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福島県 いわき市

昭和56年  9月 定例会 09月11日−01号




昭和56年  9月 定例会 − 09月11日−01号







昭和56年  9月 定例会



            昭和56年いわき市議会9月定例会会議録

              昭和56年9月11日(金曜日)

議事日程 第1号

  昭和56年9月11日(金曜日)午前10時開議

日程第1 会議録署名議員指名

日程第2 会期決定

日程第3 議案第1号〜議案第48号(提案理由説明)

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本日の会議に付した事件

            〔議事日程第1号記載事件のとおり〕

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出席議員(47名)

1番 岩城光英君           2番 斉藤八郎君

3番 馬目清通君           4番 佐藤芳博君

5番 樫村弘君            6番 白土和男君

7番 若松昭雄君           8番 青木稔君

9番 酒井隆郎君          10番 高萩充君

11番 政井博君           12番 人見一君

13番 水野五郎君          14番 永山哲朗君

15番 菅波庄助君          16番 永井俊正君

17番 田久孝翁君          18番 雨宮幸夫君

19番 緑川定美君          20番 円谷裕一君

21番 宮川えみ子君         22番 伊東達也君

23番 鹿島清三君          24番 菅野留之助君

25番 大平多太男君         26番 斉藤誓之助君

27番 間宮俊彦君          28番 矢吹康君

29番 蛭田仁君           30番 安藤正則君

31番 鈴木利之君          32番 吉田正登君

33番 小野昌太郎君         34番 木内浩三君

35番 芳賀定雄君          36番 柳楽孝作君

37番 磯上久美君          38番 藁谷勝男君

39番 四家啓助君          40番 市橋武君

41番 渡辺多重君          43番 鈴木正平君

44番 大村哲也君          45番 鈴木勝夫君

46番 佐久間昭君          47番 多賀重吉君

48番 小林周喜君

欠席議員(1名)

42番 斉藤隆行君

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説明のため出席した者

市長      田畑金光君     助役       橋本渡君

助役      池田清君      収入役      関内栄三君

教育委員長   御代武光君     教育長      松本久君

水道事業管理者 嶋崎忠好君     代表監査委員   田辺保孔君

選挙管理委員会

        宮沢庸君      企画部長     作山優君

委員長

総務部長    小泉毅君      財政部長     坂本平助君

市民環境部長  蛭田喜久男君    福祉厚生部長   須永恭平君

農林部長    佐藤豊君      商工水産部長   真名田重喜君

土木部長    沢田次男君     都市建設部長   古内義光君

消防長     内山栄一君     水道局長     岡田清君

教育次長    鈴木栄君      秘書室長心得   杉本大助君

総務課長    新妻忠男君

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事務局職員出席者

                  次長

事務局長    永山巌君               坂本英雄君

                  (兼)総務課長

                  課長補佐

議事調査課長  舛田良作君              鈴木司君

                  (兼)議事係長

主任主査

        滝賢一君      議事係主査    伊藤正敬君

(兼)調査係長

議事係事務主任 鈴木正一君     調査係主査    青山靖男君

調査係主査   坂本浩之君

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                午前10時1分 開会



○議長(渡辺多重君) これより昭和56年いわき市議会9月定例会を開会いたします。

直ちに本日の会議を開きます。

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△諸般の報告



○議長(渡辺多重君) 議事に入ります前に、諸般の報告をいたします。

 市長より報告第1号をもって専決処分について報告があり、また、地方自治法第243条の3第2項の規定により、財団法人いわき勤労福祉事業団の経営状況について提出がありましたので、お手元に配付いたしておきましたのでごらん願います。〔別冊参照〕

 次に、監査委員より56監査第22号をもって工事監査の結果について報告があり、写しをお手元に配付いたしておきましたのでごらん願います。〔別冊参照〕



△日程第1 会議録署名議員指名



○議長(渡辺多重君) これより議事に入ります。本日の議事は、配付の議事日程第1号をもって進めます。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議規則第81の規定により、議長において9番酒井隆郎君、38番藁谷勝男君、以上の2名を指名いたします。

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△日程第2 会期決定



○議長(渡辺多重君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から9月21日までの11日間といたしたいと思います。これに異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認めます。よって、会期は11日間と決定いたしました。

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△日程第3 議案第1号〜議案第48号(提案理由説明)



○議長(渡辺多重君) 日程第3、市長提出の議案第1号から議案第48号までを一括議題といたします。

                〔議案は別冊参照〕

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△市長提案理由説明



○議長(渡辺多重君) 提出者より提案理由の説明を求めます。田畑市長。



◎市長(田畑金光君) 〔登壇〕本日ここに、9月定例市議会を招集し、昭和56年度補正予算案を初め、市政執行上必要な条例案等を提出し、御審議を願うに先立ち、当面する諸問題について御報告申し上げます。

 まず、去る8月22日夜半から23日早朝にかけて、当地方を襲った15号台風の被害状況及び応急対策について御報告申し上げます。

 この台風の特色は、山間部では特に雨量が多く三和地区で295ミリ、川前地区で222ミリを観測し、最大瞬間風速31メートルを記録し、このため、山間地は雨水による被害と海岸沿いは強風と波浪による被害を受けたのであります。

 市は、被害を最小限に食いとめるため、8月22日夜半から気象情報等の収集に努め、警戒体制に入り、8月23日午前8時30分水防本部を設置いたし、これが対策に万全を期したところであります。

 この台風による被害総額は、22億7,950万円に達したのであります。被害内訳といたしましては、家屋一部損壊4棟、床上浸水2世帯、床下浸水29世帯、公共土木施設181カ所で2億8,100 万円、農林施設287カ所で5億4,200万円、田畑の冠水395ヘクタールで1億3,300万円、果樹被害は95ヘクタールで6,300万円、教育福祉施設としては18カ所100万円、水産港湾施設28件、特に港湾漁港施設等の被害によるもので12億5,600万円、都市施設としては強風による街路樹の倒木等が216本で350万円の被害となっております。

 市といたしましては、直ちに現地へ出動し、被害状況の把握並びに応急対策に全力を期するとともに、被害世帯の方々に対してできる限りの応急措置を講じ、市民不安の除去に努めたところであります。

