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秋田県 仙北市

平成22年 12月 定例会 12月13日−03号




平成22年 12月 定例会 − 12月13日−03号







平成22年 12月 定例会



          平成22年第8回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

                平成22年12月13日(月曜日)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(22名)

      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君

      3番 門脇民夫君       4番 平岡裕子君

      5番 狐崎捷琅君       6番 田口寿宜君

      7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君

      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君

     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君

     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君

     15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君

     17番 田口喜義君      18番 藤原助一君

     19番 高久昭二君      20番 稲田 修君

     21番 佐々木 章君     22番 佐藤峯夫君

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欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長      門脇光浩君     副市長     石山 修君

  教育長     熊谷 徹君     総務部長    佐藤秀夫君

  市民福祉部長  下総芳則君     観光商工部長  大山 誠君

  農林部長    倉橋典夫君     建設部長    雲雀芳幸君

  会計管理者兼

          高橋正市君     教育次長    橋本 勲君

  会計課長

                    角館総合病院

  企業局長    高田秀市君             高田紀市君

                    事務長

  田沢湖病院             監査委員会

          熊谷直人君             高橋新子君

  事務長               事務局長

  選挙管理委員会           農業委員会

          高橋俊一君             藤原一良君

  事務局長              事務局長

  田沢湖地域             角館地域

          茂木正道君             小木田 隆君

  センター所長            センター所長

  西木地域

          田口正明君     総務部次長   藤村好正君

  センター所長

  福祉事務所長  黒沢隆悦君     総務課長    羽川茂幸君

  財政課長    田中宣男君

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事務局職員出席者

  議会事務局長  田口総一君     書記      三浦清人君

  書記      藤岡 純君

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△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は22名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 一般質問を始まる前に、お諮りいたします。

 きょう1番の9番、黒沢龍己君、午後欠席の予定となっておりますので、これを議長は認め、一般質問の順序の変更を皆様方にお諮りいたしたいと思います。

 そういう意味で、1番、黒沢龍己君と3番目の予定の20番、稲田修君を差しかえて、一般質問を行ってまいりたいと思いますが、御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う人あり)



○議長(佐藤峯夫君) ないようでありますので、さよう進めてまいります。

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△黒沢龍己君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により、発言を許します。

 9番、黒沢龍己君。



◆9番(黒沢龍己君) おはようございます。

 ただいま議長の取り計らいで、本当に順番を変更させていただいて、まことにありがとうございました。また、20番には本当に感謝しております。

 それでは、通告によりまして一般質問させていただきます。

 私は、今回、農林業問題について、そして仙北市野球場についてと大きい質問は2点で絞って質問させていただきますので、どうかよろしくお願いいたします。

 まず、2010年度、農業を振り返ってみると、また私、一農家として、この仙北市の農業の声を背にしながら皆さんに質問させていただきたいと思います。

 まず、本年度4月からスタートした農作業も、5月の低温、そして6月前半の低温により、稲作については茎数が非常に足りなかったです。それが、さらに推移して、最後、茎数不足のままに6月の後半、7月からの梅雨に入り、そして皆さん御存じのように、7月29日には集中豪雨、いわゆる仙北市におかれましては秋田県の中でも最も被害の起きた地域としてゲリラ的な豪雨に見舞われ、そして田畑の冠水を受けた地区でもあります。そして、8月に入っても、さらに14、15日にかけて2回目による集中豪雨により2度の被害を受け、本当に仙北市の農家にとっては大変な1年であったかと思っております。

 そうした中で、梅雨明けには今度、記録的な猛暑によって、いわゆる稲の成長を害するような温度差のない夜温状況が8月いっぱいごろまで続き、したがって稲の穂も生育状況に非常に変化をもたらし、最終的には、皆さん御存じのように、ことしの米価は、第1に米価の下落、これは昨年に比べて約2,300円ぐらいのスタートから米価が下がっております。

 次に、先ほど申したように、天候の不順により品質低下、これは仙北市にとっては、県内の中でも一等米比率は非常に悪い状況にあります。田沢湖地区においては89%、西木地区においては80%という、そしてまた、当角館においては、本当に今までこういうような等級を受けたこともない、皆さんも御存じかと思いますが46.2%という、約6万俵のJA角館の集荷の中で半分以上が二等米という、いわゆる品質の低下によって当然価格もまたさらに下落しております。

 そして、3つ目には収量の減収、皆さん、新聞等でわかるとおり、秋田県は93%という作況指数により、本当に農家の方々からよく声を出されるのは、トリプルパンチ、いわゆる3つのダメージが来たということで、本当に仙北市の農家は今年度は元気の努力はしたけれども、努力に報われない状況にあったと、振り返ってみればそのような1年間の今仙北市の農家にとっては、来年度に向かっての稲作の取り組みが肩に本当に元気のない話だけで、今後、来年度に向かっていかに農家が頑張る、知恵を出すかが本当に問われているところであります。

 そうした中で、今回この農業問題について、市長は、マニフェストにもあるように、この仙北市の所得を4年間で10%向上するというようなマニフェストの中で、今後、仙北市農業にどのような手法を、具体的に所得アップにつながるような、市長から御答弁をお聞きしたいと思います。

 それと、後のことについては、先ほど市長にもお願いしたように、一問一答によって質問させていただきますので、よろしくお願いいたし、この場の質問はこれで終わりたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) おはようございます。

 黒沢議員の一般質問に御答弁をさせていただきたいと思います。

 農林業問題ということでお話をお伺いしておりまして、特にことしの農家を取り巻く状況の厳しさ、それを来年度に引き継がないように諸施策が必要であるということを痛感をしております。

 特に、黒沢議員が大変先ほども一等米比率の低迷について嘆いておられましたことについて、私も全く同じ気持ちでおります。特に、今回はくさび米であったり白濁米であったり、品質の低下が気象条件を起因とするということは予測されますけれども、その後の農家の皆様に対して、再生産に向けてどのような施策を講ずることができるかということは、行政の責任だというふうに私も自覚をしております。

 着任してから、ずっとお話をさせていただいたことで、4年間で分配所得を10%以上ふやしたいということを公約として市政運営に当たってきました。国際的な経済不況等によって、企業活動の低迷、不安定な雇用情勢等、日本経済を取り巻く厳しい情勢に加えて、先ほどお話をいただいたとおり、仙北市では7月から8月にかけての豪雨災害、作柄の低迷や米価の下落等があり、地域経済を取り巻く環境は本当に厳しかったというのが、今、振り返っている正直な気持ちであります。だからこそ、実はこういう事態が発生しているときだからこそ、行政の果たすべき役割は大変大きいというふうに考えています。

 こうした中で、実は総合産業研究所を中心に、流通販売の確保であったり販売のルートの確保であったり、地場の産物を活用した加工品の開発に、ますます仕事のスピードをアップしていかなければいけないというふうにも考えております。

 販路の拡大については、上板橋、また神奈川の大和市のとれたて村に続いて、都内で2店舗を開設予定というふうになっています。このほかにも、県内及び首都圏の商談会への参加またはスーパー、百貨店との商談交渉を今も続けています。これら店舗に対応するために、品目の調整や生産量の確保といった販売のための前提条件の解決も重要な課題というふうにとらえています。

 農産物の素材そのままでの販売では、なかなか所得の確保につながりにくいというのが現状でありまして、やはり1次、2次加工、それで全体を6次加工のできる仙北市ということを目指していきたいというふうにも考えております。来年度は、総合産業研究所の業務の再編等も検討したいというふうに考えております。

 今まで、たくさんの仕事を総合産業研究所のほうに期待をしてきましたけれども、業務内容の余りにも多様性があったことから、一つ一つの戦略が分散した、パワーが分散しているという状況もありますので、再編をしていきたいというふうに思います。

 県のほうで、今、来年度に向けたまさにさまざまな施策の、少しずつその姿が見えてきましたけれども、100億円というその規模の農業に対する基金の増設によって、今まで以上にきめ細かな農業施策の展開をしていきたいという話もお聞きしています。

 この状況をつぶさに分析をしたいというふうに考えています。もちろん、県の事業に対するそのかさ上げ、または独自政策で、仙北市の農家の方々の所得の確保に努めると。来年度は農業の経営のあり方、本質的なところから実は検討等を行っていきたいというふうに思っています。というのは、今まで農業経営というのは、基本的には農家の方々の営みであって、そこに市として、パブリックな市としての財源をなかなか投入しにくいと。特に、農業用施設災害であったり農地災害であったりした場合の手当てがなかなか難しいという原則はあるわけですけれども、それを踏み越えて、農家にの方々の再生産に向けて、仕組みづくりを今、目下、検討させていただいています。

 先ほど、黒沢議員がおっしゃったとおり、全国でも本当にこれだけの打撃を受けたというところが秋田県仙北市であるわけで、その政策、それをきちんと精査して、来年度の再生産に向けていきたいというふうな気持ちで、職員の方々にもお願いをして、政策の立案をしているという現状にまさにあるというふうに御理解をいただきたいと思います。

 農家の方々が農業の基本的な経営に対する考え方を市と共有していただいて、農業団体であったり担い手農家であったり、または高齢農家の方々であったり、たくさんの方々がいらっしゃいますけれども、その方々の一軒一軒、一つ一つの形態がきちんと所得を確保できるという仕組みづくりを進めてまいりますので、どうかよろしくお願い申し上げたいと思います。

 いろいろなお話は、また一問一答の方式ということで、皆様からいろいろ御提案いただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) ただいま市長から御答弁いただきましたが、今の御答弁を聞きながら、また打開策というか、本当にこれから始まりの段階でやって、まだ打開する、農家にとってこれは所得アップには本当にプラスになるというのがこれから市長が始まるという、これからが始まりのようですが、しかしながら、今、農家を取り巻く情勢は、本当に来年の再生産さえも厳しい状況の中にあって、これを打開するには、いわゆる農家の意識も変えなければならないし、また当局でも農家に対する1、2、3次産業に向かうためにもかなりの協力がなければ、その6次産業まで向かうには、かなりの壁があると思います。

 そして、先ほど、今2番目に私が総合研究開発の状況についてということで取り上げておりますが、その前に、このままで行くと、これから残された市長の期間の中で10%というよりも、逆になるような可能性になる農業所得ではないかと自分なりに考えています。いわゆる今までの農業は本当に守りの農業というか、補助金を受ける、もらうことによってそれで満足した時代もあったけれども、しかしこれからは私自身、農業に携わっている中で、攻めの農業に転じるには、やはり今言ったように1、2、3次産業が、本当に生産から販売まで、いわゆるそれが唯一のプラスになる手段ではないかと自分もそれはそう思っております。

 しかしながら、農家の方々はその面でいくと、やはりなれていないというか、生産から加工、販売まで行くには、まだ本当に仙北市の中でも数多くは取り組んでいない状況であります。しかしながら、その中でも3地区の中で一生懸命、このままでは守りの農業はうまくないんだよ、攻めの農業に転じなければならないということで、市長もわかるとおり、角館、西木または田沢湖でも、いわゆるそういうテナントショップ、またはイベントに参加して幾らかでも所得を上げようという努力をしています。しかしながら、その数はまだまだ少ない状況でありますので、どうかそれを仙北市の農家の集落的な単位でそういうのは取り組めないものか、そういうすることによって底上げがなるのではないかと思いますが、市長、その点についてのお考え方をお伺いします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 世界的な気候変動で、まさに実は今、世界各国の穀物地帯の地域的な地勢の変動が起こるというふうに言われております。例えば環境面からすると、温暖化で作物がどんどん南下、今まで温度がなければできなかったものが北上してくるという状況があって、例えばツンドラ地帯での永久凍土が氷解を始めて、そこで作物ができる大穀倉地帯になり得る可能性もあるというような話まで出ているくらいですので、この速度は多分、今まで私たちが経験したことのない速度できっと訪れてくるのではないかなというふうに思います。そうすると、日本国内においても、南にあった産地がどんどん北上していくと。既に、北海道では、今、大穀倉地帯ということで米の出荷量が相当数ふえている状況にあります。

 黒沢議員もよく御存じのとおり、こういう激変する農業情勢の中で、地域もしくは農家が所得を確保するというのは、まさに今までやっていたことでは到底その課題を解決できるということではない、だけれども、今あるものを最大限活用するという方策も大変重要な視点だというふうにも考えています。

 例えば、今まで品質的には非常にすぐれていたんだけれども、ロットが確保できないために市場に出回ることがなかなか難しかった、もしくは消費者に届けることが難しかったというものが、実は目の前の畑にたくさんあるわけでありまして、こういうものを各農家の方々、先ほど黒沢議員がおっしゃいましたけれども、各地域、集落で多品目で生産を行い、それを一つのパッケージとして消費者に届けるというような集荷と、それから販売のシステム、仕組みづくりなどというものも今までなかったわけですから、これを農業団体もしくは行政のほうで仮に手をかけていくというモデルをつくっていくということも必要ではないかというふうにも思います。

 実は、この前も商工会の役員会に参加をさせていただいたときにお話をして、皆さんからそれはそうだという話をいただいたんですけれども、商工会の方々が地元農家の所得が確保できない限り、その商工会自体の営業収益の減退を逃れるものではないというような御自覚もきちんとありまして、むしろ商工業の方々から農家頑張れというような話も聞くことができました。

 それだけ地域経済が疲弊した中で農家を底支えをしていくというのは、今まさに行政のアイデアとその機関としての、組織としての力が試されているというふうに思います。そういう面で、来年度は全くこれまでには考えができなかったような仕組みづくりが必要ではないかと思いまして、皆さんから今英知の結集をお願いしているという状況にあります。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) 今、市長の答弁もよく理解できますが、ただ私たち農家にとって、私自身、JAを批判するとかそういうことではないけれども、やはり農業所得、特に水田の農業所得が市場原理として、いわゆる市場の相対価格によって決められている状況で、農家は今までは本当に米に対する、任せっきりというか、そういう状態でやってきた。しかしながら、先ほど言ったようにそれではいかんという、地域の人方が幾らかでも所得を上げようと頑張っている。そういう今一番のネックは、やはり我々JAさんでお米をやっている中で、流通が余りにも経費として取られる。流通の問題で、例えばことしの例で見ますと、22年の12月1日に新聞に出ています。10月の新米価格、過去最低に下回るということで、全国銘柄でも60キロ当たり1万2,780円、これ全国でも平均、そして最後に、今期のあきたこまちは3%安の1万2,614円という、それから逆算すると、その価格が合うような感じはします。いわゆる流通経費、最低2,000円以上かかると言われている。そして、今仮渡し米が1万円ということは、いわゆる値上げが300円若干上回っているんだけれども、昨年はあきたこまちで1万4,600円から800円で推移される。したがって、去年のお米が1万2,500円、300円、いわゆる小出しでお金が入っているけれども、だからそういう面で、これからはその部分の、確かに皆々そうやれという意味ではないけれども、先ほども何回も言ったように、そういうふうに努力している農家をもう少し市そのものが、私は宣言すべきだと思う。悪いことをしているわけでもなく、減反も守っているし、そういうことによって所得に幾らかでもプラスになれば、農家というのは喜びが出てきて、それが波及効果になるんではないかと私は思います。すべてやれるわけではないけれども、そういう手法によって、徐々に所得アップする、いわゆる魅力、自分でつくったものを自分でさばくんだと、そういうようなものを、もっともっとこれからは、いわゆる今のTPPもちょっと後で触れますが、簡単に横文字でTPPといいながら、環太平洋貿易何だかと長いあれで、それなんていうのはもし容認されると、国全体で1兆何千億円とかというダメージ、それはまさに農家だけを救うとすれば、日本は国際的に自動車業界もあれば電機業界、そういう業界を見ると、これは私は将来認めざるをというかそういう方向に行くのではないかという本当に不安を持っております。

 そういった中で、やはりこれからはそういう人を頼る農家でなく、みずから改革していく農家をやっぱり育てる、いわゆる担い手として育てていくのも一つの手法ではないかと思いますので、市長、そのあたりの考え、どうですか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) もちろんそれは、一般の例えば企業であったりさまざまな活動を行っている団体であったりに市が特化して支援をしていくということは今までもあったわけですけれども、経営体としての努力を最大限に発現している農家については、当然それに見合った応援体制はとらなければいけないというふうにも思います。

 これからの世の中、何が一番問題かというと、環境の変化で食料と水の自給率をいかに維持できるか、高めていけるかというところに国家国民の存亡がかかっているというふうにも言われておりまして、その意味からいけば、日本の農業政策が果たしてこれでいいのかというふうに思いを馳せれば、よくないと、これではだめなんだと、自国民を自国で養うことができない農業政策があってはなるものかというふうにも思います。それは、仙北市がどれだけの部分で、分野で頑張れるかということと少し距離を置いて考えなければいけないのかなというふうにも思いますけれども、食料と水の自給率を高めていく、確保していくという方向性に間違いはないというふうに思いますし、それができるような経営体、農家としての経営体、御努力いただく経営体の方々には、当然、安全・安心な地域づくりからは重要な視点だったし、それを応援していくのは当然ではないかというふうにも思います。

 また、TPPに関しては、私は基本的には受け入れがたいというふうに思っています。ただし、市場原理からいくと、消費者ニーズに対応できる高品質な製品を生産できるかどうかというのが、まさにその価格にはね返ってくる市場原理ですので、流通の話は確かにいろいろなマージンがあって、別にこれはJAさんをどうするという話ではないんですけれども、その問題はなかなか難しいところがありますけれども、少なくとも地域の中で地域の方々が地域の安全・安心な食料を糧とするという考え方については異論がありませんし、それを増進していくための政策は必要であるというふうにも思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) どうか、そういう市長の考えを前向きにしながら、また2点目にもこの農業の問題について質問させていただきますので、先ほども答弁の中に所得アップにつなげるための施策として総合研究所で開発した、そして販売に取り組んでいるというこということがありましたので、まずそれでは今度2点目の中にもまたそういう私自身のお話をしながら、2点目に入らせていただきます。

 ただいま市長も言った研究所で開発した麺恋こまち、たしか6月の定例会で我々試食会で試食して食べさせていただきました。そして、また9月だったと思いますが、あきたこまちの真空パック、そして無洗米を仙北市内のお店屋さんに取り扱ってもらって、そして販売して、今この数カ月しかたっていませんが、まさにこの今の取り組み方に自分なりに疑問だなというのがあります。

