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秋田県 仙北市

平成22年  2月 定例会 02月25日−03号




平成22年  2月 定例会 − 02月25日−03号







平成22年  2月 定例会



          平成22年第1回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

                 平成22年2月25日(木曜日)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(24名)

      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君

      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君

      5番 大石温基君       6番 安藤 武君

      7番 門脇健郎君       8番 浦山敏雄君

      9番 小林幸悦君      10番 青柳宗五郎君

     11番 八柳良太郎君     12番 真崎寿浩君

     13番 田口喜義君      14番 藤原助一君

     15番 澤田信男君      16番 浅利則夫君

     17番 狐崎捷琅君      18番 高久昭二君

     19番 藤原万正君      20番 田口勝次君

     21番 佐々木 章君     22番 平岡 均君

     23番 戸澤 清君      24番 佐藤峯夫君

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欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長      門脇光浩君     副市長     石山 修君

  教育委員長   佐久間健一君    総務部長    佐藤秀夫君

  市民福祉部長  加藤義規君     産業観光部長  下総芳則君

                    会計管理者兼

  建設部長    雲雀芳幸君             高橋正市君

                    会計課長

                    角館総合病院

  企業局長    田口総一君             橋本 勲君

                    事務長

                    田沢湖地域

  教育次長    倉橋典夫君             茂木正道君

                    センター長

  角館地域              西木地域

          小木田 隆君            田口正明君

  センター長             センター長

  田沢湖病院

  事務長兼    高田紀市君     総務課長    黒沢隆悦君

  総務管理課長

  財政課長    田中宣男君     福祉事務所長  花脇栄一君

  長寿子育て             福祉施設民営化

          高橋俊一君             藤村好正君

  課長                推進室長

  代表監査委員  三浦一平君

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事務局職員出席者

  議会事務局長  大山 誠君     書記      高橋精一君

  書記      三浦清人君

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△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員は24名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

 なお、本日、説明のためにさらに出席を求めた者は、花脇福祉事務所長、高橋長寿子育て課長、藤村福祉施設民営化推進室長であります。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、一般質問を行います。

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△狐崎捷琅君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 17番、狐崎捷琅君。



◆17番(狐崎捷琅君) おはようございます。

 今月の17日、市長の仙北市施政方針で、仙北市明日の県立高校を考える市民会議についてお聞きしました。このことについて、具体的な中身がわからない面もありますので質問させていただきたいと思います。

 8つほど、この項については質問いたします。

 市民からの公募6人、その他委嘱する方が12人ということですが、この12名の内訳をお知らせください。

 2番目は、公募する6人の選考基準をお知らせください。

 3番目は、委嘱する12名に対し公募の6名は少な過ぎるのではないか。私が心配するのは、公募が少ないと、今はやりのパブリックコメントのように応募者が逆に少なくなるのではないかな。というのは、市民の意見を聞いたよと言って、ぱあっとパブリックコメントと称して、それで結論ありきのほうに持っていくという、そういうのにもう市民は飽き飽きしているわけで、本当に市民の声を聞くとすれば、やはり12人のほうがいいのじゃないかなというふうに思います。この公募以外の委嘱する12人の中では恐らく市民の方も入っていない人もいると思いますし、仙北市以外から来られている方もきっとおられるじゃないかなというふうに思うわけです。

 4番目としては、4月にスタート、6月までの間に結論を出すとお聞きしましたが、拙速は否めないと思いますが、どうしてそんなに急ぐのですか。仙北市の将来のための大切な高校教育の話し合いなんですよね。ですから、もう少しゆっくり何回も話し合ってもいいものじゃないかなというふうに思います。

 5つ目は、4月スタートといいますと、校長、PTA会長は異動で、果たして実質機能するのでしょうか。

 6番目は、第6次整備計画案で仙北市の意見を反映させたいと言っていますが、議会の教育民生常任委員は上記のことについて具体的に知っていますか。さらに教育民生委員はこのことを理解しているのでしょうか。

 7番目、仙北市の明日の高校教育を考える市民会議の結論は、つまるところ角館南と角館高校の統合をどうするかということだと思っています。市長は高校教育のあり方をどう思っていますか。角館南と角館高校の統合を市長はどのように思っているか、市長の考えをお聞きしたい。

 角館高校は、旧制角館中時代、大曲と角館の誘致合戦で、平福百穂の尽力で角館に誘致されたことは周知のとおりです。角館高校の正門に平福百穂の書簡の碑があります。内容は、この学校を持ってきたからには、少なくとも東北一の学校にしてほしいと書かれています。私は、東北一の学校でなくてもいいから、これ以上学習困難な生徒が流入しないような学校になってほしいと願っています。昔は、中学生で、大曲、仙北以外の高校生は受験できませんでした。この大曲、仙北には優秀な生徒がたくさん残りました。それが3学区制になり、学校格差がついてきました。500満点中の180点から230点まではA子、200点から260点まではB子、260点から340点まではC子、300点から400点まではD子、350点から430点まではE子、430点以上はF子といったふうに格差がついてきました。点数によって振り分けられる、いわゆる学校格差、私たちはこれを輪切りと言っていますが、生徒たちは、このことについては輪切りの私などと言っていますが、輪切りが顕著になり、さらに現在は1学区制になり、その格差はさらに広がっています。

 さらに、横手城南高校や由利高校や秋田北高まで男女共学になっています。角館高校も半分は女子のため、男子の行き場所がなくなりました。隣の県の雫石高校に行ったり、もう雫石高校は廃校になるらしいんですが、今度ますます行き場所がなくなります。廃校じゃなく統合になりますので男子の行き場所がなくなります。大農太田分校や六郷高校まで男子生徒が行かざるを得なくなってきます。近くに学校があっても遠くに行かなければならないと、親の負担も大変だろうと思います。

 角館南を男女共学にして、これは同窓会も望んでいますが、看護科、これは私の考え方ですが、あるいは簡単な英会話やハングル語、中国語を教えるコース等が考えられます。男女共学にすれば定員を満たすのに、県は男女共学は認めないと言っています。これは、明らかに角館南をつぶすためのものです。このことについて、市長はどのようにお思いですか。学校格差、いわゆる輪切りは学校の努力次第で克服できるとお思いですか。それとも、学校格差よりも建築が大切で、今建てなければ学校は今後建つことはないだろうとお思いですか。

 以上のことを含めながら、前段で質問したように、仙北市の高校教育のあり方と統合問題について市長の考えをお聞きしたい。

 8番目は、市民会議は市民の傍聴ができるように配慮してほしいし、傍聴しやすい土曜日か日曜日にしてほしい、その点はどうでしょうか。

 次に、行政、市民や地域の協働についてお聞きしたいと思います。

 最近、協働という言葉がよく使われます。本来、この協働という言葉は日本語にはなくて、英語のコラボレーションの造語だと思います。いろいろな方が協働は私がつくったなどと言っていますが、私は一番先につくったのは、市長のふるさとの方、仙北市の西木町の浅利さんだと思います。靴と傘なら協働社をつくった浅利さんが最初です。もちろん浅利さんはコラボレーションなどという英語を考えたのではありません。しかし、雨の日は靴と傘と必要不可欠と考えたのでしょう。傘だけでは足もとがぬれて歩けない、長靴だけではずぶぬれになってしまいます。本当にこのコラボレーション、協働を考えた人は私は浅利さんだと思います。

 その上、ちょっとジョークを交えて、長靴を民間、市民、地域に例え、傘は行政に例えてお話ししたいと思います。

 先日、2月13日だと思いますが、白岩の燈火祭に行ってきました。市長や副市長もお見えになりました。何人かの議員や行政の方も来ておられました。小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまでみんな楽しんでいました。すばらしい地域力だと感心しました。ただ、いまいち参加者が少ないのです。代表の方にどうしてだろうと聞きました。ところが、ナビには載せてくれましたが、仙北市の広報には地域でやっている行事だからと言って載せてくれないというのです。これっておかしくないですか。協働ということの精神からすれば、全くおかしいなと私は思います。

 家に帰って広報を見ました。確かに、広報は仙北市の冬は楽しい、上桧木内の紙風船上げ、火振りかまくら、松葉・相内の裸参り、中里のカンデッコあげ、なろか、田沢湖高原雪祭り、あの白岩の燈火祭のことは一つも載っていません。

 地域の長靴が頑張っているのです。行政の傘を差してあげてもいいではないですか。あるいは長靴が傘にちょっと手を伸ばしてあげてもいいではないですか。

 これは、市長が施政方針で述べました第4章の総務部行政の推進とも関係がありますが、職員が本当に協働という言葉を理解し、言葉や書き物だけでなく行動に移していく必要があると思います。私は、燈火祭を例にとっただけです。市民は至るところでこのようなことを感じていますが、今までは、最後にはあきらめてきました。恐らく市長も私と同じ考えだと思いますが、市長の考えをお聞きしたいと思います。

 あとは、駒ヶ岳の女岳の温度が上昇してきているそうです。噴火の可能性もあるそうです。ここで一発、景気が悪いから噴火をしてくれないかなんて冗談で言っている人もあるようですが、とんでもないことです。恐らく今度噴火が起こったら、花火見物どころか風評被害でだれもこの地域に来なくなると思います。この風評被害について、じゃどういうふうにしていけばいいかというと、これは本当に地味なことですが、観測の体制をしっかりしていくことだそうです。山とつき合い、噴火に関心を持つことだそうです。

 仙北市に温度計があるそうですが、ちょっと残念ながら古くなっているそうです。だれもが温度計を借りて、山での温度をはかっていく、アマチュアでもだれでも借りていってはかる、そういうシステムが大切なんじゃないか、そのことが風評被害を防ぐ方法はこれしかないんじゃないかということが、去年の11月岩手県で行われた駒ヶ岳の噴火についての会議に仙北市からも防災課の職員が2人来ておられたそうですが、会議でこういうことが話し合われたわけですよね、そうしたら、やっぱりそれを駒ヶ岳の防災のほうに生かしていくということが大切なんじゃないでしょうか。このことについても市長の考え方をお聞きしたいと思います。

 現在は、消防署長を退職なされた難波さんという方だけが、1人でボランティア精神で観測をなさっているそうです。もっともっといろいろな方が、市民の方が、そしてまた本当に最近ですが、雫石町の議会事務局長の方が、これも全く個人の資格で、この防災に関心を持って、田沢湖の温度をはかって、これを発表したりしているんだそうです。この方は、ちょっと私も名前を忘れましたが、何だかチサトという、下の名前しかわからないんですが、という方なんだそうですが、そういう方をもっともっと、雫石町の方が一生懸命頑張っているわけですから、こっちの仙北市の人たちがもっともっとこれに関心を持っていくということが必要なんじゃないかなというふうに思いますが、市長、いかがでしょうか。

 最後に、私も実は農業とはちょっと縁がない人間なので、ちょっと見当外れの感があるかもしれませんが、ただ、このことについてこういうアイデアはどうかなということで市長の意見をお聞きしたわけです。

 資料で、旧東北農地試験所で、現在では独立法人東北農業研究センターですか、そういういわゆる旧東北農地試験所ですね、紫黒米朝紫と赤米の紅衣というのをつくったそうですが、私、これは非常におもしろいのは、自分も血糖値がちょっと高いわけで、この米を食べてあきたこまちよりも非常に血糖値の面で体にやさしいという一番下のデータですが、こういうのがありますし、黄色ブドウ球菌、つまりこれの増殖を抑える働きが非常に強いと、要するに腐らないということです。それから、がんを防ぐ、活性酸素があるとがん細胞をいたずらするんですが、それを除く働きが非常に強いということと、カテキンが含まれていると、ほかの米には全然カテキンが含まれていないんですが、あのお茶に含まれているカテキンが含まれている。でも、これを私食べてみたんですが、本当においしくないんですよ、残念ながら。玄米を余り取り除かないで食べることがいいということなんですが、米ぬかをお茶にして飲ませてくれた人があるんですが、これはカテキンが含まれているから非常に飲みやすい。ですから、健康食品として何かこれは研究していけるんじゃないかなというふうに思います。

 あと、結構どんとやるやつ、ポップコーンみたいなやつ、あれはいいようです。それから、玄米半分半分にまぜるとまあまあ食べれるというような感じで、これだけで玄米を食べると私はとてもじゃないが食べれませんでした。これからいろいろな研究の仕方によっては、いろいろな、例えば製粉にしたりいろいろなことができると思いますが、一つそういう点を研究したらいかがなものでしょうかというようなことで質問を終えさせていただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 市長、門脇光浩君。



◎市長(門脇光浩君) おはようございます。

 狐崎議員の御質問に御答弁したいと思います。

 順を追って御答弁申し上げます。

 質問の1番、仙北市明日の県立高校を考える市民会議についてであります。

 その中の1番、委嘱する12名の内訳はどんなふうになっているかとの御質問でありますが、学識経験者を1名、これは教育分野等について深く広く知識や理解力を持つ学識経験者の方を予定しております。各高等学校の校長先生2名、各高等学校の同窓会の代表の方2名、各高等学校のPTAの代表の方2名、そして仙北市連合PTAの代表の方1名、仙北市校長会代表の先生を2名、仙北市教育委員会の委員長1名、そして仙北市教育長1名の合計12名であります。

 質問の2番になりますが、公募する6人の選考基準についてであります。仙北市教育委員会委員長を座長とする庁内選考委員会により選考することとしております。座長には仙北市教育委員長、委員は総務部長、教育次長、企画政策課長、重点プロジェクト推進室長のあわせて5名であります。

 選考基準については、公募申込書に記載してある職歴、技術やボランティア活動の経験歴、また、応募の動機、御意見等を勘案した上で選考したいと考えております。

 質問の3点目であります。

 委嘱する12名に対し、公募6名は少ないのではないかという御指摘であります。委員は総勢18名となりますが、18名のうち学識経験者を除き、両高等学校関連の委員の皆様が6名、高校関連を除く教育関係者が5名という構成になっておりまして、全体のバランスに配慮し公募委員を3分の1相当に当たる6名と考えたということであります。

 なお、1次募集は既に終えておりますけれども、2月1日から15日までの期間で行いましたが、3名の応募をいただくことしかできなくて、3月1日から2次募集を行うことと予定をしております。

 質問の4点目であります。

 4月にスタートして6月までに方向性を出すというのは拙速ではないのかという御指摘、どうしてそんなに急ぐのかという御心配であります。

 秋田県の第5次高校整備計画の後期計画が、議員御存じのとおり22年度で終了をいたします。現在、県では第6次整備計画の素案づくりを行っていまして、この3月の上旬には県議会学術教育公安委員会に素案が報告され、3月中旬から4月下旬にかけて素案に対する全県のパブリックコメントの募集を実施すると聞きます。

