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福島県 二本松市

平成20年  9月 定例会(第6回) 09月02日−01号




平成20年  9月 定例会(第6回) − 09月02日−01号







平成20年  9月 定例会(第6回)



          平成20年9月2日(火曜日)

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出席議員(29人)

    1番 加藤和信   2番 堀籠新一   3番 佐藤 有

    4番 佐藤公伯   5番 (欠員)   6番 斎藤康晴

    7番 本多勝実   8番 菅野 明   9番 中田凉介

   10番 小林 均  11番 安部匡俊  12番 浅川吉寿

   13番 平 敏子  14番 遠藤芳位  15番 鈴木 隆

   16番 新野 洋  17番 野地久夫  18番 平塚與志一

   19番 斎藤徳仁  20番 斎藤広二  21番 佐藤源市

   22番 斎藤賢一  23番 斎藤周一  24番 高橋正弘

   25番 鈴木利英  26番 渡辺平一  27番 平栗征雄

   28番 三浦一良  29番 中沢武夫  30番 市川清純

欠席議員(なし)

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事務局職員出席者

   議会事務局長   菅野光夫     議会事務局次長  佐藤俊英

   議事係長     渡辺誠一     庶務係長     塩田英勝

   書記       菅野るみ子    書記       吉田貴志

   書記       阿部史隆     書記       尾形崇裕

   書記       佐藤興一     書記       武藤 聡

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地方自治法第121条による出席者

   市長          三保恵一  教育委員長      懸田弘訓

   教育長         渡邊專一  監査委員       安斎永重

   総務部長        二階堂公治 企画財政課長     佐原一彦

   契約検査課長      三浦秀勝  人事行政課長     守岡健次

   秘書広報課長      斎藤源次郎 税務課長       阿部 実

   収納課長        武藤正敏

   市民部長        渡辺一夫  生活環境課長     松山明義

   市民課長        菅野 隆  健康増進課長     菅野 徹

   国保年金課長      本田光雄

   福祉部長        本多正広  福祉課長       大内教男

   子育て支援課長     遠藤俊男  高齢福祉課長     井川英美子

   産業部長        安斎 豊  農政課長       渡辺久司

   農林課長        三瓶憲一  商工課長       神野 実

   観光課長        紺野隆雄

   建設部長        守谷善信  土木課長       渡辺秀夫

   道路維持課長      渡辺利夫  都市計画課長     菅野勝元

   都市整備課長      平栗定宗  建築住宅課長     北沢寿夫

   上下水道部長      橋本和美  水道課長       野地伊介

   下水道課長       遠藤精一

   会計管理者       高野進一

   選挙管理委員会事務局長 半澤宣幸  監査委員事務局長   三瓶清行

   農業委員会事務局長   斎藤 彰

   教育部長        三村和好  教育総務課長     高場則夫

   学校教育課長      小泉裕明  生涯学習課長     佐藤克男

   文化課長        根本豊徳

   安達支所長       安斎一男  安達支所地域振興課長 中村裕幸

   岩代支所長       桑原秀雄  岩代支所地域振興課長 伊東秀雄

   東和支所長       高槻幹夫  東和支所地域振興課長 佐久間秀幸

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議事日程第1号 平成20年9月2日(火) 午前10時開会

 日程第1 会議録署名議員指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 議案等一括上程(市長提案理由説明、監査委員報告、請願付託報告)

  会議事件

  〔市長提出報告〕

   第19号 平成19年度二本松市一般会計継続費精算報告書

   第20号 平成19年度二本松市の健全化判断比率及び資金不足比率について

  〔市長提出議案〕

   第100号 平成19年度二本松市一般会計歳入歳出決算の認定について

   第101号 平成19年度二本松市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について

   第102号 平成19年度二本松市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について

   第103号 平成19年度二本松市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について

   第104号 平成19年度二本松市土地取得特別会計歳入歳出決算の認定について

   第105号 平成19年度二本松市公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について

   第106号 平成19年度二本松市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第107号 平成19年度二本松市佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第108号 平成19年度二本松市安達簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第109号 平成19年度二本松市岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第110号 平成19年度二本松市東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第111号 平成19年度二本松市安達下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第112号 平成19年度二本松市岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について

   第113号 平成19年度二本松市茂原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

   第114号 平成19年度二本松市田沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

   第115号 平成19年度二本松市石平財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

   第116号 平成19年度二本松市針道財産区特別会計歳入歳出決算の認定について

   第117号 平成19年度二本松市工業団地造成事業会計決算の認定について

   第118号 平成19年度二本松市宅地造成事業会計決算の認定について

   第119号 平成19年度二本松市水道事業会計決算の認定について

   第120号 平成19年度二本松市下水道事業会計決算の認定について

   第121号 安達地方土地開発公社定款の変更について

   第122号 二本松市議会政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例制定について

   第123号 二本松市税条例の一部を改正する条例制定について

   第124号 二本松市手数料条例の一部を改正する条例制定について

   第125号 二本松市営住宅設置条例の一部を改正する条例制定について

   第126号 二本松市幼稚園条例の一部を改正する条例制定について

   第127号 二本松市国土利用計画について

   第128号 平成20年度二本松市一般会計補正予算

   第129号 平成20年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算

   第130号 平成20年度二本松市後期高齢者医療特別会計補正予算

   第131号 平成20年度二本松市介護保険特別会計補正予算

   第132号 平成20年度二本松市安達下水道事業特別会計補正予算

   第133号 平成20年度二本松市岩代下水道事業特別会計補正予算

   第134号 平成20年度二本松市下水道事業会計補正予算

  〔請願〕

   第4号 国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化を求める請願

   第5号 義務教育費国庫負担制度の堅持と教育予算の充実を求める請願書

 日程第4   特別委員会中間報告

 日程第5   議員提出議案上程(提案理由説明〜採決)

