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秋田県 鹿角市

平成22年第2回定例会(第3号 3月 9日)




平成22年第2回定例会(第3号 3月 9日)





 
 平成22年3月9日(火)午前10時開議


 開議


第1 一般質問


    質問、答弁


 散会


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本日の会議に付した事件


 1 一般質問


    大 里 恭 司 君


    阿 部 博 文 君


    和井内 貞 光 君


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出席議員(20名)


      1番  遠 藤 浩 二 君     2番  兎 澤 祐 一 君


      3番  栗 山 尚 記 君     4番  田 口   裕 君


      5番  和井内 貞 光 君     6番  児 玉 政 明 君


      7番  倉 岡   誠 君     8番  吉 村 ア イ 君


      9番  ? 舘 一 郎 君    10番  阿 部 博 文 君


     11番  浅 石 昌 敏 君    12番  ? 杉 正 美 君


     13番  宮 野 和 秀 君    14番  福 島 壽 榮 君


     15番  黒 澤 一 夫 君    16番  中 西 日出男 君


     17番  阿 部 佐太郎 君    18番  田 村 富 男 君


     19番  米 田 健 一 君    20番  大 里 恭 司 君


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欠席委員(なし)


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説明のため出席した者の職氏名


市長        児 玉   一 君    副市長       阿 部 一 弘 君


教育長       吉 成 博 雄 君    総務部長      木 村 忠 好 君


市民部長      中 山 一 男 君    産業建設部長    関   道 男 君


教育部長      青 山 武 夫 君    会計管理者職務代理者


                                 ? 舘 ハツヨ 君


総務部付部長待遇  田 中 孝 夫 君    市民部次長     畠 山 義 孝 君


産業建設部次長   齊 藤 幸 平 君    教育次長      岩 根   務 君


総務課長      児 玉   晃 君    農業委員会事務局長 畠 山 行 雄 君


財政課長      阿 部   薫 君    監査委員事務局長  今 泉   修 君


選挙管理委員会事務局長


          熊 谷 純 二 君


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事務局出席職員


事務局長      似 鳥 忠 夷 君    班長        金 澤   修 君


主査        成 田 真 紀 君    主任        田 原 智 明 君





    午前10時00分 開議


○議長(黒澤一夫君) 直ちに本日の会議を開きます。


 これより議事日程第3号により会議を進めてまいります。


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    日程第1 一般質問


○議長(黒澤一夫君) 日程第1、これより一般質問を行います。


 質問事項は事前に通告を受けておりますので、順次発言を認めます。


 順位1番、大里恭司君の発言を認めます。大里恭司君。


    (20番 大里恭司君 登壇)


○20番(大里恭司君) おはようございます。


 質問に入る前に、この私の質問は短いものですから、余り長くかからない。ちょっと事前に、余計なことかもわかりませんが、ちょっと話。


 昨年の夏、政権交代があったわけなのですが、世論から見れば大分期待された面もあったけれども、何か期待とは最近ちょっと違うだなろうということ。というのは、昨年の12月ですか、事業仕分けというものがあって、あのときの会議の様子をずっとテレビで見ていたのですが、ちょっと違うのではないかと。ということは、天下を取れば何でもできるのだと、何言ってもいいというように感じた。若い議員たちが、官僚がいいか悪いかは別問題として、やはり大先輩ですから、その人たちに対する言葉づかい、何か怒鳴りつけたり命令口調で言ったり、ちょっと違うのではないか。日本人のいいところは、質素で謙虚だということが日本人の特徴らしいのですが、全くかけ離れている。それから、そういうことで何か礼というものが失われてきている。やはり、礼儀というものが一番大事ではないかなと、こう思っておりました。


 次、1月ですか、ちょっとテレビを見ていたら、たまたま時流に合わせた川柳ということで出ていたのですが、そしたらその中に「チェンジとは言ってきたことを変えること」というようなことで聞いていて、なるほどなという感じがしました。というのは、最近普天間基地の問題で、たしか民主党は昨年の選挙前には、今の鳩山首相以下沖縄に乗り込んで、当時演説をやったことは、「基地は沖縄から出す」と。即ち、国外に求めると。そして少なくとも、県外に持って行くというように公約している、演説でやっているわけなのです。ところが、最近は何か違う。やはり、沖縄県民もそれに期待して民主党に票を入れたわけなのですが、そしてこの座間の市長選でも民主党が今の現職を応援して、その現職が言っているのは沖縄県外もしくは外国に基地を移動させるということを公約として立候補して、そして民主が応援して当選したと。何かそれに対して今は、きのうも沖縄県議会で反対の決議をしたわけなのですが、何かこうやっていることが違う。やはり、なるほど「チェンジとは言ってきたことを変えること」、なるほどなと思って聞いていました。


 やはり、私はいつも一般質問で、必ず言っているのは、今から2600年くらい前かな、中国に周という時代があって、そのときに今の渤海湾の下に斉、斉藤さんの「斉」と書くのですが、斉という国があって、そこの宰相、日本で言えば総理大臣ですか、管仲という人がいて、この人はいつも座右の銘として「倉廩実ちて礼節を知る」と「衣食足りて栄辱を知る」ということを、私、いつも議会の質問のたびに言うのですが、これは今まで解説したことはありませんが、きょうは教えるのではなくて解説したいと思います。


 「倉廩実ちて礼節を知る」ということは、「倉廩」ということは日本では倉庫のことです。倉です。倉がいっぱいになるほど、節度というものを大事にしなければいけないのだよということなのです。結局金持ちになったらいばっちゃいけないと、礼儀とか節度をわきまえなさいということなのです。


 それから、「衣食足りて栄辱を知る」と。「衣食足りて」は金持ちになるということではなくて、当時は身分階級によって着る物とか食べる物が違っていたわけなのです。貴族は貴族の着る物がある、特に当時肉という物がすくなくて、牛肉とかいうものが少なくて、そういう高い物を食べられるのは貴族しかいない。だから、「衣食足りて」というのは立身出世してと意味なのですよね。そして「栄辱を知る」というのは、名誉と恥じる、名誉とはどういうものなのか、恥というものはどういうことなのか、即ち政権を担当してもそういう自分に対して厳しくしていかなければ、名誉というのはこういうことですよ。それで失敗したら恥があるのだよと、恥に対してはこういう責任を取るのだよということで、「倉廩実ちて礼節を知る、衣食足りて栄辱知る」という、これ私もずっと小さいころから自分の座右の銘というほどではありませんが、そういうことで自分ながらにもやってきたつもり、人に言わせればそうは見えないかもしれませんが、私なりには努力してきておるつもりです。


 いつだったか、何かの会である代議士が、国会議員ですから代議士と呼びます、あいさつで明治時代を忘れましょう、大正時代を忘れましょう、昭和の時代を忘れましょうということをあいさつなんかして、皆さんもこの中でも大多数の方が出席して聞いてたと思うのですが、意味不明なのだけれどもわかります。民主党が政権を取って、もう今は平成の時代だよと、だから過去のことは忘れようと、みんなで平成の時代を頑張っていこうという意味だと思いますが。


 私、小学校だったか、中学校のとき、今は体育館、昔は我々のときは講堂といったのですが、そこの壇上の上に額があって、それは「温故知新」という額、即ち「古きを尋ねて新しきを知る」ということなのですが、そういうことで学校でも先生たちに教えられた。やはり過去にいろいろなものを、過去のことを勉強してこれを将来に生かしていくという意味だろうと思いますが、それとちょっとかけ離れるなと、こういうふうに感じました。


 これは余計なことですけれども、それでは、鹿真会を代表して質問に入りたいと思います。質問する前に、皆さん、執行部の方にお願いしたいのは、担当部課長に聞くだけではなくて、担当部長以外の方にも意見を求めてまいりますので、よろしくお願いします。もし疑問があったら、反問権とは言いませんが聞き返して結構ですので、それはよろしくお願いします。


 それでは、まず質問事項に基づいて、最初に都市計画についてですが、まず都市計画街路についてお伺いしていきます。


 まず、産業建設部長に聞きたいと思います。


 都市計画街路路線は、たしか昭和47年に市町村合併したときの約束ごとでやってきてます。たしか26路線あったと思うのですが、私は10年ぐらい前からもう時代にそぐわないよと、この街路計画は。ということを言ってきて、執行部も街路についてはこれから見直していきたいということをずっと言ってこられたわけなので、この街路事業について26路線について、完成したのはどれくらいなのか、未完成なのはどれくらいなのか、まずそれからお聞きしたいと思います。市長でもよろしいです。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) おはようございます。


 大里恭司議員のご質問にお答えをしたいと思います。


 まず、都市計画道路についてでありますが、現在、都市計画道路として都市計画決定されている路線26路線あります。そのうち11路線は整備が完了して、残り15路線は一部または全部が未整備となっております。都市計画道路は長期的な視点で都市計画に定められるものでありまして、整備するまでに多大な費用と期間を要するため、これまで全国的にも都市計画道路の大幅な見直しが行われていない傾向にあります。本市においても、昭和47年の合併に伴う見直しを行って以降は、個々の路線の事業着手の際の幅員の変更など軽微な見直しにとどまってきたものであります。しかしながら、平成17年に県が国の都市計画運用指針に基づき、長期間未着手の路線について計画の必要性や実現性を評価し、見直すためのガイドラインを策定いたしました。これを受けまして、昨年度から社会情勢に即した都市計画道路の見直しに着手してまいりました。具体的な見直し案については、現段階でまだ調整中でございますが、今後予定する都市計画審議会等での意見も踏まえて、見直し作業を進めてまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) それで、26路線、私はほとんど未完成、手をつけたところもありますけれども、そう思っています。まずいろいろ26路線について聞けば時間もありません。まず、一つ、古久保線ですか、久保古線、どちらで言うのかな、古館久保田線ですね、これは一部ローソンのところから今の北都銀行のところですか、新町横丁の角までが約百二、三十メーターになりますか、それしかできていませんね。あの横丁の方は県道ですから、県が担当すると思うのですが、これはいいかな、この情報を聞いていますか。横丁の件に関して、県の考え方。もし聞いていなければよろしいですけれども。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 久保田古館線と言っていますけれども、この久保古線については国道282号からマックスバリュまでの約200メートルの整備が完了しております。ただ、横丁区間の約200メートルの県道部分についても緊急性の高い路線との認識を持っておりますが、県では鹿角管内で第一優先路線として新規事業の採択に向け準備を進めておると伺っております。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 横丁のところは、結構交通事故が多いのです。私が知っているだけでも、もうここ数年の間に四、五件は交通事故が発生してますけれども、これは県の担当ですから市としても検討協議して、ぜひ早急に進めてもらいたい。


 過去、県の方は六日町が終わって、舟場が終わって、あとすぐに横丁に着手するという約束ごとがあったはずなのです。そのほかいろいろな事情があっておくれているだろうと思いますが、ぜひ市としても県と図って早急に進めていただきたい。これはお願をいしておきます。


 次に、マックスバリュから今度は久保田側の路線なのですが、これから今度は文化交流施設もできるわけなので、この辺については国道から西側、どのように考えてられますか。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) お尋ねの国道から西側の方に向かっての路線でありますが、現在の計画では、線路を立体交差で渡りまして、駅西鏡田線という路線がありますが、それにタッチするような形でライン引きされてございます。ただ、今、現在、私ども事業を行っております米代川堤防線、あるいは久保田橋のかけかえを行ってございますが、今の街路の見直しの計画で久保田橋に直接出られるようなラインの引き直しをしたいと考えてございます。〔訂正発言ありP146〕


 それで、これをメーンとして、いわゆる花輪市街の縦軸にいわゆる米代川堤防線あるいは国道282号、あるいは商店街の縦軸に対して堤防から新町の角まで抜くという横のラインを強化して特に進めていきたいと、このように考えてございます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 私も都市計画にずっと、昔携わってきたのです。当時、都市計画街路については、道路企画については制限があったような記憶をしてます。現在はどのようになってますか。たしか、昔、都市計画街路は22メートルだったか、必ずそうしなければいけないということあったはずなのですが、何か最近状況が変わったということなので、部長、その辺についてはどのように企画構造が変わったのかお知らせ願います。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) 今の久保田古館線の完成しております200メーターの部分につきましては、旧来の構造の16メーターの幅員となってございます。16メーターの内訳といたしましては、車道が9メーター、歩道が3.5メーター、3.5メーターという構造になっておりまして、これが鹿角市では最も新しい街路でございます。


 そのほかに、先ほどおっしゃられました22メーターという企画は国道282号の企画でございまして、これも花輪町時代に街路として整備したものでございます。ただ、先ほど市長も申しましたが、国の企画の変更がありまして、まずできるところから始めなさい、できないところはやめなさいという国の考え方が定められましたので、今では13メーターという街路も認められてございます。13メーターというのは、車道は9メーターでかわりございませんが、歩道は2メーター、2メーターの4メーターということで13メーターの企画も認められてございます。〔訂正発言あり P146〕


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) それでは、次に、学習文化交流施設のアクセス道路についてお伺いします。


 これ、今の久保田古館線については、どのような構造か、企画で考えておられますか。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) いずれ鹿角組合総合病院跡地ということも意識いたしまして、西側の方に延伸する計画をいたしておりますが、現在できております街路と国道と交差する部分につきましては、急激に幅員を変えることは逆に交通事故のもとになるものと考えてございます。でありますので、国道からJRの線路までの間は今と、でき上がっている道路と同じような16メーターでとりあえず進みまして、もちろん病院跡地も近くにあるわけですので、右折レーン等も意識いたしますと16メーターがベターなのではないかと考えてございます。ただ、線路を超えますと、ある程度交通量が少なくなるのかなというふうな想定からいたしますと線路を超えた時点では13メーターでもよいのではないかというふうな想定はしてございますが、まだまだこれから県あるいは国と協議する事項がございますので、現時点では私の考え方、あるいは市としての考え方ということでとらえていただければと思います。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) それでは、あそこの鹿角組合総合病院の周辺、国道があり、古久保線があり、それから線路際の道路ありますね、あの古久保線から線路伝いにずっと旭町の方に抜けるところ。それから、今度はあそこに神社、八正寺神社という神社があるわけなんです、そこから今度、ずっと鹿角組合総合病院の正門の方からずっと国道に、大体四角に囲まれているところ。それからもう一つは、今、鹿角組合総合病院の進入路がさこうさんですか、大統領ですか、あの間から入って来るわけなのですが、恐らく文化交流施設が計画されますと、これらの道路もある程度は考えていかなければいけないだろうということで、道路の考え方が進んでいるかどうかわかりませんが、その辺についてはどのように考えておられますか。結局アクセスですね、この施設に入れるための誘導ですね、車の誘導。それから車以外、人の誘導もあると思いますが、その辺についてはこれからどのように計画し、もしくは考えている予定ですか、お伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) この施設のアクセスの関係でございますけれども、これは市民全体の利便性に配慮する必要があろうかと思っています。ですから、国道282号からのアクセスは基本的には国道からというふうになろうと思いますが、敷地の西側、それから南側の市道、これのアクセスにつきましては、敷地内通路との連携を図ることによって車両の出入りが可能であります。ただ、住家が道路に近接した狭隘路線であるということが課題と思っております。しかしながら、今年度策定中の仮称の学習文化交流施設基本計画でアクセスを計画する上での留意点として整理しておりますが、イベントなどで車両が集中する場合は混雑が想定されますので、出入り口を複数確保するということを検討する必要があるのではと考えております。


 敷地の現状を踏まえ、計画されております都市計画道路久保古線、あるいは周辺道路の状況も考慮しまして、スムーズで安全なアクセスのために必要な道路整備などについては、今後具体的に検討してまいらなければならないと思ってます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 今、アクセスについてお伺いしました。


 あと、アクセス道路も入ると思いますが、その辺の環境整備ですね、敷地内でなくて敷地に隣接している敷地外ですね、この辺の環境整備はどのように計画されていますか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 まず、敷地としては鹿角組合総合病院跡地を対象にしたものであること、それをご理解いただきたいと思います。それから、隣接する土地を追加して施設建設用地とする、そういうふうな話につきましては、施設の有効利用を図るという観点からも必要性を判断しなければならないと考えておりますが、具体の土地の利用も含めて、今後検討してまいりたいと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) あと、もう1点。


 国道、信号があるわけです。前のかねだいのところの信号ありますね。それから組合病院からの出口に信号あります。それからマックスバリュの前に信号ありますが、大体等間隔で80メーターぐらいですか、かねだいのところから鹿角組合総合病院の出口まで80メートル、それからマックスバリュまで80メートル、この信号が80メートルにあった場合の出入りですね、この施設から出入りなのですが、信号の間に車がとまって、なかなか抜けようにも車が詰まって抜けられないとうい状況が起こると思います。これは大きいイベントがあるときと思いますけれども、その場合にもやはり交通の混雑を緩和しなければいけないということがあるだろうと思います。


 それで、果たして160メートル間に三つの信号が必要かどうかということで、今、鹿角組合総合病院が移転してしまえばあの出口のところは信号が必要ないと言えばないかな、あると言えばあると思いますが、私は大して必要ないだろうと。あそこに信号をなくすことによって、国道の出入りがある程度緩和されるのではないかと思いますが、それもこの前委員会では聞きましたけれども、宿題として課題を与えておったわけなのですが、その辺についてはどのように考えてますか。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) ご指摘のように、鹿角組合総合病院から出て来るところの信号でございますが、やはり利便性としては鹿角組合総合病院ありきの信号というとらえ方を私もしてございます。入っていくのは旭町の側から入って行って、こっちは出口専用になっていますので、一方通行で混雑を避けるための信号というとらえ方をしてございます。それによりまして、鹿角組合総合病院が移転することによって、必要か必要でないかというのは公安委員会の方で考えるものでございますが、混雑を考えると必要なくなるのではないかと私も予測してございます。ただ、今度新しく施設ができて、年にどのようにイベントができるかということもございますが、やはりイベントがあって大量に車が出入りするというようなことになれば、交通整理員とかの必要性も考えていかなければならないと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) それでは、この問題は一時置いて、次に鹿角花輪駅前の開発についてお伺いします。


