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秋田県 仙北市

平成21年  2月 定例会 03月04日−02号




平成21年  2月 定例会 − 03月04日−02号







平成21年  2月 定例会



          平成21年第1回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第2号)

                  平成21年3月4日(水曜日)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(23名)

      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君

      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君

      5番 大石温基君       6番 安藤 武君

      7番 門脇健郎君       8番 浦山敏雄君

      9番 小林幸悦君      10番 青柳宗五郎君

     11番 八柳良太郎君     12番 真崎寿浩君

     13番 田口喜義君      14番 藤原助一君

     15番 澤田信男君      16番 浅利則夫君

     18番 高久昭二君      19番 藤原万正君

     20番 田口勝次君      21番 佐々木 章君

     22番 平岡 均君      23番 戸澤 清君

     24番 佐藤峯夫君

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欠席議員(なし)

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長      石黒直次君     副市長     浦山清悦君

  教育委員長   佐久間健一君    教育長     小林一雄君

  総務部長    藤川 実君     市民福祉部長  中村清三郎君

  産業観光部長  野中秀人君     建設部長    田口陽一君

  田沢湖地域             角館地域

          田口威徳君             大楽 進君

  センター長             センター長

  西木地域              角館総合病院

          加藤義規君             佐藤秀夫君

  センター長             事務長

  企業局長    雲雀芳幸君     教育次長    倉橋典夫君

  総務部次長兼            総務部次長兼

          高橋正市君     病院経営改革  橋本 勲君

  総務課長              推進室長

                    企画政策課長兼

  財政課長    黒沢隆悦君     行政改革    高橋新子君

                    推進室長

                    田沢湖病院

  商工課長    花脇栄一君             高藤久晴君

                    事務長心得

  代表監査委員  三浦一平君

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事務局職員出席者

  議会事務局長  大山 誠君     係長      三浦清人君

  書記      高橋精一君

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△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) ただいまの出席議員21名で、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

 本日、説明のためにさらに出席を求めた者は、橋本総務部次長兼病院経営改革推進室長、高橋企画政策課長、花脇商工課長であります。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、一般質問を行います。

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△澤田信男君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 15番、澤田信男君。



◆15番(澤田信男君) おはようございます。

 それでは、通告に従って質問をいたします。

 初めに、算額についてであります。

 昨年の3月16日、ちょうど1年前でありますけれども、西長野小学校の閉校式にお招きをいただき出席させていただきました。西長野小学校に、地域の神社に奉納されている算額が掲げてあることは知ってはいたのですが、実際に見たのはこの日が初めてでした。玄関の上、入口に飾ってありましたが、式典へ出席するたくさんの方々とのあいさつなどもあり、そそくさと指定された教室へ入りました。式典が始まりますと、伊藤校長先生も、そして佐藤峯夫議長もそのあいさつの中で、この算額のことを取り上げ、知的活動が盛んな地域と、西長野地区の教育環境のすばらしさをたたえておったと記憶しております。

 ところで、この算額とは何ぞやということですけれども、算額とは神社や仏閣に奉納した算数や数学の絵馬で、数学の問題が解けたことを神社に感謝し、ますます勉学に励むことを祈願して奉納されたものだということであります。

 この西長野小学校に掲げてありました算額は、西長野地区の西長野熊堂神社に奉納されたものだそうであります。この熊堂神社の算額が、西長野小学校に飾られるまでの経緯を、私はわかりませんけれども、教育委員会が先人の勉学への強い思いを、現代の子供たちにも伝えたいという熱意や、この算額を貸し出した神社関係者や神社氏子の皆さんのお気持ちが伝わってくるようであります。

 昨年3月で西長野小学校は閉校になって、新築となった角館小学校へ通学しているわけですけれども、この勉学の象徴であります、あの算額を角館小学校にも掲げることができないものかお伺いをいたします。

 次に、算額コンクールについてであります。

 角館学習資料館ですが、ここに佐土光蔵さん編の「角館の『和算と算額』について」という本に熊堂神社の算額の内容も訳文をつけて解説されております。問題によっては、現在の小学校高学年、6年生あたりや中学生は答えを導きだすのではないかというふうな感想を持っております。

 東京都渋谷区実践女子学園中学校・高等学校数学科の佐藤先生は、「算額を作ろう」コンクールを開いているようです。参加費は無料、題材は自由で、必ずB4判の用紙を使うこと、優秀作品は神田明神へ算額として奉納するという、そういう内容であります。

 仙北市でも地元の熊堂神社に現存する算額にちなんで、そして江戸時代後期に、この仙北市で和算、数学の研究、勉強に励んだことを顕彰する意味でも、(仮称)算額コンクールの開催ができないものでしょうか。お伺いをいたします。

 次に、予防医療、高齢者への肺炎予防ワクチン接種についてであります。

 昨年の12月27日、施設へ入所しておりました自分の父親が肺炎のために公立角館総合病院へ入院しました。93歳と高齢でありましたので、もしかしたら普通退院はできないのではないかという感じもしておりましたけれども、先生方や看護師さん方の献身的な治療、看護によりまして、入院してから45日で退院することができました。

 その退院1週間ぐらいのときだったと思います。魁新聞に肺炎はワクチンで予防可能という大きな見出しが出ているのを見つけました。自分の親が、つい最近まで肺炎で入院していましたし、同室、あるいは隣室の入院患者のたくさんの方々の同じような症状を見ているからでしょう、その記事に見入りました。

 記事は、日本人の死因の第4位は肺炎であって、その肺炎での死亡者の95%が65歳以上の高齢者である。しかも、近年それが増加傾向だといいます。その肺炎の原因は、最も多いのが肺炎球菌だそうであります。この肺炎球菌というのは、健康な人の鼻やのどでも検出される常在菌だそうであります。それが、ワクチン接種で予防が可能だといいます。ワクチン接種費用は6,000円ほどかかるようでありますけれども、そのうち2,000円を助成する制度を始めた長野県の波田町では、肺炎患者が入院すると1人当たり86万円かかるそうであります。一方、この町で75歳以上の人は3,200人、その対象者全員が接種しても約640万円、どちらが効率的かは一目瞭然だといいます。病気も防げるので、本人や家族の生活の質を守ることにもつながるといいます。仙北市でも75歳以上の高齢者へ肺炎の予防ワクチンの接種費用の助成をして、ワクチン接種をすべきと思いますけれども、どのようにお考えでしょうか。

 次に、仙北市の建物を一元的に維持、保全、管理をする部署、営繕係の設置についてであります。

 仙北市は現在、建物の管理を庁舎関連は総務部管財課管財係が行っています。教育委員会関連の建物は教育総務課管理係が担当し、その他の建物は所管している部署がそれぞれ管理する形になっているようであります。

 私は、この建物管理の一番のポイントは屋根管理だというふうに思います。施設、建物の新設になった後、屋根部材のさびの出る前に、数回塗装を繰り返し、次に軒先の破風部分が傷んだらそれを修理し、その後また何度か繰り返す、こういう姿が建物を管理する形ではないかと、私は考えております。仙北市の建物を一元的に管理する営繕係を設置することによって、メンテナンスのノウハウが同一になる、保全計画が予算折衝に左右されないなどの利点があると考えます。どのようにお考えでしょうか。お伺いをいたします。

 ここでは以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) おはようございます。

 澤田議員からの御質問にお答えをしたいと思います。

 3点ございましたけれども、1点目については学校関係でありますので、後ほど教育委員会サイドで答弁をしていただきたいというふうに思います。

 2点目の予防医療の点でありますが、澤田議員御指摘のように肺炎、私どもも調べましたところ、がん、脳卒中、心臓病に次いで、死亡原因として第4位の病気であります。繰り返しになりますけれども、高齢者ほど死亡原因に占める割合が高い病気であると、また体の抵抗力がなくなれば、かかりやすい病気だということであります。

 ワクチンについても、実際接種されている自治体、全国で73の市町村、これは昨年の9月現在でありますけれども、73市区町村で実施しているというふうにデータには載っております。そして、その接種が有効であるということも述べられております。したがって、仙北市といたしましても、肺炎による死亡の減少ということを目指して、前向きに今後検討をしていきたいというふうに思っております。

 ポイントとして、我々若干気にかかるところは、肺炎というのは、先ほど申し上げましたように体の抵抗力の落ちた高齢の方にかかりやすい病気ということでありまして、しかも澤田議員が先ほど御紹介いただきましたけれども、肺炎球菌という常在菌、常にその辺に存在しているという菌であるということから、他の病気で入院をし、体力が弱った方も最終の死亡診断に載ってくるのが肺炎だと、その結果として肺炎の死亡率が高い部分も非常に多いのであります。しかしながら、肺炎が最終要因で死亡される、それを幾らかでも長生きしていただけるための方法として、どういった形でこれを行うのがいいのか、そういったことも含めまして、他の自治体の実施状況、そしてその効果等も、もう少し情報を収集し勉強しながら進めていきたいと、当然専門家であります医師会、医師の方々とも御意見を聞きながら取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 参考に、県内では北秋田市が実施しておると聞いておりまして、費用としては6,000円から9,000円かかる予防接種、予防ワクチンというふうに聞いておりますが、そのうち北秋田市では3,000円の補助ということで、合併前の旧鷹巣町時代から行っているということでありまして、年間200人ぐらいの方々が利用されていると。ただ、結果としては、接種された方も最終的に肺炎で亡くなった方も何割かはおられるというようなことも聞いておりますので、その辺のところ、まだまだ我々勉強不足、情報不足でありますので、よく調べた上で進めてまいりたいというふうに思います。

 それから、3点目に御質問ありました仙北市の建物の管理としての営繕係の設置ということでありますけれども、私ども仙北市の施設の日常管理、そして修理、こういったことには日ごろ頭を痛めているところでありますけれども、これまた議員御指摘のとおり、やっぱりポイントは屋根にあると思っております。学校にしろ、庁舎にしろ、公民館的な建物にしろ、やはり屋根の傷みから建物全体へ傷みが広がるというケースが多いわけであります。

 現在、管財課のほうで建物を財産としての管理はしておりますけれども、建物を利用できる状態に維持するという意味での管理は担当課で基本的には行っております。従来、そういう形でやってきてはおりますけれども、やはり全体的に仙北市内の所有建物について、同じ目線で傷みの状況を把握し、そして緊急度、重要性、こういったことを判断して修理の順番を決め、決められたといいますか、限られた予算の中でどんな進め方をしたらいいかという判断は、統一した管理部署が必要ではないかというふうに思っているところであります。

 したがって、以前、たしか一昨年の9月の定例議会一般質問で営繕課の設置について御質問いただいたことがありましたけれども、課という形での独立した組織ではなく、管財課の中に営繕係という形で仙北市の建物の一括監視、そして営繕計画、こういったことを進めていくということについて検討をしてまいりたいというふうに思っております。

 その中にあって、教育委員会関係の、主として学校関係建物、こういったものを当初から包括してすべてを1カ所で見るか、スタートにあってはその辺を分類した形で進めるかについては、今後の検討によって決めてまいりたいと思いますが、いずれ専門技術を持った職員等を配置し、できることならば非常に小さな、職員自らができる修理もできるような営繕係ということが理想ではないかというふうに思っております。そうすることによって、大きく傷んだ後、巨額の金をかけて修理をするという意味で、結果的に財政的な負担になっている部分が幾分でもまた解消されてくる、そういう方法ではないかと思って、これは前向きに検討してまいりたいと思っております。

 それでは、1点目について教育委員会のほうの答弁をお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 第1点目の算額についてお答えしたいと思います。

 議員御指摘のように、西長野小学校にあります算額、本当にすばらしい、保存状態もよくてすばらしいものでありました。西長野小学校の地域の方々や子供たちの誇りでもあり、皆さんが大変親しまれてきたものであります。問題が解けたことを神仏に感謝して、ますます勉強に励むんだよということの祈願という趣旨かと聞いておりますが、学校の玄関にあるというのは、そういう意味で大変意義があったかなと思っております。

 昨年3月の西長野小学校の閉校に際して、この算額の取り扱いについてどうしようかということで、地域の皆さんの御意見を伺ったところでございますが、やはり奉納された経緯から熊堂神社にお返しすべきであるとの御意見がございまして、閉校の直前、3月28日にお返しをして、神社で保管されて現在に至っております。もう一つ、伝承館にも町のほうでお預かりしていたものもありましたが、それも神社のほうへお返しをしておるところであります。

 いずれにしても、角館小学校に寄額できないのかという御質問でありますが、こうした経緯でありますので、神社や地域の方々の御意向というのが第一だと思っております。関係者の御意見、御意向をお伺いして、検討させていただきたいと思います。

 なお、レプリカとして小さくまとめたものが、別のものがございまして、これは後でつくられたものでございますが、そういうものは掲示できるかなと思っておりますが、本物については先ほど言ったように検討させていただきたいと、こう思います。

 それから、2つ目の算額コンクールの開催についてと、こういうことでございますが、今テレビやいろいろなクイズ番組の中でも、和算というものに光が当てられることがございます。そういう意味では、先人がああいう形で学校のない時代に、寺子屋や個人がいろいろなグループに所属をしながら研究を積んできたと、そのことを考えますときに、やはり子供たちが自分たちも先人に学び、そういう形で算額コンクールなんかいいのかなと、こう思うわけでありますが、実際、小学校の高学年から中学生で解ける幾何の問題ございますけれども、大変難しいものもございます。

 そういう意味では、子供たちなりの算額ということは、全国のNPOの法人でコンクールをやっているところもございます。そういうことを参考にしながら、教育委員会にあります研究室の中に、算数、数学の学習指導研究委員会がございます。そういうところで御相談をして、何とか先人のそういうものが、今の子供たちに元気になるための方策として使えないかということで検討してみたいと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 15番、再質問ありますか。

