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福島県 福島市

平成19年 6月定例会−06月19日-06号




平成19年 6月定例会

             平成19年6月19日(火曜日)
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出 席 議 員(38名)
  1番  小松良行            2番  半沢正典
  3番  尾形 武            4番  村山国子
  5番  羽田房男            6番  丹治 誠
  7番  真田広志            8番  宍戸一照
  9番  中野哲郎            10番  大平洋人
  11番  早川哲郎            12番  西方正雄
  13番  梅津政則            14番  石原洋三郎
  15番  佐藤真知子           16番  ?柳 勇
  17番  後藤善次            18番  渡辺敏彦
  19番  大越明夫            20番  小島 衛
  21番  丹治智幸            22番  小熊与太郎
  23番  佐久間行夫           24番  高木克尚
  25番  粟野啓二            26番  土田 聡
  27番  杉原二雄            28番  小野京子
  29番  誉田真里子           30番  佐藤真五
  31番  佐藤一好            32番  丹治仁志
  33番  阿部儀平            34番  粕谷悦功
  35番  山岸 清            36番  斎藤朝興
  37番  木村六朗            38番  須貝昌弘
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地方自治法第121条による出席者
  市長        瀬戸孝則     副市長       片平憲市
  収入役       梅津 裕     総務部長      ?橋精一
  財務部長      渡辺隆一     商工観光部長    柴田俊彰
  農政部長      阿蘇一男     市民部長      大内 恒
  環境部長      青木?昭     健康福祉部長    冨田哲夫
  建設部長      東海林仁     都市政策部長    氏家主計
  下水道部長     菅野幸一     総務部次長     高木信雄
  参事兼総務課長   菊池 稔     財政課長      渡辺雄二
  秘書課長      斎藤房一     水道事業管理者   落合 省
  水道局長      遠藤加吉     教育委員会委員   網代智明
  教育長       佐藤晃暢     教育部長      八巻 明
  代表監査委員    紺野 浩     消防長       渡辺淳一
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議会事務局出席者
  局長        山岸正行     次長兼総務課長   紺野啓三
  参事兼議事調査課長 半澤 隆
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議 事 日 程
  1 一般質問
  2 議案第65号に対する質疑
  3 議案第45号ないし第60号、議案第65号の各所管常任委員会付託
  4 陳情の特別委員会付託
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本日の会議に付した事件
  1 報告第10号 陳情文書表


              午前10時00分    開  議
○副議長(小島衛) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。
 本日の議事日程は、さきに決定のとおりであります。
 日程に従い、これより一般質問を行います。
 順序に従いまして発言を許します。5番羽田房男議員。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
     【5番(羽田房男)登壇】
◆5番(羽田房男) おはようございます。羽田房男でございます。質問に先立ちまして、質問順序の変更について、議長のご承認をいただきたいというふうに思います。
 大項目の1番、中項目の3番、子どもたちへの事件、事故防止対策と犯罪防止対策についての1番と2番の順序を変えまして、?を先に質問いたしまして、次に?ということで、?、?、?、?、?というふうに質問順序を変更したいと思いますので、ご承認をよろしくお願い申し上げます。
 私は、6月定例会にあたりまして、社民党・護憲連合の一員として質問してまいります。事件、事故のない安全で安心なまちづくりを目指して質問してまいります。
 まず初めに、福島市職員への不当要求対策と職員の安全確保についてお伺いをいたします。さきの第16回統一自治体選挙、福島市議会選挙、一般選挙が執行されている中、4月17日、伊藤一長前長崎市長が射殺をされるという事件が起こりました。お亡くなりになられました伊藤一長前市長に対しまして心より哀悼の意を申し上げますとともに、重ねてご冥福をお祈り申し上げたいというふうに思います。
 伊藤一長前長崎市長射殺事件の発端は、殺人犯からの繰り返し行われた威圧的な苦情、金品の要求、高圧的な権利、利益の要求が繰り返し行われましたが、この不当要求には応じなかった。この逆恨みが事件の発端だと報道されております。本市におきましても不当要求行為が後を絶たない実態にあります。これまで、各課、各職員が個別対応していましたけれども、平成17年の8月に福島市不当要求行為等対策要綱を策定しております。平成17年の7月から平成19年の5月末まで不当要求行為の対応件数は18件発生をしております。一例を申し上げますが、不動産の購入の要求の件では、ワンルームマンションの購入、そして運用についての勧誘でありまして、17回にも及ぶ電話が、職場、自宅にありまして、拒絶の意思を示しても、自宅への放火、そして暴行等を行う発言がされ、市消費生活センターと相談して、違法行為であり、警察への通報も考えている旨を相手に伝えまして、それ以降、電話の勧誘がなくなったということであります。
 お伺いをいたします。不当要求行為等区分で見ますと、威圧的な苦情が8件、金品の要求が2件、高圧的な権利、利益の要求が2件、不動産購入の要求が5件、機関紙購読の要求が1件ですが、その中で金品の要求行為が2件ありました。不当要求内容の概要と対応の結果についてお伺いをいたします。
◎総務部長(?橋精一) 議長、総務部長。
○副議長(小島衛) 総務部長。
◎総務部長(?橋精一) お答えいたします。
 1件目につきましては、平成18年1月中旬ごろから、課長職以上の職員を対象に、取引先民間企業との癒着等の虚偽の内容を理由にして、いわゆる口どめ料の要求がございましたが、福島警察署との協議により、余計な反応はせずに静観するという対応を図ると同時に、各所属長に注意を促しました。
 2件目は、ごみ集積所の放置物につまずき捻挫をしたという方から、医療費の請求と引っ越し費用を要求されたものでありますが、市側の瑕疵の有無について顧問弁護士と協議をした上で、要求には応じられない旨を本人に通告したものでございます。なお、双方のケースとも、その後、新たな要求等は発生しておりません。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) ただいま2件ありまして、いわゆる口どめ料ですね。50万円振り込めということと、ごみ集積所でつまずいて捻挫をしたということで、確かに不当要求行為等でありますから、これには絶対応じないということが行政としての対応だろうというふうに思いますし、市民から信頼される公平、公正な行政の運営をしっかりとお願いしたいというふうに思います。
 次の質問ですが、不当要求行為等対策要綱は平成17年の8月1日に施行されまして、平成18年の9月1日に施行、つまり一部改正をされております。要綱に沿った対応で不当要求行為等への対策が十分対応可能なのか、このことについてどう判断されているのか、お伺いをいたします。
◎総務部長(?橋精一) 議長、総務部長。
○副議長(小島衛) 総務部長。
◎総務部長(?橋精一) お答えいたします。
 不当要求行為等への対応につきましては、法令を遵守し、組織的な取り組みを行うことを基本とし、福島市不当要求行為等対策要綱を定めるとともに福島市不当要求行為等対応マニュアルを策定し、この中で応対に当たっての心得や具体的な対応要領を定め、統一的に対応することを徹底しております。さらに、各所管の事務に関しては、特に予測される不当要求の対応について各所属で具体的なマニュアルを作成するなど、万全を期すよう努めているところでございます。また、福島警察署から講師を招き、職員を対象とした研修会を実施するとともに、各所属長に対しましては不当要求防止責任者講習会へ参加させるなど、新たな不当要求に関する情報の収集や対策についても積極的に取り組んでいるところでございます。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) ただいま答弁いただきました。そういうことで、福島市不当要求行為等対策要綱の中で進めておられるということですが、3条、4条のところが中心的な対応策になろうかと思います。その中で、一つですが、再質問になるというふうに思うのですが、不当要求行為に対しては原則として複数の職員が対応することとするというくだりがあります。3条の2ですが、原則として複数の職員の対応というものについては、今後、私、改定するというか修正するべきだというふうに思うのです。警察の講習会、警察の方を呼んで講習会なんかやられたということでも報道されておりますけれども、やはり複数で対応するということが原則といいますか、すべきだと思うのです。窓口対応の中で単独でするというのはほとんどおられないというふうに思いますので、質問ではなくて要請としておきます。原則としてということは、改めて必ず複数の職員が対応するという形で対応策をとっていただければ、より安全に要求に対してできるのではないのかなというふうに思いますので、要望を申し上げたいというふうに思います。
 次の質問ですが、職員の安全確保の対策強化についてお伺いいたします。不当要求行為等対策要綱の周知徹底を図るということで答弁がありましたけれども、窓口での職員の対応で威圧的な苦情や、いわゆる暴力などのトラブルがなくなればいいのですが、例えば行政不満から来訪した市民が大声を出して事業に支障を来して、さらに職員対応について激怒して職員をこづいたという、そういう事例もあろうかと思うのですが、福島警察署に通報して、被害届を提出もされておりますけれども、不当要求行為等で対応した職員への脅迫、逆恨み、そして傷害事件や暴行事件に発展しないようにしたいというふうに思うのですが、その保証は相手次第だというふうに思うのです。そういう意味では、今後、不当要求及び暴力、威圧的な苦情も含めてですけれども、職員の安全確保の対策強化についてお示しください。
◎総務部長(?橋精一) 議長、総務部長。
○副議長(小島衛) 総務部長。
◎総務部長(?橋精一) お答えいたします。
 不当要求の内容は、雑誌や機関紙の購読要求から暴力に至るまで多くの形で存在しておりますが、特に職員の安全確保につきましては、職員が不当要求に対して個人で対応することなく、組織として対応するよう取り組みを行っているところでございます。今後におきましても、不当要求に関する各種講習会等への参加を積極的に推進しまして被害防止の対策を図るとともに、福島警察署、財団法人暴力団根絶福島県民会議、顧問弁護士等と連携を密にしながら職員の安全確保について十分な対応を図ってまいりたいと考えております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 答弁いただきましたように、統一的な対応方針を定めて組織的な取り組みを行う。そのことによって不当要求に対しても未然に防げるというふうに思いますし、さらに逆恨みといいますか、傷害事件や暴力事件に発展しないように、職員の安全確保の強化をさらに図っていただきたいというふうに思います。
 次に、カラオケ店の建築基準法違反是正と防火対策、非行防止対策についてお伺いいたします。ことし1月20日18時35分ころ、兵庫県宝塚市のカラオケ店ビートで男女8人が死傷するという痛ましい火災事故が発生いたしました。出火の原因は、1階の調理場で揚げ物をしていたなべから十数分間、目を離してしまったというふうにアルバイト店員が供述をしております。同店の火災を受けて、兵庫県や神戸市などがカラオケ店221店舗の立入検査をした結果、少なくても兵庫県内で55%にあたる122店舗が建築基準法違反をしていたことも判明しております。
 国は全国のカラオケ店の火災状況を調査しました。2002年から2006年までの5年間ですが、約200件の火災事故が発生していることも判明をしております。カラオケ店の火災は、住宅火災の発生率の約17倍というふうに言われております。17倍高いということは、その死亡リスクは交通事故も自殺をも上回って、カラオケ店の安全対策は利用者の安全、命の問題にかかわる問題と言えると思います。
 お伺いいたします。今年1月24日から2月21日まで実施をいたしました緊急調査で、福島市内のカラオケ店25店舗のうち、建築基準法に違反していた8店舗の違反内容についてお示しください。
◎都市政策部長(氏家主計) 議長、都市政策部長。
○副議長(小島衛) 都市政策部長。
◎都市政策部長(氏家主計) お答えいたします。