  会議事件

  〔議員提出議案〕

   第6号 二本松市議会会議規則の一部を改正する規則制定について

 散会

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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会議の経過

   〔開会前机上配付資料 諸般の報告、提案理由説明、請願文書表、議員提出議案第6号〕



○議長(市川清純) おはようございます。

 ただいまから平成20年第6回二本松市議会9月定例会を開会いたします。

                          (宣告 午前10時00分)



○議長(市川清純) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。



○議長(市川清純) 会議に先立ちまして、諸般の報告を行います。

 定例会でございますので、議会閉会中における議長の職務執行についての諸般の報告をお手元に配付しておりますので、ご覧いただきたいと存じます。

 なお、報告事項についての関係資料は、事務局に保管してあります。



○議長(市川清純) 以上で諸般の報告は終わりました。



○議長(市川清純) これより会議に入ります。



○議長(市川清純) 議員の出席状況を報告いたします。

 現在出席議員29人。以上であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。



○議長(市川清純) 地方自治法第121条の規定に基づき、出席を求めた説明員を報告いたします。

          (前記のとおり)



○議長(市川清純) 会議録署名議員を指名いたします。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において7番本多勝実君、8番菅野明君、9番中田凉介君、以上3人を指名いたします。



○議長(市川清純) 本定例会の会議事件を報告いたします。

 市長提出の報告第19号及び第20号の2件、議案第100号から第134号までの35件及び議員提出議案1件、並びに今期定例会までに受理した請願2件であります。

 なお、会期中に、市長提出追加議案として、工事請負契約締結に関する議案1件が提出される予定であります。

          (「議事進行」との声あり)



◆18番(平塚與志一) 議長、議事進行。



○議長(市川清純) 18番平塚與志一君。



◆18番(平塚與志一) 議事に入る前に、議長にお伺いしたいと思います。先日、福島テレビに議長名で番組内容等について抗議されたと聞いております。

 この問題は、議会運営委員会でも、あのような形で私も参加いたしておりますので、いろんな意見が出され、延々とやってまとまらなかった案件であります。あのような雰囲気、意見が出た中で、議長はあの議会運営委員会に提出した抗議文を原文のまま福島テレビに送ったと聞いております。私は、甚だ遺憾であると思っております。議長はどのように思っておりますか見解をお聞きしたいと思います。



○議長(市川清純) ただいまの18番平塚與志一君の議事進行にお答えいたします。

 あの経過については、ご案内のとおり、7月23日の臨時会の途中にその状況等をFTVで放映したわけであります。私ども直接見る機会は、時間的になかったわけでありますが、市民からこういう報道がなされているという報告を受け、その内容をお聞きいたしまして、まあこれは大変遺憾なことだというふうに感じて、その後行動をとったわけでありますが、議会運営委員会にもご説明申し上げましたように、市民不在の二本松市議会という、字幕スーパーが1分近く流されておったわけでありますが、このことに対しては、私も個人的なことではなく、二本松市議会を対象に市民不在の二本松市議会という話でございます。これを聞きおくわけには、私としてはまいらないという考えがありまして、これはなんとかしなければならないと考えておったわけでありますが、そういう中で私も抗議文を作成したわけでありますが、その以前には、あとで説明しようかと思いましたけれども、放送局からも来庁して、中身の説明もあり、大変申し訳ないということは口にいたしましたが、その件を私としては、文字でもって形に残るものとしていただきたいとお願いをしたわけでありますが、それもできないと。議員全員が集まる議員協議会でその旨を、あなたの方の口から、皆さん議員全員に説明しなさいということを申し上げたけれども、それもできないということでありましたので、遺憾の意を私としては伝えたわけであります。議会運営委員会では、確かに3通りの意見があったと思います。出すべきではないという意見と、出すほどでもないだろうという意見、その2件と、そのほかに大勢は絶対出すべきだという意見がございました。結果として、私に判断を委ねるということでございましたので、私も熟慮の末、これは二本松市議会としては非常に内容としては不適当な放映であったということが、番組であったということから、抗議をしたわけであります。

 以上であります。



◆18番(平塚與志一) 議長、18番。



○議長(市川清純) 18番平塚與志一君。



◆18番(平塚與志一) はい。今議運で、確かに議長に一任されたらいいんじゃないかという委員から発言がありまして、委員長が確かにそういう意見を言いました。

 そのときにですね、私はこう言ったはずです。抗議すべきでないという意見もあるのでですね、その部分は十二分に考慮してやっていただきたいと。その前段には、抗議するか抗議しないかわかりませんが、抗議する場合においては、やはり配慮していただきたいという意見は申したはずです。私はその後ですね、あの一人会派の皆さんにも意見を聞いて、出すべきでないという議員は、10人私は数えております。私が聞いた範囲では。29人、私達議長、副議長含めて29人二本松市議会議員おるわけですが、29人中10人が出すべきでないという、こういう意見の中、私は出すとすれば、私が言った、もう少し配慮した文面なり、また口添えがあって出されるのかなあとは考えていたわけですが、そういうことはなかったということですので、もう一度意見を伺いたいと思います。



○議長(市川清純) お答えいたします。

 まあ、いろいろ29人には、29人の議員の考えがあろうかと思います。これが全部ぴたっと合わなかったという現象はございますけれども、私としては皆さんの意見を考えた中で、出すべきだということに判断したわけであります。

 以上であります。



○議長(市川清純) 以上で18番平塚與志一君の議事進行を終了いたします。

          (「議事進行」との声あり)



◆9番(中田凉介) 議長、議事進行。



○議長(市川清純) 中田凉介君。



◆9番(中田凉介) お尋ねします。

 今回のこの経緯については、今ほど平塚議員からあった議長からの答弁で大筋はそういうことだと認識します。ひとつお尋ねしますが、今回FTVに出した抗議文なるものは、二本松市議会議長市川清純名で、公文でもって、しかも当然公文でありますから、公印を押して提出されたと、このように認識してよろしいでしょうか。