 この麺恋こまちも、たしか秋田のヤマヨさんに依頼して、そしてそれが本当にというか、仙北市のお米が行っていると思うんです。それがどういう形で、私自身はこういう開発して仙北市の所得を上げるためには、限りなくやはりプラスになって返ってこなければならないと思うし、その中で今ヤマヨさんに依頼して、マージン取られて、それで私自身、本当に仙北市の農家がこれプラスになっているのか。これは、同じお米もそうです。すべて米そのものは行っているかもわかりませんが、依頼先はJAで、そして精米して真空にして、そして仙北市内のお店屋さんに出したときに、今この開発して進んでいる商品について毎月伸びているものだか、それともこれが仙北市の農家に本当に、いわゆるどこの米が行っているか私はわかりませんが、プラスにならなければ、何かこうほかの会社に手数料とあれして、仙北市の農家に何かプラスになっていないんじゃないかなという感じを受けていますが、そこら辺、市長、この総合研究所で開発した2つの商品についての答弁をお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 自分、実は前職で西木の職員だったときに、「ほうれん草めん」の開発、それから「栗美人」という焼酎の開発をさせていただいた経験を持っております。栗焼酎については、九州のほうへ原料を持っていかなければいけなかったと。ほうれん草めんについては、山形県に持っていかなければいけなかったということがありました。

 大変、自分はもったいない気持ちでおりまして、黒沢議員と多分思いを一つにすると思いますけれども、原料の提供を、輸送費をかけて加工する場所が別で、そこでまたお金が落ちて、付加価値がついてという言い方もありますけれども、そしてまた逆輸入的に持ってこなければいけなかったというようなその経費を考えると、市内に、地元にそういう業者さんがいれば大変ありがたいというふうにも常々思っていました。最近では、ほうれん草めんのほうは地元でも生産できるような体制がとられておりますけれども、当時はそういう状況でした。できるだけ、原料を生産する農家の方々に収益を確保したいという思いは同じであります。

 ちょっと、麺恋こまちの話を少し、データがありますのでお話しさせてもらいますけれども、市内の第三セクターを中心に営業販売を行ってきましたけれども、7月から10月の夏めん、夏用のめんの販売実績は2,100食であります。これは、当初の2,000食という目標設定をクリアすることができております。12月以降に入って、暖かな冬めんに切りかえて販売を行っていまして、これも順調な推移となっているという現状があります。今後は、取り扱い店の拡大を図るために広報等で取り扱いを呼びかけていまして、また店頭での販売を念頭に、容器等についてもめんとあんを同時にパックでできる形態を検討もしています。素性がわかるファストフードということで、一定の評価はいただいているというふうにも思っています。

 また、米の真空パックについては、JA秋田おばことの協議で地元産あきたこまちの販売促進の一環として、主に観光お土産品及び贈答用として売り出しをしておりまして、7月に製造した21年産米の真空パックについては、市内の観光お土産店、ホテル、旅館等16店舗で販売をして、実績は20万円程度となっています。22年産新米の対応については、11月末現在で13万円の販売実績で、現在12店舗で販売をしています。

 先ほどの話に戻りますけれども、お米のブランド化ということがとても重要ではないかというふうに思っていまして、あきたこまち一くくりでいうと、JAさんの関係もあるわけですけれども、今まで仙北市の米の品質の高さというは定評があります。この好評をいただいているあきたこまちの仙北としてのブランドというものの戦略もこれからは行っていかなければいけないというふうに思いますし、それが地元農家の方々の収益にもつながるというふうに思います。ただ、そこも先ほど話したように、例えば、ほうれん草めんであれ栗美人であれ、そういう製造、出荷に対する初期投資が必要になるということも考えられまして、これは検討しなければいけないというふうにも思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) ただいまの答弁で、特に麺恋こまちにとっては、特殊な加工工程も必要かと思いますが、私自身、このお米についてはすごく何かJAにまで依頼しなくても、仙北市内の農家で、いわゆるさっきも言ったように販売に取り組んでいる人は、この仙北内でこれは生産、そして加工できると思うんです。だから、それのバランス、何ていうか、1人でどうのこうの、いわゆる田沢湖なら田沢湖、西木なら西木でいわゆる認定農業者のグループもいっぱいある、そういう中で意欲のある人方で、そしてまわりばんこといったら何だけれども、そういうことによって中で加工して中で販売することによって、おれは潤うんではないかと。ただ依頼しているのならば、本当に今までの我々が農協に米を出しているのと同じで何かメリットがない。そこをやはりどんどんこれからはそういうような改革を進めることによってプラス成長になるんでないかと私は思いますが、まず今後、この点について十分検討しながら、とにかく農家にとってプラスになる施策をどうか強くお願いしたいと思います。

 時間もあれですので、次、あともう1点、農業について、これ我々産建の立場でもちょっと市長にお願いして、できるかできないか別として。

 実は、今年度から民主党政権によって、いわゆる戸別所得補償制度というのが始まって、それは農林省の一括交付金の中で、先回11月8日か10日ごろ1回目の入金されて、そして今月の20日ごろかな、クリスマス前には全国の加入申請した方はもらえるような、来年に年越さないようにもらえるような状況です。そうした中で、産建の委員の中からも、仙北市でしからばこの戸別所得補償に漏れた方というかな、6月30日までに申請しなかった人でそういう人がいなかったかなという質問がありました。そしたら、説明の中では、残念ながら46名の方が、その所得補償の申請がなくて、そして今回の補助金が受けられない。それは、当局も再三でないけれども、電話はしたんだけれども役場のほうに来てもらえないしということで、まずその46名の方は金額にして150万円以内だそうです。

 これは、本当に初めての試みで、農家も非常に今までの減反のやり方ではそういうことはない、いわゆる産地づくり交付金の中で分配したり、新しく所得補償なんていうのは今までなかったので、今回その漏れた方は、10アール1万5,000円に水田利活用も申請しないために、恐らくこの人方は農林省からはその交付金も受けられない状況であると思います。そうすれば、ソバやろうが、大豆に取り組んでも、9月の議会に上がってきたときに、市単独の激変緩和部分で2,000万円、たしか計上されたと思う。それは12月に、いわゆる去年までの足りない大豆であり麦でありソバに幾らかでも加算しようという、そういうお金だと。そうした中で漏れた方、これ市長の本当に考え一つだと思います。1万5,000円の基本部分の何割か、その漏れた方に、何ていうか、補助金を単独で出すとかそういうことをしないと、今何か漏れた方は本当に知らなかったとかいろいろな、確かに申請しないのが一番悪いし、それは仕方ないんだけれども、そういう方の救済を今回1年間でも、あとはそれは決め方だと思いますが、そういう検討をする考えは市長にないものか。例えば、基本の1万5,000円の5,000円は市単独で、そういう人方には気の毒だけれどもそのぐらいの支援は必要でないかと、こういう今所得が下がっているときに。そういう市長の考えをお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) この前、役所のほうにソバをつくっていた人が数人来られて、それで要するに米をつくってなかったものだから自分たちは対象になるというふうには思っていなかったということで、やはり同じお話をされた方がいらっしゃって、自分たちも一生懸命考えました。

 ちょっと少し経緯をお話しすると、説明会もやらせていただいて、その後、参加いただけない方々もたくさんいらっしゃったので、電話連絡だったりチラシ、文書での周知だったりということを、本当に何日間かの中でまずやらせていただいたという思いはあります。だけれども、新制度であったということもあって、最初から私たちはその戸別所得補償制度の制度設計に参加しないという方を抜きにしても、知らないで、そのサービス、その制度の恩恵を受けることができなかったという方々がいらっしゃったことに対しては、非常に私も残念な思いでありますし、こちら行政、役所として、まだほかにさまざまな手を講ずることができたのではないかなというふうな思いもあります。これは、来年度に向けた大きな反省点だというふうに思っています。

 ただ、実際のところ、農水省等に話を聞くと、その時点で漏れた方を救済するその方法はないという一点張りだったわけで、だったら少しは何とかならないかということで、役所の中で、さまざまな転作の関係の制度であったり、それから激変の制度であったりということで、一定の部分の確保を検討できないかというような話になっております。ちょっとその辺の最新の情報については、農林部長のほうからちょっと答弁をいただければと思いますけれども、その方々に対する救済を全く市がしないというような一点張りな考え方ではないということでは、私のほうからまずお話しさせていただきたいと思います。

 もう少し農林部長から補足をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 農林部長。



◎農林部長(倉橋典夫君) 黒沢議員から、戸別所得補償に漏れた方に関する御意見をいただきました。

 今、市長が答弁したとおりでございますけれども、今現在、水田利活用の、例えばソバだったりそういう申請されなかった方については、激変緩和措置部分の市の単独の部分については支払いたいというふうに考えております。市長のところにお見えになった方にもそのようにお話をして、御理解いただいたわけではございませんけれども、まずその旨は伝えております。

 ただ、戸別所得補償の米の補償の部分につきましては、直接国から農家に支払われる制度でございますので、これに対して市で補てんするということは市の財政的にいかがか、問題が生じるのではないかというふうに考えております。ただ、その漏れた方がどういう内容で個々の方が漏れているのか、今中身を調べてもらっております。そうしたものも見て、今、議員のおっしゃった部分について内容を精査したいと思います。これについては委員会のときにもう一度お答えいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) ただいまの答弁、また当委員会ですので、この部分についてはまた委員会の中でもお話ししながら、何とか前向きにこの漏れた方、本当に所得がない中で、さらに所得が落ち込んでいる状況ですので、どうかひとつ前向きに検討を市長に強く要望しておきたいと思います。

 それでは、3点目の新たな被害を及ぼすカシノナガキクイ虫という、いわゆる略してカシナガという病気が3年ぐらい前から発生して、そしてナラ枯れのために、今仙北市において森林、10日の一般質問で門脇議員も仙北市の84.2%が山林の中であって、その中でも仙北市は唯一観光地である、特に紅葉は玉川上流、そしてまた抱返り渓谷といったそういう秋の紅葉では、全国から観光客が来る当地で、このナラ枯れについて市長も新聞等で情報は得ていると思いますが、今回10月17日にこういう新聞が出ております。「ナラ枯れ、過去最悪か。猛暑被害拡大。生態系に及ぼす影響は重大である」ということで新聞に取りざたされております。それは、原因は林業の景気の悪い中で、いわゆる手入れをしなくなって老木、ナラの老木、これはカシワ、クリにもこの病気はつく病気であります。

 そういうことで、いわゆる手入れの怠りから来ている病気で、このままにしておくと松くい虫よりも全県的な被害を受けて、松くい虫よりも繁殖力が旺盛であるということで、一瞬のうちにナラ枯れが発生してしまうと。そうなると、この生態系というのは、ドングリとか、いわゆる山で動物が最近でさえ熊とかそういうものが来ているときに、この奥山がそういう状況になったときには、おれは非常にこれから危惧する一つの被害を受けるナラ枯れだと思います。

 こうした中で、仙北市では、今、状況把握、そういうものをしているのかしていないのか、その点について、そしてまた11月には今度、これは全国のことのナラ枯れの結果というか、県内でもナラ枯れが拡大しているということが11月の新聞に出ています。これは、男鹿市、北限の男鹿市は広範囲でナラ枯れの進行が進んでいるということで、それでずっと来て、最後、本県では6市1村がこの被害を受けているということで、今言ったように、仙北市でも調査をしてみなければ、本当に危機的な状況になるので、この点について当局では今、ナラ枯れについての情報、または調査はしているかしていないのか、その点についてお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 平成18年に秋田県で一番先に見つかったのは仁賀保だったと思います。仁賀保から始まって、由利本荘に飛んで、あとは飛び飛びに広がって、秋田市に行って、男鹿市に行きました。そして、東成瀬に行って、湯沢市に、5市6村だったと思います。

 それで、県のほうでは、ことし4月に秋田県ナラ枯れ防除実施方針というのを策定して、被害発生の状況に応じた防除対策を講じるなどして、被害の拡大をまず抑制するという努力をしていただいております。仙北の地域振興局で、管内の町村、森林組合を構成員として仙北地域森林病害虫等防除連絡協議会を19年2月に設置しています。この協議会で、松くい虫も含めてですけれども、森林病害虫に対しての適正な対策を講じるというふうな方針を持っています。

 この県の防除実施方針では、ナラ枯れ被害を受けることにより、国土保全や景観、ライフラインに重大な影響を及ぼすおそれがある森林等を守るべきナラ林というようなエリアを特定しております。仙北市では、田沢湖畔、それから古城山のコナラのほかに岩橋家のカシワ、それから吉田のカシワなど7カ所が守るべきナラ林として特定して、その監視を強化しています。

 仙北市においては、これまでナラ枯れの被害の報告は今のところはありません。ナラ枯れ防除対策講習会等に職員を派遣したり、情報収集と防除技術の習得等の研修を今行っているという状況であります。もし、議員の皆様の中でも、それから市民の方々の中でも、あれはナラ枯れではないかというような危惧を感じる林が、もしくは木がありましたら、どうかお知らせをいただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) どうかこのナラ枯れには厳重に注意を払いながら、絶対に阻止するように強くお願いしたいと思います。

 それでは、最後の質問になります。

 仙北市の野球場についての質問になりますが、仙北市には2つの野球場が公認球場施設として現在運営に当たっておりますが、この球場の中でも田沢湖球場が最も今早急に改修しなければならない、いわゆる老朽化して、この点についての御質問をしたいと思います。

 まず最初に、この田沢湖球場は昭和52年に着工して、そして同年にナイターも設置して、そして54年に完成して、今現在32年を経過している中で、私もあの球場に何回か、私自身も野球またはいろいろな野球に携わっている1人として拝見させていただきました。本当に今のあの球場は、ダックアウト、1塁、3塁、またはネット裏の、それからベンチ、そしてネット、そしてまた中の選手の控室、それから記録、それから審判控室、そうした中には本当にコンクリートが劣化して、笑い話ではないかもしれないけれども、岩手県の龍泉洞みたいにつららというか、コンクリがろうそくのように垂れて、そして地震が来ると、今にも崩れるんではないかと、そのぐらい老朽化している球場になりました。

 この球場は、やはり我々スポーツを愛する、野球を愛する仲間、それとまたスポーツ振興に大きな役割をしてきた球場でもあります。そうした中で、この球場に対する思いは本当に地元住民はもちろんのこと、野球ファンは考えていることだと思います。この野球場の早期改修に向けての市としての考え方、そして何年ごろ、どうやってどういう形でやるのか、具体的な説明をお願いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 都市整備の関係とありますので、私のほうからちょっとお話をさせていただきたいと思います。

 仙北市内に実はたくさんスポーツ施設があるわけですけれども、役所内部で総合的な検討、そのスポーツ施設の検討、検証を続けています。この検討の中で、設備、施設の老朽化がやはり指摘されております。今、議員がお話の生保内の公園の野球場は大変いろいろな大会が開催されたりしていて、利用頻度も高いというふうに認識をしています。だけれども、お話のとおり32年が経過して老朽化が進み、外部からの雨漏りやベンチの破損、色落ち、手すりの腐食など、またフィールド内のほうのフェンスには安全対策として必要な激突したときに緩衝するような衝撃対策用のラバーもないという状況でありまして、補修等の改善をしながら使用はしていますけれども、早急な対応が必要だという認識を持っています。

 ということで、現在都市公園における野球場を含めた施設を安全に使用できるかを点検する公園施設長寿命化計画策定業務というものを行い、その業務内容を検討し、実施計画に基づきながら、来年度には野球場改修に向けて設計を作成したりしたいというふうに思っています。具体的なという話でしたので、目算としては平成24年度と平成25年度の2カ年で社会資本整備総合交付金事業、交付金をいただきながら改修を進めたいというふうに考えています。

 駄弁でありますけれども、一応目標とする整備内容につきましては、舗装工事として内外野の舗装、それから防護さく工事としてバックネット、フェンス等の改修、それからスタンドつき附帯設備としてベンチの改修、それから電気設備工事としては照明灯の改修などなどを考えております。できるだけ早急にというふうな話もありますけれども、この長寿命化計画を策定して、この補助金をいただくということで、財政に優しい野球場の改修を行っていきたいというふうに思います。

 なお、このスポーツ振興については、きょう実は仙北市で観光戦略拠点特別会議という方々から提言書をいただいておりまして、きょう朝いただきましたけれども、その中にもスポーツツーリズムという形で、スポーツ振興するというような目標も組まれておりました。そういうことも含みながら、さまざまな御意見いただきながら、できるだけ早い時期に改修をしたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) 時間がなくなってまいりましたので、どうかひとつこの田沢湖球場については、今、前向きの答弁を市長からいただきました。25年までには改修したいということで、本当に田沢湖球場は利用者も多く、野球ファンがおりますので、どうかひとつ改修に頑張っていただければ幸いでございます。

 そして、またもう一つ、落合球場ということで私質問しております。これについては、やはり落合球場も新幹線の開通と同時に、平成10年にやって12年ぐらいたっております。私、心配しているのは、やはり今、田沢湖球場の二の舞にならないように、定期的な点検、それから定期的な修理によって、限りなく持続ができると思います。一気にやると、やはり莫大な、恐らくこの田沢湖球場も金額は今言ってもらえなかったものの、億単位の改修になろうかと思います。そういうようにならないように、常に小破的な修理でも十分長く使用できるものと思っております。

 そして、また一つ、要望ではありますが、落合球場については、本当に財政はこういうない中でわがままは言えないけれども、スコアボードの電動化というのも一つ、これ必要ではないか。田沢湖球場にはこれありますが……。

     (発言する人あり)



◆9番(黒沢龍己君) その金額はいろいろ−−まず落合球場も子供方が4階、5階みたいに高いところに行ってやるのも非常に危険性が伴いますので、まずさっき言ったみたいに、田沢湖球場と落合球場、仙北は2つの球場しか本当にないので、大仙なんかは範囲も広いので、ナイターだけでも4施設、そういう施設運営は大変だろうと思いますが、どうかひとつそういうのも野球のファンとしての声もあるということだけ聞いて、耳にしておいてもらいたいと思います。

 特に、まず今回は田沢湖球場の改修は本当に頑張ってやっていただけるという話も聞きましたので、私の質問はこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(佐藤峯夫君) 9番、黒沢龍己君の一般質問を終わります。

