推進してまいりたいというふうに思っています。よろしくお願いします。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) あとは、今度新しく入ってくる職員もいるはずですからね、3・11の問題があるんですが、このことを今度も震災もそうですけれども、風化しないように職員が。これは指導するべきだと私は思うんですよね。何ていったって、人間の人命救助が大事ですから、ここら辺をやっぱり職員もそういうふうな気持ちを持ってもらって、風化しないようにしてもらいたいと思いますが、いかがでしょうかね。



○議長(和知良則) 住民課長。



◎住民課長(緑川喜秋) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。

 職員関係につきましては、町長答弁のとおり、職員用防災対策マニュアルというのをつくってございますので、これらの研修会もできるだけ多くできるようにして、多くの職員が理解するようにさせていきたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤悦男議員。



◆1番(近藤悦男) よろしくお願いします。

 これで私の質問を終わります。



○議長(和知良則) 順位1番、1番、近藤悦男議員の質問を終わります。

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△佐藤喜一議員



○議長(和知良則) 順位2番、2番、佐藤喜一議員、登壇願います。

 佐藤喜一議員。

     〔2番 佐藤喜一議員 登壇〕



◆2番(佐藤喜一) 議席番号2番、佐藤喜一であります。

 通告に従いまして、3点について質問したいと思います。

 まず第1点目でありますが、第6次棚倉町振興計画における教育方針についてであります。

 昨日は、棚倉中学校の卒業式、そしてきょうは県立高校の2期選抜の合格発表と、大変教育関係の事業が展開しておりますが、現在棚倉町の小・中学校では2学期制が行われています。この制度につきましては、郡内では棚倉だけでありまして、白河教育事務所管内でも棚倉だけであります。その成果については賛否が分かれるところでありますが、今後の方針について継続するか、それとも3学期制に戻すか等についてお聞きしたいと思っております。

 第2点でありますが、現在各小学校において児童数が激減しております。県内各町村においても、また、郡内の各町村においても、小学校の統廃合あるいは幼稚園の統廃合が行われていますが、町としては第6次振興計画の中でどのように捉えているか、お聞きしたいと思います。

 3点としまして、来年度より学校教育指導主事を配置する計画になっておりますが、その内容と目的についてお伺いしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) 順位2番、2番、佐藤喜一議員の一般質問にお答えいたします。

 ただいまの第6次棚倉町振興計画における教育方針についてでありますが、現在、第6次棚倉町振興計画の策定を進めているところでありますが、まず、小・中学校の2学期制の成果については賛否が分かれるところだが、今後の方針を問うにつきましては、本町では2学期制の効果として、長期休業中も連続して学期として捉え、長いスパンでの学習の連続性が図られることや、夏休み、冬休み前の事務整理の期間を生徒への指導の時間に充てられることなどから、幼稚園、小学校においては平成19年4月から導入し、中学校では20年度から導入しております。

 この間、これらの効果につきましては成果が出ている一方、中学校においては県南地区や他校との行事に合わせた教育課程が必要との意見もありますので、これまでの成果と課題について、学校や保護者等から意見を集約し、2学期制の継続について26年中に決めてまいりたいと考えております。

 次に、各小学校において、児童数が激減しており、県内各町村において小学校の統廃合が実施されているが、町として第6次振興計画の中でどのように捉えているかにつきましては、本町における各小学校の児童数は今後減少することが見込まれます。学校規模によるメリット、デメリットがありますので、統廃合につきましては、児童数の推移や教育環境などを検討し、判断していく必要があるものと考えております。

 次に、学校教育指導主事を配置する計画であるが、その目的と内容につきましては、学校における教育課程、学習指導、その他教育に関する専門職員として、教育委員会事務局の教育総務課に、学校教育指導主事を配置する予定であります。

 学校教育指導主事については、学力向上を含めた学校教育全般の指導及び一般事務の充実に努めさせたいと考えております。これまで県教育庁や文部科学省からの情報を直接聞く機会は余りありませんでしたが、県の指導主事会議などを通して、多くの情報を得られ、また、国と県との関係が深められることを期待しているところであります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) ただいま教育長のほうから答弁がありましたが、私は過日ある小学校の校長先生とお会いしまして、2学期制についてちょっとお話ししたことがあります。そのとき、校長先生が言われるのは、やはり今教育長さんが言われたとおり、2学期制のポイントは夏休み、冬休みをどう学校でうまく利用して子供たちの学力を上げるかということで話が一致しました。現在、教育長が今言われたように、各学校で具体的にどのような方法をとっているか、ちょっとお聞きしたいと思いますが。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) 各学校の中で、特に今高野小学校のほうでは、キャリア教育の中で2学期制を考えて、そしてこのたびの冬休み、後期の休業になりますが、この後期休業の中で学習会を、子供たちの希望等を聞いてということでありますが、4日間の学習会を後期の中で実施してみたと。そうしたところ、ほとんどの児童が参加して、意欲も増してきたと、そういうような話を聞いております。それで、そういうことをちょっと試行錯誤しながら研究を進めてまいりたいと、そういうふうに思っています。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 私ちょうど話したのは、高野小学校の校長先生とお話ししたんです。そういう点では話は一致しているんですが、ただあと、中学校においては夏休み、冬休みの指導についてはどういうふうになっているか。特に中学校においては進学及び高野は部活動の関係で、ほかの中学校との交流的にかなり無理な点があるかと思うんですが、その点については中学校についてはどうでしょうか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) 中学校につきましては、部活動、それから学習関係も夏休みの使い方というのが、非常に大事になってきているというふうに思っております。そもそもこの2学期制の一つの課題である長期休業の中で、それを前期として捉えて、学習活動にということでありますが、小学校のほうはその夏季休業の使い方というのを比較的スムーズに動いているかなというふうに思いますが、中学校につきましては、その部活動との関係もありまして、それから子供たちの成長というか、発達段階のこと、それから進路のこと、さまざまなところがございまして、課題もあるかなというふうに思っているところであります。ですので、これからいろいろ検討に入っていく。既に検討には入っていますが、検討していきたいというふうに思っているところです。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 現段階で結構なんですが、2学期制については継続するか、それとも3学期制に戻すかという、その基本的な構想については、今のところどちらの比率が高いかわかれば、わかる段階で結構ですが、教えていただきたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) 今、27年度から、もし変更すれば変更していこうという、当初の振興計画に合わせた計画がありますので、今情報を収集しているところであります。ただ、私としましては、3学期制に戻すとしても、2学期制の経験をしたのはこの棚倉町だけですので、この2学期制を生かした、続ける場合は、さらに2学期制を生かした2学期制あるいは変更する場合にも、せっかく経験した2学期制ですので、2学期制を生かした3学期制を検討していきたい、そういうふうに思っているところであります。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 大体のおおよその見当はつきます。ただ町民各位より、また3学期制に戻してはどうかという声が結構多かったのが現実であります。

 また、きのう棚倉中学校の卒業式が行われまして、無事すばらしい卒業式が挙行されました。ただ、3学年の中で若干欠席者が多かったと。私ども過日棚倉中学校の進路というか、生徒指導の担当と懇談会を開きまして、その中で棚倉中学校の2年生が10名ほど学校に来ていない。登校拒否ですね。そういう形の問題が出され、2学年で10名となると、やっぱり1学年、3学年を含めると約20名は学校に来ていないという状況が報告されました。

 当時、私は青少年ボランティアへ各郡内各町村行きまして、ほかの町村のことを聞いたら、鮫川村は1人か2人、1人いるかどうかで、矢祭町についてはどうだいと言ったら、矢祭町は各学年に1人ぐらいかなと、塙町についても大体そのぐらいとなると、棚倉中学校だけいやに登校していない子供が多いということが、もう現実に見えてくるんですが、その辺に対しまして、教育長としてはどういうお考えですか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) その件に関しましては、私も憂慮しているところであります。それで、棚倉小学校にカウンセラーが1名配置されております。棚倉中学校に1名カウンセラーが配置されております。小学校の場合には棚倉小学校に配置されていますが、まだまだ活用が、ほかの小学校でも十分活用できるようにしていきたい。それから、棚倉中学校につきましては、実は今年度からさらに経験の深い、福島市のほうからわざわざ通って、遠くて大変なんですが、わざわざベテランのカウンセラーに通ってきてもらって対応しているところであります。

 さらには、そのためのスクールソーシャルワーカーが棚倉町教育委員会の教育総務課のほうに週2日ではありますが、配置されております。さらにご存じのように、かめの子学級で対応しているということで、これらを有機的に使いながら、来年度はさらにスクールソーシャルワーカーの活用を、つまり事務所、県教育委員会との連携も深めながら指導を強化していきたい、そういうふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 特に登校拒否児については、生徒指導の先生も大変苦労しておりまして、その一つは学校だけじゃなくて、家庭教育が大きな原因があるんですが、それについてはやはり町全体で家庭、地域の教育を高めていかなくちゃならないかと思う点があります。その中の一つの工夫としまして、棚倉町では5つの小学校があります。その中の現在、さっき言いましたとおり統合計画については、次の段階で話すということなんですが、その一つの原因としまして、棚倉町で小学校の統合計画をもうちょっと迅速にできないかなという点が考えられております。

 私は実は矢祭町に今回議会で入っていまして、ついでに統合小学校ということでやっております。実際に議会のほうを通過しまして、間もなく統廃合ということになっております。今棚倉町では、前回町長さんが話したとおり、山岡小学校について耐震補強をして継続していくということでやっております。実際、矢祭町でも5つの小学校があります。それを全部統合して1つの小学校にもっていくということで、矢祭町では小規模小学校が2校、そしていわゆる過小規模小学校というのがありますね。複式授業をやっているところが3校あります。その3つを統合して1つの小学校に統合するということになっています。

 現在、教育長はご存じかと思いますが、学校教育法施行規則第41条で、小学校の適正規模というのは、12クラスから18クラスをもって適正規模とする。当棚倉町においては、現在山岡小学校は、先日町の文書の中で小規模校となっていましたが、これは小規模校ではなくて過小規模校であります。小規模校が3校、そして棚小だけが適正規模となります。

 これを考えれば、将来的に棚倉町においては適正規模にするには、棚倉小学校とあと1校の学校で2校で適正規模という、文科省の方針からいえば、そういう方針がなされるかと思うんですが、その辺については教育長さんは、どういう方向を持っているか。また、教育委員会において、そういう方向の話がなされているかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えします。

 その件につきましては、適正規模校、それから小規模校、過小規模校と、そういうところの区分けはございますが、その中で文部科学省のほうでも複式学級を認めている。つまり過小規模校は事情によっては各市町村教育委員会等によっては、配置していいですよということがあります。

 それからもう一つ大事なところは、以前に統合、統合ということで棚倉中学校もその流れの中で統合されたわけですが、そういう中で1つ留意事項として流されているものが、その地域の意見を聞いて進めるというような1項目もございますので、そういうところも含めて、今耐震補強が決まったばかりですので、今後いろんなことを考えて、子供たちの人数等も考えて、さらに検討していきたいと、そういうふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 今回、矢祭町が決まりまして、議会を通って実際に施行されますと、郡内において過小規模校となると、山岡小学校と青野小学校につきましては、これは物理的に冬期間の交通が難しいと思うので、これはしようがないと思うんですが、郡内においては山岡小学校だけが過小規模校で残ると。地理的に見ますと、棚倉小学校からほんの車で五、六分の距離に山岡小学校があって、そこは過小規模として残さなくちゃならないということは、ある程度町民各位からすると、何で残さなくちゃならないのかなという疑問があるかと思いますが、それに対してそういう声が多いのが現実ですが、それに対して教育長としてはどういうお考えか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えします。

 その件につきましては、今後十分そういう意見も踏まえて対応をしていきたいと、そういうふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 小学校の統廃合ですが、ここに町の出生率、出生数の過去10年間のがあるんですが、町では平成18年から死ぬ方よりも生まれる方がぐんと少なくなってきた。それ以前は、亡くなる方と生まれる子供が大体同数だったんですが、平成18年からかなり生まれる方が少なくなって、そして平成23年度から、この生まれる数が100人ちょっと、ことしあたりは120人、月に10人です。現在の中学校あたりを考えると、10名が石川義塾中学校へ行くと。そして、極端な話、10名ぐらいが学校に来ないとなると、これからを考えると、果たして今までの学校の規模、棚倉中学校はご存じのように、あれは1学年10クラスの規模ですから、そうすると全部で30クラスあるんです。そうすると、これからの将来を考えると、棚倉中学校は1クラス、3クラスあれば済むんじゃないかということになる。全部で9クラスあれば、全校生になっちゃう。そうするとあとの20クラスぐらいはあいちゃうということなんですね。

 その場合、今回耐震補強、またクラスにエアコンをつけて全部整備して、そのあいた部分はどうするかということが問題になってくるかと思うんですが、小学校の統合を含めて、中学校の設備及び各小学校の設備について、今後どういう対応にもっていくかについて、ちょっとお聞きしたいと思うんですが。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えします。

 その件につきましては、教育委員会だけではなくて、町当局とも相談をして、そして空き教室の活用ということを、今も進めておりますので、そういう中で検討していかなければならないことかなというふうに思っております。

 その多くなってきた場合には、ほかの施設との共同とか、そういうことも十分考えていかなければならないことであるし、そういうこともあわせて、町当局のほうと検討していかなければならないというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) それと、今の棚倉にはご存じのように修明高校という高校がありまして、現在余り棚倉高校と合併して、修明高校の文理科が今回、きょうあたり合格発表ですが、募集のほうを見ると、32名の募集に対して5名の応募ということで、倍率から見るとかなり低いレベルになって、私は母校としますと、かなりがっかりしているところなんですね。反対に学法石川高校及び石川義塾中学の統合6年の一貫教育の成績がこの夕刊にも出ていますが、かなり効果的な成績を上げております。

 できれば棚倉中学校と修明高校の文理科あたりの提携で、もうちょっと効果的な教育ができないかと思うんですが、というのは、過去今で棚倉高校の進学クラス科が、今までは棚倉高校へ来て進学だったんですが、最近は棚倉を初め近隣の町村の子供たちが進学となると、白河方面及び石川方面に行くような傾向になっているんです。棚倉の小学校からすると、今までは中学校で子供の将来を決めて、高校の選択で将来を決めたんですが、棚倉小学校あたりだと、もう中学校の選択の段階で子供の将来が決まるという時代になっているので、それに対しては、やはり中・高一貫の教育で、修明高校からしたって東京農大とか、あと会津大とかいろんな道があるわけですから、その辺をもうちょっと中・高一貫の連絡を密にとりまして、中学校と高校で協力して、もっと棚倉の地元の優秀な子供を地元へ置くような政策はとれないかと思うんですが、どうでしょうか、その辺について。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えいたします。

 実際に今回の修明高校の文理科初め、マイナスのところはございます。これは1つは、昨年度と比べまして東白川郡で40名強の人数が減っていると、生徒数が減っていると。これはもう1クラス減っていますので、そういうところの影響もあろうかなというふうに思っております。

 それから2つ目ですが、中・高連携と、これはもちろんやらなければならないことであります。そして私は中・高だけでは、もう既に細いだろうと。先ほどおっしゃられましたように、さまざまな道が今子供たち、親の中でも出てきておりますので、小学校のうちから小・中・高と、そういうような連携で教育を見ていかなければならないだろうということで、小学校からもいろいろ進路関係、実は小学校には進路指導というのがないんですが、キャリア教育という名のもとに、そういう指導をしていければいいなというふうに思っているところであります。

 そのためには、修明高校さんのほうも文理のほうでは実績を上げていただくなり、そういう努力もこれからしていっていただかなければならないなというふうに思っているところであります。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 子供たちのために関係各位のご協力を願って、第1問を終わりたいと思います。

 第2問に入ります。現在流山地区で治山工事が行われておりますが、それについてお聞きしたいと思います。

 町では現在大字流字豊都地区で治山工事を実施しておりますが、今後の実施計画などについてお聞きしたいと思います。

 まず、今後の実施整備計画につきまして、そして、現在京セラ棚倉工場付近からの大雨が降ると排水が町道にあふれ、それが近隣の田畑にあふれている状態でございますが、その点についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの流地区治山事業を問うについてでありますが、まず、今後の整備振興計画につきましては、平成24年、25年度において、福島県に治山事業を要望しましたのは4地区11箇所でありまして、内訳としましては、流地区4箇所、祝部内地区2箇所、中山本地区4箇所、漆草地区1箇所であります。このうち県の平成25年度の当初予算において4箇所実施をしており、今後25年度の補正予算分でさらに事業箇所が追加される見通しであります。

 この補正分の中に流豊山地区の稲荷神社、参道脇の山腹工、また京セラ棚倉工場裏の渓流の治山施設の整備が予定をされております。

 さらに、平成27年度については、雪解沢の上流について既存施設へのかさ上げ整備が予定をされております。

 次に、京セラ棚倉工場付近の排水が道路にあふれているが、どのように対処するのかにつきましては、先ほど来の今後の治山施設の整備状況とあわせながら、整備についても検討してまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 今回の治山事業につきましては、流町民の多くが大変今までの土砂崩れを懸念しているところ治山事業をいただいて、大変喜んでいるところでございます。現在工事している次の稲荷神社の山腹工事についてなんですが、ここに流地区の稲荷神社というのがありまして、今回参道がちょうど工事箇所に入るものですから、ぜひとも町民各位として、区民なんですが、参道も一緒に整備していただきたいという要望があるんですが、それについては今後の計画の中ではどのようになされているか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 参道につきましては、これはちょっと不可能かというふうに思いますが、多分あそこにあるのは、水路は細い水路があると思います。その辺については検討してもよろしいかなというふうに考えておりますが、いずれにしても、地権者の同意等がないので、共同でやるとか、そういう施工も可能かとは思いますが、その可能性についても含めて検討してまいりたいと。参道そのものをこの工事でやるというのは、ちょっと不可能だということで断言しておきます。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) わかりました。

 地権者との交渉につきましては、私どもも一生懸命協力します。

 それと、今回の工事の中で、先ほど言った京セラの水が道路にあふれる関係ですが、その近接につきましては、水環境の事業でもやっておるんですが、ただ1箇所だけ、1箇所水が町道の排水路を通って水環境の排水路に流れる箇所があるものですから、その箇所を、一部町道については今後どうするか、ちょっと町当局との協議なんですが、結局町道の側溝を広げるか、それともその手前に別な排水路を持ってくるかということになるんですが、現在の計画ではどちらになるか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 私もたびたびあそこを見て、町道の脇に土のうなんかを積んでおるのを拝見しておりますが、ただあそこは町道を横断している暗渠がございません。ですから、先ほど町長が答弁したように、今後の治山施設の整備状況とあわせながら検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) それともう一点なんですが、これは今回の治山事業に入っていないんですが、流山白山神社、あの参道の両脇は過去に治山事業をやったんですが、その南側が今崩落しているところがありまして、その崩落の下は流の用水路がありまして、さらに町道、そして川を挟んで反対側に今の老人施設のほたるの里を今工事しているところだものですから、その崩れる箇所が今後大きくなってくると、今後水路及び町道に対しての被害が見られるかと思うんですが、その地域は保安林指定になっているかと思うんですが、その崩落箇所について、今後どのような対応を考えているか、ちょっとお聞きしたいと思いますので。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまのご質問ですが、この地区については多分私の見たところでは、あの一帯が土砂流出防備保安林ということで指定されているかというふうに思います。また、以前に福島県の土木部のほうで急傾斜地崩壊危険区域ということで、大がかりな工事をしたかと思いますので、ここについては、そういう縦割りの行政の一番悪いところかもしれませんが、調査をしてみないとどちらでやるかというのも、今答えられませんが、今後調査しながら県等に要望してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 今回流山地区については、この3番目で言いますが、廃寺跡の遺跡も指定になりましたので、今後とも治山のほうを地権者に対しましては、私どもは積極的に協力のほうをやりますので、今後ともひとつよろしくお願いして、2番目の質問を終わりたいと思います。

 続きまして、第3点の質問に入りたいと思います。流廃寺跡遺跡の国指定後の管理方法についてお聞きしたいと思います。

 今年度中には、国指定の正式指定通知が見込まれておりますが、今後の管理については地権者及び地元の関係者の協議が必要になってくると思いますが、町としてはどのような計画を持っているか、お聞きしたいと思います。

 まず、国指定となると、どのような管理になってくるか。そして、指定となりますと、近隣から来訪者が多くなり、駐車場等の問題が整備が求められてくるかと思いますが、その対応等についてお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) ただいまの流廃寺跡遺跡の国指定後の管理方針を問うについてでありますが、まず国指定となるとどのような管理になるのかにつきましては、流廃寺跡は平成25年11月に、国の文化審議会から文部科学大臣に答申され、今後官報告示において、正式に指定される見通しであります。

 流廃寺跡の国指定を受け、この貴重な史跡を守り、後世に伝えていくためには、今後は地域住民及び所有者、さらには研究者と協議して、流廃寺跡保存管理計画を策定し、保存管理を進めていくことになります。

 次に、来訪者が多くなり、駐車場などの整備が求められるが、その対応につきましては、流廃寺跡は単に歴史遺産としての価値のみならず、豊かな自然が多く残るなど、将来における町づくり、地域づくりとしていくことが望まれ、多くの人々から親しまれる存在になることが重要な課題となってまいります。このため、今後は保存管理計画の中で、流廃寺跡遊歩道、案内板や駐車場の整備等を検討する予定であります。

 なお、本計画には関係機関はもとより、町民のご理解とご協力をいただきながら、本町の誇れる文化財の適切な保存管理と管理運営に努めていく所存であります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 今回の流廃寺跡の管理につきましては、地元としましては地元の流観光協会が主体的な形となるかと思いますが、今後観光協会とどのような提携というか、管理について提携をもっていくか。また、今後そういう事業がふえてくれば、流観光協会についての予算的な措置、結局経費がかかるわけですから、今後そういうことを考えているかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 ただいまの保存計画の部分でございますが、保存計画を策定するというような形の部分では、まずは地権者、さらには地域の方々、そして今回調査をいただいた先生方、指導員の方々、そういった方々と協議をしながら計画をつくっていきたいというふうに考えてございますので、今おっしゃられました観光協会云々という話は、まだまだ先の話だということでございますので、ご了解願いたいと思います。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) 将来的に地元に対しての案内、ボランティア等の構想はあるかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えいたします。

 これも保存計画の中で全部、先ほど教育長が答弁したとおり、駐車場の部分についても遊歩道の部分についても、さらには案内の部分についても看板の部分についても、こういったものも一切含めて計画をつくっていきたいと、このように考えていますので、その中で処理していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) では、その計画についてはいつごろ立案され、いつごろ大体具体的な計画になってくるかについて、時期についてお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 間もなく指定のほうが、多分今月いっぱいぐらいには指定がされるんじゃないかというふうに思っております。ですから、指定された後には、すぐ保存計画の作業に取りかかっていきたいと。最終的な目標という、計画の終わりの部分はまだ見えていないんですけれども、早い時期に保存計画を早急につくっていきたいと。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) これは何回も聞いているんですが、今回を機会に歴史民俗資料館をつくってはどうかという声があるんですが、それについては今の段階ではどういうお考えか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 流廃寺跡と歴史民俗資料館はちょっと若干ずれがあるのかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐藤喜一議員。



◆2番(佐藤喜一) それでは、今後のすばらしい立案計画を期待して、以上をもって質問のほうを終わりにしたいと思います。



○議長(和知良則) 順位2番、2番、佐藤喜一議員の質問を終わります。

 ここで、10時20分まで休憩します。



△休憩 午前10時11分



△再開 午前10時20分



○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開します。

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△蛭田卓雄議員



○議長(和知良則) 順位3番、3番、蛭田卓雄議員、登壇願います。

 蛭田卓雄議員。

     〔3番 蛭田卓雄議員 登壇〕



◆3番(蛭田卓雄) 議席番号3番、蛭田卓雄です。

 3点について通告に従い、一般質問をいたします。

 まず、1点目の質問でございますが、観光誘客の取り組みを問うであります。

 皆さんご存じのとおり、東日本大震災と原発事故から3年、いまだに放射能風評被害の払拭ができず、町内の観光客が減少していることは、地域活性化に悪い影響をもたらしていると思います。そこで今後、本町の風評被害対策と観光誘致事業の一層の取り組みが重要と考えまして、次の4点について質問をいたします。

 まず、1点目の質問ですが、町内観光地整備について本町の取り組みをお伺いをいたします。

 2点目につきましては、風評被害払拭と観光誘客事業の具体的な取り組みをお伺いをいたします。

 3点目は、観光資源活用の支援をどのように図っていくのかをお伺いをいたします。

 4点目は、歴史資料館を建設し、観光誘客を図る考えがあるのかの見解をお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位3番、3番、蛭田卓雄議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの観光誘客の取り組みを問うについてでありますが、まず町内観光地整備について、本町の取り組みにつきましては、東日本大震災後の施設整備の状況としましては、平成23年度は「ルネサンス棚倉」のテニスコート10面の砂入れ、人工芝オムニコートへの改修、山本キャンプ場入り口の木橋新設工事及びキャンプ場内遊歩道の擬木柵設置工事を実施をいたしました。

 平成24年度は、「ルネサンス棚倉」のインドアテニスコートの改修を実施し、さらに平成25年度は赤館公園内トイレの浄化槽を単独浄化槽から合併浄化槽への改修、山本公園内トイレの簡易水洗トイレから合併浄化槽の水洗トイレへ改修をしたところであります。

 次に、風評被害払拭と観光誘客事業の具体的取り組みにつきましては、まず風評被害払拭の取り組みとしましては、平成23年5月に、県南地方の9市町村で東京都日比谷公園において実施をいたしました白河地方原発風評被害一掃キャンペーンを皮切りに、埼玉県川越市、東京都板橋区ハッピーロード大山商店街、横浜市港北区大倉山エルム通り商店街、同じく横浜市鶴見区でのサマーフェスティバルなど首都圏での観光PRを初め、農作物、物産品の販売を通して風評払拭に努めてまいりました。

 また、昨年9月には、友好交流協定を締結しております横浜市鶴見区内の佃野商店街に、棚倉町のアンテナショップkura−cafeをオープンさせ、棚倉町の紹介、観光PR、物産品、農作物の販売、イベント等を実施しながら、風評払拭に努めているところであります。

 観光誘客の具体的な取り組みにつきましては、従来から、ルネサンス棚倉首都圏営業所の職員や、「ルネサンス棚倉」の営業担当が事業所や大学等へ営業活動を展開し、棚倉町への観光誘客活動を実施をしており、平成25年4月からは、棚倉町独自の観光誘客事業として、11人以上でバスを借り上げ、棚倉町内の宿泊施設に1泊以上する団体に、ブランドイメージ回復支援市町村交付金を財源として、バス借り上げ補助金として棚倉町観光誘客事業補助金を創設し、観光誘客活動に取り組んでおります。

 次に、観光資源活用の支援をどのように図るのかにつきましては、現在町内に棚倉町観光協会と7支部が組織されており、それぞれの支部において観光資源を活用し、それぞれの特色を生かした観光PR及び観光誘客活動を展開をしていただいております。

 また、平成27年度には、国内最大規模の行政と町民が一体となり、地域づくりや地域文化発信の観光キャンペーン、ふくしまデスティネーション・キャンペーンが実施されることとなり、平成26年度にはプレ・キャンペーンが実施をされ、町内にも多くの方々が訪れていただけるものと期待をしておりますので、これまで以上に各観光協会支部との連携を図りながら、誘客活動、おもてなしの支援を行ってまいります。

 次に、歴史資料館を建設し、観光誘客を図る考えはあるのかにつきましては、町内の観光資源と歴史資料館については、観光客を周遊させるという、相乗効果があるものと考えられますが、現在のところ歴史資料館を建設し、観光誘客を図る考えはありません。

