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福島県 福島市

平成18年 6月定例会−06月19日-06号




平成18年 6月定例会

                平成18年6月19日(月曜日)
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出席議員(37名)
   1番  羽田房男        2番  小野京子
   3番  土田 聡        4番  渡辺あゆ美
   5番  真田広志        6番  丹治智幸
   7番  高柳 勇        8番  須貝昌弘
   9番  藤川淑子        10番  石原洋三郎
   11番  大場秀樹        12番  高木克尚
   13番  粟野啓二        14番  宍戸一照
   15番  中野哲郎        16番  目黒恵介
   17番  小熊与太郎       18番  杉原二雄
   19番  菅野芳樹        20番  斎藤朝興
   21番  粕谷悦功        22番  高橋英夫
   23番  山岸 清        24番  渡辺敏彦
   25番  大越明夫        26番  小島 衛
   27番  佐久間行夫       28番  誉田真里子
   29番  木村六朗        30番  加藤勝一
   31番  宮本シツイ       32番  阿部儀平
   34番  斎藤 清        35番  佐藤一好
   36番  鈴木好広        37番  丹治仁志
   38番  佐藤真五
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地方自治法第121条による出席者
  市長        瀬戸孝則     助役        片平憲市
  収入役       梅津 裕     総務部長      紺野 浩
  財務部長      渡辺隆一     商工観光部長    ?橋精一
  農政部長      阿蘇一男     市民部長      大内 恒
  環境部長      尾形一幸     健康福祉部長    安田徳郎
  建設部長      氏家主計     都市政策部長    落合 省
  下水道部長     菅野幸一     総務部次長     金谷正人
  参事兼総務課長   清野 薫     参事兼秘書課長   鈴木智久
  参事兼財務課長   菊池 稔     水道事業管理者   田村 廣
  水道局長      村田正弘     教育委員会員委員長 三宅祐子
  教育長       佐藤晃暢     教育部長      山岸正行
  代表監査委員    菅野昭義     消防長       渡辺淳一
  選挙管理委員会委員長齋藤 廣
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議会事務局出席者
  局長        鈴木周一     次長兼総務課長   紺野啓三
  議事調査課長    半澤 隆
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議事日程
  1 日程の変更
  2 議案第51号、議案第63号ないし第75号及び請願・陳情の委員会における審査の経過並びに結果の報告
  3 委員長報告に対する質疑、討論、採決
  4 追加議案第78号、第79号の提出、審議
  5 追加議案第80号ないし第83号の提出、審議
  6 議員派遣の件の審議
  7 各種委員の推薦
  8 追加議案第76号、第77号に対する質疑
  9 追加議案第76号、第77号の各所管常任委員会付託
  10 追加議案第76号、第77号の委員会における審査結果の報告
  11 委員長報告に対する質疑、討論、採決
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本日の会議に付した事件
  1 議案第78号 財産区管理委員選任の件
  2 議案第79号 人権擁護委員候補者推薦の件
  3 議案第80号 基地対策予算の増額等を求める意見書
  4 議案第81号 出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書
  5 議案第82号 安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善を求める意見書
  6 議案第83号 JR不採用問題の早期解決を求める意見書
  7 阿武隈急行沿線開発推進協議会理事の推薦
  8 県道霊山松川線・松川渋川線改良事業促進期成同盟会理事の推薦
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              午前10時40分    開  議
○議長(佐藤真五) 定足数に達しておりますので、これより本会議を開きます。
 本日の議事日程の変更についてお諮りいたします。
 さきに開会の議会運営委員会の決定のとおり、すなわちお手元に配付の印刷物のとおり議事日程を変更したいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議事日程を変更することに決しました。
 日程に従い、議案第51号、第63号ないし第75号及び請願・陳情の各委員会における審査の経過並びに結果の報告を求めます。
 総務常任委員長、32番。
◎32番(阿部儀平) 議長、32番。
○議長(佐藤真五) 32番。
     【32番(阿部儀平)登壇】
◎32番(阿部儀平) 去る3月市議会定例会におきまして当総務常任委員会に付託になり、継続審査中の議案並びに今定例会におきまして付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
 当委員会は、14日、15日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
 議案第66号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件、議案第75号専決処分承認の件、すなわち専決第14号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件、以上につきましては、いずれも賛成多数により原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。
 議案第63号平成18年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第69号福島県市町村総合事務組合規約変更の件、議案第71号字の区域の変更及び画定の件、議案第73号工事請負契約の件、議案第74号財産取得の件、議案第75号専決処分承認の件、すなわち専決第8号損害賠償の額の決定並びに和解の件、専決第9号損害賠償の額の決定並びに和解の件、専決第10号平成17年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。
 議案第51号競艇場外舟券売り場設置に反対する決議提出の件につきましては、賛成多数により、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 次に、継続審査中の請願並びに今議会において当委員会に付託になりました請願、陳情につきまして審査の結果をご報告申し上げます。
 請願第13号「出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書提出方について」の請願、請願第16号「出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書提出方について」の請願、以上につきましては、いずれも採択すべきものと決定いたしました。
 なお、これらの決定に伴い、当委員会所属議員による関係意見書に関する議案の提出を用意しておりますことを申し添えます。
 「賭博施設ボートピアの福島駅前誘致に関することについて」の陳情につきましては、採決の結果、可否同数となり、委員長の決するところによって採択すべきものと決定いたしました。
 「国民投票制度を含む改憲手続き法案の撤回を求める意見書提出方について」の請願、「共謀罪法案の撤回・廃案を求める意見書提出方について」の陳情、以上につきましては、いずれも賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
 「政府に、良い自然環境を後世に残すためにも、市街化区域内農業のできる税制の確立を求める意見書提出方について」の請願につきましては、可否同数となり、委員長の決するところによって、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 「競艇場外舟券売り場設置に関することについて」の請願、「福島市駅前における競艇の場外舟券売り場(ボートピア)設置に関することについて」の2件の陳情、「福島駅前ミニボートピア(場外舟券売り場)設置計画に関することについて」の2件の陳情につきましては、賛成多数により、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) 文教福祉常任委員長、29番。
◎29番(木村六朗) 議長、29番。
○議長(佐藤真五) 29番。
     【29番(木村六朗)登壇】
◎29番(木村六朗) 去る13日の本会議におきまして、当文教福祉常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
 当委員会は、14日、15日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
 議案第75号専決処分承認の件、すなわち専決第10号平成17年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分につきましては、専決のとおり承認すべきものと決定いたしました。
 次に、継続審査中の陳情並びに今議会において当委員会に付託になりました請願、陳情につきまして審査の結果をご報告申し上げます。
 「安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善を求める意見書提出方について」の陳情につきましては、賛成多数により採択すべきものと決定いたしました。
 なお、この決定に伴い、当委員会所属議員による関係意見書に関する議案の提出を用意しておりますことを申し添えます。
 「教育基本法を変えないことを求める意見書提出方について」の陳情につきましては、賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
 「障害者自立支援法の施行にともなう諸問題を解決するための意見書提出方について」の請願、「精神障がい者福祉の基盤整備に関することについて」の陳情、「精神障がい者福祉の利用者負担の減免に関することについて」の陳情、以上につきましては、いずれも閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) 経済民生常任委員長、20番。
◎20番(斎藤朝興) 議長、20番。
○議長(佐藤真五) 20番。
     【20番(斎藤朝興)登壇】
◎20番(斎藤朝興) 去る13日の本会議におきまして、当経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
 当委員会は、14日、15日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
 議案第63号平成18年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第64号平成18年度福島市国民健康保険事業費特別会計補正予算、議案第65号平成18年度福島市老人保健医療事業費特別会計補正予算、議案第67号福島市手数料条例の一部を改正する条例制定の件、議案第68号福島市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定の件、議案第75号専決処分承認の件、すなわち専決第10号平成17年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、専決第11号平成17年度福島市老人保健医療事業費特別会計補正予算、専決第12号平成17年度福島市中央卸売市場事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。
 次に、今議会において当委員会に付託になりました請願につきまして審査の結果をご報告申し上げます。
 「JR不採用問題の早期解決を求める意見書提出方について」の請願につきましては、採決の結果、可否同数となり、委員長の決するところによって採択すべきものと決定いたしました。
 なお、この決定に伴い、当委員会所属議員による関係意見書に関する議案の提出を用意しておりますことを申し添えます。
 「米国産等牛肉の輸入に抗議し、BSEの万全な対策を求める意見書提出方について」の請願、「日本と同等の安全対策のない、アメリカ産牛肉の輸入再開に反対する意見書提出方について」の請願、以上につきましては、いずれも賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
 「医療制度改革法案の廃案を求める意見書提出方について」の請願、「品目横断的経営安定対策に関する意見書提出方について」の請願、以上につきましては、いずれも不採択すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) 建設水道常任委員長、28番。
◎28番(誉田真里子) 議長、28番。
○議長(佐藤真五) 28番。
     【28番(誉田真里子)登壇】
◎28番(誉田真里子) 去る13日の本会議におきまして、当建設水道常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の経過並びに結果につきましてご報告申し上げます。
 当委員会は、14日、15日の2日間にわたり開会、市当局の出席を求め、詳細なる説明を聴取し、慎重に審査いたしました。以下、ご報告申し上げます。
 議案第70号訴えの提起の件につきましては、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 議案第63号平成18年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第72号市道路線の認定及び廃止の件、議案第75号専決処分承認の件、すなわち専決第7号損害賠償の額の決定並びに和解の件、専決第10号平成17年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、専決第13号平成17年度福島市土地区画整理事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも原案または専決のとおり可決あるいは承認すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) 合併問題調査特別委員長、37番。
◎37番(丹治仁志) 議長、37番。
○議長(佐藤真五) 37番。
     【37番(丹治仁志)登壇】
◎37番(丹治仁志) 継続審査中の陳情につきまして、審査の結果をご報告申し上げます。
 「周辺自治体との合併促進について」の陳情、「福島市と伊達郡内の各町との合併に関することについて」の陳情、「近隣自治体との市町村合併促進に関することについて」の陳情、以上につきましては、いずれも閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご質疑がなければ、討論に移ります。
 討論の通告があります。20番斎藤朝興議員。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番。
○議長(佐藤真五) 20番。
     【20番(斎藤朝興)登壇】
◆20番(斎藤朝興) 私は、日本共産党市議団を代表して、6月議会に提案されました議案並びに請願・陳情について討論をいたします。
 最初に、議案第66号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件、議案第75号専決処分承認の件中専決第14号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件について、反対の立場で意見を述べます。
 地方税法改定により、所得税から個人住民税へ約3兆円の税源移譲が実施されます。提案された二つの議案は、いずれも法改定に伴い条例を整備するものですが、改正の中心は定率減税の廃止や固定資産税の負担調整措置の見直し、約3兆円の税源移譲による税率構造の見直しなどとなっております。
 反対の第1の理由は、定率減税の廃止の問題であります。現行の個人住民税所得割額の定率減税は、2006年度で半減され、2007年度で廃止をされます。これに伴って、増税額は12億円、福島の市民11万5,000人に影響を及ぼすと見込まれています。市民の暮らしの実態は厳しさを増しております。国会の審議では、増税対象者のうちおよそ9割をサラリーマンが占める、全廃による負担は、年収500万円の4人家族の場合、3万5,000円の増税になるということが明らかになりました。そもそも自民党の武部幹事長は、昨年の総選挙で、政府税調のサラリーマン増税ありきを自民党は許さないと述べていました。与党みずからの選挙公約に反するものであります。
 固定資産税の負担調整措置の見直しについては、1994年の評価替えで、大幅な負担増となることを避けるために、経過措置として徐々に評価額と課税標準額との格差を埋めていくという負担調整措置が行われてきました。このたび、それを簡素化し、均等化を促進する措置がとられました。全体としては評価替えにより減税となりますが、経過措置見直しの対象となるところでは毎年5%以上の連続した課税標準額の引き上げとなり、このことは都市計画税にも連動するもので、地代や家賃へも影響することが心配されるところであります。
 また、税源移譲による所得税と住民税の税率構造の見直しが行われ、個人市民税所得割の税率が一律6%へとフラット化されます。税負担を増加させない調整措置がとられましたが、保育料や国保税、介護保険料などが住民税に連動するため、自動的に値上げとなり、市民負担を一層増加させます。これらいずれも国の制度改定による条例の改正ですから、この間、住民税の納付書が届き始めてから、市に対し700件もの問い合わせがあるなどを見ても、市民に対する影響が非常に大きいことは明らかであります。
 よって、議案第66号、市税条例の一部改正には反対をし、議案第75号中専決第14号は承認しがたいことを申し述べます。
 次に、議案第70号訴えの提起の件について反対の立場で意見を述べます。
 この議案は、市営住宅の入居者に明け渡しを求めるものです。この間、市営住宅入居者への対応をめぐっては、適切とは思えない事例が相次ぎました。昨年、先達団地でひとり暮らしの入居者が死後数カ月を経て、近隣住民の警察への通報によって発見されるという事例がありましたが、この事例は、以前に市に通達があったにもかかわらず、確実な安否確認がなされなかったことが判明しました。
 また、ことしに入って、明け渡しの強制執行措置がとられたひとり暮らしの方が、畑の中の農家の物置小屋で死後約1カ月後に発見をされるという事件が明らかになりました。この事例は、アルコール依存症ではないかとの近隣住民の方の話もあります。強制立ち退きを求めるべき対象ではなく、むしろ適切な治療を必要とする社会的援護が求められる事例ではなかったでしょうか。
 今回訴えを起こす2件のうち1件は既に当該住宅で生活をしていない状況ですが、他の1件は9歳の子どもを含む4人世帯で、立ち退きを請求すれば生活の場を失うことになります。委員会の審査を通じても、この世帯が故意に家賃を払わない悪質滞納者と断定できる根拠の説明はなされませんでした。この世帯は平成17年2月に生活保護を申請したが、認定に至らなかったと本人が申し立てをしているようですが、不認定の理由も委員会の中では明らかにされていません。
 今日、弱肉強食の社会風潮が進む中で、安定した仕事を見つけることも極めて難しく、就職活動をやめてしまう人が少なくありません。同居している21歳の青年の状況も心配であります。そして何よりも、まだ9歳の義務教育就学中の幼い子どもから、生活の場である家を奪うようなことを行政が行っていいのかということについて、何も検討されていないことは重大な問題であります。行政は、児童福祉法、児童の権利条約に照らしても、健全育成に責任を負わなければならない立場です。児童の良好な生育環境の確保にこそ力を注ぐべきであり、間違っても生活の場から追い出すようなことはあってはならないことであります。さきに紹介した二つの事件から考えても、福祉の観点に立った血の通う住宅行政こそが求められていることを強く指摘し、この議案に反対をいたします。
 次に、今議会に提出された各請願・陳情について意見を述べます。
 請願第12号「医療制度改革法案の廃案を求める意見書提出方について」でありますが、本請願は、国会で審議が終了し、既に成立をしている案件に対するものですが、議会としては継続審査とし、請願者に取り下げを求めるという対処の仕方をするのがベストの選択ではなかったかと考えます。しかし、採決を求める声が多数となり、委員会では不採択となりました。法案は既に成立しているわけですが、地方議会はこの法律改定が引き起こす問題点を指摘し、この法律の具体化を国民の要求に見合ったものにさせるということを求めるべきであることを私たちは主張するものであります。
