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福島県 二本松市

平成19年  2月 臨時会(第1回) 02月09日−01号




平成19年  2月 臨時会(第1回) − 02月09日−01号







平成19年  2月 臨時会(第1回)



          平成19年2月9日(金曜日)

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出席議員(29人)

    1番 加藤和信   2番 堀籠新一   3番 佐藤 有

    4番 佐藤公伯   5番 平島精一   6番 斎藤康晴

    7番 本多勝実   8番 菅野 明   9番 中田凉介

   10番 小林 均  11番 安部匡俊  12番 浅川吉寿

   13番 平 敏子  14番 遠藤芳位  15番 鈴木 隆

   16番 新野 洋  17番 野地久夫  18番 平塚與一

   19番 斎藤徳仁  20番 斎藤広二  21番 佐藤源市

   22番 斎藤賢一  23番 斎藤周一  24番 高橋正弘

   26番 渡辺平一  27番 平栗征雄  28番 三浦一良

   29番 中沢武夫  30番 市川清純

欠席議員(1人)

   25番 鈴木利英

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事務局職員出席者

   議会事務局長   菅野光夫     議会事務局次長  佐藤俊英

   議事係長     松本徳寿     庶務係長     渡辺誠一

   書記       菅野るみ子    書記       熊田博樹

   書記       丹野克仁     書記       服部史明

   書記       本田俊広

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出席を求めた説明員

   市長          三保恵一  助役          水田莞爾

   教育長         渡邊專一

   総務部長        斎藤 斎  財政課長        大内教男

   人事行政課長      守岡健次

   市民部長        根本孝一  生活環境課長      高野進一

   企業部長        三村和好  水道課長        野地伊介

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議事日程 平成19年2月9日(金) 午後1時開会

 日程第1 会議録署名議員指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 議案第230号から議案第232号まで3件(継続審査事件)

      〔委員長報告、修正案の説明、委員長報告及び修正案に対する質疑、討論、採決〕

  会議事件

  〔市長提出議案(平成18年12月定例会)〕

   第230号 二本松市水道条例の一部を改正する条例制定について

   第231号 二本松市岳簡易水道条例の一部を改正する条例制定について

   第232号 二本松市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について

 日程第4 議案等一括上程(議案第1号及び議案第2号の2件)

      〔市長提案理由説明、議案に対する質疑、委員会付託〕

  会議事件

  〔市長提出報告〕

   第1号 専決処分の報告について

        (福島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び同組合規約の変更について)

   第2号 専決処分の報告について

        (福島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び同組合規約の変更について)

  〔市長提出議案〕

   第1号 専決処分の承認を求めることについて

        (福島県市町村総合事務組合規約の変更について)

   第2号 福島県市民交通災害共済組合規約の変更について

 日程第5 議案第1号及び議案第2号の2件

      〔委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決〕

 閉会

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本日の会議に付した事件

 議事日程に同じ

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会議の経過

 〔開会前机上配付資料 産業建設常任委員会審査報告書正誤表、議案第230号、第231号及び第232号に対する修正動議〕



○議長(市川清純) ただいまから平成19年第1回二本松市議会2月臨時会を開会いたします。

                           (宣告 午後1時00分)



○議長(市川清純) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申出がありましたので、許可することにいたしました。

 会議に先立ちまして、市長から招集のあいさつがございます。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) ご多用の中、ご参集を賜りまして、誠に恐縮に存じます。

 今臨時会は、地方自治法第101条第3項の規定に基づき、二本松市水道条例の一部を改正する条例制定について、ほか2件を会議事件として招集請求がありましたので、報告事件2件及び議案2件と併せてご審議を賜りたく、本日招集をさせていただきました。

 よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(市川清純) 以上で市長のあいさつは終わりました。

 臨時会ではございますが、諸般の報告を行います。

 先の12月定例会において、二本松市教育委員会委員に任命することに同意し、同委員に再任されました山崎友子さんを紹介いたします。

 この際、山崎友子さんのあいさつを許します。

 山崎友子さん、ご登壇ください。

          (教育委員 山崎友子 登壇)



◎教育委員(山崎友子) この度、教育委員として再任いただきました山崎友子です。

 明るい二本松の明日のために、教育委員として精一杯頑張らせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(市川清純) 以上で山崎友子さんのあいさつは終わりました。



○議長(市川清純) これより会議に入ります。

 議員の出席状況を報告いたします。

 現在出席議員29人、欠席の届け出あった議員、25番鈴木利英君、以上であります。

 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。



○議長(市川清純) 地方自治法第121条の規定に基づき、出席を求めた説明員を報告いたします。

          (前記のとおり)



○議長(市川清純) 会議録署名議員を指名いたします。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において20番斎藤広二君、21番佐藤源市君、22番斎藤賢一君、以上3人を指名いたします。



○議長(市川清純) 本臨時会の会議事件を報告いたします。

 平成18年12月定例会から継続審査となっております議案第230号から第232号までの3件、並びに市長提出報告2件及び議案2件であります。



○議長(市川清純) 次に、会期の日程を議題といたします。

 議会運営委員会に、次期議会の会期日程等に関する閉会中の審査を付託しておりましたので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。

 議会運営委員長、16番新野洋君。



◆議会運営委員長(新野洋) 議長、議運委員長16番新野洋。



○議長(市川清純) 新野洋君。

          (議会運営委員長 新野 洋 登壇)



◆議会運営委員長(新野洋) 本委員会に付託されておりました本臨時会の会期日程等について、去る2月7日、午後2時から委員会を開催し、審査いたしましたので、その結果についてご報告申し上げます。

 初めに、今期臨時会の会議事件でありますが、12月定例会の継続審査議案3件、並びに市長提出の報告2件及び議案2件であります。

 次に、会期等についてご報告申し上げます。

 会期は本日1日と決定をいたしました。

 日程につきましては、まず継続審査事件を先議することとし、委員長報告、議員提出修正案の説明、委員長報告及び修正案に対する質疑、討論、採決を行うことといたしました。

 その後、市長提出議案を一括上程し、市長の提案理由説明、議案に対する質疑、質疑ののち委員会付託を行い、委員会審査に入ります。

 委員会終了後、本会議を再開し、委員長報告、委員長報告に対する質疑、討論、採決を行うことといたしました。

 以上、議会運営委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で議会運営委員長の報告は終わりました。

 お諮りいたします。

 本臨時会の会期は、議会運営委員長報告のとおり、本日1日とすることにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、本臨時会の会期は、本日1日とすることに決しました。

