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平成12年  9月 定例会(第301号) 10月06日−05号




平成12年  9月 定例会(第301号) − 10月06日−05号







平成12年  9月 定例会(第301号)



    平成十二年十月六日(金曜日) 午前十時五十一分 開議



議事日程第五号

    平成十二年十月六日(金曜日) 午前十時 開議

 第一   議第百三十五号 平成十二年度山形県一般会計補正予算(第二号)

 第二   議第百三十六号 平成十二年度山形県母子寡婦福祉資金特別会計補正予算(第一号)

 第三   議第百三十七号 平成十二年度山形県小規模企業者等設備導入資金特別会計補正予算(第一号)

 第四   議第百三十八号 平成十二年度山形県土地取得事業特別会計補正予算(第一号)

 第五   議第百三十九号 平成十二年度山形県農業改良資金特別会計補正予算(第一号)

 第六   議第百四十号  平成十二年度山形県沿岸漁業改善資金特別会計補正予算(第一号)

 第七   議第百四十一号 平成十二年度山形県林業改善資金特別会計補正予算(第一号)

 第八   議第百四十二号 平成十二年度山形県流域下水道事業特別会計補正予算(第一号)

 第九   議第百四十三号 平成十二年度山形県港湾整備事業特別会計補正予算(第一号)

 第十   議第百四十四号 平成十二年度山形県病院事業会計補正予算(第一号)

 第十一  議第百四十五号 平成十二年度山形県電気事業会計補正予算(第一号)

 第十二  議第百四十六号 平成十二年度山形県工業用水道事業会計補正予算(第一号)

 第十三  議第百四十七号 平成十二年度山形県ガス事業会計補正予算(第一号)

 第十四  議第百四十八号 平成十二年度山形県公営企業資産運用事業会計補正予算(第一号)

 第十五  議第百四十九号 平成十二年度山形県水道用水供給事業会計補正予算(第一号)

 第十六  議第百五十号  山形県個人情報保護条例の設定について

 第十七  議第百五十一号 山形県行政機関の設置等に関する条例等の一部を改正する条例の設定について

 第十八  議第百五十二号 山形県事務処理の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第十九  議第百五十三号 山形県手数料条例の一部を改正する条例の制定について

 第二十  議第百五十四号 山形県県税条例の一部を改正する条例の制定について

 第二十一 議第百五十五号 山形県国際交流センター条例の設定について

 第二十二 議第百五十六号 社会福祉法人に対する補助に関する条例等の一部を改正する条例の設定について

 第二十三 議第百五十七号 山形県介護福祉士及び社会福祉士修学資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について

 第二十四 議第百五十八号 山形県介護学習センター条例の設定について

 第二十五 議第百五十九号 山形県看護職員修学資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について

 第二十六 議第百六十号  山形県産業科学館条例の設定について

 第二十七 議第百六十一号 山形県観光情報センター条例の設定について

 第二十八 議第百六十二号 国営土地改良事業負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 第二十九 議第百六十三号 山形県都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

 第三十  議第百六十四号 山形県すまい情報センター条例の設定について

 第三十一 議第百六十五号 山形県建築基準条例の一部を改正する条例の制定について

 第三十二 議第百六十六号 山形県県営住宅条例の一部を改正する条例の制定について

 第三十三 議第百六十七号 山形県公営企業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 第三十四 議第百六十八号 東田川郡立川町と同郡余目町との境界変更について

