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福島県 郡山市

平成13年  3月 臨時会(第2回) 03月15日−01号




平成13年  3月 臨時会(第2回) − 03月15日−01号







平成13年  3月 臨時会(第2回)



         平成13年郡山市議会第2回臨時会会議録

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            平成13年3月15日(木曜日)

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議事日程第1号

   平成13年3月15日(木曜日) 午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

    (委員長報告から採決まで)

 第3・議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から

    議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)まで

    (市長の提案理由説明から採決まで)

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本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

      (委員長報告から採決まで)

 日程第3 議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)

      議案第105号 平成12年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)

      議案第106号 平成13年度郡山市一般会計補正予算(第1号)

      議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)

      (市長の提案理由説明から採決まで)

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出席議員(43名)

     1番 佐藤喜代一議員        2番 駒崎ゆき子議員

     3番 岩崎真理子議員        4番 小島寛子議員

     5番 遠藤敏郎議員         6番 太田忠良議員

     7番 坂本 弘議員         8番 久野 清議員

     9番 柳沼清美議員        10番 今村剛司議員

    11番 大内嘉明議員        12番 高橋善治議員

    13番 今井久敏議員        14番 飛田義昭議員

    15番 水久保善治議員       16番 佐久間俊男議員

    17番 大木重雄議員        18番 鈴木祐治議員

    19番 伊藤祐一議員        20番 勅使河原正之議員

    21番 佐藤健次議員        22番 佐藤栄一議員

    23番 橋本憲幸議員        24番 柳沼隆夫議員

    25番 八重樫小代子議員      26番 橋本幸一議員

    27番 大和田光流議員       28番 橋本武治議員

    29番 高橋隆夫議員        30番 宗像好雄議員

    31番 橋本和八議員        32番 会田遠長議員

    33番 横山 徹議員        34番 鈴木武司議員

    35番 夏井義一議員        36番 佐藤幸夫議員

    37番 仲 彰則議員        38番 村上昌弘議員

    39番 渡辺憲一郎議員       41番 熊谷和年議員

    42番 熊田有門議員        43番 吉田岳夫議員

    44番 渡辺隆弘議員

欠席議員(1名)

    40番 猪越三郎議員

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説明のため出席した者

  市長      藤森英二      助役      小針貞吉

  助役      藏敷明秀      収入役     高橋 晃

  総務部長    國分紘一      企画部長    西村 進

  財務部長    渡邊 拓      税務部長    菊地政孝

  市民部長    鈴木征夫      環境衛生部長  栗山邦城

  保健福祉部長  高田大三      農林部長    伊藤亘記

  商工労政部長  佐藤 裕      建設部長    伊坂邦雄

  都市開発部長  吾妻 信      下水道部長   熊田忠雄

  水道事業

          栗崎宏元      水道局長    滝田隆夫

  管理者

  教育委員会

          齊藤久之丞     教育長     丹治 勇

  委員長

  教育部長    織田威夫      代表監査委員  橋本忠吉

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事務局職員出席者

                    局次長

  議会事務局長  熊田巳善              安田宏平

                    兼総務課長

                    議事調査課

                    主幹

  議事調査課長  佐藤満夫              鹿野彰久

                    兼課長補佐

                    兼議事係長

  主任      浅木秀一      主査      成山 充

  主査      安藤憲世

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    午前10時00分 開会・開議



○久野清議長 これより平成13年郡山市議会第2回臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 会議規則第2条による欠席の届け出者は猪越三郎議員1名であります。

 地方自治法第 121条の規定により、市長初め他の執行機関に出席を求めましたところ、出席通知がありましたので、その職、氏名を熊田議会事務局長に朗読させます。

    〔熊田巳善事務局長 朗読〕

    (朗読文省略)



○久野清議長 本日の議事は議事日程第1号により運営をいたします。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○久野清議長 日程第1に従い、会議録署名議員の指名をいたします。

 会議録署名議員は、会議規則第 118条の規定により、議長において、会田遠長議員、横山徹議員、鈴木武司議員を指名いたします。どうぞよろしくお願いをいたします。

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△日程第2 会期の決定



○久野清議長 日程第2に従い、会期の決定を議題といたします。

 本臨時会の運営については、議会運営委員会において審議され、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、議会運営委員会の委員長の報告を求めます。橋本武治副委員長。

