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山形県 山形市

平成17年産業文教委員会( 7月19日)




平成17年産業文教委員会( 7月19日)





産業文教委員会





 
日   時   7月19日(火) 10時09分〜10時40分


場   所   第4委員会室


出席委員    斉藤栄治,折原政信,遠藤和典,今野誠一,鑓水一美,斎藤淳一,


        高橋啓介,渡辺弥寿雄,峯田豊太郎,佐藤 稔


欠席委員    なし


当局出席者   商工観光部長,農林部長,教育長,教育部長,


        教育委員会管理課長,商工課長


委員長席    斉藤栄治


審査事項    1.議第58号  小学校児童用机・イスの購入について


        2.報告事項


        (1)「アルカディアソフトパーク山形」に係る企業の民事再生計


           画について


        3.その他


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1.議第58号  小学校児童用机・イスの購入について


 教育委員会管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   指名競争入札にあたって,何社を指名したのか。


○(教)管理課長   9社を選定した。


○委員   昨年から6年間で導入する計画であり,毎年入札することによりメーカーが代わることも考えられる。機種選定の経過を聞きたい。


○(教)管理課長   機種選定委員会を開催した。メンバーは,東沢小学校長を委員長とし,校長会から2名,教頭会から3名,養護部会から3名,事務部会から3名,スポーツ保健課から1名で構成している。昨年度,ホートク,アイリスチトセ,コクヨの3社を選定した。昨年度選定から漏れた2社については,欠点の改良が見られないので,今年も選定から除外し,昨年と同じ3社の機種から選定した。


○委員   メーカーは昨年と同じか。


○(教)管理課長   昨年度はアイリスチトセで,今年はホートクである。


○委員   機種選定委員会に,昨年導入した学校の現場関係者は入っているのか。


○(教)管理課長   昨年度導入した学校関係者は入っていない。選定にあたっては,昨年度交換した各学校で使い勝手や欠点等のアンケートをとりながら選定委員会に諮っている。


○委員   使い勝手や現場の声を反映して,昨年度の使い勝手の悪いところをクリアした機種選定になっていると期待している。特に,昨年のメーカーのイスは,足のキャップ部分の材質が悪く,床のタイルがキズがついて汚れると聞いている。これ以上汚れないような改良はできるのか。


○(教)管理課長   昨年度交換した7つの小学校すべてから,床が黒くなるとの指摘があった。教育委員会で調べたところ,Pタイルとイスのポリプロピレン製の樹脂キャップが擦れて,摩擦熱が発生し,ほこり,消しゴムのかす,鉛筆の芯などがPタイルの傷の中に擦りこまれて黒くなるようである。今回は摩擦熱の発生を防ぐためフェルト製のキャップにしているので,昨年度よりも単価が上がっている。なお,Pタイルが黒くなる現象については,メーカーを呼んで,調査改を依頼しており,その調査結果を待って,善処策を考えていきたい。なお,Pタイルについては,掃除してワックスかけをすることで改善が認められている。


○委員   導入する学校の順番はどのように決めているのか。


○(教)管理課長   昨年,校長会と相談して,順番は抽選で決めている。昨年度は,鈴川小学校,蔵王第一小学校,南山形小学校,滝山小学校,高瀬小学校,山寺小学校,大郷小学校の7校を交換した。


○委員   昨年の委員会記録を見ると,6年間の計画である。教育の機会均等の立場から3年間に短縮できないかとの意見があったと思うが,それに対応する部分の考え方はどうか。


○(教)管理課長   なるべく早くやりたいと思っている。昨年の委員会での意見もあり,当初予算を増額して要求したが,平成17年度は我慢してほしいと言われた。財政状況を見ながら,前倒しできる場合はしていきたい。


○委員   抽選で決定するのも止むを得ないが,南沼原小学校や東小学校などいろいろ負担されている部分への配慮も必要ではないか。十分に検証してもらいたい。


○委員   交換された机・イスは廃棄処分されることになると思うが,中には十分使えるものとそうでないものがあると思う。今年度の見込みについてどう考えているのか。


○(教)管理課長   新たな固定式の机・イスの購入は考えていない。今回の交換に際して,十分に使えるものはリユースしていく。各学校から希望をとりながら,必要な台数を運び,使ってもらう考えである。残りは廃棄処分となるが,リサイクルを念頭において処分していきたい。処分費用として,リサイクルセンターへの運搬費130万円を当初予算に計上している。


  大要以上の後,全員異議なく同意すべきものと決定した。





2.報告事項


(1)「アルカディアソフトパーク山形」に係る企業の民事再生計画について


  商工課長から,次のような説明があった。


 平成12年1月に地域振興整備公団と「アルカディアソフトパーク山形」の用地売買契約を結び,同年8月から操業開始した株式会社カヤバについては,山形市企業立地促進条例に基づき,15,984千円の用地取得助成金を交付している。


 株式会社カヤバは,昨年7月に民事再生法による再生手続き開始の申し立てを行い,8月には社名を東北ナノテック株式会社に変更するとともに,本社を「アルカディアソフトパーク山形」から本市美畑町に移転し,「アルカディアソフトパーク山形」での操業を中止した。


 企業立地促進条例第9条の規定により操業開始後5年間の操業が義務付けられているとともに,操業休止等の届出もなされていなかったことなどから,交付の決定を取消し,助成金の返還請求を行っていた。


 東北ナノテック株式会社(旧商号株式会社カヤバ)の再生計画については,昨年9月に民事再生手続きが開始され,本年3月1日に本市の用地取得助成金をはじめとする債権額の確定がなされ,6月30日には山形地裁にて債権者集会が開催された。集会において,過半数を上回る債権者の同意があり,再生計画案は可決されたが,本市としては助成金の返還請求権を放棄することとなる債権の放棄は出来ないとの立場から,債権の弁済率を8%とする再生計画案には不同意とした。


 この7月4日には,山形地裁から東北ナノテック株式会社に対して,再生計画認可の決定が通知されており,今後は再生計画案に沿って再建が進められるが,弁済額・弁済方法等については,法的な手続きを経て,8月上旬頃に山形地裁から認可決定の確定が出され,確定することになる。





3.そ の 他


○委員   教育施設におけるアスベストの状況はどうなっているのか。


○(教)管理課長   小・中学校の断熱材,防音材にアスベストが使われていたが,昭和62年に,昭和51年以前に建設した非木造建築物について調査するような指示があり,15校を調査したところ,11校に使用されていることが判明した。急ぎ処理する必要があったことから,処理方法として,アクリル樹脂吹き付けによる封じ込め処理を昭和62年12月から63年3月までに実施した。その後,アスベスト使用の含有率の基準値が改正され,吹きつけロックウールも該当することになり,調査費用の予算化も含め,現在準備中である。封じ込め処理或いは除去することになるが,除去されたアスベストの焼却施設が県内に1箇所しかない。調査のうえ,処理方法を急ぎ検討したい。


○委員   表に出て見えるものだけでなく,どこにあるか分からない部分もある。健康にかかわる部分なので,予備費でも早急に実施してもらいたい。子どもが触ったり,穴が空いているところから飛散しているものもある。


○(教)管理課長   急ぎ調査して対処したい。アスベストの使用箇所としては,旧ボイラー室であり,子ども達が直接入れるところではない。万が一,あるような場合は立入禁止等の安全策を講じたい。


○委員   ボイラー室も含めて,働いている人の中で,病気になった話はあったのか。


○(教)管理課長   現時点での報告はない。