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山形県 山形市

平成17年 3月定例会(第1号 2月24日)




平成17年 3月定例会(第1号 2月24日)





 
平成17年2月24日(木曜日)


〇出席議員(38名)


    1 番   斉 藤 栄 治 君      2 番   遠 藤 吉 久 君


    3 番   渡 辺   元 君      4 番   折 原 政 信 君


    5 番   小 野   仁 君      6 番   遠 藤 和 典 君


    7 番   丸 子 善 弘 君      8 番   長谷川 幸 司 君


    9 番   今 野 誠 一 君     10 番   阿 部 典 子 君


   11 番   石 沢 秀 夫 君     12 番   鑓 水 一 美 君


   13 番   菊 池 文 昭 君     14 番   斎 藤 淳 一 君


   15 番   後 藤 誠 一 君     16 番   須 貝 太 郎 君


   17 番   五十嵐 吉 信 君     18 番   斎 藤 武 弘 君


   19 番   渡 辺 ゆり子 君     20 番   高 橋 啓 介 君


   21 番   豊 川 和 弘 君     22 番   加 藤   孝 君


   23 番   高 橋   博 君     24 番   加 藤 賢 一 君


   25 番   鈴 木 善太郎 君     26 番   渡 辺 弥寿雄 君


   27 番   長 瀬 洋 男 君     28 番   峯 田 豊太郎 君


   29 番   高 橋 嘉一郎 君     30 番   佐 藤 義 久 君


   31 番   酒 井 靖 悦 君     32 番   佐 藤   稔 君


   33 番   高 橋 伸 行 君     34 番   阿 部 喜之助 君


   35 番   尾 形 源 二 君     36 番   宝 沢 啓 輝 君


   37 番   小野寺   建 君     38 番   枝 松 昭 雄 君


 ――――――――――――――――――――


〇説明のため出席した者


  市長      市 川 昭 男 君   助役       池 野 勇 男 君


  収入役     佐 藤 忠 明 君


  総務部長    芳 賀 賢 二 君   財政部長     荒 井   満 君


  企画調整部長  瀧 井   潤 君   合併推進部長   舟 山 政 紘 君


  市民生活部長  鈴 木 正 人 君   環境部長     深 瀬 淳 一 君


  健康福祉部長  佐 藤   武 君   商工観光部長   榎 森 正 志 君


  農林部長    鏡     啓 君   建設部長     渡 辺   肇 君


  都市開発部長  浅 沼 義 明 君   下水道部長    飯 野 典 男 君


  消防長     斉 藤 則 夫 君   済生館長     峯 田 武 興 君


  済生館事務局長 駒 谷 修 二 君   水道事業管理者  岡 崎 教 雄 君


  水道部長    市 山 孝 弘 君   教育委員長    逸 見   啓 君


  教育長     大 場   登 君   教育部長     城戸口 庄 悦 君


  選挙管理委員長 細 谷 伸 夫 君   選管委事務局長  会 田 幸 雄 君


  代表監査委員  横 倉 明 雄 君   監査委事務局長  高 橋 保 雄 君


  農業委員会会長 武 田 清一郎 君   農業委事務局長  小 林 喜四郎 君


 ――――――――――――――――――――


〇事務局職員出席者


  局長      山 口 正 志


  総務課長    会 田 芳 男     議事課長     鈴 木 康 友


  議事課長補佐  笹 原 信 之     調査係長     岡 崎 健 巳


  主査      高 橋 一 実


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〇議事日程第1号


  平成17年2月24日(木)午前10時開議


 第 1 会期決定


 第 2 会議録署名議員指名


 第 3 諸 報 告


 第 4 議第5号 平成16年度山形市一般会計補正予算


 第 5 議第6号 平成16年度山形市老人保健医療事業会計補正予算


 第 6 議第7号 平成16年度山形市区画整理事業会計補正予算


 第 7 議第8号 平成17年度山形市一般会計予算


 第 8 議第9号 平成17年度山形市水道事業会計予算


 第 9 議第10号 平成17年度山形市立病院済生館事業会計予算


 第10 議第11号 平成17年度山形市国民健康保険事業会計予算


 第11 議第12号 平成17年度山形市老人保健医療事業会計予算


 第12 議第13号 平成17年度山形市介護保険事業会計予算


 第13 議第14号 平成17年度山形市区画整理事業会計予算


 第14 議第15号 平成17年度山形市財産区会計予算


 第15 議第16号 平成17年度山形市公共下水道事業会計予算


 第16 議第17号 平成17年度山形市駐車場事業会計予算


 第17 議第18号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計予算


 第18 議第19号 平成17年度山形市農業集落排水事業会計予算


 第19 議第20号 市道路線の認定について


 第20 議第21号 市道路線の廃止について


 第21 議第22号 市道路線の変更について


 第22 議第23号 山形市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の設定につい


           て


 第23 議第24号 山形市農業委員会農地部会等の委員の定数に関する条例の一部改


           正について


 第24 議第25号 山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について


 第25 議第26号 山形市市税条例の一部改正について


 第26 議第27号 山形市児童遊園条例の一部改正について


 第27 議第28号 山形市中央卸売市場業務条例の一部改正について


 第28 議第29号 山形市まちづくり情報センター条例の一部改正について


 第29 議第30号 山形市都市公園条例の一部改正について


 第30 議第31号 山形市営住宅条例の一部改正について


 第31 議第32号 山形市火災予防条例の一部改正について


 第32 議第33号 山形市社会教育委員等に関する条例の一部改正について


 第33 議第34号 山形市文化財保護条例の一部改正について


 第34 議第35号 山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正につ


           いて


 第35 議第36号 山形市水道給水条例の一部改正について


 ――――――――――――――――――――


〇本日の会議に付した事件


 日程第 1 会期決定


 日程第 2 会議録署名議員指名


 日程第 3 諸 報 告


 日程第 4 議第5号 平成16年度山形市一般会計補正予算


 日程第 5 議第6号 平成16年度山形市老人保健医療事業会計補正予算


 日程第 6 議第7号 平成16年度山形市区画整理事業会計補正予算


 日程第 7 議第8号 平成17年度山形市一般会計予算


 日程第 8 議第9号 平成17年度山形市水道事業会計予算


 日程第 9 議第10号 平成17年度山形市立病院済生館事業会計予算


 日程第10 議第11号 平成17年度山形市国民健康保険事業会計予算


 日程第11 議第12号 平成17年度山形市老人保健医療事業会計予算


 日程第12 議第13号 平成17年度山形市介護保険事業会計予算


 日程第13 議第14号 平成17年度山形市区画整理事業会計予算


 日程第14 議第15号 平成17年度山形市財産区会計予算


 日程第15 議第16号 平成17年度山形市公共下水道事業会計予算


 日程第16 議第17号 平成17年度山形市駐車場事業会計予算


 日程第17 議第18号 平成17年度山形市中央卸売市場事業会計予算


 日程第18 議第19号 平成17年度山形市農業集落排水事業会計予算


 日程第19 議第20号 市道路線の認定について


 日程第20 議第21号 市道路線の廃止について


 日程第21 議第22号 市道路線の変更について


 日程第22 議第23号 山形市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の設定に


             ついて


 日程第23 議第24号 山形市農業委員会農地部会等の委員の定数に関する条例の一


             部改正について


 日程第24 議第25号 山形市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について


 日程第25 議第26号 山形市市税条例の一部改正について


 日程第26 議第27号 山形市児童遊園条例の一部改正について


 日程第27 議第28号 山形市中央卸売市場業務条例の一部改正について


