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福島県 本宮市

平成21年 12月 定例会(第9回) P.37  12月07日−02号




平成21年 12月 定例会(第9回) − 12月07日−02号









平成21年 12月 定例会(第9回)



        平成21年本宮市議会第9回定例会会議録(第5日目)

◯議事日程(第2号)

                   平成21年12月7日(月)午前10時開議

     開議宣告

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 一般質問

◯本日の会議に付した事件

  議事日程に同じ

◯出席議員(22名)

     1番  三瓶裕司君      2番  次藤 栄君

     3番  後藤省一君      4番  川名藤太君

     5番  円谷長作君      6番  根本七太君

     7番  山本 勤君      8番  渡辺秀雄君

     9番  渡辺善元君     10番  川名順子君

    11番  遠藤孝夫君     12番  渡辺由紀雄君

    13番  高松義行君     14番  國分義之君

    15番  伊藤隆一君     16番  渡辺喜一君

    17番  川名正勝君     18番  国分民雄君

    19番  島田和夫君     20番  根本善裕君

    22番  作田 博君     23番  矢島義謙君

◯欠席議員(1名)

    21番  増子善勝君

◯説明のため出席した者

  市長       佐藤嘉重君   副市長      中野一夫君

  教育委員長    伊藤滋敏君   総務部長     渡辺友衛君

  市長公室長    叶 栄徳君   生活福祉部長   伊藤昌男君

  産業建設部長   根本昭吉君   企業局長     村越廣志君

  白沢総合

           橋本 東君   教育部長     根本昌康君

  支所長

                   総務部次長兼

  会計管理者    押山勝吉君            佐藤栄恭君

                   総務課長

  総務部次長兼           市長公室

           移川英也君   次長兼      根本久雄君

  財政課長             政策推進課長

  生活福祉部            生活福祉部

  次長兼      国分忠一君   次長兼      佐藤 泰君

  市民課長             高齢福祉課長

  産業建設部            産業建設部

  次長兼      渡辺正博君   次長兼      堀井和廣君

  商工労政課長           建設課長

  企業局次長兼           白沢総合支所

           国分勝雄君   次長兼      渡辺利広君

  上下水道課長           産業建設課長

  教育部次長兼

           鈴木 亨君

  教育総務課長

◯事務局職員出席者

                   局長補佐兼

  議会事務局長   立川盛男             柴田久幸

                   議事係長

  主査       森川福子    書記       遠藤勝夫

  書記       小木 浩



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(矢島義謙君) 出席議員が定足数に達しておりますので、会議は成立いたしました。

 ただいまより本日の会議を開きます。

 本日の欠席の通告は、21番、増子善勝君であります。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(矢島義謙君) 会議録署名議員は、前回同様

   9番  渡辺善元君

  15番  伊藤隆一君

を指名いたします。

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△諸報告



○議長(矢島義謙君) 会議に先立ち、議長より申し上げます。

 FM Mot.Comもとみやより、本日の会議取材のための録音等の許可申し出があり、本宮市議会傍聴規則第8条の規定に基づき、これを許可いたしましたのでご了承願います。

 また、議会広報特別委員長より、広報紙編集のため写真撮影の申し出があり、これをあわせて許可いたしましたので、同じくご了承願います。

 次に、市長より報告があります。

 市長。

     〔市長 佐藤嘉重君 登壇〕



◎市長(佐藤嘉重君) それでは、諸報告3件を申し上げます。

 まず、副市長、教育長の議会欠席について。

 副市長につきましては、職員の葬儀、告別式に参列しております。終了次第、本日の議会に出席をいたしますので、ご了承くださいますようお願いいたします。

 また、教育長につきましては、職員の葬儀、告別式及び火葬に参列いたします。そのため、本日の議会を欠席いたしますので、ご了承くださいますようお願いいたします。

 新型インフルエンザ、平日夜間救急医療事業の実施について。

 新型インフルエンザによる外来患者の急速な増加に対応する医療体制の確保のため、本市本宮市と二本松市、大玉村と安達医師会、並びに病院輪番制を実施しております社会保険二本松病院、谷病院、枡病院、枡記念病院とで安達地方平日夜間救急医療事業の実施協定を本日締結いたしましたので、ご報告申し上げます。

 この事業は、安達医師会に所属する医師が順番に4病院に出向き、午後7時から9時まで診療を行うものであります。20名の医師がそれぞれの病院の非常勤嘱託職員として協力し、月曜日から金曜日まで輪番制により実施されるものであります。実施期間は12月7日より平成22年3月31日までとなっておりますが、状況に応じ、関係者で協議の上行うこととなっております。

 また、この診療はワクチンの接種を行うものではなく、新型インフルエンザの症状、発熱に対する平日の夜間救急外来診療となるものであります。

 最後になります。

 職員の訃報について。

 ことし9月より病気療養中でありました教育部の遠藤義富幼保学校課長が、12月4日に亡くなられました。遠藤課長は、昭和48年4月1日に旧白沢村に奉職以来、地域住民の福祉の向上にご尽力をいただきました。ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 つきましては、現在、故人の葬儀、告別式がとり行われておりますが、職員ともども参列できませんので、議員の皆様方と一緒に故人のご冥福をお祈り申し上げるため、黙祷をささげたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) それでは、亡くなられました遠藤義富氏に対しまして、謹んでお悔やみを申し上げ、心からご冥福をお祈りし、皆さんで黙祷をささげたいと存じます。

 ご起立願います。

 黙祷。

     〔黙祷〕



○議長(矢島義謙君) お直りください。

 ご着席願います。

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△日程第2 一般質問



○議長(矢島義謙君) それでは、日程に従いまして一般質問を行います。

 お諮りいたします。

 質問の発言時間につきましては、9月の議会同様30分以内としたいと思いますが、異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(矢島義謙君) 異議なしと認め、そのように決しました。

 また、質問への答弁についての詳細については、次長の答弁を許可することに異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(矢島義謙君) 異議なしと認め、そのように決しました。

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△渡辺秀雄君



○議長(矢島義謙君) それでは、通告順に一般質問を許します。

 通告1番、議席8番、渡辺秀雄君の一般質問を許します。

 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) おはようございます。議席番号8番、渡辺秀雄でございます。

 通告しておりました大項目3点について質問いたします。

 まず、市政執行についてでありますが、市長は、本宮市の初代市長として市政執行に当たられ3年になろうとしております。市長は、重点施策として大きくまとめて5つでございますが、1つは、白沢、本宮一体となった新しいまちづくり、2つ目に、21世紀を担う子供たちのための教育環境づくり、3つ目で、安心して子供を産み育てることのできる環境づくり、4つ目が生き生きした生活づくり、最後に、安全・安心なまちづくりといった政策を掲げ当選されておりますが、市長は現時点において、掲げられました政策の実現度合について、いかようにとらえておられますか、お伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 議席8番、渡辺議員のご質問にお答え申し上げます。

 初代市長として5つの項目を掲げてきたわけでありますが、どのように自分なりに評価をしているかと、こういうことであります。

 おかげさまで丸3年を経過しようといたしております。ここまで来られましたのも、多くの議員の皆様方、そしてまた市民の皆さん方にご指導、ご支援をいただいたおかげと、この席をかりまして厚く御礼を申し上げたいと思います。

 5つの項目を掲げてまいったところであります。そういう中では、一番財政問題が大きく一つのハードルを越えたと、これが一つの大きなことでなかったかなと、このように考えております。

 それぞれの項目5つにつきましては、それぞれに進捗度合いの頂点はあろうかと思いますが、少しずつではありますが、そういう方向に進んできているなと、こういう実感を感じているところであります。これから、これらの5つの項目、あるいはまた新しい総合計画のスタートをしたというところであります。みんなの幸せのためにさらに努力をしていきたいと、このように考えております。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 政策の内容、私も議員になりまして、それなりに検証させていただきました。内容的に掲げられました項目、それぞれ私なりには順調に経緯しているんではないかなというふうに考えておりますが、特に今、市長申し上げられましたように、財政問題ということで、工業用地造成事業の償還計画、またこれを含む自主的財政健全化計画の策定・実践により、市の将来にわたっての財政の運営の指標が明らかになったというのは大きな成果でなかったかということで、敬意を表するものであります。

 その反面、政策の中に上ノ橋のかけかえ事業や地場産業の育成とか、企業誘致など、まだちょっと先の見えてないような、成果が上がっていないような点についてはどのようにお考えになっておられますか、お伺いしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 今ご指摘ありましたように、上ノ橋、あるいは企業誘致、あるいは産業振興等々なかなか思うような歩みではないんでないかと、こういう質問であります。

 上ノ橋につきましては、県とも話を進めまして、現地の説明会、こういうことも計画をさせていただいたと、こういう経過があるところであります。県もあのような財政状況の中にあるわけでありますが、ぜひこれは安全・安心のためにぜひお願いしたいということで、お互いにやる方向での確認はされております。若干時間がかかるのかなと、こういう感じをいたしておりますが、きょうも本築堤に向けてのいろいろ事業の進展もあるところでありますので、それらに合わせてぜひお願いしたいということを強く申し上げておりますので、そういう確認をよくしていきたいと思っています。

 企業誘致等々につきましては、結構話はあったわけでありますが、リーマンショックといいますか、あれでちょっと保留と、こういうふうになった企業も2社ほどございました。若干予想できないような経済状況でありますんで、ある程度の落ちつきの中でまた動きも出てくるのかなと、こういう感じをいたしておりますので、ぜひ企業誘致は市にとって大きな課題でもありますので、これらは鋭意努力をしていきたいと思っています。

 また、産業振興等々でございますが、なかなか一遍に形になってこないというのも現実であります。商店街に人が歩いてない、町に人が歩いてないと。あるいは農家も疲弊していると、こういう環境にあるわけでありまして、ことしから当たっております農家が元気になれば商店街も、あるいはサービス業も、飲食業界もと、こういうことの中でいろいろ手がけて少しずつでありますが進めさせていただいているところであります。いかに本宮市をPRしていくかと、いかに本宮市に多くの人が来ていただけるかと、こういうことが大きな今後の課題でありますし、いかに応援団を多くつくっていくかということも大事な部分であろうかと思います。若干時間はかかろかと思いますが、少しずつ形になるように努力をしてきたいと、こう思っています。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 市の将来あるべき姿と言うことで今市長のほうから答弁もらったような感じもするんですが、第1次総合計画において、本市の将来像、水と緑と心が結びあう未来に輝くまちというふうにうたってあります。本市は、郡山市と二本松市との間、かつ県の中心にあって、交通体系、産業構造、自然環境などすぐれた地域であるというふうには私も認識しておりますが、一番小さな市であって、もう十分にそういう状態であるので、自立していけるものだというふうには思っておりますが、ただ、農・商・工業のバランスのとれた産業振興を図るというのは、なかなかこれ目標に掲げるのは簡単ですが、実際課題が多くて難しい問題ではないかというふうに思われます。

 市長は、本宮市の将来像、どのような方向で市が将来あるべき姿というんですか、そういうものをどういうふうに描いておられますか、お伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 市の将来あるべき姿をいかにということでお答えを申し上げたいと思います。

 本宮市の将来のあるべき姿は、議会の皆様にもご了承いただきました市の最高計画であります長期にわたる計画として、第1次総合計画に定めております水と緑と心が結びあう未来に輝く本宮、これが本宮市の目指す将来像として到達すべきものとして考えております。

 この総合計画でうたう将来像に含まれるかと思いますが、豊かな緑と交通の便のよさという地の利を生かしまして、住みよさ、環境のよさをアピールしまして、来てよかった、住んでよかったと思われる市になっていければというふう思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 室長答弁であれなんですが、もうちょっと詳しく聞きたかったんですが、総合計画見ればわかるだろうというような答弁なのかなというふうに考えますが、しからば、そういう将来像を描いた場合に、最も課題となる施策は何と考えておられますか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 先ほどの答弁と重なる部分がありますけれども、やはり総合計画、これに構成されております個々の施策、これを実行することが非常に重要となりまして、まずこれを実行することがまず課題となる施策だというふうに考えております。

 この個々の施策が総合計画の計画期間の中で実行、実現されることで市の基本理念、ひいては将来像に達する手段であり、中長期にかけて市の向う方向性を示すものというふうに考えております。

 その中で重きを置いておりますのは、やはり市の人口の増加、それを目指す定住対策ということで考えております。当然のことではありますが、定住を促進するということで、そのためには総合計画の中にさまざまな施策をうたっておりますが、それらの施策を積み重ねまして、相乗作用によってようやく実現できるというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 市長は22年度予算が任期中の最後の予算編成に当たろうかと思いますが、最後の予算編成を迎えるに当たって、総合計画等の実効ある施策の展開も必要なんでしょうが、最後の年度ということであって、単年度でもある程度形に見えるというか、成果の上がるような予算配分も必要かと思われます。そういう中で、21年度は駅利用5,000人と健康づくりという形がメーンに出てきました。まだちょっと早いかもしれませんが、各部署ではそれぞれ新年度予算の要求とか、編成、見積もり作業に入っているかと思いますが、そういう中で22年度の予算編成の重点とするものを今現時点で何をお考えになっておられるか、ありましたらお伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 平成22年度の予算編成についてでありますが、次のことを念頭に進めてまいりたいというふうに考えております。

 まず、市民の生命の安全を守る事業ということで、第1としましては、阿武隈川の本築堤事業、さらには小・中学校を初めとします学校施設等の耐震化を特に重要課題というふうに考えております。

 次に、これは21年度と継続するようなことになりますが、市民の健康増進、子育て支援として健康診査、さらには健康づくりに関する事業、それから児童・生徒等の医療費の支援の充実を図ってまいりたいというふうに考えております。

 さらに、農業を中心とした産業の振興、駅利用の促進を図りながらのまちなかのにぎわいづくり、さらには光通信網の整備を行ってまいりたいというふうに考えております。

 また、合併協議におきます基本事業等の主要事業につきましては、計画どおり実施を図りたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 本市の課題となる施策ということで、先ほどの答弁に定住人口の増加という形が出てまいりましたので、2番目の項目の中でそれぞれお伺いしていきたいと思います。

 人口の減少は市の衰退につながりかねないということで、特に少子化が大きな問題として国を挙げて対策に苦慮しているところではないかと思われます。

 そこで、市の取り組みについて幾つか伺いたいと思いますが、子育ての支援対策、これ市長の公約にも当初、子育て支援室等設置して、総合的な子育て支援事業を展開するとありましたが、その子育て支援室が現在では子育て支援係というふうになっております。旧町村においてそれぞれ策定されました次世代育成支援行動計画、これを継承する形で本市の前期の2カ年の計画が策定されております。

 この計画は、関係各課との連携、家庭、学校、地域、企業などあらゆる市民の積極的な取り組みによって推進されるというふうになっております。22年度以降、後期計画の策定になるわけなんですが、その後期計画の策定に向けて順調に取り組みなされていると存じますが、施策を展開する上で、推進状況の定期的な検証、そういうものをしっかりと行っていくのに、現在の子育て支援係という形に体制がなっているわけなんですが、組織体制が、私としては何か十分ではないような感じをするんですが、その点についてお伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 子育て支援策についてのご質問にお答え申し上げます。

 子育て支援の各種事業につきましては、現在各担当部署間において連携を図りながら展開をしておるところでございます。

 さらなる連携を図るために、本宮市第1次総合計画におきまして重要な政策群の一つとして、次世代育成支援行動計画推進プロジェクトを位置づけました。次代を担う子供たちの幸せを第一に考え、子育て中の家庭の不安や負担を軽減できる環境、また安心して子供を産みやすい環境の整備を目指しております。

 今後取り組むべき事業、さらには既に取り組んでいる事業において、関連する事業間の連携等を検討し、効率的な実施に向け、推進体制を整備してきておるものでございます。

 1つの目的を持ったプロジェクトといたしまして、横断的に展開し、推進母体として進めてまいりたいと考えております。

 ご指摘のように、室から係へ組織変更いたしましたのは、子育て支援を行う体制として、子ども福祉課として機能を充実したものであります。そのため、子ども福祉課では広範囲にわたる事業の掌握と調整を図り、推進の先頭に立って取り組んでおりますので、現時点では支障は特にないというふうに考えておるものでございます。

 今後も市民のニーズを基本といたしまして、市の身の丈に合った事業を重点選別の上実施してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) きのう付の民友の記事だったんですが、内閣府が男女共同参画社会に関する世論調査で、結婚しても子供が必要ないという方が、どちらかといえばという形も含めて42%あるそうなんです。その大きな原因は、恵まれない子育て環境にあるんではないかというふうに記事に載っています。今回も何人かの議員さんがこれから一般質問の中で子育てに関して取り上げているということは、やはり子育て支援に関してやっぱり行政の対応とか、施策が不十分でないかという感じが、そういう世論になっているのかなというふうに考えます。

 そういう形からいくと、1係、これ本市の子ども福祉課は5人体制です。課長、支援係長、家庭児童相談員、主任主査がいて、臨時職員がいると。これで児童手当とかなんかも、そういう形の対応する人もいる。そういう中で、次世代育成支援行動計画の実践、そういうものができるのか、各課を調整してそういう内容を取り込んだ中で、掌握し、調整していくというのを私にとっては大変な事務量ではないかという感じに思います。

 まして、今、後期計画策定するという中で、担当部署の数値目標とか、そういうのを掌握する程度で、前期計画の若干の手直し程度で計画が策定されるんではないかという懸念もあります。

 こういう世論の中で、広く住民ニーズにこたえるような施策、計画であって、政策が展開されなければならないというふうに考えますので、その辺の考え方についてもう一度お願いしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 子ども福祉課で今次世代福祉計画をいろいろ策定しておりますが、計画の中身といいますと役所の全庁にわたるような内容が多くなっておるのもご承知かと思います。そういった中で、その子ども福祉課がやはりリーダーシップとなりまして、この計画をいかに実践するかが重要な課題かと思います。そういう使命を大きく持って、5名が多いか少ないかというのはあれですが、これから後期計画をその職員の意識をどう持ち上げていくかが重要な課題かと思います。

 そういう形で、今後の子育て支援は世論調査にもいろいろな形で重要施策として私どもは認識しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 他市に誇れるような子育て支援策、支援計画実践をお願いしておきたいと思います。

 次に、宅地造成支援策を検討、実施してはどうかというふうに上げておきましたが、先月本宮駅利用促進検討委員会から、駅利用の促進に関する提言ということで中間報告がありました。1日当たり約3,900人となっている利用者を、市長が目指す5,000人には、短期的視野の方策では私自身は効果を上げるには大変難しいんではないかというように考えております。

 先ほど市長もちょっと話しましたけれども、先日職員講演会がありまして、その講師が冒頭話しておりましたが、本宮駅におりたら駅前をだれも歩いていなかったという話をなされました。休日ほど人通りが少ないのが現状ではないかと思われます。

 短期的なものでという話には、近隣の須賀川駅をちょっと考えてみますと、須賀川駅では花火大会等では臨時列車が増発されるとか、そういう感じの駅でございまして、ボタン園等もありまして、それであっても5,000人に至っていない状況のようです。やはり地方にあっては、交通手段というのはやはり車が主体ではないかというふうに思われます。

 そこで、私は、長期的視点の方策に掲げられております定住人口増加対策、これがやはりあらゆる面で大切な施策ではないかというふうに思うところでございます。そこで、その一環として、こういう経済状況でなかなか難しいことかもしれませんが、民間の宅地造成に対する支援、そういうものを検討していってはどうかと思いますが、その点についてお考えをお聞きしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 住宅等の新たな事業計画や民間住宅開発等の誘導策といたしまして、道路整備等の支援を図ること、これは人口増加を図る効果的な推進策の一つととらえるところでございます。

 近隣市町村で、また県内とか、県外でも実施しておる市町村もございますので、財政健全化計画とのすり合わせを勘案しながら、検討してまいりたいと考えております。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 現状を見ますと、大森・一ツ屋線ですか、途中まで道路整備されているようなんですが、本宮まゆみ小学校が市役所の西側に設置されておりますし、いろいろな状況からいうと、あの沿線あたりはもっと住宅地ができていいんではないかなというふうに考えておりましたが一向に開発が進んでおらないと。その宅地造成関係というのは、やはり勢いというか、地域の活性化というか、そういうものには大変重要なもんでないかなというように考えます。

 本市のみずきが丘の人口は、若年層までで岩根地区全体の半分以上占めているというような報告がありました。確かに急激な人口増加というのは、公共施設等の整備、そういうものに財政的にも容易でないというように、いろいろ難しい問題がありますが、人口の減少の抑止効果には大変意義あるものでないかなというふうに考えます。

 今、部長、話されましたように、そういう面で近隣の自治体等では造成地内の道路整備に関してある程度の支援をしていると、そういうことで定住人口の増加を図っているということでございますので、本市でも十分検討していただきたいというように思います。

