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宮城県 大崎市

平成24年  建設常任委員会 09月03日−01号




平成24年  建設常任委員会 − 09月03日−01号







平成24年  建設常任委員会



          建設常任委員会会議録

1 会議日時

      平成24年9月3日(月)

      午後1時55分開議〜午後4時35分散会

2 場所

 委員会室1

3 付議事件

 (1)まちなか再生・都市防災推進事業の進捗状況について

 (2)災害公営住宅整備事業の進捗状況について

 (3)災害復旧事業の進捗状況について

4 出席委員(7名)

     齋藤 博君       高橋憲夫君

     関 武徳君       門間 忠君

     木内知子君       三神祐司君

     佐々木惟夫君

5 欠席委員(1名)

     青沼智雄君

6 説明員

                     建設部参事

                     (復興担当)

   建設部長     門間弘一君             菅野孝一君

                     兼建築住宅課長

                     事務取扱

   市民協働推進部

   政策課長兼震災

   復興推進室長兼

   千手寺周辺地区           建設部

            松ケ根典雄君            上野孝作君

   振興対策室長兼           建設課長

   まちなか再生

   ・都市防災

   推進室長

   建設部               建設部

            高橋靖央君             澤村正司君

   都市計画課長            下水道課長

   建設部

   建築住宅課             建設部

            門脇喜典君    建設課長補佐   佐々木 満君

   副参事兼課長            兼建設行政係長

   補佐事務取扱

7 議会事務局出席職員

   調査係長     門間道浩君

          午後1時55分 開議



○委員長(齋藤博君) 出席委員定足数に達しておりますので、委員会は成立いたしました。

 これから建設常任委員会を開きます。

 本日の委員会に青沼智雄委員から欠席する旨の届け出がありましたので、御報告いたします。

 また、遅刻する旨の届け出がありましたのは高橋憲夫委員ですので、御報告いたします。

 この際、お諮りいたします。

 委員長として、本日の委員会の傍聴を許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) 御異議なしと認め、傍聴を許可することといたします。

 本日の委員会に、説明員として別紙名簿のとおり執行部の出席をいただいておりますので、御報告いたします。

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          建設常任委員会説明員出席者名簿

                                平成24年9月3日

                     建設部参事

                     (復興担当)

   建設部長     門間弘一君             菅野孝一君

                     兼建築住宅課長

                     事務取扱

   市民協働推進部

   政策課長兼震災

   復興推進室長兼

   千手寺周辺地区           建設部

            松ケ根典雄君            上野孝作君

   振興対策室長兼           建設課長

   まちなか再生

   ・都市防災

   推進室長

   建設部               建設部

            高橋靖央君             澤村正司君

   都市計画課長            下水道課長

   建設部

   建築住宅課             建設部

            門脇喜典君    建設課長補佐   佐々木 満君

   副参事兼課長            兼建設行政係長

   補佐事務取扱

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○委員長(齋藤博君) 本日の調査事件は、まちなか再生・都市防災推進事業の進捗状況について、災害公営住宅整備事業の進捗事業について、災害復旧事業の進捗状況についての3カ件であります。

 本日の委員会の進め方ですが、調査事件(1)と(2)の説明を一括で受けた後に質疑を行い、その後、休憩を挟んで調査事件(3)を行い、終了時刻は4時30分の予定にしたいと思いますが、このような進め方でよろしいでしょうか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) それでは、異議がないようですので、そのように進めてまいりたいと思います。

 それでは、調査事件(1)のまちなか再生・都市防災推進事業の進捗状況についてから順次説明をお願いいたします。

 なお、このことにつきましては、私どもは所管からちょっと外れるかもしれませんけれども、市民協働推進部のほうから政策課長のほうに出席をいただいて、あわせて説明をいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) それでは最初に、私のほうから一言説明といいますか、御挨拶をさせていただきます。

 きょうは忙しい中、建設常任委員会を開催していただきましてありがとうございます。非常にずっと天気いい状態が続いておりますけれども、昨年からことしの5月、6月ころまではずっと災害続きで、きょうも説明ありますけれども、災害の復旧事業をずっと建設部では取り組んでまいりました。きょうは、その取り組んできた状況、現状などを報告したいというふうに思っております。

 それから、3月11日の震災から1年半が過ぎまして、そろそろ復旧事業から復興への転換期というようなことでございます。きょうは、その中でも復興に一番最初に先頭を切って事業に取り組みます災害公営住宅の整備事業、そして大きなテーマであります中心市街地の町なか再生と、これは復興のまさに目玉でございます。今、計画につきましては市民協働推進部のほうで所管として携わっておりますけれども、これが今度は事業ということになれば、当然ながら建設部のほうでそれぞれの事業を展開するということになろうかと思います。きょうは、そういったことで委員皆様の意見をいただきまして、この計画に皆様の意見を反映させた形で、建設部で事業をするときにいい方向に持っていきたいというふうに思っておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。それでは、あと担当のほうより説明を順次してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(齋藤博君) 松ケ根政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) それでは、私のほうから、本日の調査事件1番目、まちなか再生・都市防災推進事業の進捗状況について、お手元に配付いたしましたA3、4ページ物の資料を使いまして説明をさせていただきたいと思います。

 現在、中心市街地復興まちづくり計画を作成しております。その詳細につきましては、来週9月11日の全員協議会のほうで報告を予定しておりますが、本日はその概要を説明させていただきますことを御了承いただきたいと思います。

 まず、資料左上から本市中心市街地の役割でございます。現状の課題や被災状況を分析し、2つの視点から整理を行いました。

 1つ目は、安全・安心な暮らしとして、現状の広域的な防災拠点と町なか防災安全度の向上を目指すということで、課題といたしましては、こちらの右の枠のほうに市役所の老朽化や不十分な備蓄、安全に避難できる避難場所、避難路の確保、ライフラインの確保や災害危険箇所の解消、人口定着と共助を支えるコミュニティーづくりを挙げております。