 11時10分まで休憩いたします。

                             (午前11時01分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時10分)

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△田口喜義君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) おはようございます。

 それでは、通告によりまして一般質問をいたします。

 質問の1つ目は、国立公園の秋田駒ヶ岳、2つ目は県立公園の田沢湖についてであります。

 自然環境やその美しさの保全と景勝により、観光産業への雇用の場の確保につながる質問をいたします。

 それでは、秋田駒ヶ岳についてであります。

 1つ目に、秋田駒ヶ岳8合目の駐車場はシーズンになりますと、朝5時半ですけれども、もう駐車場がいっぱいになっております。御来光を拝む人、あるいはバス料金も片道600円ですので、グループの方が多いというふうにも聞いております。マイカーの場合は、8合目までは急な上り坂と急カーブのため、事故というよりは車のトラブルも多いと聞いております。時間制限は、朝5時30分から夕方5時30分までの間ですので、車で来て時間制限に遭った方の不平や不満が多いとも聞いております。

 今回の質問は、24時間規制、最大の目的は特別天然記念物の高山植物の盗採を防ぎ、駒ヶ岳の山を守り、貴重な高山植物の保護をするために、通告にありますように、24時間規制によるマイカー乗り入れ規制ができないかを伺いたいと思います。

 次には、2つ目には阿弥陀池小屋トイレは、毎年凍結などのトラブルにより使用開始がおくれております。環境保全等から、山開きに使用できるよう改善できないかという質問であります。

 市長も駒ヶ岳には登られたことがあると思いますけれども、駒ヶ岳は初めて山に登る方、またお子さんでも気軽に登れる山であります。山ですから侮ってはいけませんけれども。ですから、年間6月から10月までのシーズン期間は、多い年は5万5,000人、今年は4万人台と伺っております。

 登山者の多くは、雑誌やガイドブックを見て来た方が多いようで、自然、手がかかっていない自然と標高1,637メートルという高い山ではありませんけれども、3,000メートル級でなければ見られない高山植物、コマクサなどが間近に見られるなど、自然を最後まで残してほしい山でもあります。

 国内には、設備の整っているところはたくさんあるようですけれども、自然が残っていて静かなところには人がふえているようでもあります。そんな自然豊かな、初心者でも楽しめる山であっても、8合目から阿弥陀池までは50分、1時間はかかります。花を楽しみながら休息をとるなどすると、当然トイレタイムが必要になりますので、軽犯罪法に触れるようなことはあってはいけませんので、この改善について伺いたいと思います。

 3つ目には、駒ヶ岳は現在火山活動により地熱の変動があります。今後、火山活動がさらに活発になった場合、登山者の安全と観光産業への影響、そして市民の安全対策は十分かという質問であります。

 駒ヶ岳の火山の動きや地熱の上昇は、2007年から範囲が広がってきていると聞いてもおります。仙北市では、田沢湖高原のアルパこまくさ内で光ケーブルによる地震計などの設置やリアルタイムで観測を映像で映し出してもおります。現在の火山活動の状況、今後の予測と備えについて、またそれらの情報の提供のあり方はどのようにするのかについて伺いたいと思います。

 次に、田沢湖郷土史料館についてであります。

 1つ目には、皆さん知っているとおり、田沢湖史料館は解体されております。現在は、当時の第2展示場の2階のみの展示となっております。ですから、当時展示されておりました資料も入り切らず、今では田沢の交流センター等に一時保管しているのが現状であります。2階だけの展示場はスペースも狭く、せっかくの資料を皆さんに見せることはできません。

 そこで、現在の建物の1階部分、1階は物置と田沢湖まつり等のイベントに使用する竜が1体ありますが、空調も整っていることから、有効活用により、少しでも本来の史料館の姿として充実を図ることは必要ではないかという質問であります。

 2つ目には、平成20年に田沢湖のクニマスの標本が国の登録文化財の原簿に登録されております。このクニマスの標本は、貴重な展示物でもあります。史料館のメーンになっていると思います。世界で17体しか残っていないということを考えるとき、史料館の名称を「田沢湖郷土史料館」から「田沢湖クニマス史料館」に改めることはできないのか伺いたいと思います。

 3つ目には、国の特別天然記念物に指定されております玉川温泉の北投石であります。

 北投石は、玉川温泉と台湾にある北投温泉の世界に2カ所しか精製されない、これまた貴重なものであります。この北投石が、現在史料館には展示されておりません。今後、展示をして活用を図るべきではないか伺いたいと思います。

 次に、市長のマニフェストと総合計画についてであります。

 市長は、就任以来、マニフェストを着実に推進するとして、施策・事業について積極的に取り組むとありますが、平成18年に策定した仙北市総合計画をどのように位置づけて実施するかという質問であります。

 皆さん御承知と思いますけれども、平成17年9月に合併して誕生した仙北市であります。なぜ合併しなければならなかったのか、1つには、生活圏の広域化であります。2つには、地方分権、いわば当時の国の三位一体の改革でありました。3つ目には、住民のニーズが多様化したということであります。4つ目には、少子高齢化、5つ目には、厳しい財政状況、これが一番合併になる要因かもしれなかったと思います。このため、国では10年間の間に自立できる自治体をつくってくださいと。そのためには地方交付税も補償しますよと、合併特例債も発行できるようにしますよということでありました。合併には、旧各町村が持ち寄って新市建設計画を策定しておりますし、その策定したものは各議会が議決をしております。

 合併して18年には、先ほど申しましたように、新市建設計画をもとに仙北市総合計画を策定いたしました。向こう10年間のものであります。この計画に入らないものは実施されないわけであります。10年ですから、もちろん3年間の実施計画をつくり、その中で施策の進行状況や成果に合わせて一定期間ごとに計画を見直す、いわばローリング方式により進めることといたしておりました。

 後から、確認の答弁をお願いしたいんですけれども、仙北市の合併特例債の総額は、そのときですよ、137億円、実際使えるのは109億円、後に償還を考えた場合には70億円ぐらいに抑えたいというようなことであったと思います。

 そして、今、仙北市はその合併特例債の使用は、汚泥再生処理センター、角館・神代の各小学校、まちづくり交付金事業、一般道、基金の積み立て、その他等で51億円、平成21年度末で45億円が使用しているというふうに聞いておりますけれども、正確な数字は後で答弁をお願いしたいと思います。

 このような財政状況ですので、前任者の市長は、あれもこれもから、あれかこれかに絞って進めなければ仙北市は立ち行かなくなるということでありました。門脇市長は、就任して以来、マニフェストを確実に着実に取り組むことを施政方針あるいは市政報告の中で随時報告されておりますが、市長の進め方と総合計画との位置づけと実施の関係について伺いたいと思います。

 また、門脇市政は2年目に入っております。現在行われていること、これからやろうとすること、この違いについてあわせて伺いたいと思います。

 仙北市は、今までは融和をもとに自己責任、自己決定、行政基盤の強化のために合併、統合、合理化、効率化、そして民営化を、紆余曲折、議会と議論をしながら進めてまいりました。民営化については、現在進められております福祉施設、そしてこれが終わりますと、次は保育施設ということであります。地域センターについても、今まで担ってきた業務を本課に移行するときなどはさまざまな意見が出されまして、議論してきた経過があります。

 今回の提案には、地域センターからサポートセンターとして、仙北市9つの地域に開設するということでありました。それぞれの地域の基盤強化あるいは個性ある地域づくりがそのねらいであると思います。サポートセンターでは、地域の夢の実現や産業の育成、福祉あるいは安全対策などとなると、いわば行政の柱になることと考えます。これらを実現するためには、サポートセンターの職員がやるのか地域の代表がやるのか、それとも地域の担い手がやるのか、融和と協働を基本に行うとありますけれども、マネジメントは一体だれが行うのか、その優先順位はどうするのか、各サポートセンターの調整はあるのかなど、市長の政策について伺いたいと思います。

 以上がこの場からの質問であります。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 田口議員の一般質問にお答えをいたします。

 最初の事項で、駒ヶ岳についてでありますが、全国的にも名高い秋田駒ヶ岳の高山植物については、心ない盗採が後を絶たずに、その防止に当たって関係機関ともども大変苦慮している状況にあります。市では、現在環境省が実施しているパトロールをさらに強化していただきたく要望を重ねてきております。

 現在、マイカー規制について、6月1日から10月31日までの土日祝日と、6月21日から8月19日の平日5時30分から午後5時30分までの12時間誘導員を配備し、誘導業務を実施しているという状況にあります。この予算については、秋田県と仙北市が負担しています。規制内容については、環境省や秋田県等関係機関で構成している秋田駒ヶ岳登山利用適正化協議会において協議をいただいて行っている状況です。盗採防止や自然保護の観点からも、24時間規制は有効であるということで、この協議会でも協議の話題に上がったことが数度あります。しかし、現時点では道路管理者や警察、森林管理署等の問題、そして試算によれば、2.5倍近くかさむという財源の確保が厳しいということで見送ってきた経緯があります。だけれども、貴重な秋田駒ヶ岳の自然を残すという観点から、引き続き協議会において24時間規制ができないか検討を重ねていきたいというふうに考えてもいます。

 次に、阿弥陀池のトイレについてでありますけれども、ことしは残雪が多かったことや建物自体も経年劣化し、バッテリーの劣化や部品の故障等によって、登山者の皆様には大変なご迷惑等おかけしております。市では、早期の修繕を何とかお願いしたいということで、再三県のほうに要望し、それがかなったのが9月中旬になってという状況でありました。

 御質問の山開きに合わせてトイレの使用ができるようにしたほうがいいということは、大変気持ちとしてはよくわかりますけれども、標高もあり、気温もかなり低いなどという環境状況が厳しいことから、山開きに合わせた使用はかなり難しいのかなというふうにも思っています。その間、ではどうするのかということについては、山小屋のくみ取り式のトイレを利用していただけるように登山者の皆様には呼びかけていきたいというふうに思っています。環境、温度、気温等の関係で、なかなか山開きに間に合わないという状況を改善する手法として、今これがあるというようなことをお答えできなくて大変残念であります。

 それから、駒ヶ岳の火山活動についてでありますけれども、もうこれ田口議員のほうがずっと詳しいと思いますけれども、秋田駒ヶ岳は昭和45年に火山活動、噴火が起こるまでは休火山として位置づけられてきましたけれども、それ以来、活火山として位置づけがあります。さまざまな観測が続けられて、51年ごろまで噴気活動が確認をされております。それ以降、平成12年ごろまでは平穏を保ってきていましたけれども、そのころを境に、地熱が上昇したりするようになって、冬場の天気のよい日などは、雪が解け、水蒸気が立ち上がる光景も見られています。近年までに、女岳の北東側周辺の斜面を中心に笹枯れなどが確認されているとともに、地温の高いところでは90度を超す区域も観測がされてわかっています。

 噴火以来、これまで多くの関係者、関係機関とともにあらゆる策を講じてきたところでありますけれども、その最たるものとしては、秋田駒ヶ岳の噴火を、当地域のみならず、岩手山、八幡平をも巻き込む火山活動としてとらえて、近隣町村の総合協力のもとに、八幡平直轄砂防期成同盟会を設立し、国・県に働きかけ、国土交通省の直轄において砂防ダムの建設や、秋田駒ヶ岳はもちろんのこと、水蒸気爆発などを観測した岩手山、焼山などにモニターテレビを設置し、監視体制の強化を図っています。加えて、付近の住民、ホテル、旅館等にはハザードマップを作成し配布し、有事の際は的確に避難できるよう啓発をしております。

 昨年度は、秋田駒ヶ岳火山災害対策検討委員会を数回開催し、10月には仙台管区秋田気象台で5段階制の噴火警戒レベルを導入しています。現在は、レベル1の平常状況であります。危険度を推測する上で最も重要視されるのは、火山性ガスと言われています。地熱等の定点観測については、現在、秋大の元教授だった狐崎長琅氏や難波和夫氏ほか、たくさんの方々のボランティア的な活動の支えにより情報を提供してもらっている状況ですが、この方々から、何とかガスの探知機を購入してほしい旨の申し出がありました。新年度予算には、この火山性ガスを計測する機材を購入したいというふうに思い、予算に計上させていただければというふうに考えています。それらの観測データを提供していただきながら、気象台が噴火警戒レベルをより正確に発令できるのに役立てればというふうに考えています。

 火山活動の周期は、おおむね40年と言われています。最も警戒をする年でもありますので、観光客、登山者等へは、現在の地熱の上昇、噴火警戒レベル等について、アルパこまくさに設置している砂防防災ステーション、それから観光協会、ホテル、旅館等、各関係機関と十分な連絡をとって的確な情報の発信に努めたいというふうに考えています。

 繰り返しですけれども、拙速な情報と確実な情報、この情報の質をしっかりと見きわめることも私の使命だというふうに考えています。風評被害などにならないよう、しっかりとした情報を発信することに最大努力をいたします。

 なお、仙北市地域防災計画の中の火山災害対策編は、実は素案がまとまっておりますので、細部の調整を行い、地域防災計画の見直しとともに、仙北市防災会議に提案し、承認をいただきたいというふうにも考えています。

 それから、大きな項目2点目の田沢湖郷土史料館についてです。

 郷土史料館は、平成14年度の耐力度調査で第1展示室が解体すべき基準に達したということから、平成16年に解体され現在に至っている、この経緯も田口議員のほうがお詳しいかと思います。

 史料館建設は、平成11年に史料館をリニューアルするための検討委員会を設立し、平成12年にリニューアル基本構想が策定され、建設費用は水力発電交付金を充て、平成17年に完成とする計画となっていたようであります。しかし、平成12年に電力交付金が病院建設事業に支出することに変更があったため、実現できずに今日に至っているという経緯があります。

 1階スペースを活用し、史料館をさらに充実させるべきとの御指摘であります。先ほど申し上げたように、合併前のリニューアル構想が頓挫したことで、駐車場側から入り口が見えない、入り口は急な階段、展示室が2階にあるなどなど、当時の課題がそのまま残っているという状況です。第1展示室の解体で、田沢湖出張所、旧田沢湖小学校・中学校ですけれども、分散保管されている収蔵物がたくさんあります。

 まず、先ほど申し上げたように、現状の今ある史料館の現状の課題を解消しなければ収蔵できないというふうになります。周辺地域は、田沢湖畔の中心であって、先ほどもお話ししましたけれども、観光産業拠点特別区の戦略会議でもこの議論がなされているというふうにお聞きしていますし、きょう朝、皆様にお手元にお出しさせていただいた資料のほうにもビジターセンターが必要ではないかという提案もいただいているということもあります。これは、あわせて検討していかなければいけないというふうにも考えています。

 実はそれで、クニマスの標本についてでありますけれども、クニマス標本2個体は、希少性、学術的価値が認められていて、平成20年に国の特別登録記念物に指定をされています。国の登録制度は平成8年に導入されましたけれども、クニマスの標本は国内第1号の栄誉でもあり、市が誇れるものというふうに考えています。田口議員のアイデアは大変すばらしいと思います。史料館充実のため、今後の利活用については、またたくさんの御意見もちょうだいしたいというふうにも思いますし、私個人的にはクニマス史料館というのはとても賛成ですけれども、あわせて田沢湖の現状がある歴史的な背景等についても学習できるような仕組みが必要ではないかとも考えております。

 それから、北投石の件でありますけれども、以前、田沢湖郷土史料館に展示されていた北投石は、平成16年に第1展示室を解体した際に、旧田沢湖教育委員会で保管をしておりましたけれども、合併により市教育委員会が引き継いで厳重に保管をしております。御存じのとおり、北投石は玉川の一部地域で産出される国の特別天然記念物ですが、県内では過去に展示品が盗まれた例もあります。夜間、郷土史料館は現在のところは管理人が不在であって、安全面から当面は展示することはなかなか難しいのかなというふうにも考えています。郷土史料館が整備されるなど、安全面が確保されれば、一級品の展示物というふうに考えております。

 それから、市長マニフェストと総合計画についてということでありますけれども、仙北市の総合計画は、合併協議により策定された新市建設計画の基本理念を継承しつつ、市の目指すべき将来像を明らかにし、それを実現するために市民の皆さんの意見を初め、アンケート調査結果等を踏まえ策定されたものでありまして、基本構想と基本計画と実施計画で構成をされています。

 基本構想は、まちづくりの基本理念ということで、実現を目指す仙北市の将来像を定めたものですから、市政運営の基本方針というふうに考えています。また、基本計画は基本構想に掲げた将来像の実現に向けて、各分野の取り組むべき施策の基本方針と施策の体系の明らかにしているというふうな位置づけがあります。実施計画は、基本計画で示した施策の方向に沿って、具体的な事業の内容を明らかにしているものという役割があります。

 基本構想並びに基本計画の中には、平成17年度の合併協議における方向づけで尊重しなければいけない視点が多数、数多く見受けられています。また、マニフェストについては短期的なまちづくりのシナリオとして策定をした思いがあります。基本構想や基本計画の目指すべき方向にこのマニフェストは包含されているというように認識をしていますので、これら計画等の見直しを今行うという検討はしておりません。マニフェストに掲げている40項目を実現するための具体的手法については、22年から実施計画の見直し作業を行っていて、今後もローリング方式により毎年度見直しを行いたいというふうに考えています。

 先ほど、田口議員がお話をいただきました、例えば建市の際の生活圏の広域化であったり、また地方分権の推進であったり、厳しい財政難を乗り切るための手法であったりということで、これはまさに自立できる自治体づくりへ向けた一歩だったというふうに私も認識をしています。

 その中にあって、例えば財政難という観点から見たら、今、私どものほうで提案をしている市民サポートセンターというのは、何ていうか、分散、今まで集中していこう、そして予算を効率的に使用していこうという考え方とはもしかしたら逆な方向に向くのではないかという御心配をされていることがあるかもしれません。職員は、市役所の職員ではあります。ただ、今回の市民サポートセンターの職員は、市役所側に立った職員ではなく地域の中に立脚した職員を実現したいという思いがあります。なかなか概念的に難しい話でありますけれども、市民サポートセンターに所属している人間は、市役所の職員であって、市役所の位置関係にはないけれども、市職員としての機能を十二分に果たすために、立脚点は行政よりもむしろ市民側の、地域側に立っているというような職員の意識が必要ではないかというふうに思っています。これこそが、実は自立できる地域、自立できる市町村を目指すということの大変有効な手法ではないかというふうに考えております。