    〔橋本武治議会運営委員会副委員長 登壇〕



◎橋本武治議会運営委員会副委員長 議会運営委員会の委員長報告を申し上げます。

 本委員会は、去る3月12日、本日招集の第2回臨時会の運営について協議をいたしましたところ、次のような方向づけがなされましたので、ご報告いたします。

 まず、会期についてでありますが、会期は本日1日といたします。

 次に、会議日程について申し上げます。

 本日は、各位のお手元に配付してあります議事日程第1号により運営いたします。

 次に、議案の審議方法について申し上げます。

 本臨時会の付議事件であります議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)までの議案4件について、市長から提案理由の説明を受けた後一たん休憩し、全議員による議案調査を行います。議案調査終了後、本会議を再開し、質疑を行い、委員会付託を省略のうえ、討論、採決の順で行うことといたします。

 なお、討論の通告締め切りは議案調査終了10分後といたします。

 以上、ご報告いたします。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 本臨時会の会期については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は、委員長報告のとおり本日1日と決定をいたしました。

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△日程第3 議案第104号から議案第107号まで(市長の提案理由説明から採決まで)



○久野清議長 日程第3に従い、議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)までの議案4件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 平成13年郡山市議会第2回臨時会の開会にあたり、提出いたしました議案の概要について、ご説明を申し上げます。

 本臨時会に提出いたしました議案は、平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)をはじめ、4つの補正予算の議案であります。

 郡山駅西口第一種市街地再開発事業につきましては、順調に進捗し、3月22日には、再開発ビル1階及び駅前広場の竣工式を予定しているところであります。

 このたび、1階の駐車場施設に権利変換をしておりました地権者の一部から、行政不服審査請求問題を解決するため、権利変換を受けずに、地区外へ転出したい旨の申し出があったところであります。

 このため、都市再開発法に基づく手続きに従い、「郡山駅西口市街地再開発審査会」の議決を経て、権利変換計画を変更するとともに、転出者に対する用地の補償等を行うものであります。

 また、ビッグアイの管理及び商業施設「モルティ」を運営する郡山駅西口再開発株式会社は、今春の店舗オープンに向けた内装工事に併せ、テナントとの最終調整を行っておりますが、商業施設の保留床の一部を同社が取得するにあたり、国が再開発事業の保留床取得者に対する融資制度として設けている無利子の「市街地再開発事業等資金融資」を利用したい旨の申し出がありました。

 市といたしましては、商業施設の保留床の約2分の1の取得経費を対象に、この制度を活用して融資を行うとともに、残る2分の1の保留床については、当面、市が保有しながら同社に賃貸してまいりたいと存じます。

 これらによる、平成12年度一般会計の補正予算議案につきましては、同社が、保留床を取得するための貸付金を計上するとともに、郡山駅西口市街地再開発事業特別会計にありましては、権利変換計画の変更に伴う地区外転出者への用地補償費の計上、さらには、保留床の処分が一部後年度になる見通しにあることから、一括償還を予定しておりました公債費を減額補正するものであります。

 この結果、一般会計の補正予算額は2億 950万円で、その累計額は 1,167億 3,854万 4,000円、また、郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算額は6億 4,778万 1,000円で、その累計額は 142億 2,793万 6,000円となり、一般及びすべての特別会計を合わせた補正後の累計額は 2,303億 205万 5,000円となるものであります。

 また、平成13年度一般会計補正予算議案につきましては、特別会計への繰出金を計上するとともに、郡山駅西口市街地再開発事業特別会計においては、地域開発事業債の償還にかかる公債費などを補正するものであります。

 この結果、一般会計の補正予算額は、予算の組み替えによる歳出のみの補正、また、郡山駅西口市街地再開発事業特別会計の補正予算額は 7,270万 1,000円で、その累計額は6億 8,486万 9,000円となり、一般及びすべての特別会計を合わせた補正後の累計額は 1,957億 3,249万 9,000円となるものであります。

 よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようにお願いを申し上げ、提案の理由といたします。



○久野清議長 提案理由の印刷物を配付させます。

    (印刷物配付)



