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山形県 山形市

平成17年 6月定例会(第1号 6月 9日)




平成17年 6月定例会(第1号 6月 9日)





 
平成17年6月9日(木曜日)


〇出席議員(38名)


    1 番   斉 藤 栄 治 君      2 番   遠 藤 吉 久 君


    3 番   渡 辺   元 君      4 番   折 原 政 信 君


    5 番   小 野   仁 君      6 番   遠 藤 和 典 君


    7 番   丸 子 善 弘 君      8 番   長谷川 幸 司 君


    9 番   今 野 誠 一 君     10 番   阿 部 典 子 君


   11 番   石 沢 秀 夫 君     12 番   鑓 水 一 美 君


   13 番   菊 池 文 昭 君     14 番   斎 藤 淳 一 君


   15 番   後 藤 誠 一 君     16 番   須 貝 太 郎 君


   17 番   五十嵐 吉 信 君     18 番   斎 藤 武 弘 君


   19 番   渡 辺 ゆり子 君     20 番   高 橋 啓 介 君


   21 番   豊 川 和 弘 君     22 番   佐 藤 義 久 君


   23 番   高 橋   博 君     24 番   加 藤 賢 一 君


   25 番   鈴 木 善太郎 君     26 番   渡 辺 弥寿雄 君


   27 番   長 瀬 洋 男 君     28 番   峯 田 豊太郎 君


   29 番   高 橋 嘉一郎 君     30 番   酒 井 靖 悦 君


   31 番   枝 松 昭 雄 君     32 番   佐 藤   稔 君


   33 番   高 橋 伸 行 君     34 番   小野寺   建 君


   35 番   尾 形 源 二 君     36 番   宝 沢 啓 輝 君


   37 番   加 藤   孝 君     38 番   阿 部 喜之助 君


 ――――――――――――――――――――


〇説明のため出席した者


  市長       市 川 昭 男 君  助役      池 野 勇 男 君


  収入役      横 倉 明 雄 君


  総務部長     芳 賀 賢 二 君  財政部長    荒 井   満 君


  企画調整部長   瀧 井   潤 君  市民生活部長  鈴 木 正 人 君


  環境部長     安 達 重 晴 君  健康福祉部長  佐 藤   武 君


  商工観光部長   会 田 幸 雄 君  農林部長    榎 森 正 志 君


  建設部長     渡 辺   肇 君  都市開発部長  浅 沼 義 明 君


  下水道部長    飯 野 典 男 君  消防長     市 山 孝 弘 君


  済生館長     平 川 秀 紀 君  済生館事務局長 富 田   博 君


  水道事業管理者  岡 崎 教 雄 君  水道部長    小 関 幸 一 君


  教育委員長    逸 見   啓 君  教育長     大 場   登 君


  教育部長     城戸口 庄 悦 君  選挙管理委員長


                      職務代理者   佐 藤 章 夫 君


  選管委事務局長  駒 谷 修 二 君  代表監査委員  山 口 正 志 君


  監査委員事務局長 高 橋 保 雄 君  農業委員会会長 武 田 清一郎 君


  農業委事務局長  小 林 喜四郎 君


 ――――――――――――――――――――


〇事務局職員出席者


  局長       舟 山 政 紘


  総務課長     菊 地 利 一    議事課長    会 田 芳 男


  議事課長補佐   笹 原 信 之    調査係長    岡 崎 健 巳


  主任       常 盤   漢


 ――――――――――――――――――――


〇議事日程第1号


  平成17年6月9日(木)午前10時開議


第 1 会期決定


第 2 会議録署名議員指名


第 3 諸 報 告


第 4 議第45号 平成17年度山形市一般会計補正予算


第 5 議第46号 平成17年度山形市水道事業会計補正予算


第 6 議第47号 平成17年度山形市立病院済生館事業会計補正予算


第 7 議第48号 平成17年度山形市介護保険事業会計補正予算


第 8 議第49号 平成17年度山形市公共下水道事業会計補正予算


第 9 議第50号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計補正予算


第10 議第51号 工事請負契約の締結について(山形駅西土地区画整理事業十日町双


          葉町線道路舗装工事)


