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秋田県 仙北市

平成19年 12月 定例会 12月11日−03号




平成19年 12月 定例会 − 12月11日−03号







平成19年 12月 定例会



        平成19年第8回仙北市議会定例会会議録

議事日程(第3号)

            平成19年12月11日(火曜日)午前10時開議

第1 一般質問

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出席議員(22名)

      1番 田口寿宜君       2番 佐藤直樹君

      3番 黒沢龍己君       4番 小田嶋 忠君

      5番 大石温基君       6番 安藤 武君

      7番 門脇健郎君       8番 浦山敏雄君

      9番 小林幸悦君      10番 青柳宗五郎君

     11番 八柳良太郎君     13番 田口喜義君

     14番 藤原助一君      15番 澤田信男君

     16番 浅利則夫君      18番 高久昭二君

     19番 藤原万正君      20番 田口勝次君

     21番 佐々木 章君     22番 平岡 均君

     23番 戸澤 清君      24番 佐藤峯夫君

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欠席議員(2名)

     12番 真崎寿浩君      17番 佐藤宗善君

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地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名

  市長         石黒直次君  副市長        東海林文和君

  教育委員       佐久間健一君 教育長        小林一雄君

  総務部長       大澤 隆君  市民福祉部長     中村清三郎君

  産業観光部長     野中秀人君  建設部長       田口陽一君

  田沢湖地域センター長 田口威徳君  角館地域センター長  藤川 実君

  西木地域センター長  門脇主彦君  角館総合病院事務長  佐藤秀夫君

  企業局長       雲雀芳幸君  教育次長       大楽 進君

  総務部次長兼総務課長 高橋正市君  総務部次長兼企画政策課長

                               倉橋典夫君

  財政課長       黒沢隆悦君  農政課長       布谷毅久雄君

  田沢湖病院総務管理課長       代表監査委員     三浦一平君

             高藤久晴君

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事務局職員出席者

  議会事務局長     大山 誠君  係長         三浦清人君

  書記         高橋精一君

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△開議の宣告



○議長(佐藤峯夫君) おはようございます。

 ただいまの出席議員は19名で会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 欠席届は12番、真崎寿浩君、17番、佐藤宗善君であります。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

 会期第1日目に参与した者のうち、出席を求めなかった者は田口会計管理者であります。

 本日、説明のためさらに出席を求めた者は、布谷農政課長であります。

                         (午前10時00分)

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△一般質問



○議長(佐藤峯夫君) 日程第1、一般質問を行います。

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△田口寿宜君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 1番、田口寿宜君。



◆1番(田口寿宜君) おはようございます。

 仁政クラブの田口寿宜でございます。きょうはひとつよろしくお願いいたします。

 それでは早速質問の方に入らせていただきます。

 まず、第1点目といたしまして、今後の仙北市の方向性についてという部分でお伺いしてまいるわけでございますが、仙北市が誕生しまして2年が経過いたしました。この間、総合計画など発表されまして、財政状況が厳しい中それぞれの分野で目標達成に向けて動いているわけであります。

 また、市長の施政方針やいろいろな場面で市長のこの市に対する思い、そして将来像や方向性などを伺っているのでありますが、いまいちはっきりしない、こう感じることがございます。

 市民の皆様からは、この仙北市はこれから一体どうなっていくんだという不安の声が多く出されております。市民の生活に密接しております農業、商工業、そしてこの2つの産業と観光産業の連携。福祉、教育、この部分について市長はどのようなビジョンをお持ちなのか。

 私は今回再質問であえて細かいところまではお伺いいたしません。市長のビジョン、そして意気込みをいま一度明確に、市長御自身のお言葉で示していただきたいと思います。

 次に、仙北市の将来を担う子供たちのことについてをテーマにお伺いしてまいるわけでございますが、まず1つ目といたしましてインターネットや携帯電話による有害情報、いじめから子供たちを守るための環境整備についてと部分でお伺いしてまいるわけでございますが、インターネットや携帯電話などメディアの普及によりまして、情報化の進行に伴い子供たちが有害情報を目にする機会が増し、またインターネットの掲示板などによります誹謗中傷が全国的にも大変な問題になっております。

 携帯電話から出会い系サイトへ踏み込み、さまざまな犯罪に子供たちが巻き込まれている報道も毎日のように目にしております。

 総務省統計局の調べで、これは全国的なものでありますが2005年度インターネットの普及率が全世帯の80.5%、全人口の66.8%であり、携帯電話に関しましては、これは2006年度のものでありますが、全人口の78.1%の方々が所持しているというデータが出されております。

 また、インターネットへ接続可能な携帯電話を使用しております小学生、中学生、高校生は全国で約750万人いると見られております。大体の方がこれらのものを持っており、多くの子供たちも何らかの形で接しているということがこの数字からもわかります。

 使用方法が正しければよいのですが、インターネットや携帯電話はだれにも見られることなく自分1人の世界に入ることができ、ややもすれば身体的な危険、精神的な危険が子供たちに差し迫っているという状況にあります。

 平成18年度に出会い系サイトによる事件に巻き込まれた数値を見てみますと、全国での被害者数は1,387人であり、この中で女性が1,307人、全体の94.2%、うち18歳未満が1,153名、全体の83.1%、さらにその中で女生徒が1,149名、全体の99.7%でありまして、ほとんどが中学生、高校生であります。特に、携帯電話からこのサイトに入り被害に遭われた方が1,114名、96.6%を占めております。

 この数値は犯人が検挙された中での数値であり、あくまでも氷山の一角でありまして、これ以外にも多くの被害者が存在しているというお話を伺っております。

 先ほども申しましたように、場所にとらわれず通話や通信ができる便利さゆえに、このような被害に遭われているものと思うものであります。

 青森県ではこの出会い系サイトを利用したことにより、覚せい剤や性犯罪に巻き込まれたケースもあり、そのような重大な犯罪に遭われた被害者を全国的に見てみますと、小学生が4人、中学生が354人、高校生が494人になっております。中学生になった3年間が非常に危険であるというデータも出ております。

 国では2003年に出会い系サイト規制法が施行され、その中の第4条には保護者の責任が記されております。保護者つまりは大人が子供以上に責任を持った態度でいかなければと考えるものであります。

 また、このような犯罪に巻き込まれないために、総務省でも有害サイトの閲覧を制限するフィルタリングサービスの強化を検討し、来年3月に中間報告書をまとめる流れになっております。

 県でも青少年を取り巻く有害環境対策推進事業が展開されております。携帯電話各社でもフィルタリングサービスでこの有害情報から子供たちを守ろうという規制をとっております。

 また、インターネットによるいじめも問題になっております。これは、現実の力関係とは全く関係なく、いじめる側にもなれるという危険なものであり、学校外で行われるケースが多く、学校の管轄下で行われていると判断されず、学校で対応してもらえなかったという実例が県南部でもありました。

 現在はこの件は学校、警察が一緒になり、そのいじめの解決に向かって進んでいるそうであります。

 仙北市でも携帯電話を所持している小学生、中学生、高校生はおります。インターネットも普及しており、いつこれらの事件が起こるかわからない状況になっております。

 このようないじめ、そして有害情報から子供たちを守るためには、学校でできる対策、学校と家庭が連携をとりできる対策がありますが、やはり教育委員会、学校、そして地域とPTAが今以上に太いパイプで連携をし、きっちりとした環境づくりをしなければならないものと考えるものでありますが、教育長の御見解をお伺いいたします。

 2つ目といたしまして、市内小中学校の児童・生徒による子供会議が開催できないものかという部分についてお伺いしてまいります。

 子供たちが現在のこの市の状況なり、施策なりに興味を持っているかといえば持っていないわけであります。また、この市が好きか、ずっといたいかといえば、これは地域差があるにせよそうでもないわけであります。

 総合計画にも記されておりましたが、20代以下の方々でこの市は活気がないと感じている割合、これは60%でありまして、子供たちを含む20代以下の若年層を将来いかにこの地に定着させるかがこれからの重要な課題の一つではないかと考えるものであります。

 こうしたことから、これからの仙北市を考えた場合、市内小中学校の児童・生徒による子供会議を開催し、今この地に住んでいる子供たちに市のことをもっと知ってもらうと同時に興味を持ってもらい、将来どんな市になってほしいかという部分、そして夢を語り合い、ときには当局の方々と議論をし、その議論の成果が1つでも市の施策に何らかの形で反映されるという流れをつくらなければならないのではと考えるものであります。

 大人の議論は当然、大変重要なものでありますが、子供も一市民であります。単なるイベントとしてではなく、継続性のある将来に結びつく形でこの子供会議を開催できないものか、これは市長及び教育長の御見解をお伺いいたします。

 以上で、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) ただいまの田口寿宜議員の御質問にお答えいたします。

 1点目の仙北市の方向性ということでいろいろな方針、施策は出ておるけれども、いまいち明確さに欠ける部分があるという御指摘でございました。その中で特に、観光産業と農業、商工業との連携ということでございましたけれども、観光産業という言葉はいろいろな場面で使っております。しかしながら以前にも申し上げましたけれども、観光産業という独立した産業が本当にあるんだろうかということも申し上げた記憶がございます。

 私は観光産業を否定するものではなく、仙北市のこれからの生きる道としては観光産業を中心とした交流ということで、これが中心にならざるを得ない、そしてそれに基づいて市政を運営してきたつもりであります。

 ここではっきりと、やはり我々認識しなければいけないのは、産業というものはくくり方がいろいろあって、第1次産業、第2次産業、第3次産業というくくり方もあります。業主別に見たときには、商業、工業、農業、林業、漁業、そういったくくり方があります。観光産業というのはそのくくり方の中で、観光にかかわる既存の産業部門を指しているという理解をした方が、よりわかりやすいし、今後の方針も筋として見えやすいのではないかというふうに思います。

 したがって、観光産業ということではありますけれども、観光にかかわる、例えば宿泊施設でサービス業だとか販売業、いろいろなものが入っております。それは、すべて別のくくり方で言えば商業行為の中として入っておるわけで、まず観光産業と商工業、農林業が別ものではないという認識をしっかり持ちたいというふうに思います。

 そういう意味で、今までも観光産業を主体とした合併をしたはずだけれども、観光の新しいねらいどころ、それから事業が見えてこないという御指摘をいただきましたけれども、やはりその観光にかかわる市が持っているさまざまな産業、この中で交流、観光ということにかかわることによって、それぞれの分野が元気になろうという施策を今進めているつもりであります。

 したがって、農業の振興、商工業の振興、そういったことについて観光とかかわることによって、それぞれが今以上に元気になろうということでの施策であるということで御理解いただければ、なかなかこうはっきり見えにくいとおっしゃったところが理解していただけるのではないかというふうに思っております。

 したがって今後におきましても、やはり観光産業という言葉はケース・バイ・ケースで使ってはいきますけれども、やはり商業の振興、つまりは市内でつくったもの、市内での商い取引が活発になってここに経済効果を生み出すように、また市内での生産品、これは製造業であれ食品加工も含めたそういったもので、またそこに原料を供給する農業、そして林業、こういったものが市内の消費のみならず、外に対して売れていくと、外貨を稼げるそういう産業になることによって、結果的には人も交流がさらにふえ、そして観光としても効果を生み出す、こういう考え方であります。

 さらに、福祉、教育ということでありますけれども、やはりその地域の中で地域に住む我々が安心して暮らしやすいまちでなければいけないということで、福祉についてこれは重要な課題だというとらえ方でおります。

 特に今、高齢化が進む中で、既に高齢化率65歳以上の年齢の方の人口に占める割合は30%を超え、40%に次第に近づいていくという、そういう時代であります。まずは高齢者の人たちが安心して暮らせると同時に、確かに共助、お互いに助け合うということは必要であるけれども、高齢者の人も含め自立できる部分、他の世話にならずにやっていけるような社会づくり、そのためには介護予防、それから健康維持のためのさまざまな施策、そうして仕組みとしては互いに助け合う、そういう地域での老人クラブであるとか角館の中での社協を中心の活動としてかたるべ会があったり、お年寄りの高齢者の方が閉じこもりになり、そしてだれかの世話を受けなければ生活できないような状況からできるだけ脱却し、そして自分で活動できる部分をふやすというようなことに対する施策、支援、こういったことを市としても力を入れていきたいというふうに思います。

 さらには若い世代も含めてそれぞれの役割、支える世代が元気でなければいけないということで、そういった仕組みとして研修会であれ、何かそういったものを通して意識を持つというようなことが必要だというふうに思っております。まずは高齢者がふえるということを前提に、しかしながらお年寄りの方はだれかの世話にならなければいけないという一方的な考え方ではなく、高齢者の方も高齢者なりに自立してやっていける、そしてそれを支える世代、これもみずからの若い世代でなければできない、そういったことを中心に、さらにどうしても介護、保護、援助を必要とする世代に対する援助の仕方の組織づくり、こういったことを進めていかなければいけないというふうに思っております。

 教育に関して言えば、地域を支えるのはやはり人であります。したがって重点プロジェクトの中でも交流人口のほかに定住人口3万人のキープということも挙げさせていただいていますが、それは世代が交代していくことを考えれば当然子供の教育ということになろうかと思います。

 教育、一口に言って、子供の教育ということになりがちでありますが、幼児教育、そして学校教育、そして生涯教育、それぞれの世代、場面での教育の力の入れ方、また分野別で言えば体力を中心としたスポーツ教育、そして情操教育の部分として文化、この両面からもやっていかなければいけないというふうに思っております。