 第三十五 議第百六十九号 東田川郡余目町と同郡藤島町との境界変更について

 第三十六 議第百七十号  国営白川土地改良事業に要する費用に係る負担金の一部負担について

 第三十七 議第百七十一号 広域営農団地農道整備事業等に要する費用の一部負担について

 第三十八 議第百七十二号 中山間地域総合整備事業等に要する費用の一部負担について

 第三十九 議第百七十三号 水環境整備事業等に要する費用の一部負担について

 第四十  議第百七十四号 林道事業に要する費用の一部負担について

 第四十一 議第百七十五号 都市計画街路事業に要する費用の一部負担について

 第四十二 議第百七十六号 流域下水道の建設事業に要する費用の一部負担について

 第四十三 議第百七十七号 県代行下水道事業に要する費用の一部負担について

 第四十四 議第百七十八号 港湾事業に要する費用の一部負担について

 第四十五 議第百七十九号 漁港事業に要する費用の一部負担について

 第四十六 議第百八十号  急傾斜地崩壊対策事業に要する費用の一部負担について

 第四十七 議第百八十一号 一般国道百十二号加茂坂バイパス道路改築事業道路改良(加茂坂トンネル)工事請負契約の一部変更について

 第四十八 議第百八十二号 一般国道四百五十八号長谷堂バイパス道路改築事業道路改良(長谷堂トンネル)工事請負契約の一部変更について

 第四十九 議第百八十三号 主要地方道米沢高畠線道路改築事業羽黒川橋架設工事(上部工)請負契約の締結について

 第五十  議第百八十四号 綱木川ダム建設事業堤体工事請負契約の一部変更について

 第五十一 議第百八十五号 山形市が自治大臣に対して行う特例市の指定に係る申出について

 第五十二 請願

 第五十三 平成十一年度山形県病院事業会計決算

 第五十四 平成十一年度山形県電気事業会計決算

 第五十五 平成十一年度山形県工業用水道事業会計決算

 第五十六 平成十一年度山形県ガス事業会計決算

 第五十七 平成十一年度山形県公営企業資産運用事業会計決算

 第五十八 平成十一年度山形県水道用水供給事業会計決算

 第五十九 平成十一年度山形県駐車場事業会計決算

 第六十  発議第十一号 私学助成の充実強化について

 第六十一 発議第十二号 育児・介護休業法の拡充について

 第六十二 発議第十三号 道路財源の安定的な確保について

 第六十三 発議第十四号 高速自動車国道の整備促進について



本日の会議に付した事件

 議事日程第五号に同じ。



出席議員(四十八名)

   一番  笹山一夫君

   二番  吉田 明君

   三番  加藤国洋君

   四番  星川純一君

   五番  伊藤重成君

   六番  舩山現人君

   七番  田澤伸一君

   八番  森田 廣君

   九番  坂本貴美雄君

   十番  佐藤藤彌君

  十一番  小屋豊孝君

  十二番  広谷五郎左エ門君

  十三番  吉泉秀男君

  十四番  寒河江政好君

  十五番  太田忠藏君

  十六番  澤渡和郎君

  十七番  志田英紀君

  十八番  野川政文君

  十九番  阿部賢一君

  二十番  鈴木正法君

 二十一番  佐貝全健君

 二十二番  菊池汪夫君

 二十三番  青柳 忠君

 二十四番  前田利一君

 二十五番  井上俊一君

 二十六番  田辺省二君

 二十七番  土田広志君

 二十九番  平 弘造君

 三十番   阿部信矢君

 三十一番  今井榮喜君

 三十二番  土屋健吾君

 三十三番  竹田重栄君

 三十四番  松浦安雄君

 三十五番  野村研三君

 三十六番  松野久八君

 三十七番  伊藤 孜君

 三十八番  橋本喜久夫君

 三十九番  木村莞爾君

 四十番   荒井 進君

 四十一番  関口 修君

 四十二番  山科朝雄君

 四十三番  伊藤定夫君

 四十四番  石垣 潔君

 四十五番  松沢洋一君

 四十六番  大内孝一君

 四十七番  後藤 源君

 四十八番  新目視悦君

 四十九番  武田 誠君

 欠員(一名)



説明のため出席した者

 知事          高橋和雄君

 副知事         金森義弘君

 出納長         横山五良右衛門君

 企業管理者       渡邉満夫君

 総務部長        宮内 豊君

 企画調整部長      佐々木克樹君

 文化環境部長      武田浩一君

 健康福祉部長      日野雅夫君

 商工労働観光部長    本木正光君

 農林水産部長      細野武司君

 土木部長        山本善行君

 財政課長        佐藤洋樹君

 教育委員会委員長    安孫子 博君

 教育長         木村 宰君

 公安委員会委員長    鐙谷誠一君

 警察本部長       殿川一郎君

 代表監査委員      櫻井 薫君

 人事委員会委員長    古澤茂堂君

 人事委員会事務局長   鈴木一夫君

 地方労働委員会事務局長 斎藤知行君



     午前十時五十一分 開議



○議長(石垣潔君) これより本日の会議を開きます。





△諸般の報告



○議長(石垣潔君) 日程に先立ち報告があります。

 知事より、十月五日付をもって今期定例会に追加提案する公営企業会計決算がお手元に配付のとおり送付になりましたので、報告いたします。



〔参照〕



△(資料)平成11年度公営企業会計決算書の送付について





△日程第一議第百三十五号議案から日程第五十一議第百八十五号議案まで

                         (予算特別委員長報告)



