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山形県 山形市

平成17年建設委員会( 9月16日 建設分科会・決算)




平成17年建設委員会( 9月16日 建設分科会・決算)





建設委員会


建設分科会(決算)





 
日   時   9月16日(金) 10時10分〜17時03分


場   所   第5委員会室


出席委員    高橋 博,長谷川幸司,阿部典子,菊池文昭,斎藤武弘,


        加藤賢一,酒井靖悦,枝松昭雄,尾形源二


欠席委員    なし


当局出席者   建設部長,都市開発部長,下水道部長,水道部長,関係課長等


委員長席    高橋 博,長谷川幸司


審査事項    1.議第61号  平成16年度山形市一般会計及び特別会計歳入


                 歳出決算認定について


        2.議第62号  平成16年度山形市水道事業会計決算認定につ


                 いて


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1.議第61号  平成16年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について


〈建設部関係〉


 〇一般会計歳出 第8款土木費 第1項土木管理費


  (建)管理課長及び建築指導課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   沼木の建設残土処理場の現状と今後の考え方について伺いたい。


○(建)管理課長   16年度末で残土の搬入は終わっている。今後の土地利用については,現在,全体計画を庁内で検討している。


○委員   がけ地近接等危険住宅移転事業の対象となっているものは何件あるのか。また,同事業は仕事の検証システムにおいて評価Cランクだったことを受け,今後どのように考えているのか。


○建築指導課長   現在,75件が移転の対象となっているが,移転できない理由として住み慣れた土地への思い入れや金銭の問題などさまざまあるようである。年間で1件から2件の方にしか移転してもらえてない状況ではあるが,着実に移転していただくように指導している。また,来年度から市の窓口を防災安全課一本にしていくことで現在検討している。


○委員   持ち家住宅建設資金貸付事業は16年度で終了しているが,その主な理由は何か。


○建築指導課長   現在は金利が低く市中銀行との貸付利率があまり変わらくなってきた。また市から借りてもその限度額が少なく返済期間が短いことなどから,結局,銀行からも借りなければならなくなる。それらのことから,民間金融機関のみで借りる人が増えてきており,この制度に対する需要が減ってきたためである。





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第2項道路橋りょう費(第1目,第2目)


                第3項河川費


 〇一般会計歳出 第11款災害復旧費 第2項公共土木施設災害復旧費(第2目)


  河川道路整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   洪水ハザードマップの使い方を誤解している市民も多い。もう少し使い方の指導をしていく必要があると思うがどうか。


○河川道路整備課長   洪水ハザードマップの地区説明会は一通り終了した。昨年の新潟豪雨,福井豪雨後の説明会には市民の関心も高まり,人も集まったし,質問も増えた。ただ,洪水ハザードマップを安全地図ととらえている市民も多く,あくまで洪水の際の避難の目安として作成したものであることを理解してほしいと思っている。今後は正しく使ってもらえるようさらなる啓蒙に努めていきたい。


○委員   野呂川の河川改修は完了したが,水の流れる時期の整備の仕方でその川をどう生かすかが決まってくる。川をきれいに利用していくように啓蒙していくべきだと思うがどうか。


○河川道路整備課長   野呂川には野鳥も多く集まってきており,蛍を増やす取り組み等も行っている。これからもっと利用されていく川だと考えている。ただ野呂川の管理は県の管轄になるので,県に内情を訴えながら,関係団体等とともに啓蒙に努めていきたい。





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第2項道路橋りょう費(第3目,第4目)


 〇一般会計歳出 第11款災害復旧費 第2項公共土木施設災害復旧費(第1目)


  道路維持課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   除雪において,特に細い生活道路等はもともと除雪車が入りにくい上,除雪後も除雪した雪でますます道幅が狭くなり,さらに入りにくくなる。除雪だけでなく排雪もできるよう予算を確保してはどうか。


○道路維持課長   過去3年連続して豪雪対策本部ができるほどの大雪で除雪には大変苦労している。生活道路等には狭い箇所が多く,雪もなかなか解けにくい。この3年間は豪雪対策本部が設置され排雪も行っているが,通常は莫大な費用がかかるので排雪までは行ってない。今後は通常時でも交差点等の排雪も課題として検討していきたい。


