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秋田県 仙北市

平成20年  9月 定例会 09月11日−02号




平成20年  9月 定例会 − 09月11日−02号







平成20年  9月 定例会



          平成20年第4回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第2号)

                 平成20年9月11日(木曜日)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(23名)

      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君

      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君

      5番 大石温基君       6番 安藤 武君

      7番 門脇健郎君       8番 浦山敏雄君

      9番 小林幸悦君      10番 青柳宗五郎君

     11番 八柳良太郎君     12番 真崎寿浩君

     13番 田口喜義君      14番 藤原助一君

     15番 澤田信男君      16番 浅利則夫君

     18番 高久昭二君      19番 藤原万正君

     20番 田口勝次君      21番 佐々木 章君

     22番 平岡 均君      23番 戸澤 清君

     24番 佐藤峯夫君

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欠席議員(1名)

     17番 佐藤宗善君

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長      石黒直次君     副市長     浦山清悦君

  教育委員長   佐久間健一君    教育長     小林一雄君

  総務部長    藤川 実君     市民福祉部長  中村清三郎君

  産業観光部長  野中秀人君     建設部長    田口陽一君

  田沢湖地域             西木地域

          田口威徳君             加藤義規君

  センター長             センター長

  角館総合病院

          佐藤秀夫君     企業局長    雲雀芳幸君

  事務長

                    総務部次長兼

  教育次長    倉橋典夫君             高橋正市君

                    総務課長

  総務部次長兼

  病院経営改革  橋本 勲君     財政課長    黒沢隆悦君

  推進室長

                    角館地域

  農林課長    布谷毅久雄君    センター    清水 力君

                    総合窓口課長

  田沢湖病院

          高藤久晴君     代表監査委員  三浦一平君

  事務長心得

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事務局職員出席者

  議会事務局長  大山 誠君     係長      三浦清人君

  書記      高橋精一君

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△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は21名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 欠席届は17番、佐藤宗善君であります。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。

 なお、本日、説明のためさらに出席を求めた者は、橋本総務部次長兼病院経営改革推進室長並びに布谷農林課長であります。

                             (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、一般質問を行います。

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△安藤武君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許可いたします。

 6番、安藤武君。



◆6番(安藤武君) おはようございます。

 いつものとおりの明快な御答弁を期待いたします。

 先ごろ行われましたJAの座談会に実は久しぶりに参加いたしまして、農業資材の高騰を本当に実感いたしました。中でも肥料は大変なもので、今まで安さで人気のあるアラジン444という肥料、ことしも使っておったんですけれども、これなどは250%、平均で59%の値上がりということで、本当にびっくりしたわけであります。早速、ことしと同じ肥料設計で来年の肥料代金を計算しますと、非常に安い肥料を使っている私でさえ、2,500円から2,800円程度かかり増しをするということがわかりました。ほかにも資材は、これほどではありませんけれども、かなりの値上がりの資材もあります。そして、加えて油代はばかにならない痛みであります。ここにきて、収益性の低い稲作と言わざるを得ないところがつらいところではありますけれども、このままでは農家の存亡にかかわる事態を招くことは明らかであります。

 行政は何もやっていないという声もありますが、私はそうは思っておりません。仙北、大仙、美郷、そしてJA秋田おばこ、仙北地域振興局でつくっている仙北農業チャレンジプランの検討会というものがありますが、この資料を中心にして御質問をさせていただきます。

 この資料を見ますと、うちからは野中産業観光部長もメンバーになっています。一番気にかかることが1つあります。それは、将来に生き残る強い決意を持った農家が、大仙、美郷よりもこの仙北市は少ないということが、私はそういうふうに感じました。農家の決意が行政を動かす姿が、この資料から読み取ることができます。そこで、産地づくりに関する事業でありますけれども、若い人たちは外へ出て働いていますし、職種の違いからなかなか集まることができないと、そういう難しいことがあります。現実的に複合経営は理解できても時間的に余裕がない、あるいは高齢でもう限界だ、それから立地条件が合わないなどの理由はあるけれども、要はそう甘いものではないということを今の農家が実感するべきであるというふうに思うところであります。

 JAの営農経済部によりますと、仙北市民はほかの地域より事業に対する問い合わせが極端に少ないと言います。自治体の取り組みの違いはあるものの、特に美郷の取り組み方はまことにきめ細かいところが特徴であります。例えますと、JAのほうから声をかけます。そうすると、うちではそのことに関してはこういう取り組みをしていますというはっきりした答えが出てくるそうであります。つまり、先を行っているということであります。確かに町の単独事業がかなり多くあります。特に最近では、町を挙げて取り組んでいるのは、堆肥センターの堆肥を活用した農産物のブランド化に向けた複合作目の試験栽培を始めました。そして、複合経営を目指す農家で、町で定めるブランド品目に取り組む農家には支援をすると同時に、栽培指導を行う農家18人を委嘱しております。委嘱された農家の指導者は、実績を上げるために競争し合って自分の作目を一生懸命指導していると、こういう姿が見えます。

 仙北市にも夢プラン事業はあるにはありますけれども、これは別として市単独支援事業もあります。が、複合経営に向けて強力な作目誘導のための支援助成は本当に考えているのかと、これをまず伺うものであります。

 ?の組織経営に関する事業でありますが、経営の改善には組織化の誘導策が有効だと私考えています。なぜならば、個人ではなかなか決心がつかないことが、みんなでやるならばということで実績を上げるんじゃないかなと。そのことに取り組んでいるのも、この美郷町の事業であります。これも町単独事業で、集落ビジョン対策事業であります。この内容は、集落の将来像についての話し合い活動に助成するものであります。こうした支援事業があれば、気軽に取り組めるし、何かは生まれてくる可能性は高いと思いますが、市としてはそういうことを考えられないか、これも伺うものであります。

 ?の仙北市農業の展望する中、長期計画はあるのかでありますが、この答弁は、ないと答弁すると思います。それでは将来に夢も希望も持てない、極めてその場限りの対策に終わってしまう。これまでと同様であります。大仙、美郷は、行政成果の高さは、大仙市は旧太田町にある農業振興情報センターがありますし、美郷は農業振興センターが中心になって事業を展開しています。農業が基盤産業と言いながらそうしたもののない仙北市、センターがあれば一応安心して農業振興を任せることができるわけでございますけれども、仙北市の農業振興をどう図っていくのか、これも伺いたいものであります。

 次に、消防であります。

 この春、集落内に火災があり、その反省から質問をいたします。

 ちょうど日曜日の夕方とあって、各地でいろいろな事業が重なり合って消防の出動は若干おくれましたけれども、隣を半焼で食いとめることができたということは見事でございました。しかし、出動団員数の少なさに驚きました。したがって、消火活動の手助けをするという形に私どももなりました。まず、給水ホースが短いために川まで機械を移動しなければなりませんでした。これは経験のない私どもには大変でした。そしてその後、ホースを二またにしたために助手が必要になり、これもやはり手伝いをしなければならない羽目になったわけであります。

 しかし、物を知った方からは、何も手伝わないほうがいい、けがをしても何の保障もないというふうに言われました。それはそうかもしれませんけれども、最後まで必死に務めた結果、ずぶぬれになって気分を悪くして家に帰ったわけでありましたが、救われたのは、翌日、団員がねぎらいの言葉をわざわざかけてくれたことであります。消火活動は、全員の出動はまず無理だと思うし、時と場合によっては今回のようなケースが出るのも仕方がないと思います。

 そこで、質問になりますが、平成20年度の仙北市の実施計画を見ますと、消防体制の充実と消防団の育成強化とありますが、?では、現在767人の定数に対して631人でありますが、今後の見通しはどのように予測をしているのか、これをまず伺います。?では、ホームページなどで団員を募集はしています。しかし、そう簡単に解消できるものではないと思いますし、また女性消防団も募集をしています。期待はいたしますが、その成果はどのようなものになっているでしょうか。大仙、美郷では、定年を団員は65歳、幹部は70歳と聞いています。仙北市としては今再編したばかりでありますが、団員不足の解消法として団員の定年延長をどのように考えているのかを伺いまして、終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) おはようございます。

 ただいまの、安藤議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、農業の問題でありますけれども、農業、御存じのようにここ数年国の施策もいろいろと変わってきております。それだけなかなか難しい問題だということかというふうにも受け取っております。

 御質問にあります仙北市の複合化による強い経営に変えるために単独の作目誘導の助成、こういったものが考えられないかということでありますけれども、御質問の中にもありましたけれども、仙北市としては、その複合化を推進する1つの行動計画として、県と一緒になっての推進として仙北農業チャレンジプラン、こういったものがあります。ただし、この事業はことしで終了する予定になっておりますので、来年度以降、仙北市独自の行動計画、こういったものを作成する必要がありますので、現在、JA等と話し合いを進めようとしているところであります。あす、議員のほうが御存じのようでありますが、担当者レベルの懇談会が予定されているところであります。

 経営の複合化に向けて取り組む経営体といいますか、これは県単事業の、つまりは夢プランの活用のほか、事業規模の大きい場合は、農山漁村活性化プロジェクト交付金、こういったものの活用を検討しております。仙北市の新たな戦略作目として見込まれるもの、こういうものがあれば、積極的に市としても導入を図り支援をしていきたいというふうに思っております。

 農業の作目、これは生産高ベースでいいますと、合併当初、仙北郡、そしてこの仙北市も同様、約4分の3が米に依存しており、他の作目をふやすべきだということを私自身も申し上げてまいりました。そのための呼びかけ、そして施策も行ってきたつもりであります。現在、米は生産高でいいますと57%台ということになっております。また、畜産で21%台、畜産の中には養鶏が含まれますので、これを除きますと全体の比率もまた変わってくるわけでありますが、そういった構成になり、野菜であるとか他の農業作目、こういったものが次第にふえてきておると。米だけに頼る、そういう体制ではなく、複合化が進んでいるというふうに思っております。大仙、美郷等、先ほど議員から御紹介ありましたそういう先進事例、または参考にするところも、今までもお話を伺ったり相談をしたりしておりますけれども、仙北市に合った複合化の取り組みを今後も続けていきたいというふうに思っております。

 2つ目として、市として小規模農家の組織化の問題であります。これは昨年、国の品目横断的経営安定対策ということで20ヘクタール以上の集落営農、または4ヘクタール以上の認定農業者ということに対して支援の道が国によって敷かれたわけでありますが、これに該当しない小規模農家、これに対しては集落営農に参加をしてやっていく、そういう道はあったわけでありますが、ことしに入りましてこの事業の名称も変わって、水田経営所得安定対策という事業に事業名も変更になりました。これによって何が変わったかといいますと、4ヘクタール以上の認定農業者という一つの規模の制限がありましたけれども、4ヘクタール未満の面積であってもやる気のある認定農業者の方であれば、市が、特認制度といいまして、市がその内容を十分精査し認定をすれば国も対象にしていくというふうに変わっております。

 現在、認定農業者は総数で約400ありますが、そのうちの300の認定農業者の方または団体が、この水田経営所得安定対策に加入しております。加入率として75%であります。そのうち、仙北市として特認をしたいわゆる4ヘクタール未満の方については46ございます。約15%ここに加入しております。こういう制度を大いに利用いたしまして、小さな耕作面積であってもそれを加工に結びつけたり、他の収益性の高い農作物との組み合わせを考えたり、そういうことで、農家としてその中から年間収入を確保していこうという取り組みに対しては、市としても今まで同様、積極的に支援をしてまいりたいというふうに思っております。また、集落営農につきましては、現在のところ15団体が登録をされておることも御報告しておきます。

 3点目の中、長期の計画でありますが、ないという返事であろうということでございましたけれども、おっしゃるとおり、今、中、長期計画という明確なものは出されてはおりません。しかしながら、農協との懇談を進めて、国の支援の1つである先ほどのチャレンジプラン、これがことしで終わる、その先を考えて仙北市としての独自の農業振興計画を今つくろうとしております。これにつきましては、来年度、農業生産振興のためにアクションプログラムとして作成したいということで考えておるところであります。今現在どうかと言われれば、確かに持っておりませんが、必要性は十分に認識し、それに向けて、今、進もうとしているところであります。

 何といっても、やはり農業団体として一番大きいJAとの情報交換・連携というものが必要でありますので、そういった意見交換、懇談というものを重ねていかなければいけないわけでありますが、JA本部としても各市、自治体に呼びかけをしていただいておりまして、この大曲、仙北管内でいいますと地域農業懇談会という形で、大仙市は8月20日に既に行われております。また、美郷町は、きのう、9月10日に開催予定だったと聞いておりますが、実際に開催されたかということについては私自身まだ確認をしておりませんが、仙北市については今、日程の調整を図っているところでありますが、いずれこの中、長期の農業振興計画、これについては、今後、精力的に策定に向けて進めてまいりたいというふうに思っております。

 次に、大きい項目の消防関係でありますが、安藤議員の近くで火事があったときに、汗を流し、そして消火に加わっていただいたことに敬意を表します。また、感謝を申し上げます。

 安藤議員が御指摘のように、現在、仙北市の消防団の定数は767名であり、現在の団員数は631人であります、9月1日現在でありますが。現在のところ、団員が途中退団をするとかということはどうしてもあるわけですが、そういったときにその団の中で極力補充をしていただくように探していただいたり、また声をかけていただくというような形でやっておるわけでありますが、現在の団員の年齢構成からいいますと、いわゆる幹部、班長から団長までの人数はほぼ定数に近い、つまり全体定数767のうち、班長から団長までの定数として、今、仙北市消防団としては210人を置いております。その人数は現在の団員で充足されており、そしてここしばらくそういう人数は充足されるような年齢構成になっております。つまりは班長未満といいますか、その下の団員の方たちの補充が市として必要であるというような状況であるということをお話しさせていただきます。

 その幹部、班長以上ということについては、仙北市消防団がこの4月に発足したわけですが、それ以前の、合併から引き続きの2年少しの間は連合消防団ということで進んでまいりましたが、それぞれに分団があり、そして部長、班長といった役職が置かれておったものを一本化した、その結果、そういう幹部の方はたくさんまだ現役としておられるということであります。

 そういった背景を受けて、定年制の問題でありますけれども、これも安藤議員おっしゃいましたように、大仙、美郷等については幹部が70歳、そして大仙の場合は、副団長以下は65歳ということであります。美郷の場合は、副分団長までが70歳、そして部長以下が65歳ということであります。仙北市としても定年の引き上げをし、そして団員の減少を図っていかなければならないということを考えて、今、その準備作業にかかっているところであります。しかしながら、先ほど申し上げましたような年齢構成、そういったことを勘案して進めなければ、団の中で長年の経験を積んでも、また幾らその活動に従事しても、団員の方で中には上の幹部になっていけないという人も出てくる、そういうような状況も考えられますし、そこのところを、団員の士気ということも視野に入れてどのようにしていくかということを検討を今しているところでございます。

 任期といいますか、区切りとしては年度ということがありますので、3月末のその時期に定年の変更―延長の方向の変更ですが、その効果を出せるように年度内にその規定を決めて、そして3月末、現状であれば定年になる方でも平成21年スタートにあってはまだ定年でないという形で確保できるような道を含めて、今、検討しているところであります。

 なお、女性の応募については、ごらんになった方もおられると思いますが、広報そしてホームページで募集をしております、8月の広報でありますけれども。結果として、問い合わせのあった方は1名ございました。しかしながら、現在のところその方の入団というところまではまだ至っておりません。やはり消防の仕事、非常にきつい部分もあるわけですが、従来の男性団員と同様の作業ということのみにこだわらず、女性の方は女性としてできるような業務範囲、こういったことも考えながら、さらに女性の団員の入団希望者がふえて、そしてそれが実現するように努力を続けていきたいというふうに思っております。

 以上で答弁を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 大分詳しく答弁いただきましたけれども、私もそう長くやりたくないと思いますけれども、1つ目としては、やっぱり何といってもこの仙北市ばかりではなくして、実はきのう、産業建設常任委員会は佐藤副知事を囲んで勉強会をしたわけでございますけれども、その中で、秋田で足りないものは何かといったことの中に、夢が、それから希望が、自信が、この3つが足りないというふうなことをはっきり申されました。

