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秋田県 鹿角市

平成23年第2回定例会(第3号 3月 8日)




平成23年第2回定例会(第3号 3月 8日)





 
  平成23年3月8日(火)午前10時開議


  開議


 第1 一般質問


     質問、答弁


  散会


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本日の会議に付した事件


  1 一般質問


     児 玉 政 明 君


     ? 舘 一 郎 君


     栗 山 尚 記 君


     倉 岡   誠 君


     兎 澤 祐 一 君


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出席議員(19名)


       1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君


       3番  栗 山 尚 記 君     5番  和井内 貞 光 君


       6番  児 玉 政 明 君     7番  倉 岡   誠 君


       8番  吉 村 ア イ 君     9番  ? 舘 一 郎 君


      10番  阿 部 博 文 君    11番  浅 石 昌 敏 君


      12番  ? 杉 正 美 君    13番  宮 野 和 秀 君


      14番  福 島 壽 榮 君    15番  黒 澤 一 夫 君


      16番  中 西 日出男 君    17番  阿 部 佐太郎 君


      18番  田 村 富 男 君    19番  米 田 健 一 君


      20番  大 里 恭 司 君


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欠席議員(1名)


       4番  田 口   裕 君


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説明のため出席した者の職氏名


 市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君


 教育長       吉 成 博 雄 君    総務部長      木 村 忠 好 君


 市民部長      佐々木 忠 臣 君    産業部長      畠 山 義 孝 君


 建設部長      岩 根   務 君    教育部長      青 山 武 夫 君


 会計管理者     ? 舘 ハツヨ 君    総務部次長     安 保 一 雄 君


 国体・インカレ事務局長            総務部付次長待遇  奈 良 俊 幸 君


           ? 杉 恭 二 君


 市民部次長     菅 原   勤 君    教育次長      青 澤 敏 博 君


 総務課長      児 玉   晃 君    農業委員会事務局長 畠 山 行 雄 君


 財務課長      阿 部   薫 君    監査委員事務局長  今 泉   修 君


 選挙管理委員会事務局長


           熊 谷 純 二 君


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事務局出席職員


 事務局長      工 藤 勝 康 君    主幹        金 澤   修 君


 主査        成 田 真 紀 君    主任        田 原 智 明 君





     午前10時00分 開議


○議長(黒澤一夫君) 直ちに本日の会議を開きます。


 これより議事日程第3号により会議を進めてまいります。


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    日程第1 一般質問


○議長(黒澤一夫君) 日程第1、これより一般質問を行います。


質問事項は事前に通告を受けておりますので、順次発言を認めます。


 順位1番、児玉政明君の発言を認めます。児玉政明君。


    (6番 児玉政明君 登壇)


○6番(児玉政明君) おはようございます。児玉政明です。3月定例会一般質問のトップバッターですので、よろしくお願いいたします。


 先月開催されましたあきた鹿角国体、インカレ・スキー選手権大会が市民やボランティアサポーター、大会競技役員、市職員等のご尽力のもと、成功裏に終えることに対しまして心から感謝と敬意を表したいと思います。また、大会の主役、全国から集まった選手からは大きな感動と勇気、パワーをいただきました。特に地元選出の活躍からはもちろん、大きな感動をいただきました。本当に頑張ってくれたと思います。国体でいただいた感動や勇気、また相当な経済波及効果もあったと思います。今後は我々議会や当局がお互いに市民に対し、夢をパワーを与えられるように市政の場で施策や事業を展開していきたいと思っております。


 それでは、通告に従い質問に入ります。


 1、子ども手当の財源問題についてお伺いいたします。


 国では現在、平成23年度予算案を審議しておりますが、関連法案の中で今年度中に成立しなければ国民生活に大きな影響を及ぼす法案があります。中でも民主党政権の看板政策である子ども手当を来年度も支給するための法案が成立しない場合、子ども手当の支給ができなくなります。そのため今年度は時限立法の子ども手当が恒久法の児童手当法に復活となり、地方自治体には児童手当支給の義務が生じることとなります。本市でも支給のシステムを子ども手当用に変更しており、児童手当となった場合、システム変更による対応は難しいのが現状ではないかと思っております。


 その子ども手当の財源について、全国各地で地方負担に関し議論がなされております。子どもは生まれてから成長する過程は国が最低水準を維持しなければいけないことから国が社会保障として子どもを社会全体として育てていく上で子ども手当自体は必要で、支給しなければいけないことから重要であると思います。


 一方、市民に近い地方自治体は子育てを考える上で地域の子どもの現状やニーズに対応し、課題を克服するためのサービス給付について担当すべきもので、全国一律に実施する現金給付は地方側に工夫の余地がないため国が担当し、全額負担すべきものであると考えます。国と地方の役割分担があり、地方は児童福祉の向上を目指しているので、つまりは財源も含め国が全額負担すべきものであると考えます。国と地方の役割分担があり、地方は児童福祉の向上を目指しているので国の全額給付を求めるべきだと思います。


 また、2009年の衆院選の民主党マニフェストでは子ども手当の全額国庫負担を掲げておりましたが、財源が確保できなかったため今年度のみの時限立法の法案だったにもかかわらず来年度の子ども手当の地方負担をめぐっては全額国庫負担とするマニフェストに反するなどとして反発している県や市町村が新年度予算で子ども手当の地方負担分を全額国庫で計上するところも出ております。


 そこで、本市の来年度予算案には子ども手当給付金6億3,752万2,000円、うち本市地方負担分6,410万4,000円が計上されておりますが、一連の地方負担の財源問題に対し、市長はオフィシャルな場での発言がございませんでしたので、この場で見解・方針をお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) おはようございます。児玉政明議員のご質問にお答えいたします。


 子ども手当の地方負担に対する本市の対応と私の見解についてでありますが、昨年8月に全国市長会を初めとした地方6団体から子ども手当の全額国庫負担を求める声明を発表しておりますが、私もこの声明に賛同しており、秋田県市長会においても同様の意見を述べております。平成23年度の子ども手当に関する政府案では平成22年度に引き続き再び地方負担が継続されることになっており、地方の意見が取り入れなかったことについては、まことに残念でございます。


 ただ、地方負担に反対する立場の表明と法律に基づく予算の執行は別次元の問題でありますので、本市の平成23年度予算案では県と同様に地方負担分を含めた予算案としております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) それでは、国会で審議されている関連法案、子ども手当法案が成立しなかった場合、児童手当法が復活になると思いますが、成立しなかった場合の本市の対応についてお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 年度末までに子ども手当法が成立しなかった場合、児童手当法が復活するため、これに基づいて児童手当を支給することになりますが、6月支給日には平成22年度の子ども手当法に基づく2月、3月分の子ども手当と児童手当法に基づく4月、5月分の児童手当を支給することになります。このため、予算の組み替えやシステム改修等が必要になると考えられますが、現在政府では子ども手当法案の年度内成立に全力を注いでいるということです。万が一年度内に成立しない場合の対応については、何も示されておりません。市といたしましても、現在は国会の審議状況を注視しているという状況でございます。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 今回の補正予算案の中に約500万円ほどの子ども手当のシステム改修費もありましたけれども、児童手当法に戻すとなりますと、またさらにシステム改修費等がかかると思いますが、その改修費の財源といいますか、それはどのようになっておるのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(佐々木忠臣君) 財源ですけれども、システム改修がもし発生するとなれば、その分の財源について、後から国の方からまた通知があると思っております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) それでは、国では来年度の子ども手当で保育料や給食費、教材費や修学旅行費など子ども手当から徴収できる方針を明らかにしておりました。どの費用を対象にするとかだれを対象にするかは各市町村で決めることとなっております。給食費や教材費など未納が多発している市町村からの要望に配慮した国の方針ですが、過去の滞納分については対象外という問題点もございます。


 そこで、本市において、この仕組みを活用するのか、滞納対策にもつながる天引きの導入に対する本市の考えをお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 天引きの導入に対する本市の考えについてでありますが、子ども手当法案が成立した場合、子ども手当から保育料を徴収できるほか保護者の同意のもとで学校給食費や学級費などを徴収できることになりますが、具体的な徴収項目や徴収の手続について、まだ詳細が明らかにされていない状況でございます。法案成立後、政令等で詳細が示されることと思われますが、過去の滞納分は徴収できないなどの制約もあると伺っておりますので、効果などを勘案しながら教育委員会とも協議をし、検討してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 詳しい内容は、まだあらわされていないということなんですけれども、仮に実施する場合は対象者一律に実施するのか、それとも個々のニーズや要望に合わせた実施になるのか、そこをお願いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(佐々木忠臣君) 現在想定されます天引きの考え方でありますけれども、徴収できる費用につきましては、認可保育園の保育料、学校給食費、教材費、児童会費、それから修学旅行費、私立幼稚園の使用料等がございます。対象者は市町村の判断で決定という形を想定しております。


 徴収できる費用の範囲でございますけれども、23年度の学校給食費等でございまして、過去の滞納分等については、対象にならないということでございます。徴収額ですが、子ども手当から徴収する額については市町村の判断ということで、その子どもさんが子ども手当を受ける範囲内での徴収という形になると思います。


 子ども手当から徴収することができる範囲内でございます。今言ったようなことで保育料とかについては徴収できますが、給食費とかそういうものについては保護者の同意とかそういうものがなければできないとことになるかと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 子ども手当の地方負担は本年度限りということで昨年成立しております。まず、国の言いなりで地方負担を地方自治体は簡単に受け入れられるものではないと思いますので、引き続き県や他市町村と連携をとりながら地方の声を国へ粘り強く働きかけていただければと思います。


 それでは次に入ります。


 2、市道市役所東町線の延伸整備、東町から農免道路(花輪小坂線)までのルート延伸についてお伺いいたします。


 現在、市役所東町線の開通から15年が経過し、市北東部地域の市民の利便性は飛躍的なものとなりました。本市道は国道282号と県道十二所大湯線のアクセス道路として機能を果たしており、市役所や警察署、ハローワークやかづの厚生病院等、また市街地へ結ぶ重要路線であります。さらに国道282号の渋滞や事故、高速道路の通行どめなどの場合は迂回路として利用されております。


 この市道を東町方面に進みますと県道でT字路となり、農免道路へ出る場合は右折・左折をしてからこれまでの市道へ迂回接続となります。この迂回してからの市道は非常に狭く、車両の交差もぎりぎりで、特に冬は雪の影響で車両の交差が困難となり、車が立ち往生しておりました。また、道路沿いには多くの住宅が立ち並び、バス路線を通学路としても使用していることから交通安全を考えた上でもバイパス的に延伸した市道の整備が望まれます。特に最近は工事車両、石材を積んだ大型車両の通行も目立ち、現道路の幅員の狭さを感じます。市道延伸により迂回後の市道の安全性確保と利便性がさらに農免道路利用者へ広がり、地域の生活生産道路となるわけです。


 そこで、市道市役所東町線の延伸整備の必要性、可能性の見解をお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 市道市役所東町線の延伸整備、東町から市道花輪小坂線までのルート延伸についてでありますが、ご承知のとおりこの市道市役所東町線については、昭和62年から平成9年までの期間、約20億の事業費がかかってございます。今ご質問の延伸についてですが、現在は市道市役所東町線から花輪小坂線に至るには県道を一たん右折し、さらに左折して市道大清水線を通過するルートとなっております。県道との交差点形状が食い違い交差になっていることや市道大清水線への入り口付近の幅員が狭いことなどから交通安全対策上、これらの解消が必要と感じておりますし、国道282号から県道を経て市道花輪小坂線に至る横断軸構想の重要性は認識しております。


 しかしながら、昨今の公共事業を取り巻く情勢等を勘案しますと新設としての市役所東町線の延伸整備は難しいというふうに考えておりますが、既存市道の交差点の形状あるいは位置変更など部分的な改良による整備を主体として関係自治会などと協議をしながら検討してまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) そうすれば新規の道路整備工事ではなく既存市道の改良整備ということでございましたけれども、先ほど言いました県道と接してる面、また幅員の拡幅工事等の整備を実施するということでありましたが、そのほか具体的な計画等、もしあるようでしたらお願いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 建設部長。


○建設部長(岩根 務君) お答えします。


 先ほどの市長の答弁の中にもございましたけれども、既存市道の交差点の改良、この辺が一番の課題だと思っております。課題といいますか、重要な問題だと思っております。現在県道につき合って、T字路として突き当たっている交差点、これを直進できるような改良、それをまず第一に考えていかなければならないと思っております。


 それから、その次に市道大清水線ですか、こちらが中に入っていきますと結構幅員のあるところもございますけれども、部分的に狭隘な部分もございます。その辺の改良をあわせて考えていきたいと、このように思っております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 道路整備につきましては、多額の予算と時間を要することは私も認識しておりますけれども、道路利用関連地域や地域住民の要望が多く聞かれておりますので、ぜひよい道路を検討していただければと思っております。


 それでは、次に入ります。


 3、スキーのまち鹿角の次なるステージについて。?鹿角製ローラースキーの開発についてお伺いいたします。


 本市は「スキーのまち鹿角」を掲げ、全国規模の大会誘致やスキー人口の底辺拡大に向けた事業を積極的に推進しております。また、地元選手につきましては、各大会で優勝や入賞の活躍をしており、特に子どもたちへ大きな夢や目標を与えているのではないでしょうか。そこで、スキーのまちについてですが、全国多数ある自治体では「〇〇のまち」をスローガンに地域の活性化に向けて取り組んでおります。その「〇〇」は地域の特徴を生かした観光なり産業、スポーツや福祉、文化芸能といったように多種多様にあります。例えば私が鹿角のことを知らないほかの市町村の人だとします。「スキーのまち鹿角」という言葉を聞いた場合、鹿角市ではスキーをつくる産業が盛んなんだと思うかもしれません。


 そこで考えました。スキーをつくるためにはかなり無理があるかなということと、既に国産スキーを製造販売している地域、メーカーがあります。それならば本市はスポーツ拠点づくりの推進で夏場のローラースキー大会や全国ジュニアサマーノルディックスキー大会を開催しており、そのローラースキーを開発・製造ができるのではないかと思いました。国内流通しているクロスカントリー用スキー、ローラースキーは、ほぼ100%といっていいほど北欧製です。また、値段も結構高くてジュニアたちにはなかなか手の届かない商品となっております。それから、私は議員となってから市内のものづくり現場をいろいろ見させていただきました。鹿角には大変すばらしい鉄鋼加工や板金加工等工業製品生産のものづくり技術があり、その鹿角のものづくり技術を生かせば開発・製造は可能と思われます。


 私は、先日、会社訪問をしまして精密板金加工会社と意見交換調査をした結果、製品化の可能性はあるとの感触が大でありました。それに地元選手、トップレーサーの意見を反映させ、鹿角製、メード・イン・鹿角のローラースキーを開発してみてはどうかと思うのです。これも一つの農商工連携ならぬスポーツ商工連携ではないとか思います。本市の選手やジュニアたちが使用するスキー用品を地元で製造し、商品とすることです。いろいろな課題もあるかと思いますが、ぜひ当局より相談役や調整役となってもらい、チャレンジしていただけないかお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 鹿角製のローラースキーの開発についてでありますが、ローラースキーについては、海外の数社のメーカーが競合し、改良を重ね、高性能な製品が既に販売されております。一度の購入で長期の使用が可能であり、利用者人口を限られていることから少量生産となることが予想され、新たに製品を開発する場合、市販品より高額な値段となる可能性がございます。特に製品の性能を左右するローラー部分の製作など、すべてのものを新たに開発することの企業負担が大きく、製品開発は困難を伴うものと考えられます。


 しかし、国産初のローラースキーが本市で生産可能となれば「スキーのまち鹿角」を掲げる本市において、また来年度から進めるブランド化事業の取り組みの一つとして大いに期待できますので、製作意欲のある企業がある場合には製品化へ向け、支援してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 私が注目しているのは、まず国産のローラースキーが流通してない点でございます。話題性があって、とてもよろしいのではないかと思っております。また、唐突に提案してるわけでもございません。調査した業者が製品化の可能性があるということですので、業者との相談役、調整役となって進んでもらいたいということです。また、新年度事業の中にビジネスチャンス拡大支援事業、また鹿角市ブランドアップ戦略推進事業がありますが、この事業の意味合いとも合っているのではないでしょうか。ぜひ組み入れていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 市内の起業家の方で意欲的な姿勢を示されているということは、大変歓迎すべきことであろうかと思っております。そういったことを踏まえまして今市長がご答弁申し上げました。新年度で制度化しておりますブランドアップ、それからビジネスチャンス拡大、ビジネス支援事業、こういった制度のもとに国・県の既存の制度と複合的に組み合わせて起業家自身が収益分岐点を見定めまして新たな事業に取り組むと、こういうご意向であれば市としては情報提供を含めまして十分橋渡しの役を担っていけるのかなと思っております。まずは起業者の方々のモチベーションが上がることを期待し、制度化を運用してまいりたいと、このように考えております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 意欲ある企業には支援するということでございましたけれども、まず企業の方にはどのような支援をしていただけるのかということと、金銭的ではなくてアドバイス的な支援になるかと思いますが、まずそのローラースキーを製品化し、練習のときはそのまま使ってもいいと思いますけれども、例えば大会等SAJ公認の大会に出る場合にはランセンス等の取得も必要になってくるかと思いますので、そこら辺の調整役を全日本スキー連盟に対し、市長の方はかなりパイプもあると思いますので、そのような相談役もしていただけないかということもお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 具体的な支援の内容については、予算の関係等でもご説明したとおり新たに商品を開発する、こういった開発費もしくは研究費、こういったものを対象費目としてございます。


 それからご提案がありましたSAJのランセンス取得等との関連でございますが、これはスポーツを所管しております教育委員会部門とも連携をとりながら我々が果たすべき役割があるのではあれば、そのような方向で検討していかなければならないと、このように考えてございます。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) この開発によって新たな産業、雇用の創出等も生み出されれば最高ではなかいと思っております。また、そのようなきっかけになればと思いますので、ぜひ前向きに考えて検討していただければと思っております。


 それでは、次に?夏場のスキー場ゲレンデ利用アイテムの開発についてお伺いいたします。


 提案いたします趣旨は、先ほどから申し上げているとおりでございます。夏場のゲレンデ利用、誘客については、全国のスキー場でアイデア、サービスを多々出しながら努めていることと思います。本市でも夏場のゲレンデで使用できる遊び心のアイテム、例えばマウンテンボード、マウンテンカート、マウンテンリュージュなどを開発して誘客につなげてみてはどうかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 夏場のスキー場のゲレンデ利用アイテムの開発についてでありますが、マウンテンボードなどの夏のアウトドアシーズンのゲレンデ利用アイテムにつきましても、先ほどのローラースキー同様製作意欲のある企業については、製品化へ向け支援してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) そうすれば、夏場のゲレンデ利用については、何かしら想定、考えていることはあるのでしょうか、お伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育部長。


○教育部長(青山武夫君) 夏場のゲレンデ等の利用について、ただいま議員の方からマウンテンボードあるいはマウンテンカート、マウンテンリュージュなどご提案いただきましたけれども、現在この導入については考えてはおらないところなんですけれども、これらについては、安全面とかあるいは管理面について課題もありますことから、今後この辺について十分な情報収集を行いながら必要性等について検証してまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) ただいま私の言いましたアイテムの動力は重力です。環境にもやさしいですし、いわゆる夏場のそりとなっております。また、遊具としての利用が可能で、親子連れの誘客につながるとも思っております。また、これも私が先日調査した会社では製品化の可能性はあるという答えをいただいております。市内で製造した場合は市販の価格の半分ぐらいで製造できると思われますので、これらを連携した取り組みについて気軽にスポーツ活動できるよう再度検討していただきたいと思っております。


