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山形県 天童市

平成22年  9月 定例会(第4回) 09月06日−02号




平成22年  9月 定例会(第4回) − 09月06日−02号







平成22年  9月 定例会(第4回)



     平成22年9月6日(月曜日) 午前10時00分開議

        伊藤護國議長     小松善雄副議長

 ●出席議員(22名)

 1番 松田耕一議員   2番 村山俊雄議員   3番 矢吹栄修議員

 4番 狩野佳和議員   5番 松田光也議員   6番 矢萩武昭議員

 7番 山口桂子議員   8番 木村竹虎議員   9番 赤塚幸一郎議員

10番 結城義巳議員  11番 武田達郎議員  12番 後藤和信議員

13番 山崎 諭議員  14番 石垣昭一議員  15番 小松善雄議員

16番 鈴木照一議員  17番 水戸 保議員  18番 小澤 精議員

19番 淺井健一議員  20番 伊藤和子議員  21番 秋葉 忠議員

22番 伊藤護國議員

 ●欠席議員

   なし

 ●出席要求による出席者職氏名

山本信治   市長         鈴木周宏   副市長

小林政俊   総務部長       土屋 信   市民部長

瀧口 廣   経済部長       飯田 豊   建設部長

柏谷 忍   市民病院事務局長   三瓶幸雄   消防長

       総務部総務課長

後藤秀一   (併)選挙管理    新関清市   水道事業所長

       委員会事務局長

沼澤政辰   教育委員長      水戸部知之  教育長

山口 孝   教育次長       結城助一   農業委員会会長

       農業委員会             選挙管理委員会

松田 実              水戸部秀一

       事務局長              委員長

三瓶昭弘   監査委員事務局長

 ●出席した事務局職員

                         主幹兼局長補佐兼

森川敏雄   事務局長       野口忠司

                         調査係長

原田まき子  副主幹兼庶務係長   武田文敏   副主幹兼議事係長

                         庶務係兼

加藤博之   調査係主査      青柳利恵

                         議事係主査

 ●議事日程

 議事日程第2号

              平成22年9月6日(月曜日)午前10時開議

 第1 市政に対する一般質問

  (1)  4番  狩野佳和

  (2)  1番  松田耕一

  (3)  6番  矢萩武昭

  (4)  9番  赤塚幸一郎

  (5) 10番  結城義巳

 ●本日の会議に付した事件

  議事日程のとおり



△開議



○伊藤護國議長 ただいまから本日の会議を開きます。

 本日の会議は全員出席であります。

 本日の会議は、議事日程第2号によって進めます。

 なお、出席要求による説明員のうち、奥山監査委員が欠席でありますので、御了承をお願い申し上げます。



△市政に対する一般質問



○伊藤護國議長 日程第1、市政に対する一般質問であります。

 通告に従いまして、順次質問を許可いたします。



△狩野佳和議員質問



○伊藤護國議長 最初に、4番狩野佳和議員。

  〔4番 狩野佳和議員 登壇〕



◆4番(狩野佳和議員) 9月定例会、一番最初に質問させていただきます。

 会派、民主天童・クラブの狩野佳和と申します。

 通告に従い、順次質問をいたします。

 9月1日から天童・寒河江線を除く5つの路線の市営バスが廃止になりました。代替ということで、DOMOSU(ドモス)という予約型乗合タクシーが運行しております。

 運行を開始する約一月前、7月27日、全員協議会が開かれました。「デマンド型タクシーの運行内容が大幅に変更になる」というものでした。「今まで計画していたドアからドアへのフルデマンドではなく、今までのバス停留所を利用した路線タクシーになる」という説明です。

 ことし6月議会において、市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についての議案が可決されました。内容は、9月1日からデマンド型乗合タクシーに移行するために天童・寒河江線を除く5つのバス路線を廃止するという改正の議案です。

 この議案に関しては、私は討論をして反対しました。その内容を簡単に言いますと、運行まで2カ月しか猶予期間がない今、性急に実行し、告知がうまくいかず、市民に迷惑をかけるようなことがあってはならない。たとえそれが1人であろうとも、私はあってはならないと考える。そんな不安をなくすためには、本格運転を来年の4月に延期し、運輸支局の許可が出てから時間をかけ、確実に市民バス廃止の告知をし、デマンド型タクシーの事前登録、利用喚起を促し、試行運転期間を設け、そして利用者の意見、要望を聞き、改善し、本格運行すべきと考える。

 市民の意見ですが、便数はふえるが時間の変更もあり不便になった、今までと同じバス路線なのに完全電話予約というのが大変不便、こんな停留所タクシーならばバスのほうがよかったということです。これではただ単に人数の少ない路線を小型車に切りかえればよかったのではないですか。結局市営バスの廃止は早過ぎたと考えますが、市長のお考えをお願いします。

 8月15日号の市報には、デマンド型乗合タクシーの運行説明会の告知があります。9月1日号の市報では、表紙に「特集 9月1日スタート 予約制乗合タクシー」とあり、「市営バスが予約制乗合タクシーに移行します」であり、市営バスの5つの路線が廃止になる告知は全くありません。

 今回のシステムを知らずにバスに乗ろうとした人はいなかったのでしょうか。5分、10分、20分、30分と待てども待てどもバスは来ない。この猛暑が続くこの時期に熱中症とか大変なことが起きなければよかったのですが。

 市営バスを運行委託していた行政として、市営バス廃止の告知期間は十分でなかったと考えますが、市長の考えをお願いいたします。

 次に、デマンド型タクシーについて伺います。

 今回の予約制乗合タクシーは、時間が変更になり不便で、電話予約も大変で使い勝手が悪いと言われています。行きは前日の16時まで電話で事前予約し、帰りは2時間前までに予約する。毎日運行はよいことですが、電話予約が一番面倒な手続になります。こんな運行システムならばバスのほうがよかったと言われています。もっと市民にとって利便性の高い交通システムが必要と考えますが、市長の考えをお願いします。

 運行している予約型乗合タクシーは、ことしの3月議会で説明した運行形態と、そして6月の定例会の環境福祉常任委員会で説明した運行形態から大幅に変更になっています。

 5月27日のプロポーザル審査会の提案書は、ドアからドアへのデマンド型乗合タクシーに関するものであり、内容が大幅に変更になった今回の提案ではないと考えます。しかるに、それに対する業者の提案も大幅に変更するものであり、5月27日のプロポーザル審査会の結果は無効にすべきであって、今回の運行形態に関して新たなプロポーザル審査会を開き、新たな提案書に基づき業者を決定すべきではないかと考えますが、市長の意見をお願いします。

 そもそもなぜ今年度デマンド型タクシーに移行するに至ったのでしょうか。最初の常任委員会の説明での運行目的は、「市民の日常生活を営む上で必要な公共交通の確保を図る」と説明しております。高齢者、交通弱者等も含む市民が日常の生活を営むためには、これからも医者、買い物、用事で出かけるときは、事前に電話で予約し、バス停まで歩き、移動しなければならないということなのでしょうか。

 高齢者または交通弱者の利用を減らすようなことはあってはならないと考えます。私が考える天童市の公共交通は、天童市民であればだれでも利用ができ、家族の人がわざわざ休まなくても高齢者が1人で病院、買い物に移動できるもの、料金は格安で市内のどこでも行けるようなものであればよいと考えます。ドアからドアへ、なるべく相乗りし、市民全体で助け合う、お互いさまの気持ち、そういう気持ちで運行すべきと考えますが、市長の考えをお願いします。

 大きい第2の質問は、わくわくランドのあり方についてです。

 わくわくランドは、遠藤市長がその前の市長との選挙で争点になった場所でもあります。私の記憶では、14年ぐらい前になると思います。ロック開発をするのか、それとも見直しかというものでした。地域の商店街、地域活性化のためには、大型店舗は要らないということで見直しを公約にした遠藤市長が当選しました。

 その後、鍬ノ町の開発は天童の観光拠点として開発をするのだと聞きました。天童の新たな発信基地になると心を弾ませたものです。

 わくわくランドができてから十数年間、いろいろと形態を変えながら様変わりしてきました。どうでしょうか。今日まで天童の観光拠点として大いに発揮できたのでしょうか。道の駅は普通田舎の国道沿いに設置しておりますが、天童では一等地に構え、観光拠点として情報発信してきたわけですが、効果は予想どおりでしょうか。残念ながら私は首をかしげます。

 現在の状態はと申しますと、八文字屋書店とJAサンピュア、auショップ、森林情報館、屋外ステージと噴水つき多目的広場、芝生広場、4つのお山の広場というところです。

 1点目、山本市長が手がけた物件ではありませんが、このわくわくランドのあり方をどのようにとらえていますか。今後趣旨の変更、大きな方向変換はあるのでしょうか。

 次に、遊び場について。3月定例会の22年度一般会計当初予算の予算特別委員会で、疑義があるということで多くの質問が出た中に、わくわくランドの施設整備工事費4,900万円があります。

 当時の子育て支援課長の答弁は、マールボロウから寄贈される遊具1基と就学前の子供用大型遊具1基、小学生向けの遊具の3基の設置を予定している。設置背景の理由は、1点目、市民の憩いの場としてよりふさわしいにぎわいのある場所にしたい、2点目は第6次総合計画策定に当たり、市民から遊べる場所の要望が多い点を考慮し、建設部と検討した結果、整備したい。芝生の部分と屋外ステージわきに幼児の遊具、4連山の部分に小学生の遊具ということです。市民からは、いつできるのかと聞かれるのですが、早急に設置していただき、新たににぎわいの創出をしていただきたいのですが、進捗状況を説明してください。

 3点目は道の駅に産直施設をつくってはどうかということです。

 どこの道の駅に行っても、併設に地元の観光物産センターがあり、そして同時に産地直売センターも設置しております。

 道の駅天童温泉には、もり〜な天童森林情報館があり、道の駅の機能もありますが、残念ながら併設する観光センター、産直センターはありません。私は生産者が直接持ち込める顔写真つきの産直センターがあればよいと考えますが、市長の考えをお願いします。

 4点目はオルゴール博物館の利用についてです。

 わくわくランドの西南に位置していたオルゴール博物館がことし6月13日閉館しました。平成12年6月10日オープンでしたので、ちょうど10年の歴史に幕が落とされたようです。

 先日、市議会の代表者会で、オルゴール博物館の跡地をどうすべきかという意見交換会がありました。恐らく非公式ではあるでしょうが、内部的には打診が来ているのではないでしょうか。

 個人的には、市で買い上げ、県内のどこにでも負けない子育て支援センターとして整備すべきと考えます。今年度予算では大型遊具をつくる計画ですので、その方向、つまり子育て支援の方向で改造計画しているものと考えますが、市長も当然このわくわくランドでの観光の活発振興策は考えているでしょうから、その線に沿って答弁くださいますようお願いして、私の最初の質問とさせていただきます。



○伊藤護國議長 山本市長。

  〔山本信治市長 登壇〕



◎山本信治市長 おはようございます。

 狩野佳和議員の御質問にお答え申し上げます。

 初めに、天童市の公共交通についての市営バスの廃止について申し上げます。

 これまで市営バスについては、空気バスとやゆされるなど、さまざまな課題が指摘されておりました。また、利用者数においても年々減少しており、ピーク時の75%ほどになっております。こうしたことから、その大幅な見直しは私の公約にも掲げており、早急に取り組まなければならない行政課題と認識をしていたところであります。

 このような中、市営バスの大幅見直しの第一歩として、市営バスにかわる新たな公共交通システムであるデマンド型乗合タクシーの運行を9月1日から開始すべく準備を進めてきたところであります。したがいまして、市営バスの廃止につきましては、デマンド型の乗合タクシーの運行開始に合わせて実施したものであります。

 なお、8月27日付で道路運送法第21条に基づくデマンド型乗合タクシーの実証運行が許可されたところであります。市民に対しての告知については、デマンド型乗合タクシーの運行内容がなかなか決まらなかったこともあり、市営バスの廃止の告知もあわせて、告知の期間が1カ月程度となった次第であります。

 8月に入りまして、現在の市営バス利用者に対しましては、職員がバスに乗車し、直接説明を行ってまいりました。その後、13地域の市立公民館での説明会の開催や山形放送のテレビ広報に情報を提供するなどして周知に努めてきたところであります。

 次に、デマンド型乗合タクシーの運行について申し上げます。

 このたびデマンド型乗合タクシーは、当初計画していたフルデマンドから市営バス路線を利用し運行する路線型に変わりました。このような状況を受け、これまで市営バスは隔日運行だったものを毎日運行とするなど、少しでも市民のサービスの向上につながるよう、事業者に対して運行内容について要望してまいりました。

 しかしながら、利用に当たっては、会員登録や電話での予約が必要になるため、御不便をおかけする点はありますが、御理解と御協力をお願いいたします。

 このたびのデマンド型乗合タクシーの運行方法については、最終的な形とは考えておりませんし、改善すべき点は多々あるものと認識しております。関係機関や事業者との協議を踏まえ、実証運行の実績を見ながら、今後も利用者が使いやすい公共交通となるように取り組んでまいります。

 また、運行内容を詰めていく段階で時間を要したことから、時間的な制約もあり、プロポーザル審査会で決定した事業者に事業をお願いしたという経過でございますので、御理解をいただきたいと存じます。

 次に、本市の目指す公共交通とはについては、本市は他市町村と比較してもJRや路線バス、民間タクシー等の公共交通に恵まれている環境にありますが、いわゆる交通弱者を含め市民が気軽に、そして便利で利用しやすい公共交通機関があることが望ましいと考えております。

 市が行う事業としましては、限られた予算の中で、民間事業者がカバーできない市営バス天童・寒河江線を含め、デマンド型乗合タクシー事業を順調に進め、運行し、市民の利便性をさらに高めていきたいと考えております。

 次に、わくわくランドのあり方についての全体計画について申し上げます。

 わくわくランドは、歩いて楽しいかいわいづくりをコンセプトとして、温泉街と連携した新たな観光交流の創出を目指して、質の高いまちなみの整備を進めている鍬ノ町地区の拠点として位置づけております。これまで民間の観光集客施設との相乗的な効果を生み出すために、多目的広場や屋外ステージのほか、道の駅天童温泉の駅舎となる森林情報館等の整備を順次行ってまいりました。

 今後とも舞鶴山を中心とする天童古城地区と温泉街との連携のための拠点として利活用するとともに、新たなにぎわいの創出を図りたいと考えております。

 次に、子供の遊び場について申し上げます。

 子供たちが伸び伸びと遊べる子育てを通した親同士の交流の場の整備によって、新たなにぎわいの創出を図るため、多目的広場の西側に本市の姉妹都市であるマールボロウ市から寄贈される遊具を含めた大型複合遊具の設置を計画しております。

 設置に当たっては、市民目線に立った施設とするため、公募型プロポーザル方式の整備手法を採用いたしました。現在、市内の建設企業を対象として、企画提案書の募集を行っており、今後子育て世代を中心とする市民団体の代表や幼児教育の専門家等による提案内容の審査を経て契約企業を決定し、11月の工事着手、平成23年3月の完成を予定しております。

 次に、道の駅の考え方について申し上げます。

 道の駅は、休憩施設と地域振興施設が一体となった施設であり、一般的に物品の販売も可能であります。しかし、道の駅天童温泉の中心施設となっている森林情報館は、林野庁の補助事業によって、森林についての情報発信を目的として整備された施設であり、施設内での販売行為等は目的外の利用となるため、自粛するよう指導を受けております。

