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福島県 郡山市

平成13年  6月 定例会 06月08日−01号




平成13年  6月 定例会 − 06月08日−01号







平成13年  6月 定例会



           平成13年郡山市議会6月定例会会議録

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             平成13年6月8日(金曜日)

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議事日程 第1号

   平成13年6月8日(金曜日) 午前10時開議

 第1 議席の変更

 第2 会議録署名議員の指名

 第3 会期の決定

    (委員長報告から採決まで)

 第4 諸般の報告

 第5・陳情第38号、陳情第41号

    (委員長報告から採決まで)

 第6・議会案第1号 地方交付税の削減に関する意見書

   ・議会案第2号 道路特定財源の堅持に関する意見書

    (提案理由から採決まで)

 第7・議案第110号  平成13年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から

    議案第135号  専決処分の承認を求めることについてまで

    (市長の提案理由説明)

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本日の会議に付した事件

 日程第1 議席の変更

 日程第2 会議録署名議員の指名

 日程第3 会期の決定

      (委員長報告から採決まで)

 日程第4 諸般の報告

 日程第5 陳情第38号、陳情第41号

      (委員長報告から採決まで)

 日程第6 議会案第1号 地方交付税の削減に関する意見書

      議会案第2号 道路特定財源の堅持に関する意見書

      (提案理由から採決まで)

 日程第7 議案第110号  平成13年度郡山市一般会計補正予算(第2号)

      議案第111号  平成13年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

      議案第112号  平成13年度郡山市老人保健特別会計補正予算(第1号)

      議案第113号  平成13年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第114号  平成13年度郡山市県中都市計画郡山南拠点土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第115号  平成13年度郡山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第116号  平成13年度郡山市地方卸売市場特別会計補正予算(第1号)

      議案第117号  平成13年度郡山市流通業務団地開発事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第118号  平成13年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第119号  平成13年度郡山市老人福祉センター特別会計補正予算(第1号)

      議案第120号  平成13年度郡山市東山霊園特別会計補正予算(第1号)

      議案第121号  平成13年度郡山市水道事業会計補正予算(第1号)

      議案第122号  郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

      議案第123号  郡山市道路の附属物駐車場条例の一部を改正する条例

      議案第124号  郡山市公共下水道事業運営審議会条例の一部を改正する条例

      議案第125号  工事請負契約について

      議案第126号  工事請負契約について

      議案第127号  工事請負契約について

      議案第128号  工事請負契約について

      議案第129号  財産の取得について

      議案第130号  財産の取得について

      議案第131号  財産の取得について

      議案第132号  訴えの提起について

      議案第133号  福島県市町村総合事務組合の構成団体の名称の変更、団体数の増減及び福島県市町村総合事務組合規約の変更について

      議案第134号  専決処分の承認を求めることについて

      議案第135号  専決処分の承認を求めることについて

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出席議員(43名)

     1番 佐藤喜代一議員        2番 駒崎ゆき子議員

     3番 岩崎真理子議員        4番 小島寛子議員

     5番 遠藤敏郎議員         6番 太田忠良議員

     7番 坂本 弘議員         8番 渡辺隆弘議員

     9番 柳沼清美議員        10番 今村剛司議員

    11番 大内嘉明議員        12番 高橋善治議員

    13番 今井久敏議員        14番 飛田義昭議員

    15番 水久保善治議員       16番 佐久間俊男議員

    17番 大木重雄議員        18番 鈴木祐治議員

    19番 伊藤祐一議員        20番 勅使河原正之議員

    21番 佐藤健次議員        22番 佐藤栄一議員

    23番 橋本憲幸議員        24番 柳沼隆夫議員

    25番 八重樫小代子議員      26番 橋本幸一議員

    27番 大和田光流議員       28番 橋本武治議員

    29番 高橋隆夫議員        30番 宗像好雄議員

    31番 橋本和八議員        32番 会田遠長議員

    33番 横山 徹議員        34番 鈴木武司議員

    35番 夏井義一議員        36番 佐藤幸夫議員

    37番 仲 彰則議員        38番 村上昌弘議員

    39番 渡辺憲一郎議員       40番 猪越三郎議員

    41番 熊谷和年議員        42番 熊田有門議員

    43番 吉田岳夫議員

欠席議員(1名)

    44番 久野 清議員

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説明のため出席した者

  市長      藤森英二      助役      小針貞吉

  助役      藏敷明秀      収入役     高橋 晃

  総務部長    國分紘一      企画部長    佐藤 裕

  財務部長    栗山邦城      税務部長    菊地政孝

  市民部長    佐藤潤吉      環境衛生部長  宗形 堯

  保健福祉部長  高田大三      農林部長    伊藤亘記

  商工労政部長  鈴木征夫      建設部長    伊坂邦雄

  都市開発部長  永野 收      下水道部長   熊田忠雄

  水道事業

          栗崎宏元      水道局長    滝田隆夫

  管理者

  教育委員会

          齊藤久之丞     教育長     丹治 勇

  委員長

  教育部長    織田威夫      代表監査委員  橋本忠吉

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事務局職員出席者

  議会事務局長  安田宏平      議事調査課長  佐藤満夫

  議事調査課

  主幹

          鹿野彰久      主任      浅木秀一

  兼課長補佐

  兼議事係長

  主査      佐久間健一     主査      安藤憲世

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    午前10時00分 開会・開議



○渡辺隆弘議長 これより、平成13年郡山市議会6月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 会議規則第2条による欠席の届け出者は久野清議員1名であります。

 地方自治法第 121条の規定により、市長を初め他の執行機関に出席を求めましたところ、出席通知がありましたので、その職、氏名を安田議会事務局長に朗読させます。

    〔安田宏平事務局長 朗読〕

    (朗読文省略)



○渡辺隆弘議長 本日の議事は、議事日程第1号により運営いたします。

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△日程第1 議席の変更



○渡辺隆弘議長 日程第1に従い、議席の変更を議題といたします。

 関係会派の会長から議席の一部変更の申し出がありましたので、会議規則第4条第3項の規定により、議席8番久野清議員を44番に、議席44番渡辺隆弘を8番に、それぞれ変更したいと思いますが、ご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 ご異議なしと認めます。

 よって、そのように決しました。

 議席の変更のため、暫時休憩いたします。

    午前10時04分 休憩

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    午前10時06分 再開



○渡辺隆弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第2 会議録署名議員の指名



○渡辺隆弘議長 日程第2に従い、会議録署名議員の指名をいたします。

 会議録署名議員は、会議規則第 118条の規定により、議長において、小島寛子議員、遠藤敏郎議員、太田忠良議員を指名いたします。どうぞよろしくお願いいたします。

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△日程第3 会期の決定



○渡辺隆弘議長 日程第3に従い、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の運営については、議会運営委員会において審議され、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、議会運営委員会の委員長報告を求めます。佐藤健次委員長。

