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山形県 山形市

平成17年厚生委員会( 3月11日 厚生分科会・予算)




平成17年厚生委員会( 3月11日 厚生分科会・予算)





厚生委員会


厚生分科会(予算)





 
日   時   3月11日(金) 10時00分〜16時05分


場   所   第3委員会室


出席委員    高橋伸行,斉藤栄治,折原政信,阿部典子,後藤誠一,


        渡辺ゆり子,峯田豊太郎,宝沢啓輝,小野寺建


欠席委員    なし


当局出席者   市民生活部長,環境部長,健康福祉部長,済生館事務局長,


        関係課長


委員長席    高橋伸行,斉藤栄治


審査事項    1.議第8号  平成17年度山形市一般会計予算


        2.議第11号  平成17年度山形市国民健康保険事業会計予算


        3.議第12号  平成17年度山形市老人保健医療事業会計予算


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【市民生活部】


◎議第8号  平成17年度山形市一般会計予算


 〇一般会計歳出


  第2款総務費


   第1項総務管理費


    第8目(市民相談費)


  第7款商工費


   第2項消費者保護費


 市民相談課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   消費者保護費が60万円しかないが,振り込め詐欺の被害が多い中で,これでよいのか。


○市民相談課長   今年度は,架空請求の相談が多かった。振り込め詐欺は警察からステッカーが配布されている。費用のかからない啓発の仕方もある。啓発活動を充実させたい。


○委員   広報等,振り込め詐欺の対策をすぐやらなければならない。必要であれば,補正予算等でも対応してもらいたい。





  第2款総務費


   第1項総務管理費


    第10目(諸費)


   第3項戸籍住民基本台帳費


  第3款民生費


   第1項社会福祉費


    第7目(国民年金費)


 市民課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   住民基本台帳の閲覧について,新たに条例を設けて,大量請求について歯止めをかけている自治体もある。本市の場合は,全く自由に閲覧できるのか。


○市民課長   住民基本台帳法上は,不当な目的によることが明らかな場合や,閲覧により知り得た情報を不当な目的に使用される恐れがある時は閲覧を拒否できる。これに基づいて運用している。閲覧した名簿の売買を目的とした申請,特定の個人の閲覧請求は拒否している。


○委員   住民基本台帳を閲覧すれば,どこの家の子が入学するのかわかる。悪事に利用されることもある。他の自治体では条例化しているところもある。


○市民課長   閲覧は,不当な目的のときは拒否できる。保育園の募集,学習教材,新入生のかばん等の販売目的による閲覧申請があるが,今のところは断ることができない。


○委員   疑念があったときに誰が断るのか。防御できない部分があると思うので,検討してもらいたい。


○市民課長   全国の市町村で構成している,全国連合戸籍事務協議会で営利を目的にした閲覧を認めないように,住民基本台帳法の改正について総務省に要望している。


○委員   事前防止策として,自治体独自で条例を制定しているところもある。本市においても検討してもらいたい。


○委員   本市における,住民基本台帳閲覧の金額および件数はどのようになっているか。


○市民課長   金額は1世帯あたり300円で,平成15年度の閲覧申請件数は129件で,47,078世帯の閲覧があった。


○委員   書き写す用紙は,自分で用意するのか。


○市民課長   所定の用紙に記載させており,それによって件数を出して,お金をもらっている。


○委員   申請の目的はわかるのか。


○市民課長   申請書に,目的,人数,時間を記載させている。


○委員   住民基本台帳の閲覧は認められているが,本市の個人情報保護の姿勢はどうなのか。


○市民課長   4月から個人情報保護法が全面施行されるので,請求者の身元確認,請求の目的を厳格にしたい。


○委員   ある市では請求者の身元確認のために時間をとっている。人物確認の調査の時間をとってやるべきだと思うが,山形市ではすぐに閲覧させているのか。


○市民課長   閲覧日の前日までに,請求事由,閲覧の範囲を明記した誓約書を提出させている。


○委員   請求者の身元調査をしているのか。


○市民課長   新年度から運転免許証等で確認したい。


○委員   おかしいと思ったら身元調査をすべきである。


○委員   国民年金は,市ではどのくらいの相談件数があるのか。


○市民課長   平成15年度は,1,233件である。


○委員   社会保険庁で,未納者数を公表するとのことだが,市民の中で督促状を出されている人数は何人か。


○市民課長   平成16年11月4日に最終催告を出したが,その人数は山形市では126人である。それでも納めない人には,2月21日に,完納しないときは財産を差し押さえると通知した。その人数は6名である。