 この前、市長は公の場で駅前の広場の拡幅について言及されました。当然、駅の駅舎も含めてだろうと思いますが、それなりにJRとの協議もあったろうと思います。その辺で、市長は駅前について、また駅舎についてはJRとどのような打ち合わせをしてきたのか、また駅前についてはどのようにしていきたいのかお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 鹿角花輪駅前の再開発についてでございますけれども、駅前は夏にはお祭のイベント広場としても利用されておりますが、駅前を含む土地区画整理事業が完了して20年以上が経過しております。旅の拠点としての情報発信機能、公共交通の拠点としての都市施設機能、また鉄道事業の営業拠点としての機能というふうなさまざまな機能のより一層の充実が求められております。さらに、観光を進める本市においては、まちの顔としてこの魅力を向上させる整備が必要と考えております。


 昨年度策定しました「鹿角市まちづくりビジョン」においても、まちの玄関口及び交通の結節点として交通利便性を高め、市民の生活拠点となるばかりではなく、中心市街地に人の流れを呼び込む観光客などの交流人口の増加に寄与する整備を進めることを方針に掲げております。


 駅前整備について、まだ具体的な検討段階にはございませんが、駅前整備の中で重要な位置づけとなる駅舎については、現在その可能性あるいは複合的な機能のあり方などについて、JRとの協議を進めているところでございますが、内容についてはまだ具体的内容は協議なされていないという状況でございます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 駅前の件については、これからのことだろうと思いますが、またもとに戻って、駅前からこの交流施設までの誘導路が必要だろうと思います。私は駅前からこの文化施設まで行くのは車よりも歩く人が多いだろうと思います。例えば、駅で列車に乗って駅で降りて、そこから車で300メーターぐらいですから、ほとんどが歩くと思います。するとそういう方々に対してのある程度サービスが必要だろうと思います。だから、駅前からの誘導路と言うのですか、文化交流施設までの、その辺についてはどのように考えているか。現在のままでいいのか、もしくはそういう来た人に対するサービスということで、ある程度の整備をするのかどうか。金のあることですから、これいますぐあれもこれもというわけにもいきませんが、長い、数年かけてやっていくことがあるのかどうか、それについてお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) これも先ほどアクセス道路の関係でお答えいたしましたが、いずれ重要な検討課題だと認識はしております。今後いろいろな段階で協議をしてまいりたいと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) ぜひ、今言った古久保線、国道の出入り、それから線路際の道路、それから駅からの誘導路、総体的にこれから考えていってほしいと。


 前前から市長も、駅と鹿角組合総合病院含めて一つの一エリアとして開発をしていきたいと、考えていきたいということを申し述べてきているわけですから、ぜひこの辺は市民が納得いくというのか、皆さんが満足するようなものを、ぜひ考えていってほしいと。すぐとは言いませんが、金が何十億、何百億ってあればこれは別ですけれども、その財政状況に従ってぜひ進めていただきたいと思います。


 次に、観光振興についてお伺いします。


 まず「大日堂舞楽」、これは世界無形文化遺産に登録されました。今、大湯のストーンサークルについては、世界遺産として指定されるよう努力されていると思いますが、これが例えば大日堂舞楽の文化遺産、それから大湯の例えば自然遺産となった場合、鹿角市にはどのようなメリットがあるか、総務部長にお伺いします。これは、担当ではなく全員で考えていかなければならない問題なので。総務部長はどういうメリットがあると考えていますか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) お答えします。


 大日堂舞楽、また大湯環状列石と、有効利用を図りながら、どのようなメリットがあるかということでございますけれども、私の考えですけれども、私はやはり誘客については、この路線については欠かせない路線だと思ってございますので、そういう部分で文化遺産を大事にしながら、誘客効果を期待できる貴重な観光資源の一つとして観光ルートに位置づけて、その利活用を図っていかなければならないものと考えてございます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) これについては、後でまたいろいろ関連してますので、もう一度聞きます。


 次に、「食」についてですが、まず、今、鹿角市「そばの里」ということをやってますね。それから、今回の市長の施政方針にもありましたけれども、ブランドアップ作戦ですか、いろいろありますが、「そばの里」について考え方を聞きたいと思います。


 今はそばをつくって、この前も乾めんをいただいて、結構おいしかったです。これから、そばについてはどのように考えていくのか、まずお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 そばの取り組みについてですけれども、これまでも市内の一部飲食店、あるいはホテル等において鹿角産そばが提供されておりますが、そば粉が外国産に比べ高値となることから、消費者が気軽に楽しめる価格設定とならない課題がありました。


 今年度のそばの栽培を行った農事組合法人の中には、市内の製めん業者と連携して飲食店、あるいはホテル等への売り込みを目的として乾めんを試験的に製造したり、また年末に市民を対象にしたゆでそばの販売を行ったところもございます。同法人では、市で行ったアンケートの結果を参考にしながら、鹿角産そばの販売を前向きに検討していると伺っております。市においては市内外にそばの生産地として認識されるように、作付面積の拡大を推進しながら、ブランドの確立を図ると。そして、また生産者と事業者の負担軽減が図られるよう、側面から支援してまいりたいと。さらには、地元で食べられるよう、そういうPRも重ねて行いたいと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) そばを生産して、そして製品とします。これだけでは付加価値が出てこないだろうと、私は考えます。


 即ち、生産品を製品としてだけ扱うのではなくて、その生産から製品にされた物を、もう一度それが原材料なのだという考え方で、それを原材料としてさらにプラスアルファを考えていくという考えが必要だろうと思うのです。つくって売るだけではなくて、つくって売ってもいいです、その後にそれにどういう付加価値をつけていくか、そういうことがこれから大事だろうと思います。


 私、よく米沢藩の上杉鷹山、上杉治憲ですか、号を鷹山といいます。この人が米沢の再建に、これは九州の秋月藩って2万石か1万石の大名の子供なのですけれども、米沢に養子として入って、財政再建、そのときに米沢で麻糸をつくって、それをただその糸を売っていただけなのです。それを買っていた他藩、例えば小千谷藩とか和歌山の方の藩が、それからかやをつくったり、小千谷ちりめんかな、つくったり、そしてそちらが財政が豊かに、米沢藩はずっと窮乏のままだった。それで、それはいかんということで、その麻糸からいろいろなものをつくり、それから蚕も飼って、それから紙、楮から紙、それから漆とか、全部製品化した。それも領民に、それから武士階級にも100万本ずつ、全員で桑の木も100万本、楮の木も100万本、それから漆の木も100万本、そういうことで財政の再建をしていったという経緯がある。やはり、そういうものを、ただそば粉をめんにして売るだけではなくて、それを活用させていかなければいけないのだろうと思います。


 そこで、市民部長にお伺いします。


 さっき総務部長が言った、大日堂舞楽とかそれから遺産として登録される場合、誘客、お客さんが来るといいますよね。そこで、例えば観光客から総務部長に鹿角のきりたんぽあると聞いたけれども、かづの牛というのあると聞いたけれども、どこで食べたらいいですか。食べる場所を教えてくださいと、あなたどう答えます。食べる場所、どこで食べたらいいですかと観光客に聞かれたらどういうふうに対応できますか。


○議長(黒澤一夫君) 今の答弁は市民部長でよろしいですか。


○20番(大里恭司君) 市民部長です。市民にかかわることだから。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) いろいろ考え方はあるかと思いますけれども、例えば大湯ストーンサークルのそばであれば、私はそういう民間の方がそういう自分の敷地のところでそういうそばを売るとか、つくるとか、食べさせるとか、そういうまた発想も必要ですし、またうちの方はあんとらあが一応道の駅と、こういうことでございますので、あんとらあでもそういうそばなり、すべてそこで提供できれば、これまたすごくいいのかなという、私の単純な考えでございます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 提供できればいいではだめなのです。私、聞いたのは、今、来た観光客に、どこか食べるところがありますかと、ここで食べなさいと言えますかということを聞いているのです。言えますか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 私は知っているところのあんとらあとか、市内のそういう飲食店を、まず私はもし聞かれれば紹介したいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 私、思うに、ここですよと、私考えつかないのです。だから、やはりそういうことなのですよ。観光客、先ほどの大日堂舞楽、大湯、いろいろな観光客来ると。その人たちに満足感を与えなければいけない。これ、「食」、今いろいろなテレビで観光地取り上げられてますけれども、やはり景観、食なのです。あと古い町並みとか、これ別としまして。やはり観光客、十和田湖がきれいだ、八幡平いいなと、それだけでは満足しないのです、今は。やはりそこに行って、そこの地元のおいしいものを食べてこそ満足感が味わえる。この辺どう見ても鹿角はおくれていると。やはり、その辺を考えて。だから、先ほど付加価値をつけるということが大事だと思うのです。私はいつも、委員会でも言うのだけれども、例えば飛騨の話。飛騨牛は、大体美濃太田からずっと街道を走って高山の方に行くのです。もう軒並み、2分も3分もしないのにのぼりが立っているのです「飛騨牛」って。それから松阪牛もそうですよ。それから前沢だってそうなのです。だから、やはり、そのような宣伝も必要だろうと。宣伝だけではなくて、食べるところも必要だろうということで、今市長の施政方針でブランドアップ作戦ということで、農商工の三位一体でやっていると思いますけれども、やはりそれに文も加えて、大日堂とかの文、商工農文という形で考えてみてほしい。


 あと、これ質問事項にはないのですが、関連していますので、やはり大日堂舞楽でも大湯ストーンサークルでも、来る人に満足感を与える、食だけではなくて。やはり環境整備が必要なのです。いろいろな世界遺産、毎日テレビでどこかの放送局でやってますけれども、必ずそういう満足感を与えるものがあるのです。環境が整備されているわけなのです。この辺も、これから鹿角が考えていかなければいけないだろうと思います。私、前も大日堂舞楽で大日堂周辺の整備を考えたらどうかということを言ってますけれども。これは神社と関係ありませんから、境内の中は、それは浅石さんたちがやればいいことであって、やはり周辺は市が考えていかなければならない。ぜひこれも検討して、世界遺産だって自慢しているだけでは何もならないのですよ。それからいかに価値を生み出すかということを考えていかなければいけない。やはり、これには市民の協力も必要でしょう。鹿角市は共動の精神ということで、共動。この私なりの共動という考え方、自助・互助・扶助なのですよね。自助というのは自分で自分を助ける、自分で努力していく、これは市民。それから互助、これは行政と市民がお互いに助け合ってやっていく、そして扶助というのは、これは行政なのです。行政がいかに市民にサービスしていくのか。そのように三位一体でもって、いろいろなものに取り組んでいかないと、今、このブランド作戦も、たしかブランドアップ作戦ですか、これもそうでしょうけれども。ぜひこれからはお互いに助け合って、よくしていってほしい。見るに商店は商店で、おれたちのことを市が何もやってくれないとか、いろいろなこと出てますね。それではだめなのです。お互いにだめなのです。だから、お互いに話し合って、お互いに助け合っていい方向に向かっていく。これは答弁要りません。ぜひ、そういうことで、頑張っていただきたいと思います。


 次に、また戻るかもわかりません。時間もあれば、申しわけありませんけれども。


 次に、有形文化財についてお伺いします。


 民俗資料室なのですけれども。これは、たしか、大正5年ですか、つくられたの。そうすると、大正5年って今から、大正14の94年、5年ですか、なりますよね。もう94年たっている建物なのです。これは平成3年だったかな、鹿角市の文化財に指定されました。それで、どう見てもあの建物は、もう耐震調査もしていないでしょう。耐震調査したら一発で終わりですね。だから、これから民俗資料室については、どのように考えていくのか。あそこにいろいろな資料を置いてますけれども、あれ資料室というのは、室ですからね、民俗資料室、室に見えない。物置にしか見えないのですよ。やはり民俗資料だってかわいそうなのだけれども、やはり資料は農機具は農機具で置く場所があるのですよ。いろいろなものが。商店のいろいろなありますよね、物も。やはりそういう場所が必要なの。それを十把一絡げで、物置みたいに置いても、これもどうもおかしい。だから、そういうのをあわせて、これから民俗資料室、建物についてはどのように考えていくのか。今まで、あまり考えていないのかもわかりませんけれども、これから、もう94年もですから、まもなく100年ですよ。それまで私生きているのかどうかわかりませんけれども。あと6年で100年なのです。やはり、今からそれを考えていかなければいけない。その辺を教育委員会としてはどのように考えているのかお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 民俗資料室に関する今後の取り組みについてでありますけれども、この建物は現在民俗資料室、資料調査室、図書館の書庫として活用しております。これまでも、屋根や風雪によってはがれた外壁の小規模な修繕などを行っておりますけれども、建物の老朽化が進んでおり、さらに修繕の必要な箇所も見られます。


 現在、効果的な利活用計画の策定について検討しておりますので、それまでの間は現行の利用に支障がないような、必要最小限の維持管理をまず行ってまいりたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 今、答弁わかります、内容。これは大変なんだろうと思います。考え方。でも、まず考えなければいけないことは、もう94年もたっている、もうぼろぼろなのです。側壁というのかな、板でも天井でも屋根でも、もうぼろぼろなのです。これをあくまでも修理費をかけて保存していくのか、もしくは新しく同じように建てかえていくのか、同じ昔のままに、そういうのも検討していかなければいけないだろうと思います。


 それから、民俗資料についても、やはりさっき言ったように置く場所があるわけなんでね。私たちが小さいころは、あそこは花輪公会堂といったのかな。小学校、中学のときは冬は乾布摩擦とか招集かけられてやってたし、あと卓球やったり、剣道、私、剣道やっていませんが、とか柔道、いろいろなのに使われていたのです。でも、今はそういうのに使えないでしょう、あの建物は。だから、物置にしておくしかないだろうと思いますけれども。やはり鹿角市の文化財なのですから、文化財に図書の著書を並べておく、これも構いませんよ。でも、そうはいかないでしょう。やはりその辺を考えて、これから検討していくのもいいけれども、やはり必要であれば建てかえなり、もしくはあれだけ大きいものでなくて、ミニチュア。特に、あそこは後ろに山がありますから、小学校の、日も当たらない、湿気に満ちているのです。場所的に余りよくないのです。これは大正時代ですからそういうのは考えないで、あくまでも土地の有効利用って、なるべく田んぼを潰さないようにしてあそこにつくったろうと思いますが。やはりこれからもそういうの考えていかなければいけないだろうと思います。ここ数年、何回か一般質問に出てますし、その都度いつも同じ答弁なので、そうではなくてやはりそういう質問が、前、吉村議員からも出ましたね、去年。やはりその時点で考えていかなければいけない。きょう、私の質問にも大体同じ答弁ですよね。やはり前進がない。そういう面、考えてほしい。今一度、教育委員会無理かな。市長部局も、やはり金出すのも市長部局で、市長としてはどのようにあれに対応考えていきますか。やはり金を握っている方に聞かないと。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 旧公会堂の利活用の計画の中で、この民俗資料あるいは収蔵の展示スペースの確保、あるいは市民団体等、これらが主体となって行う小集会、あるいは写真とか絵画のコレクション、これらを展示する市民ギャラリー、こういう設置というのはいろいろ今までも話し合いしてきました。ただ、私はこう思ってます。あの建物、100年たつという話をしていますが、復元するには、やはり、かなり億という金がかかると思います。何と言いますか、今の壊れている部分だけ手直しするということになると、全く価値に値しない遺産になるのかなと思っていまして、逆にあの形をそのまま残すのか、それとも全部直すのを復元するのか、その辺を含めて、そしてさらにはどのような使い道をするのか、やはりそれを具体的に協議していかないとまだまだ課題はいっぱいあろうかと。ただ古いだけでは、私は文化遺産の価値はないと思っています。やるのであれば、やはり神社仏閣のような修復復元と、そのような形になりますが、そうなると財政的にも非常に厳しい状況がありますので、その辺も含めてこれから検討しなければいけないのかと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) 今、鹿角市ですけれども、昔の花輪町で育った人たちは、やはり私たち小さいころは立派な建物と言えば、立派とあえて言いますよ。公会堂しかなかったわけです。花輪町の。鹿角市にもなかったですよ。民家は別として公共的な建物では。だから、郷愁があるのかな。年取った人たちに聞くとぜひ何とかしてほしいと、やはりあそこを使って我々は育ってきたということを皆さん言っているので、ぜひそういうことを考えて、前進的に考えてほしいと思います。壊すというわけにもいかないのでしょうね。そういうことで、ぜひ前進的に物を考えていってほしいということです。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 今、大里議員は残してほしいという市民もおると。ただ、中には、解体してもいいのではないかという話もございます。というのは、あれにかわるものができるのであれば、やはり解体するのも考えるべきだという賛否両論がございます。ですから、大変難しい課題ではあろうかなと思っていますが、例えば先ほども申し上げましたが、残す場合にはどのような利活用をするかと、場所についても一方通行でありますし、その辺も含めて、やはり多くの皆さんから意見を聞いて最終的に判断下さなければいけないと思っています。ただ、現段階では、今、図書館、そして文化センター、そういう施設建設の経過がございますので、それとあわせながら将来の使い道、これを考えていかなければならないのかなと思っています。ただ文化財だから残すというのは、私はちょっとそれでは済まないのかと思ってます。


