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山形県 鶴岡市

平成 13年 12月 予算特別委員会(旧鶴岡市) 12月20日−02号




平成 13年 12月 予算特別委員会(旧鶴岡市) − 12月20日−02号







平成 13年 12月 予算特別委員会(旧鶴岡市)




平成13年12月20日(木曜日) 第2日

             出欠席委員氏名

  出 席 委 員 (32名)
  1番   草  島  進  一         2番   石  川  一  郎
  3番   長 谷 川  雅  一         4番   加 賀 山     茂
  5番   伊  藤  おの 一         6番   菅  原     健
  7番   佐 々 木  俊  司         8番   加  藤  太  一
  9番   三  浦  幸  雄        10番   水  尾  京  子
 11番   阿  部     茂        12番   小  林  達  夫
 13番   保  科  直  士        14番   斎  藤  助  夫
 15番   榎  本  政  規        16番   五 十 嵐  昭 市 郎
 17番   佐  藤  慶  子        18番   吉  田  義  彦
 19番   川  上     隆        20番   芳  賀     誠
 21番   佐  藤  信  雄        22番   神  尾     幸
 23番   川  村  正  志        24番   野  村  廣  登
 25番   阿  部  一  也        26番   富  樫  正  毅
 27番   佐  藤  峯  男        28番   高  橋  一  夫
 29番   中  沢     洋        30番   五 十 嵐  武  矢
 31番   菅  原  信  喜        32番   本  城  昭  一

  欠 席 委 員 (なし)
 


             出席議事説明員職氏名

 市     長  富 塚 陽 一         助     役  伊 藤   清
 収  入  役  中 村 雄 一         総 務 部 長  芳 賀   肇
 総務部調整監   阿 部 恒 彦         庶 務 課 長  林   由美子
 企画調整課長   小 林   貢         人 事 課 長  菅 原 一 司
 財 政 課 長  長谷川 貞 義         市 民 部 長  五十嵐   鎮
 環境衛生部長   芳 賀 一 弥         健康福祉部長   恩 田 隆 嗣
 産 業 部 長  佐 藤 智 志         建 設 部 長  鈴 木   勉
                          荘 内 病 院
 水 道 部 長  鈴 木 文 雄                  伊 藤   博
                          事 務 部 長
 消 防 参 事  佐 藤   弘         教  育  長  本 間 重 二
 教 育 次 長  青 木   博         監 査 委 員  鈴 木 壽 和
 監 査 委 員  保 科 直 士

             出席事務局職員職氏名

 事 務 局 長  奥 山 眞 弘         事 務 局 次 長  山 口   朗
 調 査 主 査 兼                  議 事 主 査 兼
          大 滝 匡 生                  菅 原   淳
 調 査 係 長                  議 事 係 長
 庶 務 係 長  山 本 りゑ子         議事係調整主任  小 林 雅 人


             付議事件名

議第88号 平成13年度鶴岡市一般会計補正予算(第3号)                  
議第89号 平成13年度鶴岡市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)           
議第90号 平成13年度鶴岡市と畜場特別会計補正予算(第1号)               










△開議 (午後 1時00分)





○委員長(吉田義彦委員) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。

  直ちに本日の会議を開きます。本日の欠席届出者はありません。出席委員は定足数に達しています。





△議第88号 平成13年度鶴岡市一般会計補正予算(第3号) 外2件





○委員長(吉田義彦委員) 本予算特別委員会に付託されました議第88号 平成13年度鶴岡市一般会計補正予算(第3号)から議第90号 平成13年度鶴岡市と畜場特別会計補正予算(第1号)までの予算議案3件を一括議題といたします。

  この際、各分科会における審査の経過と結果について各委員長の報告を求めます。

  最初に、総務分科会委員長の報告を求めます。19番川上 隆総務分科会委員長。

   (総務分科会委員長 川上 隆委員 登壇)