 ただいま日程表を配付いたさせます。

          (日程表配付)



○議長(市川清純) 議事日程に従い、議案第230号から第232号までの3件を一括議題といたします。

 なお、産業建設常任委員会から議長あてに委員会報告書を配付しておりましたが、正誤表の提出がありました。内容につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでありますので、ご了承願います。

 また、今般、8番菅野明君ほか3人の発議者から、議案第230号、第231号及び第232号に対する修正動議が提出されましたので、その写しを配付しております。



○議長(市川清純) これより議案の審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員長、21番佐藤源市君。



◆産業建設常任委員長(佐藤源市) 議長、21番産業建設常任委員長、佐藤源市。



○議長(市川清純) 佐藤源市君。

          (産業建設常任委員長 佐藤源市 登壇)



◆産業建設常任委員長(佐藤源市) 平成18年12月定例会において、継続審査といたしました議案第230号、二本松市水道条例の一部を改正する条例制定について、231号二本松市岳簡易水道条例の一部を改正する条例制定について及び議案第232号二本松市簡易水道条例の一部を改正する条例制定についての3件について、その審査の経過と結果について、報告申し上げます。

 当委員会は、1月9日、16日、24日及び2月1日の4日間にわたり委員会を開催し、審査を重ねてまいりました。

 審査の中で、鈴木利英委員から原案の基本改定率13%の増額は市民に急激な負担を強いられるものであり、理解を得るには困難であること、また基本改定率を11%の増額に抑えても、平成19年度には単年度純損失黒字に転じ、累積欠損金は3年間でほぼ解消となることが見込まれ、原案の目的である赤字解消についても、達成しうるとの理由から、議案第230号及び232号の水道料金増額割合を13%から11%に改め、議案第231号の岳簡易水道料金増額割合を11%に料金格差是正のための段階的調整率を加えたものに改める。

 更に、議案の施行期日につきましては、附則第1項の平成19年4月1日を平成19年6月1日に改める修正案が提出されました。

 直ちに議題とし、提案者から修正案に対する提案理由の説明を受け、質疑応答の後、討論、採決を行いました。

 質疑の主なものとして、この修正案では一般財源や基金の財源投入は検討しているがとの質疑に対して、これまでの審査の中で当局から基金の取崩しはできないものと説明があったことから、修正案についても、基金等からの財源投入はしないという判断のうえで提案したものでありますとの答弁がありました。

 そして、討論においては、修正案は一時的な赤字解消にしかならず、合併協定にある公共料金統一時に、旧二本松において再度大幅な値上げをする状況になること、また未整備地区の整備促進のためにも、原案を取るべきであるとの理由から修正案に対する反対であるとの討論や、介護保険上、国保税の値上げに続き、水道料金の大幅な値上げは市民生活に多大な影響を及ぼすものであり、また下水道料金と同様に、一般会計からの繰入れ等により、水道料金を引き下げることも不可能ではないと考えられることから、基本改定率13%の増の原案及び基本改定率11%増の修正案に対して、反対であるとの討論がありました。

 また、3年以内に料金を統一することを目指して、赤字解消を当面の優先課題とするものであり、市民生活への影響も考慮し、値上げ幅を最小限とした修正案に賛成であるとの討論がありました。

 以上、結果を踏まえて議案ごとに起立による採決を行った結果、議案第230号、231号及び議案第232号の修正案については、賛成多数により可決すべきものと決しました。

 次に、修正議決した部分を除く原案については、賛成多数により可決すべきものと決した次第であります。

 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で委員長報告は終わりました。



○議長(市川清純) 次に、修正案の説明を求めます。

 8番菅野明君。



◆8番(菅野明) 議長、8番菅野明。



○議長(市川清純) 菅野明君。

          (8番 菅野 明 登壇)



◆8番(菅野明) 日本共産党市議団を代表し、菅野明が今議会に提案されております二本松市水道条例等の一部を改正する条例制定について、修正案の提案を行います。

 昨年12月定例議会において市当局より水道料金13%引上げとする議案が提案され、審議の結果、条例の一部改正の議案ほか2件が継続審査となりました。

 付託された産業建設常任委員会では、13%の改定率を11%とする修正案が提出され、審議の結果、修正可決されました。

 日本共産党市議団は、提出されている議案230号、231号及び232号の3件の13%改定案に、住民税は上がる、国保税も上がる、そのうえ水道料金まででは大変だ、大幅値上げはなんとかならないか、などの市民の声が寄せられており、今日の社会経済情勢を踏まえ、かつ公益的事業である水道事業の目的を考慮して、基本改定率を7%にする修正案を提案いたします。

 これは、当局が提案している3か年の事業計画の最終年度となる平成21年度に原案の目的である赤字解消がなされ、単年度純損失は黒字に転じます。

 累積欠損金は9,300万円余りとなりますが、これは福島市などが既に実施している一般会計からなどの繰入れを行うことにより解消することができます。

 以上の理由から、議案230号、議案232号の水道料金改定率を13%から7%に改め、議案第231号については7%に料金格差是正のための段階的調整率を加えたものに改める。

 更に、3議案の施行期日に関する附則第1項の平成19年4月1日を平成19年7月1日に改めるものであります。

 以上、申し上げ提案理由の説明といたします。



○議長(市川清純) これよりただいまの委員長報告及び修正案に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「質疑あり」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございますので、質疑通告を受けるため、暫時休憩いたします。

 通告書は休憩中に事務局までご提出願います。

                           (宣告 午後1時19分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後1時24分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 質疑通告がございますので、発言を許します。

 9番中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 議長、9番中田凉介。



○議長(市川清純) 中田凉介君。

          (9番 中田凉介 登壇)



◆9番(中田凉介) 今ほど12月定例会において、市民生活に直結するべき重要課題として継続審査となりました議案230号二本松市水道条例の一部を改正する条例制定ほか二つの議案に対し、産業建設常任委員長報告による委員会修正案、並びに一部議員による議員修正案が議会に提出されたところであります。

 拝聴いたしますに、修正幅こそ違え、両修正案とも水道料金の値上げ幅につきまして当局原案を下降修正すべきとの趣旨に基づく改正案になっております。

 両修正案の趣旨は、これから行われます討論、採決に対し、その判断基準上非常に重要な要素であろうと思慮するものであります。

 そこで当局に対し、質疑をするものであります。

 これら修正案を実行すると仮定した場合、現実問題として財政上の破綻をきたすことなく執行が可能なのか、また本市の財政にはどのような影響を及ぼすのかにつきまして、明確な回答をお願いするものであります。