第11 議第52号 工事請負契約の締結について(公共下水道第6001工区(?2脱


          水機本体機械設備)工事)


第12 議第53号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の設定


          について


第13 議第54号 山形市市税条例の一部改正について


第14 議第55号 山形市手数料条例の一部改正について


第15 議第56号 山形市火災予防条例の一部改正について


第16 議第57号 山形市立学校設置条例の一部改正について


第17 報第1号 専決処分の承認について(平成16年度山形市一般会計補正予算)


第18 報第2号 専決処分の承認について(山形市市税条例の一部改正について)


第19 報第3号 専決処分の承認について(平成16年度山形市一般会計補正予算)


第20 報第4号 専決処分の承認について(平成16年度山形市区画整理事業会計補正


         予算)


第21 報第5号 専決処分の承認について(平成16年度山形市公共下水道事業会計補


         正予算)


第22 報第6号 専決処分の承認について(平成16年度山形市農業集落排水事業会計


         補正予算)


 ――――――――――――――――――――


〇本日の会議に付した事件


日程第 1 会期決定


日程第 2 会議録署名議員指名


日程第 3 諸 報 告


日程第 4 議第45号 平成17年度山形市一般会計補正予算


日程第 5 議第46号 平成17年度山形市水道事業会計補正予算


日程第 6 議第47号 平成17年度山形市立病院済生館事業会計補正予算


日程第 7 議第48号 平成17年度山形市介護保険事業会計補正予算


日程第 8 議第49号 平成17年度山形市公共下水道事業会計補正予算


日程第 9 議第50号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計補正予算


日程第10 議第51号 工事請負契約の締結について(山形駅西土地区画整理事業十日


            町双葉町線道路舗装工事)


日程第11 議第52号 工事請負契約の締結について(公共下水道第6001工区


            (?2脱水機本体機械設備)工事)


日程第12 議第53号 山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例の


            設定について


日程第13 議第54号 山形市市税条例の一部改正について


日程第14 議第55号 山形市手数料条例の一部改正について


日程第15 議第56号 山形市火災予防条例の一部改正について


日程第16 議第57号 山形市立学校設置条例の一部改正について


日程第17 報第1号 専決処分の承認について(平成16年度山形市一般会計補正予算)


日程第18 報第2号 専決処分の承認について(山形市市税条例の一部改正について)


日程第19 報第3号 専決処分の承認について(平成16年度山形市一般会計補正予算)


日程第20 報第4号 専決処分の承認について(平成16年度山形市区画整理事業会計


           補正予算)


日程第21 報第5号 専決処分の承認について(平成16年度山形市公共下水道事業会


           計補正予算)


日程第22 報第6号 専決処分の承認について(平成16年度山形市農業集落排水事業


           会計補正予算)


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◎午前10時 開議





○議長(阿部喜之助君) これより6月2日告示招集されました平成17年6月市議会定例会を開会し,直ちに本日の会議を開きます。


 出席議員は,定数に達しています。


 本日の議事は,日程第1号をもって進めます。


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◎会期決定





○議長(阿部喜之助君) 日程第1 会期の決定を行います。


 お諮りします。この定例会の会期は,本日から6月22日までの14日間といたしたいと思いますが,これにご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。


 したがって,会期は本日から6月22日までの14日間と決定しました。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(阿部喜之助君) 日程第2 会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員に,6番 遠藤和典議員,14番 斎藤淳一議員を指名します。


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◎諸報告





○議長(阿部喜之助君) 日程第3 諸報告を行います。


 監査委員から,すでに配布しております文書のとおり,4月に実施した定例監査結果が,地方自治法第199条第9項の規定により,報告されております。


 また,5月執行の例月出納検査結果が,地方自治法第235条の2第3項の規定により,議長あて報告されております。


 次に,市長から,すでに配布しております文書のとおり,平成16年度山形市一般会計予算繰越明許費,平成16年度山形市水道事業会計予算繰越,平成16年度山形市区画整理事業会計予算繰越明許費,及び,平成16年度山形市一般会計予算事故繰越について,地方自治法施行令第146条第2項及び第150条第3項,並びに,地方公営企業法第26条第3項の規定により,それぞれ報告されております。