    〔佐藤健次議会運営委員会委員長 登壇〕



◆佐藤健次議会運営委員会委員長 おはようございます。

 議会運営委員会委員長報告を申し上げます。

 本委員会は、去る6月1日、本日招集の6月定例会の運営について協議いたしましたところ、次のような方向づけがなされましたので、ご報告いたします。

 まず、会期について申し上げます。会期は、本日から6月26日までの19日間といたします。

 次に、会議日程について申し上げます。本日は、お手元に配付してあります議事日程第1号により運営いたします。9日、10日は土曜、日曜のため休会といたします。11日、12日は議案調査のため休会といたします。13日、14日は代表質問を行います。15日は市政一般質問を行います。16、17日は土曜、日曜のため休会といたします。越えて18日、19日、20日は市政一般質問を行います。21日、22日は常任委員会を行います。23日、24日は土曜、日曜のため休会といたします。25日は事務整理日のため休会といたします。最終日の26日は午前10時から本会議を開き、各常任委員会の委員長報告を徴し、本定例会に係るすべての案件を議了することといたします。

 次に、代表質問について申し上げます。質問順序は、6月11日に開催される議会運営委員会で決定されます。

 次に、市政一般質問について申し上げます。発言の通告者は、緑清会5名、政友会2名、社会民主党2名、公明党郡山市議団1名、日本共産党郡山市議団1名、無会派1名の計12名であります。

 質問の順序は、1番、高橋善治議員、2番、駒崎ゆき子議員、3番、佐久間俊男議員、4番、飛田義昭議員、5番、大内嘉明議員、6番、鈴木祐治議員、7番、勅使河原正之議員、8番、佐藤幸夫議員、9番、高橋隆夫議員、10番、宗像好雄議員、11番、小島寛子議員、12番、橋本武治議員、以上であります。

 なお、市政一般質問の日程は、6月15日、18日、19日、20日、それぞれ3名といたします。

 次に、議案の審議方法について申し上げます。議案第 110号 平成13年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から、議案第 135号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案26件について一括議題に供し、市政一般質問終了後、各常任委員会に分割付託の上、審議することといたします。

 次に、追加議案及び議会案並びに請願・陳情があった場合の取り扱いについては、市政一般質問終了日、または本定例会最終日に協議することといたします。なお、議会案及び討論の提出締め切り日については、6月22日午後5時といたします。次に、請願・陳情の締め切りについては、6月15日午後5時といたします。

 以上、ご報告申し上げます。



○渡辺隆弘議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 本定例会の会期については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、委員長報告のとおり、本日から6月26日までの19日間と決定いたしました。

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△日程第4 諸般の報告



○渡辺隆弘議長 日程第4に従い、諸般の報告をいたします。

 初めに、議長会関係の会議について申し上げます。

 去る4月12日、二本松市において、第 133回福島県市議会議長会定期総会が開催され、前議長並びに前副議長が、4月18日、秋田市において、第53回東北市議会議長会定期総会が開催され、前議長が、4月19日、姫路市において、平成13年度中核市議会議長会総会が開催され、前副議長が出席いたしました。また、5月21日、東京都において、第30回全国温泉所在都市議会議長協議会総会が、5月22日、東京都において、第77回全国市議会議長会定期総会がそれぞれ開催され、副議長が出席をいたしました。また、5月23日、本市において、福島県市議会議長会正副会長会議が開催され、私並びに副議長が、5月31日、八戸市において、東北市議会議長会支部長会議が開催され、私が出席をいたしました。これら会議の概要については、印刷物を配付しておきましたので、ご了承願います。

 なお、第77回全国市議会議長会定期総会において、10年以上市議会議員として、橋本憲幸議員、八重樫小代子議員、橋本幸一議員、大和田光流議員、橋本武治議員、熊谷和年議員、熊田有門議員が、市政の振興に功績があったとして表彰を受けられております。

 さらに、第53回東北市議会議長会定期総会において、6年以上市議会議員として、高橋善治議員、今井久敏議員、佐久間俊男議員、大木重雄議員、伊藤祐一議員、勅使河原正之議員、佐藤健次議員、高橋隆夫議員、宗像好雄議員、橋本和八議員、会田遠長議員が、市政の振興に功績があったとして表彰を受けられております。

 次に、平成13年3月定例会において可決された意見書については、内閣総理大臣を初め関係機関に提出しております。

 次に、平成13年3月定例会において採択された請願第34号の処理結果について、教育委員会委員長から報告がありました。

 次に、市長から、地方自治法第 180条第2項の規定により、報告第2号 専決処分事項の報告について、地方自治法施行令第 145条第1項の規定により、報告第3号 平成12年度郡山市一般会計継続費繰越計算書、報告第11号 平成12年度郡山市下水道事業特別会計継続費繰越計算書、報告第14号 平成12年度郡山市地方卸売市場特別会計継続費繰越計算書、報告第15号 平成12年度郡山市水道事業会計継続費繰越計算書、地方自治法施行令第 146条第2項の規定により、報告第4号 平成12年度郡山市一般会計繰越明許費繰越計算書、報告第6号 平成12年度郡山市介護保険特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第7号 平成12年度郡山市県中都市計画荒井北井土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第8号 平成12年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第9号 平成12年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第10号 平成12年度郡山市県中都市計画郡山南拠点土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第12号 平成12年度郡山市下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第13号 平成12年度郡山市農業集落排水事業特別会計繰越明許費繰越計算書、地方自治法施行令第 150条第3項の規定により、報告第5号 平成12年度郡山市一般会計事故繰越し繰越計算書、報告第16号 平成12年度郡山市水道事業会計予算繰越計算書、以上15件の報告がありました。

 また、地方自治法第 243条の3第2項の規定により、郡山地方土地開発公社ほか12法人の平成13年度事業計画書及び予算書の提出がありました。これらについては、いずれも印刷物を配付しておきましたので、ご了承願います。

 次に、監査委員から、地方自治法第 235条の2第3項の規定により、平成13年度1月から3月までの例月現金出納検査の結果について、また地方自治法第 199条第9項の規定により、平成12年度行政監査及び平成12年度第3回定期監査、第4回定期監査の結果について報告がありました。

