議事ロックス -地方議会議事録検索-


福島県 いわき市

昭和58年 12月 定例会 12月09日−01号




昭和58年 12月 定例会 − 12月09日−01号







昭和58年 12月 定例会



   昭和58年いわき市議会12月定例会会議録

  −−−−−−−−−−−−−−−−−−

     昭和58年12月 9日(金曜日)

    −−−−−−−−−−−−−

議事日程 第1号

   昭和58年12月9日(金曜日)午前10時開議

日程第1 会議録署名議員指名

日程第2 会期決定

日程第3 議案第1号〜議案第24号及び議会案第1号(提案理由説明)

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

        〔議事日程第1号記載事件のとおり〕

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(46名)

1番   岩城光英君      2番   齋藤八郎君

3番   馬目清通君      4番   佐藤芳博君

5番   樫村弘君       6番   白土和男君

7番   若松昭雄君      8番   青木稔君

9番   酒井隆郎君      10番   高萩充君

11番   政井博君       12番   人見一君

13番   水野五郎君      14番   永山哲朗君

15番   菅波庄助君      16番   永井俊正君

17番   草野正辰君      19番   緑川定美君

20番   円谷裕一君      21番   宮川えみ子君

22番   伊東達也君      23番   鹿島清三君

24番   菅野留之助君     25番   大平多太男君

26番   斉藤誓之助君     27番   間宮俊彦君

28番   矢吹康君       29番   蛭田仁君

30番   安藤正則君      31番   鈴木利之君

32番   吉田正登君      33番   小野昌太郎君

34番   木内浩三君      35番   芳賀定雄君

36番   柳楽孝作君      37番   磯上久美君

38番   藁谷勝男君      39番   四家啓助君

40番   市橋武君       41番   渡辺多重君

43番   鈴木正平君      44番   大村哲也君

45番   鈴木勝夫君      46番   佐久間昭君

47番   多賀重吉君      48番   小林周喜君

欠席議員 (2名)

18番   雨宮幸夫君      42番   斉藤隆行君

説明のため出席した者

市長        田畑金光君       助役        橋本渡君

助役        池田清君        収入役       坂本平助君

教育委員長     岡田三栄君       教育長       小泉毅君

水道事業管理者   村上武士君       代表監査委員    岡田清君

選挙管理委員会

          宮沢庸君        企画部長      作山優君

委員長

総務部長      須永恭平君       財政部長      鈴木栄君

市民環境部長    近野忠弘君       福祉厚生部長    山野辺益弥君

農林部長      御所脇八州男君     商工水産部長    松本正盛君

土木部長      沢田次男君       都市建設部長    古内義光君

消防長       佐藤広文君       水道局長      杉山保久君

教育次長      布田功君        秘書室長      杉本大助君

参事(兼)総務課長 菊地賢一君

     −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

事務局職局出席者

事務局長      永山巌君        参事(兼)課長   舛田良作君

課長補佐                  主任主査

          鈴木司君                  熊谷昭吉君

(兼)係長                 (兼)係長

主査        鈴木研三君       主査        吉田邦弘君

主査        芳賀義隆君       主査        薗部公昭君

主査        楠山智一君       主査        坂本浩之君

       午前10時 2分 開会



○議長(渡辺多重君) これより昭和58年いわき市議会12月定例会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△諸般の報告



○議長(渡辺多重君) 議事に入ります前に、諸般の報告をいたします。

 市長より報告第1号及び報告第2号をもって、昭和57年度いわき市一般会計継続費精算報告書及び専決処分について報告があり、お手元に配付いたしておきましたのでごらん願います。

 次に、監査委員より58監査第54号、第59号、第60号及び第72号をもって、定期監査及び財政援助団体監査の結果について報告があり、写しをお手元に配付いたしておきましたのでごらん願います。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△海外派遣議員の視察報告



○議長(渡辺多重君) 次に、海外派遣議員の視察報告を行います。

 まず、9月19日から10月1日まで、いわき市代表訪中団に参加されました議員2名を代表して、小林周喜君より報告を求めます。48番小林周喜君。



◆48番(小林周喜君) 〔登壇〕中国訪問の御報告を申し上げます。

 去る9月19日から10月1日までの13日間、撫順市の招きによりまして私及び四家議員以下10名が第2次いわき市代表訪中団として撫順市を初め上海、藩陽、大連、ハルピン、北京の各都市及び遼寧省、黒竜江省を訪問いたしてまいりました。