○委員   お金がなくて,国民年金を払えないのか。それともあっても払わないのか。


○市民課長   126名に督促を出したが,完納9名,一部納付56名,納付約束20名。残りは交渉中,転出者等である。


○委員   私は,国に業務を移管するときに,異議を言ったが,上部機関に対応策について問題提起してもらいたい。国民健康保険と連携を取りながら自治体段階で対応していかないと未納が増える。


○市民課長   所得情報については,社会保険庁でも調べることができるようになった。そこで,収入のある人には督促を出し,収入の少ない人には半額納付等の免除制度を使って,受給資格が得られるように説明していきたい。


○委員   任意加入期間未加入の障害者に対する特別障害給付金制度がこのたび創設されるが,山形市では何人該当するのか。


○市民課長   全国で24,000人くらいと言われている。市内で何人該当するのかはつかんでいない。なお,3月15日号の市報に制度の詳細について掲載している。


○委員   公民館,霞城セントラルにおける住民票の写し等の交付状況はどのようになっているのか。


○市民課長   平成15年度の即日交付の公民館の交付状況は,滝山9,594件,金井5,129件,南沼原9,361件,千歳7,363件,合計31,447件である。霞城セントラルの証明コーナーの交付件数は,11,020件である。


○委員   公民館の交付件数の約3万件と比べると霞城セントラルは約1万件である。その割に施設管理費負担金が多いが,内訳はどのようになっているのか。


○市民課長   共有部分の按分の管理費負担金92万円,高熱水費80万円,特別修繕費負担金10万円などである。


○委員   コストがかかりすぎている。市民に均等なサービスという点で,それだけコストをかけてよいのか。


○市民生活部長   すべてにおいてコスト意識は重要であると考えている。霞城セントラルの証明コーナーについても研究したい。


○委員   霞城セントラルの買取りのときに反対した。セントラルのビルをつくること自体が問題である。そうは言っても実際建ってしまっているので,全体の維持管理費をどのように削減するのか,市として努力してもらいたい。あの施設をどのようにするのか,全庁的に考えてもらいたい。


○委員   造ったものをどのように市民に還元していくのかが問題である。コストに見合った仕事をどのようにしていくのか,ぜひ検討してもらいたい。


○市民生活部長   いろいろな部署が入っているので,有効に活用できるように全庁的に検討してまいりたい。


  大要以上の後,議第8号の市民生活部部分については,全員異議なく可決すべきものと決定した。





◎議第11号  平成17年度山形市国民健康保険事業会計予算


 国民健康保険課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   被保険者証が一人一枚ずつとなるのはいつからか。


○国民健康保険課長   現在の被保険者証の有効期限が平成17年8月31日までなので,一人一枚ずつの被保険者証は9月1日から交付したい。


○委員   一人一枚については市民から肯定的な意見が多いが,破れやすい気がするが,サイズや材質は決まっているのか。


○国民健康保険課長   国民健康保険法の施行規則でサイズが縦54mm,横86mmで,プラスチックその他の材質となっている。1年の有効期限であり,紙をベースに破れにくくて,水に強いものを採用していく。


○委員   カード型被保険者証発行の費用はいくらか。


○国民健康保険課長   現行の発行枚数が,87,000枚で所要額560万円であり,カード化した場合,発行枚数が12万8,000枚で所要額が初年度1,030万円,次年度以降720万円程度であり,年間160万円程度の増額でカード化できる。


○委員   プラスチック製のカードの方が安上がりなのではないか。


○国民健康保険課長   国民健康保険は,出ていく人,入る人の動きが大きいので,有効期限を1年としている。そのためプラスチック製のカードではコストがかかる。


○委員   カード化となり,1人1枚となるが,世帯主の変更など,異動届け出のときは,世帯全員のカードを持っていかなくてはならないのか。


○国民健康保険課長   世帯主変更のときは,その世帯全員のカードを持参して届け出をしてもらわなくてはならないが,世帯の1人だけの変更のときは,その人のカードだけを持参してもらう。


