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福島県 郡山市

平成12年  6月 定例会 06月23日−01号




平成12年  6月 定例会 − 06月23日−01号







平成12年  6月 定例会



           平成12年郡山市議会6月定例会会議録

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             平成12年6月23日(金曜日)

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議事日程 第1号

   平成12年6月23日(金曜日) 午前10時開議

 第1 会議録署名議員の指名

 第2 会期の決定

    (委員長報告から採決まで)

 第3 諸般の報告

 第4・請願第8号

    (取り下げ)

 第5・議案第 109号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第1号)から

    議案第 127号 専決処分の承認を求めることについてまで

    (市長の提案理由説明)

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本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

      (委員長報告から採決まで)

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 請願第8号

      (取り下げ)

 日程第5 議案第 109号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第1号)

      議案第 110号 平成12年度郡山市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

      議案第 111号 平成12年度郡山市老人保健特別会計補正予算(第1号)

      議案第 112号 平成12年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第 113号 平成12年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第 114号 平成12年度郡山市県中都市計画郡山南拠点土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第 115号 平成12年度郡山市流通業務団地開発事業特別会計補正予算(第1号)

      議案第 116号 平成12年度郡山市舘財産区特別会計補正予算(第1号)

      議案第 117号 郡山市障害者の利用に係る公の施設の使用料の免除に関する条例の一部を改正する条例

      議案第 118号 郡山市休日・夜間急病センター条例の一部を改正する条例

      議案第 119号 郡山市国民健康保険税条例の一部を改正する条例

      議案第 120号 郡山市道路の附属物駐車場条例

      議案第 121号 工事請負契約について

      議案第 122号 工事請負契約について

      議案第 123号 工事請負契約について

      議案第 124号 財産の取得について

      議案第 125号 財産の取得について

      議案第 126号 町の区域の画定について

      議案第 127号 専決処分の承認を求めることについて

      (市長の提案理由説明)

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出席議員(43名)

     1番 佐藤喜代一議員        2番 駒崎ゆき子議員

     3番 岩崎真理子議員        4番 小島寛子議員

     5番 遠藤敏郎議員         6番 太田忠良議員

     7番 坂本 弘議員         8番 久野 清議員

     9番 柳沼清美議員        10番 今村剛司議員

    11番 大内嘉明議員        12番 高橋善治議員

    13番 今井久敏議員        14番 飛田義昭議員

    15番 水久保善治議員       16番 佐久間俊男議員

    17番 大木重雄議員        18番 鈴木祐治議員

    19番 伊藤祐一議員        20番 勅使河原正之議員

    21番 佐藤健次議員        22番 佐藤栄一議員

    23番 橋本憲幸議員        24番 柳沼隆夫議員

    25番 八重樫小代子議員      26番 橋本幸一議員

    27番 大和田光流議員       28番 橋本武治議員

    29番 高橋隆夫議員        30番 宗像好雄議員

    31番 橋本和八議員        32番 会田遠長議員

    33番 横山 徹議員        34番 鈴木武司議員

    35番 夏井義一議員        36番 佐藤幸夫議員

    37番 仲 彰則議員        39番 渡辺憲一郎議員

    40番 猪越三郎議員        41番 熊谷和年議員

    42番 熊田有門議員        43番 吉田岳夫議員

    44番 渡辺隆弘議員

欠席議員(1名)