 撫順市では蘇海泉市長が出張中でありましたが、丁兆民副市長、馬奔人代常務委員会主任、陳学彬対外友好協会分会長を初めとする各界の方々の熱烈な歓迎を受けることができました。また、遼寧省においては、公務出張の時間を差し繰って私どもの到着を待っておられた本市の特別名誉市民、全樹仁省長と親しく懇談する機会を得、さらに各市において、それぞれ要職にあられる方々とも会い有意義な歓談のうちに友好の実を高めてまいった次第であります。

  9月24日撫順賓館の会議室において、いわき市と撫順市の今後の交流計画について協議いたしましたが、今後、両市の長い交流を続けるためにも、お互いの立場の違い、体制の違いを理解し合いながら卒直な意見の交換を通じ相互の信頼関係をさらにかたくし、両市の揺るぎない友好関係を一層前進させることを確認して協議を進めてまいりました。

 協議いたしました今後の交流計画の内容といたしましては、石炭・化石館への収蔵展示物の寄贈要請、来春の撫順市訪日団の招請、撫順市における工業展覧会開催申し入れに対する回答、各種研修生の相互派遣、さらに撫順市から古参技術労働者の派遣要請等がありましたが、これら協議の内容はお手元に配付の報告書を御参照願いたいと存じます。

 以上、このたびのいわき市代表訪中団の役目を果たし、帰朝後、直ちに田畑市長及び渡辺議長へ御報告申し上げたところですが、ここに概要を御報告申し上げますとともに私ども訪中の期間中は、議員各位並びに執行部の皆様方に一方ならぬお世話になりましたことを感謝申し上げまして訪中の報告といたします。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(渡辺多重君) 次に、9月29日から10月21日まで、ヨーロッパ諸国都市の行政産業視察に参加されました議員3名を代表して、緑川定美君より視察の報告を求めます。19番緑川定美君。



◆19番(緑川定美君) 〔登壇〕12月定例市議会の貴重な時間を拝借し、一言、御報告とお礼を申し上げます。

 先般、東北市議会議長会主催によるソ連・ヨーロッパ諸国行政産業視察団の一員として本市より、佐久間、大平、私、緑川の3名が参加させていただきました。代表して私からごあいさつを申し上げます。

 報告に先立ちまして、視察日程に一部変更が生じましたことをあらかじめ御了承賜りたいと思います。と申しますのは、去る9月1日大韓航空機がソ連軍用機により樺太上空で撃墜され、その結果、ソ連への立ち入りを中止せざるを得なくなりました。したがってヨーロッパ諸国行政産業視察団となったことをまず申し上げる次第でございます。

 私たちは今回の視察団29名の一員として、去る9月30日成田空港を出発し、モスクワ空港を経由してヨーロッパ9カ国を視察し、行政、産業、経済の各搬にわたり貴重な視察、研修を済ませ、10月20日無事帰国いたしました。出発に際しましては議長並びに議員各位さらには市長初め執行部の各位には並み並みならぬ御高配にあずかり、かつ視察期間中何かと御迷惑をおかけいたしましたことに対し、深甚なる感謝とお礼を申し上げる次第でございます。

 さて、今回の訪問国は西ドイツを初め、スエーデン、オーストリア、イタリア、スイス、フランス、オランダ、イギリスと東西ベルリンの9か国であります。中でもストックホルムミュンヘン、アムステルダムの3議会を公式訪問し、地方自治問題について多大の研修成果を上げてまいりました。詳細については、本日各議席にお配りした報告書を拝読いただければ幸いと存じております。

 私たちは、今後これら貴重な視察を十分に活用し、当市の行政の進展に微力ではございますが邁進する決意であります。以上申し述べ帰国の御報告とお礼にかえさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(渡辺多重君) 以上で報告は終了いたしました。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△水道事業管理者の陳謝報告



○議長(渡辺多重君) この際、水道事業管理者より発言を求められておりますのでこれを許します。村上水道事業管理者。



◎水道事業管理者(村上武士君) 〔登壇〕議会開会冒頭の本議場におきまして、去る11月26日発生いたしました水道局職員の飲酒運転という不祥事件につき御報告とおわびを申し上げることになりましたことはまことに遺憾にたえません。