○委員   被保険者証のカード化については,我々も勉強しないといけない。機会を設けてもらい資料に基づき,我々に教えてもらいたい。出産育児一時金は,前年度比で300万円減額している。一方,葬祭費は1,300万円増額している。これは最初から住民減を見込んだ予算なのか。


○国民健康保険課長   平成15年度の出産育児一時金は,269件で,葬祭費は1,474件である。平成16年度は,2月中旬現在で,出産育児一時金237件,葬祭費1,387件であり,これらの実績をもとに予算計上した。


○委員   最初から出産育児一時金を減額予算にされると希望がなくなる。国民健康保険サイドからも,PRしてもらいたい。


○委員   出産費資金貸付制度の実績はどのようになっているのか。この制度の周知はしているのか。


○国民健康保険課長   出産費資金貸付金の実績は,15年度17件,16年度2月中旬までで20件の実績である。PRについては,広報やまがたで周知している。なお,来年度,被保険者に対し国保のガイドブックを送付するのでその中でもPRする。


○委員   産婦人科医からの周知徹底はしているのか。


○国民健康保険課長   医師会を通じては周知していない。


○委員   出産費資金貸付金をもっとPRしてもらいたい。


○委員   15,16,17年度と税率を変えて,平準化し,最終的に資産割が0となるが,新年度予算にあたっての税収と改正時の見込は,17年度を迎えるにあたってどのようになっているのか。


○国民健康保険課長   新年度予算では,保険税が減額になっている。国保加入者の増加率が減っていることと加入者の所得が伸びていないのが原因である。平成14年度の改正時の状況と比べると,加入者の所得が思うように伸びていない。そのような中,国の保険者支援分の補助等があったので,改正時に見込んでいた歳入歳出のバランスは維持している。


○委員   国保税改正の中身は税率の変更ということで,低所得者の負担が多くなっている。資格証明書の発行は義務化されているが,短期保険証と資格証明書の発行の状況はどのようになっているのか。


○国民健康保険課長   短期保険証は,前年度の未納額が2分の1以上の世帯に対し,滞納者と話し合いの機会を持つために発行しているが,9月時点で2,901世帯に発行している。また,資格証明書については,前年度全く保険税を納めていない世帯に対して発行している。発行世帯は44世帯である。


○委員   国民健康保険の重税感は大変である。納税意思のある人については,命にかかわるので資格証明書を発行しないように言っているが,44世帯とはどのような状況か。


○国民健康保険課長   資格証明書の発行世帯は,1人世帯38世帯,2人世帯4世帯,3人世帯2世帯である。訪宅や夜間の納税相談を資格証明書発行の直前まで行ったうえで発行している。


○委員   減免制度の活用について努力しているのか。


○国民健康保険課長   減免の申請は,平成16年度は,2月中旬現在で33件の申請があり,19件決定している。


○委員   国民健康保険事業の費用負担について,県の負担も出てくるようだが,国保の事業会計への補助金は増えるのか。国庫負担分が県負担分に移るだけなのか。


○国民健康保険課長   今議論されている国保改革では,国の役割の一部が県に移管される。補助金の減少・増加の要素はない。


○委員   全国的な問題として,今国庫負担を増やし,保険者の負担を減らさなくてはならないのに,今回の改革では保険者への効果はない。県の負担は増えるが,国の負担が減る。保険者の苦労は大変である。平準化により低所得者の重税感が解消されないので国民健康保険事業会計については反対したい。


○委員   収入率91.15%と見込んでいるが,それを高くする対策は何か。


○国民健康保険課長   平成17年度の収入率は,15年度の実績に合わせた。被保険者証のカード化やガイドブックの配布等を通じて,国保に対する信頼感を高めていただき,積極的に納めてもらいたいと考えている。また,新年度から機構改革により,納税係が,納税課に一本化される。


○委員   いろいろな施策として,人間ドック,保養施設利用の補助金があるが,ただ納めてもらうだけでなく,もっと事業をPRして,その上で納めてもらうものは納めてもらうべきである。


○委員   税の納税部門の一元化について,国保の給付と収納の関連性はどうなるのか。


○国民健康保険課長   国保会計については,歳入歳出両方とも国民健康保険課で担当する。事務分掌については今詰めている。賦課関係は国民健康保険課の担当となるが,被保険者に迷惑をかけない形でやっていきたい。