 したがいまして、現在は週末を中心に産直グループのもり〜な天童朝市が軒下を利用して出店しており、天童市グリーンツーリズムネットワークを通して、ほかにも出店を希望する団体がないか呼びかけているところです。現在のところ出店希望の申し出はございませんが、今後とも産直機能の充実に向けて対応してまいりたいと考えております。

 次に、オルゴール博物館の利用について申し上げます。

 冒頭申し上げましたとおり、わくわくランドは本市の新たな観光交流の拠点として整備を進めてきたものであり、その基本的な位置づけは変わっておりません。

 また、現在、閉館中のオルゴール博物館については、所有者である東北パイオニア株式会社がオルゴール博物館として利用することを前提に売却等を検討しているようでございます。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) それでは、再質問させていただきます。

 まずバスについてですが、先日、8月30日、31日の2日間、私は市営バスの2つの路線に乗車してきました。バスの利用者が9月から廃止になる市営バスのことをどれぐらい理解しているのか。そして、9月から運行する乗合タクシーのことを市民が本当に理解しているのかを調査するためです。当然、利用料200円は市民の義務としてきちんと支払いました。

 30日は月曜日、8時10分市役所発、若松・田麦野線に乗りました。乗車人数は13人、運転手の話ですと、「本日は最終日だから多いな」ということでした。

 ここで、9月からのバス廃止について理解している人は12人、知らない人は1人おりました。その1名の方に質問すると、市報も見ているし、バスも1カ月に1回は乗っているということでした。

 次に、31日火曜日、8時4分市役所発、天童・川原子線です。31日の人数は20人前後、ちょっと乗りおりがあったので確定ではございませんが、この日も運転手は「最後だからきょうは多いな」ということです。

 20人の中で理解している人は、ほとんどいました、19人ぐらい。このバスで知らなかった人は1名。知らなかった人には私が新しい説明書を渡し、説明しました。

 8月15日の市報に市営バスが乗合タクシーに変更になりますよ。説明会は各公民館で行いますという記事を見ませんでしたかと私は尋ねたところ、見てないということです。バスに乗っている人もなぜ気づかないのか、知らないのかと、バスの中を眺めますと、バスからタクシーへの変更の告知は天井広告にA4判で2枚張ってあるだけでした。これがその内容の現物です。

 これをバスの天井のところに張っているわけです、広告として。高齢者がわざわざこれを乗り上げて見るとお考えでしょうか。それも天井に張ってある。これでは何だかわからないですよね。

 一般的に廃止とか大幅変更になるのであれば、私は運転席の後ろあたりね、これの2倍とか3倍、4倍、A1判とか、そういった大きさで、市営バスなくなりますよと広告すべきではないかと考えます。

 それから、市報の広告ですが、9月1日号の市報です。表紙には特集、9月1日からスタート、予約制乗合タクシーと書いてあり、4、5ページで特集のようです。大見出しが9月1日スタート、予約制乗合タクシーです。愛称はDOMOSU、そして小さく市営バスは予約制乗合タクシーに移行します。これは新交通システムがスタートする当日、9月1日です。

 これを読んで予約することできますか。朝8時に乗るには、前の日の4時まで予約しなければならない今回のシステムを知らずに、9月1日から乗ろうとする人はどうすればいいんですか。

 このような広告というのは大げさですが、私は1年前から出す。そして、半年前からは毎月の市報に出す。これでもか、これでもかと告知をしないと、市民の隅々までには行き渡らないと考えます。余りにも告知が遅いと考えます。

 8月15日号の市報の内容がこれです。5ページの左下に7センチ掛ける約18センチの記事です。見出しは「デマンド型乗合タクシーの運行説明会」。これを見てバスが変わるなんていうことを理解する人がいるでしょうか。

 そして、この説明会なんですが、説明会をするのはいいんですが、午前10時と午後の2時なんですね、見ると。ただ単にこれがバスが小型になるだけだったらいいんですけれども、市民バスを利用している人、小学生、中学生だっているわけです。高齢者が、交通弱者が、これを見て電話予約をしなければならないことを考えると、私は利用者でなくても、家族の人も理解するためには、いわゆる夕刻の7時とか、そういう時期に開催すべきではなかったかと考えますが、市長はどうお考えでしょうか。この告知に関してお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 告知に関してというようなことでありますが、少し問題があったということは認識しておりますが、このデマンドについては、全協でも御説明を申し上げましたが、少し御説明をもう1回させていただきますと、先ほど私の答弁でも申し上げましたが、この市民バスについてはいろいろと議論されてきた経過があると。その中で、フルデマンド型のものを御提案を申し上げた。

 そして、6月に条例改正等々ありましたけれども、先般、先ほどあったように全協の中でこういう状況が変化したというようなことで御説明を申し上げた、こういうことですが、この経緯でありますけれども、私どもではフルデマンド型のものを公共交通会議におかけしましたところ、やはり事業者のほうからの同意を得られなかったと。その中で、実証検証というものがあるんですが、これは道路運送法21条にあるわけでありますけれども、この実証運行で何とかできるのではなかろうかということも考えておりました。

 それが事業者との同意が得られないという中で、今回の先ほど言ったようなバスからタクシーを利用した路線型に変更になったというようなことで、今予約をしなければいけないということで、大変御不便をおかけしている。この辺につきましては、大変申しわけなく思っております。

 そのような中で、今告知のことでありますけれども、これも先ほど言ったように、事業者との同意を得るために、私も直接事業者の最高責任者の方と4度ほど時間を詰めた中で、何度もお会いをさせていただきました。その中でありましたけれども、そういうような状況の中で、どうしても合意点が見つけられない、こういうようなことで時間が非常に迫ってきたというようなこと。

 そして、新たに私どもの御提案を申し上げて、それらに対しての同意を得る間の時間も要したと、こういうようなことでございまして、なかなかそういう時間がとれなかったということで、1カ月ほどになってしまった。この辺に関しては大変申しわけなく思っております。

 また、告知の仕方についても少し問題があったようでありますけれども、これらのことについては、今後そういうような漏れもあろうというようなことで、直接私のほうから市の今までの路線バスを1週間ほど、予約あるなしにかかわらず回ってみて、もしその辺で停留所で待っている方がおったら、それを拾うようにというような指示を出しておりましたけれども、現在そういう状況はないようであります。また、これを請け負っていただいた事業者の方のほうにもそういうお願いをして実行していただいているようであります。

 そういうようなことで、大変短い時間の周知ということがありましたものですから、その辺のことを十分に認識をしながら、でき得ることをやらせていただいている、そのようなことでありますので、ぜひひとつその辺のところも含めて御理解をしていただきたいと思います。

 また、2日間乗り込んで2名の方が承知をしてなかったというようなことに対して、説明をしていただいたということについては感謝申し上げます。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) 今、大変申しわけないということがあったので、深く突っ込みませんが、ちなみに公民館の実績も申し上げておきます。全部の公民館、合計で124人、私全部調べました。124人です。当然この人数だけでは公民館、日中この説明会をしただけでは、市民には到底告知できないと思うんですよね。その辺やっぱり夕方にも私は告知してほしかったと。結局こういったことは、もっと1カ月前、2カ月前からきちんと準備をしてやるべきだと考えております。

 結局、9月1日からスタートするということが先走りしてしまって、本当にそれができるんだろうかということを調べるのが、先に調べるべきことをしなかったのではないかなと思うんですね。ですから、その辺、政策を大幅変更する、いわゆる市民の足として密着しているわけだから、やはりその辺はもっとゆっくりと時間をかけてやってほしかったなという私の感想なんです。

 あと、きょうが月曜日ですから、9月から1日、2日、3日と運行したわけです。私の心配しているその炎天下で待っている人がいなかったのかということで、調べた結果、いないと市長はおっしゃっておりますが、私はちょっと事業所に確認に行ったんですよ、3日に。そうしたら、そういった報告はなかったんですが、何か小学生が卓球のスポ少に行くのに団体でぼんぽこに行くことがあるということで、乗れなかったとお聞きしました。

 結局子供たちは知らなかったから待っていたと思うんですが、だから小学生にはやっぱり伝わってなかったんですね。それで増便を出して、それを運んだということに聞いておりますが、結局、告知においては私は満足が得られなかったのではないかと思っておりますので、その辺大幅変更の場合には、ぜひ告知をきちんとしていただくという方向でお願いいたします。

 そこで、じゃこのままの交通システムでいいのかということになります。

 この2日間で聞いた意見の中を申しますと、ふと朝行きたくなったとき行けないのが困る。予約が面倒。8時スタートで今までどおり、これでいいのですが、帰りの11時の便がなくなり10時になった。タクシーでは4,000円かかる。これからは13時、1時まで待たなければならない。月曜日から金曜日、毎日運行は要らない。医者と曜日を決めるのですから、月、水、金でも火、木、金でもいいということなんです。

 結局このシステムに移行して、高齢者とか交通弱者の利用を減らすようなことがあってはならないと思うんですよね。やっぱり幾らでもふえるような方向で市民に利便性のあるものをつくっていかなければならないと思うんですが、実際今後、以前は9月中に地域公共交通会議に再提出するとおっしゃってました。11月ぐらいまでにめどをつけたいとおっしゃっておりましたが、どういった方向で提案するつもりなのか意見をお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 地域公共交通会議に9月にかけるということはうそでございまして、これは事業者と9月中に私どものそうでなくて、11月ごろまでに同意をしたいということですので、この内容ですけれども、まずやはり運送事業者の理解が得られなかったわけでありますから、どのようなものが理解を得られるのか。そして、なおかつこの1カ月ほどの中で、それからこれまでいろいろ説明会の中で、こういうことはどうなんだとか、いろいろ御指摘を受けております。相当の項目があります。そういうものを一つ一つ精査をしながら、この9月中に私どもが1回事業者に提案を申し上げる。そして、事業者の方と机を一緒にしまして、その中では県のほうからもお力添えをいただいて、御同席をお願いしながら詰めていく。そして、11月ごろには1つの方向性を見出したいという今予定であります。

 しかし、これも事業者との同意というのはそう簡単ではないというふうに認識をしております。そのようなことでありますので、事業者との意見交換を十分にしながら、少しでも現状の抱えている課題を取り除いていく、そして利便性を高めていくと、こういうようなことを考えておりますので、ひとつ御理解していただきたいと思います。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) それで、実際私が提案していた試運転、実証運転みたいなことになってしまったわけです。私は希望としては、バスが走っているのと同時に試運転すればよかったなと考えているところでありますが、このままの状態では私はだめだと思うんですね。このまま続けていても。

 本当に実証運行、試運転なわけですが、来年の3月までして、4月からは本当にもう少し利便性のあるものにしなければならないと思うんですよ。ですから、本当に半年間の中で微調整なり大幅変更なりでもいいんですが、もっと市民が利用しやすい交通システムができるのかどうか。できる方向で本当にあるのかどうかなんですね。

 実際、公共交通会議というのはどこでも恐らくあると思うんですね。山形新聞の記事にも書いておりましたが、地域で走っている路線バスと競争するようなことがあってはならないと。その走っていないところでないと許可しないということがガイドラインである。だから7月にできませんなんていうことは、やっぱりこれはおかしい話であって、執行部としてそんなことは一番最初に調べるべきであると思うんですよね。その辺をクリアして、いかによい交通システムができるのか、市営バスにかわる交通システムができるのかということを考えていかなければならなかったと思います。

 ですから、本当にこれから、4月から本格運行するに当たって、一歩でも進める、一歩でも今よりもよくなるようなことで考えても、期待していてもよろしいんでしょうか。お願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 先ほど申し上げましたように、この事業者との同意というのは非常に厳しいものがあります。ただし、今までの経過の中で、私どももこれは始まってこれまでずっと運行してきましたけれども、現在約75%の利用率になっております。また、要するに事業者のやっております路線バスにおいても、年々お客様が減少している。要するに今どちらもそういう現状を抱えているという共通の認識を事業者と私どもは一緒にしているんです。このままではだめなんだという認識は持っているんですね。

 しかし、事業者としては、我々のそういうフルデマンド型がより一層自分たちの事業を苦しめると、こういうようなことで御理解いただいてないわけですね。

 しかし、そういうようなことですから、事業者の方から御理解をいただけるということは非常に厳しいことだろうと思っておりますが、共通認識の上に立っておりますので、その辺をお互いに腹を割って、どちらもウィン・ウィンの方向、特に我々はこの地域内でのフルデマンドでありますから、他の市町村に出ていくわけではありません。そのようなことで、つなげるという部分では、事業者にも協力できる部分がたくさんあるわけです。そういうようなところをお互いに持ち出して、何とか御理解をいただくような方法をとってまいりたい。

 じゃどのように変えられる余地があるのかということは、これは交渉事でございますので、最大限の努力をするということにしておきます。よろしくお願い申し上げます。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) ぜひよりよいもの、利便性の高いものをつくっていただきたいと考えております。

 そこで、もし結局5月に説明した、6月の議会で説明した内容とまた大幅に変更、違うと、そして今の運行内容とも違うとなると、プロポーザルで入札をしたその意味がやっぱりなくなってくると思うんですね。ですから、来年4月からまた変更になるのであれば、私は新たにプロポーザルで業者を選定すべきと考えているんですが、その辺、やはりこのまま何年かはその業者にやっていただくとか、どういった方向で考えているのかお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 プロポーザルの契約期間が3年になっております。そういうようなことでありますので、これはやはりその辺のところは我々としても遵守していかなければいけないんだろうと、こういうように思っているところです。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) じゃ、続きまして、わくわくランドについて。

 全体計画として、何かいまいち伝わってこないんですが、情報発信基地、天童を大いに発信するわくわくランドをどういった方向でやっていくのかというのが、ちょっといまいち伝わってこないんですよね。

 今回大型遊具、まずつけるのはいいです。子供の遊び場としてこれをつくるのはいいんですが、びっくりしました、私。8月19日にプロポーザル実施要綱が市役所の前に張ってあるんですね。一部の市民の方にプロポーザル審査会の委員をお願いするということで、お願いの文書も行っているようなんです。

 その実施要綱ですと、10月15日審査会、プレゼンテーションで選定となっているようなんです。私も入手しました。実施要綱何ページかにわたっています。その委員の要綱、会の要綱とか地図とかいろいろあるようですが、不思議なんですけれども、掲示をしてこういうふうにすると決まっているのであれば、なぜ議会、所管の常任委員会に説明、報告がないんでしょうか。常任委員会って一体何なんでしょうかね。どういう存在に今なっているんでしょうか。

 予算審議が今所管の常任委員会ではなく、予算特別委員会で全員で審査することになっています。そうすると、常任委員会はこういった計画段階をまず説明する場所だと私は理解しているんですが、予算さえ通れば工事はどのようにやってもいい。進捗状況は説明しなくてもいいという考えなんでしょうか。どうなんでしょうか。よろしくお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 説明をしなくてもいいというようなことは思っておりません。ただ今回、その件について、そのようなことであったとするのであれば、少し配慮が足らなかったのかと思っております。