○議長(市川清純) 9番中田凉介君の質疑に対する当局の答弁を求めます。



◎企業部長(三村和好) 議長、企業部長。



○議長(市川清純) 企業部長。

          (企業部長 三村和好 登壇)



◎企業部長(三村和好) ただいまの質疑にお答えをいたします。

 今回の水道料金改定の提案にあたりましては、合併により赤字経営となった現実を踏まえて3年間で赤字を解消することを当面の緊急課題と位置付けをいたしまして、改定率については3年後に赤字を解消できる料金の総額確保の計算をいたしました結果、13%といたしたものでございます。

 お質しの11%、または7%の改定率によります水道財政の収支を試算いたしました結果では、まず11%の場合でございますが、単年度収支につきましては平成19年度から黒字に転じまして、平成21年度までは約3,000万円程度の黒字で推移いたしまして、この間の累積赤字は単年度の黒字額の分が減少いたしまして、3年後の平成21年度では累積赤字額が23万2,000円となる試算でございます。

 赤字解消までは至らないという試算でございます。

 また、その後の平成23年度から再び単年度収支が赤字になると見込まれます平成22年度に想定をいたしております料金統一時における改定率に今回の積み残し分が影響いたしますとともに、その後の安定経営という点で不安を残すものと思っております。

 続きまして、改定率7%の場合の計上収支の試算でございますが、平成19年度からの単年度収支につきましては、現在より好転をいたしまして、3年後の平成21年度には、一時的に約119万2,000円の黒字ということになりますが、累積赤字の解消という意味では、目標に遠く、平成21年度では約9,300万円の累積赤字となりまして、その後も赤字幅は拡大いたしまして、その後の料金統一等事業運営というものにとっては、大変困難な状況を招くものと考えております。

 各簡易水道につきましても、一般会計における非常に深刻な財政状況というものを考えるとき、修正の改定率では今後も財政負担が拡大いたしまして、事業展開、それから水道事業の運営について不安を持つものでございます。

 財政的見地から一般会計からの財政支援等について申し上げます。

 公営企業法が適用される水道事業につきましては、独立採算が基本でございます。

 一般会計からの支援につきましては、一定のルールに基づく合理的な範囲に留めるべきと考えております。

 赤字補填の繰り出しは財政秩序のうえからは、慎むべきと考えますが、仮にこれを行う場合も非常に厳しい財政状況にあって、巨額の支援を水道事業の赤字補填につぎ込むということの財源調達はかなり容易でないものと認識をいたすものでございます。

 水道事業に対する支援を重んじれば、結果として他の施策に対する財源手当が薄くなるということも考慮しなければなりません。

 料金改定を抑える、つまり受益者の負担軽減のために財政支援を行うということにつきましては、全く不可能というわけではありませんけども、その場合でもそれを行う目的は料金の格差是正のための税金投入でありまして、赤字解消のための補填ではないと考えるものでございます。

 次に、減債基金や施設改良基金の投入についてでございますが、積立金または引当金、これらにつきましては地方公営企業法の趣旨に基づき、それぞれの目的により増設されたものでありまして、これを目的外に取り崩すことは慎むべきであります。水道施設もいずれ老朽化対策、改良というものが必要でございまして、財源活用が必要と考えます。

 また、基金投入によりまして、企業債償還金や建設改良費の財源不足を緊急避難的に介したといたしましても、肝心の計上収支が一歩も改善されないということになりまして、このままだと収支は悪化を辿る一方でございます。

 また、減価償却等による損益勘定留保資金、これにつきましては施設の更新費用や企業債償還に充てるため、地方公営企業法の規定による整理方法により、形成されるものでありまして利益の蓄えということとは性質が違います。計上収支が赤字でも、減価償却は続けなければなりません。内部留保資金があるうちは、計上収支の赤字をそのままにしておくということになりますと、更に累増する赤字幅を解消するには受益者により大きな負担増を強いる結果になります。

 ここは受益者の負担をいただいて、危機を回避すべき時期であると認識をいたすものでございます。

 以上、答弁といたします。



○議長(市川清純) 答弁は終わりました。

 9番中田凉介君、再質疑ございますか。



◆9番(中田凉介) 了解しました。



○議長(市川清純) 以上で、9番中田凉介君の質疑を打ち切ります。

 修正案に対する質疑は終結いたします。



○議長(市川清純) 続いて、討論を行います。

 討論につきましては、議案第230号から第232号まで3件について、原案、菅野明君ほか3人から提出された修正案及び委員会の修正案を含め一括して討論を行います。

 討論なさる方ございますか。

          (「討論あり」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。

 通告書は休憩中に事務局まで提出願います。

                           (宣告 午後1時34分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後1時36分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 討論通告がございますので、発言を許します。

 なお、討論通告者は4人であります。

 また、討論は、1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。

 討論の順序につきましては、はじめに原案賛成者、次に委員会修正賛成者、次に原案賛成者、そして菅野明君ほか3人から提出された修正案賛成者の順に行います。



○議長(市川清純) これより討論に入ります。

 議案に対して原案賛成者、18番平塚與志一君。



◆18番(平塚與志一) 議長、18番平塚與志一。



○議長(市川清純) 平塚與志一君。

          (18番 平塚與志一 登壇)



◆18番(平塚與志一) 議案第230号、議案第231号、議案第232号の3件について、原案13%値上げ賛成の立場から討論をいたします。

 市民のライフラインである水道水の供給は、生活維持に不可欠であり、その施設は市民の快適な暮らしを守り、都市の経済活動を支える大切なものであります。

 水源の確保、水質保全対策、老朽管の更新、そして未普及地域の解消など、将来にわたり安心できる水を安定的に供給するための課題も多く、今後それらの課題を解決し、サービスを提供し続けるためには事業の経営基盤を安定させなければなりません。

 合併により、水道会計が赤字になったこと、各簡易水道が多額の赤字補填を続けなければならないという現実を見るとき、合併協議会の経過については、様々な意見もあるでしょうが、赤字解消は市民共有の課題であると認識いたすものであります。

 13%の改正により平成21年度で累積欠損は解消されて、累積過剰金が発生することになり、健全な水道事業の経営が可能となります。

 11%の改定では、3年後の平成21年度で累積欠損は解消されても、すぐに累積欠損が発生する状況になり、公共料金統一にむけて旧二本松地区においては大幅な値上げをしなければならなくなってしまいます。

