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山形県 天童市

平成22年  6月 定例会(第2回) 06月22日−05号




平成22年  6月 定例会(第2回) − 06月22日−05号







平成22年  6月 定例会(第2回)



     平成22年6月22日(火曜日) 午前10時00分開議

        伊藤護國議長     小松善雄副議長

 ●出席議員(22名)

 1番 松田耕一議員   2番 村山俊雄議員   3番 矢吹栄修議員

 4番 狩野佳和議員   5番 松田光也議員   6番 矢萩武昭議員

 7番 山口桂子議員   8番 木村竹虎議員   9番 赤塚幸一郎議員

10番 結城義巳議員  11番 武田達郎議員  12番 後藤和信議員

13番 山崎 諭議員  14番 石垣昭一議員  15番 小松善雄議員

16番 鈴木照一議員  17番 水戸 保議員  18番 小澤 精議員

19番 淺井健一議員  20番 伊藤和子議員  21番 秋葉 忠議員

22番 伊藤護國議員

 ●欠席議員

   なし

 ●出席要求による出席者職氏名

山本信治   市長         鈴木周宏   副市長

小林政俊   総務部長       土屋 信   市民部長

瀧口 廣   経済部長       飯田 豊   建設部長

柏谷 忍   市民病院事務局長   三瓶幸雄   消防長

       総務部総務課長

後藤秀一   (併)選挙管理    新関清市   水道事業所長

       委員会事務局長

沼澤政辰   教育委員長      水戸部知之  教育長

                         農業委員会会長

山口 孝   教育次長       片桐久雄

                         職務代理者

       農業委員会             選挙管理委員会

松田 実              後藤昭七

       事務局長              委員長職務代理者

奥山吉行   監査委員       三瓶昭弘   監査委員事務局長

 ●出席した事務局職員

                         主幹兼局長補佐兼

森川敏雄   事務局長       野口忠司

                         調査係長

原田まき子  副主幹兼庶務係長   武田文敏   副主幹兼議事係長

                         庶務係兼

加藤博之   調査係主査      青柳利恵

                         議事係主査

 ●議事日程

 議事日程第5号

             平成22年6月22日(火曜日)午前10時開議

第1 議第5号 平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)

第2 議第6号 平成22年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

第3 議第7号 天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について

第4 議第8号 天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例の一部改正について

第5 議第9号 天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について

第6 議第10号 本市の公の施設の東根市区域内への設置等に関する協議について

第7 請陳第1号 30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出に関する件

第8 請陳第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書

(議会案上程)

第9 議会案第1号 30人以下学級実現、教育職員賃金改善及び義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出について

第10 議会案第2号 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出について

               委員会審査報告書

 本委員会に付託された事件について、審査の結果、別紙のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告します。

 なお、各事件に対する議決の理由は、「委員長報告」(会議規則第39条)によって承知願います。

   平成22年6月22日

                      総務教育常任委員長  結城義巳

                      環境福祉常任委員長  武田達郎

                      経済建設常任委員長  赤塚幸一郎

                      予算特別委員長    山崎 諭

  天童市議会議長 伊藤護國様

               委員会審査結果表



付託委員会
議案番号
件名
審査結果


総務教育常任委員会
議第7号
天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
原案可決


議第8号
天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例の一部改正について
原案可決


環境福祉常任委員会
議第9号
天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について
原案可決


経済建設常任委員会
議第10号
本市の公の施設の東根市区域内への設置等に関する協議について
原案可決


予算特別委員会
議第5号
平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)
原案可決


議第6号
平成22年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
原案可決



               請願陳情審査結果表



番号
受理年月日
件名
提出者
紹介議員
付託委員会
審査結果



22.5.28
30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出に関する件
山形県教職員組合山形地区支部
支部長
    設楽隆雄
武田達郎
総務教育
採択



22.5.28
選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書
日本会議山形
会長
   梅津伊兵衛
秋葉 忠
環境福祉
採択



 ●本日の会議に付した事件

  議事日程のとおり



△開議



○伊藤護國議長 ただいまから本日の会議を開きます。

 本日の会議は全員出席でありますので、直ちに会議を開きます。

 なお、出席要求による説明員のうち、水戸部秀一選挙管理委員会委員長及び結城助一農業委員会会長が欠席でありますので、後藤昭七選挙管理委員会委員長職務代理者及び片桐久雄農業委員会会長職務代理者が代理出席しております。御了承をお願い申し上げます。

