議事ロックス -地方議会議事録検索-


秋田県 仙北市

平成22年  6月 定例会 06月16日−02号




平成22年  6月 定例会 − 06月16日−02号







平成22年  6月 定例会



          平成22年第4回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第2号)

                 平成22年6月16日(水曜日)午前10時開議

第1 一般質問

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

出席議員(22名)

      1番 高橋 豪君       2番 熊谷一夫君

      3番 門脇民夫君       4番 平岡裕子君

      5番 狐崎捷琅君       6番 田口寿宜君

      7番 阿部則比古君      8番 佐藤直樹君

      9番 黒沢龍己君      10番 小田嶋 忠君

     11番 荒木田俊一君     12番 安藤 武君

     13番 小林幸悦君      14番 伊藤邦彦君

     15番 青柳宗五郎君     16番 八柳良太郎君

     17番 田口喜義君      18番 藤原助一君

     19番 高久昭二君      20番 稲田 修君

     21番 佐々木 章君     22番 佐藤峯夫君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

欠席議員(なし)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長      門脇光浩君     副市長     石山 修君

  教育長     熊谷 徹君     総務部長    佐藤秀夫君

  市民福祉部長  下総芳則君     観光商工部長  大山 誠君

                    会計管理者兼

  建設部長    雲雀芳幸君             高橋正市君

                    会計課長

  教育次長    橋本 勲君     企業局長    高田秀市君

  角館総合病院            田沢湖病院

          高田紀市君             熊谷直人君

  事務長               事務長

  監査委員会             選挙管理委員会

          高橋新子君             高橋俊一君

  事務局長              事務局長

  農業委員会             田沢湖地域

          藤原一良君             茂木正道君

  事務局長              センター所長

  角館地域              西木地域

          小木田 隆君            田口正明君

  センター所長            センター所長

  総務部次長   藤村好正君     福祉事務所長  黒沢隆悦君

  総務課長    羽川茂幸君     財政課長    田中宣男君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

事務局職員出席者

  議会事務局長  田口総一君     書記      三浦清人君

  書記      藤岡 純君

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は22名で、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

                             (午前10時00分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 市長より発言の要請がありますので、これを許可いたします。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) おはようございます。

 国道46号角館バイパスについて御報告をいたします。

 本日、国土交通省秋田河川国道事務所で、角館バイパスに係る記者発表が予定されている旨の報告をいただいています。記者発表資料をいただいておりますので、内容を少し御報告したいと思います。

 「角館バイパス7月末の開通を目前に工事急ピッチ 角館バイパス現場説明会を行います」という副題をつけています。内容は、「仙北市角館町で事業が進められている国道46号角館バイパスの施工が山場を迎え、平成22年7月末の開通を目指し、急ピッチで舗装工事を進めております。つきましては、報道関係者を対象に現場説明会を開催しますので、お知らせします」ということで、日時が本日13時から、場所が角館国道維持出張所の駐車場というふうになっております。

 この際、同時に、市民が参加できるプレイベントとして、7月24日土曜日に仙北市主催で「角館バイパスを歩く会」というイベントを、国土交通省並びに角館バイパス安全衛生協議会の協力・協賛をいただきながら開催することも発表するとのことであります。このイベントは、角館バイパスを歩くことができる最初で最後のイベントというようなふれ込みをしております。

 開通日時、式典等については現在、国の調整中ということでありますけれども、決まり次第、皆様にお知らせしますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、一般質問を行います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△藤原助一君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 18番、藤原助一君。



◆18番(藤原助一君) おはようございます。

 私の都合により、本来であれば午後の一番でしたけれども、阿部議員の了承を得まして、議長の配慮により順番を変えていただきまして、本当にありがとうございます。

 急に一般質問通告で、なかなか原稿ができるのが遅くなりまして、若干、聞きにくい点もありましょうけれども、どうかひとつ御了承のほどお願いをいたします。

 なお、答弁においては簡潔な答弁をお願いしたいと、こういうふうに思っています。

 それでは、通告によりまして一般質問を行います。

 最初に、市の危機管理についてでございます。

 昨今、危機管理の問題がさまざまに取り上げられております。地震を初め風水害、津波等々の自然災害はもとより、緊密する国際情勢が誘発する武力勢力、大規模テロ、爆発といった連日の報道を見聞する多くの人命に影響を及ぼす危機管理は、いよいよその重要性を増し、現代社会の大きな課題となっている一方、自治体職員を初め関係者に緊密な危機管理は、昨今、特に社会問題として注目されているアスベスト問題があり、汚職、談合、公金着服、セクハラ等々のいわゆる不祥事と呼ばれる、人命的な危機に関する問題が摘発されている。いずれにせよ、発生そのものを事前に感知し、具体的安全対策を立てるのが重要であろうかと思われます。さらに、発生時の対応、事後の問題処理についても、事実の真偽の報告、責任転嫁等、信任・信頼関係を担うことのない処理が必要ではないかと思われます。

 そこで質問ですけれども、1点目として、仙北市においても危機管理体制は十分であると言われるでしょうか。職員の不祥事が絶えないような気がいたしますが、市長として、職員に対して管理体制はどのように義務づけられているかをお伺いしたいと思います。

 2点目として、地方の時代と言われ、地方分権を制定され、次の時代に向けて、この地域をどのようにして活性化していくかをお伺いいたします。

 次に、消防関係でございますけれども、県内の市町村では、消防団の定数などを見直す動きが出てきた。非常勤特別職の公務員である消防団員の定数は、市町村条例で定めているが、ここ数年は全市町村で定数割れが続いている上、団員の減少もとまらない大半の市町村は、定年延長などで人員確保に努めているようですが、市町村合併により団員の報酬や保険料の支出規模が拡大したことで、定数削減を検討する自治体もあるとか聞いております。

 消防長は、定数を維持した上での実員増を求めているが、団員に占めるサラリーマンの割合が年々ふえる中で、実働人員確保は大きな課題であると思われます。当市においても、このような実態が発生しておられると思いますが、今後の対策についてお伺いいたします。

 次に、地域農業の担い手育成についてでありますが、それぞれの地域での立地条件に合わせた営農を展開しておりますが、米の部分自由化を含めたガット農業合意という、新たな国際化時代を迎えておりますけれども、当市農業の将来を考える場合、高性能の機械を導入した大規模な稲作経営や高い技術を駆使した高収益の作目を取り入れた複合経営を目指すとしても、これを実践する若い担い手を新たに育てていくことが今、何よりも急がなければならない課題であると存じます。農業・農村大綱におきましても、この課題を第一に取り上げ、担い手の育成に懸命に取り組んでおられることは高く評価するものであります。

 また、数こそ少ないものの、市内の各地域で意識的に農業に取り組み、サラリーマンを凌ぐ高い所得を上げている農家が生まれてきていることは、まことに心強い限りであります。こうした実践農家を模範としながら、できるだけ多くの若者を緊急に認定農業者へ誘致し、全力を挙げて、自立専業農家の育成が緊急な課題でありますが、もちろんできないわけではありませんが、市では将来とも、多数の兼業農家が存続するものと想定しているでしょうが、こうした兼業農家も農業生産を支えている一員として、重要な役割を担うことが期待されるところであります。

 さらに、集落の農地の有効利用のための利用調整を推進する面からは、集落営農体制の確立、特に多数の兼業農家と農業で自立しようとする農家が、それぞれの能力に応じて地域農業になっていく形態として、生産組織が重要になってくるものと考えられます。市では、このような生産組織をどのように育成しようとしているのか、お伺いをいたします。

 次に、税の徴収率向上対策についてお伺いします。

 市の徴収率向上対策の問題につきましては、第1点目は納期の問題であります。前年度の決算でも明らかなように、保険料を含め、市税の滞納は累増の一途をたどっており、これが解消対策については、議会からも監査委員からも警告されるところでありますが、有効策がないままに推移しているやに見受けられます。本年度は、前年度よりも落ち込んでいるのが実態ではないかと思われます。これは、市の経済情勢を反映し、住民の懐が苦しいことを物語っているものと言えるでありましょう。

 しかし、これをこのまま放置しておくことは許せませんので、何かの措置がなければなりませんが、まずその前に、税は納期内に納付するという環境づくりが大事ではないかと考えます。つまり、納付しやすい納期を設定する。現在は、固定資産税は5月、市民税は6月、健康保険税は7月と、それぞれ地方税に定められたところの納期となっておりますが、水田農家にとっては、米の予約制度前受け金の入る時期と秋の収穫時期が納めやすい時期でありますのに、5月とか6月には納付は無理であります。逆に、毎日何がしの収入のある労働者の家計にとっては、1年分の固定資産税を年何回に納めるよりも、毎月納めるようにしたほうが納めやすいはずであります。

 このように、その人によって納めやすい条件というものは根づいてくるはずでありますので、納期は一律に固定しないで、2回あるいは4回、あるいは8回、10回というように納期を細分化し、自分は何回にするかということは納税者に選択させることはいかがでしょうか。そうすると、納期限は自分自身が決めますので、必然的に納付率が高まるかと考えますが、納期の細分化と納税者に納期を選択させることについてはいかがお考えでしょうか。

 2点目として、納税意識の向上対策であります。

 自分の納めた税金は、役場職員の給料となっていると認識している住民がいないわけではありません。市政だよりで、教育費に幾ら、道路橋梁費に幾らというように広報はしておりますが、ぴんとこないのが実態だろうと思われます。そこで、行政経費のコスト計算をする、例えば保育費では園児1人当たり幾らになっている、小学校・中学校では児童・生徒1人当たり幾らになる、このようなすべての税ですというように、広報について再検討してみることはいかがでしょうか。

 次に、滞納処分問題であります。

 賦課された税金は、違法に賦課されたものではなく、納税すべき事由、担税力があるから賦課されたものであります。これを納めないからといって放置しておくことは、市財政ばかりでなく、負担公平の維持からも許されることではありません。住民に対して滞納処分をすることは、情に惜しい、忍びないものがありますが、一罰百戒の意味を込めて、悪質と思われる者に対しては断固として滞納処分をするということについてはいかがお考えですか、お伺いいたします。

 最後ですけれども、田沢湖病院についてでございます。

 平成15年に田沢湖病院が新築され、旧田沢湖町民は、医療に関しては命をかけられる施設が完成し、町民こぞって安心し、この町に住んでいてよかったという実感をしたものでありますが、それが合併に伴い、たった5年で、田沢湖病院の診療科問題で田沢湖市民には命を脅かされる重大な出来事であった。市当局も、住民集会などを開き説明をいたしましたが、住民はそれに納得するものではなかった。住民による田沢湖病院を存続する会が設立し、存続を求める住民の声をABSテレビ局の記者が聞き、取材したその夕方にニュースで放映されました。このことにより、住民はますますの集結強まり、住民による署名運動、市民集会などを行い、最終的には「市立田沢湖病院の継続と救急指定病院を求める陳情書」が20年9月22日に提出されております。

 この陳情書に対して、議会は採択と決定しております。また、病院側では、利益向上を目指すため、院長と鈴木先生から、障害者病院を経営したらどうかという話があり、この問題に対して、当局は住民に対して詳しい説明会を行い、住民も納得した上で、平成20年10月から障害者施設等一般病棟を実施し、入院患者の増加で医療の収益も上げられております。

 また、経費の削減等経営の合理化、職員の頑張りで、前年度に比較すれば、今回の決算では1億4,250万ほどの縮減となった。これも、他の自治体病院等からの応援を受けながら診療に当たったたまものであると思います。

 4月からは副院長として秋山先生がおいでになり、現在は3人の常勤医師で頑張っておられます。今後の経営に大いに期待するものであります。

 そこで質問ですけれども、収益がやっと軌道に乗ってきたときに、鈴木先生が今年度いっぱいで田沢湖病院の任期が終わるというお話ですけれども、住民にとってはまだまだ勤務していただきたいという声が大半であります。もしそうなった場合、来年4月から医師確保ができるのかどうかをお伺いいたします。

 2点目として、田沢湖病院の救急指定病院の復活実現でありますが、昨年度においては、玉川温泉、乳頭温泉、田沢高原温泉、清眺苑などから救急車で運ばれた患者が数多くおります。また、この中で、救急病院が遠いため、医師の手にかからず、死にされた方が2名もおります。人の命を大切にするのは行政の役割でもありますので、そこで、市長は2年後に田沢湖病院の救急指定病院復活を約束されております。住民の命にかかわる救急病院を果たして2年後に実行できるかどうかをお伺いしたいと思います。

 以上でここでの質問は終わります。ありがとうございました。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 藤原議員の御質問にお答えをいたします。

 最初に、市の危機管理対策についてということでの御質問に対し、2つの視点からお答えをしたいと思います。

 まず1点は、仙北市行政としての組織のあり方に対する危機管理意識もしくは組織体制の整備という点、もう1点は、職員のコンプライアンスに係る点、この2点についてお話をしたいと思います。

 仙北市は、地震、風水害等の自然災害については、地域防災計画に基づいて対応を行っています。また、外部からの武力攻撃等については、国民保護計画を策定して、国民保護法の体制を整えています。

 しかし、近年、市民の生命、身体及び財産に影響を及ぼす、これまでに想定されなかったような重大な事故・事件が相次いで発生しています。例えて例を挙げるならば、新型インフルエンザでありましたり、例えば食中毒でありましたり、例えば今大変苦慮している口蹄疫であったりというような、これまでに想定していなかったことが発生をしているという状況にあります。

 こうしたことから、危機の発生を抑止したり、危機が発生した場合でも市民の被害を軽減し、拡大を防止するために、事前の危機に備える対策や危機発生時の対策等、市民生活に影響を及ぼす危機に対し適切な対応がとれるように、危機管理計画の策定を進めています。この計画は、危機発生の未然防止及び危機が発生するおそれがある場合または発生した場合の対応について、一般的な原則を定め、全庁的な危機管理の仕組みづくりを目指すためのガイドラインとしています。

 原案は既にでき上がっております。各部局の意見等を集約し、12月中には策定を終え、危機管理に対応したいと思います。策定した際は、議会の皆様にもお示ししたいと考えています。

 この計画に基づき、各部局ごとの危機に対応する危機管理マニュアルを策定するほか、危機管理を強力に推進するため、総務部長を危機管理監とし、各部局との連携を図ることにします。さらに、市民への情報の伝達方法や、危機に対する初動体制に当たる地域班の編成も行うことにします。これが、組織的な危機管理体制の新たな動きということで御認識をいただきたいと思います。

 もう1点、職員の意識に関するお話であります。

 職員の不祥事に対する綱紀の粛正については、機会あるごとに通達や部長等会議を通じて喚起を促し、周知を図っています。不祥事が発生する原因は、職員の倫理観やモラルの欠如はもとより、不祥事を未然に防ぐことができなかった組織やシステムにも原因があると考えています。

 コンプライアンス及び組織内の危機管理の徹底を図り、不正の起きないシステムづくりに組織全体で取り組んで、市民の信頼回復に努めたいと考えています。

 それで、その職員の資質ですが、先ほど藤原議員の御質問、御指摘になったとおり、次代に向けた仙北市の活性化を、危機管理意識の面から論ずるとすれば、何はともあれ職員の資質を高めることが第一義の大切な取り組みになるのではないかというふうに考えています。職員の資質を高めることで市民の幸せ、そして福祉を守っていくという組織体制づくりを進めていくということが何よりも大切なことではないかというふうに思っておりますし、市民の皆様お一人お一人の危機管理に対する意識の向上を、これからも継続していきたいというふうに考えております。

 続きまして、消防団の見直し等についてということであります。実働人員の確保、手法などについてということでの御質問だと認識をしました。

 昨年度までの団員確保の取り組みとしては、市広報紙で団員募集、ホームページで消防団の活動内容報告など、さまざまな施策を展開してきましたが、なかなか思うように団員確保にはつながらないのが実情というところでございます。

 現在も、消防団員の確保が大きな課題になっていることから、昨年度までの施策を踏まえ、本年度から消防団に積極的に協力してくださる事業所に対して、消防団協力事業所表示証、プレートですけれども、これを交付させていただいて、事業所の社会貢献として市民に広く紹介することで、消防団が活動しやすい環境づくりを整えて、地域の安全・安心活動のための防災力向上に努めています。

 こうした施策展開の取り組みが功を奏しまして、微増ではありますが、消防団員の定数767名に対する6月1日現在の充足率では82.8%と、少しですけれども上昇傾向になっています。

 消防団の協力事業所における団員確保問題、課題のための具体的な取り組みについては、消防団協力事業所表示証が交付されることで、例えば職場での職務免除により活動に専念できること、また、1時間単位の休暇の取得が可能になること、また、勤務の振りかえができること、また、現場からの緊急出動により上司への事後報告ができること、それから消防団員を理由とした不当な取り扱いを受けないこと、公共的使命を果たす一翼を担っているなどとした意識の高揚が図られることなどが想定されています。

 もう一方、実は、就労中の女性に対して、広報紙等で女性消防団員の積極的な活動記事の紹介なども行っています。この加入促進キャンペーンを実施しながら、企業にも女性団員の確保をお願いしています。その成果が少しずつあらわれておりまして、女性団員が現在8名誕生するという状況になっています。こういう取り組みが広く理解されることで、自分が地域のために貢献しているという意識が生まれて、サラリーマン団員の増加にもつながり、さらには出動体制についても企業等の配慮がいただけるものというふうに認識をしています。

 3番目の地域農業の担い手の育成等について、さまざまな観点から御質問をいただきました。目も通し、落としていた場合もあるかもしれません。答弁漏れがありましたら御指摘をいただきたいと思います。

 藤原議員のお話のとおり、世界的な状況の中で日本農業、そして秋田県農業者、仙北市農業があるという状況になっています。大規模農業とか高収益農業を目指すということにしても、さまざまな条件の整備が必要だということも、先ほどの御指摘のとおりであります。

 だけれども、間違いのないことは、担い手を、次代の農業者を育成していかなければいけないということには、全く異論がないところであります。また、脱サラでの農家参入で成功している事例というのは、全国にたくさん実はあります。そういう方々こそが、これまで農業という概念の中での思考を超えて、新しく取り組みを行ったことでの成功という条件に結びついたという事例も、たくさん見ているわけであります。

 また、専業農家と兼業農家の関係についても御指摘をいただきました。さらには、集落営農等のかかわりについても御指摘をいただいてところでありますけれども、仙北市で今現在取り組んでいる、または今後想定されるという内容を少しお話ししたいと思います。