 現在やっていることと、これからやることをどのように整理するのかという御質問でありますけれども、現在やっていることは大変なスピードで今変わりつつある世の中の地方自治を取り巻く環境に対応し、さらに一歩も二歩も先んじて自立できる市をつくるための急激な変化、過渡期の意味合いがあります。皆さんには、たくさんの疑問があり、また御指導もいただかなければいけないと思いますけれども、今やっていることは必ず将来にわたって、財政、そして機構の評価につながるものと思っていますし、短期的なマニフェストで上げさせていただいた40項目の達成をまず目指すということが現在やらなければいけないこと、そして将来的には、今、さまざまな方々から御議論をいただいている将来ビジョンでもって、5年後、10年後の仙北市のあり方をさらに具体化していきたいというふうな取り組みが始まっているということで、御答弁とさせていただきたいというふうに思います。

 ここからの答弁は以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 財政課長。



◎財政課長(田中宣男君) 合併特例債の額の件でございます。

 限度額及び市の設定限度額、21年度までの利用額につきましては、田口議員の御質問のとおりでございます。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) それでは、秋田駒ヶ岳のところから再質問いたしたいと思います。

 マイカー規制をするには、今現在の2.5倍の経費、そして県と警察がなかなか厳しいだろうというような答弁だったと思います。しからば、実際、県も警察も厳しいと言っていますけれども、この24時間規制が必要なのかどうか、その件について県とどのような協議をしているのかについて伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 協議会の中で、さまざまな議論がなされているということをお話をお聞きしております。24時間規制が有効策だというような話をされる方の御意見も聞いております。実際のところ、今のところは経費やもしくは道路管理者、警察等のほうの調整がなかなかうまくいかないということもありまして、立場立場がありまして実現できていないという現状にあるというふうに認識をしています。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) マイカーの24時間規制の一番の目的は、いわば安全運行ということもありますけれども、一番は高山植物の盗採だと思うんです。やはり、こんなこと言われないんですけれども、この盗採は、やはり車で来る方が多いのではないかと言われております。ですから、単純に24時間規制したら盗採がなくなるのではないかというようなことですけれども、では24時間規制が厳しいとすれば、どうやって高山植物の盗採を防ぐかということになると思うんです。

 先ほど、環境省のいわば監視員が監視していますよと言われましたけれども、では実際、どれぐらいの監視員がどれぐらいの時間帯で監視しているのかについて伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 大山観光商工部長。



◎観光商工部長(大山誠君) 環境省のパトロールにつきましては、八幡平美しくする会への業務委託で、7月には週3回、朝から5時半まで、それから6、8月については週2回パトロールを行っております。そのほかに、森林管理署と仙北警察署の検問を年1回、さらにパークボランティアによる登山等の確保等について、それぞれ随時行っているというふうな状況でございます。

     (「時間帯は」と言う人あり)



◎観光商工部長(大山誠君) 時間帯は、たしか8時半ごろから5時半ごろまでだというふうに。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 観光商工部長、厳しい答弁、苦しい答弁ですけれども、実際、環境省がいわばパークレンジャーとしているのは、この南八幡平、八幡平と岩手山と、それから駒ヶ岳なんですよね。ですから、週何回来てどのぐらいの時間いるのか、それは恐らく盗採防止というよりは、この駒ヶ岳の自然環境の整備とか、そういう点だと思うんだよ、特に。それはそれで必要です、森林管理局も必要でしょうけれども、盗採防止となりますと、やはり5時半からもう24時間、駒ヶ岳は登山客は入っていますので、夜中もやれというのは大変厳しいでしょうけれども、先ほど言われたように、8時半から日没までの時間というのは必要だと思うんですよ。そうしますと、今現在いる監視員では絶対人数が足りないわけですよ。

 そして、いつも同じ人ですと、やはり今度、いわば登山者でも、こんな言い方失礼ですけれども、たちの悪い人がいて、今度は逆に脅されたりして、なかなか大変だという、1人であればですよ。ですから、本当に市がやる気だとすれば、やはりこれは市独自の監視員をふやさなければならないと思うんです。今の緊急雇用というのがあります。ですから、そういう方々にきちっと監視していただくと。注意していただくと。早池峰山なんかは双眼鏡でこう見ているというんです。やっぱりそれぐらいやらないと。

 盗採するというよりは、多いのは写真を撮るためにあのロープから外へ出ると。ですから、コマクサ、特に秋田駒ヶ岳のコマクサというのは、岩手山のコマクサとは株が異なっているんですよ。秋田駒ヶ岳の株というのは可憐にこう咲いているんです。ですから、今はないけれども、踏み荒らすと来年出てこないかもしれない、そういうことがありますので、そういうことも含めたきちっとした監視体制が必要ではないかということですけれども、これについてはどうでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 田口議員の御指摘、まことにもっともだと思います。市として一歩踏み込んで、何ができるのか、もう一度再検討させていただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) それから、阿弥陀池のトイレです。

 ことしの場合は、余りに寒くて、先ほど市長が9月中旬と言いましたけれども、これは恐らく7月中旬の誤りかと思いますけれども、そうですか。9月中旬か。9月中旬だと、もうシーズンは終わってしまいますよ。また、すぐ凍ってしまいますよ。ですから、これはやはりいわばあのトイレも、そんなに7月中旬とか8月の盆にならなければ、凍み溶けないようなトイレであれば、別の方法を考えなければだめだと思うんですよ。

 それで、あの8合目の小屋には、阿弥陀池の小屋は凍結しておりますので、ここで用足して下さいという張り紙があるそうです。でも、実際行ってくるまでにはどこかにトイレタイムしなければだめなんです。となれば、一つの方法としては、簡易トイレの使用を登山客に促すという方法もあります。もう一つは、早池峰山がやっていますけれども、いわば人力で処理するという方法がありますけれども、こういう策は講じるという考えはあるんでしょうか、どうですか。



○議長(佐藤峯夫君) 大山観光商工部長。



◎観光商工部長(大山誠君) 小屋のくみ取りのトイレが水洗トイレに隣接したところにあります。考え方としては、そこでやってもらいたいなということでございますが、基本的に登山をしている方からお聞きした話なんですが、トイレというのは基本的に余り少ないというのが山のほうの現状だそうでございます。ですから、簡易おむつといいますか、そういったこともやっているところが多いというようなことも聞いていますので、今、議員が言われたことも含めまして、全面的に検討してまいりたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 次に、火山活動であります。

 これ、一番困るのは、今は噴火する可能性は少ないだろうと言われて、いきなりばんといったときに、高原や乳頭温泉郷、あるいは田沢湖には大変観光産業には影響が大きいと思います。ですから、これは自然現象ですから、いつどうなるかわからないわけですけれども、なったときにどうするかということです。その情報をきちっと説明する、こういうので国交省では出しています。

 でも、こういって出していますと、やっていますと言われても、なかなかこれをきちっと読んでくれるのか、訪れる観光客にはわからないわけですね。今回の災害とも同じです。いつも、風水害の災害があるのに、やはりおくれている。そこら辺を、この駒ヶ岳でもきちっとしてもらいたい、情報をきちっと提供してもらいたいということが一つであります。

 実際に、この火山というのは専門的に見ても、この火山のメカニックというのは解明できていないという、この前、直轄砂防の勉強会がありましたけれども、前岩手大学教授、今は放送大学の教授、先生と言っていました齋藤先生、秋田市出身ですけれども、この人は火山の大家ですけれども、この人が解明できていないと言われているんですよね。火山学も安全対策も進歩したわけでないとも言っているんですよ。

 ですから、日ごろから、平時からこのことに対して取り組んでいかなければならない。恐らく火山は、秋田県よりも岩手のほうがずっと進んでいると思いますよ。ですから、この噴火ももし起こった場合、現状では岩手のほうに飛んでいくんではないかと。東側に移動しているのではないかというふうなことも言われていますので、岩手県と雫石ですよね、共同で平時からこういう協議は続けていくべきではないかなと思いますけれども、この点について市長はどうお考えでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) この前、先ほどお話しさせていただいた狐崎先生と、それから難波さんとお話をする機会がありまして、皆様同じ話をされておりました。今、行政ができることは、とにかくその兆候を確実な兆候として検認するという手法として、先ほどはガスの検知器という話もあったんです。今、おっしゃるとおり、その火山性の活動をいち早く察知した後、ガス爆発であったり、さまざまな噴火の形態がありますけれども、そのようなことが万一起こった場合に、起こった後に、住民の方々の安全確保というのは行政の仕事でありますので、その際の避難ルート、それから対策等について、先ほど少し最後のほうにお話しさせていただきましたけれども、火山災害対策編ということで案をまとめさせていただいておりますが、この中でもそのルート設定等について、かなり細かいところまでお話ができるのかなというふうに思っています。

 今の現在はそういった状況です。それこそいつ噴火するかわからないという、その気持ちで、それは水害でありそうですし、雪害でありそうですし、火山もいつ起こるかわからない、いつ起きても不思議じゃないという状況がもう周期として来ているわけですから、怠りのないように、また心配を皆様におかけしないように、先手先手の方法で対応していきたいというふうに思いますので、どうかそれは御理解いただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 17番。



◆17番(田口喜義君) 次、史料館であります。

 先ほど、私が質問した答弁は、1階にもスペースを広げて展示をしたいし、クニマス史料という名前もおもしろいなというような答弁もいただきました。

 史料館の出入り口の駐車場も、これも何とかしなければいけない。それから先ほどいただいた、きょう机の上にありましたこの田沢湖ビジターセンターの設置というのもありますというのも紹介されました。

 やはり看板もないんですよね。ですから、史料館は今は入館料は無料ですけれども、無料でも行って見る人がいない。これは観光産業あるいは仙北市の所得につなげるということにはマイナスなことだと思うんで、せっかくの素材があるんです。やはり観光産業をもっと元気にするには、このクニマスという由来を生い立ちをもっと利用したほうがいいと思うんですよ。

 実際、ことし大沢の三浦さんを初めとする大沢の方々が手づくりの丸木舟をつくり、進水式もやりましたし、その丸木舟の名前も「辰子号」とお目見えもしました。やはり、このように地域の方々がやる気があるんですよね。ですから、本当にこの田沢湖をもっともっと売り込むんであれば、やはりイメージアップを図っていかなければならないし、このストーリーも必要だと思うんです。

 ちょうど、旧田沢湖町のときにクニマスを探しました。知っていると思います、ウォンテッドと。最初、賞金100万円でした。やっぱり、100万円でも見つからなかったわけであります。それで、今度500万円に上げたんですけれども、それでも見つからなかったんです。しかし、一番大変だったのは、あの500枚のポスターがいきなりなくなったんですよ。ということは、そのぐらい全国で興味を示したということがあると思うんですよ、副市長もよくわかると思うんですけれども。ですから、こういうアイデア、企画、もしありましたら伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) それこそ着任したときに、こんな田沢湖に自分が再生したいんだという思いをお話しさせていただいたことがあったと思います。クニマスの再生もしたいんだということをお話しさせていただいたときに、湖底にもしかしたらこぼれているかもしれないクニマスのDNAを423メートル下から引き上げて、今の科学技術でクニマスを再生できないかなんていう夢も持っているというお話をさせていただいた記憶があります。

 また、今の史料館、あの位置づけを今の田沢湖観光の柱立てとするには、利用形態も含めて、それから、そこの白浜の周辺も含めて見直しすることが必要ではないかというふうにも思っています。それは、道路環境の整備かもしれないし、人の流れをつくり変えるということかもしれないし、もしくはスポーツ振興という観点からいくと、さまざまな大会の誘致に向けた取り組みとしては今の状況はどうなのかと、駐車場の整備ということも全体的に考えなければいけないというふうにも思います。大変、この件に関しては自分は興味を深く、田沢湖の水深よりも深く気持ちを持っている思いがあります。

 ただ、少し駄弁を言わせてもらうと、日本一深い湖423.4メートルという言い方よりも、もっと実は世界で第3位の水深があるんだと。世界でこれだけ貴重な自然体系があったりその水深があったりするというものに対して、もっとアピールするということを同時にやらなければいけないのかなと思います。周辺の韓国交流のもとがあったり、さまざま伝統とか伝説とか歴史的背景も丸ごと皆さんにお届けできるような、総合的な考え方が必要であって、その中の一つにクニマス等を標本とする史料館の位置づけを考えると、おのずとその役割が見えてくるのではないかというふうにも思います。時間を余りかけずに、総体的なプランづくりを進めなければいけないというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 全くそうだと思うんですよ。やはり、辰子というのは伝説なわけですけれども、この前、茶谷先生の受賞の祝賀会に行ったときに、大蔵神社、私ちょっと聞き逃して、平岡さんから聞いたら、掛唄をもう1回やりたいもんだなという茶谷先生の話でしたけれども、恐らく本当に辰子というのはいたのかもしれないんですよね。私はもちろん、皆さん見たことないんでしょうけれども、本当にこんなにきれいな人はいなかったというくらいですから、これはやっぱり必要だと思うんですよ、このストーリーの中に。

 そして、クニマスも、私も食べたことないんですけれども、本当にほっぺが落ちるくらいうまかったというんですよね。だから、さっき市長が言われるように、もしクニマスが再生できたら、あるいはこの田沢湖もやはり蘇生してください。今は、かなり東北電力のほうも協力、玉川で中和処理していますけれども、蘇生するということもできないわけではないと思うんです、こういう時代ですから。白浜も、そうしますと再生するかもしれないんですよ。そういうイメージづくりというのは本当に必要だと思うんです。

 潟分校も最近見学者が、がたがたとこう減っているんですよね。何で減っているかというと、学習効果がないというふうに、大手のエージェントが立ち寄らないのは。ですから、こういうのも含めて学習効果も高めていかないと、やはりこれからはどんどん来てくれる方々は少なくなっていく。そんなにお金かかるわけではありませんので、これは頭を使えばできることですので、ちょっとした転換でできることでありますので、これは先ほど答弁しましたので要りません。

 次に、北投石です。

 盗まれるからしまっていたということですが、せっかくの北投石だったら、これ活用したらどうですか。恐らく北投石というのはラジウム、いろいろな岩盤浴ブームに今なっております。ですから、ガラスケースとかに入れて、下からこう蒸気とかやってふっと来たときに、よく浅草の浅草寺でいえば、線香でこうやって無病息災で、頭よくなるよとか病気治るよとか、いやこれは科学的には立証されないんでしょうけれども、そういうのも一つのアイデアでないかなと、法に触れないことが第一条件でしょうけれども。ですから、金庫にしまっておくのはもったいない。出してきて、使ったほうがいいと私は思うんですが、どうでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 自分の政策として、あるものから−−これも大変底の浅い話で恐縮ですけれども、あるものを最大活用して金にすると、所得を確保するというようなことを再三申し上げているつもりなんですけれども、そういう意味から言ったら、今、田口議員が御指摘したとおり、せっかくのそういう貴重なものを金庫にしまっておいて、ただ保管しているということに対しては、自分も政策的な観点からしても浅はかな行為だったのかなという気持ちがあります。

 ただ、どういうふうにして使えばいいのか、安全性をどう確保するのか、その点についてはやっぱり検討が必要ですので、これはお時間を少しいただきたいというふうに思います。アイデアとしてのすばらしさは、私も同感であります。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 仙北市の総合計画であります。

 市長は答弁で、見直しはしない、ローリング方式で行っていくという答弁でした。

 総合計画と市長の政策方針を比較してみました。

 総合計画は、観光産業を生かした北東北の拠点都市を目指す、定住人口3万人、交流人口1,000万人のまちづくりを進めると。そして、定住対策、テンミリオン計画、産業連携プロジェクトでありました。

 市長のを見てみましたら、市長の政策方針は、まずは、市民の生活を守るですね。所得の向上を図る、3つ目には、次世代の人材育成ということでありますけれども、ではこの2つの違いは何なのでしょう。

 市長は、まずはやってみようということでした。前任者は、石橋をたたいて渡るでありました。これは、私のイメージですよ。ですから、この2人は、この総合計画と市長の政策方針とは違う点、どこなのか伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 先ほど話したとおり、基本理念では今実際に生きている計画と自分のマニフェストというものは相違がないというふうに思います。例えば市民生活を守るであったり、もしくは所得を確保するであったり、確かに列的な順番は違いこそはあれ、今既にもう策定になっていて生きている基本計画、基本構想、ローリングについては理念は共有できているというふうに考えています。例えば、そこ一字一句を直していくというのはわかりやすかもしれませんけれども、そのようなことをしている時間、いとまさえも自分はもったいないと思っているほうでありまして、包括的な理念の中に内服をされているというふうな自分は認識をしていますので、字句等の変更等については今のところ必要ないかなというふうに考えているということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 総合計画を策定するには、市民2,000人を対象にまちづくりアンケートを実施しておりました。そして、議会にも諮っておりました、何回も。それで議決いたしました。

 市長も、同じことをやっています。市民あるいは専門家、有識者から意見を聞いて進めますといつも言っています。そして、現在、市民会議あります、何々協議会、何々委員会、何だかチームとありますけれども、では市長、一体市長はこの市民会議とか協議会とか委員会とかチームとか、一体幾らあるんですか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 今、即答したいところですけれども、自分の記憶をたどるしかないという、今手持ちに……。



◆17番(田口喜義君) 大体でいいです、10か20か50か100か。



◎市長(門脇光浩君) はい。一番最初に始めたのが、皆さんにお話しさせていただいている高校に関する市民会議であります。その次に、今御答弁の中にもあった観光戦略の拠点特別区の会議、この市民会議であります。それから、そのあとに庁舎の検討……。



◆17番(田口喜義君) 幾つか。



◎市長(門脇光浩君) まず、今、市民会議としてなったのは3つ、そのほかにコミュニティFMに対する委員会、それからまさに行っているのは将来ビジョン検討会ということで、5つぐらいの委員会や市民会議が動いているという状況だというふうに認識しています。

 チームというものについては、部内でのチームというか検討課題を調査していただくというものについては平常時から行っておりますので、そのカウントとしては余りなじまないのかなというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) そうすれば、全部合わせれば10ぐらいだということですね。もっと多いですか。

     (発言する人あり)