○議長(黒澤一夫君) 大里恭司君。


○20番(大里恭司君) ちょっと、私の言っていたこでと誤解を与えたかもわかりません。私は、だからあの建物はもう老朽化して持たないよと。94年もたって、今度地震か台風が来たらもうだめだよということを言っているわけですよ。だから、残す残さないのではなくて、ただ今市民感情として言っているので、郷愁があるということです。ですから、あの建物は解体するなら解体するなりに、何らかの形で残していくと。あの建物を修復してとは言っていません。だから、何らかの形で、やはりそういうものを残していくのか、もしくはなくすのか。そういうのを早く検討するべきだろうと思います。ただ、市民感情としては残してほしいという気持ちがありますので、ただ私考えるには、もう残すにしても限度だろうと、建物自体が。本当耐震調査したら一発でアウトですね。もしあれが小学校の体育館として使われたら、もうすぐ直さなければいけない。でもたまたま学校で使っているわけではありませんから、だから、そういうことで、ぜひプラス的にもマイナスでもいいです、はっきりとした結論を早急に出してほしい。ただ、今すぐにというわけにはいかないでしょう。やはり、鹿角組合総合病院の跡地の文化施設のいろいろな件、それが今一番大きいです。それから、その周辺に絡む道路、それから周辺の環境整備とか、結構金がかかっていくわけですから、その後でも、あと駅前の話もあります。だから、計画的に、一気にこれもあれもと言ってません。計画的に、何年かかろうが10年かかろうが、20年かかろうが、50年かかろうが計画的にぜひやっていただきたい。


 もうそろそろ時間です。私の質問は、都市計画と観光、私の言わんとすることは理解していただけたと思ってます。これは委員会でも何回もやってきてますから、皆さん十分にわかっていると思います。ぜひ、そういうことで前向きに、みんな、そうしてさっき言った三位一体ですね、自助・互助・扶助、そういう精神でもって市民と一丸になって、これからの鹿角をつくっていただきたい。これはぜひ皆さんにお願いしたい。これは当然議員の方たちにもお願をいしたい。みんなで協力して、今度は鹿角を発展させていくという、そういうことでぜひ頑張っていただきたいということをもって、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(黒澤一夫君) 以上で大里恭司君の質問を終わります。


 ここで11時10分まで休憩をとります。


    午前10時58分 休憩


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    午前11時10分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 ここで先ほどの当局の答弁について、訂正の発言の申し出がありますので、これを許可いたします。産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) 先ほどの大里議員のご質問の答弁の中で、久保田古館線の計画につきまして、現在の計画はJR立体交差というふうな形でご答弁いたしましたが、今後の計画は平面交差で計画しているというところが足りなかったので、そのまま立体交差ととらえられた方もいらっしゃるようでしたので、今後の計画は平面交差の計画で、JRの方と協議してまいりたいと、このように訂正させていただきたいと思います。


 それから、もう1点、国道に関しまして、現在22メートルといいましたが、改良して22メートルのところも今現在ございますが、当初の計画は全部16メートルで計画されておりますので、その件についても訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(黒澤一夫君) 発言終わります。


 次に、順位2番、阿部博文君の発言を認めます。阿部博文君。


    (10番 阿部博文君 登壇)


○10番(阿部博文君) それでは、創風会を代表して、一般質問をさせていただきたいと思います。時間90分取っておりますので、昼食若干おくれると思いますけれども、よろしくおつき合い願いたいと思います。


 通告に従って、早速質問に入っていきたいと思いますけれども、市長が去年の市長選において2選を果たされて、今回の冒頭の施政方針でも今年度といいますか、来年度の予算は初めての予算編成で、市長の掲げた公約を進めていく上でも重要な1年になるのではないかというふうな施政方針をされたと、私は聞いておりましたけれども、その施政方針の中にもありましたけれども、現在鹿角市が進めている行財政運営基本方針というのを平成16年に定めたわけですけれども、平成17年から今年度、平成21年度の5カ年を計画期間とする第6次行政改革大綱を作成して、76項目130件の取り組みを提示しております。


 平成21年度までに単年度ごとの実行計画を立てて取り組んできたところですが、今年度、平成21年度でこれが一応の終了となるということで、ここでお伺いをしたいと思いますが、まずこれまでの5カ年の取り組みの成果、また続けて2点目の今後の計画はどのようなことを考えておられるのか、またその取り組みについてお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 阿部博文議員のご質問にお答えをいたします。


 まず1点目の行政改革につきましては、今年度は平成17年度から5カ年の取り組みとして進めてきました第6次行政改革大綱の最終年となっております。現在、平成21年度実行計画を推進し、総仕上げに努めているところであります。これまでの5年間においては、上下水道料金の賦課徴収の一元化などの事務の効率化に取り組むとともに、公共施設については指定管理者制度の積極的な活用による効率的な管理運営や、利用者ニーズを踏まえた統廃合を進めたほか、共動パートナーや地域づくり協議会などとの共動を進めてまいりました。


 また、組織機構の簡素効率化については、平成20年度までに職員57人の削減を図るなど、人件費の縮減計画を前倒しして進めるとともに、特殊勤務手当の見直しや人事評価制度の導入などにも取り組んでまいりました。さらに、収入の確保策としてインターネット公売など税の収納率向上対策を進めるとともに、広報への広告掲載やふるさと納税の積極的なPRを進め、一定の成果をあげております。これらの取り組みの財政効果といたしましては、収入面では税の徴収対策、保育料減免規定の見直し、未利用資産の売却の推進等により、約1億3,000万円を確保しており、支出面では職員の削減や手当の見直し等で約13億2,000万円、補助金等の整理合理化で約2億 5,000万円、公共施設の再編、それから指定管理者制度による管理運営の効率化等で約3億1,000万円、その他事務事業の見直し等で約1,000万円を削減し、総額では集中改革プランに掲げた目標を上回る約20億円を超える効果額になるものと見込んでおりまして、計画は概ね達成できたものと考えております。


 それから、今後の取り組みについてですが、現在政府は国の出先機関の原則廃止やひもつき補助金の一括交付金化などを盛り込んだ「地域主権戦略大綱」をことし夏までには策定したいとするスケジュールを示しておりまして、基本的な考え方は、国が本来やるべき仕事のみに専念し、地域のことは地域住民と自治体が主体的に決定・実行できるよう、地域主権を確立するという点にあります。


 今後の行財政改革においては、こうした地方分権の流れに迅速に対応しながら、簡素効率化に引き続き取り組み、地域住民に最も身近な基礎自治体として、質の高い行政サービスを持続して提供できるよう、構造的な改革に重点を置いた「量」から「質」への転換を図る必要があると考えております。


 現在、平成22年度から3カ年の行政改革推進プログラムとして、第7次行政改革大綱の案を取りまとめ、今月18日までを期間としてパブリックコメントを募集しておりますが、この新大綱では「量から質への転換」のほか、「政策的経費の確保」、「事務事業の効果の最大化」、「共動の推進」の四つの視点を持って、15項目44件の具体的な改革に取り組むこととしております。


 質の向上に資する取り組みとしては、効率的で多様な公共サービスを提供するため、企業等が行う社会貢献活動と連携した事業の実施や、民間企業等の提案によるアウトソーシングの実施に取り組むとともに、ITを活用した窓口サービスの向上、公共施設の余裕スペースの貸付等による有効利用に取り組んでまいります。


 また市単保育園をはじめ施設の利用実態に応じた公共施設の統廃合など、従来からのいわば減量型の改革も引き続き進め、最小の経費で最大の効果をあげてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ただいまの答弁に対しまして、ちょっと再質問をさせていただきたいと思いますが、今までの取り組みの中では20億ぐらいの削減効果があったのではないかということで、これ確かに計画では18億5,000万円ぐらいを見込んでおったと見ておりましたけれども、それは達成できたのではないかということですが、ここで一点、例えばこれまでやってきて取り残したものとか、こんな課題があったと、これはできなかったとかいうようなことはなかったのでしょうか。これは総務部長にお願いしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) お答えしたいと思います。


 6次の計画の中で達成できなかった項目ということでございますけれども、手数料の見直し、それから受益者負担金といいまして災害等の受益者負担金、農業施設等の災害については、市民からの負担を求めるものでございますけれども、これらについては現在の7次の方へ計画をそのまま移行していくという形になってますので、6次の中では達成できていないということになっています。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 今の達成できてなかった課題というのは、次回の改革の中で取り組んでいきたいという答弁でしたので、受益者負担の件に関しては前回も市議会に一度出たような、相談されたようなことがあって、あのときは平成19年の被害があったのでタイミングが悪いといいますか、そういう時期的なこともありましたけれども、やはりこれは説明をして十分時間をかけて取り組んでいくべきものだろうと、私もそのようには思います。


 今、答弁の中で、次の第7次行政改革大綱で取り組むこと15項目でしたか、あるというふうなことですが、この大綱の中で期間を3カ年という答弁、たしかいただいたと思うのですが、期間も今まで5年やってきて、今度は3年にするというふうなその3カ年にした理由といいますか、それから経済効果はどれくらい見込んでいるのかということをわかる範囲内でいいです。教えてください。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 実施期間の関係でございますけれども、今回は7次については3カ年という形で計画してます。また、今までの6次までの間においても、3カ年で計画した時期もありました。そういう部分で、今回が初めてではないわけですけれども、それについては計画の実効性を高めるため、また確実なスケジュールとして取り組みたいということで、今回は3カ年という中で検証していきたいということでございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。(「すみません、もう一つ答弁」の声あり)総務部長、ちょっと待って。


○10番(阿部博文君) 一つ、質問、答弁いただいてないのですけれども。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 大変申しわけありません。一つ答弁にお答えしてませんけれども、幾らかになるかという検証については、今、現在精査してますので、ここでは具体的には検証していないです。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 費用といいますか、どれだけの効果に、額にすればどれくらいかということについては今後のことだということですので、それはこれから具体的な数字が出てくるものだと、今はその程度で納得せざるを得ないことだと思います。


 それで、その中で、計画の中で政策的経費の確保だとか、事務事業の効果の最大化だとかという言葉を使われたのですが、それと一緒に、民間の提案といいますか、共動を推進していく上でアウトソーシングの推進をすると言われたのですが、アウトソーシングを推進するというのは、具体的にはどういうことを考えられておられるのですか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 今までも市民、それから自治会、それからNPOとか企業といったさまざまな事業主体と連携しながら活性化に結びつけていきたいということで、共動を推進してございますけれども、これらについて民間提案のアウトソーシングということですけれども、これについてはやはりお願いするところはお願いするという中で、委託する事業については委託しながら、そういう部分でアウトソーシングというのを推進していきたいということで文言にしてございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) アウトソーシングを推進していくというのは大変聞こえはすごくいいのですけれども、これ後の人事評価制度にも若干絡んでくるのですけれども、例えばそういうふうな形で指定管理だとか、どこかの団体にお願いをしていくという管理の方法はそれはそれでよろしいかと思うのですが、当然この取り組みの内容の中には職員の組織機構の簡素効率化ということから定数管理まで含まれてくることだろうと思いますが、例えばといいますか、私、ずっと平成13年からこれまで見てきていろいろな職員がだんだん減っていくと。確かに指定管理者何もいいのですけれども、ときにはマンパワーというのが必要ではないかなということも相反することですが、効率化あるいは市役所をスリム化にするというのは一方でいいことですが、それだけでは一方でその仕事の量とか、そういうものがどこかにしわ寄せがいくというふうな、そういうこともありますので、この定数管理の件については、今後どのようにお考えなのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 第6次の改革大綱においては、確かに平成17年から平成21年、5カ年で実施していますけれども、やはり効率的な行財政運営を図るためということで、職員についてもそれぞれ大幅に見直しされて減額になっているのが実情でございます。


 ただ、今、おっしゃられるように、一方ではやはり地方分権に絡めての行政自治の多様化とか、それから複雑化に伴う業務量の増加によりまして、職員の時間外勤務が全体的に増加しているのも事実でございます。業務量と職員数のアンバランスの解消を図るために、鹿角市の定員適正化推進計画の中で適正な管理ということで進めていくわけですけれども、一応計画の中においては平成22年から平成26年までの鹿角市定員適正化推進計画の中で平成26年度までには269人という形の中で計画を定めてございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) また、その定数管理といいますか、人事のことについてはこの後の人事評価制度のところで、またちょっと触れたいと思いますけれども、先ほどの答弁の中で公共施設の見直しというところの中で、保育園の配置の検討もされると伺いましたけれども、これらのことは小学校あるいは中学校、保育園も含めてこの次の総合計画の中で具現化されてくるのだろうと思いますが、その前段のこういう配置の計画あるいは配置の取り組む時期といいますか、いつごろまでに考えて、いつごろまでにこういう具体的な案を出していくのだというふうな、例えば総合計画の中でも年次計画が出てくるのですけれども、そういうのはもう年次の中に上がってくるのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 公共施設の利用実態に応じた管理運営の見直しということの中で、項目の中ですけれども、平成22年度については一応検討するという時期という形で、実施時期については平成23年度から実施していきたいという形で、平成22年度において検討したいということでございます。特に、施設の利用の関係でいきますと、生活改善センターとか、そういうまだ3施設残っていますけれども、それらの検討、それから大湯保育園とか、そういう部分についても検討課題にしていきたいということで思ってございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) それでは、次の人事評価制度についてお聞きしたいと思いますけれども、この人事評価制度は平成20年度から試行、試しの期間といいますか、平成20年度に試行の期間を置いて平成21年度から取り組むということを前にお聞きしたと思います。そのことで、これまで試行期間を含めて2カ年、試行期間1年、平成21年度やってと、その具体的な内容といいますか、どのように今後運用しようとしているのかを含めてお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 人事評価制度についてでございますが、市では昨年度に制度を試行し、今年度から本実施しておりますが、その評価結果の人事や給与等の処遇への反映までを含めた制度全体の完全実施までには至っておらないということです。今後の処遇への反映の時期については、職階に応じた段階的な導入を検討しております。


 まずは、客観的な評価視点の平準化が比較的容易である課長級以上の管理職に対して平成23年度の導入を予定しております。


 職員の能力や勤務実績の客観的な評価を行い、適切に処遇への反映することは、職員の資質向上や職務意欲の醸成につながることが期待されますので、公正で納得性の高い制度の構築に努めてまいりたいと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 平成20年度に試行をして平成21年度から本格的に導入をして、管理職のことは平成23年度から取り組んでいきたいという、今、答弁でございましたけれども、この人事評価制度に取り組む、大変いいことだと思いますけれども、例えばといいますか、職員への浸透度といいますか、職員の理解度、全員がこれを覚えて理解しておられるものなのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) これについては、職員研修を実施していますので、知らないという職員はないです。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) この制度をもってなかなか私も、これ難しい対応策が迫られるのではないかなと思います。


 例えば、この制度は昇給・昇格・賞与査定まで反映されると、きちんと実行されればそういうものまで反映されると聞いておりますけれども、多分そうなるのだろうと思いますが、ではその査定が低かったり、どういうふうにするのかとか、その職員をどういう対応といいますか、待遇していくのかとか、上司が一方的に部下の評価をするのかとか、いろいろな具体的な中身はその評価する側の方で決めるのでしょうけれども、その中の評価をするシステムというのは、どこでやられるのですか。言っている意味わかりますか。例えば、それは部長方の中の検討委員会だけでやるのか、あるいは人事評価のこの評価のためのチームといいますか、課とか部とか何か専門なものを設けて評価していくのかというのは、来年度から課長、管理職にも及ぶといいますけれども、それはだれがどのように評価していくのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) この評価の仕方については、まず最初に自分で自己評価というのがあります。自分でどのように取り組んでいくかとか、自分で思っているそういう自己評価があって、それから第1評価者、第2評価者と上司の方に評価が移っていくわけですけれども、それを検討して、最後には市長、副市長の方でそれを見て検討するという形になります。そうして反映させていくと。ただ、今、先ほど市長が言いましたけれども、評価視点がまだ課によってばらつきもあると、また人によってばらつきもあると、そういう部分もありますので、課長級以上であれば、まず管理職に対してはそういう目線の部分について平準化されているという部分でありますので、先に管理職を対象にして平成23年度から実施していきたいと。その後、引き続き主幹とか、そういう部分に下げて評価していきたいという形で実施していきたいということでございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) この人事評価制度、まだまだもうちょっと時間がかかるのかと理解はしておりますけれども。先ほど、定数管理のところで若干聞いたのですけれども、総務部長の答弁の中でも業務量の多い少ない、時間外の多い少ないというところが見られているということ、答弁の中にありましたけれども、その業務量と実働の職員数が合っているのいないのかとかというのは、例えば総務部長の方とかあるいは部長会議とか、課長会議の中で、そういうのは話されているのでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 総務部長。


○総務部長(木村忠好君) 結構部長会議とかそういう部分でも話題にはしてございますし、また市長がランチミーティングということでやっていますけれども、それについてはその職員の人方からそれぞれそういう部分の意見が出されているようでございます。そういう部分で、それぞれの課の課題とか、そういう部分で率直な形の中で、市長とミーティングしてございますので、そういう中において検討課題にしていきたいということで、私のところには指示がありましたので、今、できるものについては、ただ人が多ければいいのかという部分もありますけれども、それについてはそういう部分ではないという部分がありますので、そういう部分も検討しながら善処していきたいということで考えてございます。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) この人事の関係でございますが、確かにその忙しいところを何カ所がいろいろ言われておるわけです。職員数も確かに減ってきておりますし、業務量もふえてきておるわけですが、これからはやはりただ、人員だけをそちらに張りつけるというだけでは、なかなか立ち行かないということから、今年度ワーキングチームを設けまして、それで組織そのものを考えていかなければ、ただ人の割り振りだけではいかないだろうということで、組織機構の見直し、そういうのもあわせて、今、作業を進めているところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ぜひとも偏った職場といいますか、偏った事務量、業務量にならないように配慮していただきたいと思います。