 また、未整備地区の水道供給が遅れてしまいます。

 その解消にむけて、この時期値上げをすることは大変心苦しいことでありますが、すべての受益者に13%値上げ負担をお願いするという当局の提案は、昨今の厳しい財政事情や今後の新二本松市の振興策の財政需要を考えれば、やむを得ないと考えるものであります。

 妥当であると判断いたします。

 以上から、水道料金改定に関する3議案については、これを原案のとおり13%値上げされる案に賛成討論といたします。



○議長(市川清純) 次に、委員会修正賛成者、22番斎藤賢一君。



◆22番(斎藤賢一) 議長、22番斎藤賢一。



○議長(市川清純) 斎藤賢一君。

          (22番 斎藤賢一 登壇)



◆22番(斎藤賢一) 産業建設常任委員長報告の水道料金値上げの条例改正の修正案に賛成の立場で討論いたします。

 4市町の各首長をはじめとして、議会、市民が様々な議論を交わして産みの苦しみを味わい、合併し誕生した新二本松市、それから1年有余、生まれも育ちも違った市民が、「いま拓く 豊かな未来 二本松」の実現のために一体感を醸成しつつ、具体的施策の実現へのステージに入ったものと思います。

 それはまさに、産みの苦しみから明るい希望への転換でもあります。

 しかし、産みの苦しみ同様、育ての苦しみもあります。

 その一つが、今般の水道料金値上げの問題であると思います。

 市民にその辛さ、苦しみをできるだけやわらげることは市当局をはじめ、議会の役割であるものと認識しております。

 今まさに6万3,000市民は、それを固唾を飲んで注視しているのであります。

 今回の水道料金値上げを行う当局の条例改正案は、旧二本松市の上水道と旧安達町の上水道が合併したことにより、平成17年度で約5,000万円の赤字が生じました。料金据置きですと、今後もその赤字は続き、累積していくわけであります。

 合併協定において、上水道については、合併後3年以内に料金を統一するとなっており、今回の料金改定は、それを前提に赤字を解消させることだと認識しております。

 その料金統一実現のための第一歩、あるいは通らなければならない関門と捉えることができます。

 一方、黒字経営の二本松市の上水道と赤字経営の旧安達町の上水道と統合したことにより、補うものと補われるという相反する立場が生まれたわけであります。

 しかし、料金統一を図るためには、それらをも乗り越えなければならないわけであります。

 さて、水は人間にとってまさに命の根源であります。地球上の人類すべてが、いや地球上の生物すべてが水を欲しているのであります。そして一日も欠かすことができないのも、水であります。

 昔から水を制するものは、国を制するとも言われました。

 また、かつて水不足に悩む旧安達町に水を供給したときに、当時の菅沢伝良町長に二本松市の方に足をむけて寝らんにと言わしたのは、この水であります。

 戦国時代、上杉謙信の敵に塩を送るという逸話同様、利害を無視した旧二本松市の決断だったはずであります。

 当時から現在まで、旧二本松市の当局者をはじめ、市民まで安達町に水を売ってやってんだ、いわんや助けてやってんだという意識の持ち主は誰一人としていなかったはずであります。

 また、押売、恩着せの思いも、微塵もなかったはずであります。

 それは、安達町とは、隣の町として経済交流も、人的交流も、文化もボーダーがなく、同じ市民、あるいは同じ地域民としての認識が強かったからであります。

 しかしながら、昨年の12月議会で天下の公党日本共産党、同党が言う、いわゆる確かな野党所属の議員が、二本松から水を買ってやってんだとも受け取れられる発言、しかも累計で6億円支払ったはずだという発言には、旧市民、二本松市民にとってはまさに寝耳に水であり、唖然とせざるを得ないのであります。

 もちろん、旧安達町住民すべてがそのような認識を持っているとは考えられないことであります。

 しかし、これらの荒唐無稽、我田引水的な発言は合併後、市民のすみやかなる市民融合に、まさに水を指す懸念すらあります。断固として、容認できないのであります。

 その確かな野党、日本共産党の支持率は全国地方レベルでも5%前後であります。

 旧安達町にはそのような認識を持っている市民は、それらの数値よりはるかに少ない、ごく少数の市民であろうと思います。

 私どもは、そのわずかなる障害を障害としないで、まさに小異をを捨て、大同に付き、すべてを水に流して、「いま拓く 豊かな未来 二本松」建設に、そして市民福祉の向上に前進しなければならないのであります。

 さて、本題に戻します、12月定例会に示された当初の当局案の水道料金改正案は、13%値上げであります。

 企業会計の独立採算制、利用者負担の原則、合併協定の料金統一までの時間的制約もあることから、また二本松市の財政健全化、行財政改革を進める中、やむを得ない提案だと理解しつつも、広く市民の理解を得るには、合併直後というタイミングも、上げ幅13%にも大きな戸惑いを禁じえないものと思われます。

 これらの当局提案に、様々な立場で議論が展開されてきました。

 確かな野党、日本共産党の主張は、特別交付税など一般財源を繰り入れるべき、また各種積立金、修繕費引当金を充てるべきだという主張もあります。

 しかし、それらはいずれも企業債償還の積立てであり、施設の老朽化対策の財源であります。目的外使用は、厳に慎むべきであります。

 また、一般財源の繰入れについては、1市3町が合併して生まれた新二本松市、率直に申し上げると、旧4団体間には、明らかに格差があります。

 小学校体育館の雨漏りなどの校舎の老朽化、耐震診断の未実施、地域消防団施設の未整備、また生活道路の未舗装等、インフラ整備の遅れ、格差は明白であります。

 それらの実態を見るとき、それらの整備を促進し、更にそれらのその後の満足のいく維持管理も図ることなど、旧市町間の格差を埋めることがまさに喫緊の課題であると考えます。

 そのような状況の中、自主財源も少なく、いわゆる自由になる一般財源は合併したばかりの脆弱な財政の新二本松市にとっては、虎の子とも言える貴重な財源であり、それを水道の赤字解消につぎ込むなどとは、到底考えられないことであります。

 また、繰り返しになりますが、水道事業の積立金、修繕費引当金、いわゆる基金を充てることは、一時凌ぎになっても、根本の解決にはならないのであります。逆に、後世につけをまわすだけであります。