 この辺については教育委員会と十分連携をとりながら進めていきたいというふうに思いますが、最後の御質問でありました子供会議の件でありますが、そういった中において、やはりその子供にいろいろな体験をしてもらう、こういったことは必要であると強く感じますし、既にそういった面で地元をよく知ってもらう、その一つの例としては、旧田沢湖町であれば古くから玉川ダムの子ども交流会、これは現在も仙北市内、全市の小学校4年生全員参加してもらっていますが、玉川のダムでダムの仕組み、そして水のありがたさ、森林との関係、また浄化の話、さまざまなそういう地元でなければ得られないような経験、知識、これをそこで習得してもらい、そしてさらには川の下流域の子供たちとの交流、こういったことにもつなげていっているわけであります。これは各地域それぞれ地元のふるさと教育ということも別の面でもやっておりますので、ぜひそういったものを発展させ、子供たちが、田口議員がおっしゃるように単なる子供としてのみならず、市民の一人として地域に対して目を持ち、そしてその上で意見が我々にはね返ってくる、そういうような状況をつくるように、これもまた教育委員会と相談をしながら進めてみたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) インターネットや携帯電話による有害情報等の環境整備という、そういう有害情報から子供を守るという、そういう環境整備についての御質問が第1点でございました。2つ目は子供の会議とこういうことでありますが、お答えしたいと思います。

 議員御指摘のように、今メディアの普及、便利さからかなりのこのインターネット利用あるいは携帯電話利用というのが広がってございます。正式な調査はしておりませんけれども、非常に全国の平均に近い数字でインターネットは普及しているというふうにとらえてございますし、携帯電話の方は小学生はほんのわずかでありますが、中学生ぐらいになりますと学校によっては3割台、低いところで1割台と、平均しますと20%ぐらいの子供が所持しているという調査が市の場合もございました。

 しかし、学校へ持ち込み等についてはいろいろ工夫をして規制をしているところでありますけれども、所持していくという方向は毎年拡大しているという状況にございます。それに伴って、先ほど申し上げましたような状況の中で有害情報あるいはいじめ、そういうふうな問題がこのメディアを通して子供たちが触れていく、あるいは被害に遭うというようなことが出てまいっております。

 県内でも秋田県教委を中心にいろいろな情報を提供していただいております。今、そういう状況の中でどのような指導があるのかと言いますと、学校のコンピューター活用、インターネット活用等にかかわる指導の際、やはり使用方法だけではなくてマナーあるいは危険、潜在危険、そういったことについてもまず指導しているところでありますし、学級指導という時間の中でもそういう問題を取り上げて指導しているというのが実態でございます。

 小学校、中学校どの学校でもこのメディア普及に対する、この有害情報への対応という指導は不可欠ということで今、毎年その質が変わってきているということも含めて対応しているところであります。

 しかし、先ほど議員御指摘のように、家庭と学校との連携あるいは教育委員会、PTA、学校との連携という点ではまだまだ課題が残っているというふうに感じております。PTA等の開催の研修会、こういうものに対するいわゆる有害情報への対応あるいは子供の指導ということで、PTAで実際行っていた学校が3校ほどございますが、まだまだ計画中あるいはやりたいけれども、どうしていいかというような悩みのレベルでございます。

 そういった意味では、子供たちはどんどん進化していく、しかし保護者はそれについて疎いというふうな現状からすると、やはりPTAを通したこの研修が不可欠であろうと、こういうふうに思っております。

 幸い、各この仙北市内でも地域によって非常にその道に通じた民間の方あるいは保護者の中にもいらっしゃいます。そういう方々に講師をお願いをしまして、この研修会を持って保護者のそういう問題に対する意識向上及び具体的な対応の仕方について学ぶ機会をふやしてまいりたいなと、こう思っているところであります。

 2つ目の子供会議ということについてであります。

 私ども教育委員会、仙北市、やはり基本的にはふるさとのよさを知り、ふるさとに誇りを持つ子供の育成、そういうことを掲げております。その観点から申しますと、先ほど市長の答弁にもありましたけれども、子供たちにこの仙北市の自然及び歴史的な遺産や文化財、そういうふうなよさについて学んでいく機会をまず第一に学校教育の中で持っているところであります。

 それともとにしながら、やはりこの地域でのいろいろな課題、先ほど玉川ダム交流のお話がございましたけれども、例えば水資源を一つとってみても、各学校でいろいろな勉強をしております。水にかかわる勉強、実際に河川に行きあるいは頭首工に行き、あるいはダムあるいは農業用水の勉強、いろいろな中でやはり例えばその中で課題が幾つか子供たちのまとめたものを見ますとあります。例えばごみの多さであります。そういうのは子供たち自身で気がついているけれども、それをただ学校の学びの中で一つのまとまりになっているということがございます。

 そういう意味では、やはり学校の中の児童会あるいは生徒会あるいは地域の小中連携したいろいろな活動、あるいはさらに広げて市全体の中でのいろいろな子供たちの交流、その中にやはり子供たちがいろいろな活動を通して得た地域へのいろいろな問題や課題やそういったものを交流する機会、それを子供会議と呼んでいいのかと思いますけれども、そういう機会は大変大事だなと思っているところであります。

 昨今、学力向上ということで全国学力・学習状況調査が実施されましたけれども、基礎的な力はいいけれども、応用の問題に課題ありというのが全国的な傾向でございます。仙北市の中でも同じような傾向がございます。しかし、その克服の策としていろいろな学習の仕方があるわけでありますけれども、私は子供たちが実際、社会に参加をする場面、そして子供たちが自分の頭で考え自分たちの意見を述べる、そしてそのことを、そのためにいろいろな広い勉強をしながら自分たちの意見を練り上げていく、そういう活動もこの学力のいわゆる応用、利活用の基礎的なものをさらに膨らませる学習活動としては大変大事だなと思うわけであります。

 そういう点からしても、子供のこの会議、これは市内全体でというところまでいくには若干の段階が必要かと思います。まず校内のいろいろな話し合い、あるいは近隣の小中の連携、あるいは一つのブロックでの小学生、中学生の意見交換会、さらにそれをテーマをもとにした全体のいわゆる話し合いをする会議、そういったふうな段階的な指導の中で、子供たちがふるさとを知り、よさを知り、ふるさとに誇りを持つために、いろいろ諸課題について気がついていく、そういうことが大変大事だなと思いますし、議員御指摘の御提言のように、これできればこれを近いうちに具体化をしてまいりたいと、こう思っているところであります。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(田口寿宜君) まず、最初の方からですけれども、市長の御答弁、大体はっきりわかってきたわけでございます。各分野におきましてさまざまな課題がございます。その課題を解決しまして明るい未来のある仙北市に向かっていくには、先ほど市長の御答弁いただいたビジョン、それを各方面にしっかりとした形で発信して、これは行政と市民がより強力なスクラムを組んで進んでいかなければならないのではないかと考えるものであります。

 またそれで、これからは市長のリーダーシップ、これは本当に今まで以上に求められるんではないかと、こう考えるわけでございますが、その点1点だけお伺いいたしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) ビジョンは各方面への発信があって、それを共有し市民と協働で物事を進めていかなければいけないということでの御意見、御指摘をいただきました。そのとおりであるというふうに思います。

 私どもとしては、考え方がよりわかりやすく具体的に市民に伝わっていくように、そのためには総合計画で枠組みをつくったもの、これを実施計画ということで努力し、そして実際、その計画の中でも実施事業として年度ごとに出しておるわけでありますが、そこまでいく各過程の段階で市民の御意見なりそういうことをいただく必要のあるもの、こういったことをできるだけ機会を多くし、情報を取り入れながら、そしてこちらの進んでいることを皆さんにも知っていただきながら進めてまいりたいというふうに思います。

 この件に関しましては昨日来、議会の議員の皆様に対する情報の発信の仕方についても御指摘をいただいておるところでありますので、深く頭にとどめながら今後進めてまいりたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(田口寿宜君) ぜひそういう形でしていただきたいですし、また本当に、そのいろいろな自治体を見ましても、行政というか地域が元気なところというのは、やっぱりこうリーダーになっている方が物すごいリーダーシップをとってやっているところが元気あると思うんです、いろいろなところを見てまして。やはり本当にこのトップであります市長のリーダーシップ、これを存分に発揮していただきたいと思います。

 次に、インターネット、有害情報関係でございますけれども、先ほど教育長の御答弁のありましたとおり、やはり保護者の意識、物すごいこれは重要だと思うんですよね。

 例えばその講習会なり、いろいろなことをやっていますけれども、その保護者がどういう意識を持っているのかというそういう調査、これも今やっぱり必要かなという面を思っております。その意識調査をしながら、その勉強会なりフォーラム、そういうものを開催して、それに積極的に参加していただけるようなそういう環境づくりを学校やPTAと連携しながら、やっぱりこれからも積極的に進めていかなければいけないんじゃないかと思うわけですけれども、その点いかがでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) まさに御指摘のとおりであります。というのは、保護者の意識というのはやはり進んでいる、自分も使いこなせる親は積極的に子供にも対応しておりますけれども、よくわからないという保護者は比較的敬遠をしがちであります。子供の方が親を乗り越えてどんどん進んでいくという、そういうことがございます。

 そういう保護者のニーズも、若干ある学校で調べたことがございました。やはり知りたいという気持ちはあるけれども、余り難しくてというようなことがありました。そういう意味ではわかりやすいことと、だれでもができるよということのメッセージと一緒に、やはり勉強会やそういうフォーラムをやっていくということが大事かなと思います。

 これは比率からすると保護者の大半が参加できると、あるいは大半に参加してもらえるいろいろな工夫が求められるというふうに思っているところであります。

 昨今、なかなかPTAも忙しいことが多くて、いろいろなイベントが、例えば授業参観でやってもその時間だけ見てさようならというケースがあるわけですので、これは開催についても相当知恵をめぐらさなければならない。しかし、事態は大変緊急を要する、そういうことを両方あわせて、やはり対策を練っていきたいものだと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 1番。



◆1番(田口寿宜君) やはりそういう態度でぜひ進んでいただきたいと思います。

 この事件に関しましては、地方だから少ないという感覚というのが物すごいあると思うんですよ。ただもうそういう地方だからこそ一番危険が潜んでいると思うわけでありまして、起きてしまってから対策を講ずるんじゃなくて、起こる前にいろいろな形で手を打っておく、そういうことが必要だと思います。ぜひ、そういう形で進んでいただきたいと思います。

 次に子供会議につきましてですけれども、いろいろないい御答弁をいただきました。やはりもうこういう形で会議を開催して、いろいろな段階があると思います、その段階の中でも自分たちがまちづくりに参加しているというそういう気持ちになると思うんです。

 その参加しているという気持ち、これがやっぱり子供たちの自信にもつながりますし、これが一つでも形になれば、またこの仙北市に対していろいろな魅力を持ってくれると思うんですよ。それが将来ここに住んで一生懸命頑張っていこうという気持ちになっていきまして、将来的には若者の定着とかにつながっていくんじゃないかと、そういう意味で大切な会議であると思うんですけれども、これはぜひ実行していただきたいと思いますし、またそれに関する意気込みといいますか、それをお伺いいたしまして私の質問を終わらせていただきます。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) ぜひ子供たちがそういう形で参加をして力をつけ、自信を持っていくという方向をさせたいと思いますけれども、現実に今まで例えば田沢湖地区、生保内地区の場合ですと、小中連携して子供会、子供たちが保護者の力をかりながら廃品回収という事業を展開して、自分たちの活動資金を得る活動、あるいは角館地区でありますと、やはり自分たちのまちのよさを知って、それを観光客に情報を提供して、そしてその中で自分たちで自信を持っていくケース、そういう、今までにもう既に子供たちが自分たちで知恵を出し合って、そして工夫をしたものを実際に実現して自信を得ていた、そういうふうな実例がこの市内にも多々ございます。

 そういうものを、やはり有機的に組み合わせながら、それの中で市として今後子供会議というものにどういうテーマを与えながら子供たちに参加をしていくのかということが大変大事になってくると思っておりますので、何とかお知恵をおかりしまして前に進んでまいりたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 1番、田口寿宜君の一般質問を終わります。

 10時55分まで休憩いたします。

                         (午前10時41分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                         (午前10時55分)

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△小林幸悦君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 9番、小林幸悦君。



◆9番(小林幸悦君) 通告に従い質問をさせていただきます。

 初めに、地球温暖化対策推進実行計画についてでありますが、ことし2月の定例会の施政方針の中で異常気象の原因と考えられている地球温暖化対策のため、市の地球温暖化対策推進実行計画の策定を進めていくとのことでありましたが、策定の進行状況、そして内容等を教えていただければと思います。

 温暖化防止のために温室効果ガス削減、環境に優しい対策というのは当然必要であります。クリーンエネルギー、バイオマス関係につきましては、昨日私ども会派副代表の真崎議員から質問がありましたので、私からは温暖化が原因で起こるさまざまな異常気象の中で、本市が最も心配される大雨の災害にどう適応していくかについてお聞きいたします。

 この温暖化にどう適応するかは、国も今動き出したということでもあります。

 ことしの9月、桧木内を中心にした豪雨は大変な被害をもたらしたわけであります。被害の状況や今後の対応については昨日浅利議員からも御質問がありまして、重なる部分もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。

 あの豪雨が地球温暖化による異常気象と断言できるものではないかもしれませんが、本県に限らず全国各地で似たような災害が聞かれることから否定もできないものだというふうにも思います。