 8店舗の違反の内訳につきましては、完了検査を受けていなかったものが1件、一定規模以上の建築物に義務づけられている3年に1回の定期点検に関する報告の未提出のものが5件、定期報告及び用途変更に伴う確認申請が提出されていなかったものが1件、定期報告が提出されておらず、排煙設備にも不備のあるものが1件となっております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 今、違反、8店舗あったということで、これは比較ではないのですが、郡山市では21店舗、うち確認検査を受けていないのが4店舗で、建築基準法に違反をしていた店が15店舗です。つまり19店舗が何らかの確認を受けていないということですし、いわき市はもっとひどくて、18店舗のうちに確認検査を受けていない店が6店舗、建築基準法に違反しているのが12店舗ということですから、そういう意味ではこの間のさまざまな行政指導のもとで、割合からすれば福島市は少ないのかなというふうに受けとめておりますけれども、違反は違反ですから、そういう意味でしっかりと確認検査等々も受けていただくようにしていただきたいというふうに思います。
 次に、火災事件を起こした、先ほど申し上げました宝塚市のカラオケ店なのですが、平成元年にカラオケ店に改装されて以来、適切な消火設備を整えないまま無届け営業をしておりました。2階の客室の窓ガラスに目隠しと防音用の石こうボードとベニヤ板が打ちつけられておりましたし、それによって脱出が困難になっていたということも判明をしております。また、火元の調理場付近で未使用の消火器が1本見つかったそうです。これに対してアルバイト店員の方は、消火器の使い方がわからなかった、このようにも供述をしております。
 そこで、お伺いいたします。緊急調査で建築基準法に違反をしていた8店舗の改善状況についてお伺いをいたします。また、同時に行った消防法に基づく特別立入検査で、違反をしていた店舗に対する防火対策の指導内容と改善状況についてもお示しください。
◎都市政策部長(氏家主計) 議長、都市政策部長。
○副議長(小島衛) 都市政策部長。
◎都市政策部長(氏家主計) お答えいたします。
 建築基準法に違反している8店舗につきましては、法令遵守はもちろん、建築物の適正な維持管理に努め利用者の安全を確保しなければならないことを文書及び口頭により指導した結果、5月末現在において4店舗で改善が完了しております。残りの4店舗につきましては、1店舗は7月で閉店する予定であり、3店舗は8月末までに改善する予定である旨の報告を受けております。
 残りの答弁につきましては消防長から答弁いたします。
◎消防長(渡辺淳一) 議長、消防長。
○副議長(小島衛) 消防長。
◎消防長(渡辺淳一) お答えいたします。
 市内のカラオケ店及び旅館、ホテル等に付随するカラオケ店25対象物については、1月から2月に特別立入検査を実施した結果、消防法に違反したものは7対象物でございました。違反の内訳は、自動火災報知機設備の不備1件、避難口誘導灯の不備1件、防火管理者の未選任3件、カーテン、じゅうたん等を燃えにくい素材とする、いわゆる防炎加工の未処理3件、防火対象物使用開始届出書の未提出1件、消防用設備等点検結果報告書の未提出2件であります。改善指導の結果、改善が進んでおり、7月上旬までには改善完了する予定であります。
 この質問に対する答弁は以上であります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 要望ということになります。平成13年に新宿の歌舞伎町の火災事故がありました。平成14年に消防法の改正がありまして、それ以降、消防機関がより的確に効果的に立入検査を行うことができるようになった結果、これは消防白書からちょっと資料を見たのですが、小規模雑居ビルの違反是正の状況の推移ということでご紹介申し上げたいというふうに思うのですが、防火管理者の選任届、これは平成13年で是正の状況ですが、59.2%が、これが違反率なのです。ところが、消防法が改正になりまして、平成15年を見ますと26.5%の違反率です。平成17年度は11.5%の違反率という全国統計になっているのです。
 そういう意味では、私たちがカラオケ店に入店をするときに、この店は無届け営業はしていないのだろうかとか、あとは適切な消火設備を備えているのかなとか、この店の従業員は消火器が使えて初期消火は十分対応できるのだろうか、そのように考えて入店をするということはおそらくないと思います。私もありません。営業店舗イコール安全な店なのだというふうに受けとめているのが、これが常識ではないのかなというふうに思うのです。カラオケ店、消防対象区分、これは2になりまして、遊技場、ダンスホールに属するわけですけれども、ここは査察物ということで消防本部の検査状況を見ますと、毎年定期的に立入検査が実施されております。そういう意味では、今後も違反の状況をしっかり把握をしていただいて、改善指導、そして違反の是正をしっかりと取り組んでいただきたいと思います。
 次の質問ですが、宝塚市の火災事件ですけれども、中学1年生の女子生徒が4人入店していたということです。私の年代ですと、中学生ぐらいだと保護者が同伴でないと、ちょっとカラオケ店には入れないのかなというふうに思っていたのですが、実際はそうではなかったようです。喫煙や飲酒など、青少年の非行防止のために2月28日に福島市内の14店舗のカラオケ店を巡回視察した結果、カラオケ店にふぐあい、不備、不良などの問題があれば、福島市カラオケボックスの設置等に関する指導要綱や福島県カラオケボックス防犯協会自主規制基準によって改善の協力を要請するということになっています。
 そこでお伺いをいたしますが、同日巡回視察された14店舗にふぐあい、不備、不良などの問題がなかったのか、お示しください。また、福島市カラオケボックスの設置等に関する指導要綱や福島県カラオケボックス防犯協会自主規制基準を満たしていない場合でも、あくまで改善の協力要請をする権限しかないのかということについて、加えてお示しください。
◎市民部長(大内恒) 議長、市民部長。
○副議長(小島衛) 市民部長。
◎市民部長(大内恒) お答えいたします。
 去る2月28日に市内カラオケ店14店舗の巡回を実施しました結果、個室等の見通しが十分に確保されていない店舗が3店舗あったところであります。また、福島市内にカラオケボックスを設置する際には、福島市カラオケボックスの設置等に関する指導要綱に基づき、出入り口、室内等の構造設備等について必要な措置を講じることとなりますが、基準を満たさない店舗につきましては、今後とも青少年の健全育成及び非行防止のために本要綱に基づく指導、勧告を行うか、改善への協力を要請してまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 今後とも指導、監督していくという答弁ですが、福島県は、6月8日、カラオケ店、インターネットカフェ店を対象とした訪問指導を行っています。7月から遊技場の経営者に青少年の深夜利用禁止を罰則つきで義務づけをするということで、改正県青少年健全育成条例が施行されます。青少年の育成のためにも、事業所への協力、改善の、要請ではなくて、改善の措置がとれるようご検討を願えればと思います。
 今後のカラオケ店の非行防止対策強化と計画的な巡回指導、視察についてどのように実施をしていくお考えなのか、お示しください。
◎市民部長(大内恒) 議長、市民部長。
○副議長(小島衛) 市民部長。
◎市民部長(大内恒) お答えいたします。
 本年7月より福島県青少年健全育成条例の一部が改正されることになりますが、それによりますと、青少年が利用する場合の個室等の見通し確保がカラオケボックス設置者側に義務づけられるほか、深夜におけるカラオケボックスへの青少年の立入禁止等が強化されることになります。カラオケ店への非行防止対策の強化とあわせ、今後とも警察署をはじめとする関係機関、団体との連携のもと、青少年センター補導委員の方々とともに年間を通した補導活動により青少年の健全育成に努めてまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 再質問させていただきます。
 年間を通して巡回指導を行うということですけれども、年に何回、例えば夏休み前だとか、年の暮れとか、新学期を迎える段階とか、大体計画的にされるのでしょうけれども、見通しとして、大きい長い休みの前とか、そういう形で行うのでしょうか。改めてお伺いいたします。
◎市民部長(大内恒) 議長、市民部長。
○副議長(小島衛) 市民部長。
◎市民部長(大内恒) 再質問にお答えいたします。
 青少年センター補導委員会では、福島警察署の少年課、ここに補導委員がおりまして、年間定期的に3回ないし4回活動はしておりますけれども、1年間を通して青少年の休み期間中とか、あと秋の例大祭とかお祭り、あと年末年始と、いわゆる集中的に人が出るという時期をねらって定期的にやっております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問に移ります。
 子どもたちへの事件、事故防止対策と犯罪防止対策についてお伺いいたします。残念なことですけれども、本当に子どもといいますか、児童生徒の連れ去り、殺人、暴行、声がけなどが相次いでおりまして、毎日通う学校への道がいつの間にか危険な場所になってしまいました。子どもたちが普通に生活する空間から安全という二文字が失われたことを実感しております。
 この後を絶たない怖い連鎖をどう断ち切るのかが社会的な課題になっております。けれども、いたずらに不安にとらわれることなく、子どもたちを守る方策を考えていかなければならないと考えております。本市においても、教職員に対しての危機管理研修会、安全マップの作成、地域による子どもの見守り隊の巡回、防犯ブザー貸与事業などを行ってまいりましたが、これまで進めてこられました各種事業をより効果的なものにするために、もう一度検証する必要があると思います。
 そこで、5点についてお伺いをいたします。教育委員会では、市内小中学校長ら管理職を対象とした危機管理講座を開催しております。講座は、防犯対策専門家を講師に招き、児童生徒を不審者から守るすべや具体的な対応策、外部からの侵入者への対応方法など、教育現場における総合的な安全対策を学んで、現場レベルの意識高揚を徹底するというものでありますけれども、学校現場でどのように取り入れ、緊急対応時どのように生かされているのか、お示しください。
◎教育長(佐藤晃暢) 議長、教育長。
○副議長(小島衛) 教育長。
◎教育長(佐藤晃暢) お答えいたします。
 各学校におきましては、危機管理研修会における声かけ事案や不審者への的確な対応、地域で子どもを見守る各団体の方々との連携のあり方等についての研修を生かして、緊急事態に迅速かつ適切に対応するための具体策を盛り込んだ自校の危機管理マニュアルに基づきまして、防犯訓練等を定期的、継続的に実施しておるところでございます。
 なお、これまでにも市内での強盗未遂事件等の緊急事態発生時においても、本学校教育課の指導や連絡に基づきまして、各学校においては教師同行による集団下校や保護者による途中までの出迎えなどによりまして、子どもの安全を優先に適切に対応してきたところでございます。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) それでは、本市が進めております子どもたちの安全確保のための防犯ブザーの対応事業についてお伺いしますが、防犯ブザーの電池の点検、そして鳴動点検の実施はどのように指導されているのでしょうか。また、今後、校内電話や非常ベルの整備充実など、ハード面での安全対策についてお伺いをいたします。
◎教育部長(八巻明) 議長、教育部長。
○副議長(小島衛) 教育部長。
◎教育部長(八巻明) お答えいたします。
 現在、市内の全小学生に防犯ブザーを貸与しておりますが、電池につきましては使用者負担であり、各小学校には防犯ブザーの管理と目的に応じた適切な活用について、発達段階に応じた指導をお願いしているところでございます。さらに、鳴動時における具体的な対応については、保護者や地域住民の方々への周知、啓発に努め、協力を依頼しているところであります。
 また、本市では、市内すべての幼稚園、小、中、特別支援学校に緊急通報装置を設置するとともに、各校、各園の防犯対策用品の保有状況調査をもとに、平成16年度にさすまた、平成17年度に催涙スプレー、昨年度は小、中、特別支援学校に制圧用警杖を配備してきており、今後ハード面でも実情に応じて継続的に子どもたちの安全確保に努めてまいる所存であります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 再質問いたします。
 防犯ブザーの電池点検、電池については保護者ということで使用されるというふうに思いますけれども、電池点検それ自体、それも必要なのですが、鳴動の点検及び電池が、例えば、ある保護者の方にお伺いしたのです。私、子ども3年生なのですけれども、電池って6年間もつんでしょうと、こう言われたのです。それは教育委員会の問題ではないのかもしれません。ただ、そのことを保護者に徹底をしていただきたいということなのです。行政が防犯ブザーを貸与した、貸し与えた、それだけで何か安全が確保されているような気分になっているというふうに思うのです。周知徹底をさせるということは、例えばプリントで、保護者の皆さん、こうですよと、例えば新学期を迎えたときに必ず電池を持ってきなさい、そしてそこで電池交換をさせるという、家庭でやるのではなくて。実態はそうなのです、残念ながら。ある保護者の方は、うちの子ども、壊してしまったの、買わなくてはならないでしょうと言うから。私が学校に言ってくださいよ、それ学校からお借りしているのですよと申し上げましたら、えっ、そうなのですか、いただいたのではないですか、と言われて、そういう、なかなか徹底されていないのです。ですから、あるところで例えば電池点検やった次の日に子どもが連れ去られた、そういう事件もありましたけれども、例えば今でしたら7月1日、月の頭の登校日にそこで、朝のホームルームというのですか、そのときみんなで鳴らしてみましょうとか、そういうことを通さないと、予算をとって事業を進めている、その行政側の思いというか重みがなかなか保護者の方に伝わっていないというのが現実なのです。ですから、そのことも含めて、教育委員会、学校で電池を買って児童生徒に一人一人渡すというのではなくて、そういう防犯ブザーというものはこういうことなのですよと。もう一度で結構ですから、プリントしていただいて配布していただきたいと思うのです。年に1回電池点検をするとか、月1回やっていただけるとか、そのようなご検討はしていただけるのでしょうか、お伺いいたします。