 担い手の育成対策ということでは、平成18年度から行政、JA等で組織する仙北市担い手育成総合支援協議会が、国の補助事業の適用を受けて、パソコン農業簿記講習会や法人化研修会の開催、先進的経営体現地研修等を行うとともに、認定農業者の農業経営改善計画認定申請書の作成支援などで担い手の育成確保に努めています。

 こんなこともありまして、現在、担い手リストに掲載されている数としては、市全体では798経営体、このうち認定農業者が382、うち法人が6という現状であります。

 合併後、仙北市認定農業者協議会が設立されて、各地区の中核的担い手の情報交換の場となっています。山の楽市や上板橋とれたて村のイベントに参加するなどして、農業生産活動のみならず、新たな流通販路拡大にも積極的にかかわりを持っていただいています。

 農業後継者の育成としては、県の未来農業フロンティア研修に毎年数名の研修生を派遣しています。合併後、9名が研修を終え、就農をしています。本年度も3名の方々が研修中です。このほか、担い手の規模拡大や新規作目の取り込み等に対し、農業夢プラン応援事業や経営体育成交付金事業等の助成制度があって、市単独でも元気な仙北農業ステップアップ推進事業などで認定農業者を目指す農家への支援体制を設けています。

 中核農家を核として、周辺の兼業農家の方々にも農業をあきらめないでいただきたい。そして、できれば、兼業農家といえども、兼業であるからこそ小規模な農業経営体としてのうまみを生かした経営活動を行っていただきたい。そのために、国や県の制度とはまた一味違った、仙北市独自の農業者に対する、農業経営に対する支援をこれからも行っていきたいというふうに考えていますし、どうか皆様からたくさんの御意見をいただきたいというふうに思っています。

 続きましての質問で、税に関する質問であります。

 先ほどの御質問の内容では、税は、例えば納付しやすいときを納期限とすべきではないか。もちろん、これは藤原議員もお話しのとおり、地方税法に定められてはおりますけれども、特例としてさまざま融通がきく、それが例えば納税率を高めることになるんではないかという、そういう御提案も含めた御質問であったと思います。

 大変それはすばらしい御意見だと思います。実際、今まで、全国の市町村では特例を活用したそういうことを行ったという事例もあったというふうに記憶していますし、ただ、現在のところは、それが少しずつまた地方税法に基づく納期限という形で、より戻しがあるという状況ではないかなというふうに思っています。

 というのはどういうことかというと、税の公平化、公平意識ということにかんがみて、例えば農業者が作物がとれたので納付しやすいという時期がある一方で、では商店主、工業関係者等についてどうなのかということがあったりするわけであります。確かに、農業を中核に据えている仙北市であれば、農業者に配慮するということも一方では必要な考え方だと思います。これは検討しなければいけません。だけれども、あくまでも税負担というのは公平感が最大のセーフティネットでありますので、公平感を崩すことのない納税の仕組みを考えていかなければいけないのでないかなというふうに思いました。

 それと、滞納者に対する対応についてもお話をいただいておりますけれども、先ほどの、戻りまして、納税の関係で利便性を高めるということのもう一つの視点では、仕組みの改善ということもあろうかと思います。

 1つ戻りまして、先ほどお話をいただいた納期限について、若干説明したと思いますけれども、納税者の利便性を考慮して、市広報紙や納税通知封筒に口座振替のPRを毎年実施しております。市外在住の納税者には郵便振替用紙を、納税通知発送時に同封しています。日中の納税が困難な方のため、月1回、夜間窓口を3庁舎で開設していて、同時に納税相談窓口としても利用をいただいているという状況があります。さらに、新しい試みとして、困難な滞納事案に対するため、4月から発足した秋田県地方税滞納整理機構に職員1名を派遣し、県と市が相互連携しながら滞納整理を行っています。その成果に期待しておりますけれども、滞納整理の専門的知識の習得という観点からも、今後の滞納整理業務に有効ではないかというふうに認識をしています。

 次の滞納者に対する対応ということですけれども、自主財源の確保と公平・公正な税負担という観点に立った直接的な収納税率の向上対策というものがあります。実は、自分は税に関しては1つ考えを持っておりまして、皆様に税を納税いただける環境をつくる、大きな意味で納税をいただける環境をつくるということは、やはり所得の向上対策が必要ではないかというふうに考えているものであります。皆様の所得が少しでも向上して、担税力を高めることに資することができれば、皆様からのいただける税金を少しでも納税していただきやすい環境をつくることができるという観点からは、有効ではないかというふうに考えています。

 先ほど、連動したお話で、納税する方々の税の使われ方が、例えば福祉であったり、例えば学校であったり、建設事業であったりにどれくらい使われているのかという、これを見せるべきだというアドバイス、御質問もありましたが、それは全く今まで私たちがグラフで一般財源いう形でお見せしている内容ではありますけれども、実際に市税がどれほどこの事業に投下されているのかということを、なかなか明確にお示ししたことはなかったと思います。これは、非常に新しい視点だと思いますので、検討させていただきたいと思います。

 すみません。あっちこっちに話がいっておりますけれども、まず督促状、催告書等の文書送付による納付督励に加えて、夜間を含む臨戸訪問と電話催告を実施しています。滞納者の納税意欲を継続的に保持するため、徴収嘱託員による定期的な臨戸徴収も実施しています。新しい滞納抑制のために、特に現年課税分の納付がおくれがちな納付者については、早期の納税相談を実施します。

 また、効率的かつ正確な滞納整理のためには、納付能力判断のため財産調査の実施が不可欠であります。これにより、滞納者の財産状況と滞納原因を究明し、納税相談や分納誓約等による早期完結への誘導、納付能力がありながら催告等に応じられない事案の差し押さえ、換価財産が見込めない事案の欠損処理のいずれかに分類をして、個々の滞納事案について滞納整理の方向性を明確化し、実効性のある処理をしたいというふうに考えております。

 そして、次の御質問であります田沢湖病院の運営について、大変御心配をおかけしております。

 まず一番最初に、内科科長の鈴木直志先生のお話をいただきました。鈴木先生は、平成20年4月1日、自治医科大学卒業医師として田沢湖病院に赴任をしました。ことしの4月からは、秋田県の派遣医師として診察、診療を続けているという状況であります。つまり、市職員ではなく、秋田県職員として医療業務を行っているという先生であります。ナオシ先生は、地域医療に対して非常に熱心で、温厚な人柄は多くの患者さんからも慕われています。

 また、このたび障害者施設等一般病棟、先ほど藤原議員も御指摘のあったとおり、赤字を大きく解消しているというようになっている、この障害者施設等一般病棟の実施に当たっても、先生の御指導による部分が大変多いという状況であります。

 しかし、先生は、今年度で勤務年限を終えられます。来年度も田沢湖病院に残ってもらえれるように、お願いは再三しています。職場や生活環境整備にも努めています。市民の皆様からの声をたくさん聞くというお話も聞いています。本当に全市を挙げて、ナオシ先生が今後も勤務をいただきたいというふうに思っていますし、その活動をこれからもお願いをしていきたいというふうに思っています。

 同時に、自治医科大学卒業医師の派遣について、これは最重要課題として、県に対して強く要望をしています。全国自治体病院協議会秋田県支部としても、自治医科大学建学の精神、要するに地域医療、へき地医療、無医村解消ということが自治医科大学の建学の精神だったというふうに自分は記憶していますが、その精神並びに卒後の勤務の理念に沿った医師配置について、強く要望をしているという状況であります。

 救急対応について御答弁をします。

 救急指定を復活させるためには、外科、整形外科の常勤医師の確保が必要だというふうに考えています。医師確保以外に、救急再開の手だてがないというのが現実であります。とにかく医師を確保すること、これがなければ救急の対応は再開できないという状況だということであります。加えて、看護師不足も大変深刻な状況であります。この看護師不足の解消もしなければ、救急再開はできないというふうに考えています。

 現在、田沢湖病院の常勤医師は3名います。外科、神経内科、呼吸器、耳鼻科、整形外科、脳神経外科、皮膚科などの専門外来や総合外来、当直や日直のために、実は秋田大学や岩手医科大学、県立脳血管センター、秋田赤十字病院や大森病院から非常勤として、月に延べ約100人の医師の派遣をいただきながら田沢湖病院を運営しているという状況です。

 こういうたくさんの応援をいただきながら、毎週火曜日の午後4時30分からは、午後7時15分までですが、仕事などで午前中なかなか診療に来ることができないという方のための夕暮れ診療を行っています。これは、日中の診療と同じ状況で診療行為を行っているものです。また、平日の午後5時15分から7時15分、土曜日、日曜日、祝日は午前8時30分から午後5時15分までは、救急患者対応のための時間外診療も行っています。これも、サポートいただく先生方の応援があってこその対応ということであります。

 今の時点で救急再開の時期を明確にお話しするということは、この医師確保の状況と非常に連動する関係がありまして、明確にお話しすることはできない状況になります。しかし、医師、看護師の確保を市政の最重要課題としてとらえています。最大限の努力を行っているつりです。病院機能を安定的に継続して行うことが大前提ですが、田沢湖、角館の両病院経営の中核をなす医療局の設置を図り、医師の確保、看護師の確保、そして経営の一元化によるコスト削減、サービスの向上、こういうことを行いながら早期の田沢湖病院の救急対応が可能となるような状況をつくり出したいというふうに考えています。

 ただ、これも、医師が例えば仮に50人、100人、田沢湖病院に常勤医として勤務いただいた中でも、先生方が、よし地域医療を守るぞと、私たちが地域医療を担うんだと、救急を再開しようという気持ちを持っていただく環境づくりがぜひとも必要です。そうじゃなければ、本質的な救急の再開ということにはならないのではないかなというふうにも思っています。

 以上で答弁を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 18番。



◆18番(藤原助一君) 大変詳しく御説明をいただきました。一番問題点は、田沢湖病院の救急問題ですけれども、ただいま市長より、これ以上質問しても同じだと思います。

 私の質問はこれにて終わります。ありがとうございました。



○議長(佐藤峯夫君) これをもって18番、藤原助一君の一般質問を終わります。

 11時まで休憩いたします。

                             (午前10時50分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時00分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△黒沢龍己君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 9番、黒沢龍己君。



◆9番(黒沢龍己君) それでは、通告によりまして、2番手として、また、仁政クラブとして質問させていただきます。

 私は今回、3つの質問を通告しておりますので、この通告の次第によりまして行いたいと思います。

 まず1点目として、農業と観光産業の連携についてということで質問させていただきます。

 これからの仙北市の農業は、地域の特性を生かした観光産業と連携した施策の展開が私は重要と考えられます。市長のマニフェストにもあるように、多様な農産物の開発に当たり、適地を考慮した、付加価値の高い農産物を加工開発をも含めた戦略的な開発の一環として、市内の多くの農業者の経営形態である米単一依存形態から脱却し、観光面からも注目されるような特色ある転作作物の奨励が、これからはますます求められているものではないかと思う一人であります。

 市内には今年度から、正確にいいますと、昨年度から計画を持ち続けて、そして転作作物として、皆さんも御存じのように赤ソバ、これは合併前の田沢湖地区時代にも、田沢湖の農家生産者からは皆さん御存じのように、高原の入り口左側に赤ソバ見たことあると思います。それで、今年度から新たに転作作物が、赤ソバの生産に取り組もうとしているソバ生産組合があります。そしてまた、皆さん御存じのように、この赤ソバ、これは昨年植えた、場所は太田町、大農太田のそばに50アール、これは種子を採取するために昨年から取り組んでおります。そして、今年から、ようやく本格的に取り組もうとしているところであります。

 これこそ、この赤ソバは、粉にして、ただ口に入れてそばを食べるだけでなく、私は今回のこの質問を自分として取り上げた大きなわけは、景観に非常にすぐれているのではないか。菜の花も今、満開から終わろうとしている時期です。この赤ソバについては、播種は7月の中旬、そして開花が9月上旬から10月上旬まで、約1カ月間咲き誇る赤ソバでございます。そういう面からいっても、観光の売り仙北市としては、この赤ソバも一つの景観作物、いわゆる観光にもプラスになるのではないかということで今回、質問させていただきます。

 そしてまた、市内のそば屋さんがメニューに取り入れて、これが仙北市のそばなんですよ。お客さんに対して、これが仙北市の赤ソバなんですよという景観を見せながら、これを仙北市の振興作物として力を入れられないのかということで、私の今回のこのソバに対する思いであります。

 そして、赤ソバに対する観光面からのインパクトも期待されるのではないかということで、今回、市長に考え方を伺うものであります。どうかひとつよろしくお願いいたします。

 そしてあと、2点目として、先ほど藤原助一議員の質問にもありましたが、消防団の質問について、藤原議員の質問と市長の答弁と重複しないように質問させていただきたいと思います。

 私は、仙北市の消防団幹部の定年延長についてお伺いいたします。

 現在、仙北市消防団の定年は65歳となっております。これは、団員から団長まで、一律に65であります。仙北市にあっても例外なく、加速的な高齢化の波が押し寄せておりますが、中には65をすぎているといえども、活力に満ちあふれた元気な現役農業者または勤め人がたくさんいると思います。豊富な人生経験に基づいた知恵を持っている高齢者の皆さんそのものが、市にとって貴重な財産であるとも考えられます。とりわけ、団員の確保に苦慮している状況にあっては、若い団員が少ない現状で、若者のパワーを効率的かつ効果的に引き出すためにも、豊富な経験に裏打ちされた確かな知識と知恵が必要であると考えられます。

 現在、美郷町の場合は、副団長以上は定年が70歳となっております。また、大仙市でも、分団長以上は同じく70歳が定年となっております。こうした観点から、旧大曲・仙北エリアでの定年制の統一を図り、本市の消防団員にあっても、副分団長以上幹部については70歳までの定年延長が考えられないものか、市長の見解をお伺いいたします。

 最後に3番目として、風力発電について御質問いたします。

 米国では、デンマークとともに近年、風車のパイオニアであり、現在でも約170万キロワット、約1万5,000基の世界最大の風力発電の設備容量を誇っております。デンマークでは、80年代に風力発電が急速に普及し、1995年末には約61万キロワット、3,800基に達しています。特に、風力発電を国策産業として位置づけているデンマークでは、全世界の風力発電における市場の約5割をデンマーク製で占めていると言われています。

 こうした風力発電の拡大の世界的潮流の中で、ようやく日本でも風力発電がクローズアップされ始め、日本国内の風力発電の設備容量はここ数年で急速に伸びが見られ、電力会社、独立行政法人のNEDO、地方自治体及び民間企業によるものを合わせると、1996となっておりますが、ちょっと最近の新しいデータには2008年となっています。ここちょっと訂正いたします。2008年に入って、1万キロも185万キロワットを超えるとされる報告例もあります。

 また、デンマーク製の風車を導入した山形県の立川町の実例では、9.5円/キロワットアワーという、原子力、火力並みの発電コストが報告されております。また、先日、さきがけ新聞をごらんになったと思いますが、掲載されておりました潟上市の風力メーカーが独自で技術を開発した小型風車の出力は、風速6メートルのいわゆる弱い風のときでも年3万キロワットで、これは約9世帯分の電力を賄える報道がありました。県内では、設置例は大潟村に1基、そして県外では愛知県、岩手県などに数基あります。今年度中に県の所有施設でも、新たに2基を導入する予定のことです。

 仙北市には古くから宝風と言われている、仙岩峠から吹きろす生保内東風風があり、これを発電に利用して、新たな観光資源として可能性を見据えた専門的な調査や計画を行う考えがないものか、市長の見解をお伺いするものであります。

 以上、ここでの質問は終わらせていただきますが、再度の質問は議席で行いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 黒沢議員の御質問にお答えをいたします。

 農業と観光産業との連携を図って、仙北市の気候、風土に適した付加価値の高い農産物の加工品開発などを進めるということは、極めて重要な取り組みだというふうに思います。このため、本年度から総合産業研究所を新たに設置し、具体的に商品開発やマーケットの開拓等に取り組んでいる真っ最中であります。

 御質問の赤ソバは、観光面での景観用作物として、平成17年ごろから田沢湖地区の高野牧場跡地に植栽、50アール程度だと言われておりますけれども、咲いていますが、種子価格が高いことや収量が少ないなどの問題があって、栽培面積が拡大するまでには至らなかったというふうに聞いています。特に、種子確保については、在来種との交配により花の色が白くなるなど、品種特性の低下が見られるために、一定の間隔を離した場所で栽培が必要だというふうに言われています。

 こうした中で、昨年度、角館地区の方が赤ソバの肥培管理の徹底によって一定量の種子確保に成功し、今年から山谷川崎地内で本格的に栽培する予定であるというふうに伺っています。おおよそ4ヘクタール程度ではないかというふうな話でありました。

 また、平成16年12月に地ソバの普及活動を目指して、「遊々楽々3トピア会議」が結成され、現在、18団体が加盟していますが、一昨年から秋に赤そば祭りを開催し、3トピア会員の店舗で赤そばを提供して、好評を得ているという話も聞いています。

 赤ソバは、そば粉としての利用はもちろんですが、一面に咲く赤い花が観光資源としてとても貴重で、今後、安定的にそば粉の確保が可能となれば、市内のそば屋さんで年間を通じたメニューに加えていただいて、御質問にあったような仙北市の新たな戦略商品に十分なり得るものと考えています。

 市で単独で助成制度ということですけれども、本年度は市政報告で申し上げたとおり、激変緩和措置の中で対応したいというふうに考えていますが、今後とも、市内の取り組み状況や3トピア会議ほか、関係団体の動向と連携を図りながら赤ソバの普及、PRなど、積極的な支援を検討したいというふうに考えています。

 黒沢議員がお話をしたとおり、開花時期が1カ月少しと大変長い花だという話でありまして、例えば9月上旬から10月下旬まで花があるということであれば、仙北市の観光戦略上は、例えば角館のお祭りの後、例えば紅葉祭の前後などというところで赤ソバの圃場を見て、そしてそこでそれを食すことができたりするとすれば、大変楽しい場所になることは間違いないと思います。そういう施策展開をできるように、積極的な支援を検討したいというふうに考えています。

 それから、消防団の御質問についてお答えをいたします。

 仙北市消防団は、平成17年9月20日に旧2町1村が合併し、田沢湖消防団、角館消防、西木消防団の連合消防団として発足した後、平成20年には仙北市消防団として再編、この年の再編を契機に定年齢を一律65歳に改めたという経緯があります。