○議長(市川清純) そのとおりであります。



◆9番(中田凉介) 議長、9番中田凉介。



○議長(市川清純) 中田凉介君。



◆9番(中田凉介) そうしますと、議長個人であるとか、個人市川清純でなく、二本松市議会議長ということとなれば、議会を代表し、議会の総意ということに当然社会上は、通念上なる、間違いないと思います。まさに機関意思の決定であります。機関意志の決定をするに当たって、議会の総意を確認せずに議会運営委員会と、それからまた答申したものに対して配付された独自の判断でこういったものが出せるのかどうか、議長の見解をお聞きします。



○議長(市川清純) 暫時休議いたします。議会運営委員会を開催いたします。

                          (宣告 午前10時10分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                          (宣告 午前13時25分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 9番中田議員の議事進行の発言の取り扱いについて、議会運営委員会において協議をしていただきましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。



◎議会運営委員長(斎藤賢一) 議長、議会運営委員長、22番斎藤賢一。



○議長(市川清純) 斎藤賢一君。

          (議会運営委員長 斎藤賢一 登壇)



◎議会運営委員長(斎藤賢一) 中田議員の議事進行発言の取り扱いについて、協議をいたしました。

 その結果、中田議員の発言は議長の議事運営に直接関係のないことから、議事進行に当たらないとの結論に達しました。

 以上、報告いたします。



○議長(市川清純) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。

 9番中田議員の議事進行発言を終結いたします。



○議長(市川清純) この際、ご報告いたします。

 18番平塚與志一君から、先の会議における発言の中の、一人会派の皆さんにも意見を聞いてということを、一人会派の中田議員、小林議員、斎藤徳仁議員の意見を聞いてに訂正したい旨の申し出がありました。

 この内容は、字句の訂正であることから、会議規則第65条の規定により訂正することを許可することといたしました。



○議長(市川清純) 次に、会期の決定を議題といたします。

 議会運営委員会に、次期議会の会期、日程等に関する閉会中の審査を付託しておりましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。

 議会運営委員長、22番斎藤賢一君。



◎議会運営委員長(斎藤賢一) 議長、議会運営委員長、22番斎藤賢一。



○議長(市川清純) 斎藤賢一君。

          (議会運営委員長 斎藤賢一 登壇)



◎議会運営委員長(斎藤賢一) 本委員会に付託されておりました今期定例会の会期、日程等について、去る8月29日午前10時から委員会を開催し、審査いたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。

 初めに、今期定例会の会議事件でありますが、市長提出の報告2件、市長提出の議案35件であり、議案の内容は、決算の認定21件、安達地方土地開発公社定款の変更1件、条例の制定5件、国土利用計画について1件、補正予算7件であります。

 次に、議員提出議案として、市議会会議規則の一部改正についての1件であります。

 なお、会期中に市長提出追加議案として、(仮称)市民交流拠点施設立体駐車場に係る工事請負契約締結について1件が提出される予定でありましたが、本日午前中の入札の結果、追加提案はされないこととなりました。

 次に、請願等でありますが、今期定例会まで請願2件を受理しております。

 次に、会期等についてご報告申し上げます。

 会期は、本日2日から22日までの21日間と決定いたしました。

 日程につきましては、本日2日は、議案等を一括上程、市長の提案理由説明、監査委員報告、請願付託報告、特別委員会中間報告、議員提出議案の審議。

 3日から7日までは、議案調査等のため休会。

 8日、午前10時本会議を再開し、議案に対する質疑、議案の委員会付託を行い、一般質問に入ります。

 9日、10日、一般質問。11日、一般質問、終了後委員会に入ります。

 12日、委員会。13日から15日、休日のため休会。16日から19日、委員会。20日、21日、休日のため休会。

 22日、午前委員会。午後2時本会議を再開し、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決という日程であります。

 今期定例会の一般質問通告者は14人であります。一般質問の発言用紙の通告は、明日3日午後4時まで。また、質疑通告についても、明日3日午後4時までといたしましたので、ご協力をお願いいたします。

 以上、議会運営委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日2日から22日までの21日間とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、今期定例会の会期は、本日2日から22日までの21日間とすることに決しました。

 会議日程については、議会運営委員長の報告のとおりであります。

 ただいま、日程表を配付いたさせます。

          (日程表配付)



○議長(市川清純) 今期定例会における一般質問の通告者は14人であります。

 来る8日より一般質問の日程でありますが、発言要旨につきましては、明日3日午後4時までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。

 なお、質疑通告につきましても、明日の3日午後4時までに事務局へ通告くださるようお願いいたします。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、市長提出議案第100号から第134号までの35件、並びに請願第4号及び第5号の2件を一括議題といたします。



○議長(市川清純) これより市長の提案理由の説明を求めます。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) 市議会9月定例会を招集いたしましたところ、ご多用の中ご参集を賜りまして、まことにありがとうございます。

 定例会でございますので、提出事件の説明を申し上げます前に、現在までの主な事務事業の執行状況についてご報告を申し上げます。

 郷土が生んだ偉大な歴史学者朝河貫一博士の足跡をたどる市民の翼海外派遣事業は、8月1日から8月8日までの日程で、アメリカ合衆国を訪問いたしました。市内すべての中学校から選考した10名の団員は、友好都市であるニューハンプシャー州ハノーバー町でのホームステイをはじめ、朝河博士が学んだダートマス、イエールの2つの大学の視察研修を行うなど、友好親善の大きな役割を担ってくれました。

 今年の農作物の状況につきましては、春先に低温の時期がありましたが、5月上旬の高温、5月末から6月にかけての低温、7月に入ってからは高温が続き、日照時間も多く、空梅雨傾向で経過しましたことから、野菜は、高温障害により草勢の低下、花落ち、べと病の発生が見られましたが、これまでの収量は前年より増加傾向にあり、全体的に単価安となっております。

