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福島県 郡山市

平成12年 12月 定例会 12月15日−06号




平成12年 12月 定例会 − 12月15日−06号







平成12年 12月 定例会



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            平成12年12月15日(金曜日)

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 議事日程第6号

   平成12年12月15日(金曜日) 午前10時開議

 第1 諸般の報告

 第2・請願第24号

    (中間報告)

 第3・議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)から

    議案第258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例まで

   ・請願第25号、請願第26号、請願第27号、請願第28号、請願第29号、請願第30号、

    請願第31号、請願第32号、請願第33号

   ・陳情第30号、陳情第31号、陳情第32号、陳情第33号、陳情第34号、陳情第35号

    陳情第36号

    (委員長報告から採決まで)

 第4・議案第259号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任について

    (市長の提案理由説明から採決まで)

 第5・議会案第6号 育児・介護休業法の拡充を求める意見書から

    議会案第10号 保育所「最低基準」の改善を求める意見書まで

    (提案理由説明から採決まで)

 第6 閉会中の継続審査

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 本日の会議に付した事件

 日程第1 諸般の報告

 日程第2 請願第24号

      (中間報告)

 日程第3 議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)から

      議案第258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例まで

      請願第25号、請願第26号、請願第27号、請願第28号、請願第29号、請願第30号、

      請願第31号、請願第32号、請願第33号

      陳情第30号、陳情第31号、陳情第32号、陳情第33号、陳情第34号、陳情第35号

      陳情第36号

      (委員長報告から採決まで)

 日程第4 議案第259号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任について

      (市長の提案理由説明から採決まで)

 日程第5 議会案第6号 育児・介護休業法の拡充を求める意見書

      議会案第7号 農産物輸入急増に対する緊急輸入制限措置(セーフガード)の発動に関する意見書

      議会案第8号 県単独教職員の増員と30人以下学級を求める意見書

      議会案第9号 保育施設の拡充を求める意見書

      議会案第10号 保育所「最低基準」の改善を求める意見書

      (提案理由説明から採決まで)

 日程第6 閉会中の継続審査

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出席議員(44名)

     1番 佐藤喜代一議員        2番 駒崎ゆき子議員

     3番 岩崎真理子議員        4番 小島寛子議員

     5番 遠藤敏郎議員         6番 太田忠良議員

     7番 坂本 弘議員         8番 久野 清議員

     9番 柳沼清美議員        10番 今村剛司議員

    11番 大内嘉明議員        12番 高橋善治議員

    13番 今井久敏議員        14番 飛田義昭議員

    15番 水久保善治議員       16番 佐久間俊男議員

    17番 大木重雄議員        18番 鈴木祐治議員

    19番 伊藤祐一議員        20番 勅使河原正之議員

    21番 佐藤健次議員        22番 佐藤栄一議員

    23番 橋本憲幸議員        24番 柳沼隆夫議員

    25番 八重樫小代子議員      26番 橋本幸一議員

    27番 大和田光流議員       28番 橋本武治議員

    29番 高橋隆夫議員        30番 宗像好雄議員

    31番 橋本和八議員        32番 会田遠長議員

    33番 横山 徹議員        34番 鈴木武司議員

    35番 夏井義一議員        36番 佐藤幸夫議員

    37番 仲 彰則議員        38番 村上昌弘議員

    39番 渡辺憲一郎議員       40番 猪越三郎議員

    41番 熊谷和年議員        42番 熊田有門議員

    43番 吉田岳夫議員        44番 渡辺隆弘議員

欠席議員(なし)

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説明のため出席した者

  市長      藤森英二      助役      小針貞吉

  助役      藏敷明秀      収入役     高橋 晃

  総務部長    國分紘一      企画部長    西村 進

  財務部長    渡邊 拓      税務部長    菊地政孝

  市民部長    鈴木征夫      環境衛生部長  栗山邦城

  保健福祉部長  高田大三      農林部長    伊藤亘記

  商工労政部長  佐藤 裕      建設部長    伊坂邦雄

  都市開発部長  吾妻 信      下水道部長   熊田忠雄

  水道事業

          栗崎宏元      水道局長    滝田隆夫

  管理者

  教育委員会

          齊藤久之丞     教育長     丹治 勇

  委員長

  教育部長    織田威夫      代表監査委員  橋本忠吉

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 事務局職員出席者

                    局次長

  議会事務局長  熊田巳善              安田宏平

                    兼総務課長

                    議事調査課

                    主幹

  議事調査課長  佐藤満夫              鹿野彰久

                    兼課長補佐

                    兼議事係長

  主任      浅木秀一      主査      成山 充

  主査      安藤憲世

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    午前10時00分 開議



○久野清議長 これより、本日の会議を開きます。

 会議規則第2条による欠席の届け出者は皆無であります。

 本日の議事は、議事日程第6号により運営いたします。

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△日程第1 諸般の報告



○久野清議長 日程第1に従い、諸般の報告をいたします。

 包括外部監査人から、地方自治法第252条の37第5項の規定により、平成12年度第1回包括外部監査の結果に関する報告について提出がありました。これについては印刷物を配付しておきましたので、ご了承をお願いいたします。

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△日程第2 請願第24号(中間報告)



△日程第3 議案第212号から議案第258号まで、請願第25号、請願第26号、請願第27号、請願第28号、請願第29号、請願第30号、請願第31号、請願第32号、請願第33号、陳情第30号、陳情第31号、陳情第32号、陳情第33号、陳情第34号、陳情第35号、陳情第36号(委員長報告から採決まで)



○久野清議長 日程に従い、日程第2の請願1件、日程第3の議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)から、議案第258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例までの議案47件、及び請願9件、陳情7件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 各常任委員会の中間報告及び委員長報告を求めます。