 快適な生活のできる居住環境というのも人々が移り住むのに大きな要因を成しているのかというように思います。幹線道路の整備を図ることも大切でございますが、一番身近な生活道路の整備、これも大変重要です。総合計画の第1次実施計画、これ3カ年計画の中では約90の路線の生活道路の整備計画が掲げられておりまして、事業費別では約25%ということで、事業計画の割り振りではやむを得ない数値なんでしょうが、本市で改良舗装について、それぞれ幅員や用地協力とか、いろいろな整備実施に当たっての基準とか要件があるのかなというふうに思いますが、その点はどうなっているんでしょうか、お聞きしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 居住環境整備は十分かということのおただしでございますけれども、居住環境につきましては、生活を支える基礎となるものでございまして、住宅、道路、公共施設、公園などの都市施設の整備は、高齢者、障がい者、または子供に至る市民の安全かつ快適な生活を営み、定住を希望する重要な要素でございます。

 その中で生活道路の基準はあるのかという内容でございますけれども、道路につきましては、主要集落間や公益的施設などを連絡する1級道路、それと集落間などを連絡する2級道路と、その1級、2級以外のその他の道路という内容がございます。生活道路と考えられる道路につきましては、その他の道路に区分される内容でございまして、そういう観点から申しますと、基準はその辺にあるのかなということで、生活道路の位置づけをしておるところでございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) もうちょっと突っ込んでお聞きしたいと思いますが、その生活道路の整備の例えば舗装を実施する場合に、もう幅員が4メートル確保されていないところは舗装しませんよとか、舗装できませんとか、4メートル確保された時点で舗装整備しますとか、そういうルールづけは市の方では持っていないんですか、お聞きします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 生活道路を舗装するに当たってのその幅員の関係等は、詳細な基準、これについては特に定めはしてございません。道路等、生活道路として非常に日常的に危険な度合とか安全性も考えながら、または通学する子供たちが多いとか、そういう交通量の問題とか、そういうものを考えながら、舗装等については実施しておるということでございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) すみません、細かい問題で。それでは、交通利用とか必要度合とかというのの判断は市当局の判断でやっているということでよろしいんですね。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) そのとおりの方向で、市のほうで現場を確認しながら、要望等が上がってきた場合、または要望が上がらなくても市の考え方として、その周辺状況を日常的に点検してございますので、そういう点検のもとで実施をしておるということでございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 高齢者の交通手段の確保として、本宮地区においても実施されましたデマンドタクシーですか、これは利用された方々から大変助かっているというふうな声が聞かれております。

 しかし、新たな交通システム関係、これが利用者見込みの減により、今回補正予算に追加経費が盛り込まれております。その原因、利用者が見込みより下回っているということですが、原因分析、それから次年度における運行体制のあり方、現時点でどのように認識されておりますか、お伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 4月1日より新交通システムを実施してございます。新年度予算を編成する中で、いろいろと前年度のデマンドについては白沢の実績とか、あと巡回バスについては旧本宮町で実施してございましたその辺の実績をもとに、経費等々を計算させていただいた経過がございます。ただ、現実的には補正予算でも計上させていただいたように、当初よりかなり見込みが下回っておる現状でございますので、大きな要因としては新たに実施しております大字地区での巡回バス、これについてはまだ始まって半年以上、8カ月くらい経過してございますけれども、私どもの十分なPR不足、その辺が大きな要因ではないのかなと、そういうふうに原因としては受けとめておるところでございます。

 今後につきましては、デマンドタクシーも大字地区で今回実施しました。巡回バスについてもコースが4コースに分かれて、今までやっていないこまいところとかで、時間とか何かもやはりいろいろ変わった経過もあるということで、その辺の十分な理解が足りないのかなということも含めて、今後各地区において、その辺の巡回バス、それからデマンドタクシーその辺を十分理解していただくような、そういう説明会を実施してまいりたいと、そういうように考えてございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 今のPR不足というお話出ましたけれども、利用が伸びない原因というものをもうちょっと突っ込んで調べていただきたいというように感じます。費用対効果というか、そういうものからいうと、前の昨年までやっていたバスの運行もそうなんですが、今回もそういう形でいろいろなルート、4ルートですか、そういうものを立ててみても、市民が本当に便利で利用するような体制というか、その運行になっているんだかどうか、その辺が一番大切だと思うんですよね。そうでなくとすれば、バスでなくてタクシーを使えるような、利用券交付してとかなんとか、そういうことのほうが効果は上がるんではないかなという感じもするので、そういうもので検討していただいて、さらなる新たな交通システム体制を構築していただきたいなというふうに考えます。

 3番目に行きます。

 中心市街地の空洞化関係なんですが、先ほど職員講演会の講師の話もしましたけれども、まちづくり交付金等の事業、そのほか県事業とかで公共資本投資がなされているんですが中心市街地に、人通りが少ないということは、それを多くするのに、1つの施策ではあるでしょうけれども、駅利用の促進ということは、でも根本的にはやはりもっと申し上げました今は車社会でないのかということを考えれば、にぎわいのあるまちづくりというのはもうちょっと別な観点から施策を展開していく必要があるんではないかというふうに考えます。

 最近、何かこれはうわさだかどうかは知りませんが、私の耳には駅近くのお店屋さんが何か移転するんではないかという話も伺っております。やはりいろいろな補助事業、交付金事業を入れて整備しても、市の財源も出ているわけなんで、今後にぎわいづくりするのに中心市街地、駅の利用促進以外のやはり手法でも考えていかなければならないというふうに思いますが、その辺の考え方をお聞きしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 本市の中心市街地の空洞化についての現状認識といたしましては、全国的な傾向同様、居住人口や商業機能の空洞化、これは本市においても同じような傾向になっておると、そのように理解しているものでございます。

 その空洞化を防ぐために、国・県やもろもろの補助事業を導入しながら街路の整備なども実施して、何とかにぎわいづくりをする方向でハード的な事業を展開しておると。

 しかし、その投資効果というものはなかなか目に見えて多くは出てこないということで、にぎわいの基本である人が回遊するようなそういう状況にはなってないということでございます。

 駅というものは、中心市街地、駅を中心とした本宮市については町の顔になっておった。現在でもそういう状況には変わりないということでございますが、何せモータリゼーションの発達によりまして、どうしても郊外に大型店舗等々が出てまいりまして、人の流れはそちらのほうに変わりつつあるのかなということではございますけれども、今後とも中心市街地に多くの人たちが回遊するような、人が集まれるような、そういうにぎわいづくりをいかにつくっていきながら空洞化を防ぐ、そういう地域づくりを今後とも進めてまいりたいと。

 それには非常に難しい状況ではありますが、そのための努力をしてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 先日の福島大学主催のフォーラムで出た意見でもありますが、駅の東西自由通路、それから国道4号から町の中心に通ずる道路、これが現時点では吹上のほうからと戸崎のほうからしか大きいバスとかなんかは入っていけないということで、今回、丸大ハムのところの踏切整備したとしても、なかなか駅に直に行くのには横の道路が狭いということもありまして、そういう道路の整備の必要があるんではないかという意見が出ましたけれども、そういう整備についての見解というのはどうでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 2日に開催されましたフォーラムの中で、そういう市民の方々の意見等々が出されておるということは認識してございます。要は自由通路の必要性、それから4号線から市街地に入ってくるそういう東西の道路整備、それらは当然今後とも実施していかなくてはいけないと、そういうことで認識をしておる状況でございますけれども、まちづくり交付金事業で、現在23年度の中で東西自由通路の先ほどの大縄堀踏切、これについては22、23で前後の道路とあわせながら拡幅改良をするということで位置づけしてございます。あとは、下町・小幡線につきましても、ある程度用地の関係で現在進捗がちょっとおくれてはおりますが、何とか23年度までにはその整備を完了させるような方向で考えてございますので、その辺の状況を見ながら、自由通路、それらもにらんで今後の計画の中で検討をしてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) まちづくりの基本的な考えということでお聞きしますけれども、今の道路整備とか、地域土地利用の絡みとか、そういう基本的なものは都市計画にあるのかなというふうに考えます。前にもお聞きしましたが、23年度には都市計画のマスタープランの見直しを行うという計画であるそうでございますが、この見直しの策定に当たる手法というんですか、手順というんですか、これについて住民、市民の意見が入り込むというか、取り入れられるというか、そういう手法になっているのかどうか、その辺について、進め方についてお伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部次長。



◎産業建設部次長兼建設課長(堀井和廣君) 23年度から予定してございます都市計画マスタープランの整備の手法でございますが、まず、住民の方々、学識経験者の方々等の意見を踏まえながら整備を進めていく予定でございまして、その進め方の中で住民の方々からもその都度ご意見をいただくような進め方で進めてまいりたいと考えてございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 都市計のマスタープランとちょっと関連あるかもしれませんが、前もちょっとこの件も話してあったんですが、合併したことによって都市計画区域や、今現時点、市の総合振興計画も立てたことなんで、土地利用のあり方についての用途指定区域の見直しですか、そういうものについてはどのようにお考えになっておられますか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 都市計画マスタープランの見直し、それが23年度から開始する予定でございますけれども、その中で用途も含めた、それからいろいろな土地利用の関係で、もろもろの土地政策についてマスタープランの中で位置づけをするということで、今後見直しの中で用途も含めて検討してまいりたいという考えでございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 住民と協働の地域づくりということでお伺いします。

 市民一人一人にまちづくりの担い手であることを認識してもらい、自主的、主体的な活動の企画、参加を推進することが魅力と活力のあるまちづくりにつながるというふうに言われております。そのために、町内会や行政区の活動の活性化が大切ではないかというように思います。

 合併後、これらの活動の支援する予算の説明の中では行政区振興報償金というものがありますが、このありようについて、当局で随分検討されておりますが、まだ結論に至っていない状況かと思います。基本に立ち返って、支援の対象とすべき事業等の仕分け、これを基準を設けてつくるという形でないと、なかなか説明聞いていると、旧態依然のを引っ張ってきてしまうと難しいのかなということで、担当部署でも悩んでいるのかなと思います。その辺の考え方、やはり1回リセットして新たなものを考えていくと。協働のまちづくりをするのにはどうなんだということから考えれば、もう一回最初から練り直していく必要があるのかなと考えますが、現時点でどのような状況であって、どう考えられておりますかお伺いしておきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 地域振興報奨金でございますが、現在、担当部署のほうでいろいろ検討させていただいております。やはり地域づくりといいますか、地域の振興でございますが、それぞれ地域の特性というものもございます。やはりそれぞれに合ったような振興活動を行っていただきたいというふうに考えておりまして、この報奨金につきましても、それぞれの振興策というか、そういう活動に対して助成をできるような内容にしていきたいというふうに検討いたしている状況でございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君。

     〔8番 渡辺秀雄君 登壇〕



◆8番(渡辺秀雄君) 各委員会等を立ち上げる場合に委員の選定に、先ほどの都市計のマスタープランの関係もありましたけれども、公募枠を設けて住民が参加できるような体制、それは男女共同参画云々もありますし、いろいろな形で公募という形をとってきておられるということはわかっているんですが、これ時々忘れられているような場合があるようでございます。協働のまちづくりには、こういうことも大切でないかなというふうに考えます。

 違う自治体のもと、行政サービスを受けてきた住民においては、行政サービスが悪くなることに抵抗を覚えるのは当然でございます。でも、それを乗り越えて一つにならなければ市の発展は期待できないと思います。そういう観点から市当局においても今後ますます努力していただきたいなということをお願い申し上げまして、私の一般質問を終わりたいと思います。

 ありがとうございます。



○議長(矢島義謙君) 8番、渡辺秀雄君の一般質問を終わることにいたします。

 暫時休憩いたします。

 再開は11時10分といたします。



△休憩 午前10時57分



△再開 午前11時10分



○議長(矢島義謙君) 休憩前に引き続き会議を行います。

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△次藤栄君



○議長(矢島義謙君) 日程に従い、一般質問を続行します。

 次に、通告2番、議席2番、次藤栄君の一般質問を行います。

 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 通告に従いまして質問いたします。

 8月30日に行われました衆議院議員総選挙において、民主党が予想どおり308議席を獲得して政権交代を果たしました。ひとたび選挙結果が出れば、与党となった民主党はさまざまな改革を求めている国民に対し、国民の目線に立ち、みずからのマニフェスト実現のために厳しい戦いを勝ち抜かなければなりません。

 しかし、国民の心と乖離した政権運営をすれば、国民から次の選挙において厳しい判断を受けることを肝に銘じながら、国民の目線に立ってかじ取りを行ってほしいと思っております。

 現在の日本経済状況は極めて厳しいものがあり、例えば今後景気はよくなるのか、デフレ経済は克服できるのか、雇用は改善できるのか、少子・高齢化の現実に対応できる社会保障制度を確立できるのだろうか、あるいは年々悪化する地方経済をとめることができるのだろうか等々、鳩山政権には課題が山積しております。

 そうした中で目を見張るのは、各省の大臣がマニフェスト実現のため強い意欲を示し、矢継ぎ早に打ち出した八ッ場ダムの中止や中小企業の貸し渋り・貸しはがし対策法案、米の所得保障、また自民党が行った補正予算の見直し等、政策転換を国民の前に率直に発言する姿は、私にとりまして実にさわやかであり、今までの自民党政権時代の大臣にはなかったことであり、多くの国民が新鮮さと政策方針の期待を感じているのではないかと思います。

 さて、そこで、市長は、今回の衆議院総選挙において、根本先生がいなければ本宮市の政策は実現しないと支援したことを聞き及んでおりますが、鳩山政権が誕生し、今後どのような認識を持って対応するのか所見を市長に伺います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 議席2番、次藤議員のご質問にお答え申し上げます。

 去る8月に行われました第45回の衆議院選挙におきまして、民主党が308議席を獲得し、50年にわたり我が国の政治を担ってきた自由民主党にかわり、9月16日に民主党鳩山政権が発足したところであります。

 これは、現下の社会経済情勢を背景として、有権者皆様方が判断した結果だろうということで厳粛に受けとめながら、誕生されましたことをお祝申し上げたいと思います。

 これからでありますが、いかに国民が幸せになっていくかと、あるいは国民がいかに活気づいていくかと、こういうことが大変大事なことだろうと思っております。かわりました民主党の国会議員の皆さん方にもあいさつをさせていただいているところでございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 国による要望活動については、民主党は幹事長を一元に取りまとめるとの方針を打ち出しております。これは、直接中央省庁に要望活動ができない方針であります。本市においては、最重要課題として阿武隈川左岸築堤の推進が望まれます。これについてはどのような認識を持ち、どのように対応するのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 阿武隈川の今後の要望活動をどのようにしていくかというご質問でございます。

 政党は政党、政府は政府といいますか、実際進める省庁もそれぞれあるわけであります。基本的には両方にご説明をしながらお願いはしていきたいと、このように考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 民主党は、無駄を徹底的に排除する政権でありたいと言っております。事業仕分けは無駄遣いを洗い出す手法であり、事業を削るのは入り口、議論を通じて事業の背後にある組織や制度を整理して変えていくことが大事であると、行政刷新会議の中で行っております。各大臣もかなり苦労しておりますが、国民の約70%以上の方々が、事業仕分けに対して支持をしております。

 無駄をなくすという主張は私も同感であり、自治体においても、民間人を含め事業仕分けチームを編成し、要するか、不要かとの事業選別をするなどしております。国ばかりでなく、県、市町村においても行政の無駄をなくすべきかと考えます。

 行政に携わる市職員、市執行部の皆さんは、無駄はないと思っている方々も多いと思いますが、市民目線とは少しずれが生じているのではないかと私は思います。

 そこで、来年度の予算編成には本市においても無駄をなくすため、事業の仕分け、選別、見直し、変更するなど市民目線での無駄を見つけ出すとの考えのもとに、積極的に改革に取り組むべきだと思いますが、どうでしょうか、伺います。

 また、来年度の予算編成方針における基本方針についても伺います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 国のほうで事業仕分け行っているわけでございますが、やはり毎年行っている事業、必ずしもそれが最良のものであるというふうには思っておりません。来年度の事業の中で、それぞれ各部署から予算要求しております。それらにつきましては、予算のヒアリング、予算の査定の中で、その部分につきまして判断をしながら、来年度の事業について決定していくということで進めております。

 来年度の予算編成の基本方針でございますが、これにつきましては、庁内的には予算編成事務の説明会がございます。そういった中で予算編成の方針というものを各部署に通知をいたしまして、その中で予算の要求というか、予算の計上をしております。

 先ほど申し上げましたように、緊急の課題であります阿武隈川築堤とか耐震化関係、それからことしも行っておりますが、それぞれ農業の振興、それから健康増進と子育て、それから駅利用の5,000人突破、そういったものを含めまして総合計画と財政健全化に計上してございます主要事業についても継続をしていくということでございますが、それらにつきましても予算の査定の中で判断をしていくということでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 役所の施策はマンネリ化しているのではないかと感じているので、できるだけ市民目線での無駄をなくす努力をすることを要望いたします。

 政府では今回、いわゆるアニメの殿堂など、数多くの箱物を取りやめることになりました。勇気ある決断だと思います。国を初め、多くの自治体が少子・高齢化が進み、年々社会保障の割合がふえておりますが、その額自体はそれほど大きくない。むしろ問題なのは、庁舎、公民館、体育館、プールなど箱物施設に係る管理者や人件費などにあると思います。

 各自治体は、つくるということ自体が目的化したため、自治体は必要以上に施設を持つようになりました。それに伴って、管理者や張りつく職員もふえ、無駄な投資の上に無駄なランニングコストが上乗せになり、金・人の非効率的な配分のみ限られた予算の有効活用を阻むこととなっていると思います。これは、施設はないよりあったほうがいい、行政サービスは金の損得だけで考えていいのかという首長、議員、市民の単純な精神論を覆す評価手法をだれもが持っていないことが原因であろうと思います。

 国民、市民、議員は総論で行政コストの削減や、無駄な公共施設の縮小を歓迎しますが、いざ地元や団体など既得権に絡んだ予算が縮小されると抵抗勢力となることが多いのも事実かと思います。そこで、明らかにニーズの低い、コストに合わない箱物施設は今後原則つくるべきではないと思いますが、市長に考えを伺います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 新たな行政サービスを行う場合、これまではどうしても箱物をつくっていくというような方向性もございました。しかし、必ずしも新たな施設を設ける必要はないというふうに考えております。建物につきましては、その建設費用、さらにはその後の維持管理におきましても非常に大きな負担を伴うものでございます。そのようなことから、新たな施設、いわゆる箱物の設置につきましては慎重に検討してまいりたいというふうに考えております。

 現在の状況としましては、学校施設等について耐震診断の結果をもとに、耐震化対策の優先順位を定めまして財政健全化計画を損なうことがないよう、計画的に進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 本市においても、箱物等いろいろな事業を推し進めてきた中で、借り入れした市の利子でありますが、平成20年度末で約69億円であり、国の補償金免除借りかえにより繰上償還しておりますが、民間銀行等からの借入金利子を見直し、減額等の交渉などはしているのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 総務部次長。



◎総務部次長兼財政課長(移川英也君) ただいまのご質問でございますが、借り入れ等につきましては、補償金免除等については今年度まで制度がございますので、そちらを活用して借りかえを行っていきたい。さらには、全体的にも利子の軽減ですか、こちらのほうも考えながら償還をしていきたいというふうに考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) ただいま交渉はしているのかという話を伺ったわけなんですが、その件についてはどうでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 総務部次長。



◎総務部次長兼財政課長(移川英也君) 補償金免除の借りかえにつきましては、交渉しまして、実際に入札等を行いまして安いものについての利子に借りかえを行っております。

 そのほかにつきましては、いろいろ制約等もございますので、内容を検討しながら今後実施していきたいというふうに思っております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 交渉等の努力もしていただくことを要望いたしたいと思います。

 自分たちの自治体が箱物施設で借金が膨らみ、市民サービスの低下となれば、住みやすさ、住みたいと思う人の判断材料となる自治体の借金の総額、また実質公債費率、市民サービスの内容でありますので、財政状況を判断して対応していただきたいと思います。

 事業仕分けの観点からですが、さきの私の議会における一般質問において、東京都での農産物販路拡大でのアンテナショップは一定の成果が出たということで、民間の福舞里にお任せをし、また地産地消の理念のもとに地元商店街の空き店舗を利用した生産者が自由に販売できる、交流人口をふやすことができる地元農産物の直売所を検討するべきではないかと伺いました。