◎教育部長(八巻明) 議長、教育部長。
○副議長(小島衛) 教育部長。
◎教育部長(八巻明) 再質問にお答えいたします。
 防犯ブザーにつきましては、議員さんご承知のように1年生に対して貸与といいますか、そういう形をとっております。したがいまして、2年生以降、そのまま継続して使っているというのが現状でございますので、今ご質問にありました件については今後十分検討させていただきまして、対応させていただきたいと思います。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) よろしくお願いしたいというふうに思います。
 これは、ことしの1月28日に新聞報道されたのですが、防犯ブザーの性能基準が定められました。今までやはり緊急用としてなかなかふさわしくないのではないかということで、保護者の方から指摘があって、一つには、高い周波数と低い周波数を繰り返すという、単調ではないということです。音量は85デシベル以上です。いろいろ私も見てきましたけれども、大体105から110デシベルというのが防犯ブザーの基本的な性能になっています。表示された音量の90%、ですから105デシベルですと、90%ですから90デシベル以上の音量を発する。これは20分保つということ。さらには、引きひもや押しボタンが自動に簡単に操作できるということで、これが電池工業会という、いわゆる防犯ブザーの協会がありまして、これは最低の基準なのだというふうに言われているのです。また、そういう意味では、85デシベルというと大体ガード下で電車が通過する、それが大体85から90デシベルなのだと言われていますので、しっかり聞こえるというのが基準になっていますので、そういう意味では防犯ブザーの対策というものを十分検討していただきたいというふうに思います。
 あとハード面ですけれども、私も正直言って、ここまでするかなというふうに思ったのですが、東京都中央区の全小中学校20校、オートロック化をしたり、あとはこれは1年の整備で5,500万円かかったそうです。東京の千寿小というところがあるのですけれども、教師らに超小型の発信機を身につけて、非常ボタンを押すと2教室に1台の割合でアンテナがありまして、職員室に発信機がありまして、それで受信するそうです。ここまでなのかなって正直言って思ったのですが、これについても学校に対して閉鎖的になるとか、あとは開かれた学校という意味では非常に賛否両論があろうかと思うのです。しかし、私は今、最善と思える選択というものをやっていくということが、より安全な対応になるのかなというふうに思いますので、部長答弁にあったようにぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。
 ちなみにですけれども、メーカーさんに問い合わせました。そうしましたら、電池ですけれども、2年とおっしゃっていました。2年というのは、しかし保証できません、1年半が限界です、こうおっしゃっていました。ですから、1年に1回点検をしてもらえれば基準に見合った性能が発揮できますので、ぜひそのように取り扱っていただければ大変ありがたいというふうに担当の方がおっしゃっていましたので、つけ加えさせていただきたいというふうに思います。
 次の質問ですが、子ども自身が犯罪から身を守るために危険回避能力を身につけさせるということも重要な課題だと思っております。連れ去り事件、声がけ事案など、このような事件が発生する場所は人通りの少ない道路、木の多い公園、駐車場のわきなど、いずれも人目につかず、子どもの逃げ場を絶ってしまうような場所です。そのために、具体的に子どもたち自身が何が起きるのかということをやはり予測をすることが大事だろうというふうに思いますし、そのときにどう対応するか。また、すぐに行動する、必要な情報を人に伝える、この能力を持たせなければならないというふうに思っています。覚えてほしい、いかのおすしという防犯用語があります。行かないように、乗らないもん、大声出すぞ、すぐに逃げよう、知らせようという防犯用語ですが、子どもたち自身に危険回避能力向上を身につけさせるためにどのような指導内容を行っているのか、お示しください。
◎教育長(佐藤晃暢) 議長、教育長。
○副議長(小島衛) 教育長。
◎教育長(佐藤晃暢) お答えいたします。
 各学校におきましては、子どもみずからが危険を予測し、危険を回避し、安全な行動がとれるよう、発達段階に即した系統的な指導計画を作成し、それに基づいた計画的、継続的な指導に努めているところでございます。具体的には、防犯教室等において子どもの体験的な活動を取り入れたり、警察官の講話や寸劇から子ども自身が犯罪に関する理解を深めたりするとともに、万が一の事態が起こった場合の具体的な対処方法、例えば防犯ブザーの使用、あるいは大声を上げて逃げたり、交番や子ども110番の家に駆け込むなど、状況をとらえ、それに応じた対応ができるような指導を進めておるところでございます。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問ですが、児童生徒が被害に遭う事件が全国で相次いでおりまして、福島市教育委員会でも通学路の安全マップが昨年の2月16日、市内の69小中学校に出そろったわけですけれども、これをどういうふうに防犯活動に生かしていくのかということが大変大きな課題だろうし、大変注目をされております。安全マップ作成段階で、吉井田小学校では14の質問項目を設け、保護者、児童の意識調査を実施したわけですけれども、保護者の方に、自分の子どもたちの登下校は安全だと思いますか、との問いには、7割の保護者の方が不安だというアンケート結果になっておりますし、私の地元の北沢又小学校では、地域活動しています北小こども見守り会の意見も取り入れて、児童、教職員、それぞれ危険と思う場所に色分けをしてつくりました。場所で防ぐ安全マップ、これは犯罪が起こりやすい場所を見きわめる物差しの判断基準になろうかと思うのです。親子で通学路を一緒に歩くこととか、やはり事件や事故が発生した場合、速やかに逃げ込めるといいますか、こういうのは余りよくないのでしょうけれども、危険回避ですから、どうしようもないというふうに思うのです。そういうものを保護者の言葉として自分の児童生徒にも伝えるということが大事だと思いますし、子どもの危険回避能力を身につけさせる必要もあると思うのです。各小中学校で作成した安全マップをより効果的なものにするために、児童生徒もですけれども、まずは、保護者への自覚、周知徹底、保護者がやはり積極的に子どもの登下校の安全にかかわるという責任といいますか、それが必要だろうと思います。その中で啓発事業の計画、例えば通学路の安全を目指す親子で歩く安全マップ大会みたいな、仮称ですけれども、そういうものについてどのように実施計画をお持ちなのか、お示しください。
◎教育長(佐藤晃暢) 議長、教育長。
○副議長(小島衛) 教育長。
◎教育長(佐藤晃暢) お答えいたします。
 市内すべての小中学校で作成をしております安全マップでございますが、各学校ごとに学区内の児童生徒の安全を確保するために子どもの目線や保護者アンケートを生かして、特に通学路の危険箇所、見通しの悪い場所や人目につきにくい場所、交通安全の観点等から注意が必要な場所などをまとめたものであります。これまでPTA総会、学級懇談会、見守り隊、その他地域の諸団体の会合におきまして周知をし、地域全体で子どもたちの安全、安心に努めてきたところでございます。
 今後におきましては、保護者の皆様や地域の方々からの意見を継続的に取り入れながら、私たちの安全マップ、地域の安全マップという意識を持っていただくためにもPTA活動担当部による危険箇所の再確認や再点検、危険箇所のアンケート集計などをもとにした改訂を図りながら、学区の実状や状況の変化にも対応して、地域でも活用できるよう、各学校の支援や啓発に努めてまいりたいと考えております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 安全マップを、変化に対応しながら取り組んでいくということですから、次の質問に移りますが、さまざまな事件、事故には、さまざまな原因とか問題、対策、諸課題がありますけれども、やはり私たちは今、最善と思われることをみんなで取り組むしかないだろうというふうに思っていますし、またそれを通して、さらに考え、また最善と思われる道を選択をするしかないというふうに思っています。
 ステッカーについてお伺いしたいのですが、会津若松市では市教委がすべての公用車に避難の車のステッカーを張って、万一子どもが危険に遭遇した場合、即保護できるような体制をつくっておりますし、福島市のJA新ふくしまでは、地域の安全を守ろうということで、同グループの5社が所有する400台に安全パトロール実施中の表示をしたマグネットシートを張って取り組んでおります。また、伊達市では、公用車約80台に防犯ステッカーの装着を開始しております。近隣自治体、また福島市内の民間事業者でも自動車ステッカーを張って防犯対策を行っておりますが、福島市の公用車にも自動車用ステッカーを張って防犯対策を実施する考えがあるのか、お示しください。
◎市民部長(大内恒) 議長、市民部長。
○副議長(小島衛) 市民部長。
◎市民部長(大内恒) お答えいたします。
 自動車用ステッカー事業の実施についてでありますが、福島市では平成18年度から安全安心なまちづくりソフト事業といたしまして、各地区の自治振興協議会を通じ、地域の活動団体に対し、防犯活動等に要する経費の補助を始めたところであります。これらの補助の中で、子どもの見守り活動をはじめ地区の犯罪抑止、防犯意識の啓発のため、防犯ステッカーを活用した車による巡回活動も行われるようになったところであります。さらには、民間事業者等による防犯活動への協力などが加わり、福島市内の街頭犯罪等の発生件数が平成17年の4,160件から平成18年は3,675件へと、475件、約11%の減少となったところであります。今後とも福島市における犯罪事故のさらなる減少を目指し、関係機関、団体と連携を図りながら、ご提案のございました公用車等への防犯ステッカーの装着活用につきましても検討してまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) ぜひ検討していただきたいというふうに思います。
 先ほども申し上げましたけれども、今、最善と思われる道を、その事業を選択するということが大事だろうというふうに思いますので、ぜひよろしくお願い申し上げます。
 市営住宅の維持管理、改善の将来像についてお伺いをいたします。市営住宅の空き家の防犯、防災上の対策についてお伺いいたします。木造密集市街地は、従来から防火上の問題を抱えておりまして、空き家の増加は問題をさらに悪化させるおそれがあります。建物の老朽化が始まって、倒壊による地震災害の拡大にもつながりますし、空き家からの出火は発見通報、消火活動のおくれなどに発展する危険性があります。平成19年の3月末におきまして、市営住宅の管理戸数4,157戸のうち369戸が空き家になっておりますけれども、政策空き家が129戸となっております。防犯、防災上の対策が十分対処されているのか、お伺いをいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○副議長(小島衛) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 市営住宅の政策空き家のうち、戸建て住宅につきましては空き家になったものから解体除却し、長屋形式のものにつきましては退去検査や修繕業務等の際に団地を周回し、異常の有無を確認しているように努めております。今後とも自治会との連携をより一層密にするなど、政策空き家の防犯、防災対策に努めてまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 再質問いたします。
 団地の巡回で、地域でも連携を強化していくということなのですが、非常に心配しておりますのは、平成18年度の消防白書を見ますと、放火による火災及び放火の疑いがある火災が合計で1万2,264件、これは全出火火災の2割強を占めているのです。過去を振り返っても、大体約2割前後が放火または放火の疑いがある火災という統計になっているのです。昨年も渡利、立子山方面で連続した放火、議会中にもありまして、消防団に所属をしております議員の方、大変なご苦労をされた記憶があろうかというふうに思うのですが、発見もおくれますし、消火作業もおくれるということで、やはり消防本部との連携等も視野に入れて検討していただけないかということについて再質問いたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○副議長(小島衛) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) 再質問にお答えいたします。
 火災シーズン等につきましては、あるいはまた政策空き家等につきましても、消防本部あるいは消防団、各団体との連携を密にしまして、防犯、防災対策に努めてまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問ですが、住戸改善は、現在のライフスタイルに合わなくなった古い間取りを改善して、LDKのタイプの洋間スタイルに変更します。1戸当たりの住戸面積が狭くて、子育て環境や家族構成の増加に対応できなくなった住戸を隣戸の間仕切り壁を取り除いて、2戸を1戸にして、新たな間取りの住戸を構成するものです。
