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福島県 二本松市

平成20年  6月 定例会(第4回) 06月19日−06号




平成20年  6月 定例会(第4回) − 06月19日−06号







平成20年  6月 定例会(第4回)



          平成20年6月19日(木曜日)

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出席議員(28人)

    1番 加藤和信   2番 堀籠新一   3番 佐藤 有

    4番 佐藤公伯   5番 (欠員)   6番 斎藤康晴

    7番 本多勝実   8番 菅野 明   9番 中田凉介

   10番 小林 均  11番 安部匡俊  12番 浅川吉寿

   13番 平 敏子  14番 遠藤芳位  15番 鈴木 隆

   16番 新野 洋  17番 野地久夫  18番 平塚與志一

   19番 斎藤徳仁  20番 斎藤広二  22番 斎藤賢一

   23番 斎藤周一  24番 高橋正弘  25番 鈴木利英

   26番 渡辺平一  27番 平栗征雄  28番 三浦一良

   29番 中沢武夫  30番 市川清純

欠席議員(1人)

   21番 佐藤源市

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事務局職員出席者

   議会事務局長   菅野光夫     議会事務局次長  佐藤俊英

   議事係長     渡辺誠一     庶務係長     塩田英勝

   書記       菅野るみ子    書記       吉田貴志

   書記       阿部史隆     書記       尾形崇裕

   書記       佐藤興一     書記       武藤 聡

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地方自治法第121条による出席者

   市長          三保恵一  教育委員長      懸田弘訓

   教育長         渡邊專一

   総務部長        安斎一男  企画財政課長     佐原一彦

   契約検査課長      三浦秀勝  人事行政課長     守岡健次

   秘書広報課長      斎藤源次郎 税務課長       阿部 実

   収納課長        武藤正敏

   市民部長        渡辺一夫  生活環境課長     松山明義

   市民課長        菅野 隆  健康増進課長     菅野 徹

   国保年金課長      本田光雄

   福祉部長        本多正広  福祉課長       大内教男

   子育て支援課長     遠藤俊男  高齢福祉課長     井川英美子

   産業部長        安斎 豊  農政課長       渡辺久司

   農林課長        三瓶憲一  商工課長       神野 実

   観光課長        紺野隆雄

   建設部長        三村和好  土木課長       渡辺秀夫

   道路維持課長      渡辺利夫  都市計画課長     菅野勝元

   都市整備課長      平栗定宗  建築住宅課長     北沢寿夫

   上下水道部長      橋本和美  水道課長       野地伊介

   下水道課長       遠藤精一

   会計管理者       高野進一

   選挙管理委員会事務局長 半澤宣幸  監査委員事務局長   三瓶清行

   農業委員会事務局長   斎藤 彰

   教育部長        二階堂公治 教育総務課長     高場則夫

   学校教育課長      小泉裕明  生涯学習課長     佐藤克男

   文化課長        根本豊徳

   安達支所長       守谷善信  安達支所地域振興課長 中村裕幸

   岩代支所長       桑原秀雄  岩代支所地域振興課長 伊東秀雄

   東和支所長       高槻幹夫  東和支所地域振興課長 佐久間秀幸

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議事日程第6号 平成20年6月19日(木) 午後2時開議

 日程第1 議案第77号から第93号までの17件及び請願第1号から第3号までの3件

      (委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決)

 日程第2 追加議案上程(市長提案理由説明から採決)

  会議事件

  〔市長提出追加議案〕

   第94号 二本松市田沢財産区管理委員選任の同意について

 日程第3 人権擁護委員候補者の推薦について

 閉会

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本日の会議に付した事件

 日程第1から第3まで

 議員提出議案追加上程(提案理由説明から採決)

  議員提出議案第5号 ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出について

 議員の派遣について

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会議の経過

           〔開会前机上配付資料 議事日程第6号、市長提出追加議案〕



○議長(市川清純) これより本日の会議を開きます。

                           (宣告 午後2時00分)



○議長(市川清純) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。



○議長(市川清純) 会議に先立ちまして、諸般の報告を行います。

 まちづくり調査特別委員会委員の辞任について報告いたします。9番中田凉介君、18番平塚與志一君、20番斎藤広二君の3名から6月3日付けで提出されました、まちづくり調査特別委員会委員の辞任願いについては、本日付けで受理し、許可をいたしました。

 なお、今後、委員会条例第8条第1項の規定に基づき、議長において委員を選任いたしますが、選任し次第ご報告いたします。



○議長(市川清純) 以上で諸般の報告を終わります。



○議長(市川清純) これより会議に入ります。



○議長(市川清純) 議員の出席状況を報告いたします。

 現在出席議員28人。欠席の届出あった議員、21番佐藤源市君。以上であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。



○議長(市川清純) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程第6号のとおりであります。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、議案第77号から第93号までの17件及び請願第1号から第3号までの3件を一括議題といたします。

 本件に関し、所管常任委員会に付託しておりましたので、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。

 文教常任委員長、27番平栗征雄君。



◆文教常任委員長(平栗征雄) 議長、27番、文教常任委員長平栗征雄。



○議長(市川清純) 平栗征雄君。

          (文教常任委員長 平栗征雄 登壇)



◆文教常任委員長(平栗征雄) 平成20年6月定例会に当たり、当文教常任委員会に付託されました議案4件について、その審査の経過と結果について報告いたします。

 当委員会では、6月12日に審査日程の協議、13日、16日、17日、18日に机上審査を行う日程で関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。

 まず、議案第90号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築主体工事の審査において、設計価格、予定価格等の設定について、どのセクションで行い、その情報はどの範囲まで共有しているかについて質疑があり、工事等の金額により、部長決裁のもの、副市長決裁のもの、市長決裁のものと区分されており、決裁区分を越えて文書の回覧はないため、決裁権者以下までしかわからない。今回の場合は、建設部において内申をし、最終的には市長が決裁をしたとの答弁がありました。また、落札業者に対しての応募資格等の問題等はなかったかについて質疑があり、各部長で構成する入札契約審査委員会での審査を経ており、問題はないとして、入札に付したとの答弁がありました。

 次に、入札契約審査委員会で審査される業者のデータというのは、どの程度の範囲の過去の実績が掲載されているのかについて質疑があり、2年に1回受付している入札参加資格がデータの基本であるとの答弁がありました。

 次に、最低制限価格の設定方法については、どのように実施しているのか。また、誰が決定して、誰が知り得るのかについて質疑があり、国の低価格調査制度の考え方に準じて設定しており、最低制限価格の決定については、決裁区分で明確に分かれているとの答弁がありました。

 次に、予算の執行残の分は、今後どのようにするのかについて質疑があり、仕上げユニット工事、例えば建具や黒板、棚などが主なものが、主体工事に付随するものではあるが、別工事として発注したいとの答弁がありました。

 次に、共同企業体というのは、どのように組むのかについて質疑があり、自主構成であるが、市内業者を1者含むこと、資本比率、技術員の資格、経営事項審査点数等の条件が付されているとの答弁がありました。

 次に、議案第91号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築電気設備工事の審査において、応募資格に問題等のある業者はなかったかについての質疑があり、資格審査をしており、特に問題はないとの答弁がありました。

 次に、応札件数が3者と、駅前交流拠点施設より1企業体少ないが、応札要件が厳しくなったのかについての質疑があり、特に厳しくした要件はないとの答弁がありました。

 次に、議案第92号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築機械設備工事の審査において、応募資格に問題等のある業者はなかったのかについての質疑があり、資格審査をしており、特に問題はないとの答弁がありました。

 次に、議案第93号工事請負契約締結について、大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事の審査において、8者中5者が、最低制限価格未満のため失格という大変珍しいことと思うが、何か特殊事情があったのかについての質疑があり、特段の事情はなく、開札の結果であるとの答弁がありました。

 次に、今回の落札業者が工事遅延をしたが、東和小学校、大平小学校と2つの大工事であり、遅延の懸念はないかについての質疑があり、工種別に5件という件数の制限はあるが、現段階では2件であり、問題はないとの答弁がありました。

 次に、直前に遅延工事があった落札業者の今回の入札参加資格に影響はなかったかについて質疑があり、工事遅延については、業者を呼んで文書注意処分を行っており、業種も違うことから問題はないとの答弁がありました。委員からは、業種が異なっても、業者の代表者は同じではないかとの指摘がありました。

 次に、茶園・作田線の公共下水道事業舗装復旧工事遅延の問題で、工事成績評定表での完成は平成20年3月28日で、完了検査が平成20年3月31日であったが、実際の工事完了日はいつであったかについて質疑があり、平成20年4月26日であったとの答弁がありました。

 次に、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領の中に、建設工事部分の制限規定には文書注意というものがないが、遅延工事をした落札業者に文書注意のみとしたのはなぜかについて質疑があり、入札契約審査会で議論し、市にも責任があったため、入札参加資格制限措置要領を準用して文書注意処分としたとの答弁がありました。

 次に、入札参加資格制限措置要領には、公平性を保つため、明確な基準をうたっているが、それを適用せず、準用して注意文書処分をしたのはなぜかについて質疑があり、市の責任が多分にあったとの答弁がありました。

 次に、工事の遅延については、市に責任があり、業者は注意文書処分のみで実質ペナルティはゼロである。今回の落札業者が行った3週間も工事が遅れた責任は、誰がとるのかについて質疑があり、責任は、市が取らざるを得ないとの答弁がありました。