 そこで今般、我々政策ネットワーク二本松がまとめあげ、産業建設常任委員会から修正提案された条例改正案は、11%値上げ幅であります。

 利用市民サイドとしては、1%も上げることは納得はいかないと思いますが、我々議員が議論した一般財源の投入の是非、22年の料金統一の見直し等、また合併協定の遵守、未普及地区への水道給水の拡張など、早期的な市民生活安定を見据えることなど、それらにかんがみぎりぎりの選択だと認識しております。

 加えて市の財政状況を考慮し、議員として、議会としての責任を考えた場合、11%の値上げ幅は市民に納得していただく最良の数値であると確信して賛成討論とさせていただきます。



○議長(市川清純) 次に、原案賛成者、9番中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 議長、9番中田凉介。



○議長(市川清純) 中田凉介君。

          (9番 中田凉介 登壇)



◆9番(中田凉介) 12月定例会における重要な争点の一つであり、継続審査となった議案230号二本松市水道条例の一部を改正する条例制定、議案231号二本松市岳簡易水道条例の一部を改正する条例制定及び議案第232号二本松市簡易水道の一部を改正する条例制定について、私は原案賛成の意を表し、討論を行うものであります。

 さて、順をおってその論拠を述べるものであります。

 そもそもこの度の値上げの背景には、合併協定による料金統一達成の期間を3年間とする時間的制限を受けたうえで、旧二本松と旧安達町の水道会計の連結により、発生する赤字の解消を目的としていることは周知のとおりであります。

 何より旧二本松の水道会計につきましては、関係されてきた先人の皆様のご努力、また地理的、自然的条件にも恵まれ、岳簡易水道会計を含みながらも、一般会計からの基金導入をすることもなく、水道会計のみにて黒字決算として自己完結されてきましたこと、ご案内のとおりであります。

 一方、旧安達町の水道会計につきましては歴史的背景と地域の実情も十分に考慮されるところではありますが、現実問題として合併を前提とし、近年水道普及事業への急激なインフラ整備が進められ、当面これに伴う減価償却費等が課題となり、財源を圧迫、旧二本松市の水道会計との連携といたしましても、全体として赤字転落となるわけであります。

 厳然たる事実として、公平なる住民負担の視点により、3年間での水道会計の赤字を解消するためには、旧二本松市住民分が5%の値上げですむのに対し、旧安達町住民分は、なんと45%の値上げをしなければ本来の住民負担の公平性を保てない現状にあるわけであります。

 一方、平成16年末給水人口を見ますと、旧二本松市上水道人口3万858人、同岳簡易水道人口965人、旧安達町上水道人口7,118人、合計3万8,941人となっており、旧二本松市の給水人口が全体のなんと80%を越える構成比率となっております。

 これは今回の改定だけでなく、今後の新二本松市水道会計運営にあたっては、この80%を越える構成要因である旧二本松市の住民負担に依存せざるを得ない現状であることを意味するとともに、かつ、また率直に認識すべきものと痛感するものであります。

 その意味で、今回の当局原案である水道料13%値上げは、この極端な格差を緩和することと住民負担の公平化を意味することとの狭間にあって、最大公約数としてのぎりぎりの定数的選択であったものと思慮するものであります。

 一方で、今回の値上げを急激かつ大幅なものとして激変緩和の意味合いから、その上げ幅を抑えようとする考えが議会において発露されております。

 市民感情を尊重し、公共料金の値上げを抑えることに正当性を見出さんとする数値であります。が、当市における今回の懸案に限りましては、大きな矛盾を含むものと私は思慮するものであります。

 なぜなら、今回の値上げ案は合併協定による料金統一までに発生するむこう3カ年の赤字を一旦解消するものでしかなく、条例施行後4年目以降には、長期的水道会計の安定措置として、更なる値上げをせざるを得ない現状があるからであります。

 これはとりもなおさず、当局の試算でも明らかなように、今回の上げ幅を抑えることにより、合併協定で提示されております4年目以降の料金統一実施に対しては、先ほどから申します80%以上の構成比率である旧二本松給水人口分の住民負担が、その時点で今回の値上げ抑制分に沿った値上げ幅を増加させざるを得なくなり、本来の値上げに加えて、更なる市民負担の増加といった矛盾する事態が、近い将来に発生する。いわばつけが後でまわってくる、この事実を無視するものであるからであります。

 言い換えますれば、今回の公共料金値上げ抑制とは、まさに本来の値上げ幅を強引に抑制し、その分のつけを構成比率の高い旧二本松給水人口に付加するものであり、当面の値上げを先送りすることにすぎないわけであります。

 行政サービス及び住民負担の公平性の見地からしましても、明らかに疑問が残るものであります。

 また、併せて今回の値上げが実施されたとしましても、県内類似団体における現行水道代金の実態と比較した場合、本市水道代金につきましては、けして値上げにより突出した料金が発生するものではありません。

 これらの論点から、当局原案である今回の値上げ幅を定数的に下降修正することには、それに見合った財源と、広く該当する市民全体に対し、負担の平等性を具体的に提示、かつ証明できない限りにおいて、そこには何ら合理性、客観性、妥当性を見出すことができないものと確信するものであります。

 かつ、また一方で、見合い財源として一部政党におきましては、福島市、伊達市における一般会計からの繰入れを例に、本市においても市民負担の軽減を図るべきとの意見も指摘されておりますが、給水人口の構成比率、合併した類似団体の規模、各団体の水道会計数値状況の関係により、その選択に妥当性がある場合を除き、住民の公共性、平等性を目的とする一般会計の本来の性格からして、収益的収支の赤字を一般会計で補填する措置は、企業会計原則の主張に反すると同時に、一般会計の性質上許されないことであり、例えこれを例外的に容認したとしても、限界にきている少ない自主財源を侵害し、他の福祉、教育をはじめとする一般行政事業を減少せしめることは、明白であると同時に、特に我が市における現状を見つめた場合、先ほどから述べておりますように、今回の合併に伴う給水人口の構成比率を考慮するとき、あえて一般財源の導入を図るとするならば、給水人口のみならず、広く市民全体にとって、その不公平感を助長する危険性をはらむものであり、厳に慎むべきものと言わざるを得ないのであります。

 私自身も、近現代史的視野で見た場合、今置かれている現状が明治、昭和、平成の大合併といった、まさに50年に一度のスパンの大きな節目の変革に伴い、住民の再編がなされ、私たちが住むこの地域の更なる発展に対し、自分自身も歴史に直面した当事者としての自覚を持ち、新市民が心一つにして立ち向かうことの重要性を再度認識するものであります。