 職員、何と言っても職員が市役所の中で、先ほども言いましたけれどもマンパワーですので、その職員が体調を壊したり、ノイローゼになったりとかということになれば元も子もない、何のための行政改革かとなってしまいますので、どうか、その時間外勤務等につきましても適切な配慮をお願いをしたいと思います。


 次に、4点目の第3セクターの取り扱いについてということでありますけれども、これまでも行政改革の中に取り上げられておりましたけれども、今後どのようになされるおつもりなのか、まずお伺いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 第3セクターにつきましては、これまでも経営状況を踏まえた統廃合を行ってまいりました。いずれ、企業意識に基づいた効果的な運営を促すための役員就任の見直しと、それから経営改善に向けた協議を都度行ってきているところでございます。現在、市が25%以上出資、また出捐を行っている法人は5団体でありますが、このうち直近の決算において累積損益が赤字となっているのは、八幡平山麓観光開発事業団と花の輪の2社であります。


 いずれの団体も債務保証や損失補償に係る契約締結をしているものではありませんが、経営改善、それから負債の整理に向けて、経営陣の自助努力を基本としつつ主要な株主と連携しながら対応してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 市で出資している法人が25%以上出資あるいは出捐している法人が5団体あるのだということ、その中の2団体は赤字決算になっているということなのですけれども、さきの決算特別委員会でも、私聞いたのですけれども、そのときに市長はこの二つの団体について、清算する方向で考えているという答弁をされたと、私記憶しておるのですが、その考えは今も同じでございますか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) そういう考え方を申し述べましたが、いつという時期は明確にしたわけではございませんけれども、いずれ八幡平山麓観光開発事業団については、バブルの崩壊以降のリゾート用不動産の需要低迷ということで、保有する分譲予定地の売却が進まないことが大きな要因ということでございます。資産の譲渡を含めて対応を検討中とのことでありますので、株主と連携して、今しばらく状況を見守りたいと考えております。


 それから、花の輪につきましては、十分な見通しのないまま会社本来の収益事業を行うための不動産を取得したことが、会社の財務体質を著しく損ねることになったものであります。会社の存続に対する不安が生じておりますことは、市としては甚だ遺憾であり、主要株主であるかづの商工会とともに計画的な経営を求めてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ちょっと花の輪のことについてお伺いしたいのですけれども、確かに、今市長答弁されましたように、不動産の取得が主なる赤字の原因ではないかということでございますが、それは否定しませんけれども、そもそもその株式会社花の輪を立ち上げたときに、TMOとして立ち上げるときに、鹿角市も出資しておるわけですが、商店街の活性化とか中心市街地の活性化等に力を発揮していただきたいということで花の輪を立ち上げたのだと思いますが、まず設立当初の目的と現在の花の輪の状況、それから今後花の輪は商店街活性化事業をやりたいという計画を持っていると、私、聞きましたけれども、それに対して市は何か支援策あるいは支援とか、補助とか、そういうものは何か考えておられるのかどうか、そこをまずお聞きしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 株式会社花の輪に対しましては、かづの商工会と歩調を合わせて、機会あるごとに慎重に対処するように要望してきた経緯がございます。旧かねだいの取得により会社の存続に疑念が生じる事態に陥っていることについては、まずは経営責任、これを重く受けとめていただきたいと考えております。


 ビッグマート事業については、まだ事業の見通しも含めた具体的な計画等の説明を受けておりませんので、現段階で市としての対応を判断できる状況にはございませんが、しっかりとした見通しが示されない限り、新たな支援策を行うという考えは考えておりません。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) しっかりした見通しが立たないうちは、市としての支援策は考えられないということでありますけれども、それは実情、内情、あるいはわかりますけれども、理解するところですけれども、そもそも花の輪は何のために立てたのかというところからいけば、私はやはりもっとTMO花の輪側と話し合うべき余地があるのではないかと。このままでいけば、多分花の輪もやはり容易ではないだろうと。採択事業の、今の事業の計画もそれでもっていくのかどうかというのも甚だ心配なところもありますので、そういう今後の対応、そもそも花の輪を立ち上げたことから出資者としての、市役所としての、経営者といいますか株主としての責任というのをどうとらえておられるのでありましょうか。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) お答えします。


 花の輪につきましては、市としましては中心市街地活性化法に基づき、平成14年3月に中心市街地活性化基本計画を策定したわけでありますが、その中で中心市街地のまちづくりや活性化のための事業の実施主体となる団体が必要ということの商業関係者や地域住民などからの意向にこたえるべく、市や商工会のほか、その趣旨に賛同する民間企業、市民等が出資を行い株式会社花の輪が設立されたものでございます。


 目的でございますけれども、中小小売商業高度化事業構想、いわゆるTMO構想、これを具体化するために商業環境の整備とか活性化に向けたイベント等の事業を実施してきたものでありますけれども、商店街を取り巻く環境が変化する中で、収益事業の確保とこれが一番の課題となっておったわけでございます。その際に、この花の輪ビッグマートの取得という、旧かねだいの取得ということがあったわけですが、これについては、十分な将来見通しを持って進めるようにということで進めてきたわけですが、結果的にこの会社の存続にかかわる事態に至っているということでございます。


 これまでも株主として、また監査等の段階ではいろいろな指摘、改善、そういうものも指導してきたわけでございますけれども、現段階でもまたそういう相談等が具体的にあれば、また指導等もしてまいりたいと思っておりますが、今後の具体的な事業計画等についてもまだ具体的な相談等がない状況でございまして、これらを見定めてから、またそういう支援すべきものがあるのかどうか、あるいはそれを進めるべきなのかどうかということも含めまして、相談に応じていきたいと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 経営状況、それから今までのやり方といいますか、花の輪がやってきたことについて、いろいろ市の方で思っておられるということは、今の答弁からもご理解しますけれども、これを清算するとか、あるいはさっきの八幡平山麓観光開発につきましても清算するのが悪いとかいいとかということで、私、述べているのではありません。要するに、最初の設立目的がきちんと果たされているのかどうか、果たされていないのならば、なぜ果たされてないのか、そういうことをお聞きしたかったわけで、今、副市長からもご答弁をいただいたので、花の輪につきましてはここで質問をやめますけれども、ぜひとも建てた設立の目的をかんがみて対応していただきたいと思います。副市長、相談に来れば相談に乗ると、どういう乗り方になるかわかりませんが、来れば乗るというお話でしたので、ぜひともそういうことがありましたら、設立目的にのっとって対応していただきたいと思います。


 次に、まちづくりについてお伺いをいたします。


 このまちづくりの1点目につきましては、大里議員も先ほど来ご質問されておって、私も聞いておりましたので答弁は簡単にで結構でございますが、1点目の鹿角組合総合病院の跡地の取得と周辺環境整備についてということなのですが、道路等々は先ほどの大里議員がご質問されてましたので、その跡地取得の計画といいますか、今後の予定というのは以前にもお聞きしておるわけですけれども、どういうスケジュールになっているのかを、まずお聞かせいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 跡地取得の件でございますが、以前申し上げたと思いますけれども、新病院が完成して、それに現病院からすべて移して、そしてこちらが開設運営された段階で旧病院を解体すると。その解体後に土壌調査等を更地にしてから買いますよというのが、基本的な考え方でございます。それでいきますと、今年度5月に新病院開業になるわけですが、その後当事者である厚生連が年度中に解体できるのかどうか、それは厚生連の考え方になりますので、時期的には平成22年度中にできるのか平成23年度までいくのか、その辺の解体の時期、それから更地にできる時期を、その後に買うということでございますので、その辺がまだ流動的な面がございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) その新病院が建って、その後解体してからということでありますが、私、このことについてお聞きするのは、鹿角組合総合病院跡地利用あるいはその利用したといいますか、利用するための複合施設を建てる、建てない、あるいはこういうものにするという計画が先にあって、では取得はどうするのかと、取得できなかったらどうするのかということもあわせて心配して、今、質問しておるわけです。今、跡地取得をそういうふうに、病院の解体した後からやりますよということなのですけれども、仮に学習文化交流施設といわれているものがあそこに建つものとするならば、当然、現市民センターだとか図書館の跡地、あるいはその建物をどのように利用していくのかということを、やはり一体に考えなければならないまちづくりだろうと。当然、この中の答弁では市民センターについては、駐車場にというお話があったやに聞いておりますけれども、現花輪の市民センターあるいは図書館の跡地、建物等はどのように利用されるのか考えておられるのかを、まずお聞きしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 跡地利用に加えまして、新しい計画で花輪の市民センターが移転した場合ということだと思いますけれども、この跡地、市民センターとしては移転することになるわけですので、そういう段階では廃止後は当面は普通財産として管理していくことになるわけですけれども、この施設は老朽化が進んでいるという状況にありまして、維持管理に要する費用等も今後考慮していかなければならないと考えております。


 また、都市計画における用途地域としては、花輪市民センターは商業地域にありますので、民間事業者による利用とか、開発がもし見込まれるのであれば売却や譲渡、貸付を行うことも手法の一つであろうと思っております。


 そういうことで、全く最初から更地ということだけを考えておるわけではございませんで、いずれにしましても平成22年度には第6次の総合計画を策定いたしますので、その中で既存の施設のあり方、それから跡地の利用策について方向性を調整していきたいと考えてございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 今後検討していくということでございますので、私は更地にして駐車場というお話を聞いて、ちょっとびっくりしたわけですけれども、市長、どうぞよろしくお願いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 前回、例えばの話で駐車場という話をしましたが、あそこの敷地は4,500平米あります。ですから、かなり広いわけですので、今、副市長が申し上げましたように、商業地域ということでもございますので、いずれ駐車場あるいは先ほどの説明の中でも商業施設として使えるかどうかも検討しなければならないということですが、いずれ空洞化にならないような利用を考えていきたいと思っています。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ぜひとも、まちづくりの空洞化にならないように対応していただきたいと、時間がございませんので、ちょっと次に進めさせていただきたいと思いますけれども。


 (仮称)学習文化交流施設の中の図書館機能について、お伺いをしたいと思いますが、新図書館について、今後規模や内容を肉付けしていくものと思われますけれども、どのような機能を備えるつもりなのかお聞かせいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) まず、図書館は市民の暮らしや学習に必要な資料、情報を収集して提供していくことによりまして、1人1人が生きる力と知恵を生み出す生涯学習の中核施設であり、図書情報の電子化に対応したサービスを初め、子供から高齢者まで気軽に利用できる機能を充実させることが求められております。


 また、新図書館は、図書館ネットワークの中心館として市民全体へのサービス機能を果たすことも求められております。


 このため、(仮称)学習文化交流施設の基本計画では、市民の読書活動を支援する、それだけではなくて地域や市民の課題解決を支援する図書館を目指すこととしております。それらの機能を効果的に果たすための概算規模を、述べ面積1,685平方メートルと設定しております。


 具体的には、蔵書数10万冊のうち5万冊を配架する一般開架スペースやサービスカウンターのほかに、新聞や雑誌が読めるブラウジングスペース、それからお話しルームを併設した児童開架スペース、調査研究やビジネス活動に関する参考資料と専門書を揃えた調査開架スペース、貴重な郷土資料や市史資料を集めた郷土資料・市情報スペースを設けるほか、さらには音楽や映像の鑑賞やインターネットが利用できるマルチメディアスペースなども設置することとしております。


 また、これまで進めてきた蔵書のデータベース化につきましては、新図書館においてインターネットによる蔵書検索や予約、さらには窓口業務の効率化に活用してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 図書館のことにつきましては、過去何度もハードの面については議論されてきたわけですけれども、そのたびになかなか場所が決まらず、ハード面は今まで、今日まで至っているわけですが、ソフト事業については旧図書館でも、今、教育長答弁の中にありましたとおりデータベース化などやられているということです。また、それも新図書館に移行できるとお伺いしましたので、ぜひとも建てたから古い図書館があと図書機能がそのままだめになるというか、廃棄するということではなくて、新しい図書館の方にも機能、多分もっと立派な機能になると思いますけれども、ぜひともそのようにやっていただきたいと思います。


 そこで、次に、農業政策についてお伺いをしたいと思いますけれども、市長も施政方針の中で、今年度から「戸別所得補償制度」の本格実施を前に云々ということを長々と言われてました。また、畜産の振興につきましても、鹿角ブランドの推進策、「日本短角種」の増頭を目指してまいりたいと言われてましたけれども、この農業政策の2点について、「戸別所得補償制度」の周知の対策、どういうふうな周知の仕方をしていくのかということと、「日本短角種」の増頭の対策についてお伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) まず、「戸別所得補償制度」ですが、これにつきましては、農業情報誌「あぐりぽうと」による周知のほか、去る2月19日に生産調整推進員会議を開催して、全農家への転作面積仮配分とあわせ、国の制度に「地域とも補償」も加味した独自のチラシにより説明を行ったところでありますが、転作助成単価の激減に伴う激変緩和調整枠をめぐって国と県の協議が難航したことなどから、平成22年度の転作作物ごとの助成額については、改めて説明の機会を設けることとしておりました。


 今回、おおむね、調整も整ったことから、新制度に対応する市独自の対策とあわせ、今月の21日、22日の両日、全農家を対象として平成22年度の転作助成にかかわる説明会を開催いたします。


 市としては、約2.1%の転作増となることを踏まえ、今年度に引き続き加工米や飼料米などへの市単独の嵩上げ助成を継続するとともに、国・県の助成では補いきれない助成単価の下落を補てんするため、市の新規事業として「転作助成激変緩和対策事業」を実施することで、農家の不安を取り除き、生産調整達成の支援と農家所得の確保を図ってまいりたいと思っております。


 それから、2点目の「日本短角種」の増頭対策についてでありますが、市では肉本来のうま味と低脂肪という特徴や自然放牧の優位性を生かし、日本短角種を地域ブランド牛として位置づけ、繁殖と肥育の一貫生産体制を推進してまいりましたが、現在の市内の飼養頭数は、繁殖牛と肥育牛合わせ約230頭でありまして、平成元年の5分の1にまで減少しております。


 また、黒毛和牛に比べ利益幅が少ないなどの理由から、肥育生産ではなく出荷回転数の早い繁殖生産に偏った飼養形態となっているため、ご指摘のとおり市内で生産された日本短角種の子牛は鹿角家畜市場を介し、主に青森県など県外へ肥育素牛として販売され、「かづの牛」と呼ばれる肉は、そのほとんどが秋田県畜産農業協同組合鹿角支所で肥育された牛となっております。


 このままでは地域ブランドとしての存続が危ぶまれる事態にあると認識しておりまして、こうした減少傾向を一刻も早く食いとめるべく、新年度において「かづの牛生産振興対策事業」を新たに創設したところであります。


 具体的には、日本短角種の繁殖用雌牛の導入と、自家出産した子牛を繁殖用として保留することの両面への支援による増頭対策を推進してまいります。


 また、あわせて、安定した需要を確保するための地産地消など販売振興についても、秋田県畜産農業協同組合鹿角支所等関係機関と一体となって進めながら、「かづの牛」ブランドの維持を図ってまいりたいと考えています。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 農業政策につきましては、この戸別所得補償、民主党が政権を取るときのマニフェストにのせたものでございまして、日本の農政の大転換になるのではないかと、農林水産大臣は自分で言っておるわけですけれども、この周知の徹底あるいは対策、このことによって減反も少しふえたということもありますので、ぜひともこのことにつきましては周知徹底をお願いしたいと思います。


 それから、次にブランドアップ戦略推進事業についてお伺いをしたいと思いますが、日本短角種のことはちょっと関係ありますので、ブランドアップのところで若干お話をさせていただきたいと思いますが、市長は2期目の公約として鹿角ブランドアップという文言を掲げてございますが、今後このブランドアップの事業をどのような方策で取り組むつもりなのか、まずお聞かせください。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) ブランドアップ戦略推進事業についてでありますが、今日の社会においては公共事業や地方交付税による再分配政策にも限界が見えてきておりまして、地域特性を生かした独自の産業育成が求められております。


 そのための有効な手段として「地域ブランド」の視点を取り入れ、地域特性や地域資源の訴求力を高めることにより、基幹産業と位置づけてきた農業と観光の付加価値をより高めることができ、地域産業の活性化と雇用の拡大につながるものと考えております。


 本市においては、「北限のもも」や「淡雪こまち」のように、既に単品でブランド化に取り組んでいるものや、「黄金スイーツ」「黄金弁当」のように、黄金歴史街道というテーマでブランド化を推進しようとしているもの、さらには、「そばの里」「果実酒・どぶろくの地」のように、これからかづのブランドとして展開しようとしているものなどがございます。


 効果的なプロモーションを行っていくためには、これらについて他の地域資源を含めてマーケティング理論に基づく再評価を行い、鹿角の特性を踏まえた受け手にとって魅力のあるブランド体系をつくり、取り組みを戦略化することが必要であるとの考えから、新年度において「鹿角ブランドアップ戦略」を策定することとしておりまして、メッセージとなるキーワードもその中で選定する考えであります。


 ブランドアップ戦略は農業・観光にとどまらず、教育・福祉・環境などあらゆる分野を共通のキーワードで体系づけ、本市の都市ブランドを創造し、地域産業の活性化と雇用の拡大につなげることを目標に策定するものであり、鹿角を丸ごとブランドアップすることにより、相乗効果として個別の単品の付加価値を高めることも期待できるものと考えております。


 また、特に産業部門においては、農商工連携をエンジンとした産業活性化の「鹿角モデル」を確立するため、より実効性が高いと思われる既存産品のブランド化、新産品のブランド化調査研究を戦略の策定と平行して進めてまいりたいと思ってます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ブランドアップの戦略推進事業についてご説明いただきました。