 また、6月の県議会では、この素案に対する議論の上、素案が深化、深まっていくと思いますけれども、そういう過程を経て、9月県議会に整備計画を報告、議会終了後整備計画の公表というようなスケジュールだということをお聞きしています。こうした県の日程等を考え、6月を目途として市の考えを県や県議会にお伝えする必要が何としてもあると考えております。市民会議の提案を受けた後、市議会との協議、これは当然必要と考えておりますし、お願いしたいことだと思っております。

 質問の5番で、4月スタートというが、校長、PTA会長等は異動で実質機能するのかという御心配であります。委員選考の後、3月下旬に1度事前打ち合わせ会を開催するという予定を持っております。このときに、4月からの公開による会議の内容説明、資料の配付、異動による引き継ぎ等、詳細にわたる説明を申し上げ、遺憾のないように対処したいと考えております。

 質問の6番でありますが、第6次整備計画案で仙北市の意見を反映させたいというけれども、議会の教育民生委員との関係はどうなのかという御心配であります。教育民生常任委員会には明日の県立高校を考える市民会議の設置とその内容について報告はしております。また、必要に応じて情報提供もしております。当然のことながら、市民会議の意見の集約が図られ次第、教育民生常任委員会と協議の場を持つということは先ほどお伝えしたとおりであります。

 質問の7点目であります。

 市長自身は、仙北市における高校教育のあり方はどうあってほしいと思っているのかという御質問であります。

 平成21年、第8回定例会の一般質問でも御答弁させていただいておりますけれども、私は長くこの問題にかかわってきた一人であるというふうに思っています。胸中はさまざまな思いがあります。市長となった今、この議論が長引くことは子供たちのためにも、また、地域のためにもならないと強く感じております。

 市議会の調査特別委員会の報告にもあるとおり、一刻も早く県教育庁と仙北市教育委員会、仙北市は同じテーブルにつき、将来に向けてのあるべき学校像の検討をすべきと今でも考えております。そのためにも市民の声を聞く市民会議で御議論をいただき、6月を目途に仙北市としての方向性を示したいというふうに思っているところであります。

 狐崎議員が、御質問の中に教育を何と考えているのかというようなことがありました。私は、教育は生徒の教科の点数だけで人間を判断してはいけないというふうに思っていますし、勉強ができるかどうかということは、その生徒の、子供の個性でもあるというふうにも思っています。建物がどうだとかということ以前に、教育で本当に大切なことは聖職者たる教師が、子供たちにその魂を分け与えるという時間の共有、場の共有であると、これが一番大切であるというふうに思っております。

 質問の8番であります。

 会議は公開とし、市民が傍聴できるようにして、日時も土曜日とか日曜日とかの昼にすべきではないかという御提案であります。これは、議員の御提案のとおり公開で実施することにしております。また、日時については市民会議委員の意見も尊重しながら、できるだけ御期待に期待に沿えるように調整を図ってまいりたいというふうに考えております。

 大きな項目、2点目の行政と市民や地域との協働についてという内容について、御質問についてお答えします。

 私は、融和と協調を基本に行政が市民活動をスピーディーに支援する機構改革を行い、その手法として仙北市の9つの地域を基本にそれぞれ地域運営体を立ち上げるということをマニフェストに掲げさせていただいております。市民と行政の距離感を縮め、地域運営を地域に暮らす市民の皆さんに担っていただく地域運営体設置の準備を皆様の議論とともに進めさせていただいているところであります。

 地域運営体は地域住民が主人公となって計画を策定し、地域の夢の実現、産業の育成、福祉、安心・安全対策などを行う市民の市民による市民のための分権であります。また、市内には既に自主的な取り組みを行っているNPOや地域づくり団体があり、さまざまな活動を展開していただいております。そうした頑張っている団体の皆さんの行政支援ニーズの把握は大変重要であると考えています。さらには活動内容等について情報発信していくことも大変重要であると思っています。来年度からは広報を月2回発行する予定でおります。そうした市民の皆さんからの情報を収集し、活動の後方支援を行える広報づくりを進めていきたいというふうに思っています。

 また、地域運営体を初め、NPOなどの各種団体における市民がみずから考え、行動する市民活動が経験を積み重ねていくことにより公共サービスの新しい提供者としての果たす役割は増してくるものと考えています。今後も市民が積極的にまちづくりの意思決定に参画できる情報の提供や市民が協働できる制度の活用を進め、相互の信頼関係を深めながら市民の自主的な活動への環境づくりと支援を一生懸命進めてまいりたいと思っております。

 大きな項目の3点目であります。

 駒ヶ岳の噴火の観測体制と風評被害についての御質問でありますが、気象庁は全国の火山について、火山現象警報として噴火警報とあわせて、噴火警戒レベル、レベルは1から5まであるということです。これを発表しております。日本の活火山108のうち現在26火山に噴火警報レベルが導入されております。秋田駒ヶ岳は、平成21年10月27日に26番目で導入されております。

 5段階のレベルを御紹介、説明したいと思います。

 レベル1は平常であります。レベル2は火口周辺の規制であります。レベル3は入山規制、レベル4は避難準備、そしてレベル5が避難という状況区分となっております。現在の駒ヶ岳はレベル1の平常であります。

 監視体制としては、気象庁、東北大学、国土交通省の3機関、5基地震計とGPS観測及び望遠監視カメラで監視をしております。また、十分な監視体制で監視をしていると思いますが、活動に変化があればすぐに秋田県のネットワーク総合システムから情報が入り、直ちに防災無線等で住民、観光客にその情報を伝え、災害に備えたいというふうなシステムであります。

 旧田沢湖町では全域にハザードマップを配布し、住民説明を行っております。噴火警報レベルの情報を的確かつ速やかに伝えることで噴火活動に対する風評被害は最小限に、未然に防げるものかと考えております。

 議員が御指摘された市民の方々の取り組みも大変ありがたく思っております。これからも市民の方々のお力をおかりしながら見守り活動をお願いしたいと考えております。

 大きな項目の4点目であります。

 紅衣を地域の特産品にできないかという御提案であります。

 大曲の東北農業研究センターで品種改良された紅衣はタンニン系の色素を含んだ赤米で、その品種特性から玄米のまま食べるか、またはぬかが残る程度に搗精して、他の良食味品種、例えばあきたこまちとかでありますけれども、それと半々に混米した場合は食味も向上するそうであります。色合いも適度な赤飯になる米といわれてもおります。

 玄米成分はあきたこまち玄米と比較して食物繊維やナトリウム、ポリフェノール等の含量が格段に高く、タンニンは363倍含まれているほか、カテキン、アントシアニジンが含まれ、ラットに対するえさの実験では、御飯を食べた後、えさを食べた後の血糖値の上昇が緩やかになるなどの結果も出ていて、あきたこまちを摂取したときよりも脂肪が蓄積しにくく、食べると肥満になりにくい可能性があるなど大変夢のある機能米とお聞きしております。

 栽培上は成熟期米の一般品種との識別が困難であり、種子の混入、移植時の流れ苗、さらには収穫時にコンバイン、乾燥機、もみすり機械等に残留したり、一般品種に混入がないようにするなど細心の注意が必要と思われます。

 人に対する効果はまだ明確にはなっていないようでありますが、また議員もおいしくないというふうなお話をしておりますが、良薬は口に苦しとも申します。可能性の高い米のようですので、時間を要するとは思いますが、今後設置予定の総合産業研究所等で関係機関と協力をいただきながら、商品開発も視野に入れた研究を進めていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 17番。



◆17番(狐崎捷琅君) 私が7番の項目で述べましたけれども、何か質問の意味がよく伝わっていなくて、私の質問の仕方が悪かったのかなと思うんですが、確かに市長が言うように私も学力だけではないというふうに思っています。でも、私が輪切りを述べたのは、例えば両校が統合した場合に、それでは今まで例えば角館高校に残っていた生徒が今度は大曲のほうに行って、あるいは逆流してきたり、ほかのところから、秋田市とかいろいろなところから逆流してくるようなことがないかというようなことで、そこのところを含めた質問を自分はしたつもりだったんですが、そこがうまく伝わらなくて、私の質問の仕方が悪くて申しわけないんですが、そこのところを一つ、市長の考え方をお聞きしたいというふうに思います。

 それから、噴火のことについてですが、国ではいろいろ警戒レベル1、2、3、4、5とあるんですが、やっぱり一番大切なのは市民がこれにいかに関心を持っていくかということが一番大切なことだと思います。

 現実に女岳が温度が上昇してきて、その周りも上昇してきているそうです。でも、監視カメラではそれはわからないわけで、やっぱり住民の方々のお力を利用した形の観測体制が非常に大切なんだそうです。

 このことについて、これは十分やっていますよと、大学のほうにも頼んでいますよという形でなくて、私が言いたいのはここのところをしっかり、やっぱり考えていく必要があるんじゃないかなと、例えば、具体的に言えば温度計をこういうところに入れて、そしてこういうふうにはかるんですよとか、そういう会をもつとか、それから関心を持つための講演会を開くとか、そういうことが必要なんじゃないかなというふうに、岩手県の岩手山のほうでは、これはきちんとなされているそうです。

 ですから、もうちょっとこの駒ヶ岳に関して、逆に岩手のほうできちんとできているものですから、今度は向こうのほうで駒ヶ岳のほうに関心を持って、11月に岩手大学の齋藤さんという副学長の方が音頭をとって、駒ヶ岳の観測、そういうことについての話し合いをしたんだそうです。そこに市の方も2人行ってこられたそうですので、そこで十分話されたらしいんですが、そういうところをやっぱり、私が言いたいのはそこをきちんとやっていったほうがいいじゃないかというふうに思うわけです。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 再質問で狐崎議員から高校の再編等についての逆流がないかというお話だったと思いますが、自分は、一番の原因はやっぱり議員がさっきお話ししたとおり、全県1区の輪切りというこの制度、このシステムがやはり非常によくないというふうに思っている人間であります。ただ、現実としてこの制度が今既に行われていて、仙北市ができることは何かということを考えると、子供たちができるだけ遠くに行かずに済んで、それは家庭のさまざまな経費の関係もありますし、子供たちの部活動の時間を確保するという点もありますし、いろいろな観点から考えても、できるだけ遠くに行かなくても地元できっちりと高等教育を受けることができる機関が必要だということが基本になるのではないかというふうに思っております。

 現実を見ると、仙北市内からの他校、他地域校への進学が大変多い状況になっております。この状況をどう判断するのかということが一つあると思います。

 子供たちが地元、できるだけ近いところにいて、自分の将来の夢をかなえるための基礎的な教育をきっちりと受けることができるという教育の場を一刻も早くつくる必要があるという思いで、私は白紙の状況でこの県立高校を考える会議を開催したいというふうに思っているわけであります。

 先ほど議員が少しお話しがありましたけれども、最初から結果に導くというような想定を持っていては市民会議の必要がないわけであります。たくさんの方々からの、ですので公開という形をとらせていただきたいということで、公募委員の方々にも事前のその旨を書いて公募させていただいた次第ですけれども、議論をここで一つ巻き起こさなければいけない、それが次の将来の子供たちの教育の環境をつくる今の私たちの責任ではないかという思いであります。

 2点目の噴火に対する意識の改革、これは大変検討をしたい提案というふうに受けとめさせていただいております。市民の方々が無関心ではそれこそ風評被害等の原因にもなる可能性が十分あります。日常的に山に対する、駒ヶ岳に対する興味を持っていただく、それは市民の方々でもありますし、または登山に入山される方々の思いもここに一つ情報として提供いただけるような、そういう相互のやり取りができるような仕組みをつくらなければいけないのかなというふうにも思います。子供たちも巻き込んだ地域の見守りをするそういう機能を拡充していくという必要性を感じています。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 17番。



◆17番(狐崎捷琅君) 市長の思いはよくわかりました。

 非常にくどいようですが、そうすると、まずは学校を建てたいと、今建てないと将来これからもずっと建たないよという感じでこの市民会議を開くんじゃなくて、本当にここの結論のとおりを尊重するということですよね。そこを確認したいと思いますし、ついでに、戦後進駐軍が日本にやってきたときに、日本の子供たちはどうしてこんなに目が輝いているんだろうと、がれきの中に住んでいてどうしてこんなに輝いているんだろうと。

 私たちが、今アフリカとかいろいろなところの、アフガニスタンとかの子供たちを見ていると、やっぱり目が輝いていますよね、逆に日本のほうが不登校だったり、学校に行きたくないとかそういうので目がちょっと死んでいる人たちも多いようなんですが、教育というのはやっぱり建物じゃなくて中身だと思います、教育というのは。

 ですから、この学校は耐震構造が云々とか、ちょっとそれますが、耐震構造についても私事で申しわけありませんが、うちの兄は地震のほうのちょっと専門なので、それでいろいろよく話をするんですが、学校が地震で、体育館が地震でだめになるくらいだったら、みんなここら辺は全部だめになると。それで、そのお金を耐震のために全部使って、その結果何も残らなくなったら、その結果破産してしまったり、そのほうがよっぽど怖いんじゃないかというようなことをよく話し、地震の専門の学者が、自分の兄なんですが、地震の専門の人がそういうふうに話ししているわけです。

 問題は耐震、耐震、耐震、今不景気だからとにかく建物を建てなければだめだと、耐震に名をかりて建てなければだめだというふうになっていって果たしていいのかなというふうに思うんですが、繰り返しますが、やっぱりそういうことに惑わされないで私たちは、例えば、極端に言えば、雨が漏っても教育は中に入っている子供たちがしっかりすればいい教育ができるのだということを私はそういうふうに思っていますが、市長はどのようにお考えですか。これで私の質問は終わりたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 耐震と、この後方向づけがされてくる高校のあり方というものは別物だと思っています。耐震というのは、これは生徒、子供たちの命を守るために必要な対策でありますから、やらなければならないことはやらなければいけない。けれども、その後にどういう学校を仙北市で要求したいのか、秋田県教育委員会に要求したいのか、秋田県民に要求したいのかということはきっちり分けてこれから議論しなければいけないというふうに考えています。

 ただ、どうなんでしょうか、こちらから質問するのは変ですけれども、雨漏りがするとか屋根のトタンがはげたとか、そういう学校に子供たちが行きたいかと思うと、またそこは違うと思います。実際に自分の子供もこれから何人も高校に進学していかなければいけないという子供を持っている親からすると、できるだけいい学校に入れたい、そのいい学校というのは建物もそうだけれども、もちろん教育の内容、あり方もそうです。総合力で教育は語られるべきだと思います。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 17番、狐崎捷琅君の一般質問を終わります。