○久野清議長 配付漏れはございませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 配付漏れなしと認めます。

 この際、議案調査のため暫時休憩といたします。

    午前10時14分 休憩

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    午前11時10分 再開



○久野清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これより議案第104号から議案第107号までの議案4件について、質疑に入ります。

 質疑を許します。高橋善治議員。

    〔12番 高橋善治議員 登壇〕



◆高橋善治議員 今回提案されている議案は、今後のわが市の再開発事業の展開にとって大変重要な意味を持っていることから、少々時間をいただきまして、議案の疑問点について改めて本会議の場で伺いたいと思います。

 まず、最初に駅西口再開発株式会社への資金貸付けにかかわる議案が提出されておりますが、この議案はこれまでの市当局の方針を大きく変更するものであり、政府資金を使っての融資支援策という内容からして、3月定例議会の終了以前から準備されて来たものと推察されますが、どうなのか。そうであれば、定例議会中に一切の説明なしに突如の定例議会終了直後の臨時議会招集による提案となった理由は、どのようなものであるのか伺います。

 2点目は、これまでの方針を転換して、駅西口再開発株式会社への支援融資をしなければならなくなった経過と原因について伺いたいと思います。

 3点目に、どのような原因であろうと、駅西口再開発株式会社の当初の事業計画に基づく資金計画に狂いが生じたわけで、当初計画との比較で生じた資金の不足額、今後の借入金返済財源の確保と、残された保留床購入資金確保の見通しなど、収支計画及び事業計画についてどのような検討を行い、融資支援が妥当と判断したのか、また検討材料となった資料については議会側に開示されるのかどうか伺います。

 4点目は、全項目に関連して駅西口再開発株式会社への貸付金の返済が10年据え置き、15年返済とされていますが、それでは融資に際して担保はとるのかどうか、さらに残りの保留床売却はいつごろ見込んでいるのか。以上4点伺いまして、質疑といたします。



○久野清議長 当局の答弁を求めます。吾妻都市開発部長。

    〔吾妻信都市開発部長 登壇〕



◎吾妻信都市開発部長 高橋善治議員のご質疑にお答えをいたします。

 まず初めに、郡山駅西口再開発株式会社への資金貸付けについて定例会以前から話が進められていたのではないのか、なぜこの臨時会において提案になったのかということでございますけれども、再開発株式会社につきましては現在、店舗床のテナントとの最終的な詰めを行っているわけでございまして 、先般 、再開発株式会社の方から保留床の取得についての資金調達がなかなか大変な状況であるということで 、急遽、市の方に対しまして 、国の無利子の融資制度を活用してほしいという申し出がありまして 、国の方と折衝いたしました結果 、今回の融資制度の活用ということになったものでございまして、以前から進めて来たというわけではございません。

 それから2点目の、これまでの方針を転換して、会社への貸付けを行うこととなった経緯についてでございますけれども、ただいま申し上げましたように、再開発株式会社において保留床の取得資金調達、これがなかなか難しい状況であるということがございまして、この融資制度の活用が国において受けることができるようになったことから、今回貸付け制度を活用することとなったわけでございます。

 それから3点目の、事業計画と狂いを生じたのではないか。残された保留床はいつごろ処分するのだということと、全体の収支計画、妥当性があるのかということでございますけれども、今回店舗床として処分を予定しておりました保留床の半分について、この融資制度を活用して取得していただく。残り約半分が保留床未処分という形で残りますが、全体の収支計画は当初の事業計画どおりでございまして、その保留床の一部の歳入が後年度になるということで、全体の収支計画には支障を及ぼさないと考えております。

 それから、会社への貸付金の10年据え置き、25年返還ということで、担保があるのか、今後の保留床の見通しはどうなのだということでございますけれども、会社への貸付金については当然担保、つまり店舗床の保留床につきましては、今回取得をしていただく保留床以外の部分については、すべて地権者の皆様の権利でございますので、そういった再開発株式会社の担保設定をいたしまして貸付けをするということになります。