 15番。



◆15番(澤田信男君) やっぱりこういう提案型の質問は、こうですよと言われればそれ以上のことはないわけであります。ちょっと関連することを御質問させてください。

 今、教育長も話されておりましたけれども、この算額、それこそ1枚は西長野小学校、それから1枚は伝承館のほうに預かっておったということであります。この伝承館のほうで預かったというのは、前にもちょっと聞いたように記憶しておりますけれども、よりいい環境の中で保管するというような、そういう形で伝承館のほうで保管しておったというふうに私も認識しておりますけれども、そのいい環境で保管すべきだと、そういう考え方と、今また熊堂神社のほうへお返しをしたという、そこら辺については、地域の方々はこうだというお話でありますけれども、教育委員会としてはどのような、何と言えばいいか、管理保管という意味での考え方はどうなのかということをちょっとお伺いしたいと思います。

 それから、西長野熊堂神社にもう2面、それこそ算額があるようでありますけれども、市の文化財の指定の申請についてどのようにお考えなのか、その2点についてお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) やはり算額、神社の環境はやはり劣化して、見にくくなるというのは、どの神社に掲げられているものの中にもございます。熊堂の算額についてもそのことが心配される部分がございます。そういう意味では、所有されている神社、あるいは皆さんが信仰されている地域の方々の御意向を大事にしながらも、文化財、あるいはそういうものとして保存をするという観点で、どのようにあればいいかと。例えばレプリカのようにもう1回、光を当てて同じものを複製して、それをどのような形でどこにどういうふうにするのかと、本物はどちらにどういうふうにするのかというやり方もあると思います。そういうことで、何とか後世に残すという観点で、そういう中で一番いい方法を工夫してみたいなと思います。

 それから、文化財の指定ということでありますが、先ほど言った西長野小学校の場合は昭和53年に角館の有形文化財に指定されてございますが、その他の2点についてはちょっと状態もよくわからない状況がございます。そういう意味で、しかしこれ以上劣化しない、あるいはそのために保存をするという観点で、もう一度検討してみたいと、こう思います。



○議長(佐藤峯夫君) 15番。



◆15番(澤田信男君) なるだけ良好な環境で保管するという形が教育委員会の中に気持ちがあると思いますけれども、先ほども言いましたように、今地元のほうへお返しをしたということと、いい状況で保管した方がいいという考え方とのギャップがあるように思いますけれども、教育委員会としては本当にそれでいいのか、そういう形がいいのかということをお伺いしているわけですけれども、どうお考えでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 西長野小学校の場合はケースに入ってございました。そういうケースに入れるというのも一つの方法かとは思います、劣化を防ぐという観点では。そういう点でもあると思いますが、やはり保存の場所との関係があると思いますので、先ほど言いましたように良好な環境で、あと後世に残すためにどうあればいいかということについて検討したいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 15番。



◆15番(澤田信男君) 終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 15番、澤田信男君の一般質問を終わります。

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△門脇健郎君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 7番、門脇健郎君。



◆7番(門脇健郎君) 私は2点について通告をいたしておりますので質問させていただきたいと思います。

 最初に、地域医療確保にどう対処するということで質問します。

 地域医療の充実は救急医師の確保を含め、緊急の課題でございます。これは今さら申し上げることではございませんが、まず一日も早い医師の確保により、田沢湖病院の救急業務の再開をしなければなりません。市民の生命にかかわる問題、命にかかわる問題であります。そればかりか、大観光地である田沢湖、田沢高原を訪れる観光客、あるいはイベントにおける災害発生時に対処するための必須の課題であると思います。もっともっと危機感を持って取り組むべき大きな問題であります。

 市立病院等改革推進計画策定委員会で意見書を集約、市長に報告されましたが、これは将来に向けた構想であり、必ずしも現在の状況に対処できるものではございません。また、中身も賛同できない内容だと、私は思います。今の緊急課題には何ら対応できるものではございませんし、聞くところによると、やっと見つけた田沢湖病院の副院長が3月末をもって退職されるとのことでございますが、事実でしょうか。だとすれば、退職の理由はどういうことでしょうか。また、市長はこのことについての慰留の仕方をどうされておるのか、どういう慰留のされ方をしておられるのか。また、田沢湖病院はどうして医師が長続きしないとお考えでしょうか。医療環境が原因なのか、待遇の問題が原因なのか、どうお考えでしょうか。お伺いをいたします。

 次に、内陸線存続のための今後の運動方針を伺うということで通告を出しております。

 内陸線が存続するということになり、沿線住民はもとより、市民の多くの人が大歓迎をしているものと思います。これも市長を初め、県、関係機関の運動の賜物であると感謝をする次第であります。しかし、本番はこれからであります。乗車運動をどう進めるのか。県、市、会社等の方針をわかる範囲内でお伺いをいたしたいと、こう思います。

 以上、ここでの質問を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 7番、門脇議員の御質問にお答えいたします。

 まず、地域医療の件でありますけれども、議員のほうからお話ありましたように地域医療の確保、これは市民にとっては、もう必要欠くべからざるものであって、最終的には生命にもかかわることであるということを、我々もそれを承知しながら進めておるところであります。

 策定委員会からの意見集約を私のところにいただきました。そして、これは仙北市の地域医療として、現状を当然踏まえながら、このような形で進めていくのが今、行政としての地域医療のあり方としてはベストであるという形で意見をいただいたものと思っております。しかしながら、専門家集団の先生たちからいただいた意見集約、これに加えて私どもは市民の皆さんからもたくさんの御要望、御意見いただいております。議会のほうからも御指摘、御意見をいただいております。そういったことを踏まえて、最終的に地域医療の改革プランということの中では、現実に沿った形で、しかし現状よりもより改善するという方向で仙北市の改革プランを今5年間の計画の中でスタートするということで、皆さんにも特別委員会のほうを中心にお話をしてきたところであります。

 したがって、策定委員会は策定委員会として御意見はいただきますけれども、そこで仙北市の地域医療のあり方を決めてもらったということではなく、仙北市の実情を踏まえた中での進め方をしたいというふうに思って取り組んでいるところでありますので、その点については御理解をいただきたいというふうに思います。

 先ほどの地域医療、特に田沢湖病院の救急対応ということにつきましては、平成18年9月に救急病院の告示取り下げ以来、我々も何とか早期に復活をしたいということで、しかし医師の確保、これなくして救急対応、看板掲げることは簡単ではありますが、それを実際に行っていく中にあっては、医師の過重労働、これを強いることになり、それが原因で医師が減少してきているという過去の経緯でありますので、これは何としても医師の確保に努めなければいけないということで、医師確保のためには当然、秋田大学とか弘前大学、自治医科大学、いろいろつながりのある大学の医局を訪問し、そこからの医師の派遣、これはお願いをしてきましたし、現在もお願いをし、派遣をしていただいている部分もあります。

 しかし、昔と違って1つの医局と関係を持っておれば、その医局が地域の自治体病院の医師を充足してくれるという状況ではなく、今さら申し上げることではないかもしれませんが、研修医制度始まって以来、大学の医局自身も中におる医師が不足して困っている、そのために地方に派遣した自治体病院から医師を引き上げていると、そういう状況であります。したがって、我々はそういう従来の方法のみならず、医師の人材派遣の会社、そういったところを利用したり、また地元出身のお医者さんで地元に帰って地域医療に貢献してほしいというような折衝も続けております。さらには、旧田沢湖病院の勤務経験のあるお医者さんで、その方と接触した結果、月1回ではありますけれども、田沢湖病院に来ていただいて循環器、ペースメーカークリニック、こういったことを実施していただいているお医者さんもあります。

 危機感薄いととられがちだと思いますが、我々としてはできる限りの手を尽くしてお医者さんの確保を進めているところでありまして、角館病院で言えば、大腸がん検診、内視鏡検診をやるということで昨年からスタートし、本年、本格的な検診スタートをするわけですが、これも昭和大学との医師の派遣を取引的に、検診に協力することによって昭和大学からの医師の派遣も確保しているという例の一つであります。今後もあらゆる方法で医師の確保に努めてまいりたいと思いますが、残念ながら現状では、まだ救急復活まではいかないと。

 それで、地域医療関係で最後に田沢湖病院の副院長のお話ございましたけれども、これは議会初日にも御報告申し上げましたように、副院長から3月末日での退職願いが出ておりまして受理をいたしました。瀬川副院長につきましては、昨年秋から田沢湖病院をやめたいというお話がございまして、我々としても慰留に努めてきたところであります。結果として、年末までという話から、さらに年度末3月までということで退職時期を引き延ばしてきたところであります。理由については、一身上の都合ということで、申し出を受けておりますが、御家族がまだ盛岡におられまして高齢の方も含めまして家族のみとどりもしなければいけない、そういったことも大きな理由の一つのように聞いております。

 なお、瀬川医師には慰留の経緯を踏まえて、慰留で退職延長の中で入院患者とか、当直とか、そういったことには携わらない形で、時間になったら盛岡の自宅のほうに帰れるというような、そういう環境の中で残っていただいておりましたので、このたびおやめになることの結果として、入院患者をさらに制限しなければいけないとか、そういうことを今、急にそういう意味での変化はないと、ここのところ応援の非常勤医師等でカバーをしていきたいと、そして正規に勤めていただける医師を探したいというふうに思っております。

 それから、次に2点目の内陸線でありますけれども、これについては昨年の9月に秋田県知事、北秋田市長、そして私で再生計画、再生についての努力を5年間継続しましょうという意味での合意をしました。したがって、門脇議員が御発言のように、これは存続が決まったということではなくて、再生の努力を継続するということであって、本当に残れるかどうかは、これからの問題だというふうにとらえて、我々も諸施策をいろいろ進めているところであります。

 まずは、やはり地域の皆さんにできる限り乗っていただくということが1つ。そして、そういった姿の中で、この内陸の沿線にはさまざまな魅力があると、それを見に行ってみよう、内陸線に乗ってみればこんないいことがあるよと、こんなきれいなところがあるよという形で外部からも乗っていただくという、大きく分ければこの2本立てで進めるということで考えて、今進めているところであります。

 地域の皆さんに乗っていただくために、仙北市及び北秋田市の住民3,000人ずつ、トータル6,000人の方からアンケートをもらい、地域の皆さんが乗るためには何が必要なのかなということで、いろいろと挙げていただいております。それは、駅の間が遠い、その間の補助的な交通手段が欲しい、また本数がもっとあればとか、そして始発、終発の時間の問題、さまざまな御提言をいただいております。そういったことを実行可能な形にして、幾らかでも地域の皆さんに乗っていただくという方向に役立てたいというふうに思っております。また、乗っていただくためのことについてもアンケートの中で触れておりますが、やはり企画、イベントというようなことでの御提言が含まれております。

 いずれにいたしましても、昨年の9月9日、存続についての努力継続の合意がなされた前後から、県のほうも、知事のお声がかりもあって、各振興局での単独企画であるとか、また仙北市の商工会が中心になって県の商工会連合会にも働きかけて、内陸線に乗ることの支援の動き、さらには首都圏の文化人団体が何度かこの地域で内陸線支援のためのフォーラムやら、それから列車を使ってのさまざまなことがされています。関心は以前より非常に上がってきて、その効果は着実に上がってきているというふうにとらえております。

 なお、我々沿線自治体といたしましては、これから地域を担う子供たちにも地方鉄道、こういったものの必要性、重要性、こういったことも理解していただこう、また内陸のよさ、これについても学習してもらうということで、ふるさと教育支援事業というのを行うことにいたしました。これは、北秋田市と仙北市、さらには県も入った秋田内陸地域公共交通連携協議会というのが昨年9月に発足しておりますが、その中において、この協議会での支援事業として仙北市からも負担をしながら、地域の子供たちに内陸線に乗って、そして沿線地域の交流を深めてもらい、郷土愛の醸成、さらには公共交通の役割、こういうことを学習してもらう、それが将来のこういった鉄道の存続にも効果を発揮してくるということで、運賃相当の助成をするということで、ふるさと教育推進事業というのを行うことにしております。

 ちなみに、これは対象としては、小学生は2年生と6年生、それから中学生は中学2年生、ここを対象として今年度取り組むということにしております。こういったことも含めて内陸線に乗って、そしてその大事さ、こういったことをみんなが認識して永続的に会社が存続できるように取り組んでいくところでありますので、ひとつ議員の皆様にもその点、御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上で答弁を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 7番。



◆7番(門脇健郎君) 今一番困っているのは、救急患者の発生にどう対処していくのかという問題だろうと思います。殊にこの地域の方々は、それを身に感じているはずでございます。

 救急が発生しますと、市立角館総合病院まで患者を輸送するわけでございますが、その移送時間、この間、前の前の広域の議会でしたか、移送時間の問題がうちのほうの田口議員の質問の回答として出たわけでございますが、大曲・仙北の広域の管内で最も時間がかかるのは、旧西木地区と田沢湖地区で、平均約50分かかるというような答弁がございました。これは平均でございますので、遠いところですと1時間以上かかるというところもあるはずでございます。これは、うかがい聞くところでございますけれども、田沢湖病院に救急業務があれば、運んでいった患者の中でも助かった可能性があったという事例も数件あったというふうに聞いております。