 なお、今後の建設計画については、長期的な町づくりの中で、その整備を検討する考えであります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ご答弁をいただきました件について、観光の整備、これは非常に重要なことであると思います。まして、今のでいろいろと施策を講じてやってきたことは、素直に私も評価したいと思います。

 そしてまた、この前の新聞等においても、町長は、先ほど言いました農産物ブランド化のものと、それから独自のPR活動をしたいといったことも載っていました。そうしますと、私一番気になるのは観光整備、今いろんな施策がありましたけれども、7支部ありますけれども、その中で要望事項等を観光協会が取りまとめて、それをどのような形でどう生かすかということの協議はなさっているんでしょうか。また、そういう組織を立ち上げているんでしょうか、その辺をちょっとお聞きしたいんですけれども。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 観光協会各支部、7支部ございます点について質問がございましたので、ご答弁いたしたいと思います。

 これらについては、毎年年度当初におきまして総会を開きます。その中で要望等を聞いて実現に向けて各支部に補助金を流しているというようなことをやっております。いずれにしても、先ほど町長が答弁したように、大型キャンペーンが27年に張られるわけですから、それに向けても一層組織の強化等も含めて検討してまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) そうしますと、検討する内容の中で一番私はここでちょっと例を挙げて説明させていただきたいと思います。質問させていただきたいと思います。

 実は、八槻の都々古別神社の御田植祭、これは無形民俗文化財、国の指定になっていると思いますけれども、これに私も何度か出席をし、すばらしいお祭りを拝見させていただきました。その中で一番困ったこと、これは実はトイレの問題なんです。それから駐車場の案内、そういったもののやはり整理をきちんとしませんと、今後デスティネーション・キャンペーンなんかといった場合に、お客さんが来たときに困るんではないかなというふうに思いますので、そういった整備状況の八槻の関係でございますけれども、そういったものが支部から上がっていたのかどうか、その辺をちょっとお尋ねしたいなと思います。もし上がっていなければ、逆に町としてどういうような方向でこれから対応していくのかもあわせてお願いをいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) この件については、八槻支部のほうから要望が上がってまいりました。ですが、前にちょっとお話ししたかと思いますが、神社庁の敷地だということもありまして、その辺をちょっとクリアしなきゃならない部分があるということでお話ししておきまして、まだちょっと明確な回答をしていないというところもあります。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) 当然、そういうものをよくするためには、問題というのは出てきます。全てにおいて出てくると思うんですよ。それを何とかするのが行政であるというふうに思っております。

 ですから、私が言いたいのは原因は何かというものが出てきた場合、やはり町の観光行政と観光協会とが一体となって、それに取り組むことが重要であって、例えば今課長がおっしゃっていた神社庁のものというようなことであれば、中の問題が出てくると思います。ただ、今度あそこの道路、駐車場という問題で、県の土地があるわけですから、その辺も含めてやっぱり検討していただきたいと思うんですけれども、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) そういうご指摘もあろうかと思います。駐車場を使っているというのもありますが、そういう表示の仕方も含めて検討してまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) あとは観光をPRする際、前にも棚倉町の観光の紹介というビデオを作成をして、何度かPRをしていたような記憶が私はしています。今震災以降、そういった棚倉町の紹介ビデオ、それを新しくつくってあるのかどうか、その辺をちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 平成25年度において棚倉町をPRするためのビデオ、ブランドイメージ交付金事業を使って作成して、今年度中に仕上げたいということで今作業をしているところでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ぜひそれを今年度ということは、もう何日かしかないわけでございますので、それをぜひ金を大量に使ってつくるわけですから、先ほど町長の答弁の中に、鶴見区やらそれから川越等でPRビデオを流し、また、先ほど言った宿泊関係ではルネサンスを含め町内の宿泊施設の紹介、そういうものをあわせて地元のキャラバン隊みたいなものをつくって、今後PR活動をする考えがあるのか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 先ほどお話ししましたふくしまデスティネーション・キャンペーンの中でこれの県南新聞というものがございますので、これを西白河郡、東白川郡全町村入っています。こういうところとタイアップしながら、キャンペーンも含めて検討しているような状況でございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) それで、当然町を紹介するには、棚倉町のホームページという手段もありますし、私が言った観光ビデオ、そういうものを使ったPR活動、もう一つは、棚倉町の予算を周遊型、先ほど町長がおっしゃったように、周遊型のようなものの提案をPRをするということが大事だと思います。そこでさらにもう一つ大事なことは、棚倉町を一番よく知ってもらって集客に努めてくれるのは、旅行エージェントさんなんですね。旅行会社に積極的に売らないとお客さんが来てくれないと思うんです。そこら辺を今度図っていく考えはあるのかどうか、お伺いいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 先ほど来から申し上げていますが、ふくしまデスティネーション・キャンペーンをきっかけに、これはプレ、本年度26年度ございます。各エージェントには周遊型も含めて提案しておりますので、この辺は期待される部分はあろうかと思います。その辺も踏まえて活動をしてまいりたいと、推進してまいりたいというふうに思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) 県では積極的な取り組みで観光誘致を目指すということで、ふくしまデスティネーション・キャンペーンを大々的にこれから張っていくということで、新聞等でも伝えてあるわけでございますけれども、本町の売りというものを基本的にどういうふうに町で考えているのか、何と何を売っていくのかと、それをお聞かせいただきたい。めくらめっぽうにこれはこうじゃなくて、何と何を題材として棚倉町を売るのかという、基本的な考えを再度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) このデスティネーション・キャンペーンにあわせて提案しているのは、具体的に申し上げますと山本不動から直売所、みりょく満点物語、「ルネサンス棚倉」の周遊ルートを含めて、近隣町村と連携するというようなものを商品として提案しております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) もっと具体的にというふうに期待をしていたんですけれども、あれなんですけれども、歴史民俗資料館、今後検討を今のところはしていないというような話でありますけれども、これはどうなんでしょうかね。こういった流の廃寺関係、それから赤館公園、それから各支部がいろいろ築き上げたものを、あるいは歴史的な価値のあるものをやはり今後保存していかなければならないと思います。

 そこで、前に社会複合施設計画の中で歴史民俗資料館は財政的にもちょっと問題があるというようなことだったと思うので、そのとおりの回答をやっぱりきょういただいたわけなんですけれども、やはりこれからは長期的な町づくりの中でという話でしたので、第6次振興計画、これは10年スパンなんですよね。その中に組み込む考えはあるのかどうか、この辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 第6次振興計画の中で歴史民俗資料館について組み込むかどうかということなんですが、今後まだその部分を組み込んだ計画というものはありませんが、今後の検討課題の一つではあるというふうに認識しております。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) いずれにしても、風評被害、観光誘客事業というのは、これから棚倉町の大きな柱になってくると思います。その辺を十分検討していただいて、当然今言いました第6次振興計画に入れられるようなら入れていただいて、また、そういうことを入れる前に問題点をきちっと掌握できる組織の確立が私は必要だと思います。それで7支部と観光協会があります。また、宿泊関係でルネサンスも入っているという中で、これからデスティネーション・キャンペーンに向けてのものをどういう形でどういうふうに販売していくのかということをきちっと考えていく必要があると思いますので、再度その辺の意気込みについて、また考え方について町長にお伺いいたします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 棚倉町の観光の部分について、今までおっしゃっていただいた歴史の部分であったり文化の部分であったり、本当にその辺が棚倉町をこれからPRしていく上では、一番大事な部分なんだろうなというふうに思っております。

 観光協会をあわせて7支部、そして昨年度から始まったデスティネーション・キャンペーン、特に花の部分であったり食の部分であったりを重点項目として、県としては事業展開をしてまいりたいということでございますから、それに合うような形で、どちらかというと東北本線沿いが何かメーンとなっているようなデスティネーション・キャンペーンにも捉えられがちなので、ぜひ棚倉町、水郡線も通っているんだというような形で進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ひとつよろしくお願いをしたいと思います。

 また、実は水郡線活性化対策協議会、こういうのも実はあるわけです。そういった方面への働きかけ、そういうのもぜひやっていただくことと、ちょっと細かくなりますけれども、棚倉町のこの間のみりょく満点館に行って観光協会のコーナーを拝見しましたら、サッシにぽつんと棚倉町のパンフレットが入っているだけ、一方では棚倉町の広報たなぐら議会がびっちりと入っているという、非常にアンバランスな観光紹介と町のあれがありましたので、その辺をもう一度チェックをしていただいて、棚倉町の宿泊、あるいは今度行われます十万石まつりのポスターとか、そういうものをどんどん張っていく必要があるんではないかなと思いますので、その辺のチェックをぜひお願いしたいと思うんですけれども、その辺はいかがでしょうか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまのそういうチェックの仕方はいろいろ、私も含めて常々考えて実行しておりますが、何せ土日が入っちゃうと少なくとも人が多くてなくなってしまう。ですから、金曜日、月曜日には確認をさせているような状況です。

 今後とも引き続きそういう厳しいチェックをしていきたいということと、あそこにディスプレーがございますので、観光PRの棚倉町の紹介も電子レターができた暁には、あそこで流していきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) 実はぜひそれをお願いするつもりで、我々議員も観光誘客のために今度は村上市のほうにみずから赴くという計画もございます。議員も一丸となってそういうものを支えていきたいと思いますので、今後観光資源を活用し、そのルールを開発して誘客のための販売方法を町独自で確立を積極的にしていただいて、取り組みをお願いをいたしまして、1点目の質問を終了いたします。

 次に、2点目の質問に入ります。2点目の質問は、保育園の今後を問うであります。

 本町の保育園運営は、社会福祉法人棚倉保育園として第一園舎、第二園舎があり、敷地が狭く園舎の老朽化等の数々の諸問題があることは、本町としても把握しているのではないかなと思います。今後の取り組みについてお伺いを2点ほどいたします。

 1点目は、現在の諸問題の取り組みについてのまず考えをお伺いをいたします。

 2点目は、新たな施設の支援についての考えをお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの保育園の今後を問うについてでありますが、まず現在の諸問題の取り組みにつきましては、棚倉保育園については、昭和33年4月に福島県知事の認可を得て開園し、その後昭和50年4月に棚倉保育園を第一園舎に名称を変更するとともに、新たに第二園舎を開園し、現在に至っているところであります。

 近年、就労形態の多様化、女性の社会進出などによる共働き世帯の増加によって、保育園入所児童数が年々増加をしていることから、平成14年4月から第二園舎の保育室を増室し、定員を増員しながら対応をしているところであります。

 しかしながら、第一園舎については開園から56年、第二園舎については開園から39年が経過し、園舎が老朽化されていることや定員増員により園庭、また送迎等の駐車場が狭いなどの課題があることから、園舎建設検討委員会が設置をされ、現在保育園内で協議をしているところであります。

 次に、保育園の新たな支援策につきましては、国では人口減少社会の到来や少子化の進行、待機児童の問題など、抜本的な制度改革が求められることから、平成25年8月に子ども・子育て支援法が制定をされ、平成27年4月より新制度へ移行することとなります。新制度では、子ども・子育て支援に関し、地方自治体の権限と責任が大幅に強化をされることから、平成27年から5年間の子ども・子育て事業計画の策定が義務づけされます。このため、支援策については、子ども・子育て事業計画、さらには第6次棚倉町振興計画の中で検討をして、支援をしてまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) 現在の諸問題の取り組みについてということで伺いましたけれども、今状況の変化でいろいろ変わってきているわけでございますけれども、新年度4月に入る、その待機児童というんですか、幼児というんですか、それは今は何名ぐらいいるのか、お聞かせいただけますか。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。

 待機児童の件でございますが、まず3月1日現在で申し上げますが、第一園舎定員60名に対しまして、昨年度からの引き続きで53名、それから4月で新たに入園する方が18名、それからお産等でこれからお子さんを産んで3ケ月超えたゼロ歳児ですね、これを含めますと5月以降に入園される方が14名、合計85名になります。ですから、定員60名に対して85名ですから141%という率になります。

 それから、第二園舎につきましては定員80名で、昨年度からの引き続きが71名、それから4月に新たに入園される方が25名、それから5月以降につきましては13名、合計109名となっております。ですから、定員80名のところを109名でございますから、率にして135%という、両園とも高い数字になっております。

 この件につきましては、両園でいろいろな検討していただいて、保育室を工夫しながら待機児童なしという形で、率は高いんでございますけれども、今言われた人数は入園をさせたいということで今は考えております。今後申し込みがありますと待機児童になるのではないかと、このように考えられます。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) かなり大勢の児童を受け入れて今行っている状況ということでありますので、これはやはり何とかしなければならないわけでございます。

 そこで、園舎建設検討委員会が設置され、保育園で協議しているということで答弁がございました。その進捗状況とか内容等について、本町とすり合わせというか、そういう話し合いを設けているのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 新園舎の建設検討委員会につきましては、保育園の理事会の承認を得まして、昨年6月に設立をいたしました。8名の委員をもって構成されております。その中に私も入っておりますが、これまで5回開催をしました。その中では建設場所、それから建設時期、それから先進地視察などをしながら、いろいろ協議してまいりましたけれども、建設となりますと、国の基準が平成27年度から変わってまいります。現在は安心こども基金で補助体系をしておりますが、今度の子ども・子育て支援法が変わりまして、平成27年度から補助体系が変わる内容になってきます。

 現在のところ、国から詳しい内容が示されておりません。ですから、この検討委員会の中でもいつどこでという結論までは至っておりません。なぜかと申しますと、今子ども・子育て支援法では、認定こども園を推進しておりますが、本町では運営とあれが他町村と違います。社会福祉法人と町がおのおの別々な角度でやっておりますので、他町村とは変わったケースでございます。

 それで、国が示されております認定こども園で実施しますと、ある程度場所が限定されてきます。これは幼稚園と一体化というような問題がありますので、その辺の問題と、今までどおりの経営母体でいくのかどうか、それも検討しなくてはなりませんので、町長答弁の中にもありましたとおり、子育て支援計画、26年度策定になりますので、その中に盛り込んで、また第6次振興計画の中にも盛り込んで、今後保育園と協議しながら、その方向性を検討してまいりたいと、このように考えております。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) そうしますと、27年度、子ども・子育て支援の計画がなされた後にあわせて検討していくというようなことでございますけれども、それではちょっと遅いのかなというような私も気はしているんです。そこで、今度第6次振興計画を作成する上において、やはり町でこれだけは支援できるんですよとか、そういうものが今あれば、やっぱりきちっと私も聞いておいて、やはり次の段階に行きたいなと思いますので、その辺の考え方をもう一度お伺いいたします。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えします。

 これは新園舎建築となりますと用地の問題が伴ってきます。この用地費をどうするかという問題と、それから建設費の問題があります。建設費の問題につきましても、国の補助がどの程度になるのかもまだ示されておりませんので、この辺の中身がはっきりしましたら、町の対応も考えてまいりたいと、このように考えております。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) それでは、今後子育ての観点からも、ぜひ積極的な支援策を講じていただくことを望みまして、これで2点目の質問を終了します。

 次に、3点目の質問をいたします。企業誘致活動を問うであります。

 本町のみならず、他町村も人口減少が続いていることに私は不安を感じております。今後、人口減少の防止の観点からも、積極的に企業誘致を図ることにより、若者の職場が確保されることで、町内の人口の増加や、さらには定住人口も増加し、町が活性化され、活力ある棚倉町になると私は考えます。

 そこで、次の5点について質問をいたします。

 まず1点目は、トップセールスによる誘致活動状況をお伺いをいたします。

 2点目は、現在のオーダーメード方式を含め、企業誘致制度の見直しをしてはどうかをお伺いをいたします。

 3点目、町内企業のアベノミクス効果、これが出ているのか、お伺いをいたします。

 4点目、企業との情報交換を行っているのか、さらには企業側の意見、要望等にどう対応するのかをお伺いをいたします。

 5点目になります。機構改革により企業誘致課を設置し、推進強化を図るべきと私は考えますが、見解をお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの企業誘致活動を問うについてでありますが、まず、トップセールスによる誘致活動状況につきましては、町内企業、また金融機関との懇談会、福島県東京事務所を中心とした福島県や企業立地センターからの情報収集、また誘致要請、福島県と福島県企業誘致推進協議会が主催をする福島県企業立地セミナー等に積極的に参加をしながら、そこに参加をしていただいた企業へのPR、情報の交換、収集に努めているところでございます。

 次に、現在のオーダーメード方式等を含め、企業誘致制度を見直してはどうかにつきましては、団地造成については、保有していることのリスクを考え、これまでどおり企業の要望を重視したオーダーメード方式により、団地造成を行っていきたいと考えております。

 また、企業誘致制度の見直しにつきましては、津波原子力災害被災地域雇用創出企業立地補助金など、新たな補助制度が創設されていることから、棚倉町工場設置奨励条例、棚倉町企業誘致推進員事業実施要綱について、実態に即した奨励金制度となるように、制度等の改正を検討をしてまいりたいと考えております。

 次に、町内企業へのアベノミクス効果が出ているのかにつきましては、地方においては、まだ目に見えて効果があらわれたという感じは得られませんが、福島産業振興企業立地補助金対象企業が、町内において操業を開始をしたことや、国の補助金を利用した工場等の増設工事が計画されていること、さらには、本定例会初日に説明の中で申し上げました有効求人倍率の状況や、新規高等学校卒業者の就職内定率が高水準であることなどを総合的に考えますと、徐々にではありますが、改善をされているものと捉えております。

 次に、企業との情報交換を行っているのか、企業側の意見、要望にどのように対応するのかにつきましては、誘致企業3社との懇談会や商工会が主催いたします誘致企業金融機関との情報交換会に参加をしながら、要望、提案等を伺っているところであります。また、これら要望等の対応につきましては、個別具体的なものには個々に必要に応じ、きめ細やかな対応をしているところであります。

 次に、機構改革により企業誘致課を設置し、推進強化を図るべきと考えるがにつきましては、定員適正化計画の中において、住民サービスの多様化や変遷、行政改革など、限られた人数で最大の効果が発揮できるようにしていかなければなりませんので、重点施策等を十分に勘案し、組織機構の見直しの際に、柔軟に対応していきながら、今後さらに努力をしてまいります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) まず初めに、トップセールスの誘致活動状況、これは私はやはり企業誘致というものは、やはり町長みずから地元の情報は、それは必要だと思います、懇談会とか何かでね。それではなくて、やはり情報というのは首都圏に集約されている。それを情報源としていくのなら、やっぱり県との親密な関係において情報をいただき、そして町長みずから東京事務所なりあるいは棚倉町と友好都市を結んでいる川越市、それから今回鶴見区ですか、そういったところに行き、直接情報活動を積極的にやっぱり行う必要があると思いますので、そういった活動を今後続ける考えは、逆にあるのかどうか、私から町長にお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 県で言うところの企業局も含め、さらにはせんだって東京に行った際に経済産業省にも訪れて、ちょうど担当者の方といろんな情報交換をしてきたというところでございます。ただいまご質問のあったように、いろんな川越、また鶴見区も含めいろんな形で情報収集、また訪れてお願いやらをしていきたいというふうに思っております。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ぜひそれはお願いをいたしたいなと思います。

 そこで、これもまた1つ町長にお聞きしたいんですけれども、その懇談の中で、企業誘致をする要するに感触といいますか反応といいますか、そういうものをどういうふうに町長は感じられたのか、その辺をちょっとお伺いしたいなと思います。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) やはり企業誘致も人と人とのつながりだというふうに私は思っております。やはりペーパーでこういう場所にいいところがあるよと言っても、なかなか理解してもらえない、心が通じない部分があると思いますので、それはやはり直接会って、いろいろな話の中から、棚倉町においでいただくというような形で決めていただくのが一番いいだろうというふうに思っております。

 会った効果、結果というものについては、今ここで返答をするということにはいきませんが、ただ実際に既存の企業、新しい企業だけでなく既存の企業、棚倉町にある企業の中で町として、行政としてこういう補助制度があるよというような形で、幾らでも応援をするので、幾らでも要望を出してもらいたいというような形を出していたところ、数社からぜひ増築をしたいとかというお話もいただいていますので、企業誘致とあわせて既存企業、棚倉町にある事業所を大切にしていきたいというふうにも考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ぜひそうやっていただきたいなと思います。

 それで、私は今町長がおっしゃったことはもう当たり前だというふうに思っております。そのために企業誘致の専門担当者を配置することで、信頼関係が生まれると思います。その信頼関係を築けば、企業というものがやはり棚倉町はいいところだということになってくる基礎的な部分であるかなと思いますので、誘致担当課の設立、設置というものを質問させていただきました。

 でも、答弁によりますと今のところ人数とか、そういうものの適正規模の職員云々のあれがありますけれども、やはりこれから10年、20年をスパンに見た場合、やはり誘致課が必要ではないかなと思いますので、ぜひそれこそ10年を目指す振興計画の中できちっと織り込んでいただきたいなというふうに思いますので、その辺の考え方をもう一度お伺いします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 先ほど答弁しましたとおり、今この適正化計画の中で適正なる職員の配置と、あわせて今後の重点施策の中で検討をしてまいる部分であろうかと思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) それと、オーダーメード方式、企業誘致制度の見直しが必要かどうかという、私は質問させていただいたんですけれども、やはり財政的な状況等々にありまして、なかなかそれは難しいと。要するに団地を造成して、そこに工場を誘致するというのは難しいとすれば、やはり制度の見直しが必要ではないかなというふうに私は思います。これはぜひ検討していただきたいなと。

 ではなぜかといいますと、我々同僚議員の中で副議長が、近藤議員が誘致企業というと工場というふうに捉えがちですけれども、ほたるの里という福祉のものを誘致したというふうにも、私は聞いておりますので、そういった観点からも、やはり大企業、要するに工場とか、そういうものの概念から一歩出た制度の見直しをしていただきたいと思うんですけれども、その辺、どういった考えをお持ちですか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまの再質問にお答えします。

 私も今後の確保という観点から、前にも質問等に答えたかと思います。私もそういう意味ではこの辺を重点的に改正の主題として検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 蛭田卓雄議員。



◆3番(蛭田卓雄) ぜひ皆さんの積極的なリーダーシップを前面に打ち出して行政運営に当たっていただくことを願いまして、私の3点目の質問は終了させていただきます。



○議長(和知良則) 順位3番、3番、蛭田卓雄議員の質問を終わります。

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△近藤正光議員



○議長(和知良則) 順位4番、4番、近藤正光議員、登壇願います。

 近藤正光議員。

     〔4番 近藤正光議員 登壇〕



◆4番(近藤正光) 順位4番、議席番号4番、近藤正光です。

 2点について通告に従い、質問いたします。

 まず、1点目の特別養護老人ホームの入所の待機者についてですが、現在町内では特別養護老人ホーム入所を待ち望んでいる方が数多くいると聞いております。入所申し込みをしてもなかなか入所できないような状況にあります。そこで、次の2つのことについてお伺いをいたします。

 1つ目は、現在待機者は何名いるのか。また、入所基準はどのようになっているのか。

 2つ目として、待機者を減らす方策について。

 以上の2つのことについてお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位4番、4番、近藤正光議員の一般質問にお答えいたします。

 ただいまの特別養護老人ホーム入所の待機者についてを問うでありますが、まず、現在待機者は何名いるのか。また、入所基準はどのようになっているのかにつきましては、2月1日現在の待機者は、寿恵園で188名、うち本町出身者が116名、塙町のユーハイムはなわで42名、うち本町出身者が12名、矢祭町のユーアイホームで155名、うち本町出身者が15名となっております。

 また、入所基準につきましては、国の指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令に基づき、福島県では平成15年から福島県特別養護老人ホームの入所に係る指針により、入所決定過程の透明性と公平性を確保するために、従来の申し込み順から点数化に改めて入所順位を定め、最終的には入所判定委員会で決定をすることになっております。

 次に、待機者を減らす方策につきましては、重症認定者が年々増加をし、特別養護老人ホームの入所待機者が増加をしていることから、本町では第5期介護保険事業計画の中に、特別養護老人ホームの整備を組み入れ、ことし10月に関口地区にユニット型施設80床が開設をする運びとなっております。このことにより、重症認定者といわれております要介護4と要介護5の待機者解消が図られるものと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 再質問をいたします。

 寿恵園の待機者が全体で188名、そのうち町内の方が116名ということですが、現在その待機者というのはどのような形で待機されているのかを答弁願いたいと思います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 寿恵園の待機者でございますが、本町出身者116名おりますけれども、そのうちどのような形で待機されているかというおただしだと思いますが、まず在宅者60名、病院入院者8名、それから老健施設、この辺でいいますと久慈の里、オリーブの郷、表郷村ですね、こういう施設に入っている方が46名、それからその他の施設2名という形になっております。

 これを見ますと、在宅者一部はありますが、病院の入院者、老健の施設入所者、これが今重症介護者といわれる4と5の方がほとんどではないかと考えられます。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 先ほど入所基準について、平成15年度から申し込み順から点数化にかわったということがあったんですけれども、点数化の内容はどのようになっているのか、ご答弁願いたいと思います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 まず、入所基準につきましては、ただいま町長答弁のとおり、福島県では入所に係る指針、これを定めて点数化しております。平成15年度から県内統一して実施しておりますが、ただし点数化の内容につきましては、まず点数は100点制で行っております。まず最初、本人の状況で40点、これは要介護度とそれから認知症の頻度を点数化しております。それから介護者の状況で40点、これは介護者がいるかいないか、介護者の就労状況、それから住環境状況などの7項目に分けて点数化されております。

 それから、サービスの利用状況で20点、これは入所希望者が今までその施設にサービスを使っていたかいないか、これが点数化されます。この大きな3項目を細かく評価いたしまして点数化します。それから、点数の高い順から入所順番を設定します。それから、施設において実態調査をします。その実態調査の内容と今3項目の点数の評価を施設で設置してあります入所判定委員会、ここに諮って順位を定めております。この順位は3ケ月に一遍見直しをしているということになっております。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 先ほど10月にオープンするほたるの里が80床を対応できるということを聞いたんですけれども、ある程度の待機者が解消されるんではないかと思われます。

 今度できるほたるの里の形状といいますか、ユニット型の個室と聞いているんですけれども、従来の多床型との入所料金の開きが多少あるかと思うんですけれども、どの程度違うのか、その辺について答弁願います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問に答弁をしたいと思います。

 いわゆる多床型とユニット型の料金の違いのおただしだと思いますが、まず入所の料金体系について若干ご説明申し上げたいと思いますが、入所料金につきましては、低所得者を対象とした高額介護サービス制度があります。これは部屋代、食事代、これは実費になりますので、それを除く介護サービスがある一定程度超えますと超えた分は後で償還払いになってきます。

 本町の場合、介護保険の料金というか、保険料制度が6段階を採用しておりまして、4段階が標準となっております。1段階から3段階までが低所得者扱いになっております。1段階から2段階につきましては、介護サービスで1万5,000円を超えますと、超えた分後で償還払いになります。それから3段階につきましては、介護サービスで2万4,600円を越えた分につきましては、後ほど償還払いになってきます。

 それから標準以上、4から6段階まで、これにつきましては、いわゆる課税世帯以上でございますので、高額介護サービスが戻ってくるということはありませんが、たまたま限度を超える場合には3万7,200円以上超える場合には戻ってまいります。

 今述べました減免を勘案して標準的に金額で申しますが、料金制度につきましては、まず要介護5を例にして申し上げます。多床型、ここでは寿恵園でございます。それからユニット型はこの辺ですとユーハイムはなわ、これを比較して申し上げます。これはあくまで標準でございますから、中にはサービスの違いがありますので、一概には言えませんが、標準で申しますと、まず第1段階につきましては、もろもろの減免を受けますと寿恵園で3万4,000円程度、それからユーハイムはなわのユニットになりますと4万9,000円程度になります。ですから、1万5,000円ほどの差がございます。ただし、生活保護につきましては部屋代食事代免除になりますので、寿恵園さんとユニット型については大体同じぐらいの値段で入所できるんではないかと、このように考えております。