 答弁では、空き店舗対策等々の有効活用できるような部分がある。総合的な商店街、農業、それらが発展拡大するようなことを含めて検討したいとの答弁でありました。それについてはどのように検討しているのか、また具体的な内容を伺います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) ただいまのご質問の空き店舗を有効活用した中での農業、商業の発展・拡大と、そういうおただしかと思いますが、農業振興につきましては、現在なかなか国の政策も変わりつつある中で、非常に厳しい状況にあるという認識をしてございます。そういう観点から、農業振興につきましては今後とも力を入れて進めなくてはいけないなと、そういう考え方を持ってございます。

 また、商業につきましても、やはり大型店舗が郊外にできつつある、できている状況の中で、人の回遊もそちらのほうになっておるという、やはり厳しい状況にあるということでございますので、それらを勘案しながら、農業・商業の振興対策を今後とも有効な手段が打てるような、そういう内容で検討してまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 福舞里の件ですが、民間の福舞里へは市のてこ入れが必要であると伺っております。であるならば補助金等で支援をして、そのほかは市は深く関与すべきではないと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 農業振興につきましては、厳しい状況の中で株式会社福舞里が販路拡大のために東京都世田谷区民祭り、国分寺祭りまたは高円寺の商店街、日大経済学部や相模女子大との連携のもとに野菜等の販売をしておるということで、現在、徐々にではありますが、その有効な形が見えつつあるという状況でございます。また、それらを受け入れて、市内の民間業者が都内の中で独自に本社が野菜を販売をしておるというふうな新たな芽も育ってきておると、そういう状況の中で、株式会社福舞里がなすべき内容はまだまだあるのかなという観点で考えてございます。

 そういうことから申し上げますと、農業振興の発展、拡大のためにいましばらくの間、福舞里にお世話になる部分はあるのかなと、そのように考えております。ただ、補助金にするかどうかについては、今後査定も踏まえながらその中で検討をしてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) ぜひ検討していただきたいと思います。

 また、事業仕分けの観点からですが、敬老会についてであります。

 9月6日より10月5日まで13地区で開催され、前年度より144名の増、1,846名の参加者で、参加者の方々からは大変盛会のうちに終了したとの話を聞き、大変うれしく思っております。しかし、他の自治体においては、民間人を含め、事業仕分けチームを編成し、要か不要かの事業選別で具体的に敬老会の食事の補助金を、またバスの運行を不要とすることを賛成多数により可決いたしました。

 対案は、小学校の給食を採用し、年に一度の敬老会で小学校の給食を食べていただこうとする試みだそうです。こうすれば、おにぎりとたくわん2枚だと言われることもなくなります。食費と補助金も減額削減されると思います。これもまた民間人を含めての事業仕分けの効果だと思います。そこで、敬老会には皆様にも喜んでいただける小学校の給食を提供してはと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいまご指摘の給食センターといいますか、それらでございますが、現時点ではそういった視野は持っておりませんが、いろいろ食事の関係については、非常に高齢者の方々、参加者の方にはことしは喜んでいただいたというふうな状況でございます。これらのものについても、地産地消の観点から、内部のほうでも調査してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 場所についても各小学校で行うなど、方法もあると思います。敬老会に参加した方々よりも喜ばれると思いますので、ぜひ検討していただきたいと思います。

 次に、市が所有する土地の賃貸、また市が市民から借りている土地、さらに市が求めたいと思っている土地、市民が市へ売却したいと申し出ている土地についてであります。

 一昨年度から何度か土地賃貸料の件では議論されております。高木運動公園借地の件、公民館分館の借地料の件、また私も議会の一般質問において、駅前周辺駐車場の賃料の件も質問いたしました。もちろん相手がいるわけでありますし、経緯等状況も違いますので、ひとくくりの中では判断できないと思いますが、そこでまず、市が求めたいと思う土地について、また市民が市へ売却したいと申し出ている土地について、あるのかないのか、またどのように対応しているのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) まず1点目、市が購入したいと思っている土地があるのかどうか、また市民が市の公有財産を購入したいと思っている土地があるのかどうかという1点目のおただしでございます。

 これにつきましては、当然市といたしまして事業を進めていく上では用地が必要ということでございますので、それについてはことしもそういうような案件はあります。また、市民が土地を求めたいということにつきましても、これも現実ありまして、そちらについても少しずつ実行させていただいているということでございます。

 その売買価格の設定関係についての2点目のおただしでございますが、市がかかわる不動産売買には、事業用地の買収及び建物や工作物等の物件補償、さらには市有地などの払い下げによるものがございます。事業計画による用地の買収や物件補償につきましては、これは東北地区用地対策連絡協議会が調整しております公共用地の取得に関する損失補償基準によって運用させていただいております。また、この内容については国・県も同様のことというふうに思っております。

 この売買価格の決定に当たりましては、市に本宮市公有財産等評価審査委員会を設けてございまして、こちらに図りながら適正な価格を審査して決定をさせていただいていると、このような状況でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 例えば市が借りている土地でありますけれども、前提には、市の建物、公共施設がある物件ですが、売却しないと土地所有者が生活をする上で財政もままならない状況であるということもなきにしもあらずで、市の財政もあると思いますが、基本的に公共施設の土地は市が所有すべきと思いますし、こういう状況にある場合には、前向きな対応をすべきと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) この件に関しましては、市も議員のおただしのように考えております。基本的にはそのときの財政状況が許せば、市といたしましては、その財産を所有したいと、このように思っております。

 そういったことから、1つの事業を起こしていく上ではそういったものも検討の中に含ませていただきながら、進めさせていただいていると、このような状況にあります。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 公共事業により土地を提供していただいた物件等、残地の対応ですが、国・県はこの土地、残地についてはどういう対処をしているのか。また、市の基準等の違いはあるのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) 事業用地を買収するに際しましては、当然に不必要なといいますか、そういった残地が生じる場合がございます。残地の取り扱いにつきましては、その形状、それから周辺の環境、面積などにもよりますけれども、まず損失補償基準によります残地補償という制度がございます。こういったものも適用される場合があります。この内容につきましては、県及び国の事業におきましても同様に運用されているというところでございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 公共事業、道路拡幅で残地となった土地を買収し、ポケットパークにすることで現在工事が進められておりますが、これはまちづくり交付金事業の一環としてということであります。

 今後の土地建物に係る売買においては、一定の基準のもとに対応し、市民が納得できるようお願いいたします。

 賃貸についてでありますが、賃貸とし、年間使用料として支払ったほうが安価であると、財政面ではそういう考え方があること、また貸し手側は高価であると認識しているため、売ってしまうよりこのまま賃貸としたほうが有利であるとして売買に応じていただけないこと、借りるほうは安価を喜び、貸し手側が高価を望むのは当然であり、土地賃貸についてはそこに一貫性を持った姿勢で対応することが必要であると思いますし、土地評価額等一定の基準のもとに交渉すべきと思います。また、交渉しているとも思いますが、それについては今後どのように考えているのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) 市が必要とする土地、その中には買収以外にも賃貸の土地があるんではないかというおただしでございます。これは、その事業を展開する上で、その交渉の段階でどうしても賃貸としてならば協力をいただけると、そのような土地があると、それが現状に至っているということでございます。そういった内容でございますので、これについてはご理解をいただきたいと思います。

 なお、その土地の取得についてということでございますけれども、それについては、当然に契約で進めさせていただいておりますので、その契約の折々に含めて交渉させていただくと。取得の希望を申し伝えながら、そのようなご協力をというようなお話もしているというふうにも考えておるところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 例えば市が借地している公民館分館等は、白沢地区においては年間平米150円から160円と伺っておりました。市が貸している土地・集会場等は、集会所条例により年間平米約100円程度であります。確かに民間より借地しているほうが高いのはある程度やむを得ないかもしれませんが、市民福祉のためであるならば、借地に関しては今後の交渉の努力があっていいのではないかというふうに思うわけですが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) 白沢地区の分館の土地でございますが、それにつきましては、その交渉のときにでございますけれども、水稲の価格、そういったものを参照とさせていただきながら設定をさせていただいたという経過があります。また、市におきます集会所条例に基づく、いわゆる賃料と申しますか、地代と申しますか、これにつきましては300平方メートル以下につきましては月1,650円、300平方メートル超えるものについては1月3,300円というふうな設定をさせていただいてございます。こういったものについては、市としましても安いのではないかというご意見もありますが、これについては地域コミュニティを保っていくんだという観点から、これについてはこの条例に基づいた形で進めてまいりたいと考えておるところでございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 高木運動公園の借地に関しては大変議論されております。地権者との交渉は、その後どのようになっているのか伺います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 運動公園の賃借料につきましては、9月定例会の中でも議論のあった内容でございます。そういうことで、その後鋭意努力しながら土地の購入について交渉をさせていただいておるという、そういう状況でございまして、まだどうこうというはっきりした決には至っていないと、そういう状況でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 賃貸契約は、間もなく契約終了というふうに伺っておりますので、最終判断をするときにあると思います。時代の状況に合った金額で結論を見出せるよう努力していただきたいと思います。

 次に、市が貸している土地についてでありますが、近傍類似固定資産評価額等を参考に、行政財産使用条例により計算方式により平米単価を設定し賃貸料としているとのことであります。民間企業、また個人へ市が町中あたり駐車場として貸し付けている料金は年間平米約1,100円から1,400円程度であります。この賃貸料は妥当な金額と認識いたします。

 しかしながら、モットコムへは指定管理者とし、年間平米80円で賃貸しております。金額の差額に奇異を感じております。個人が自分の駐車場として使用している場合の非営利目的と、賃貸した土地により駐車場として利益を上げている、いわゆる営利目的の2つに分類することができるかと思います。

 そこで、土地賃貸料については、土地代を分別し、土地評価額等の基準のもとに、行政財産使用条例の変更を検討すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 総務部長。



◎総務部長(渡辺友衛君) 行政財産の使用料に関しましては、行政財産使用条例に規定がありますので、それに基づいて現在設定をさせていただいているところでございます。

 その営利目的と非営利目的それぞれに新たな賃借料の設定が必要なんではないかというふうなおただしかと思います。これにつきましては、市としましては、現在それの区分差を設けるというふうな内容にはなってございません。今後、公的団体の賃借、これは除かれるものかと思いますけれども、今後、その点については調査等、よその市町村の状況等も調査をしながら進める必要もあるかなというふうに思っておるところでございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) モットコムの件につきましては、事情が事情ですので理解はしておりますが、契約更新時において、また現在のモットコムの借入金返済が済んだ後には、他の賃貸者との比較検討しながら、市民が納得いく賃貸料に改定することを要望いたします。

 次に、中心市街地活性化について伺います。

 中心市街地は、中心市街地活性化法に基づき、アイデアと新しい取り組みに挑戦するなど、徐々ににぎわいを取り戻しつつある商店街もあらわれてきております。本宮市も、まちなか再生事業により、道路、商店街もきれいになり、駅前道路もまちづくり交付金事業により拡幅されようとしております。

 しかし、道路を改良したからにぎわいが創出されるものではなく、全国ほとんどの市街地は長引く不況により消費の減少と失業者がふえたことにより、にぎわいは郡山市、福島市、いわき市、会津若松市、4大都市においても空洞化が進み、弱体化が進行しております。

 本宮市においてもかつては駅前周辺が中心市街地でありましたが、車社会の進展とともに郊外に中心市街地が移動していることも事実であり、例えば4号線、市庁舎周辺、エイトタウン周辺、ベニマル付近、白沢地区においても総合支所周辺が中心市街地となってきていると思います。

 私は、中心市街地の活性化イコール商店街の活性化と位置づけることは適当ではないと思います。商業振興策の延長線上に中心市街地の活性化があるのではないと思います。中心市街地の活性化とは、にぎわいがある町はそこに住む魅力、遊ぶ魅力、行ってみたいという魅力があり、人々が集まる町であると思います。中心市街地活性化は商店街の振興発展だけでなく、市中心部の住宅や職場の確保、子育て支援の充実や医療の整備など、総合的な判断のもとに施策として打ち出す必要があるのではないかと思います。

 そこで、本市においては、中心市街地とはどの地域を指して考えているのか、また取り組んでいる視点を改めて伺います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 本市における中心市街地の地域指定はどういう考えのもとでというおただしかと思いますが、その中心市街地の位置づけにつきましては、本宮町当時の平成11年3月に国の認定を受けた区域となっております。認定を受けました区域設定の主な理由といたしましては、1つに、商店街の組織化や公共交通の結節点など、都市機能の中心的役割は集積程度が高い区域、2つ目には、既成市街地において人口の減少や65歳以上の高齢者率が高くなっているなど、機能的で良好な都市活動の確保や経済活力の維持に支障があるか、あるいは生じるおそれがあると認められる区域、3点目は、当該区域の活性化が市及び周辺地域の発展にとって有効かつ適切であると認められる区域を、中心市街地の区域設定の考え方として位置づけてございます。

 それでは、具体的な区域といたしましてはということでございますけれども、交通の大きな結節点である本宮駅を中心とする市街地で、おおむね商業地域、近隣商業地域とその周辺部の範囲ということでございまして、具体的にはJR東北本線の東側から阿武隈川との間の区域で、南は薬師堂、北は安達太良川の区域とし、またJR東北本線の西側につきましては、都市計画道路万世・舘町線及び万世・栄田線とJRの間で、南は市道太郎丸・花町線、北は安達太良川の区域と定められているところでございます。そういう観点からは中心市街地の活性化に取り組む視点及び基本的な考え方といたしましては、市民の皆様が集まり集うにぎわいの中心的な場所、それが中心市街地であると考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 人口の減少、それから急速な高齢化が進行する中で、まちづくりの総合的な見直しが必要かと思いますが、考えを伺います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 確かに現況はドーナツ現象ということで、商店街、大規模店舗等々が道路沿線に移動しておるという状況で、中心市街地の空洞化というものは本宮市だけではなくて、先ほど議員おっしゃったような郡山市、それから福島市においても何ら変わりない、全国的な傾向であると、そのように考えております。

 しかし、中心市街地というのはやはり一定のにぎわいをつくる拠点、そのような考え方をとってございますので、そういう拠点となる中心市街地をいかに活性化、にぎわいをつくるか、それが周辺の地域に波及し、結果として地域全体、市全域に活気と活力が出てくる、そのように考えておるところでございますので、今後とも地域づくりの中で総合計画をもとに、中心市街地が活性化なるよう、各方面と協議しながら努力してまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 本宮市においては、地域に配慮した均衡のとれた発展を目指すことを要望いたします。

 次に、無料駅前周辺駐車場について伺います。

 車社会となっている現在、自分自身が選択できる商店や特に大型ショッピングセンターの利便性が高い状況にあります。よって、駅前商店街にとっては無料駐車場は必要不可欠なことだろうと思います。原則は、各商店街は自己管理のもとに駐車場を設置すべきと思いますが、二、三軒ぶらりとショッピングとはいかず、複数店への買い物、また夜の飲食等には車で来て、帰りは代行ということもあり、無料駐車場の拡大の意義は大変大きなことであろうと思います。

 そこで、無料時間を二、三時間にするなど、駐車場の利便性を勘案し、無料駐車場の拡大をすべきと思いますが、いかがでしょうか、伺います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 駐車場につきましては、現在駅の北側にございます九縄北駐車場、それから南駐車場もございません。北駐車場につきましては、月決めと一時駐車の方向によりご利用いただいておると、そういう状況でございます。一時駐車のご利用につきましては、18台利用できるスペースを確保しておると、そういうことで、時間的には1時間まで無料で駐車できるような配慮をしてございます。買い物をされる方々は、そこを利用されておると、そういう現状でございますが、現在のところ特別なイベント等がない限りは満車になったということもない状況でございますので、駅周辺の無料駐車台数の拡大につきましては、今後の利用実態を見きわめながら利便性の向上に努めてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 本宮市民のみならず、他の市からも利用していただき、交流人口の増を図る施策にもなると思いますので、検討していただきたいと思います。

 次に、子育て支援と少子化対策について伺います。

 子育て支援は国を挙げて、国民との合意形成を図りながら取り組むべき極めて重要な課題であり、国・県、市町村、企業などがそれぞれ役割を分担しながら、子育てと仕事の両立支援、安心して子供を産み育てる環境づくりのために取り組まなければならないと思います。

 現在の経済状況においては、親としては子供を育てるからには、小さいころからできるだけ苦労させず、習い事や塾通いをさせ、いい学校を出ていいところへ就職できるようにしてあげたいと思うのは当然だろうと思います。だから、せいぜい1人か2人の子供に精いっぱいの愛情を注いだほうがいいと考える社会環境になっております。

 また、貧困により病院に行けぬ子増加、治すのは学校の保健室との報道がされ、親の経済格差は教育格差にとどまらず、健康格差となって児童・生徒に広がっております。

 少子化が進む背景にこのような社会環境の変化や、人々の社会や家庭に対する物の考え方が大きく作用しているとすれば、国が打つべき少子化対策として、子育てに対して負担を軽減する措置を講じることが有効であります。

 このたび鳩山政権が来年度から実施しようとしている子ども手当こそまことに有効な施策であり、時宜を得た施策と高く評価するものであります。よって、子ども手当についての所見を伺います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 子ども手当の所見でございますが、現在の政権である民主党のマニフェストによりますと、子ども手当につきましては、次代の社会を担う子供の成長及び発達に寄与することを目的に、中学卒業までの子供さんに支給するということでございます。

 これにつきましては、非常に子育て支援の関係でいろいろなまだ国での課題を検討中でございますが、いろいろマニフェストの内容を今後変更しないで実行していただくのは非常に難しい部分もあろうかと思いますが、市としても有効な施策としてとらえておるところでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 少子化対策の中で重要な一つである保育事業につきましては、市町村みずからの判断で行うものであり、公立保育所の運営費の一般財源化や保育所整備費が公費化されるなどで、市町村の役割が大きくなっております。

 政府においても、保育所の待機児童の解消に努める施策が検討されており、県においても施設整備費に対する補助金についても、新たに安心子ども手当基金をもとに、新築・増改築に総額県5億円補助と報道がありました。そこで、本宮市において保育所の待機児童はどのような状況か伺います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 本市の待機児童の状況でございますが、11月30日現在の保育所における待機児童につきましては、ゼロ歳児で3名という状況でございます。しかしながら、11月中に退所者がありましたので、空きができたことから、12月に2名の入所ができる見込みとなっておるところでございます。そういう状況でございますので、現在の待機児童は1名という状況でございます。

 待機児童につきましては、当初の保育所、申し込み時、4月の段階でございますが、発生はしておりませんけれども、年度の途中におきまして発生をしている状況でございます。

 市といたしましても、保育所の保育状況等確認しながら、待機児童が発生しないように対応してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 11月30日現在、ゼロ歳児が1名ということで、新聞報道によりますと、待機児童は潜在的にさらに多いのではということも報道されております。認可保育園及び認可外保育園が今日まで児童福祉の一端を担っている成果は大変大きいものがありますが、待機児童の解消を図るために民間へゆだねることも一つの方法かと思います。

 そこで、民間の認可保育所及び認可外保育所に対し、整備費を一部補助すべきと考えますが、伺います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 市内の民間の認可保育所につきましては1カ所、認可外保育所につきましては2カ所ございます。民間の施設整備を図る場合には、市といたしまして、国の次世代育成支援対策施設整備交付金等を活用しながら支援をしてまいりたいというふうに考えております。3施設から整備の予定は現在のところないというふうに確認をしておるところでございます。

 また、施設整備とは若干異なりますが、認可外保育園に対しまして運営費、それから健康管理費、教材費等の補助を実施しておるのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 次に、幼保の教育についてでありますが、幼保一元化と言われており、市立保育所においても民間保育園と同様の教育を推進すべきではないかというふうに思いますが、現在の状況と今後の取り組みについて伺います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 市内には、先ほど申し上げましたように、2つの認可外保育所と認可保育所1つがございます。さらに、民間の幼稚園につきましても1幼稚園があるところでございます。

 市におきましては、これらの民間の保育所、幼稚園に呼びかけをいたしまして、保育所を対象にいたしました研究会を定期的に開催して、基本となる幼児教育の共有化を図っております。

 ただし、一部の民間施設では独自の幼児教育方針を持っておりまして、経営をしておるところもあります。一体的な幼保一元化というところまではまだ行ってないのが実情であります。

 教育委員会といたしましても、今後も市全体の幼児教育の充実に向けて努力をしてまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 2番、次藤栄君。

     〔2番 次藤 栄君 登壇〕



◆2番(次藤栄君) 教育については、同等の教育を受けられるように、保育士等の環境整備に取り組むことを要望いたしまして、質問を終わります。



○議長(矢島義謙君) 昼食につき、暫時休憩いたします。

 再開は午後1時といたします。



△休憩 午後零時02分



△再開 午後1時00分



○議長(矢島義謙君) 休憩前に引き続き会議を行います。

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△島田和夫君



○議長(矢島義謙君) 日程に従い、一般質問を続行します。

 次に、通告3番、議席19番、島田和夫君の一般質問を許します。

 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 通告いたしました大きな3項目について質問したいと思います。

