議事ロックス -地方議会議事録検索-


福島県 郡山市

昭和61年  6月 定例会 07月14日−04号




昭和61年  6月 定例会 − 07月14日−04号







昭和61年  6月 定例会



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

          昭和61年7月14日(月曜日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議事日程第4号

  昭和61年7月14日(月曜日)午前10時開議

 第1 市政一般質問(第3日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

本日の会議に付した事件

 日程第1 市政一般質問(第3日)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(44名)

 1番   横山徹君       2番   佐藤忠嘉君

 3番   佐藤昇君       4番   植田英一君

 5番   石沢春信君      6番   浅井憲也君

 7番   久野清君       8番   黒崎泰士君

 9番   橋本一三君      10番  佐川光夫君

 11番  諸越信明君      12番  宗像光雄君

 13番  渡辺隆弘君      14番  遠藤昇造君

 15番  原正夫君       16番  今村昭治君

 17番  浜尾伝兵衛君     18番  石田貢君

 19番  夏井義一君      21番  土屋英雄君

 21番  森尾辰雄君      22番  遠藤源之助君

 23番  佐藤一郎君      24番  猪越三郎君

 25番  佐藤恭三君      26番  中村節蔵君

 27番  柳沼重吉君      28番  渡辺一雄君

 29番  関根和男君      30番  玉木正雄君

 31番  菅野和馬君      32番  橋本勉君

 33番  宗形孫市郎君     34番  小林開君

 35番  柳沼清衛君      36番  今村豊美君

 37番  遠藤直人君      38番  本名六郎君

 39番  古市哲三君      40番  原俊雄君

 41番  渡辺義英君      42番  伴勇君

 43番  柳内留吉君      44番  鈴木武司君

欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

説明のため出席した者

 市長     青木久君      助役     山口充君

 収入役    高木信雄君     総務部長   藤森英二君

 財政部長   遠藤英夫君     市民部長   安藤昭雄君

 保健衛生   富塚源市君     農林部長   荘原文郎君

 部長

 商工労政   高橋晃君      建設部長   国分敏彦君

 部長

 都市計画   酒井修君      福祉事務   伊藤清茂君

 部長               所長

                  水道事業管理

 市民部参事  緑川光次君     者職務代理者 古川武二君

                  水道局長

 教育委員会  湯浅孝子君     教育長    本宮俊一君

 委員長

 代表監査   柳沼長夫君

 委員

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

事務局職員出席者

 議会事務局長 岡留万蔵君     総務課長   橋本和八君

 議事調査課長 吉田満君      議事係長   田村一君

 主査     中山信一君     主事     笠原浩君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午前10時59分 開議



○議長(植田英一君) これより本日の会議を開きます。

 会議規則第2条による欠席の届け出者は、皆無であります。

 本日の議事は、議事日程第4号により運営いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 市政一般質問



○議長(植田英一君) 日程に従い、市政一般質問を行います。質問は順序により、佐藤一郎君の発言を許します。

  〔23番 佐藤一郎君 登壇〕



◆(佐藤一郎君) それでは、お許しをいただきまして、ただいまから質問に入らせていただきます。

 駅西口再開発事業についてでございます。郡山百年の大計として、十数年来進められてきたこの大事業であるが、今や極めて憂慮すべき事態となっております。現在までの経緯については、今さら申し上げることもございません。今回9名の各議員がこの問題を取り上げて、真剣に論議をされることを見ても、いかに重大な転機に立たされているかがうかがえると思います。一昨日までの各議員の質問に対する市長の答弁は、一貫して地権者の大方はコンペ方式を実施することに同意をしているという理由で、今週より募集に踏み切るという、半ば強硬手段とも受け取れる発言でありました。この事態を重く見た議会においては、一昨日の本会議終了後、ただちに特別委員会を開会し、厳しい論議がなされた次第であります。コンペ方式を知らされた地権者会は、一たん解散した地権者会を臨時に地権者会を結成して、6項目にわたる内容を示し、通告書の形で市長あてに提出いたしました。これを受けて、市は7月10日付をもって現段階ではコンペ方式以外にないという理由で回答書を送付いたしました。これを受けた臨時地権者会は、会議を開き、市の回答書は我々地権者の意向を全く無視したもの、コンペを実施することは過去の経緯や常識や手順を全く無視した暴挙であること、これを強行する場合は一切話し合いに応じないという厳しい内容の抗議文を一昨日市長あてに提出したものでございます。再開発事業の立て直しができるか、完全にだめにしてしまうか、その分かれ道といえるでありましょう。