 なお、これら災害のうち市民生活に多大の影響をもたらし、直ちに応急復旧を要するものについては、予備費充当をもって対処することとし、また、国の認定を必要とする災害復旧事業等については、災害査定の結果を待って可及的速やかに予算措置を講ずる考えでありますので、御了承を賜りたいと存じます。

 次に、中国撫順市との友好都市締結について、このたび先遣団を訪中させましたので、その結果を御報告申し上げます。

 中国撫順市との友好都市締結につきましては、本年4月、私と議長とが訪中した際、基本的に合意を見たところでありますが、今回、撫順市長の招請に基づき、締結についての各種事項を協議させるため、橋本渡助役を団長とし、緑川定美市議会総務常任委員長を副団長とするいわき市友好都市締結先遣団を、去る8月24日から8月31日までの間、撫順市に派遣いたしました。

 先遣団は、撫順市趙慶昌副市長と会談、協議の結果、友好都市締結の調印は、来年4月中旬を目途とし、いわき市において行うこととし、その他議定書の案文等の実務事項について、双方意見の一致を見た次第であります。

 この間、議員各位の御理解ある御支持を心から感謝申し上げるとともに、今後も御支援、御協力をお願い申し上げまして御報告といたします。

 次に、平駅前第二土地区画整理事業の施行について御報告申し上げます。

 昭和49年9月9日、基本計画について建設省の承認を得た平駅前第二土地区画整理事業につきましては、同年11月に事業計画について縦覧をいたしましたところ、同年12月には関係地権者等から意見書の提出があり、その後8年有余にわたり進展を見ないまま今日に至ったのであります。この間、様々な経過をたどったのでありますが、本年に入ってから急速な進展をみせ、最終的には良好な市街地の形成及び地区商業の振興を図るための大局的な見地に立った関係者の御努力により、関係地権者等大多数の御理解が得られるところとなったのであります。

 その結果、昭和49年12月に提出されていた関係地権者等の意見書について大部分の方々の取り下げがなされましたが、一部について同意が得られなかったものの、去る9月3日開催された福島県都市計画地方審議会において審議が行われ、少数意見について不採択となったのであります。

 したがいまして、平駅前第二土地区画整理事業につきましては、近日中に事業認可が得られる見通しとなったのであります。今後は、本事業の推進とあわせて都市計画街路事業正内町−北目線(立体交差)の早期完成も図ってまいりたい所存であります。今日まで御協力を賜りました議員各位並びに関係者各位に対し、深く感謝申し上げる次第であります。

 次に、新しい「いわき民謡民舞」の創作について御報告申し上げます。

 いわき市には古くからいわきまつり、盆踊り、じゃんがら念仏踊り、いわきめでた、常磐炭礦節、いわき輪おどりなど数々の伝統芸能や民謡、民舞がたくさんあり、いずれもいわきを代表するりっぱなものであります。

 しかしながら、それぞれに特色をもったこれら踊り等の中には、地域によっては大変盛んなものもあれば、また高度なものもあるなど、市民だれもが共通に、しかも気軽に参加できるものが少ないという御意見もあるわけであります。そこで、だれにも喜ばれ、気軽に参加し、いわき市を訪れる多くの方々にも親しまれる新しい「いわき民謡民舞」を創作すべく、各種団体代表、学識経験者等からなる「いわき民謡民舞創作調査委員会」が昭和53年11月に設置され、約3年間にわたる調査研究の結果、このたび、市制施行15周年を記念して「いわきおどり」制定の運びに至りました。特に、創作に当たっては、歌詞は全国から公募いたしましたが、残念ながら入選作品がなかったので、民謡民舞創作調査委員会において創作し、振りつけは市内民謡会の皆さんの手によって生まれ、作曲は、著名な作曲家三木稔先生が担当され、歌手は、民謡歌手として有名な鈴木正夫、金沢明子の両氏によって吹き込みをしたものであります。今後は「いわきおどり」が全市民の中に広く普及し、市民の精神的よりどころとして定着し、心豊かな町づくりに寄与することを願ってやみません。今日まで議員各位を初め、関係者の方々の御協力に対し衷心より感謝を申し上げます。

 次に、常磐炭礦専用水道廃止統合問題について御報告申し上げます。

 御承知のとおり、常磐炭礦は、昭和46年及び昭和51年の2次にわたる閉山により専用水道の使用人口が減少の一途をたどり、一方においては専用水道より上水道への人口流入が起こり、炭鉱跡地利用による住宅団地造成、公営住宅の建設の進行など、給水は複雑かつ重複化が顕著となってまいりました。

 常磐、内郷地区の給水計画は、現時点においても、また将来とも当該専用水道の水を有効に活用することが、最も肝要なものとなっております。このような実情にかんがみ、第1に上水道を一体として経営することが合理的であり、特に地域住民と公共の利益を増進するものであること。第2には、常磐炭礦の専用水道としての目的を達したので、廃止統合するのが望ましいこと。第3には、地域産業の育成に貢献すること。第4には、常磐、内郷地区の配水管整備計画を再検討して重複投資を避けるべきであること。第5には、厚生省、さらには県の統合への勧告及び指導指示があったこと等、特に水源確保は水道行政にとって今後とも大きな課題であり、この機会を失することのないよう専用水道を廃止統合し、水利権を全量譲渡することを基本として、昭和52年9月9日、常磐炭礦に申し入れをして前後15回にわたり折衝し協議を重ねてまいりましたが、本年3月24日基本契約を締結するに至り、河川管理者である県知事に対し譲渡承認申請書を提出してまいりましたところ、8月5日付で承認書が交付されました。専用水道廃止統合に係る補償問題につきましては、引き続き折衝を重ね、市の上水道に切りかえることによって関連企業等の水道料金が増大することと、市の施設に合った給水装置の切りかえ費用が生ずることの2本を柱として補償費等について合意に達した次第であります。

 この合意内容の主要事項は、補償額であります。上水道に切りかえられることによる料金の負担増となる炭礦主張額2億5,000 万円については、使用水量の減量を20%として調整をし、2億円に、さらに給水装置切りかえに伴う補償額については、2億5,000万円の主張に対し、水道減量、器具の取りつけ費用も含まれていることから、これらを調整して1億5,000万円とし、補償費総額3億5,000万円としたのであり、さらに水道料金へのはね返りを配慮して支払いについては、5年間分割均等により支払うことといたしました。そのほか、浅貝浄水場を1年間、峰根浄水場を5年間借用することといたしました。

