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福島県 国見町

平成20年  9月 定例会(第6回) 09月22日−05号




平成20年  9月 定例会(第6回) − 09月22日−05号







平成20年  9月 定例会(第6回)



          平成20年9月22日(月曜日)

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出席議員(29人)

    1番 加藤和信   2番 堀籠新一   3番 佐藤 有

    5番 (欠員)   6番 斎藤康晴   7番 本多勝実

    8番 菅野 明   9番 中田凉介  10番 小林 均

   11番 安部匡俊  12番 浅川吉寿  13番 平 敏子

   14番 遠藤芳位  15番 鈴木 隆  16番 新野 洋

   17番 野地久夫  18番 平塚與志一 19番 斎藤徳仁

   20番 斎藤広二  21番 佐藤源市  22番 斎藤賢一

   23番 斎藤周一  24番 高橋正弘  25番 鈴木利英

   26番 渡辺平一  27番 平栗征雄  28番 三浦一良

   29番 中沢武夫  30番 市川清純

欠席議員(1人)

    4番 佐藤公伯

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事務局職員出席者

   議会事務局長   菅野光夫     議会事務局次長  佐藤俊英

   議事係長     渡辺誠一     庶務係長     塩田英勝

   書記       菅野るみ子    書記       吉田貴志

   書記       阿部史隆     書記       尾形崇裕

   書記       佐藤興一     書記       武藤 聡

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地方自治法第121条による出席者

   市長          三保恵一  教育委員長       懸田弘訓

   教育長         渡邊專一  監査委員        安斎永重

   総務部長        二階堂公治 企画財政課長      佐原一彦

   契約検査課長      三浦秀勝  人事行政課長      守岡健次

   秘書広報課長      斎藤源次郎 税務課長        阿部 実

   収納課長        武藤正敏

   市民部長        渡辺一夫  生活環境課長      松山明義

   市民課長        菅野 隆  健康増進課長      菅野 徹

   国保年金課長      本田光雄

   福祉部長        本多正広  福祉課長        大内教男

   子育て支援課長     遠藤俊男  高齢福祉課長      井川英美子

   産業部長        安斎 豊  農政課長        渡辺久司

   農林課長        三瓶憲一  商工課長        神野 実

   観光課長        紺野隆雄

   建設部長        守谷善信  土木課長        渡辺秀夫

   道路維持課長      渡辺利夫  都市計画課長      菅野勝元

   都市整備課長      平栗定宗  建築住宅課長      北沢寿夫

   上下水道部長      橋本和美  水道課長        野地伊介

   下水道課長       遠藤精一

   会計管理者       高野進一

   選挙管理委員会事務局長 半澤宣幸  監査委員事務局長    三瓶清行

   農業委員会事務局長   斎藤 彰

   教育部長        三村和好  教育総務課長      高場則夫

   学校教育課長      小泉裕明  生涯学習課長      佐藤克男

   文化課長        根本豊徳

   安達支所長       安斎一男  安達支所地域振興課長  中村裕幸

   岩代支所長       桑原秀雄  岩代支所地域振興課長  伊東秀雄

   東和支所長       高槻幹夫  東和支所地域振興課長  佐久間秀幸

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議事日程第5号 平成20年9月22日(月) 午後2時開議

 日程第1 議案第100号から第134号までの35件、並びに請願第4号及び第5号の2件

      (委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決)

 閉会

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本日の会議に付した事件

 日程第1

 議員提出議案追加上程(提案理由説明から採決)

  議員提出議案第7号 国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書の提出について

  議員提出議案第8号 義務教育費国庫負担制度の堅持と教育予算の充実を求める意見書の提出について

  議員提出議案第9号 新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について

  議員提出議案第10号 月刊誌報道に対する説明責任を果たすことを求める決議

  議員提出議案第11号 市発注工事の工事遅延等の調査に関する決議

 平成20年度総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の行政視察について

 議員の派遣について

 建設水道常任委員会の閉会中の継続審査について

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会議の経過

                    〔開会前机上配付資料 議事日程第5号〕



○議長(市川清純) これより、本日の会議を開きます。

                           (宣告 午後2時00分)



○議長(市川清純) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。



○議長(市川清純) 議員の出席状況を報告いたします。

 現在出席議員28人。欠席の届出あった議員、4番佐藤公伯君。以上であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。



○議長(市川清純) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程第5号のとおりであります。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、議案第100号から第134号までの35件、並びに請願第4号及び第5号の2件を一括議題といたします。



○議長(市川清純) 本件に関し、所管常任委員会に付託しておりましたので、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。

 文教福祉常任委員長、11番安部匡俊君。



◆文教福祉常任委員長(安部匡俊) 議長、11番、文教福祉常任委員長安部匡俊。



○議長(市川清純) 安部匡俊君。

          (文教福祉常任委員長 安部匡俊 登壇)



◆文教福祉常任委員長(安部匡俊) 平成20年9月定例会に当たり、当文教福祉常任委員会に付託されました議案5件及び請願1件について、その審査の経過と結果について報告いたします。

 当委員会では、9月11日に日程審査及び机上審査、12日に現地調査、16日から18日に机上審査を行う日程で、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。

 まず、議案第100号平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について中、社会福祉費にかかわる決算の中で、緊急福祉灯油助成事業について、申請時における手続きや窓口対応の不手際等があったと聞いているが、反省点等はないかとの質疑があり、国の対策が年末になって示されたため、期間が短かった。この助成制度を高齢者、低所得者、福祉施設等に対するものとしたため申請主義としたが、民生委員等のご協力をいただいて、できる限りの対策はしてきた。また、窓口対応でまずいところは、直ちに改めさせたとの答弁がありました。

 また、老人クラブ活動等社会活動促進事業について、単位老人クラブ数と加入率はとの質疑があり、平成19年度の単位老人クラブ数は87団体であり、加入率は34.6%であったとの答弁がありました。

 また、巡回福祉車両運行事業のうち、ひょうたん号の評価はとの質疑があり、岩代地域で運行しているひょうたん号については、平成19年度では1日平均47.2人の利用があり、医療通院の便に供しているとの答弁がありました。

 また、高齢者にやさしい住まいづくり助成事業について、実施件数はとの質疑があり、56件の実績だったとの答弁がありました。

 児童福祉費にかかわる決算の中で、一般管理経費中、保育所の臨時職員の数はとの質疑があり、市内7保育所において時期によって異動等により多少の増減はあるが、常時60人程度であるとの答弁がありました。

 また、結婚推進員設置事業について、成婚の実績はとの質疑があり、それぞれ活動をいただいている中でありますが、成婚までは至っていないとの答弁がありました。

 幼稚園費に係る決算の中では、預かり保育事業において、市内何カ所で実施しているのかとの質疑があり、油井幼稚園、渋川幼稚園、上川崎幼稚園、下川崎幼稚園、太田幼稚園、木幡幼稚園、針道幼稚園、戸沢幼稚園の8園であるとの答弁がありました。

 生活保護費にかかわる決算の中では、生活保護扶助費の返納金の内訳内容はとの質疑があり、生命保険の給付金、保護世帯の交通事故の賠償金、就労所得、相続金等の収入があったにもかかわらず、適正な申告がなかったものについては、返還の対象となり、返還能力に応じて分割等により返してもらっているとの答弁がありました。

 教育総務費にかかわる決算の中では、養護学校、盲学校等就学児童手当の月額4,000円の根拠はとの質疑があり、二本松市特別支援学校就学児童扶養手当支給条例を制定し、それに沿って支給しているとの答弁がありました。

 小学校費にかかわる決算の中では、天体観測学習事業で夜間の利用学校数はとの質疑があり、天体観測学習が日中の授業に組み込んで実施しているもので、残念ながら子供達を学校から家に帰して、その後また集めて授業を実施するということは、なかなか現実的に難しく、夜間はゼロであるとの答弁がありました。

 中学校費にかかわる決算の中では、生活相談員活用事業において、どのような相談が主なものかとの質疑があり、相談員には、先生には相談できないような内容も気軽に相談できる。また、大事な部分については、学校長等にも報告し、共通理解を図って対応している。相談内容は、子供同士のことが主なものであるとの答弁がありました。

 社会教育費にかかわる決算の中では、美術品取得事業の積立基金の経過と使途はとの質疑があり、昭和62年から歴史資料館の入場料と本町の駐車場の使用料を財源として積み立てたのが始まりで、平成5年、13年、14年と2,000万円ずつ積み立てた。合併前からの基金取り崩し美術品取得が31件、188点であり、主なものとして、大山先生や橋本先生の作品があるとの答弁がありました。

 また、少年センター運営事業において、有害環境浄化運動の内容はとの質疑があり、二本松駅構内に有害図書を回収する白いボックスを設置し、有害図書を駅構内で回収するというようなものと、現在、当市にはないが、有害施設、ビデオ、DVD、雑誌の自動販売機の設置の監視が主なものであると答弁がありました。

 保健体育費にかかわる決算の中では、二本松地域中学校給食経費において、子供達の利用状況はとの質疑があり、直近の9月では61.1%となっておりますとの答弁がありました。

 また、体力づくり推進事業において、以前にあったスカイピアのプールの利用者数と温水プール助成利用者の比較はとの質疑があり、スカイピアが当時1日平均40名で、温水プール利用助成が1月平均40名であるとの答弁がありました。

 次に、議案第103号平成19年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について中、総務管理費にかかわる決算の中で、介護保険システム改修の内容は何かとの質疑があり、高額医療費と介護保険の高額介護サービス費の合算で、高額となった費用を補助するという制度改正に対応させるシステムの改修であったとの答弁がありました。

 また、包括的支援事業・任意事業にかかわる決算の中で、地域自立生活支援事業の配食サービスの利用件数は伸びているのかとの質疑があり、件数的に目立った伸びはないが、高齢者の一人暮らしや高齢者のみの世帯では、ぜひこのような制度がなくては困るとの声も多数寄せられているとの答弁がありました。