 日程第28 議第29号 山形市まちづくり情報センター条例の一部改正について


 日程第29 議第30号 山形市都市公園条例の一部改正について


 日程第30 議第31号 山形市営住宅条例の一部改正について


 日程第31 議第32号 山形市火災予防条例の一部改正について


 日程第32 議第33号 山形市社会教育委員等に関する条例の一部改正について


 日程第33 議第34号 山形市文化財保護条例の一部改正について


 日程第34 議第35号 山形市体育館等設置,管理及び使用に関する条例の一部改正


             について


 日程第35 議第36号 山形市水道給水条例の一部改正について


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◎午前10時 開議





○議長(枝松昭雄君) おはようございます。これより2月17日告示招集されました平成17年3月市議会定例会を開会し,直ちに本日の会議を開きます。


 出席議員は,定数に達しております。


 本日の議事は,日程第1号をもって進めます。


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◎会期決定





○議長(枝松昭雄君) 日程第1 会期の決定を行います。


 お諮りします。この定例会の会期は,本日から3月23日までの28日間としたいと思います。


 これにご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(枝松昭雄君) ご異議なしと認めます。


 よって,会期は本日から3月23日までの28日間と決定しました。


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◎会議録署名議員の指名





○議長(枝松昭雄君) 日程第2 会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員に,29番 高橋嘉一郎議員,36番 宝沢啓輝議員を指名します。


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◎諸報告





○議長(枝松昭雄君) 日程第3 諸報告を行います。


 最初に,お手元に配布しております文書のとおり,議会運営委員長,及び各常任委員長から,閉会中の委員会活動について報告書が提出されております。


 次に,平成16年6月に採択されました請願第5号の処理状況について,お手元に配布しております文書のとおり,市長から報告書が提出されております。


 次に,監査委員から,すでに配布しております文書のとおり,平成16年5月から12月までに実施しました行政監査結果が,地方自治法第199条第9項の規定により,報告されております。


 また,平成17年1月執行の例月出納検査結果が,地方自治法第235条の2第3項の規定により,報告されております。


 また,市長より,すでに配布しております文書のとおり,平成16年12月24日付けで,本市市道の管理瑕疵による側溝転落事故にかかる損害賠償の額の決定について,平成17年1月24日付けで本市所有自動車の加害にかかる損害賠償の額の決定について,平成17年1月31日付けで本市庁用自動車の加害にかかる損害賠償の額の決定について,及び,平成17年2月9日付けで山形市営住宅の明渡しにかかる訴えの提起前の和解申し立てについて,それぞれ地方自治法第180条第1項の規定により専決処分した旨,同条第2項の規定により,報告されております。


 以上で報告を終わります。


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◎議第5号ほか31件





○議長(枝松昭雄君) 日程第4 議第5号から,日程第35 議第36号までの議案32件を,一括して上程します。


 この場合,提案者の説明を求めます。市川市長。


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◎提案理由の説明





〔市長 市川昭男君 登壇〕


○市長(市川昭男君) おはようございます。本日,ここに3月市議会定例会を招集し,平成17年度一般会計及び特別会計予算ならびにその他の議案を提出するにあたり,市政経営に関する所信の一端を述べ,あわせて提出議案の大要についてご説明を申し上げます。


 はじめに,新年度に向けての経営方針について申し上げます。


 まず,第1に挙げなければならないことは,平成16年度の大きな課題として進めてまいりました特例法の期限内の広域合併ができなくなったことへの対応であります。


 合併は最大の行財政改革の手法であるとの認識に立ちながら魅力的で活力のある県都づくりを目指して協議を進めてまいりましたが,このような結果となったことは大変残念に思っております。


 今後の市政経営にあたっては,合併協議の過程において今後のまちづくりの大きな課題として確認してまいりました,行財政改革の推進と市民・企業・行政の連携によるまちづくりを本市独自に,そして強力に進めていく必要があります。


 合併による新市建設計画に盛り込み事業化を想定していたさまざまな課題への対応につきましても,本市独自の事業か,あるいは本市と関係市町が連携する事業かという進め方の整理を行い,市民ニーズに見合った着実な行政を推進してまいります。


 また,現在の本市の総合計画は平成8年2月に策定したものであり,来年度で10年が経過することとなります。この間の社会情勢の変化は大きなものがありましたが,なによりも,現在の総合計画は,広域合併を視野に入れた30万都市を長期目標としております。この目標の実現が当面は難しくなった今,25万5,000人の山形市民の暮らしを守り,実り豊かなものにしていくため,市民の負託にどう応えていくか,市勢発展の目標をどこに据えていくのかについて,新しい山形市の総合計画として市民にお示しすべきであると考えております。


 戦後,現在の地方自治制度がスタートしてから,自治のあり方は,国や県を行政の上位機関としてとらえ,そこで決められた方針から外れることなく事務を執行するという性格が強かったのであります。


 近年,ようやく,市民の側に顔を向けてそれぞれの自治体独自の仕事を行うことができる時代になってまいりました。けれども,本来の自治の姿からはまだ遠い部分もあります。財源や権限につきましては国の三位一体改革の精神のもと,少しずつ,地方の自主・自律に向けた動きが進みつつありますが,一番肝心な市民の意思に基づいた,市民とともに創る自治を行うシステムにつきましては,まだまだ模索中であると思います。


 そのために,市民との情報の共有,行政の仕事の検証と改善・改革,そして市民活動の支援などについて,これまで取り組んでまいりましたが,さらに積極的に推進してまいる所存であります。


 次期総合計画は第7次のものとなりますが,財政状況をはじめとする市政を取り巻く環境が厳しいなか,これまでのような総花的な施策展開は困難になってきております。


 そのためには,施策や事業の選択及び集中と,限られた資源を効率的に投入することにより,最大の効果をあげるべく,市民,企業,行政の3者が役割分担をしながら力を合わせ,自治と共創の精神のもとに新たな山形市をつくっていくための指針となるよう,市民の皆様,そして議員各位からご意見をいただきながら新しい総合計画を策定してまいります。


 経営方針の第2は,市民の目線を大事にした行財政改革の一層の推進であります。


 平成13年2月に策定した第2次行財政改革大綱に基づき,市民の視点に立った成果重視の行政システムの確立,効率的・効果的に行政を経営する体質への転換,地方分権を踏まえた市民参加型行政の確立を目標として改革に取り組んでまいりました。


 この間,行政評価システムの導入や外部委託など行政のスリム化への取り組み,コスト計算や資産状況による財政状況の公表,そして補助金の見直しなど,一定の成果をあげてきたと思っております。


 来年度は大綱の目標年次となっておりますが,まだ実現していない改革事項もあります。IT化の分野など財政状況から期限までの実施が難しい事項もありますが,行革の流れを止めることのないよう,市民の目線で市民にとって効果的な税金の使い方ができるよう,全力をあげて取り組んでまいるとともに,次の行革目標の策定も進めてまいります。


 経営方針の第3は,市民生活の安全・安心をより高める取り組みを進め,本市が持続的に安定して発展していける活力の基盤をつくりあげることであります。


 昨年は,台風に伴い風水害や中越地震による被害など,大きな災害が続く年であり,普段の生活を普段どおりに続けられることの大事さ,有り難さを身にしみて教えられた思いです。そして,今年に入りましてからも大雪による市民生活への影響があります。何か事があった場合でも平常時の市民生活になるべく早く戻れるような準備をしておき,行政でなければできない役割を意識して,ハード,ソフトの両面にわたって備えることが重要であります。


 また,単に災害への対応だけではなく,生活環境の安全性と快適性を高めるとともに,安定した生活を営めるような施策を推進し,ひいては生活の質を高めていく取り組みを進めてまいります。


 私は,以上申し上げたことを基本に新年度の市政経営を行い,本市に住んで良かったと市民から思ってもらえるよう,全力を傾注する覚悟でありますので,議員各位をはじめ市民の皆様のご理解とご支援を賜りますようお願いを申し上げます。