 また、水稲では、中山間地域の一部に葉いもちの発生がありましたが、全般的には病害虫も少なく、出穂時期は平年より2日早くなるなど順調な生育となっており、果樹では、前半の生育は順調でありましたが、8月中旬頃からの多雨と日照不足により肥大が止まり、結果として果実が小玉傾向となり、収穫が早まる見込みであります。

 なお、米の生産調整につきましては、農家の皆様のご協力をいただき、当市に配分された生産目標数量を達成する見込みであります。

 以上申し上げましたほか、現在までに発注いたしました主な土木建設事業等の進捗状況は別紙(1)のとおりであり、8月までの主な業務行事等の実施状況は別紙(2)のとおりであります。

 それでは、今期定例会に提案申し上げました議案及び報告事件について、その概要を申し上げます。

 初めに報告事件について申し上げます。

 報告第19号一般会計継続費精算報告書は、平成19年度一般会計において、継続費に係る継続年度が報告書のとおり終了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告するものであります。

 報告第20号健全化判断比率及び資金不足比率については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により監査委員の審査に付した健全化判断比率及び資金不足比率を報告するものであります。

 以上が報告事件であります。

 それでは、議案の説明を申し上げます。

 今期定例会に提案いたしました事件は、35件であります。

 議案第100号から議案第120号までの21件については、平成19年度一般会計、特別会計及び企業会計に係る決算をそれぞれ議会の認定に付すものであります。

 平成19年度国の当初予算は、「歳出改革路線」を強化し、歳出全般にわたり徹底した見直しを行い、一般歳出と国債発行額を抑制する方針のもとに編成され、一般会計予算規模は前年度の4%増となりました。

 地方財政対策においては、地方税や国税が大幅に増加するものの、公債費が高い水準で推移することや社会保障関係経費の自然増等により大幅な財源不足が生じることが確実と見込まれ、地方単独事業費や給与関係経費の抑制を図ることで、地方財政計画の規模抑制に努め、財源不足額の圧縮を図る一方、地方交付税の現行法定率を堅持しつつ、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税の一般財源の総額を確保することとして地方財政対策が講じられました。しかし、税源の乏しい自治体にとっては、平成16年度の地方交付税の大幅削減から引き続いての厳しいものとなりました。

 このような状況のもと、平成19年度は、合併後の各地域の均衡ある発展と、本市の持つ地域特性・地域資源を活かしたまちづくりを「改革・自立・市民との協働のまちづくり」をキーワードとして着実に推進し、「いま拓く 豊かな未来 二本松」の実現を目指して計画された事務事業については、概ね予定どおり執行することができました。議会をはじめ市民各位に感謝を申し上げます。

 議案第100号一般会計歳入歳出決算では、市税及び地方交付税等が予算額以上に確保されたこと、さらに経費の節減に努力いたしました結果、その収支は、歳入総額258億3,217万6,000円、歳出総額251億266万4,000円、収支差引7億2,951万2,000円の黒字決算となり、繰越明許費として翌年度に繰り越すべき財源を差し引いた実質収支額は6億4,356万7,000円の黒字となった次第であります。主要な施策の詳細については、別冊の「成果説明書」をご覧いただきたいと存じます。また、歳入の市税等における収入未済、不納欠損の要因等につきましては、別紙(3)のとおりであります。

 議案第101号国民健康保険特別会計歳入歳出決算では、事業勘定において、当初予算では過去の実績等から推計して暫定的な計上を行い、前年度の実績と被保険者の所得が明らかになる6月補正で本格的な検討を加えたところであり、国保税率の算定に当たっては、合併協定に基づき、応能・応益割合を医療分については55対45に統一し、住民負担の急激な変動に配慮して税率を不均一課税とし、介護分については50対50として税率を決定し、保険財政の健全運営に努めました。

 収支では、歳出において、一般被保険者の医療費の伸びが予測を上回ったものの、予算を上回る財政調整交付金が交付されたことなどから、歳入総額63億6,099万9,000円、歳出総額62億952万9,000円、収支差引1億5,147万円の黒字決算となりました。

 また、直営診療施設勘定においては、地域医療の拠点施設として住民の健康維持増進に努めた結果、収支では、509万6,000円の黒字決算となりました。

 議案第102号老人保健特別会計歳入歳出決算では、診療支払件数が21万3,260件、医療費は58億9,108万円であり、収支では、歳入総額60億5,568万6,000円、歳出総額60億5,560万5,000円、収支差引8万1,000円の黒字決算となりました。

 議案第103号介護保険特別会計歳入歳出決算では、保険事業勘定及び介護サービス事業勘定とも、第三期介護保険事業計画をもとに、保険給付の適正化及び介護保険財政の安定化に努めました結果、保険事業勘定の収支では、歳入総額35億6,243万9,000円、歳出総額35億1,560万8,000円、収支差引4,683万1,000円の黒字決算となり、また、介護サービス事業勘定の収支でも、382万6,000円の黒字決算となりました。

 議案第104号土地取得特別会計歳入歳出決算では、土地開発基金からの繰入金によって、東邦ゴム跡地、戒石銘周辺整備用地及び永田六丁目工場用地を取得したほか、基金運用利子を土地開発基金に繰り出し、基金の適正管理に努めました。なお、平成19年度の土地開発基金の運用状況は、「成果説明書」に併せて提出しております「定額運用基金運用状況」をご覧いただきたいと存じます。

 議案第105号公設地方卸売市場特別会計歳入歳出決算においては、当年度の取引額が、青果部では5億4,620万6,000円で、前年度対比4.6%の増、水産物部では、2億6,239万1,000円で、前年度対比7.9%の増、全体では前年対比で5.6%の増となり、会計の収支では、1万2,000円の黒字決算となりました。