 このわくわくランドに大型の遊具を設置するというようなことは、皆様にお知らせしているとおりでございまして、その方法として、庁内でいろいろ検討した結果、プロポーザルでやるということでありますが、その内容等について議会のほうに報告がなかったということであれば、今後、事前的なものも十分配慮しながら、できるだけ皆様のほうに情報を入れるような努力をさせていただきたいというふうに思います。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) そのわくわくランドの配置図、説明するのにちょうどいい配置図なんですが、体験エリアで道の駅のところ、そしてふれあいエリアでステージゾーンと噴水ゾーン、そしてにぎわいエリアでちびっこゾーン、わんぱくゾーンと分けているわけですが、今回その大型遊具をつけるところはちびっこゾーン、わんぱくゾーンということで、ここにそういった子供の遊び場をつくりたいということであります。

 オルゴール館のまま運営してほしいなんていうことは本当なんでしょうか。実際問題、民間の立派な上場会社が運営してできなかったことを市でやることもできないし、普通そんななかなかできないと思うんですよね。

 もうここは、わくわくランドというのは大幅転換して、子育て支援の本当のそういった交流センターに大幅改造すべきと思うんですよ。東根でもいろんな子育て施設を考えております。天童市も県内で一番、県内では絶対負けない、そういった子育て支援センターに私はすべきと思います。

 芳賀に1ヘクタールのをつくりたいなんていうことがいきなりありました。まず土地だけを確保したい。これは午後にも質問あると思うので、余り突っ込みませんが、そういったことにならずに、ここはここで子供の専用の施設をつくればいいと考えているんですが、その辺は本当に考えがないのかお願いいたします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 これは先ほど申し上げましたように、民間の企業が今そういう方向で努力をしているというようなことですから、仮定の話でいろいろ答弁するということは差し控えたい、こういうことです。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) そうすると、それは別な話をします。時間がないので。

 産直施設の件につきまして、私は農協さんとは別にこちらのほうにつくる計画で前あったんですよ、3,950万円。その予算でつくればいいと言ったんですが、2年前になくなった。本当にそういう予定はないのかどうか。市長、お願いいたします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 今現在、具体的に金額の話も今出ましたけれども、そういう話はありません。



○伊藤護國議長 狩野佳和議員。



◆4番(狩野佳和議員) 時間です。ですから、先ほども話しましたが、新規事業に対しては、まずきちんと精査をする。しっかり煮詰める。そして、これで完璧だ、これでもか、これでもかというところで予算を計上して実行していただきたい。とにかく市民の一人一人のことを考えた政策をやっていただきたいと考えております。

 以上で私の質問を終わります。



○伊藤護國議長 以上で、狩野佳和議員の質問を終了いたします。



△松田耕一議員質問



○伊藤護國議長 次に、1番松田耕一議員。

  〔1番 松田耕一議員 登壇〕



◆1番(松田耕一議員) 会派かがやき、最初に質問いたします松田耕一でございます。

 このたびも市民の方々より私に提起されました事柄などを質問してまいります。市長からは誠意ある答弁を期待しております。

 それでは、通告に従いまして順次質問してまいります。

 スポーツ行政についてでございます。

 市では、山本市長のもと、スポーツ・健康づくり日本一を上げ、ことしはジュニアスポーツの育成にも力を入れて予算を組んでおります。天童市の体育施設もスポーツセンターを始め、野球場などもスコアボードも改修して大変充実していると思っております。

 この体育施設は、学校関係や体育協会加盟団体などが使用する場合は減免措置を受けて、市内のスポーツの育成にも貢献しているものと思っております。

 この減免措置ですけれども、市外の団体との強化試合などでは適用になりません。減免措置は市民のための措置という考え方だと思っておりますが、競技スポーツなどをする場合ですけれども、強いチームとの強化試合などはスポーツ育成の面でも大変重要なことと考えております。

 市外の団体が参加した場合においても、強化目的というふうなことで認められる場合には減免をして、積極的に競技の強化を図っていく必要があると考えております。

 天童市のスポーツ育成のためにも、一定の条件のもと、対外強化試合の場合なども減免措置をするべきではないかと考えますが、市長の考えをお聞きしたいと思います。

 続いて、天童夏まつりについてでございます。

 ことしも8月8日、日曜日、9日、月曜日の両日、第20回天童夏まつりが行われました。初日は日曜日になったこともあり、午後からわくわくランド野外ステージでは2団体、222人によるマーチング演奏や57団体、230人が参加したダンスドリーム2010が行われ、熱いダンスバトルが繰り広げられました。

 そして、駅前通りでは、駅前通りの活性化のために天童神輿會会員150人による昼渡御が行われました。当日は途中からあいにくの雨があったようでございまして、市長もずぶぬれになったというふうに聞いております。雨もしたたるいい男になったのではないかと思っているところでございますが、大変御苦労さまでございました。

 しかし、夕方からは天気も晴れまして、ちょうど涼しくなって、フラダンスサークル70人によるハワイアンフラ、それと4団体、206名のマーチングパレード、そして20団体、1,400人が参加した天童花笠おどりパレードが行われました。ことしは4年ぶりに市議会でも花笠パレードに参加し、花を添えて好評だったというふうに聞いております。

 2日目は平日でございましたけれども、5団体、185人による天童花駒おどりパレードと15団体、総勢800人による威勢のいい天童神輿パレードが行われました。

 2日間で延べ105団体、3,200人余りが天童夏まつりのほうに参加していただきました。観客も初日は7万5,000人、2日目、7万人で、2日間で14万5,000人の観客が訪れております。市民の参加団体数も多くなり、観客も年々ふえてきております。

 これから第21回目を迎えまして、さらに盛り上がる天童夏まつりにしていかなければならないと思っております。

 市長もごらんになったと思いますが、ことしの夏まつりの感想と来年からは平日開催となり、休日でなければ行えないイベントなどもあるわけですけれども、どのようにしていく予定なのか。そして、これからの夏まつりについて、市長はどのようにしていきたいと考えているのかお聞きいたします。

 続いて、夏まつりへの市民の参加、市職員のボランティアスタッフの参加についてでございます。

 天童夏まつりは、夏まつり実行委員会が運営しております。この実行委員会は13団体、15名で組織されており、夏まつりの実行委員会事務局が企画、運営を行っておりますが、この事務局員だけでは実働人数が少なくて、夏まつりの運営も大変なようでございます。

 市民や市役所の職員の皆様のボランティアなども募集して、また事務局員として企画、運営からぜひ協力して参加していただき、市全体で盛り上げていくような夏まつりにするべきだと思っております。市長はどのように考えているでしょうか。

 以上で、1回目の質問といたします。



○伊藤護國議長 山本市長。

  〔山本信治市長 登壇〕



◎山本信治市長 松田耕一議員の御質問にお答え申し上げます。

 初めに、スポーツ行政についてのスポーツ競技力向上のための施設貸し出しについて申し上げます。

 市スポーツセンターを含めた公共施設の使用料については、行財政改革大綱・集中改革プランの考え方により、受益者負担の原則を基本としております。

 一方、施設の利用を促進することにより、文化・スポーツの振興など市の施策を推進する上で必要な場合は、公共施設の使用料等の減額及び免除を認めております。

 ジュニアスポーツに関しましては、学校の部活動はすべての使用料を免除しております。また、スポーツ少年団については、市内の団体が利用するときは、照明や冷暖房等を除く使用料等を免除しておりますが、市外の団体等を迎えて大会や練習試合を行うときは原則有料となっております。

 このような中、ジュニアスポーツの育成、強化については、今年度よりスポーツ振興基金を取り崩して市体育協会に対して補助金を交付し、強化練習や講習会、会場使用料など育成強化に必要な事業費に充てていただいているところであります。

 次に、天童夏まつりについてのことしの夏まつりの評価と、これからの夏まつりのあり方について申し上げます。

 ことしの天童夏まつりは、初日の午後から一時通り雨があったものの、2日間とも天候に恵まれての開催となりました。市会議員の皆様にも花笠おどりパレードに出演し盛り上げていただきましたことについて感謝申し上げます。

 さらに、J1モンテディオ山形やパイオニアレッドウィングスから例年を上回る選手の出演をいただき、市民やファンが間近でプロの選手と触れ合うことができ、大変喜ばれたところであります。

 夏まつりについては、昨年から天童神輿會による駅前通りでの昼渡御の実施や、踊りの祭典をコンテスト方式に改めたことにより、全国から参加していただけるようになったことなど、随時見直しを行いながら実施しております。

 おかげさまで、夏まつりを楽しみにしていた市内外のお客様に喜んでいただき、大変なにぎわいの中、無事成功裏に終了したものと考えております。今後、夏まつり実行委員会による反省、検討会が予定されており、その中で来年度に向けた改善点などが議論されるものと考えております。

 したがいまして、現時点ではことし開催された夏まつりを基本に、より広く、より多くの市民に参加していただけるような安全で参加して楽しい、見て楽しい夏まつりの開催を目指す考えであります。

 次に、夏まつりの市民や市職員のボランティアスタッフの参加について申し上げます。

 夏まつりの運営に当たっては、実行委員会への参加団体を中心に運営スタッフの確保に努めております。特に市民参加型のまつりをするために、市報や市のホームページ、天童市観光情報センターのホームページでボランティアスタッフを募集していますが、応募が極めて少ない現状であります。このため夏まつり運営スタッフについては、イベントでの参加団体に対しても、より積極的な運営の参加、協力を呼びかけながら、スタッフの確保に努めてまいりました。

 また、市職員の参加については、市役所チームとしての花笠おどりパレードでの出演や地域や各種団体の一員として神輿パレードへの出演、小・中学校のPTAや交通安全協会など幅広い立場で夏まつりに参加している状況であります。

 来年度に向けましては、市民や職員からより多くのボランティアスタッフの参加が得られるような工夫と呼びかけを行い、楽しく魅力ある夏まつりになるよう努めてまいりたいと考えております。



○伊藤護國議長 松田耕一議員。



◆1番(松田耕一議員) それでは、2回目の質問をさせていただきます。

 ジュニア育成についてでございますが、本年度の3月予算では、ジュニア育成資金としまして、先ほど市長からもありましたが、400万円と強化費として100万円の予算を組んでいるところでございます。

 ジュニア育成資金につきましては、体育協会のほうで13団体のほうから計画書を出していただきまして、それに応じて振り分けをしているということでございます。また、100万円の強化費につきましては、4団体のほうで強化費用に使われるということをお聞きしました。

 このようなジュニア育成費ということは、各団体も大変な資金の苦労をしているところでございますので、大変ありがたいと思っているところでございます。

 先ほど市長からも減免措置についての説明がございましたけれども、やはり強化するにはそういうふうな強いチームとの練習試合というのは絶対必要だと思うんです。特に、野球などですけれども、先ほどありましたが、天童市の体育施設の中のスポーツセンター野球場は、楽天の2軍の本拠地にもなっていることもあり、大変すばらしい野球場です。スコアボードも新しくなりまして、このようないい球場で練習をするということは、ジュニア並びにまた中学生、高校生などにとっても大変力になるというふうに考えているところです。

 市外団体というふうなことでありますけれども、天童市内にはスポーツ少年団が9団体、野球の場合ですけれども、ありまして、大変強いチームがたくさんあります。そして、ことしなども東北大会などにも出ているようなチームもありまして、ジュニアのスポーツ少年団では、大変天童市は強いというふうに言われております。

 しかし、中学生になると、最近いい成績をおさめてないというのが状況でございまして、いろいろ練習試合なども組んでいるようでございますが、先ほどあった減免を受けられないということもあり、市外のチームとの練習試合などは自分のところの学校のグラウンドでやっているわけです。

 そのような場合、やはり強豪チーム、いいチームというのは、こういうスポーツ施設のいいところでできるという場合なんかは、とても強いチームも来ていただけるわけです。そういうときに何とかスポーツセンター野球場とか、そういうところで練習試合とか対外試合といえども減免措置ができないものかというふうに考えているところです。

 市長の先ほどの答弁の中には、現状はやってないということでございましたが、そのような減免措置をできる方法がないものか。例えば、強化目的ということがしっかりしている場合、それは例えばその加盟強化団体があるわけですから、そちらのほうに申請をして、そちらのほうで強化試合と認められる場合は特別な減免措置を受けられるとか、そういうことも可能だと思うんですけれども、市長の考えをお聞きします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 先ほど答弁で申し上げました。第1点のベースにあるものは受益者負担という部分をベースにしていくということは、これは先ほど申し上げました。

 今、議員のほうから御提案ありましたようなそういう強化試合として認められた場合は、ジュニア層の強化という部分での減免措置というふうなことですけれども、これは1つの方法としては、やはり考えていかなければいけないんだろうと思ってます。

 その中で、このスポ少の対外試合というのは非常な数があるんだそうです。数が多いわけでありますので、これをどうやってさばいていくかという部分もあろうかと思いますので、この辺は少しまだまだ精査をしなければいけないと思いますが、今年度は今回このジュニア層の強化については体協のほうにお願いをして、体協でも何度か会議を持ったそうでありまして、いろいろ議論が出たそうでございますけれども、それで13団体に交付をしたという経過があります。

 そういう部分も含めて、スポ少のそういう対外試合も含めて、体協さんあたりが中心になりまして、ひとつそういう部分もルールづくりにしていただければと思っておりますので、一遍体協の会長さん、あるいは役員さんと私自身もその辺のところを話してみたいなとは思います。



○伊藤護國議長 松田耕一議員。



◆1番(松田耕一議員) ただいまの件につきましてですけれども、体協が利用する場合などは減免措置が受けられるということでございますが、体協がそういうふうな練習試合とか、対外のチームが入った場合は、体協が企画した場合でもこれは減免措置にならないんでしょうかね。ちょっと私勉強不足で申しわけないんですが、その1点だけ確認をさせていただければと思います。



○伊藤護國議長 土屋市民部長。



◎土屋信市民部長 お答えいたします。

 今の場合について減免になるかどうか、ちょっと私資料を持ってませんので、後ほどわかりましたらお示ししたいと思います。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 今回のジュニア層の強化というのは、スポ少も含めて全体を見ておりますので、そういうような意味で体協さんを窓口にして天童市の全体のスポーツを見ようと、こういうような強化の方針でありますから、ぜひひとつそういう部分では体協の皆さんともいろいろお話をしていただきたい、こういうふうに思います。



○伊藤護國議長 松田耕一議員。



◆1番(松田耕一議員) わかりました。やはりそういう予算をつけていただいて、評価していただくということは大変ありがたいことでございます。

 しかし、やはりいい施設があっても使えないようではせっかくの施設もだめになってしまうということでございますので、そのようなスポーツ強化ということを協会自体で押していく場合は、ぜひ有効に利用していただけるような形でしていただければというふうに思っております。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 続いて、夏まつりについてでございますけれども、私も何度か祭りについて質問させていただいたりしておりますが、また祭りかというふうに言われるようでございますが、私はこの祭りというのは、政に通じるものがあるものだというふうに考えております。

 やはり1人で祭りはできるものではございませんし、市民全体で盛り上げていくということが市政にもつながってくるのではないかなというふうに考えておりますので、何度もこのような質問をさせていただいているところでございます。

 私も祭り好きでございますから、天童神輿會にも入っておりますし、神輿會のほうでいろんなところの祭りにも参加させていただいております。ことしも天童まつりの翌日にありましたひがしね祭にも行ってまいりました。また、26日にありましたむらやま徳内まつりにも行って神輿をかついでまいりました。これからは秋まつりがいっぱいありまして、寒河江や上山のほうにも行く予定でございます。

