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福島県 白河市

平成20年 11月 臨時会 11月27日−01号




平成20年 11月 臨時会 − 11月27日−01号







平成20年 11月 臨時会



          11月白河市議会臨時会会議録 第1号

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            平成20年11月27日(木曜日)

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議事日程 第1号

     平成20年11月27日(木曜日)午前10時00分開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 会期の決定

第3 議案第120号 白河市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

第4 議案第121号 白河市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例

第5 議案第122号 白河市教育長の給与及び勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例

第6 議案第123号 白河市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

第7 議案第124号 平成20年度白河市一般会計補正予算(第3号)

第8 議案第125号 平成20年度白河市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

第9 議案第126号 平成20年度白河市介護保険特別会計補正予算(第2号)

第10 議案第127号 平成20年度白河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

第11 議案第128号 平成20年度白河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)

第12 議案第129号 平成20年度白河市水道事業会計補正予算(第3号)

第13 報告12号 専決処分の報告について

第14 報告13号 専決処分の報告について

第15 報告14号 専決処分の報告について

第16 報告15号 専決処分の報告について

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◯本日の会議に付した案件

 議事日程第1号のとおり

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◯応招議員(30名)

    1番 菅原修一     2番 柴原隆夫     3番 大花 務

    4番 佐川京子     5番 藤田文夫     6番 水野谷正則

    7番 柳路幸雄     8番 縄田角郎     9番 石名国光

   10番 戸倉耕一    11番 飯村 守    12番 高橋光雄

   13番 玉川里子    14番 大竹功一    15番 筒井孝充

   16番 穂積栄治    17番 深谷幸次郎   18番 星 吉明

   19番 深谷政男    20番 須藤博之    21番 山口耕治

   22番 深谷 弘    23番 深谷久雄    24番 藤田久男

   25番 山本忠男    26番 佐川庄重郎   27番 大高正人

   28番 吾妻一郎    29番 伊藤邦光    30番 十文字忠一

◯出席議員

   応招議員のとおり

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◯説明のため出席した者

 市長 鈴木和夫           副市長 鈴木憲行

 総務部長 穂積 一         市民部長 木村全孝

 保健福祉部長 鈴木 寛       建設部長 丸山征紀

 水道事業所長 大竹五郎       総務部参事兼総務課長 高橋利夫

 総務部財政課長 加藤俊夫

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◯事務局職員出席者

 事務局長 根本紀光            参事兼事務局次長 菊地美喜夫

 事務局次長補佐兼庶務調査係長 辺見康弘  事務局次長補佐兼議事係長 坂本敏昭

 副主査 大竹正紀

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     午前10時00分開会



○十文字忠一議長 おはようございます。定足数に達していますので、ただいまから平成20年11月白河市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○十文字忠一議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第76条の規定により、議長において伊藤邦光議員、菅原修一議員、柴原隆夫議員を指名します。

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△日程第2 会期の決定



○十文字忠一議長 日程第2、会期の決定を議題とします。

 委員長の報告を求めます。筒井議会運営委員長。

     〔筒井孝充議会運営委員長 登壇〕



◆筒井孝充議会運営委員長 御報告を申し上げます。

 本委員会は、去る11月25日に委員会を開き、議長から諮問された今期臨時会の会期について協議を行いました。その結果、今期臨時会の会期は、諮問のとおり本日1日間とすることに決定しました。

 以上であります。



○十文字忠一議長 お諮りします。今期臨時会の会期は、ただいまの委員長報告のとおり本日1日間とすることに、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○十文字忠一議長 御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日間とすることに決定しました。

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△日程第3 議案第120号〜日程第16 報告第15号



○十文字忠一議長 日程第3から日程第16までの議案10件、報告4件を一括して議題とします。

 提案理由の説明を求めます。鈴木市長。

     〔鈴木和夫市長 登壇〕



◎鈴木和夫市長 本日の、平成20年11月市議会臨時会におきましては、このたびの福島県人事委員会勧告に基づきます、一般職員の給与改定並びにこれに準じた特別職等の期末手当の支給割合の改定など、急を要する案件についての議案を提出しました。