 以上のような審査の後、討論、採決を行った結果、議案第90号については、落札業者の遅延工事に対し、公的基準である二本松市建設工事等入札参加制限措置要領に基づかない注意文書処分を行っていること。遅延工事に対し、市の責任所在も不明確であること。注意文書処分の6日後に今回の入札が行われたこと。このような状況下で、今回の入札が行われたものであり、反対する旨の反対討論がありました。採決の結果、賛成少数により、原案を否決すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第91号、議案第92号については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第93号については、日本中が耐震ということに目が向いており、早急に耐震補強工事は行わなければならず、非常に重要なことと認識したうえで、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領に基づかない注意文書処分直後の入札である。本来であれば、2カ月の入札参加停止処分となるものであり、遅延工事や文書改ざんの事実はあるが、市の責任は問われない。また、業者の責任も問われないという不可解な状況にあります。今後の耐震補強・大規模改造工事の事務処理を迅速にお願い申し上げ反対する旨の反対討論。また、先日も岩手県、宮城県で大規模な地震が発生いたしました。大平小学校児童を始め、PTA、関係者も耐震補強工事が間もなく着工されると大変期待しております。本議会で否決されれば、3カ月、4カ月以上遅れる結果にもなりかねません。危険な校舎で子供達に授業を受けさせるのは大変心配であり、いつ起きてもおかしくない地震でありますので、一日でも早い着工をし、安心・安全な学校で子供達に授業を受けさせたい。遅延工事のあった落札業者であるが、深く反省をしてもらい、また、市にも非があったということで、今後はこのようなことはなくなることを期待し、できることなら議案の可決と一日も早い着工をお願いし、賛成する旨の賛成討論がありました。採決の結果、賛成少数により、原案を否決すべきものと決した次第であります。

 以上、文教常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、産業建設常任副委員長、25番鈴木利英君。



◆産業建設常任副委員長(鈴木利英) 議長、25番、産業建設常任副委員長鈴木利英。



○議長(市川清純) 鈴木利英君。

          (産業建設常任副委員長 鈴木利英 登壇)



◆産業建設常任副委員長(鈴木利英) 産業建設常任委員会委員長報告。

 平成20年第4回6月定例会に当たり、当産業建設常任委員会に付託されました議案第84号ほか3件及び請願第1号の1件について、その審査の経過と結果についてご報告いたします。

 当委員会では、関係部課長の出席を求め、6月12日から19日にかけての6日間にわたり、机上審査、現地調査の日程で審査をいたしました。

 まず、条例関係についてでありますが、議案第84号二本松市畜産広場条例の一部を改正する条例制定について、安達の畜産広場が廃止されるが、新たに開設する考えはあるのかとの質疑に対し、安達地区の畜産団体との協議調整を行い、必要がなくなってきたとの意向を確認したため、新たに開設する考えはないとの答弁がありました。

 次に、議案第85号二本松市ウッディハウスとうわ条例の一部を改正する条例制定について、指定管理者をどのように指定するのかとの質疑に対し、二本松市公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例及び規則に従って審査を行い、業者を選定して、その後に一定期間の指定管理協定を締結し、指定管理者の委託料は単年度ごとに契約をするとの答弁がありました。また、今回の改正で子供料金については小学生までが4歳以上となっているが、小学生からに戻すべきではないかとの質疑に対し、改正内容は、旧町で従来から運営をされていた内容を明文化したものであり、現行と同様の取り扱いとしたものであるとの答弁がありました。

 続いて補正予算関係でありますが、議案第86号平成20年度二本松市一般会計補正予算中、当委員会にかかわる事項について及び議案第89号平成20年度二本松市東和簡易水道事業特別会計補正予算については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。

 以上の経過を踏まえ採決を行った結果、議案第84号、議案第85号、議案第86号及び議案第89号の4件については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 次に、請願についてでありますが、請願第1号ミニマムアクセス米の輸入停止を求める請願の1件について、紹介議員の説明を受け、審査をいたしましたが、報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。討論の中では、今世界が食糧不足の状況の中で、一刻も早く77万トンの輸入を減らして増産に転じ、国内に安定供給する必要があるため、この請願を支持するとの賛成討論がありました。

 採決の結果、請願第1号の1件については、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。

 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、生活福祉常任委員長、17番野地久夫君。



◆生活福祉常任委員長(野地久夫) 議長、17番、生活福祉常任委員長野地久夫。



○議長(市川清純) 野地久夫君。

          (生活福祉常任委員長 野地久夫 登壇)



◆生活福祉常任委員長(野地久夫) 生活福祉常任委員会委員長報告を申し上げます。

 平成20年第4回6月定例会に当たり、本定例会で当生活福祉常任委員会に付託されました議案7件及び請願2件について、その審査の経過と結果についてご報告いたします。

 当委員会では、一般質問終了後の6月13日から16日に机上審査の日程で、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。

 まず、議案第78号専決処分の承認を求めることについて、二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についての審査において、国の法律の施行に伴い、基礎課税額に係る限度額を47万円と設定したということだが、自治体に裁量権はないのかとの質疑があり、当初は、自治体に裁量権はないとの答弁があったが、県に問い合わせした結果、地方税法上の限度額を超えない額であれば自治体で決定できると訂正されました。また、限度額を下げることによって財政調整交付金も減額され、高額所得者を除く多くの被保険者の負担増となることから、引き下げは行わなかったとの答弁がありました。

 次に、議案第81号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についての審査において、今回の税率の改正で医療分、介護納付金分が引き下げられ、後期高齢者支援金分だけが上がる。医療分と支援金分の合計で16%もの税率上昇になるのはなぜかとの質疑があり、従来までは、医療費分に老人拠出金が含まれ、限度額が56万円であった。改正により医療費分が47万円とされ、後期高齢者支援金分の12万円と合わせて59万円となり、3万円の上昇となる。税率については、医療費分が下がるが、後期高齢者支援金分が上がっており、医療分と支援金分の合計で税率上昇となるものであるとの答弁がありました。

 次に、議案第82号二本松市在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例制定についての審査において、在宅介護支援センターの業務状況についての質疑があり、地域型の在宅介護支援センターは、居宅支援事業所として、介護保険のケアマネージメント業務も一緒に行っており、職員の中で役割を決めて業務を行っているとの答弁がありました。

 次に、議案第83号二本松市岩代国民健康保険診療所条例の一部を改正する条例制定についてですが、特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 次に、議案第86号平成20年度二本松市一般会計補正予算のうち、市民部にかかわる審査の事項において、針道川の河川改良工事は、国・県の工事で、それに伴う水道管布設替工事費は全額補償とならないのかとの質疑があり、水道管の耐用年数は38年で、既に23年経過しており、残りの15年分が補償分となる。23年分は一般会計からの支出となるとの答弁がありました。また、国保会計への人件費相当分、事務費、保健事業相当分合計4,470万5,000円を繰り入れることにより、国保税の上昇は何%ほど抑えられることができたのかとの質疑があり、繰入分は4,470万5,000円のほかに特定保健指導の人件費があり、合計すると約6,005万円となる。その額を繰り入れれば、国保税の上昇を6%程度抑えることができるとの答弁がありました。

 次に、議案第87号平成20年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算の審査の中で、基金をほとんど取り崩してしまうということだが、来年度以降の国保会計の見通しはどうなのかとの質疑があり、制度改革、医療費等の伸びによって、基金を取り崩さなければ、国保税の大幅な上昇抑制が困難となった。来年度以降、基金が非常に少なくなってしまった状況で、医療費がさらに上昇すれば、引き続き国保税率を引き上げざるを得ない状況になるのではないか、非常に懸念されるとの答弁がありました。

 次に、議案第88号平成20年度二本松市老人保健特別会計補正予算については、特に報告すべき質疑や意見等はございませんでした。

 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第78号については、全員異議なく承認すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第82号、議案第83号、議案第86号、議案第88号の議案4件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第81号、議案第87号の議案2件については、市民の生活が非常に厳しい中での16%の国保税の上昇は、国保税の滞納をより悪化させると考えられるため、反対する旨の討論がありました。採決の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 続いて、本定例会において付託されました請願に係る審査の経過と結果についてご報告申し上げます。

 当委員会に付託されました請願第2号後期高齢者医療保険料に福島県の助成を求める請願書、請願第3号保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願書の2件については、紹介議員の説明を受け、慎重に審査いたしました。

 初めに、請願第2号の審査の中で、県に保険料の助成を求めるという趣旨だが、政府で制度の改善策が示されており、実施されれば多くの世帯が軽減されるので、認める必要はないとの意見。保険料の天引きが実施されていて、切実な問題であるので、請願者の願意を酌んで認めるべきという意見。また、保険料を下げるために税金を投入するのは、制度をゆがめると考えられるが、制度の見直しが進められ、8都道府県が助成を実施している状況を考えると、請願を認めるべきとの意見がありました。

 討論の中では、政府が後期高齢者制度の改善策を決定し、次の衆議院で決定される見込みであり、今県に保険料の助成を求めることにより、国としての軽減策を決める方が先であるので、採択すべきでないとの反対討論。多くの高齢者は、廃止を求める声が多いが、請願者の願意は県に被保険者の負担の軽減を求めるものだけなので、請願者の願意を酌んで採択すべきとの賛成討論がありました。

