議事ロックス -地方議会議事録検索-


山形県 山形市

平成17年総務委員会( 7月19日)




平成17年総務委員会( 7月19日)





総務委員会





 
日   時   7月19日(火) 10時10分〜10時58分


場   所   第2委員会室


出席委員    遠藤吉久,丸子善弘,渡辺 元,後藤誠一,豊川和弘,佐藤義久,


        高橋嘉一郎,高橋伸行,宝沢啓輝


欠席委員    なし


当局出席者   総務部長,財政部長,企画調整部長,消防長,関係課長


委員長席    遠藤吉久


協議事項    1.議第59号  消防ポンプ自動車の購入について


        2.議第60号  工事請負契約の締結について(庁舎空調設備


                 (自動制御装置)改修工事)


        3.報告事項


        (1)山形市第7次総合計画の策定について


        (2)その他


     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


1.議第59号  消防ポンプ自動車の購入について


 警防課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   消防ポンプ自動車の購入はおおむね業者が決まっていて,適正な競争になっていないのではないかと懸念されるがどうか。


○警防課長   このたびは指名競争入札ということで,山形市内に大手ポンプメーカーの代理店があり,また,故障時に迅速なメンテナンス等が可能な技術者を有する業者を指名している。遍在とか周知をする嫌いもないわけではないが,消防としては,国の補助金に基づく技術的規格や装備,消防隊員の今まで蓄積した経験などをもとに使いやすさという面も十分取り入れて仕様書を作成し,管財課に入札をお願いしている。


○委員   第一義的には使い勝手は最優先すべきことであるが,競争入札しているから大丈夫ということではなく,他市の購入状況等も把握して対処してほしい。


○委員   指名業者は何社か。


○警防課長   3社である。


○委員   消防ポンプ自動車の購入に際し,国からの補助はどうなっているのか。


○警防課長   常備の消防ポンプ自動車については,昨年度から緊急消防援助隊の車のみが補助対象となっており,今回の購入に際しては,国からの補助はない。国の補助削減については,全国的にも大きな問題となっており,各団体等を通じて,国に対する要望活動を重ねているが,復活は難しい状況である。


○委員   今後も必要に応じ購入しなければならないものであり,財政状況も厳しさを増している中,地方6団体の問題として国に働き掛ける必要があるのではないか。


○財政部長   国の補助はどんどん先細りしており,常備の方は昨年度から補助対象外になった。非常備の消防ポンプ自動車は今年度,何とか補助対象に1台認めてもらったところである。補助されないものは起債を借り入れている状態なので,全国的な問題として,ぜひ国に対して働き掛けを行っていきたい。


 大要以上の後,議第59号については,全員異議なく同意すべきものと決定した。





2.議第60号  工事請負契約の締結について(庁舎空調設備(自動制御装置)改修工事)


 管財課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   冷房について庁舎各階で温度差が感じられるが,どのような理由によるものか。


○管財課長   庁舎各階の職員人数,来庁者数,OA機器数の違いや,機械の老朽化等により,各階で温度差が生じている。今回の工事で,より適正な温度管理を行うことができるようになる。


○委員   落札率はどうなっているのか。


○管財課長   約95%である。


○委員   今後は,入札・落札の情報について,資料を添付してもらった方が審査しやすいと思うがどうか。


○管財課長   建設部管理課と相談する。


○委員   落札率95%という数字は高いと思われる。談合の疑いが強くなると指摘しておく。


 大要以上の後,議第60号については,全員異議なく同意すべきものと決定した。





3.報告事項


(1)山形市第7次総合計画の策定について


  企画調整課長から,別紙資料に基づき報告があった。


○委員   これまでと人口構成なり時代が大きく変わっている中で,総合計画はこれから大事である。ここにある計画値や目標値などは,時代に合ったようなものにすべきである。現状に合わせた目標を設定していかないと,今までと同じようなやり方を踏襲していては,何も変わりなくなる。市民からの意見聴取やパブリックコメントはいいが,ライフスタイルが多様化し,ものの考え方のベクトルは個々人でそれぞれ違ってきている。行政がこうやりたいというしっかりとした指針をはっきり示した中で意見聴取していかないと,ただ聞くだけでは大変な作業をするだけで実を結ばないと思われるがどう考えるか。