 11時5分まで休憩いたします。

                             (午前10時53分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時06分)

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△田口喜義君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 13番、田口喜義君。



◆13番(田口喜義君) おはようございます。

 それでは、仙北市議会任期最後の2月定例会において発言通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 市長の施政方針にもありましたように、市民の生活を守る上での質問となりましたので、市長の率直な御答弁をお願いをいたしたいと思います。

 まず最初に、市立病院についてであります。

 策定委員会の最終報告に基づいて年2回の点検・評価を行うことになっておりますが、内容をどのように市民に公表するのかという質問であります。

 仙北市では、国のほうに市立病院改革推進計画を提出をいたしております。これらに基づいて、有識者、専門家の方々と市民を中心とする方々により進捗状況を点検・評価して、この開催後、随時広報や議会に報告するとなっておりますけれども、どのような報告がなされたのか。広報の2010年の2月号ですか、広報のナンバー53に年次別推移が載っておりましたけれども、このような報告で点検・評価とするのかどうかを伺いたいと思います。

 次に、テナントドクターズ制度についてであります。

 マニフェスト関連予算の概要の中にもありますテナントドクターズ制度は、現在のルールの中で市長の考えていることが実現可能なのかどうか、そして今後の進め方について伺いたいと思います。

 次に、温泉療法についてであります。

 現在温泉療法医、療法士は全国でどのぐらいの人数になるのか、また、県内でどのぐらいの方がいらっしゃるのか、この方々はどのような活動をされているのか、病院との連携についてと仙北市ではどのような温泉療法を考えているのか伺いたいと思います。

 次に、田沢湖病院の障害者施設と一般病棟化の継続と夜間の急患対応についてであります。

 4月1日より副院長として医師の採用が施政報告でありました。厳しいと言われておりました中で、念願の医師の招聘でありますので大変うれしい限りであります。

 そんな中において、障害者病棟は継続されるものと思いますけれども、現在障害者の入院が待機待ちともお聞きしております中、ベッドの利用数はどれくらいに考えているのか、例えば応室条件が少ないために、現在は42名の入院患者、その中の約70%が障害者だと思いますけれども、医師確保によって60床数のベッド数をフルに活用できるのかどうかという意味の質問であります。

 また、夜間の急患対応について、現在は平日は午後7時まで、土日祭日は5時までとなっております。当然電話連絡をしてから伺うことにはなっておりますけれども、この急患を、市長が12月定例会で答弁されたように午後11時まで延長されるのかどうか、これは4月赴任されてからということになりますけれども、伺いたいと思います。

 次に、市民生活についてであります。

 質問の1点目は、生活の基盤である市民の交通確保について。高齢化に伴い、ひとり暮らしや老夫婦の方々の病院や買い物等のサポートについて。

 現在、ひとり暮らしや老夫婦の生活の中で、特にこの冬場に関しては生活の足であります交通の確保が最重要課題だと感じております。仙北市の公共交通は内陸線、路線バス、スマイルバスやたっこちゃんバス、乗り合いタクシー、スクールバスなどありますけれども、乗り場まで行き着くことが困難な方々がとても多く感じられます、バス停等々ですけれども。

 高齢者のサポートは、これからは戸口から戸口までの交通確保を早急に対応しなければ生活できないという方々を実際目の当たりにするとき、一番先にやるべきことではないかなと思います。サポートにはいろいろなやり方があるかと思いますけれども、また、いろいろな規制もありますので、この規制の障害や費用の面などの課題はありますけれども、有料ボランティアなども取り入れた支援策はないものかどうか伺いたいと思います。

 次に、暮らしやすい、住みやすい、健康で生きがいの持てる仙北市であるべきと考えるとき、働く場がある、税が安いなどの条件のもとで、固定資産税や市民税の引き下げはできないかという質問であります。

 税においては、それぞれの税目において賦課する基準があるわけですが、かつては、この地域は税金が安いので住んでみたいという方もおりまして、住まれている方もおります。でも、現在はむしろ都市部のほうが税サービスの面では充実しているために、田舎を離れる傾向があるとすれば、税を引き下げしてでも対応できないものかという質問であります。

 次に、行政組織の条例改正についての基本的な考え方について伺いたいと思います。

 市長よりは観光商工部を観光商工部と農林部に、各地域センターを市民福祉部に編入することでありました。当初示された提案ですけれども。これは、分庁舎方式で課題となっている的確性、迅速な意思決定、横断的、柔軟な機動的な組織とする方針でありました。しからば、基本的な考え方について、職員の人数、課の数も含めてですけれども、職員の人数やそれぞれの部の予算の規模、それと、いわば仙北市の重要政策等いろいろ仕分けする基準はあると思いますけれども、市長は何を重視するのかについて伺いたいと思います。

 ちなみに、この案でいきますと、市民福祉部が一番多いように思われますけれども、実際課の数と職員の数はどれぐらいになるのかどうかについて伺いたいと思います。

 次に、教育委員の選任についてでありますが、施政方針において、今定例会最終日に教育委員の人事案件が追加される予定になっておりますが、教育長不在の中で平成22年度の予算案、人事等行うことになりました。このことによって、教育行政に与える影響はなかったのかという質問であります。実際11月の末から教育長が不在となっておりますけれども、法や規則等において問題はないのかどうかということについて伺いたいと思います。

 次に、田沢湖高原等にある空き施設を外国人観光客誘致に活用できないかという質問であります。

 田沢湖高原には、かつて20数カ所の保養所や研修所、別荘、ペンション等がありましたが、現在では数カ所となってしまいました。そこで、この空き施設を行政が主体的にあっせんできないかという質問をかつての市長に質問してまいりました。各団体のそれぞれの施設は閉鎖に伴い、移譲先が見つからないと解体をして更地にしてしまいます。そうしますと、次の活用ができなくなる、不可能になるわけであります。国内でいろいろ行政があっせんの手はずはとったと思いますけれども、県内あるいは国内でこのあっせんが困難だとすれば、外国の方に誘致はできないか、今定例会で韓国ドラマの「アイリス」のお話もありましたけれども、田沢湖ハイツやたつこ像など、今、白馬スキー場では外国人の経営者によるコンドミニアムなどの利用として活用をしております。そして外国人もやはり同じ国の方の経営者となりますと、すごく親しみを持つということを伺っております。特に仙北市の冬季観光を考えた場合、スキー場ですね、考えた場合に台湾や中国や、いわば東アジアの方が、雪の降らない方々にとっては非常に魅力的であり、またこういう施設をどういう形であっせんするのかどうか、これは今後の課題でしょうけれども、誘致は可能ではないかなというふうに私は考えますけれども、これについてお考えを伺いたいと思います。

 次に、最後の質問として、きめ細やかな市民への情報提供が効率的な行政運営の基本と考えるときに、具体的な予算の内容と具体的な政策を市民に伝えるための手段として広報のほかに考えていることは何かという質問であります。

 バブル崩壊後、右肩上がりの経済が崩れている中において、行政サービスも今まで同様のサービスが大変厳しくなったと感じております。

 市長が言われるように、地域住民が主人公、市民参加による効率のよい行政を目指すわけですが、市民参加についても市民がいつでも参加できるわけではありませんし、だれでも参加できるかという課題もあります。

 そんな中において、市民参加を標榜するとすれば、最初に手がけることは役所の実態やその他多くの情報を市民に知らせ、これでいいのかという意見を聞くことであると思うわけであります。まずは、多くの情報を知らせる方法として市長が述べております新年度からはナビを廃止して広報を月2回発行と言われておりますけれども、この広報のほかに市民に情報提供することは何なのかということについて伺いたいと思います。

 以上で、この場からの質問とさせていただきます。よろしく御答弁をお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 市長、門脇光浩君。



◎市長(門脇光浩君) 田口議員の御質問にお答えをいたします。

 初めに、市立病院について策定委員会の最終報告に基づき年2回の点検・評価を行うことになっているが、どのように市民に公表するのかという御質問であります。

 仙北市立病院等改革推進計画の検証市民委員会を9人の方に御委嘱をさせていただいております。また、検証専門委員会の6人の皆様に御委嘱をさせていただいております。

 検証市民委員会は、第1回は平成21年11月30日に開催をしております。また、検証専門委員会の会合は第1回を平成22年2月8日に開催をしております。

 本計画の目標を達成するために、まずもって改革に取り組む職員個々の意識改革が必要でありますが、あわせて市民の皆様の行政ニーズとの整合性、また、変革する医療制度を見据えた客観的な検証を行い、改革を着実に進める必要があると考えています。

 御質問の計画の取り組みに対する点検・評価の内容をどのようにして公表していくのかという質問でありますが、市立病院等の運営状況も含め、適宜広報やホームページを通じてお知らせをするほか、行政懇談会など私自身が地域で直接お話をさせていただく機会を多く生み出し、きめ細やかにその情報を提供できる状況をつくり出したいというふうに思っております。

 また、地域医療に対する関心が高い状況を踏まえて、市民から広く病院経営改革に対する意見を募り、改革の取り組みに反映させることなども今後検討していきたい事項であります。

 2点目のテナントドクターズ制度についてであります。現在のルールの中で可能な制度なのかという御質問であります。

 病院、診療所などの医療機関における管理形態は、医療法で定める施設基準により運営されていることは議員御承知のとおりであります。私がマニフェストに掲げた医師確保事業としての当該制度は法的に何ら抵触をするものではありません。ただ、現行法のまま運用した場合、貸与スペースを間仕切りしなければならないなど一定の制限があることがわかっております。このため、県と協議をしながら仙北市独自の医療特区を検討し、条件を整備するとともに、医師の確保に最大限の努力を傾注していきたいと考えております。

 温泉療法について御答弁申し上げます。

 乳頭温泉郷や玉川温泉を初めとする東北有数の温泉観光地で、温泉利用客の増加を図るため、温泉を活用した滞在型観光メニューづくりを行うなど仙北市の売りの1つでもある温泉をもっと観光に生かすための取り組みを来年度行う予定であります。

 温泉療法医は市内に1人だけおります。そのため、市立病院の常勤医の中から温泉療法医の資格を取得していただけるよう環境づくりを進めているところであります。なお、私の知る限りでは、温泉療法医は秋田県にもう1名いると思います。

 次に、温泉療養士の育成ですが、緊急雇用創出臨時対策基金事業等を活用した温泉活用観光事業で、温泉療法医の指導、講習により22年度行う予定でございます。温泉療養士という資格は公的にはまだ認知されておりません。カテゴリーのない範囲であります。そういうこともあって、県との連携により公的に温泉療養士としてより明確な信用ある資格認証制度を確立していきたいと考えています。

 今後は、温泉療養士として認定を受けた方々を活用し、健康志向の中高年を対象としたヘルスツーリズムを提案するなど、温泉療養士のいる温泉卿を仙北市の売りにして誘客に努めていきたいと考えています。

 また、温泉活用観光事業では、温泉を安全に安心して利用していただくために、温泉の効能や健康増進作用を十二分に発揮する各温泉の泉質に合わせた温泉活用プログラムを作成し、旅行代理店や観光客等へ提供することや、宿泊施設等の観光事業者が温泉利用者に対して適切なサービスを提供できるように温泉ホスピタリティーの研修を実施する予定でおります。

 次の質問でありますが、障害者病棟の継続と夜間の救急対応についてという質問であります。

 病床利用率の悪化を食いとめるために障害者施設等一般病棟化を開始し、その結果、現スタッフでの可能な限りのところで病床利用率70%を確保するまでに至っております。その結果、大幅な収益増にもつながっております。

 しかし、常勤医2名での病床利用率70%を確保することは医師への多大な過重労働がかかっていることも事実であります。医師充足がかなうことにより医師の労働環境の改善も図ることができて、若干の入院患者増も見込めるものでありますし、さらなら収益増につながるものでもあることから、当面はこの状況を維持して、病院の体力をつけることが最善と考えています。

 次に、夜間の急患対応であります。

 現在、午後5時15分から7時15分までの対応としていただいておりますが、当直勤務は大部分の日数を大学等からの非常勤医師による応援に頼っているのが現状であります。医師1名が増員されても当直勤務の相当の日数を大学からの非常勤医師の応援に頼らざるを得ない状況に変わりはないというふうに聞いております。医師1名の充足によって、すぐに時間延長が可能かどうか病院の医師と大学からの派遣医師との十分な調整が必要と思われますので、病院側と早急に検討を進めまして、市民の皆様の期待にこたえられるよう努力してまいりたいと思います。

 大きな項目の2番にあります市民生活について御答弁申し上げます。

 生活の基本である市民の交通確保について、高齢化に伴いひとり暮らしや老夫婦の方々の病院、買い物等のサポートについてという御提案だと思います。

 仙北市における生活の場としての交通手段を取り巻く環境は、人口減少、少子高齢化による公共交通利用者層の減少、それに伴う路線バスの撤退により厳しい状況となっています。そうした中、平成21年3月には北秋田市とともに地域公共交通総合連携計画を策定し、内陸線の利便性向上、2次アクセスや交通空白地域解消の実証運行などを実施しているところであります。

 市の行政区域は広く、集落も点在していることから、自宅から目的地まで数回の乗り継ぎが生じること、加えて自宅からバス停留所、最寄り駅まで1キロメートルを超える地域もあったりで、移動に制約を抱える高齢者の対応がより求められているのも事実であります。こうした状況を踏まえ、田沢地域においては、地域の人たちが高齢者の依頼を受けて、代行して買い物を行い、届けるというサービスをしようという動きもあります。

 また、西木町桧木内地区においてはNPO団体による過疎地有償運送が行われていますが、運行許可の前提として、民間交通事業者の合意がなかなか難しくて、鉄道や路線バスの最寄り駅、バス停留所までといった運行制限があるため、利用者本来の要望に沿った運行ができていないという問題も抱えております。

 こうした地域公共交通を取り巻く厳しい環境に対処するため、平成22年度の組織再編において、仮称でありますが、企画振興課に地域交通支援係を設置することとしています。まずは高齢者や障害者の方々がどこでどんなふうに、移動する際どういう不便を来しているのか、その現実を明らかにすることが必要であると考えています。その調査結果を市民と共有し、市民の基本的な生活と社会参加の機会を確保するという観点に立って、市民や仙北市社会福祉協議会など関係団体等との共同による地域公共交通の構築に取り組んでいきたいと思っています。