 2点目の質問は、高齢者、障害者対応事業は、住戸の内部のバリアフリー化、段差の解消や必要な段差の設置、廊下の拡幅、トイレ、浴室の拡張などを行いますけれども、平成13年3月策定の福島市住宅マスタープランの作成以降、市営住宅の全面改修事業での住戸改善、つまり住居性向上の事業と高齢者、身障者対策の事業の住居内部のバリアフリー化の進捗状況についてお伺いいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○副議長(小島衛) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) 市営住宅の住戸改善事業につきましては、間取りの変更を伴うような全面的な住戸改善は実施しておりませんが、給水管の更新や外壁断熱化工事など、機能の確保や向上を目的とした改善を計画的に実施しております。また、バリアフリー化につきましては、現在は共用部分を優先し、共用階段への手すり設置を進めておりますが、今後住戸内部につきましてもトイレ等への手すり設置や段差解消など、実施方法等につきまして検討してまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問ですが、市営住宅の耐震の診断と耐震修繕を進めていかなければならないというふうに思いますが、これまで進めてこられました市営住宅の耐震診断、耐震修繕の計画と進捗状況についてお示しください。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○副議長(小島衛) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 市営住宅につきましては、平成8年、9年度に簡易な耐震診断を実施しておりますが、診断後10年以上を経過していることから、改めて耐震診断を計画的に進め、それを踏まえて市営住宅の活用計画や計画的な耐震化を検討してまいります。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問ですが、少子高齢社会、人口減少の社会構造が変化する中で、2015年をピークに世帯数の減少が予想されております。住宅の量から質の確保が課題になりますが、市営住宅の維持、管理、供給、修繕等のトータル的な将来像についてお伺いいたします。
◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。
○副議長(小島衛) 市長。
◎市長(瀬戸孝則) おはようございます。お答えいたします。
 市営住宅につきましてですが、平成13年3月に策定いたしました住宅マスタープランにおきまして、供給目標や既存ストックの活用計画を策定しております。これが策定されましてから6年を経過しましたので、社会情勢の変化等に伴い、見直しが必要と考えておるところでございます。県におきましては、平成18年3月に住宅マスタープラン、平成19年3月に住生活基本計画が策定されておりますので、これらとの整合性を図りながら、平成20年度の見直しに向けて作業を進めて、その中で市営住宅の維持、管理、供給等の総合的な方針を示すところの長期的な計画を検討してまいりたいと考えております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 次の質問ですが、地球温暖化と二酸化炭素削減の課題についてお伺いいたします。
 平成16年度からプラスチック容器包装の分別収集をされておりますが、平成16年度から平成18年度までのプラスチック容器包装の総収集量合計と、未焼却による二酸化炭素削減量についてお示しください。
◎環境部長(青木?昭) 議長、環境部長。
○副議長(小島衛) 環境部長。
◎環境部長(青木?昭) お答えいたします。
 平成16年度から平成18年度までのプラスチック製容器包装資源物の総収集量につきましては、年々増加し、4,844トンとなっております。また、これを焼却しなかったことによる二酸化炭素の削減量は、環境省地球環境局発行の温室効果ガス総排出量算定方法ガイドラインの計算方法によりますと、毎年およそ3,500トンから4,000トンと推計され、3年間合計で約1万889トン、容積にいたしますと124万立米、東京ドーム4.5個分と推計されます。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) 大変な二酸化炭素の削減の努力をされているということを受けとめました。
 次の質問ですが、環境省によると、現在地球は炭素換算で年間31億トンの二酸化炭素しか吸収できない。しかしながら、排出量は倍の72億トンでありますから、そういう意味で大気中の濃度は上昇の一途をたどっているということです。
 お伺いしますが、福島市エコアクションプランの実績評価についてお伺いします。温室効果ガスの削減は平成10年度を基準年度として目標設定されておりますが、平成13年度の実績及び平成17年度の実績と削減評価についてお伺いいたします。
◎環境部長(青木?昭) 議長、環境部長。
○副議長(小島衛) 環境部長。
◎環境部長(青木?昭) お答えいたします。
 温室効果ガスの排出量につきましては、二酸化炭素に換算して、基準年である平成10年度の129万トンに対し、平成13年度は11.5%削減で114万トン、平成17年度は16.1%の削減で108万トンであります。これは庁内の積極的な取り組みによるものであり、以上のことから目標を達成できたものと評価をしております。
◆5番(羽田房男) 議長、5番。
○副議長(小島衛) 5番。
◆5番(羽田房男) どうもありがとうございました。
○副議長(小島衛) 以上で羽田房男議員の質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
              午前11時01分    休  憩

              午前11時10分    再  開
○副議長(小島衛) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 12番西方正雄議員。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
     【12番(西方正雄)登壇】
◆12番(西方正雄) みらい福島の西方正雄です。どうぞよろしくお願いいたします。
 私は、有害鳥獣による被害の現状と今後の対策について何点か伺います。有害鳥獣による被害は年々大きくなってきており、そのことは農林業従事者にとって死活問題であるとともに、農業に対する情熱、労働意欲を失わせ、結果的に未耕作地、遊休農地を生むこととなっております。日本の食料自給率が40%を割り、外国から食料やエネルギーを輸入しようとすることは、経済効果だけでは済ませられるものではありません。日本の農業政策、エネルギー戦略、食の安全の観点から重要でもあります。
 猿は地球環境の破壊、温暖化等から里山に出没し、リンゴ、モモ、はたまた野菜まで持っていってしまいます。栄養状態のよさから年2回子どもを産み、ネズミ算式にふえる傾向にあり、人間はさくの中で作業をし、猿はそれを監視するという逆転現象にあります。農業生産者の生活は脅かされ、花火では到底追い払うことができなくなっています。お金もかかる、また猿知恵で学習するのでどうしようもない状態です。市が電気さくにかける補助金にいたしましても、イタチごっこになるのではと危惧しています。この問題について、ある地域は20年も前から指摘していると言っております。また、茂庭に行きますと猿の群れのふんが至るところにあり、景観を汚すとともに、福島のみならず周辺地域の水がめである茂庭ダムの水質も汚染されなければよいと考えております。
 最近の新聞に、オーストラリア国防省は、野生カンガルーが過剰繁殖しているとして3,200匹の射殺を認めるよう政府に申請いたしました。持続可能な個体数は1ヘクタール当たり1匹、個体数の過密は動物の快適な生存に深刻な影響があるとしております。
 私は、農業従事者の方からいろいろ感じたことは、やはり自分の生活に関係がないことに関心は持たないし、当時環境保護にばかり関心があり、世間受けがよかった。役所も余り余計なことはやりたくなかった。そういう状況にあったと思います。しかし、今はこの一刻の猶予もなく、この問題に取り組まなければなりません。
 そこで、伺います。福島市における鳥獣被害対策についてお伺いをいたします。鳥獣保護法は、鳥獣の保護及び狩猟の適正化を図り、もって生物の多様性の確保、生活環境の保全及び農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、自然環境の恵沢を享受できる国民生活の確保及び地域社会の健全な発展に資することを目的とするという法律でありますが、今までは鳥獣保護法による鳥獣の保護にのみ重点が置かれ、その法的網かけが、福島市、また日本の農業、また漁業を営む人々の生活を脅かしている現状は切実であります。市による役割、県による役割についてお伺いをいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 いわゆる鳥獣保護法における県及び市が分担すべき被害対策に係る役割につきましては、県においては県全体の基本計画である特定鳥獣保護管理計画を定めるとともに、市町村域を超えた広域的な対策を行い、一方、市町村においては県の計画に基づき、より具体的な実施計画を策定し、これにより総合的な被害対策を実施することとなっております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 次に、有害鳥獣別、地域別作物の被害額についてお伺いをします。
 有害鳥獣、猿、クマ、イノシシ、シカ、カワウ、カラス別、地域別、作物別の被害額についてお示しください。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本市の猿、クマ、イノシシによる被害状況でありますが、農業委員の協力をいただきまして、平成18年の年間の農作物被害状況を調査し取りまとめました結果、全体の被害額は1億1,029万5,000円で、そのうちニホンザルによる被害は、モモ、リンゴ、ナシ、水稲等で被害額は8,256万5,000円、ツキノワグマによる被害は、モモ、ナシ、リンゴ等で被害額は2,359万5,000円、イノシシによる被害は、芋類、水稲等で被害額は413万5,000円となっております。
 地域別には、猿、クマによる被害は飯坂から西部地区にかけて発生し、イノシシによる被害は東部地区において発生しております。
 また、カラスによる被害につきましては、有害鳥獣捕獲許可申請時の被害額では89万8,000円となっております。なお、シカ、カワウについては被害報告はございません。
 以上でございます。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 平成18年度の被害総額は約1億1,000万円となっています。この被害額は本当に深刻だと思います。この状況について市としてどう考えているのか、お伺いをいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 有害鳥獣被害に対する市としての考え方についてでありますが、野生鳥獣による農作物被害が年々拡大していることから、憂慮すべき状況にあると認識しております。このようなことから、去る5月21日、関係機関、団体との連携により、農作物被害の軽減や被害防止対策を積極的に推進するため、福島市有害鳥獣被害対策協議会を設置したところであります。今後は、本協議会により有害鳥獣による被害防止対策や情報収集、捕獲及びニホンザル保護管理計画実施計画策定についての検討などを行い、具体的な被害防止対策により、さらなる被害の拡大につながらないように努めてまいる考えであります。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) ニホンザルに係る特定鳥獣保護管理計画の内容及び進捗状況についてお伺いいたします。
 有害鳥獣による被害額は年々上がっており、県におけるニホンザルに係る特定鳥獣保護管理計画に基づき、猿の生息場所、群、個体数、その地域に適正な群と個体数について駆除数を年計画とすべきと考えるが、内容及びその進捗状況についてお伺いをいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本市では、現在、平成18年度に策定された福島県ニホンザル保護管理計画に基づきまして、福島市ニホンザル保護管理事業実施計画の策定を進めているところでございます。その内容につきましては、電気さくの設置や追い払いによる被害防止対策、下刈り、緩衝地帯の設置による周辺環境整備等に加えまして、農作物に被害を及ぼしている群れについての個体数調整等を盛り込み、猿の群れごとの総合的な被害軽減策の短期目標と、その先を見据えた中長期目標等について定めるものであり、福島市有害鳥獣被害対策協議会とともに現在検討を進めているところであります。今後は7月下旬ころを目途に実施計画を取りまとめ、福島県の承認を得た上で、これに基づき積極的な被害防止対策を実施してまいりたいと考えております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 一刻も早く農村の人たちはそれを望んでおりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 次に、福島市における有害鳥獣捕獲実施要項、駆除取扱要項についてお伺いをいたします。福島市内のニホンザルの生息状況は、平成16年から平成17年にかけて、群れ数16群、頭数約1,100頭、被害を及ぼす群11群、約760頭だったのに対し、平成18年になりますと群れ数約28群、頭数約1,800頭、被害を及ぼす群として19群、約1,400頭となっております。たった1年で被害を及ぼす猿の群れが8群ふえ、頭数で約640頭、約倍にふえたということになります。この状況をどう分析し、市としてどういう対策を講じていくのか、伺います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 ニホンザルの増加の主な原因といたしましては、従来の生息地であった森林の伐採や森林環境の変化に伴い、えさを求めて人里に生息場所を移動した結果、栄養価の高い農作物等を食料とし、生息域を拡大したものと考えております。