◆17番(田口喜義君) そうですか。

 昔、よく使った言葉でよくトップダウン方式だとか、ボトムアップだとかという言葉ありますけれども、これ昔使った言葉ですけれども、市長はどちらのタイプになるでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) スピードをアップするためには、そして職員からの信頼を勝ち得ているリーダーであればトップダウンが最も効果的ではないかというふうに思いますけれども、いかんせん私は市の方々、それから職員の方々、それから議会の方々、たくさんの方々からまだ御意見をいただかなければ一人前にできないという人間でありますので、ボトムアップというところから始まって、できればスピードをアップさせるトップダウンにまで行きたいというふうに考えています。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君。



◆17番(田口喜義君) 我々議会が感じるには、トップダウンかな。市長は、市民の中に出て行っていますので、行ったときにはやるよとか、いい考えだな、何ていいすなとかと言ってくると思うんですよ。そうすれば、やっぱり引き受けたものはやらなければいけなくなる、職員がどう言おうが。というふうに感じましたので、恐らくトップダウン、最初からトップダウンでないかなというふうに私は感じていました。

 あと、時間がありません、最後になりますけれども、一番、やっぱりこの行政で大切なのは首長と特別職と職員と一体にあることではないかなと思います。そして、一体になるということは、結局職員のやる気を起こさせることにつながるということになると思います。そうした場合に、市長は職員とのコミュニケーションに心がけていることがあったら、3つぐらい紹介していただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) まず、最初のトップダウンではないかというお話で複雑な思いがあります。言っていただきたいのは、言っていただきたいというのは変ですけれども、初めから自分はトップスピードで仕事がしたいというふうに思っていました。だけれども、初めからトップダウンでいいというふうには思っていないというふうにまずお話しさせていただきたいと思います。

 それから、職員の方々との意思疎通を図る機会がなかなかとれないというのも、私も大変日ごろから感じています。できれば、職員の方々の中からのアイデアとかも酌み上げて実現していくというプロセスで、職員の方々が達成感を感じることができるような職場づくりをしたいというふうに思っています。ただ、現実的な時間的な話をすると、なかなかそれができないという状況にもあります。

 今、考えているのは、各課に滞在時間を多くして、日数も確保して、そこからさまざまな意見をいただく会議を開きたいなというふうな思いもありますし、また職員の方々からいただいているさまざまなメールにはきちんとお答えするような、答弁をさせていただくようなことも心がけているつもりであります。何よりも、市の職員の方々が最前線で仕事をすることが、一番確立した地方自治を行うためには早道ですので、そのような形になりたいというふうに思っています。それがまだできていないという自分は大変つらい思いも感じています。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、田口喜義君の一般質問を終わります。

 13時15分まで休憩いたします。

                              (午後0時12分)

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○副議長(青柳宗五郎君) 地方自治法第1項の規定により、本日午後の議事運営をとり行いますので、御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。

 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時14分)

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△稲田修君



○副議長(青柳宗五郎君) 通告により発言を許します。

 20番、稲田修君。



◆20番(稲田修君) 通告により一般質問をいたします。

 今年も残すところ20日を切りました。新しい年を迎えようとしております。今年を振り返るときに、農業問題、経済、政治等、一生懸命努力する中で結果が出ず、国民、市民の皆様は失望の連続ではなかったかなと思われます。

 HNKの世論調査で、一般の方々は100%近く今の現在のいろいろな世相に対して失望感を感じているというようなことでありました。学識のある人方は、猛暑という形の中から暑いという感じが一つの時の漢字になった気がしております。

 さて、議会に籍を置かせていただいて8カ月余りになります。議会運営方法についても、疑問を持ったところであります。定数22人といえば、田沢湖町当時の町と変わりありません。一般質問の制限回数あるいは質問の回数等についても、制限も必要でありしょうが、すべて通告制をとるものはいかがと疑問を感じております。もっと自由に闊達な意見が言える場所で欲しいと思っております。

 さて、前段はこのぐらいにして、質問に入らせていただきます。

 私は、福祉の関係で一番に少子化、高齢化というようなことで、その後の対応というようなことで通告してあります。

 前回、私は高齢化対策だけでは、仙北市の将来はあり得ないというようなことで、少子化対策とあわせて質問させていただきました。高齢者の皆様の足の確保、除雪、少子化対策については人口をふやすため、遊休地の開放、子供を育てやすい環境をつくるために、いろいろな問題点を解消するためにというようなことで問題を提起いたしております。

 そこで、私自身、6月のいわゆる質問の中身、あるいは市長答弁の中身の議事録を読ませていただきました。そこで、市長答弁の中では、高齢化対策では生活実態調査をして、その対応に当たりたいと。交通手段の現状を精査して、一番効果的な政策に取り組みたいと。除雪対策については、地域運営隊等いろいろと考えていると聞いておりますので、広範囲でもありますので、サポートしながら対処したいというような答弁があります。

 少子化対策については、所得対策、雇用の確保、環境づくりと考えている。そのためには公有財産、遊休施設の財産等の活用、定住化対策についての答弁をなされております。定住化対策については、首都圏に積極的にPRしてUターンを考えたり、あるいは市民皆様総参加のもとに、地域づくりは展開していかなければならないという答弁がありました。

 私は、そこでその後の市長の対応について、6月以降、余り時間的にはたっておりませんが、実際にこの高齢化実態調査は実施されたわけであります。ただ、この調査の中身を見ますれば、高齢化も皆様方のいわゆる要求ですか、地域で困っているというような中身は非常に多岐にわたっております。そういう意味合いからいって、市の対応は、これからどうなさるべきなのか。

 市長は、いわゆる22年度の仙北市の実施計画の中で、いわゆる高齢化対策については実態調査を行うというようなことがありましたが、除雪対策については調査した後に、いわゆる22年度の予算はありません。23、24年に400万円ずつの、これに書いてある400万円の予算がありました。

 私は、前回の質問の中ではやっぱり高齢化に向かうときに、1年たりとも待つことはできないというようなことも話ししておりますので、22年度は実際に調査だけで終わって、いわゆるきめ細かな高齢者に対するいろいろな手だてはないのかというようなことも質問の意向であります。

 2番目の病院の関係について、救急再開とその後の対応というようなことであります。

 私は、前回の質問の中で事例を挙げながら説明を申し上げました。救急医療の再開をお願いもしました。私は、現実の問題として簡単にできることではない、先生方も十分な理解を得ることであるということも申し上げました。市長の答弁では、毎月延べ100人程度の非常勤の方々に支えられ医療行為が行われているし、もちろん3名の常勤医の方々の献身的な努力の上で現在の医療が行われておるというようなことの市長答弁であります。私も同感であります。

 そして、市立病院のいわゆる診療体制を見せていただきました。ほとんど1年間、自由な時間がなく拘束されて、献身的に頑張っている現実を見るときに、救急再開をいわゆる現況では無理かもしれないというような普通の考えは、私にも前段に述べたような形で難しいのかなというようなことの気持ちでもおります。

 けれども、田沢湖地域の現状の中で、市長に救急再開のこの項については、私に与えられた一つの問題点であるとして、いわゆる一般質問の中には、常に私からは救急医療の再開は地域の声としてやっぱり述べなければならないというふうに思っております。

 それで、この問題につきましては、いわゆる当局なり議会がこの場で論じるよりも、やっぱり一般市民の方々にどういうふうな中身の中でこの病院の問題を共有していただくことができないのか、またこれが共有できることによって問題が解決の方向に進むのではないかと思っております。そういう意味合いでも、市、病院には情報を発信していただきながら、医師の負担軽減をする環境をつくることではないかというようなことを思っております。市長の答弁にもありました。田沢湖病院の機能の充実させることが、観光にも結びつき、定住化にも結びつき、地域の方々に対する思いを形にこたえることができるようで、毎日そういう思いで過ごしておるという答弁があります。

 そこで、私はその後、救急再開や医師の確保のために市長の足跡を、どういう努力をされたのかをお聞きいたしたいと思います。

 それから3点目は、機構改革と人事であります。

 私は今回、これが自身の非常に大きな目玉だと考えております。

 私は浪人中にも、議員ではなかったときにもいろいろ役所に伺いまして、人事の割り振りを見てきましたし、8カ月経過した今日、市長自身のマニフェストの実現のためなのか、係の設置や人事異動が煩雑に行われているような気がしてなりません。市長は23年度に組織図を提案、この間私はちょっと欠席しておりますが、全協の中でそれが提案されております。それぞれの係の細分化を図り、市長の指示事項の徹底を図るという意味合いで、あるいは職員の個々の気持ちを動かすというようなことで、あるいは市民に対する公約、サービスの実現を図るという思いで、この今回の機構改革に至ったのではないかと思っております。私は、それぞれ市役所の職員は、職務に対する責任感と使命感を持って仕事をなされておるものと判断しております。

 そこで、今年度までの機構の中で反省点、22年度まで、反省点は何だったのか。今回の6部21課37機構の思いは何なのか。そして、人件費は別にして、異動に伴い経費が幾らぐらいかかるのか。やはり昔は、人事異動があれば、電話と机だけ動けばよかったというふうに私は解釈しておりますが、今はそう簡単に、机を動かすことによって、私は莫大な経費がかかるものと見ております。そういう意味合いでは、今回の6部21課37機構を実現された場合に、経費が幾らかかるのか、そのことについては、数字を具体的に提示なされながら、御回答ですか、答弁をいただきたいと思います。

 また、職員が、同一係に何年いることが適正であるのか、また、私は、職員の皆さん方は4月1日の人事異動が発令された時点で、前段にも申し上げました、使命感と責任感を持って仙北市のことを考えながら勤務されているものと思いますが、けれども、途中でかかるケースが余りにも多いのではないかと思われます。4月1日の人事異動の段階で適材適所ではなかったのか、市長が、名前だけでの人事異動が行われたのか。私は、この中途の異動というのは、市民に対しても大変に迷惑がかかることではないかと思っております。いろいろな事実が起こり、時間がないので、やはり進化のないままに前任者の後を引き継いで、そのままその行事をなし遂げるというようなことは、やっぱり市民に対してもマイナスであるし、職員に対しても私はマイナスであると思います。やはり職員の方々は、新しい企画構成を持ちながら、部長なり、課長なり、あるいは市長に、今の現状を申し上げながら打開していくことが仙北市のために役立つのではないかと思っております。そういう意味合いで、非常に今の人事異動の段階と中途の異動のことが、市民に対しても、我々議員に対しても、非常にマイナスではないかということを危惧しておりますので、この項についても御答弁をお願い申し上げたいと思います。

 また、もう一つ、合併時の時点では、地域センターには大変、各地域ともそれぞれ期待をしており、それぞれ問題の解決に当たったのだと私は解釈しております。今回の機構改革の中では、地域センターがなくなり、市民サポート課で地域をかわりに見るような形になるようであります。果たして、地域の責任者の責務は何なのか。やはりそこにも、サポートセンターにも責任者というものがいるし、サポート課にもその責任者がおるので、どういうふうな調整がなされて、市長の構想の段階で、地域センターが果たしてきた今日までの地域の思い、今回、サポート課にすることによって、このサポート課はどこにあって、どこに、どういう指示を下すのかということが全く見えておりません。そういう意味合いでは、私は時期尚早ではないかということをはっきり申し上げたいと思います。

 この計画の中にもありました。調査し、精査して、その後にじっくりやるというようなことをうたっております。予算も23年度はありません、ことしは若干あるようですが。そういう中で、なぜ拙速にこのことをやらなければならないのかということが、非常に疑問な一つのものであります。市民の要望、要求をどう解決なされるのか、それによって、今まで市民が不満に思っていたものが一気に解決できるのか。1番の高橋豪さんの質問の中では、地域にあるいろいろなものを興したいというようなことも、市長は答弁で言っておられました。私は、いわゆる総合研究所の中にも、やっぱり地域のものを興しながら一生懸命やる、そこにはまた二重構造ができはしないか。そういうこともいろいろな形の中で非常に疑義を感じております。そこを、一つは、あと積極的な市長のお考えをお聞きいたしたいと思います。

 私は、各部の意見調整、各課の動き、問題の提起、今後の方向づけと朝礼を実施することで、機構改革なんてしなくても市民サービスが十二分にできるのではないかと判断しております。時間をかけることが必要だと思います。私は、午前中の最後の田口議員の答弁の中で、市民側になった職員というふうなことで、そこには予算つかなければ、何にも市民側に立つことができないというようなことを感じております。市長の思いが末端の職員まで伝わっていっておらない、私はそう判断しております。職員、ここにおられる方々は、この議会の雰囲気をわかるものだから、やはり自分方が意識改革しながら仙北市を新しい方向に結びつけたいということは思いがあるんですが、私は、市長が、朝礼なり、いろいろなことを集めて、部課長を集めて月に1回、朝礼をやる。時間がなければ7時半なり7時に集まって朝礼をやる。そして部長あるいは課長方はそのことを受けながら、朝礼をやって、その伝達に努める。そういうお互いに緊張感がなければ、仙北市の発展はあり得ない。市長のひとりよがりに終わってしまうと、そういうような思いでいっぱいであります。

 私は、5年、それより前だったと思います。一関市役所、これは各課の朝礼をやっております。今週やらなければならないこと、目指すこと、職員間の問題、そういうことを積極的にお互いに言い合いながら、朝の朝礼をやっている姿を見ました。いや、すばらしいなと思っておったんですが、仙北市は、朝礼をやっておるかやっておらないかわかりません。そういう意味では、一つの市長のひとりよがりではなく、やっぱりそれを末端に伝達させることが、私は一つの責務であるし、部長方の責任でもあるものだと判断しておりますので、この考えについて、今後、朝礼、時間がなく、あるいは忙しい、そういうことは理由にならないと思います。8時に集まって朝礼をしたり、7時半に集まって朝礼したり、お互いにやっぱり職員も、市長がきょう7時半に集合かかったよということになれば、緊張感を持ちながら、今月の仙北市の問題点は何なのか、向かうところは何なのか、そういう思いが伝わるものだと思いますので、市長には、これはお金のかからないことでありますので、積極的に実践されることを望むものであります。

 次に、田沢湖マラソンについてであります。

 私は、田沢湖マラソン、全国でも屈指のマラソン大会に育てていただきたく、この質問をさせていただきます。市長は、日本一とか、何でも1番、蓮舫さんは2番ではだめですかというふうなことですけれども、やっぱり1番になることが必要だと思います。私も走り始めて20年になります。田沢湖マラソンは6回目から出場しております。北海道の洞爺湖、山梨の河口湖、山中湖、青梅マラソン、栃木の大田原、いわゆる隣の北上マラソン、あるいはフル、ハーフ、10キロ、年間10回以上走っておりますが、今後、市民マラソンに対しては各地で非常に積極的に地域興しで参画しておりますので、私は、一つの物の考えとして、やはり常に進化しなければ田沢湖マラソンは取り残されてしまうと、そういうことの思いであります。今後、大都市、大阪、京都、神戸、参戦されると聞いております。地域興しの一つとしては、田沢湖マラソンは地元に定着したものだと私は思っております。ボランティアの協力、あるいは田沢湖マラソンに協力しないで何が地域に貢献できるという、市民皆様方が、そういう考えになっております。また、沿道の応援も他県に比べると、まさるとも劣らないと思っております。

 そこで私は、田沢湖マラソンをさらに参加者をふやし、将来、マラソンの日本一の大会にするために何が必要であるかということを市長に問いたいし、市長の意欲というものは不可欠でありますので、その心境の一端をお聞きしたいと思います。今までの大会運営に満足することなく、他県が続々と参加しておる現在でありますし、担当に聞いたら、現時点では田沢湖マラソンは右肩上がりで参加者はどんどんふえているというようなことでありますけれども、それに満足しては、やっぱり他県に追い越されてしまうと思っております。将来、一定の方向になれば、必ず減少になるというような方向になるのではないかと思っております。生保内節もしかりなんです。全国的な大会の中で、お願いするときは集められるんです。こういうこと、大会がありますので協力お願いしますという。果たして、私は、それだけで市民が協力しやすい体制になれるのかということが疑問であります。

 そういうことで、質問の第1点目は、中身の充実をしなければ、私は、今後の進化はないと思っております。ネットタイムとか、中間ラップの導入制であります。北海道の洞爺湖なんかは5キロごとにラップを出してくれて、走る方々の次の目標になります。栃木の大田原は10キロごとのラップを出しておりました。それからあと、コースの整備であります。私は、フルを10回ぐらい走っておりますけれども、田沢湖マラソンはほとんど県道とかそういうところを走っておりますので余り問題ありませんが、ただ一つ、どうしてもコースをつくり上げながら、いわゆる地域づくりをしていくということがなければ、仙北市の発展もないものだと思っておりますので、やっぱりスポーツセンターが、山の上に上がるときに、道路公園をつくりながら、あの環境を整えてもらって、いろいろな合宿が入ってきてもどんどんと走り込む、あるいは運動する方々が田沢湖に集うという環境をつくらなければ、私はだめではないかと思っておりますので、市長には、こういう大きなイベントを大きくしていきながら地域をどうつくり上げていくかということも、私は市長のやっぱり一つの手腕だと思いますので、そこを十二分に考えながら、これからの運営に当たっていただきたいと思っております。

 そこで、これは地域づくりと関係するわけなんですが、田沢湖の先達地域と、あのコースが今、仙北市、田沢湖マラソンの関係では、一番状態が悪い状況なので、地域の方々も道路がうじゃうじゃとなったり、側溝の水が漏れてきたりして困っておりますので、そういう点も徐々に、そういうスポーツ施設をつくりながら道路を直していくことは、ただ一般道路財源ではなく、何かそういう突発的に地域づくりの支援体制の、自治省あたりにあるものだとすればですよ、そういうものを採用しながらやることで、一つの問題の解決ができるのではないかなと思っております。走る人方は参加料の問題はなく、コース、ボランティアの協力、熱意、応援体制を充実することで、あるいは市のすばらしいスタッフの方々が一生懸命頑張っておると思います。そういう方々の熱い熱が伝われば、市民も必ず参加してくれます。そういう意味合いでは、田沢湖マラソンにおいてはすばらしいものだと思っておりますが、ただ一つ、前段にも申し上げましたように、お願いするだけの会議で、スタッフが集まって全国規模の大会は、やっぱり総括する必要があるのではないかと思っております。やっぱり反省点、よい点、どうすればまたこの地域に来ていただけるのか、そういうことも非常に大事であるし、また全国から集まるランナーの方々に、いろいろUターンとか、市でやっている政策も一緒に突っ込んでやれば、二重に経費がかからないのではないかという、そういう素朴な考えを持っているわけです。やっぱりマラソンの通知、1万円だけというよりも、やっぱり市長が考えている、都会の方々に仙北市はこういうことをやって定住化のためにUターンをあれしたりいろいろなことをやっているという、それを同時に突っ込むことで仙北市の宣伝にもなるものだと思っておりますので、やっぱりアイデアも、必ず金をかけるよりも、アイデアも一つのものだと思っております。