    38番 村上昌弘議員

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説明のため出席した者

  市長      藤森英二      助役      小針貞吉

  助役      藏敷明秀      収入役     高橋 晃

  総務部長    國分紘一      企画部長    西村 進

  財務部長    渡邊 拓      税務部長    菊地政孝

  市民部長    鈴木征夫      環境衛生部長  栗山邦城

                    農林部長

  保健福祉部長  高田大三              渡辺寛司

                    事務代理

  商工労政部長  佐藤 裕      建設部長    伊坂邦雄

  都市開発部長  吾妻 信      下水道部長   熊田忠雄

  水道事業

          栗崎宏元      水道局長    滝田隆夫

  管理者

  教育委員会

          青木信博      教育長     丹治 勇

  委員長

  教育部長    織田威夫      代表監査委員  橋本忠吉

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事務局職員出席者

                    局次長

  議会事務局長  熊田巳善              安田宏平

                    兼総務課長

                    議事調査課

                    主幹

  議事調査課長  佐藤満夫              鹿野彰久

                    兼課長補佐

                    兼議事係長

  主任      浅木秀一      主査      成山 充

  主事      安藤憲世

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    午前10時03分 開会・開議



○久野清議長 これより、平成12年郡山市議会6月定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

 会議規則第2条による欠席の届け出者は、村上昌弘議員、1名であります。

 地方自治法第 121条の規定により、市長を初め他の執行機関に出席を求めましたところ、出席通知がありましたので、その職、氏名を熊田議会事務局長に朗読させます。

    〔熊田巳善事務局長 朗読〕

    (朗読文省略)



○久野清議長 本日の議事は、議事日程第1号により運営をいたします。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○久野清議長 日程第1に従い、会議録署名議員の指名をいたします。

 会議録署名議員は、会議規則第 118条の規定により、議長において、大木重雄議員、鈴木祐治議員、伊藤祐一議員を指名いたします。どうぞよろしくお願いをいたします。

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△日程第2 会期の決定



○久野清議長 日程第2に従い、会期の決定を議題といたします。

 本定例会の運営については、議会運営委員会において審議され、その方向づけがなされた旨連絡がありましたので、議会運営委員会の委員長報告を求めます。熊谷和年委員長。

    〔熊谷和年議会運営委員会委員長 登壇〕



◎熊谷和年議会運営委員会委員長 議会運営委員会の委員長報告を申し上げます。

 本委員会は去る6月16日、本日招集の6月定例会の運営について協議いたしましたところ、次のような方向づけがなされましたので、ご報告いたします。

 まず、会期について申し上げます。会期は本日から7月6日までの14日間といたします。

 次に会議日程について申し上げます。

 本日は、お手元に配付してあります議事日程第1号により運営をいたします。なお、本会議散会後議案調査を行いますので、ご了承を願います。6月24日、25日は土曜、日曜のため休会といたします。越えて26日は議案調査のため休会といたします。27日、28日、29日、30日は市政一般質問を行います。7月1日、2日は土曜、日曜のため休会といたします。3日、4日は常任委員会を行います。5日は事務整理日のため休会といたします。最終日の6日は午前10時から本会議を開き、各常任委員会の委員長報告を徴し、本定例会に係るすべての案件を議了することといたします。

 次に、市政一般質問について申し上げます。発言の通告者は、緑清会5名、政友会2名、社会民主党2名、公明党郡山市議団1名、日本共産党郡山市議団1名、明政会1名、無会派1名の計13名であります。質問の順序は、1番、水久保善治議員、2番、今井久敏議員、3番、大内嘉明議員、4番、鈴木祐治議員、5番、駒崎ゆき子議員、6番、高橋善治議員、7番、佐久間俊男議員、8番、佐藤喜代一議員、9番、飛田義昭議員、10番、高橋隆夫議員、11番、宗像好雄議員、12番、佐藤幸夫議員、13番、橋本和八議員、以上であります。なお、市政一般質問の日程は、6月27日が3名、28日は4名、29日、30日はそれぞれ3名といたします。

 次に、議案の審議方法について申し上げます。議案第 109号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第1号)から議案第 127号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案19件について一括議題に供し、市政一般質問終了後、各常任委員会に分割付託の上、審議することといたします。

 次に、追加議案及び議会案並びに請願・陳情があった場合の取り扱いについては、市政一般質問終了日または本定例会最終日に協議することといたします。なお、議会案及び討論の提出締め切りについては7月4日午後5時といたします。

 次に、請願・陳情の締め切りについては6月27日午後5時といたします。

 以上、ご報告申し上げます。



○久野清議長 ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより討論に入るのでありますが、通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 本定例会の会期については、委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、本定例会の会期は、委員長報告のとおり、本日から7月6日までの14日間と決定いたしました。