 さらに,市長から,6月7日付で,山形市土地開発公社,財団法人山形コンベンションビューロー,財団法人山形市開発公社,財団法人山形市文化振興事業団,財団法人山形市健康福祉医療事業団,財団法人山形市スポーツ振興事業団,財団法人山形市水道サービスセンター,及び,社団法人山形市農業振興公社の経営状況を説明する書類が,地方自治法第243条の3第2項の規定により提出されております。


 なお,これら法人の経営状況については,6月20日に開催される全員協議会において報告を受けることになっております。


 次に,去る5月25日に開催された第81回全国市議会議長会定期総会において,30年以上在職議員として高橋嘉一郎議員,正副議長在職4年として枝松昭雄議員,10年以上在職議員として高橋伸行議員,鈴木善太郎議員,加藤賢一議員,石沢秀夫議員,高橋博議員,斎藤淳一議員が表彰されましたので,ご報告いたします。


 以上で報告を終わります。


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◎表彰状伝達





○議長(阿部喜之助君) 表彰された各議員には,心からお祝いを申し上げます。長きにわたり市政の健全な発展にご尽力くださいましたご功績に対し,心から敬意を表します。


 それでは,ここで表彰された議員の方々に,全国市議会議長会の表彰状の伝達をとり行います。


○総務課長(菊地利一君) ただいまより,表彰状の伝達を行います。お名前をお呼びしますので,演壇の前にお進みください。


 特別表彰30年以上在職議員,高橋嘉一郎議員。


○議長(阿部喜之助君)


     表  彰  状


       山形市 高 橋 嘉一郎 殿


 あなたは市議会議員として30年の長きにわたって市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。


  平成17年5月25日


         全国市議会議長会


          会長 国 松   誠 印


    〔拍   手〕


○総務課長(菊地利一君) 次に,正副議長4年以上在職議員,枝松昭雄議員。


○議長(阿部喜之助君)


     表  彰  状


       山形市 枝 松 昭 雄 殿


 あなたは市議会正副議長として4年の市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により特別表彰いたします。


  平成17年5月25日


         全国市議会議長会


          会長 国 松   誠 印


    〔拍   手〕


○総務課長(菊地利一君) 次に,10年以上在職議員,高橋伸行議員,鈴木善太郎議員,加藤賢一議員,石沢秀夫議員,高橋博議員,斎藤淳一議員。


○議長(阿部喜之助君)


     表  彰  状


       山形市 高 橋 伸 行 殿


 あなたは市議会議員として10年の市政の振興に努められその功績は著しいものがありますので第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。