 このような状況の中で、市民は、この間策定委員会で出された安全・安心、そして信頼を確保するということなど、到底理解できないものと思います。30分内に救命をすると、まず命をとどめることができるというような、病名は忘れましたけれども、たしか心筋梗塞でしたか、そういう病気もあるようでございますし、こういうことになると、50分から1時間かかるというと、それだけで助からないというようなことにもなるわけでございます。市長も一生懸命、医師の確保に努めて、いろいろな機関に手を回しながら、あるいは訪問しながら頑張っておられるようではございますけれども、1分1秒を争う救急医療に現状では対処できないという状況ではないでしょうか。この点について市長の救急に対することの現状についての考え方をもう一つお伺いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 救急医療につきましては、本当に大事なことだということで何とか、まずは病院としても救急告示病院として再スタートできるように医師の確保、これは先ほども申し上げたとおりであります。しかし、その間どうするかということにつきましては、救急受け入れ病院としては、仙北市内では角館総合病院ということになりますけれども、そこへ行く手段として救急車、この中で高規格車、その中で初期の医療行為もできる、そういったこともぜひ取り入れていただきたいということで、既にそういう手段整っているところもあるわけですが、大曲・仙北広域の中で高規格車の整備計画、実は大仙市のある地区、そしてこの仙北市田沢湖地区と、順番になっておりましたが、順番については仙北市、これを1つ繰り上げていただいて次の段階で整備をしていただく、そういうような話を進めております。

 ただ、これは車だけが準備できれば対応できるのではなくて、それに乗る救急救命士、資格を持った救命士が、たしか4人ですか、必要だというふうに聞いておりまして、広域消防でもそういう職員の養成、これは養成期間としても時間、日数が結構かかるということでありまして、それに向けて今、養成所に職員を派遣して、また資格のある人を採用したりしながら、車と人、こういったことの整備を今進めているということでありますので、繰り返しますが、まずは病院、我々の市立病院の中でそれができるということを目指して頑張りますが、それまでの間の対応としても手段をいろいろ考えながら、1分でも1秒でも早く、そういったことが救えるような努力はしてまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 7番。



◆7番(門脇健郎君) 大変な問題があるようでございまして、なかなかそう簡単に解決するようなものではないようでございます。策定委員会からの答申もあるわけでございますが、そうだとすれば長い目で見ながら、この地域医療の確保、あるいは救急医療の確保をどうにかしてなるべく早く解決できる道を探らなければなりません。今、策定委員会でも市役所内でも話されているのは、この地域の医療をどう確保するのかというようなことが主な内容のようでございますけれども、こういうふうな状況になってくるというと、やっぱり大曲・仙北という広域的な医療の中で論ずる必要があるんでないかというような気がします。

 北秋田市では北秋田中央病院、公立米内沢病院、市立阿仁病院を統合して、市が建物を建設しJAの厚生連が指定管理者として運営するというような記事が、先般の魁に出ておりました。市民の多くの方々は大曲組合病院、角館病院、田沢湖病院を主たる医療機関として利用している現状だと思います。そして、大曲組合病院、角館病院は建てかえというような計画もあるわけでございますが、先般、本市からも運営委員として参加されておられる市長さんも行っておられると思いますが、議長も行っているはずなんですが、なかなか組合病院の建設も難しいような状況にあるという話も聞きました。難しいということで、それで終わるんじゃなくて、ぜひとも本荘由利、それから横手、それから今回、鹿角だとか、各方面に組合病院結成されておるようでございます。そのことも実現してもらわなければならないと思います。

 現時点で見ますというと、大曲周辺、あの周辺は仙南、六郷は横手にあのような立派な厚生連の病院ができましたし、仙南、六郷はあそこまで何分とかからないで車で通えるところにありますし、利用しやすい環境にあるわけでございます。こんなことから、組合病院が我々の願いというようなことになるでしょうが、なるべく四ツ屋のほうに近い方向に誘致すると、そしてこれへのアクセス道路を建設する。角館病院を現時点の場所から神代付近まで持って来られないのか、46号線沿いまで持ってこられないのか。そして自動車専用道路の建設をするということによって、生保内からの患者の搬送時間の短縮を図るというようなこともできるわけでございます。

 こうなるというと、策定委員会の経営改善にも近づけると思うわけでございますし、これには高規格道路の建設という大きな課題をクリアしなければならないという問題がございます。国道46号線、105号線については、合併前に仙北郡の市町村の積極的な陳情、要望運動、期成同盟会の活動によって46号線は整備路線、105号線は候補路線の指定を受けているはずでございます。我々はさらにこれを進展させる責務があると思います。しかし、その後進展が余りないとようでございます。

 交通網の発展は、私が今さら申し上げるまでもなく、産業、文化、観光、商工業、そして医療福祉に至るまで、大きな発展につながるものだと思います。どうでしょうか、この高規格道路の実現に最大限の力を注ぎませんか。早期完成を期しませんか。これが完成すると、救急医療福祉のみならず、国道4号線への時間が短縮され、前に述べたように企業誘致、産業、観光、文化、商工業に至るまで、大きな発展への道が開けると確信するものであります。この点についての市長の意見と考えをお伺いしたいと、こう思います。

 それから、内陸線のことについても、いろいろ頑張って県商工会、あるいは首都圏の方々、市のほうでも計画を練っておられるようでございますが、昨年、知事と本市との内陸線の懇談会のときに、車中でございましたが、お座敷列車じゃなくて隣の列車の中で私と直接の話でございましたけれども、地元で沿線に花木、桜だとかツツジ、あるいは草花、減反を利用した田んぼに花を植えるというようなこともやっておるところもあるようですが、そういうものをやるときは種苗代を私のほうで予算してもいいからやってみないかと、地元でやる気があれば種苗代を私のほうで準備してもいいよというような話をされました。市のほうではこのような計画は現在あるのでしょうか。そして、沿線住民にできること、あるいは期待されることもあるだろうとは思いますが、もしそういうことがありましたら、積極的に我々も取り組みたいと思いますので、それをお知らせいただきたいと思います。

 まず、この点をお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 地域医療のあり方の中で、仙北市内に限らず広く大曲・仙北といった考え方の中で仙北組合病院の設置場所のお話がございました。これにつきましては、厚生連の病院経営の経理状況、これの状況が思わしくないということで、農水省からもこれ以上の病院の改築含めて資金投入ということについてはオーケーが出ていないという状況で、その結果として仙北組合病院も計画が頓挫しているところであります、皆様御承知のとおりだと思いますが。

 しかしながら、県としても県の地域の中核病院としての役割をそれぞれ与えながら、今までにない特別の支援をしていくという約束も出して、何とか各病院が整備されていくということで今、力を入れており、地域としても現在、仙北組合病院のある大仙市を中心といたしまして、そこの打開策を練っていこうということで取り組んでいるところであります。

 建設位置につきましては、私のほうから今ここで申し上げるだけの事前検討の材料ございませんが、移転改築ということで、現在地から移る計画であったというふうに認識はしておりますが、やはり仙北地域、大仙市を中心としたその中で患者の所在地、どの位置につくればいいかという中で決まってくる要素があると思いますし、以前から申し上げていますように、仙北市としては北仙北の医療を補完的に担う、そういう役割はやはりあるだろうというふうに思っていますので、今までも仙北組合病院の設置場所等の動向を見ながら、今後の角館総合病院の位置も検討材料の一つとして考えていきたいということは申し上げてきましたので、まだ現段階ではそれと同じ考えで変わりはございません。したがって、できるだけまず仙北組合病院が近々どうなっていくかということについて、もっともっと詰めていきたいというふうに思っております。

 それから、それに伴う搬送ツールとして高規格道路の話でありましたけれども、これについては、病院への誘導路という役割以外にも、道路の整備については重要なことであるというふうに思っておりますので、高規格道路の完成、促進期成同盟会中心に今まで以上に頑張ってまいりたいというふうに思っております。46、105ともその後、指定以後進んでいないという御指摘ではございましたけれども、例えば角館バイパス、こういったものも部分的には進んでおりまして、約半分完成しておりますが、残りにつきましては道路特定財源の問題等もありましたけれども、手がけた工事については早期に完成してもらいたいということを関係機関にも強く呼びかけ、残りの2分の1についても、そう時間をかけずに我々供用できるようになるものと期待をしております。

 また、46、105も含めて、線形改良であるとか、歩道の整備だとか、現状の中で高規格化しないまでも、現状よりも市民が安心して使える、そういった形には部分的にではありますけれども、少しずつ要望を取り入れていただきながらやっているつもりでありますので、ひとつ御理解をいただきたいと思います。

 それから、内陸線のことで地域住民のやれることということでありますけれども、これについてもぜひ行政だけの問題ではなく、地域住民一体となって進めてまいりたいと思いますので、こちらから御相談かけることもあるかもしれません。また、発想をこちらに伝えていただいて、そういったものを種にして育てていく、こういったものもあるかもしれませんので、ぜひその点は何かありましたら、御提言をいただきたいというふうに思います。

 ちょっと、昨年の知事が来られたときのその話については、私その場に居合わせたかどうかわかりませんが、沿線に木なり花を植えるということについては、検討の中で地域の守る会、またその他の会議でも出ておりますが、効果ある形でそれを実施していくということについて検討項目の一つとして進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 橋本病院経営改革推進室長。

 ただいまの質問通告の項目の中で、策定員会で論じられた点がありましたら答弁願います。なければないでいいです。



◎総務部次長兼病院経営改革推進室長(橋本勲君) 救急についてはどういう方策でやればいいかということについては検討をしております。



○議長(佐藤峯夫君) それだけですか。

 高橋企画政策課長。何もない。なければいいです。

 7番。



◆7番(門脇健郎君) ついつい進まないというような言葉を使ったので、ちょっと変に思われたのかもしれませんけれども、私は今、病院の救急車の搬送時間が多くかかるということで、何としても既存の救急病院まで、田沢湖、あるいは西木のほうからの搬送時間の短縮を図りたい。そのためには、やっぱり46、105号の高規格道路の推進を急ぐべきだという気持ちから申し上げましたので、ぜひともその辺を御理解いただいて、大きな運動を起こしながら、我々議会と一緒に何とかそれが早期に完成できるように、ひとつ努力をしていただきたいと、こういうふうに思います。

 それから、内陸線でございますが、観光客の誘致、乗車運動のために仙北市、特に沿線の知られていない観光スポット、特産品、漬物、あるいは今利用されております米粉等を使った菓子、食品、特殊技術品等、高齢者の方々が知っておられる多くの貴重なものが必ずあると思うんです。このようなものの掘り起こしが必要だと、私も思いますし、何かそのようなことをやれる会というか、組織も私もつくりたいと思っていますが、何とかそういう面も頭に入れながら、ひとつ市なりの計画を進めていただきたいと思います。そのことだけひとつ御答弁をお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 高橋企画政策課長。



◎企画政策課長兼行政改革推進室長(高橋新子君) 先ほどはちょっと知事さんの件で、桜の木の植栽、それから沿線地域に菜の花を植えるというふうなお話ありました。確かに知事さんが4月に来られたときに、沿線地域に桜の木を植栽して景観をつくったらどうかという提案、私もお話伺っておりました。

 ただ、桜の植栽については昨年度、存廃議論が非常に浮上している中で、関係機関と具体的な協議は進めないで来てしまいました。今後、先ほど市長もお話ししたように、今回行ったアンケート調査からは、利用を喚起する理由として、そういう地域の産業資源なり、それから食文化、そういったすべての地域資源を活用して、イベントの企画だとか、企画列車を走らせたらというふうな期待が非常に多い調査結果となっていますので、ぜひそういう面で沿線地域の地域資源を有効に掘り起こしをして、活用していけるように、地域の皆さんと一緒に取り組んでいけるような体制づくりをしたいと思います。

 それから、菜の花の件ですが、実は昨年、秋田市に事務局のある菜の花ネットワークの代表者の方から、休耕田となっている沿線地域に菜の花を植えて内陸線を応援したいというふうな申し出がありました。それを受けて上桧木内の地域の皆さんと、菜の花の種はすべて提供すると、それから栽培技術も指導してくださるというふうなことで、ただ地域の人たちに植えてほしいというお話でしたけれども、休耕田につきましては長い間放置されているということもありまして、簡単に作付ができるような状況にないということもあって、今年度作付するというところまでは行っていません。ただ、一部の方で自主的に幾らか昨年の9月に作付をされている方がいるというふうなことは伺っています。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) これで7番、門脇健郎君の一般質問を終わります。

 11時30分まで休憩いたします。

                             (午前11時16分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時30分)

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△田口勝次君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 20番、田口勝次君。



◆20番(田口勝次君) 今回の一般質問につきましては、私は一問一答方式でお願いしたいということを、あらかじめ通告書の中に記しておりますので、そういう対応をひとつお願いしたいと思います。まず、1問目につきましてはこの場で御質問させていただいて、後は自席に戻って質問させていただきますので、よろしくお願いします。

 1番につきましては、市長の任期もあとわずかというか8カ月ほどでありますけれども、新生仙北市の課題は現状においても山積しているわけでありますけれども、今任期中にぜひこれだけは克服したいという課題があるか、あるとすれば、何を大きな目標にしていくのかということを、まず伺いたいということが1点目であります。

 それから、議会がこれまで設置してきた特別委員会につきましては、御案内のとおり内陸線、あるいは県立高校の問題、市立病院の経営改善の問題、あるいは行政改革の問題等、種々特別委員会で議論をしているわけでありますけれども、私が気になるのは市長の委員会出席が極めて数少ないことであります。意識的に議会との論議を避けているわけではないでしょうけれども、どうも出席が少ない。そのことによって、部内の意思統一といいますか、そういうものが何かなされていないのではないかという気がしますけれども、そういう対応について、市長としてお考えをお聞かせ願いたいということであります。

 それから、もう一つは課題である仙北市の本庁舎建設についても市長の考え方はまだ議会に示されておりません。3月末まで意思表示をするということにはなっていますけれども、部内の検討チーム、ワーキンググループの経過につきましては総務委員会を中心にして御報告されているわけでありますけれども、また今は仙北市民の方々の意見を聞くための取り組みをなされているようでありますけれども、議会全体でこの問題について議論はまだしていないわけであります。その必要性についてどのように考えているのか、このことに関する市長の見解をお伺いしたいということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 1点目について、石黒市長。