 議案第106号工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算では、小沢工業団地の分譲を促進するため、企業訪問等の誘致活動を展開した結果、誘致が決定した1社に、工場用地の売却を行いました。

 議案第107号佐勢ノ宮住宅団地造成事業特別会計歳入歳出決算では、分譲地の売却には至らず、一般会計繰入金により、安達地方土地開発公社へ償還金の支払いを行いました。

 議案第108号安達簡易水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第109号岩代簡易水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第110号東和簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の3件については、水道水の安全と安定供給を図るため、水源及び施設の管理を適切に行い、有収水量は前年度対比で、安達簡水が5.1%の増加、岩代簡水が5.2%の増加、東和簡水が2.1%の増加となったものであります。また、未普及地域の解消を目指して、吉倉地区、西新殿地区において、それぞれ施設整備工事を実施するとともに、東和地域の拡張事業を行いました。

 議案第111号安達下水道事業特別会計歳入歳出決算及び議案第112号岩代下水道事業特別会計歳入歳出決算の2件については、それぞれ管渠布設工事等を実施し、流域関連公共下水道事業(安達処理区)では、供用開始面積が127.2ヘクタールとなり、全体計画面積に対する整備率は60.3%、水洗化率は64.6%となりました。

 特定環境保全公共下水道事業(岩代処理区)では、供用開始面積が56.6ヘクタールで、全体計画面積に対する整備率は73.5%、水洗化率は41.2%となりました。

 議案第113号茂原財産区特別会計歳入歳出決算、議案第114号田沢財産区特別会計歳入歳出決算、議案第115号石平財産区特別会計歳入歳出決算及び議案第116号針道財産区特別会計歳入歳出決算の4件については、それぞれ財産区管理会の運営及び財産の適正な維持、管理に努めました。

 議案第117号工業団地造成事業会計決算では、八万舘工業団地及び永田六丁目工場用地における分譲活動を推進するとともに、公営企業経営の安定を図るため、経営健全化計画を策定いたしました。国の承認を得たこの計画に基づき、永田六丁目工場用地を二本松市土地取得特別会計に売却し、なお不足する資金については、一般会計から長期借入により、一時借入金の償還を行いました。

 議案第118号宅地造成事業会計決算では、良好な宅地の供給を目指しましたが、宅地の需要に大きな動きはないことから、予算の執行はありませんでした。

 議案第119号水道事業会計決算については、年度末の給水件数が、前年度と比較して158件の増加となり、年間有収水量は上水道で前年度対比1.1%の増、岳簡易水道で6.6%の増、全体で1.6%の増となりました。

 事業の収支については、平成19年6月の料金改定により、事業収益9億5,057万2,000円、事業費9億228万円、収支差引4,829万2,000円の黒字となり、消費税・地方消費税抜きでも3,758万4,000円の黒字決算となったところであります。

 また、資本的支出としては、上水道第六次拡張事業、その他施設改良工事を実施いたしました。

 議案第120号下水道事業会計決算では、流域関連公共下水道で供用開始面積が359.5ヘクタールとなり、全体計画面積708ヘクタールに対する整備率は50.8%となっております。年度末における接続件数は3,204件、水洗化率は56.0%となったところであります。また、特定環境保全公共下水道岳処理区では、供用開始面積が34ヘクタールで、事業認可区域面積35ヘクタールに対する整備率は97.1%となっており、年度末での接続件数は88件、水洗化率は24.0%でありました。

 なお、事業収支については、一般会計からの補助により当年度純損失は発生しておりません。

 以上が各会計決算の概要であります。詳細は、それぞれの決算書をご覧いただきたいと存じます。

 引き続き決算以外の議案について説明申し上げます。

 議案第121号安達地方土地開発公社定款の変更については、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。

 議案第122号議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正は、地方自治法の一部改正に伴い、所要の改正を行うものであります。

 議案第123号市税条例の一部改正は、地方税法の一部改正に伴い、個人市民税に係る寄附金税制の拡充など所要の改正を行うものであります。

 議案第124号手数料条例の一部改正は、犯罪被害者等給付金の支給等に関する法律等の一部を改正する法律の施行及びオウム真理教犯罪被害者等を救済するための給付金の支給に関する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。

 議案第125号市営住宅設置条例の一部改正は、若宮団地1戸及びお茶園団地4戸、計5戸の老朽住宅を用途廃止し、大森団地及び前作団地の位置について、地番との整合を図るため修正を行うものであります。

 議案第126号幼稚園条例の一部改正は、現在不均一となっている市立幼稚園の保育料を、負担の公平性を図り段階的に統一するため、所要の改正を行うものであります。

 議案第127号国土利用計画については、地方自治法第2条第4項の規定に基づく二本松市総合計画に即して定める国土の利用に関する基本的事項について、国土利用計画法第8条第3項の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。

 次に、補正予算の説明を申し上げます。

 まず、議案第128号平成20年度一般会計補正予算についてであります。今回の予算補正につきましては、普通交付税本算定結果による歳入の補正、前年度繰越金確定による措置、健全財政運営を図るための措置を主として措置するものでありまして、現計予算の総額に歳入歳出それぞれ9億6,144万6,000円を追加し、予算総額を262億9,629万3,000円とするものであります。

 歳出から主なものを款別に申し上げますと、総務費で、財政調整基金積立金の増額2億円、地域振興整備事業(名目津の湯整備)の増額2,323万5,000円。民生費で、後期高齢者医療特別会計繰出金の増額3,632万7,000円。農林水産業費で、堆肥づくりサポートセンター整備事業の増額1,112万1,000円。土木費で、道路等維持管理経費の増額2,960万円、除雪対策費の増額1,210万円。教育費で、岩代文化体育施設整備事業の増額5,977万8,000円。公債費で、繰上償還による長期債借入金償還元金の増額4億6,219万3,000円であります。