 その下、2つ目になりますが、町なか活力の再生という視点から、復興のシンボルとして中心市街地に活力とにぎわいを再生するといたしまして2核2軸構造の形成、これは古川駅、リオーネふるかわの駅周辺、東側の一画と市役所、醸室、この2核を結ぶ2軸の強化を目指して回遊性や滞留性の向上、そして人口の定着とそれを支える生活利便機能の充実を役割としております。

 次に、右に進んでいただきまして、第1回復興まちづくり委員会からの意見、提案、これをキーワードとして整理をいたしました。上段のほうですが、3つ区分いたしております。1つは、防災、安全・安心に関する意見、提案、2つ目として活力、にぎわいの再生等に関する意見、提案、3つ目が人と人とのつながり、コミュニティー等に関する意見、提案をいただいております。

 どういったものがキーワードとして挙げられているかといいますと、やはり一番上、ローカルエネルギーの拠点として整備したらいいのではないか。3つ目として弱者支援の視点が必要だと。

 活力、にぎわいのほうではやはり町歩き、何でも歩いてできる町というもの、それからネットワークの強化、醸室、リオーネ、これら資源をつなぎ巡回するまちづくりが必要だと。それから、これ一番多く皆様から意見いただいているのですが、緒絶川沿いの整備を行う、それも歴史、景観、文化に配慮した気品のある景観形成が必要ではないか。それから、町なかへの若者の定住促進を図るべきだということ。

 人と人とのつながりの部分では、学校区、自治会の多元的な連携をとるべきだと。3つ目に地域愛が根づいた町が必要だと。それから、下から2つ目になりますが、市民が愛着の持てるまちづくり、このような意見をいただいております。

 それから、下の枠でございますが、中心市街地の現状分析と課題をまとめた資料をもちまして、8月9日、地域の行政区長さんや商店街の代表の皆様と懇談会を開催いたしました。

 そこで出された意見、提案では、上から参りますと、企業誘致、道路の本格的な改修整備が必要だと。通学路の安全確保、歩行空間の確保、これも緒絶川沿いを中心に整備してほしいということ。それから、分析した結果、非常に町なかに公園が少ないということで、この公園は一時避難所や子育てのスペースになるということで、その必要性を強く訴えられました。それから、町なかへの居住促進、それから印象的だったのはやはりゴールデンパレスの跡地活用ということで、課題の解決も含めてショッピングプラザについては解体、整備のめどがついたのですが、まだ進んでいないゴールデンパレスの跡地をどうするのかといったような意見がございました。

 商店街の皆さんからは防災プラス、やはり町のにぎわいの創出のための仕掛けをつくってほしいと。特に、市民参加型のイベントが可能な広場といったような意見を強くいただきました。それから、意識の高い人、沿岸地域の方々も含めて商業価値の高い店舗を呼び込むための、どこでもいいのではなくて、しっかりとしたゾーニングをして、そこに誘導を図ってはどうかといったような意見でした。それから、やはり多かったのが子供や高齢者が利用しやすい歩道の整備、醸室を拠点として緒絶川、七日町への回遊化を促進してはどうかといったような御意見をいただきました。こういったものをこの中間案の中に取り込んでまいりたいと思っております。

 そして、そのさらに右側に流れていきますと、ここではこれまでの皆さんからの御議論、御提案をいただきまして、庁内の関係課による調整会議を行いまして、基本姿勢と基本理念を3つに定めさせていただきました。1つ目の拠点といたしましては、広域的な拠点性を生かし、宮城県、東北の拠点都市の役割を担うものとする「みちのくの架け橋」。2つ目が真ん中です。町の再生という視点から、地域への愛着や誇りを育むような暮らしの環境づくり、定住を図るためにということで「人とまち」を基本理念にいたしております。そして、一番最後がきずなという基本姿勢から、人と人とのきずなを大切に、安全・安心な町なか暮らしを形成するための「絆と共にまちなか創生」、これを基本理念といたしております。基本理念を続けて読みますと「みちのくの架け橋、人とまち、絆と共にまちなか創生」、これを新しい復興まちづくりの方向性として進めていきたいと考えております。

 それを実現するための5つの目標を定めました。この目標を推進するということでございます。まず、一番上から安全・安心な広域拠点を目標として、「災害への「備え」と「支え合い」がある安全・安心なまち」。2つ目がコミュニティー、産業創生を目標とし、「暮らす人、働く人、出会う人、皆が集いふれあうまち」。3つ目が定住、町なか居住を目標に、「誇りや愛着をもち、暮らし続けることができるまち」としております。4つ目が安らぎ、憩い、暮らしの環境、これを目標にいたしまして、「気持ちよく歩き、憩うことができるまち」。最後、きずな、共助、これを育むことを目標に、「お互いの顔が見える「つながり」と「共助」のあるまち」としております。

 次のページをお開きいただきたいと思います。

 ただいま説明いたしました5つの目標を達成するために土地利用ゾーニングを行いました。まちづくり委員会では確かにこういう考えがあったが、ゾーニングを行うという作業は初めてだということで、おおむね委員さんからは、このような方向でいいのではないかといった御意見も頂戴いたしました。

 2ページにわたりゾーンニングを行っておりますが、最初のページは活力、にぎわいの再生の方針図、左上にございます。活力、にぎわい創生の方針図ということで、主に活力の視点から整理したものでございます。

 次のページもほぼ同じようなゾーニングでございますが、こちらは防災力向上の方針図ということで、有事の際に、こういった日常的なにぎわいの整備を行いながら、災害が発生した際にはそれを補完する機能として、防災力としてこのような機能を持つといったような2面から、これを整理いたしました。