 大仙市、仙北市、美郷町、3支部の枠組みの中での幹部以上の定年齢制度で比較すると、仙北市の65歳に対して70歳と、ほかの1市1町は5歳の開きがあります。この開きについては、いろいろな考え方があると思います。例えば、70歳定年齢制では、若年層への指導力の強化につながるというメリットが考えられます。また反面、階級、昇格の異動機会が長期にわたり、消防団自体の活性化の妨げになるのではないかというような心配をする方もいらっしゃいましたけれども、後年に、この後予想される団塊世代の大量退団が懸念されています。今後の消防団の登録年齢推移も見きわめ、仙北市消防団幹部会にもこの問題を提起し御意見を伺い、実態に即した方向性を模索したいと考えています。

 メリット・デメリットがいろいろ、実は私も消防団の方からお話をお聞きしています。事実、私のマニフェストには掲げてはありませんでしたけれども、さまざまな政策を展開する上で御理解いただきたいと思って発行したチラシには、「定年齢制の見直し」という項目も設けてあります。この意図するところは、今、この状況で消防団の活動を活発化するための一つの方策として定年齢制の見直しがあるのではないかという認識を持っての提案でありました。

 ということでありますので、今後、消防団幹部の方々などにも御相談を申し上げていきたい課題だというふうに考えています。

 それからもう1点、風力発電についてお答えをいたします。

 現在、秋田県内における10キロワット以上の風力発電設備の導入状況については、平成21年度末現在で103台というふうに記憶しています。主な設置市町は、秋田市、能代市、三種町、にかほ市、由利本荘市などとなっています。また、ほかの設置箇所についても、ほとんど風の豊かな、例えば海岸線沿いの設置というような状況になっているようです。

 当市における風力発電に対する取り組みは、平成11年に旧高野牧場と仙岩から吹きおろす生保内宝風について、旧田沢湖町で調査の検討が行われていますが、地域の住宅環境、自然環境、候補地の土地利用計画等の関係から、風況調査にまでは至っていないという経緯があったようです。

 その後の取り組みは、仙北市地域新エネルギービジョンの策定調査報告が平成19年に行われて、当市における新エネルギーの賦存量を概括すると、大量に存在するのは太陽光エネルギー、木質バイオマス、水力エネルギーとなっていました。この調査における風力発電の利用可能性については、市内の気象台の観測地点がある田沢湖地点の平均風速が毎秒1.9メートル、角館地点の平均風速が毎秒0.9メートルということで、小型風車の目安である毎秒2.1メートル以上に達していないということの理由で、可能性は低いのではないかというような状況になっています。

 しかしながら、平成20年から県内企業が販売を開始した小型風車、スパイラルマグナス風車ですけれども、このスパイラルマグナス風車などは弱い風でも発電できる性能を有していて、今後の当市における風力発電の可能性はないとは言い切れないというふうに考えています。

 また、秋田県においても、新エネルギー対策については成長分野として取り組みを強化する方向性を打ち出しています。さらには、民間でいうと、秋田市の山本久博さんが風の王国プロジェクトを立ち上げて、風力発電をするということ以外にも、その風力発電の風車をつくるということで地域内の経済状況を活性化しようという計画を持っていて、さまざまなところで説明会を行っている状況があります。私も、何度か参加をさせていただいたということもあります。

 このような状況であります。私のマニフェストでもお示ししてありますけれども、新エネルギー分野に大いに興味を持っています。風力に限らず、県・国を通じて可能性を追求したいと思っています。

 さきの開会日当日にお話しした内容ですけれども、茨城大学の小林先生を中心として、地域にある資源・エネルギーを活用した新しい社会システムの構築を図ろうというモデル事業に手を挙げましたけれども、結果的には文科省から採択をいただくことができないという状況にあります。ですが、この状況はそれとしても、仙北市にある資源、そしてエネルギーを最大活用するという方針に変わりはありません。これからも、県の事業にできるだけ手を挙げて、採択いただきたいという思いで、これから折衝を続けていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) ただいま市長から答弁いただきましたが、二、三について質問させていただきます。

 1点目の赤ソバについてであります。

 今、市長の考えもよく理解できるものであります。今、この取り組もうとしている農家は、いわゆる補助金のアップとかそういう目的でなく、これを、先ほども申し上げましたように、いかに観光に結びつくことができないのか、そういう観点からの市のバックアップ、そういう面では、ただいま市長の答弁にもありましたが、やはり農家はともすればつくるだけの、今まで培った力、そういうものは本当にだれにも負けないくらい持っていると思います。

 しかしながら、その後の販売またはアピールの仕方というかな、そういう面で今、市長が立ち上げている総合開発研究所、これを本当にこれからの仙北市の農業の行く末を占う私のその課だと思っております。どうか、この赤ソバに対する取り組みに対する思い、これは私、3地区で、特に赤ソバは、3地区の中でも生保内地区が昨年の面積で63ヘクタール植わさっております。そして、角館が34ヘクタール、そして西木が17、合わせて115ヘクタールのソバが植えられております。それは、ほとんど白のソバだと思います。

 先ほど写真にも見せましたけれども、市長が答弁にありましたように、赤ソバは種子の採取、これが非常に注意を払わなければ、白の隣にすぐ赤やっても、いわゆる混種してしまって雑種になってしまう。そういうことで、昨年度、太田、いわゆる20キロも離れているところに、採取するために植えたのがその目的であります。

 そして、今年度、中川地区で取り組もうとしている、このソバの種子を更新するためには、必ずやはり何キロか離れないと、1年ごとに赤ソバが時々白くなって咲き誇るそうです。それは、やはり花が咲くときの受粉によって、特にハチによる、ミツバチとかそういうものの飛来によって混種になるそうですので、赤ソバを仙北市の一つの振興作物として取り入れるならば、私は田沢湖地区であれば高原地域とか、それとまた西木地区においては、内陸線の乗車促進のためにも沿線の近く、または駅からおりてそういう、例えば面積が1町歩とか1ヘクタール、2ヘクタール、規模多いところは、沿線からおりて見せても観光客にはプラスになるのではないか。そういう面からも、ぜひこの赤ソバに対する市の考え方というか、生産だけでない、先ほど言ったアピール、これをぜひ力強く支援していただきたいと思っておりますので、どうかひとつ、その点についてよろしくお願いいたします。

 それと、2点目の消防の団員の延長についてですが、市長の答弁も今、詳しく説明して、私はこの点についての質問は、仙北市の団員すべてが70にという意見ではないというとらえ方で今回御質問させていただきました。

 ただ、今、大曲広域消防の中にあって、もう来週、再来週、消防大会も今行われようとしております。美郷町、大山は70で、仙北市が65といったときに、いわゆる支部長会議または社団法人秋田県消防協会に出席したときに、やはり65歳という年齢では、他地区にも70という地区が多いために、特別その長を得るためというわけでないけれども、仙北市の幹部は支部長にもまだ5年、毎年、団長がかわっている状況の中にあって、やはり何ていうか、仙北市の団長も、支部長会議または秋田県の自治会議に行っても、やはり何か寂しいというか、自分1年で終わる、いわゆる来年定年ですよとか、そういう年齢でテーブルについても、何かそういう面で、幹部団員から何とか70までの検討はできないものかという意見もありますので、どうかその点について、これから市長も幹部の人方と相談するという答弁でしたので、それを前向きによろしくお願いしたいと思います。

 特に、現の消防団のみならず、これはやはりOBの方もどういう考えを持っているのか。そういう点もあわせて、現況でいいのか、それとも70歳に上げたほうがいいのか、OBの方にもぜひ相談をお願いしたいと思います。

 それと、3点目の風力発電についてですが、今、市長からは、私よりも本当に詳しく説明受けましたので、私余り、ただ、私単純な考えというか、今、この風力発電については、いわゆる生保内地区における東風風を利用してできないものかという、自分で今、生保内の庁舎に通って感じたことで、まず自分なりに発想して、思いついて質問させていただきましたが。

 今、市長が言った今月の新聞、マグナム効果、マグナム方式というかな。この方式が非常に弱い風力、いわゆる6メートルぐらいの風力で、先ほど言ったように、3万キロワットぐらいの発電できるそうです。それで、これがもし生保内地区にも、価格そのものは2,800万ぐらいで、そう高いというか、高いものではない。2,800万ぐらいで約9世帯と言われているということは、個人的にやるのは無理としても、試験的に生保内の庁舎に一部取り入れて発電することも可能ではないかという、私なりの考えの中からこの質問をさせていただきました。まず、マグナム効果という新しい風力発電も、これから各自治体で検討する。秋田県でも今、今年度、先ほど言いましたように、2基入るそうですので、そういう面からいっても、仙北市でもこの風力発電の調査研究を強く進めたいと思いますので、どうかひとつよろしくお願いしたいと思います。

 それで、市長に1点だけというか、赤ソバの取り組みについて、今後、このソバに対する市の取り組みで、具体的というか、もっと農家に対するアピールの仕方を、もう一度市長の考え方というか、そこの点について詳しく説明いただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。

 9番、あれですか、赤ソバだけの再質ですか。あとは要望ですか。



◆9番(黒沢龍己君) そうです。



○議長(佐藤峯夫君) では、赤ソバだけで答弁してください。



◎市長(門脇光浩君) 今まで、いろいろと黒沢議員から御指摘をいただいた中で、赤ソバについて、これは非常に有望な資源、観光資源であり、食材であるというふうに認識をしています。

 それで、個人的には、私はそば大好き人間です。山形に行って、赤ソバといわずに、白い花の咲く地ソバのそば祭りに何度も行かせてもらって、その集客力も肌で体験している人間であります。そこに行くと、やっぱりたくさんの方々が、実は県外ナンバーの方々の車があって、そこで打ち立てのそばを試食できるというスペースもあったりしました。とてもにぎやかで、楽しいスペースとなっていました。

 どういう展開ができるか、総合産業研究所と農家の方々、3トピアの方々も含めてですけれども、関係の方々といろんなお話をする場を設定させていただきたいと思いますので、どうか可能性の探り合いをよろしくお願い申し上げたいと、逆にお願いして、終わりたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(黒沢龍己君) 以上で私の質問終わらせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) これで9番、黒沢龍己君の一般質問を終わります。

 7番さん、あれですか、質疑だけ行って、答弁は午後からということも考えられますが、いかがされますか。



◆7番(阿部則比古君) 時間がもったいないので、そうすれば進めていただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) そうですか、わかりました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△阿部則比古君



○議長(佐藤峯夫君) それでは、質問者の7番さんの意向を酌み取り、通告により発言を許します。

 7番、阿部則比古君。



◆7番(阿部則比古君) 民政クラブの阿部則比古でございます。

 民政クラブを代表いたしまして、今回、4点ばかり通告しておりますので、通告の順序に従って、市長を中心として質問をしてまいりたいと思います。

 目下、仙北市の抱える事業としての最大の問題の一丁目一番地は、何といっても市立角館病院の改築であると断言できるほど喫緊な課題として、重く市政にのしかかってきております。これまでも、さまざまな議論を積み重ねてきたことは十分に承知しておりますが、周辺の厚生連関係の病院や、自治体病院や赤十字病院などが続々と改築しつつある中で、市立角館病院の老朽化は際立っておりまして、待ったなしの状況になりつつあると思います。

 詳しく言えば、汚水管や雨水管などの排水設備、給水給湯管、各種ガス管、冷暖房管、消火管、スチーム管などの配管類の深刻な劣化、あるいはボイラーなども特に寿命が来ておるようでありますし、空調関係の不調、あるいは建物本体の内外装の汚れや劣化、特に屋上防水に重大な問題があるように思われます。改築された県南、県央各地の病院を見るにつけ、私どものこの市立角館病院の著しい老朽化に加えて、病院としての機能の悪さ、間取りや空間のとり方など、現代建築の考え方からすると、まことに前近代的な建物でございまして、総じて医療に携わるスタッフにとっても患者さんにとっても、劣悪な環境と言わざるを得ません。

 こうした物理的な問題が、医療に従事するスタッフや外来、あるいは入院している患者さんの皆さんに精神的なストレスを与えているということは、想像にかたくありません。一般論として、こうしたことが原因で患者が敬遠し、ひいては医師や看護師など病院関係者がみずからの職場に誇りが持てなくなり、勤務に喜びややりがいが見出せなくなり、結果として医師や看護師の定着率が悪くなり、それが医療の質の低下に直結して、さらに患者が逃げるといった悪循環の負のスパイラルに落ち込むということも、また想像にかたくないわけであります。

 市立角館病院が必ずしもそうだと申し上げるわけではございませんが、これも一般論として、どこの自治体病院も多かれ少なかれ抱える問題ですが、医師の待遇に対する不公平感と抜き差しならない学閥感情などで、ただですらこの医局内の風通しが悪い中で、建物は老朽化し設備はぼろぼろ、医療機器は骨董品のようでは、医師不足の引く手あまたの時代に、何が理由で医師がそこにとどまる必要があるのでしょうか。

 たまたまきのうも県議会で、厚生連湖東病院のこうした問題が議論されていたようです。大挙して医師が5名退職なさったようで、現在、診療に重大な支障を来しているようでございます。私たち市立角館病院も昨年度、似たような勤務医の退職があったようです。それぞれの詳しい退職の理由は私には知る由もありませんが、こうした地方医療のひずみと窮状の多くは、国の厚生行政の責任にあることは明白でございますが、実際の現場をあずかり、責任を負う自治体はますます大変な状況になりつつあります。

 物理的にこうした状況を長く続けていると、例えば厳寒期などに暖房設備などに重大なトラブルが発生して、復旧に長時間を要するような事態になった場合、それ自体が惨事に発展する可能性もあります。これまでの市立角館病院に対する市民の評判は、総じて余りその評価が好ましいとは言えるものではありませんでしたし、ただですら患者数がじり貧状態に向かっているときに、新大曲組合病院が開業し、患者が大量に逃げ、さらに前述したようなきっかけで、市立角館病院の悪風評が広がる。あるいは、前述のような理由で医師の大量退職などがあれば、市立病院としての医療体制が崩壊するような事態すら案じられる状況になりつつあるのではないかと思われます。

 医療の専門家の中には、「現在の国の医療制度のもとでは、地方の自治体ような医療の素人が総合病院のような大きな病院を経営すること自体に無理があるんだ」と言い切る方もおられます。地方医療を取り巻く現状は、それほど厳しい現状でございますが、しかし、こうした現状にありながらも、私たち仙北市民にとって市立角館病院というのは、救急医療一つをとっても死活的に重大な意味を持っております。市にとっては、何を犠牲にしてでもこれを堅持していかなければならないわけでございます。

 いずれにしても、市立角館病院の改築は急務中の急務でありまして、病院スタッフが自分たちの病院に心から誇りを持てるような、そして勤務に大きな喜びと充実感の持てるような、それによって患者の皆さんもこれこそ自分たちの願った病院だと、安心してすべて任せられるような、そんな病院を急いで建設しなければなりません。

 さらには、病院の建設費でありますが、病床数を含めて病院の規模をとるのか、あるいは仙北市民への公平な医療を優先されるのかを考えますと、私は二通りの考え方があると思います。1つは、現在、患者の地区別構成比率が、外来、入院とも、お隣大仙市、特に中仙地区、太田地区からの患者の十数%、14%前後だとも聞いておりますが、市立角館病院に外来として、あるいは入院患者として、その程度のパーセンテージがおいでいただいているようでございます。

 ベッド数を280床のような、当初は314床程度でスタートしたと思いますが、現在280床程度とも言われておりますが、こうした規模をキープするとなりますと、限りなく市の南寄りに建設しなければ、中仙地区や太田地区の患者さんが逃げていってしまうわけですから、南寄りに建設しなければなりませんが、しかし、田沢湖地区や西木地区からは非常に疎遠になってしまうわけでございます。

 私たちのこの仙北市は、面積当たりの人口比率が特殊事情にございまして、しかも広範囲に散在しておるわけでございます。これまでもそうでしたが、これからはますます広範囲な中で人口が薄くなる一方の、高齢化する市民の救急医療に特に力を注がなければなりません。分秒を争うような循環器、心臓疾患、あるいは脳梗塞、あるいは交通事故といったような救急医療に対して、市民にできるだけ公平に救急医療の恩恵を与えるには、すべての市民の人口の密度と距離のベクトルを出して、できるだけそのベクトルの合成地、近傍に建設しなければいけないと思います。おそらく、私はそれ出しておりませんけれども、多分46号あるいは100号線の国道の交点に近い位置になるのでないかなというふうにも考えております。

 ベッド数は、今後の人口の減少比率にかんがみましても、200床程度が妥当でないかなと思われます。そして、必ずしも総合病院にこだわる必要もないと思われますが、しかし、救急医療には徹底した力を入れなければならないと思われます。そこら辺の当局、市長のお考えをお伺いしたいと思います。

 次に、2点目でございますが、現在の分庁舎方式でございますが、市長も身をもって体感していると思いますが、いかにも非効率で、これでは行財政改革を阻害する最大の要因になっていると言われても仕方がないのでないかと思います。

 かつては、庁舎の建設は補助金の対象にはなりませんでした。自己資金あるいは起債に余裕のある自治体でなければ、なかなか庁舎の建設は容易でなかったわけでございますが、現在は合併特例債がまだございまして、合併から10年間ということでございまして、それまでに建設が終わっていなければならないということでございますので、合併してからもう5年もなりますので、決断する時期が非常に迫っておるのでなかい。合併特例債の時期が、使える期間が残りが少なくなっておりますので、早急に決断しなければいけないのでないかなというふうに思われます。

 全域に過疎債の対応にはなったようでございますけれども、庁舎の建設にはおそらく使えないと思いますので、そこら辺の市長の判断をお聞かせいただきたいと思います。

 それから、大きな3点目の質問でございますが、現在、仙北市が抱えております事業以外の最大の懸案の一丁目一番地は、何といってもこれ、市役所の職員の数の多さだろうと思います。

 市制施行を敷いている県南各地の人口1,000人当たりの職員数を列挙してみますが、大体以下のとおりでございます。特別会計を含めますと複雑になって、せっかくの対比がぼけてしまいますので、一般会計従事職員数で比較してみますが、これは県の発表しております平成21年度の職員数でございまして、もしかしたら1人2人ぐらいは違いがあるかもしれませんが。