 いろんな祭りに参加させていただきまして、それぞれの地域の特性があります。そして、運営の仕方もいろいろさまざまでございますが、やはりこういうところが楽しいんだ、こういうところを天童の祭りに取り入れていきたいというところがいっぱいあります。ぜひそういうことは、いいことは天童の祭りにもぜひ取り入れていただければなというふうに思っているところです。

 私が今回参加させていただきましたひがしね祭とむらやま徳内まつりについて、いろいろ運営についても聞いてまいりましたので、ちょっと御紹介させていただきたいと思います。

 ひがしね祭は、ことしは41回目だそうです。8月10日、火曜日と11日、水曜日に行われております。初日が神輿と七夕提灯行列というのをやっております。2日目はおどりの競演ということをやっております。初日は5万5,000人、2日目、おどりの祭典は7万5,000人、2日間で13万人の観客を集めているということでございます。

 むらやま徳内まつりは、ことし16回目、8月20日、金曜日から21日、土曜日、22日、日曜日の3日間、村山市の旧市内を中心に新しくできた甑葉プラザ前のステージを中心にして徳内ばやしの各団体が回る形で行われております。1日目は6万人、2日目、土曜日は15万人、3日目の日曜日は7万人、3日間で28万人が訪れたというふうにお聞きしております。

 私がこの2日間の祭りに参加して感じたという点は、まず運営側の観客を迎えるという姿勢がすごくすばらしかったなというふうに感じているところです。どちらも市の中心部を使って行われているわけですけれども、今は車社会ですので、大体車で行く方が多いわけです。あと市内のほうに入ると、角々に案内の方が立っておりまして、こちらのほうの駐車場へどうぞという形で御案内をいただけるわけです。そして、駐車場のほうにも、ここがあいてますから、こちらへおとめくださいというようなスタッフが充実している。そして、来る観客をもてなしてくれる、歓迎してくれるという姿勢がすごく感じられました。

 ひがしね祭のほうでは、角々にそろいの赤いTシャツを着たスタッフの方が立っておりまして、祭りの予定などを書いてあるパンフレットやうちわなどを持って観客の方に手渡して御案内をしていただいているということで、本当にもう角々にそういうスタッフの方が立っていらっしゃるわけです。

 そのスタッフの方に聞きましたら、その赤いTシャツを着ている人は全員市の職員だそうです。市のほうでも聞いてきたわけですけれども、東根市のほうでは地元の神輿も出てますので、市役所神輿もありましたし、市役所の踊り隊もあるわけですけれども、そういう祭りに参加していない方とか、あと地元の先ほどあった提灯行列に参加するスタッフになっているとかという方以外の市の職員の方は、積極的に2日間どちらかは出てもらって、そういうふうなボランティアと業務で出ている方々もいらっしゃるそうですけれども、というふうな形で祭りのほうに参加していただいている。お客様、来てくださる観客の方を出迎えるという姿勢がすごく温かく感じたところです。

 村山市なんかでは、駅前に大きいテントでパンフレットを配ったり、うちわなどを配っておりましたし、また消防団とか婦人会がボランティアで清掃や、あと消防団の方は見回りをしていらっしゃるということで、徳内まつりに参加しますと、消防団の制服を着ていらっしゃる方を大変多く見かけるわけです。もう消防団の方はスタッフということで、最初から祭りに参加しているということでございました。

 やはり市民が全体で協力して祭りを盛り上げていくという姿勢をすごく感じたところです。天童市、先ほど申し上げて、ボランティアスタッフが必要ではないかというお話をさせていただきましたが、そういうところを見ますと、やはり天童はまだまだもてなすという気持ちが足りないんじゃないか。運営スタッフは祭りを運営するほうだけでもう一生懸命で、その辺までちょっと手が回ってないというところを感じているところです。

 ぜひその辺、市長もそういうふうなほかの祭りも見ていらっしゃると思いますが、感じられたところがありましたら、ぜひお伺いしたいと思います。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 松田さんのほうは、大変祭りのほうにいつもリーダーになって盛り上げていただいておりまして、本当に感謝申し上げます。

 今言いましたように、なかなか広報しているんですけれども、実態としては市民のボランティアあるいはそういう部分がなかなかいないというのが、天童市のこの祭りに対する絶対的な部分のような気がしております。

 そのような中で、東根の場合、赤いTシャツを着て職員がやっているというようなことでありますけれども、今回も幹部の会議では、ぜひひとつ協力をして出るようにというようなことで、ことしは80名ほどの市職員が踊りのほうは出ておりまして、あと神輿なんかのほうにも、私もそういうようなことですから、できるだけ市職員の顔を見るように、神輿関係なんかでも結構おったようであります。

 あと、子供たちの付き添いとか何かでも、そのような方もおりました。東根のように赤いTシャツを着ているというようなことはやっておりませんけれども、そのようなことですけれども、私どものお祭りも他の市町村に負けないようなお祭りにしていきたいなと思っておりまして、やはりそういうような中で市の職員が参加していくということは、市民の皆さんにとっては非常に理解のしやすい部分だろうと思いますので、私自身もぜひひとつそういうことをお願いして、そして私自身がみずから率先して、そういう部分で先頭に立っていきたいと。そうすることによって、市の職員の皆さんも協力していただけるだろうと、こういうふうに思っておりますので、そんな形のスタンスで臨んでいきたいなと思っております。



○伊藤護國議長 先ほどの減免の件で土屋市民部長から発言の申し出がありますので、許可いたします。

 土屋市民部長。



◎土屋信市民部長 私から先ほどの質問について再度発言させていただきたいと思います。

 現在の設置管理条例の中での規定でございますけれども、市の主催する競技というふうなことになっておりますので、先ほどありましたような市体協が主催する強化試合等につきましては、先ほどお話ししたように御負担をお願いをしているというふうな状況でございます。

 以上でございます。



○伊藤護國議長 松田耕一議員。



◆1番(松田耕一議員) せっかく市民部長の答弁をいただきましたので、ちょっと戻りますが、やはりそういうことでしたら、ぜひ先ほど申し上げましたとおり、協会が特に強化試合と認めた場合とかは減免措置をできるような形に御検討いただきたいというところでございます。ぜひよろしくお願いいたします。

 じゃ、市長からその件、一言いただきます。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 今うちの部長のほうからありましたように、市の主催しているものは減免措置、体協の部分ではそういうことがないということですから、体協の部分でも検討しろということですから、この辺、ただ先ほど申し上げましたように、かなりの団体数があります。そういうようなことですから、どういうさばきをするかということになりますと、いろいろな困難も予想されます。そういうような部分で、市のほうも含めて、体協さんのほうも含めて一遍検討させていただきたいというふうに思っております。



○伊藤護國議長 松田耕一議員。



◆1番(松田耕一議員) やはりすべて減免というと、いろんなただだからいいやというふうな形で申請を受ける場合なども多いというふうに私も聞いておりますので、その辺はしっかり差別をして、本当に強化を目的にして、協会が強化試合と認めた場合にのみ減免できるというような形で、ぜひその辺を区分けして強化のためによろしく検討いただければなと思っているところです。

 また、ちょっと祭りに戻りますが、先ほどの東根市の赤いTシャツというのは、さくらんぼマラソン、これはことしは1万800人ぐらい参加している大きい大会でございますが、これは実行委員会だけではどうしても運営はできないということで、そのときに市の職員の方が出て、運営協力をしているということでございます。そのときにみんな統一して着るTシャツが赤いTシャツと。それを祭りでも流用してというか、同じTシャツを持っているものですから、それを使ってボランティアスタッフということで、祭りのほうにも参加していただいているということでございます。

 天童市も春の人間将棋、桜まつりのときには、ボランティアスタッフも大変いっぱい市の職員も出ていただいて、シャトルバスの乗りおりとか、駐車場のほうなんかにもお手伝いいただいているわけです。やはり全国的にはどちらかというと夏まつりよりも人間将棋のほうが有名でございますし、そちらで市外からいらっしゃるお客様をもてなしていくというふうな気持ちがあるのかなというふうに感じているわけですけれども、ぜひ夏まつりもそういうふうな協力体制を組んでいただきまして、まず市の職員ばかりではないんですけれども、市民全体でございますが、やはり市民が少ないのであれば、ぜひ率先して市の職員の方からも御協力いただいて夏まつりを盛り上げていっていただければなというふうに感じているところでございます。

 来年は天童温泉の開湯100年ということでお聞きしております。天童市の市街地は温泉が出てから発展してきたということで、歴史が100年ぐらいということで、まだ新しい天童市でございます。

 この夏まつりなんかも、まだまだ20回目を数えるわけですけれども、これは夏まつりは天童温泉の盆踊りがだんだん変化してきたというふうに聞いております。20年の間に開催場所も変わって、変遷を重ねて、またそれで参加者数もふえてきているということでございますので、ぜひまだまだ、28万人を集めるむらやま徳内まつりもまだ16回ということでございます。ぜひ新たな21回目になるということで、来年からの夏まつりも天童温泉開湯100周年もありますので、ぜひ御協力いただきながら、盛り上がる祭りにしていただければと思いますが、来年開湯100周年に合わせまして、市長からも何か一言ございましたらお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 天童温泉、来年開湯100年ということで、ことしは99年ということで、プレのいろいろな催し物をしております。その中で、天童温泉は7市7町による広域圏観光、めでためでた花のやまがた観光圏というようなことで、いろいろ施策を展開する計画になっております。

 そのようなことですから、来年は数多くのお客様に来ていただくというようなことが1つ大きなテーマだろうと思いますので、私どももそういうことを温泉の皆さん、あるいは実行委員会の皆さんといろいろ知恵を出して、祭りのなお一層の充実、そういうものを市民の皆さんの知恵をかりながら図っていきたいと、こういうふうに私自身も思っております。



○伊藤護國議長 以上で、松田耕一議員の質問を終了します。



△矢萩武昭議員質問



○伊藤護國議長 次に、6番矢萩武昭議員。

  〔6番 矢萩武昭議員 登壇〕



◆6番(矢萩武昭議員) それでは、本日の3番手、かがやきの矢萩武昭でございます。よろしくお願いをいたします。

 私からは地域活性化のための公民館整備及び管理運営の見直しについて、さらに協働のまちづくり推進のためのNPO法人の積極的な活用について、この2点を中心に質問をさせていただきます。

 生涯学習社会ということが言われて久しいわけでございますが、従来は社会教育というような言い方が戦後長く続いたわけでございます。昭和56年6月に中央教育審議会の答申がありました。それに基づいて、今後はこれからの学習は各人が自発的な意思に基づいて行うことを基本とすると。そして、必要に応じて自己に適した手段、方法を選択しながら、生涯を通じて行うべきものである。この意味でこれを生涯学習と呼ぶのがふさわしいと。

 言いかえれば、生涯学習とは、国民の一人一人が充実した人生を送ることを目指して、生涯にわたって行う学習を助けるために、教育制度全体がその上に打ち立てられるべき基本的な理念であると。こういった内容の中央教育審議会の答申に基づいて、この時点から方針が大きく変わったものと理解をいたしております。

 この生涯学習につきましては、かつて県政で大活躍をされました板垣清一郎知事が「生涯学習のすすめ」という本をみずから発行して、その条件の整備に邁進したことも記憶に新しいところでございます。

 そういった中で、かつて県では生涯学習振興局という部と同等の組織までを配置して、かの有名な打田早苗先生を局長に配置するというような中で、極めて重視をする中で、県政全般に生涯学習の条件整備について熱い思いで取り組んだ経過を思い出すところでございます。

 我が天童市におきましても、阿部市長は事があるごとに、行政の基本は地域にある、社会教育を第一に優先すべきだというようなことで、全国に名を売られたということも思い出すところであります。

 そういったことを踏まえて、特に今日、ともすると地域の結びつき、交わりが少ない、あるいは個人個人の行動が主体で、地域の活動、団体的な集まりが薄くなってきたのではないかというようなことも懸念されるところでございますが、こういったことを踏まえて、現在、市内に配置されている地域活性化のための公民館の整備、そして管理運営の見直しについて提言をして、市長ないし教育委員会の考えをただしてまいりたいと、こういうことでございます。

 天童市の市立公民館については、昭和40年代から着々とその整備が進められたと記憶をいたしております。そして、40年代には成生の公民館、蔵増公民館、高擶公民館、こういったものが建設されております。50年代以降につきましては、中部公民館、寺津公民館、津山公民館、田麦野公民館、山口公民館、干布、荒谷というぐあいに続いております。さらに、平成に入ってからは、長岡公民館が平成8年、北部公民館が平成14年、そして南部公民館が平成15年の完成でございます。

 こういう経過の中で、特に40年代から50年代に建てられました各公民館につきましては、老朽化が進んでおります。そういう中で、一部増改築等も進められてまいりましたが、真に住民が喜んで地域の拠点として、子供から老人まで生き生きとした活動ができる地域の拠点という形で運営されているのかどうか、その辺について御意見を申し上げてみたいということでございます。

 特に、40年代から50年代に建てられた公民館につきましては、一部老朽化がしている部分と、それから時代に合った使い勝手になっているかどうか、この辺が問題ではないかというようなことを考えています。

 ちなみに、公民館の利用者数を見てみますと、各地区の公民館によって大きな開きがあるようでございます。例えば一番数の多いのが、ある意味で当然のことですけれども、市立の天童中部公民館、21年度で3万3,835人ということになります。ただ、1日に直すと94人という数値にとどまっております。それから、長岡公民館、2万3,458人、1日に直すと63人という数値でございます。それから、高擶公民館、1万8,338人、1日当たり51人、それから、新しく新設されました南部公民館は2万166人で、1日当たり56人というようなありようでございます。

 利用数が低いのが成生公民館が年間8,269人、1日23人、蔵増公民館が年間9,141人、1日当たり25人、寺津公民館に至っては年間5,699人、1日当たり15.8人、津山公民館が1日当たり23人、山口公民館が1日当たり17.9人と、こういったような形の数字が出ております。

 これは何を意味するかということを考えてみたいと思いますが、1つは構造的な問題もあるかと思いますが、利用の形態が果たしてどういうような利用の形態になっているか。教育委員会の一つの年報でもあります「天童市の教育」、これを見ましても、必ずしも利用の形態が十分にあらわれているとは思いません。そして、その数字の利用の実態が少ない要因等の分析につきましても、残念ながらなされていないということを痛感しているところでございます。

 そういう意味で、1つはいつでもだれでも利用できるような形態に果たして公民館が真の意味で開かれた施設になっているのかということについて大きく疑問を感じるものでございます。わかりやすく言いますと、市役所の職員の勤務時間に合わせた開館の実態、これが1つ大きな要因でないかと考えます。

 市役所の勤務時間は、職員は8時半から夕方5時15分というようなことでございます。公民館の実際の利用者が果たしてその時間帯に十分満足して利用をしているのか。先ほどお示しした数字から見ますと、とてもそのような実態とは思えないということでございます。

 夕方5時15分から夜の少なくとも10時まで、そして土曜、日曜、こういったところをきちっとサービスできるような公民館の管理運営を真剣に考えるべきではないかということを痛感するところであります。

