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山形県 山形市

平成17年産業文教委員会( 3月18日)




平成17年産業文教委員会( 3月18日)





産業文教委員会





 
日   時   3月18日(金) 13時00分〜13時52分


場   所   第4委員会室


出席委員    菊池文昭,長谷川幸司,斎藤淳一,五十嵐吉信,高橋啓介,


        加藤賢一,長瀬洋男,加藤 孝,佐藤 稔,尾形源二


欠席委員    なし


当局出席者   農林部長,中央卸売市場長,市場業務課長


委員長席    菊池文昭


報告事項    1.山形市中央卸売市場青果部卸売業者について


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1.山形市中央卸売市場青果部卸売業者について


 市場業務課長から別紙資料に基づき説明を受けた後,質問に入った。


○委員   市が中に入って経営譲渡の締結までしていたのに,急遽,自己破産を選んだ原因は何か。また,法的には今後どのように進んでいくのか。


○市場業務課長   債権額の確定は,管財人が把握することになる。債権者の申し立てを取りまとめ,集会の手続きをすることになる。14日の契約締結時の話では,15日に両社で案内を発送し,30日に両社で株主総会を開く予定でいた。社長としては,総会を乗り切る自信がなかったこと,どのような内容かは分からないが,弁護士のアドバイスがあったのではないか,また,会計士に相談して社長が判断したのではないかと思っている。


○委員   一定のルールの中で,お互いに信頼して話し合いをしてきた。行政側にとっては「寝耳に水」であり,まじめにやってきた行政指導が裏切られたことになる。公設の市場であり,市が家主である。行政のとるべき態度を明確にしていくべきではないか。


○農林部長   ?山果は,負債はあったが国の財務基準はクリアしていた。中身を精査しないと今後の対応は分からないが,誠意をもってやる以外にない。当日の売場の混乱を避けるため,いろいろな想定はしていた。荷主に連絡を取り,山果のものを?丸果のものとして売ることの確認をとった。山果の社員を丸果の社員として売買に参加させることも,弁護士との話し合いをしていた。


○委員   懸念されることは,未収金,未払金であるが,市内業者の売掛金がどのくらいあるのか想像つくか。


○市場業務課長   地元の生産者としては,生産者組合の山果連があり,野菜,果実を扱っている。組合の中で,地元生産者を優先していくことを指導してきたので,先月で2千万円から2千5百万円だったものが,1千万円から1千5百万円まで圧縮になっている。


○委員   行政側として,未払いはないように要請してもらいたい。山果の従業員40人は丸果で引き受けるとのことだが,山果の出荷組合である山果連も丸果で引き受けるのか。


○市場業務課長   従業員の希望もあるので,40人全員ではないと思う。生産者に対しても同じである。キュウリはブランド化しているので,山果連の名で出荷したいとの希望がある。野菜については,単位組合が決定権をもっているので,丸果に対して調整していく。


○委員   経営譲渡の契約締結時とは条件が変わってきている。今後の見通しでしっかりしたものがあるのか。


○市場業務課長   営業譲渡のやりとりの中で,両社で確認して進んできた。原則としては全員雇用であり,破綻しても契約内容を尊重して,そのようにしていきたい。


○委員   丸果そのものの取扱高も落ちている。これからは2社分の賃借料を支払うことになる。丸果自体は大丈夫なのか。


○市場業務課長   丸果も経営状態は厳しい。従業員も増え,経費も増えることになる。新しい会社の構想を早く作るように,これまでの検討の中で指導してきた。使用料は,軽減について検討していく。


○委員   市で開設しているという市民の信頼関係もある。市場の取扱い高が減少しているのも倒産の一因である。市場離れが進んでおり,市場そのものの存続が厳しく問われている。市場全体が危機的状況にあると思うが,どう考えるのか。


○市場業務課長   市場は安心・安全という市民の目に応えられるように,1社になったからこそ良くなったと言われるような付加価値をつけることを考えていきたい。


○委員   清算と配当の問題が残るが,配当はないものと思う。その際,行政として,地元の生産者には十分に手当てしてほしい。また,金融機関との話し合いはどうなっていたのか。


○市場業務課長   金融機関との話し合いの中では,統合ということで融資の話もあった。営業譲渡の場合は清算になる。


○委員   市民生活への影響はあるのか。


○市場業務課長   懸念されることは,品物が入ってこないことや値上げであるので,品物を集める努力をしていく。方法としては,山果連への要請や大手の県外事業者への要請,県内JAへの協力要請をしていく。必要量をまかなうと同時に,他に廻してやるものも確保していく。