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山形県 山形市

平成17年厚生委員会( 9月16日 厚生分科会・決算)




平成17年厚生委員会( 9月16日 厚生分科会・決算)





厚生委員会


厚生分科会(決算)





 
日   時   9月16日(金) 10時00分〜16時50分


場   所   第3委員会室


出席委員    五十嵐吉信,小野 仁,石沢秀夫,須貝太郎,渡辺ゆり子,


        鈴木善太郎,長瀬洋男,小野寺建,加藤 孝


欠席委員    なし


当局出席者   市民生活部長,環境部長,健康福祉部長,済生館事務局長,


        関係課長等


委員長席    五十嵐吉信


審査事項    1.議第61号  平成16年度山形市一般会計及び特別会計歳入


                 歳出決算認定について


        2.議第63号  平成16年度山形市立病院済生館事業会計決算


                 認定について


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◎議第63号  平成16年度山形市立病院済生館事業会計決算認定について


 (済)管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   患者数が入院,外来ともに減っているが,理由は何か。入院時のサービスや診療内容に不信感はないか。患者が減っているのに収益が上がるとすれば,職員の労働強化につながらないか。


○(済)管理課長   患者数の減の理由については,保険の自己負担分が増えて,全国的に受診が抑制傾向にあること,済生館では,地域のかかりつけ医との連携を進めていることなどが考えられる。新規の入院患者数は増えているが,在院日数が減っているために,延べの入院患者数が減っている。また,昨年度に2件の医療事故があって,その影響も考えられる。市民からの信頼の回復が,第一の重点目標である。診療内容の説明について,インフォームド・コンセントの視点から,治療スケジュールを患者に渡して説明し,患者の同意を得てから治療するなどの取り組みを進めている。職員のことについては,24時間体制なので厳しい職場ではあるが,これまでに看護師も増員してきている。


○委員   膠原病などの難病にはどう対応しているのか。退院を迫られた,などの苦情を聞いているが,丁寧に対応すべきではないか。


○(済)管理課長   済生館の医師は各学会の認定医であるが,より高度な治療が必要な場合には,大学病院などに紹介する場合もある。


○(済)事務局長   いろいろなご意見や行き違いがあった場合には,地域医療連携室や医療相談室などもぜひ活用してほしい。済生館は「期限を過ぎたら即退院」というような,そんな姿勢では決してない。医療側が話すことと,患者さんの受けとめ方に差があることも考えられ,「言葉を尽くす丁寧さ」が必要だと思う。


○委員   医者の官舎について,官舎が必要ならその意義をふまえた利用状況であるべきだ。官舎の状況はどうか。


○(済)管理課長   緑町に12棟の官舎があり,現在8棟に入居し,4棟が空いている。近年は山大の出身者が増え,自宅を持っている人も多い。


○委員   済生館の評判が良くない。医者が話を聞いてくれないとか,夜間に電話したら担当の医者がいないと言われたとか,いろんな話を聞く。市立病院としてどう考えているのか。


○(済)事務局長   市立病院に求められるのは,第一には「医療の質」であるが,同時に「あって良かった」,「来て良かった」と思われるような,親しまれる病院であることだと思う。館長も折に触れて,「思いやりの心」をもって患者に接するように,と話をしており,これからも市民の信頼に応える病院であるように努力していく。


○委員   「済生館は高度な医療をする所」という病院側の意識と,「市民の病院」という市民側の意識に,差があるのではないか。済生館のことをよく理解してもらう必要があり,地域医療連携室や医療相談室の機能がもっと発揮されるべきではないか。


○(済)管理課長   両方の室長は副館長であり,相談内容が病院のトップに直接伝わる体制になっている。


○委員   大地震への備えはどうか。


○(済)管理課長   現在の建物は,宮城県沖地震の後の昭和56年に出された新耐震設計に基づいて造られており,震度6でもひび割れが起きる程度である。ライフラインについては,自家発電は30時間分が可能であり,飲料水は1日分がある。トリアージの訓練,夜間の避難訓練も行っている。


○委員   医療費には消費税を見込んでいるのか。


○(済)管理課長   ほとんどの診療収入には消費税はかかっていないが,病院で薬や器具を買った時には消費税がかかる。その分は病院の持ち出しとなるため,非課税にすべきだと運動している。