  平成17年5月25日


         全国市議会議長会


          会長 国 松   誠 印


    〔拍   手〕


     表  彰  状


       山形市 鈴 木 善太郎 殿


     以下 同文


    〔拍   手〕


     表  彰  状


       山形市 加 藤 賢 一 殿


     以下 同文


    〔拍   手〕


     表  彰  状


       山形市 石 沢 秀 夫 殿


     以下 同文


    〔拍   手〕


     表  彰  状


       山形市 高 橋   博 殿


     以下 同文


    〔拍   手〕


     表  彰  状


       山形市 斎 藤 淳 一 殿


     以下 同文


    〔拍   手〕


○議長(阿部喜之助君) 以上で表彰状の伝達を終わります。


 この際,高橋嘉一郎議員から発言を求められておりますので,これを許します。29番 高橋嘉一郎議員。


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◎高橋嘉一郎君あいさつ





〔29番 高橋嘉一郎君 登壇〕


○29番(高橋嘉一郎君) このたび全国市議会議長会より表彰受賞いたしました。特別表彰,議員在職30年の私ごと高橋嘉一郎,正副議長在職4年の枝松昭雄議員,議員表彰議員在職10年の高橋伸行議員,鈴木善太郎議員,加藤賢一議員,石沢秀夫議員,高橋博議員,斎藤淳一議員を代表し,お礼のごあいさつを申し上げます。それぞれの市議会議員は,それぞれ市民の願い,市民の声を市政に反映させてきました。この尊い市民の声,願いの実現のために力になってくれたからこそ,長年の議員生活が実現をみていると言えると思っております。山形市政は市民のものであるという民主主義は当たり前のことではありますが,民主主義というのは一定の時間,歴史の積み上げによりまして前進するものだなという私ごと30年の議員生活の実感であります。


 私は,昭和50年に当選し,同僚議員は13名おりましたが今では私だけになりました。その点では,感慨深いものがあります。昭和50年という年はベトナム戦争が終わった年でもあります。大国アメリカは10年間にわたってベトナム侵略戦争を行い,第2次世界大戦の3倍の量の爆弾,ナパーム弾,枯葉剤などを使用したが,ベトナムの人民の力によって大敗した年でもあり,世界的に不況に陥ったのであり,山形市政の財政も逼迫したものとなっておりましたが,議員生活活動は悠長な状況というか,遅れておったというか,そういうことがたくさんありました。


 例えば,年4回の定例議会は同じだが,予算の常任委員会が終わる頃に年長議員が,「委員長」と発言。「だれそれ君」と。すると,「委員長,そろそろこの辺で中帳場をやってもいいんではないか」と提案し,ほとんどの議員は,「賛成賛成」ということで,「それでは今晩どこそこで中帳場をやります」と。こういうあんばいで,執行部も参加しまして,懇親会をやると。もちろん全額公費による懇親会で盛り上がる。今では市民が主人公,市民の目が光っていますので考えられないことが平然と行われていたものでした。


 もう1つこのごろ,つくづく思うし,今の政治のやり方,流れが逆行しているなと思われることがあります。それは低所得者またはお年寄りいじめの政治手法がどんどん進んでいるなということであります。お年寄りの集まりでは,今の日本の進んだ社会をつくるにあたって大きな力を発揮していただいたことと,常に持ち上げてはおきながらです。年金は年々引き下げられる。介護保険料は死ぬまで納めなきゃならない。しかも,上がる。税金では配偶者特別控除を廃止する。65歳以上の老年者控除を廃止する。その分所得が多くなりますので,税の高負担となる。特に,市の国民健康保険税がぐんと高くなる。今議会にも提案されております65歳以上で125万円まで所得のある方には非課税世帯でありましたが,これを段階的に廃止する。つまり,低所得者の高齢者に冷たい政治を次々と進めてくるもんだなと。これはおかしい政治の手法で逆さまだなということと,30年前には5,000万円以上の高額所得者は累進課税制でありまして,75%の税負担でありましたが,だんだん減税しまして,今では37%になっていると伺っております。この高額所得者の減税はそのままにして,高齢者や低所得者に対する負担増は,公平さを欠くもの。マスコミなどでも貧富の格差が大きくなっていると報道されるのも当然だなと思えてなりません。


 30年の議員生活を振り返って,二言三言述べましたが,最後に今回の受賞は市民のおかげ,議員の皆様方のおかげであると,同時に市民生活を背負って日夜奮闘してくれている執行部,職員の皆さんのおかげであることを,心から申し上げ,お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございました。


〔拍手〕


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◎議第45号ほか12件,報告6件





○議長(阿部喜之助君) 日程第4 議第45号から,日程第16 議第57号までの議案13件,及び,日程第17 報第1号から,日程第22 報第6号までの報告6件を,一括して上程します。


 この場合,提案者の説明を求めます。市川市長。


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◎提案理由の説明





〔市長 市川昭男君 登壇〕


○市長(市川昭男君) おはようございます。提出議案説明の前に一言申し上げます。このたび高橋嘉一郎議員,枝松昭雄議員,高橋伸行議員,鈴木善太郎議員,加藤賢一議員,石沢秀夫議員,高橋博議員,及び,斎藤淳一議員に全国市議会議長会からの表彰状が伝達されました。議員各位のこれまでのご功績に対し心から敬意を表し,お祝いを申し上げます。


