議事ロックス -地方議会議事録検索-


山形県 山形市

平成17年産業文教委員会( 4月27日)




平成17年産業文教委員会( 4月27日)





産業文教委員会





 
日   時   4月27日(水) 13時00分〜13時41分


場   所   第4委員会室


出席委員    菊池文昭,長谷川幸司,斎藤淳一,五十嵐吉信,高橋啓介,


        加藤賢一,長瀬洋男,佐藤 稔,尾形源二


欠席委員    加藤 孝


当局出席者   農林部長,中央卸売市場長,市場業務課長


委員長席    菊池文昭


報告事項    1.山形市中央卸売市場青果部運営対策について


     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 協議に先立ち,4月1日付けの人事異動に伴い異動になった農林部長,中央卸売市場長,および担当書記の自己紹介があった。





1.山形市中央卸売市場青果部運営対策について


 市場業務課長から,別紙資料に基づき報告があった。


○委員   自己破産以前に,?山果から使用料減免の申請はあったのか。


○市場業務課長   平成15年に市場使用料の減免申請があり,同年6月1日から減免している。この減免措置により,卸売4社に恩恵があった。


○委員   使用料減免の期間は決まっているのか。


○市場業務課長   これから財政との協議が必要であるが,原案としては1年間を考えている。


○委員   支援額はどのくらいか。


○市場業務課長   ?丸果から,資金として2,000万円の助成を要請する文書が出されている。売上高の目標を100億円としているが,その0.1%を取扱高割使用料として下げると年間1,000万円,0.2%では年間2,000万円となる。


○委員   ?丸果としては,新しく雇用する19人の人件費,新しく顧客を開拓する事業,生産者の確保等に資金が必要である。使用料減免の他に,当面のやりくりに必要な運転資金の支援が必要ではないか。


○中央卸売市場長   使用料を減免しても,月あたりにすると12分の1にしかならない。融資として,産業振興資金を活用して利子補填する考えである。


○委員   売上目標をどのくらいに考えているのか。


○市場業務課長   ?山果と?丸果の両方の数字を合わせた売上げを100として,取扱数量の対前年比の80%を考えている。これから地場物出荷時期となり,サクランボ等の果物の時期になる。?丸果では産地回りをしてお願いしたり,地区の団体との話し合いを行って,継続出荷をお願いしている。


○委員   80%でも最盛期の100%には,20%は足りないことになる。数量で20%減少することは,それだけ売上げにも影響してくる。今後の?丸果としての見通しはどうか。80%が今年の100%なのか,それとも減少分を生産者はどこかに捌いているのか。


○市場業務課長   現状としては,隣の地方市場にシフトしているものや,農協を通じての出荷や天童市などの市場にシフトしているものがあると聞いている。今後の出荷について,?丸果に出してもらうようお願いしている。?丸果の信頼を確保することは,市場の信頼回復にもつながることであり,経費の一部を市で援助していく考えである。


○委員   ?山果で,生産者に対しての未払い金はあるのか。


○市場業務課長   個人農家に対しては,約1,500万円の未払い金がある。現在,裁判所で取りまとめているが,数円から数十万円の方々がいる。


○委員   債権者の数はどのくらいか。


○市場業務課長   人数は約200人を超し,その半分は山形市内である。


○委員   取扱数量を戻すには,生産者への信頼回復が重要である。倒産に至った経過の中で,銀行の対応にも問題がある。さらに,市場外の流通拡大の問題もあったと思う。中央卸売市場の在り方にもつながる問題であり,今入っている企業にも同じような危険性があると言える。?山果倒産の原因の究明を含めて,中央卸売市場の抜本的な考え方の見直しが必要である。


○委員   ?丸果への支援策を打ち出しているが,?山果の場合も考えていくべきではなかったのか。市場の在り方については,抜本的な見直しをしていくべきである。現在の状況は,ものによっては1社で値をつけられる独占状態にある。生産者の債権に対する配当も殆ど期待できない中で,行政としての対応をどうするのか。生産者としては公的機関としての中央卸売市場を信用して出荷している。行政側の責任もある。生産者農家への支援策も考えていくべきと思うがどうか。


○農林部長   山果野菜生産者組合連合会(山果連)への支援については,内部でも議論してきた。行政が直接支援を行う方法もあるが,山果連の1,500万円以外にも億単位の負債があり,支援の境目がなくなるという,市が直接支援することの問題も出てくる。このため,小さな生産者への支援については,使用料の減免の中から,?丸果の集荷対策として使ってもらいたいとの間接的支援を考えている。


○委員   方法は市にまかせるが,農家が意欲を持てる支援策を考えてほしい。


○委員   公設市場として1社でよいのか。これまでは,競争の中で農家へのメリットがあった。農家も大変な状況である。1社でもきちんとした対応が必要である。今後,民営化の考え方はあるのか。


○農林部長   今の段階では,中央卸売市場の条件はクリアしている。将来,条件をクリアできなくなると中央卸売市場ではなくなる。内部で検討しているが,ひとつの考え方としての民営化もあるが,仲卸がなくなるなどの問題も出てくるので,時間をかけて検討する必要がある。民営化の方向性はあるが,まだ決まってはいない。


○委員   市の支援を受けていない一般の地方市場もある。市の市場ということで,業者の甘えにならないような対策をとってもらいたい。


○委員   ?丸果の1社独占状態という問題とともに,建物の建て替えの問題もある。民営化の問題も含めて,中央卸売市場の性格付けの検討を,早急に行ってもらいたい。