 今までは温室効果ガスの削減対策ばかりが話題になっておりましたが、この問題は私が言うまでもなく全世界が取り組まなければ解決には向かわないものであります。仮に対策が功を奏して削減できたとしても、ここまで進んできた温暖化現象がもとに戻るには多くの時間がかかり、将来温暖化の影響は避けられないものと思います。

 今後、ことしのような災害がいつ起きても、そのときに備えてどう適応していくかということを考えていく必要もあろうかと思います。

 洪水被害を防ぐには河川の改修などのハード整備を急ぐのは当然でありますが、国・県の予算にも限度がございます。それだけでは到底無理でありまして、被害を少しでも少なくするために、浸水しやすい土地や土砂崩れの危険性の高いところにある土地に建てられた住居や施設をどう守るのか、人がどこに住むかという視点からも土地の利用方法を考えなければならないと思いますが、考えがあれば聞かせていただきたいと思います。

 次に、県立角館高校、南高校の2校存続についてお伺いします。

 この問題につきましては、仙北市議会でも高校統合問題調査特別委員会を設置し協議しているところであり、報告書もいただいております。特別委員会の詳しい協議内容はよくわかりませんが、私なりの聞くところによりますと、このままだと2校の存続はかなり厳しい状況下にあるのではないかと思います。

 市長は合併前から2校の存続を強く望んできておられたと思います。角館議会でも県の教育委員会に存続の要望をした経緯もございます。当時の県教育委員会の説明では、たしか今すぐの統合ではない、10年先を見越した計画になると思う。その間、地域の声も聞きながら協議していきたいとの説明だったと思いますが、あれからもう3年以上たったところであります。

 私も2校存続に反対する考えでは決してありませんが、かつてマンモス校と言われた角館小学校も今や3校統合になろうとしておりますし、田沢湖地区、西木地区でも統合が進められてきたところであります。ここまで進んでしまった少子化時代でありますので、高校2校の生徒確保がますます難しくなっていくのは明らかだというふうに思います。

 県内各地で高校統合の具体的な案も出てきているようでありますが、仙北市として2校存続についてどのような協議をしてきたのか。さらに今後も存続を強く要望していくのか、だとすればどのような方策をもって協議していくのか、考えを市長に、また教育長には仙北市の中学生を初めどのような方法で2校に生徒を送り込むのかお聞きしたいと思います。

 次に、本庁舎方式の検討についてでありますが、これも2月定例会の施政方針の中で、19年度に本庁舎方式に移行した場合の組織機構のあり方について既存の施設の活用も含めて本庁舎の位置、施設の規模等について調査検討していくと述べられております。

 この質問には昨日、田口勝次議員からも質問をされて市長の考えを聞いたところでありますが、いま一度考えをお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 この本庁舎の位置については、市民の方々も非常に高い関心を持っておられます。中には既に決まっているような話をされる方もおりまして、逆に私がどこに建つかと聞いたこともあります。

 市長が今任期中に位置を決めておきたいと言ってきましたし、今年度調査費も計上しておりますので、そろそろ案を示すころではないかと思いますが、どこまで調査検討が進んでいるのかお尋ねします。

 また、市長は本庁舎建設時期についても合併協議の際検討されてきた建設計画を前倒しして建設を早くしたいとも言ってこられました。本庁舎の建設は財政的にも大変厳しいものではないかと思います。その財源を合併特例債などを充当することにもなると思いますが、特例債も残り半分程度と聞いております。

 建設時期が延びれば延びるほど、特例債がなくなっていくのではないかと、財源の確保がますます難しくなるのではないかとの心配もされるところであります。

 また、当局も議会も行政改革の一環として、今後は職員の削減を進めていく方向でありますが、今のままの分庁舎方式でありますと職員の数を減らすにも限界があるのではないかと考えるところであります。

 厳しい状況の中でいろいろ判断していくのは大変だと思いますが、建設の見通しについて、昨日は建設計画の見直しもあり得るとの答弁だったと思いますが、いつごろまで決断されるのかお伺いしたいと思います。

 最後の質問事項になりますが、岩瀬・北野線の未開通部分、横町から小館間の工事着工についてでありますが、これも昨日田口議員から質問があったわけでありますが、私からも若干質問させていただきます。

 このことにつきましては、昨年9月定例会の一般質問でもお聞きしました。そのときの答弁では一番難しい工区ではあるが、小館から岩瀬までの工事が完了した後に、地元住民と話し合いをし調査して事業化に向けて進めていきたいと考えているとの答弁だったと記憶しております。

 ことし9月の国体前に工事は完了したわけでありますが、今後というより来年度になると思いますが、昨日の答弁では慎重に検討していくとのことでありましたが、地元住民、市民への説明や調査検討を実施していくのかお聞きいたします。

 この事業には18億円もの経費がかかると聞いたところでありますが、大変な金額であります。しかし、地元にそれだけの経済効果もあるのではないかと思います。建設業界だけではなく多くの業界が大変今厳しい状況にあります。農業の厳しさも昨日何度も議論されたところであります。建設業には農家の方が多く従事しておりますが、1年を通して仕事があるわけではありませんし、会社から仕事がないから休んでくれと言われれば休むしかないと厳しさがさらに増してきている状況であります。

 特に、国体が終わった数年間は本県に限らず過去に開催された各県の例からしても、建設業関係の公共事業は極端に少なくなると言われております。18億円もの巨額が投資される事業でもありますし、財政が逼迫している折、ある程度の年月はかかるのもやむを得ないことであります。道路利用者の利便性はもちろんですが、地元業者を育てるという観点からも、ぜひ事業着手に向けて検討していただきたいと思いますがいかがでしょうか。

 以上、この場からの質問は終わります。よろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。

 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 小林議員の御質問にお答えいたします。

 最初に、地球温暖化対策推進実行計画の策定の進行状況、内容ということの御質問でございました。

 これにつきましては、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づきまして、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化のための計画、これを策定しなければいけないということでつくる計画でありますが、仙北市の場合にはまだできていないのが現状であります。

 ただ、合併前の角館町の平成19年までの計画、これを現在は準用して仙北市として温室効果ガスの総排出量の削減に努めているところであります。新しい計画ができれば、当然それに従って進めていくわけでありますが、今後の計画につきましては温室効果ガスの総排出量を把握いたしまして、具体的な削減数値目標、こういったものを立てて実効性のある計画にしていきたいというふうに考えております。

 小林議員が特に御心配の温室効果ガス地球温暖化の影響と無関係ではないであろう土砂崩れまたは洪水、こういったことに対してその影響を考えたときに、今できることはないかという趣旨での御質問と承りました。これに関しましては、先ほどの計画の策定も急ぎますけれども、やはり市の中のいわゆるハザードマップ、こういったものの策定ということもあわせてつくることも考えなければいけないというふうに思っております。

 同じような水量の大雨が今後きたときに、被害としてどのような状況であらわれてくるかということにつきましては、いわゆる危険地帯、グレード分けをしてそして危険度の高いところからその対策をとっていくということになろうかと思います。

 きのうの一般質問の中でも若干ございましたけれども、一部堤体のかさ上げをすれば、そこの部分は救われるんではないかという御質問に対して、建設部長の方からも、確かにその部分については解消されたとしても、その上下流においてまた別の影響が出てくるということもありますので、これは当然被害が再び起こらないような対策というものに向けて進まなければいけませんけれども、その辺の相互の関係を十分調査した上での優先度をつけて進めてまいりたいというふうに考えております。

 2点目として高校存続の件でございましたけれども、これにつきましては前にもお話を申し上げましたというよりも、新聞等でも既に発表されていますように、秋田県内の5地区の統合計画が県では既に決定済みであります。その5地区の中に角館地区もあるという状況であります。先ほど小林議員が御質問の中で言われていました、まだ10年もあるから地元とよく話し合いをしながらというのは決定前の県教育長の見解、御発言としてはそういうこともあったかと思います。

 しかしながら、現在では5地区の統合ということは決定済みではあります。若干申し上げますけれども、5地区の統合の中で対象校として2校を統合するというのは角館地区のみであります。他の4地区については3校以上の高校を統合し、複数校が残るという地区であります。

 そういった観点から、角館地区においては1つの高校のみで中学卒業生、児童・生徒の選択肢として狭い範囲の地域にして、本当に人を育てることができるだろうかということの観点も強く訴えながら県の教育長の方に見直しを求めてきたところであります。

 県の決定後についても、実際の地元との合意があって進められる中で、地元としては県に対して訴えかけてきた選択肢の広さ、そしてその中には、上級学校を目指す、大学であれ専門学校であれ、上級教育を目指す生徒たちのためのいわゆる進学校と言われるたぐいの高校と、それから高校卒業後社会に即対応できる、そういう教育を受けられる学校、こういう2つが独立してあって初めて地元の子供たちの教育に役立つのではないかという考えで角館の2つの県立高校についてはそれを求めてきたところであります。

 現在もその考えの中で県に対して行政も含めて、また2校存続を実現する会という同窓会を中心とした会も同じスタンスで県の方に要望をしたり協議をしている段階であります。

 まだ、具体的な決定に基づいた統合校の建設だとか、そういったものも県からは示されてきてはおらないということであります。

 行政としては昨日も申し上げましたけれども、定例的に行っております県の地域振興局との行政懇談会の中でも、きのうも申し上げましたけれども、主要3要望の中の1つとして県立高校の存続に関する再検討の要望も出しております。回答としては、なかなかはかばかしい前向きの回答を得られていないということであります。

 さらに、この統合の要因としては、必要性として県が訴えておる幾つかの項目の中の1つとして、志望校といいますか、その高校を受験する生徒、その学校に入りたいという子供が減ってきているではないか、今後も少子化の中で角館については2校定員に満たない状況も起こり得るのではないかということで言われております。この件に関しましては、今全県1区、どこでも受けられるという状況の中で、どうしても教育環境の偏在ということもあり、秋田市なり横手なり地元の生徒が流れている、そういう事実もございます。

 そういったことから存続を実現する会を中心に角館高校並びに角館南高校へのぜひ入学をということで、仙北市内のみならず大仙市、美郷町を含めて、従来から角館地区に生徒を送っていた地域の各中学校に対して、実現する会の方では受験することを求める要望を各校回っております。

 また、当然角館高校の校長、南高校の学校の方からも中学校へ回ってもらうこともお願いをし、実際回っていただいております。そういった活動をしながら角館の2つの高校は必要なんだという環境状況を再度つくり上げるというような活動もしながら、県への従来からの要望、これに対する回答ということを今後もしばらく協議をして、2つが残ってこの北仙北地域の教育環境、これからの人間を育てる高等教育を受ける場として残していくつもりで活動を続けたいというふうに思っております。

 それから、庁舎の問題でありますけれども、これは昨日も申し上げましたけれども、現在、新庁舎整備調査検討チームというものをつくって、そして平成19年度に予算もつけていただきまして、現在調査作業中であります。

 今年度、今まで行ってきたものについては候補地、候補の既存建物、こういったものを中心に調査をし、そうしてこのチームの中での作業といたしましては、その庁舎に求められる機能であるとか、また整備方法、概算事業費、そしてその財源、組織のあり方等々について検討をするということで今進行中であります。

 途中段階ではありますけれども、中間報告を今月中に私のところへ報告をしてもらうということにして、今その取りまとめ中であるというふうに聞いております。

 現状についてはそういうことでありますけれども、先ほど財源の件で合併特例債が残り少ない中で大丈夫かという御質問でございました。

 財源については、この調査チーム、検討チームの検討項目の中にありますので、私の方で決めつけて答弁するのはどうかとは思いますが、合併特例債を使うことも当然あり得ることでございます。

 合併特例債は皆様御承知のように、その同じお金を借りて事業をする中で、合併にかかわることについては特に有利な利率なり、そういったものの有利な制度として合併特例債が設けられておるわけですので、仙北市として与えられた枠いっぱいを使う予定はありませんけれども、その中で他の財源と比較して有利であれば合併特例債を使っていくということで、これは庁舎の建設のみならず他の事業についても同じ考えで財源を求めているところであります。

 それで現在、仙北市の実施計画の中にある事業、これは合併特例債を適用した方がいいということの財源の当て込みをしているもの、これは仙北市の枠の中の8割程度の特例債しか今のところは予定しておりません。したがって、合併特例債の仙北市枠を丸々使うとすれば、残りの2割なりその前後の特例債については、まだ使える余地がある状況の中で、そういう猶予を持って現在財政計画を進めているということですので、具体的な答えにはなりませんけれども、今後の検討の中でその辺を明らかにしていきたいというふうに思っております。

 いずれにしても今調査中であり、来年度は今年度調べたその基礎資料をもとに、より具価的な方向性、これを出していきたいというふうに思っております。

 最後に、岩瀬・北野線、小館・横町間の未開通部分の件でありますけれども、これにつきましては昨日も申し上げましたけれども、平成20年度から予備的な基礎調査を行いたいというふうに思っております。この区間につきましては、寺が2軒、それに伴う墓地、こういったものもあり住家も張りついている部分も多くあるわけでございまして、移転等の難問題を抱えた区間であります。

 小林議員御指摘のように、その効果が非常に高い区間であると同時に実施については問題の多い、今までの2区間に比べると非常に多い区間でもあると言えるかと思います。

 既に実施計画の中には、既定の事業の継続としてやることで20年度から27年度までの計画計上はしておりますけれども、先ほど申し上げました予備的な基礎調査、これを踏まえて今後の具体的なものについて決めていきたいというふうに思います。