 では、提案しました議案についての説明を申し上げます。

 まず、議案第120号白河市議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、市議会議員に係る期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第121号白河市長等の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例につきましては、市長等に係る期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第122号白河市教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例につきましては、教育長に係る期末手当の支給割合を改定するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、議案第123号白河市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例につきましては、福島県人事委員会の勧告に基づき、職員の給与について改定するため、所要の改正をしようとするものであります。

 次に、報告第12号専決処分の報告についてでありますが、市有自動車による交通事故に係る損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。

 次に、報告第13号から報告第15号までの専決処分の報告についての3件の報告についてでありますが、いずれも市道の管理瑕疵に伴う事故に係る損害賠償について、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分したので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。

 なお、議案第124号平成20年度白河市一般会計補正予算(第3号)から議案第129号平成20年度白河市水道事業会計補正予算(第3号)までの内容につきましては、所管部所長から説明を申し上げますので、御審議の上、御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。



○十文字忠一議長 穂積総務部長。

     〔穂積一総務部長 登壇〕



◎穂積一総務部長 補正予算書の1ページをごらんいただきたいと思います。

 議案第124号平成20年度白河市一般会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正予算は、白河市の特別職及び一般職の給与等の改定に伴う補正予算であります。

 第1条につきましては、歳出予算の款項の区分ごとに金額を補正しようとするものであります。内容につきましては、第1表歳出予算補正によって御説明を申し上げます。

 2ページをごらんいただきたいと思います。第1表歳出予算補正について御説明を申し上げます。

 10款議会費につきましては、28万7000円を減額計上しております。

 15款総務費につきましては、総務管理費、徴税費、戸籍住民基本台帳費、選挙費、統計調査費、監査委員費合わせまして92万2000円を計上しております。

 20款民生費につきましては、社会福祉費、児童福祉費、生活保護費合わせまして105万円を計上しております。

 25款衛生費につきましては、保健衛生費で26万6000円を計上しております。

 30款労働費につきましては、労働諸費で1万円を減額計上しております。

 35款農林水産業費につきましては、農業費で33万円を計上しております。

 40款商工費につきましては、19万5000円を計上しております。

 45款土木費につきましては、土木管理費、道路橋りょう費、都市計画費、住宅費合わせまして41万7000円を計上しております。

 55款教育費につきましては、教育総務費、小学校費、中学校費、幼稚園費、社会教育費、保健体育費合わせまして48万5000円を計上しております。

 70款予備費につきましては、336万8000円を減額計上しております。

 以上で説明を終わりますが、細部につきましては、16ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書によって御審議を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。



○十文字忠一議長 木村市民部長。

     〔木村全孝市民部長 登壇〕



◎木村全孝市民部長 補正予算書の3ページをごらん願います。

 議案第125号平成20年度白河市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について御説明を申し上げます。

 第1条につきましては、歳入歳出予算の総額に22万3000円を追加し、歳入歳出予算の総額を62億2849万9000円と定めようとするものであります。内容につきましては、第1表歳入歳出予算補正によって御説明を申し上げます。

 4ページをごらん願います。第1表歳入歳出予算補正の歳入について御説明を申し上げます。

 75款繰入金につきましては、他会計繰入金で一般会計繰入金の職員給与費等繰入金として22万3000円を計上しております。

 以上、歳入では22万3000円の増額となり、歳入予算の総額を62億2849万9000円と定めようとするものであります。

 次に、5ページの歳出についてでありますが、10款総務費につきましては、総務管理費で人件費の増額として22万3000円を計上しております。

 以上、歳出では22万3000円の増額となり、歳出予算の総額を62億2849万9000円と定めようとするものであります。

 なお、細部につきましては、57ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書により御審議を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。



○十文字忠一議長 鈴木保健福祉部長。

     〔鈴木寛保健福祉部長 登壇〕



◎鈴木寛保健福祉部長 補正予算書の6ページをごらん願います。

 議案第126号平成20年度白河市介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 第1条につきましては、歳入歳出予算の総額に10万3000円を追加し、予算の総額を34億2503万5000円と定めようとするものです。内容につきましては、次ページの第1表歳入歳出予算補正により御説明を申し上げます。