 それから、保留床の処分見通しにつきましては、今後、再開発株式会社において取得ができる見通しになった段階で処分をする予定といたしております。

 以上、ご答弁といたします。



○久野清議長 高橋善治議員の再質疑を許します。高橋善治議員。

    〔12番 高橋善治議員 登壇〕



◆高橋善治議員 それでは再質疑をさせていただきます。最初になぜこの急遽の提案になったのかと、3月議会ではなぜ一切説明がなかったのかということについてお尋ねいたしましたが、部長の答弁は、先般申し出があって、ずっと以前から準備していたものではないんだというようなご説明でしたが、しかし、これはどう考えても腑に落ちない。というのは、この融資による支援という枠組みを市が受け入れを決めて、それから政府資金の利用ですから、それから政府に申し入れをするというような手続きになるのではないかと思うのです。であれば3月9日にはもう臨時議会の招集の内示をしているということでありますから、少なくとも3月定例議会中にこういう枠組みを決めていたのではないかと思うのですが、どうなのでしょうか。

 それから2番目の質問で、私はその再開発株式会社へ支援融資をしなければならなくなった経過と原因について伺いたいということで伺ったわけですね。部長の答弁は、再開発株式会社から申し出があったのでという答弁でしたけれども、結局12月議会の当局の答弁は、簡単に要約すれば自前の資金で、自分の責任で、会社の自前の責任で資金を調達して、それで一括購入するのだと、こういう説明だったわけですね。ですから、この自前で一括購入できなくなった原因があるわけなんですね。その原因について何なのか、当局はどうつかんでいるのかということを聞いたわけなんです。改めて答弁いただきたいと思います。

 それから3点目は、融資支援は何を根拠に妥当と判断したのかという質問でした。それでその中で、結局当初予定の2分の1しか保留床を買えず、そのうちの3分の1は無利子融資の資金を充てるということで、現時点では資金不足が生じていることは間違いない話だと思うのです。将来的な収支計画との比較で言えば、全然当初見込みと変わりがないのだというような部長さんから説明がありました。ならば、その保留床の市側から言えば売却時期、相手方から言えば購入時期というのも、当然見通しを明らかにできると思うのです。それをしないということは、結局その資金計画そのものに自信がないということのあらわれではないかと思うのですが、当局はどのように考えているのか。

 そしてこの項目で、もう1点私質問したのですが、私の聞き漏らしかどうか定かでありませんが、当局が検討材料として検討した資料については議会側に開示されるのかどうか、開示可能なのかどうかということをお伺いしましたが、答弁がなかったように思いますので、していれば大変失礼でございますが、もう1度答弁いただきたいと思うのです。

 それで今までの答弁と関連して、結局一括売却という当初の方針が崩れたわけですけれども、これは単純に市の希望という形であったのか、管理会社との間で一定の約束があっての一括売却という方針であったのか。もし一定の約束があったということであれば、その取り決めがほごにされた責任の所在というのは一体どこにあるのか。そういうことをどう考えているのか、合わせて伺いたいと思います。

 以上で、再質疑を終わります。



○久野清議長 当局の答弁を求めます。吾妻都市開発部長。

    〔吾妻信都市開発部長 登壇〕



◎吾妻信都市開発部長 再質疑にお答えいたします。

 今回の融資制度については、3月定例会以前から話があったのではないかと、融資手続き一連の手続き等を考えるとどうしても急遽の提案とは思えないというおただしでございますけれども、先ほど申し上げましたように再開発株式会社におきまして、テナントリーシングその他非常に厳しいテナントの引き合い等もございまして厳しい状況であったわけでございます。いずれにいたしましても、今回の保留床全部を取得するということにつきましては、市中銀行からの借り入れで取得をするということになりますので、そういったことから考えますとやはりなかなか資金繰りが大変だということがございまして、たまたま国の融資制度があるということを再開発株式会社の方で調査をいたしまして、何とか市の方でこれを受けていただけないかということで、国の方と協議をいたしましたところ、たまたま今回1億円余の枠があったということでございまして、急遽それらの手続きをさせていただくことになったということで、以前から話があったということではございません。

