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福島県 いわき市

昭和56年  9月 定例会 09月21日−05号




昭和56年  9月 定例会 − 09月21日−05号







昭和56年  9月 定例会



              昭和56年9月21日(月曜日)

議事日程 第5号

  昭和56年9月21日(月曜日)午後1時開議

日程第1 議案第1号〜議案第48号及び請願第1号〜請願第5号(委員長報告〜採決)

日程第2 請願第6号及び請願第7号(委員会付託)

日程第3 意見書案第1号〜意見書案第4号(提案理由説明〜採決)

日程第4 議員の海外派遣

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本日の会議に付した事件

       〔議事日程第5号記載事件のとおり〕

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出席議員(48名)

1番 岩城光英君           2番 斉藤八郎君

3番 馬目清通君           4番 佐藤芳博君

5番 樫村弘君            6番 白土和男君

7番 若松昭雄君           8番 青木稔君

9番 酒井隆郎君          10番 高萩充君

11番 政井博君           12番 人見一君

13番 水野五郎君          14番 永山哲朗君

15番 菅波庄助君          16番 永井俊正君

17番 田久孝翁君          18番 雨宮幸夫君

19番 緑川定美君          20番 円谷裕一君

21番 宮川えみ子君         22番 伊東達也君

23番 鹿島清三君          24番 菅野留之助君

25番 大平多太男君         26番 斉藤誓之助君

27番 間宮俊彦君          28番 矢吹康君

29番 蛭田仁君           30番 安藤正則君

31番 鈴木利之君          32番 吉田正登君

33番 小野昌太郎君         34番 木内浩三君

35番 芳賀定雄君          36番 柳楽孝作君

37番 磯上久美君          38番 藁谷勝男君

39番 四家啓助君          40番 市橋武君

41番 渡辺多重君          42番 斉藤隆行君

43番 鈴木正平君          44番 大村哲也君

45番 鈴木勝夫君          46番 佐久間昭君

47番 多賀重吉君          48番 小林周喜君

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

市長      田畑金光君     助役       橋本渡君

助役      池田清君      収入役      関内栄三君

教育委員長   御代武光君     教育長      松本久君

水道事業管理者 嶋崎忠好君     代表監査委員   田辺保孔君

企画部長    作山優君      総務部長     小泉毅君

財政部長    坂本平助君     市民環境部長   蛭田喜久男君

福祉厚生部長  須永恭平君     農林部長     佐藤豊君

商工水産部長  真名田重喜君    土木部長     沢田次男君

都市建設部長  古内義光君     消防長      内山栄一君

水道局次長   杉山保久君     教育次長     鈴木栄君

秘書室長心得  杉本大助君     総務課長     新妻忠男君

事務局職員出席者

                  次長

事務局長    永山巌君               坂本英雄君

                  (兼)総務課長

                  課長補佐

議事調査課長  舛田良作君              鈴木司君

                  (兼)議事係長

主任主査

        滝賢一君      議事係主査    鈴木研三君

(兼)調査係長

議事係主査   伊藤正敬君     議事係事務主任  鈴木正一君

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                午後1時1分 開議



○議長(渡辺多重君) これより本日の会議を開きます。本日の議事は、配布の議事日程第5号をもって進めます。

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○議長(渡辺多重君) 日程第1、議案第1号から議案第48号まで、及び請願を一括議題といたします。

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△委員長報告



△総務常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 直ちに委員長の報告を求めます。総務常任委員会委員長緑川定美君。



◎総務常任委員長(緑川定美君) 〔登壇〕総務常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、補正予算5件、一般議案5件の計10件であり、これら議案審査のため18日、関係部課長出席のもと委員会を開催し慎重に審査した結果、終了するに至りましたので、その審査の経過並びに結果について議案番号順に申し上げます。

 まず、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号中、当委員会付託分について申し上げます。

 本案は、いずれも各種事務・事業の補正予算措置であり、歳入歳出とも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しましたが、なお、第2款総務費第1項総務管理費第2目人事管理費中職員研修費について、委員より、研修テキストとして「ストップ・ザ・汚職」という教材を作成するというが、どのような発想から作成することになったのか。また、これらのパンフレットを作成することによって、市民感情にどのような影響を与えると考えているのかとの質疑があり、当局より「従来から職員研修の中で汚職防止については重点的にやっているが、特に職場研修の中で所属長が直接管理している部下職員に対する汚職防止の職場研修に重点を置き、汚職事件の再発防止を図りたいという観点から、テキストを作り、全職員に配付し、職場研修の中で汚職防止をさらに徹底していきたい。また、市民に与える影響については、職員総ぐるみで汚職防止に当たっている姿勢を見せることによって、市民の信頼を回復するためにはよい面が出てくるのでないかと考える」との答弁がなされた。