 次に,地方公共団体の行財政を取り巻く環境について申し上げます。


 内閣府の公表した1月の月例経済報告によれば,わが国の経済状況は企業収益が改善し設備投資も増加しているものの,個人消費はこのところ伸びが鈍化しており,景気の回復が緩やかになっているとしております。


 国の平成17年度一般会計予算は,前年度比0.1%増の82兆1,829億円となっており,少子化対策や科学技術等の研究支援などへの重点配分を行っております。歳入では,国税収入の伸びを見込んでいるものの,国債発行額は34兆3,900億円にのぼり,国債依存度は41.8%と依然として大きな割合を占めております。


 一方,歳出では持続的な財政構造の構築を目指し,三位一体の改革をはじめ,介護保険などの社会保障費の改革,さらには公共事業を3.6%削減するなど,聖域なき構造改革への取り組みの加速及び拡大を図ろうとしており,政策的経費である一般歳出は,前年度比0.7%減の47兆2,829億円となっております。


 また,地方財政計画においては,国の歳出見直しと歩調を合わせて地方歳出の総額が抑制されておりますが,地域において必要な行政課題に対しては適切に財源対策を行うものとしており,地方団体の安定的な財政運営に必要な一般財源の総額確保を図ったとしております。


 ただし,その内容においては地方交付税が0.1%増と前年度並びに確保されたものの,これまでの交付税減額に対する振替措置である臨時財政対策債は23.2%減と大幅に削減されており,これを埋め合わせるように地方税収が3.1%増と見込まれております。しかし,景気回復の足取りが重く,税収への反映も十分ではない地方の自治体にとっては引き続き厳しい内容となっております。


 したがいまして,地方自治体においては地方分権の時代にふさわしい自立した都市を目指すため,簡素で効率的な行政システムの確立と行財政改革の一層の推進を図ること,さらには,市民の理解と協力を得ながら計画的な歳出抑制と予算の重点配分を行うことなどにより,市民生活の向上と財政の健全化を図ることが求められております。


 このような財政環境にある一方で,本市の財政運営につきましては,先ほども申し上げましたように地方での景気回復の足取りが重く,市税の伸びが期待できない一方,臨時財政対策債が引き続き大幅に削減されるなど,極めて厳しい状況下に置かれております。したがいまして,持続して発展可能な自立した都市を目指し市民にとって真に必要な事業の推進を図るためには,限られた財源を重点的かつ効率的に配分することが不可欠であると考えております。


 平成17年度予算においては,今年度検討を進めてまいりました山形市仕事の検証システム及び,市単独補助金の見直し計画の成果反映をはじめとし,事業全般についてもこれまで以上の見直しに努めてまいりましたが,今後とも内部管理経費の徹底した節減を行うほか,職員自らも創意工夫をもって行財政改革をさらに推進し,健全財政を維持することに最大限の努力を払いながら,環境先進都市の実現に向けて積極的に取り組んでまいる所存であります。


 次に,平成17年度当初予算の大要についてご説明申し上げます。


 一般会計の予算規模は752億2,600万円となり,前年度当初予算に比較して9億3,200万円,率にして1.2%の減となっております。特別会計及び企業会計を含めた全会計の予算総額は1,769億9,085万7,000円で,前年度に比べ0.7%の増となった次第であります。


 以下,新年度の具体的な施策等について,新重点プロジェクトを中心にして申し上げます。


 その第1は,のびのび環境プロジェクトであります。


 安心して子供を産み,育てる環境をつくるため,夜間急病診療所に新たに小児科医師を常駐させ,小児救急医療体制を充実するほか,乳幼児養育の悩みの解消を図るため新たに育児支援家庭訪問事業を実施するとともに,民間立保育所の施設整備に対する支援や,新たな民間立保育所の開園などにより待機児童の解消を図ってまいります。


 さらには,放課後児童クラブにおいて新規開設クラブに対応するなど,運営委託を充実するとともに,小学校の空き教室等の有効活用を推進するほか,山形学園の改築に着手し,さらには幼稚園就園奨励事業において,今年度特区認可を受けて2歳児まで奨励費の支給対象を拡大するなど,さまざまな分野において児童健全育成の充実を図ってまいります。


 また,次代を担う子供たちが健やかに学び育つ環境を整備するため,仮称ニュータウン小学校の整備や第七小学校改築事業を推進するほか,小・中学校の耐震診断及び耐震化工事を実施してまいります。


 第2は,いきいき長寿環境プロジェクトであります。


 高齢者が安心して生活を営む環境をつくるため,地域型在宅介護支援センターの増設と運営体制の強化を図るとともに,高齢者が居住する住宅の改修に対する補助事業についても引き続き実施してまいります。また,高齢者が生きがいをもって社会参加できる環境をつくるため,老人保健健康診査事業や高齢者インフルエンザ予防接種の助成,さらには,生きがい対応型デイサービスや生活支援型ホームヘルプサービス事業などを引き続き推進してまいります。


 第3は,ゆとり・うるおい環境プロジェクトであります。


 豊かでさわやかな自然環境を保全し,良質な生活環境をつくるため,地球温暖化対策緑地建設譲渡事業として整備を進めてきた西公園が4月から全面的に開園する運びとなり,その運営に要する経費について予算措置を講じたほか,安全で快適な水環境をつくるため,平成13年度から整備してまいりました松原浄水場が完成を迎えるとともに,公共下水道整備事業についても引き続き推進を図ってまいります。


 また,環境に与える負荷を軽減するため,ごみ減量化,リサイクル推進等の事業も引き続き実施するとともに,小・中学校において独自の学校版ISOの実践に向けた取り組みを行うほか,危機管理対策の一環として,関係機関と連携した地震防災図上訓練に要する経費を計上いたしました。


 第4は,まちなか環境プロジェクトであります。


 魅力的な都市空間をつくるため,山形駅西,十日町及び七日町地区等における土地区画整理事業や民間が行う優良建築物等整備事業に対する支援を引き続き実施するほか,都市計画街路事業,霞城公園整備事業及び五堰整備事業等についても取り組みを続け,歴史とうるおいのあるまちづくりを推進してまいります。


 さらには,昨年開催された全国リサイクル商店街サミットの提言を受けての持続可能な商店街形成事業や商店街近代化促進事業に対し支援を行っていくほか,ナナ・ビーンズの有効活用を継続実施するなど中心商店街の活性化を図ってまいります。


 第5は,産業はつらつ環境プロジェクトであります。


 意欲的な事業展開を促し,産業の活性化を目指すため,本市に新たに立地した情報通信関連企業及び製造業の企業に対して支援を行うとともに,就職を希望する高校生を対象とした就業体験事業に対する支援を新たに実施するほか,新製品の開発や販路拡大への取り組みへの支援を充実し,また,商工業金融対策事業などを引き続き行い,商工業の振興と企業経営の安定化を図ってまいります。


 また,農林業においては,本市の今後の農業のあり方について調査・検討を行うため,第5次山形市農業振興基本計画を策定するための準備経費について予算措置を行ったほか,林業の活性化を図るため,民間の木材加工場整備に対する新たな支援を行うとともに,水田農業構造改革対策事業や認定農業者への支援を引き続き行ってまいります。


 さらに,本市の自然環境や街並み等における優れた景観を生かし,フィルムコミッション推進事業に新たに取り組むとともに,本市の代表的観光地である蔵王,山寺及び面白山等についても観光施設の整備を推進してまいります。