 歳入でありますが、75款繰入金は一般会計繰入金10万3000円を増額計上しております。内容は、給与改定に伴う職員給与費の増額であり、歳入予算の総額を34億2503万5000円と定めようとするものです。

 次ページをごらん願います。歳出でありますが、10款総務費は総務職員給与関係費として10万3000円を増額計上しており、歳出予算の総額を34億2503万5000円と定めようとするものです。

 細部につきましては、69ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書により御審議を賜りますようお願い申し上げます。



○十文字忠一議長 丸山建設部長。

     〔丸山征紀建設部長 登壇〕



◎丸山征紀建設部長 補正予算書の9ページをごらん願います。

 議案第127号平成20年度白河市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。

 職員の給与改定に伴う補正予算で、第1条につきましては、歳入歳出予算の総額に11万7000円を追加し、予算の総額を22億2225万8000円と定めようとするものであります。

 内容につきましては、10ページをごらん願います。

 第1表歳入歳出予算補正の歳入についてでありますが、75款繰入金で一般会計繰入金11万7000円を計上し、歳入予算の総額を22億2225万8000円と定めようとするものであります。

 11ページの歳出についてでありますが、10款公共下水道事業費で11万7000円を計上し、歳出予算の総額を22億2225万8000円と定めようとするものであります。

 なお、細部につきましては、81ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書により御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 次に、補正予算書の12ページをごらん願います。

 議案第128号平成20年度白河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。

 職員の給与改定に伴う補正予算で、第1条につきましては、歳入歳出予算の総額に6万9000円を追加し、予算の総額を13億9160万7000円と定めようとするものであります。

 内容につきましては、13ページをごらん願います。

 第1表歳入歳出予算補正の歳入についてでありますが、75款繰入金で一般会計繰入金6万9000円を計上し、歳入予算の総額を13億9160万7000円と定めようとするものであります。

 14ページの歳出についてでありますが、10款農業集落排水事業費で6万9000円を計上し、歳出予算の総額を13億9160万7000円と定めようとするものであります。

 なお、細部につきましては、93ページ以降の歳入歳出補正予算事項別明細書により御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○十文字忠一議長 大竹水道事業所長。

     〔大竹五郎水道事業所長 登壇〕



◎大竹五郎水道事業所長 補正予算書の15ページをごらんいただきたいと思います。

 議案第129号平成20年度白河市水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。

 第1条は総則であります。

 第2条につきましては、予算第2条に定めました業務の予定量中、(4)主な建設事業の概要、改良費を2億4314万2000円に改めようとするものであります。

 第3条につきましては、予算第3条に定めました収益的支出、第1款第1項営業費用で19万6000円を増額し、その総額として水道事業費用を10億1047万9000円と定めようとするものであります。

 第4条につきましては、予算第4条に定めました資本的支出、第1款第1項建設改良費で3万1000円を増額し、その総額として資本的支出を7億6901万5000円と定めようとするものであります。

 第5条につきましては、予算第6条に定めました議会の議決を経なければ流用することができない費用のうち、(1)職員給与費を1億4299万3000円に改めようとするものであります。

 なお、細部につきましては、105ページ以降の平成20年度白河市水道事業会計補正予算実施計画等により御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○十文字忠一議長 これにて提案理由の説明を終わります。

 これより質疑を行います。

 大竹功一議員から、質疑に入る前に資料を配付したいとの申し出がありましたので、配付しておきました。

 大竹功一議員。

     〔大竹功一議員 登壇〕



◆大竹功一議員 おはようございます。それでは、通告に従い、質疑を行わせていただきたいと思います。

 議案第120号から議案第123号について、一括で質疑を行いたいと思います。

 私は、昨年も同様の議案に対して質疑を行わせていただきました。今回の改正案、中身を見てみますと、特別職、一般職両方とも期末手当について0.02カ月分の減額、一般職給与については最大で0.4%、平均0.19%の増額改定であるという説明がありました。