 それから、再開発株式会社へ支援することになった経過についてでございますけれども、12月議会の段階では自前の責任で資金調達をすると、全部購入できなくなった原因について当局はどうなのかということでございますけれども、当初は店舗床の一部については再開発株式会社において全部買っていただくというようなことで予算を計上いたしておったわけでございます。先ほど申し上げましたように最近、不動産の担保内容がなかなか厳しいというようなことで、全額市中銀行からの借り入れによって取得をすることはなかなか大変だというようなことで、再開発株式会社の方から相談がございまして、市も株主の一人といたしまして、再開発株式会社の健全な経営安定を図るという意味から今回の制度活用、無利子制度を受けることになったわけでございます。

 それから、今回の支援策が妥当と判断した理由。現時点では資金繰りが非常に厳しくて、将来の見通しも立たないのではないかと。あとは保留床の売却時期の見通しも合わせてでございますけれども、これにつきましてはただいま申し上げましたように、市中銀行の借り入れ、それらがかなり厳しい状況であるというふうなこと。それから現段階では将来の収支見通し、これはシミュレーションで会社の方で収支計画をいたしております。それらによりますと、将来の見通しにつきましては、現段階では十分に利益を生むことができるというシミュレーションになってございます。しかしながら、今の国内の経済状況を見ましても、この先かなり不透明な部分がございますので、見通しを明らかにしろと言われましても、これは市といたしましても、現段階でいついつ売却が可能だということは、今この席では申し上げることはできませんのでご了解いただきたいと思います。

 それから、今回資金の貸し付けをすることとなりました検討材料を開示すべきではないかということでございますが、これは再開発株式会社の資産内容その他等もございますので、現段階では開示はできないのではないかと考えております。

 それから、一括売却するという方針が崩れたのではないか。それは前々から再開発株式会社の方と取り決めがあったのではないか。責任の所在はどうなんだということでございますけれども、これにつきましては先ほどから何回も申し上げていますように、当初は一括処分を予定していたということでございましたが、このような経済状況、また市中銀行の借り入れその他が非常に厳しい状況になったということで、今回のご提案となったわけでございます。

 それから、責任の所在ということでございますが、これは再開発株式会社におきましては自分たちの資産をこれから自分たちで資産運用していくということで、そういう意味では権利変換を受けた店舗床のそれぞれの権利者の方々に対する責任、これは再開発株式会社にあるわけでございます。それから再開発株式会社に出資をいたしました市も市としての立場から、一株主としての責任は当然負うべきであると考えております。

 以上、ご答弁といたします。



○久野清議長 高橋善治議員の再々質疑を許します。高橋善治議員。

    〔12番 高橋善治議員 登壇〕



◆高橋善治議員 再々質疑を行わせていただきます。

 ただいま部長の方から、支援融資をしなければならなくなった原因ということで、不動産の担保価値が下がって、なかなか銀行から希望どおりのお金が借りられないというようなことでございました。それで伺いたいんですが、全体として資金が足りなくなったということで、その一つの原因として不動産の担保価値が下がったと、銀行が厳しいというのは理解できるんですが、それだけが原因なのかどうか。いわゆる入居保証金、テナント料それから内装工事にかかる費用負担の問題、こういった分野での当初の計画と現時点での計画にそごが生じたのではないかと思うのですが、そういう事実はないのかどうか、伺いたいと思います。

 それから、一括売却の方針というのは郡山市が全く独自に、相手方の意向とか相手方の状況を考えないで、こういう方針なんですよと決めて、それでこれまで予算計上もし、説明もしてきたということなのか。それとも駅西口再開発株式会社と何らかの取り決め、約束があった上で予算計上をし、説明をしてきたのかどうなのかというふうにお伺いしているので、再々質疑でこれ以上聞けないんですが、改めて明確にお答えいただきたいと思います。