 今までも、鹿角そのものをブランドアップするための商品開発されてきました。例えばご答弁の中にあった「黄金歴史スイーツ」だとかというのもありましたけれども、一つ一つのブランドアップという点は理解するものでありますけれども、答弁の中で統一したキーワードはこれから考えていくというお話でしたけれども、やはりここは鹿角全体をブランドアップした、あるいはブランドアップするための取り組みというものが必要なのだろうと思います。ぜひともそこのところは今後検討するということですので、やっていただきたいと、全体のイメージアップといいますか、そういうところは取り組んでいただきたいと思います。


 そこで、単品のこともありますが、ブランドアップするということでやってましたけれども、日本短角種の場合でも、やはり価格が安いからだれも増頭しない、あるいは生まれた子牛あるいは肥育はみんなほかの方に行ってしまう。鹿角ブランドではちょっと弱いといいますか、鹿角ブランドにはならないのかなというような気がしてならないわけです。自家消費といいますか、地産地消という点からいけば、鹿角短角種というのは肥育もされておると思いますけれども、肉の量としては鹿角にも入っているだろうと思うのです。ですから、その商品開発、畜産組合でやっているというのですけれども、商品開発も含めてプロモーションといいますか、支援していかなければならないのではないかなと、それが増頭の対策にもなるのではないかなと考えてましたけれども。


 私、この間仙台の方に行ってきましたら、こういう伊達のゆきむすび弁当という弁当があったのです。知っている方は知っていると思いますけれども、これ大変「淡雪こまち」に似た触感のお米なんだそうです。「ゆきむすび」というお米なのですが、平成18年3件の農家が30アールの田んぼに作付けをして、今、どんどんふえてきているということですが、ただつくっただけではないのです。こういうふうにおにぎりにして、弁当にして、安くなかったのです、800円ぐらいしたのですけれども、弁当にして売って製品までかかわってやっている団体がありました。やはりブランドアップするというものの中には、「そばの里」もそうですけれども、こういうものを商品開発したら製品あるいは販売までフォローできるような仕組みが必要ではないのかなと思いますけれども、その点に関してはいかがお考えでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) まず、第1点目の「淡雪こまち」についてでございますが、阿部議員がおっしゃいましたように、当初からおにぎりに適している、あるいはさめてももちもち感が残るとか、いろいろな特徴がございまして、また玄米で食べるとヘルシーであるということで売り出してきております。ただ、やはり、一般的な食に関しては、毎日もち米を食べるという感じでは、やはり日本人、あるいは特に秋田県人についてはそぐわないのではないかというようなことで、どのような形で販売をしたらいいのかというようなことを模索してきたわけでございます。ことし、平成22年度もそういう意味で商品の開発あるいは販売戦略について、もう一歩踏み込んだ模索をしてみたいということで、予算に盛らさせていただいております。


 ただ、一つといたしましては、八戸地方だそうですけれども、似たようなお米を使った押し寿司が非常に評判がいいといううわさも入ってきておりますので、その辺の調査研究も含めて、平成22年度で行ってまいりたいと思ってます。


 一つの日本短角牛でございますが、ご承知のようにもともとは南部牛というような形で入ってきて、鹿角も一時期は、先ほど市長も申しましたが、5倍ほどの頭数がいたのが今はもう200頭台、300を切っているという形になってございます。そういう意味でも、市内に出回る量も少ないわけでございますが、やはりことしは、平成22年度は特にまず増頭に対して行っていきたいということで、予算要求をさせていただいております。まず、ふやさなければどうしようもないということで、先ほども言われましたが、単価の面での補てん、そういうのをメーンにやっていきたいと思ってます。


 また、先進地といいますか、岩手県ではISOの取得やら、いろいろな日本短角種について模索・検討、我が鹿角市と同じように苦しんでおりまして、そのISOの取得とか、その品質の保証というようなことで、平成15年度からいろいろ模索しているということも聞いてございますので、そちらの方にぜひ勉強に行かせていただいて、また販売あるいは流通についてタイアップできるようなこともあるのか、そちらではそちらで検討してまいりたいと、このように考えております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) いろいろなところのものを参考にしながらというお答えでしたけれども、ぜひとも商品開発や販売までフォローできるような体制を取っていただきいたいと、切に思うものであります。


 そこで、ブランドアップの今後については、全体的なものは、市長、これから考えると、今、言われましたけれども、ブランドアップと関係あるのかどうかわかりませんけれども、例えば鹿角市といったら何が思い出されるのかなと、何をイメージするのかなと、よそから来たときに。今、一番国が進めているのがエコという、エコ住宅とかエコカーの推進とかというのを力入れてますけれども、今、社会的に言われている、はやっている言葉といいますか、エコだとかスローライフだとか、それから循環型社会だとか、あるいはまたロハスだとかという言葉ありますけれども、市のこれからブランドアップのために全体的に取り組んでいくもの、あれもやる、これもやる、これもやるではなくて、鹿角市として何に取り組んでいくのかというのを具体的なものがなければならないと思うのです。


 例えば、市庁舎に太陽光発電をつけて電気代の経費の節減にするとか、それは対外的にもPRにもなりますし、循環型社会にも対応してやっているのだというPRにもなるのかと思いますけれども、そういうことに関してはいかがお考えですか。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 先ほど市長もご答弁申し上げましたけれども、具体的には今後官民あげての協議会を立ち上げて、戦略策定段階で具体的に的を絞っていくということになると思いますけれども、一般的な想定といたしましては、まずは鹿角市の地域特性としましては、だれもがご承知のとおり山が多くて自然が豊かで、農産物が豊富で、そして歴史や文化遺産が多く残っている、あるいは雪が多いというようなことが地域特性であろうかと思います。これらから、連想するキーワードは、私は一つには「健康」ではないかなと思っております。鹿角に行けば健康的で人間らしい生活をおくれるとか、あるいはリフレッシュできるとかをキーワードにブランド力を高めていければいいのではないかと思っております。


 例えばですが、現在市が進めている森林セラピー基地は、医学的なお墨付きを得た、認定を得たことによりまして健康志向のお客さんが来るようになっておりますし、またこれに昔から湯治の里として名の通った温泉療養地、これもございますので、これらを結びつけていけば観光というよりも、ヨーロッパにあるような本当の意味での保養基地というものがブランド化できるのではないかと思っております。またスキーと駅伝を初めとした有数のスポーツ環境もございます。これもまた健康イメージに結びつくものではないかと思っております。それから、歴史遺産が多いことも、昔から人間生活に適した環境であるということを示しており、健康イメージに結びつくものと思っております。いずれ鹿角に来れば、心と体が健康になるためのあらゆるメニューがそろっていると。食べ物を初めいろいろなものがそろっているということを、総合的なブランドとして体系づけながら、情報発信していけば、いずれ健康保有のためなら鹿角へという認知度が上がっていくのではないかなと思っております。


 それから、その健康目的ということについては、健康保養のために来るということは、長期滞在につながるということも大きなメリットではないかなと、現在の段階ではそういうような、これは皆さんも同じようなことを考えられておるかと思いますが、そういう想定のもとに統一した戦略をこれから具体的に考えて、それぞれの単品をストーリーづけていく必要があるのではないかと思っております。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) ブランドアップの戦略推進事業につきましては、これからトータルに考えていくということですので、ぜひとも成功させてほしいものだと思います。よろしくお願いをしたいと思います。


 次に、福祉保健のことなのですが、私、教育民生常任委員会に所属しておりますので、以下の項目はほとんどが私の所管するところでございますので、質問時間がなくなれば、そこまででいいと思っています。


 ぜひとも、今、お聞きしておきたいのが、国民健康保険の税率の改正についてですが、これ、私、平成19年の一般質問でも国保財政のことを聞いているのです。そのときの答弁も、単年度では、平成13年以降単年度では黒字決算なっているけれども、実質収支は一般会計から繰り入れたりしているので、実質収支は単年度赤字になるのだというご答弁をいただいておりましたけれども、そうすれば、私、これ平成19年の6月だったと思いますが、質問したとき、あれからもう3年ぐらい、2年半以上たつわけです。その間にこの税率改正は考えなければいけないのではなかったのかと、当時の答弁、平成20年度から税率改正をにらんだ検討をしてまいりますという答弁をされているのです。そういうことを考えてというか、ちょっと前のことを思い出したのですが、そういうのをやっていくと、この税率改正については、今回のこの条例案と改正の案というのは、余りにも唐突だといいますか、もう少し時間をかけて、あるいはもっと早くにやるべきではなかったのかと思いますがいかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 国民健康保険税の税率改正についてでございますが、本市では平成11年までは医療費分として一般的に4方式と呼ばれております所得割額、それから資産割額、そしてまた被保険者均等割、そしてまた平等割の合計額による方式で額を定めてまいりました。平成12年度に介護保険制度開設に伴う満40歳から満60歳未満の国民健康保険加入者、いわゆる介護第2号被保険者にかかわる介護保険納付金が加わっております。また、平成13年度には所得割額を補完する意味で設けられておりました資産割額を個人資産の把握が困難であるというような理由によりまして、所得割と均等割、平等割額の合算額により3方式に至っております。さらに、平成20年度から後期高齢者の医療制度が開始されておりまして、若年者から後期高齢者医療を支援する後期高齢者支援分が加わりまして、現在の国民健康保険税の体系となっております。


 今回の改正に当たりましては、先月実施いたしました市内4地区の説明会におきましても、参加された市民からはなぜ早い時期に改定されなかったのかなというご意見をいただいております。平成17年度の第3期介護保険事業の計画、また、平成20年度にも第4期の介護保険事業計画が策定されておりまして、介護保険料も上がっております。そしてまたさらには、先ほど申し上げました平成20年度の後期高齢者医療制度の導入などの際には、できるだけ市民の皆さんの負担増とならないように配慮してきたと、こういうことでございます。しかしながら、医療費の増加、そしてまた被保険者の減少が進む中で、国民健康保険税収が減少し、財政調整基金が底をついてきております。そういうことで、厳しい運営を強いられてきたところでございますので、国民皆保険である国民健康保険制度の受益者負担の原則と相互扶助の観点から、今回必要最小限の負担増をお願いしたいと、こういうことで、その不足分については一般会計から繰入金を投入しまして、国民健康保険財政の健全化を目指してまいりたいという考えでございます。要するに、介護保険、そしてまた介護の3期、4期の改定、さらには後期高齢者医療制度の支援金分が加わっております。そういう中で、またいろいろ国民健康保険税率もアップとなると、大変市民に負担がかかると、こういうことで今まで、当然市の新年度の予算編成のときにはという試算もしておりますので、財源がなくなるなということも薄々感じておりますけれども、その点では基金を充当しながら今まで頑張ってきたと、こういうことでございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 国民健康保険の財政状況というのは、前からお聞きしておりまして、喫緊に対応しなければならないのかという思いはしておりましたけれども、なぜ上げなければいけないのかというのは、だれしもわかります。私が言いたいのは、なぜこの時期に、今なのかと。説明はもっと前にあってしかるべきではないのかと。これ、?舘議員も今回の冒頭に質問されておりますけれども、私もそれは確かにそうだなと思っているのです。やはり、税率改正のことは、もっと新年度予算を組むあたりで財政が、お金が足りなくなるというのは当然わかってくることだと思います。そういう点から見れば、少し今回は今の議会に上げたというのは、もう遅いのではないかと。上げてもいいのですが、説明はもっと前に、具体的な説明がもっと前にあってしかるべきではなかったのかなと思いますが、その点に関してはいかがですか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 今、市民部長申し上げましたが、前には基金残高も4億か5億ぐらいございました。そういう中で、ある議員からは基金を取り崩しても税率を下げろという一般質問もございましたが、ちょうどこの時期、介護保険も始まりましたし、後期高齢者医療制度も始まりましたので、できるだけ早くというお話がございましたが、市民の負担がまたかさむということで、今回に至った経緯はご理解いただきたいと思ってます。できるだけ先延ばしにしてきたと。ですから、本来であればこの改正だけでは到底運用できないわけですが、これはまず一般会計の持ち出しによって、国の動向を踏まえて、国も後期高齢者医療制度、平成23年中にある程度の道筋は出そうということでございますので、それに合わせながら次期の財政見通しも立てながら、これを実施していきたいと思っておりますので、ぜひご理解をいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) なぜやらなければいけないのかというのは、私、決して反対しているわけではないのです。上げなければいけないというのは前々から言われていることですし、言われているというか説明を受けておりますので、それはそれで対応しなければいけないのではないかと思ってましたが、なぜこの時期なのかというのが、もっと前に説明があってもいいのではないのかと。例えば、平成21年の12月か9月ぐらいに、当然検討されておったと思いますので、その時期にあってもいいのではないかと。市長からは、いつだったか国民健康保険税率を上げなければいけないという言葉がありましたけれども、もっと前にやるべきではなかったのかなと思ってます。


 一つ、1点聞きたいのですけれども、国民健康保険運営協議会というのがございますよね。国民健康保険運営協議会の会議がございますけれども、この国民健康保険運営協議会の会議の設置目的というのは何なのですか。というのは、私、先般、この協議会の委員に偶然ばったりお会いして、今回のこの税率改正について、何かおかしいのではないかと。何で今すぐ切って、今すぐこの3月になって税率改正の説明があって、すぐやらなければならないのだと。もっと前からわかっていること、全く私と同じことをおっしゃっていたのです。国民健康保険運営協議会にも、やはり当然諮問をしていることだと思いますけれども、それはそこにすら前からは説明してなかったということですか。いつ、これ国民健康保険運営協議会の方に上程といいますか、税率改正のことについて諮ったのですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 事務的なおくれもあるかと思いますけれども、いずれ国民健康保険運営協議会の方には、平成21年11月ごろ、一応お諮りしてます。そして、具体的な内容については、平成22年1月になってから案件として提案してございます。


○議長(黒澤一夫君) 阿部博文君。


○10番(阿部博文君) 具体的なのが平成22年1月の話だということであれば、当然議会の方にもそういう説明があってよかったのではないかと思います。やはりどう考えても唐突だなと思わざるを得ないのであります、私はです。


 今後、また検討していかなけばならないという事態になろうかと思いますが、ぜひとも早目の対応をしていただきたいと思います。


 あと、自殺予防対策と、それから次の消費者行政対策、これは、あるいは学校教育については、せっかくご答弁を用意されているだろうと思いますので、教育民生常任委員会の中でご答弁をいただきたいと思います。


 そういうことで、壇上からの、こちらからの質問はこれで終わりたいと思います。以上です。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、阿部博文君の質問を終わります。


 昼食のため、午後1時30分まで休憩といたします。


    午後0時33分 休憩


──────────────────────〇 ─────────────────────


    午後1時30分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、順位3番、和井内貞光君の発言を認めます。和井内貞光君。


    (5番 和井内貞光君 登壇)


○5番(和井内貞光君) それでは、鹿角市民を代表して、そして会派明日葉を代表して、一般質問をさせていただきます。


 私は、昨年5月にもこの一般質問をさせていただきました。今回が2度目になります。市民の声を率直に訴え、質問をさせていただきたいと思いますので、どうぞ誠意あるご答弁をお願い申し上げます。


 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。


 まず、最初に、盛岡・八幡平広域観光圏についてでありますが、我が鹿角市は十和田八幡平国立公園の中心にある市であります。これまでも観光客誘致には十和田・八幡平として売り込みを行い、温泉地も八幡平・湯瀬・大湯温泉として宣伝・誘客を図り、観光協会も十和田・八幡平観光協会として、十和田湖と八幡平をメーンに売り込みを図ってきたところであります。


 さらに、大館能代空港の利活用にあっても、秋田北空港と呼ばれているように、秋田県北部地域の一体となった観光客誘致にも大きな利用目的であり、これまでも秋田県観光の一翼を担ってきたということであります。現在も、その位置づけは変わっていないと思うのであります。


 新幹線が新青森駅開業に向けて大館市、小坂町など県北部5市町村が青森県と協調した青森デスティネーションキャンペーンに参加をしまして、連携を強めていると伺っておりますが、これはいつごろからの話し合いがなされたのか。その時点で鹿角市には呼びかけや話し合いがなかったのか。このことについての事情や経緯について、まずお伺いをさせていただきます。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 和井内貞光議員の質問に答弁いたします。


 盛岡・八幡平広域観光推進協議会の参加の経緯についてでありますが、平成20年度から県鹿角地域振興局が中心となって、広域観光の推進を図るため、十和田八幡平国立公園エリアに関係する3県及び八幡平市、十和田市、小坂町の広域観光連携の可能性などが検討されてきましたが、その中で、観光圏整備法に基づく広域観光圏についても議題として協議を進めておりました。


 一方で、昨年8月、地元観光関係団体から観光圏整備法に基づく観光圏の認定を目指した組織の立ち上げについての要望書が提出され、本市と小坂町、八幡平市の枠組みでの観光圏申請の可能性を探ってまいりましたが、既に盛岡市と連携している八幡平市の事情もあり、見送らざるを得ない状況となったものであります。


 その後、盛岡市と八幡平市の主導による盛岡圏域8市町村の枠組みを中心とした観光圏の認定を目指す動きがあるという情報が八幡平市より寄せられ、情報交換会への誘いもあって協議に参加したものでございます。


 その時点で、盛岡市に隣接する岩手県岩泉町と宮古市、秋田県側としては小坂町のほか、既に雫石町と連携している仙北市と北秋田市に対して声がかかり、最終的に参画したのは盛岡圏域8市町村と岩泉町、本市の10市町村となり、去る2月18日の設立総会となった次第であります。


 青森デスティネーションキャンペーンの結果についてでございますけれども、本市に対しては公式・非公式にも参加についての打診はありませんでしたが、参加自治体からの情報では、昨年10月に青森県観光連盟から青森県と隣接する5市町に対し参加についての打診があり、各自治体の参加意向を受け、11月5日に青森県観光連盟の理事会において参画を認める議決がなされ、よく6日に行われた青森デスティネーションキャンペーン推進委員会設立総会で正式に決定したと伺っております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) この青森駅の新幹線の開業に向けて、いわゆる青森デスティネーションキャンペーン、これについては、鹿角市にはいろいろ、前段の話はなかったということであるようでございます。なかったということであれば、それはそれでやむを得なかったのかなと、そう思いますけれども。