 以上、概略御報告申し上げ、本問題の解決に御支援、御協力を賜りました議員各位に厚くお礼申し上げます。

 次に、6月定例市議会において、いわき市社会福祉協議会に対し、地方自治法第221条に基づく調査を実施し、その結果を報告したところでありますが、その後の経過について御報告申し上げ、御理解を賜りたいと思います。

 社会福祉協議会に対する補助金について監督官庁である県と連絡調整を図ったところでありますが、県は、一つに、基本的には当該補償金は市の単独補助金であり、その措置については、地方自治法第221条の趣旨を体して判断すべきものである。二つに、社会福祉法人いわき厚生会の運用財産としては、設立後も年間措置費の1カ月相当額以上の運用資金を保有することが望ましいとの見解であり、参考意見として、いわき市社会福祉協議会及び社会福祉法人いわき厚生会の今後の福祉活動について支障を来たさないような方向での指導があれば望ましいことであります。

 したがいまして、私はこれらの見解をもとにいわき市の補助金等に係る条例、規則、補助金交付条件との関連を踏まえ、慎重に検討し、対処してまいりたいと思います。

 今日までの間、行政と一体となり、車の両輪の関係で市民福祉の向上に寄与してきた社会福祉法人としての活動を、いささかなりとも低下させたとすれば、遺憾であり、私としては今後地方自治法第221条の精神にかんがみ、市として指導し得る事項についてはその都度適切な措置を講じてまいる考えでありますので、議員各位の御理解と一層の御協力をお願いしてやみません。

 次に、今回提案いたしました議案のうち、補正予算関係について御説明申し上げます。

 今回の補正予算は、第1に公共事業等で国・県補助金の決定または内定に伴う経費、第2にその他市民生活に直結した緊急に予算措置すべき事務・事業に伴う経費について補正することといたしたものであります。

 まず、一般会計の主要なものについて御説明申し上げます。

 第1の公共事業等の決定または内定に伴う経費についてでありますが、衛生費関係については、鉱害復旧事業として飲料水供給施設復旧事業費に700万円を計上したのを初め、労働費関係につきましては、労力費等の単価改定による所要額として炭鉱離職者緊急就労対策事業費に7,968 万6,000 円、産炭地域開発就労事業費に5,880万7,000 円を計上いたしまして、各種就労事業を通じ、道路の新設、改良、舗装等の生活環境整備に努めることといたしたものであります。また、農林水産業費関係については、土地改良事業費として3,100万円、さらに林道開設事業費に4,837万円、林道整備事業費として2,770万円を計上し、農林業の整備に努めることといたしました。

 次に、土木費関係でありますが、橋梁新設改良事業費3,000 万円及び河川改修事業等に係る県営事業負担金として4億2,707万円を計上し、生活関連道路網の整備促進を図ったほか、急傾斜地対策事業費負担金として1,890 万円、鉱害復旧事業として住宅復旧事業費及びボタ山防災事費に1,597 万円、さらに既設公営住宅の住戸改善事業費として3,602万8,000 円を計上し、既設住宅の改善に努めることといたしたものであります。

 次に、教育費関係でありますが、仮称玉川中学校校舎新築については2カ年の事業として昭和56年度分については、事業費の約40%を歳出予算に計上し、昭和57年度分についてはその残分を債務負担行為による予算措置を講じてまいりましたが、今回国庫補助金の繰り上げ措置の決定がありましたので、債務負担行為から歳出予算に3億973万4,000円を組み替え計上することとしたほか、常磐学校給食共同調理場の廃水処理施設整備事業費として4,500 万円、さらに本年4月に開校いたしました郷ケ丘小学校において当初計画した児童数に相当の増加が見込まれることから、本年度に増築事業を行うための設計委託料を計上するとともに、建築費につきましては国庫補助金の関係から債務負担行為の措置を講じ工事を施行することとし、明年度の児童の収容に万全を期した次第であります。

 次に、第2のその他市民生活に直結した緊急に予算措置すべき事務・事業に要する経費の補正でありますが、まず総務費関係につきましては、電源交付金の追加交付による集会所建設費2,722 万2,000円、さらに公共施設管理運営の見直しに伴う内郷公会常を集会施設と体育施設の複合施設として建設するための基本設計委託料等として740万円を計上したほか、民生費関係につきましては、民間社会福祉施設建設事業費補助金として保育所2カ所、その他の施設2カ所に対し補助金交付要綱に基づき2,246万9,000円の助成をすべく計上いたしたものであります。

 次に、衛生費関係については、産業廃棄物処理用地取得については面積27ヘクタール、買収費総額2億4,000 万円をもって2カ年度で取得する計画でありますが、本年度は1億2,000万円、残りの1億2,000 万円については債務負担行為により措置しようとするものであります。

 次に、農林水産業費関係についての土地改良事業でありますが、補助事業以外に単独事業として3,200万円を追加計上し、用排水路、農道等の整備を行うほか、商工費関係については、市無担保無保証人融資制度預託金に1,500万円を追加計上し、中小企業者の資金融通緩和を図ってまいりたいと考えております。

 次に、土木費関係でありますが、道路の整備につきましては補助事業以外に単独事業として道路新設事業費4,585万1,000円、道路改良事業費1億9,400万円、道路舗装事業費2億2,492万8,000円、街路整備事業費3,250万円、側溝整備事業費1,500万円さらに橋梁整備事業費4,850万円をそれぞれ追加計上し、市民の日常生活に直接関連する生活道路網を積極的に整備しようとするものであります。

 次に、教育費関係につきましては、川前小学校及び川前中学校移転用地取得費及び造成工事費 1億4,610万円、高久公民館敷地造成工事費及び建物設計委託料2,200万円、美術品等取得基金をもって購入した美術品を基金から買い戻しをするための経費4,263万6,000万円、及び部落公民館建設補費補助金として1,036万4,00万円を追加計上し、当初予算額と合わせまして本年度は計8館の建設費補助金を交付すべく計画したほか、完成間近かに迫った総合体育館の施設管理経費及び落成記念事業費として3,030万円を計上いたしたものであります。

 以上が一般会計の補正予算の主なる内容でありまして、これらの結果、補正総額は32億8,295万3,000円となり、現計予算額と合わせますと、補正後の予算額は684億4,286万9,000円と相なったわけであります。