○議長(石垣潔君) これより日程に入ります。

 日程第一議第百三十五号平成十二年度山形県一般会計補正予算第二号から、日程第五十一議第百八十五号山形市が自治大臣に対して行う特例市の指定に係る申出についてまでの五十一案件を一括議題に供します。

 これら案件に対する審査の経過と結果について、予算特別委員長の報告を求めます。予算特別委員長平弘造君。



◆予算特別委員長(平弘造君) 去る十月三日の本会議において予算特別委員会に付託されました諸議案について、十月三日、四日及び五日の三日間にわたり本特別委員会を開催し、その審査の全部を終了いたしましたので、ここに委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。

 本委員会に付託されました案件は、議第百三十五号平成十二年度山形県一般会計補正予算第二号から、議第百八十五号山形市が自治大臣に対して行う特例市の指定に係る申出についてまでの五十一議案であります。

 これら案件の審査に当たりましては、高橋知事を初め関係理事者の出席を求め、八名の委員が質疑に立ち、終始活発な質疑及び意見の開陳がなされたのであります。

 以下、その主な事項について申し上げますと、「ピー・エス社が落札した橋梁工事の施工管理と品質保証について」「警察署における困り事相談においては豊富な人生経験を持つ人材を嘱託の相談員として採用するとともに、落ちついた和やかな雰囲気のある相談室を設けて対応すべきと考えるがどうか」「中山間地域等条件不利な地域に対する中山間都市交流事業や棚田地域等保全事業などの施策の展開状況について。また、直接支払制度の進捗状況について」「IT・山形推進戦略本部の設置など本県の情報化推進に取り組む意気込みについて」「いわゆる院内感染による感染症の主な種類と県立病院における院内感染予防の取り組みについて」「学校栄養職員を特別非常勤講師として採用し、食の重要性に係る健康教育や指導ができるよう体制を整備すべきであると考えるがどうか」「中学校における歴史及び公民教科書の選定に係る考え方と民意の反映について」「新千年紀記念事業の内容と準備の進捗状況について。また、インターネット博覧会への本県の参加について」「国道四十八号の地域高規格道路実現に向けた見通しについて」「公共事業等予備費や景気対策への対応と今後の財政運営に対する基本的な認識について」「総合支庁の設置を踏まえ本庁体制のスリム化・効率化を図るとともに、総合課題に係る一体的な施策推進のための組織の見直しを検討すべきであると考えるがどうか」「庄内広域水道の料金設定の見通しと全国的に高い水準にある本県市町村の水道料金の低減に向けた県の対応について」「介護保険第一号被保険者に占める保険料徴収対象者の状況や保険料の徴収に係る苦情の状況について」「老人虐待については、老人福祉法に基づき機敏に対応できるよう市町村の体制の確立と県民への啓蒙活動が必要であると考えるがどうか」「公共事業工事の入札における落札業者の状況と落札価格の水準について」「新世紀における県政推進に当たっては県庁職員が自信と勇気を持って職務を執行できるようにすることが肝要と考えるがどうか」「山形県社会福祉事業団が運営する老人保養所や特別養護老人ホームなどの今後のあり方について」「本県の公共事業におけるリサイクル製品の利用状況や容器包装リサイクル法に基づく分別回収の状況と今後の推進方策について」「新世紀の山形県づくりの方向性とスポーツ立県に向けた基本姿勢について」「県民ゴルフ場の利用状況を踏まえ高齢者や青少年の利用促進に向けた取り組みが必要と考えるがどうか」「本県らしい植樹祭の具体的なイメージについて。また、記念植樹や施設の準備状況及び開催期日の検討状況について」「二十世紀の県勢発展に対する所感と二十一世紀の本県のあるべき姿について」「財政指標から見た本県財政の状況とこれを踏まえた来年度予算編成の基本的な考え方について」「最上川シンボルライン推進事業における仮称・最上川清流プランの具体的な策定内容と推進方策について」などであります。

