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山形県 鶴岡市

平成 21年  9月 定例会 09月18日−06号




平成 21年  9月 定例会 − 09月18日−06号







平成 21年  9月 定例会





平成21年9月18日(金曜日) 本会議 第6日

             出欠席議員氏名

  出 席 議 員 (36名)
  1番   佐  藤  博  幸         2番   佐  藤     聡
  3番   本  間  新 兵 衛         4番   安  野  良  明
  5番   五 十 嵐  庄  一         6番   山  中  昭  男
  7番   上  野  多 一 郎         8番   野  村  廣  登
  9番   渋  谷  耕  一        10番   佐  藤  征  勝
 11番   高  橋  徳  雄        12番   加  藤  義  勝
 13番   吉  田  義  彦        15番   本  城  昭  一
 16番   川  村  正  志        17番   今  野  良  和
 18番   佐  藤  信  雄        19番   菅  原  幸 一 郎
 20番   本  間  信  一        21番   佐  藤  文  一
 22番   寒 河 江  俊  一        23番   岡  村  正  博
 24番   石  井  清  則        25番   押  井  喜  一
 26番   佐  藤  峯  男        27番   加 賀 山     茂
 28番   三  浦  幸  雄        29番   加  藤  太  一
 30番   関        徹        31番   草  島  進  一
 32番   秋  葉     雄        33番   富  樫  正  毅
 35番   川  上     隆        36番   中  沢     洋
 37番   齋  藤     久        38番   神  尾     幸


  欠 席 議 員 (なし)

             出席議事説明員職氏名

 市     長  富 塚 陽 一         副  市  長  佐 藤 智 志
 副  市  長  佐 藤 正 明         総 務 部 長  加 藤 淳 一
 総 務 課 長  秋 庭 一 生         財 政 課 長  富 樫   泰
 職 員 課 長  石 塚 治 人         企 画 部 長  小 林   貢

 市 民 部 長  齋 藤 和 也         市  民  部  工 藤 照 治
                          危 機 管 理 監

 健康福祉 部 長  山 木 知 也         農林水産 部 長  山 本 益 生

 農 林 水 産 部  菅 原 一 司         環 境 部 長  秋 野 友 樹
 調  整  監

 商工観光 部 長  村 田 久 忠         建 設 部 長  志 田   忠

 荘 内 病 院  黒 井 秀 治         水 道 部 長  三 浦 義 廣
 事 務 部 長

 消  防  長  板 垣   博         会 計 管 理 者  進 藤   昇

 教 育 委 員 会  伴   和香子         教  育  長  齋 藤 英 雄
 委  員  長                         

 教 育 次 長  森   博 子         監 査 委 員  奥 山 眞 弘
 監 査 委 員  本 城 昭 一         農業委員会会長  三 浦 伸 一

 選挙管理委員会  菅 原 正 勝
 委  員  長


             出席事務局職員職氏名

 事 務 局 長  板 垣 隆 一         事 務 局 次 長  大 滝 匡 生
 議 事 主 査  渡 部   功         調 査 主 査  佐 藤 正 哉
 庶 務 係 長  齋 藤   匠         議事係調整主任  大 宮 将 義


             議事日程

議事日程第6号
    平成21年9月18日(金曜日)
第 1  議会第11号 「ワーキング・プアの解消に向けた社会的セーフティネットの再構築」に関
            する意見書の提出について                      
              (提出者 本間信一議員 外7名)                
第 2  議会第12号 米の生産者価格・需給の安定及び農業交渉に係る適切な対応についての意見
            書の提出について                          
              (提出者 渋谷耕一議員 外8名)                
第 3  議第 78号 平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について  
第 4  議第 79号 平成20年度鶴岡市病院事業会計決算の認定について          
第 5  議第 80号 平成20年度鶴岡市水道事業会計決算の認定について          
第 6  議第 81号 平成20年度月山水道企業団水道事業の欠損金の処理について      
第 7  議第 82号 平成20年度月山水道企業団水道事業会計決算の認定について
              (以上5件 決算特別委員長報告)                
第 8  議第 83号 平成21年度鶴岡市一般会計補正予算(第4号)            
第 9  議第 84号 平成21年度鶴岡市介護保険特別会計補正予算(第3号)        
第10  議第 85号 平成21年度鶴岡市老人保健医療特別会計補正予算(第1号)      
第11  議第 86号 平成21年度鶴岡市病院事業会計補正予算(第1号)          
              (以上4件 予算特別委員長報告)                
第12  議第 87号 鶴岡市ケーブルテレビジョン設置及び管理条例の一部改正について    
第13  議第 88号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築工事請負契約の締結について       
第14  議第 89号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築機械設備工事請負契約の締結について   
第15  議第 90号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築電気設備工事請負契約の締結について   
第16  議第 91号 財産の取得について                         
第17  議第 92号 財産の取得について                         
第18  議第 93号 財産の処分について                         
第19  議第 94号 庄内広域行政組合規約の一部変更について               
第20  議第 95号 権利の放棄について                         
              (以上9件 総務常任委員長報告)                
第21  議第 96号 鶴岡市コミュニティセンター設置及び管理条例の一部改正について    
              (市民生活常任委員長報告)                   
第22  議第 97号 鶴岡市総合保健福祉センター設置及び管理条例の制定について      
第23  議第 98号 鶴岡市立藤沢周平記念館設置及び管理条例の制定について        
              (以上2件 厚生文教常任委員長報告)              
第24  議第101号 鶴岡市営羽黒山スキー場設置及び管理条例の一部改正について      
第25  議第102号 市道路線の認定について                       
              (以上2件 産業建設常任委員長報告)              
第26  議第 99号 鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について        
              (厚生文教常任委員長報告)                   
第27  議第100号 指定管理者の指定について                      
              (厚生文教常任委員長報告)                   
第28  議会第13号 鶴岡市議会会議規則の一部改正について                
第29  議会第14号 鶴岡市議会委員会条例の一部改正について               
第30  議員派遣について                                 
第31  高速交通等対策特別委員会経過報告について                     
              (高速交通等対策特別委員長報告)                
第32  拠点都市整備促進委員会経過報告について                      
              (拠点都市整備促進委員長報告)                 

             本日の会議に付した事件

(議事日程のとおり)









△開議 (午前10時00分)





○議長(神尾幸議員) ただいまから本日の会議を開きます。

  本日の欠席届出者はありません。出席議員は定足数に達しております。

  本日の議事は、議事日程第6号によって進めます。





△日程第1 議会第11号 「ワーキング・プアの解消に向けた社会的セーフティネットの再構築」に関する意見書の提出について 外1件





○議長(神尾幸議員) 日程第1 議会第11号 「ワーキング・プアの解消に向けた社会的セーフティネットの再構築」に関する意見書の提出について及び日程第2 議会第12号 米の生産者価格・需給の安定及び農業交渉に係る適切な対応についての意見書の提出についての議案2件を一括議題とします。

  提案者の説明を求めます。20番本間信一議員。

   (20番 本間信一議員 登壇)



◎20番(本間信一議員) おはようございます。議会第11号 「ワーキング・プアの解消に向けた社会的セーフティネットの再構築」に関する意見書の提出について、標記の議案について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出をいたします。案文を朗読します。

  「ワーキング・プアの解消に向けた社会的セーフティネットの再構築」に関する意見書。

  パート・派遣労働者などの非正規労働者は現在、約1,800万人と労働者全体の3分の1を超え、しかも不安定雇用と低賃金のため生活保護基準以下の収入で暮らすワーキング・プアなどが増大しております。また、年収200万円以下の就労者が1,000万人を超え、生活保護世帯も116万世帯まで増大するなど、かつて多数を占めていた中間層が二極化し、格差拡大にとどまらず今や貧困問題が深刻な社会問題となっています。

  こうした中で、国民年金や国民健康保険の未納者の増大に示されるように、わが国の社会的セーフティネットの中核をなす、社会保険制度から排除される貧困層が増大しており、また、低所得、貧困層の「最後の砦」であるべき生活保護制度も稼働年齢などを理由に申請自体を拒否されるなど、本来の機能を果たしていません。まさに雇用・社会保険・公的扶助による社会的セーフティネットが機能不全に陥っていると言わざるを得ません。

  こうした状況を放置すると、社会保障や税負担の担い手が減少するばかりか総合研究機構(NIRA)が、研究報告で明らかにしているとおり、無年金者が増大し、19兆円を超える生活保護費の追加負担が将来発生することとなります。

  そのため、格差社会是正と勤労貧困層の解消に向け、全ての国民に仕事を通じた社会参加と所得保障を確立するため、積極的な雇用労働政策と社会保障政策の連携による社会的セーフティネットの再構築が今、求められています。

  つきましては、わが国社会の持続発展と社会的セーフティネットの再構築による福祉社会の確立のため、下記の政策の確立、実施を求めます。

          記

 1.パート・派遣労働者など非正規労働者への社会保険・労働保険の完全適用と給付改善など、積極的雇用政策と連動した社会保険ネットの機能強化を図ること。

 2.雇用保険と生活保護制度との中間に、新たな「就労、生活支援給付制度」(仮称)を創設し、長期失業者や日雇い派遣など低賃金の非正規労働者、母子世帯の母親への職業訓練など就労、自立支援を行うこと。

 3.低所得者層の自立生活を支援するため、就労援助の充実を図ると共に、生活保護制度の住宅扶助を見直し、生活保護制度が福祉の「最後の砦」として十分機能を発揮できるよう抜本改革を行うこと。

  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

  以上であります。よろしくお願い申し上げます。



○議長(神尾幸議員) 9番渋谷耕一議員。

   (9番 渋谷耕一議員 登壇)



◎9番(渋谷耕一議員) 議会第12号 米の生産者価格・需給の安定及び農業交渉に係る適切な対応についての意見書の提出について、案文を朗読して提案にかえさせていただきます。

  米の生産者価格・需給の安定及び農業交渉に係る適切な対応についての意見書。

  農水省は、7月31日に開催した食料・農業・農村政策審議会食糧部会において、21年6月末現在の政府備蓄米在庫数量を86万トンと公表しました。このことは「米穀の需給及び価格の安定に関する基本方針」により「6月末時点での在庫量100万トン程度の水準として保有する。」として定めていること、昨年公表した21年6月末の政府備蓄米数量99万トンから大きく乖離するものであります。また、民間流通の状況では、昨年比51万トンの在庫量増加となる中、平成21年、22年の備蓄運営見通しでは、22年6月末時点の政府備蓄米数量を86万トンとしております。このことから、米の過剰感が台頭し米価下落に拍車をかけるとともに生産者の先行きに対する不安を一層募らせている状況にあります。

  基本指針で定めた政府備蓄米の目標数量100万トンは、国民が消費するわずか1.4ヶ月分の数量でしかありません。世界的な食糧需給が不安定になるなか、食糧安全保障の観点から不測の事態に備えた積極的な備蓄とともに、米価の安定により生産者が希望の持てるよう政府米の適切な運用が必要であります。

  一方、WTO農業交渉における日本国内の重要品目は、国内生産の将来を決定づけるものであると同時に、世界的な食料需給不安が発生する中で、適切な水準の国境措置が確保されなければなりません。同時に、FTA・EPA交渉においては、現在交渉中の豪州をはじめとし、今後検討している各農産物輸出国との交渉では、安易な妥協によってわが国の重要品目などの農畜産物に壊滅的な影響を受けることは必至であります。

  以上から、これら国内政策や海外交渉においては、農業者の不安を払拭し将来にわたって意欲と希望の持てる取り組みを切に希望するものであり、下記事項の実現を要望いたします。

           記

 1.早期に100万トン備蓄を実現するとともに、主食である米の安定的な生産・供給に向けたシステムを構築すること。

 2.政府備蓄米については、日本の食糧安全保障の観点とともに生産者価格及び需給の安定、民間流通の円滑な販売に支障を来さぬよう適切な運営を行うこと。

 3.WTO農業交渉については日本が主張する提案を貫くとともに、重要品目の関税撤廃につながる恐れがあり、農業の崩壊や地域経済に壊滅的な打撃を与えるFTA交渉は行わないこと。

