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山形県 山形市

平成17年厚生委員会( 3月15日)




平成17年厚生委員会( 3月15日)





厚生委員会





 
日   時   3月15日(火) 10時00分〜14時24分


場   所   第3委員会室


出席委員    高橋伸行,斉藤栄治,折原政信,阿部典子,後藤誠一,


        渡辺ゆり子,峯田豊太郎,宝沢啓輝,小野寺建


欠席委員    なし


当局出席者   市民生活部長,環境部長,健康福祉部長,済生館事務局長,


        関係課長


委員長席    高橋伸行


審査事項    1.議第27号  山形市児童遊園条例の一部改正について


        2.請願・陳情


        (1)請願第2号  社会保障制度の抜本改革を求めることについ


                  て


        (2)継続請願第3号  山形広域環境事務組合管理者会議の「次


                    期広域ゴミ処理場を表蔵王口に建設する」


                    決定の再検討を求めることについて


        (3)陳情第4号  だれもが安心して利用できる介護保険制度へ


                  の改善を求めることについて


        3.閉会中の委員会調査申出書(案)について


        4.報告事項


        (1)山形広域清掃工場建設事業の経過について


        (2)障害保健福祉施策改革の概要について


        (3)介護保険制度見直しの概要について


        (4)「山形市次世代育成支援対策地域行動計画」の策定について


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1.議第27号  山形市児童遊園条例の一部改正について


 児童施設課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   利用者の減少などから町内会より申し出があり廃止するようだが,児童遊園設置時における土地所有者との関係はどのようになっているのか。


○児童施設課長   内規において,児童遊園を設置する場合は,無償で貸与を受けるとなっている。ほとんどが,神社の境内であり,町内会を経由して無償で貸与を受けている。


 大要以上の後,議第27号については全員異議なく可決すべきものと決定した。





2.請願・陳情


(1)請願第2号  社会保障制度の抜本改革を求めることについて


○委員   国も年金制度の抜本改革に取り組んでおり,国の形が出てきてから意見書を出すべきである。今意見書を出すのは時期尚早である。


○委員   公的年金制度は市民にとって重要な問題である。国で審議されている内容に対し,意見書を出すべきである。


○委員   地方の声も考慮し,社会保険制度全般について議論すべきである。願意妥当である。


○委員   年金の格差の是正を求めることは理解できるが,一元化はなかなか難しい。願意そのものは理解できるので,意見書で底上げを強調してもらいたい。


○委員   国民の声を吸い上げるという意味で請願の趣旨に賛成である。


○委員   願意はわかるが,国で検討している中で,3党合意の中でやろうとしている。思いはわかるが,凝縮した部分だけ出すのは問題である。


○委員   願意は妥当であるが,社会保険庁自体の存在が問題である。


○委員   願意は妥当であるが,意見書を出すにはもう少し吟味すべきである。もっと検討の余地はある。


 大要以上の後,請願第2号については,全員異議なく継続審査すべきものと決定した。





(2)継続請願第3号  山形広域環境事務組合管理者会議の「次期広域ゴミ処理場を表蔵王口に建設する」決定の再検討を求めることについて


○委員   広域環境事務組合議会で陳情を審査した際の付帯意見にもあるように,住民の8割が不同意である。地域住民に対し,山形市議会としてきちんと誠意ある対応をすべきである。8割の反対住民がいる中で,広域の事務局内部でも非常に難しいと言っている中で,強引に進めていけるのか。付帯決議にあるように,検討すべきものがある中で,今後ますます先に進んでしまうとにっちもさっちもいかなくなる。上山の金瓶の住民は100%反対である。再検討すべきである。


 ここで,広域環境事務組合議会で陳情を不採択とした際の付帯意見を配布した。


○委員   選定委員会の報告が出て,日程的には時間がたっている中で,年々老朽化している。早急に何とかしなくてはならない。請願者の言っていることはわかるが,大変重要な問題である。基本的には組合議会の議決は尊重したい。山形市議会でこの請願を採択すれば,他市町への影響が大きい。個人的には,地元住民がここまでいうのならという気持ちもあるが,山形だけで決められない。組合議会の決定を尊重したい。