 まず、にかほ市でございます。これは、消防職員も含んで315人ということでございまして、人口が2万8,695人ということでございますので、人口1,000人当たりの一般会計の職員数が10.98人でございます。由利本荘市でございますが、これは12.18人、由利本荘市も消防を含んでおります。横手市は11.23人、湯沢市は9.65人、大仙市は11.28人、私どもの仙北市は15.01人となっておるようでございます。これ、大体割合であれしてみますと、にかほ市が私ども仙北市よりも30%ぐらい職員が少ないわけでございます。由利本荘市は20%少ない、横手市で25%、湯沢市に至っては私どもより36%程度職員数が少ないわけでございます。大仙25%ということでございます。これが県南の市制施行を敷いている各市の1,000人当たりの一般会計の職員数でございますが。

 これは何を物語っているのかと申しますと、湯沢市などでは平成18年度に定員適正化計画というのを打ち出しております。私どもより36%も少ないわけですから、さぞや満足しているんだろうと思ったら、そういうわけでございませんで、中をちょっと抜粋して紹介しますと、「市の財政状況については、経常的な経費の割合が高く、硬直化が懸念されており、人件費の削減は大きな行政課題の一つと位置づけられている。新しい時代の市民ニーズに適した効率的かつ効果的な組織機構再編を視野に置きながら、市民サービスの低下を招くことがないような行政体制を確保し、職員数の削減を進めていく必要がある」というふうに、一部抜粋ですが、このように述べております。

 私ども仙北市が湯沢市よりも職員数が多くなければならないという理由は、そうは多く見当たりません。大変広範囲でございますので、支所や出張所、あるいは観光施設などにある程度の職員の多いのは仕方がないんだろうと思いますが、それでも恐らく20人かそこらぐらい多ければ、私はもう間に合うもんだろうというふうに考えております。これを今後どうするかということでございますが、私も非常に言いにくいわけでございますし、市長としてもこれとてもやりにくいということなんだと思いますけれども、このまま自然減を待って、採用者を減らしていくということのようでございまして、いずれ減っていって適正化になるわけでございますが、それまでに10年も20年もかかるようではこれは何とも、先ほど申し上げました、前述の大変な事業等ができないわけでございまして、ここら辺を大変私としても恐縮なわけでございますが、市の職員の皆さんに何とか病院と市役所本庁舎の建設の返済のめどが立つまでの一定期間、何とか給料の削減を、5%から8%程度の削減をお願いできないもんだろうかなということで、市長にお伺いしたいというふうに思います。

 それから、最後の大きな4点目でございますが、神代地区のインフラ整備のおくれについてお尋ねしたいと思います。

 私、西木地区の人間でございますので、神代地区の過去の政治的ないきさつなどはよく存じ上げませんが、仙北市の中心に位置しながら、上下水道や道路整備などが余りおくれていると言えばしかられるかもしれませんが、同じ仙北市民として同じ行政サービスが受けられないということは甚だ不公平な話でございますから、速やかにこれを解消していかなければならないと思います。

 特に、飲料水で困っている方々もおられますようで、今般、東前郷地区は解消される見込みのようですが、全域に上下水道を、下水道は合併浄化槽で対応できるわけでございますが、上水道に関してはなかなかいい水に当たらなければ、何と申しますか、なかなかそうした適切な飲料水を手に入れることができない方もいるわけでございまして、上水道だけでもまず何とか早く布設するつもりがないかということをお尋ねしたいと思います。

 以上、大きく4点について、市長を中心として、こまいところは事務方でも結構ですが、お伺いをしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 一般質問の途中でありますが、昼食のため、13時まで休憩いたします。答弁は午後から行います。

                             (午前11時54分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時00分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 7番、阿部則比古君の一般質問に対する答弁を行います。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 阿部議員の御質問にお答えをいたします。

 1番の市立角館病院に関する御質問であります。

 市立角館総合病院は、外来棟や入院棟など築後40年から50年を経過して、病院の建物施設の老朽化や狭隘化が進み、病院そのものの医療機能の低下が危惧されている状況にあります。利用者にとって快適な医療環境を提供することができなくなってきていること、また、病院が市民に信頼される病院として良質な医療を永続的に提供し続けるためにも、改築による施設整備が不可欠な状況と認識をしています。

 病院内に設置された病院建設委員会で、改築の基本構想について、平成19年6月から本格的に検討を重ね、本年3月末に新病院基本構想としてまとめ、議会の皆様にもお配りをさせていただいています。

 患者数の減少については、いろいろな要因があるようです。薬の長期投与が可能となったことに伴う来院回数の減少、また、診察1科1冊であったカルテを診察全科1冊に、カルテの一元化を図り、待ち時間を改善するための予約制を実施した結果、薬だけを希望する患者さんについては開業医のほうへ紹介をさせていただくというようなことにもなっています。このことは、病院経営を考えて取り入れた方策であり、経営上、急激な影響を及ぼすものではありませんが、今後は病床数の見直しも計画にあることから、人事管理の徹底による人件費抑制など、経営管理に細心の注意を傾注します。

 先ほど説明をした新病院基本構想では、開院を7年後の平成28年度と想定をしています。開院時の規模は、病床数を、地域的な人口減少や年齢構成の変化等に対して適正規模へ見直す必要があることとし、将来において、知事が許可をする仙北市地域における一般病床数は240床程度と推計されることから、現在、田沢湖病院が保有する60床を差し引いた180床程度と考えています。また、精神48床、合計228床程度を見込んでいます。

 病院の延べ床面積は1万5,960平方メートル(約4,840坪)、敷地面積は駐車場等も合わせ約3万5,000平方メートル(3.5ヘクタール)程度と見込んでいます。建設場所については、これからの検討事項です。今後、用地選定のための委員会等を立ち上げて、広く皆様から御意見を伺いながら決定していきたいと考えていますが、現在、病院運営の管理面において、医療局を設置するため、準備を進めているところでありまして、この医療局を中心に角館及び田沢湖の両病院の経営管理を包括した中で、市立角館総合病院の改築に取り組むことになろうかと思います。

 2つ目の御質問です。

 分庁舎方式についてでありますが、まず、分庁舎方式による事務の非効率については合併当初から認識があったことで、石黒前市長もその課題解決方法を模索し、庁内のワーキンググループによる検討を指示、昨年3月には庁舎整備方針として、平成24、25年度を整備目標とする市長試案を議会の皆様に提示しています。

 私は、マニフェストにおいて、市役所建設の凍結・再検討を市民の皆様にお約束をしています。しかし、分庁舎方式による市役所業務の意思決定のスピードが遅いこと、また、危機管理や非効率性の解消はぜひとも必要と認識をしています。市役所庁舎のあり方に関して、一体性を確保し、既存施設の活用も含め、総合的な見地から調査検討をいただく「みんなの庁舎検討委員会」を7月には設置し、市民の皆様の御意見をちょうだいいただくこととしています。

 市庁舎は市役所のものではなくて、市民のものであるという考え方に基づいたアクションと御理解いただきたいと思います。市役所が有しなければいけない機能は何か、今後、仙北市のまちづくりの拠点としてどのような役割を果たさなければいけないのか、さまざまな観点から市民の方々に御意見をちょうだいしたいと考えています。

 議員御指摘のとおり、合併特例債は、庁舎改築等を行うことになった場合には大変有利な財源です。その発行可能な期限も考慮しながら、議会の皆様と一緒に検討を重ねたいと考えています。

 なお、合併特例債の発行期限について、現行制度では合併年度及びそれに引き続く10年となっていますが、総務省では、限度額を発行できない合併市町村が全国に多数あることから、発行期限の延長を検討しているという情報もあります。国の動向にも注視しているところであります。

 3点目の質問であります。

 初めに、職員の状況等についてお答えしたいと思います。

 先ほどの阿部議員の指標は、1,000人当たりという指標でしたけれども、まことに申しわけありません。私のほうで準備した指標が1万人当たりということですので、少し基準が違うことを御理解ください。

 平成21年4月1日現在の仙北市の普通会計における人口1万人当たり職員数は150.43人です。当市が属する類似団体、これは全国の市町村を人口とか産業構造とかをもとにグループ化したものですが、仙北市が属している団体区分としては全国で136団体あるそうです−−の平均は96.38人です。県内にある同じ類似団体の市として北秋田市、これは130.25人、男鹿市は96.63人、類似団体同じくはありませんけれども、お隣大仙市は112.88人、横手市が112.39人となっています。

 当市の類似団体から見ても、職員数が多いということには間違いありません。その理由としては、行政区域が広いこと、または住民サービスに直結する施設等が多いということも一因と考えられています。

 合併後の職員数の推移ですが、合併時の職員数は948人、平成22年4月1日現在の職員数は858人、90人の減少となっています。普通会計では合併時510人、22年4月1日現在では447人で、63人の減となっています。職員数については、定員適正化計画により取り組み、平成17年合併時から26年度までの10年間で普通会計ベースで170人の削減を図り、340人体制とする計画です。この削減計画を基本とした平成21年度までの5年間の削減計画は、職員数75人、普通会計61人減を上回っています。また、今年度から平成26年度までの5年間の退職予定者数は約124人で、計画を上回るペースで減少が続くものと見込んでいます。ただし、職員間の新陳代謝を図る必要があり、退職者とのバランスを考慮しながら、最少限の採用は必要と考えています。

 御質問にある職員給与の削減についてですが、職員の仕事に対する意欲や地域の経済状況等、慎重な対応が必要ですが、仙北市は平成21年のラスパイレス指数が89.0で、県内の市の中では最下位に位置しています。全県25市町村中でも下から4番目と、低い数値になっていること。また、前段で申し上げたとおり、職員のスリム化が進んでいて、現時点では給与の削減を考えるということはしていません。ただし、財政事情を勘案した中で、大規模事業に取り組む場合や、やむを得ないと判断される事案があった場合は、職員の理解をいただいた上で実施することもあり得ると考えています。

 それから、神代地区のインフラ整備についてお答えいたします。

 神代地区は、人口が約4,800人です。上下水道等インフラ整備のおくれは、御指摘のとおりです。その中でも、生活に密着した水道整備のおくれについては、安全性、保健性、利便性、快適性といった住環境の中でも特に飲料水の供給、つまり安全な水を安心して飲めるようにすることは、市の使命からして最重要な施策の一つと認識をしています。この基本的認識のもと、本年度の仙北市簡易水道事業特別会計予算に神代地区の水道未普及地域解消のための予算を計上し、現在、作業を進めています。

 水道事業を進めるに当たって前提となるのが、先ほど議員の御指摘のとおり、水源の確保です。これまで、神代地区の水源に関する調査は幾度か行われているようですが、残念ながら水道整備に着手できるデータが得られていません。本年度は、まず神代地区の水源の現況について、状況について、水道整備の前提とした調査を実施する予定です。その調査に当たっては、神代地区内に有望な地下水脈の存在を示唆する湧水を、目視段階ですが確認をしています。その湧水を飲料水として供給するためには、まず水質基準をクリアしているかが最も重要な点です。また、その水源が十分な水量を確保できるものであるかを調査しなければいけません。これらが水道整備の条件を満たして、初めて具体的な事業計画が策定できると考えます。

 本年度から角館東前郷地区において、5カ年計画で水道整備事業に着手しています。その事業規模は、総事業費3億3,600万円、配水管総延長9,332メートル、認可申請時の区域内人口482人となっています。本事業は、西明寺簡易水道事業区域を拡張するという手法をとっていますが、これは西木地区の水源の水量が同地区で利用するために十分であることがわかったことによるもので、既存の施設を有効活用することにより効率的な経営が可能であると考えたからです。

 神代地区の水道未整備地区の人口は約4,500人、全域を整備し終わると、仙北市の水道整備率は約87%へと向上します。水道事業の経営理念である経済性の発揮と公共の福祉の増進のために、神代地区のみならず、仙北市全体について早期の水道未普及地域解消を目指して、最善を尽くします。その第一歩が本年度から始まったものと御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 7番。



◆7番(阿部則比古君) 市長のほうから大変丁寧な御答弁をいただきましたが、重ねて数点にわたってお伺いしたいと思いますけれども、市立角館病院の改築が平成28年度ということになりますと、これから6年ばかりの年数を要するわけでございますが、私の見る限りでは、果たしてあのような状態でもう6年も、口は悪いかもしれませんが、放置しておいていいのかなというような強い思いがします。

 一例を挙げて言えば、私仕事の関係で、ああいう特に公的な建物の屋上に上がる機会というのが非常に多いわけですけれども、角館病院の防水の悪さというのは今恐らく、私すべて上がったわけじゃないんでわかりませんけれども、ここら辺でちょっとないような防水の傷みの状態でございます。私、建築の専門家でないから、余り詳しいことまではわかりませんけれども、一般の方よりははるかにそういう面に対して知識があると思っておりますので、1つだけ申し上げますけれども。

 防水、あれ初期は、当時はアスファルト防水だったと思いますけれども、漏水が激しいということで、シート防水に途中で変えたんだろうと思いますが、シート防水というのは、スラブ面にシートが密着していないと、これ大変なことになるんですよ。というのは、穴があいたり亀裂が入ったりした場合に、密着していないと、中に雨水が漏水しますと走って歩いて、例えば市立病院の場合なんかも、例えば東側の防水の穴があいたところから漏った雨水がですね、西側の病棟の5階の上からたれてくるというようなことがあるわけです。

 あそこ上がってみるとわかりますけれども、もう防水がぶかぶかで、シート防水で相当漏水した跡も見られますので、しかも建設してからの年月がたっておりますので、コンクリートのアルカリ分が非常に落ちておりまして、結局、シート面とスラブ面を走った水が途中の亀裂から、いわばコンクリートのRCの中に、躯体の中に浸潤しますと、アルカリ度が落ちておるもんですから、鉄筋が非常に腐食が進むということで、はがしてみないとよくわからないと思いますけれども、あるいはよく見てみないとわからないと思いますが、私は相当強度が落ちている不安があるのじゃないかと思います。

 鉄筋というのは腐ると、もう物すごくコンクリートとしての強度が落ちますので、おどすわけではありませんけれども、大地震とかでスラブの一部が崩落しますと、それだけで大惨事につながりますし、ある程度以上の重さのものが下のフロアに落ちますと、下のフロアもそういう強度に耐えるようにできておりませんので、極端な場合、一番上から2トンも3トンもスラブが崩壊しますと、地下までそれが落ちていく。9・11テロの貿易センタービルの崩壊なんか、何回もテレビなんかでごらんになったと思いますけれども、屋上のスラブが次のスラブを壊して、もう下まで全部壊れちゃうというようなこともこれ考えられないわけでないので。

 今、恐らく県内で、前、秋田大学の、今、教育文化学部になっていますが、あそこの何号棟でしたか、3号、4号棟、あるいは今の工学資源学部のもう何棟か、ああいう非常に防水の悪い建物がありましたが、今はまずああいうひどいような状態のところはほとんどないと思います。そう心配するものでないかもしれませんけれども、できたらひとつ専門家を呼んで、どこか一部でも切り裂いて、内部の様子を見ていただけないものかなというふうに思います。もし何かあれば大変なことになりますから。もう病院の一部でも壊れたら医療業務が崩壊してしまいますので、そこら辺のこともひとつお願いしておきたいなと思います。

 それから、市長もよくわかっておるようでございますけれども、なかなか看護師さんたちの言葉遣いから何かが非常にぞんざいで、いつでしたか、都会からいらっしゃったと思いますけれども、80歳も過ぎたおばあさんだと思いましたが、非常に言葉のきれいな方でしたが、嫁さんか娘さんかわかりませんけれども、長いすに座りながら、「いやあ、ここの病院てまるで野戦病院みたいね」なんて言ったことを聞きましたけれども、いやあ、うまいこと言うなと思って、そういう状態でございます。

 もう一つ、笑い話のようなエピソードでございますけれども、私ごとで恐縮なんですが、7年ほど前に日赤病院に大腸がん検査してもらおうということで、あそこは予約して行かないと診てもらえないわけですけれども、いすに座ってみんなで、ポカリスエットをちょっとまずくしたような、いわば洗浄剤を飲んでおったわけですが、隣にいらして、やっぱり80歳ぐらいのおばあさんだったんですが、「私とってもこれ以上飲めない」というような、もう苦しい顔して、ついていた看護師さんに話ししたと思ったら、すぐに小走りでいって、そこの廊下に全部噴水のようにそれを吐いてしまったんです。そしたら、ついていた看護師さんが、ああ、大丈夫ですよ、だれそれさん、座って休んでくださいということで背中さすっていたんですが、ナースステーションのほうから2人ぐらい来て、何にも、もう無言のうちにバケツとぞうきんを持ってきて、そそくさと掃除しました。そのときは私何も、ああ、こういうものかな、こういう人もいるんだなというふうなぐらいしか思わなかったんですが。

 それから、たまたま何の偶然だかわかりませんが、1カ月もしないうちに、市立角館病院に仕事で行く機会があって、驚いたことに非常に同じ光景を、私が患者として行ったときは後ろから見たんですが、前を歩いて、走ってきたおばあさんが同じように廊下にそれをみんな吐いてしまった。そしたら、40代半ばぐらいの看護師さんだったと思いますが、その方と定年間際のような方と2人出てきまして、どうするんだと思ったら、まずとにかく患者に気遣いを示すんでなくて、まずあや仕方ねえで、あや仕方ねえでの連発で、私はもうあのおばあさん、本当に自分も苦しいほかに、もうほとんど身の置きどころがないような思いしたのでないかなというふうに思いました。それほど患者に対する待遇と申しますか、処置の仕方一つとっても、言葉遣い一つとっても、すべてとは申しませんが、そういう看護師さんもいらっしゃるようで、機会をとらえて、市長のほうからもいろいろ、事務長も来ておりますけれども、そこら辺のことも何とかひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。

 できるだけこれ、28年度と言わずに、今後も議論しながら、そういう、先ほど申し上げたような、非常に老朽化しておりますので、1年でも早く改築に向けて議論を進めていくようにお願いをしたいというふうに思います。

 それから、2点目でございますが、今の分庁舎方式というのは、私どもこれ利用しておりましても、非常に使い勝手が悪いと申しますか、やはりこれ、行財政改革を阻害している最大の原因であるというふうに申し上げても過言でないだろうと思います。