 まず、活力、にぎわい再生の方針図のほうで説明をさせていただきます。

 左上に紫色で色づけをしましたゾーンが広域防災・活動拠点形成ゾーンです。これは皆様から議会、一般質問等でいろいろな意見をいただきました。どのようなイメージを持っているかということで、ここで説明をさせていただきますが、市民病院跡地を活用いたしまして防災資機材の備蓄や救援物資の集積、配送、ボランティア応援活動要員の集結、活動の拠点でありますとか、デジタル防災無線により市民に対する情報発信基地、さらには防災時におけるベースキャンプ、これは防災広場などに整備いたしまして、さまざまな支援物資の受け入れや配送などもする大きな広場を整備したいと考えております。こういうベースキャンプになり得る活動拠点の形成を図りますとともに、やはり災害時に中枢機能を担う市役所や消防本部等との連携強化、広域防災機能の集約を進めることで中心市街地のみならず、記載しておりますが、周辺地域の安全・安心な暮らしの備えと支えになるゾーンという位置づけを示しておるところでございます。

 次に、七日町通りや四季彩通り、ちょっと同じピンクになって見にくいと思うのですが、その上から2番目、まちなかコミュニティ再生ゾーン、これは七日町通りと四季彩通り、こういう通りを色づけしておりますが、このエリアにつきましては、今回の震災により建物被害や空き地が非常に顕著な通りとなりました。これをコミュニティー再生ゾーンとしております。地域交流施設の整備を行いますとともに、地域課題を地域の資源の活用により解決するというビジネス手法を取り入れたコミュニティービジネス施設の立地を図りたいと考えております。また、定住人口の増加につながる店舗併用住宅の立地を促進することで、ここに書かせていただきました人と人とのつながり、地域コミュニティー意識を再生するゾーンとしております。

 3つ目が左下、ちょうど緒絶川沿いに水色の色づけをさせていただきました。ここは、暮らしの水辺景観(緒絶川沿い)ゾーンでございます。観光客向けの商業、飲食施設の立地や醸室に代表されるような蔵、この景観に配慮した歴史や伝統にこだわりのある、感じられる、委員さんからは気品のあるまちづくりといったような御指摘もいただきましたが、そのような連続した町並みを強化することで、ここに書かせていただきましたが、左下です。地域住民が親しみを感じる憩いの場、町に対する誇りや愛着を育むゾーンとさせていただきました。ここは七日町の再生ゾーンと一体感を高めるよう回遊性の強化を図りながら、震災からの復興のシンボルとなる新たな町暮らし再生エリアとして位置づけてまいりたいと考えております。

 4つ目は、台町通りから駅前通り、ちょうどピンク色でございますが、ゾーンとしては中段4つ目の枠になります。ここは、まちなか商業(暮らし再生)ゾーンといたしまして、空き家、空き店舗を活用した店舗併用型住宅へリニューアルすることで、中心市街地や周辺の居住者が手軽に便利な暮らしを行うことができると、それを支える商業を再生するゾーンとしております。

 5つ目が右下、濃い赤で色づけさせていただいております。本市の玄関口であります古川駅前エリアを広域交流拠点・業務ゾーンとして企業や企業の事務所の誘致を図り、ここに書いてございます、市域内外から多くの人を集客し、ここを経由し、市内各地域へつなぐ玄関口にふさわしいゾーンとしております。

 6つ目がその北側、濃いピンク色に色づけしております。図書館建設予定地をエリアとした部分につきましては、駅サイト居住ゾーンといたしまして、駅からのアクセス、利便性を生かし、図書館建設も予定されていますことから、主に学生の往来増加をインセンティブ、誘導要因にいたしまして若者が集う町、若年世帯向けの低価格で良質な集合住宅の集積を高めるというような目標を持ちながら、若者の行き交うにぎわいあるゾーンと位置づけております。

 そして最後、これ7つ目が最後ではないです、7つ目がここは、その駅サイトゾーンの左側にオレンジの色づけしたところがございます。東町エリアを中段3つ目の枠となりますが、生活感あふれる商住複合ゾーンといたしまして、このエリアは飲食店の数が多くて非常ににぎわいのあるところ、立地を特徴としております。これを生かし、散在する空き地を再活用することで、商業施設等を訪れる人たちのにぎわいや生業の活気あふれる雰囲気が感じられ、また町に彩りをもたらすゾーンとしております。

 最後が黄色く色づけされたところ、3つございます。中里エリア、浦町エリア、そして三日町、南町周辺、この3つのエリアにつきましては、一番下の真ん中に書いてございますが、まちなか居住ゾーンとしております。このエリアの特徴は最寄りの生鮮食品店や医療施設、こういったものが非常にあるということで、この良好な居住環境を生かし、歩きたくなる環境を整えることで中心市街地で日常的な暮らしを支えるゾーンとしております。

 そして、大きく道路を位置づけしておりますが、108号線を赤の四角で広域幹線軸として、またちょっとその升が小さくなりますが、中心部を縦と横に地区幹線軸の道路が走りまして、整備が必要とされるまちなか回遊軸、これは緑色の道路を連続して表示させていただいております。ここをまちなか回遊軸としております。このまちなか回遊軸、3つの軸を想定しております。

 まず、右下、古川駅からリオーネふるかわの南側を通りまして緒絶川につながり、さらにエフ・プラザを超え、南町に通じる回遊軸、これが1つ目で観光客が駅から緒絶川沿いを散策できるようにというような多くの皆さんの声を生かして軸形成を行っているところです。

 2つ目は、左のところにFプラザ(避難所)となっております。エフ・プラザがございますが、ここから市民病院跡地に整備する広域防災活動拠点までの回遊軸もあわせて整備することで、ふだんは散策ができる道路、災害発生時にはこの地区にお住まいの皆様の重要な避難路となるというようなつくりになっております。そういった3ページで、地区内避難軸というふうに表示させていただいております。

 最後の回遊軸につきましては、また右下、古川駅に戻っていただきまして、ここから図書館予定地周辺を通り、東町から浦町を西に散策する回遊軸を整備することで、日常はそぞろ歩きの回遊路として、災害時は安全に広域活動拠点、市役所から病院跡地、ここに避難することができる重要な避難路になるというようなつくりになっております。