 これらに対して、知事初め執行部から誠意ある答弁がなされたのであります。

 以上の経過をもって採決の結果、本委員会に付託されました議案のうち、議第百三十八号、議第百五十三号、議第百七十一号の三議案については賛成多数をもって、他の四十八議案については全員異議なく、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 以上をもちまして予算特別委員会における審査の経過と結果についての報告を終わります。



○議長(石垣潔君) 予算特別委員長の報告は終わりました。





△日程第五十二請願



○議長(石垣潔君) 次に、日程第五十二請願を議題に供します。





○議長(石垣潔君) この場合、討論の通告がありますので発言を許可いたします。一番笹山一夫君。



◆1番(笹山一夫君) 私は、日本共産党を代表し、反対の討論を行います。

 議第百三十八号平成十二年度山形県土地取得事業特別会計補正予算は、我が党が従来から問題点を指摘してきました拠点工業開発団地づくり事業会計です。当初の投資額は二百億円余で、その借入金の利払い累計は約百億円になります。そのツケとしての広大な遊休地維持の管理費の補正には反対であります。

 議第百五十三号山形県手数料条例の一部を改正する条例の制定については、県内の零細な銃砲店等に負担を強いるもので容認できません。

 議第百七十一号広域営農団地農道整備事業等に要する費用の一部負担について。米の輸入自由化の代償としてUR対策事業が執行されてきました。平成六年三月の山形市議会で、紅はなの丘の営農計画の質問に、当時の金沢市長が、西の方の将来的に農業の観光もということを含めた道路と答弁したように、至るところで営農計画はとんざ・消滅し、道路ありきの観を呈しています。しかも、日本農業は衰退の一途をたどっています。

 請願、法人事業税への外形標準課税の導入に反対する意見書の提出について。政府税調は中間答申で、法人事業税の外形標準課税の早期導入を提案をし、県も重要事業に採択しました。平成十年度の県税統計によると、県内法人は一万七千八百二十三法人、うち利益法人は七千六十七法人、いわゆる赤字の欠損法人は一万七百五十六法人で六〇%を占めます。資本金一千万円以下の法人は一万三千百六十五法人で、欠損法人は九千十法人で六八%を占めます。欠損法人の割合は小資本法人の方が高くなっています。ちなみに、資本金五十億円以上の七法人中六法人は欠損法人です。日本の事業税の沿革を見ますと、明治十一年から二十九年までは都道府県の営業税として業種ごとに定額課税、明治二十七年から二十八年の日清戦争により政府歳出が増加したため営業税を国税に移行させ、売り上げ金額、建物賃貸価格、従業者数に対する外形標準課税としました。大正十五年に営業税を廃止し事業収益税、純益課税に改正し、昭和二十三年からは所得課税に改められ今日に至っております。営業税、事業税が創設され百二十年余、純益課税に変わってから七十五年。利益なき課税は課税する側の論理に基づくもので、現在、電気・ガス供給業等に一部あるのみであります。現行の法人事業税は、企業利益に課税する方式ですが、外形標準課税は人件費などに課税するために人件費比率の高い中小企業にとっては過酷な税で死活にかかわることになります。願意は妥当であり採択すべき請願であります。

 以上のとおり反対理由を申し上げまして、私の討論を終わります。



○議長(石垣潔君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。





△議第百三十五号議案から議第百八十五号議案まで及び請願の採決



○議長(石垣潔君) これより議案の採決に入ります。

 まず、議第百三十八号平成十二年度山形県土地取得事業特別会計補正予算第一号、議第百五十三号山形県手数料条例の一部を改正する条例の制定について及び議第百七十一号広域営農団地農道整備事業等に要する費用の一部負担についての三議案について採決いたします。

 お諮りいたします。議第百三十八号、議第百五十三号及び議第百七十一号の三議案については、いずれも原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○議長(石垣潔君) 起立多数であります。よって、議第百三十八号、議第百五十三号及び議第百七十一号についてはいずれも原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま採決いたしました三議案を除く四十八議案について採決いたします。