 こうした状況を踏まえ、特別委員会は種々論議のうち、地権者の理解が得られないまま、今週から実施しようとするコンペは、一時中止すること、地権者と今後十分話し合いをすることを強く市長に要望したところでございます。そこでお伺いいたしたいと思いますが、特別委員会の決定を尊重すると思うが、市長の考えはどうなのか、さらに念を押してお聞きしたいと思います。とにかく地権者の市長に対する不信感はその頂点に達し、この現状を打開するには当たり前の努力では決して解決するものではございません。文字どおり心から陳謝を申し上げて、腹を割って、裸になってどうすればいいのか話し合いを持つことが、解決の糸口をつかむことではないかというふうに思います。とくに今回は一たん解散した地権者会が臨時に結成され、窓口はできたわけでありますから、真剣に話し合いを持つべきと思うが、市長の心の内を聞かせていただきたいと思います。

 それから、借家人に対する1,600万の融資でございます。これについては、当然利子の相当額は市の支出負担行為となるわけだが、再開発事業についての行政の失政を認め、その償いの一部として実施するものと解釈されますが、その辺の考えはどうなのか、お伺いいたしたいと思います。

 それから、東海大誘致でございます。この問題についても現在までの経緯について、具体的な内容については申し述べることは省略しますが、市長の東海大学誘致についての所信表明、これに関するマスコミの報道等からすれば、東海大学は若干おくれても必ずできるという印象を与えているようでございますが、しかし最近になって東海大はできないんではないかという否定的な見解を持ってきた市民が、大変多くなっているようでございます。私自信も率直にいって、大学は微妙な段階に来ていると危惧するところでございます。

 先ごろ、文部省私学行政課に行っての調査でございますが、必要とされる開学私金127億については、開学の2年前に全額現金あるいは換金性のある有価証券等で完全に準備されなければならないという厳しい許可条件があること。また、これと関連して準備財団あるいは高等教育事業団で調達する40億の確保について、まず極めて難しいのではないか。また、大学は資金集めには協力するというものの、東海大学財政難を理由に、全く資金を出す意思がないと受けとめられていることでございます。もしそうだとすると、50ヘクタールの用地を買って、道路、水道を整備、校舎の建設、機械器具そうした教育施設の整備などのため、大学が全く資金の負担をしないとなると、市民のコンセンサスなど到底得られないのではないかというふうに思えてなりません。こうした一連の大学との交渉がなかなか進まない、こうした情勢判断を考えるとき、東海大については当局はどのように考えているのか、率直にお聞かせいただきたいと思います。

 また、費用負担について、大学側と鋭意話を詰めているということでございますが、具体的にどのような形で話を進めているのか。また、これと関連してこのたび総合大学を目指している東北歯科大学から補助金の要請があったと聞いておりますが、具体的にその内容はどうなのか、以上の点についてお伺いいたしたいと思います。