 採決を行った結果、本請願については、賛成少数により不採択すべきものと決した次第であります。

 次に、請願第3号の審査の中で、診療報酬が上がれば、医療費が上がって、国保税も上がってしまう。また、診療報酬が何十年も変わらず、不当に低いのであれば、歯科医は経営が厳しくやっていけないはずなのに、現状は違うとの意見。保険でより良い歯科医療の実現は、市民の願いであり、また診療報酬73項目が何年も据え置きになっている歯科医は厳しい状況であると考えられるとの意見がありました。

 討論の中では、請願書の中に保険の利く範囲の拡大と自己負担の軽減を望むとあるが、保険の範囲が拡大すれば、自己負担が増えるもので矛盾しているため反対するとの反対討論。誰でも安心して歯科医療が受けられることが大切である。調査によると20年もの間、診療報酬が変わっていない。請願者の願意を酌んで採択すべきとの賛成討論がありました。

 採決を行った結果、本請願については、賛成少数により不採択すべきものと決した次第であります。

 以上、生活福祉常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、総務常任委員長、19番斎藤徳仁君。



◆総務常任委員長(斎藤徳仁) 議長、総務常任委員長、19番斎藤徳仁。



○議長(市川清純) 斎藤徳仁君。

          (総務常任委員長 斎藤徳仁 登壇)



◆総務常任委員長(斎藤徳仁) 総務常任委員会委員長報告。

 平成20年第4回6月定例会に当たり、当総務常任委員会に付託されました議案第77号ほか3件について、以下、審査の経過と結果について報告申し上げます。

 当委員会では、関係部課長等の出席を求め、6月13日に机上審査を行い、慎重に審査いたしました。

 まず、議案第77号専決処分の承認を求めることについて、二本松市税条例の一部を改正する条例制定について、これについては、固定資産税の減額関係で、熱損失防止改修工事とは、具体的にどのような工事内容なのかとの質疑に対し、省エネ基準に適合するための窓の改修工事や天井、床、壁の断熱改修工事のことであり、建築士等の証明が必要となるとの答弁がありました。

 次に、議案第86号平成20年度二本松市一般会計補正予算については、当委員会にかかわる事項について説明を受け、審査いたしました。審査の中では、継続費補正の中で、家屋現況図整備業務について、市内又は近隣で業務を行うことのできる業者はあるのかとの質疑に対し、現時点において市内にはなく、県内に事業所等を有する4社が実施可能であると掌握しているとの答弁がありました。また、業務内容について、現在本市において固定資産税は不均一課税となっているが、平成23年度における税率の統一に向けての業務と考えていいのかとの質疑に対し、均一課税と直接的な関連はないが、課税客体を正確に掌握し、公正な課税をするために実施する業務であるとの答弁がありました。

 次に、議案第79号二本松市監査委員条例の一部を改正する条例制定について、議案第80号二本松市税特別措置条例の一部を改正する条例制定についての2件については、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。

 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第77号については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決し、議案第79号、議案第80号及び議案第86号のうち、当委員会にかかわる事項については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上、総務常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で委員長報告は終わりました。



○議長(市川清純) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「質疑あり」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございますので、質疑通告を受けるため、暫時休憩いたします。

 質疑通告書は、休憩中に事務局にご提出願います。

                           (宣告 午後2時38分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後2時48分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 質疑通告がございますので、発言を許します。

 20番斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 文教委員長に質問したいと思います。

 まず、議案第90号であります。91号、92号が関連しておりますので、同じ質問をさせていただきたいと思います。今回の文教委員会の決定は、本体工事を否決して、電気機械設備、91号と92号を可決したという結果となりました。本体工事を否決して付帯工事を可決したというのは、これは矛盾するのではないか、議決の矛盾ではないかと思うんですが、文教委員会ではどのような審査の中でこういう議決となったのか伺いたいと思います。

 第2点は、今回の入札に、90号ですが、参加した業者が、いわゆる資格不備であったので、その処分が甘いから入札参加資格がないのではないかという文教委員長のお話がありましたが、しからば、他の業者は調べたのかどうかお尋ねしたいと思います。

 それから今日、民友新聞、今日付けでこの発端となりました市道福岡・鶴巻線の拡幅工事の記事が載りました。私は、この区間を毎日通っているものですので、注意深く見てまいりました。この記事によれば、若干長くはないので読み上げたいと思います。市道福岡・鶴巻線拡幅改良工事の最終区間300メートル、事業費約4,000万で今年3月28日までの工期だったが、施工完了は4月12日になったと、市は21日に工事完了届を受け、5月13日竣工検査、評定表には完成届、検査日とも3月中と記された。市は用地買収の代替地確保に手間取ったとして、当初は歩道の一部を整備しないまま工期内完成を予定していた。2月25日に用地買収が完了し、3月17日に歩道整備を加えた契約変更を業者と交わし、これを受け、業者は4月13日までの工期延長を市に申し入れたという。市は事務手続きが適切でなかったことの不備を認め、再発防止に努めるとしている。18日に県に経緯を報告したという記事が載っておりますが、この事実関係は文教委員会の中で精査されたのか伺いたいと思います。

 私の記憶では、私は農業委員をしておりますが、この用地買収が難航したというのは、代替地の要求があって、5条申請がなされ、その許可を待たなければ用地買収許可に契約ができないということになるわけであります。その日時がこの記事によれば、2月25日に買収が完了したということになっております。こうした事実を文教委員会はきちんと把握して審議したのかどうか伺いたいと思います。

 それからこの、いわゆる否決した主要な論点は、どのような理由であったのか伺いたいと思います。

 それから93号、大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事の、この否決であります。これも入札参加資格に疑義があるとの先ほどの話がありました。しかし、この大規模改造事業は、校舎地震補強は、3月議会の補正予算で国の補助金で前倒しをして予算化した経過があります。繰り越しをして、入札に付したわけでありますが、これが否決された場合、その間に震度6以上強の大地震が起きたときに、この議会の否決は誰が責任を問うのか、その点も含めて文教委員会の中で話し合われたのかどうか伺いたいと思います。

 それからこの否決になったことによって、再入札をしなければならなくなると思うわけでありますが、この再入札の時間はどのぐらいだと、そういう議論があったのかどうか。これはなぜこういうことが質問するかと言うと、万々が一があった場合の責任の問題にもなるということで、そこまで踏み込んで文教委員会の中で審議をしたのか伺いたいと思います。

 以上であります。



○議長(市川清純) 20番斎藤広二君の質疑に対する所管常任委員長の答弁を求めます。



◆文教常任委員長(平栗征雄) 議長、27番、文教常任委員長平栗征雄。



○議長(市川清純) 平栗征雄君。

          (文教常任委員長 平栗征雄 登壇)



◆文教常任委員長(平栗征雄) ただいま20番議員より質問がありましたので、お答え申し上げます。

 1番の議案第90号及び93号を否決して、議案第91号、92号に関して賛成したのはどうしてかということでありますが、この議案はそれぞれ4つの議案として付託されたものであります。我々当委員会におきましては、この90号に関しまして、東和小学校の新築工事でありますが、その業者について、やはり私ども議員として、しっかりとその行政に対するチェックはしなければなりません。そういうことで、学校建築そのものに目を向けるだけでなくて、行政がどのような入札経過をたどっているかということも、私どもに課せられた使命であると思っております。今回この業者が、一つとしては共同企業体として入札参加に示されて参加してまいりました。また93号は、単独の工事として指名入札参加で工事落札をなったわけでありますが、この仮契約に関する私どもの委員会においての進め方といいますと、議案第90号、それぞれ91号、92号、93号は、それぞれ別に付託されたことでありますので、この不都合な点はないかという質問の内容でありましたが、私ども委員会としましては、各委員会の議案それぞれの採択でありますので、不都合なことではないというふうに判断しております。

 2点目のそのほかの業者について、調査はしてあるかということでありますが、私どもは90号、93号にかかわる業者に対しての調査をいたしまして、その結果として、これは不都合であるということでありますので、ほかの業者の内容については調べておりません。

 それから3点目の文教での用地買収に関しての精査はされたかということでありますが、行政としては、業者に対して工期内にできるかということで申し入れたところ、できる、工期内に完了しますということの、その進め方を聞いたということを伺っておりますし、また行政としては、そのような不都合なことがあった場合には、繰越明許費でもって期限を延長するという行政の運営の仕方もあるわけでありますが、それをとらずに、今回は完成をしたというようなことで、実際は4月の21日に完了しているところが、文書においては3月31日、工期内に完成したということで、この辺は文書が改ざんされているという、その事実がわかりました。それに対して、正当な理由がなく、2週間から1カ月未満の履行遅滞があったときには、行政としてはその2カ月間の入札参加資格を失うという処分、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領というのもありまして、その中で当然措置しなければならない大変重要な問題であると思います。それがなされてこなかったという点に大きな問題があると思います。

 ただいま4番目の否決した論点はどこかということでありますが、ここに私どもの委員会におきまして報告しましたとおり、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領の中に、建設工事部分の制限規定には、文書注意というものはありません。遅延工事をした落札業者に文書注意のみとしたのは、なぜかということを聞いておりますが、行政における入札参加資格審査会で論議をしましたが、市にも責任があったということで、その非を認めております。しかしながら、何の処分もなく陳謝しただけでは、事は済まないのではないかと考えておりますし、そのような議論になったことも申し添えます。