○委員   放置自転車に対し,どのような対策を講じているのか。


○道路維持課長   山形駅東口,西口の一部には,放置禁止区域を設けて,即撤去できるようにしている。それ以外の地区は即時撤去ができないためそのまま放置された状態である。放置自転車の多い地区には駐輪場の付置義務条例等の対応も検討したが,土地が狭いことなどから賛同を得られなかった経緯もある。さらに卒業・入学の時期には各高校へチラシを配布し,自転車を放置しないよう呼びかけている。また,防犯登録や学校名のシールが貼ってある自転車については,持ち主を調査し連絡も行って対応している。


               休 憩  12時04分


               再 開  13時05分





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第6項住宅費


  住宅課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   薬師町住宅の建て替えを行っているが,新しい住宅へ移り住む人の動向はどうなっているのか。また,銅町住宅の現状はどうなっているのか。


○住宅課長   薬師町住宅178戸のうち,銅町に118戸分を建設した。銅町住宅は薬師町住宅から移ってきた方々を入れてもいっぱいにならず,新規の募集も行った。また,現在建設している新しい薬師町住宅は60戸であるが,予想される入居者は31世帯であり,残りの一般住宅24戸,シルバー住宅5戸については募集を行う予定である。


○委員   市営住宅の家賃滞納率は15年度より高くなってきているとのことだが,滞納者に対しては,滞納処理にかける人件費等の費用と滞納者に退去してもらうためにかける訴訟等の費用とではどちらが安く済むのかという考えもあるが,悪質な滞納者には差し押さえや強制退去も視野に入れ厳格に対応すべきだと思うがどうか。


○住宅課長   さまざまなケースあり,滞納しているから即退去とはいかず,仕事量のわりに実績が上がらない状況である。法的措置については,一定基準をつくり現在も進めている状況であるが,同じ滞納者でも支払う意思があり分割納付している方については訴訟までは考えていない。





 〇駐車場事業会計


  道路維持課長から説明を了承した。


  大要以上の後,議第61号の建設部関係については,全員異議なく認定すべきものと決定した。





〈都市開発部関係〉


 〇一般会計歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第1目,第3目)


  都市計画課長からの説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   以前から都市計画道路に指定されている道路で,なかなか事業が進まないところがある。今後どのように進んでいくのか。


○都市計画課長   都市計画道路に指定した当時と社会的にも状況が変わってきている箇所も出てきているので,関係機関等と協議しながら交通量配分調査等を行い,事業の見直し等も含め,今後検討していきたい。





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第2目,第8目)


  都市整備課長からの説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   優良建築物等整備事業で23階建てのマンションの1,2階部分については中心市街地の活性化のためにも商業施設を入居することで進められてきているが,現在の進捗状況はどうなっているのか。


○都市整備課長   1,2階部分のオーナーになって,テナントとして他に貸したいということで,いわゆるオーナーとしての引き合いはあるが,その部分に直接入って商売をしていきたいという話はまだないようである。市でもマンションを建設している業者にこれまで同様に業務施設の入居を要望しており,業者側でも努力しているようである。


○委員   今後,区画整理事業を予定している所はあるのか。


○都市開発部長   現段階では人口や産業の伸びも期待できる状況になく,面的な開発は難しいと考えている。今後は,現在区画整理を行っている区域について早急に完了できるように進めていかなければと考えている。





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第4目〜第6目)


  公園緑地課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   公園内の放置されている自動車はどのくらいあるのか。またこれはいつごろ撤去できるのか。


○公園緑地課長   放置自動車については8件ある。現在,ある公園内に違法な建築物があり,まずはその建物の撤去を優先させたいと考えている。放置自動車の撤去については早くて半年以上要する。


○委員   野草園の入園者数が近年減っているようであるが,その原因は何か。またこれだけ入園者数が少ないと野草園に勤務する職員の人件費さえもまかなえないのではないか。入園料を無料とし,その分の人件費を削減することも考えてみてはどうか。