 市長の日程なんかを見ておりますと、大分市長になってから市長会のいろいろ主催する行事、また市長会の研修会、こういうのに参加しているということは、市長自身が市民のために市長の役割とは何かということで、相当3年間ですか、期間を通しながら勉強しているんだなということで、大変市長の姿勢に感服しているところでありますが、それでお聞きしたいことは、今回、長い間続きました自民党の政権というのが崩壊いたしました。今回は民主党の政権になりましたが、そういう時期で地方分権及び道州制ということについて、これは地方自治の非常に根幹的な私問題ではないかと、こう思って通告しているわけなんですが、そういう意味で、ある意味で崩壊と言っては、市長自身も自民党員だそうですから怒られるかもしれませんが、今回自民党が負けたことについての地方分権及び道州制について、原因はどういうことだったのかということで市長の見解をひとつお聞かせ願いたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 議席19番、島田議員のご質問にお答え申し上げます。

 自民党が敗れたことによって分権あるいは道州制、そういうのが国民としてどう判断されたのかという大局的な視点かと思いますが、基本的に2つのことが地方分権、あれは12年だったかと思いますが地方分権法ができまして、進めてまいりました。そういう中で道州制というようなこともまた浮上をしてきたという経過があるわけであります。

 私個人的には、とにかくもっと地元に自由裁量がある程度地方にあるようにと、こういうことは最初から一貫してどこへ行っても話をさせていただきました。そういう中で道州制について、話させていただきますと、やはり道州制を論じるならば、どこでも話させてもらっていますが、やはり国の役割、地方の役割を決めないことにはまず始まらないんではないですかと。そうでないと、道州制の形はやはりもっと強い中央集権になるんではないですかと、こんな話をさせてもらってきて今でも変わらないところであります。

 地方分権につきましては、これはぜひ地方の裁量をもっとふやしていただくと、こういうことで考えていることでありまして、今までとこれからの違いはどう判断するかということだと思いますが、そういう中でいいますと、地方分権と言いながら、やはりあるやつを分けて与えるという雰囲気の分権が今まで進んできたのではないのかなと。これからの今言われております地方分権については、地方が、地方主権がどこまでか私もそこまではつかめません。地方主権ということになれば、本当に税制も含めて、財務面も含めてある程度ないとそこまでは言えないのかなと。地方分権という中で、もっと進んだ形で臨む姿は、もっと裁量権を地方に与えていただくと。大枠は国のほうで決めると、詳細は地方のほうに任せると、こういうことの形になればいいなと願いを込めながら、今の分権の理論を聞いているという状況であります。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 何ていうんですか、地方分権の必ず後には道州制があると。道州制があるということは、権限を与えるにしても金は出さない、人は減らす。さらに、今回の出されている民主党でいきますと地域主権というような言葉が今回は言われてきている。地方分権から地域主権という形。しかし、地方主権の後にも、小沢氏の言われる本なんか読んでみましたらば、今度は300くらいの自治体にするんだというようなことでいきますと、地方主権ということもまたこれ非常に金も出さない地方分権と道州制とさほど変わりないものが出てくるんではないのか。結局、私は団体自治と住民自治というものでいくと、団体自治は強めるけれども、住民自治というのが狭められる地方分権なり道州制なり、また地域主権なり、いうようなことが非常に危惧される今の自民党から民主党になって、民主党は非常にいいかもしれないけれども、まだ非常に恐ろしい面も一面持っているということで、団体の役割というものが今ほど私非常に地方自治体にとって重要な時期が出てきているんではないかな、こう思っているわけなんです。

 そういう意味で、やはり団体事務だけが強くなったんでは住民自治というのが非常に弱められる可能性が強くなってくるということで、それこそ首長の姿勢というものが、これからますます私は住民の役割を守っていくということで大切な時期に入ってくるんではないかなと、こう思うんですが、市長は今の政権交代を見てその辺はいかにお考えになっているか、もう一回お聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 今回の選挙では、私もマイクを握った一人でありますが、今回の選挙は例えばどちらが勝っても地方が大変難しい時代に来るんではないかと、こんなことは考えながら話をした経過があります。

 と申しますのは、国でこれだけの大変厳しい財政状況を抱えていると。こういう中に大きなショックといいますか、100年に一度というような厳しい環境を迎えていると。そういう中でどこをどう絞っていくかとなると、やはり地方の、言葉が適切かどうかわかりませんが、まだ合併が進んでいくんでないのかなと。収入が確保できるとすれば、その辺なのかなというようなことを前から感じておったところであります。

 これからの政権、どういう方向を生み出すのか、そういうことに対してはどういう形を生み出すのか、定かではないわけでありますけれども、今、島田議員おっしゃったように、地方自治本当にしっかりとしていかなくてはならない。本当に住民を守っていくんだと、そういう気概を持った、そして国にも県にもしっかりと発言をしていく形が、今まで以上に必要だなということは認識をいたしております。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 次にちょっと入りますが、平和と核廃絶についてお聞かせ願いたいと思います。

 この本宮議会でも、また白沢議会の際にも核廃絶に対する陳情書に対する、また請願に対して、それぞれ議会で採択されているということを聞いておりますし、また市長自身も平和市長会議に参加して、県内4つの自治体の中の一つとして全国の400から500の首長さんが参加する広島・長崎のものに参加しております。

 今回、なぜこういうことを質問したかということになりますと、4月のオバマアメリカ大統領がプラハ発言ということで、改めて核廃絶というのが注目された。そしてまた、政権交代によって、鳩山総理が今度はアメリカからの脱却として核廃絶を目指すという非常に大きな声を出して、この日本の責任ということを改めて言ってきているという中で、首長として平和市長会議に参加している市長ですけれども、改めて今、この核廃絶のこういううねりの動きの中で感じている政治的市長の考えをひとつお聞かせ願いたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 我が国は世界で唯一の被爆国として、核兵器廃絶に向けた取り組みの強化を求める決議を衆参両議院本会議におきまして可決しております。

 さらに、1994年以来、毎年国連総会におきまして核廃絶に関する決議案を提出し、採択されております。

 これらの行動につきましては、核のない平和な世界を願う日本国民の姿勢を示すものであり、全世界から核廃絶の早期実現を念願するものであります。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) そういう今の答弁の中で、動きとして自治体としてどう考えていくのかなということが1つあるんですが、と申し上げますと、やはりこの長くこの核廃絶、もうお題目で言われているけれども、今広島・長崎は2020年ですか、それを目指して運動を進めるんだということで、非常に大きな運動を進めているわけですが、そういう中で各市町村の中で呼応するというか、別に市長会議に参加していない市であっても、例えば二本松市にしても8月6日と9日に原爆が投下された日にはサイレンを鳴らして、市民の皆さん方にきょうは原爆投下があった日ですよという、改めて注目してもらっていると。

 あと郡山市なんかでも、中学生を、小・中学生ですか、中学生ですか、原爆大会とかああいうドームのほうに参加させて感想文を出して、書いてもらってこれを市民に、原爆というのは改めてこういうもんだと。さらにまた、各自治体の中でそれぞれ独創的なものが取り組んでいるんですけれども、本宮市としても何か考えというのはありますか。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 核廃絶につきましては、本宮市、さらに市民の方、それぞれ願っているものでございます。市として、現在行っております行動等についてはございませんが、これらにつきましては今後十分検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 検討でどうしたらいいかわかりませんが、例えば本宮市にしても、グンゼのところにグンゼ跡地がありますが、本宮市での爆弾が投下された場所として残すべきでないか。何か一つの検証として残しておくべきでなかったかという、歴史的にいろいろ言われているところですけれども、残念ながらそういうものも一つもないということで、残念ながら、口ではいろいろと出すけれども、実際は残すところ、何かやろうというものになってくると、大分一歩も二歩も後ずさりしている向きということがありますから、ぜひ検討は前進の方向で検討していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、政治姿勢として、雇用・新卒の現況と対策ということで、私、いろいろ行政として政策をやっていくことは基本中の基本ですけれども、人間として生きる場合に、働く人が働く現状でないと生活ができないという、この深刻な実態。いうことは、やはり本宮市長としてもこれを真正面からとらえてもらわなければならないんではないかな。例えば新聞報道では、高卒者は50%ですか、新卒の場合は県内でいきますと50%だと。失業者は昨年よりも90万人全国的に多いと。そしてまた、この時期になりまして本宮市の大手の電気企業では今希望退職だと。これに応じなければ解雇になりますよということで、希望退職出したんだとか。夫婦の方は片一方はやめさせられるからということで、非常に深刻な話と、年の瀬を迎えて暗い話が随所から聞かれる現状なんですが、本宮市として、こういう新卒及び市内の企業の現状ということについてどのようにとらえているか、ひとつお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 全国的には、一部の業種におきまして、穏やかではございますが回復の兆しが見える企業も出てきておるという状況でございますけれども、福島県内におきましては、まだまだ大変厳しい雇用並びに経済情勢にあるものと認識しております。

 ハローワーク二本松管内におきます10月末現在の有効求人倍率につきましても、過去最低でありました5月、6月の0.17倍より若干上がりまして0.25倍となってございますが、求職を希望する方々の4分の1しか就職できない、大変厳しい状況が続いております。

 また、新卒者の現況、またはさらに、二本松管内においては10月末現在、就職内定者は60.3%で、前年同期が72%でありますので、約12%も落ち込んでおるということで、過去5年でも最低となる極めて厳しい雇用情勢にあります。

 今後の対策のおただしでございますが、職を失った方につきましては、地元漁業からの求人情報を見ながら、福島労働局並びにハローワークとの連携によりまして、求人情報をもとに求職者への相談に対応し、就職につながるような支援をしてまいりたいと考えてございます。

 また、新卒者への対応につきましては、市商工会長と連名によりまして、市内企業750社に新卒者の雇用のお願いをさせていただいたところでございます。

 市といたしましても、緊急雇用創出基金事業を活用いたしまして、新規高卒者のうち卒業までに就職が決まらなかった生徒を対象に、臨時職員の雇用につきまして県と現在協議を進めておるところでございます。

 今後も学校によります就職促進支援員と連携をとりながら、就職を希望している生徒がその希望がかなえられるような形で、市としても支援をしてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 今の話の中に市内の企業の状況ということ、どういう具合につかんでいるか、なかったんですが、その点改めてお聞かせ願います。

 あわせて1つ、去年からも、ことしからですかいろいろ問題になりまして、市としてもこの相談窓口を設けていろいろ対応してくれているということでは大変ありがたいことだと思うんですが、その割に市に相談する人が少ないということは、やはり相談窓口のあり方というものに、もっと親身というんではないんですが、職安に回すということでなくて、ある意味で生活相談も含めながらどうするのかということなんかも含めながら、やはり積極的なそういう人たちに相談できるようなもの、就職だけでなくて今後の生活も含めながら相談できるような体制のあり方というのをやはり検討していく時期なんではないかと思うんですが、その辺どうでしょうか。

 あと、県との協議の中で新卒者が就職できない場合、臨時でということですが、これの見通しというものがどういう見通しを持ってこれらが進められるかひとつお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 3点ほどのおただしかと思いますけれども、まず、1点目の市内の企業の状況をどのように把握しておるかということでございますが、大変申しわけございませんが、詳細につきましては把握できている状況ではないものと思っておりますが、一部企業さんにつきましては、昨年度の状況から約8割くらいまで戻っておるということで、正社員の方々が大変忙しい状況で仕事をされておるというふうなお話を伺っておる企業さんもございます。また一方、先ほど議員ご指摘のような形で、正職員を年末、年度末にかけておやめいただくような、そういう企業さんもあるというふうに聞いてございますが、詳細については把握できない状況であるということでご理解をいただきたいと思います。

 それから、相談窓口の件でございますが、どうしても窓口においでになった方々について、市の支援といたしましては、形としてハローワークへの相談をいかにするかというような、そういう形での相談になってまいりますので、直接企業にどこどこの企業さんが募集していますからという、そういう状況はどうしてもハローワークの情報に頼らざるを得ない、そういう雇用の状況でございますので、そういうことを積極的に進めながら、また相談窓口の設置状況についても、今後ともPRをさせていただきながら、市のほうにもそういう窓口がありますよということをご理解いただくような対応をしてまいりたいと、そのように考えてございます。

 それから、新卒者の雇用の関係でございますが、県と種々やりとりをしておる中では、緊急雇用創出基金、その使用方法について、以前は厳しいお話もあったんですが、こういう新卒者の状況にかんがみまして、前向きに検討すると、そういう回答はいただいておるところでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) ぜひ市内での正職員が解雇されるという状況というのは、やはり非常に深刻でないかという感じがしますので、万全なる市当局の体制というのを望み、不況対策にも市でできる範囲内ということは限られておりますが、それを力を尽くしていただければと、こう思います。

 次に、財政健全化計画についてお聞かせ願いますが、12月号の広報もとみやの市長のあいさつの中にも、すべての事業が順調に進んだということで、財政健全化の流れが書かれておりますし、また11月号の広報もとみやでもそれぞれが何か非常に財政状況というのが好転している状況が説明されておりますが、改めてこの順調に進んでいるということに対して、市民に対して説明する際、市当局として、財政健全化の順調な成果ということについてはどういう観点をとらえて市民に説明すべきだと考えているか、その点をひとつお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 順調な経過とあるが、どの程度かと、その根拠についてということでございますが、財政健全化計画における目標につきましては、まず第1に住民サービスの維持向上と産業の振興、第2に借入金の適正額までの早期低減、第3としまして合併協議における基本計画事業等の計画的実施の3項目であります。これらの目標の達成状況から申し上げますと、1つ目の住民サービスの維持向上と産業の振興につきましては、新たな住民サービスとしまして、小学生以下の児童の医療費の無料化や延長保育の時間延長、70歳以上の高齢者健康診査の自己負担の廃止等を実施しております。また、産業振興策につきましては、がんばる市民応援事業において基金による農業者や商工業者に対する支援を行っております。2つ目の目標であります借入金の適正額までの早期低減につきましては、今議会におきまして報告いたしました自主的財政健全化計画平成20年度実績報告にもお示ししておりますが、本市全会計の債務残高につきまして、平成20年度末の計画額が339億8,000万円であったのに対しまして、実績額が336億7,000万円と計画を3億1,000万円上回った低減が図られております。3つ目の目標であります合併協議における基本計画事業等の計画的実施につきましては、一部前倒しで実施している事業もありますけれども、計画的に実施が進んでいるところでございます。

 また、本市が唯一指標上で健全度合いが懸念されております実質公債費比率につきましては、平成21年度適用率で計画値が22%であったのに対しまして実績値が21.7%と、0.3ポイント上回った改善がなされております。

 以上のことから、本市の財政につきましては、計画どおり健全な財政運営に向かっているというふうに判断されるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 今、3点ほど説明がされましたけれども、そういう中で、例えばこの財政問題でいろいろ補助金を削減したり、事業費を削ったりという中で、今までも住民から要望が強くて、それを復活できないということはないのかどうかですね。

 あと、例えば使用料、手数料なんかで値上げしたけれども、これについても市当局としては、この財政健全化の中でそれぞれを克服してきたという認識なのか、その点についてはいかなるものなんでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) これまで市民の方に要望されて復活できないものということでございますが、これにつきましては、その状況について把握できておりません。

 さらに、使用料の値上げでございますが、これにつきましても、市の財政上、やはり適正な収入を得ていくということからしますと、これは随時見直しをしながら、適正な使用料をお願いしていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) そういう意味で質問したんではないんですが、結局、財政健全化計画を立てなければならない時点の中で、また旧本宮町にしても財政という問題の中で、それぞれ住民にしわ寄せした事業なり、また料金の引き上げなど、こういうものについてどういう経過がとられてきたかと、こういうことでの判断というのが財政健全化の一つの基準になるんだろうと思いますが、余りつかんでないということなんでしょうか。その点はどうでしょう。そういうのは余りもう心配ないと。市民のほうから市当局に対して不安材料として出てきているものはないということで認識していてよろしいんですか。



○議長(矢島義謙君) 副市長。



◎副市長(中野一夫君) それでは、私のほうからお答えをしたいと思います。

 ご承知のように今、財政健全化を進めているさなかであります。ですから、すべての部分で今までの遅政したというか、要望にこたえられなかった部分というのは多々あるかと思います。ただ、これについては議員もご承知のように、一歩一歩、今までできなかった重要な部分については復元もしておりますし、市民のほうからはいろいろな要望というのはこれは限りなくございます。例えば道路一つとっても、ご承知のように数多くの路線の改良も出ておりますし、しかしながら、財政健全化の枠の中では確実に市民の皆さんの要望にはこたえているというふうに私なりには判断しております。

 ただ、これは目線変えますと、市民のほうからすれば、まだまだ不十分だという点はあろうかと思いますが、確実に健全化の中での事業推移というのは進んでいるのかなという判断をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 住民のほうからも特別具体的な指摘で、これらの事業に対する問題点の指摘がないということは、何よりも幸いだと思います。これが順調な経過の言葉の裏づけに一番なるのかなという具合に私自身も理解しております。

 あと、もう一つお聞かせ願いたいのは、健全化指標推移の目標として、平成23年度までに実質公債費率が18.3%ということですか。それと、これからの健全化計画にされる際に、これだけは守らなければならない財政指標ということは、年度で考えた場合にどのポイントをつかんでこの事業を進捗していくかということで指標推移の最低目標は、この点はしたいということだけ一つ明確にお願いいたします。

 それとあわせて、実質公債費率がよく出てくるんですが、将来負担比率というのは本宮市の場合ほとんど出てこない。ところが、いろいろな指標を見ますと、本宮市の将来負担比率というのは必ず大体出てくるんですね。そして、100番目とか100番ちょっとだということで、これ将来負担比率も実際公債費率が減っていけばどんどん減っていくことは間違いないんですが、高い割合からすると本宮市の場合は実質公債費率よりも将来負担比率のほうが、財政の関係者から見れば何か心配に見られている状況なんですが、なぜこの2つを同列して見る必要性がないと判断されているのか、その点をお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 市の財政健全化を図る上で改善が必要とされております財政指標でございますが、実質公債費でございますけれども、これにつきましては国が示します最長で平成27年度までに18%を下回る公債適正化計画の策定が義務づけられております。また、その計画に沿った事業に係る起債を実践する必要があります。

 本市におきましては、この実質公債費比率、現時点におきましては、平成24年度には18%を下回る計画ということで、これについては確実に守らなければいけないというふうに考えております。



○議長(矢島義謙君) 副市長。



◎副市長(中野一夫君) それでは、若干補足させていただきたいと思います。

 この健全化の計画値は、今、議員からもご指摘ありましたように、まず1つは、実質公債費率をクリアしていくと。これは、繰り返しになりますけれども、23年度決算、24年度で18%を割り込むと、これについては現時点では確実に行くだろうと。

 もう一つは、今、議員からもご指摘ありました将来負担比率、これについてはご承知のように財政健全化計画中は大型の事業を、いわゆる新たな借り入れをしないという中で進めておりますし、この計画中はこの表も見てご存じのように、公債費率が下がってきていると。私といたしましては、実質公債費率とあわせてこの公債費率をどう低くしていくかという1つのポイントがありますし、もう一つは、目線として考えるとするならば、いわゆる住民のサービス度というんですかね、この辺も現在本宮市80の後半ですから、これをよりよい数字に落としていきたいなと、これが一つの住民サービスのバロメーターにも判断してもらえるのかなというふうには考えております。

 ただ、ここで1つ、将来この計画になかったものが、いわゆる学校の耐震の問題であります。これについては、ようやくことしの秋に先月まとまりましたんで、今後学校の耐震に向けてどういう形で財政運営をしていくのかというのが1つのポイントとしては抑えております。ですから、決して将来負担比率を軽視するということではなくて、この健全化の中では当然その推移も見ながら、健全化経営というものを考えているということでお答えをさせていただきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 非常に単純な質問なんですが、実質公債費率と将来負担比率の堅持すべき、今言われた24年度には実質公債費率は18%以内になると。これは最低確実に守っていきたい。そうすると、将来負担比率は何%まで落とせるように最大努力したいという並立にする必要性というのは何もないんですか。国のほうではよく2つの指標、本宮市の場合2つの指標だということですが、実質公債費率だけ頭に入れておけば、将来負担比率はほとんど新たな事業を展開しない限り何も心配ないんだと、こういうことでいいんですか。