◎総務分科会委員長(川上隆委員) 総務分科会に付託されました予算議案について、去る13日に分科会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  本分科会に付託されました議案は、議案付託表記載のとおり1件でありますが、分科会では、説明を省略して、直ちに質疑に入りました。

  初めに、歳出、2款1項総務管理費について質疑を行い、公共建築物の解体事業発注については、中間処理をも含めた共同の企業体に発注することも検討したらどうかということを前にも言ったことがあるが、今回のと畜場の解体については、従来どおりの方法でやられるのかとの質疑があり、8,800万円という大規模な解体作業であり、相当の技術を持った業者でないと難しいので、技術者のいる業者または解体で発生する瓦れき等処理できる業者で建設業に登録している業者1社の契約でやりたい旨の答弁がありました。

  さらに、Aクラスだけの発注、指名入札という考えなのか。それともBクラスぐらいまでおろしての発注になるのかとの質疑があり、内部の規定によって、発注単価でランクづけの業者を指名することになるが、3,500万円から1億2,000万円までは建設業のAランク及びBランクの業者を対象にするという規定があるので、それに基づいて指名することになると思うとの答弁がありました。

  また、IT講習のこれまでの実績と今回の補正での見込みの人数と課題についてはという質疑があり、本市では5月から実施しているが、11月末現在では217講座、3,373名受講している。今回の補正では、21講座、340名を定員としたいと考えており、課題としては当初は国の方針に基づいて初心者を対象にした非常に初歩的なパソコンの研修とメールの送信、インターネットの閲覧と基本的な操作を実施していたが、もう少しレベルの高いものを受講したいという希望も多く、3期からは簡単な文書の作成、表計算の作成コースを設けた。こちらには希望者が多く、スキルアップした講習も受けることが可能で、2回目、3回目を受講する方もいるようであるとの答弁がありました。

  さらに、鶴岡市ではIT講習を受けて、どのぐらいまで育ってほしいという方針でやっているのかとの質疑があり、受講者の状況を見ると、パソコンを使う場合、一般的にはインターネット、メール、簡単な文書作成、それから表計算をして事務処理に使いたいという需要があり、この辺までが基本的な講習で、このレベルまででIT講習はいいのではないかと考えている旨の答弁がありました。

  12款1項公債費及び歳入については、質疑なく、質疑を終結して、討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

  以上、御報告申し上げます。



○委員長(吉田義彦委員) 次に、厚生分科会委員長の報告を求めます。10番水尾京子厚生分科会委員長。

   (厚生分科会委員長 水尾京子委員 登壇)



◎厚生分科会委員長(水尾京子委員) 厚生分科会に付託されました予算議案について、去る14日に分科会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  本分科会に付託されました議案は、議案付託表記載の1件でありますが、分科会では説明を省略して、直ちに質疑に入りました。以下、その主なものを申し上げます。

  初めに、一般会計歳出、3款1項社会福祉費では、しおん荘大規模改修事業補助金の具体的な内容はとの質疑に対し、しおん荘は本館等の建物が老朽化してしているとともに、外壁なども相当傷んでいる。現在の1人当たりの居室基準面積は10.65平方であるが、これに達していないこともあり、また在宅介護支援センターも狭隘な状況にあることから、国庫補助事業で全面改修をするもので、支援センター等の在宅サービス関連部分に市も一定の補助をするものである旨の答弁がありました。

  また、友江荘の管理委託に関する準備経費には、壁等内装の塗りかえ経費は含まれているのかとの質疑に対し、準備経費は恵泉会の職員に引き継ぎをするための人件費と若干の事務費を予定している旨の答弁がありました。