 そういうことで、取りとめのない質問をしたようであります。私も70歳までフルマラソンを走りたいと思っております。どうか道路でよかったら私のけつをはたいて応援していただければマラソンにも熱がかかるし、地域の方々も並んで走っていれば、喜ぶのではないかと思って、一生懸命これからも頑張って、仙北市と地域のために頑張りたいと思いますので、よろしくお願い申し上げまして、この席からの質問を終わって、後は自席で再質問させていただきたいと思います。



○副議長(青柳宗五郎君) 答弁を行います。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 稲田議員の一般質問にお答えさせていただきます。

 御質問の大変広範な内容になっておりまして、答弁を取りこぼす可能性がありますので、ぜひ御指摘をいただきたいというふうに思います。

 1点目の福祉関係ということで、少子化、高齢化対策について、その後の対応というお話をいただきました。前の質問のときにもお話をさせていただきましたけれども、少子化対策という大きな問題は、1市町村でなかなか完結できるものではないということもお話しさせていただいた思いがあります。国家等、大きなスタンスで子育て、または少子化対策について大きなドラスティックな政策の展開が必要ではないかというふうにも考えていますが、今できる範囲ということで御答弁も必要だと思いますので、市の立場からのお話をさせていただきたいと思います。

 一番最初に、やはり所得を確保する、ここで過ごして、暮らして家庭を持つという、その基本的な所得の確保ということが、少子化対策にとってはまず一番のスタート地点ではないかということが一つ。それから、男の方と女性の方が、男性、女性が知り合えるような環境をつくる、結婚を支援すること、生まれてくる子供たちの支援をするということ、この各ステージがあるように感じています。

 先ほどの御質問の中にも少しありましたけれども、県のほうでさまざまな事業を、具体的な事業が動いていて、その事業に仙北市も参加をさせていただいているという状況があります。例えば、結婚サポーターなどの制度には、現在6名の方が登録をして情報提供を行っているという状況があります。またあわせて民間企業、団体による支援としての出会い応援隊というものがあります。わらび座、アロマ田沢湖が登録をしています。この後、もう1団体、応援隊としては山のはちみつ屋が登録申請を現在行っているということで、各企業、民間の方々の御支援もいただきながら、男女の出会いの場の創出ということに努めていただいているという状況があります。この後も秋田結婚支援センター、結婚サポーターと連絡を密にとりながら、出会いの場の創出、そしてできるだけ若い方々の登録などについても支援をしていきたいというふうに考えています。

 それで、子育て支援という、今度はステージになりますけれども、子育て支援には、たくさんのこれまたメニューが必要だというふうに考えています。子供たちにとって、遊んだり学んだり食べたり寝たりすることは、幼児期にとって大変重要な基本的なことでありまして、その意味で保育園の役割というものも大変重要だというふうに考えています。先般から、保育園、幼稚園などを訪問して、その状況を視察しています。そこで園としてのその施設や運営について不備なことなどを聞き取って、よりよい環境となるように改善すべきところがないか精査をしている状況で、来年度の予算には、その内容が反映できるのではないかというふうにも考えています。きのうも、だしのこ園のほうで保護者の20名くらいの方々との懇談をさせていただきました。その際は、私も気がつきませんでしたけれども、父兄から大変貴重な御提言をいただいております。例えば、子供が急に病気になったときに、その病気に、果たして職場で仕事をしている御父兄がなかなか対応できないという事例がよくあるという話、または病後の回復期に、果たして御父兄の方々が職場をそのまま休んで快方に向けたお世話ができるかと、なかなか難しい現状があるというお話もお聞きしています。このようなことを、どこをどうひもとけば、この対応ができるのかということなどについても、たくさん指摘をいただいたものでありまして、貴重な意見の交換だったというふうにも思っています。

 保育園の保留児童の早期解消ということも、大変今、鋭意努力を重ねているところでありますけれども、6月以降に4名の保育士の方々を採用して、ゼロ歳児は8人、1歳児は2人、2歳児2人の12人を受け入れることが可能となりました。実際に今受け入れていただいております。ただ、随時入園希望があるために、11月末の保留児童は、ゼロ歳児20人、1歳児15人、2歳児6人の41人の方々が保留児童ということで待機をしているという状況があります。この後も継続して保育士の募集を行います。また、保留児童の解消に向けて保育要件としての面積の充実なども図るために、増改築等も検討していきたいというふうに考えています。

 それと高齢化対策であります。

 先ほど、議員も御指摘をいただきましたけれども、6月以降の高齢者生活実態調査の結果によって、どのようになるのかというお話であります。また、22年は、何も施策の展開はできないのかという御質問でありましたけれども、ちょっとここは、一応私も準備をしてきましたので、少し説明させていただきたいというふうに思います。

 高齢者生活実態調査、この7月、8月、大変暑い時期に民生児童委員の方々、職員の方々から汗をかいていただきまして、たくさんの実は具体的な提言、内容、御提案をいただくことができました。特に、出かけるということ、除排雪についての御意見が多く見られまして、結果を、今、政策の立案に活用し、23年度予算案に可能な限り反映したいというふうな準備を進めています。高齢者の方々の除雪対策についてきめ細かにやっていくことが、地域の隆盛をきわめるということも、以前、稲田議員からお話、御指摘いただいておりますけれども、全くそのとおりでありまして、その御意見についてどのように形づくることができるかということも、今検討させていただいております。きめ細やかな市民生活の安定を図るため、サポートは行政だけではなくて、地域住民の皆様の御協力と御理解をいただいて、ともに手を携えてまちづくりを進めるという、そういう視点で地域運営隊の活動にも大変期待をしているというところがあります。

 今のところ、地域運営隊での活動を少し御紹介しますと、田沢地域運営隊では、除雪機をリースして作業員を擁すると。玄関までの歩道の確保と落雪、障害雪除去を目指すということで、123万1,000円の事業計画を申請いただいております。ほかの運営隊でも、例えば西明寺地域運営隊では、高齢者世帯支援事業で、除雪機械購入費として250万円、桧木内地域運営隊では、同じく除雪機購入、燃料代として150万円、神代地域では、支援が必要な世帯の除雪費として60万円という事業を計画しております。昨日、実は雲沢地域運営隊が設立になりました。その雲沢地域運営隊でも除雪作業をやったり、高齢者の生活支援であったりということで、100万円の事業計画を承認されておりました。

 それで、高齢者生活実態調査で、少し具体的にお話をしたいと思いますけれども、お時間をかりて恐縮なんですが。玄関前に雪を置いていかないでほしいという多くの要望をいただいております。役所のほうの除雪担当者会議では、丁寧な雪かきを心がけること、路線ごとの除雪地域の把握で偏った除雪をしないことなどの注意をしました。きめ細やかな除排雪のために、降雪時のパトロールを怠らず、常に雪の堆積状況を把握しながら今後とも除雪活動を行っていくということで、約束をさせていただいております。そして、例えば道路上を走るバスのさまざまな不便、路線バスの不便などもいろいろお聞きしております。路線バスの一部で廃止や減便が進行し、利用環境は二重の苦しさとなっています。さきに実施した、先ほどお話しした高齢者生活実態調査でも、これが指摘されております。こうした現状を踏まえて、地域地域の実情にマッチした新しい交通システムの確立ということで、デマンド型の乗り合いタクシーの運行を開始した地域もあります。モデル的に実施したところではありますけれども、次年度も継続していければというふうなことを考えて、今その利用状況を見守っている状況にあります。

 買い物や通院のための交通手段の不安解消対策として、市内の直売所等が行う地場農産物や加工品の移動販売への支援、一部地域で運行されている路線バスを廃止した後のデマンド型公共交通システムの拡充、介護タクシー事業者等に対する介護車両購入費の一部助成などが具体的な提案ということで高齢者生活実態調査から浮かび上がった内容であります。各部すべて総ぐるみで各部ごとに具体的な提案を、今いただいているという内容をお話ししております。

 まだまだあります。生きがいや見守り、対話、集いの場づくりの対策として、体験学習旅行のインストラクター登録制度の創設、農作業指導者つき家庭菜園、じじばば農園塾の開設、空き家対策や空き店舗を活用した高齢者の集いや集まりの場を提供するNPO法人への助成、具体的な、さまざまなこの調査をもとにした政策の展開を、今まさにしているという状況にあります。例えばまだまだありますけれども、ちょっと時間が惜しいのでまた後でお話をいただければと思いますが、今すぐに何かやれることはないのかという、先ほどの22年度の御質問もありましたけれども、例えば市職員による緊急除排雪応援隊の組織などというものは、ゼロ予算でもできる事業でありまして、これはすぐにでも取り組めることが可能だというふうに考えております。

 それから2点目の病院関係についてでありますけれども、これは稲田議員がよく、私よりも御存じのとおりだと思いますが、田沢湖病院の常勤は3名ということで、毎月延べ100人の方々から応援をいただいて運営をしているということがあります。それで、実は先ほどもお話のとおり、大変過重勤務になっておりまして、この過重勤務の中でいかに救急医療を再開できるかという、この今の状況ではなかなか難しいという御認識は稲田議員と同様であります。この過重な勤務が今も継続して、これからも継続していくという、大変厳しいことでありまして、この環境を改善するためには、常勤医師を確保することがやはり最善の方法ではないかというふうにも考えています。

 就任以来、医師、看護師の確保を市政の一番の課題ということで、最大の努力を傾注してきたつもりではあります。この後、医療局を設置し、医師、看護師の確保、経営の一元化によるコスト削減、サービスの向上を行いながら、医師に、地域医療を守る、救急を再開しようという気持ちを持っていただけるような環境づくりを進めることこそが、今私に課せられた大きな仕事ではないかというふうに思っています。田沢湖病院としては、今は病院機能を安定的に継続していくということが大前提であります。職員一丸となって、さらに努力を傾注します。また、大曲仙北広域市町村圏組合で、新年度、来年度から田沢湖の消防分署、田沢湖分署に救急救命士と高規格救急車を配備し、現在の署員16名体制から1部7人の3部体制に、5人増員をいただくことになりました。田沢湖地区の市民や観光客の救急医療の確保と長距離搬送に備えが厚くなったというふうに考えております。

 繰り返しになりますけれども、医師、看護師の確保を市政の最重要課題ととらえておりますので、これからも一生懸命努力しますので、御理解よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、機構改革と人事ということで、まず最初に機構改革のほうを少しお話ししたいと思いますが、まちづくり、これからの仙北市のまちづくりを進める上で、政策、施策の実現、先ほど話をした少子高齢化、それから病院等の医療の確保というさまざまな課題、しかも緊急に解決しなければいけない課題に、効果的に対応するために機構改革を行っているというふうに御理解をいただきたいと思います。今後も機構改革が効率的で効果的なものとなって、市民サービスの向上がさらに図られるよう、関係部署や部長等と協議し、行政組織のあり方については、随時見直しを行いたいというふうに考えています。平成23年4月以降の仙北市行政組織の考え方について、この前の全員協議会で皆様に案を提示させていただきました。そのとき提示した行政機構案は、本年、平成22年4月に、総務部、観光商工部、農林部を中心に行った機構改革とあわせて一体をなすもので、平成23年4月には、市民福祉部、教育委員会事務局を中心に行いたいというふうに考えています。すべては仙北市を日本一住みやすいまちづくりの実現に向けたアクションだというふうに御理解いただきたいと思います。

 重要な改編というのは、現在の市民福祉部を市民生活に直結する部門を担う市民生活部、それから福祉事務所の所管部門を中心とする福祉保健部に再編をしたいということ。各分野の政策や施策の企画立案を専門的にかつスピード感を持って取り組みたいという思いがあります。また、教育委員会事務局は、学校教育の資質向上のために学校指導課を新設し、市民の体力向上や、スポーツイベントの活性化を図るため、生涯学習課からスポーツ振興課を独立させたいというふうな考えであります。

 病院事業では、平成21年3月に策定した仙北市立病院等改革推進計画に基づきまして、角館総合病院と田沢湖病院の経営管理の一元化ということで、医療局の設置に関する議案を本定例会に提案しています。医療局は、仙北組合総合病院の移転改築を見据えながら、市立角館総合病院の早期改築、以前もお話ししましたけれども、目途としては、平成26年10月を想定しての、今、アクションであります。このアクションへの着手や、病院事業管理者が着任と同時に円滑な業務の執行ができるように年明けにも医療局を設置したいという考え方でありますので、その際はどうか御審議をよろしくお願い申し上げたいというふうに思います。

 それから、先ほど人事のことでお話をいただきました。職員の人事については、課長以下の全職員から異動希望、取り組みたい業務、人事異動上配慮してほしいこと、職務に対する自己評価、人事に関する提案、悩み、不満等についての自己申告調書の提出を求めています。職員個々の希望、業務量等を一生懸命把握しているというのが現実であります。

 また、各課の重点事項、業務体系の問題点と課題、人事体制の要望等について各部長方からヒアリングを実施し、業務体制の内容を十分精査しながら、人事異動の基本方針というものを定めています。適材適所、能力、経験年数、仕事への意欲や適性、組織の再編、継続性の重視等々の状況を十分に考慮しながら、職員数が減少する中で市民サービスの低下を招かないように配置をしているつもりであります。

 先ほど、年度途中の異動についてはという話もございました。年度途中での人事異動については、職員の健康上の問題、業務の民間委託、地域運営隊の設置という、これは今回新しい場面でした。それからJAへの派遣の交代、除雪関係、医療局準備室設置に伴う兼務発令等、年度途中で業務体系の変更や職員の健康の関係に対応するため、行ってきたという思いであります。異動については、職員に事前に説明し、実施しているところでありまして、今後においても、異動の必要があった場合には、随時皆さんに御相談をしながら行いたいというふうに考えています。例えば、先ほど朝礼はとても有効だというお話もいただきました。朝礼の有効性は私も実感したことがあります。以前、バイトで勤めたお菓子屋さんでは、毎朝朝礼をしていて、その朝礼があって初めてきょう一日の業務内容等について把握できたという思いがあります。今、仙北市で私が知る範囲で大変恐縮ですけれども、包括支援センターでは毎朝、朝礼というか業務の連絡調整等を行う会を設けております。これは、包括支援センターの性格上、さまざまな方々から入ってくる御相談をどのように解決するかという糸口を皆さんがお持ちでありますので、その持っているものをすべて出して、総体的なチームの仕事として相談事、困り事を解決していくという必要性があるということも背景にあるようですけれども、必ず朝一番に行っているというふうにお聞きしています。それから、新年度予算で、さまざまな人事や、それから機構改革での、またボリュームになったりすることが見えてくると思いますけれども、今、新年度の予算査定のほうに具体的な内容で着手する状況にはまだなっておりませんので、来年度の新年度予算の策定作業の中でさまざまな、例えば異動したときの経費であったりが見えてくると思います。ただ、私の肌感覚では、市役所の中で異動があった場合も、例えば国や県で異動があったような住宅手当であったり、通勤手当の大幅な増減であったりというところは余りないのではないのかなというふうには、肌感覚では感じているという次第であります。

 それから、4番目の田沢湖マラソンについては、今回25回を数え、大変伝統ある大会に私も参加をさせていただきました。今まで実は、大会運営のほうにかかわった経験がなかったので、自分自身も大変不安だったんですけれども、職員の方々、地域のボランティアの方々、それから陸協の方々、体協の方々、たくさんの方々の御支援があって、何よりもマラソンの走者、ランナーの一人一人が大変田沢湖マラソンを大切にしているというような思いを共感できた、とてもすばらしい大会だったというふうに総括をしています。

 それで、田沢湖マラソンの参加者は、年々増加をしております。ことしの参加者数は過去において最高の5,399人。全体に伸びがあるものの中でも、20キロが昨年より200人ほど増加いただいたという現状があります。先ほど議員もお話ししましたけれども、マラソン人口は大変急増している状況にありまして、今後も田沢湖マラソンの参加者がふえることが予想されます。これは、さまざまな面で対応策を講じなければ、事故や安全・安心で楽しいマラソンの大会運営ができなくなる可能性があるというふうな心配も、同時にしています。大会終了後には、ボランティアなど競技役員から反省点や問題点について提出していただいておりますが、寄せられた貴重な意見は、第26回大会へ向けて検討し、改善策を講じていきたいというふうに考えています。フルマラソンコースでは、一昨年から中間ラップをとるなど工夫を凝らしているところであります。今後は、スタート時点の計測と、中間ラップをふやすことを検討していきたいというふうにも思っています。また、今年から足元につけるアールシーチップというものがあるそうですけれども、アールシーチップをやめてメンバーカードにあらかじめつけているジェイチップというものだそうですが、採用するなどして、最新のシステムを採用させていただいております。

 田沢湖マラソンはボランティアの方々の数が1,200人くらいの皆様に支えられている巨大なスポーツイベントであります。ランナーには、この市民との触れ合いを楽しみにして参加していただいている方々が大変多いので、また、ランナーばかりでなく、マラソン事務局においてもベテランのボランティアの方々に支えられて、これからも大会は成長していくものではないかというふうにも考えています。

 先ほど御指摘のあった、田沢湖マラソンをこれからさらに充実していくために必要なことは何かという質問ですけれども、私は、3つぐらい、実は考えております。1つは、移動交通システムの確立をしなければいけないということが1つ。それからもう1つは、市民等の支援をさらに皆様にお声かけをさせていただいて、市民総参加のボランティアによる、例えば市民スポーツ大会というふうなところまで高めていく必要があるのではないかということが1つ。それから、駐車場とか各施設についての充実を図らなければいけないということが考えられます。何よりも実は、警察の皆様からの御協力等もいただいていて、安全対策には万全を期させていただいているつもりですけれども、警察署のほうからも、このまま大会の拡大は、危険を伴う場面が想定されるということがありまして、これは解決を急がなければいけない問題ではないかというふうにも考えています。