 また、歳入のうち特定財源以外の主なものは、普通交付税の増額2億2,318万2,000円、前年度繰越金の増額5億9,356万8,000円であり、普通交付税は本算定の結果、前年度対比5.2%の増、臨時財政対策債を合わせて4.2%の増となりました。なお、歳出に関連する特定財源につきましては、精査のうえ計上いたしました。

 以上の結果、歳入における補正合計額は9億6,144万6,000円で、歳出における必要財源の合計額が8億9,632万3,000円となりましたので、差引6,512万3,000円は、今後の財政需要に係る調整財源として予備費に留保することといたしました。

 予算第2条の継続費の補正は、名目津の湯整備事業に係る敷地造成工事を追加しようとするものであり、予算第3条の債務負担行為の補正は、乗合旅客運送事業の生活路線バス運行継続に伴う運送収入の補償措置であり、予算第4条地方債の補正は、地域振興施設整備事業ほか2件の追加と合併特例債ほか4件の起債限度額の変更であります。

 次に、議案第129号平成20年度国民健康保険特別会計補正予算は、事業勘定において、歳入では、前年度退職者医療療養給付費交付金及び前年度繰越金確定等による補正措置であり、歳出では、本年度分の後期高齢者支援金が確定したことによる補正措置であります。

 直営診療施設勘定では、前年度繰越金確定による措置及び特定健康診査関係経費等の補正措置であります。

 議案第130号平成20年度後期高齢者医療特別会計補正予算は、保険料の本算定による措置及び平成20年6月の政府・与党決定に基づく保険料の軽減割合の拡大に伴う補正措置であります。

 議案第131号平成20年度介護保険特別会計補正予算は、保険事業勘定及び介護サービス事業勘定とも前年度繰越金が確定したことによる補正措置で、保険事業勘定は、国・支払基金及び県の負担金を精算し、介護給付費準備基金繰入金を減額、介護サービス事業勘定は、決算剰余金を予備費に留保する補正措置をするものであります。

 議案第132号平成20年度安達下水道事業特別会計補正予算及び議案第133号平成20年度岩代下水道事業特別会計補正予算については、マンホールポンプ等の修繕に係る補正措置であります。

 議案第134号平成20年度下水道事業会計補正予算については、マンホール等の修繕及び平成19年度に実施した補助事業の一部について未竣功工事となったため、国・県に返還する補助金及び起債の繰上償還に係る補正措置であります。

 以上が提案申し上げました議案の概要であります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

 なお、会期中に、(仮称)市民交流拠点施設立体駐車場建築工事の工事請負契約締結の議案1件を追加提案申し上げる予定で進めてまいりましたが、本日入札の結果、入札が不調となりましたので、追加提案は行わないことといたしました。

 本件につきましては、提案できます体制が整い次第、改めて提案をさせていただきたいと存じます。

 あらかじめお含みおきを賜りたいと存じます。



○議長(市川清純) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、平成19年度各会計の決算審査に関する監査委員の報告を求めます。

 監査委員、安斎永重君。



◎監査委員(安斎永重) 議長、監査委員。



○議長(市川清純) 安斎永重君。

          (監査委員 安斎永重 登壇)



◎監査委員(安斎永重) 平成19年度二本松市一般会計、各特別会計、各企業会計決算について、決算審査の結果についてご報告を申し上げます。

 一般会計、特別会計の決算につきましては、自治法第233条第2項及び同法第241条第5項の規定に基づき、また、各企業会計の決算は、地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、それぞれ市長より監査委員の審査に付されましたので、議会選出の鈴木隆監査委員と私安斎が関係部課長並びに係長の出席を求めて説明を受け、それぞれ内容を審査いたしました結果、一般会計、特別会計の歳入歳出並びに各基金の運用状況は、いずれも予算の目的に適合した内容でありました。

 次に、各企業会計でございますが、地方公営企業法第3条に規定されております経営の基本原則に沿っており、いずれも適正に執行されていることを認めました。

 以上のことから、監査委員両名合議のうえ、その旨の意見書を市長に提出いたしました。

 なお、意見書の写しはお手元にお届けしてございますので、ご覧いただきたいと存じます。

 以上で報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で、監査委員の報告は終わりました。



○議長(市川清純) 次に、請願の付託報告を行います。

 今期定例会において、本日まで受理した請願書は、お手元に配付いたしました請願文書表のとおり2件であります。

 会議規則第134条の規定により、所管常任委員会に付託いたしましたので、ご報告いたします。



○議長(市川清純) 以上で、請願の付託報告は終わりました。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、特別委員会の中間報告に入ります。

 今般、行財政改革調査特別委員会から付託中の調査事項について、会議規則第45条第2項の規定により、中間報告を行いたい旨の申し出がありました。

 よって、これより同特別委員会の中間報告を許します。

 行財政改革調査特別委員長、15番鈴木隆君。



◆行財政改革調査特別委員長(鈴木隆) 議長、行財政改革調査特別委員会委員長、15番鈴木隆。



○議長(市川清純) 鈴木隆君。

          (行財政改革調査特別委員長 鈴木 隆 登壇)



◆行財政改革調査特別委員長(鈴木隆) 本定例会に当たり、行財政改革調査特別委員会の調査及び審査の経過と結果について、中間報告を申し上げます。

 当委員会では、平成18年12月定例会で設置されて以来、付託された「新市の健全な行財政改革に関する調査」を実施するため、具体的な調査項目を行財政運営の現況と課題及び具体的な方策、健全な財政状況のあり方、議会の改革と定め、調査を進めております。

 平成19年12月定例会において行った中間報告では、市当局は市の財政状況について、ホームページや広報誌に統計数字を並べただけで情報を公開したとするのではなく、市民や議会議員に対し、継続的にわかりやすく財政問題の学習の機会を提供していくことが必要であること。また、施策の企画段階、予算編成段階、予算の執行段階、決算過程での施策評価等への市民の参加が必要であり、市民との協働による財政改革を推進すべきであることについて、提言を行ったところであります。