 これに対し委員より、確かにこのような研修教材をつくり汚職防止を図ろうとする熱意は十分に理解するが、市民に汚職があるからこのようなパンフレットをつくらなければならないのかというような誤解を招くことのないよう、十分に配慮するよう要望がなされたことを付言しておきます。

 次に、議案第13号、14号、15号、及び16号の以上4件は、川部、磐崎、田人及び川前の昭和56年度の財産区特別会計補正予算であり、それぞれの財産区に係る管理運営費及び事業費等の補正であり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第28号財産取得について申し上げます。

 本案は、非常備消防施設整備5カ年計画に基づき普通消防ポンプ自動車3台を取得するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第35号、36号、37号の工事請負契約については、関連する議案でありますので一括申し上げます。

 契約内容は、いわき市消防本部、平消防署統合庁舎新築工事、及びこれに伴う電気設備工事並びに空調設備工事であり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、議案第48号専決処分の承認を求めることについてでありますが、専決第5号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第4号中、当委員会付託分について申し上げます。

 本案は、失業対策事業並びに炭鉱離職者緊急就労対策事業の就労者に対する夏季市支給金の財源として繰越金を充てたものであり、異議なく承認すべきものと決しました。

 以上で総務常任委員会の御報告を終わります。

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△文教常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 文教常任委員会委員長菅野留之助君。



◎文教常任委員長(菅野留之助君) 〔登壇〕文教常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、予算案1件、一般議案6件の計7件であり、これら議案審査のため18日、委員会を開催し審査した結果、終了するに至りましたので、審査の経過と結果について議案番号順に御報告いたします。

 まず、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号のうち、当委員会付託分につきましては、川前小・中学校建設敷地造成事業、常磐給食センター廃水処理施設整備事業、高久公民館建設敷地造成工事、指定文化財及び埋蔵文化財保存事業等が主なものであり、妥当なる予算措置と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第29号、30号、31号の3件につきましては、いずれも財産取得についてでありますので、一括御報告いたします。

 議案第29号は、いわき市立川前小・中学校移転改築用地として、川前町川前字中之萱25番の1外23筆を、議案第30号は、いわき市立総合体育館用備品として、移動式鉄棒外78品目を、議案第31号は、いわき市立平南部学校給食共同調理場用備品として、水切台外27品目をそれぞれ取得しようとするものであり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第32号財産取得について申し上げます。

 本案は、美術館展示品として、ヘンリー・ムーア作の彫刻「横たわる人体・手」1点を取得しようとするものでありますが、委員より、せっかくつくられる美術館であるので、ほかよりもすぐれた作品を展示したいと考えるのは当然かもしれないが、いわき市の財政状況から見て、多額の金を出してまで購入しなければならないことについてただしたのに対し、当局より「美術館の基本構想を練っている中で、あのように四つ角のところに建設する美術館であるので、前庭に彫刻を据えつけたいという当初からの考えがあり、ヘンリー・ムーアによって開花されたいわきの美術館であるとすれば、ヘンリー・ムーアの作品が一番ふさわしいのではないか。したがって、戦後の良質な美術を集め、今後の中学生、高校生に強い刺激を与える系統的なものにすれば、それだけ新鮮な目でながめられるのではないか」との答弁がありました。

 なお、今後作品購入に当たっては、いわき市の財政に見合ったものを購入するよう配慮されたいとの要望もありまして、本案は原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第38号、39号の2件につきましては、いずれも工事請負契約についてでありますので、一括御報告いたします。

 契約内容は、いわき市立平体育館新築工事、仮称いわき市立玉川中学校屋内運動場建設工事であり、当局より入札状況等の説明を聴し審査した結果、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、去る6月定例会より継続審査になっておりました請願第2号いわき市立高坂小学校校舎改築に係る校地(土地)確保につきましては、なお調査検討を要するため、継続審査にすべきものと決しました。

 以上で文教常任委員会の御報告を終わります。

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△企画水道常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 企画水道常任委員会委員長雨宮幸夫君。