  また、離職者生活相談窓口については、相談者が窓口をたらい回しにされないよう配慮するとともに、各種申請に必要な書類は常備しておくことが必要と思うがとの質疑に対し、現在本庁舎の5階で相談業務を行っているが、現在の場所は隣で雇用相談も行っており、一つの場所で両方の相談が受けられることから、社会福祉協議会に窓口があるよりも逆にいいのではないかと思う。また、社協が担当しているたすけあい金庫等の相談が具体的に出てきた場合、最初は社協の職員から相談窓口に出向いてもらい、その場で書類の記入方法を説明するなどの対応をとりたいが、将来的にはその場で受け付けができるように能力を高めていきたい。申請書類については、その場にそろえておくなり、担当者に来てもらうなり、できるだけの配慮をし、相談に当たっていきたい旨の答弁がありました。

  また、介護サービス利用意向調査の調査方法と今後の活用策はとの質疑に対し、介護保険の新しい財政期間である平成15年から17年までの介護サービスの利用状況を推測するために行うもので、現在利用しているサービスの種類とその単位数、介護支援専門員が望ましいと思うサービスの種類とその単位数、介護支援専門員が望ましいとしたサービスをどの程度利用するつもりかという3種類のデータを集めるものである。現在要介護者も増えており、また1人当たりのサービス利用量も伸びている現状に対し、サービスの伸びにどの程度の傾斜をかけて財政設定をしたらいいか、そういうところに利用させていただきたいと考えている旨の答弁がありました。

  また、介護サービス供給体制の見直しまでのタイムテーブルは、またこの調査に基づき施設のベッド数の見直しまで入るのかとの質疑に対し、平成14年度の次期介護保険事業計画の策定作業としては、夏の厚生労働省の概算要求までに大枠の需要と財政規模を報告する必要があるので、これらの調査をもとに夏ぐらいまで一定の枠組みを出し、その後最終的な微調整を行い、秋から年末ぐらいにかけて固めていくことになると思う。ベッド数は現在国が示している参酌標準の手法が用いられるものと考えられ、最近社会保障審議会介護給付費分科会に示された厚生労働省原案では、介護保険施設ベッド数を65歳以上の人口の3.2%に、有料老人ホームの特定施設生活介護とグループホームを加えて、3.5%という数字が提案されており、これらの議論に注目しながら本市の状況を加味し、事業計画を策定していくことになると思う旨の答弁がありました。

  次に、3款2項児童福祉費に入りましたが、質疑なく、質疑を終結し、討論に入り、反対の討論が1件、賛成の討論が2件ありました。討論を終結し、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。

  以上、御報告申し上げます。



○委員長(吉田義彦委員) 次に、建設分科会委員長の報告を求めます。28番高橋一夫建設分科会委員長。

   (建設分科会委員長 高橋一夫委員 登壇)



◎建設分科会委員長(高橋一夫委員) 建設分科会に付託をされました予算議案について、去る13日に分科会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  本分科会に付託されました議案は、議案付託表記載の2件でありますが、分科会では2件を一括議題とし、説明を省略し、直ちに質疑に入りました。以下、順次その主なものを申し上げます。

  初めに、8款2項道路橋梁費について質疑を行い、防雪さくの設置が遅いのではないかという声も結構あるようだが、設置の時期についてはとの質疑に対し、既存の防雪さくについては、町内会長会議、除雪業者の研修会終了後に作業を行っている。新規の防雪さくの設置については、12月議会で補正予算を審議していただき、議決後に予算を執行している状況であるが、来年度からは9月議会で審議をしていただき、少しでも早く設置できるよう現在財政課と協議中である旨の答弁がありました。

  次に、スロープを設置しているお年寄り、障害者の世帯があるようだが、スロープの前に雪を置いていかれ、介護などで送り出すときに支障があるという声が寄せられているが、何か対策はないのかとの質疑に対し、1次、2次の幹線道路については、早く除雪をしてほしいという要望があり、原則8時の通勤時までに市民生活に影響のない除雪をしなければならないことを考えると、基本的には難しいと思う。社会福祉協議会でも除雪見守り活動ネットワークの会議をしており、またごみ置き場の除雪についても、地元から要望されているので、行政として何ができるか関係者と議論をしていかなければならない課題だと認識している旨の答弁がありました。