 暮らしやすい、住んでみたい健康で生きがいが持てる仙北市であるべきと考えたときに、税の提案であります。固定資産税及び市民税の引き下げについての御答弁とします。

 地方自治体が課税する場合に、通常よるべき税率が地方税法で定められていて、これを標準税率といいます。固定資産税の標準税率は1.4%、市民税では均等割が3,000円、所得割6%となっております。この標準税率は財政上やその他の必要があると認める場合にはこれによることを要しないとの定めもありまして、下回る税率を採用することも可能であります。

 ただし、その場合には地方財政法上のペナルティーが科せられ、公共事業に対する起債に際し、総務大臣または都道府県知事の許可が例外的に必要となり、また確保すべき収入の徴収等を怠ったとして地方交付税が減額されることもあります。

 以上の理由で、事実上引き下げることができず、日本全国どの自治体も横並びとなっているのが現実であります。

 過疎地等への不均一課税制度が国の税法上で実施されない状況下ではなかなか難しいのではないかと、困難性が高いのではないかというふうに思われます。

 本市では、財政事情が厳しい状況下にあることから、固定資産税や市民税等の普通税の税率引き下げについては難しい状況と考えております。

 大きな項目の3点目であります。行政組織の条例改正についての基本的な考え方ということで御質問いただいております。

 今回の組織の見直しについては、市政公約に掲げたさまざまな政策、施策の実現に向けて効果的に展開させるとともに、より効果的な体制のもとで行政サービスの提供を行うために市長部局の機構改革を行うものであります。今後、定年退職や早期退職による職員の減少が見込まれることや、国の制度、補助事業の動向により市が行う事務事業の見直しが必要になることから、限りある行政資源を生かし、より効率的で効果的な組織となるよう随時見直しを行ってまいります。

 いずれにいたしましても、組織の改編に当たっての配慮しなければならない点は、議員も大変御心配しておられるとおり、配属する職員の人数、事業、事務量及び予算規模、重要施策、所掌等多々あるわけですが、組織上どうすれば常態的に効率的、効果的に政策、施策業務遂行がなされるかをめどに、今回の組織案を計画したところであります。

 このような中で、幾つかの懸念をお持ちになっている点の1つは、多くの施設とそこに働く多くの職員を有し、かつ市民生活へ日常的に直結する部門でもある市民福祉部がさらに業務拡大等の状況になるのではないかというところにあるというふうにお聞きしました。

 これは、正直申しますと、計画策定者としての私も同様の見方があることを否定できないところであります。22年度は部内職である福祉事務所長が自己完結的な福祉関係事務権限を有していることにかんがみ、その決裁権限を従来に増した効果的な完結型で移行することとし、部長職責の権限をさらに進めたいと考えています。

 なお、昨今の取り巻く諸状況から福祉施設の福祉政策、施策の企画面での充実を図る必要性が求められております。23年度を予定している養護老人ホーム角館寿楽荘、特別養護老人ホームかくのだて桜苑の民間移譲とタイミングを一にした市民福祉部の組織のあり方について鋭意検討を進め、23年度再度組織改編を実施する計画としております。

 また、組織上市政全般にわたる総括的役割を担う総務部にあっては、加えてマニフェストの具現化、実現化を図るため企画部門のさらなる強化が求められています。総務部長の職責を軽減するものではありませんが、課、係等の効果的配置とともに、新たに次長職を設け、企画部門の機動的運営を担わせることとしております。

 ちなみに、今の予定で申し上げますと、市民福祉部の職員の人員等のボリュームとしては、現行229名から261名程度になるのではないかというような予想をしております。行政改革上からは7部29課という体制から5部23課を予定しているところであります。

 続きまして、大きな4点目の教育委員の選任についてであります。

 教育長不在の中で予算、人事等を行うことになったけれども教育行政に影響はなかったかという御質問であります。

 教育委員会の統括的な責任者である教育長が不在であるということは、教育行政を進めていく上で決して好ましい状態ではないと考えております。教育長については地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第16条により当該教育委員会の委員(委員長を除く)である者のうちから教育委員会が任命すると定められていて、第17条において教育委員会の指揮、監督のもとに教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどると、その職務が定められております。

 したがいまして、教育長については教育行政に精通した広く学識を有する人材を求めることが肝要であると認識していて、その人選について多少のお時間をいただくことをどうか御容赦いただきたいというふうに考えております。

 施政方針でも申し上げたとおり、本定例会において教育委員の選任について追加提案をお願いしたいと考えておりますのでよろしく御審議賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

 教育長が不在の間、規則により教育次長が職務代理者としてその任に当たっておりますが、教育委員会の諸課題については必要に応じて報告を受け、遺漏のないよう対処しているところであります。

 また、教職員の人事についてであります。

 南教育事務所仙北出張所と随時協議をしているほか、各学校長との連携のもとに現在調整を行っております。

 教育長の職責はまことに大きなものがありますが、教育委員長を初めとする教育委員、事務局職員が一丸となって、教育長不在の間教育行政の推進に誠心誠意取り組んでおりますので格別の御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。

 大きな項目の5番目であります。

 外国人観光客誘致について、田沢湖高原等にある空き施設を活用できないかという御提案です。

 田沢湖高原等にある空き施設の活用でございますが、スキーブームが全盛期であったころ、田沢湖地区には4カ所のスキー場がありましたが、観光客の減少やレジャー嗜好の変化などによりスキー客は減少し、これに伴い現在は田沢湖スキー場1カ所だけとなっております。この影響により、田沢湖高原地区宿泊施設の冬季の宿泊客は減少の一途をたどっており、旅館、保養施設等の空き施設も目立ってきております。これら空き施設の活用方法は体験型観光の拠点施設として整備することにより、日本の観光客のみならず外国の方々にも満足いただける施設に利用することや、また最近の健康志向のブームに乗り、ヘルスツーリズムの拠点施設として利用することも考えられると思います。

 現在、田沢湖高原地区の空き施設として秋田市役所職員保養所や、地方職員共済組合保養所の田沢湖ハイツなどがありますが、これはいずれも何らかの状況もありますけれども、老朽化が激しい施設でありまして、補修に要する経費、また民間施設の場合、買い取り、借り上げにかかる経費など、財政的な負担が出てくるなどさまざまな課題も考えられるところであります。

 これから、田沢湖高原地区に合ったさまざまな利用方法を考え、これに合った空き施設があるかどうか、また、費用対効果やその担い手とするための日本企業だけではなく、外国の企業等もあわせて検討してまいりたいと思います。

 よくふるさと会などにお邪魔をすると、ふるさと会の会員の方々が同じようなお話をされているのを思い出しました。実家に帰ってもなかなかゆっくりできないと、代がわりがあったり、いろいろな家庭の環境もあるかと思いますが、ただ、ふるさとはとても懐かしくいつでも訪れてみたい場所だということを皆さんおっしゃいます。そういう方々の需要、ニーズを満たすためにも田沢湖高原の空き施設の活用などは大変有効ではないかというふうにも考えております。

 最後の項目です。

 6番目のきめ細やかな市民への情報提供が効率的な行政運営の基本と考えるときに、広報等のほかに何か情報発信の手段は考えていないのかという御質問であります。

 平成22年度当初予算につきましては、就任後各種行事や会議、また行政懇談会など市民の皆様とお会いできるあらゆる機会をとらえてお話をさせてきていただいておりまして、市政公約を着実に推進するため、執行初年度の事務事業として予算化も計上させていただいております。

 この予算の公表につきましても、従来の広報による公表とあわせ、仙北市ホームページへの掲載や、各種会議などの際に配布できる概要版、ダイジェスト版の作成などを行いたいというふうに考えております。1人でも多くの市民の皆様にみずからが語り部となって、予算の概要をお伝えできるようさまざまな場面を生み出し、その手法等についてもたくさんの手法を考えていきたいというふうに考えています。

 本議会に提出させていただいております平成22年度の当初予算につきましては、どうか御審議をいただきながら、満場一致で御可決賜りますよう重ねてお願いを申し上げる次第であります。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 13番、教育委員長の答弁は求められなくてよろしいですか。



◆13番(田口喜義君) はい。



○議長(佐藤峯夫君) それでは、13番。



◆13番(田口喜義君) あと16分でありますので。

 1つ目には、市立田沢湖病院についてですけれども、市民サイドからいいますと、高度な医療、いつでも安心できる医療を望んでいるわけですけれども、やはり市民サイドもそれに対して自分たちのできることは自分たちでやっていかなければならないというふうなことがあるのではないかなと。そんな中を考えますと、やはり市民としてははしご受診などはなるべく控えるだとか、やっぱり自分の病気の原因を把握するだとか、医者任せにしないだとかということがありますけれども、この他市長が考えている、市民が病院を支えるという、もし手法等ありましたら伺いたいと思います。

 次に、温泉療法についてですけれども、病院と連携してやることは可能なのかどうか、例えば病院の入院ベッドを活用する等々のことであります。

 日本の温泉場、名湯のある温泉場においては医療費が30%ぐらい少ないというような話を聞いておりますけれども、仙北市についてはそのような傾向はあるのかどうかということであります。

 次に、生活の足ですけれども、もうすぐ改選の時期を迎えますけれども、4年前も豪雪でした。でも、本当にこの4年間で市民の生活が、議員の皆さん特に痛切に感じていると思いますけれども、本当に高齢化になったんです。

 例えば、4年前ですと、ある地区に行くと流雪溝の整備をしてくれという要望が多かったわけですけれども、4年後の今現在は流雪溝まで雪を押していけないので、自分の家の玄関の雪を何とか持っていってくれないかという要望であります。

 次に、やはり路線バス、いろいろありますけれども、路線バスの停留所まで歩いていけない。ですから、週1回、多いかどうかわからないんですけれども、やはり自分の家から、きょうは病院へ行って買い物してきますよというのを、いわば交通機関を確保していただきたい。これに対しては、市長の答弁では運行の制限がある、そして市民の要望になかなかこたえていないという答弁をいただきました。

 でも、いわばこのサービスがなければ、これからさらに高齢化が進んでいきますので生活できなくなるんです。特にさっき言われました田沢地域だとか、あるいは西明寺、上桧木内ですか、こういうさっき市長が言われました田沢地域でも安心して暮らせるということが確立しますと、この仙北市では、人口は、私は減る傾向にはないという。ですから、この足の確保ですね。

 ですから、ちょうど4年前も豪雪、ことしも豪雪です。ひとり暮らしだとか本当に高齢化の方々は、いわば雪かきのために除雪された固い雪のために、これを除雪するために腰を痛めて整形に行ったと。この腰を痛めれば、この人はあと一生治らないんです。ですから、このような雪のサポートをするにも、例えば月に1回とか、年に例えば3枚とか除雪券だとかあって、この券を出したら必ずきょうじゅうに来てくれる、これは無料というわけでなくて有料でも結構だと思うんです。こういう対策がとられないのかということであります。

 それで、次に行政組織の改正でありますけれども、最初に示された提案は農林建設部でありました。仙北市の基幹産業が農業だとすれば、道路や水路など関連も大きいものですから、私はこの提案はおもしろい提案だなというふうに思っておりました。市長の考え方の中には、建設も産業振興を含めた所得アップにつなげるための提案ですよということを言われました。私はそのとおりだと思ったんです。何でこういう当初から現在のように変えたのか、これについても伺いたいと思います。

 それから、教育長の不在の質問ですけれども、教育長は先ほどの答弁の中に教育行政の統括の責任者であると、不在ということは好ましくないと言いました。そうしましたら、この大切な予算、人事のときは教育委員の中から選任してもよろしかったんじゃないでしょうか。でなければ、市長あるいは副市長が兼務できなかったでしょうか。

 市長答弁で、今回提案するのは教育行政に精通した人材をという、もう少し時間をくださいということは、結局現在の教育委員はそれを伴っていないのかどうかというふうに感じられました。私はそうでないと思うんですよ。委員長さんも立派な方ですし、できると思うんですよね。それは、市長がやるかやらないかでなかったのかなと思います。この法あるいは条例に問題はなかったのかということなんです。もし、これがこのまま通っていったら、こういうことが往々にして出てくるかもしれない。それは結果オーライであればよいということも言われるかもしれませんけれども、この場はルールですから、私はそういうふうに感じました。

 それと、市民への情報の提供であります。

 皆さんも御承知のとおり、ニセコ町では情報公開条例やまちづくり基本条例を制定して、市長も御存じだと思います。前の一般質問でも前市長にもさせていただきました。これは平成15年ですけれども、とってもよく書かれているんですよ。よく書かれているか、そのとおりです。口で言っても市民もわからないんですよね。きょう、このニセコ町に電話したらまだやっているそうです。とっても好評だそうです。そうですよ、本当に詳しく書いてあります。

 私はこういうのが一番市民参加、市民がこの予算書を見て、何かおかしいことあったら言ってくれないですかと、これはちょっと順番が違うんではないですかと、そういうのがどんどん出てくるそういう仙北市に市長自身は考えていると思うんです。ですから、こういう予算書を全戸配布といいますか、これは希望者でもよろしいかと思いますけれども、こういうのをつくる考えはあるのかどうかということを改めてお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) あらかじめ田口議員にお願いでありますが、たくさんの質問をいただいたこともありまして、まだうまく把握できていない点もありますので、抜け落ちている答弁がありましたら御指摘をお願いしたいと思います。

 まず、1点目の病院のあり方であります。

 私が伺った範囲では、市民の皆さんがその意識を改革をして、市の病院を、自分たちの病院を育てていくという思いにならなければいけないというその手法は、もっとほかに手を尽くさなければいけないことがあるんではないかというお話だったと思います。この点に関しては私も全く同意見であります。私は、市民一人一人が病院をつくっていく、そんなまちづくりが必要であると思っていますし、生活の安心・安全を第一番の大きな柱に据えておくということの意味は、そういう意識改革を市民の皆様にもどうかお願いしたいということを考えているから申し上げているわけであります。

 例えば、お医者さんにだけ、看護師さんにだけ要求するのではなくて、例えば自分の健康を、余病と申しましょうか、未病と申しましょうか、病気にならないように毎日の生活を規則正しくするとか、うがいをするとか、そういうところからでも一つ一つ積み重ねをすることが私たちの病院をつくっていくという、その大きなエネルギーになっていくのではないかというふうに思います。病院はやっぱり市民一人一人が支えてつくっていくものだということに対して、田口議員のお話には全く共鳴するものであります。

 ただ、それをどういうふうに進めていくかという手法であります。今のところは、でき上がった計画を審議いただきながら検証していただくという状況がありますけれども、一番の基礎になるのは経営をどうするのかというその場面がとても大きい部分、パーツであります。