 初めに、総務財政常任委員会の委員長報告を求めます。大和田光流委員長。

    〔大和田光流総務財政常任委員会委員長 登壇〕



◎大和田光流総務財政常任委員会委員長 総務財政常任委員会の委員長報告を申し上げます。

 初めに、議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。

 初めに、私立学校振興費に関し、委員より、幼稚園園舎増改築事業費補助金が 800万円ほど減額補正されているが、理由は何かとただしたのに対し、当局から、補助事業者である幼稚園から、敷地の調整などで本年度中には工事着工ができないとの申し出があったためであるとの答弁がありました。

 次に、文書費に関し、委員より、浄書印刷費で予算の約4割に当たる 900万円を減額補正しているが、理由は何かとただしたのに対し、当局から、入札により複写料を予想外に低く抑えることができたためであるとの答弁がありました。

 次に、教育情報ネットワーク等機器賃借料及び電子計算装置賃借料に関し、委員より、これらの情報通信ネットワークは、すべて光ファイバーによって布設するのかとただしたのに対し、当局から、原則として情報量の多い箇所を光ファイバーにしていく。なお、小中学校の教育関係ネットワークは、すべて光ファイバーとする予定であるとの答弁がありました。

 また、委員より、コンピュータウイルス対策に対してただしたのに対し、当局から、市販ソフトの使用基準を定めた内容の仕様書の作成を含め対策を講じていきたいとの答弁がありました。

 次に、財政調整基金費について、委員より、11億円の積立金が計上されているが、減債基金を優先すべきではないかとただしたのに対し、当局から、当面の財源についてまだ不確定な部分があるため、とりあえず財政調整基金に積み立てを行ったが、年度末に減債基金強化を検討したいとの答弁がありました。

 次に、自転車対策費について、委員より、駅西口第1自転車等駐車場の出入り口の数が少ないのではないかとただしたのに対し、当局から、朝のラッシュ時には出口をふやしたいとの答弁がありました。

 また、委員より、自転車等駐車場から駅前広場への乗り入れはできるのかとただしたのに対し、当局から、駅前広場を通過するような誘導はしないとの答弁がありました。

 次に、議案第213号 平成12年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第214 号 平成12年度郡山市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第216号 平成12年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)、議案第217号 平成12年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)中職員給与費分、議案第219号 平成12年度郡山市県中都市計画南拠点土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)中職員給与費分から、議案第222号 平成12年度郡山市地方卸売市場特別会計補正予算(第2号)中職員給与費分までの議案4件、議案第224号 平成12年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第2号)中職員給与費分、議案第225号 平成12年度郡山市老人福祉センター特別会計補正予算(第1号)、議案第227号 平成12年度郡山市東山霊園特別会計補正予算(第2号)、議案第228号 平成12年度郡山市湖南簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第230号 中央省庁等改革関係法及び政令の施行に伴う関係条例の整理に関する条例、議案第231号 郡山市行政センター設置条例の一部を改正する条例、以上の議案14件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第234号 郡山市自転車等駐車場設置条例及び議案第235号 郡山市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例の議案2件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。

 委員より、第1及び第2自転車等駐車場では施設に差があり、同じ料金では不平等にならないか。また、東口の対策はどうするのかとただしたのに対し、当局から、施設によって料金に格差をつけることは利用者に混乱を招くおそれがあるため、同一使用料とした。また、東口については、現在整備工事中であり、その完成を待って対策を講じていきたいとの答弁がありました。

 また、委員より、駐車場の管理体制をただしたのに対し、当局から、第1及び第2駐車場を合わせて16人が三交替で当たる予定であるとの答弁がありました。

 なお、これらに関連して、委員より、自転車放置禁止区域の拡大を市民にご理解いただくことと、駐車料金の身体障害者等に対する減免に関して明確に周知徹底すべきとの意見がありました。

 次に、議案第237号及び議案第238号の工事請負契約についての議案2件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で、委員より、(仮称)郡山市総合地方卸売市場の入場する業者については、当初の青果2社、花き1社、水産2社の枠組みに変更はないかとただしたのに対し、当局から、入場業者については、現在のところ、従来の枠組みの中で検討しているとの答弁がありました。

 次に、議案第239号 財産の取得についてから、議案第255号 平成12年度郡山市湖南簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)についてまでの議案17件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決、承認及び同意すべきものと決しました。

 次に、議案第257号 郡山市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で、委員より、職員の期末勤勉手当の減額などについて、労働組合との話し合いは完了しているのかとただしたのに対し、当局から、話し合いを継続している段階であるが、給与改定内容については理解いただいているものと考えているとの答弁がありました。なお、これに関して、委員より、今後このような議案を提出する際には、労働組合との話し合いを完了しておいてほしいとの要望がありました。

 次に、陳情について申し上げます。

 陳情第33号 郡山市戦争非協力宣言を求めることについては、審査の過程で、委員より、郡山市においては、既に「世界連邦平和都市宣言」及び「郡山市核兵器廃絶都市宣言」をしており、当該陳情を採択する必要はなく、不採択とすべきである。

 また、委員より、21世紀を迎えるに当たり、世界に向かって郡山市が改めて戦争非協力を宣言するために採択すべきである。

 また、委員より、宣言の案文中、「郡山市は、軍都として戦争に協力して」とあり、容認できない内容のため、陳情者の真意を確認するため、閉会中の継続審査とすべきである。

 以上のような意見が交わされましたが、採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 以上で報告を終わります。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 次に、建設水道常任委員会の委員長報告を求めます。会田遠長委員長。

    〔会田遠長建設水道常任委員会委員長 登壇〕



◎会田遠長建設水道常任委員会委員長 建設水道常任委員会の委員長報告を申し上げます。

 初めに、議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で、委員より、準用河川徳定川河川改修事業の概要をただしたのに対し、当局から、全体の整備計画延長は 5,120メートルであり、現幅員2メートルの河川を、一部を除いて10メートルに拡幅し、完成は平成25年を見込んでいる。また、古川池については、水質浄化対策として、阿武隈川からポンプアップした水を古川池を経由して阿武隈川に流すという計画であり、雨季には調整池の役割を果たすように整備するとの答弁がありました。