 最後の方で、建設事業、今の建設業界の仕事のない中で、公共工事としてこういったものがあれば業界としても、また地域の経済としても効果があるのではないかというお話がありました。その件についてはまさにそのとおりでありますが、ただ物事を決める判断の観点としては、やはりその事業の投資対効果といいますか、効果を主体として決めていかざるを得ないというふうに思っております。

 建設業、工事の量、こういったことに関しましては、この道路に限らず市全体の中の公共事業の年次的な計画、こういったことを十分検討しながら地元の元気を落とさないように我々も気を配りながら進めていきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 2つの県立高校の生徒確保についての取り組みということでございます。

 私どもは、やはり仙北市内にある地元の伝統ある県立高校の2校という意識を常にやっぱり宣伝をしていくということで生徒の進路選択の1つに挙げてもらうという、こういう運動でございます。実際は、先ほど市長答弁がございましたけれども、2校存続の会が各この仙北市及び北仙北の中学校を訪問して、チラシの配布及びその学校訪問を行っているわけですが、私どもとしてはこの学校訪問を受け入れ、あるいは協力要請について各学校長を通してお願いをしているというところでもあります。

 また市内の校長会の折には、やはりそういう情報の呼びかけ、及び校長の方からは各中学校の進路先の確保についての要望というのが結構ございます。南高校の男女共学化の希望も進路先の確保という切実な問題の中で出てきておりますし、また多様な選択肢が欲しいという意味では、この進学校である選択肢、あるいは先ほど市長のお話もありましたような地域人材を育成する高校という意味、それからそれを支える特色ある教育活動、そういったことについての校長会の中でもそういう話題を集約をして、それを高等学校側へ伝える、あるいはPTA等の保護者への話し合いの中でそういう話題を取り上げる、そういうことを通しながら、2校へ進む子供たちの確保ということを進めているというところが現状でございます。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(小林幸悦君) 温暖化のことについて若干、いま一度質問させていただきます。

 さきにも言いましたけれども、温暖化災害にどう適応していくかということは国も動き出してきたという記事を目にしております。特に国交省の河川局は敏感に反応したということで、適応策の基本方針として約5年を第1段階と設定し、既存の施策の中で効果のあるものを重点的に実施し、危険な箇所への対応を優先させ、次の段階で目標をつくり新しい対策を検討し実施していくとの案が示されたということでありますが、こうしたものは温暖化に適応することを視野に入れたものであれば一歩進んだ考え方かもしれませんが、長年河川改修を望んできた者にとっては、これは当然と言えば当然のことであります、この仙北市にどれだけの手が差し伸べられるかということもわからないわけであります。

 今までも自治体現場のレベルで災害対策、農業対策、健康対策などさまざまな災害に対しての適応を迫られてきたところでありますし、今後も将来計画、政策をどう展開していくか、そういうことも問われてくるというふうに思います。

 全国で豪雨による被害の状況がテレビやいろいろな報道機関で見聞きしておりますが、なぜあのような場所に住居があるのかというようなこともよく思うことがございます。今回、当市での災害状況を見ても、危険性がかなり高い確率で予想されていたところもあったのではないかと感じたところであります。

 今回、河川公園も被害に遭ったわけでありますが、大水が出れば河川公園は最初に浸水する場所でありますので、今後復旧する場合にも少しでも経費のかからないような整備を考えていくことが必要ではないかなというふうに思います。

 今後、こうした土地利用について行政で許可する場合や、あるいは整備していく場合でも、今まで以上に水害を考えた検討をしていく必要があるのではないかと思いますが、いま一度考えがありましたらお聞きしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 田口建設部長。



◎建設部長(田口陽一君) お答え申し上げます。

 河川災害についてのことについてお答えしたいと思います。

 1つ目の土地利用といいますか、日本全国でやはりいろいろなところで災害が発生し、その周辺の住居が被害に遭っているという状況でございます。これについての、やはり危険箇所からのそういう場所に建物を建てるということについての御質問でございまして、これについては、例えば急傾斜等にある建物については、急傾斜地対策ということで移転等しておりますし、河川改良に伴う周辺建物の移転と、そういう形の中で整備が進められておりますけれども、従来の建物そのものを危険箇所という形で移転するというのはなかなか困難がございます。

 したがいまして、そういう中で住宅を危険から守るという形の中で、スーパー堤防とかそういう形の全体的な将来計画に向けて、やはり国交省なり管理河川の整備を現在進めているところでございます。

 当市におきましても、河川改修がなかなか財政的な問題等含めて進まないわけでございますけれども、昨日の浅利議員にもお答えしましたけれども、やはり北秋田市に劣らない被害が出ておりまして、そういう実情を議員の方々初め、いろいろな形で陳情していただき、その結果いろいろな災害対策が今県の方で県の管理河川として進められているという状況でございます。

 河川公園についても御指摘がありましたとおり、採択を受けて復旧するわけでございます。ただ、河川公園そのものが誘客的な役割を持っておりますので、やはり当然大水がきた場合には水が上がるという状況の中での整備でございますので、御指摘のような形で整備するのが一番いいわけでございます。今回については原形復旧という形で整備をさせていきたいというふうに考えております。

 いずれにしましても、これからの土地利用につきましてはそれぞれ法的な中で、法的なものに基づいた形で建築確認なりした上で、建物の整備等がなされるというふうに思いますし、今後危険箇所については随時そういう法的な中での移転等ができるような中で危険箇所を少なくするという努力をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(小林幸悦君) ぜひとも災害について、災害が起きたときに災害に遭わないような、危ないところには近寄らないというような言い方をすれば語弊があるかもしれませんが、そうしたところに解決を進めていっていただきたいと思います。

 次に、2校統合問題であります。

 市長がただいま、残しておく方向で今後も県の方と協議していきたいというようなことではありますが、統合問題は最終的には県が判断することになると思います。

 ただいま市長が残していく方向でということを聞いて、またこういうことを言うのもどうかと思いますが、市の要望がどうしても受け入れてもらえない場合もあり得るのではないかというふうに思います。

 そうした場合、高校が1つになれば少なくてもどちらかの跡地が出てくるわけであります。その土地利用についても考えていけば、市のまちづくり計画も変わっていくのではないかというふうに思います。

 例えば、南高校の場所は今も改築も言われております市立総合病院の建設地としてもいい場所ではないかというふうに考えるところでありますし、既存の校舎等は管理棟としても使えるのではないかというふうに思います。

 また、角館高校改築の声が叫ばれてからも、かなり時間が経過しております。この改築も統合が条件だというような話も聞いております。

 これだけを考えてみても存続の可能性があればこれは別でありますが、無理だと判断した場合、市のまちづくりが後手にならないような対応といいますか方策を考え、早目の決断も必要かと思いますが、そこら辺はいかがでしょうか。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 高校存続につきましては、決定事項に対して地元としてのさらなる要望を今しているところでありまして、どのような可能性、ケースがあるかという中には当然県の方針どおり統合ということで1校になるということも考えられます。

 しかし、今地元の姿勢としては2校を残すべきではないかと、県の教育環境ということから言っても残すべきではないか、地元としてもそれを要望するということで活動しております。

 その後は仮定の話になるわけですが、その統合した後の用地なり、統合したとしても2校が今の2校の位置にどちらかに建つとも限りませんし、いろいろなケースが考えられるわけですので、それはケースに応じて頭の片隅には当然入っていることではありますが、まずは今2校を存続させるということに傾注をしていきたいというふうに考えております。



○議長(佐藤峯夫君) 9番。



◆9番(小林幸悦君) 何とか2校存続できれば、一番仙北市としては理想なわけでありますので、存続に向けてこれからも頑張っていただきたいというふうに思います。

 新庁舎方式の検討ということですが、今月中に中間報告をされるということでありますので、またその中間報告を見て考えてから、またいろいろとお話を聞きたいというふうに思います。

 それと岩瀬・北野線なんですが、さっき市長の方から建設業界を守るというか元気を出すのとはちょっと若干違うのではないかなということも言われたわけでありますが、本当に建設業界は大変冷え切っている状況であります。こんなことを言えばちょっとひんしゅくを買うかもしれませんが、今回の災害復旧工事で今少しは仕事があるというようなことも話しておりましたけれども、来年以降はどういう業界で仕事があるか全くわからないというような話もされて、かなり心配している業者がたくさんございます。

 どうか、地元の業者が元気の出るような政策を少しでも出していただけるよう、要望いたしまして質問を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 9番、小林幸悦君の一般質問を終わります。

 13時まで休憩いたします。

                         (午前11時47分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                          (午後1時00分)

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△八柳良太郎君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 11番、八柳良太郎君。



◆11番(八柳良太郎君) それでは創成会の代表ではありませんけれども、通告に基づき一般質問をさせていただきます。

 年の瀬となり、何かと慌ただしい季節になりました。しかしながら仙北市自体が何となく暗い重苦しい雰囲気に包まれているように思えてなりません。私だけがそう思っているんでしょうか。米価は下がり続けております、農業が疲弊しております、展望はなかなか開けてきません。角館を中心としたこの地域の景気は昔も仙北市となった今も、やはり農家に支えられており、農家のかまどがよくならない限り本当の繁栄はあり得ないというふうに思います。

 2年前、豊かな生活への希望を持って合併を選択をいたしました。しかしながら、この合併により仕事がたくさんふえるのではないかと、こういうふうに期待をされました建設業で残念ながら大型倒産が相次ぎました。この地域はどうなっていくのでしょうか。

 合併して2年、国の改革では税源移譲が進み市民税はことしから自力で確保しろ、そういう自己責任の時代に入ってまいりました。

 また、最近の12月9日付秋田魁新報の1面に県から市町村への税源移譲の数値目標が打ち出しされたことが載っておりました。19年10月1日現在30.4%の移譲率を22年度まで40%にすると、こういうものであります。

 何事も自己責任で積極的に取り組まなければならない、自治体間競争の時代に突入しております。観光や産業も例外ではありません。

 大きな1番の観光行政について伺いたいと思います。

 我が市のまちづくりのテーマ、北東北の観光拠点都市を目指す、これも正念場を迎えました。テンミリオン計画、今後10年で交流人口を1,000万人にすると、結構であります。テンミリオンプロジェクトの立ち上げ、これもいいと思います。しかし、その中身がなかなか見えていません。中身を見せてほしいというものであります。トイレだけ貸す通過観光では何にもなりません。

 きょう1番議員さんの質問と若干かぶるかもしれませんけれども、私の方からも幾つか質問をさせていただきたいと思います。

 まず、観光の経済効果について伺いたいと思います。

 18年の12月策定の仙北市総合計画の資料編では宿泊客が82万人余り、日帰り客は530人余りとこういうふうに載っておりました。公の数字についてははっきりと何か聞いた記憶がないわけですけれども、この地域の年間の観光消費金額は幾らか、はっきりと答えられるものがありますれば、ひとつそれをお知らせ願いたいと思います。

 第2点目でございます。

 観光をもっとやはり強力な産業にしていくには、まだまだいろいろな施策が必要だと、こういうふうに思います。何があればいいのか、またその条件は何なのか。産業連携プロジェクトの取り組みについて、現状と将来性についてお聞かせを願いたいというふうに思います。

 次に、大きな2番目の市街地活性化についてお伺いをいたします。

 まちづくり交付金事業を中心とした外町活性化策について、外町交流広場構想を中心にお聞かせを願いたいと思います。

 御案内のように平成16年から平成20年までの5年間、まちづくり交付金事業が計画され立町ポケットパークは小店風あずまや設置、その他3つの通りの整備事業は、街頭設置、硬質舗装等の整備が施され、事業年度はこの19年度で終わりました。この事業の目的は市街地活性化であります。しかし、これでいいのかな、町中の活性化は期待できるのかな、こういう強い思いがあります。

 立町は何といっても外町の中心であります。外町を中心にしていろいろお聞かせ願いたいと思います。

 第1点でございます。

 立町の北川に位置する上新町、これは商店街がありますけれども、これはどうなっていくのかな。横町の県道の道路工事が進んできており、上新町の横町からの入り口はわからなくなりました。ドライバーは行きどまりの袋小路と思うか、はっと気がついたときには行き過ぎてしまっております。

 いろいろ上新町町内にも要望はあるようでありますが、その1つである誘導看板をつけたらどうかと、この点についてお聞きをしたいというふうに思います。看板をつければ上新町通りへの人通りもふえて、少しはにぎわいの希望が持てるのではないか。横町から立町十字路への誘導看板設置について考えをお聞かせ願いたいと思います。

 第2点目でございます。

 NTT跡地(外町交流広場)というふうな構想であるようでありますけれども、その建物設置についてお伺いいたします。

 去る7日に行われました外町交流広場の説明会の席上で、事業整備案が出されたわけですけれども、ことしの春に出された建物の位置とは違って、景観と防犯に配慮して道路に平行に縦長の施設の提案がされておりました。

 しかし、話を聞いておりますと岩瀬町町内会の方々は西宮家のように縦長の建物を希望しておりました。私も昔から連檐した建物の景観や使い勝手、そして防犯上からすると、やはりその使う岩瀬町町内会の方々の案がいいのではないかというふうに思うわけでありますけれども、事業が相当進んでいるということで、なかなかその場面では難色でありましたけれども、しかしやはり建物ありきではなくて、そちらがよりにぎわいを創出できるのか、使い勝手を含めて町内会ともう一度深い話し合いをすべきと思うがどうでしょうか。この点について伺いたいと思います。