 職員の綱紀粛正の高揚と交通規則等の遵守につきましては、いささかも市民の信頼を損なうことのないよう厳しく指導してきたところでありますが、6月議会を数カ月も経づして同じ事判を引き起こすことになってしまいました。まことに残念のきわみであり、ここに議員各位並びに本議上を通じ市民の皆様に対し深くおわびを申し上げる次第でございます。

 水道局といたしましては、時節がら一層事を重大視し厳正なる態度で本事判に臨み、去る12月2日付をもちまして当該職員に対し停職1カ月の懲戒処分に処し、自宅謹慎を命じておるところでございます。本人の反省の色もきわめて深いものがございます。今後は係る不祥事件を再び引き起こすことのないよう市民全体の奉仕者としての自覚とモラルの高揚に努め、市民の信頼にこたえる所存でございます。ここに決意の一端を披瀝し、御報告並びにおわびといたします。何とぞ御了承を賜りたいと存じます、まことに申しわけございませんでした。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 会議録署名議員指名



○議長(渡辺多重君) これより議事に入ります。本日の議事は配付の議事日程第1号をもって進めます。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第81条の規定により、議長において24番菅野留之助君、47番多賀重吉君、以上の2君を指名いたします。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 会期決定



○議長(渡辺多重君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月16日までの8日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、会期は8日間と決定いたしました。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第1号〜議案第24号及び議会案第1号(提案理由説明)



○議長(渡辺多重君) 日程第3、市長提出の議案第1号から議案第24号まで、及び議員提出の議会案第1号を一括議題といたします。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△市長提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 題出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。



◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕本日ここに、12月定例市議会を招集し、昭和58年度補正予算案を初め、市政執行上必要な条例案等を提出し、御審議を願うに先立ち、当面する諸問題について御報告申し上げます。

 まず、行政機構改革の経過について御報告申し上げます。

 行政機構改革の素案づくりについては、庁内の調整主幹及び支所広聴活動課長で構成した行政機構改革素案作成委員会を発足させ、去る6月22日から9月30日まで延べ27回に及ぶ会議を開催したところであります。この間、昭和55年の改革で提言された問題、すなわち、支所機構のあり方等について現行機構上の問題点を摘出し、意見の集約をした結果を、去る10月13日「行政機構改革素案」として報告を受けたところであります。

 現在、この素案を基礎に、部長、支所長等で構成する行政機構改革試案作成委員会において慎重に検討を進めているところでありますが、試案がまとまり次第、行政機構改革審議会を発足させ、御審議をお願いしたいと考えております。

 なお、今後の日程といたしましては、昭和59年7月を目標に行政機構改革の実施に踏み切りたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。

 次に、県立海洋博物館の誘致について御報告申し上げます。

 市は、昭和54年度いわき市観光開発整備計画基本調査を実施し、この調査を踏まえ、当面いわき市海洋レクリエーション基地の形成を計画し、これが具現化に向け、その基幹施設となる県立海洋博物館を本市小名浜三崎公園に誘致しようと昭和55年から国・県に対する要望事業の最重点として、県知事並びに県当局に対し、強力かつ継続的に陳情を展開しているところであります。

 その間、市におきましては、「いわき市海洋レクリエーション基地建設計画基本調査」を 2回にわたり実施し、また、県におきましても、昭和56年度に「海洋レクリエーション基地建設の実現方策に関する調査」を行い、現在、県は大学教授等からなる研究会を設置し、位置、内容、規模等について検討している段階でありますが、いまだ結論に至つていない現況にあります。また、この機会に、商工・観光関係企業等からなる民間団体の結集がなされ、去る11月12日に県立海洋博物館誘致期成同盟会が設立され、民間サイドによる誘致運動が展開されておりますことは、すでに、御承知のとおりであります。

 このような情勢を踏まえ市といたしましては、今後も引き続き積極的に県当局に対し陳情等誘致運動を展開する考えであります。さらに、期成同盟会との連携を密にしながら官民一体となって誘致運動を盛り上げてまいる所存でございますので、議員各位の御理解を賜りたいと存じます。

 次に、今回提案いたしました議案のうち、補正予算関係について御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、第1に、公共事業等の内定及び決定に伴う経費、第2に、市民生活に直結した緊急に措置すべき事務及び単独事業に要する経費、第3に、施設等の管理運営に要する経費について補正することといたしたものであります。