 この中心市街地には、後ほど説明がありますが、災害公営住宅が配置され、再生可能エネルギーの産業化、普及促進のためのさまざまな施策の事業化が復興計画の中でも掲げられてございます。委員の中からは、仮称でございますが、エコエネルギーセンターの設置などを検討してはいかがかといったような提案もいただいております。再生可能エネルギー、例えば緒絶川の小水力発電とか、あとは風力、LEDに関する太陽光、そのようなものをこの町なか再生に生かしていってはどうかといったような検討をしてまいりたいと思います。

 また、緒絶川沿いの避難路につきまして、やはり石畳にしたり、カラー舗装にしたり、避難路として美装化するという専門的な言葉だそうですが、視覚的に訴える、歩道と現道、車道の視覚的分離をすることで気持ちよく歩ける、歩きたくなる、そぞろ歩きが楽しめる、それは子供たちにとっては安全な通学路、有事には避難路になるといったような御意見もいただいておるところでございます。

 最後のページ、資料2をごらんください。

 計画策定のスケジュールでございます。進捗状況の説明ということになります。

 復興まちづくり委員会を7月19日と8月29日に開催いたしまして、第1回目で被災状況と課題の整理。2回目、復興まちづくりの目標と方針を定め、全体のゾーニング、ただいま説明いたしました図によってお示しさせていただきました。第3回を10月下旬、今のところ10月26日に予定しておりますが、ここではさらに拠点事業の計画、こういったものをお示ししてまいりたいと思います。11月中旬の第4回では、復興交付金を意識いたしまして個別事業計画を提案し、意見をいただく予定でございます。

 また、4のパブリックコメントでございますが、9月3日から18日まで市民皆様からの意見、提言募集を行い、9月下旬から10月上旬までは中間案に対するパブリックコメントも予定しているところでございます。

 7の復興交付金事業関係につきましては、12月末に予定をしておりますが、議会のほうには9月11日の議員全員協議会に加えまして、そういった個別事業、今はゾーニングで終わっておりますが、さらに復興交付金に向けて個別事業のリストアップ、その事業費の積算、プライオリティーをつけた事業の選択、そういったものが出てまいりますので、12月議会前、申請前にできますれば可能であれば、議会の皆様のほうにも御説明させて御意見をいただきたいと考えております。財源の確保につきましては、可能なものから震災復興交付金に申請し、早ければ平成25年度からの事業着手といったようなものを視野に入れて事業を進めてまいりたいと思います。

 大変タイトなスケジュールでございますが、復興まちづくりのシンボル事業という兼ね合いもございます。建設部と連携をとりながら事業を進めてまいりたいと思いますので、御指導のほどよろしくお願いします。

 以上でございます。



○委員長(齋藤博君) 建設部参事兼建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) それでは、災害公営住宅整備事業等の進捗状況につきましてということで、建築住宅課の資料につきましては24年度主要事業の進捗状況、2枚物のものと冊子と、あと大崎市災害公営住宅整備計画という2冊の資料に基づきまして御説明をさせていただきます。

 それでは、24年度主要事業の進捗状況の冊子のほうでまず御説明をさせていただきます。

 まず、今年度の住宅リフォーム助成事業につきましては、バリアフリー工事以外のものにつきまして、24年度事業につきましては5月15日から6月25日まで受け付けをしまして、当初予算で予定しておりました4,000万に近い事業費の受け付けで終わっております。その後、受け付け終了後に追加要望が多くの市民から寄せられているというようなこと、また被災した住家の復旧につきましても災害救助法に基づく支援であったり、この住宅リフォーム事業での支援につきましても、比率的には12%そこそこというようなこともございますので、まだまだ需要があるというようなことから、9月議会に約3,000万ほど補正要求することとして準備をいたしておりますので、よろしく御理解を賜りたいというふうに思います。

 バリアフリー分につきましては、約25件に対して14件ということで、予算的には7割程度の進捗状況になっているところでございます。これにつきましては、この予算ベースで年度事業展開していきたいというふうに考えているところでございます。

 2つ目の災害公営住宅整備事業の概要でございますが、これにつきましては6月議会におきましても整備戸数であったり、事業期間につきましては御説明を申し上げているところでございますが、古川地域の買い取りを行います事業の進捗状況でございますが、これは災害公営住宅整備事業全般でございますけれども、8月6日に庁議におきまして大崎市災害公営住宅整備計画が決定をされたところでございます。この決定を受けまして、8月28日に第1回のプロポーザルの選定委員会が開催されてございます。その中で、募集要項等々が決定をされまして、それを受けまして先週の金曜日でございますが、8月31日に事業者の説明会を開催いたしたところでございます。参加者につきましては、22の企業等が参加をいただいているところでございます。応募者の登録受け付けとしましては、9月14日までの予定でしておりまして、提案書の受け付けにつきましては、10月1日から提案の受け付けを始める予定といたしてございます。詳しい内容につきましては、後で整備計画に基づきまして御説明をさせていただきたいというふうに思います。

 また、鹿島台地域の建設の45戸につきましては、9月26日に実施設計の入札を予定されております。

 田尻地区の5戸につきましては、現在、建設場所等につきまして田尻総合支所のほうと調整を行っておりまして、早い時期に実施設計を発注したいというふうに考えているところでございます。

 次、お開きをいただきたいと思います。

 災害公営住宅の整備方針につきましては、冊子、大崎市災害公営住宅整備計画と照らし合わせながら御説明をさせていただきたいというふうに思います。

 それでは、計画書の1ページお開きをいただきたいと思います。

 計画の目的と位置づけでございますけれども、計画の目的につきましては多くの被災者が現在も応急仮設住宅等での生活を余儀なくされているということで、震災の復興に向けてはこうした被災者が安心できる住生活への移行を早期に実現することが必要でありますことから、本計画は応急仮設住宅に入居する高齢者世帯や低所得世帯などの、住宅確保に特に配慮する被災世帯に災害公営住宅を早期かつ円滑に供給し、一日も早い生活の安定向上を図ることを目的といたすものでございます。