 次に、包括外部監査人から、地方自治法第 252条の37第5項の規定により、平成12年度第2回包括外部監査の結果について報告がありました。

 これらについては、既に印刷物を配付しておりますので、ご了承を願います。

 以上で諸般の報告を終わります。

 この際、表彰状の伝達を行いますので、暫時休憩いたします。

    午前10時16分 休憩

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    午前10時24分 再開



○渡辺隆弘議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第5 陳情第38号、陳情第41号(委員長報告から採決まで)



○渡辺隆弘議長 日程第5に従い、陳情第38号及び陳情第41号を件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 本件については、改選前の文教福祉常任委員会において審議され、結論が得られた旨報告がありましたので、文教福祉常任委員会の委員長報告を求めます。大木重雄前委員長。

    〔大木重雄前文教福祉常任委員会委員長 登壇〕



◆大木重雄前文教福祉常任委員会委員長 おはようございます。

 文教福祉常任委員会の委員長報告を、前委員長、大木の方から申し上げます。

 文教福祉常任委員会のご報告を申し上げます。

 当委員会は、去る4月12日、委員会を開催し、継続審査中の陳情第38号 介護保険の改善と国の財政措置を求めることについて、及び陳情第41号 県へ、乳幼児医療費の窓口給付(現物給付)実施と、病院ごと科目ごとの自己負担をやめることを求める意見書の提出を求めることについて審査いたしました。

 初めに、陳情第38号について申し上げます。

 陳情第38号は、介護保険における国の負担割合の引き上げ、減免制度の充実、低所得者対策等を国に求めるものでありますが、当局から、制度の範囲内において諸施策の実施に努めていること、また、全国市長会等を通じ、国に対し陳情と同趣旨の要望を行っていることなどの説明があり、当局との間で種々質疑が交わされた後、採決を行った結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第41号について申し上げます。

 陳情第41号は、乳幼児医療費の窓口給付実施と自己負担の廃止を県に求めるものでありますが、委員より、長引く不況の中で、子育てをしている親たちの生活は大変厳しく、子育て支援は多くの方々の切実な願いである。よって、県に対し、窓口給付の実施と自己負担の廃止について積極的に働きかけをするため、本陳情については採択すべきである。

 これに対し委員より、窓口給付を実施するためには、審査支払いシステムの構築を必要とし、また社会保険システムが複雑多岐にわたっていることから、全国的な制度の整備が不可欠である。よって現時点での窓口給付の実施は困難であるので、不採択とすべきである。また、委員より、窓口給付を実施する際の条件整備や制度について、時間をかけて調査研修する必要があるので、継続審査とすべきである。以上のような意見が出されましたが、採決の結果、賛成少数で不採択すべきものと決しました。

 次に、所管事項としまして、委員より、留守家庭児童会の申込み状況と待機者状況について当局との質疑を交わした後、定員を超えて児童の受け入れをしている学童保育所のスペースと指導員数については、適切な対応をしてほしいとの要望がありました。

 以上で報告を終わります。



○渡辺隆弘議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 陳情第38号及び陳情第41号について、高橋善治議員から討論の通告がありますので、高橋善治議員の発言を許します。高橋善治議員。

    〔12番 高橋善治議員 登壇〕



◆高橋善治議員 私は、日本共産党郡山市議団を代表いたしまして、ただいま行われました委員長報告において、いずれも不採択とすべきものとされた陳情第38号 介護保険の改善と国の財政措置を求めることについて、及び陳情第41号 県へ、乳幼児医療費の窓口給付(現物給付)実施と、病院ごと科目ごとの自己負担をやめることを求める意見書の提出を求めることについての2件の陳情は、当然な市民的要求であり、採択すべきものとの考えから、委員長報告に反対し、陳情に賛成の討論を一括して行います。

 最初に、介護保険制度の改善を求める意見書を国に提出することを求めた陳情第38号についてでありますが、介護保険制度の実施前から危惧されていた問題点が、実施後、より具体的にあらわれているとし、陳情者は、利用料の負担や支給限度額制度、施設整備の不備など利用者から見た問題点、さらには事業者から見ても、介護報酬の問題や事務量の膨大化など、緊急に解決すべき問題が多々あると指摘しております。その上で、具体的な改善項目を6項目挙げ、自治体の対応では限界があるとして、国の責任において対処するよう意見書の提出を求めています。

 陳情項目に挙げられている6項目は、どれもが切実かつ緊急なものばかりであります。ことし10月からの保険料全額徴収を控えて、保険料の軽減策、必要さよりも、利用料金の額でサービス量を決めざるを得ない低所得者対策、そしてこれまでも具体的に欠陥が指摘されている介護認定基準の改善、さらには保険料を払いながらも待機しなければならない特養ホームなど基盤整備のおくれの改善など、だれもが安心して介護を受けられる制度にしていくことは、市民だれもが望むことではないでしょうか。そうした改善を図る上で、財政的な措置を国がとることもまた当然のことであります。

 次に、乳幼児医療費助成制度の改善を県に求める陳情第41号について述べさせていただきます。

 この陳情は2項目から成り、1つは国民健康保険利用者以外の市民でも、乳幼児医療費助成を病院の窓口で受けられるような制度に福島県もしてほしいというものであります。陳情者が述べているように、病院窓口で1度支払い、後から申請手続を行い補助を受ける方法は、乳幼児を抱え、経済的にも時間的にも余裕のない若い世帯にとっては大変なことであり、窓口給付への改善は切実な要望であります。せっかく子育て支援策として、就学前までに助成制度が改善されたのですから、郡山市の世帯の3分の2近くを占める国保以外の家庭が利用しやすい制度に改めることを求めることは、行政サービスの向上といった面から見ても当然ではないでしょうか。それだからこそ、他の県では既に実施しており、また郡山市初め他の自治体も、県に対してその実施を求めているのではないでしょうか。

 陳情2項目めの一部負担金制度の解消は、市町村財政の面から見ても当然なことだと思います。病院ごと、診療科目ごとに 1,000円の自己負担を市民に求めたら、この乳幼児医療助成制度の意義そのものがほとんどといってよいほどなくなってしまうことになります。そうしないために、県内の市町村のほとんどすべてが、一部負担金を住民に求めないで自治体負担として実施していると聞いています。

 郡山市でのこの制度による負担額は、推計で 6,300万円と言われています。住民と直接接している市町村は、厳しい財政事情の中で、少しでも住民サービスを向上させようと努力しています。市町村の子育て支援策をさらに充実させるためにも、こうした負担金制度を解消することは大切なことだと思います。