 最初に、議会案が提出されましたので、その取り扱いについて議会運営委員会が開催されておりますので、その結果について議会運営委員長の報告を求めます。

 秋葉 忠議会運営委員長。

  〔秋葉 忠議会運営委員長 登壇〕



◆秋葉忠議会運営委員長 御報告申し上げます。

 議会案の提出がありましたので、その取り扱いについて、昨日議会運営委員会を開催し、協議いたしました結果、本日の議事日程に追加して審議することに決定いたしました。

 以上で報告を終わります。



○伊藤護國議長 お諮りいたします。

 ただいまの議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、本日の議事日程に追加して審議することに決定いたしました。

 本日の会議は、議事日程第5号によって進めます。



△付託案件審査報告



○伊藤護國議長 6月7日及び6月14日の本会議において、予算特別委員会及び各常任委員会に付託いたしました、日程第1、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)から日程第8、請陳第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書までの議案6件、請願2件を一括上程し、議題といたします。



△予算特別委員長報告



○伊藤護國議長 最初に、予算特別委員会に付託しました予算議案2件の審査の結果について、委員長の報告を求めます。

 山崎 諭予算特別委員長。

  〔山崎 諭予算特別委員長 登壇〕



◆山崎諭予算特別委員長 御報告申し上げます。

 6月7日の本会議におきまして当予算特別委員会に付託なりました議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)、及び議第6号平成22年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の予算議案2件の審査の結果について御報告申し上げます。

 審査に当たりましては、6月16日及び17日の2日間にわたり慎重に審査を行いました。

 その結果、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)については、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。また、議第6号平成22年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 何とぞ予算特別委員会決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げます。

 御報告を終わります。



○伊藤護國議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 質疑なしと認め、終結いたします。



△総務教育常任委員長報告



○伊藤護國議長 次に、各常任委員会における審査の経過と結果について、各常任委員長の報告を求めます。

 最初に、結城義巳総務教育常任委員長。

  〔結城義巳総務教育常任委員長 登壇〕



◆結城義巳総務教育常任委員長 去る6月14日の本会議におきまして、当総務教育常任委員会に付託されました議案2件と請願1件を審査しましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。

 議第7号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について申し上げます。

 執行部から、育児休業・介護休業等の関連した法律の一部改正に伴い、本市においても急速な少子化に対応するため、子供を安心して産み育てることができる環境整備として、男女がともに家庭生活における責任を担いつつ、仕事と生活の調和を図ることができる勤務体制を整備するため、所要の改正を行う旨の説明がありました。

 委員からは、勤務時間及び休暇等の制度改正及び育児休業等の改正内容の具体的な事例について質疑がありました。

 執行部からは、3歳未満の子のある職員からの請求があれば、原則勤務時間外勤務をさせてはならないこと、また、育児休業等に関しては、子の出生から57日以内に最初の育児休業をした職員について再度育児休業ができるようになること。夫婦が交互に育児休業したかどうかにかかわりなく、職員が育児休業等をした後3カ月以上経過した場合に、子が3歳になるまで再度の育児休業等ができるようになることなど具体的な説明がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、議第8号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例の一部改正について申し上げます。

 執行部から、公務員については、その身分の特殊性を踏まえ、雇用保険法の適用が除外されているため、一般の職員が退職し30日以上就職できず、かつ退職手当の額が雇用保険法に規定する特例一時金の額に満たない場合は、差額を支給する制度が設けられており、その適用を受ける対象者を改める改正である旨の説明がありました。

 内容については、改正前は季節的に雇用された者及び1年未満の短期間雇用を常態とするものが失業した場合が対象でありました。改正後は、季節的に雇用される者のみが対象となる旨の説明がありました。

 委員からは、本市において一般職の職員については季節的雇用や短期的雇用は行っていないということであるが、具体的にはどういう職種なのかとの質疑がありました。

 執行部からは、雇用保険法の改正に伴うものであり、季節的な雇用としては、民間企業でお茶の栽培や日本酒の仕込みをする者などが該当する旨の説明がありました。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、請陳第1号30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出に関する件について申し上げます。