 次に、議案第215号 平成12年度郡山市県中都市計画荒井北井土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第217号 平成12年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)中、職員給与費を除く分から、議案第220号 平成12年度郡山市下水道事業特別会計補正予算(第1号)中、職員給与費を除く分までの議案4件、以上、議案5件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、議案第229号 平成12年度郡山市水道事業会計補正予算(第1号)については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で、委員より、条例の職員定数と現職員数との差をただしたのに対し、当局から、条例定数は業務量に応じて定められるが、委託などで経営努力をした結果、業務量が軽減されている昨今の状況から見て、現職員数が適切ではないかと考えており、改めて職員定数見直しを担当部局へ申し入れていきたいとの答弁がありました。

 次に、議案第241号 専決処分の承認を求めることについてのうち、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり承認すべきものと決しました。

 次に、議案第256号 平成12年度郡山市水道事業会計補正予算(第2号)についてでありますが、審査の過程で、委員より、人事院勧告に準ずる給与改定には賛成しかねるとの意見が出されましたが、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、その他の所管事項として、委員より、コンビニエンスストアにおける水道料金の支払いについてただしたのに対し、当局から、本市においては現在、料金収納の約83%が口座振替であり、コンビニエンスストアとの収納委託契約には、取扱い手数料などの経費がかさむことなどから、現時点では市内の各金融機関を活用していただき、さらに口座振替を奨励していくことが最も経済的かつ効率的な料金収納方法であると考えているとの答弁がありました。

 また、委員より、富田東土地区画整理事業区域内の内環状線の進捗状況をただしたのに対し、当局から、平成12年度は橋りょう下部工、13年度はそれら構造物の擁壁工、14年度にはJR磐越西線や県道荒井郡山線との立体交差部分ができ上がってくることから、ライオンドーの北側に地権者の同意が得られていない部分については、他の工事に合わせて一部開通まで持っていく時期になってきているとの答弁がありました。

 次に、陳情について申し上げます。

 陳情第31号 徳定土地区画整理事業について及び陳情第32号 笹川・大善寺線(徳定地区市街化区域内)の用地買収についての陳情2件については、一括して審査をいたしました。その結果、委員より、継続審査とすべきとの意見も出されましたが、陳情第31号は、徳定土地区画整理事業そのものを原点に戻し、再検討を要求しているため、陳情第32号は、徳定土地区画整理事業の推進に多大な影響を与えるものであることから、採決の結果、不採択とすべきものと決しました。

 なお、審査の過程で、委員より、この事業が進まないことによる周辺地域の各種事業への影響も考慮し、当局は、地域住民に対して、事業の趣旨を理解してもらえるよう鋭意努力するようにとの要望がありました。

 以上で報告を終わります。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 次に、環境経済常任委員会の委員長報告を求めます。橋本和八委員長。

    〔橋本和八環境経済常任委員会委員長 登壇〕



◎橋本和八環境経済常任委員会委員長 環境経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。

 初めに、議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。

 環境整備費に関し、委員より、浄化槽法の改正により、平成13年4月1日から浄化槽の新設時には、合併処理浄化槽の設置が義務づけられることになるが、下水道の予定処理区域内であっても、合併処理浄化槽設置整備費補助の対象となるのかとただしたのに対し、当局から、現在計画されている下水道の予定処理区域のうち、おおむね7年以内に整備が完了する区域を除いては、未処理雑排水の放流を減少させ、水洗化率の向上を図る上から、補助の対象区域としているとの答弁がありました。

 次に、委員より、合併処理浄化槽維持管理費補助の申し込みが、現時点で当初見込みの5分の1しかないのは、何が原因なのかとただしたのに対し、当局から、保守点検及び清掃が済めば申請できるということで浄化槽設置者に案内したところであるが、年1回の清掃にかかる経費がそもそも高額であるため、年1回の清掃が徹底されていないこと。また、業者の協力はいただいているものの、申請手続が複雑であることが申し込みが少ない原因と考えているとの答弁がありました。これに対し、委員より、大変意義のある補助事業なので、申し込み期間や書類についても弾力的に検討して、申請しやすい形にすべきであるとの意見がありました。

 次に、中山間地域農業活性化対策事業費に関し、委員より、中山間地域等直接支払事業費交付金が2億 6,118万 6,000円の減額となった理由は何かとただしたのに対し、当局から、交付基準に米生産調整目標面積の 100%達成が条件になるとともに、平成13年度の米生産調整面積が拡大されるなど、生産調整対策が一段と厳しくなったこと、さらに、生産調整と事業運営を5年間継続することに対する農業者の不安感の増大、集落や団地等の地域内リーダーの減少、そして70回近い説明会にもかかわらず組織化が図れず、交付対象団地の設定が困難となったことから、計画を大幅に縮小したものであるとの答弁がありました。

 次に、低コスト稲作推進費に関し、委員より、直播栽培を推進していくに当たり、どのような方法で拡大していくのかとただしたのに対し、当局から、安定した収量を確保するための技術体系の確立及び省力化に加え、低コスト及び負担軽減につながる集団化による直播用機械の導入、土地基盤整備実施の地域を中心とした啓蒙普及を図っていきたいとの答弁がありました。

 これに対し、委員より、当局は先導的役割を果たすべく、自信を持って取り組んでほしいとの意見が出されました。

 次に、議案第221号 平成12年度郡山市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)中、職員給与費を除く分から、議案第224号 平成12年度郡山市熱海温泉事業特別会計補正予算(第2号)中、職員給与費を除く分までの議案4件、議案第233号 郡山市廃棄物の適正処理、再利用及び環境美化に関する条例の一部を改正する条例、以上の議案5件については、いずれも当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願について申し上げます。