○委員   低所得者に負担がかかるのは問題だ。済生館には責任がないが,この決算は認定できない。


○委員   予約時間に行っても診てもらえない。市民病院としての責任に欠けているのではないか。


○(済)管理課長   延べの患者数は減っても,患者さんへの説明や,紹介患者の紹介元への説明など,説明時間が多くなっているため,医者は変わらず忙しく,予約時間どおりに診ることができないこともある。済生館は比較的,予約時間どおりに受診できるほうだと言われているが,ご指摘を念頭に置いていきたい。


○委員   急性期病院としてスタートしたことで,このようになっているのだと思う。


○委員   未収金対策の現状と,企業債の借り換えについての考え方はどうか。


○(済)医事課長   支払いをうっかり忘れることもあるので,それを防止する必要がある。支払いが高額となる見込みの際には,入院中に,支払方法の相談に応じている。平成16年8月から,退院時に支払う制度にしており,効果があった。


○(済)管理課長   企業債の借り換えについては,企業債のうち,財政融資資金は繰り上げ償還ができないので,それができるように要望している。


○委員   医療機器等の高額な物品を購入する際の選定方法はどうか。価格の妥当性をどう把握しているのか。


○(済)管理課長   高額医療機器については,選定委員会を設けて候補機器の性能などを調べている。特殊なものは除いて競争入札としている。価格は,全国自治体病院共済会から最近の実勢価格を聞いて参考にしている。


○委員   自治体病院との比較ではなく,民間病院で購入する場合との比較はしているか。


○(済)管理課長   企業秘密もあって,民間病院での購入価格を把握するのは難しく,比較はしていない。


○委員   インターネットの活用など,いろんな方法で調査できるはずだ。購入価格を下げる努力をするだけで,かなりの経費を削減できる。管理部門ももっと努力すべきではないか。


○(済)管理課長   インターネットなどでも情報を集めて参考にしていきたい。


○(済)事務局長   薬品も含めた材料費の削減に努め,物品担当では努力している。医療機器は特殊な機器であり,企業秘密等もあり大変難しいと思われるが,民間との比較ができる手段があるとすれば,ぜひしていきたい。


○委員   企業としてもっと努力するべきだ。


○委員   院内にさまざまな委員会があるが,意見の吸い上げ方が足りなかったり,担当が替わって十分に機能しない面はないか。


○(済)管理課長   各委員会にはさまざまな職種の職員が入っている。できるだけ幅広い参加を得ていきたい。


 大要以上の後,議第63号について採決した結果,賛成多数で認定すべきものと決定した。





◎議第61号  平成16年度山形市一般会計及び特別会計歳入歳出決算認定について


〈市民生活部〉


 〇一般会計歳出 第2款総務費 第1項総務管理費(第8目,第10目)


  市民相談課長,市民課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第2款総務費 第3項戸籍住民基本台帳費


  市民課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。


               休 憩  11時58分


               再 開  13時00分





 〇一般会計歳出 第3款民生費 第1項社会福祉費(第7目)


  市民課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   本市での国民年金の納付率はどうなっているか。


○市民課長   平成16年度末で,全国平均は63.6%であるのに対し,本市では66.5%となっている。


○委員   市役所に担当課があった頃と比較してどうか。


○市民課長   市役所から移管する前の平成13年度末では75.6%なので,国に移管した後は下がっている。景気の動向や,フリーターが増えていることなどが影響していると思う。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第7款商工費 第2項消費者保護費


  市民相談課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   省資源・省エネルギー対策事業の執行額が8,000円となっているが,どんな内容だったのか。


○市民相談課長   消費者意識を啓発する講座の講師謝礼1名分である。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇国民健康保険事業会計


  国民健康保険課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   国民健康保険税を値上げした中で,4億円余の剰余金が出ているが,要因は何か。


○国民健康保険課長   黒字の内訳は医療分で3億3,000万円,介護保険分で9,000万円となっている。平成15年から改正したが,改正時点では予想できなかった収入があった。一つは,保険基盤安定繰入金の保険者支援分として15,16年度に3億2,000万円が入ったこと,さらに山形県国保連合会から,預託金の返還として1億5,000万円が入った。ただし,介護分については,単年度収支では平成16年度から赤字となっている。