  次に、除雪車両の前についている排土板の種類により、雪の残り方が違うようだが、雪の残り方が少ない種類の除雪車両を多く使用していただきたいと市民の要望があるようだが、その見解はとの質疑に対し、国道など幅の広い道路は、片側に寄せられるタイプを使用しているが、道路幅員により使用が限られている。委託業者が所有するそれぞれの除雪車両を使用する関係上、個別の路線について検討をさせていただきたいが、原則は道路の幅員により使い分けをしている状況である旨の答弁がありました。

  次に、最近の除雪の課題は除雪の仕方、技術的な問題に関するいわばきめ細かい対応が求められているようだ。委託業者の区割りは大体同じようであるので、地域や道路の事情も把握しながら除雪を行うなど、工夫をしながら除雪を実施する必要があると考えるが、その見解はとの質疑に対し、除雪作業員はある程度固定している人が多いようだが、最近では高齢化も始まっており、技術的研修会なども含めて検討が必要な課題であると認識している。また、業者に対する苦情などについて市民と話し合う機会を設けてくれとの要望があったが、全体のバランスを考慮すると、難しい課題もあるので、除雪対策本部に連絡をいただき、個別に対応し、改善をしていきたい旨の答弁がありました。

  次に、第2条債務負担行為補正については質疑なく、公共下水道事業特別会計に入り、今回の補正については、ほとんどが地元業者で対応できる工事に伴う追加という認識でよいのかとの質疑に対し、個別の工事内容で検討していかなければならないが、今回考えている箇所については、地元対応でも十分できると考えている。13年度の当課の地元業者への発注状況は、昨年度と比較して、契約額が既に上回っている状況である旨の答弁がありました。

  受益者負担金を積み立てしないうちから工事に入っている例もあるようだが、このような景気では前倒しでやっていくことに対し理解もできるが、その辺の経過についてお聞きしたいとの質疑に対し、国の景気浮揚対策などから、数年前から受益者負担金を賦課しないままに工事に着手している地区や逆に単独事業については、5年目に着工する地区、5年を経過して着工する地区があるなど非常に複雑な状況になっている。新規に負担金を賦課して5年以内に着工できない地区が増えても困るので、その辺を調整しながら事業を進めており、負担金を賦課していない地域の着工が少し増えている傾向と認識しているが、このような事情も御理解いただきたい旨の答弁がありました。

  質疑を終結し、討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、2件を一括採決した結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。

  以上、御報告申し上げます。



○委員長(吉田義彦委員) 最後に、産業文教分科会委員長の報告を求めます。16番五十嵐昭市郎産業文教分科会委員長。

   (産業文教分科会委員長 五十嵐昭市郎委

    員 登壇)



◎産業文教分科会委員長(五十嵐昭市郎委員) 産業文教分科会に付託されました予算議案について、去る14日に分科会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  本分科会に付託されました議案は、議案付託表記載の2件でありますが、分科会では2件を一括議題とし、説明を省略して直ちに質疑に入りました。以下、順次その主なものを申し上げます。

  初めに、議第88号 一般会計補正予算、歳出、5款労働費では、質疑なく、6款農林水産費に入り、農業委員会費で選挙の制度改正に伴う委託料について、具体的にどういうシステム改修なのかとの質疑があり、選挙制度の見直しに伴い、選挙区を一つから五つにすることから、農家台帳システムの変更や農家台帳に選挙区、投票区などを追加入力する経費で、164万2,000円の補正をお願いしている旨の答弁がありました。