 今回の医療改革法は、保険証1枚で、だれでも、どんな病気でも安心して受けられるという公的医療制度の土台を根底から解体し、人の命も金次第にしてしまう重大な問題をはらんでいます。一つは、窓口負担が1割から2割へ引き上げられること、入院の際の食費、居住費が保険適用外となること、また75歳以上のすべての人を新しい高齢者医療制度に組み込み、平均で年6万円余の保険料を年金から天引きするというものです。療養病床の大幅な削減も計画されています。こうした高齢者や重症患者への情け容赦ない負担増と医療の切り捨ては許されるわけはありません。
 二つ目は、保険外診療と保険診療の併用を認める混合診療の本格的な導入です。このことは、必要な医療はすべて保険で行うという公的保険の原則を崩してしまい、お金のない人は新しい医療技術や新薬を利用した手厚い治療を受けられなくなり、治療の格差を生み出してしまいます。また、診療報酬の引き下げは、保険診療を貧弱にし、保険外診療の導入を促すものとなっており、営利優先、弱肉強食を医療の分野にまで持ち込み、国民皆保険、公的医療制度の土台を破壊するものであり、許せません。
 こうした医療制度の改定の背景には、医療給付費の伸びを経済指標に合わせて抑制するとする、政府と財界の意図があります。いずれも国や企業の負担を軽くし、国民にそのしわ寄せをする、あるいはアメリカ系保険会社の新たなもうけ口を拡大するというものであります。現在、アメリカでは、扶助を受ける貧困者と高齢者にしか公的医療制度はなく、民間保険を購入できない無保険者の数は4,800万人、国民の17%になるという報告もあります。競争ともうけを最優先するアメリカ型社会を目指すのではなく、だれもが安心して暮らせる福祉型社会をつくるべきであります。法案は可決されましたが、意見書を国へ上げる意義は大きいと考えます。
 よって、本請願は採択すべきであります。
 次に、請願第15号「国民投票制度を含む改憲手続き法案の撤回を求める意見書提出方について」、採択する立場で意見を述べます。
 今回提出された国民投票法案の問題は、一つには一括投票制の問題です。自民党の新憲法草案のように改正点が複数ある場合、国民の意思を忠実に反映させるためには、改正案の各条項について個別の是非を問うことができる投票制度であるべきであります。改正案全体を一体のものとして是非を問う一括投票制度は、国民の意思を反映させるものとならないことは明白であります。
 二つ目には、国民投票法案に対する国民のさまざまな運動に対して、余りにも規制が多いことが問題であります。特定公務員の運動の禁止、公務員、教育者の地位利用による運動の禁止や新聞または雑誌の虚偽報道の禁止、新聞または雑誌の不法利用の禁止、放送事業者の虚偽報道の禁止など、憲法について論じることを封じ込める規制が盛り込まれております。国民が広範に活発に議論を深め合い、改憲案の情報の送り手と受け手の自由が最大限に保障されなければならないはずなのに、逆に投票法案は自由な国民の運動を禁止するような規定となっており、極めて問題であります。
 三つ目には、有効投票の過半数として最低投票率の定めを設けていないことであります。憲法第96条では、国民投票は国民の過半数の賛成によって決められることになっています。これを有効投票数の過半数としたのでは、例えば投票率が40%、無効が10%あったとしたら、わずか有権者の15%の賛成で改正案が成立するというような事態も生まれます。憲法改正という国家の基本にかかわる問題である以上、でき得る限り多くの国民の意見が反映されることが望ましく、有効投票数の過半数という法案は極めて問題であります。岩国基地の艦載機移転の住民投票において、最低投票率を50%と決めていました。デンマークでは、賛成が投票数の過半数かつ全有権者の40%以上でなければならないというふうになっています。
 こうした重大な問題を含んだ国民投票法案を今回急いで提案した背景には、憲法改正を具体的な政治日程にのせることにあります。昨年末、自民党は新憲法草案を発表しました。現憲法9条2項の戦力の不保持、交戦権の否認を削除し、海外で戦争をする国へと変えようとするものであります。憲法9条を守るべきという国民世論が多数の中で、改憲のための国民投票法は必要ありません。したがって、法案の撤回を求める意見書提出を求める請願は採択すべきであります。
 次に、請願第17号及び第20号は採択すべきとの立場で意見を述べます。
 アメリカ産牛肉の危険部位混入問題は、日本だけではなく、香港や台湾でも発生しています。アメリカ政府のBSE対策は極めて不十分、ずさんなものであることが明らかであります。請願にもあるように、国民の食の安全を確保するためには、日本と同等の安全対策を求めることは当然であり、それが確実とならない間は輸入再開はすべきではありません。日米首脳会談の手土産として、訪米に合わせて再開を認めるなどとんでもありません。請願を採択し、輸入再開を許さない意思を伝えるべきであります。
 次に、請願第19号「品目横断的経営安定対策に関する意見書提出方について」の請願は採択すべきであります。
 政府は、食管制度を廃して以来、一貫して競争力の強い農業をと、さまざまな施策で規模拡大を農家に求めてきました。しかし、日本の地形、気候風土の中で規模拡大が唯一の政策でないことは、これまでの結果から見ても当然ではないでしょうか。家族経営による多品目生産という形態が本市の農業の特徴であり、それは日本の農業の姿でもあります。規模の大小を問わず、兼業でも立派な農業生産者として位置づけ、支援をしていくことが食糧自給率を高め、食の安全を図る上で何よりも重要であるにもかかわらず、政府はその逆の政策をこれまで押しつけてまいりました。
 今回の品目横断的経営安定対策も同様であります。4ヘクタール以上の農家に支援を集中する、麦、大豆、バレイショ、てん菜に限定して支援するというものですから、福島市内の農家はどの方も対象にはなりません。請願の趣旨にもあるように、意欲あるすべての農家を対象とすること、地域の実情を踏まえた多様な担い手を確保することは、基幹産業である農業を維持し、発展させるかなめであります。最低限、農家への周知徹底を図るために、平成19年度からの実施を一たん凍結することは当然の要求であり、この請願は採択すべきであります。
 陳情第7号「共謀罪法案の撤回・廃案を求める意見書提出方について」、採択すべきとの立場で意見を述べます。
 今国会で継続審議となった共謀罪法案は、第1に、対象となる組織の範囲が暴力団などに限定されず、2人以上の団体、サークルも組織とみなされ、道交法や消費税法違反など実に600以上もの罪が対象とされてしまうことであります。
 第2に、話し合いをしただけで共謀罪が成立するため、盗聴やスパイ工作、自白の強要など捜査権限が大幅に拡大されてしまう危険があります。
 第3に、話し合いや相談を犯罪の対象として捜査することは、言論、表現の自由、結社の自由を侵害するものであり、市民運動や労働運動に大きな影響を与えるものであり、憲法に抵触いたします。
 そもそも立法の根拠とした国連越境組織犯罪防止条約は、マフィアなど職業的犯罪集団を対象としたものであり、提案された法案はそれを大きく踏み越えて、市民的自由者も犯罪の対象とされかねない危険をはらんでいます。このような危険な法案の撤回、廃案は当然であり、陳情を採択し、意見書を提出すべきであります。
 最後に、陳情第9号「教育基本法を変えないことを求める意見書提出方について」は採択すべきであります。
 小泉内閣が国会に提出した教育基本法改定案は、教育にかかわる重大な内容を持つ法案です。現行の教育基本法は、教育の憲法と言われるほど重みのある法律で、前文には、われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本において教育の力にまつべきものであるとし、教育の目的を、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行うこととしています。
 ところが、改定案は、基本法に新たに第2条をつくり、教育の目標として国を愛する態度など徳目を列挙し、その目標達成を学校や教職員に義務づけようとしています。ここに挙げられている徳目は、一見当然のことのように見えますが、問題はそれを法律に書き込み、政府が強制することが許されるのかということにあります。教育とは、人間の内面的価値の形成に深くかかわる文化的営みであり、その内容を法律で規定したり、国が関与することは、憲法の第19条で保障する内心の自由を侵すことになります。過去の侵略戦争の反省に立って、国家権力が教育を支配することを戒めた現行法の根幹を大きく変えるものであります。
 また、政府案は、前文から憲法と教育基本法が一体のものであることを明記した言葉を削除し、平和を希求する人間の育成という理念を取り去っており、自民党が進めようとしている、日本国憲法を変えて海外で戦争する国をつくろうという憲法改正の動きと一体のものとして、大変危険な動きと言わなければなりません。
 委員会の審査の中で、政府案は現行法に欠けている点を加えるものとの意見がありましたが、今回提案された改定案の中に、現在の教育基本法以上の教育の目的を凌駕する理念があるとは思えません。教育基本法を変えるべきではありません。
 よって、本陳情は採択すべきであります。
 以上、討論を終わります。
○議長(佐藤真五) 以上で討論は終結いたしました。
 これより採決を行います。
 お諮りいたします。議案第75号専決処分承認の件中専決第14号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち専決のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第75号中専決第14号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち専決のとおり承認することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。議案第75号専決処分承認の件中専決第7号ないし第13号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも専決のとおり承認することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議案第75号専決処分承認の件中専決第7号ないし第13号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも専決のとおり承認することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。議案第66号福島市税条例の一部を改正する条例制定の件、議案第70号訴えの提起の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第66号、第70号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち原案のとおり可決することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。議案第63号ないし第65号、第67号ないし第69号、第71号ないし第74号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議案第63号ないし第65号、第67号ないし第69号、第71号ないし第74号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも原案のとおり可決することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。議案第51号競艇場外舟券売り場設置に反対する決議提出の件につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第51号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。「賭博施設ボートピアの福島駅前誘致に関することについて」の陳情についての採決は記名投票で行います。
 議場の閉鎖を命じます。
     【議場閉鎖】
○議長(佐藤真五) ただいまの出席議員は36名であります。
 投票用紙を配付させます。
     【投票用紙配付】
○議長(佐藤真五) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱の点検をさせます。
     【投票箱点検】
○議長(佐藤真五) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げますが、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち本陳情を採択することに賛成の方は白票を、反対の方は青票を投票願います。
 1番議員より順次投票願います。
     【投  票】
○議長(佐藤真五) 投票漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
     【議場開鎖】
○議長(佐藤真五) これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に7番高柳勇議員、28番誉田真里子議員を指名いたします。
 立会人の開票立ち会いを求めます。
     【開  票】
○議長(佐藤真五) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数36票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
 投票中、賛成31票、反対5票。
 以上のとおり賛成が多数であります。よって、本陳情は採択されました。
○議長(佐藤真五) 続いて、お諮りいたします。
 「医療制度改革法案の廃案を求める意見書提出方について」の請願につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本請願を採択することについて採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、本請願は不採択となりました。
 続いて、お諮りいたします。「国民投票制度を含む改憲手続き法案の撤回を求める意見書提出方について」の請願につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本請願を採択することについて採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、本請願は不採択となりました。
 続いて、お諮りいたします。「品目横断的経営安定対策に関する意見書提出方について」の請願につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本請願を採択することについて採決いたします。
 本請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、本請願は不採択となりました。
 先ほどお手元に残りました投票用紙を回収いたします。
     【投票用紙回収】
○議長(佐藤真五) 続いて、お諮りいたします。「JR不採用問題の早期解決を求める意見書提出方について」の請願についての採決は記名投票で行います。
 議場の閉鎖を命じます。
     【議場閉鎖】
○議長(佐藤真五) ただいまの出席議員は36名であります。
 投票用紙を配付させます。
     【投票用紙配付】
○議長(佐藤真五) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱の点検をさせます。
     【投票箱点検】
○議長(佐藤真五) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げますが、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち本請願を採択することに賛成の方は白票を、反対の方は青票を投票願います。
 1番議員より順次投票願います。
     【投  票】
○議長(佐藤真五) 投票漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
     【議場開鎖】
○議長(佐藤真五) これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に8番須貝昌弘議員、29番木村六朗議員を指名いたします。
 立会人の開票立ち会いを求めます。
     【開  票】
○議長(佐藤真五) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数36票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
 投票中、賛成20票、反対16票。
 以上のとおり賛成が多数であります。よって、本請願は採択されました。
 お手元に残りました投票用紙を回収いたします。
     【投票用紙回収】
○議長(佐藤真五) 続いて、お諮りいたします。
 「共謀罪法案の撤回・廃案を求める意見書提出方について」の陳情につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについて採決いたします。
 本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。
 続いて、お諮りいたします。「教育基本法を変えないことを求める意見書提出方について」の陳情につきましては、委員長報告は不採択でありますので、本陳情を採択することについて採決いたします。
 本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、本陳情は不採択となりました。
 続いて、お諮りいたします。「安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善を求める意見書提出方について」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、本陳情は採択されました。
 続いて、お諮りいたします。「米国産等牛肉の輸入に抗議し、BSEの万全な対策を求める意見書提出方について」の請願、「日本と同等の安全対策のない、アメリカ産牛肉の輸入再開に反対する意見書提出方について」の請願につきましては、いずれも委員長報告は不採択でありますので、当該請願を採択することについて採決いたします。
 当該請願を採択することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立少数。よって、当該請願はいずれも不採択となりました。
 続いて、お諮りいたします。請願第13号「出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書提出方について」の請願、請願第16号「出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも採択することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、当該請願はいずれも採択されました。
 続いて、お諮りいたします。「政府に、良い自然環境を後世に残すためにも、市街化区域内農業のできる税制の確立を求める意見書提出方について」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、本請願は閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。「競艇場外舟券売り場設置に関することについて」の請願につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、本請願は閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。「福島市駅前における競艇の場外舟券売り場(ボートピア)設置に関することについて」の2件の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、当該陳情はいずれも閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。「福島駅前ミニボートピア(場外舟券売り場)設置計画に関することについて」の2件の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、当該陳情はいずれも閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 続いて、お諮りいたします。「障害者自立支援法の施行にともなう諸問題を解決するための意見書提出方について」の請願、「周辺自治体との合併促進について」の陳情、「福島市と伊達郡内の各町との合併に関することについて」の陳情、「近隣自治体との市町村合併促進に関することについて」の陳情、「精神障がい者福祉の基盤整備に関することについて」の陳情、「精神障がい者福祉の利用者負担の減免に関することについて」の陳情につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわちいずれも閉会中においてもなお継続して審査することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、当該請願・陳情はいずれも閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 ただいま市長から追加議案の提出がありました。
 議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 日程に従い、議案第78号、第79号を一括して議題といたします。
 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。
○議長(佐藤真五) 市長。
     【市長(瀬戸孝則)登壇】
◎市長(瀬戸孝則) 追加議案について申し上げます。