 それから、福祉行政についてでございます。青木市長の政策の基本として揚げている近代福祉都市の建設、多くの市民が期待しているところでございます。今回は精薄児及び精薄者関係についてお尋ねいたします。生まれながらにして持ってきた精神障害の子供たち、また何らかの要因によって精神に障害を来たした子供たち、実数はどのくらいになるかわかりませんが、まことに不幸な宿命をしょってきた子供たちといえるでございましょう。また、この介護に当たる親たちのその心労はいかばかりかと心から推察いたすところでありますが、憲法に保障されている基本的人権の擁護のもと、行政としても真剣に取り組んでいるところでございますが、欧米先進諸国とはまだまだ比較にならんほど劣っているのが現状であろうと思います。調べによると、市内の施設としては安積愛育園収容施設に87名、通所施設の希望ケ丘学園に20名。それぞれ児童の保護と将来自立に向けての知識、技能の訓練を施している現状であります。その他郡山市以外の県内あるいは浜通りにある県の施設、社会福祉法人の施設にも多数入居していると思います。こうした施設はすべて未成年を対象とした児童施設であれば、当然成人は対象外となり、あるいは成人に達すればそこを退所しなければならないということであろうと思います。ここに親たちの悩みがあろうかと思います。児童のころは親はまだまだ元気で、またそれなりの収入もあるはずですから、子供たちの成長とともに親は年をとる一方、収入の方もだんだん下降ぎみとなり、やがてこの子を残して親が死んでも死に切れないという悩み、悲しみ、当然のことと察せられます。こうしたことを幾らかでも緩和しようとしてつくられている施設、すなわち精薄者施設として市立更生園通所施設として30名収容され、また今年度建設中の施設として精神薄弱者授産センターの予定人員が30名となっております。極めて限られたものしか入れない状況であります。家庭にあって入所を希望して待っている者が122名となっております。市はこの現状を踏まえ、今後どのような対応を考えているのか、お伺いいたします。こうした状況は西高東低と言われ、関東、関西はかなり進んでおり、東北はおくれております。また、東北でも福島県及び郡山市はまたおくれていると言われておりますが、当局はどのような認識を持っているのか、お伺いいたします。

 それから、行政改革でございます。市は行財政懇談会の提言を受けて、21世紀に向けての基本的な考え方、そのあり方などについて真剣に取り組んでおりますが、まさに21世紀は国際化、高度情報化が一段と進む時代であり、また予想以上の高齢化社会を迎える時代であろうと思います。こうした背景のもとに、行財政改革は時代の急務と言わざるを得ません。国及び地方自治体及び民間の機能分担、多様化する行政ニーズに対応する体制、高度情報化、国際化、高齢化社会の対応など柱に進めなければなりません。そこでお伺いいたしますが、行財政大綱制定を目指して、今までどのように取り組んできておるのか、庁内にある幹事会あるいは各幹事会との連絡調整、推進本部との調整などどうなっておるのか。また、来年度より実施される市会議員選挙も、大選挙区制となるに伴い、かなり構想の変化もあろうかと思いますが、この点についてお伺いいたします。

 それから、須賀川二本松線の立体交差でございますが、このことについては県が進めておる日和田踏切の除去事業として、日和田牛ケ池間の東北線の立体交差を図り、幅員が12メーター、延長が1,180メーターの事業であるが、現在遅々として進んでおりません。昭和55年度より事業が進められ、現在牛ケ池地内の一部が完成いたしまして、用地買収も81%となっており、残りの買収がおくれていることが事業の遅延となっているようでございます。本路線は、郡山市北部の開発の重要な路線であるだけに、積極的な用地買収と早期完成へ向けての当局の特段のご努力をお願いいたしたいと思います。また、本路線の買収価格でありますが、当初に協力したものの価格と近年買収の価格が数段の開きがあると聞いております。ごね得を除去して協力したものが損をするという買収のあり方も、十分検討されるべきと思いますが、当局の考えをお伺いいたします。その他については省略いたします。

 これをもって第1回の質問を終わらせていただきます。



○議長(植田英一君) 佐藤一郎君の質問に対する当局の答弁を求めます。青木市長。

  〔市長 青木久君 登壇〕



◎(市長) 佐藤議員の駅西口再開発事業に関する件についてお答えを申し上げます。

 去る6月30日に開かれた西口特別委員会と、さらに一昨日12日に開催されました特別委員会の席上、委員の方々から地権者の意向を踏まえれば、提案競技開始時期を延期すべきではないかとの意見が出されまして、最終的には地権者の方々の理解を得た上で実行すべきであるとこういうふうに集約されたのであります。

 しかしながら、委員会の席上でも私から申し上げましたように、本事業を推進することは市の責任であります。このことを基本にこれまで再々地権者の方々とお話し合いを行ってまいりましたが、今後とも誠心誠意を持って協議を重ねてまいる所存であります。市といたしましては、特別委員会のご意見についても十分熟慮いたしましたが、この提案競技は市の原案を作成することが目的であることを踏まえまして、また諸般の事情等を勘案して、予定どおり今14日から実行に移してまいりたいと存じます。なお、一段と今後とも西口再開発事業につきましては、一日も早く実現するように全力を尽くしてまいりますので、ご了承をお願いいたします。