○委員   国民健康保険での医療費の動向はどうか。


○国民健康保険課長   16年度の医療費は15年度に比べて9.5%の増となっている。平成14年10月から,老人医療の受給対象年齢が75歳以上に引き上がり,年約2,000名程度の70歳に達した前期高齢者が国保医療の該当者として増加している影響である。


○委員   見込みを厳しくしすぎて,税の引き上げ幅を大きくしすぎたのではないか。


○国民健康保険課長   改正当時に予期できなかった収入もあり,現在の黒字になっている。平成15年度から3カ年を見通して改正しており,先を見通すのは難しい面もあるが,改正は妥当なものであった。


○委員   滞納の状況はどうか。


○国民健康保険課長   滞納世帯は増加傾向にある。国保は助け合いの制度であることをPRし,収納率のアップに努めたい。


○委員   全国的に滞納が多い。国庫負担の引き上げが必要ではないか。


○市民生活部長   国でも議論されており,平成18年通常国会に提案が予定されている。市長会でも要望しており,今後とも働きかけていきたい。


○委員   滞納が多く,市だけの責任ではないが,加入者は非常に苦しい状況にある。決算は認定できない。


 大要以上の後,国民健康保険事業会計について採決した結果,賛成多数で認定すべきものと決定した。





 〇老人保健医療事業会計


  国民健康保険課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。


               休 憩  13時52分


               再 開  13時58分





〈環 境 部〉


 〇一般会計歳出 第4款衛生費 第1項保健衛生費(第7目)


  清掃管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   本市の一斉清掃の状況についてどう考えているか。


○清掃管理課長   春の一斉清掃と秋のクリーン作戦で清掃を行っているが,春のほうが参加が多い。秋はビン・カンを中心にお願いしているが,地域によっては道路・側溝なども,いろいろアイディアを出しながら行っていただいている。秋も一斉清掃として行ってもらえるように働きかけたい。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第4款衛生費 第2項清掃費


  清掃管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   一時期,ごみ集積所から古紙を持ち出す業者が問題となったが,その後の状況はどうか。


○ごみ減量推進室長   平成15年の秋頃から,古紙の持ち去りが見られるようになり,市民からの目撃情報を元に車両を特定し,指導を行い,少しずつ効果が出ている。8月末現在では,前年比で3割ほど増えており,古紙の持ち去りは減少している。


○委員   し尿収集業者に転廃業の助成をしているが,今どのような状況にあるのか。


○清掃管理課長   山形清掃衛生協同組合を含む11許可業者のうち,10業者が廃業し,現在は衛生協同組合とし尿収集の業務委託をしている。収集量の減に伴い,組合でも車両数を減らしている。平成14年の時点でバキュームカーが28台あったのを,組合化に伴い15台とし,さらに17年度からは13台としている。


○委員   矢口クリーンセンターの跡地はどうなっているか。


○清掃管理課長   敷地は広域事務組合の財産となっている。建物は閉鎖されて,現在は使われていない。


○委員   防犯上の問題等が起きないように,しっかり管理してほしい。


○委員   ごみの発生量を平成29年度までに約5%削減する目標だったが,すでに16年度で達成した。一方で,再生利用率の向上と,最終処分量の削減は見通しが厳しいと思うが,どう取り組んでいくのか。


○清掃管理課長   家庭系ごみの減量化について,今までの目標はすでに達成したので,今後は新たな目標値を設定して取り組んでいく。再生利用率の向上は大変難しいが,生ごみの減量などの取り組みをもっと広げる必要がある。また,事業系ごみの削減についても,具体的な指針を持って取り組んでいく必要がある。


○委員   町内会でごみ集積所を管理しているが,よその地区からクルマで来てごみを置いていき,しかもルールが守られていないのでいつまでも放置されていることがある。また,集積所を移動してくれと言われるが,受け入れ先がない。ごみ集積所はあくまで町内会で管理するのか。行政としての指導はどう考えているのか。


○清掃管理課長   ごみ集積所は市内に約4,000カ所あり,設置場所がなかなか見つからないなど,いろんな問題がある。町内会の役員の方が大変だという実態はいろいろ聞いている。山形市環境保健推進協議会と連携をとりながら,改善に取り組んでいく。