 それでは提出議案の説明をいたします。


 本日,ここに6月市議会定例会を招集し,平成17年度一般会計補正予算をはじめ,諸議案を提出するにあたり,その大要についてご説明申し上げます。


 はじめに,現在の経済情勢等について申し上げます。


 本年5月の月例経済報告によれば,政府は景気については,一部に弱い動きが続くものの緩やかに回復しているとし,個人消費は持ち直しの動きが見られ,企業収益は改善していると判断しています。雇用情勢についても,厳しさが残るものの改善しているとしているなど,景気の先行きについては,回復が底堅く推移するものと見込んでおります。


 しかし,県内の経済動向は政府の景気見込みとは異なり,個人消費の動きや企業活動の改善状況が弱いなど,回復に向けての力強さが欠けております。本市においても,歳入の多くを占める市税収入の回復を期待することが難しいなど,依然として厳しい財政環境にあります。


 また,国によって進められている三位一体の改革においては,最終的な国庫補助・負担金の削減と,その削減に見合った税源移譲の動向が不透明な状況にある中で,地方自治体に対しては,より簡素で効率的な行政システムを確立するとともに,自立度の高い都市経営が求められております。


 本市といたしましては,こうした状況や今後の見通しを十分に踏まえ,創意工夫をもって,経費支出の効率化と財源の重点的かつ効果的な運用に徹しながら,市民生活の向上のための市政経営に取り組んでいく所存であります。


 このたび提案いたしました補正予算は,国の制度改正や市民生活に直結し,緊急を要する諸事業の経費を中心に編成したものであります。


 その第1は,健康福祉行政の推進であります。


 児童養護施設として,築後30年以上を経過した山形学園の改築を推進するため所要の予算措置を講じたほか,市民の安全・安心を確保する試みとして,初期救命に有効な自動体外式除細動器を設置する経費を計上したものであります。


 第2は,中央卸売市場の運営安定化であります。


 中央卸売市場につきましては,卸売業者のうち1社が倒産するという残念な事態となったところでありますが,その影響を最小限に止めるための対応に努めているところであります。今後における生産農家の意欲と農産物の安定供給を確保するため,業務を引き継ぐこととなった卸売業者の経営安定化に向けた予算措置を講じたものであります。


 第3は,職員厚生会に対する補助金の減額であります。


 職員厚生会の運営につきましては,市民各層からさまざまな意見を頂戴しており,今後のあり方等について検討をしているところであります。このたび職員厚生会から平成17年度の補助金について申請をしない旨の申し出があったことから,これを受け,当初,一般会計などに計上しておりました職員厚生会補助金について,減額措置を行おうとするものであります。


 その他といたしましては,国の制度改正により,水道事業会計及び公共下水道事業会計において,高金利市債の借り換えが可能となったことを受け,所要の予算措置を講じたものであります。


 以上がこのたびの補正の主なものでありますが,一般会計における補正総額は7,510万円となり,その財源といたしましては,国庫支出金及び前年度繰越金等を見込み計上したものであります。


 次に,事件決議及び条例関係の主なものについて,ご説明申し上げます。


 議第51号の議案は,十日町双葉町線道路舗装工事について,1億8,690万円をもって山形建設株式会社と請負契約を締結しようとするものであります。


 議第52号の議案は,浄化センター内の脱水機本体機械設備工事について,3億6,015万円をもって株式会社クボタ東北支社と請負契約を締結しようとするものであります。


 議第53号の議案は,地方自治法の規定に基づき,公の施設に係る指定管理者の指定手続きについて,必要な事項を定めようとするものであります。


 議第54号の議案は,地方税法等の改正に伴い,年齢65歳以上の者に係る非課税措置を段階的に廃止しようとするものであります。


 議第56号の議案は,最近の住宅火災による死者数が増加している状況を受けた消防法等の改正に伴い,個人住宅に対して住宅用防災機器の設置を義務づけようとするものであります。