 委員から、願意は十分に理解できるが、内容について確認したい数字等があるという要望がありましたので、執行部へ説明をお願いしました。

 1点目は、OECD諸国に比べ、1学級当たりの児童・生徒数の差はどの程度あるのかということに対しては、20名前後であると聞いているという説明がありました。

 2点目は、教員の時間外手当の支給についての現状はどうなっているのかということに対して、時間外手当はないが、山形県では6%前後、金額にして2万3,000円程度がプラスになって支給されているようであるが、昨年の1週間の調査では週平均9時間、1カ月では36時間以上の残業をしている。そのほか持ち帰りの仕事も1月20時間程度しているという結果であるとの説明がありました。

 3点目は、山形県がさんさんプランを推進し、教育先進県として優位性のある教育政策を行っているが、全国一律にすることにより山形県の特色を放棄するようなことにならないのかということに対して、最近は全国的にも同様の対策をしている実態にある旨の説明がありました。

 採決の結果、全員異議なく採択すべきものと決定いたしました。

 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願いを申し上げまして、報告を終わります。



○伊藤護國議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 質疑なしと認め、終結いたします。



△環境福祉常任委員長報告



○伊藤護國議長 次に、武田達郎環境福祉常任委員長。

  〔武田達郎環境福祉常任委員長 登壇〕



◆武田達郎環境福祉常任委員長 去る6月14日の本会議におきまして当環境福祉常任委員会に付託されました議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についてほか請願1件を審査いたしましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 なお、報告の内容につきましては、特に話題となったことのみ申し上げます。

 初めに、議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。

 執行部から、今回の改正は、9月1日から市営バスをデマンド型乗合タクシーに移行することに伴い、市営バスの5路線を廃止するものであるため、デマンド型乗合タクシーのプロポーザル審査会の審査結果と提案内容の概要について説明がありました。

 委員からは、プロポーザルの提案内容に対して、運賃は一般が500円、小中学生や70歳以上の方、障がい者の方などは300円ということだが、市営バスを利用していた人から見ると高いのではないかという意見が出されました。

 これについては、利用者の視点に立ち、意見をも反映しながら、できるところは見直していきたいというようなことでございました。

 また、予約受付については、1週間前から前日までということで、当日の受け付けができず、前もって復路の予約もしなければならないのは利用者にとっては大変なことであり、利用者が混乱しないような体制にしてほしいという意見も出されました。

 執行部からは、復路については当日の予約もできるように要望していきたい。また、往復同じ運転手で回るようにしていきたいということでございました。

 また、プロポーザル審査会に参加した業者の提案内容の違いや審査方法について質疑がありました。それについては、審査員が項目ごとに点数をつけ、合計点が一番高かった業者に決定したという説明がありました。

 さらに、委員からは、デマンド型乗合タクシーの今後のスケジュールなどについての質疑がございました。運輸局への許認可の申請関係については、天童市の公共交通会議開催後、その結果を受けた後に正式な申請を行うことになっている。補助金の関係については補正予算を可決いただいた後に正式な事務手続に入る予定であること、また、市民への周知に関しては、7月以降に各地区の老人クラブや関係する団体等の会合に合わせて説明会を実施していくほか、市の広報ツールなどを利用し周知に努めていきたいとのことです。

 採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 次に、請陳第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書について申し上げます。

 委員からは、他の先進国でも夫婦別姓をとっている。また、夫婦別姓にしたいという世論が若い世代を中心に高まっている中で、必ずしもみんな夫婦別姓にしなければならないのではなくて選択制である。その必要がある人は夫婦別姓にしてもいいということなので、わざわざ選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書を出さなくてもよいというような意見が出されました。

 これに対し、諸外国では夫婦別姓が導入されていても、日本では日本独自の文化があるので同様にすべきではないという意見が出されました。

 また、夫婦別姓に対する国民の世論は必ずしも成熟しているとは考えられない。安定した家庭生活の継続と社会的な秩序等々を考えれば時期尚早である。選択的夫婦別姓制度を法制化すべきではないという意見が出されました。

 採決の結果、賛成多数で採択すべきものと決定した次第であります。

 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。



○伊藤護國議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 質疑なしと認め、終結いたします。



△経済建設常任委員長報告



○伊藤護國議長 次に、赤塚幸一郎経済建設常任委員長。

  〔赤塚幸一郎経済建設常任委員長 登壇〕



◆赤塚幸一郎経済建設常任委員長 去る6月14日の本会議において、当経済建設常任委員会に付託になりました議第10号本市の公の施設の東根市区域内への設置等に関する協議についてを審査いたしましたので、その経過と結果につきまして御報告申し上げます。