 請願第26号 育児・介護休業法の拡充を求める意見書の提出について、請願第29号 農産物輸入急増に対する緊急輸入制限措置の発動に関することについて、及び請願第31号 激増する野菜の緊急輸入制限(セーフガード)の発動を求めることについては、いずれもその趣旨を認め、採択すべきものと決しました。

 なお、当委員会としては、育児・介護休業法の拡充を求める意見書案、及び農産物輸入急増に対する緊急輸入制限措置(一般セーフガード)の発動に関する意見書案を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、以上で報告を終わります。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 次に、文教福祉常任委員会の中間報告及び委員長報告を求めます。大木重雄委員長。

    〔大木重雄文教福祉常任委員会委員長 登壇〕



◎大木重雄文教福祉常任委員会委員長 文教福祉常任委員会のご報告を申し上げます。

 初めに、中間報告を申し上げます。

 請願第24号 郡山市における中学校用教科書社会(歴史的分野)採択制度運用の改善に関することについては、さらに継続して審査することといたしました。

 引き続き、委員長報告を申し上げます。

 初めに、議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会付託分については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、審査の過程で次のような質疑がありました。

 初めに、委員より、市内小学校の校内LAN整備は、現段階で何%整備されているのか。また、今後、小中学校の校内LAN整備にどのぐらいの事業費を見込んでいるのかとただしたのに対し、当局から、小学校の校内LAN整備は、本年度からスタートし、現在までに3校が終了している。今回の補正で23校を整備する予定であり、合わせて26校は市内小学校の39%に当たる。また、今後における小中学校の校内LAN整備には、現時点で2億 4,000万円の事業費を見込んでいるとの答弁がありました。

 また、委員より、就学奨励援助を受けている児童生徒は、今回の補正で小中学校に何人いるのか。また、援助の内容としては、給食費や修学旅行費は含まれているのかとただしたのに対し、当局から、援助を受けている児童生徒は、小学校で 920名、中学校で 602名である。また、援助費の中には、給食費や修学旅行費も含まれているとの答弁がありました。

 次に、委員より、大規模改造工事を行う場合に、木造を取り入れるなどの改造内容に関し、基本的な方針はあるのかとただしたのに対し、当局から、大規模改造工事を進める場合、設計の段階で、学校の特色や特徴を出すため、地域の代表者、学校の教職員、PTA役員などをメンバーとする「ワークショップ」を開催し、意見、要望を聞きながら設計に反映させている。また、木造を取り入れることについては、保健室整備事業の中で木を取り入れて、子供たちに心の安らぎとぬくもりを与えるよう取り組んでいるとの答弁がありました。

 次に、青年海外派遣事業費について、委員より、参加団員の中途辞退で16名になったとのことだが、再募集をして20名の定員とすることはできなかったのかとただしたのに対し、当局から、病気等の理由で4名の中途辞退者が出たが、既に自主研修が途中まで終わっている段階であり、改めて団員を募集し研修をやり直すことは、時間的に不可能であったとの答弁がありました。

 次に、委員より、身体障害者福祉団体育成費及び知的障害者団体育成費の減額の理由についてただしたのに対し、当局から、身体障害者小規模作業所への通所者について、当初予算計上の折、調査した結果57人であったが、4月1日現在で52人、10月1日現在で53人であり、知的障害者小規模作業所への通所者については、当初 129人であったが、4月1日現在で 118人、10月1日現在で115人と人数が減ったことによる減額であるとの答弁がありました。

 次に、在宅福祉事業費に関し、委員より、ねたきり老人等介護者激励金の支給対象者数及び前年度との比較で何%になっているのかとただしたのに対し、当局から、支給対象者数は 399名であり、この人数は前年度の43%に当たるとの答弁がありました。

 次に、保育所費に関し、委員より、民間認可保育所運営費補助金を交付している保育所名についてただしたのに対し、当局から、補助金を交付しているのは赤木保育所、希望ヶ丘保育所、郡山婦人会幼児保育所、鉄道弘済会郡山保育所の4保育所であるとの答弁がありました。

 次に、議案第226号 平成12年度郡山市母子寡婦福祉資金貸付金特別会計補正予算(第2号)、議案第232号 郡山市地域交流センター条例の一部を改正する条例、議案第236号 郡山市立公民館条例の一部を改正する条例、以上議案3件については、当局の説明を了とし、原案のとおり可決すべきものと決しました。

 なお、所管事項として、当局から、「通学区域制度の弾力的な運用」についての説明がありました。今回の改正は、通学区域制度を抜本的に変更するものではなく、現行の通学区域制度をそのまま残しながら、可能な限り子供に適した教育を受けさせたいという保護者の希望を生かす方法を検討し、従前の規則に準じた項目を追加したものであり、マスコミに大きく取り上げられたことで話題になったと考えている。今後、重大な問題や重要案件については、議会に対し事前に説明したいとの報告がありました。

 そのほか、PCB使用照明器具の撤去について、弓道場及び郡山スケート場の閉館時間について質疑が交わされました。

 次に、請願・陳情について申し上げます。

 初めに、請願第25号 小・中学校教科書採択に関することについて、請願第32号 「教科書採択問題」について教育基本法の遵守等を求めることについて、請願第33号 教科書採択に関することについて、一括して審査をいたしましたが、審査の結果、請願第25号の第1項については、教科書採択の単位を学校レベルまで小規模にするのは問題であるなどの理由から、賛成少数で不採択、第2項については趣旨を認め、賛成多数で採択、第3項については趣旨を認め、賛成多数で採択すべきものと決しました。なお、不採択すべきものと決した本請願第1項については、少数意見が留保されておりますので、申し添えます。