 議第57号の議案は,蔵王みはらしの丘土地区画整理事業施行地区内に新たに小学校を設置しようとするものであります。


 次に,報告案件について申し上げます。


 報第1号及び報第3号から報第6号までの5件は,平成16年度一般会計ほか3特別会計における起債の借入限度額の変更に伴う所要の予算措置について,並びに,報第2号は,地方税法の改正に伴う本市市税条例の改正について,それぞれ専決処分をいたしましたので,地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告を申し上げ,承認を求めようとするものであります。


 以上が提出議案の大要でありますが,細部については,説明を省略した議案とともに予算委員会及び各常任委員会等において,関係部課長が十分に説明いたしますので,よろしくご審議の上,ご決議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(阿部喜之助君) 以上で提案者の説明は終わりました。


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◎質疑





○議長(阿部喜之助君) これより質疑に入ります。


 上程議案に対し,ご質疑ありませんか。11番 石沢秀夫議員。


○11番(石沢秀夫君) 職員厚生会に対する補助金の減額に関連して質問をいたします。ご存知のとおり,地方公務員の福利厚生事業については地方公務員法第42条において地方公共団体は職員の保健,元気回復その他厚生に関する事項について,計画を樹立しこれを実施しなければならないという規定をしております。この法律に基づいて各自治体はさまざまな福利厚生事業を行っているのであり,これは広く民間事業所においても行われているところであります。また,先の3月定例会において活発な議論を経て予算を成立させたという経過等からみて,今減額をする必要があるのかという気持ちは私は持っておりますが,今後のあり方についてはこれから検討していくということなので,その推移を見守っていきたいと思います。ということを踏まえながら,これから市民のリーダーである市長として配慮してほしいのは,市役所もなくしたのだからという理由によって,民間事業所においてもこれらの厚生事業が全額あるいは廃止などとなっていけば,地方経済にも大きな影響が出るのではないかと,そうならないよう対応してほしいと思いますが,市長の考え方をお伺いしたいと思います。


 次に,地方税法の改正に関連して質問をいたします。


 今回の税制改正により,新たに65歳以上の高齢者の負担が大きくなります。定率減税の廃止や,昨日も新聞に出ておりましたが,給与所得控除の縮小などが政府税調の中で考えが示されているなど,また介護保険制度の見直しによる市民への負担の増,こういったものが我々の生活を大きく圧迫をし,また圧迫しようとしております。山形市においても,補助金,負担金の大幅な減額,あるいは山形のような地方都市においては公共サービス分野のウエイトが大きいわけですが,これらについても縮小あるいは切り下げなどが相次いでおります。雇用形態の変化がもたらすものと思われますが,年間所得300万円以下の給与所得者が全国平均約36%を占めているという,こういう現実を踏まえた場合に購買力の減退,あるいは個人市民税の落ち込み減少などが,地域経済あるいは自治体に大きな影響を及ぼしており,この悪循環をどのように断ち切っていくのか。なかなか見出せないそういう現状にあると思います。以上のことについて市長の考え方をお聞きしたいということと,あわせてこれからも次々と出てくる個人負担増,あるいは地域経済への悪影響が心配される増税路線,社会保障制度の負担増,こういったものについて山形県市長会長というリーダーシップのもと,国に対してそうしないように強力に働きかけていくべきだと思いますが,市長の決意をお聞かせいただきたいと思います。以上です。


○議長(阿部喜之助君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) まず第1点の厚生会への補助の減額でございますが,これにつきましてはご承知のとおり,当初予算で1対1の予算化を議決いただき,そして今議会で補助金のさらに減額をさせていただくという補正をいたしました。これにつきましては,いろんな考え方があると思いますが,石沢議員がおっしゃった民間企業への影響につきましては,私は民間企業の経営はその事業所の経営者がそれぞれ責任を持って,福利厚生につきましても責任を持って判断をし経営を行っているものというふうに思っております。それぞれの経営者の判断で,職員のことも含めて決することでございますので,できるならば地域経済の停滞にならないように配慮してもらいたいことは事実でございますが,あくまでも経営者の判断によるものというふうに思っております。