○企画調整課長   このたびの市民との意見交換会や市民意識調査とデルファイ法による意見聴取では,まず課題の抽出についてお願いしたいと考えている。それをもとにして,素案を作りながらもう一度住民に対する懇談会等に入っていきたい。計画値を設けてやっていくやり方が,果たしてこれからもそれでいいのかという点については,十分反省しなければならない。今の総合計画については,10年間の期間を定めて,10年後の姿を見据えての計画であったが,現在考えている次期総合計画は,基本構想部分については目標年次を設定しないで,ある程度自治法の趣旨に基づくまちづくりの基本となるようなものを定めて,基本計画については5年間の中期計画という形で,総花的でないものにしていく考えである。


○委員   財政状況がこれからも厳しく,縮小していくという中で計画を考えなければならない。そういう状況の中でどう充実させていくかという視点での考えを前面に出していかなければ,行財政改革と矛盾しかねないと思う。





(2)そ の 他


  消防長から,7月4日に印役町地内で発生したガソリンスタンドからの軽油漏えい事故について予防課長から報告させる,との発言があり,予防課長から,次のような報告があった。


 [報告概要]


 漏えい事故が発生した日時は7月4日の午前7時50分で,場所は山形市印役町二丁目1番1号,東北石油株式会社所有ガソリンスタンドの敷地内に埋設してある長さ6.5メートル,直径1.44メートルの地下貯蔵タンクから,軽油5,970リットルが漏えいした。これにより,所有者側は営業を自主的に停止し,措置に当たるため専門業者を手配するとともに,地区内の地下水を利用していると思われる事業所に赴き,事故の説明を行っている。環境課では,下流域の地下水利用者に対して油漏れがあったことを伝え注意を促し,また,地下水に異常があった際には連絡をいただくよう広報を行っている。消防本部では,漏えいした油の早急な回収と発生原因の究明を図ることが先決であり,二次災害を防ぐため,敷地内のすべてのタンクから危険物の抜き取り作業と損傷タンクの掘り上げを指示した。5日の午前中でガソリンの抜き取り,及び,タンク内の可燃性ガスの除去を終了,同日午後から掘削作業を開始し,7日の午後10時にタンクの掘り上げを完了し,翌8日の朝から警察と消防の合同で検証を実施した。検証の結果,亀裂箇所は1カ所で,その場所はタンクの油量を量るために計量棒を垂直に差し込む計量口の真下で,一辺約10センチメートル四方の底の部分の鉄板の厚さが,タンク設置時の6ミリメートルから2.5ミリメートルへと半分以下に減少しており,その中心部に長さ7.5ミリメートル,幅3ミリメートルの亀裂が検分された。亀裂した原因は,当該事業所は昭和35年に地下タンクを設置して以来,しんちゅう製の計量棒による計測を行っていたが,計量棒がタンク底部に届く前に手を離していたため,45年間にわたる計量棒先端の落下衝撃でタンク底板がすり減り,また,内部及び外部からのさびによる腐食が複合し,亀裂に至った。本件事故の重大性から,当該ガソリンスタンドに対する使用停止命令のほか,同様の地下貯蔵タンクを保有している801事業所に対して,定期点検やタンクの漏えい検査の徹底,また,計量棒で油量を測定するタンクについては,自動的に油量を表示する液面計への変更や,計量棒そのものをタンクに損傷を与えない強化プラスチック製やアルミ製などに変更を促す通知を行った。また,立ち入り検査により施設の維持管理体制の強化を指導していくとともに,流出は現在のところ確認されていないが,環境課とともに引き続き現場下流域の水路及び馬見ヶ崎川のパトロールを実施しているところである。


○委員   軽油の回収は進んでいるのか。


○予防課長   馬見ヶ崎川のすぐ脇で,砂地なので地下に浸透してしまって,なかなか回収は難しい。環境課では現在,土壌の入れ替えを指導しているところである。


○委員   油を貯蔵する地下タンクは,何年くらいで交換しなければならないという法的規制などはないのか。


○予防課長   使用年数による制限はない。気密検査や漏えい検査を行って漏れが分かって,その漏れを補修できない場合には,法的に使用できないことになる。