 人間ばかりでないんですが、動物でもそうですが、頭というのは1つで、それに手足がついているわけですけれども、あたかも頭に1つついていると思えば、もう一つは手の先に頭があって、もう一つは足の先に頭があるようなもんで、やっぱりこういう分庁舎方式の行政というのは早急に改めるべきだと思いますので、これも先ほど合併特例債も何か延長されるかもしれないというような市長の話もありましたけれども、これはもう、私は合併特例債使わなかったら、とてもでないけれども、これは決着は不可能だと思いますので、今の財政状態では。

 行政の中でも一般行政というのは、金さえあればだれでもうまくやれると、こう言われますけれども、逆に言えば、金がない行政の運営ほど厳しいものはないわけでございまして、市長も好んでこの水に飛び込んだとはいえ、恐らく市長になる前と今の内容の気持ちというのは、相当違いがあるのでないかなというふうに推察いたしますけれども、市長はちょっと優し過ぎるなと。私、生まれたときからよく存じ上げておりますので、話ししてみますと、非常に心の優しさがそのまま残っておられて、ほっとする反面、果たしてこれ、行政マンとして大変強い権限を持ったときに、果たして「泣いて馬謖を斬る」というような判断ができるのかなという、私応援団でございますから、ねじ巻いていかないといけないんでございますが、何とかそこら辺のことも今後いろいろ考えていただきたいなというふうに考えております。

 そういうことで、庁舎の建設に関しても、何とか合併特例債が生きているうちに、ひとつよろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。

 それから、先ほど、これもまた事業以外では当市の抱えている問題の一丁目一番地だと思いますけれども、職員が多いということで、ラスパイレス指数からすれば89%ということでございまして、県内でも最下位、しりから3番目か4番目ということでございますけれども、さらに踏み込んでいえば、秋田市なんかはラスパイレス100%を超えているようでございますが、ああいうところと比べると、生活費がまるで違うわけでございまして、ここは89%だから安いということで決してございませんで、一般の方々から見ると、本当にうらやましいと申しますか、一般企業の事業から見ますと、羨望のまなざしで見られているわけでございまして、そこら辺のことも、今後努力していかなければいけないわけでございますけれども、病院にしても、あるいは庁舎にしても、今の職員の皆さんが、あるいは家族の皆さんがこれ利用するわけでございまして、いち早くやっぱり、これは大変厳しいことでございますが、高くするのは簡単にできるんですが、安くするなんていうことは、これ簡単にできるわけでございませんので、本当気の毒な話でございますし、実現するのか、しないのかもわかりませんけれども、そこら辺も今後の議論の一つ、たたき台として議論を進めていっていただきたいなというふうに思います。

 それからもう1点、最後のあれですね、神代地区のインフラ整備のおくれでございますけれども、本当に吉幾三でございませんけれども、上水道もなければ下水道もないし、道路の整備状況なんか見ても、大変全市の中でもおくれているわけでございまして、同じ市民として大変気の毒のような住民の気持ちもしますし、何とかひとつこれ、この辺はやっぱり公平性を保つためにも、いち早くこうしたものを神代地区のインフラ整備というものを解決していかなければいけないわけでございますが、今般の改選でも、残念ながらと言ったらいいのか、どう言ったらいいかわかりませんけれども、お二方しか議員に当選できなかったわけでございまして、そうした分も、私たち周辺部としてもいろんな形で応援していかなければならないものだなというふうに思います。

 こうした点も、今後、この行政を運営するに当たって、ひとつ何とか、絶えず市長の心にとめておいていただきたいなというふうにお願いを申し上げたいと思います。

 以上でございますが、質問まだありますので、ひとつお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 阿部議員から御指摘、4つの答弁に対する御指摘がありました。

 私個人の見解でまことに申しわけありませんけれども、病院事業と庁舎の一体的機能を有する庁舎事業と、どちらを優先するかと仮に問われるならば、私は病院事業を先にやらなければいけない、命にかかわる環境づくりは一刻も早く整備しなければいけないという、そういう選択順位、優先順位を持っているということをまず一つお話をさせていただきたいと思います。ただ、お話のとおり、合併特例債が非常に有効な財源でありますので、その見きわめは今まで以上に努力を傾注して、注視していきたいというふうに思っています。

 人件費については、これは本当によく慣例句としてお話しするしかなくて申しわけないんですけれども、公務員法の中で、ましてや人事院勧告があってということで、確かにラスパイレス指数が低い、高いとかで、住民の方々の満足度を語れるという比較にはならないというふうに自分も思っています。だけれども、一方では、やっぱりラスが低いという現状も、これも現実なわけでありまして、ただ、この現実を皆様にお話をするということよりも、職員の方々の働きをさらに高めていくと。市民の方々がそのぐらいの給与水準でよく頑張るなと言われるような、まず今やらなければならないこと、今できることというのは、そういう意識改革ではないかなというふうに思っています。その視点を大切にしていきたいなというふうに思っています。

 神代地区の水道に関しては、今まで本当に取り残されていたというような気持ちで見ています。先ほど話したとおり、水源の優劣で事業の進捗状況が左右されますので、この見きわめをきっちりしたいと思いますので、どうか少しお時間をいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 7番。



◆7番(阿部則比古君) 病院に対する、あるいは庁舎に対する、どっち優先させるかという考え方ということで、病院を優先させるように考えているんだということでございますけれども、私も全くそのとおりだと思います。特に、市立角館病院に対する皆さんの期待度と申しますか、大きなやっぱり、何としても救急医療、これが最優先だろうと思います。一般的な病気であれば、自分に適した、いろいろ調べたり、聞いたりして病院にかかるということが可能なわけですが、やはり緊急となりますと、搬送先というのはここであれば市立角館病院なわけでございまして、建設に当たっては、そうした救急医療というのが一層重要性を帯びてくると思いますので、そうした点にも留意して、何とか早くこれを建てていただきたいなというふうにお願いを申し上げておきます。

 それから、庁舎の件でございますけれども、これもまた、私さっきも何回も申し上げますが、特例債の生きているうちに何とかひとつこれを建設していただきたいというふうにお願いを申し上げたいと思います。

 それから、先ほどの病院の件でございますけれども、この建設地でございますが、何としてもやはり今後のことを考えますと、中心地であり、しかも46号線と105号線の交点の近傍ということで建設地を選定していただきたいように思います。それ、市長が決めるわけじゃなくて、これからいろいろ民間にあれしていくということになると思いますけれども、市のほうの気持ちとしては、ひとつそういうのを持っていただきたいというふうにお願いを申し上げておきたいと思います。

 それから、職員の給料の件でございますけれども、先ほども申し上げましたけれども、今後、いろいろ議論をしていきたいと思いますので、職員の皆さん、本当に大変申しわけなくて、こういうこと話しすること自体がもう大変に気が引けるわけでございますけれども、やはり本当に市民が困っておる方が非常に多いわけでございまして、そこら辺のこともひとついろいろ職員の皆さん方にも考えていただければありがたいなというふうに思います。

 それから、最後のもう1点でございますが、神代地区のインフラ整備のおくれということでございますけれども、これも、できる限り上水道だけでも早く何とか全域に。水がない、水がないということで、ずうっと田沢湖町時代から先送りにされてきたわけでございますけれども、水なんていうのは、あそこに川が流れているわけでございます。角館も、古城山の後ろから取水して全戸に配水しているわけでございまして、ここまでさかのぼれば、もっときれいな水というのは幾らでもあるわけでございまして、枯渇しない水が流れておるわけでございまして、必ずしも地下水だとか伏流水を使わなければならないというわけでないわけでございまして、そんなことを理由としたら、東京なんかはどうなるんだということになるわけでございますが。

 ここはもう流水でも本当にちょっと、それほどの薬品を加えなくても飲用に供することのできる水がどこにでもあるわけでございまして、水がないというのは余り言いわけにならないと思いますので、いち早くやっぱり神代地区の市民の皆さんが、わかしたり、冷ましたりしてなければ飲まれないような水、そういう方もおられるようでございまして、そういう不便のないように、まず安心して飲めるような水をいち早く供給してもらうようにお願いをいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 以上で7番、阿部則比古君の一般質問を終わります。

 ちょっと休憩しますか。13時45分まで休憩いたします。

                              (午後1時35分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時45分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△平岡裕子君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 4番、平岡裕子さん。



◆4番(平岡裕子君) 日本共産党仙北市議団を代表して、4つの事項について質問をいたします。

 まず初めに、子育て支援と保育体制の充実であります。

 乳幼児、就学前の子供を持つ市民の皆さんの多くは、就労や育児支援を求めて、保育園・幼稚園体制の充実を求めています。子供も立派な市民です。乳幼児期における子供の姿をどのようにお求めですか、市長さん、教育長さん。

 ゼロ歳から2歳児の入園希望がふえる中で、受け入れ枠が少なく、居住地から離れたところの保育園へ預け、働く家庭もあります。新たな施設を検討すべきと思いますが、いかがでしょうか。

 保育体制を充実させていくためには、職員の配置も重要です。臨時雇用の職員が多数を占めている保育園の状態では、決してよい結果をもたらしません。正職員にできない理由は何かと、ここで問いたいと思います。

 次に、国保税についてであります。

 私たち日本共産党は、4月の選挙におきまして市民の皆さんにアンケートをお願いしました。その中には、国保税が高い、何とか安くしてほしい、そんな願いがたくさん寄せられております。その市民の声をよそに、今、税率が引き上げられようとしています。国政においては、国庫調整交付金を半額にし、地方財政にそのしわ寄せを押しつけ、そして私たち市民にも押しつけているものであります。

 この地方財政を圧迫している、そして市民のくらし苦しくしている。このことについて、この交付金の増額を、国政にもとのように戻してと、市長さんには国政の場にその声を大きくしていただきたいと思います。

 払いたくても払えない人がこれからたくさんふえていくのではないかと、とても懸念されます。その中で、苦しい、どうしても払えない、その方がたくさんふえていくのではないかと、私はそのように感じています。そのことについて、市としては、払えない、そういう方々の生活をどのように助けていかれるのでしょうか。どのように対処なさいますか。

 国保税の値上げは、医療費の増額によってやむを得ない、そういう声も聞かれます。それでは、医療費の抑制をどうやってこの市としてやっていくのか、そんな具体的なお話もしていただきたいと思います。方向性を私たちに示してください。

 次に、ごみの処理の問題であります。

 毎日暮らしている中で、ごみはたくさん出ます。先日、ごみの処理施設を見てまいりました。これは本当に大変なものだなと思いました。そして今、その大規模改修がなされようとしております。私たちからすると、多大なお金がその改修工事費として、そこに経費を計上されるわけです。市民として私たちが何を心がけ、その改修に係る経費が少しでも節減できたら、私たちの暮らしは少しは楽になるのではと、そんなふうに思います。

 そのことを考えたときに、まず、ごみの分別の仕方を考えてみました。このことについては、いかがお考えでしょうか。

 それから、私たちのところには、ごみ出しカレンダーが毎年春になると届きます。これによって、私たちはごみを出し、毎日快適な生活をしているわけです。

 これは、角館地区における1グループのカレンダーです。ちょうど5月のところに、4月26日の月曜日の可燃ごみの回収があって、ずうっと5月の連休後まで回収がなかったわけです。そして、ことしは観桜会もずっと先延びになりましたので、観光客の出すごみも多くて、この地域に住んでいる皆さんは、もうちょっと途中で回収日があったらなと、そんなふうに思われたそうです。私は、何とか、そういう時期が長くなったときには、回収する機会をカレンダー上ちょっと入れてもらったら、私たち市民の暮らしもより快適になるのではと、そのように考えます。

 そして、そのことがまたずっと続くのかなと思いましたら、9月のちょうど連休のころには、このグループは月曜日と木曜日が回収日なのですけれども、ちょうど連休がありまして、火曜日に可燃ごみの回収があって、ここのところは長く続いていっていないというか、間隔があいていない、そのような配慮も見られましたので、そのことも可能ではないかなと私は思います。よろしくお願いいたします。

 それから、選挙のときに私回って歩いたときに、立候補を告げたら、あるお母さんが「わあ、よかった。今度は私たち女性の声が議会に届くようになる」と、とても歓迎してくれました。その中で、ごみ袋の話をしたんです。その方は、このごみ袋の中にペットボトルを入れて、回収車の来るときに持っていったそうです。そしたら、回収する人は、いとも簡単にこの物をぽんと中にほうり込んだら、機械がぐりんぐりんていって、「私がこれを1枚買うと19円50銭なんです。その分を、ただぐりんぐりんとやって持っていっただけでは、これは中にペットボトルって明らかにわかっているものであれば、ほかの袋でもいいんではないのって」いう、そういう話をされた方もいました。そのことは、その方だけではなくて、もっとおられるかと思います。そのことについても、よろしくお願いいたします。

 あと、最後になりますけれども、神代小学校の改築工事についてであります。

 私はきょう、神代小学校の前を通ってきました。まだ立ち入り禁止のロープを張られ、その中には解体工事が進んでいない資材が高く積まれておりました。そういう中で、子供たちはそういういい場所にも、ちょっと不便な場所にも、順応性は早くて、子供たちは事故なく暮らしていますけれども、さきにお話あった教育行政報告の中では、まだめどが立っていない、これが解決して工事が進められていっても、11月末ころだ。そうなると、私たちのところはもう雪に埋もれた、そういう地域になります。そういう状況の中で、子供たちにずっと待たせてもいいものなのか。ここで、やっぱり私たち大人が頑張って、役場の皆さんが、役所の皆さんが自分たちのことを大事にしてくれているんだなという、そういう思いを実感させて、私は小学校の生活も快適なものにしていただきたいと、そのように考えます。このことについても、よろしくどうかお願いいたします。

 ここで、まず質問は終わらせていただきます、御答弁を伺い、そしてまた再質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 平岡議員の御質問にお答えをいたします。

 最初に、子育て支援と保育体制の充実についてということで3点、御質問いただきました。その中の第1点についてお答えします。

 平成19年の総理府広報室の「男女共同参画社会に関する世論調査」によると、女性が職業を持つことに対する意識の変化で、子供ができてもずっと職業を続けるほうがよいと考える人が年々増加し、女性の就業率も上昇し、就業形態も多様化しているという現状にあります。

 核家族化が進む中、保育に欠ける子供たちのための保育園を希望する家庭もふえ、保育園に対する期待が大きくなっています。また、共働き世帯への子育て支援では、児童館、放課後児童クラブでの児童への見守りも、重要な役割を担っているという現状にあります。

 ただ、じゃあどうなのっていうお話をいただきます。私は、子育ては基本的には家庭の役割だというふうに、第一義的には考えております。自分の経験を少しお話しさせていただきますと、以前、秋田市内のある喫茶店でコーヒーを飲んでいたときに、お母さんグループなどが来られて、もっともそれは多分、当然子育ての本当に休憩ということで来られたと思いますけれども、次はどこのドライブに行くっていう話を楽しくされていました。それはそれで結構なんですが、やはり保育園、幼稚園等にお子さんを預けているという方々にはいろんな状況があると思います。だけれども、自分の気持ちとしては、社会が子供たちを育てるという声が大きくなった時代あたりから、実は家庭間のさまざまな問題が起きてきているのではないかなというような、そういう思いも実は持っています。やはり、子供は家庭で育てると。地域社会、自治体は、もちろんそれを支援していくということは当たり前ですけれども、というふうな気持ちを持っているということも、ここの質問でお話をさせていただきたいと思って、準備をしました。

 保育園での保育はもとより、子育てに対する孤独感や不安感が増している子育て家庭も多く見受けられることから、生まれてから4カ月までの家庭を訪問し、相談を受けたり、子育て情報を提供するこんにちは赤ちゃん事業、保育不安についての相談・指導を行う子育て支援センター、家庭相談員の派遣、母子自立支援員の派遣などなど、さまざまな事業を行っていますけれども、保育ニーズを受けとめて、次代の仙北市を担う子供が健やかに成長できる環境づくりは、本当に努力を重ねて一刻も早く充実をしていかなければいけないというふうに思っています。

 2点目の質問であります。

 保育園児童の受け入れについては、全体の定数枠のほかに、保育対象児童の年齢別に1人当たりの床面積とか、保育士1人が担任できる児童数とかというのが基準が定められていることは、平岡議員もよく御存じのとおりであります。その基準を満たす範囲で、年度初めで115%、年度途中で125%まで定数を超えて入園させることができます。入園の選考は、保育の実地基準に基づいた優先順位を定めていて、こうした定数を超えた緩和措置を最大限に運用して、保護者の期待にこたえるよう入園整備を行っていますけれども、どうしても希望する保育園に入園できない方が出ています。

 年度当初の保育園の入園希望者数は835人、そのうち2歳未満児は287人で、全体の34.4%を占めています。全体の保留児童、第1希望を待っていると、あき待ちをしているという方は35人で、ゼロ歳児は7人、1歳児17人、2歳児11人と、すべて2歳未満児の方となっています。

 なお、保育園に入られていない児童の保護者が急病や農繁期など、家庭における保育が一時的に困難となる場合には、1回14日以内で、年間60日を限度として一時保育を実施しています。

 新たな施設等で受け入れを検討してはどうかという御提案ですが、遊休の公有財産を活用して、既存の保育園の分園として設置することは可能です。しかしながら、保育園として機能させるための新たな設備投資や保育士の確保の課題の解決、これが一番重要ではないかというふうに思っています。それと、今後、入園を希望する方々の人数の予測を見きわめる必要があることなどから、現在の施設を最大有効活用する中で、まずは保育士の確保に努め、保留待機児童の解消に努めたいというふうに考えています。

 3番目の質問であります。なぜ正職員にできないのかという御質問です。

 職員採用については、定員適正化計画に基づき、計画的に進めています。平成17年度から平成26年度までの10年間で、普通会計ベースで170人を削減し、340人体制とする計画の中で、組織機構の見直しや民間委託などによって組織のスリム化を図っていることは御承知のとおりです。

 行政改革を進める中で、正規職員の採用は極めて厳しく、一般職の採用も必要最小限にとどめています。保育士の皆さんについても同様で、臨時職員に頼らざるを得ない状況にあります。ただし、この状況を決してよいものとは思っていません。