 今回の報告では、第13回から第17回までの計5回における調査及び審査の経過と結果について、中間報告を行うものであります。

 まず、今年度、重点的に調査及び検討をしていく項目について、協議を行い、市政改革集中プラン行動計画の進捗状況の調査、二本松市長期総合計画実施計画財政計画の調査、地方公共団体の財政の健全化に関する法律で採用される新指標の調査、議会改革の具体的な内容を決定し、提案していくこと等と決定いたしました。

 議会改革については、各会派並びに個人から調査検討したい項目を募ったところ、個人から12件、会派から6件、計18件が提出されました。

 主な項目としては、議員定数について、議員報酬について、行政視察のあり方について、議員日当の廃止について、議会内音声システムの導入について、議長公用車の廃止について、議長・副議長の会派離脱について、各種審議会への議員の就任廃止について、議会の議決権の拡大について、専門的知見の活用について等を検討していくことにしました。

 特に議員定数及び議員報酬についてでは、議会の組織構成の根幹となる重要な要素であるため、定数の大小が議会の審議のあり方や委員会定数、1委員会当たりの委員数等を規定することにもつながる。また、議会の代表機能という観点からは、議会は住民の年齢層、性別、職業、各地域等から満遍なく選出された議員で構成されていくことが望ましく、単に行政改革や経費節減といった観点からのみ論じるのではなく、人口、面積や職域、さらには本市独自の事情等を考慮したうえで、住民の多様なニーズや意思を正確に反映できるようにすることが重要である。

 また、議員報酬の考え方についても他市との比較のみにより決定され、どの程度が適正か実質的に検討された事例はほとんど見当たらない。議員自らが自らの適正な報酬額を検討するには、自ずと限界がある。そのため、議員定数や報酬については、平成18年の地方自治法の改正により可能となった議案の審査や当該団体の事務の調査のため必要があれば、議会の協議と議決を経て、学識経験者や専門家に調査させることができる専門的知見の活用が図れないか検討すべきであるとの意見がありました。

 また、これまで議員定数や報酬について、議会と第三者機関の協力による調査というのは、全国でもあまり例がない。これらは、議員自らのことでもあるので、専門的知見の活用にとらわれず、議員自らが適正な議員定数や報酬額の策定に取り組むべきであるという意見も出されました。

 次に、市当局における行財政運営の現況と課題及び具体的な方策を調査するために、二本松市市政改革集中プラン行動計画改訂版の内容について、担当部局から説明を受けました。

 二本松市市政改革集中プラン行動計画は、平成18年3月に策定し、同年12月の改訂を経て、現在に至っており、平成17年度から平成21年度までの5年間を改革の実施期間として定めております。市政改革集中プラン行動計画の実施状況の説明では、平成17年度から平成19年度までに実施した改革と平成20年度予算編成の中で効果額が明らかになった改革についての説明受け、平成17年度から平成20年度まで4年間で累計25億9,297万円の改革効果があったことが報告されました。市政改革集中プランの平成17年度から平成21年度までの5年間の目標数値が24億6,354万円ですので、計画年次を1年間残して目標を達成できている状況であり、市政改革全体的には、概ね順調に進んでいるとのことです。

 市政改革の個別の項目ですが、定員管理の適正化の分野では、職員採用の抑制や希望退職意向調査の実施などにより目標を大きく上回って職員数の削減を実施しており、平成20年度当初では、平成17年度当初と比較して74名、11.1%の職員が削減され、累計で12億2,400万円の削減がなされ、定員管理の適正化は順調に進んでいるとの報告がありました。

 また、定員適正化計画に基づき、平成27年度当初までの7年間で更に104名の職員を削減するとのことでありました。

 職員給与の見直しでは、特殊勤務手当の廃止のほか、超過勤務手当の削減、管理職手当の削減、旅費日当の廃止などを行ったことにより、累計で3億4,110万円の削減があったことの報告がありました。特に超過勤務手当の削減では、平成19年度の超過勤務手当を前年比の50%削減するとの目標に対して、前年比46%削減と概ね計画を達している状況であるとの説明がありました。

 コスト削減の項目では、電気料金やコピー使用料など、市役所内部のコスト削減についての説明があり、蛍光灯の間引きやコピー使用量の抑制、冷暖房の温度管理の徹底、公共工事コスト縮減計画などの推進により、累計で3億6,924万円のコストを削減していることが報告されました。

 補助金の見直しでは、所期の目的を達成した補助金の見直しを進めたほか、平成19年度には補助金等改革検討委員会を設置し、補助金全体の見直しを進めたことにより、累計で1億413万円の削減をしていることが報告されました。

 事務事業の見直しでは、納税通知書の郵送化、納税奨励費の見直し、敬老事業の見直し、農政委託事務の見直し、森林病害虫防除事業の見直しなどを進めたことにより、累計で9,612万円の削減をしていることが報告されました。

 収入アップの取り組みでは、未利用財産の売り払いや広報にほんまつ、市ホームページ上での広告掲載のほか、平成19年度から職員駐車場協力金制度の導入、平成20年度から公共施設の使用料と減免基準を見直したことなどにより、累計で1億6,979万円の収入があったことが報告されました。

 質疑の中で、二本松市水道事業会計の料金体系の見直しについて、料金の値上げがコスト削減の項目として適正なのかとの質疑があり、水道会計の健全化を図るための料金の見直しであり、コスト削減ではないが、改革の一つの項目であるとの答弁がありました。

 また、集中改革プランの効果額が約26億円、一方、三位一体の改革の影響額が約70億円、その差44億円はどのように穴埋めしたのかとの質疑があり、現在進めている改革だけでは、この差は埋まっておらず、基金の大幅な取り崩しや新たな借入金の増加により対応しているとの答弁がありました。