◎市長(石黒直次君) お答えします。

 まず、おかげさまで私の任期、最後の年となっております。その中で全力を挙げて取り組む課題は何かというお話でありますけれども、合併後の自治体において必要だということで取り組んでまいりました地域の融和、そして均衡ある発展ということに向けての土台づくりが私は最初の仕事であろうということで、それを中心に取り組んでまいりましたし、ある意味ではそれは完成ということのない、非常に長い道かもしれませんが、ただ私自身の自己評価では、お互いの融和、合併3地区の議員の皆さんも、市民の皆さんも、職員も、それぞれ自分の地域のみに視点があるのではなく、仙北市全体を見た見方が非常に広まってきた、しかし、さらにこれはもっと進める必要のあることだと思って、今後もそういったことを中心に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 あと安心・安全な市民の生活であるとか、福祉、それからインフラの整備とか、こういったものにおいてはどの自治体でも、またどの時代であっても必要なことでありますので、やはり市民の生活の目線に立った、そういった課題については取り組みながら、次第次第に融和のとれたこの地区で、今後のことにつながる新しい事業についても着手していく時期に入ったというふうに思って、このたびの新年度の中でも幾つかはそういった観点の新規事業、これを提案させていただいております。

 1点目は以上であります。

 それから、特別委員会の出席についてでありますが、御指摘されればそのとおりかもしれません。そのとおりということは、当局側の職員を通じて議会との調整をとるように指示をしておりますが、議会に常任委員会があり、それから特定のテーマについての特別委員会があり、そして本議会があるという中にあって、私の理解としては特別委員会は常任委員会を超えて、特定の課題について本議会から調査、研究等をするようにということで設置された組織であると。

 その中にあって、現状どうなっているのか、どういう考え方で我々が進めているかということを情報提供し、議員の皆さんが議論し合い、そこに議会としての姿勢を打ち出していくという中にあって、情報提供については担当課、担当部門が一番詳しいということで出席をさせておるということでありまして、委員長判断で特別委員会からの出席要請は結構あります。それまで私は拒んでいるつもりはございません。そういう考え方で進めておりますので、こういった考え方が進め方に支障があるとか、そうでないほうがいいということがあるとすれば、変えることについてはやぶさかではありませんので、運営委員会なりを通じて、当局との間でその辺のルールといいますか、進め方について調整を図らせるようにしたいというふうに思っております。

 それから、本庁舎の件でありますけれども、確かにお話あったように、総務常任委員会にワーキンググループの調査結果を生でそのまま提示をして、議員の皆さんの御意見を伺ったところまで来ております。そして今、市民の皆さんから御意見を聞く、そういう作業をしております。

 私はかねてから庁舎建設については、合併特例債期間10年という言い方をすれば、それの本当に最後のほうでないとつくれないなということで合併協議がなされた形跡がありましたけれども、それではいけないのではないかと、もっと議論をして、本庁舎というのは、やはり政策の集中化というか、そういうことのためにもあったほうがいいのではないかということの中で、前倒しする、そのために私の任期中に方向性は出したいということを一時お話ししました。しかし、それが早まった形で平成20年度中に方向性、規模であるとか、位置であるとか、そういったものを私の考えをまとめて議会にも提示したいということでありまして、議会の議論が必要ないかという御質問でありますけれども、決してそんなことは考えていなくて、今年度中に私のほうでまとめたものを議会に提示をして、そして議会でも十分それを議論していただき、御意見もいただきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 課題に対する考え方については理解をいたします。

 今、特別委員会の問題でありますけれども、そういう考え方もあろうかというふうに私も想像しておりましたけれども、要するに職員の皆さんが特別委員会に出席をして、それなりに情報を提供していただくということでありますが、最も委員会として困るといいますか、決断をするというか、あるいは判断をもらうということについては、やはり権限がなかなか発揮できないという体制でありますので、できれば市長がいれば、市長の考え方を聞いて取り組めるということで御質問しているわけです。

 特に内陸線の問題についてでありますけれども、例えば特別委員会としての一定の結論を出しました。そういう中で、当面は継続をしていくという考え方であります。その際に、議会特別委員会としては、経常損失の、例えば負担割合について、やっぱり見直しをすべきでないかというような形で申し入れをしておりましたけれども、先般、平成21年度の予算にどういう形で経常損失が出てくるのかということについて特別委員会で議論になったときに、従来と変わらないということで御説明があり、十分な経常損失の負担割合については話し合いができていないというお答えがあったわけです。

 そういうような場合、特に市長がどういうふうに考えているのかというのは、やっぱり特別委員の皆さんは聞きたいわけですので、そういう意味でできる限り出席をしていただいて、市長自身の持っている情報なりも含めて、あるいは政策判断というものを含めてお答え願えればいいなということで御質問申し上げたわけですので、もし、その点内陸線の経常損失の問題等について、御答弁いただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 内陸線の特別委員会にも必要あるといいますか、要請をいただいて出席をし、お話をしてきたことは何度かあるというふうに思っておりますが、先ほどの経常損失の件ですけれども、これについては議会としてそのような御要望が特別委員会の中であったということで受け取っております。それをもとに、我々も検討しています。

 そして、今御指摘の、委員会のときにそうなっていないと言った、そのときにも職員のほうから説明は差し上げたというふうに報告は聞いておりますけれども、負担の原則を決める決め方、さまざまあるかと思います。線路延長だけで決めるとか、人口であるとか、財政規模であるとか、さまざまあります。かつて、現在の負担を決めたときのルールに従ってやってみるやり方、またほかの考えられる負担割合ということで、4ケース以上あったかと思いますが、やって、その結果として現状とほとんど変わりない、したがって、まずはこのままやることについては、これ以上のことはなかなか考えづらいということで御説明したはずであります。

 それから、新年度の予算について変わっていないということでありますが、そういった検討結果もありますが、田口議員も御承知のように、各自治体が負担する経常損失の負担は過年度分のものであります。だから、過去のルールに従って、もう決まっておった負担が、つまり20年度の損失分について21年度に負担をしていくと、決算結果が出た結果に対しての負担というルールですので、それは変わっていないのは当然であるというふうに御理解をいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 委員会のときの答弁する側の人たちと、それから今の市長のお答えにやっぱり違いがあるわけですので、そのことについては私は今、とやかく言いませんけれども、結果についてそうだとすれば、その結果によって例えば平成21年度の当初予算に経常損失の割合にかんがみて予算措置をしてあるという答弁があれば、我々もわかるわけですけれども、決してそうことでなくて、経常損失の負担割合についての話し合いができなかったという答弁でありましたので、今質問したところです。そのことについてはお答えは結構です。

 もう一つここで、本庁舎問題についてですけれども、いずれ議会の議論をいただくということでありますが、総務委員会に出された検討チーム以外の候補地といいますか、そういうことについても、そうすればこれから検討できるというふうに理解してよろしいでしょうか。その点だけ一つ。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 本庁舎につきましては、ワーキンググループに将来の仙北市の本庁舎はどういった位置に、どういった形で準備するのがいいかということでの指示のもとに仕事をしてもらったわけで、今考えられる候補地として網羅されているというふうに私は受け取っておりますが、先ほど言いましたように、市民からのパブリックコメントであるとか、それからまた今後議会の皆さんから御検討いただく、議論をいただく、そういった過程もありますので、そういった中で市全体として本庁舎のあるべき場所に、あるべき姿のものをつくるときには準備していくという方向で、今まで考えていなかった案が、議論した結果、やはりこれだなというのがあるとすれば、可能性はありというふうに理解していただいて結構です。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) それでは、次の2つ目の質問に入らせていただきます。ここでは、財政健全化の問題についてお伺いするわけでありますけれども、仙北市が目指す財政健全化というのは、国の地方交付税の削減を初め、県の行財政改革の推進、あるいは仙北市の市税収入の減など、取り巻く状況から言って一層厳しくなってきているのではないかというふうに、私は認識するものであります。特に、夕張市の財政破綻以降、自治体の財政に対する市民、あるいは住民の懸念というのは広がっているわけで、そういう意味では財政破綻は住民に直接的に大きな影響をもたらす問題でありますので、少なくとも全職員挙げてこの対応に進んでいかなければならないのではないかというふうに思うわけであります。

 そこで、お伺いしますけれども、石黒市長の考える財政危機を切り抜ける政策、あるいは施策については、これまでもまず歳出の削減を主体としたお話をいたしているわけでありますけれども、市長自身の、この厳しい中での率直な考え方、どのようにして財政危機を乗り越えるかということについての市長の考え方をお伺いしたいということであります。

 それから、もう1点は、国の行財政改革以上の改革が地方自治体に求められております。そういう意味では、仙北市も行政評価システムの導入や、あるいは指定管理者制度の導入など、改革を進めているわけでありますけれども、これら改革の見通しといいますか、それをどのようにとらえているのか、その2点についてお伺いをいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 地方自治体の財政というのは、今御指摘のように非常に厳しい状態で、国以上の行財政改革が地方自治体ではなおさら必要だという見方もできるかと思います。我々としては、やはり国・県の改革の結果として、最終的には自主財源をいかに安定して確保できるかということでありますが、この経済不況という状況も重なった形で市税についても減収という、本当に厳しい状況になっております。

 したがって、これを切り抜ける方法として何があるか、どう考えているかというふうな御質問でありましたので、やはり最終的には他の財源に頼らない自主財源、市税を中心とした、こういったものをいかにふやすか。そのためには市民所得を上げると、最終的には雇用の場であるとか、産業振興ということになっていくかと思いますが、そういったことを今後も注力して、市民所得を上げて、市税収入がふえていくと、それである率カバーができるというような市でなければいけないというふうに思っております。農業についても同様、商工業についても同様かと思います。

 ただ、市の財政、よく皆さんから御質問の中で第2の夕張とか、いろいろ言われますけれども、仙北市の場合には、確かに過去の債務、この返済ということで公債費、非常に高い率であります。自慢できる数値ではありません。これも多少の上下はあります。しかし、これは過去の借金の返済時期のめぐり合わせで率が上がったりするケースもありますが、全体的に言えば、それを抑えながら財政計画はしているところでありますので、地方債残高、これを見ていただければ、合併以来、毎年少しずつではありますけれども、確実に減ってきております。したがって、財政破綻ということにはならないというか、ならないようにその範囲の中で、将来ともこれからを担う若い世代の人たちの負担をできるだけ軽くするというような考え方で進めているつもりであります。

 それから、改革のための手段として行政評価システム、また指定管理者制度というものを取り入れておりますけれども、行政評価システムについては、本年度からテスト的に取り組んだということで、まだスタートに立ったところでありますが、一応システムといいますか、評価の方法、評価シート、こういったものをまとめまして、それに基づいて平成19年度に行った事業について事後評価を行っております。200の事業について行っております。

 そして、その結果も踏まえて、今回提案しております21年度の新規事業に反映できるものは反映させるということで事前評価103件行っております。これが、来年度にはさらに次年度のもの、それから事前評価をしたものが、やってみてどうだったかという事後評価、こういったものが重なってきて、数年はかかると思いますけれども、数年の試行を重ねた中で、仙北市としての行政評価はこれでいこうというのを最終的に決めたいというふうに思っておりますので、成果の見通しということの御質問でありましたけれども、もう少し時間をいただかなければ出てこないと思いますが、ぜひこれは成果を残す方向の制度でなければ取り組む意味がないと思いますので、不足なところは改善しながら進めていきたいというふうに思います。

 指定管理の御質問もあったんですよね。指定管理については、現在28施設の指定を行っております。もう1年後、22年度からはさらに3施設ふやしていこうという今、予定にはしております。指定管理の中には、過去の委託管理から指定管理に変わったもの、こういったものがかなりあります。そうではないものもあるわけではありますが、特に行政目的があって建てた施設、そのために例えば三セクであるとか、その管理のためにつくり上げた組織、こういったものもあります。そういったものも含めて指定管理、原則は公募でありますけれども、やはり従来の組織の中で管理をしてもらうのがベストであるという判断のものについては、公募にせずに、そのまま指定管理者として行っていただいているものもあるということであります。

 いずれ、職員の節減といいますか、職員をスリム化する中で、指定管理制度の導入を進めながら、そこの中で管理費の節減であるとか、経費の節減、こういったことに効果を出していきたいということで、指定管理にも今、取り組んでいるところであります。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 今の行政評価システムと、それから指定管理者制度について再質問いたしますけれども、行政評価システムについては、今、市長が言われましたように試行的な段階であり、まだまだ時間がかかるというふうに、私も思います。最後に市長が答弁した、計画、それから執行、そして評価、そしてその後の改善施策というのが最も大事なものでないかというふうに思いますので、その点について改善を図りながら次のステップに進んでいくという体制をぜひ、職場の中につくっていただきたい。

 それから、指定管理者制度もそうですけれども、この2つのことについて究極は財政の健全化に結びつけるということになろうかというふうに思います。そういう意味では、職員の取り組む姿勢とか、あるいは仕事に対する意識が変わらなければ、この達成というのはなかなか難しいというふうに思いますので、その点について市長のお考え方について、職員に対してどういう指導をしていくのかということについて御見解がありましたら、ひとつお話し願いたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 今の2点については、議員御指摘のとおりだというふうに私も思います。改善につながっていかなければいけない。それは1つには、職員がその意識を高く持って進めていく必要があるということでありまして、例えば行政評価システムにつきましても、評価の結果、ある指摘があったり、低ランクの評価をされたものに対しては、やはりその結果だけで、指示に従うだけでという意識ではなく、なぜそうなのか、どのように変えればよくなるのかということも考えながら進めるような、そういう職員体制、これが必要だということで、先ごろも職員の中でそういう意見交換、議論をしたところでありますので、そういう指導を進めていきたいし、指定管理についても同様であります。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) それでは、3点目の質問に入ります。