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△日程第3 諸般の報告



○久野清議長 日程第3に従い、諸般の報告をいたします。

 初めに、議長会関係の会議について申し上げます。

 去る4月11日、いわき市において、第 131回福島県市議会議長会定期総会が開催され、私並びに副議長が、4月13日、静岡市において、平成12年度中核市議会議長会総会が開催され、私が、4月19日、山形市において、第52回東北市議会議長会定期総会が開催され、私並びに副議長が出席をいたしました。また、5月29日、東京都において、第29回全国温泉所在都市議会議長協議会総会が、5月30日、東京都において、第76回全国市議会議長会定期総会が、それぞれ開催され、また6月7日、東京都において、中核市議会議長会要望活動が実施され、私が出席をいたしました。これら会議の概要については、印刷物を配付しておきましたので、ご了承願います。

 なお、第76回全国市議会議長会定期総会において、25年以上市議会議員として夏井義一議員が、15年以上市議会議員として横山徹議員が、市政の振興に功績があったとして表彰を受けられております。さらに、第 131回福島県市議会議長会定期総会において、5年以上市議会議員として、高橋善治議員、今井久敏議員、佐久間俊男議員、大木重雄議員、伊藤祐一議員、勅使河原正之議員、佐藤健次議員、高橋隆夫議員、宗像好雄議員、橋本和八議員、会田遠長議員が、市政の振興に功績があったとして表彰を受けられております。また、私も、第76回全国市議会議長会定期総会において、国会対策委員会副委員長として、及び第52回東北市議会議長会定期総会において、相談役としての功績に対し感謝状をいただいております。

 次に、平成12年3月定例会において可決された意見書については、内閣総理大臣を初め関係機関に提出をしております。

 次に、市長から地方自治法第 180条第2項の規定により、報告第2号 専決処分事項の報告について、地方自治法施行令第 145条第1項の規定により、報告第3号 平成11年度郡山市一般会計継続費繰越計算書、報告第8号 平成11年度郡山市県中都市計画郡山駅西口市街地再開発事業特別会計継続費繰越計算書、報告第9号 平成11年度郡山市郡山都市計画下水道事業特別会計継続費繰越計算書、報告第11号 平成11年度郡山市地方卸売市場特別会計継続費繰越計算書、報告第13号 平成11年度郡山市水道事業会計継続費繰越計算書、地方自治法施行令第 146 条第2項の規定により、報告第4号 平成11年度郡山市一般会計繰越明許費繰越計算書、報告第5号 平成11年度郡山市県中都市計画富田第二土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第6号 平成11年度郡山市県中都市計画伊賀河原土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第7号 平成11年度郡山市県中都市計画郡山南拠点土地区画整理事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第10号 平成11年度郡山市郡山都市計画下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、報告第12号 平成11年度郡山市流通業務団地開発事業特別会計繰越明許費繰越計算書、地方自治法施行令第 150条第3項の規定により、報告第14号 平成11年度郡山市水道事業会計予算繰越計算書、以上13件の報告がありました。

 また、地方自治法第 243条の3第2項の規定により、郡山地方土地開発公社ほか12法人の平成12年度事業計画書及び予算書の提出がありました。

 これらについては、いずれも印刷物を配付しておきましたので、ご了承願います。

 次に、監査委員から、地方自治法第 199条第9項の規定により、平成11年度第3回定期監査、平成11年度工事関係定期監査及び平成12年度第1回定期監査の結果について、また、地方自治法第 235条の2第3項の規定により、平成12年2月及び3月分の例月現金出納検査の結果について報告がありました。

 次に、包括外部監査人から地方自治法第 252条の37第5項の規定により、第3回包括外部監査の結果について報告がありました。これらについては、既に印刷物を配付しておりますので、ご了承をお願いいたします。

 以上で諸般の報告を終わります。

 この際、表彰状並びに感謝状の伝達を行いますので、暫時休憩をいたします。

    午前10時22分 休憩

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    午前10時31分 再開



○久野清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△日程第4 請願第8号(取り下げ)



○久野清議長 日程第4に従い、請願第8号 在日朝鮮人高齢者と障害者への福祉金の支給措置を求めることについてを議題といたします。

 本件は、平成11年12月定例会において文教福祉常任委員会に付託されましたが、平成12年4月17日付をもって、請願者から取り下げ書が提出され、5月23日開催の委員会において取り下げが承認されております。