 また、被害対策につきましては、現在策定を進めております福島県ニホンザル保護管理計画に基づき、関係機関、関係団体等と連携し、電気さく設置や追い上げの強化、個体数の調整等の総合的な対策を推進してまいりたいと考えております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) また、ほかの市では、独自の有害鳥獣捕獲実施要項や駆除取扱要項なるものをつくって対処しておりますが、福島市では作成しておりますか、伺います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 有害鳥獣捕獲事務取扱要項についてでありますが、平成12年度の地方分権一括法により、猿、クマ、シカ以外の鳥獣による有害鳥獣捕獲許可権限が移譲されたことに伴い、平成12年4月に許可基準や捕獲等体制の整備を定めた福島市有害鳥獣捕獲事務取扱要領を策定し、現在有害鳥獣による農作物被害の防止と被害の軽減を図るため、捕獲許可事務を行っているところであります。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 次に、有害鳥獣出没による駆除隊に対する謝礼金、補助金の実態について伺います。
 福島市として駆除隊に対する出動謝礼金、箱わなの購入に対する補助、制服購入に対する補助金についてどのようになっているか、伺います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本市における有害鳥獣捕獲隊に対する補助金につきましては、福島支部6隊、福島北支部2隊に対して、従来より講習会や保険料、弾薬代及び箱わな代などの経費の補助を実施しているところであります。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 次に、駆除隊出動要請についての制限についてお伺いをいたします。
 1番目に、駆除隊要請に係る手続きの方法、駆除班の人数、例えば猟友会のメンバーが何人集まらなければ実際それを駆除することができないのかについて伺います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 猿及びクマの場合の有害鳥獣捕獲隊への出動要請につきましては、農作物被害の場合は、被害農家の要請に基づきまして新ふくしま農業協同組合が行い、また人的被害の場合は福島市が申請者となり、被害状況を調査した後、申請者が捕獲隊に出動を要請するとともに、県の捕獲許可を得て捕獲を実施しているところであります。
 捕獲実施にあたりましては、銃器等による事故防止のため、2名以上の班編成により実施しております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) それについて再質問をいたします。
 今のお答えですと、農協に申請を出して、農協から県に行って、県からまた戻ってくるというふうなことだと思うのですけれども、そういうことをやっておったのでは、結局猿がどこにいるかわからないという状態だと思うのです。農家といたしましては、即対応していただかないと何ともならないという実態だと思います。こういうことが、結局いつまでもこの対応に対するものが延びてきたということであると思います。ひとつその辺の対応の仕方を重々考えていただきたいと思います。
 次に移ります。2番目に、出動中、例えば湯野から猿が桑折に逃げ込んだ場合、大笹生に逃げ込んだ場合、そういう場合、駆除隊は、例えば桑折に行って駆除ができるのか、大笹生に行って駆除ができるのか、その辺についてお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 捕獲実施にあたりましては、県からの捕獲許可を受けた区域内での捕獲しか認められておりませんので、ご了承いただきたいと思います。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 次に移ります。
 福島市として今後具体的な取り組みについてお伺いをいたします。福島市有害鳥獣被害対策協議会を立ち上げました。市長をはじめ関係団体の方には、お忙しい中、ご努力なされていることに対し、御礼を申し上げます。
 しかしながら、今農家は一刻の猶予もなく、1分1秒でも早く駆除対策を願っているのが現状です。福島市における今後の具体的な取り組みについてお伺いをいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 今後の具体的な有害鳥獣対策についてでありますが、福島市有害鳥獣被害防止対策協議会により、関係機関、団体と連携を密にしながら、従来に引き続き電気さくを設置するほか、本年度より新たに市独自の事業として老朽化した電気さくの改修に対する補助を行うとともに、有害鳥獣捕獲隊への支援やイノシシ被害防止対策実証圃の設置、モニタリング調査等を実施してまいりたいと考えております。
 また、福島市ニホンザル保護管理計画実施計画を策定しまして、県からの権限移譲による個体数調整を行ってまいりたいと考えております。
 さらに、宮城、山形、福島3県にまたがる市町村、関係機関、団体が広域的に連携をし、パトロール員の配置による追い払いの強化に努めるとともに、捕獲用おりの設置等、ニホンザルの被害防止対策の実施に努めてまいりたいと考えております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) 次に、茂庭ダムの水質汚染の状況についてお伺いいたします。
 茂庭地区においては、茂庭の湯及び茂庭ダムに観光に来る人が数多く、猿を身近に見れることはいいことですが、そのふんの害が至るところ景観を汚し、地区住民は処理、清掃に大変なご苦労をかけております。県北地方の水がめたる茂庭ダムが猿のふん尿によって汚染をされていることはありませんか、伺います。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○副議長(小島衛) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えをいたします。
 摺上川ダムの水質につきましては、国土交通省では平成7年から摺上川の水質の調査を開始し、平成16年からは福島地方水道用水供給企業団においても調査を行っております。その結果でありますが、いずれも大腸菌等を少量確認しておりますが、現状では猿のふん尿の影響との因果関係につきましては確認できないと聞き及んでおります。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) このデータがあればお示しくださいということでありましたが、これは結構でございますので、次に移ります。
 テレメトリーシステム、地理情報システムについてお伺いをいたします。現在、福島市においてテレメトリーシステムによって被害や生息状況調査を行っているか、伺います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○副議長(小島衛) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 新ふくしま農業協同組合では、ニホンザルの生息状況や行動域を把握し、効果的な追い上げをするため、平成8年ころより、被害を及ぼすニホンザルの群れにラジオテレメトリーを導入し、農家に対し位置情報を知らせるシステムの構築を行っているところであり、現在は湯野、中野地区の4群に電波発信機を装着しております。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) テレメトリーシステムを導入しているということでございましたので、要望ですけれども、それをパトロール隊の新設及びテレメトリーの増設を要望いたします。
 次に、要望です。一つ、狩猟免許の有効期間の延長をお願いいたします。
 二つ目、猟銃所持規制の有効期限の延長をお願いいたします。今、県は駆除できる有効期限を1回に40日の許可を出しております。これは、その都度申請を出さなければ猿の駆除はできないということになっております。これを猿が出たときにそういう許可の申請をいたして、1週間も2週間もかかってその許可がおりてくるようでは、とても駆除などできるわけはない、こういうことでございました。それを通年有効とし、通年何匹というふうな具体的なものとしていただきたいということで要望をいたします。
 3番目、駆除は狩猟免許を持っている者1人でもできることとし、畑に入った猿、クマ、許可なしで駆除できることとしていただきたい。
 4番、電気さく、捕獲おり、防除網等に係るさらなる財政補助の強化をお願いいたします。
 5番目、捕獲報奨金の設立、これは条件として、年間の捕獲頭数を決め計画的に行うことが条件ですけれども、例えばイノシシに対して1頭当たり2,500円、猿に対しては、例えば1頭1万円、カラス等については1頭100円、そんなあんばいにしていただけると助かると思います。
 6番目、1人が狩猟免許を持っていれば、他の者は狩猟免許なしでの箱わなの設置ができるようにしていただきたい。
 7番目、積極的に農家の人や農協職員にも狩猟免許をとってもらうための補助をお願いしたい。
 8番目、茂庭ダム周辺に水質管理のためと観光イメージアップのためにも、テレメトリーシステム設置をダム管理事務所と相談していただきたい。
 有害鳥獣に対する質問は以上です。国がやらなければ、市も県も動けないことが多々あると思います。市でやれることは積極的にやっていただきたい。また、県や国に対しまして有害鳥獣駆除許可条件の緩和、法制度の見直しを含め、強く要望をお願いいたします。
 次に、最後に福島市における基本的なコンパクトシティーの考え方について伺います。バリアフリーで安全で安心なまちづくり、ユニバーサルデザインを生かしたまちづくり、美しい福島、歩いて暮らせる福島を目指すコンパクトシティー、交通体系網の見直しも含め、福島市におけるコンパクトシティーについて基本的な考えを伺います。
◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。
○副議長(小島衛) 市長。
◎市長(瀬戸孝則) お答えいたします。
 本市では、これまでも中心市街地における人口の減少、あるいは少子高齢化社会などの近年の社会経済情勢の変化を踏まえまして、国土利用計画に基づく適正な土地利用を誘導しながら、中心市街地の都市機能の充実、都心居住の推進を図り、コンパクトで効率的なまちづくりを進めてきたところでございます。
 今後におきましても、景観、バリアフリー、ユニバーサルデザイン、これらに配慮し、安全で安心な魅力あるまちづくりに努めますとともに、福島都市圏総合交通体系調査、この実施によりまして将来に向けた交通体系の検討を行います。市民との協働を基本として、環境への負荷の少ない、持続可能な、歩いて暮らせるコンパクトなまちづくりを進めてまいる考えでございます。
◆12番(西方正雄) 議長、12番。
○副議長(小島衛) 12番。
◆12番(西方正雄) コンパクトシティーといいますと中心市街地の活性化ばかり考えられますが、郊外の農村は猿、クマ、イノシシにやられ、また農業の振興とはいえ農振法に縛られ、後継者もなく、子どもの家も建てられず、学校には子どももいず、疲弊するばかりであります。農村は農地の流動化を望んでいます。私は決して中心市街地の活性化のために農村が犠牲になってはならないと思っています。そこのところをよく考えて、市街化区域の線引きの見直し、道路交通網の整備、公共建築物の配置を考えたコンパクトシティーとしていただきたいと思います。
 以上、質問を終わります。
○副議長(小島衛) 以上で西方正雄議員の質問を終わります。
 暫時休憩いたします。
              午前11時38分    休  憩

              午後1時00分    再  開
○議長(山岸清) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 14番石原洋三郎議員。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
     【14番(石原洋三郎)登壇】
◆14番(石原洋三郎) ふくしま市民21の石原です。平成19年6月市議会定例会におきまして、市政の諸課題につきまして質問をさせていただきます。
 まず、観光について、四季の里についてお伺いいたします。ことしのゴールデンウイークは、4月28日土曜日から4月30日月曜日、5月3日木曜日から5月6日日曜日までと7日間ありました。4月28日から5月6日まで連続で休みますと9日間となり、帰省や家族旅行など人出が最も多くなる時期でもあります。観光県都を目指す福島市、年間でも最も人出の多い時期をターゲットにすることは重要な戦略であると考えます。しかし、花もみもある福島市、この時期は花見山の満開時期はピークを終えております。この時期になれば、福島市で集客能力があるのは磐梯吾妻スカイラインや西方部であると考えます。