 それから5番目の93号、大平の否決に対して、もしも地震がこの間あったときにどうなのか、議会においてはどう話し合ったかということでありますが、これは当然行政がそれに対処すべき、この自分達の行政側の立場を認めないで、そしてこれを議会にもってくるということはいかがなものかというふうに思います。この質問に対しましては、当然これは行政が負うべき問題であろうかと思います。これは私見であります。

 6番目は、再入札となるが、その時間的な問題はどうかということでありますが、これは当然行政は自分の受けた、あるいはこの間いろいろの報告の中にありますように、この認める工事の改ざんをした、当然3月に終わらなければならない工期内の仕事を、4月の21日、そしてもう1件の工事が4月26日、2件発生しております。そのような関係から、当然これはあまりにも行政が甘い、そういうことであれば、業者もやはり一生懸命やろう、しかしながら、これを延ばしてしまうということは、行政がやはり怠慢なんではないかと、そういう点も、私は大いに議会としても、そのチェック機能を果たすべく、それは我々議員の務めではないかと、そういうふうに思っておりまして、今回のこの遅延の理由というものは、正当な理由がなくということで、ここにうたって処分をしておるわけであります。この処分を読み上げますと、市発注工事における違反行為、契約違反行為についてということで、行政側から会社の方に通知をしております。上記工事において、正当な理由がなく、契約工期内に工事が完了しなかった。それが処分の理由であります。しかしながら、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領の規定を準用し、文書注意処分とする。このことを考えてみても、これは非常に何の処分であろうかというようなことで、非常に疑問を感じるわけであります。やはり処分は、この行政における当然守らなければならない規定がここに載っております。それに基づいて行政は執行していかなければよい仕事もできないし、業者に対する思いやりもそこには現れない。逆効果をしているのではないかというふうに思うわけであります。ですから、再入札になった時間はどうかということであれば、直ちにその入札執行することが当局に課せられた使命であろうかと思いますし、委員会ではそのような話をしておりました。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(市川清純) 以上で所管常任委員長の答弁は終わりました。

 20番斎藤広二君、再質疑ございますか。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 私は単純な人間ですので、単純な質問をしたいと思います。

 再質問したいと思うんですが、本体工事を否決して、付帯工事を可決したと、この逆だら話がわかるんですけども、本体工事を可決して、付帯工事が否決されたって言うんなら話がわかるんですが、本体工事が可決しないのに、それに付帯設備を機械や、あるいはまた電気設備、どういうふうにこれを執行するのかということが疑問なのであります。こうしたことを、委員会の中では審議したのかどうかですね、その点伺いたいと思います。

 それから、先ほど業者の不備を指摘されましたが、だとすれば、そこにこの参加した業者すべての業者を同じ内容でチェックしないことには、適切だったかどうかということは、わからないはずなんです。同じ公平っていうことになれば、参加した業者すべての業者を同じ基準のもとでチェックして、この業者はだめなんだと、そういうふうに断定すべきであって、ただ1つの事実をもって、これはだめだと言うことはいかがなものかと、この点についてですね、先ほどは明快に調べなかったと言っていますので、当然議論にもならなかったと思いますが、再度伺いたいと思います。

 それから、この93号の大平小学校なんですが、私は今回の議会の中で、二本松市のこの耐震工事の問題を取り上げました。この中で明らかになったのは、国は今後3年間の中でIS0.3と言うんですが、震度6強の耐震工事を国は全面的に予算化をして、1日も早く達成せよという、そういうことで自民党から共産党まで、共同提案で今国会で可決されているわけです。したがって、このIS0.3という強度は、今度の起きた宮城・岩手大地震と同じ大きさであります。これ以下の0.3以下の校舎が、いわゆる大平小学校のこの耐震工事なわけであります。したがって、一刻も早く、この耐震工事を完成させることこそ、住民の付託に応える立場ではなかったのでしょうか。その点について、委員会ではどのような審査をなされたのか伺いたいと思います。

 それから、この前に戻りますが、東和小学校の校舎・屋内運動場のこの新築主体工事ですが、先ほども申しましたように、本体工事が否決されて、付帯工事が可決されたという場合に、これは執行不能の議決ではないかと考えられますが、文教委員会ではこの点についてきちんとした審査がなされたのかどうか伺いたいと思います。

 以上であります。



○議長(市川清純) 文教常任委員長報告に対する質疑中途でありますが、暫時休憩いたします。

 再開、3時20分。

                           (宣告 午後3時13分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後3時20分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 委員長報告に対する質疑を続行いたします。

 再質疑に対する所管常任委員長の答弁を求めます。



◆文教常任委員長(平栗征雄) 議長、27番、文教常任委員長平栗征雄。



○議長(市川清純) 平栗征雄君。

          (文教常任委員長 平栗征雄 登壇)



◆文教常任委員長(平栗征雄) お答えいたします。

 1番の委員会では話し合ったかという点でありますが、話し合いをしました。今後の事務執行については、十分可能である。

 2点目のその他の業者については、調べたかということでありますが、年度内に遅延工事業者は2業者であると確認しました。

 3点目の早急に大平小学校の学校耐震工事にかかってほしいということでありますが、工事期間中の耐震のプレハブ校舎が発注されました。

 4点目の竣工に対して、これは1点目と同じでありますが、早急に再入札をすれば可能であるということであります。

 以上です。



○議長(市川清純) 答弁は終わりました。

 再質疑ございますか。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 答弁漏れの分について、再度お尋ねします。

 先ほど、この今日付けの民友新聞をこの時系列的な事実関係を問いただしましたんですけども、この点については、例えば2月何日に請負契約を結んだとか、地権者の交渉がまとまったとか、そういう時系列についてですね、委員会できちっと審査がなされたのかどうか、まあ伺いたいと思います。

 それからもう1つは、この業者の問題でありますが、業者の責めに属する部分と、市の責めに属する部分についてですね、精査をしたのかどうか、この2点について伺いたいと思います。



○議長(市川清純) 20番斎藤広二君の再質疑に対する所管常任委員長の答弁を求めます。



◆文教常任委員長(平栗征雄) 議長、27番、文教常任委員長平栗征雄。



○議長(市川清純) 平栗征雄君。

          (文教常任委員長 平栗征雄 登壇)



◆文教常任委員長(平栗征雄) ただいま民友に載った文言でありますが、それには承知しておりません。その内容についてですね。

 それから2点目は、行政と業者とのお互いの非の部分について精査したかということでありますが、私どもはこの質問の中で、一つ一つ新しい情報といいますか、それが入ってまいりまして、当然これは重要な部分であるということで、この出された資料に基づいて私らは精査してきましたので、それ以上の業者と行政のかかわりについては、調べておりません。



○議長(市川清純) 以上で20番斎藤広二君の質疑を打ち切ります。

 以上で質疑は終わりました。



○議長(市川清純) 委員長報告に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) 続いて、議案に対する討論に入ります。

 討論なさる方ございますか。

          (「討論あり」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。

 討論通告書は、休憩中に事務局まで提出願います。

                           (宣告 午後3時26分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後3時34分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 討論通告がございますので、順次発言を許します。

 なお、討論通告者は4人であります。

 討論は会議規則第53条の規定により、議案に対して、まず反対者から、続いて賛成者と交互に発言を許すことになります。

 また討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。



○議長(市川清純) これより討論に入ります。

 議案に対して、まず反対者、17番野地久夫君。



◆17番(野地久夫) 議長、17番野地久夫。



○議長(市川清純) 野地久夫君。

          (17番 野地久夫 登壇)



◆17番(野地久夫) 政策ネットワーク二本松を代表し、議案第90号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築主体工事及び議案第93号工事請負契約締結について、大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事の2件について、反対の立場で討論を行います。

 議案第90号では、JV業者として、議案第93号では、単独で契約を締結している業者が、19年度末に2週間以上1カ月未満の2件の工事遅延を起こしています。これに対する市の処分が、二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要領に基づかない文書注意という軽微なものになっています。

 市という公的機関の処分というのは、当然この公的措置要領に基づき、厳正に行われるべきであると思われます。厳正に行われれば、2カ月間の入札参加が制限されることになります。また、この2件の工事成績評定表は、工事が年度内に完了し、1日の遅延もなかったように虚偽記載されており、退職されたはずの当時の部長の印鑑が押印されています。このような事務処理は、あってはならないことで、非常に遺憾であります。また、処分の内容は、一部市にも責任があり、情状酌量すべき特別な理由があるとして、文書注意となっており、市の責任も業者の責任も不明確なものになっております。

 5月23日に、この文書注意があり、その6日後の5月29日に議案となっております2件の入札が行われ、同業者が落札しております。東和小学校の新築、並びに大平小学校の地震補強及び大規模改造は、子供達の教育環境の整備、安全対策として重要な事業であることは、十分認識しております。しかし、議会はチェック機関であり、前述したような事実を黙認することはできません。今後、市当局は襟を正し、公正・公平、透明性の高い事業の執行に努めるよう望むものであります。

 遅延工事の処分内容、公文書である工事成績表の虚偽記載、不透明な責任の所在などの理由により、議案第90号及び議案第93号に反対するものであります。

 以上、政策ネットワーク二本松を代表し、討論といたします。



○議長(市川清純) 次に、賛成者、9番中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 議長、9番中田凉介。