 また、認知症高齢者見守り事業の内容はとの質疑があり、平成19年度は、安達地域において、認知症サポーターの養成講座と認知症家族談話会を合計6回実施したとの答弁がありました。

 次に、議案第126号二本松市幼稚園条例の一部を改正する条例制定について中、保育料改定後の収入増額はとの質疑があり、20年度の園児数を固定数として21年度は293万4,000円、22年度は20年度と比較して643万3,000円の増になるとの答弁がありました。

 また、保育料設定の根本的な見直しはできないのかとの質疑があり、合併協定の内容、現在の各地域における保育料の状況、さらには、市内の私立の幼稚園の保育料の状況を総合的に勘案し、また、市の財政状況や負担のあり方等も踏まえ検討した結果、今回の提案に至ったとの答弁がありました。

 次に、議案第128号平成20年度二本松市一般会計補正予算中、当委員会にかかわる事項について、社会教育費にかかわる補正の中で、岩代文化体育施設整備事業の基本設計委託業者は、旧岩代町で契約し、基本設計をした業者と同じかとの質疑があり、旧岩代町で計画をし、プロポーザル方式で採用された業者と同じ業者であるとの答弁がありました。

 議案第131号平成20年度二本松市介護保険特別会計補正予算については、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 以上のような審査の後、討論、採決を行った結果、議案第100号のうち当委員会にかかわる事項については、平成19年度は、二本松市ひとり親家庭医療の助成に関する条例の一部が改正され、所得制限条項が加わり、決算に反映している認定となっているため、反対する旨の反対討論がありました。採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第103号については、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 次に、議案第126号については、保育所の保育料は国基準の80%であり、これを幼稚園に当てはめると、二本松地域は引き下げとなり、安達、岩代、東和地域は提案されているような引き上げにはならない。子育て支援の立場から考えれば、国基準に合わせていくということではなく、市としての政策が求められていると考え、反対する旨の反対討論があり、また、合併協議を尊重することと、現在、二本松地域は5,900円の保育料が7年ほど続いている。値上げされる方は苦しいのは理解できるが、全体的な市の政策としてはやむを得ない旨の賛成討論がありました。採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第128号のうち当委員会にかかわる事項及び議案第131号については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 続いて、請願に係る審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました請願第5号義務教育費国庫負担制度の堅持と教育予算の充実を求める請願書1件について、紹介議員の説明を受け、慎重に審議いたしました。

 審査の中では、義務教育は国の責務であり、教育の機会均等が保障されなければならず、毎年出されている請願であるが、こうした地方からの請願が国の教育費の予算の確保となっており、採択すべきものであるとの意見があり、採決を行った結果、請願第5号については、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。

 以上、文教福祉常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、建設水道常任委員長、25番鈴木利英君。



◆建設水道常任委員長(鈴木利英) 議長、25番、建設水道常任委員長鈴木利英。



○議長(市川清純) 鈴木利英君。

          (建設水道常任委員長 鈴木利英 登壇)



◆建設水道常任委員長(鈴木利英) 建設水道常任委員会委員長報告。平成20年第6回9月定例会に当たり、当建設水道常任委員会に付託されました議案第100号ほか14件について、その審査の経過と結果について報告いたします。

 当委員会では、関係部課長の出席を求め、9月11日から17日にかけての4日間にわたり、机上審査、現地調査の日程で審査をいたしました。なお、審査に先立って、先の遅延工事にかかわる虚偽記載問題について、関係部課長から謝罪があったところであります。

 まず、決算の認定についてでありますが、議案第100号平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について、法定外公共物とは何を指すのかとの質疑に対し、市道にもなっていない赤道と呼ばれるものや、用悪水路、その他の道路などであるとの答弁がありました。

 次に、議案第107号平成19年度二本松市佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、安達地方土地開発公社への支払残金はいくらかとの質疑に対し、平成24年の3月に完済する予定であり、総額1億4,774万円であるとの答弁がありました。

 次に、議案第118号平成19年度二本松市宅地造成事業会計決算の認定について、市全体の住宅施策の中で、宅地造成事業はどんな位置づけかとの質疑に対し、長期総合計画の中で、旧平石小跡地、根柄山、岩代地区など市の遊休地を宅地化して分譲していく計画を検討しているとの答弁がありました。

 次に、議案第119号平成19年度二本松市水道事業会計決算の認定について、営業収益を見ると補正予算で2,377万9,000円減額しているが、実際は前年度対比で8,695万6,426円を増収している。その関連はどうかとの質疑に対し、給水収益は水道料金の13%値上げでみていたものを、11%で議決となったので減額している。11%値上げによって収益が上がっているが、水量の増加によって上がっている分も含んでいるとの答弁がありました。

 次に、議案第120号平成19年度二本松市下水道事業会計決算の認定について、4億2,000万円を一般会計から補助しているが、純然たる赤字補てんはいくらかとの質疑に対し、内訳は、収益の部分での基準内繰入金は2億4,154万6,409円。基準外繰入金が1億7,943万646円。資本金の部分では基準内繰入金が6,857万780円で、基準外はゼロ円であるとの答弁がありました。

 また、議案第108号平成19年度二本松市安達簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第109号平成19年度二本松市岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第110号平成19年度二本松市東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第111号平成19年度二本松市安達下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第112号平成19年度二本松市岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。

 議案に対する討論では、議案第108号、議案第109号、議案第110号及び議案第119号について、いずれの議案も平成19年度の6月から水道料金が11%上がった際に、日本共産党では、当時の議会で7%値上げの修正案を出した経過があり、当初予定していたよりも水道の収益が上がっていることから見ても、7%値上げでも3年後には赤字を解消できると考えられ、この決算には反対するとの討論がありました。

 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第100号、議案第107号、議案第111号、議案第112号、議案第118号及び議案第120号の6件については、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第108号、議案第109号、議案第110号及び議案第119号の4件について、挙手による採決を行った結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 次に、条例関係についてでありますが、議案第125号二本松市市営住宅設置条例の一部を改正する条例制定については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。

 続いて、補正予算関係でありますが、議案第128号平成20年度二本松市一般会計補正予算の中で、当委員会にかかわる事項について、遅延工事の補助金等返還について、財源内訳で地方債480万円が入ってきたというのは、どういうことかとの質疑に対し、二本松駅前周辺整備事業の財源内訳の変更であり、対象路線の振り替えにより、一般財源から合併特例債事業に該当させることができるため、変更したものであるとの答弁がありました。

 次に、議案第134号平成20年度二本松市下水道事業会計補正予算について、成田町のマンホールポンプ布設工事について、補助事業が市単独事業となったということだが、補助事業になるか単独事業になるかの基準は何かとの質疑に対し、採択要件は、1日にどれだけ流れるかというものがある。戸数で流入量が計算されるが、件数が少ないため補助に該当せず、単独での実施となったとの答弁がありました。

 また、議案第132号平成20年度二本松市安達下水道事業特別会計補正予算、議案第133号平成20年度二本松市岩代下水道事業特別会計補正予算については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。

 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第125号、議案第128号、議案第132号、議案第133号及び議案第134号の5件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上、建設水道常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、市民産業常任委員長、17番野地久夫君。



◆市民産業常任委員長(野地久夫) 議長、17番、市民産業常任委員長野地久夫。



○議長(市川清純) 野地久夫君。

          (市民産業常任委員長 野地久夫 登壇)



◆市民産業常任委員長(野地久夫) 市民産業常任委員会委員長報告をいたします。

 平成20年第6回9月定例会に当たり、本定例会で当市民産業常任委員会に付託されました議案10件及び請願1件について、その審査の経過と結果について報告いたします。

 当委員会では、一般質問終了後の9月11日から17日に机上審査、また19日に現地調査の日程で関係部課長等の出席を求め、慎重に審査いたしました。

 まず、議案第100号平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、当委員会にかかわる事項の審査において、野菜生産出荷安定事業について、振興野菜の6品目を決定した経緯と19年度の作付状況について質疑があり、振興野菜については、合併当初の協議により、6品目の野菜を定め振興を行っていくこととなったものである。作付状況については、ナスが10アール程度増えているが、そのほかの作物については、減っている状況にあるとの答弁がありました。

 また、検診と人間ドックの実績についての質疑があり、基本検診については、2万16名の対象者に対して、8,779人が受診し、43.9%の実施率であった。人間ドックについては、対象者7,225人に対して1,347人が受診し、18.64%の受診率であったとの答弁がありました。

 次に、議案第101号平成19年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての審査において、国保税の滞納額とその状況についての質疑があり、滞納額は、繰越分が4億2,390万7,000円、現年度分が1億5,228万7,000円の合わせて5億7,619万4,000円あり、滞納者が1,712人となっている。収納率向上対策として、財産調査を行い、差し押さえ等の処分を行っている。また、訪問徴収、特別徴収月間の取り組み、休日の納税相談、口座振替推進などの取り組みを行っているとの答弁がありました。

 次に、議案第102号平成19年度二本松市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての審査においては、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 次に、議案第105号平成19年度二本松市公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定についての審査において、青果部、水産部ともに平成18年度より売上が伸びている要因は何かとの質疑があり、二本松市場においては、近隣の郡山市と福島市にも市場があり、厳しい状況ではあるが、市として地産地消を進めていること。規模の大きい企業に食品の取引を地元二本松からとしていただけるよう働きかけていること。また、卸売業者が企業努力をされていることが要因だと考えられるとの答弁がありました。

 次に、議案第106号平成19年度二本松市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定についての審査において、企業誘致活動については、どのような事業を行ったのかとの質疑があり、パンフレットの作成、照会のあった企業への訪問と企業立地セミナー、企業誘致フェア等の県企業立地センター等を介したイベントへ二本松市として出展参加し、関係者に対してPRを行った。訪問活動としては、125回行ったとの答弁がありました。