 お諮りいたします。これら四十八議案については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石垣潔君) 御異議なしと認めます。よって、議第百三十五号から議第百三十七号まで、議第百三十九号から議第百五十二号まで、議第百五十四号から議第百七十号まで及び議第百七十二号から議第百八十五号までの四十八議案はいずれも原案のとおり可決されました。

 次に、請願の採決に入ります。

 まず、請願三八号について採決いたします。

 お諮りいたします。請願三八号については、総務常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○議長(石垣潔君) 起立多数であります。よって、請願三八号は総務常任委員長報告のとおり決定いたしました。

 次に、ただいま採決いたしました請願一件を除く請願十九件について採決いたします。

 お諮りいたします。これら請願十九件については、いずれも関係常任委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石垣潔君) 御異議なしと認めます。よって、請願五号から請願八号まで、請願一〇号、請願一七号、請願二二号、請願二五号、請願二七号、請願二九号から請願三一号まで、請願三三号から請願三七号まで、請願三九号及び請願四〇号の十九件はいずれも関係常任委員長報告のとおり決定いたしました。



〔参照〕



△(資料)請願審査結果一覧表(平成12年9月定例会)





△(資料)継続審査請願審査結果一覧表(平成12年9月定例会)





△日程第五十三平成十一年度山形県病院事業会計決算から日程第五十九平成十一年度山形県駐車場事業会計決算までの七決算



○議長(石垣潔君) 次に、日程第五十三平成十一年度山形県病院事業会計決算から、日程第五十九平成十一年度山形県駐車場事業会計決算までの七決算を一括議題に供します。





○議長(石垣潔君) これら決算について説明を求めます。

 横山出納長。



◎出納長(横山五良右衛門君) 平成十一年度山形県病院事業会計の決算の概要について御説明申し上げます。

 平成十一年度における病院事業の運営に当たりましては、本県の広域センター的病院、地域の基幹病院あるいは専門病院として、県民の医療福祉の増進と県内医療水準の向上を図るため、医療施設の整備等による病院機能の充実、病院経営の健全化に努めました。

 初めに、成人病センター及び救命救急センターを含めた施設の利用者数でありますが、延べ人数にして百八十五万三千百六十人となり、前年度に比べ三万六千百十七人の増加となりました。

 次に、収益的収支の状況について申し上げます。

 収益は三百九十三億三千七百九十七万五千九百五十五円、費用は四百十七億千五十一万四千三百五十八円となり、二十三億七千二百五十三万八千四百三円の純損失を生じました。これを前年度と比較しますと、四億四千九百五十八万九千六百二十四円損失が増加しております。

 収益におきましては、患者数の増加で医業収益が増収したものの、一般会計からの繰入金の減少等により、前年度に比べ十億五千八百十四万五千九十円、率にして二・六%の減少となっております。

 一方、費用におきましては、県立中央病院における院外処方の拡充等による薬品費の減少及び医療機器賃借料の減少等により、前年度に比べ六億八百五十五万五千四百六十六円、率にして一・四%の減少となっております。

 その結果、前年度繰越欠損金百九十六億七千九十九万四千六百一円に当年度純損失を加えた平成十一年度の未処理欠損金は二百二十億四千三百五十三万三千四円となります。この欠損金の処理につきましては、全額翌年度に繰り越す予定であります。

 次に、資本的収支の状況でありますが、収入額は、企業債及び一般会計からの負担金等で百九十七億八千三百十六万円となっております。

 一方、支出額は、中央病院改築整備事業及び各病院の医療機器整備並びに企業債償還金等で二百二億四千七百七十七万千九百五十四円となっており、ほかに中央病院改築整備事業に伴う平成十二年度へ繰り越された額五千七十六万六百円があります。

 なお、収入額が支出額に不足する額四億六千四百六十一万千九百五十四円は過年度分損益勘定留保資金及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額で補てんしております。