 そこで、お伺いいたします。4月28日から5月6日までの四季の里の入場者数を年間利用者数と比較してお示し願います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本年の4月28日から5月6日までの四季の里の入場者数につきましては7万1,481人となっており、平成18年度中の年間入園者数65万1,303人の約11%となっております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ゴールデンウイーク期間中、4月28日から5月6日までの磐梯吾妻スカイラインの利用台数を年間利用台数と比較してお示し願います。
◎商工観光部長(柴田俊彰) 議長、商工観光部長。
○議長(山岸清) 商工観光部長。
◎商工観光部長(柴田俊彰) お答えいたします。
 本年4月28日から5月6日までの磐梯吾妻スカイラインの利用台数は1万1,336台、1日の平均は約1,260台でありました。昨年度1年間の利用台数が11万8,005台、1日の平均が624台でありますので、年間利用台数の約1割がこの期間に集中し、1日の利用台数も通年の平均利用台数の約2倍の利用があったことになります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 次に、四季の里の近くに畜産研究所があります。ふくしま酪農祭りのことしの実施時期をお教え願います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 福島県農業総合センター畜産研究所で実施されますふくしま酪農祭りは、福島県酪農業協同組合の主催により開催されておりますが、本年度の実施時期につきましては8月26日と聞き及んでおります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ふくしま酪農祭りをゴールデンウイーク期間中に実施してもらうよう働きかけてもよいかと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 ふくしま酪農祭りのゴールデンウイーク中の実施についての働きかけについてでありますが、ゴールデンウイーク中は四季の里も入園者で混雑いたしますことから、会場周辺の交通渋滞や混乱を避けるという主催者側の意向もあると思いますので、これから協議してまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 私といたしましては、たしか子どものころ年2回実施していたかと思いますので、例えば年2回実施していってもいいのではないかなと考えております。
 次に移ります。私が子どものころふくしま酪農祭りでは馬車に無料で乗れました。子ども心に夢中で並んだのを覚えております。ゴールデンウイーク特別企画として畜産研究所外周コースを設け、国道115号線からもよく見えるような馬車乗り体験を企画してみてはいかがでしょうか。ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 四季の里におけるゴールデンウイーク特別企画についてのご提案でありますが、福島県農業総合センター畜産研究所では、ご提案に沿う馬を所有していないことに加えまして、防疫上の問題もありますことから、実施は困難でないかと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 磐梯吾妻スカイラインへの観光客が四季の里周辺に立ち寄るような方法を考えていただければと思います。
 次に移ります。四季の里の近くには、あづま球場があります。時折ナイターが行われておりますが、ゴールデンウイーク中にナイターがあれば、ナイターを見るついでに四季の里を利用したり、温泉に宿泊する人もいるのではないかと考えます。なるべくゴールデンウイーク中にナイターを実施するよう、プロ野球界に働きかけるべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
◎教育部長(八巻明) 議長、教育部長。
○議長(山岸清) 教育部長。
◎教育部長(八巻明) お答えいたします。
 プロ野球の各球団は、プロ野球地域保護権のもとで公式戦ホームゲームの半数以上を本拠地球場にて主催する権利と義務を負っております。このため、ほとんどの公式戦は球団が本拠地としている特定の球場で行われており、年に数試合が地方開催で行われております。各球団とも、ふだんより観客数が多く見込めるゴールデンウイークの期間は、ファンサービスや営業面から観客収容能力のある本拠地球場で試合を行っており、あづま球場におけるゴールデンウイーク中のナイター開催は困難と思われます。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 次に移ります。
 あづま総合運動公園は県の管理ではありますが、あづまの郷ウォークが秋に行われております。これと同様な新緑シーズンバージョンであづまの郷ゴールデンウイークウォークがあってもよいかと思います。近くには、四季の里や水林自然林、アンナガーデンなどがあります。多くの人をゴールデンウイーク中に呼び込む一つの手段でもあるかと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎教育部長(八巻明) 議長、教育部長。
○議長(山岸清) 教育部長。
◎教育部長(八巻明) お答えいたします。
 あづまの郷ウォークにつきましては、財団法人福島県都市公園・緑化協会が西方部の町会連合会や体育協会、消防団など多くの団体やボランティアの協力のもと、平成15年から開催しているところであります。市内のウオーキング大会は、花見山花ウォークや吾妻山麓ツーデーマーチなど春に多く開催され、特に吾妻山麓ツーデーマーチにおいては、あづま総合運動公園周辺もコースに入っておりますことから、あづまの郷ウォークは他の行事との重複を避ける意味からも晩秋の11月3日の文化の日を定例日と定め、開催しているところであります。ご理解をいただきたいと思います。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ゴールデンウイーク中、子どもを対象に四季の里半径5キロメートル以内の施設のスタンプラリーを実施してもよいかと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
◎商工観光部長(柴田俊彰) 議長、商工観光部長。
○議長(山岸清) 商工観光部長。
◎商工観光部長(柴田俊彰) お答えをいたします。
 スタンプラリーにつきましては、さまざまなイベントの際に実施されたり、花見山シーズンにおいては福島商工会議所女性会による市内の各施設をチェックポイントとした花と街のふれあいプロジェクトスタンプラリーが実施されております。四季の里周辺の施設をチェックポイントとしたスタンプラリーも、各施設が連携し、工夫次第では周辺エリア来訪者の回遊性を高めるとともに、集客効果は上がるものと考えております。今後、当該エリアを対象としたスタンプラリーの実施の可能性につきましては関係機関と協議してまいります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 次に移ります。
 自衛隊祭り、デモ演習がゴールデンウイーク中のいずれか1日にあってもよいかと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
◎市民部長(大内恒) 議長、市民部長。
○議長(山岸清) 市民部長。
◎市民部長(大内恒) お答えいたします。
 現在、自衛隊が一般市民と交流を図る行事といたしまして、花見の時期の一般開放や盆踊り、駐屯地創立記念行事等を行っており、ご指摘の自衛隊祭りにつきましては、自衛隊の年度を通しての事業計画がございまして自衛隊の判断により開催されている現状でございます。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) もしお差し支えなければ、働きかけていただければとも思います。
 次に移ります。ゴールデンウイーク中における民家園のイベント状況、あるいは講座状況と実績、効果についてお伺いいたします。
◎教育部長(八巻明) 議長、教育部長。
○議長(山岸清) 教育部長。
◎教育部長(八巻明) お答えいたします。
 ゴールデンウイーク中の民家園におけるイベントとしましては、4月28日、29日の2日間にわたり、旧広瀬座において市及び福島観光協会の主催により芝居公演を4回実施したほか、5月4日には旧渡辺家において裂き織りの実演行事、翌5日には年中行事として男の節句、田おこし、実演行事として古武道演武会を実施いたしました。これらの行事の定着により、休園日である5月1日を除いた4月28日から5月6日までの8日間で1,856人、1日平均では232人の入園者があり、これは前年度の1日平均入園者数の約3倍となったところであります。また、来園者の参加による年中行事の再現等は観光施設としての魅力アップや、昔より伝わる民俗文化の継承に大きな役割を果たしているものと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 先日、民家園の旧広瀬座で音楽コンサートが行われておりまして、非常に驚きました。今後とも民間活力も応用したイベントをお願いしたいと考えます。
 次に移ります。鼓笛パレードが5月18日に県庁通り、レンガ通りで行われました。鼓笛パレード事前演習として、5月1日など、ゴールデンウイーク中にあづま総合運動公園から四季の里までの通りで行われてもよいかと思います。あづま総合運動公園と四季の里をつなげることになるかとも思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎教育長(佐藤晃暢) 議長、教育長。
○議長(山岸清) 教育長。
◎教育長(佐藤晃暢) お答えいたします。
 ご提案の事前演習の実施につきましては、5月のゴールデンウイーク中の、本来子どもたちが家族と過ごす祝日に実施となった場合、実施当日を学校全体の登校日としなければならないこと、他の学校行事とのかかわりなどから、教育課程実施上、時数等のバランスが図られなければならないこと、子どもの心身への負担増が懸念されること、ゴールデンウイーク中のバスの確保やバス輸送の経費増が必要となることなど解決すべき課題も多くありますことから、実施は難しい面が多いものととらえております。なお、地区によりましては、今年度も授業日に地区の交通対策協議会や青少年健全育成会議などの関係機関からの要請によりまして町内パレードを実施するなど、学区内のこれまでの実情や要望に応じ、協力に努めておるところでございます。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 花火大会をゴールデンウイーク中に四季の里で行ってもよいかと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎商工観光部長(柴田俊彰) 議長、商工観光部長。
○議長(山岸清) 商工観光部長。
◎商工観光部長(柴田俊彰) お答えいたします。
 ふくしま花火大会につきましては、夏の風物詩として市民の皆さんが大変楽しみにしている行事でございます。花火大会の開催にあたりましては、中心市街地を中心とした地域経済への波及効果や観覧者の利便性等を考慮し会場を決定しているところであり、現在の会場でございます阿武隈川、松川合流点は、他の候補地と比較し、安全性を含め総合的に優位性が高いものと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 川俣シャモまつりの実施時期と効果、実績についてご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 川俣シャモまつりの実績等についてでありますが、川俣シャモまつりは川俣町の主催により平成17年度から毎年四季の里で開催され、本年は4月28日と29日に開催されております。2日間で1万3,340人の入場者があり、川俣シャモの普及に効果があったと聞き及んでおります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 次に移ります。
 現在の四季の里においては、工芸館ではガラス、それからこけしの絵づけに加え、平成17年度より新規にバーナーワーク、トンボ玉のアクセサリーなどの体験メニューをふやすなどされております。昨年、当方会派議員からも四季の里体験工房として、来場客向けにジャムづくりや漬物づくりの体験の場にするべきとの提案がありましたが、その後の市当局のご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 四季の里における農産加工体験についてでありますが、四季の里には農産加工館があり、その施設では、10団体の女性起業者グループが漬物やジャム、ジュースの製造など、地元の野菜や果物、特産品を素材とした農産加工品の開発製造、販売に取り組んでおりますので、体験工房として一般に開放することにつきましては、現状では食品衛生法上、困難であると考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ぜひとも、四季の里に多くの観光客が訪れるような形で体験工房の場としてご検討いただければと思いますので、強く要望いたします。