 やはり行政が何もしてけねとか、あるいはいろんな小言を言う人が多いのではないかというところにつながるのは、やっぱり副知事さんもひがみっぽいとか、それからいいふりこきだとだという言葉もちゃんとわかっていましたし、こういう、これはやはり評論家的なもので、実際は何も行動しない人だというふうな見方をしているそうであります。なるほどなというふうに私もそういうふうに感心したわけでございますけれども、やはりまさに仙北市、この資料から見ますと、やっぱり当てはまるのかなというふうに感じておって、そういうチャレンジの切りかえ、そういう人をやっぱり育てる、つくるというところに、まず大きな問題が出てくるというふうに思う点であります。

 きょうもそういうことの質問はそういう観点からしたわけでございますけれども、市長の答弁によれば、仙北市に合った複合化を進めたいというふうに申されましたので、それは大いに期待をしながら、あしたJAとの再度の打ち合わせの中できっちりそういうものを受けて、私は今この項に対しては、市長からそういう決意のほどをもう一度示していただきたいと、それだけでそこの部分については結構でございます。

 2番目のそのあれというのは、やはり申されました加工施設がやっぱり仙北市には少ないです。そういう思いがかなり強いものがいっぱいあるんですけれども、それにしてもそういう声がどうもいまいち、農協あたりまでは来ているけれども、行政までは来てはおらないというのが現状なんです。やっぱりそういうことの対応ができるような、そういう取り組みが必要ではないのかなというふうに、今、感じたところでありますけれども、もちろんこれは市単独でできるようなものでもない、あるいはいろんなそういう試験的なものにいくまではいろいろと問題が出てくると思うんですけれども、しかし、そういう方々にやっぱり手を差し伸べていただきたいということで、これは質問ではありません。

 それから、中、長期、これが私は本当は一番大事なところでありまして、これが今ないというのは非常に不思議でならない。やはりその場限りというふうな表現になってしまうんですけれども、これをしっかりしておれば、やっぱり仙北市農業こうだと、今はこうであるけれども、こういうふうに進むんだというそういうところが見えてくると、住民の不満等を多少は抑えながらその後の計画に沿って進めていけると。そういうものがあれば、住民も納得するんじゃないかなというふうなことから農業をしていただきたいと思います。

 いずれにしても、これから取り組むということでありますので、これらもやっぱり近隣のそういう市、町等との協調も大事なところでありますので、ぜひともそれを早目に計画を立てていただきたいというふうに思います。やはりこれは、仙北市特有のそういうものをうたっていくというのをメーンにしながら取り組んでほしいなというふうに思っております。これも質問ではありません。私の意見でとどめておきたいというふうに思います。

 最後に、消防関係であります。

 これは、私も余り消防には詳しくないんですけれども、いずれにしても市が持ち出すお金というのはないようでありますので、これはぜひとも今、3月末をもってそういうそのあれを進めたいという答弁でありました。

 しかしながら、さっきも市長がおっしゃられたように、幹部の関係をどうするかというところもかなりの問題を含んでいるというふうに私も理解しておりますけれども、それらの作業等でやはりよほど慎重にやらないと、いろんな問題が起きてくるのではないかなと。十分その辺のところも考えておられるようでありますけれども、ぜひともそれは3月末まで結論を出していただきたい。

 もう一つは、多少通告からそれますけれども、今、日本機械という、八王子で、うちのほうから出稼ぎが恐らく10人ぐらい、消防車、消防ポンプをつくる会社に行っています。今、仙北地域はモリタとかという別のほうのその代理店、その自動車を取り入れる、まあまとめてというようなことになると思うんですけれども、そちらのほうから取り入れておる。と、私は、そういう企業との関係を大事にするということでは、やはりこの仙北市は日本機械から、そういう無理しても、ほかの大仙、美郷と違ったそういう行動をとってもいいのではないかなというふうに思いますけれども。突然の質問で大変申しわけないですけれども、これについてひとつお答えを願いたいと。

 先ほど言ったのは、1番のところで市長の強い決意を示してほしい、このことと今の消防の2つございます。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 安藤議員からの再質問の中で、農業について、複合経営取り組むに当たっての市としての決意ということでありましたけれども、これは先ほどの答弁でも申し上げましたように、やはりこの先、1つの作物のみに偏った農業というものは決して生き残れない、強い農業ではないと。極端に言えばそういうことになろうかと思います。そういった意味で従来から、米の比率、いずれ下がるであろうと。その中で米を50、それ以外を50と。これもある意味では中、長期的な市としての計画。しかし、書類としてまとめたものではないので大きなこととしては言えないわけですが、そういった方針のもとに複合経営その他にも取り組んできたつもりであります。決意と改めて問われていますけれども、そういった考え方は引き続き持ちながら進めてまいりたいというふうに思います。

 昨年から、仙北市としてはそういったことを含め、先ほど2つ目の答弁いらないと言われましたが、加工関係についてもやはり複合経営の期間延長として必要であろうということも踏まえ、アグリビジネスプランと、「やるぞアグリビジネスプラン」、こういう事業名で支援の制度を設けて行ってきております。そういった範疇でやろうという意思のある方から申し込みを受け、そして審査をし、現在まで6件認定をし、補助を試行しております。

 その中には、ほとんど加工関係のものが多いわけでありますが、例えば自家栽培米、野菜を使った弁当、おにぎり、野菜等の製造販売を目的とした加工場の整備を行うための費用としての申請であったり、加工食品の販売強化を図るための販売用の保冷ケースであったり、また新しく米以外にそばということでの転換にかかわる製めん関係であったり、地元野菜を利用したギョーザ販売をやっていこうという意欲のある人が申請をし、そういったものを交付申請書を、今のギョーザの件については交付申請書の作成中でありますが、そういった形でやはり複合経営、また加工ということを中心とした、つくっただけのものではなくて、農産物が農業の進展につながるようなそういった意欲のある方に対する支援は行っておると。そういったことに応じている人もおられるということも御承知おきいただきたいと思います。

 あと、消防の関係でありますが、御紹介いただきましたポンプメーカーのお話でありますが、やはり私ども、消防ポンプに限らず、市として購入する機材等については、世の中に我々が調達可能な範囲の中でのメーカーとか種類、こういったものを十分に調査し、そこにこちらとしての購入条件を提示した中で競争をしていただいて、市として最良の購入方法で資材をそろえていくというやり方をやっております。その中において、お話しのメーカーさんがもし我々の調査の中に漏れているとすれば、そういったことをさらに調査をし、そして他にすぐれ、そして他よりも安くてよいものであればベストであるわけですが、そういったことに条件が合致するように努力していただけるということであれば、可能性はあろうかと思います。おっしゃるように市内から多くの方がそこに出稼ぎに行っているというのも一つの縁(えん)ではありますが、そのことだけをもって特定のところとのつながりというのは非常に難しいなというふうに思います。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 消防自動車は、安いそうです。がんばってそういう方向に検討していただきたいと思います。最後になりますけど1番のところで今、農水省が来年度の概算要求にやはりあの農政関係の場合をものすごくクローズアップされてきてですね。やはり相当農村票を意識しているのかなというふうに感じられますけれども、その中に、水田を活用し自給力の強化というところに、米粉、それから飼料米、これは非常に今後これからの有効的な、土壌的なそういう関係からすると相当栽培が可能とするところでありますけれども、この米粉、これは1反歩5万円、飼料用米も5万円、今までより拡大した分についてはですよ。そういう施策を打ち出してきましたけれども、私は米粉という、それはどういう、作付してそのものを、それを米粉用に売ってやるのか、それとも米粉用にそれを作付するのか、それから飼料用米はそれはわかるんですけれども、その米粉、これがどういうふうな扱いの中であれに書かれているのか、その辺をちょっと、これからかなり注目される部分なので、市民にも十分わかってもらいたいということで、このことを最後に質問して終わりたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 今、安藤議員から言われました米粉の件でありますけれども、今まで進めてきております転作面積の対象外で農転をして、転作を進めるために他の作目を栽培するとか植えつけることに対してある条件の中で、先ほど言われました5万円の件があったりしておりますが、同じ米でありますけれども、現在、農水省のほうで米粉のための、米粉パン用の米の作付用と、また輸出用、飼料用ということについては転作の対象とするということで方針が決定しております。

 したがって、御指摘のように米粉用というものについては需要があれば、大いにそういったほうも期待できる、農地の使い方がというふうに思っております。こういったことについては既に安藤議員のように御存じだと思いますが、皆さんにもお話をしていかなければいけないと思います。

 米粉については、仙北市としてはこの4月の末以降、米粉を使ったパンをつくり、販売している方が2カ所既にできております。新しいということもあろうかと思いますが、好評で順調に進んでいるというふうにも聞いております。ただし、順調とは言いながら、やはり新しく開拓をして、買っていただける先を開拓する必要があって、その努力も非常に難儀をしているということは聞いておりますけれども、希望の持てる用途であり、またその原料としての米粉用の米、これを栽培する者の支援の道が開かれているということであります。

 御質問に合った答えだったか、ちょっとあれですが。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 市長も一生懸命答えておったことには敬意を表するんですけれども、私ども今のそういうものに対する、例えば飼料米、こういう種子はどうなるのか、どういうものを、これからそういうものを注文しても間に合うのかとかいろんなそういう、現場では悩みがいっぱいあるんですよ。それで、米粉の作付拡大するのにはどういう品種でこれをもっていくのかとか、そういう種子がこの後どういう形で供給されるのかというような心配があるんですよ。今、市長言われるような制度的なものについては私どももわかっておりますけれども、実際、現場に落ちてきた場合のあれというのはまだ明確なものが出ておらないので、その辺の事情がわかっておれば、どういう種子というか、一番そのあれというのは、種子はもう既に締め切りましたので、これからやろうとするときにどういう対応をすればいいのかなというところを伺います。



○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。



◎産業観光部長(野中秀人君) この制度については、いずれ来年度の概算要求をしたというようなことで承知しておりますけれども、その詳しい内容についてはまだわかっておりませんけれども、国のほうで予算、そして詳しい要綱がわかり次第、早目に情報提供したいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 農協もそのように、全く同じことをおっしゃられておりましたので、情報が入り次第、皆様にお伝えしたいということでありましたので、これで終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 6番、安藤武君の一般質問を終わります。

 11時まで暫時休憩いたします。

                             (午前10時51分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                             (午前11時00分)

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△田口喜義君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 13番、田口喜義君。



◆13番(田口喜義君) それでは、通告によりまして一般質問をさせていただきたいと思います。

 今回の質問は、新聞やマスコミも大きく取り上げております市立田沢湖病院の診療所化について。このことについては、地域住民も病院として存続のため田沢湖病院を存続する会で署名運動にもつながっているものであり、住民にとって命と健康を守る重要なことでありますので、市長のお考えを伺いたく、御質問をさせていただきます。

 通告にあります1つ目ですけれども、仙北市地域医療についてであります。

 公共団体の役割は、地方自治法第1条にも書かれておりますとおり、その第1番目として住民の福祉の増進を図ることを基本としているものであります。また、公立病院の役割として、採算性の面で民間医療機関による提供が困難な場合など、将来にわたり市民に安心・安全を提供するため持続可能な経営を目指し、地域医療の確保に努めることでもあります。合併時には、それぞれの地域に総合病院があり、病院があり、診療所があり、おおむね役割を果たしてまいりました。しかし、その後、医師不足等により救急指定の取り下げから始まり、今、2つの市立病院の累積欠損金が年々増大していることなどにより、経営改善に向けて市立病院、診療所の運営の一本化による再編・ネットワーク化による経営の改善が協議をされておりますが、合併時においては、どの地域に住んでいても同じサービスが受けられる医療体制の充実を整えることを住民に確約をしている中にあって、仙北市の地域医療に関する市長の考え方を伺いたいと思います。

 次に、2つ目の病院改革プランについて。

 仙北市は、平成20年度内に公立病院改革プランを策定し経営の改善に総合的に取り組み、その際、県は県内の公立病院等の再編・ネットワーク化及び経営形態の見直しについて市町村と共同して策定することを積極的に強く求めております。現在、策定委員会において協議されておりますが、どういう形で住民や議会に示されるのか、まず伺います。

 次に、県による改革プラン策定に当たって、再編・ネットワーク化のパターンの例を見ますと、仙北市だけでできるものではなく広域の対象となることから、大仙、美郷との協議、特にこの地域では仙北組合病院との連携も必要不可欠であり、いつの時期にその協議となるのかも伺いたいと思います。

 改革ガイドラインには、経営の効率化は3年、再編・ネットワーク化と経営形態の見直しに係る実施計画の部分については5年程度の期間を対象として策定することを標準とするとありますが、では、この3年と5年という期間は策定期間なのか、実施期間なのかもあわせて伺いたいと思います。

 次に、経営改善についてであります。

 市立病院等改革推進計画の中に、経営の効率化が上げられております。1つに、基幹病院に医師、看護師、事務職員等の医療資源を集約し、各病院等に再配置するとあります。2つ目に、医薬材料、消耗品、燃料費等の一括発注による経費の削減を図る。3つ目には、民間委託の活用による経費の削減を図る。4つ目には、病床数、病床利用率に応じた適正な人事管理を行う。5つ目には、診療報酬改定に柔軟に対応し、医療機関に見合った診療報酬の確保を図るとありますけれども、この中で現在改善に取り組んでいるものは何なのか伺いたいと思いますし、また、民間的経営手法の導入が必要と思いますが、取り入れていかれる考えはあるのかどうかについても伺いたいと思います。また、取り入れているのかどうかも伺いたいと思います。

 次に、4つ目の田沢湖病院の診療所化についてであります。

 策定委員会では、市立病院等の抜本的な改革を推進するため、手始めに田沢湖病院をベッド数19床以下の診療所にすることを大多数の委員が賛成したと新聞やマスコミで大きく取り上げております。田沢湖病院は国保直営病院として昭和30年20床で開設し、昭和37年に60床に増床、昭和46年には移転建設により77床に増床、老朽化によりまして平成15年に現在に改築され、50年以上にわたりこの地域の拠点病院として大きな役割を果たしてまいった病院が、診療所になることについてはさまざまな課題が出てまいります。

 その1つとしては、ますます高齢化が進む中にあって、住民の命と健康を確保できるのか。

 2つ目は、産業への影響は。特に宿泊される方、また田沢湖スキー場を初めとするスキー、マウンテンバイク、各種大会、山岳登山、山菜シーズンなどの対応はどのようになるのか。

 3つ目には、自然災害への備えは。毎年各地で大きな地震を初めとする自然災害による甚大な被害が発生しております。この地域では秋田駒ケ岳の火山、秋田県の水資源の源であります玉川ダムを初めとする多くのダムが、災害発生時にはアクセスは寸断され、陸の孤島になり得ることから緊急医療の確保が必要になりますので、このことについても問題点がありますので、伺いたいと思います。

 4つ目については、田沢湖病院の起債が始まっている現状で、診療所にした場合の財政シミュレーションはできているのか。また、このことによる地方交付税はどうなるのか。さらに、建設時において3億4,000万の県・国の補助金は補助金適化法の関係から一括返還となるのではないかと。今、政府では完成後10年経過で返還を求めない方向で検討中と聞くわけですけれども、国の方針確定いかんによっても方向性が違ってくるので、結論が出てからでも遅くないのではないかと思いますが。

 以上の4点について、いずれも診療所化については住民の声を聞き、どう住民に理解を求めるのか、さらに、今質問いたしました課題についてどう解決をしていくのか、市長の考え方を伺いたいと思います。

 次に、5つ目として、救急再開のための医師確保はどのように進められているかであります。救急指定病院のときは、田沢湖分署で搬送される患者さんは100%近く田沢湖病院で第一次的に収容し、治療、救命措置、応急措置等を行い、また重症度に応じてそれぞれの高度救急機関に転送を行っておりました。消防への救急通報以来から病院に収容されるまで全国平均が27.8分に対して、この地域では当時救急指定になっているときであっても43.9分かかっておりました。田沢湖病院の救急辞退により、現在ではさらに20分以上かかりますので、1時間以上になっているのは確実であります。一刻を争う救急患者に対して、このような現状で地域住民と観光客の命の安全・安心を保障するためにも、ぜひ救急再開を求めるものであります。