 私は、この案を持って各地に赴き市民の意見を聞いてみました。市民にこの内容を伝えますと、多くの市民より「昨年、0.05カ月期末手当を上げたんだよな」というようなことで、やはり去年上げた分についても覚えていただいている市民の方も多くいらっしゃいました。

 その中で、今年は0.02カ月下げるということはどうなのかということの質問、それは、白河市の経済情勢がずっと悪いのではないか、中小零細企業の現実をもっと見るべきだ、特に最近の経済情勢及び市の財政を考えるならば、特別職はもちろん、一般職であれ、給与も含めてもっと下げるべきではないのか、というような意見をちょうだいしました。

 それらの点を踏まえ、次の質疑をさせていただきたいというふうに思います。

 1点目として、市の経済情勢についてお尋ねしたいというふうに思います。

 市民の暮らしの状況は、日に日に悪化の一途をたどっていると私は見ております。それを市のホームページ等々で、何か統計的にあらわすものがないかということで調べさせていただいたのですが、特にこれといったものがありませんでした。特に収入面で、何か数字がないかということで調べたのですが、やはりありませんでした。

 その中で、市の統計の中の数字ではありますが、市内総生産額を白河市の人口で割った分配所得というのがありました。これは、まず白河市の市内総生産額の推移が見られます。そして、人口によって割った数字によって、その分配所得、一人当たりの所得というのがどういうことかというのがわかります。国でいうならば、国内総生産GDPを人口で割った国民所得にあたるというふうに単純に考えていただければいいのかなというふうに思います。

 分配所得は市民所得の一種です。また、お手元に配らせていただいた数字で見ていただけるとわかるのですが、付随して家計所得についても併記させていただきました。家計所得とは、分配所得のうち個人及び個人企業が受けた所得と考えていただければよいかと思います。

 これを過去にさかのぼって調査してみました。直近のものがないのですが、平成11年から平成17年度まで調べることができました。それが別表、先ほど皆さんにお渡しした別表でございます。

 平成11年度以降、ここ数年、多少景気回復の時期があるやに思えるようではありますが、相対的に減少しているのが現状だと私は見ています。国の統計では、平成3年から平成17年度までの平均経済成長率は1.3%あったと言われております。しかし、この白河地方はどうでしょう。先ほどの数値を見ても、景気回復の兆候すら見えていないという市民の声と私は意見が同じでございます。

 そこで、市長にお尋ねしたいと思います。ここ数年の白河市の経済情勢及び景気の状況について、まず、お考えをお聞かせいただきたいと思います。

 2点目として、人勧制度及び実施状況についてお尋ねしたいと思います。

 まず、市独自の改正案をつくることができないのかということをお聞かせいただきたいと思います。できないのであれば、その理由についてお示しいただきたいと思います。

 これは、県内でも地域によって格差があると思うからであります。そういう市民の声が多くありました。また、市の財政状況によっては、県と違った改正があってもよいのではないかという意見もありました。そういう点からお聞かせいただきたいと思います。

 次に、白河市のこれまでの人勧の実施状況についてお尋ねしたいと思います。

 ここ数年の中で、いろいろな改定がされています。多くが減額に対する改定だと思いますが、昨年は数年ぶりに増額改定だったと思います。しかし、白河市の景気が回復されたと感じる方は少ないと思うのです。

 そこで、調査をさせていただいたので大体の状況を把握しているのですが、改めて過去数年間の改定状況について確認させていただきたいと思います。

 また、今回の改正にあたって、県内各市の改正案提出状況についても調査されていると思いますので、昨年の実施状況とあわせて、本年の改正案提出予定がわかればお示しいただきたいと思います。

 私個人として調査した結果について、皆様に別表でお渡しさせていただきました。これでよいのか確認をさせていただきたいと思います。

 3点目として、今回の改正について、市長はどのようにとらえているのかについてお伺いしたいと思います。

 私は昨年、増額改定について反対の立場を示し質疑をさせていただきました。市長からの答弁では、職員の士気高揚のために必要であるという答弁だったと私は思っております。では今回、マイナス改定となってしまいます。今回の改定について、どのようにお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。