◎企画水道常任委員長(雨宮幸夫君) 〔登壇〕企画水道常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は、条例案1件、補正予算案2件、決算1件の計4件であり、18日、水道事業管理者を初め関係部課長出席のもとに審査した結果、終了するに至りましたので、その審査の結果について議案番号順に申し上げます。

 まず、議案第7号いわき市総合開発審議会設置条例の改正について申し上げます。

 本案は、市の総合的かつ計画的な運営に資するため設置してある総合開発審議会の所掌事務に、新たに国土利用計画法に基づく市町村計画の作成についてを加えるとともに、あわせて審議会の名称をいわき市総合計画審議会に改めることに伴い、条例、名称等を改正するものであり、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号のうち、当委員会付託分について申し上げます。

 今回の補正内容は、電源交付金による集会所2棟の建設費、水道事業会計繰出金、小名浜臨海工業団地及び野田工業団地に係る緑地等維持管理委託料が主な補正内容であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第19号昭和56年度いわき市水道事業会計補正予算第2号については、収益的支出における常磐水野谷地内の鉱害復旧事業に係る配水管布設替え工事費、資本的支出における簡易水道事業の好間町大利地内県道、及び四倉町駒込地内市道改良関連による配水管布設替え工事費が主な補正内容であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、議案第23号昭和55年度いわき市水道事業会計決算の認定については、閉会中の継続審査とすべきものと決しました。

 以上で企画水道常任委員会の御報告を終わります。

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△厚生常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 厚生常任委員会委員長大村哲也君。



◎厚生常任委員長(大村哲也君) 〔登壇〕厚生常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る9月17日の本会議から当委員会に付託されました案件は、条例案4件、補正予算案4件、決算3件、一般議案2件、請願3件、計16件であります。これら議案審査のため、去る18日、池田助役を初め関係部課長出席のもとに慎重に審査をいたしました結果、終了するに至りましたので、その審査結果について御報告申し上げます。

 まず、議案第1号いわき市磐城共立高等看護学院修学資金貸付条例の制定については、従来は磐城共立高等看護学院奨学資金貸与制度の適用を図ってきたが、近年、市内の病院等からの委託学生が漸増してきたほか、学院卒業生の磐城共立病院への就職も定着化してきたことに伴い、昭和56年度の新入生からこの奨学資金の貸与制度を適用しないこととした。しかし、昭和56年度の新入生の中には学資の支弁が困難な学生も多数在学しており、学資助成の要望も多いことから、その対応措置として本条例を制定するものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第4号いわき市災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する条例の改正については、災害用慰金の支給及び災害援護資金の貸し付けの限度額を引き上げるため条例の改正を行うものであり、本案についても、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第5号いわき市国民健康保険診療所条例の改正について、並びに議案第6号いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正については、関連する議案でありますので、一括報告申し上げます。

 まず、議案第5号についてでありますが、市立病院及び診療所における診断書等の手数料等の料金は、医療負担の均衡化を図るため、従来から医師会で決定した最低料金額に合わせてきているが、今年7月1日から医師会に加盟する病院等の診断書等の料金が引き上げられたことに伴い、医師会における料金を勘案し、今回診断書等の料金を引き上げるべく条例の改正をしようとするものであります。

 また、議案第6号についても、市立病院における診断書等の料金を議案第5号と同じく改正するとともに、分娩介助料についても引き上げるべく条例の改正をしようとするものであり、本案はいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第33号財産取得についてであります。

 本案は、窓口を利用する市民へのサービスの向上と住民台帳記録の一元的処理を図るため、昭和48年5月に導入した模写電送装置の耐用年限を勘案し、本年度から3カ年計画で模写電送装置を整備するため、初年度分の機器更新として、受信機及び送信機を取得しようとするものでありますが、これら機種の選定に当たっては機種の公平な選定を図るため、いわき市模写電送装置機種選定委員会を設置し、慎重に検討した結果、他社の機器は受信画像の鮮明度、スピード及び操作性等に難点があり、行政用機器としては適さないことから、競争入札に付することは模写電送業務に支障を来すおそれがあると思慮されるため、随意契約により取得するものとした旨の当局の詳細な説明があり、妥当な財産取得と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第40号工事請負契約については、いわき市北部衛生センター前処理、汚泥焼却設備建設工事でありますが、本案について当局より入札状況等詳細な説明を聴し、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号の当委員会付託分についてであります。