 計画の位置づけとしましては、大崎市震災復興計画、2、大崎市公営住宅等長寿命化計画、宮城県復興住宅計画などを踏まえた整備方針といたしているところでございます。

 次ページお開きいただきたいと思います。

 計画期間につきましては、24年度から入居までの26年度ということの計画期間といたしているところでございます。

 3ページの2の住宅をめぐる現況でございますが、2−1の被害の状況につきましては、本市における住家等の被害の状況でございます。

 2−2の応急仮設住宅の入居状況でございますが、本市では震災後、直ちに避難所を開設し、同時に市営住宅等の一部を一時的な住宅として提供いたしているところでございます。また、宮城県におきましても、民間賃貸住宅等を借り上げて応急仮設住宅として提供する住宅支援を行っております。なお、大崎市への入居世帯につきましては、その4割が大崎市内で被災した世帯、6割は他市町で被災した世帯及び原発事故による避難世帯となっているところでございます。

 4ページお開きをいただきたいと思います。

 4ページの図表2−3につきましては応急仮設住宅等の地域別の入居状況、図表2−4につきましては応急仮設住宅等の被災地別入居状況、図表2−5につきましては応急仮設住宅等の入居世帯の被災地の割合となっております。2−3の応急仮設住宅入居世帯等の住宅に関する意向調査でございますけれども、第1回目は昨年の12月に市で、市内の応急仮設住宅に入居する世帯として市が把握しておりました366世帯で意向調査をしました。第2回目としまして、24年5月に大崎市内の応急仮設住宅に入居する世帯等で新たに把握した世帯を加えた829世帯を対象に意向調査をしたものでございます。その結果がこれらの表になってございます。

 5ページの1)、将来の居住予定地域でございますけれども、大崎市で被災した世帯のほとんどが大崎市内を、他市町で被災した世帯の3分の1が大崎市を予定いたしているところでございます。

 6ページをお開きいただきたいと思います。

 災害公営住宅への入居希望世帯でございますが、将来の住居としては約半数、285世帯が災害公営住宅を希望し、大崎市内の災害公営住宅への入居希望する世帯につきましては212世帯となってございます。図表の2−8が災害公営住宅の入居希望世帯の比率、2−9が災害公営住宅への入居希望地域というような表になってございます。

 7ページ、2−4、住宅支援に当たっての課題でございますが、1)としましては早急な住宅の整備、次ページの2)高齢者、要介護者等への対応、3)コミュニティー環境の整備ということで、新たな生活の場でのコミュニティー形成を支援し、あわせて地域コミュニティーの醸成に向けた配慮が必要というふうに捉えてございます。4)広域的な住宅支援、沿岸部の被災地につきましては復興事業が進められておりますが、被災者の数も膨大なため、相当の時間を要することが想定されております。よって、本市によりましても、本市に避難している被災者に対してのできる限りの支援が必要というような認識でいるところでございます。

 9ページ、3の災害公営住宅の整備の方針でございます。3−1の基本方針でございますが、大崎市においても震災被害者の救済に当たっては既存の公営住宅を最大限に活用いたしているところでございます。しかし、被災世帯数が相当数に上り、また被災世帯以外にも住宅に困窮する世帯があることを踏まえまして、地域ごとの既存住宅の状況等を勘案した上で、以下を基本方針としまして整備をするものでございます。1としましては住宅ニーズに応じた住宅の供給、2としまして安全・安心で快適な住まいづくり、3としまして高齢者と子育て環境への配慮、4、まちづくり、地域づくりとの連携を基本として整備するものといたしているところでございます。

 3−2、整備目標戸数でございますが、これ9ページと10ページにまたがりますが、整備するに当たりましては意向調査の結果を踏まえるとともに、入居を希望する世帯であっても一定の収入が見込める世帯では、民間賃貸住宅の賃料より災害公営住宅使用料が高くなる場合があることや、自由度が高い民間賃貸住宅ストックが入居ニーズの有効な受け皿となり得ることなどを考慮しまして、応急仮設住宅入居世帯においても特に配慮を必要とされます老齢者世帯や低所得世帯、乳幼児の養育世帯など、整備戸数の算出対象として整備戸数を定めることといたしまして、整備目標戸数を、10ページになりますけれども、170戸ということにしてございます。なお、被災者が退去した後には一般の公営住宅としての管理することになりますので、大崎市公営住宅等長寿命化計画に定める計画戸数との整合性を図ることとしてございます。

 これまでの災害交付金事業では150戸認められておりますが、20戸を同時申請することで、今、復興庁のほうと調整を進めているところでございまして、2次募集のところで古川地域に要望が非常に多いというようなこともございまして、この追加する20戸につきましては古川地域ということで考えているところでございます。

 3−3、整備方針でございますが、被災者が安心して生活再建を図るためにもできるだけ早期に行うことが必要であるため、建設、それぞれの手法について最も効果的かつ効率的と判断した手法で事業を進めることとしてございます。なお、入居希望世帯が少数の地域では、既存の市営住宅等を災害公営住宅扱いとして対応していきたいというように考えているところでございます。

 (1)の建設事業につきましては、原則として既存の市営住宅の建てかえ整備によって住宅供給を図るということで、現在は鹿島台と田尻に合わせて50戸の建設を予定いたしているところでございます。

 買い取り事業につきましては、事業者が大崎市との協定のもとで整備する住宅及び附帯施設をその敷地とともに大崎市が買い取ります。なお、事業を実施するに当たっては、提案事業の募集要項及び買い取り災害公営住宅等の要求水準を定めて行うことといたしているところでございます。