○委員   納付回数についても納める側に立った対応をお願いしたい。


○委員   移送費とは何か。また,パンフレットなどにたばこ被害の件については掲載しないのか。


○国民健康保険課長   移送費とは,やむを得ない事情により患者を手術等のために移動させるときや,離島から運ぶときなどの費用である。新規に作成するガイドブックについては,新年度に中身を詰めるが,視野を広げてやっていきたい。


 大要以上の後,議第11号については,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決定した。





◎議第12号  平成17年度山形市老人保健医療事業会計予算


 国民健康保険課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   老人保健には移送費はないのか。


○国民健康保険課長   第2款の医療費支給費に含まれている。


○委員   第三者納付金は,どのくらい医療費がかかった中での収入か。


○国民健康保険課長   第三者納付金については,第三者行為により医療費がかかった場合に加害者に請求しているが,平成15年度は45件で,3,400万円入金されている。平成16年度は2月末現在で,3,200万円である。すべて交通事故であり,過失割合に基づいて入金される。


○委員   相手が保険に入っていなかったりしてそのままにしておく事案もあると聞く。職員は一生懸命やっていると思うが,専門的な知識が必要だと思うので,その体制はどのようになっているのか。


○国民健康保険課長   平成16年度から専門的な知識・経験が必要であるということで,求償事務を国保連合会に委託している。保険者側の不利にならないように努力している。


○委員   一般管理費の職員増の理由は何か。


○国民健康保険課長   もともと老人保健医療の仕事をしていた職員を老人保健医療事業会計で持つようにするためである。


 大要以上の後,議第12号については,全員異議なく可決すべきものと決定した。


               休 憩  11時40分


               再 開  13時00分





【環境部】


◎議第8号  平成17年度山形市一般会計予算


 〇一般会計歳出


  第4款衛生費


   第1項保健衛生費


    第7目(環境衛生費)


   第2項清掃費


 清掃管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   ごみ減量を行うには,有料化や分別を増やすことも,検討すべきと思うがどうか。


○清掃管理課長   資源回収や雑紙回収で約1万トンを見込んでいる。これはごみ全体の1割を占めており,ごみ減量につながるものと思っている。平成29年度までに,家庭のごみを5%削減する計画としており,市民から理解と実行が得られるような,アクションプランを作成していきたい。有料化については,広域の一般廃棄物の処理計画の中で検討することとしており,二市二町の共通した問題であるため,タイミングを見て取り上げていきたい


○委員   新清掃工場について,溶融炉で進んでいるが,そうするとごみの分別が進まなくなるのではないか。


○清掃管理課長   現在8分別である。新清掃工場が完成すると7分別となるが,ごみの中の資源物を細かく分けていけば10何分別になる。新清掃工場の建設に向けてしっかりしたリサイクルをやっていくべきであると考える。


○委員   今,業者は分別ごみを買いにくる。高く買取りとなれば大きな収入となる。しっかりしたごみ処理計画をつくるべきである。


○委員   堆肥化とは具体的にどのようなことか。


○清掃管理課長   上山で,民間業者でやっている。国の事業指定を受け,補助を受けてやっている。給食センターの食材残渣,クリーンセンターの汚泥で実施したい。


○委員   堆肥化について,ある都市では悪臭になって大変な問題となっている。問題とならないように対策をとってもらいたい。


○清掃管理課長   臭気が大きな問題となっているところもあり,周辺住民の理解を得なくてはならないが,上山ではそのような問題は起こっていない。


○委員   カラスがごみを散らかすなどの問題が起きている。白い袋が良いのか,黒い袋が良いのか,ごみの有料化のときに袋の色の研究もしてもらいたい。


○清掃管理課長   黄色の袋について,杉並区で実験をしている段階である。実証できた段階で検討する。


○委員   ごみ減量化は,一人一人ががんばらなくては達成できない。沼津市では出し方が厳しい。買い物をすると包装紙等が多いが,町内会等への指導はあるのか。


○清掃管理課長   過剰包装をなるべくしないように業者にお願いしている。簡易包装の普及については,ごみ減量化の柱なのでがんばっていきたい。


○委員   山形市衛生組合連合会補助金について,ごみについては,町内会に負担をかけてやっているが,カラス,犬,猫の問題が出てきている。しっかりと町内会の要望を聞いてやってもらいたい。上野最終処分場が厳しい状況であると聞いたが見通しはどうなのか。