 次に、東海大学誘致について市長は本当にやる気があるのかどうかというおただしでありますが、佐藤議員もご承知のように、昭和59年7月5日、東海大と郡山市とで調印した基本協定書は、6カ条からなる協定書であります。その中で第3条では、郡山市長は東海大の学部設置に伴い、郡山市議会の議決を要するものについては、その議決を経た後、次のとおり対応するものとするとなっております。一つ、郡山市長は新学部の用地49万5,000平方メートルを東海大に無償で譲渡する。二つ、郡山市長は東海大と協議の上、新学部用地の調整を行う。三つ目、郡山市長は東海大との協議の上、新学部への進入道路の整備及び上水道本管の布設を行う。大きな2番として、前項第1号及び第2号の郡山市長の対応は、第1条の申請手続を行う前とし、昭和61年4月30日まで完了するものとする。大きな三つとして、前2項の郡山市長の対応は、仮称財団法人郡山地方高等教育振興事業団を通して行うものとするとなっております。この条文の限りにおきましては、大学の用地と造成費用を無償譲渡することによって大学誘致が実現するように受け取られがちでありますが、まだそのほかに財源の負担が明確にされていないので、私が市長に就任して間もなく松前総長と初めてお会いをして、財源を確かめましたところ、125億円が初めて明らかになったのであります。そして今年の2月22日、郡山市として85億円を負担することとして、残りの40億円を大学と郡山市が協力して調達することとして、財源負担を明確にして合意をいたしたことは既にご報告を申し上げたとおりであります。引き続きその後残りの40億円を今後どのように調達するのか、目下大学側と協議をいたしているところでありますが、郡山市の財政から85億円をこれ以上負担することは不可能であります。

 したがって、今後この40億円をどう調達するかが、今後の課題として残されているのでありますが、諸般の情勢を考慮するとき、今後の資金調達は学校法人東海大学において設置する方向で検討が進められておりますので、その結果によっては設立準備財団を設立する必要がなくなるため、必要な資金の調達については大学と協力して行うことになるわけであります。佐藤議員もご指摘のように、なかなかこれは容易なものではないことは私もよく承知をいたしております。郡山市の将来を考えるとき、ぜひとも大学は基本協定締結の趣旨に基づき、実現をいたしたいと考えておりますが、今後なお東海大学と協議を重ねるとともに、資金調達にも努力してまいりたいと考えております。私は、東海大学の誘致については悲観も楽観もいたしておりませんが、目下最善を尽くしているところでありますから、ご了承をお願いいたしたいと思います。

 その他の件につきましては、部長から答弁をさせます。

  (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) 渡辺隆弘君。

  〔13番 渡辺隆弘君 登壇〕



◆(渡辺隆弘君) 議事進行を申し上げます。佐藤一郎議員の駅西口市街地再開発事業のうち、コンペ導入にかかわる市長答弁は、今後早期完成を期待する上で重要な問題を残すものと思慮するものであります。したがいまして、緊急に検討を要したいと思いますので、一時休議を申し入れます。

 以上です。



○議長(植田英一君) 渡辺隆弘君にご交渉申し上げます。佐藤一郎君の質問に対する当局の答弁を終了後に暫時休憩をいたしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 当局の答弁を求めます。

 酒井都市計画部長。

  〔都市計画部長 酒井修君 登壇〕



◎(都市計画部長) 佐藤議員の駅西口に関するご質問のうち、融資についてのご質問にお答え申し上げたいと思います。

 駅西口市街地再開発事業につきましては、ご承知のような状況で事業が非常に遅延している状況もございます。そういうことから、あの事業区域内で営業いたしております権利者のうち、借家人の方から事業がおくれたことによる営業成績の低下、それからいわゆる事業所の制約等によって店舗の改装等もなかなかできなかったわけですが、これらの期間が非常に長くなっている関係から、これ以上放置してはますますじり貧になるということで、心配して融資の申し入れがあったのはご案内のとおりでございます。市といたしましては、これらの状況を勘案しましたところ、申し出の内容の検討の結果、経営改善資金の融資を行おうということで今回ご提案を申し上げているわけでございます。