 その主なるものは、第3款民生費においては、本年4月開設した特別養護老人ホーム楽寿荘に市内から60名の老人が入所したことによる老人保護措置費、並びに民間保育所に委託の児童措置費の基準単価の改定、若葉台保育園、かべや保育園等の建設補助金であります。また、第4款衛生費においては、鹿島町上蔵持地内に、面積29ヘクタールを産業廃棄物処理用地として取得するための用地購入費であります。第8款土木費においては、鉱害復旧事業としてボタ山防災事業費及び鉱害住宅復旧事業費が主なる補正計上であります。

 これら審査に当たっては、詳細なる当局の説明を聴し、その歳入歳出とも市政執行上妥当な補正計上であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第12号昭和56年度いわき市磐城共立高等看護学院特別会計補正予算第1号、並びに議案第17号昭和56年度いわき市総合磐城共立病院事業会計補正予算第1号については、前段に報告申し上げました議案第1号と関連の経費の補正であり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第18号昭和56年度いわき市好間病院事業会計補正予算第1号については、医師1名採用による増員分の人件費の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第20号昭和55年度いわき市総合磐城共立病院事業会計決算の認定について、議案第21号昭和55年度いわき市常磐病院事業会計決算の認定について、議案第22号昭和55年度いわき市好間病院事業会計決算の認定についての以上3件については、閉会中の継続審査と決しました。

 最後に、請願について申し上げます。

 請願第3号65歳から69歳の寝たきり老人の医療費無料化を続けることについて、請願第4号老人医療費無料化の所得制限撤廃制度の存続について、請願第5号保育料の国基準徴収反対についての3件については、国の第2次臨時行政調査会の答申などの動向に関連する問題でもあり、慎重に審査を要するものと判断するので、継続審査と決しました。

 以上をもって厚生常任委員会の報告を終わります。

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△建設常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 建設常任委員会委員長間宮俊彦君。



◎建設常任委員長(間宮俊彦君) 〔登壇〕建設常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る9月17日の本会議より当委員会に付託になりました案件は13件であります。これら議案審査のため、去る9月18日、関係職員出席のもとに慎重に審査した結果、終了するに至りましたので、以下議案番号順にその経過と結果について御報告いたします。

 まず、議案第2号いわき都市計画事業平南部第二土地区画整理事業施行規程の制定について、及び議案第3号いわき都市計画事業平南部第三土地区画整理事業施行規程の制定については、内容的に関連する問題でありますので、一括して申し上げます。

 本案は、昭和56年度から昭和61年度までに、新川の南側明治町及び三十九町から東へ南白土並びに北白土の一部に至る57・81ヘクタールに及ぶ土地区画整理事業を施行するための規程の制定でありますので、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号のうち、当委員会付託分についてであります。

 補正の大部分については補助基準単価の改定及び内定に伴うものでありますが、第8款土木費第6項住宅費関係において、住宅改善事業として北白土作町団地の一部を住宅改善することに伴ない、委員より、現在の市営住宅の管理に財政的な問題もある中で、今回も起債等を充当しながら改善しようとしているが、今後もこの事業を推進していくのかどうか質疑がなされました。これについて当局より「いわき市の市営住宅は量的には一応整ったので、今後は住宅の質を向上する方向で進みたい。今回これら改善をする住宅は、今後長期間市が管理しなければならない住宅で、さらに内部が狭小であり、地域的に見て家賃の不均衡を是正しなければならないと思われるところである。今後もこれら条件に合ったところについては改善準備が整えば実施してゆきたい」との答弁がありましたが、委員会としては、今後は持ち家推進の方向、公営住宅の今後のあり方等を具体化した住宅行政の基本路線を明確にしていただきたいとの要望をしながら、本案については原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第9号昭和56年度いわき市土地区画整理事業特別会計補正予算第1号については、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第34号財産取得についてであります。

 本案は、いわき市公共下水道中部浄化センター建設に伴う汚水流入管渠工事の支給材料である推進工法用鉄筋コンクリート管156本を購入しようとするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第41号工事請負契約については、いわき市公共下水道中部浄化センター建設の汚水流入管渠工事に係る請負契約であります。

 本工事の契約については、業者8社による指名競争入札の結果、清水建設・常磐開発建設共同企業体に落札したものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第42号工事請負契約の変更についてであります。