 また、教育委員会の施政方針にもありましたようにスポーツ施設の利用促進と整備については、「本市のスポーツ拠点である東山スポーツレクリエーションエリアを中心とした施設の活用を促進し、関係機関と連携しながら市民が気軽にスポーツ活動ができるように努めてまいります」とありますけれども、こういったアイテムを利用した夏場のゲレンデ利用を考えていただけるよう再度検討をお願いしたいと思いますが、もう一度答弁をお願いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育部長。


○教育部長(青山武夫君) 先ほどお答えしたわけなんですけれども、こういう新しいアイテムによるスポーツといいますか、これについては利用者の需要等について十分検証しながら導入等について検証を図っていきたいと考えておりますので、どうぞご理解をいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 児玉政明君。


○6番(児玉政明君) 残り時間もあとわずかとなりましたけれども、私の提案に対して笑ってる人もいるかもしれませんが、この間テレビでありましたが、アメリカの実業家、マイクロソフト社の創業者、会長のビル・ゲイツ氏の言葉に「自分の出したアイデアを、少なくとも1回は人に笑われるようでなければ独創的な発想をしているとはいえない」という言葉がありました。私は今後は生き残りをかける民間会社だけではなく行政にもこのような考えは必要ではないかということを申し述べまして質問を終了いたします。ありがとうございました。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、児玉政明君の質問を終わります。


 ここで10時40分まで休憩をとります。


    午前10時30分 休憩


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    午前10時40分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 順位2番、?舘一郎君の発言を認めます。?舘一郎君。


    (9番 ?舘一郎君 登壇)


○9番(?舘一郎君) おはようございます。それでは、創風会を代表いたしまして一般質問をさせていただきます。


 最近、新聞、テレビ等見ましても国内外を問わず明るい話題は一つもないような状況でございます。そして、また、特にきのうの紙面においては大変残念なニュースが載っておりました。皆様もご案内のとおりニュージーランド・クライストチャーチで起きた大地震でございます。当初日本人の行方不明者28名ということで救助された方々について、ああよかったなということで国民歓喜をしたということもあったわけでございますが、残念ながら安否が気遣われておりました28名の皆さん方について、最初に、きのうですが、平内好子さんという方が初めて死亡を確認されたということで、じゃ残りの27人は多少なりとも生存の可能性があるのかということでございますが、残念ながら捜索救助打ち切りということで、ご遺族という言葉は必ずしも当たらないわけでございますが、非常に残念なニュースでございました。


 しかしながら、そうした中におきまして日本、秋田県というよりは我が鹿角市において先般開催されました国体、インカレのスキー大会においては、非常に鹿角はわきかえったということで、先ほどの児玉議員の発言にもございましたが、我々議員はもちろん市長も大変喜んでおられることと思います。そこで、国体についての市長からの感想なり児玉議員聞いてなかったんで、少しで結構です。感想を市長からお述べいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) じゃ、私からお答えいたします。感想ですので……。


 準備期間が大変短い中、緊急登板の中にあっても大変皆さんを初め多くの市民からの協力を得まして事故もなく盛会裏に終わったと、これも本当に皆さんのおかげだなと強く思っております。いずれ選手、役員の方々も大変喜んでお帰りになられましたし、この後もさまざまな大会を通じて「スキーのまち鹿角」を全国にPRしたいと思っておりますので、皆さんのご協力をお願い申し上げます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) どうもありがとうございました。


 我々議会議員として日ごろ頑張っておるわけでございます。皆さん方もご承知のように日本の議会においては二元代表制ということで議論、切磋琢磨してやっておるわけでございますが、なかなか当局と我々議会サイドが同じ目標に向かって、あるいはまた結果に対してもろ手を上げて喜ぶということはなかなかないというのが現実でございます。私も議員になって10年経過するわけでございますが、そうした中において、過去、自分自身ですよ。10年、3期目を迎えるわけでございますが、2度ほど当局と我々議会全員が一致したことがございました。これはなかなか鹿角市は議員が少ないとか人口が少ないとか、そういうレベルの問題ではなくて、当局と議会サイドが一致するということがなかなかないわけでございます。それは何かということを市長にお尋ねする気はないんですが、私から申し上げます。


 まず、第1点は前市長時代に議会とトップの考えが一致したのは、いわゆる平成の合併問題でございます。当時、市長の考えは何はともあれ第一義的に小坂町との合併はやるんだと、これについて議員の皆さんも了解していただきたい、ご理解賜りたいということに対して全議員が一致して、そのとおりだということで合併に向かって頑張ったわけでございます。結果は残念ながらこういう状況になったわけでございます。


 もう一つは、今感想を述べていただきました、この国体の誘致でございます。その提案は市長からありました。多分市長も大変な決断であったのではないのかなと。何せインカレの誘致は決まっておったとはいうものの国体はレベルが違います。思惑や何かで誘致できるものではございません。やはりその決断の中には、これは絶対鹿角市の将来を見た場合には必要だと、そしてまた議員と、議会と一緒になったらすごい力を発揮できるんだという心情を吐露したということに対して我々議員も、そのとおりだと。ただ、心配はちょっと期間がどうなのかなと、それは当局の力量なり関係者の力なり熱意を酌んで、じゃ議会としても頑張ろうということが今回の大成功に導いた経過と認識しておるわけでございます。


 私思いますのは、同じ市議会といいましても1万弱の市議会もございます。10万もあります。50万も100万も300万の議会もあるわけでございます。ともすれば10万足らずの議会なんていうのはなくたっていいのかなと。大都会の住民は、もしかすればそう思ってる可能性がございます。しかしながら、それはそうじゃないだろうと思うわけでございます。そういうことを根底に置きまして、通告に従い質問してまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。


 まず、最初に中東情勢でございますが、そんなの鹿角市関係ないよというかもしれませんが、決してやっぱりそうじゃないんじゃないのかなということでお伺いいたします。


 チュニジアにおいて職を解かれた青年が路上で屋台で商売をしておったと。それが法律に触れるということで警官に撤収されたと。それに抗議をして宗教的にやってはならない焼身自殺を図ったということでございます。それがどういうわけかインターネットで瞬く間に広がりまして隣のエジプト、そしてついにはイラン、リビアまで波及したわけでございます。それぞれ20年、30年、40年と独裁が続いた国家でございますが、どうして一足飛びにそうなったのか、その状況に対して鹿角市として何か学ぶべき点があったならばお伺いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 中東の多くの国はこれまでの抑圧的な政権と国家主導の経済政策により民主主義の支えとなる市民社会が築かれなかったということに加えまして世界的な経済不況による高い失業率や物価の高騰も追い打ちをかけたことで民主化を求める大規模なデモや暴動が起きていると認識しております。


 中東情勢から学ぶものとのご質問でございますが、鹿角市政を担うに当たり、改めて感じていることがございます。それは共動の大切さでございます。本市では共動の理念のもと、行政のみならず市民や各種団体、企業などのさまざまな主体が同じ視点に立ち、創意工夫をしながら施策や事業を進めております。また、新年度よりスタートする第6次鹿角市総合計画におきましても基本理念に共動のまちづくりを据えておりますが、さまざまな主体とのつながりを大切にしながら魅力あふれる住んでいてよかったと思える鹿角市にしてまいりたいと強く感じた次第です。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 今市長の方から共動という言葉が出てまいりました。私もそのとおりだと思います。


 もう一つ足りないのは、多分かの国であっても、独裁といっても必ずしも、悪いことなんですが、よく生かす方法もあるのかなと。例えばイラクですね。決していいと言ってるのではないんですよ。結局どうのこうのいって国際的な制裁を受けまして大変なことになっていたわけですね。今はどうかというと、むしろ独裁政権の時よりもいろんな面においてまだまだだめだという評価なわけでございます。私、自分なりに思うのは、共動もそうなんですが、いわゆる市民の声を聞いてない、吸い上げてないというところに暴動が一気に広がったのかなという認識もございます。その辺を鹿角市政においてもくみ上げていただければ大変ありがたいなと、こう思っております。


 次に、TPP、いわゆる環太平洋経済連携協定の鹿角市経済に与える影響についてお伺いしたいと思いますが、これは6月の段階で参加するかしないかを決めるということで、まだまだ定かでない面があるわけでございますが、しかしながら世界の情勢、日本の情勢、理論的にどうのこうのじゃなくていろんな思惑があるわけですね。そうした思惑が錯綜する中において、もしTPPが締結されると、参加するというようになった場合に我が鹿角市、本当は鹿角市というよりも日本とか秋田県なんでしょうが、とりあえず我が鹿角市に及ぼす影響というのを、どのようにとらえておるのかお伺いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 政府が参加を検討している、いわゆるTPP、このねらいは原則として関税の撤廃による貿易の自由化によって相互に経済的な利益を享受することにあります。この協定に参加した場合のメリットとしては、工業品や農産物の生産において生産性を高めることで輸出の拡大につなげられるとされております。しかし、本市への影響について考えますと、関税の撤廃により外国から安価な農産物が輸入されますと国内産の農産物は価格面で絶対的に不利な状況に追い込まれるのは確実であります。本市の基幹産業である農業にとっては壊滅的な打撃を受けるおそれがあるのではないかと危惧しております。政府がTPP協定による貿易の自由化に向け現時点で示している農業の競争力強化のための具体的な対策は今のところ戸別所得補償制度の拡充のみでございますが、生産性の向上や生産者の高齢化対策など総合的、具体的な政策を伴うことが必要であり、拙速に「最初に自由化ありき」で進められてはならないと感じているところであります。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) この件に関しましては、市長さんも反対という立場をとっておられます。この件につきましては、我々議会と一致団結して鹿角の経済を守るために反対という表明を、今後とも持続してやっていただきたいと、こう思います。


 それでは、次に移ります。(仮称)学習文化交流施設建設事業についてお伺いをいたします。


 この件につきましては、昨年9月の一般質問でも大半の時間を費やして質問した経緯がございます。今回またそうなのかということになるわけでございますが、今回はちょっと進んでおりまして後で質問させていただきますが、今年度の予算にも基本設計、実施設計の予算が盛られております。市長さんは、常々いろんな面で市民の意見を聞きながら反映していきたいというようなことを言われておるわけでございますが、その辺を少し検証させていただきたいと、こう思います。


 まずですね、本題に入る前に新町から六日町、この言葉自体の表現、ちょっと自分でも自信ないんですが、いわゆる花輪商店街、あの整備された花輪商店街の整備前と整備後の状況はどうなのか。いわゆる我々も前の花輪商店街の町並みは存じてます。しかしながら、高度経済成長にありながらなかなか発展が望めない、客足が望めないということで全国的に盛んであった商店街の近代化ということで現在に至っておるわけでございます。しかしながら、その結果、じゃ今現在は見込みどおりになってるのか。残念ながら自分が見る限りにおいては、そういう結果は全然見えてない。むしろ客足は遠のいて、まあ想像ですけれども売り上げも減っておるのじゃないのかなと危惧してございますが、現状はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 商店街整備による売り上げの変化でございますが、特定の地区に関する売り上げのデータがございません。これは花輪商店街全体での比較にはなりませんが、花輪大町商店街振興組合の例をみますと商店街近代化事業による個人店舗の整備が開始された昭和57年からアーケードの整備完了後の平成3年までの期間では小売り業の売上額が30%余り増加しております。事業の進展とともに売り上げも増加してきたことがわかっております。


 一方、商業統計調査によりますと、同時期の昭和57年から平成3年における市全体の小売り業売上額も約20%の増加となっております。本市における近代化事業は経済の成長が続く時期に実施されたものでありますので、商店街の売り上げの増加がそのまま事業による効果であったとは申し上げられませんが、当時の景況と相乗効果を発揮し、商店街の活性化には貢献したものと評価はしております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 我々も前からあちらの商店街からはいろいろと見てましていろんなお話は聞いておるわけでございます。そうした中において市長は、今一部売り上げ伸びておりますよということで、そのまま100%正しいとすれば、これはすばらしいなという思いがするわけですが、どうも我々が歩いてはそうは見えない。


 それと、今当然全体の資料がないということであったんですが、我々はあくまでもあの通り、1キロちょっとありますよね。あれがやっぱり花輪の商店街だろうと。大町、新町、六日町、そんなの関係ない。あの全体のにぎやかさを我々は求めるわけですね。さらには、駅前の開発とかいろんな開発があって鹿角全体、いわゆるその中心は花輪だと。そこがにぎわってほしいということでございまして、近代化事業が終了した後でも決してそのような状況にはなっていないのかなというふうに思っておりました。


 そこでですね、今鹿角組合病院の解体工事が進んでまして、やや更地が見えてまいりました。いよいよ市民の皆さん方は、ここに何とか(仮称)文化交流施設が建つのかなという期待があろうかと思います。その反面、もうそれ建つの決まったんだろうかと。じゃどういう施設なんだろうかと。大体の話は聞いてますよ。しかし、なかなか全体像が見えてこない。それはそうだろうと。基本設計、実施設計はまだ決まっていないわけですし、ただ何となく期待と不安が半々なのかなというのが偽らざる市民の気持ちかと思います。


 そのために我々議会としても、確かに今までワークショップとかいろんな委員会を開催して、よりいいものをつくろうということで市民の声も聞いておるわけでございますが、どうもそれが市民の方に浸透してるかというとそうでもないということで、議会の我々の役割としては、その辺をきちんと議論した上で市民に申し伝えると、市民のかわりに内容を検討するという責任があるわけでございます。そのためにいろいろとこれから質問してまいりたいと思います。


 まず、最初に確認したいのは、昨年9月の私の質問に対して安保次長が答えられました。いわゆるこの(仮称)学習文化交流施設なんですが、四つの機能を有するということで、文化会館的な機能、図書館、子育て支援、あともう一つは公民館、公民館といいますか市民センター機能の四つを内包するものだと言われました。それについて市長さんの推し進める、市長さんのお考えは、その4施設について反映されてますかといったら、「いや、市長の考えは反映されてない」と言われましたが、その辺いかがですか。


 いわゆる、我々当初は図書館機能を有する云々ということで進んだわけですね。それから三つの機能を足して四つの機能になったと。それに対して市長さんの意見は入ってますかといったら、次長は「いや、市長の考えは入ってない」と言われましたが、勘違いだったでしょうか。お伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 私が答弁でそのような内容を申し上げたということでは認識しておりません。ただ、その四つの機能が決まった過程をご説明したのだと思っております。市長の考えが入っていないということではなくて、基本計画策定の段階でそのような機能が決定してきたということを申し上げたんだと思っております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) じゃ、市長にお伺いいたしますが、その段階において、いや、ぜひとも、庁内の委員会でも何でもいいですよ。一つこの機能を足してくれというようなことはあったんでしょうか、お伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) この件については、全員協議会も2回も開いてますので、いろんな協議の中では報告しておりますので、それは十分議員はご承知だと私は認識しております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) とりあえずそれは理解というか、その過程については承知いたしました。いわゆる市長さんのお考えが入ってるのか入ってないのかということを明快にお聞きしたわけでございますが、そういう答弁ですからそれで結構です。


 要は、すべての政策において市長が全部つくってるとか内容を市長の指示のもとにやってるとかじゃなくて、やっぱり右か左か決めるのはトップでございまして、場合によっては、じゃこれも足してくれと。それを斟酌してやるのが当局、いわゆる部長以下の職員なわけですね。ですから言わなくたって、もしかすれば暗黙の了解でつながっていた可能性はあるわけですから、その辺は了解いたしました。


 そこで、我々議会の役割なんですが、いわゆる総事業費、単体の建設で35億、約ですよ。関連で38億、いわゆる用地取得とか。しかしながら、関連の道路整備云々を計算すると、どうやったって40億は超えると。私の考えでは、これは最低限見積もった金額でございまして、これから先ですね、まだまだふえる可能性は大いにあるわけです。その辺がやっぱり懸念されるわけでございます。今まで私の質問に対して当局は、財政的に何ら問題ないよと、大丈夫だよというようなことを繰り返してまいりました。しかしながら、財政規模172億の鹿角市において単体で35億、40億の事業というのは、よほど慎重にかからないと後に憂いを残すというふうに思うわけでございます。私も実際心配はしてございます。


 それで、もう一つお伺いいたしますが、市長は最近、図書館、鹿角市の花輪図書館あるいは子育て支援センターに直近で行かれた時はいつでしたか、ちょっとお伺いしたいと思います。何月ごろでいいです。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 図書館については、最近は行ってないです。支援センターについては、私はあそこの子ども未来事業団の理事長もやってますので、何かあれば必ず行ってます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 図書館には行ったことがない、それは忙しいですからね。うちらもなかなか行けないですよ。支援センターは中に入らなくたって隣の施設に入れば見ることはできますよね。失礼ですが、支援センターの中に入ったことはありますか。最近。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 議員の質問ちょっと理解できませんけれども、理事長ですから会議のたびには出かけてます。そして見てます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) というのは、支援センターは建ってからまだ間もないわけですよね。そうした中においても、まず手狭だということなんだと思います。現在の利用が大体1万人ぐらいですか。今度新しく文化、こっちの機能に合併させるということで、その倍ぐらいを見込んでおるということなんですが、その辺もやっぱりちょっと疑問ということなんですね。何十年も前に建てた施設ならばともかくとして、この人口が減少してる中において、最近建てた施設がもう手狭になってると、だから新しい施設をまたさらにつくってやるんだと、それが第1点。


 それと鹿角市、何回も言いますが、そんなに財政的には豊かではない、そう思うわけですね。そうした中においてこの内容を見ますと今ある施設を壊して四つの施設に合併させると、そういうふうなのもちょっと我々は理解できないと。本当に財政豊かなところであればそれも結構なんですが、どうしてそういった考えになるのかなと。建てるのはいいですよ。でも本当に必要最小限、いわゆる費用対効果で本当に有意義な施設を建てるんだったら我々もろ手を上げて賛成したい。特に今回35億という粗々の数字は出してるわけなんですが、では文化会館の部門にはどのくらいの予算が、大体粗々で結構ですし、考えてますと。あるいはスペース的にはこれくらいですよと。もう一つは、じゃ市民センター機能部分には大体これくらいのスペース、これくらいの予算、支援センター部門にはこれくらいのスペース、これくらいの予算、図書館部門にはこれくらいのスペース、これくらいの予算というのがあろうかと思います。あったらちょっと出していただけますか。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) まず、前段の子育て支援センターが手狭になって、そんなにたってないのにということでありますけれども、ちょっと誤解をしているのではないかなと思いますけれども、あそこは児童センターとして建設したものでございます。子育て支援センターについては、もともとは毛馬内の保育園の一角を使って行ってあったわけです。それを次に中央部の方にということで花輪のさくら保育園の子育て支援室の方に移転をしております。子育て支援センターというのは施設の名称ではなくて子育て支援センター事業という事業でやってるものでございます。したがって、特別施設がどこであろうと、これは事業としては構わないわけですが、認可を取ればいいわけですけれども、実施している段階において花輪のさくら保育園の子育て支援室では、やはりニーズが高まっているので狭いということから児童センターの一角をまた使う形であそこを子育て支援センターの事業を行う場所として県の認可を得て行っているということですので、センターそのものは箱ものということでなくてセンター事業ということですので、あそこでそういう事業を行ってるということでございますので、そこはご理解をいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 財政的な面でございますけれども、?舘議員が言われますように財政的に何ら問題がないという形で申し上げたことはございません。健全性を維持しながら、ある制度を活用して市民福祉の向上につなげたいと、そのために建設したいということでこれまで説明をしてきたように思っております。


 それから、事業費でありますけれども、先ほど議員が言われました35億円、約35億円に用地購入費を加えた38億円強と想定しております。ただ、施設ごとの事業費ということではこれから基本設計があるわけでございますが、その段階で事業費が出てくると思っております。