 それと、先ほどの人事異動と機構改革等のところで、私、答弁漏れをしましたけれども、先ほど包括支援センターの話をしましたけれども、部長等会議というのは毎週原則としては月曜日開催をしております。ここで、私であったり副市長であったり、教育長であったり各部長であったりが全庁に考えていただかなければいけないこと、または連絡が必要なこと、改善が必要なことなどの調整会議を行っているということがあります。この会議内容はディスクネッツという職員の方々の机の上にあるコンピューターのほうでその会議備忘を見ることができるというシステムにはなっております。

 それから一つだけお願いというか、大変恐縮なお願いですけれども、先ほど稲田議員は、70歳になるまではフルマラソンを走るというお話をされましたけれども、70歳に限らず、長くフルマラソンに参加をいただきたいと思います。

 私からは以上です。



○副議長(青柳宗五郎君) 答弁終わります。

 再質問、20番。



◆20番(稲田修君) 前段の2つについては、お互いにこれからやらなければならないということでありますので、それをまず一つの共有の事項としてこれからも市長あるいは市の幹部の方々とも、そのことについては邁進したいと思います。

 それから、3番目の機構改革という中で、私は結構金がかかると思います。だから、慎重に、やはり一つの機構改革したら、やっぱり3年ぐらいはきっちりやる、あるいはつけ加える、あるいは途中での異動はなしというような形の中でやっぱりやっていかなければ、これは市長の特権事項でありますので、幾ら金がかかっても市民のためにやらなければならないことはやるというようなことなんですが、やはり経費節減という意味合いでは、機構改革というのは慎重に対処すべきではないかということが再質問の第1点であります。

 それから、あと、私は、末端の職員の方々の意識改革がまだ徹底しておらないのではないかということに危惧を覚えているわけです。いろいろ市長も部長も、偉い人方なので、やっぱり一般の市民の方々は一応、こうあれしているけれども、末端の職員の方々は友達意識ぐらいなものがあるから、お互いに簡単に扱ってしまう。そういうことでお互いの誤解を招くというようなことで、だから部長なり、あるいは各課の課長なりがどういう形で、今週、今月の総務部の問題はこうこう、行事はこういうことがあるのでそれぞれお互いに情報を共有してそれに対処しましょうという一言でも、私は結構だと思うんです。あるいは職員個々に当番を1人ずつ決めて、必ず係長とかそういう人ではなくても、補佐言って、係長言って、いわゆる担当やって、その朝礼の番で発表することも私は、職員が成長する一つの過程ではないかなと思うんです。我々もこうして皆様と一緒にしゃべっていれば、やっぱり一つの疑問を感じたり、物事を解決するためにはどうすればいいかということの意識が芽生えてくるものだから。私はそれが欠けているか、やっているか知らないですよ、私は見たことないから。ただ、時間がないし、あれだと言うならば、やっぱり夏であれば8時ごろ来るとか、私は職員にはそういう意識改革があってもしかるべきではないかなと、そういう思いなんです。それがうまくいけば、市長の思いはぴたっと市民に、私は結ばれると思います。市長がやっぱり、数、何ぼ歩いてもその手足になるのは、私は職員だと思っていますので。そのあたりをもう一度、再答弁を願いたいと思います。

 また後は、田沢湖マラソン、これ、私は山中湖の1周13キロの間に1万3,000人ですよ、もう全く麻痺。公共機関のバスなんか時間どおり歩かないです。一斉に動いているものだから。それでもやっぱり認知されるんです。この田沢湖マラソンも、どうせふえていけば羽後交通だってどこだって認知するんですよ。そしてやっぱりこの地域総出で、そのものに対する理解が生まれるんです。私は何とかそういう大会に位置づけていただきたいというようなことなんです。私は、この間、栃木の大田原に行ってきたんですが、市長、農道を走らせられるんですよ、農道。5,000人。魚が川を上っているようです。かかあっとくっついて。やっぱりそういうところですよ。私は後は行かないと思っていると思うが。だからそういうところを徐々に解決していかなければ、田沢湖マラソンの進化はないという思いでありますので、その辺のあたり3点ですか、残り30秒ですが、よろしく。



○副議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 1点目の経費の視点をきちっと持って組織再編をしろという話は、全くそのとおりであります。そのような視点は、決して欠かすことができないというふうに思います。

 それから2点目の意識改革こそ必要だという話も、これも異論ございません。職員の方々の意識改革、どの指標でどのようにということはなかなか難しいんですけれども、職員の方々と一体感を持つために自分も一生懸命皆さんと話をしますし、意識改革が進めば進むだけ、市民の方々の福祉の増進につながるというふうにも考えています。意識改革は一生懸命進めていきたいというふうに思いますし、私もその先頭に立ちたいというふうに思います。

 3点目の田沢湖マラソンの件については、そのような先ほどから稲田議員がお話ししているような可能性が十分にあるマラソンでありまして、イベントでありますので、大切に、丁寧に育てていきたいというふうに思います。



○副議長(青柳宗五郎君) 20番、稲田修君の一般質問を終わります。

 14時25分まで休憩いたします。

                              (午後2時15分)

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○副議長(青柳宗五郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後2時25分)

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△阿部則比古君



○副議長(青柳宗五郎君) 通告により、発言を許します。

 7番、阿部則比古君。



◆7番(阿部則比古君) 本定例会のしんがりを務めます、民政会議の阿部則比古でございます。

 前回は、市立角館病院の設備の大変な老朽化並びに建物躯体の劣化もかなり進んでおるということで、いろいろお話をさせていただきましたが、その後市長から、よしわかったという、1年間前倒しで建設するんだという大変前向きなお話をいただきました。自治体病院に限ったわけではございませんで、県内のさまざまな病院でも、一たん医師を離してしまうと、なかなか新しく建てかえたから来てくれなんて言ったって、もう来るものではないというような話も聞いておりますので、何とかひとつ、一日も早い竣工と開業のほうをよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 答弁を求めるものではございませんけれども、1点、市長に祝意を申し述べたいと思いますけれども、今般、市長の営業力が実りまして、信州医大の宮川プロフェッサー、この方は信州医大の教授というばかりでなく、全国自治体病院協議会の副会長という、大変重責を担っておられる方が本市の医療の新たな構築のために御尽力くださるということで、新年度から御就任なさるそうでございまして、市長には本当によかったなというふうに申し上げたいと思います。奥様と同伴でおいでいただけるということでございますので、2人で仙北市に今度行ったら、新しい、いい人間関係が築けたらいいねというふうに2人で話しているということもお聞きしまして、何とかおいでになった折には全市を挙げて、いい人間関係を築けるように、皆さんで御協力いただければありがたいなというふうに思います。

 それでは、通告に従いまして、今回の一般質問に入らせていただきますが、実は4点通告しておりましたが、?の山の楽市の件なんですが、ちょっと事情がございまして取り下げさせていただきたいというふうに思います。

 3点について、そうすれば質問させていただきたいと思いますが、?だけが1、2とは著しく趣が異なりますので、時間があれば自席のほうから質問させていただきたいと思います。

 1番の市の観光に対する取り組み、考え方というものを再考してみる必要があるのではないかという質問なわけでございますけれども、私ども仙北市の一般就労者の1人当たりの収入が、年間の所得でございますが、176万円と言われております。これは市制施行している市の中では、秋田県では最低でございまして、最高はどこかと申しますと、御案内のように、にかほ市でございますが、352万円だそうでございまして、私どもは、ちょうどにかほ市の半分しか収入がないわけでございまして。これを考えてみますと、いかにTDKの城下町と言われておりますが、中央資本の下の大企業の進出ということが、地域にもたらす富をもたらすと申しますか、影響力というのはもうやっぱり大変なものだなというふうに改めて考えるわけでございます。一方、この176万円というのはどういうことなんだろうなということですが、これは一つには、やっぱり第1次産業の大変な落ち込み、農林業の落ち込みと、加えて公共工事の減少が上げられると思いますけれども、この数字をよく見てみますと、観光というものがこれにどのくらい資しているものかなと、どのくらいこの観光によってこの数字、176万円のどれぐらいが観光による収入なのかなというふうに考えてみたときに、ほとんどと言えば怒られるかもしれませんが、大してこれは数字のボトムアップにはなっていないのではないかなというような思いが強いわけでございますけれども。

 全国ではあちこちでこれまで非常に誘客に熱心だった自治体が、もう観光というのは全然そろばんに合わない、貸借対照表をつけてみますと、全くとてもペイできるようなものではないなということで、最近はもうやめる自治体がいっぱい出てきておるようでございます。私は決して、本市で観光をやめるとかそういう意味ではございませんので、大いにテンミリオン計画もやっていかなければならないし、そういうわけでございますけれども、ただこれは何とか収入につなげないと、話にならないわけでございまして、4年ほど前になりますか、観桜会の時期でございましたが、土手のところでちょっと見ておりましたら、非常にデラックスなバスが入ってきました。とまると、すぐに運転手さんとガイドさんがおりてきまして、横のスライド式のドアをあけて段ボールの大きな箱を出しまして、何が入っているんだろうなと思ったら、一人一人に、降車してくるお客さんに弁当のようなものを渡しておりまして、帰った後にくずかごを見てみましたら、盛岡の駅弁だったわけでございます。この方々、2時間近く滞在していったと思うんですが、その間、出店で缶コーヒーとか、あるいは缶ビール、ワンカップくらいは買ったかもしれませんけれども、角館に来て利用したのはくずかごとトイレぐらいのものだろうと思います。角館は通過型の観光客が多いと言われておりますけれども、そうしたところが大体の現状ではないのかなというような気が強くいたしました。

 それで、どうすればいいかでございますけれども、まず私は、一つは、何としても角館に道の駅が欲しいなというふうに思います。私どものほうのところは46号線と105号線が交差している交通の要衝でございまして、あれだけのお客さんと申しますか、ただ通過させているな、もったいないなという思いと、それから観光バスをどんと横づけしてどんどんトイレを使わせるような大きな施設もございませんし、いわば、そうした方々に昼飯を提供するところすらないわけでございまして、湖畔のレストハウスぐらいなものではないかなと思います。あちこちツアーで旅行したりすることもあるわけでございますけれども、どこに行ってもうまくできているものだなと思う反面、角館というのは残念だなというふうにいつも思うわけでございます。

 最も道の駅で有名だと申しますか、売り上げを上げているところが、宮城県の46号線沿いにございます、あ・ら・伊達な道の駅というところがございます。市長ももしかしたら何度かおいでになったことがあるかと思いますが、あそこの売り上げが11億ぐらい、ピーク時にはもっとあったんだろうと思いますけれども、あるそうでございまして、純然たる地場産の農産物は、たしか4億ぐらいだというふうに聞いておりましたが、全部バーコード管理して、携帯電話に出品者の、田んぼにおっても畑におっても、おれのやつあと何個しかなくなったなというのが、わかるようになって、今はそれが普通だそうでございますけれども、当時、岩出山の町長をしておった佐藤仁一さんという方が、岩出山の3セクだったので、そのまま社長ということで、今は大崎市になっておると思いますけれども、その後そういうことで失職してからも、ずっとあそこの社長ということで、大変お口の達者の方で、日本全国あちこち講演して歩いておられたようでございます。角館にもおいでいただいたことがあるんですが、そのときにもいろいろお聞きしました。そうしたら、もったいないなここは、ということで、ただ物を売るということではなくて、ここの大変な情報の発信基地になるんだというふうな、しかもここだけではなくて、せっかくやるんだったらこの周辺の、例えば男鹿とか北秋の、そうしたいろんな情報の発信基地にするような道の駅にしたほうがいいよというような、御助言もいただきました。ただ、一番不安というか心配なのは、何か10キロ以内にほかの道の駅があるとだめだという国交省の規定があるそうでございまして、なかせんの道の駅と何か8キロぐらいしかないという話もございまして。ただ、そこら辺は何とかうまく国交省に持っていけば何とかなるんではないかなという話もございました。

 山形に、こういうコンサルタントをしておる齋藤さんという方がおるんですが、商工会のほうでちょくちょくコンサルティングをお願いしておりまして、何回も昼食を一緒にしたりして話をお伺いしましたが、まあ何とかなるんでないだろうかというふうな話でしたので。せっかく、私も本当に車で歩けば、女房と行けば、道の駅が好きなものですから、立場上、ここで余り買えばうまくないなと思うんですが、トランクが下がるぐらい、最後はこの大根安い、ネギ安いとかと言ってもう買い込んできて、きょうは買い物に行くつもりではなかったんだけどというふうな、女房がいつもこう言うわけですけれども、大変ああいう需要というのはもったいないなと思います。あちこち歩いてみますと、決して金をかけた道の駅がいいというわけではございませんで、割と今はいろんな道の駅がございまして、中には何か廃校を利用したような道の駅もございますし、市場のようなところもございまして、必ずしも金をかけたところがはやっているというようなことではございませんで、そんな金かけなくても、結構な売り上げが期待できるのではないかなと、うまくいけば10億ぐらいの売り上げができるとすれば、100万円の売り上げが1,000人に提供できるわけでございまして、市長の言っている所得アップにも十分つながるのではないかなというふうに思います。

 何とかひとつこの道の駅というものを何とかしてもらえないかなという点と、もう一つ、これは武家屋敷でございますけれども、中に商業施設を入れないということにしておりまして、なかなか立派な商業施設をつくることができないわけでございまして、中に西宮家もあるわけでございますが、飛び地でございますし、私はやっぱり武家屋敷に商業施設を入れないというのは正解だと思うわけでございます。あそこはやっぱり何と申しますか、古色蒼然としたああいう雰囲気が、異文化を好んでお客さんが来るのであって、あれが皆ごちゃごちゃしてしまうとおかしくなるわけでございまして、それは大正解だと思うわけでございますが、ただその分、むしろ横町だとか中町なんかを何とか幾らか補助金を出して、ある程度時代考証されたような、江戸時代風の店舗、外装、例えば江戸時代の小間物屋のような商店をつくるとか、あるいは旅館だったら旅籠風の旅館にするとか、江戸時代風のそば屋、うどん屋でも、改装してやるようにして、ああやっぱり江戸時代の町人の商人街というのはこういうものだったんだなというようなことをほうふつとさせるような、何とか商店街づくりというものをできないものかなというふうにいつも思うわけでございまして。補助金、何十件も出しているんだったらこれは無理な話でございますけれども、何件かそういうモデル的なものをつくって、非常にそこが繁盛するとなると、皆さんまねしてやるのではないかというふうに思います。

 どこ歩いても、観光地歩いてみてもよく聞きました。やっぱりみんなそういう仕掛け人がいるようでして、自動的にそうなったなんていうところもあるんだろうと思いますけれども、大概はだれかがこうしてやろうよということで仕掛けた方がいらっしゃるようでございまして、何とかうまくやれば片方は江戸時代風の武家屋敷だし、片方に行けば、そうした江戸時代風の町人街で、いろんな買い物や食事ができるということになれば、また角館にも奥行きが出てくるんだろうし、それをまた見切れないわけですから、観光客のリピート化にもつながると思いますし、まあ1回、ツアーで来てみても全然これ、どれも見切れなかったので、この次はお父さんと一緒に自家用車で来ようというような方も出てくるのではないだろうかと思いますので、そこら辺をひとつ考えていただけないかなというふうに思います。

 それから、2番の仙北市商工会の補助金が私、どうも少ないのでないかな。私の立場から余り言えば、怒られるかもしれませんけれども。実は市長にも要望書を出しておりますけれども、これは読んでいただけましたでしょうか。

 商工会というのは、一般行政の一翼を担っているわけでございまして、今、商工会法というものが中途で改正されまして、地域の一般の福祉を増進する事業というものも事業の中に組み込まれておりまして、いろんなことをして、市で行っておりますいろんなイベントとかにも協力させていただいておりますし、指導団体としては年間8,000件の経営指導や記帳指導を行っておりますし、例えば、この前から私ども魚のいぶりがっこを開発ということで、いろんな仕掛けをしてやっております。また、地場産の野菜というものを使用した仙北ピアーシリーズというものの開発も今取り組んでおりますし、角館雛めぐり、あるいは秋田内陸線の観光アテンダントの事業や、高校生の地元就職開拓先を求める求人コーディネーター事業など、地域の活性化に積極的に取り組んでおるわけでございます。そのほかに山の楽市なども市の付託を受けてやっておりますし、さまざまなことにいろいろ盛り立てたり役目をしているわけでございます。

 何か商工会にお金くれというのは、商工会というただの団体というふうに考えられるとまずいわけでございまして、市内の観光業者がいるわけでございまして、何とか県の何と申しますか、平均値、今どのぐらい仙北市で商工会に補助金出しているかと申しますと、1,217万8,000円ということで、これは平成21年度ですが、なっておりまして、しかしこの中には山の楽市などの260万円幾らなども入っておりますので、うち、運営費の補助金としましては720万円ということになっておりまして、ちょっとまことに少ないなという思いでございます。県の平均の指数を100としますと、本市は70.1%でございまして、市が県平均並みに出してくれとは言いませんけれども、何とかもう少し幾らかこうひとつ、お手盛りをしていただきたいなという要望をして、お願いを申し上げたいと思います。

 この席からは、以上でございます。答弁のほう、簡潔で結構でございますので、よろしくお願いします。



○副議長(青柳宗五郎君) 答弁、門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 阿部議員の一般質問にお答えをいたします。

 大変御心配をおかけしております仙北市の観光の状況などについてもあわせてお話をしていきたいというふうに思います。仙北市の観光客数の推移は、平成15年度の658万6,000人をピークに年々減少していて、平成21年には533万7,000人となっています。ちなみにこの数値を600万人ベースに一たん戻すということが、私のマニフェストの約束、公約でもあります。角館地区は、平成18年の263万2,000人をピークに、平成21年には231万6,000人となっています。この減少率は、他の県内主要観光地と比べれば小幅という状況であります。御指摘のように、角館地区の場合はバスツアーの観光客も大変多いことから、滞在時間が短く、平均して私どもの試算では90分程度ではないかというふうにとらえています。この滞在時間を長くすることが消費の向上にもつながることから、これまでも西宮家や外町交流広場の整備等、外町地区への観光客の誘導を進めています。しかしながら、なかなかその成果が見えない実態であり、市では今年度、観光振興によるさらなる集客力を高めるために、観光産業拠点特別区としての戦略会議でいろいろと御議論をいただき、本日その提案書をいただいたという経緯があります。この中で、これまで別ブランドとしてきた田沢湖、角館を一つのブランドとして戦略を立て直し、積極的に観光客の誘致活動をしていくこととしております。これは観光名所である角館、田沢湖が、仙北市内であることが全国的には余り知られていないという現状があります。これを新ブランド化することで、豊かな自然景観、いやしの温泉郷、そして武家屋敷と桜を一体とすることにより、田沢湖地区の宿泊者数の増に結び、角館地区の滞在時間の延長ですという戦略の基本方針であります。