 ここでは、県内の市町村経済計算推計によりますと、仙北市民1人当たりの所得について、先ほど市長から今後の課題の中で所得向上ということが挙げられていますけれども、特に仙北市の場合は県内の市で最下位であります。172万という個人所得であります。仙北市は県内の25町村で上小阿仁とか藤里、東成瀬、この1町2村を上回ったわけでありますけれども、三種町とか、あるいは八峰町よりも低い所得で21番目というふうに……

          (「22位です」と言う人あり)



◆20番(田口勝次君) 22位ですか。発表されています。そういうことで、考えてみますと、他市町村から見れば、うらやむほどの観光客が来ており、そして相当のお金、外貨を稼いでいるのではないかという見方になろうかというふうに思いますが、実質、ふたを開いてみれば、なぜこうなのかというのは私も疑問なわけですが、そこら辺の分析といいますか、そういうもの、あるいは対策についてどのようにお考えなのかということを、ひとつお聞かせを願いたいということであります。

 それから、もう一つは何としても、一つの施策として人口流出による人口の減少は避けなければならないし、食いとめなければならないわけでありますが、そのようなことから定住対策については、現在プロジェクトを設置していろいろ検討しているわけでありますが、特に若い人たちが暮らしやすい条件というものを、いかにして整備していくかということが必要ではないかというふうに私は思います。そういう意味で、他市町村と比較されるものは何かというと、子育て支援がどのようになっているかということが、その度合いについてやっぱり注目されているわけでありますが、仙北市の保育と、それから教育、この充実がかぎを握ることになるわけでありますけれども、仙北市に欠けている点というのは、乳幼児の保育と教育に対する取り組みでないかというふうに思いますけれども、その点についての市長の見解をお伺いしたいということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) まず1点目の仙北市の所得の件でありますが、1人当たり172万、これは年度によって多少の動きはありますけれども、確かにそのとおりだと。旧13市の中では最下位、25市町村の中では22位だというふうに理解しております。この172万円という数字は、給与所得、その他の所得、そして法人所得、そういったものの総計を総人口で割った値であります。まずはそういった性格のものであるということ、これは御承知かと思いますが。

 データいろいろある中で、やはりそれを分析しながら仙北市の進むべき方向を決めていかなければいかんと、取るべき処置をしていかなければいかんというふうに思いますが、第1次産業、第2次産業、第3次産業と、こうありますけれども、すべての産業の総生産額、これを就業人口で割った数字、例えばそういう見方をしたときに、順位だけ申し上げますけれども、仙北市は25市町村の中の11番目になります。そして、第1次産業、第2次産業、3次産業ある中で仙北市の構成する生産額の割合からいうと、2次産業、3次産業で95%以上あります。それが現在の実態であります。3次産業の生産額を3次産業の就業人口で割った場合に、県内25市町村の中で5位か6位になるはずです。この辺で、やっぱり仙北市の実態が見えてくるというふうに思っております。

 つまりは、サービス業を含め観光、こういった3次産業が主体を占めたこの地域の現状であるということでありまして、確かに13市の最下位というのは恥であります。もっともっと上げたいという気はありますが、ここを全体の所得を上げ、どの計数、数値でとっても他の市町村に引けをとらないような地域にするためには、まずは観光、交流ということに特化されたこの地域の中で、3次産業の占める割合は、3次産業だけで80%近いと思いますが、ここのところを、その所得をもっと上げていくと、つまりはサービスの質、こういったことも改善しながら、観光ということを考えれば、多くの観光客に買っていただけるような、そういう特産品であるとか、特徴あるもの、またどうしても泊まってもらいたい、単なる宿泊だけでなく、多少高くても泊まってみよう、行ってみようという地区、こういったことになるように注力しなければいけないということかと思います。

 一方、翻って第1次産業は5%以下であります。ここのところ、このままでいいのかという中で、やはり農業生産を主体とした第1次産業的な生産額、これをいかに上げるか、これについては、やはり特産品、産業連携という考え方の中で、農産品も単に地域でつくったものを地域で消費する、そのまま食べるというものだけの生産から、加工して外貨を稼ぐというような農業、複合経営、こういったことにもっともっと力を入れて、底上げをしていくと、両方が相まって初めて先ほど御指摘の172万、これが繰り上がっていくというふうに考えておりますので、今までとってきた方針、こういったもの、なかなか成果は表立って見えてきませんが、路線としては、私は間違っていないというふうに思っております。

 それから、暮らしやすい条件づくりが人口流出をとめるという中で、子育て支援ということですが、これも行革の特別委員会の中で何度か議論されているということは、私も報告を受けておりますし、またその話も聞いております。保育と幼児教育という中で、ゼロ歳児から5歳児までの保育ということと、それから幼児教育。田口議員、特に四、五歳児、後半の2年は教育であるべきでないかという御意見の持ち主だということも伺っております。

 こういったことも含めて、検討は重ねてまいりたいというふうに思っておりますが、やはり子供を預けたいという皆さんの希望の中には、教育よりも、幼稚園よりも保育を望む方が非常に多いという実情の中で、それにどう対応していくかということで、現在持っている保育児童の受け入れ容量といいますか、キャパシティー、これを超える要望、これも出始めているところであり、特に問題は未満児、ゼロ歳児、ここがふえてきている。こういった要望にどこまで、どんな方法でこたえるかについて、やはり進めていかないといけないんじゃないかなと、やはり3、4、5という子供たちと、ゼロ歳児を預かるについては施設も、それから保母要員のほうについても、それなりの準備が必要であります。そういったことを市としてどこまでやっていくかということについて、今後も検討していきたい。

 保育と教育の関係について、もし必要あれば、幼保一体化という観点から、教育委員会のほうからも答弁させますが、その辺はもし必要あればもう一度お願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 時間がありませんので、教育委員会の考え方については委員会の中で十分聞いていきたいというふうに思います。

 1点だけ、ゼロ歳児保育とか、あるいはもちろん未満児の保育の関係ですけれども、これがやっぱり充実しないと、なかなかお母さん方も働けないという状況で、特にこの不況下の中で、ことしの入園申し込みについては待機者が8人、それから1カ月おくれで入所できるという人たちが7人か8人いるそうです。そういう意味で合わせて10人以上の方々が待機という形になっています。このことについて理由をお伺いしますと、1つは教室のスペースの問題が1つと、それからもう一つはやっぱり保育士の配置の問題だということであります。

 特に保育士の配置につきましては、公募していますけれども、その公募に満たない応募者であるというようなことで、担当者の方々は大変苦慮しているようでありますけれども、やっぱり働く保母さん、保育士の方々の条件をもう一度見直しする必要があるのはないかというふうに、私は思うところでありますけれども、その点、市長として今後、保育士のあり方についてお考えをお聞かせ願いたいということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) ことしの保育所の入園、入所希望の状況は今、田口議員がおっしゃったとおりでありまして、なかなか希望の保育園、保育所に入れないというのは去年あたりから出てきているところであります。原因としては、先ほども申し上げましたけれども、やはり未満児、ゼロ歳児、こういったことでありまして、今、担当のほうで本人の御希望をできるだけ尊重はしながらも、保護者の皆様にも理解をいただいて、希望の場所とは違うけれども、他の園への通所、通園ということのお勧めも含め、そして今の要員といいますか、そういったことについても現在、ことし初めて起きるであろう待機ということ、これを何とか解消したいということで鋭意、努力をしているところでありますので、もうしばらく時間をいただきたいというふうに思います。

 それと、パートの職員の方たちの処遇改善については、正規雇用、それから臨時雇用、同じような内容の仕事をしておりながら、待遇が異なるということについて、さまざま議論をされるようになってきております。御指摘のとおりだという部分も多いわけでありまして、新年度から全くなかった手当ての中で、通勤について正規職員と同様というわけではありませんが、通勤手当の一部を保母、それから養護老人施設の介護等のパート、こういった人たちにも、通勤の手当てをしようということで、その予算計上をして今、提案しているところでありますので、何とぞ御理解の上、ぜひ御承認をいただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 質疑の途中ですので、このまま一般質問を続けますので御了承願います。

 20番。



◆20番(田口勝次君) 4番目に入ります。

 4番目、ここでは現在の経済不況の問題、雇用の問題についてお伺いするわけでありますけれども、これはさきの全員協議会の中でもいろいろ議論をしたわけでありますけれども、商工課の発表によりますと、仙北市の離職者というのは82人というふうに公表されたわけでありますが、考えてみますと、今回の経済不況で、また仙北市内から職場がなくなったり、あるいは働く人たちが去っていくというような状況になるわけでありますけれども、昭和の五、六十年代の中でも、そういう当時ありました大きな職場、そういうものがほとんど合理化によって縮小されたり、あるいはなくなったり、仙北市から撤退したりという状況の中で、特に仙北市の人口が減って、そしてまちのにぎわい等が消失していっていると、これは今回もまた同じような現象になるのではないかというふうに危惧するわけですけれども。

 当時もそういうような状況がありながら、行政として何ら支援できなかった、あるいはここに踏みとどまらせるための施策等について行えなかったという、私はその反省を持っているわけでありますけれども、今回も同じような形になったら、やっぱり町なかのにぎわいというものはなくなっていくのではないかというふうに思うわけで、そういう意味で、企業に対する支援なり、あるいは雇用に対する問題については、今、国の政策の中で進められているわけでありますけれども、特にここでお伺いしたいのは、仙北市として財政調整基金なんかを取り崩ししてでも、独自の、仙北市単独の不況対策、あるいは雇用対策、こういうものに結びつけられないかということが1つであります。

 それから、もう一つは、各地で行っていますけれども、正規職員の前倒しをした採用ということをやっているところが相当数あります。臨時職員ですと、なかなか集まらないようでありますけれども、正規職員の募集については、1人採るのに何千人とかという、競争倍率も何百倍というようなお話など報道されているわけでありますけれども、そういう正職員の採用について、今回の雇用対策の中で考えられないかということであります。

 それから、先ほど所得の問題で出ました第1次産業の農業について、農業のやっぱり問題を解決するには、所得保障といいますか、そういうような思い切った、具体的に財源を投資して、やっぱり農業を育てていくと、あるいはひとり立ちさせていくというようなことが必要なのではないかというふうに思いますけれども、市長の先ほどの農業の底上げというのは、所得の底上げに通ずるもので、農業そのものをこれから高めていかなければならないという決意は述べられましたけれども、不況対策の中で農業に対して何かお考えがないかということの、この3点についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 今回の不況対策としての御質問でありましたけれども、確かに昭和50年代、はっきりした記憶ございませんが、過去にも不況ということはございました。しかしながらと言うとあれですけれども、100年来の不況であるとかという表現もあります。また、全国的な、全世界的な不況であります。この中でどう地方自治体が地域のために何をやれるかということでありますけれども、かつてあった企業がだんだんなくなっていくとかというお話もございました。それがもとで地域から離職者が出るということについては、その対策は今とろうとしております。

 それから、企業が存続するために、財政的にといいますか、資金の面で融資が必要だということに対しては、条件を緩和したりしながら、また融資枠を多く持ちながら、それに対応するということで今回は臨んでいるところで、これは議員の皆様にも御説明したとおりであります。

 ここから住民がそのために離れていくかどうかということについて言えば、よその地域に行けば元気な企業があって、そこでなら雇用してもらえるという状況では決してないというふうに判断しております。しかしながら、やはり全国的、全圏域的に同じような状況の中で、市内で頑張ってみようという、そういう状況をつくるために、市としては国の、また県の支援も受けてでありますが、臨時雇用ということで状況を見、そして次の安定的な職につくまでのつなぎをこの地区で頑張ってもらおうという、そういう取り組みを今して、県の緊急雇用創出臨時対策基金事業、これに取り組んで、平成21年度分としては約6,140万円、人数にして60人ぐらい、こういった方を臨時雇用するということで、今考えております。

 それから、正規職員として前倒し雇用できないかということでありますが、これについては十分検討しなければいけない、つまりは今、行政の組織のスリム化ということで取り組んでいる中で、ある意味ではそれと逆行することを、不況であるからということでするということのよしあしというよりも、いずれは絞っていくにしても、そこをどう考えるかということになろうかと思います。つまりは、この緊急の時期、1年なのか、もっと長くなるかはわかりませんが、この間を何とか市民も行政も一緒になって乗り切るための臨時的な対策だという中で、正規の将来ともずっと雇用し続ける職員については、十分慎重に検討していきたいというふうに思います。

 それから、農業については、市独自の財調を取り崩してでもということでありますが、これについては、やはり米中心というところから複合経営、他の農作物との取り合わせの中で、もっともっと買ってもらえる外貨の稼げる、そういう強い農業に変わっていこうということで、それにトライをしようという方については、従来からも夢プランその他で支援をしております。今、昨年度もそれを活用していただいた方もおります。これからの方もおりますので、そういったものを中心に支援をしていきたいというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 20番。



◆20番(田口勝次君) 時間5分しかないわけですけれども、1つここで検討願いたいという御要望を申し上げます。特に経済不況対策として、やっぱり住宅の取得といいますか、も含めて住宅政策をこの不況対策の中に取り組むべきでないかと、そういう予算を措置していくべきでないかということであります。特に、制度としてあるのは高齢者あるいは身障者の住宅整備基金とか、あるいはそういう貸付制度があるわけですけれども、なかなか利用されていないというのが現状であります。そういう制度を見直ししながら、今回の不況対策の中で住宅政策を高めていくということについて、ぜひ御検討をお願いしたいというふうに思います。