 そのために医師の確保が重要であります。今までも市長が先頭に立って医師の確保に努めてまいりましたので、今年度においてどのような招聘活動をしたのか伺いたいと思います。

 以上、通告にありますように5点について伺いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 田口喜義議員の御質問にお答えいたします。

 病院関係でありますけれども、御質問の中でもありましたように仙北市の現状、そして今までの活動経緯、こういったことについてお話がありましたけれども、田口喜義議員御自身、現在、病院経営改革特別委員会の委員長をしておられますので、議員の中でも特にお詳しい方だと思っております。しかしながら、改めて現状の病院ということに対する状況と、それから考え方をお話しさせていただきたいというふうに思います。

 まず、地域医療についての考え方の御質問がございました。地域医療というのは、医師と医療従事者が地域において医療活動を行うことによって住民の健康を守り、そしてよりよい地域社会を築いていくことというふうに定義できるかと思います。そういった中にあって病院があり診療所があり、開業医の方がおられるということでありますが、地域医療という中で、国、厚生労働省が言っております4つの疾病、そして5つの事業というのは、まず疾病のほうについてはがん、脳卒中、それから急性の心筋梗塞、糖尿病といったものが挙げられております。また、やらなければいけない事業といたしましては救急、そして小児医療、周産期医療、災害医療、僻地医療といったものが課題として挙がってくるわけですが、仙北市全体で考えた場合、現状においては高齢者医療、こういったものも非常に大きな課題であると、また救急医療ということも大きな課題であるというふうに認識しております。

 仙北市、自治体として住民の生命・健康を預かるといいますか、維持していくための立場から申しますと、医療機関、こういったものがくまなく張りめぐらされていることが理想的な状態であることは否定するものではありません。しかしながら、人口の減少といいますか、移動そして地域的な人の集まり方、その他の社会的な変化の中で、経営も含め市としての公立の病院として市民の財産等をベースにして経営していく公立病院としては、経営の面もあわせ考えなければいけないというのが実際のことだというふうに思います。

 そういった観点から、平成18年度に病院の……、ちょっと今正式な名前を、地域医療改革会議、こういったものを立ち上げて仙北市の一体的な市としての病院のあり方、課題、こういったものを確認し、そして改革に向けて協議してまいりました。それと同時に、国からの働きかけもありますけれども、公立病院の改革プラン、市立病院等改革推進計画策定委員会、これを立ち上げて経営改革プランを立てるということを国・県を通して指導されてきておりますのは、田口議員御承知のとおりであります。なぜそのような指導が強化されてきたかというと、これまた先ほどお話ありましたように医師の不足、これによる病院の経営、こういったことに大きな変化が生じてきた結果であります。

 仙北市として、合併の結果、市として地域医療を行うに当たり市立病院が2つあり、診療所等も持っている、これを市としての地域医療をやるにはどうしたらいいかということで、本年度に入ってこの国・県の指導も踏まえて、市立病院等改革推進計画策定委員会、これを立ち上げたところであります。これには行政のみならず、県の病院の方、そして県庁からも出席していただいておりますし、市内の医療従事者、開業医の方も入っていただいております。そういった中で、仙北市内の医療のあり方について多方面から検討を重ねてきているところであります。

 そして、3回の委員会の開催結果、方向性として、市としての地域医療に対する取り組みは、やはり一体化した中で行う必要がある。そしてその中で、結果としては2つある市立病院を一本化するということでありますけれども、どの病院を残し、どの病院をなくする、結果的にはそうであったとしても、地域的なことでのそういう選択ではなくて市としての医療行政を行うための方策として、まずは1つの病院とそれにネットワークとしてつながる診療所、こういった形で行うのがベターであるということで方向性が出ておるわけでありますが。

 2つ目の御質問になるかとは思いますけれども、田沢湖病院の診療所化というお話が既に皆さんのお耳にも達しておるわけでありますが、これにつきましては、角館総合病院を基幹病院として田沢湖病院を診療所化にし、そして既存の診療所はそのまま診療所として機能させていくという方法がベストであるというような方向が策定委員会の中で出ております。しからば診療所といったときにどういうことになるかということについてでありますけれども、これは地域医療をどう考えるかということのお話にもありましたように、やはり住民の命、健康について機能を果たさなければいけないわけでありまして、外来の診療については現状と同様にできるような医師そして看護師の配置は行うということであります。

 今、医師不足の中で医師の労働過重が重なって、さらにお医者さんがやめていく、その要因の一つに、入院があることによって入院患者のためには夜間の出勤、そして日中の外来診療も行わなければいけない、さまざまな過重労働、これが世の中で医師の定着化の悪化を促進している一つの要因として挙げられております。

 田沢湖病院については5名おられたお医者さんが3名になり、そして2名になり、昨年やっと3名まで復帰しておるわけですけれども、やはりそういった体制の中ではさらに医師の労働条件の悪化、過重労働、こういったことにつながる、そしてこれ以上やめていかれる状態があってはいけないということがあって救急取りやめになったわけでありますが、そういう今までの経緯とか状況を勘案した中で田沢湖病院については外来を主とし、そしてほかに考えなければいけないこととしては入院、そして3つ目には救急対応とこれが挙げられるわけですが、住民の方をやはり中心に考えるべきであり、外来診療ということは決して落とすことのできない、そういう項目であるというふうに思っております。

 しからば、今の医師充足に努力を続けてもそれが実現できない現在の段階で、現在の医師数なりそういったことを考えたときに、外来のほかに何ができるかということで考えたときに、診療所として道が2つあって、無床の診療所、そして19床以下のベッド数を持った診療所というものも認められております。無床の診療所にした場合には、日中の救急、つまり急患と言ったほうがいいかもしれませんが、無床診療所であれば、日中の救急というものは再開できるんではないかということが検討されております。

 その一方、やはり検査等で訪れ、その経過観察の必要性があるというお医者さん側の考えもあり、また地元の住民の方から即遠くの病院に行くということについての不安、そういう声もある中で、もう一つの選択肢として診療所ではあるけれども、外来は従来どおり、そしてベッドを、最大限許される19床ということになろうかと思いますが、ベッドを持った診療所と。しかし、その場合には、救急の再開についてはやはり現状どおり救急対応は無理であろうということで、策定委員会の中では検討されてきたところであります。

 そういった中で、策定委員会では最終的に地元の皆さんのことも考え、今までの経緯を踏まえた中で、有床の、つまりベッドを持った診療所ということがその方向性であるということで意見が集約されております。最終的には、第4回目の策定委員会を開いて最終のまとめが上がってくるわけですが、その前に、そうやって策定委員会で方向性を出したものをベースに議会の皆さんにもお諮りをし、そして市民の皆さんにも、特に関係の深いこの田沢湖地域の皆さんに説明会をし御意見をいただく。そしてアンケートと呼んだらいいかどうか、会合、説明会以外にも皆さんの御意見をいただくような、そういうことも今計画をしております。状況の分析、そして方向性のまとまらない中で市民の皆さんにどうしたらいいだろうかという提示をしても雲をつかむような話でありますので、今、市としての状況説明、考え方を御提示できる段階にまいりましたので、10月に入ってから市内5カ所で説明会を行うということで今計画を立てているところであります。

 質問と何か順序合わずに答弁をさせていただいておりますけれども、その点は御容赦いただきたいんですが、なぜ仙北市として今ここで市立病院の改革が必要かということになると、どうしても経営的なことも考えていかなければいけない。これは市民の健康、命が優先だろうということになれば、市として行う場合には他に使用していた税金を回すしかないということであります。それが許されるんであれば、経営的に赤字が累積していく中にあっても市立病院を現状のように2つ、さらに別の場所でも欲しいということになれば、つくることも可能でありますけれども、決してそれはそうではないという点は御理解いただけると思います。そのかわり現状の外来診療、こういったことについては今までと変化のない、そういったことができるような体制で行うということであります。

 診療所という名称がいかにも縮小したような印象を受けるかもしれませんが、これは制度上の恩恵を受けたり、また一本化をして、そしてその結果として医療支援、つまりはお医者さんとか看護師さんの数、こういったものを総合的に配置をし、そして必要なところにお医者さんを配備していく、そういったことの中で、経営面でいえば経営効率を上げる一つの手段として1つの病院と診療所という方式がベストであろうという結論に至ったわけであります。

 もし今のまま進めていくとすれば、田沢湖病院は既に一時借り入れの返済ができない残額が発生してきております。さらに、現在の病院を建てるときの起債返還が始まります。結果として平成20年度の年度末、今、我々予測しておりますのは、一時借り入れでつないだとしても年度末の返済できない一時借入金が2億2,000万生じます。これは累積欠損よりも、やはりそういったキャッシュがつながっていかないということは給料も払えませんし、医療資材の購入、調達もできません。こういう状態をこれ以上深くならない前に一本化をして食いとめなければいけないということで改革を急いでいるところであります。

 2億2,000万の一時借入金の残、これをなくす方法としては、さらに新しくもう一度借りて返したとしても、市からルール外の繰出金なり、または貸付金なり、そういう形で補っていかなければいけませんし、現在の状況で続けるとすれば、田沢湖病院の場合、一月の病院の収入に対して支出のほうが約1,000万以上多くなっております。したがって、1年間で1億を超える欠損金、赤字という状態が上乗せになってまいります。こういったものを一時的に市の繰出金なり貸付金で、1年だけはそれで様子を見るということをやったとしても、今の状況の改善ということが見込めない限り翌年も同じように、さらにもっとそれを上回る数字が上がってくる可能性が今あるわけでございますので、ここでやはり経営一体化をし、そして医療資源を有効に活用して赤字の発生を防ぐという仙北市の医療体系にする必要があるということでありますので、その点をぜひ御理解いただきたい。

 しかし、皆さん御心配のように、やはり市民の健康また命ということにかかわる部分については、診療所になろうとも極力落とさないようなそういう配慮、努力は続けていかなければいけないというふうに思っております。

 ちょっと長くなりましたけれども、田沢湖地域の場合、観光宿泊の問題、それから自然災害に対する備え、さまざま他地域にはない状況もございます。こういったことに対してもまずは現在の状況を落とさない、そしてできることならば救急ができるような体制、このためにはやはりどうしても医師の招聘が必要であると。この努力は今までと同様、また今まで以上に努力をしてまいりますが、これは仙北市の、一自治体の努力とかいうことではなく、県内一様、全国同じような医師不足の状況の中ですので、国としてもやっと腰を上げた部分もありますが、そういった中で仙北市独自でも医師招聘についてはさまざまな努力を続けてまいりたいと思います。

 どんな動きをしているかという御質問ありましたので、その点だけ最後に答弁させていただきますけれども、まずは秋田大学医学部に常勤医の、医師派遣のお願いには参っております。また同様、自治医科大学卒業医師の配置願いということで、この春には自治医科大学から出られました前のお医者さんが帰られましたけれども、そのかわりとして、同じく自治医科大学からかわりのお医者さんに来ていただいているのが現状であります。また、地元出身の医師の方で、地元に帰ってぜひ地元に力を注いでほしいと、現状も訴えてお願いを以前から続けておりますが、ことしに入っても6月6日に副市長、それから推進室長、それから田沢湖病院、角館病院の両病院の事務長、御本人とお会いをし、そういうお願いもしております。

 さらには、人材派遣の業者ございます。その中で特に医師の派遣、看護師の派遣等について仲介をしているところもあります。費用的にはかなり高いのでありますが、医業収入との見合いの中でこういったことも有効な手段の一つとして、そういう紹介業者、ここを通じての医師の募集も行っているところであります。そのほかに、現在おられますお医者さん、特に院長の人的なつながりの中でさまざまなところにお願いをしているというのが現状であり、先ほどの御質問に対するお答えということにさせていただきたいと思います。

 あちこち飛び飛びになりましたんで、あるいは漏れているところあろうかと思いますが、申しわけございませんが、再質問という形でそこを補足させていただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 13番。



◆13番(田口喜義君) 市長から答弁をいただいたわけですけれども、私の質問に対しての答弁ではなかったというのが四、五点ありますけれども、時間の関係上、時間がありましたら財政のシミュレーション、交付税関係、あるいは先ほど市長も言っておられました何といっても経営改善していかなければならないということで、現在、どういう経営改善をしているのかというのも答弁がありませんでした。でも、一番気になるのは合併時は先ほど市長言いました外来診療、入院、そして救急もあったんですよ。それが今、救急はなくなりました。そして、市長の答弁で外来だけはやりたいということは、3つやっていたうちの1つしかなくなるんです。それで地域住民の命と健康を守るというのは、果たして守れるでしょうか。

 だから、その裏づけとして、このまま続けていけば一時借り入れがふえてくる、これはそうでしょう、経営改善していないですから。経営改善して集約できるもの、私が病院の経営改善で述べましたとおり、この5項目の中でどういう現状でやっているんですかと聞いた中で1つも答弁していないですけれども。どういう経営改善をしたかだと思うんですよ。徹底的に経営改善をして、それでも何ともならない。でも、現状は田沢湖病院は起債の償還が始まっています。そして、診療所化にした場合と現状の病院を存続していくのではどういう財政シミュレーションになるんですかと質問しているんですけれども、これにも答えてないです。そのためには、やはり医師の招聘ということで、先ほど市長は医師の招聘についていろいろ話しましたけれども、対象が田沢湖病院でしょうかね、ちょっと疑問に思った点。真剣に田沢湖病院ということでやったのか、当然、市長は仙北市全体というふうに答えるでしょう。

 それで、この医師確保については、国は来年度から「5つの安心プラン」の一つとして、医療体制の強化を第一に掲げて、過去最高でありました昭和57年の、いわば医学部の定数8,560人を、今回増員をしております。また、秋田大学の医学部でも地域枠を5人ふやして12人に拡大をしております。これはすぐには効果は出てこないとは思いますけれども、いずれ必ず効果が出てくるんです。そのときまで、このまま指をくわえて待つというわけではないですよ。経営改善をしながら待っていかなければならないと思うんです。

 安藤武さんが一般質問でちょっと触れましたけれども、私も産建の一員ですので、きのう所管の職員と佐藤副知事を囲んで研修をしてまいりました。内容は「企業誘致に対する考えと現状」ということでした。秋田県の産業の総生産は3兆6,000億から7,000億だそうです。仙北市は800億から900億、ここ数年激減しており厳しい現状にある。そして、製造業の割合は、全国は20%なのに秋田県は14%、仙北市は8%だそうです。仙北市は外貨を稼ぐ構造になっていないという、そういう研修内容でした。ですから、ことしの予算にありましたように、仙北市の所得は177万円と秋田県25市町村の中で22番目なんですよ。副知事が言うには、今後においては発想と視点を変えて、仙北市は秋田でなく盛岡や仙台方面に目を向けて商売すべきだと。あしたあさってにはすぐにはつながらないけれども、5年後、10年後には確実に夢や希望、そしてやる気と自信を持って一丸となって取り組んでくださいということをアドバイスを受けたわけです。

 やはりこういう現状で、例えば企業誘致をします、そうした場合に一番のネックは医療関係だと思うんですよ。安全・安心、そしてそこに働く、雇用を創出できるのかと。そのためには、やはりここの地域には病院としてなくてはならないというふうに考えるわけでありまして、やはりお医者さんもふえてきますし、今、ここが一番厳しいときだと思うんです。ですから、経営改善をしながら、一般会計からサポートをしながら、そして進めていくべきではないかと思いますけれども、これについて市長のお考え、御答弁を伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 田口議員の再質問でありますけれども、私で答弁できない部分については、また担当のほうから答弁させますが、まずは合併時、外来も入院も救急もあったということでありますが、それはそのとおりであります。しかし、現状に至るについてはそれなりの状況変化、理由があってこうなったことであり、それの改善に向けて何ら努力をしてこなかったということでは決してなく、最終的にはやはり医師数の確保がなければ、これは病院経営は成り立たない。医師1人おるかおらないかで、ラフな数字でいうと年間2,000万とか、またそれ以上になるかもしれませんが、そういったことは変わってくるわけであります。