 なお、報告の内容につきましては、特に話題になったことを中心に申し上げます。

 委員からは、天童市の住民等が利用する東根市の公共下水道施設の維持管理に要する経費を両市が協議して定めるとあるが、その負担割合はどのように見込んでいるのかという質疑がありました。

 これに対して、両市の事業計画に基づく流入水量に基づき、天童市が17.37%、東根市が82.63%の負担割合を算定しているとの説明を受けたものであります。

 また、今回東根市区域内に公共下水道施設を設置することで、下水道使用料が変更することにはならないのかという質疑がありましたが、天童市のルールに基づいた料金体系に変わりはないとの説明を受けたものであります。

 採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。

 以上、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようにお願いを申し上げます。



○伊藤護國議長 ただいまの報告に対する質疑を行います。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 質疑なしと認め、終結いたします。

 以上で各委員長の報告を終わります。



△討論



○伊藤護國議長 これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。

 最初に、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)及び議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する反対討論の通告者、伊藤和子議員。

  〔20番 伊藤和子議員 登壇〕



◆20番(伊藤和子議員) 議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)並びに議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について、デマンド乗合タクシー導入に関する部分ですので、2件一緒に反対の討論を行います。

 デマンド型乗合タクシー導入については、2月に環境福祉委員会に説明があり、3月定例会に予算案が計上されました。当初予算875万円については、市営バス5路線の予算の範囲内で考えているとの答弁もありました。また、川西町の1人当たりの負担額を参考にして運行委託料を出したとの答弁もありましたが、積算根拠が不明確であると指摘し、予算に反対をしました。

 今回の補正予算は、委託料から補助金に組み替えるものであります。委託料と補助金の違いは、委託料の場合は、委託する業務は市が主体で行い、運行業務を委託するもので、法的義務と責任は市にあります。補助金の場合は、補助を受けるものが主体で事業を行う上での責任はありますが、事業に対する法的義務までは生じない、その違いであります。

 補助事業になれば、運賃収入が事業者収入になります。今回、同額での組み替えですので、その点も納得できない点であります。

 5月27日にデマンド型乗合タクシーのプロポーザル審査会で事業者が決定し、事業内容が一定度明らかになりました。予算委員会の答弁では、車両運行経費、予約電話のオペレーター人件費、チラシなど総事業費から運賃収入を引いた分が補助金で、実績報告で精算すると聞いていますが、納得できる数字は示されていません。予算の組み方に疑義を感じております。

 デマンド型乗合タクシー導入の経過について、まちづくり懇談会での意見や第六次天童市総合計画策定のための市民アンケート調査、また、地域福祉計画策定のための市民アンケート調査結果を優先させ、一番肝心な市営バス利用者へのアンケートがプロポーザル直前になったことは進め方として問題ありと言わざるを得ません。

 市営バス運行については、根本的な見直しがされず、経済性、費用対効果の面から追求し、デマンド型乗合タクシーが十分な論議もなく導入されたことは余りにも性急過ぎです。

 デマンド型乗合タクシーになると運賃が高くなり負担が大変だとか、目的地が限定されるのは困る、また、帰りの便の予約を前もってしなければならない、乗り合いへの不安など、利用者の心配な声があり、市営バスはなくさないでほしいという声もたくさん聞かれております。

 先月、環境福祉委員会で、四国中央市に行政視察を行いました。平成20年1月に市内2地域で試験運行を開始し、ことし4月からデマンドタクシーの実証運行を開始しております。3年間は実証運行をやり、利用者の声を聞いて改善していくと言っていました。十分な周知期間が必要であることを強調しておりました。

 天童市では、現段階でまだ決まっていない点もあり、今後2カ月の間にデマンド型乗合タクシーの内容について、市民への周知を徹底することは至難のわざではないでしょうか。

 8月いっぱいで市営バス5路線を廃止する条例改正は拙速過ぎであります。少なくとも十分な周知が図られるまで廃止を延期すべきと考えます。

 余りにも性急な進め方と、市営バス5路線の予算の範囲内という予算措置に対し反対するものであります。



○伊藤護國議長 次に、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)及び議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する賛成討論の通告者、矢萩武昭議員。