○公園緑地課長   16年度は春先の残雪や天候の不順等の影響もあり,ゴールデンウィークに客足が伸びなかった。入園料を無料にすることについては,管理上難しいと思う。


○委員   霞城公園の案内板の色落ちが目立ってきており,修繕が必要だと思う。この機会に4カ国語の案内板を設置していくべきだと思うがどうか。


○公園緑地課長   状況を早急に調査し修繕していきたい。また,4カ国語の案内板については検討していきたい。


○委員   大きい公園については,多くのイベント等も開催されることから人の集まる機会も多い。そのため特にトイレの清掃等についてはしっかりしておいてほしいと思うがどうか。


○公園緑地課長   現在,霞城公園等の大きな公園については,清掃等を民間に委託している。公園を利用してもらう方には気持ちよく利用してもらえるよう今後もしっかり対応していきたい。





 〇一般会計歳出 第8款土木費 第4項都市計画費(第7目)


  新都市拠点整備課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   駅西区画整理地内の東原村木沢線沿いにまだ移転していない住宅がある。現在,どのような状況になっているのか。


○新都市拠点整備課長   平成15年度に仮換地指定を行い,これまでに何回も訪問しているが,なかなか会うことができず,会えても肝心な補償交渉に入れない状況だった。ところが,8月に入り,話し合いができるようになったため,18年度の事業完了に向け,9月中には合意が得られるよう努力していきたい。


               休 憩  15時26分


               再 開  15時40分





 〇区画整理事業会計


  関係課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   七日町南ブロックの区画整理の進捗状況はどうか。


○都市整備課長   山形証券の西側に2店舗あり,その方々のさまざまな事情により,移転に対して合意を得られていない状況になっている。理解を得られるよう努力していきたい。


   大要以上の後,議第61号の都市開発部関係については,全員異議なく認定すべきものと決定した。





〈下水道部関係〉


 〇一般会計歳出 第8款土木費 第5項下水道費


 〇公共下水道事業会計


  関係課長等から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   コンポストについて,製品の製造は委託料で行っているが,製品の処分はどうしているのか。


○浄化センター所長   製品については1トン当たり3,000円を市に納入してもらっており,16年度は雑収入として,352万9千円納入してもらっている。


○委員   下水道でいくか合併浄化槽でいくかを判断するには,市で要するコストを念頭において判断するとのことだが,市民個人としてのコスト管理を考えると,下水道でいくより合併浄化槽の方が有利な場合もある。また中越地震の災害状況を視察してきたが,下水道が災害にどこまで対応できるか疑問もある。住宅密集地以外の地域は下水道につなげずとも,もう少し弾力的な判断で,行政として合併浄化槽を認知していってはどうか。


○(下)建設課長   このたび国で地域再生整備計画というものを策定した。これは下水道,農業集落排水,合併浄化槽がそれぞれの役割を持って汚水処理施設を整備していこうとする計画である。山形市でもこれを受け,新設された汚水処理施設整備交付金を活用し,整備を図っていこうと考えている。


 大要以上の後,議第61号の下水道部関係については,全員異議なく認定すべきものと決定した。





2.議第62号  平成16年度山形市水道事業会計決算認定について


 経営企画課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   これまで14年度に作成した第2次水道事業基本計画に基づき事業を進めていると思うが,進捗状況はどうか。また,料金の見直しについてはどのように考えているのか。


○水道部長   社会情勢の変化に伴い,14年度に基本計画を策定した時と状況が変化し現状と合わなくなっている部分も出てきた。例えば,山寺簡易水道については,取水場からの導水管が面白山トンネル内を通っていることなどから,上水道への早期統合を図るべく,大森からポンプアップで整備する計画であったが,地元や関係機関と十分協議した結果,現在の簡易水道方式で施設改良を行うよう計画の変更を考えている。このようなことで,ある程度の見直しは行う必要があると考えている。また,水道料金については,基本料金と10立方メートルの基本水量の部分について,基本水量を使いきれず,割高感を持っている世帯が約3割もいることを考慮し,今後,基本料金の部分について見直しを検討していきたい。


 大要以上の後,議第62号については,全員異議なく認定すべきものと決定した。