 市政報告でも述べたとおり、臨時職員の方々が保育士の6割を超えているなど、保育士の安定確保にも問題を抱えていることは大変深く認識しています。そこで、将来の保育のあり方、幼児教育のあり方をどうすればよいかを探るために、市役所内で検討会をスタートさせています。この検討会では、保育士さんの身分のことなど、それから実際に運営するその母体のことなど、そしてたくさんの要望にこたえるための仕組みづくりなどが検討されるということになっております。

 国保税についての御質問にお答えします。

 まず、1点の国庫調整負担金増額の運動をできないかという御質問であります。

 仙北市でも、平成20年、21年の国民健康保険東北大会で国庫負担に関する問題として、国保が低所得者や高齢者の加入割合が高いなど構造的な問題を抱えていること、医療費の増嵩や保険税収納率の低下などにより財政運営は一層厳しい状況を余儀なくされていることなどを理由として、国保財政の安定を図るため、国庫負担による財政措置を拡充強化すること。次に、医療制度に関する問題として、国保制度は国民皆保険制度の基盤をなしているけれども、近年の急速な高齢化社会の進展、産業構造の変化などにより、医療制度間の負担の不均衡が拡大していて、将来にわたり安定的で持続可能な国民皆保険制度構築のため、医療保険制度の一本化を早期に実現することを、秋田県全体の要望として国に働きかけているところであります。

 しかし、当面は、現行制度の中で年々増加傾向にある医療費への対応を考慮しながら、運営していかなければいけないというふうに考えています。

 景気が低迷する中で、加入者の高齢化が進み、医療費が増加し、被保険者の負担がふえていることを考えると、今後、ますます市町村単独での運営は厳しくなっていくということは、これは予想にかたくありません。そのため、国保制度の安定化に向けた新たな取り組みの一環として、全国的に国保の広域化への検討がなされていて、当県でも平成22年、この春です。4月に開催された秋田県市長会で、市町村運営の国民健康保険制度を県単位に一本化することを視野に入れて、国保広域化研究会を設置することが決まって、秋田県に対して国保制度の広域化の早期実現を求めていくことにしました。

 第1回目の研究会を5月20日に13市の担当課長、担当者が出席して開催し、研究会のあり方やスケジュール等について話し合いをしましたが、秋田県町村会側も参加意向ということで、今後、調整を続け、25市町村で進めていく予定となっています。

 2点目であります。増税により市民の生活を守れるのかという質問です。

 加入者の高齢化等により国保の医療費が年々増加する傾向にある中で、歳出に見合った額の税額を設定しなければ歳入が不足して、翌年度以降に負担を先延ばしするだけになってしまいます。市民のための医療のセーフティネットとしての役割を担う国保制度の存続のためにも、医療費の伸びに合わせた税率の改正はやむを得ないものと考えています。

 私がマニフェストでお約束をした「命を守る、市民の健康を守る医療を確保する」上から、まず、今まで見過ごしていた部分の歳出の抑制、そして健康づくりを日常的に行うという体質に変革すること、この2つを肝に銘じて、医療費の抑制を目的とした各種の医療費適正化対策を講じながら、被保険者の負担の軽減に努めて国保事業に取り組む覚悟であります。

 今回の税率改正案、これは非常に忍びがたい提案です。国保会計を健全に運営し、市民生活を守るため、どうか御理解をお願いしたいと思います。

 国保は、被保険者の高齢化等の影響により、これからも医療費が上がり続け、税の負担が増加することが予想されることは、先ほど申し述べました。医療費に連動した急激な税負担の増加を避けるためにも、今後の医療費の動向を注視しながら、国保財政の安定化計画策定の検討を国保運営協議会並びに市議会の皆様に御意見をお伺いしながら進めたいと考えています。

 3点目であります。医療費抑制のための具体的な政策はどのようなものかという質問であります。

 仙北市では、国保会計と一般会計にまたがって、健康づくりとか健診とか、たくさんの事業を行っていますが、今回はこのお話ではなくて、具体的な3つの提案、視点をお答えさせていただきたいと思います。

 第1点は、特定健康診断、特定保健指導の啓発ということです。平成20年度から、高血圧症や糖尿病等の生活習慣病の有病者や予備軍の25%削減を目的として、40歳から74歳までの被保険者を対象とした特定健康診査及び特定保健指導の実施と結果データの管理が保険者−−これは仙北市の国保です−−に義務化されました。がんや糖尿病、高血圧症など、あらゆる病気の原因となる生活習慣病の抑制を目的とした特定健診・保健指導を、多くの被保険者に受けていただくことが自身の健康を守ることにつながり、それがひいては医療費抑制に大きく効果をもたらし、国保の財政健全化にもつながるものと考えています。

 そこで、広報活動はもとより、地域の保健推進員の方々による未受診者に対する診療の奨励の訪問等の活動を強化し、健診の重要性を広く被保険者の皆さんに理解していただくためのPRに努め、受診率の向上を図りながら、健診による病気の早期発見、さらには健診結果のデータ管理によって予備軍と判明した方に対して、生活習慣の改善を目的とした細やかな保健指導を強化することで病気の発症を未然に防ぎ、さらなる医療費の抑制を図ることで国保財政の安定化に努めるというようなサイクルをつくりたいと思っています。

 2番目として、医療費抑制のためのジェネリック医薬品の利用促進の啓発です。

 仙北市では、近隣市町村に先駆けて、昨年9月の国民健康保険の保険証更新の際に、ジェネリック医薬品に関するパンフレットとジェネリック医薬品希望カードを全被保険者に対して交付しているほか、被用者保険離脱や転入による新規の国保加入者に対しても届け出と同時にカードを交付しています。

 ジェネリック医薬品は、安全性や効き目が新薬と同じ後発薬品のことで、治験済みの有効成分を使うために、開発期間や経費が少なくて済むことから価格が安く設定されています。厚生労働省の設定した薬価では、ジェネリック医薬品の薬価は新薬の7割となっていて、既に同じジェネリック医薬品が数多く発売されている場合はさらに安くなることもあり、薬代の負担が2割から7割ほどに抑えることが可能というふうに考えています。

 仙北市の国保の医療給付費は年間約21億6,000万円に上り、そのうち2割が調剤分となっています。病気の種類や処方により医師の判断を必要とするため、すべてをジェネリック医薬品に変えることはできませんけれども、より多くの被保険者の皆さんにジェネリック医薬品をもっと知ってもらい、みずから窓口でジェネリック医薬品でお願いしますと言っていただくことが本人の負担軽減、医療費の抑制、ひいては税負担の軽減となり、国保財政の健全化に大きな効果をもたらすものと考えています。

 今後は、地域の医療機関や薬局にも協力を仰ぎながら、広報の活動、保険証の更新、新規加入時等、あらゆる機会をとらえてジェネリック医薬品の利用を促進する啓発活動を行いたいと思います。

 3番目に、重複・多受診者への訪問指導の実施についてであります。

 国保の被保険者の中には、同じ症状で幾つもの医療機関を受診したり、不必要に医療機関を受診し、多くの薬を処方される重複・多受診者の存在が推測されています。このような被保険者について、今年度から電子化されたレセプトデータを活用して対象者を抽出し、保健師が助言や訪問指導を行うことで医療費の適正化を図りたいと考えています。

 最後ですが、第一次予防としての生活習慣の改善を目的とした生活指導や食の指導、第二次予防として定期健診での早期発見・早期治療、指導・教育として健康づくりは自己管理が大切です。今後、関係機関との連携のもとで、抑制並びに啓発に取り組みたいと思います。

 それから、大きな3点目の御質問です。ごみのことに関しての質問にお答えします。

 まず、?のごみ分別による処理施設の負担の軽減はどうかというお話ですけれども、仙北市のごみ処理施設の処理方法というのは流動床式で、焼却炉の中の砂をA重油で熱して沸騰状態にして、炉内の温度を800度から950度に上げてごみを投入し、焼却するタイプです。1日に焼却処理できる量は51トンで、約16時間稼働します。

 市では、ごみを可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみの3種類に大別して収集します。可燃ごみの中には生ごみ、紙類、プラスチック類等が混在していますが、可燃物を焼却処理する場合、燃えやすいもの、例えば紙類であったり、プラスチック類でありますけれども、これだけを一度に投入すると炉の温度が高温となって、炉内の損傷が進む原因にもなるそうです。また、水分を多く含んだ生ごみを中心に投入すると、今度は炉内の温度が急激に下がって、温度を800度以上に上げる必要があって、そうするということはA重油を多量に燃焼させなければいけないということになってしまうそうです。このために、生ごみ等と燃えやすいプラスチック類等を攪拌しながらする焼却は、適温で効率よく処理し、処理施設の延命を図るためにも有効な方法というふうに言われています。

 ただし、議員のおっしゃるとおり、生ごみの水切りを十分にしてから出すこと、あるいはきちんと分別してごみを出すことによって、攪拌機器への負担、それによる炉への負担が間接的にも直接的にも軽減されますし、ごみの減量化にもつながり、ひいては市の財政の余分な支出の削減にも一翼を担うことと考えますので、今後、ごみの出し方等については、現在の手法を再検証した上で、よりよい手だてがあれば構築したいというふうに考えています。

 それから、可燃ごみ回収の間隔がしばらくあく場合があったりすることがあって、カレンダーの調整はできないのかという御質問ですけれども、新年度のカレンダーを策定するに当たっては、仙北市民の代表の方々から組織する仙北市廃棄物減量等推進審議会−−10名の方々であります−−の各委員の皆様から御意見をいただいて作成し、内容を審査していただいてからカレンダーを配布しています。

 現在、市のごみの回収計画は、仙北市内を13グループに分けて実施していて、可燃物は各グループにおいて原則週2回の収集ということにはなっています。また、間隔をあけないように、できる限り配慮している計画にもなっております。しかしながら、大型連休があったり、年末年始があったりなどで多少の御不便をおかけしているという現状は、これは否めません。今年度も、カレンダー作成に当たっては、市民の皆様にできるだけ御不便をかけないように知恵を絞り合って作成したいと思いますので、どうか御理解をお願いしたいと思います。

 それから、資源ごみは指定の袋でなくてもよいのではないかという内容の御質問だったと思います。

 仙北市には、さっきお話ししたとおり、可燃ごみ用と不燃ごみ用と資源ごみ用の3種類のごみ袋があります。それで、可燃ごみは、中に何が入っているのかわからないように、プライバシーに配慮して乳白色になっています。資源ごみの袋及び不燃ごみ用の袋は透明になっていますけれども、これは内容物にまだガス等残留している、例えば使い捨てのライターだとか、例えばスプレー缶であったとか、危険物が入っていないということを一目でわかるようにという配慮で、透明になっているということがあります。指定された以外のものや産業廃棄物等が混入されている、そういうものを防ぐという効果もあるというようになっています。

 以上のことから、指定袋を使用することで効率的な収集体系を確立して、分別のマナーとごみ減量化意識の向上が図られると同時に、実は収集業者の方々の安全面にも寄与しているということを御理解いただきたいというふうに思います。

 いずれ市のごみは市が責任を持って回収しなければいけないことなので、これからもたくさんの御指導をいただきながら取り組みたいと思います。どうか御理解をお願い申し上げます。

 神代小学校改築工事については、教育長のほうから御答弁をさせていただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 熊谷教育長。



◎教育長(熊谷徹君) 神代小学校改築の件の前に、先ほど平岡議員のほうから、乳幼児期の子供の姿をどうとらえるかというふうな御質問がございましたので、私なりに考えていることを簡潔に述べさせていただきたいと思います。

 御存じのように、幼稚園は私ども教育委員会担当で就学前教育、それから保育園のほうは仙北市の場合は長寿子育て課でしょうか、ということで、まず保育というふうな形になるわけでありますが、私は、幼保一元化、幼保一体化の流れの中で、幼稚園、保育園は一体としてとらえるべきではないかなと思っているものでございます。

 よく幼稚園、保育園では、遊びが学びであるというふうな言葉が言われます。幼稚園、保育園を訪問させていただきますと、子供たちはもう汗流して、夢中になって遊んでいるわけです。ところが、よく観察というか、見せていただきますと、その遊びの中にきちっと学びが入っているんですね。私は、幼稚園・保育園の先生方というのは本当にすばらしいな、やっぱり遊びの中にきちっと学びをプログラムすることによって、学びというものをきちんと意識した保育計画を立てて、それを実践していらっしゃると。そういうことで、豊かな遊びを通して、やっぱり子供たちなりの小学校以降の学習とか生活の基礎づくり、それ1点と。それから、生涯にわたっての人間形成の基盤づくりと、やっぱりその2点が大きな私はまず目標、目的ではないかなと思っているところであります。

 ですから、私は、幼稚園・保育園の子供の姿というのは、友達と一緒になって汗を流して、もう本当に懸命に遊んでいる姿、それが私の目指すといいますか、ちょっとあれなんですが、幼稚園・保育園児の姿ではないか。ですから、このような子供たちがたくさん、みんなの子供たちがそんな元気のある、活力のある園づくりというものを目指して、私ども教育委員会は長寿子育て課と一緒に頑張っていかなければならないのではないかなと、まず私なりに思っているところでございます。

 それでは、神代小学校の改築工事につきまして答弁させていただきます。

 神代小学校仮設校舎についてでありますが、仮設校舎設置及び解体を平成20年度から22年度までの継続事業として実施してまいりました。今年度は、仮設校舎等の解体が終了次第、旧校舎棟並びに旧体育館棟を解体、引き続き外構工事を実施し、11月には神代小学校に関する工事をすべて完了する予定でありました。

 しかしながら、仮設校舎の解体を請け負っていた事業者が4月12日に事業停止により、今後、民事再生か破産申し立てを検討という事態となり、その後の撤去作業がストップした状態となっております。

 教育委員会では、市の顧問弁護士の指導を受けながら、5月1日付で契約一部解除を内容証明郵便により事業者の弁護士あてに通知いたしました。その後、事業者の弁護人からは、破産手続を進めるため、今後の対応は破産管財人と打ち合わせの上進めていただきたいとの回答がありました。

 当初の予定では、5月中に破産管財人が選任される見込みでしたが、ようやく6月11日付で秋田地方裁判所大曲支部から破産手続開始通知が出され、破産管財人には横手市の外山奈央子弁護士が選任された旨記載がありました。早速、外山法律事務所に連絡いたしまして、面会を申し入れたところでございますが、破産管財人選任が先週のことで、代理人及び当事者などからの詳細を把握していないし、これまでの内容についても確認した上で対応していくことになるので、ちょっと時間をいただきたいというふうな御連絡でございましたが、先ほど1時40分に外山弁護士から連絡がございまして、6月21日に現場を確認して、私どもと協議したい、相談したいということでございました。

 私ども教育委員会といたしましては、もちろんこのような待つと、ずうっと待っているわけですが、待つということが最良の方策だとかは決して考えておりませんし、とにかく一日も早い問題解決と学校施設の整備完了に向けて、誠心誠意対応してまいりたいと思っているところであります。

 先ほど、破産管財人の外山弁護士からも、会ってくださるということがありましたので、弁護士のいろいろ指導も受けながら、子供たちの安全確保について、十分に学校のほうと連携しながら、万全を尽くしてまいりたいと思いますので、どうか御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(平岡裕子君) 先ほど市長さんのほうから、保育園、幼稚園のあり方の検討会を行っているということでしたけれども、それのメンバーについても教えていただきたいと思います。

 ともすれば、市長当局側と教育委員会側と連携、そういう言葉では簡単に言われるんですけれども、連絡が取り合えていないということが大いにあるので、そういうことを議論する場合には、教育委員会のメンバーもぜひ中に入っていただいて、大事なお話ですので、検討していただきたいものだと思います。

 それから、今、臨時職員で対応せざるを得ないという、そういうお話でしたけれども、本当に皆さん子供が好きだ、それからほかにパートに出るよりは、賃金は安いけれども私はこの保育の仕事を一生懸命したいという、そういう保育士がたくさんいます。その中で、やっぱり雇用に対する不安だとか、それから正職員がボーナスをいただくときに何もいただけないという、そういうこともやっぱり、たくさんいる職場の中では人間関係がともすればぎすぎすした、幸いなことに中にいる現場の皆さん、本当に一生懸命頑張ってくださっていますので、そういう問題はあるようには伺ってはいませんけれども、そういうことで、臨時職員の待遇についても何とかお願いしていきたいと、そのように考えます。

 それからあと、市長さんの子育てに関する思いも、それから教育長さんの小さい子供たちを、乳幼児の、それから幼稚園で遊ぶ子供の姿、本当にそういうふうに理解していただいて、ありがたく思います。子供は、本当に遊びが学びです。それに一生懸命つき合っているのは、職員であります。ですから、職員も、本当にもう家庭に帰るとくたくたになっているはずです。その中で頑張っていますので、何とか臨時、正職員も含めて、応援のほうよろしくお願いしたいです。

 それから、分園としても可能だというお話、本当にいいお話伺えたなと、そんなふうに思います。何とかそれも前向きで対処してもらっていきたいと思います。

 それから、国保税の話になりますけれども、今、短期保険証とか資格証明書というのが出されていて、前年度よりも少しふえている。それから、これからますますふえるのではないかと思います。

 資格証明書の場合ですと、それをいただいて、10割を払って、そして後でまた7割返ってくるっていうことですけれども、何か仙北市のほうでは、返ってくる7割を、あなたの家は保険料を払っていないのでって、そちらのほうに回されてしまうということもあるように伺いました。そのことは、またある意味ではいかがなものでしょう、そういう事態はないですか。もしそうだとすると、その辺のところもちょっと猶予なさったりしてはいかがなものかなと思います。

 あと、ごみのことについても、私たち市民が分別のマナーだとか、それから意識を向上させていく、そのようなときにやっぱり啓発活動が非常に大事になってきますので、何かと目に触れるもの、お話をする機会があればそのことにも触れていって、私たち市民もこの仙北市の経済を豊かにしていく、一人の市民として生活しているんだっていう、そういうようなふうになるといいのではないかと思います。

 あと、学校の建設のことも、今、本当に前向きないいお話を聞けて、よかったなと思います。では、これから具体的にどういうふうに、前にあった校舎が解体されて、外構工事もどのようになるのか、そういうことも私たち市民に提示していただきながら、早い段階で子供たちにすてきな教育環境を提供してあげてほしいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 平岡議員の再質問の1点目は、保育所のあり方等を検討する会の構成メンバーのことでしたけれども、立ち上がった段階の現在のところは総務部長、総務次長、そして福祉事務所長、そして長寿子育て課長、この4名が核となっています。この後、当然、幼保一元化の話もありますし、教育委員会や、また、実際に園の先生方とか、さまざまな方々からお話をお聞きするというような状況になっていくものと思っています。