○清掃管理課長   衛生組合連合会は30地区の代表の集まりである。内部から意見があり,今度環境保健推進協議会として,名前を変えて,もっとリサイクル・ごみ減量の推進を図る取り組みを行うことにしているが,町内会と連携をとらないと難しいので,積極的に話し合って進めていきたい。県の協議会もあるが,これは公衆衛生と保健だけで環境がないので,これを脱会して市だけでやりたい。


 上野最終処分場についてはかなり苦労している。新清掃工場の完成が遅れていることもあり,今3分の2を整備しているが,残りの3分の1を整備するともう埋め立てる所がなくなる。なるべく埋め立てないように,入れるものを少なくしなくてはならない。新たな最終処分場を建設することはかなり大変な状況であるので,延命化できるような作業を進めていきたい。


○委員   水俣市に行ってごみ処理について視察してきたが,24分別で町内会あげてやっていた。市から協力金を支給し,町内会のやる気を起こさせながら実施していた。補助金カットの流れであるが,必要なものは増やすべきである。


○委員   ハッピーマンデーで月曜日の休日が多くなり,それによってごみの収集がならない。月曜日の収集日を各地区のローテーションで回してもらえないか。


○清掃管理課長   月曜日の休みが増えているが,年4日休日のうち,2回は回収している。収集日を回すことは市民が混乱するので難しい。


○委員   上野最終処分場の搬入路はどうするのか。また,焼却灰はどうしているのか。


○清掃管理課長   搬入路について1カ所貫通していないところがある。建設部と一緒になって地権者のところに何回も行っているが,平行線である。我々も建設部と一緒になってがんばっていく。焼却灰については,そのまま埋立し,飛灰についてはキレート材を混合して固めて埋立している。


○委員   地元県議とも話し合って,もう少しなのでがんばってもらいたい。


○環境部長   私も2回ほど行ったが,会うことができなかった。地区の総代とも相談したが,地区民同士の問題もあるようだ。


○委員   次の部長にも申し送りしてもらいたい。


○環境部長   ごね得にならないようにしたい。


○委員   事業者に対する指導について,事業者のごみの出し方が悪いが,新年度どのように指導していくのか。プラスチックも一緒に焼却するが,本来のごみ減量から外れている。商工会議所やスーパーにも呼びかけてマイバックとかも徹底すれば,プラスチックごみも減るのではないか。


○清掃管理課長   事業者に対しては,大規模な事業者の場合,具体的な減量計画書及び実施実績報告書を出させている。みんなでやるということをわかってもらうように進めていきたい。中小の事業所に対しても指導していきたい。プラスチックについては,容器包装リサイクル法が今回見直しになるので,市町村の立場で要望したい。ごみにならないようなプラスチック,収集運搬も業者でやるよう提案していく。生物系のプラスチックもうまく利用できるような施策を進めていきたい。


○委員   滝山地区では,町内会あげて資源回収をやっており,助成金も大変な額であるが,他地区に強制するのではなく,この取り組みを紹介して,この取り組みを広げる努力をしてもらいたい。自主的な取り組みとして油の回収が滝山地区で定着している。下水道を汚さないということで良い取り組みだが,業者の人も補助金が打ち切られて大変である。何とか自発的な意識をだめにしないようにしてもらえないか。


○清掃管理課長   集団資源回収については連合会あげてやっており,大変頭が下がる。業者の収集体制,軒先回収ということもありうまくいっている。この取り組みをPRや体験発表等をしていきたい。廃食油の回収については,平成18年9月までは継続して実施することになっている。59カ所から集めて,採算の取れない事業であったが,他に方法がないのか話し合いたい。個所を減らすとなかなか集まらなくなる。


○委員   清掃工場整備事業費の負担金は,半郷を予定地とする新清掃工場の建設に関する分か。


○清掃管理課長   そのとおりである。


○委員   清掃工場整備事業費負担金は,半郷に新清掃工場の建設を予定としたものであり,反対運動があり,地元合意が得られていないことから,反対する。


○委員   新清掃工場がうまくまとまっても,上野最終処分場の搬入路が開通できないと,大変であるがどう考えるか。


○清掃管理課長   搬入路の地権者との話し合いは平成10年度から延々と進まない。感情的なものもあり時間がかかっている。新年度は話し合いに応じてくれるのではないかと考えている。なお,清掃工場についてもがんばっていきたい。