  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

  平成21年9月18日。鶴岡市議会。

  以上でございます。議員各位の御賛同を賜りたいというふうに思います。



○議長(神尾幸議員) お諮りします。ただいま議題となっております議案2件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、議案2件については委員会の付託を省略することに決しました。

  これから質疑に入ります。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。

  次に、賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議会第11号及び議会第12号の議案2件について一括して採決します。ただいま議題となっております議案2件については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (全 員 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立全員であります。

  よって、議会第11号及び議会第12号の議案2件については原案のとおり可決されました。





△日程第3 議第78号 平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 外4件





○議長(神尾幸議員) 日程第3 議第78号 平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてから日程第7 議第82号 平成20年度月山水道企業団水道事業会計決算の認定についてまでの議案5件を一括議題とします。

  この際、決算特別委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。33番富樫正毅決算特別委員長。

   (決算特別委員長 富樫正毅議員 登壇)



◎決算特別委員長(富樫正毅議員) 決算特別委員会に付託されました決算議案について、委員会を開催して審査を行い、結論を得ましたので、その審査の経過と結果について御報告申し上げます。

  今期定例会において本特別委員会に付託されました議案は、議第78号 平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてから議第82号 平成20年度鶴岡市月山水道企業団水道事業会計決算の認定についてまでの決算議案4件及び決算関連議案1件の計5件であります。

  9月4日に委員会を開催し、議案の大要について会計管理者及び担当部長から説明を受けた後、付託された議案の全部を各分科会に分割付託して審査することにいたしました。各分科会での審査の経過につきましては、昨日の決算特別委員会において各分科会委員長から詳しく報告されておりますので、省略いたしますが、各分科会とも認定及び可決すべきものと決した旨の報告がありました。

  各分科会委員長の報告の後、質疑に入りました。分科会委員長報告において、分科会散会後の                 について触れた部分があり、分科会の中での協議でない以上削除すべきではないかとの質疑があり、決算特別委員長において、精査の上回答することとされました。

  質疑を終結して、討論に入り、反対の討論が1件、賛成の討論が1件ありました。討論を終結して採決の結果、賛成多数で認定及び可決すべきものと決しました。

  なお、質問のあった件について、特別委員会終了後、報告者と決算特別委員会委員長で協議した結果、当該報告部分について削除することといたしました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) これから質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。29番加藤太一議員。

   (29番 加藤太一議員 登壇)



◆29番(加藤太一議員) 議題となっております議案のうち、議第78号、平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出の認定について、日本共産党市議団を代表して反対の討論を行います。

  反対をする決算会計は、一般会計、国民健康保険特別会計、後期高齢者医療保険特別会計、介護保険特別会計の4会計であります。昨日の決算特別委員会で、反対の事業や不十分と思う項目については羅列的に述べましたので、富塚市政18年間を振り返りながら討論を行います。

  これまで旧鶴岡市を含めて5期18年間、市長を務められました富塚市長には、長期間大変御苦労さまでした。私は、富塚市長18年間と同じ時期に議員として活動をしてまいりました。18年間の間にはいろいろなことがありました。総じてみますと、農業、商工業、雇用、福祉等、上下の波はありましたけれども、全体としては停滞、後退というのが私の率直な実感でございます。国の三位一体改革の名による地方への財政支出削減は、特に自主財源の乏しい自治体運営を困難にしております。私どもは、富塚市政を全面的に否定するつもりはありませんが、これまで是々非々の立場で市政に臨んでまいりました。しかし、富塚市政は大きく言って4つの負の遺産を残すことになったと思います。

  その1つは、市政に意見を言い、批判する者を差別をしてきたという問題であります。これは、一部の職員の業務執行にも及んできており、深刻な市政のゆがみを生んでいると思っております。法に基づいて不服審査請求を行ったことに対して、反市政団体などとレッテルを張ることはまことに恥ずべきことだと思います。

  2つ目は、住民の合意なき市町村合併の強行です。4年が経過しましたが、旧町村からはサービスの削減と負担増など怨嗟の声が聞かれます。20年度は下水道利用料金の引き上げや、ランドセル支給の廃止、高齢者タクシー券の廃止などが決められました。

  3つ目は、行政改革の名のもとで受益者負担論を押し出し、住民負担を拡大したことにあります。本来行政のサービスに伴う負担は、応能負担がその柱となるべきものだと思います。

  4つ目は、慶応大学先端生命科学研究所にかかわる姿勢の問題です。公益文科大学の設置が酒田市になったということもありまして、鶴岡市としてもそれに匹敵する施設として研究所を誘致されたと思います。しかし、研究所運営の75%が公的な資金で行われているというのは、やはりその構造は異常ではないでしょうか。厳しい市財政の中から、今後も多額の補助を行っていく構造は見直すべきであります。

  これまで申し上げてきました市政の根底には、国追随のやはり政治姿勢があり、鶴岡市政のゆがみの部分として是正される必要があると考えます。市民参加と情報共有の問題では、自由な市民参加が保障されず、特定の団体偏重となっております。一般職員の賃金引き下げは、雇用、労働政策の失敗による所得低下を公務員に押しつけるもので、賃金引き下げの悪循環となっています。

  また、非正規職員の拡大も、公務員ワーキング・プアとして今問題になっています。副市長2人制も必要ないと考えます。学校司書職員の臨時職員化は、これまで築き上げてきた鶴岡市の図書教育を後退させるものです。学力テストは、全国全校で実施する必要はありません。保育園の民営化は、公的な保育の放棄であり、児童福祉法の趣旨にも反すると思います。老朽化した市営住宅を放置をし、建てかえ計画も改善策も講じないのは、住宅政策の軽視ではないでしょうか。

  農業問題は、本市にとって最重要課題の1つですが、米の輸入自由化、市場原理主義による価格競争の容認など、米価下落を招く農業政策に追随をしていることも問題であります。

  介護保険特別会計では、特養待機者対策が第3期計画でも不十分なものになりました。また、軽度介護者のサービスが縮小されていますけれども、実態把握や低所得者の負担軽減策も含め、対応が不十分であります。

  後期高齢者医療保険特別会計では、そもそもが年齢を区切っての医療制限を行う医療差別であること、高齢者に新たな負担を強いるものであります。

  国民健康保険特別会計では、現在でも非常に高負担の国保税の税金でありながら、最高限度額の引き上げを行いました。国保税の滞納世帯も増加しており、20億円近い財源留保額も活用しながら、市民負担の引き下げを行うべきだと思います。葬祭費の引き下げ、国保税の年金からの天引きも同意できません。

  いろいろ申し上げましたけれども、今後の市政は新たに選挙される市長と議会議員にゆだねられることになります。国政は、歴史的な転換の一歩を踏み出しております。県政も、またそうであります。新しい市長と議会が市民生活の安定、少子化問題、産業政策などの市政の課題に正面から取り組み、鶴岡市の全体のバランスがとれ、それぞれの地域性が発揮された発展が遂げられるように切望をいたしまして、反対の討論といたします。



○議長(神尾幸議員) 13番吉田義彦議員。



◆13番(吉田義彦議員) ただいまの反対討論に対して、余りにも行き過ぎた、何を言ってもいいという、そういうことがまかり通るのかどうか、私も非常に疑問に思っております。

  したがって、昨年度の決算のそういうふうな反対において事業云々ということであれば、それはそれなりに自由であろうと私は思います。職員云々とか、固有名詞を出して市長云々というところまで、果たして決算の反対討論になるのかどうか、議長からその辺のところの採決を求めます。



○議長(神尾幸議員) 今私の見解を求められた議事進行でありますが、私の聞いている範囲では、それなりに決算に絡んだ話があったろうと思っているので、私も議長として容認して聞いておりました。

  次に、賛成の討論を許します。1番佐藤博幸議員。

   (1番 佐藤博幸議員 登壇)



◆1番(佐藤博幸議員) 本定例会に上程されております議第78号 平成20年度鶴岡市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてから議第82号 平成20年度月山水道企業団水道事業会計決算の認定についてまでの5件について、新政クラブを代表し、賛成の立場で討論を行います。

  平成20年度は、我が国の経済はアメリカ発の100年に1度と言われる世界的な不況に見舞われ、いまだ回復の兆しが見えない状況にあります。本市の平成20年度の一般会計は、歳入決算額約628億円、歳出決算約614億円、実質単年度収支約5億4,000万円となり、この決算は合併後4年目の決算であり、富塚市政最後の決算でもありました。

  まず初めに、決算の総括をしたいと思います。不況の影響により市税や国の各種交付金が大きく減少し、厳しい財政状況の中での1年でありました。そんな中、国の地域再生対策費が市町村合併により地方交付税が約11億4,000万円増額され、市民サービスを維持しながら財政力指数は0.449から0.459へ、公債費比率は19.2%から18.9%へ、経常収支比率は95.4%と0.8%改善し、積立金残高は約80億円の111.7%増となるなど、決算結果においても良好なものとなりました。

  次に、夕張市破綻をきっかけにできた地方公共団体の財政の健全化に関する法律による健全化判断比率を分析すると、実質公債費比率は長期健全化基準の25%に対し17.4%、将来負担比率は長期健全化基準の350%に対し163.6%と健全な状況をあらわしています。しかし、依然として地方交付税、国庫支出金、市債等の財源に依存しなければならない構造であり、現在の財政状況は依然大変厳しいと申し上げなければならず、今後の堅実で効率的な財政運営が望まれます。

  また、さらには、毎年増大している扶助費を考えると、今後の財政事情が一層厳しさを増すと予想される中で、少子高齢化社会の福祉施策の財源をどうするのかなど心配の点は十分あり、このような厳しい財政状況において、限られた資源でより多くの市民のニーズ、要望にこたえていくためには、効率的な行政運営だけではなく、行政の課題の明確化、それによる重点政策の明確化が急務だと言えます。なお一層行行政改革を進め、さらなる健全運営のために努力していただきたいと思います。

  次に、会計別に見てみますと、一般会計決算については、職員の適正配置や経費節減、各種事業の見直し、効率化を進め、合併町村の特性を生かしたまちづくり、市民生活に直結した福祉の充実、教育環境の整備を行っております。市民の関心の高い環境については、地球温暖化対策や有害鳥獣等の環境保全対策を強化していること。消防活動については、市民の生命と財産を守ることや、災害対策に努力の跡が伺えます。

  次に、国民健康保険特別会計については、後期高齢者医療制度の創設、退職者医療制度の改正、特定検診、特定保健指導の実施など、大きな制度改正の中でも特別調整交付金によって単年度収支が黒字となりました。平成23年度からの医療保険給付費分の統一税率実施に向けて、持続可能な医療の確保と健康の保持増進になお一層努めてもらいたいと思います。

  次に、介護保険特別会計については、地域包括支援センターの機能充実及び第3期事業計画が着実に実施されました。今後は、最重度の要介護者のための施設整備、介護予防施策、認知症対策などの充実が肝要であります。

  次に、公立保育園の民営化についてですが、市民ニーズが多様化、高度化する中で、保育サービスの低下を招かないための施策をより効率的、効果的に実施できる場合においては、民営化すべきと考えます。

  次に、水道事業会計決算については、給水人口の減少と節水意識の高まりにより、給水量が年々減少していますが、組織の統廃合、検針料金システムなどの事務の効率化など経営改善に努め、水道料金については平成20年9月から、また加入金については平成20年10月以降の工事分から新料金に統一をしました。水道事業全体の収益的収支において、純利益を計上していることは評価をいたします。今後は、人口減少、高齢化、産業経済の活性化、雇用の確保、コミュニティの再構築等々課題が山積しています。今後の安心・安全な市民生活の維持向上を目指し、財政の健全化を維持するために、従来にも増して組織機構の簡素合理化、経費の節減合理化、事務事業の見直しを図りながら、必要な施策及び事業について着実な推進を強く求められております。