 病院は、医師力というのは、そこの中には経営をどう維持していくのかということがやっぱり大きなファクターになります。この経営を維持するということに対して、市民の方々にもっともっと情報提供をしていく必要があるなというふうに自分は思っています。医師や看護師などのメディカルな方々だけのテーマではなく、経営をどう改善していくのかというところに対しても、市民の方々からたくさんの御意見をいただくという、そういう仕組みづくりも必要ではないかというふうに思っております。

 それから、2点目の温泉療養と病院との連携手法についてであります。

 これは、私が当初想定していた内容とは若干田口議員の御提案とステージが違うなというふうに考えました。というのは、自分は温泉の入浴や効能を医学的に知識を得ている温泉療法医もしくは温泉専門医というカテゴリーもありますけれども、温泉療法医の方々の指導をいただきながら、健康で本当に楽しめる温泉郷をつくっていきたいというような思いでありまして、そこに温泉郷に本当であれば日ごろから常駐しているということが好ましいんでありますが、この医師不足の状況の中でお医者さんを温泉郷などに配置するという、そういうことはなかなか難しいという状況があります。ですので、温泉に入浴する、その知識を持った療養士の方々にその温泉の入り方などを熟知していただいて、できるだけ多くその温泉地に滞在してもらうということを考えたわけですけれども、この話からすると、田口議員が御指摘になった病院というステージが欠落しております。

 というのは、自分の思いの中には温泉療法医が病院にいないというような前提から始まった考え方であります。ところが、昨今のさまざまなお話をお聞きしますと、公立・私立の病院に御勤務されている先生方の中でも、温泉療法に関して大変興味を持っている方々がいらっしゃるというお話も聞きまして、その活動の場はその温泉郷にとどまらず、医療機関の中でも考えることができるのではないかなというふうには思います。

 それと、3点目としてお伺いしておりましたけれども、高齢者の足が確保できない限り地域は衰退していくだけだという話です。これも全くそのとおりだと思います。これからの行政は、地域公共もしくは地域交通をどう確保するかという大変大きな課題を抱えております。どうしてかというと、お客さんが少なくなるので、お客さんが少なくなる分だけ利益率は減るわけですから、これはもう利益、損得ではない状況の中で交通を確保していかなければいけないという状況が一つ出てきます。このシステムをどう構築するかということは仙北市にとって非常に大きく、また喫緊の課題であるという認識はあります。ただ、正直なところ、その打開策、決定打を持ち得ておりません。これは、議会の方々と本当に議論を重ねていくしかない、市民の方々と議論を重ねていくしかないというふうに思っております。

 さらに、4点目として農林と建設の部の関係であります。

 当初、私は、農林部と建設部は産業として経済活動として密接に結びつきがなければならないというようなお話をさせていただきました。熟知した後このように思いました。なぜ、要するに観光商工と農林建設を分けなければいけなかったかという考え方です。これは、各セクションが持っている技術や知識をフル活用して初めて連携というステージに上っていくというふうに考えます。まだ、仙北市はその状況までに至っていないというふうに私は判断をさせていただきました。

 つまり、今後23年度以降も組織の改編、先ほど御答弁させていただいたとおり、組織の改編は行いますが、今は農林が徹底的にさまざまな情報の収集とさまざまな事業の導入等により、また、市民の皆様のマンパワーを活用して、農林という形で一つ大きな役割を果たしていくということがまず必要だと、その後で必要であれば、建設関係も経済の一部として連携をしていく必要がある、その前の段階だというふうに考えたということをお話させていただきたいと思います。

 議長、よろしいでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁だけは続けてください。



◎市長(門脇光浩君) はい。

 それから、5点目だと思います。

 教育長を現在の委員の中から選出してもよかったのではないかというお話であります。兼務してもよかったのではないかというお話であります。

 これについては、私の思いもありますが、今いる教育委員の方々を決して否定しているものではありません。皆様すばらしい方でありますし、教育に関する情熱をお持ちの方々であります。ただ、5名という定員がありますが、5名の定員の方々をとにかく先に充足したいという思いがあります。そういうことがあって、5名の方々を充足した上で教育委員長をお決めいただきたいなというふうな考え方で、今、まず空席となっている欠員の1名を充足したいという思いが先行したというふうにお考えいただければありがたいと思います。

 6点目の予算の見せ方についてであります。

 私もニセコ町の例をよくお聞きし、また見たりもして大変うらやましいなというふうな思いもあります。今回は、予算上ではダイジェスト版みたいなものをつくって、皆様に予算の内容を、特にさまざまな事業を、新しい事業とかというものを皆様に見ていただきたい、そういう内容のものをつくりたいというふうに考えています。この後、例えばまた別の市町村ではありますけれども、子供たちに絵をかいてもらって、その絵を刷り込んで総合計画やさまざまなプランを、実は販売をしているという市町村もあります。そういうふうなことをして収入を得ながら、一方では地域の方々、市民の方々に市のあり方をお知らせしていくという手法もこれから検討していきたいというふうに思っております。

 以上であります。



◆13番(田口喜義君) 終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 13番、田口喜義君の一般質問を終わります。

 13時10分まで休憩いたします。

                              (午後0時09分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時09分)

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△小田嶋忠君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により、発言を許します。

 4番、小田嶋忠君。



◆4番(小田嶋忠君) それでは、2点について質問させていただきます。

 1つは、私は福祉施設、養護老人ホーム角館寿楽荘及び介護老人福祉施設かくのだて桜苑の民営化について質問させていただきます。

 まず、このことについては市長のマニフェストには掲げられていなかったと思いますが、今あえて民営化しなければならないのか、その理由を伺います。

 さらに、現在自宅で亡くなる人はおよそ1割程度といわれています。多くは病院、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム等で過ごし、そしてそこをいわばついの住みかとして過ごしておられる方々であると思われます。市長は、このついの住みかという言葉をどう受けとめ、どう感じておられるか、あわせてお伺いいたします。

 2つ目として、平成21年10月9日、秋田県人事委員会は職員の給与等に関する報告及び勧告を行っています。この勧告の1つに勤務時間の改定があります。1日8時間の勤務を1日7時間45分、また週40時間を週38時間45分と改定し、平成22年4月1日から実施するよう勧告をしています。

 秋田県人事委員会の勧告がなされた後、仙北市と横手市を除く県内の全市町村が自治体当局と職員組合との間でこの改定を実施することが合意されています。仙北市において、勤務時間の改定が実施されないその理由を伺います。

 以上、答弁をお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 市長、門脇光浩君。



◎市長(門脇光浩君) 小田嶋議員の一般質問にお答えをいたします。

 1点目の福祉施設、養護老人ホーム角館寿楽荘及び特別養護老人ホームかくのだて桜苑の民営化について、マニフェストを実施するという展開の中で私のマニフェストの項目にはあったのかという御質問ととらえております。

 私の仙北市に対する思いというのは、お話のとおりマニフェストの最初に掲げさせていただいた大きな可能性、発展に転じる資源がどこのまちよりも多彩だという、その思いでふるさと仙北市をこれからまちづくりの第2章を展開していきたいというふうな思いを皆様にお伝えしております。この仙北市を、ここで暮らし、子や孫に郷土を引き継ぐために皆様のお力をおかしいただきたい、そしてあしたをつくる8つの約束ということでマニフェストをお示しした経緯があります。

 御質問にある市立の老人福祉施設の民営化推進は、このマニフェストには書かれていないのではないかという御質問です。狭義の意味では、文言的には明記はしておりませんけれども、約束の5番、徹底的な行財政改革を断行しますは、民と公、公とのワークシェアリングをも含んだ決意と御理解いただけるものと思います。

 2点目の民営化をしなければならない理由について御答弁を申し上げます。

 仙北市が取り組むべき行政改革、行政課題の一つとして行政のスリム化、改革があります。この取り組みとして平成18年3月には仙北市行政改革集中改革プラン、平成19年2月には仙北市行政改革大綱を策定し取り組んでまいりました。

 一方、市議会におきましても、平成19年3月に仙北市議会行政改革特別委員会を設置し、調査検討をいただいております。本定例会冒頭に調査結果として平成21年4月に実施し、特別養護老人ホーム田沢湖清眺苑の民営化、平成23年4月を目標としている、養護老人ホーム角館寿楽荘及び特別養護老人ホームかくのだて桜苑の民営化について報告がありました。

 これらの協議の中で、人件費、職員数の削減が大きな課題として取り上げられております。市では、厳しい財政状況のもと、持続的な行政サービスを確保するために定員適正化計画を策定し、行政サービスの水準を低下させずに着実に実行するためにも民間でできるものは民間でという基本的な考え方に基づき、福祉施設の民営化を検討されたものと理解をしております。

 また、これらの実現のため、平成20年4月に行政改革推進機関としての行政改革推進室や、専門的な取り組みのため福祉施設民営化推進室を設置しております。

 一方、御案内のように老人福祉施設において、利用者に対して福祉サービスを提供するためには国の定める基準の職員を配置しなければならず、現在両施設で利用者の生活支援や介護業務を行っている職員の6割を超える方が臨時職員であります。この方々は身分的に不安定な有期雇用となっております。この皆さんの処遇改善の手法としても民営化が検討されたと考えております。

 御質問にあったついの住みかについてでありますけれども、特別養護老人ホームへの入所は、居宅では生活できないさまざまな理由から入所となるのがほとんどでありますが、居宅に帰ることなく、施設あるいは病院で亡くなられる方が多いという話は先ほどお聞きしたとおりであります。法令等に基づく言葉でのついの住みかという言葉はどこにも見ることがありません。寿楽荘は自立者の生活の場なので、自立できなくなれば退所となるわけで、ついの住みかの言葉には当てはまらないのではないかと思っております。

 続いて、時短についてお話をいただきましたので、御答弁を申し上げます。

 国家公務員の勤務時間については、平成20年の人事院勧告に基づき、平成21年4月1日から1日当たり8時間を7時間45分に改正しており、秋田県においても、平成22年度から時短を予定しております。県内他市の状況は、お話のとおり横手市を除き導入予定と聞いております。

 勤務時間の短縮は職員のワークライフバランスの実現に資するものと考えられますが、導入に当たっては、これまでの行政サービスを維持し、かつ行政コストの増加を招かないことを基本とすべきと考えております。

 地方公務員法においては、職員の勤務時間、その他給与以外の勤務条件を定めるに当たっては、国及び他の地方公共団体の職員との間に健康を失しないよう適切な考慮が払われなければならないと定められておりますが、本市の勤務時間短縮の導入については、行政サービスや行政コストへの影響、他市町村の実施状況等も踏まえ検証した上で、支障がないと判断できた場合は導入をしたいと考えております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 2つ目の時短についてちょっと確認しますけれども、支障がない段階で実施するということですけれども、大体目途としていつごろの予定をしていますか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 支障がないことを平成22年度中に確認できれば、早ければ23年度の導入となるかと考えております。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 現状もちょっとそういう方向で速やかに進めていただきたいと思います。

 1つ目の件なんですが、今答弁の中で養護老人ホーム、これがついの住みかに該当しないという件と議会の特別委員会のどうということもお話がありましたけれども、これについては最後にもう一度触れさせていただきたいと思います。

 それら人生の終末を過ごすついの住みかはすべて経済負担を伴うものであります。ところで、今後申請する特養は、いわゆる新しくつくる場合、小規模生活単位型が基本で、今ある施設も個室ユニット型に整備しなければならないと指導されていると聞きましたが、それはどうなのでしょうか。選択の幅という意味で、従来型と小規模生活単位型が半々になるまでには、国庫補助を受けて、新設する施設は小規模生活単位型を基本としていると厚生労働省老人保健福祉局長通知に記載されているように理解しておりますが、いかがでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 私が認識している範囲内での御答弁となりますので、それに補足することについては部長のほうから御答弁をいただきたいと思いますが、私が認識している範囲としては、秋田県が策定している社会福祉施設等施設整備における整備方針というのがありまして、その中には養護老人ホーム、特別養護老人ホーム等についてのユニット型を基本とするということが規定されているというふうに認識をしております。県では、平成27年度までには個室化を70%という割合まで高めていきたいというような目標設定があるというようなお話を聞いております。

 説明が不足しますので担当部長のほうからお答えさせていただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 加藤市民福祉部長。



◎市民福祉部長(加藤義規君) ユニット型については、今市長が説明したとおりでありますけれども、例えば、養護老人ホームでユニット型をした場合には、現行制度では利用者の負担は変わりございません。そこだけつけ加えて終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 経費が変わらないという答弁をいただきましたけれども、その前に県の特別養護老人ホーム、小規模生活単位型の基本というのは、どこまでもこれは新設に対する今後の施設居住環境の方向性なんですか、新設についてです。

 それから、小規模生活単位型に当たる特養の入居者は、今後当然ホテルコスト、居住費を負担しなければならないわけですが、その額については従来型と比較してみますと、例えば非課税世帯で年金収入が80万円以下の、いわゆる第2段階の入居者では1カ月1万5,000円の負担増、年金収入が80万円を超え266万円以下の第3段階の入居者では3万9,000円の負担増となります。

 現入居者の1カ月の表は第2段階で月額5万円ぐらいだと思っています。8割方は年金額が3万円程度と思われますから、保護者、家族は月2万円以上は負担していることになると思われます。それが小規模型になりますと、さらに1万5,000円の負担を強いしることになり、家計をますます圧迫することになります。このとこについてどうお考えかお伺いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 加藤市民福祉部長。



◎市民福祉部長(加藤義規君) お尋ねの件が2つございました。

 養護老人ホームにつきましては、これは新設の場合はユニット型ということの方向で話されております。それから特養老人ホームはホテルコストということですけれども、議員さんのおっしゃるとおりでございまして、特養を新たに整備した場合はそういうふうなコストになります。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) それがさて本題の民営化の問題ですが、今後民営化を進めるということは小規模型、すなわち個室ユニット型を目指すことを前提として、施設の解体、改造を容認し、なおかつ先ほど申し上げました入居者の負担増も認めているというふうに認識してもよろしいのですね、どうでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 加藤市民福祉部長。



◎市民福祉部長(加藤義規君) 先ほど申し上げましたように、特別養護老人ホームにつきましては利用負担は増にならないわけですけれども、桜苑につきましてはまだまだ使える施設でありますので、早急的には建てかえというふうなことにはならないと思いますけれども、もし建てかえたというようなことになれば、議員さんのおっしゃるとおりの形にしていかざるを得なくなると思います。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 今、答弁の中で、桜苑が新設、いわゆる改修という前提に置いていないということなんですが、じゃ民営化するという理由の中で、先ほど申し上げましたけれども、いわゆる個人ユニット型とかという話の中で今まで説明を受けています。しかし、先ほどお話ししましたとおり、これらについては新設するということが大前提であります。ということは逆に言いますと、新設するということは今お話ししましたとおり容認すると、個室ユニット型を目指していると私は解釈していましたけれども、違いますか、ちょっとお伺いします。