 それから、最後5点目でありますけれども、秋田県知事選挙については、既に日程も決まり、立候補者の顔ぶれも出そろったようであります。

 ところで、角館出身の佐竹さんが秋田市長を辞任して2度目の知事選に立候補するわけでありますけれども、仙北市にとっては、もしかすればこれが最後のチャンス、知事を生むという最後の機会ではないかというふうに思っています。そういうことで、石黒市長の知事選に対する対応については、市民の皆さんの注目度も大変高いわけでありますけれども、知事候補を抱える仙北市の市長としての対応についてお考えをお聞かせ願いたいということが1つであります。

 それから、知事選が終わりまして、多分衆議院選挙もあると思いますけれども、それらが終わると、既に仙北市長の選挙の日程が予定されています。私どもには2回も選管のほうからこういう日程ですという、日程表が配られていますけれども、そういうことを考えますと、この前、私も議会の一般質問で、市長さん、もう一度挑戦するんですかということをお伺いしましたけれども、相手にしていただけませんでしたけれども、きょうは何らかのお答えをいただきたいなというふうに思っています。

 そこで御質問申し上げますけれども、寺田知事の場合、3期12年という在任について公約したわけですけれども、退任表明の時期が、やっぱりいろいろな批判なり、推測というか、そういうものを生んでまいりました。そうならないように、意思表示を市長もできるだけ早い機会にしたほうがよいのではないかというふうに思いますけれども、市長として考えているぎりぎりの段階といいますか、それはいつなのか、この点についてお考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) まず、知事選挙の件でありますけれども、今予定に上がっておるお三方とも、私はおつき合い、面識はある方ばかりであります。どの方も、それ相応に皆さん立派な方だというふうに思っております。

 私としては、仙北市の状況、また事情をよく理解していただける方、そして知事として県政の中でそういったことを反映し、各地域、どこも同じ思いでしょうけれども、私としては仙北市のことに配慮をしていただける方、そういった方を中心に応援をしたいと、すべきだというふうに思っております。ここで、どなたがどうということは申し上げませんけれども、これからそれぞれの方の考え方なり、そういったものが発表されてくると思いますので、そういうことを伺いながら、対応するようにしたいというふうに考えます。

 それと、私自身のことでありますけれども、昨年の6月、田口議員から、そして12月には別の方からも御質問を受けております。そのときにもお答えしておりますように、私自身としては、まだ任期8カ月ございます。その間は、やらせていただくつもりでおります。やはり、先ほど来、今の経済不況だとか、さまざまな課題についての基本的な考え方、申し上げましたけれども、合併直後の第1期目として全体の融和とか、地域バランスこういったことに主眼を置きながら、地ならしをするというのが務めで、それに没頭していきたいというふうに思っておるのが現状でありまして、時期がいつかということについては、答えるとすれば、現在なお白紙の状態であるというふうに言わざるを得ないというふうに思います。

 県内知事選、そして4月12日に予定されている各地の市長選、こういったことで皆さんの知事選に対する関心高いのはわかりますけれども、仙北市の市長選挙についてはまだ8カ月先のことであります。もう少しじっくりと取り組む時間をいただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 以上で20番、田口勝次君の一般質問を終わります。

 13時30分まで休憩いたします。

                              (午後0時31分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後1時30分)

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△高久昭二君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 18番、高久昭二君。



◆18番(高久昭二君) それでは、午後のラストの質問として、きょうやらせていただきます。

 一般質問に入る前に参与されております部長クラス、地域センター長の皆さん方、退職される方々も、合併以前からいろいろ御難儀かけ、また合併後もいろいろ御尽力いただきましたことを、この場をお借りしまして一言感謝を申し上げたいと思います。

 それでは、一般質問に入らせていただきます。

 1つは、仙北市の緊急雇用、不況対策と仙北市の対応についてお尋ねしたいと思います。

 仙北市の緊急雇用、不況対策は、全国的にも、または全県的にもますます景気の悪化が進み不況の嵐の中でリストラ、解雇、さらには雇用どめ、一時帰休が進む中で、仙北市としても急を要する、つまり緊急課題となっておるわけでございます。これまで、仙北市ではTDKを擁するにかほ市や、日産自動車系列の自動車部品工場を擁する横手市、さきにイオン大曲店の大型店の進出の影響をもろに受けて閉店を余儀なくされたジョイフルシティヤマサ店を擁する大仙市とは違い、大量のリストラや解雇は余り聞かれず、多少安心してきたと思います。しかし、ことしに入りまして100年に一度と言われる大型不況の中で、急激にこの不況の波がひしひしと我々の身近にも迫ってまいりました。

 これまで、旧田沢湖町に誘致企業として進出して操業していました大型部品工場も、希望退職者を募り、ワークシェアリングも実施してございます。さらに、親会社の大幅受注減により休業を余儀なくされている工場もございます。さらに、角館町でも、さきの全員協議会で田口勝次議員に指摘されたとおり、かつて町誘致企業として操業し、頑張って経営してこられた会社も撤退、閉鎖の準備に入っておると聞いております。

 そこで、まず1つお尋ねしますが、仙北市では産業振興条例にのっとり、固定資産税や借地等の免除、助成交付を行っている企業が何企業あるのか、その中で経営難に陥っている企業が何企業あるのか把握されておるならば、ひとつお答え願いたいと思います。

 次に、石黒市長は全国の不況対策、雇用対策関連企業を含む国の第2次補正及びその関連法案が国会を通過しなければ、実際は地方自治体としては使えないものであり、成立後に検討し、さらに最終日の議会に提示したいということを、この前の全員協議会でも述べておられました。しかし、この全員協議会の中で厳しく指摘された結果、3月1日付、産業観光部商工課内に緊急雇用対策室を設置し、さらに国会予算成立後、最終日に準備しておられると思います。これについては、石黒市長御自身、これまでの市の対応にまずさがあり、これを改めなければならないということを反省した結果の措置であるのか、その点についてお尋ねしたいと思います。

 3つ目には、仙北市3月定例市議会も最終日の19日まで、あと約2週間しかございません。きょうの3月4日国会の成立の見込みであり、担当課緊急雇用対策室を中心に、仙北市独自の緊急雇用対策事業並びに不況対策事業についての成案を作成しておられると思います。その中で特に、仙北市独自の緊急雇用創出事業の一つとして、市の臨時嘱託職員の採用についての具体的なメニューをお示し願いたいと思います。

 4つ目には、仙北市緊急雇用不況対策の事業のうち、公共工事の前倒し発注が、特に今求められております。秋田県もそのような方向で今、動いておると聞いておりますし、さらに平成20年度3月末までの工期の仙北市公共工事に前倒しをされ、平成21年度当初の下水道工事、水道工事、側溝改良工事や用水路、排水路等の整備、道路改良工事、道路舗装工事等を実施するお考えはないのか、このことについても、市も真剣に取り組まなければ、不況に苦しむ仙北市内建設業者、建設業に従事して、そこで生活をしている従業員、さらには家族を救うことはできません。これらについて、本会議最終日までにこの公共工事の前倒しを準備しておると思いますので、その具体的なメニューをひとつお示し願いたいと思います。

 5番目には、地元金融、中小企業、企業誘致の支援、不況対策として仙北市緊急融資の枠を増額し、地元金融機関の融資を促進させることや、緊急雇用保障制度を活用した融資を促進させる必要があるのではないでしょうか。また、さらに企業誘致連絡協議会の設置に向けても、前向きに検討に入る必要があると思います。さらには、緊急雇用助成制度の創設を図る必要も当然出てまいります。石黒市長は、失礼ではございますが、かつて角館町に助役として就任される以前は、横手市の民間企業で工場長をなされ、いろいろ会社経営の苦しさ、またいろいろと従業員の対応等に追われてまいったと思いますので、民間のこれまでの経験を生かす大変いいチャンスではないかと思います。どうか、そういう意味で前向きに御検討をお願いしたいと思います。

 最後に、6番目に仙北市は昨年末から、田沢湖、角館、西木、3地域センター窓口に緊急雇用相談窓口を設置させ、中町庁舎担当課もあわせて、いろいろと対応に当たられてございます。しかし、これらの緊急雇用及び相談窓口等も含めた仙北市の広報やお知らせナビ等の広報活動が非常に弱く、これらの存在を知らない市民が多いことでございます。さきに申し上げましたとおり、3月1日付、緊急雇用対策室を設置したわけでございますので、急いでお知らせナビ等でこの広報をなさる、そして窓口の体制の強化を図る、そういう具体的な改善をなさるお気持ちはないのかお尋ねしたいと思います。

 次に、2つ目として県立大曲養護学校の分校・分室誘致についてお伺いしたいと思います。角館町、旧西長野小学校の活用についてもあわせてお尋ねしたいと思います。

 秋田県立大曲養護学校は、県教育長、教育委員会教育長の特別支援教育課管理指導のもとで、児童生徒の特別支援学校教育に当たってまいっております。旧大曲、仙北地域の旧角館、田沢湖、西木地区から通学なさっている、これら児童生徒の数はおよそ47名ほどございます。毎日、父兄や保護者並びに市の教育委員会の御協力の下で通学をしておるわけでございます。しかし、その中には西木町上桧木内地区、田子ノ木、田沢湖、そして角館町の遠方からも通学をしており、大曲養護学校のスクールバスが時間的にも、距離的にも、すべての箇所を巡回することが到底困難であることから、国道沿線沿いのコンビニエンスストアにバス停として集合場所を設置し、それに毎日、先ほど申し上げました父兄保護者や仙北市教育委員会の送迎車が送迎を行ってございます。

 年々、大曲養護学校に仙北市から入学される児童生徒数がふえてございまして、合併前、旧角館町時代からも角館町にぜひ同校の分校または分室を誘致できないかという要望も強く、議会内外関係者からも出ておりました。かつて、旧角館町議会時代に、当時高橋秋夫町会議員がこのことも一般質問されてございます。当時の角館町町長、教育長も同校や養護学校や関係機関に強力に働きかけを強めて、前向きに努力したい旨の答弁もなさってございます。

 合併後、仙北市となってから、表面的には特段目立った動きはありませんでしたが、昨年11月11日、県教育委員会の教育長の特別支援教育課関係者並びに大曲養護学校長、同校関係者並びに仙北市教育委員会の関係者が一堂に旧角館町の西長野小学校を視察し、御検討されたと思います。以前から大曲養護学校としても、角館地区中心に仙北市内に同校の分校または分室の必要性について、対象児童生徒数の増加、父兄保護者からの強い要望を受け、内々に検討されていたようでございます。

 そこで、お尋ねします。第1に仙北市教育委員会は仙北市内の義務教育を受ける児童生徒の中で、特に特別支援を必要とするこれら生徒の方々に対して、県立大曲養護学校に教育をお願いしておるわけでございますけれども、仙北市教育委員会の果たす責任はどのように位置づけておられるのでありましょうか。この点に対する答弁を一言お願いしたいと思います。

 2つ目には、その上に立って、仙北市教育委員会も同地区に分校や分室の必要性を考えておられると思いますが、県教育委員会並びに県立養護学校と、これまでどのようなコンタクトをとってきて、昨年の11月11日の視察になったかお答え願いたいと思います。

 3つ目には、11月11日の視察の結果、県立大曲養護学校としては平成21年度秋田県特別支援教育総合整備計画の中に、この仙北市に分校または分室を置くことを明記されたと聞いております。3月に入りまして、その後これはどうなったのか、さらには教育委員会として責任を持って平成21年度どのように実施すべく、県教育委員会と折衝されるのか、その点についてもお考えをお聞きしたいと思います。また、これらのすべての点について、仙北市議会教育民生常任委員会につぶさに報告なさったのかも、あわせてお伺いしたいと思います。

 4点目には、旧西長野小学校は平成4年7月1日、当時地元の強い要望と高橋雄七町長の決断、指示のもとに議会の議決を経て建設に着手してまいりました。当初から児童生徒数の減少傾向が指摘され、甚だ懸念されたわけではありますけれども、造成工事が始まり、その中で縄文時代後期、それ以後の歴史的、考古学的にも非常に価値の高い遺跡や遺物が発見され、それらもすべて承知した上で建設されたわけでございます。

 さらに、同校の建設費が大幅に圧縮されたため、地元出身で高名な建築設計業者ではございましたが、斬新な設計のもとで各教委室などはコンクリートむき出しの状態になってしまいました。仮に、養護学校児童生徒に使用していただく際には、補修工事や段差の解消などもしなければならないと思います。それらも想定して、問題点を整理し、今後県教育長、特別支援教育課等と、また大曲養護学校とも御協議なさるお考えは、いつごろからスタートするのかもお答え願いたいと思います。

 最後に、大曲養護学校の分校または分室を仙北市に誘致することは、いろいろと先ほど申し上げましたような困難や予算の問題、負担、クリアしなければならない課題もたくさんあろうかと思います。しかしながら、困難であるから最初からあきらめるのではなく、石黒市長、浦山副市長、小林教育長、佐久間教育委員長を先頭に、さらに議会、そして教育民生常任委員会と御協力の上で、保護者や父兄とも一致団結して、一丸となって努力さえすれば、おのずとこの道は開かれてまいります。幸い、旧西長野小学校は国道46号線沿線上、大仙市稲沢、水沢地区、さらには旧西仙の土川地区からも通学できる至極便利なところに位置してございます。こういうチャンスを逃さず、前向きに協議検討できないものでしょうか。

 以上をもって、私の一般質問を終わらせていただきます。

 石黒市長並びに小林教育長を初め、当局の答弁を簡潔にお願いしたいと思います。場合によっては、再質問、再々質問もさせていただきます。どうかよろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) ただいま御質問の高久議員にお答えをいたします。