○委員   古タイヤや自転車などを捨てられて,町内会で経費を負担して処分しているが,それにも対処してくれるのか。


○清掃管理課長   どうしても集積所にごみが残ってしまうような場合,地域の環境保健推進協議会役員の連絡により,清掃管理課で処分している。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第4款衛生費 第3項環境保全費


  環境課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   アスベスト問題への対応の体制はどうなっているのか。


○環境課長   庁内11課で構成する連絡対策協議会で対応している。環境課は市民の相談窓口を担っている。主管課は防災安全課で,これまで2回会議し,情報の共有化を図っている。


○委員   太陽光発電への助成は今後も継続するのか。


○環境課長   新エネルギー財団の補助は今年までだが,今年から村山総合支庁の地球温暖化対策協議会の補助が始まっており,県の補助が継続されれば本市も続けていきたいが,現在は未定である。


○委員   なるべく今までどおり継続できるようにしてほしい。


○委員   会費を支出している「におい・かおり環境協会」とは,どのような団体か。


○環境課長   東京に本部がある社団法人で,におい・かおりに関する測定技術の研修や,悪臭の苦情に対応する専門家を育成する研究機関である。


○委員   ISO14001の関係で委託料を支出しているが,具体的にはどんなことをしているのか。


○環境課長   毎年の定期審査,3年ごとの更新審査をしてもらっている。本市では認証3年目を迎え,今年度に更新審査がある。また,職員対象の研修を行うための経費である。


○委員   ISOの認証は良いことだが,けっこう金がかかる。委託先は今の団体でなければいけないのか。


○環境課長   JQA・財団法人日本品質保証機構の審査を受けている。審査機関は国内に50近くあるが,現在の審査機関は行政機関が数多く審査を受けており,引き続き現在の審査機関にお願いしたい。


○委員   入札すれば,もっと安くできるのではないか。


○環境課長   自治体の中にはISO14001の認証を受けること自体を見直し,例えば自治体同士で環境を守るためのルール化をするなど,認証以外の方法で目的を果たそうという動きもある。今後,審査機関の見直しも含めて,いろんな方法を検討したい。


○委員   ISO14001の導入で,どのくらい経費を削減できたのか。メリットはどうだったのか。


○環境課長   平成13年と16年の光熱水費を比べると,市庁舎だけで1,400万円,市の施設全体でおおよそ4,000万円を削減できた。また,認証を受けることで,環境先進都市としての姿勢を示すことができたし,民間事業所への波及効果もあった。


○委員   認証を全施設に広げるべきではないか。


○環境課長   現在,小・中学校,山形商業高校,済生館は対象から除いており,それ以外の市の施設はすべて認証を受けている。学校については,ISO14001の規格にとらわれない独自の学校版ISOへの取り組みなどについて教育委員会と話をしており,先生と子どもたちを中心とした環境教育全般についての自主的な取り組みに期待している。済生館については,病棟での温度管理を一律にできないなどの問題がある。済生館の事務分室については,市庁舎に準じた形で対応している。


○委員   有害鳥獣の駆除についての所管はどうなっているか。


○環境課長   クマについては,生命に危険が及ぶ場合は市の許可でできる。ムクドリやカラスは,申請があれば市で許可できる。サルは県の許可である。


○委員   ニュータウン整備の影響か,ハクビシン,シカ,タヌキが里におりてきている。市で対応してくれるのか。


○環境課長   農協などから駆除の申請が来ている。被害状況に基づいて,許可を行う。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。


               休 憩  15時08分


               再 開  15時17分





〈健康福祉部〉


 〇一般会計歳出 第3款民生費 第1項社会福祉費(第1目〜第6目)


  関係課長等から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   ふれあいバスの利用は,どこに申し込むのか。