○委員   搬入路の住民と清掃工場建設関連の住民は同じであるので心理的なものがある。集会場の件と絡み合って,ゆゆしき問題となっている。


○環境部長   建設部とも歩調を合わせてやっているが,ある程度のところまでくると平行線となってしまう。


○委員   半郷清掃工場について,山形市民に関わることであるので,山形市の問題である。建設場所について,再検討できないのか。


○環境部長   山形市が8割負担し,場所も4分の3が山形市である。広域環境事務組合が今度市役所に入るので,十分相談しながら進めなくてはならない。





  第3項環境保全費


   環境課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   ISO14001の更新を続けていくが,現実的にどのような改善になっているのか。職員の意識としてどのような改善があったのか。


○環境課長   ISOの運用化については,全課共通目標として11項目の削減目標でやってきた。本庁舎では光熱水費が700万円の削減になった。電気料等についても削減になると実感できたのではないか。各課の167項目の目標についても,できるだけ数値目標を設定してやってきた。成果目標を設定してそれに取り組むということも経験できた。市役所自らがISOを取得したことで,市内の他の企業にも広まった。


○委員   一生懸命に取り組んだところには褒賞を与えてもらいたい。横の連携も必要である。


○環境課長   仕事の検証システムの中で,同じような視点で企画サイドで取り組んでいる。将来的には,ISOを検証システムに取り組むことができないか,検討している。


○委員   京都議定書の発行が,予算が固まった後になったが,環境先進都市として取り組まなくてはならない。持ち家住宅支援事業,在宅介護支援事業も廃止になったが,一枚ガラスよりもペアガラスの方が効率的である。トータル的なものの中で,京都議定書に関して研究してもよいのではないか。大きな視点でやってもらいたい。


○環境課長   京都議定書についてはがんばっていかなくてはならない。山形市の地球温暖化対策推進協議会をつくってやっていく。昨年リサイクル商店街サミットを開催したが,NPO法人で廃食油を集めて精製をしたもので期間中100円の循環バスを動かしたが,商店街のガラス,照明についても,国の補助メニューを検討しながら,やっていきたい。


○委員   公共施設についても,ペアガラスにすれば冷暖房費用の面で大きな効果がある。一つ一つの取り組みが大切である。市民からも京都議定書についてどのように取り組めば良いのか聞かれる。環境先進都市としてきちんとした取り組みをしてもらいたい。


○委員   市民を対象とした大きな検討が必要である。自然保護の観点から,千歳山の松くい虫対策について,農林部とどのように連携して取り組むのか。


○環境課長   千歳山の松くい虫対策は,平成13年度から始めて,約7,000本の松を植えている。来年度は下刈り,補植をやって,5年で終了する。酸性雨により松が弱り松くい虫にやられている。


○委員   樹注の時点では効果があったが,今は市でやっているのか。


○環境課長   やっていない。


○委員   七日町商店街周辺において,タバコのポイ捨て禁止のイメージができ,きれいになってきたが,今後はどのように継続していくのか。


○環境課長   禁煙マナーストリートでの歩行タバコ等はピーク時の4分の1となっており,イメージアップが図られてきた。今後は,市役所前通りや地下道もして欲しいとの声があり,検討して行きたい。


○委員   長野では観光バスが冷暖房ストップしている。また最近はバッテリーの性能が向上し,アイドリングしなくてもバッテリーは上がらない。アイドリングストップ運動をしていかなくてはならないのではないか。


○環境課長   アイドリングストップ運動は県下で進めている。県にも働きかけながら運動を進めていきたい。


○委員   地球温暖化防止活動促進事業費が31万9,000円では少なすぎるのではないか。


○環境部長   学校での取り上げや,補正予算で対応するようにしていく。


○委員   環境問題は何と言っても二酸化炭素である。これを解消する努力をしていくべきである。市でプリウスを2台買ったが,効果があったのか。もっと地球規模の取り組みが必要であるが,環境部だけでなく管財課とも協力して取り組んでもらいたい。