 第6は,交流環境プロジェクトであります。


 活発な交流が展開される環境をつくるため,国際ドキュメンタリー映画祭及び国際蔵王ジャンプ大会を引き続き実施するほか,花笠まつりをはじめとする山形の祭り開催事業,さらには,各種全国大会や東北大会等の開催に対する支援を行ってまいります。また,スワンヒル市及びボルダー市からの訪問団を迎えるなど海外友好姉妹都市との国際交流についても引き続き行ってまいります。


 第7は,共創環境プロジェクトであります。


 市民がまちづくりのさまざまな場面に主体的に参加できるよう,地域のNPOやボランティア活動を支援する拠点施設として,まちづくり情報センターを新たに市民活動支援センターとして機能を拡充いたします。また,滝山公民館の増築を行うとともに,鈴川公民館の業務を地元の民間団体に委託し地区民による自主運営を目指すなど,市民とともに地域の創造を図ってまいります。


 さらには,社会情勢や市民のニーズに対応した効率的な市政経営を推進するため行政評価事業を拡充し,全事務事業を対象とした取り組みを行ってまいります。


 その他の事業といたしましては,知的障害者施設である蔵王通勤寮の増改築事業及び国民健康保険の保険証カード化事業を新たに実施するほか,障害者福祉タクシーの利用助成などを引き続き実施し,健康及び福祉等の分野においてきわ細かな施策の充実を図るとともに,市民の安全・安心を確保するため仮称西消防署の整備についても促進を図ってまいります。


 さらには,本市の未来像を描くものとして,平成19年度からの第7次総合計画策定に着手するための経費について予算措置を行ったものであります。


 次に,水道事業会計について申し上げます。


 安全で良質な水道水を安定的に供給することが,水道事業の大きな使命であります。新年度におきましては,平成14年度に策定した山形市第2次水道事業基本計画21STARTプランに基づき,安心と信頼に基づく環境にやさしい水道の構築を目指して,松原浄水場新築整備事業をはじめ,配水管の布設,老朽配水管の改良を実施し,ライフラインの強化を図るほか,浄水場等施設・設備の更新及び改良,山形ニュータウンにかかわる配水管の整備などを実施するため,所要の経費を計上したものであります。


 今後の水道事業の経営にあたりましては,市民のくらしと健康を守るため,水道事業の計画的かつ効率的な運営を図り,なお一層経営努力を払ってまいる所存であります。


 次に,市立病院済生館事業会計について申し上げます。


 済生館は,平成16年度からの新3カ年計画に基づき,職員一丸となり経営の改善及び医療サービスの向上に努めてまいりました。


 新年度予算では,きわめて厳しい医療環境の中ではありますが,地域医療との連携を強化し,地域医療支援病院としての機能強化をさらに図ってまいります。また,人工透析装置や超伝導磁気共鳴診断装置MRIなどの高度な医療機器の更新整備を行い,診療機能の向上を図るとともに良質な医療を提供してまいります。


 今後とも,患者中心の医療を基本理念に市民の信頼に応える地域の基幹病院として,使命を果たしてまいる所存であります。


 次に,補正予算についてご説明申し上げます。


 今回の補正予算は,市民生活に直結し緊急を要する事業及び,このたびの国の補正予算に伴い内示等のあった事業などを中心に予算措置を行ったものであります。


 一般会計の補正予算の第1は,市民生活各般にわたる安全・安心の確保であります。子供の安全を守るため小・中学校の対震度の調査については,今年度も実施したところでありますが,このたびの国の補正予算を受けて大郷小学校校舎の耐震化工事を推進するとともに,市営あずま町住宅及び北部住宅において外壁等の補修工事を実施するため所要の予算措置を行いました。


 また,市民の交通の利便を確保するため赤字バス路線に対する支援措置を講じたほか,民間立保育所に対する運営委託料を追加計上いたしました。


 第2は,都市基盤の整備であります。


 県施行の道路整備事業及び都市計画街路事業にかかわる今年度の本市負担金について,新たに予算措置を講じるものであります。そのほか,債務負担行為の変更は,農業経営基盤強化資金の利子補給について,今年度の利用状況に基づき,限度額の増額措置を行おうとするものであります。


 以上が一般会計における補正の主なものでありますが,これらの補正に必要な財源といたしましては,国・県支出金及び市債などを見込計上したほか,財政調整基金及び減債基金からの繰り入れを減額したものであり,このたびの一般会計の補正予算総額は7億7,104万3,000円となった次第であります。


 次に,老人保健医療事業会計につきましては,今年度の医療給付の見込みによる所要の補正措置であります。


 また,公営住宅改善事業,道路新設改良事業,交通安全施設等整備事業,都市計画街路事業,小学校大規模改造事業及び土地区画整理事業にかかわる事業の繰り越しについて,所要の予算措置を講ずることといたしました。


 次に,事件決議及び条例関係の主なものについてご説明申し上げます。


 議第20号から議第22号までの3議案は,市道路線を認定,廃止及び変更することについて,道路法の規定に基づき議決を求めようとするものであります。


 議第24号の議案は,農業委員会等に関する法律の改正に伴い,選任による委員の定数にかかわる規定の整備をしようとするものであります。


 議第25号の議案は,国及び県の一般職の職員の例にならい昇給停止年齢を引き下げるとともに,規定の整備をしようとするものであります。


 議第28号の議案は,卸売市場法の改正に伴い,市場における取引規制を緩和するとともに,卸売の業務にかかわる物品の品質管理の方法を定めようとするものであります。


 議第32号の議案は,消防法等の改正に伴い,再生資源燃料等の貯蔵及び取り扱いについて火災予防上必要な基準を定めるとともに,規定の整備をしようとするものであります。


 議第33号の議案は,五十鈴公民館を廃止するとともに,公民館運営審議会の設置規定を変更しようとするものであります。


 議第36号の議案は,水道料金債権を私法上の債権とする国の法解釈の変更を受け,督促手数料及び延滞金にかかわる規定の整備をしようとするものであります。


 以上が提出議案の大要でありますが,細部については,説明を省略した議案とともに予算委員会及び各常任委員会等において,関係部課長が十分に説明いたしますので,よろしくご審議の上ご決議くださいますようお願いを申し上げます。


○議長(枝松昭雄君) 以上で提案者の説明は終わりました。


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◎質疑





○議長(枝松昭雄君) これより質疑に入ります。上程議案に対し,ご質疑ありませんか。渡辺ゆり子議員。


○19番(渡辺ゆり子君) 市長は,新年度の予算の説明また所信表明の中で国あるいは地方の状況を述べ,山形市についても景気回復の足取りが重くて市税の伸びが期待できないと。財政運営が大変厳しいというふうなことを述べておられます。一方で市民の目線でというふうなことを強調されてやっていくというふうなことを述べておられますけれども,市の財政運営が厳しいというのはそのとおりだと思いますが,市民の目線,家計を預かる特にほかの方々の女性からもよく聞く言葉,家計はもっと厳しいんだと。今税金の控除が次々と廃止をされて,今も負担が増になっている。そういう中で今政府の予算案が発表されていますけれども,本格増税路線明確と,老いも若きも増税というふうなマスコミの見出しが躍っています。特に,定率減税の半減・廃止,これはもう新年度内から1月から所得税に関してはなると。また介護保険の見直しで前倒しで10月からはホテルコストの導入ということが言われております。また,高齢者とかフリーターに対する増税。こういったことも方向が出されています。