 施設の規模でございますけれども、平成21年度に策定いたしまして全員協議会でご説明いたしました基本計画書で、これもやはり基本設計では考え方によりまして内容が変わってくるかと思いますが、その基本計画の段階では、図書館といたしましては1,685?、また文化ホールは2,080?、市民センターは935?、子育て支援センターは380?と基本計画の段階ではこのような数字で計画としておりました。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) そうすれば、予算的には大体わかりますよね。粗々で結構です。お示しください。その四つの施設に対してどの程度、いわゆる四つを足せば35億というのを、粗々で結構です。あろうかと思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 事業費につきましては、基本設計の段階で先ほど申し上げましたように算出されますが、おおよその概算事業費でこれくらいで建設しようという意向で約35億円を示した段階の数字でございます。基本設計を行うとこの数字も大幅に変わる可能性もあると思っておりますが、それを前提といたしました概算の数字でございますが、図書館につきましては約11億円、子育て支援センターにつきましては2億から2億5,000万、文化ホールにつきましては19億円、それとあとは交流広場、共有スペース等、それをトータルして35億円という、大変失礼しました。市民センター、文化ホール合わせまして19億円ということで、このうち文化ホールにつきましては13億円強、市民センターにつきましては約6億円という形で、あとは共有スペース等合わせまして35億円という基本設計前の概算の概算ということで積算しておりました。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) それで、今回の予算はこれからやりますけれども、基本設計と実施設計を予算化しております。ただ、我々市民といたしましては35億の巨費を投ずる事業でございます。果たしてイメージ的な全体のイメージがわかないわけでございますよね。今次長が言われましたようにそれぞれ面積、粗々の大体の予算示されました。しかし、それが基本設計において相当動く可能性があるといったわけですね。それが少なくなるのか、最大で35億なのか。あるいはそれが関係ないと、大いに動くんだよと。そうすると38億、40億超える可能性があるのかと。あるいはまた中期見通しにもあるわけですよ。基金の取り崩しとか、あるいは市債の発行とか。そうすると今基本設計に入ろうという段階、予算化してる段階において、まだまだこの35億という数字が相当動く可能性があるということになりますと、当然我々議会としても検証していかなきゃならないわけですね。そうすると、今回は実施設計まで二つ、基本設計と一緒に予算化しておるわけなんですが、順序としては、当然基本設計をきちんとした形でつくりながら実施設計にいくのが基本だろうと思うわけですよね。何でそんなに急ぐのかと。全体の像がわからないにもかかわらず一緒に予算に計上するというのはどうも我々のサイドでは理解に苦しむわけなんですね。なぜそんなに急ぐのか、35億、40億超える予算ですよ、事業ですよ、じっくりゆっくり市民の声なり議会の声を反映して、よりいいものをつくろうというお考えにはならないんでしょうか。その辺をお伺いしたいと思います。まず最初ですよ、しっかりした基本設計をお示しして市民なりの、市民なり議会の理解を得ると、それが大事かと思うんですが、いかがでしょうか。しかもですよ、実施設計においてはその分丸々繰り越し明許にしてるわけですよね。その辺もよくわからない。その辺いかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) お答えいたします。


 設計期間についてでございますけれども、計画している施設の規模をもとに設計に必要な期間、これを適正に設定しているものでございます。基本設計については、市民の皆様の意見を伺う機会を設けながら進めて、そして基本設計完了後に次の実施設計に速やかに着手する予定としております。組合病院跡地は中心市街地における重要な場所であり、更地のまま放置することは人の回遊を低下させ、市街地の空洞化に拍車をかけるなど社会・経済活動やまちづくり面でもマイナス面が大きいと考えております。このことから中心市街地のにぎわいの回復と地域の活力の創出のため、また早期の開館を望む市民の声にこたえるためにも、できるだけ速やかに整備を進め、施設をオープンさせることによって市民の芸術文化の振興と、ひいては地域の活性化につなげてまいりたいと考えております。


 なお、基本設計期間は7ヵ月を見てございます。これは正規な期間でございます。十分市民とのワークショップも行いますし、皆さんの意見も伺いながら進めていく期間と考えております。その後、実施設計期間を6ヵ月と見てございます。普通基本設計がきちっと整えば、それは速やかに実施設計に移行するのが当然だと思っておりますので、それがただ13ヵ月間と、二つ合わせて13ヵ月間かかるということでございますので、若干が次年度に繰り延べになると、そういう考え方でございます。急いでるというつもりは全くございません。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 今の答弁聞いてますと、急いでるつもりは何もないということですが、果たしてそうでしょうか。現に今現在まだ鹿角市の用地になってませんよね。まだ厚生連の土地ですよね。しかも解体工事はまだ終了はしてない。予算化してますよ。いつ契約するのか。あるいはまた契約した後、基本設計、まあプロポーザルでやるということなんですが、じゃそれはすぐ4月でも契約できるのか、そうではないと思うんですよね。期間があると思うんですよ。基本設計契約するまで。それは、ではいつごろ予定しておるんですか。その後、基本設計には7ヵ月かかると。そうすると契約完了してから7ヵ月というと、いつ基本設計できる予定なんでしょうか。何かすごく来年に年越すような、来年度じゃないですよ。来年。基本設計ができ上がるのは来年1月以降と思うんですが、どうなんでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 今回の議会に同時に提案させていただいております当初予算でございますが、用地購入費と基本設計費を同時に予算に計上した案となっております。ということで、23年度用地購入もしたいということでございますが、?舘議員が言われますように基本設計を発注する前に用地を購入したいと、そのように思っております。


 この期間でございますが、現在解体及び整地作業を行っておりますが、その作業が終了次第具体的な話し合いになっていくと思っておりますが、私どもといたしましては、現在のところ最も早ければ6月定例市議会に契約議案をご提案できれば一番いいのかなと思っております。でも、これは予定でございますので、整地が終わりましたら、なるだけ早期に契約できるように交渉してまいりたいと思っております。


 先ほど副市長の方からお話があったように、基本設計は7ヵ月ということで平成23年1月のでき上がりを予定しております。その後、実施設計の発注ということで、実施設計も発注につきましては23年度中に行いますが、完成は24年度になるということで繰り越しいたしますということをご説明いたしました。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) ちょっとわからないのは、基本設計ができるのは7ヵ月と。1月だと。年越して1月だと。そうすれば、その提案は6月議会に諮りたいと。それから7ヵ月後の1月には決まると。すぐ実施設計を発注したいと。それは6ヵ月だと。だから年度を越えるから繰り越し明許にすると、それはいいんですよ。ただ、市民の声を聞く、議会の声を反映させる、聞くというのは、いつどの時点でやるんですか。というのは、年越して1月といいますと24年度予算始まりますよね。その前のことし11月にやるのではないですか。市長査定なり。そうすればどうしても何でそんなに急ぐのと。市民、議会の声を反映させるといいながら、どの場でやるんですかという感じがするわけですよ。場合によっては40億超える事業なんですよ。どうも説明が理解できない。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 先ほどもご説明を申し上げましたが、基本設計が7ヵ月間ございます。この過程の中で、その都度ご相談申し上げたり、あるいはワークショップを開催したり意見を入れながら完成させるのが1月なら1月と。こういうことですので、できてからお聞きするということでは、完成してるわけですので、その7ヵ月の期間中にいろいろ意見をお伺いしながら完成をさせていきたいと、こういうことでございます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) そうすれば、ちょっとお願いしておきます。この件に関しましては、基本設計に関してでございますが、十分に市民の声を聞く、議会の声も反映といいますか、少なくともそういう協議の場を設けるということで約束していただけますでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) その都度議会には報告しながら、意見を聞きながら進めておりますけれども、いずれ今の基本設計の段階でワークショップあるいは市民フォーラムの開催を予定しております。できるだけ多くの市民の皆さんの声をお聞きしながら、利用される皆さんから利用される施設をつくっていきたいと思っておりますので、行政が何ていいますかね、議会と市民に相談しないで進めてるということは決してございませんので、その都度ご報告申し上げて、協議を経て進めさせていただいてますので、その辺はご理解いただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) ぜひそれは体裁だけではなくて実際面において市民の声はもちろんですが、議会とも十分に相談されながら声を反映させていただきたいと。いわゆる市民の声はもちろん大事なんですが、我々も市民の代表なわけですね。代議員制ですから、それが結局市民の声にもなるわけですから、どうかその辺はしっかりと約束していただきたいと、こう思います。


 私が何でそういうことを言うかといいますと、意外と八幡平とか十和田地区といえば大変語弊あるんですが、意外と関心がないわけですね。ただ、そんなに鹿角市に余裕があるんだかと、そういう話をよく聞かれるんですよ。当然心配されてますよね。だから私も聞くわけです。


 もう一つ、関連します。いわゆる市民センター機能を持たせるということで市長も常々言ってるわけですね。いわゆる花輪市民センター跡地、まだ壊すと決まったわけでもないし、跡地ということはどうかと思うんですが、あれを壊すということなわけですね。私はさっき子育て支援センターどうのこうの、市長行ったことありますかということを言いました。実はここに市役所の庁舎がありまして、最近空き部屋というか、結構出てきましたよね。それと山村開発センター、農業総合支援センター、そしてまた一つは交流センターありますよね。この利用率というのはほとんど、余り高くないんですね。調べてみましたら。立派に子育て支援できるわけですね。むしろ総合支援センターなんか、何か寂しい感じしますよね。行くたんびにそう思うんですよ。だから山村開発センターにしろ総合支援センターにしろ交流センターにしろ、まだまだ使い勝手があるし、利用率高めた方がいいのかなという感じするんですよ。新しい施設も結構なんですが、そう思って支援センターについて、市長、行かれたことあるんですかと。私も行ってみました。それは確かに新しくて広くなれば、これはいいですよ。しかしながら、全部が市民の負担になるわけですよ、ほとんど大概は。しかも、これからますます高齢化社会、少子化、人口減と、中期見通しでも毎年500人から600人、10年後には5,000人も6,000人も減って2万9,000人っていう数字も出してるわけですよ。そうした中において、果たしてこういった施設をつくって思惑どおりの、失礼、思惑じゃなくて予定どおりの成果が得られるかと。やっぱりそういうのを心配してるわけですね。


 一つに絞って花輪市民センター、やっぱりこれはどうしても解体すると。以前、前に趣旨採択したんですが、武道場云々については趣旨採択するということであったんですが、もう今はそれを解体するということに決まってるんですか。関連しますが、いかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) ?舘議員は何回も同じことをお聞きしてますけれども、その都度私も答弁はしてます。


 この事業、花輪図書館は老朽化したから建てると。場所はあそこに決まったわけです、皆さんご承知のように。それから、市民センターは古くなったからあそこへ持っていって利用率を向上させましょうと。そして、支援センターは手狭になったからこっちへ持ってきましょうと。それから、文化センターは市民の強い要望があって念願の文化センターということで、四つの複合施設ということを皆さんに説明しながらこの事業を進めてきたわけです。決して本当に市民の声を聞かないのか聞いたのかという質問何回も言いますけれども、聞いてきてます。そして私も公約の中で(仮称)学習文化交流施設の建設ということも訴えてまいりました。ですから、今財政規模、予算規模なんかの話をしてますが、それは基本設計の段階で確実な数字は出てくると思いますが、何か話を聞いてますと前に戻ったような議論の仕方をしてますので、大変理解しがたく私感じてますが、そうではないんです。皆さんには何回も構想の段階で、そしてまた一般質問でも答弁してますので、かなり私は理解していただいてるなというふうに認識しております。


 ですから、全く議会、説明不足だという、そういうことは決してないと思ってます。その辺はひとつ、前の方に進むように議員の理解をひとつお願いしたいなと思います。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) その辺がやっぱり市長、先ほど言ったんです。やっぱり市民感覚、市民の理解と我々の理解と市長の理解違うということなんですよ。いわゆる古くなったから物壊すんですか。その考えは私納得できないですね。花輪市民センターの耐震はどうなってますか。耐えられないということになってますか。構造部分はそうですよ。本体部分というか、構造といいますか、こちらは違うでしょう。古くなったから壊すというのは私はどうも、確かに市長は前に公会堂、もとの、あれも古くなったんだし、維持大変だから壊したらいいというようなこともちらっと言ったことあったんですが、でも今はあれを整備するという方向になって非常によかったなと思ってます。古くなったから壊すというのは、どうも私は腑に落ちないですね。


 それは確かに会社、個人であれば自分の家古くなったら壊すんだと、30年だからやるんだと、これはいいですよね。ただ、公共の建物を古くなったから壊す、それは公約で言ってるし、理解を得てると。文化会館についても市民の声がいっぱいあったからやってるんだというんですが、例えばワークショップ見ても、その前の検討会あったんですが、文化会館ぜひ欲しいという声はなかったんですよ。ただ、一部建ててくれるんならうれしいねということはありましたよね。でもね、建てるという方向だからいいんじゃないですか。もしかして。だとしたら、何ぼでも議論した上で必要な文化会館、必要な図書館、必要な市民センター建ててほしいと、こういうことなんですよ。ただ、要望があったからやると。そうじゃなくて、それを精査しなきゃならないでしょうと。また、後戻りするのかっていったって私だけでしょうか。20人の議員の中でこういう疑問を持ってるのは。(「そうだ」の声あり)一部、1人そうだということあったんですが、それは予想どおりですよ。その辺はやっぱり何もすべて反対だと言ってるわけじゃないですから。やるからにはちゃんと吟味してやってほしい、そういうことを言ってるわけですよ。


 そうした中において、支援センターも一緒にするのがいいのかと、それ出てきたのはわかりますよ。いよいよ基本設計だけと、こうなりますと、本当にじゃそれが必要なのかという意見が当然出てくるわけですよ。違いますか。もう一回お願いします。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 支援センター、あきがあればどこでもいいのではないかというような先ほどの……(発言者あり)それもありましたけれども、あそこに複合施設にするという経緯はワークショップの中でも話をさんざん議論したところでありますけれども、図書館とのつながり、文化ホールとのつながり、そういう子育て支援中のお母さん、お父さん方とのそれぞれの施設とのつながりがあることがベターだということで複合施設化をするものでございますので、支援センターだけどこかにあればいいというような議論ではないと思っております。


 それから、花輪市民センター解体するということを前提に言われておりますけれども、まだそのことについては決定も何もしていないということだけはご理解いただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 先ほど文化ホールの建設につきまして何か建設を望む声があったのかということでございましたが、これまでビジョンの策定、基本計画の策定と市民懇談会、検討会行ってまいりました。その席では本当に音楽を十分な環境で聞くことのできるホールが欲しい、また中途半端なものではなくて、できれば可能な範囲で大きめなものが欲しいとか、いろいろな意見が出されております。決して市民の方々から文化ホールは必要でないというご意見は、私たちの会議ではなかなかございませんでした。それよりも早期に建設してほしい、これは以前生涯学習センター建設という事業がございましたが、それ以来市民のホールに望む気持ちは変わっていないのではないかなと、そのように思っております。また、要望書も提出されておりまして、市民の意見ということでは望む声が大変大きいのではないかなと、そのように思っております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 勘違いしないでください。私、この事業に反対して言ってるということじゃないんですよ。ただ、今まで委員会あったのではないですか、いろいろと。ワークショップあったじゃないですか。そうした中においてだれも反対は、いや、建ててやるというんであれば反対しませんよ。やっぱり余裕あれば欲しいですよ。私だって皆さんだって。ただ、それを報告書、ワークショップの報告書とかいろんなものを見た場合に、ぜひとも新たに文化会館欲しいというのはなかったということですよ。私が言ってるわけではないですよ。あくまでも報告書なり会議録見て言ってることで、その中には特別絶対何か欲しいとは言わないけれども、建ててもらえるんであればうれしいね、ありがたいねというのはあったことであって、全部反対してるということではないんですよ。それは誤解しないでください。


 そうした上で、まず基本設計と、ここまできたわけですから、だったらもうちょっと基本設計、実施設計の内容わかるんでもうちょっと、スピード感もいいんですが、じっくりね、大事業なんで市民の意見なり議会の意見を反映させるような手法でやったらいかがですかと、こういうことなんですよ。じっくり7ヵ月基本設計にかけて、その間市民の声を聞いて議会にも相談申し上げるということは言われてるんですが、だとすれば同じ実施設計来年度やるにしても、じゃ来年度実施設計で一生懸命やっていくと、基本設計の取ってやるということでもいいのではないですかという話。


 それと、もう一つ懸念されるのは過去の例もあるんで、例えば組合病院1号線、あそこ測量設計予算計上してますよね。そうすればあれは100%思惑どおり地権者を説得してやれる段階なんですか、そういう懸念があるわけですよ。どうのこうのじゃなくてね。それは100%大丈夫だよというんであれば何ら私はいいですよ。さらに基本設計を途中で示していただいて、じゃ市民の声はこうだし、議会サイドはこうだしということで、よりよい基本設計にしたいと、そうした上で実施設計にもっていくと。今一緒にやらなくたっていいのではないかということなんですよ。実際花輪駅西住宅の宅地や用地の取得においても懸念はされましたよね。ちょっと全部用地を取得するのは難しくないかと、そう懸念したときがあったんですよ。でも途中で大丈夫だと、理解出てるからと、100%同意もらえるということで委員会を説得した経緯があります。実際どうなったかというと、どうしたもんだかまたもとに戻ってしまったということで、残念ながらああいう形で着工なったわけですね。そういうのもあるから言ってるんですよ。だからゆっくり時間かけて、2年も3年も先送りしろというんじゃなくて、その計画年でいいじゃないですか。そうした中においてじっくり腰を据えて市民の意見なり議会の意見を聞いてほしいということでお伺いしたわけです。


 で、お伺いしますが、そうすると、まずこれよしとして、当然関連で組合病院1号線、あの予算出してますよね。少なくとも今の段階では、その地権者に対して100%同意を得て、見込みどおりの1号線が27年の春までに開通できるという見通しは立ってるんですか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) アクセス道路の建設関係についてでございますが、今のところ地権者とご理解いただいてまとまったという段階ではございませんが、施設の完成に間に合うように、こちらの方も交渉を進めて事業が早期にできるように頑張っていきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 大体こういう感じで、やっぱり心配してるのは何もかにも事業に反対ということじゃないわけですよ。つくるんだったら必要最小限の予算で最大効果のある建物を建ててほしいと。そのためにはじっくりと時間をかけてやっていいんじゃないかと。いいんじゃないですか、27年開業で。しかしその前に、何度も言いますが、余り急がないでじっくり、繰り越し明許なんてやらないで、ことしは基本設計で皆さんにじっくりと検討してもらうと。きっちりした基本設計ができたら、あとは本当のプロの仕事でコンピューターでできるでしょう、実施設計なんていうのは。あと数字を当てはめていけばいいんですから。とりあえずね。だからその段階になると我々意見を差し挟めないですよ、プロじゃないですから。ただ、基本設計の段階では言えるだろうということなんですね。じゃもう一回お伺いしますが、今年度中に実施設計に入れるんでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 先ほど副市長が説明した内容が全くご理解いただいてない、そのように思っております。先ほど申し上げたとおり、適切な基本設計の期間を確保しているということで、その上におきましては基本設計が終わり次第実施設計に取り組んでいきたいということでご説明申し上げました。


 それから、7ヵ月間が適切かどうかということにかかわってくると思いますが、必要なネンクを出しまして積算しましたところ、7ヵ月でできると。また、基本設計策定の際に相談申し上げましたコンサルの方の意見でも、この期間で適当だろうという助言をいただいております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 基本設計の7ヵ月ということは理解はしたというふうになりますが、ただわからないのは、どうしてもわからないのは市民の声も聞くって言ってますよね。議会の意見も聞くって言ってますね。ただ、6月にその予算を提案したいと、そして7ヵ月間の来年の1月ということなんですが、そうすると定例会は4回あるわけですよね。何回も言いますが、来年なりますと24年度予算となりますよね。本来あれもこれもったって容易じゃないしということになるわけですよ。そうするとまず今月、ことしいっぱい、年度じゃないですよ。23年いっぱいに基本設計を、完成は1月であっても我々市民とか議会の意見を反映した基本設計そのものは12月の段階で示してもらえるというような感じなんでしょうか。完成が1月だとすると。その辺がちょっとわからない。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 何かお話を聞いていますと、一つ理解が難しい点があろうかなというふうに私感じてます。