○議長(佐藤峯夫君) 暫時休憩します。

                              (午後1時28分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時30分)

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○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) それでは、質問内容を変えまして、寿楽荘の両方との民営化の中で、寿楽荘の老朽化が進み、建てかえなければならないというような理由で、この機会に民営化しようという考え方のようですが、はやり利用者本意の福祉を真剣に考えているようには思われませんので、ちなみに香川県に使用されなくなった会社の社員寮を改築した高齢者住宅があり、建物だけを見ますと老朽化はしているが、中に入りますとびっくりするほど手入れがよく行き届いて、きれいに保たれているそうです。廊下や共用部分、特に水回りなどどこを見ても掃除が行き届いて、快適な施設となっているそうです。しかも、その高齢者住宅で提供されている介護サービスや生活サービスは、日本一と言っても過言でないほど充実しているそうです。

 寿楽荘も建物は古いかもしれんが、工夫と努力次第では行政といえども、それこそ日本一を目指すことはできると思います。市長のお考えを伺いたいと思います。

 次に、職員の処遇についてお聞きしたいと思います。

 施設を民営化した場合、現段階で働いている職員をどのように処遇されるのかお考えをお聞かせください。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 先ほどの御答弁、十分でない御答弁大変恐縮だったんですけれども、行政が福祉施設を運営していくということのあり方、そしてワークシェアという先ほど御答弁させていただいた、民間にできるものは民間の皆様にお願いしたいという考え方、ここが一つ原則になっております。

 現在、財政難等さまざまな状況の中で、できるだけたくさんの皆様に福祉サービスの充実、向上をという思いで行政を運営をしております。その責任者でありますが、例えば今、上がっている2つの施設等については、民間の方々がこれを活用し、そして運営をしていくということが十分可能でありますし、そこに新しい仕事を生むこともできる、決して福祉を切り捨てるということではなくて、民間の方々への協力のご依頼というふうにとらえていただければありがたいと思っております。

 今までもそこに働く方々、市の職員の方々もいらっしゃいますし、それから臨時職員として頑張っていただいている方々もおいでです。この方々は割合からいうと、大体4対6ぐらいの割合で、市の正規的な職員の方々は4割ぐらい、そして臨時でお仕事をしていただいている方々は6割ぐらいですけれども、先ほどついの住みかというお話もありましたけれども、むしろ自分の経験から言うと、入所されている方々はスタッフメンバーが大きく変わるということが、とても実は不安な要素の一つではないかというふうに考えています。常日ごろから入所者の方々をケアしていただいている方々の顔ぶれが、できるだけ変わらない範囲で民間へこのサービスを切りかえていくということについては、入所者の方々にとっては、心の戸惑いとか不都合とかということが最小限に食いとめられる、そういう転換の仕方ではないかというふうに理解をしています。

 それから、例えばということでお話をいただいた、職員の方々はこの後どうするんだということがありますけれども、行政のほうに、例えば介護であったり、さまざまな専門的な知識をお持ちの方々もおいでですので、正規の職員の方々については適材の確保ということを第一に考えて、人事配置を行政職の中で考えていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 今回、入居者の説明会で民に問うべきではないかという声があったと聞いていますが、入居者及び保護者、家族にどのような内容で説明されたのか、入居者や保護者家族からはどのような要望、意見があったのか、それに対して、どのように対処されるつもりなのか、お伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 藤村福祉施設民営化推進室長。



◎福祉施設民営化推進室長(藤村好正君) ただいまの御質問に対する答弁をいたしたいと思います。

 説明会のときにありました民に対する説明というか報告につきましてでございますが、その場でもお話ししましたように大きな分岐点といいますか、その部分につきましては、市民を代表されております議会の皆様への報告ということが中心になろうというふうなお話をさせていただいております。

 それから、民営化についての概要の説明というようなことでございますけれども、その時点では現在、既に募集を行っておりますので、その概要をお話ししたいと思います。

 まず、施設につきましてですけれども、建物と物品については無償譲渡するということです。土地については無償貸し付けということ、それから移譲を受ける法人の条件ですけれども、これについては法律上の制約もございますので、社会福祉法人に限るというふうにしております。

 エリアとして、旧大曲、仙北のエリアということで、この中には14の社会福祉法人がございますので、その方々には今回の移譲の御案内といいますか、こういうことをやるという御案内はしております。その結果、ことしの1月の末に移譲の希望を受けたわけでございますが、そこでは4つの法人が申請したということで、現在その選定作業を進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 今の内容は、入居者や保護者、家族に説明した内容ですか。



○議長(佐藤峯夫君) 藤村室長。



◎福祉施設民営化推進室長(藤村好正君) はい、そうでございます。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) ちょっと説明が、それが入居者や保護者の説明内容なのか妥当なのか、ちょっと私も理解できない部分がありますけれども、じゃそれは内容はどうであれ、それについて何か意見とか要望とかがありましたか、まずそれはなかったのか、もう一度伺います。



○議長(佐藤峯夫君) 藤村室長。



◎福祉施設民営化推進室長(藤村好正君) 入居者の方々からの御要望といいますか御質問の中では、先ほど答弁の中にもありましたけれども、その実際にお世話している方々が変わるということに対する不安がございました。そういう話はございました。

 それにつきましては、先ほどの答弁にもございましたように、臨時職員の方々については新しい法人のほうに移っていただいて、現在の入所者の皆様のお世話をすることで進めていきたいというようなことでお話をさせていただいております。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 冒頭に申し上げましたとおり、民に問うべきではないかという、私は声があったと聞いていますけれども、そういう話はなかったわけですか。



○議長(佐藤峯夫君) 藤村室長。



◎福祉施設民営化推進室長(藤村好正君) 先ほどもお話ししましたように、その手法としてということで、それぞれの段階において民意を代表しております議会の皆様にお話をして進めるというふうなお答えをしております。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 民意を代表している議会の皆さんに説明して理解をもらうという説明だったんですか。そういう説明をしたということですか。



○議長(佐藤峯夫君) 藤村室長。



◎福祉施設民営化推進室長(藤村好正君) はい、そのとおりでございます。



○議長(佐藤峯夫君) 4番。



◆4番(小田嶋忠君) 何とも言いようがないですけれども、いずれ先ほど冒頭に、一番最初の質問の中でありましたけれども、いずれ老人ホーム、いわゆる今いる有料老人ホームというのは、一般的に見ますと、ついの住みかというような形で過ごしている方が多いと私は思っております。そこの認識のずれもありますし、それから説明の中で、議会改革特別委員会、行革特別委員会をそれは当然行政と一緒になって、しかしそれは私は提言だろうと思うんです、特別委員会については、それで議決を得たと。ただ、将来的に、結果的に決まるというのは、私は条例なりの可決するときに初めて決まるんじゃないかとそういう解釈をしていますけれども、いずれこの話はこれ以上進まないと思います。民営化を進めるためには、納税者でありサービスの受益者でもある市民、住民が十分な情報を共有し、意思決定に参加し、議論を交わし、理解を深めることが不可欠だと思います。行政が計画、実施のすべてを引き受けるというような旧来の認識を改め、地域の実情に即した公共サービスの提供を実現するには、住民の主体的なかかわりが不可欠であるという認識を共有しなければならないのではないでしょうか。

 最後になりますが、民営化に当たっては財政再建とか効率化とか、競争を促すサービスの向上を図るとか、さまざまな理由が持ち出されますが、何でもかんでも民営化ではなく、教育、福祉、医療を初め人間社会の維持、発展に不可欠な公共施設を拡充、強化し、国や自治体の公的役割を再構築する努力が今求められていると言われています。ぜひ市長並びに当局、担当者の懸命なる対処を期待いたしまして質問を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 4番、小田嶋忠君の一般質問を終わります。

 14時まで休憩しますか、14時まで休憩します。

                              (午後1時43分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後2時00分)

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△田口勝次君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 20番、田口勝次君。



◆20番(田口勝次君) 今任期最後の一般質問ということでありますし、私にとりましても30年間の議員活動の総仕上げとなる最後の一般質問であります。質問要旨については提出してありますので、その内容について御答弁をいただきたいというふうに思います。私は今までどおり一問一答方式を用いて質問いたしますので、その質問にもお答えをしていただきたいというふうに思います。

 3点の質問は、議員生活30年の中で私自身の心に重くのしかかって積み残されている案件であります。私も心置きなく議員生活に別れを告げる意味で、きょうの一般質問を組み立てしてきたので、よろしく御対応のほどをお願い申し上げたいというふうに思います。

 時間が限られおりますので、質問の背景は別にして重点に要点だけを御質問申し上げます。

 第1点は、高齢化が進む中でのまちづくりということについてでありますけれども、市長も述べているように、観光客にも地元民にも、安心・安全というものをテーマとするまちづくりが必要であるというふうに言われております。

 そこでお伺いしますけれども、高齢者に優しいまち、また生活者にとって利便性に富んだまちなど、理想的なまちづくりを標榜する必要があると思っていますけれども、1つはここに住みつく以上、だれしもが雪と闘い、それを克服しなければなりません。その克雪対策について、仙北市の将来にわたる大きな課題というふうに考えます。

 先ほど13議員さんですか、田口喜義議員もお話申し上げましたけれども、特に冬期の対策については従来どおりで、例えば除雪費を設けて業者に委託をするというやり方だけでは、これからは耐えられないのではないか、よりきめ細かなそれぞれのひとり暮らしあるいは高齢者世帯に対する対策というものがなければならないのではないかというふうに考えていますけれども、その点、特に冬の雪を克雪するための条件について考えておられることをお聞かせ願いたいということであります。

 2つ目としては、歩行者に優しいまちづくり、道路づくりでありますけれども、施政方針で観光客向けに歩道幅の確保といいますか、そういうお話がなされていましたけれども、買い物をする高齢者や通学する学生の歩行あるいは自転車利用、これをどのようにとらえているかという問題であります。道路行政については用地買収にお金がかかるために、車道は一定の幅でとられておりますけれども、ややもすれば歩道についてはお金をかけないで、それなりの歩道しかつくっておらないという道路も市内には各地に見られるわけでありますので、そういうのを今後冬期の問題とあわせてどのように解決していくかということを、考え方をお聞かせ願いたいということであります。

 3つ目につきましては、生活上不便さを抱えて、自宅の増改築に行政の制度資金を借りて取り組んでいる人もいるわけで、また公共下水道や集落配水、浄化槽など、それぞれに下水処理にお金をかけておる人もありますけれども、しかし、高齢者世帯あるいはひとり暮らしの場合は、ややもすれば自分の時代で終わるとか、あるいは将来の見通しが立たないとかということで、下水に接続しなかったりという家庭が相当数おられます。

 そういう意味でこれらの対応について、行政としてやはりきめ細やかな対応が必要ではないかというふうに思いますけれども、いかがでしょうかということであります。

 それから、例えば病院に近い場所、あるいは駅やバスなど公共交通機関に近い場所でそのような地域に、高齢者対応の専用住宅というものがもしあるとすれば、自宅を改造しなくともそういうところに誘導的に入居させるという方法も出てくると思いますし、特に大仙市、大曲あたりでは、お医者さんが配置されたそういう老人専用の高齢者住宅というものが設けられているわけでありますけれども、仙北市としても今後はそういう見通しを持ちながら、行政だけでなく民間と協働した形でのそういう住宅づくりというものがあっていいのではないかというふうに思っていますけれども、そういう意味でどうなのかということであります。

 今、申し上げた内容につきましては、何といってもそういう高齢者世帯あるいはひとり暮らし世帯、あるいは冬も、先ほどもお話がありましたけれども、流雪溝のある地域に住んでいる人、全く流雪溝のないところ、それから空き地があって雪が投げられる、処理できるところに住んでいる人、全くそういう処理できる体制にないところ、それぞれ地域、個々の状況によって違うと思います。そういうものをどういう形で把握をして、全市的な対応を考えていくかということになれば、やはり行政の体制というものが必要なのではないかなと、行政の取り組みが必要なのではないかなというふうに感じますけれども、その点を含めて、行政の組織体制を含めて市長の考え方をお聞かせ願いたい。

 あと2点、3点目については、自席において一問一答で御質問してまいりますので、この点だけをここの場で質問をして次に移っていきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 市長、門脇光浩君。



◎市長(門脇光浩君) 田口議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 1点目のみの、一般質問の通告にある中で、1点目の高齢社会のまちづくり構想についてということを中心に質問をいただきましたので、この場ではその点を中心に御答弁をさせていただきたいと思います。

 市政報告でも申し述べましたが、今年度は雪害事故が多発しております。お知らせナビで雪に対する事故防止を呼びかけたところでありますが、今後は降雪時だけではなく、降雪時前にも雪に対する事故防止を呼びかけるなど、住民に周知できるよう啓発活動を進めてまいりたいと思います。

 冬期交通確保については、冬期における地域産業経済の安定を図るために、安全で円滑な道路交通を維持することを基本として、地域住民皆様の積極的な協力をいただきながら実施しております。

 現在、市道の除雪は472.53キロメートルを実施してございますが、市道に面した各家庭の出入り口に関しては、住民の皆様のご協力を得ながら行っているというのが現状であります。田口議員の御質問のとおり、高齢化が進んでいて現在の道路除雪計画だけでは不十分な面があると私も肌で実感をしております。

 その対策として例えば考えられるものには、町内会や集落等の組織された団体へ補助を行い、例えばスクラム排雪助成制度を設置したり、また要援護世帯の除雪など第三者から行ってもらう場合、その除雪作業費を助成する要援護世帯在宅支援制度などの創設、またさらには地域運営体を設立していただいた各地域にあっては、除雪それから冬期間の生活の安心・安全を確保するための社会安全システムをぜひ皆様の御検討のもとに実施していただければありがたいというふうに考えています。

 平成22年度事業として、緊急雇用対策で高齢者世帯等生活支援調査を実施する予定にしております。高齢者を取り巻く生活環境の実情、実態、これを把握することで、生活に不可欠な交通アクセスの問題も含み、特に冬期間の生活支援に必要な見守りや除雪対策などについて調査を実施して、安全・安心の生活環境づくりとなる生活支援のための具体化を図っていきたいというふうに思っております。

 この高齢者世帯等生活支援調査、これをまず行って、実際にどのような場面で高齢者の方々、ひとり暮らしの方々、また障害をお持ちの方々が何に困っているのかということを、仙北市という大きなエリアの中で一つ一つ点としてとらえることからその対策を考えていく、そのスタート地点にしたいというふうな思いで、この調査をやっていきたいというふうに思っております。