 「天童市の教育」という立派な冊子には、施設の概要、そして主な利用団体、公民館の講座等々については書いてありますけれども、本当の意味での利用の実態、利用者のニーズと申しますか、そういったものが反映されてない型通りのまとめというのは、いささか残念な思いを禁じ得ないということであります。

 もっとわかりやすく言うと、管理運営を大胆に地域にゆだねる中で、利用しやすい、活用しやすい公民館というぐあいに脱皮させることができないのか。私は十分に可能だと思います。

 例えば、何も朝8時半からなんていう開館は、市民は必ずしも望んでいるものではないというぐあいに理解をいたしております。例えば9時から夜の10時まで、いつでも夏は涼しい、冬は暖かいというような快適な環境の中で、いつ行ってもあいていれば自由に使えると、そういうことが今後のあるべき姿ではないか。

 利用数について先ほど申し上げましたけれども、利用の実際の実態、年齢区分というのは定かではありません。私ども例えばココスとかガストとか、そういうところにグループでお茶を飲みに参ることもあるわけですけれども、若い人が一々利用申し込みをして、そして時間外にかぎを借りて、そして暗いところをあけて、冬は暖房をつけて、そういう手間暇をかけて喜んで公民館を利用するということはとても考えられません。大いなる苦痛であります。

 そういうことで、やはりちょっとしたグループの打ち合わせ、会合等々については、若い人はそういったココスとかガストとか、特定の店の名前を入れて申しわけありませんが、そういったところで過ごす方が大部分ではないかということを推察するところでございます。

 若い人だけでなくて、地域の住民にとっても、やはりいつでも快適な状況で利用できるというのは理想的であります。決してそれはあくまで理想だということで私はとどまることは、これは許されないということであります。

 今現在、各地域、各先進の市町村で、管理運営を地域にしっかりゆだねると。地域の自治組織にゆだねると。そういう中で公民館を活性化するというような取り組みが進んでおります。

 先日、山形市の鈴川公民館を見てまいりました。地域で雇用した若い方々が積極的に、意欲的に働いておりました。そして、利用するお客様も嬉々としてサークルあるいはスポーツ活動に励んでいる実態をかいま見てまいりました。

 そういうことを目の当たりにして、改めてお役所がすべて公の施設を管理する時代は終わったということは、市政運営の中でも指定管理者制度等々を導入して、そして、いや正職員のときよりもサービスがよくなったというような声がむしろスポーツセンター、あるいは図書館等々においても聞かれるゆえにでございます。

 私は地域の方々についても、それはできないんだろうなということから、あえてそういうニーズと申しますか、そういう要望が出てまいらないんだと思うんです。地域の人は何も公民館主事、市役所の職員に指導してもらおうとかいうような考えは全然ないとは申し上げません。あくまでも快適な空間を提供してもらう。あいていればいつでも利用できるというような環境を望んでいるんではないか。

 そういうことを踏まえて、ぜひいつでもだれでも公民館に行けば、あいていれば利用できる。特に、若い人が積極的に活用できるような環境をもっと整備するべきではないかということを考えるものであります。

 例えば、公民館の図書室なんかをのぞくと、もう何十年も前の図書が並んでおります。一部の公民館は図書館の本を借り受けているところもあるようでございますけれども、やはり図書館ブックモービルがあるわけですから、ほとんど閉店状態の公民館の図書室をブックモービルを活用してどんどん本を入れかえるということによって、これも公民館の活用はもとより、図書館運動の拡大にもつながってまいるということで、もっと市民主体、住民主体、そして今どういうニーズがあるのかということを考えながら施策を展開していただきたいというものであります。

 バリアフリー、そして現代に合った管理運営について、どういうぐあいに考えているのかお聞きをしたい。

 それから、第2番目として、協働のまちづくり推進のためのNPO法人の積極的な活用について御質問をさせていただきます。

 新しい公共というような形でNPO法人という仕組みがデビューして久しくなるわけでございますが、やはりまちづくりの各方面において、NPO法人を積極的に活用するということが今先進都市で積極的に取り組まれているところであります。

 そういう中で、天童市の取り組みについてお聞きをしたいところでございますが、その前に今現在、県内の状況を申し上げますと、保健、医療、子供の健全育成、あるいは福祉、まちづくり、社会教育、文化芸術、スポーツ振興、環境保全等々の多岐にわたってNPO活動が進められておりますが、県内のNPO法人が340法人、人口10万当たりの法人数では東北の中で最も多いと言われております。

 そのうちの村山管内の法人数は142法人、県全体の41.8%であります。そして、村山地域のNPO法人の中では、山形が90、そして上山が7、天童が11、山辺2、中山1、寒河江9、河北4ということで、人口当たりの法人数では天童が1.8、山形が3.5ということで、天童は山辺町に次いで低いということになりましょうかね。そういう形でございます。

 さらに、河北町が現在4つのNPO法人を抱えておりますが、先日、その法人の事務局のあるどんがホールというところに行ってまいりました。もとのヤマコーの跡地にできた交流関係の施設ですが、その中でさまざまな活動に取り組んでおりますが、婚活の活動を県から委託を受けてやっているということですね。天童でも婚活のあれが大きな課題になっておりますが、これを県から委託を受けているんです。河北町がですね。天童でそういう取り組みも、もうまだまだ先にあってしかるべきではなかったかと考えておりますが、そういう実態でございます。

 さらに、驚いたことに、NPOの認証事務その自体が県から移譲されてます。あちこちですね。河北町が実際そういう認証事務を受けていると。天童市の担当に聞きましたら、いやそれは承知していると。ただ、まだ積極的に活動はしていない。天童で認証受け入れ等々の積極的な活動はしていないという、残念ながらそういう答えがありました。

 天童のNPO法人もさまざまな法人がありますけれども、例えば学童保育等々の団体においても、NPO法人の取得が課題となっているところが多々ございます。そういった面についての活動の支援、あるいは認証の事務そのものを市で積極的に取り組むというような考えがあるのかないのか等々も含めてお答えをいただきたい。

 これで第1回目の質問を終わります。



○伊藤護國議長 山本市長。

  〔山本信治市長 登壇〕



◎山本信治市長 それでは、矢萩武昭議員の御質問にお答え申し上げます。

 協働のまちづくり推進のためのNPO法人の積極的な活用についての新しい公共と言われるNPO法人の積極的な育成と活用を図るべきではないかについて申し上げます。

 天童市内には、現在11の特定非営利活動法人、いわゆるNPO法人が設立されています。このうち子育て支援天の童と西沼田サポーターズネットワークの2つのNPO法人は、それぞれわらべ館と西沼田遺跡公園の指定管理者として施設を管理運営しております。また、長岡よつば児童クラブにおいては、2つの放課後児童クラブ運営の委託を受けており、NPO法人との協働のまちづくりについては積極的に取り組んでいるところであります。

 NPO法人の育成につきましては、法人設立の準備やその後の運営についてアドバイスをしていただくため、本市ではNPO中間支援組織である山形創造NPO支援ネットワークの会員となってNPO法人の設立や育成を支援しているところであります。

 近年は本市においても都市化及び人口減少、少子高齢化等の進展により、従来の地縁型のコミュニティが衰退しているという大きな課題があります。このため、市民の多様なニーズにきめ細かな対応をするためには、新しい公共と言われる住民団体やNPO法人など多様な主体が提供する新たな公共サービスが地域課題解決の大きな力になると考えております。

 国が平成20年に策定した国土形成計画の中でも、従来の公共の領域への民間の参加や、公共と私との中間的な領域を担う活動により、活力ある地域を目指すという新しい地域づくりが提唱されております。

 こうしたことから、本市でもその原動力となるNPO法人の増加については期待しており、今後とも支援してまいりたいと考えております。



○伊藤護國議長 水戸部教育長。

  〔水戸部知之教育長 登壇〕



◎水戸部知之教育長 矢萩武昭議員の御質問にお答え申し上げます。

 初めに、地域活性化のための公民館整備及び管理運営の見直しについての市立公民館の改修整備とバリアフリーの推進について申し上げます。

 現在の市立公民館は、矢萩議員御指摘のとおり、昭和46年に建設された高擶公民館を始め、13館中10館が昭和56年以前に建築されたものであります。これまでも計画的に大規模修繕やバリアフリー化の工事等を実施し、すべての利用者に優しい使いやすい公民館の整備に努めてまいりました。しかし、経年劣化が進んでいることも事実であります。

 今年度と来年度で市の公共施設耐震化計画に基づき、該当する10館の耐震診断を実施いたします。今後、耐震診断に基づく耐震補強工事等の実施に合わせ、議員御提案のすべての利用者に優しい施設づくりを優先し、利便性の向上が図られるよう計画的に整備を行いたいと考えております。

 次に、管理運営を地域にゆだねるべきではないかについて申し上げます。

 本市においては、公民館を中心とした社会教育が市政の礎であるという理念に立ちながら市政の運営が行われてきたものと考えております。

 昨今の痛ましいニュースにもありますが、人と人とのつながりが希薄となり、全国的に無縁社会化が顕著になっております。このような時代だからこそ、集う、学ぶ、つなぐ社会教育を実践する公民館の果たす役割はますます大きくなっているものと考えております。

 確かに地域の人材育成のために、あるいは地域の自治能力育成のために、公民館の管理運営を地域にゆだねるべきとの考え方もあります。しかし、現在、天童市では地域づくり委員会活動などを通して、地域に学び、地域課題を掘り起こし、自分たちでできることは自分たちの手で解決していこうという姿勢を大切にしています。

 また、市民憲章で目指している美しいまち、明るいまち、あたたかいまち、豊かなまち、住みよいまちを市民みんなでつくっていかなければなりません。そのためには地域の人材育成、地域の自治能力の育成を視野に置きながらも、行政の責務において公民館活動を支えていくべきものと考えております。



○伊藤護國議長 矢萩武昭議員。



◆6番(矢萩武昭議員) それでは、再質問をいたします。

 一つは、公民館の整備と管理運営の見直しですが、公民館の整備については、これからも積極的に取り組んでまいりたいというような答弁がございました。

 ただ、管理運営については、私は何も高い給料の職員が限られた時間、公民館にいる必要はないということなんですね。これは市民に聞けば極めて自明のことでございます。

 市民が求めているのは、快適な環境、そして簡易な手続、そういう中で市民の自由度の高い管理運営を、自由度の高いということは、裏を返せばそれだけ責任を伴うということになりますけれども、十分それだけの人材は地域で育っていると思います。

 何回も言いますけれども、8時半から5時15分というような時間に来られるお客様というのは限られているわけですね。そういう中で、冬の寒いとき、時間外、5時半を過ぎると時間外ですから、この辺の言葉で言えばすすこすすこって言いながら、かぎを借りて、そしてあけて、ストーブをつけて、そこで学びたいなんていう人がどれだけいるでしょうか。快適な空間を提供して、初めて人も集まる、そして学びのきっかけもできるということであります。

 高邁な識見とか、高度な学歴を持った人なんかは、必ずしも管理者として必要ではない。快いサービスで受け入れてくれる管理者が私は求められるんではないかと思います。そういう意味で、ぜひ今後改善をお願いしたい。

 なお、NPO法人については、担当の職員が必ずしも精通をしてないようですから、積極的な取り組みの中で市民活動の推進を図っていただきたい。

 以上を申し上げて終わります。



○伊藤護國議長 以上で、矢萩武昭議員の質問を終了いたします。

 ここで暫時休憩いたします。

   午前11時58分 休憩

   午後1時00分 再開



○伊藤護國議長 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。



△赤塚幸一郎議員質問



○伊藤護國議長 次に、9番赤塚幸一郎議員。

  〔9番 赤塚幸一郎議員 登壇〕



◆9番(赤塚幸一郎議員) さきに通告しております課題について質問をさせていただきます。

 表題は、芳賀土地区画整理地内の公共用地取得についてであります。

 去る6月15日の市長要請環境福祉常任委員会において、表題の公共用地取得計画の説明が所管部門の管理職員からなされました。

 その説明の要点は、1つには、おおむね1ヘクタール程度確保する。2つには、芳賀土地区画整理地内にあらかじめ確保したい。3つ目として、施設整備の実施年度は何と現段階ではまだ未定だという土地購入ありきと思わせるものでした。

 芳賀の土地区画開発につきましては、私は以前から一貫して反対の立場で見直しをすべきだというふうな意見を申し上げてまいりました。73ヘクタール、1,300戸、4,000名の住宅地開発は、少子高齢化の進行と人口減少及び長期にわたる景気低迷で若者の雇用環境においても一向に改善の傾向が見られないという社会状況、それに近隣自治体においてこれまでに開発した住宅地が売れなくて、どこでも苦慮しているという現実から、無理があるんじゃないですかというふうに申し上げてまいりました。

 3月のこの定例議会でも質問させていただきましたが、市長の答弁の要点は、天童市はほかの自治体とは少し様相が違うと思う。組合と一緒になって最大最善の努力をしていけば、やれないことはないというふうに考えていると述べられております。

 この開発には、国・県、市からそれぞれ補助金が支出されますが、一昨年に山形県が負担率を半額にするという決定をして、その削減分を天童市が自分の負担率に上乗せして補助をするという補正予算がこの当議会予算委員会で紛糾したことを思い出します。

 つまり県としては、今の時期、住宅地開発よりももっと必要不可欠な部分に予算を使うべきという判断をした結果であると推察をいたします。

 このような経過も踏まえ、現時点で見積もられている市からの補助金支出は15億円強と巨額になっていることは、これは結果ですから仕方がないというふうに考えるにしても、私が今後最も危惧、懸念していることは、やっぱり思うように売れない。売るためには、売れるようにするには、学校や保育園、そういった公共施設が欲しいと、後々数年後に補助金とは別に、巨額に上る市民のお金、予算の投入が心配されていたところですが、今回何と造成工事着工前にそれが出てきたのではないかと思ってびっくりしております。

 1万平方メートルの土地に大型施設をつくるという大規模事業であれば、重要事業3カ年実施計画にきちんとした実施計画、年次計画を策定して進めるべきであり、安易に認めることはできないなという考えから、以下の4項目について質問をいたします。

 1つには、取得の目的についてであります。

 子育て支援施設を整備したいが、現時点では具体的な機能や中身は決めていないという所管部門の説明でありますが、主たる目的が土地取得という感じがします。本当に施設の中身はまだ検討されていないのでしょうか。

 2つ目として、場所の選定について伺います。

 なぜ市の南端となる芳賀地区に設置しようとするのか。多額の費用をかけて住宅地として整備しようとしているところに1万平方メートルという広大な土地を求めなければならないのか。もっと市全体を見渡して再検討する必要があると考えますが、いかがでしょうか。

 3つ目は、土地取得の方法と時期について伺います。

 施設の整備時期は未定との委員会説明でありました。すぐに土地を求める必要もないし、具体的な整備計画がまとまってから取得の方法、時期を決めるべきと考えますが、どのように考えているのかを伺います。

 4つ目は、子育て支援施設のニーズ把握とその施設の形態について伺います。

 子育て支援は、今最も重要な行政課題であることは私も十分に理解をしています。しかし、何でもいいかというと、そうではありません。一番大事なことは、子育てしている対象者のニーズはどこにあるのか。ゼロ歳児保育施設の充実、あるいは需要が増加して手狭になって増設を要望している放課後児童保育なども含めて考えれば、市内全域が対象の大型子育て支援施設が本当に最大のニーズとなっているのか疑問があります。