 それから第2段階につきましては、これも高額サービスで1万5,000円超えた部分は戻ってまいりますので、それを勘案しますと寿恵園大体3万7,000円ですね。それからユーハイムはなわで5万2,000円ですか。それで大体1万5,000円の開きがございます。

 それから第3段階、これは2万4,600円以上、超えた場合は償還払いになりますが、これを勘案しますと寿恵園さんで大体5万4,000円、それからユーハイムはなわのユニット型で8万4,000円ぐらいですね。大体2万9,000円から3万円の開きがございます。

 それから4段階以上、これは課税世帯、所得の高い方と考えて結構だと思うんですが、寿恵園さんでは大体8万円前後で、ユニット型では13万円という形になります。

 以上がこの開きの内容となっております。ただ、皆さん誤解しないようにお願いしたいんですが、在宅の場合に4段階以上になっていて、それは世帯課税になっているものですから、それだけの保険料を納めていただくことになります。しかしながら、特老に入りますと単独世帯になります。ですから、入る本人が所得が低ければ、先ほど申し上げました標準より下がってきます。その体系で計算をして入所料は決定する内容となっております。

 以上、答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 重症者は年々増加する中で、新しい施設ができることによって、本町の待機者が少しでも減少することを期待いたしまして、質問を閉じたいと思います。

 次に、2点目の質問に入ります。町道等の除雪対応についてですが、2月の記録的な大雪で町道の除雪に対し、多くの町民の苦情が寄せられたかと思います。特に地域的に除雪が早く対応できたところとそうでないところ、またはあるいは交差点等の除雪が行き届いていなかったんでないかということが指摘されております。そこで、次の3つのことについて質問をいたします。

 1つ目は、今年度の除雪費は幾らだったのか、また除雪費の積算方法はどのようになっているのか。

 2つ目として、町内の方部別の除雪業者について。

 3つ目として、交差点等の除雪について。

 以上の3つのことについて当局の見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの町道等の除雪対応についてを問うでありますが、まず今年度の除雪費は幾らか、また除雪費の積算はどのようになっているのかにつきましては、当初予算において200万円を見込んでおりましたが、今回の大雪により3月の補正予算でさらに800万円を計上し、合計1,000万円の除雪費用としたところであります。また、除雪費の積算につきましては、福島県土木部における建設機械等損料算定表に基づき、1時間当たりのそれぞれの機械損料並びに労務単価、夜間割増率等も考慮をして委託料を算定をしているところであります。

 次に、町内の方部別の除雪業者につきましては、除雪対象路線に会社や営業所が近接している。また、除雪機械等が置かれている場所や国県道の除雪路線の施工業者との関連により、除雪が早く着手できるよう配慮をして受け持ち地区を選定をしているところであります。

 次に、交差点等の除雪につきましては、道路が交差していることにより、除雪された雪の置き場等に苦慮しながら除雪を行っているところでありますが、対面交通など安全な通行ができるよう業者への指示、さらにはパトロールを行いながら、交通に支障を来している交差部については、機械の運搬などにより交通の確保に努めているところであります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 再質問をいたします。

 交差点の除雪については、苦情が今回多く出たというのは、記録的な大雪ということである程度理解はできるんですけれども、ただ、その従来の除雪の方法といいますか、これ等は今回の記録的な大雪の場合には、やっぱり除雪の方法というのは違ったやり方を対応すべきでなかったかと思います。

 例えば、従来は右側を行って、戻って左側を掃いて、そういうような経路でやってきたかと思うんですけれども、今回の場合には雪の量がかなり多いということで、業者さんもかなり苦労したんではないかと思います。

 ただ、特に交差点等については、雪を掃いた後の雪、それを多分従来どおり今まで交差点等の端のほうに積み重ねていったために、車を運転する方は特にわかるかと思うんですけれども、交差点というのは非常に車を運転する際にスペースを多くとる部分が多くあるかと思います。そこに雪がたくさんあると、なかなかその交差点の運転というのが、非常に困難な状況にあると思います。

 それで、今回の除雪の経費については、先ほど800万円ほど計上して、1,000万円くらいになったということなんですけれども、金銭的な部分、多少予算もかかるかと思いますけれども、今回のような大雪の場合には、二次的な除雪といいますか、結局要はそういう交差点等に多く出た雪を、ある程度雪を捨てる場所ですか、そこを確保してトラックとか何かで捨てる場所を確保しないと、ただ掃いた部分を交差点等に積み重ねちゃうと非常に危険性が高まるということで、まず、今回のような大雪の場合には、従来と違って、一度除雪したからいいんじゃなくて二次的な除雪ということで、その日でも翌日でも構わないですけれども、雪を捨てる場所を確保して軽トラとかで雪を特に交差点等は危険が伴っておりますので、捨てるということが必要ではないかと思いますけれども、この辺について見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) ただいまのご質問にお答えしたいと思います。

 まず、その除雪の方法でございますが、特にご指摘がありました交差点の除雪でございますが、確かに今回は2週間続けて雪が降ったということで、1回目の雪が完全に今残った状態のところに降ってしまったというところもあります。

 その交差点部の除雪の方法につきましては、どうしてもやはり先に除雪を進めなきゃならないという部分があります。ですので、当然十字路と丁字路等になってしまう部分については、旧町内あたりですと隅切りも狭いという部分がありまして、どうしてもそこに寄ってしまうというところがございます。

 今回、2回目の部分につきましては、パトロールも実施しながら、その交差点等については後からになってしまったんですが、バックホーと、あとはダンプトラックによる積み込み運搬、搬出という形をとらせていただきました。

 次の2点目の捨て場の確保ということでございますが、町としましては、その除雪のための捨て場というのは、特に本当に確保はしてございません。今回は要は業者さんのほうで、近くに建設機械を置いておく土場ですとか資材が置いてあるスペースがありましたので、そちらのほうに除雪した雪を置いたということでございます。

 じゃ、この次はどうなんだということにはなりますが、現在のところそのような状況で今後も進めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) ただいま建設課長の答弁をいただいたんですけれども、そのような対応をしても、今回は交差点にかなりの雪が残っているという状況でありますので、今後の記録的な今回のような大雪が降ったときには、それ以上の捨て場所とかそういうところを確保して対応すべきだと思います。

 それで、もう一点ですけれども、今回のこの大雪によりまして、公共施設、例えば図書館とか「倉美館」は、「倉美館」、図書館にも職員がいるので、除雪は対応できているんじゃないかと思いますけれども、その辺についても除雪をされたのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 図書館につきましては、次の日、2日ぐらいおくれましたが、道路が終わった後に施設のほうに入っていただきました。「倉美館」のほうについても同じでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) それから、児童生徒の今回の大雪で通学路が除雪によってほとんど確保されていなかったんではないかと思います。それで、方々の方々から通学路を確保してという要望が多数ありました。雪の量が今回は半端じゃなかったので、掃いた雪が歩道の部分に移行しちゃって、多分通学路というのが確保できなかったんではなかろうかと思います。

 ただ、児童生徒については、学校に行く通学路でございますので、やっぱりどんな理由があったにしろ、通学路というのは確保をされていなきゃならないと思いますけれども、その辺について見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 建設課長。



◎建設課長(根本勝彦) 確かに今回のこの大雪につきましては、道路交通の確保ということで、確かに目いっぱいだったということでございます。確かに除雪についてはどうしても雪を両脇に寄せるような形になります。その歩道とかそちらのほうに寄るような形になってしまいます。地域によっては自主的に住民の方々で除雪を行っていただいている箇所もあります。

 町としましても、昨年12月に開催した棚倉町交通対策協議会とか教育委員会等、さらには広報たなぐら等において、これら通学路、歩道等の除雪のお願いをしているところであります。こういった歩道につきましても、町の委託している業者の中で、そういった機械を持っている業者がいないものですから、大変いろいろご不便をかけるかとは思いますが、そちらの方の協力をお願いしたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 近藤正光議員。



◆4番(近藤正光) 今回の記録的な大雪を教訓に、今後の除雪の対応について雪を捨てる場所の確保、それから通学路の確保、この辺について万全を期するようお願いを申し上げまして、私の質問を終わります。



○議長(和知良則) 順位4番、4番、近藤正光議員の質問を終わります。

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△須藤俊一議員



○議長(和知良則) 順位5番、5番、須藤俊一議員、登壇願います。

 須藤俊一議員。

     〔5番 須藤俊一議員 登壇〕



◆5番(須藤俊一) はい。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員に申し上げます。

 一般質問の途中で昼食のため、質問が一時中断になりますので、あらかじめご了承願います。



◆5番(須藤俊一) はい。

 順位5番、議席番号5番、須藤俊一です。

 通告に従いまして、4点ほど質問をさせていただきます。

 第1点目ですが、前段の近藤正光議員に答弁がありましたとおり、バッティングといいますか、同じような質問になっておりますので、重なる部分があるかと思いますが、ご了承いただきまして、通告に従いまして1点目の質問をさせていただきます。

 まず1点目、医療、介護、福祉についてお伺いをいたします。

 国において、少子高齢化が加速する中、2025年、10年後でありますが、75歳以上の高齢者は国全体で18%以上となり、2042年にはピークを迎え、その後も続くと予想されています。そういった中、国は平成27年度からの大幅な介護保険制度の改正を発表しています。そこで、次の点について伺います。

 1点目でありますが、寿恵園の入居、退去者の数と町外と町内の待機者の数の内訳と、その方たちの介護度の内訳を伺います。

 2点目といたしまして、その中で町内在住待機者で、(仮称)ほたるの里への入居が想定される人数は何名ぐらいか、伺います。

 3点目といたしまして、改正によりましてそういった施設の入所条件が要介護3以上となりますが、町はどのように対応されるのか、伺います。

 4点目といたしまして、そのように高齢者が増加する半面、介護士の不足が懸念されておりますが、町として介護士の方たちへの施策はあるのか、伺います。

 5点目といたしまして、町内の開業医の方たちには、町として現在どのような支援をされているのか。

 以上5点ほど伺います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位5番、5番、須藤俊一議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの医療、介護、福祉についてでありますが、まず、寿恵園の入所待機者数の町内と町外の内訳と介護度の内訳につきましては、寿恵園の入所待機者数については、順位4番、4番、近藤正光議員に答弁をしたとおりであります。

 また、介護度の内訳につきましては、要介護1が5人、要介護2が20人、要介護3が38人、要介護4が31人、要介護5が22人となっております。

 次に、町内在住待機者で、(仮称)ほたるの里への入居が予定される人数につきましては、第5期棚倉町介護保険事業計画の中では、定員80人に対し50人の入所を見込んでおります。

 次に、改正により施設入所条件が介護3以上となるが、町はどのように対応されるのかにつきましては、現在国の社会保障審議会介護保険部会の中では、平成27年度から特別養護老人ホームへの入所を要介護3以上とすることが検討をされております。特別養護老人ホームは、在宅での生活が困難な重度の要介護者を支える施設として機能すべきものであり、また、従来の入所者は重度者が優先的に入所されているため、現在の介護度の状況を踏まえると、今回の改正によっての影響は余りないものと考えております。

 次に、高齢者が増加する半面、介護士の不足が懸念されるが、町としての施策はあるのかにつきましては、町としては独自に介護士を養成する施策は行っておりませんが、民間の介護施設では、施設に従事しながら実務経験をさせて資格取得に努めていると聞いております。

 次に、町内の開業医の方たちには町としてどのような支援をされているのかにつきましては、町独自での開業医に対する支援は行ってはおりません。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それでは、質問をさせていただきます。

 まず、2番目の町内在住者でほたるの里へと入居が想定される人数は、ただいまの答弁に50名と言われましたが、そうしますと10月1日オープンと聞いております。そういった中で、当然介護保険料が発生すると思われますが、想定のぴたりとはいきませんが、その介護保険料を町としては流用されているといいますか、予算化されているのか、伺います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えいたします。

 ほたるの里に入る50人を想定した経費についてどうなのかというおただしでございますが、50人分につきましては、実は第5期介護保険事業計画、これは24年度から26年度まで3年間、この計画の中でこの50名分の経費を入れまして、保険料を算定しております。ですから、26年度の当初予算には50名分の費用を含んだ介護保険の特別会計が組まれております。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) そしてまた、要介護4か5の人しか入れないと言いましたが、町内では独居老人といいますか、ひとり暮らしの方もおると聞いております。そういった方がわかりますれば、何人ぐらいいて、そういった方の中で重度、こういった施設に入らなければならないような方はいるのかどうか、伺います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 ひとり暮らしの高齢者は何人いるかと申します。これの詳しい数字はありませんが、約400名おります。その中で在宅で今いるのは何人かと申しますと、数字は今のところ把握しておりません、申しわけありません。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それと、改正によりまして施設は要介護4・5でなければ入れないということでありましたが、要支援1・2、この部分の改正がされると聞いておりますが、その点もお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 要支援1・2の件につきましては、平成27年度から、今厚生労働省がまず訪問介護、これはヘルパーの利用、それから通所介護、これはデイサービスでございますが、この2つにつきましては、従来保険給付でやっておりましたが、27年度からは地域支援事業の中で取り組んで、町村が取り組まなくちゃならないという内容になってまいります。でありますが、従来まで利用していた方につきましては、このまま利用できると。あくまでも新規で要支援1・2になった方で、このサービスを利用する場合には、町村で計画された事業に転換されるという内容になっております。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) ただいまの答弁なんですが、それを見てやったんですが、そうしますとご承知のように、今回の改正は、ある意味では国がこの介護もパンクしそうだから、要支援から始まりまして、地方の市町村への移行とも言われております。そういった中で、こういった要支援1・2であっても要介護1・2の部分まで含めまして、施設に入ることができなくて、受け皿のない人が当然出てまいります。そういった中で言われておるのは、市町村の財政によって、そういった方々に、今課長の答弁がありましたようなことが、財政的に無理が生じた市町村では、他の市町村に比べてばらつきが出るといわれております。

 そういった中で、当町はどのような状況なのか、伺います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) 答弁いたします。

 まず、今度の改正で、地域支援事業に移行しても、財源的な問題、国の助成につきましては、町は12.5%負担をしなくちゃならないというのは変わりございませんし、実際には以前までは1割負担で利用できたのが、今度は1割負担じゃなくて、その事業の中で費用がかかる。例えば無料の場合もありますし、無料でない場合も、本人負担が生じる場合があります。そのような形になってまいります。個人的にはそういう負担がかかってきます。

 町村としては、12.5%の負担分で今までどおりその事業が取り組めるということになります。ただ問題は、例えばヘルパーにつきましては、町単独で町がやるわけにはいきませんので、例えば従来の施設に委託できるものなのか、それとも新たに社会福祉協議会などでやっていますヘルパーステーションに委託すべきものなのか、これはまだ国のほうできちんとした定めをしておりません。

 それから、デイサービスにつきましては、現実に棚倉町ではデイサービス、介護適用外のデイサービス、火・水・木、3日間やっております。ここで万が一、新たな人がふえた場合には、さらに町でやっておりますデイサービスを拡大して実施しなくちゃならないという結果になってきますが、これは新規でございますから、それほどいきなり出てくる問題でもないので、それは状態を見ながら対応してまいりたいと、このように考えております。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それと、4点目に質問いたしました介護士の問題でありますが、これは町長答弁にありましたように、町としては施策は今のところ考えていないという答弁をお聞きしましたが、過般の福島県の県議会の中で、議員の方から介護士のこの問題が一般質問で出されたと聞いております。そういった中で、県の回答は、浜通り地方ではありましたが、そちらの地方で介護士の職についてくれる県内の方と限定されていたみたいですが、そういった方には就職準備金等々の支援をすると、県のほうの答弁もございました。

 先ほどの(仮称)ほたるの里さんもそうなんですが、聞いておりますと、多分介護士さんの数が不足すると、これは全体的なものでありますが、再度これは町長にお聞きしたいと思いますが、難しい条件的な点もあると思いますが、そういった点も踏まえまして、前向きな考えがあるのかないのか、お尋ねをいたします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 確かに介護士の不足というのは、多分全県的にあるんだろうというふうに思っております。先ほど質問のありました浜通り地方の部分というのは、これは福島県の再生加速化交付金の中の事業なのかなというふうに思っておりますが、そこの部分については、なかなか12市町村にはありますが、ほかの町村にはないという部分の支援策だろうというふうに理解をしております。

 ただ、町としましても、介護士の方が不足したのでは、事業が展開できませんので、その方が多く来られるような施策、また新たな、例えば先ほど一般質問にありました修明高校の話も出ましたが、そのような形等もあわせながら、今後検討していく必要があるんだろうというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それと5点目に質問いたしました、開業医の方たちへの支援なんですが、過般、東白川郡の議員の研修会が行われました。そういった中で言われた数字が、私の記憶が間違えでなければ、東白川郡の開業医の数は16と、その中で65歳以上の方が3名と、そういった数字をお聞きしましたものですが、4町村の町村別のお医者さんの数がわかりましたら、棚倉町に何件とか塙町に何件、わかりましたらお聞きしたいんですが、とりあえず資料がなければ結構です。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えします。

 4町村のちょっとここに手元にございませんので、棚倉町だけご説明申し上げますが、7院で8名のお医者さんがおります。平均年齢が58.6歳でございます。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それで、この質問をしたのは、ご承知のように、4月1日から町裏にある藤田医院さんがリニューアルオープンと、新築されました新しい医院ができております。ご承知のとおりで4月1日からオープンすると聞いております。我々町民にとっても医師が減少する中で、本当にありがたいことでございますし、家を引き継ぐ先生はご承知のとおり白河厚生病院の第二内科の医長をされておる藤田先生だと聞いております。

 そこでお聞きしたいのは、本来は議会のたびに出ておりますアクセス道路の田楽橋周辺の整備をぜひとも急いでもらいたいと。

     〔「関係ないよね」と発言する人あり〕



◆5番(須藤俊一) いや、関係なかったらば答えてもらわなくても結構です。しかしながら、せっかくあの病院が開業していただくのに、あの道路では子供を連れた、老人を乗せた家族の方が、病人を乗せてとても通れる、通える道路ではございません。これは今質問外という声も後ろのほうから聞こえましたが、私はせっかくこの医療が難しい中で、町内の病院を老舗の病院を継いでくれる、これに対する道路の整備、田楽橋のるる何十年の経緯にこだわらず、必要性はなお増したんではないかと思います。

 それと同時に、どこかの知事さんみたいに、そういったものを後ろからバックアップをいただきまして、どうこう言われている気は全然ありませんので、つけ加えてながら、町長の答弁をいただきたいと思います。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員に申し上げます。

 道路関係に関しましては、通告外でありますので、もしそれに対しまして必要であれば、前もってその辺までの通告をお願いしたいと思います。

 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 私は、支援ということで、それも一つの支援ではないかと。ですからこのレジュメの中に開業医の方にどのような支援をされているのかと、この文言を入れたから該当すると思ったんですが、私の勉強不足でしたので、違う点で質問をさせていただきますので、よろしく町長にも心の中におとどめいただきたいと思います。

 以上でもって1点目の質問を終わらせていただきます。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員に申し上げます。

 一般質問の途中でありますが、昼食のため午後1時まで休憩いたしますので、残った質問は午後1時からお願いいたします。



◆5番(須藤俊一) はい。



○議長(和知良則) ここで昼食のため、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時56分



△再開 午後1時00分



○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開します。

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○議長(和知良則) 須藤俊一議員、一般質問を続けてください。

 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それでは、午前中に引き続きまして、質問をさせていただきます。

 2点目の質問といたしまして、国の決定した農業政策の町の対応についてということで質問をいたします。

 この案件につきましては、ご承知のように、過般の12月議会におきまして、鈴木政夫、佐藤喜一両議員から質問がありましたが、その当時まだ国の指針が発表されておりませんでした。その後12月17日に、この政策に対しまして、国は次の4点を柱とする農政改革を発表いたしました。1点目といたしまして、経営所得安定対策の見直し、2点目といたしまして、水田フル活用と米政策の見直し、3点目に、日本型直接支払制度の創設、4点目といたしまして、農地中間管理機構の設立、それぞれの主な内容と、町としてどのような施策で町内の農業を支援していくのか、それと同時に2点目といたしまして、平成25年度の米の全袋検査の数、経費の内訳、また、平成26年度の25年度を踏まえた課題と対応は、この点についてお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの国の決定した農業政策の町の対応についてでありますが、まず国は4点を柱とする農政改革を発表したが、主な内容と町としてどのような施策で農業を支援していくのかにつきましては、経営所得安定対策の見直しについては、米の直接支払交付金の削減や、米価変動補填交付金を廃止する一方で、畑作物の直接支払交付金、いわゆるげた政策や米畑作物の収入減少影響緩和対策、いわゆるならし対策について、一律の規模要件を外し、意欲ある農業者が参加できるようにするものであります。

 次に、水田フル活用と米政策の見直しについては、米の直接支払金を見直すことにより、主食用米偏重ではなく、麦、大豆、飼料米などの需要のある作物の生産を振興し、農業者がみずからの経営判断で作物を選択する状況を実現しようとするものであります。

 次に、日本型直接支払制度の創設については、集落コミュニティーの共同管理などにより、農地が農地として維持され、将来にわたって、多面的機能が十分に発揮されることを確保するとともに、担い手の負担を軽減するものであります。

 次に、農地中間管理機構の創設については、農地の有効利用の継続や、農業経営の効率化を進める担い手への農地利用の集積、集約化を進めるために、農地中間管理機構の制度化を行ったところであります。

 以上4点の改革が打ち出されたことを踏まえて、本町においては農業者や集落組織に対して制度の推進とあわせて独自の推進施策であります集落団地化育成モデル事業や、水田利用作物種子等提供事業、飼料用米、WCS生産推進助成事業情報を提供しながら制度の普及と支援に努め、水田経営の維持と所得向上を進めるとともに、資源を有効に保全、活用しながら農村環境の向上に努めてまいります。

 また、棚倉町農業再生協議会に、県立修明高等学校を加え、新たな作物の栽培や6次化に向けた事業を推進し、遊休農地の解消を図るとともに、農地の有効な活用についても検討をしてまいります。

 次に、平成25年度の米の全袋検査の数、経費の内訳、平成26年度の課題と対応につきましては、まず、棚倉町の生産者が町内外の検査場で実施しました2月末現在の検査数量につきましては17万4,364袋であり、このうち町内の検査場での検査数量は11万5,132袋であります。

 次に、経費の内訳のうち、収入としまして、東京電力からの賠償金4,983万円、ふくしま恵み安全・安心推進事業県補助金441万円であります。

 また、主な支出としましては、米集荷業者搬入手数料2,141万円、検査業務委託料1,356万円、農家検査準備手数料1,265万円、倉庫借上料242万円、農家個人搬入立会手数料158万円、検査機器メンテナンス臨時職員賃金、事務費等で262万円であります。

 次に、平成26年度の課題と対応につきましては、今年度、自家保有米の個人搬入について、毎週土曜日のみで限定いたしましたが、土曜日以外の搬入についても要望があるため、出荷前の検査状況等を十分に考慮しながら、これらについて検討をしてまいります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) ただいま答弁をいただきましたが、既に議員のみならず町民各位には、過般、町のほうからこのような冊子が渡っておると思います。私の通告をした後に、この冊子が届きましたものですから、本当に内容がよくできております。そういった中で、再質問をさせていただきます。

 この最初に申し上げますことは、ご承知のとおりこの制度は、ある意味では中間管理機構というものを各都道府県に1個ずつ設置しまして、その下から各都道府県の市町村に、またその中間管理機構からこういった内容が委託されると聞いております。

 そうしますと、その福島県にも中間管理機構が設立されると思いますが、当局の方はご存じのとおり、これが中間管理機構に書いてある法律の冊子でございます。そういった中を見ますと、ある意味では、国が地方へ、この農政の大転換という名目のもとに農政を移譲したといいますか、移行したともいわれております。

 そういった中で、農業が厳しいといわれる中、本当に市町村がこの大変革に立ち向かっていかなければ、懸念されている農村の崩壊につながると思っております。

 そういった中で、まず開きまして、水田フル活用の米政策の見直しと1点ございますが、そういった中でこれも大幅に改正されたものでございますが、375キロから棚倉町の場合だけが525キロに設定と聞いております。5万5,000円から8万円、そしてまたプラスアルファがキロ167円で10万5,000円までと聞いております。

 そういったこの水田フル活用の取り組みに対しまして、町のお考えを伺います。と申しますのも、525キロと設定されましたが、町内にもばらつきがあると思います、各地域によって。そういった分が全て525キロとは思っておりませんが、とりあえず各方部によってどういったキロ数の設定になっているのか、伺います。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) この525キロの基準でございますが、これにつきましては、過去の平均反収をもとに町内一律ということで設定をしております。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) そうしますと、言葉をかえますと、場所によって反収が低い地域、それはあるいは多い地域がありますが、これは申しましたように、キロ数からいきましても金額からいきましても5万5,000円から10万5,000円までと、反収でやむを得ないのかなと思っておりますが、そのキロ数が525キロというのが答弁いただきましたように、一律ということでいいんですね。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 数量払いとなりますので、地区によってはばらつきもあろうかと思います。そういった中での5万円から10万5,000円というような数量払いというような形になります。525キロは動きません。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それでは、この525キロを基準にして、例えばなんですが、私どもの社川地区はご承知のとおり収量が多い地区とも言われております。そういった中で、水田に私も取り組んでおりますが、取り組んだときには最大でも10万5,000円までと、そういう取り組みをしたいなと仲間と思っておりますが、そういった中で、今年度種子の不足等によりまして、福島県のほうが専用品種は1万2,000円と、10アール当たり、本当は昨年度の場合にはだめだと言っておったんですが、コシヒカリあるいは天のつぶ等々で主食用米で対応した場合には1万円と、そういった数字が県の補填もありまして、発表されまして示されております。

 そういった中で、参考例として端的にお伺いいたしますが、525キロ8万円と、それを基準といたしましてプラスアルファの分は別ですが、基準といたしまして、その場で先ほど町長答弁にもございました棚倉町独自のプラスアルファの施策が3点ほど金額も含めまして示されております。例として、そういった案件で飼料米に取り組んだ場合に幾らぐらいの試算をされているのか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 3月6日に農事組合長会議を開催したところ、いろんな制度説明もしまして、今回ことしの分から丁寧に農家さんにわかるように地域間調整やあるいは備蓄米あるいは飼料用米等の取り組みの内容をるる細かに説明したところでございます。

 ただいまの再質問については、一般品種、多収性品種、専用品種じゃないものについて、基準反収525キロで換算しますと、交付額が全体で12万4,000円という形になります。これは直接支払が8万円、あと県農産地交付金を除きまして、町の農産地交付金が6,000円、団地加算、団地をやっている方ですが、団地加算で5,000円、それと新規需要米、加工米の関係で8,000円という形で加算されるということで、合計12万4,000円という形になります。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 私もこの町の政策、それはプラスアルファの部分なんですが、私も地元で団地化に取り組んでおります。そういった中で、当町のお世辞抜きに3点ほど支援をいただく政策は、本当にすばらしいと思いますし、国の政策がこれがまだころころかわるのも国の政策でありますから、何年続くかという見通しはきついかと思いますが、その現在町が団地化を進めて、そういった中で支援をしていただいていることは、農家にとっても物すごく金額も上がりますし、すばらしいことでありますので、続けていただきたいと思います。

 そういった中で、新しくこの飼料米と申しますと、飼料作物、ダブル品質ではJAさんの場合にはもう限度がありまして、受け入れが不可能なんですよね、聞きましたところ。そうしますと、新しくやる人は飼料米に取り組むしかないと、そういった中でその飼料米に新しい人が取り組んだときに、JA東西しらかわさんを初め、業者さんが受け入れられる幅があるのかどうか、伺います。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまの再質問にお答えします。