 そのほか老人クラブが行う見守り活動への支援として、新しく友愛訪問の実施活性化事業などへ助成する予算を計上しておりますが、これは老人クラブの方々が、例えばなかなか顔を見ることができなかった方々などへの訪問事業であったり、声かけ運動であったりということで、地域のコミュニティー力を期待して、ぜひその活動を活性化していただきたいというような内容で、新たに助成事業を計上しているというものであります。

 御指摘のとおり、買い物者等や生活者の方々が困っている、例えば歩道の段差であったり狭隘な部分であったりというところを、一番先に実は改修していかなければいけないというような思いもあって、今回補正予算のほうでもかなり細かな部分で、そのふぐあいを改善するという事業をお願いしているところがあります。この事業はこの後も予算の許す限りできるだけ生活者重視という観点から、生活を守るという大きな安心・安全を得るための事業展開ということで御理解をいただきたいと思います。

 また、流雪溝がないとかあるとか、雪寄せをする場所があるとかないとかという地理的な不公平をどう改善していくかというのは、これはその地域地域の方々の問題ではないと思っております。これはやはり行政が、これから必ずや解決していかなければいけない大きな課題ととらえているということも申し添えさせていただきたいというふうに思っております。

 まだ御答弁をする部分が抜け落ちているところもあるかと思いますけれども、この後にまた御質問いただければありがたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 克雪という、雪を克服するという対策については、仙北市の将来に向かってのやっぱり大きな課題になっていくと思います。そういう意味では、今、市長が答弁しておりました、具体的な内容にさらに一歩突っ込んでいただきたいというふうに思いますけれども、そのもとになる実態調査といいますか、それをだれがどのような形で進めていくかというのが大きな問題ではないかなというふうに思います。

 そういう意味では、例えば民生委員の方々の協力というのは不可欠な問題でありますし、もちろん市内のそれぞれの連絡員なり、そういう方々の御協力も必要であります。しかし、問題は行政として取り組むべき内容を、やはりきっちりとしたことを基本にして進めていかなければ、なかなか実態の掌握には難しいのではないかなというふうに思いますので、それをどういう行政の組織の中で消化していくのか、その答えをひとつお願いしたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 議員の御指摘のとおり、地域事情に精通した方の御協力をいただいて実態調査を進めていきたいと思っております。その内容と調査項目等については、今、検討をしている段階ですので、お話しできないことは大変残念ですけれども、その部分は何とか御了解いただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 克雪対策については、そういうことできめ細かな対応をお願いすることを御要望申し上げて終わりたいと思います。

 もう一つ、高齢者にとって優しいまちづくりといいますか、ということは要するに高齢者の場合、車の運転も制限されますし、そういう意味では歩くことが一つの基本になってきます。その、歩く歩道の対応を見てみれば、先ほど私が申し上げましたように、車道はそれなりにきっちり整備しますけれども、なかなか歩道については整備されておらないという箇所が数カ所見られます。そういう意味で特にまち中心部の買い物に要する歩道とか、そういうところについて、ぜひ今後の道路行政の中で歩道の安全・安心さをさらに増幅させていくという考え方についてどうなのかということについてお聞かせを願いたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 生活者の方々、特に高齢者の方々、それから障害のお持ちの方々が散歩に出かけたくなるまちづくりをしたいというふうに、昨日もお話をさせていただいたことがあります。

 もう少しちょっとお話をさせていただきたいと思いますけれども、散歩に出かけたくなるまちづくりをするためには、今、議員が御指摘のとおり、さまざまな危険箇所の改善があったり、手すりがあったり、ベンチがあったり、もしかしたらちょっと休憩のために立ち寄りたいという喫茶店があったりというような、そういう憩いの場を町全体につくっていきたいというふうな思いであります。

 ただ、これをやっていくときに、実は自分もいつも思うわけですけれども、これは建設行政だけではその範疇におさまらない内容だというふうに考えています。それは福祉の分野であり、もしかしたらまちづくり分野全体として考えていくというステージに乗せていかなければいけないなというふうに思っております。これを何とかこの後実現していきたいという思いがありますので、今、議員が御指摘の内容は全くそのとおりだと思います。

 また、以前であれば商店街等にたくさんのお客様がいらしたという状況がありますけれども、その状況がどんどん郊外化しているという状況があります。この状況の中でいかに商店街、旧市街地のほうにお客様、それから生活者の生活の場として居住空間をつくるかというところも大変重要な視点なのかなと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 建設行政だけでなくて、仙北市のまちづくりの課題として、この件についてはとらえていただいて、今後の対応をお願いしたいというふうに思います。

 3つ目でありますけれども、先ほど申し上げましたけれども、今ある制度資金を借りて増改築したり、あるいは住宅に対していろいろなお金をかけている高齢者世帯もあります。しかし、先ほども私、申し上げましたが、例えば大仙市、大曲市にあるような、例えば医療、福祉も含まれた高齢者専用住宅とか、そういうような対応を仙北市として今後検討していくという考えがあるのかどうかということ。

 それから、もう一つは、やはりどうしてもそこに住みついてここでという方々のために、1代で終わるから公共下水道の接続は我慢するとか、そういうことでなくて、やはり行政が支援をして、幾らでもそういう快適な環境の中で生活できるような住宅政策を総合的に考えて、助成なんかも含めて考えていくというお考えがないのかどうか、その点お聞かせいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 今の御質問で思いつくのは、今回予算等でお願いをしているリフォーム事業であったり、乾燥材の活用型の事業であってり、またもしくは上下水に接続していただくためには、もっとさらにリフォーム事業に対してかさ上げをしていくというようなことが少しでも有効に活用、作用されればありがたいと思っております。

 ただ、おっしゃるとおり、これは局部的な話で居住空間を確保できるというものではなくて、市全体の住宅政策にも大きく関連するものと思います。また、例えば1代でこの建物から住む人間がいなくなるということを想定するということよりも、その1代がまちの文化力を醸成していくんだという思いで、その一人一人が市民であるという考え方からすると、ぜひとも下水等の加入については促進していかなければいけませんし、そのための具体的な政策誘導が必要であるというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 22年度の予算にも、私もこのリフォームというところにこれを制度化していくという意気込みを見たときは、すばらしい事業だというふうに思いますし、この経済状況を打破するには最もいいのがこの住宅の政策だというふうに思います。そういう意味でそれを積極的に進めていただきたいし、さらに助成が必要であれば補正でも何でもして横手市みたいに増額してでもそういう事業というものを盛り立てていくということによって、いささかでも経済回復につながるような施策をぜひ実施していただきたいというふうに思います。

 次に、大きい問題の2つ目の観光についてであります。観光についてお伺いしますけれども、今度、観光商工部に組織がえをして、仙北市は観光にまつわる産業興しでまちづくりを目指すということになりました。これも将来にわたる仙北市の大命題であるというふうに私自身認識をいたしております。

 このことについて、私も何度も議会の審議を通じて、観光を前面にした組織体制をつくるべきだということをこれまでも申し上げてきましたけれども、なかなか受け入れられず、はじき飛ばされてきたわけでありますが、今、平成22年度に向けてようやく観光というものを前面にした組織がつくられるということで、大変喜ばしいというふうに感じております。

 しかし、やるからには観光で飯を食っていくまちだということをやはり前面にした組織づくりというものが私は必要だろうというふうに思います。そういう意味では、仙北市に3つの観光協会という関係団体等があるわけでありますけれども、しかし、何よりもやっぱり一番必要なのは行政の組織がどの程度なのかという、その度合いがやはり一番求められるところであります。そういう意味では、観光部はつくってみたけれどもということにならないようにするために、どういう形で観光部というものを組織化して、そして中心とした行政の役割を担っていくかということについての基本的な門脇市長の考え方をお聞かせ願いたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 今回の組織改変で、観光の振興と観光地の活性化を図るための組織体制づくりということで、現産業観光部を農林部と観光商工部の2部とするという組織再編案、また3観光協会を広域的に結びつける組織づくりや、事業連携等にかかわる予算もお願いしてあるところであります。

 議員、今御質問をいただいた観光についてでありますけれども、観光商工部という部は、自分は誤解のないようにお話を一生懸命しますけれども、観光商工部は自分は観光商工部ではないと思っているわけです。大変わかりにくいお話ですけれども、観光行政、観光産業というのは、総合産業であり、総合行政を形にしていくという、そういうセクションであるというふうに思っております。ですので、さまざまほかの部があります、農林部があったり、それから総務部があったり福祉保健部があったりします。すべてその分野でさまざまな情報を実は結束するところが、これから始まる部の再編、その中の観光商工部の機能の一つとならなければいけないというふうに思っております。

 観光産業を、ただお客様をお迎えして、おもてなしの心で楽しんでいただくということだけに限るような部の設置というようなイメージではありません。これが仙北市にとって経済対策であったり、生活支援であったり、住みやすいまちづくりであったりというようなところまでウイングを広げるという意味で、観光商工部の設置は何としても必要だというふうに考えたわけであります。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 考え方についてはわかりましたけれども、いわゆる総合産業分野の中で、そういう分野から集中的に観光のところに集めてくるということの考え方でありますけれども、そういう意味ではすべての行政に精通した人、あるいはあらゆる角度からその発信ができる人、あるいは飯食い商売に徹する意識を持っている人、こういうよう人方がそこに配置しなければならないのではないかというふうに私は思いますけれども、別に門脇市政の人事に対して口を出す気持ちは全くありませんけれども、そのぐらいの人材を集めて、そしてそこから情報発信をくまなく出していくという体制が必要ではないかと思いますけれども、市長の見解はいかがでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 観光産業に携わる職員の方々というのは、大変重要なパーソンになります。ほとんどたくさんの分野のある行政の中でも、おのおのスペシャリスト、行政のプロはいらっしゃるわけですけれども、さまざまな持ち味を生かして、それが総体的に総合力として観光産業の振興につながるというような視点で、ぜひ人事の配置も考えていかなければいけないというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) それから、今までは桜と武家屋敷、例えば角館の場合、桜と武家屋敷、あるいは田沢湖の場合は湖と温泉、こういうものがメーンとして観光をつかさどってきたわけでありますけれども、このスタイルでは年々やっぱり観光客というか、誘客数は落ち込んでいく可能性が非常に強いのではないかということで、先ほど13番さんが申されました、例えば温泉とのかかわりとか、あるいは外国人の誘客施設だとか、いろいろなお話が出されましたけれども、そういう総合的な対応によって仙北市の観光というものがさらに前進するような対応を考えなければならないのではないかというふうに思います。

 そこで1つ御質問ですけれども、例えば高原にあるスポーツセンターですけれども、市長の22年度方針の中に、頑張れ合宿に対する支援事業を行うというお話などがありましたけれども、あのスポーツセンターというのは県の所有になっていますけれども、ああいうものの譲渡を受けるとか、あるいは県と交渉して仙北市にその施設を任せていただくとか、仙北市の施設として観光を含めた形に利用していくということを考えたらどうなのかというふうに私自身常々思ってきたわけでありますけれども、今のように県の施設として、県の先生上がりといいますか、大変失礼な言葉ですけれども、先生上がりの人があそこにでんと粘っていて、役所的な形で使われているということは、なかなか利用する側にとっては気難しく感じるのではないかというふうに思いますけれども、仙北市としてやっぱりそれを受けるなりして、そして仙北市の事業としてそういうものに生かしていくという考え方なんかは持てないのかということであります。

 特にスポーツに関しては、先ほども控室の中で我々議員がオリンピックを見ながらいろいろお話ししましたけれども、やはり日本の場合はお金をかけていないわけです。そういう意味で、お金をかけないでメダルだけ要求してもそれは成り立たないし、あるいはメダルをとったとしてもそれはそれで終わりだと、あしたからオリンピックで銀メダルをとってきたけれどもあしたから働く場所がないという青年なんかたくさんいるわけで、そういう意味では日本のスポーツに対するとらえ方というのはやはり落ちるのではないかなというふうに思いますけれども、そういう意味も含めて、スポーツにもあるいは観光でも同じですけれども、少しお金をかけてそれを一つでもすそ野を広げていくという基本的な考え方に立てないものかどうか、その点をお聞かせを願いたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) まず前半の桜と武家屋敷、湖と温泉というような、これまでの観光素材から、実は大変時勢が変わってきて、それではなかなか来ていただいた方々に楽しんでいただけないという状況もよく見受けられることであります。決して今まであったことを否定するつもりはなくて、これを素材としていかに運用、活用できるかということをこれから始まらなければいけないというふうに思っております。

 例えば県や国の施設が仙北市内にある施設を有効活用するという視点から考えると、今までの管理運営の状況からどうやって脱却して、そこにソフトをつぎ込むかということが、まずとても重要な視点なのではないかというふうに思います。

 例えば、東京ディズニーランドや東京シーというテーマパーク型の観光レジャーというのは、その集客数を維持するためには莫大な金額を毎年毎年つぎ込まなければいけないという循環があるそうであります。そのような状況を地方公共団体がつくり出すことは大変厳しいものがあります。

 そこで考えられるのは、今ある素材をこれまでの活用にとどまらず、この後どういうふうに新しい活用の仕組みというか、スタイルをつくっていくかというところに、とてもたくさんの知恵と時間が必要ではないかと思っております。

 今回御提示させていただい予算等は、それからその仕組みの転換などは、主にソフトというか、これからどうやってそれを活用していくかという仕組みづくりの第一歩であるというふうに自分は位置づけておりまして、そのような意味でどうか御議論を深めていいただければありがたいというふうに思っております。ハードをいかに活用できるかということから、仙北市の活路を見出したいというふうにも思います。

 また、もう一点、後段の話ですけれども、これまでさまざまな政策等を打ち出してきております。ただ、今回、自分はマニフェストのほうで3つの観光産業拠点特別区を設置したいという考え方を持っております。ここの点については、きのうからの議論の中にもありますとおり、戦略会議等でその議論を進化させていくわけですけれども、この点についてはぜひ御理解いただきたいのは、必要な経費はやっぱりつぎ込まなければいけないという、もしかしたら総花的な予算配分ではなくて、必要だと市民の方々認識できる状況になった場合は、議会の御同意をいただきながら集中的に投資をしていくということも、また一方では必要な手法ではないかというふうにも考えております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 1つは戦略会議で拠点地区構想を進めていくということでありますけれども、例えば戦略会議というのは何を基本にして進めるのかということになれば、結局主体は行政と、行政の考え方が基本になるということになると思います。