 まず、一般会計の主要なものについて御説明申し上げます。

 第1の公共事業等の内定及び決定に伴う経費の補正でありますが、農林水産業費関係につきましては、土地改良事業費を初め、イネミズゾウムシ緊急防除事業費補助金を計上し、農業の振興に努めることといたしたものであります。

 次に、土木費関係につきましては、道路舗装事業費を計上したほか県の河川改良に伴う道路管理者負担金を計上いたしたものであります。

 次に、災害復旧費関係についてですが、今年度は8月及び9月に台風等の影響により被害を受け、応急復旧等に要する経費については、それぞれ所要の措置を構じてまいつたところでありますが、今回、農林水産業施設の復旧に要する経費を計上いたしたものであります。

 次に、第2の市民生活に直結した緊急に措置すべき事務及び単独事業に要する経費の補正でありますが、まず、総務費関係につきましては、大学用地の取得及び整備基金に所要の積み立てをすることとしたのを初め、市民情報漢字オンラインシステムの開発など電算システムの開発に要する経費並びにテレビ難視聴地域共同受信施設設置補助金を計上いたしたものであります。

 次に、民生費関係につきましては、心身障害児小規模通園施設等整備事業費を計上し、福祉環境の整備に努めることといたしたものであります。

 次に、商工費関係についてですが、石炭・化石館建設事業については。昭和57年度から2カ年度の継続費を設定し建設を進めているところでありますが、今回展示工事の関係から継続費総額を増額するとともに、継続費設定期間を昭和59年度までの3カ年度に延長並びに年割額の変更など所要の措置を講ずるものであります。

 次に、土木費関係につきましては、臨時地方道整備事業債の増額配分があったため、道路改良事業費等を計上し生活関連道路網の整備に努めることとしたほか、既設公営住宅の用地取得に要する経費を計上いたしたものであります。

 次に、教育費関係につきましては、美術品等取得基金をもって購入した美術品を基金から買い戻すための経費を計上し、美術館の来春の開館に備えることとしたほか、陸上競技場等施設整備工事費を計上いたしたものであります。

 第3に、施設等の管理運営に要する経費の補正でありますが、衛生施設の維持管理に要する経費を初め、小・中学校の管理運営に要する経費等を計上し、施設等の管理運営に万全を期すことといたしたものであります。

 以上が一般会計補正予算の主なる内容でありまして、これらの結果、補正総額は 8,529万3,000円となり、補正後の予算額は686億6,275万9,000円となるわけであります。

 次に、特別会計の主なものについて御説明申し上げます。競輪事業会計についてですが、昨年度と同様に今年度も1月から3月までの期間において、函館競輪場を平競輪場の臨時場外車券売場として開設することとしたことに伴う経費及び科学博覧会の協賛競輪の開催等に要する経費を計上いたしたものであります。

 次に、企業会計の主なものについて御説明申し上げます。

 まず、総合磐城共立病院事業会計につきましては、駐車場の管理に要する経費を計上いたしたものであります。

 次に、好間病院事業会計については、現在、人工透析患者が増加傾向にあり、その対策が必要なこと並びに病院事業経営の安定を図ることなどを考慮し、昭和59年4月から人工透析部門を開設すべく、今回、人工透析診療棟建設等に要する経費を計上いたしたものであります。

 次に、今回提案いたしました議案は24件であり、予算以外の議案は17件であります。その内訳は、新制定条例案2件、改正条例案5件、昭和57年度いわき市歳入歳出決算について議会の認定を求めるもの1件、その他の議案9件となっております。

 新制定条例案の主なるものについて申し上げますと、まず、いわき市立美術館条例の制定についてでありますが、平堂根町地内に建築中でありました市立美術館が完成し、昭和59年4月から利用に供することになるため名称、位置及び観覧料等について定めるためのものであります。また、いわき市電子計算組織の利用に係る個人情報の保護に関する条例についても新たに御提案申し上げておりますが、この条例は本市が、来年8月を目途に計画を進めております電子計算組織の利用に当たり、プライバシーに関する市民の関心が高まってきている現状から、個人情報に関する市と市民の権利義務を明確にし、さらに、一定の行為を制限し、罰則をもって市民のプライバシーを保護しつつ、行政運営の効率化と市民サービスの向上を図ろうとするため御提案を申し上げた次第でございます。その他の議案につきましては、説明は省略させていただきますが、いずれも市政執行上必要な案件を提案いたした次第であります。