 なお、これが補正財源といたしましては、市税6億192万8,000 円、地方交付税3億5,000 万円、国庫支出金3億2,245万1,000 円、県支出金2億284万8,000円、繰越金5億9,640万3,000円、諸収入5億3,132万8,000円及び市債5億810万円等をもって充当いたしたものであります。

 次に、特別会計について御説明申し上げます。

 まず、土地区画整理事業会計につきましては、常磐下船尾地区を水害から解消するための調査費として870万円、また競輪事業会計につきましては、郡山場外車券売り場改修に伴う用地取得及び補償費等1億341万6,000円、さらに一般会計への繰出金2億円を計上いたしたものであります。

 そのほか中央卸売市場事業会計、磐城共立高等看護学院会計及び川部、磐崎、田人、川前の各財産区会計につきましては、それぞれ事業管理経営に必要な経費についての補正を行ったものであります。

 次に、企業会計について御説明申し上げます。

 総合磐城共立病院事業会計につきましては、磐城共立高等看護学院修学資金の貸付金の原資として磐城共立高等看護学院特別会計への貸付金を計上したのを初め、好間病院事業会計及び水道事業会計につきましては、いずれも事業経営のための必要な経費についての補正を行う次第であります。

 次に、予算以外の議案といたしましては、昭和55年度公営企業会計の決算について議会の認定を求めるもの4件、新制定条例案3件、改正条例案4件、その他の議案として、あらたに生じた土地の確認についてほか24件となっており、いずれも市政執行上必要な案件を提案いたした次第であります。なお、詳細につきましては助役から説明いたさせますので、何とぞ慎重御審議の上、速やかなる議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

          〔30番安藤正則君「議事進行について」と呼ぶ〕



○議長(渡辺多重君) 30番安藤正則君。



◆30番(安藤正則君) ただいま市長の方から提案理由の説明がありましたが、説明要旨中字句が欠如されていると思われますので、直ちに議運の開催を求めるものであります。



○議長(渡辺多重君) ただいまの30番の議事進行発言でございますが、皆さんのお手元に配付いたしました提案理由の説明要旨と市長が演説されました要旨とは若干内容において字句などにおいては違う場合がございます。ただし、趣旨はほとんど同じでございます。こういうことですので、議運を開催しろということでございますが、30番としてはどうしても議運を開会してもらいたいということですか。

             〔30番安藤正則君「議長」と呼ぶ〕



○議長(渡辺多重君) 30番安藤正則君。



◆30番(安藤正則君) ただいま議長の方から、内容は全く同じと、こういう説明でありますが、字句が欠如されていることによって内容は全く逆な内容になりますので、あえて発言を求め、議運の開催を求めるものであります。



○議長(渡辺多重君) それではこれに対しては、市長の提案説明の後に行われる両助役の補足説明がなされた後においてではいかがですか。

             〔30番安藤正則君「了承」と呼ぶ〕

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△橋本助役補足説明



○議長(渡辺多重君) 次に、補足説明を求めます。橋本助役。



◎助役(橋本渡君) 〔登壇〕続きまして、予算を除く一般議案について御説明申し上げます。議案第1号から順次申し上げます。

 議案第1号いわき市磐城共立高等看護学院修学資金貸付条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は、磐城共立病院における看護婦の安定確保を図る目的で、昭和43年4月1日から磐城共立病院事業会計の繰出金を原資に奨学資金として学院生に貸与し、卒業後一定年限を同病院に勤務することにより奨学資金の返還を免除する制度を設けてきたところでありますが、近年、市内の病院等からの委託学生が漸増してきたほか、学院卒業生の磐城共立病院への就職も定着化してきたことに伴い、昭和56年度の新入生からこの奨学資金の貸与制度を適用しないことといたしましたが、昭和56年度の新入生の中には学資の支弁が困難な学生も多数在学しており、学資助成の要望も多いことから、修学資金を貸し付け、貸し付けた修学資金は学院卒業後一定期間内に返還させることとして、従来の貸与制度とは異なる制度を新たに設けるための条例の制定をしようとするものであります。

 議案第2号いわき都市計画事業平南部第二土地区画整理事業施行規程の制定について、及び議案第3号いわき都市計画事業平南部第三土地区画整理事業施行規程の制定については、一括御説明申し上げます。

 議案第2号は、平南部地区の平谷川瀬字明治町、字三十九町、字双藤町、字仲山町、字泉町、字西作、字堂ノ入、字塚の町、字植田、字与力、の各一部、及び平字釜ノ内の一部、議案第3号は、平南白土字八ツ坂、字筒ノ下、字松魚田、字長塚、字竹ノ下、字勝負田、字鍛治作、字広町の各一部、及び字前川田の全部、並びに平北白土字三反田の一部の区域において街路の築造と機能的で適正な市街地を形成するために、それぞれ昭和56年度から昭和61年度まで実施される区画整理事業の施行規程を制定しようとするものであります。

 議案第4号いわき市災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する条例の改正について申し上げます。

 本案は、災害弔慰金の支給及び災害援護資金の貸付けに関する法律の改正に伴い、災害によって死亡、もしくは被害を受けた者に適用する災害弔慰金及び災害援護資金の貸付け限度額を引き上げるため条例の改正を行おうとするものであります。

 議案第5条いわき市国民健康保険診療所条例の改正について申し上げます。

 本案は、市立病院及び診療所における診断書等の料金など厚生省告示に係る健康保険法の規定による療養に要する費用の算定方法で、定められている診療料金以外の料金については、医療負担の均衡を図る意味から、いわき市医師会に加盟する病院及び診療所(医院)における最低料金に合わせてきたところでありますが、今年7月1日から医師会に加盟する病院等の診断書等の料金が引き上げられましたことに伴い、市立病院及び診療所におけるこれらの料金に格差を生ずることになりましたので、医師会における料金を勘案し、今回、診断書等の料金を引き上げるべく条例の改正を行おうとするものであります。

 議案第6号いわき市病院事業の設置等に関する条例の改正について申し上げます。

 本案は、市立病院における診断書等の料金を議案第5号と同じく改正するとともに、分娩介助料についても引き上げるべく条例の改正を行おうとするものであります。

 議案第7号いわき市総合開発審議会設置条例の改正について申し上げます。

 本案は、市の総合的かつ計画的な行政の運営に資するため設置しておりますいわき市総合開発審議会の所掌事務に新たに国土利用計画法に基づく市町村計画の作成についてを加え、合わせて審議会の名称をいわき市総合計画審議会に改めるため条例の名称等を改正しようとするものであります。