○委員   松山の交差点についても一酸化炭素,二酸化炭素がひどいということで改良した。大野目の交差点に今取り組んでいる。我々も地球温暖化対策の一つとして13号線の立体化を考えて取り組んでいる。


 大要以上の後,議第8号の環境部部分については,採決の結果,賛成多数で可決すべきものと決定した。


               休 憩  14時50分


               再 開  15時00分





◎議第8号  平成17年度山形市一般会計予算


 〇一般会計歳出


  第3款民生費


   第1項社会福祉費


    第1目(社会福祉総務費)・第2目(障害福祉費)


   第3項生活保護費


 生活福祉課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   民生委員のなり手を探すのも地域で大変になってきている。民生委員の活動手当の見直しについての今後の考え方はどうか。


○生活福祉課長   民生委員の手当は実費負担であり,法律上は報酬を支給できない。国から県へ交付金としてきている。研修費として,1地区あたり14万円を基準として交付している。全国市長会を通じて手当を上げるように要望している。


○委員   地域の中でビジネスとして割り切って良い部分もある。山形市としても継続して検討してもらいたい。


○委員   民生委員は充足しているのか。


○生活福祉課長   定数は482名であるが,2名不足している。蔵王西成沢地区で町内会がまとまっていないことと,第9地区の馬見ヶ崎地区がもう少し待ってもらいたいということである。


○委員   多い所では30回くらい足を運んでいる。民生委員は金の問題ではないが,やらなくてはならない。高齢者が高齢者をみている状況である。民生委員に年齢制限はあるのか。


○生活福祉課長   原則65歳であるが,段階的に運用してよいことになっており,県の指導で70歳まで認めてよいとなっている。定年は75歳である。


○委員   定員482名のうち,新人は何人か。


○生活福祉課長   約3分の1である。


○委員   民生委員の研修会は実施しているのか。


○生活福祉課長   定例会を開催する中で,全員対象の研修会を実施している。また研究会や,新しく民生委員になった人全員を対象に,県単位の研修会もやっている。


○委員   遺族会の特別弔慰金の内容と対象者はどうなっているのか。


○生活福祉課長   10周年ごとの節目に支給しており,1人40万円,3,500人くらいの申し込みがあるのではないか。遺族の恩給,遺族年金を受けていない人が対象である。


○委員   まんさくの丘蔵王通勤寮について,市単独で行うとのことであるが,どのような構想になっているのか。


○生活福祉課長   現在20名が入所している。一人当たりのスペースが2畳であるが,国の基準が変わり一人当たり4畳となったため,10名分の別棟を建て,男女を分けるとともに食堂を増築する。また,国の補助が見込めないことから,市単独で行い,事業費の8割について起債が適用となる事業である。


○委員   平成17年度内の障害者のサービス利用料1割負担とか公費医療が自己負担となるという話が出ているがこの動向はどのようになっているのか。


○生活福祉課長   身体障害者の更正医療,障害児の育成医療,精神障害者の公費通院医療の三つあったが,これを一つに統合して,17年10月から自立支援医療となる。この中で,1割の本人負担となる。本人負担についても上限を設けて,その上限については,厚生労働省から具体的にきていないが,老人保健医療を限度に考えているようである。障害者の支援費についても,精神障害者については該当にならず別枠で支給してきたが,身体障害者も精神障害者も同じ支援費となる。18年1月から1割負担をやっていく。これにも限度額を設けて,基本的な考え方としては,障害者年金の範囲の中で賄えるように,それを超える部分については,減免措置となるように,国で検討されている。


○委員   障害者にも1割負担が導入されて大変になってくる。対策を十分に検討してもらいたい。


○委員   最近,小規模作業所等の施設で法人化の動きが話題になっているが,そのような動きがあるのか。


○生活福祉課長   NPO法人化や,小規模作業所からデイサービスセンターに変わっている。





 第1項社会福祉費


  第3目(老人福祉総務費)・第4目(老人福祉施設費)・第5目(あたご荘費)


 高齢福祉課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   老人保護措置費について,4施設,29人とあるが,これは何か。


○高齢福祉課長   上山の長寿園等の山形市外の施設へ措置した人数である。


○委員   特別養護老人ホームの職員の問題が出ているが,調査はしているのか。


○高齢福祉課長   一般的には外部評価システムを取り入れている。介護相談員がおり,県の指導・監査がある。また我々自身が話をしており,大きなけがの場合は報告させている。経営者の質,職員の質,全体的なモラルの問題もある。