 以上でございます。



○議長(植田英一君) 藤森総務部長。

  〔総務部長 藤森英二君 登壇〕



◎(総務部長) 佐藤一郎議員の東海大学に関連いたしますご質問の中で、東北歯科大学に対する補助金の要請があったと聞いておるが、どうかというご質問にお答えを申し上げたいと存じます。

 東北歯科大学は、昭和63年4月開校ということを目指して、現在準備中でございます。これにつきましては、開校についてひとつ絶大なご協力をいただきたいというようなご要請はいただいておるところでございますが、具体的に補助金の要請はまだいただいておりませんので、ご了解をいただきたいと存じます。

 次に、行財政改革についてのおただしにお答えを申し上げます。本市の行財政改革につきましては、本年3月に民間の意見を反映させるために組織をいたしました行財政改善懇談会のご提案を受けまして、以来内部組織でございます行財政改善推進本部の幹事会におきまして、3年間で実施をすべき事項の骨子固めをほぼ完了いたしたところでございます。今月中には改善の大綱案を作成をいたしまして、推進本部の検討に持ち込みたいということでございますが、早ければ8月中にでも成案を得るべく、現在作業を進めておるところでございます。

 次に、その推進の方策でございますが、おおむね次のような内容を考えているところでございます。まず、基本的には行政領域の明確化、簡素で弾力性のある行政、さらに社会的環境への対応を基本方針といたしまして、本市行財政の改善を推進していきたいというように考えているところでございます。なお、このことにつきましては先ほどご指摘ございましたように、大選挙区制に移行いたしたといたしましても、今回考えておりますのはその基本的の事項を定めるということでございますので、この基本方針に従いまして実施面におきましては事務事業の見直し、さらには支所、出張所問題を含めました組織、機構の簡素合理化、給与及び定員管理の適正化、民間委託、OA化等の事務改善の推進等々の具体的方策によりまして改善をするというように考えているところでございます。これらの内容につきましては、おのおのの課題ごとに問題点を解析をいたしまして、3年間で実施に移してまいりたいと考えているところでございます。これらの前提となります行革大綱につきましては、成案を得次第議会ともご協議を申し上げ、決定をしてまいりたいと考えておりますので、ご了承を賜りたいと存じます。

 以上、ご答弁といたします。



○議長(植田英一君) 伊藤福祉事務所長。

  〔福祉事務所長 伊藤清茂君 登壇〕



◎(福祉事務所長) 佐藤議員の福祉行政についてのご質問にお答え申し上げます。

 本市の精神薄弱児及び精神薄弱者の出現率は、昭和50年代前半から人口1,000人に対しまして3.4人の割合で推移しておるところであります。昭和61年4月1日現在では全体で1,061人となっております。特に近年医療をはじめ障害者に対するところの援護対策の進展などに伴いまして、その寿命も伸び、年々高齢化する傾向にあるわけでございます。こうした中で、重度の精神薄弱者及び精神障害と身体障害を併合した重複障害者に対する処遇は、核家族化の進展、介護家族の老齢化に伴い、一層困難になるなど、おただしのとおりでございます。介護のこれが対応は、在宅福祉サービスの充実とともに、施設の整備がますます重要になってくると思われます。これらの現況を踏まえまして、体系的、総合的な援護対策の確立については、第3次総合計画の中に取り組んでまいる考えであります。当面の対応といたしましては、本年度建設の授産施設に続きまして、収容施設の建設を国、県の補助金の確保を図りながら、一日も早く建設を進めてまいる所存でありますので、ご了承賜りたいと思います。