  次に、来月に予定されています市長選挙、市議会議員選挙と行政運営の関連についてですが、市の施策はその選挙に左右されずに行われるべきであります。選挙は4年に1回行われますが、施策は継続するもので、行政サービスは連続して行われますし、市の課題は選挙などに関係なく存在します。議会も市役所内の各部門も常に顧客たる市民のニーズを把握し、自由に議論をし、タイムリーな施策の実施と独自の視点を持てるように自己改革していかなければ時代に取り残されてしまうでしょう。市民がいつでも安心して気軽に相談できる市役所には、いつも優しく笑顔の職員がいる、周辺自治体に比較して格段に暮らしやすい、安心と安全のまち鶴岡市、そんなまちづくりを大いに期待をしております。

  最後に、富塚市長が今議会を最後に勇退されますこと、大変お疲れさまでございました。富塚市長は、5期18年の間卓越した行政手腕を発揮され、市町村合併をなし遂げられ、地方分権時代を見据えた自立した自治体を目指され、徹底した調査に基づいたデータを駆使し、お題目でない施策づくりをし、現場主義を貫かれました。そして、一貫して施策の第1番目に健康福祉施策を掲げられ、全国的にも誇れる健康と福祉のまちをつくられました。これを基盤にして、今後においてのさらなる発展を誓い、私の賛成討論といたします。



○議長(神尾幸議員) 次に、反対の討論を許します。31番草島進一議員。

   (31番 草島進一議員 登壇)



◆31番(草島進一議員) 平成20年度一般会計、特別会計決算について、反対の立場で討論いたします。

  待望の政権交代、鳩山内閣誕生、新しい時代が始まりました。これまでの権力の陰で議論のテーブルになかなか乗らなかった市民が抱える問題の真実がようやくテーブルの上に乗り、希望ある未来に向けた議論や政策がようやくできる時代が来たのだと私は感じております。官僚政治から国民の政治、そして地域主権という基盤の上で、鶴岡では何をすべきか、改めて考えていかなければいけない時なのだと感じております。

  さて、平成20年度の象徴的な社会現象は、年越し派遣村ではなかったかと思います。まるで被災地のように、年越しをテントで行わなければいけない失業者が数多くいることを、いかに社会にひずみが生じ、セーフティネットが崩壊しているかということを知らしめた象徴と思います。100年に1度と言われる金融危機の影響を受けて、この地域でも500名以上もの派遣切り労働者がいらっしゃるという状況が今も続いております。

  こうした中、平成20年度、今般一般会計600億円余りの歳出、また特別会計による行政サービスが市民の負託にこたえることができたのかという審査でありますが、評価すべき点は皆無とは申しませんが、数々の問題があり、認定することはできません。その問題の主要なものをのみ具体的に示し、討論をしてまいりたいと思います。

  今鶴岡市の財政は1,629億円の借金を抱え、財政力指数は0.45、酒田市や会津若松市など類似自治体39ある中で、38番目という財政力であります。そして、合併後ほぼ全施策がマイナス5%の予算削減が強いられている状況であることは事実であります。その中で、慶応大学先端研へ20年度も3億円超の予算投入が行われております。この8年間で合併前の旧町の年間予算にも匹敵する40億円を超える補助金の支出は、やはり突出したものであると考えます。私は、この問題に対して市長、市議会とともに結果責任が問われる問題として、20年度の議会審議でも幾度も指摘をしてまいりました。私立大学の研究所の人件費、また研究費として毎年3億円もの市税の投入は、14万自治体では極めて特殊なことです。

  しかし、改めて今もなお多くの市民の方々が本来住民サービスを我慢させられて、そうした巨費がいわば外部団体に投入されていることを知らないでいる、私は多くの市民の方がこの巨額支出の実態を知らないでいるからこれまでやってこれたのではないか、とても住民が納得しているとは言えないのではないかとこの問題をとらえ、その説明を求め続けてまいりました。特に当初40億円という支援枠を市民に約束をしていたのに、途中で行政内部で勝手に60億円にルールが変更され市税投入が続いている。また、1,000万円の助教授の人件費などということをベースとした人件費、慶応の高校生や予備校生がこの地で勉強する費用も、なぜ鶴岡市の補助金の中で賄われているかということがきちんと説明がされて、市民が納得しているのか、このことをわかりやすく受け手の視点できちんと伝えていたのか、私は甚だ疑問であります。

  また、補助金というのは行政目的を果たすべく投入されているものであります。この間の議論の中で、行政目的として唯一明確化したものは、市が国に対して示したこの決算年である平成20年を目標として国に提出していた地域再生計画で、この地域へのバイオベンチャー企業などへの誘致で、計40事業者が操業し、1,000人の新規雇用を創出するとうたった計画であります。今その目標に対してどうかといえば、それに見合う成果は得られておりません。

  また、この間明らかになったことは、研究所そのものは非課税で、税収での還元はないということ。そして、この研究所への市税投入を起点に発生したバイオベンチャー企業については、私企業であるから、そこからの税収については市民にお知らせできないということであります。

  さらに、この研究所で生まれた特許は、すべて慶応大学に帰属されます。先日この20年度投じられた予算を含み、これまでこの研究所の取り組みの内容について、合併した町村の方々には特に初めて詳細を伝えるパンフレットが作成され、配付されたわけですが、私だったら市民の皆さん、これまで皆さんにこの9年間にわたり学校建設のおくれなど、いろいろな市民サービスを我慢していただき、この研究所に予算を毎年3億円、4億円、土地を合わせると50億円以上使わせていただきました。そのおかげでここまでの研究成果が上がりました。ありがとうございましたと、私だったら冒頭に書きます。なぜこうした当然の説明や情報の共有ができないのでしょうか。

  このプロジェクトは、富塚市長の市政の象徴であり、富塚市長の手腕だからこそでき得てきたプロジェクトなのでしょう。しかし、私は見方を変えれば、富塚市政の官主導で、市民を寄せつけまいとする情報の不透明さ、そして行政評価などを今どきの行政改革を進めないでやってきた、つまり市民と行政との情報共有と言うよりも、情報格差で情報をコントロールしてきた、市民をコントロールをしてきた、そうした手法だったからこそでき得てきたことの象徴的な事例ではないかと思います。

  この慶応先端研への補助金支出について、説明責任がいまだ果たされていない。そして、この期に及んで先般の私の最終質問の際、市長は議会からもちゃんと議決をいただいて決めたので、私が勝手にやったわけではありませんからと、あたかも自分の責任を回避して市議会に責任を転嫁しました。こうした姿勢は、甚だ無責任であると私は考えます。この慶応大先端研への補助金の問題は、市の情報公開、説明責任に欠ける姿勢、そしてこれだけ特殊な市税の投入をやっておきながら責任をとらない、そうした無責任な姿勢の象徴であると私は考えます。

  開かれた市政、住民参加などについてさらに申し述べれば、今後10年間の目標と指針を定める総合計画の審議会が行われ、最終的に議決されたわけでありますけれども、公募の委員1人も設けず、会議の委員からも行政主導で形骸化しているという声がある中、ほとんど改善も行われないまま、パブリックコメントもとらず、とらないまま推し進められてきました。そのプロセスのあり方に大きな疑問を持つものであります。

  また、20年度では10月に、私が平成13年の議会で検討を促した大山、下池、上池のラムサール条約の登録が実現をいたしました。登録の発端としては、40年以上にわたってその湿地や高館の自然の保護に携わりながら、そこに飛来する野鳥の貴重性を情報発信し続けていた自然保護団体の方々の努力が根本にあります。                                                                         

  私は、その保護団体の方々の皆さんの努力を思えば、市長や部長がその方々に行ってお願いしてでも行っていただくべきだと思っています。韓国の会議で、ラムサール登録にかかわる日本の環境NGO、また海外のNGOの方々からは、なぜその保全の先導役で、本来韓国や世界の研究者と意見交換をすべきはずの方々が来ていないのかと疑問を持たれていたと聞いておりますし、登録湿地自治体の中には専門的な知識に富むNGOのメンバーを関連のシンポジウムに参加させることに補助をしたり、またそのNGOの活動に参加する子供たちを関連事業に参加させ、自然保護活動を国際交流と同時に行わせたというところがあります。今後の施策の展開を図る上でも、最も施策の柱に携わるべき市民の方々が、                               。結果として、せっかくの栄誉を今後の市政のために最大限生かす形の参加だったのか、甚だもったいなさを感じる事業であったと考えます。この事業の進め方は、せっかくこの地域にいる人材を最大限生かすことができない、できていない、その象徴であると考えます。

  次に、水道事業、地下水政策についてですけれども、もうじきこの10月20日、広域水道事業への水源切りかえから8年となります。そもそも過大な水需要予測が完全に外れて、構造的な問題を大きく抱えたままであります。その結果として、水道料金の値上げ、水質の低下を来しております。特に最近の夏には、基準値の半分を超えるトリハロメタンの値を示しておりますが、質を向上させようとする施策は見られません。これまで求め続けてきた水源切りかえによる市民生活の変化について、市民の声に耳を傾ける、そうした施策は全く行われておりません。さらに、これまでの放棄した水源地周辺地での砂利採取など容認する姿勢をとって、先人から受け継いだ良質の地下水資源というせっかくの自然資源を台なしにしようとしています。

  そうした水道事業、また地下水政策の規制は、市民の多くの信頼を損ねていると考えます。こうした姿勢は、本来のこの地域の資源を生かしていない象徴だと思います。人口減少社会で財政も厳しい中で、持続可能な自治体運営を進めるためには、行政と市民が本当の、本物のパートナーシップを築かなければ、この難局は超えることはできないと強く感じるものであります。市民の思いと行政の思いにずれがあるようではいけない、その修正をするために、これまでも幾度となくこの行政評価のシステムなどさまざまな施策について提案をしてまいりましたが、一向に導入は見送られたままであります。

また、情報共有、説明責任についての意識がいまだに相当希薄であります。

  私は、これからの新しい時代に鶴岡の本来の力を最大限生かし、地域住民の真の活力を生み出すためには、今申し上げたような問題を抱え、閉塞感漂う市政を徐々に変えるのではなく、地域の経営方針と行政システムの根本を変えなければならないと考えるに至りました。

  以上、真に希望に満ちた持続可能なまち、鶴岡を実現するための大きな変革を決意し、反対討論といたします。



○議長(神尾幸議員) 三浦幸雄議員。

   (31番 草島進一議員 登壇)



◆28番(三浦幸雄議員) 草島議員の発言は、議員として発言したわけですけれども、その中でちょっと事実と違った点があったので、ぜひその部分は修正してほしいと。

  それは、ラムサール条約の問題についてでありますが、              という発言がありました。自然団体を連れていくということで、私もその会議に出ておりましたので、大山の中で、その人たちは会場内に入れなければ行っても意味がないから行かないと、こういうことで自然団体は行かなかったのでありますから、その部分をきちっと調査をして、これは議事録に残りますから、私もその会議に出ていたのですから、やはりこの議場というのはきちっとした事実に基づいて発言することが大事だと思います。だから、発言は私はいいとと思うのです。しかし、私が出ていて、そのことを確認していますから、ぜひ調査をして、後で削除するなり、議長の権限でやってほしいと思います。



○議長(神尾幸議員) 私が、今28番議員の議事進行に対しまして答弁申し上げます。

  実は、御承知のとおりラムサール条約の認証書を受け取りに行ったのは、市長の代理で私が行ってきました。そのときに今三浦議員の言ったとおり、当該者の人たちはその場所に出席できなかったら行かないと、彼らがはっきり断ったことは私も知っております。そのようなことでありまして、草島議員の発言は撤回させたいと思いますので、後ほど草島議員と相談したいと思います。

  以上です。



○議長(神尾幸議員) 26番佐藤峯男議員。



◆26番(佐藤峯男議員) 今草島議員の反対討論の中で、今の慶応の研究所の問題に対しても含めて、市長は議会に転嫁した、責任転嫁したという、これはまさに自分勝手な考え方で、それでもってこの議場に対して、我々議員としてその責任を全うするために、私たちは当局の意向を尊重しながら反対、賛成をしてもってやっているわけですから、責任転嫁とか、そういったことではなくて、議員が議場で賛成して、それを決めたら当然責任転嫁とかそうではなくて、議員として正しい行動だというふうな認識をしていますので、その辺も含めて議長のほうで考えていただきたい。「責任転嫁」という言葉、そのものが私はおかしいということを申し上げたいので、議長の見解と同時に検討をしていただきたい。