 以上で、再々質疑を終わります。



○久野清議長 当局の答弁を求めます。吾妻都市開発部長。

    〔吾妻信都市開発部長 登壇〕



◎吾妻信都市開発部長 再々質疑にお答えをいたします。

 今回の融資支援策の原因として、市中銀行の貸し付けが担保価値として非常に厳しくなったことだけなのかということでございますけれども、これにつきましては商業施設「モルティ」のオープンにあたりまして、会社が自分たちの持っている権利床と合わせて商業床を一体的に運営する必要があるというふうなことで、当初からこの保留床については取得をしていただくということで考えていたわけでございますけれども、テナントの出店条件が、先ほども申し上げましたように、現状では非常に厳しい状況にございます。したがいまして、当初見込んでおりました敷金、保証金等がなかなか当初の予定どおりの金額が得られないという状況になったことも、今回の支援策を支援要請してきた一つの大きな理由でもございます。しかしながら、会社に現実的に損失が生じたのではないかということでございますが、現段階では入居者との折衝、そういったことで敷金、保証金等については厳しい状況にはございますが、いずれオープンしてから営業していくわけでございますので、その営業努力の中で少しでも利益が生じるように会社において努力をしていくことが求められているという状況にあろうかと思います。

 それから、一括売却の方針、市が独断で会社を無視して当初から予算計上するはずはございません。これは従来から、ただいま申し上げましたように、会社が店舗床の一部を保留床を取得をして一括運営することが、会社にとって円滑な運営に資するというようなことで、当初から予定をしておりましたが、先ほど来ご答弁申し上げておりますように、非常に資金の手当てが厳しい状況になったということで今回の支援策を市に要請してきたと。それに市も応じたと。そのことによって再開発株式会社の経営安定に資したいというふうなことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○久野清議長 他に質疑はありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 以上で、質疑を終結いたします。

 お諮りをいたします。ただいまの議案4件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認め、委員会付託を省略いたします。

 これより討論に入ります。はじめに議案第104号から議案第107号までの議案4件について高橋善治議員より討論の通告がありますので、発言を許します。高橋善治議員。

    〔12番 高橋善治議員 登壇〕



◆高橋善治議員 それでは反対討論をさせていただきます。質疑終了直後の反対討論で準備不足の感は否めませんが、今回提案されている議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)、議案第105号 平成12年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)、議案第106号 平成13年度郡山市一般会計補正予算(第1号)、議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)の4件は、いずれも密接な関連がある議案でありますので、一括して反対討論を行います。

 これら議案に反対する理由の1点目は、駅西口再開発株式会社への資金支援という重大な政策変更をせざるを得ない状況を、3月定例会中に承知しながら何ら議会には説明せず、突然定例会終了直後に臨時会を招集し支援策を提案するなど、議会軽視とも言えるからであります。

 2点目は、これまでの市当局の説明では、商業スペースのテナント入居は 100%見込めると再三強調していたにもかかわらず、実際には今になっても空きがあり、「モルティ」と名付けられた商業スペースの開店日は3月23日ごろを予定していると答弁した直後に、開店日の先のばしが行われ、駅西口再開発株式会社の保留床購入資金の調達については、債務保証など要請されていないとしておきながら、それ以上の支援策である無利子融資を提案するなど、この間の市当局によるこの事業に関する説明に信頼感を薄れさせる事態が続いていること。その上このような事態の中で融資の妥当性を具体的に検討できる資料を開示せず、議決を求める当局の姿勢は容認できるものではありません。

 3点目は、経済環境の変化は目まぐるしく、今後「モルティ」がどのような事態に遭遇するか全く予想不可能であり、また民間主導で第三セクターである駅西口再開発株式会社を運営すると強調しながら、結局は税金投入による支援策を取ろうとするなど、今回の支援策でとどまる保証が全くなく、今回の支援策を認めることが新たな税金投入による支援策につながる恐れがあること。

 以上の理由から提案されている4議案に反対するものであります。

 議員各位のご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。



○久野清議長 次に議案第104号から議案第107号までの議案4件について、駒崎ゆき子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。駒崎ゆき子議員。

    〔2番 駒崎ゆき子議員 登壇〕



◆駒崎ゆき子議員 反対討論させていただきます。

 議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)、議案第105号 平成12年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)、議案第106号平成13年度郡山市一般会計補正予算(第1号)、議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)に反対の立場から討論いたします。