 また同時に、木を見て森を見ざるを類の偏見を排除し、物事にあたっていかなければならないと自戒をするものでもあります。

 いずれにいたしましても、この度の水道料金の改定は地方自治体を取り巻く厳しい財政状況に加え、合併といった歴史的変革の過渡期に際し、緊急避難的な意味合いを含むものの、現状では的を射た改正案と思慮するものであります。

 よって、私は、当該議案に賛成をいたし、議員各位のご理解をいただき、当該議案の賛成に対し、多数の心有る議員各位の賛同を賜るようお願いをする次第であります。

 なお、来る料金統一の際には、当局より市民が広く賛同のしえる原案が提出されますことと同時に、議会におきましては更なる良識ある活発な議論が展開され、本市における水道会計が将来に対し、磐石なる体制の確立がなされますことを強く主張し、私の討論を終わります。



○議長(市川清純) 次に、菅野明君ほか3人から提出された修正案賛成者、20番斎藤広二君。



◆20番(斎藤広二) 議長、20番斎藤広二。



○議長(市川清純) 斎藤広二君。

          (20番 斎藤広二 登壇)



◆20番(斎藤広二) 私は水道条例の一部改正について、昨年12月議会に市当局より水道料金の13%、岳簡易水道は39%引上げとする議案が提案され、審議の結果条例改正3件が継続審査となりました。

 その後、付託された産業建設常任委員会で13%改定率を11%にする修正案が可決されて、先ほど議会に報告されたところであります。

 私は、基本改定率7%、岳簡易水道値上げ率30.96%の修正案の提案者として賛成、原案13%、修正案11%案に反対の立場から討論を行います。

 合併して1年が経過しました。合併は財産と負債をすべて引き継ぐものと書かれています。各市町村のサービスの違いを統一するために合併協定書がつくられました。

 水道料金については、現行のまま引継ぎ、3年以内に料金を統一するとなっています。

 合併したときだからこそ、それにふさわしい対応が求められていると考えます。

 このことを考えると、13%原案は現行料金の倍、平成21年度の赤字すべてを埋め合わせて、逆に累積黒字4,744万円とするためであります。

 この水道料金にこれらの値上げ分をすべて転化することだけであり、市民負担の軽減を考えた政治的判断や企業努力がなされたとは言えないと思います。

 11%案も、その方法、考え方が当局案と同じで、平成21年度に累積赤字を23万円にするにすぎません。

 我が党は、当局案に対して一般会計からの繰入れ、建設改良積立金1億7,200万、修繕費引当金約7,700万の一部を繰り入れて、合併という特別な事情も考慮に入れて大幅な引下げを求めてまいりました。

 このことは、地方公営企業法第32条、同じく同施行令24条により、合法的措置として認められているものであります。

 福島市では平成10年度からこの合法的措置が取られています。

 福島では、2年間で3億円を一般会計から繰入れ、修繕費引当金を2年間で約4億円、水道会計に繰入れ、そして溜め込まれていた利益積立金7億円を資本勘定に繰り入れて、併せて合計で10億円繰り入れまして、当初の17.06%から9.59%に引き下げた経過があります。

 最近では、伊達市が一般会計から年間3億円投入し、3年間で10億円繰入れ、建設改良基金を3年間で1億5,000万円資本勘定に繰り入れて、19.9%から7.4%に抑える案が3月議会に提出されると新聞で報道されています。

 我が党の案は、基本改定率を7%に抑え、平成21年度には単年度赤字を解消し、累積赤字約9,300万円を3年間で解消するために一般会計に計上され、料金格差是正等のために合併市町村に交付される特別交付税7億7,000万及び合併市町村に県からの交付金、5年間で約4億円、それに水道会計に盛られている積立金1億7,000万、修繕費引当金7,700万円、これらすべてをあわせますと合計で14億1,800万円のお金となります。

 3年間でこの14億1,800万円のうち、たった1億円の繰入れができないなどということはないはずと考えます。

 しかも収益的収支の赤字を補填する財源が資本勘定に溜め込まれています。

 現行料金を続けた場合でも、平成21年度累積赤字をすべて解消し、翌年度の平成22年度に繰り越す繰越残高額は2億7,000万もあります。

 底をつくのは平成26年度となっております。直ちに資金繰りに困るということはないと思います。ちなみに私の試算では、仮に7%値上げを行った場合、資本勘定に残る繰越金は約1億4,000万円増額され、平成21年度には4億4,700万円と見込まれます。

 またこのほかに、先ほど言いました引当金、減債基金、建設改良積立金6億円がまだ残ることになります。

 更に、今回7%仮に値上げをしますと、安達の簡易水道、そして東和簡易水道、岩代簡易水道の一般会計からの繰入額がおよそ2,000万減ずることになります。

 そうしますと、この2,000万も新たに上水道の会計に繰り入れることも可能となります。

 昨年9月、国保税の国民健康保険税の改定案が出されました。

 合併協定に基づき、応能応益割合を55対45にして計算した結果、基金保有高が、これは保険給付費と老人保健拠出金の合計額でありますが、その基金保有高の保有率が各市町村で大きな差があったために、基金保有率の高い安達地区2,000万円、岩代地区4,000万円を取り崩したことにして計算した結果、それでも大幅な値上げが避けられないことから、基金から2億1,000万円を取崩し、被保険者の軽減に充てた経過があります。

 この大部分は、二本松市民の充てられた額であります。

 公営企業法第3条は、常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を増進するよう運営されなければならないと規定しています。

 水道事業は、経済性のみが強調されていますが、本来の目的は毎日の生活に欠かせないものとしての公共の福祉の増進であり、値上げをどう抑えるかが、私企業と違う公営企業の公営企業たる所以であると考えます。

 そこで私は、先般、先ほど3人の方から討論がありましたが、そのことについて若干述べたいと思います。

 その一つはですね、赤字を解消するだけで、3年後には二本松市民の赤字が大幅になると言われました。

 しかし、なぜそんなことが今言えるのでしょうか、3年後にはまた3年後の財政経過があるわけであります。

 なぜ私が申し上げますかって言うと、福島市及び伊達市でも、同じくみんな水道会計の計算は3年おきにするのが常識となっています。

 3年後が、あたかも二本松市民が大幅な値上げになると断言する、そのどのような理由があるのでしょうか。

 更に私は、今度の財政支援ができないという理由に、財政が容易でないということがありました。

 しかし、私の12月議会への答弁では、合併算定外した場合、合併しなかった町村よりも合併した町村は、この二本松市で14億円多く交付税がきています。臨時財政対策債も含めると、総額で17億3,500万円となっています。