 また、10億円かけた大きな1カ所がいいのか、1億円かけた地域施設を10カ所にしたほうがいいのかなど、十分にニーズを把握した上で取り組むべきであるというふうに考えます。

 まず土地取得ありきでなく、利用、使用する市民ニーズをくみ取り、後々整備してよかったという施設にすべく、再度市の重要事業整備計画に組み込んでから、いろいろ検討しながら進めていくべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。

 以上、市長の基本的な考え方を答弁くださるようにお願いをして、当初の質問といたします。



○伊藤護國議長 山本市長。

  〔山本信治市長 登壇〕



◎山本信治市長 赤塚幸一郎議員の御質問にお答え申し上げます。

 初めに、芳賀地内公共用地取得計画についての取得目的について申し上げます。

 公共施設の整備については、市民の皆様から数多くの御要望をいただいておりますが、中でも子育て支援施設としての屋内型の遊びの広場については、子育て世代ばかりでなく幅広い世代から設置の要望が出されております。

 このようなことから、屋内型の遊びの広場を中核施設として、休日保育や休日診療も視野に入れながら、子供たちと保護者がそれぞれ交流できる施設の整備を図ってまいりたいと考えております。

 また、芳賀区画整理事業地内の児童数の推移を考慮しながら、必要に応じて認可保育所や放課後児童クラブ等の児童福祉施設の整備についても検討してまいりたいと考えております。

 次に、場所について申し上げます。

 多くの市民が利用する子育て支援施設については、本市の地理的特性や利便性を考えた場合、市街地に整備することが望ましいと考えております。しかしながら、既成の市街地においては、必要な用地を確保するのは極めて難しい状況にあることから、これから新たな市街地として整備を行う予定である芳賀土地区画整理地内が最も望ましい場所であると考えたところであります。

 次に、取得時期と方法について申し上げます。

 公共用地の取得時期については、芳賀土地区画整理事業の進捗状況や組合における保留地の販売時期等を十分に考慮しながら、適切な時期に取得したいと考えております。

 次に、子育て支援施設のニーズと形態について申し上げます。

 今後、整備を進める子育て支援施設については、本市の子育て支援の拠点となる施設と位置づけております。そのため具体的な整備内容等の決定に当たっては、市民の皆様の意見を十分に反映させるため、検討委員会の設置や市民アンケートを実施しながら慎重に進めてまいりたいと考えております。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) 今答弁をいただいて、さきの委員会での所管部門長の説明にプラスして、検討委員会をやりたいとかいうふうな部分も若干はありましたが、どうもここでもう決まったと、ここを買うんだというふうなことのように思えてなりません。

 やはりこのような大事業、私は何百万円とか何千万円ぐらいのものはそんなに異議を申し立てるつもりもないんですが、この1万平方メートルをあそこの土地を取得して、建物を建てたら、10億円以上は間違いなくかかります。このような大きな事業をやろうとするのであれば、もう少し協議をしてから決めていただきたい。

 この前の常任委員会が開催されるまでは、私ども議会、議員として全然知りませんでした。我々も二元代表制の一角として、市民から直接選挙で選ばれてここにおります。このような大事業を進める際には、やはり議会に前もって協議していくと、常任委員会という場があるわけですから、最初からここを買うんだというふうな報告でなく、協議をして進めるべきだと私は思います。

 いつも議会になって、一般質問の場とか予算委員会になると問題になるのが議会軽視である、議会無視であるというふうな言葉がよく出てまいりますが、今回もその典型的な事例かなと。今から場所をどこにするか検討しようというんじゃないんですね、今の御答弁を聞きますと。そういう点も含めて、先ほども申し上げましたが、実施計画なり、市民のニーズなり把握をしていかなければならないのではないかと思います。

 具体的に再質問に入りますが、なぜ芳賀のあそこの土地なんだというふうな質問に対しては、市街地を確保したい。用地確保があそこ以外には難しいと、ないだろうというふうな御答弁だと思います。

 要は、市民が使用、利用していくための利便性を重視するのか、ここに土地があるからここを買うというようなことを重視するのかという問題。市の遊休地、たくさんありますね。給食センター跡地もあるし、下水道浄化センターの広大な空き地もある。いろいろあるところはそのままで、また新しく市から多額の補助金まで出して整備して、住宅地として供給しようとしたところをなぜ買わなければいかんのかというふうな疑問がぬぐい去れません。

 それから、本当に場所がないのかというふうな問題でありますが、午前中に一部質問ありましたが、天童オルゴール博物館が閉館して、引き継ぎしていただくところを探しておりますが、なかなか思うように進んでいないというふうに聞いております。

 去る7月26日には、市長を始め市の幹部の皆さん方にオルゴール博物館のほうからここにいらして、今までの開発経過とか運用経過とか、あるいは投資金額とか、いろんな面でプレゼンテーションを行った。市が買ってくれというふうな話じゃなくて、あっせんか何かもしていただけないかというふうな部分も含めて来たんだと私は思っております。

 オルゴール博物館は、資料によりますと0.75ヘクタールあるんです。隣に公共の駐車場があります。合わせれば優に1ヘクタールは超えるんです。そこがどれくらいで取得できるかどうかというのは、それは今からの協議かもしれませんが、冷静に考えれば、どこも場所がなくてそこにするというふうなことは、私はちょっと納得できません。

 それと、午前中の質疑の中にもありました。その隣のわくわくランドのあの広場に大型の遊具を設置して、屋外型の子育て支援施設になるということですね。ですから、屋外はわくわくランドで屋内は芳賀まで行くというよりも、そこに同じものがあって、天気になったら外で遊んで、天気が悪かったら中で遊ぶ。そのほうがずっと効率的であるし、また立地場所からしても市の中心部に近い。少なくとも芳賀地域よりは近いというふうに考えます。

 まず、そういった点も含めて、なぜ芳賀なのかということを、私はもっと別な理由があるんではないかというふうな気もするわけです。あるのかどうかはわかりません。ですから、今言ったオルゴール博物館もあるし、あるいは浄化センター跡地なんかもある。別に市街地の真ん中になくても、子育て支援施設は私は問題だとは思っておりません。その辺のことに関して所感をお願いいたします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 場所の選定についてということですが、最初の答弁でも申し上げました。赤塚議員のほうは、いろいろな場所もっともっとあるのでないかという御指摘でありますが、まずこのオルゴール館については、さっきの質問にありましたように、今現状そういう形になっておりますけれども、これはある意味イレギュラーな問題としてあったと思います。かといって、イレギュラーだから検討の余地がないということではありませんけれども、ただ今この土地に関しましては、当事者であるところの会社が方向を決めた中でいろいろ努力をしていると、こういうことでありますから、私は先ほどの質問に対してはお答えする分にはまいらないと、こういうようなことを申し上げました。

 その中で、例えば下水道処理場等々が言われておりますけれども、子育ての方たちがやはりどういうところが便利なのかというようなことになりますと、もちろんこれは市街地のほうが便利だろうと、こういうふうに思います。

 しかし、例えば浄化槽センターのところだということになれば、もちろんそこにもつくれないわけではありませんけれども、やはり回りのいろいろな施設があり、そういう部分での環境のほうが、恐らく私は歓迎される施設になるんだろうと、こういうふうに思っております。

 先ほどこの地域には違った理由があるのではないかと、こう決定したと、全くそんなことではありませんで、先ほど第1回目の答弁で申し上げたとおり、いろいろと検討した中でそういうことが出てきた、我々として考えさせていただいた。

 ただ、その中で、決定事項がごとく常任委員会のほうに御報告があったということについては、もしかしたらそういう部分があったかもしれません。これは私の今後の勉強課題も含めて、十分に私自身が職員の皆さんにも注意をしながら、そういう部分では進めていかなければいけないと思っておりますが、この件に関しては、私はこの施設がこの地域が今考える中では最もベストだというようなことで、皆さんのほうにも公に御相談をさせていただいたと、こういうことでございますので、ぜひひとつ。

 そしてまた、先ほど申し上げましたように、ここを子育て支援の拠点とし、こういうようなその中でいろいろな施設をもろもろのことを今考えながら、そして最終的には検討設置委員会なるものを設置いたしまして、皆さんの御意見をいろいろ聞いた中で、悔いの残らない立派な子育て支援の拠点をつくっていくと、こういうことを思っておりますので、どうぞひとつ御理解をいただきたいと思います。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) 先ほど屋外の遊び場ができるのであれば、隣に屋内の支援施設があったほうがよりベターだというふうに思っているのは、恐らく私一人ではないと思います。ですから、相手さんからそういった具体的な話が来ていない段階でなかなか答えられないというふうなことはよくわかります。そういった話があったときには、前向きにそこがどうかということも、やはり検討には加えていただきたい。それが後々のためだと私は思います。

 次に、取得の方法と時期について、先ほどは適当な時期というふうなことがありました。この前の委員会報告の中において、担当の部門長の方からは、仮換地を指定してもらうと。今してもらわないと取得できなくなるから、指定してもらうんだというふうなお話がありました。それは指定してもらったんですか。それとも指定してもらうんですか。その辺のところをお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 最初のことでございまして、今仮換地指定に向けまして、今回総会等々が終わりまして、正式なものはまだ今からだそうでありますけれども、仮換地指定の了解を全部得たと、こういうことでございます。そういうようなことでありますので、そういう時期も含めて、仮換地指定をした後というのは、一定のある程度のまとまった土地の取得というのはなかなか難しいと、こういうことでありましたので、今回そういうことで決定をさせていただいたと認識しております。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) 大変な話を聞きました。この土地は1万平方メートル購入すると4億5,000万円ぐらいにはなる土地です。仮換地を指定してもらったということは、もう予約をしたということなんです。予約をしましたと。どのような取り決めをなされて、どのような書類を交わされるのかよくわかりませんが、そこに仮換地をしてもらったということは予約をしたと。

 それはやはり議会と執行部との行政上の取り決めとしては、これが来年、あるいは半年後、予算が出てきたら、予約しているから取り消せないんだというふうにおっしゃるんでしょうか。その辺のところをお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 もちろんそういうこと、予約をするということは約束をするということだと思います。ただし、これをすべてを買うか、あるいは一部を借りるのか、あるいは私どもが直接、今この仮定の話ですから、なかなか申し上げにくいところもあるんですが、例えば子育て支援関係の施設にしましても、一部民間の方の利用ということも考えられるというようなことも出ております。これは確定ではありませんので、個別の名称は避けますけれども、そういうようなことの中で確保しているということであります。

 議員が言うように、この施設に仮換地が指定されたということは、将来買うのかということになれば、やはり議員の皆さんからも御理解をいただいて、本市の子育て支援の拠点という意味も含めて、ぜひひとつ理解をしていただいた中で、皆さんからもお力添えいただきたいと、こういうことでございますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) 冒頭に議会軽視、議会無視という話を申し上げました。順序が逆なんです。やはり委員会審議というのはいつでもできるわけです。そのために常任委員会というのがあります。あるいは年4回の定例議会には予算特別委員会という審議の場もあります。そういったところで議会としての了解、採決になるかもわかりません、とってから進めるのが私はルールだと思います。

 もうそこに土地を確保してもらった。要するに我々に委員会に説明したときは、もうそういうふうに決めておった。こんな膨大な金額を使ってやっていくのに。私は当然認められないというふうに思います。

 この施設整備の基本的な計画がまだできてないというふうな話の中で、子育て支援というのは、別に天童市だけの課題でなくて、国全体の課題でもあるんです。人口減少をとめなければならない。国、政府がやはり一番今力を注いでいるのは子育て支援で、御存じのように子ども手当、全員にいいのか悪いのか、1万3,000円がいいのか、いろんな議論があります。

 ただし、一定の方向性としては、現金を渡すだけでなくて、現物支給、そういったハード整備等々にもお金を使っていきましょうというふうな流れのようであります。

 これは何も全部自分が負担してやるというんではなくて、そういった国の基本方針にのっとって、国に補助申請をする、あるいは県からも補助していただいて、それで整備をしていくというふうな方法がとっていけると思うんです。具体的なすばらしい提案をすれば、きっと申請は認可してくれる。

 いや、土地は対象にならないんだというふうにおっしゃるかもしれませんが、まちづくり交付金は今やっているものは、40%国庫補助で土地購入をしているわけです。ですから、今そういった国の動き、国全体としての方針の動きにも乗った上で、この計画を私は進めていくべきなんじゃないかと。何も自分で100%負担をして急いでやらなければならないという問題ではないのではないかというふうに思いますが、その辺に関してお願いします。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 その取得時期については、先ほど申し上げましたんですが、補助等に関しましては、できるだけやはりそういうものを活用できるような方法というものを考えていきたい、またそういうものも研究していきたいと、こういうふうに思います。

 その中で、国の政策と合致した中でそういうものもあるので、そういうものを利用したほうがいいんじゃないかというお話でありますけれども、もちろん私どももそういうことを考えております。当然、補助をいただけるものはいただいた中で整備をしていくと、これが基本線でございますので、よろしく御理解ください。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) ぜひそのような方向で計画的に進めていかなければならんなというふうに思います。

 やはり最大のニーズ、最大の問題は、利用者ニーズの把握、確認だと思います。いろんなところからこういった施設が欲しいというふうな要望は出ているというふうなことは、先ほど答弁をいただいたのでわかりますが、いろんなニーズがあると思います、子育て支援に対しては。

 先ほど私が申しましたように、どかーんとどこかに1カ所に大きなものが本当に最大のニーズなんだろうか。10億円かけた大きなものよりも、各地区に1億円かけたコンパクトなもの、例えばパルテにあるような、ああいったような子育て施設を各地域に分散するというようなほうがニーズが高いのかもしれません、もしかしたら。車で20分も30分もかけて連れていかなければいけないようなところにもなるわけですね、あそこの南側につくるということになりますと。

 ですから、場所がどこがいいのかということもありますが、本当に大きな施設、東根にあるからどうだとかというんではなくて、市民の子育てを今からしていこう、今している方々のニーズが近くて便利なところがいいのかもしれません。やっぱり同じ金をかけるのであれば、そういったことも十分に検討していくべきだろう。結局、学校を始め保育園、幼稚園、各地区にあるというのは、あれだって子育て支援施設なんです。保育所にしたって。そこにあるというのは、そういった利用者の利便性を考えて配置しているわけですね。

 ですから、その辺のところをもう少しニーズの把握をして、確認をして、アンケート調査するなり何かをやっぱりやってから、これを決めてやっていかないと、できたはいいけれども、市内の市民の利用率が10%にも満たなかった、あるいは20%にも行かなかった、遠くて行けませんでしたとならないように確認をしなければいけないと思いますが、その辺に関してはどのようにお考えでしょうか。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 赤塚議員の言う各地域に、金額は別としても、それぞれの子育てのそういう施設があったほうがいいのではないかと、一方の考え方ではまさにそういうこともあろうかと思います。

 私は東根のあのタントクルセンターのようなものをつくってほしいとかという言葉は相当聞いておりますが、あの東根のタントクルセンターも、市内の方がもちろん多いんだろうと思いますけれども、市外から、あるいは天童からも相当の数が行っております。

