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山形県 山形市

平成17年厚生委員会( 9月22日)




平成17年厚生委員会( 9月22日)





厚生委員会





 
日   時   9月22日(木) 9時00分〜10時02分


場   所   第3委員会室


出席委員    五十嵐吉信,小野 仁,石沢秀夫,須貝太郎,渡辺ゆり子,


        鈴木善太郎,小野寺建,加藤 孝


欠席委員    長瀬洋男


当局出席者   環境部長,清掃管理課長


委員長席    五十嵐吉信


協議事項    1.山形広域清掃工場建設事業について


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1.山形広域清掃工場建設事業について


 清掃管理課長から,別紙資料に基づいて報告を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   この事業に,これまでどのくらいの経費をかけてきたのか。


○清掃管理課長   環境アセスメント,建設のための道路設計,現況測量,会議費,事務費,人件費を全部合わせると,約4億3,000万円である。


○委員   どういう努力をしてきたのか。反対の動きを静観してきただけなのか。


○清掃管理課長   平成13年3月に立地場所を決定して以来,22回ほど地元と正式な会合を持ち,非公式な打ち合わせも行ってきた。半郷地区は,蔵王半郷町内会総代名で地元からの誘致があった地区である。蔵王半郷町内会は,蔵王半郷第一・蔵王半郷第二・蔵王半郷第三南・蔵王半郷第三北の町内会から構成されており,清掃工場用地から半径600m以内の世帯の約38%を占めていた。このほかに蔵王半郷第四町内会があるが,そこは蔵王半郷町内会には入っていない。建設反対の署名活動は,主に蔵王半郷第四町内会と,上山市金瓶地区で行われた。立地場所の決定時から反対があったが,管理者会議で正式決定された。反対はあるが,地元の意見を計画に反映させて理解を得る,という判断だった。搬送性に優れ,処理施設に対しての認識が高い地区だった。


○委員   努力が足りないのではないか。これまで多額の経費をかけて,建設が遅れて,この責任をどう考えているのか。


○環境部長   申し訳ないと思っている。ただ,これまで関係者は最大限にがんばってきたと思う。反省すべき点は反省して,今後に生かす。なるべく早く適地を探したい。


○委員   反対すればできないという前例となる。職員に粘りが足りない。


○委員   今は強行できない時代だ。すっきりしない気持ちはあるが,広域事務組合議会でも了承されたのなら,受けとめるほかない。


○委員   賛成者もいたはずだ。そちらにはどう説明するのか。


○清掃管理課長   半郷地区の方々には,できるだけ早い時期に,広域事務組合の正副管理者である4首長が出向いて経過説明する予定である。


○委員   立地場所を検討した委員会の方々には説明するのか。


○清掃管理課長   十分に経過を説明する。


○委員   立地場所を公募し,3月までに決定するというが,見通しはどうか。


○清掃管理課長   時間は限られているが,広域事務組合と連携してわかりやすい資料を作り,理解を得ていきたい。


○委員   こういった施設の建設は,特に慎重に進めるべきではないか。


○清掃管理課長   新たな清掃工場は,ダイオキシンの問題はもちろん,騒音問題もないくらいの施設だ。しかし,半郷地区では今までの長い年月の不信感の蓄積があって,これを払拭したかったが,なかなか話し合いの入口にも入れなかった。建設を目指す清掃工場は,安全性が高く,公害もない施設であることをわかりやすく説明していきたい。


○委員   公募に手を挙げるには,地域全体としての誘致が必要なのか。


○環境部長   詳細はこれからだが,地権者の同意,近隣住民の同意はある程度は必要になると思う。なお,余熱利用施設の例なども,十分に示していきたい。


○委員   今までは高い土地を買おうとしていた。もっと安い土地がある。十分検討して進めるべきだ。


○環境部長   公募もするが,それと合わせて今まで検討した7候補地についても再検討する。


○委員   公募を安易に考えるべきではない。先の見通しをきちんと持つべきだ。2場方式も検討するとなっているが,今の半郷清掃工場を大規模改修したり,建て替えたりすることはあるのか。


○環境部長   新しい清掃工場を建設することが基本だ。今の施設を大規模改修することは考えていない。


○委員   立地場所の検討委員会は公開だった。当時は,半郷は反対者が少ないという理解だったと思うが,その把握が間違っていた。管理者会議で決めた経緯は不透明だった。今度は,最初にボタンを掛け違わないようにしてほしい。どこに決めるにしても,市民全体として,清掃工場は必要だ,ごみは減らすべきだという意識を持つ必要がある。


○委員   選定にあたって,手続き上の問題はなかったと確認したい。


○環境部長   なかった。


○委員   余熱利用施設などの規模の大小によって,他の事業にしわ寄せが起きる可能性はないか。


○環境部長   余熱利用施設を考えてはいるが,各市町の厳しい財政事情についても十分に考える必要がある。


○委員   ごみは資源,という考え方が必要だ。この視点で,現在行っている施策のほかに考えはないか。


○清掃管理課長   ごみ処理は各市町村で責任をもって行うものだが,2市2町の担当課長で協議する場もある。資源化する視点で,生ごみに対処する検討をし,できれば18年度にモデル事業を立ち上げたい。本市で行っている雑がみ回収の実績は予想を下回っており,もっと理解をもらう努力をする。新清掃工場が稼動するまでは,まだ時間があり,稼動する時点が処理量のピークになるようにしたい。新清掃工場の現在の計画では1日あたり375トンの規模だが,ごみ減量の施策によって,これを減らすことを検討し,建設とランニングのコストを下げたい。


○委員   ごみの有料化も真剣に検討する必要があるのではないか。現状では,ごみを減らす努力をしている人と,していない人の差がない。ごみを出す人みんなが応分の負担をするべきだ。


○清掃管理課長   当然に議論が必要だ。方法や時期などについて検討していく。


○委員   選考過程に不透明な部分があって,そこが反対運動につながったことを厳しく受けとめて,今後に生かすべきだ。同じ間違いをしてはならない。


○委員   公募の方法を慎重にしないと,いろんな問題が起きてくる。


○委員   場所の選定をあえて今年度とするのは,当てがあるのか。


○環境部長   公募による場所に限るのではなく,かつての7候補地が4年たってどうなのかも精査する。極力3月までに選定できるように努力する。