 ただいまの件につきまして、私もこの制度が発表されてすぐに、種もみの話、種の確保等も懸念材料としてありましたので、ざっくばらんなところ、JAさんのほうに聞きました。ですが、もう県内での需要調整、栽培調整等が目いっぱいだということと、今後増えるとなると、県外等にお願いせざるを得ないというところで、なかなか重い腰が上がらないような状況でございます。

 それで、ついでに申し上げますと、その分については運送賃のコストがかかるとか、そういう問題も出てくるというふうなお話を聞いております。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 確かに制度ばかりが先に立ちまして、今課長答弁にありましたように、じゃ私らも取り組もうと、恐らくご承知のとおり、米が1万円になるんじゃないかと、TPPも絡みまして、そういった中で、課長答弁にありましたように、この制度に取り組みますと、12万4,000円と基準の値段ではありますが、出されたのが。確かにそういった中では、農家にとっては有利な制度ともいえる部分があります。

 そういった中で、ぜひとも当局には今課長答弁にありましたJAあるいは集荷業者さん等々と折衝、交渉あるいはまた話し合いを重ねまして、我々の農家のためにもご尽力いただきたいと思います。

 それともう一点お伺いをいたしますが、JAさんばかりでなく飼料用米の買い入れ価格というのはキロ10円であります。60キロで600円しかならないような買い入れ価格であります。この12万何千何がしも全て国県のお金あるいは町のお金で形成された総合的な単価だと思います。

 そういった中で、このJAがあるいは業者さんがキロ10円で1俵600円で買って、どういった形でこの飼料米にそういう業者さんが取り組んでいるのか、利益も上げなければならないと思うんですが、わかりましたら答弁をいただきます。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) その販売のそっちのほうは承知しておりません、ご容赦願います。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) それでは、2点目の米の全袋検査の内訳を聞いたんですが、その中で町長答弁いただきましたように、確かにこれは土曜日以外だという声は多かったんです。先ほどの答弁のように、ぜひとも土曜日以外で職業の関係もありますからというような意見でありますが、その検査はぜひともとっていただきたいと思います。

 それと同時にもう一点、この件に関しましてお聞きいたしますが、予算では米の全袋検査の予算では7,900万円何がしがとってありますが、決算を聞きますと、昨年度の12月議会でしたが、ここでもお聞きしたんですが、決算を聞きますと5,000何百万円と、2,500万円のマイナスと、そういう話を聞いております。その理由は、先ほど課長から内容がありましたので、それが内訳で結果だと思いますが、26年度からの28年度までの町の事業計画の中には7,900万何がしのそのもとの数字が書いてあります。そういった中には、もしも本年度の5,000何百万円の数字からプラスアルファが出せるために、業者さんにも農家にもそういう意味合いで振興計画の金額が載っているのかどうか、最後にお尋ねをいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 多分7,900万円のお話につきましては、12月の補正予算の中での議案第65号のお話かと思います。これについては大変まことに申しわけございません。この場をかりてお詫びしたいと思いますが、これについて棚倉町での生産量全体の17万袋という数字を基本に算出計上した金額でございまして、実際に入ってくるお金というのは、棚倉町で検査したものについてでございます。ですから、実際には12万袋から11万袋の間でお金が入ってくるということですので、5,400万円から5,000五、六百万円程度ということになります。基礎数値に誤りのあったことをこの場をかりておわび申し上げたいと思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) ご承知のように、先ほど最初に申しましたが、農政も先ほどの1点目で質問しました介護の絡みですが、国は地方へと押しつけといいますか、移行といういい言葉を使っておりますが、この農政も介護に関しましても国が地方へ、私は押しつけて責任を押しつけ、地方に財政的な負担も強いながら押しつけていると私は思っております。そういった中で、介護、医療、この2点目の農政に関しましての町当局はお骨折りは大変だと思いますが、ぜひともご尽力を賜りますよう申し上げまして、2点目の質問を終わります。

 それでは、3点目の質問に入らせていただきます。町の公共事業についてということで質問をさせていただきます。

 町では震災後3年の間に大きな公共事業が行われました。しかし、職員各位の努力もむなしく、残念ながらその都度問題点も指摘されてきたのもご承知のとおりでございます。挙げれば高野小学校の天井のぶら下がっていた問題、棚倉幼稚園のくい打ち増加による大幅な工期のおくれ、それと過般12月議会にも補正が出ましたが、完成間近な総合体育館の柔剣道場への雨漏り等々あります。そこで、次の点について伺います。施工1年弱でありますが、一部損壊している寺山堰、通称孫目堰といわれておりますが、その損壊の原因は何が考えられるのか、修復をしないわけにはいかないので、その修復の予定、あるいはその予算はどのようなもので対応されるのか、2点目といたしまして、申し上げましたように、公共事業の都度発生する補正並びに追加予算は、過般の初日の議会の専決処分の中でも出ましたが、事前の調査、設計段階に問題があるようにも思われますが、見解を伺います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの町の公共事業についてでありますが、まず施工1年で一部損壊している寺山堰損壊の原因は何か、修復の予定、予算の対応につきましては、災害復旧工事の性格は、災害の査定段階において原形復旧が基本とされ、経済性、施工性など、制約が多いことから災害復旧基準以上での構造物等の提案はできないものであります。

 今回の災害復旧工事においても、原形復旧が基本でありますので、災害復旧工事の設計要領により流速等の計算結果から4トンタイプの根固めブロックを計画をしたところであります。

 さらに魚道につきましては、河川協議の中で10%以下という制約を受けたことから、魚道の延長が決定され、査定設計書を提出し、災害査定を受けました結果、現状の構造になったものであります。

 今回、施工しました根固めブロックに一部起伏が生じておりますが、この直接の原因としましては、平成25年8月5日から6日の豪雨、さらには9月14日から16日の台風18号により河川が増水し、河川の河床部を洗掘して魚道側に設置をしてあります根固めブロックに起伏が発生したことと、河川協議において、以前の魚道よりも延長が長くなり、右岸側の河川幅が狭くなることにより、魚道側の河床部が洗掘したのが一因と考えられます。しかし、根固めブロックの役割につきましては、河川の河床部の洗掘を緩和することを目的とするものであるため、寺山堰堰堤そのものの機能には何ら影響はありません。

 以上のことから、起伏が生じているのは、堰堤自体ではなく、固定工作物ではない根固めブロックでありますので、今のところ修復の予定はありません。

 次に、公共事業のたび発生をする補正予算は、事前の調査、設計段階に問題があるように思われるがにつきましては、各担当課におきましては、当然調査、測量、設計等を行い予算を算出しておりますが、現場の作業の中で不測の状況が発生した場合や、安全性、耐久性を確保する視点等から、事業内容を途中で変更することがまれにあります。

 なお、補正予算には工事内容の変更に伴い、補正予算が発生する場合のほか、経済対策などにより国の補正予算に伴い、交付税措置のある有利な起債を特定財源とすることができる場合、既に次年度以降に計画していた事業を前倒しをする場合もあります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) そこで、寺山堰なんですが、続いて伺いますが、私は私見で言いますと、前の経験があそこは確かにご承知のとおり、久慈川で流れもきつく、そしてカーブになっている欠損しそうな場所であることはご承知のとおりでございます。

 そういった中で、この孫目堰に関しましては四、五年前になりますか、多分私が農業委員の会長のときだったと思いますが、当時、今の住民課長が課長補佐で、総務課長が多分商工農林の課長だったようには記憶しておるんですが、秋の大雨か何かで、あそこが決壊したことがありました。そのときに、多分その記憶が間違っていなければ、緑川、今の住民課長が夜を徹してあしたまで書類を出す。その書類を徹夜して出してから、激甚災害の適用を受けまして、1,000万円弱を町の負担の持ち出しはなしで修復をした記憶がございます。しかしながら、このときの全て1年の間に、その修理をしたところが欠損したような、全てとは申しませんが、大半が欠損してしまったような記憶がございます。

 そういった点の教訓が生かされていないような気もしますが、できますれば総務課長が商工農林課長だったと記憶しておりますが、ご答弁をお願いします。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。

 以前の寺山堰の改修の際の経過等についてでございますが、先ほど町長答弁の中でも述べておりますように、災害復旧というのは原形復旧ということでございますので、その時点においても、我々としてはその時点ではもともとの堰本体そのものが、非常に玉砂利を積んだようなもので、非常に危険だということは認識しておりましたので、その辺も合わせて改修をしてほしいという要望は出したわけでございますが、あくまで流された水路の部分、それも途中で切られて、その部分のみの改修だということで、そのものの改修を行ったということでございまして、その後の今回の災害につきましては、まさにその指摘をしておいた石を積んだところの護岸のほう、それは全部やられてしまったということで、さらにまた続けて同じ場所を災害復旧事業で改修したということでございまして、なかなかその我々がそれ以上にやってほしいと要望をしても、現実的に国の補助事業制度の中でできなかったという経過でございますので、ご理解をいただきたいなと思っております。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 寺山堰に限らず、その他の公共事業に限らず、ご承知のように税金を使って、交付金であれ補助金であれ、それぞれの税金を使って事業を行います。そういった中で今課長答弁に異を唱えるわけではございませんが、大金を使った工事の中では、官民一体となってこういう補正あるいはやり直し、そういった工事が当町からは一つでも少なくするような執行部のご努力を申し上げまして、3点目の質問を終わらせていただきます。

 それでは4点目の質問をさせていただきます。教育行政の改革についてということで4点目でございますが、ご承知のように、新聞報道等でしか知ることはできませんが、国では今国会において新たに教育長と教育委員長を兼務する、私の質問の時期には(仮称)代表教育委員長と申されておりましたが、最近の報道では、教育長と報道されておりますが、その創設をする改革案が審議されておりますが、こういったものが決定された場合に考えられるメリット、デメリット、また現在町が進めているキャリア教育への影響はどのようなものが考えられるか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) ただいまの教育行政の改革についてでありますが、国では今国会で新たに教育長と教育委員長を兼務する(仮称)代表教育長を創設する改革案が審議されているが、決定された場合のメリットとデメリットにつきましては、今回の制度改正につきましては、既にご承知のとおり、安倍内閣の私的諮問機関である教育再生実行会議が昨年4月に教育委員会制度のあり方について、第2次提言を取りまとめ、その提言を受け、中央教育審議会において具体化していくための制度改正を検討し、その内容について現在国において審議検討がなされている状況にあります。

 ご質問のありました決定された場合のメリット、デメリットにつきましては、今後さらに国の動向を踏まえながら、当教育委員会においても検討していく必要があるのではないかと考えております。

 また、町の進めているキャリア教育への影響はどのように想定されているのかにつきましては、キャリア教育の推進に当たっては、教育委員と目的を共有し、その取り組みについての情報を提供し、進めているところでありますので、影響はないものと考えております。

 以上で答弁を終わります。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 2点ほど質問をさせていただきます。

 まず1点目なんですが、ご承知のとおり、この改革がなぜ必要かという要因は、国によりますとご承知のとおり2011年大津市で発生いたしましたいじめによる自殺への教育委員会並びに教育関係者の対応のおくれを危惧するものであると報道されております。それによって、教育長並びに教育委員会等々の関係者の責任体制の明確化を狙うと言われております。

 そういった中で1点目なんですが、これは既に佐藤議員の質問にも一部ありましたが、棚倉中学校に10名から20名の登校しない生徒がいると、そういった生徒の中には、いじめによるものはいないのかと、これが1点目と、この制度改革によりまして、危惧されておりますもう一点は、首長の権限の強化などが教育への政治介入を招くとの懸念もあると言われますが、この2点につきましてお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えをいたします。

 第1点目、不登校につきまして、現在のところ棚倉中学校からいじめによることの不登校という連絡は受けておりません。さまざまな要因が複合的にあるのかなというふうに感じております。それだけに、その対策を対応を慎重にやっていきたいというふうに考えております。

 2つ目の首長さんの対応につきましては、責任のほうもそうですが、一緒になって現在も進めているというふうに私も感じておりますが、そういうところであろうかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 須藤俊一議員。



◆5番(須藤俊一) 先ほど私もこれは時間内に4点ほど質問をさせていただきました。そういった中で、総務課長と保健福祉課長、それと同時に教育課長、今回惜しまれつつ退職をすると思います。長年の努力に敬意と感謝を申し上げまして、今後とも我々にご指導賜りますよう申し上げまして、一般質問を終わらせていただきます。



○議長(和知良則) 順位5番、5番、須藤修一議員の質問を終わります。

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△古市泰久議員



○議長(和知良則) 順位6番、6番、古市泰久議員、登壇願います。

 古市泰久議員。

     〔6番 古市泰久議員 登壇〕



◆6番(古市泰久) 順位6番、議席番号6番、古市泰久であります。

 本日は、通告に基づきまして、4点質問をいたします。

 まず1点目については、介護保険制度についてお尋ねをいたします。

 本制度については、平成12年度に創設以来、地方分権の試金石といたしまして、市町村が保険者となり保険制度を運営するなど、地方自治体が主体的な役割を果たしてきたことにより、介護保険制度は国民になくてはならないものとして定着してきております。

 また、今般の高齢化社会の到来により、市町村では地域資源に大きな差異がある中、地域の自主性や主体性に基づき、それぞれの自治体の特性に応じて介護事業を展開していくことが重要であると考えられます。次の2点について当局のお考えを伺います。

 1点目は、本町においては、現在第5期介護保険事業計画に基づいて事業が遂行されておりますが、平成26年度は最終年度となるところから、計画の水位と今後の見通しについて伺います。

 2点目は、平成27年度から介護保険制度の改正が予定されております。平成26年度に第6期介護保険事業計画が策定されることになりますが、本計画は今後本町にとって3年間の施策を網羅する介護政策の重要な計画であります。事業計画策定の大きな視点はどのようなものがあるのか、また、どのように反映していくのか、あわせて伺います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位6番、6番、古市泰久議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの介護保険制度について問うでありますが、まず第5期棚倉町介護保険事業計画の推移と今後の見通しにつきましては、保険給付費につきましては、平成24年度から26年度までの3年間の総費用は31億9,200万円と計画されており、最終年度である26年度の費用が当初予算ベースで推移をしたと仮定した場合、総費用で31億6,900万円となることから、2,300万円ほどの残が予測されます。

 しかしながら、今後の在宅サービスと施設サービスとの動向によっては、変動が生じるものと考えておりますが、現在のところでは計画を下回った内容となっております。

 介護施設整備については、計画された小規模老人保健施設29床、認知症者を対象としたグループホーム18床は平成25年4月に開設されており、さらにことし10月には特別養護老人ホーム80床が開設をされることになっております。この開設によって、重症認定者の待機者解消はもとより、老人保健施設に入所希望されている在宅待機者の解消もあわせて図られるものと考えております。

 介護予防事業については、2次予防対象者を把握しながら、筋力向上トレーニング事業、栄養改善、口腔機能向上事業、生きがい活動通所事業などを実施し、さらには新たにパワーウオーキング事業などを導入し、できる限り要介護状態にならないように各種予防事業を展開をしているところであります。今後とも高齢者が地域で自立した生活が営めるように、支援をしてまいりたいと考えております。

 次に、介護保険制度改正に伴い、第6期棚倉町介護保険事業計画の大きな視点はどのようなものがあるのか、また、事業計画策定にどのように反映していくのかにつきましては、平成27年度から29年度までの3カ年間にわたる第6期介護保険事業計画の主な制度改正点としましては、保険料及び介護報酬の改定はもとより、一定以上の所得がある利用者の自己負担を1割から2割に引き上げられること、特別養護老人ホームの新規入所者を原則要介護3以上に限定されること、要支援1及び2に対する訪問介護と通所介護が市町村事業に移行されることなどが、現在国の社会保障審議会で検討をされているところであります。

 本町の第6期介護保険事業計画の策定に当たりましては、今年度国の制度改正を待って、さらには第5期事業計画の推移を見きわめながら、計画策定に反映をしてまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) ただいまは先ほどの須藤議員の介護関係の質問とダブるところも多々あったかと思いますが、ご丁寧なるご答弁をいただきまして感謝を申し上げます。

 実は、このただいまの答弁ですと、保険給付費では平成24年から26年までの3カ年の計画では32億9,200万円を見込んだところ、31億6,900万円と予測して、現在のペースでいくと2,300万円の残になるというような答弁でございましたが、例えば今年度開設するほたるの里、特老でございますが、先ほど須藤議員の質問にももちろんありましたが、本町の介護が大体50床を予定しているということでございましたが、今回平成25年度の最終補正予算におきましても、この給付金額で特老、老健、施設入所者合わせて11人というようなことで、この増員というようなことで、2,600万円からの増額補正があったわけでございますが、これはさらに開所して10月オープンで大幅に入所希望があり、それを満たさなければならないと。待機者を消化できないというような折になって、それを入所したというようなことになったときの場合、どのような対応をとっていくのかですが、お伺いをいたしたいと思います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 ただいまの質問の件につきましては、2,300万円ほどが26年度、この当初予算ベースでいきますと第5期の3カ年の残金ですか、2,300万円ほど残る計算でただいま町長答弁ありました。しかし、これはあくまで当初予算ベースでございますので、この2,300万円を月換算にしますと、月に大体7名ほどふえれば2,300万円はなくなってしまうという計算にはなります。

 しかし、今おっしゃいましたほたるの里50床、これが例えば満床に入ったとしましても、平成26年度の当初予算で、その分は計上しております。ただし、それ以上ふえた場合にはどうなのかということでありますが、今度のほたるの里の10月1日から見込んでおります50床につきましては、介護保険と申しますのは、10月からオープンしても、その請求は2ケ月後になるわけですから、実質4ケ月の計算でしますと、多少ふえても余裕はあるという計算にはなるかと思います。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 計算上、そのようなことになって、計画のつじつまは合うんだというようなご答弁だとご理解をさせていただきます。

 しかしながら、そうしますと2,300万円の残というのは、まさに単年度予算からすると微々たる金額であります。安心した額ではないということには間違いないと思うんですが、例えば欠損金が発生したと、やむなく。大丈夫であると言っても欠損金が発生したという場合は、この特別会計上はどのような形で処理されるのか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にご答弁を申し上げます。

 欠損金が出た場合には、県の基金を一時借り入れをしまして精算をする予定になっております。その分は、第6期の介護保険料に算定を入れるという形になります。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) ご理解させていただきました。

 次に、施設をつくって待機者を解消するということは、非常に好ましいことであるわけですが、ただいまの話でもありませんが、入所者がふえると介護負担額が多くなってくると。その分被保険者の保険料も上がってくるという悪循環ということにもなりかねません。これから予防事業に一段と力を注いでいただきまして、細心な対策をお願い申し上げようと思います。

 次に、介護施設の整備については、計画の中では小規模介護老人保健施設29床、認知症対応型グループホーム18床というご答弁でございましたが、これは昨年オープン既にされているわけでございますが、実はこの人数に対しまして、本町における町内の入所の人員というのはどのような内訳になっておりますか、お尋ねします。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にご答弁申し上げます。

 第5期介護保険事業に計画の中では、小規模老人保健施設、老健と申しますが、29床のうち計画では16名を見込んでおりましたが、それに対して今10名が入所されております。それからグループホームは18床のうち、計画では16床を見込んでおりましたが、現在のところは15床となっております。両施設とも4月1日にオープンされまして、計画より下回っている状況となっております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 次に、介護の予防事業というのが大きな仕事になってくるわけでございますが、棚倉町は他の町村に比例しまして、かなり進んでいるなという実感はございます。そこで、実はこの24年度水中運動教室、「ルネサンス棚倉」のプールでなさっていて、私は町民の中の人から実は始まる前はお座りができなかった人がたくさんいたと。ところが1コースが終わったら全員座れたというんですね、お座りが全員座れたと。それで、私の知人でもあったものですから、この水中運動の介護予防の事業については、もう何年も継続してやっていただきたいんだという要望を承っておりますので、ここで発言をさせていただきたいと思います。

 さらに、実は私が過般、定例会において質問いたしましたパワーウオーキング事業でございますが、これについては24年度から補正をいただきまして、湯座町長の英断と担当課長自ら自費で長野県の小布施町、全国サミット大会へ参って調査研究を重ね、その実現になったと聞いてうれしく思っておったわけでございますが、今後このパワーウオーキングの事業については、どのような対応をとられるのか、お伺いをいたします。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 まず、水中運動教室につきましては、この事業は平成20年度から実施をしております。20年度の当初は67名ほどの延べ人数でございましたが、昨年25年度につきましては324名という、かなり人数、利用者がふえまして、これは実際にお年寄りの方が水中で行うものですから、体に負荷がかからないということで、大変好評でございます。一番問題なのは、この教室が終わったケアの問題でございます。このケアの問題がありますので、実は「ルネサンス棚倉」と今後のケアの問題でいろいろ協議をしておりますが、現在のところ実現しておりませんので、今後も「ルネサンス棚倉」さんと協議をしてまいりたいと考えております。

 それから、第2点目のパワーウオーキングにつきましては、24年度から現在まで4回ほど実施をしております。昨年見ますと、やはり参加者がある程度固定してきたということで、今年度は自主サークル的なものに移行していきたいなと、このように考えております。

 以上、答弁といたします。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) これは再質問を最後にしたいと思うんですが、実はこの住宅改修費、この事業についてお伺いをいたしたいと思っております。

 実は私の母親なんですが、この制度を利用いたしまして住宅改修をいたしました。先日からもお話が出ておりますが、事業費20万円限度で1割負担ということでございますから、どういう訳かここへつけてくれ、ここへ階段をつけてくださいといった要望をいたしましたこの見積もりがなんと20万円ちょっきりでございました。何の端数もなしということでの見積もりだったんですが、業者選定は迷ったんですが、いずれにしろお願いしました。

 支払いというようなことで2万円用意しておりました。そうしたら福祉協議会の担当の方が、一旦20万を納めてくださいと。しかる後に国からのお金が出た段階で1ケ月半か2ケ月あるいは2ケ月半になるかもしれませんが、その段階で通帳に入れますので、そういうようなやりようをさせてくださいということだったんですが、実は私の知っている限りでは、福島市においてはまさに2万円のお金だけ用意すればこれはすんなりそこで貸し借りなしでいっちゃうという制度なんですね。

 聞くところによると、介護保険制度の方からその9割負担の18万円の金を一時立て替え払いというんですか、これは委任払いといいますか、そういうような形の制度をとっているということを聞きましたが、この棚倉町ではそれができれば、今回補正の中で若干この事業の減額補正をしておるようでございますが、こんなことがなく利用者が2万円だけ用意していればできるんだと。30万円になったって12万円だけ用意していれば30万円の仕事ができるんだというような形になればこの利用制度が若干ふえるんじゃないかと、助かる人がいるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか、ご答弁願います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えをいたします。

 住宅改修でございますが、現制度、棚倉町の制度では一旦お支払いをして残り9割、完成後に9割を償還払い制度でございます。確かに議員さんおっしゃるように例えば所得のない方はできないのかという話になってしまいますので、この計画を申請するのはケアマネジャーなんですね。ケアマネさんからも今議員さんがおっしゃっておったとおり、委任払いができないかという要請もございますので、要綱の改正を検討しながら、今後検討してまいりたいと考えております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 簡単な答弁でよろしいんですが、実は今先ほども申しましたが、この業者さんを選定するのに非常に迷うんです。果たして立派な家を建てるが、介護の福祉関係の施工についてはどれだけの知識があるんだろうかとか、アフターケアはどうなんだとか、その他もろもろその後も相談に乗っていただける大工さんなのかどうかというのが、非常に迷ったわけでございます。私とおふくろと2人で迷いまして、例えばそのときに思ったんですが、この審議会等々でそういう意味で、その身元も腕も介護の知識もあると、アフターも立派だというような業者を選定するというか、要するにエントリー制によって選定して列記すると、そのような制度があれば、ああ、この大工さん知っている、前に頼んだことがあるとかと、すこんと出てくると思うんですよ。安心・安全ということは農作物の世界ばかりではございません。いかがでしょうか、ご答弁願いたいと思います。



○議長(和知良則) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(田中喜一) ただいまの質問にお答えいたします。

 今回の第6期の改正で、国ではこの住宅改修の施工業者につきましては、登録制にしようという今動きがございますので、その改正を待って本町でもその体制で改正をしてまいりたいと。その段階で登録制でございますので、説明会をする必要がありますので、その段階でPRしていきたいと考えております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) わかりました。課長が今年度いっぱいで満期退職と聞いておりますが、ぜひ後任さんのほうにもよろしく伝達をお願い申し上げたいと、このように考えております。1問目の質問を終わります。

 2点目の質問に移ります。先般東白川町村会において、東日本大震災・原発事故に伴い、医師等の医療関係者の流出により当東白川地方の中核病院である塙厚生病院の医師の確保が困難となり、医療体制の充実を図るために各関係機関へ要望書を提出されたと聞いております。東白川地方のこの地域医療の体制の現状と対策についてお尋ねをいたします。

 現状を踏まえ、今般東白川地方医療推進協議会を立ち上げたものとご推察をいたしておりますが、協議会の意義と役割についてお伺いいたします。

 さらに、棚倉町が果たす役割として、どのようなことをお考えなのか、あわせてお伺いをいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの東白川地方地域医療体制の現状と今後の対策について問うでありますが、まず東白川地方医療推進協議会の意義と役割につきましては、東白川地方管内は塙厚生病院を核として医療体制を確保しているところでありますが、近年医師の高齢化による将来を見据えた若手医師の確保が課題とされており、郡医師会が中心となり医療、行政が参加をして地域医療の諸問題に取り組んでいるところであります。しかしながら、東日本大震災に伴う原発事故による風評被害などで医師の確保がますます困難な状況下にあります。

 このような中で、中核病院として役割を果たしている塙厚生病院では、産婦人科医師、小児科専門医師の確保や、従来まで福島県立医科大学より派遣されていた整形外科医の非常勤化により、交通事故等による緊急手術の受け入れが不可能になるなど、地域住民に対する安全で安心した地域医療の確保が困難になってきていることから、東白川地方町村会では、去る2月3日に福島県知事、福島県議会議長、福島県立医科大学理事長に対して、地域医療の確保に関する要望書を提出をしたところであります。また、2月27日には、将来の東白川地方の医師・医療要員の確保の調査、協議、実行運動等を図るため、管内町村長、議会議長、東白川郡医師会、医療関係機関の役員、学識経験者をメンバーとする委員16名で構成をする東白川地方地域医療推進協議会を立ち上げたところでございます。

 今後とも、この協議会を通して東白川地方の医師の確保や地域医療の充実を図ってまいりたいと考えております。

 次に、棚倉町が果たす役割につきましては、この東白川地方地域医療推進協議会の中でさまざまな機会を通し、町村の実情を訴えながら、地域医療の充実に努力をしてまいる考えでございます。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) ただいまの町長のご答弁でございますが、この中核病院である塙厚生病院が整形外科、産婦人科、小児科が機能しないというおそれがあるというようなご答弁でございまして、整形外科においては交通事故でも塙厚生病院じゃだめだよというような答弁でもあったわけですが、まさに東白川地方のこの住民の命が今まさに危機的状態にあると言って過言ではないと、このように推察をいたします。

 対処策なんですが、この協議会が将来の当地の医師・医療要員確保の調査、協議、実行運動を図るための協議会を立ち上げたということでございますが、これはややもすると今まで町村会あるいは議長会も行っておりますが、ただの陳情、調査だけをして実効性のない、調査だけをしてあげくの果てに陳情合戦をするというようなことになるとするなら、これは何の意味もない協議会を立ち上げたということになりかねないと思うわけでございますよ。そこで棚倉町の果たす役割ということで、町長はこの地域医療の充実にこの協議会を通した中で努力と役割を果たしていきますよという、ただいまの答弁でございましたが、もうこれはないものねだりをしても医者は東白川地方に配属されないし、この辺地といいますか、もう医療過疎地域になってしまったこういう地域に、もう新たな医者は来ないと思って間違いないんじゃないでしょうかね。