 また、2点目の臨時職員の保育士さんの方々の待遇についてということですけれども、ことし、本当にささやかでしたけれども、臨時職員の方々の賃金を、やはり経験年数とかにちゃんと見合ったことで、待遇を改善しなければいけないということで、皆さんからするともしかしたらまだまだという判断かもしれませんけれども、上げさせていただいたという状況があります。

 ただ、賃金を改善すればよいというものではなくて、根本的には、安定した職場でモチベーションを持って子供たちと向かい合えるという環境をつくらなければいけないということですので、この改善の手法を先ほど話しした委員会でこれから決めていくということです。

 それから、3点目の分園の話ですけれども、制度的には可能だという話です。ただ、この後、この制度を活用してどうするのかというところとかの研究は必要ですので、これはお時間いただかなければいけないと思います。

 そして、最後の国保の話ですけれども、これはちょっと私も承知していなかった事案ですので、税務等、関係部のほうにお話をお聞きしなければいけないので、お時間をいただきたいと思います。

 それから、先ほど一つだけ、誤解をもしかしたらされたかもしれないと思いますので話をしますと、一義的には、子供っていうのはやっぱり家庭の中で育つものだと、これはもう夜一緒だからいいべとかっていうことでなくてですよ。家庭がやはり子供を育てていくもんだというふうに思います。

 さっき何でああいう話ししたかというと、ずっと実は家庭の中で、地域の中で悲しい事件が続いた時期、今もそうですけれども、急にふえた時期とちょうど声高に子供は社会の宝だと、地域の宝だということを傘にして、だから地域社会が子供たちを育てるんだというような、少しゆがんだといえば失礼かもしれませんけれども、そういう風潮が強く見えた時代があった。その時代にいろんな事件が起きてきた。私は、やはり子供たちを見守るのも、一番身近にいて人間としての成長を支えるのも、やはりそれは家庭だということに違いはないという思いでの発言ですので、地域社会で育てるということを放棄したということではありませんので、御理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 教育次長。



◎教育次長(橋本勲君) 神代小学校の今後のスケジュールですけれども、当初の計画ですと、校舎の解体、それから体育館等の解体が8月をめどに完成する予定でした。その後、外構工事に着工いたしまして、11月までには完成させるという予定でございましたけれども、現在、解体工事がストップしている状況でございますので、当初の計画よりはおくれるというふうに思っておりますけれども、先ほど教育長がお話ししたように、破産管財人とよく御相談をして、すぐにでも次の工事が発注できるように準備を進めてまいりますので、どうか御理解のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(佐藤峯夫君) 4番、答弁漏れありますか。



◆4番(平岡裕子君) ないです。



○議長(佐藤峯夫君) では、答弁はよろしいですね。

 では、4番、よろしいですか。



◆4番(平岡裕子君) はい。



○議長(佐藤峯夫君) それでは、これで4番、平岡裕子さんの一般質問を終わります。

 14時50分まで休憩いたします。

                              (午後2時37分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後2時49分)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△高橋豪君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 1番、高橋豪君。



◆1番(高橋豪君) 皆様、大変お疲れさまでございます。1番、新星会、高橋豪でございます。

 予定では、本日最後の一般質問となりますけれども、私にとりましては、仙北市議会議員として初めての一般質問でございますので、御質問の前に、一言ごあいさつを申し上げたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。

 私は、この春4月に行われました仙北市市議会議員選挙に立候補いたしまして、多くの市民の皆様から御支援を賜りまして、この市議会へと送り出していただきました。

 私は、今から34年前にこのまちに生まれまして、そして少年時代を過ごし、高校を卒業した後、大学へ通うために一時この地を離れましたけれども、離れてみて、ますますこのまちに対する魅力を感じまして、本当に気に入っているこのまちにどうしても戻ってきたい、そういう思いで、今から9年前に帰郷したわけでございます。

 その後は、地元の企業に就職して、日々の生活を淡々と送っていたわけでございますけれども、その間、結婚したり、家庭を持ったり、そして子供も生まれということで、自身の生活にさまざまな変化がある中で、改めてこれから先の将来のことを考えたときに、本当にこのままの仙北市で大丈夫なんでしょうかということを強く意識し、自分をこれまで育ててくれたこのまちが危機に瀕しているとすれば、何とかしてこのピンチを救いたい。その上で、自信を持って将来の世代へつなげていかなければいけない、そうした強い決意を持って政治の道を志し、選挙に立候補した次第でございます。

 そうした中、このまちに目を移せば、働く場所が不足し、多くの若者は仕事や夢を求めて県外へ流出し、また、地元企業の規模縮小や倒産、誘致企業の撤退などにより、たくさんの方々が失業または転職を余儀なくされ、少子化・高齢化が進む中で、多くの市民の皆様が将来に対する不安を抱いて生活しているのが現状でございます。

 しかしながら、こうした厳しい中におきましても、どうしてもこのまちが好きだから、歯を食いしばってここで生きる人々がおります。苦しいけれども、子供のために、そして親のためにと、一生懸命頑張っている人々がおります。こういう方々にしっかりと手を差し伸べ、光を当てることこそが私に与えられている使命であり、政治家としての至上命題と考え、市民の皆様から与えられた4年間、皆様のために、悲観せず、前向きに、そしてあきらめずに、その職責をしっかりと果たしてまいる覚悟でございます。

 甚だ若輩者ではございますが、市長、副市長を初めとした当局の皆様、また、議長、副議長を初めとした議員の皆様、そして何よりもすべての仙北市民の皆様に、心から私の決意と、そしてごあいさつを申し上げまして、一般質問へと移らせていただきます。

 それでは、どうかよろしくお願いを申し上げます。

 質問は、通告いたしましたとおり、将来に向け住みよいまちであるためにということで、働く場所の確保について、それから少子化、そして子育ての支援についてというテーマで行いますけれども、1問1問順番に御質問したいと思いますので、1問目が終わりましたら、2問目以降は自席からということで、何とかよろしくお願いを申し上げます。

 それでは、早速、質問に入りたいと思います。

 さて、仙北市が本当に市民の皆様にとって住みやすいまちかどうか。それから、この先将来にわたり住み続けることができるまちかどうか。こういったことが今、最も問われているのではないかというふうに存じますが、まず初めに、働く場所の確保ということについてお伺いしたいと思います。

 先ほども申し上げましたとおり、秋田県はもとより、仙北市の雇用情勢は大変厳しく、6月定例会初日の門脇市長からの市政報告では、4月末時点での仙北市の有効求人倍率は0.26倍と伺っております。また、秋田県の統計によりますと、平成19年における仙北市の1人当たり市町村民所得は約176万円ということで、県内の各市町村のうちでワーストファイブに入っていることは、皆様御承知のとおりでございます。

 本当に将来にわたり住み続けられる、そういう仙北市であるためには、まず市民の皆様が生活していく上で、しっかりと安定した仕事があるということがこの大前提であると思います。

 門脇市長のマニフェストにもございますとおり、あらゆる方策を講じて、地域産業活性化、あるいは新たな産業を創造し、また、県内トップクラスの観光資源を生かし、外貨を獲得していくことで、この低い所得をアップさせることが必要であることは、私もそのとおりであると思いまして、言うまでもございません。

 そうした中ではございますが、私は、これまで誘致企業が地域の雇用に大きく貢献してきたことを考えると、働く場所を確保するための企業の誘致活動というのも大変重要ではないかと思うわけでございます。近年の地域振興策は、新事業創出などのいわば内発的な施策が重要視されつつあり、もはや企業誘致の役割は終わったという指摘もあるようでございます。

 しかしながら、内発的な振興策は、その効果があらわれるまでには相当の時間がかかるなど、理想どおりにはいかない面もあるかと思います。これに対し企業誘致は、一たん実現すればある程度の雇用が確保されるほか、進出企業が地域の企業と協力関係を築くことによるネットワークの拡大も期待できるなど、地域振興策としての意義というものは決して失われていないのではないかと存じます。したがいまして、企業誘致も、内発的な振興策とあわせて推進していくべきではないかと思うところでございます。

 昨年の秋田県の企業誘致数はゼロという、大変厳しい現状ではございますが、ここでお伺いいたします。仙北市は、企業の誘致についてはどのようなお考えをお持ちか。そしてまた、誘致に向けた活動をどのように行っているのか。そして、その成果はいかほどなのか。また、さらには、今後の見通しについてはどのようになっているのかをお尋ねいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(佐藤峯夫君) 再質問を自席でやるというのでなく、分けて一般質問をやるということですか。



◆1番(高橋豪君) はい、そうです。一つずつ行います。



○議長(佐藤峯夫君) そうですか。答弁を行います。

 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 高橋議員の一般質問にお答えをいたします。

 仙北市の企業誘致に対する質問であります。

 前段の高橋議員の認識と私の認識は一致しているものであることを、まず先にお話しします。

 さて、そこで、企業の誘致活動は、仙北市の産業形成上、また、雇用政策上重要な手法であると考えています。雇用の場を創出し、地域を元気にすることが今、最も求められていることと思います。

 昨今は、東北の中の秋田の中の仙北市においても、世界のマーケットの動向がダイレクトに伝わる時代となっています。また、生産拠点の多様化が進んでいる中、当市の企業誘致を何を基軸にしていくべきかを考えた場合、角館、田沢湖という地域ブランドを強化することが一つの方法ではないかと考えます。

 全国的に見ても、企業誘致への支援策は、どこの自治体でもほぼ同じです。さらに、当市においては、雪国であることや消費地への物流ルートが貧弱であるといったマイナス面も抱えています。それをはね返すためには、この地域に立地する企業は、ほかの地域に比べて地域発信力などの点で明らかな優位性を持てるといった、地域としての力を強化することが最重要じゃないかと考えています。そして、それが誘致企業だけではなく、地元企業の活性化にもつながり、結果的に地域ブランドの強化に結びつくといった、よい循環をつくり出したいというふうに考えています。

 地域ブランドを確立するには、観光面や企業誘致のみならず、行政などさまざまな分野に関連することで、多面的な検討が必要不可欠です。今後、観光戦略会議、観光協会連絡会議等においても、総合的に協議をしていただきたいというふうに考えています。

 2点目の誘致に向けた活動をどのように行っているのかという問いであります。

 これまで、企業に向けた活動としては、県と市町村で組織している秋田県企業誘致推進協議会の活動の中で、首都圏等で開催する企業立地説明会や誘致企業懇談会への参加のほか、企業誘致のためのパンフレットの作成、首都圏にいらっしゃる仙北市ふるさとサポートの皆様に企業の紹介などをお願いしてきまた。

 私は、年間50社、任期中200社の企業訪問を目標にしています。最近では、大手冷凍食品会社3社、弱電系1社、食品関係1社などに直接訪問をしてお話を聞き、お願いをしたり、情報をいただいたりしている状況です。

 先日、秋田県東京事務所企業誘致室を訪問した際に、市内企業の創業内容についての資料請求があり、今年4月に組織した仙北市企業等連絡協議会に資料の作成をお願いしています。そういった資料を手に、今後も企業回りを継続したいというふうに考えています。

 この資料の提供をお願いしたいという話の側面には、実は先ほど話したとおり、仙北市のみならず、全国の自治体が企業誘致活動を展開しているという、まず実情があります。その中で、仙北市がいかがなまちなのか、そしてどんな企業が集積しているのか。さらには、その集積している企業がどんな技術を持っているのか、どんなネットワークを持っているのか、こういうところに大いに着目をしているというのが現状だという話を聞いたので、この資料をつくるということにさせていただきました。

 3点目であります。

 活動成果と今後の見通しについてはいかがなものかというところですが、現在のところ、活動の成果として形になっているわけではありませんが、企業訪問した際に伺ったいろいろなお話、例えばある企業では桜の名所に工場を立地したいと考えているというお話とか、例えばある会社の自社製品の修理やサービスセンターとなる企業を求めているとか、秋田県出身者が勤めていればお会いして親しく話をするなど、情報と人脈という面では一定の成果があるというふうに考えています。

 今後の見通しについては、明るいとも暗いとも言い切ることはできませんけれども、一定の手ごたえは感じていて、今後も地道な活動を続けることで、近い将来、光明を見出すことができると信じています。

 また、誘致対象の企業についても、従来型の製造業だけではなくて、仙北市の森林や水や土などの豊かな自然をベースとしたさまざまな関連企業、食品加工を含む健康分野、情報、新エネルギー及び各研究の分野などの企業についても、対象を広げて誘致活動を行っていきたいというふうに思っています。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) 御答弁ありがとうございます。

 ただいま市長から現状をお伺いしたわけですが、お話の中で、地域ブランドというお言葉があったと思います。実は私、仕事でおつき合いしている工場の専務さんとよくお話をする機会があるんですけれども、専務さんは千葉県市川市出身で、昭和2年生まれの現在83歳という御高齢ながら、単身赴任で、大変忙しく活躍されております。その方が仙北市に一人残って、これまで仕事を続けてきたこの理由を以前伺ったことがございますけれども、専務さんいわく、「このまちの出身じゃないけれども、このまちが好きだから、ここを最後の城にするつもりでやっているんだ」というお答えでございました。

 そして、また今、市長からもお話しありましたし、先日、角館町観光協会の総会におきましても、こういったお話をちょうだいしているかなというふうに記憶しておりますけれども、このことを踏まえると、私も仙北市に企業が進出してくる動機というものは、さまざまな優遇措置とか立地の条件なんかのほかにも、地域の魅力と連動しているというような気がいたします。

 例えば、三重県の亀山市にはシャープの液晶テレビの工場がございますけれども、これは世界の亀山ブランドですとか、亀山モデルというふうに言われて、工場やその地名が一つのブランドとして確立されているのは御存じのとおりかと思います。こうした地域のブランド力というのが企業のイメージアップや、また、対外的な宣伝の側面から見ても、本当に進出動機の一つになるのではないかなと考えますし、こうしたブランドの力というのは企業にとっても、そしてまた地域にとっても、お互いにプラスの相乗効果をもたらすものかと思います。

 田沢湖、角館という、秋田県内でもトップクラスの知名度を誇る仙北市でございますので、先ほど来、市長からお話しいただいているとおり、可能性というのはほかの地域に比べても大いにあると思いますので、何とかこうしたブランド力というものを駆使した誘致の営業活動を引き続き積極的に展開していただければなというふうに思っておるわけでございます。

 それで、その後ちょっとお伺いしたいんですけれども、こうして積極的に誘致活動を進める中で、誘致した企業に対しますアフターフォローというのも、企業活動を長期間にわたって継続していただくためには欠かせないものでないかなというふうに考えております。

 私が先ほどお話しした専務さんの会社ですけれども、当初70名いらっしゃった社員が、時には5名になったりとか、そして時にはまた20名まで盛り返したとか、こうして業種によっては大変業績の波が激しいところもございます。雇用の安定確保のためにも、市内のこうした企業等における動きを市としても敏感に察知して、何らかのアフターケアをしていくべきであろうと考えます。

 国や県の支援制度等ございますが、本市といたしましても、これから誘致活動を行っていく際、本市独自のアフターフォローについても提案していくべきでありますし、また、既存企業に対しても行っていかなければいけないんだなというふうに存じますが、その点につきまして市長のお考えをお伺いしたいと思います。また、そうしたところで具体的な部分がございましたら、あわせてお示しくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 地域ブランドの話について少し御答弁したいと思いますけれども、例えば温泉であったり、例えばお祭りであったり、また、自然の中のお花であったり風景であったり、そういうものをこよなく愛する大企業の役員、社長という方々が、実は毎年多く仙北市においでになっていることは、もうお聞きになっているかと思います。そういう方々は、何かしらのきっかけがあれば、ぜひ仙北市での営業もしくは製造の活動に入りたいという思いも持っているという話も聞いております。こことうまくコンタクトできるかどうかというところでありますけれども、まず条件としては、県と連携を密にすることがその後の、先ほど高橋議員がお話しされたアフターフォローに対しても非常にやりやすいということもありまして、余り突出した個人プレーということ、これもやりますけれども、県と連携できる部分については県も一緒に行っていただきたいというような形で進めたいというふうに思っています。

 そしてもう一つ、今度は地元の話でありますけれども、今、実際にここに立地をしていただいて操業していただいている企業、何社もあります。その方々のアフターフォローについては、私も大変心配しております。というのは、誘致をした際のさまざまな条件が本当に履行できているのか。また、その後、状況によってどういう変化があって、それに対して市はどういうふうな応援をするべきなのかという声をフォローアップするためには、その企業に来ていただいた後にも、きちんとさまざまな情報の交換をしなければいけないというふうに思っています。

 そういう思いもありまして、この前、実は法人の企業の方々の協議会というものを立ち上げさせていただいたわけでありますけれども、その中からまたいろんなお話が出ています。例えば、ファミリー企業のお声かけをしてみようじゃないかと。これは、こちらのほうにおいでになっている企業の親会社、姉妹会社、そういう方々にもぜひお声かけをして歩けばいいんじゃないかというようなアドバイスもいただいております。そういう展開もこれから必要だと思っています。

 何はともあれ、ここで働く方々はここの方々ですので、その方々の雇用の状況を安定化させるためのさまざまな政策は県のみならず、市単独でも行っていかなければいけないというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) 大変ありがとうございます。

 何とかですね、皆さん仕事に困っている方々本当に多いので、速やかに対応して、具体的に成果が出るように御期待申し上げまして、次のテーマに移っていきたいというふうに思います。

 続きましては、先ほども申し上げました仙北市におきましての少子化対策、それから子育て支援についてでございます。

 先ほど、1つ前の平岡議員さんの御質問と重複する部分もあるかと思いますけれども、重複するということは、このテーマ自体が市民の方々にとって大変に重要視され、そしてまた、本当に切実なテーマであるんだなというふうに思います。平岡議員さんは長年、保育所にお勤めになられて、保育の現場におけるいわばプロフェッショナル的視点からの問題提起だったというふうに思います。

 そして、私は逆にですね。今現在、3歳とそれから1歳の子供がおりまして、逆に子育て世代という視点から御質問をさせていただきますので、何とかよろしくお願いを申し上げます。