○議長(矢島義謙君) 総務部次長。



◎総務部次長兼財政課長(移川英也君) ただいまのご質問でございますが、数値の判断についてはやはり実質公債費率、将来負担比率、両方とも注意していく必要があるかと思いますが、今、副市長が答弁したような形で、将来負担比率につきましては今後新たな事業については借り入れを極力抑えるという形で、実質公債費率を下げていけばある程度将来負担比率も下がってくると。健全化法によりますと、内容については実質公債費率の規定はされております。18%未満が健全化だと。将来負担比率についてはある程度の目安ということで、その健全化がどこのラインにあるのかという指摘というか、指示についてはないのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 将来負担比率の堅持の義務制がないということで、これをやっていないということですが、非常に今言われるこれから将来的にいろいろ起債を起こす場合に、将来負担比率の変動が出てくるということですので、そういう意味ではわかりやすいのには国の4つの指標の中で該当するものについては、当然、決算の中では出しています。しかし、財政健全化計画の中では一切ないんですよね。やはりそういう点は何か改めたほうが分かりやすいのかなという感じがするんですが、その辺はひとつ検討をお願いしたいと思います。

 3点目に行きますが、平成23年度にはこの財政健全化計画を見直すというようなことで、改めて見直すと、こう言っておりましたが、これは前倒しを含めながら今事業が結構進んでいるものもいっぱいあると思います、国の中で。そういう中でも、23年度を待つことなく22年度の事業でも、結構前倒しで事業は進めるんであろうと、こう思うわけですが、その点で、この財政健全化計画よりも1年、今の答弁でも随分早まって順調に進んでいるということがさらに22年度でも、23年度以降の事業について積極的に取り組むんだと、だからさらなる順調性が期待できると、こういうことでよろしいでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 平成20年度、さらには21年度、国のほうから臨時交付金等がございました。そういった部分を活用いたしまして健全化計画に載っております事業について前倒しをして実施をしております。

 ただ、今後、22年度等につきまして、同じような国からの支援があるというふうにはされておりませんので、なかなか前倒しという部分も非常に難しいのではないかなというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 前倒しは難しいということは、22年度の事業についてはほぼ計画されているものが実施するけれども、計画されていないものについては見通しは難しいと、こういうことになるわけですか。



○議長(矢島義謙君) 副市長。



◎副市長(中野一夫君) それでは、私のほうからお答えをしたいと思います。

 今回の健全化計画については、議会の議決を得ながら進めておるわけであります。ただいまの質問の中で前倒しはという話でありますが、現に、今年度ですか、国の緊急経済対策ということが7月の下旬に議会の議決をいただいて行いましたし、さらには9月議会の中でも国の緊急経済というものを本宮市の中で、その中には前倒しと言われる事業については、推定でありますけれども、約1億四、五千万円かと思ったんですが、数字は掌握しておりませんが、約1億5,000万円ほど、今後23年度以降事業を計画している。例えば道路ですとか、それから学校の修繕ですとか、そういうものについては一部前倒しをしながら、今回の21年度の緊急経済にあわせて事業を実施してきたということでございます。

 ですから、決して23年度の見直しまでは絶対ないということでなくて、昨今の経済状況を見ますと、そうばっかり言っていません。今後国のほうでも新たな第2次補正を組むという動きの中で、内容によっては前倒しも出てくるかなということで考えていますので、その辺は財政については柔軟な姿勢で進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) それで、市長のほうにこの財政で1つお聞かせ願いたいと思うんですが、いろいろ順調なもので、それぞれ市民のほうからも具体的に財政健全化の中で削減したものに対してのいろいろ不満というのが今も出ていない。そして、それぞれについては順調な計画どおりに進んできていると。これは、ある意味で市民の協力もあるし、同時にまた職員の協力というのも大きいんだろうと私は思います。そういう中で、やはりこたえるものはこたえるということで、市民に対してサービスを向上させるということで、医療費とか何かでいろいろサービスによくなった分はこたえているんだろうと思います。であれば、やはり職員に対しても、私たち議員も同様ですけれども、この削減した分については3年間というものを待たずにして、今の時点での判断の中でこれだけの財政の状況、事業の進捗、これらをあるならば、その時点での判断ということがあってこそ、市長の政治というものがあるのではないか。

 これが深刻な状況であるならばまだしも、これだけ今の答弁からすれば順調に物事が進んでいる中での職員に対する判断のあり方というのが、市長として私はあるべきだと思うんですが、いかがですか。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) それでは、お答え申し上げます。

 順調というようなことで答弁させていただいた言葉をいただいたわけですが、いろいろご要望は多々あるとは思います。ただ、取り上げてこの削られた部分でこうだ、ああだということに対しては、そう声は大きくないということでありまして、市民の皆さん方、それぞれの団体の皆さん方もいろいろ要望はあるだろうなと、こういうことは認識をいたしております。

 今、ご質問のように、職員の給与カットをしている部分についてどうなのかと、こういうことでございます。これらにつきましては、財政健全化を進めるに当たって県との約束と、こういうこともございます。そういう約束は3年ということで約束の中になっておりますので、基本的にはこの約束は守っていくべきだろうなと、このように認識をいたしております。

 ただ、では全部がそうなのかとなると、ちょっと酷な感じもするわけでありまして、今後についてはいろいろ考えをちょっと練ってみたいなということは考えているところであります。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 私は、市民に対しても十分に説得できる材料というのが今の財政の進捗でないのかなという感じがします。そういう意味で今、市長は検討してみたいというようなことで答弁しておりますが、ぜひこれらを検討していただきたいと思います。県のほうでも、これだけ本宮市が努力していたらば、十分にそれらは理解してくれるだろうと。これこそが団体の私は自治だろうと、こう思いますので、よろしく検討をお願いしたいと思います。

 子育て支援に入りますが、これは随分何回も同じことを聞いたりなんだりしているところで大変申しわけないんですが、子供をめぐる生活環境の認識とはどうなんだろうかと。今、次世代計画をつくっておりますが、今まで子供に対して人口増加ということで次世代計画つくりがあったと思うんですが、今の時代は、逆にいきますと、私は子供の貧困、若者の貧困というのが非常に大きな実態として浮き彫りになってきておりますが、こういう今次世代計画をつくるに当たっての子供の生活環境の認識というのをどういうポイントとらえて計画をしているかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 子供をめぐる生活環境の社会的背景といたしましては、少子化、核家族化、都市化、情報化、国際化など急激な変化を受けて、人々の価値観や生活様式が多様化しております。

 その一方、社会の傾向といたしましては、人間関係の希薄化、地域における地縁的なつながりの希薄化などの状況が見られるというふうなところでございます。

 そういった社会生活環境が子供の育ちをめぐる環境や、家庭における親の子育て環境も変化をさせているのかなというふうな状況でございます。さらには、経済状況や企業経営を取り巻く環境が依然と厳しい中にありまして、労働環境、子育て環境にも影響を与えているのかなというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 福祉常任委員会の中でいろいろ論議している市のほうの説明から、子供の虐待というんですか、子供をめぐる環境ということで、今非常に生活に対する子育て相談というのが市のほうでパンクを上げる状況だと。事業をふやしてもらわないと困るという話があったわけなんですが、これを考えれば、いろいろ子育てができないという状況の中にやはり根本的に貧困ということが私は発生してきているんではないかと。そういう意味でいきますと、政府の統計でも大体生活保護世帯と若者の世帯の所得の格差というのが非常に縮まって、4世帯のうち1人はもう若者の場合、生活保護世帯と同じ水準の状況に下がってきている、こういう実態が総務省の全国消費実態調査で明らかになっているわけなんですが、それで私、今生活福祉部のほうから答弁があったわけなんですが、これ教育委員会では子供を預かるいろいろの施策をやる際に、これがどういう形でとらえて、次世代計画をつくる際の教育部の担当する環境というのの認識はどのように思っているかお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 次世代育成計画をつくっていく上での教育部のほうの考え方はどのようなものなのかということでございます。

 教育委員会のほうで担当しておりますのは、就学前ということであれば幼稚園、保育所関係でございます。そういったものについては、保育所に入る、幼稚園に入るという希望のある市民の方々には、入れるような環境をつくっていくというようなことが大変重要なことであるというふうな認識に思っておるところでございます。

 さらに、小学校、中学校におきましては、教育の貧困ということも言われておりますけれども、そういった経済的なもので学校の授業を受けられないというようなことのないような施策も大切なことだというふうな認識をしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 時間もあれになってしまうもんですから、それで、次世代計画をつくる際に、今生活福祉部の子ども福祉課が中心になって、次世代計画後半戦をつくっておりますけれども、やはりそこに必要なのは、私は市長がこの次の世代の中で何を重点に取り組もうという考え、指針があって初めていろいろの計画というのは肉づけが出てくると思うんですが、市長として、次世代の後半戦について何を重点に取り組むべき政治的課題と考えているか、お聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) それでは、お答え申し上げます。

 今、それぞれの両部長からそれぞれの計画に関しての答弁がございました。そういう計画は計画として進めていくということは大変大事なことであります。

 今、全体でありますが社会も地域も家庭も、あるいはいろいろ計画等々も含めながら、なかなか人間というものがちょっとわきに置かれて進んでいってしまっているんではないのかなというようなことをつくづく、ここ数年考えておるところであります。

 子育てという部門で考えますと、人間、子供、成長する中ではもっと泥臭く、わんぱくであってもいいんでないかと、そういう部分もなかなか計画としては出てこない部分もあるかもしれませんが、たくましく育ってもらうという面からいいますと、そういう土壌を整えた中でこの計画をつくり、それを発展させていくと、こういうことが大変大事だと思います。

 すべて今世の中大きな変化のときで、原点返りのときだと思いますので、人間、子供という中での生き方、あり方、そういうものを今いろいろと議論をしているという状況であります。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 市長の子供の人間性としての余裕、ゆとり、やはりそれはより一層今の環境の中で、私もより重要だと思いますので、ぜひ具体的なものでの指示を検討して、よりよき環境整備をお願いしたいと思います。

 次に、保育所についてお聞かせ願いますが、これは教育委員会所管で、私いつもいろいろと言っているわけなんですが、それで、何で聞くかといいますと、子育て支援の就学前の予算というの、私概算的に21年度の予算を見ますと、約十数億円、11億円ぐらいあるわけなんですね。その中で、保育所費をとったり、国の指定の児童手当ですか、その資金の3億円なんかとると、本当に子ども福祉課がとっている子ども福祉課の仕事というのは医療費も含めて1億円ぐらいしかないんですね。つまりは、全くごくわずかなものが子ども福祉課で担当していて、ほとんどが教育委員会の中で行政を担っているというのが子供福祉の現状だということが、私は計算上からするとそういうものになってきて、教育委員会の役割というもの、非常に重要だなとこういうぐあいに思うんですが、教育委員会で今保育所の基準見直しということがいろいろ論議されておりますが、どういう見解でしょうか。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 保育所基準の見直しについての見解はということでございます。

 保育所の設置に際しましては、児童福祉法に基づき、必要な人員と設備を整えることが義務づけられておりまして、本市では設置基準に基づいて職員を配置し、市内5カ所で保育を実施しております。

 また、保育ニーズにこたえ、一時保育、延長保育、障害児保育など、特別保育というものを実施しておるところでございます。

 現在、保育所基準見直しということでは、都市部において待機児童を解消するというようなことのために、保育室の面積基準の緩和・見直しが言われておるところでございます。しかしながら、一方では保育所の質の低下ということも懸念されておるところでございます。

 国の今後の基準見直し、そういった動向を見据えながら保育環境の整備を図っていきたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) いろいろこれにも質問したいですが、時間なくなりますので。

 待機児童ゼロというのは、エンゼルプランからいろいろプランの随分何年も前から、待機児童をゼロにするという目標ですが、これなぜできないのか、ひとつお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 待機児童につきましては、現在、12月の段階できょう現在では1名という状況でございます。

 待機児童につきましては、4月の段階での保育所の申し込み時には発生してないのが状況でございます。20年の4月の段階、今年度の4月の段階はゼロということでございました。ただ、年度途中で申し込みがございますので、今現在は1名の発生という状況でございます。

 待機児童をゼロになぜできないかということでございますが、これにつきましては、現有施設を最大限利用しながらゼロにいくように努力をしておるところでございます。また一方、民間の認可保育所、認可外保育園、そちらの協力もいただきながら進めておるところでございます。

 待機児童の定義というのもございます。国でいう待機児童の定義がございますので、これに国へ報告している数字が10月1日現在だと3というようなことでございます。

 今後この辺をなくすためには、保育サービスの利用の拡大というようなことも、今後次世代のプロジェクトの中でいろいろと検討させていただくような考え方で今進めておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 4月の時点ではゼロだけれども、年度途中で発生してくるというのは毎年の大体繰り返しだったのかと思うんですが、なぜできないのかと聞いているんですが。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 先ほど申し上げましたけれども、できるだけ今の現有施設の中で対応できる分については、市としては最大限努力をさせてもらっておるところでございます。臨時の保育士を使いながら、お手伝いいただきながらやっておるというのが状況でございます。

 ゼロになぜできないかということでございますけれども、ここについては先ほど申し上げましたように、施設の面の問題もあるというふうには認識しておるところでございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 従来から、エンゼルプランにしても、何にしても、待機児童ゼロというのが最大の目標だったと思うんです。本宮市の場合、東京並みでなくて幸いですけれども、ただ1人の方にしてみれば、毎年何人か必ず発生してくる。この中の問題として、私、市のほうでもこういうアンケートをとっても、アンケートの対策を練ってないんではないかと私するんですね。これは次世代計画のアンケート調査なんですよね。出産前後の離職の理由、405人が答えておりましたが、「もうやめる考えでいた」というのが139名、「保育や育児休暇制度が整っていればやめたくはなかった」215名いるわけなんですね。このくらい就業の意思を持っていたわけなんです。それで今度、保育サービスを受けてない人の理由を聞きましたらば、344人の人が保育サービスを受けてない人の答えです。その中で41人の方が、保育所の受け入れ体制があったり、また保育料が安ければ、経済的な問題がなければぜひ預けたかったというぐあいに答えているわけなんです。つまりをいえば、潜在的にいけば四十数名の方々が必ず滞在している。しかし、そこのところの包含がないために、3月の時点でぎりぎり押し込みながらゼロになっていれば、ほっと一安心して、あとの人たちについては成り行きに任せるという現状なんでは私ないか。計画上のものでいくエンゼルプランなり、今の言われる保育待機ゼロに対しての取り組みということが、いろいろやっているんですけれども、本格的な取り組みというのが行政でできてないんではないかと思うんですが、その点いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 待機児童ゼロに向けて、私どものほうではいろいろと検討はさせてもらっております。

 例えば1つの例で言いますと、白沢地区のほうで幼稚園のほうは5歳児については保育所でなくて幼稚園のほうに行っているというふうなことがございます。そういったことについても、本宮地区のほうでもすることによって、保育所のほうの4、5歳児が幼稚園のほうに行くということで、ある程度の空きができる部分について、低年齢児の待機が多い状況でございますから、その辺をふやしていくことが可能かのかなということで、そちらについてもプロジェクトの中でも検討をさせてもらっておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) あわせて、保育に欠けるということでお聞かせ願いますが、これは民生委員の方から電話をもらったんですね。今はだんなさんが勤めていても、結構臨時とか派遣という形のものが多くて、生活できないために奥さんが働きに行きたい。しかし、実際は保育所が欠けているので窓口になれなくて困っているというようなことで、保育に欠ける対策ということは、市の行政としてもどのくらい欠けているんだろうか。単に市のほうに申し込みになっている人が待機児童ゼロだから大丈夫だということよりも、民生委員の人たちなり、また父母の人たちなんかも、もうあいてないんだという中で実際嘆いている人たちが民生委員の人からすればいるんですよと。特にこれは新興団地、みずきが丘団地では非常に深刻だと、こういうことを聞いているんですが、こういう保育に欠ける実態調査というものを私は1回やってみてはどうなんだろう。若い人たちが本宮市に来て、やはりこういうところが不十分だったとか言われないような対策するのにも、新しく今人口がふえている地域での調査というものがあってもしかるべきだなという感じがするんですが、その点いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 保育に欠けるということでございますが、この辺につきましては、保護者が児童を保育することができないという状況、同居の親族も保育できないという場合を指すところでございます。これについては、児童福祉法第24条第1項の規定ということがございます。具体的には、例えば日中務めているとか、妊娠中や産後間もない、病気やけが人、または障がいがある、家庭で常時介護をしているというような理由があるところでございます。

 本市においては、公立・私立認可保育所で保育に当たっているところでございます。保育に欠ける状態が、児童福祉法でいう保育所に入る要件になるところでございますが、この辺については、今申し上げたような基準がございますので、それを入所判定の基準としておるところでございます。

 みずきが丘のほうでの子供がふえているという状況でございます。これについては、幼稚園もそうですし、保育所でもみずきが丘からの入所者が多いというのが現状でございます。そういったところでの保育に欠けるという部分でのニーズ調査をしてはどうかというおただしでございますが、今後実態調査に向けて検討できるかどうか、検討をさせていただきたいというふうに思います。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 幼稚園と保育の料金格差是正ということについてはどうお考えですか。これはやる必要がある、やる必要がない、こういうことで考えているかお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 保育所と幼稚園の料金の格差是正でございますが、当市の保育所の保育料につきましては、国の所得区分に基づいて7階層で設定をしております。4、5歳児の保育料については国の基準より軽減して設定しておりますけれども、幼稚園で預かり保育を実施した場合、保育所の給食費等の経費を考慮しながらも、第5階層以降の高額所得階層において差が生じているのが現状でございます。

 現在、次世代育成支援行動計画推進プロジェクトチームによりまして、検討をしているところですが、その経過も踏まえながら、格差是正に向けて検討してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 保育料の是正については、数年前から私もこうしているんですが、給食費出す、厚生労働省の基準でいきますと、3歳未満で9,950円、3歳以上は6,466円が給食費にかかわる最低基準の維持費用のものに計算されて、保育料というのが設定されております。ですから、それを加えたにしても、幼稚園との格差というのが発生しているというのが一定の保育料の方々にとってはしているということなんですが、これはもう前から課題になって、何か質問すれば今後の検討課題ということで終わっているわけなんですが、今回の総務の皆さん方の行政視察を見ても、保育料は国の50%だとしている。これ比較してみたら、幼稚園の保育料と保育所の保育料を総務の視察の人たちのところは同格にするために努力しているんですね。結局、やる気になればいろいろのものはできるということなんですが、何か検討、検討ということで、後回しになっているんではないんですか。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 保育料と幼稚園の使用料の関係については、先進地では同じ料金にすると、同じ考え方で料金を設定するというようなことをやっておるところもあるというふうには聞いておるところでございます。

 そういったことを参考にさせてもらいながら、今後できるだけ早い段階で検討をまとめていきたいというふうに思っております。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君。

     〔19番 島田和夫君 登壇〕



◆19番(島田和夫君) 余り時間もなくなってしまったんですが、私、最後の教育組織体制のあり方として、先ほど質問の中で、グループ制をとって縦横無尽に計画を練っているから、今子育て支援は万全の体制だと、こういう福祉部長の答弁がされておりましたが、質問者も何人も質問しているではないですか。私はこれ計算したら5人質問しているんですね。5人も質問するほど深刻に、やはり何が問題なんだろう。組織のほうも満足していたんでは私だめだと思うんですね。なぜ教育部のほうでも検討、検討ということで、待機児童をゼロにできないとか、1人くらいだからいいだろうということでいるんだろうかと、こう思ってします。料金格差については、もう4年くらい前から検討します、検討しますということで、これずるずるになってきている。ましてや幼保学校課ということになりますと、子供さんの目というのは何千人ですか。小・中学校、保育所、幼稚園、その目を毎日動いている子供さんたちを追いかけるだけの仕事だけでも、私は幼保学校課というのは大変な仕事だと思うんですね。次の段階、新しい段階に検討していくということは、非常に容易でない、毎日の子供たちのものがあると思うんです。ですから、私は今の体制上の問題というのを改めて検討しなければ、本当によい次世代計画、教育委員会所管の保育所なり、物についても本当にこたえられる、保育に欠けるそういうものにこたえられないんではないか、このように思うんですが、そういう気持ちはなくて、今でも万全につくられるという考え方ですか。ひとつお聞かせ願います。



○議長(矢島義謙君) 答弁を求めます。

 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 子育て支援の組織体制のあり方でございますが、市の行政組織規則では、子ども福祉課が子育て支援の分掌事務となっております。保育所業務につきましては、市長事務委任に関する規則によりまして、教育委員会に委任をしておりまして、教育部幼保学校課の分掌事務となっております。

 教育行政の中での保育所ではなく、子育ての一環としての保育所の考え方もあるかと思われますが、幼稚園と保育所との連携効果もありますので、現在の組織で運営してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 19番、島田和夫君の一般質問を終わることにいたします。