 お諮りをいたします。請願第8号 在日朝鮮人高齢者と障害者への福祉金の支給措置を求めることについては、取り下げに同意することにご異議ありませんか。

    (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 ご異議なしと認めます。

 よって、請願第8号については取り下げに同意することに決しました。

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△日程第5 議案第 109号から議案第 127号まで(市長の提案理由説明)



○久野清議長 日程第5に従い、議案第 109号 平成12年度郡山市一般会計補正予算(第1号)から、議案第 127号 専決処分の承認を求めることについてまでの議案19件を、件名の朗読を省略し、一括して議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。藤森市長。

    〔藤森英二市長 登壇〕



◎藤森英二市長 本日ここに、平成12年郡山市議会6月定例会の開会にあたり、当面する市政の課題並びに今回提出をいたしました議案の概要についてご説明を申し上げます。

 初めに、去る6月16日崩御あらせられました皇太后陛下に対しまして、33万市民とともに、謹んで哀悼の意を表する次第であります。

 皇太后陛下におかれましては、都合6回にわたるご来県の折、昭和45年の第21回全国植樹祭及び昭和59年のご成婚60年を記念したご視察時に、本市にもお立ち寄りをいただき、水と緑豊かな自然に触れられるとともに、市勢発展の様子をごらんいただいたところであります。

 また、その折には、多くの方々に親しくお声をかけられたり、励ましのお言葉を賜るなど、市民は深い感銘を受けるとともに、敬愛の念を一層深くしたところであります。

 ここに、皇太后陛下のありし日のご慈愛に満ちたお姿をしのび、ご冥福を心から祈るものであります。

 さて、最近の景気動向等について申し上げます。

 経済企画庁が6月9日に発表した国民所得統計速報によりますと、本年1月から3月期の国内総生産いわゆるGDPは、物価変動分を除いた実質で、昨年10月から12月の前期に比べて 2.4 %増となり、これにより昨年度の実質GDPは、対前年度比で 0.5%増と3年ぶりのプラス成長に転じたところであります。

 さらに、これを受けた今月20日の月例経済報告においては、「景気は、企業部門を中心に自律的回復に向けた動きが徐々に強まってきている」との2カ月連続で上方修正した総括判断を示しているところであります。

 一方、日銀福島支店の5月末の金融経済概況によりますと、県内の景気は、確実な回復基調にはなっていないものの、「生産が一部業種で高操業を続け、雇用に持ち直しの動きが見られるほか、民間需要も好転しつつあり、総じて改善の方向にある」としており、また郡山市商工振興連絡協議会の調査による、郡山市内の景況感についても、4月の調査時の現況や今後の見通しにおいて、前回調査の1月に比べて、わずかながらも「好転」の比率が増加してきており、景気回復への動きが少しずつ広がっているとの見方をしております。

 また、こうした景気の動きに対し、雇用情勢においては、労働省が6月5日発表した労働経済動向調査によりますと、来春の大学・高校卒業予定者の採用見込み状況に、やや明るい兆しが見えてきたとしているほか、郡山公共職業安定所管内においても、本年4月末の有効求人倍率が0.74倍、新規求人倍率が0.98倍と、前年の指標に比べ、0.22ポイントと0.24ポイントそれぞれ増加しており、厳しい状況が続いているとはいえ、全体としては、回復の傾向にあります。

 しかしながら、今月の月例経済報告においては、個人消費や失業率など、改善が進まない部門別要因も多く、「厳しい状況は、なお脱していない」との慎重な見方もしておりますことから、本市といたしましては、今後とも景気や雇用情勢を十分注視しながら地域経済の回復や活性化等に努めてまいりたいと考えております。

 次に、農作物の生育状況について申し上げます。

 本年の天候は、4月に低温の日が続いたものの、5月に入ってからは好天が続き、平年並みに推移したことから、本市の基幹作物である水稲については、田植え作業が順調に進み、活着も良好な状態にあります。