 医師の確保につきましては、また医師が離れた理由については、先ほどの過重労働も含めさまざまな理由があり、研修医の制度のこともあります。この点については、今後も医師の確保には努力といいますか、当然しなければいけないし、することによって、夢と言われましたけれども、この地区の医療体制として救急も行えるような状況にしなければいけない、したいという気持ちは持ちながら、現状を乗り切るためにはここをこのままではいけない、どうすべきかということのプランでありますので、決してなくてもいいとかいうことではないと。

 それともう一つ、先ほどの追加質問の中で、3つあったものの外来1つだけではないかということでありますけれども、私の説明が足りなかったのかもしれませんが、外来、救急、そして入院という中で、外来と組み合わせて入院をやるとすれば、救急は無理ですよと、もし救急をやるとすれば、入院というもののない無床の診療所になりますよということを申し上げたので、外来プラス有床診療所ということであれば、ベッド数の件はありますけれども、現状をベースとした医療体制を田沢湖地区に置くということでありまして、その方向で策定委員会では方向性を出しておりますので、これをベースに市民の皆さんに御説明をし御意見を伺うということにしております。

 それから、国の医師問題の解決については、さまざまな方策が出ております。田口議員がおっしゃったように、やはりこれはその効果が今すぐ出てくるものではないわけであります。恐らく10年かかると思います。それまで田沢湖病院また角館総合病院、それが存在するんであれば、待てばいいと思います。しかしながら、存在するためにはやはり今度は逆に仙北市がもつかという話にもなってまいります。したがって、医師については国の方策も遅まきながら出てきております。我々も努力は継続します。そして、やるべきことをさらにふやす、やれるようにしていくということは計画の中に入れながら、現状の中で最低やらなければいけない、やれることをやるということに議会の皆様にも市民の皆様にも御理解をいただかなければ、田沢湖病院、角館総合病院が共倒れということになれば、逆に地域医療に対する不安がもっと増すということになるという、非常に危機感を持っての決断であります。

 それから、副知事からのお話、また詳しく後でお聞きする機会もあろうかと思いますが、企業誘致、またその他のお話、我々としても参考にしながら進めてまいりますけれども、企業を誘致するには医療体制が整備しているということももちろん必要であります。そのほかにもたくさんあろうかと思います。企業誘致にもまた別の形で努力はしていきますけれども、この地区の、また秋田県の市民1人当たりの収入ということについては、おっしゃるとおりの数字だと私も思っておりますが、これは先ほど安藤議員の御質問の中にもあった農業を基幹産業としたこの地域の一つの特性でもあり、それでもってよしとせずに、さらに農業でそういう収入を上げられるようなことを進めていくということで、先ほどありました複合農業でやるとかいうことが出てくることであって、製造業がない、そのために製造業収入がないというのは現実でありますので、それもより改善するために、御質問とは別かもしれませんが、企業誘致にはさらにまた努力を続けていきたいというふうに思います。

 ほかの御質問については、担当のほうから回答をさせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 市長、その前に、組合病院の方向性について答弁してください。



◎市長(石黒直次君) 失礼しました。

 ネットワークの御質問の中で、市内のネットワークだけではなくもっと広い範囲でのという御質問、先ほどありました。これも答弁漏れで申しわけありませんが、県としては、県内の中核病院として指定をしております。大曲、仙北については、大曲にある仙北組合病院を中核病院とするという方針を打ち出しております。

 しかしながら、私どもはこの大曲、仙北という広い地域の中にあって中核病院が1つだけで地域医療が賄えるかというと、決してそうではない。北仙北と呼ばれるこの仙北市、これも大曲の組合病院を中核病院としながら北仙北の準中核的な病院形態、ネットワークがなければいけないというふうに考えて進めてきているところであります。したがって、組合病院と同様の張り合うようなベッド数であるとか内容整備、そして診療科の科目にするということではなく、やはりこの地域に最低必要なものを備え、そしてさらに高度な医療については大曲のほうに転送をしたり、また現実、今、大曲に行っている方もおりますし、秋田にも行っている市民の方もたくさんおる現状であります。そういった医療レベルの差によって他の地域との連携を図っていく必要があるというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 橋本総務部次長兼病院経営改革推進室長。今後の改善策等について。



◎総務部次長兼病院経営改革推進室長(橋本勲君) 先ほどの御質問では、現在までどのような経営改善を行ってきたかという御質問というふうに承っております。そのことにつきましては、両病院の事務長のほうから御答弁をお願いすることにいたしまして、先ほど田沢湖病院を仮に診療所化した場合、補助金約3億3,400万円ほどいただいておりますけれども、その返還が発生しないかという御質問でしたけれども、厚生労働省のほうから出ております通達によりまして、診療所化することによってその補助金の返還は発生しないということを通達によって確認しております。

         (「10年という年月ですか、完成後10年経過した病院という……」と言う人あり)



◎総務部次長兼病院経営改革推進室長(橋本勲君) 補助金交付適正化法によりまして、普通であれば、10年を経過しておれば補助金の返還は発生しないということでありますけれども、特例というような形で、厚生労働省所管の補助金で建築しました田沢湖病院を厚生労働省所管の補助対象施設に転用する場合であれば、補助金の返還は発生しないという通達が出ております。

 それから、財政の、資産のことについて御質問がありましたけれども、第3回の策定委員会に提示しておりますので、後でごらんいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 13番。

         (「経営改善は」と言う人あり)



○議長(佐藤峯夫君) 病院経営改善等について病院の事務長の答弁を求めてよろしいですか。よろしければいいですよ。

 佐藤角館総合病院事務長。

 本来は病院事務長が答えるべきことではないよ、これは。

 はい、どうぞ。要請なので。



◎角館総合病院事務長(佐藤秀夫君) 経営改善についてどのようなことをしてきたのかという御質問でございますので、お答えを申し上げたいと思います。

 まず、私どものほうの病院としましては、1つは収入増の対策、これを簡単に申し上げれば、施設基準を取っていくということであります。私、事務長になりましてから、16年から施設基準を取り出しました。昨年度まで27項目取ってまいりました。金額にして約3億500万円程度の増収にはなっております。ただ、患者の減とかでいろいろな問題はありますけれども、そういう努力をしてきました。

 それから、将来の医師確保のための対策、これは、私のほうの病院は昨年、19年の9月から、9月13日でありましたけれども、管理型の臨床研修病院の指定認定をいただきました。これは来年度から、何名になるか、私のほうは定員2名ということで募集をしていますけれども、臨床研修医を確保すると。これは将来の医師確保に必ずつながるわけであります。その認定を取ってきたと。

 あとは、給食の委託化だとか材料の一元化とか、いろいろ病院独自でそれぞれ経営改善は私はやっておるというふうにお答えを申し上げたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 高藤田沢湖病院事務長心得。



◎田沢湖病院事務長心得(高藤久晴君) 田沢湖病院におきましては、平成18年9月から救急指定病院を取り下げるというような事態になったわけでございます。その間1年間、2名の医師で行ってきたわけですけれども、昨年1名常勤医がふえたということで、時間外診療という形で昨年の9月から行っております。そのうち、1週間のうち火曜日におきましては夕暮れ診療という形で、日中の診療体制と同じような体制をとって患者さんの受け入れを可能としております。

 経営改善といいますと、収入を増加させるか経費を削減させるかということに尽きると思うんですけれども、経費の削減につきましては、角館病院との人事交流によりまして看護師を派遣する、それから事務職員の市長部局への異動等を行いまして人件費等の削減を行っております。そのかわり事務が滞るわけですけれども、それにつきましては、外部委託ということで行っております。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 13番。



◆13番(田口喜義君) 先ほど市長が両病院を存続していくとすれば、この仙北市は10年もたないかもしれないという、私はそういうふうに市長の答弁で受け取りました。これはゆゆしきことではないかなと。やはり市民の命と健康を守るというのが、これは第一番目だと思うんですよ。そして、この再編・ネットワーク化、この前の魁新聞にも載っていましたけれども、再編・ネットワーク化をして、当時は山形県の置賜総合病院ですか、その前に何か組合がつきましたけれども、結局、地域が寂れていってしまった。やはりこの地域は病院が一つの核だと思うんです。やはり何をさておいても、これはただこのまま存続していくださいと言うわけではないですよ。やっぱりどういう方法があるのか、例えば経営の改革でも民間手法を取り入れないんですかという質問をしましたけれども、その答弁はなかったんですが。

 いずれ今後、このとおり観光客も落ち込み、産業が衰退し、少しいきますとこの仙北市は本当に市長が言った10年後にあるかないかわからないというのは、おれ、本当かなと思ったんですよ。やはり、そういうことのないようにどうしていくのかということがこの場じゃないでしょうか。市長、このことについてお考えを伺いたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 今、御質問がありました仙北市が10年もつかもたないかという話でありますけれども、私の表現が悪かったとすれば、訂正をさせていただきますが、両病院が現状のままの経営を続けていくと、いずれもたないことになるということは申し上げました。結果として、病院をそのまま維持していくためには市としての支援が必要なので、市もいずれは危ない状態になるという意味で申し上げましたので、10年でどうこうということではございませんので、その辺は御理解をいただきたいというふうに思います。

 それと、民間委託とお考えないのかというお話でありますけれども、さまざまな経営改善の方策の一つとして当然そういったことも課題であり、検討をしております。

         (「経営は」と言う人あり)



◎市長(石黒直次君) 経営に関して、まずは病院自身を民間でという指定管理だとかいろんな方法ありますけれども、やはり公立病院としての使命から言えば……

         (「経営の改善を民間式にできないのかという……」と言う人あり)



◎市長(石黒直次君) じゃ、それだけに答弁絞りますけれども、経営の改善については、改善を一括して民間に出すということは考えておりませんが、一本化した経営について管理者を置き、そしてそのもとに病院経営をするという意味で民間の力を入れていくという方法は視野に入れながら、今回考えております。

         (「私が言うのは現在の市立病院の経営について民間手法で改善できないんですかということですけれども」「議長、13番」と言う人あり)



○議長(佐藤峯夫君) 13番。



◆13番(田口喜義君) これで一般質問を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 13番、田口喜義君の一般質問を終わります。

 13時まで休憩いたします。

                              (午後0時03分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後0時59分)

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△浦山敏雄君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 8番、浦山敏雄君。



◆8番(浦山敏雄君) それでは、9月定例議会に当たり、通告の項目の順序に従って、政眞会を代表して一般質問をしてまいります。

 午前中の13番議員と重複するところがあるかと思いますが、よろしくお願い申し上げます。

 まず初めに、市立田沢湖病院の診療所化という改革に対する市長の考え方についてお尋ねをいたしますが、仙北市にとって地域医療をどうするか、2つの市立病院の方向性、そして診療所の形態はどうなるのかといったことが重要な課題であることは言うまでもありません。急速に進む少子・高齢化の中で、病院改革は地域住民の命、そして健康にかかわる大切な問題であります。財政面ばかりに目が向けられるということがありますけれども、民意を十分に反映したものにするためにも、十分な議論が必要であると考えます。行政、議会、市民が一体となったプランの作成が求められるわけでございます。

 私の住んでいる田沢地域は、65歳以上の方々が360人ぐらい住んでおります。老齢化率がもう41%というほどの老化現象が急速に進んでいるところでございます。御承知のとおり田沢診療所は、現在は週1回お医者さんが来て診断があります。昨年度あたりは週2回ぐらい行っておりましたけれども、今は週1回ということでございます。おじいさん、おばあさんたちが、ここに40人から50人くらいの患者が訪れているところでございます。もう若い方々は朝早く車で働きに出てしまいます。残された老人の方々がほとんど徒歩、または隣近所の乗り合いで自動車か自転車などによって通院している、薬をいただいたり、注射をしていただいたりを受けております。そしてまたそこの場所は、御承知のとおり1週間に1回ですので、大事ないわゆるコミュニケーションの場であります。隣あたりの話を聞いたり、話したり、いろいろなことをそこで話したりしております。

 こういう実態のときに、各地域の診療所の存廃や田沢湖病院の診療所化を視野に検討を進めるといったことは、5年前に多額の建設費を投じまして完成したあのまだ新しい田沢湖病院は、当初は地域に安定した質の高い医療の提供をするといった基本方針でスタートしたはずです。3町村の合併の際にも、いわゆる地域の住民は住みよい環境と医療、福祉分野の充実などを大きく期待しておったわけでございます。

 現在、医師不足という背景がありますが、大転換を迫られている現状であると思います。市財政を取り巻く環境も年々厳しくなってきているところでございます。しかしながら、住民の命、健康にかかわる問題であり、もっともっと市民の声を聞いて、いわゆる最初に診療所化がありきということじゃなく、もっと幅広く深く、例えば例を挙げますと、医療特区あるいは民間、公設民営化、あるいは老健施設など、多様な利用の方法がありますが、その意見を集約して慎重に議論を進めていくべきと考えますが、市長の考えはどうですか、伺います。これが第1点目の質問です。

 それから、第2点目につきましては、当田沢湖地域は御承知のとおり観光客も多くて、また山岳での事故、それから遠距離の温泉地からの患者の対応については、救急医療再開が必要不可欠であります。そのために医師確保にも力を入れていかなければなりません。ということで、田沢湖病院の外来部門の強化と救急医療再開のためのいわゆる医師確保活動は、今年度はどのように取り組んできておりますか。その状況について、13番とダブるところがあると思いますが、お知らせを願いたいと思います。

 それから、3点目については、いわゆる20年度中に、国の総務省からの通達がございまして、公立病院の改革プランの策定については、市民の意見をいつどのような形で集約してまいるのか伺います。策定できない場合のペナルティーがあるのかどうかということも含めてお聞かせ願えればありがたいと思います。そういうことで、市民の声を十分そこで詰めて、そしてやるのに若干の時間は延長なり、あるいはちょっと延ばしてもらうということも考えながら、そういうペナルティーもあるのかどうかということが私の3点目の質問でございます。

 それから、4点目につきましては、角館総合病院は合併時には基本計画の中に、市長もおわかりだと思いますけれども、中核病院としての位置づけ、あるいは建設してから40年ほど経過しておりますので、老朽化の問題等々あると思います。その中で現在どのような協議がされているのか伺いたいと思います。

 組合病院については、先ほど13番にお答えしておりましたので、省略いたします。

 そういうことで、私は病院のいわゆる4点目ということで御質問申し上げ、このここについては終わりたいと思います。あとは再質問で行います。

 次に、公共工事の入札方式について質問いたします。

 公共工事の入札の際に価格に技術提案あるいは施工計画などを求めて、その評価を加味して落札者を決定するという、いわゆる総合評価方式というものが行われております。県では、予定価格4,000万円以上の工事を対象として実施率が年々高まってきているということですが、市町村では進んでいないということで、聞くところによれば、仙北市は導入するが実施については未定となっております。入札手続の煩雑さや、あるいは学識経験者の確保などいろいろ困難さはあると思いますけれども、この制度は今年度限りと聞いております。市の対応についてお伺いします。また、当市では、最低制限価格の規定設置についての検討はされていますかということで、あわせてお答えを願いたいと思います。

 今回、市長の市政報告の中で、「6月以降において指名審査会に付された工事については、低入札価格調査制度及び条件つき一般競争入札を施行している」ということですが、その内容についてはどうなのかということをお伺いします。

 次に、それから、第3については、第三セクターの現在の状況と今後の展望についてお伺いします。

 市が出資している会社は9社ほど資料によりますとあるようでございます。ということで、そのうち5社が50%以上の出資金を出している会社でございます。そういうことで、主にその多くは観光産業を主体とした業種であります。合併前からまちづくり、まちおこしといったことで地元での雇用の確保あるいは拡大、地元産品の売り場の確保、商品の開発、何よりも外から訪れてくださる観光客の第一線でのおもてなしなど、頑張っているところであります。私は、今後ともこれらの第三セクターの会社の全体の相互協力や、あるいは相互支援などを有機的につなげることによってプラス面がたくさん出てくると思いますが、現在組織化しているかどうか、この点について市長はどう考えているのかお伺いします。