 それでは、その次の質問に移らさせていただきます。


 鹿角市の今回の対応によって、十和田湖と八幡平が完全に分断されたような印象を受けるのです。この盛岡・八幡平観光圏と十和田湖を含む男鹿、田沢湖や、秋田県の一体の観光形成をどういう形で位置づけ、どのような連携を図るのかということが大変私は大きな問題になってこようかと思います。盛岡圏域ということになれば、宿泊地として一番にあげられるのはやはり温泉地だと思うのですけれども、そちらには花巻・雫石など温泉地が優先されるだろうと、こんなふうに思います。この盛岡・八幡平観光圏域ということになりますと、花輪線の利用度アップをねらってという形も当然考えられると思います。しかし、これまでの観光キャンペーンなど完全に鹿角は秋田県の一員でありまして、市の職員も秋田県に派遣し、観光推進の連携を図ってきたと認識をしております。私としては、これはあくまでも鹿角は秋田圏域でこれまでも十和田・八幡平観光協会、あるいは十和田八幡平国立公園、そういう形で推進してきたものであり、これからも推進するべきものであると考えているわけです。旧南部は旧南部でわからないわけでもありませんけれども、私としては大変その辺が理解に苦しむところだということが、この質問の趣旨にあります。鹿角市のこれまでの歩みを割ってまでも、この盛岡・八幡平観光圏に参加するメリット、またこれによる観光産業関連へどのように影響を与えていくのか、そして観光客がどれぐらいふえるのか、市民所得がどのように向上するのか、そしてまた雇用の拡大にどのようにつながるのか、今回の盛岡・八幡平広域観光圏への参加についての本市の事業計画と、そういった誘客戦略についてお伺いをさせていただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) ご答弁申し上げます。


 今回の盛岡・八幡平広域観光推進協議会への参画は、秋田県側の連携を断つということではなくて、国が推進する2泊3日以上の滞在を促す受け入れ体制の整備を図るための一つの枠組みとして、これまでも山開きなどで行ってきた八幡平市との連携を、さらに拡充したものと考えております。


 秋田県側との連携については、県北地区の市町村を中心に東北新幹線新青森駅開業のシャワー効果を期待した共同事業にも参画することとしているほか、現在も行っております男鹿・田沢湖エリア等との連携を初めとする広域観光連携事業につきましても、これまで以上に充実強化を図ってまいりたいと考えております。


 広域連携の基本的な考え方については、観光連携に関する計画や戦略についてでございますが、高速交通網の整備に伴い、観光客の移動範囲が飛躍的に拡大している中、観光客は県境を意識して移動するわけではないことも踏まえ、県という枠にこだわることなく、いかにして観光客の視点に立ったサービスや情報を効果的に提供するかという視点で取り組む必要があると考えております。


 メリットとしては、今回取り組もうとしている観光圏については、国が民間の活動に対して支援や規制緩和等を行い、自治体は観光地同士の広域的な連携がスムーズに展開できる仕組みづくりを行う役割を担うものでありますが、観光圏の認定を受けた場合には、観光旅客の来訪、滞在の促進に効果や成果の見込まれる事業に国の助成が受けられるほか、旅行商品の発売等で規制緩和が行われ、観光事業者にはこれらのメリットを最大限に生かした事業展開が可能となりますので、観光圏整備計画に掲げた共同事業に積極的に参画していただくことにより、効果も高まるものと考えております。


 今回の、観光圏整備計画書に掲げた目標値は平成20年度を基準として、観光入れ込み数で宿泊者数で15%程度の増加を目指すこととしており、本市においては観光入れ込み数で210万人から241万人、宿泊者数で27万人から31万人を目指す目標となっておりますが、計画に掲げたさまざまな事業の展開により、交流人口の拡大を図り、地域経済の活性化につなげてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、質問の第3点目でございます。


 これまでも十和田・八幡平観光協会という名の通った観光協会を中心に、いろいろ観光戦略を推進し取り組んできた十和田八幡平国立公園の誘客戦略、そういったものはどのように推進していくおつもりなのか。


 そして、またもう1点、この盛岡・八幡平観光圏に属する鹿角市の部分といいますか、どの辺がかかわっていくのかをお知らせいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 昨年度から鹿角地域振興局が中心となって、十和田八幡平国立公園に関係する3県と、市町村の連携を模索してきた中で、十和田湖国立公園を中心としたエリアにつきましては、環境省十和田自然保護官事務所、青森県上北地域県民局、秋田県鹿角地域振興局、十和田市及び小坂町などで構成する十和田湖観光推進会議を組織しており、本市も会議に出席して今後の連携について協議していく予定としております。


 また、十和田湖から鹿角、さらには八幡平というルートは、これまでもゴールデンルートとして多くの観光客が訪れているところでありますが、近年奥入瀬渓流から八戸といったルートが主流となる中で、休屋地区が苦戦しているという状況も伺っており、休屋地区との連携により鹿角へ誘導することも重要な施策と考えております。このため、小坂町も含めた鹿角エリア単独で、平成19年度から継続実施しております十和田・八幡平黄金歴史街道観光キャンペーン事業において、休屋地区と鹿角を結ぶ二次交通の確保も検討することとしており、観光客の利便性の向上を図ることにより、本市への誘客を図ってまいりたいと思ってます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) きょうの新聞報道にもありました。いわゆる新幹線青森駅延伸に対して本県、いわゆる5市町が連携を取るという報道もあります。いわゆる私としては十和田湖・大湯・花輪・八幡平、このルートが変わるのではないかというような、大変心配もありますので、その辺はひとつしっかりとした戦略を立てて進めていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 これまでも、この選択と、今、この盛岡・八幡平観光圏に入りましたこの選択と事業計画の推進、そして今後の鹿角市の観光戦略、いわゆる観光客の入り込みですね、そうしたことにつきましては、青森県への新幹線延伸の効果とあわせて今後もじっくりと、私も検証させていただきたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。


 次の質問に入らさせていただきます。


 鹿角まなび旅創生事業についてであります。


 この事業は平成22年度の新規事業として、修学旅行やあるいはスポーツ合宿、交流人口の増をねらいとした事業と伺っておりますが、この事業の内容と期待される効果についてお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 鹿角まなび旅創生事業は、私のマニフェストの一つでありまして、教育旅行の誘致により交流人口の増加をねらいとしたものでございます。


 内容としては、市内に1泊以上し、2カ所以上の観光施設等を利用した教育旅行を企画・手配した旅行代理店に対し、対象となった生徒1人当たり2,000円を助成するものでございます。


 体験メニューなどの受け入れ体制の充実を図ることが重要ではありますが、農業体験を例にとりましても、多くの市町村が取り組み、地域間競争が厳しい中にあって、本市を選択してもらうことは容易ではない状況にあり、経済的側面からのアプローチを一つのきっかけとして、本市に対し関心を抱いていただくことをねらいとしておりまして、こうした取り組みにより新たな教育旅行の誘致を図ってまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、この事業について、その予算の執行方法はどのような手順で行われるかということでありますけれども、いわゆる鹿角市を訪れた1泊2日以上で、市内の観光地を訪れる、観光客を募るエージェント、あるいは個人ですかね、この人方に2,000円を交付するという事業であるようにお伺いをいたしました。このエージェントにお金を交付するとか、個人にお金を交付するとかという政策につきましては、これは私は個人の考え方でありますけれども、いかがなものかなという感じを受けます。そのような手段を使わなくても、鹿角には全国に誇れる教育財産や自然財産、歴史財産、たくさんあるわけでして、これまでも戦略を打ってきたということであろうかと思います。これまでの戦略の方向がもし問い直されるというのであれば、もう一度原点に帰って戦略を見直すことも必要かと考えますが、極端に申し上げますとお金を出して誘客するという手法、これを私、余り結構な手法ではないかなと思うのですが、いかがでございましょうか。


 また、エージェントとしても、お金が目的で当地への観光客を募るということは考えられないのではないでしょうか。実際に、予算を執行する当たって、どのような手順で交付先の相手をどのように考えておられるのか。また、事業の性格や期待する効果などについてもお伺いをさせていただきます。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 予算執行の手順でございますが、予算の執行については、対象となった旅行代理店から所定の申請書により旅行後3カ月以内に申請していただくことを予定しております。この申請に基づき、担当者が宿泊実績等を確認した上で支払うという手順で、申請者の事務手続をできるだけ簡潔にしたいと考えております。


 それから、旅行代理店等に対する直接支援の是非でございますが、教育旅行に対する支援の方法については、いろいろと検討してまいりましたが、次の支援方法については相手側の手続が煩雑等の理由で実施困難と判断しております。


 一つは、学校への直接支援。これは学校側の手続が煩雑になる。それからお土産購入クーポン券配布等、これについては、旅程の都合で土産の購入場所を限定される場合が多い。市内どこでもというわけにはいかないと。それから宿泊施設等への直接助成については、宿泊施設の割引を事前に申し合わせる必要があるということでやめた経緯がございます。


 それから、先ほども申し上げましたが、効果としましては多くの市町村が取り組んでおりまして、地域間競争が厳しい中にあって、本市を選択してもらうことは大変容易ではないということを申し上げました。経済的な側面からのアプローチを一つのきっかけとして、本市に関心を抱いていただくことをねらいとしておりまして、こうした取り組みにより新たな教育旅行の誘致を図っていきたいということでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 確かに観光客の入り込み数が落ち込んでいると。それも非常に数字が激しく落ち込んでいるということは、数字を見てもわかるわけです。したがって、ホテル、旅館への宿泊数もそれは減少しているということですから、何らかの手を打たなければいけない。そういうことについては、私も理解するわけであります。


 この鹿角まなび旅創生事業について、この事業を展開するに当たって、観光産業にかかわる携わる皆さんと十分協議をされたのでしょうか。協議されての結論であるかどうかということ、それからもう一つは、この交付金の事業、いわゆるお金を交付するといいますか、交付をやめたときの反動も、これは大変大きなものがあるのではないかなということを考えるわけでありますけれども、これは大体何年ぐらい続けて、どのようなその反動があるかというところまでシミュレーションされてございますでしょうか。お伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) まず、教育旅行、いわゆる修学旅行をターゲットにしておるわけでございますけれども、これまでも修学旅行については主に北海道方面が多いわけでございますけれども、そちらの方にもキャンペーンに出かけて売り込みに行っておるわけでございます。その際には、先ほど和井内議員も申し上げたように、本市にはこういうすばらしい文化遺産もあるしいろいろなものがあると、体験もできると、こういうのが今やどこの市町村もそういう売り込みをしておるわけです。そういう中で、修学旅行に関しては、特に父兄方も経費等の問題も今いろいろ言われていることがございます。そういう面で、今回の市長のマニフェストの一番観光客を増加させるという大きな目標があるわけでして、直接教育旅行、その保護者があるいは学校が鹿角市を選ぶ一つのきっかけとして、あそこに行けば1人当たり経費が安くなると、これもまた一つの大きな動機づけになるのではないかと、そこまで踏み込んで頑張っていこうという決意でございますので、その辺はご理解をいただきたいと思います。


 それから、その観光旅行、旅館業者と協議されたのかということですが、内々には先ほどの方法論をめぐってご相談を申し上げたところでございます。そういう中で、旅館への補助割引とか、そういうこともいろいろ考えられたわけですが、やはり父兄とか、そういう方々が直接身近に安いと感じるような仕組みの方がいいのではないかなということで、こういう結論に至った次第でございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) この件について、もう1点だけお伺いさせていただきます。


 このお金、新年度で400万円ほど予算を計上しているのですが、このお金はどこに行くのですか。具体的に、どこに。エージェントなのか、個人に行くのか、さっきもお話いただいたのですが、そこのところもう1回お願いします。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) 本来であれば、個人に直接いけば一番はっきりするわけなのですけれども、修学旅行の手配といいますか、仕組みというのはほとんどがエージェントが学校に行って売り込んでいると。そして学校は一切お任せするというような形になるわけですので、やはりエージェントを動かさないと、なかなか学校直接では難しいということがあります。そういう意味で、エージェントに対して1人当たり幾らというのを出すわけですけれども、これをエージェントとしては学校へ売り込む際の売り文句にしていただきたいというのが趣旨です。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) そうしますと、この経費はやはり市内に直接入るということではなくて、よそのエージェントに、市外の方にお金が出ていくということに、その効果というのはもちろん期待されるわけですけれども、この金額についてのみお伺いするとすれば、これは県外に出ていくお金であると解釈してよろしゅうございますか。


○議長(黒澤一夫君) 副市長。


○副市長(阿部一弘君) はい、そのとおりでございます。


 その分、先ほどお話しましたように旅館業者の方で割引するとかではなくて、旅館業者の方は通常の料金でとめるということになろうかと思います。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 私そのよそにお金を出すということよりも、市内の中でまわるような形の中であればいいのかなという思いで質問をさせていただきました。いずれ、お客さんがふえて鹿角が順調に観光産業が推移するということになれば、大変よろしいと思いますので、どうぞひとつその辺もいろいろ念頭に置きながら、事業の推進をしていただければと思います。これにつきましても、後々、私どもまたこれを検証させていただきたいと、こう思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 それでは、質問が変わります。


 株式会社花の輪についてお伺いをいたします。


 この株式会社花の輪は、平成16年3月に設立されたのであります。設立に当たっては、かづの商工会が1,000万円、市が1,000万円、その他は会社設立に賛同する市民や企業の方々88人が1,305万円の出資で、株主90名、総株数661株、3,305万円をもって設立された会社であります。この会社がこのところ運営や経営に非常に苦戦しているやに伺っておりますが、中心市街地活性化とあわせて1,000万円という多額の資金を出している市として、この現状をどのように認識しているのかをお聞かせください。


 先ほど、阿部博文議員についてのご答弁もありましたけれども、重複するかもしれませんが、どうぞひとつ私は私なりに質問させていただきますので、ご答弁をお願い申し上げたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 市では、中心市街地活性化法に基づき、平成14年3月に「中心市街地活性化基本計画」を策定しておりますが、その中で示された中心市街地のまちづくりや活性化のための事業の実施主体となる団体が必要との商業関係者や地域住民などからの意向にこたえるべく、市や商工会のほかその趣旨に賛同する民間企業、市民等が出資を行い、株式会社花の輪が設立したものであります。


 株式会社花の輪では、「中小小売商業高度化事業構想」、いわゆるTMO構想を具体化するため、商業環境の整備や活性化に向けたイベントなどの事業を実施してきましたが、商店街を取り巻く環境が変化する中で、収益事業の確保が課題となっておりました。


 同社は、平成19年に中心市街地の大型空き店舗である「旧かねだい」を取得し、新たに「花の輪ビッグマート」としてのオープンを目指したものでありますが、市といたしましては、かづの商工会と歩調を合わせ、この「旧かねだい」の取得について機会あるごとに慎重に対処するよう要望してきたにもかかわらず店舗を取得し、その結果、会社の財務体質を著しく損ね、会社の存続に疑念が生じる事態に陥っていることは遺憾でありまして、経営責任を重く受けとめていただき、今後の会社運営についてより慎重に行っていただきたいと考えております。


 いわゆる、不動産業で収益を上げるということよりも、収益事業で会社を経営していただきたいということになろうかと思います。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 今、ご答弁をいただきました。


 「花の輪ビッグマート事業」について、再度お伺いさせていただきますが、この花の輪が、今、お話のありましたように設立の趣旨に基づいて、いわゆる花輪の中心市街地活性化の一翼を担いたい、町に活気、にぎわいを取り戻したいという懸命の努力がされているように、私にはうかがえます。なかなか思うように状況をつくるまでには至らないのが現状のようであります。しかし、その取り組みの中で、その今回「花の輪ビッグマート」、この事業を立ち上げようとしているという状況にあろうかと思います。


 いわゆる、この「旧かねだい」のショッピングセンターを産直を中心とした農商連携のテナントミックスショップとして再生し、ここを中心として何とか中心市街地活性化の道筋を探りたいと真剣に取り組んでいるとうかがえるわけです。


 当然ながら、市にも事業計画の説明や指導、支援についての相談があったと思われますけれども、先ほどの阿部博文議員への答弁でもまだ具体的な相談はないと、具体的な支援策も考えていないというお考えでございますが、やはりこれはこの会社、やはりTMOとして、いわゆる設立当初法律的に位置づけられて、中心市街地活性化法において、その事業構想を立て、その構想に基づいて市長の認定を受けて立ち上げたと。いわゆる法的にも中心市街地活性化法に基づいて鹿角市長から認定を受けたまちづくり機関という位置づけであろうかと思います。


 もう一度伺いますけれども、現状では、やはり経営責任ということもありますが、現状ではやはり事業計画なり相談、そうしたものがまだないということでありますが、来た場合にはどのような形で対応されますでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 花の輪のビッグマート事業については、2月に開催されました株式会社花の輪の株主に対する事業説明会において、新たな活用策が示され、周辺地域の農家と連携した産地直売所や地元小売店、飲食店等のテナント、高齢者の休憩、交流施設などが入居する複合的施設としてのオープンを目指しているとの説明がなされております。


 現在、大町商店街振興組合と新町商店街振興組合が共同で国の助成制度を活用して、地域の商店街活性化に取り組むため、アーケードなどの共同施設のリニューアル、ポイントカードシステムの更新、商店街への集客を図るためのイベント開催などを盛り込んだ「商店街活性化事業計画」の申請を行っており、この中で株式会社花の輪が進めている「旧かねだい」の事業も計画されていると伺っております。