 市民の方々の家計,生活はますます厳しくなるというふうなことが市民の目線での市民の受け止めなわけですけれども,そういったこと,市民生活の実態についての市長の認識,どういうふうに受け止めておられるのか,市財政も厳しいですけれども,市民生活はそれ以上に今厳しいというのが実態です。どう受け止めて新年度に望むのか,お聞かせ願いたいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) われわれ自治体の財政も非常に厳しい状態であります。市民生活の実態についてどうとらえているのかということですが,補正予算の中でも出てきておりますが,生活保護世帯が伸びております。しかも,生活保護を受けている方々が,高齢化しており,入院なさる方々が非常に多い。医療費についても今回の補正でお願いをしております。そんな高齢化に伴う現象,それと生活保護世帯が増えているということにつきましては,いろんな理由があると思いますが,企業のリストラ等いろんなことがあると思います。一部産業について非常に,特に情報化関連が動きが多いというふうに認識しておりますが,まだまだ一般市民,我々市民の家計までその影響を及ぼすということには,まだまだ至っていない。市民の家計につきましても,非常に厳しい内容というふうに受け止めております。以上でございます。


○議長(枝松昭雄君) ほかに,ご質疑ありませんか。渡辺ゆり子議員。


○19番(渡辺ゆり子君) 今,厳しいという受け止めはしているという話でしたけれども,定率減税とかそういったことは年度内に始まって,またそれだけに終わらず保育所の料金であるとか,公営住宅の料金であるとか,そういったことにも影響するのではないかというふうに言われております。心配されております。そういった中でやっぱり新年度のさまざまな運営にあたって,市民生活を守っていくという,そういう福祉を守るという,そういうふうな姿勢が必要ではないかと思いますけれども,いかがでしょうか。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 当然我々行政は議会のご意見をいただきながら,市民生活を守る,安全,健康面,福祉面,いろんな面で守っていくのが行政の責務であるというふうに,それは当然の行政行為であるというふうに認識しております。以上です。


○議長(枝松昭雄君) ほかに,ご質疑ありませんか。加藤孝議員。


○22番(加藤孝君) 市長から提案ありました経営方針について質問をいたします。まず,合併の部分なんですが,今合併が破綻した以降,2市2町でそれぞれ住民説明会,大変ご苦労様だと思っております。それで説明する際に,2市2町がそれぞれの自治体のそれぞれの立場での説明となっているのか,それとも2市2町が統一をして住民に対する説明の打ち合わせ的な部分を持ってしているのか。それなんですね。そして同時に,中間的なんですけれども住民の反応的な部分について,まずお尋ねしたいというふうに思います。


 それから財政の厳しさについては今それぞれ話が出ている状況だと思いますが,県の補助金それから県の支出金等について,予算委員会等の中でも県の市町村の交付税,市町村総合交付金ですね,年々減らされる。そして住民生活に影響があるということで,前知事に対しても意見を言っているという話をこれまでもありました。新知事になりました。それで私はこの新知事に対して市長としてこれからの考え方ですね,と同時に,県都の市長それから県の市長会の副会長という立場で,それぞれの市町村がこれだけ大変なんだということを私は大胆に声を大にして言うべきだというふうに思っております。知事の所信表明の中では,各市町村に対する考え方があまり強調されてなかったのかなというふうに思っておって,ちょっと気になっている部分がありますので,ぜひその点についてお聞かせお願いしたいというふうに思っております。


 それから,市長の今回の提案の中で,渡辺議員からも話があったんですが,市民の側に顔を向けて,それから市民の目線という,いわゆる市民をものすごく強調されているんですね。そしてこの合併の問題もそうなんだけど,市長の考え方,議会の考え方,それに対する住民の考え方ということで,今日のような複雑な状況の中では多種多様の意見があって,そして市長に求められるのはやっぱり決断と判断というふうになる。しかし,そのたびごとにどの立場の意見をとって,市長が判断されるかという部分について,大変私は苦慮されているのかなと。しかし,いつまでも判断決断を延ばしていくことによって,逆に市民に対するいろいろな不安ということも惹起することも事実でありまして,その辺が私は大変なことなのかなと。


 斎藤知事の所信なんですね。これは新しい発想とスピードそして大胆な決断力をもって果敢に挑戦していく。これは知事の考え方でありますので,知事は知事の考え方としてそうなんですが,これだけこうスピードが早い状況の中で決断ですね,そして判断そしてどの意見がという部分が私はなかなか大変な時期になっていると思いますので,市長が今話があった目線なり市民の側になり,そして仕事の検証システム等をみてみますと25万人の中の8人の意見なんですね。時として,市はそういう意見を大胆に取り上げられる。例えば,決算等における監査の方から毎回同じ指摘をされてもなかなか改善されないというか,実行性を上げられない部分が,その市民の意見という部分になれば大胆に取り入れられるという部分があります。私は言い換えるならば,監査の方からいつも指摘されるようなことが,そういう外部監査,外部の評価を入れることによって応えられるという一面もあるんですけど,私はですね,これまで各種の審議会の中でかつて審議会隠れみの論という話がありまして,物議を醸し取り消しをされた先輩の議員がおったなというふうに記憶しているんですけども,えてして行政はどちらかというと行政の考え方に近いような人の意見を取り入れたがるというのが一般的にあると思うんですね。そんなことで,議会とそれから市長,市長も市民から選ばれた,我々も市民から選ばれる,そして市民の目線市民の側に立ってといったときの,市長の1年4カ月を振り返って,そしてさらにこれから1年の経営方針をするにあたって,考え方についてお尋ねしたいというふうに思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) まず第1点の合併の説明については,2市2町が共通して接しているのかというご質問ですが,それではございません。それぞれの立場,それぞれの考えでそれぞれの自治体が独自で説明会をやっております。私は,全部で16回予定しておりますが,そのうちの8回が終わりました。今日も夜ありますが,今日で9回目になります。


 経過と結果についてご説明をさせていただいております。いろんなご意見がございます。よくぞ判断してくれたとか,あるいは残念だったとか,いろんなご意見をいただいております。今回は,合併特例法については破談になったわけですが,その先の見込みはどうなんだというようなご意見なんかも比較的多いというふうに認識しております。私は,合併特例債をあてにしない,しかも共通土俵,共通認識で持つことができるのであれば,また新たな考え方,合併ということもあり得るというふうな考えで申し上げております。


 それから,新しい山形市のいろんな課題,県の行政について新しい知事さんの方にどういう形でというご質問ですが,明日,県の市長会がございます。そこで知事さんもお見えになるという話でございます。そこで,各市で課題,県に要求すべきものはそこで出していきたいと思っております。私も用意しておりますのは,今,金井と本沢で非常に問題になっております有害図書の自動販売機の問題です。これが現行法律ではいかんともしがたい問題で,これについてぜひ県の条例をつくってもらいたい,有害図書自動販売機についての条例上のはっきりした取り扱い,これを主張させていただきたい。


 それから,県の総合交付金の中で今回の補正でもバスの補助金,去年も言ったんですが,まったく同じです。そういったことも機会あるたびに新しい知事さんの方にご要望をしていきたいというふうに考えております。


 それから,判断基準ということですが,私はやはり常に判断を求められる立場でございますので,やはり市民の生活に立って,市民にとってどうなのかということもやはり判断基準のベースにしているつもりでございます。私の判断が遅いということでご迷惑をかけているものがあれば,教えていただければというふうに思います。


 なお,仕事の検証システム等,8人だけじゃないかということですが,今度は検証システムは人数を増やします。市民も入れて人数を増やしまして多様な意見を取り入れていきたいというふうに思っております。また,今年度は各公民館,あるいは市役所のロビーで検証システムの結果を公表いたしました。公表してどうぞお気付きの点はご意見くださいということで,公開しているつもりですが,初めてのせいか余り関心がなかったと,これが実態でございます。なお,いろんな方々の市民の意見を入れていく方法には,公募の委員を増やしていきたいというふうに考えております。あるいは総合計画を策定する手法につきましても,いろんな市民の意見を取り入れる方法がございますので,できるだけ公平な客観的なご意見をいただけるような方法を探っていきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(枝松昭雄君) 加藤孝議員。