 まず、この組合病院跡地に建設するについては、反対はしないと。ただ、急いでやる必要はないと。しかし、今は組合病院移転してますね。さら地にしておく時間がいろいろ問題出てくると思います。で、できるだけ早くと。これは理解していただけると思いますが、その中でこれまでもこの事業については市民の皆さん、あるいは議会からも意見、それからまた要望も出されております。そして、またワークショップの報告書見てもそうであります。そして、また自治会との座談会でも,できるだけ早く早期に完成してほしいという意見が多いとに受けとめています。これまでも議会に対しては説明すべきことは説明して基本計画策定委託料など、それから関連予算も議決をいただいた上で取り組みを進めているという状況下でありますので、今の基本設計についても、その中で決まったら皆さんの意見を聞くというスケジュールで進めてまいりたいなと思っておりますので、ご協力をお願い申し上げたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) だからその辺が引っかかるわけですよ。今市長もね、基本設計が決まった段階で皆さんにご相談すると、もう決まってしまえば我々やっぱり言う機会がないわけですよ。結局決まったことに重点を置いて我々を説得するというか説明するとなるわけですよ。ですから私は十二分に、いわゆる実施設計6ヵ月かかるというんだから、何も来年度予算に盛ったって工事には支障ないだろうと、これを言ってるわけですよ。例えば実施設計を来年やったからといって今の更地をどうのこうのという話、それがおくれるとか、それを言ってるわけじゃないわけです。やはりこれはもう大事、一大イベントでしょう。もうこの先はほとんどないと思うんですよ。このレベルの建物というのは。だからこそ貴重な機会だし、市民、議会の総意をもっていいものをつくるように検証させていただきたいと、こういうことを言っているのであって、だれが見たってやっぱり急いでるという感じするわけですよ。しかもそれを、基本設計、実施設計を年度分けてやっても何ら支障ないでしょうと。別にそれに反対と言ってるわけではないし、ただそれを一気にやると、しかも最初申し上げたんですが、本当は基本設計、実施設計と書くべきところを実施設計一本で書いてると、変な勘ぐりするわけですよ。確かに訂正しましたよ。本当は基本設計、実施設計とやるべきだったなと、それは訂正いただきましたよ。でも要らない考え出てくる、我々もね。だからゆっくりじっくり腰を据えてやってほしいということでした。


 まず、この件についてはそうではないと。しっかり市民の意見も聞くし、議会に対しても相談申し上げて反映したいということを信用いたしまして、この件はこれでいいですが……。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 基本設計、できた段階と私申し上げましたが、途中でも時間ありますので十分に皆さんの意見を反映させながら立派なものをつくりたいと思ってますので、ご理解ください。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) それでは、次に入らせていただきます。それでは第6次鹿角市総合計画についてお伺いいたします。


 質問通告にありますが、いわゆる当局といたしましては平成23年から27年までの前期、その間の国内あるいは県内、秋田県の総生産額・GDPですが、それをどのように把握しておるのかお伺いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 我が国の国内総生産ですが、過去10年間では平均で実質成長率1%を下回る状況となっております。名目に至ってはマイナス成長と先進諸国の中で最低の水準にとどまっております。平成22年6月18日に菅内閣において閣議決定されました新成長戦略では、平成31年度に当たる2020年度までの年平均で名目成長率3%、実質成長率2%を上回る経済成長を目指し、強い経済、強い財政、強い社会保障を実現することが掲げられております。


 秋田県では、平成21年3月に2030年までの長期的な見通しとして「秋田の長期展望」を策定しております。この中で将来的な人口減少は避けられないものの就業率の向上あるいは労働生産性の向上により県内総生産は現状規模を維持していくことを目標として掲げ、目指す秋田の姿を展望しております。


 本市におきましても、秋田県同様ある程度の人口減少は避けられないものと考えておりますが、第6次総合計画で掲げた重点プロジェクトの積極的な展開により、市内総生産については平成20年度の1,057億円に近い規模を確保してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) きょうの一般質問に当たりまして通告しておるわけなんですが、通告した要件全部質問できるような感じがございませんので、抜きながら質問させていただきますが、いいですね。


 それで、今回の計画の中においてそれなり、財政見通しなり人口見通しなりしておるわけでございます。この計画におきまして、やはり現時点で一番懸念しなきゃいけないのは、最初も申し上げましたが、TPPが我が鹿角経済に及ぼす影響なのかなと。現時点においてはですよ。その点について、今回の総合計画においては、どの程度斟酌されておるのかお伺いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) TPPの影響ということでは、国内的にも大変大きい影響があるということでございます。鹿角市に対する影響ということで試算はしてございませんが、県の方で試算した数字によりますと、特に農業においては6割から7割の減少が生じるのではないかということでございました。で、私たちが策定いたしました第6次総合計画におきましては、そのような影響は考慮できなかったということで、秋田県同様その影響を計画に盛り込んではおりません。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) わかりました。やはりこの問題を一市町村ではなかなか対応しきれないし、読みきれない、これは多分そのとおりだろうと思います。その点は同情いたします。同情というか理解いたします。


 そうした場合、少なくともこれから中央はともかくとして上昇傾向にあるとは、とても思えないわけですね。特に秋田県、あるいは鹿角市においてはです。そうした場合の財政見通しというのは、収入は最小限見ると、それが必要なのかと。そうした上でいかにして財源を確保するかというのがやっぱり当局、我々にも言えることなんですが、思案のしどころであるだろうと、こう思うわけですね。そうすれば結果的に緊縮財政、緊縮予算と、こうなるわけですね。


 先ほど質問いたしました交流文化センター、そうした中において建設するわけでございます。仮にそれをよしとして、内容は精査しながら、内容を精査しながらよしとして、それでも多分きつく見た財政見通しだと思いますよ。何も大ふろしきを広げた財政見通しではないと思うんですが、そうした中において5年後の財政見通しを見ますと、いわゆる基金で若干のずれはありますよ。二十三、四億の件、市債発行残高が30数億といいますか、数億の増、プラ・マイ50数億の差が現在より生じるわけですね。必要性は認めたものの果たしてそれで大丈夫なんだかと、これ何回も私言いますが、いやそれは指数的に大丈夫なんだよというんですが、どうもやっぱりこういった原則経済界においては、何回聞いても理解できない。私の頭が悪いのか理解できない。


 そうした上でお伺いいたしますが、今回の5年間の財政見通しの中において、どの辺努力して最大限削ったんだと。あるいは歳入については、この辺頑張って努力でふやしたんだと、ふやすんだというところがありましたらご説明をしていただきたいと、こう思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 財政問題につきましては、絶えず健全性を確保できますように努めてまいりました。23年度予算の編成に当たりましては、事業の経費をなるべく予算化するという考えの一方では、経常経費につきましては、これまで同様に節減に努めるという形で行革にのっとった経費の節減に努めてまいりました。行革の方では、5億円の削減ということを目標に掲げておりますが、単年度ベースでは5億円の削減とまではいっておりませんが、その沿線上の取り組みをいたしております。


 また、歳入におきましては、非常に厳しい経済情勢を反映いたしまして市税の増収ということでは見込むことができなかったわけでございますが、ただ年度途中におきましても徴収の向上に努めるという形で徴収すべきものは漏れなく徴収するように努めてまいりたいと思っております。


 それから、そのほかの交付税の状況につきましては、国の地方財政計画の伸び率に合わせた予算化ということで、その伸びに準じております。


 また、地方債につきましては、大きい額だったということで前にも言われておりますが、ただこの中の6億につきましては、臨時財政特例債ということで本来は地方交付税として交付されるべきものが地方債に変わったということで、実質15億から16億円の事業関係の地方債という形でございます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) それで、27年度末の基金残高、あるいは市債の発行残高、示しておりますよね。当然これは拡大なり縮小する可能性はあるわけですよね。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 財政課長。


○財政課長(阿部 薫君) 今回の中期見通しにつきましては、中期財政見通しにつきましては、現時点での前期の基本計画に想定されてます事業費をもとにして算定しております。ですので、実施計画につきましては、毎年ローリングするということで、その中で事業費等についても精査されていきますので、その精査された事業について反映させた中で財政見通しについても見直ししながら皆さん方にご提示していきたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) それと関連いたしますが、財政見通しでは27年度までしか示してございません。それまでは公債費比率も、その段階までは、そうふえてもいないし、妥当な線で現状維持と。多少差はありますよ。なってます。その辺見れば何ら心配ないという感じがするんでしょうが、問題はその後の5年間なんですよ。その後の公債費比率というのは上がる可能性はないんですか。相当数。その辺の見通しはいかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 財政課長。


○財政課長(阿部 薫君) 中期財政見通しの中におきまして実質公債費比率については、平成27年度末で推計値ですけれども8.0まで下がると見込んでおります。これは実際にこの後、計画に基づきまして事業に伴う起債を起こしていくわけですけれども、起債につきましては、その償還期間におきまして3年なりといった形で元金の償還が猶予される期間があります。据置期間ですけれども、この前期の計画の中では、早いものにつきましては当然元金の償還が始まりますけれども、後半部分については27年度以降元金の償還が始まることになります。ですので、現時点で8.0と推計している部分について、この後そういった元金償還が始まることによって徐々に上がってくるというふうには見込んでおりますけれども、前にもお話ししたとおり28年度以降の事業計画が、数字がはっきりしてない段階では、それがこの後どのようにプラスしていくのかは、まだ数字としてはつかんでいない状況です。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) その点につきましては、我々よりも当然当局が大変精査した上でやってるとは思うんですが、その辺が逆に言えば心配なわけですよね。もし検討しておりましたら教えていただきたいんですが、27年度末の公債費比率ありますが、その後、5年後の32年度末まで、私の予想ではだんだんふえていく、10%、11%、12%になる可能性があるのかなという感じがするんですが、そういった懸念はありませんか。あっても10あるいは11内外という見通しはありますか。いかがですか。その1点。不安定な要素あると思うんですが。


○議長(黒澤一夫君) 財政課長。


○財政課長(阿部 薫君) 28年度以降の実質公債費比率見込みにつきましては、現在借りている償還残高につきまして順次終了していきます。ですので、28年度以降新たに起債する金額を見ない段階では27年度末の実質公債費比率が8.0と言いましたけれども、これは現在の27年度までの起債を含めましても32年度末には7.5までまだ下がるという傾向が続きます。そういうふうに見込んでおります。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) そうすれば、通告はしておりますが、やはり後期計画最終年次の32年度末の基金残高及び市債残高の見通しについては、今ある程度予想できますか。要は、今後5年間の27年度末までは計画に示しておりますので、そうした中において57億、先ほどの、現在よりも負担というか差異が出てくるということで心配しておるわけですよ。問題は、さらにその後の5年間、どういう見通しなんですか。それもやっぱり心配なわけです。今出してるのは5年後までであって、その後はわからないよというんじゃなくて、それぐらいの見通しもなければだめだと思うんですよ。その辺の見通しは大体ついてますか。最終年度。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 第6次総合計画の前期基本計画に基づく財政見通しは作成しておりますが、後期の基本計画については平成28年度から32年度の事業の張りつけを行っておらないということから、張りつけた段階で作成することといたしております。今回、第6次鹿角市総合計画前期基本計画における財政見通しをお示しいたしておりますが、この計画が5年間固定するということではありません。これはご理解いただきたいと思います。国が毎年発表いたします地方財政見通しやローリング、毎年ローリングを行っております市の実施計画など、これらの状況を踏まえた上で健全な財政運営を基本に財政見通しについても見直してまいります。


 というのは、10年間のスパンで推計しても余りにも長すぎるために地域経済の変動が大きすぎるということで毎年見通しを立てているという状況でございます。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) その辺は我々も理解はしてるんです。ただ、やっぱり心配なのは基金を減らして負債をふやすと、その差が5年後には57億にもなるという、そこが心配なわけですよ。しかも自主財源が25%、4分の1内外だということで、健全だ健全だといってるんですが、鹿角市でなくても地方財政そのものが健全の域を脱してるわけですよね。健全じゃないわけですよね。そもそもが。そうした中において、例えば事業やるよと。ちょっと市債はふえるけれども今までの蓄えは使わないよと。あるいは蓄えは使うけれども、まず目的あっての基金だというんだから、それは使うと。でも新たな借金もふやさないよと。ふえても常に皆さんがわかるような感じでふやすんだから何も心配ないよというような感じであれば理解するわけですよ。その辺がなかなか、財政当局は数字持ち出して大丈夫だ大丈夫だっていったものの果たしてそうなのかなと。そういっていながらいろんな議論があるとはいったものの国保は上がるし大変だなという声はやっぱりあるわけです。いわゆる鹿角市は事業、この5年間の後期計画見てもすごいねと、よくこういうふうにやれるよねと、裕福なんだという感覚してるわけですよ。多分そうじゃないよということで、我々はもちろん当局においてもその辺はちゃんと精査して市民にわかるような説明をしてやっていただきたいと、こういうことなんですよ。そのためにはやっぱりいろんな意見に耳を傾けて財政を運営していく、市政を運営していくということが必要だろうと思うんですよ。


 そうした中において市長さんは会社感覚で臨むということをいってましたが、例えば今年度予算しかり、あるいは財政見通し、財政計画しかり。後期計画において、どの辺に会社感覚で臨むという施策が展開されておるのかお伺いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 私が述べた会社感覚につきましては、健全な市政運営のもと、暮らしの満足度、あるいは施策・制度の充実度の向上といった、いわゆる顧客満足度を高めるため自治体の運営形態の考え方を、これまでの行政サービスや行政コストを考えて経営努力する行政経営から行政を地域を構成する一部であるというふうに考え、市民や企業など多様な主体の参画によって地域全体の経営を行う地域経営の視点を持たなければならないというふうに考えたものであります。これは第6次総合計画のまちづくりの基本理念として掲げた共動のまちづくりそのものと考えます。


 また、手だての一つでありますが、地域にある資源を有効に使い、地域全体のサービス水準を高める必要から地域ブランドに着目した自治体経営を図りたいと考えるものです。地域の多様な担い手が主体となり、地域固有の魅力や価値を持つ資源を地域ブランドに高め、これを地域外へ売り込むことをイメージしておりまして、総合計画の重点プロジェクト、産業ブランドアッププロジェクトがこれを具現化する取り組みであります。私自身も鹿角市を売り込むセールスマンとして積極的にかかわりながら鹿角全体を元気にしてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) それではちょっと飛ばしながら質問させていただきたいと思います。


 通告にはあるんですが、平成23年度予算での目玉事業を三つだけ挙げていただきたいと、こう思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 まず、一つ目に鹿角ブランドアップ推進事業であります。今年度において産業部にプロジェクトチームを立ち上げ、鹿角ブランドアップ戦略を策定してまいりましたが、新年度からは戦略を具現化するべく事業を展開いたします。農産物のブランドアップに加え、農業経営の6次産業化への取り組みを支援するほか農商観連携による新たな付加価値を見出す取り組みも促進してまいります。また、観光地や特産品などの全国展開を図る上でも鹿角という地域が持つイメージの確立が重要となることから観光キャンペーンやイベントの開催などにより鹿角の魅力の発信を行うと。それとともにトップセールスも積極的に行ってまいります。


 2点目として、(仮称)学習文化交流施設整備事業であります。私の公約の一つでもありますが、昨年の基本計画の策定、今年度における管理運営の基本方針の策定は市民の皆様からも参加していただき、ワークショップ等開催しながら進めてまいりましたが、来年度は引き続きワークショップの開催を継続しながら基本設計の作成、年度の後半には実施設計の発注を予定しております。また、解体工事が現在進められておりますが、完了後の土壌調査の確認を行った後に用地取得する予定としております。


 3点目でありますが、八幡平中学校改築事業であります。築40年以上経過し、老朽化が著しい校舎及び体育館であり、改築の実施設計等をPTAの皆さんからも参画をしていただき、今年度実施しておりましたが、いよいよ新年度から工事をスタートさせてまいります。工事期間中は体育館の使用あるいはプールの使用など生徒の皆さんには大変ご不便をおかけいたしますが、予定していた工事期間を短縮するよう事業の前倒しをして早期完成を目指してまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) ?舘一郎君。


○9番(?舘一郎君) 今三つの重要事業ということでお伺いいたしました。なるほどなという感じいたします。


 そこで要望でございますが、新しい事業をやることは大いに結構でございます。ただ、今まで見ていますと現政権だけではないですよ。やっぱり鹿角市、まあどこにも言えるんですが、どうも検証が足りないのかなと。新事業展開する段階において、やっぱり歴史を振り返るというか、過去の事業、いろんなよしあしあるわけですよ。それを十分に検証した上で取り組んでいただきたい。そうすればおのずと改良点なりどういう工夫すればいいのかが見えてくると思うわけでございます。私が見る限りにおいては、やはりそういった検証をしないまま新しい事業に取り組んでおるというのがあまた見られる傾向にあると私は思ってございます。どうかその点、新しいブランドアップ事業、我々の担当でございますが、仮に文化交流施設にいたしましても、それぞれの過去を振り返りながら検証を踏まえた上でよりよい事業として完成していただきたいと、これは要望でございます。


 次に、最後ですね、政策を完成させる段階において手法としてはいろいろあるわけでございます。児玉市長は児玉市長さんなりの手法があると思います。ただ、冒頭申し上げましたが、我々二元代表制のもとにやっておるわけでございます。それは内容はどういうことかといいますと、余り難しい議論しなくても、やっぱり行政のトップというのは、いわゆる枝葉末節にこだわるんじゃなくて大局観でもって政策を展開するというのが求められておるのかなという気がいたします。我々議会は地域の代表でありながら、あるいはまたそれぞれの団体の代表でもあるという認識がありまして、それが首長とはちょっと違う出身母体になってきます。そうした上で政策をかんかんがくがくやることによってよりよい市政なりが運営されると私は思ってございます。その点につきまして、市長はどのようにお考えなってるのかお伺いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 今の6次総もそうですが、5次総をしかと検証しながら6次総を計画いたしましたので、それはご理解いただきたいと思います。


 私が掲げました公約と施策の進め方についてですが、これについては6次総では基本構想または基本計画、実施計画により、今後10年間にわたって取り組むべき施策を体系的に示しておりますが、私が掲げた公約についても、これに盛り込み、より強く元気な鹿角を実現したいとの思いから各段階において調整を行い、公約との整合を図って今までもまいりました。公約の実現に向けて取り組むべき事項については、既に施策や事業を展開しているところでありますが、新年度からも第5次総合計画における成果や課題をきちっと検証しながら、それを踏まえ、第6次総合計画に基づいた施策を積極的に推進することで公約に掲げました活力にあふれた住みやすいまちづくりを進めてまいりたいと思います。


 施策事業の実施に当たっては、庁内各課の横断的な取り組みはもちろんでありますが、市民や各企業、各種団体等との共動をさらに推進し、地域全体で課題の解決に向かう体制を強化することで、万全の体制のもと、目指す町の姿の実現に邁進してまいりたいと思っております。(「以上で終わります。ありがとうございました」の声あり)


○議長(黒澤一夫君) 以上で、?舘一郎君の質問を終わります。


 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。


    午後0時10分 休憩


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    午後1時00分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 順位3番、栗山尚記君の発言を認めます。栗山尚記君。


    (3番 栗山尚記君 登壇)


○3番(栗山尚記君) 今回も12月に引き続き30分の短い時間でございますので、早速質問の方に入らせていただきます。今回は、先ほど来いろいろ質問も出てるわけですが、たった今終わったばっかりの国体、そしてインカレ直後の感想と、そしてまさにまだリアルタイムで行われているわけですが、雪が多いと言われたことしの除雪について、リアルタイムな内容をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それでは、通告に準じまして順次質問を進めてまいります。