 一方、野菜、葉たばこ等の畑作物は、降雨の影響で植えつけ作業に若干のおくれが見られましたが、病害の発生も見られず、また、果樹につきましては、ナシやリンゴの開花が低温の影響でそれぞれ5日から7日おくれたものの、心配された「おそ霜」の被害もなく、現在のところ各農作物とも順調に生育をしております。

 今後とも、気象等に十分注意しながら、関係機関及び農業団体と一体となった適切な生産指導によって万全を期してまいる考えであります。

 次に、安全で安心なまちづくりについて申し上げます。

 まことに残念なことではありますが、本市におきましては、今年に入り強盗や殺人などの凶悪事件が相次いで発生し、市民の皆様に大きな衝撃と不安を与えたところであります。

 このため、5月30日、市及び郡山警察署の主催のもと、郡山市防犯協会や郡山市交通対策協議会の共催を得て、「市民の安全と平穏を守る緊急総決起大会」を開催し、市内59の各種団体はもとより、お集まりをいただきました約 1,400名の皆様とともに、市民一人ひとりが凶悪事件を絶対に許さないという犯罪根絶への決意を新たにしたところであります。

 また、この大会においては、「参加団体単位の自主的な地域安全活動の推進」、「青少年の非行防止と健全育成活動の一層の推進」、「各地域・職域における安全パトロール等の実施」、「各団体、地域における暴走族排除活動の推進」、「家族や地域社会におけるコミュニケーション活動の強化」といった、今後の具体的な活動方針を確認するとともに、犯罪のない明るい社会の実現に努力する決意を盛り込んだ「大会宣言」を採択したところであります。

 本市といたしましては、今後とも、市民の皆様を初め、関係団体との緊密な連携のもとに、継続して防犯運動を推進し、「安全で安心なまち 郡山」の実現に努めてまいる考えであります。

 次に、本市が推進する5つの大型プロジェクト事業の進捗状況等について申し上げます。

 まず、郡山駅西口第一種市街地再開発事業についてでありますが、再開発ビル工事のうち24階建ての高層棟は、現在、20階から21階にかけての鉄骨工事を施工中であり、併せて外壁の取りつけ工事を実施しているところであります。

 また、8階建ての低層棟は、鉄骨工事がすべて完了したことから、今後は、外壁及び内装仕上げ工事等に着手するほか、駐車場棟につきましても、基礎工事を進めているところであります。

 一方、「水と緑」をテーマとした駅前広場につきましては、この春に植栽したシンボルツリーや各種工事の進捗によって広場の様子が日増しに変わってきておりますが、タクシー乗降場の整備につきましては、工事がほぼ終了したため、暫定的に供用を開始したところであり、バス乗降場につきましても、その一部が使用可能になったことから、今後は、本格的な中央広場の整備工事に着手をしてまいります。

 また、広場南側の一般駐車場につきましては、このほど施設整備が完了し、郡山駅への送迎などにご利用いただける見通しになったことから、本定例会にこれが施設の設置及び管理等に係る条例議案を提出するものであります。

 次に、郡山南拠点土地区画整理事業につきましては、事業が順調に進捗しているところであり、今後とも関係権利者のご協力をいただきながら、街路など公共施設の整備及び建物移転等を促進し、事業の推進を図ってまいります。

 次に、流通業務団地開発事業につきましては、流末排水路工事等の周辺整備事業が完了し、現在、造成工事、JR跨線橋上部工事及び東西連絡道路工事等を進めており、ほぼ計画どおりに進捗しているところであり、本年10月の分譲を目標に、事業の推進を図ってまいります。

 次に、郡山市総合地方卸売市場建設事業につきましては、国庫補助制度の積極的な活用を図ったことから、建築主体工事及び設備工事とも当初計画より早目に進捗しているところであり、今後は、これらの工程に合わせて、低温売場の冷凍設備工事等を施工し、平成14年4月の開場を目指してまいります。

 なお、入場予定の青果部業者において、最近、入場体制に影響を及ぼすような動きがありますので、今後、これに伴う動向を見きわめつつ、開設者としての適切な対応に努めてまいる考えであります。