 以上、ご答弁申し上げます。



○議長(植田英一君) 国分建設部長。

  〔建設部長 国分敏彦君 登壇〕



◎(建設部長) 佐藤議員の県道須賀川二本松線の立体交差化についてのご質問でございますが、おただしの立体交差につきましては地方道踏切除去事業として、県郡山事務所が昭和55年度より全体事業費13億円で着手をしております。ご説のように、関係する踏切は牛ケ池、奥州街道の二つであり、この踏切を立体交差化することが目的であります。1日の列車本数は272本、延べ遮断時間が4.9時間となっております。昭和61年度の事業内容は、藤田川横断の用水路のサイフォン工事及び富久山町地内牛ケ池交差部の用地取得を計画いたしております。しかし、用地買収が難しい状況にありますので、市といたしましてもこの事業の早期完成を望んでおりますため、県と一体となって土地の交渉に当たっておりますので、ご了承いただきたいと思います。

 なお、買収価格等も含め事業の促進につきましては、強力に関係機関に要望してまいりたい考えでございますので、ご了承をお願いします。

 以上、お答え申し上げます。



○議長(植田英一君) 当局の第1回の答弁漏れはありませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) 暫時休憩いたします。

  午前11時33分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後2時49分  再開



○議長(植田英一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 この際、時間の延長をいたします。

 暫時休憩いたします。

  午後2時49分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

  午後5時 再開



○議長(植田英一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 今後の本定例会の運営について議会運営委員会にご諮問申し上げましたところ、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、議会運営委員会委員長猪越三郎君の報告を求めます。猪越委員長。

  〔24番 猪越三郎君 登壇〕



◎(猪越三郎君) 議会運営委員会のご報告を申し上げます。

 当委員会は、先刻委員会を開催し、今後の会議日日程について協議いたしましたところ、次のように変更することで結論を得ましたので、ご報告申し上げます。

 本日の市政一般質問は、4人の予定でありましたが、佐藤一郎君の質問にとどめ、延会することにいたします。15、16日は市政一般質問を行うことにいたします。なお、市政一般質問の日程については、15日3人、16日4人といたします。17日は常任委員会を開催いたします。18日は事務整理のため休会といたします。最終日の19日は午前10時から本会議を開催し、委員長報告を徴して今定例会にかかわるすべての議案を議了することといたします。

 以上ご報告いたします。



○議長(植田英一君) ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 今後の本定例会の運営については、ただいまの委員長報告のとおり運営いたしますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、市政一般質問を行います。

 佐藤一郎君の再質問を許します。佐藤一郎君。

  〔23番 佐藤一郎君 登壇〕



◆(佐藤一郎君) 大分長い時間中断いたしましたが、私の再質問をさせていただきます。

 私の質問に対する市長答弁は、どうしてもコンペ方式を実施したい、実施に踏み切るという答弁がなされました。ただちに事の重大性にかんがみ、渡辺隆弘議員の議事進行の発言により、議事が中断されたことはご存じのとおりでございます。各会派において善後策の協議が行われ、なぜにこれだけ地権者が強硬なコンペ反対を打ち出しているのに、ただちにこれを実行に移さなければならないのか。特別委員会及び議会を代表して正副議長よりー時これを中止して、もう一度地権者と話し合って了解を得てからでもよいのではないかという議会の意思をも無視して、議会を中断、種々協議がなされているさなかに、コンペ公募の記者会見と公募の張り出しが行われたことは、まことに遺憾にたえないところでございます。最終的に地権者の意思はどうかということで、議長、副議長、委員長、副委員長地権者のところに出向いて確認いたしましたところ、全く抗議文のとおりでございますと、その抗議文の中にも何とか市長の姿勢を変えてほしいという一句があって、これも一縷の望みを抱いておりました。ところが、それも完全に立ち消えになってしまった。もう市長には会いたくないという地権者さえいたということでございまして、どうも市長のいっていることから判断いたしますと、地権者の心を酌み取るのに甘さがあるんではないかと。地権者の心を理解していないんではないかというふうに思うわけでございます。地権者の意思を無視し、議会の意思をも無視したことは、青木市長の行為行動とはとても信じられないと言わざるを得ません。市長は、駅前再開発事業は私の責任であると常々断言しておるわけでございますが、今回の措置によって発生するであろう再開発事業の失敗は、すべて市長の責任であると思うが、市長の考え方を披瀝していただきたいと思います。