 以上、陳情2件の採択に賛成の意見を述べまして、討論といたします。

 議員各位のご賛同をお願いいたします。



○渡辺隆弘議長 以上で討論を終結いたします。

 これより起立により採決いたします。

 初めに、陳情第38号 介護保険の改善と国の財政措置を求めることについては、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○渡辺隆弘議長 着席願います。起立多数であります。

 よって、陳情第38号については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、陳情第41号 県へ、乳幼児医療費の窓口給付(現物給付)実施と、病院ごと科目ごとの自己負担をやめることを求める意見書の提出を求めることについては、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○渡辺隆弘議長 着席願います。起立多数であります。

 よって、陳情第41号については、委員長報告のとおり決しました。

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△日程第6 議会案第1号 地方交付税の削減に関する意見書



△議会案第2号 道路特定財源の堅持に関する意見書(提案理由説明から採決まで)



○渡辺隆弘議長 日程第6に従い、議会案第1号 地方交付税の削減に関する意見書、及び議会案第2号 道路特定財源制度の堅持に関する意見書の議会案2件を一括して議題といたします。

 お諮りいたします。議会案第1号及び議会案第2号については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 異議なしと認め、これより起立により採決いたします。

 初めに、議会案第1号 地方交付税の削減に関する意見書については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○渡辺隆弘議長 着席願います。起立多数であります。

 よって、議会案第1号については、原案のとおり可決されました。

 次に、議会案第2号 道路特定財源制度の堅持に関する意見書については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○渡辺隆弘議長 着席願います。起立多数であります。

 よって、議会案第2号については、原案のとおり可決されました。

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△日程第7 議案第 110号 平成13年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から議案第 135号 専決処分の承認を求めることについてまで(市長の提案理由説明)



○渡辺隆弘議長 日程第7に従い、議案第 110号 平成13年度郡山市一般会計補正予算(第2号)から、議案第135 号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案26件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 本日ここに、平成13年郡山市議会6月定例会の開会にあたり、当面する市政の課題並びに今回提出いたしました議案の概要についてご説明を申し上げます。

 初めに、本定例会は、先の臨時市議会において新しく構成された初めての議会であり、また、私にとりましても市長3期目の最初の定例会でありますので、今後の市政運営について、所信の一端を申し上げます。

 私は去る4月8日に執行された郡山市長選挙において、市民の皆様の絶大なるご支援を得て当選し、引き続き市政をお預かりすることとなりましたことは、私の最も光栄とするところであり、その責務の重大さに改めて身の引き締まる思いであります。

 このたびの選挙においては、5つの政党を初め、各界各層の皆様からのご推薦をいただき、有効投票数に占める得票率が、前回の約63%を大きく上回り、80%を超える8万 4,210票を獲得することができました。このことは、私が、郡山市長に就任して以来今日まで、「クリーンで、公正、公平、誠実」を基本姿勢に「市民に開かれた、やさしく、わかりやすい、市民が納得できる市政」の確立に努めてきた過去8年間にわたる市政運営の実績が評価されるとともに、選挙を通じて訴えてきた今後の市政運営についてもご理解をいただいたものと考えております。

 今後におきましても、初心を忘れることなく、市民の皆様の信頼と負託にこたえるため、これまでの実績を生かしながら、常に市民の立場に立った「市民が市政の主権者」であることを念頭に置き、市民との対話を通して、開かれた市政を一層推進するとともに、市民のだれもが「わがまち郡山」として誇れる「個性ある50万都市の創造」に、誠心誠意、全力を尽くしてまいる所存であります。

 今、我が国は、少子高齢化社会の進展を初め、情報化・国際化、環境問題など、我々の想像を超えたスピードで変化しており、将来を的確に予測し、市民が何を望んでいるかを未来志向で見つめた新しい行政の形が求められていると考えております。

 私は、「時代(いま)を見据え、未来(あした)を拓く」ことを基本理念に、行政の軸足をハードからソフトに移行させながら、次の5つの目標に向かって各種施策を積極的に推進してまいる考えであります。

 その第1は、「すべての人にやさしい高度な福祉都市 郡山」の実現であり、「ものづくり」としての公共施設の整備はもとより、「こころづくり」にも配慮したユニバーサルデザインの考え方をすべての行政分野に取り入れ、だれもが生きいきと暮らすことができる長寿社会の形成や、安心して子供を産み育てることができる環境整備に努めてまいります。

 第2は、「男女がともに築く、活力ある郡山市」の実現であり、女(ひと)と男(ひと)、つまり女性と男性がともにきらめく男女共同参画社会の推進に積極的に対応するとともに、情報技術、いわゆるIT革命に対応する情報先進都市、歴史や文化に触れ合うことができる文化都市の創造を、さらには市民の皆様の参加と連携に基づく協働によって、市民一人ひとりが誇りを持てる活力に満ちたまちづくりに努めてまいります。

 第3は、「人と自然が共生し、暮らしの安全・安心が保たれた郡山市」の実現であり、市民の暮らしの中に「水と緑」が息づき、ゆとりと潤いのある空間の創造によって、快適な生活環境と自然環境に配慮した五感に響く環境都市づくりを推進するとともに、都市の継続的な発展を可能にする資源循環型社会の構築やだれもが安心して暮らせる安全なまちづくりに努めてまいります。

 第4は、「高度な都市機能と産業機能が集積した郡山市」の実現であり、人々が楽しく集い、交流し、全国に向けた情報の発信が可能な魅力ある中心市街地や新たな都市拠点の創出、快適な居住環境が整備された調和のとれた都市の形成、さらには、地域産業の活性化と高度産業拠点都市の創造に努めてまいります。

 第5は、「市民本位の行政サービスが充実した郡山市」の実現であり、市民のニーズを的確にとらえた、きめ細やかな市民サービスの向上と各般にわたる行政のワンストップサービスの徹底を図るほか、情報公開の一層の推進、さらには、時代に適合した評価システムの開発と行財政改革による健全財政の堅持に努めてまいります。

 こうした21世紀に進める新しい行政の各種施策を市民の皆様の「参加と連携と協働」により推進することによって、33万 5,000市民ととともに、「夢あふれる郡山の未来」を共有し、本市のさらなる発展に寄与してまいる考えであり、今後とも、議員の皆様はもとより、市民の皆様の一層のご理解、ご支援を賜りますようにお願いを申し上げる次第であります。