 次に、議案第117号平成19年度二本松市工業団地造成事業会計決算の認定についての審査において、永田六丁目工場用地について、企業会計から土地取得特別会計へ売却したとのことだが、売却したことにより、土地を工場以外への用途に活用できるようになったのかとの質疑があり、永田六丁目工場用地を企業会計から売却移管させていただいたので、土地開発基金所管となったことから、いろいろな用途で処分できることになった。ただ、これまでどおり、工場用地としての処分、あっせんもさせていただくとの答弁がありました。

 次に、議案第124号二本松市手数料条例の一部を改正する条例制定についての審査においては、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 次に、議案第128号平成20年度二本松市一般会計補正予算のうち、当委員会にかかわる事項の審査において、どこの堆肥センターでも運営、維持管理に苦慮をしているようであるが、市の支援は考えているのかとの質疑があり、今回建設を予定している堆肥サポートセンターは、酪農家がそれぞれ持っている堆肥舎で足りない部分を補うサポート的なものであり、そのために建設費と運営費におけるランニングコストを低く抑えることができること。みちのく安達農業協同組合との協定により、市が建設し、運営はみちのく安達農業協同組合に責任を持ってやっていただくということであり、現段階において、市の支援は考えていないとの答弁がありました。

 また、後期高齢者医療特別会計繰出金において、基盤安定繰出金7割、5割、2割減額の確定をしたとのことだが、対象世帯数とその人数はとの質疑があり、7割軽減の被保険者数は、2,116人、5割軽減については231人、5割軽減の被扶養者については2,765人、2割軽減については338人、合計5,450人であるとの答弁がありました。

 次に、議案第129号平成20年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算の審査においては、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 次に、議案第130号平成20年度二本松市後期高齢者医療特別会計補正予算の審査において、後期高齢者医療制度の保険料について、特別徴収と普通徴収の人数は何人かとの質疑があり、特別徴収される方は7,460人、普通徴収の方は1,564人で、合計9,024人であるとの答弁がありました。

 以上のような経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第100号については、後期高齢者医療制度は、国からの補助額が低く、多額のシステム構築費や広域連合への負担金がかかり、市の財政を圧迫しているため反対する旨の討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 次に、第101号については、市民生活が厳しい状況にあることをかんがみ、国保基金の一部を取り崩して一層の国保料の引き下げをすべきであった。また、国保税値上げの要因は、市町村国保会計に対して、国の負担分が削減されていることであり、国の負担増を求め反対する旨の討論がありましたが、採決の結果、賛成多数により、原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第102号、議案第105号、議案第106号、議案第117号の議案4件については、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第124号、議案第128号、議案第129号、議案第130号の議案4件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 続いて、本定例会において付託されました請願に係る審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました請願第4号国による法的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める請願の1件については、紹介議員の説明を受け、慎重に審査いたしました。審査の中では、国土保全を求めるものであり、採択すべきとの意見がありました。採決を行った結果、本請願については、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。

 以上、市民産業常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、総務常任委員長、12番浅川吉寿君。



◆総務常任委員長(浅川吉寿) 議長、12番、総務常任委員長浅川吉寿。



○議長(市川清純) 浅川吉寿君。

          (総務常任委員長 浅川吉寿 登壇)



◆総務常任委員長(浅川吉寿) 総務常任委員会委員長報告。平成20年第6回9月定例会に当たり、当総務常任委員会に付託されました議案第100号のほか10件について、以下、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 当委員会では、関係部課長などの出席を求め、9月11日、12日、16日及び17日に机上審査並びに現地調査を行い、慎重に審査をいたしました。

 まず、議案第100号平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定については、当委員会にかかわる事項について、説明を受け、審査いたしました。審査の中では、一般会計の19年度決算で実質収支額が約6億4,300万円の黒字となっているが、その主な要因は何か。また、その黒字額に対し、どのような認識を持っているのかとの質疑に対して、主な要因として、歳入においては、地方交付税が予算額と比較し、約2億8,300万円の増となったこと。歳出においては、行財政改革を含めた各種事業の精査を行った結果であり、実質収支額も本市の標準財政規模からするとおおむね適正な額であるとの答弁がありました。

 また、市税の滞納整理について、19年度の徴収嘱託員2名の実績額はいくらかとの質疑に対して、訪問した延べ件数が4,668件、徴収額で市税、国民健康保険税合わせて2,410万8,000円であるとの答弁がありました。

 また、財政調整基金の運用について、財政運営資金としての繰替運用に対する利率の根拠は何か。また、具体的にどのような運用を行ってきたのかとの質疑に対して、繰替運用の利率については、普通預金の相場を参考に設定したものである。また、資金計画に基づき、短期の大口定期預金により運用を行ったとの答弁がありました。

 次に、議案第127号二本松市国土利用計画については、土地利用に関する基本構想並びに利用目的に応じた地域別の概要について説明を受け、審査いたしました。審査の中では、国土利用計画は、市において定めなければならない計画なのかとの質疑に対して、国土利用計画法第8条により、議会の議決を経て定めることができることとなっている。国及び県の計画に即して、本市の将来の土地利用の方向性を定めるものであり、他の各種計画との整合性という意味でも重要な計画となるとの答弁がありました。

 次に、議案第128号平成20年度二本松市一般会計補正予算については、当委員会にかかわる事項について説明を受け、審査いたしました。審査の中では、基幹系業務システム管理経費について、基幹系ホストシステムのパッケージ化により、維持管理経費は安くなるのか。また、パッケージ化した場合、不都合はないのかとの質疑に対して、維持管理経費については、パッケージ化することで、15年間で約3億円程度節減できる。また、操作性、安全性についても問題はなく、現在のホストコンピュータを半年間、並行運用することで万が一に備えるとの答弁がありました。

 また、名目津の湯整備事業について、予算計画上、総額1億5,000万円で整備できるのかとの質疑に対して、長期総合計画に基づき、20年度及び21年度の2カ年で、総額1億5,000万円の予算の中で整備をしていくとの答弁がありました。さらに、整備後の運営計画はどのようになっているのかとの質疑に対して、指定管理者制度を導入し、管理運営をしていくこととなるが、年間約7,000人の利用客を見込んだ場合、市からの管理委託料は概算で年間約300万円となるとの答弁がありました。また、管理運営をお願いすることとなる地元の方々に対して、今後どのように話しを進めていくのかとの質疑に対して、管理運営の主体となる地元の組織を整備するため、設立準備委員会を立ち上げた。今後、その中で組織の体制や運営方針を協議していくこととなるとの答弁がありました。

 次に、議案第104号平成19年度二本松市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第113号平成19年度二本松市茂原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第114号平成19年度二本松市田沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第115号平成19年度二本松市石平財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第116号平成19年度二本松市針道財産区特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第121号安達地方土地開発公社定款の変更について、議案第122号二本松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第123号二本松市税条例の一部を改正する条例制定についての8件については、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。

 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第100号のうち当委員会にかかわる事項、議案第104号、議案第113号、議案第114号、議案第115号及び議案第116号の6件については、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決しました。

 また、議案第121号、議案第122号、議案第123号、議案第127号及び議案第128号のうち当委員会にかかわる事項の5件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上、総務常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で、委員長報告は終わりました。



○議長(市川清純) 議事運営の都合上、暫時休憩いたします。

 再開、3時10分。

                           (宣告 午後3時02分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後3時10分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、これより先ほどの委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。



○議長(市川清純) 委員長報告に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) 続いて議案に対する討論に入ります。

 討論なさる方ございますか。

          (「討論あり」の声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。

                           (宣告 午後3時10分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後3時12分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き、会議を開きます。



○議長(市川清純) 討論通告がございますので、発言を許します。

 なお、討論通告者は3人であります。

 また、討論は1人1回に制約してありますので、ご了承願います。



○議長(市川清純) これより討論に入ります。

 議案についての委員長報告に対して、反対者、20番斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 議案第100号平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。

 平成19年度決算は、実質収支額6億4,356万7,000円の黒字となりました。この決算は、国や県の政治と全く無関係ではありませんことは、ご承知のとおりであります。今から7年前、小泉内閣が誕生しました。郵政民営化を最大の目玉にして、日本経済は構造改革が遅れていると号令をかけ、自由に競争すればすべてうまくいくとのもと、あらゆる分野での規制撤廃がされました。そして、大企業の競争力を強めれば、いずれ家計に波及し、日本経済は強くなるとして進めてまいりました。それを引き継いだ安倍、福田内閣は1年しかもたず、政権を投げ出しました。

 構造改革の破綻は、誰の目にも破綻明瞭となっています。事実、この間、貧困と格差は広がり、この日本を支えてきた労働者、農業、中小商工業者が相次いでその深刻な生活苦による存亡の危機に直面しています。相次ぐ労働者法制の規制緩和が進み、働く人の3人に1人が、若者の2人に1人が、パートなどの非正規雇用となり、9年連続で平均給与が下回っています。

 5日前に発表されました国税庁の民間給与実態調査によれば、勤労者、サラリーマン4,543万人のうち、年収100万円以下が366万人、年収100万円から200万円以下の階層が666万人となり、合計で1,033万人となり、2年連続で200万円以下のサラリーマンが1,000万人を超えています。この1年間だけでも、200万円以下のサラリーマンの階層は10万人増加しています。サラリーマンの4人に1人となりました。

 一方、年収1,000万を超える人は、前年比8万4,000人増え、233万人となり、所得格差の拡大が浮き彫りとなりました。また、大企業の利益は19兆円から32兆円と1.7倍に増え、バブル期を上回る史上空前の大もうけをあげました。大企業のもうけは、株主への配当と役員報酬に置き換えられ、配当は2.5倍に膨れ上がっています。トヨタ自動車のもうけは、バブル期の2.2倍なのに、納税額は、逆に20%も減額となっています。そして大企業に働く従業員の給与は上がっておりません。