 議案第78号財産区管理委員選任の件は、土湯温泉町財産区管理委員のうち渡邉敏夫委員が6月24日任期満了となりますので、後任委員として渡邉敏夫氏を適任と認め、選任を行うものでございます。
 議案第79号人権擁護委員候補者推薦の件は、川上一男委員及び尾形洋子委員が9月30日任期満了となりますので、後任委員候補者として川上一男氏及び尾形洋子氏を適任と認め、法務大臣に対し推薦を行うものであります。
 よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(佐藤真五) 議案第78号、第79号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議案第78号、第79号につきましては、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略し、直ちに採決することに決しました。
 これより採決を行います。
 お諮りいたします。議案第78号財産区管理委員選任の件、議案第79号人権擁護委員候補者推薦の件につきましては、いずれも原案のとおり同意することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議案第78号、第79号につきましては、いずれも原案のとおり同意されました。
 ただいま議員から追加議案の提出がありました。
 議案はさきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
 日程に従い、議案第80号ないし第83号を一括して議題といたします。
 この際、お諮りいたします。議案第80号ないし第83号につきましては議員提出でありますので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略したいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、説明、質疑、委員会付託、討論をそれぞれ省略することに決しました。
 これより採決を行います。
 お諮りいたします。議案第82号安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善を求める意見書につきまして、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第82号につきましては原案のとおり可決されました。
 続いて、お諮りいたします。議案第83号JR不採用問題の早期解決を求める意見書についての採決は記名投票で行います。
 議場の閉鎖を命じます。
     【議場閉鎖】
○議長(佐藤真五) ただいまの出席議員は36名であります。
 投票用紙を配付させます。
     【投票用紙配付】
○議長(佐藤真五) 投票用紙の配付漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱の点検をさせます。
     【投票箱点検】
○議長(佐藤真五) 異状なしと認めます。
 念のため申し上げますが、本議案を可決することに賛成の方は白票を、反対の方は青票を投票願います。
 1番議員より順次投票願います。
     【投  票】
○議長(佐藤真五) 投票漏れはございませんか。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) 投票漏れなしと認めます。
 投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
     【議場開鎖】
○議長(佐藤真五) これより開票を行います。
 会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に10番石原洋三郎議員、26番小島衛議員を指名いたします。
 立会人の開票立ち会いを求めます。
     【開  票】
○議長(佐藤真五) 投票の結果を報告いたします。
 投票総数36票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。
 投票中、賛成19票、反対17票。
 以上のとおり賛成が多数であります。よって、本議案は可決されました。
 お手元に残りました投票用紙を回収いたします。
     【投票用紙回収】
◆34番(斎藤清) 議長、34番、議事進行。
○議長(佐藤真五) 34番。
◆34番(斎藤清) 記名投票というのは、今まで秘密を守るためにやってきたものであって、ここですぐ反対、賛成がわかるやり方というのは、これは記名投票にはないと思う。今までもやって、全部ここに残っているやつ、全部これ賛成者か反対者かすぐわかる。これは昔から、記名投票というのは1枚の紙に賛成、反対を書くのならわかるけれども、これでは全部ばれてしまってどうにもならない。こんな記名投票というのはいつから始まったか知らぬけれども、これはおかしいのではないか。やり直せよ、もう一回。
○議長(佐藤真五) 34番議員に申し上げます。
 議会運営委員会で記名投票と決して本会議で行っているわけであります。おわかりですね。
 続いて、お諮りいたします。議案第80号基地対策予算の増額等を求める意見書、議案第81号出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書につきましては、いずれも原案のとおり可決することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、議案第80号、第81号につきましては、いずれも原案のとおり可決されました。
 続いて、日程に従い、議員派遣の件を議題といたします。
 この件につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり議員を派遣するものであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元に配付の印刷物のとおり議員を派遣することにご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、お手元に配付の印刷物のとおり議員を派遣することに決しました。
 市長から議長あて、各種委員の推薦方の依頼がありました。
 日程に従い、これが推薦を行います。
 そういたしまして、これが推薦の方法は議長指名で行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。
     【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご異議ございませんので、推薦の方法は議長指名と決しました。
 直ちに指名いたします。各種委員につきましては、お手元に配付の印刷物のとおり指名いたします。
 暫時休憩いたします。
              午後0時05分    休  憩
─────────────────────────────────────────────
              午後1時00分    再  開
○議長(佐藤真五) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程に従い、議案第76号、第77号に対する質疑を行います。
 質疑の通告があります。質疑通告者は、21番粕谷悦功議員、15番中野哲郎議員、27番佐久間行夫議員、19番菅野芳樹議員、20番斎藤朝興議員、29番木村六朗議員、以上6名の議員であります。
 順序に従いまして発言を許します。21番粕谷悦功議員。
◆21番(粕谷悦功) 議長、21番。
○議長(佐藤真五) 21番。
     【21番(粕谷悦功)登壇】
◆21番(粕谷悦功) 追加議案第76号、第77号について何点か質問いたします。
 この6月議会で提出されました中央卸売市場のアスベスト除去に関する追加予算案は、昨年12月議会において可決いたしました当初予算の6倍にもなる修正予算となり、余りにも大きな変更ということで、その変更の原因と経過について大きく三つの観点から質問をいたしたいと思います。
 一つ目は、当初予算化された内容の検証について、二つ目は、当初の6倍にもなった追加予算の主な原因や問題について、三つ目は、当初予算に対して6倍にもなった問題に対する今後の対応についてということで質問を申したいというふうに思います。
 限られた時間でありますので、質問項目が多くございますので、まず初めに、当初予算化されました5,200万円の内容についてお伺いいたします。
 昨年12月議会で、中央卸売市場卸売場改修工事費5,200万円の予算が計上され、可決されました。5,200万円を計上した根拠の詳細なる理由と、それが正しかったと裏づけることができる内容をお示しいただきたいというふうに思います。
 また、本市は、工事を実施するにあたり、どのような事前調査を、価格や工期を含めて実施し、取り組まれたのかお示しいただきたいというふうに思います。
 入札予定価格の中のアスベスト除去費用をどのように判断し、何を基準とした除去価格であったのか、資料とデータをお示しください。
 入札には、工事内容詳細、図面や工事詳細図が必要ではないかと考えられます。その詳細図面等の基礎データは何を基準として作成され、入札参加者にそのデータが提示され、入札が実施されたのか、ご見解をお示しください。
 この入札手続きまでの過程と結果に問題があり、追加議案が発生したと考えるべきでありますが、当局の見解はどうなのでしょうか、お示しいただきたいと思います。
 5,200万円の予算計上をした改修工事の詳細とアスベスト除去部の費用、そのときの工事方法についてお示しください。
 同時に、落札者以外の入札参加者の費用についてもお示しいただきたいと思います。
 アスベスト除去工事は特殊な工事のため、専門メーカーでなければ工事ができません。当然のことながら、工事に対しまして専門メーカーが確認され、工事日程、工法、費用が算出されたものと考えますが、見解をお示しください。
 次に、当初の6倍にもなる3億2,600万円余の追加予算についてお伺いします。
 5,200万円が3億2,600万円余と想像できない除去費用になったことについて最大の理由、それと当初の予算5,200万円で入札した工事業者に工事を依頼することはできないのかどうか、できないとすればできない理由と、なぜそのような理由を発生させてしまったのかお示しいただきたいというふうに思います。
 追加議案は、当初予算5,200万円の6倍強であります。当初の予算が余りにも安易な予算であるのと同時に、今回の3億2,600万円余の予算も、本当にその予算が正しいのか、疑問を抱かざるを得ません。今回の予算で間違いないということを納得させることの基礎資料や、5,200万円との違いについての明確な内容説明をお聞かせいただきたいというふうに思います。
 また、今回の追加補正の中の除去関連費用2億2,000万円強の積算根拠と、基礎図面とのこの整合性についてお示しいただきたいというふうに思います。
 本市が入札予定価格を決定する場合の基礎資料は、どのような調査や見積もり、データにより決定されるのかお示しください。
 また、今回のような特殊な工事の場合の調査はどのようにされたのかお示しください。通常の場合と特殊性の高い場合との調査に対する対応の違いについてお示しください。
 今回は、その特殊な対応に従い調査されたものと考えますが、その認識と、それに基づく取り組みであったのかどうかについて見解をお示しください。
 図面がなかったと説明がありました。当時建設したメーカーへの調査と図面提供の要求は実施したのでしょうか。なかったとしても、現況確認にて図面を提出させるべきと考えますが、その対応はどうだったのでしょうか、ご見解をお示しいただきたいというふうに思います。
 また、図面がない場合、基本的にどのような対応を図るのかお示しください。今回図面がなかったときの対応として、正しくその取り組みが実施されたのかお示しいただきたいと思います。
 次に、アスベストの種類はいろいろあると聞き及んでおります。非常に危険なアスベストもあるでしょうし、比較的危険度が薄いアスベストもあるようであります。今回のアスベストはどのような種類のアスベストなのでしょうか、発がん性の危険度も含めて調査内容をお示しください。
 次に、今後の取り組みと対応についてお伺いいたします。
 アスベストの問題は、発がん性が国際的に問題になっても、日本はその使用規制を的確にしませんでした。そのため、相当古い建築物に使用されておりながら放置され、除去処理も最近になりやっと開始した状況にあります。当然のことながら、当時の図面や設計資料が不明ということも考えられます。図面や資料が不明の場合の工事見積もり実施のルール化や、費用をかけた調査が必要な場合の予算化をしっかりすべきと考えますが、見解をお示しください。
 今回のアスベスト問題も、あらかわクリーンセンターにおける産廃処理費用や土湯温泉つり橋の追加工事発注の問題など、最近の一連の問題は何かが共通して発生した問題ではないかと考えざるを得ません。一連の問題に対しどのように考えておられるのか、ご見解をお示しください。
 また、これらの問題は、調査の不備や安易な対応、あるいは調査の日程問題や調査予算、限られた工期など多岐にわたる問題であると考えます。これらの問題の発生をなくす今後の具体的な取り組みと対応策についてお示しいただきたいと思います。
 実務を直接担当しておる職員の皆さんには問題があるとは思えません。一生懸命取り組んでおられます。ここはこうなっているはずだ、これはこうでなければならないという既成概念が問題化したこと、想定で判断したことが大きな問題につながったと考えられます。図面が見当たらない場合など、当然ですが、現物確認あるいは現場確認、この仕事の進め方や上司の対応についてお示しいただきたいと思います。
 最後に、市場のアスベスト使用は30年以上に及んでおります。幸い囲い込まれており、問題なく経過しております。これまでの経過から、今回の除去工事について、少しでも負担軽減のため、詳細にコスト検討、工事方法の検討あるいは除去方法の調査を実施してから工事をしてもよろしいのではないでしょうか。十分調査を実施してからの対応でも問題があるとは思えませんが、ご見解をお伺いいたしまして、私の質問を終わります。
◎財務部長(渡辺隆一) 議長、財務部長。
○議長(佐藤真五) 財務部長。
     【財務部長(渡辺隆一)登壇】
◎財務部長(渡辺隆一) お答えいたします。
 まず初めに、入札参加者にデータが提示されたのかについてのご質問でございますが、入札参加者に対する設計図書の提示につきましては、単価や金額を抜いた積算書及び設計図面をお示ししております。このたびの入札につきましては、平成18年2月28日から3月7日までの間、財務部管理課の閲覧所において設計図書を閲覧に供し、その後、質問の受け付け及び回答の期間を設け、平成18年3月16日に入札を執行したものであります。
 なお、応札した全12社全員が閲覧しており、特に質問等はございませんでした。
 次に、落札者以外の応札金額についてでございますが、入札の結果につきましては、入札執行日の翌日から約4週間、市ホームページ上で公表及び財務部管理課で閲覧できますが、今回応札した12社の入札金額につきましては、税抜きで落札者は4,800万円、その他の会社につきましては最低で4,830万円から最高で4,900万円となっているものでございます。
 次に、同じ工事業者に工事を依頼できないかについてのご質問でございますが、現工事請負業者に引き続き工事を請け負わせることにつきましては、現設計図書による工事の継続が困難であること及び新たな工事内容では工事請負金額が大幅に増加することから、さらには福島市工事請負契約約款第18条に定めます条件変更等、及び同第19条に定めます設計図書の変更の規定により、新たに変更される工事の請負代金額が相当程度増加する場合は別途の契約とすることが適切であるとされているため、また見直しに伴う契約は議会の議決に付すべき工事案件ともなる見通しでありますことから、これらのことから新たな別途発注の事務手続きを行うものでございます。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 当初の事業費5,200万円の積算根拠等についてでありますけれども、当初の事業費は、平成17年の現地調査及びサンプル採取調査により、大気汚染防止法、労働安全衛生法、石綿障害予防規則、廃棄物処理法などの関係法令に基づき、除去専門業者の参考意見を踏まえ、施工箇所を密閉し、作業区域を隔離して、アスベストの飛散防止と作業員の安全を確保しながら施工する工法により算出したものであり、加えて、そのため必要な負圧、除じん装置やクリーンルーム、特殊保護衣、防じんマスク、真空掃除機等を使用することとして、建築工事積算基準等により積算したものであります。
 次に、当初の事業費5,200万円におけるアスベスト除去費用についてでありますが、アスベスト除去費用につきましては、除去専門業者の参考意見を踏まえながら、建築工事積算基準に基づいて積算したものであります。
 次に、当初工事の入札における図面等の作成についてでありますが、当該現場は卸売場の上部にあり、アスベストの吹きつけ状況から足場の確保ができない中で、現場を詳細に検証することが困難であったため、目視及び計測調査を可能な限り実施し、図面を作成して現場説明を行ったものであります。
 次に、5,200万円の当初工事についてでありますが、工事の詳細につきましては、卸売場上部にあるアスベストを除去するため、施工箇所を密閉し、作業区域を隔離して、飛散防止と作業員の安全を確保しながら、負圧、除じん装置やクリーンルーム、特殊保護衣、防じんマスク、真空掃除機等を使用する工事であります。また、そのうちアスベストの除去そのものに係る費用につきましては、アスベストの除去とその処分で1,942万5,000円であります。
 次に、アスベスト除去費用算出における専門メーカーのかかわりについてでありますが、アスベスト除去工事は、周辺環境、工事作業員の安全衛生面にも配慮しなければならない工事のため、設計にあたりましては、除去専門業者の参考意見を踏まえながら費用を算出いたしております。
 次に、工事費の増加理由でございますが、今回のアスベスト除去作業につきましては、関係法令に基づき、当該現場の真下にある卸会社2階事務所部分をすべて仮設事務所に移転するとともに、卸売場側とアスベスト除去箇所を遮断し、卸売場側への飛散を防止するなど、安全性の確保に万全の対策を講じた上で実施してまいります。これに伴い、新たに除去後の事務所天井改修による建築工事、電気設備工事が必要になり、費用が大幅に増加したものであります。
 次に、十分な調査後での工事実施についてでありますが、アスベストの除去工事は、市場関係者のご理解、ご協力のもと現在施工中であり、また市場は安全、安心な生鮮食料品を市民に提供する施設でありますので、早期に市民の信頼を回復することが重要と考えております。そうした中、今回の変更工事は、工事着工から竣工までおおむね10カ月の期間を要するものと考えておりますので、できるだけ速やかに工事を進める必要があります。また、国庫補助事業として採択を受ける上でも、早期の予算計上により、市としての積極的な姿勢を示すことが重要であると考え、追加議案として提出させていただいたものであります。
 なお、状況確認後、本議会冒頭での議会提出に向け鋭意努力してまいりましたが、内部協議等に時間を要したため追加提案になったものであります。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
     【建設部長(氏家主計)登壇】
◎建設部長(氏家主計) お答えいたします。
 まず、工事の実施にあたり、どのような事前調査を実施し取り組んだかについてでありますが、現地調査により、今までの工事実績価格及び専門業者見積もり等により予算計上しております。工期につきましては、標準工期と工事箇所の実情に合わせて算定しております。
 次に、予算の信頼性についてでありますが、今回の予算作成にあたりましては、現工事の足場を利用し、詳細な調査をしております。また、アスベスト撤去専門業者とも綿密な打ち合わせを行い、積算しております。
 当初工事と今回工事の予算の相違でありますが、当初につきましては、卸売場面だけの除去工事として、アスベストの飛散防止をするための隔離を内容として施工することにしておりましたが、今回、アスベスト壁がリブラス構造、いわゆる金網構造で両面からの吹きつけであることが判明し、アスベストの面積が増加するとともに、事務室全体を隔離する必要が生じたこととあわせ、既存天井、照明設備の撤去と復旧工事が必要になり、事業費が増加したものであります。
 次に、見積もりを実施する場合の基礎資料についてでありますが、見積もりにあたり、通常の場合も特殊な場合についても、現地調査により、福島県土木部策定の建築関係工事積算基準及び刊行物、専門業者の見積もりにより積算しております。また、今回の見積もりにつきましては、現在の足場を利用し、間近にアスベストの吹きつけ状態等の確認が可能となり、除去専門業者の見積もりを徴しながら適正に作成したものであります。
 次に、図面についてでありますが、今回は建設当時の図面がありましたが、今後図面が市にない場合については、建設業者等に保管してあれば、その利用を図りながら設計を進めてまいります。
 次に、図面がない場合の対応方法についてでありますが、一般的には現地の測量採寸等を行い、図面化しております。今回の図面化にあたりましては、足場の確保ができず、採光が十分でないなど悪条件下での現地調査でありましたが、いずれにしても慎重な調査が必要であったと反省しているところでございます。
 次に、アスベストの種類についてでありますが、昨年8月の分析結果によりますと、茶石綿を含んでいると判明しております。茶石綿は、白石綿に比べ、同じ暴露量であっても健康被害が高く発生することで知られております。調査内容につきましては、サンプリングと分析業務を専門測定機関へ委託し、吹きつけ石綿の種類と含有率の測定を行ったところでございます。
 次に、工事見積もりを実施する場合のルール化や、そのために発生する費用の予算化についてでありますが、既存建築物の吹きつけアスベストについては、国土交通省監修の粉じん飛散防止処理技術指針に基づいた工法の見積もりを徴しております。また、調査により発生する費用につきましては、必要額の予算化を図ってまいります。