 つまり、合併しなかった場合よりも合併した場合は、17億3,500万円余計きたと総務部長が答弁しています。

 更に、今年の12月に出された決算書では、実質収支は5億4,000万の黒字でありました。

 伊達市でも、そしてまた他の市でも、福島市でも財政状況は二本松市と変わらないはずであります。なぜ福島市ができて、伊達市ができて、二本松市にできないのでしょうか。その理由は、全く私には理解できません。

 更に、もう一つは、企業努力という面であります。

 水道会計の中に盛られた水道課の職員は18人と当初予算に出ています。平成22年度までに80人の職員を減らすと改革プランでは述べています。

 そうしますと、その中に水道企業に含まれる人件費は削減が、今度の会計上には全くありません。例えば、2人を減らせば、1人の賃金が500万だとしますと、1,000万の水道料金の減額となります。

 つまり、ここにも企業努力が今後求められ、できるかできないかは知りませんが、求められるのではないかと思われます。

 更に、先ほど議員から話ありました、安達の赤字の問題がありました。

 私は、一般質問でも述べましたように、安達町が二本松から買ったお金、水道料金は、6億5,000万あります。その事実を述べただけであります。

 私の会議記録を、是非読んでいただきたい。

 先ほど討論の中で申し上げましたように、安達町は12の井戸が枯渇して、二本松市にお願いしたところ、快く引き受けてくれた、足むけて寝れないんだと、こういうことを私はこの会議場で述べたのであります。

 私は買ってやっただのと、そんなことを言ったはずはありません。是非会議録を読んでいただきたいと思います。

 私は合併をすれば、負債を持って合併しても、財産を持って合併しても、その合併した後は平等だと考えます。そうしなければ、何のための合併だったのかということになろうかと思います。

 更に先ほどの討論の中で、未普及地域や他の地域に普及されないから値上げ賛成だという意見が出ました。

 私は、ここに今度の合併におけるですね、建設改良の資料が出ています。この資料をよく読んでみますと、こういうことになっています。

 二本松地区の場合は、第6次拡張事業が平成18年度まででやる見込みであります。ところが、平成18年度にはその建設改良拡張事業が終わりませんでした。

 そのために今度の会計では、平成19年度から27年度、10年間第6次拡張事業を、積み残し分を10年間でやるという計画であります。

 しかも、その水道管の敷設は、平成20年度で終わり、21年度からは、つまり配水池の整備、同水施設の整備及び計測器類の整備というふうになっています。

 一方安達町では、第4次拡張事業が毎年約1億9,000万から1億5,000万、約2億円の建設改良を行おうとしています。それは平成24年度で終わりであります。

 しかも、安達町の第6次拡張事業は、国庫補助事業がありまして、6,200万円、国からの補助金があります。

 二本松市は、単独起債事業であります。

 そうしますと、料金改定の支出、つまり経費は今回の資料を見てみますと、二本松の第7次拡張と安達の第5次拡張は、今回の料金改定からは外されているわけであります。このことをよく考える必要があろうと思います。

 したがって、3年後に大幅な値上げになるということを断定することは、非常に危険な話だと言わなければならないと思います。

 それから、私は今度の改定案に対して、市民の暮らしむきを考えたときに、13%値上げをしないでもらいたいという理由は、一つは確かに国保税の値上げ、そしてまた介護保険料の値上げなどがありますが、そのほかでも今年度は定率減税が全廃されます。

 昨年度は老年者控除が廃止され、65歳以上の非課税措置が廃止され、年金控除が縮小されています。

 こういう状況の中で、医療費が毎年上がる社会補償費が切り捨てられます。

 私の一般質問の中で、これらの負担増は二本松市民1億8,450万に登ると当局は試算しています。その対象者は、3万5,531人となっています。

 こうしたことを考えたときに、公営企業法でもできることになっておりますし、実際やっている市もある、こういう状況を考えたときに、13%案ではなく、そしてまた11%案ではなく、7%案が妥当な考えだと思います。

 よって、私は議案第230号、議案第231号、議案第232号の原案にも、修正案にも反対し、日本共産党議員団が提出した修正案に賛成して、討論としたいと思います。



○議長(市川清純) 以上で討論は終わりました。

          (「議長、議事進行」との声あり)



○議長(市川清純) 中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 今ほどの討論者の討論を聞きますと、本来討論のあるべき姿から逸脱しているものと主張するものであります。

 討論交互の原則に基づいて、討論というのはそもそも上程された議案に対して賛成、反対の自分の立場を述べるものでありますが、今の議員の討論を聞きますと、討論者の意見に対する反論と、討論の場を借りた反論ということで、非常に本来の討論の趣旨から逸脱するものと私は判断しますが、議長のご見解をお聞かせください。



○議長(市川清純) お答え申し上げます。

 ただいまの20番の討論、中身につきましてはいささかその感もないではないけれども、しかし討論、表現の自由もあり、その裁量の範囲内と判断し、その討論を認めます。

          (「議長、議事進行」との声あり)



○議長(市川清純) 中田凉介君。



◆9番(中田凉介) 議長のおっしゃるのもわかるんですが、しかしこういったことを許せばですね、その順番によって最初討論した人は何らその意見が言えない。こういったことも発生しますので、今後の議会運営上は、十分に注意していただきたいということを申し上げて、議事進行を終わります。



○議長(市川清純) 議案に対する討論を終結いたします。



○議長(市川清純) これより議案に対する採決に入ります。

 議案第230号から第232号までの3件について、順次採決をいたします。

 はじめに、議案第230号二本松市水道条例の一部を改正する条例制定について、採決をいたします。

 まず、本案に対する菅野明君ほか3人から提出された修正案について、起立により採決をいたします。

 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(市川清純) 起立少数であります。

 よって、菅野明君ほか3人から提出された修正案は否決されました。

 次に、本案の産業建設常任委員長報告は、修正でありますので、委員会の修正案について、起立により採決をいたします。

 委員会修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決をいたします。

 修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数。

 よって、修正部分を除く原案は可決されました。

 以上で議案第230号の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 次に、議案第231号二本松市岳簡易水道条例の一部を改正する条例制定について、採決をいたします。