 次に、請願第32号の第1項については、趣旨を認め、賛成多数で採択、第2項については、請願者自体が、他の請願者の請願を妨害することは民主主義の崩壊につながるなどの理由から、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 次に、請願第33号の第1項については、趣旨を認め、賛成多数で採択、第2項については、教科書採択と教科書検定は別のものであるなどの理由から、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。なお、不採択とすべきものと決した本請願第2項については、少数意見が留保されておりますので、申し添えます。

 次に、請願第27号 県単独教職員の増員を求めることについては、趣旨を認め、採択すべきものと決しました。

 請願第28号 保育施策の拡充を求める意見書の提出については、趣旨を認め、採択すべきものと決しました。

 次に、請願第30号 郡山市介護保険事業等の改善を求めることについては、介護保険の原点を考えた場合、郡山市独自の事業を行うことは、財源的にも困難であるし、介護保険の趣旨にも反するなどの理由から、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第30号 保育所「最低基準」の改善を求める意見書の提出については、趣旨を認め、採択すべきものと決しました。

 次に、陳情第34号 乳幼児医療費の無料化を就学前まで現物給付(窓口給付)することについて、陳情第35号 県へ乳幼児医療費制度の助成年齢拡充、現物給付(窓口無料)の実現を求める意見書の提出についての2件については、一括して審査をいたしました。

 審査の結果、陳情第34号の第1項については、趣旨を認め、賛成多数で採択。第2項については、関係機関等との条件整備が不十分であるなどの理由から、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第35号については、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。

 次に、陳情第36号 県へ、県内すべての小・中学校の1学級の生徒数を30人以下にすることを求める意見書の提出については、賛成多数で採択すべきものと決しました。

 なお、あわせて、当局に対し、採択すべきものと決した請願第25号の第2項及び第3項、請願32号の第1項、請願33号の第1項、陳情第34号の第1項に係る処理の経過または結果の報告を、次期定例会まで求めるべきものと決しました。

 なお、当委員会としては、県単独教職員の増員と30人以下学級を求める意見書案、保育施策の拡充を求める意見書案、保育所「最低基準」の改善を求める意見書案を提出しておりますので、議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、以上で報告を終わります。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 次に、文教福祉常任委員会において、請願第25号中第1項、及び請願第33号中第2項について、少数意見の留保があり、それぞれ少数意見報告書が提出されております。

 初めに、請願第25号中第1項について、少数意見の報告を求めます。八重樫小代子議員。

    〔25番 八重樫小代子議員 登壇〕



◆八重樫小代子議員 請願第25号 小・中学校教科書採択に関することについて、少数意見を留保いたしましたので、少数意見の報告をいたします。

 請願事項の第1項 小中学校の教科書の採択に当たっては、教職員の意向が反映される小規模採択地区とすることのみが賛成少数で不採択となりましたが、11月14日付の県教育委員会の告示8号により、市単独で教科書採択が可能となり、市としても、専門的な教科書、適正、公正な採択、開かれた採択の推進を今取り組んでいるとのことでありますので、実際に教科書を使って授業を行う現場教職員の意見を反映することは、専門的な見地であり、それとあわせて保護者の意見も反映することは重要であります。地方分権の理念に沿って、自己決定、自己責任、住民総参画のためにも、請願第25号の第1項についても採択をすべきであるとして、少数意見の報告をいたします。議員各位のご賛同をお願い申し上げまして、報告といたします。

 以上です。



○久野清議長 ただいまの少数意見の報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 次に、請願第33号中第2項について、少数意見の報告を求めます。岩崎真理子議員。

    〔3番 岩崎真理子議員 登壇〕



◆岩崎真理子議員 請願第33号 教科書採択に関することについての請願事項第2項における教科書検定については、憲法並びに教育基本法の精神を堅持するよう、国及び関係機関に意見書を提出することについて、採択すべきとの少数意見の留保に2人の賛同を得、その報告をさせていただきます。

 委員会審議で採択とされました請願項目の第1項、教科書採択については、市独自で行い、採択の過程を公開することに加え、第2項も採択すべきとする主張の第1は、請願理由にもある、憲法や教育基本法の理念と相いれることのない教科書を、さまざまな手段を使って採用させようとする動きが強まっていることへの危惧。

 第2は、国際化という時代にふさわしく、近隣諸国への正しい認識を持てる教科書が、今後ますます必要となることからです。

 今12月議会に請願された教科書採択に関しての4件の審査の中、今の時代、憲法や教育基本法に基づき教育が推進されていくことは当然のこととしていますが、このことを危うくする動きがあることから、改めて憲法や教育基本法の遵守、その精神の堅持を求める必要があります。

 以上、請願第33号請願項目第2項、教科書検定については、憲法並びに教育基本法の精神を堅持するよう、国及び関係機関に意見書を提出することを採択すべきとの報告といたします。議員各位のご賛同を願いまして、報告を終わります。



○久野清議長 ただいまの少数意見の報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 初めに、議案第212号、議案第234号、議案第242号から議案第256号までの議案15件、議案第258号及び請願第25号中第1項、請願第30号、請願第32号中第2項、請願第33号中第2項、陳情第33号、陳情第34号中第2項、陳情第35号について、橋本憲幸議員より討論の通告がありますので、発言を許します。橋本憲幸議員。

    〔23番 橋本憲幸議員 登壇〕



◆橋本憲幸議員 少々時間をいただき、日本共産党郡山市議団を代表して、市当局提案の40議案中18議案について反対、並びに常任委員会審議で不採択及び一部不採択となった請願・陳情の7件について、採択すべきとの立場から、態度を表明させていただきます。

 まず、郡山駅西口の自転車駐輪場の有料化についてです。駅前周辺地域の放置自転車対策で、市当局が苦労に苦労を重ねてきていることは、私ども十分承知しているところです。ただ、それが一路有料化に結びつけることが、果たして適切なのか、市民の合意を得るものなのかどうかということです。