 最初に、あきた鹿角国体2011全日本学生スキー選手権大会についてです。


 冬のビックイベントであった冬季国体とインカレを終えた直後の現段階で両大会が鹿角市及び鹿角市民にとってどのような大会であったか、率直な感想をお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 栗山尚記議員のご質問にお答えいたします。


 まずもって両大会を盛会裏に終えることができたことに対し、心から感謝を申し上げたいと思います。急遽開催が決まった国体でしたが、市民総参加による鹿角らしい国体を目指して市民共動部を立ち上げて応援小旗や入賞者への記念品、さらには歓迎雪像などの作製を行ったほか、数多くのボランティアのご協力によりましてスムーズな大会運営ができたと思っております。


 また、今回はこれまでなかったほど市内外から観客が押し寄せ、競技開始の午前9時前には駐車場が満車になるほど予想を超える反響の大きさに交通誘導の面で一部課題を残しましたが、全国への鹿角のPRと鹿角市民のおもてなしの心が十分に発揮できた大会であったと思いますし、大会期間中の宿泊などにより地域経済にとっても大きな効果があったものと考えております。


 特に今国体は開催地選びが難航する中、国体への出場を目指し頑張っている選手の目標を奪ってはならないとの思いから開催を承諾したわけでありますが、スキーの町を標榜する本市にとって全国の精鋭が鹿角に集結し、おのおのの夢がかなえられたことを大変うれしく思うとともに、主催者である日本体育協会、文部科学省、全日本スキー連盟からは大会の引き受けに関する感謝と大会会場、大会運営のすばらしさにお褒めの言葉をいただいてほか、市民からも大会を評価する声が届いております。


 また、国体に引き続いて開催されたインカレにつきましては、全日本選手権との日程調整もあり、当初より2日間の前倒しとハードなスケジュールとなりましたが、大会初日の雨以外は晴天が続き、無事に全日程を終了することができました。これまでインカレは1月上旬から中旬に開催されてきましたが、今回は2月開催ということで学生スキー連盟ではスケジュールの面で多少不安はあったようですが、そうした心配も杞憂に終わり、大会の成功に大変感謝されております。


 国体までの準備期間が短く、さらには史上初めて国体・インカレの連続開催となりましたが、このように大会が成功したことに対し、ご協力いただいた競技役員を初め関係機関、団体、市民の皆様に改めて厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 本当に市長がおっしゃってるとおり、すばらしい大会で見たこともないような大勢の人数の方が競技会場を訪れられたと、本当にそういうふうに思います。特に私が印象的だったのは、ボランティアで手を上げて手伝ってくれた皆様の現場での笑顔ですね。もちろん無償で働いてるわけです。鹿角市、せっかく大会やるんだから盛り上げたいと、その気持ち一心だけであんなすてきな笑顔で一般のお客さんを、ほかの競技者を迎えるんだと、これが観光立市などを進めていく上でもすごい大事なことだなと改めて思いました。


 そこで一つ確認ですが、今大会大変大成功に終わったわけですが、今後さらにこのようなビックイベントを引き続き誘致していくお考えなのか確認をさせてください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 今大会を契機にいろんな形で来シーズンもさまざまな競技会を開催して鹿角を全国にPRしていきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 市長ふだんから言われてるとおり、この後もイベント誘致協議会、そういったところと一緒に歩調を合わせながら大会を誘致していかれるものと思います。


 そこで、大事になってくるのは、幾ら経験値が多いといっても大会を運営するたびにいろんな問題点が出てくると思います。先ほど市長も少し言われたとおり、交通関係で今回もいろんな問題がありました。私の耳にもすごい細かい話まで含めていろいろ参加された皆様、会場を訪れた市民の皆様から隅々に至るまでいろんな話が聞かれるわけです。そこで、両大会を終えて両大会に対する反省と課題を、どのような方法で情報収集し、意見集約をされ、今後のイベント開催に生かしていくおつもりなのかお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 国体・インカレ事務局長。


○国体・インカレ事務局長(?杉恭二君) ただいまのご質問に対しては私の方からご答弁申し上げたいと思います。


 現在、両大会の組織運営として編成いたしました実施本部内の総務部を初め各専門部の部長を担った役員に対しまして大会開催後の検証を行うための調査票を配付しております。調査票により取りまとめを依頼しているところでございます。調査内容につきましては、人員・組織・運営体制等に関することや施設・設備・装備等に関することのほか所管部署の運営全般にわたる課題等につきまして事務局へ提出していただくことにしております。


 なお、専門部のうち競技運営部及び宿泊部については、別途調査を行う予定でありまして、競技運営部におきましては競技現場でのより詳細な状況等を把握するため各競技種目の係長職を担った役員に対しまして後日郵送等による調査を行うこととしております。また、宿泊部につきましては、選手団等の配宿業務を担った十和田八幡平観光物産協会において各宿泊施設におけるクレーム等の調査を行っておりまして、その処理票等を事務局へ提出していただくということにしております。


 各部門で検証された結果につきましては、事務局において集約するとともに、内容によっては必要に応じて関係者との協議を開催しながら対応策の検討を行い、その結果を今後のイベント開催に生かしてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 関係機関、長、係、そういった組織の方々からは情報が収集されるわけですが、会議とか事前に参加されなくても実際現場で人間に対して動いていたのは、例えば本当に駐車の誘導をしていた人員の方々、例えば物産ブースでいうと販売にかかわった方々、ボランティアに直接かかわってくれた方々、こういった方の意見もできれば集約していただきたいと思うんですが、さらにいえば会場を訪れた市民の皆様からアンケートといった形もとれないでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 国体・インカレ事務局長。


○国体・インカレ事務局長(?杉恭二君) ただいまの件につきましては、現在調査票を配布している役員については、部長職を担った者ということでやっておりますが、その部の中に組織編成している各専門の担当がございます。そこら辺の調査内容を含めて集約していただくということにしてございます。


 それから、いろんな広く市民からの意見感想といったものも拾い上げるということで、現在市の国体関連のホームページの方にも意見と感想の募集ということで既に配信してございます。その他、この後広く意見募集を行うために毎年度実施している市民意識調査がございます。この中においても所管課と調整しながら国体とインカレに関する質問項目等掲載して広く意見募集を行うということを検討してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) ぜひ裾野を広げていろんな方の意見を聞いていただければと思います。


 今回、あえてまだ残務処理も終わってない状態の中で質問させていただいたのは、やはりリアルタイムといいますか、情報は新しいうちに集約しないと皆さん多分頭の中で忘れていく感想などもあると思いますので、情報が新しいうちに収集して、ぜひ次の大会へつなげていただければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。


 それでは、次の質問に移りたいと思います。続いては、除雪についてです。


 最初に、今年度の除雪対応についてですが、例年以上の大雪に見舞われた今年度、市民の皆様の生活環境維持のために例年以上に配慮され、執行された点はどのような内容だったのかお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 今年度の除雪対応についでありますが、市では除雪計画に基づき安全で円滑な道路交通網確保に向け対応を進めてきたところであります。昨年12月下旬からことし1月末までに降雪が集中し、さらには長期間低温が続いたことから倒木による通行どめ路線が多数発生するなど市民生活への影響が生じました。このため、日常の道路パトロールを強化し、細やかな除雪に努めてまいりました。


 内容としましては、道路わきに多量に堆積した雪山や見通しのきかない交差点での排雪を行うとともに低温による路面凍結対策として坂道などへの融雪剤散布を頻繁に実施しております。今年度は例年以上の大雪に見舞われた年ではありましたが、きめ細やかな対応に心がけたことで道路交通面における市民生活環境の確保は図れたものと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) もちろん雪が多かったので例年以上、本当にいろいろやられたようですが、雪に関しては天から降ってくるものなのでだれのせいでもないんですが、降った雪にどういう対処をするかというのが一番の問題だと思います。


 そこでちょっとお聞きしたいんですが、鹿角市、除雪の委託費用など広報などを通じまして市民の皆様に額など公表してますが、これは鹿角市管内といいますとそれ以外に国道、県道、そして各公共施設の除雪委託費等々あると思うんですが、今数字を出してくださいという話しじゃないんですが、鹿角市管内でおおよそ全体除雪関連の費用は、経費がどれくらいかかってるのかというのは計算できるものなのでしょうか、お聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 建設部長。


○建設部長(岩根 務君) 鹿角市管内でかかっております除雪の経費ということでございますけれども、鹿角市で実行しております分は私どもの方で所管しておりますので、それはわかっておるわけでございますけれども、国道・県道につきましては多種多様な使い道もございますようですので、ちょっとそこまでは把握しておりません。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 確かに集計されたこともない内容でしょうから難しい話だとは思いますが、なぜこういった質問をしてるかといいますと、やはり先ほども言いましたとおり天から降ってくる雪に対して非常に高額なお金をかけて努力されているわけです。除雪経費、表に出ているものだけじゃなくて、実は本当は鹿角管内だけでも相当の額が使われているという実態も市民の皆様に公表した上で今後の相談を進めた方がいいんではないかなと思いましたので、今後そういう数字がもし提示できるようであれば、されてみてはという提案でした。


 それでは除雪の話はたくさん幅があって細かい話もあるわけですが、きょうは高齢者の世帯についてと子どもたちの通学路について質問させていただきます。


 最初に高齢者世帯の除雪についてです。除雪の弱者である高齢者世帯の除雪に対する援助態勢の現状はどうなっているのか。また、今後さらにふえていく対象者に向けて、どのような施策を行うお考えなのか、お聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 まず、高齢者世帯の除雪についてでありますが、除雪についてはシルバー人材センターへ委託し、ひとり暮らしなどの高齢者に対して玄関から道路までの除雪を実施しており、今年度の利用登録者は171名となっております。排雪については、社会福祉協議会を通じて除雪ボランティア事業で実施しており、今年度は本人や地域見守り関係者からの相談件数が約60件にのぼり、1月の実績では17回、2日に1回のペースで延べ約100人が出動し、作業を行っております。


 屋根の雪おろしに関する相談や問い合わせに対しては、高所作業は危険を伴う作業のため鹿角市建設業協会からの協力を得て作業ができる業者を紹介していただくなどの対応をしております。特に今年度は短期間で集中的な降雪がありましたので、民生委員会議の場におきましても、さらなる見守り強化をお願いしております。


 本市のように高齢化が進む地域にとって除雪への不安や負担は、まさに深刻な社会問題でありまして高齢者等の生活を守っていく体制づくりは急務と認識しております。冬季間において高齢者等が安心して生活できるよう除排雪や屋根の雪おろしなどについては、既存事業を最大限活用するほか、今後、除雪ボランティアの拡充や地域との連携をさらに強化し、鹿角に住む人のマンパワーを生かした支援体制づくりを関係機関と協議しながら強力に進めてまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 今の回答にもかぶるかもしれませんが、民生委員などを通じて現状把握されてるというお話しでしたが、その把握状況はどこまで、どういった内容を調査されているのか。また、民生委員以外に直接職員の方が出向いて調べてるような内容がありましたらお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) その把握状況についてでありますけれども、今年度このとおりたくさんの雪が降りましたので、民生委員会議において間口の排雪が必要な方なのか、もしくは屋根からの雪おろしが必要な人なのかの区別もあるわけですけれども、真に困ってらっしゃるのかどうかというところの確認を民生委員を通じて行っておりますほかに、介護を受けてらっしゃる高齢者の方々もたくさんいらっしゃいますので、その介護事業者の方々に対してもお年寄りの方からそのような要望がないのかどうかというようなこともあわせて聞き取りしながら、私どもの方で先ほど答弁したとおり建設業協会の方に業務を委託したり、委託といいますか、お話を通していただいて処理しているという状況でございます。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) まさに現状を把握しないと多分対象者の数は半端じゃなく多いと思うんです。なので、自分はできなくとも家の近所には手伝ってくれる人がいるよとか、そういったコミュニティの確認もすごい大事だと思います。


 そこで、ことしの雪は全国的に多かったということでニュース等でよくほかの地区の除雪の援助体制なんかも報道されてました。他地区では、例えば除雪を、屋根の雪おろしなどを依頼した場合、何分の1を行政が負担するといったものもありましたが、鹿角にはシルバーに依頼してるもの以外にそういった資金面での補助はありますでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) シルバー人材センターの方に委託している部分以外に援助しているという事例はございません。


 ただ、事例はございませんけれども高齢者など、やっぱり要支援者の不安を解消していくことが急務と私ども考えております。それで、ただいま他自治体の事例を何件かお話しされておりましたけれども、そのようなさまざまな取り組み事例を参考にしながら鹿角地域に即した支援のあり方を、関係機関と協議しながら模索してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 一般の方はテレビにうまいことやってる、見た目、ここはやってくれてるけれども鹿角にはないなと、そういった比べ方をついついしがちなんですが、こういったお話を聞くとシルバーの派遣だったりいろいろ鹿角でもやられてるということで、そこも情報公開とやはり情報収集、現場を把握することでいろいろ解決できると思いますので、今後さらに、先ほどのスキー大会の件ではございませんが、こちらも雪のあるうちに、情報が新しいうちに現状把握すればするほど今後にうまくつながると思いますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。


 続いて、こちらも雪に対する弱者だと思うんですが、子どもたちの通学路についての除雪の質問です。降雪期の通学路には子どもたちにとって危険な状態が数多く見られます。子どもたちの安全確保のため、さらなる除雪態勢をとれないか。また、危険箇所に関する情報収集体制がしっかりと整理され、機能しているのかお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 私からお答えいたします。


 通学路の除雪についてでありますが、本年度の大雪では路側帯や歩道、交差点などで堆積した雪により見通しが悪くなる危険な箇所が見られ、教育委員会では情報提供があった場合を含めて担当部局と相談をしながら迅速な対応に努めております。


 しかしながら、それらの箇所が地理的に除雪機械では除雪ができなかったり、また民家の敷地だったりと対応が非常に困難な場合も多く苦慮しているところであります。ただ、人の力、人力で対応が可能な場合は地域住民より協力をいただいたり、教職員や教育委員会の職員が直接除雪を行っておりますし、民家の軒下など落雪の危険がある箇所や地形より除雪が困難な場合については、児童生徒に危険箇所を伝え、注意や迂回を勧めるなど通学指導を徹底しております。


 危険箇所の情報については、教職員が地域を巡回して確認するほか保護者や児童生徒、スクールガードや見守り隊に情報提供を依頼するなど、各校それぞれに情報収集に努めております。また、地域住民からも情報が寄せられており、把握に大変役立っております。まずは情報収集に努め、児童生徒への指導を徹底することで危険箇所の回避を第一として安全確保を図ってまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) ちなみに本年度通学時における事故等の報告はございましたでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 事故等の報告はありません。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 恐らく大きな事故がなかったということで、転んでけがをする程度は多分子どもは当たり前だと考えればそれまででしょうが、現実やっぱり少し裏の路、幹線道路から外れますと本当に車と子どもがすれ違えない状態、数多く見受けられます。夏場は歩道があるのに冬は歩道がなくなっている道路、どう考えても危険でございます。そういったことも踏まえまして子どもたちへの注意、もちろん学校としてされてると思うんですが、例えばがけ崩れ等々自然災害のハザードマップではありませんが、学校等々から寄せられた情報を集約されて市内の通学路の危険箇所をドライバーの皆さんに、ここは特に注意してお願いしますなどの、そういった工夫もされてはどうかなと思うんですが、そういったことは今まで計画されたことはございましたでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 除雪に関してのそういうマップとかの作成はしておりませんが、通年を通しての危険な箇所については各学校で確認して保護者に連絡をしております。今のご意見をひとつ参考にしながら検討したいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 今、教育委員会側の方からいろいろお答えいただきました。現場に行って除雪の活動となると、また部署が違うわけですが、そこら辺の横のつながりといいますか、情報通達、連絡網、早めの連絡が必要だと思いますが、連携の方はうまくとれていますでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 建設部長。


○建設部長(岩根 務君) 除雪の危険箇所に対しましての横の連絡網ということでございますけれども、私どもの情報収集の手段といたしましては、まず職員によるパトロール、それから一般市民の方々からの通報、それと先ほど教育委員会の方からありました教育委員会の方でお調べになった情報の提供と、そういうふうなものをもとにいたしまして昼の間でもそういうふうな危険箇所の排除ということで努めております。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 連絡がうまくいってれば言うことはないんですが、時間が余りありませんので、子どもたち、そして高齢者世帯、これ共通することなんですが、細い道になると除雪だけでなくて、やはり排雪のタイミングが一番大事になってくると思うんですが、鹿角市がふだん排雪してないポイントの排雪の判断といいますか、いつのタイミングでやるという基準で動かれているんでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 建設部長。


○建設部長(岩根 務君) 排雪のタイミングの判断ということでございますけれども、まず今年度の場合は1月中にすごい多量の雪が降っておりましたので、通常の道路除雪に際してでも道路わきに山のようにたまってしまうという状況がございまして、1月中はほとんどまず幹線道路も含めましてそういうふうな、いわゆる幅出しといってますけれども、そういうふうな作業にずっと1月いっぱい追われておりました。それで今議員さんのおっしゃられてます細い道路まではちょっと手が回らなかった点もあったかとは思います。2月に入りましてから、国体終わるあたりからですけれども天気も回復してまいりまして緩んでまいりましたので、そういう幅出し、それから堆積して圧雪された道路の雪、その辺の排除も心がけてやっておりました。一般市民の方から、ここは危ないよという情報もしょっちゅういただくわけですけれども、そういう情報をいただいた際には、もう即刻こちらの方で確認しまして、必要であればすぐ排雪をすると、そのような態勢で臨んでおります。


○議長(黒澤一夫君) 栗山尚記君。


○3番(栗山尚記君) 雪に関しては、多分雪をゼロにしない限りはこれで満足だという答えは出ないとは思いますけれども、先ほど来質問させていただいてます情報収集をしっかりしていただいて、特に雪のシーズンに情報収集をしていただいて、いきなり大雪が降ったから慌てるようなことがないように、もちろん急な大雪に関しては人員的にも機械的にも間に合わないという状態はあるでしょうけれども、しっかりとした情報把握と計画を立てていれば、恐らく効率的には倍以上の除雪効果を上げるということも可能だと思われますので、今後ともいろいろ本当に計画的に、そして1人でも多くの方の意見を聞いて除雪していただければと思います。


 そして、最後に民家等々、市議会議員としてお話を聞いてまわってますと、特に高齢者の方々から、ほかのことは何でもいいから、おらいの家の前の雪だけは何とかしてくれと、本当にそういった声が聞かれるわけです。体力的にまだ動ければ大丈夫でしょうけれども、氷の固まりを置いていかれた状態というのは家の玄関からも出られない状態などいっぱいあると思いますので、きょうの質問で鹿角市でもいろいろされてるということをお伺いしましたので、さらに現状を把握していただいて、本当に安心して暮らせる町、これ難しいことだと思いますが、危険のない生活を市民の皆様のためによろしくお願いいたします。以上で終わります。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、栗山尚記君の質問を終わります。


 次に、順位4番、倉岡 誠君の発言を認めます。倉岡 誠君。


    (7番 倉岡 誠君 登壇)


○7番(倉岡 誠君) それでは、誠心会を代表いたしまして一般質問をさせていただきます。


 初めに、教育委員会関係についてでありますが、フッ素洗口について少し前段で、通告にはありませんが、教育委員会関係から離れまして健康推進課関係になりますけれども、フッ素に関連しておりますので、この際質問をさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。(「どうぞ」の声あり)ありがとうございます。


 それでは、23年度から2歳児健診の際にフッ素塗布の実施を予定されておるようでございますが、実施に当たりましては、どのような施術をするのか、どのような進め方をされるのかお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(佐々木忠臣君) 私の方からお答えさせていただきます。