 なお、詳細につきましては、助役から説明いたさせますので何とぞ慎重御審議の上速やかなる議決を賜りますようお願い申し上げ、私の提案理由の説明といたします。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△橋本助役補足説明



○議長(渡辺多重君) 次に、補足説明を求めます。橋本助役。



◎助役(橋本渡君) 〔登壇〕予算を除く一般議案について御説明申し上げます。議案第1号から順次申し上げます。

 議案第1号いわき市立美術館条例の制定について申し上げます。

 本案は、平字堂根町地内に建築中でありました市立美術館が、このたび完成し、昭和59年4月28日から市民の利用に供することになりますので、美術館の名称及び位置、観覧料等について定めるため条例を制定しようとするものであります。

 議案第2号いわき市電子計算組織の利用に係る個人情報の保護に関する条例の制定について申し上げます。

 現在、市は、行政運営の効率化と市民サービスの向上を図るため、昭和59年8月を目途に電子計算組織の利用による事務処理を計画しているところでありますが、本案は、電子計算組織の利用における市民の個人的秘密を擁護するため個人情報の保護及び事務の適正な運用について必要な事項を定めるものでありまして、その主な内容といたしましては、電子計算組織の利用に当たっては、市民の基本的人権を尊重し、秘密を保護するため適切な措置を講じることを市長の責務とし、個人情報の正確な維持管理と安全性の確保を義務づけ、さらに個人情報の処理事務の範囲の限定、個人情報の収集、記録利用、提供等の制限に加えて、電算事務に従事している者などの秘密の保持の厳守などを定め、これら漏洩を確実に防止するため罰則規定を設け、さらに付属機関としての個人情報保護審議会を設置して個人情報の保護に努めるほか、市民が自己に関する情報について積極的に関与し、または、コントロールし得る方法、その手段として個人情報の開示請求権、個人情報の誤りや秘密侵害のおそれのある内容に対する訂正または削除請求権を認め、あわせて電算利用に係る事務処理に関して不服がある場合は、苦情を申し出ることができる旨を規定したものであり、市民のプライバシーを積極的に保護するための条例として制定するものであります。

 議案第3号いわき市職員定数条例の改正について申し上げます。

 本案は、公共施設の管理運営や各部局の業務実態の見直しにより配置人員の調整を行ってきたことに伴い、市長の事務部局の職員のうち一般部局の職員、議会の事務部局の職員、教育委員会の事務部局、市立の学校その他の教育機関の職員、選挙管理委員会の事務部局の職員、監査委員の事務部局の職員、農業委員会の事務部局の職員及び消防職員の定数を減ずるため所要の改正をしようとするものであります。

 議案第4号いわき市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の改正について申し上げます。

 本案は、今議会に御提案申し上げております議案第1号いわき市立美術館条例及び議案第2号いわき市電子計算組織の利用に係る個人情報の保護に関する条例の制定によって、美術館協議会並びに個人情報保護審議会が設置されることに伴いまして、各々の委員の報酬について定めるため条例の別表を改正しようとするものであります。

 議案第5号いわき市固定資産評価審査委員会条例の改正について申し上げます。

 本案は、近年、固定資産評価審査委員会の審査件数が減少していることにかんがみ、委員会の効率的な運営を図るため、委員の任期満了にあわせて段階的に委員定数を削減するとともに部会数も縮小するため条例の改正を行おうとするものであります。

 議案第6号いわき市立小学校及び中学校条例の改正について申し上げます。

 本案は、いわきニュータウン内に開校するいわき市立中央台北中学校の名称、及び位置につきましては、本年4月市議会臨時会で議決をいただきましたが、今回、いわきニュータウン第1地区土地区画整理事業の換地計画に基づき新たに中央台飯野5丁目が画定されたことに伴い、同中学校の位置の名称を変更しようとするものであり、また、いわき市立川前中学校が川前町川前字中之萱地内に移転改築中でありますが、近く完成の運びとなりますので、位置の変更をするために条例の改正をしようとするものであります。