 先の一般質問で、私どもの高橋善治市議が、素朴な疑問を持つとして、現在の第1駐輪場に規則どおりにとめている人が、なぜ有料化という負担を迫られるのかと問いかけましたが、今回の有料化は極めて唐突な感は否めず、利用者はもとより多くの市民の納得を得るものとは考えられません。

 また、高橋市議が、駅前地区での自転車の多くがJRの利用者であることから、駐車場の設置及び管理費用等に関してJR側の応分の負担があってしかるべきではないかと投げかけ、さらには放置自転車対策の方策として、歩道等を利用した指定駐輪場の設置の試み、自転車需要の見込まれる既存施設での駐輪場設置努力義務者への働きかけや、新増築に際しての設置義務化などを提案いたしましたが、市当局の答弁には真摯な受けとめとは感じられず、有料化が先にありきと言わざるを得ないものであります。

 したがって、駅西口の2つの駐輪場の有料化については、市民的コンセンサスを得ないままの早計な実施だと言わざるを得ず、議案第234号 郡山市自転車等駐車場設置条例、並びに有料化に向けた券売機設置等の予算を盛り込んだ議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)について、反対せざるを得ないものであります。

 次に、個人の懐を温め消費拡大に寄与すべき景気対策にも逆行し、市職員の勤労意欲をもそぎかねない人事院勧告受け売りの期末勤勉手当の 0.2カ月削減に関してです。

 昨年度、やはり人勧そのままに期末手当を 0.3カ月カットが提案された際、私たちは、他市に比べて高い水準にある市長や議員、その他特別職は別にしつつも、一般職員の削減については、地方分権の精神とも相いれないものであり、実質生活給そのものの賃金引き下げ以外の何物でもないとの立場から反対を表明させていただきました。その際、人勧史上初めてのマイナス勧告は、期末手当そのものを10年前の支給水準に逆戻りさせるものと指摘をしたところですが、今回の 0.2カ月カットは、さらにその逆戻りを促進するものであり、今後人勧をして一層の削減を推し進める新たな呼び水になりかねないとの思いを強く抱くものであります。昨年のカットで、職員1人当たり平均10万円、今回では1人当たり平均7万円と伺います。合わせて17万円の支給削減であり、どれほどの職員の方々が納得をしておいででありましょうか。

 手当削減の理由が、不況下の民間労働者の給与水準に準拠した結果だとされております。しかし、政府にあっては、不況打開の決め手となる国民経済の6割を占める個人消費と、日本産業の主役たる中小企業への政策的支援対策を怠り、景気対策といえば、借金加算の公共事業一辺倒ではありませんか。しかも民間のリストラ合理化を野放しにし、相次ぐ医療や年金などの社会保障の改悪で、一層国民の生活不安を駆り立ててきているのであります。こうした政府の国民の暮らしを顧みない姿勢、対策こそ、まず第一に改められるべきであり、給与にしわ寄せした公務員泣かせは筋違いだと言わざるを得ないものであります。

 したがって、議案 258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例には賛同しかねるものであり、この改正を前提とした各部署の職員給与を減額補正した議案 242号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第4号)から、議案第256号 平成12年度郡山市水道事業会計補正予算(第2号)までの議案15件について同意しかねるものであります。

 さて、次に、請願・陳情について申し上げます。

 教科書採択に関して、今回、請願第25号、32号、33号と相次ぎ議会に提出された経過は、今議会の文教福祉常任委員会で取り下げていただく方向で継続審議となった請願第24号 郡山市における中学校用教科書社会(歴史的分野)採択制度の改善に関することについてが発端であることは、否めない事実です。

 以前、我が議会での中学校教科書から従軍慰安婦等の記述削除を求める請願をめぐって熱い論議を交わせたことからも、それらの事態を想起させ、子供たちに正しい歴史認識を伝えなければならないと考える教育関係者団・体が、いち早く請願に踏み出されたのも、当然のことといえましょう。一部マスコミが報じるように、国際的な歴史認識にも反する特定の歴史観に立った教科書採択をもくろんで、地方議会を巻き込み、各自治体の教科書採択のあり方、選定委員の選任にまでくちばしをはさむ向きがあるとすれば、ゆゆしき問題であります。それゆえに、今改めて教科書の検定、各自治体における教科書採択について、憲法や教育基本法の精神の遵守はもとより、採択での独自性、公正性、公開性を堅持することを明確にしていくことが大切と考えるものです。

 したがって、請願第25号、32号、33号については、すべて採択すべきものと考えます。

 次に、郡山市介護保険事業等の改善を求めた請願第30号についてです。

 請願事項として、居宅介護保険事業の利用料1割負担を3%にするなどの利用料軽減措置と、重度身障者の介護保険利用料への助成、さらに介護者激励金の13年度以降の継続の3点を市に求めたものでありますが、いずれも介護保険事業に伴い、利用者側にあってはより切実な願いとなってきているものです。今議会の一般質問のやりとりで、みずからの市政評価を求められた藤森市長は、介護保険事業を初めとする福祉施策にも触れて、県内でもトップクラスであることを自負されました。されば、二本松や喜多方市などで既に実行されているこれら要求について、財政力もある我が市が踏み出さないのでは、名折れではないでしょうか。議会側の議決による後押しを切に願う次第です。

 子育て世帯の切実な声として、県と市に乳幼児医療無料年齢の引き上げと、社会保険家庭の窓口現物給付を求めた陳情第34号、同35号も、全国的に重要な少子化対策として広がってきているものであり、県へ重ねて求めることはもとより、市としても大いに検討されてしかるべき施策です。それゆえ、この点でも議会側の全面的な賛意を願わずにはおれません。