 そうしたら、そこで何をするかというと、いや、その役割ですが、もうそろそろ東白川町村で自前の医者を養成するというような発想に移るべきだと思うんです。陳情運動をしますよ。その中で私のこれは提案なんですが、この医師確保のための修学資金制度というものがあれば、経済的にもなかなか容易じゃなくて医者になれないという子供たちの夢もかなえられるだろうし、そのことについてこの制度の創設について棚倉町の町長として、この協議会でこの制度創設についての発言をしていただきたいというのが、私の今回のお願いであります。町長いかがでしょうか、この件については町長腹をくくってちょっとご答弁をいただきたいんですが。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) ただいまのこの修学資金制度ということでございます。これは今現在でも福島県で福島医大に入る学生さんに、また地域の医療につきたいという学生さんについての貸し付け等は行っている、県で行っている制度ということでございますが、また、ただ他県では多分市単位ぐらいだと思いますが、市によっては市独自の支援策をとっているというところもございます。また今おただしの部分は、そういうものを東白川郡でということでございますでしょうから、もちろんそれについては確かに今回のこの協議会というのは、ある程度外に向けてこういう協議会をみんなでつくってやっていくんだよというようなPRということも含めてやっているという協議会でもございますが、それとは別に、今おっしゃった就学、要は医者になる人を育てる、自前で支援をしていくというようなことも今後考えていくべきだろうと思うし、そうやっていかなければなかなか医者はふえないんだろうというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 私もただいまの福島県の医師修学資金制度というのは、これは承知しております。資料も手元に持っておりますが、月額20ね。これは緊急医療とか僻地医療、それから地域医療確保修学資金等々いろいろ3本ばかりあるようですが、入学時に100万円なんですね、これは。それで月々県外、県内者はあるにしても、20二、三万円ぐらいのお金を援助していると。返済については条件がありまして、この職については場合には9年間やったら返済する必要はないよとか、あるいは制度によっては6年とかというのがございますが、実は私の言っているのは、これも使いなさいというんですよ。東白川で今度立ち上げていただきたい修学資金というのは、もらえるものはいっぱいもらって、そのほかに東白川で出すよというぐらいの太っ腹なといいますか、そのぐらいの物の考えでも制度創設をお願いしたいということでございますので、町長、ひとつ関係機関あるいは各課長とも担当者等々とも相談をして、確かな計画を練っていただきたいと願うものであります。

 次に、例えばこの制度ができましたと、この制度が東白川町村会でできましたと。しかしながら、この制度に手を挙げる子供たちがいなければ、これはどうにもならないただの器をつくって人入らずみたいなことになります。そこで、町長と教育長にはあらかじめ私の手持ちの資料をお渡し、先般しておいたわけでございますが、教育委員会の計画でも午前中、先ほどの話もあったようでございますが、子供たち小・中学生を対象として職場の体験学習をして、それらの道を開くための人材づくりを今からやっていくんだということですが、この制度に実は地域医療を支える人材を育てるという項目を1つ入れていただきたいんですよ。

 例えば、これは兵庫県の丹波市でございますが、昨年10月ある新聞なんですが、医療体験セミナーをしたんですね、地元の赤十字病院との提携をしまして、本物の胃カメラや救急器具を操作するなど本格的な内容に参加した生徒の満足感は高く、医療現場で働くために勉強に頑張りたい、夢を追いかけたいなどという気持ちがさらに高まったとか言っているんですね。ここでどういうことをやったかというと、あの看護師さんたちがお勉強する模型の腕があるじゃないですか、血管が浮き彫りになった。そこへ針を刺して抜いたりとったり入れたりみたいなことを、その職場訓練でやったんだそうですね。胃カメラも動かしたり何かして、さらに医療という特に医者になりたいという気持ちがむらむらと上がったという、とんでもない効果を上げているという事例なんですが、教育長、先にいきますか。教育長のお考えをお伺いいたします。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えをいたします。

 今年度棚倉中学校の方でもこの職場体験を今まで2日間だったところを何とか3日間にと、そういうところで取り組んでみました。そうしたところ、教員、これは例は山岡小学校ですが、山岡小学校の方では教員として3日間、子供たちを体験させたと、教員としていろんな教授も子供たちがつくって、そして児童と中学生ですね、そういう関係でやらせたところ、終わったときにやっぱり3日間やってよかった。そしてもう感激をしてぜひ教員になりたい、そういうふうにして帰っていったと。これも3日間やってよかったなというふうに思うところですが、ですので、この中学生がこういう体験を医療の体験を含めて、そういう経験を積んでいくということが非常に大切だなというふうに思っております。

 そこで、ぜひともこの中学生の体験の中に協力してくれる病院があれば、入れてみたいというふうに思いますし、小学校の今度いわゆる今計画しているものがありますが、その中でもぜひ協力してくれる病院があれば、小学生にも体験させていきたい、そういうふうに考えています。

 以上です。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) というような答弁でございましたが、町長、短く端的に町長のお考えをお伺いいたします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 幼いうちからいろいろ体験するというのは非常に重要なことだと思っております。さきにいただいた資料、この医療体験セミナーというのが、子供たちにとってすごい刺激的でまさに夢を育むのにも、1ついい役割を果たしているんだなというふうに思いますので、これはお医者さんだけじゃなくて、例えば介護の部分であったり、ナースの部分であったりすることも含めて、いろんな体験をできる機会を設けていく、キャリア教育の中でやっていくというのは必要だろうと思っております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 教育長並びに町長が私の提案に対して前向きな姿勢で、あしたからでもやるみたいなご答弁をいただきました。ぜひご検討をいただいて、間違いのないこの先子供たちに私たちが自信を持って、この東白川を任されるような医療、地域の再生に向かってお互い努力しようではありませんか。

 2点目の質問を終わります。

 3点目の質問に移ります。ふくしま森林再生事業についてお尋ねをいたします。

 長期間にわたる国産材の低迷により、森林が荒廃し、自然環境に支障を来しております。加えて東日本震災により森林整備は以前の半量程度の実施状態であるそうでございます。平成25年度県は、対策のため新規事業としてふくしま森林再生事業を立ち上げ、棚倉町は事業採択を受け事業実施に入っております。

 本事業のメリットと平成25年から29年の5カ年計画を聞いておりますので、その実効性についてあわせて端的にお願いをいたします。よろしくお願いします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまのふくしま森林再生事業について問うでありますが、まず、ふくしま森林再生事業のメリットにつきましては、東日本大震災、そしてそれに伴う原発事故により、森林整備や林業生産活動が停滞をしていることから、森林の再生と復興によって森林の保全と土砂災害の防止など、森林の公益的機能の維持、生産される木材の利活用推進による地域活性化を図ることができること、さらに森林の放射線量測定等の事業が含まれているため、放射性物質の低減と拡散防止等、森林の安全性が確保できるなどがあります。

 さらに、森林所有者の実質負担がないことや、事業費全額が国・県負担となるために、町の負担なしで森林整備が進められることなどが考えられます。

 次に、平成25年から29年の5カ年計画と実行性につきましては、今年度策定いたします全体計画において、台風や豪雨災害等により土砂流出などが発生し、または発生のおそれのある流域を中心に、災害に強い森林づくりと松くい虫被害により荒廃している森林の樹種転換やキノコ原木林として利用していた広葉樹林への再生を図るための更新伐を促進することなどを基本に事業を推進をしてまいります。

 なお、年度別計画策定に当たっては、重点地域を中心として年間約30ヘクタールの森林整備を実施をしていく予定であります。

 さらには、事業の早期発注とともに、年度内に事業が完了できるよう受託者を指導しながら実効性の確保に努めてまいります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 私は議員になって今度でちょうど9回質問したことになるんですが、その中で随分件数は質問してきましたが、この再生事業の今の答弁、完璧ですね。非常に感心しました。私が実は思って願ってこの質問をしたというその全てに近いものを網羅されておったということでございます。

 まさに、実施主体の町が一銭も要らない、そしてなおかつ間伐等に当たった森林所有者については、箇所づけの中で、あの土場までの経費は一切なしで土場からはあなたのものですから、お金にしなさいという、こういうおまけまでつくという、とんでもない事業だなと思っております。ただ懸念されるのは、平成25年度でも事業が面積30町歩で6,000万円からのお金が26年度に繰り越しされるということで、さらにもう26年度間もなく始まりますが、その中で新たな30町歩の計画が進行するという、これはダブルパンチで来ますね。ことしの場合は、東白川では棚倉だけが実施該当採択町村で、矢祭町も手は挙げましたが計画の段階と。ですから、次年度、いわゆる26年度からは4町村が一遍に始まって、そして棚倉町が2年分乗っかってくるということになりますから、このことについては、まさに事業量としてこなせるだけの現在の業者の中でこなせるのかどうかということが心配になります。担当課長、ご答弁願います。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまの再質問についてお答えいたします。

 事業者、請負をする事業者について、実際に4町村が始まった場合どうなるのかということでございます。先だってご議決をいただきました明許繰越に基づきまして昨日間伐関係、森林整備の関係について発注をしたところで、入札をしたところでございます。端的に申し上げまして、他市町村、棚倉ですと30町歩ということで私は考えておりますが、これらが一斉に始まった場合、事業体としてどうなのかということでございます。事業体は多くありますが、全体的に国有林も今伐採時期に来ているというところでの取り合いになる可能性は十分にあります。そういったところの議員さんご指摘の懸念は非常に多いところがございますので、今後県とかの関係機関等の指導を受けながら、確実に実施できるようにしていきたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 十分にわかりました。実は、この制度は非常によろしい制度なものですから、実は東白川、棚倉町にしましょうか、棚倉町の民有林、統計上は6,371ヘクタールあるというんですね。広葉樹、針葉樹を入れましてね。県有林、人工林を入れまして6,371ヘクタールということですから、今後5年間30町歩ずつこの事業を遂行していったとしても、これは鼻くそぐらいの話なんだよね。

 それで、ここでお願いをいたします。その後も引き続き国からお金を引っ張り出してくるように町長、お骨折りをいただきたいんですが、いかがでしょうか。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 私も非常にいい事業だと思っていますので、ただこの5年間ということで終わらずに、ずっとできるように要望してまいりたいというふうに思っております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 以上で3点目を終わります。

 4点目の質問に移ります。地域防災の組織強化と対策についてお伺いをいたします。

 東日本大震災において地域住民の命を守るために、実は254名の消防団員の尊い命が犠牲になっております。しかし、従来に増して地域防災に対する組織強化が住民のニーズとして高まっております。行政側といたしましても、有事即応の体制の整備は町民の生命と財産を災害から守る上で喫緊の重要課題であります。3点お尋ねいたします。

 消防団員の確保と報酬処遇改善について。

 2点目には、機能別消防団員や分団の制度の導入について。

 3点目といたしまして、町と行政区と消防団、3者の防災体制の確立ということについてご見解をお伺いいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの地域防災の組織強化と対策について問うでありますが、まず、消防団員の確保と報酬待遇改善につきましては、ご承知のとおり本町のみならず、全国的に消防団員の確保が厳しい状況であります。そうした背景から、本町消防団においては2年ごとに団、組織運営や定数についての検討を行うこととしており、平成20年には定数410名から現在の360名に改正をした経過があります。

 また、今回議案で提案いたしました内容でもありますが、一部定数を見直すこととなっております。現在はこのような定数の中で各分団、班において地域内で新入団員の確保を行っております。また、町としては毎年県と合同で町内の企業を訪問し、団員の加入促進を行っているところではありますが、厳しい状況には変わりありませんので、行政区を初めとして地域ぐるみで消防団へのご理解とご協力をお願いをしたいと考えております。

 また、報酬処遇改善につきましては、近隣市町村と特段差はないものとなっており、均衡は図られているものと考えております。また、団員の主な待遇としましては、公務災害補償と福祉共済への加入、被服の貸与、退職報償金制度などがあります。今後も近隣市町村の動向や国の制度改正等を見据えながら、報酬のみならず装備等も合わせて充実を図っていきたいと考えております。

 次に、機能別消防団員や機能別消防団の制度導入につきましては、機能別消防団員は一般的には予防・広報団員、OB団員、機能別分団は女性消防団や音楽隊、会社組織で結成する大規模災害のみの分団などが挙げられます。

 本町の消防団では、機能別という位置づけではなく、一般の団員として活動している女性班やラッパ隊があります。また、町内では日中の火災対応のため役場職員消防隊や第2行政区においては、OB団員による自衛消防組織を結成し、活動している事例があります。

 次に、町と行政区、消防団、3者の防災体制の確立につきましては、今回見直しをしております地域防災計画においても、災害時に重要な役割を果たす自主防災組織の育成強化について盛り込んでおりますが、当然災害時には3者が連携して機能しなければなりませんので、まずは各行政区単位で自主防災組織が結成できるように推進をしてまいります。その上で、町と自主防災組織、そして消防団との連携が図られるように検討をしてまいります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 実はこの昨年12月に消防団支援法というものが施行されたわけです。この本支援法では、将来にわたり地域防災の中核として欠くことのできない代替性のない存在と、このようにうたっているわけですね。そして、国と地方自治体に対し、報酬などの改善が訓練、支援などの責務を課したとあるわけでございます。

 この支援法に基づいて私も町会議員になってからいろんな消防団の活動を見たりニュース等々なんかでも目に入ります。消防団の活動ですね、この町内の。せっかくのお休みの日、会社は体を休めて、また月曜日に出てきて仕事をしてくださいよ、だからお金を出しますよということなわけでありますから、それを消防団員は随分な日曜休日をこのボランティアに費やしているということなんです。

 1回の出動が1,000円と、年間の一般団員が2万3,000円前後というようなことで、これは本当に頭が下がりますよ、この消防団には。それで、この際ですから、医療関係は4町村で一緒に手を組んでやりますよ。この報酬は大体均等化しているから、よその町村も、だからやりませんよとかというような、そういうけちな話じゃなくて、棚倉町長は執行者でございますから、この際ですからこの条例にしてありますね、第15条1項に規定する報酬を増額改定するお考えがあるか、再度お伺いいたします、町長。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 私も以前は消防団員でありましたので、活動をしておりましたが、余り消防団員として別に報酬について云々を考えながら活動をしてきたというわけではございません。ただいまおただしのありましたように、報酬等については、各関係課、また消防団長を含め、役員の方々と協議を続けていきたいとは思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) 実はね、おりこうな親というのは、子供が小遣いを欲しがっているような顔とか態度を、欲しがっているというかね、ああと言ってここまで頑張ったんだからみたいことを臨機応変にきちっとやっていくというのが親の務めなんですな。ぜひひとつご検討をお願いしたいと思います。

 それから、地域防災の件でございますが、町と消防団と行政区、自衛消防団ができているとはいえ、できていないところもございます。ですから、私が言いたいのは、きちっと体系化するということなんです。体制化するということなんですね。ですから、ただそれがないからこそ区長会議で当局からお話があっても、それに手を挙げない、踊らないという現象ができている。体系化するということがいかに大切かということなんですね。組織を体系化する、そのことについてひとつ、町長、いかがでしょうかね、もう時間もないようですから。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) もちろん体系化するということも必要であろうと思いますし、そこの地区において本当にひとり暮らしの人がどこにいて、どういう状況でいるのかというのを、それはもう行政区を初め、消防団員、それこそ隣保班、地域の方々が把握をした上で、何かあったときには誰がこの人を連れていくんだというようなことまできちんと体系化をしていくということだろうと思っております。



○議長(和知良則) 古市泰久議員。



◆6番(古市泰久) おっしゃるとおりです。

 長時間にわたり、なかなかまとまらない質問で甚だ答弁する方は容易じゃなかったと思うんですが、心から御礼を申し上げて、私の全質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(和知良則) 順位6番、6番、古市泰久議員の質問を終わります。

 ここで、2時50分まで休憩します。



△休憩 午後2時37分



△再開 午後2時50分



○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開します。

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△佐川裕一議員



○議長(和知良則) 順位7番、7番、佐川裕一議員、登壇願います。

 佐川裕一議員。

     〔7番 佐川裕一議員 登壇〕



◆7番(佐川裕一) 議席7番、7番、佐川裕一です。

 本日、通告によりまして4点質問させていただきます。

 それでは、さっそく1点目に入らせていただきます。

 1点目は、農作物及び農業施設への大雪被害への対応についてであります。先月2月の2度の大雪により、農作物及び農業施設に多大な被害があったというふうに聞いておりますが、対応はどのようになっているのかということでございます。

 1点目として、農作物及び農業施設への被害状況は。

 2点目として、町の対応はということで、先ほどの1番の近藤議員とダブる部分もあるかとは思いますが、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。



◎町長(湯座一平) 順位7番、7番、佐川裕一議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの農作物及び農業施設への大雪被害の対応を問うについてでありますが、まず、農作物及び農業施設の被害状況につきましては、順位1番、1番、近藤悦男議員に答弁をしたとおりであります。

 次に、町としての対応につきましては、国庫補助事業である被災農業者向け経営体育成支援事業や福島県農業等災害対策補助事業等を活用しながら、再建に向けて国や県、関係機関と連携を密にしながら支援をしてまいります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 先ほどの近藤議員の答弁の中で、被害額が確認なんですが、パイプハウスが17棟、そのほかに農作物の病気ということですか、そういうことがあって、それで被害総額が371万円だったということだとは思うんですが、それで、例えば今町長のほうから国庫の補助及び県のほうからの補助というお話があったんですが、町独自として考えていることはあるのか、先ほどの答弁でないということは今後も考えていないのか、その辺よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまの再質問にお答えします。

 先ほど町長答弁しましたが、県におきましては3月6日現在で平成26年2月8日から9日及び14日から16日の雪害等に伴う平成26年2月豪雪農業災害特別対策事業、今検討中ですが、これで取り組むということになっております。町といたしましては、3月6日農事組合長会議の席上に起きまして、JA東西しらかわの協力を得て説明をし、3月8日JAの育成会でもあわせまして、ハウス等雪害による報告用紙を農家各戸に配布したところであります。ですから、現在取りまとめ中ということでありますので、先ほど町長が近藤悦男議員に答弁したのは、3月5日現在の被害状況ということでご理解いただきたいと思います。

 今後につきましては、予算の確保とあわせまして、被災農家への支援等を検討してまいりたいというふうに考えておりますが、さらに申し上げますと、実際に国が6分の3、県が6分の2、町が6分の1を出せば被災農家は負担はなしということですが、ただ細部にわたっての補助事業の要綱等がまだ示されておりませんので、これらについて今後詰めていく考えでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 答弁ありがとうございます。

 それで、先ほどパイプハウスが17棟、こちらのほうの県は農業ハウス等の復旧を支援する、資金を援助するという話があると思うんですが、先ほどの1番、近藤議員への答弁の中で、農作物の病気という話があったんですが、この病気の農作物に対する対応というものは、どのような対応があるんでしょうか、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 農作物の被害というのは確認されておりませんということで、先ほど近藤議員のほうに答弁したかと思います。育苗用のハウスあるいはイチゴの育苗用パイプハウスということで答弁しておりますので、ご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) その件は了解いたしました。

 それでは、今後も迅速な補償のほうの対応をよろしくお願いして、1点目の質問を終わらせていただきます。

 2点目は、棚倉城跡整備についてであります。

 (1)として、国指定の史跡を目指した取り組みを進めているところだというふうに思いますが、現在の進捗状況をお伺いいたします。

 (2)点目として、施設の整備などについては指定を受けた後に検討という話が以前ありましたが、それまでは現状のままでどういった整備も一切行われないのか、この点よろしくお願いします。

 (3)点目として、目標として大体何年度ぐらいまでのその棚倉城跡の整備完了を目指すのか。

 以上3点よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) ただいまの棚倉城跡整備についてでありますが、まず国指定の史跡を目指した取り組みの進捗状況につきましては、棚倉城跡の調査については、国の補助事業を活用し、平成24年度から平成28年度までの5カ年計画で進めているところであります。

 現在、歴史や考古学専門の先生方で構成する棚倉城跡調査指導委員会の指導を受け、平成24年度は本丸跡の地形測量図を作成し、平成25年度は本丸跡の発掘調査、土質調査や絵図・古文書調査を行いました。また平成26年度は二ノ丸跡の調査を予定しております。

 次に、施設の整備等については、指定を受けた後に検討という話が以前あったが、それまでは整備等は一切行われないのかにつきましては、施設の整備等については、国指定を受けた後に棚倉城跡保存管理計画を策定し、保存管理、整備活用などを進める計画でありますので、大規模な整備等を行う予定はありませんが、樹木の整備等については行ってまいります。

 次に、目標として何年度までの整備完了を目指すのかにつきましては、棚倉城跡は5年間の調査後に文化庁に意見具申書を提出し、国指定を目指す予定でありますので、整備完了の予定は今のところ定めておりません。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今後国指定という話が、流廃寺跡とかも出ているんですが、今現在棚倉城跡の整備で国指定されるというものは大体確実なのか、それともまだまだ手探りの状態なのか、その辺はいかがなんでしょうか、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 今回の調査、これにつきましては、国からの補助金をいただいて調査を行っているというような形でございますので、国のほうから補助金をいただく部分については、国のほうはそれなりの価値がないと補助金を出すということはございませんので、私のほうでは大丈夫かなというような形で思っております。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 課長のご答弁ですと、本当に指定はもう確実かなというふうに思えるようなご答弁だと思うんですが、それで、今の教育長の答弁の中で、本丸図の作成、調査、二ノ丸等の調査云々というのがあるんですが、この調査の経過を例えば町民に関心を持っていただくためにも広報して、その調査の結果をお知らせすると、そういったことは考えているんでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 これから24年、25年とやってきております。それらの経過等を歴史の部分の講座というような分野で皆さんの町民の方々に話していきたい、そのように考えてございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) それで、先ほどの廃寺跡のお話にもあったかどうかというところなんですが、その国指定をされるメリット、それは1番としてどういったことが考えられるのか、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 棚倉の城跡、棚倉の御殿様、丹羽様がつくったというような形で、白河市のお城、さらには二本松市のお城、両方とも国指定になってございます。残念ながら一番最初につくっていった棚倉がなっていないというのが現状でございます。これらがなれば地名的なものがぐっと上がるんじゃないかなというふうに考えてございます。

 また、災害さらには整備等について国の補助金が受けられるという、そういった形のものがついてくるのかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今、課長のほうでその指定されるメリット等を今教えていただいたんですが、かえってその指定をされたことによって、その使用、整備等に多大な制限が出る、そういったデメリットということも考えられるんでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 国の指定を受けてデメリットになるという部分については、そんなに私はないというふうに思っております。デメリットがあるようなものだったらば、最初から指定を受けないというのが普通かなというふうに思っております。メリットのほうが十分にあると思います。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) それで、国指定を受けてから整備計画を策定するというお話だったと思うんですが、通常ああいった史跡ですとどういった整備が考えられるのか、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 整備という言葉のあやなのかなというふうに思っております。文化財の部分については、後世に残していくという保存をしていくというのが一つの整備というふうに私のほうでは解釈しておりますので、物をそこにつくったり開発したりというようなことは考えてございません。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 例えば棚倉城ですと、お堀とか例えば石垣とか、そういったものが考えられると思うんですが、そういったものの保存、もしくは破損修理等、そういったことを行う、そういったことでもよろしいんでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 指定されれば国の補助金を受けてそういった整備が保存の部分での整備ができるというふうに解釈しております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今現在、その城跡公園内で例えば春先は棚倉城まつりを行ったり、あの公園を使って、この間行ったキャンドルナイトですか、そういったことを行っているんですが、例えば国指定の施設になった場合には、そういったものの使用にも一々許可が必要とか支障が出るとか、そういったことはあるんでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 通常やっています桜まつりの方のああいったイベントの部分については何ら支障はなく、公園として使っていくという形で大丈夫だと思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) そうすると、国指定の史跡となった場合には、その史跡ということなんですが、今までのようにイベント広場みたいな位置づけでも、町独自でそれは使用できる、そういった考えでよろしいんですか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 地形等の変更がなければ、そのまま使用して大丈夫だというふうに解釈しています。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 先ほど整備ということは、今現在あるものを後世に残していくのが整備だというお話もあったんですが、例えば町外から来た方にとっては、やはり何もないところですと、そこが史跡ですと言っても、いまいちリピーターになってくれるとか、その魅力を伝えてくれるとか、そういったところはちょっとどうなのかなというふうにも思うんですが、そういったことに関して、例えば史跡の中に棚倉の歴史を、棚倉城の歴史を示すようなものを何か残すようなことを考えるとか、これからだとは思うんですが、何もできないんじゃなくて、そういったことも少し観光客向けというんですか、そういうことも考えてみたらいかがかなというふうに思うんですが、その辺は、課長、いかがですか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 私もその歴史の分野ではプロではございませんが、今回の棚倉城の部分については専門家さんから言わせてもらうと、土塁が非常に立派なお城であるというような形でございます。その土塁を生かした形の部分で、申請をしていきたいなというような形の部分のお話は聞いていますので、あと大きなお城を建てるとか、そういった話の部分については一切ございません。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 大きなお城とかじゃなくて、歴史を残すようなものが、歴史の何ですかね、歴史の足跡みたいなものを残すようなものがあればいいかなというふうに思いますので、今後も棚倉城跡の国指定に向けてぜひとも努力の方をしていただきたいというふうに思います。

 以上で2点目の質問を終わります。

 それでは、3点目でございます。3点目は、学校二学期制の成果と課題についてであります。

 棚倉では平成19年より幼稚園、小学校が2学期制を導入し、そして平成20年に中学校で2学期制が導入されました。それでもう数年経過したわけですが、その成果や課題のほうをお伺いいたします。

 1点目として、成果として考えられる点は。

 2点目としては、改善すべきと思われる点、また課題は。

 3点目として、近隣市町村で2学期制を導入しているところはあるのか。

 4点目として、今後継続を含めてどう考えているのか。

 先ほどの佐藤議員の答弁のほうと重なっていく部分もあるとは思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) ただいまの学校二学期制の成果と課題を問うについてでありますが、まず成果として考えられる点につきましては、長期休業中じっくりと学習に取り組むことができることや、年間指導計画を柔軟にできるなどが上げられます。

 次に、改善すべきと思われる点、また課題につきましては、前期と後期の間が少なく、新学期の意識づけをどうすればよいかや、県南地区の学校行事が3学期制を基本に計画されておりますので、教育課程の検討が必要などがあります。

 次に、近隣市町村で学校2学期制を導入しているところはあるのかにつきましては、福島県内では田村市と三春町で導入されております。

 次に、今後継続を含めてどう考えているのかにつきましては、これまで実施してきた成果と課題について、学校や保護者等から意見を集約し、26年度中に決めていきたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 成果としてのお話はあったんですが、例えばこの2学期制、3学期制、その学力や運動の伸びなど、メリットとして具体的な検証、そういったものは行っているんでしょうか。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) 2学期制と3学期制の学力や運動の伸びということを正式な形では検証はしておりません。2学期制になったから学力が伸びたとか、3学期制だからというようなそもそもの目標は、長期休業中も連続した学期として捉えたい長いスパンで学習の連続性が図られるという、そういう目標でやっておられることと思います。

 それで、その学力と体力につきましては、2学期制と3学期制、要するに授業時数というのは学習指導要領で決められている時数でございますので、その時数的にはそう3学期制と2学期制に変わりはない。3学期制のほうも工夫をしまして、終業式や始業式のときに授業を入れたり、そういうことをしながら時数をふやしたりしておりますので、そんなに時数に差があるわけではございません。ただ、その連続性やあと7月等にほとんどの学校では行事を持てませんが、棚倉町では7月にいろんな行事を持ってくることができるという利点がございます。