 また、今回の改正では、一般職の給与を4月にさかのぼって増額改定を予定しています。これは、先ほど来申し述べていましたように、市民感情では理解が得られないのではないかと私は感じています。市長として、どのように説明されていくおつもりなのかお聞かせいただきたいと思います。

 以上で、壇上からの質疑を終わらせていただきたいと思います。



○十文字忠一議長 鈴木市長。

     〔鈴木和夫市長 登壇〕



◎鈴木和夫市長 大竹議員の質疑にお答えいたします。

 昨年も同様の趣旨の御発言があり、同様の答弁をしたかと思いますが、まず基本的に申し上げておきたいことは、制度の議論だと思います。まず、人事委員会、人事院の給与勧告制度というのはどういうものなのかということをまずもって理解してもらいたいと思いますが、これは地域における民間給与と公務員給与との均衡を図るということから、労働基本権、労働争議権、団体交渉権、こういったものが制約されている地方公務員の給与を、その折々の社会経済情勢に適合させるために維持されているものでありまして、公務員の労働基本権の代償措置であるということが大前提であると思います。したがいまして、私はこの人事委員会勧告を基本的に尊重すべきものと考えておりまして、特別な事情がない限り、勧告に沿った対応を図ってまいるべきと考えております。

 特に今回は、若年層に配慮した改定となっておりまして、将来の市政を担う職員の士気を高めていくためにも妥当なものであると考えております。なお、今後とも現在の、議員おっしゃるような厳しさを増しております経済情勢を勘案しながら、なお一層の事務事業の見直し、あるいは財源の適正な配分に努めながら、簡素でかつ効率的な行政執行を行いながら経費の削減を図ってまいる考えであります。



○十文字忠一議長 穂積総務部長。

     〔穂積一総務部長 登壇〕



◎穂積一総務部長 市長答弁以外についてお答えいたします。

 まず、市内の経済状況についてでありますが、県内の9月の有効求人倍率は、6月から4カ月連続で前月を下回り、また、白河公共職業安定所管内の9月の新規求人数は、前年同月比でマイナス11%となるなど、厳しい状況であると認識しております。

 加えて、自動車業界が減産体制に入ったとの報道がなされておりますが、これにより、市内の自動車関連企業の生産状況にも影響が出るものと推測され、景気の後退が懸念されるところであります。

 次に、市独自の給与改定案作成についてですが、地方公務員法において、職員の給与は生計費並びに国及び他の公共団体の職員並びに民間事業従事者の給与等を考慮して定めなければならないとされているところであり、法律上人事委員会を置くことができない当市においては、県人事委員会の勧告に準じることにより、法の趣旨に沿った給与改定を実施しているところであります。

 なお、人事委員会を置いていない市町村に対しては、国より、都道府県人事委員会における公務員給与と民間給与の調査結果等を参考に、適切な改正を行うよう求められているところでもあります。

 次に、当市のこれまでの給与改定状況についてですが、平成17年度までは、国及び県の勧告に準じ、また、平成18年度は勧告がありませんでしたが、平成19年度からは、地域の民間給与をより的確に反映させるという国の考え方から、県の人事委員会勧告に準じて改定を実施しているところであります。

 過去5年間の状況を申し上げますと、平成15年度は、給料を平均1.1%引き下げ、期末手当を0.5月引き下げ、勤勉手当を0.25月引き上げました。

 平成16年度は改定しておりません。

 平成17年度は、給料を平均0.3%引き下げ、勤勉手当を0.05カ月引き上げました。

 平成18年度は改定しておりません。

 平成19年度は、給料を平均0.31%引き上げ、期末手当を0.05月引き上げました。

 次に、平成19年度における県内各市の改定状況を申し上げますと、一般職職員の給与改定を県勧告に準じて完全実施した市は、田村市を除く全市で、田村市のみ改定内容は県勧告に準じ、適用日を平成20年4月1日としたところであります。

 また、特別職については、一般職と同じ改定内容としたのは、郡山市、須賀川市、田村市、南相馬市、伊達市の5市であり、喜多方市は議員報酬のみ一般職員に準じて改定し、市長等は改定が行われませんでした。