○議長(神尾幸議員) 30番関 徹議員。



◆30番(関徹議員) ただいまの26番議員のお話でありますけれども、草島議員が言っているのは、市長が議会で決めたのであって、私が決めたのではないと言った発言について、それは責任転嫁であるという議員の評価をいっているわけですから、その自分の考えに基づいてそういう発言をするということ自体は、これは当然保障されていることですから、それが適切でないのどうのという動議だと思いますけれども、それに当たらないかと思います。



○議長(神尾幸議員) 31番草島進一議員。



◆31番(草島進一議員) 先ほどのラムサール条約の登録への訪問団ということについては、やはり結果的に行かなかったと、その事実があります。そして、当局側からその自然保護団体へのアブローチの仕方、結果的に行かなかったのですけれども、そのアプローチの仕方に問題があったと私は思っています。そういう意味での見解ですので、ぜひご理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(神尾幸議員) 先ほどよりさまざま議事進行かかっておりますけれども、私の議長の見解としては、一部に不穏当な発言もあったというようなことは私も認識しております。そのようなことで、草島議員とこれからのことに対して、先ほどの三浦議員の議事進行も、私もそのとおりだと思いますので、草島議員の認識もちょっと私とは違います。私も先ほど申し上げましたとおり、そのラムサール条約の認証状を受けに私が行ってきたので、どうしてこのような人選になったのかと聞いたら、その人たちは行かないとはっきり言っていましたので、私も聞いておりますので、それは私もあなたに言っておきます。

  不穏当発言があった場合は、これに対して私も善処します。そのとおり了解していただきたいと思います。



○議長(神尾幸議員) 31番草島進一議員。



◆31番(草島進一議員) 結果としてこういうことだったということでありまして、私はそのアプローチの仕方、そして例えば具体的に言いますと……

   (何事か呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) いわゆる不穏当発言でございますので、後ほど草島議員とこの件に関して検討したいと思います。



◆31番(草島進一議員) そのアプローチの仕方に課題があったということだけぜひ……

   (何事か呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) もし皆様方が納得できなかったから、場合によったら議運を開いてでもこのものを決着したいと思いますけれども、もし草島議員が私との話し合いでするというのであれば、この場はこの場でおさめたいと思いますが、どうですか。議運でも開いてやったほうがいいですか。

   (何事か呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 後でこの不穏当発言に対しては善処するようにいたします。

  今申したことで、善処するというようなことには、閉会後でも継続してこの議題をしているというような判断でございますので、押井議員にも言っておきます。



○議長(神尾幸議員) 22番寒河江俊一議員。



◆22番(寒河江俊一議員) 今の討論の中で、説明責任を果たされていない、全く果たされていないかのようなお話がありました。私も一般質問等で、あるいはこの議会で何度も説明を聞いておりますし、一般の市民の皆様にも広報等で届けていると認識をしておりますので、その点もぜひ精査をお願いしたいと思います。



○議長(神尾幸議員) 今の寒河江俊一議員のことも含めまして精査したいと思います。

  25番押井喜一議員。



◆25番(押井喜一議員) ただいまの討論におきましては、後で発言された草島議員といろいろ議長が協議をして、そのことについて結論を出すというふうなことですけれども、今採決を行うわけでございますので、非常に重要なこの討論、そういったところをきちっと精査をして、その上で採決というのが議会ではないかというふうに思います。ですから、直ちに議運を開催をして、そこで今の発言について協議をして結論を出していただきたい、そのように思います。



○議長(神尾幸議員) 25番議員に申し上げます。今議運を開催せよというようなお話でございましたけれども、今議会終わってからでもこの議案は生きておりますので、本議会終了後に改めて議運を開催したいと思います。

  以上です。

  次に、賛成の討論を許します。32番秋葉 雄議員。

   (32番 秋葉 雄議員 登壇)



◆32番(秋葉雄議員) 上程されております議第78号、平成20年度一般会計及び特別会計歳入歳出決算ほかの決算議案に対し、黎明公明クラブを代表して賛成の立場から討論をいたします。

  平成20年度夏以降のサブプライムローン問題に端を発した世界的な金融経済不況は、本市のような地方都市においても猛威を振るい、20年度から21年度にかけて地方経済に甚大な影響を及ぼしました。需要は、先行きについても当面悪化が続くものと見られ、雇用の大幅な調整につながることが懸念されており、予断を許さない状況が昨年来ずっと続いて継続をしております。

  こうした状況の中で執行された20年度の本市の決算は、単年度で9億8,777万円の黒字となっており、普通会計決算による前年度との財政指標比較では、財政力指数で0.46と0.01ポイント高く、経常収支比率は95.4%で前年度より0.8%低くなり、起債制限比率は14.7%で前年度に比べ0.4ポイント低く、公債費比率は18.9%で0.3ポイント前年度に比べ低くなるなど、近年になく力強く改善に向けて反転攻勢がなされた決算であると高く評価するものであります。

  しかしながら、本市においては依存財源に頼らざるを得ない歳入構造にありまして、少子高齢化の進展、経済不況の長期化などにより、自主財源の確保が困難をきわめる事態も想定されるところでありまして、当局には一層の財政構造の強化に努められるよう望むものであります。

  個別の施策の成果について、1点だけ申し述べます。労働集約型産業が生産拠点を中国やアジア各国に移して、在来型の産業形成が大変困難を強いられる中、各地方都市はこぞって新産業の育成に乗り出しております。その地方、地方の歴史や文化を踏まえ、特色ある地域振興を本気で考えなければならない時代を迎えているのであります。この新産業の育成なくして雇用の確保も地域経済の発展もあり得ず、理想論としての学術や文化の振興、また福祉の向上も裏づけとなる経済の基盤を欠くことになってしまいます。

  目指すべきは、知的産業を形成する人、物、金の集積であり、そうした意味において本市においては慶応大学先端生命科学研究所などの学術研究機関を中核としたバイオクラスター形成のさらなる強化が一層大切なところであり、その先導役となる研究開発に投資することは最も大切な将来に向けての施策であると考えます。一部には3億数千万円の継続的投資は、税金の使い道としては妥当ではないとする反対論がありますが、本市の未来を開くために継続して支援すべきは当然であり、なかなか目に見えた雇用につながらないからといって、あるいは具体的な進展が見られないというような一方的な評価によって打ち切るべきであるとする意見は論外であると考えます。

  新産業を育てるのは、5年や10年で結果が出るはずもなく、学術産業都市構想は本市100年の大計であると認識をしなければなりません。そうした意味において、平成20年度の先端生命科学研究所関連の事業に対する負担金及び交付金は、極めて妥当なものであると考えます。

  以上、申し述べて賛成の討論といたします。



○議長(神尾幸議員) 次に、反対の討論を許します。

  次に、賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議第78号から議第82号までの議案5件について一括して採決します。ただいま議題となっております議案5件についての委員長報告は認定及び可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (賛 成 者 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立多数であります。

  よって、議第78号から議第82号までの議案5件については認定及び可決することに決しました。





△日程第8 議第83号 平成21年度鶴岡市一般会計補正予算(第4号) 外17件





○議長(神尾幸議員) 日程第8 議第83号 平成21年度鶴岡市一般会計補正予算(第4号)から日程第25 議第102号 市道路線の認定についてまでの議案18件を一括議題とします。

  この際、各常任委員会及び予算特別委員会における審査の経過と結果について、各委員長の報告を求めます。

  初めに、総務常任委員長の報告を求めます。12番加藤義勝総務常任委員長。

   (総務常任委員長 加藤義勝議員 登壇)



◎総務常任委員長(加藤義勝議員) 総務常任委員会に付託されました議第87号から議第95号までの条例・事件議案9件について、去る7日に委員会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  最初に、議第87号 鶴岡市ケーブルテレビジョン設置及び管理条例の一部改正について審査を行いました。この議案は、櫛引地域、朝日地域を放送エリアとしている当該テレビジョンの管理について、平成22年度から指定管理者制度を導入するため、指定管理者による管理、業務の範囲、指定の手続等について規定を加えるなどの所要の規定の整備を行うものであります。

  なお、附則として、この条例は平成22年4月1日から施行するものでありますが、第6条に規定する指定管理者の指定の手続等については、公布の日から施行するとするものであります。

  提案説明の後、質疑に入りました。光ファイバーの全市敷設が進んでいるが、これを利用して将来的に全市にケーブルテレビを広めるという方向性はあるのかとの質疑があり、ケーブルテレビの目的の1つとして、難視聴の解消があるが、地上デジタル放送の受信が困難な地域が多い温海地域においては、テレビ共聴組合を存続した形でのデジタル化への支援を考えている。光ケーブルの敷設区域が拡大されているが、通常はインターネット用であり、これを利用してテレビを配信することはできないもので、ケーブルテレビの全市配信までは考えていない旨の答弁がありました。

  また、専門的な部分もあろうが、どのような業務内容が指定管理になるのか。また、現在仕事を担っている方々の処遇はどうなるのかとの質疑があり、自主番組の制作と放送は指定管理者にお願いすることになるが、料金の徴収等の業務については市が行わざるを得ないと考えている。番組制作は株式会社櫛引ふるさと振興公社に委託し、4名で制作しているが、制作のノウハウを習得している方々であり、この4名の方々の雇用も含めて指定管理者にお願いすることを考えている旨の答弁がありました。

  質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第88号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築工事請負契約の締結について、議第89号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築機械設備工事請負契約の締結について及び議第90号 鶴岡市消防本部・本署庁舎新築電気設備工事請負契約の締結についての3件を一括して審査を行いました。

  鶴岡市消防本部・本署庁舎は、鶴岡市美咲町36番地内に、地上5階に塔屋1階を含む延べ床面積約5,578平米の一部鉄骨づくりの鉄筋コンクリート構造で建設するもので、工期は平成21年10月1日から平成23年3月10日までの2カ年の継続工事となります。

  工事の入札は、建築、機械設備、電気設備それぞれ3つに分けて行っておりますが、契約に関しましてはいずれも鶴岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により議会の議決が必要となるものであります。

  入札方法は、条件つき一般競争入札とし、工事の適正な履行を確保するために、工事規模や難易度を考慮し、入札参加資格要件として、各工事とも格付Aランク業者を代表者とする2から3社で構成する共同企業体とすることや、施工実績、技術職員数、配置技術者等の条件を定め、事前に予定価格を公表した上で、平成21年8月11日に入札を行っております。

  議第88号の建築工事につきましては、市内に本店を有する建築一式工事A及びBランクの企業で構成する7共同企業体より入札参加申請があり、資格要件を審査した上で入札を行った結果、菅工・石庄・五十嵐特定建設工事共同企業体が12億3,879万円で落札し、8月17日に仮契約を締結しております。

  議第89号の機械設備工事については、市内に本店を有する管工事Aランクの企業で構成する4共同企業体より入札参加申請があり、資格要件を審査した上で入札を行った結果、山空・エッグ特定建設工事共同企業体が2億1,525万円で落札し、8月18日に仮契約を締結しております。

  議第90号の電気設備工事については、市内に本店または営業所を有する電気工事A及びBランクの企業で構成する5共同企業体より入札参加申請があり、資格要件を審査した上で入札を行った結果、ユアテック・東北電化・大久保電気特定建設工事共同企業体が2億5,336万5,000円で落札し、8月17日に仮契約を締結しております。

  提案説明の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して3件を一括して採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第91号 財産の取得及び議第92号 財産の取得の2件を一括して審査を行いました。議第91号の財産取得は、本市教育委員会において通学対策の充実を図るため、日本宝くじ協会の助成を受け、老朽化の著しいスクールバス4台を更新するもので、入札方法は指名競争入札により、指名業者の選定に当たっては、本市に営業拠点を持つ登録業者で、大型バスの納入可能な業者7社を指名し、入札の結果、鶴岡市錦町の(株)庄交コーポレーションが4,865万7,000円で落札し、仮契約を締結しているもので、納入期限は11月20日としております。