 次に、当面する市政の重要課題について申し上げます。

 初めに、5つの大型プロジェクトのうち、郡山駅西口第一種市街地再開発事業についてでありますが、再開発ビル「ビッグアイ」は、4月1日に「市民プラザ」が、8日には「福島県立郡山萌世高等学校」が開設されたのに引き続き、同じく27日には商業施設の「モルティ」がオープンし、木々の緑が映える駅前広場とともに、市民の新しい交流拠点として、にぎわいを見せており、(仮称)ふれあい科学館「スペースパーク」の準備も10月1日のオープンに向け、計画どおり進捗をしているところであります。

 また、歩行者移動ネットワークを構築するためのビッグアイ北側エリアの動く歩道を併設したペデストリアンデッキ整備事業につきましては、平成14年3月の竣工に向け、事業の推進を図っているところでありますが、本年3月15日開催の平成13年郡山市議会第2回臨時会においてご承認をいただきました、平成12年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)の歳入の一部が、出納閉鎖期日の5月31日までに納入されないこととなり、決算上、歳入歳出差引額に不足が生じることとなりました。

 これにより、平成12年度の歳入不足に充てるため繰上充用金を補正する平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第2号)を5月31日付で専決処分をしたところでありますが、こうした事態になりましたことは、遺憾の至りであります。

 なお、法務局に供託をしておりました転出補償金につきましては、供託金払渡請求により、6月5日に戻し入れが完了しておりますが、保留床の売却代金についても、速やかに問題が解決できるよう、強く求めてまいる所存であります。

 次に、郡山南拠点土地区画整理事業につきましては、平成15年度の完成を目途に建物等の移転を進めているところであり、本年度末には、事業費ベースで約79%の進捗率となる見込みであります。

 次に、流通業務団地開発事業につきましては、造成工事の完了後、直ちに分譲を開始し、現在までに、分譲予定面積の約64%に当たる分譲が完了したところであり、残りの残地についても、今後公募等により処分をしてまいります。

 次に、郡山市総合地方卸売市場建設事業につきましては、建物主体工事が昨年12月をもって完了したことから、現在は、各種の設備工事や構内整備工事などの仕上げ工事を進めており、平成14年4月の開場に向け事業の推進を図ってまいります。

 次に、21世紀記念公園整備事業につきましては、日本庭園を初め、各種の整備工事が計画どおり進捗しているところであり、今後は、交流施設の建設工事に着手し、平成14年度の完成に向けて事業の推進を図ってまいります。

 次に、最近の景気動向と雇用情勢について申し上げます。

 内閣府が5月11日に発表した月例経済報告によりますと、景気は、輸出や生産の減少、さらには企業収益の伸びの鈍化等により、一層後退感を強めた見解を示しており、5月の日銀福島支店の金融経済概況においても、海外景気の減速に伴い、輸出関連企業を中心に生産レベルを引き下げる動きが広がり、住宅投資も減少傾向にあるなど、「県内景気は、一段と調整色が強まっている」としております。

 また、郡山市商工振興連絡協議会の4月の調査による市内事業所の景況感においても、現況や今後の見通しで、前回の調査より悪化の比率が増加し、景気の後退感が広がりつつある状況にあります。

 一方、雇用情勢については、総務省が5月29日に発表した4月の完全失業率は、前月より0.1 ポイント高い 4.8%で、企業の生産調整・人員整理の影響等により、依然として厳しい状況が続いております。

 また、郡山公共職業安定所管内の4月末の有効求人倍率は、0.78倍と、全国及び県の指数0.62倍を、0.16ポイント上回る結果となっておりますが、全般的に雇用情勢は、いまだ厳しい状況にあり、引き続き緊急雇用対策事業を実施するなど、雇用の確保に努めてまいる考えであります。

 次に、農作物の生育状況について申し上げます。

 本年4月以降の天候は、高気圧に覆われた晴天の日が続いたため、4月の降水量が福島地方気象台観測史上、最少の記録を更新し、5月に入ってからも例年見られる「走り梅雨」の徴候もなく、降水量は記録的に少ない状況にありました。

 こうしたことから、東部地域を中心に一部地域では水不足による作業のおくれが心配されましたが、全般的に田植えは順調に進み、活着も良好の状態であります。

 一方、野菜、葉たばこ等の畑作物は、干ばつの影響が若干見られるもののおおむね順調に生育しているところであり、果樹につきましても、ナシ及びリンゴの開花が平年より3日から4日早まるなど、現在のところ各農作物とも全般的に良好な状況であります。

 今後とも、気象等に十分注意しながら、関係機関及び農業団体と一体となった、適切な農家の生産指導によって万全を期してまいる考えであります。

 次に、国や県の行財政改革の取り組みと本市の対応策について申し上げます。

 政府は、本年1月、経済全般の運営の基本方針や予算編成の基本方針などを初めとする重要事項について調査審議し、具体的な建議を行うため、首相を議長とする「経済財政諮問会議」を設置したところであり、このほど「今後の経済財政運営や経済社会の構造改革に関する基本方針」の骨子案が明らかになったところであります。

 その基本的な考え方は、既存の制度や規制を見直す構造改革によって、経済の活性化と財政再建を目指すものであり、民営化や地方自立のためのプログラムなど、7つの改革プログラムをつくる一方、公共事業費や社会保障費、さらには、地方交付税交付金制度などの改革のポイントを明示することによって、聖域なく見直しを行い、来年度予算編成を含めた政策運営の基本指針とするものであります。

 一方、県においては、5月21日開催の「行財政改革推進本部会議」において、税収入の伸び悩みなどで財政が悪化する中、国の歳出抑制政策によって地方の補助金等のカットが予想されることから、市町村や各種団体への補助金比率の見直しや減額、公共事業の効率化やコスト縮減を推進するなど、財政構造の抜本的な見直しに着手するとしております。

 今回、国が示した、いわゆる「骨太の方針」には、「個性ある地方の競争・自立した国と地方との関係の確立」を図るための地方交付税の改革を初め、「新世紀型社会資本の整備」のための特定財源や公共事業関係計画の見直しなど、地方にとって見過ごすことのできない重要な事項が多数含まれており、地方の意見が適時適切に反映されるよう中核市の市長として、また、全国市長会などを通して強く働きかけていく所存であります。

 また、国や県の改革が平成14年度から実施されることを踏まえ、本市といたしましては、この機会を、みずからもさらなる改革を断行する絶好のチャンスととらえ、既存の財政計画などの見直しを図るとともに、今後の各種事業の円滑な推進や弾力的な予算運営が保たれるよう的確な情報の収集とその対応に努めてまいる所存であります。