 また、今後、第三セクターについての経営責任の明確化が必要でもあります。全体の管理、経営責任を明確化して自立させる方法が考えられないか、体制の構築が急がれるのではないかと考えますが、市長の考えをお伺いいたします。

 以上、御質問を終わりますが、市長には明確な答弁を期待して、ここでの質問を終わり、自席から再質問を行ってまいりたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 8番、浦山敏雄議員の御質問にお答えいたします。

 午前中に引き続きまして田沢湖病院の診療所化にかかわる御質問でありますけれども、答弁も若干ダブるところがあるかもしれませんが、答弁をさせていただきます。

 まず、御質問にお答えする前に、診療所化ということについてでありますが、診療所化ありきでスタートしたわけではなく、仙北市全体の現状の医療ネットワークなり医療形態をどうすべきかということで検討してきた結果、今絞りつつある方向性として田沢湖病院の診療所化という話になっていったということは御理解をいただきたいというふうに思います。

 それで、御質問の1点目、診療所化について診療所化ありきではなくて、市民、住民の意見を聞くべきだと思うけれども、どうなのかということでありますけれども、これについては午前中もお答えをいたしましたけれども、策定委員会での方向性が今絞られてまいりましたので、それを当局の1つのたたき台案として市民の意見を聞く。そして、地域での説明会を開催して、そこで直接御質問を受け、意見交換をする。という場を設けたいというふうに思って準備を進めているところであります。また、パブリックコメント的な意見集約、それから地域での意見交換会、説明会、いずれもこれからでありますので、9月議会もございますので、10月にかけてこういったことを進めてまいりたいというふうに思っております。

 それから、医師確保の実績ということでありますけれども、これも田沢湖病院を主体に申し上げますと、午前中も答弁させていただきましたけれども、秋田病院並びに自治医科大学への医師の派遣要請、これは重点的に行っております。また、地元出身の医師の方への直接の交渉、こういったことも昨年、一昨年行ってまいりましたけれども、ことしに入りましても御本人にお会いをし、またこちらへ来られたときにお会いをして状況を説明し、そして田沢湖病院、また仙北市での医師としての仕事をしていただくお願いを強くしていきたいと思っております。さらには民間紹介業者を通じての医師の募集、さらには院長初め医師たちの個人的なつながり、人脈を通じての医師探し、こういったことを行っているところであります。

 なお、午前中、その活動は全体についてなのか、田沢湖に限ってなのかという御質問がありましたけれども、この場をおかりしまして、これは田沢湖に関してのことで、角館総合病院も含めれば、またもっと、まあ、別のといいますか、それは医師の人脈を通じたり、そして議会にも以前にお話を申し上げましたけれども、大腸がん検診の一つの研究の場を提供すると同時に、診断についても協力してもらえる医師をこちらにも派遣してもらうという昭和大学との約束に基づく進め方とか。そういった別の形もとってはおりますが、先ほど来申し上げてますのは、田沢湖病院についての招聘活動内容であります。

 それから、プラン、スケジュールについてでありますが、この策定する計画の作成は、平成20年度に作成して提出することでありまして、ペナルティーはあるのかという御質問がありましたけれども、ペナルティーは特には言われておりませんが、強力な指導があるものと思っております。これについては当市に限らず、県内そして全国的な医療を取り巻く医師不足その他の状況の中で、公立病院が今のままでやっていくことに対する問題視があると、各自治体ではどのように進めるのかということでの、支援をする側の国としての状況把握並びに心配も含めての指導でありますので、やはりこれは計画を提出し、そして国の指導を仰ぎながらこの場を乗り切って行くと。いうことが必要かと思っております。

 一方、角館病院の改築等の取り組みでありますけれども、これについては、現在仙北市として医療体制をどうするかということの中にあって、具体的な改築等についての計画が進んでいるわけではありません。しかしながら、御質問にもありましたように、建築後、非常に年数も経っており、医療器械、その他古くなり、改築の必要性というものはかなり以前から叫ばれております。したがって、病院の中では、院長初め先生方、そして医療従事者含めまして改築のための勉強会、研究会があり、そこでの意見集約というものを進めてはおります。

 これは病院の医療従事者側の一つの勉強の成果として結果がまとまってくるわけでありまして、それができ上がってきたとしても、それに従ってやるということが決定済みではなく、今言いました仙北市全体でどうするか、さらには大曲、仙北という中で組合病院の新築移転という問題が以前からからおきていますが、農水省の厚生連の病院であります。厚生連全体の経営状況が思わしくない中で、農水省としてどこまで支援できるかということで、仙北組合病院の新築についてはまだgoがかかっておりません。私ども仙北市サイドとすれば、この計画の推移、つまりはいつごろになるのか、また規模がどうであるのか、場所がどうなるか、それによって我々の病院の持ち方、計画というものも多少なりとも関係はしてまいりますので、常に情報を把握しながら進めてまいりたいと。しかしながら、これが結論が出そうにないということになれば、仙北市独自として判断をしなければいけない時期が生じてくるのかなというふうに思っております。

 次に、大きい2点目の、工事の入札の件であります。

 これにつきましては、総合評価方式ということの御質問でありますが、仙北市としては現在のところまだ取り組んではおりません。御質問の中にありましたように、実施時期については未定であります。市政報告の中でも報告いたしましたように、入札方式の改革改善として仙北市では今年度に入りまして低入札価格調査制度、そして同時に条件つき一般競争入札ということを試行して、テスト的に行っております。試行期間は来年の3月31日、つまり平成20年度いっぱいテスト的にやって、問題がなければ21年度から本格施行するということにしています。こういった改革を実証した上で、さらに総合評価方式というものへ検討を進めていきたいというふうに思っておりますので、その点から実施については未定であるということであります。

 なお、低入札価格調査制度について若干お話ししますけれども、過度な競争による入札価格の低い入札といいますか、いわゆるダンピング、これによる品質低下であるとか、また下請資材業者へのしわ寄せであるとか、労働者への賃金を主体とした労働条件の悪化、こういったことが懸念されますので、極端な低価格入札を避けるという意味から、この低入札価格調査制度というものを設けております。直接工事費、これについては設計図に基づき、それほど無理のできないところでありますが、共通仮設費また現場管理費と受注をするがために無理をして、そしてそのしわ寄せを労働者の賃金で削っていくとかそういったことがあると、工期にもまた工事の品質にも影響するということから、直接工事費はもちろん含みますけれども、主に共通仮設費及び現場管理費の、頑張って削減したとしてもこれを超えるとかなり無理があるはずだという一つの算定基準を決めまして、そこからその工事ごとに調査価格というものを設定し、それを下回る場合には、業者に入札のときの考え方、条件を資料または説明をしてもらって、最終的に入札者の決定をするという仕組みであります。

 今まで32件、この制度で入札を行いましたけれども、うち1件は調査の結果、その最低の価格で入札はしていただきましたけれども、その内容では工事内容に問題がありとして失格にした件が1件ございます。また、調査はしましたけれども、問題なしとしてそこに発注したものが4件ございます。こういったものを3月末まで続けて、特に問題なければ4月以降続けていくということであります。

 一方、条件つき入札制度のほうも御説明しますけれども、これについては、従来の指名競争入札というのは、こちらでその工事に適したと思われる業者を指名いたしまして入札に参加していただくという方式をとっておりまして、これが普通でありましたけれども、この条件つき一般競争入札では、どなたも参加していただけるという一般競争入札にある条件をつける、つまりは主たる事業所がこの県内にあると、営業所を仙北市内に有するとか、またある等級、格付に名前が登録されておるとかそういった方を条件として、意欲のある、意思のある方は手を挙げてくださいということで、以前の指名競争入札で指名はされたけれども、応札の意思が薄い、その結果として単に参加するだけとかいうものが排除され、本当にとりたい、仕事をしたいという方がそれなりの内容の応札をしてくるということで、これも改善につながるものと思ってやっております。

 そういうことで、こういったものの成果を見て、その後に総合評価方式というものの検討に入りたいと思っております。

 それから、最後、三セクの件でありますけれども、三セク同士の相互協力支援、こういったものが必要だと思うがどうかということでありましたけれども、私どもも、仙北市の第三セクターとして市がやるべき目的を持った施設運営なり事業について行っていただいている、その目的で設立した第三セクターについては共通点もありますし、ましてや合併して3町村それぞれ持っていた中で非常に類似した業務を行っているところもありますので、そういった意味での相互協力、相互支援というものは必要だというふうに思っております。

 既に角館の花葉館、それから西木のクリオン、そして田沢湖畔のハートハーブ、飲食の提供であるとか入浴だとかそういったもので共通したところがあり、その資材購入なり、また宣伝、さまざまな面で協力によって効果を出せるものがありますので、今の3者に加えて西宮家、これを加えまして三セク協議会というものを既につくっておりまして、この三セク協議会のやっていること、またそれぞれの中身につきまして、既に広報の一部ページを割いてかなり前から載せさせていただいております。こういったことをさらに進める必要のあるものもあろうかと思いますので、ぜひ相互協力、支援については進めていきたいというふうに思っております。

 また、三セクの経営責任、これについては今、指定管理者制度というものも始まった現在、目的に沿った内容で業務を進めていただくことが前提であり、そしてこちらの提示した条件の中でやっていただけるベストのところを選ぶ、そういうことが指定管理者制度の執行の中では行われていくわけです、これは将来的なことも含めまして。したがって、当然第三セクターの経営については、親方日の丸的な行政が設立した組織であるから経営については責任の薄い、ないという形では困るし、最終的には競争に負けるということになるわけでありますので、その経営責任ということについては、しっかりした考えを持って、しっかりした経営を三セクには求めているところであります。

 以上で、いただきました質問に対する答弁を終わらせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 8番。



◆8番(浦山敏雄君) それでは、再質問させていただきます。

 1つは、先ほど質問の中に、いわゆる市立病院等改革策定委員会、5月に設立していろんな件について、私の調べたところ11項目ある問題についていろいろと検討したようでございますが、市長は先ほどから、それが終わって、そして民意をやるためにアンケートあるいは座談会も開いていこうというお気持ちのようですが、私はその時点で、策定委員会でございますけれども、その中でやはりいろんな、多くの方々の意見があるはずです。例えば、私が申し上げた医療特区、あるいは民間でやる方法、老健、そういうものについても検討する余地がないのかなということです。ということは、ガイドラインを私持っていますけれども、やはり幅広く見直しを図るということがあります。そういうことで私は、この点についてこれからも検討する余地があるのかどうかということを第1点でお聞きしたいと思います。

 それから、第2点目については、市長は重要な施策についてはもろもろの審議会や懇談会を設置しております。それはそれで意見も大事でありますし、その意見を聞くのも大事でありますし、後追いながらというふうに私は考えますけれども、市長はもっとリーダーシップをとって、市民のトップとしての決断あるいは実行をしていただきたいということも含めまして、今回の市政報告の中で、市立病院等改革策定委員会で進む方針ということで、本市の医療体制のあり方というところがございます。そこで検討されると思いますけれども、ここの中では、見てみますと、「田沢湖病院については診療所化を視野に、将来にわたり市立病院の持続可能な体制について検討を進めております」ということなので、いわゆる診療所化を、例えば3年でやるのか5年でやるのか、将来というのは将来だと言う方々もおりますけれども、やはりめどというのは5年なり10年なり、あるいは10年以上になるかもしれませんけれども、そういうスパンで考えていくのか、そこら辺のところが、もしそういう段階で話し合いがなされたら答弁をお願いしたいと思います。

 それから、もう一点は、いわゆる田沢湖病院の診療所化に伴ういろいろな、神代もありますし、西木もあります。そういう中での、こういう委員会で審議するには、やはり財政上のシミュレーションがなされているというふうに私は考えていますし、こうなった場合はこういうふうに節減ができるとか、あるいはかかり増しになるということもありますが、そういうシミュレーションがどのようになっているか、もし資料があれば出していただきたいし、説明できるとすれば説明していただきたいと思います。

 それから、私がペナルティーという言葉で話しましたけれども、例えば補助金が少なくなるとかいろんな、いわゆる強力な指導があるということで市長から伺ったですけれども、やはり私は総務省といえども、国の機関であると思うのだけれども、やはり市長としては、民意を反映していくためには少々の時間は、20年度に限らずかかるのではないのかなというふうに私は考えますが、その点についてはいかがですか。

 病院関係はそういうことでございまして、それから入札関係のことで1点だけ。

 私が最低制限価格を設ける必要があるのではないのかなということで、こういう経済情勢になるとますます業者の方々は、あるいはそういう人たちが、我々も一般市民も非常に難儀しているわけですけれども、そういう中にあって価格破壊というようなことにならないように、やはり最低制限価格を設ける必要があるのではないのかなと思ったわけですけれども、いわゆる低入札価格調査制度というのがありまして、それは最低制限価格と約、同じに考えてよろしいでしょうか。全然意味が違うとすればこれもあれだけれども、私の聞くところによると、いわゆるダンピング、そういうものについての対処ということで、品質を落とさないとか、あるいは下請が苦しまないとかいろいろ、そのことが中にありましたので、そこら辺のところを1点お聞きしたいと思います。

 それから、3番目の第三セクターのことですが、私、これについて資料をいただきました。市の指定管理、委託料を払っている、19年度で約8,000万円ぐらいになると思いますが、4社あるようです。この中で、指定管理の委託料8,000万の、これは個々に金額が当然違ってはいるはずですし、違っております。ただし、やはり算定基礎となるものがあるかと思いますので、例えばその年の業態が悪くて少し余計やろうとか、あるいは少なくするとか、いろいろ考え方があると思いますので、この点について、6社ありますね、そういうことでお知らせ願えればありがたいと思います。

 それから、もう一つは、ここにアロマ田沢湖が指定管理しておりますが、東風の湯、それからアルパこまくさ、これについての、今現在で結構ですが、もしわかれば状況をお知らせ願いたいと思います。どういう状況になっているか。入り込み数が多くなっているのか少なくなっているのか、そういうことも含めて収入の減あるいは増あると思いますが、もしわかるとすればことしのそういう、まだこれからのあれがあると思いますけれども、そういう現在の状況についてお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 最初に病院関係のことでありますけれども、策定委員会の中で、浦山議員おっしゃる特区であるとか、どんな検討をされたのかということについては、病院経営改革の推進室の室長のほうから後ほど答弁させます。

 それから、田沢湖病院の診療所化についてでありますけれども、当然、いろんなケースを考えて、有効な方式であるというもの何点かについて財政的なシミュレーションは行っております。財政的にのみこだわれば、午前中の説明の中で、田沢湖病院を診療所化するにしても無床の診療所にするのが財政的にはベストの方法であります。しかしながら、それでもって地域の市民の健康、また命ということ、それから従来の進めてきた中との乖離ということで考えた場合に、診療所ではあるけれども、有床の入院ベッドを持った診療所にすると。この場合の財政シミュレーションはどうかというようなことも行っております。こういった数値については、また病院経営改革特別委員会、こういった方面についても説明する機会があろうかと思いますので、そういうふうにさせていただきたいというふうに思います。

 そして、基本的には診療所化ということで現在の状況を踏まえた場合、そのような策定委員会の方向性が出ておりますけれども、長期に理想的な形で考えた場合、従来どおりの救急対応もできる入院のできる病院が、ここの地域の人口動態、また観光客を含め産業形態の中で、診療所ではなく病院であればさらにいいということについては我々も認識しております。したがって、最終的には医師の確保を含め近い将来そのようになれるように努力は進める中で、これも午前中申し上げましたように、現在の両病院の財政的なこと、それに対する市の支援の限度ということを含めた中で、今現在とるべき道としては、角館病院を基幹病院として既存の診療所プラス田沢湖病院の診療所という方式がベストであるということでありますので。

 先ほど、5年、10年、ずっとというようなお話ありましたけれども、これについては未来永劫診療所であるということでは決してございませんので、その点については。ただし、これについては5年たったらまた病院に戻すとかということも逆に言えない、つまりは5年前にあの病院を改築したときに今の状況を予測できたかということと同じでありまして、これから先、できるだけ今申し上げた形に戻せるように努力をお互いにしていきたいということであります。