 ?の事業概要でございますが、事業期間、募集地区、住宅等の規模及び仕様につきましては募集要項で定めるところでございますが、2枚物の資料の中で2ページにございますが、古川地域の整備計画としましてA地区、B地区、C地区ということで、この裏のページにその区割りの図でございます。旧古川市の中心市街地のエリアというようなことで3エリアを想定したところで、そのエリアごとに募集することといたしております。

 A地区につきましては、古川千手寺町一丁目地内ほかということで、募集戸数につきましては30戸ということで、1DKから3LDKということでの専用面積で計画をいたしてございまして、附帯施設につきましてはコミュニティースペース等の確保であったり、駐車場、物置、駐輪場、ごみステーションというような附帯施設の内容になってございます。

 B地区につきましては、古川十日町地内ということで、戸数につきましては35戸、内訳につきましては1DKから3LDKというような内容になってございます。附帯施設につきましては同じでございまして、ただ駐車スペースの1戸当たりの台数につきましては、商業地域と住宅地域の台数が違っておりますので、こういう1.2台となっております。

 C地区につきましては古川駅周辺ということで、35戸ということで規模的には同じ内容になってございます。

 以上が、それぞれの地域の要望となっているものでございます。

 整備計画の10ページに戻っていただきたいと思います。

 下の段に一番下になりますけれども、?の事業者でございますけれども、事業者につきましては公募型プロポーザルにおいて提案の応募をした者から選定し、調整協議の後に決定するということにしてございます。なお、事業者の構成及び事業者の制限につきましては募集要項で定めることといたしておるところでございます。

 ?の応募者の構成及び要件資格につきましてはごらんのとおりでございます。

 あと、12ページちょっとお開きをいただきたいと思います。

 12ページの?提案の審査でございますけれども、選定委員会を設置いたします。これにつきましては、8月28日に第1回開催をいたしてございまして、募集要項等の制定をいただいているところでございます。委員につきましては、5名ということで、宮城大学の風見先生、東北工業大学の大久保先生、宮城高専の坂口先生、あと職員のほうからは市民協働推進部長と建設部長ということで5名が選定委員会の委員になっているところでございます。

 ?の買い取り災害公営住宅整備を進めるためには基本協定を締結するということをうたってございます。

 ?につきましては、事業における責任の明確化ということで、事業の遂行に伴うリスク管理を明確にいたしているところでございます。

 ?につきましては、協定契約の解除及び事業の継続が困難になった場合の措置というようなことをうたってございまして、あとは10から13までは検査及び瑕疵担保についての記述となっているところでございます。

 3−4の整備の基準でございますけれども、世帯の構成を踏まえました1DKから3LDKの範囲で決めるということにいたしております。

 14ページをお開きいただきたいというふうに思います。

 4の入居及び管理方針でございますけれども、入居方針につきましては応募時点で応急仮設住宅に入居する老齢者世帯、低所得世帯及び乳幼児の養育世帯などの特に入居に配慮を要する世帯を優先して入居させるということとし、詳細につきましては入居応募要項等を定めて行いたいというように思っているところでございます。

 4−2につきましては管理方針でございます。

 15ページにつきましては、全体の事業のスケジュールになります。1)建設事業につきましては、9月に実施設計の入札を行う予定にいたしておりまして、工事につきましては25年3月、年度内にというようなことの予定でおります。あとは、工事完成につきましては、26年1月完成予定というようなことで、26年4月に入居開始できるような形で進めてまいりたいと思っております。

 また、買い取り事業につきましても、先ほどお話し申し上げましたとおり、28日にプロポーザルの選定委員会の開催を1回目行ってございます。それに基づきましての事業者の説明会を31日に実施しております。応募者登録につきましては9月14日、提案書の受け付けにつきましても10月1日から10月22日までということで、11月の上旬には提案審査をしたいというように思ってございまして、11月中に優先交渉権者の決定をし、12月には基本協定の締結まで進めていきたいというふうに思っているところでございます。これらを踏まえまして26年3月には土地建物の譲渡契約の締結をし、26年4月に入居開始というようなことでは進めてまいりたいというふうに思っているところでございます。

 以上をもちまして、簡単でございますけれども説明とさせていただきます。



○委員長(齋藤博君) それでいいのですよね。それでは、これ終わり。

 今、まちなか再生・都市防災推進事業と、それから災害公営住宅整備事業の説明いただきました。皆さんから質疑をいただきたいと思います。いかがでしょうか。

 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 既に説明会をもうやっているわけですよね。この説明会には何人ぐらいお客さん来ましたか。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) 22の業者の方がおいでになっております。



○委員長(齋藤博君) では、よろしいですか。

 そのほかに。

 三神委員。



◆三神祐司委員 住宅リフォーム助成事業についてでございます。

 まず、4,000万全て消化したということで、その進捗率は70%であるということのお話をいただきましたし、さらに補正で追加3,000万ということで、これまた極めてありがたいものだなと思っておるところでございます。3,000万円の根拠はどこら辺から割り出したものか、お尋ねをいたします。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) 昨年の受け付けが427件になってございます。今年度、24年度事業で受け付け終わっておりますのが277件ということで、昨年の実績の数字の件数ということを一つの目安としてございまして、その150件に上限額20万を掛けて3,000万というような考え方で補正の要求額といたしているところでございます。



○委員長(齋藤博君) 三神委員。



◆三神祐司委員 よろしくお願いします。



○委員長(齋藤博君) よろしいですか。



◆三神祐司委員 オーケー、オーケー。



○委員長(齋藤博君) 佐々木委員。



◆佐々木惟夫委員 実は、整備方針の中に買い取り事業あるのですが、これ二、三日前、大崎タイムスに載ったのだけれども、100戸のやつ、あれと同じなのですか、買い取り事業。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) その内容で記事が載っているところでございます。