 さらには、その時期に夏休み前ですね、十分子供たちと時間を接続する時間をとって指導することができるということがいえるかと思います。むしろ運動のほうに関しましては、この大震災の絡みの運動の心配がございます。そこで2月の校長会、2月の上旬に、月の上旬に校長会を持っておりますが、校長会の中で確認をして、そしてスポーツテスト等も慎重にやるようにということと、十分そのデータを見て体育の中で生かしていくようにという話をしました。実際に見ますと、学年によってまちまちで一概に震災が起きたからこうだという傾向は示してはおりませんでした。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今現在で2学期制を導入しているところ等は、多分全国的に見てもそんなにないんじゃないかなというふうに思うんですが、どこででもその2学期制の検証をもし行っていないとするのであれば、継続するにしても2学期制をやめるにしても、その指標となるものがないと思うんですよ。かえるという指標となるものは、そうするとやっぱり父兄の評判とか、そういう形になってしまうのかなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) お答えいたします。

 おっしゃるとおりのところだと思います。これは実際に実施したところでしか、この検証はできませんが、実際に検証をするということになると、教職員、学校の対応とか、保護者等のご意見とか、そういうもので検証する以外にはないんじゃないかなというふうには感じております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) それで、父兄の意見とかもあるんですが、学校の先生ですね。学校の先生の意見として、学校の先生は教育のプロですので、県内いろんなところをわたり歩いてきている学校の先生がほとんどだと思うんですが、そういった先生の意見からして、棚倉町の2学期制ということはいかがでしょうか。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) 教員の意見としましては、異動してきた教員は当初戸惑いがあるようですが、何年か過ぎると、そのよさに気づくというところがあるようです。特に小学校で実際に先ほども申し上げましたが、長いスパンでの学習の連続性とか長期休業中も連続した学期として捉えて、そういうことができるようにもなってきたところもありますので、さらに中学校のほうでもそういうことができないのかどうかという課題を持って、ことしも26年度もちょっと進めてみたいというふうには思っています。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) そうすると、今の教育長のお話ですと、2学期制は随分結構教育長のお考えの中では、メリットが多いんじゃないかというふうに捉えているような気もするんですが、もし教育長がそういうお考えであれば、棚倉町から広く2学期制を広めていくという考えもあると思うんですが、例えば先ほどの教育長のご答弁の中で、近隣の町村では導入しているところがないので、年間行事でその郡の行事などで支障を来してしまうと、そういうのであれば、棚倉町から発信して郡内でも2学期制にしていただければいいんじゃないかなと思うんですが、その辺に関してはいかがお考えですか。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) それはなかなか難しいところかなというふうに思いますが、と申しますのは、これだけ2学期制に移行しているところが出てこないということは、なかなか2学期制の理論どおりには進んでいかないところも、実際問題としてあるのかなというふうに思っております。さらには、3学期で今なれているところ、わざわざ危険を冒してまで2学期制にするということを考えるかどうかということも考えていかなければならないかなというふうに、ほかのところは思っておりますが、私はその2学期制を経験してみて、そのよさを生かせる方向で進めていければいいかなというふうに思っていますが、そのメリットとデメリット、今教員のほうだけは各学校の校長を中心に集めているところでございます。

 ですので、その結果を待って、さらには保護者のほうの意見も聞きながら、そして決定を見ていきたいというふうには思っているところであります。決してこれを私個人的に継続しようということではございませんので、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) ちょっと町長のほうにお尋ねしたいんですが、町長もお子さんを持つ身で、中学校を卒業されたばかりということで、町長はこの2学期制に関してどのようなご意見をお持ちなのか、今後も含めてご意見をいただけたらというふうに思いますが、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 先ほど来、佐藤議員の一般質問にも教育長が答弁したとおり、今までの経過、また反省点等々を踏まえて26年度中には何かしらの方向性を出したいということでございますので、今教育長が言うように、先生の中で話を聞いていますよということであれば、今度父兄の中から、また生徒の中からも話を聞いて、本当にいい方向性が見い出せるように、やはり子供にとっていいことなのかどうかということでありますので、先生にとっていいか悪いかということよりも、子供にとっていいか悪いかということを最重要なポイントとして考えて結論を出すべきであろうというふうに思っております。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) その2学期制、いろいろ議論の余地はあるとは思うんですが、先ほどの教員の方のお話は、なれればよさに気づくという話でしたが、なれて異動すると、また苦労するという話も聞いたので、このまま広がらないのであれば、もしかすると2学期制は風前の灯火といいますか、終わってしまうのかなというような気もするんですが、ただ、県内でも田村市とほかに三春町が導入しているということで、やっているところがあるということは、それなりのよさがあるということですので、もし非常によいんだということがわかりましたら、ぜひとも教育長の力で、本当に、せめて郡内だけでも推進していただきたいなというふうに思うんですが、その辺はいかがですか。



○議長(和知良則) 教育長。



◎教育長(松本市郎) これ今結論づけられませんが、ほかの教育委員会のほうでも結局はなぜふえないのかというと、よそを見ているというところもあると思うんです。ですから、そういう成果が上がれば、それなりに変わっていくかなというふうには思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 先ほどの佐藤議員のほうのお話もあったと思うんですが、非常に私個人も父兄の皆様からお話を伺っている限り、2学期制は非常に評判が悪いです。ですから、いい点があるのであれば、ぜひとも見つけていただいて、そのよさを保護者の方に教えていただきたいなというふうに思いますので、以上で3点目の質問を終わります。

 続きまして、4点目です。4点目は、JRバス関東棚倉営業所統廃合後の跡地に利用についてであります。

 2月28日に廃止になりましたJRバス棚倉営業所の跡地について、営業所の建物は1階を当面バス乗務員の休憩所として使用するという報道がありました。町ではJRバスから統廃合の概要が決まった段階で、正式に町にお話をいただけることになっているということが、去年も私の3月の一般質問の時点でそういうご答弁があったんですが、その後、町へのその話ということでどうなったのかということをお伺いいたします。

 1点目として、JRバス関東棚倉営業所の統廃合により、駅前のJRバス関連の施設や敷地はどのようになるのか。

 2点目として、JRバス関連施設や敷地について、棚倉町では何か打診を受けているのか。

 3点目として、町においては跡地の利用をどのように考えているのか。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまのJRバス関東棚倉営業所統廃合後の跡地利用についてでありますが、まず、駅前のJRバス関連の施設や敷地はどのようになるのかにつきましては、平成26年3月1日から棚倉営業所が廃止となり、新しい白河支店が南湖地区で営業を開始をしておりますが、旧営業所の施設は当面乗務員の休憩所や宿泊所として利用されると聞いております。

 次に、JRバス関連施設や敷地について、棚倉町では何か打診を受けているのかにつきましては、棚倉営業所を廃止する旨の説明を受けてはきましたが、棚倉営業所跡地の利用についての打診は受けてはおりません。

 次に、町においては跡地の利用をどのように考えているのかにつきましては、現在施設をJRバス関東が利用をしている状況でありまして、跡地利用の打診を受けているものでもありませんので、今後の推移を注視してまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 棚倉の駅前ということで、本当に棚倉町の顔になる部分だというふうに思うんですが、ここに使っていない施設があるということは、棚倉町に降り立った人は、町の顔が非常に寂れて見えてしまうんじゃないかなというふうに思うんですけれども、向こうJRさんのほうから何も言ってこないという話であるんですが、棚倉町から定期的に積極的にその働きかけを行ってみればどうかなというふうにも思うんですが、その辺はいかがお考えでしょうか。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) JRバス関東さんの棚倉営業所が統廃合されたということですが、現実的にはあそこを乗務員の宿泊所というんですか、それからバス待ちの休憩所、それからバスプールとして使っているというふうに聞いています。今後の利用も当面それが続くと聞いておる中で、そこを跡地と言っていいのかどうかわからないんですが、まだそういう状況ではないのかなというふうに考えております。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) そうすると、町のほうにおいては、今後の駅前の整備等、そういったことに関しては一切その計画等は白紙なのかどうか、その辺をお伺いしたいと思います。

     〔発言する人あり〕



◆7番(佐川裕一) 議長、もう一回いいですか。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) すみません、白紙ではなくて、その計画自体、駅前の整備ということ自体考えているのかいないのか、それをお伺いいたします。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) ただいまのご質問、多分JRバスに限らずということであるかとは思うんですが、駅前の計画につきましては、昨年度も同様の答弁をさせていただいたかと思うんですが、中心市街地活性化事業の中で計画期間がかなり推移している中で、新たな計画づくりも必要なのではないかなというようなことを考えているというところでございます。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今後そのJRバス関東さんの棚倉営業所のほうが、これ以上あそこの施設を多分大きくしてもう休憩所として使うということはないと思うので、あそこから例えばバスプールとしても、今ほどの敷地も要らないんではないかなというふうに私は思っているんですが、もしそのときにそのJRバスさんのほうから町のほうへ打診があった時点で、町のほうがすぐ対応できるように、例えば振興計画のほうに入れておいたらいかがかなというふうに思うんですが、その辺に関してはいかがでしょうか。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) JRバスさんがあそこの土地を全部買ってくれという話ももちろんございませんし、現在使用されているという現況において、その跡地利用ということはちょっと考えにくい状況になるのかなというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 佐川裕一議員。



◆7番(佐川裕一) 今後もそのJRバスさんの動きがありましたら、早目の町民へのお知らせと対応のほうをお願いいたしまして、以上で質問を終わります。



○議長(和知良則) 順位7番、7番、佐川裕一議員の質問を終わります。

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△藤田智之議員



○議長(和知良則) 順位8番、8番、藤田智之議員、登壇願います。

 藤田智之議員。

     〔8番 藤田智之議員 登壇〕



◆8番(藤田智之) 順位8番、8番、藤田智之です。

 通告に従いまして、3点ほど質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目として、棚倉町においては、井戸からの水道水の供給に水質の悪化などの限界が生じ、水企業団から給水を受けながら今日の水道事業を行っているという状態にありますが、町民からは水道料金が高いのではないかという声も多く聞かれます。今後人口減少も予定される中、これまでの井戸等をどのように考えていくのか、安定供給と設備の統廃合もバランスよく進めていく必要があると思います。

 また、企業の誘致や新たに棚倉町に住む人をふやすためにも、生活コストに直結する水道料金を高いと言われないものにしていく努力も必要であろうと思います。上水道、簡易水道行政について、今後どのように進めるのか、考えを伺いたいと思います。

 初めに、水道料金は近接市町村と比べて、目安として月の使用量20立米で比べるとどのような状態になるか、県内においてはどのような状況か、お答えをいただきたいと思います。

 次に、高料金という状態にあるとすれば、原因としては何が考えられるのか。また、これまでの水道料金の推移というものは、棚倉町においてどのように推移してきたか、お答えをいただきたいと思います。

 安定供給の確保というものも大きな要因だと思いますが、今後の給水量や人口の予想についてはどのように考えているか、お聞かせください。

 漏水も原因の一つといわれております。どのような状況か、設備の老朽化による更新に係るコストは今後どのくらいを予想しているのか、お聞かせをいただきたいと思います。

 効率化や無駄の削減など、一層取り組むべきだと思いますが、今後の計画の策定などに具体的な目標、これは金額、それから削減率、そういったものも具体的に立てて取り組む必要があると思いますが、それについてはどのようにお考えか、お聞かせをいただきたいと思います。

 また、企業誘致、子育て支援、介護支援の観点から、水道料金の軽減制度、これは自治体によっては取り組んでいる自治体もあります。こういったことは考えられないのか、お答えをいただきたいと思います。

 また、節水や井戸水、雨水の利用は水道料金にどのように影響するのか、水道料金を下げるというふうに資するのであれば、そういったことを推進してはいかがでしょうか。

 また、民営化に取り組んでいる自治体もあると聞いております。棚倉町において検討はされているのか、お聞きをしたいと思います。

 現在も一般財源からの補填ということはなされておりますが、そういった手段で料金の低減に取り組むお考えはお持ちかどうか、お聞かせをいただきたいと思います。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位8番、8番、藤田智之議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの水道行政への取り組みについてでありますが、初めに、水道料金の考え方でありますが、水道料金につきましては、水道法において能率的な経営のもとにおける適正な原価に照らし、公正、妥当なものであること、地方公営企業法においては料金は公正、妥当なもの、かつ能率的な経営のもとにおける適正な原価を基礎とし、地方公営企業の健全な運営を確保するものでなければならないと、それぞれ定められており、本町の水道料金についても、この考え方に沿って制定をしているものであります。

 また、水道事業は地理的条件、人口密度あるいは水源の種類などによって大きく経営が左右されるものであり、さらに水道料金につきましては、ほとんどの自治体が2部料金制を採用しており、基本料金と従量料金の設定が異なる中で、一概に近隣市町村と比較できるものではないものと考えております。

 本町の場合、これまでの設備投資に加え、堀川ダムからの受水のために多額の設備投資をしており、給水原価を大きく押し上げる要因がある中で、現行の料金水準を維持するために、徹底した経営合理化による経費の抑制を図っているとともに、高料金対策及び資本費負担の軽減を図るため、一般会計より補助金を受けているところであります。

 これらのことを踏まえまして、まず料金は近隣市町村と比べてどのような状態にあるか、県内においてはどのような状況かにつきましては、平成23年度の統計資料による金額の単純比較でいきますと、県内で上水道事業を行っている34団体中、高いほうから5番目の料金水準にありますが、1ケ月の基本使用水量である10立方メートルの料金では18番目の水準となっております。

 次に、高料金という状態にあるとすれば、原因には何が考えられるのか、これまでの水道料金の推移はどのようになっているかにつきましては、既存総配水施設の維持管理費に加え、堀川ダムからの受水のために多額の設備投資をしており、減価償却費、起債償還金利子、受水費などが考えられます。

 このような上水道事業経営を取り巻く環境の変化により、水道料金につきましては、これまで昭和42年以降7回の料金改定を行っており、本年4月からの消費税率改定に伴う8回目の料金改定を予定をしております。

 次に、安定供給の確保も大きな要因と思うが、今後の給水量や人口の予想についてはどのように考えるかにつきましては、毎年度の予算において業務量の予定量を定めておりますが、人口においては毎年度約1%の減少、給水量においては約0.3%から1%の減少ということで推移をしておりますので、今後も同様に微減が続くものと予測をしております。

 人口及び給水量の減少は、水道事業収入の根幹をなす給水収益に影響をしてまいりますので、経営面からいかに維持管理コストや建設コストを抑制していくかが課題となるものと考えております。

 次に、漏水も原因の一つと思われるが、どのような状況か、設備の老朽化による更新に係るコストは今後どのくらいと予想しているのかにつきましては、今年度大規模な漏水調査を実施し、13箇所で時間当たり約15トンの漏水箇所の修繕を実施をしたところであります。

 また、設備の老朽化による更新コストの今後の見込みにつきましては、老朽管更新工事として、平成32年までに約3億円の事業費を見込んでおり、このほか取水、配水施設も順次更新が必要であると考えております。

 次に、効率化や無駄の削減など、一層取り組むべきと思うが、今後の計画の策定などに具体的に目標を立てて取り組む考えはあるかにつきましては、これまでも組織機構の改革や人員削減などに取り組んでおり、今後もこれまで同様、計画的に進めてまいります。

 次に、企業誘致、子育て支援、介護支援等の観点から、料金の軽減制度をつくってはどうかにつきましては、前段申し上げましたように、水道料金については関係法律により公正、妥当なものでなければならないという観点から、利用者が負担すべき水道料金を安易に軽減すべきものではないものと考えております。

 なお、企業誘致、子育て支援及び介護支援等を目的とした軽減策につきましては、それぞれの制度の中で検討をすべきものと考えております。

 次に、節水や井戸水、雨水の利用は、水道料金にどのように影響するか、軽減に資するのであれば推進してはどうかにつきましては、節水や水道水以外の水の利活用については利用者個人の水道料金の節約につながるものでありますので、今後も利用者個々の判断において取り組むべきものと考えます。

 次に、民営化に取り組んでいる自治体もあると聞いているが、検討する考えはあるかにつきましては、水道事業の民営化については、契約内容に応じてさまざまな形態が存在しますが、水道事業は公益性が高いことから、全国的にはまだまだ自治体が担っている割合が多数を占めているという現況にありますので、本町のように小規模な事業体においては、時期尚早だと考えております。

 次に、一般財源からの補填という手段も取りながら、料金の低減に取り組む考えはあるかにつきましては、一般会計からの補助金については、これまでの予算審議でもおわかりのように、高料金対策及び資本費負担の軽減を図る目的で、平成17年度から一般会計より継続して補助金を受けているところであり、料金の低減につながっているものと考えております。

 なお、町民の皆様から水道料金が高いのではないかという声も聞こえるとのことでありますが、今後も町民の皆様が、必要なときに必要な場所で必要とする量の水を即時に供給するという水道サービスの確保と水道料金の適正維持に努めてまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) まず、水道料金をどのように考えるかというところからお聞きをしたいというふうに思います。町民目線で考えれば、当然近くの同じ郡内の町村、もしくは隣接している白河市、こういったところとどのくらい料金が違うのかという観点で考えるのが、僕は普通の町民目線の料金に対する考え方ではないのかなというふうに思うんですが、今ほどの答弁ですと、原価を積み上げて供給しているものなので、きちっとやっている限りは高い安いの問題ではないというふうにも聞こえました。

 これは具体的に通告申し上げているので、隣接市町村と比べて20立米の料金はどのぐらい違うのか、これは具体的に20立米の料金で計算した数字を言っていただきたいと思うんですが、よろしいでしょうか。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) それでは、上水道のほうを運営している市町村ということになりますので、まず白河市におきましては、20立方メートルで2,236円という状況です。それから塙町につきましては2,860円、西郷村につきましては2,520円、泉崎村については3,351円、浅川町については3,418円、矢吹町については3,675円、石川町については3,706円という近隣の料金の体系でございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 肝心の棚倉町の料金はお幾らになりますでしょうか。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) 大変失礼しました。

 4,265円という状況です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 10立米で比べるともうちょっと違うという答弁もありましたけれども、やはりこの数字、ぱっと見てやっぱり町民からすればちょっと高いんじゃないのというふうには感じると思います。

 水道行政の仕組みとしてこういう料金の決め方だという理屈はわかるんですが、やはり町民目線とすれば、どうしてなんだろうというふうに感じるのが普通じゃないかなというふうに思うんですが、町長はその辺についてはいかが感じられるでしょうか。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 感じるか感じないかというふうに聞かれますと、数字だけ見れば高いというふうに感じることはあると思いますが、あくまでも今のは20立米の話でございまして、10立米にするともっともっと金額が変わってくる。要は基本料金をどこで定めるか、また追加料金はどこで定めるかということによって、若干変わってくるものがあるんだろうというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 実際に各市町村によってメーターの料金だったり基本料金だったり、もしくは集金方法が2ケ月に1回だったりと、いろいろ細かく違うんですね。ですから、一見ぱっと比べるのがわずらわしい感じがするんですが、だからこそ一般家庭で大体20立米は使うだろうということで、これは何で20立米かというと、料金が2段階で変わる関係もあるので20立米が一番生活実態に近い数字かなと思ってお尋ねをしました。

 ここで高い安いと言うのが、町としては余り言われたくないということだろうというふうに思うんですが、高料金と私のほうからあえて言わせていただければ、いろんな意味で白河から水を持ってきている。これは当然井戸が水質が悪くなって持ってこざるを得なかった。また、今までの井戸もやはり供給の点から同じように維持している、そういったことが重なって、今の高料金につながっているのかなというふうに思うんですが、一言で言って、そういった認識で間違いないでしょうか。課長のほうにお聞きをしたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) お答えをいたします。

 給水原価が当然押し上げられていますので、その原因としては堀川ダムからの受水が大きなものがありますし、それから設備投資、その段階でしていますので、当然起債等も借り入れをしているという状況にあれば、当然給水原価は上がってくると。

 それから、堀川からの水というのは3,000トンなんですね。棚倉町で1日の供給しているトン数というのは、今のところは4,700トン、漏水等でちょっと減ってきたんですが4,700トンくらいになっています。それは、毎日の日報の中で確認している数字でございます。

 そうしますと、不足分については当然あるわけですから、それは既存の井戸からくみ上げをして、そして皆さんのところに供給しているという状況になりますので、高いという認識ではなくて、そういったかかったコストに対して供給原価が上がってきたということでございますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 理屈はわかるんですけれども、本当に電気料金の説明を聞いているような感じがしてまいりました。当然供給する側の理屈と供給を受ける側の理屈というか感覚は違うと思います。棚倉町においても、これから人口が減っていきますし、以前住宅での機器が、節水の技術が進んで、それによって使う水の量も減ってきているという話もありました。もしこの料金が高いというか、高いというふうな表現がいいのか悪いかわかりませんけれども、現実に高い状態にありますので、高いと表現をさせていただきたいと思いますけれども、今の給水量を維持するためにこれだけの設備がかかっているとすれば、今後人口が減ったり、この中にもありますけれども、雨水を使ったり地下水を使ったりということで、町の供給量を計画的に下げていく、そういうことを計画していくことによって、水道に係るコストというものは下がっていくのか、こういうことに対して町としては研究や試算というものは行っているのか、お聞きをしたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) まず、試算をしているかということになると、ちょっとそういった試算まではちょっとしていないんですが、議員さんおっしゃるとおり、人口が減れば、それだけ給水量が減りますので、当然料金、給水収入が減ってくるというのは、これはおわかりだと思います。

 ですから、既存の施設を維持するのには、じゃ、料金を上げるのかコストをいかに抑制するのかということになってくると思うんですね。コストを抑制するために、町では漏水調査をしまして、そして供給する水を有効にお金にかえていく、無駄な水をつくらないということですね。

 それから、老朽管の更新を行って長寿命化を図っていく、そういう施策を計画的に取り組んでいるということで、先ほど町長も答弁あったように、その金額としては32年までに3億円を見込んでいると、石綿セメント管の更新ということで、そういう事業費を見込んでいるということでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 今お聞きしたのは、安定供給を優先するという趣旨から、最初の使用水量の料金が安くて、使えば使うほど料金が上がっていくという料金体系になっているのだと思います。そういった中で、もし供給する水の量を、これは節水ばかりじゃなく、雨水だったり、先ほども申し上げましたように地下水だったり、そういったものの利用を推進していくことによって、料金の低減というか、見直しができるかどうかということに関しては、全く今のところ検討はされていないということでよろしいでしょうか。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) お答えします。

 個人の節水に伴って当然先ほども言ったように、給水収益が減ってくるということになりますので、それをどのように対応するかということになってくるかと思うんですが、既に投資をしたもの。例えば堀川の設備投資、それから受水費、それから既存の井戸、こういったものは節水をしようがすまいが、かかる費用というのは当然出てくるわけですので、それをどのようにこれからやっていくかということまでは試算はしていないんですが、人口が減っていって供給水量が減れば、今の井戸をもう少し、じゃ停止を考えるかとか、そういうことは考えられる余地は残っていますが、まだそこまでのそういった細かい予測というか、そういうのはやっていませんので、今ここではちょっとお答えできないという状況です。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 堀川からの償還金というか料金対策ということで、毎年1億5、6千万円の金額が繰り出されていると思うんですが、例えばこの金額がなければ、大体水道料金というのはどのぐらい変化するものなんでしょうか。全部の中で計算するんでしょうけれども、例えばそういった、これは前にもこれは一般会計からの繰り入れということがあったときにも説明があったかと思うんですが、そういったシミュレーションは常時行っているんでしょうか。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) お答えをします。

 当初予算では8,000万円ということでご説明していますので、1億5,000万円ではないということで、そこは訂正していただきたいと思うんですが、仮にこの8,000万円という町の補助金がなかった場合、それで損益計算の中で試算をしていきますと、当年度の未処分利益剰余金というのは4,500万円ほどの赤字になってくるということになります。

 じゃ、その赤字をなくすために、8,000万円もなく4,500万円の赤字もないようにするのには、要するに未処分利益剰余金をゼロ円と想定した場合にはどうなるかということになりますと、現在超過料金ということで、10立方メートル以上は231円、1立方メートル当たりということでの料金の設定になっていますが、それが試算では290円に上がってくるという試算はしております。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 雨水だったり地下水の利用というものは、全く想定されていないということなんですが、棚倉町で実際に町内だったりいろんなところで、町水道とは別に井戸を持って使っていらっしゃるご家庭が非常に多いんですよね。当然下水道料金のほうにはそちらのほうも調査されて取り入れられていると思うんですが、棚倉町の一般家庭、棚倉町として地下水の供給力というのはどのぐらいあるのかというのは、水道課としては把握されているんでしょうか。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) お答えします。

 供給量の把握というのはどの程度のことの把握を言っているんでしょうか、ちょっと見えないんですが、今先ほどお答えしたように、1日4,700トンの供給で堀川から3,000トンで1,700トンの地下水のくみ上げを行っているということで、この分については安定して供給できているという状況ですので、お答えになっているかどうかはちょっとわからないですが、そういう状況であります。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 地下水等を利用している場合、下水の場合は申告して料金の修正に使われているというふうに聞いたことがあるので、そういったことで把握されているのかなと思ってお聞きをしたわけですけれども、棚倉町で公共施設、さまざまあると思うんですが、町の施設での水道水の利用、もしくは水道料金というのは年間どのぐらい使われているかはお答えできるでしょうかね。

 ここまで細かく通告していなかったので、もし今出なければ結構ですけれども、わかるんであればお答えをいただきたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 上下水道課長。



◎上下水道課長(蛭田賢市) お答えします。

 具体的に役場庁舎とか学校とか、そういうふうに指定してくれないと多分お答えできないと思いますので、もし考えているものがあれば指定していただいたほうがよろしいのかなというふうに思います。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 無駄は今のところそれほどないと、効率的な運営にも努められているということなんですが、やはり今後棚倉町として料金を見直していく方向に進めるべきではないのかなというふうに思うんですよね。そのための方法というのはいろいろあると思うんですが、無駄は当然ないのが前提でしょうけれども、料金という観点で、今後水道行政をぜひ見直していっていただきたいなというふうに思うんですが、その辺について町長のお考えを聞きたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 水道料金については、先ほども答弁したように、今後の給水量及び人口によってどんどん変わらなくちゃいけないというふうに思っていますので、そういうことも含めて総合的に判断をしていきたいというふうに思っております。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) ぜひあれですね、料金を見直すためにも、効率的な水道行政をやるためにも、計画的、そして長期的な取り組みが必要だと思います。ぜひ町の課題としてお取り組みをお願いしたいと思います。

 以上で最初の質問を終わりたいと思います。

 それでは、2つ目の質問に移らせていただきます。旧財団法人新町組が法人格等の問題により、赤館公園を含む赤館山を町に寄贈したいとの動きがあるようですが、町の重要な歴史史跡でもあり、公園としても親しまれている赤館山と赤館公園について、これを機会に町有化し、整備をより一層進めてはどうかと思います。赤館山、赤館公園に対する町の考え方や、今後の町の取り組みを伺いたいというふうに思います。

 まず、寄贈については現在どのような状態にあるか、申し出があったとすれば、受ける考えはあるか。

 次に、花見山のような山にしてほしいなど、さまざまな観光整備を求める声もあります。これを機会に整備を進めてはどうかと思いますが、お考えはどうでしょうか。

 また、玉室和尚の庵の跡地が現在立ち入り困難な状態にあります。町の重要な史跡でもありますので、早急に対応をすべきと思いますが、どうでしょうか。

 また、バイパスからの距離も上空から見ると非常に近いので、バイパスから直接入れるように道路などを整備してはどうかという意見もあります。それについてはどのようにお考えか、お聞きをしたいというふうに思います。

 また、現在通行できない状態になっている昔の遊歩道、それから整備がされていない町道等も近くにあります。この整備についてはどのようにお考えか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。