 郡山駅西口再開発事業については、市は他自治体にさまざまな失敗例があることや、バブル崩壊後でもあることから、この事業の無理を指摘され反対運動もあった中、強引に計画を進めて来ました。私は以前よりこの事業の先行きを心配し、さまざまな疑問を投げかけて来ました。1999年6月議会においては、採算に見合ったテナント契約がなかった場合、だれが責任を持つかとの質問に、市長自らが答弁に立ち、「事業施行者である郡山市長が最終的には責任を持つ」との答弁でした。また、都市開発部長は「再開発ビルにかかる起債の総額は平成12年度に保留床処分金により全額償還する」との答弁でした。これらの答弁は今でも私は重く受けとめていますし、市民に対する約束だったはずです。また、12月議会において都市開発部長は「テナントは 100%契約できる見込み、テナントの他ビルへの移動、キャンセルはない」との答弁があったばかりですのに、なぜこの議案のようなことになるのでしょうか。市長自らが責任を持つということは、こういうことだったのでしょうか。自らの責任を市民への負担に置きかえていいのかと私は大きな疑問を持ちます。

 議案第104号の補正予算の市が起債で借りた2億 1,900万円を第三セクター郡山駅西口再開発株式会社に貸すことについては、回収見込みが本当にあるのか、不良債権になりはしないかとの心配と、見通しのなさから反対いたします。

 議案第107号の保留床は第三セクターの購入資金がなく、市が特別会計に残しながら保有し、第三セクターに賃貸していくことから、償還金の一部として 4,123万 6,000円を一般会計から支払うものです。しかし、第三セクターに保留床をいつ売れるのかの見込みもなく、これから毎年市民の税金により負担をしていくことになおのこと賛成できません。

 また、議案第105号、議案第106号については関連ですので、合わせて反対いたします。私は第三セクターの郡山駅西口再開発株式会社としての自らの責任により資金繰りをし、保留床を処理すべきと思います。なぜ、34%出資の市だけが市民の負担を強いられるのか、なぜ一番責任のない市民が負担しなければならないのか、私は納得できませんし、私がお聞きした市民の方々も納得ができないとの意見でした。

 今、事業として動き出したばかりなのに、このような経営力では先がとても心配です。この時点でこのような資金的援助を始めれば、今後どんどん支援を求められることになるのではないかととても不安です。34%出資の立場での支援の仕方を考えるべきですし、第三セクターの経営内容を市民へ公開していくべきと思いますので、この議案第104号、議案第105号、議案第106号、議案第107号に反対いたします。

 議員の皆様にも自らの責任においてぜひご賛同をお願いいたします。

 以上です。



○久野清議長 以上で討論を終結いたします。

 これより討論のありました議案4件について、起立により採決いたします。

 議案第104号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)から、議案第107号 平成13年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計補正予算(第1号)までの議案4件については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。起立多数であります。

 よって、議案第104号から議案第107号までの議案4件については、原案のとおり可決されました。

 以上で本臨時会の日程は全部終了いたしました。

 この際、市長から発言があればこれを許します。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 平成13年郡山市議会第2回臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様には年度末の何かとご多用の中、ご参集をいただきまして慎重なるご審議をいただき、平成12年度郡山市一般会計補正予算(第7号)をはじめ、4つの予算議案についてご賛同を賜りましたことに対し厚くお礼を申し上げる次第であります。審議の過程で賜りましたご意見、ご提言につきましては、今後の再開発事業の推進に反映させるとともに、再開発ビルの安定した運営が継続されるよう適切な指導につとめてまいる考えであります。

 この市街地再開発事業は、まさに四半世紀を越える本市の懸案事項でありましたが、来週の木曜日、22日にはおかげさまをもちまして竣工式を迎える運びとなっております。全国的に中心市街地の空洞化や衰退等の問題が顕在化している今日、再開発ビル「ビッグアイ」の完成は単に地域の活性化や商業の振興に寄与するだけではなく、全国に向けたさまざまな情報の発信や新たな交流の場の創出など、その機会は多面的なものがあり、都市としてのポテンシャルを高め、本市のさらなる発展が図られるものと確信をいたしております。

 議員の皆様方には今後とも、再開発ビルの運営等にさらなるご理解とご支援を賜りますとともに、健康には十分ご留意いただき、市政進展のため一層のご活躍を賜りますようにお願いを申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。

 まことにありがとうございました。



○久野清議長 これをもちまして、本臨時会を閉会いたします。

    午前11時52分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

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 郡山市議会

   議長      久野 清

   議員      会田遠長

   議員      横山 徹

   議員      鈴木武司