 それから,諸制度の改正あるいは負担増について,これも地域経済への影響ということで私の所感でございますが,私も市長会を通じまして,昨日も市長会の会議出てまいりましたが,いろんな問題がクローズアップされております。例えば,生活保護の基準の見直し,あるいは今審議中の介護保険の見直し,いろんな見直しが図られております。生活保護につきましても,これにつきましては,もし減額というのでしょうか,それがなるとすれば,市長会として事務の返上もやむを得ない,こんな態度で頑張ろうということで,いろんな意見を述べ合ってきた経過がございます。今後とも,できるだけ弱者の負担増にならないように,しかも景気がうまく進むようにみながら主張するべきところは山形県の市長会として,あるいは東北支部の市長会として,あるいは全国市長会として主張すべきものは強固に主張していきたいと考えております。以上でございます。


○議長(阿部喜之助君) 11番 石沢秀夫議員。


○11番(石沢秀夫君) 厚生会の減額の問題については,やっぱり市役所がいろんなことをやっていったことによって,それが地域にいろんな悪影響出ることも懸念されるので,そのようなことを十分配慮した上でいろんなことに取り組んでほしいなと,こういうことだけ申し上げておきたいと思います。


 それから,税制改正に関しては,やっぱり市民生活を守るという立場あるいは地域経済の活性化,こういったような観点から,ぜひ市長には頑張ってほしいなというふうに思います。


 最近ですね,減らすとかあるいは削るとか下げるとか,こういうことが非常に多いように見受けられます。例えばですね,こういうふうなことについては消費者の購買力の減退とか,税収の減退,こういったものにつながるのではないかと先ほど申し上げましたが,例えばですね,1カ所に大きな学校給食センターをつくるよりは,地産地消による自校方式にすれば,雇用も増え,そして農業の振興にも役立つ。こういったような元気の出る,前向きなですね,山形らしい施策,こういったものが今求められているというふうに思いますので,そういう立場でもぜひ取り組んでほしいということを申し上げまして,私の質問を終わらせていただきます。大変どうもありがとうございました。


○議長(阿部喜之助君) ほかにご質疑ありませんか。19番 渡辺ゆり子議員。


○19番(渡辺ゆり子君) このたびの議会には議第53号の議案として,公の施設に係る指定管理者制度導入ということで,指定手続きについての条例が提案されておりますけれども,地方自治法のこれは規定によるものですが,各自治体の首長の判断というか,そういうふうなことに委ねられている部分もかなりあるかと思います。このたびの条例はあくまで見てみますと,手続き条例という形になっているんですが,これまで市長は答弁の中で3つぐらいに振り分けて,直営あるいは現行の団体に指定をする,あるいはそれこそ指定管理者制度の趣旨を生かしてというような3つぐらいに分けてというふうに答弁をなさっておりますけれども,ポイントはそういうふうにするときの基本的な考え方といいますか,基準といいますか,そういうことがやっぱりポイントになるのではないかなというふうに思うんですけれども,やはり,民間の企業も参入できるようになるということになると,市民サービスが営利の対象にならないのかどうかとか,事業内容のチェックがきちんとできるのかどうかとか,そういう基本的なところがまだ見えていないんですが,それがこれから個別条例が出てくるということですけれども,基本的な市長の姿勢についてはまだ定まっていらっしゃらないのか。ぜひ市民サービスの向上の点から,あるいは公の施設の設置目的,そういった点からもきちんと示していく必要があるのではないかということ,第1点です。


 それから,2点目として,今公の施設の管理運営をされている事業団であるとか法人団体は,そのために設立されたような,そういうところが多いわけですが,そこが指定をされないということになると,大問題が解雇の問題とかね,そういうことも起こってくるわけで,国のほうの指導でそういうふうに今までしてきたのに,今度はこの制度導入でそれができなくなるような,そんな心配がこう起こっていると。そういうことに対してどういうふうに市長はお考えなのか。そこをお聞きしたいと思います。