 暫時休憩いたします。

 再開は2時20分といたします。



△休憩 午後2時07分



△再開 午後2時20分



○議長(矢島義謙君) 休憩前に引き続き会議を行います。

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△川名藤太君



○議長(矢島義謙君) 日程に従い、一般質問を続行します。

 次に、通告4番、議席4番、川名藤太君の一般質問を許します。

 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) さきに通告しました2点についてお伺いいたします。

 まず、1点目として、市内観光施設についてであります。

 市内には神社仏閣約30カ所あると聞いております。その中でも主に岩角山、高松山観音寺はたくさんの観光客が参拝に訪れています。岩角山においては年間1万から1万5,000人が訪れていて、1月3日に行われる岩角山梵天祭は有名で、県内外から多くの参拝者が訪れています。また、高松観音寺においては、初寅祭や青少年健全育成研究に県内外から70人から80人が1週間研修しています。インターネットを通して全国から企業研修、中学生、高校生なども研修に来ております。2カ所のお寺も景観としてはすばらしい景色で、心なごませてきています。

 また、蛇の鼻公園も年間2万5,000人が来園していることでありますが、そこで、本宮市としては、観光資源として今後どのように発展させていくのか伺いたいです。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 議席4番、川名議員のご質問にお答え申し上げます。

 本宮市の観光資源をどのように発展させながら、人を呼んでいくかと、そういうご質問でございます。

 私も今職員といろいろ話をしておりまして、今後20年、30年後、本宮市はどういうふうになっていくのかなと、こんなことを漠としたようなことで話をさせていただいております。ただいまそれぞれの地域に継続しております太々神楽初め、いろいろな民俗芸能、文化、そういうものが本当に残っているんだろうかと。あるいはまた、本宮市を見渡して、今、川名議員からもご指摘ありましたようなそれぞれの名所あるいは桜の名所もあるわけでありまして、そういう姿はどういうふうに予想できるんだろうかと、そんな話をしているところであります。

 今、本宮市にいかに人が来ていただくか、そういう中でもにぎわいづくりをどうしていくのかと、こういうことでいよいよ駅5,000人突破というタイトルの中でスタートを切るという段階に来ているところであります。将来に向けて、やはり残して、本当にお客さんの来ていただけるところ、そういうところは本当にどうあるべきなのか。そのままでいいものなのか、あるいは行政としてどう考えていったらいいのかと、そういうことを22年度にはいろいろ本当に議論をしていかなくてはならないときなのかなと、こんな感じをいたしております。

 今の段階でどこをどうこうするというようなことではないですけれども、20年、30年、本宮市の30年後どういう形が望ましいかと、そういうことも含めながらいろいろ議論をしていかなくてはならない、まさに大事なときが新年度なのかなと、こんな感じをいたしまして、そういうことをいろいろ議論をスタートさせたいと思っております。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) では、次の質問に移らせていただきます。

 そうした中、白沢地区の塩ノ崎の大桜は樹齢600年、樹高20メートル、幹周り7.2メートル、巨木江戸彼岸桜だそうです。木の幹は地上2メートルで2つに分かれ、またすぐにそれぞれが2つに分かれて、木の冠のような豊かな形成をしているものであります。昭和50年12月22日には村の指定文化財に指定され、また平成15年4月15日には福島県の指定文化財に選ばれました。その後、1,200袋ぐらいの堆肥、肥料を使用し、土壌が改良されたとのことであります。20年前には保存会が結成され、春夏秋冬1年を通して環境整備が行われ、ことし9月にはナノハナの種をまき、活性化に努めているとのことであります。

 このような努力の中、1日200人、10日間で約2,000人の来訪者を数えるとともに、岩代の合戦場のしだれ桜、三春の滝桜など、近隣の桜の名所とともに観光コースとして定着しつつあるのではないかと思います。私もどのような桜なのか現地で見てまいりました。丘の上に堂々と咲く桜が青空に入って、さすが600年を耐え抜いた桜であると、そのすばらしさに感動してきたところであります。

 桜の開花シーズンということもあり、市内外から観光客と思われる方々が見学をしていました。観光客にどちらからいらっしゃいましたかと尋ねますと、関東方面から来ている方が多いようです。そして、どのような感想をお持ちなのか聞いてみたところ、桜は本当に大変すばらしい。しかし、駐車場もない、トイレもないことに不便さを感じているとのことでありました。昨年、茨城県からいらした方の話ですが、この桜は日本一とお褒めの言葉をいただきましたが、整備されていないのも日本一ですと言われたようです。このような現状を踏まえ、私は周辺も含め、もっと環境整備等をすれば観光資源に活用できると、かように考えますが、市長はどのようなお考えをお持ちか伺いたいです。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 塩ノ崎の大桜、これについては議員ご指摘のとおり、大変老木で古い、樹高も立派でということでの立派な桜でございまして、平成17年4月には県指定文化財の天然記念物として指定を受けてございます。本市が誇ります桜の名木の一つであると認識しておるところでございます。

 春、桜の花が咲く時期になりますと、県内外から多くの観光客が参っておりまして、その人数も年々ふえている状況にあります。現在、塩ノ崎の大桜の周辺には、数台の駐車スペースしかないため、大型バスなどで来られた方につきましては、近くの集会場を利用していただいておると、そういう状況でございます。

 地元の保存会の方々には、日々の保存管理に当たられているということで、大変感謝を申し上げているところでございますが、駐車場及びトイレの整備につきまして、保存会の方々からも要望を出されておるところでございます。

 今後の整備につきましては、地元保存会の方々と協議を申し上げながら、整備について努力してまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) それで、保存会の方々が何も売るものがないというようなことで、自分たちでテントを張り、夜間照明機をリースして、だんごやおまんじゅうなどの食べ物を自分たちで調達して販売をしています。市としても、臨時販売所を設けて、市の特産品を販売してはどうなのか、伺いたい。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 桜の期間中に物産を行えるような、そういうテントを市のほうでやってはどうかということでございますが、その件につきましても、地元保存会の方々と今後協議をさせていただきたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) 次の質問に移ります。

 本宮市民元気いきいき応援プラザ、通称えぽかが10月1日に開始以来2カ月が過ぎました。本宮地区の1区から14区までの敬老会が対象者1,923名、出席者564名、29.3%で4回利用して大正解でした。子供たちも楽しそうに遊び、お年寄りと孫たちで将棋をしたり、触れ合う姿が多く見られます。また、自動マッサージ器は大変人気で足りないようにも見受けられます。利用する人も1日140人から150人くらい利用しているそうです。また、すばるのお菓子売り場も大変利用客があり、毎日開いているようです。市内の保育所、幼稚園、お年寄りの交流はないのかを伺いたいです。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいまおただしの保育所とお年寄りの交流でございますが、10月オープン以来、郡山女子大との連携によりまして、遊びの広場など保護者と子供の交流が図れるように実施したのが10月と11月でございます。多世代交流については、交流ラウンジの場所において実施しておるところでございますが、まだ具体的な事業についてはえぽかでの主催としての事業は展開しておりませんが、今後いろいろな形の事業を展開するように考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) 今後、えぽかを利用者が多く使うために、今後どのような進め方をするのか伺いたいです。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいま申し上げましたが、郡山女子大との連携による遊びの広場をさらに充実、展開する。さらには、多世代交流の方々との季節を先取りした事業を展開していきたい。さらには、子育てサロンでのいろいろ高齢者の方々のボランティアの活動が非常に、見守りや一緒に遊んだりというふうなことで、いろいろな形での交流を図って喜ばれているということでございます。これらをより一層利用しやすいように充実した事業を展開したいというように考えております。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) 次の質問に移ります。

 全国的に少子化が加速している中、将来にわたり心配することが今現実になってきているところがあります。1989年から20年間、少子化対策が何度も叫ばれ、国は名称やメニューを提案をしては対策を講じてきました。しかし、出生率は年々落ち込み、回復の気配も見えないままです。

 さきの8月の総選挙において、民主党が子供1人当たり2万6,000円の子ども手当を支給することをマニフェストで掲げましたが、本当に実現できるのか危惧しているところであります。本市としてもどのようなことを考えているのか伺いたいです。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいまの子ども手当につきましては、先ほど申し上げましたように、いろいろ有効な施策というふうな考えは持っております。そのほか、ご質問の中の新生児に係る部分については、今後の検討の課題であろうかと思いますが、いずれにしましても、今小学6年生までの医療費の無料化などへの助成拡大が行われておりますので、現時点では祝い金等の支給については考えておらないということでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) 二本松市においては、ことし10月1日から、1年以上住めば第1子3万円、第2子5万円、第3子10万円を支給しているところであります。また、大玉村では中学生まで医療費が無料であり、若い夫婦は村内に家を新築、またはアパートに入居しています。

 平成15年6月30日付の条例で、第3子からですが30万円、第4子も30万円で、年間300万円の予算をとっているところです。本市における祝金の支給は敬老祝い金がありますが、77歳5,000円、88歳1万円、99歳3万円、100歳10万円を支給しております。お年寄りも楽しみにし、生きる張り合いにもなっているのではないかと思われます。大変よいことだと思います。

 しかしながら、少子化の歯どめとなるのは、やはり若い世代の夫婦が本宮市に住み、本宮市独自の政策が必要であると考えられます。そこで、私は、市民の一員でもあります新生児に対する祝い金を支給できる制度も必要ではないかと考えますが、市の考えはあるのか伺いたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ちょっと先走りましたが、新生児に対しましては今祝い金を支給する考えかということでございます。他の自治体では、ご指摘のように実施しておるところもございますが、本市においては、先ほど申し上げましたが、小学生の6年生までの医療費を無料化というふうなことでの助成拡大をしておるというふうなことを考えますと、現在のところでは祝い金の支給については予定はしていないということでご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君。

     〔4番 川名藤太君 登壇〕



◆4番(川名藤太君) ぜひとも支給するような制度をつくって、市民の人口増に増すような政策に力を注いでいってもらいたいと思います。

 これで一般質問を終わります。



○議長(矢島義謙君) 4番、川名藤太君の一般質問を終わることにいたします。

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△三瓶裕司君



○議長(矢島義謙君) 次に、通告5番、議席1番、三瓶裕司君の一般質問を許します。

 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 私は、さきに通告いたしました駅前開発の総合的な考え方について質問いたします。

 (1)番のまちづくり交付金事業が事業仕分けの対象となり、今後市はどのような対応をするのかお伺いします。

 来年度予算の無駄を洗い流す行政刷新会議の事業仕分けが先日終了し、マスコミやメディアを通して、国民に監視されながら、約3,000事業のうち今回447件を対象として仕分けを行いました。この事業仕分けの方法では、短時間で議論は結果を出すのには乱暴だ、仕分けには地方を知らない、廃止や見直しの結論ありきではないのかなどとの見方もあり、行政機関や各方面に混乱を来していることも事実であります。

 その中には、独立行政法人や公益法人の巨額な基金や天下り問題なども表面化し、さまざまな問題が浮上してきました。とはいっても、地方の活性化や農業問題、多くの事業は国の補助金や交付金に頼らなければならないのも現状で、本宮市も例外ではなく、このまま仕分けどおりになれば来年度の予算編成にも大きく影響するのではないかと思われます。

 ここ数日、新聞などでは、福島県で70件の事業に影響を受けることや、各自治体の代表らが国の予算に対する緊急要望として伝えたなどと、慌ただしくなってきたように思えます。この本宮市でも幾つかの仕分けによる影響があると思われる中で、平成19年度より本宮市街地地区都市再生整備事業を5カ年計画で実施しており、国土交通省のまちづくり交付金を活用しておりますが、まちづくり交付金が地方に移管すべきと示され、今後、都市再生整備計画がどのようになるのか、また今後の市の対応はどのように考えるかをお示しください。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) まちづくり交付金の関係でございますが、国の来年度予算の概算要求から、無駄を洗い出す行政刷新会議の事業仕分けの中で、国土交通省のまちづくり交付金については各自治体の判断に任せるべきとの判定がなされたところでございます。

 しかし、この事業仕分け結果には、法的な拘束力はないということで、今後会議の判断がどこまで実現されるかが未知数でございまして、現段階では静観することしかできない状況でございます。

 また、県のまちづくり推進課に問い合わせをいたしましたところ、国の方針が示されていない段階で、県としては前年同様の対応を取らざるを得ないとのことでございます。

 市といたしましても、来年度予算につきましては計画どおりお願いをしてまいる考えでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 現在進行している都市再生整備計画、まちづくり交付金事業でありますが、5カ年計画で実施している中、本年平成21年度分の事業も含めて、既に完了している事業、また現在行っている事業も含め、3カ年での進捗状況と今後の見込みをお伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) まちづくり交付金事業につきましては、議員ご指摘のとおり平成19年から23年度までの5カ年事業で実施しておるところでございまして、現在までの補助対象事業費、総事業につきましては22億9,000万円でございます。

 19年度から平成21年度までの事業執行予定額については、14億3,300万円でございまして、進捗率は63%となる見込みでございます。

 22年度、23年度に予定いたしております主な事業といたしましては、市道万世・中條線の大縄堀踏切改良工事、それと駅前東口広場の整備工事となってございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 今後、市はそのまちづくり交付金が地方移管された場合、この都市再生整備計画を、残り37%あるそうですが、市はどのように進めるのかお伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) まちづくり交付金制度につきましては、市町村の都市再生整備計画をもとに、まちづくりを目的とした公共施設の建設などに使われ、国が事業費の最大4割を負担するものでございます。権限を地方に移管するなら、財源も一緒に議論すべきだと、そのように考えておるところでございますが、いずれにいたしましても、詳細が明確でございませんので、今後とも国の動向を注視しながら対処してまいる考えでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 今後はどのような形で、国から交付税に算入されるか不明な中ではありますが、市長は都市再生整備計画の中において、交流をはぐくみ、安全・安心・快適に暮らせる健康福祉のまちづくりを目標とされているように今まで行ってきました。道路の整備、歩道のバリアフリー化、福祉施設と南達地方の玄関口としてふさわしい市街地を形成してきていると思います。

 平成22年、23年と事業は残っているわけですが、駅東口広場の整備計画は本宮市にとっても大変重要な事業だと私は思っております。駅東口広場の整備の必要性と今後の方策についてお伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 駅東口整備計画につきましては、市のほうといたしましても、必要性にかんがみまして、検討委員会等を設置しながら鋭意検討してまいりまして、さきにお示しいたしました駅東口広場の絵柄でもって、23年まで整備をしたいと、そのような考えで現在、23年度までの整備を予定どおり進めてまいりたいと、そのように考えております。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 今後、この事業仕分けについては十分注視し、市長の目標とするまちづくりを議会に示しながら進めていくことを望み、次の質問に移ります。

 (2)番で、去る12月2日にサンライズもとみやにおいて開催されました駅利用促進フォーラムについて質問いたします。

 先日、本宮駅利用促進検討委員会が駅利用の促進に関する提言書の中間報告を提出されまして、市長が打ち出した駅利用5,000人が少しずつ具体化されてきたのかと思います。

 前回、一般質問で5,000人突破は雲をつかむような話と私は言いましたが、このように提言書が示され、各機関と連携をとりながら市全体で取り組んでいけば、駅利用に歯どめがかけられ、また地域の活性化につながるものではないでしょうか。

 今回行われたフォーラムは、福島大学地域創造センターが主催されたフォーラムでありましたが、フォーラムに参加したJR側でも、この駅利用促進の活動には興味を示したように思われました。市長は、このフォーラムに参加してどのような感想を受け、また今後福島大学やJRとはどのように連携、活動を行っていくのか、市長の目指すにぎわいのある駅について答弁をお願いいたします。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) 議席1番、三瓶議員のご質問にお答え申し上げます。

 過般、駅利用促進のフォーラムが開催されました。おかげさまで市民の方々にも多くの方においでをいただきまして、本当にいいスタートが切れたなと思っております。そういう中で、今、議員ご指摘のように福島大学も学長までおいでになって、あいさつもいただいたと。まさか学長まで来るとはちょっと予想はしてなかったんですが、大変うれしいことだなと思っております。学校との関係、どちらかというと今まで東京主体ですが、地元の学校とのこういう関係で交流ができるというのは大変うれしいことだなということで、大変ありがたく感じたところであります。

 また、JRの企画部長までおいでいただいたということでありまして、なかなか5,000人突破ということは時間がかかろうかと思います。今、4,000人を若干割るような状況で、私の前の記憶では四七、八百人いたんですが、残減しているという経過がございます。ぜひこれを歯どめかけながら、5,000人突破に向けて、これはいい方向に何とかスタートが切れたかなと、こういう感じもいたしております。

 そういう中で、前の議会でも答弁したかと思いますが、県のほうも大変そういうソフト事業に対しては興味を示してきたという形が出てきておりますので、市とJRあるいは大学、県ともみんな知恵を出しながら、やはりここは知恵を出して、それをどう行動に結びつけていくかと、これが一番大事なことだと思います。

 ただ、これやれば必ずなるという方策はありません。いろいろなアイデアを具体化させながら進めていくのがこれからだと思いますので、いろいろフォーラムの中でもパネラーからご指摘もございました。あるいは観客からのご指摘もございました。いろいろいただいた内容、本当に具体化できるものは抽出しながら、ぜひ具体化して、福大と連携し、あるいはJRと連携しながら、ぜひ5,000人の方向に向かって進んでいきたいと。そういう面では大変ありがたいスタートとなるというふうに認識をいたしております。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 私も行ってきてそのように思いました。

 今回、そのフォーラムの中でパネルディスカッションでも、ソフト事業、ハードな事業もたくさんの意見が要望が出てきまして、やはり駅利用の促進を図るには、常に電車を利用されている方が、市内ではなく市外の電車の利用している方にもPRが必要ではないかと思います。例えば本宮市で行っているイベントでは、ポスターやチラシを配布して掲示しておりますが、以前は駅でも見ましたが、最近は余り見てないんですけれども、近隣の駅などには掲示をしているのでしょうか。二本松市の菊人形や須賀川の花火大会などはよく目につきますが、本宮市または観光物産協会などはどのようなそういった対応をしているのかお伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部次長。



◎産業建設部次長兼商工労政課長(渡辺正博君) ただいまのご質問につきましてご説明をさせていただきたいと思います。

 以前、市内のイベント等につきましては、近隣のJR等にポスター等を配布をさせていただきながら観光の案内をしていた時期もあったわけなんですが、ここ二、三年につきましてはそういうような状況はしていないというふうな状況でございます。

 以上であります。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) やはり人を集めるためには、毎年こうやって皆さん努力しているんですけれども、ここ二、三年、ポスターやPRをしていないというのは何か理由があるんでしょうか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) ポスター等々をそれぞれの駅に掲載をしてもらうというようなことを、最近ちょっと実施してこなかったということなんですが、今後は、特に理由というものはございませんでしたけれども、今後積極的な対応をしてまいりたいと、そのように考えます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 多分忘れていたのか、怠っていたのかはちょっとわかりませんが、いろいろな方面でやはり皆さん本気になって結局人を集めている、PRをしている中、やはりその辺も細かくやっていただきたいと思います。

 駅利用促進の検討委員会がまとめた中間報告書の中で、今後の行動方針と取り組み内容が記載してありましたが、その中で実行部隊と思われる駅利用促進協議会とは、どのような形で、どのようなメンバーで設立をするのかお伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 現在、駅利用促進の具体的な方策を検討いただいております。その検討委員会におきましては、来年の1月に最終の提言をいただくような予定になっております。その後、提言書に基づきまして、駅利用促進の進め方について、その方針を固めていきたいというふうに考えております。

 11月に委員会からご提出をいただいた中間報告にも記述されておりますが、市民の皆様及び関係機関の方々と協働でさまざまな取り組みを実施していくために、駅利用促進協議会を立ち上げたいというふうに考えているところでございます。

 この協議会につきましては、市の組織として設置するのではなく、市もその協議会の構成員として参画するような形でこの協議会を立ち上げたいというふうに考えております。詳細につきましては、現在検討中でございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) この駅利用促進の事業は、本宮市の活性化にとってはいろいろな方向からいろいろ考えられる事業だと思います。

 ことし行われたJRの旅行企画もそうですが、この本宮市の魅力を生かして旅行会社などと提携をして、先日行われました自給自足パーティーなどに合わせたグルメツアーや、春には花見ツアーと題して桜の名所の散策とアサヒビール園のセット、または岩角山などの観光拠点などを生かして、スローライフにあこがれている都会の人たちには受け入れてもらえるような企画ができるのではないかと思います。

 また、利用が落ち込んでいる福島空港へのアクセスとして、電車を利用すれば市が特典を設けるなど、福島空港の利用に一役買っている企画を話題づくりとして駅利用促進に取り組み、いろいろな方法を使い、広く駅利用促進のPRをしてはどうかと思いますが、お伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 市長公室長。