 次に、高度情報化推進事業について申し上げます。

 本市におきましては、「情報先進都市 郡山」を目指し、情報化施策を積極的に推進しているところであり、今年度は、地域イントラネットの充実を推進するため、他市には、例を見ない先駆的な取り組みとして、本庁舎を初め行政センター、小・中学校、社会教育施設など、252 施設を高速光通信網で結び、双方向で通信可能なネットワーク基盤を構築するとともに、市職員1人1台のパソコン整備に向け、平成13年度及び14年度において、 1,200台を配置する計画であります。

 また、本市の情報化をハード・ソフトの両面から総合的、体系的に構築するため、学術研究機関、情報化基盤整備団体など、各界各層を代表する市民の皆様で構成する「(仮称)IT推進戦略対策会議」を新たに設置するとともに、全庁的な電子化推進組織を立ち上げ、2つの検討組織を有機的に活用しながら、国の平成15年度を目標にした「電子政府構想」に対応する本市の「電子自治体」の構築に向けた情報化計画を策定し、市民参加による情報化施策の推進を図ってまいります。

 さらに、本市の総合行政ネットワーク構築にあわせ、平成9年度から開設しております行政情報のホームページをさらに充実するため、従来の集中処理型の作成方式から、入力・更新が容易にできる分散処理型のホームページに改善し、タイムリーな情報の提供に努めてまいります。

 なお、IT普及国民運動の一環として、5月26日の視聴覚センターでの講座を皮切りに始まったIT講習会は、各会場とも好評であり、5月及び6月開催の14講座における申込者数は643 名で、定員の 280名に対する倍率は、 2.3倍となっております。

 本市は、全国的にもトップクラスの多くのパソコンを用意したところであり、市内46の施設において、受講者総数1万 2,500人の合計 625講座を開催することとしておりますので、多くの市民の皆様に受講いただけるよう、さらなる事業のPRに努めてまいります。

 次に、住民基本台帳ネットワークシステムについて申し上げます。

 このシステムの構築は、平成11年8月の住民基本台帳法の一部改正により、全国の市町村をネットワークで結ぶものであり、平成14年8月からは、国の行政機関で活用するための全国共通の本人確認ができる情報を提供するとともに、平成15年8月には、全国どこの市町村からでも住民票の交付が受けられる広域交付や転入・転出の手続等の簡素化が可能となります。

 本年度は、全国市町村ネットワークシステムとの連携を図るため、既存のシステムを改修するものであり、運用後は住民サービスの向上や住民負担の軽減、さらには、国と地方自治体の連携による行政事務の効率化を図ってまいります。

 次に、国立郡山病院統廃合問題について申し上げます。

 政府は、去る4月20日、「国立病院・療養所における昭和61年再編成計画の未実施施設の対処方策」を閣議決定し、国立郡山病院を含む17施設の経営移譲及び15施設の廃止を明らかにしたところであります。

 本市といたしましては、さきに、社団法人郡山医師会と合意に達した後医療の整備内容を具現化するため、同医師会とともに設置した「国立郡山病院後医療整備推進委員会」において検討してまいります。

 具体的な内容につきましては、新病院の療養病床と一般病床を合わせたベッド数やリハビリテーションを含めた診療科目を初め、施設の規模や医療機器等の整備目標などのほか、医療従事者等の人事管理や医療収益等の財務管理を含む経営シミュレーションを民間の機関を活用しながら検討する考えであります。

 次に、国民健康保険事業について申し上げます。

 今回の国民健康保険事業の本算定に当たりましては、医療費等の再推計及び国庫支出金等の精査を行うとともに、前年度決算見込みによる繰越金を充てたことに加え、レセプトの再点検など医療費適正化対策事業や税収確保のための市税等滞納整理緊急特別対策事業を、積極的に実施した結果、財源調達の見通しが図られることになりました。

 こうしたことから、本年度につきましては、その税率を国民健康保険運営協議会の答申を踏まえ、基礎課税額について、所得割額を現行の10.7%から10.4%に引き下げるとともに、被保険者均等割額及び世帯別平等割額をそれぞれ 1,000円ずつ減額する改定を行うものであり、これによる税の引き下げ額は、4人家族の平均的モデル世帯の場合、およそ 9,700円になる見込みであります。

 しかしながら、国民健康保険事業の運営は、高齢化の進展、雇用状況悪化に伴う被保険者の増加、さらには疾病構造の変化、医療サービスに対するニーズの多様化により、医療費の増嵩が見込まれるほか、長引く景気の低迷による所得の減収等、極めて厳しい状況にあることから、今後とも、国を初め関係機関に医療保険制度の抜本的な改革を要請するとともに、医療費の適正化と保険税の収納確保に努め、国民健康保険事業運営の安定化を図ってまいる考えであります。

 次に、郡山市ふれあい科学館「スペースパーク」について申し上げます。

 本科学館は、広く市民の皆様に親しまれ、科学や宇宙に関する興味や関心を高める最良の施設となるよう創意と工夫を重ねながら、10月1日のオープンを目指し、開館の準備を進めております。

 また、10月14日には、宇宙飛行士の毛利衛氏を招いた講演会をメーンに、すばる望遠鏡を有する国立天文台ハワイ観測所とのテレビ会議なども取り入れた開館記念式典を、郡山市民文化センターで開催する計画であり、インターネットの双方向通信による情報ネットワークを最大限に活用した多彩な各種イベントによって、全世界に向けた本市の情報の発信に努めてまいります。

 次に、うつくしま未来博について申し上げます。

 このイベントも、開催まであと29日となり、会場内には既にメーンゲートが完成し、各種パビリオンの建設も着々と進み、未来博に関する報道が連日のように行われるなど、開催に向けて内外の気運も着実に盛り上がりを見せてきたところであります。

 本市といたしましては、9月13日から16日までの4日間、未来博の主要イベントとなる「90市町村ふれあいパーク」に出展し、郡山市発展の礎となった安積疏水や安積開拓の紹介を初め、観光コーナーの設置、さらには市内の太鼓団体、合唱や合奏の音楽団体、神楽や獅子舞等の伝統芸能団体など、多数の御参加をいただく各種イベントによって、本市の効果的なPRや文化の披露などを行い、来場者に「ふるさと郡山」としての魅力や自慢を全国に向けて情報発信していく考えであります。

 続きまして、今回提出の補正予算議案の概要についてご説明を申し上げます。

 本年度の当初予算につきましては、ご承知のとおり骨格予算として編成したところであり、補正予算の編成に当たりましては、原則として先送りした新規・政策的事業を中心に、都市基盤の整備や生活基盤の整備事業などの重点選別に努めるとともに、教育や福祉面におけるきめ細やかな配慮を行いながらも、国・県の行財政改革の動向を先取りする形で行政運営の簡素化、事業計画の見直しなど、一層厳しい姿勢で編成をしたところであります。