 さて次に、建物内部の利用について伺います。

 案によれば情報展示コーナー、トイレ、休憩所、イベント展示場の提案があります。いろいろな方から長い時間をかけて意見を聞いたと、こういうお話でありました。トイレはいいと思います。しかし、トイレだけでは人は呼べないのではないかなということが市民の中では圧倒的な声であります。

 にぎわいをつくり出すもう一つの柱が欲しいのではないか、こういうふうに思うわけであります。市民の中には町中に展示場が欲しいという要望がありました。角館芸術文化協会は毎年秋に文化祭を開催しておりますが、展示会場が狭く苦労しているようであります。また、世古寸喜展などにはすばらしい作品があり、市内市外と問わずもっとたくさんの方に見てもらうようにしてあげたいものであります。

 交流広場内のイベント展示場をギャラリーにして、もう少し充実できないか、この点について伺いたいと思います。

 さて、建物の中の2つ目でありますけれども、私たち創成会では埼玉県の川越市に政務調査にまいりました。小江戸、川越の産業観光的な考え方、まちづくりの手法などについて調べてまいりました。

 人口32万人ですから、財政基盤は相当違うわけでございますけれども、やはり川越まつり会館というものがありました。漆を塗る前の白木の生地の山車と、塗りと装飾が施され完成した山車と両方が展示され、さらに歴史の展示コーナーや迫力ある大型スクリーンなどがありました。もちろん説明もついており、祭りの時期に訪れたいなと思わせるに十分な施設でありました。

 そこで当市に置きかえて考えてみましたけれども、少なくとも交流施設でありますので、その中にある情報コーナーという中に視聴覚設備を設置しまして、やはり影像を通して角館のお祭りや四季を紹介し、再び訪れたいと思ってもらえる施設にすべきというふうに考えますけれども、お考えをお聞かせ願いたいと思います。

 さて、この建物の3点目でございます。

 旧NTTを解体する際に、道路に面して佐藤待子さんの切り絵角館ということで大きなガラスが5面でしたか、角館町のマップのシンボルである女の子が描かれ、そして祭りと火振りかまくらでありますけれども、こういう2つの場面が描かれた作品があったわけです。この作品は今、お話に聞きますと教育委員会にあるのではないかという話でありますけれども、この切り絵角館はどこかに使う予定がもう既に決まっておるのか。この交流広場に、もしできれば掲げるのが非常に目的に合うのではないかと、こういうふうに思いますので、そういう予定があるのかどうか、またここに使ってもらえないか、この点についてお伺いをいただければ大変ありがたいと思います。

 次に、チャレンジショップとポケットパークについて伺います。

 ことし初めの交流広場の支援事業案ではチャレンジショップが載っておりましたけれども、このメニューの中ではできないと、こういうふうな説明を最近いただきました。大変残念であります。

 今、工事が進んでおります横町を除くほかの4つの商店街には、私も現場を見ましたけれども、少なくともやはり5店舗以上の空き店舗がこの横町の商店街にあります。やはり中心市街地ににぎわいと観光客の触れあいを持たせるということでは空き店舗の活用がぜひとも必要であるというふうに思いますが、お考えをお伺いいたしたいと思います。

 また、ポケットパークに近隣商店街の扱い商品とバッティングしない、今度はポケットパークなわけですけれども、新規商品の出店に限り1小間の出店と、こういうものを出したいと、こういうふうな人がいるわけでございますけれども、そういうことは検討されないかどうか伺いたいと思います。

 そして3点目でございますけれども、立町ポケットパークに足湯を設置したらどうか、こういうことであります。近所にある角館温泉は湯量に余裕があるというそうであります。それをポケットパークまで引いて使ったらどうかという提案であります。足湯はそんなに大量の湯を使うものではないそうです。私は工事費用の見込みはできませんけれども、確実に人を呼べる見込みがこの案にはあると思います。お客の引き込み活性化には効果があると思いますので、その考えをお伺いいたしたいと思います。

 次に移ります。ちょっと早口で申しわけありません。

 次に、看板表示についてであります。

 外町も以前に比べて非常に歩く人が多くなりました。高齢者も多いですしファミリーの子供連れも最近多いそうであります。中には車いすの人もおるという話であります。武家屋敷はあそこからどのくらいなのかとかなりの方から聞かれるそうであります。外町の中心ですので立町ポケットパークに主な施設目標までの歩いての時間案内、これを取りつけられないかお伺いをいたしたいと思います。

 例えば、あのポケットパーク内に駅まで7分とか、武家屋敷まで10分とか、それからお寺街までは5分とか、そういうふうな感じのものであります。

 次に、駐車場の件であります。

 外町の交流広場にはオストメイト型という最新式のトイレが設置される予定だそうであります。伝承館に次いで2例目ということになるようであります。身障者に優しいトイレでありますけれども、駐車場がやはり必要なのではないかなと。また、トイレに授乳室が設けられており、大変に気がきいておりすばらしいところだということになるわけですけれども、やはり車の駐車場が必要ではないかな、その点はどのように考えておられるのかお尋ねをいたしたいと思います。

 最後に大きな3番目、仙北市消防団組織の再編成についてお伺いをいたします。

 消防団の組織再編についての話がありますけれども、よくわかりません。団員の方々についてもよくわからないということであります。この再編の目的は何なのか、またどのような基準で再編されるのか、お聞かせいただければ幸いと思います。

 以上、大きな点の3点、中に細かい点もありますけれども答弁の方をよろしくお願いをいたします。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 八柳議員の御質問にお答えいたします。

 一般質問の通告をいただきました3点のうちの第1点目、観光行政についてということでありますが、今の具体的な御質問の1点目といたしまして観光客数の実数という御質問でしたけれども、まことに申しわけございませんが、この通告からちょっと数字の御質問まで私予測できなくて手元にございませんので、また後でなり、消費額ですね、これについては担当部長の方から答弁をさせていただきます。

 それと2点目の産業連携ということでありますけれども、これは午前中の田口寿宜議員の御質問のときにもお答えいたしましたように、観光ということを独立した形では考えずに農業なり商業、工業というようなものとの連携ということで、例えば農業であれば農産物をいかにして市外にも売るかということで、産業連携プロジェクトチームの中でも取り扱っておりますし、現課である産業観光部の方でも施策を練っておるわけですが、例えば首都圏での販売の拠点をつくる、こういったことでの、表現としてはチャレンジショップだとかアンテナショップとかいろいろな言葉が今までも出てまいりましたけれども、目的としては市内で生産された農作物をいかに消費者の多い首都圏で売りさばけるかということの行政としての手助けをするということで行っております。

 また、山の楽市であるとか、またデパートでの物産展、こういったことで販売のきっかけをつかむということで生産者なり市民の方も直接みずから出向いております。こういったことに対する場所のあっせんだとか、受け先の紹介であるとか、そういったことでのお手伝いもこの産業連携の中で市の行うべき仕事としてやってきております。

 また、生産物そのものばかりではなくて、特産品として加工品として売るということでのことも取り扱ってきております。こういったことが具体的な産業連携の一例ではありますけれども、考え方でありまして、くどいようでありますけれども、観光として観光産業、ではあそこで何があるのかと言われたときに、例えば観光産業ということを目指す、そこから、例えば市として宿泊施設を新しく建てるような計画を立てるとか、そういったことは仙北市として行政として今考えているわけではなく、それを支える、観光にかかわる産業がそれぞれ特徴を持って、他にはないものを自信を持って売れるような態勢、またそれにチャレンジしようとする人たちを支援する、そういう姿勢でこの産業連携にかかわっておるところであります。

 2点目の市街地の活性化の問題でありますけれども、1つ目に上新町の横町からの入り口のところが非常に見にくくなったということについては、御指摘のとおりであります。これについては何らかの改善策をとるように関係機関とも調整をとりながら図っていきたいと思います。

 上新町の現在の状況といいますのは、かつての中心の商店街としての活気を何とか取り戻せないかということで、横町東部の道路工事の以前から非常に中央通り等に比べてのにぎわいというのは薄れている、その流れの中でさらに今入り口がわかりにくくなったということで、少なくとも通りとしてそこに入りやすいような環境をつくり、そしてその上で入ってもらうような町内の魅力を商店街の人たちにも考えていただいて、にぎわいをとり戻していくということになろうかと思います。

 それから、まちづくり交付金事業で行っておりますNTT跡地の利用、その中に建てる建物の件でありますけれども、これにつきましては議会の皆様にも初期の案の段階からお示しをしながら御意見をいただいて、そして修正を加えながら現在に至っております。それは議会のみならず地域の皆様にもお話したところであります。

 したがって、かつての案がイメージとして残り、それと違うのではないかという御意見を最近いただいていることも聞いております。しかし、これはかかわる方のそれぞれのお考えもありますし、最終的に皆さんからいただいた御意見を集約した形で外町の活性化、市街地の活性化に必要な建物として最終案をつくり上げたつもりでありますので、まずその点を御理解いただきたいというふうに思います。

 それで、市街地の活性化という中で、やっぱりその市街地の活性化に一番重要なのは市街地つまり商店街の方たちの魅力づくりかと思います。入ってみようという町内、そしてのぞいてみようという店づくり、品ぞろえ、こういったことは行政として押しつけるわけでなくて、やはり商店街の方たちみずからやっていただきたいし、そういうことで取り組んでいる方たちも多いことは承知しております。

 その中で、行政として何をすべきかということで、このたびのまちづくり交付金事業の中で、市街地を長時間たくさんの人に歩いてもらうときに、来られる人たちが何が一番不便かと、何を欲しているかという中で、町そのものが1つの商店街としての連檐性を持ったような景観、これも必要であろう、そういった観点から、空き地としてのNTT跡地を路面に面したところをできるだけ建物として連檐性を持たせた景観に修景していくということが一つ考えられます。その方法としては塀を並べるというだけでもできる部分もありますが、建物として通りに沿って歩く距離、景観をつくるための役割を持たせるということでの考えが一つございます。

 それと、やはり長時間歩くということはどこかで休みたい、またトイレが欲しいと、これはかねてから市民の皆さんからも聞く話であります。観光客の皆さんが商店に飛び込んでトイレを貸してほしいということで、ある意味では迷惑をしたと、何とかしてほしいという話もかつて伺ったことがあります。そういったことを解消するということで、休憩ができ、そしてトイレを設置したそういう建物ということで考えさせていただきました。

 さらには、当初の段階ではここでチャレンジショップということで空き店舗等を利用して町内で店を持ちたいという方の手始めの段階で、試しにちょっとコーナーを利用してみようかという方のためにということで、構想として取り入れた案を皆さんに提示したこともございます。ただし、それは事業の内容等をよくよく精査いたしますと、まちづくり交付金事業にはそぐわないということで、それは削除をしたわけであります。その中で、今言ったような機能を持たせた建物として最終的に産業建設常任委員会の方にもお示しし、また地元の商店街、商店会の皆さんにもお示ししたような案となったわけであります。

 なお、縦長ということで奥に空き地がまだあるんじゃないかと、余裕があるからそういう形状にしたらどうかということかもしれませんが、この建物としてはやはり物売りの目的とした建物としてではなくて、小休止、そして所用を足すといいますかトイレを利用するということを主目的にすべきであると。そして空き地については将来的にも活用は可能なわけでありますので、そこでさまざまなイベント、催しができるような空間として残して自由に使っていくというスタイルで、そのためには地盤についても多少のグレードを考えた案となっておるということであります。

 トイレだけでは人を呼べないという御発言も先ほどありましたけれども、それはやはり、人を呼ぶのは商店街の魅力を何とか皆さんと一緒になってつくっていくということでありまして、その点をぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。

 それから、川越のまつり会館の件がございました。仙北市としても旧角館町時代からまつり会館は御提言、御要望がございまして、これは確か採択しそのままというか、まだ実現には至っておりませんが、市の総合計画の中にもまつり会館はこれから必要なものとして挙げております。

 したがって、こういったものをつくる気はないかということについては、必要であるという認識であります。ただ、仙北市になりましてからの議会での御質問もありましたけれども、やはり角館の祭りの特徴から言えば、漆塗りの山車を飾って、きれいであるとかその途中の過程のものを見せるとかいうことではなくて、やはり動きであるとか、それからはやしと手踊りの関係であるとか、そういったこともわかっていただくような会館であって初めて祭りの本当の意味を皆さんにお伝えできる会館と、そういう意味では十分な検討をし、しかもやはりそういった内容のまつり会館となるとそれなりの装置、設備ということになって費用的にも多額になることが予想されます。詳細にはじいたことはございませんけれども、そういった意味で今仙北市になって、さまざまな3町村からの継続の懸案の事業の中で、重要性また必要性ということを吟味しながら時期を決めたいというふうに思っている一つであります。

 したがって、その中には先ほどちょっと御提案があったように映像であるとか、そういったことも当然いろいろやっていかなければいけませんけれども、今NTTの跡地の建物でそれをやるということについては私は非常に中途半端なことになろうかと思いますので、それは当初から避けるようにという指示をしておりますし、映像での紹介については、例えば駅前の蔵であるとか、そういったところにも同様なものがありますし、もしあの地区で必要となれば西宮家の蔵の中の1つを活用するとか、そういったことでも可能であるということで、今NTT跡地につくる建物についてはその内容は削除しているところであります。