○議長(阿部喜之助君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 第1点の指定管理者の基本的な考え方ですが,これは現在庁内で検討している最中でございます。当然,個々の計画につきましては,今から計画を立てることになります。ただ私は,大前提はまずこれまでの市民サービスが絶対に低下しない。良くなることはあっても下がることはないと。これをまず基本的な考え方としてとるべきだろうというふうに考えております。なお,具体的なものは現在検討中でございます。


 それから,現在お願いをしている団体との関係,財団法人なりいろんな法人がございます。たしかにこれまで国の指導により,法律により,管理すべき団体はこういった団体ですと,しかもそれを認定をしてもらって現在お願いしているわけでございますが,いろんなケースを調べてみますと,いろんなやり方がそれぞれ自治体によって,いろんなやり方をやっているようでございます。当然,既存の団体の職員の問題もあります。当然,生活権などの問題もございます。そういったことも総合的に勘案しながら,山形市にあったやり方はどれが一番良いのか検討していきたいというふうに思っております。私は,抽象的になりますが,この指定管理者制度というのは,常々私が申し上げております正三角錐いわゆる町内会,市民,ボランティアそして企業,そして行政,特に企業と行政,これが同じ面積を持った,同じ力を持ったと,こんな表現をさせていただいておりますが,根底はそんな中での指定管理者制度というふうなことで考えていきたい。そして実態に即したやり方で管理指定をしていきたいというふうに考えております。以上です。


○議長(阿部喜之助君) 19番 渡辺ゆり子議員。


○19番(渡辺ゆり子君) 今,全国で,成功の自治体でさまざまな工夫もあるというふうな答弁がありましたけれども,やはり基本は市長がおっしゃったように市民サービス低下しないようにというふうな基本でというふうなことですから,それを徹底していただいて今後の検討をしていただきたいというふうに思いますし,現行の公の施設管理運営をしているそういう方々,働いている方々がやっぱり不安のないように,そしてまた内容が向上されるようにという話がありましたけれども,今までやってきたことの見直しにもつながると思いますので,そういったことも含めてしっかり市民の立場でやっていただきたいということを申し上げておきます。


○議長(阿部喜之助君) ほかにご質疑ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(阿部喜之助君) ご質疑なしと認めます。以上で質疑を終わります。


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◎動議(予算委員会の設置,議案付託)





○議長(阿部喜之助君) 26番 渡辺弥寿雄議員。


○26番(渡辺弥寿雄君) この際,動議を提出します。


 ただいま上程されました議案のうち,議第45号から議第50号までの議案6件,並びに,報第1号及び報第3号から報第6号までの報告5件については,議長を除く全議員で構成する予算委員会を設置して付託の上,審査されるよう動議を提出します。


○議長(阿部喜之助君) ただいま渡辺弥寿雄議員から提出されました動議を議題とすることに,ご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。


 したがって,予算委員会の設置及び議案付託の動議を議題とします。


 お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに,ご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。


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◎委員会付託





○議長(阿部喜之助君) したがって,議第45号から議第50号までの議案6件,及び,報第1号及び報第3号から報第6号までの報告5件については,議長を除く全議員で構成する予算委員会を設置して付託,その他の議案は,配付している付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託します。


 なお,請願は請願文書表のとおり,各常任委員会に付託します。


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○議長(阿部喜之助君) 以上で,本日の日程は全部終了しました。


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◎休会





○議長(阿部喜之助君) この際,お諮りします。委員会審査のため,明日から6月21日までの12日間,休会したいと思いますが,これにご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(阿部喜之助君) ご異議なしと認めます。


 したがって,会議は明日から6月21日までの12日間,休会することに決定しました。


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◎散会





○議長(阿部喜之助君) 本日はこれをもって散会します。


    午前10時46分 散 会