○委員長(齋藤博君) 佐々木委員、いいですか。あの説明で十分ですか。

 門間委員。



◆門間忠委員 復興まちづくり制度といいますか、でございますが、今非常にいいのかなとは思いますけれども、これ全体の計画費は大体どれくらいの予定になるのか。あるいはまた、それから都市計画の承認があると思うのですけれども、それとの調整はどういうふうになっているのか、まずお聞きします。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) 全体の事業費でございますが、これは復興交付金で申請をして、2回目で認められた際の内金といたしまして50億を切る事業費ということで調査費が認められております。ただ、この都市防災推進事業、これ全体の今ゾーニング、全体計画をお示しいたしましたが、先ほど申しましたように、今後さらにその個別事業、それをリストアップいたしまして、この都市防災推進事業のメニューとして該当するのかどうか、そういったものの精査を行って申請をして、それが交付金として認められるかどうか、その額とはまた別のものと考えております。なるべく多くの事業が該当されるよう、これから細部を詰めて実施計画なり具体的な事業費の積算、そして申請作業というようなスケジュールを進めてまいりたいと思います。

 2つ目、都市、何でしたっけ。(「都市計画」と呼ぶ者あり)都市計画マスタープランの計画も含めまして、現在この中心部に計画されておりますさまざまな計画、これ全てを持ち寄りまして比較対照といいますか、参考にさせていただいて、この復興まちづくり計画の策定をコンサルに委託しております。都市マスタープラン等の計画もこの中に理念なり対象事業の一部も含めて取り込まれているということで理解をしております。

 以上です。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 交付金事業で認められるということ、それも全体事業費が50億円ぐらいの予定であるということ、これ認められれば一番いいのですけれども、なかなか難しいところもあると思うのです。例えば、緒絶川の散策道路だとか、そういったものが果たして災害復興事業になるのかどうか。これ、全体として町なかを再生するということについては、国のほうでも復興交付金事業ということで認めていただいて、ある程度のメニューを実現するための調査費の認定がなって、今やっているわけなのですけれども、実際、総合的に全てその計画された事業が行うことができると、またそういうことであれば全体的なイメージアップといいますか、相乗効果といいますか、総合的な町なか再生の力といいますか、そういうものが出てくると思うのですが、認められるものと認められないものが出てくる、そうすると認められないものは、あるいはほかのまちづくり事業だとか交付金事業だとか社会資本整備だとか何かいろいろあります。そういうことで取り組んでやっていくということになるのか、それはこれからの考え方だと、やれるものしかできないのだということになるのか、お聞きをしておきます。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) まず、この交付金事業、今まで委員皆様の理解、私どものほうでも基本的には被災との関係、そして精度の高さ、そういったもので採択されていたということでございますが、この都市防災推進事業につきましては交付金事業5省40事業の中の事業の一つでございますので、基本的にはその都市防災推進事業に合致すれば、この交付金事業として該当するといったような説明を受けております。

 そういう中で、どうしても被災との関係といったようなものも出てきますが、やはりこれから新しいまちづくり、復興、震災に強いまちづくりといったような考えも認められると聞いておりますので、例えばやはり景観にこだわったような、今、緒絶川という話が出たのですが、この部分のふだんはにぎわいであったり町歩きの場所であっても、一朝有事の際にはそれが避難路として変わる、防災拠点までの誘導路として防災広場も含めた整備、そういったものも認められるということでございますので、今、町なか、復興まちづくり委員会なるもので議論しておりますが、実はそのメンバー、市民の方々を中心に選んでいるほかにオブザーバーという形で国交省であったり、それは国交省、あとは経産省とか厚生労働省、各省庁から直接の担当の方が入っているといったような委員会は極めて珍しい進め方だと思っております。

 理由といたしましては、委員が今御指摘のとおり、これを今はどのような復興が必要かという議論をしていますが、その理想ばかりを追いかけていっても、いざできたものがその都市防災推進事業の理念に合わなかったら全く事業採択、事業認定されないわけですから、これを進めるに当たっては、今お話ししました国交省であったり経産省であったり厚労省であったり、そういった都市防災推進事業のメニューとして認められるものを御指導いただきながら復興庁と協議を進めて、個別事業が出てまいりましたら個々具体に復興庁と相談をさせていただいて、復興交付金で認められる事業、そういったものを中心に計画をしていきたいと思っております。どうしてもこういった事業に該当しない大崎市固有のメニュー、そういったものにつきましては、今お話しのように、社会資本整備総合交付金であったり他の補助事業、そういった農林水産省の再生可能エネルギー、そういったいろいろなメニューがあると思います。そういったものも見つけながらより多くのものを実現したいと、そのような計画をつくってまいりたいと思っております。

 以上です。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 いろいろな計画が委員会の中で提案されて出てくるのだと思いますが、一番ポイントとなる広域防災活動拠点等々、これには防災庁舎でありますとかということが前に発表されておりますので、市役所の再生といいますか、新築といいますか、そういったものとあわせてどのようにしていくのかというようなことも当然考えられると思うのですが、この現在の形の中では、現在、市役所は現地と、それから広域活動拠点は病院の移転跡地というような形になっているのですけれども、これはそれでよろしいのかお伺いしておきたいと思いますし、それから道路の整備等々、それはやりようだと思うのですけれども、区画整理事業のようなものを取り入れなければできないような事業というものは、いわゆる考えないでやると、いわゆる公的公共施設として公共整備として行うものを中心としてそれをやっていくと。あと、そうすると、それについてつられてといいますか、そのことによってあとは一般、民間の力を利用してにぎわいの再生といいますか、そういったものを図って誘導していくという基本的な考え方なのかどうか、どういうことなのでしょう。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) 建設部長が専門ですので、後ほど足りない部分は補足いただけるかと思います。

 まず1点目、市役所の建てかえと、昨年の震災を受けて災対本部が設置できなかった市役所、これにつきましてはやはり多くの市民皆様に情報の発信という部分では、その目的を達成できなかったということで、その建設につきましては市役所内部でも現在、新市建設計画の最終年ということで予定されておりましたが、これが10年延期されたといったような中にあっても、やはりこれまで以上に優先順位は先なのだろうということで、実は先月の庁議の中でその建設場所、建設年次について検討せよというような意思決定がなされまして、このゾーニングの中で、今、委員お話しになりました広域活動拠点のエリアの中ということで、あくまでも現在地というわけではございません。このエリアの中に必要なのではないかといったようなことをたたき台として、これから検討を始めるということで第1回目の検討会をプロジェクトチーム、庁内職員検討会議を開いて検討を始めたところでございます。