 議案第24号あらたに生じた土地の確認について、及び議案第25号字の区域の変更につきましては関連する議案でありますので、一括御説明申し上げます。

 本案は、勿来漁港整備に伴い、漁港施設用地として造成されました勿来町九面二後浦23番地先の公有水面埋立地を、地方自治法第9条の5の規定により確認するとともに、この土地を勿来町九面二後浦に編入しようとするものであります。

 議案第26号及び議案第27号は字の区域の変更についてでありますので、一括御説明を申し上げます。

 議案第26号については、小川町西小川地内、議案第27号については、好間町小谷作地内の土地改良事業による換地計画に基づくものであり、これらは、いずれも地方自治法の規定により字の一部を既存の字に編入し字の変更を行おうとするものであります。

 議案第28号から議案第34号までは、財産取得についてでありますので、一括御説明申し上げます。

 議案第28号は、非常備消防施設整備5カ年計画に基づき、普通消防ポンプ自動車3台を更新配備するため購入しようとするものであり、議案第29号は、いわき市立川前小・中学校移転改築用地として川前町川前字中之萱地内の用地を取得しようとするものであり、議案第30号は、3ヵ年継続事業をもって建設を進めてまいりましたいわき市立総合体育館が本年9月末日に完成することに伴い、体育用備品として移動式鉄棒外78品目を購入しようとするものであり、議案第31号は、平南部学校給食共同調理場の移転新築工事が昭和57年2月完成することに伴い、給食調理用の据えつけ備品27品目を取得しようとするものであり、議案第

32号は、昭和58年度開館予定の美術館に収蔵する作品として、ヘンリー・ムーア作の彫刻「横たわる人体・手」1点を美術品等取得基金により取得しようとするものであり、議案第33号は、窓口を利用する市民へのサービスの向上と住民台帳記録の一元的処理を図るため、昭和48年5月に導入した模写電送装置の耐用年限を勘案し、本年度から3カ年計画で模写電送装置を整備するため、初年度分の機器更新として、受信機及び送信機を取得しようとするものであり、議案第34号は、公共下水道中部浄化センターの場内に埋設される汚水流入管渠工事の発注に際し経済的効率性を勘案して、工事の請負契約から分離し、同工事に必要な工事用支給材料として推進工法用鉄筋コンクリート管を取得するものであり、いずれも議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものであります。

 議案第35号から議案第41号までは工事請負契約についてでありますので、一括御説明を申し上げます。

 これらの契約内容につきましては、それぞれ指名競争入札を実施いたしました結果、議案第35号いわき市消防本部、平消防署統合庁舎新築工事については、いわき市消防本部、平消防署統合庁舎新築工事堀江工業、山木工業建設共同企業体に、議案第36号いわき市消防本部、平消防署統合庁舎新築電気設備工事については大和電設工業株式会社に、議案第37号いわき市消防本部、平消防署統合庁舎新築空調設備工事については北関東空調工業株式会社に、議案第38号いわき市立平体育館新築工事については東部産業株式会社に、議案第39号仮称いわき市立玉川中学校屋内運動場建設工事については福浜工業株式会社に、議案第40号いわき市北部衛生センター前処理汚泥焼却設備建設工事については荏原インフィルコ株式会社仙台営業所に、議案第41号いわき市公共下水道中部浄化セン夕一建設工事(汚水流入管渠)については、いわき市公共下水道中部浄化センター建設工事(汚水流入管渠)清水建設、常磐開発建設共同企業体にそれぞれ落札いたしましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものであります。

 次に、議案第42号から議案第45号までは工事請負契約の変更についてでありますので、一括御説明申し上げます。

 議案第42号いわき市公共下水道中部浄化センター建設工事(沈砂ブロアー棟)につきましては、昨年7月市議会臨時会及び12月市議会定例会において議決をいただき、昭和55年度及び昭和56年度の2カ年継続事業として工事中のものでありますが、当該工事の施工に伴う常磐バイパスの沈下により、去る7月市議会臨時会で御報告申し上げましたように、磐城国道工事事務所からの要請もあり、ディープウエル工法(井戸式地下水位低下工法)による揚水を中止し、国・県と工事施行方法について協議した結果、薬液注入工によって難透水壁を形成して締め切り、その内部の地下水を排水することによって周辺地盤の沈下の防止と揚圧力による盤ぶくれの防止を図りながら工事を継続施工するため、工期の延長と工事請負金額を増額変更しようとするものであります。

 議案第43号いわき市公共下水道住吉川工事(雨水流入渠躯体)については、昭和56年6月市議会定例会において議決をいただき工事施行中のものでありますが、施工に当たっては地下水が地表面下50センチメートルにあり、ウェルポイント工法(強制地下水位低下工法)により揚水すると、隣接している常磐バイパスがさらに沈下する危険性があるため、水路と常磐バイパスとの間にシートウォール工(遮水壁工)を追加するため工事請負金額を増額変更しようとするものであります。

 議案第44号いわき市公共下水道住吉川工事(雨水流出渠躯体)については、昭和56年6月市議会定例会において議決をいただき工事施工中のものでありますが、議案第43号と同様の理由により、今回シートウォール工(遮水壁工)を追加するため工事請負金額を増額変更しようとするものであります。

 議案第45号いわき市公共下水道御厩ポンプ場建設工事(土木)については、昭和55年12月市議会定例会において、昭和55年度及び昭和56年度の2カ年継続事業を一括して請負契約を締結することで議決をいただき、ポンプ場地下部分の土木工事を施工中でありますが、今回、新川への自然放流を可能にするため放流渠延長8メートルを追加するとともに、沈砂池躯体のマンホールふた等を追加施工するため工事請負金額を増額変更しようとするものであります。

 議案第46号市道路線の認定について申し上げます。

 本案は、市道の維持管理については、道路台帳に基づいて実施しておりますが、現在使用している道路台帳は、旧道路法に基づき旧市町村が作成したものを引き継ぎ使用しているため、現況と若干差異が生じているところもありますので、昭和27年法律の改正による道路法の規定に基づき、昭和52年度から全線の現地調査を実施しました結果、路線名、起点、終点等を変更する必要が生じたため、新たに6,770路線の全路線について認定替えをしようとするものであります。