 それから、佐藤待子さんのNTT建物にあった切り絵ですね、これについては先ほどお話がありましたように保管をしてあります。そしてこのたびも、また統合小学校の建築のときもその活用ができないかという検討はしております。しかし、残念ながら実はNTT建物が建った後にそれに合わせてつくった切り絵でありまして、いわゆる単純な長方形とか矩形ではなくて下の部分がふぞろいであります。それを使い方として非常に難しいなと思っておりますが、今、別の建物に合わせて切ることによって絵の価値が全く失われたり、そういった形状になりますので、このたびについても残念ながら佐藤待子さんの切り絵は使えないなということで、検討はしたということでひとつ御認識いただきたいと思います。

 それから空き店舗、これについては活用されたいという方がおられるということは非常に望ましいことでありまして、市としてもそういった空き店舗の調査、こういったことも進め、それをまた皆さんにもお知らせをして活用を図っていく、そういうことにしたいというふうに思っております。

 それから、足湯の件については、今お聞きしましたことを十分検討はしていきたいと思います。

 それから、立町のあの地区に所要時間を表示した案内が欲しいということについても、これもこれからの検討ということで取り組んでいきたいと思います。

 現在のところ、ある目的地までの距離数であるとか、そういったことを書き込んだ案内表示は随所にあります。その設置場所がそれで妥当なのか、またその形式がいいのか、さらにそれに加えて今御提言のありました時間での表示、こういったものがどの程度必要でどういう表現がいいのか、こういったこともあわせて検討していきたいというふうに思います。

 それから駐車場につきましては、やはり私は中心市街地の活性化は歩いて店をのぞいてもらわなければ何ら役に立たないという意味で、基本は車は念頭に入れない、歩いてもらうということを主体にすべきだというふうに思います。駐車場を設ける場合は、やはり拠点として駐車場と駐車場の間を歩いてもらうということで、立町十字路を中心としたところについては、そこまで来て駐車場としてそこに車をとめてもらう地域ではなく、歩いて商店をにぎわしてもらう、そういう地域だというふうに思っておりますので、NTT跡地の一部であっても駐車場として使うということは考えておりません。ただ、道路からセットバックした部分について数台の車がとまれるというようなことについては配慮しているつもりであります。

 最後に、仙北市の消防団の再編の件でありますけれども、合併協議の時点におきまして3年間は連合消防団として既存の各町村の消防団は継続するということでやってまいりました。その期限が平成20年の3月31日であります。20年の4月からは仙北市の消防団として新しい発足になるわけでありますが、それに当たって、現在消防団の団員は定数が767人でありますけれども、実員数は642人で充足率は83.7%というのが現状であります。補充定員いっぱい、何とか確保したいという気持ちは持っておりますが、実情としてはその補充は非常に難しい状況であります。そういった中で定数に満たない団員ではあるけれども、機能的に活動していただくことによって消防活動に支障の部分を幾らかでも改善するというようなことも含めまして、今までの分団、24分団を10分団に再編成するということを考えております。

 基本的には、個々の今までの分団を区割りして新しい2つの分団に、いわゆる分村みたいな形でということは考えておらず、それぞれの今まで活動してきた区域での単位は生かしていくという考えであります。10分団に統合することになる結果として、組織の人員としては全体の団長1名、副団長としては各地域を管轄する責任者として3地域ですから3名、それから分団長は各分団に1名、副分団長は2ないし3、このような考え方で今、案を作成しておるところであります。

 このような案については、当初の合併協議からの決まりでもありましたので、期限でもありましたので、それに向けて検討し、練った案を昨年末に事務局案として各地区の幹部会にもお諮りをしましたし、ことしに入りまして10月に大幹部会で事務局の最終案を提示して了承され、そして各地区の幹部会に提案をして10月20日以降、下旬に各地区の了承をいただいているところであります。

 以上で答弁を終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。



◎産業観光部長(野中秀人君) 観光消費のことについてお答えしたいと思います。

 まず単価でございますけれども、消費の単価ですが、これは秋田県の観光統計、それから秋田経済研究所の単価ですが、日帰り客を4,522円と見ております。それから宿泊客を1万円、それを計算しますと17年度の観光客数が612万人でございます。そのうち宿泊が82万人、それから日帰りが530万人ということで、観光消費金額が280億円となっております。

 以上でございます。



○議長(佐藤峯夫君) 11番。



◆11番(八柳良太郎君) もうちょっと深く、ひとつお聞かせ願いたいということで再質問をさせていただきます。

 ただいまの観光消費額ということで17年度の観光消費額が280億円、こういうことで現実と実際合っているかどうかはわかりませんけれども非常に大きな額だなと、そういう意味からしても、ますますやはり観光の中で消費額をやっぱりもっともっと落としてもらうという施策はやはり絶対必要であろうと、こういうふうに改めて感じをいたしました。

 そこで、実はまんじゅうにその高菜やふかしナスを入れて、しこたまんというものが何か、いろいろな補助事業を使って、漬物とおやきと一緒に、田沢湖畔の、ビールのところでいろいろなイベントをやったそうでありますけれども、その内容についてかいつまんでひとつお知らせをいただけないかなというふうに思います。

 そこでは何かいろいろホテルの業者とか、それから観光の土産品屋さんだとかいろいろ集めてその試食になるのかイベントになるのかわかりませんけれども、何かそういうものをやったと、こういうふうに聞いておりますけれども、実際に生産されたしこたまんが実際現実的に取引が例えばあったのかどうか。1点でも2点でもいいんですけれども、そういう引き合いがあったのかどうか、これについてひとつお知らせを願いたいというふうに思います。

 私は、先ほど観光産業というのはいろいろな産業の中から出てくるのだというふうな、先ほどお話があったわけですけれども、しかし実際に例えば280億の中身を見てみますと、食料品、これは年間の出荷額、市の統計ではトータルで12億になっています。その食料品の中からやはり観光の方に向かっていると。それから樺細工とか板細工を含んだ木材、木皮製品関係は年間の出荷額25億円でありますけれども、恐らくこれは樺細工も含んでおりますので、かなりの額がその観光の方に向かっているだろうと、こういうふうに思います。

 さらに、小売業の分野で土産品屋がありますので、そういうところでその観光で寄与していると、こういうふうに思うわけでありますけれども、農業の方がやはり、先ほど午前中の質疑で1番議員さんも農業と連携できないかと、こういうことでありました。やはり農業の方は年間出荷額が67億円であります。やはりこれとリンクをさせていくべきだろうなと、こういうふうに思うわけであります。そういう点でプロジェクトの方には5つの課がありまして、農政課、それから商工課、観光課、企画政策課、それから農村振興課ですか、こういう課がありますので、そこのところで具体的に恐らく計画したもの、今さっき言った、しこたまんみたいなものが何かあるんではないかと思うわけですけれども、何か考えた内容、計画したものについてひとつお知らせ願えないかなというふうに思います。これが第1点であります。

 それから、上新町はわかりました。

 それから、NTTの方の外町交流広場の件でありますけれども、いろいろ十分に案を練ってやったのだと、これが最終案だと、こういうことでありますけれども、やはり町内がこれを生かして、魅力をつくって生かしてやっぱり進めていくのがやはりこの商店街の方々ではないのかなと、こういうふうに思うわけでありまして、これが最終案だということでもうやらないんだという、今説明でありましたけれども、私はやはり最後の話し合いをもう一遍すべきではないかなと。それでできなければできないということになるとは思いますけれども、やはりもう80%ぐらいはいっているんだと、だからどうにもならないんだということではなくて、やはりもう一度その話し合いをした方が私はいいんではないかなというふうに思いますけれども、どうでしょうか。これが2点目であります。

 それから、映像なんかについてはおまつり会館等の中で考えていくからと、こういうことでありますので、この点はわかりました。ただ、その狭いその交流広場の中に、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、いろいろな俳画とかいろいろな絵とかそういう展示場が欲しいサークルがあるわけですけれども、その点についての答弁をひとつお願いいたしたいというふうに思います。

 それから、佐藤待子さんの絵については、これはわかりました。

 それから、足湯についても考えていただけると、こういうことなので、どうかひとつお願いしたいと、こういうふうに思います。

 それから、看板の点もわかりました。ただこれは駐車場の件であります。私、NTTの中に駐車場を設けろということを言っているのではありませんで、やはり武家屋敷のお客を、例えば町中にその引き入れるときに、非常にその議論を私もいろいろな方から御意見を伺ったわけですけれども、たかだかやはり10分ぐらいで歩くと、10分ぐらいの歩きしかしないよという方が非常に多いのであります。その方々が90%というわけではないんですが、やはり外町に来られるというのは車を、例えば情報センターのところに一時的に、今あそこは西宮家で大型バスを特例としてとめてあるわけでございますけれども、やはり駅から来るにしても、それからバス会社から来るにしても、大変、歩いてだと10分以上かかるわけであります。当然、10分以上歩ける人はそれはそれでいいわけです。しかし、10分ぐらいで歩いてみたいという人も、やはり角館に来てもらうという必要が私はあるんではないのかなと。そういう意味で駐車場については何とかひとつ、別にNTTの中というわけではないんですが、そういうふうな形で情報センターを使って、やはり来てもらうということはどうなのかなという点について、もう一度お考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。

 それから、仙北市の消防団組織でありますけれども、20分団を10分団にすると、合併前の申し送り事項であると、こういうことでありますけれども、1点はこの20分団を10分団にしますと団長さんは半分になるわけでございますけれども、これは待遇に差は特別ないのかどうか、これが第1点であります。

 それから2点目であります。

 分団を恐らく10分団にするということであるんで、例えば恐らく1、2が1つ、3、4が1つとかというような形だと思いますけれども、角館町の市内のもとの1分団、2分団、これはどういうふうになるのかということで、それは何かほかの分団ともし一緒になるとすれば、非常にその範囲が大きくなるということで、何か不均等なような気がしますが、そういう点については何かいろいろな意見があったのかどうか。

 もう1点でございます。

 一応その消防組織の、これが強化になるかならないか私わからないわけでございますけれども、非常に団員が83.7%ということで不足気味の状態がずっと続いてきております。団員の人方もかなり頑張っておるわけですけれども、なかなか人がふえないということであります。そういう意味では、例えば会社勤めの人がなかなかその消防団員になるということは、うちでは1人今いるわけでございますけれども、やはりその社会的な責任からしますと、やはりそういう会社の中にも、そういう消防団の人を出してくれということで行政として訴えて、そして出してもらうというふうなことでPRをしていくということをやってもらいたいと思うわけですけれども、どうでしょうかということで考えをお聞かせ願たいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 観光振興、観光行政ということに関連しての再質問でございますけれども、八柳議員から具体的な例として示されました、そのしこたまん、これは以前にもお話ししたことがあったかと思いますが、昨年商工会等との連携の中で仙北市で特産品を開発しようということで30品目出てきた中の一つであります。そして、この春にも桜のときにも非常な売れ行きを示しましたし、その他においても完売して非常に好評な商品であります。そういった関係から、先ほどお話があった湖畔でのイベントとか、そういったところにも出しているかとは思います。

 こういったものをいかに特産品を商品として定着した、いわゆる仙北市の名品、名産として成長させるかというのは、やはりこれからの努力だと思っております。やった結果、非常にお客さんには好評を得たと。今その時点での問題としては中に入れる漬物、ふかしナスこういったものが生産に追いつかない、これをどうやって調達していくか、そういった問題の中で農業者等の話し合いだとか、そういったことを市も間に立って進めているところであります。

 これがやはり名産を育てる、それの一つの過程だと思います。したがって、具体的なものというお話がありましたけれども、先ほど言ったその30品目を挙げれば、皆それに該当するわけでありますけれども、一つ一つ今ここではちょっと私も申し上げる資料を持ち合わせておらないので、申しわけありませんがそういう理解をしていただきたいというふうに思います。

 それから交流広場、先ほどの答弁の中でも今までそういう過程で話し合いをしてきた、そして皆さんの御意見も入れた最終案としてまとめたものをお話ししているんですよということで申し上げたことであって、さらに話し合いをする気持ちがないということは一言も言った記憶はありませんので、やはり考えていることを理解していただくという意味でそういう努力は重ねたいというふうに思っております。

 それから、その建物の中で休憩として通常使っているところもありますので、そこの休憩スペースについては使い方は多少フレキシブルに、場合によっては先ほど言われたあるサークルが自分たちの作品を皆さんに見ていただきたいとか、またチャレンジショップという話がかつてはありましたけれども、仕切り方によっては一時的に何かそういう展示または即売的なものも出てこようかと思います。それは固定的に展示だとかまたは販売のコーナーをつくらない、その中でやっていきたいというふうに思っております。

 それから駐車場については、市全体の問題として今後の大きな問題として再度考えていきたいと思いますが、情報センターの駐車場については今でもお使いになるについては、特に支障はないと思いますので、そこをいかに皆さんに知っていただくか、田町山の駐車場も含めまして外町に近い駐車場をぜひみんなでそこを利用して外町、市街地に来てくださいということを訴えていくことにしたいというふうに思います。

 それから消防の話でありますけれども、先ほど言いましたような団長、副団長、そして分団長、数がそういう数になりますと現状の3つの団の合計のそういう名称の人たちからすれば、当然ポストは減ることであります。これは組織統合の中ではやむを得ないことであります。ここについては時間をかけて、またその支障をできるだけ少なくするような方法を考えながらやっていきたいと思います。

 それから、団のまとめ方についてでありますけれども、先ほど20を10にという八柳さんの御発言がありましたが、私の発音が悪かったのか、24を10ということで申し上げたつもりですので、そこは、もしそのように聞こえましたら訂正しておいていただきたいと思います。