 次に、今後の具体的取り組みについてでありますが、当初のアスベスト除去工事の見積もりについては、足場の確保ができない中で遠方からの目視による判断など、慎重さを欠いた事前調査であったと考えております。今後、既存施設の有効活用が重要視されてくると思われますが、施設の規模、用途等に応じ、庁内各部署の連携を強化することにより、より多くの人の意見を集め、確実性を高め、また構造上隠れて見えない部分などがある場合には、特に現場調査に時間をかけるなどの手段を講じて再発防止に努めてまいりたいと考えております。また、正確な設計図書を作成するには十分な調査期間と余裕ある設計期間が必要となりますので、発注主管課と設計受注課の間で工事工程などのスケジュールについての綿密な打ち合わせを行ってまいります。
 次に、現場確認の進め方と上司の対応についてでありますが、設計図書が見当たらない場合、ご指摘のとおり現場調査が重要となりますが、地下部分や構造上隠れて見えない部分などについては、特に十分時間をかけた慎重な調査が必要になるものと考えております。また、上司としてのチェック機能の発揮はもちろんのこと、内部のみで判断することが難しい特殊なものについては、調査費を予算化し、専門業者に委託するなどの方法も検討してまいります。
◆21番(粕谷悦功) 議長、21番、再質疑。
○議長(佐藤真五) 21番。
◆21番(粕谷悦功) ただいま答弁の中からですけれども、5,200万円の当初の予算を計上したときのアスベストの除去費用は1,942万5,000円ということの答弁をいただきました。これはどういう基準で、例えばああいう除去する工事費用というのは、例えば平米単価幾らなのだとか、あるいはそこに作業者として何名、何日間、延べ人員が何名なのだと、こういうことの内容が積算根拠の中には含まれるというふうに思います。この辺の内容はどうだったのか。
 それと、3億2,000万円余の予算計上、その中におけるアスベスト除去費用は2億2,000万円余ということになっております。この積算基準というのも、5,200万円のときの1,942万5,000円という基準に基づいた、そういう積算基準であったのか、この内容についてお伺いいたします。
 それと、先ほど農政部長の方から、アスベスト除去、飛散を防ぐということ、クリーンルームというお話がございました。クリーンルームというのは、どういう基準のクリーンルームを使ってその調査をしたのか、クリーンルームというのもたくさんございます。半導体をつくる場合のクリーンルーム、どの程度のクリーンルームを考えて、そしてどういうクリーンルームを、調査するにあたってつくったのかどうかわかりませんけれども、袋をかぶったのかどうかわかりませんけれども、これはどういう状況でされたのか。工事をするにあたってクリーン化して、そして取り組むということは、それは必要だと思いますし、あるいはその工事をする内部は、外の圧力よりも飛散しないための低圧化を図って、外に飛ばないような、そういう取り組みというものは必要ではないかと思いますけれども、クリーンルームなんていうのを、調査のときにどういうクリーンルームを使ったのか。あるいは、そこの調査するところ、どんなクリーンルームをつくってやったのか。そのクリーンルームをつくって調査をするということであれば、もっと詳細に、5,200万円の予算化をするときに、1,942万5,000円なんという値段で本当にできるような状況なのか。アスベストの除去工事からすると、これは相当なローコストの内容であって、この真実性というものは私は余り信用できない状況ではないかというふうに思うのですけれども、この辺の状況はどういうことだったのかお聞かせいただきたいというふうに思います。
 それと、図面があったという話というのは、5,200万円の予算を計上したときにあったのか、あるいは追加予算をつくったときにあったのか、あるいはそれらのすべてが終わったときに、先週の木曜か金曜に出てきたのか、ここのところはどういうことだったのでしょうか。例えば図面があった場合には、5,200万円の予算を計上したときの、その図面に基づいてアスベストが付着している、このところは、追加予算をしたときの、その図面と異なるわけはないと私は思います。同じ図面で、例えばその片側しか見なかったから、裏側にもついていたということだったらわかりますけれども、同じ図面でやってなぜ1,900万円が2億円の、10倍以上のそういう予算になったのか、これも非常に私は疑問を抱くところでございます。
 それと、当初からアスベストの除去をするにあたって、例えば5,200万円の予算を計上したときでも、方法論はどういう方法で考えたのかわかりませんけれども、これはおそらく下で事務処理をしておる事務所の皆さん、こういう皆さんにアスベストが飛散しないための万全な対応をとるということからしますと、やはり事務所の移転というものは当然だったろうし、あるいはコンピュータも、移転することによってコンピュータの接続が不可能になれば、コンピュータの移設ということも当然考えられるべきことだというふうに思います。それが追加予算のときには何か出てきたのだという、そこの考え方についてももっと詳しく説明をお聞きしたいというふうに思います。
 以上、内容について再度ご答弁をお願いしたいというふうに思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再質疑にお答えをいたします。
 まず、5,200万円のあるいは2億2,000万円のアスベスト工事の中身の部分でございますけれども、当初、先ほどご答弁申し上げました、アスベストの直接除去あるいはそれを産廃として処分する金額のご質問でございましたので、当初5,000万円時の直接アスベストに係る部分の費用については1,942万5,000円というふうにご答弁を申し上げました。当然、それらの作業の中には、アスベストを除去するための仮設の足場の問題とか、それから安全施設、俗に言うクリーンルームでございますが、あれは特定の粉じんの測定、測定しながら除去しなくてはなりませんので、そういった経費もろもろを掛けると、5,200万円のうち、もっと、ほとんど5,000万円近くの金額がアスベスト関連工事としてはほとんどかかるわけですが、先ほどの答弁の中では、1,942万5,000円というのは、はがしてそれを産廃として処分する金額だけをご答弁申し上げました。
 それから、クリーンルームのご質問でございますが、当初5,200万円、実際は契約は5,040万円でございましたけれども、そこの中身の部分では、当初、いわゆる安全施設、クリーンルームでありますが、1,300万円ほど予定をしてございました。これは、アスベストを取り除く作業員が、まず養生した部屋に入る一つ手前の段階で、そういう作業着に着がえなければなりません。そこで着がえた状態の中で養生室に入りますので、その施設としてクリーンルームでありまして、今回はそのクリーンルームの手をかけないで終わる予定でございますけれども、5,200万円の段階では約1,300万円のクリーンルームの設置を考えておりました。ただ、2億2,000万円の今回の新たに補正をしている工事の中には、当然それらも含めて工事費の中に入ってございます。改めてもう一回予算をお願いするような形、その全体工事費の3億2,600万円の中には、当然具体的にアスベストにさわりますので、その中にはクリーンルーム、安全施設が入ってくるという内容でございます。
 それから、図面があった時期のご質問でございますけれども、図面につきましては、昭和46年、昭和47年に建てた市場の図面、これは私の解釈のといいますか、誤解でありまして、当初から設計図面があったということでございます。しかしながら、それをもとにして、いわゆる5,200万円の設計をつくる段階で、もともとあった図面と、それから5,200万円の予算要求、あるいは設計をつくる段階での図面に差異といいますか、そのものの図面ではなくて修正図面を使って5,200万円の設計図書、そういったものをつくったということでありまして、そもそもの市場の図面は当初からあったということでございます。ですから、当初の設計のときの図面と5,200万円のときのアスベストの付着している状況にはちょっと差があったという内容でございます。
 それから、事務所の移転のご質問でございますが、前回の5,200万円の工事のときには、当然今回の5,200万円は卸売場側、いわゆる真ん中から右側といいますか、北側の部分の壁と思われた部分、それから床の部分の5,200万円でございました。したがって、そこを区切ることによって下の卸売場には影響しないと、その中で養生してアスベストを除去すれば工事が可能だったという判断でございました。しかしながら、今回大きな額になったのは、先ほども答弁申し上げたように、その壁自体が、壁の役割ではなくて、アスベストが両側から吹きつけられているという状況の中で、左側、いわゆる卸事務所の天井、これは簡易天井でございましたので、そこも含めた大きな区域の中でアスベストの工事をやらなくてはならないということになったものですから、今回大きな工事になったという内容でございます。
 以上でございます。
◆21番(粕谷悦功) 議長、21番、再々質疑。
○議長(佐藤真五) 21番。
◆21番(粕谷悦功) 再々質疑というか、アスベスト費用が1,942万5,000円だったですね。これはどういう積算基準で、これは何平米で、例えば平米単価は幾らという計算なのか。それを基準に、そのアスベスト除去するところが両面になった場合に、その面積がどうなって、例えば関連費用を含めて2億2,000万円になったのか、2億2,000万円の除去費は幾らかかっているのですかということも聞いているのですけれども、この内容の答弁はないのです。そこの相関関係というのは、ちゃんとしっかりしているのかと、平米単価が幾らということが基準でもって1,942万5,000円ということが出た、そしてその面積が今度ふえたか、あるいは人が多くかかるのか、そういうことで今度2億2,000万円、関連予算ですけれども、クリーンルームも入っているということを言っているけれども、そこのところはどういう基準でもって計算されておるのか、そのことをもう一度明確に答弁していただきたいというふうに思います。
 それと、図面があったということは、図面をもとに、例えば5,200万円の予算というのも、図面をもとに積算した内容なのか、あるいは追加予算も図面をもとに積算した内容なのか、そこはどうなのか。図面がもとだったら、こんな大きな狂いはないと思うのです。現場確認したと言うけれども、現場確認も、同僚議員が行ってみたら、すぐにわかるという状況のやつをどういう確認をして現場確認をしたのか、この辺の内容が非常にあいまいなために、ここに大きな問題が私は出ているのではないかというふうに思っているのです。ですから、そこのところ、平米単価幾らだったのですか。その面積が幾らになったから、3億2,000万円の予算を組んだ、2億2,000万円で関連予算を含めてだけれども、関連予算の中身も全部言ってくださいよ、これ。何の費用が何ぼ、何平米あったから何ぼだと。1,942万円という費用も、何平米で、平米単価幾らだから、あるいは人員はどれだけかかって、何日間だから幾らなのだ、このことの内容を明確にしてもらいたいです。
 それと、図面のあった、ないというのは、あったからどうだ、あったものに対して5,200万円ということの根拠ある見積もりを実施したのか、あったから3億2,000万円の、2億2,000万円余となった予算になったのか、同じ図面を使ってそんな差が出るような内容の見積もりというのは、私はこれはおかしいと思うのです。そこに何らかの問題が発生しているのではないかと。このところを明確にしていただきたいと思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再々質疑にお答えをいたします。
 面積の部分でございますが、当然設計をつくる段階については面積等の積算がございます。今回の5,200万円の設計書をつくる段階におきましては、いわゆるその片側、今施工している部分につきましては1,910平米というふうに積算をしてございます。
 それから、図面をもとにどういうふうに算定を、もとから図面があったのだとすれば、どこをとってどういうふうにして今回の3億円になったのだというふうな質問ですけれども、この件につきましては、確かにもとの図面については、今回3億円、それから5,200万円の今やっている工事、両方とも、残念ながら、大変申しわけないですけれども、当時の図面と5,200万円でやろうとした内容についての相違がございます。本来であれば、その設計図、本来の設計図をきちんと確認をしていれば、構造上それは壁構造でなくて、設計上は先ほど建設部長が答弁したようにラス構造、金網構造だったということで、それを当然壁構造というふうに判断をしてしまった、その図面をきちんと理解しないで。そういうために、今やっている部分については、壁構造なので、卸売の事務所の上部については影響ないものということで判断をしたと。しかしながら、その後、工事施工にあたって調査したところ、当初の図面どおり壁構造ではなくて網構造、そしてさらにその網のところに両側からアスベストが吹きつけられているという状況が確認され、それは先ほど来説明しているように当初の図面どおりでございました、そのアスベストの吹きつけ状況が。そういうことがあって、今回の卸事務所の方まで影響するような大がかりな工事になったという内容でございます。
◆21番(粕谷悦功) 議長、21番、議事進行。
○議長(佐藤真五) 21番。
◆21番(粕谷悦功) この1,910平米はわかったけれども、2億2,000万円の場合の、関連予算で2億2,000万円余をとっているけれども、その面積は幾らだったのか、あるいはクリーンルーム、関連費用は幾らだったのか、そこを明確にしてくださいということで言いましたね。そこの差がわからないと、正しいかどうかわからないのだ、これ。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 今回の3億2,000万円、それからそのうちの直接アスベストに係る部分がございますが、面積をはじき出した数字につきましては、4,192平米で算出をしております。
 それから、それぞれこのアスベスト工事の中身、あるいはそれぞれの項目ごとの中身につきましては、本来アスベスト直接工事、先ほど申し上げたような仮設とか廃材とか安全施設、そういったものの内訳については、これは入札の問題にかかわる部分なので、この詳細については、個別の金額については公表できないというふうに考えております。
 ただ、直接アスベストとアスベストの関連工事、それらについては委員会の方で予定しておりますけれども、2億2,000万円程度を考えておりまして、それら以外に移転関係で足しますと今回の予算要求の内容となっております。
 以上でございます。
○議長(佐藤真五) 以上で、粕谷悦功議員の質疑を終わります。
 15番中野哲郎議員。
◆15番(中野哲郎) 議長、15番。
○議長(佐藤真五) 15番。
     【15番(中野哲郎)登壇】
◆15番(中野哲郎) 真政会の中野哲郎でございます。
 本6月定例会に追加提出されました議案第76号、第77号は、福島市中央卸売市場におけるアスベスト対策として、平成17年度よりの繰越明許費5,040万円の事業執行過程において、事前の現場調査や図面確認で予知可能であったと思われる箇所より新たにアスベスト使用が確認され、それら改修事業を2カ年にわたり施工するため、総額3億2,625万1,000円を中央卸売市場事業費特別会計において継続費を設定し、うち平成18年度の年割2億6,428万9,000円を一般会計より繰り出し補正し、同額を特別会計歳出予算に追加するものであります。
 我が真政会におきましては、過去において同様の要因、原因によって発生したと思われる一連の類似事案に引き続き、本事案が発生してしまったことを重大に受けとめ、追加議案を鋭意検討中でありますが、その過程において、予算金額の大きさと議案提出の唐突さ、そして議会に対する説明の不透明さなどを含め、驚きと多くの疑問が提示されておりますので、それらを統轄し、会派を代表して幾つかの質問をさせていただきます。
 まず、協働の理念推進の観点よりお尋ねをいたします。
 福島市が進める協働の理念推進は、行政、市民、議会が対等の立場でそれぞれを尊重、信頼し合いながら、その役割分担と責任を明確にし、情報の共有化と透明性を高めて推進されるべきものであります。本事案の発生は、行政の仕事に対する市民の信頼感や安心感を揺るがしかねない問題であり、協働の理念推進にも重大な支障を来すおそれがあると危惧されているところでありますが、まずもって当局の見解をお伺いするものであります。
 次に、仕事の進め方の観点よりお尋ねをいたします。
 本事業は、事前調査や現場検証を行った上で事業を計画され、国の補助金の交付を受けながら予算化され、工事請負会社を決定し、事業が開始されたわけでありますが、アスベスト除去作業に入るための現地状況確認の中で、事前の現場調査や図面確認などで予知可能であったと思われる箇所より新たにアスベスト使用が確認されたものであり、過去の類似事案の発生を踏まえて考えるとき、行政として仕事の進め方に問題がなかったのか、疑問の念を禁じ得ません。本事案発生の要因、原因をどのように分析し、その反省点と今後の改善点をどのように考えていらっしゃるのか、見解をお伺いいたします。
 なお、学校を含め、他の公の施設においてもアスベスト使用調査が実施され、その除去作業が行われた施設もあると認識をしておりますが、本事案発生の反省点も踏まえ、再調査する必要があると思われる施設があれば、早急に点検、再調査すべきであるとの意見が会派内にも多くありましたので、申し添える次第でございます。
 続いて、安心、安全の確保の観点よりお尋ねをいたします。
 中央卸売市場は、まさに食の一大流通拠点であり、食の安心、安全が確保され、運営されなければなりません。今後計画される改修事業が長期間にわたることから、飛散防止策も含め、食の安心、安全と市場関係者の安心、安全の確保策をどのようにお考えか、所見を伺います。また、アスベスト除去作業完了までの卸売市場の運営方針についてもお伺いをいたします。
 最後に、補正予算案につきお尋ねをいたします。
 まず、一般会計歳出補正予算2億6,428万9,000円の財源として繰越金を充当することとしております。平成17年度決算は現在調整中であると了解しますが、平成17年度一般会計決算に伴う繰越額見込みはどの程度になるのかお伺いをいたします。
 次に、平成17年度よりの繰越明許費5,040万円は、事業の中断により執行残が発生するものと了解をいたしますが、その執行残の取り扱いと事業中断に伴う国庫補助金1,320万円の取り扱いについてお尋ねをいたします。
 また、工事中断による工事請負会社との契約の取り扱いについてもお伺いをいたします。
 続いて、新たな改修事業費として、平成18年、19年度に3億2,625万1,000円が予定されていますが、その積算根拠と各年度別の工事費等内訳をお示し願います。
 また、本改修事業への国庫補助金交付の可能性と今後の交付申請の考え方もお示しを願います。
 結びに、本改修事業施行にあたっては、安心、安全の確保に万全を期さなければならないことは言うまでもありませんが、財政状況大変厳しき折、事業費節減への努力も求められているものと考えます。事業費節減努力について、具体策も含め、当局の見解をお伺いし、会派を代表しての質問を終わります。
◎財務部長(渡辺隆一) 議長、財務部長。
○議長(佐藤真五) 財務部長。
     【財務部長(渡辺隆一)登壇】
◎財務部長(渡辺隆一) お答えいたします。
 まず初めに、一般会計補正予算についてのご質問でございますが、今回追加提案いたしました一般会計補正予算の歳入2億6,428万9,000円につきましては、前年度繰越金を計上するものでございます。平成17年度決算につきましては現在計数整理中でございますが、一般会計におきまして実質収支額は34億円程度と見込んでおります。
 次に、工事請負業者との契約の取り扱いについてのご質問でございますが、工事請負業者との契約につきましては、設計図書に示された施工条件が実際と一致しなかったものでありますことから、福島市工事請負契約約款第18条、条件変更等の規定によります囲い込み工法による施工に変更すべく、同約款第19条、設計図書の変更、同約款第22条、請負代金額の変更方法等の規定に定めます工事請負業者との協議が調っておりますことから、請負代金を当初の5,040万円から減額変更の契約を締結いたすものでございます。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 本件の発生が協働の理念推進に重大な支障を来すことへの見解についてでありますが、本件につきましては、市民の行政に対する信頼感、安心感を損なう結果となったことに対しまして深くおわびを申し上げます。今後は、市民の方々の信頼を得られるよう努めるとともに、市民と行政とが対等なパートナーとしてお互いを尊重し合い、適切な役割分担のもとに、成果と責任を共有し合いながら協力して行動していく協働のまちづくりの実現に向け、一層職務に精励してまいりたいと考えております。
 次に、本件の発生の原因、要因と反省点及び今後の改善点についてのご質問でございますが、予算の大幅な見直しになった原因につきましては、現場が卸売場の上部であり、足場の確保ができない中、現場を詳細に検証することが困難であるとの判断から、一部の施工場所だけの調査で現工法による除去作業が可能であると判断した当初の確認作業に問題があったと考えており、設計図書等を参考にして、より慎重に内部協議を重ねるべきであったと考えております。