 こうした中、平成19年度から20年度にかけて、所得税と住民税の定率減税が全廃され、庶民には、3兆3,000億円もの増税が押し付けられました。それに加え、平成19年度では、老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小、高齢者の非課税措置の廃止などにより、増税となりました。これが国民健康保険税や介護保険料に跳ね返って生活を脅かしています。こうしたことなどにより、一般会計では、市税滞納額は8億5,100万円、前年度対比552万円の増となりました。不納欠損額は6,669万円、保育料、住宅使用料の滞納は2,143万円となっています。いずれも生活困窮、経営不振が原因となっています。

 一方、社会保障切り捨て政策によって、高齢者が増えることによる自然増分を、毎年2,200億円も削り続けており、その総額は、医療、介護、年金を中心にこの6年間で1兆6,000億円も削られ、深刻な事態となっています。

 こうした状況の中で、市政改革集中プラン行動計画が実施されました。中間報告によりますと、平成17年度から平成20年度までの4年間で25億9,200万円の経費削減効果があったと報告されています。しかし、この同時期に、地方固有の財源である国からの地方交付税が70億円も削られ、経費節減額の2.71倍の交付税が減額となりました。これでは、市民サービスを削っても、経費削減をしても、それ以上に交付税が減らされるのですから、たまったものではありません。

 その差額44億円が市民のために使われるならば、市民のための市政、施策が十分可能な問題がいっぱい出てくるはずであります。今こそ、バブル期の2倍の大もうけを上げている大企業に応分の負担を求め、5兆円にも上る軍事費にきちんとメスを入れ、外需依存体質から内需主導に、大企業応援から国民の家計を温める経済政策に大きく転換すべきときであります。そして、日本の国家予算の実に62年分に当たる5,000兆円にも及ぶ投機マネーが情報公開もされず、規制も受けず、税金も1円も払わず、企業買収に明け暮れ、世界で商品価格を暴騰させ、国民生活を脅かしています。そこで得た投機マネーの年収が、1人当たり3,000億円というのですから驚きであります。今こそ、実効ある投機マネーによる物価高騰から実効ある投機規制を行うことが、今求められています。また、そのことなしに地方自治と住民の暮らしを守ることはできないと考えます。

 反対の第2の理由は、今年度からスタートした後期高齢者医療制度の準備のための電算システム開発委託料が、平成19年度に初めて支出されました。この制度は、75歳以上という年齢だけで区切り、国保や組合健保から切り離し、2年に1回の保険料が高齢者の数と医療費を基準に引き上げられる差別医療が世界でも初めて持ち込まれました。このことにより、受診抑制につながり、命と健康に大きな影響を及ぼすことが心配されます。このような制度に対し、多くの国民から批判が沸き起こり、廃止を求める動きが広がりました。

 国会では、野党4党が共同提案した廃止法案が参議院で可決され、現在、継続審査となって衆議院に送られています。制度実施からわずか6カ月の間に、制度の根本矛盾が明らかとなり、既に2回の見直しが余儀なくされました。一昨日、舛添厚生労働大臣は、後期高齢者医療制度に代わる新たな医療制度の検討をせざるを得ない考えを明らかにしました。もはや、政府自身が、制度の破綻を自ら認めたに等しいことであります。

 この10月15日には、新たにサラリーマンの扶養家族で9月まで保険料が免除されていた人200万人を始め、国保に加入している65歳から74歳までの世帯の世帯主300万人も合わせて1,500万人が年金から天引きされます。平成19年度決算の中で、多額の電算システム構築や広域連合負担金は、本市の財政を圧迫する要因ともなっています。

 電算システム開発費3,395万円のうち、補助金はわずかに878万3,000円となっており、2,517万4,000円、74%ものお金が、一般財源で支出されています。我が党は、元々この制度に反対してきた党として、この予算に反対するものであります。

 第3の理由は、平成19年度に二本松市ひとり親家庭医療費の助成に関する条例が制定され、それが予算にも反映しているのであります。これまでひとり親家庭の前年度親、本人のみの所得を示していたものを、扶養義務者として祖父母等も生計をしているものとして加えるものであり、これがこの対象者が予算説明の中では、対象者が463名ですが、30人が支給停止となることが示されておりました。対象者の8%が影響を受けることになるということであります。

 次に、議案第108号二本松市安達簡易水道事業決算、議案第109号二本松市岩代簡易水道事業決算、議案第110号二本松市東和簡易水道事業決算、議案第119号二本松市水道会計決算の認定に反対の討論を行いたいと思います。

 平成19年度の各簡易水道及び二本松水道会計決算は、昨年2月の臨時議会で当局からは13%値上げ案が提案されましたが、11%値上げの修正案がとおり、岳簡易水道は35.63%の値上げとなり、可決されました。私達は、この値上げ案に対して、市民の生活が大変になっており、13%値上げ案にも、11%値上げ案にも反対した経過があります。

 私達の案は、単年度黒字化を図り、累積赤字8,729万円は一般会計における料金格差是正のための合併市町村に交付された特別交付税7億7,000万、合併市町村に交付される県からの5年間での4億円、水道会計に積み立てられている建設改良積立金1億7,000万の基金、修繕引当金として積み立てられている7,700万円の財政、合わせて14億円のうち、8,700万円の繰り入れをして、累積赤字を解消し、3年後に料金統一するというものでありました。

 福島市では、財政規模は違いますが、2年間で一般会計から3億円、利益積立金から7億円、修繕引当金から4億1,000万を繰り入れ、当初予定よりも7.4%値下げをしました。

 合併した伊達市でも、3年間で一般会計から9億8,000万円、建設改良積立金から1億5,000万円を繰り入れて、当初値上げ案よりも12.5%の値下げ案が可決され、5年で料金統一とするとされました。

 二本松市の水道会計は、今年度の会計を見てみますと、単年度黒字は3,758万円となり、平成18年度決算赤字額3,595万円ですから、1年間で7,353万円の収支が改善されたことになります。累積赤字額も8,729万円から4,970万円に改善されました。その大きな理由は、11%の値上げ案によるものですが、給水収益が8,298万円となり、前年対比で8,695万円の収益増となりました。これは、値上げ案が2カ月遅れの平成19年度6月になったにもかかわらず、11%値上げ計画で見込んでいた料金収入増、年間9,000万円に匹敵するものとなりました。累積赤字解消は、当初3年でするとしていましたが、まだ油断はできませんが、このまま平成20年度を推移すれば、3年の赤字解消は2年ちょっとで解消できる見込みとなりました。

 また、指摘してきた点での改善点は、岳簡易水道の雷、落雷による修繕費653万円を資本勘定の修繕引当金から損益勘定に繰り入れたこと、資本勘定における利益剰余金6,511万円の減債基金を取り崩し、他の資金と合わせて繰上償還によって今後数年間で、東和簡水で674万円、水道会計で1,559万円の利子の軽減が図られること。さらには、人件費も水道料金で回収することになっていますが、平成19年度は平成18年度に対し、東和簡水で1人、上水道で2人の人件費が削減されたことを高く評価したいと思います。

 また、退職組合に新たに加入することによって増えた共済費678万円は、当然一般会計で負担すべきであることを指摘して、反対討論としたいと思います。



○議長(市川清純) 次に、反対者、8番菅野明君。



◆8番(菅野明) 議長、8番菅野明。



○議長(市川清純) 菅野明君。

          (8番 菅野 明 登壇)



◆8番(菅野明) 日本共産党二本松市議団を代表し、市民産業常任委員長の報告にございました議案第101号平成19年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について申し上げます。

 前年度、平成18年度は、医療費の伸びが低かったことで、3億4,000万円あまりの黒字となり、全額を平成19年度会計に繰り入れて、保険税の値上げを抑え、また、私ども共産党市議団が求めてまいりました低所得者に対する申請減免制度の基準を設けるなど、評価するものであります。しかしながら、市民生活は、依然として厳しく、国による社会保障の連続改悪などで、一層深刻さを増しています。市内国保世帯1万813世帯のうち、約4割の世帯が軽減世帯となっています。さらに、国保税の滞納世帯、滞納額とも増えており、滞納額では、前年度比約5,300万円、10.1%増の5億7,600万円を超えています。1年間に約5,000万円ずつ滞納額が増えている状況にあります。不納欠損額は、前年度比36万9,704円、2.8%増の1,360万円あまりとなっています。

 このような状況の中で、大部分の方は、払いたくても払えない状況にあることも現実と思います。このままでは、国保制度そのものが成り立たなくなるのではと危惧されるところです。19年度は、65歳以上の方の年金控除が縮小され、年金額は増えないのに国保税が約2,000万円増となり、老年者控除の廃止、住民税非課税措置の廃止と合わせて、市民にとって大きな負担増となりました。国保税値上げの最大の要因は、これまで繰り返し指摘してまいりましたが、市町村国保会計に対して国の負担割合が以前は50%であったのが、34%と大幅に削減されたことにあります。したがって、国の負担を元に戻すことによって、大幅な国保税引き下げは可能であります。要は、国の予算の使い方を国民生活に軸足を置いて取り組むべきであることを強く求めて反対討論といたします。



○議長(市川清純) 次に、反対者、13番平敏子さん。



◆13番(平敏子) 議長、13番平敏子。



○議長(市川清純) 平敏子さん。

          (13番 平 敏子 登壇)



◆13番(平敏子) 日本共産党市議団を代表し、議案第126号二本松市幼稚園条例の一部を改正する条例制定について、委員長報告に対して反対の立場から討論いたします。

 この条例改正について、市長提案理由では、現在、不均一となっている市立幼稚園の保育料を負担の公平性を図り、段階的に統一するためとしています。平成20年度の公立幼稚園の保育料は資料でも明らかになっていますが、二本松地域が月5,900円、安達地域が4,500円、岩代、東和地域が4,000円となっています。

 今回の提案では、平成21年度は安達で500円、岩代、東和で1,000円引き上げて5,000円で統一し、平成22年度は更に安達、岩代、東和で900円引き上げ、二本松地域の5,900円に統一していくというものです。これにより、平成20年度比で平成21年度は293万4,000円、平成22年度では643万3,200円の負担増になります。