 本案は、いわき市公共下水道中部浄化センター建設のうち、沈砂ブロワー棟建設中に国道6号バイパスの沈下現象に伴ない、一時工事を中断していたが、今回薬液注入等をしながら工事を実施するための請負契約の変更であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第43号及び議案第44号の工事請負契約の変更については、一連の工事内容でありますので、一括して御報告いたします。

 本案は、いわき市公共下水道住吉川工事の雨水流出入渠駆体工事が、地盤の関係上、当初のウェルポイント工法、すなわち地下水くみ上げ法に、シートウオール工法、いわゆる水を遮断する方法の工事を追加することによる請負契約の変更でありますので、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第45号工事請負契約の変更については、いわき市公共下水道御厩ポンプ場建設工事において今回、新川への自然放流を可能にするため、放流渠の延長等工事を追加するための請負契約の変更でありまして、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第46号市道路線の認定についてであります。

 本案は、従来の市道を全部廃止して、新たに6,770路線3,132.3368キロメートルを市道として認定しようとするものであります。これについて当局から「現行の道路台帳は、旧道路法に基づき旧市町村が作成したものを引き継ぎして使用していたが、認定しているかどうか確認できないものがあったり、市道に認定し道路台帳に記載はしてあるが、区域の決定及び供用開始等に係る法的措置をとらなかったものがあるなどして、現行の道路台帳では不備な点が多いため、道路行政を進める上でいろいろ問題があったので、これらを修正すべく昭和52年度から現地調査をして今年度完了したので、認定替えをした」との説明がありました。これに対して委員からは、今回の認定に当たって、現状にそぐわないような等級の認定があるようだが、今後の取り扱いはどうなるのか。従来の林道が市道に認定されることにより、林道開発との関連はどうなのかという質疑があり、これに対して当局より「地域によっては現在の使用状況に応じ、道路の整備を行ってまいりたい。林道開発との関連においては、そのときの状況に応じて弾力的に対処してまいりたい」との答弁がありました。

 また、今回の認定延長は、現在の延長より短かくなっているが、その短かくなった部分、すなわち認定されなかった道路及びそれに係る橋の位置づけはどうなのかとの質疑には、「現在の市道には農道と重複しているものがあるので、これらを調整した結果、市道に認定されない部分も出てきたが、これらの工事には若干の地元負担もあろうかと思われるが、了承いただきたい」との答弁がなされましたが、委員会としては、3、4級路線の明確な区分がなく、今後の運営面で混乱を来すおそれがあるので、これを明確にされたい。また、今後新たに市道の認定をする場合には、現在の状況、あるいは今日までの経過等をよく見きわめ、慎重に対処されたいとの要望をしながら、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

 次に、議案第47号市道路線の廃止については、新たな認定に伴い、現在の市道を廃止しようとするものであり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第48号専決処分の承認を求めることについては、失業対策事業並びに炭鉱離職者緊急就労対策事業の就労者に対する夏季市支給金、失対就労者1,740人、緊急就労者238人分の予算措置1億5,585万1,000 円の専決処分であり、異議なく承認すべきものと決しました。

 最後に、前回から継続審査となっておりました請願第1号常磐西郷町銭田地区大排水路の幅員拡張については、なお引き続き調査研究を要するため、継続審査にすべきものと決しました。

 以上で建設常任委員会の報告を終わります。

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△経済常任委員長報告



○議長(渡辺多重君) 経済常任委員会委員長藁谷勝男君。



◎経済常任委員長(藁谷勝男君) 〔登壇〕経済常任委員会の御報告を申し上げます。

 去る17日の本会議より当委員会に付託されました案件は、議案7件でありまして、18、19日の2日間にわたり委員会を開催し、審査を終了いたしましたので、以下議案番号順にその結果につきまして申し上げます。

 まず、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算第5号中当委員会付託分につきましては、農林水産業費関係では、土地改良事業及び林道開設事業等、公共事業等の決定に伴う補正、また商工費関係では、市無担保無保証人融資制度の融資件数の増加に伴う補正がその主なるものでありまして、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第10号昭和56年度いわき市中央卸売市場事業特別会計補正予算第1号につきましては、市場施設運営管理に係る修繕料等の補正であり、異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第11号昭和56年度いわき市競輪事業特別会計補正予算第1号につきましては、郡山場外車券売り場用地の取得及び補償費等に要する経費の補正が主なるものでありまして異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第24号あらたに生じた土地の確認について、及び議案第25号字の区域の変更について申し上げます。