○委員   これまで継続してきたが,それは広域の組合議会に出された陳情の審査の結果を見てから決めようということでだった。そこで今回,組合議会の審査結果が出て,付帯意見も出てきた。清掃工場のこれまでの経緯も,広域環境事務組合の事務局長から直接聞きたい。リミットが近づいているので,いこじにならないで素直に検討すべきである。上山の金瓶の住民が反対である。そこを地盤としている市議も反対にまわっている。


○委員   この付帯意見は微妙である。付帯意見には2つの意味がある。付帯意見に沿うように努力しろということと,付帯意見が守られなければ,建設はするなということである。


○委員   公務員ならば当然付帯意見のようにしなくてはならない。


○委員   そのとおりである。この付帯意見は広域の組合議会として下した付帯意見なのでこれは重大であるが,両方の意味にとれる。


○委員   この付帯意見を受けて山形市としてどのように判断したのか。これに対して議論すべきである。上山では,単独でごみ処理するのが良いか,広域が良いかという議論も出ている。上山には場所があるので上山で引き受けるという話もあり,いろいろ検討の余地はある。ズルズルしていては何も生まれない。用地選定委員会でも半郷地区は4番目であったが,結論を出したのは当時の管理者である。管理者が決めたことを粛々と進めるしかないのが事務局である。地域住民の8割の反対があるので再検討するしかない。


○委員   用地選定委員会を2回傍聴したが,半郷については,聞き取りしたがあまり反対の声はないということであった。行政の担当者が,地域に情報を公開することを十分果たさないまま進められた。そのようなことがあり,住民からみればおかしいということになる。きちんと住民に対し,情報公開,説明責任を果たさなければ,どの場所であっても決まらない。現段階で8割の不同意は大きい。安全性・観光・景観とかあるが,進め方に対する疑問が大きい。一定期間の再検討を求めるという請願なので採択すべきである。


○委員   これまでの進め方が妥当かどうかであるが,管理者が決断をされた。順番をつけるための選定委員会ではない。議事録を見ても,1位は半郷が多かった。最初は賛成が多いと記載されていた。署名についても,8割が反対ということだが,署名はしたが,実は賛成であるという人もいるので,なかなか判断は難しい。一定期間の再検討を求めるということだが,これを採択すると大きな問題となる。組合議会でも不採択で付帯意見が付けられたが,意味が不明朗である。この請願の採択は厳しいので,継続または組合議会を尊重すべきである。


○委員   住民の意見もいろいろ聞いている。私は長年被害をこうむっている。どうしても必要な施設であるが,どうしてこの地区だけ,という意見も聞いている。広域環境事務組合事務局長は本当に難しいと思っているのか。事務局長の意見を聞きたい。事務局長に来てもらい,委員会の場で考えを聞きたい。


 委員の意見調整のため休憩した。


               休 憩  11時10分


               再 開  11時55分


 再開後,副委員長から発言があった。


○副委員長   継続請願第3号については,継続審査すべきものとし,なお,広域環境事務組合議会の付帯意見を尊重するよう,正副委員長から市長に申し入れすることにしたい。


 大要以上の後,ただいまの副委員長の発言については了承され,継続請願第3号については,全員異議なく継続審査すべきものと決定した。





(3)陳情第4号  だれもが安心して利用できる介護保険制度への改善を求めることについて


○委員   願意は妥当であるが,6月議会で同じような意見書を出したので,今回,意見書は出さなくて良いのではないか。


 大要以上の後,陳情第4号は採択と決定した。





3.閉会中の委員会調査申出書(案)について


 閉会中の委員会活動について,閉会中の委員会調査申出書(案)のとおり議長あて提出することとなった。





4.報告事項


(1)山形広域清掃工場建設事業の経過について


  清掃管理課長から,別紙資料に基づき説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   環境影響評価の数値について,ごみ収集車が100台を超えたときは本当にこの数字で良いのか。水漏れの影響はないとのことだが,どうなのか。