  議第92号の財産の取得は、本市消防本部が救急高度化推進計画に基づき、地域活性化、生活対策臨時交付金を活用して、高規格救急自動車1台を購入し、藤島分署に配備されている現車の更新を図るもので、契約方法は指名競争入札により、指名業者の選定に当たっては、本市に特殊用途自動車等の販売、修理業者として登録されている者のうち、高規格救急自動車が取り扱い可能で、管内に緊急修繕の即時対応が可能な整備拠点を持つ市内業者7社を指名し、入札の結果、鶴岡市宝田二丁目の山形トヨタ自動車(株)鶴岡店が2,076万9,000円で落札し、仮契約を締結しているもので、納入期限は来年2月18日としております。

  提案説明の後、質疑に入りました。古い車を別の利用に回すことは考えていないか。また、スクールバス4台の配置先と仕様はどうなっているかとの質疑があり、配置転換ができる程度の老朽化であれば、そうした運用に努めているが、今回の事案についてはかなり老朽化の進んでいる車であり、今のところそのまま更新の予定と聞いている。配置先は、湯田川方面、七窪方面、宮沢・中楯方面、米出新田方面となっていて、4駆仕様等の特別な車はなく、4台ともマニュアルの5速ミッションであり、50名以上の定員が確保されている旨の答弁がありました。

  質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して2件を一括して採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第93号 財産の処分について審査を行いました。この議案は、環境省東北地方環境事務所から羽黒集団施設地区の再整備を図るために用地を購入したいとの意向を受けて、土地と定着物である樹木を売り払うもので、売買予定地は休暇村羽黒周辺の、現在環境省に貸し付けている市有地の一部であり、過去において環境省が園地整備や野営場整備、月山ビジターセンター整備などを行ってきた場所であります。環境省東北地方環境事務所では、事業用地として市有地を購入の上、豊かな自然や地域資源に触れ、親しみ、学べる施設としてハード、ソフト両面で所要の整備を今後図っていく方針とのことであります。

  土地については、45筆、19万8,432.28平米で、立木は7,362本、処分予定価格は6,450万8,000円であり、売買契約は鶴岡市議会での議決後、環境省東北地方環境事務所が環境大臣の決裁を得て、11月下旬から12月上旬になる予定であります。

  提案説明の後、質疑に入りました。立木の樹種は何か。また、すべて伐採することになるのかとの質疑があり、樹種は杉を中心として、ナラ、ブナ、カエデなどであり、立木の価格については伐採ではなく、立木補償である旨の答弁がありました。

  また、環境省で今後行う整備の具体的な計画はどうなっているか。また、これまでの国への貸し付けの枠組みはどうなっていたのかとの質疑があり、環境省では、羽黒集団施設地区の整備方針として5つほど挙げているもので、1つ目が、羽黒の地が持つ豊かな自然や地域資源に触れ、親しみ、学べる施設への再整備。2つ目が、知恵と工夫、体感体験を重視した施設。3つ目が、個別の施設同士が連携、有効活用できるような仕掛けづくりと運営体制の整備。4つ目が、周辺の自然環境と調和しつつ、羽黒の歴史や文化などの要素も取り入れたデザインの再整備。5つ目が、リピーターが訪れたくなるような魅力あるソフト整備の充実となっている。これまでの環境省への貸し付けについては、60町歩を超える賃貸借ということで、134万9,000円ほどの年間貸付料となっていたが、20町歩ほどを売買するもので、残りについては市に返還される予定である旨の答弁がありました。

  質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第94号 庄内広域行政組合規約の一部変更について及び議第95号 権利の放棄についての2件を一括して審査を行いました。議第94号については、ふるさと市町村圏基金の国の取り扱いが変更され、庄内広域行政組合で運用している庄内地域振興基金について、広域行政組合や構成市町村の事業実施に必要な限度において取り崩すことができることとなったことを受け、当該基金の市町出資分を取り崩すことができるように組合規約の一部を変更するとともに、組合解散または基金廃止の際には、基金への県補助金を返還する旨のただし書きを追加するもので、附則において施行期日は、山形県知事の許可のあった日からとするものであります。

  また、議第95号については、組合が取り崩す分の基金に属する現金について、市が出資の権利を放棄することについて、地方自治法に基づく議決を要するもので、取り崩した現金については、庄内食肉流通センター建設の際の起債の償還財源、及び東北公益文科大学から庄内広域行政組合に要請されている学内の奨学金基金への助成金に充てるものです。

  なお、基金からの取り崩しについては、起債償還終了後に積み増す計画であり、一たん放棄した市町の出資の権利も順次確保していくことになるものであります。

  提案説明の後、質疑に入りました。この基金で行ってきたこれまでのソフト事業に対する影響はどうかとの質疑があり、基金の取り崩しにより運用益が次第に減ってくることになるので、当面事業のやり方、状況を見ていかなくてはならない。運用益のほか1,200万円ほど事業に充当できる積み立てもあるが、それでも不足する場合は市町に分担金を入れてもらうことも視野に検討していかなければならないと考えている旨の答弁がありました。

  質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して2件を一括して採決の結果、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) 次に、市民生活常任委員長の報告を求めます。6番山中昭男市民生活常任委員長。

   (市民生活常任委員長 山中昭男議員 登壇)



◎市民生活常任委員長(山中昭男議員) 市民生活常任委員会に付託されました議第96号 鶴岡市コミュニティセンター設置及び管理条例の一部改正についての条例議案1件について、去る8日に委員会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  このたびの条例改正は、鶴岡市総合保健福祉センターの設置に伴い、併設される第3学区コミュニティセンターの位置について、泉町5番70号から泉町5番30号に改めるものであります。

  なお、附則として、この条例は平成22年4月1日から施行するものであります。

  提案説明の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) 次に、厚生文教常任委員長の報告を求めます。20番本間信一厚生文教常任委員長。

   (厚生文教常任委員長 本間信一議員 登壇)



◎厚生文教常任委員長(本間信一議員) 厚生文教常任委員会に付託されました議第97号及び議第98号の条例議案2件について、去る9日に委員会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  初めに、議第97号 鶴岡市総合保健福祉センター設置及び管理条例の制定についてでありますが、この議案は、健康と福祉のまちづくりを推進するための拠点施設として、泉町地内で整備を進め、来年4月の開設を計画している鶴岡市総合保健福祉センターについて、その目的、施設構成や使用規定について条例を定めるもので、施行期日は平成22年4月1日からとするものです。

  また、この条例の制定にあわせ、関連する条例の廃止や所要の改正を行うものであります。

  提案説明の後、質疑に入りました。以下主なものを申し上げます。会議室の使用料について定めている件について、営利または宣伝を目的として使用する場合を明記してあるが、いかなる場合も許可されるものか伺いたいとの質疑があり、公営の施設としてあらかじめ営利のものを拒むことは地方自治法の中でも制限されているため、営利目的での使用を想定したものである。この施設の設置目的に照らし合わせた適正な使用を市民の皆様にもお願いしたい旨の答弁がありました。

  また、今後休日夜間診療所の指定管理がされるようであるが、その指定へのスケジュールについてどのように考えているか。加えて施設の光熱費等ランニングコストについては、指定管理者への管理委託料となるのか伺いたいとの質疑があり、当条例の可決後に、現在休日夜間診療所の指定管理者である休日夜間診療所運営協議会とも相談しながら、12月議会へ指定管理者の提案を予定している。現在の休日夜間診療所は休日夜間診療所運営協議会を指定管理者として運営委託し、ランニングコストについてもその事業の中で負担しているものである。今後のセンターについても同様に、指定管理者と協議しながら進めていきたい旨の答弁がありました。

  質疑を終結し、討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、採決した結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第98号 鶴岡市立藤沢周平記念館設置及び管理条例の制定についてでありますが、この議案は、本市出身で日本の文学史に大きな足跡を残した藤沢周平氏をしのび、その業績と貴重な文学資料を後世に伝えるとともに、藤沢文学の源である鶴岡・庄内の風土の中で、文学性、文化性をさらに味わい、深めていただき、当地の文化、精神性を含め、この地域の魅力を広く発信するための中核施設として整備を進めてきた藤沢周平記念館について、その設置目的や使用規定について定めるものであり、施行を平成22年4月1日からとするものであります。

  提案説明の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) 次に、産業建設常任委員長の報告を求めます。9番渋谷耕一産業建設常任委員長。

   (産業建設常任委員長 渋谷耕一議員 登壇)



◎産業建設常任委員長(渋谷耕一議員) 産業建設常任委員会に付託されました議第101号及び議第102号の条例及び事件議案2件について、去る10日に委員会を開催し、審査を行い結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  初めに、議第101号 鶴岡市営羽黒山スキー場設置及び管理条例の一部改正についてでありますが、このたびの改正は、市の直営と業者による委託に分けて行ってきた羽黒山スキー場の運営について、管理の一元化を図ること、専門性や安全性を確保すること、より一層の効果的な運営を図ることを目的として、指定管理者制度を導入するために所要の改正を行うこととするものであります。

  なお、附則において、施行日をスキー場のオープンの日に合わせた平成21年12月26日とし、事前に指定管理者の指定の手続を行うため、指定の手続に係る規定を公布の日から施行することとするものであります。

  提案説明の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  次に、議第102号 市道路線の認定についてでありますが、今回新たに認定するのは5路線であり、末広町4号線、日出二丁目3号線、瑞穂8号線は開発許可により、また井岡塔の腰7号線は県住宅供給公社の宅地分譲により築造されたものであり、それぞれ家屋の連担が認められることから認定するものであります。鉄工団地3号線は、国道7号の4車線化工事に伴い、近接している市道交差点のうち一方の交差点に中央分離帯が入ることとなり、直進右折が制限されることとなりますことから、その機能確保のため市道間を連絡する新たな道路を整備するため認定を行うものであります。

  提案説明の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結し、討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結し、採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) 最後に、予算特別委員長の報告を求めます。17番今野良和予算特別委員長。

   (予算特別委員長 今野良和議員 登壇)



◎予算特別委員長(今野良和議員) 予算特別委員会に付託されました予算議案につきまして、委員会を開催し、審査を行い、結論を得ましたので、その審査の経過と結果について御報告を申し上げます。

  今期定例会において本特別委員会に付託されました議案は、議第83号 平成21年度鶴岡市一般会計補正予算(第4号)から議第86号 平成21年度鶴岡市病院事業会計補正予算(第1号)までの4件であります。

  9月4日に委員会を開催し、議案の大要について担当部長から説明を受けた後、付託された議案の全部を各分科会に分割付託して審査することにいたしました。各分科会での審査の経過につきましては、昨日の予算特別委員会において各分科会委員長から詳しく報告されておりますので、省略をいたしますが、各分科会とも原案のとおり可決すべきものと決した旨の報告がありました。

  各分科会委員長の報告の後、質疑に入りましたが、質疑なく、質疑を終結して討論に入りましたが、討論者なく、討論を終結して採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) これから質疑に入ります。ただいまの各委員長報告に対する質疑を行います。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。

  次に、賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議第83号から議第102号までの議案18件について一括して採決します。ただいま議題となっております議案18件についての委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (全 員 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立全員であります。

  よって、議第83号から議第102号までの議案18件については原案のとおり可決されました。





△日程第26 議第99号 鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について





○議長(神尾幸議員) 日程第26 議第99号 鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についてを議題とします。

  この際、厚生文教常任委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。20番本間信一厚生文教常任委員長。

   (厚生文教常任委員長 本間信一議員 登壇)



◎厚生文教常任委員長(本間信一議員) 厚生文教常任委員会に付託されました議第99号 鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正についての条例議案について、去る9日に委員会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  この議案は、先行き不透明な医療制度改革や、地方における医師不足等、医療を取り巻く環境の変化で病院運営が厳しさを増す中、厳しい財政状況、現場の課題に的確に対応し、機動的・効率的な運営を行い、管理運営責任を果たしていくために、鶴岡市病院事業について、これまで一部適用としていた地方公営企業法を全部適用にするものであり、施行を平成22年4月1日とするものであります。