 ですから、必ずしも私はタントクルセンター、今後嶋にもできる予定になっている。そういうようなところで、今の若いお母さんたち、子育て世代は、遠いところに行くというのは、そう余り苦にはしてない。ましてや道路もこれだけ整備されている車社会であると。こういうようなことも含めると、ある程度人に寄ってきていただいて楽しめるような施設にはそれなりの規模も必要だろうと、こういうふうに私自身は思っております。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) このニーズに関しては、それぞれ一人ひとり違うわけですから、一概にどちらというふうなことは言えませんけれども、本当に今保育園に通わせている子供さん、あるいは小さい子供さんを持っているお母さん方から何らかの形で確認はやはりしていくべきだろうなというふうに思います。

 自分たちの思い、あるいは自分の思い込みというものと、市民のニーズや要望の強さ、どちらを優先するかといったら、やっぱり民主主義としては市民の要望やニーズを重視すべきだろうというふうに思います。

 ですから、これが先ほどから言っているように、まだ最終決定ではないというふうな意味合いの答弁も今聞いているところでありますが、とにかく今のままでは、これは私はとても納得できるものではありません。仮換地指定してもらったということだけにしても、これでは予算審議にも何にもならなくなります。まじめな話。議会は要らないということなんです。予算審議が要らないということは。

 そんなことも含めて、今回一時白紙に戻して、3カ年実施計画に載せて、今あるものに1つの項目として載せて、この重要事業を委員会審議を重ねながら、あるいは市民の、あるいは有識者の意見を聞きながら、その計画年度に従って、まだ適当な時期としか市長はおっしゃっていらっしゃらないわけですから、適当な時期までの間にその年度計画、実施計画をつくって進めていくべきだなというふうに、そういうふうにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 赤塚議員のほうの言い分というのは十分認識をしております。これまでもこの経過については少し行き違いの部分があったというようなことを指摘されました。そういうようなことですけれども、今般、今回のこの質問の中で、いろいろ今議論させていただいたわけです。その中で、芳賀のほうの区画に確保したいというようなことは、前にも、新聞紙上でも、あるいは議会でも申し上げました。そのような中で進んできたわけであります。

 赤塚議員の今指摘されたことも十分に踏まえながら、慎重にこの芳賀の子育て支援の拠点については、いろいろな方の御意見を聞いた中で、立派な施設をつくってまいりたいと、こういうふうに思いますので、ぜひひとつこの辺のことも含めて御理解をお願いをしたいと思います。



○伊藤護國議長 赤塚幸一郎議員。



◆9番(赤塚幸一郎議員) いろいろ厳しい意見も申し上げましたが、よりよいものにしていかなければならないということと、やはり我々も市民から選ばれてここに来て審議をしているわけです。我々の声も市民の声だというふうに受けとめていただいて進めていっていただきたいということをお願いしまして、私の質問を終わりにします。ありがとうございます。



○伊藤護國議長 以上で、赤塚幸一郎議員の質問を終了いたします。



△結城義巳議員質問



○伊藤護國議長 次に、10番結城義巳議員。

  〔10番 結城義巳議員 登壇〕



◆10番(結城義巳議員) 市政に対する一般質問を申し上げます。

 1つは、性急過ぎる重要政策の決定ということで通告させていただいておりますが、これは2点ほど申し上げたいと思いますが、いずれも重要政策の決定に当たって、余りにも性急過ぎないのか、そのような観点に立って御質問をさせていただきます。

 まず1点でございますが、文化・スポーツを教育委員会から市長部局へ移したことについてであります。その点につきまして、何点か御質問を申し上げます。

 まず1つは、行政委員会制度をどのように理解されているのかということであります。

 農業委員会、選挙管理委員会の事務局長の併任されておりますが、それらについてもちょっと含めながら申し上げていきたい、そのように思います。

 地方自治法は昭和22年5月3日、日本国憲法と同日に施行されております。この地方自治法は第147条において、「普通地方公共団体の長は、普通地方公共団体を統括し、これを代表する」と定めております。さらに、第148条では、「普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体の事務を管理し、及びこれを執行する」ということを規定しております。すなわち長の統括代表権と事務の管理執行権を規定しているわけであります。長に対しては絶対的な権限を与えていることになります。

 しかしながら、反面におきまして、同法第180条の5でありますが、その規定によりますと、教育委員会を始めとする行政委員会の制度を取り入れているわけであります。この趣旨を私はしっかり理解しなければならない、そのように思うわけであります。首長、いわゆる市長、公共団体の長に対してでありますが、一極集中することによる弊害を排除していると私は考えるわけであります。

 教育については、戦前の反省も踏まえまして、その重要性に思いをいたし、政治的中立を保つ趣旨と理解しております。時の首長の偏見や恣意的な発想によって、教育の中立、公正さが失われてはならないというのが立法の精神であると思っております。

 近年、行革ということで、本市も農業委員会及び選挙管理委員会の事務局長を市長部局の課長に兼務させておりますが、この教育委員会を始めとする行政委員会制度を設けた趣旨について真に理解されていないのではないかと思えるところがあるわけでございます。

 したがいまして、市長はこの行政委員会制度を設けた立法の精神をどのように理解されているかお伺いいたします。

 次は、何を期待して移したのかということでありますが、所期の目的は達せられているのだろうかということであります。

 教育委員会の職務権限については、地方自治法第180条の8並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律によって定められており、文化とスポーツについては、教育委員会の所管となっております。

 しかし、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第24条の2第1項になりますが、特別に条例を定めて、教育委員会の所管である文化・スポーツに関する事務を市長の所管とすることができることになっております。

 したがいまして、この規定によりまして、市では移管されたものと理解しておりますが、この規定は平成19年6月27日に同法の改正によって設けられております。あくまでこれはできるという規定であります。原則に対する例外を認めたものでありまして、例外的に市長の所管事務とするには、それだけの意味があって、大きな効果が期待されなければならない、そのように私は考えるところであります。

 この法律改正の趣旨に当たりまして、次のような解説がなされております。すなわち地域づくりの観点から、地域の実情や住民のニーズに応じて、条例で定めるところによりスポーツ・文化に関する事務を市長に管理、執行できるようにしたということであります。

 したがいまして、本市の地域づくりにおいて、そのような地域の実情や住民のニーズがあったのだろうかということであります。私は率直に申し上げましてないと思っております。何を目的として教育委員会の所管事務を市長の所管事務としたのか理解できません。市長は何を期待してそのように移したのか。また、移すことによる所期の目的が現状において達成されているのかどうか、その点についてお伺いをいたします。

 3つ目は、今後もその方針を貫くのかということであります。

 スポーツ・文化の分野、特にスポーツにおいてはですけれども、子供たちのかかわりが極めて多いわけであります。市長の所管事務に移行しても、所管となる市民部においては、実働部隊がありません。そのため、教育委員会の事務量は従来と何ら変わりはないものと私は見ております。

 平成21年3月27日に開催されました臨時市議会におきまして、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第24条の2の規定に基づく職務権限の特例に関する条例の設定についての議案が提案されました。私はそのとき質疑を申し上げましたが、市長は次のように御答弁されております。

 すなわち、1つの部分で市全体として、教育委員会も含めましていろいろ協働をし合っていくということ自体は何ら問題はないのではないか。この部分が離れたから何もしないということではなく、やはりそれぞれの持ち味を持って協力をしていくという部分で心配はいささかもしておりませんという内容であります。

 もちろん市長部局も、教育委員会も、どの部局であっても、市民の幸せ実現のためには全部局を挙げて頑張っていかなければならないことは今さら申し上げるまでもありません。しかし、私が申し上げたいのは、それならばなぜ法律の原則どおり教育委員会の所管として、市長部局も全力を挙げて協力をしていくということにしないのか、このことであります。

 事務所管を変えずに、教育委員会の頑張りが足りないと感じるのであれば、市長として教育委員会に対して、特に督励をすればよいのではないのか、私は思うわけであります。

 さらに疑問に思っていることは、予算のことであります。事務の所管は市長に移しても、予算は依然として教育費になっております。事務の所管部局に予算も計上されるのが本来の形ではないのでしょうか。予算はどこに計上されていても、あればよいというものではありません。どこの市町村の予算でも、どの分野にどれだけ重点を置いているのかをあらわすものが予算であります。このことについて、本年3月の定例市議会における当初予算の審議において、この疑義をただしましたが、納得のいく説明はありませんでした。

 以上のように、私は多くの疑問を感じているわけでありますが、市長は今後もこの方針を貫くのかどうかお伺いいたします。

 次は、デマンド型乗合タクシー実施計画の大幅変更についてということで御質問を申し上げます。

 1つは、全庁的な検討をしたのかという点についてお伺いをいたします。

 今年3月定例市議会におきまして、当然ながら平成22年度の当初予算が審議されました。その予算の中にデマンド型乗合タクシー運行委託料875万円など運行関連予算が計上されているのには、私は大変驚きました。

 当然予算審議において質疑をしましたが、納得のいく説明はありませんでした。どのように走らせるのか、その運行計画が全然できていない状況において、なぜ予算だけが先行するのか。

 午前中の質問におきまして、狩野議員からも同じような疑問を感じているようでありましたが、そのように私も思うわけであります。全体の予算を積算できるはずもなく、案の定当初予算に委託料として計上していた予算は、執行できないとして、6月定例市議会において補助金として組みかえております。

 このデマンド型乗合タクシーについて、部長会や検討委員会などを設置するなどして、十分な検討をしたのかどうか、市長にお伺いいたします。

 2つ目は、1年間ほど試行し、課題を集約すべきでなかったのかという点についてお伺いをいたします。

 デマンド型乗合タクシー運行計画は、当初計画のとおり実施できなくなったわけでありますが、試行の大切さに対する認識が十分ではなかったのではないかと感じております。1年間ぐらい試行することによって、現在運行されている路線バスへの影響なども綿密に調査し、本格運行についての可能性を探っていくことが大切であったと思っているわけであります。

 市長から、去る7月27日に開催された全員協議会におきまして、地域公共交通会議の理解が得られなかったという説明がありました。しかし、私はそれは当然の帰結と思えてならないのであります。

 午前中、市長の答弁におきまして、他の市町村へは出ていかないのが乗合型タクシーでありますが、試行してみることによって、路線バスへの影響はそう多くないように私は思います。なぜ1年間試行し、そのデータを持って話し合いに臨まなかったのか。そのデータがあればそう大きな反対はなかったのではないかというふうに私は思うわけであります。その点市長にお伺いいたします。

 次、3つ目は、DOMOSUは問題が多過ぎないのかという点でありますが、これまでの市営バスが予約制乗合タクシーになるわけでありますが、それがどれほど改善になるのか、大きな疑問を抱かざるを得ません。

 確かに従来の市営バスは空気バスなどとやゆされました。無駄な一面もあり、赤字運営になっていたので、それを廃止したいという考えに私も異存はありません。

 しかし、それにかわる運行事業は、従来のバスよりもかえて大変よかった、そのように市民から歓迎されるものでなければならないと思うのであります。残念ながら、そのようには評価できないのではないのかと私は思っております。

 次のような問題がありますので、御指摘をさせていただきます。

 1つは、乗車している人が1人でもおれば、おりるまでの間、各停留所を回って走らなければならない。極端な場合、発車地から乗った人が最後の停留所まで乗車するという場合には、その間の各停留所に予約者がいなくても、停留所全部を回って車を走らせることになる。これは非常に無駄な走行ではないかという点であります。

 2つ目は、会員登録制の問題について申し上げるつもりでしたが、先ほど狩野議員から質問がありましたので、省略いたします。

 次は、市の補助要綱を定めて市の補助金を受けての民間事業でありますが、この補助制度がどうも私には判然としません。事業費から運賃収入を差し引いた金額を補助する制度のようでありますが、去年6月定例市議会の予算特別委員会、6月16日でありましたが、執行部は次のように答弁なされております。

 補助金の額が少なくて済むという場合は、精算して返していただく。逆に補助金が足りないという場合は、その額、内容等を精査して判断していきたいという内容であります。

 また、次のような答弁もあります。

 予算的なものとしましては、上限額で875万円というように計上している。その範囲で事業は実施可能と考えている。

 したがって、875万円は上限額であるか、それとも運行経費から運賃を差し引いた金額について限度なく補助するようにするのか、その点が判然としないわけであります。

 以上の2点についての疑問を申し上げましたが、余りにも問題が大き過ぎるのではないかと思いますので、この点について市長はどう考えているかお伺いいたします。

 次は、オルゴール館の閉鎖と今後の見通しについてであります。

 閉鎖に至るまで、市に対してどのような説明があったのかということであります。1つは、観光拠点地内の施設でもあり、市で受けるダメージは余りにも大きいのではないかと考えるわけであります。市長の考えはどうなのか。また、市では優遇策をとってきており、そのことについてはどう考えているのかという点についてお伺いいたします。

 わくわくランドは観光拠点として開発したエリアであり、国道13号線に沿ったいわば市の表玄関口であります。その地内の重点施設でもあるオルゴール館が鎖を張って閉鎖されており、夜はあの地域は真っ暗であります。市内外の多くの人たちに暗い印象を与えているのが現状であります。市で受けるダメージははかり知れません。

 それで、閉鎖に至るまで企業としてどのような努力をしているのか。閉鎖することによって、市に対して大きな迷惑をかけることになるわけでありますが、いわゆる企業としての社会的責任をどう感じているのかなどについて、市に対して説明があったのかどうかを市長にお伺いいたします。

 先ほど市長から、さきの質問に対して答弁がありまして、パイオニアではオルゴール博物館として運営してくれることを前提として売却先を探しているというようなお話があったようでありますが、そのようにスムーズに移行できれば私も大変よいと思うわけでありますが、さらにそのほかの点につきまして、市に対してどのような説明があったのかどうかについて市長にお伺いをいたします。

 また、企業に対しては、市は多大な補助金を交付しているわけであります。鍬ノ町地区観光施設の立地の促進に関する条例に基づきまして、平成13年度から平成15年度の3カ年にわたって、固定資産税相当分ということで1,965万円を補助しております。現在、地価が下がるなど大変な状況にあるのは理解しておりますが、補助金を受けたその企業が撤退するというのであれば、少なくとも市で交付した補助金相当分ぐらいは市に返還するぐらいの覚悟が必要ではないのだろうか。それがこの条例に基づいて立地した企業の社会的責任であります。

 もうかれば立地し、もうからなければさっさと撤退する。それによって市に対してどんな迷惑がかかろうと構わないというのが、よく言われる民間企業の発想であるとは私は思いたくありません。このことに対して市長はどう考えているかお伺いいたします。

 次は、今後の見通しでありますが、企業の考えを市ではどのように把握しているかということにつきましてお伺いいたします。

 一日も早く営業が始まり、活気を取り戻してほしいと願っているわけでありますが、企業として今後どのようにしていこうとしているのか、一切わからないわけであります。先ほど赤塚議員からいろいろ市に対してもプレゼンテーションがあったというような話も出ましたが、市に対してどのような説明をされているのかということであります。

 先般、各会派代表者会議において、議長からオルゴール館を市で買うことについての会派としての考え方をまとめるようにという話がありました。議長からそのような話があるということは、企業のほうからの考え方などが示され、またはそれを踏まえた市長自身の考えを議長に対して話があったのかどうか。あったというのが常識であります。市長として企業から、市で買ってほしいというような要請を受けているのかどうか。また、市長は議長に対してそのような内容の話をされたのか、お伺いをいたします。