 そして、そのまとめるについては画一的に地区ごと2つを1つとか、そういうまとめ方をしたのではなくて、人員であるとか、それからポンプ口数であるとか、それからそこの地区の数であるとか、そういったことを勘案しながらまとめたということで、目的としてやはり少ない人数の中で総括的に消防能力の向上ということですので、若干の不備はあるかもしれませんが、担当としてはそこは十分配慮しながら進めているところでありますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 各部長、補足答弁ありますか。

 野中産業観光部長。



◎産業観光部長(野中秀人君) 先ほど市長もお話がありましたけれども、湖畔で行った商工会で開発したおやきの試食会を兼ねた発表会の模様でございますけれども、これは市内、それから市外からの業者、販売の方々に集まっていただきまして行いました。

 取引のあったかというような御質問でしたけれども、いずれ市内では現在販売をしております。そのときに市外の方も業者が来ていろいろ取引について話がありましたけれども、それが市外の方に出ているかというようなことは把握しておりません。

 それから、特にプロジェクトの件ですけれども、観光との他産業の連携でございます。

 これにつきましては、企画のプロジェクト、それから現在策定中の観光振興計画の中に位置づけながらそれぞれ相乗効果を上げていきたいというふうに計画しております。



○議長(佐藤峯夫君) 11番。



◆11番(八柳良太郎君) 最後です。

 実は農業をやっぱり観光に生かすと、こういうことで実はつい最近テレビにも出ましたけれども、県南の3地域で何か食材についての3つの振興局で研究会みたいなものがあったそうでありますけれども、その中に米を使ったうどんということで、そういう食材が出ておったそうであります。

 昨日の質問の中にも米粉を使ったものをやはり取り入れたらどうかという提案がありましたけれども、このプロジェクトの中にそういう米の米粉を使ったうどんといいますか、そういうものも含めてやっぱり名物をつくるように、例えば山の芋鍋に例えばそういう新しい仙北産のこまちを使ったうどんを入れて売るとか、何とかひとつ産業プロジェクトがやはりこういうことをやっていると、みんな元気になってくれと、こういう案があるぞと。失敗しても私はいいんではないかと思うんです。だからぜひひとつ、そういう点でそれを進めていただくようにひとつ気持ちを聞かせていただきたいとこういうふうに思います。

 それからもう一つは、11月の末に消防団について何か広域化が今度始まるというふうな新聞記事がありました。その点は今の再編と関係があるのか。また、今後改めてその広域化のために何か動くのか、その点もしわかっておりましたらどうかひとつお知らせいただきたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 特産品に関しましてはプロジェクトの方を行政としてもアイデア、こういったものを皆さんにお伝えして、最終的にはやはり米をいかにして売るかという意味では、米生産者がそれに取り組んでもらわなければ発展性がないと思いますので、うどんであれ、またパンであれ、米をいかに使う用途を探していくか、そういったことについて市としても情報は集めます。また提供もします。生産について先進事例等についても一緒に勉強させていただきますが、やはりやるのはそれに携わる方、ぜひそこに力を入れてやっていただきたい、そして八柳議員が言うように、地元が元気になるようにしていただきたいと思います。

 それから消防の件であります。

 これは先ほど申しましたのは市の消防団の話でありまして、今御質問がありました、これは国として30万人規模を1つの単位とするということで、秋田県でいえば県内に広域であるとか市、町単独で持っている消防の組織があります。いわゆる消防署、これの話でありまして、国としては30万人規模を1つの単位としてということで指導が来ておりますが、秋田県としては今動きとして都市と同様にはいかないということで、県として今出している指針は10万人規模を1つの単位としてということで、現在10万人を超えている消防組織単位としては秋田市と大曲仙北の広域と、それからちょっと定かではありませんがもう1カ所あります。

 そういったことで大曲仙北の広域については今国の30万という指導方針はありますけれども、県の中においては現状のままで進むという方向であります。



○議長(佐藤峯夫君) 11番、八柳良太郎君の一般質問を終わります。

 14時15分まで休憩いたします。

                          (午後2時03分)

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○議長(佐藤峯夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                          (午後2時16分)

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△安藤武君



○議長(佐藤峯夫君) 通告により発言を許します。

 6番、安藤武君。



◆6番(安藤武君) それでは、最後でございます。大変お疲れのところだと思いますが、ひとつ頑張って、私も極力短目にやるつもりでありますけれども、御答弁の方はもう明瞭な答えであれば再質問はありません。

 仁政クラブの佐藤宗善議員がきのう午後、日赤病院を退院されました。来週からは常任委員会に出たいという希望でありますので、どうか今までと変わらずよろしくお願い申し上げます。

 さて、今回は現場からの声をどう受けとめるかということを伺うものであります。

 最初は、農業振興地域整備計画の変更の関連についてであります。

 このことは従来の各町村の計画を合併によって見直しを含め、新しい仙北市の農業振興に大きく影響を与えるもので、大いに期待するものであります。

 しかし、現実にはもう既に遊休農地が500アール以上発生しており、さらには後継者を見込めない農家、圃場整備が進まない農地では農地の受け手がいないことにより、予想は200アールでありますけれども、この予想をはるかに上回ることは必至であり、農業を担うべき者の育成は最重要課題であり、定住人口にも大きく影響することは言うまでもありません。

 さて、本題についてであります。

 農地転用許可のおくれの原因は一体何であるかということであります。

 昨年の7月ごろから今日まで完全にストップの状態でありますし、申請者の苦情はもちろんでありますが、それにかかわる業者の反発は生計に大きく影響することから大変なものであります。このおくれの原因は農業振興地域整備計画の変更の手続上といいますが、この3月27日に市長より農業委員会に変更に対する意見を求めています。

 そして、農業委員会はこれを受けまして4月9日に決定いたしました。しかし、その決定から8カ月たった今、申請者からは何の音さたもないということが聞かれます。この状態はいつまで続くのかと、まず伺うものであります。

 次に、義務教育についてであります。

 教育をめぐる情勢は日々変化し、混迷から大きな変革期を迎えていることは周知のとおりであります。

 私は、義務教育とは児童・生徒の基礎学力を保証しながら、一人一人の特性を伸ばす学習を学校と家庭、地域が協調しながら築き上げるものだと思っています。

 その教育環境を整えるのは教育委員会の仕事であり、ときには上からの押しつけの教育行政から市独自のものがあってもいいのではないかと思うものであります。

 そこで、3月議会で取り上げました部活動による指定校変更の質問から8カ月たちました。私は基本的には子供たちの思いは理解できます。

 前回は義務教育の中で問題としたのは教育委員会の手順であり、教育現場に与える影響であり、地域に十分配慮された結果だったのかということであります。

 そこで、私は最近まで知らなかったのでありますけれども、数件の問い合わせの中で実は中学校に不登校の生徒がいるということであり、当該中学校に問い合わせたところその事実を認めました。しかも、前回取り上げました指定校変更による問題から発生したものだと断言しております。

 教育現場であらゆる手を尽くしましたが、いまだ解決していないということであります。教育委員会の判断で、こうしたことが現実に起きたことはまことに残念でなりません。教育行政方針には、不登校対策や問題行動への適切な対応を図るとしていますが、この件に対して教育委員会はどのような対応をしたのか伺うものであります。

 次に、学校給食についてであります。

 給食費の未納対策は同僚議員の3月議会の質問に19年度中に方向を示すと答弁しているところでありますし、前回の議会でも集金方法についても口座振替を来年度から導入するという答弁でありました。

 このことを教育委員会の協議会、定例会、学校給食センター運営審議会にも諮ったとしていますけれども、教育委員会の資料では、私は見つけることができなかったのであります。

 給食センター運営審議会に至っては、去年の1月以来1回も開かれていない状態で、諮ったという答弁をどう理解すればいいのでしょうか。特に、給食センターでは審議会が開かれず困っているということであります。運営審議会がなぜ開かれなかったのか、また口座振替によりさらに未納額の増大が予想され、今でも職員が夜間の取り立てに駆けずり回っている状況で、さらに収納に時間が必要になるということが予想されますが、この対応をどう考えているのかも伺います。

 終わりに、スポーツ少年団の活動についてであります。

 市内のスポーツ少年団は数多くありますが、特に野球は各地域にあります。そして盛んであります。スポ少が学校というこれまでの領域を超えて、その活動を地域にした理由がよく理解されないまま今日に至っています。

 スポ少がスポーツを通じ少年少女たちの人間形成を図ろうとする根幹は、何も都会と違ってわざわざスポ少をつくって当たらなければならない理由は、この地域では当てはまらないのではないかというふうに思うものであります。子供の教育の場は学校、社会、家庭の3つの場があり、スポ少はその社会教育に入るといいますけれども、そのことにより、残念なことに指導者の中には父母の余りある期待によりその場の勝利だけを求めることが最大の使命であるかのように錯覚を起こす人は少なくありません。その取り扱いによっては他人やみずからをも傷つける危険性をはらんでおり、そのためにそこのスポーツ少年団の理念が問われ、また指導者の姿勢が問われます。

 今回取り上げましたのは、社会教育だとして取り上げたスポ少が指導者の力量によって大きく学校教育からかけ離れてくるのではないかという心配であります。

 生活としっかり結びついている小学校である今、スポーツ少年団が集団による社会活動の場以外にないとする創設の背景をこの地域にとって本当に必要なのか、学校教育での対応は考えられないか伺いまして、御答弁をよろしくお願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 答弁を行います。石黒市長。



◎市長(石黒直次君) 安藤議員の農業振興地域整備計画の変更について、この点に関して私の方から答弁申し上げます。

 農用地の保全という意味もありまして、皆さん御承知のように、転用の場合には許可申請をして、そしてその手続を踏んだ上で転用と。転用が認められる用地というのは農用地の中の農振除外地域ということになりまして、農用地の中でも転用の認められない地域もあるわけであります。今問題にされましたのは、申請をしたけれどもなかなか許可に至っていないということでありますが、合併当初、暫定的に各構成町村の取り扱いに従って、約1年はそれでやってまいりました。そして、合併後の仙北市として農業地域振興整備計画、これをきっちりつくって、それに基づいてやるようにという県の方針、指導のもとにその整備計画を今策定中であります。

 この県の認可については1年以上かかるということを当初から言われており、この策定に当たりまして今後5年間そのような希望、予定があるかという問い合わせをし、それを盛り込んで今計画を策定中でありますが、1年以上かかることになりそうだということを、その調査段階で申し上げたはずでありますけれども、その辺の説明が十分行き渡っていないというのが1つ大きい原因ではないだろうかというふうに思っております。

 ちなみに、他町村のことを言っても仕方がないわけでありますが、大仙市では2年かかっており、美郷町では1年半かかっているということであります。

 仙北市としては先ほど7月というお話でしたが、8月に今後の除外希望地の調査、アンケートをいたしました。そこからスタートをいたしまして、今手続中でありますが予備協議、事前協議、こういったことを行いまして年度内には新たな整備計画が認定になる予定であります。いろいろ御不便はおかけしておりますけれども、年度内にはこれを完成させ、これに基づきまして申請をしていただきスムーズな許可、作業ができますように当市としても取り扱っていきたいというふうに思っておりますので、その辺の経緯、事情等について御理解をいただきたいというふうに思います。

 以上であります。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) それでは、教育関係の御質問についてお答えいたします。

 最初に、教育環境の整備ということについて、学校現場との連携ということについての御質問でありました。

 指定校変更等にかかわる問題につきましては前の議会でお話ししたことがございますが、指定校変更というのは教育委員会が進めるというよりも保護者あるいは児童・生徒がその事情によって選択をすることができるという、そういう制度でございます。そういう意味では指定した学校以外の学校に、いわゆる指定校変更の要綱に従って選択をしたというふうに私どもは受けとめてございます。

 その中のかかわりのある生徒が不登校というふうなことのお話を今承りましたが、私どもそこをちょっと承知してございません。原因も含めて調査をさせていただきたいというふうに思っております。

 2つ目の学校給食にかかわる問題でございます。

 給食の運営審議会の開催がないというふうなお話でございました。私ども、ちょっとそこも把握してございませんが、近いうちにこの運営審議会を開催するという手はずになってございます。案件は今進めている口座振替についての案件というふうになってございますが、議員御指摘のように今、未納額の問題も含めて、この口座振替に伴ういろいろな問題を今検討している最中でございます。

 口座振替を実施するというのは実はこれまでPTAの保護者の皆さんが集金業務をボランティアでやっていただいて、ずっとその集金のスタイルでやってまいりました。保護者の方が百何十名という方が、この各学校の集金業務を担当して、地域ごとに集金するというシステムをとってきたところでございますけれども、その方々を含めたいわゆる学校のPTAの立場から、何とかその業務を口座振替等の形で実施をして、保護者の手を煩わさないようにしていただきたいという強い要望を受けながら、その変更について今進めているというところであります。

 ただ、未納というのは、ふえてきておりますのは全国的な傾向でありまして、仙北市も例外ではございませんけれども、当然口座振替に伴って未納対策ということがどのように進めるのかということで今検討しているところであります。全国的な形では給食ストップという非常に強制的な形も含む方法を導入しているところもございますけれども、子供には責任はないという観点からすると、やはり保護者に何度でもお願いをすると、あるいはそういう形でお願いをするというのが今のところ一番効果的なところであります。そういう意味で今駆けずり回っているというお話でございましたけれども、現状はそういうことでありまして、それに変わる対策を模索をしているというところであります。