  提案説明の後、質疑に入り、その主なものを申し上げます。3月に病院運営の健全経営を目指すものとして中長期運営計画が示されたが、現時点で地方公営企業法の全部適用をする理由と、職員との合意形成について伺いたいとの質疑があり、さきに策定した中長期運営計画を実現するために全部適用に移行するということではなく、事業管理者を配置することで、専門的な立場で医療環境の変化に対応し、国の動向を見きわめ、これまで以上に経営の健全化を進め、かつ市民ニーズに対応するために全部適用とするものである。中長期運営計画については、総務省から今の指示があり、ことしの3月に作成したものである。全部適用へ移行することで、直ちに職員の待遇が変わることはないと考えており、職員に対して報告を行ったものである旨の答弁がありました。

  質疑を終結し、討論に入り、反対と賛成の討論がそれぞれ1件ずつあり、討論を終結し、採決した結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) これから質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。30番関  徹議員。

   (30番 関  徹議員 登壇) 



◆30番(関徹議員) 日本共産党市議団を代表して、議第99号、病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、反対の討論を行います。

  通称「全適」と呼ばれていますが、地方公営企業法全部適用や、「独法」と呼び習わされている独立行政法人化など、自治体病院の経営形態の変更というのは、経費削減を第1の課題として、病院事業の経営体としての管理を強めることをねらうものであり、民間的な手法を導入し、職員の処遇引き下げを初めとする経営合理化をドラスチックに進めようとするものであるということは、この間の国の説明でも既に明確になっています。

  当局は、独法にならないように全適にすると説明しましたが、全適で経営合理化が図られなかったときには独法に進むというのが、ある意味では自然の流れであり、全適は独法化阻止の何らの保障にならず、むしろその方向に一歩進むものであります。

  また、今回職員を代表する職員組合との合意を形成しようという意志が全く感じられないということも重大な問題であります。組合には8月19日になって全適にすることが報告されました。報告というのは、管理運営事項だから職員組合との協議事項ではないということで、提案ではなく、一方的に告げられたということであります。自分が生涯勤める職場のあり方の問題、自分のこれからの賃金、労働条件にかかわる問題を職員組合がとやかく言う問題ではないと伝えるだけ、それから1カ月もたたないうちに、きょうこうして議会で決めてしまうなどということでは、やはり職員の意欲を阻害して、結局病院経営の困難のもとともなりかねないと考えるものであります。

  なお、こうした関係者の合意を無視したやり方は、この間の市政の大きな特徴であり、最後の最後までそれが貫かれたということに改めて抗議するものであります。

  最後に指摘したいのは、全適問題を含む公立病院リストラ計画は、自民党の社会保障構造改革の柱の1つであり、民主党のマニフェストの中には、計画撤回は明記されていないものの、さきの衆議院選挙できっぱり否定された政策の1つであるということです。日本共産党は、国政でも建設的野党として、公立病院リストラ政策からの転換を実現するために力を尽くしてまいりますし、本市においても全適による経営主義の強化で、荘内病院の自治体病院としての役割がいささかも後退することのないように、患者、市民の願いにこたえた病院として発展させていくために、全力を尽くしていく決意であることを申し述べて、討論といたします。



○議長(神尾幸議員) 次に、賛成の討論を許します。4番安野良明議員。

   (4番 安野良明議員 登壇) 



◆4番(安野良明議員) 議第99号 鶴岡市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、新政クラブを代表し、賛成の立場で討論いたします。

  この条例改正は、病院事業の地方公営企業法の全部適用に移行するものであります。現在は財務規定のみを適用されている一部適用が採用されておりますが、平成22年4月より財務規定以外の規定をも適用し、全部適用にするものであります。

  先行き不透明な医療制度改革、厳しい財政状況、地方における医師不足、患者ニーズの高度多様化など、医療を取り巻く環境が変化しており、今後ますます厳しくなると考えられることから、経営管理を徹底するため、法の規定に基づき事業管理者を置き経営管理を行わせることとし、院長以下医師が医療に専念できる体制を整え、救急医療を含めた市民の利用ニーズに対応できるようにしていくことを目的としております。これにより、従来は市長に合った組織、人事、勤務条件などの経営に関する権限が事業管理者に与えられ、病院に求められる柔軟性、迅速性に富んだ取り組みが可能となるものです。全国に見られる公立病院の規模縮小や廃院などという事態は絶対に避けなければなりません。病院事業を将来的にも公設で存続し、市民の健康と福祉の増進を図っていくことであります。経営責任の明確化が図られるとともに、病院事業の自律性の拡大に伴い、職員の経営参加意識、コスト意識が高まり、効率的、効果的な事業が実現されるものと期待しております。

  荘内病院中期運営計画においても、経営形態の見直しについて、他の経営形態の導入について検討していくこととしております。地方独立行政法人化への移行ではなく、職員の身分は地方公務員であり、基本的には勤務条件の変更はないものとしておりますし、施設の開設者はあくまで鶴岡市であり、議会への議案の提出及び決算を議会の認定に付すことは、これまでと同様に市長の権限となります。独立行政法人化や民間移譲などの事態にならないようにするための対応と考えます。

  荘内病院は、地域の基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保のため重要な役割を果たしています。医師不足などで診療体制や経営環境、医療提供体制の維持も厳しい状況が予想されます。また、市の財政運営全体の観点からも、一層の健全化が求められます。今後とも地域において必要な医療を安定的、かつ継続的に提供していくためには、必要な最善の方法であると理解し、賛成の討論といたします。

   (26番 佐藤峯男議員 退席) 



○議長(神尾幸議員) これで討論を終結します。

  これから議第99号について採決します。ただいま議題となっております議第99号についての委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (賛 成 者 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立多数であります。

  よって、議第99号については原案のとおり可決されました。

  暫時休憩します。



   (午前11時43分 休 憩)

                  

   (午後 1時00分 再 開)





○議長(神尾幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。





△日程第27 議第100号 指定管理者の指定について





○議長(神尾幸議員) 日程第27 議第100号 指定管理者の指定についてを議題とします。

  この際、厚生文教常任委員会における審査の経過と結果について委員長の報告を求めます。20番本間信一厚生文教常任委員長。

   (厚生文教常任委員長 本間信一議員 登壇)



◎厚生文教常任委員長(本間信一議員) 厚生文教常任委員会に付託されました議第100号 指定管理者の指定についての事件議案について、去る9日に委員会を開催し、審査の上、結論を得ましたので、その経過と結果について御報告いたします。

  この議案は、公立保育園の運営見直しにより、市内で高齢者福祉、障害者福祉、児童福祉の多様な福祉サービスを展開している社会福祉法人恵泉会を、東部保育園の指定管理者として平成22年4月1日から平成27年3月31日までの5年間指定するものであります。

  提案説明の後、質疑に入り、その主なものを申し上げます。民営化の目的として、職員体制の充実があるが、その確約があるのか。また、保護者との合意は図られているのかとの質疑があり、職員体制の充実は、民営化の目的の1つでもあり、これまで指定管理者制度を導入してきた保育園でも充実されてきている。保護者に対しては説明をしている。また、保護者会ではアンケート調査を行い、民営化によってよりよい保育園運営をしていこうとの考えが出されたことから、おおむね理解いただいたものと考えている旨の答弁がありました。

  質疑を終結し、討論に入り、反対と賛成の討論がそれぞれ1件ずつあり、討論を終結し、採決した結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。

  以上、御報告申し上げます。



○議長(神尾幸議員) これから質疑に入ります。ただいまの委員長報告に対する質疑を行います。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。30番関  徹議員。

   (30番 関  徹議員 登壇) 



◆30番(関徹議員) 日本共産党市議団を代表して、議第100号 指定管理者の指定に反対の討論を行います。

  指定管理の前提となっている市立保育園民営化の問題点について、3点に限って述べるものであります。第1点、当局は民間委託すると正職員が増えて職員体制が充実すると主張してきましたが、そうはならないということが明らかになっているということであります。昨年9月議会での当局説明によれば、保育士の正職員比率は公設公営で49%に対し、公設民営でも52%ということでありました。今年度初めに少し動きがあったようではありますが、いずれにしても半分程度の正職員の数が7割、8割に増えるなどということは望むべくもないのであります。しかも、私立保育園の賃金、労働条件は大変厳しいものであり、定年まで勤め続けられる保育士の方はそう多くはありません。職員体制を充実させるというのなら、私立保育園の職員の労働条件を引き上げる真剣な努力が必要ですが、そうした検討は行われていないということであります。

  第2に、本市の保育体制全体をどうするか、市立、私立がそれぞれどういう状況にあって、子供と保護者のためにどう充実、改善を進めていくのかという検討なしに、ともかく市の支出を削減するという動機で公設民営が進められたということです。私立保育園の厳しい状況のもとで、保育内容にも費用圧縮の圧力が常にかけられています。今回の指定管理者は、最初から給食を委託したいという意向を表明しています。多様なサービスにこたえるという当局の主張とは裏腹に、基本的なサービスが後退させられようとしているのであります。

  第3に、引き続き保護者の声は軽視され、一方的に進められてきたということであります。松原保育園でも、貴船保育園でもそうでしたが、保護者住民には民営化しますという結論が通告されています。多くの保護者は、市がすると言っているのだから反対しても仕方がないと渋々同意しているだけです。東部保育園でも、保護者会が提出した要望書には民営化でメリットは何もないと明記されているのであります。保護者、関係者の合意を本当に大事にするというなら、指定管理者の選定、これは今は庁内の選考委員会で市職員だけで行われているわけでありますけれども、保育の専門家も入れ、保護者も参加した検討機関を設置すべきであります。

  以上、3点申し上げましたが、さきの衆議院選挙で否定された構造改革政策の一環が、この公立保育園民営化であり、結局公的支出の削減が目的であって、子供と保護者の利益を損なうものであります。その方針のもとに行われているものであるということとあわせて、今回の指定管理者選定にも反対するものです。



○議長(神尾幸議員) 次に、賛成の討論を許します。36番中沢 洋議員。

   (36番 中沢 洋議員 登壇) 



◆36番(中沢洋議員) 黎明公明クラブを代表して、議第100号 指定管理者の指定について賛成の討論をいたします。

  今子供と家庭を取り巻く環境が大きく変化している中で、保育園をめぐる制度、施策も大きく変わろうとしています。平成9年の社会福祉基礎構造改革で、保育所入所が措置から選択へと改められ、その後保育所設置主体制限の撤廃等の規制緩和措置や、保育所への第三者評価の導入、認定こども園の制度化などの制度改革が次々と進められてきました。平成17年10月に鶴岡市が広域合併し、市内の公立、私立保育園が42園になりました。それぞれの地域に根差した保育を大切にしながらも、保育のベースとなる部分はすべて保育園で共通理解をしておきたいと、鶴岡保育ガイドブックができました。

  公立保育園の民営化は、保育園の人員配置数、保育室の面積、調理室設備など、国の定めた最低基準がそのまま適用され、入所の取り扱いも各自治体管轄のまま、入所要件が変わったり、直接契約になったりすることもありません。保育料の徴収も自治体であり、算定基準の額、運営経費がほぼすべて補助金で賄われていることも変わりはありません。したがって、ほかの民営化で問題視とされる利益優先となり、安全が軽視される、場所によっては公平なサービスが受けられなくなることは、公立保育園の民営化においては起こり得ません。制度的なバックボーンが同じである以上、サービスの多様化や質の向上への取り組みは意識、意欲の問題であります。

  募集広告において申請されます3法人を、指定管理者選定委員会において30項目にわたり審査した結果、松原保育園、青葉学園、永寿荘を初め、保育、高齢者福祉を中心とする種々の福祉サービスの実績があり、経営的に安定をし、地域において信頼の厚い社会福祉法人恵泉会を東部保育園の指定管理者へとの提案であり、実績、信頼、熱意等々から勘案し、適切であるものと評価するものであります。社会福祉法人恵泉会管理のもと、さらなる職員の研さん、保育の充実とサービスの多様化、質の向上を図られることを要望し、賛成の討論といたします。