 以上、平成十一年度山形県病院事業会計の決算の概要について御説明いたしましたが、よろしく御審議の上御認定くださいますようお願いいたします。



○議長(石垣潔君) 渡邉企業管理者。



◎企業管理者(渡邉満夫君) 平成十一年度山形県公営企業六事業会計決算の概要について御説明申し上げます。

 平成十一年度における各事業会計の運営に当たりましては、経営基盤の強化、事業の効率的運営及び計画的な建設事業の展開を経営の基本として運営に努めてまいりました。

 最初に、電気事業会計について申し上げます。

 当年度の供給電力量は三億六千六百二十八万キロワットアワーで、前年度を七・六%下回り、電力料金収入は三十億八千六百四十万三百十七円で、前年度に比較して一・五%の減収となりました。

 収益的収支につきましては、六億五百九十一万八千四百三十八円の純利益を生じましたので、中小水力発電開発改良積立金等に積み立てる予定であります。

 資本的収支につきましては、収入総額五億三千三百一万二千八百四十六円に対し支出総額は十四億三千百二十一万千九百六十九円で、収入不足額は損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。

 次に、工業用水道事業会計について申し上げます。

 当年度における給水企業数は、酒田、八幡原及び福田の各工業用水道全体で四十七社五十一事業所であります。給水量は千五百二十万立方メートルで、前年度を〇・四%下回り、給水料金収入は五億二百二十八万八千九百二十円で、前年度に比較して〇・九%の減収となりました。

 収益的収支につきましては、一億三千三百四十二万三千八百六十四円の純利益を生じましたので、建設改良積立金等に積み立てる予定であります。

 資本的収支の状況につきましては、収入総額三億四千八百十四万六千五百円に対し支出総額は五億三十四万一千五百十五円で、収入不足額は損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。

 次に、ガス事業会計について申し上げます。

 当年度のガス供給量は二百四十八万立方メートルで、前年度を一・三%下回り、ガス料金収入は三億三千四百二十一万八千九百二十一円で、前年度に比較して一・一%の減収となりました。

 収益的収支につきましては、二千三百四十四万八千九百三十七円の純利益を生じましたので、建設改良積立金等に積み立てる予定であります。

 資本的収支の状況につきましては、収入総額四千百六十七万六千六百円に対し支出総額は九千二百八十八万一千六百九円で、収入不足額は損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。

 次に、公営企業資産運用事業会計について申し上げます。

 企業局の事業効果を広く県民に還元するため、山形新幹線新庄延伸関連施設整備事業の資金として山形県市町村振興資金特別会計に九億円を貸し付けいたしました。また、附帯事業であります県民ゴルフ場につきましては、四月十七日から十一月二十五日まで二百二十三日間の営業を行い、利用者数は一万三千百五十七人となりました。

 収益的収支につきましては、本来事業で八千六百四十四万三千百七十円の純利益、附帯事業で一億六千八百十八万九千九百五円の純損失となり、資産運用事業会計合計で八千百七十四万六千七百三十五円の純損失を生じましたので、同額を利益積立金の取り崩しにより充当する予定であります。

 資本的収支につきましては、本来事業と附帯事業を合わせて収入総額十一億五千九百六万二千十九円に対し支出総額は十四億五百二十四万四千三百十五円で、収入不足額は損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。

 次に、水道用水供給事業会計について申し上げます。

 当年度の給水量は置賜、村山及び最上の各広域水道全体で四千四百五万立方メートルとなり、前年度を〇・八%上回り、給水料金収入は六十一億四百八十六万一千五百二十七円で、前年度に比較して〇・五%の増収となりました。

 収益的収支につきましては、七億五千九百四十九万一千四百七十九円の純利益を生じましたので、同額を減債積立金に積み立て、平成十二年度の企業債の元金償還に充てる予定であります。

 資本的収支の状況につきましては、前年度から繰り越された財源九億五千八百七十八万四千円を加え、翌年度に繰り越される財源一億六千五百四十一万円を差し引いた収入総額百二十一億八千六百一万三千九百六十七円に対し支出総額は百四十三億千二百二十四万二千六百三十九円で、収入不足額は損益勘定留保資金等をもって補てんいたしました。