 フッ素塗布についてでありますけれども、来年度から実施する2歳児歯科検診におけるフッ素塗布は市内の歯科医師会の協力のもとに歯科医師が行い、十分に安全性を確保して実施したいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 施術については、歯科医師の手をかりて進めるということで、一つは安心をしたところでございますが、このフッ化物の塗布については、いろんな取りざたがされております。その上で市としてこの安全性については、どのように認識をされているのかお伺いします。あわせて、保護者の方々には、どのような周知をされ理解が得られているのかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(佐々木忠臣君) フッ素塗布の安全性についてですが、フッ素は毎日の食べ物や飲み物に含まれている有益元素であり、一度に大量のフッ素を体内に取り込んだ場合には急性中毒を引き起こすといわれておりますが、歯科医師のもとでのフッ素塗布の実施については、安全であると認識しております。来年度実施予定のフッ素塗布については、強制ではなくあくまでも2歳児歯科検診の際に保護者の判断により任意で実施していただくものでございます。1歳6ヵ月児健診から3歳健診までの間に虫歯になる幼児が約5倍にふえているということを受けまして市単独の事業として実施するものでありますので、保護者には十分に理解を得た上で、できるだけ多くの子どもたちに実施していただきたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 今の答弁の中でちょっと私の答えになっていないと思う部分があります。保護者にはどのような周知をされましたかと伺ってます。で、その上で保護者の方々はどういう理解を示してくださるのかなと、その部分を伺っておりますが、いかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) 保護者の方に対する理解ということでございますが、私どもの方ではフッ化物、フッ素洗口につきましては、さまざまなご意見もあるということを踏まえまして、まず最初にフッ素塗布から始めていきたいと。それを踏まえながらフッ素洗口の方に入っていきたいわけですけれども、いきなり入るということにはさまざまな問題もございます。そういうことで23年度の事業の中に保護者の方々に対する講演会とか安全性についての説明会とか、そういうものを進めながら順次フッ素洗口の方に入っていきたいと考えてるところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) まずおおよそ考え方はわかりました。いずれ詳しい私の考え方については、後に教育委員会の方で述べさせていただきますが、いずれご案内のことと思いますけれども、WHOでは6歳以下の子どもにフッ化物洗口は絶対の禁止とされておることは承知のことと思います。実際に2歳児健診で塗布する際には歯科医師がやられる、しかも保護者の理解のもとにということで選択肢があるということを伺いました。それはぜひお守りいただきたいと思います。


 それでは、通告内容に戻りましてフッ素洗口について、2003年フッ化物洗口ガイドラインというものが厚生労働省医政局長並びに健康局長の発信で通達がされております。そのことを一つに加速的に学校での集団フッ素洗口・塗布が拡大されてきておりますが、ここにきて昨今、秋田県内のほとんどの市町村では、このフッ素洗口を実施し、もしくは実施予定であると聞いておりますが、鹿角市としてはどのようなお考えを持っておられるのかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) お答えいたします。


 フッ素洗口につきましては、その有効性と安全性について専門家の間でも意見の食い違いがあるのが現状でありますので、12月の本会議で答弁したとおり、各学校への導入に当たっては県内の動向を見きわめるとともに、関係者と慎重に協議を重ねながら検討していきたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) このフッ素塗布やフッ素洗口について、その安全性や危険度については、さまざまな見解がございます。そういう中で、まずお伺いしたいのは、危険性というのはどのような中身なのか、どう理解されているのかお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) フッ素につきましては、実際にフッ素洗口を奨励している医師会等の見解によりますと、これまでの大きな事故は一度も発生していないというふうなことでありますけれども、やはり一度飲み込んだものとして体内で吸収された場合には、やはり健康上の問題もありますので、その辺が一番かと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 実際の危険性の中身は、この後少し時間を置いてから触れたいと思いますけれども、まずフッ化物洗口に使用するフッ化ナトリウムは劇物、劇物取締規程に準じた取り扱いをしなければならないことはご存じでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) それは理解しております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) なぜかといえば、このフッ化ナトリウムは取り扱いを間違えますと急性中毒症、さらには副作用、人によってはアレルギー症の併発、発がん性などが多くいわれております。確かに先ほど答弁にありましたように大きな事故や疾病につながる事例はないわけではありますが、実際秋田県の12歳児虫歯保有率2.48本がワーストワンとされておりますが、全国平均1.54本との差はわずか1本未満の0.94本であり、WHO基準の3本以内をクリアしていることを、まずご承知おきいただきたいと思います。こういう状況の中で、何も集団予防を必要とする状況にはないものと考えます。ましてフッ素洗口に熱心な新潟県が0.8本、フッ素洗口をほとんどしていない広島県1.1本や神奈川県で1.3本、東京都で1.4本とわずかな差でしかない実態が報告されております。フッ素洗口をしなくても虫歯は現在減り続けているのが実態であります。なぜフッ素洗口を、しかも学校という場で集団で行わなければいけないのでしょうか。お伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 私は、今なぜ行わなければいけないのかと、行うというふうな形で今あれですので、私からちょっと申し述べます。


 先ほど言いましたフッ素塗布につきましては、さきにお答えした、市民部長お答えしたとおり、歯科医師のもとで実施される場合は安全であると認識しておりますが、フッ素洗口につきましては、実際にフッ素洗口を奨励している歯科医師会の見解によりますと、これまで大きな事故は一度も発生していないことや、万が一飲み込んだとしても体内で吸収されるため、ほとんど害はないという見解を示しているものの、一番先にお話ししましたように専門家の間で意見が分かれているところでありますので、まず今後の動向を十分に見きわめる必要があると考えております。


 実施の必要性についてですけれども、平成20年度の秋田県虫歯マップによりますと、鹿角市の虫歯罹患率は2.42本であります。秋田県平均の2.23本より若干高くなっているのに対し、フッ素洗口を導入している地域の方が虫歯罹患率は低い傾向となっていることから、フッ素洗口の有効性を一概に否定することはできないものと考えております。また、安全性を十分確保した上でフッ素洗口を導入する場合においても、保護者から同意を得ることとしておりますので、学校側で強制的に実施するということは考えておりません。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 今答弁で強制的にとは考えていないというお答えをいただきました。あえて先ほど教育長の答弁の中にフッ素洗口賛成派の方々の医師の回答、見解。私が今、何を題材にしてお話ししているかといいますと、フッ素洗口に反対する側の医師会の皆さんの見解をもとにお話をさせていただいております。その方は宮城県の加藤純二医師の資料をもとにお話をさせていただいております。


 まず、先ほど来、誤飲等あった場合に非常に危険な状況が生まれる。その際一定の医師の指導のもとに施術が行われるのであれば非常に安全性というものは保たれる。しかし、これまでのいろんな施術をされた子どもたちの嘔吐やいろんな症状を見たときに、実際に手がけている方々は保健師とか医師以外の方ですね、そういう方々が携わっている事例も多くございます。そうなったときの責任の所在や、そういうことが明確にされないまま実行されるとすれば非常に問題があります。


 そのフッ化物の毒性を、単純に披瀝させていただきたいと思います。フッ化物は四つに分けられております。第1群としてフッ化水素という項目で分けられております。これは蛍石に濃硫酸をかけ溶解したもの、非常に常温でガス状の刺激性のあるガスが発生し、腐食性が非常に強い、これが第1群。


 第2群、フッ化水素酸という項目で分けられております。これは酸性のフッ化物の溶液で非常に毒性が強く化学やけどを起こしやすい。血液に移行すれば同時に致命的になる。


 それから、いま一つ、第3群、水溶性のフッ化物という分類になります。これが先ほど私が言いましたフッ化物洗口に使用されるフッ化ナトリウム、これは希釈をすることで非常に危険度は和らぐ。で、私がちょっと気にかかるのは、この同じく、先にもう一つ4類があります。この4類は蛍石や水晶石の原石であります。これは無害というふうになっております。


 で、第3群の水溶性のフッ化物、これは幾ら希釈したとしても口に含む、そして数分その状態で待つ、後に吐き出して口を水等で洗浄するという一つの方法がとられているようです。しかし、人間の体は口の中からいろんなもの吸収できますよね。その待ってる間に吸収されたものは体内で蓄積をしていく、ここが問題ですよ。蓄積をしていく。


 で、いま一つ問題なのは、これはどういう頻度で行われるかわかりませんが、週1回のところもあれば週2回のところもある、週3回のところもある、どういう施術の仕方をするかわかりませんが、これがずっと続いたことによって体内にフッ化物が蓄積をしていく、このことに問題がある、そう言われております。


 それにあわせて、子どもですから間違って飲み込む場合もあります。待ってる間に。で、私が問題にしたいのは、飲み込んで胃に入っていったときに胃酸と結合し、第2類のフッ化水素酸に変わるということですよ。こういう危険性を持っているんです。


 ところが、私が調べたところではこれまでフッ化物洗口をやっている地域においては、父兄の方々にそうした危険性をほとんど周知してない。メリットのある部分、よさだけしか周知してないなというところに問題があるんです。やはり危険度をきっちり表示し、周知し、それを理解していただいた上で実施する、このことが大切なのではないかなと私は思います。今後、鹿角市教育委員会として学校の集団洗口を行う予定があるのかどうか。私は、自分の見解として実施すべきでないと考えますが、いかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 一番最初にお話ししましたように、フッ化物の安全性がまず第一であります。その安全性はもちろん薬剤の調合や施設の設備等に至るまで安全性の確保については、慎重かつ十分に協議、検討していく必要があると考えております。今のところは、すぐ来年度からというふうなところまでは決めておりません。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 私は、決めておりませんという、そういうお答えではなくて、すべきではないと提言をしてるんですよ。それに対するお答えをいただきたい。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 今の段階では、まず早急に行うという予定はないといったことは安全性の確保とかであります。これから絶対しないというところまでは、まだ決めておりません。まず安全性を十分確保するということをしっかりしていきたいということでございます。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 期待する答えが返ってこないんですが、いま一つちょっと先ほどの健康推進課の方に戻りますけれども、23年度の予算で、このフッ素洗口推進委員会なる名称で予算組みされておりますが、私の今の質問から受けた状況の中で、このフッ素洗口推進委員会はどのような進め方をされるのかお聞きします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) まずもって、私どもの方がフッ素塗布から始めようとした経緯についてお答えしたいと思います。


 この虫歯予防という観点から、これまでも鹿角地域医療懇談会、そして保健センター運営委員会において、それぞれの委員の方々から虫歯予防というのは大変大切だというようなご提言をいただきました。また、その場には当然歯科医師会また薬剤師会の方々、それから行政関係の方々も入っていらっしゃいます。そういう中でこれについては進めていってもいいのじゃないかということがございましたので、私どもの方では今回これを進めるような形をとらせていただきました。


 そして、フッ素洗口推進協議会の委員の構成について若干述べて、これはまだ案の段階ですので変わるかもしれませんけれども、現時点で想定している委員の構成ですが、鹿角市鹿角郡医師会、鹿角市鹿角郡歯科医師会、鹿角薬剤師会、大館保健所、それから鹿角市の教育部長、学校長代表、それから鹿角市学校保健研究所養護教諭部会、それから子ども未来事業団、学校PTA関係者、保育園保護者代表、子育てサークル代表、そして食育関係者、所管する市民部長というようなことで今のところ考えてるところです。


 最初からフッ素洗口というところにつきましては、議員からもおっしゃられるとおり、有効だとおっしゃられる方、また、まだまだ危険じゃないのかとおっしゃられる方もいらっしゃいます。そういうこともございまして、それぞれその場でいろいろとお話し合いをしながら進めていきたいと考えているところでございます。


 で、やっぱり危険性につきましては、私どもの方でも事務方としては認識しております。急性中毒という部分もございますので、例えば園児は週5回をフッ素塗布すると25人分を一度に飲み込んだ場合には危険があるとか、さまざまな事例が紹介されております。また、慢性中毒につきましても長年にわたって飲料水などにより多量のフッ素を摂取したときに生じるというような負の部分の意見も出されておりますが、私どもとすればこれらをそのままということではなくて、いかにして虫歯を予防して、それがひいては医療費の削減につながるというところもございますので、まずはフッ素塗布から始めて、なれていければいいなと。そして、最終的にはフッ素洗口の方に入っていければいいのじゃないのかなという思いで予算組みを取らせていただいたところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) お話はわかりました。いずれ私の承知している部分では、虫歯、2歳児、1歳児、3歳児はう蝕予防ということでやられると思います。だとすれば、まず一つは家庭の管理、指導、これが最優先であると。そのことによってう蝕予防にもつながるし、虫歯の減少にもつながると、このことは明確でありますよ。なぜそういう危険なことをしなきゃいけないんですかね。健康推進課の方で出しております健康鹿角21計画、この49ページにある文、少し読ませていただきたい。


 う蝕予防は、生涯を通じた歯の健康づくりにも結びつくことから乳幼児期からの歯科保健習慣の徹底が重要です。


 特に乳歯のエナメル質はう蝕になりやすく、う蝕になりにくくするまでに二、三年を要するため、幼児期のう蝕予防は重要です。この時期は歯口清掃や食習慣の基本的な生活習慣を身につける重要な時期であるため、保護者が毎日仕上げ磨きする習慣を徹底し、生涯を通じた歯科保健習慣を確立できるよう指導・支援に努めます。


 こういう文章を書かれてますよね。私からすれば、今市がやろうとしてることは、この一環でやろうとしているのかもしれませんが、なぜ将来を担う子どもたちにそういう危険な措置をしなければいけないのか、それが非常に疑問であります。


 このことについては、先ほどの教育長の答弁もありましたし、今後そのことについては当事者ときっちり見つめ合いながら、お互いに深く理解を得た上で実施をしていく。そういう方向の言葉だとすれば、私が先ほど言いました学校で集団でやるべきではない、やるのであればあくまでも希望者に施術を施す、そういう方向づけであれば私としても理解はしたいと思います。この件については、終わります。


 次に、学習指導要項が大幅に変更になりまして、ゆとりでも詰め込みでもなく知力、道徳、体力のバランスのとれた力で生きる力の育成を標榜し、新学習要領として23年度は小学校、24年度は中学校が実施になるわけでありますが、対象となる子どもたち、現場の負担増など多くの難しさがあると考えられますが、上からの指導である以上、実施しなければいけないというのが実態だと思います。授業時間はこれまで減り続けてきましたが、30年前に戻るくらいの時間数がふえると伺っております。


 さらに、特徴的なことは小学校5・6年生に外国語活動の時間が創設されることとなりました。さきの浅石議員の答弁にもありましたが、このことについて非常勤講師の配置をされた当教育委員会を、私はその先見の目をもって行動をされたと高く評価をしたいと思います。この要領を、どこの地域でも同じ進め方ではないと考えます。それぞれその地域実情に合わせた施行をしていくと考えますが、鹿角の実施の仕方、特徴はどういう形でもたれるのでしょうか、お伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) お答えいたします。


 新学習指導要領は平成20年3月に告示され、小学校は本年4月、中学校は来年4月から全面実施されます。学習指導要領は学校教育法施行規則に基づいて定められており、全国どの地域においても公正な教育を受けることができるようにするための基準を示したものであります。したがいまして、すべての教科書はこれに準拠し、各学校でも学習指導要領をよりどころとして教育課程を編成し、取り組んでおります。しかし、児童生徒の実態は地域によって異なり、環境も一様ではないため、それぞれの実態に応じて内容などを工夫しながら地域に合った教育を実施しております。


 今回の改定では、現行の学習指導要領におけるゆとり教育の反省から教科の時数が大幅にふえるなど大きな変更があり、各学校ではこれまでの移行期間を活用しながら年間指導計画を見直すなどの準備を整え、万全の態勢で4月を迎える予定となっております。


 また、年間指導計画の見直しに当たっては、本市の歴史や伝統、自然環境はもちろん人材や地域の素材を十分に活用するとともに学習指導の重点化と効率性にも十分に配慮しながら進めるここととしております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) これまでの当鹿角市教育委員会は、私が見る限り他に比して児童生徒、さらには現場に対する配慮が手厚く感じることができて、誇りに思っているところでございます。


 話は変わりますが、授業以外での子どもたちと向き合う時間が今後減少してくる。先ほども言いましたが、子どもたちへの負担増並びに生徒指導の時間の欠如、対応のおくれなど懸念されますが、方策があればお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 部活動も入ってもよろしいでしょうか。(「はい」の声あり)はい。


 教師の負担軽減についてでありますが、部活動の指導が教職員の負担や多忙化の一因となってることは事実として受けとめております。そのため、小中学校の体育連盟や校長会等では第1、第3日曜日の活動の自粛、週1回以上の部活動休止日の設定、1日の活動時間を2時間程度とするなどを申し合わせて実施しております。また、1ヵ月に1回以上「ノー残業デー」を設け、部活動や残業をやめて早めに帰宅して教職員にもゆとりの時間をつくってもらうことなどを指導しております。先ほど教科の時数がふえたと言いましたけれども、それ以外に実際に子どもと教師が語れる時間というのは、やはり十分確保しながら毎日を過ごさせたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 今の件に関してですが、今の教育長の答弁で努力されているのは見えてきております。部活動という部分、一つ例えばとらえるとすれば、やはり子どもたちにも一定のスポーツなり文化的な活動を含めて経験を積みながら成長を積み重ねていってもらいたい、そういう思いの中から小学校といえども部活動そのものには一定の専門性が求められてきているのかなと、私はそう感じます。


 そういう意味で、きょうたまたま新聞見たら米代新報にきのうの記事、住民参加に児童生き生きという表題で、きのう教育長も出られていると思うんですが、その記事の最後の方に書かれております。積極的姿勢を見せる保護者もいるとして、間口を広げれば大変だが、継続できるものは継続をしてほしいという要望。そして子どもたちも、祖父母を含めた保護者、地域住民がさまざまな教育活動に参加することで子どもたちの張り切りようがまるで違ってくる、と書いております。地域住民の学校支援が効果を上げていることを指摘といいますか、褒めたたえております。


 私は、このことを大いに活用しながら、部活動を減らすということではなくて、例えば教職員の方々がいろんな学習指導の準備なども含めて一定の時間が欲しい、その時間をつくるために部活動を休むのではなくて、教師の方々が不在の場所に地域の力を活用するような方向づけを考えてはいかがでしょうか。私はそのことをご提言申し上げたいと思います。いかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 昨日は学校支援地域本部事業の会議がありました。20年度から花輪北小学校と平元小学校がその事業の先行的な役割をもって行って、きのう、発表会でありました。改めてスポーツ少年団を含めた外部指導者の活用について、現在、部活動の指導はすべて教職員だけで行っているわけではありません。必要に応じて保護者や地域の方々にコーチとして指導に加わっていただいておりますので、その部活動のスポーツ少年団への移行化については、関係者と十分に協議を重ねながら検討してまいりたいと思います。


 なお、来年度からは先ほどお話になりました学校支援地域本部事業を拡大して中学校区ごとに1人のコーディネーターを配置する予定であります。この事業の活用により各学校ごとに地域の指導者を確保しやすい環境を整えることで教職員の負担の軽減も図っていきたいと考えております。


 ちょっとつけ加えますと、部活動だけじゃなくてふだんの授業の中で地域の方々の活用、それから運動会とか各行事、事業での活用、活用と言い方をすると学校側から今言いましたけれども、実はその方々の生涯にわたる生涯学習の視点からも非常に大事なことだと思っておりますので、市内全中学校区ごとに広めたいと考えておりますので、頑張っていきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) 今のご答弁を聞いて少しは安堵いたしたところです。いずれ次世代を担う子どもを育てるには学びを中心にしたものは学校、そして食を中心にしたものはある意味では家庭、そして社会性を見につけさせるには地域という、ただ最近いろんな意味で地域のつながりが阻害化されてきております。そういう意味では学校でそうした一つの道筋をつけることによって、また地域のつながりが再生されてくる可能性も多くあろうかと思います。ぜひ有効的に活動されるよう要望いたします。