○生活福祉課長   生活福祉課管理係で受付している。2カ月前から受付し,空いていれば貸している。


○委員   ある地区で,民生委員の団体で申し込んだが受付してくれず,社会福祉協議会の人に頼んで申し込んだら受付されたと聞いた。これについてどうか。


○生活福祉課長   聞いている範囲ではそういうことはないが,今後とも職員に対し,ていねいな対応を指導していく。


○委員   シルバー人材センターの事業で,高齢者が仕事をがんばることで一般の業界の仕事に影響が及んでいると聞いた。どう指導しているのか。


○高齢福祉課長   建設業のことと思うが,全国的に問題となっている。社団法人全国シルバー人材センター事業協会で指導を行っている。


○委員   老人クラブが減っているが,地域でのつながりや,安否の確認という点からも老人クラブは大事であり,今後とも育成していくべきではないか。


○高齢福祉課長   世話役をする人が高齢化し,引き継ぐ人がいなかったりして,老人クラブの数が減少傾向にあるが,なんとか大切にしていきたい。


○委員   在宅介護支援住宅改修事業について,小規模な改修でも1回使ってしまうともう利用できない。補助金の上限を下回った場合,利用回数を2回くらいにできないか。


○高齢福祉課長   補助の上限額は平成17年度から30万円であり,ほとんどの例で上限近くまで使われていると考えられるが,なお調査したい。


○委員   福祉のまちづくり推進事業について,山寺地区がモデル地区に選ばれたが,その後,他の地区への広がりがない。これについてどうか。


○生活福祉課長   県の補助事業で山寺地区がモデル地区となって,地元の社会福祉協議会,観光協会などの協力のもとに,福祉と観光がドッキングした形で計画が作られた。しかし県の事業が単年度のもので,他の地区への広がりがない状況である。地域福祉計画に今年度着手するので,その中で検討したい。


○委員   ねたきり老人等介護者激励金について,現在の3万円を引き上げてほしいという要望はないか。


○高齢福祉課長   3万円で少ないとは聞いていない。ありがたいと言われている。


○委員   以前は県からの支給もあって7万円だった。県に復活を働きかけるべきだ。この制度はぜひ継続して,より充実してほしい。


○委員   あたご荘について委託料として2億2,000万円を支出しているが,市の実質的な持ち出しはどのくらいか。


○高齢福祉課長   平成16年度については,国,県,市からの措置費,入居者負担金,他市町からの委託費があり,本来はその中で経費を賄うべきだが足りない。市の持ち出しとしての負担は3,600万円くらいであり,民間で事業を実施する場合は,民間施設給与等改善費が自治体から交付されるので,実質差額は3,000万円程度である。


○委員   持ち出し部分の今後の見込みはどうか。


○高齢福祉課長   これから市社会福祉事業団に指定管理者の指定をする予定であり,指定期間の5年の間に,持ち出し分をまかなえるような目標設定に基づいて,経営改革が必要だと考えている。


○委員   その5年をもっと短縮すべきである。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第3款民生費 第2項児童福祉費(第1目〜第5目)


  児童福祉課長,児童施設課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第3款民生費 第3項生活保護費


  生活福祉課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第4款衛生費 第1項保健衛生費(第1目〜第6目)


  健康課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   健康づくり運動普及推進協議会とは,どんな団体か。


○健康課長   地域での健康づくりボランティアである食生活改善推進協議会と同様に,健康運動の普及を主として,生活習慣病の予防などのボランティア活動を行う団体である。


○委員   ここへの補助金も減らしているのか。


○健康課長   ボランティア活動でもあり,減額していない。


○委員   市内の公衆浴場の,現在の状況はどうか。


○健康課長   公衆浴場山形地区組合に属している浴場は現在3つあり,だんだん利用が減ってきている。1施設あたりの利用者は,年間で1,000人台から2,000人台である。


○委員   利用者が1日あたり3人程度という所もある。料金はいくらか。


○健康課長   大人300円である。


○委員   公衆浴場がこれまで一定の役割を果たしてきたことは理解するが,見直すべき点は見直さなくてはならない。組合に対する市の補助は,今後とも継続していくのか。


○健康課長   各施設では利用者が減って経営が厳しく,後継者の問題もある。市の補助は18年度で廃止する方向で,各施設の管理者に話をしている。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第4款衛生費 第4項上水道費


  健康課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第5款労働費 第1項労働福祉費(第3目)


  児童施設課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇一般会計歳出 第10款教育費 第5項幼稚園費


  児童福祉課長の説明を了承し,全員異議なく認定すべきものと決定した。





 〇介護保険事業会計


  介護保険課長から説明を受けた後,質疑に入った。主な内容は次のとおり。


○委員   歳入のうち,介護保険料の第1号被保険者保険料の収入未済額はなぜ出てくるのか。


○介護保険課長   年金外の普通徴収の納付書による未納者から発生するものである。


 大要以上の後,全員異議なく認定すべきものと決定した。