 まず、第1点目、仙北市の不況、緊急雇用対策と市の対応についてということの御質問でございました。1点目の市の産業振興条例の適用になっている件数は何件かという御質問でございましたけれども、私、ちょっとデータとして件数、手持ちありませんので、後ほど担当のほうから答弁をさせていただきます。

 それから、全員協議会でこの緊急対策の今の取り組み状況を皆様に御報告しましたけれども、その後、3月1日付で緊急雇用対策室というのを設置いたしました。これが指摘の結果を受けての反省であるのかという御質問でありますけれども、そのように言われますと、それは皆様からいただいた御意見の反映であるということで、ありがたく感謝を申し上げます。

 市としても、全協でも御説明しましたように、状況の把握、こういったことには一生懸命取り組んでまいりました。我々が情報として得られる情報源は、まずは職を求めている人たちがどういう状況なのかという意味でハローワークの状況、そして企業自身がどういう状況かということで企業訪問等、また、これから就職する高校の内定、この状況がどうかと、さらには就労した人で職を失いかけている人、既に失った人、そういった方たちの市民からじかに情報を得ると、さまざまな方向から情報を集めていかなければいけないと。各方面ともそれなりに頑張ってはきたところでありますけれども、正直申し上げまして、なかなか真の状況、これがつかみづらい、つまりは深刻な状況がなかなか伝わってこない。

 これは状況として真にそうなのか、我々の情報の収集の仕方がまだまだ足りないのかという中にあっては、やはり情報収集にもっともっと注力をしなければいけないという反省のもとに、今まで商工課、また地域センターの窓口を中心に行ってきた情報収集を、商工課の中に情報収集の緊急雇用の対策ということで、特別チームをつくって取り組んでいくということを決定したところであります。

 また、臨時雇用の具体的なメニュー、続いて公共工事の前倒しの具体的なメニューということを提示するようにという御要望、御質問でありましたけれども、これにつきましては、前回の全員協議会で皆様にもお配りしてあることであります。内容につきましては、それをごらんいただければと思います。その後、こちらの計画内容を提示し、そして県のヒアリング精査を受けて、数字的に若干の変更が生じる部分もございますけれども、考えております仙北市としての緊急雇用、また臨時雇用、そして公共工事の前倒し等を含めたことに関しては、前回お示ししたとおりであります。

 さらに、現在のこういう不況については雇用絡みのことであり、私の経験を生かす場ではないかということでございました。私もそのつもりで取り組んでいるところであります。午前中の御質問にもお答えいたしましたけれども、今回のこの状況というのは、1地区、1自治体に集中的に起きた現象でなく、全県的、また全国的、さらには全世界的な中での減少でございますので、誘致企業、企業の中の一員としてやってきたとはいいながら、企業の立場からすれば、みずからの企業を残すために、その場を乗り切るために事業縮小、そして人員の整理、こういったことは企業サイドの考え方からすれば当然進めていくことになります。

 そういった中で、できるだけそういう状況にならないように、融資の面で解決できる、首切りだとか解雇、同じことかとは思いますが、そこに至らないというような、企業を支援して雇用を継続させるということについては、これも先日来申し上げております市としての融資の制度、これの見直すべきところは見直して、できるだけそれを活用していただきやすいような条件づくりをし、取り組んでおります。

 さらには、企業を離れてしまった人の職場として新しい継続して勤めることのできる職場づくり、ここが一番難しいところだというふうにとらえていまして、それが自治体独自でできることではなく、やはりまれな例ではあるかもしれませんが、この不況を逆利用し、ここで優秀な労働力を吸収して、新しいことに備えようというような、そういう事業、起業家、こういった方たちが出てくること、これも支援していきたいというふうに思っておりますが、今のところ、なかなかそういうお話は聞こえていないということであります。いずれにしろ、民間での経験のみならず、現在の立場の上でも、精いっぱいこの状況に対応していくための努力は続けたいというふうに思っております。

 続いて、相談窓口はつくったけれども、知らない人が多いということでありますけれども、御指摘ありがとうございました。我々もやっていることの周知については、今後も鋭意努力してまいりたいと、各地域センターの窓口設置したことについても、広報等でお知らせはしておりますが、一度やったからそれでいいのかと言われますと、そうじゃない部分もあるかもしれませんので、目立つようにとかいうことも含めて、御相談に来やすいような、そういう条件づくりについては気を配っていきたいというふうに思います。また、そういう相談窓口があるよということについて、ぜひ議員の皆様からも市民で、どこか相談するところがないかという方がおられましたら、ぜひ御紹介いただきたいというふうに思います。

 大きい2点目の養護学校の件につきましては、これは教育委員会のほうで答弁をするようにしたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 大曲養護学校の分教室の誘致ということについての御質問にお答えいたします。

 第1点の市の教育委員会として特別支援の教育の責任はどうかという御質問でございます。毎年のように、今度新しく入る子供たち、あるいは今、特別支援学級に入級している子供たちが、現在どのような状況なのかと、そして次年度の適正な就学のあり方はどうかということを検討するために、毎年就学指導委員会という委員会が設置されてございます。これは学校の教員を含め、教育委員会の担当、さらには大曲養護学校の教頭先生、さらには教育相談の関係であります、そういう障害のあるお子さんにかかわってこられた方々、そういう方々を委員にした就学指導委員会が設置されてございますが、その中で特別支援が必要なお子さんの適切な就学について、いろいろ研究、検討を重ねて結論を見出しております。

 といいますのは、子供たちの実態に応じて、やはりこれは大曲養護学校に通学したほうがいいのではないか、就学したほうがいいのではないか、あるいは普通学校の特別支援学級で学んだほうがいいだろう、あるいは若干の障害があるけれども、普通学校の普通学級の中での学習が適切ではないかと、いろいろな角度から一人一人について検討を重ねて結論を導きだしているところでございます。そして、その結果を受けて、保護者と就学指導委員会での状況、あるいは結論、そういったものを保護者と連携をいたしまして、保護者の意向を確かめて、適切な就学をともに考えていくということになってございます。そういう意味では、教育委員会が設置している就学指導委員会という場を通して、子供たちのよりよい就学に対する責任を果たしていくと、そういう形であると思っております。

 2つ目の大曲養護学校の分教室の必要性ということについて、これまでどんなコンタクトをとってきたのかと、こういう御質問でございました。まず、第1に大曲養護学校が設置されて以来、最初は人数が少のうございましたけれども、だんだんやはり通学する子供たちがふえてくると、それに伴っていろいろなニーズが出てまいりました。通学が不便なために、まず第1にスクールバスの配置をお願いしたという経緯がございます。スクールバスにつきましても、どういうルートで、どういうふうに回っていただくか、時間的にどうか、いろいろなことがございました。そういうことで、まずスクールバスの配置の工夫を毎年のようにお願いして、利便性の向上について大曲養護学校と交渉してまいりました。

 その中で、特に近年、心配されているのが、通学を希望するお子さんがふえたために、スクールバスの定員がいっぱいいっぱいになると、もう1人ふえると後は受け入れられないよというような状況になったことがございましたけれども、その際、やはりバスの大型化、何とか大型のバスが配置できないのかということのお願いをして、そのことを受け入れていただいて、何とかこちらから、いわゆる仙北市をスタートして、旧中仙、そして国道沿いにずっと大曲まで向かう途中に出ているお子さんを順次に乗せて学校まで行くわけでありますが、こちらからですと約1時間の行程で参るわけであります。そういう意味で、大型のバス、あるいは時間のいろいろな工夫、そういうことで通学の負担の軽減、そういうものをお願いしてきた経緯がございます。

 さらには、普通の学校の特別支援学級にいるお子さんについては、大曲養護の先生に来ていただく、あるいは県のほうの専門の指導員の方に来ていただくということの教室の設置、つまり通級教室、あるいはサテライト教室というものを設置いたしまして、希望のお子さんには月に何回かの、そういう指導を受けるチャンス、そういうものも設置していただいて、ここまで経緯をしてきたところであります。

 そういう意味では、大曲養護学校の存在をもとに、そこに通学のためにいろいろ工夫をお願いしてきたこと、さらには仙北市にいてもある程度対応できる仕組み、そういったものをお願いしてきたところでありますが、先ほどお話ししましたように、スクールバスがいっぱいいっぱいになって、これ以上ふえるととても対応できないよという、そういう心配から分校あるいは分教室の設置についてはできないものかということで大曲養護学校の校長先生には、そういう話題で何度かお話しした経緯がございます。

 その結果、大曲養護学校の校長先生から、昨年夏に一度詳しい御相談をさせていただきましたが、その際に分教室という考え方が、校長先生のほうからございました。ただ、これは海のものとも山のものともつかないけれども、私の案としてはそういう形で県と非公式な話をしてみたいと、こういうお話をいただいたことがございます。そういう意味で、できればという期待で、先ほど申し上げましたように、スクールバスを中心にしたコンタクトをしてきたところでありますが、この11月になって何とか貸していただける施設としての西長野小学校を視察させてもらえないかということから、視察をしていただいたところであります。

 先ほど、高久議員からありましたように、やはりいろいろ普通の学校として使ってきた経緯がございますので、バリアフリーの問題、それから、もし車いすのお子さんに対する、車いすですと入り口が狭い問題、それからそれに合わせたトイレの改修の問題、あるいは壁がコンクリートにこすれるような状況の施設、設備、そういう観点から、幾つかの補修が必要かなと、大幅な補修という御意見も聞きましたけれども、そういう意味で、その補修があれば分教室の設置はできるのではないかという意味では、検討に入りたいという方向のお話をいただいたところであります。

 こういう流れにつきましては、教育民生常任委員会のほうには、まだ正式にはお話ししてございませんが、今、県のほうで分教室も含めた特別支援の教育についての、今後の計画案が今検討中で、案の中に仙北分教室という名前で、案の中に盛り込まれるという方向を聞いてございます。そういう意味で、その案が確定して形が見えてきたときに、担当常任委員会にはこれまでの経緯と、今後の展望も含めて県の特別支援教育課と連携した結果について御報告申し上げたいなと思っております。

 それから、4つ目でございますが、西長野小学校、問題点幾つかあるわけでありますけれども、この後、県教委、大曲養護学校といつごろから、どのように対応していくのかということでございますが、間もなく県のほうの案が確定いたしますと、私どもの方にも連絡があるかと存じます。そういうことが明確になった時点から、いわゆる県教委の担当と、大曲養護学校と連携をとりまして、どのようにして進めて行けば、この実現に結びつくのかということについて御相談しながら、前に進んでまいりたいと思っております。

 最後の質問に、困難と思うけれども一丸となって云々ということでございますが、先ほど来申し上げましたように、就学指導委員会で子供たちが最も適正な、いわゆる就学についての検討をする中で、養護学校入校が望ましいというお子さんが、ここ仙北市にやはり40名近い子供さんが今現在いるわけで、この数が今後ずっと減っていくという状況にはございません。そういう観点から言いますと、そういう子供たちの学びの場の確保、そして学びの場の充実、さらには通学の負担の軽減、そういう観点から大曲養護学校の分教室の設置について、前向きに進めてまいりたいと、検討してまいりたいし、働きかけてまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 18番。



◆18番(高久昭二君) 順次、また再質問させていただきます。

 初めに、緊急雇用、不況対策に対する仙北市の対応について、一番肝心なことを石黒市長、御答弁なさってございませんので、もう一回、再度お尋ねしたいと思います。

 これまでも、全員協議会や産業建設常任委員会の御報告では、さきに申し上げましたように、きょう恐らく国会通過するであろうとは思いますけれども、国の2次補正、それにかかわる関連法案が国会を通過しなければ、これはできないんだと、お金は使えないんだと、通過した後からでなければ使えないということを、再三、石黒市長は全員協議会等でもおっしゃってございましたが、すれば、大仙市、横手、湯沢、潟上、男鹿、北秋田市等はそういうのをわかっていてもやるということは、これどういうことなんでしょうか。何か間違っていることをやっているというふうに認識なさっているんですか。

 なぜならば、確かに理屈は石黒市長さんおっしゃったとおりかもしれません。だけれども、緊急を要すると、例えは悪いんですけれども、悪性の病気を発症して、急に倒れたと、だけれども21日の給料日までまたなければお医者さんに連れていけないとか、そういうもんじゃないでしょう。もう、お金あるなしにかかわらず救急車を呼んでまず病院に行くと、財布を持っていなくても。では、お金どうしますか、払ってくださいと言われたときは、やっぱり御相談に乗っていただくなり、または午前中の田口勝次議員の一般質問にもございましたが、財政調整基金なり、予備費というものも多額ではございませんが、少しはやっぱり仙北市が何かの緊急または災害等、天災等に遭ったとき、やはり使わなければならないために残しておくわけでしょう。そういうお金を少しでも、やっぱり充てるというふうなお考え、簡単な言葉で言えば立てかえ払いです。なぜ、そういうことをなさるというふうなお気持ちが石黒市長にはないんでしょうか。

 これまで、かつて民間企業で工場長としてお仕事なさった経験を、こういう機会にこそやっぱり生かさなければ、何のために生かすんですか。もう一回その点について、まじめな再答弁をお願いしたいと思います。

 それから、産業振興条例に適用になっている件数、ちょっとわからないようでございますが、後ほどまた再度お答え願いたいと思いますが、なかなか石黒市長さんの答弁では、真の状況がつかみ切れないというふうなこともおっしゃっていましたし、去る2月5日に開かれた全員協議会でも、田口勝次議員から指摘された旧角館町の誘致企業、会社名はもちろん言いませんが、公の場ですから、それのことについては存じなかったというふうな答弁をなさっていますけれども、これは本当に不思議で私はならないというふうに聞いておりました。