 次に、駐車場事業会計について申し上げます。

 当年度の総駐車台数は十五万一千四百九台で、駐車料金収入は六千七百三万七千三百八十一円となり、前年度に比較して〇・五%の減収となりました。

 収益的収支につきましては、八百七十八万五千二百二十二円の純利益を生じましたので、同額を繰越欠損金に補てんする予定であります。

 資本的収支につきましては、収入総額千七百万円に対し支出総額は二千九百九十八万三千八百二十二円で、収入不足額は損益勘定留保資金をもって補てんいたしました。

 以上が平成十一年度決算の概要でありますが、よろしく御審議の上御認定くださいますようお願い申し上げます。



○議長(石垣潔君) 以上をもって説明は終わりました。

 この場合、お諮りいたします。ただいま議題となっております企業会計七決算については、それぞれ所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石垣潔君) 御異議なしと認めます。よって、これら七決算はそれぞれ所管の常任委員会に付託し、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。



〔参照〕



△(資料)常任委員会付託表(平成12年9月定例会)





△日程第六十発議第十一号から日程第六十三発議第十四号までの意見書案四件



○議長(石垣潔君) 次に、日程第六十発議第十一号私学助成の充実強化についてから、日程第六十三発議第十四号高速自動車国道の整備促進についてまでの意見書案四件を一括議題に供します。



〔参照〕



△(資料)発議第11号 意見書(案)私学助成の充実強化について



〔参照〕



△(資料)発議第12号 意見書(案)育児・介護休業法の拡充について



〔参照〕



△(資料)発議第13号 意見書(案)道路財源の安定的な確保について



〔参照〕



△(資料)発議第14号 意見書(案)高速自動車国道の整備促進について





○議長(石垣潔君) お諮りいたします。これら意見書案は、関係委員会において十分検討の上提出された案件でありますので、この場合説明及び質疑を省略、これより討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石垣潔君) 御異議なしと認めます。よって、これより討論に入ります。

 この場合、討論の通告がありますので発言を許可いたします。一番笹山一夫君。



◆1番(笹山一夫君) 私は、日本共産党を代表し、道路財源の安定的な確保についての意見書案に反対の討論を行います。

 一九九八年から二〇〇二年までの新道路整備五箇年計画の計画額は七十八兆円。今年度の国・地方、特別会計、財政投融資等を合わせた道路総投資額十二兆九千四百十四億円のうち、道路特定財源は五兆九千六百四十二億円を占めております。道路特定財源制度は、道路整備がおくれていた一九五〇年代に緊急措置として受益者・原因者負担の考えに基づき、自動車利用者からの負担を求め今日まで続けられてきたものであります。

 我が党は、国民生活の利便、国土のつり合いのとれた発展、安全と効率、エネルギーの浪費の抑制など、総合的な見地から国民本位の合理的・総合的な交通運輸体系をつくることが大切と考えます。道路、鉄道、航空、海運などさまざまな交通手段の特性を生かし、バランスのとれた交通体系を確立してこそ、住民の足としての交通手段を発展させることができます。そのため、道路特定財源を幹線自動車道路づくりに集中して使う現在の新道路整備五箇年計画と財政を抜本的に転換する必要があります。道路特定財源制度は廃止をし、道路、港湾、空港など交通関係の特別会計を一元化した総合交通関係の特別会計を創設すべきと考えます。

 以上のとおり反対理由を申し上げまして、私の討論を終わります。



○議長(石垣潔君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、発議第十三号道路財源の安定的な確保についてを採決いたします。

 お諮りいたします。発議第十三号については、原案のとおり決するに賛成の諸君の起立を求めます。

      〔賛成者起立〕



○議長(石垣潔君) 起立多数であります。よって、発議第十三号は原案のとおり可決されました。

 次に、ただいま採決いたしました発議第十三号を除く意見書案三件について採決いたします。

 お諮りいたします。これら意見書案三件については、いずれも原案のとおり決するに御異議ありませんか。

      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(石垣潔君) 御異議なしと認めます。よって、発議第十一号、発議第十二号及び発議第十四号の意見書案三件はいずれも原案のとおり可決されました。

 なお、可決されました意見書の字句の整理は私に御一任願います。





○議長(石垣潔君) 以上をもって今期定例会の議事は全部終わりました。

 これをもって平成十二年九月定例会を閉会いたします。

     午前十一時二十四分 閉会

   議長       石垣 潔

   副議長      野村研三

   会議録署名議員  阿部信矢

   同        松野久八

   同        荒井 進









△(資料)平成12年9月定例会上程請願処理状況