 次に移ります。福島市の人たちは、西方部にアンナガーデン、土湯温泉、福島カントリークラブ、畜産研究所、水林自然林、あづま総合運動公園、自衛隊、四季の里、民家園、金剛山、西田記念館、浄楽園、フルーツライン、磐梯吾妻スカイライン、荒川霞堤、吾妻の種まきうさぎなどがあると周知しております。しかしながら、福島市以外の方たちや仙台圏、首都圏の人たちは、これら施設を個別になかなか周知していないところです。一方、花見山は単独で有名であります。西方部の施設や公園は、比較的それぞれが近距離であります。四季の里の隣は水林自然林、あづま運動公園、荒川、畜産研究所などがあり、遠方から来る人たちからすれば、これら数多くの施設は一つにくくられているようなものであります。これらの施設を、例えば福島市の四季の里として一つにくくって、インターネットや旅行代理店に観光PRをするべきかと考えます。栃木県の千本松牧場をインターネットで検索すると、牧場だけが出てくるわけではないところです。温泉やゴルフの案内もあわせて出てまいります。四季の里半径5キロメートル四方の施設を一つの枠としてくくって、外部に対してはアピールすべきと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
◎商工観光部長(柴田俊彰) 議長、商工観光部長。
○議長(山岸清) 商工観光部長。
◎商工観光部長(柴田俊彰) お答えいたします。
 四季の里周辺には、ご指摘のとおり観光ポイントとなるさまざまな施設が集積をしてございます。個々の施設の魅力を高めるのも重要でございますが、それぞれの施設が持つ魅力を連携させることにより、エリアとしての魅力が高まるものと考えてございます。このようなことから、今後さまざまな機会をとらえ、四季の里周辺を魅力あるエリアとしてPRしてまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 県の管理施設や国の管理施設、民間事業者などの壁はあるかと考えますが、その壁を乗り越えて調整していただいて、一つにくくってPRしていただければと考えます。
 次に移ります。四季の里の入り口に半径5キロメートル以内の周辺案内看板も設けるべきかと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 四季の里周辺案内看板の設置についてでありますが、四季の里周辺には、水林自然林が隣接し、近隣には名所旧跡や各種施設があることから、既設の案内板に加えまして、どのようなものが効果的か、検討してまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 西地区のこれら施設を一つでくくれば、非常に魅力的な観光資源であると確信いたします。キャンプもでき、イチゴ狩りもでき、荒川で水遊び、水林自然林で散策、総合運動公園のトリムの森や民家園、ゴルフ場や温泉があり、アイスクリーム、ピザも食べられ、焼き肉も食べれます。ビールも飲めます。結婚式もできます。牛にもさわれます。飲食、スポーツ、レジャー、散策、温泉、観光、体験、すべてそろっている福島市西方部。四季の里を中核としてこのゴールデンウイーク中になるべくイベントを集中化して行うことを考えていただくことは大切であると思います。ゴールデンウイーク期間中、あるいは秋の連休シーズンなど、観光客集客の強化週間としてとらえていただき、イベントの集中化、また各施設を点から線、線から一つの面へとしていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
 もちろん、一どきにイベントを実施すれば混乱を起こすかもしれませんが、ゴールデンウイークは9日間もあります。バランスよく徐々にイベントをふやしていただければ、徐々に連係プレーをしていただければ障害も少なく、観光エリア四季の里を目指すことが可能であると考えます。ぜひとも人出がにぎわうような体制を目指していただきますようよろしくお願い申し上げます。
 次に移ります。協働のまちづくりについて、まず側溝についてお伺いいたします。現在、安全、安心のまちづくりの観点から、側溝の整備や側溝のふたかけが進められております。ふたがかけられますと、誤って側溝に転落することもなく、また道路幅も広くなりますので、車をよけやすく、うれしい限りであります。しかし、いざ側溝の掃除をしようとするとなると、ふたがかかっていて重たく、土砂が堆積している場合はなかなか住民のクリーンナップ作戦だけではできないところも多々あります。市としては、側溝の掃除に関する役割分担については、市民との協働のまちづくりの観点においてどのようにお考えなのか、ご見解をお伺いいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○議長(山岸清) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 側溝の清掃につきましては、地域環境を維持するために住民の方々がみずから管理することが大切であると考えております。しかし、住民の方々で困難なところにつきましては、ご相談をいただきながら実施してきたところでございます。今後におきましても、市民協働のまちづくりの観点から行政と市民の役割分担により実施してまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 市民が側溝掃除をする際、グレーチングやコンクリートふたが重いのですが、その対策と対策周知についてはどのようにお考えか、お伺いいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○議長(山岸清) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 側溝ぶたにつきましては、重車両の荷重に耐える強度があるため重くて頑丈にできており、道路横断のグレーチングなどはボルト固定をされております。容易に持ち上げることが困難な場合の対策としましては、ふた上げ機械の貸し出しや市でボルトのあけ閉めを行ってきたところでございますが、改めて支所を通じ町内会へ周知したいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ひところ鉄の価格の高騰でグレーチングが盗まれるという話を聞きました。当市においてはグレーチングなど金属類で被害があったのでしょうか、お伺いいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○議長(山岸清) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 グレーチングのふたの盗難被害につきましては、平成18年5月末に土湯温泉町字堤ケ平地内、土湯の道の駅の旧115号付近でございますが、ここで39枚、大笹生字俎板山地内、これは十六沼公園の山手でございますが、ここにおいて63枚、2カ所で102枚の盗難被害がございました。各所管警察署へ被害届を提出しております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) グレーチング盗難の対策はどのように考えておりますでしょうか、お伺いいたします。
◎建設部長(東海林仁) 議長、建設部長。
○議長(山岸清) 建設部長。
◎建設部長(東海林仁) お答えいたします。
 盗難対策につきましては道路パトロールにより監視を行っておりますが、人目につかない箇所で犯行に及んでいることもあり、道路パトロールにも限界がありますので、市民の皆様の監視も重要な抑止効果になることから、不審な点がございましたら通報いただくなど、ご協力をお願いしたいと考えております。今後におきましては、道路パトロールとあわせ、住民からの通報等、関係機関との連携により盗難防止を図ってまいります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) どうぞよろしくお願いいたします。
 次に移ります。市政だよりについて、クリーンナップ作戦や、きれいにし隊、子ども見守り隊などの特集は有効であると考えます。今までも市政だよりで数多く紹介されているのは評価できると考えます。市民の士気も高揚するものと考えます。行政から市民へのお知らせだけでなく、協働のまちづくりの観点から市民と行政の協働の紹介も重要と考えますが、市政だよりのあり方についてご見解をお伺いいたします。
◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。
○議長(山岸清) 市長。
◎市長(瀬戸孝則) お答えいたします。
 市政だよりは市の総合情報紙として情報量も多く、市と市民をつなぐ身近な情報源として重要な役割を担っております。このことから、単にお知らせするだけではなくて、毎月特集の中で市の重点事業や施策、課題などを取り上げ、ともに考えることができるような記事を掲載しておるわけでございます。市民との協働のまちづくりを進める上では、豊富な情報を持つ行政が市民に情報を積極的に公開し、共有しながら、信頼関係を築くことが重要でありますので、ご指摘のように今後もまちづくり施策の重要な基本姿勢であります市民との協働、これにつきましても折に触れて市政だよりの中で紹介し、市民意識の高揚に向け努力してまいる考えでございます。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) どうぞよろしくお願いいたします。
 次に、各地域で独自にしか実施していない活動や工夫もあるのではないかと考えます。例えば私が住んでいる八木田町内会で、会員の相互交流を目的として月1回実施しているふれあい広場、全市の町内会でどこもかしこも実施しているとは限らないと考えます。また、吉井田地区の消防団においては、町会から依頼があれば、消火栓の点検、ポンプの点検も兼ねて、水圧を利用し側溝の土砂掃除をすることもあるそうです。支所あるいは自治振興協議会の27地区ごとに分け、持ち回りで毎月1ページでもよいので、我が地域の取り組みというようなタイトルで紙面を割いて市政だよりで紹介するのも手かと考えます。他地域の協働のまちづくりを知り、創意工夫につながるきっかけにもなるかと考えます。ご見解をお伺いいたします。
◎総務部長(?橋精一) 議長、総務部長。
○議長(山岸清) 総務部長。
◎総務部長(?橋精一) お答えいたします。
 現在は市政だよりの地域deほっとフォトのコーナーでは、市内各地域の話題や独自のまちづくりの取り組みなどを写真を中心に紹介しておりますが、地域内分権、地域別まちづくりを進める上でも、他の地域のまちづくりを知るということによりお互いに刺激し合い、切磋琢磨し、市全体のまちづくりが高揚していくことが重要でありますので、今後も市政だよりなどを活用しながら地域の顔が見える話題や独自の取り組みを積極的に取り上げる手法を検討してまいります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 各地域の取り組みを知るということは、各地域のふくしまヒューマンプラン21の進捗状況を知る上でも有効と考えますので、ぜひご検討いただければと思います。
 次に、森林についてお伺いいたします。森林が国土の3分の2を占める日本、緑に囲まれた豊かな国と感じることができます。しかしながら、現在の森林は、以前と比較すると豊かな森ではないとの評価が聞こえます。以前は、枝打ち、間伐、下草刈りなど、人の手が入ることによって日光が地面に届き、植物の世代交代も活発で生態系が豊かであったのに対し、現在は人の手が入らず、暗い地面となり、豊かな生態系が感じられなくなったためです。
 また、戦後、林野庁によって進められた拡大造林政策で杉の木が多く植わっている区域もまた、広葉樹ほどの豊かな生態系、多様な動植物、たくさんのえさは期待できないとの評価であります。さらに、杉の木は根っこの張り方が広葉樹よりも浅いため保水性も低く、土砂災害を起こしやすいとの指摘もあります。おまけに、近年、人間に対しても杉花粉症などの健康障害を引き起こしております。杉の木を伐採すればよいわけでありますが、経済状況は植林当時と大きく変わり、現在木材産業は安価な外国輸入に頼り、杉の木は伐採されない状況のままであります。森林の手入れがよく植物の世代交代が活発であったり、乱雑でなく日光の当たりがよい方が、CO2、二酸化炭素吸収率が高く、温暖化抑制につながるとも聞きます。
 森林について何点かお伺いいたします。前の質問者と重なる部分があるかと思いますが、猿被害対策についてお伺いいたします。ご了承願います。森林の生態系の豊かさが失われたため、猿、クマ、イノシシなどが人里におりてきて悪さをするという指摘もありますが、その点についてのご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 猿、クマ、イノシシ等の野生鳥獣による農作物の被害が拡大している原因といたしましては、従来の生息地であった森林の伐採や杉等の針葉樹の植林による森林環境の変化に伴いまして、えさ不足から、えさを求めて人里に生息場所を移動してきた結果、栄養価の高い農作物等を食料とするとともに、生息域を拡大したものと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 猿被害が福島市におきましても猛威を振るっております。この猿対策、私は大きくは三つの対策に分類できると考えます。1、人間と猿の境界線をはっきりさせる。2、猿を虐殺する。3、豊かな生態系を森林に取り戻す。ほかにもあるかもしれませんが、市としてはどのような方針のもと猿被害対策を考えていかれるのか、方針をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本市では、平成18年度に策定された福島県ニホンザル保護管理計画の、猿の個体数の保全を図りつつ、農林業等の被害を減少させ、猿との共生を図るという目標に沿って、現在、福島市ニホンザル保護管理事業実施計画の策定を進めているところであります。実施計画策定に当たっての市の方針といたしましては、短期目標として、電気さくの設置や追い払いによる被害防除対策、下刈り、緩衝地帯の設置による周辺環境整備等に加えまして、農作物に被害を及ぼしている群れについての個体数調整等の群れ対策の組み合わせによる総合的な被害軽減策を図ることとしております。