○22番(加藤孝君) 2市2町の住民説明の関係なんだけど,えてしてうまくいけばそれぞれね,褒め合うということがあるけど,うまくなくなってくるとあっちが悪い,こっちが悪いという,将来に禍根を残すようなそういう説明会であってはならないというふうに思ったものですから,ぜひ共通の認識に立って,そしてこれからの将来に向けて,これからも虚心坦懐に話をするべきだと思っていましたので,そういう意見を申し上げました。


 それで,いわゆる市民の目線なり,市民の側に立ってという,それからの審議会の話を私先ほど申し上げたんですが,市長の方から話があった合併問題,そこの検討委員会,市民の代表ということで各種の団体の皆さんが出席をされております。16回検討委員会が開催されたと,それぞれの大変なこの日程の中で参加されたと思いますけれども,ある方については16回中8回が欠席なんですね。これ2人おります。そのほかの皆さんも4分の1しか出席をしない。だから,市民の代表各界各層の代表だといっても,実態がこれだ。どういう発言をしているのかと。あまり発言をしない。結論が出そうになると団体を代表して何とかしてくれと押しかけるようなそういうやり方が果たしてどうなのかなと。今の市民民主主義の社会にあってという,うまくいった場合は各種各界各層の皆さんが入っているから山形市の意見なり,皆さんから受け入れられたという,だけどこういう大事な会議の中に半分しか参加をしないという人が2人もいる,という状況の中で,そしてなおかつ結論が出そうになると市長何とかしてくれというやり方はね,これからはするべきでない。そして市長の話の中に今公募制という話があったんですが,やはりいろんな市民の多種多様な中でできるだけ公募なんかを含めて,むしろ私は行政にとって辛口というかね,余り何でもイエスマンだけじゃないそういう意見も取り入れられるような,それが本当の意味での市民の側に,目線ということではないのかなという感じをしているんですね。そんなことで私は今回の合併等に至るその協議会に参加された状況なり,発言の状況をみると,単純な充て職という部分は,私は大胆にこの見直しをしていかないと我々にとって都合のいいとき,市民の代表というふうにえてしてなりがちな部分を持っていますので,私は市長が今言われたような公募制などという部分については,これまで以上に私は取り入れるべきだというふうに思って,ぜひもう一回ですね,市長お尋ねしたい。


 それから,新知事とお会いになるということで,それぞれ市町村が抱えている財政そして前の知事等の関係で約束された事項もたくさんあったと思うんです。だけど,知事が代わったということで,それは新知事は新知事のということだと思うんですが,やはり継続的に市町村が抱えている課題についてはいろいろすり合わせをして,それぞれ当初予算を組んでいる訳ですから,ぜひそういう思いを市長としては最大限私は話をするべきだなとこう思っているんですね。そういう山形的に先進的に取り組んでいる部分なんかも県の方で後で取り入れているような話なんかもある。そういう点では山形市は先進的な市政をやっているのかなという部分なんかも見受けられるんで,ぜひ財政の厳しさも含めて市長として斎藤新知事に大胆に話をしていただきたいというふうに思っておりますので,そのことも含めて市長に要望しておきたいなと思います。以上でございます。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 人選。法定合併協の委員の場合の例も出されたわけですが,法定合併協というのは非常に重要な協議会でございますので,それぞれの各界の代表者ということで選んだつもりです。結果的には非常にお忙しくてなかなか出席かなわなかった方もいらっしゃることも事実でございます。そういったものによっては,あるいはそういった方々にお願いせざるを得ない場合もあるかと思いますが,できるだけ私は一般市民の方々から参加してもらえるような方法を模索していきたいなと考えております。横文字で言うとパブリックコメントとかいろいろあるようですが,いろんな方法があるはずです。できるだけ公募制というものを増やしていきたいというふうに考えておりますので,今後ともご指導方をお願いを申し上げます。


○議長(枝松昭雄君) ほかに,ご質疑ありませんか。今野誠一議員。


○9番(今野誠一君) いよいよというか,ようやくというか,次の農業振興基本計画に取り掛かるという予算措置がなっておりますが,基幹産業の農業については山形市のこれまでの歴代の市長さんも,そして市川市長も振興あるいは後退させないという形でいろいろな施策を出されたわけですけれども,実際今の農業の状況をみてみますと,必ずしも振興,後退をさせないという状況にはなっていないのではないかと,このように私は感じております。そして,生産量・額あるいは後継者,あらゆる面で今までの施策対策ではどうにもならない状況になってきているのではないかと,このような感じを受けているわけですけれども,そういった今の山形の農業の状況とそういったこれまでの対策支援についてどのように認識されているのかお伺いしたいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 農業につきましては,先ほど提案説明の中でも触れさせていただいたつもりでござます。今年度16年度に農林業活性化検討委員会ということで,それぞれの立場の方々から4回ほど開いてご提言をいただきました。こんな分厚い提言書をいただきました。私は目を通しました。その中で非常に関心が呼ばれていたのは,一つは生産者の方々,今まで地産地消という言葉,地元で作ったものは地元で食うと,地産地消という言葉はおごっている言葉じゃないかと。むしろ地消地産ではないかと。本当に求めているものを作っていくのが農業じゃないかというようなですね,同じ農業の方々の中でそういうご意見も出ておりました。ですから,農業の方々の意識,あるいは行政に対する注文,一般質問でも出ましたが,農民の方々の直接の直売所について,規制が厳しくてできない。これは開発指導要綱の中で改正したつもりですが,まだ足りないというような具体的なご提言をいただいております。しかもその提言の中で農業というのは楽しいんだぞということをぜひわかってもらいたいという言葉もございました。そういったものを非常に貴重な提言というふうに私は受け止めておりますので,第5次農業振興基本計画を待たないで,やれるものはやれと,早くやれということを農林の方にハッパをかけた次第です。しかもそれをもとにですね,第5次の振興基本計画をつくっていきたいなというふうに思っております。


 それから,村木沢であれですね,転作の方の畑地化,すごい面積の畑地化が具体化しております。そこで冷やしラーメンを作る麦,弱いんだけども,何とか県産で指定してもらいたいと,そうすると冷やしラーメン用の麦がつくれるんだというふうなこともお聞きしました。そんな具体的にやって,できるものはすぐにやっていきたいなというふうに考えておりますので,今後ともご指導をお願いします。以上です。


○議長(枝松昭雄君) 今野誠一議員。


○9番(今野誠一君) 農業は楽しいもんだと,あるいはいろいろ具体的にやれるところからやっていく。これは結構だと思うんですけども,やっぱり楽しいというのは経営が成り立ってこそ初めて私は楽しいと言えるんじゃないかと思うんです。いろいろ認定農業者の対策なんかも,手を尽くしてもらっているわけですけれども,やはり認定農業者の経営が成り立たなくなっているというのが現状ではないかなと思います。というのは,農水省でも一俵当たり1万6,000円〜1万7,000円という全国平均の1俵当たりの生産費を示しておきながら,実際は1万2,000円ちょっとでしか売れない。この現実をきちっととらえて政策をしていかないと,やっぱり今認定者と言われている方々もいつまで続くかわからない。あるいはそういった方々の後継者が生まれるかどうかもわからない。その辺をきちっとやっていかなければ山形市の農業というのは,ますます後退していくんじゃないかと思っているわけです。いろいろ農水省なんかも今回のビジョンの中では,勤労者の所得並みの所得にするには,今度は十何haの水田農業でなくてはだめだと,こういった基準なんかも示してきているわけです。どんどん際限なくそういった方向になると思うんです。そういった国の政策に水準する,それをいろんな形で補完していくというだけではなくて,私はやはり所得・価格補償をきちっとしていかなければ農業は後退を止めることはできない,このように考えているわけですけれども,その点に関しての市長の認識をお伺いしたいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 国の施策についてもちろん我々が要望するものは,農業をやっている方々のご意見を聞きながら当然要求するものは要求していく,国に要求していきます。我々自治体でやれるものは,最大限やっていくと考えておりますので,いろいろ教えていただきながら私も農林水産省でもどこでも行くから,どんどん主張させていただきます。なお教えてください。