 まず、本案に対する菅野明君ほか3人から提出された修正案について、起立により採決いたします。

 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(市川清純) 起立少数であります。

 よって、菅野明君ほか3人から提出された修正案は、否決されました。

 次に、本案の産業建設常任委員長報告は修正でありますので、委員会の修正案について、起立により採決いたします。

 委員会修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま議決した部分を除く原案について、起立により採決いたします。

 修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、修正部分を除く原案は可決されました。

 以上で議案第231号の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 次に、議案第232号二本松市簡易水道条例の一部を改正する条例制定について、採決いたします。

 まず、本案に対する菅野明君ほか3人から提出された修正案について、起立採決を行います。

 本修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(市川清純) 起立少数であります。

 よって、菅野明君ほか3人から提出された修正案は、否決されました。

 次に、本案の産業建設常任委員長報告は修正でありますので、委員会の修正案について、起立採決をいたします。

 委員会修正案に賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、委員会の修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について、起立により採決をいたします。

 修正部分を除く部分を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(市川清純) 起立多数と認めます。

 よって、修正部分を除く原案は可決されました。

 以上で議案第232号の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、議案第1号及び議案第2号の2件を一括議題といたします。

 これより、市長の提案理由の説明を求めます。



◎市長(三保恵一) 議長、市長。



○議長(市川清純) 市長。

          (市長 三保恵一 登壇)



◎市長(三保恵一) それでは、提出事件の説明を申し上げます。

 はじめに、報告事件についてであります。

 報告第1号及び報告第2号は、議会が指定した事件を地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したものでありまして、同条第2項の規定により報告するものであります。

 報告第1号は、1月1日の本宮市の新設合併に伴う案件であり、また報告第2号は、2月1日の福島県後期高齢者医療広域連合設立による新規加入に伴うものであり、それぞれ福島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の変更及び同組合規約の変更について、同意したものであります。

 次に、議案について申し上げます。

 議案第1号専決処分の承認を求めることについては、福島県市町村総合事務組合規約の変更についてでありまして、地方自治法の一部改正に伴い、収入役制度の見直しにより、収入役を廃止し、会計管理者を置くことと、吏員制度の廃止により、吏員その他の職員を、職員に改めるものであります。

 規約の変更にあたりましては、同組合を構成するすべての団体の議会の議決、または専決処分をもって福島県知事に許可申請する関係から、専決処分書記載のとおり、専決処分を行いましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。

 次に、議案第2号でありますが、ただいま申し上げました議案第1号と同様に、福島県市民交通災害共済組合規約の変更について、地方自治法の一部改正に伴い、収入役制度の見直しにより収入役を廃止し、会計管理者を置くことと、議員制度の廃止により議員その他の職員を、職員に改めるものであります。

 以上が、提案申し上げました議案の概要であります。

 よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(市川清純) 以上で市長の提案理由の説明は終わりました。



○議長(市川清純) これより議案に対する質疑に入ります。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なしと認めます。

 議案に対する質疑を終結いたします。



○議長(市川清純) これより議案の委員会付託を行います。

 ただいま付託表を配付いたさせます。

          (付託表配付)



○議長(市川清純) この際、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第1号及び第2号の2件については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付いたしました付託表のとおり、所管常任委員会に付託して審査することに、ご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第1号及び第2号の2件については、会議規則第37条第1項の規定により、所管常任委員会に付託して審査することに決しました。



○議長(市川清純) これより委員会審査のため、暫時休憩いたします。

                           (宣告 午後2時33分)



○議長(市川清純) 再開いたします。

                           (宣告 午後3時20分)



○議長(市川清純) 休憩前に引き続き会議を開きます。



○議長(市川清純) 議事日程に従い、委員長報告に入ります。

 所管常任委員会に付託しておりました議案第1号及び第2号の2件を一括議題といたします。

 本件に関し、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。

 生活福祉常任委員長、29番中沢武夫君。



◆生活福祉常任委員長(中沢武夫) 議長、生活福祉常任委員長、29番中沢武夫。



○議長(市川清純) 中沢武夫君。

          (生活福祉常任委員長 中沢武夫 登壇)



◆生活福祉常任委員長(中沢武夫) 平成19年2月臨時会にあたり、生活福祉常任委員会に付託されました議案1件について、その審査の経過と結果について、報告いたします。

 当委員会では、委員会付託後机上審査の日程で関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。

 議案第2号福島県市民交通災害共済組合規約の変更については、審査において特に報告すべき質疑や意見等はありませんでした。

 以上のような審査のあと、討論、採決を行った結果、議案第2号の1件については、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 以上、生活福祉常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 次に、総務常任委員長、19番斎藤徳仁君。



◆総務常任委員長(斎藤徳仁) 議長、総務常任委員長、斎藤徳仁。



○議長(市川清純) 斎藤徳仁君。

          (総務常任委員長 斎藤徳仁 登壇)



◆総務常任委員長(斎藤徳仁) 平成19年2月臨時会にあたり、総務常任委員会に付託されました議案第1号について、関係部課長の出席を求め、慎重に審査をいたしましたので、その経過と結果について、ご報告申し上げます。

 議案第1号専決処分の承認を求めることについて、福島県市町村総合事務組合規約の変更については、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。

 以上の経過を踏まえ、討論、採決を行った結果、議案第1号については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決した次第であります。

 以上、総務常任委員会の報告といたします。



○議長(市川清純) 以上で、委員長報告は終わりました。



○議長(市川清純) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

 質疑なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。



○議長(市川清純) 続いて、議案に対する討論を許します。

 討論なさる方ございますか。

          (「なし」との声あり)



○議長(市川清純) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。



○議長(市川清純) これより、議案に対する採決に入ります。

 はじめに、議案第1号を採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第1号については、これを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第1号については、原案のとおり承認されました。



○議長(市川清純) 次に、議案第2号を採決いたします。

 ただいま議題となっております議案第2号については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。

          (「異議なし」との声あり)



○議長(市川清純) ご異議なしと認めます。

 よって、議案第2号については、原案のとおり可決されました。



○議長(市川清純) 以上で市長提出議案の採決は終わりました。



○議長(市川清純) 以上で今期臨時会の日程は全部終了いたしました。

 これをもちまして、平成19年第1回二本松市議会2月臨時会を閉会いたします。

                           (宣告 午後3時25分)

 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。

  平成19年2月9日

     二本松市議会

                     議長   市川清純

                     議員   斎藤広二

                     議員   佐藤源市

                     議員   斎藤賢一