 また、中長期目標といたしましては、人と猿とのすみ分けの推進を図りながら、猿の生息環境の整備や人材活用の仕組みづくりなど、より効果的な対策を実施して、農作物への被害軽減を図ることとしております。今後は、7月下旬ころを目途に実施計画を取りまとめ、福島県の承認を得た上で、これに基づき積極的な被害防止対策を実施してまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 緊急、中期的対策と長期的対策に分かれると考えますが、長期的には豊かな生態系を取り戻すことが水質保全の観点からも人間の農業や健康に関しても有効と考えますので、長期的対策も視野にお願いいたします。
 次に移ります。私の父の牧場で、以前モモを手がけようとしたことがありました。しかしながら、失敗に終わり、おいしいモモをつくることはできませんでした。ですが、クマのえさにはなっていたようであります。森林の真ん中に、猿のえさになるようなモモ、クリ、カキ、ドングリを植林してみるのも手かと思いますが、ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 猿のえさ畑についてのご提案につきましては、宮城県において、クマの畑をつくって近隣の農作物被害を防ぐ取り組みを行っている実例もありますが、本市では耕作を放棄した果樹畑等も点在しておりますことから、未収穫の果樹と見分けがつかず、かえって被害が拡大につながることも想定されますことから、今後の研究課題にさせていただきたいと思います。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 森林の人里から離れた山の中にカキの山があればいいのかなとも思いますので、ぜひご検討していただければと思います。
 中国の歴代王朝は、異民族侵入に対しまして、万里の長城の建造や軍隊遠征などを大々的に行って国を守りました。しかし、敵は、秦の始皇帝以来、近年に至るまで2,000年以上繰り返し攻め込んできました。猿も一度、人里のおいしいものを食べると、味を覚えて、繰り返し攻め込んでくると思います。人里におりてきた猿を追い返しても、山にえさがなければ、おいしいえさを求めて再びおりてくると思います。ある程度、えさが森林に豊富であれば、その分、人里におりてくる回数も減り、人里と森林の線引きや駆除対策も効果を上げるのではないかと考えます。長期的対策、里山保全活動を視野に入れれば森林に手を加えることにもつながりますので、林業従事者の育成確保につながるとも考えます。ご検討のほどよろしくお願い申し上げます。
 次、林業についてお伺いいたします。林業従事者も高齢を迎え、その育成や確保も大事と考えます。30年前と比較して、林業従事者の平均年齢、従事者数の推移をお教え願います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 林業従事者の平均年齢、従事者数の推移についてでありますが、福島県森林・林業統計書によりますと、30年前の1970年代と現在を比較しますと、林業従事者の平均年齢は42.6歳から57.7歳へ、従事者数は336人から138人へと推移しております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 林業従事者の育成確保についてはどのようにお考えか、お伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 輸入木材などの増加や長期的な木材価格の低迷に伴い、林業就業者の高齢化や減少が進んでいることから、幅広い人材の育成、新規就業者の育成確保を推進するため、森林組合に対し運営費補助金を交付し、林業就業に必要な技能、技術を付与する研修会、講習会への積極的な参加を促進するとともに、労働環境改善の支援を行い、本市林業の推進に努めてまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 林業は国の政策や経済状況の影響によるところ大きいと考えますが、杉の木の木材としての有効活用についてはどのようにお考えか、ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 杉の木材としての有効活用についてでありますが、原油価格の高騰に伴う輸入木材の価格の上昇によりまして国内産の木材の需要量が増加しており、特に国産材針葉樹の合板への加工技術の向上から、杉などの需要がふえてきております。最近では、杉の合板用丸太やペレットストーブに使用する木質ペレット、国産杉と米松を使った混合集成材に利用されるなど、木材の生産量も増加している現状にあります。市といたしましては、このような国内の市場動向も踏まえ、杉の有効利用を進めるために間伐促進対策、森林整備地域活動支援交付金等を活用した森林整備を促進するとともに、森林組合や関係団体と連携を図りながら一層の有効利用促進に努めてまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) ぜひどうぞよろしくお願いいたします。
 福島市発注の公共事業においては、林業事業者育成の観点、林業振興の観点から、木材を使用する際、福島産の杉の木を一定割合使用するよう義務づけてもよいと考えますが、ご見解をお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 本市の公共工事における杉等の県産材の使用につきましては、現在、工事標示板や木さく、それから木製アスカーブ、いわゆる木製の路肩等へ使用するとともに、水林自然林内管理棟の内装材やあらかわクリーンセンター周辺整備事業等において森林環境税の還元事業としての活用を進めているところであります。今後においても市施設の整備や改修に当たっては、県産木材の利用促進に努めてまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 新庁舎建設とか第三中学校の増築などにも多くふんだんに使ってもらえるよう希望いたします。
 次に移ります。ゆとり教育の修正に伴い、国においては土曜日授業の復活を視野に入れております。復活の際には、ただ学力重視で学科授業をふやすのではなく、心の教育の授業も大切と考えます。小学生などに関しましては、農林業授業の必修化も視野に入れてもよいのではないかと考えます。農林業に対する愛着を深めることは、環境教育、食育の観点からも有効であります。また、将来の担い手を育む土壌にもなりますし、自然や動植物にふれ合うことは、命の大切さを知り、思いやりの心を育て、犯罪の少ない、人に優しい社会をつくるもととなると考えます。また、日差しの中で泥まみれになってこそ体力や精神力を育みます。ご見解をお伺いいたします。
◎教育長(佐藤晃暢) 議長、教育長。
○議長(山岸清) 教育長。
◎教育長(佐藤晃暢) お答えいたします。
 農林業の体験活動につきましては、本年度、本市小学校におきまして、子どもたちに社会性や豊かな人間性を育むというねらいから、総合的な学習の時間を中心とする、ふれあい・夢づくり事業の活動におきまして、多くの学校が田植えから稲刈りまでの米づくり、野菜の苗植えから収穫までの野菜づくり、あるいは果樹、花栽培、森林の間伐、山菜とりなど農林業体験を取り入れまして、地域の農家の方々などをゲストティーチャーとしてお迎えし指導を受けるとともに、交流体験も積極的に行っております。
 なお、農林業授業の必修化も含め必修教科の新たな設定につきましては、学校教育法施行規則第24条などの法令の改正が必要になりますことから、今後の中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会の審議など、国の動向を見守ってまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 現在、地球上におきましては森林が急速に消失していっております。中国などは森林が国土の14%程度しかないのに、木材需要が高まってきているようでもあります。側溝のグレーチングが盗まれるくらい、いつ何時、鉄と同様に、あるいは石油の価格同様に木材の価格が高騰するかもしれません。外国産材が他国と奪い合いの時代になれば、日本の杉の木、木材も重要となってまいります。細い杉の木では住宅建築の木材としてはなかなか使えないようでもあります。地球温暖化対策、猿被害対策も兼ねて間伐や手入れをしていただき、来るかもしれない木材需要の高騰をにらんで林業振興の対策を打っていただければと考えます。
 次、森についてお伺いいたします。福島市においてのもりの案内人の登録人数と活動実績、活動状況についてお伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 平成8年度からスタートしたふくしま・もりの案内人は、平成18年度までに県内で311名が認定を受け、そのうち県北地区支部では86名、さらに福島市在住の認定者数は49名となっております。
 また、もりの案内人の市内における平成18年度の活動実績及び活動状況につきましては、市内の森合、蓬莱などの小学校や団体等がNPO法人ふくしま・もりの案内人の会県北地区支部に依頼し、信夫山周辺や水林自然林等において森林環境学習や自然観察、木工教室など23件の事業を開催し、延べ99名のもりの案内人の参加をいただいたところであります。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 今後とも、もりの案内人が活動しやすいような状況ができていけばと考えております。
 次に移ります。森林には森林浴と言われるように、いやしの効果、保健休養機能があります。温泉につかり、森林にもつかるという意味で、温泉と森林を結びつけるような政策があってもよいかと考えますが、現在そのような政策はあるのか。あるいは今後検討していく余地はないのか、お伺いいたします。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(山岸清) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えいたします。
 森林浴によるいやし効果を活用した、いわゆるフォレストセラピーにつきましては、健康増進や森林の機能を生かした地域振興の推進等が近年注目されてきているところであります。本市においても、NPO法人が土湯温泉町において男沼、女沼やカタクリ、ミズバショウの群生地などを紹介したマップを作成し、豊かな自然と温泉を生かしたフォレストセラピーを推進しております。また、県においては、フォレストセラピー推進検討委員会を設置して、導入前の利用者の安全確保や医療面の専門家によるアドバイスの必要性等について検討がなされているところであります。市といたしましては、水林自然林と土湯温泉との連携等について、今後関係機関や団体と協議を行うなど、研究してまいりたいと考えております。
◆14番(石原洋三郎) 議長、14番。
○議長(山岸清) 14番。
◆14番(石原洋三郎) 勤労者のストレス解消、健康増進の観点からも有効でありますので、例えば水林自然林と、おっしゃった土湯温泉を結びつけるとか、飯坂温泉と森林浴を結びつけていくとか、今後そういったところを検討していっていただければと思います。
 昔は、まきを燃料として使い、落ち葉も堆肥として使われておりました。それゆえ里山は保全されておりましたし、さらにその奥の森林は木々が住宅用木材として使われていたため、森林も手入れが行き届いておりました。昔のような生活様式に戻るわけにもいきませんが、森林、里山の手入れが困難になってきたことは確かであります。住宅のブランド化を図り、高級住宅の木材用として使っていただき、木材需要を高めるとか、あるいは公共事業への福島産材活用、あるいは森林浴の利活用を促進するなどによって、少しでも森林、里山の保全を図っていただき、人材の育成確保を図っていただきたいものであります。二、三十年たって、海外情勢や経済情勢が変われば、また昔のように森林を手入れする時代も来ると思います。林業従事者の人材の継続性、確保を図っていただけるような政策を今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 以上で質問を終わります。
○議長(山岸清) 以上で石原洋三郎議員の質問を終わります。
 これをもって、本定例会の一般質問は終了いたしました。
 日程に従い、議案第65号に対する質疑を行います。
 ご質疑のある方はお述べください。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(山岸清) ご質疑がなければ質疑を終結いたします。
 議案第45号ないし議案第60号、第65号を各所管の常任委員会の審査に付することにいたします。
 委員会開会の日時を議長手元までご報告願います。
 議長報告第10号を提出いたします。
 日程に従い、陳情の特別委員会の付託を議題といたします。
 議長報告第10号陳情文書表に記載の各陳情につきましては、新庁舎建設特別委員会に付託し、審査願うことにいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(山岸清) ご異議ございませんので、当該陳情は、新庁舎建設特別委員会に付託、審査願うことに決しました。
 以上で、本日の会議日程は全部終了いたしました。
 この際、お諮りいたします。6月22日は事務整理のため休会にいたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(山岸清) ご異議ございませんので、6月22日は事務整理のため休会とすることに決しました。
 なお、明20日は新庁舎建設特別委員会、各常任委員会、21日は各常任委員会、23日、24日は土曜日、日曜日のため休会、25日は本会議の日程になっておりますので、ご了承願います。
 本日はこれをもって散会いたします。
              午後1時54分    散  会