 今後は、現場管理者と施工担当部署等、庁内の連携を一層密にするとともに、市場関係者のご理解、ご協力をいただきながら、安全、安心に十分配慮し、できるだけ早期にアスベスト除去に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、アスベスト除去作業中の安全、安心の確保及び運営方針についてでありますが、今回のアスベスト除去作業につきましては、大気汚染防止法、労働安全衛生法、石綿障害予防規則、廃棄物処理法などの関係法令に基づき、当該現場の真下にある卸売会社2階事務所部分をすべて仮設事務所に移転するとともに、卸売場側とアスベスト除去箇所を遮断し、卸売場への飛散を防止するなど、安全性の確保に万全の対策を講じた上で実施してまいります。また、工事施工にあたりましては、場内関係者と工程協議等を十分実施し、市場業務及び運営等に支障のないよう留意してまいります。
 次に、工事中断に伴う執行残、国庫補助金についてでありますが、現在施工中の工事は、アスベストの除去工事を除きまして、卸売場とアスベスト使用箇所とを遮断するボードの取りつけ工事をもって終了する予定であります。また、繰越額と執行額との差額、見込額でありますが、1,953万円を予定しておりますが、執行残額として決算処理をいたす考えであります。
 次に、国庫補助金の取り扱いについてでありますが、現在国、県と協議中でありますが、補助対象事業に係る補助金の交付決定について引き続き努力してまいりたいと考えております。
 次に、平成18、19年度改修事業の積算根拠と工事費等の内訳についてでありますが、本事業における事業費3億2,625万1,000円の積算根拠につきましては、工事期間中の仮設事務所のリース料等として7,692万2,000円、工事請負費として2億2,038万1,000円、事務所移転に伴う大型コンピュータ移設経費等の補償金として2,894万8,000円となっております。また、年度別工事費等の内訳につきましては、平成18年度2億6,428万9,000円の内訳は、使用料及び賃借料で7,692万2,000円、工事請負費で1億5,841万9,000円、補償補てん及び賠償金で2,894万8,000円となっております。また、平成19年度の6,196万2,000円の内訳は全額工事請負費であります。
 次に、改修事業に対する国庫補助金交付の可能性等についてでありますが、国庫補助金につきましては現在国、県と協議を進めているところでありますが、協議が調い次第、補助金の交付申請を行えるよう、決定に向けて準備を進めてまいります。
 次に、事業費節減努力の具体策等についてでありますが、事業費につきましては、安全、安心を第一に考えながら、工期やコスト縮減を念頭に置いて、経費の節減に向けて十分努力してまいりたいと考えております。
◆15番(中野哲郎) 議長、15番、再質疑。
○議長(佐藤真五) 15番。
◆15番(中野哲郎) 再質疑をさせていただきますが、まず協働の理念推進について農政部長からご答弁をいただいたわけでございます。協働の理念推進ということは、市政運営あるいは市政を執行するにあたっての我が市の一大理念でございまして、我が会派としましても、本事案がその協働の理念推進、大きな意味での協働理念推進に支障を来す可能性があると、このようにとらえておるわけでございますが、その辺、最高経営責任者でいらっしゃる市長がどのようにお考えになっているのか、あるいは感想をお持ちなのか、できればお伺いをしたいと、このように思います。
 それと第2点目は、先ほど平成18年度の内訳として、ちょっと聞き漏らしましたが、賠償金云々ということの説明があったやに記憶しておるわけですが、その中身と何か具体的説明があればお聞かせをいただきたいと思います。
 それともう一点、事業節減努力に関して、コスト縮減に努めますというご答弁をいただいたわけですが、現在のところどのように、具体策がどの部分でどのように努力するというところがあればお聞かせをいただきたいと、このように思います。
◎市長(瀬戸孝則) 議長、市長。
○議長(佐藤真五) 市長。
◎市長(瀬戸孝則) 15番中野議員の再質疑にお答えしたいと思います。
 協働の理念という観点からの今回の事案に対しましてのご質疑でございますが、私は、ご指摘のように、市政は行政だけではできないのだということで、市民の皆さんと一緒にまちづくりをしていきましょうという考え方でございます。
 そういう中で、今回の件につきましては、ご答弁申し上げておりますように、やはりこの議案を提出段階の我々の方の手違いが原因となっていることでございます。ですから、このことは、先ほどから答弁しておりますように、きちんと皆様にお示しし、申しわけなかったというふうに言っているわけでございますので、この辺のところを、まずは市民との間に入っていただいている議員の皆様方にご理解いただきながら、そして今回の事案について、本会議の議案質疑、それから委員会での質疑を経てきちんとした説明をして、そこには間違いといいますか、誤解を招くようなことのない説明をきちんとしていくということにしたいと思っております。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再質疑にお答えをいたします。
 補償補てん及び賠償金の中身のご質問でございますが、今回補正予算をお願いしているこの部分につきましては、先ほどご説明申し上げた事務所の移転、場外といいますか、今の卸売場の駐車場、市場の敷地内の方に仮設事務所を設けて、そちらの方に移転していただくというふうに考えております。それらのいわゆる事務所の机、キャビネット、そういった一切のものの移転、それからかなり大型なコンピュータなども使っておりますので、そういったものの情報機器の移設、それらを合わせて先ほど説明申し上げた2,894万8,000円になってございます。
 それから、コスト縮減でございますが、今回の工事にあたりましては、平成18年度、平成19年度の2カ年に及ぶというようなことから、設計の詳細な作成の段階におきまして、期間の短縮あるいはその材料の見直し、そういったものを含めて縮減に努めてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
◆15番(中野哲郎) 議長、15番、再々質疑。
○議長(佐藤真五) 15番。
◆15番(中野哲郎) ただいま補償、賠償等々に関してご説明を受けたわけですが、数字を比較してみますと、いわゆる移転費1,205万8,000円、それから大型コンピュータ移設費1,689万円、合計2,894万8,000円、これを補償費あるいは賠償費ということでご説明を受けたのであろうと理解をするわけですが、これはまさしく移転費であり、補償あるいは賠償という言葉とは違うかと思いますが、その辺再度お伺いをしたいと思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再々質疑にお答えをいたします。
 ただいまご説明申し上げました経費につきましては、先ほど申し上げたように、コンピュータであれば特殊コンピュータというようなことから、単なる物の移動といいますか、移設だけではおさまらないということで、基本的には今入っている卸会社が移転をすることに対して、市の方から補償、補てんを払うという内容の中身でございます。
○議長(佐藤真五) 以上で、中野哲郎議員の質疑を終わります。
 27番佐久間行夫議員。
◆27番(佐久間行夫) 議長、27番。
○議長(佐藤真五) 27番。
     【27番(佐久間行夫)登壇】
◆27番(佐久間行夫) さきの21番、15番議員の質問とも重なる部分もございますけれども、質問を行いたいと思います。
 議案第76号、第77号、アスベスト除去に関する予算について、何点か単刀直入にお伺いをしたいと思います。
 まず、昨年度、最初にアスベストが吹きつけられているのを発見したのはいつなのかお伺いをいたします。
 また、その当時の発見した場所の状況についてお伺いをいたします。
 当初発見したときに確認された面積及び量はどれくらいと勘案されたのかお伺いをいたします。
 次に、昨年度示された事業費5,200万円の積算根拠についてお伺いをいたします。
 その積算を行ったのは、アスベストの専門業者によるものなのかについてもお伺いをいたします。
 次に、このたびアスベストが他の部分にも塗布されていることを確認したのはいつなのかお伺いをいたします。
 その確認作業は、アスベスト除去、処理に関しての専門業者によるものなのかもお伺いをいたします。
 次に、今回アスベストが広範囲に塗布されていることを発見した日から議案が提出された6月14日までの期間、どのような調査、検討がなされたのかお伺いをいたします。
 事業費が総事業費で3億2,625万1,000円と示されておりますが、そのうちの工事費2億2,038万1,000円の積算根拠についてお伺いをいたします。
 積算を行ったと言われています五十嵐設計事務所は、アスベスト除去の工事の積算の実績はあるのかについてもお伺いをいたします。
 アスベスト除去工事はどの程度の期間がかかるのか、市場の営業に支障はないのかについてもお伺いをいたします。
 次に、アスベスト除去工事は塗布されているものをはがす作業であるというふうに思われますが、ラス構造部分や電気配線や各種配管などは形状が複雑なために、完全に除去することは難しいと思われます。塗布されている部分を解体して取り除き、新たな材料でつくり直した方が安価ではないかというふうに思いますが、工法についてお伺いをいたします。
 次に、総事業費3億2,625万1,000円のうち、国庫補助対象はどの程度となるのか、またいつごろ採択される見通しであるのかお伺いをいたします。
 もし補助基準がないとの説明であれば、補助枠がなくなっていれば膨大な財政的損失となります。そのようなことはあり得るのかお伺いをいたします。
 次に、アスベスト除去工事の入札の参加資格は、アスベスト工事ができる専門業者に限られると思いますが、どのようにされるのかについてお伺いをいたします。
 今回の一番の問題は、あれほどの広範囲に付着していたアスベストを見逃したことであります。危機管理の問題でありますが、なぜ昨年度の調査、確認作業で発見できなかったのか、調査、確認作業を行ったのはどのような人が何人で行われたのかお伺いをいたします。
 最後に、見落としをしないようにするための再発防止策についてお伺いをいたします。
◎財務部長(渡辺隆一) 議長、財務部長。
○議長(佐藤真五) 財務部長。
     【財務部長(渡辺隆一)登壇】
◎財務部長(渡辺隆一) お答えいたします。
 アスベスト除去工事の入札参加資格についてのご質問でございますが、本市が発注する建設工事につきましては、地場産業の育成を基本に、建設業法にのっとり、地元業者の活用に努めているところでございます。今回の工事は、国や地方公共団体等が発注する公共性のある重要な工事に当たるため、建設業法第26条の規定にのっとり、特定建設業の許可を有し、管理技術者で管理技術者資格者証の交付を受けた者を専任で配置できる業者を指名したものでございます。
 なお、アスベスト除去につきましては、その資格を有する業者を参画させることで対応が可能となるものでございます。
 今後とも、工事の発注事務にあたりましては、建設業法を遵守するとともに、入札参加資格審査等につきましては、専門性等を十分検討の上、適切に対処してまいります。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 最初に、アスベストの吹きつけを発見した時期についてでありますが、平成17年4月、現地調査を行い、7月のサンプル調査の結果、8月にアスベストの使用を確認しております。
 次に、アスベストを発見した場所の状況でありますが、現場の状況は、アスベストが吹きつけてある壁面の部分が大量のほこりに覆われており、排気ガスの油分も付着していると思われるような状況となっておりました。
 次に、当初発見時に確認したアスベストの吹きつけ面積及び量についてでありますが、現場の卸売場の上部にあり、アスベストの吹きつけの状況から、現場を詳細に確認することは困難でありましたが、設計図書を参考に目視の結果により、面積は1,910平方メートルと推計をしたものであります。
 なお、発見時には量の確認は困難でありましたが、設計時に80.3立方メートルと算定をしたところであります。
 次に、昨年度示された事業費5,200万円の算出根拠でありますが、平成17年の現地調査及びサンプル採取調査に基づき、除去専門業者の参考意見を踏まえ、施工箇所を密閉し、作業区域を隔離して、アスベストの飛散防止と作業員の安全を確保しながら施工する工法により積算したものであり、加えて、そのため必要な負圧除じん装置やクリーンルーム、特殊保護衣、防じんマスク、真空掃除機等を使用することとして、建築工事積算基準等により積算したものであります。
 次に、工事費積算者についてでありますが、除去専門業者の意見を参考として、建築工事積算基準等を用いて算出したものでございます。
 次に、アスベストの吹きつけ部分の再確認時期についてでありますが、当初工事につきましては、平成18年4月10日に現場作業を開始したところでありますけれども、施工業者により4月26日の足場設置工事中に発見されたため、翌27日にかけて確認したものであります。
 次に、アスベストの吹きつけの確認作業についてでありますが、市職員、建築施工業者及び除去専門業者により確認を行ったところであります。
 次に、アスベストの広範囲吹きつけの確認日から議案提出までの期間における調査、検討内容についてでありますが、本年4月27日の市職員、建築施工業者、除去専門業者による現場確認以降、5月2日には部内協議、10日には現場において施工業者など関係者による協議を行い、5月15日に庁内の関係課協議を実施し、5月22日から24日にかけて、新たな工法と経費見積もりの検討の必要性について市議会への説明をさせていただく一方、市場内の卸売会社代表等への説明をしてきたところであります。その後、国、県と関係機関への報告及び協議を行うとともに、庁内協議を経て追加議案として提案させていただいたところであります。
 次に、工事費2億2,038万1,000円の積算根拠についてでありますが、積算根拠につきましては、アスベスト除去、処分費、解体、間仕切り等関連工事費及び電気設備工事費等で2億2,038万1,000円となるものでございます。
 次に、アスベスト除去工事に要する期間と市場の営業への影響についてでありますが、工事に要する期間につきましては、工事着工から竣工までおおむね10カ月の期間を要するものと考えておりますが、極力工期の短縮に努めてまいります。また、工事中は卸売場の安全確保に万全を期すとともに、場内関係者と工程協議等を十分実施し、市場業務及び運営等に支障のないよう留意してまいります。
 次に、アスベスト除去工事の工法についてでありますが、工事施工にあたりましては、鉄骨部分はかき落とし、リブラス構造部分は全部撤去し、電気配線は撤去の上配線し直し、各種配管は経費節減のため養生して再利用する考えであります。
 次に、新規工事の国庫補助対象事業費及び補助採択時期についてでありますが、現在国、県と鋭意協議中であり、早期の確定に向けて努めてまいります。
 次に、国庫補助の採択が受けられない可能性についてでありますが、現在国、県と協議中であり、採択に向けて最大限の努力をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、前回の調査、確認作業で発見できなかった理由及び調査、確認作業の方法についてでありますが、平成17年の現地調査では、現場が卸売場の上部にあり、アスベストの吹きつけ状況から、足場の確保のできない中で現場を詳細に検証することが困難であったということで、一部の施工場所だけの調査で判断したことから、このような状況になったものと考えております。
 なお、調査は市職員、建築施工業者、除去専門業者合わせて8名で行っております。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
     【建設部長(氏家主計)登壇】
◎建設部長(氏家主計) お答えいたします。
 積算を行った設計事務所のアスベスト除去工事の積算の実績についてでありますが、ご指摘の事務所につきましては、福島市の公共事業の設計に対し実績のある設計事務所であります。アスベスト除去の実績はございませんが、専門業者を参画させながら業務を行っております。
 次に、再発防止策についてでありますが、見落としをなくすためにも、設計図書の内容の確認と現場の照合等が求められることから、複数の職員で現場確認を行ってまいります。また、地下部分や構造上隠れて見えない部分などの調査には時間をかけ、特に判断ができにくいものについては、調査費を予算化して専門業者に委託するなど、再発防止に努めてまいります。
◆27番(佐久間行夫) 議長、27番、再質疑。
○議長(佐藤真五) 27番。
◆27番(佐久間行夫) 21番と15番の議員からも質問されていますので、くどいことは申し上げませんが、危機管理上の問題だというふうに思います。最初の対応が、時間とともに損害が大きくなってくると、これは普通、どこの民間企業でも、最初の初動態勢がいかに危機管理のマニュアルに沿って対応をとれるかということでございまして、まずその調査、点検をするのは、場長も今の農政部長もわかるわけでもなし、よく図面もわからないというふうに私は思うのです。建築指導課の職員が、一つはプロであります、専門家であるから、必ず現場で図面と突き合わせをして、ましてや足場が悪くて見にくいところなら、なおさら図面との突き合わせで、自分が専門家としての、プロとしての意識を持ってきちんと確認をされているのだと私は思っています。それを指導している上司の方も、そのような報告の中でやっているものだと思いますけれども、なぜそういうふうにされなかったのか、調査の基本的なやり方なり、その意識づけを、今までそういったことを内部でそんな指導がなかったのか、その辺についてまず1点目にお伺いをしたいと思います。
 新聞でも、設計図面の存在が最初からわかっていたらばこんなことにはならなかったろうと、最初にあったのに、なぜ図面がなかったというふうに判断をしたのか、どの段階でだれがされたのか、2点目はその点についてお伺いをしたいと思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再質疑にお答えをいたします。
 まず、初動態勢のいわゆる現場の確認、それから情報の収集の部分のご質問でございますが、ご指摘のように、現場の確認、そして当初からあった図面の確認、そういったものが不十分だったということについては深く反省しているところであります。もう少し、上がってきた内容、そういった数値等について部内で十分に協議をし、そして正しい数字、内容等についてきちんと把握すべきであったというふうに考えており、今後こういうことのないように対応しなければならないというふうに思っているところであります。
 それから、当初から図面がなかったのではないかという、だれが判断したのだということのご質問だと思いますが、この点については、当初5,200万円の今施工している内容等について、当初あった図面から5,200万円の工事をするための修正図面を作成いたしました。それらをもとにずっと今まで来た経過がございます。それを私が、当初からあった図面ではなくて、図面がないために修正図面と、新しくつくった図面、これが今現存している図面だというふうに、ちょっと内部の協議の不十分な中で解釈してしまったということでございます。
 以上でございます。
◆27番(佐久間行夫) 議長、27番、再々質疑。
○議長(佐藤真五) 27番。
◆27番(佐久間行夫) 再々質疑しかできないのですけれども、その修正図面はもともとあった図面をもとにつくられたというふうに思うのです、現場を確認した上で。それをもとに図面を確認、入札といいますか、現場説明をして行ったと思うのですが、私、一番は本当に、建設の方にお伺いしたいのですが、そういうふうに最初現場に行って図面を見て、見えない部分もたくさんあるので、これは当たり前に、イロハのイとして確認して、目視でわからないからなどといえば、余計に私、図面というのは大事だと思うのです。建物がなくなっても図面は残ると我々指導を受けていまして、図面は一番、そのたびに修正をして確認してもらっていると、基本の基本が守られていないために、図面がわからない、新しく今度部長になられた方がもう判断に困っているなどということではなくて、そういうふうなことは職員がきちんとやるべきことで、職務の怠慢だと思うのです。きちんとやるべきことをきちんと教えていないのだなと私は思うので、ぜひその辺を今後の再発防止にきちっと入れていただきたいというふうに思うのですが、ご見解をお伺いしたいと思います。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
◎建設部長(氏家主計) 再々質疑にお答えします。
 今ご指摘のありましたとおり、図面を見まして、そして確認すれば、当初の段階でこのような形にはならなかったというふうに十分反省しております。そういう意味では、イロハのイでございますので、そういうふうにならないよう、今後十分研修等に努めながら対処してまいる考えであります。
○議長(佐藤真五) 以上で、佐久間行夫議員の質疑を終わります。
 19番菅野芳樹議員。
◆19番(菅野芳樹) 議長、19番。
○議長(佐藤真五) 19番。
     【19番(菅野芳樹)登壇】
◆19番(菅野芳樹) 追加議案第76号、第77号、中央卸売市場卸売場改修事業について、公明党の一員として8点にわたり質問をいたします。
 まず初めに、日本中を恐怖に陥れたアスベスト問題、本市の石綿等が吹きつけられた建築物を使用している事業場、中央卸売市場卸売場にアスベストが確認をされました。卸売場のアスベスト確認までの経過と確認後の対応についてお伺いをいたします。
 2点目、資料の確認及び現場調査等によるアスベストの確認作業でありますが、アスベスト含有建材の解体にはさまざまな法規制が複雑にかかわっていると思われます。アスベストに対する規制は、安衛法だけでなく、大気汚染防止法、廃棄物処理法も関係してまいります。また、法律によってはどの建材までが規制の対象になるのか、必ずしも明確ではありません。解体現場での対応として、アスベスト対策の根幹である事前調査及び吹きつけ石綿除去に準じた工法、飛散性アスベスト特殊除去工法、飛散性アスベスト、非飛散性アスベストの除去工法等、使用箇所に応じた適切な処理判断が重要であります。当局においては、アスベスト確認後の取り扱いをどのように検討されたのかお伺いをいたします。