 それから、7月10日付に市長から地権者に出された通告書に対する回答書の中で、「そごうが徹退した本年1月以降における流通業界の専門家の意見や感触からして」というくだりがございますが、そのくだりの中でさらに直接市が都市型百貨店を招聘するよりはコンペ方式の中で検討したいということがございます。このことは、再開発問題等に関して、市長の私的な諮問機関あるいは政策集団的なものがこの字句からしてあるんではないかと思われるが、そういう政策集団あるいは諮問機関的なものをお持ちなのかどうか、お伺いいたしたいと思います。もしないということだとすると、今まで振り返ってみますと次々考え方が変わっております。21階建てのビル構想、あるいは業務施設を入れた複合ビル、また今回出されてきたコンペ方式、これらに関しては事務当局で十分に検討がなされて出てきたものではないというふうに常がね感じております。いわゆる都市計画部その中からいろいろ聞いてみますと、どうもそれが突然に出されてきているような感じがいたします。ということであれば、やはり詳細に、十分に事務当局で検討されていないものだというふうに考えております。毎日毎日人の何十倍も多忙な市長でございます。市長自身によって、これらの計画が次々に変更、計画立案されるものではないかというふうに思いますが、その点についてはどういうものでしょうか。

 それから、3条の取り扱いでございます。同僚議員再々の質問に、3条の取り扱いについては明確な回答がなされておりませんで、既に3条の取り下げについては、通産省から強い指導があるのではないかというふうに考えております。その時期も7月下旬であると思います。また、今回のコンペ方式では、提出まで3カ月かかるわけでございまして、提出されたものを審査決定するまでにはおそらく、一、二カ月はかかるでしょう。ということになると、3カ月か4カ月かかるわけでございまして、できたものについてさらに地権者と詳細にわたって協議するが、地権者が果たしてこれに応ずるかどうかはわかりませんが、応じたとしても、これは今までの経緯からすれば、1年や2年、3年や4年というふうにかかるのではないかというふうに考えられます。したがって、この3条の取り扱いについてもう少し具体的にご説明いただきたいと思います。

 それから、今年度補正の中でいわゆる駅前開発について、借家人に対する1,600万の融資の議案が上程されました。これについては、利子は全く取らないということでございますが、しかし1,600万についての3ヵ年間ということになりますと、その利子相当額は当然市の支出負担行為になるのではないか。また、その利子を直接市が出すんではないと、これは市の金を出すんだということであれば、それは当然銀行なり、金融機関になり預けてうべかりし利益をこれをカットして貸し付けるということになりまして、当然それ相当額は市の持ち出しになるというふうに考えております。昨日石沢議員の質問でも、これは特別扱いではないのかというふうに言われましたが、借家人に対し市の責任を認めて利子相当額は慰謝料とか、あるいは損害賠償的な性格のような感じがいたしますが、この点についてはどういうふうに考えておられるのか、お尋ねいたしたいと思います。

 土地所有者、建物所有者に対する取り扱いをこれと関連してどうするのか、十数年来がんじがらめに縛られて、思うような営業収入も上がらない。固定資産税についても先ごろの地権者会と議会の中で出てきたことは、ある地権者からおそらく58年以降だと思いますが、固定資産税についても四百数十%、4.何倍か上がっているという地権者もおりました。これらからすると、明らかに莫大な損害が借家人以上に生じておるわけでございます。しかも、これらのことは地権者みずからの意思によってそうなったんではございません。すべてが市の一方的な政策変更によって生じたものであるというふうに思っております。地権者がじっと黙っていても相当額の補償くらいは考えるべきと思うし、また裁判の場合あるいはこうした市の責任に伴って当然それ相当額の支払いということも、あるいはあるのではないかという危惧の念を持つわけでございますが、それらについてのご回答をいただきたいと思います。

 これをもって再質問を終わらせていただきます。



○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。青木市長。

  〔市長 青木久君 登壇〕



◎(市長) 佐藤議員の再質問にお答えを申し上げますが、提案競技はあくまでも地権者と協議を申し上げる原案づくりのことでありまして、今後駅再開発事業を促進すべきことは私の責任であります。今後とも全力を尽くして促進に努力してまいりますので、また地権者の皆さんとは今後とも誠心誠意話し合いを持ちましてご理解とご協力をいただきますように努力してまいりますから、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。

