議事ロックス -地方議会議事録検索-


山形県 山形市

平成17年産業文教委員会( 3月 7日 産業文教分科会・予算)




平成17年産業文教委員会( 3月 7日 産業文教分科会・予算)





産業文教委員会


産業文教分科会(予算)





 
日   時   3月7日(月) 10時00分〜10時50分


場   所   第4委員会室


出席委員    菊池文昭,長谷川幸司,斎藤淳一,五十嵐吉信,高橋啓介,


        加藤賢一,長瀬洋男,加藤 孝,佐藤 稔,尾形源二


欠席委員    なし


当局出席者   商工観光部長,農林部長,教育長,教育部長,関係課長,


        関係室長


委員長席    菊池文昭


審査事項   1.議第5号  平成16年度山形市一般会計補正予算


     〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


1.議第5号  平成16年度山形市一般会計補正予算


 〇第1条一般会計歳出 第10款教育費 第2項小学校費


 〇第2条繰越明許費 第10款教育費 第2項小学校費


  (教)管理課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主なものは次のとおり。


○委員   大郷小学校に係る国の補正予算は,平成16年度事業となるが,改修工事のどの部分が関わってくるのか。


○施設整備室長   国の災害関係の予算の中で耐震改修のメニューがあり,大郷小学校については,当初,平成17年度に耐震補強工事と外壁改修を予定していたが,国の補正により有利な融資を受けられるため,耐震補強工事を行うものである。工事内容は,壁の量が不足するため,1階と2階の各6カ所,3階は4カ所の窓部分を壁にするものと,昇降口の柱2本の断面を大きくする補強工事を行う。


○委員   耐震補強工事において,壁が足りないということだが,耐震のグレードが上がったのか,それとも当時の建築に不具合があったのか。


○施設整備室長   昭和46年1月に建築基準法が改正され,大郷小学校は昭和46年12月に完成した。その後,昭和56年に建築基準法が改正され,昭和56年以前のものは現在の法基準に合わないことになる。このため,調査して順次補強することにしている。大郷小学校の場合は,現在の基準に照らして壁が足りないため,補強工事を行うものである。


○委員   南山形小学校の用地拡張は,本来は,南側に伸ばしていくべきだと思うがどうか。


○(教)管理課長   小学校の西側に防災道路が計画され,南山形幼稚園が移転するため跡地を買ってほしいとの申し出があった。東西に横長の土地であるが,現在のグランドと一体として,200mの周回コースを南北にとる計画を立てた。また,購入予定地の南と東に通学路があり,一体的に整備して児童の安全確保を図るため購入を決めた。


○委員   初めに幼稚園の土地があって,購入の申し出があって,グラウンド拡張計画を立てたということだが,そもそもいらなかったのではないか。


○委員   必要な理由を説明はしているが,南側に拡張して整備するものが併せて出てこないと納得できない。教育委員会として何をすべきか,施設整備のアクションが不足している。後処理の問題を減らす努力は全庁的に必要である。南側の農地部分の用地拡張を計画するのが筋である。


○施設整備室長   土地所有者から,幼稚園施設が道路で分断されるため,用地買収の打診があり,教育委員会で検討した。建設部では,地元からの要望もあり,学校北側のクランク道路の解消と防災道路の整備により,学校敷地も西側が7〜8m削減されることになった。西側6mの車道に3mの歩道が整備されるが,北側は歩道がないので通学の安全を図るため,用地買収してグラウンドとともに,2〜3mの歩道を整備する計画である。また,来校者及び社会体育用の駐車場を20台程度確保する考えもあり,残りをグラウンドとして一体的に整備する計画であった。


○委員   環境が良くなることは理解したが,今回の用地買収が取りやめになったことにより,南側拡張の予算措置はするのか。


○(教)管理課長   将来のことを考慮して検討し,必要があれば予算措置を行っていきたい。長期的には全ての小・中学校の整備を検討していかなければならない。


○委員   小・中学校の課題として,日常的に先生方の駐車場,来客用の駐車場が不足している。指針としての数値はあるが,時代と環境が変わっている。校舎の敷地外に駐車場を確保し,校内の用地は子ども達に解放していくべきだ。


○委員   南側が農地のうちに購入計画を建てるべきだ。ゼロに戻ってからの検討では意味がない。引き続き,グランド用地確保のために計画していくべきである。


○(教)管理課長   後戻りではなく,現状を把握したうえで検討していくものである。


○委員   西側に防災道路の拡張を予定しているというが,子ども達が100mを思いっきり走れなくなる。建設部としっかり話し合うべきだ。教育環境を悪くしてまで道路をきる必要があるのか。


○(教)管理課長   関係部ときちんと整理したうえで対応していきたい。


 大要以上の後,第10款第2項については全員異議なく可決すべきものと決定した。





 〇第3条債務負担行為 農業経営基盤強化資金の利子補給


  農政課長から説明を受けた後,質疑に入った。その主なものは次のとおり。


○委員   家畜排泄物法の改正により,堆肥化施設建設のために4,000万円まで融資枠を拡大するとのことだが,他はカバーできるのか。


○農政課長   スーパーLという今回の融資対象は,経営規模の大きい一戸である。他の畜産農家では,堆肥舎又は簡易処理か頭数減の中から,自分に合ったものを選択することになる。


○委員   法改正により基準が厳しくなったことにより,酪農を辞める人はいるのか。


○園芸畜産振興室長   一昨年11月に法施行された。牛10頭未満は法適用外,10頭以上になると簡易対応や堆肥舎建設が義務付けられる。畜産農家は高齢者が多く,後継者がいれば堆肥舎建設もできるが,後継者のいない農家では簡易対応しているところが多い。さくらんぼに転業した事例もあると聞いている。いずれにしても将来に不安を持つ人は多い。


○委員   鮭川村では堆肥センターを造り,大がかりにやっているところもある。山形では,できた堆肥を販売し,利用してもらえるまでに,現状はなっていない。堆肥の有効利用についての現状と指導はどうなっているのか。


○農政課長   センター化もひとつの選択肢であり,農協でも処理,販売しているが,その拡張ではなく,各農家がより質の高い堆肥化への取り組みを進めている。併せて,最後まで自分たちで使うシステムづくりを検討している。


○委員   堆肥を農地還元のプラントとして整備して,どの程度使われるのか。


○農政課長   当該農家は,400頭の牛を飼っており,既にプラントを作って,農地還元している。計画では,発酵を良くするため,攪拌槽を倍にし,量も多いのでストックヤードも造る計画である。


○委員   自分の土地以外にもまくのか。


○農政課長   自分の土地以外にも,他人の土地にも散布している。


○委員   相当の規模の酪農家であるが,事業総額と利子補給はいくらか。


○農政課長   事業費は約4,390万円である。原資1.85%に対し,県0.175,市0.675,計0.85%を補助する。


○委員   今後,予想される融資は把握しているのか。


○農政課長   通常は2,000万円の融資枠で収まっている。今回は特別の事例である。


 大要以上の後,第3条債務負担行為については,全員異議なく可決すべきものと決定した。