 議案第7号いわき市少年センター条例の改正について申し上げます。

 本案は、平字田町地内に設置してある少年センターの建物の老朽化、交通騒音さらに列車の振動障害など立地条件が悪いことから、昭和59年1月中に文化センター内に移転することになるため同センターの位置を変更するとともに、内郷公民館の新築に伴い公民館内に移転した少年センター内郷分室についてもあわせて位置の変更をしようとするものであります。

 議案第15号昭和57年度いわき市歳入歳出決算の認定について申し上げます。

 本案は、昭和57年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算の提出が収入役からありましたので、監査委員の意見をつけて議会の認定に付するものであります。

 次に、議案第16号及び議案第17号については字の区域の変更でありますので一括御説明を申し上げます。

 議案第16号は、岩間町小原地区土地改良事業の換地計画に基づくものであり、議案第17号は、いわきニュータウンの中央台飯野5丁目地内の医療センター敷地に隣接する緑地予定地の平吉野谷字西作の一部を宅地造成し、医療センター敷地として利用することになったため、当該用地を中央台飯野5丁目に編入するものであり、それぞれ地方自治法の規定に基づき字の一部を既存の字に編入し、字の変更を行おうとするものであります。

 議案第18号及び議案第19号については、財産取得でありますので一括御説明申し上げます。

 議案第18号は、消防施設整備計画に基づき、機動力の充実を図るため、小型動力ポンプ積載車14台を購入しようとするものであり、議案第19号は、いわき好間中核工業団地関連公共事業の一つとして計画された都市計画道路用地として、北好間字槐作地内1万4,809・81平方メートルの用地を取得しようとするものであり、いずれも議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものであります。

 次に、議案第20号から議案第23号までは、工事請負契約の変更でありますので一括御説明を申し上げます。

 議案第20号産炭地域開発就労事業内郷駅・平線道路改良工事については、本年4月1日から工事施工中のものでありますが今回、就労者が増員されたことに伴い、一部増工事となることから工事請負金額の増額変更をするもので、これに伴い議決要件である金額を超えることになるため新たに議決を求めるものであります。

 議案第21号いわき市公共下水道東部浄化センター建設工事(放流渠・圧送渠・返流渠・ゲート)については、本年6月市議会定例会において議決をいただき現在工事施行中でありますが、降雨時の増水した河川から逆流水を防止する返流渠ゲート1基を整備するための工事請負金額の増額変更をしようとするものであります。

 議案第22号いわき市公共下水道東部浄化センター建設工事(水処理設備)については、本年6月市議会定例会において議決をいただき工事施工中のものでありますが、現在施工中のポンプの型式及び汚泥掻寄機を効率的な部材に一部変更することと管理通路の開口部に、防護柵を設置するため、今回、工事請負金額の増額変更をしようとするものであります。

 議案第23号いわき市高坂都市下水路築造工事については、本年6月市議会定例会において議決をいただき高坂団地から流出する雨水を圧送管で直接2級河川の新川へ放流し、浸水解消を図るため工事中のものでありますが、今回管渠布設工事並びに人孔設置工事が増工事となることから、昭和59年度から暫定供用を図るものであり、工事請負金額の増額変更をしようとするものであります。

 いずれも議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものであります。

 議案第24号専決処分の承認を求めることについて申し上げます。

 専決第2号昭和58年度いわき市一般会計補正予算(第5号)につきましては、昭和58年12月18日執行の衆議院議員総選挙に要する経費の補正をいたしたもので、急施を要するため専決処分をいたしたものであります。

 以上、一般議案について御説明を申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△池田助役補足説明



○議長(渡辺多重君) 次に、池田助役。



◎助役(池田清君) 〔登壇〕引き続きまして、私から補正予算案につきまして、市長の提案理由説明を補足して申し上げます。

 まず、議案第8号昭和58年度いわき市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。

 お手元にお配りいたしました昭和58年度予算説明書(12月補正企業会計を除く)をごらんいただきたいと思います。

 第2款総務費第1項総務管理費第1目一般管理費3億1,399万6,000円の補正でございますが、説明欄をごらんいただきたいと思います。

 主要な節の説明に記載いたしました負担金補助及び交付金249万6,000円につきましては、テレビ放送の受信が困難な江ノ網ほか2地区に共同受信施設を設置することといたしておりますので、補助金交付要網に基づき県補助金と合わせまして助成することといたしますほか、大学用地の取得及び整備基金に3億円を積み立てることといたしますのが主な内容でございます。