 また、補正の財源といたしましては、国県支出金、市債等の歳入のほか、当初予算に計上していた予備費の振り替えによって編成したところであります。

 以上の結果、一般会計補正予算案の規模は33億5,003 万円で、本年度の一般会計の累計額は、1,007 億 1,350万円となり、前年度同期に比較して 5.8%の減となるものでありますが、予備費を他の歳出予算に充てたことから、実質的な事務事業費の計上額は、 130億 5,854万円となるものであり、前年度予算との比較による減少につきましても、市民プラザの建設事業や河内清掃センターのダイオキシン削減対策事業などが完了したこと、さらには介護保険制度導入に伴う特別養護老人ホーム等建設事業に対する施設への助成が一段落したことによるものであります。

 また、11の特別会計における補正予算案の規模は14億 8,547万円で、すべての特別会計の予算総額は 1,009億 2,460万円となり、前年度同期に比較して12.2%の減となるものでありますが、これらにつきましても、大型プロジェクトの郡山駅西口第一種市街地再開発事業や流通業務団地開発事業がほぼ完了を見たこと、また、下水道事業については、国の経済対策に呼応してきた事業費を通年ベース化したことなどにより減額となったものであります。

 したがいまして、一般及び特別両会計の合計額は 2,016億 3,810万円となり、前年度同期に比較して 9.1%の減となるものであります。

 次に、補正予算議案の主要な事務事業について、第四次総合計画の6つの施策の大綱に沿ってご説明を申し上げます。

 施策の大綱1は、新世紀に躍進する都市づくりであります。

 まず、幹線道路網の整備についてでありますが、都市の骨格を形成し、極めて重要な都市施設である内環状線横塚地区を初め3路線の街路整備を加えるとともに、清水台長者一丁目線など5路線の新設改良事業や生活道路の整備事業を重点的に実施をしてまいります。

 また、安全・安心ロード整備事業については、電線類の地中化や道路の高質化、歩道の整備、さらには街路の緑化等の事業を推進し、すべての人に優しく、安心して歩行ができる道路整備を計画的に推進するとともに、冬季の異常低温により、路面のひび割れ等が発生したため、国庫補助による災害復旧事業を実施をしてまいります。

 また、郡山駅東口広場整備事業につきましては、整備中の自動車駐車場を7月から供用を開始するとともに、モニュメントやトイレなどの整備を行い、明年3月の完成を目指し、事業の進捗を図ってまいります。

 治水及び浸水対策事業につきましては、一級河川の南川を初め、準用河川の愛宕川など、5つの河川を改修するほか、大槻町の西ノ宮西排水路及び小山田排水路など、4つの排水路の整備を推進してまいります。

 土地区画整理事業につきましては、富田第二土地区画整理事業地に隣接した片平町中ノ目地区の土地区画整理事業を新規に立ち上げ、既存の事業地域と一体的に整備するほか、組合施行による土地区画整理事業の円滑な推進を図るため、公共施設整備事業負担金として、今回初めて土地区画整理組合に対する助成を行ってまいります。

 市営住宅の建設については、年次計画で整備を進めております東部ニュータウンの緑ヶ丘東団地内に1棟24戸を建設するほか、安積団地建替事業のための基本計画にあわせてシルバーハウジング事業計画も策定してまいります。

 次に、施策の大綱2、地球をいたわり人にやさしい生活環境づくりについて申し上げます。

 まず、水環境の保全につきましては、県や猪苗代湖流域の関係市町村とともに設立をいたしました「猪苗代湖・裏磐梯湖沼水環境保全対策推進協議会」において、環境保全対策を強化するほか、「猪苗代湖環境保全推進連絡会」のメンバーである2市1町の連携により、湖水の水質保全を図るため、「猪苗代湖一斉親子クリーンアップ作戦」を実施してまいります。

 水道事業につきましては、未給水地域の解消を図るため、一般会計からの出資割合を強化しながら、中田、西田及び三穂田地区の配水管布設等を計画的に推進をしてまいります。

 下水道事業につきましては、湖南地区の特定環境保全公共下水道事業が明年7月から一部供用を開始する予定でありますことから、その受益者としての分担金について、公共下水道事業運営審議会において審議をいただくとともに、(仮称)湖南浄化センターの整備にあわせた面整備についても、継続して推進をしてまいります。

 また、公共下水道事業を初めとする汚水処理事業については、各事業間のバランスをとりながら、効率的かつ効果的にそれぞれの事業を進めてまいりましたが、このたび、国及び県において、汚水処理施設整備の建設費等に係る経済効果の比較基準が統一され、その指針が示されたことから、「福島県全県域下水道化構想」との整合性を図りながら、地勢や地域性等を考慮した整備区域等の見直しを実施し、総合的な汚水処理施設整備事業を推進をしてまいります。

 公園・緑地の整備につきましては、中心市街地の防災にも配慮したグリーンオアシス整備事業として、(仮称)芳山公園の整備を進めるほか、貴重な自然を残す五百淵公園、野鳥観察の拠点となる(仮称)鳥見公園、さらには、平成記念こどものもり公園内に設置をする(仮称)もりの館の実施設計にも着手をしてまいります。

 さらに、(仮称)東部森林公園整備事業につきましては、東部地域の緑豊かな良好な自然環境を活用し、市民に親しまれる森林公園を整備するための基本構想等の策定に着手をしてまいります。

 また、水辺空間の整備につきましては、市街化区域内にある水田のかんがい面積が2ヘクタール未満のため池について、親水、治水機能を持たせた水空間として整備するため、調査事業を実施をしてまいります。

 次に、施策の大綱3、変化に対応できる活力ある産業づくりについて申し上げます。

 まず、農業の振興策につきましては、地域振興作物や転作物の生産性の向上を図るため、水田農業経営確立条件整備事業として、転作園芸用パイプハウスの整備に対し助成するのを初め、中山間地域等農業・農山村総合支援事業のライスセンター施設や地域特産物の付加価値を高める農産加工施設の整備に助成し、生産性の高い農業経営の確立と農家経営の安定を図ってまいります。

 地域商業の振興策につきましては、魅力ある商店街を育成するため、その担い手となる、商店街・商工会の若手事業者が自主的に取り組む地域活性化に向けた研究会活動への支援策として、研究活動経費に対する助成を行ってまいります。