  次に、園芸銘柄産地育成事業については、下川のハウスメロン組合とのことだが、現在も盛んにハウスメロンは行われているが、その事業の内容はどうなのか。また、もう一つは、鶴岡いちご組合とのことだが、イチゴ栽培については、労力や価格面で今は栽培する人が少なくなってきている中でのこの事業は定着し得るのかとの質疑があり、下川野菜生産組合の計画では、井戸なども掘りながら、かん水の整備をする計画であり、補助率は2分の1である。鶴岡いちご組合については、本年の生産面積が50アールで、栽培様式はベンチ栽培が導入されている。品質は加工品種が大きく伸びていることなどから、今後マスタープランへの導入もし、鶴岡市全体で7から8ヘクタールに拡大を図っていきたい旨の答弁がありました。

  また、狂牛病の関係で出荷繰り延べによる経営に影響を受けた畜産農家に対して、飼料代の助成などが補正にのっているが、消費拡大との観点から聞くが、家庭でも狂牛病に対する不安から牛肉を食べないのに、学校給食の中で強制的に食べさせた側面もあるのではとも思っているが、市民から教育委員会に対してどういう声が上がっているのかとの質疑があり、山形県産牛を使用したすき焼きを12月12日と13日の2日間実施したが、これはBSEに対する検査体制が確立され、安全な牛肉しか市場に出回らない体制が整ったこと、県内各地での試食販売やPRを通じて県民の方々に一定の安全であるとの理解をいただいたこと、地産地消推進などの観点から取り入れたものである。親からの問い合わせは一つの学校に何件かあり、また全く食べない子は四つの小中学校で数名いたが、全体的には大変喜んで食べており、牛肉を食べてうれしかったとの評価であり、実施してよかったと感じている旨の答弁がありました。

  不特定多数の方々に県産牛の安全性やおいしさをアピールする場をきちんとつくっていくべきだと思うが、これまでどういう努力がされて、今後どう考えられているのか。また、貸付融資があっても枠が小さいとか、緩和していただきたいとの話も聞いたが、どう手当てがされているのかとの質疑があり、消費拡大については、今具体的な方策は持っていないが、相当時間が必要と思われ、根強くやっていく中で、JAや消費者団体などとも話し合いをさせていただきながら進めていきたい。また、牛の相場が低落している中では、いろいろな国の施策があり、現在は価格安定などの施策に対しての申請を行っており、それらの推進を図っていきたい旨の答弁がありました。

  次に、7款商工費、10款教育費については質疑なく、最後に議第90号 と畜場特別会計に入りましたが、質疑なく、質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決した次第であります。

  以上、御報告申し上げます。



○委員長(吉田義彦委員) これから質疑に入ります。ただいまの分科会委員長の報告に対する質疑を行います。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。7番佐々木俊司委員。

   (7番 佐々木俊司委員 登壇)



◆7番(佐々木俊司委員) 日本共産党議員団を代表し、提案されております補正予算のうち、農業委員会選挙制度変更に伴う事業及び友江荘の委託に係る事業予算に対し反対の討論を行います。

  初めに、農業委員を減員し、選挙区を1選挙区から複数選挙区制に切りかえることについて、この間総括質問、さらに委員会討議で明らかにされたことは、農業、農家をめぐる情勢は一段と厳しいとの認識では一致するものの、だからこそ農民の代表、農民の議会である農業委員会を強化、充実するというのではなく、むしろ整理縮小するという反対の道を進もうとしていることでありました。農業委員会への国の交付税措置が真綿で首を締めるように年々縮小され、鶴岡市ではこの6年で20%も減少されています。農民を追い詰め、日本の農業をどんどん衰退させていく国の政策に従順に従い、農業は基幹産業と言いながら、この鶴岡市でも本質的な論議を抜きに、整理縮小だけを推し進めていくことにつながったことはまことに残念なことであり、私どもは容認できるものではありません。