○議長(神尾幸議員) これで討論を終結します。

  これから議第100号について採決します。ただいま議題となっております議第100号についての委員長報告は可決であります。委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (賛 成 者 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立多数であります。

  よって、議第100号については原案のとおり可決されました。





△日程第28 議会第13号 鶴岡市議会会議規則の一部改正について





○議長(神尾幸議員) 日程第28 議会第13号 鶴岡市議会会議規則の一部改正についてを議題とします。

  提案者の説明を求めます。21番佐藤文一議員。

   (21番 佐藤文一議員 登壇) 



◎21番(佐藤文一議員) ただいま上程されました議会第13号について、提出者を代表して提案理由を御説明いたします。

  議会第13号 鶴岡市議会会議規則の一部改正については、地方自治法の改正に伴い、議案の提出については実質的な審査を行う委員会にもその権限が認められているところですが、提出に当たっては案を備え、理由を付して委員長が議長に提出すること。撤回または訂正の場合も、委員会の意思を受けて委員長が請求すること。原則として委員会付託はしないこと等の具体的な手続について会議規則に定めるものであります。

  なお、施行日は改選後の議員の任期が始まる日とするものであります。

  以上、御提案申し上げます。



○議長(神尾幸議員) お諮りします。ただいま議題となっております議会第13号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、議会第13号については委員会の付託を省略することに決しました。

  これから質疑に入ります。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。

  次に、賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議会第13号について採決します。

  ただいま議題となっております議会第13号については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (全 員 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立全員であります。

  よって、議会第13号については原案のとおり可決されました。





△日程第29 議会第14号 鶴岡市議会委員会条例の一部改正について





○議長(神尾幸議員) 日程第29 議会第14号 鶴岡市議会委員会条例の一部改正についてを議題とします。

  提案者の説明を求めます。21番佐藤文一議員。

   (21番 佐藤文一議員 登壇) 



◎21番(佐藤文一議員) ただいま上程されました議会第14号 鶴岡市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表して提案理由を御説明いたします。

  まず、1点目でございますが、市町村合併に伴う議会の議員の定数の経過措置が終了し、次回改選時より議員数が4人減になることに伴い、常任委員会の委員の定数について改めるもので、改正後の各委員会の定数を総務常任委員会9人、市民生活常任委員会8人、厚生文教常任委員会9人、産業建設常任委員会8人とするものです。

  また、改正の2点目でございますが、従来、常任委員は会期の初めに議会において選任する必要があることから、閉会中の補欠選挙等で当選した議員は直ちに委員として委員会活動に参加することができないなど不都合があったものですが、地方自治法の改正に伴い、当選後直ちに委員会の委員となることができるよう議長権限により委員を選任、所属変更することができることとされたものであり、本市議会においてもこれを採用し、常任委員、議会運営委員、特別委員について議長権限により選任、所属変更できることとして委員会条例を改めるものです。

  なお、施行日は、改選後の議員の任期が始まる日とするものであります。

  以上、御提案申し上げます。



○議長(神尾幸議員) お諮りします。ただいま議題となっております議会第14号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、議会第14号については委員会の付託を省略することに決しました。

  これから質疑に入ります。

  これで質疑を終結します。

  これから討論に入ります。

  初めに、反対の討論を許します。

  次に、賛成の討論を許します。

  これで討論を終結します。

  これから議会第14号について採決します。

  ただいま議題となっております議会第14号については、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

   (全 員 起 立)



○議長(神尾幸議員) 起立全員であります。

  よって、議会第14号については原案のとおり可決されました。





△日程第30 議員派遣について





○議長(神尾幸議員) 日程第30 議員派遣についてを議題とします。

  お諮りします。会議規則第161条の規定により、お手元に配付しております文書のとおり、議員派遣をすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、議員派遣については原案のとおり決しました。





△日程第31 高速交通等対策特別委員会経過報告について 外1件





○議長(神尾幸議員) 日程第31 高速交通等対策特別委員会経過報告について及び日程第32 拠点都市整備促進委員会経過報告についての報告2件を一括議題とします。

  初めに、高速交通等対策特別委員会委員長の報告を求めます。13番吉田義彦高速交通等対策特別委員長。

   (高速交通等対策特別委員長 吉田義彦議員 登壇)



◎高速交通等対策特別委員長(吉田義彦議員) 高速交通等対策特別委員会の経過を報告いたします。

  高速交通等対策特別委員会の活動経過について経過報告を申し上げます。本委員会は、東北横断自動車道酒田線、日本海沿岸東北自動車道の建設促進、庄内空港の運航拡充及び施設整備促進、羽越本線の複線化、高速化についての調査研究を目的として設置されました。

  本年開催された第5回委員会では、日本海沿岸東北自動車道の進捗状況等及び庄内空港、羽越本線の状況について当局から説明を受け、その後質疑、意見交換を行いました。その内容につきましては、報告書に記載のとおりでありますので、ここでは細部の説明を省略させていただきますが、高速交通網の整備促進は、地域間交流の充実により、地域を活性化させ、本市の発展に大きく寄与するものであります。

  日本海沿岸東北自動車道の整備促進や羽越本線高速化の推進、庄内空港発着便の運航拡充は、本市の発展にとりまして極めて重要な課題となっており、これら高速交通の基盤整備が一日も早く実現されますよう念願いたしまして、本委員会の経過報告といたします。



○議長(神尾幸議員) 次に、拠点都市整備促進委員会委員長の報告を求めます。5番五十嵐庄一拠点都市整備促進委員長。

   (拠点都市整備促進委員長 五十嵐庄一議員 登壇)



◎拠点都市整備促進委員長(五十嵐庄一議員) 拠点都市整備促進委員会の活動経過について経過報告申し上げます。

  本委員会は、地方拠点都市地域の指定を受けている当市計画の推進を図るための協議を行うことを目的として、平成17年12月1日に設置されました。9月4日に開催された第6回委員会では、シビックコア地区整備計画について及び鶴岡市北部拠点地区について当局から説明を受け、その後質疑、意見交換を行い、理解を深め合いました。その内容については報告書に記載のとおりでありますので、ここでは細部の説明を省略させていただきますが、シビックコア地区及び北部拠点地区の整備は、本市のまちづくりを進める上で重要な事業であります。

  シビックコア地区に関しては、旧荘内病院跡地への国の第2合同庁舎誘致を核とした基盤事業整備と、周辺道路の整備を図るものであります。現在計画に沿って事業が粛々と進められておりますが、引き続き官民一体となって中心市街地の顔づくりとなるような質の高い整備に取り組んでいくものであります。

  また、北部拠点地区については、慶応義塾大学先端生命科学研究所を中核とし、バイオ関連の研究機関や企業等の集積を進め、これからの少子高齢化、人口減少の進行やグローバル化の進展など、厳しい時代環境の中で若年層の定着、流入、また知識集約型産業の集積を図るといった新しい時代に対応した地域振興の受け皿としての整備を進めているものであります。

  いずれも今後本市が魅力あるまちとして発展するための先導的な役割を担うものであり、関係機関に対する働きかけはもちろんのこと、幅広い市民各層の御理解、御協力を得ながら円滑に事業が促進されますよう念願しまして、経過報告といたします。



○議長(神尾幸議員) 暫時休憩します。



   (午後 1時24分 休 憩)

                  

   (午後 1時26分 再 開)





○議長(神尾幸議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。





△日程の追加について





○議長(神尾幸議員) ただいま各議員のお手元に配付しました文書のとおり、31番草島進一議員より本日付で議員を辞職したい旨の辞職願が提出されております。

  お諮りします。この際、議員の辞職についてを日程に追加し、議題としたいと思います。これに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、この際議員の辞職についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。





△日程追加 草島信一議員の議員の辞職について





○議長(神尾幸議員) 草島進一議員の議員の辞職についてを議題とします。

  地方自治法第117条の規定により、31番草島進一議員の退席を求めます。

   (31番 草島信一議員 退席)



○議長(神尾幸議員) お諮りします。

  草島進一議員から提出されております文書のとおり、本日付で議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。

   (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(神尾幸議員) 異議なしと認めます。

  よって、草島信一議員の辞職については、これを許可することに決しました。





△あいさつ





○議長(神尾幸議員) 以上で本日の日程は全部終了しました。以上で今期定例会に付議されました議案の審議はすべて議了しました。

  この際、今期定例会を最後に任期満了により議員を引退されます2名の方から、ここで退任のごあいさつを受けたいと思います。お名前を読み上げますので、順次御登壇願います。11番高橋徳雄議員。

   (11番 高橋徳雄議員 登壇)



◎11番(高橋徳雄議員) 議長さん初め議員の皆様方、また市長さん初め当局の皆さん方々から、この退任のあいさつということで時間を割いていただいたこと、心から感謝を申し上げたいと思います。

  思い出すならば、昭和62年の年に旧藤島町の議員として初当選をさせていただきました。それ以来22年間、この職に当たらせていただきました。その信条としては、私は最初に「上下一心」という言葉、上もなければ下もない、皆さんが一堂に会して平等であるという、この「上下一心」という言葉が非常に好きでございまして、その間ひとつ世のため、人のために少しでも奉仕ができればという考えのもとで、この62年の7月に初めてその任に当たらせていただきました。

  しかしながら、私としては精いっぱいその任についたつもりでございますが、しかし市民の皆様方はどのようにとっておいででございましょうか。今省みますと非常に無我の境地でいっぱいであります。1人でもよくやったという人がおるならば、自分自身の慰めになり、満足をする次第でございます。心から御礼を申し上げる次第でございます。

  よくお宮の入り口に、あるいはお寺さんの入り口に灯籠があります、石灯籠があります。その中に火袋という窓がございます。その中に丸い彫刻と三日月の彫刻が、東のほうに丸い彫刻、西のほうに三日月の彫刻、これが二点合点ということでございましょう。その中にちょうど燈明が立つようにということで、これが満天ということになるようでございます。これはどういう意味か、「日」と「月」を合わせて「明日」という、また同時に「明るい」という字、こういう字になるわけであります。その人々は、みな自分なりの満天であってほしいと、そして明るく燈明をつけると、こういうことになるわけでございますが、地方自治も非常に目まぐるしく動いてございます。充実をなお一層されますよう、市民がその満天に向かってひとつ健康で、希望を持って、そして誇りを持って、安全で安心な市民が平等にできますことを今後ともに私としては切望してやまない次第でございます。

  最後になりますが、市民の皆さん方々のこの上ない幸せと、鶴岡市が朝日が上るがごとくなお一層隆昌されますように心から念じて、御礼の言葉といたします。大変お世話になりました。ありがとうございました。(拍手)



○議長(神尾幸議員) 15番本城昭一議員。

   (15番 本城昭一議員 登壇)



◎15番(本城昭一議員) 退任に当たりまして、御礼のごあいさつを申し上げます。

  平成3年、春の市議会議員選挙で初当選して以来、18年半5期市会議員を務めさせていただきました。この間大きな出来事としては、何としても市町村議会の合併であったと思います。それには当時、当市の議長をしていた関係で、任意協議会の副会長ということで参加をいたしました。その後法定委員会にかわりまして、その役割は交代いたしましたが、スタートから参加をさせていただいたという非常に思い出深い仕事をさせていただいたなと思っております。

  これから何をするのだという質問をよく受けますけれども、何もいたしません。ただ、この議員の生活の中で感じたいろんな問題を、やはり地域の住民として提言したり、発言したりしてまいりたいと思っております。最近政権も交代しましたが、その中でいわゆる「世代交代」という言葉をよく耳にしますが、そう簡単に使う言葉ではないのではないかと。これは年寄りのひがみではありません。そう思います。いわゆる年をとって、加齢した中でこそ目に見える社会現象、社会のルール、社会の矛盾、そういうものがあるからでありまして、若さがすべてではない、若いことはすばらしい、しかし若さがすべてではない。調和をしながらこの世の中をつくっていかなければならないのではないか、こんなふうに思った次第であります。