◎市長公室長(叶栄徳君) 方策といたしましては、前にも申し上げましたが、ソフト事業、ハード事業、いろいろあろうかと思います。いろいろな事業を組み合わせて促進を図っていきたいというふうには考えております。

 今、お話しをいただきました福島空港と本宮駅のアクセスバスの運行ということでお話しをいただきましたが、現在、郡山駅から空港のほうには運行されております。本宮市からということで、非常に話題づくりにはなろうかと思いますが、このあたりについては十分検討を今後していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) ちょっと話が違ったんですけれども、電車を使って駅を使っていくという話ですけれども、それは結構です。一応参考というか、話題づくりとしてやったらどうかということなので。

 では、次の質問に移ります。

 駅舎の改築についてですが、予定では、平成23年には駅東口広場が整備され、便利にはなるものの、駅前にある商店が移転もしくは廃業を考えている中で、駅前大通りの大型衣料店もことし12月で閉店と聞いております。このように駅前広場は整備されるが、駅前通りは寂しくなってしまいます。9月の一般質問の答弁で、駅周辺整備構想の中で位置づけている東西自由通路整備計画に合わせた橋上駅舎の整備と答弁をなされましたが、本宮駅を考える場合、東西自由通路の整備とは切っても切り離せないものがあると思います。先日のフォーラムの中でも数多くの方々から、東西自由通路の必要性と早期の整備をとの意見が多く出されておりました。

 前回の部長答弁のいただきました駅周辺整備構想とは、一体どのような構想なのか、また整備の優先順位はどのようになっているのかお伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) ことしの6月の全員協議会ではございますが、駅周辺整備構想につきましてご説明をさせていただいた経過がございます。

 現在、その整備構想の中でのJRとの協議の中では、まずシンポジウムでも希望がございました自由通路をつくってほしいというのが非常に大きな声としてあったわけでございますけれども、自由通路に至るまでには22、23年度で実施いたします構内踏切の大縄堀、それを終了後、その後青田村道踏切それをやらないと閉鎖といいますか、または縮小、そういうお話もいただいてございますので、順序といたしましてそれらを整備した後、東西自由通路ということを現段階では構想の中に描いておる内容でございます。

 そしてまた、橋上駅舎にするかどうかについては、今後の課題かというふうに思いますが、東口、西口、両利用者の方から申し上げれば、ちょうど橋上駅になりますので、両方から真ん中で駅利用をすることが可能だと。そういう意味では非常に利便性は高まると、そのような理解をしてございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 駅周辺整備構想を6月に出したということなんですけれども、これはいつごろこの構想が決まったのでしょうか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 駅周辺の整備構想につきましては、市のほうで東西自由通路についていろいろ検討した時期がございます。記憶ですと平成12年ごろではないかなというふうに理解しておるところでございますが、その段階で東口広場、それから西口広場、それから周辺の拠点施設も含めたそういうもろもろの内容を構想の中では検討をした経過がございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) ということは、その駅周辺整備構想、一応10年ぐらい前の構想がまだそのままで生かしているということなんですか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 合併前の本宮市の段階で、整備構想については検討した唯一の資料であるという内容でございますので、現段階ではそれが構想としてはまだ存在するかなと、そういう意識を持ちながら説明会をさせていただいたと、そういう内容でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 10年前といいますと、かなりの車の往来やモータリゼーションですが随分その流れも変わったりとか、中心市街地の形状も随分変わってきて、古いんでないかなと思いますし、またそれをなぜ見直しとかしなかったのかも疑問に思いますが、そういうふうな計画がある中で、以前、やはり私一般質問で質問して部長答弁でもらったことがあるんですけれども、駅舎の改築や駅周辺ですね、整備を検討する上で、部長答弁でいただきました本宮商工会とモットコムもとみやが取り組んできた駅前拠点施設整備を含む中心市街地活性化協議会の話ですが、この基本計画案の策定に取り組んでいると3月の一般質問でお聞きしたんですけれども、どのように検討して、検討中なのか、それとももう棚上げになっているのか、経過をお聞きします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 中心市街地検討協議会から3月議案のご提案をいただいた内容につきましては、市内部で鋭意検討しておると、そういう状況でございます。

 一度認定をいたしますと5年間の中で事業を完了させないといけないという、そういう内容もございます。それと、市のほうでそれを認定する計画書をつくれば、それが基本的に内容となってまいるということも含めて、市といたしましては、先ほど申し上げました駅周辺整備構想も踏まえて、またはJRとの協議の流れの中で、どれが一番いいのかということで、現在も含めて検討をしておる、そういう状況でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 私もちらっと、はっきりしたことはわからないというとおかしいですけれども、以前の図面を見たんですけれども、駅前拠点施設整備の図面の中には東西の自由通路も入っていると思うんですが、そうしますと今後、まだ検討中ということは、今後まだこの事業を行うかもしれないということはまだ望みはあるのですか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 先ほども答弁させていただきましたが、唯一駅周辺の考え方として、現在構想として残っておりますのが、先ほど申し上げた年代につくりました東西自由通路の、当時の町ではございますが、唯一それが周辺整備構想の考え方でございますので、その後実施に向けてどうなんだというおただしかと思いますけれども、大きく財政状況が転換、または昨年度からまた大きく変わってきたという状況の中で、まちづくり交付金事業で東口はとりあえず整備していこうということで、整理をされた段階でございますけれども、先ほど申し上げましたように、自由通路についてはJRとの協議があると。それを先行すればいろいろ差しさわりが出てくると、そういう観点からそれについてはある程度時間を置きながら整備をする必要があるのかなと、そういう考え方でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 話がちょっと違うんですけれども、私が聞いているのは、商工会とモットコムが一応取り組んできた駅前拠点施設整備ですね、それで東西の自由通路も構想の中に入っていたと思うんですが、中心市街地活性化協議会が今後市で検討して、もし実行になった場合は、この自由通路はその中心市街地活性化協議会のほうでつくるということになるんですかと聞いてみたんですけれども、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) ご提案をいただいた中で、協議会のほうで拠点施設に合わせた自由通路の整備という提案をされてございますが、それをモットコムでやるのかどうか、そこまでの検討は現在市のほうでは実施してございません。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 中心市街地活性化協議会でそういった計画を本宮市に提出したのがそういう計画ではないのでしょうか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) ご提案いただいた内容につきましては、私も先ほど申し上げましたように、拠点施設から自由通路を伸ばしてという、そういう提案はされているということでございますが、その実施に当たってのまだ検討まではしていないと、そういう内容でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) ということは、しつこいようですけれども、中心市街地活性化協議会の提案はまだ市では残っていると理解してよろしいんですね、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) その内容につきまして、現段階でも市としてはその内容を検討中だと、そういう状況でございます。ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) それもありますけれども、現状では、多額の費用がかかる東西自由通路や橋上駅は、長いスパンで考えないと無理なことだと私も思います。

 現在の本宮駅は、明治20年に開業し、建設された建物で、築後122年の歴史的な価値のある駅舎であり、この歴史ある駅舎を保存し生かしながら、市の顔としまして、古民家ではないですけれども、市がその建物をJRから買い上げて、古民家再生ではないですけれども、歴史を感じるようなリフォームをして、本宮市の玄関口、歴史の顔として生かしていくのはいかがでしょうか、お伺いします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) JRの駅舎につきましては、基本的にはJRが改装なり、新設するなりというのが基本でございます。122年経過しておる古い駅舎でございますので、それをリフォームして使ってはどうかというご提案でございますので、それは提案としてお聞きしてまいりたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 実際122年といいますと、本宮市でも一番、一番ではないでしょうけれども、かなり古い建物だと思いますし、よく地方の列車の番組などを見ていると、そういった大正ロマンとか明治の建物とかを改築して雰囲気を出している建物というか、駅が結構見受けられると思います。そういった外見もそうなんですけれども、そういった駅施設を利用して、中といいますか、多目的ホールなどを駅施設と供用して、駅利用者の利便性、利用促進につなげるためにも、駅の中にコンビニエンスや多目的に使える青空市場などを開けるスペースなど、電車を利用する以外の人でも集まれるようなコミュニティ機能を果たせる空間を提供できれば、にぎわい創出にもつながるのではないかと思いますが、どうでしょうか、お伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) JR本宮駅舎の改築につきましては、先ほども答弁をさせていただきましたが、基本的にはJRが行うものと、そういう理解をしてございます。

 駅利用の促進検討委員会の中間報告によりますと、駅舎を改築し、市の玄関口としてふさわしくイメージアップするとともに、駅舎内の多角的利用を図ると、そういう中間提言がなされてございます。その中に市民が利用できるコミュニティ機能や行政サービス機能等を付加することが望ましいというような内容が出されてございますが、実際、駅舎も含めていろいろ改築とか、それらを行うということになれば、このような考えのもとに、JRのほうには要望なりしてまいる、そういう方法はとれるかと、そのように理解しております。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) ぜひ古いといっては失礼ですけれども、歴史ある建物を生かしていろいろ費用のかからないように考えてもらいたいと思います。

 では、次の質問に移ります。

 (4)番の東西自由通路の今後の考え方についてですが、(3)番の質問と重複しておりますが、駅の西側に居住する方や大玉村からの利用者は西側から駅に入れるよう強い要望があると思います。

 先ほども話しましたが、橋上駅に多額の費用がかかるのだとすれば、ことしの3月から使用可能になった駅のICカードとスイカ、スイカの専門用の改札口を西口へ設置などもあわせて考えてみてはどうかと思いますが、お伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 12月2日にシンポジウムございました。その中で、パネラーとなりました企画部長さんの言葉で置きかえますと、西口にああいう施設を設置すること、これは非常に多額なお金がかかるというようなことで、なかなか難しいというようなお話をお聞きはしました。ただ、市として利便性がやはり確保できるということであれば、それを要望していく、そういう必要性はあるのかなとは思いますが、ただそういう2日のお言葉はいただいておると、そういう状況でございます。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) 今後は駅利用促進検討委員会や協議会なども含め、駅舎、または東口の開発などを一緒に、駅周辺の総合的な考え方、先ほどの駅の構想が10年前につくられたと答弁がありましたが、今回の駅利用促進の委員会なども全部含めて、長期的なビジョンも考えてみてはいかがなものかと思いますが、お伺いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 駅利用促進検討委員会の中でもいろいろハード・ソフト面から意見、要望、提案等なされております。また、前につくった整備構想ではございますが、ある程度考え方としては整理されている内容なのかなというふうに考えてございますので、それらも含めて本格的な検討をする時期には、当然そういうものを参考にしながら進めていくような形になると、そのように理解しております。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君。

     〔1番 三瓶裕司君 登壇〕



◆1番(三瓶裕司君) ぜひ全体的なビジョンを考えて、よりよい中心市街地にしてもらいたいと思います。

 これで一般質問を終わります。



○議長(矢島義謙君) 1番、三瓶裕司君の一般質問を終わることにいたします。

 暫時休憩いたします。

 再開は3時30分といたします。



△休憩 午後3時20分



△再開 午後3時30分



○議長(矢島義謙君) 休憩前に引き続き会議を行います。

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△根本七太君



○議長(矢島義謙君) 日程に従い、一般質問を続行します。

 次に、通告6番、議席6番、根本七太君の質問を許します。

 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 既に通告をいたしております大項目3件について順次お尋ねをさせていただきたいと思います。

 まず初めに、少子・高齢化対策についてお尋ねいたします。

 少子・高齢化が叫ばれてからしばらくたちましたが、現実味を感じますと、日本を担う子供たちの減少は、国の衰退、地域の活力低下につながる問題であり、子育て支援など対策は緊急を要する課題であります。と同時に、高齢社会においての高齢者へ提供する安全で安心な生活環境は、私たち後輩の責務と感じます。こうした思いを抱きながら質問に入らせていただきます。

 なお、前者が4人、少子対策について質問されておりますが、確認の意味においても重複する質問をお許しいただきたいと思います。

 少子化対策について、まず、子供の産みやすい環境づくりが少子・高齢化対策の特効薬に感じますが、市としての取り組みをお尋ねいたします。



○議長(矢島義謙君) 市長。



◎市長(佐藤嘉重君) それでは、議席6番、根本議員のご質問にお答え申し上げます。

 少子・高齢化についての市の取り組みと、こういうことで何人かの議員さんからもご質問ありました。

 今ご質問ありましたように、大変国として深刻な問題であります。あるいは先進国でも少子化というのが叫ばれて、大変深刻な状況にあることは事実であります。

 そういう中で市としてどう取り組むかということでありますが、これだけでなかなか解決するもんではないと思います。国の施策も含めながら一体的な中で、市の役割として、あるいは市独自として、何を打ち出していくのかと、こういう視点が大事なのかなと、このように思っております。

 先ほど島田議員のご質問にもお答えしましたけれども、もう一回原点に戻って、子供が住みやすい環境というのはどういうことなのかなと、こういうこと1回原点に戻っていかなければならないかなと、そのように思っています。住みやすさあるいは健康づくり、あるいは勤め口等々、幅広い視点があるわけでありまして、そういう中で市としてどういうところに原点を置きながら、総体的なことも進めていきますが、ポイントを絞ったやり方をしたらどうかと、こういう視点も大事かと思います。

 1つの例で大変失礼なことかもしれませんが、私も大変関心を持って十数年お邪魔させてもらっているところがあります。世田谷区の梅丘駅にありまして、梅丘公園にわんぱく広場、牟田悌三さんがつくって、去年で30周年となったところであります。そのお母さん方とたまに会う機会がありまして、話をさせていただきます。あそこに行きますと、子供たちが本当にワイルドに遊んでいると、そういう環境の中で、東京の子育て、子供は少ないでしょうと話しますと、「いや、うちのほうは子供は3人が普通です」と。あの方は4人、あの方は5人と、こういう現実そういう家族もたくさんいるんですと。そういう中で、ただ家族だけで見るだけでなくて、やはり地域が見て、地域全体の中でどう子供を育てていくかと、こういう視点でそういう現場を見ながらつくづく感じるわけでありますが、もっと伸び伸びと子供が育ちやすい環境、あるいは産みやすい環境、そういうものをぜひ原点に戻ってやらなくてはならないときだと思っています。

 それぞれいろいろ医療費の無料化、あるいはできる範囲の中で今施策を進めているところでありますが、新年度に向かっては本当にどういう視点で子育てをするかと、そういうなかでの室内版がえぽかという感じで表現したところでありますけれども、そういう面ではみんなで育てていくと、あそこに行けばストレス解消になると、そういう場所も含めながらどう子育てをしていくかということを真剣に考えていかなくてはならない大事な時だと思います。

 いろいろご意見をいただきながら計画づくりをしていきたいと思っております。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) ただいま市長から、総体的に子供を産みやすい環境というのは住みやすい環境をつくると、これがまず大事だというふうなことでお話ありました。確かに、その一言に尽きるかなというふうな感じはするんですが、実は総体的な考えでお話しいただきましたけれども、私は過日、生活福祉常任委員会の研修に、子育て支援を積極的に行い、驚異的な人口増でまちづくりをしている京都府精華町を訪ね、実態を見分してまいりました。

 地の利を生かし、大阪市や京都市、また奈良市のベッドタウンとして若者が定住する町、乳児や重度障害児でも保育を希望するすべての幼児を受け入れる、俗に待機児童ゼロ計画というものを掲げながら実践している町でございました。こうした取り組みが平成17年に人口を1年に30%アップ、驚異的な数字で全国1になったという話もされていました。

 私は、子供の動きがないところに地域の繁栄はないと思います。ぜひ当市でも、結婚した者が安心して子育てできる環境整備、銘打って本宮市待機児童ゼロ計画を実践し、人口増に取り組むべきと考えますが、市の考えをお尋ねいたします。



○議長(矢島義謙君) 教育部長。



◎教育部長(根本昌康君) 子供を産みやすい環境づくりの一つとして保育所の設置がございます。保育所につきましては、今、議員ご指摘のように待機児童ゼロというのを目指していきたいと考えておるところでございますけれども、現実的には現在1名の待機がいるというのが現状でございます。

 こういったことをいろいろな角度から検討していくというようなことで進めておるところでございます。次世代育成のプロジェクトチームがございますので、そちらのほうでも検討させてもらいながら、待機児童ゼロということを大きな目標にしながら進めていく施策、いろいろ考えてまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 現在、私の提案の前に生活福祉常任委員長から質問がありましたけれども、やはり総体的な論をしていてもなかなか事ははかいかないんではないかなと。例えば精華町が取り上げたように、町のこれがもうポイントだという感じで打ち出して、それに全精力で市全体が取り組んでいくという、それによって定住が図られて人口がふえていく。そこに来て、住んで、若い人たちが余裕を持って、ゆとりを持って、感謝をしながら勤めに行けるという環境づくり、こういったものも、先ほど来検討、検討というようなこともいろいろ論をされましたけれども、検討だけでずっと行ってしまうといつまでたってもだめなのかなというような感じがしますので、ぜひ私のご提案、これ提案だから何とかやらなくてはならないなんてことは何もありませんよ。ただ、こういうものをぜひ参考にしていただいて、これから先早い機会に本宮市に行って住みたい、そういう環境を呈していただければ大変ありがたいというふうに思っております。

 次に質問を移ります。

 高齢者、特に障がい者の在宅介護に対する市の取り組みについてお伺いいたします。

 介護施設のあきがなく、待機されている人が多いと伺っておりますが、実態をお尋ね申し上げます。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 介護施設の現在の待機している実態でございますが、11月末日現在で各施設ごとの待機者を申し上げます。

 ぼたん荘では100人、しらさわ有寿園で107人、明生苑で38人、まゆみの里で55人の方々が待機されておるものでございます。その中で本宮在住の待機者といたしましては、おおむね100名から150名と推察されるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) ただいま実態をお聞きしたんですが、ざっと計算して、頭悪くても何か300人くらいなのかなというような感じしますし、その中で本宮市からは100から150人なのかなというふうな感じを受けたわけでございます。大変な数だなと思っています。これらを生活福祉面から早目に解決を図る、努力していくと、そういうものの中で何か取り組んでいく姿勢、ございましたらお聞かせいただきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 現在の取り組みということでございますが、施設への入所ができない方にとりましては、在宅サービスや通所サービス、さらにはショートステイなどをご利用していただいているというのが実態かと思います。それらのサービスの組み合わせで介護生活を送っていただいているということであろうと考えております。介護サービスを受ける上で、ご本人や家族の皆様にとって大変厳しい生活環境を強いられているのかなというようなご推察申し上げておりますが、具体的にその待機者をどう解消するかというのは、いろいろな保険料等々の兼ね合いもございますので、一概に具体的な施策をどう講じるかというのは計画の中で策定をして明確にしておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) ただいま部長答弁で、自宅で介護されている方、大変ご苦労かけているというふうなお言葉をいただきましたけれども、私もあきがなくて、障がい者を自宅で介護している方、家族とはいえども、経済的にも精神的にも大変苦労していると思います。老老介護など最近特に耳にしますけれども、涙が出る思いであります。

 私は、障がい者支援とは別に、市として自宅で介護されている方へ、ご苦労さまの支援金として何か届けてやることによって、障がい者を持つ、またお年寄りを持つ介護している方々に対して勇気を与えることができると思うんですが、市として介護者への支援、どのようにとらえているかお聞かせいただきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいまご指摘のように、非常にご自宅で介護している方、家族の方については非常にご苦労があるのかなというような推察します。その中で、現在当市での支援といいますか、そういったことについては在宅介護の方々のサービスを施設へ入れないというふうな観点からの、介護認定を受けている方々、4、5の方々に対しての手当等を支給している制度を在宅介護支援事業として現行予算措置しておりまして、介護認定の4、5の方に支給しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) ただいま当市では介護認定者の4、5に対して支給していますよというお答えをいただいたんですが、実は私、過日なんですが、福島市に行ってまいりました。この福島市は市長が瀬戸さんでございますが、今回再選されて、そしてたまたま私民友新聞をとっておりますけれども、民友新聞の紙上に市長当選のときのコメントが寄せられておりました。そのときに在宅で介護されている方々に今まで4万円を支給していた。しかし、今度は6万円に上げたい。この在宅介護されている方々に市としてぬくもりを2万円追加したい、そういうコメントが書かれておりました。