 先般、計画に対し国の認定を受けたとの情報は得ておりますが、計画に登載された事業が補助採択されるかどうかにつきましては、今後個々の事業ごとに補助申請を行い、審査の上決定されることとなっております。


 株式会社花の輪が行う事業が、地域の商店街振興に寄与し、確実に遂行されることが見込まれるものであれば、市としての支援策も検討する必要があるものと考えておりますが、事業見通しも含めた具体的な計画等が明らかにされておらない現段階においては、市としての対応を判断できる状況にはございません。


 いずれにいたしましても、国への補助事業申請に当たっては、市に対して具体的な説明等があるものと考えますが、その際に、慎重に検討してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) やはり、貴重な市民の税金1,000万円を出資しているわけであります。当然市の責任というものも問われてくるということになると思います。市からも監査委員として役員も送っていることでもあります。単に会社の話であるということでは片づけられる話ではないと思います。一口5万円、10株という多額な口数を所有している市民もおるわけでありまして、多くの市民もこの行方を固唾をのんで市の指導を見守っているという状況ではなかろうかなと思います。


 さらに、あの施設、「旧かねだい」の施設ですけれども、地域総合整備資金として以前多額な公的資金も投入されておりますので、施設を有効活用するということは市にとっても望むところであると思いますし、やはり眠っているという状況には、市の活性化にもやはりつながらないということから、花の輪も一生懸命努力をしていると思いますので、これはこの花の輪の件のみならず、いわゆる民間のこうした人たちの事業の取り組みについては、市の相手方と十分コミュニケーションを取るというか、話し合いをしながら、その事業展開を図るような指導も必要なのかなと思います。


 いずれ、コミュニケーションが欠落すれば行き違いが生じたり、すれ違いが生じてきて、結果として鹿角市としては余りいい方向には行かないのではないかなと考えるものでございます。


 どうか、十分な話し合い、コミュニケーションを持って、協議をしながら、ぜひこの相談にのっていただくような状況で進んでいただければ、鹿角市にとっても大変よろしいのかなということを感じます。いわゆるコミュニケーションを取りながら、十分協議をしながら進んでいただければありがたいと思いますので、その辺も念頭に置いていただければありがたいと思います。よろしくお願いいたします。


 それでは、次の質問に入らさせていただきます。


 中滝ふるさと学舎についてであります。


 本事業は近年の少子化や過疎化、中心市街地の空洞化や人口減少などを背景とした児童生徒の減少により廃校される学校の利活用について、国の方針を受けてその目的をかえて、新たな恩恵を地域にもたらす可能性を有する施設ということで、第5次鹿角市総合計画後期基本計画において、交流人口を図るための廃校となる大湯小学校田代分校中滝校舎を新たな機能を持つ施設として整備すると認識してございますが、この事業化を図られるための、この事業についてこういった事業を起こすことについて、この事業に取り組まれた経緯について、今一度お伺いをさせていただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 中滝ふるさと学舎整備事業の経緯についてでございますが、市では交流人口の拡大を図るため、平成18年度に都市住民などの持つ知恵と活力を地域産業、経済活動に生かす方向性を定めた「交流居住推進プログラム」を策定しておりますが、その取り組みの一つとして遊休施設を活用した交流居住滞在拠点の整備が提案され、平成19年度の実施計画に位置づけ、現在のNPO法人の母体となる「ビジネス研究会」が実施しましたモニターツアー、アンケートなどの調査研究や意見を踏まえ、廃校となる旧中滝小学校の利活用に着手したところであります。これについては、和井内議員はご承知のとおりだと思っています。


 翌平成20年度には、ビジネス研究会から発展したNPO法人設立検討会によるモニターツアー、フィールドワーク、ワークショップなどの調査研究のほか、地域説明会、卒業生や地域住民、教職経験者などへのアンケートを実施しながら検討を行い、参画した市民との共動により「中滝ふるさと学舎整備基本構想及び基本計画」を策定し、事業を推進しているところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 質問させていただきます。


 やはり、ふるさと学舎、やはり安定した経営といいますか、営業といいますか、そうしたことが求められると思います。自主経営といいますか、そうしたものが求められると思いますけれども、その計画段階でこの事業に対して入り込み数を基本とした収支バランスも試算していると思いますが、その数値をお伺いいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 中滝ふるさと学舎の収支見通しでありますが、学舎はカフェやケビンなどの収益性のある分野と、本市の魅力を伝える啓発や学習、相談、支援を目的とした公共サービス分野の二面性を有しておりますが、効率性を重視しつつも利益のみを追求せず、公の施設としての役割を第一義としながら、市の持つ魅力をゆっくり、のんびり体験していただくといった施設本来の目的を見失わないことが重要であると考えております。


 管理運営については、営利を分配せずに公共活動に活用する点であるNPO法人の特徴を踏まえて、非採算部門を補てんすることとしており、施設の維持管理を年間約1,200万円と見込んでおりますが、NPO法人が企画しておりますさまざまな自主事業を見込みますと、総事業費は年間約1,700万円となり、入れ込み数は年間約8,000人を想定しておるところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) これはここまで来るためには市が大分主導といいますか、市の方が先行して計画を練ったきたのではないかなと、こう思われるわけですけれども、その計画の段階で、今お話を伺いますと、いわゆるその団体の方では8,000人という計画があるというふうなことをお伺いしましたが、計画の段階でその数値を出したものがあればお知らせいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) ちょっと、今手元に計画の段階の数値というのはございませんが、この経営に携わるNPO法人「鹿角ふるさと学舎」、当時はNPO法人ではなかったのですけれども、いわゆる経営に携わる方々と事前から経営の内容、あるいは方法について施設のあり方等につきましても、市と経営予定者と一緒に入って計画してございますので、そんなに違った数値ではなかったと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 私は、やはりこの事業にはかなりの市の投資がなされていると思うわけであります。これから先も、いわゆる営利を目的としない、いわゆるそのためには支援をしていくのだというお話を伺いましたが、計画の段階でやはりこのような状況で入り込みを図りたいとか、この部分が、いわゆるレストランには何人入れ、この部分には何人を入れ、そして総体的にはこれで賄える。そうすれば、これから今後については市で毎年どれくらいの資金を入れるのか。そういうことが出てくると思うのです。ですから、これは計画の段階でそれぞれの部分でどれくらいの入り込みがあるか、そのようなどれくらいの収入があるのか、こういったことをやはりきっちりとした試算をしておかなければいけない。そう思うのですけれども、そのことについてはいかがでございましょうか。考え方としてです。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) 入り込み数、あるいは収入あるいは公益的部分、それぞれに分割して予算の計上をしております。


 今後とも、市として出していかなければならない経費といたしましては、ふるさと学舎の指定管理料、500万円ほどになりますが、これを出していくことによって運営がされているものと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) もう一度お伺いをいたします。


 この事業計画を立てる段階で、いわゆる市がこれはある程度計画を練ってきたものと、こう思いますけれども、その時点でこういった入り込み数なり収入源なり、そうした数値を出したものはありませんか。もう一度お伺いします。


○議長(黒澤一夫君) 部長。もし担当者がわかれば担当者でもいいです。いい、答えられますか。


 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、次の質問にさせていただきます。今、ちょっと時間をというふうなことでありますので。


 地場産品の取り扱いをすると伺ってございます。レストランあるいは館内での地元物産についても取り扱いをすることになろうかと思いますが、その農産物などの地元食材の利活用、あるいは地元物産の取り扱いについて、当然地元の物を利用すると、こう思います。どんな物をどの程度使用するのか、その数値を、これも数値になるのですけれども、そのための数値、それからそのための地元への波及効果については、どのようなお考えをお持ちなのかお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 農産物など、地元食材の活用についてでございますが、鹿角産の「淡雪こまち」「あきたこまち」、そば粉や米粉、りんごや北限のもも、ブルーベリー、地場野菜や山菜などを使った季節のメニューを提供することとしているほか、地場加工品などの販売も予定しております。


 また、可能な限り地場産品を活用して、特色づけや産地の周知が図られるよう、NPO法人との連携を図ってまいります。


 また、これにより、農業者や商業者との連携による地産地消といった効果、あるいは食と観光、ふるさとライフの体験メニューとの組み合わせによる新たな食の創造に向けて、魅力を向上させるとともに、あわせて地域への誘客といった相乗効果を目指し、交流人口の拡大により地域活性化を図ってまいりたい。


 具体的な数字については、今、ここでは資料ございませんが、後で、これ報告させていただきたい。そして、もしよければ、和井内議員もこの計画の樹立には参画してございますので、ひとつご理解いただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) しばらくお待ちください。先ほどの質問に対して答弁していただきます。


 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、次の質問にまず移らせていただきたいと思いますが、よろしゅうございますか。


 十和田小学校山根分校の本校への統合についてお伺いをいたします。


 山根分校は、学校の沿革によりますれば、明治16年6月毛馬内小学校高清水芦名沢分校として発足しているようでございます。現在地に学校が建設されたのが明治36年10月。その後、町村合併などで名称を変えながらも、現在の校舎が新築されたのが昭和28年。今日まで地域と共に127年の歴史と伝統を刻んできた由緒ある学校でございます。


 最近では、生徒と保護者が一体となって築き上げた山根ソーランが、エネルギッシュな躍動感あふれる演技で地域を魅了し、そしてまた本場の札幌まで遠征して、その勇姿を披露、また学校と生徒たちの安全への配慮が万全ということで、平成19年には29年間連続して無事故の学校として表彰を受けるなど、これまでも輝かしい足跡を刻んできた学校であると、このように認識しております。


 このような輝かしい足跡のある学校が、生徒数の減少や社会情勢の影響、その歴史に幕を下ろすということは、まことにさびしい限りであります。保護者や地域の皆さんの理解をもとに、本校への統合を決断されたということは、やむを得ないものと思いますが、これまで11回に及ぶ地域の方々との協議が行われたと報道されております。そこで、保護者や地域の皆さんからの意見や要望はどのような内容であったのか。それに対する対策等についてお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 全国的にも少子化傾向が続く中、山根分校の今後の児童数の推移を踏まえ、何よりも子供たちにとってよりよい教育環境はどうあるべきかについて、話し合いを重ねてまいりました。


 今まで保護者等へ12回、自治会長等へ6回行ってきた説明会の中で、統合に当たって保護者や自治会の方々からの意見、要望の主なものとしては、通学に係る路線バスの停留所、運行経路、運行時間の変更と通学費の保護者負担軽減、そして統合後の分校跡地の利用などが出されております。


 統合により、新たに発生する通学費の保護者負担を軽減するために、市としては他の学校との均衡性を考慮しながら、時限的に補助する方向で考えております。


 それから、通学対策に関しましては、子供たちの安全面を考慮し、路線バスの発着停留所を小学校前まで変更するほか、運行経路や運行時間の変更について、関係機関との協議を進めております。


 なお、統合後の分校跡地の利用については、今後山根地区4自治会の総意として協議していただくこととしております。以上であります。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) いわゆる、廃校となって今度は本校の方に通うというふうなことになるわけであります。


 今、お答えをいただきましたけれども、やはり通学費とか保護者の新たな負担が出るわけですし、それから安全面でもいろいろ心配されることが出るわけで、事故が起きてからでは遅いとよく言われますけれども、そうした安全面に対しても、今、お話を伺いますとそれぞれ対応を考えているということでありますので、ぜひとも、ほかの学校とのバランスもあると思いますが、その辺のことにつきましては保護者への負担が余りならないような形、あるいは安全面でも十分配慮してこれを進めていただきたいと思います。これをお願いをしておきます。


 次に、学校のあり方として、適正規模の教育環境というような言葉がよく出てまいりますが、この適正規模の教育環境と、それから今後の統廃合の対象となる学校はあるのかどうか、そのことについてお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 教育長。


○教育長(吉成博雄君) 学校の適正規模については、学校教育法施行規則第41条において、「小学校の学級数は12学級以上18学級以下を標準とする。」と規定されておりますけれども、秋田県教育委員会では、児童生徒の磨き合いや社会性の育成、さらに適切な教員配置数による教育効果の増大、施設設備の有効活用などを勘案し、小学校では12から18学級、中学校では6から12学級を適正な規模と示しております。


 これらの基準から、現在、鹿角市内小中学校で適正規模と考えられるのは、小学校では花輪小学校と十和田小学校の2校、中学校では花輪第一中学校と十和田中学校の2校で、その他の学校は小規模あるいは過小規模校ということになります。


 今後の統廃合の対象については、山根分校が平成22年度末をもって閉校となり、十和田小学校へ統合することが決まっている以外に具体的な計画はありません。


 ただ、児童生徒数の減少が今後も続き、複式学級もさらに増加することが予想される中、それぞれの地域における学校の役割や歴史的経緯を考慮し、鹿角市における適正規模について一定の基準を定めていくため、引き続き学校教育懇談会で協議し、慎重に進めてまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 大分少子化が進んでおります。学校の経営も大分心配をされるところでございます。どうぞひとつ、人口がふえることが一番望ましいことではありますけれども、今の状況でありますと、大体心配されるところがあろうかと思います。どうぞ、教育関係者との懇談会の中においても、地域に学校が残るような前提の中でぜひお話し合いを進めていただくように要望をさせていただきたいと思います。答弁ありがとうございました。


 それでは、次に、公衆トイレの設置についてお伺いをさせていただきたいと思います。


 昨年、5月の議会でもこの問題、私は取り上げ質問させていただきました。いわゆる大湯温泉街へ公衆トイレの設置をぜひ果たしたいと、こういう思いから前回も質問させていただきました。今回もまた同じ質問でありますが、やはり何としても、一大観光地である大湯温泉街には公衆トイレが必要であるというふうな思いで強くその設置を望むものであります。


 この公衆トイレの設置の問題については、過去においても、たしか前の佐藤市長のときだと思うのですけれども、十和田地区の先輩議員がそろってその設置について市長室に出向き、直接強く要望した経緯があるように記憶をしてございます。


 その後大湯温泉観光協会、あるいは平成19年6月には大湯自治会連絡協議会の総意によって、設置の要望をし、必要性を強く訴え、お願いをしているところでございます。このような経緯経過をたどりながらも、いまだ実現には至っておりません。


 昨年5月の私の一般質問へのご答弁では、今後高齢者や障害のある方、小さい子供を連れた方々の利用に配慮したトイレについて、大湯温泉振興プラザ敷地内への設置を検討してまいりますという児玉市長からの希望の持てる回答をいただきました。設置を願う多くの市民がどんなに喜び、期待をしたことでありましょうか。しかし、いまだ、まだ具体化には至っておりません。そのため、今回また質問させていただいたわけでありますが、再度、3万5,600人の鹿角市民、そして鹿角市を訪れる250万人の観光客の願いとして、ぜひ大湯温泉街に公衆トイレの設置を強く望みたいと、こう思うものであります。市長におかれましては、ぜひこの声に、そして願いにこたえていただき、設置に向けて具体的に進めてまいります、このような力強いご英断のご回答を切望するものでありますが、いかがでございましょうか、お伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 結論から申し上げますと、単独での公衆トイレの整備については、いましばらく様子を見たいと考えております。


 理由としては、昨年6月の一般質問後、大湯温泉観光協会と協議を行い、現在利用いただいている大湯温泉総合振興プラザ内のトイレ利用を優先することとし、プラザの駐車場及び建物の入り口の2カ所に案内看板を設置しております。その結果、トイレ利用者が増加しておりまして、波及効果によりこけし展示コーナー等の見学者もふえているとの報告を受けております。


 また、施政方針で申し上げましたが、大湯温泉観光拠点施設の整備を目指した検討委員会の報告書の中で、24時間利用可能なトイレと休憩施設の整備が提案されておりまして、大湯温泉の将来を見据えた振興策の中で、必要な機能を検討してまいりたいと考えております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) このトイレの問題については、この後も恐らくこの声はついえることはないと思います。大湯温泉街の通りに、ぜひともやはりトイレがなければいけないという多くの市民の方々、多くのご意見がありますので、ぜひそれも踏まえてこの火を消すことのないように、できれば早期にこの願いをかなえていただくようなご英断をお願いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 産業建設部長。


○産業建設部長(関 道男君) 先ほどの中滝ふるさと学舎の試算でございますが、大きく分けまして飲食部門、物販部門、体験部門、その他という分け方をしてございます。


 飲食部門では年間約800万円ほど。物販は記念品ぐらいのものですから34万円ほど、それから体験につきましては、料理体験、ネイチャー体験とか屋外体験がございますが、その分につきましては120万円ほど、それからセラピーの立ち寄り基地といたしましては40万円ほど、合わせて1,250万円ほどの年間の収入を見込んでございます。


 また、入り込みでございますが、先ほどの答弁では年間8,000人程度を想定しているというようなご答弁をしてございますが、その内訳といたしましては飲食に5,000人ほど、物販、いわゆる立ち寄りですけれども、1,000人ほど、あるいは体験には2,000人ほど、そのような形で合計8,000人の見込みをしてございます。


 それから、もう一つ地元産品でございますが、まだ具体的にどこから仕入れるというような形はとってございませんが、近くの直販グループとか、そのようなところを想定いたしまして、240万から250万ほどの年間の地元食材の使用を見込んでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) ご丁寧な答弁、まことにありがとうございました。