  そういう意味で、今後一市民として、その機会があれば議会でやらせていただいた、あるいは勉強させていただいたことを地域で生かしてまいりたいと、こういうふうに思っておるところであります。皆さんには大変暴言を吐いたりして、お世話になりましたけれども、それはそういう気持ちでなくて、言葉のあやでありますので、お許しをいただきたいと思います。

  今回は市議会議員選挙であります。皆さんが全員そろってこの議場にまた帰ってこられることを祈念しながら、御礼のあいさつにいたします。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(神尾幸議員) 30番関  徹議員。



◆30番(関徹議員) 退任をされる議員、もう一人31番議員がいるので、私は彼にもあいさつをさせたらどうかなと思います。

  先ほど任期満了の議員ということでお話ありましたけれども、任期満了でない方、自動失職の方で発言をされた例があるとも聞いておりますし、議運で議長がさせたらどうかと提案されて、当市議団は賛成をしたと。しかし、全体としてそうならなかったという経過も承知しているのでありますけれども、いかなる意見であろうとも、やはりルールに基づいて保障してやるというのは議会では大事なことだと思いますので、改めてそこは、正式な議事ではないわけでありますので、ここで一言あいさつをもらったらどうかなと思うのですが、議長の判断をお願いします。



○議長(神尾幸議員) では、お答えします。

  実は先ごろ16日の日の議会運営委員会で、この件の取り扱いというものを協議、検討いたしました。そして、先ほど31番議員の辞職は許可したわけでございますが、その許可すらきょうの先ほどまで結果はわからないということでございまして、なおかつ先ほど申し上げましたとおり、議運の中での話では、任期満了をもって退任される方、なおかつ今後政治活動から身を引くというような明言をされた方に限ってやろうではないかと、そのような結論になったことでございます。

  それと同時に、補足すれば、このたび今本城議員のお話もございましたけれども、我々議員が10月11日でもって選挙を受けるわけでございます。この鶴岡市政にかかわることで、議員だけではなく、市長選挙にも影響しますけれども、かかわることではなく、退任したならまた話は別だと思いますけれども、そのようなことにかかわるということを前提でもって退任したということで、今回は議運では認めないというような結論に達しましたので、お答えします。



○議長(神尾幸議員) 30番関  徹議員。



◆30番(関徹議員) その後政治活動をするのかしないのか、そういう要件もあったと聞きますけれども、そこは私はその後のことにかかわらずさせるべきだと私は思うのですけれども、その要件については、今後のことについては改めて協議していただきたいと思います。要望しておきます。



○議長(神尾幸議員) 今後ということはどういうことですか。30番関  徹議員。



◆30番(関徹議員) 任期満了で、その後政治活動をしないという要件まで明確に協議決定をしたわけではないと思いますけれども。



○議長(神尾幸議員) お答えします。

  今般の草島議員の辞職を受けての30番議員の話だと思いますけれども、これは市長選挙に立候補するので辞職したいと。ここには一身上と、辞職願はありますけれども、今御承知のとおり報道機関あるいはこの辺で認めている事実でございますので、それを考慮した上で議会運営委員会で退任のあいさつは必要ないというような結論を出したのでありまして、あくまでもこの議場に関しては議会運営委員会で諮ったことを尊重したいと思います。

  以上です。

  以上で退任されます方のごあいさつを終わります。

  高橋徳雄議員、本城昭一議員のお二人には、長年にわたる御労苦とその御功績に対しまして、深甚なる敬意と感謝を申し上げますとともに、今後一層の御活躍と御健勝を御祈念申し上げます。

  最後に、富塚市長が来月の任期満了をもって市長を勇退されますので、ここでごあいさつを受けたいと思います。市長、登壇願います。

   (市長 富塚陽一 登壇)



◎市長(富塚陽一) ただいま特別のお計らいで皆様の前でごあいさつをさせていただきますこと、まことに恐縮でございます。まずは、さきの議会で高橋議員の御質問にお答え申し上げましたとおり、次の市長選挙には立候補しない旨申し上げさせていただきました。本当に長いこと議員の皆様に何かと温かい御指導、御鞭撻をいただきまして、高い席からでありますけれども、ひたすら厚く御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

  あと何を申し上げることもないような気もいたしますけれども、ただやはりなお市政を一月余り担う立場にもありますので、一言これまでのことにつきまして簡単に御報告申し上げるのが筋かなと思いますので、お許しをいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

  まず、平成17年10月1日に合併をさせていただきまして、きょうこの席にも旧朝日村長さん、温海町長さんもいらっしゃるわけですが、本当に各町村の議会の議員さんとも協議しながらでありますが、悩んでどうするかということについては真剣に考えながら対応してきたつもりでございます。結論は、今後まだまだ実感はいたしておりませんけれども、既に若干しかし起こっておりますか、少子高齢化が進行する地域が、相当地域の運営も厳しくなるだろうと。産業経済も、農業も含めて、農家経営も大変厳しくなるだろう、そういうことと同時に、行財政制度、特に財政運営が非常にまた厳しくなるだろうと。

  そういうときに、そしてまた何となく大都市地域の発展と地方の発展の差が際立ってきた、そういう状況の中で、何とかこのすばらしい恵まれた地域を保持しながら、後世のためにもこの地域を発展的に維持していくために、まずとにかく力を合わせようではないか、行政機能の強化拡充を図りながら、とにかくあらゆる動向に行政が先頭になって対応していかねばならないのではないか。それには個別町村ではやはり無理なところもあると。そこで力を合わせようというふうなことが1つの結論、最終的な結論でございました。もちろん住民の皆様にも大変な御心痛も与えるおそれもありますし、いろいろなこともあったと思います。

  それで、まずは新市を設定するに当たりまして、私も責任上立候補させていただきまして、市長に選ばせていただきましたけれども、私は私なりに旧市町村長の気持ち、それから住民の皆様の気持ちも最善の、最も厳しい状況の中で一緒にやってこられた方々のお気持ちもそんたくをし、また各地の方々のお気持ちもそんたくしながら、まずは第一にそれぞれの市町村の独自性を失わないように、そういうことを配慮しながら、ともに共通の意識で住民の皆さんも1つの地域になったのだ、一緒に頑張ろうという、そういう雰囲気をまずつくっていくことが、これから国に対し、県に対し、各地の市町村との競争を力いっぱい発揮する上の前提として、基礎的な条件として必要なのではないかということで、各地の支所長さんにも随分頑張っていただき、またきょうここに御臨席の議会の先生方にも、それぞれの地域の状況に応じて丁寧に御指導もいただき、私はとても意に満たないところもありましたので、例えば特に中山間部は、朝日の村長さんも議会の議員になっておられるし、そして温海の町長にも副市長になっていただいて、きめの細かい配慮を、特に人口の減少、厳しい状況が想定される地域にも配慮しながら努力をしてきたつもりでございます。精いっぱいやってくださって、それはひたすら議員の皆様、そして関係の住民の皆様の温かい御支援のたまものであると私は思っております。いろいろ御批判の話も先ほど伺いましたけれども、意外に心外なこともありましたが、それは置きましょう。

  とにかく真剣に取り組んできたつもりでございますので、まずは議員の皆様に、これも高い席から心から厚く御礼を申し上げ、これからこそ私は、人口の減少もさらにきわどくなるだろう、そしてこれからきっと、先ほどお話もありましたように、派遣労働者が昨年の暮れに500人もいた、その状況がまだ把握できておらないのです、実際はよくわからないという、そんなことではいけませんので、何とかしなければなりませんが、実際はどこにどうしておられるか、やっぱり把握しにくいような状況であるのが現実のようです。

  それは置きまして、非常に厳しい状況にある。財政事情も厳しくなるだろうというふうなこともありますが、とりわけ各地の皆さん方も大きな異議もなく、ただ残念ながら、七五三掛で地すべりが起きたり、それから温海で竜巻が起きたり、さまざまなこともありましたし、住民の皆様大変厳しい状況にありましたが、私どもそれなりに精いっぱいやったつもりでありますけれども、そういうものも含めて、とにかく一体になって頑張っていただける環境になったのではないかと思いますので、次の市長さんにさらに力強くこの全国的に、あるいは県内で、各地の中で頑張って、市民の皆さんのために建設的な市政をやっていただくようにお願いを申し上げたい。

  年も年ですので、能力も能力だし、この際新しい方にお願いをしたほうが筋ではないかと思いましたので、そう決意させていただきました。これも既に御了承いただいていると思いますけれども、大変厚く御礼を申し上げたいと思います。

  また余計なことを言うことはありませんけれども、先ほど来草島さんからいろいろなお話がありますが、私の鶴岡市長になってから1つの思想としてのことを簡単に申し上げますけれども、ここは農林水産業都市なのです。そして、農林水産業を知的に努力して、これまで築いてきた地域でございます。そしてまた、学術研究もそれとあわせてやってきた地域なのです。昭和24年に山形大学農学部ができました。農工両全のために、39年に鶴岡高専もできました。そういうところで、農林水産業が近代的な知的な産業として振興するということがメーンであったように思います。それと同時に、知的な研究、学習を進めるということであったように思います。

  それですから、私の姿勢としましては、とにかく皆さんが健康で、そして年とったら福祉も丁寧に見てくれると思っていただけるように、荘内病院、それから健康福祉センター、そういうものもつくりましたし、あと病院関係の施設につきましても配慮、福祉施設につきましても配慮したつもりでございます。とにかくあとスポーツのためには、小真木原に頑張っていると。そして、小真木原に移った野球場の跡には研究機能をというふうなことで進めてきたつもりでございます。とりわけ若者がこれから少なくなるというときに、山形大学農学部も元気がなくなっては困ります。若者がここで活発に、健康に研究していくようにするために、力を合わせてやっていける機構として慶応の先端研、あるいは鶴高専、そういうところで若者の定住を進めながら地域の産業、先ほど申し上げているように、人の生命であると同時に、慶応の先端研は野菜の、植物の生命科学も研究していきます。当然そういうことで、今具体的に展開をしておりますので、そういう思想を持ってこれから農業都市としての中心線もいかんなく発揮できるように頑張ったつもりでありますので、その辺はひとつ草島議員にも御理解をいただくようにお願いをしたいと思います。

  こんなこと議論することではありませんが、私が今までやってきたことはこういうことだということについて、一言だけ申し上げさせていただきます。とにかく大変長いこと御配慮いただきまして、至らないことがたくさんあったかと思いますが、できる限り私は県の動向、国の動向、そしてまた各都市の動向も見ながら、いろいろ市の職員にも苦労をさせたと思いますが、まじめに努力をして、先生方ともよく御相談をしながらやってきたはずでありますし、引き続き各地の藤島、羽黒、櫛引、朝日、それぞれの個性、特性をつぶすことのないように、いかんなく発揮できるような総合的な力のある鶴岡市になるように、新しい市長さんにもお願いをして、市の職員にもその旨伝えて、引き続いて頑張らせていただくようにいたしますので、厚く御礼を申し上げながらごあいさつにさせていただきます。先生方の次の選挙、どうぞ御当選なさいますようにお願いを申し上げて、新市の発展も御期待申し上げて、ごあいさつにさせていただきます。本当にこういう機会をいただきまして光栄でございます。ありがとうございました。皆さんに感謝申し上げます。ありがとうございます。(拍手)



○議長(神尾幸議員) 富塚市長におかれましては、旧鶴岡市時代を含め、5期18年の長きにわたり鶴岡市行政のトップとして、一意専心、本市の発展のために昼夜を問わず奔走され、市町村合併や学術産業都市の構築を初め、森林文化都市の創造、健康福祉都市の形成など、枚挙にいとまないこの御功績を上げられました。このことは、本市の市政、市に大きな足跡を残すものであり、心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。

  富塚市長の今後一層の御健勝、御多幸を心から御祈念申し上げます。本当に長い間ありがとうございました。





△閉会





○議長(神尾幸議員) 以上をもちまして平成21年9月鶴岡市議会定例会を閉会します。



   (午後 1時56分 閉 会)