○議長(枝松昭雄君) 今野誠一議員。


○9番(今野誠一君) 次の振興基本計画の策定にあたっては,そういった価格補償,所得補償ということも,山形の農業を振興させていくには大切だということもぜひ取り入れて検討していただきたい,そのことを指摘したいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 加藤賢一議員。


○24番(加藤賢一君) 第4のまちなか環境プロジェクトに関してでありますけれども,中心市街地の活性化を図るということがございます。現在,まさに寿ビルからはもう全部閉鎖したと。そしてまた駅前の十字屋,ダイエー,これも風前のともしびであると。確かにですね,過日十字屋,ダイエーの存続ということで再生機構の方にですね,市役所の方,そしてまた地元商店街,それから商工会議所,そして県という形でお願いしたわけでありますけれども,一方ですね,そういうふうな状況でありますけれども,いわゆるマンションがですね,相当市街地に建っております。そうしますとマンションが建って,人口がその分増えてくる。若干ですけれども。しかしながら買う場所がない。これではですね,まちの機能を果たさないんですよね。かつて46,47年の山形駅前のいわゆる都市再開発のときです。十字屋,ダイエー,そしてですね,ニチイがあったわけです。特にニチイに関しましてはですね,駅前ビルを建てる時に市がですね,誘致運動をして持ってきたという状況がありまして,初めて駅前に3つの核ができて1つの大きなまちができたと。それが山形市の非常な,七日町とともにですね,両輪となって活性化したというのが今日までの状況であったわけでありますけれども,先ほど申しましたとおり,まさに寿ビルは閉鎖してヤマザワもない。確かにここにナナ・ビーンズとあるんですが,イイナス。そこでは買えないんですね,生鮮食料品。駅前の方に関しましてもダイエーがあのようになってくるということでございます。確かにスーパーは民間の経営でございますので,当然採算ベースがございます。しかしながらですね,今日の時代こそ特に中心市街地の活性化を図りですね,いわゆるマンションがでてきた場合,その住民たちがですね,やはり安心できるように,特に今回の日経新聞の土曜日版にはですね,七日町商店街は全国で第8位なんですね。それは何がと,文化もある,公共施設もある,病院もある,行政機関もある。しかしながら買うところがなくてはこれは商店街また中心市街地に住もうとする方々にとっては,マイナスなんであります。大問題なんです。そこでですね,行政がですね,お願いに行くのではなくて,積極的に企業を誘致してくると。例えばココ21いわゆる寿ビルの地下にはですね,新しく建てますからテナント料の問題も出てくるでしょう。しかしながら,それを積極的にですね,まず行政の方でもできるだけのことをやるから入ってくれという形で。駅前の方もですね,十字屋,ダイエー,特にダイエーの場合なんかは,非常に問題がありますけれども,例えば1階地下であるならば別のスーパー機能が入られる余地はあるわけです。そんな形でただ単に地元または民間任せではなくて,行政の方がむしろ誘致してくるというふうな施策はとれないものかと思っておりますけれども,市当局の方はいかがお考えでしょうか。特に市長どうぞよろしく具体的な話がございましたら,むしろ具体的な施策がありましたらぜひ地元としては,また中心市街地の死活問題でございますので,一つよろしくご答弁のほどお願い申し上げます。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 中心商店街にお住みになっている方々の最大の弱点は日用品,生活用品が非常に買うのに不便利だということが弱点と思っております。ココ21さんのヤマザワさんが撤退したわけですが,この間女性の広報委員の方々とお話し合いの中で,その問題も出されました。私は指摘って言うんでしょうか,ヤマザワの社長さんにその後どうなるんですかと,条件さえ合えば入りたいというようなお話をヤマザワの社長さんはおっしゃっていました。ですからココ21は,建替えなさる計画というふうに聞いておりますので,そういったものがぜひ実現するように私も行政のできる範囲内でがんばっていきたいなと思っております。


 それから,ダイエーあるいは十字屋さんにつきましては,助役からすぐ行ってもらって再生機構の方に行ってもらったわけですが,まだ決定ではないということでございますが,ぜひあれもずっと私も各市内回っているんですが,大変関心の多い問題です。最終判断がどのように,なるべく残るようにと願っておりますが,ある方向付けが出た場合,行政がどのような方策がとれるのか,検討をさせていただきたいなというふうに思います。今具体的にこうしますというものは申し合わせておりません。以上でございます。


○議長(枝松昭雄君) 加藤賢一議員。


○24番(加藤賢一君) ただいまですね,具体的な話ではありませんけれども,できるだけ努力をしていくというふうな市当局からの話であります。ただですね,企業の課題といたしましては,やはり例えば,キャッスルの前に23階のマンションが出てくると。130世帯,約390から400人ぐらい入ってくると。そのほか,桜町,そしてまた木の実町,駅西にも出てきますが,そこにはマックスバリュがありますので,何とかなりますけれども。やはりですね,非常にこれは大きな問題だと思うんですよね。これからはやはりいわゆるコンパクトシティになってきますと,まさにですね,都市には,特に山形市の今まで建ってない部分に関しては,ある程度の飽和状況までは建つと思うんであります。そんなことを考えますと,果たしてやはり七日町,ただ非常にこれからですね,ヤマザワさんの話によりますと,私が聞いている話では,条件が合わなければ入らないという話も聞いております。当然,先ほど言ったようにテナントの問題もあるわけですから,それは当然でありますけれども,民間経営でありますから。でありますけれどもね,そうならそうなりにですね,やはり市としては合うようなテナントを逆に誘致してくるというふうな積極的な姿勢がですね,やはり必要かと私は思っております。まあ,できるできないは別としてね。そういうことでありますので,ぜひですね,私としましては市が積極的にですね,やはりやるべきだということをですね,お伝えいたしまして努力を図っていただきたいと思っております。


 再度,具体的な話ではありませんけれども,当然また小さいお店だっていいんですよね。今,例えば七日町には多田八百屋さんが旧フクヨネさんのあとにちょっとつくっておりますけれども,そういったものでもそれなりのものでもいいわけでありますので,そういったことをぜひ中小企業の方々とか商工会議所とかいろんな方々と商工課あたりがですね,お話をしながら,商売でありますから当然経営の問題がありますけれども,市としても積極的にそこら辺はですね,いろんな施策があれば当然推し進めていくべきと思いますので,そこら辺を意見として申し上げておきます。