 3点目、それが事前調査、検討後、12月予算計上までの経過についてお伺いをいたします。
 4点目、12月議会後、アスベスト等の使用が確認された事業場においては、除去、封じ込め等の必要な措置を適切かつ速やかに講ずるべきであると思うが、3月契約までの経過についてお伺いをいたします。
 5点目、先ほども述べましたが、解体現場の対応として、アスベスト対策の根幹である事前調査及び資料確認等、補正予算の積算にあたり、当局と入札参加者における積算、検討、入札のあり方についてお伺いをいたします。
 6点目、なぜ判断ミスをされたのかお伺いしたいと思います。アスベストを使用した建材は多数あります。天井裏、壁の中等で使用されていたりする場合も多く、建物にアスベストが使用されているのか、使用されているのはどの部分か、吹きつけアスベスト等の使用実態について市当局及び建築の専門家による調査確認がなされたと思うが、なぜ判断ミスをなされたのかお伺いいたします。
 7点目、石綿による健康障害について、市民の不安が高まっている状況にかんがみ、3月契約後、業者から指摘され、6月議会に予算計上までの市当局の経過と対応についてお伺いをいたします。
 最後に、今回の一連のずさんな取り組みについての根本的な原因、責任、対応についてお伺いいたします。
 全国的に多発する被害と潜在するアスベストの使用、このような状況を背景として、アスベストを使用していた事業場の労働災害事例が公表され、その後も多数の企業がアスベストによる労働災害事例を公表した。一部の従事者だけでなく、その家や工場周辺の住民への影響があったことが明らかになり、大きな社会問題となったわけであります。
 アスベストによる健康被害は、潜伏期間が数十年と長いことから、長期化することが懸念されます。行政においても、長期にわたる対応が必要であろうと思います。アスベスト対策としては、建築物解体時の飛散防止や使用中建築物の安全措置の徹底などがありますが、何より市民に対して適切で正確な情報を伝え、不安の解消を図ることが求められていると思うのであります。
 これが状況の重大さにかんがみ、このたびの中央卸売市場、土湯つり橋、新あらかわクリーンセンター建設工事等のずさんな取り組みに対し、一貫する根本的な原因、責任、対応と職員意識改革の必要性について市長の見解をお伺いし、私の質疑を終わります。
◎総務部長(紺野浩) 議長、総務部長。
○議長(佐藤真五) 総務部長。
     【総務部長(紺野 浩)登壇】
◎総務部長(紺野浩) お答えいたします。
 中央卸売市場等の取り組みに関する職員の意識改革の必要性についてでありますが、職員には常日頃より研修などを通して、公務員としての倫理観、責任感、使命感の涵養に努めているところであります。
 このたびの中央卸売市場等の公共事業の執行上の問題につきましては、現場管理者と工事施工担当部署等、各部門の連携、協力体制及びチェック体制を再確認する必要があるものと認識しております。今後とも、職員一人一人が、みずからの職務に対する使命感、責任感を持ち、市民の負託にこたえ、適正に公務を執行するという公務員の原点に立ち、さらに職員の意識の徹底を図ってまいります。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 アスベスト確認までの経過と確認後の対応等についてでありますが、平成17年4月に現地調査を実施し、サンプル調査の結果、8月にアスベストの使用を確認しております。その後、除去専門業者の参考意見を踏まえて、除去工事費について12月議会において補正予算の議決をいただいたものであります。
 その後、国庫補助事業として実施することになり、補助金交付決定後の平成18年3月22日に工事請負契約を締結し、3月議会において工事費全額について予算の繰り越しの議決をいただき、3月31日付で工期の変更契約を締結したものであります。
 次に、判断ミス等の理由等についてでありますが、判断ミスの理由につきましては、現場が卸売場の上部にあり、アスベストの吹きつけ状況から足場の確保ができない状況の中、現場を詳細に確認することが困難であったため、一部の施工場所だけの調査で判断したことからこのような状況になったものと考えております。
 次に、6月議会予算計上までの経過等についてでありますが、本年4月27日の市職員、建築施工業者、除去専門業者による現場確認以降、5月2日には部内協議、10日には現場において施工業者など関係者による協議を行い、5月15日に庁内の関係課協議を実施したところであります。また、5月22日から24日にかけて、新たな工法と経費見積もりの検討の必要性について市議会への説明をさせていただく一方、市場内の卸売会社代表等への説明をしてきたところであります。その後、国、県と関係機関への報告及び協議を行うとともに、庁内協議を経て追加議案として提案させていただいたところであります。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
     【建設部長(氏家主計)登壇】
◎建設部長(氏家主計) 補正予算の積算についてでありますが、補正予算の積算にあたりましては、現地確認の上、アスベスト除去専門業者にも見積もりを徴取しながら作成いたしましたが、足場の確保ができない中で目視による判断など、慎重さに欠いた調査であったと考えております。
◆19番(菅野芳樹) 議長、19番、再質疑。
○議長(佐藤真五) 19番。
◆19番(菅野芳樹) 先ほどからるる答弁があるのですが、事は人の命に関することであります。
 とするならば、6月16日付の地方紙にこのように書いてあります。新たにアスベストの使用が見つかった壁面の面積は、青果、水産の両棟合わせて775平方メートルで、今後厚さも調べ、詳しい体積を割り出すとあります。これらもわからないで、なぜ補正予算が出てくるのか不思議なのです。厚さもわからないでどういうふうに積算するのかと、私が常任委員会で現場を見させていただきました。厚さは幾らあるのですかと聞いたら、「5センチはあるでしょう」、こういうことなのです。人の命がかかっているというアスベストは、あれだけ世間を騒がせたのです。それにもかかわらず、目視だけで、考えられない。この点について答弁してください。
 もう一つ、あえて申し上げます。1対29対300と聞けばぴんとくる人もいると思います。労働災害を語るときに使われますが、最近では他の分野でもよく引用されるハインリッヒの法則であります。1件の重大災害が起きるまでに29件の軽傷事故がある、さらに事故にならないまでも、ひやりとしたことが300件という経験則であります。何の予兆もないまま、大きな事故が起きることはないのであります。必ずその前に芽があるという指摘であります。
 この前もテレビを騒がせた、高校生が亡くなった東京のエレベーター事故が、どうだったか。原因究明は警視庁に任せるとしても、気になるのは事前のトラブルであります。多いか少ないかという問題ではなく、いつか大きな事故へ結びつきかねない、こういう意識が関係者にどこまであったか、こういうことです。2年前の6歳の男の子が東京のビルで回転ドアに挟まれて亡くなった、これとて芽を察知しておけば未然に防げた。失敗学を説く工学院大学の畑村洋太郎教授は、このように言っているのです。失敗学を、教授は「失敗対策はトップダウンで」と、このように言っているのです。あちこちでミスがあったとしても、職員は身の回りの部分しかわからないのです、これは。全体を見渡せる人間が強い指導力を発揮すべきなのです。
 今回の判断ミスを事前にどう把握してどう判断したのか、コミュニケーションのあり方、未然防止及びリスク管理のあり方、こういう課題についてどのように当局は考えているのか答弁を願いたい。
◎総務部長(紺野浩) 議長、総務部長。
○議長(佐藤真五) 総務部長。
◎総務部長(紺野浩) 再質疑にお答えいたします。
 このたびの問題は、所管部局と工事担当部局が、調査、設計、工事に関しまして基本的な確認不足あるいは連絡調整が十分でなかったことに起因するということにつきましては、所管部長よりご説明を申しているところでございます。このため、各部門間の連携協力体制とチェック体制を再確認するとともに、職員一人一人がみずからの職務に対して使命感、責任感を持って業務を遂行できるよう、業務執行体制の確立と危機管理の徹底を図ってまいりたいと考えております。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
◎建設部長(氏家主計) 再質疑にお答えいたします。
 アスベストの厚さの件でございますが、予算策定にあたりましては、平均30ミリの両面というふうに積算しているところでございます。
 それから、775平米の増になったというお話ですが、これについては承知しておりません。
 以上でございます。
◆19番(菅野芳樹) 議長、19番、再々質疑。
○議長(佐藤真五) 19番。
◆19番(菅野芳樹) 私が言いたいのは、だれがミスをしたのかとか、そういうことを責めているのではないのです。職員一人一人の体質が問題だと申し上げているのです。だから、議会で質問するたびに、職員の意識改革はどうなのですかと今まで質問してきたのです。答弁するときだけ、あとは知らない顔ではいかがなものかと思います。
 地方紙に書いてある、これはうそだということですか。6月16日付の民報見てください。これから新しい体積を割り出すと書いてある。だから、新しい体積をこれから割り出すのだったらば、予算はこれからという話になるでしょうと申し上げている。では、これ事実無根の記事なのですか。答えてください。
◎建設部長(氏家主計) 議長、建設部長。
○議長(佐藤真五) 建設部長。
◎建設部長(氏家主計) 再々質疑にお答えいたします。
 775平方メートルの面積の件につきましては、先ほどご答弁申し上げましたとおり、今回の補正予算を組むにあたりましては、厚さ30ミリの両面、それから先ほど農政部長がご答弁申し上げました4,192平米、これらを掛けまして体積を出しているところでございます。
 以上でございます。
○議長(佐藤真五) 以上で、菅野芳樹議員の質疑を終わります。
 暫時休憩いたします。
              午後2時46分    休  憩
─────────────────────────────────────────────
              午後3時10分    再  開
○議長(佐藤真五) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 20番斎藤朝興議員。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番。
○議長(佐藤真五) 20番。
     【20番(斎藤朝興)登壇】
◆20番(斎藤朝興) 私は、追加議案、中央卸売市場でのアスベスト除去工事について質疑をいたします。
 最初に、図面がなかったという虚偽の報告をなぜ議会にしたのかという問題であります。
 去年12月議会にアスベスト除去工事の予算が提出をされましたが、その際、設計当時の図面がなかったので、目視に基づいて図面を作成し、工事を見積もりをしたと。工事が始まって現場に入ったらば、その図面と違う現場の状況が判明し、工事の変更を余儀なくされて今回の補正の提案をするのだ、こういう説明が会派説明などで行われました。
 しかし、実際には当初から図面があったということなので、当初から図面があったのに、図面がなかったという説明がなぜなされたのかお答えをいただきたいと思います。
 そして、図面が存在しているという情報は組織のどの部署まで伝わっていたのでしょうか。市場の場長だけですか、農政部長までですか、市長もご存じだったのでしょうか、お答えをいただきたいと思います。
 いずれにしても、図面があるにもかかわらず、なかったことにして報告をするということは、議会を欺く行為であり、議会と当局との責任を大きく損ねるものであります。本会議の場できちんと謝罪を求めるとともに、責任ある立場の者がそれなりの責任をとるべきと考えますが、見解を伺います。
 次に、なぜ追加議案という形で会期途中で提案をすることにしたかであります。当初に間に合わなければ、9月議会に提出をしてもよかったのではないかと考えます。それは、昨年12月議会で5,200万円の工事予算が可決されましたが、実際に入札が行われたのは3月であり、発注は4月でした。つまり、この間3カ月があるわけですが、6月議会へ急いで提案をした理由を説明してください。
 さらに、3月議会では介護保険条例が追加議案として出されました。十分な審議を保障しない形での提案は、議会の審議権をないがしろにするものであります。特に今回は会期最終日に審議をせざるを得ないというスケジュールですから、内容の重大性からいっても、会期中に追加提案するということは明らかに議会軽視ではありませんか。議案を撤回し、9月議会に改めて提案するよう求めます。見解を伺います。
 次に、今回の工事案件も事前の調査が不十分であったことは明らかであります。土湯温泉のつり橋工事、事前に地質調査も行いましたが、工事にかかってみると、設計場所の変更を余儀なくされたり、工法の変更を余儀なくされたりということが繰り返され、工事総額は1億2,000万円から2億3,000万円に膨れ上がりました。工期がおくれたことによって、国庫補助金が当初5,000数百万ありましたものが3,000万円削られてしまいました。あらかわクリーンセンターの工事に関しても、環境アセスメントの調査をしたにもかかわらず、掘削が始まったらば以前の焼却炉の跡が出てきて、これの除去におよそ4,000万円余がかかると言われておりますが、本体の工事におくれを来しているのではないでしょうか。市民の貴重な税金で賄われる工事であります。こうした不十分な調査によって、結果として余分な経費をかけざるを得ないという事態を繰り返し引き起こしていることに大きな怒りを禁じ得ません。
 これまでの市政の中ではこうした事態はなかったのではないかと思いますが、縦割り行政という体制の中で、担当者任せで十分な論議がなされていない結果でしょうか。あるいは、批判的な意見を出しにくい職場環境になっているのではないでしょうか。全体として公務員としての自覚が欠如していることが、繰り返し同じような過ちを引き起こしている原因ではないかというふうに考えますが、改めて公務員は全体の奉仕者であるということをしっかりと受けとめ、責任ある行動を求めたいと思います。こうした事態を二度と招かないためにどんな対策を講ずるのか、見解を伺います。
 次に、昨年12月議会で承認された工事予算と今回の補正予算との関連であります。
 一つは、12月に承認された予算には国の交付金1,320万円があります。これは今度提出をされた3億2,000万円の工事に引き継がれるのでしょうか。返還を求められるという事態は想定されないのか伺います。
 二つ目は、12月予算で議決をしたものの、入札が3月になったというのは国の交付金の決定を待っていたからであります。6月議会で仮に3億2,000万円の予算を承認しても、国の補助との関係でやはり発注は先送りになるのではないでしょうか、伺います。
 12月補正の積算根拠、今回の補正の積算根拠、私の前に質問をした方々に答弁がありますが、正確ではありません。それに、すべての事業の金額を発表しているわけではありません。なぜ5,200万円なのか、なぜ3億2,000万円なのか、足し算しても出ません。業者から見積もりをとって試算をしたというふうに言っていますが、この工事は本市では初めての工事ではないでしょうか。見積もりが妥当な額であるということをどういう形で検証したのでしょうか、伺います。
 最後に、工事の方法ですが、アスベスト処理工事には除去、固化、囲い込みという工事が考えられるそうであります。ある業者のホームページによれば、除去工事は平米2万円から、固化工事は平米1万5,000円から、囲い込みは平米1万2,000円からというふうにあります。これは国交省の参考価格だそうであります。危険なアスベストですから、除去することが最善であることは当然ですが、3億円をかけて工事を進めなければならない緊急性があるのかどうか疑問であります。環境部の調査では、市場でのアスベストの飛散はゼロという報告であります。なぜ除去工事を選択したのか、理由をお示しください。
 質問は以上でありますが、一連の事件の流れを見ますと、あの福島テルサの事件以来、どうも福島市役所には魔物が潜んでいるのではないかという思いをいたします。この魔物がいろんな形で市の職員の皆さんの心に巣を食って、さまざまな今のような状況を引き起こしているのではないかと推測をいたします。公務員は全体の奉仕者だということを肝に銘じて、改めて市民に責任を持つような市役所に早くなっていただきたいな、こんな要請もして質疑を終わりたいと思います。
◎総務部長(紺野浩) 議長、総務部長。
○議長(佐藤真五) 総務部長。
     【総務部長(紺野 浩)登壇】
◎総務部長(紺野浩) お答えいたします。
 二度と引き起こさないための今後の対策につきましては、職員には常日頃より研修などを通して、公務員としての倫理観、責任感、使命感の涵養に努めているところであります。
 このたびの中央卸売市場等の公共事業の執行上の問題につきましては、現場管理者と工事施工担当部署等、各部門の連携協力体制及びチェック体制を再確認する必要があるものと認識しております。今後とも、職員一人一人が、みずからの職務に対する使命感、責任感を持ち、市民の負託にこたえ、適正に公務を執行するという公務員の原点に立ち、さらに職員の意識の徹底を図ってまいります。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 図面の存在に関する報告でございますが、現場状況の確認作業の過程におきまして作成をいたしました改修図面、これを優先してきたことにより、これをもって当初の図面が存在しないというふうに判断してしまったものであり、深く反省をしております。また、図面の存在の認知につきましても、職員間の意思の疎通や共通の認識に欠けていたものと反省をしております。今後、再発を防止するため、お互いの意識改革を徹底し、十分な協議のもと、一層庁内の連携を密にして職務に専念する覚悟であります。
 次に、追加議案として提出する理由等についてでありますが、アスベスト除去工事は、市場関係者のご理解、ご協力のもと現在施工中であり、また市場は安全、安心な生鮮食料品を市民に提供する施設でありますので、早期に市民の信頼を回復することが重要と考えております。そうした中、今回の変更工事は、工事着工から竣工までおおむね10カ月の期間を要するものと考えておりますので、できるだけ速やかに工事を進める必要があります。また、国庫補助事業として採択を受ける上でも、早期の予算計上により、福島市としての積極的な姿勢を示すことが重要であると考え、追加議案として提出をさせていただいたものであります。
 なお、状況確認後、本議会冒頭での議案提出に向け鋭意努力をしてまいりましたが、内部協議等に時間を要したため追加提案になったものであります。
 次に、国庫補助金についてでありますが、現在の工事の縮小に伴い、補助額の変更が予想されますことから、その取り扱いにつきましては引き続き国、県と協議してまいります。また、今回の変更後の工事につきましても、補助対象事業に係る補助金の交付決定について最大限の努力をしてまいりたいと考えております。
 次に、工事の発注時期についてでありますが、国庫補助事業として実施する場合は補助金交付決定後の工事請負契約になります。しかしながら、工事に着手する前に卸会社2階事務所の移転等が必要なことから、これらに要する予算も含めて今議会において追加議案として提出させていただいたものであります。国庫補助金につきましては、発注時期に影響が生じないよう、補助採択に向け最大限の努力をしてまいりたいと考えております。
 次に、積算根拠についてでありますが、平成17年の積算根拠につきましては、現地調査及びサンプル採取調査に基づき、除去専門業者の意見を参考として、施工箇所を密閉し、作業区域を隔離して、アスベストの飛散防止と作業員の安全を確保しながら施工する工法により積算したものであり、加えて、そのため必要な負圧、除じん装置やクリーンルーム、特殊保護衣、防じんマスク、真空掃除機等を使用することとして、建築工事積算基準により積算したものであります。
 次に、除去工事の方法についてでありますが、アスベスト工事に関しましては、囲い込み、封じ込め、除去という工法がありますが、安全、安心な生鮮食料品を提供する市場であることから、除去に係る方法が最善の対策と考えております。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番、議事進行。
○議長(佐藤真五) 20番。
◆20番(斎藤朝興) 発言通告書の1の?、これは議会に対して謝罪を求めたのです。これについての答弁がありません。
 それから、2番目の当初予算でという、1、2は答えていますが、?の議会軽視ではありませんか、議案を撤回すべきではないですかということについて答弁をしていません。
 それから、前に戻りますが、1番目の?のどの部署まで図面の存在は承知してきていたのですか、市長までですかという質問をしましたが、答弁をされていません。
 以上三つの答弁を聞いてから再質疑したいと思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
  図面の存在のご質問でございますが……
◆29番(木村六朗) 議長、29番、議事進行。
○議長(佐藤真五) 29番。
◆29番(木村六朗) ただいまは議事進行で20番議員が言われているわけなのです、答弁漏れがあったということで。答弁漏れがなかったらなかったと、全部答弁しましたと、あったとすれば、やはり登壇をして答弁をすべきではないのかと、当初の質問に対する答弁漏れなわけですから、そういうふうな取り計らいが妥当かと思いますが、どうでしょうか。
○議長(佐藤真五) 答弁漏れについて答弁してください。
◎助役(片平憲市) 議長、助役。
○議長(佐藤真五) 助役。
◎助役(片平憲市) 暫時休憩をお願いします。
○議長(佐藤真五) 暫時休憩いたします。
              午後3時29分    休  憩
─────────────────────────────────────────────