  〔6番 矢萩武昭議員 登壇〕



◆6番(矢萩武昭議員) それでは、平成22年度第2回天童市議会定例会、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)並びに議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についての2議案につきまして、会派かがやきを代表して賛成の立場から討論をいたします。

 初めに、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)の歳入につきましては、県支出金の増額、新規事業に対応するための財政調整基金の取り崩しによる繰入金の増額及び諸収入の増額であります。

 歳出の主なものについては、一つにはデマンド型乗合タクシー運行事業に係る予算の組み替え、二つには農林水産業創意工夫プロジェクト支援事業に伴う経費の計上、三つには滞在型広域観光推進するために設立されためでためでた花のやまがた観光圏推進協議会への負担金の計上であり、いずれの施策につきましても長年にわたる懸案事項であり、かつまた喫緊の課題と言うべきものであります。

 次に、議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について申し上げます。

 そもそもこれまでの市営バスにつきましては、天童寒河江線を除き隔日運行であること、バス停留所が限られていること、大部分の利用者が目的地まで遠回りのルートになること等々の理由から、長年にわたり市民が不満を抱えながら利用せざるを得なかったものであります。

 こうした状況を踏まえまして、山本市長は就任以来、解決すべく積極的に行動に移すとともに、これまでの課題を解決すべく、県内外にわたる先進地視察の実施、道路運送法及び地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく住民及び利用者代表ほか関係機関の代表を交えました地域公共交通会議の開催、さらに市営バス利用者に対するアンケート調査の実施、そして天童市デマンド型乗合タクシー運行プロポーザル審査会の開催等々の必要な手順につきまして、極めて限られた期間の中で、抜本的な改革案について提案されたものであります。

 これまで乗客が少なく空気バスとやゆされてまいりました市民バスが、数多くの市民の大きな期待を受けながら真に市民のための市民バスに生まれ変わろうとしているものであります。

 このたびの議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)並びに議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についての2議案につきましても、市長の目指す日本一のまちづくりに必要欠くべからざる案件であることを確信いたすものであります。

 皆様の御賛同を賜りますようにお願い申し上げながら、賛成討論とさせていただきます。



○伊藤護國議長 次に、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)及び議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する反対討論の通告者、狩野佳和議員。

  〔4番 狩野佳和議員 登壇〕



◆4番(狩野佳和議員) 議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)についてと議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について、反対の立場から討論をいたします。

 今回の一般会計の補正について、すべてに反対するわけではありません。反対する理由は1点、デマンドタクシーの組み替えの部分です。今回の補正予算で875万円、なぜ組み替えが必要なのか理解ができません。委託料から補助金に変更する大きな理由の説明は、利用者の運賃、利用料が市に入るのではなく運行業者に入り、業者の直接収入になるということです。

 当初3月の説明では、運賃は300円を目安に運行を考えている、運行者は天童市であり、民間に委託を考えている、6月にデマンド交通の条例案を提出するということでした。それが5月7日の説明では、上限は500円になり、委託ではなく補助金にしたいという説明になりました。5月27日のプロポーザル審査会では、そのまま500円の価格が採用になり、そして委託ではなく補助金になった。これははっきり言って業者救済とも言える組み替えです。

 例えば試行期間を経て、経営が成り立たず補助金の額を上げるというのは理解ができます。しかし、まだ運行許可も出ておらず、どのような状況になるかも想像ができない中で今回の組み替えには到底納得ができません。

 そもそもなぜこのデマンド型交通を導入するのでしょうか。交通弱者を含む市民が、バス停留所へ行くのも苦痛な高齢者が気軽にドアからドアへ移動できるようにし、生活の幅を広げ、市民生活を快適にし、少しでも元気で生活ができるようにするためだと私は考えます。

 市長は、一般質問の中で、市民バスの委託金からはみ出さない範囲で検討すると言っておりました。確かにはみ出さない予算です。しかし、市民にとっては負担増で、結局は値上げです。天童市の予算としては運賃が入らないこの組み替えは、市民バス運行委託料よりも結局は支出増になるわけで、決して正しい税金の使われ方ではありません。

 我々議員は、1円たりとも税金の無駄遣いがないようにするのが使命です。このままでは私は市民に説明はできません。

 次に、市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正について。

 ことしの9月1日からデマンド型乗合タクシーに移行する、5つの路線を廃止する内容の議案です。

 市営バスの運行に関しては、いろいろなさまざまな意見があり、見直しは当然必要だと考えます。ですから、デマンド型タクシーに移行することに関しては、何も反対するものではありません。