○議長(枝松昭雄君) ほかに,高橋嘉一郎議員。


○29番(高橋嘉一郎君) 市長提案の中に,本市の代表的観光地である蔵王,山寺,及び面白山と出ているわけですけども,蔵王の観光地としては山形市では最高の方だと思いますけれども,そこの入り口にごみ焼却場をつくるとこういう位置付け方をしているわけですけれども,これは蔵王の観光に力を入れているというのと相反するんじゃないかと。こういう地元の方々も指摘してるし,私もそう思うわけだね。やっぱり観光地は観光地としての,そこに行くところもね,玄関口もちゃんと良いものにするということが重要ではないかと。そこら辺,矛盾しないかと,相反しないかという点ではどういう考え方なのか,お伺いしたいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 新清掃工場の立地につきましては,過般の広域環境事務組合の議会でも陳情が出され,反対なさっている方々から陳情につきまして,結果的に不採択というふうに決定を,議会の方で意思決定をされております。ただし,附帯条件が付いております。できるだけ地元の方々のご理解をいただくようなことを努力せよという附帯条件を付けて,あそこの立地についてはよろしいというふうなお墨付きをいただいております。新清掃工場と蔵王の観光の問題で矛盾しないかというご質問でございますが,私は矛盾しないと思っております。いわゆる清掃工場というふうな昔の迷惑施設と言うんでしょうか,とらえ方もあったわけですが,新しい清掃工場につきましては親しまれるような,むしろ人が集まるようなそういった工夫,やり方が他の自治体でも取り組まれているところもありますし,いろんな取り組み方ができると思います。私はあそこの蔵王という蔵王山の下にある場所について,それが矛盾しないような,しかも市民が納得するようなものにしていくべきだろうとういうふうに思っております。以上です。


○議長(枝松昭雄君) 高橋嘉一郎議員。


○29番(高橋嘉一郎君) 市長は矛盾しない,両立していくようにという,そのような答弁でありますが,市長はそういう考え方で進めていると思うわけだね。だけど,そこの焼却場の隣接する方々がそう受け止めていないわけだ。これが問題だと思うわけだね。これは蔵王観光と矛盾すると。しかも今までは山形市内に焼却場が2つあった。それが今度は上山,山辺,中山も含めたものを全部あそこに持ってくると。そこが問題なわけだね。なおさらごみの搬入がたくさんになると,そういう点では市長は矛盾しないようにそういう施設をつくるというんだけども,受け取る関係する住民が矛盾していると,こういうふうに受け取っていますので,十分そこを配慮というか考慮するというふうなことを指摘しておきます。


○議長(枝松昭雄君) ほかに,ご質疑ありませんか。高橋博議員。


○23番(高橋博君) 先ほど,市長の3月議会,17年度の当初予算の説明を受けました。2年前というか市長にとっては今回が2回目の予算の提案と思っております。16年度は故吉村市長の遺志を継いで山形市を守るための予算を計上なされ,17年度,今日はまさに吉村カラーも引き継ぎながら市川カラーが出た予算なのかなと思っております。その中で,一つは先ほど来,るる出ておりますけれども,特例債をみない合併が破綻し,大変苦労した。ましてや予算編成時期に当たりながら合併がどうなるんだろう,どうなるんだろうと,これを物の見事に9億円も前年度よりも少ない予算の中で,ここまで立ち上げたというのは,私は市長を頂点とする部長,課長等々,職員の皆さんがよく頑張ってくれたなと思っております。それはなぜか,環境プロジェクトを7項目に分けて,そして具体的に一つ一つ,例えば,第1はのびのび環境プロジェクトではこうやりますよ。子供を守るためにはこうやりますよと一つ一つ提示をしている。これは先ほど来から出ている市民の目に,そして市民のことを思った政策だなと私は高く評価をさせていただきたいと思っております。


 そんな中で,今高橋嘉一郎議員からも話がありましたけれども,結果的にはこれからまだまだ市長そして当局が大変なのはごみ清掃工場の問題なのかなと思っております。私は,ごみ清掃工場,清掃工場というからだめなのであって,たまには資源の科学館という名前にでも変更したら,もうちょっと良くなるのかなと思っております。しかしながら,私は今回の市長の提案の理由の中で,第3のゆとり・うるおい環境プロジェクト,この中では,ごみ減量化そしてリサイクル推進をするんだ。ましてや昨日,おとといの広域環境事務組合の議会の中で市長が言っている,美しい環境をとらえて,未来を託す子供たちがいい環境でいくためには,私は持続する循環型社会を構築することに努力するんだというふうに言い切っております。そこで,市長にお伺いしたいのは,今回の7つのプロジェクトの中での私は一番大切な,市民にとって,ましてやこれから建設しなきゃならない焼却炉,私は基本となるものは,まさに市長が提案しているごみの減量化,循環型社会をつくることだと思っております。そこで市長,具体的に循環型社会をつくるために,そしてごみを減量化するにはどうすべきか,具体的なお考えがありましたらお示しいただきたいと思います。


○議長(枝松昭雄君) 市川市長。


○市長(市川昭男君) 環境先進都市をうたっての,2回目の当初予算の編成でしたが,一番根底にありますのは,やはり私は提案理由でも言いましたけれども,市民の方々,企業,行政,これが一緒になって同じ力を出していくんだと。それが一番長持ちするんだということで,それを予算的にある程度具現化させていただいたつもりでございます。そういった面とそれから循環型社会を構築するということで,ごみの減量化につきましては,やはりこれまで以上にがんばっていかなければならないと思っております。現在のごみ処理基本計画の中で,平成29年で5%減の基本計画を出しております。ただし,それでは前の一般質問でもありましたように,具体的な努力目標と言うんでしょうか,これがわかりません。そこを今どういうふうな具体的な市民の方々がわかるような減量計画を持っていくのか,いろんな意見を聞きながらですね,早急につくっていかなければならないなというふうに思っております。なお,減量化につきましては,この当初予算の中で雑紙回収で1億強の予算を付けております。これでさらにごみの減量を持っていきたいというふうな考えでやっておりました。さらに具体的な計画を持っていきたいなと。その中に一般質問でも答えさせていただきましたが,有料化ということも大きな方法として検討のまないたに上げていきたいなと思っております。今後ともご意見を賜ればと思います。よろしくお願いします。


○議長(枝松昭雄君) 高橋博議員。


○23番(高橋博君) 十分,市長のそして当局のごみ減量化についての施策がわかりました。ただ,市長そこで市民,行政,企業,一体となって,私は当然市民の代表である我々も議員もひっくるめて,そしてこのごみ減量化にいかないと,私は絶対うまくいかないとこういうふうに思っております。ですから,私らも一丸となってごみ減量化に立ち向かっていくんだということをしながら,やっていきたいと思いますので,ぜひごみの減量化,循環型社会を果敢にやっていただきたいと,このことを要望申し上げ終わります。


○議長(枝松昭雄君) ほかにご質疑ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(枝松昭雄君) ご質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。


 ――――――――――――――――――――





◎動議(予算委員会の設置,議案付託)





○議長(枝松昭雄君) 25番 鈴木善太郎議員。


○25番(鈴木善太郎君) この際,動議を提出いたします。


 ただいま上程されました案件のうち,議第5号から議第19号までの議案15件については,議長を除く全議員で構成する予算委員会を設置して付託の上審査されるよう動議を提出いたします。


○議長(枝松昭雄君) ただいま鈴木善太郎議員から提出されました動議を議題とすることに,ご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(枝松昭雄君) ご異議なしと認めます。したがって,予算委員会の設置及び議案付託の動議を議題とします。


 お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに,ご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(枝松昭雄君) ご異議なしと認めます。


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◎委員会付託





○議長(枝松昭雄君) したがって,議第5号から議第19号までの議案15件は,予算委員会を設置して付託,その他の議案は配布しております付託案件表のとおり,それぞれ所管の常任委員会に付託します。


 なお,請願は請願文書表のとおり,各常任委員会に付託します。


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○議長(枝松昭雄君) 以上をもって,本日の日程は全部終了しました。


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◎休会





○議長(枝松昭雄君) この際,お諮りします。議案調査のため,明日から2月28日までの4日間,休会したいと思います。これにご異議ありませんか。


〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(枝松昭雄君) ご異議なしと認めます。したがって,会議は明日から2月28日まで4日間休会することに決定しました。


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◎散会





○議長(枝松昭雄君) 本日はこれをもって散会します。


    午前11時21分 散 会