 それから、先ほどのペナルティーの話でありますけれども、市民の意見をお聞きするほうが先で、多少の指導やそういうものがあっても急ぐ必要はないんではないかという御趣旨かと思いますが、我々としてもこういう状況は時間経過とともにますます悪化していくという中にあって、そういう面からできるだけ早くという気持ちはございます。しかしながら、市民並びに議会の御意見もお聞きするということの必要性も思っておりますので、先ほど言いましたように、この後市民説明会、そして議会への説明を踏まえて、今年度中に提出できればと、またしたいというふうに思っております。

 最後になりますけれども、三セクの委託料の算定基礎ということでありますが、これは個々の三セクそれぞれ違うわけでありますが、総じて言えば行政が直接的にやってきた施設、また直接やった場合に必要とする経費、これを三セクに委託料として出してやってきたのが従来であります。最近はそれを指定管理者ということで相手方からも、今までの実績数字その他を踏まえて自分の会社ではこれぐらいの費用でやっていけるということで、お互いにそこは合意した中で進めているということであります。

 したがって、施設によっては収入の上がる施設もございます。そして、収入がその会社に入るというものについてはその収入も見込んで差し引いた、かかる人件費その他の額から見込める収入、こういったものを差し引いて委託料として出しているということであります。これは3年契約の場合はその期間でのことでありますし、契約更改のときには、今までの実績の中でさらに努力の結果改善できるところについては、市側からもその辺は相手方に、改善したより少ない費用で同じ管理をして、またそれ以上の管理をしていただけるような、そういう話し合いをしながら出してきているということであります。

 したがって、委託料の算定基準としては、行政が直接運営したとしても必要とする、そういう額を算定をして出しているということであります。

 それでもう一点、東風の湯とアルパでしたか、ことしに入っての状況でありますが、収入支出の収支的なことについてははっきりとまだ、途中でありますので出ておりませんが、利用者、東風の湯であれば、その利用者の数については、去年と比べますとこの4月、8月で約93%ぐらい、つまりことしのほうが7%ほど減少しております。それから、アルパこまくさにつきましても、前年度に比べて今年度は86.7%という数値になっております。これは観光、湖畔また角館等も含めまして、ことしにつきましては入館者、来訪者の数としては全体的に減少ぎみとなっております。これから先、秋、冬に向けてその回復を図るべく取り組んでいかなければいけないわけですが、現状は10%前後減少しているということであります。



○議長(佐藤峯夫君) 橋本総務部次長兼病院経営改革推進室長。



◎総務部次長兼病院経営改革推進室長(橋本勲君) 策定委員会の現在までの状況についての御質問ですけれども、現在まで3回開催しております。第1回目を開催いたしまして、市立病院、診療所の運営の一本化という方向性が示されております。

 それを受けまして第2回目では、仙北市全体の地域医療を考えた場合、両病院の役割、そういったものがどのような形であれば望ましいかということについて議論をしております。その結果、角館総合病院を中心とする診療所も含めたネットワーク化、この診療所も含めたというのは、現在ある神代診療所とか西木の西明寺診療所、あるいは田沢湖歯科診療所、そういうものを含めてです。そういうものを含めたネットワーク化の構築が必要であるという認識に立っております。その中において田沢湖病院の運営形態について考えた場合、一つは診療所としてこれからも継続的な医療機関として存続をさせるのが望ましいのではないかという第2回目の委員会での議論であります。

 ただしその場合、第2回の策定委員会では、田沢湖病院を診療所化した場合にベッドを置くのかベッドを置かないのか、それについてはまだ検討が必要だということで結論づけてはおりません。

 8月28日に第3回の策定委員会を開催いたしました。その中での委員の意見を集約いたしますと、田沢湖病院を診療所化した場合の形態について無床とするのか、あるいは有床とするのかについては、仙北市の将来の地域医療体制全体を考えた場合、経営的には無床のほうがいいのではないかという意見がありました。しかしながら、地域住民へのサービス、あるいは午前中市長がお話しされましたように、必要最小限の入院機能を持たせることは必要でないかと。そういう議論に立ちまして、有床化でスタートをしたほうがいいのではないかという議論になっております。第3回としてはそういう方向で意見を集約しております。



○議長(佐藤峯夫君) 8番。



◆8番(浦山敏雄君) 市長には、詳細な数字を上げていただきましてありがとうございます。

 室長、いわゆるそういう方向で検討しているということでございますが、私は先ほど、そういう診療所化を図る形態化を図っているということですので、そういう場合の財政のシミュレーション、これをやっているかどうかと。やっているのは当然だと思いますので、もし本議会中にそれが出せるのであれば、いただきたいと思います。議長、よろしく取り計らいをお願いします。

 それから、これで質問を終わりたいと思いますけれども、いずれこれから20年後、30年後の地域医療も考えてのそういう議論になると思いますが、我々議会も当局も市民も一生懸命その点について考えながら進んでまいりたいと思います。また、そういう要望を申し上げながら、終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって、8番、浦山敏雄君の一般質問を終わります。

 14時5分まで休憩いたします。

                              (午後1時53分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後2時06分)

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△青柳宗五郎君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 10番、青柳宗五郎君。



◆10番(青柳宗五郎君) それでは、一般質問をさせていただきたいと思います。

 質問する方は服を着てございましたけれども、参与の皆様方も上着を脱いでございますので、私も上着を外させていただきましたので、御容赦のほど、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 私自身、2つの問題について御質問をさせていただくことになりました。農業振興、減反活用こそ農家が生き残れる方法ではないかと。もう一つにつきましては、臨時駐車場料金の不適切な取り扱い、管理運営についてということで御質問をさせていただくわけでございますので、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。

 本日の一番最初のほうに、安藤議員のほうから農業振興については御質問されました。もろもろの今日までの農業に対する問題等につきましては、皆様方御案内のとおりでございまして、最近、米を初めといたします農産物輸入、価格の低迷、そしてまた高齢化によります担い手の不足等に、農家にとりましては本当に厳しい状況下にあることは確かでございます。そしてまた、来年度におきましては肥料等の値上がりも予想されておられるようでございまして、毎年のようにお話をさせていただくわけでございますけれども、農家の現状等については、皆様方も、先ほど申し上げましたとおり御存じのとおりでございまして、いかにどう活用するかが今後農家にとりましては大事な問題ではないかというふうに考えておるわけでございます。

 今までの秋田県と申しますか、こちらのほうの農業に対しましては、国の政策によりまして進んでまいりました。私自身こうして見ておりますと、やはり市としての対応が不十分ではないのか。と申しますのは、やはり補助金漬けの状態で進んできたことも確かでございます。農家の皆様方にとりましては、減反をし、お金のいっぱいもらえるものを作付して進んできたような気がしてございます。しかしながら、こういう状態がいつまで続くかといいますと、今、言われますように肥料が上がり油が上がり、農家の収入が減ってくると。これはとりもなおさず国の施策にのっとってきたままで進んできている結果がこういう状態になっておるのではないのかと。

 そういう部分から見ますと、やはり市の施策というものが大いに必要になる。と申しますのは、御承知のように我が田んぼといたしましては、もう33%減反でございます。言うまでもなく3年に1回ゼロ円でございます。そういうものを考えたときに、その減反しているものをどう活用して生き抜けるかと。やはり、それが私は今後の農家にとりまして非常に大切な部分ではないかと。先ほどもお話ございました、植えるもの、そうしたものをどう確保するのか。そしてまた、そういう部分について市では研究と申しますか、農家の品目につきましては、今すぐこれをやったからいいという状態下には私ならないのではないかと。やはり研究を重ね研究を重ね、こうしたものをやるべきだという方向性を示してもらったほうがいいのではないかと考えてございますので、その部分についてお答えをいただきたいと思います。

 もう一点につきましては、私自身総務委員会に所属しておりまして、報道等によりましてこういう駐車料金の不適切な取り扱いについて御報告をいただきました。私自身も何といいますか、仙北市におかれましてはこういう状態にならないというふうに考えてございました。しかしながら、市長の市政報告の中にもございました。余りにも単純な取り扱いをされておられるというふうに感じましたので、私ども議員といたしまして議論する場所がなかったために一般質問をさせていただきましたので、どうかひとつ御了承をいただきたいと思います。

 9月1日付で関係者等の処分もなされておられるようでございますけれども、まず私自身、不審な点と申しますか、私の考えていた部分だけちょっと御質問させていただきたいと思いますけれども、当初、観光協会のほうに委託されておりました。そしてまた、それを今度市で管理すると。私は、観光協会に委託しておったものを市でやるということは、経費削減のために市のほう単独でやるというふうに解釈をいたしました。そうした中で、結果が、実質的に113万690円というお金が出されていると。そうされた分に私不思議に思いました。観光協会に武家屋敷ともとの北高の部分、これ幾らぐらいで委託してあったのか、もしおわかりでありますれば、その部分ちょっとお知らせをいただきたいと思います。

 それから、実際的にシルバー人材センターのほうに人事派遣ですか、そういうような委託をされておられるようでございますけれども、先ほども言いました、市で管理するんだったら市の職員でやればいいのかなというふうに思ってございました。そしてまた、この内容の中にも、実際的に深夜その駐車料金をいただくために人材センターも入っているわけですよね。何ゆえに、例えば市で深夜も営業すると。それは例えば無断駐車を防ぐ、そのこともわからないわけではないです。実際的に人件費とそうした車の駐車する方々の、プラスマイナスどうなっていますか。その部分もしおわかりでしたら、その部分、もうちょっとお知らせをいただきたいと思います。

 そしてまた、実際的にこの市政報告の中でもございました。職員の中で25万690円負担されてございます。これは何ゆえに、幾ら不適切な取り扱いであれ、何ゆえに個人から、個人と申しますが、このものを出させなければいけないのか。実際的にこれは処分はされておるかもしれませんけれども、まさしく人件費で払うというものであれば、公金を使う必要があるべきだと私は思っているもので、実際的にそういう部分から見ますと、そういう部分、何ゆえに個人に負担させるのか。その詳細的な部分は何もございませんでしたので、その部分もうちょっとお知らせをいただきたいと思います。

 それから、私自身、一番大事な問題につきましては、この歳入歳出の予算措置、実際的に19年度分でやっていると。過ぎたからこれでいいのかと。と申しますと12月一般会計決算ありますよ。不認定ですよ、実際問題言って。罰則はないと言いながらも不認定ですよ、不適切な取り扱いだもの。だからやっぱり、そういうことを考えたときには予算措置をしっかりするべきではないのかと。今後そうした予算措置をされる気があるのかないのか、そこら辺をお伺いをさせていただきまして、御質問を終わらせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 青柳議員の御質問にお答えいたします。

 減反の部分の活用こそが農家が生き残れる方法だと、その中で市の施策、これが不足しているのではないかということでの御質問でございます。そして、最終的には方向性を示してもらったほうが農家の方にとってはやりやすいということであります。

 市としても、米に頼る農業から他の作目を導入して、そして総合的に農業が成り立つ、そういう方向を目指してやっておるわけでありますけれども、このような作目をこのようにやればうまくいくよというところまで提示できれば、それにこしたことはないわけでありますが、この点に関して言えば、職員の教育、育成ということは当然必要ではありますけれども、市の規模、ましてや今までの合併前の市町村の規模で農業専門家であれ、土木専門家であれ、技術指導また研究的な要素も含めたそこまでの職員を抱えるということは、これはどこの町村にとってもかなり無理があり、県並びに国の機関、そしてそれに付随した農業指導所なりいろんな機関、そういったところと御相談をしながら地元の中の農家にこういったことをお伝えしたり、指導と言える形かどうかはわかりませんが、指導をしてきているということであります。

 結果といたしまして、市の農業以外の農作物の割合は次第にふえておるわけでありますが、大豆にしても野菜にしてもそれぞれの作付面積、これは19年度に比べ20年度の数値も出てきております。これも農家の皆さんの努力はもちろんのことでありますけれども、市のほうとしても、大仙、美郷を含めてこの地域の一体となった取り組み、こういった中で次第にふえてきて、先ほど言いましたように米の占める生産高割合が57%まで現在上がっているというふうに思っております。これで問題ないということでは決してございませんので、青柳議員御指摘のように、市としての方向性を出せるような指導能力の向上については、なお一層力を入れていきたいというふうに思います。

 それから、臨時駐車場料金の不適切な取り扱いに関してでありますが、市政報告の中でも御報告いたしましたけれども、改めて議会の皆様にも御迷惑をおかけいたしましたことを再びおわびを申し上げたいと思います。

 内容としては市政報告の中でお話ししたとおりでありますけれども、御質問にあった観光協会に委託していたものが市でやるようになって、なぜ追加で金を払う必要があったのか、より経費がかかるやり方になったんではないかというふうに御理解をされておるようでありますけれども、観光協会が市から旧角館高校グラウンド跡地を借りて、つまり市としては観光協会に貸し付けをして、観光協会単独で駐車場経営を前年までやっていたということであります。そこで必要な整理員、それから看板類、テント等を含めましてすべて観光協会側でやっておったわけであります。

 したがって、市でやってそれ以上の経費がかかったということではなくて、観光協会から仙北市が直接やるようになるに当たって、市でやることによって雇用する臨時職員、これは観光協会でやっていたときよりはずっと減らせるであろうと、そして足りないところは職員がそれに当たるということで、過度に削減した予算を組んでしまったと。ところが、先ほどお話もありました夜間の警備の件も含めまして、その当初考えた予算を超える、そういう人件費、経費が必要になったということであります。

 夜間につきましては、市政報告の中でも少し触れましたけれども、角館の桜の時期、早朝から車で来られる方がたくさんおります。特に大型駐車場につきましては、田沢湖方面また秋田方面から朝早くから入ってまいります。ところが、従来、夜間について無制限に、時間になるまでの間は特に人もつけずにきた結果、そこには無断の駐車があって、いざ係員が出勤して大型バスなりを入れようとしたときに、中の車を排除しないと入ってもらえないという時間帯がどうしてもできてしまいます。そしてその結果、道路に大型バスの列ができて渋滞を招いていると。そういったことがわかってまいりまして、夜間についてもやはり制限をすべきだということの中で、同じ制限をするんであれば時間までに出てもらうと。朝出てもらうという条件つきの中で夜桜を楽しむ方もおられますし、早朝の方もおりますけれども、そういった方たちに入ってもらうため、そして時間になったら整理をしやすくするために新しく人を雇う、そういう必要が生じて、当初考えてなかった人件費がかかるようになったというのが経緯であります。

 いずれにしましても、考えてみれば非常に単純なミスといいますか、作業ミスでありまして、この点についてはおわびをするしかないわけでありますが、臨時駐車場、これは渋滞対策のためにどうしても、特に桜のような集中した時期には必要になって、この駐車場以外、ほかにも臨時駐車場が必要になってくるケースがあるわけですが、臨時にやるということの中で、そこでの収入の範囲の中で経費を、つまりはプラマイゼロの中で渋滞対策に寄与できればという安易な考えもあったやに聞きますし、そういうふうにも思います。その結果として、よかれと思ってやったことのかかり増しの部分を同じ駐車場収入の中から補てんしましょうということで、職員の中での相談の結果、それを行ったという結果だというふうに判断をしております。

 いずれにしても不適切な、特に公金にかかわることですので、そのようなやり方はあってはならないことでありますけれども、内容についてはそのようなことであるということで判断をいたしました。判断の中で、職員の負担等についてのこともございましたけれども、これについては、この件の調査また職員の事故等審査委員会というのがございまして、その委員長として調査、そして決定に当たりました副市長のほうから残りの点については答弁をさせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) お答えいたします。

 端的に申し上げまして、この件を補正予算としてどうして計上しなかったかという御質問と理解しております。本件にかかわります歳入あるいは歳出とも、これは19年度のものでございまして、またこの関係しております桜まつり実行委員会につきましても、総会におきまして既に19年度の決算を承認済みであるということからいたしまして、会計の単年度主義ということから、原則として会計上の処理を今行うということは不適切であるというふうに考えております。

 それから、このことにつきましては、桜まつり実行委員会におきまして、シルバー人材センターからの請求及びシルバー人材センターへの支払いを行っておりますほか、当然その結果として領収書のあて先も実行委員会というふうな形でなっておりますので、改めて市の予算には計上しないことが適当ではないかというふうに判断いたしました。