 以上で、1回目の質問とさせていただきます。



○伊藤護國議長 山本市長。

  〔山本信治市長 登壇〕



◎山本信治市長 結城義巳議員の御質問にお答え申し上げます。

 初めに、性急過ぎる重要政策の決定についての文化・スポーツを教育委員会から市長部局へ移したことについて申し上げます。

 文化・スポーツを教育委員会から市長部局へ移したことについては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定に基づき、学校における体育に関すること及び文化財の保護に関することを除いて市長部局に移管したものであります。

 移管の趣旨としては、地域の実情や住民ニーズを踏まえ、市長部局への地域振興を図るための関連施策とあわせて、スポーツ及び文化行政をより効果的に執行することを目的としたものであります。

 文化スポーツ課の設置から1年半を経過しますが、これまでスポーツ競技力の向上、総合型地域スポーツクラブ推進等のスポーツ振興並びに天童市民の高い文化力に裏打ちされた各種文化団体との連携による文化振興を推進してまいりました。

 今後とも各種団体及び教育委員会との緊密な連携を図りながら、市民のニーズに市長みずからが直接向き合い、お応えすることのできる現在の体制のもとで、スポーツ健康づくり日本一のまちづくり、文化の香り高いまちづくりを目指していきたいと考えております。

 なお、行政委員会との関係でございますが、市長部局への文化・スポーツの移管に際しては、教育委員会の前向きな御理解をいただき、組織体制の見直しの観点から実施したものであります。他の行政委員会においても、行財政改革の一環として、選挙管理委員会及び農業委員会の事務局長を始めとして、市長部局職員との併任を行い、組織の効率化、職員の定員管理の適正化において成果を上げておりますので、御理解をお願いいたします。

 なお、行政委員会については、行政の中立性を確保し、公平公正な行政執行を図り、民主的な地方自治を実現するための制度と認識しております。それぞれの委員会の権限により適切な市政執行が図れるよう、今後とも緊密な連携を図ってまいりたいと考えております。

 次に、デマンド型乗合タクシー実施計画の大幅変更について申し上げます。

 デマンド型交通については、これまで庁内の部長会議や部門内の課長会議などを開催し、検討してきたところであります。このたびのデマンド型乗合タクシーは、当初計画したフルデマンドではなく、路線型の運行となりますが、まずは新たな公共交通システムの見直しの第一歩として取り組むものであります。

 また、来年の3月までは実証運行という形で運行いたしますので、その間に関係機関や事業者との協議を行うとともに、市民から寄せられた意見、課題等を集約してまいりたいと考えております。

 さらに、デマンド型乗合タクシーの運行の内容については、予約の煩わしさや路線をショートカットできないなど、少なからず運行上の問題を抱えているものと認識しておりますので、それらの問題を真摯に受けとめ、改善できるものは改善を図り、少しでも本市の目指す理想の運行体系に近づけるよう努めてまいりたいと考えております。

 また、運行事業者に対しては、利用の状況や運賃収入の状況などを定期的に報告させ、運行実態を的確に把握して見直しの参考にしてまいりたいと考えております。

 なお、東北運輸局への手続は、見直しを図った段階からさらに1年間の実証運行期間の延長ができますので、今後とも適宜見直しを図りながら、利便性の高い公共交通を目指してまいります。

 次に、オルゴール館の閉鎖と今後の見通しについての閉鎖に至るまで市に対してどのような説明があったのかについて申し上げます。

 天童オルゴール博物館については、鍬ノ町土地区画整理事業により、温泉街との回遊性を図り、本市の新たな観光交流拠点の誘客施設として東北パイオニアが平成12年6月に営業を開始したものであります。

 館内には1880年スイス製のシリンダーオルゴールや蓄音機、自動演奏ピアノなど約100点以上が所蔵されており、全国有数のオルゴール館として観光交流施設の一翼を担ってまいりました。

 オルゴール館の閉館については、ことし1月中旬、会社から閉館するとの意向の話がありました。これまで会社としては、音楽に関連する事業展開をする中で、地域に対して社会貢献を果たしたいとの考えから、オルゴールを中心に事業を行ってまいりましたが、10年を節目にその使命は終えたと判断し、閉館することに決定したということでありました。

 なお、鍬ノ町地区に進出する企業に対して奨励金を交付する条例の活用により、いち早くオルゴール館が開館し、営業することができました。これにより、本市の新たな観光資源として大きな役割を果たしたものと考えております。

 オルゴール館は鍬ノ町地区の観光交流拠点の中心的施設であり、閉館することは非常に残念なことであり、また本市の観光に与える影響も大きいものと考えております。

 次に、今後の見通しはどうかについて申し上げます。

 オルゴール館は6月13日で閉館しましたが、会社としては現在、オルゴール館事業を継続してくださる方を探しており、土地、建物とオルゴールなどの展示品を一体的に売却したいということであります。

 市としても一日も早く会社の方針どおり決定されることを念願するとともに、今後の動向を慎重に見守りたいと考えております。

  (「答弁漏れ」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 山本市長、答弁漏れがあるそうです。

  (発言する者あり)



○伊藤護國議長 質問に対して答弁が漏れているということで、市長以外で答弁漏れを指摘している方いますか。

 結城義巳議員。



◆10番(結城義巳議員) まず、順序が逆になりますが、特に関心を持っていることでありますが、パイオニアとして市に対して買ってほしいと、そういうふうな話はあったのかどうかが1つ。これお答えになってない。

 あとそれから、私の御意見を申し上げながら、また再度時間の許す間で申し上げます。

 1つは、教育委員会の文化・スポーツ移管については、これは法的には何ら問題がないわけです。ただ、先ほど市長が申し上げましたように、教育委員会のほうでも理解されているということで、お互いに協力してやっていきましょうというのであれば、それも1つの方法だと私も思うんです。

 ただ、そうするまでもなくて、教育委員会の事務所管にしておいても、それは十分に達せられるのではないのかと私は思うわけなんです。その点ちょっともう少しお願いします。

 あとそれから、デマンド型乗合タクシーですね、私は何でもう少し検討期間を設けなかったのかということを感じているわけです。例えば庁内で十分検討すれば、車を保有しないで委託事業としてするというような考えは出てこないと思うんです。委託事業はあくまで車を市で持って、リースであろうとどうであろうと、市民バスはそうだったわけです。あれはリースだったと思いますね。市民バスは市のバスなんです。ですから、委託事業としてやれたんです。

 ところが、タクシーは市で所有しないわけですから、委託であるというのはそもそもできなかったんで、ですから私は当初予算の審議で、何でそんなに予算早いんですかということを十分質疑、質問したんですが、十分な説明はなかったんです。その点、ですから、やはりこれからも重要事業の検討に当たっては、十分事務当局でも検討して重要な事業は立ち上げていただきたい。これは要望にさせていただきます。

 あとそれから、ちょっと私それでいいのかなと、オルゴール館についてでありますが、それでいいのかな、企業はそのように考えていると言うのでありますが、10年程度頑張ってきたと。ですから、社会貢献もしてきたということなんでしょうが、あそこの観光拠点型の開発をしたわけですが、それに当たっては前の前の市長になりますかね。非常に観光拠点、しかも文化の香り高いまちづくり、そして音律の響くまちづくりということであったんです。ですから、パイオニアであのエリアにオルゴール館が来るということは非常に大事にしたわけです。ですから、補助制度も考えて、補助金を交付して立地してもらった。そういうことで、途中でもう10年過ぎたし、もういいんじゃないかということではなくて、もっともっとやはり貢献してほしい。そのように考えるわけなんです。その点についてもう一度お願いいたします。

 以上です。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 最初の答弁に少し抜けているところがあったようでございますので、大変申しわけございませんが、改めて、まず今一番最初に出ましたパイオニアさんのほうから買ってほしいという話があったかどうか、こういうことでございますけれども、この経過を申し上げますと、7月13日に前社長の石島聰一さんのお別れ会というものがございました。私もその席でお別れのごあいさつをさせていただいたわけでありますが、その御礼ということで、パイオニアの塩野社長が参りました。それはただ単にそれだけだったのでありますが、私のほうから、実はいろいろなちまたで言われていることがあるわけでありますので、不確定要素があったわけでありますので、現状どういうようなものになっているか御説明いただきたいというようなことを私のほうから、そのときはうちの職員は帯同しておりませんが、パイオニアのほうからは社長以下3名ほどいらしておりました。

 その折に、これまでのこのオルゴール館の設置については、市のほうでもいろいろ要請をしたというようなことも聞いておりました。お願いをした経過があった。あの開発についても。そういうようなことでありますから、前時代とは言いながらも、現市長としても大変そういう部分では、我々としても当事者という意識を持ち合わせなければならないという思いは私にはあります。

 その中で、現状どういう方向で進んでいるのかということを御報告いただきたいということで、塩野社長のほうにもお話し申し上げましたところ、7月26日、先ほど赤塚議員が申し上げましたけれども、資料を持ちまして御説明に参りました。役員を含め2名の方で参りました。その中で、詳細に御説明をいただきました。

 しかし、この来るものの段階として、買ってほしいとか、買うとか買わないとかでなくて、現状を我々も知っておく必要があると、私自身が知らないというわけにまいらないというようなことでの御説明を受けたわけでありますので、売買とかそういう話は一切出ておりません。

 それから、教育委員会、文化・スポーツでありますけれども、何を期待したのか、こういうことでありますけれども、先ほど法律的な部分での問題がないということは結城議員から申し上げられましたけれども、私は健康スポーツという部分でいろいろ申し上げてまいりました。

 そういうようなことの中で、市民のニーズ、あるいは迅速な意思決定、あるいは例えば政治的な判断、あるかどうかは別としましても、よりそういうものに対してスピーディーに判断をするには、あるいは私自身のマニフェストの実現という部分も含めて、文化スポーツ課というものを新設したわけであります。

 そして、1年半になったわけでありますけれども、文化とスポーツという部分ではなかなかかみ合わない部分があるという部分でも認識をいたしております。そういう部分で多少問題があるという部分では、私も認識をいたしておりますけれども、そのような中でも、やはりモンテディオ山形の活躍などもありまして、特にスポーツに関する部分というのは大変盛り上がってきている。そのような中で、先ほども出ましたが、ジュニア層の強化なども図られるような施策も展開できたと、こういうように思っております。そういうようなことでありますので、ぜひひとつそういうことも御理解をしていただければと思っております。

 それから、デマンドをもっと検討する必要があると、予算、委託、補助の話ありました。これでありますけれども、基本的にこの金額があったわけでありますけれども、これは現在使っているものの残った部分が云々と、こういうことがどうも先行した嫌いが、私の言い方も悪かったわけでありますけれども、よくよく精査をすれば、その金額よりも少しかかるような状況はあったわけでありますが、それは民の力の知恵をかりてそういう金額を決定している。

 特に、今タクシーの1日の水揚げ料というのは約2万1,000円ほどでございます。これは平成21年あたりの統計で、実はこのタクシーの事業のものにはうちの副市長のほうが会議に出ておりまして、いろいろ県内のタクシー事情等を検討する機関があるわけでありますけれども、その資料にも2万1,000円という数字が出ております。

 そういうようなものを基礎、基本として、あるいはどのような経費がかかるのか。例えば人件費、あるいはその他もろもろの経費、あるいはそういう必要経費、そして引いたもの、あるいはそして運賃収入を大体の予測をして、上限で先ほど言いました金額がある程度大丈夫だろうというようなことの中で試算をしたところでございます。

 そしてまた、じゃ補助と委託の部分で、補助の場合は後で精算ですから、足らなかったらお上げするのか、もらうのかということでありますけれども、多少の上下はあろうかと思いますけれども、その辺は事業所の請け負っていただいているところと今後いろいろと詰めながら精査をしていきたいと、こういうふうに思ってます。

 それから、オルゴール館のことでございますけれども、これは10年一区切りでいいのかということでありますけれども、私は先ほども申し上げました、当時のオルゴール館の設置につきましては、パイオニアさんにいろいろな形の中でお願いをしたという経緯も間違いなくあるようでございます。そのような中で、補助金ということで固定資産税相当額を3年間免除をしたということでございます。

 そして、なおかつパイオニアさんの今回企業メセナという部分から、10年間を1つの区切りとして役目を終了したのではないか。と同時に、会社の事情等もあったように承りますけれども、そういうことの中で閉館を決定したというようなことでありますけれども、本市にとりましてはまことに残念なことであるというふうに思ってます。

 そういうようなことでございますので、今後このオルゴール館については、パイオニアさんの行方というものを注意深く見守っていくということだろうと思っております。



○伊藤護國議長 結城義巳議員。



◆10番(結城義巳議員) デマンド型乗合タクシーの補助制度についてでありますが、今市長から御答弁ありましたように、上限的なものは考えているんだけれども、ただ状況によっては柔軟に考えていきたいというような内容も何か含んでいるように理解できるわけです。

 ただ、こういった補助金というのは、例えば総事業費から運賃を引いて、残りに対しては2分の1を補助するとか、3分の1を補助するとか、そういう制度ならある程度理解できるんですが、総事業費から運賃を引いた残り全部が補助対象になっているわけですよね。そうであれば、やはり限度額というものをきちっとしておく必要があるのではないか、そう思っておりますので、ひとつお願いいたします。

 あとそれから、もう1点だけ。

 これからの話ですが、どういうふうな展開になるか私はわかりません。オルゴール館についてですが、場合によっては市で買ってほしいというような話が出てくるかもしれません。

 ただ、私はその際に十分御検討いただきたいのは、何に利用するかですね。ただ買うだけでなくて、買ったものを何に活用していくか、そこをやはりしっかり決めた上で買うなら買う。場合によっては、私は買わずにもう少し民間で、パイオニアからどこかに移ったとしても、今のような運営状況をやってほしい。ただ、いろいろ今の状況では経営が、運営が赤字になると言うんですから、若干変えなければならない点はあると思いますが、やはり今のような形で運営をしていただければ一番ありがたいというふうに思っておりますが、それに対する市長の考えを最後にお伺いしておきます。よろしくお願いします。



○伊藤護國議長 土屋市民部長。



◎土屋信市民部長 それでは、先ほどの質問の中で、デマンドタクシーの運行事業の補助要綱についてのお話がありましたので、私のほうからお答え申し上げたいと思います。

 今回の補助要綱の中では、当該事業の経費、いわゆるかかった分ですね、その経費から運賃収入を差し引こうとするわけですが、その経費の中には、先ほど申し上げましたように人件費であるとか、諸経費、それも含めての経費でございますので、それらを差し引いた中で、そしてそれからそのための収入である運賃費を差し引いた残りというふうな考え方でございますので、御理解を願いたいと思います。

 つまりその場合、今回は875万円を上限として出しますよと、いずれか低い額で出しますというふうな考え方を示してますので、そういった内容であります。



○伊藤護國議長 山本市長。



◎山本信治市長 オルゴール館の利活用、売買云々ということですけれども、これもやはり仮定の話でございますので、利活用云々というのは仮にということもなかなかお答え申し上げにくいわけでありますけれども、御指摘のようなことを十分に考えながら対応していく、こういうことをお約束したいと思っております。



○伊藤護國議長 以上で、結城義巳議員の質問を終了します。



△散会



○伊藤護國議長 これで本日の議事日程は全部終了しました。

 したがいまして、本日はこれで散会いたします。

   午後2時22分 散会