 さて、日本じゅうで少子化、そして高齢化というふうに危惧されている中でございますが、この仙北市も例外なくその波にさらされております。市の広報で一目瞭然のとおり、お亡くなりになられた方の数と、それから生まれた子供の数に、多い月で5倍から3倍ぐらいの差がございますし、こうした自然増減のほかに、不景気のため、若者を初め仕事を求めて県外へ転出される方も含めると、将来の仙北市は本当にどうなるんだろうと、非常に強い危機感を抱いているのは、皆様も同じかと思います。

 日本の2009年の合計特殊出生率は1.37ということで、最低だった2005年の1.26よりは若干改善しているものの、依然として低い水準でございます。また、ちょっと古いんですけれども、内閣府による2005年に行った「少子化についての意識調査」によりますと、「子供をふやしたくない」と答えた方のうち、その理由は、「子育てや教育にお金がかかり過ぎるから」というものが半数以上を占めている結果となっております。

 子育てにはお金がかかるというふうに感じている方が多い中、景気悪化による非正規雇用の拡大に伴う不安定な労働環境とか、それから低所得者の増加、また、将来に対する不安感などから、今後も出生率は低下していくんじゃないかなとも予測されております。

 この仙北市におきましても、同様の状況と察しておりますが、何としてもこうした厳しい少子化の現状を打開していかなくては将来が見えてこないというふうに感じております。市においても、先ほどもお話を伺いましたが、各種対策を講じているとは思いますが、夫婦共働きで生計を立てている家族が多い中、保育を初め、それから子育てに係るさまざまなサービスをより充実させていくことが、やがては市民所得の向上や、安心してそして安全に子育てができる、そういう環境整備につながるものと思います。

 そこで、お伺いしますけれども、先ほどの平岡先生の話とちょっと重複するかもしれませんが、大きな枠でお答えいただきたいと思うんですが、仙北市におきまして少子化並びに子育てに関して、今現在どのような認識をお持ちなのかということが1つと。

 それから、今後の対策として、具体的にどのような姿勢で臨まれるのかということについてお示しくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 今の御質問で、私は少子化という問題と子育てという問題は、確かに連動はしますけれども、一つの課題として取り上げるということには難しさがあるというふうに考えています。というのはどういうことかというと、少子化対策というのは雇用対策、それから就業対策、所得対策、そういうところから実は大きな原因が生まれているのではないかというふうにも思っているという人間であります。

 卵が先か、鶏が先かという話もありますけれども、まずここに若い方々が住むという環境をつくることが大事。そして、その方々の出会いがあって、そこで子供が生まれる。子供が生まれたら、子育てが当然始まる。そして、教育、さまざまな環境づくりが始まる。そして、生涯学習になって、そういう循環の、私の一番の根本にあるのは、ここにいかに若者が定着できるか、定住できるかというところから論ずるということが一番整理が早いのではないかというふうに思っている人間であります。だから、ここで若い方々が住んで、御飯が食べられるという環境づくりをすることが、もしかしたらその少子化対策に対する一番の対策の近道ではないかというふうにも思っています。

 子育てというのは、この中での一時代、1つの時代の課題であります。だけれども、先ほどから話しているように、この一時代であるけれども、これを社会で支えていこうと今、そういう局面になっています。なので、社会で支えていくための制度づくりが必要だと。今は、まだまだこの制度の充実というところにまでは至っていないというふうに認識をしています。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) どうもありがとうございます。

 ただいま、そうした少子化、それから子育ての支援ということは別口で、2つに分けて考えたほうがよろしいんじゃないかということを伺いました。まさに、少子化を何とかするということは、やっぱり先ほど来申し上げていますとおり、仕事がなければここに住めないとか、そういったことにも関連するのかなというふうに思います。

 それから、子育て、社会で支えていくという、なかなかそれが追いついていないというお話も伺いまして、そうしたことを踏まえながら、次に現状の課題ということでお伺いしたいんですけれども、先ほど平岡先生のお話にもありました保育所の待機児童ということについて、ちょっとお話ししたいと思いますが。

 まず、仙北市内の待機児童についてでございますけれども、これは首都圏を初めとして、本当に大都市圏で今大変深刻化しているこういう問題ですが、仙北市におきましても、先ほど少し具体的な数字が出たかと思うんですが、私も事前にちょっとお伺いしていたのでお話ししますけれども、平成22年4月1日現在の市内の保育所における待機または保留児童数は、全体で35名というふうに伺っております。これは、ゼロ歳から2歳までということで、このうちすべてということで占めておられまして、内訳は、生保内が15名、神代1名、角館17名、白岩1名、ひのきない1名ということでございます。これは、あくまで入所の申請をした方々による数値でございますので、最初からあきらめて申し込まなかった方などを含めると、この人数というのはさらにふえることかと思われます。

 その後、5月に入りまして、入所された児童もおりますので、若干その人数は減っていることではございますけれども、この小さな仙北市におきましても、これだけの児童が待機されているということが現状でございます。仙北市におきましては、将来の保育のあり方とか、それから幼児教育のあり方がどうあるべきかについて、市役所内の検討会というものをスタートさせたというふうに先ほども伺いました。

 私の場合は、働く意欲のある、そしてまた夫婦共働きでなければ生計を立てていかれないんだと、そういう方々、こうした保護者のためにも、これは速やかに解消していかなければならない課題であるんだなというふうに認識しております。

 また、角館とそれから生保内というところに、こうした児童が集中している現状を踏まえて、ちょっとお伺いしますけれども、まずこうした待機・保留状態というのはなぜ起きるかということと、それから生保内と角館ではそれぞれ事情が違うと思うので、それぞれにおいてどうして待機・保留状態になっているのかということを教えていただきますとともに、それをどういうふうにしてそれぞれ改善されるかということをお伺い申し上げます。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 各家庭のプライバシーにもかかわることですので、具体的な内容の答弁は差し控えたいと思いますけれども、2つの保育園のお待ちになっているお子さんの家庭では求職中と、職を求めているという状況にあるお母さま方が多いという状況があります。また、自営であったり、家庭内であったり外労働であったりするという場合もありますけれども、家庭の中でやはり何としても保育園のほうにお願いしたいという状況には、家庭内でさまざまな事情があるということも、詳しくお話しできなくて恐縮ですけれども、そういう状況があるということを一つお話ししたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) すみません。そういう、私の説明不足で申しわけないんですが、先ほど面積の件とか、保育士さんが足りないとか、そういった原因で待機とか保留状態というのができているというようなお話があったと思うんですが、それは生保内のほうと、それぞれ角館とでも同じようなことでよろしいのか。例えば、生保内では人が足りなくて入れない人がいるんだとか、角館は面積が狭くて入れないとか、そういった違いがあるのかどうかということをお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番、幼稚園等については、教育長から答弁させますか。



◆1番(高橋豪君) はい、詳しくわかる方からで結構です。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 2つの保育園の状況でこの待機の状況があるということは、大きな要点の1つは、例えばその御家庭の御兄弟が例えば生保内にいたり、または角館にいたりということで、できれば同じところに預けたいというような家庭の事情があるということで、それがなかなかうまくいかないということになっていることが1つ。

 それから、先ほど議員が御指摘のとおり、保育士さんの不足による受け入れがなかなか難しいという状況だということ、この2つです。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) まず、わかりました。そうした事情があるということと、それから保育士さんが不足しているということでございます。

 それで、まず、待たせるということは、本当に不便をかけているということになるので、これ速やかに、まず一つは保育士さんを採用するということが必要でないかというふうに思います。それから、また、面積がなくて入れられないというようなお話であれば、これ先ほどもお話ありましたけれども、分園ということを検討していかなければいけないということでございました。

 それで、ちょっと私の未確認情報なんですが、秋田市の場合だと、市長公舎をそういった保育スペースに利用するとかっていう話をちらっと、ちょっと合っているかどうかわからないんですが、そうしたことも聞いたことがございますし、仙北市の場合は市長の公舎というのはなくて、でも、空き施設というのはほかにも結構あると思います。それで、私の近所でも、例えば角館東小学校ですとか、あそこは公民館ということで使っていると思うんですが、ああいったところにですね。

 例えば、一時保育っていうお話、先ほどあったと思うんですけれども、一時保育のスペースって、例えば角館保育園でも生保内でもとっていると思うんです。そういうところ一時保育スペースを、例えばあいている施設に移してみるとか、その保育園であいたスペースにさらにゼロから2歳の子供を入れて面倒を見ると、そういった方法も考えられるんじゃないかなというふうに思いますので、これは分園の一つの方法じゃないかなというふうに思うわけでございます。その点についてちょっと、お考えあればお話を伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 一番の困っていることは、人材です。保育士さんです。例えば、分園をするという、例えば遊休施設を活用してということであっても、保育士さんが必要なことには違いはないと。先ほどから議員も御指摘していますけれども、平岡議員も御指摘しましたけれども、それでは保育士さんを募ればいいじゃないかと。もちろん、それは今月もまた募集する予定になっていますけれども、今の臨時職員という形での不安定な状況では、なかなか手を挙げていただく方が少ないというのも、これも現状であります。

 ですから、この不公平感、例えば同じ職場にいて、一生懸命仕事しているにもかかわらず、正職員と臨時職員の違いがあったりするというような、職場内でのさまざまなふぐあいも解決するためには、先ほど話したとおり、今、新しく園のあり方というものをさらにして考えて、スタートしていかなければいけないという局面に立っているというようなことであります。ですので、分園も確かに重要な政策でありますし、できます。できますけれども、やはりそこには人的パワーの必要性は欠くことはできないということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) はい、わかりました。どうもありがとうございます。

 まず、速やかに頑張って対応していただきたいなというふうに思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。

 次に、子供の医療費の助成について御質問したいと思います。

 仙北市では、6歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある児童、要するにゼロ歳から小学校に入学する前までの子供に対し医療費の助成をしております。大仙市につきましても、これと同様の制度があるわけでございますけれども、御承知とは存じますが、大仙市におきましては、実は医療費の助成の対象者が小学校を卒業するまでとなっておりまして、隣町でありながら、そこに大きな違いがございます。

 先ほども申し上げましたけれども、子育てにお金がかかるというふうに考えている親御さんが多い中、それを少しでも助けて、子育てをしやすいそうした環境を整えていくことが仙北市としても課題ではないかなというふうに考えております。まず、財政的な事情等もあるとは存じますが、将来を担う子供たちのため、また、その子供たちを育てている親御さんたちのためにも、ぜひこの福祉医療費の支給対象者をお隣の大仙市並みに拡大することができないものかどうか、市長のお考えをお伺いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 子供の福祉医療費の助成対象範囲について、とりあえず今の現状をお話しします。

 仙北市の福祉医療制度の中で、子供に対する助成については、ゼロ歳から小学校入学前までの子供を対象とした乳幼児福祉医療制度と母子・父子家庭の子供を対象とした母子福祉医療制度があります。乳幼児の福祉医療については、ゼロ歳から1歳の誕生日の月末までの乳児の自己負担が無料です。1歳から小学校入学前までは、住民税の所得割課税世帯のお子さんは、診療科目ごと月額で1,000円までを上限として負担することとなっていて、同非課税世帯のお子さんの自己負担は無料です。また、母子・父子の家庭の子供を対象とした母子福祉医療制度は、親または扶養義務者の所得制限がありますけれども、ゼロ歳から18歳まで自己負担が無料となっています。

 先ほど御指摘のお話で、大仙の例をいただきましたけれども、議員おっしゃるとおり、これから福祉制度、そしてこの中には、要するに保育制度であったり、もしくはまた一つ違う教育制度であったり、その制度の市町村である、なし、充実か、果たして不足かというところで、人口異動が起こることは十分に考えられます。

 市がこれから少子化対策もしくは乳幼児対策であってもいいですし、若者対策であってもいいですけれども、そういうところに力を入れていくという話をしていますので、この分野での研究はぜひ必要だというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) どうもありがとうございます。ぜひ、前向きにお考えいただきたいと思います。

 人口流出等につながっていくんじゃないかという点におきましては、私も大いにあり得るんでないかなというふうに思います。よく何でこんなに仙北市と大仙市とで違うんですかっていうお話を、いろんな方から聞いたことがございますので、速やかにこうしたサービスの差を埋めていただけるようお願いを申し上げます。

 そして、続いて、それと同じようなお話になるかもしれないんですが、仙北市の放課後児童対策事業についてお伺いしてまいりたいと思います。

 仙北市では、保護者が労働などにより昼間家庭にいない、おおむね10歳未満の小学生に対しまして、適切な遊びや生活の場を提供し、健全な育成を図るために放課後児童クラブを運営しております。旧角館保育園においてのかくのだて児童クラブ、それからまた生保内小学校での白樺児童会、そして神代小学校はポプラ学園、そして西明寺小学校でのマロンクラブ、桧木内小学校でのひのきっこクラブと、各地で運営されているわけでございます。平日は14時から18時まで、それからまた夏休み、冬休みなどの長期休業中では朝8時30分から夕方18時、平日以外では第1・第3土曜日に開設されておりますけれども、一部の保護者のお母さんから、終了時刻が18時ということでは、仕事の都合上迎えが間に合わなくて、間に合わせようとすると職場に迷惑がかかってしまうので、せめて18時半から19時くらいまで開いてくれると本当に助かるなというお話を伺ったことがございます。

 放課後児童クラブが設置される趣旨としては、女性の就労の増加や少子化が進行する中、仕事と子育ての両立を支援し、児童の健全育成を図るものでありますし、また、厚生労働省の放課後児童クラブガイドラインによりますと、開所日、開所時間については、地域の実情や保護者の就労状況を考慮して設定することとされております。こうしたことを踏まえ、放課後児童クラブの開設時間をより保護者の方のニーズにこたえられるように変更していくことにつきまして、市長のお考えをお伺いいたします。よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 先ほどお話をした保育所・幼稚園の今後のあり方についてみんなで検討していこうという会議をスタートさせているという、この会議の目的の一つには、子供を預けたいという要望にこたえなければいけないという市の姿勢をまず打ち出したということに御理解いただきたいと思いますけれども、その理由としては、先ほど話したとおり、親御さん方がここで暮らしていくために、仕事をまず持つんだと。仕事を持つから保育に欠けるというような条件になってきますけれども、そういうことを市としてはお子さんのことを心配しないで、一生懸命働いてくださいという環境をつくるということを第一の目的にして、今回の会議を開催しているわけであります。

 今お話しいただいたとおり、放課後児童クラブは今年度から、実は先ほどお話ししていただいた内容の中ではひのきっこクラブは今年から、後から始まった新しいクラブですけれども、合計で5つあります。それで、仙北市の運営状況としては、登校日の場合は午後2時から午後6時までですね。そして、夏期、冬期などの長期休みや第1・第3土曜日には午前8時30分から午後6時までという開設の状況です。

 それで、ほかの周辺のところを調べてみますと、例えば大仙市であれば、やはりお話のとおり19時まで、そして美郷町であれば18時30分までという状況になっています。仙北市が18時ということで、先ほど議員が御指摘のとおり、急いで、職場に御迷惑をかけて走り込まなければいけないという状況をお聞きすることもあります。

 また、もう一方では、大仙市の方々から話を聞くと、19時までいらっしゃるお子様は実はそんなにないという話があって、18時以降はあんまりお子さんがいなくなって寂しい状況ですよという話もお聞きすることもありました。これは、いろんな状況がありますので、一概に言えることではありません。ですが、18時でやはり不便だというような声がたくさんあるような状況の場合には、これを無視することはできないと思います。これから、お子さんを持っている御家庭の方々とか、地域で放課後児童クラブに関係している方々のお話をよく聞いて、時間の延長も含めて検討させていただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) まず、何とか前向きに検討していただきたいと思います。

 それで、今、お話にありましたとおり、大仙市では7時からということで終わりの時間が7時ということでございました。ただ、始まりの時間もですね、私調べたところ、夏休みとか冬休みの長期休業中ということになりますと、朝の7時半からやっているというところでございました。それで、この点についても、仙北市とそこに1時間の差があるわけで。

 まず、私ちょっと考えてみると、大体の方々は、朝仕事に行くとなると、始業時間が8時とか8時半からなので、その仕事の前に預けていくというのが、なかなか8時半からの始まりということではちょっと難しいんじゃないかなというふうにも思いますので、こうしたところにまた大仙市との、先ほどのお話じゃないですけれども、サービスの差というのがちょっと出てきているのかなと思いますので、何とかそのあたりも考慮して御検討いただければなと思います。

 それから、大仙市は、私ちょっと調べたんですが、次世代育成支援に対するニーズ調査ということで、去年の7月にこうした子育てとか保育に関する調査をおやりになられて、そうした上である程度ニーズを把握して、時間帯とか決めたりとか、そういうことをやっておられると思います。

 まず、仙北市におきましてもこうした、これかなり詳しく書いているんですけれども、こうしたことを行っていったほうが、より保護者の方々からの御意見とかお話、具体的にちょうだいできるんじゃないかなというふうに思いますので、その点についてちょっと一つお伺いしたいんですが、よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 平成22年3月に仙北市次世代育成支援行動計画という後期計画というのがありまして、アンケート調査等の結果の指針をつくっております。ただ、これ皆様に後でお渡ししますけれども、これに限らず、自分のマニフェストでも、特に8つの約束の中で、子育てをしていくんだというお話をしています。それで、この点についても、年に、できれば任期中に何回かアンケート調査を実施して、皆さんのニーズを把握したいというようなことも、マニフェストで約束させていただいております。そのような行動をとりたいというふうに思いますので、どうか御理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(高橋豪君) どうもありがとうございます。何とかまずそういう方向で、随時いろんなアンケート等によってお話を伺っていくということは必要だと思いますので、何とかよろしくお願いを申し上げます。

 まず、質問は以上でございますけれども、この仙北市が市民の皆様にとって本当に住みよいまちであるためには、先ほどから申し上げているとおり、働く場所がまずしっかりあることなんだ。それから、子供たちをみんなでしっかり支えていかなければいけない。それで、これ、今求められている大きな課題でないかなというふうに思いまして、これから先こうしたことを一つ一つ解決していくために、私も努力してまいりますので、何とか市長初め当局の皆さんからも、スピードのある対応をお願い申し上げまして、私の一般質問を終わらせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(佐藤峯夫君) 1番、高橋豪君の一般質問を終わります。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△散会の宣告



○議長(佐藤峯夫君) 本日の日程は、以上をもって全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

                              (午後3時37分)