○議長(市川清純) 中田凉介君。

          (9番 中田凉介 登壇)



◆9番(中田凉介) 今6月定例会における追加議案となり、地元住民はもとより、広く市民全体よりその早期着工が熱望されております東和小学校校舎・屋内運動場新築工事及び大平小学校校舎地震補強及び大規模改造工事に関連いたします議案第90号から92号及び93号の4議案につきまして、積極的賛成の趣旨より、討論に参加するものであります。

 同議案の工事主体となります東和小学校校舎・屋内運動場の新築工事は、我が市における合併以前の旧東和町時代から引き継がれた念願の継続事業であり、かつまた大平小学校校舎地震補強及び大規模改造工事に至っては、その緊急性から国が本年度予算である平成20年度予算を待たずに、昨年度予算であります19年度予算を補正し、措置したことからもわかるとおり、一刻の事業停滞も許されない緊急事案でありますこと、論を待たないところであります。まさに客観的現実といたしまして、その事業推進に当たりましては、これを上回る重度の違法性、非社会性を合理的に証明しえない限り、何人もその事業推進の緊急性に対し、これを停止する主張を見出せないこと、明白なのであります。

 今回、問題とされております工事請負者の本件とは別工事における工事遅滞につきまして、反対者より発せられました反対の主たる根拠を要約いたしますと、この該当業者の昨年度末事業を含む19年度内2件の実施事業において、2週間以上1カ月未満の工事遅滞があったこと、そしてこれは、本来市の法的要領たる入札参加資格制限措置要領に従えば、入札制限にあたるが、実際は文書注意といった軽度の制裁措置になっており、この疑問をして、その反対根拠の最大のよりどころとするものであります。そこで反論をするものであります。

 今回の反対根拠を見た場合、率直に言って、現れた事象の一面だけをとらえ、論理を展開することに果たして客観性、合理性を見出すことができるかという根本的疑問を抱くものであります。そもそも入札参加資格制限措置要領に基づく制限措置たる入札資格制度とは、当事者の一方的過失、そして怠慢による工事遅滞の発生を想定し、その根拠とするものであります。特に今回問題となっております年度末のケースにつきましては、地元地権者の反対による着工の遅れが現前たる事実としてあり、法律用語で言うところの責めに帰す事由は、この点について業者サイドにはなく、むしろ請負業者にとっては不可抗力的色彩を感じるものであると思慮するところであります。したがって、要綱を運営いたします市当局としましても、むしろその要綱運営の適正を帰し、文書注意といたしましたこと、当然と判断されるものであります。かつまた、これら判断をして処置いたしました制裁につき、法定で言うところの一時不再理的視点からも、事後にその判断基準の重さを取り上げ、別な制裁措置を課すようなことになれば、行政指導、行政措置はその根幹、正当性を失うことになります。そして、その事実は明らかなのであります。さらに一方で、この事案につきましては年度末に行う補助事業との現実としての側面がありましたことも、事実であります。いずれにいたしましても、本件につきましては、問題とされている工事請負業者の工事遅滞につき、市当局が判断し、処分を行ったとする厳然たる事実に基づく入札と契約であり、何ら問題はないと判断するものであります。社会情勢を顧みますれば、中国での大地震、そして先日の岩手・宮城内陸地震と、これらに伴う余震も含め、震災は今さらながら、我々にも身近なものと実感される現状にあります。子供達に早く、よりよい環境で勉強させてやることが、我が国において遠い過去より営々と続けられております地域社会の大人たちの責務でありますこと、論を待たないところであります。先にも述べましたように、特に大平小学校につきましては、本年3月定例会におきまして繰越明許費として19年度予算を繰り越したものであり、国庫事業に伴う補助金返還の問題からも、再度の明許繰越はできないことが明らかであります。以上の視点から、1業者に対する不完全、不明確な非を根拠とする議案否定の態度には、承服しかねますとともに、その必要性が現実に迫っている政策実現、早期発注に対し、声を大にし、訴えるものであります。今後とも、当局より市民が広く賛同のしえる議案が提出されますことと同時に、議会におきましては更なる良識ある活発な議論が展開され、社会全般に少子高齢化とそれに伴う子育て支援の声が叫ばれる中において、本市における初等教育の磐石なる体制の確立が更に推進されますことを強く主張、念願し、私の討論を終わります。



○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。

 本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、本日の会議時間は、本日の議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長することに決しました。



○議長(市川清純) 会議を続行し、討論を続けます。

 次に、賛成者、18番平塚與志一君。



◆18番(平塚與志一) 議長、18番平塚與志一。



○議長(市川清純) 平塚與志一君。

          (18番 平塚與志一 登壇)



◆18番(平塚與志一) 賛成討論を行います。議案第90号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築主体工事、議案第91号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場新築電気設備工事について、議案第92号工事請負契約締結について、東和小学校校舎・屋内運動場機械設備工事について、議案第93号工事請負契約締結について、大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事について賛成討論をいたします。

 まず最初に、議案第90号、91号、92号について行います。この東和統合小学校建設については、皆様ご存知のように旧東和町の合併時の最重要課題でありまして、そして取り上げられ、合併後、昨年度造成工事が行われ、完成したところであります。そして今般、建設工事の運びとなりました。東和統合小学校につきましては、長年の地元東和町の皆さんの念願でありまして、一日でも早い開校を待ち望んでいると思います。

 次に、93号大平小学校大規模改造主体工事につきましても、地元大平市民、児童、PTA関係者の皆様の長年の熱望でありまして、早期着工、完成を待ち望んでいるところであります。先日起きた四川省大地震、岩手・宮城内陸地震が起きて、見るも無残な姿がテレビ等に映されております。今定例会で一般質問された方もおりましたが、議員の言われるとおり、いつ地震が起きるかわかりません。早急の着工を望むところであります。

 ところで、今回問題になっている一連の入札について整理をしたいと思います。まず、入札の件であります。二本松市制限付一般競争入札実施要綱に基づいて行われたと思います。入札の公告、設計図書等の閲覧、入札説明会、次に要綱第7条入札参加資格確認申請、第8条入札参加資格の確認、ここで入札の参加が認められない場合、第9条に入札参加資格がないと認められた者は、書面にて理由を求めることができるとなっております。第11条郵便入札の執行、第16条開札、第17条落札者の決定となるわけであります。今回の入札については、このような経過を経て入札、落札になったものと思われます。今般の入札に関しては、いずれも要綱どおりに行われ、何ら瑕疵はなかったはずであります。

 次に、今回問題となっている工事請負期間、この問題となっている業者の工事のことであります。平成19年10月31日から平成20年3月28日までの工期で進められたことであります。その中で、一部用地買収が済んでなくて、2月末頃、この土地問題が解決したと聞いております。実に4カ月が過ぎ、工事期間1カ月しかない時期であります。この工事は2週間程度遅れ完工いたし、その後書類が提出され、検査、引渡しがされたと聞いております。皆さん、この工事が業者だけの責任でしょうか。むしろ業者の責任は少ないのではないでしょうか。この工事の遅延については、このような事情から、市当局が判断いたし、文書注意の処分を行ったと思います。私は適正な処分であったと思います。二本松市建設工事等入札参加資格制限措置要綱別表措置基準、別表第1(契約違反)4の?によりますと、正当な理由がなく2週間以上1カ月未満の履行遅滞があった場合、2カ月の指名停止となっております。したがって、この工事は正当な理由があったのですから、これには該当しないと思います。それでも処分を受けたことは、私は前代未聞だと思っております。もし、仮に文教常任委員会の審査結果のとおり、この議案が否決された場合、この委員会で当局より説明があったとのことですが、順調にいって工事着工が4カ月程度遅れるとのことであります。

 東和統合小学校、平成22年開校できるのでしょうか。また、大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事においては、本年3月の定例議会において繰越明許費として19年度予算を繰り越したもので、再度の繰越明許はできず、来年3月31日までに支払いを済まさなければなりません。工事遅延は許されなく、早期発注が必要であります。反対された委員の皆さんが思っているように、すぐに着工することはできないと思います。ましてこの工事に入札参加された他の業者が今回の件のように遅延工事等があった場合、入札は当分できないと思います。

 東和町では、今久野綾香選手がオリンピック出場を果たし、針道の街中は応援の赤いのぼり旗がたくさんぶら下がり、大変盛り上がっているところであります。東和統合小学校工事が否決されては、東和の住民の皆さんに水を差すことになるのではないでしょうか。それぞれの地区の関係議員の皆さん、特に地元の皆さん、皆さんの子供達に早く、よりよい環境、安心・安全なところで勉強させるように議案第90号東和小学校校舎・屋内運動場新築主体工事、91号東和小学校校舎・屋内運動場新築電気工事、第92号東和小学校校舎・屋内運動場新築機械設備工事、第93号大平小学校校舎地震補強及び大規模改造主体工事、この4案に賛成されますこと、切に希望いたしまして賛成討論といたします。



○議長(市川清純) 次に、議案に対する反対者、20番斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 議案第81号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、反対の討論を行いたいと思います。