 平成19年度決算では、幼稚園保育料の不納欠損額は45万9,300円で、収入未済額は158万1,700円となっています。若い人は、給料も上がらないのにもかかわらず、税金が上がり、物価が上がり、また不安定雇用などで生活は大変です。幼稚園保育料の滞納も生活困窮がその理由となっています。

 公立保育所の保育料は、合併協定で国基準の80%とされました。これを幼稚園の保育料に当てはめれば、二本松地域は保育料の引き下げに、安達、岩代、東和は提案されているような引き上げにはなりません。

 県内の13市の中でも二本松市の幼稚園保育料は、福島市と肩を並べ高くなっています。私立幼稚園との公平性も出されていますが、私立幼稚園に通わせている方は、国2分の1、市3分の2の費用負担の就園奨励費補助があります。公平性を理由に対立をあおり、引き上げを容認することはできません。

 日本は、世界第2位の経済大国と言われながら、医療や教育などの面でほかの先進資本主義国と比べ、大きく遅れています。経済協力機構OECDに参加する国の中で、医療費の支出の対国内総生産比で30カ国中、22位。主要7カ国では最低です。また、教育への公的支出の対GDP比は3.4%で、データのある28カ国中、最下位となっています。家族に対する公的支出の対GDP比では0.7%で28位です。むしろ、医療費、保育料、教育費などの子育てに係る費用負担は国の責任で行い、お金の心配をしないで子育てができるように国は少子化対策に責任を持ち、財政を含めた政策を持つことが求められています。

 また、地方自治体の役割として、市民福祉の向上があります。その目的から言っても、市民の暮らしが疲弊し、大変になっているときに国基準に合わせ、負担増を強いることに市民の理解は得られるのか疑問です。少子化対策、子育て支援を考えた場合、納得できるものではないことを申し上げ、議案第126号二本松市幼稚園条例の一部を改正する条例制定について、委員長報告に対する反対討論といたします。



○議長(市川清純) 以上で、討論は終わりました。



○議長(市川清純) 議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) この際お諮りいたします。

 本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長したいと思いますが、ご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長することに決しました。



○議長(市川清純) これより、議案に対する採決に入ります。

 議案第100号から第134号までの35件について、順次採決いたします。



○議長(市川清純) 初めに、議案第100号から第120号までの21件のうち、議案第100号、議案第101号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第119号の6件を除いた15件について、一括採決いたします。

 ただいま議題となっている議案第100号から第120号までの21件のうち、議案第100号、議案第101号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第119号の6件を除いた15件については、これを原案のとおり認定することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第100号から第120号までの21件のうち、議案第100号、議案第101号、議案第108号、議案第109号、議案第110号、議案第119号の6件を除いた15件については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第100号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第100号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第100号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第101号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第101号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第101号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第108号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第108号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第108号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第109号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第109号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第109号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第110号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第110号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第110号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第119号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第119号については、これを原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第119号については、原案のとおり認定することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、議案第121号から第134号までの14件のうち、議案第126号を除く13件について、一括採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第121号から第134号までの14件のうち、議案第126号を除く13件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第121号から第134号までの14件のうち、議案第126号を除く13件については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第126号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第126号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第126号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、請願に対する討論を許します。

 討論なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。



○議長(市川清純) 請願に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより、請願に対する採決に入ります。

 請願第4号及び第5号の2件を採決いたします。



○議長(市川清純) 請願第4号及び第5号の2件について、一括採決いたします。

 ただいま議題となっております請願第4号及び第5号の2件については、所管常任委員長の報告は採択であります。

 よって、委員長報告のとおり、採択することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、請願第4号及び第5号の2件については、採択することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、請願の採決は終わりました。



○議長(市川清純) ただいま会議規則第14条の規定により、議員提出議案第7号国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書の提出について、第8号義務教育費国庫負担制度の堅持と教育予算の充実を求める意見書の提出について、第9号新たな過疎対策法の制定に関する意見書の提出について、第10号月刊誌報道に対する説明責任を果たすことを求める決議、第11号市発注工事の工事遅延等の調査に関する決議の5件が提出されました。

 よって、この際、議員提出議案審議のため日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第7号から第11号までの5件を審議のため日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 ただいま議案書を配付いたさせます。

          (議案書配付)



○議長(市川清純) 議員提出議案第7号から第11号までの5件を一括議題といたします。



○議長(市川清純) これより、議案提出者の提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案提出者、17番野地久夫君。



◆17番(野地久夫) 議長、17番野地久夫。



○議長(市川清純) 野地久夫君。

          (17番 野地久夫 登壇)



◆17番(野地久夫) 意見書提出にかかわる提案の理由説明を行います。

 議員提出議案第7号国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める意見書の提出について提案理由をご説明申し上げます。近年、地球温暖化が深刻な環境問題となる中で、森林の役割が重要となっており、環境資源としての森林に対し強い期待が寄せられている一方、林業を取り巻く厳しい状況の中で、その担い手である山村は崩壊の危機に立っております。このような中、森林整備を推進していくためには、森林経営意欲を創出するための施策の推進、水源林等公益森林の整備に対する公的機関の役割の強化、さらには、過疎化・高齢化が進む山村の再生に向けた積極的な取り組みが極めて重要となっています。

 そこで今後の林政への展開に当たって、国有林野事業等において、安全で安心できる国民の暮らしを守るために重要な役割を果たす水源林等公益森林の整備、地域林業・木材産業の振興を通じた山村の活性化に寄与できるよう意見書の中の4項目の実現を強く要請し、政府関係機関に意見書を提出するものであります。

 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提出理由の説明といたします。



○議長(市川清純) 次に、議案提出者、11番安部匡俊君。



◆11番(安部匡俊) 議長、11番安部匡俊。



○議長(市川清純) 安部匡俊君。

          (11番 安部匡俊 登壇)



◆11番(安部匡俊) 意見書提出にかかわる提案理由の説明を行います。

 議員提出議案第8号義務教育費国庫負担制度の堅持と教育予算の充実を求める意見書について、提案理由を説明いたします。お手元に配付されております資料をご覧ください。

 この制度の堅持と教育予算の充実を図り、子どもたちに豊かな教育を保障することは、社会の基盤づくりにとって極めて重要なことです。

 福島県においては、県議会を始め諸機関での努力により、県単独で30人学級・33人学級など少人数学級・少人数指導を実施し教育効果を上げており、これからますます自治体の裁量権を保障した教育の充実が求められております。

 しかし、国の義務教育費国庫負担制度による負担割合が3分の1に大幅削減されたことで、地方に大きな負担を強いるものとなりました。義務教育は、国の責務であり、教育の機会均等が保障されなければなりません。

 このようなことから、1つに義務教育費国庫負担制度を堅持し、国負担率の2分の1に復元すること。また、学校施設整備費、就学援助・奨学金など教育予算の充実を図るために、地方交付税を含む国の予算を拡充すること。

 2つに、教職員の資質の向上と極めて細かい教育の実現のため、職員定数の改善を実施すること。

 これらを強く要請するため、各関係大臣に意見書を提出するものであります。

 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(市川清純) 次に、議案提出者、12番浅川吉寿君。



◆12番(浅川吉寿) 議長、12番浅川吉寿。



○議長(市川清純) 浅川吉寿君。

          (12番 浅川吉寿 登壇)



◆12番(浅川吉寿) 議員提出議案第9号について、提案理由の説明を申し上げます。なお、要点のみの説明としますので、詳細については、お手元に配付されております資料をご覧ください。

 現在、過疎地域においては、人口の減少と少子高齢化が予想をはるかに上回るスピードで進んでおり、生活・生産基盤の弱体化が進む中で、集落機能を維持することが困難な地域も拡大するなど、極めて深刻な状況に直面しています。

 過疎地域は、我が国の豊かな自然や歴史・文化を有するふるさとの地域であり、都市に対する食糧や水資源の供給、自然環境の保全など多面的・公共的機能を担っています。

 現行の過疎地域自立促進特別措置法は、平成22年3月末をもって失効することとなりますが、引き続き総合的な過疎対策を充実強化させることが必要であり、新たな過疎対策法の制定を求め、政府機関に対し意見書を提出するものであります。

 つきましては、当意見書の採択について、特段のご協力を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。



○議長(市川清純) 次に、議案提出者、21番佐藤源市君。



◆21番(佐藤源市) 議長、21番佐藤源市。



○議長(市川清純) 佐藤源市君。

          (21番 佐藤源市 登壇)



◆21番(佐藤源市) 議員提出議案第10号月刊誌報道に対する説明責任を果たすことを求める決議案の提案理由を説明させていただきます。

 今般、某月刊誌8月号、9月号に二本松市の三保恵一市長と公然と指摘のうえ、信じがたい衝撃的内容の調書の全文が記載されました。

 それを受けた会派による事実関係の説明を求める申し入れや、今定例会の本会議一般質問の4人の議員に対する答弁でも、誠意ある答えはありませんでした。

 この衝撃的な記事を読んだ多くの市民、そして職員にも不安と動揺が広がっております。三保市長は6万2,000市民の代表者であり、公平・公正・清潔を基本とするのは当然のことであります。

 記事が事実でなければ、二本松市民の名誉にかけて毅然と反論すべきであり、事実であれば二本松市民の代表として、その道義的、倫理的な責任は重いものであります。

 よって、真偽を求め、市民並びに議会に対して説明責任を果たすものを求めるものでございます。

 以上、提案理由の説明といたします。



○議長(市川清純) 次に、議案提出者、16番新野洋君。



◆16番(新野洋) 議長、16番新野洋。



○議長(市川清純) 新野洋君。

          (16番 新野 洋 登壇)



◆16番(新野洋) 議員提出議案第11号について、提案理由の説明を申し上げます。

 まず、内容を読み上げさせていただきます。市発注工事の工事遅延等の調査に関する決議。

 1、調査事項。本議会は、地方自治法第100条の規定により、次の事項について調査するものとする。平成19年度の地方特定道路整備事業福岡・鶴巻線(2工区)道路改良工事、まちづくり交付金事業二本松・安達線側道歩道設置工事及び公共下水道事業舗装復旧工事(補助その1)に係る二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領の適用に至る経緯及び今後の工事発注・管理事務のあるべき姿に関する事項。