 また、各種団体により今後イベント等が予定されたとき、町としてぜひ積極的に応援をしていただきたいなというふうに思いますが、それについてのお考えもお聞かせいただきたいと思います。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの赤館山の今後についてでありますが、まず法人格の問題により、赤館公園を含む赤館山を町に寄附したいとの動きがあるが、現在どのような状態にあるかにつきましては、公益法人制度の改正に伴い、これまでの財団法人については、昨年11月末までに広域財団法人または一般財団法人への移行、もしくは財団法人を解散しなければならず、解散をする場合には財団法人が所有する財産を福島県の許可を得て、類似の目的を持った法人や地方公共団体等に寄附する必要があります。

 お聞きしましたところ、新町組におきましては、これまで福島県への相談や役員会などで協議をした結果、解散を選択されており、町に対してはこれまで財産である赤館山などの土地などについて町で寄附を受けることができるか、何度か相談に来られております。

 また、寄附を受ける考えがあるかにつきましては、現在借用している赤館公園部分などの土地については、寄附を受けたいと考えております。

 次に、花見山のような山にしてほしいなど、観光整備を求める声もある。これを機会に整備を進めるべきと思うがにつきましては、現在公園の維持管理業務はシルバー人材センターに委託をして、また観光協会赤館支部の協力をいただきながら、公園内の桜の木や花壇の手入れ等を行っているところですが、今後土地所有者の状況も含めて検討をしてまいります。

 次に、玉室和尚の庵の跡地が現在立ち入り困難な状態にある。早急に対応すべきと思うがにつきましては、玉室宗珀謫居之跡の進入道路については、平成20年11月に棚倉町観光協会赤館支部長の要望を受け、地権者のご協力をいただいて進入路の整備をしたところであります。今後要望がありましたら、それに沿って対応をしていく考えであります。

 次に、バイパスから距離も近いので、道路を整備してはの声もあるがにつきましては、赤館公園一帯は埋蔵文化財包蔵地となっており、さらに周辺山林は保安林に指定をされていることから、これらの整備に当たっては、関係機関との協議が必要となりますので、今後の検討課題であると考えております。

 次に、通行できない旧遊歩道や未整備の町道の整備につきましては、公園内の遊歩道整備については、先ほど述べましたとおり、埋蔵文化財包蔵地であり、また一部民有地もあることから、検討課題であると考えております。

 なお、町道風呂ケ沢桧木線については、町道起点側付近は人家が立ち並んでいる状況から、拡幅等の整備は困難であると考えておりますが、現道路敷地でどのような整備が可能かについては、現地を調査しながら判断をしてまいりたいと考えております。

 次に、各種団体によりイベントが予定されたとき、町として積極的に応援する考えはあるかにつきましては、イベントにも規模や種類があり、各団体や実行委員会が主体的に目的を持って開催をしておりますので、おのおのの趣旨に沿った支援の方法をとってまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 寄贈については、今ほどのご答弁ですと、現在借りている道路部分、それから公園部分以外は、もし申し出があっても町としてはもらう考えがないというふうなご答弁だったと思うですが、確認をさせていただきたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの再質問にお答えをしたいと思います。

 先ほども町長答弁いたしましたとおり、何度かの相談を受けておりますが、正式にどこどこ地は何平米、どうするかという細かなまだ相談の段階ではございませんので、現時点で利用している部分については、お引き受けできるかなという判断をしているだけでありまして、そのほかにもいろんな可能性があれば、それはまた最終的にどうなるかという方向性は、まだ決定しておりませんし、その財産を町に寄附をするということに対しても、両者だけで決められないと、県の許可ももらわなきゃならない、まずそこが先なものですから、いろんな点でその条文の上の部分の赤館公園部分という、どこが一番、今の時点で支障がないという状況であるという判断をしているだけで、今後その内容を詰めて判断するということになるのかなというふうには考えております。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 先ほど駅前のJRバス関東の話もありましたが、こちらのほうは法人格の問題で、このまま持ち続けることができない。当然今山の大部分を使っている棚倉町にもらっていただけないかということで、大分相談もされているというふうに聞いておりますので、具体的に県の許可という問題はあるんでしょうけれども、町にもらってくれないかというふうに相談がされているという前提でお聞きをしたいというふうに思うんですね。

 その状態でも、今使っている公園の部分、それから道路の部分以外は、町としてはもらわない考えなのか、それともほかの部分もひっくるめて、町として寄贈という話があればもらう考えなのか、ここらはお答えいただくようなわけにはいかないでしょうか。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) 再々質問にお答えをしたいと思いますが、先ほども申し上げましたが、具体的に結論を出すだけのいろんな条件がまだクリアされていないというような土地もございますので、その辺の協議が進んで、具体的になった段階でないと、なかなかその結論はまだ出すのは尚早ではないかなというふうには考えております。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 実際に、新町組そのものは法人格はもう去年でなくしているわけですし、この制度そのもの、いわゆる法人格が継続する、しないの話はもう結論が出ておりますので、何でかんで、持っていられない状態だと思うんですね。

 実際に赤館山のほぼ使える部分というんですか、一番上の一番平といわれる平らな部分、それから周りの道路、そして使われている部分、それから駐車場として整備されている部分、いわゆる使える部分というのは、もうほとんど町のほうが無償で使っているような状況にある中で、残りの山そのものもひっくるめて、町のほうにもらっていただきたいというお願いを大分前から相談という形でもしているというふうに思うんですね。

 ですから、町としては問題がなければもらうつもりなのか、それとも今使っている部分以外はもらう気がないのか、そういった判断はもう十分できる状況にあるかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思いますが、新町組さんとしても、結論がついていない土地もかなりあるというふうに伺っております。神社関係にする用途、あるいは祭り関係に使っている建物があるところ、あるいは個人の住宅に貸している土地とか、いろんなほかの要因が関係する部分もあるという話もお聞きしておりまして、新町組さんとしても、その辺もどうしようか、それぞれの帰属団体にそれぞれにそれは任せようかという話もあるそうなんですね。

 ですから、新町組のほうとしても、その辺の結論はまだはっきりしていないという状況もございますので、その辺を兼ねて、もう少し詰まった段階で支障がないということであれば、そういう方向になるのかなというふうには思っておりますが、現時点ではいろんな支障となる案件が解決されていないというような状況ではお聞きしております。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 私としては、当然ほとんどの場所を町として10年、20年にわたって公園、道路として、また駐車場として使ってきたわけでありますので、当然町のほうでもらっていただいて、なおかつ歴史的な価値も非常に高い場所でもありますので、ぜひ町として整備をしていただきたいなというふうに今回は質問をしたりお願いをしたりするつもりだったんですが、その部分が結論が出ていないということであれば、例えばあの部分をもらって里山として整備してはどうかとか、花見山のようにいろんな花の咲く木を植えて、年間を通じて観光客の来るようなスポットにしてはどうかとか、いろいろお聞きをしようかなと思っていたんですが、そこら辺が決まっていないということであれば、ちょっと難しいのかなというふうに思います。

 そこで、赤館山の歴史ですね。非常に私もこれを機会にいろいろ調べてみますと、歴史的な価値というのは非常に高い部分があるというふうに思います。

 棚倉初代城主の立花宗茂公も当然今の城跡はなかったわけですから、赤館城に入ったというふうに聞いておりますし、その当時玉室宗珀和尚ですか、先ほど私がきょう質問するということで、蛭田議員が前に新聞記事を切り抜いていたものも貸していただきました。紫衣事件ということで、非常に有名な歴史上、大きな意義を持つ事件の島流しの土地として、棚倉に来られた高僧が数名おられたということだと思います。

 町民でも、この紫衣事件と言っても、むらさき・ころもと書く事件ですけれども、わからない方は非常に多いんですよね。町の歴史としてもぜひ取り上げていただきたいなというふうに思うんですが、教育委員会というか、歴史を扱っている教育委員会としては、この指摘をどのようにお考えでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 今回の玉室和尚のところでございますが、あそこについて、私も現地のほうを見てきました。前に平成20年ですか、20年に地権者の同意を得てあそこの整備をしたというような形でございます。ですから、今回質問の中でこのようなことがありましたので、また同じような形で皆さんのほうから整備の要望があれば、私のほうでも整備をするというような考え方は持ってございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) この玉室宗珀和尚は京都に戻られて、大徳寺、こちらのほうで加賀百万石の菩提寺の開祖になられたということで、ここは加賀百万石の菩提寺ですので、いわゆる観光のお寺ではありませんから、余り一般のお客さんにも案内もしていませんし、なかなか見る機会はないというふうに聞いておりますけれども、棚倉の歴史を扱って、歴史の管理をされている教育委員会としては、こちらのお寺というものはどういうふうなお寺か、把握されているんでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) 私ですとお寺の部分の把握は現在私はわかりません。その部分についてはわかりませんが、当然先ほど言いましたこの紫衣事件ですか、これは沢庵和尚というような形の部分と一緒に処分されたと言っていいんでしょうかね。そういう形で棚倉に来た和尚さんだというふうには聞いてございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) ぜひ私としては、町としてこの赤館山をもらっていただいて、里山としてだったり、いろんな形で棚倉の歴史の場所としても観光の場所としても整備をしていただきたいなというふうに思っております。また、話がもう少し進んだ時点で、また質問させていただきたいというふうに思います。

 以上で2番目の質問を終わります。

 それでは、3番目の質問に移らせていただきます。首都圏から協力隊員を公募し、地域おこしの支援活動等を進める事業であると聞いておりますが、今後の町づくりにおいて、大きくしたい事業でもあります。具体的にどのように活動してもらう予定なのか、考えを伺いたいというふうに思います。

 まず、公募状況について採用の決定した方がいると聞いておりますが、どのような方か、どのような経歴でどのような考えで応募されているのか、お伺いをしたいと思います。

 具体的には、どのように活動してもらう予定なのか、これまでにない形での事業なので、未定の部分や応募者の資質に負うところも多いと思いますが、現時点で考えているところを伺いたいというふうに思います。

 受け入れる地域の対応にも、成果を出すために大きくかかわってくると思います。町内の各団体等にも広く協力を求めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 また、先行している市町村では、もうこの事業そのものが終わった方が何人もいらっしゃって、総括もされているようであります。失敗事例として把握されているようなものはあるか、お聞きをしたいというふうに思います。

 また、先進事例を見ますと、大きな期待を寄せたいというふうに思いますが、ある意味では、何でもできる制度でもあります。棚倉町として特にお願いをしたいもの、期待をしたいものがあれば、お伺いをしたいと思います。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの地域おこし協力隊事業の活用についてでありますが、まず公募状況について、採用の決定した方がいると聞いているが、どのような人か、どのような経歴でどのような考えで応募しているのかにつきましては、ことし1月14日から2月10日までの応募期間を設定しまして、ホームページ等を活用し、地域おこし協力隊の募集を実施をしてきたところであり、2月23日に実施しました第2次選考面接試験の結果、2名の内定をしたところであります。1名は、一般の会社に勤めておりました社会人経験のある男性でありまして、もう一名は大学を卒業見込みの男子学生であり、地域の活性化に意欲を持った方々であります。

 次に、具体的にはどのように活動してもらう予定なのか、現時点で考えているところを伺いたいにつきましては、地域資源の発掘と地域情報や活動情報の発信といった活動、また地域観光事業の推進、地場産品販売応援といった交流人口拡大のための基本活動といったものが活動の中心になってくるものと考えております。

 次に、受け入れる行政地域の対応も成果を出すために大きくかかわってくると思われる。町内の各団体等に広く協力を求める考えはあるかにつきましては、地域おこしの支援を実施をしていく上で、地域行事とコミュニティ活動のかかわりを通じて、地域に定着をしていくことは大切なことであります。隊員の能力や適性と実情に応じて判断をしていくこととなりますが、団体、個人を問わず人との連携は十分に図ってまいりたいと考えております。

 次に、失敗事例として把握しているようなものはあるかにつきましては、具体的に把握をしている案件はありませんが、隊員が活動していく体制をどのように整備をしていくかは、円滑な活動をしていく上で大切なことであります。自治体や地域、そして協力隊の3者の連携結束がポイントとなってくるものであり、町が期待している内容を明確にすることも重要であると考えております。

 次に、棚倉町として特にお願いしたいもの、期待したいものはあるのかにつきましては、外部からの視点で、私たち地元の人間が気づかない町の魅力や資源の発掘を行い、情報発信をして棚倉町の地域おこしに当たり、次世代を担う人材の掘り起こしを行ってほしいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) この制度は非常にいい制度だと思う反面、非常にわかりづらいところも多いんですね。費用的にはほぼ全額交付税で措置がされるという制度だというふうに思うんですが、町の受け入れ体制、これについては具体的なお考えがあればお聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 町の非常勤の特別職として委嘱をしたいというふうに考えておりまして、月額のお金を16万6,000円ほど報償費としてお支払いしたいというふうに考えております。それ以外にいろんな活動費等を支払いながら、特別交付税の措置を受けながら活動の支援をしていきたいというふうに考えておるところでございます。

 それから、受け入れ体制ということですが、個人2名の隊員が来て、これから十分にお話をしていきたいというふうには思っていますが、まずは棚倉町を知っていただくということが、まず第一なのかなと思っております。それにかなりの時間を費やすことになっていくのかなというふうには考えているところでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) こういう方たちが来てどういうふうな待遇でどういうことをやるのかというのは、ぜひ町民にもわかりやすい形でお伝えをいただきたいというふうに思います。

 この制度だけ見ていると、我々議員でも実際、どんな形になるのかなというふうに疑問にも感じますし、場合によっては町民から、一体どういう事業をやっているのかなというふうな不信感というか、疑問も持たれるのではないかなというふうに思います。そこで、これから4月から来られるということだと思うんですが、今ほど町長の説明のとおりですと、非常に若い新卒の方と数年勤めた経験の方、どちらも20代半ばか前半だろうというふうに思います。こういった方が棚倉に初めて来られて、やはり受け入れ体制というものを町としても、当初はこの部分で頑張ってほしいとか、この部分はどうだというふうに具体的に描いていってやらないと、来る本人たちもかわいそうな結果になるのかなというふうにも思いますが、その辺についてはいかがお考えでしょうか。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 私、その辺は非常に悩ましいところではありますが、町であれやれこれやれと線路を引いてあげるということも一つなのかとは思いますが、そういう部分ではなくて、棚倉町でいろいろな活動をしていく上で、いろんな人、団体とかのかかわり合いを持っていくと、そういった橋渡しは十分にしていきたいと思いますが、具体的にどんなことで棚倉町の地域おこしをしていくかというのは、本人と十分話し合って決めていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) これから棚倉町に住まわれて、家賃のほうもこの制度の中で出るというふうなようでありますけれども、短期間でもまだ決まっていなければ、短期間でもルネサンスのあいている部屋になんか泊まっていただいて、棚倉町のルネサンスというものをよりよく知っていただくなんていうのも一つのアイデアではないのかなと思いますが、そういったことはどうでしょうか、考えられないでしょうか。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) そういった活動も一つの活動であるとは思います。それをじゃうちのほうで泊まれというような指示は余りしたくはないんですが、本人たちが泊まる必要を感じた場合、それはやっていくべきだというふうには思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) この制度を見てみますと定住をしていただくというのが、実は総務省としては大きな目標になっているんだというふうに思います。実際に最終報告書なんかも定住に重きを置いてレポートをまとめているようなところもありました。棚倉町としても、当然この制度を使うとすれば、たまたま今回来られるのが若い方なので、定住というのもどうなのかなというふうに思うんですが、定住の大きな目的として、当然考えるのであれば、そのためのサポート、仕事だったり住むところだったり、もしくは首都圏から田舎に来る田舎暮らしというイメージで捉えれば、農林水産業、こちらのほうへのかかわり方、こういったものも大事になってくると思うんですが、農林水産業へのかかわり方というふうなところまでは何か特に考えているようなことがあれば、お伺いをしたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 地方の定住の施策は国もいろいろ持っていると思います。農林水産業関係では田舎で暮らしたいという事業があったかと思うんですが、農業を排除するものではございませんで、農業を含めて定住ということは結構なことだと思いますので、一応1年更新でありますけれども、3年間という期間の中で、どのような地域おこしをしていくか、またどのように棚倉町に定住を図っていくかということは、十分にこれから私たちも支援していきたいし、本人たちに期待をしていきたいという部分ではございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 近くの例で、塙町なんかにも来ているというふうには聞いているんですが、たまたま総務省のホームページで、写真入りで出ていたものが常陸太田市のものが出ておりました。ここで見ると、女の方が5人で非常に華やかでうらやましいなと思ったのはあるんですが、受け入れ期間がずれて3名だったり2名だったりというふうな形で採用しているようです。

 ですから、棚倉町としても今後ことしは例えば2人いて、最長3年としても、来年度以降何人かまた募集していくというような考えはお持ちなんでしょうか、そういうことは制度上できるのか考えがあるのか、お聞かせをいただきたいというふうに思います。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 制度上は人数に制限がございませんので、可能であるというふうに思っております。今後についてはまだ決定はしておりませんが、十分に検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) 今までにない制度ですので、ぜひ失敗を恐れずに、新たな取り組みとしてお願いをしたいというふうに思います。

 それで、たまたまホームページを見ておりましたら、あした池袋のサンシャインシティで3月15日土曜日10時から地域おこし協力隊全国サミットというのが、入場無料で行われるようでありますが、これから新しい人材を受け入れる棚倉町としては、これに参加するご予定というのはお持ちでしょうか。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 今回のその池袋の会議には出る予定はございませんが、同じような会議が年間を通して数度開催されております。いずれそういったところにも参加できるような体制をとりたいというふうには思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 藤田智之議員。



◆8番(藤田智之) ぜひいい結果を出せるよう期待申し上げまして、質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(和知良則) 順位8番、8番、藤田智之議員の質問を終わります。

 ここで、4時40分まで休憩します。



△休憩 午後4時26分



△再開 午後4時40分



○議長(和知良則) 休憩前に引き続き再開します。

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△会議時間の延長



○議長(和知良則) ここで、会議時間の延長についてお諮りいたします。

 会議規則第9条に規定されております会議時間は午後5時となっておりますが、本日の議事日程について時間内での終了が見込めないので、会議時間の延長についてお諮りをいたします。

 本日の議事日程が全部終了するまで、会議時間を延長することにご異議ありませんか。

     〔「異議なし」と発言する人あり〕



○議長(和知良則) 異議なしと認めます。

 よって、本日の議事日程が全部終了するまで、会議時間を延長することに決定いたしました。

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△松本英一議員



○議長(和知良則) 順位9番、12番、松本英一議員、登壇願います。

 松本英一議員。



◆12番(松本英一) 登壇順位9番、通告に従いまして、一般質問をいたします。

 早速、質問事項に入ります。

 棚倉町行政改革大綱について。今後策定される第6次棚倉町振興計画との相互性という視点から、行政改革大綱のあり方については、第4次棚倉町行政改革大綱が平成23年度において期限切れとなっているため、早急に第5次棚倉町行政改革大綱を策定する必要があると認識しておりますが、町当局の考えを伺いたいと思います。

 なお、昨年12月議会において、藤田智之議員が同じ質問をしておりますので、申し添えておきます。

 また、簡潔明快に答弁をお願いいたします。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位9番、12番、松本英一議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまの棚倉町行政改革大綱についてでありますが、早急に第5次行政改革大綱を策定する必要があると認識をしているがにつきましては、棚倉町の行政改革につきましては、住民サービスの向上、財政の健全化、行政運営のスリム化、効率化を目的に、昭和61年から棚倉町行政改革大綱を策定し、取り組んできたところであり、第4次棚倉町行政改革大綱につきましては、平成18年度から23年度までの5カ年計画となっております。しかし、平成23年3月に東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故が発生し、震災の災害復旧、放射能汚染事故に伴う除染、風評被害対策などの事務が発生したことにより、職員の業務量が増大したため、これらの対応に重点的に職員を配置をしていることから、現在は第4次行政改革大綱を延長し、年度末に各項目の進捗状況、各課の取り組み結果を調査をしているところであります。

 第5次行政改革大綱の策定につきましては、行政改革は社会経済環境の変化への対応、そして効果的な行政運営等を図っていく上で重要であると認識をしており、今後も継続をして取り組んでいく必要があることから、平成26年度において現在策定を進めている第6次振興計画との整合性を図りながら、第5次の行政改革大綱を策定をしてまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) 今の町長の答弁ですと、21年から23年度までの行政改革大綱と申し上げましたが、実際は18年から23年までの行政改革大綱なんですね。町長おっしゃったのは、実施計画のほうだと思います。これは3年、3年でローリングして、多分実施計画が4段階になっていると思いますが、多分私が聞き違いしたんだかもしれませんけれども、行政改革大綱が18年から23年度となっております。その点は多分私のほうが正しいかと思うんですけれども、その点、町長も多分3年間の実施計画をおっしゃったと思います。それはそれで結構なんですが、いずれにしても、この実施計画が23年度で期間が切れております。

 したがいまして、期間が切れているのは一般論でいえば、食べ物でいったら賞味期限が切れたものを並べておくようなものなんですね。どこへ並べておくかというと、ホームページに並べておくんですよ。私、これホームページを印刷してきたんですが、やはりホームページで全国に並べておいて、賞味期限が切れていたんでは、棚倉町何やっているんだと、いずれにしても、震災があったからいたし方ないなと思っても、震災から3年も過ぎるんですね。やはりこれは賞味期限が切れても、震災があったからって並べておいたんでは、誰もこれは飛びつく人はいないですね。

 やはり恥ずかしい話なんですが、インターネット上で全国に流しておくというのは、削除しておけばこんなことないんですね。やっぱりほかの人はわからないです。

 我々は町民ですから、別にインターネットじゃなくても見られますけれども、やはり町外の人はインターネットを見ているんですよ。やはり棚倉町のホームページをどれほど見ているかというと、かなりアクセス件数が多いと思います。やはりそういう点からいうと行政としては怠慢とまではいいたくないんですけれども、やはり不謹慎な話かなと思うんですけれども、いかがですか。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問にお答えをしたいと思います。

 ご指摘のとおり、この行政改革の実施計画について昭和62年から平成23年までのデータがそのまま現在も掲載されているという状況でございますので、早急にその辺のデータについて除きたいというふうに考えております。大変申しわけありませんでした。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) それはそれで、削除すればそれで済むんですけれども、削除した暁には今度は計画は、さっきおっしゃったように26年度において策定すると。要するに私はこれは町の振興計画と、この行政改革大綱というのは非常に自動車でいったら車輪のようなもので、片方が欠けてもやっぱりまずいと、やはりこれは一緒に策定するのが理想的かなと思うので、これはやはり振興計画もこれから案はできているらしいんですが、やはりこちらのほうの案もできているのでしょうかね、その点をお伺いいたします。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの再質問にお答えをしたいと思います。

 行政改革の実施計画等につきましては、これまでは大きく財政構造の健全化、それから効率的、効果的な行政運営と参画と協働の町づくりでいう大きな柱のもとで、それぞれ個別の推進目標を立ててまいったわけでございますが、その中でも特に不十分な達成、未達成の部分も中にございますので、その辺を特に重点的に取り組まなければならないなということで、検討課題としてそれらを重点に取り組んでいく考え方では現在いるところでございます。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) この賞味期限切れたものを見ますと、やはり抽象的な言葉が多いんです。やはり当然抽象的に、10年間だからなるんだと思うんですけれども、それはそれで結構なんですが、あとは行政改革推進委員というのがおりまして、その推進委員のいろんな会議をしまして策定するということで、26年度からだと早速その推進委員も委嘱しなくちゃならないし、いろんなスケジュール的には忙しいと思うんです。これは来月からすぐに始まるわけですから、まごまごしていたら6月、9月になって12月になっちゃうということなので、その辺のスケジュールはいかがなんですか。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) ただいまの質問のお答えをしたいと思います。

 棚倉町の行政改革推進委員設置条例に基づいて行うものでございまして、26年度の当初予算に計上してございますので、速やかに委嘱をしてこれらの事務を進めたいというふうには考えております。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) そうすると、今26年度の中に行政改革大綱も策定すると、あとは別な方向で二輪で進むと、振興計画もあるということで、ぜひ早急に進めていってほしいと思います。ということで、1番目の質問を終わりたいと思います。

 2番目の質問なんですが、東日本大震災・東京電力原発事故等の諸事情に伴い、町職員の定数を見直してはどうか。

 東日本大震災・東京電力原発事故後は、諸事情に伴い、町職員の仕事量が多く、住民サービスの低下が懸念されます。

 したがって、町職員の定数を見直してはいかがかというのは、振興計画でずっと進んできて、そのまま進むのは非常に結構な話なんですけれども、振興計画の中には震災とかこういう原発事故とかというのは想定されていなかったので、一応見直しする必要があると思うので、質問をしたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの東日本大震災・東京電力原発事故等の諸事情に伴い、町職員の定数を見直してはどうかについてでありますが、本町の職員定数につきましては、棚倉町職員定数条例により、定数155名となっているところでありますが、第4次行政改革大綱に基づき、平成24年度に策定しました定員適正化計画において、平成28年度までの職員数を132名としているところであります。

 また、東日本大震災及び福島原発の放射能汚染に伴い、本町におきましても除染を初め、風評被害克服に係る事務など、業務量が増大をしておりますが、各課の職員数の増減や県の緊急雇用対策事業などを活用し、臨時職員を採用するなどの対応を行っているところであります。

 今後は、職員適正化計画で定めた職員数を確保しながら、職員個々の能力の向上を図り、住民サービスの低下を招かないように努めてまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) 今の町長の答弁ですと、当然条例に従いまして、155名の条例に従って進んでいるということなんですが、当然条例で進める人数はそれで結構だと思うんですけれども、それを補うのに臨時職員を採用すると。したがいまして、臨時職員は臨時ですから、本採用の職員とは仕事と言っては、腰をじっくり据えてする仕事ではないと思うんですよね。臨時というのは臨時期間が終われば終わりなので、やはりその点、お金から見れば臨時職員を雇ってお金を出すのも本採用にしてお金を出すのも、町から出るお金は同じなんですね。臨時は臨時でずっとローリングしながらもっていくと、臨時でも5年、10年、15年ということもあり得るわけですよね。その同じ人ではないですよ。同じ金額を臨時で来年度も次の年も次の年も臨時で補うお金は町の出費になるわけです。それから申し上げれば、やはり私は本採用にして、本腰を入れて仕事をしてもらったほうが住民サービスにつながるんではないかということなので、もう一度ご答弁をお願いいたします。



○議長(和知良則) 総務課長。



◎総務課長(藤田和彦) 再質問にお答えをいたします。

 臨時職員の採用等ばかりではなく、正式な職員の採用についても当然検討するべきだということでございます。これまでの退職者の関係も当初の予定より前倒しで急に予定より数時がふえてしまったということもございまして、採用と退職の関係のバランスがとれていなかったというのもございますので、今後はその採用の仕方についても、広く人材を集めるような募集の仕方に変えなきゃいけないなということも考えておりまして、現在の計画の132名にも満たないということでございますので、せめてここまで戻すように今後二、三年の間には、また幹部職員が大きく退職をするということもございますので、その辺を前もって前倒しで対応すべきかなというふうには考えてございます。



○議長(和知良則) 松本英一議員。



◆12番(松本英一) 今の課長の答弁ですと、前倒しでやはりそれを検討するということで、それは非常に必要だと思います。というのは住民サービスが第一ですので、やはりその辺をお願いをしたいと思います。

 あと、先ほど蛭田卓雄議員の誘致企業等で顔をつくれとか言いましたけれども、顔をつくるまでもないけれども、やっぱり人間を多く採用して、それに対処するというのも必要だと思います。