 それからスポ少に関してでございます。

 スポーツ少年団の仕組みというのは、平成4年までには学校の先生方が指導するというスタイルでずっとやってきたわけでありますけれども、それを学校の教育活動から外して地域活動、地域スポーツ活動、社会活動、そういう形にスポーツ少年団というものを編成し直すという国の方向が出されました。

 学校の先生方がそれまでやっていたわけでありますけれども、しばらくの間学校の先生と地域の指導者という形の2本立てでやってきて、平成14年からは完全に学校教育活動からの離脱ということが国・県の方針で実施されてきた経緯がございます。

 そのために、実は学校の先生方がかかわっているスポーツ少年団、今市内の状況を見ますと市の中にスポーツ少年団が38団体ございますけれども、先生が指導者となっている団体も11団体ございます。そのほかは保護者及び地域のそういうエキスパートあるいはそういうスポーツ少年団指導員の資格を有している方が指導をしているという現状でありますが、先ほどお話のように指導者の確保について大変難しい面がございます。といいますのは、スポーツ少年団が実際活動する時間帯は放課後の活動あるいは土日の活動になりますけれども、仕事を持たれているスポ少の指導者の方が来られるのがやはり6時、7時というケースがございます。その間の指導確認というのを学校の先生にお願いをするということをやってきておりますけれども、先ほど申し上げましたような実情から、先生方の手から離れつつあるということで、先生方もなかなか引き受け手が少なくなっているということで苦慮している実情にございます。

 そういう中で、先ほど出ております指導者の確保の問題、それから指導者の指導力量の問題、それから勝利に偏る余り夜遅くまで、それから休みなしにというようなことで、いろいろ課題、問題が多いわけでありますけれども、やはりスポーツ少年団は教育活動の一環であります。そういう意味では週何回の指導、活動、それから練習時間の問題、練習時刻の問題、それから健康管理の問題、そういった問題について何度か話し合いをしてきたところでありますが、今後もやはりこの指導者と学校関係者と行政、私どもと3者のこの密接な連絡がとれるような運営協議会といいますか、そういうものがいよいよ必要になってきたというふうに思っております。

 そういう意味で、この運営協議会等を立ち上げて、やっぱり今の諸課題を解決しながら、より望ましい指導体制の構築を目指してまいたいと、こう思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 最初の農地転用の許可でありますけれども、実際20数件たまってしまった、これは大仙、美郷はそれだけかかっているというふうなその期間も示されましたけれども、やはり手続上のふなれということは確かにあるでしょうけれども、もっとやっぱりスピードを出していかないと、これはやっぱり現場の方々が困る状態というのは今申し上げたようにひとり申請者だけではない。これを例えば一つの例ですけれども、床屋を建てたいということでこの仙北市を選んだそうです。今、大仙の方が簡単にできる、それは手続が終わったということでありましょうけれども、そういうことによってほかの地域に進出してしまうというそういう結果は極めて残念であります。そういうことの話等々、もう現場では物すごい不満たらたらであります。そういう、今年度中に完成させるということでありますけれども、ぜひともそれはやってもらいたいことですけれども、私が言いたいのは、去年の盆前に申請した方々がいます。これは、計画変更の対象になっておらない、私も関係したんですけれども、二、三件件数がたまってくれば、その審議会、そういうそのあれを開いてこれに対応する。それで2月ごろにはそういう決定されるというふうな話でありました。

 それ以後、今のこれを見ますと今度は変更の手続に入ったということで、それがやはりもっと先にやれるものだったらやっておいた方がよかったのではないかという、そういう、これも現場の声なんです。

 何でもこの手続でおくれてしまう、これは腑に落ちないということでありますので、この辺のところをなぜその前にやれなかったのか、やる気がなかったのではないかというところをもう一回お聞きをしたいというふうに思いますし、義務教育のことについてです。やっぱり私が心配しているのは、教育現場と教育委員会の連携がうまくいってないという、そういう観点からも今回あえて取り上げたわけでございますけれども、そういう教育現場の現状を今初めて覚えたという、このことについては私もびっくりしました。

 これはどういうことかというと、詳しいことは私申し上げませんけれども、やっぱりその集団によってボス的存在がおらなくなって、その残された人がやっぱりいじめに遭う、それをやっぱりきちっと抑える人がいなくなった、これが現状であります。

 やはり私どもが心配しているのは、そういう集団、前は集団と言いましたけれども、そういう大勢の方がやっぱり変更をされるとことについて問題はないのかということを聞いたので、そのときには何ら問題ないということでありましたけれども、現実教育現場にはこういうことが起きる、これが教育委員会の仕事ではないですかというふうな、今そういうことをお聞きしたいということであります。

 実際、現場ではお手上げの状態であるというふうに申しておられましたし、やはり別の機関に御相談をしているということで、家庭も学校も非常に暗い雰囲気であるようでありますので、やはりこれを今まで知らなかったというのは、私はやっぱり教育委員会としてあるべき姿じゃないというふうにまず思うものでありますが、これはどういうあれで知っていくのか、学校からの報告で知るのか、あるいは教育委員会がそこで入っていくのか、その辺のところはわかりませんけれども、いずれそういうことを知らないというのは大変腑に落ちないというふうに思っております。

 いずれにしても、さっき申し上げましたことは、やはり不登校に対する指導というふうに、ちゃんと教育方針の中にうたっているんですよ。それが知らなかったという、もう1年になんなんとするときに知らなかったというのは、非常に教育委員会としての怠慢、そういうふうに言わざるを得ない、そのところをもう一度御答弁をお願いしたいというふうに思いますし、学校教育については、まず委員会の協議会に諮った、それから定例会にその口座振替をするということの答弁の中で、学校給食センター審議会の中にも諮っていたというふうに答弁してあるんですけれども、この項についてですよ、給食センターの審議会が去年1月から1回も開かれておらない、それでことしも開かれていない。それで諮ったと言えるのはどういうことなのかということを1点。

 それから、もう一つは、やっぱり議会にもかかわってくるそういうその案件の扱い方であります。これはやっぱりちゃんとした中で議題として取り上げないと、報告とか、そういうそのもので済ますれば、やはりそういうその会議録等に残らないのじゃないか、そういう心配がありますので、やはりそういう議題の扱い方について、教育委員会はどのような形でやっておられるのかということ、この2点ともう一つです。

 口座振替を来年度からするということであります。そのためにはもうその準備をしなければならない。私は情報として今回計上したけれども予算がつかなかったということであります。このことは、そうすればやっぱり当局とその関係がうまくいっていないんじゃないかと、そう疑わざるを得ないわけであります。あるいは教育委員会を軽く見ている当局ではないかというふうに思うんですけれども、このことは実際、今回のその口座振替のための予算要求をしたのかということをお聞きしたいというふうに思いますし、スポ少は全く今教育長も言われたように、やはり今度そういう協議会とかそういうものをつくって、きっちり1つのその問題点を探り合ってそして方向を定めてもらいたい。できればやっぱり学校教育の対応で考えられる範囲、あるいは先生が独断でやれる範囲、校長が必ず影響をしてきます。その先生がやりたくてもやれないという、そういう現実の話もあるんです。そういうことから開放されて、やはり指導の体制をもっと明確に示す必要があるのではないかということでありますので、その点についてお答えをお願いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 野中産業観光部長。



◎産業観光部長(野中秀人君) 農振の計画の変更の日にちでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、仙北市の農業振興整備計画の県との協議が長引いているというようなことです。それで、その前に行っているものについては、旧町村単位で処理しておっておりましたけれども、先ほど話したように昨年の8月に5年の計画を立てて、そして今、振興局の方でいろいろ協議をしながら12月4日付、今の12月4日付ですけれども、仙北市振興局の方へ事前協議を申請したところでございます。

 それで今後、市の方では30日か1カ月ですけれども、縦覧広告それから15日間の異議の申し立ての期間があります。したがいまして、この年度内には新たな整備計画が認定され手続が進むと思われますけれども、そういう理由の中で大変、申請してこられました方々には大変時間がかかりまして、大変待たせているというようなことで申しわけないと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 不登校問題につきましてお答えいたします。

 確かに、不登校の子供の状況及び取り組みの状況については随時報告をいただいております。定期的な報告、月1回の報告もいただいております。しかし、その内容、及びよって来る原因、そしてその状況についてつまびらかに私ども把握していないということでございまして、先ほど触れられた問題についてはきっちりと報告を求めて、あるいは現場に出向いて聴取をしてまいりたい、対応してまいりたいと思います。

 それから、給食の問題につきましてですが、給食のこの運営審議会といいますか、実は給食の問題につきましては校長会あるいは連合PTA、いろいろな機会に私どもこの口座振替に集金方式を変更できないかという要望を受けて、学校関係と給食担当者の会議でもそれは話をしてきたところであります。

 今度の運営審議会では正式にその問題について決着をきちんとつけて方向性を明確に出していくということでございます。

 それから口座振替の導入に伴って、ソフトの必要性ということで予算のお願いをしたところでありますが、実は口座振替の希望する人数等、まだ正確に何人というふうに把握してございません。これから再度保護者の口座振替に参加する、しないということの申し込みを受ける前段のことをやるところでございますので、そういう意味でもっと整理をしてお願いをしなければならないと思っているところであります。

 それからスポ少につきましてですが、確かに学校の先生方が外れている、いわゆるかかわっていないということから起ってくる問題につきましては、私ども承知しております。そういう意味では子供たちの健全ないわゆるスポーツ活動、あるいは心、体の発達、そういう観点から現場の先生方のお力も何とかかりていきたいと、こういうふうに思っているところであります。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 農業関係についてはよくわかりました。

 やっぱりこの申請されている方々が自分で理解をするには大変時間がかかるだろうというふうに思っております。この不満というのはもう大変なものであります。速やかにそういうあれに向けて頑張っていただきたいというふうに思いますが、学校給食についてでありますけれども、私の聞いているのは例えば学校給食センター運営審議会に諮ったとした、そういう答弁が今聞いていますと、今度そういう計画を示すというふうに言われておるんですけれども、ここの9月議会の1番議員に答弁されたその内容というのは、この教育委員会の協議会あるいは定例会そして学校給食センター運営審議会などに諮ったというふうに言っておるんですけれども、このことについて聞いているんです。それをもう一回お願いしたいというふうに思いますし、それからもう一つは議会にかかわる案件の扱いは教育委員会は何と扱っているかということであります。この2つについてもう一回お願いします。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) 給食運営審議会に諮ったというのは、前から口座振替についての話題があって、そっちの方向にことしはそれを検討すると、そういうことが確認されているということをお話申し上げたところであります。実際の導入ということにつきまして、この次の運営審議会にきちんと諮るというというふうに御理解いただきたいというふうに思います。

 もし、9月段階で私審議会に諮ったということであれば、導入の方向については話し合いが出たというふうに訂正させていただきたいというふうに思います。



○議長(佐藤峯夫君) 教育委員。



◎教育委員(佐久間健一君) 教育委員会の審議の内容はいかがかという御質問、内容かと伺いましたが、議題としては提出はございませんでした。ただ、行政報告の中に給食費の滞納が多額であると、それをもとに私どもが質問いたしますので、このままほうっておけないということで給食費に対する対応はどうやっているかと、毎月のように報告してくださいということで私ども委員は申し上げました。

 それに、中身の説明で今度は父兄の皆さんの同意、保護者の同意を得るとすれば年度末、来年度から口座振替を計画してみたいという話で、これも決まった段階で議案にして出すということで、都度行政報告の中で私どもは報告を受けております。

 なお、これから私ども委員会ではこのように給食費が滞納するということになりますと、これからの給食の購入材料にまで影響するということで、その都度どういう対応をとっているかということで、今度はいろいろな方法を文書なりで提出を求めたいというようなことでは話をしているところであります。

 現在、そういう給食についてはそういう話し合いを行ってまいりました。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) そうすれば、答弁はやっぱりその誤解を与えるような答弁なくして、やはりしっかりした答弁をしてもらわないと、やっぱり受ける方はそう感じてしまうということでありますので、その辺を気をつけていただきたいというふうに思います。

 さっき聞いた中で、ちょっと今聞き漏らしたかもしれませんけれども、その口座振替による、今回補正予算に計上したかということを聞いたんですけれども、ちょっとその辺のところをもう1回お願いしたいと思います。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) このたびの予算の際に、口座振替を実施する際のコンピューターのソフト関連ですが、その要求をしたところであります。

 しかし、先ほど言ったように、こちら側の要求の整理の仕方がまずかったかと思いますが、そういう意味で認めていただけなかったということでありますので、先ほど申し上げましたような形で再度整理をしてお願いをしたいというふうに思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) そうすれば、その振替は3月議会でも間に合うものかということなんですけれども、大丈夫ですか。

 今、計上するということについては、やっぱりそれなりの期間が必要だというふうに理解するものでありますけれども、それがこの後やるということでありますけれども、その辺のところはどういう見通しになるんですか。



○議長(佐藤峯夫君) 小林教育長。



◎教育長(小林一雄君) お願いできればその形で進めて、来年度の集金業務が若干のずれが出てくるかもしれませんけれども、そういう形で進めてまいりたいと思っております。



○議長(佐藤峯夫君) 6番。



◆6番(安藤武君) 終わります。



○議長(佐藤峯夫君) 以上をもって6番、安藤武君の一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(佐藤峯夫君) 本日の日程は以上をもって全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。

                          (午後2時58分)