 しかし、3月の一般質問でも話をしましたが、余りにも性急で、告知が短く、本当に市民が理解できるのか。市民が困惑するのではないか。市民の生活に迷惑をかけるのではないか。そういう不安が残るのです。

 ことしの5月に、四国の2つの市に常任委員会でデマンドタクシーの行政視察に行ってきました。両市の運行内容、実情、課題等を聞いて、肌で感じ、さまざまな地域の事情を理解してきました。

 天童市においては、天童方式を取り入れなければならないと考えたのは私一人ではないと考えます。

 委員会を代表して提出した私の報告書です。成功には、何よりも市民に対しての告知、利用喚起が一番重要と考え、市民にとって使いやすいデマンドタクシーにしたいものである。一番よいのは、ある程度試行期間を設け、利用者の意見要望をまとめ、改善し、本格運行すべきであると考える。

 今回は、担当の生活環境課からも出席され、同行し、視察をしてきました。同じように何かを学び、問題点を抱えてきたはずです。しかし、今回のプロポーザル審査会の結果、内容には何も反映されていません。

 市長並びに執行部の皆さん、議員の皆さん、この報告書は熟読されましたか。反映されない行政視察、報告書は無意味です。

 9月1日からの運行に当たり、まだ運輸支局の許可が出ていません。申請もまだのようです。審査機関は約2カ月間で、許可がおりるのは8月中旬、下旬のようです。万が一に今この議案を通してバスの5つの路線を廃止してしまい、8月中に許可がおりずに9月からデマンドタクシーが運行できなければ、市民生活に支障が出ることは間違いありません。

 市長は、選挙の公約で、市民バスの大幅な見直し、1,000万円2年以内としております。12月までに実行すれば公約どおりとなります。運行まで2カ月しか猶予期間がない今、性急に実行し、告知がうまくいかず、市民に迷惑をかけるようなことがあってよいのでしょうか。たとえそれが1人であろうとも、私はあってはならないと考えます。

 そんな不安をなくすためには、本格運転を来年4月に延期し、運輸支局の許可が出てから時間をかけ確実に市民バスの廃止の告知をし、デマンド型タクシーの事前登録、利用喚起を促し、試行期間を設け、そして利用者の意見、要望を聞き、改善し、そして本格運行すべきと考えます。

 どうか議員の皆さん、市民のために、よりよい天童市の公共交通のために、今回は一たんこの2つの議案に反対していただきますようお願いして、私の討論といたします。



○伊藤護國議長 以上で討論を終結いたします。



△採決



○伊藤護國議長 これより順次採決いたします。

 最初に、議第5号平成22年度天童市一般会計補正予算(第1号)について採決いたします。

 討論がありましたので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議案については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。

 予算特別委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○伊藤護國議長 起立多数であります。

 よって、議第5号は原案のとおり可決されました。

 次に、議第6号平成22年度天童市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議案については、予算特別委員長の報告は原案可決であります。

 予算特別委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、議第6号については原案のとおり可決されました。

 次に、議第7号天童市職員の勤務時間及び休暇等に関する条例及び天童市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について、及び議第8号天童市一般職の職員に対する退職手当の支給に関する条例の一部改正についてを一括して採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議案2件については、総務教育常任委員長の報告は原案可決であります。

 総務教育常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、議第7号及び議第8号については原案のとおり可決されました。

 次に、議第9号天童市市営バス設置及び管理に関する条例の一部改正についてを採決をいたします。

 討論がありましたので、起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議案については、環境福祉常任委員長の報告は原案可決であります。

 環境福祉常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○伊藤護國議長 起立多数であります。

 よって、議第9号は原案のとおり可決されました。

 次に、議第10号本市の公の施設の東根市区域内への設置等に関する協議についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議案については、経済建設常任委員長の報告は原案可決であります。

 経済建設常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、議第10号については原案のとおり可決されました。

 次に、請陳第1号30人以下学級実現、教員賃金改善、義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出に関する件について採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの請願については、総務教育常任委員長の報告は採択であります。

 総務教育常任委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、請陳第1号については採択することに決定いたしました。

 次に、請陳第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対することに関する請願書について採決いたします。

 この請願については起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの請願については、環境福祉常任委員長の報告は採択であります。