 議案第47号市道路線の廃止について申し上げます。

 本案は、議案第46号により新たに全線を認定することから、既存路線の6,824路線全線について廃止しようとするものであります。

 議案第48号専決処分の承認を求めることについて御説明申し上げます。

 専決第5号昭和56年度いわき市一般会計補正予算(第4号)については、失業対策事業並びに炭鉱離職者緊急就労対策事業の就労者に対する夏季手当の支給額決定に伴い緊急に予算措置を必要とするため、専決処分により補正増額いたしたものであります。

 以上、一般議案32件について御説明申し上げましたので、よろしく御審議のほどお願い申し上げまして、提案理由の説明を終わります。

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△池田助役補足説明



○議長(渡辺多重君) 次に、池田助役。



◎助役(池田清君) 〔登壇〕引き続きまして、私から議案第8号一般会計補正予算案、議案第9号から議案第16号までの特別会計補正予算案、議案第17号から議案第19号までの企業会計補正予算案、並びに議案第20号から議案第23号までの昭和55年度の企業会計の決算につきまして、市長の提案理由説明を補足して申し上げます。

 まず、議案第8号昭和56年度いわき市一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。お手元にお配りいたしました昭和56年度予算説明書(9月補正、企業会計を除く)をごらんいただきたいと思います。

 第2款総務費第1項総務管理費のうち、第1目一般管理費830万円の補正でございますが、まず、第2細目の一般事務費240 万円につきましては、市民憲章を制定し本年度は5周年を迎えることから、市制施行15周年記念事業に合わせ、市民憲章推進協議会が小学生の作品による書写展を開催いたすこととなっておりますので、これら所要経費として120万円を助成することといたしましたほか、大学誘致につきましては、誘致予定大学との具体的な事務折衝に入りましたので、これが事務費を計上いたしたものでございます。

 次に、第7細目日中友好事業調査費につきましては、明年4月に予定されるいわき市と撫順市との友好都市締結を控え、当市の招請に基づき来る9月下旬撫順市から来日する一行の所要経費、その他調査費として550万円を計上いたしたものでございます。

 次に、第6目財産管理費2,334万1,000円につきましては、本庁舎管理費として庁舎の維持補修費1,500万円を計上いたしましたほか、普通財産管理費に東北電力及び東邦銀行で増資を行うこととし新株引き受けの要請がございましたので、これら購入費414万6,000円、さらに、公共用として借地をいたしております土地の賃借料につきまして、今回、3カ年据え置きを条件として所要の補正をいたすものでございますが、これら借地料の改定に要する総額は約3,465 万円となりまして、それぞれ該当科目に計上いたした次第でございます。

 次に、第7目企画費3,305万2,000円の補正でございますが、まず、集会所建設費として東京電力福島第二原子力発電所設置に係る電源交付金の追加交付がございましたので、周辺地区の環境整備を図るため、久之浜町の末続及び筒木原に部落集会所を設置することとし、2,722万2,000円を計上いたしましたほか、電算事務調査費に所要の補正を行うものが主なるものでございます。

 次に、第12目会館費778万8,000 円の補正につきましては、公共施設の管理運営の見直しを行った際、施設の老朽化が進んでいる内郷公会堂については、地域住民の意向等を勘案し、集会施設及び体育施設の複合施設に建てかえを行う方向で引き続き検討をいたしてまいりましたが、今回、これが方針に基づき基本設計をいたすこととし、所要額を計上いたしましたのが主なる内容でございます。

 次に、第3款民生費につきまして御説明申し上げます。

 第1項社会福祉費第4目老人福祉費1億2,245万9,000円の補正につきましては、本年4月開設いたしました特別養譲老人ホーム楽寿荘に市内から60名の老人が入所いたしましたので、入所措置費として1億1,422万9,000円を計上いたしましたほか、老人健康診査費等国・県補助の内定に伴います所要の補正をいたすものが主なる内容でございます。

 次に、第2項児童福祉費第2目児童措置費5,737万8,000円の補正につきましては、民間保育所に委託しております児童の措置費につきまして、本年度の基準単価が改定になりましたので、所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第7目児童福祉施設建設費2,835万4,000円の補正につきましては、民間保育所建設補助金として若葉台保育園の付帯施設及びかべや保育園の改築事業に対し、補助金交付要綱に基づき1704万7,000 円を助成することとし、所要の補正をいたしますほか、明年度国庫補助を受けて改築を予定いたしております梅香保育園の設計委託料を計上しましたのが主なる内容でございます。

 次に、第4款衛生費につきまして御説明申し上げます。

 第2項清掃費第1目清掃総務費1億2,055万1,000円につきましては、産業廃棄物処理用地取得費1億2,000万円を計上いたしましたほか、不燃物捨て場用地の借地料の単価改定に伴う所要額55万1,000円を計上いたしたものでございます。

 次に、第5款労働費につきまして御説明申し上げます。

 第1項失業対策費第3目炭鉱離職者緊急就労対策事業費7,968万6,000 円、次の第4目産炭地域開発就労事業費5,880万7,000円の補正につきましては、国庫補助の内定に伴います所要の補正でございます。

 次に、第6款農林水産業費につきまして御説明申し上げます。

 第1項農業費第8目牧野費1,502万1,000円の補正につきましては、自給飼料生産総合対策事業として当初予算では小川粗飼料生産組合1カ所を予定いたしておりましたが、今回、いわき中部粗飼料生産組合が計画いたしておりました飼料生産施設について、国・県補助金の内定がございましたので追加補正を行い、事業主体へ助成することといたすものが主なるものでございます。

 次に、第9目農地費9,285万円の補正につきましては、農道台帳の整備費として1,825 万円を計上いたしましたのを初め、土地改良事業として国・県補助の内示に伴います用排水路整備2件、農道舗装1件、ため池整備調査1件、さらに市単独事業として農道整備1件、用排水路整備7件、ため池整備1件、頭首工整備1件の整備費を追加計上し、事業の進捗を図ることといたすものでございます。

 次に、第2項林業費第3目林道治山費8,407万円の補正につきましては、国・県補助の内定に伴います林道開設事業として三和上市萱−馬場平線外8線の変更、林道整備事業として平絹谷支線外18線の変更が主なものでございます。