 今回の国民健康保険税改定は、今年度から新たに75歳以上の後期高齢者医療制度が発足し、国民健康保険から5,900人が後期高齢者に移り、新たに退職被保険者が国保に2,700人入ることにより、国民健康保険全体では、3,200人の人が減ることになります。この影響が今後どのようになるか推移を見なければなりませんが、今回の国民健康保険税は、標準世帯で平均16.67%の大幅な値上げとなりました。当局の説明では、後期高齢者医療制度で改定されなければ、これほどの大幅な値上がりはなかったとしています。合併協定による約束事のため、各市町村ごとの不均一課税で二本松は一人当たり前年対比1万6,128円の値上げ、11.68%の値上げ、安達地区は2万3,315円、21.13%の値上げ、東和地区2万4,059円、25.34%の値上げ、岩代地区2万4,154円、21.13%の値上げとなっています。私は議員として、長く議会活動をしておりますが、これほどの大幅な値上げはなかったと記憶しております。国民健康保険財政は、医療費の伸びをどのくらいに見積もるかによって大きく変わります。昨年度の医療費が入院や薬剤費が大幅に伸び、前年対比で11.2%もの伸びを示しました。過去4年間の平均の伸び率は、一般分で6.5%、退職から一般移行者は5.5%となっていますが、これを国民健康保険税に転化すれば、前年度対比で30数%もの大幅な値上げとなり、もはや払える国保税とはなり得ないことは明らかです。しかし、本市当局は、値上げ幅を抑えるために、昨年度黒字分1億5,250万円と黒字分をため込んだ国民健康保険の基金2億2,610万円のうち、1億8,800万円を取り崩し、合わせて今回一般会計から職員給与費と事務費、特定健診費及び保健師の人件費相当分約6,000万、合わせて4億円を国民健康保険財政に繰り入れて、平均16.62%の値上げに抑えました。私は今回特に、今までになかった措置である一般会計からの6,000万円の新たな繰り入れを市当局の善政として、高く評価したいと思います。

 しかしながら、今年度の一般会計の黒字額6億4,900万円は、国保における新たな特定健診である集団健診の場合、40歳から69歳までは昨年より600円の負担増の2,600円、施設健診の場合、1,200円の負担増の3,200円となります。70歳以上は、昨年は無料であったものが、今年から全額負担増となります。健診料の値上げによって、自己負担増となる分、一般会計は平成19年度実績で4,200万円負担軽減されます。昨年の一般会計決算見込みの黒字分は、6億4,000万であることも考えれば、一般会計からの繰り入れを増額して国保税の値上げをもっと少し抑えるべきではなかったかと考えています。

 今、国民健康保険世帯の生活は大変です。国民健康保険の世帯は、そもそも自営業者、農家、そして今や労働者の3分の1を占めるパート、アルバイトの低賃金の非正規雇用者となって、社会保険から国保に大量に加入する状況が生まれています。全国調査によれば、社会保険加入者の年間所得は、およそ370万円、国保に加入している所得は、その半分以下となっています。

 事実、二本松市の国保世帯8,857世帯のうち、所得が30万円未満の世帯は2,731世帯、31%。所得100万円未満の世帯が実に半分を占めます。そのために、国民健康保険税の滞納額は、平成19年度で1,248世帯、11%です。前年度比で1年間で保険税の滞納世帯は581世帯、1.87倍の滞納が増えたことになります。滞納額の総額は、5億7,600万円と見込まれています。滞納世帯の所得を見ますと、100万円未満が52%を占めています。高い保険税が滞納者を生み、滞納分が保険料に上乗せされ、更に保険税を押し上げ、収納率が下がれば、ペナルティが課せられ、削られた国の補助金も保険税にはね返ることになります。そしてまた、保険税を上げるとの悪循環が繰り返されています。二本松市では、この3年間に収納率の悪化によって、国の補助金が6,500万円も削られ、こうした悪循環が国保税を異常なものにしてきています。またこの間、国保世帯の所得に賦課される基準となる扶養者控除の縮小、65歳以上の老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小といった一連の税制改定により、国民健康保険税の所得割が増え、保険税が引き上げられることになりました。特に今年は、年金控除の縮小による激変緩和措置がなくなり、年金が増えないのに、保険税が上がることになります。

 それでは、このような相次ぐ保険税の値上げを抑える方法はないのでしょうか。今、国保財政は大きく言って、社会保険と違って事業主負担がなく、収入の大部分を保険税と国庫負担金と他の社会保険からの拠出金で賄われています。私が議員になった昭和59年、国はあらゆる分野の社会保障に対する補助金を大幅にカットしました。それまでは、医療費の45%が国で負担していました。それを38.5%に引き下げたのです。当時、国保財政に占める国の負担割合は、約49.8%となっています。その後、一貫して国の負担割合を下げてきています。その下げ幅は、平成17年度では国の負担する割合は30.6%となり、最高時から19.2%も国の負担割合を下げました。二本松市の平成19年度国保財政をこの基準で私は試算してみました。この20年間で12億1,400万円が国の負担が減らされ、年間6,100万円の国の補助金が減らされたことになります。そのお金が、国の負担がきちんと補償されるならば、今年の値上げはしなくてもよいという試算が出てきます。

 毎年、全国市長会を始め、地方団体が国民健康保険への国の負担割合を計画的に引き上げるよう強く求めているのは、もはや市町村の担当者も国保税の値上げは限界にきているとの現れと見るべきだと思います。国は、平成18年度から5年間で高齢化による毎年の社会保障費の自然増分、2,200億円の削減を、5年間で1兆1,000億円を削減するとして進めています。しかし、政府の元厚生労働大臣であった閣僚経験者が、今年の1月の国会で、公然と国会の場で、代表質問でこの2,200億円の国庫補助削減を見直すべきだと発言されました。

 今日の新聞報道によれば、昨日国会の超党派の議員でつくる医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟は、その会長は自民党元閣僚の尾辻厚生労働大臣ですが、昨日大田弘子経済財政担当相と舛添要一厚生労働相に深刻な医療現場の建て直しを求める申し入れを行いました。同議員連盟は、現在衆参国会議員150人で構成しています。その申し入れの1番は、医学部定員の削減に取り組むという従来の閣議決定を見直し、医学部定員を大幅に増員すること。第2に、社会保障費の年間2,200億円の削減方針を見直し、必要な医療予算を十分確保することなどを求める要望書を大田、舛添両相に手渡しました。この中で、舛添大臣はこう述べています。私も社会保障財源の手当ては、強行に主張しており、財源確保という線でいけると思っている。皆さんのお力添えをいただきたい。そして見直すべきは見直す必要があるが、霞ヶ関の机の上でやってもらってはだめだ。できるだけ現場を歩きたいと考えていると超党派の国会議員団に答弁したことが報道されています。

 一方で、今医療費をめぐっては、このまま医療費が伸びれば日本は破綻するとの医療亡国論が台頭しています。しかし、日本の医療費や社会保障費は国内総生産、GNPの17.4%、イギリス、ドイツ、フランスなどより5%から11.4%も少なく、大きく立ち遅れているのです。厚生労働省の発表でも、日本の総医療費は国内総生産の8%、先進資本主義国であるOECD加盟国30カ国の中で、日本の医療費は22番目です。サミットに参加する先進7カ国では、日本の医療費は最低クラスです。日本の医療、社会保障費は経済財政を破綻させるどころか、経済力から見て少なさすぎるのであります。そして人口当たりの医師の数、看護婦の数もOECD加盟国30カ国のうちで27番目。医師に至っては、OECDの平均的な人口当たりの医師数よりも14万人も少ないのであります。そのために、今痛ましい事故が噴出しています。だからといって、私は医療費を削減しなくてもいいと思っているのではありません。誰にでもわかることは、金がなくても気軽に病院に行って、軽いうちに診てもらえば、重症化してから診てもらう医療費の数10分の1で済みます。しかし、今年から始まった75歳以上の後期高齢者医療制度は、今までの健診は義務健診でありました。今回は努力目標とされ、医療費削減の立場から昨年までは75歳以上は無料であったものを有料にし、対象者を絞り込む必要があると通知しています。早期発見、早期治療に逆行する検診縮小こそ患者の重症化を招き、医療費膨張が危惧されるところであります。国民健康保険でも、今回始まった特定健診は、国保税を回収しなければならなくなり、目標が達成しなければ国保税を引き上げるためのペナルティを課す制度が導入されました。

 日本共産党は、医療費を賄う財源として、日本共産党以外の政党に分けられている政党交付金320億円を始め、道路特定財源の一般財源化をし、道路にも社会保障にも自治体の判断で自由に使えることを提唱しています。条約上義務がないのに毎年3,000億円にも及ぶアメリカ軍への思いやり予算と5兆円にも及ぶ軍事費の削減、そして何よりも、この10年間でバブル期の2倍の儲けをあげながら、7兆円にも及ぶ大企業や大資産家への行き過ぎた減税をただし、応分の負担を求めることを提唱しています。