 なお、そのほかの6市は、特別職に係る改定を行いませんでした。

 次に、今年度の県内各市の改定予定についてですが、調査時点で、一般職員の給与改定を県勧告に準じて完全実施予定の市は、南相馬市を除く全市で、南相馬市のみ改定内容は県に準じ、給与表改定の適用日を平成21年1月1日としているところであります。

 また、特別職については、一般職と同じ内容での改定を予定しているのは、福島市、二本松市、本宮市を除く9市で、この3市はいずれも昨年の特別職に係る引き上げ改定を実施しなかった市となっております。



○十文字忠一議長 大竹功一議員。



◆大竹功一議員 それでは、何点か再質疑をさせていただきたいと思います。

 今、御答弁いただきましたように、部長答弁からもありましたが、市内の状況は大変厳しいというのは、もう周知の事実だと私も思っています。市長からもそれに伴い、職員等々の経費削減に努めていきたいというふうなお話しもありましたので、それについてはしっかりやっていただきたいというふうに思っております。

 その中でちょっと二、三、私は昨年度の話も若干加味しながらお話させていただきたいと思いますが、昨年やはり、先ほどもちょっと述べさせていただきましたが、一般職については全市が改定という部長答弁がありました。私も先ほど調べた内容で皆様のお手元に資料がありますが、特別職については約半分が改定されなかった。この改定内容を見ますと、幾つかの市では、上程された議案に対して議会が否決をしたという例もあります。また、最初から改正条例案を提出しなかったという市もあるというふうに聞いています。やはり各市その状況で見ている。私、よく中身を見させていただいたんですが、ホームページ等々でよく出ているので見させていただいたんですが、やはり大きな市で、状況が若干いいのかなと思われるような市でさえも、昨年度の改定をしなかった。

 今回、特に会津若松市などは、昨年上げる改定をしていないのに、下げる改定はするというような、そういうような状況もあります。ですから、やはり各市の状況を見て判断をされている。私は、賢明な判断をされているところもやはりあるんだなというふうに思っております。その点で、やはり我が市これでいいのか、今回の改定でこれでいいのかというように、改めて自分自身に問い直しているところであります。

 そこで、市長にもう一言、今の改定状況等々も踏まえて、これで本当にいいのか、市民に対してどのような説明をしていくのか、もう一度あわせてお聞かせをいただきたいと思います。

 以上です。



○十文字忠一議長 鈴木市長。

     〔鈴木和夫市長 登壇〕



◎鈴木和夫市長 この制度の内容について、もう一回お話申し上げたいと思いますが、人事院あるいは福島県の場合ですと、県の人事委員会の職員が、5月連休明けから2カ月ないし3カ月、県内の事業所をくまなく回ります。そして、小規模企業、中堅、中規模企業といろんな事業所を訪問をしまして、細かく数値を聞き取って、それを分析し、その給与水準を的確に反映させる。まず、数値統計にあらわす。それと、県の職員との給与の差額をチェックしていくという非常にきめ細かい作業をしております。

 もちろんこれは4月時点でありますから、今の11月の時点で4月時点とは変わっているだろうと、そのとおり。しかし、今の給与は来年の勧告に、現在の給与水準は当然4月の調査に入りますから、多少時期的なずれがあるのはこれはしようがないですね。制度のずれ、時期のずれがある。ですから市民感情としては、4月の時点と今の時点ではどうなのかという感情は十二分にわかりますが、しかし、制度を維持していく上において、一定程度の時間を区切って調査をしていかざるを得ない、というのもこれまたやむを得ない事実。それでまた今回の問題は来年の4月にこれが反映されますので、多少のタイムラグがあるのはこれはしようがないというふうに思います。

 そして、今部長からも答弁しましたように、各市町村では人事委員会制度を持っていない、すなわち県の人事委員会というものが県内くまなく調査をした上で、相当程度の信憑性を持った数値をはじき出していると、これをもとに各市町村がそれに準じた判断をするというのがまことに合理性があると、こういうふうに思っております。

 ただいま大竹議員がおっしゃるような、しかしそうは言っても市民感情との中にずれがあるのではないかということも十分に承知をしております。その点は先ほども申し上げましたように、市の行財政の運営のスリム化、効率化によって十分にそれを生み出していくということになる。そしてまた、職員の方々にもこの旨を体して、よく日常的な業務体制の見直しを図っていくということについて、十分対応ができるのではないかというふうに思っております。