 次に、第7款商工費につきまして御説明申し上げます。

 第1項商工費第2目商工振興費1,829万5,000円の補正でございますが、まず、第2細目商工業振興事業費として、地場産業振興計画書作成事務費を初め、市補助金交付要綱に基づき商店街共同施設設置費補助金を計上いたしましたほか、第3細目商工金融対策費につきましては、市無担保無保証人融資制度預託金に1,500万円を追加預託するものでございます。これは、当初予算におきましては3,900万円を預託し、中小企業経営者の資金融資の緩和を図ってまいりましたが、本年度は特に貸し出し限度額の拡大、貸し出し利率の引き下げを行いました結果、これが資金の利用が予定を上回り、年間の融資枠に不足を来たす状況から、今回追加預託を行い、これに対処することとして所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第6目観光費601万6,000円の補正でございますが、負担金補助及び交付金のうち、いわき民謡民舞創作調査委員会運営補助金450万円が主なものでございますが、これは昭和53年11月1日、創作調査委員会を設置し、創作活動に当たってまいりましたが、関係各位の努力によって市政施行15周年の記念事業に合わせ、来る10月4日発表会を行う運びとなりました。本年度当初予算におきましては、レコーディング費用等について歌手等が未定であり、費用も概算計上でありましたが、今回これらが確定いたしましたので、所要額を助成することといたすものでございます。

 次に、第8款土木費について申し上げます。

 第2項道路橋梁費第2目道路維持費1億2,800万円につきましては、水道管、ガス管等の埋設に伴う道路面復旧受託工事費、及び市道の一般補修費を計上いたしたものでございます。

 次に、第3目道路新設改良費5億285万9,000 円につきましては、東京電力福島第二原子力発電所に係る電源交付金の本年度交付額が確定いたしましたので、これらを財源として久之浜町の市道町田前極楽沢線外1線の舗装工事費を計上いたしましたほか、市単独事業として、本年度緊急に措置を要する個所の整備費として所要の補正を行い、事業の進捗を図るものでございます。

 次に、第5目橋梁新設改良費5億557万円の補正につきましては、国庫補助の内定等に伴います高橋ほか3橋の変更と、新規に上滝橋外7橋について、市単独事業で施行いたすこととして所要の補正を行いますほか、県営事業負担金として、新川の河川改修に伴います新田橋等13橋について県から負担金の提示がございましたので、今回所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第6項住宅費の第2目住宅建設費につきましては、公営住宅建設事業費が実施面積等の変更により減額補正をいたしますほか、住宅政策が量から質へと転換してきたことから、最近建築の市営住宅は内容が改善されておりますが、昭和48年度以前に建築した住宅は1戸当たりの面積も狭く、最近建築した公営住宅の半分程度でございますので、これらを改善し、居住水準の向上に努めることとし、今年度は昭和39年度に建築した北白土作町団地の住宅1棟24戸を12戸に整備改善するため所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第10款教育費について御説明申し上げます。

 第2項小学校費第3目学校建設費9,720万円の補正でございますが、まず、郷ケ丘小学校校舎設計委託でございますが、本年4月開校いたしました郷ケ丘小学校は、昭和55年度に12学級を予定し建築をいたしましたが、本年2月の入学児童調査では14学級が見込まれ、現在は特別教室を利用し、14学級を編制しているのが現状でございます。明年4月にはさらに2学級の増加が見込まれますことから、本年度中に不足する校舎の増築を行い、新年度から正規の教室で子供たちの学習を行わせるため、今回、校舎の増築をいたすこととし、これが建設のための設計委託料を計上いたすものでございます。なお、建築費につきましては、国の補助金との関係から債務負担行為により工事を施行し、国庫補助金の交付される明年度に歳出予算を計上いたすものでございます。

 次に、学校施設建設用地地質調査委託につきましては、明年度改築を予定しております御厩小学校等の調査を行うため所要額を計上いたすものでございます。

 次に、川前小・中学校建設敷地取得造成工事につきましては、明年度国庫補助金を受けて改築を予定いたしております川前小学校が、現在の敷地は狭隘でありますので適地を物色いたしましたところ、地権者の了解を得ることができましたので、土地取得基金で対応し、仮契約を行い、先ほど橋本助役から説明がございましたとおり、財産取得の議案を提案いたしておりますので、これが基金からの買い戻しをいたしますほか、敷地造成のための所要額を計上いたしたものでございます。その他平第三小学校屋体の補修工事等緊急に措置を要するものについて所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第3項中学校費第3目学校建設費3億8,203万4,000円につきましても、小学校建設費同様、明年度改築を予定いたしております勿来第二中学校等の地質調査費を初め、川前中学校につきましては、川前小学校と同一敷地を予定いたしておりますので、小学校と合わせて用地の取得及び造成を行うこととし、所要の補正を行うものでございます。

 次に、仮称玉川中学校校舎新築事業につきましては、当初予算で2カ年事業として明年度分については債務負担行為で施行を予定しましたが、国庫補助が今年度に繰り上げて交付される見通しとなりましたので、債務負担行為から歳出予算へ組み替えを行うこととして所要の補正をいたすものでございます。

 次に、第5項社会教育費第2目公民館費につきましては、各公民館の維持補修工事費300万円を計上いたしましたほか、部落公民館建設補助金につきまして、当初予算におきましては4館を予定し見込み額を計上しておりましたが、部落の公民館建設機運が強く、現在8地区で建設することとなっておりますので、補助金交付要綱に基づき助成することとして、1,036万4,000 円を追加計上いたしましたのが主なるものでございます。

 次に、第6項保健体育費第3目体育施設費3,372万7,000円の補正でございますが、まず、市総合体育館につきましては、昭和54年度から継続事業で建設を進めてまいりましたが、今月末には完成することとなりましたので、10月からの管理経費として1,500 万円を計上しましたのを初め、体育館と合わせ隣接する陸上競技場、野球場、庭球場について一括管理を行うため、テレビ監視システムを設置することとし1,000万円、さらに落成式の記念事業としてバレーボール日本リーグを招致することとして申請中でありますが、これが経費530万円を計上いたしましたのが主なる内容でございます。