 そういう意味で、戦略会議というものをどのように構想していくのか、その点をひとつお聞かせを願いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 現在の段階では15名ぐらいの方々、市民の方々への御参加を公募形式でお願いしたいなというふうには考えております。まだ、規則等については最終段階の調整に入っておりますけれども、そういう状況で、下のほうにもその分科会をつくっていくというような考え方であります。

 行政が今まで、自分も実はそうですけれども、行政が一生懸命会議を開催すると言って開催をして、その検討結果がどのような形で実現していったのかという経過が、参加していただい方々からお聞きすると、非常に納得のできない形になることも間々あるような状況も見受けられます。今回はその皆様方の検討を23年度の予算に反映させたいという思いでのスタートでありますので、公開型で議論をするという場でもありますので、その点もまた一つ新しい着目点かと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 先ほどちょっと申し上げましたけれども、スポーツセンターについてのお考え方をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 運営等については、イニシアチブをとる立場にないということもありまして申し上げにくいこともありますけれども、ただ、共同でさまざまな事業展開を行うことができるんではないかと思います。

 ただ、現在のところ、私も何回か前職の関係でいろいろな議論に参加をしておりますけれども、スポーツセンターの有効活用で必要なことのもう一つの視点は、附帯施設、附帯設備が非常に老朽化をしているという状況があります。グラウンドであったり、暗渠の状況であったりということで、これをできるだけ早い時期に改修等を行わなければ、なかなかそこで合宿であったり、子供たちの野外活動であったりということが効率的に、効果的にできないのではないかなということも危惧をしております。この点は県のほうとも調整を図っていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) もう一つ、2つの例を挙げて、このことに対して市長の見解をお聞かせ願いたいということでありますけれども、1つはさきに開かれました角館町のまちづくり研究所が開催した蔵伝というイベントでありますけれども、このことについては横手市増田の二番せんじというふうにとられる可能性もありますけれども、私はこの101棟の蔵が角館的な観光資源に十分なり得るものというふうにとらえておりますけれども、そういう意味では、角館を丸ごと観光といいますか、角館をそっくり丸ごと観光という立場での一つの進めるべき内容を持っているものだというふうに思っていますけれども、市長もシンポジウム等に参加していますので、その点どういう感想を持っておられるかということが1つです。

 それから、もう一つ、先週でしたけれども、中川の皆さんがソバ栽培をしていることで赤そばの試食会に御案内されて、私ども議員6名の方が出席しましたけれども、その中でいろいろお話がなされ、あるいは信州で開かれたシンポジウム等に参加してきたお話なども伺いましたけれども、これはいけるのではないかなというふうに思ったというのは、まず赤そばの場合、見ることもできる、それから売ることもできる、食べさせることもできる、こういうようないわゆる観光と農業をきっちり結びつけのできる素材だなというふうに受けとめてきましたけれども、何か行政の方々に御案内したけれども、なかなか出席してもらえないという悩みを持っていたようですけれども、いずれことしが勝負と、来年度が勝負というふうにとらえているようでありますけれども、これらの2つのこのイベント等について、市長のもし感想があればお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) まず1点目の蔵伝に参加をさせていただいたことでの感想などをお話ししたいと思います。

 まちづくり研究所が開催したものでありまして、現存する蔵の実態調査を行って保存の重要性を市民や保有者に強くアピールするということは、今後のまちづくりにとっては大変大事な活動であったというふうに、意義のある活動であったというふうに考えております。この調査で100棟以上の蔵を確認できたことは大変大きな成果であります。この貴重な財産をぜひ次の時代に継承していきたいというふうに考えています。

 仙北市は、国の内閣官房地域活性化統合事務局の呼びかけで、京都市や金沢市、倉敷市などとともに、仮称でありますけれども、町屋・古民家の活用推進協議会を立ち上げて、蔵も含めた町屋等の活用による地域の活性化に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 市民の皆様には大変重要な生活文化財ということを認識していただいて、この蔵を残し、先ほどお話をしたようにどう活用していくかという議論にぜひ参画いただきたいというふうに思っております。

 ただ、議員も会場にいらっしゃいましたので、状況をよくおわかりかと思いますが、個人のもの、パーソナルなものをどうパブリックなのものに役割を変えていくかというところには、かなりの議論が必要ではないかというふうに考えております。

 後段のほうの赤そばの件であります。タカネルビーという種類ではなかったかと思います。それで大変自分も実は興味を持っております。実際に栽培をしている圃場などを見ると、美しい景観が広がっていますし、食べてもおいしいし、新そばの季節を心待ちにしておりましたけれども、たまたま今回公務の関係でその場になかなか出席できなかったということを残念に思っております。

 このほかにも景観作物としてさまざまものが考えられます。菜種であったり、それを食用に変えていくという、さまざまな有用な植物がたくさんあると思います。これについても総合産業研修所のほうで需要の高い、そして加工のできる、景観のよいさまざまな条件を整えることができて、農業者、生産者の方々に有用だと思われる作物について推奨していくという作業も行っていきたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 最後になりますけれども、駅周辺のまちづくり構想についてであります。

 これはJRやあるいは内陸線の利用率、そういうものを高めるためにも何らかの政策が必要ではないかという観点でこれまでも議論をさせていただいてきていますけれども、いずれにしてもこの駅周辺といいますと特に駅前、駅通りの通りについて、このままでよいのかというのが実際、角館に交通機関を利用して集まってくる方々の率直な声だろうというふうに思いますし、ここに住む我々自身が、例えば日曜日で学校が休みという通りを見ていると、学生が全く通らない、それから通行人がほとんどいない、これが駅前、駅通りの通りであります。これは何度も私も出くわしていますけれども、そういうような地域になってきている。

 したがって何らかの形で周辺の再生といいますか、活性化を考えなければならいのではないかというふうに思ってきているところでありますけれども、そこで市長の率直な考えを聞きたいわけでありますけれども、例えば市立角館総合病院の移転を駅前に持ってくるということについてのお考え、これは仙北組合病院がジョイフルシティのところに来るという正式な発表がなされていますけれども、それはやはりあそこから離れられないということは、要するに駅前の周辺の商店街の形成、あるいはもう一つ言えば、駅を、鉄道を利用してお医者さんに通う人方、あるいはバスで来る方々、その公共交通の便利さを生かしたためにあそこに移転をするというものだというふうに私はとらえていますけれども、同じように仙北市の場合、角館公立総合病院を移転するにはどうなのかという市長の考え方があればお聞かせを願いたいということであります。

 それから、2つ目は道路です。県道広久内線で、これは市長が県会議員時代、私もいろいろ御説明もしましたし、市長もいろいろJRに当たったりいろいろなところに折衝していただいて、御難儀をかけたわけですけれども、私が最も感じているのは、県道だから仙北市は県任せであると、県に任せているというふうに私どもの市民の目には映るわけです。これは現実的に、仙北署の交通担当に聞いてもらえばわかると思いますけれども、最も事故の多い道路であります。

 それはなぜかというと、ここにも説明で書いていますけれども、羽後交通から菅沢踏切まで8本の分岐点になる道路が出入りしています。それから踏切から105号線までは6本の分岐道路があります。そして、大型店ワンダーモール、パワー、そういう店があります。これを高齢者の方々が自転車で買い物をしたり、あるいは子供たちが通学で行って、菅沢踏切で停止させられて、そして踏切を渡る、その踏切の幅が極めて狭いわけです。歩道も狭いし、踏切の幅も狭い。

 そういう中で例えば県道だからということで、仙北市が黙って建設行政の中で手をつけずにここまで来ています。来ていますということは、私は何にもやっていないということを言っているのではなくて、市民に対してそういう説明、どういうふうな状態になっているかという説明、あるいは市の考え方が全くなされていないということです。県とは折衝していると思いますけれども、果たしてこれでいいのかということです。

 何十年の課題です、ここは。これをどうしようとするのか。危険な道路というふうにみなさいのか。そして安全・安心という立場で、買い物が安心してできる、安全に買い物ができる、あるいは安全に学校に通える、そいうい道路づくりに組み入れはしていただけないかということを、率直な考え方をお聞かせ願いたいということでありますので、よろしくお願いします。

 もう一点は、何度も事故が起きている105号の交差点です。これは調査も何度も繰り返されています。この沿線の調査は何回もやられています。しかし、その調査結果も何ら知らされることもありませんし、私も余りしつこく言うと嫌われると思って遠慮しておったんですけれども、きょうは最後ですから、これだけはぜひ何としてもいいお答えをいただかなければというふうに思っていますので、何か市長として、今度は県会議員でありませんので市長ですので、市長の権限でこういうことは進めてみたいというようなことがあったら含めてお答えを願いたい。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 今の御質問は、1つは駅前のさまざまな提案、そして2つ目は広久内線、そして菅沢踏切、上菅沢の交差点等についてのお話だと思います。道路関係については後でお話をしたいと思います。

 その前の駅前の話ですけれども、駅前に市立病院を移設したらどうかという御提案であります。1日1,000人ぐらいの方々が訪れる病院の建設地というのは、これはまちづくりの観点からも検討が必要だというふうに思います。

 大仙市の大曲駅前のJCのあの件については、コンパクトシティーの考え方からいくと、私は適当だったなというふうな思いはあります。また人の流れとか建設費のことを考えると、あの方法がやっぱりいいのかなというふうな思いもあります。

 それと今回御提案いただいた角館の駅前に病院という御提案ですけれども、状況の違いはやはりありまして、かなりまとまった面積が病院の改築等には必要という前提がありまして、平成22年度からその病院の建設候補地の選定に着手をしたいというふうに考えておりますが、この際には議員から御提案いただいた駅前はどうかという、この案を候補地の一つとして検討材料にはなるんじゃないかなというふうには考えております。

 それから、県道広久内角館停車場線の改良や踏切の改良については、さまざまな流れがありますので、まとめてきたものをちょっと読ませていただきたいと思います。

 まず、菅沢踏切についてですけれども、秋田新幹線開業時に立体交差化等について検討をしたという経緯があります。道路線形や沿線環境、用地等を考慮した場合に非現実的であるということから、現状の平面交差によるものというふうになったというふうな話を伺っております。しかし、危険箇所、危険な部分を除去するために道路幅員の改良、踏切の改良は不可欠というふうに認識をしております。当踏切は県道上にあると同時に、仙北市の都市計画街路花場菅沢線上にありまして、県と市が一緒になって安全対策を進めていかなければいけない踏切というふうに認識をしております。

 菅沢踏切と上菅沢交差点は1路線上にあり、関連が非常に深いために、これをどうしたいかというような気持ちを正直に申し上げますと、最優先で歩行者の安全確保を行いたいと、これがやはり最優先ではないかなというふうな思いがあります。これを要望しながら周辺地域の再度検討を行い、都市計画街路事業等を含めた計画の再構築をしていかなければいけないというふうに考えております。ただ、相当のタイムラグと多額な事業費が必要と思われます。市民の安全を考慮した場合、交通安全対策に係る事業のお願いをしながら、再構築した具体的な要望についても県と協議を行ってお願いしたいというふうに考えております。

 それと、交差点の件でありますけれども、上菅沢交差点については、周辺地域における大規模小売店等の進出で状況が変化をしていて、同時に交通形態も変化をしているようなことがあるそうです。

 そこで平成21年8月に開催された仙北地域振興局との行政懇談会に当交差点についての改良要望を提出いたしました。その中で渋滞による交通の影響について、県で平成21年2月の調査がありましたが、その結果は、交通量、渋滞による長さともに前回調査時、これは平成16年10月なんだそうでありますが、に比べて減少をしているという報告であります。この要因は、周辺道路環境も角館駅東広場の完成で、駅東中央線が105号と接続となったことがあります。このようなことから、県では21年11月にも再度交通量調査を実施しておりまして、結果としては交通量、渋滞等通過に要する時間もふえてはいないという報告をいただいております。

 この状況で事業実施のためには、渋滞が緩和していること、そして市街地であることで用地補償費を含めて大規模事業であることなどから、早期の事業実施は困難な状況であるとの回答をいただいております。県のほうからいただいております。

 渋滞が緩和された理由の一つということでお話ししましたけれども、前段にも申し上げましたけれども、周辺道路環境の変化があります。特に駅東中央線を経由し角館町内に入られる方や、大規模小売店へ買い物に利用している市民の方が多くなったのではないかというふうに考えております。ただ通過のために利用される方は、駅東、南北線から県道へ出る際に難儀している状況もよく見受けられます。菅沢踏切でもお話をしたとおり、歩行者の安全確保を最優先したいというふうに考えております。これを含めて交通安全対策を、県と市がそれこそ一丸となって行っていく必要があるということを認識を新たにしております。

 そして、先ほどのお話で、なかなかその情報、現状等が地域の方々に知らしめられていないというおしかりもいただきました。この御指摘は大変重要な御指摘であります。本事案に限らず行政情報や計画や事業の推移などについては、情報の発信について、スピードを大切にして最新の注意を払って、地域の方々にこれからは提供を行っていきたいというふうに襟を正しております。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 最後に駅の東西通路についてのお考えを聞きたいわけですけれども、前の市長のときに企画の発表だったと思いますけれども、今後調査して東西通路の造成に向けたいというふうに私はニュアンス的に受けとめていますけれども、門脇市長の考え方をお聞かせ願って最後の質問とします。



○議長(佐藤峯夫君) 門脇市長。



◎市長(門脇光浩君) 角館駅東西自由通路については、仙北市総合計画において角館駅の利便性の向上として、角館駅東口から駅へのアクセスを検討するとなっております。また、仙北市都市計画マスタープランでも商業施設や生活利便施設へのアクセス性を高める歩行者ネットワーク形成の具体方策の例として駅自由通路の整備が上げられております。

 角館駅の東側には住宅や商業施設が立ち並び、公園等も整備され、新たな玄関口として内陸線の活用も見据え、市街地や集落、観光地とアクセスする公共交通の利用環境を整えるためには事前の基礎的調査を十分に行い、調査結果に基づく総合的な検討が必要と考えております。

 基礎的調査の内容については、現在のところ考えていることは、駅周辺の基本調査、これは人や車の流れであったり、駅の利用状況などであります。それから周辺の土地利用状況、また施設計画、位置づけとかでありますが、こういうことも基礎的調査としてやらなければいけない項目であるというふうに考えております。

 この調査結果を待ちたいと思います。進むか否かを判断する材料になる大変貴重な、重要な基礎的調査をいうことを御理解いただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 以上でをもって、20番、田口勝次君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(佐藤峯夫君) 本日の日程は、以上をもって全部終了いたしました。

 よって、本日はこれにて散会いたします。

                              (午後3時01分)