 ただ、議員おっしゃるように、市民の今の苦しい経済状況の中で、なぜこういう改定をするんだというのは、素朴な感情としては十二分に理解をしているつもりでありますので、その点を踏まえながら、行財政、市政運営に邁進してまいる考えであります。



○十文字忠一議長 大竹功一議員。



◆大竹功一議員 再々質疑というか、今の給与勧告の仕組みについて、私なりにというか、私も実は国家公務員の出でございますし、市長も県職員、県の地方公務員の出身でございますので、今言ったように制度については、制度論で私も云々を言うつもりは実はないです。

 先ほど市長が言われていましたように、企業規模50人以上の県内事業所を調べるというのが今の仕組みでございます。それで、県職員の給与の調査をして、その差額を勧告であらわすというのが、これが仕組みというのは私も存じております。

 ただ、先ほど来言いましたように、4月分のところで見ていくと、ですから、普通の労働者ベースでいけば、春闘があり、春闘のベースで上がっていく、その時期の金額で変わっていく、だからタイムラグがあるという市長のお答えだとは思うんですが、やはり我々公務員、今言われましたように、人勧制度というのははっきり言って、これはもう労働権の一部を取られている分をこれで補っているというのは重々わかるんですが、やはりその市民感情にもうちょっと説明をするためには、やはりこういう理由ですと、あとは皆さんが頑張っていく姿勢を示していただくというのが一番だと私は思っているんです。

 それで、昨年度もお話させていただいたときに最後にお伝えしたと思うんですが、上げるというときには本当に市民の感情はすごいと思います。今回下げると言っても昨年0.05で、何で今年0.02なんだと、これは期末の部分ですが、特に昨年、先ほどちょっと言いましたが、私は一般職については、ある程度仕方がない部分があるんではないかなと自分自身では思っております。ただ、特別職について、昨年やはり0.05上げた分について、やはり市民から大きなお話を伺っているということもお伝えしておきたいと思っています。

 最後に、再々質疑というわけではありませんが、市長からやはり最後本当に、この厳しい財政状況を踏まえて今後頑張っていくと、そして市民に対しても説明を必ずしていくというお答えをいただきながら質疑を終わらせていただきたいと思いますので、最後答弁をよろしくお願いします。



○十文字忠一議長 鈴木市長。

     〔鈴木和夫市長 登壇〕



◎鈴木和夫市長 制度論を盾にこれを肯定する気持ちは毛頭ないのでありまして、まず仕組みはそうなっているということで、あくまでも市民感情については先ほど申し上げましたように、自分なりにそれは理解をしているつもりでありますので、この分の、今回の例えば一般職員の給与改定分に相当する以上の分を、我々が仕事ではね返していく、還元していくということをもって市民の方々に御理解を賜りたいと思います。



○十文字忠一議長 これにて質疑を終了します。

 お諮りします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会への付託を省略することに御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○十文字忠一議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案は、委員会への付託を省略することに決定しました。

 ただいまから休憩しますが、討論を行う議員は、休憩中に御通告を願います。

 この際10分間休憩します。

     午前10時41分休憩

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     午前10時51分開議



○十文字忠一議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 討論の通告はありません。

 これより採決します。

 まず、議案第123号について採決します。本案は原案のとおり決定することに、賛成の議員の起立を求めます。

     〔起立多数〕



○十文字忠一議長 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

 次に、議案第120号から第122号まで及び第124号から第129号までの9案について、一括して採決します。9案は原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○十文字忠一議長 御異議なしと認めます。よって、9案はいずれも原案のとおり可決されました。

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○十文字忠一議長 以上で本臨時会の日程は全部終了しました。

 これにて平成20年11月白河市議会臨時会を閉会します。

     午前10時52分閉会

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 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

              白河市議会議長   十文字忠一

              白河市議会議員   伊藤邦光

              白河市議会議員   菅原修一

              白河市議会議員   柴原隆夫