 後段の、職員の負担した25万をどうして返さないのかというお話でありますが、職員が旅行積み立ての一部をシルバーへの支払いに充当したことにつきまして、その支払いの内容が事業目的以外のものに充当されていないということは明らかでありますので、本来ならば職員に返還すべきところでありますけれども、その公金の不適切な取り扱いということにつきまして、今回処分いたしました職員がその違法性を認識しておりながら実行したということを考えた場合、非常に厳しい言い方ではありますが、みずから招いたことでありまして、返却を要しないものでないかというふうに考えたわけであります。

 この件については、以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) 減反活用等についてでございますが、担当部のほうにちょっとお聞きをさせていただきたいと思いますけれども、実際的に先ほどもお話ございました、家畜が仙北市の中にもあるわけですけれども、そうした中で畜産、そういうものの飼料がどれほど使われておるのか、そういう部分の調査をなされたことがあるのかということをひとつお聞かせをいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 布谷農政課長。



◎農林課長(布谷毅久雄君) それでは私のほうから、飼料の必要量というようなことでございますけれども、畜産農家の飼料の必要量ということで私どもで調査したものは残念ながらございません。ただ、この生産調整の中で、飼料作物の作付面積、それから耕畜連携で畜産農家と連携して作付している面積と、そういったものは把握してございますけれども、畜産農家そのものの飼料の需要量と申しますか、そういったものの調査はしてございません。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) 私自身、いつも申し上げるわけでございますけれども、やはり基本的に、例えば1頭の家畜がどれだけのものを、それぞれの配合する部分というのはあろうかと思いますけれども、この仙北市におかれますその減反を利用するときに、例えば飼料米を植える、例えばトウモロコシ植える、いろいろな方法等あるわけでございますので、そうした部分から考えますと、今はもう社会現象でもございます輸入してくるトウモロコシ等が高く上がっているとかもろもろの状態があるわけでございまして、農家にとりましてそういう、先ほど来よりお話ございますように複合農家を進めていくと。しかしながら複合農家を進めるに当たっても、例えば畜産に当たりましてそういう飼料、1匹当たりの食える量、そしてまたこちらのほうで採算とれるのか、そういう部分をきっちりと把握した上でやはり農家の皆様方に、これでは作付間に合うとか、せめてそこら辺までのアドバイスはしていいのではないかというふうに考えるもので、御質問をさせていただきました。

 実際的に、大豆、麦、そしてそばですか、いろいろと需要のあるものが植えられてあるわけですので、この議会終了まででも結構ですので、そうした部分、本当にそのそばがこの地域に利用されているのか、されていないのか、もしおわかりでありますれば、ちょっとお知らせをいただきたいし、そしてまたそういう方向に私は取り組むべきだと。それは市であってもできるはずだと私は信じておるものでございますので、職員の皆様方は大変かとは思われますけれども、そうした部分を調査した上でひとつ御報告をいただければありがたいと思っているものでございます。

 そしてまた、先ほど来よりもお話ございましたいろいろ第3次産業まで進める状態、やはりそういう部分、そしてまた市長も言ってございましたけれども、県の施設を利用する、研究機関ですよ。そういうものから考えてみましても、やはりどういうものが第3次、作付して、例えば漬物加工やる、そうした方向にいったときにはこれだけの収入が上がるよぐらいの方向性は出しても、市としていいのではないか。それはやはり市として研究機関等に申し入れをしながら、例えば真空包装をどうするのか、殺菌の方法をどうするのか、そうした部分まで教えていただけることによって農家も取り組みやすいのではないかと。

 やはりこれはもちろんその農家個々にとりましての責任であるということは私も重々承知しておるところでございますけれども、行政の手伝える部分、例えばお金やるからこれをつくれとかという部分ではなくして、やはりこういうものをこうしてつくることによってこれだけのものが上がってくる、やはりそういうものがなければ、今後の見通しとして私自身、国の政策がどんどん変わる中では大変な状態になるというふうに考えているものでございまして、職員の皆様方にとりましては大変なこととは思いますけれども、どうぞひとつ御薫陶なされまして、農家の生きるためにもひとつ御協力をいただければありがたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 それから、もう一つの件でございますけれども、不正流用というか不適切な取り扱いでございますけれども、実際的に19年度予算の措置されておるから、補正予算計上するのは無理だと。だから実際的に、するとあれですか、私ども議会に対しまして、今後、施政方針の説明しただけで終わるということですか、その部分だけちょっとお知らせをいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長、決意のほどを。決意がなければよろしい。

 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) いわゆる不適切な流用の件に関しましては、所管の常任委員会であります総務常任委員会におきまして改めて御報告を申し上げるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) 総務常任委員会のほうに報告するということでございました。

 財政課長にお聞きします。予算措置上、それで大丈夫ですか。



○議長(佐藤峯夫君) 黒沢財政課長。



◎財政課長(黒沢隆悦君) いわゆる予算編成につきましては、例えば19年度で物品を購入して、何らかの手違いで支払いが行われなかったという場合があるやにしれません。その場合につきましては、そのような市で既に購入したものが手違いで納入業者に渡っていなかったという場合につきましては、過年度支払いということができることはできます。ただ、今回の場合につきましては、一般会計自体の中での収支の経理じゃなくて、いわゆる実行委員会の中で経理されたものでありますので、そこら辺の見極めが非常に重要かなと思ってございます。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) じゃ、実際的に実行委員会のほうで処理されておるということで。すると、88万というものは歳入に入るはずでしょう、実際は、88万というのは歳入。違いますか、そこら辺どうですか。



○議長(佐藤峯夫君) 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) おっしゃるとおり、これは正規な取り扱いをいたしますと、臨時駐車場から上がった収入でありますから、当然公金として市の歳入に入るべきものであります、88万です。実は、そのお金が実際は公金として収納されずに、ほかの口座に積み立てられていたということであります。そして、これも別の口座から一たん立てかえておりましたシルバーへの113万の支払いの穴埋めという形で、職員の持ち出し分と合わせてなされたという形であります。その113万という支払いの内容が、私どもの判断といたしましては、公の駐車場管理に結果的には使われたということでありましたので、この88万と、それから25万を足してなされた支払いのいわゆる原資たる、本来ならば公金に入れられるべきお金は、これは公的な支払いに充てられたというふうに判断いたしました。

 そういう意味におきまして、確かに歳入歳出とも市の予算を通さないでなされたという非常に重大な問題があるということで、今回の不適切な取り扱いということでの処分がなされたわけでありますが、この歳入歳出とも実際的には市から見ますと簿外処理のような形になっておりますが、いずれ完結されたものというふうにみなすべきでないかというふうに判断したところでございます。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) ちょっとくどいようなお話をさせていただくわけでございますけれども、私自身、この駐車料金を一部プールしたという報告がございました。私自身、何というんですか、入札をして、例えば業者が予定より大きい金額で入札して、その金を戻したとかというのは、ほら、そう言うてお金をためていたというのがプールなのかなという、当初そう思っていました。実際的に、私はあそこで見ている限りでは、半券切っているですよな、駐車料金の。そうしたらば、変な話だけれども、何として、その領収書を出さないでそのままでお金だけいただいたと言うんだけれども、そこら辺のお話というものはされたもんですか。ちょっとだけ、そこら辺だけ。



○議長(佐藤峯夫君) 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) 実は、その半券の問題につきましては、私どもも最初は量が膨大でありましたので、実は3日間分ぐらいの抽出調査をしたんですけれども、これでは見逃している可能性があるということで、実はすべての半券をチェックいたしました。その結果判明したのは、どういう調査をしたかと申しますと、結局市の正規の歳入として入れられたお金が幾らなのか、それと寄せられたいわゆる88万、これを全部合算した金額と半券を含めたそのチケットの残りの金額が一致すれば、これはほかに流れたお金はないと、私的流用はないとふうに判断できると思いまして、そういう調査をいたしました。その結果、実は500円だけ合いませんでした、半券1枚です。これは後から聞いたところによりますと、次年度のチケットの印刷用の原稿として会社に提供したものであるということがわかりましたので、私的な流用はないというふうに判断したわけであります。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) 大変な調査なのか私わかりませんけれども、こうしてみますとやっぱりそうしたふうな状態の中で、実際的に。するとですよ、今副市長がそういうふうに言われますと、実際的に部内の監査の中ですぐわかるでしょう。半券の量と金額が合わないとかというのは、監査委員だっていることですよね。実際的にそういうところから見て、企画のほうでする、企画のそっちのほうでそれを見つけてくること自体もおかしい話ですよね、まず。

 だから、実際的にそういうような、例えばいろいろな状態の中でプールできるんだったら、実際は信用ならないことでしょう、職員だったって何も。例えば、変な話、駐車金切らないでポケットさ入れたってそういうことなんすべ、まず考えてみればだすよ。だからやっぱりそういう管理運営等については、お金にかかわることについてはしっかりと入ってくるものは入ってくる、出すものは出す。例えば、ここの中さ時期を失したなんてことについては理由にならねすよ、まず、一つは。

 だからやっぱり、そういう部分から考えていきますと、やっぱり実際的に処分された、そしてまたこの中から見ていっても職員が、自分たちが旅行積み立てしている部分を、それも責任上から見てももっともだと副市長は言うかもしれないけれども、これなど絶対返すべきなんです。何も職員さ負担させるものでないし、まず正当に使われているとすればですよ。だからおれ、この部分については、そしたら、例えばこれから先も何かこういうような状態あったときには、全部担当する職員とか何かの面で負担させていくような状態にするんですか。そこら辺ももう一つお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) おっしゃることは本当にそのとおりだと思います。私どもも本当に、正直に申しまして非常に居心地が悪いといいますか、据わりが悪い感じしておりますけれども、ただ、先ほど来御指摘いただいております職員の負担につきましては、いわゆる観光課職員の積み立てに参加している職員全員が負担しているということではありませんで、課長と課長補佐3人でこれを負担したという状態でありますので、これはやむを得ないのかなというふうに判断をしたところであります。

 それから、何で総務課のほうでこれを見つけたのかというふうなお話ですが、実は行政等を補完する団体の監査ということを毎年やっておりまして、合併前の町村でもいろいろこうした団体が問題を起こした経緯がありますので、特に今回、行政改革推進室のほうで入念に調査した結果、こういう形を不幸にもといいますか、発見してしまったということでありますので、どうかよろしくお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) 実際的にそういうような、例えばお祭り実行委員会のほうから一時借用したと。やはり、こうした部分から見ますと、例えば桜まつりもありますけれども、こういう部分の事務と、職員じゃなくて例えばその実行委員会にお任せするとか、やっぱりそういう状態がなければ、これは何という、勝手にというか、そういうのを一時勝手に流用できるとか、私自身そこ考えられないんだよな。例えば、事務をやってもらったけれども、通帳と判こはそっちが預かっているとかね、そしたらまだ意味わかるけれども、全部自分方で処理していることになるんですよ。だからやっぱり、今後のあり方として、例えばお祭り実行委員会、桜まつり実行委員会、そうしたものの事務取り扱い等を今後とも市の職員のほうでやっていくのか、そこら辺だけちょっとお聞かせをいただいて終わりたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 浦山副市長。



◎副市長(浦山清悦君) 御指摘いただきましたように、例えば印鑑と通帳を分離保管するとか、こういうのは原則的なことでありますので、実は周知しているところでありますが、一部それが守られていなかったセクションがあったと。その中で、こうした事故が起きたということであります。今後は、そういうことがないように厳に戒めてまいるということで、既に職員には通達しておりますが、ただいま御指摘ありましたとおり、例えば歳入すべき料金収入の部分と、それから実際に事業に使うセクションとを明確に分けるというふうなことも一つの防止策でないかなということで、今検討しております。端的に言いますと、歳入歳出同じ課で扱わないというふうな形の相互チェック機構を持つべきでないかと。それから、印鑑は本当に完全に距離の離れたところに置くとかというふうな別の管理体制をとるとか、そういうことを視野に入れて考えているところでありますので、よろしくお願いいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 10番。



◆10番(青柳宗五郎君) いいです。



○議長(佐藤峯夫君) 10番、青柳宗五郎君の一般質問を終わります。

 皆さんにお諮りいたします。

 ただいま、10番の一般質問の中にあるこの臨時駐車場料金の不適切な取り扱い、管理運営について、副市長より総務委員会に報告する旨の答弁がありました。ただし、結果責任の追及と再発防止の意味も含めて、総務委員会報告だけでいいのかどうか、これらの点についても、総務委員会への報告次第によって議場職権をもって議会運営委員会に諮りたいと思っておりますので、御了承のほど願います。

 暫時休憩いたします。

 14時55分まで。

                              (午後2時45分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                              (午後2時57分)

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△平岡均君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 22番、平岡均君。



◆22番(平岡均君) 後期高齢者医療制度の問題点に対する市の対応。

 医療費負担はすでに限界に達していると、そういう副題をつけました。ずっと簡単にいきますから、メモして答弁をしてください。

 質問1、今、年金からの天引きが始まっていますが、これは正当、合法なのか。本人の了解をとらないで、社会保険庁の段階でもう来るわけですよね。これが果たして日本の国で認められるのか。司法のほうの興味は津々であります。

 だから、個人の、これ一人一人なんですよ、実は、75歳過ぎると。1軒のうちに例えば2人いれば1人ずつ請求されます。個人単位の請求はこれも正当なのか、2つ目。

 3つ目、保険料の決定処分がありますが、これに対して今全国で行政不服審査があちこちで起きています。東京を中心に行政不服審査法に従ったいわば事件といいますか、ありますが、当市ではどういう状況になっているのか、また予測されておられるのか。これもし、金額の問題からいうとはっきりしているんですよ、前と変わっているんです。変わっていないと言うんですが、例えば年金収入が月1万5,000円以上の人は保険料が年金から天引き、もちろんそうです。自治体によっては10月からですけれども、これ1年分を1回に払うんですね。4月1日から始まっていますが、10月からの人については1年分を引いてよこすと、無条件で。いわば人の通帳なわけですよ。これは合法なのか。それから、医療の差別という点からいうと健康診断を制限するんですね、健診事業を。これは担当者からすると大変なことになっていると思います。

 以上、この点については簡単明瞭な質問でありますから、答弁も簡単明瞭に、わかるように答弁をしてください。

 実は、この後期高齢者問題というのは10年前から始まっているんですね。当時、日本の政党いっぱい、いろいろ名前を変えた政党ありますが、「昔の名前で出ています」という歌があったんですが、名前を変えないでずっと通しているのは日本共産党と自民党だけなんですね。10年前にこの制度はこういうふうになるんだと予測をして反対をしたのは日本共産党だけであります。そのとおりの姿に残念ながらなってしまいました。このことについて市長はどういう御見解をお持ちでありましょうか。

 2番目にいきます。農政の問題。

 農業者にもたらす各分野への影響、それぞれの反応を伺いたい。

 市独自の一般財源対応は可能か、補填せよと。これも簡単な質問。

 去年の60キロ、1俵の生産者米価、約1万円でした。あの重いお米が1俵約1万円ですよ。ことしはまだ発表になっていませんね。一部業者は何ぼか出していますかね。ところが最近、残っている米があったら高く買いますよという文書が回ったんですね、農協から。1万4,000円だとか。だって今ないでしょう、もう新米が出るときにまだ残っている米ありますかと、1万4,000円で買うと言うんだ。まず米というのはそんなに変わるもんじゃないですけれどもね。こういうことが、天下の農協がどういう思いでやるのかということを市長はどうお考えでしょうか、市長がやっているわけじゃないですけれども。農協も民間業者ですからね。農林業が基幹産業の市ですから、そのメーンはやっぱり農協ですわ。それがそういうちゃらんぽらんなことをやってきているんですよ。現実に文書で回りました。皆さんも御承知だと思うんです。