 そこで、私は、福島市の福祉センターにお邪魔いたしまして担当者とちょっとお話を聞いてまいりました。その際、実は担当者からの話で、福島市は今、本宮市が行っている等級査定ではなくて、実は民生委員の方々の力をかりて、その民生委員の方々が自分のエリアの中で、この人は全く介護されていて大変だな、そういった人を推薦して、それを認めた形でその支給をしているというふうな話でございました。いろいろそういったことによって生じる問題もあるようです、話を聞くと。でも、実はそういう本当に等級には入らないけれども、4等級、5等級には入らないけれども、だれが見てもちょっと医者の診断もそうだけれども、実際には大変な介護ではないかという方々が結構おられるんではないかというふうに私は思うんです。そういった意味においても、ぜひ前進したお考えで、自宅待機をされている本宮市の100人から150人と言われていましたけれども、その方はやはり大変なご苦労をされているんだろうと思います。金額は問いませんけれども、ぜひそのエリアを4等級、5等級を外されて、ぜひ広い意味で、介護者にぬくもりを伝えていただければ大変ありがたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ただいまご指摘のように、4、5以外の方々、実態については、多分家族の方々のお世話をいただける方の大半は4、5に該当する方が多いのかなと。それ以外の1から3の方では、おおむねご自分でも用をたせるというような方も中にはいらっしゃいます。今のご指摘のようなことについては、現時点では今の現行制度を対応で考えていきたいというふうに考えておりますが、いろいろな他市のほうの状況とかも調査をさせていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 現行で行きたいというふうなお話でございましたけれども、私は、この制度を行っているのは、福島市だけではなくて、いわき市、須賀川市も同様にやっておりますので、ぜひ参考にしながら前向きな検討をいただければ大変ありがたいというふうに思っております。

 それから、次に移ります。

 核家族化が進み、老人世帯が増加傾向にあります。老人世帯の安全・安心を確保する上で、市の現在の取り組み、今後の対策などをお尋ねしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) ご指摘のように、高齢者の方々の老人世帯がふえるということでございます。

 高齢者の方々を地域の中で支え合うために、今社会福祉協議会とも連携しながら、各地区の行政区長、さらには民生児童委員、各関係団体機関との協力によりまして、安全・安心を確保していただくことが必要不可欠というふうに認識しております。そのためにも、今現在社会福祉協議会で進めようとしている小地域ネットワーク事業を、市が協力しながら進めていきたいというふうに考えておるところでございます。

 この事業につきましては、行政区単位で高齢者の見守りを行政区長、民生児童委員、関係団体等の協力によって見守りを行うものでございまして、高齢者や老人世帯の安全・安心を確保するというふうなことでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 日増しにふえる老人だけの世帯へ核家族がもたらす影響は、現実として大きな社会問題であります。11月は80歳の女性と83歳の男性が行方不明となり、女性は3日目に痛ましい姿で発見されました。男性は残念ながら現在も発見されていないやに聞いております。認知症として簡単に扱われますが、今後多発する傾向にあります。消防初め地域の方々の協力で対応しておりますが、何らかの早期対策が望まれます。

 ただいま答弁にありましたように、市として小地域のネットワークで対応したいというふうなご回答がありましたので、ぜひぜひそういった形のものを進めて、有効的に活動していただきたいなというふうに思っております。

 さらに、行方不明者が発生しますと、一番に消防団が駆り出されます。しかしながら、捜索が難航し、数日及ぶと勤務先に気まずくなり、団員としての自覚と社員というはざまに立ち、悩まれる団員が多数おります。市として、人命を優先する消防精神、団員の取り組む姿勢を企業に理解を求めるべきと思いますが、見解を伺います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 改めまして、先日の行方不明の方々の捜索ついては、ご指摘のように消防団員の方々、さらには地域の方々、いろいろな形でのご協力に対しまして本当に御礼を申し上げます。確かに消防団員の方々は職を持ちながらご協力をいただいております。そういったことで、会社への御礼といいますか、そういういった協力の依頼については、機会あるごとに文書なり団長名等で御礼も含めて対応させていただいているところでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) ただいま私の質問に対して対応していると、こういうふうな形でございまして、安心はしておりますが、たまには文書でなくて、実際足を運んでいって、心で伝えることも重要なことかなというふうに思いますので、その辺よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 次に移らせていただきます。

 民生児童員の果たす役割は時代の変遷とともに、年々大きくなる傾向にあります。こうした環境において、委員活動費の待遇改善についてお尋ねいたします。

 老人世帯の安全・安心は核家族が進む中で、民生児童員の果たしている役割は非常に大きいものがあります。これまでの社会と異なり、肉体的にも精神的にも負担が強いられる環境にあります。市として、仕事面の改善、例えば民生委員のエリアが決められており、そのエリア内の監視訪問件数はそれぞれ委員によって異なっております。ある程度のバランスが必要と思いますが、調整見直しはできないのかお伺いいたします。

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△会議時間延長



○議長(矢島義謙君) 質問中でありますが、お諮りいたします。

 ただいま午後3時55分であります。議会運営上、時間延長いたしたいと存じますが、異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(矢島義謙君) 異議ありませんので、時間を延長し会議を行うことに決しました。

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○議長(矢島義謙君) 答弁を求めます。

 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 民生児童委員の方々には、社会福祉の精神を持ちまして、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行うことで地域に根差した福祉活動を行っていただいております。特にひとり暮らしの高齢者の見守りや児童虐待、不登校など、地域で抱える諸問題の増加に伴いまして、民生委員の職務の範囲の広がりと役割が増加しておるのは事実でございます。

 つきましては、民生委員の方々の肉体的にも精神的にも厳しい業務であるというふうなこと、さらには大変重要な役割を担っておるというふうな認識をしておるもんでございます。そこで、委員エリアの見直しにつきましては、非常に行政区を基本とした地区割が地域との深いかかわりと実態が掌握できる観点から、現在の地区割で適切なところもあるのではないかというふうに考えておりますので、ご理解を賜ればと思います。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 民生委員の方から私のほうにじかに相談といいますか、考えを述べられたことによって私は質問させていただきました。非常に大変なお仕事をなされているなということを察しさせていただいているところであります。どうかそういったところも踏まえて、今後検討されるようにご期待をするものであります。

 活動する民生児童委員の方の待遇について若干お尋ねをしたいと思います。現在の手当はいつつくられたものなのか、そして改善されてきているのか、その辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 現在の待遇につきましては、合併時に旧本宮町の報奨等に合わせた経過がございます。現時点では、会長、委員、それぞれ会議の出席時の費用弁償、研修旅費等が支給されるようになったところでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 私は、現在の児童委員をなされている方から、先ほども申し上げましたけれども、お話があったものでございました。確かに手当としてこれが適切だということは全くないんだと思いますが、でも時代の移り変わりで、かなり民生児童委員の果たす役割というのは物すごく広くなってきています。そして、要求されます。場合によっては、安全・安心という角度からお年寄りを相当見ていられる方々がいっぱいおります。そういったところをかんがみながら、これから処遇の面でもやはり前向きな、少しでもやはり心が伝わるようなものをしていかないと、次を担う方たちが出てこなくなってしまうんでないかと。あんなことやるんではおれはやらないよ、受けないよ。やはり児童委員といいますか、民生委員といいますか、そういった方たちが地域のために、よしやるぞという、そういう気持ちが出てくるようなやはり行政としての待遇なり、処遇なりを考えていく時代ではないかというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。

 それから、続きまして、大項目の2に移らせていただきます。

 新交通システム運行状況と今後の取り組みについてお尋ねをいたします。

 4月1日からスタートした新交通システム、福島交通の2路線と本宮地区巡回バスを廃止いたしまして、旧白沢地区で実施してきた戸口から戸口の乗り合いタクシー、俗にいう9人乗りのデマンドタクシーであります。市内全域に広める交通体系に加えて、通勤・通学などの足の確保を図る市営バス、広域バスが運行され既に8カ月が経過しております。現状をとらえ、どのように認識をされているかお尋ねをいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 4月からスタートいたしました新交通システムの利用状況のおただしでございますが、まず、通勤・通学バスにつきましては、スタート時の4月には月185人で、1日平均8.8人でありましたが、10月では480人で約300人増加し、1日23人の利用となっております。市街地巡回バスにつきましては、4月が257人で、1日平均12.2人から10月は370人となり、1日平均で17.6人利用となっております。また、デマンドタクシーにつきましては、本宮・白沢両地区で、4月が2,249人で、1日平均が107.1人、それから10月が2,274人で1日平均108.3人となっております。なお、新設をいたしました本宮地区のデマンド利用につきましては、4月が176人で1日平均8.4人、10月は316人となり1日平均15人となったところでございます。

 運行いたしまして8カ月が経過し、それぞれに少しずつではございますが、利用実績が伸びておるという状況ではございます。しかしながら、新しい交通体系に移行する際に想定いたしました乗車人員にはまだまだ届かない現状でございます。利用者の多くを占めております高齢者等に利用をしていただくために、さらなる利便性の向上とPRに努めてまいりたいと、こう考えております。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 大変今数値いただきましたけれども、今回、補正をもって補充したという流れもございますから、当然当初の目標と現在の数値は、場合によってはかけ離れているのかなというふうな認識をさせていただいているところでございます。

 そういった当初の計画目標の数値と今発表された数値と、その差異をどのように解決しようとしているのかお尋ねをいたしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 現状をどう改善するかというおただしでございますけれども、新交通がスタートいたしまして、若干ではございますが、実績が利用者が増加しておるというところでございます。しかしながら、当初の計画時に見込みました利用人数とは開きがある現状でございます。今後、運行を継続的に進めていくためには、多くのご利用をいただいておる高齢者の方々を初めといたしまして、市民の皆様のご意見をお聞かせいただきながら、地域に合った運行体系を構築し、公共交通の役割を果たすための運行に努めてまいりたいと、そのように考えております。

 当初算定と現状との計数的なもの、それについては次長より答弁をさせます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部次長。



◎産業建設部次長兼商工労政課長(渡辺正博君) 当初見込みと現状につきましてご説明をさせていただきたいと思います。

 まず、デマンドタクシーにつきましては、当初白沢地区の実績、これは平成17年4月に導入をしておるわけなんですが、その当時1台当たり21名の方が利用をしております。その年の実績では平均で28名利用ということでございましたので、そのときの数字を参考にさせていただきながら、本宮地区におきましては2台のデマンドタクシーを運行させていただくということでございましたので、50名の見込みをさせていただいたところでございます。

 しかしながら、先ほど部長答弁させていただきましたように、現在のところ16名の利用というふうなことで、その差が大きかったというふうな部分がございまして、今ほどご質問いただきました補正というふうな部分で、まずデマンドタクシーの部分が出てきたということでございます。

 続いて、市内巡回バスの関係でございますが、これにつきましては、当初本宮地区で運行しておりました巡回バス、これが1便当たり3.5人という乗車がございました。試算をする中で同様の数字を使わせていただいたということでございます。それで、1日当たり16便、4コースで、本宮駅を起点といたしまして運行させていただくということでございまして、56人の利用客を見込ませていただいたところでございますが、10月末現在では18名というふうなことでございましたので、ここに大きな差が生じてしまったというようなことから、補正で今回お認めをいただくようなことでご提案をさせていただいた経過でございます。

 以上であります。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 今数値をいただいたわけでございますけれども、実は、私も現在は生活福祉でございますが、以前産業商工におりまして、このスタート時の乗車をさせていただきました。それは巡回バスの北コースでございました。午後の1時半に乗られたコースでございますけれども、正直言いまして、どなたも乗らなかったというふうなことがございましたもんですから、6月の一般質問でこういう状況でいいのかということでお尋ねをしたかなというふうに思っております。

 そのときの回答が、要するに今スタートしたばかりだから、あとこれからPRをしながら、わかってもらいながら軌道に乗せるんだというふうな回答いただいて終わったのかなと思っております。

 その後経過を見ましても、今、私あそこの玉井街道通るときでもバスを見るんですが、ほとんど空なんですよね。私が言い過ぎかもしれませんけれども、ほとんど空だと思います。そういうふうな実態を見ていて、今8カ月経過しているんですよ。8カ月経過してもまだPR不足だと。6月もPR不足だ。8カ月経過した今もPR不足だと。いつPRの効果が出てくるんですかということは、まず私端的に申し上げたい。要するに、福祉を目的とするにしても、今計算すると乗車率三二、三%ですよ目標の。ざっと50%、このくらいあるんだったら、福祉だから、利益を中心にしてないんだからこれはいいと思いますよ。でも、乗る人が目標の3分の1くらいな数字で、それをまだ来年も再来年もといってしまったら、どこで財政が健全化されるんですか。私はもっとやはり、政府が今仕分け作業やっておりますけれども、こういった仕分けやったらばっさりだと思います。

 そういうところを考えれば、もう少し今後もうちょっと眺めてみるという答弁ではなくて、早急に検査をして、検証をして、そして対応しますという回答をいただきたいなというふうに思っております。考えをお願いいたします。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 新交通システムを導入する、また巡回バスを導入するに当たりましては、従来のコースから市内の4コース、東西南北という4コースに運行を行っているということで、時間的に悪いコースなどもあるのかなと。どうしても病院に行ったり、あとは買い物したりということでございますので、そういう観点から申し上げますとコースによっては使いづらい時間帯にあるコースもあるのかなというふうに理解してございます。

 ただ、さきのアンケートの中では、ぜひ巡回バスについては継続して運行していただきたいということで、そういうアンケートの結果も出てございます。そういう観点から、公共交通、弱者の足をいかに確保するかという観点から、巡回バス、新交通システムについては考えてございますので、費用対効果、これは当然公金を投入する関係から当然考えなくてはいけない内容ではございますけれども、ある程度の希望にこたえられるような対策は講じながら、実施していく必要があるのかなと、現段階ではそのように理解してございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 大変きついお言葉で申し上げたかもしれませんけれども、実質福祉というものはやはり弱い立場の人を助けるという、おっしゃるとおりだと私は思います。しかし、そこにもやはり限度がありますよと。ね。やはり3万2,000人の市民ですから。その人たちが税金を払っているわけですから、そこで動いているバス。確かににぎわいは持っていくかもしれない、バスが動くと。しかし、乗っている人、中が空だったとしたらば、これはやはりにぎわいとは言えない。ぜひ福祉に私は後退するようなことは申し上げたくない。それは福祉はいいんですよ。でも、福祉の中でも部長申し上げたように、やはりコースが間違っているのか、時間帯が間違っているのか、中をやはり早く精査して、早くやはりシフトをかえてやるということが今求められているんだと思います。そういったことを1つ申し上げまして、次の問題に移らせていただきたいと思います。

 次の大項目の3に移らせていただきます。

 政府のデフレ宣言に伴いまして、国内経済は一段と冷え込み、特に地方の不況風加速で、雇用情勢も日増しに悪化しております。失業保険給付が切れても職につけない方が多発しています。市として実態をどのように把握されているかお尋ねをしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 失業保険が切れまして、職につけない方が多発しておると、その実態の把握はというおただしでございますけれども、19番、島田和夫議員の質問においてもお答えをさせていただきましたが、ハローワーク二本松管内におきます10月末現在の有効求人倍率につきましても、過去最低でありました5月、6月の0.17より若干上がりまして0.25倍となりましたけれども、求職を希望されている方は4人に1人と、そういう大変厳しい実態でございます。その中で失業保険給付が切れてしまっても職につけない求職者の人数につきましては、ハローワーク及び福島県労働局におきましても、人数等の実数を把握していないという状況でございますが、保険受給者数につきましては10月末現在、管内で1,242名の方が受給をしておる状況であるということでお知らせをいただいておる中身でございます。

 失業保険が切れる数字は実際把握できてはおらない状況ではございますけれども、給付金が定まっていることから、切れた後のことが心配されることはご指摘のとおりでございまして、今後ともハローワーク等と連携を図りながら、雇用に対する相談を引き続き継続してまいる考えでございます。

 以上でございます。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 昨年の4月議会でも取り上げさせていただきましたけれども、当時としては米国発不況で、就職内定者が取り消されるなど、特に県内でも当地域はワーストで、須賀川市に次ぐ厳しさでありました。市でも失業者対策として緊急の雇用を図り、失業者の生活を支援したわけですが、現在回復するであろう日本経済は2番底があるかもしれないといった深刻な状況にあるわけであります。だれもが昨年以上の厳しさと認識しておられると思いますが、こうした中、厳しさに直面し、年の瀬を迎え、年を越せるだろうかといった不安に駆られている失業者がございます。こうした失業者に対して、昨年は仕事を提供しましたけれども、今度はどのような対策を考えておられるのか、お尋ねしたいと思います。



○議長(矢島義謙君) 産業建設部長。



◎産業建設部長(根本昭吉君) 失業者の方々につきましては、昨年度実施いたしました緊急雇用の中で十数名雇用をさせていただきました。本年度におきましても、緊急雇用ということでの臨時雇用をさせる方向で現在検討をしておる状況でございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 昨年の対応は非常によかったと思っていますし、またことしも早急にそういう対策を練っているということでございますから、大変安心をさせていただいているところでございますが、ぜひ早急な対策を求めるところでございます。

 職を失い、失業保険給付が切れると無収入になります。働きたくとも職がないわけですから、将来を悲観し、年の瀬に向けて命を絶つことも予想されます。

 このところマスコミでもみずからを絶つ人の多さにようやく腰を上げ、警笛を鳴らす報道がなされるようになりました。11年連続3万人突破。昨年は約3万2,200人。ぞっとするのは、本宮市の人口が3万2,000人弱ですから、1年に本宮市の人口がすべて亡くなってしまうという、正直言うと驚異的な数字だというふうに思っております。交通事故災害で1万人になったときには物すごいと新聞に出されました、大見出しで。でも、それは全国民が一致団結して酒飲み運転だ、何やかやというそういう防衛をしながら5,000人くらいに、半分くらいに今来たのかなと思っています。

 そういったところを考えると、今の昨年の3万2,200人なんていうのはすごい数字だなと思っています。昨年驚いたかなと思ったら、ことしはもう既に昨年以上の人が亡くなるぞ、といったときに出るぞというふうな話が飛び交っています。大変な私は不況だな、今までにないなというふうに認識をしているところであります。

 個人の問題として社会全体が避けてきたやに思いますが、今日まさに大きな社会問題であります。6月定例議会一般質問で、当市のデータをお尋ねいたしました。その際、1月から3月までのデータをいただいたというふうにお話をいただいたというふうに思っています。そのときも、昨年よりもことしは倍になっているな人数がというふうに私は認識をさせていただいたんですが、その後8カ月経過しております。国内ではかなりなスピードで前年度より亡くなる方が多くなっています。本宮市のその現在の実態をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(矢島義謙君) 生活福祉部長。



◎生活福祉部長(伊藤昌男君) 現時点で、21年の1月から10月までの期間の人数でございますが、本市においては9人の方が命をなくしているというふうな統計でございます。昨年の同月期では4人でありましたので、5人がふえているということでございます。

 以上です。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君。

     〔6番 根本七太君 登壇〕



◆6番(根本七太君) 本当にやはり聞いてよかったなと思います。実際このように昨年は4人だったけれども、その倍以上の方、9人という数字が出てきているわけであります。こういった市民の中に、3万2,000からすればわずか9人だかもしれませんけれども、そのとうとい命を絶つというのはまさにかわいそうだなと、気の毒だなと、救いの手はなかなか難しいんだかもしれませんけれども、でもみんなで3万2,000人の人たちがみんなで何とか監視する、注意する、そういうことによって9人が5人になるかもしれない、3人になるかもしれない、そういったことをやってこれから行くべきかなと思っております。

 それから、先ほど来、私はこの問題については民生児童委員の方々に主体となって、やはり地域の情報収集、これが非常に大切なのかなというふうな感じをしております。そういったもの等含めて、先ほど部長から、地域の区長さんを中心にしていろいろ対応を練るということでございましたから、それはまさにいいことだと思っています。

 それともう一つ、特別そういった悩みの方々に特別相談窓口というか、来やすい、相談しやすい何か窓口があればよいのかなというふうにご提案をさせていただきたいと思います。

 最後になりますが、今日の世界が抱える地球温暖化対策、地球環境を改善すべく努力が世界各国に問われています。と同時に、私身近な中で、家庭教育、学校教育、社会教育など、経済大国を体系にしながらも、バブル崩壊後心の豊かさまでも失ってしまったように感じてなりません。

 新たに迎える2010年、万物が共有する地球、ともに生活する社会、命のとうとさ、感謝や奉仕の精神を高め、再度生まれてくるなら本宮市、骨を埋めるなら本宮市と言える自信と誇りに満ちた、名実ともに東北一になる新年となることをご期待申し上げ、みずからも実践することを約束して、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(矢島義謙君) 6番、根本七太君の一般質問を終わることにいたします。

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△散会の宣告



○議長(矢島義謙君) 以上をもちまして、一般質問を終わることにいたします。

 お諮りいたします。

 本日の一般質問はこれをもって終了とし、日程第6日、12月8日は通告7番の一般質問から行いたいと思いますが、異議ありませんか。

     〔「異議なし」と言う人あり〕



○議長(矢島義謙君) 異議ありませんので、以上をもちまして、本日の議事日程を終了いたします。

 これをもって散会いたします。

 ご苦労さまでした。



△散会 午後4時19分