 また、新市場の機能を補完するため、北側の隣接地に開発する市場関連流通業務団地につきましては、造成設計及び用地取得に係る不動産鑑定等を行い、事業の推進を図ってまいります。

 次に、21世紀記念公園整備事業につきましては、現在、園路及び植栽工事等を施工しており、今後は、耐震性貯水槽の設置や交流施設としての「くつろぎ施設」の建設に着手し、中心市街地における防災機能を備えた緑豊かなオープンスペースとして、その早期完成を図ってまいります。

 このように各種事業は、それぞれの竣工に向け、いずれも順調に進捗しておりますので、今後とも、最善を尽くして事業の推進に努めてまいります。

 次に、介護保険の運営状況について申し上げます。

 本年4月から高齢者の介護を社会全体で支える介護保険制度がスタートして、早くも3カ月が経過しようとしておりますが、本市における6月20日現在の要介護の認定状況は、 5,512名となっており、今回の制度導入を契機に、新たにサービスを利用される方々が 1,814名と増加しており、本制度が着実に普及していることによるものと考えております。

 なお、当初一部で懸念をされておりました、利用者が「希望するサービスを受けられない」などの問題は、本市では起きておらず、制度は順調に運営をされております。

 今後におきましては、サービスの円滑な提供と質の高いサービスの確保を図り、利用者が安心してサービスを利用できる環境づくりに努めるとともに、高齢者の健康や生きがいづくり、さらには、生活支援対策などの施策を一層推進してまいる考えであります。

 次に、国民健康保険事業について申し上げます。

 今回の国民健康保険税の本算定に当たっては、医療費等の再推計及び国庫支出金等の精査を行うとともに、前年度繰越金の充当及び介護保険特別対策給付金の活用等を図ることにより、効率的な予算の編成が可能になったところであります。

 その結果、本年度の国民健康保険税の税率につきましては、新たに介護納付金課税額が上乗せになることなども十分考慮するとともに、国民健康保険運営協議会の答申を踏まえ、所得割額を現行の 11.25%から10.7%に引き下げるほか、被保険者均等割額及び世帯別平等割額をそれぞれ 1,000円ずつ減額する改定を行うものであり、これによる税の引き下げ額は、4人家族の平均的モデル世帯の場合、およそ1万 3,700円になる見込みであります。

 しかしながら、国民健康保険事業は、高齢化の進展や雇用状況悪化に伴う被保険者の増加などの要因によって、全国的にも厳しい状況にありますことから、今後とも、国を初め関係機関に医療保険制度の抜本的な改革を要請するとともに、医療費の適正化と保険税の収納確保に努め、事業運営の安定化を図ってまいる考えであります。

 次に、国営郡山東部地区総合農地開発事業について申し上げます。

 この事業は、西田町、中田町及び田村町の東部地域など、約 1,204ヘクタールの開発区域の農業基盤の整備を通して、生産性の向上と経営の安定を図るため、昭和55年度から工事が進められてきたところであり、平成13年度をもって、22年間に及ぶ一大事業が完了する見通しとなったところであります。

 これに要した総事業費は、工期が長期間に及んだことなどによって、当初計画から大幅に増加した 610億円となったところであり、この事業費については、土地改良法に基づく協議によって、国、県、市及び受益農家が負担することになっております。

 本市といたしまして、地域農業の振興と受益農家の負担軽減を考慮した結果、市の負担割合を、平成5年度の第1回事業計画変更時の 10.47%から1.74%増の 12.21%に引き上げて対応することとし、今回、平成14年度から平成38年度までの25年間にわたり、74億 4,472万 9,000円の元金及びそれに伴う利子相当額を国に償還する債務負担行為を設定するものであります。

 なお、この償還金につきましては、地方交付税により償還財源の一部が補てんされることになっております。

 次に、企業の立地について申し上げます。

 長引く景気の低迷や産業構造の変化等によって、地方への企業進出は、激減している状況にありますが、このほど、郡山西部第二工業団地に「株式会社山王」の誘致が決定したところであります。