 なぜならば、産業振興条例を適用されている会社でございますし、毎年固定資産税相当額の奨励金、借地であれば借地に相当する奨励金、または交付金等も必ず申請し、お金を交付なさってございます、仙北市として。そういう時点で当然、会社の状況はどうですかということを聞くチャンスは当然あろうかと思いますし、決して失礼ではないと思います、税金を交付するわけですから。だから、そういうことをやってきたんですか、担当課も含めて。その点について、もう一回ひとつ御答弁をお願いしたいと思います。

 次に、石黒市長は午前中の田口勝次議員の一般質問の財政の問題で、市としての自主財源の確保は本当にこれからますます重要になってくると、私も全くその通りだと思います。であれば、不況で、または解雇、リストラ、雇用どめされたということは、収入が一時的にでも途絶えることであります。

 当然、それは税金のやっぱり減少に必ずはね返ってまいりますし、そういう点もやはり考えるならば、これは何をさておいても先に対策本部を立ち上げて、今現在、田沢湖庁舎の入り口には、収納率向上の対策の窓口を設置しているというふうな大きな垂れ幕ございますが、それとあわせたやはり垂れ幕を下げて、市民が市役所、または角館庁舎、田沢湖庁舎、西木庁舎に来た場合、なるほど市も頑張っているなということが理屈ではなく、目に触れるようなそういうことを、私は当然やって、そんなにお金かかるわけじゃないでしょう、字の上手な方は市の職員の中にたくさんございます。ですから、そういう方を使って、やはり設置しているということの表示をあすからでもなさるというふうなお考えはないのか、いやそういうことは考えていないなら、考えていないで結構ですので、答弁をよろしくお願いしたいと思います。

 それとあと、離職者に対してのお仕事の件でございますけれども、既に大仙市では、御承知のとおり、1月16日に大仙市の臨時市議会を開きまして、大仙市の経済雇用、生活緊急対策本部行動計画を策定し、その中に1つは市の直接雇用による雇用の確保、具体的に言えば道路、側溝清掃とか、樹木の剪定、そのほかいろいろな仕事をなさっていますし、これらもすべてハローワークを通じて、今現在募集にかかり出しております、かかれるものは。

 議会が通ってからとか、議会で決まってからでないとできないとかと言えば、一日一日が経過すれば、離職した方はハローワークに非常に押しかけておりますけれども、仕事がなくて、結局働けないということは、本人も収入がなくて生活大変でございますけれども、これは家族にとっても大変なことでございます。ひいては子供さん方の学校教育にも進学を断念したり、またはいろいろな授業料も滞納しなければならないとか、給食代も納められないとかという、いろいろなマイナスの波及効果が出てくるわけでございます。

 そういうことをもう少し真剣に、石黒市長が本部長になって、または対策室長、石黒市長は非常に多忙な方でできないとすれば、浦山副市長になっていただき、緊急雇用対策室の室長として、どなたか決まったようでございますけれども、やはりそれくらい力を入れているというところを、やはり見せる必要があるんじゃないでしょうか。

 それから、今検討なさっている具体的なメニューをひとつ資料として、前の全員協議会で出したと言われますけれども、非常にごく抽象的な半ぴらな資料ですよ、それでは。もうちょっとはっきりした、具体的な資料をもう一回示していただくとともに、特に仙北市の緊急雇用の助成のための助成金の創出もあわせて、ひとつもうちょっと詳しく説明を、再度お願いしたいと思います。

 特に緊急雇用対策の中での、公共工事の前倒し関係についての答弁ございませんでしたので、再度おたずねしたいと思います。簡単に聞きます。仙北市でもいろいろ緊急を要するような公共工事が当然必要かと思います。例えば、内川橋の歩道の路肩の部分、さらには中川保育園の隣の児童館のやっぱりいろいろな補修、そしていろいろな側溝改良、除雪車でもって壊れたところのいろいろなガードレール等の補修なり、そういうものを順次、いや新年度からじゃないとできないという法律ないでしょう。今からでも、やっぱり前倒しで、やっぱりやって、最終的に帳じりを合わせればいいわけですから、やるというふうなお考えはあるのかないのか、その辺はっきり答弁してください。抽象的でなく、できるできない、はっきり言ってください。

 最後に、大変失礼なことですけれども、かつて有名な経済政治哲学者であるエンゲルスが、存在が意識を決定するという言葉を述べられてございます。人間はその人の置かれている立場で、その人の意識が決まると、石黒市長を初め、市役所の職員の幹部の方々も、あしたから来ないでもいいとか、雇用どめだとか、来月でもって何人首切るとかということは、まず今のところはないですよ、将来はそれはわかりませんけれども。ですから、そういう点での危機感なり、そういう目に遭った人方の悩みや苦しみというものは、多少理屈ではわかっていても、実感はないと思うんですよ。場合によっては、人ごとだなというふうな感じの対応も見受けられますので、そういう点をもうちょっと改めて、その人たちの苦しみも自分の苦しみであると、同じく市民でありますから、何も悪いことをしてやめさせられたわけでないので、そういう考えの立場に立つというふうなお考えがあるのかないのか再答弁をお願いしたいと思います。

 それでは、次に大曲養護学校のほうに移らせていただきます。

 小林教育長に御答弁いただきましたが、1つは就学指導委員会は今期、いつごろ開催されまして、平成21年度の、つまり大曲養護学校の通学なさる予定の児童生徒数はどれぐらい見込んでおられるのか、第1点お聞きしたいと思います。

 2つ目には、定員いっぱいいっぱいになってしまって、大型バスを受け入れていただいたというふうな先ほど御答弁いただきましたけれども、今の大型バスは何名乗れて、大体今、何人ぐらい使用なさっているのか、今のですよ、今、毎日走っている大型バス。その点をお答え願いたいと思います。さらには、大曲養護学校の生徒の通学教室、サテライト教室に仙北市から何名ほど通っているのかもお答え願いたいと思います。

 そして、旧西長野小学校のバリアフリー、入り口が狭い件、トイレの改修、さらには壁、コンクリートの改修等、どれくらいの費用を要するというふうに、大体検討なさったのか、これは最終的に責任は県の教育委員会にあるわけでございますけれども、その際に仙北市の負担が伴うのか、または全部これは県がやっていただくんですよということになるのかどうか、その見通しについてお聞きしたいと思います。

 それから、先ほども質問しました中での秋田県特別支援教育総合整備計画案、これは既に秋田県議会に今かかってございます。まだ成案になっていないというふうな意味合いでの御答弁でしたけれども、今、県議会にかかって、それが修正されるかはわからないんですけれども、これがそのまま成立すれば、それが決定です。つまり仙北市の分校・分教室を設けるということが、私は明記されているというふうに、県の教育支援課から直接私は聞きましたので、ですからその点もうちょっと詳しく説明していただけないでしょうか。

 そういうことで、何とかこれが頑張って開校になるように、小林教育長も御努力されるというふうに、今この本会議場で表明されましたので、それを信じて私ども側面から頑張らせていただきたいと思いますので、再答弁をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 現在の不況下における緊急雇用対策、その他の市の対応でありますけれども、国の2次補正、予算は通りましたけれども、財源としての関連法案、きょう通る予定だということも聞いております。今まで、先ほど高久議員の御発言の中にもありましたけれども、仙北市としては財源があって提示されたもの、これを我々仙北市としては市議会にも上げるべきだということの中で、そういう手順を踏んでおります。他の市町村がどのような考え方で、先行して進めたりしておるかについては、私も二、三、尋ねてみましたけれども、納得のいくお答えはいただいておりません。

 しかしながら、我々も緊急でないという考えは全くございません。今できるだけ早急に、その対応がとれるようにということで、準備は他の市町村と同様進めているつもりであります。議会の議決を得られるのが国の予算裏づけが確定してからという考えでありまして、他の市町村が先に議会の議決を得たとしても、やはり実行については国の確定後だというふうに、私は理解しておりますので、そこについてはそのタイムラグ、おくれが極力ないように、急ぐものについては早期に実行ができるように今後とも取り組みたいというふうに思っております。

 したがって、先ほど来、提出を求められております緊急雇用、市の臨時雇用の具体的な対象項目、そしてその人数、費用、こういったものも前回の全員協議会の中で出させていただいたと思っておりますし、それから前倒し工事についても同様、やれる項目、開始時期、こういったことも含めて準備は進めているところであり、それを県のほうに提出をして、この内容で対象として認めてもらえる、もらえないについては、協議は着実に進めております。

 急ぐものについて、基金を取り崩して立てかえ払いでもというお話もございます。この辺については、緊急ということではありますけれども、別の側面から見たときに、不要な工事についてまで取り組むということについては考えなければいけない、いずれ取り組む必要のあるものについて、その実効を発揮する、そういった時期に、ふだんであれば時期的にはもっと先であるけれども、この際事業として取り組む、やっていこうということで項目は上げております。

 それから、企業の情報については、先ほど言いましたように、まだまだ我々の収集能力不足だということで新しい組織体制の中で、さらに進めてまいります。前回の全協、2月5日とたしか申されましたけれども、2月24日のときのお話ではなかったかと思いますが、そのときの企業のお話につきましても、市としてはほかの企業と同様、事情聴取は常に行っております。ただ、職員の方からこういうことで進むようだよということで、議員の皆さんなり、市民の皆さんがお聞きになっていることと、会社としてのこの場を乗り切るためには、こういうことも考えなければいけない、その最終決定を下した上での市への報告というような、そういう違いもあろうかと思います。

 その角館町にある企業につきましては、係長さんレベルでの応対の中では、そういう計画がある、しかしその決定については社長がいずれ、県並びに仙北市の首長に、決まったら報告に行くということで言っておられたということで、今のところそういった報告はいただいておらないのが実情であります。

 いずれにしても、先ほども申し上げましたように、各企業とも自分のところの生き残り、社員を安定的に雇用していくということについては思いは一緒のはずで、何とかここをしのいでいこうということで、ぎりぎりの努力をしておると思います。その中で、可能性としてある、こうなるかもしれないという話が決定事項のように、それを市担当職員なり、私が把握していないということについては、予測した中で我々も物事を進めていかなければいけない部分もありますが、今言ったように決定と、そして可能性との両場面での話であるということで御理解をいただきたいと。したがって結論的に言いますと、全くそこと接触していないわけではなく、何度となく聞いておりますが、最終的な御返事をいただいていないということであります。

 それから、対策本部の表示等については、市民の皆さんが対策本部あるという表示で安心いただけるのであれば、それもやぶさかではないわけでありますが、やはり設置したそういうところに御相談に来ていただく広報の仕方については、先ほど御指摘もあったようにナビなり、広報なり、その他の方法もありますので、まずどういった方が、どういうことを求めておられるのか、そういったことの収集に努めたいというふうに思います。

 最後に、市民の立場で市役所職員も取り組む必要があるけれども、そのつもりはあるかという御確認でありますけれども、当然のことながら、我々職員も市民であります。自分だけよければいいということでは決してございません。どういったことでお困りなのかということを把握しながら、行政としてやれること、またやらなければいけないことを先取りして、対策の中に組み込んでいきたいというふうに思っております。

 繰り返しますが、やはり行政としてできることとしては、企業の倒産をできるだけ防ぐ、そのために資金的な支援であるとか、企業運営していくための条件の中で行政がお手伝いできることについて支援をしていくということ。それから不幸にも職を離れざるを得なかった人たちが次の職につく、その間のまずは生活の継続という中で臨時雇用、こういったことを2点目。そして、全体的な景気低迷の中で、そういうことが起こりやすいということの対策として、前倒しの工事であり、臨時的な緊急工事、こういったことも取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 再質問についてお答えしたいと思います。

 就学指導委員会は、11月に入って各地区、つまり角館地区、西木地区、田沢湖地区の3地区でそれぞれ開催してございまして、4回目は市全体の子供たちを対象にして、各地区で話題になった子供たちを再度、全体の中で確認をするという、そういう4回の開催の中で就学についての意見をいただいたところであります。ことし、今のところ確定しているのは、養護学校の中1に進む子供さんが1名、現在38名おりますので、その子供たちに加えるという形になろうかと思います。

 それから、2つ目のサテライトについての御質問でございました。東地区公民館に場所をお借りしまして、県の聾学校のほうからおいでいただいて、毎週のように開設をしていただいております。聞こえに問題のあるお子さんが、広く大曲、仙北よりももっと広い範囲から、秋田に行くよりはということで、このサテライトに来ておりますが、今のところ正式な数字をちょっと把握してございませんので、後で調査をしてお伝えしたいと思います。

 それから、もし西長野小学校がということで、改修費用等につきましては、県のほうの事業として考えていると思いますが、今のところそういう点でわからないということでございます。

 それから、案が決定した後にどのようにと、こういうことでありますが、今のところ、仙北地区分教室という形の案に載っているだけで、場所はまだ特定できていないというふうに、案の中には特定されていないというふうに伺ってもございます。最終的な案の確定を受けて、それを内容確認して、当然市当局との連携も必要になってまいりますので、それを受けて前に進んでまいりたいと、こう思います。



○議長(佐藤峯夫君) 花脇商工課長。



◎商工課長(花脇栄一君) そうすれば、私のほうから産業振興条例関係を御説明いたします。

 現在、角館地区12社が該当になっております。なっておりますというよりも、これは5年間の報告義務でございまして、5年間の優遇措置ということでございます。一番近いもので平成15年から16年ぐらいに終わっております。それで、12社のうち2社が撤退しております。現在10社ということでございます。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 18番、高久昭二君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(佐藤峯夫君) 本日の日程は以上をもって全部終了いたしました。

 本日は、これにて散会いたします。

                              (午後2時31分)