 次に、第7目企画費につきましては、電算システム開発費として、個人情報保護審議会の設置、漢字オンラインシステムの開発、端末機設置電源設備工事、変復調装置の設置に要する経費など合計6,007万5,000円を計上いたしましたのが主なるものでございます。

 第3款民生費第1項社会福祉費第9目社会福祉建設費につきましては、心身障害児小規模通園施設等整備事業に450万円を計上いたしたのが主なるものでございます。

 第4款衛生費第2項清掃費第6目し尿処理費1,500万円につきましては、各衛生センターの維持管理に必要な経費を計上いたしたものでございます。

 次に、第6款農林水産業費につきまして御説明申し上げます。

 第1項農業費第3目農業振興費の補正でございますが、説明欄の主要な節の説明に記載いたしました負担金補助及び交付金1,154万6,000円につきましては、水稲のイネミゾウムシの緊急防除事業費補助金946万円を計上いたしたのが主なるものでございます。

 第9目農地費6,631万9,000円の補正につきましては、土地改良事業に係るものでございます。説明欄の主要な事業の説明をごらんいただきたいと思います。

 補助事業4,812万2,000円の減額、県単独事業4,335万8,000円の増額は、補助事業が県単独事業に振りかえられたことによる所要の補正が主なるものでございます。また、市単独事業として用排水路整備等各種事業に705万4,000円を計上いたしましたほか、土地改良区営事業補助金6,402万9,000円につきましては、事業費の確定により所要の補正をいたすものでございます。

 第2項林業費第2目林業振興費につきましては、間伐促進総合対策事業費補助金1,283万4,000円の減額が主なるものでございますが、これは事業費の確定に伴います所要の補正でございます。

 第7款商工費第1項商工費第1目商工総務費10億3,785万円の減額補正でございますが、これは石炭・化石館建設事業に係るものでございます。

 当該事業につきましては、既定の継続費19億5,000万円に展示工事費等として1億1,000万円の補正を行い事業費総額20億6,000万円といたすものでございますが、諸般の事情から当初予定しておりました年度内の工事完成が困難な状況にありますので、継続年度を1年延長し、昭和59年度完成とし継続費の年割額変更を行うとともに、所要の減額補正をいたす次第でございます。

 次に、第8款土木費について御説明申し上げます。

 第2項道路橋りよう費第3目道路新設改良費1億5,209万円につきましては、生活関連道路の整備について臨時地方道整備事業債の許可内定がございましたので、道路改良を初め道路舗装、側溝整備等本年度緊急に整備を要する個所について所要の補正をいたすほか、国庫補助の内定に伴い川畑一地切線の道路舗装事業の補正をいたすなどが主な内容でございます。

 第5目橋りよう新設改良費1億7,629万1,000円につきましては、県の河川改良に伴う県営事業負担金として百目木橋ほか5橋分1億8,720万4,000円を計上したほか、久太夫橋取付道用地の取得を次年度へ繰り延べたことにより、1,091万3,000円の減額補正を行うものでございます。

 第6項住宅費第1目住宅管理費6,241万9,000円の補正につきましては、下船尾団地ほか21団地の公営住宅127戸の用途廃止に伴う解体工事費1,800万円及び叶田団地ほか2団地の既設公営住宅用地取得費4,399万9,000 円を計上いたしたものでございます。

 第10款教育費について御説明申し上げます。

 第2項小学校費第1目学校管理費1,480 万円につきましては、維持管理に必要な経費を計上いたしたのが主なるものでございます。

 第3項中学校費第1目学校管理費1,518万6,000円の補正につきましても、維持管理経費として所要額を計上いたしたのが主なるものでございます。

 第5項社会教育費第7目美術館費6,732万6,000円につきましては、美術品購入費でございまして、主として地元作家の作品を中心に購入するものでございます。なお、今回の補正を加えますと、美術品購入費累計額は予定の10億円に達する次第でございます。

 第6項保健体育費第3目体育施設費2,700万円の補正につきましては、来年8月開催の東北中学校体育大会の主会場に本市が予定されていることもあり、陸上競技場、庭球場を早急に整備することとし、そのほか平野球場及び猿田池石垣補修に要する経費を計上いたしたものでございます。