 先ほど阿部議員が、お花見の際に大型バスから出てきたのがお弁当で、それが盛岡の駅弁だったというような話をお聞きしましたけれども、私も同じ話を聞いております。私の場合は、秋田県の人気のあるお弁当として、比内地鶏弁当というものも大変人気があるそうでありまして、その弁当がたくさん入っているという話もお聞きしたことがあります。ですので、地元でできるだけお金を落として消費していただくためには、今ある食材、今ある技術等を最大限に活用し、新しい消費の造成というものも必要ではないかというふうに考えています。

 一番最初に御質問いただいた、道の駅の誘致についてであります。

 昨年、市民からも角館バイパス付近への設置について御提案等もありまして、市としても数度検討をしてみた状況があります。その際は、現段階では、民間の類似施設があって、喫緊の必要性がなかなか弱いという判断をさせていただいております。一方、先日、JA秋田おばこの組合長を初め、仙北市の支所長さん方、職員の方々がおいでいただきまして、JAさんのほうからの来年度事業要望についてのヒアリングもさせていただきました。その際に、その中には、ファーマーズマーケットという構想をぜひ実現したいというような取り組みについての推奨もいただいております。農産物の直売や、食材提供、供給など、その効果は少なくないというふうに考えています。郊外に大型駐車場や、休憩施設ができることによって、現状の観光客の動態がどうなるのか、また、市内に同様の施設を設置するにしても、観光の形態が団体から個人へと移行している中で、大型施設の設置がよいのか、あるいは既存の民間商業施設への支援を行ったほうがよいのか、この辺は多面的な検討が必要だと思います。そのような検討はさらに進めていきたいというふうに考えています。

 もう1点、この項で、商店街を時代にマッチングできるような、江戸時代風の町並みということの御提案もありましたが、大変心が浮き立つ提案だったというふうに思っています。仙北市は平成21年10月1日に景観法に基づく景観行政団体となって、これにより独自に景観形成の方向性を示しながら、市民、事業者と行政が一体となって魅力ある景観づくりに取り組める環境が整いました。角館地区の外町においては、平成8年に旧角館町で制定され、新市に継承された歴史的景観条例に基づき、今までも景観協定の締結等、魅力ある景観づくり、まちづくりを実施してきたところであります。今後の観光振興に当たっても、魅力ある町並み、景観は大変重要と考えています。そのためには商店街の皆様の理解や自発的な行動、そして大きな財政負担も予想されます。商店街の皆様など、大いに議論をこれから喚起したいというふうに思います。私個人も、観光振興のために町並みを整備した、修景をしたというところを全国何カ所か歩かせていただいておりまして、先ほどの議員のお話のとおり、商店街の方々からの内側からのエネルギーが大変多かったというような感触を得ています。関係の市町村の方々から話を聞いても、地元からの熱意に対し行政がどのような形で支援できるかというところの検討から始まったというような話を聞いております。仙北市は、景観法を活用しながら、各種情報の提供、そして魅力ある景観づくりへの市民との意識の共有化を図りながら、観光客にも訪れてよかったと喜ばれるまちづくりを推進したいというふうに考えています。

 なお、先ほど、約170万円程度の所得の内訳で、果たして観光業の方々はどれくらいのシェアがあったのかという質問に対しては、今、数値を精査しておりまして、今この場でお話しできるとすれば、観光部長のほうから話を、御答弁したいと思います。私の感覚では、多分第3次産業分では、半分程度のシェアではないかというふうに考えております。

 2点目の仙北市商工会についての御提案、御提言、御質問でありますが、市の補助金についてですが、平成21年度のデータによると、仙北市商工会の補助金の金額は、県平均の約77%、会員1人当たりの補助金額も、県平均の約52%と、低い額になっていますし、補助額における運営費補助金の額も、近隣商工会に比較し、低いことがわかります。これは事実であります。

 商工会が担っている役割に対し、十分な予算を配分すべきとの御意見をいただきました。市の財政は御承知のとおり、予断を許さない大変厳しい状況にありまして、今年度の予算編成時には、商工会の皆様から、会長さんを初め、直接お越しいただきまして、これまで部のほうで対応していたヒアリング等も、市長、副市長、総務部長というような形で、商工会の方々の公開ヒアリングを行わせていただきまして、その予算の成立経緯についても市民の方々にごらんになっていただいたということがあります。その際には、必要なもの、これは我慢できるんじゃないかというもの、いろいろやりとりはありました。今年度もできれば公開ヒアリングをやりたいと思いますけれども、基本方針としては、運営費補助はできるだけ抑制できればというふうに考えていますし、事業費の補助は重視していきたいというふうに考えています。この前、商工会の皆様から御要望をいただきました。この要望の内容をきちんと受けとめ、次年度予算に反映させていきたいというふうに考えていますので、御理解をどうかよろしくお願いを申し上げたいと思います。

 この後につきましては、また席のほうから御答弁させていただきたいと思います。



○副議長(青柳宗五郎君) 観光商工部長。



◎観光商工部長(大山誠君) 私、合併前に、観光フォーラムというところで政府の方に御要望申し上げたことは、観光の振興については、観光統計が存在しないということで、観光統計の国のあり方についてお願いした経緯があります。

 推測ではありますけれども、平成19年度の産業の総額が、788億1,400万円となっております。そのうちの分野としては、鉱工業、製造業、建設業、電気、ガス、金融等というような、もちろん農林水産業費もありますけれども、サービス業として、約258億円がサービス業となっております。このうちの大半が、観光の収入だというふうに考えております。



○副議長(青柳宗五郎君) 再質問、7番。



◆7番(阿部則比古君) この件に関しては、再質問はいたしません。

 ただ、旧角館町のことですけれども、武家屋敷ですが、四百数十年も前にああいうすばらしい大きな通りや、日除け、ああいう町を設計なさった方がおられるわけでございまして、私どもはそのおかげで、そういう遺産を食いつぶしているようなわけでございますけれども、一方で、桜美町でございますけれども、私どもは高校生のころよく川で泳いで向こうに渡って遊んだりしたものですけれども、ほとんどが砂地の畑でございまして、田んぼもございましたが、やあと思っているうちに、田んぼの畦畔のようなところに家を建てたり、あるいは本当に細い道の横に家をまた斜めに建ててみたりして、あれよあれよという間に除雪もできないような、ああいう町ができあがってしまったわけでございます。いかに行政のほうできちっとしたコーディネートしないと、でたらめなものができるかという代表格のようなものだと思いますけれども、今後の市政の運営に当たっては、いろんな面でそういう部分があろうかと思いますので、よく気をつけて計画を立てていただきたいなというふうにお願いを申し上げたいと思います。

 それから、4点目でございますけれども、仮定と推論ばかりの話になりますので、そういうものに答弁できないよということであれば、そういうことでも結構でございますけれども、今、世界情勢が非常に不安定になっておりまして、特に、例えば私どもの通貨であります円で申し上げれば、この前、900兆円、赤字国債を超したということでございまして、このままだと1,000兆円を超すのも時間の問題だと言われているわけでございますけれども、非常に財政規律が、かつては考えられないほど、円の財政規律というのは悪化しておりまして、果たしてこのままで借金を続けていくとどうなるんだろうということでございますが、人によっては、国民の純金融資産が1,400兆円あるので、そこら辺までは大丈夫でないかなという方もおりますし、1,000兆円超したらそろそろ危ないんでないかなという方もおるわけでございまして、そうした中で、じゃユーロはどうか、ドルはどうかということでございますけれども、ユーロは皆さん御承知のように、ギリシャ問題に端を発しまして、今度はアイルランド、トルコだ。南欧と言わず東欧と言わず北欧と言わず、非常に財政状態が悪い国が相当あるようでございまして、投機筋もかなり懸念をしているような状態でございます。それからドルということになれば、例のサブプライムローン問題に端を発しましたリーマンショック以来、全然アメリカの景気というのは立ち直れませんで、今現在でも、完全失業率が9.8%から9.9%の間を行き来しているような状態のようでございます。これからまた2番族が来るのではないか、そうなると10%の大台に乗るのではないかというふうに言われておりますけれども、そういうわけで投機筋の金が、ドルよりもユーロよりも円のほうがまだましということで、円買いが進んで、こう高くなっておるわけでございますが、今、非常に苦しんでおりまして、何と申しますか、クロスコネクションとでも申しますか、非常にこの通貨が絡み合っているわけでございまして、ドルが例えば取りつけ騒ぎか何かで紙切れのようになってしまっても、ユーロは大丈夫、円は大丈夫ということは決してないそうでございます。どこかがつまづけば全部紙切れになるというのが、経済学者の見方のようでございます。

 もしこういう事態になったら日本はどうなるのかなということでございますけれども、それに加えて、特に中東のイランが非常に核開発を急いでございまして、しかもその核弾頭を搬送するミサイルというものも、これまた非常に大型化しておりますし、精度も上がっているようでございます。一応民主国家というような形はとっておりますけれども、イスラエルをこの地上の地図から抹殺してやるなんていうふうに大統領が公言するような国でございまして、これはもしかすると、このままイスラエルが黙って見ておくことはないのではないのかなというふうにも思われます。いずれまた機会を見て、そういう核施設というものをいきなり空爆するような国でございまして、以前にもイランの原子力発電所、フランスの会社が受注しておったわけですけれども、完成する前に航空機で爆撃して、もうそれを使えないようにしてしまったという経緯もございますので、そうなると、また下手をすると第5次中東戦争が起こるのではないかなというような懸念もありますし、こっちのアジアはどうかと申しますと、極東はこのとおり北朝鮮が非常に横暴な振る舞いをしておりますし、これもまたプルトニウム弾が何発かあると言われておりますが、ウラン235、今度は高濃度に濃縮するということで一生懸命やっているのでございまして、弾頭を軽くしてテポドンなりノドンも相当200発ほど日本に弾頭をすぐ向けられるような状態になっているということでございますので、大変不安定化してきております。

 中国が、非常にまた横暴な振る舞いをしておりまして、南沙諸島と言わず、尖閣諸島といわず、非常に領土の、特に領海の何と申しますか、拡張主義と申しますか、軍事力を背景にしまして着々と進めておるわけでございまして、これもまた下手をすればどこで何が起こるかわからないわけでございます。そうなったときは、通貨がだめになりますと、これはもう貿易が途絶するわけでございまして、輸出入が途絶するということになりますと、私どもは食料自給率40%しかございませんし、原油もほとんど産出量がゼロでございまして、備蓄は3カ月と言っておりますけれども、もうそうなりますと、大変な売り惜しみ、買いだめ、あるいは出し惜しみと申しますか、あっという間にカップヌードルが1,000円になったと思えば、1万円、10万円になってしまいますし、油も100円が1,000円、1万円とどんどんなってしまって、とても手に入らなく、あっという間になるのではないかなというふうに思います。

 そうしたときに、私どもの仙北市がどうなるのかということでございますけれども、大変にそうなりますと恵まれた状態にあるわけでございますし、首都圏にはもうたちまちライフラインが全部使えなくなりますので、住んでいられなくなるわけでございますが、私どものほうではどこでも生で飲めるこの沢水がございますし、食料もある程度ございます。山にでも行けば何か芋でも何でもとって食えるのではないかなんていうふうな方たちが、最初は親類を頼って来る方々が多いと思いますけれども、最後になりますと、私はもう縁もゆかりもない方たちまで押しかけてくるような事態になるのではないのかなというふうに懸念をしております。

 そうなったときでございますけれども、人道的に非常に難しい立場に立たされるわけでございますが、人口が、例えば10万人ぐらいまでだったら、そのぐらいまでだったら、ここから縁故のある方たちでしょうから、そう問題ないと思いますけれども、20万人近くまで膨れ上がるとしたら、これはもう自警団、警察なんかもうどうしようもない状態でございますので、恐らく自警団、それぞれ出して自分たちの身は自分で守るというような形になると思いますけれども、恐らくこれ、窃盗から略奪から暴行から、もしかすれば殺人なんていうものがあちこちで起こるかもしれませんし、もしそのときは北半球が冬か、もしくは冬にならんとしているときだとしたら大変なことになるんだろうと思います。こういうことは、絶対に責任ある政治家や経済関係の方々も口が裂けても言われないことでございまして、そういうことしゃべること自体が、誘発することでございますから、菅総理なんかも非常に心配しているので、内心ございまして、そういう思いから、この前の参議院選で、ああいう唐突な消費税の話をしたとも言われておりますけれども。

 いずれ大きい議論はできないわけでございますけれども、ある程度、こういう私たち末端の自治体としては、非公式にでもそういうことを、例えばレベル1からレベル5ぐらいまでに分けておいて、ここら辺までは例えば市の建物でも体育館でもいろんなことを人道的に面倒を見るようにするけれども、これ以上になったら、市民の生命や財産が一番大切なわけでございますから、こんなことを言えば怒られるかもしれませんけれども、なるだけこの仙北市に入らないような何か方策を、まあできるだけでございますが、そうでもしないと、もう大変なことになるのではないかなと思うわけでございます。私の全く杞憂にすぎればいいわけですけれども、可能性ゼロとも言えませんので、全く貨幣が価値がなくなると、そういうことになると思いますので、これは全く、さっきも申し上げましたが推論と仮定の話ですので、市長としては答えられるものではないのかもしれませんけれども、そのうち、内々にでも、この程度なら来いというレベルを策定しておくということも、もしかしたら必要だかもしれませんので、よろしくお願いします。



○副議長(青柳宗五郎君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 大変難しい御質問をいただきました。

 ちょっと少し思うことを、答弁にならないかもしれませんけれども、お話をさせていただいた後に、この趣旨とは全くかみ合わない、とんちんかんな回答もしなければいけないという状況があろうかと思いますけれども、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 一つは、ドルのこれからの動きでありますけれども、自分が知り得る範囲というかでは、サブプライムローンの後に世界的な恐慌が起きていくと。それはとりもなおさず、ドルの影響力が高かったということの裏返しでありますけれども、最近では、自分のさまざまなものを見聞きする中では、中国元に対するさまざまな思いもまた感じ取らなければいけないというふうにも思っています。多分、今まで10年ぐらい前までは、日本の場合、GDPに占める国際依存度が20%ぐらいあったと思いますけれども、その中で成長がなかなか、1%、2%という低位な成長幅しか見込めなかったということがある。一方で、アジア圏を見ると、例えば中国であれば、10%前後の成長が続いているということが現実としてありました。この後もう10年ぐらいは、多分、いろんな学者さんの話にもありますけれども、元はさらに強くなっていくというふうに考えることができますし、成長率も多分10%弱ぐらい、七、八%は維持するのではないかと。GDPの考え方としては、ドル建てでありますので、そのドルが力を落とし、元が力をふやしてくるとなると、多分、今、実質的には世界2位のGDPの中国は、実はもう10年以内ぐらいには世界で1位ぐらいの実はGDPを持つ国だというふうに価値観の変化が起きるのではないかと。そのときに、アジアの一員としての日本が何をすべきかということは、育ち盛りの中国のすぐ隣にある隣国日本ですから、地域の安全・安心だけではなくて、世界的な観点から日本の役割を果たす、どう果たすかという、その視点が多分必要になるというふうに思います。

 同じように、今、阿部議員のお話をいただいたように、非常に厳しい状況になってくるということがあったときに、仙北市が、じゃどうなんだという話をするのであれば、自分の立場から言うと、市長の使命を全うするためには、市民の生命、財産を守るための行動を起こすということに尽きるのではないかというふうに思います。ということがまず1点であります。

 とんちんかんな、もしかしたら答弁かもしれませんけれども、例えば、武力攻撃を受けた場合や大規模テロ等が発生した場合については、仙北市国民保護計画に基づく体制を整えます。また、近年、市民の生命、身体及び財産に影響を及ぼす重大な事件、事故が相次いで発生していることから、危機の発生を抑止したり、危機が発生した場合でも、市民への被害を軽減し、拡大を防止するために事前の危機に備える対策や、危機発生時の対策等、市民生活に影響を及ぼす危機に対する適切な対応というもので、ガイドラインとなる仙北市危機管理計画を策定しております。現在、御指摘のような非常事態等に対処する計画等は、その場面では計画はありませんけれども、万が一そうした事態が発生した場合は、市民が大変な危機に陥ることが想定されますので、災害や武力攻撃、重大な事件、事故以外の危機に迅速、的確に対処し、市民の生命、身体及び財産の安全を確保する対策も必要と考えています。今後、危機管理計画に基づき、危機管理監を設置するなどして対応します。御質問の内容も含めて、さまざまな危機管理等を想定した方策をこれからもたゆみなく立て続けたいというふうに思います。



○副議長(青柳宗五郎君) 7番。



◆7番(阿部則比古君) 大変な、丁寧な答弁をいただきましてありがとうございました。

 そういうことがなければいいわけでございますけれども、危機管理監の観点からも、全く国でも議論できませんし、もちろん県でもこういうことは議論できないわけでございまして、危機管理という面から見れば、完全に見落とされている一面ではないかなと思って、皆さんに御披露申し上げたところでございますが、全く杞憂にすぎればいいわけでございますけれども、やっぱりある程度シミュレーションしておくのと、全くどういうことなんだろうという、全くわからないで右往左往とするのでは、いざとなったときの対処方法が相当違うと思いますので、そういう思いで御披露申し上げたわけでございますが、ひとつ頭の隅に置いていただければ大変ありがたいなと思います。

 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。



○副議長(青柳宗五郎君) 7番、阿部則比古君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○副議長(青柳宗五郎君) 本日の日程は以上をもって全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会をいたします。

                              (午後3時12分)