 さて、最後に、郡山市戦争非協力の宣言を求める陳情第33号についてですが、宣言文をいかにするかは大いに議論すべきものと考えるものですが、21世紀という新たな時代を迎えるに当たって、しかも南北朝鮮の首脳会談や米朝会談が劇的な形で進み、東アジア地域に平和の大道が開かれつつある今日、不戦、恒久平和の現憲法の精神にのっとった意思表示を地方の自治体から改めて宣言する意義は、極めて大きなものがあろうと考え、陳情趣旨に賛同するものであります。

 以上申し上げ、議員各位の皆さんのご賛同を願って討論といたします。



○久野清議長 次に、議案第212号、議案第234号、議案第235号及び請願第30号、請願第32号中第2項について、駒崎ゆき子議員より討論の通告がありますので、発言を許します。駒崎ゆき子議員。

    〔2番 駒崎ゆき子議員 登壇〕



◆駒崎ゆき子議員 討論させていただきます。

 議案第212 号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)、議案第234号 郡山市自転車等駐車場設置条例、議案第235号 郡山市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例に反対する立場から討論いたします。

 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)については、郡山駅西口第1自転車等整備工事に有料化の券売機設置が含まれているためです。議案第234号、議案第235号は関連するものでありますので、まとめて討論いたします。

 市当局は、放置自転車については、ここまで長い時間をかけてきたとのことですが、それは郡山駅周辺地区放置自転車対策委員会の中でのことであり、まだまだ市民の中では話し合われていません。特に、自転車の利用の多い高校生の声を聞く機会を設けるなど、もう少し市民と話し合ってからでもよいのではないでしょうか。なぜなら、幾ら取り締まっても、市民一人ひとりが放置自転車を真剣に自覚していかない限り問題は解決しないからです。

 また、この駐車場使用料、返還手数料は、他市の状況を見て決めたとのことです。この自転車撤去、駐車場を有料化するに当たっての費用の試算は行っていないとのことですが、私には納得できません。採算を言っているのではなく、基本的な試算をした上での市民サービスとしての料金設定であるべきです。

 また、放置自転車を厳しく取り締まるとともに、自転車等駐車場を有料化にすることは、自転車に厳しい現実になります。私は、放置自転車を厳しく取り締まるならば、駐車場は無料化にすべきと思います。この有料化を取り入れる場合の条例でも、供用時間6時から10時まででは、郡山駅の始発最終にも合わず、十分利用ができません。また、使用料も受益者負担の原則からとのことですが、収入のない学生に受益者負担を求めるのはどういうものでしょうか。

 また、損害賠償についても、駐車場内で生じた災害その他の不可抗力による損害、または自転車等相互の接触、盗難等に対しては、市の賠償の責めは負わないということですが、市民が求める有料化のメリットは、これでは満たされません。

 以上の理由により、議案第212号、議案第234号、議案第235号に反対いたします。

 次に、請願第30号 郡山市介護保険等の改善を求めることについて、採択すべきとの立場から討論いたします。

 介護保険が4月から始まり、利用料の1割負担が大変でサービス利用を控える、通所介護サービスを受けたいが、空きがなく利用ができないなど、さまざまな問題が出てきています。中でも、市民への経済的な負担増の問題は深刻です。市当局も、これらの現状は把握していて、県・国には働きかけているようですが、この請願は、市独自の政策を望んでおります。

 今、全国 220を超える各自治体が、負担軽減の独自の政策をとっています。それに対して厚生省は圧力をかけるような発言をしていますが、法律学者は厚生省の発言は法的効力はないと言っています。地方分権を声高に訴えている我が市であり、また今議会でも市長は、財政のよさを話され、またこれからのまちづくりもハードからソフトへ軸足を移し、安全・安心が保たれる福祉社会づくりをと訴えているのに、なぜこの請願が採択されないのでしょうか。自分が介護される身になって考え、ぜひご賛同をお願いします。

 以上、請願第30号を採択すべきとの討論を終わります。

 次に、請願第32号 「教科書採択問題」について教育基本法の遵守等を求めることについての中の一部不採択になった第2項目、教科書選定等教育行政に不当に介入することを要求するような請願は採択しないことの請願を採択すべきとの立場で討論させていただきます。

 今、全国的に中学校社会科の歴史、公民の教科書採択に、特定の教科書を採択させることを目的にしている請願が各自治体に出されていることが報じられています。しかし、教育基本法では、第10条において、教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対して直接責任を持ち、教育行政は、この自覚を持って教育に必要な条件整備を行わなければならないとあります。これにより、報道されている前記の請願は、議会の名によって教育行政に影響を与え、教科書選定委員や調査委員の人事に関与することまでを求めており、教育基本法とその関連法に反するものであります。よって、このような請願は採択しないことを議会として確認してほしいことを望む請願です。この請願は、請願を制限するとの意見があったとのことですが、それは誤解であります。このような状況の中だからこそ必要な請願です。ぜひご賛同をお願いします。

 以上、請願第32号を採択すべきとの立場から討論を終わります。



○久野清議長 以上で討論を終結いたします。

 これより少数意見の報告及び討論のありました議案19件、請願4件、陳情3件について、起立により採決をいたします。

 初めに、議案第212号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第3号)及び議案第234号 郡山市自転車等駐車場設置条例の議案2件については、各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、議案第212号及び議案第234号の議案2件については、各委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第235号 郡山市自転車等の放置防止に関する条例の一部を改正する条例については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、議案第235号については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、議案第242号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第4号)から、議案第256号 平成12年度郡山市水道事業会計補正予算(第2号)までの議案15件、議案第258号 郡山市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上の議案16件については、各委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、議案第242号から議案第256号までの議案15件、議案第258号、以上の議案16件については、各委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第25号 小・中学校教科書採択に関することについてのうち、第1項については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、請願第25号中第1項については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第30号 郡山市介護保険事業等の改善を求めることについては、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、請願第30号については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第32号 「教科書採択問題」について教育基本法の遵守等を求めることについてのうち第2項については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、請願第32号中第2項については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、請願第33号 教科書採択に関することについてのうち第2項については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、請願第33号中第2項については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、陳情第33号 郡山市戦争非協力宣言を求めることについては、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、陳情第33号については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、陳情第34号 乳幼児医療費の無料化を就学前まで現物給付(窓口給付)することについてのうち第2項については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、陳情第34号中第2項については、委員長報告のとおり決しました。