 ヨーロッパの資本主義国にできて、日本の経済力をもってできない話ではないことを申し上げ、反対討論といたします。

 なお、議案第87号平成20年度二本松市国民健康保険特別会計は、議案第81号の条例が反映された予算でありますので、反対を申し添えておきます。

 以上であります。



○議長(市川清純) 以上で討論は終わりました。



○議長(市川清純) 議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより議案に対する採決に入ります。

 議案第77号から第93号までの17件について、順次採決いたします。



○議長(市川清純) 初めに、議案第77号及び第78号の2件について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第77号及び第78号の2件については、これを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第77号及び第78号の2件については、原案のとおり承認されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第79号から第93号までの15件のうち、議案第81号、議案第87号、議案第90号、議案第93号の4件を除いた11件について一括採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第79号から第93号までの15件のうち、議案81号、議案第87号、議案第90号、議案第93号の4件を除いた11件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第79号から第93号までの15件のうち、議案第81号、議案第87号、議案第90号、議案第93号の4件を除いた11件については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第81号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第81号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第81号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第87号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第87号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、議案第87号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第90号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第90号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(市川清純) 起立少数と認めます。

 よって、議案第90号については、否決されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第93号について採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第93号については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(市川清純) 起立少数と認めます。

 よって、議案第93号については、否決されました。



○議長(市川清純) 以上で市長提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 会議中途でありますが、暫時休憩いたします。

 再開、午後4時40分。

                           (宣告 午後4時22分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後4時40分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、討論を許します。

 討論なさる方ございますか。

          (「討論あり」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため暫時休憩いたします。

 討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。

                           (宣告 午後4時40分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後4時41分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 討論通告がございますので、発言を許します。

 なお、討論通告者は2人であります。

 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。



○議長(市川清純) これより討論に入ります。

 請願についての委員長報告に対して、反対者、13番平敏子さん。



◆13番(平敏子) 議長、13番平敏子。



○議長(市川清純) 平敏子さん。

          (13番 平 敏子 登壇)



◆13番(平敏子) 請願第2号後期高齢者医療保険料に福島県の助成を求める請願書について、委員長報告に反対の立場から日本共産党二本松市議団を代表し、討論を行います。

 後期高齢者医療制度について、政府は高齢者をみんなで支える制度などとしています。しかし、この制度の根拠になる法律は、高齢者の医療確保法。06年の医療改定法でそれまであった老人保健法を廃止して制定されました。このとき、老人保健法第1条にあった国民の老後における健康の保持と適切な医療の確保は、全面削除され、代わって医療費の適正化を推進すると明記しました。

 健康よりも医療費抑制ということが後期高齢者医療制度の精神です。実際、厚労省の担当者は、この制度は医療費が際限なく上がっていく痛みを後期高齢者が自ら自分の感覚で感じ取っていただくものだと講演しています。

 厚労省の試算では、2015年度に予定している3兆円の医療費削減のうち、2兆円は75歳以上の分となっています。2025年には、全体で8兆円の削減額のうち、75歳以上の医療費削減が5兆円を占めるものです。医療費削減のために高齢者をねらい撃ちにする制度であることは明らかです。

 この間、所得税と住民税の老年者控除の廃止など、高齢者に大増税を押し付けてきました。さらに、年金の減額、介護保険の改悪など、相次ぐ社会保障の改悪が行われてきました。そのうえ、命にかかわる医療分野で導入された高齢者差別の後期高齢者医療制度は、1つとして、医療費削減のため、高齢者を差別する法律。2つとして、制度は存続すればするほど、保険料は天井知らずに値上げされ、差別医療が導入、拡大されるなど、国民を苦しめます。3つとして、すべての世代に重い負担と医療切り捨てを押し付ける制度になっています。若い人もいずれ年をとります。明日は我が身です。

 日本共産党は、国民から総スカンを受けている問題の多いこの制度は廃止して、3月まで実施していた老人健康保険法に戻し、財源問題を含め、国民が安心できる医療制度について、国民的討論で合意をつくっていくことを提唱しています。

 請願の討論では、12日の政府見直し案を国会で通して実施されることが、今回の請願採択より近道であり、この請願は不採択にとの討論がありました。しかし、制度存続に固執する政府が打ち出した見直しには、国民の多数が批判的です。毎日新聞16日付けによると、後期高齢者医療制度を廃止し、元に戻すことに賛成56%で、反対の30%を上回っています。朝日17日付けでも、見直しを主張する政府を評価する人は30%で、廃止を主張する野党を評価する人が49%。共同通信社の世論調査でも、運用改善が44.9%に対し、廃止すべきだは47%に達しています。若干の見直しでやり過ごそうとする政府の姿勢が、国民の願いからかけ離れたものであることは明らかではないでしょうか。短い間に見直しを繰り返さなければいけないこと自体、この制度の矛盾の深さを示していると思います。見直しの継ぎはぎは、わかりにくい制度を、ますますわかりにくく複雑にして新たな矛盾を生むだけです。高齢者を年齢だけで差別する制度の根本が間違っているのであり、廃止して一から出直さない限り、矛盾は解決できません。

 こうした中にあって、負担軽減のため、東京都を始め8都府県では、広域連合に補助金を支出し、保険料引き下げを実現しています。

 以上を申し上げまして、請願第2号県独自で高齢者の保険料軽減のため広域連合に財政支援を求める請願の採択を求めまして、私の委員長報告に対する反対討論といたします。



○議長(市川清純) 次に、反対者、8番菅野明君。



◆8番(菅野明) 議長、8番菅野明。



○議長(市川清純) 菅野明君。

          (8番 菅野 明 登壇)



◆8番(菅野明) 8番菅野です。私は、ただいまの生活福祉常任委員長報告の請願第3号保険でより良い歯科医療の実現を求める意見書採択に関する請願について、不採択とのことでありますが、本件については、請願者の願意を汲み、採択すべきとの立場から討論を行うものであります。

 ご案内のとおり、医師不足に代表される医療崩壊については認識は広がっていますが、実は歯科医療も深刻な崩壊の危機を迎えています。それは、医療保険制度の発足当初からの政府の歯科医療軽視政策にあります。また、日本歯科医師会が保険診療の充実よりも、自費診療を重視してきたことも影響しています。80年代からの医療費抑制策の強化と構造改革路線による国民の所得減少、さらに医療歯科医師数の増加が加わって、歯科医院の経営危機が深刻化しています。歯科衛生士を雇うことができない歯科医院から入れ歯などの製作を委託される歯科技工士も、委託料の低下により廃業、転職が増加しております。

 歯科医療危機の最大の原因は、診療報酬の抑制です。先に触れたように、医科は薬価引き下げの振り替えがあり、診療報酬全体が抑制される中でも、技術料の引き上げが一定確保されました。しかし、薬を使うことのほとんどない歯科は、抑制の影響を直接受けることになりました。我が党の小池晃参議院議員が、20年前と比較して点数が変わっていない歯科診療報酬の項目を明らかにするよう政府に求めました。なんと73項目の点数が据え置きになっていました。その項目も歯周治療、印象採得、いわゆる歯型を採ることなど、歯科の基本的技術ばかりであります。

 こうした結果、医療費全体に占める歯科医療費の割合は、1955年には13%あったものが、06年には7.7%にまで落ち込んでいます。歯科医療費の総額は、過去10年間、2兆5,000億円台で推移し、ほとんど増加していません。前回改定の3.16%の引き下げにより、一昨年、06年の医療費は1,200億円減少しましたが、そのうち700億円が歯科医療費でした。一方、この10年間で歯科医療機関は8,000も増加しています。週刊東洋経済は、昨年4月の医療崩壊の特集で歯医者さんの5人に1人が年収300万円未満のワーキングプアと報道し、衝撃を与えました。今回の診療報酬改定では、小池議員の質問などもあり、初診料が2点、再診料が2点上がりましたが、改定率0.42%では、事態の抜本解決には結びつきません。

 もう1つは、歯科は新規技術の保険導入がほとんどないことです。一般的治療法として、既に何年も前から普及しているにもかかわらず、メタルボンド、金属床義歯などは、今回も保険導入が見送られました。保険で良い歯科医療を全国連絡会の患者アンケートでは、歯科医療への要望として8割の人が、保険の利く範囲を広げてほしいと回答しています。今回の改定で、医科は21種類の新規技術が保険導入されましたけれども、歯科は、わずか3種類です。

 政府によるたび重なる医療制度改悪により、医療機関での窓口負担も重くなっております。同時に診療報酬は、私達の受ける医療の内容を左右するものです。

 委員長報告の中で、保険の利く範囲を広げると自己負担が増えるとの反対討論、また、審査の中では、歯科医の生活が成り立たないというのは信じられないなどの議論もあったようですが、政府がとってきたこれまでの医療費抑制策を見直すとともに、国の予算の使い方を国民の暮らし応援に切り替えれば、財源は十分に可能であり、矛盾するものではありません。国家資格を持つ歯科医で病院に勤務する医師の中には、家が借りられず、ネットカフェで寝泊りし、病院に通っている医師もいるというのが現実であります。私は、市内の歯医者さんに行き、実態を伺いましたが、診療報酬の点数が上がっていない。つまり、こちらを削り、別な方を上げるので差し引き変わりなし。だからといって、今日材料費は上がっており、経営は厳しい。だからといって、診療の質や治療内容を下げることはできないと痛切に語っておりました。

 歯は体の一部であり、金のあるなしにかかわらず、自費でなく、保険の利く範囲を広げてとの願いに応えるのは、国の取り組むべき課題であります。

 以上を申し上げ、討論といたします。



○議長(市川清純) 以上で、討論は終わりました。

 請願に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより請願に対する採決に入ります。

 請願第1号から第3号までの3件について、順次採決いたします。



○議長(市川清純) 初めに、請願第1号の1件について採決いたします。

 ただいま議題となっております請願第1号の1件については、所管常任委員長の報告は採択であります。

 よって、委員長報告のとおり、採択することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、請願第1号の1件については、採択することに決しました。