 議案第24号は、勿来漁港整備計画に基づいて漁港施設用地として造成した公有水面埋め立てによって新たに生じた土地を確認しようとするものであり、また、議案第25号は、議案第24号によって確認した土地をいわき市に編入しようとするため、字の区域を変更しようとするものであり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 最後に、議案第26号及び議案第27号の字の区域の変更について申し上げます。

 議案第26号は、小川町西小川地内の土地改良事業による字の区域を変更しようとするものであり、議案第27号は、好間町小谷作地内の土地改良事業による字の区域を変更しようとするものであり、いずれも異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

 以上で経済常任委員会の御報告を終わります。



○議長(渡辺多重君) 以上で委員長の報告は終了いたしました。

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○議長(渡辺多重君) この際、発言の通告がなければこのまま会議を進めたいと思いますが、通告はございませんか。

               〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 通告がないようですので、会議を続行いたします。

 これより質疑及び討論に入りますが、通告がありませんので、質疑及び討論は終結いたしました。

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△採決



○議長(渡辺多重君) 直ちに採決いたします。

 まず、議案第1号いわき市磐城共立高等看護学院修学資金貸付条例の制定についてから議案第48号専決処分の承認を求めることについてまで、以上48件を一括採決いたします。

 各案に対する委員長の報告は可決、あるいは承認、決算は継続審査であります。

 各案を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決、専決処は承認、決算は継続審査と決しました。

 なお、継続審査と決しました決算4件は、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。

 次に、請願について一括採決いたします。各請願をそれぞれ委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。

 なお、継続審査と決しました各請願については、当該委員会の閉会中の審査として付託いたします。

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△日程第2 請願第6号及び請願第7号(委員会付託)



○議長(渡辺多重君) 日程第2、請願第6号いわき市の幼児教育振興について及び請願第7号保育所、保育園への入所、入園措置決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。ただいま上程の請願2件を閉会中の継続審査として、請願第6号を文教常任委員会に、請願第7号を厚生常任委員会に、それぞれ付託することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。

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△日程第3 意見書案第1号〜意見書案第4号(提案理由説明〜採決)



○議長(渡辺多重君) 日程第3、議員提出の意見書案第1号から第4号までを一括議題といたします。

               〔意見書案は末尾登載〕

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△提案理由説明



△宮川えみ子君提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 提出者から提案理由の説明を求めます。21番宮川えみ子君。



◆21番(宮川えみ子君) 〔登壇〕共産党の宮川えみ子でございます。意見書案第1号幼保教育一元化推進に関する意見書について、お手元に配付の文書を朗読いたしまして提案理由の説明にかえさせていただきます。

 幼保教育一元化推進に関する意見書。わが国の幼児教育は、学校教育法に基づく幼稚園は文部省、児童福祉法に基づく保育所は厚生省所管という二元行政のため、幼児施策の整合性が欠けている場合が少なくない。

 昭和50年11月に行政管理庁勧告として、これら行政を是正すべく、幼保一元化の方向の検討を求めたが、このほど「幼稚園及び保育園に関する懇談会」が報告した内容は、幼保一元化に対してきわめて消極的であり、遺憾と言わざるを得ない。

 幼児教育への要求が多様化している現在、もはや幼稚園は教育の場、保育所は福祉施設などということでは、行政と実態がかけ離れるばかりであるので、幼保一元化教育を図るべく推進することを強く要望するものである。

 以上地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 以上ですが、皆様方全員の賛成をお願いいたしまして、提案理由の説明を終わります。

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△水野五郎君提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 13番水野五郎君。



◆13番(水野五郎君) 〔登壇〕新政会の水野でございます。意見書案第2号は塩専売事業の存続に関する意見書でございます。皆様のお手元に配付いたしました意見書案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 塩専売事業の存続に関する意見書。塩専売制度は、今日、公益専売として名実ともに、塩を円滑にしかも安定した価格で国民に供給している。また、塩の生産、製造、販売を通じて地方経済や住民福祉及び雇用確保に貢献しており、社会的にも経済的にも塩専売制度が国民生活に果たしている役割りは大きいものがある。

 今回行政改革の一環として、塩専売制度廃止が取り上げられているが、制度の変更は地方経済や住民生活に及ぼす影響が大きく、多大の混乱を惹起させることが想定される。

 塩事業は、専売制度のもとでの健全な発展により、公共企業体としての使命を果たし、国民生活に寄与することが肝要である。今回行政改革の対象として取り上げられることは、那辺にその理由があるか、理解に苦しむところである。