 次に、施策の大綱4、健康で生きいきと暮らせる思いやりのある福祉づくりについて申し上げます。

 まず、やさしいまちづくり事業についてでありますが、郡山駅西口広場に盲人用誘導装置を設置するほか、公用・公共用建物8施設の自動ドアの設置及び国道49号から日本大学に至る守山金屋線など、6路線の市道の段差解消等の改修工事を実施してまいります。

 障害者福祉施策につきましては、知的障害者で雇用されることが困難な市民が、就労に向けた訓練等を行う通所授産施設整備への助成を初め、在宅の重度障害者の生きがいと社会参加を促進するための在宅生活支援事業への助成を行ってまいります。

 介護保険事業につきましては、その導入に当たり、本市においては、介護サービスの供給体制の整備を積極的に推進してきたことから、現在のところ順調に推移をしているところであり、平成14年度において、「第二次郡山市高齢者保健福祉計画・郡山市介護保険事業計画」の全般的な見直しを予定しておりましたが、特別養護老人ホームなど施設への入所を希望する方々が多くなっている現状を踏まえ、施設整備計画の見直しを行う検討委員会を1年早めて設置をしてまいる考えであります。

 さらに、高齢者施策といたしましては、介護予防のための住宅改修に対する高齢者にやさしい住まいづくり助成事業や重度の要介護者を介護する家族に対する家族介護慰労事業を実施してまいります。

 児童福祉施策につきましては、郡山市エンゼルプランに基づく、少子化対策の一環として、放課後、保護者が家庭にいない小学校低学年の児童を対象にした留守家庭児童会を金透小学校、明健小学校及び朝日が丘小学校に新たに開設し、児童の健全な育成と家庭における子育て支援体制の充実を図ってまいります。

 次に、施策の大綱5、創造性に富む心豊かなたくましい人づくりについて申し上げます。

 まず、小中学校の施設整備につきましては、行健中学校屋内運動場の増改築工事を初め、薫小学校及び高瀬中学校の屋内運動場建替に係る調査事業、郡山第二中学校ほか2校の耐震診断調査事業、小原田小学校及び安積中学校のプール築造事業、さらには、安積中学校のグラウンド整備事業等を実施してまいります。

 また、児童生徒用机・いすの更新事業として、市立の全小中学校に、環境にやさしい資源循環型社会に対応したリサイクル素材を用いたエコ型の机・いすを年次計画により導入し、子供たちの体格の向上に合わせた良好な教育環境の整備を図ってまいります。

 小中学校のコンピューター、インターネット及び校内LANの整備についてでありますが、本市においては、全国に先駆けて情報ネットワークの整備を進めてきたところであり、特にインターネットにつきましては、すべての小中学校と教育研修センター、さらには、ふれあい科学館等を光ファイバーで結ぶ工事が本年度秋には完了する予定であります。

 また、ふれあい科学館がオープンする10月には、「教育情報ネットワーク」が完成いたしますことから、小中学校と教育研修センター、さらには、科学館等とを結び、テレビ会議やビデオ映像の配信、教材のデータベース化を積極的に進めてまいります。

 特色ある学校づくりの推進については、教育現場での自主性や主体性を尊重した学校づくりにおいて、学校が自由な発想のもとに計画し、教育活動の展開ができるよう配慮する必要があります。

 特に今、学校教育においては、学校・家庭・地域社会の相互の理解と連携が不可欠なものであり、それぞれの地域が持つ教育資源を効果的に活用し、豊かな経験やすぐれた知識を有する地域の人材を日常の教育活動の中に積極的に登用するなどの教育活動を展開することによって、児童生徒の「生きる力」をはぐくみ、「社会性」を培いながら人間形成を図ってまいります。

 公民館の施設整備につきましては、赤木及び行徳地域公民館に集会室を増築するのを初め、安積公民館笹川分館の建てかえや県道の拡幅工事に伴う、富久山公民館小泉分館の移転新築を実施をしてまいります。

 大安場古墳整備事業については、平成12年度に「大安場古墳整備懇話会」を組織し、専門家や市民代表の皆様のご意見をいただきながら、古墳公園の基本設計を完了したところでありますが、本年度は国庫補助制度を活用し、国の史跡に指定された用地の取得を行うとともに、古墳の復元や整備のための調査等を実施をしてまいります。

 民俗芸能伝承保存事業については、中田町柳橋地区において毎年上演されてきた柳橋歌舞伎が、数多くの市民に親しまれ、全国的にも知られるようになってきたことから、この貴重な無形民俗文化財を後世に継承するとともに、さらに充実発展させていくため、上演会場となる黒石荘に本格的な野舞台を整備し、本市文化の振興を図ってまいります。

 (仮称)阿武隈川トリムパーク21の整備については、細表橋から行合橋に至る河川敷を国から借り受け、市民の軽スポーツを初め、子供から高齢者の世代間交流ができる多目的広場として整備をしてまいります。

 次に、施策の大綱6、市民が誇りをもちともに進める地域づくりについて申し上げます。

 国際姉妹都市交流事業についてでありますが、昨年11月、オランダ王国「ブルメン市」の副市長を初めとする訪問団が来訪の際、本年9月に、本市ゆかりのファン・ドールンの記念碑を出身地のハル地区に建立するので、その除幕式に本市からも参加をお願いしたい旨の要請を受けたことから、本市を初め、安積疏水土地改良区、郡山市農業協同組合、郡山商工会議所、郡山市国際交流協会とともに、「ブルメン市友好親善訪問団」を派遣し、国際姉妹都市との親善交流を図ってまいります。

 また、地域づくり推進事業につきましては、市内各地で個性ある地域おこし活動を行っている団体の顕彰や冬の郡山を彩る「こおりやま・ビッグ・ツリーページェント」を昨年に引き続き支援するなど、市民一人ひとりが愛着を持ち、「わがまち郡山」として誇れる個性ある地域の創造を市民との協働によって推進をしてまいります。

 以上が今回補正予算案として計上いたしました主要な事務事業の概要であります。

 次に、条例及びその他の議案といたしましては、郡山駅東口広場駐車場の供用開始に伴う「郡山市道路附属物駐車場条例の一部を改正する条例」など条例議案3件、その他の議案9件、及び専決処分承認議案2件で、いずれも市政執行上重要な議案を提出いたすものであります。

 なお、本会期中に、人事案件を追加提出することといたしておりますので、あらかじめご了承をお願い申し上げます。

 よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案の理由といたします。



○渡辺隆弘議長 提案理由の印刷物を配付させます。

    〔印刷物配付〕



○渡辺隆弘議長 配付漏れはありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○渡辺隆弘議長 配付漏れなしと認めます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

    午前11時21分 散会