              午後3時31分    再  開
○議長(佐藤真五) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 ただいまの件については答弁をいたしております。
○議長(佐藤真五) そういう認識だそうです。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番、再質疑。
○議長(佐藤真五) 20番。
◆20番(斎藤朝興) それでは、改めて答弁を求めます。
 最初に、なぜ図面がないという説明をしたのかというときに、調査の過程で作成した改修図面を優先したというふうに答弁をされています。前の議員の質疑には、当初から図面はあったのだけれども、修正図面をつくったというのです。なぜこの修正図面をつくらざるを得なかったのかということについては、これまでの答弁では、ないのです。ですから、図面があったならば、その図面に基づいて5,200万円の工事の図面をつくればよかったではないですか。それをなぜ修正図面をあえてつくったのでしょうか、これについてお答えください。
 それから、私の質疑に対して答弁をしていません。どの部署まで承知されていたのか、場長さんまでですか、農政部長までですか、市長もご存じですかと私は聞いたのです。これについてもう一度、では聞きますから、図面があったというのをどの部署までの人がご存じだったのかお答えください。
 それと、私はこれは議会軽視だと、十分な審議時間を保障しないのは。ましてや、きょうが最終日です。きょうの最終日でしか審議ができないという状況の中で追加議案を出すというのは議会軽視ではないですかという質問をしましたが、それについても一言もありません。つまり、なぜ今度の議会で出さなかったかという答弁はしました。しかし、それが議会軽視ではないかという私の質疑については答弁していません。
 それから、謝罪をすべきでないかと、本会議で。それから、責任の所在を明らかにして責任をとるべきでないか、これについても答弁はしていません。そういう意味では、改めて回答、答弁をいただきたいと思います。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再質疑にお答えをいたします。
 まず、改修図面のご質問でございますが、これは先ほど来説明申し上げているように、5,200万円のいわゆる予算要求、設計書をつくるにあたりまして、業者等の参考意見を参考にし、市の方で見積もりをしたものでございます。そうした場合に、当初の図面を参考にしながら、いわゆる修正図面といいますか、現場の状況をこういうふうになっているというふうに説明するための図面でございまして、その中身を隠すとか何か、そういうことでつくった図面ではございません。ご理解をいただきたいと思います。アスベストの付着状況がどういうふうになっているという判断するのに作成した図面、これがいわゆるその修正図面でございまして、それをもとにずっと説明をしてきたという内容でございます。
 それから、謝罪の云々の第2番目の質問でございますが、その図面、これらについて、この改修図面を当初からこの図面しかないというふうに誤解をしてしまったということで、先ほど来当初からの図面は存在しないというふうに判断してしまったことについては反省をしているということでご答弁を申し上げたところでございます。謝罪を申し上げたいと思います。
 それから、3番目の議会軽視、議案の審議の日程といいますか、時間の確保の部分のご質問だと思いますけれども、これらについては先ほど説明申し上げたように、十分なる、今までのアスベストの状況が当初と違うという状況を踏まえて今まで鋭意努力をしてまいりました。そういう中で、当然年度途中のアスベストがこういう形でわかったというようなことから、国庫補助も導入しなければならない、そしてまた先ほどの5,200万円の工事も既に着工していると、そういう状況、それから場所が一番アスベストに対して対策を講じなければならない市場であるようなこと、そういったことを勘案し、少しでも早くやっぱり予算を確保していただくと、こういう立場で今回の提案になったものと考えております。
○議長(佐藤真五) 責任の所在について答弁してください。
◎農政部長(阿蘇一男) 済みません。責任の所在でありますけれども、これは先ほど申し上げましたように、修正図面を本来の図面というふうに勘違いをしたことに起因しております。そしてまた、先ほど答弁しているように、部内での連携をきちんとしなかったために、当初の図面なのか、あるいは修正図面なのか、現場状況との確認を怠ったために今回こういうふうな問題になったというふうに理解をしております。責任の所在でありますが、先ほど答弁申し上げたように、その修正図面をもってもとから図面がなかったという解釈をしてしまったということでございますので、私はその部分について深く反省し、謝罪申し上げたいというふうに考えています。
 以上でございます。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番、議事進行。
○議長(佐藤真五) 20番。
◆20番(斎藤朝興) これで2度目、同じ質問したのですけれども、その図面があるということはどの部署まで承知されていたのですかという質問については、答弁漏れはないという認識だそうですが、明らかにこれは答えていません。場長ですか、農政部長ですか、その辺については答えていないのです。これは再々質疑を保留します。答えてください。
○議長(佐藤真五) どの部署までという認識は、先ほどの答弁のとおりであるという認識だそうであります。これは一問一答ではなく、総括なので、その中でお願いします。
◆20番(斎藤朝興) 議長、20番、再々質疑。
○議長(佐藤真五) 20番。
◆20番(斎藤朝興) 私が修正図面がなぜ必要になったのかという質問に対しては、当初からあった図面を参考にしながら、5,200万円の改修工事をやるために図面をつくったというふうにおっしゃいましたが、それを本来の図面と勘違いをしたということなのですが、では図面はなかったということは、なぜ議会に対して、会派の説明に対してしたのですか。つまり、図面はあったのです。だけれども、その図面を参考にして修正図面をつくりました、それが現場をよく見なかったから、結果として追加工事をせざるを得なくなったのだという説明ならわかるのです。ところが、最初は図面はなかったのだと、それで目で見て図面を書いた、こういう説明をしたのです。ということは、それを修正図面の必要性の説明はついたとしても、ではなぜ当初図面がなかったという説明を会派にしたのでしょうかという説明はつかないのです。
 私は、現場は、当初からあった設計図、つまりあの市場を建設するときに発注をしたときの図面があったわけでしょう。その図面と現場の市場の構造が違っていたと、つまり30何年か前にあの建物をつくったときに、あの設計図どおりに現場はつくっていなかったということが、今の時点になってアスベストの工事をやるということになってわかってしまった。手抜き工事ということはわかりませんけれども、それがわかってしまった。それを公表すると困るので、いわゆる工事用の図面をつくったという経過が正解ではないですか。だけれども、現実に上がってみたらば、これは違っていたと。5,200万円の工事をやるときにつくった図面が違っていた、だから今度の3億2,000万円が必要になってきたのだ。つまり、図面をめぐる状況というのはそういう背景があったと私は推測をするのですが、つまり図面はあった、だけれども、その図面どおりにあの市場はつくられていなかったということをまず確認できますか。それを確認をしたい。
 それと、そういう現場を見てしまったので、改めて図面をつくらざるを得なかった、その図面をつくるときにしっかり現場を見なかったから、今のような状況になったというふうに思う。この2点について答弁ください。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
◎農政部長(阿蘇一男) 再々質疑にお答えをいたします。
 図面がなかったかどうかの部分でございますが、途中で後で訂正させていただいたように、その設計図の図面については当初からあったということで、これはご理解をいただきたいと思います。それから、途中での会派の説明での、これは私の間違いでございます。それで撤回をさせていただいて、当初から図面はあったということで、まず第1点がそれでございます。
 それから、第2点目に、それをもとに5,200万円の修正図面をつくる過程において、これは当然、当初から図面があったわけですから、それらをもとにしてその5,200万円の工事を発注するために図面をつくりました。その図面は、いわゆる当時の設計書も見ているのも事実なのですけれども、修正図面をつくる際に、いわゆる現場の確認、先ほど来答弁申し上げていますように、目視あるいは現場状況を勘案した中で、なかなか設計図面どおりの把握がちょっと難しかったと、あるいは図面の解釈の問題としてちょっと不十分だったというふうに申し上げてきていると思いますが、そういう何か隠ぺいするために修正図面をつくったわけではなくて、先ほど申し上げているように工事請負等の設計書、そういうものに必要な図面として作成したのがその修正図面でございます。そういうふうにご理解をいただきたい。
 以上でございます。
○議長(佐藤真五) 以上で、斎藤朝興議員の質疑を終わります。
 29番木村六朗議員。
◆29番(木村六朗) 議長、29番。
○議長(佐藤真五) 29番。
     【29番(木村六朗)登壇】
◆29番(木村六朗) 社民党・護憲連合の議員の一人として質疑いたします。
 一つの案件で議案としては2本になっておりますが、これほど各会派からの質問が微に入り細にわたりあるというのも極めて珍しいケースだと思います。当然、それはこの議案が重要であるからということであります。重要の中身についてはいろいろあろうかと思います。私は、やはりアスベスト対策というのは緊急、不可欠な事業であるという点がまず第1であると思います。と同時に、るる質問ありましたように、追加提案をするに至った経緯、経過、そこに疑問を感じての質問というようなことから、各会派からの質問になったかと思います。大半質問が出尽くしておりますので、私は質問も部分的には行いますが、意見と受けとめていただければと思っております。
 私どもの1番議員、羽田議員が、昨年の9月の定例会におきましてアスベスト問題と対策についての質問を行っております。いろいろ答弁されております。当時の建設部長であった現在の総務部長、紺野総務部長はじめ答弁をされております。それはその内容をどうこう言うわけではございません。昨年の9月定例会の質問というのは、アスベスト問題、当然いろいろ論議になったから質問したわけでありますが、その以前というのが1987年、20年近くも前にいろいろアスベストの問題が出て、市の議会でも質疑が行われて、その当時の質問に対する答弁というような形で、当局は昨年の9月定例会で答弁をされております。目視できる範囲云々というのは、1987年当時からそういう答弁を当局はしておられるわけであります。今回も目視をして、いろいろ設計をしたという答弁であります。
 私から言わせていただけば、アスベスト対策について、昨年の9月定例会のこの質問をもっともっと重く受けとめていただいて、そして今回の市場の改修についても十分な配慮を払って取り組んでいただければ、今回のようなこういうことはなかったのではないのかなと思っているところでありますが、残念ながらちょっと、当局の方でアスベスト対策、その問題の重要性、そうしたものを軽視されたとは思いませんが、結果として軽視をされたのではないかと、こういうふうに判断をするものであります。
 とりわけ市場のアスベスト問題というのは、市民の台所、胃袋に直結する、すなわち健康に直結する大きな課題でございますので、私はこの問題、この追加補正については何ら異を唱えるものではないわけであります。早急な改修工事が必要という立場に立つものであります。しかし、あえてここで質問を行いますが、やはり若干お伺いしたい点があるからであります。
 早速質問に入らせていただきます。1点目は、昨年の12月議会で5,200万円の予算化をするに際し、具体的にはどのような調査を行ったのか、それぞれもう答弁も出ておりますけれども、改めて伺います。また、算出の根拠についても伺うものであります。
 それから2点目は、繰越明許された歳入のうち、国庫補助1,320万円は今後一体どういうふうになっていくのか、これについてももう既に質問されておりますが、お伺いをいたします。
 それからまた、今回の補正後の事業費中、国庫補助はどうなるのか。国の方も、福島市からの補助申請は信頼できないというようなことで国庫補助を削られるのではないかという不安すら覚えるものでありますが、そういうことはないかお伺いをいたします。
 一番申し上げたいのは、これもこれまでの議員の質問に出ておりますけれども、一つは土湯のつり橋工事の問題、それからもう一点はあらかわクリーンセンター焼却炉建替工事における残土の問題などであります。1度議会に提案をされて、そしてすぐそれが補正をされる、変えられる、こういう件が2件続いているわけであります。極めてこれは議会として不信感を持つやり方であります。今回で3回目であります。こうしたことについてどのようにされようとしているのかであります。
 やはり、事前の調査が不十分ではないのか、ずさんなゆえに結果として市民に迷惑がかかり、市費の負担部分がふえる結果になるわけであります。そういう点についての当局のやり方、進め方を改めていただきたいと思うものであります。各事業に取り組むそれぞれの部署がもっともっと熱意を持って、責任感を持って取り組むことが必要ではないのかなと、また担当職員の知識、能力を一層高めることが急務であろうと思います。そして、やはり個々の事業ごとにきちんと評価を行うということも必要ではないのか。工事検査、完成検査をいたしますけれども、やはり事業全体をきちんと評価をする、技術的な点は当然でありますけれども、予算の使い方、その執行の状況等々、すべての面についての評価を一つの事業ごとに行ってしっかりとやっていくということが必要ではないのかなと、こういうふうに思うところであります。
 いずれにいたしましても、今回の案件、珍しく部長が謝ったということもありますけれども、やはり行政の最高の責任者、市政を引っ張っていく責任者である市長が冒頭、一番初めの質問者に対する答弁に、まずここに立って、市長が経緯等々を承知しているわけですから、答弁をすべきではなかったのかなというふうには感じておりますけれども、いずれにいたしましても、改めて当局に対し、こうした事態が繰り返されないための決意のほどを改めてお伺いをするものであります。
 以上であります。
◎総務部長(紺野浩) 議長、総務部長。
○議長(佐藤真五) 総務部長。
     【総務部長(紺野 浩)登壇】
◎総務部長(紺野浩) お答えいたします。
 行政の責任者としての見解についてでありますが、職員には常日頃より研修などを通して、公務員としての倫理観、責任感、使命感の涵養に努めているところであります。
 このたびの中央卸売市場等の公共事業の執行上の問題につきましては、現場管理者と工事施工担当部署等が、各部門の連携協力体制及びチェック体制を再確認する必要があるものと認識をいたしております。今後とも、職員一人一人が、みずからの職務に対する使命感、責任感を持ち、市民の負託にこたえ、適正に公務を執行するという公務員の原点に立ち、さらに職員の意識の徹底を図ってまいります。
◎農政部長(阿蘇一男) 議長、農政部長。
○議長(佐藤真五) 農政部長。
     【農政部長(阿蘇一男)登壇】
◎農政部長(阿蘇一男) お答えをいたします。
 昨年12月議会における予算化に際しての調査内容等についてでありますが、調査内容につきましては、当該現場は卸売場の上部にありまして、アスベストの吹きつけ状況から足場の確保ができない中、現場を詳細に検証することが困難であったため、目視及び計測調査を可能な限り実施したものであります。
 また、工事費の算出につきましては、平成17年の現地調査及びサンプル採取調査により、大気汚染防止法、労働安全衛生法、石綿障害予防規則、廃棄物処理法などの関係法令に基づき、除去専門業者の参考意見を踏まえ、施工箇所を密閉し、作業区域を隔離して、アスベストの飛散防止と作業員の安全を確保しながら施工する工法により算出したものであります。加えて、そのため必要な負圧、防じん装置やクリーンルーム、特殊保護衣、防じんマスク、真空掃除機等を使用することにより、建築工事積算基準等により積算したものであります。
 次に、国庫補助金の今後の見通しでございますが、国庫補助金につきましては現在国、県と協議中でありますが、今回の変更後の工事につきましても、補助対象事業に係る補助金の交付決定について最大限の努力をしてまいります。
○議長(佐藤真五) 以上で、木村六朗議員の質疑を終わります。
 質疑を終結いたします。
 この際、時間を延長いたします。
 議案第76号、第77号を各所管の常任委員会の審査に付することにいたします。
 常任委員会開会のため、暫時休憩いたします。
               午後3時56分    休  憩
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               午後7時34分    再  開
○議長(佐藤真五) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程に従い、議案第76号、第77号の各所管常任委員会における審査の結果の報告を求めます。
 総務常任委員長、32番。
◎32番(阿部儀平) 議長、32番。
○議長(佐藤真五) 32番。
     【32番(阿部儀平)登壇】
◎32番(阿部儀平) さきの本会議におきまして、当総務常任委員会に付託になりました議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
 議案第76号平成18年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分につきましては、賛成多数により、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) 経済民生常任委員長、20番。
◎20番(斎藤朝興) 議長、20番。
○議長(佐藤真五) 20番。
     【20番(斎藤朝興)登壇】
◎20番(斎藤朝興) さきの本会議におきまして、当経済民生常任委員会に付託になりました各議案に対する委員会の審査の結果につきましてご報告申し上げます。
 議案第76号平成18年度福島市一般会計補正予算中当委員会所管分、議案第77号平成18年度福島市中央卸売市場事業費特別会計補正予算、以上につきましては、いずれも賛成多数により、閉会中においてもなお継続して審査すべきものと決定いたしました。
 以上、ご報告申し上げます。
○議長(佐藤真五) ただいまの委員長報告に対し、ご質疑のある方はお述べください。
     【「なし」と呼ぶ者あり】
○議長(佐藤真五) ご質疑がなければ、これより採決を行います。
 お諮りいたします。議案第76号平成18年度福島市一般会計補正予算につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第76号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 お諮りいたします。議案第77号平成18年度福島市中央卸売市場事業費特別会計補正予算につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに賛成の方の起立を求めます。
     【賛成者起立】
○議長(佐藤真五) 起立多数。よって、議案第77号につきましては、ただいまの委員長報告のとおり、すなわち閉会中においてもなお継続して審査することに決しました。
 以上で、本定例会の日程は全部終了いたしました。
 本定例会はこれをもって閉会いたします。
              午後7時38分    閉  会


                 記名投票表決態度一覧
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請願第14号
        JR不採用問題の早期解決を求める意見書提出方についての請願
 請願に賛成した者(白票)20名
  1番 羽田 房男  3番 土田  聡  4番 渡辺あゆ美  5番 真田 広志
  7番 高柳   勇  9番 藤川 淑子  10番 石原洋三郎  12番 高木 克尚
  14番 宍戸 一照  15番 中野 哲郎  18番 杉原 二雄  20番 斎藤 朝興
  23番 山岸  清  24番 渡辺 敏彦  25番 大越 明夫  26番 小島  衛
  29番 木村 六朗  31番 宮本シツイ  32番 阿部 儀平  34番 斎藤  清
 請願に反対した者(青票)16名
  2番 小野 京子  6番 丹治 智幸  8番 須貝 昌弘  11番 大場 秀樹
  13番 粟野 啓二  16番 目黒 恵介  17番 小熊与太郎  19番 菅野 芳樹
  21番 粕谷 悦功  22番 高橋 英夫  27番 佐久間行夫  28番 誉田真里子
  30番 加藤 勝一  35番 佐藤 一好  36番 鈴木 好広  37番 丹治 仁志
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陳情第10号
       賭博施設ボートピアの福島駅前誘致に関することについての陳情
 陳情に賛成した者(白票)31名
  1番 羽田 房男  3番 土田  聡  4番 渡辺あゆ美  5番 真田 広志
  6番 丹治 智幸  7番 高柳  勇  9番 藤川 淑子  10番 石原洋三郎
  11番 大場 秀樹  12番 高木 克尚  13番 粟野 啓二  14番 宍戸 一照
  15番 中野 哲郎  16番 目黒 恵介  17番 小熊与太郎  18番 杉原 二雄
  20番 斎藤 朝興  21番 粕谷 悦功  22番 高橋 英夫  23番 山岸  清
  24番 渡辺 敏彦  25番 大越 明夫  26番 小島  衛  27番 佐久間行夫