○議長(市川清純) 次に、請願第2号の1件について採決いたします。

 ただいま議題となっております請願第2号の1件については、所管常任委員長の報告は不採択であります。

 よって、委員長報告のとおり、不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、請願第2号の1件については、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(市川清純) 次に、請願第3号の1件について採決いたします。

 ただいま議題となっております請願第3号の1件については、所管常任委員長の報告は不採択であります。

 よって、委員長報告のとおり、不採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、請願第3号の1件については、委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、請願の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、日程第2、市長提出追加議案第94号二本松市田沢財産区管理委員選任の同意についてを議題といたします。

 議案を書記をして朗読いたさせます。

          (書記朗読)



○議長(市川清純) 以上で、朗読は終わりました。



○議長(市川清純) これより、市長の提案理由の説明を求めます。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) 議案第94号二本松市田沢財産区管理委員選任の同意についての提案理由をご説明申し上げます。

 財産区管理委員の任期は、地方自治法上4年と定められているところであり、この委員の任期につきましては、合併前の旧岩代町において平成16年7月20日から平成20年7月19日までとなっております。また、管理委員は、条例の定めにより市長が議会に諮って選任するとされております。田沢財産区管理委員の人選につきましては、従来から行政区推薦の5名とされてまいりましたので、今回も同様の考え方とさせていただき、次の5人の方を選任いたしたく提案申し上げる次第でございます。

 遠藤和男さん、石井喜一さん、高橋昭男さん、三浦寛さん、門馬茂さんの5人で、いずれも新任であります。

 ご賛同をお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○議長(市川清純) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) これより、議案に対する質疑に入ります。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。

 議案に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) この際お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第94号については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第94号については、委員会付託を省略することに決しました。



○議長(市川清純) 重ねてお諮りいたします。

 議案第94号については、討論を省略のうえ、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第94号については、討論を省略のうえ、直ちに採決することに決しました。



○議長(市川清純) これより追加議案に対する採決に入ります。

 ただいま議題となっております議案第94号については、原案に同意することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第94号については、原案に同意することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で市長提出追加議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、日程第3、市長より意見を求められた人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。

 市長から議長宛の文書につきましては、お手元に配付いたしました写しのとおりであります。



○議長(市川清純) これより、市長の推薦理由の説明を求めます。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) 人権擁護委員は国民の基本的人権が侵されることのないように監視し、もしこれが侵された場合には、その救済のため、すみやかに適切な措置を取るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としております。

 市長は、当該議会議員の選挙権を有する住民の中から、人格識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある候補者を議会の意見を聞いて、法務大臣に推薦することになっており、その推薦に基づいて、法務大臣が委嘱するものであります。

 当市の現在の人権擁護委員は、二本松地域が5名、安達地域が4名、岩代地域と東和地域はそれぞれ3名の計15名であります。今般、岩代地域の鹿又房子さんが本年9月30日をもって1期目の任期満了を迎えることになりますが、再任として推薦しようとするものであります。また、同日で6期務めていただいて、任期満了を迎えることになります二本松地域の武藤利子さんは、法務省が定める再任者に関する年齢基準に達していますことから、その後任といたしまして、二本松地域の井田隆雄さんを新たに推薦しようとするものであります。

 お二方とも、地域の信望も厚く、誠実な方であり、人権擁護委員として活躍が期待できますことから、今般鹿又さんについては再任、井田さんについては新任として推薦したいと考えたところであります。

 以上、2名の推薦について、議会の同意を求めたいので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(市川清純) 以上で、市長の推薦理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) これより質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。

 質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) お諮りいたします。

 本件は、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。



○議長(市川清純) 重ねてお諮りいたします。

 本件については、討論を省略のうえ、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、本件については、討論を省略のうえ、直ちに採決することに決しました。



○議長(市川清純) これより採決に入ります。

 ただいま議題となっております人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、人権擁護委員候補者の推薦に関する議事は終わりました。



○議長(市川清純) ただいま29番中沢武夫君から、緊急質問をしたい旨の申し出がありました。

 この内容は副市長選任の提案についてであります。

 これが取り扱いについて、議会運営委員会の開催をお願いいたしたいと思いますので、議会運営委員長さん、よろしくお願いいたします。



○議長(市川清純) 議事運営の都合上、暫時休憩いたします。

                           (宣告 午後5時08分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後5時35分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 29番中沢武夫君から副市長の選任についての緊急質問をしたい旨の申し出があり、これが取り扱いについて、ただいま議会運営委員会を開催していただきました。

 その結果について、議会運営委員長の報告を求めます。

 議会運営委員長、16番新野洋君。



◆議会運営委員長(新野洋) 議長、議運委員長、16番新野洋。



○議長(市川清純) 新野洋君。

          (議会運営委員長 新野 洋 登壇)



◆議会運営委員長(新野洋) 先ほど議長から諮問がありました29番中沢武夫君の副市長選任の提案についての緊急質問の取り扱いについて、委員会を開催して協議いたしましたので、その結果についてご報告いたします。

 本緊急質問については、緊急を要するとは認められないと決定したところであります。

 以上、議会運営委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。

 29番中沢武夫君からの申し出のありました副市長選任の提案についての緊急質問の取り扱いについては、ただいま議会運営委員長報告のとおり、緊急性は認められないとのことでありました。

 よって、29番中沢武夫君からの申し出については、会議規則第63条の規定により、発言を許可しないことといたします。



○議長(市川清純) ただいま会議規則第14条の規定により、議員提出議案第5号ミニマムアクセス米の輸入停止を求める意見書の提出についての1件が提出されました。

 よって、この際、議員提出議案審議のため、日程に追加し、直ちに議題に供したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第5号の1件の審議のため、日程に追加し、直ちに議題にすることに決しました。



○議長(市川清純) ただいま議案書を配付いたさせます。

          (議案書配付)



○議長(市川清純) 議員提出議案第5号の1件を議題といたします。



○議長(市川清純) これより、議案提出者の提案理由の説明を求めます。

 議案提出者、25番鈴木利英君。



◆25番(鈴木利英) 議長、25番鈴木利英。



○議長(市川清純) 鈴木利英君。

          (25番 鈴木利英 登壇)



◆25番(鈴木利英) 意見書提出にかかわる提案理由説明書、議員提出議案第5号について、提案理由の説明を申し上げます。

 なお、要点のみ説明としますので、詳細についてはお手元に配付されております資料をご覧ください。

 この間、輸入穀物を原料とする食品の値上がりや、飼料穀物が思うように確保できない実態が生まれ、国民の中に大きな不安が広がっています。食糧価格の高騰の原因は、地球の気候変動による生産の不安定化、世界的なバイオ燃料ブームによる利用の急増、ヘッジファンドなど大量の投機資金が穀物市場に流れ込んで異常な高騰を引き起こしていることにあります。このような情勢で、日本が必要なミニマムアクセス米の輸入を継続することは、国際的な価格の高騰に加担することにならざるを得ません。

 よって、国際的に米の穀物の供給が逼迫し、価格が高騰するという食糧事情の急変のもとで、ミニマムアクセス米の輸入を一時中止し、制度の見直しをWTO交渉の場に強力に働きかけることを求めるため、政府機関に対し、意見書を提出するものであります。

 つきましては、当意見書の採択について特段のご協力を賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(市川清純) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。

 これより、議員提出議案に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。



○議長(市川清純) 議員提出議案に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) この際お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第5号の1件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第5号の1件については、委員会付託を省略することに決しました。



○議長(市川清純) これより、議員提出議案に対する討論を許します。

 討論なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。



○議長(市川清純) 議員提出議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより、議員提出議案に対する採決に入ります。

 議員提出議案第5号の1件を採決いたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第5号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員提出議案第5号の1件については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 以上で、議員提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 続いて、この際お諮りいたします。

 会議規則第159条の規定に基づき、議員の派遣について、議決を求めたいので、これを日程に追加し、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員の派遣についてを日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。



○議長(市川清純) ただいま議員派遣計画書を配付いたさせます。

          (議員派遣計画書配付)



○議長(市川清純) 議員の派遣についてを議題といたします。

 会議規則第159条の規定に基づき、お手元の議員派遣計画書のとおり議員を派遣することにいたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議員派遣計画書のとおり、議員を派遣することに決しました。



○議長(市川清純) 以上で、議員派遣に関する議事は終わりました。



○議長(市川清純) ここで市長から発言の申し出がございますので、これを許します。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) 工事の遅延についてであります。

 本来であれば、繰越手続きの事務処理が必要であったと考えております。ただ、工期内に完了するように、用地交渉等を進めていたところであります。結果として、工期内に納まらなかったことについては、申し訳ありませんでした。今後は、このようなことがないよう、工事の適正管理に万全を尽くしてまいります。



○議長(市川清純) 以上で、市長の発言は終わりました。



○議長(市川清純) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。



○議長(市川清純) これをもちまして、平成20年第4回二本松市議会6月定例会を閉会いたします。

                           (宣告 午後5時47分)

 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。

  平成20年6月19日

     二本松市議会

                     議長   市川清純

                     議員   三浦一良

                     議員   中沢武夫

                     議員   堀籠新一