 同社は、本市が昭和56年、郡山中央工業団地に誘致した企業であり、情報関連機器の貴金属メッキを主たる事業として操業中でありますが、受注状況が生産能力を上回る状況にあることや現工場の敷地が狭隘になったため、国内に分散している4つの工場の部門を集約し、同社の拠点工場として建設するものであります。

 これによる用地の分譲面積は、約3万 3,000平方メートル、工場建設の総投資額は、3カ年で約54億円、新規雇用者は、初年度の13名を含め5年間で 200名程度となっております。

 なお、同社の立地により郡山西部第二工業団地の企業数は、合計21社となり、残る未分譲地は、1区画約4万 5,000平方メートルとなるものであります。

 次に、大安場古墳について申し上げます。

 平成3年5月、田村町大善寺地内で発見された大安場古墳につきましては、平成6年度の測量調査を手始めに、平成8年度からは、国庫補助事業として3カ年にわたり発掘調査を実施してきたところであります。

 その結果、この古墳は、4世紀後半に築造された東北地方では最大の前方後方墳であるだけではなく、古墳規模を初め、埋葬施設、副葬品等も貴重なもので、歴史的価値が非常に高いことが判明したため、本年3月13日、文部大臣に対し、国指定の史跡としての申請を行っていたものであります。

 これに対し、国の文化財保護審議会は、東北地方への古墳文化の広がりや同時代における当地域の政治・社会情勢を解明する上で、極めて重要な史跡であるとの認識のもとに、去る5月19日、指定すべきとの答申を行ったところであります。

 これにより大安場古墳は、文部大臣の決定や官報による告示を経て、国の史跡として指定される見通しにありますことから、今後、本市の重要な歴史遺構と位置付けながら、市民の皆様はもとより専門家のご意見をもとに、古墳公園として復元・保存するための整備方法等について検討してまいりたいと考えております。

 次に、提出議案の概要について申し上げます。

 まず、一般会計補正予算議案でありますが、今回の補正は、国・県支出金の増額内示に伴うもののほか、緊急に措置すべき事業等について行うことといたしました。

 その主な内容は、民生費では、保育所の入所待機児童の解消や良好な環境の整備を図るための保育所増改築事業費を、農林水産業費では、水田農業経営の確立を図るための麦・大豆等転作営農育成事業費補助金を、商工費では「南東北インランドデポ設置促進協議会」に対する運営補助金を、土木費では、国庫補助金の内示に伴う都市計画街路改築事業費及び五百淵公園の隣接地に野鳥等の観察や学習の拠点として建設する(仮称)鳥見公園整備事業費を、教育費では、児童生徒の基礎学力向上のための推進支援事業費などを計上するものであります。

 なお、これらの補正財源といたしましては、国・県支出金及び市債等を充当いたしております。

 この結果、一般会計補正予算の総額は、10億 7,745万円となり、本年度の一般会計の累計額は 1,069億 5,145万円で、前年度同期と比較して 5.6%の増となるものであります。

 次に、特別会計補正予算議案につきましては、さきに申し上げました国民健康保険特別会計のほか、6つの特別会計において、予算の組み替えやそれぞれの目的に沿った経費を計上するものであります。

 この結果、特別会計補正予算の総額は、5億 8,177万円となり、本年度の特別会計予算の累計額は、 1,149億 6,259万円となり、前年度同期と比較して24.1%の増となるものであります。

 したがいまして、一般・特別両会計の補正額の合計額は、16億 5,922万円となり、累計額は、2,219 億 1,404万円で、前年度同期に比較して14.5%の増となるものであります。

 次に、条例議案及びその他の議案といたしましては、郡山市道路の附属物駐車場条例の制定等、条例議案4件、その他の議案6件及び専決処分承認議案1件であります。

 なお、本会期中に、人事案件を追加提出することといたしておりますので、あらかじめご了承をお願い申し上げます。

 よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようお願いを申し上げ、提案の理由といたします。



○久野清議長 提案理由の印刷物を配付させます。

    〔印刷物配付〕



○久野清議長 配付漏れはありませんか。

    (「なし」と呼ぶ者あり)



○久野清議長 配付漏れなしと認めます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

    午前10時56分 散会