  友江荘の委託については、その理由としていた1、入所者の重度化、2、類似施設がないための人事の停滞、3、民間へと移行することが社会の流れというものでありましたが、これは民間でなければできない、その理由には当たりません。公立で進めてきた福祉施設を市の財政事情を理由として経費削減と効率だけを優先し、民間へ委託するという政策判断をしたことは大きな問題であります。議会への説明も市長は本会議の質疑に答えたから十分との認識でありましたが、言われたから答えたということは、言われなければ話さないということではないでしょうか。担当委員会への正式説明は、すべての段取りを経ての10月末のことでありました。議会を軽く見る姿勢は許されません。

  以上を指摘し、反対の討論といたします。



○委員長(吉田義彦委員) 次に、賛成の討論を許します。27番佐藤峯男委員。

   (27番 佐藤峯男委員 登壇)



◆27番(佐藤峯男委員) ただいま上程されております議第88号 平成13年度鶴岡市一般会計補正予算(第3号)について政友公明クラブを代表し、賛成の立場から討論を行います。

  昨今の経済状況は、雇用の悪化に見られるように、景気の先行き不安感が広がり、設備投資の削減や新規採用の手控え、また民間企業のリストラなどが影響し、景気は一向に改善の兆しが見えないまま年の瀬を迎えつつあり、一日も早い回復を念願するものであります。

  さて、提案されております一般会計補正予算案には、雇用不安への対応を初め、当面する課題あるいは緊急を要する事業などについて必要最小限の見積もりであり、適正なものであると判断をいたすものであります。特に友江荘の管理運営の委託についてでありますが、これまでも議会で各種業務の委託化については数多くの議論が展開されてまいりました。私もスリムな行政、あるいは財政改革について当局に対し言い過ぎた嫌いもあるほどこのことについて求めてきたところであります。しかし、実施に当たっては当事者に対し、現状よりもサービスの低下があってはならないし、またそこで働いている職員の理解のもとに進めなければならないことは当然のことであります。そういう意味で友江荘の管理運営は、これを委託することにより、入所者の高齢化に伴う病弱化や介護保険要介護認定者の方々がより専門的なサービスを受けることができ、また臨時職員も全員でないにしても、委託先での職員となり、雇用の安定化につながり、さらに委託することにより、400万円から500万円程度の経費の節減が見込めるとのことでありますので、現下の厳しい財政事情や行政改革の流れからいっても、実行するに値する事業であり、賛成するものであります。

  また、農業委員会管理運営事業についてでありますが、これまでの1選挙区から5選挙区への制度改正に伴うシステム改修経費ということであります。農業委員会の役割は、御承知のように農地を守り、有効利用するための農地行政の適正執行、または担い手の確保や育成、そして農業者の集落の声を農政に反映させるための日常活動などである。このように伺っているのでありますが、農家数や農業従事者数は年々減少の傾向にあることから、地区により農業者の数に差が出ているため、減少の大きい地区からは農業委員として出にくくなることなどもあるということであります。そのため地区農地を適正に管理するためには、それぞれの地区から農地に精通した農業委員が選出できるよう選挙区を改める必要性があり、そのためのシステム改修経費の予算計上であり、これについても政友公明クラブとして賛成をするものであります。特に農業委員会については、独自の団体だということで、そこで決められたものに対しては、特に私は議会というよりも、むしろそこを尊重するという立場で、そういう意味合いからも賛成するものであります。

  以上申し上げ、上程されております議第88号 平成13年度鶴岡市一般会計補正予算に賛成の討論といたします。



○委員長(吉田義彦委員) 次に、反対の討論を許します。

  次に賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議第88号から議第90号までの予算議案3件について一括して採決いたします。ただいま議題となっております予算議案3件についての分科会委員長の報告は可決であります。分科会委員長報告のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。

   (賛 成 者 起 立)



○委員長(吉田義彦委員) 起立多数であります。

  よって、議第88号から議第90号までの予算議案3件については、原案のとおり可決されました。





△散会





○委員長(吉田義彦委員) 以上で本予算特別委員会に付託されました議案の審議はすべて議了しました。

  これで予算特別委員会を散会します。



   (午後 1時33分 散 会)