 これで、質問を終わりたいと思います。



○議長(和知良則) 順位9番、12番、松本英一議員の質問を終わります。

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△鈴木政夫議員



○議長(和知良則) 順位10番、13番、鈴木政夫議員、登壇願います。

 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 通告に従いまして、一般質問を行いたいと思います。

 まず最初に、ルネサンス棚倉についてという通告をいたしました。この「ルネサンス棚倉」につきましては、町民誰もがもう少し町民が等しく利用できるようにしてほしいという希望を持っておられます。我々議会でも以前からそういった観点で提案したりしてまいりました。また湯座町長も町民との約束の中で、そういう基本的な方向を進めていくということを表明されております。

 そういう形の中で、昨年5月から「ルネサンス棚倉」のクアハウスの改善、改革ということで平日の営業時間を3時からだったのを正午からに改める。あるいはルネサンスのこの施設を利用した人にクアハウスの入浴料の50%割引券を出すということで、これは5月から実施するということを6月議会の町長答弁で表明されております。そしてそれが実施されてきたと思います。

 特に営業時間を平日、正午からにするということについては、そのまま現在実行されておりますけれども、このサービス券の発行については、これは12月の議会でも実は取り上げたんですが、なかなかその真相解明まで至らなかったということなんですが、その後も依然として発行する月と発行しない月とがあるんですね。最近の月でいいますと、1月は発行しません、2月は発行したんだけれども、3月は発行しません。ルネサンスのほうに何で発行しないんだと言うと、券がなくなったんですとか、何とかというようなことを言っているんですね。誰が決めたんですかと、一応ちょっと聞いてみると、上のほうで決めたんですというふうなことしか返ってこないんですが、これはやっぱり発行する月と発行しない月があるというのは、非常に利用する場合もいろいろ都合があるんですね、町民として。

 そもそも年間通して発行するというのが大原則ではありませんか、誰が考えたって。それがなぜこういう状況になっているのかということを見解を求めたいというふうに思うんです。

 それからもう一つは、入浴料金が普通町内600円ですか、町外の人は800円ですか。町内と町外が違う設定になっているんですが、これはどういう理由なのかわかりませんが、ただ一つ例えば社川の逆川とか金沢内の人たちが、表郷村の人の友達を誘って来ようかなと思うと、料金が違うんだと。これではとても誘えないというような声があって、何とか改めるようにしてほしいという声も出されております。

 以上について見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 順位10番、13番、鈴木政夫議員の一般質問にお答えをいたします。

 ただいまのルネサンス棚倉についてでありますが、まずクアハウス50%割引券の発行状況につきましては、5月の配布開始から2月末までの配布は9,655枚を発行をしております。次にクワハウス利用料金設定につきましては、棚倉町リゾートスポーツプラザルネサンス棚倉条例第7条の規定に基づき、利用料金は条例により定められた額の範囲内において、指定管理者があらかじめ町長の承認を得て定めるものとするとされております。

 なお、現在のクアハウスの利用料金の上限額は1,500円と定められております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 昨年5月に発行してことし2月末で9,655枚の利用券が発行されているということは、それによってクアハウスを利用する人たちの人数も、おのずから多くなっているんではないかなというふうに思います。ただ問題は、発行する月と発行しない月があるというのは、一体どういう理由なのか。誰がこれを決めているのかということをひとつ。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) この割引券の配布につきましては、当初5月1日から10月末までの期間で配布を予定しておりましたが、その後、風呂の不具合等がございまして、お詫びということで2月まで延長したというふうに「ルネサンス棚倉」のほうからお聞きしております。

 以上でございます。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 何か今の答弁なんですが、当初5月に発行するという予定だったんだけれども、これは毎月発行するということじゃないんですか。そういう意味ではなかったんですか、これは。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 毎月、5月から10月末の期間で配布をするというような方針でした。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 何で10月末までなんですか、11月、12月、それから1月もやらなかったですね。この間2月には発行しました。しかもこれ誰がこういうことをどこで決めるのか、社長というんではなくて、町長がやっぱりちゃんとここで議会でもそういうふうにしますということを表明して、広報たなぐらなんかにも載っかったりしているのに、途中でこういうふうに出したり出さなかったりというのが、何でできてくるんですか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) それにつきましては、「ルネサンス棚倉」のほうでそれをやっているということで、当初半年ぐらい様子を見るという形でこれは配布した経緯がございます。その後、2月まで配布をするということで、その配布するしないというのは、7月、8月はハイシーズンのため法事のお客さんのみを対象にしたということと、それ以外については、お風呂の利用客にのみしか配布しなかったということで、そういう細かい経緯については、会社のほうの経営の中身ということで認識しております。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) これは例えば様子を見るとか、何かそういうことを言って配布したりしなかったりというのは、もうこれとんでもない問題だというふうに思うんです。

 配布してからその券を持ってあそこに行った人たちに、私は何回も話なんかもしてきましたが、やっぱり300円で入れるということになると、町民の人たちもだんだんお客さんがふえてくるんですよ。でもそれが配布になったりならなかったり、しかも様子を見るというのは、ちょっとおかしいんじゃないですか。これはちゃんと5月からはそういう方向でやりますということを町長も議会でもって表明しているんですから、その方向でやっぱり指導していく必要があるのではないかなというふうに思いますが、これはどうなっているんですか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) それらについては今後とも調整会議等の議題の中に入れまして検討してまいりたいと。様子を見ると申し上げましたのは、燃料代との比較、あるいは利用者の関係、利用率で申し上げますと9,655枚配布しておりまして、42%、4,039人が利用したということです。ということがございましたので、様子を見るということでございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) まずこの調整会議というのはどういう人たちが集まってやっているわけなんですか。その議長は誰がやっているんですか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 取締役3名の方、あと総務課長、財政係長、商工農林課長、商工観光係、あとルネサンス棚倉総支配人、これは取締役に入っておりますが、ルネサンス棚倉の総務課長でございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) その議長は町長がやっているんでしょう。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 議長というよりも、司会進行で私が務めさせていただいております。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) その会議の調整会議の中には、今の町の執行部の方々も多数いる。しかも優秀な課長がその司会進行をやっていると。それなのにですよ、こういうふうな経営の状況をやっているということについては、これはやっぱり大問題だというふうに思います。ですから、なぜこういうことをやっているんだと。この指導監督がやっぱり行き届いていないと思うんです。これはやっぱりもしこのまましか指導できないんだと、監督ができないんだということになれば、やっぱりあそこの体制は考えてみる必要があるんではないのかなと。何で結構安くもない給料をみんなに払っているのに、こっちの指導監督が徹底できないんだと。何がおそろしいんだと。これはやっぱり町民に約束したことを議会で表明したことは、必ずそれは実行するという責任を持たなくちゃならないと思うんです。町長その決意をひとつどうでしょうか。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) クアハウス割引券の発行については、5月から配布をしたいということで、この場でも報告をさせていただいて、調整会議等の中で「ルネサンス棚倉」のほうには配布をするようにということで指導をしました。今まで配布をしていたものについては、3月いっぱいの期限の割引券だったと思っております。今後どうするかについても、今後調整会議の中で検討をしていくものと思っておりますが、今、鈴木議員おただしのように、町民の方々からルネサンスを多く利用する一つの手段として、やはりクアハウスの割引券はあったほうがいいというような声が多数あるというような話でしょうし、私もそのように認識をしておりますので、今後とも配布は続けていきたいと思っておりますが、その配布の方法についても、今おただしがあったようなことの、ある意味不公平がないように指導をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 塙町のゆうゆうランドについては、みりょく満点物語のロビーがあるんですが、あそこへ割引券をどうどうと持ってきておいてやっているんですね。かなり量がなくなっているような感じですから、かなり持っていって利用しているんでないかなというふうに思います。

 私はやっぱりこれは何回か私はその券も利用しながら行ってみましたが、そんなに発行したからって、「ルネサンス棚倉」が入り切れないほど人が押しかけているわけでもないんですね。ですから、これはやっぱり継続して、来年の9月には大規模改修をやるということになっていますから、それまでの間はやっぱり継続して発行するということが重要だと。継続が力なりというのは、こういうときに言うんじゃないですか。ぜひ7月からはこれは継続して出せるように、改修が終わればその時点で閉鎖になると思いますが、それまでの間はそういうふうにしていただきたい。

 特にそういう指導監督をやっぱりちゃんとしていかないと、こんなことを言ってはちょっとあれですが、長くここにいた人でない人、雇われている方がやっているものと感じと我々がずっとあれを町の起爆剤としてやってきた、やっぱり人間との考えの違いはあるかもしれません。そこはやっぱりちゃんと町が指導していかなくちゃならないというふうに思いますが、その決意のほどをよろしくお願いします。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 貴重なご意見としてきちんと承りたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) あともう一点は、町内と町外との料金の差額をなくしたらどうかという声もあるんですが、それについてはどうですか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) ただいまの再々質問にお答えします。

 「ルネサンス棚倉」の条例の中に、利用料金というところで第7条というものがございます。これは上限額を決めているということが1つと、その後に前項の規定にかかわらず、町民が「ルネサンス棚倉」を利用した場合における利用料金は、前項の規定により定めた利用料金の額から1割以上減額した額としなければならないというような条文が入っております。ここで差をつけていると。恩典を与えていると、町民の方に恩典を与えているというように解釈していただきたいというふうに考えております。

 今後、総体的な利用料金等も含めて、検討せざるを得ないのかなというふうにも思いますので、その辺はご理解いただきたいと思います。以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) ぜひ検討していただきたいと思います。

 次に、2番目の通告に入ります。鳥獣被害、特にイノシシの問題なんですが、このイノシシによる農作物の被害、年々増加しております。全国で年間200億円に被害が達しているというふうに報道されております。

 我が町はもちろん、東白川郡内でも例外ではありません。そこで、イノシシの捕獲頭数は今年度かなり急速に上がってきているようでありますけれども、どのぐらいあったのか。町内、郡内でどうだったのか、見解を求めたいと思います。

 また、その関係者から捕獲した際の報償金については郡内共通にできないのかという要望も出されております。つまり、郡内どこで捕獲しても報償金が該当できる仕組みを町村会等の協力も得ながら実現してほしいという要望でありますが、これについての見解を求めます。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの鳥獣被害対策を問うについてでありますが、まず今年度のイノシシの捕獲頭数は何頭だったのかにつきましては、本町の本年2月末現在における有害鳥獣捕獲の許可での捕獲頭数については54頭、狩猟による期間中に捕獲されました頭数については37頭で合計91頭であります。

 また、郡内の捕獲頭数の状況でありますが、塙町が許可による頭数が42頭、狩猟による頭数が130頭、合計172頭。矢祭町が許可による頭数が57頭、狩猟による頭数が99頭、合計156頭、鮫川村が許可による頭数が24頭、狩猟による53頭、合計77頭となっております。

 次に、捕獲報償金は郡内共通にできないのかにつきましては、本年度より本町においても郡内町村とあわせまして、一律2万円の報償金を支給をしております。

 なお、報償費の財源につきましては、有害鳥獣捕獲の許可による報償金は、県の鳥獣被害防止緊急捕獲対策補助金1頭当たり8,000円を活用し、狩猟期間中の報償金は、県の野生動物における放射性各種の動態調査個体捕獲事業費補助金1頭当たり5,000円を活用して報償金を支給をしております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 捕獲されたものに対しての報償金が一律に2万円になったという点については、評価をいたしておりますけれども、今出ている問題はこれは各町村が主体となって、この報償金は実施しているという関係上、ほかの町村の人が棚倉に来てとったのは該当にならない。あるいは棚倉の人が塙町に行って捕獲したのも該当にならないというふうに承っているんですが、それは本当なんですか。



○議長(和知良則) 商工農林課長。



◎商工農林課長(佐藤耕) 有害鳥獣捕獲のことに関して限定して申し上げますと、棚倉町有害鳥獣捕獲等事務取扱要領がございます。これは趣旨について、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律第9条に規定する鳥獣の捕獲等の許可については、特に定めのあるもののほかは、この要領によるものとしておりまして、区域につきまして捕獲の範囲は必要最小限とし、被害地の所在する市町村、行政区域を限度とするということでございますので、各市町村が単位となり、なおかつ最小限の単位を意味しているというところでございますので、ほかのほうに行って捕獲の要請があるということは想定できませんので、この辺はご理解いただきたいと思います。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) 捕獲する人たちは銃による捕獲とかわなによる捕獲とか、方法はいろいろあると思うんですが、郡内にまたがって捕獲するということが現実にはあるんですね。あるけれども、今課長が説明したように、その報償金や何かの主体は市町村なので、その市町村にかかわるものしか該当しないというのは、その規定でいえばそのとおりかというふうに思うんですが、これをここが改革なんですよ。それでよかったらそれは何も問題にならないんですが、しかし、イノシシはどこを歩くかわからないんですね、国籍はないんですから、あれは住民登録もしていない。

 したがって、棚倉にいたイノシシだって塙町に行っているかもしれないという問題もいろいろあって、しかしこれは町村だけではなかなかこれはどうにもならない、そういう規定がありますから。これは町村会あたりがやっぱり音頭をとってやれるような方法がないのかどうかという問題。今度町村会の事務局長も新しくなるようでありますので、これはぜひ、これはその捕獲された頭数という、個体が減少していくということは、どこでとったって同じなんです。やっぱり一種の問題はやはり個体を減少させていかなければ、少なくしていかなければ話にならないんですね。

 ですから、これはどこでとったってこれは有効なんです。でも、先ほど言った規定があるものだから、町村ごとの対応しかできないということなんですが、ここが町村会の出番なんではないかなというふうに思いますので、この点がひとつ町長のほうからも町村会のほうに話というか提案などしてもらって、みんながほかの町村とも合意ができれば、そういうふうな方向にしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) 来年度、東白川郡の町村会としては、福島県の町村会のほうにこのイノシシの捕獲について、わなの資格の補助であったり、この報償金の拡充であったりというような要望をする予定でおりますので、その辺も含めてほかの町外でとった場合でも、報償金の対象になるようなことも含めて、あわせて要望の中に入れていけばいいのかなというふうに思いますが、なお、他町の首長さんとも協議をしていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) ぜひよろしくお願いします。

 3点目の問題になります。

 駅前に町立図書館ができて、立派な図書館ができて、この図書館は単に図書だけではなくて、社会教育等にも利用できるいわゆる集会施設を含んだ社会教育の複合施設というふうになっておりますけれども、これは新しい今までにないやっぱり活用の仕方、運用の仕方なんではないかなというふうに思っておりますけれども、そういった点で、町民の利用者からさまざまな意見等も出されているように思っているんですが、そういったものは町のほうなんかには届いているのかどうかという点と、それから集会施設の利用料金は、前の中央公民館の利用料金などとの関係ではどんなふうな形になっているのかという点について見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 教育長。

     〔教育長 松本市郎 登壇〕



◎教育長(松本市郎) ただいまの町立図書館の運営についてでありますが、まずオープン後の利用状況につきましては、平成25年7月にオープンしました町立図書館は、おかげさまで連日町内外の方々に利用されております。

 8ケ月経過した2月末の利用状況は、図書室は延べ2万4,212人、1日平均119人、会議室、多目的ホールは延べ3万287人、1日平均128人となっております。

 次に、図書館は社会教育の複合施設だと思うが、これまでの利用者から寄せられた意見などあったのかにつきましては、図書室においては本や資料等の購入要望があります。また、会議室等においては軽防音室の利用について意見等がありましたが、その都度、利用者と協議しておりますので、今後も来館者の意見や要望を把握し、図書館の運営に努めてまいります。

 次に、利用料金の決め方の根拠につきましては、図書館の会議室等の使用料については、昨年3月議会において、棚倉町立図書館条例として決定されたところでありますが、使用料については文化センター使用料や近隣市町村の社会教育施設使用料を参考に決定し、利用者に負担していただいているところです。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) その利用料金については、棚倉町立図書館条例の第10条によって定められているというふうに思います。この中で使用料の全部又は一部を免除することができるという項目もあるわけなんですが、今この規定が適用されている団体とか、個人はないかと思いますが、団体なんかについてはどのぐらいあるのか、お聞かせいただきたい。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 図書館は、7月からオープンいたしまして2月までで8ケ月間の使用を行っております。その中で、使用料の減免をしなかった団体が211団体、金額にして26万4,000円ほどでございます。それから減免ということで、使用料の半分を減免したという団体が174団体、金額にいたしまして10万4,000円ちょっとでございます。そういった形の部分で使用料が現在入っている部分につきましては、36万8,000円ほどが収入の形で使用料として町のほうに入ってございます。

 減免をされた総額の部分でございますが89万6,000円ほど、端数がございますが、そこら辺が減免された金額になってございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) それから、先ほどの答弁の中で資料等の要望ということが教育長の答弁の中であったと思うんですが、住民からの要望の中の一つとして、そういうのがあったという答弁だったと思うんですが、実はこれは前の議会にも私が問題提起した問題なんですが、例えば資料が非常に今のところ不足していたと。例えば私はちょっと必要があって、40年前、50年前のことを調べたいと思って棚倉の図書館に行ったら、そういうのはありません。例えば民報なら民報の縮刷版とか何とかというのがありませんということだった。

 塙町の駅前の図書館へ行ったらありますと。だからいつでも連絡をくだされば、ちゃんと用意しますよと言ったけれども、私は行きませんでした。まさか塙町の図書館へ行ってそんなこと調べていられないというふうに思っていたものですから、でもここはね、私はやっぱりちゃんとしてもらわないと、ちょっと困るんじゃないかな。何たって棚倉町ですから、塙町とか矢祭町へ行って調べてくるなんていうことは、私はやりたくないと思っているものですから、その辺はきちっと、資料というのは非常に私は、個人ではなかなかどうにもならない問題をやっぱり図書館へ行けば、そういうものがあるというのが図書館の一つの役割なんでないかなというふうに思いますが、いかがなものでしょうか。



○議長(和知良則) 生涯学習課長。



◎生涯学習課長(高宮正志) お答えします。

 新聞の部分については、うちのほうは1年間は資料としてとってございますが、それ以上の部分についてはちょっととっておりません。ですから、そこが必要という場合は、私のほうで問い合わせて、それのコピー等はほかからいただけると、そのような形でございます。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) この問題については、新聞の場合には縮刷版というような形でちゃんと保存できるようになっていますので、これはぜひそういう形で対応していただきたいなというふうに思います。

 次に、4点目について質問したいと思います。旧白棚線あるいは棚高跡地の払下げということで通告しておきましたが、この棚高跡地の問題については、近藤悦男議員のほうでも午前中質問をいたしておりましたが、特に白棚線の払い下げについて、地元からは以前から払い下げてほしいという要望が、そしてそれを活用してほしいという要望が強く出されております。しかし、町長は昨年の議会で、払い下げは考えていないという答弁がありましたけれども、現在でも同じ考えなのかどうか、ここはやっぱり町の将来のため、熟慮しながら払い下げを決断すべきだというふうに思いますが、答弁を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) ただいまの旧白棚線、棚高跡地の払下げと活用についてでありますが、まず、旧白棚線の払い下げは考えていないとの町長の答弁であったが、現在も同じ考えなのか、町の将来のため熟慮すべきではないかにつきましては、旧白棚線跡地を無償で払い下げを受けて道路として一般の利用に供するようにしてはどうかというご質問の内容だと思いますが、一般の利用に供するまでには、当然今のままでは危険であり、安全確保を図るために新設同様の工事が必要となるものであり、これまでの答弁のとおり、払い下げを受け道路として整備をする状況ではないと考えております。

 次に、棚高跡は県の所有であるが、町として活用を考えるべきと思うがどうかにつきましては、順位1番、1番、近藤悦男議員に答弁をしたとおりであります。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) ただいまの町長の答弁ですと、以前の考え方と同じような考えではありますが、しかし、先ほど現在の駅前のJRの関東バスの事務所の跡の問題、これはまだ施設が建っているわけですから、今すぐにどうこうという問題ではないかもしれませんが、そういう点を含めてJRとの関係をやっぱりちゃんとしていく必要があるんではないかなと。政治的に私はやっぱり考えて働きかけをしてみる必要があるんではないかなというふうに思う。

 確かに今それが何に必要かと、緊急に必要だということではないと思いますけれども、しかし、町の将来を考えた場合に、この昔の線路の跡とそれから駅前のやがてはあいてしまうんではないかなというふうに思いますが、そことの関係はやはりJR関東との関係を正常にもっていく中で、やっぱり町の発展のために寄与できるような、貢献できるような、そういう形にもっていくべきなんではないかなというふうに、私は思っております。

 したがって、この問題については、やっぱり早急にJR関東との間でもつながりを持ちながら、現在は既にもう白棚線の問題はいつでもという状況になっていますが、駅前の場合はこれからの問題ということになると思いますので、両方を含めて、棚倉町とJR関東自動車との関係が、やっぱり良好な状況になっていくような関係をつくっていって、町の開発に役立てていくべきなんではないのかなと。もう少しやっぱり町長は幾らかは考えているんだというふうに思いますが、やっぱり政治的な立場に立って、そしてこれらの問題について対応していただきたいなと。ただいまの答弁についてはそれをすぐに変えてくれというわけではありませんが、やはり棚倉町の今後の発展のためには、そこのところはやっぱり十分考えてほしいなというふうに思いますが、見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。



◎町長(湯座一平) JRバス関東の社長さんとも何度もお会いをしておりますし、幹部の方との懇談等もやっておりまして、私は町との関係は友好であるというふうに認識はしております。そしたまた、その駅前の旧営業所の跡地の利用等についても、そしてまた今ご質問いただいた旧白棚線の跡地についても、今後の棚倉町の利用計画を考えてからでないと、土地があるから買えというわけにも、なかなかいかないというふうに思っておりますので、そういったことも含めながら検討していくものがあるんだろうというふうに思っております。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) それから、棚高跡の問題については、近藤議員が質問しております。ただ、先ほどのそのときの答弁としては、課長のほうから、町が必要とする施設との関係で考えねばならないと。したがって、今はそういう必要性がないので、考えないというような意味かと思うんですが、この問題についても、先ほど私が申し上げましたように、やっぱり棚倉町として今何が必要なのかという問題については、これは十分に考えていただいて、町を発展させていくんだという、そういう立場に立って考えてもらわないと、やっぱり町民に対する責任を果たすことができないんではないかなというふうに思いますので、この点については、そのような形で要望しておきます。

 最後に、第6次町振興計画の策定についてということで通告をいたしました。

 棚倉町の振興計画の策定は、町の将来にとって重要な意味を持っているということは言うまでもありません。これから10年間の棚倉町の振興計画であります。

 実は、これが配られたあれかなと思うんですね、これが我々に配られた。いろいろ中身はあるんですが、この振興計画の基本をどのように考えておられるのかと。これから10年間の棚倉町の町づくりの基本を何に、どこに軸足を置いてやろうとしているのかということについて、町長の見解を求めたいというふうに思います。

 私はこの後でも述べますが、この計画の中では、そういう点がなかなか見えてこない。

 なお、つけ加えれば、私はやっぱり町民の要求を基本とした町づくりが必要だというふうに思っております。町長の見解を求めたいと思います。



○議長(和知良則) 町長。

     〔町長 湯座一平 登壇〕



◎町長(湯座一平) 第6次町振興計画の策定についてでありますが、まず、町振興計画の基本をどう考えているのかにつきましては、第6次棚倉町振興計画においては住民と行政が相互の信頼のもとに、それぞれの特性を尊重し、役割分担しながら協力をしていくといった考え方から、住民と協働の仕組みを確立することにより、住民の自覚と行動に基づく住民主体の町づくりを進めてまいりたいと考えております。

 今後の町づくりをそうした自立と協働の視点に立って進めていくものであり、住民が主役のまち、安心で優しいまち、誇りと愛着のもてるまちの3つを基本理念として、第6次の棚倉町振興計画を進めてまいりたいと考えております。

 次に、町民の要求を基本とする町づくりが必要と考えるがどうかにつきましては、住民主体、住民が主役の町づくりを進めていきますが、住民も自立をし、サービスの提供者としてみずから主体的に取り組むといった考えにおいて、要求だけではなく、町民と行政が適切に役割分担をしながら、一緒に協力して取り組んでいくことが必要であると考えております。

 以上で答弁といたします。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) ただいま町長の答弁にもありましたし、この中身も全体を貫いているのは、住民が主役、私は住民の要求、似たようなことですが、中身は全然まるきり違うような感じがするんです。住民が主体となって自立と協働、それでその住民の役割というのと行政の役割というのが図になっておりますけれども、何かこれを見ますと、行政だけでなくて、住民にもいろいろやっていただく。やっていただくというその中身もいろいろあるとは思うんですが、そういうふうに感じられるのね。

 実は町民はそれぞれ一定の税金を払って負担をして、行政にやはりこの町の行政をお願いしているわけだと思うんです。そして、住民そのものも、もうボランティアとか何かというのはごく一部の人で、あとは自分の生活にみんな追われて子育て、生活、それを住民からいただいた税金や何かを使って支援していくのがやっぱり行政の役割なんではないのかなと。そこで私が言う町民の要求を基本とするというのが、そこに来るんではないかなというふうに私は思っているんですが、このあれですと、全体を貫くのは何か住民の皆さん方にも役割を果たしてもらうことが重要ですというようなことが感じられるんですね。それはもちろんそういうことができる方については、それはいいとは思いますが、先ほど申しましたように、普通の住民は生活でいっぱいいっぱい、子育て、自分自身の生活をどうやって守るのか、家族、地域をどうやって守るのかというので、本当にいっぱいいっぱいの暮らしをみんなしているわけですね。そういう中でのこの町の振興計画でありますので、私はそこはちょっと違うんでないかなというふうに。

 もう一つは、人口の推移の問題がありますね。これはこれから10年過ぎますとかなり人口が減っていくと。1万2,000人前後になるということ。それからいろんな統計を見ますと、第1次産業の農林業あるいは製造業等々がなかなかやっぱり衰退していくという問題がある。分析されております。分析は全くそのとおりだと思う。じゃ、それをどうするのかという、この10年間にそこのところを基本はどうするのか。毎年毎年やることはこれは実施計画になって乗っかっていくわけですが、まずこの10年間の基本計画の中で、この問題をどうするのかということをやっぱりきちっと打ち出していく必要があるんではないのかなと、棚倉町。そして構わないでおけば1万2,000人ぐらいになってしまう人口を、何とか歯どめをかけていくと、あるいはもっと欲を言えば、ほかの町村にはまねのできないようなことを棚倉町でやってみるぞという、そういう気概をこの計画というのはやはり必要なんじゃないのかなというふうに思うんですが。

 そこでお伺いしたいんですが、これを最終的にはまとめたというのは、誰がどういうふうにしてまとめたんですか。どこかに何か会社みたいなところに頼んでまとめてもらったんじゃないかなという声もあるんですが、それらについてちょっとお伺いします。



○議長(和知良則) 企画情報課長。



◎企画情報課長(須藤俊一) 先日全協の席でご説明させていただいた資料の件だと思うんですが、これはまとめたといっても、まだ全部完成品をお示ししたものでなくて、方向性、それから大体こういうつくりですよということをご説明差し上げたということです。

 質問は、これをどこに頼んだのかということだと思うんですが、これは企画情報課でつくりました。

 以上です。



○議長(和知良則) 鈴木政夫議員。



◆13番(鈴木政夫) これは今課長が答弁したとおり、確定したものでもないと、今後さらにというのであれば、私は議会の皆さん方の意見なども聞きながら、やっぱりもう少し活気のある、活力のある、よしこれからやっていくぞという、そういう振興計画を私はつくってほしいということをお願いいたしまして、以上でもって質問を終わります。



○議長(和知良則) 順位10番、13番、鈴木政夫議員の質問を終わります。

 以上で一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(和知良則) 本日の日程は全て終了しました。

 本日はこれをもって散会します。

 長時間にわたり大変ご苦労さまでした。



△散会 午後5時45分