○清掃管理課長   悪臭については,委託業者のごみ収集車が100〜200台集中すると,悪臭を気にする人は気にする。十分注意するように言っている。水漏れ,汚水漏れのないように厳しくしていきたい。排ガス問題についても,低公害車以外は認めないくらいの指導をやっていくべきかと思っている。


○委員   一般廃棄物処理については市町村の事務となっているが,県から指導が入ったときの対応はどうするのか。


○清掃管理課長   環境負荷をどのように軽減するのか報告する。


○委員   数値目標についても,もっと削減できるのではないか。生ごみ処理も上山で行っている。もっと可能ではないかと思う。具体的に何をしていくのか。また分別・有料化などでもっとできるのではないか。


○清掃管理課長   5%の削減は国の指針に基づいてのものである。堆肥化の先の循環型社会を目指している。リサイクルすることによってかえって環境負荷を与えないようにしていかなくてはならない。まず水切りをしてもらいたい。全市民が毎日子どもから老人まで取り組んで達成できるものであり5%削減するのは大変である。


○委員   国の指針に振り回されるのは大変だと思うが,柔軟に対応してもらいたい。


○委員   進入路の地権者が絶対売らないと聞いているがどうなのか。


○清掃管理課長   金瓶の協議会から,南部屋敷の交差点とリナワールドの交差点の中間から入ってはどうかと言われている。


○委員   深く掘るとか,煙突のない処理方式はないのか。


○清掃管理課長   半地下埋設方式は東京でやっている。煙突については,上で拡散させるために,80mは必要である。サーモセレクト方式もあるが,ダイオキシン等の問題があったのであまり採用されていない。


○委員   地域住民は,問題がない施設なのになぜ反対するのか。


○清掃管理課長   もう40年もあったのだから,ほかのところに移してもらいたいということである。





(2)障害保健福祉施策改革の概要について


  生活福祉課長から,別紙資料に基づき説明を受けた。





(3)介護保険制度見直しの概要について


  介護保険課長から,別紙資料に基づき説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   パワーリハビリについての本市の考え方はどうか。


○高齢福祉課長   パワーリハビリについては,専門家のかかわりが必要である。来年度,サニーヒル山寺,サニーヒル菅沢で対応できるようにしていく。予算でも介護予防の試行事業を入れている。まずは人材が欠かせないと考えている。


○委員   市町村整備交付金で具体的に考えているものは何か。


○高齢福祉課長   要件の内容がまだ示されていない。





(4)「山形市次世代育成支援対策地域行動計画」の策定について


  児童福祉課長から,別紙資料に基づき説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   親がきちんとした教育を受けてこないことが問題である。親に対する教育が薄いのではないか。育成支援なので,親がやって大変なところを支援していくべきである。


○児童福祉課長   親の問題については,懇話会等で意見を聞く中でも認識している。子育ての基本は親であるが,地域,学校,企業等の周りの者が親を支援し,子育てを温かく見守っていくことが大事である。市としても親子が気軽に立ち寄って相談や仲間づくりができる場を提供し,いろいろな機会をとらえて親のための教育をしていく。


○委員   山形市でもボランティアでNPOをつくってやっている。また,子育てを手伝いたいお年寄りがたくさんいる。壁を作らないでボランティアが入っていけるような場をつくってもらいたい。


○委員   全庁的な部分で次世代の育成をしなくてはならない。取りまとめは児童福祉課になるので,山形市の次世代の子供をどう育てるかである。


○委員   学童保育の場所について構想はあるのか。


○児童福祉課長   学校の共用できるスペースを学童保育で活用していくという指針を作っている。南山形小で学校を利用して学童保育をしようとしているが,共用のルールを関係者で作っていくことが重要だと考えている。


○委員   国のやり方は対症療法である。ついていくのも大変である。ぜひ社会保障制度,成年後見制度について勉強会をしてもらいたい。


○委員   大胆な施策が必要である。たくさん産むのは奨励するが,その後の対策はない。3人産んだら保育所にすぐいけるとか,大胆な計画が必要である。そうしないとますます子どもを産む人がいなくなる。