 次に、二本松駅前周辺整備事業の見直しで、駅前交流拠点と周辺整備の見直しの具体的な効果が何も記載されていないが、どのような見直しでどのような効果があったのかとの質疑に対し、当初の計画では施設規模を見直すことなどによって、効果が出たということで、担当課から効果額が上がってきたが、内容的に経費削減には当たらないとの判断により、額を掲載していない。なお、推進本部会議に諮り、この項目については削除することとしたいとの答弁がありました。

 次に、財団法人二本松菊栄会の経営の健全化の項目では、8,033万円の収支改善があったと記載されているが、平成19年度には約1億8,000万円近くも赤字補てんされているのに、収支改善されているとの表現はふさわしいのかとの質疑があり、表現等について推進本部会議で検討するとの答弁がありました。

 次に、超過勤務手当の目標額は、もう少し大きい額だったのではないかとの質疑に対し、昨年までは1億6,900万円で上げていたが、当初基礎とした17年度の実績は、合併前後の非常に超過勤務時間の多い年度だった。それに加え、選挙の分も加算してあり、通常ではあり得ないくらい多い年度を基礎としていたので、事務局内で精査し、目標額を修正したとの答弁がありました。重ねて、事務局の都合で勝手に数字を修正したのでは、集中改革プラン全体の信頼が揺らぐのではないかとの質疑に対し、今後十分に注意したいとの答弁がありました。

 その後、当局側から平成20年度以降の改革の進め方について説明がありました。

 まず、市政改革集中プランの更なる推進についての中で、行政組織、定員管理関係について、職員定数と行政組織の合理化は今後も進めていかなければならないが、それにより市民サービスの低下や行政事務の停滞があっては、改革の趣旨に反するので、今後は本庁内、支所、出先機関の現状を把握したうえで削減を進めていく。また、公共施設の見直しについて、使用料については3年に1度のペースで着実に見直しを実施していくが、使用料を徴収することで市民活動自体が縮小しては意味がないので、施設管理者、市民から意見を聞き、継続的に負担の適正化を図っていく。また、更なる行政コストの削減については、財政健全化法に基づく4指標の公表にあわせ、更なる行政コストの削減について検討していきたい。

 次に、行政評価システムの検討については、行政活動の成果を何らかの基準で評価検証することは必要であると考えているが、先進的に導入した団体では、職員の事務増加、指標設定の難しさなどから、効果が上がらないことも指摘されており、二本松市にあった評価手法を検討していきたい。

 さらに、地方分権への対応については、5月に第1次勧告が出され、今秋にも第2次勧告が出される見込みなので、状況を見極めたうえで対応していきたいとの報告がありました。

 委員からは、現在のプランは来年度で期間が終了する。9月に地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づく4指標が公表されれば、来年度、新たな改革の必要性が出てくるものと思われる。当委員会としては、現在検討が始まった議会改革とあわせて、行財政改革の項目についても検討し、提案していくことが必要ではないかとの意見が出されました。

 また、三位一体改革の影響を市政改革による対応だけでなく、基金の大幅な取り崩しや新たな借入金により対応しているとの説明があったが、市の財政調整基金残高を平成15年度末と平成19年度末とで比較すると18億3,407万円、61.1%の減と大幅に減少している。また、市の一般会計の起債残高は、平成15年度末287億4,532万円に対して、平成20年度末の見込みでは、312億1,771万円となっており、24億7,239万円も増加している。しかし当市では、駅前交流拠点施設を始めとし、今後も大規模な公共事業が見込まれており、将来の財政状況には大きな不安が残る。限られた行政資源を効果的・効率的に活用し、自立できる自治体を目指すためには、新たな借金や基金の取り崩しに頼らない行財政運営の確立が急務ではないのかとの意見も出されました。

 以上の意見を踏まえ、今後委員会では、健全な財政運営のあり方についての中で、地方公共団体の財政の健全化に関する法律で採用される新指標を調査し、二本松市の財政状況について検証しつつ、前回の中間報告で提言した項目がどの程度実現されているかについても、調査していくことを決定いたしました。

 以上、行財政改革調査特別委員会の中間報告といたします。



○議長(市川清純) これより、ただいまの特別委員会中間報告に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。

 特別委員会中間報告に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) 続いて、日程第5、議員提出議案第6号の1件を議題といたします。

 これより、議案提出者の提案理由の説明を求めます。

 議案提出者、22番斎藤賢一君。



◆22番(斎藤賢一) 議長、22番斎藤賢一。



○議長(市川清純) 斎藤賢一君。

          (22番 斎藤賢一 登壇)



◆22番(斎藤賢一) 議員提出議案の提案理由を説明いたします。

 議員提出議案第6号二本松市議会会議規則の一部を改正する規則制定についてにつきましては、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、所要の改正を行うものであります。

 施行期日等につきましては、公布の日から施行し、平成20年9月1日から適用しようとするものであります。

 よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。



○議長(市川清純) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) これより、議員提出議案に対する質疑に入ります。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。



○議長(市川清純) 議員提出議案に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております、議員提出議案第6号の1件については、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって議員提出議案第6号の1件については、委員会付託を省略することに決しました。



○議長(市川清純) これより議員提出議案に対する討論に入ります。

 討論なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。



○議長(市川清純) 議員提出議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより議員提出議案に対する採決に入ります。

 議員提出議案第6号の1件を採決いたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第6号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり。



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第6号の1件については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 以上で、議員提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 以上で、本日の日程は終了いたしました。

 明日3日から7日までは議案調査等のため休会であります。

 よって、本会議再開は、来る8日午前10時からであります。



○議長(市川清純) 本日はこれをもって、散会いたします。

                           (宣告 午後2時31分)