 とにかく間に合わない米価、野菜なんかもいいときとよくないとき、はっきり上がり下がりが激しいんですね。そういうことが現実にあります。普通の商売だったら、商店とかだったら、最初から間に合わない仕事はしないと思うんですよ。そうではないでしょうか。ところが、稲作農家は最初から間に合わないとわかっていてもやるんですよ。ここがわからないんですね、私もやっていますけれどもね。やってるんですよ。これを矛盾というと思うんだよな。学校の先生たちはこういうことをどうやって教えるんでしょうか。毛沢東の著作に「実践論、矛盾論」というのがあるんですが、あの時代にはこういうことなかったそうですよ。もうなくなっちゃったですがね。こういう全く矛盾したことを、盾と矛なんですが、私は子供たちもやっぱり見ていると思うんですよ。だって、飯食うときに、今どき両親なりじいちゃんばあちゃん、やっぱりこぼしていると思うんだな。それでもって後継者になれとか農業やれとか農業高校に行けとか言わざるを得ない親の心、こういうことを教育委員会なんかはどういうふうにお考えですか。

 ところが、一方では教育委員長の教育行政報告にあったんですが、1ページに、小学6年生、中学3年生を対象に4月22日に実施された全国学力学習状況調査、8月29日に公表された。かなり秋田県はいいわけでしょう、田沢湖町もいいんですか、いいでしょうね。

         (「仙北市」と言う人あり)



◆22番(平岡均君) ああ仙北市、いいんですね。これはあきたこまち食っているからですよ。水もいいし、環境もいいし、先生たちはいいかどうかわからないけれども、やっぱりいろんな諸条件が相まって総合的な、総合学習というのが今はやっています、余り言わなくなりましたが。そういうもろもろのものがそろって初めて全体評価をされるから、だから教育行政評価されると思うんですよ。この文書は物すごい文書うまいと思いますよ。今、インターネットの時代ですからね。

 私、ある他県、兵庫県、私の娘行っているんですけれども、魁新聞に学習欄てあるでしょう、中学学習塾、何かね……自習。あれ見て、やっぱり秋田県はこういうことやっているから頭いいんだなと、こういうふうに言っていました。兵庫県はやっていないそうです。兵庫県というのは事件ばかり多くて、うちの前で殺された子供がまだ見つからないでしょう、あの子供がね。あれは何か警察庁だか警視庁の大物が絡んでいるらしいんですよ、だから見つからない。専らそういう評判になっているんですよ。

 そういう農業問題については、そういう間に合わない百姓を我々がやろうとしているときに、市はどういう対応をするのか。税務課長ここにいませんけれども、税金の申告、去年の分をこの3月にやりましたね、皆さん。残らないですね、農業収入。だからほとんど給与所得者は還付になっちゃうのね。納めたくても所得税納められない、残念ながらみんな戻っちゃうのね、戻るのもいいことだけれども。そういう事態ですから、市長は、まだ早いんですが、新年度予算を組むときにどういう視点でどういう観点で農林業政策の予算をお組みになられるのか。その1点で結構です。

 あと教育委員会は、よく相談するのかどうか、教育委員会と市長側と矛盾がないように。おれ矛盾すると思うんだな。だって後継ぎしなさいと言わなきゃならんでしょう。農業のよさもやっぱり言わなきゃならないと思うし、市長に対して農業やらない農業予算を立ててくださいなんて言わないわけでしょう。市長の側からは教育委員会に頑張ってくださいとやっぱり言っていくと思うんですよ。そうするとやっぱりまた学力調査やって、またいい結果出さないとうまくないでしょう、これ。教育長、まだ任期ありますからね。

 だから、そういうやっぱり基本的な農政の概念、基本的観点を酌んで、今から、12月議会では遅いんですよ。今からそのための準備をする意思はあるのかないのか、そのことをお伺いしたいというふうに思います。

 それから、今度は、すばらしい展望のある話。吉永小百合さんの話をします。

 男鹿和雄展、これは私この前、知事さんが角館の交流センターにおいでの際にとんでもない発言をしたんですが、宣伝の仕方を飛行機でやったほうがいいなんて言ったんですけれども。吉永小百合さんと男鹿和雄さんというのは随分前からおつき合いがあったらしいんですね。吉永小百合さんというのは、あの人は原爆の悲惨さを朗読で、この前私も見たんですが、BSで1時間半ぐらいやったんですがね、もう20年ぐらいやっているんですよ。男鹿和雄さんという人は、この人は旧太田町出身でしょう。角館高校の同級生もいるんじゃないですか、だれか、この庁舎内にも。独特なこういう、「となりのトトロ」とか、何でしたっけ、もう大変な、「天空の城ラピュタ」とか「もののけ姫」とか、もう老若男女だれが見ても本当にすばらしい作品を、あれは宮崎駿さんが盗んでいるだけなんですよ、あれ。有名になったのは宮崎さんで、実際につくっているのはこの人なんですよ、実際に。原風景はどうも秋田県の仙北、この周辺らしいですよ。

         (発言する人あり)



◆22番(平岡均君) いや、本当ですよ。

         (「書いてあります」と言う人あり)



◆22番(平岡均君) 書いてありますか。拍手が出ないのはおかしい。

 だから、これは本当にいい機会だと思うんで、めったに、こういう大変な人が来市をされまして、しかも平福記念美術館でやるわけでしょう、9月20日から。これはもう大成功させて、これは市長の株上がりますわ。教育委員会なんかはもうこれまでの仕事の集大成をやるくらいの意気込みでやったらどうでしょう。このオープニングセレモニーの案内もらったんですけれども、御本人ももちろんおいでになるそうなので、やっぱり今から大宣伝をして、狭い考えでなくて、最低でも東北全体ぐらいに宣伝をするぐらいの思いでやったほうがいいと思います。ちょっと心配なのは歳入歳出の問題、入場料の問題ね、ちょっと若干心配が残るんですが−−さっきの話、青柳さん言った−−あるんですが、そういう心配するくらいの観客を動員するようにぜひ頑張りましょうよ。

 私はこれすごく期待しています。私も何本かビデオ持っていますけれども、何回見ても飽きない。子供なんかもう目を輝かせて見ていますから、ぜひ大いに頑張って大成功させて、仙北市ここにあり、そういう運動、運動というかな、大キャンペーンを張って、秋田県仙北市の市長さん初め教育委員会、議会もうんと頑張って、やっぱり佐藤峯夫議長は大したもんだと言われるように、頑張ってやるいい機会じゃないかと私は思いますので。この機会を逃さない手はない、千載一遇のチャンス、100年に1回あるかないかのいい機会だと思いますので、ぜひ頑張って、でも余り頑張って頑張り過ぎないようにぜひやりたい、私も頑張りますので。なかなかいい話今なくなっていますから、これで名誉挽回して、そうすると米価も上がりますよ。そういうふうにしていきたいと思います。

 以上。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 平岡議員の御質問、答弁をさせていただきますが、なかなか御質問についていけないところがありましたけれども、御指摘のように簡潔に答弁をさせていただきます。

 まず、後期高齢者医療の関係でありますけれども、その中で年金からの天引き、そして個人ごとの請求、これは正当なのか合法なのか、また1年分をまとめて引き去るということ、これもあわせて合法かというような質問がありましたが、この後期高齢者の保険料の納入については、国を中心といたしまして保険の制度の中で吟味をし、そして秋田県の場合については秋田県後期高齢者広域連合という中でとり行って、仙北市がその傘下にあるということであります。したがって、我々の立場でこの制度は合法、正当であると思っております。

 しかしながら、これに対する、3点目に御質問ありました保険料等の不服審査請求、こういったものがあって、国の審査委員会なりがあって、そしてそこでの違法性なり、また改正すべきであるという判断が出た場合は、つまりはこれは国の法律なり条例を変えるということでありますけれども、そういった結果が出たときにはそれに従って我々も行っていくということになると思いますので、現時点においては正当だということで取り扱っているところであります。

 なお、仙北市におきましては、不服審査請求、これは秋田県全体で今まで1件もございません。

 それから、2点目の農業ですけれども、これは1点目よりもなお答弁がちょっとしにくい感じはするんですが、JAのやり方をどう思うかということですが、現実にJAのほうから余っている米があったら買うよという話については、実は私今初めてお聞きしましたし、ただし、米を中心とした農業政策の中で、先ほど来何人かの方から御質問を受けて答弁していますように、やはり複合経営とか、それから多種類の作目の中で1つに偏らない、つまりは変動にも耐えられるそういう強い農業、こういったことを目指して今進んでおるわけで、JAがそういった路線で我々の指導にも当たってくれているところもありますので、今後ともJAとも相談し、必ずしもJAの指示に従ってということでは決してありませんけれども、仙北市の現状、そして要望に合ったそういう農業施策を展開していきたいと思っております。

 したがって、予算を組むとき、やっても間に合わない農業予算を組むのかということでありますが、しかし、現実には農業関係の皆さんから強い農業を目指すための支援の要望もございます。そういったことを組み入れながら従来どおり、他の産業とのバランスも考えた中で予算を編成してまいりたいというふうに思っております。

 それから、3点目の男鹿和雄展については、本当に力強い応援の言葉をいただきまして、答弁必要ないかと思いますが、平岡議員おっしゃるように、これを機会に仙北市、より交流の拠点となれるように力を入れていきたいというふうに思います。

 なお、せっかくあれだけのことを言っていただきましたので、男鹿和雄展について現状の取り組みなり考え方を教育長のほうから答弁いたしますので、よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) その前に、佐久間教育委員長。



◎教育委員長(佐久間健一君) 産業教育について教育委員会ではどのように、米価が下がっているときにそういう価値観についてどう教えるかと、こういう御質問のようにお伺いしました。

 話はちょっとあれですけれども、瑞穂の国の2,000年の歴史のある稲作ということで、土地に親しむ教育というのは大変私どもは大切だと思っています。そういう意味で、学校ごとにクラブ活動とか、あるいは父兄の皆さんの御協力で田んぼや畑、そういうものをつくって生活していくというのがいかに大切かということをやってもらっていますし、都会のほうの方々もこの地域に来て宿泊して、大変感激して帰ると。やはり日本人は瑞穂の国の精神が生きているというふうに常々思っています。

 そういう意味で、平岡議員御指摘の産業教育にさらに力を入れた予算要求なりをするようにということだと思いますので、これからの要求については、私ども委員会でも持ち帰ってお話ししてみたいというふうに思っています。

 あきたこまちを食べているために成績がいいのではないかと、全くそのとおりだと思います。ここの地域は、まじりけのないあきたこまちを朝食でほとんどの家庭でとっていると思います。おつゆとあきたこまちを食べて、ちょうど学校へ行って頭の回転がよくなる時期にそういうのを食べている子供は成績がいいと、こういうふうに言われておりまして、ほとんど都会の方々は朝食を食べないで来る、秋田県の教育の点数の高いのはそのせいだと私も思っています。そういう意味で、これからも朝食を食べる、給食を全部食べる、そういう教育も学校に、校長会等を通じて徹底してまいりたいというふうに思っています。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 私からは、男鹿和雄展についての現状、大変力強い激励をいただきましたが、いよいよ1週間ちょっとというところでスタートを迎えます。この間、実行委員会を中心にして民間の方々との、いろいろな協力をいただきながら準備を進めてまいりまして、いろいろな、展覧会はもちろんでありますが、関連イベント、協賛イベント等の概要もまとまってオープンを待つばかりという状況でございます。

 最近、県内外からいろんな問い合わせが来るようになりましたのは、やはりPRがいよいよ効いてきたかなと思っているところであります。ポスター、チラシ、チラシは5万枚ほど準備して県内各地、あるいは県外にも一部送付してございますが、さらにはABSのテレビで見た方もいらっしゃると思います。それから、エフエム秋田では1時間おきに情報を流しているような状況もございます。新聞あるいは雑誌等でも取材あるいは宣伝、そういうのをやっていただいたおかげがいよいよ効いてきたかなと、こう思っているところでありますし、いろいろな会合で、市長は先日、知事あるいはいろいろな文化人の集い等もございましたけれども、そういう際にも宣伝をして、それの効果が徐々に効いてきたかなと思っております。

 9月の広報には、男鹿さんと市長のインタビューが載ってございますけれども、あれを見ましても、男鹿さんがいかにこの地で開催することにこだわりを持ち、そしていかにうれしいかということがあのインタビューからも伝わってまいります。どうかそういう意味で男鹿さんのふるさと、そして私たちが誇りに思う、そういう自然を反映している作品ということで大いに、たくさんの方に見てもらう運動をさらに進めていきたいと、こう思っております。

 北東北の交流拠点ということでありますが、東北各地からもたくさんおいでいただけるかなと思っておりますし、先ほど歳入の心配をされておられましたが、私ども1日500人の40日と計算しますと2万人という、ちょっとこれはふろしきが大きいかもしれませんが、私は何か実現しそうな気持ちになってまいりました。そういう意味で、それを目指して取り組みをさらに進めながら、たくさんの方に喜んでいただく、その様子をさらに広げて伝えていただく、そのことに進んでまいりたいと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 22番。



◆22番(平岡均君) 介護保険が始まって、そして今、後期高齢者がやられています。大曲のある大きい病院なんですが、新築したんですね。そして、この前、いわゆる内覧会というものをやりましたときに私行ったんですが、大変立派な病院ができていました。そこでお医者さん、事務長さんたちと交流をする機会もあったんですが、やっぱり後期高齢者制度が始まったら、患者さんが減っているというんだね。何としても受診抑制はあるんだと。それに対応するための処方せんといいますか、このことも考えていかないと病院経営は極めて難しくなるというふうに民間病院でありますが、そうおっしゃっていました。これは当市の、ここは自治体病院でもありますが、こういうことも考えていくべきではないかと。

 したがって、たまたま市長さんはいろんな機会に出られる方だと思いますから、ぜひやっぱり主張するべき点は主張して、行政不服審査法だけではなくて、やっぱり私は、これはいつかは自滅するもんじゃないかと、この制度自体がですね。そう思います。

 私の知り合いにグループホームに入っている人がいるんですが、大体毎月平均十二、三万かかるんですよ。この人国民年金なんですね、3万円でしょう、大体。60歳からもらっちゃっていますから。残りの分をだれかが応援しないといられないわけです。中には、夫婦で入っている人がいるんですよ。そうするとこれは相当な負担する方が、味方がいないともちません。全国的に、さっき市長が、秋田県ではまだ行政不服審査法の関係ではまだ情報がないというふうにおっしゃっていますけれども、今、日弁連が―日本弁護士連合会―中でも自由法曹団がえらい関心を持ちまして、東京で大運動の準備が今始まりました。自由法曹団です。これはいずれ全国津々浦々、日本列島を巻き込んだ運動に展開するに違いありません。まして今選挙がありますから、この結果どうなるか。私は、私のみならず皆さんも関心をお持ちではないでしょうか、そう思っています。

 それから、農業の問題です。

 米の問題なんですが、角館にある薬屋さんでも米を売っているんだってね。その薬屋さんで買った米を私見たんですよ。値段は普通の米屋さんの値段と変わらないんですね。何かちょっと香りがするもんですから、その米をちょっとサンプリングもらってきて、うちに持ってきて、うちのあきたこまちとその米と並べて表に置いたんですよ。そうしたら、カラスも食わないんだな。やっぱり薬屋の米だからにおいするんだかもしれない。いや、そうですよ。だから、本当に何を食わせられているかわからない。今、日本列島あちこち問題になっているでしょう。だからぜひ、私さっき、やっぱり純粋なあきたこまちを食っているから頭がいいんだというふうに言ったんですが、冗談じゃないです、本当に。油断するとどこで何やられるかわからないもんですから、十分な監督指導をしてもらって、ただ頭がいいんじゃなくて、やっぱりきちっとした人間に仕上げてもらいたいということです。

 それから、例の大先生の展示会は必ず成功するように、私はうんと期待したいし、教育長の強い御決意がありました。2万なんて言わないで、3万でも4万でも入れて、これはニュースになりますよ、本当に。テレビとかマスコミが大報道しますからね。そうするとお客さんもどんどん来るし、いろんな波及効果があると思いますんで、能力のあらん限りを使い尽くして頑張りましょうよ。

 質問ではありません、要望です。終わり。



○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって、22番、平岡均君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(佐藤峯夫君) 本日の日程は、以上をもって全部終了いたしました。

 本日はこれをもって散会いたします。

 御苦労さまでした。

                              (午後3時35分)