 それでは、次に入ります。最後になりますが、農林水産省で打ち出した森林・林業再生プランが間もなくスタートいたします。強い林業の再生に向け、林道や作業道など路網の整備をし、人材を育成し、森林所有者に利益を還元するシステムの構築、そして林業木材産業を地域産業として再生をする、さらには安定供給体制を構築し、外材から需要を取り戻し、低炭素社会づくりに向け、社会構造をコンクリート社会から木の社会に転換し、人工林の約70%の作業道を整備し、今後10年間で路網整備し、木材自給率を50%にするとしております。こうした中で国は莫大な予算をここに盛り込みました。鹿角市は森林関係予算の中で、これにどう対応し、森林林業再生プランと、どのようにつなげていくのか。市の森林整備計画を初めとする林業関係計画を、どのように立てていくのかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 森林・林業再生プランにつきましては、昨年11月に森林・林業基本政策検討委員会において「森林・林業の再生に向けた改革の姿」の骨子が策定されたことを受けまして10年後の木材自給率を現在の27%から50%とする目標等が示されました。このプランの中では林業・林産業の再生を主眼に森林計画制度の見直しや低コスト化に向けた作業道整備の加速化や国産材の加工流通構造の改革として国産材住宅の推進や公共施設等への木材利用の推進が掲げられております。


 具体的な制度は平成23年度以降において示される予定となっておりますが、市としましては、森林・林業再生プランの理念に沿った事業として広葉樹林再生整備事業等の植樹にかかわる事業や市単独の間伐補助事業である流域育成林整備事業、林内路網整備事業などの森林整備にかかわる事業を既に実施しているほか、新たに鹿角市産秋田スギ利用促進事業を展開し、公共施設においても積極的に地場産材の活用を推進してまいりたいと思っております。


 それから、林業関係の計画ですが、平成23年度には米代川流域の地域森林計画見直しが予定されており、県とも連携して取り組むこととしておりますが、それを受けて市の森林整備計画の見直しも行うこととしております。その際には国、県からの情報収集に努めるとともに森林・林業再生プランと市の林業施策との整合性を図りながら迅速に対応し、今後とも本市の林業・林産業の再生に向けて取り組んでまいります。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) やっぱり市単独でやれることというのは限られてきますよね。やはり今答弁の中にありました米代川流域、連携をしながら一定の方向づけをしなければいけない。ただ、この鹿角市に特化してものを言うとすれば、市長のご案内のことと思いますが、結構民有林の中で小規模の所有者が多くおられます。そういう中で、例えば今鹿角市が予算化をしている鹿角産材の活用も含めて道路がなくて伐期が迫っているのに切って出せない。切って出すとすれば木よりもむしろ伐採運搬費の方が多くかかる。そういう意味で手をかけないで捨ておく。そのことがどんどん荒廃につながっている。そのことは十分ご承知のことと思いますが、そのことに対する手だては何かお考えですか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 森林・林業再生プランの具体的な中身については、議員が今お話をされたとおりでありまして、今回私どもが策定をいたします6次総の中でも森林もしくは林業の方向性については、この国のプランから逸脱することなく同じ目線で向かってまいりたいと考えております。具体的に多くの項目が掲げられている中で、やはり国も、それから私ども地元市としましても路網整備の徹底ということは、これは必要不可欠なものであると認識しております。これまでも路網整備については、作業道、運搬道、そういった観点からより効率的に、また農家、林家の方が、もしくは企業体に近い森林組合が望ましい森林施業をするための基本的なインフラの視点で整備をしてまいりましたし、この考え方は23年度以降も同じであります。


 ただ、集中的に短期にこれに投資していくということは、先ほど市長が答弁でも申し上げましたとおり国の、もしくは県の支援メニューが23年度以降に具体的に示されるということになっておりますので、先取りをして市が進めていくという考え方もあるんですが、まず国・県とその制度の内容を吟味させていただいて、市がかさ上げ、もしくは独自に補助を上乗せするとか、こういった必要性があれば、そのような方向性で6次総に沿って進めてまいりたいと、このように考えております。


○議長(黒澤一夫君) 倉岡 誠君。


○7番(倉岡 誠君) いずれ正直なところを言えば、この森林・林業再生プラン、国そのものがまだ迷っている状況、これは確かにあります。そういう中で市が単独でこういう方向でやるから金欲しいというわけにはいかない、これはあくまでも県を通して一つの流れをつくる必要がございます。そのことは十分わかっておりますので、いずれこの機をきっちりとらえて、今荒廃している森林を再生させる一つのきっかけとなるはずであります。早期にその流れが動いたときに対応できるような体制づくりを、今からきっちりとつくるべきだというふうにご提言を申し上げて、時間少し残っておりますが、先ほど30分栗山議員、そして私ということで休憩なしでやってますので、少し時間は残りましたが、これをもちまして終了いたします。ありがとうございます。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、倉岡 誠君の質問を終わります。


 ここで、午後2時35分まで休憩をとります。


    午後2時22分 休憩


──────────────────────〇 ─────────────────────


    午後2時35分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 順位5番、兎澤祐一君の発言を認めます。兎澤祐一君。


    (2番 兎澤祐一君 登壇)


○2番(兎澤祐一君) 公明党を代表いたしまして一般質問をさせていただきます。


 このたびの国体・インカレの開催につきましては、短期間の準備期間にもかかわらず鹿角市民の鹿角市を全国にアピールできた、すごい成功裏に終わった大会ではないかと考えております。また、特にボランティアとして参加いただいた市民の方々、また陰で一生懸命に役員として携わっていただいた市職員の方々にも感謝申し上げたいと思います。今後、問題点もあったと思いますが、しっかりと総括して次につなげていただければと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 それでは、通告に従いまして質問させていただきます。


 まず、初めに学習文化交流施設についてですが、旧鹿角組合病院の解体工事も、もうすぐ完了というところまで来ております。市民の関心も徐々に高まってきております。市民参加のワークショップも今までに4回開催され、全体構想から各機能スペースのことまで広範囲に話し合いが行われたようですが、この平成23年度の予算に基本設計から実施設計、用地の買収の予算も計上されておりますので、今の段階でしっかりと構想を練っていただいて建物に反映していかなければならないものと考えます。


 そこで、まずどこの市町村でも文化ホール、複合施設等見てみますと市町村の象徴、また市町村をアピールできる特徴ある建物として考えて実施してるところが多いようであります。私自身も、この鹿角市のシンボルとしての位置づけがあってもいいのではないかと考えますし、どこにもない斬新なデザインや機能があってもいいのではないかと考えますが、いかがお考えになりますかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えをいたします。


 施設の位置づけにつきましては、鹿角市全体の新たなシンボル的な施設として整備したいと考えておりまして、施設のデザインについては、明るく開かれた雰囲気の中に新たな交流やにぎわいの創出、鹿角市らしさを感じることができるよう今後設計段階で施設デザインを具体化することとしております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 次に、市民の方々から、建物が建っても利用が少なくてはもったいないというような声を聞きます。建てるからには、より多くの方々から利用していただくことが活性化につながっていくものと考えますし、各施設が機能的で利用しやすいことが前提になってくるものと考えます。そこで、交流広場、図書館、文化ホール、子育て支援センターや市民センターおのおの基本的構想について、私自身の考えとまた市民のご意見をいただいた項目について伺ってまいりたいと思います。


 まず、交流広場では野外ライブやイベントの開催できるスペース、また芝生のスペースができないかというご相談をいただいてますが、その点はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 屋外交流広場は市民が憩い、くつろげる空間として公園的機能を取り入れるとともに、にぎわいの創出にもつながるような屋外空間として整備したいと考えております。また、屋内の交流広場とも連携して多様なイベントに対応できるような交流広場を整備したいと考えておりますので、野外でのライブあるいはイベントにも十分対応できるものと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 次に、図書館についてですけれども、児童の読み聞かせ等は現在行っていますが、幼児への読み聞かせができないか。また、特に視覚障害者の読書環境の整備、例えばヘッドホーンをつけることで読書ができる、そういう態勢ですね。それはできないか。それとこれは図書の管理に関係するんですけれども、貴重な図書の紛失、盗難を防ぐためにICタグによる管理、それからパソコンによる図書の検索等システム化の構築ができないかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) お答えいたします。


 図書館の機能についてでありますが、幼児の読み聞かせについては、現在複数のボランティアグループの方々が図書館のほか市内の保育園、小学校などにおいて絵本、紙芝居などの読み聞かせを行っております。新図書館においては、子どもの読書活動を推進するための児童開架スペースの中に親子読書や読み聞かせのできるお話ルームを設けることとしており、幼児期の読書環境を充実させていきたいと思っております。


 視覚障害者の読書環境については、現在花輪図書館には大活字本や障害者用録音図書など約280点が設置されております。今後もこれらの図書を充実させることとしております。また、新図書館においては対面朗読や朗読テープ作成のほか、障害のある利用者が個人で利用できるスペースを設けるなど視覚障害者の利用しやすい環境を整えてまいります。


 図書の検索や管理につきましては、ICタグによる図書の管理は数冊の本を一度に読み取ることができるため貸し出し返却の待ち時間の短縮や不正持ち出し防止機能などさまざまなメリットがありますが、導入には多額の経費を要することから、主に年間数十万冊の利用がある大規模図書館において導入されている状況です。本市では現在、花輪図書館の貸し出し冊数がおよそ3万5,000冊でありますので、既存のバーコード方式による管理で十分対応可能と判断しております。


 図書の検索については現在、市のホームページから蔵書検索が可能となっており、花輪、十和田両図書館の蔵書のほとんどを図書名、著者名などから検索することが可能ですが、今後(仮称)学習文化交流施設の管理運営計画の中で市民の皆様の意見を伺いながら、より親しみやすく利用しやすい読書環境を整えてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 実は私も各施設、図書館等を見学させていただいて勉強させていただいてますけれども、その中で一番管理してる方にご意見いただくと、貴重な本が盗難によってなくなるケースが結構あるということをお聞きしまして、そこでどういう対策をとったかというと、やっぱりICタグによる盗難の防止をしっかりとやってると、そういうふうな対応をいただきました。ですから、このICタグによる管理というのは非常にお金もかかるし、大変な状況は私もわかりますけれども、できればその辺をしっかり対応した形で、本当に貴重な本を、1冊しかないような本が紛失するようなことになりますと市民の貴重な財産を失うということにもなりかねませんので、考えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


 続きまして文化ホールについてお伺いいたします。文化ホール、公共団体が演奏できる舞台のスペース、また一流の演奏家がぜひ演奏してみたいといえるような音響の整備等々が必要と考えます。また、名称やホールのコンセプトについても、例えばこれは私の考えなんですが、万座環状列石をモチーフにして、例えば(仮称)万座ホールというような名前にして座席に座ったら縄文の雰囲気が感じられるようなつくりにできないかといった、そういう話もいただいてますが、この辺はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 文化ホールの整備コンセプトは、本市の新たな芸術文化の拠点施設として市民の多彩な文化芸術活動の発表や市民にすぐれた舞台芸術を鑑賞する機会を提供できる施設の整備でありますが、施設の機能といたしましては、音楽を中心に演劇、舞踊などさまざまな舞台芸術に利用できる舞台機能や音響設備などを充実させることとしておりまして、一定水準の機能を備えた文化ホールとして整備してまいります。また、舞台スペースについては、市民の方々がすぐれた音楽に触れ合うことができるようにオーケストラの公演等にも対応できる舞台環境を実現してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) ホールの名称、コンセプトについてはいかがでございますか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 万座ホールというのは、ストーンサークル館にもたしかあると認識してますので、いずれいろんな名前を考えてまいたいと思ってます。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) ありがとうございます。


 続きまして子育て支援センターについてですけれども、特に高齢者の方から交流環境の整備をとの声がありました。また、室内遊具室などもあればいいのかなという声もいただいてます。また、市民センター関係になるかと思いますが、ビデオの視聴室があれば本当にいいんだけどもという、そういうご意見もいただいてますけれども、この点はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 複合施設全体として子どもから高齢者まで世代を超えて多くの市民がつどい、触れ合うことができる施設を目指しておりまして、子育て世代を支援するための機能と、それから高齢者も含めた幅広い市民活動やサークル活動が行われる市民センターの機能が連携することで子育て支援センターの活動にも、それから子育て世代から高齢者世代までの交流が生まれ、他世代交流が展開できるものと考えております。その中で遊具等が必要であれば、それもまたいろいろな協議をしてまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) あと、本当に利用してもらうための方策としてレストランやコンビニ等があれば非常に利用率につながるんではないかと、そういうご意見もあったんですけれども、この点はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部次長。


○総務部次長(安保一雄君) 兎澤議員が先ほど言われましたワークショップでの話し合いの中でもそのようなご意見もございました。地元商店街とのいろいろな連携のあり方も考慮しながら、ご意見としてこれから検討させていただきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 基本的な構想が練り上がった段階で先ほどの、前の議員さん方の質問にもありましたけれども、パブリックコメント等まだまだこれから続けるというお話しでしたけれども、いずれ最終的な段階というか、来年の1月までには基本設計という形になってるようですけれども、その中でやはり本当に市民の意見を反映させる部分というのがこれから大事になってくる、逆に具体的になればなるほど大事になってくるんではないかと思いますが、その辺のところをもうちょっと具体的に、例えばこの段階ではお示しできるとか、そういうのがあればお聞きしたいと思いますが。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 市民からの意見を伺う機会につきましては、今年度実施した市民参加型のワークショップを来年度も引き続き実施し、基本設計の段階においてもさまざまな意見を反映させていきたいと考えております。このほかにも基本設計を進める中で市民フォーラムなどを開催する予定としておりますが、広く市民の意見を伺いながら、できるだけ多くの市民に利用される施設となるよう取り組んでまいります。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 大変に大きなプロジェクトですので、これからもしっかりと、私自身も市民のご意見を聞きながらいろいろご意見申し上げていきたいなと考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。


 次に、公会堂についてお伺いいたします。


 公会堂につきましては、もちろん歴史的な価値もあり、ご存じのように観光の目玉になり得る大事な建物でございます。大正12年の関東大震災と、それから太平洋戦争で大正12年以前の、特に都市部の建物というのは、ほとんどなくなってるわけです。その中で大正12年以前の建物が残っているということは、本当に貴重な価値あるものではないかと考えます。修復保存するということは以前にもお話しいただきましたけれども、できれば歴史的建造物エリアとして関善がございますあのエリアに移転できないかと考えますが、その辺はいかがでございましょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) お答えいたします。


 旧公会堂の移転についてでありますが、大正5年に建築された旧鹿角郡公会堂は、当時としては県内でも数の少ない洋風建築様式を取り入れた木造建造物であります。その後、花輪公民館ホールとして利用され、地域の社会教育や文化の向上に寄与し、地域の歴史を物語る建造物となり、平成3年に市指定文化財となっております。


 旧関善酒店周辺に移築して活用してはどうかとのご提案でありますが、文化財はその場所にあり続け、その地域の歴史と景観をつくりだす重要な役割を持っていることから現在地での保存と活用を前提として考えてまいりたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 現在の場所に保存という形になりますと、やはり現在の場所の周辺の整備が非常に大事になってくるのではないかと思います。駐車場初め景観上の問題もございますでしょうが、その辺の状況というのは、いかがお考えになってますでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) お答えいたします。


 旧公会堂の現在地での保存とその場合の周辺整備計画につきましては、旧公会堂はふるさと教育やまちなか観光への活用など特色ある地域づくりに活用できる資源であると考えておりますので、周辺整備計画については、修繕や利活用計画とともに図書館移転後の跡地利用、周囲の景観にも配慮しながら検討してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) ほかの例を出して大変申しわけないんですが、例えば札幌の時計台あたりですと本当に今の多分公会堂よりも建物はちょっと、こう言えばあれですけれども、ちょっと貧弱なのかなと。かえって公会堂の方がすごくいいなという印象を私は持ってますし、単に知名度の問題だけなのかなという思いもしてます。ですから、本当にこの公会堂を活用していただいて観光につなげていけるようにしていただきたいと思いますけれども、街歩き観光というものが、今、市長さんの方で推進するということでお聞きしてますが、やっぱり長期的な視野に立って将来にわたる活用をしっかりと考えていただければと思いますが、その辺はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 利活用の計画についてでありますけれども、非常にさまざまな考えもいただいて、声も寄せていただいております。また、文化財審議会等もありますので、その辺のご意見もいただきながら、やはりしっかり活用できるような、そういう運用を考えていきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) よろしくお願い申し上げます。


 続きまして、介護者及び要介護者についてですけれども、介護について、以前にも質問させていただきましたが、介護認定者について施設の整備が間に合っていないという現状の中で在宅介護者が増加する中、介護する家族に対する負担は増していくばかりであります。特に重度の介護者の世話をしている方は肉体的にも精神的にも経済的にも相当な負担がかかっております。そこで少しでもその負担におこたえするために、また在宅介護をこれから継続していただくためにも介護度が高い介護家族に慰労金等支給する事業はできないかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 介護保険制度に基づく家族慰労金支給事業は寝たきりまたは認知症の高齢者などを在宅で介護している方で過去1年間介護保険のサービスを利用していないなどの条件をすべて満たした場合に慰労金が支給される制度でありますが、本市においては家族介護から脱却して社会全体で要介護者を支えようとする介護保険制度の本来の趣旨から実施に至っていないものであります。


 また、介護保険制度発足当時に比べ、ヘルパーやデイサービスなどが充実されておりまして、在宅で介護されている方々も何らかの介護サービスを利用していることから、この制度の対象要件をすべて満たせる世帯が実際にはほとんどいないのが現状であります。


 市といたしましては、家族介護の支援については、介護方法の相談指導を行う家族介護相談会や認知症の人やその家族を応援するボランティア養成講座の開催のほか、介護用品購入に対するクーポン券の支給などにより家族介護者の負担軽減に努めていきたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 実際に現場の声を聞きますと、やはり確かにデイサービスとかいろいろそういう介護のあれを受けているということはお聞きしますけれども、やはり本当に家族の、実際に携わっている家族の方からお話を聞きますと、やはりすごい負担が重くのしかかっているという状況もありますので、その辺しっかりとまたご検討いただいて考えていただければと思います。


 続きまして、オストメイト対応トイレについてお伺いいたします。


 あるストーマの方から市内にオストメイト対応トイレが少なくて外出できないというご相談を受けました。日ごろから不自由な生活を強いられているが、健常者と同じように外出できる環境づくりが大事であると考えます。


 そこでお伺いいたしますが、現在、鹿角市内にオストメイト対応トイレはどのぐらい設置されているかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 市内では、膀胱や直腸機能障害で人工排泄孔(ストマ)を造設された方、いわゆるオストメイトは47人ほどおられます。こうした方々は、一定時間ごとに装具にたまった排泄物を捨てるとともにストマ及び装具を洗浄しなければなりませんが、ストマやストマ用装具を洗浄することができるオストメイト対応トイレは、一般的には普及が進んでいないため外出の際、不便を感じておられるものと考えます。


 現在、市の公共施設では福祉保健センターと福祉プラザに設置しておりますが、オストメイト対応のすべての設備を設置するためには一定のスペースを確保する必要があり、既存施設の障害者用トイレでは改修が困難であるのが実情であります。市では、昨年3月に鹿角観光ふるさと館の既存障害者トイレを改修し、ストマの洗浄器具のみを備えた簡易対応トイレを設置しておりますが、スペースが限られている場合には、このような簡易設備のみでも普及できればと考えておりますので、既存施設の簡易改修あるいは新たに建設する公共施設へはオストメイト対応のトイレを設置するよう努めてまいります。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 大変にありがとうございます。できるだけ改修していただいて公共施設には必ずあるような、そういうふうな態勢でお願いしたいと思いますし、また市民が集うような場所や、それから大型店舗なども実は非常に必要とされているんですけれども、例えば条例とか設置義務とか、そういう形で強制できるのかどうか、その辺は私としてもちょっと不安ではありますけれども、何とかオストマーの方々が不便を感じないような体制をとっていただけないかというふうに考えますけれども、いかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) 条例の設置等につきましては、やはり障害者の団体の方々のご意見をいろいろとお聞きしながら考えてまいりたいと思っております。