 よって政府におかれては、現行塩専売制度を存続されるよう強く要望する。

 以上地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 以上をもって提案理由の説明を終わりますが、何とぞ満場各位の御賛同を賜りますよう特にお願いいたします。

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△田久孝翁君提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 17番田久孝翁君。



◆17番(田久孝翁君) 〔登壇〕17番、民主クラブ田久孝翁でございます。意見書案第3号につきましては、お手元に配付の案文朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきますので、各位の御賛同をお願い申し上げます。

 食管制度堅持と食糧自給率向上を求める意見書。昨年の冷災害は、農作物に史上最高の被害を及ぼし、農家経済や地域経済に甚大な影響を与えたばかりか、米過剰と言われる中で55年産米は不足するという事態が発生した。

 こうした状況のもとで、日本の穀物自給率は33%程度であり、穀物ショックを招くことは必至である。

 よって政府は、これまで農業に必要な土地、人、水を減らし続けてきた政策を転換させ、いまこそ日本農業を再建し、食糧自給率の向上を図り、国民に安定的供給を行うための食管制度の堅持に努めるとともに、次の措置を早急に講ずるよう強く要望する。

1.食管制度を堅持し、国内農畜産物の自給を向上させる施策を確立すること。

2.飼料米にも転作奨励金を支給するとともに、飼料米品種の改良、普及に積極的な対策を講ずること。

 以上地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 なお、替成者議員名は別紙、お手元に配付された意見書の記載のとおりでございますのでよろしくお願いを申し上げます。

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△鈴木利之君提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 31番鈴木俊之君。



◆31番(鈴木利之君) 〔登壇〕31番、社会党の鈴木利之でございます。意見書案第4号農地の固定資産税に関する意見書につきまして、提案の趣旨説明はすでにお手元に配付されております原案の朗読をもってかえさせていただきます。

 農地の固定資産税に関する意見書。最近の経済、社会情勢のもとで、わが国農業の生産体制を拡充強化し、国民食糧の安定供給を確保することは、国の長期にわたる基本的な政策であり、かつ国土の有効利用、環境保全の観点からもきわめて重要な政策課題である。

 このため、農地の固定資産税については、土地を絶対的な生産手段とする農業の特性、並びに農業の低収益性に基づき、この課税額を据え置くこととするとともに、市街化区域内で現に農業の用に供されている農地については、農地評価による課税を行うことを基本として農業経営の継続が図られるよう、次の措置を講ずるよう要望する。

 1) 一般農地については、水田利用再編第2期対策、農畜産物価格の低迷傾向、加えて昨年の冷害などを考慮し、課税額を据え置くこと。

 2) 宅地なみ課税についてはこれを行わず、現に農業の用に供し、営農継続の意思が確認される農地については農地課税とすること。

 3) 都市農業の役割りを明確化し、都市農業の確立を図ること。

 以上地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

 以上で提案理由の説明を終わらせていただきますが、議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(渡辺多重君) 以上で提案理由の説明は終了いたしました。

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△採決



○議長(渡辺多重君) お諮りいたします。ただいま上程の各案を、直ちに採決することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように取り計らいます。

 改めてお諮りいたします。意見書案第1号から第4号までの4件については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、各案は原案のとおり可決されました。

 なお、ただいま議決されました意見書に対する字句の整理、その他処理については議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。

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△日程第4 議員の海外派遣



○議長(渡辺多重君) 議員の海外派遣についてを議題といたします。

 お諮りいたします。来る10月3日から23日までの日程で行われます東北市議会議長会主催のソ連、ヨーロッパ諸国行政産業視察に、藁谷勝男君、四家啓助君、鈴木正平君、大村哲也君の4君を、また、来る10月13日から23日までの日程で行われます福島県市議会議長会友好訪中団行政産業視察に、酒井隆郎君、小林周喜君の2君を本市議会からそれぞれ参加させたいと思います。これに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決しました。

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△閉会



○議長(渡辺多重君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。これをもって、昭和56年いわき市議会9月定例会を閉会いたします。

                午後2時3分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

           いわき市議会議長  渡辺多重

               同副議長  小林周喜

               同 議員  酒井隆郎

               同 議員  藁谷勝男