 2、特別委員会の設置。本調査は、地方自治法第110条及び委員会条例第6条の規定により委員10人からなる市発注工事遅延等調査特別委員会を設置して、これに付託するものとする。

 3、調査権限。本議会は、1に掲げる調査を行うため、地方自治法第100条第1項及び同法第98条第1項の権限を上記特別委員会に委任する。

 4、調査権限。上記特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで閉会中もなお調査を行うことができる。

 5、調査経費。本調査に要する経費は、本年度においては、15万円以内とする。

 以上でありますが、この経緯に関しまして、6月定例会及び7月臨時会の審査では、この一連の経緯の詳細は解明ができませんでした。また、第98条による資料請求も行いましたが、残念ながら詳細な資料の提出はありませんでした。そこで100条調査委員会を設置することといたしたわけでありますが、この特別委員会は、特定の責任を追及するものではなく、今回の事実関係を正確に調査し、本当の意味での再発防止について、今後の工事発注、特に年度末の工事発注並びに事務手続きのあるべき姿について調査をしようとするものであります。

 皆様のご賛同をいただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。



○議長(市川清純) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) 会議の中途でありますが、暫時休憩いたします。

 再開、4時15分。

                           (宣告 午後4時06分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後4時15分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、これより議員提出議案に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「質疑あり」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございますので、質疑通告を受けるため、暫時休憩いたします。質疑通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。

                           (宣告 午後4時15分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後4時23分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 質疑通告がございますので、発言を許します。

 20番斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 議案番号11番の市発注工事遅延等の調査に関する決議について、ご質問したいと思います。

 まず第1点は、先の定例会、そしてまた臨時会で数10時間にも及ぶ議論がされ、可決されました。その時点で議論は尽くされたものと思っておりますが、この点でどのように考えているかお尋ねしたいと思います。

 それから虚偽記載問題については、市長始め関係職員の処分も行い、再発防止も図られたということが報告されていますが、このことについてはどのように考えているのか伺います。

 それから、たった今この虚偽記載を含めた決算が認定されました。認定しておいて、なぜこれらの問題について、決算審査の中で質疑をなされなかったのか伺います。

 100条委員会が提案するという前のこととして、地方自治法98条による議会の検査権、今回の提案にも載っていますが、あるいはまた特別委員会の設置、そしてまた住民監査請求も請求できることになっておりますが、なぜこうしたその他の方法ではなく、100条委員会だったのかということについても伺いたいと思います。

 それから、この100条調査委員会は、いわゆる伝家の宝刀とまあ言われているわけでありますが、非常に重いものがあるわけであります。しかしこの設置は、市民にとってもまた建設業者にとっても利益となる確信があるものかどうか伺いたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(市川清純) 20番斎藤広二君の質疑に対する議案提出者の答弁を求めます。



◆16番(新野洋) 議長、16番新野洋。



○議長(市川清純) 新野洋君。

          (16番 新野 洋 登壇)



◆16番(新野洋) ただいまの質問にお答えを申し上げます。

 まず最初に、先の定例会や臨時会で議論は尽くされたと思うがということでありますが、6月定例会、7月臨時会の議事録を精査していただきたいと思います。私も精査をしました。その中で、この一連の経緯に対する詳細は不明であります。要するに、その後私も申し上げましたが、98条による資料請求もしました。この内容というのは、遅延理由の中に時系列的にどの時点で市がどのような指示をして、その時点で業者がどういう対応をしたか。それについてまた市がどういう指示を出して、どういう業者が対応したかということに詳細な資料をいただきたいということについては、一切資料はありませんでした。

 次に、もう1件については、入札契約審査検討委員会の議事録の請求も行いました。これ議事録はありませんでした。この中身は不明であります。ということで、議論は尽くされたと思うがという議論は、私は議論というよりは、審査は尽くされていないと思います。

 次に、虚偽記載問題について関係職員が処分をされた、再発防止を図ったということでありますが、今私が申し上げたようなことが、きちっと精査をされなければ、一部時系列的な詳細な事項がわからない。入札契約審査検討委員会の議事録もない。それから二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領、これらの今後の適用基準、全く不明であります。こういうことを明確にしなければ、再発防止を図った、明確に再発防止を図ったということにはならないと考えております。

 次に、決算認定が行われたが、認定をしておいて決算審査の中で質疑をしなかったのかということでありますが、今私が提案理由説明の中で申し上げましたように、質疑並びに委員会審査の中では、不明でありました。98条の資料請求でも出てこなかったということで、100条調査ということでありますので、質疑をしても出てこないものを再質疑しても意味がないということであります。

 次に、100条委員会の前に98条による議会の検査、その他特別委員会や住民監査請求ということでありますが、これも私が今申し上げたとおりのことでありまして、100条調査をしなければならないという判断に至りまして、提案申し上げているわけであります。

 5番目に、この100条調査は市民にとっても、業者にとっても利益となるのだろうかということでありますが、私達は、利益になることを確信して、このまま不明確なまま再発防止を図ったということではなくて、これから本当に年度末の事業執行に当たって、どの時点で繰越明許が可能なのか。どの時点で専決処分が可能なのか。そういうことに対して国、県に対する何か壁があったら、それは取り払わなくちゃなりません。そういう意味において、スムーズにこの年度末の工事が発注される、補助金の無駄もない。本当の市民にとって幸せな公共工事とは何かということを追求する必要がある。それを追求するということは、要するに業者にとっても、市民にとっても、この二本松にとってもすばらしい結果が出るだろうと確信をいたしております。

 以上です。



○議長(市川清純) 以上で答弁は終わりました。

 20番斎藤広二君、再質疑ございますか。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 先ほどの提案理由の説明の中で、今の答弁でもありましたが、資料がまあ出てこなかったということが、まず一つあると思うんですが、今度の審査の過程の中で、産業建設常任委員会にこの遅延工事は認定の審査を付されたわけですけども、この中では、この2日間も日程を早めに終わってですね、2日間、建設常任委員会は開かれなかったわけです。そういう問題があるとすれば、何も質問をして、そういう資料も請求して、当然2日間、日程を早めて終わったわけですから、全くその質問は出なかったわけですね。そこで出ないのであれば、100条委員会ということならわかるんですけども。あるいは私が今申し上げましたように、そのときの議論で出なかったからっていうことだけではね、非常に、じゃあ今度決算審査の中で出してもらう。当局が出せないと言うんであれば、100条委員会っていうような話もある。しかし、全くそういう議論は、この遅延工事については、私が委員会で質問した以外は、質問が全く出ませんでした。で、2日間もこれ委員会を早めに終わって、で100条委員会。私はですね、先ほども申しましたように大変100条委員会っていうのは、重いものがあります。これは、他市町村に及ぼす影響も、まあ甚大なものがあると思います。そういう点では、まず特別委員会もつくる。あるいはまた先ほど言った100条委員会ではなく、98条による検査権、これを発動して議会が検査をする。まあそのほかには、先ほど言いましたように、住民を組織してこの問題に対する監査請求をすると。そういうことをやった後にですね、どうしても先ほどのような資料が出てこない。あるいは疑義があるということであれば、100条委員会をつくるということについては、私はやぶさかではありません。しかし、資料が出てこない、十分な審査がされていないということだけで決めつけて、一挙にこの100条委員会というのは、いかがなものかと。しかも今度の決算審査の中では、十分この問題について審査する時間は2日間あったわけですので、それはやるべきであったと、100条委員会を出すと言うからには、やるべきであったというふうに思いますが、提案者はどのように考えているのか伺いたいと思います。

 それから、この虚偽記載問題については、問題は先ほどもありましたが、繰越明許をしなかったということが一番の問題だったわけですから、そのことについては、まあ陳謝をして関係処分も行ったということでありますが、先ほどの最初の答弁では、責任追及はしないと、まあこういうふうなことを言われたわけですけれども、この監査意見書というものがこれありまして、この監査意見書の中には、市は今後工事発注などに注意を払い、十分な工事期間を設定し、工期内監視に万全を期するとともに施工業者の指導監督に努めてほしいと、こういうふうに監査意見書はなっています。公共下水道の方も、まあ大体同じような問題なんですが、これでは不十分だということなのかどうか伺いたいと思います。



○議長(市川清純) 20番斎藤広二君の再質疑に対する答弁を求めます。



◆16番(新野洋) 議長、16番新野洋。



○議長(市川清純) 新野洋君。



◆16番(新野洋) あの自席でよろしいんですか。それでは、再質問がこちらでやったわけですので。重ねてまた決算認定のときに、なぜ話を出さなかったのかということでありますが、質問者も冒頭に言われたように、あれだけの時間をかけて審査は尽くしたはずだとおっしゃいました。あれだけの時間をかけて出てこなかったことなんですね。そして我々が98条に基づく資料請求もした、それでも出てこない。だから我々は、100条調査をするという決定をいたしたわけでありまして、今定例会で同じ質問をしても、同じであるということを先ほど申し上げたとおりであります。

 また、監査意見書では不十分なのかっていうことでありますけど、これも全く同じ、見解の相違かと思いますが、特定の、私先ほど申し上げました、責任追及をするのではなくてということなくて、特定の責任は追及する。要するに今回の虚偽公文書作成、刑法の156条に抵触する重大な行為なんですね。これがそういう簡単なことではないという認識は、皆さんあると思うんです。そういうことをしなければならなかったこの一連の時系列を、明確に調査をして、本当に二度と起こらない、そしてあるべき姿を追求するという、こういう形の100条調査でありますので、それはあの見解の相違かと思います。

 以上です。



○議長(市川清純) 答弁が終わりました。

 斎藤広二君、再質疑ございますか。



◆20番(斎藤広二) 終わります。



○議長(市川清純) 以上で、質疑は終わりました。

 議員提出議案に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第7号から第11号までの5件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第7号から第11号までの5件については、委員会付託を省略することに決しました。