 それでは、次に国民健康保険税の改正についてお伺いをいたします。


 順序に従ってお伺いをさせていただきますが、まず、この改正の理由ですね、改正をしなければならない理由について、今一度お知らせいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 前の方にもいろいろご説明申し上げましたが、国民健康保険制度を取り巻くここ数年の高度医療化等による医療費の増加や、長引く景気の低迷、雇用の不安定化に伴う個人所得の落ち込みなどで、国民健康保険財政は大変厳しい状況の中で運営してきているところであります。このような中で、平成22年度では約3億2,000万円の財源不足となる見込みでありますが、この財源の一部として繰り入れしてきた財政調整基金もそこをついたことから、さまざまな角度から検討してまいりましたが、加入者の負担増を必要最小限にとどめ、市の一般会計からの法定外の繰入れもやむを得ないと判断し、税率改正をお願いすることとしたものであります。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、次に改正の内容について、今一度お知らせをいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) 今回の改正は、議案の説明の際にも申し上げましたとおり、被保険者にかかわる基礎課税分の医療分の所得割を、現行の4.8%から2.2%増の7.0%とするものであります。また、均等割を現行の9,400円から3,900円アップの1万3,300円、平等割を現行の1万6,700円から6,700円アップの2万3,400円とするもので、これにあわせて基礎課税額の被保険者均等割額と世帯平等割額の変更に伴い、軽減の減額幅を改正するものであります。


 なお、後期支援金分と介護納付金分につきましては、加入者の方々の負担増を考慮し、改正を見合わせております。


 今回の改正による国保税収総額を被保険者総世帯数で割った1世帯当たりの増税額は2万6,322円と試算しております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 次に、いわゆる国民健康保険財政調整基金がゼロということではどうかということであります。


 高度化医療化等で医療費の増加が著しい、あるいは少子高齢化によって被保険者が減少した、何年も税率を改正しなかった、そのようなために国民健康保険会計が行き詰まって税率を改正するというような、総枠としてはそのような説明であろうかと思います。市民は最も適正に運営されているものと思っております。行政に任せているわけであります。市にあっては、いろいろな社会情勢、あるいは高度医療の導入、そうしたことが日進月歩、毎日のように変化している社会情勢の中で、現状を見、それを推察しながら市民に安心した日常生活ができるよう施策を講ずるのが行政の務めであろうかと思ってございます。


 基金もなくなった、医療費が想定以上に上がった、その理由は高度医療の高額が国民健康保険事業を圧迫して、そのために国民健康保険は相互扶助の原則にのっとって税の改正をし、市民の方々に負担をお願いするということであれば、余りにもとは言いませんが、少し策がなさ過ぎるのではないかという声でございます。それでなくても、市民はこれから先の生活が不安だと、こう言っているわけであります。基金は何のために積み立てているのですか。昨年のような新型インフルエンザなど、予測できない事態が生じた場合などのために積み立てしておく必要があるのではないでしょうか。医療費の上昇分の補てんする場合もあるかと思いますけれども、全くゼロにしてしまうということはいかがなものかと、私は思います。私たち議員に示した改正のための資料にも、財政調整基金とは健全財政を保つために積み上げていた基金ですと、こういうふうに説明をしているのであります。健全財政と、それから基金の目的について再度ここでお伺いをさせていただきます。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) ご指摘のとおり、財政調整基金は予期せぬ要因により保険給付に要する費用が不足する場合において、その不足額を補うものでありまして、国民健康保険財政の継続的、安定的な運営を目的として設置された基金でありますが、長引く景気の低迷に加え、医療費の増嵩などを背景として厳しい財政運営が続いていたことは事実でございます。


 また、そういう中で、後期高齢者医療制度もありましたので、基金をそちらの方にも回したと。できるだけ市民に負担をかけないということで、進めたきた経緯がございます。


 本市ではこうした危機的状況に対して、できるだけ国民健康保険税を引き上げることなく、財政調整基金の繰り入れを行いながら運営を維持してきたというところでございますので、ご理解をいただきたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、次の市民の説明会と内容、それから市民から出された意見・要望についてお伺いをいたします。


 去る2月18日から23日までの4日間、市民への説明会は本当にご苦労さまでございました。その際の説明会で、市民からの質問や意見があったと思いますが、私もその場に出ていろいろお伺いしておりますけれども、当局ではこの説明会、いわゆる意見・要望、その内容についてどのようなものがあったのか、どのように受けとめているのかお伺いをいたします。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 説明会の結果につきましては、私の方から答弁させていただきます。


 市民への説明会につきましては、2月18日から23日までの4日間、市内4地区において行っております。126名の方々からご参加いただいております。


 その中で、主な意見・要望につきましては、景気が上向いたときは税率を下げる考えはあるのか。


 そして、また収支、基金の状況はどうなのか。


 滞納の状況について収納率を上げる対応はしているのか。


 健康づくり事業を推進してほしい。


 医療費の抑制を積極的にやってほしい。


 そして、また国民健康保険制度を、いまいちわかりにくい点があるために、市民にわかりやすくPRしてほしいというような、主な意見をいただいております。


 また、説明会では、財政が赤字になり加入者が協力しなければならないのは理解できる。そして、また医療費の節約や無駄を省いた結果、引き上がるのはやむを得ないなどのご意見もいただいておりまして、私どもといたしましては、おおむね、まず上げるのはやむを得ないと承っております。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、その次の質問ですけれども、やはり予防医療への取り組みと医療費の削減計画についてにお伺いいたしたいと思います。


 この予防医療の取り組みとしては、医療費の削減、もちろん市民が等しく健康で楽しく生活するためには、何としても健康でなければいけません。それから、医療費の高騰を抑えるためにも、やはり予防医療のための事業が大変必要になってくるのかなと、そのように考えてございます。


 これから予防医療の取り組み、そして医療費の削減計画についてどのような事業、そしてどのくらい削減をするかということについてお伺いをしたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 市長。


○市長(児玉 一君) お答えいたします。


 国民健康保険財政の安定的運営を行うには、国民健康保険の財源確保と医療費の抑制が重要であると考えており、特に医療費抑制に向けての各種健康づくり事業につきましては、4月からプロジェクトチームを設置しながら市を上げて取り組むこととしております。


 医療費の削減については、短期的な取り組みとしてジェネリック医薬品への変更を推奨するとともに、集落巡回・温泉活用健康講座・健康ウオーキング・わくわくウオーキング・タートルマラソン・スノーフェスティバルなどの健康づくり事業の拡充を図りながら、保険事故の発生及び重病化の未然防止にも努め、市民の健康管理に関する事業を関係機関との連携により、積極的に取り組んでまいりたいと思います。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 4月からプロジェクトチームをつくって、それに対応していただくということであります。やはりこれが一番医療費に与える影響が大きいと思います。そして、また市民が健康な生活をするということにつながると思いますので、ぜひともこれは力を入れてやっていただきたいと思います。


 それで、ちょっとさきの方に戻りますけれども、市民説明会の内容について、ちょっとお伺いをしたいと思います。


 私はこのたびの市民への説明会、これが2月18日から23日まで4日間行われたわけであります。初日の八幡平地区には出席できませんでしたけれども、尾去沢・花輪・十和田の3地区に3日間出席をさせていただきました。


 今回の値上げ改正が昨年12月に市長が値上げをお願いしなければならない、このような発言をされ、それから今回の値上げの改正案提出まで、わずか2カ月か3カ月でこのような大幅な改正案が提出されました。このことについて、市民の皆さんの思いがどのようなものか、直接会場に行って私は知りたいと思って、3カ所に出席をさせていただきました。


 先ほど、部長の方からもその会場の意見や要望を紹介していただきましたが、私からもその3会場での私の思った感想、それから市民からの意見・要望、少しお話をさせていただきたいと思います。


 大分だぶるところもあるかと思いますが、お話をさせていただきます。


 市民は、平成21年度で財政調整基金が全くなくなったということに、来年度以降積み立て分がないということなのかと。今後どうしていくのかと。本来の財政基金というのはことしみたいに新型インフルエンザなど突発的な事態のためにあるのではないか。来年度以降鳥インフルエンザ、あるいはまた新型インフルエンザみたいなものがぼんと出た場合、基金がないと大変な事態になるのではないか。来年以降どのように対応するのか。これに対しての説明ですけれども、突発的な事態が発生した場合には、一般会計に頼ることになると。このような回答をしてございました。


 それから、これに対して市民からは、極端に医療費が上がったとかの場合、一般会計で負担し個人的な負担を求めないということで理解していいのか。改正は何年ごとにやるのか。そういうふうな問いもございました。基本的に資料が足りない、だから内容がわからない、制度的なものをもっと細かな資料を公開してほしい、こういうご意見もありました。実際に赤字はいつから発生したのか、市民はよくわかっていない、結局何となく従うことになる。こうした中で赤字だから増税と言われても納得できない。市民の収入が少なくなってきている。年金生活者がふえている。総合的に考えてほしい。医療費の抑制に取り組むべき。そのために健康づくりを強力に進めてほしい。早期発見・早期治療は医療費の抑制につながる、そのための対策をするべき。こうしたお話がございました。


 会場の発言を一部紹介をさせていただきましたが、市民の皆さんは本当に真剣だと思うのです。どうか、この意見を踏まえて、これからのことも考えていただきたいと、こう思うのであります。


 さて、ちょっと時間もなくなってまいりました。


 それでは、その説明会での内容について、ちょっとお伺いをいたします。


 この説明会の資料であります。いわゆる、八幡平・尾去沢に、多分、私八幡平に行っていませんのでわかりませんけれども、尾去沢に出された資料とこの花輪・十和田に出された資料が違うのであります。私はどうしてもこれが理解できません。これ、私の間違いであれば、それは私は本当に素直に謝りますが、この資料がちがうのであります。これ、どうしてこういうちがう資料出されたのですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 多分、医療費の内訳のところだと思います。当初出しました資料では、平成21年度の医療費の真ん中のグラフとその下のグラフが、国、県、市の負担分がふえているのにもかかわらず金額が平成21年度の分が若干少なかったということで、それ全く私たちの方のミスでございましたので、その辺を訂正させていただきました。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 八幡平・尾去沢に出した資料はこうなっているのです。ここ、グラフが二つ入っているのです。花輪・十和田に出されたものはグラフが一つなのです。それから、この世帯数と人口、八幡平・尾去沢に出された資料の中には二つ目の健康保険についてというところ、ここ平成22年1月現在6,129世帯、人口1万653人と書いて出してあるのです、この資料。花輪・十和田に出された資料は、それが消されているのです。これはどういうことですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 八幡平・尾去沢に出したときの資料と、いろいろご指摘を受けた点もありまして、当方の方の資料の若干のこの不整合性がありましたので、その辺は整合性を図るように訂正をさせていただいたところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) それでは、もう1点お伺いをいたします。


 この尾去沢に出された保険給付費、これが33億4,200万円、これを出してございますね。平成21年度分ですよ、保険給付金33億4,200万円。花輪に出されたのが27億3,200万円、こういうふうに出してあるのです。それで、尾去沢に出された平成22年度の資料です。これが保険給付費が34億4,300万円、花輪に出されたこの保険給付費の数字が27億6,300万円、この数字が全く違うのです。そしてもう一つ言えば、この八幡平・尾去沢、この平成21年度のこの不足分が1億4,600万円であると説明しているのです。これが花輪・十和田の方になりますと、平成21年度分で2億9,000万円不足だと、こう言っているのです。平成22年度分でこの不足分が、平成22年度ですよ、2億8,300万円とこう説明しているのです。この花輪・十和田に出された資料は3億1,700万円と説明しているのです。それで、もう一つですよ。税制改正して、いわゆる平成22年度分です。今、税制を改正して上がる分、これが八幡平・尾去沢に説明した税制改正して上がる分が、いいですか、1億1,600万円と言っているのです。花輪・十和田に説明した税制改正の増分は1億5,000万円と説明しているのです。これ全く合わないのです、これが。全く合わない。医療費についても全く合わない。合わないのです、これが。私の間違いであれば、本当に私はこう願うのですけれども、これが私が何でこういうふうに言うかというと、人口も世帯数も、あるいは医療費も全部税金の上げ幅の基礎数値となるのです、これ医療費も保険給付費も。基礎数値がこのように、地区を違ったことによって、違う数字で説明している。これで市民が納得しますかね。全くおかしい数字ですよ。どの数字が正しいとか正しくないとかという話ではないのです、これ。基本的にどうして違う数字で、もっともらしく説明会を開いて、市民に説明したかということなのです。本当に、これ。部長、わかりますか、私言っていることが。この二つ比べてみてわかりますか。これ、いかがですか、このことは。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 大変、資料のことにつきましては、私も反省しているわけでございますが、やはり考え方はかわりございません。ただ、市の負担分とそれから不足分のところとか、その辺の違いが若干ございましたので、そういうことで訂正させていただいたところでございます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) これ、若干違ったというところの話ではないのですよ。


 では、もう一つお話しましょうか。八幡平・尾去沢の説明した資料ですよ。平成22年度分の保険給付費が34億4,300万円と説明しているのです。保険給付費ですよ。34億4,300万円と説明しているのです。これが、花輪・十和田の方では27億6,300万円と説明しているのです。これが若干の数字の違いですか。私は感覚を、何と言いますか、これが若干の数字の違いですか。もう一度言いますよ、この不足分の税金、不足分もこれ上げた税金で賄わなければならないと言っているわけですよ。これ、花輪・十和田の改正した上げ幅が、先ほども言いましたように税改正の増分が1億5,000万円と言っているのです。八幡平・尾去沢の資料では税の改正の増分が1億1,600万円と説明しているわけです。これ、私は本当にどのような資料で、どのように計算しているのですか。


○議長(黒澤一夫君) 市民部長。


○市民部長(中山一男君) 大変失礼します。


 本当に、この尾去沢と八幡平については、当初国保分の全体の数字入った資料で説明しております。しかしながら、今回は医療費の説明と、こういうことで、それから医療費分だけを抜いたもので花輪と十和田は説明させていただきました。資料は、よって花輪と十和田の方が正しい資料ということでございますので、大変失礼いたしました。おわび申し上げます。


○議長(黒澤一夫君) 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) もう一度お伺いします。


 医療費、いわゆる尾去沢で説明したのは、保険給付費が33億4,200万円なのです。いいですか、これに一部負担金4億9,100万円、これを足して医療費総額が38億3,300万円になるのです。わかりますか、私が言っているのが。花輪に説明したのが、保険給付費が27億3,200万円、そして一部の、自己負担ですよね、これ、窓口で払うこのお金、これが4億200万円ですね。花輪に説明した医療費の総額が31億3,400万円となるのです。尾去沢で医療費の総額が38億3,300万円、花輪に説明したのが31億3,400万円、平成22年度にして医療費の総額、尾去沢に説明したのが39億4,900万円、花輪・十和田に説明したのが31億6,900万円。これが税金を上げるための、増税のための基礎数値なのですよ。もう一つ、この人口、一番最初に、私、人口のお話しました。これが尾去沢に行ったときの説明会で、ある市民からこの数字とこの平成22年1月1日現在の6,129世帯、1万653人と、それからこの裏にある区分と出した真ん中の表です、世帯数5,791人、それから被保険者数1万143人と同じにならなければならないのではないかと、こうふうに質問されてますよね。そして、このことによって、次の日説明会を開いたこの花輪・十和田の説明会のときには、この最初の世帯数と人口を削っているのです。私にはこれどうしても理解できません。どうしても理解できない。これに、私どもに、いいですか、議会に説明した資料、この2ページ、改正の2ページ、平成22年度の医療費ですよ、24億8,200万円と説明しているのです。これ、私、医療費ではないと思うのです、保険給付費でないのかなと思うのですけれども。本当に、これ私は。


○議長(黒澤一夫君) 和井内議員、発言中ですけれども、資料をほかの議員が持っておらないので、ちょっと時間を休憩していただいて、資料を事務局でコピーとって、それを議員に配付して、それから質問を続けていただきたいと思います。時間をとめてください。


    午後2時57分 休憩


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    午後3時25分 再開


○議長(黒澤一夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


 和井内貞光君。


○5番(和井内貞光君) 今、いろいろ説明をいただきましたが、私は全く理解できません。


 いわゆる、鹿角市の主人公は市民なのです。その市民に対して、こっちの市民に対してはこういう数字、こっちの市民に対してはこういう数字、そういう説明の仕方は、私は全くおかしいと思うのです。そして、これがこうだとかああだとかと言いましても、そうであればそうだなりに、市民の方々も言っているのです、ちゃんと中を教えてほしいと言っているのですけれども、今聞いてみても、私はちょっとそこまで理解できません。もう少し聞いて内容を分析すればだんだんわかってくるかと思いますが。いわゆる、私はこの市民に対して、こっちはこういう説明した、こっちにはこういう説明した、違う説明をした中で、これがどういうふうな形でいくのかなと、私、大変今心配しているところであります。同じ数字でないといけません。もし、これから数字が出ましたら、もう一度市民に出向いて説明をするのかどうかわかりませんけれども、いずれこの問題については、教育民生常任委員会でも十分に審議されると思いますので、そちらの方に委ねたいと思います。


 これで、私の質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(黒澤一夫君) 以上で、和井内貞光君の質問を終わります。


    (「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)


○議長(黒澤一夫君) 阿部佐太郎君。


○17番(阿部佐太郎君) 議事進行について。今、和井内議員の一般質問で休憩までとって、今度資料までこうして議員に配付されて、休憩の中で説明いただきましたけれども、この説明で全然理解できません。何というか、一般質問終わって、今度あさってから委員会に入るわけですね。これは教育民生常任委員会に付託されるわけですけれども、この国民健康保険税も、それこそ何と言うか議決しなければならない事項ですけれども、今のような状況で委員会に付託されて、議決できないですよ、我々。議員として。ですから、全員協議会なり、しかもわかりやすい、我々も冷静になって、市民部長も冷静になって、課長も、それこそそういう説明をいただかなければ委員会審査に入れないと思うのです。そういう時間を取っていただくように、議長にお願いしたいのですけれども、いかがでしょうか。


○議長(黒澤一夫君) わかりました。


 この後、会議終わった後、議会運営委員会を開きまして、そのことについて協議して取り運びしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 以上をもちまして、本日の議事日程はすべて終了いたしました。


 ただいまの時刻を持って散会いたします。


    午後3時29分 散会