 次に、陳情第35号 県へ乳幼児医療費制度の助成年齢拡充、現物給付(窓口無料)の実現を求める意見書の提出については、委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

    (起立多数)



○久野清議長 ご着席願います。

 起立多数であります。

 よって、陳情第35号については、委員長報告のとおり決しました。

 ただいま採決いたしました案件以外については、討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決をいたします。

 議案第213号 平成12年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から、議案第233 号 郡山市廃棄物の適正処理、再利用及び環境美化に関する条例の一部を改正する条例までの議案21件、議案第236号 郡山市立公民館条例の一部を改正する条例から、議案第241号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案6件、議案第257号 郡山市議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例、以上の議案28件、及び請願第25号中第2項及び第3項、請願第26号、請願第27号、請願第28号 請願第29号、請願第31号、請願第32号中第1項、請願第33号中第1項の請願8件、陳情第30号、陳情第31号、陳情第32号、陳情第34号中第1項、陳情第36号の陳情5件については、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、以上の議案及び請願・陳情については、各委員長報告のとおり決しました。

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△日程第4 議案第259号(市長の提案理由説明から採決まで)



○久野清議長 日程第4に従い、議案第259号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 ただいま追加提出いたしました人事案件についてご説明を申し上げます。

 議案第259号は、12月21日付で任期満了となります固定資産評価審査委員会委員1名の後任者を選任しようとするものであります。

 この方は、人格、識見ともにすぐれ、その職に最適任であると信じますので、ご同意を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由といたします。

 以上です。



○久野清議長 お諮りをいたします。

 ただいま議題となっております案件は人事案件であります。

 この際、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認め、これより採決をいたします。

 議案第259号 郡山市固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、本案については、原案のとおり同意することに決しました。

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△日程第5 議会案第6号から議会案第10号まで(提案理由説明から採決まで)



○久野清議長 日程第5に従い、議会案第6号 育児・介護休業法の拡充を求める意見書から、議会案第10号 保育所「最低基準」の改善を求める意見書までの議会案5件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 お諮りをいたします。本案については、提出者の説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認め、これより採決いたします。

 議会案第6号 育児・介護休業法の拡充を求める意見書から、議会案第10号 保育所「最低基準」の改善を求める意見書までの議会案5件については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、議会案第6号から議会案第10号までの議会案5件については、原案のとおり可決されました。

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△日程第6 閉会中の継続審査



○久野清議長 日程第6に従い、閉会中の継続審査を議題といたします。

 お手元に配付してあります閉会中の継続審査申し出一覧表のとおり、文教福祉常任委員会委員長から、会議規則第74条の規定により、閉会中の継続審査の申し出がありました。

 お諮りいたします。文教福祉常任委員会委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、文教福祉常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決しました。

 文教福祉常任委員会においては、次期定例会までに結論が得られるようお願いをいたします。

 以上で本定例会の日程は全部終了いたしました。

 この際、市長から発言があればこれを許します。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 平成12年郡山市議会12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本定例会は、今世紀最後の市議会でありましたが、議員の皆様方には、長期間にわたり慎重なご審議を賜り、すべての議案についてご賛同をいただきましたことに対し、心から厚くお礼を申し上げる次第であります。

 なお、一部議案の提出過程において、議員の皆様との意思の疎通を欠いた点がありましたことを反省するとともに、審議の過程で賜りました数々の貴重なご意見やご提言等につきましては、今後の市政執行の上に反映してまいりたいと存じます。

 なお、明年10月のオープンを目指し整備を進めております「(仮称)ふれあい科学館」につきましては、展示備品の整備等、順調に進んでおりますが、この愛称を市内の高校生以下の生徒を対象に募集をしておりましたところ、10月31日までに 2,849件という多数の応募をいただいたところであります。

 こうしたことから、児童文化会館、天文クラブの小学生を初め、高校、大学生の代表、さらには各界の市民の皆様にお集まりをいただき、科学館愛称審査会において慎重に審議を重ねていただき、答申をいただいたところでありますが、これに基づき「スペースパーク」とすることに決定いたしました。

 なお、施設の正式名称は、「郡山市ふれあい科学館」として、3月定例会でご審議をいただく予定でありますが、この「郡山市ふれあい科学館スペースパーク」は、宇宙にいるような気持ちになれる楽しい場所といった意味を持っており、市民の皆様が楽しく集い、ふれあえる空間づくりを目指している本科学館の基本コンセプト、「宇宙の中の私たち」というイメージにマッチした愛称であると考えております。

 今後は、さきに松本零士氏に制作をしていただきましたキャラクターの「エンゼルナ」と「ミーニャン」ともども、科学館の広報やPR活動に幅広く活用してまいりたいと考えております。議員の皆様方におかれましても、よろしくお願いを申し上げる次第であります。

 寒さも日ごとに厳しくなってまいりましたが、議員の皆様方におかれましては、今後とも一層健康にご留意の上、市政進展のために更なるご尽力を賜りますようにお願いを申し上げますとともに、どうか輝かしい21世紀をお迎えになられますようにご祈念を申し上げまして、ごあいさつといたします。

 まことにありがとうございました。



○久野清議長 これをもちまして、本定例会を閉会といたします。

    午前11時24分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

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 郡山市議会

   議長           久野 清

   副議長          渡辺憲一郎

   議員           橋本憲幸

   議員           柳沼隆夫

   議員           八重樫小代子