○議長(市川清純) これより、議員提出議案に対する討論を許します。

 討論なさる方ございますか。

          (「討論あり」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため暫時休憩いたします。討論通告書は、休憩中に事務局まで提出願います。

                           (宣告 午後4時38分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後4時40分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 討論通告がございますので、発言を許します。

 なお、討論通告者は3人であります。

 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。



○議長(市川清純) これより討論に入ります。

 議員提出議案に対して、反対者、9番中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 議長、9番中田凉介。



○議長(市川清純) 中田凉介君。

          (9番 中田凉介 登壇)



◆9番(中田凉介) 議員提出議案10号及び11号に対する反対の討論をさせていただきます。

 今ほど決議案として発議されました議員提出議案第10号月刊誌報道に対する説明責任を果たすことを求める決議につき、私は、地方自治法に基づく正常な議会運営、当議会での本決議案の提出及び採択自体に大きな問題があるとの認識に基づき、採択決議反対の立場において、討論に参加するものであります。

 提出されました決議案の最大の提出根拠は、某雑誌の2度にわたる市長就任前の私的事柄を、あくまで事実と断定することを前提とし、過去における私的行為であっても、現在は公人としての市長の立場から、その倫理性、反社会性を問題として、市民に対する公人としての説明責任を追及すること、その主たる根拠とするものであります。しかし、私は議会におけるこの事柄の扱い自体に法的根拠を見出せないのであります。公の職務に関連しない市長としての職務権限外の指示であり、かつその事実自体、法的にその犯罪性と存在が立証されない事象に対し、その倫理性と公序良俗を論ずることは、議会において厳に慎まなければならないこと明白であります。あえて、どうしても追求をしたいということであれば、議会以外で行うことこそが道理であります。

 公人の問題につきましては、地方自治法第132条、他人の私生活にわたる言論をしてはならないの解釈につきまして、議員は、議事に関係のない個人の問題を取り上げて論議をしてはならない。また、公の問題を論じていても、それが職務上必要な言動を超えて、個人の問題に入ってはいけないとする昭和27年12月4日の最高裁判例にありますように、議会での公人の扱いは、あくまで職務権限に基づく公務上の問題に限定されますこと、周知のとおりであります。

 議論の議決といたしまして、議会で議論が制限されます事象に基づく採択などは、これまた議会においてはできませんこと、明白なのであります。

 以上の観点から、私はこの決議案に対しまして、議会における扱い自体はもとより、その採択に対し、地方自治法第132条の趣旨に照らし合わせ違法と判断し、もしこれを強行採決しても瑕疵ある議決となり、法的に無効となれば、最初から何もなかったことになり、議会としての市長への説明責任の要求自体が何ら法的根拠を持たないことになること、明白であります。本議会の権威と、品位の保持の視点からも採択反対の態度を表明するものであります。

 以上の趣旨をもちまして、私の反対討論といたします。

 次に、今回決議案として発議されました議会の調査権、いわゆる100条委員会の設置に当たりまして、私は、その設置趣旨と現状との間に大きな差異の存在を感じますことから、設置反対の立場において討論に参加するものであります。

 そもそも100条調査は、一般的に政治調査、議案調査、事務調査について行うことができるとされており、その対象は広範であります。しかし、いずれもその必要性につきましては、一般的公共性に関する調査であることが大前提となっておりますこと、論を待たないところであります。したがって、その設置に当たっては、慎重の上にも慎重を期すべきであり、事件事務に対し、最初から100条調査を行うことは避け、質疑、質問報告等が納得できないときには、まずは前提として、地方自治法98条に基づく検閲、検査ないしは監査請求を行い、それらの手段を尽くしたうえでの発動とすべきとし、発動の結果としての市民への調査結果の報告が、その当初の目的を達し得ないと推測されるあやふやな状況、あるいは以上の状況に合致しない場合には、決して乱用してはいけないとするのが社会一般の通説でありますこと、周知のとおりであります。

 今回の発議においては、設置されるべきとする工事遅延等調査特別委員会なるものは、地方自治法100条第1項及び同法第98条第1項の権限を同時に与えるものとしておりますが、仮に同特別委員会設置をするとしても、今ほど述べてまいりました社会通念上も、時系列的には、まず自治法第98条第1項の権限により十分な調査を行い、その結果として100条委員会の設置を行うか否かを判断するのが社会一般としての通例であり、合理的な審査の流れなのであります。98条、100条の権限を同時に与えてしまうような委員会の設置は、合理性、正当性に欠ける措置と判断するものであります。

 一方、今回の要求されております調査内容の主体は、ほぼその全体が既に6月定例会及び臨時議会において深夜に及ぶ市民の傍聴のもと、十分な委員会審査を経ての本会議での可決がなされ、またその決算内容につきましても、今議会において承認されておりますこと、ご案内のとおりであります。この状況をして、あえて98条、100条の権限を具備する委員会の設置を行うことは、先ほど提案者から説明が足りなかったと、こういう再度にわたる発言があったわけでありますが、議会自らが不完全な審査と瑕疵ある議決を行ったことを表明することになり、本議会の権威とその正当性を自らが失墜させることになると思慮するものであります。

 最後に、ある識者の見解を借りますれば、100条委員会設置の結果につきましては、事実収集説と判定可能説との学説による引用を期待しながらも、地方議会でも発動が急増しているが、騒ぎのわりには獲物が少ないのは、しっかりした調査目的、方法を考慮していない一時の感情から発し、議員がにわかに地方のプロを、プロぶってスタートしたものの、上げた拳の降ろし場がなく、大山鳴動して鼠一匹の類も少なくないとする全国の自治体の類異例を調査判断した上での非常に辛らつな評価もあること、肝に銘じるべきであると思慮するものであります。

 以上、累々述べてまいりましたが、私はこの特別委員会の設置を目的とする決議案に対しましては、その設置に対し、現時点での合理的必要性を見出すことができないと判断し、反対の態度を表明するものであります。



○議長(市川清純) 次に、10番小林均君。



◆10番(小林均) 議長、10番小林均。



○議長(市川清純) 小林均君。

          (10番 小林 均 登壇)



◆10番(小林均) ただいま議題となりました議員提出議案第11号市発注工事の工事遅延等の調査に関する決議について、反対の立場から討論を行います。

 今回の工事遅延による公文書虚偽記載問題は、市政に対する二本松市民の信頼を著しく失墜させたものであり、極めて遺憾であると言わざるを得ません。しかし、既に市当局は調査も終え、1、問題に関係した職員の懲戒処分。2、幹部職員更迭を含む人事異動。3、市長自らの20%の減給処分。4、工期適正管理に向けた職員研修の実施。5、建設請負事業者への指導会の開催などの処分と対策を実施されており、また、議会内においては、各派代表者会議を開催し、7月8日に全会派、議員の総意のもと、議長名で、市長自らを含む厳重な処分を重く受け止めるとして、再発防止の徹底を市長に対し申し入れを行いました。

 6月定例議会、7月臨時議会の2回にわたり、深夜にまで及んだ徹底した委員会審査を開きながら、何ら疑義ありという結論も出なかったにもかかわらず、その後、新たな事実が出てきていない状況からしても、この問題については、一応の決着がついたと見るのが至当ではなかろうかと考えるものであります。まして、本9月定例議会で平成19年度の決算を認定しておきながら、自ら認定した議案に対して、それは間違っていたと言っているようなものであり、本来であれば決算の認定にも反対するべきであります。

 100条委員会は、議員にとって伝家の宝刀であり、安易に抜くべきではない。わかりにくい理由で開いて、大した成果も上げられないようでは、議会はばかにされるだけではないでしょうか。拳の降ろし方がわからない、議員の税金の無駄遣いと言われるのが落ちではないでしょうか。

 また、100条に移行した場合、行政又は議会が違反行為に関する金銭授受があったのならいざ知らず、民間人の通常の商行為に対して、調査をしようとするのは、議会の越権行為であると思います。

 新たに地方自治法第100条に基づく調査を必要とする疑惑など何ら認められないこと、さらには、100条調査権の目的というのは、行政に対してどのような影響があったかということにあるわけであり、決して党利党略や個人攻撃を目的とするものではないことは、今さら申し上げるまでもありません。しかるに、今回の問題をめぐっては、頭からあたかも疑惑があると決めつけて、罰則を伴う100条調査権を付与して、徹底究明に名を借りた『発言取り消し』様相を呈していることは極めて遺憾であり、100条調査権の乱用と言っても過言ではないと思うのであります。

 以上、私は、今回の問題については一応の決着を見ているということ。また、確たる証拠もなく、初めに疑惑ありとして設置する100条委員会の設置は、100条調査権の乱用であるということを申し上げ、この議案に反対するものであります。

 最後に、今最も必要なことは、二度とこのような問題が起きないよう再発防止に全力を尽くすことであり、市政に対する市民の信頼を一日も早く回復することであることを申し上げ、私の反対討論を終わります。



○議長(市川清純) 次に、反対者、18番平塚與志一君。



◆18番(平塚與志一) 議長、18番平塚與志一。



○議長(市川清純) 平塚與志一君。

          (18番 平塚與志一 登壇)



◆18番(平塚與志一) 議員提出議案11号に反対の立場で討論を行います。

 調査事項については、3事業工事、平成19年度の地方特定道路整備事業福岡・鶴巻線(第2工区)道路改良工事、まちづくり交付金事業二本松・安達線側溝歩道設置工事及び公共下水道事業舗装復旧工事(補助その1)にかかわる二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領の適用に至る経緯及び今後の工事発注・管理事務のあるべき姿に関する事項について、調査したいということですが、先ほどから何人も申し上げていますが、6月定例議会、7月臨時会において既に審議いたし、具体的内容が明らかになっていることではないでしょうか。