 環境福祉常任委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○伊藤護國議長 起立多数と認めます。

 よって、請陳第2号については採択することに決定いたしました。



△議会案上程



○伊藤護國議長 次に、日程第9、議会案第1号30人以下学級実現、教育職員賃金改善及び義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出について、及び日程第10、議会案第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についての議会案2件を一括上程し、議題といたします。



△提案理由の説明



○伊藤護國議長 これより提案理由の説明を求めます。

 最初に、議会案第1号の提出者、結城義巳総務教育常任委員長。

  〔結城義巳総務教育常任委員長 登壇〕



◆結城義巳総務教育常任委員長 議会案第1号30人以下学級実現、教育職員賃金改善及び義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出についての提案理由を申し上げます。

 子供たちに豊かな教育を保障することは、社会の基礎づくりに極めて重要なことから、教育は未来への先行投資であることは国民から認識されているところであります。

 しかし、義務教育費国庫負担金の負担割合が2分の1から3分の1に縮減されるなど、教育費の削減は自治体財政をも圧迫しております。

 また、GDPに占める日本の教育費の割合は、OECD諸国の中で下位に位置しております。さらに、1学級当たりの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数は、OECD諸国に比べて多くなっております。

 団塊の世代による教育職員の退職に伴い、多数の採用時代を迎えておりますが、子供たちを育てる教育職員の給与が一般行政職より下回ることもあり、教育職員の人材確保が懸念されております。

 将来を担う子供たちが全国どこに住んでいても教育の機会均等を担保し、教育水準の維持・向上を図るために、国全体として教育予算を確保・充実するよう意見書を提出するものであります。

 皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。



○伊藤護國議長 次に、議会案第2号の提出者、武田達郎環境福祉常任委員長。

  〔武田達郎環境福祉常任委員長 登壇〕



◆武田達郎環境福祉常任委員長 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についての提案理由を申し上げます。

 今日、夫婦別姓に関する国民の世論は分かれており、国民的合意には至っておりません。

 また、三世代同居の減少など家庭を取り巻く環境の変化に加え、離婚の増加、児童虐待等、家族のきずなが希薄になっており、伝統的家族の価値観を尊重する国民感情も根強くあります。

 このような中で夫婦別姓制度が導入されることになれば、親子兄弟がばらばらの姓を名乗ることになり、家族としての一体感が損なわれる可能性があります。

 また、子供の姓を子供自身が選択する場合においても、大人の利害関係に巻き込まれ、状況によっては子供の人権をも侵害する可能性があります。

 旧姓使用を求める声に対しては、民法を改正する必要はなく、各分野の運用面での対応等で解決を図るべきであります。

 このようなことから、家族としての一体感を維持し、安定した家庭生活が営まれるよう、選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書を提出するものであります。

 以上、皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明を終わります。



○伊藤護國議長 ただいま議題となっております議会案2件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。



△質疑



○伊藤護國議長 これより一括して質疑を行います。

 質疑ございませんか。

  (「なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 質疑なしと認め、終結いたします。



△討論



○伊藤護國議長 これより討論を行います。

 討論の通告はございませんか。

  (発言する者なし)



○伊藤護國議長 討論の通告がありませんので、終結いたします。



△採決



○伊藤護國議長 これより1件ずつ採決いたします。

 最初に、議会案第1号30人以下学級実現、教育職員賃金改善及び義務教育費国庫負担制度拡充を求める意見書の提出についてを採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議会案第1号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、ただいまの議会案第1号については、原案のとおり可決されました。

 次に、議会案第2号選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についてを採決いたします。

 この議会案第2号については起立によって採決いたします。

 お諮りいたします。

 ただいまの議会案第2号については、原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。

  〔賛成者起立〕



○伊藤護國議長 起立多数であります。

 よって、ただいまの議会案第2号については、原案のとおり可決されました。

 最後にお諮りいたします。

 今定例会において議決されました案件の中で、条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○伊藤護國議長 御異議なしと認めます。

 よって、条項、字句、数字、その他の整理については議長に委任することに決定いたしました。



△閉会



○伊藤護國議長 以上をもちまして、今定例会の日程は全部終了いたしました。

 これで、平成22年度第2回天童市議会定例会を閉会いたします。

   午前10時55分 閉会

   議長        伊藤護國

   副議長       小松善雄

   会議録署名議員   木村竹虎

      同      赤塚幸一郎

      同      結城義巳