 第11款災害復旧費でございますが、これは8月中旬の台風5号及び9月の集中豪雨による農業施設、林業施設の災害復旧に要する経費を計上いたしたものでございます。

 以上が一般会計歳出予算の主なる内容でございまして、この結果補正額は8,529万3,000円となり、既定予算と合わせますと補正後の予算額は686億6,275万9,000円と相なる次第でございます。

 以上で一般会計の説明を終わりまして、次に、特別会計の各議案について御説明申し上げます。

 議案第9号いわき市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、事業執行上所要の補正をいたすものでございます。

 次に、議案第10号いわき市競輪事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。

 競輪事業につきましては、通常開催分で当初見込より増収が見込まれることと、10月下旬に開催いたしました科学博協賛競輪及び函館に臨時の場外車券売場を明年1月から3月まで設置いたしますことなどについての所要額を計上いたすとともに、9月開催のオールスター競輪について整理をいたすのがその内容でございます。

 議案第11号いわき市川前財産区特別会計補正予算(第1号)につきましては、森林開発公団による造林受託事業に係る所要の補正をいたすものでございます。

 次に、企業会計の補正予算につきまして御説明申し上げます。別冊の予算説明書(12月補正、企業会計)をごらんいただきたいと思います。

 議案第12号いわき市総合磐城共立病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、病院敷地内に建設しております駐車場が年内に完成する見込みでありますので、これが管理に要する経費を計上いたしたものでございます。

 議案第13号いわき市好間病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、先ほど市長の提案理由説明にもございましたとおり、人工透析事業に要する経費を計上いたしたものでございます。

 議案第14号いわき市水道事業会計補正予算(第3号)につきましては、水道事業経営に係る所要の補正を行うものでございます。

 以上で予算関係の各議案につきまして、その主なる内容を御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△安藤正則君提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 次に、議会案第1号いわき市議会議員の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定について提出者より提案理由の説明を求めます。30番安藤正則君。



◎30番(安藤正則君) 〔登壇〕30番民主クラブの安藤です。

 議会案第1号いわき市議会議員の選挙におけるポスター掲示場の設置に関する条例の制定について提出者を代表して提案理由の説明を申し上げます。

 従来、本市議会議員選挙における選挙用ポスターの掲示は、公職選挙法第144条の4の規定に基づく任意制ポスター掲示場を定め、平地区143カ所を最高に12選挙区の合計956カ所の掲示場を設置し、その他任意の場所をも含め1,200枚の範囲内で掲示してきたところであります。このため、これまでの改選時における選挙用ポスターは市内各所に無秩序に掲示され、町の美観が著しく損なわれ、違反掲示または掲示にかかわる粉争が頻発していたのを思うとき、何らかの措置を講じる必要があると痛感してきたところであります。

 そこで、昭和56年の4月に公職選挙法の一部が改正され、同法第144条の2に第8項が加えられ、義務制ポス夕一掲示場の設置が条例の定めにより可能になったものであります。

 本市議会議員の選挙は6選挙区でありますが、今回提出の条例による義務制ポスター掲示場を設置した場合、同法並びに政令の定めにより平地区173カ所、小名浜地区160カ所、勿来、田人地区232カ所、常磐、遠野地区195カ所、内郷、好間、三和地区232カ所、四倉、小川、川前、久之浜地区256カ所、合わせて1,248カ所に制定しようとするものであります。したがって、この条例の制定により先ほど申し上げたポスター掲示による諸問題が解消されるばかりでなく、ポスター掲示により一覧性が図られることになり、ポスターの乱立を防ぎ、公平な選挙を推進するため条例の制定を必要とするものであります。また、候補者の経費についても大幅に節減できるため本条例案を提出するものであります。

 なお、現在の任意制ポスター掲示場設置条例は、市長選挙も含めた条例となっているため、現行条例中市議会議員の選挙にかかわる関係条文を削除し所要の改正を行うとするものであります。

 以上のとおり提案理由を申し上げましたが、満場の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして提案理由の説明にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(渡辺多重君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。

 なお、議案に対する質疑の通告は、12月12日午後4時30分までといたします。

      −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会



○議長(渡辺多重君) お諮りいたします。明10日及び明後11日は、議案調査のため休会することに御異議ありませんか。

       〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。本会議は12月12日午前10時より再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

          午前10時54分 散会

          −−−−−−−−−−