○委員   職員の身分については,臨時職員が多い。本当に大変な中で,一生懸命にやっても感謝の気持ちがあらわされない。行政としてしっかりした対応を求めていくべきである。


○高齢福祉課長   まったくそのとおりである。4割が臨時職員である。コストを抑えるために低賃金でやっている。行政としても適切に指導していかなくてはならない。


○委員   幸い本市では,大きな事件は起きていないが,石川県では殺人事件も起きている。待機者がたくさんおり,住民,市民の要望が多く,一方,人的な問題や悩みがあり,大きな問題である。東京ではケアする人をケアすることを実施しているが,本市ではそのような指導はしないのか。


○高齢福祉課長   市としても働いている人の研修を行っており,各施設でもテーマごとに研修会をやっている。その点も検討したい。


○委員   高齢者の施策は,国でも在宅,地域福祉重視であるが,予算では在宅介護支援センターを1カ所増設するが,在宅介護の今後の動向はどうなっているのか。


○高齢福祉課長   在宅介護は,介護保険の見直しの中で相当意識の転換を図らなくてはならないが,なかなか難しい。施設は抑制方向で,その分を在宅で支える。中学校圏域程度のエリアでやっていく。現在の在宅支援センターを9〜10カ所に再編成していく。在宅介護支援センター長会議をやっており,在宅支援事業をやっていく。予算の3%の枠内で地域支援事業をやれということで,大部分は介護保険の中でやっていく。来年度構築していく。


○委員   介護保険も変わり目で,担当者が苦労している。利用者に介護保険の変更による混乱がないように配慮してもらいたい。いろいろな事業者が参入しているので,それを阻害しないようにやってもらいたい。


○委員   在宅支援センターにいるケアマネージャーと地域の民生委員とのかかわりが重要になってくる。研修の中でやってもらいたい。


○健康福祉部長   民生委員と在宅支援センターの関係は十分に詰めていきたい。


○委員   紙おむつ減量チャレンジ事業は良いことだと思う。環境問題からもよろしくお願いしたい。在宅介護支援センターにあたご荘を委託したが,その後問題はないか。


○高齢福祉課長   私の立場から見て特に問題ないと感じているが,職員の負担とならないようにやっていきたい。


○委員   ぜひ問題が起こらないように運営してもらいたい。





   第6目(福祉文化センター費)


    福祉文化センター所長の説明を了承した。





 第3款民生費


  第2項児童福祉費


   第1目(児童福祉総務費)・第2目(保育所費)・第5目(母子生活支援施設費)


 第10款教育費


  第5項幼稚園費


 児童福祉課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主な内容は次のとおり。


○委員   市立保育園は老朽化が激しく,つばさ保育園以降新設されていない。特に天井が低く,圧迫を感じる中で,未来の担い手である子供が保育されており,大変可哀相な状況である。市立保育園への入所が殺到し,待機児童も相当いる中で,施設整備計画をどのように考えているのか。


○児童施設課長   民間立保育園の育成,活用を図りながら,古くなった保育園から改修を予定している。平成16年度には白鳩保育園を改修。17年度にはあこや保育園の改修とさくら保育園の老朽度調査を行う計画であるが,幼稚園との関係や子供の絶対数の減少なども考慮しながら,市立保育園のあり方などを十分検討していきたい。


○委員   民間立保育園を育成しているところだが,待機児童があふれている中で市立保育園への申し込みが殺到している。もう少し計画的に整備してもらいたい。子どもを産んでも保育園に入れられない。なぜ,つばさ保育園以外は2カ月で預けられないのか。民間立保育園は2カ月で預る。


○児童施設課長   市立ではつばさ保育園だけが2カ月で預かるが,小さな子どもを預かるにはそれなりの施設整備が必要であるので,その他は6カ月から預かる。


○委員   白鳩保育園はどこを整備するのか。


○児童施設課長   白鳩保育園は古くなっているので給食室の整備等をやっていく。


○委員   きちんと費用をかけてリフォームしてもらいたい。予算がないからではなく,きちんと計画的に整備してもらいたい。保育園の整備について考えてもらいたい。