 次に、第5目給食センター費5,045万1,000円につきましては、常磐学校給食共同調理場廃水処理施設整備事業について国庫補助の内定がございましたので、今回所要額を計上し、施設の整備を図ることといたしましたのが主なる内容でございます。

 以上が一般会計の歳出予算の主なる内容でございまして、この結果、補正額は32億8,295万3,000円となり、既定予算と合わせますと、補正後の予算額は684億4,286万9,000円と相なる次第でございます。

 なお、これが補正財源といたしましては、市税6億192万8,000円、地方交付税3億5,000 万円、国庫支出金3億2,245万1,000 円、県支出金2億284万8,000 円、繰越金5億9,640万3,000円、諸収入5億3,132 万8,000 円、市債5億810万円、その他分担金及び負担金等1億6,989万5,000円をそれぞれ計上し、歳入歳出の均衡を図った次第でございます。

 以上で一般会計の説明を終わりまして、次に、特別会計の各議案について御説明申し上げます。

 議案第9号土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 第1款土地区画整理費第1項総務管理費第3目調査事業費1,570万4,000円でございますが、まず、泉地区第三土地区画整理事業につきましては、県からの委託金の変更に伴います所要の補正をいたすものでございます。

 次の常磐関船地区調査事業につきましては、組合施行により事業を実施するため調査を進てまいりましたが、最近特に交通の渋滞を来たしている都市計画街路白鳥−藤原線(県道常磐−勿来線)の交通緩和のため、一部区域を拡大した計画を策定するため追加調査を行うものでございます。

 次の常磐下船尾地区調査事業につきましては、御承知のとおり当該地区は、公営住宅敷地を中心に水害常襲地帯としてこれが解消に苦慮しているところでございますが、公営住宅廃止後の土地利用、常磐高速自動車道仮称湯本インターから小名浜港へのアクセス道路、水害解消と合わせた馬渡川の河川改修による用地の確保等、当該地区の土地利用について検討いたしましたところ、区画整理事業により土地の整備を行い、有効活用を図ることが必要であると思われますので、関係者と協議をいたし、今回これが調査費を計上いたしたものでございます。

 次の平下平窪第三地区調査事業につきましては、区域の一部変更による追加調査費を計上いたしたものでございます。

 次に、第2項事業費につきましては、第1目小名浜第二土地区画整理費等事業進捗のため、それぞれ所要の補正をいたすものでございます。

 次に、議案第10号中央卸売市場事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。

 第1款中央卸売市場費第1項中央卸売市場費第1目施設運営費350万円の補正でございますが、市場管理のための変圧器増設工事等所要額の補正をいたすものでございます。

 次に、議案第11号競輪事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 第1款競輪事業費第1項競輪総務費第2目設管理費1億1,876万1,000円につきましては競輪場の施設整備工事のほか、郡山場外車券売り場用地取得費が主なる内容でございまして、地権者と協議をいたしましたところ、買収の見通しが立ちましたので、今回所要額を計上いたすものでございます。

 次に、第3款繰出金第1項他会計繰出金第1目一般会計繰出金2億円につきましては、一般会計への繰り出し措置のための予算計上でございます。

 次に、議案第12号磐城共立高等看護学院特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 第1款学院運営費第1項看護学院運営費第1目高等看護学院運営費168万円の補正につきましては、先ほど橋本助役から議案の説明がございました磐城共立高等看護学院修学資金の貸付金を計上いたしたものでございます。

 次に、議案第13号川部財産区特別会計補正予算(第1号)から議案第16号川前財産区特別会計補正予算(第2号)までは、いずれも財産区会計の管理運営に要する所要の補正をいたすものでございます。

 以上で特別会計の補正予算案の説明を終わらせていただきまして、次に、企業会計の補正予算について御説明申し上げます。

 議案第17号総合磐城共立病院事業会計補正予算(第1号)から御説明申し上げます。

 資本的収入及び支出のうち支出でございますが、第1款資本的支出第4項他会計貸付金第1目看護学院貸付金168万円の補正につきましては、先ほど看護学院特別会計で御説明いたしました、学院生に対する修学資金貸付金の原資を磐城共立病院事業会計で貸し付けを行うための所要の補正でございます。

 次に、議案第18号好間病院事業会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 収益的収入及び支出でございますが、第1款病院事業費用第1項医業費用第1目給与費492万4,000円につきましては、内科医師の採用に伴います給与費でございますが、昭和53年6月に内科医師1名が退職し、自来好間病院は医師3名で運営いたしてまいりましたが、医療法施行規則等から見ても不足を来しているところから、医師の確保について関係方面へ要請をいたしておりましたところ、適任者が紹介されましたので、好間病院の内科医師として採用し、病院運営の充実を図るものでございます。

 次に、議案第19号水道事業会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。

 資本的収入及び支出の支出第2款簡易水道事業資本的支出第1項建設改良費第2目改良事費1,072万1,000円につきましては、県道改良工事に伴います大利簡易水道等の配水管の改良工事費を計上いたしましたのが主なる内容でございます。

 以上で予算関係の議案につきまして説明を終わらせていただきまして、引き続きまして議案第20号昭和55年度総合磐城共立病院事業会計決算から議案23号昭和55年度水道事業会計決算の認定までの4議案につきまして一括御説明申し上げます。

 本議案は、各企業会計の昭和55年度の決算の認定でございまして、監査委員の監査も終了いたしましたので、監査委員の意見を添えて御提案申し上げた次第でございます。

 以上、予算関係の主なる内容、並びに企業会計の決算認定につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議のほどをお願い申し上げまして、私の説明を終わります。



○議長(渡辺多重君) この際、市長より発言の訂正を求められておりますのでこれを許します。田畑市長。



◎市長(田畑金光君) 先ほど私の提案理由説明のうち、社会福祉協議会に対する補助金を補償金と申し上げましたが、これは補助金の誤りですので訂正いたします。



○議長(渡辺多重君) たただいまの市長の訂正発言のとおり御了承願います。

 以上で提案理由の説明は終了いたしました。

 なお、議案に対する質疑の通告は、9月16日正午までといたします。

         −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会



○議長(渡辺多重君) お諮りいたします。明12日及び明後13日は、議案調査のため休会することに御異議ありませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(渡辺多重君) 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。本会議は9月14日午前10時より再開の上、市政一般に対する質問を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

                午前11時11分 散会