 さらに、私に政策集団あるいは市政の諮問機関というのがあるのかというおただしでございますが、私にはそういう政策集団あるいは諮問機関というものはございませんので、今後はそういうものを考えていくかどうかはわかりませんけれども、今のところそういうものはございませんのでご了解をいただきたいと思います。

 それから、事業に対する方針の決定に当たっては、市の内部においてこれは相当の期間をかけて場合によっては先進地の視察それから研修を行って、いろいろの角度から検討してまいったものであります。そしてこの経過を踏まえまして、内部で十分に検討して、その結果として提案競技方式を進めることにいたしたのであります。ご了承をお願いいたします。



○議長(植田英一君) 酒井都市計画部長。

  〔都市計画部長 酒井修君 登壇〕



◎(都市計画部長) 佐藤議員の再質問にお答えいたしたいと思います。

 まず、第1点の大店法に基づきます3条申請の取り扱いでございますが、これにつきましては本日再開発事業につきまして提案競技をもって市の方針を定めて事業の推進を図るということを決定し、既に募集を開始いたしたわけでございますが、それらに伴いましてこれらの応募の時期等を見ながら廃止の手続をとりたいと、こう考えております。

 それから、第2点の借家人に対する融資に関連いたしまして、無利子で貸し付けることは市が総体的に得るべき利子を失うので、損害賠償的な意味を持つのかということでございますが、今回の融資につきましてはあくまでもあの区域の中で長い間都市計画法上の制限その他を受けて営業内容が低下していると、こういうことでございますので、それらの経営改善を図るということで融資をするものでございまして、あくまでも経営の損失を計算してそれに対応する融資を行うというものではございませんので、そういう点でご理解を賜りたいと思います。

 それから、さらにこの貸し付けを行うことによって地権者の方はそれ以上の負担あるいは犠牲を強いられているということでございますが、それらの方々についても当然に配慮しなければならないと思いますが、今後の話し合いの中でそれぞれご要請等があれば対処してまいりたい、こう考えております。

 それから…以上でございます。



○議長(植田英一君) 当局の答弁漏れはありませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) 佐藤一郎君の再々質問を許します。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) 佐藤一郎君の質問に対する関連質問を許します。遠藤源之助君。

  〔22番 遠藤源之助君 登壇〕



◆(遠藤源之助君) ただいまの佐藤議員の質問に対して一言関連質問をさせていただきます。

 先ほど来、議長、副議長、特別委員長、副委員長の地権者との話し合いにつきましては、抗議文のとおりでございまして、提案競技の公示をされたということに対して、地権者との話し合いはこれで切れたと私は考えるのでございますが、この問題につきましてはるる前もって過日の特別委員会と市長の約束された責任とはどのような責任であるかをこの1点についてご質問いたします。

 以上でございます。



○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。青木市長。

  〔市長 青木久君 登壇〕



◎(市長) 遠藤議員の関連質問にお答え申し上げます。

 話し合いがついたというお話でありますから、私は誠心誠意を持って今後とも話し合いを地権者の皆さんと続けてまいりたいと、こう考えております。

 それから、責任とは何かということでありますが、私は一日も早く駅西口再開発を完成に向かって全力を尽くすことが私に与えられた責任であると、こう考えております。



○議長(植田英一君) 遠藤源之助君の再質問を許します。遠藤源之助君。

  〔22番 遠藤源之助君 登壇〕



◆(遠藤源之助君) 再々質問させていただきます。

 地権者が会わないと言われておるんですが、誠意を持って対処するということですが、この会わないと地権者が言っているものをどのような方法で誠意を持って対処できるんですか。その点について質問いたします。



○議長(植田英一君) 当局の答弁を求めます。青木市長。

  〔市長 青木久君 登壇〕



◎(市長) 遠藤議員の再質問にお答えをいたしますが、私は今後とも地権者の皆さんには会っていただきますように誠心誠意今後とも努力していきます。

 以上です。



○議長(植田英一君) 以上で、佐藤一郎君の質問及び関連質問を終了いたします。

 おはかりいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会とすることにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(植田英一君) ご異議なしと認めます。

 よって、本日はこれにて延会することに決しました。

 本日はこれにて延会いたします。

  午後5時24分 延会