 参考までに公共施設は2ヵ所とお伝えしましたけれども、高速道路上では花輪のサービスエリアの上下線のトイレには標準で設置されているということでございます。


 条例の制定につきましては、関係者と協議しながら、判断してまいりたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 本当に生活上抱えている悩みを少しでも軽減して、1人でも多くの方が生き生きと暮らせるような、そういう環境をお願いしたいと思います。


 続きまして、環境弱者に対する取り組みについてお伺いいたします。


 核家族化や単身化が進み、地域のつながりも弱っている中で近隣にあった商店が店を閉めている、そういう状況で日常の買い物に困難を来している高齢者が増加しております。介護家族も同じように長い時間本人と離れることができない現状もあります。代行サービスや訪問介護もありますが、高齢者だけの世帯ではなかなか外出するにもできないのが現状であります。今後増加してくる買い物弱者への対策を講じていただきたいと考えますが、何かお考えなり対策がありましたらお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 高齢化や地域の商店街の衰退などで日々の買い物に困窮する買い物弱者が社会問題化しておりますが、特に移動手段に乏しい場合は深刻な問題であります。高齢者等のうち介護認定者については、日常的に介護ヘルパーによる生活必需品の買い物や薬の受け取りなどの生活支援サービスを利用しておりますが、介護保険制度上、その利用範囲にも制限があるため介護認定者の中には介護サービス事業所が独自に提供している家事代行サービスを利用しているケースもございます。


 市といたしましては、現在調査を進めている高齢者調査の結果等踏まえながらそれぞれの地域に合った有効策を検討し、地域や関係団体等と連携しながら取り組みを協議してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) その中で宅配サービスとかそういうのは現在行われてますけれども、例えば移動販売や牛乳販売店などのアイデアを募集して高齢者に対して買い物を手助けするとか、そういうのを行政で進めているところもございますが、その点はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部次長。


○市民部次長(菅原 勤君) 民間協力の部分でございますけれども、今おっしゃられました例えば新聞配達、それから牛乳配達などなど訪問の際に異変があった場合には市への報告などをしてもらうなどの協力を呼びかけて、そして対象者を見守るのではなくて各事業所の判断で気づいた点などについて報告していただけるよう、そのような高齢者支援の仕組みをつくってまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 結構介護サービスなんかだと1週間に2日とか3日、2日ぐらいですかね、使って、あとはほとんどだれとも話ししないという状況の方もいらっしゃるとお聞きします。その中で、例えば牛乳配達の方ですと毎日牛乳を入れて、例えば安否の確認とかも、牛乳飲んでないとどっかぐあいが悪いのかという形で安否も確認できる状況もありますので、この点含めて、ぜひ民間の力をかりながら推進していただければと考えますので、よろしくお願い申し上げます。


 続きまして市営住宅について、ちょっとお伺いしたいと思います。


 平成23年度建設される、昨年鹿角花輪駅の西住宅が完成して入居者が入居し、新たな生活を始めております。来年は、来年度はRC造6階建て2棟と戸建てが9戸、新たに建設する予算が計上されておりますが、入居者はどのような方々を考えておられるのか。それと同時に昨年建てた住宅への入居者は全員入居できたのか。また、昨年建設した住宅への予定入居者は全世帯入居できたかどうか、その辺をお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 花輪駅西住宅の入居状況についてですが、今年度完成した戸建て住宅21棟のうち水晶山住宅から移転を希望された18世帯が入居し、残る3棟については一般公募により入居者を決定しており、21棟すべての入居が確定しております。


 また、平成24年度に完成する一戸建て9棟、RC造6階建て2棟には合わせて43戸の入居が可能となりますが、水晶山住宅からの移転入居が当初計画より減少したことから今年度同様一般公募枠を拡大して入居者を決定してまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 当初水晶山団地の方から全員に入居してもらうという予定だと聞いておりますが、現在水晶山住宅に何世帯残っていて、またこの人方に対してどのような対策を考えておられるのかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 現在水晶山住宅には平成24年度に完成となる一戸建て住宅及びRC造6階建てに入居を希望されている7世帯を含み36世帯が入居されております。市といたしましては、今後も水晶山住宅での居住を希望されている方についても利便性の高い新築の住宅に移転いただきたいと考えており、オール電化であることや除雪が必要でないなどのメリットを説明しながら、引き続き新住宅への入居を促してまいります。


 また、移転後の家賃については、入居6年目で本来の家賃に到達するよう段階的な激変緩和措置を講じることとしております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 特に移転できないという方、私もお話をお伺いすることができたんですけれども、要は現在の家賃とそれから転居した先の家賃の格差が非常に大きいというのが現状だと聞いております。基礎年金だけで暮らしている方々はぎりぎりの生活を余儀なくされております。そこにまた負担がふえるような現状では転居できないものと思いますので、市民が本当に移転できるような状況をつくっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


 次に、老朽化している市営住宅の対策についてお伺いいたします。


 現在、市営住宅も大湯、毛馬内等々いろいろございますが、現在老朽化が進んでいる市営住宅が見られ、早急に対策を講じなければならないところも見受けられますが、今後の整備計画の考えがあればお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 市営住宅の整備計画につきましては、現在取り組んでおります花輪駅西住宅が平成24年度に完了いたしますが、その後につきましては、さきに策定いたしました公営住宅等長寿命化計画に基づき進めていくこととしており、建築年度の古い毛馬内、四ノ岱住宅から順次整備してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 少しでも居住空間がよくなって、やはり安心して生活ができるような形で進めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。


 次に、景気対策についてですけれども、一昨年以来景気の低迷によって市民生活はなかなか向上してこない実情の中で、国ではよくなってきているという報道がなされておりますが、市内の実情は依然として厳しい状況が続いております。予算規模を大きくして何とか支えようとの市長の意気込みがうかがえる予算となっていることは大変に喜ばしいと思いますが、農業は産業の中心ですが、公共事業や民間建設業も活性化を向上させる上で大事な事業が公共事業だと考えておりますので、それもお願いしたいと思います。


 国では「コンクリートから人へ」とのうたい文句で公共工事をカットしておりますが、逆にいうとこれが景気低迷の一つの原因になっているのではないかと思います。ですから、私としてはやはり必要な公共事業は推進していくというふうにしていただきたいと思いますが、この点はいかがでございましょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 公共事業の必要性についてでありますが、政府においては「コンクリートから人へ」ということで公共事業費を、ここ数年大幅に削減してきております。23年度予算におきましても、対前年度比13.8%減という状況にあり、ピークでありました平成9年度の約半分にまで落ち込んでおります。


 私は、地方においては、まだまだインフラ等の整備が必要であると考えており、これまでも国の経済対策と連動しながら切れ目のないよう公共事業の前倒し等実施してきたところであります。公共事業を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、このような経済情勢の時だからこそ雇用環境の改善や地域経済の活性化に向けた積極的な公共事業の推進が必要であると考えます。今後も必要な施設整備やインフラ整備については、財源を確保しながら、またスピード感をもって整備してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) よろしくお願いいたします。


 続きまして、来年度の予算で民間の活力を推し進める上で多くの補助金制度が網羅されましたことは大変歓迎すべきことと考えます。耐震改修の補助金同様利用度がなかなか浸透できないのではないかという、今から私危惧しておりますけれども、そこで内容についてお伺いしてまいりたいと思います。


 まず、クリーンエネルギー導入促進事業、これについては国や県の補助金事業もあり、合わせて補助金を利用できると聞いております。その中で市として一括して、できれば窓口を市の方に設けていただいて一括して手続ができる体制はとれないものかどうかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 本市で行う住宅用太陽光発電システム導入補助との一括申請についてですが、まず国で行っている住宅用太陽光発電導入支援対策補助は、これは国の指定した法人が申請窓口となっており、郵送による申請となっております。


 また、県の住宅用太陽光発電システム普及補助については、秋田市内にある法人が申請窓口となっております。国・県とも申請者が直接申請を行うこととなっておりまして、必要書類や審査も異なることから、それぞれ申請する形となりますが、市といたしましては国・県の補助制度についても、申請書の窓口配置や申請手続に関するアドバイスなど関係機関と協力しながら対応してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) ありがとうございます。


 大変手続が複雑で手間がかかるというか、要するにそういう状況なので、やっぱりアドバイスしていく場所が必要になると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 あと、次に特定高齢者住宅バリアフリー化事業ですけれども、火災警報器と関連してますが、どのぐらいの補助でどういった方々に補助していただけるのかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 特定高齢者住宅バリアフリー化支援事業につきましては、要介護認定で非該当と判定された方などを対象として、手すりの取りつけや段差解消などの改修費用に対し、工事費の上限を20万円として9割の助成を行うものであります。介護予防の観点から高齢者が自立した生活を維持できるよう、今後とも生活環境の改善整備を支援してまいります。


 また、火災警報器設置支援事業につきましては、高齢者世帯における火災警報器の設置を促進するため、在宅のひとり暮らし高齢者や高齢者のみの低所得世帯約1,700世帯を対象に支援してまいります。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 次に、鹿角市産材秋田スギ利用促進事業につきましてお伺いいたします。


 本年、国連で実は国際森林年ということもあり、全国的な国産材利用促進の広がりを見せております。先日も何かほかの議員が聞いてますけれども、再度確認として1件当たりの補助金及び内容についてお伺いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 鹿角市産秋田スギ利用促進事業につきましては、林業・林産業の再生を図るということと、国の森林・林業再生プランの木材自給率向上に向けた本市独自の施策として平成23年度よりスタートすることとしております。


 内容といたしましては、市内の山から切り出された秋田スギを住宅の新築、増改築やリフォームなどに使用した場合、鹿角市産秋田スギ材を50%以上使用することを要件として30万円を限度に1m3当たり1万5,000円を補助するものです。また、このほかにも内装材として使用に対する補助制度を創設し、10万円限度に材料費の2分の1を補助したいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 先日、説明会でもちょっとお伺いしたんですけれども、鹿角市材であるということの認定はどこで行うような形になるのか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 私どもが考えておりますのは、市で発行いたします伐採及び伐採後の造林の計画の適合通知書、並びに森林組合、市内製材所等の買取伝票の写しを添付していただくことで確認をさせていただきたいと、このように考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 実際に木材扱っているところ、実は製材所とかだけではなくていろいろあるわけですけれども、そうすると実際に鹿角市産材と認定を受けたというか、そういう製材所に納入した木材を認定するという形になるんですか。


 例えば、最終的に業者さんが何%使ったということを適合させるためには購入したところから認定してもらわなきゃならないわけですよね。そうすると、例えば地元の製材所ですと、林業家が伐採した木をそのまま納入して加工したものであれば、それは適合なるんでしょうけれども、ただ単にほかで、例えば鹿角市産材だといっても県外に一回出して製材して乾燥させて、また持ってきて、そこで販売してるという例も実は鹿角の業者の中にはあるんですけれども、その辺の対応はいかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 今議員がおっしゃられましたとおり、この制度を運用する過程ではさまざまなパターンが予測されるということは担当のところでもシミュレーションをさせていただいております。4月から実際に議決をいただいた後に運用していくに当たりまして業者の方、また施主さん、関係者の方々が、この補助制度を使う上で混乱を来さないように、また新年度からは都市整備課関係の方でも県の住宅リフォーム制度にあわせての市の支援策、それから太陽光発電への支援策を市民部の方で、また従来から行っております合併処理浄化槽については上下水道課、それぞれが担当しておりますが、複数の窓口で一本化できるような説明の仕方、もしくは周知の仕方、こういったことを考えておりますので、混乱のないように進めてまいりたいという思いでございます。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 先日の答弁でトータル補助していくと300立方ぐらい要るというお話をちょっと聞いたと思いますが、平米ごとに、面積ごとに分けて補助するのにそれなりに300立方ぐらい要る。実際300立方使うということになると、実際木材として、木で出すためにはやっぱり400、500立方の木材が要るわけですけれども、その辺の確保というのはできてるものですか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 今年度は8月にJAS規格を取得いたしました森林組合の方の情報を確認いたしましたところ、現時点では月産30m3について大体年間の10ヵ月分、したがいまして、300m3、これは森林組合の方で手配できると、供給できるという数字はいただいております。このほかに市内外の業者さんの方でもそれなりのキャパを持っておりますので、十分需要に耐えられるのかなと、このように思っておりまして、今議員がご質問されたとおり、総枠で750万円の予算のうち構造材等で450万、それから内装材で300万、こういった試算のもとに予算を考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) わかりました。


 次に、民間住宅リフォーム支援事業についてですけれども、現在県で進めているリフォーム補助金や国で進めているエコポイント制度があります。申請も複雑になっておりますし、特にエコポイント制度というのはなじめないというか、そういう部分も結構あったりして非常に手続に時間がかかっている状況も見受けられます。できるだけ手続を簡素化して使いやすくしていただきたいと考えますが、この辺はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 民間住宅リフォーム支援事業につきましては、20万円以上のリフォームを対象として、その工事費の20%、上限10万円の補助を行うものでありますが、対象となる工事につきましては、屋根と内外装の改修、窓、建具の取りかえなどの断熱改修、ふろなどの水回りの改修やトイレの水洗化など幅広い内容としております。申請手続に当たりましては、県のリフォーム支援事業の窓口と一元化を図るなど市民の方が利用しやすいように配慮してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 実際今まで五つの支援制度に以前からある合併処理浄化槽の支援事業、それから民間耐震診断の事業も継続して行われるということで大変事業が多くなっております。一つ一つの事業を利用するにどのような手続が必要か、またどのような内容になっているか、とにかく市民が利用しやすく、また理解しやすいようなことが求められると思います。ですから、できればパンフレットやリーフレットなど手続や内容紹介していただくとともに、またそれをしっかり使えるような、そういう対策を講じていただけないかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 本市においても民間住宅の改修に対する各種の支援事業を展開しておりますが、これらの周知につきましては、今後だれもがわかりやすく、利用しやすい説明となるよう改善を図りながら、より多くの市民の方々の目に触れやすい方法でPRを行いながら利用の促進を図ってまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 本当に年間通じて足りなくなるぐらいできれば利用していただいて活性化につなげていただければなと考えます。


 ちょっとだけ戻って、さっきの秋田産スギの事業のことなんですけれども、これは私本当に大事だなと思うのは、やはり雇用の面でもこれから、今まで本当に林業というのはどんどんどんどん携わる人が減ってきて、ある種林業は陰に隠れて見えないような状況が全国的に続いてまして、当初26万人もいたのが、今はもう数万人単位でしか従事してる人がいないというような状況の中で、やはり雇用を生むというか、そういう部分でもこの秋田スギに対する促進事業というのは非常に大事な部分でないかなというふうに考えます。やはりもっともっと秋田スギを活用していただけるような、また林業に従事する人が多くなることによって雇用も生まれるような、そういう体制をとっていただきたいと思いますが、その辺はいかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 産業部長。


○産業部長(畠山義孝君) お答えをいたします。


 先ほどの倉岡議員のご質問にもありました国の林業・森林再生プランの思惑にも合致するということで市長が先ほどご答弁した新しい制度であります。鹿角市の農家林家の戸数については、県内13市の中でちょうど中間ぐらいの7位というポジションにおりまして、しかしながらその経営面積は5ヘクタール未満の方がほとんどであります。これはさまざまな要因があろうかと思いますが、やはり林産業の低迷がある程度起因をしてるということも否めないと思っております。そういった状況を打破するために国も新しいビジョンを示しましたし、市もそれに沿った形で6次総でいろいろな施策を取りまとめております。ひいては議員がおっしゃるとおり雇用の対策、地域の活性化に結びつく、そういう分野でございますので、しっかりとこの分野に力を注いで、再度森林を抱える市として、林業を活性化させる市として頑張ってまいりたいと、このように考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) よろしくお願いいたします。


 では、次に太陽光発電工事を八幡平中学校で導入する予算が設けられておりますけれども、以前からスクール・ニューディール構想ということで国が推進してきてます。これは学校施設の耐震化、エコ化、情報化を集中的に進めようというものですけれども、非常に関心も高くて大きな期待のもとに始まったものだと認識しております。


 現在、耐震化については市としても全面的に対応し、八幡平中学校ということで終わるというような形も見えております。


 エコ化については、逆になかなか進んでいないのかなというふうに見えますけれども、その意味でも今回のこの太陽光発電の学校への設置というのは非常に大事な部分であるし、これからの対策としても非常にいいのではないかというふうに考えますけれども、今後市内のほかの学校に設置の予定があるかどうかお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 現在、八幡平中学校改築工事において校舎の一部の電力を賄う太陽光発電の導入を考えておりますが、市の地域新エネルギービジョンに基づき公共施設への導入プロジェクトの一つとして取り組むものであります。今後も校舎の改築等が行われる場合には太陽光発電灯の導入を考えてまいります。


 また、こうした取り組みには学校における環境教育の一環として新エネルギーへの意識啓発を進めるというねらいもあり、来年度に改訂が予定されている小学校3・4年生社会科副読本「わたしたちの鹿角市」の中でも鹿角市の電力が自然エネルギーによって供給されていることなどについて明記し、新エネルギーや省エネルギーに関する啓発を図ってまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 私も今回の対応については、非常に子どもたちがエコなり太陽光発電、いろんなことを考えるきっかけになるんでないかなと思って大変注目をしております。


 あわせて、新エネルギーの中で先ほど木材の利用のこともありましたけれども、例えばチップとかそういう方面の対策というのは鹿角市としては考えていないのかどうか、その辺ちょっとお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(佐々木忠臣君) 今年度、新エネルギービジョンの策定をしておりまして、ほぼまとまっております。その中で鹿角市の賦存エネルギーということで太陽光とかバイオマスの関係とか、評価としてはいいのではないかというふうに出てます。具体的な取り組みについては、来年度以降実行計画の中で取りまとめをしていくというふうなことで考えております。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) ありがとうございました。


 ちょっと通告にないんですけれども、実は今月で岩根部長さんが退職するということで、私は一緒に建設関係でずうっと携わってきてまして、退職するということで感慨があると思いますが、通告にないんですけれども、いいすべが。岩根部長に今までの行政マンとしてのいろいろ感慨がありましたらお話しいただいければなと思います。


○議長(黒澤一夫君) 発言しますか。もしよろしければ発言してください。建設部長。


○建設部長(岩根 務君) 発言の機会をいただきまして、まことにありがとうございます。


 建設行政に対しまして今までいろいろ携わってまいりましたけれども、建設行政というものは、そのときどきの情報といいますか、技術はもちろんですけれども、社会のニーズを的確に把握してスピーディに取り組んでいかなければならないものだということを、長年仕事をさせていただきまして十分感じているところでありますので、後輩にもそのように指導してまいりたいなと、機会がありましたら指導してまいりたいと、そのように思っております。ありがとうございました。


○議長(黒澤一夫君) 兎澤祐一君。


○2番(兎澤祐一君) 突然で大変申しわけございませんでした。今後ともご指導いただきますように、よろしくお願い申し上げます。


 現在、なかなか景気が上向かない状況の中で予算の執行を前倒しで行っていただけるという先ほどの市長のご答弁もございました。本当にスピードをもってこれから対応していただくことをお願いしまして、私の質問を終わります。大変にありがとうございました。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、兎澤祐一君の質問を終わります。


 以上をもちまして、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 ただいまの時刻をもって散会いたします。


    午後3時33分 散会