  28番 誉田真里子  29番 木村 六朗  31番 宮本シツイ  32番 阿部 儀平
  34番 斎藤  清  36番 鈴木 好広  37番 丹治 仁志
 陳情に反対した者(青票)5名
  2番 小野 京子  8番 須貝 昌弘  19番 菅野 芳樹  30番 加藤 勝一
  35番 佐藤 一好
─────────────────────────────────────────────
議案第83号
             JR不採用問題の早期解決を求める意見書
 議案に賛成した者(白票)19名
  1番 羽田 房男  3番 土田  聡  4番 渡辺あゆ美  5番 真田 広志
  7番 高柳  勇  9番 藤川 淑子  10番 石原洋三郎  12番 高木 克尚
  14番 宍戸 一照  15番 中野 哲郎  18番 杉原 二雄  20番 斎藤 朝興
  23番 山岸  清  24番 渡辺 敏彦  25番 大越 明夫  26番 小島  衛
  29番 木村 六朗  31番 宮本シツイ  32番 阿部 儀平
 議案に反対した者(青票)17名
  2番 小野 京子  6番 丹治 智幸  8番 須貝 昌弘  11番 大場 秀樹
  13番 粟野 啓二  16番 目黒 恵介  17番 小熊与太郎  19番 菅野 芳樹
  21番 粕谷 悦功  22番 高橋 英夫  27番 佐久間行夫  28番 誉田真里子
  30番 加藤 勝一  34番 斎藤  清  35番 佐藤 一好  36番 鈴木 好広
  37番 丹治 仁志


                   意  見  書
─────────────────────────────────────────────
議案第80号
   基地対策予算の増額等を求める意見書
 我が国には、多くの自衛隊や米軍の施設が所在しており、各地で基地施設の所在に起因する様々な問題が発生し、住民生活はもとより地域振興等に多大な影響を及ぼしている。
 そのため、基地施設周辺の市町村は、基地所在に伴う諸問題の解決に向けて鋭意努力しているところである。
 こうした基地関係市町村に対しては、固定資産税の代替的性格を基本とした基地交付金(国有提供施設等所在市町村助成交付金)及び基地交付金の対象外である米軍資産や住民税の非課税措置等の税財政上の影響を考慮した調整交付金(施設等所在市町村調整交付金)が交付されている。
 また、自衛隊等の行為又は防衛施設の設置・運用により生ずる障害の防止・軽減のため国の責任において基地周辺対策事業が実施されている。
 しかし、基地関係市町村の行財政運営は、基地所在に伴う特殊な財政需要の増大等により大変厳しい状況にあり、国による基地対策のさらなる充実が必要である。
 よって、政府においては、基地関係市町村の実情に配慮し次の事項について実現されるよう強く要望する。
1 基地交付金及び調整交付金については、平成19年度予算において増額措置を講ずるとともに、基地交付金の対象資産を拡大すること
2 基地周辺対策経費の所要額を確保するとともに、各事業の補助対象施設及び範囲を拡大すること。特に、特定防衛施設周辺整備調整交付金については、平成19年度予算において増額措置を講ずること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
   平成  年  月  日
                       福島市議会議長  佐 藤 真 五
  内閣総理大臣
  総務大臣
  財務大臣    あ て
  防衛庁長官
  防衛施設庁長官
    以上、提案する。
     平成18年6月19日
─────────────────────────────────────────────
議案第81号
   出資法の上限金利の引き下げ等、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び「貸金業の規制等に関する法律」の改正を求める意見書
 今日、破産申立件数は、平成14年に20万件を突破して以来、平成15年24万件、平成16年21万件と依然として高水準にある。
 消費者金融・クレジット・商工ローン等で多額の債務を負い返済困難に陥った多重債務者や中小零細事業者が主で、リストラ・倒産による失業や収入減・生活苦・低所得などを理由とする「不況型」「生活苦型」自己破産が大半を占めている現状がある。
 また、警察庁の統計によれば、平成15年度の経済的理由による自殺者は8,897人にものぼり、さらにこの多重債務問題が、ホームレス、離婚、配偶者間暴力、児童虐待、犯罪等の被害を引き起こす要因になっているケースも多く、依然として深刻な社会問題である。
 多重債務者を生み出す大きな要因の一つに「高金利」があげられる。
 現在、出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律(以下、「出資法」という)上の、上限金利は年29.2%であり、ほとんどの貸金業者等がこの出資法の上限金利で営業している。
 この出資法の上限金利については、平成15年7月、ヤミ金融対策法(貸金業の規制等に関する法律(以下、「貸金業規制法」という)及び出資法の一部改正法)制定の際、同法施行後3年を目途に見直すこととされ、その時期は平成19年1月とされている。
 現在、わが国の公定歩合は年0.10%、銀行の貸出約定平均金利は年2%以下という超低金利状況下であるにもかかわらず、年29.2%という出資法の上限金利は異常なまでに高金利である。
 金融庁広報中央委員会が実施した世論調査によれば貯蓄のない家庭が二割を占める等、いまだ一般市民には生活の豊かさが感じ取れない。年収が100万円、200万円台であったり、多くの人がパート労働・契約社員等で収入の安定が確保できない環境の下にさらされているのが実情である。突発的な資金需要、病気・怪我等により働き手に何かあれば借金せざるを得ず、出資法上の異常なまでの高金利で借入をすれば、誰でも家計が圧迫され返済困難に陥るのは目に見えている。
 リストラ・倒産による失業や収入減等、厳しい経済情勢の中で喘ぐ一般市民が安心して生活できる消費者信用市場の構築と、多重債務問題の抜本的解決のためには、出資法の上限金利を、少なくとも、利息制限法の制限金利まで早急に引き下げることが必要である。
 一方、貸金業規制法第43条は、債務者が利息制限法の制限を超える利息を「任意に」支払った場合に、貸金業者が法定の契約書面及び受取書面を適切に交付していた場合に限りこれを有効な利息の支払と「みなす」と規定している。
 しかし、厳格な条件を満たした場合に認められるとはいえ、この利息制限法の例外を認める、いわゆる「みなし弁済規定」の存在が貸金業者等の利息制限法違反金利(民事上無効)での貸付を助長し多くの多重債務者を生み出しているのである。
 また、利息制限法は経済的に弱い立場に置かれた人々を暴利取得から保護することをその立法趣旨とする強行法規であり、その例外として暴利取得を認めるような貸金業規制法第43条は、その立法趣旨に反し、また、「資金需要者の利益の保護を図る」という貸金業規制法自体の目的規定とも相容れないものといえる。
 従って、貸金業規制法第43条はもはやその存在意義を欠くものであり、出資法の上限金利の引き下げに伴い、撤廃すべきである。
 同様に、出資法附則に定める日賦貸金業者(日掛け金融)については、その返済手段が多様化している今日において、集金による毎日の返済という形態の必要性が失われていること、また、厳格に要件を守らず違反行為が横行し悪質取立ての温床にもなっていること等から、その存在意義自体を認める必要性はなく日賦貸金業者(日掛け金融)に認められている年54.75%という特例金利は直ちに廃止する必要がある。
 また、電話加入権が財産的価値を失くしつつある今日、電話担保金融の特例金利を認める社会的・経済的需要は極めて低く、この年54.75%という特例金利も直ちに廃止すべきである。
 よって、国においては、「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」及び、「貸金業の規制等に関する法律」を次のとおり改正することを強く要望する。
1 「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」の改正につき、現行法第5条の上限金利を、利息制限法第1条の制限金利まで引き下げること
2 「出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律」の改正につき、現行法における、日賦貸金業者及び電話担保金融に対する特例金利を廃止すること
3 「貸金業の規制等に関する法律」の改正につき、現行法第43条のみなし弁済規定を撤廃すること
    以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。
     平成  年  月  日
                       福島市議会議長  佐 藤 真 五
  衆議院議長
  参議院議長
  内閣総理大臣        あ て
  総務大臣
  法務大臣
  金融・経済財政政策担当大臣
    以上、提案する。
     平成18年6月19日
─────────────────────────────────────────────
議案第82号
   安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善を求める意見書
 高齢化社会を迎え、医療・介護・福祉の充実は国民共通の切実な願いである。しかし、入院日数の短縮や医療・介護内容の高度化などによって、現場はかつてない過密労働になっている。
 医師は厚生労働省の調査でも全国の6分の1の病院(16.5%)が医療法に規定された人数を満たせない状況であり、福島県でも医師不足は大変深刻な事態にある。
 また、看護職員は過密労働により、退職する人があとを絶たない状況にあることから、人手不足を生じさせ、医療事故の続発に象徴されるように、患者・利用者の命と安全も脅かされている。
 安全・安心でゆき届いた医療・看護を実現するためには、医師・看護職員をはじめ医療従事者の人手不足を解消する対策が必要であり、看護職員の配置基準の引き上げや、夜勤日数の上限規制などの法的整備、診療報酬などによる「安全・安心のコスト保障」等が求められる。
 よって、政府においては、安全でゆき届いた医療・看護をするために、医師・看護師等の人手不足の緊急改善をはかる対策、及び予算の拡充措置等を講ずるよう強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
   平成  年  月  日
                       福島市議会議長  佐 藤 真 五
  内閣総理大臣
  総務大臣
  財務大臣   あ て
  文部科学大臣
  厚生労働大臣
    以上、提案する。
     平成18年6月19日
─────────────────────────────────────────────
議案第83号
  JR不採用問題の早期解決を求める意見書
 国鉄の分割・民営化が実施され、すでに19年が経過しているが、その際に発生したJR不採用問題がいまだ解決していないことは誠に憂慮すべき事態である。
 2003年12月に最高裁が「国鉄が採用候補者名簿の作成にあたり不当労働行為を行った場合には、国鉄もしくは国鉄の法的地位を引き継いだ清算事業団は使用者責任を免れない」との判断を下したことに留意し、ILO(国際労働機関)は2004年6月に、日本政府に対し「問題解決のため、政治的、人道的精神に基づき、すべての関係者との話し合いを推進するよう勧める」と6度目の勧告を出している。また昨年9月には、東京地裁は「鉄建公団訴訟」で、採用に当たって不当労働行為があったことを認める判決を言い渡している。
 この19年間、問題の解決を見ることなく他界した当事者は30名を超え、家族を含め塗炭の苦しみにあえいでいる状態を鑑みるとき、人道的見地からこれ以上の長期化は避けなくてはならないと考える。
 よって、政府においては、ILO条約批准国の一員として、この勧告を真正面から受け止め、解決のために全ての関係者との話し合いを早期に開始するよう強く求める。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
   平成  年  月  日
                       福島市議会議長  佐 藤 真 五
  内閣総理大臣
  総務大臣   あ て
  厚生労働大臣
  国土交通大臣
    以上、提案する。
     平成18年6月19日



(6月定例会)
                  各種委員の推薦一覧
┌─────────────────┬────┬───────┬──┬───────────┐
│   委 員 会 等 名 称   │議席番号│ 議 員 名 │任期│   備   考   │
├─────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│阿武隈急行沿線開発推進協議会理事 │ 38番 │佐 藤 真 五│2年│議長充職       │
├─────────────────┼────┼───────┼──┼───────────┤
│県道霊山松川線・松川渋川線改良事業│ 28番 │誉 田 真里子│2年│建設水道常任委員長充職│
│促進期成同盟会理事        │ 38番 │佐 藤 真 五│  │議長充職       │
└─────────────────┴────┴───────┴──┴───────────┘
                                        (18.6.19)

─────────────────────────────────────────────
                 請 願 審 議 結 果
┌─┬───────────┬────────────┬─────┬────┬────┬───┐
│番│  請 願 要 旨  │ 請 願 者 住 所 氏 名 │ 紹介議員 │受  理│付  託│結 果│
│号│           │            │     │年 月 日│委 員 会│   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│1│医療制度改革法案の廃案│福島市渡利字天神37‐5 │     │    │    │   │
│ │を求める意見書提出方に│福島県社会保障推進協議会│土田  聡│18.6.5│経済民生│不採択│
│ │ついて        │事務局長 鈴 木 隆 夫│     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│2│出資法の上限金利の引き│郡山市本町一丁目4‐5 │斎藤  清│    │    │   │
│ │下げ等、「出資の受入れ、│福島県青年司法書士協議会│粕谷 悦功│    │    │   │
│ │預り金及び金利等の取締│会 長 井 上 雄 光 │丹治 智幸│18.6.5│総  務│採 択│
│ │りに関する法律」及び「貸│            │加藤 勝一│    │    │   │
│ │金業の規制等に関する法│            │木村 六朗│    │    │   │
│ │律」の改正を求める意見│            │斎藤 朝興│    │    │   │
│ │書提出方について   │            │     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│3│JR不採用問題の早期解│福島市曽根田町2‐18  │木村 六朗│    │    │   │
│ │決を求める意見書提出方│国鉄労働組合福島地区分会│高木 克尚│18.6.5│経済民生│採 択│
│ │について       │連絡協議会       │土田  聡│    │    │   │
│ │           │議 長 星   修 児 │     │    │    │   │
│ │           │         外一名│     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│4│国民投票制度を含む改憲│福島市舟場町3‐26   │     │    │    │   │
│ │手続き法案の撤回を求め│青年会館内       │木村 六朗│18.6.5│総  務│不採択│
│ │る意見書提出方について│全日本年金者組合福島支部│斎藤 朝興│    │    │   │
│ │           │支部長 増 子 善 七 │     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│5│出資法の上限金利の引き│福島市松木町2‐20   │粕谷 悦功│    │    │   │
│ │下げ等、「出資の受入れ、│福島地区労働福祉協議会 │木村 六朗│    │    │   │
│ │預り金及び金利等の取締│会 長 須 藤 政 浩 │斎藤 朝興│18.6.5│総  務│採 択│
│ │りに関する法律」及び「貸│            │斎藤  清│    │    │   │
│ │金業の規制等に関する法│            │丹治 智幸│    │    │   │
│ │律」の改正を求める意見│            │加藤 勝一│    │    │   │
│ │書提出方について   │            │     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│6│米国産等牛肉の輸入に抗│福島市宮町3‐14    │木村 六朗│    │    │   │
│ │議し、BSEの万全な対│食とみどり、水を守る福島│阿部 儀平│18.6.5│経済民生│不採択│
│ │策を求める意見書提出方│県労農市民会議     │土田  聡│    │    │   │
│ │について       │議 長 住 谷 圭 造 │     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│7│品目横断的経営安定対策│福島市大森字日ノ下4‐1│     │    │    │   │
│ │に関する意見書提出方に│福島県北農民連     │藤川 淑子│18.6.6│経済民生│不採択│
│ │ついて        │副会長 阿 部 哲 也 │     │    │    │   │
├─┼───────────┼────────────┼─────┼────┼────┼───┤
│8│日本と同等の安全対策の│福島市大森字日ノ下4‐1│阿部 儀平│    │    │   │
│ │ない、アメリカ産牛肉の│福島県北農民連     │木村 六朗│18.6.6│経済民生│不採択│
│ │輸入再開に反対する意見│副会長 阿 部 哲 也 │藤川 淑子│    │    │   │
│ │書提出方について   │            │     │    │    │   │
└─┴───────────┴────────────┴─────┴────┴────┴───┘


                 陳 情 審 議 結 果
┌─┬──────────────┬──────────────┬────┬────┬───┐
│番│    陳 情 要 旨    │  陳 情 者 住 所 氏 名  │受  理│付  託│結 果│
│号│              │              │年 月 日│委 員 会│   │
├─┼──────────────┼──────────────┼────┼────┼───┤
│1│共謀罪法案の撤回・廃案を求め│福島市渡利字中江町34    │    │    │   │
│ │る意見書提出方について   │福島地方労働組合総連合   │18.6.1│総  務│不採択│
│ │              │議長 菅 原 一 志    │    │    │   │
├─┼──────────────┼──────────────┼────┼────┼───┤
│2│教育基本法を変えないことを求│福島市舟場町3‐26     │    │    │   │
│ │める意見書提出方について  │新日本婦人の会福島支部   │18.6.5│文教福祉│不採択│
│ │              │支部長 渡 部 保 子   │    │    │   │
├─┼──────────────┼──────────────┼────┼────┼───┤
│3│賭博施設ボートピアの福島駅前│福島市南矢野目字古屋敷9‐3│    │    │   │
│ │誘致に関することについて  │K201「福島市の将来像」を考 │18.6.5│総  務│採 択│
│ │              │える市民意見交換会     │    │    │   │
│ │              │     吉 野 裕 之  │    │    │   │
├─┼──────────────┼──────────────┼────┼────┼───┤
│4│安全でゆき届いた医療・看護を│福島市五月町2‐5     │    │    │   │
│ │するために、医師・看護師等の│福島県医療労働組合連合会  │18.6.5│文教福祉│採 択│
│ │人手不足の緊急改善を求める意│執行委員長 斎 藤 富 春 │    │    │   │
│ │見書提出方について     │              │    │    │   │
└─┴──────────────┴──────────────┴────┴────┴───┘


 以上のとおり会議の次第を記載し、その相違ないことを証明するためここに署名する。



           福島市議会 議 長


                 副議長


                 議 員


                 議 員