 私は、7月から文教委員会に所属し、7月の臨時会の審議をいたしました。不明に思っている事項、それから聞きたいことは、私はすべて質問し、審議は明らかになったと思っております。先ほど提出者から、6月定例会と7月臨時会の委員会会議録を見ていただきたいという話がありましたが、私もこの6月定例会委員会、それから7月臨時会の委員会の、改めて見させていただきました。

 その中で、福岡・鶴巻線の工事遅延の経緯については、遅れた原因が用地の取得が2月末までかかってしまったと、このようなわけで市の責任が大きいだろうと。年度末の工期、3月28日という年度末の工期でございますので、明許繰越、繰越処置をしなければ年度を越えて工期を変更することはできないと。まあそういうことで前回も申し上げましたけれども云々ということで、当局といたしましては、一番の判断ミスだったというふうに考えておりますということで、鶴巻線については、審議がなされております。

 次に、二本松・安達線側溝歩道設置工事については、資材が受注生産ということで、工期には遅れたということでございます。

 次に、公共下水道事業舗装復旧工事については、国からの補助事業ということで事業を実施しております。12月20日に補助事業の執行、いわゆる事業費をすべて執行できるかどうかという照会がございました。その時点では、せっかく配分いただいた事業費でございますので、これらはすべて消化したいというふうに考えてまいったところでございます。そういう経緯の中で事業をするということで取り組んだわけでございますが、事業をやる箇所が二本松処理区域内ということでございます。下水道については、現在、二本松処理区、それから旧安達町の安達処理区、岩代ということで取り組んでおりまして、そういうことで請差がある二本松処理区で発生してございますので、二本松処理区でやりたいということで、事業に取り組んだところでございます。たまたま二本松処理区については、事業を実施する場所が数少なくなってきておるということで、3カ所舗装復旧工事を出したんですが、1カ所だけは先発工事、管渠を埋める工期が入っておったということでございまして、結果として、最終工期がいずれも28日でございますから、工期どおり先発工事が28日に終われば、そこの1カ所については28日前は手をつけられないという事態がございます。なぜそのようなことになったのかということで先ほども質疑があったわけでございますが、補助事業を消化したい。さらには、年度末でございますので償還、それから繰り越しですね。これが市単独ですと方法はあるのだと思いますが、国の補助金が入ってますので、当然国の補助金の方の整理、それから市の受け皿の市の会計の整理と、これら両方に一緒に動かなくちゃならないので、年度末になってくると大変で、その辺県の方とも協議調整が大変難しいであろうという判断で、なかなかそこの手続きまで至らなかったということであります。

 結果として、無理な、しかも少ない工期の中で工事そのものを発注したということでございます。結果的には、先ほどもお話ししたように、市としての責任は多分にあったと認識しているところでありますと、このように審査をされております。

 工事成績評定表の各評定の根拠については、ご存知のように3名にて評価されていて、監督兼所管課長、検査員、それぞれの評定にチェック項目が定められていて、評定されていること明らかになっております。

 次に、二本松市入札契約審査委員会における当該処分にかかわる審議内容については、市民部長が委員長代理ということで、総務部長、市民部長、福祉部長、産業部長、建設部長、上下水道部長、教育部長にて委員会を構成しており、6月の文教委員会において、経過については明らかになっております。先ほども申し上げましたが、6月定例会、7月臨時会に十分審議されたものを100条特別委員会をわざわざつくる必要はないと思います。また、仮に100条特別委員会を設置いたしたならば、本市だけではなく、他自治体、他団体に迷惑はかかることがないのでしょうか。

 もう1点、100条特別委員会を設置するに当たり、いくら多数を持っているといっても、1会派にて設置したいというのは、あまりにも拙速ではないでしょうか。

 以上のことから、議員提出議案11号については、反対をいたします。

          (「議事進行」との声あり)



○議長(市川清純) 何でしょうか。



◆22番(斎藤賢一) あの先ほどの反対討論の中で、10番議員の発言の中で、『削除』だっていうふうな言い方しました。

 あのこれについて、まあこの言葉は、不穏当あるいはこの場には適切でない言葉だというふうにこう考えるんですが、議長の見解を求めます。



○議長(市川清純) ただいまの22番斎藤賢一君の議事進行でありますが、議会運営委員会に諮問してご検討をいただきたいと思いますので、暫時休憩いたします。

                           (宣告 午後5時03分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後6時20分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) ただいま10番小林均君から、発言の取り消しをさせてほしい旨の申し出がありました。

 よって、この際、10番小林均君の発言を許可したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、10番小林均君の発言を許します。



◆10番(小林均) 議長、10番小林均。



○議長(市川清純) 小林均君。

          (10番 小林 均 登壇)



◆10番(小林均) 先ほど、私の討論の中で、ご指摘をいただきました 『発言取り消し』の語句を取り消させていただきたいと思います。

 以上、よろしくお取り計らいお願いいたします。



○議長(市川清純) この際お諮りいたします。

 ただいまの10番小林均君からの発言取り消しの申し出については、会議規則第65条の規定に基づき、申し出のとおり、これを取り消すことにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、10番小林均君からの発言取り消しの申し出については、許可することに決しました。



○議長(市川清純) 議員提出議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより採決に入ります。

 議員提出議案第7号から第11号までの5件については、順次採決いたします。



○議長(市川清純) 初めに、議員提出議案第7号から第9号までの3件について、一括採決いたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第7号から第9号までの3件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第7号から第9号までの3件については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議員提出議案第10号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第10号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議員提出議案第10号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議員提出議案第11号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第11号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議員提出議案第11号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 以上で、議員提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) ただいま市発注工事遅延等調査特別委員会が設置されました。

 市発注工事遅延等調査特別委員会の委員につきましては、10人で構成することになりましたので、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、委員の選任を行います。



○議長(市川清純) 議事運営の都合上、暫時休憩いたします。

 再開時間は、おって連絡いたします。

                           (宣告 午後6時24分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後6時40分)

                    〔休憩中配付資料 議長提出報告第9号〕



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 市発注工事遅延等調査特別委員会委員につきましては、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、お手元に配付いたしました議長提出報告第9号のとおり、議長において委員を選任いたしましたので、ご報告いたします。

 この際、委員会条例第10条第1項の規定に基づき、市発注工事遅延等調査特別委員会を601会議室に招集いたしますので、直ちにご参集のうえ、委員会条例第9条の規定により、委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。

 なお、人選決定次第、ご報告をお願いいたします。



○議長(市川清純) 議事運営の都合上、暫時休憩いたします。

                           (宣告 午後6時41分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後6時56分)

                   〔休憩中配付資料 議長提出報告第10号〕



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 市発注工事遅延等調査特別委員会の委員長及び副委員長の互選の結果が報告されております。

 議長提出報告第10号を提出いたします。

 市発注工事遅延等調査特別委員会委員長、21番佐藤源市君、同じく副委員長、27番平栗征雄君。

 以上であります。



○議長(市川清純) この際、就任のあいさつを許します。

 ご登壇のうえ、委員長から順にごあいさつをお願いします。



◆21番(佐藤源市) 議長、21番佐藤源市。



○議長(市川清純) 佐藤源市君。



◆27番(平栗征雄) 議長、27番平栗征雄。



○議長(市川清純) 平栗征雄君。

          (市発注工事遅延等調査特別委員会委員長及び同副委員長 登壇)



◆市発注工事遅延等調査特別委員会委員長(佐藤源市) ただいま市発注工事遅延等調査特別委員会におかれ、委員会の互選により、委員長に指名されました。

 調査項目により、今後委員の皆様にご協力を得、進める所存であります。皆様のご協力をよろしくお願い申し上げ、委員長のあいさつといたします。



◆市発注工事遅延等調査特別委員会副委員長(平栗征雄) 市発注工事遅延等調査特別委員会の副委員長に選任されました平栗征雄でございます。

 委員長を補佐し、十分なる審査を行ってまいりたいと思います。ご協力よろしくお願いいたしましてあいさつといたします。



○議長(市川清純) 以上で、就任のあいさつは終わりました。

 以上で、市発注工事遅延等調査特別委員会設置にかかわる委員の選任は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、この際お諮りいたします。

 総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の平成20年度行政視察について、今般実施についての通知があり、議会閉会中の継続審査の申し出がありました。

 その内容を報告し、議決を求めたいので、これを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の平成20年度行政視察についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 ただいま、行政視察計画表を配付いたさせます。

          (行政視察計画表配付)



○議長(市川清純) 総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の平成20年度行政視察についてを議題といたします。

 総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の平成20年度行政視察については、その計画案が提出されましたので、議長はこれを承認するとともに、議会閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の平成20年度行政視察を承認し、議会閉会中の継続審査に付することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、総務、市民産業、建設水道、文教福祉常任委員会の行政視察に関する議事は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、この際お諮りいたします。

 会議規則第159条の規定に基づき、議員の派遣について議決を求めたいので、これを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員の派遣についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 ただいま、議員派遣計画書を配付いたさせます。

          (議員派遣計画書配付)



○議長(市川清純) 議員の派遣についてを議題といたします。

 会議規則第159条の規定に基づき、お手元の議員派遣計画書のとおり、議員を派遣することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員派遣計画書のとおり、議員を派遣することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、議員の派遣に関する議事は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、この際お諮りいたします。

 建設水道常任委員長から、所管事務の調査について、会議規則第104条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。

 その内容を報告し、議決を求めたいので、これを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、建設水道常任委員会の閉会中の継続審査についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。

 ただいま、閉会中の委員会所管事務継続調査表を配付いたさせます。

          (閉会中の委員会所管事務継続調査表配付)



○議長(市川清純) 建設水道常任委員会の閉会中の継続審査についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 建設水道常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、建設水道常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、建設水道常任委員会の閉会中の継続審査に関する議事は終わりました。



○議長(市川清純) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。



○議長(市川清純) これをもちまして、平成20年第6回二本松市議会9月定例会を閉会いたします。

                           (宣告 午後7時15分)

 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。

  平成20年9月22日

     二本松市議会

                     議長   市川清純

                     議員   本多勝実

                     議員   菅野 明