 職員、市役所、あとは市民の皆様にとりましても、当然議員の皆様にとりましても非常に重要なプロジェクトでございますので、このゾーニングの中に位置づけて検討させていただいて、今後原案ができましたら来年、年明けからやはり議会との合意、市民との合意形成、そのような作業を丁寧に行ってまいりたいと思っております。

 現在は、このエリアの中でどうなのかといったような検討がスタートしたということでございますので、御理解のほどお願いします。やはり、復興交付金として申請をするためにも検討が必要だという作業が始まったということで御理解をお願いします。

 それから、道路の整備であったり、広場の整備であったり、そういったものにはやはりどうしても区画整理、面的な整備が必要だという理解は門間委員と考えを同じくするところでございますが、これが行政が中心となった区画整理がいいのか、それとも民間の力をかりてスピード感のある、災害公営住宅もそうなのですけれども、そういった手法がいいのか、これは内部でお話はございます。それがこの復興交付金のスケジュールとスピードが合うのかどうか、それともそういった民間が要るのかどうか、そういった面も含めまして建設部のほうが今検討をしている状況だと思いますので、全く検討していないということではないということで御理解をお願いしたいと思います。



○委員長(齋藤博君) 部長、そのことについて何か。

 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 今、政策課長のほうから説明ありましたのですが、まだどういう方向のまちづくりの今方針の段階ですので、方針を固めてその上で、ではその方針を具現化するために、具現化する手法として何がいいのかという順番になろうかと思います。

 今お話ありましたように、もう先の先のお話をすれば、やはり区画整理等については、これは事業としては非常に有効な事業であるというふうには考えております。それが、市の方針としてどこまでの範囲をまず整備するかというようなこととか、どういう施設整備に持っていくかというようなこと等をあわせて、ではこれは道路は道路だけでいいという話であれば、それは道路単体の事業になるだろう。ただやはり、面的にきちんとやったほうがいいだろうというふうになれば、それは区画整理の話が当然浮いてくるということで、今それの方針まで決まりましたので、今度は具体の事業をどのようにするかというところに今入ろうとしております。それがある程度固まった段階では、もう手法がその時点では決まるだろうなというふうに思っております。

 まだ、ここにはこの事業を、ここにはこの事業をという、この方針を具現化するための事業手法まではまだ決めてはいないという段階ですが、先ほど言いましたように、いろいろな事業がございますので、最も適した事業を中に入れていくというような考え方で今後検討を詰めていきたいというふうに思っております。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 市民の権利を、権利といいますか、資産を動かさなければいろいろな計画が進んでいかないわけでして、50億円という予算、すごいお金だと思うのですけれども、なかなか復興期間、平成27年でしたか、10年。それぐらいまでに、何年だっけ、7年か。(「7年だ」と呼ぶ者あり)大崎は。(「はい」と呼ぶ者あり)そういうところまでに、とてもではないけれども全体計画が推進できるというようなことには、私はなかなか難しいのではないのかなと思うのです。

 ですから、そういう意味で総花的な全体の計画をもちろん考えているとは思うのですけれども、余り大風呂敷を広げ過ぎてしまって、あとにっちもさっちもいかなくなるような形になるというようなおそれもあるのではないのかなというふうにちょっと感じるところがありますので、やっぱりその中でも、ですから広域活動拠点でありますとか、緒絶川なら緒絶川をきちんと整備するとか、やっぱり優先順位をつけながらやっていくと。

 一つの今、きょう説明していただいたようなにぎわい再生の基本的な構想はいいと思うのですけれども、その中でやっぱりさらに絞ってきちんと仕事を、事業が展開をできるというようなこと、あとは年次区切っていろいろな方策を用いてやらなければならないというようなことをやっぱりある程度きちんとされて、市民の皆さんに説明をしていくということのほうがむしろいいのではないのかなというふうに思っております。

 以上で、まずまずこの点についてはあと誰か、どなたか。



○委員長(齋藤博君) 関委員。



◆関武徳委員 誰かつながなければいけないから頑張ります。

 基本的には、門間委員の懸念部分、私も同じように抱きます。ただ、皆だめだめあるいはその懸念部分ばかり並べても、これまたどうしようもないものですから、前に進まなければならないとは思うのですけれども、そのとる手法はいろいろこれからあったにしても、やっぱり肝心かなめはこのエリアに実際お住まいし、あるいは権利を持っている、そしてまた商売なりをやっている方々、その方々がまず今回の災害の被災を受けられて、ここから先、自分たちのその住まいや商業や、あるいは営みや暮らしにかかわる部分をどう捉えるかが全てでないかなと思うのです。

 このとおり各委員さん方のいろいろな多方面からの知恵は幾ら集めても、肝心かなめのその軸足側の皆さんにその気がなければ、これはどうしようもないわけでありまして、その辺はこれから勢い方向、方針がまとまったらば丁寧に説明するのだというふうなお話ではあるようなのですが、この回遊性あるいは町なかの避難、そういったところにただ単に道路一本色分けして視覚に訴えてというふうな、そのことの整えでなくて、もしもう少し大きな地震が来て、今ある建物が崩れて道路にかぶさったらばとか、あるいはここの色づけなっている幹線道路が、それ以外の道路がほとんどは人が本来日常生活の中で使う道路なのです。だから、それらを老朽の建物をも含めて残っている状況で、どうその安全と安心というふうなのを担保しながらその大きな整備しようとしている、動線に向かって機能をさせていこうかというふうなときには、やはりここのエリア内に住まいするそれぞれの方々が、自分たちの町だ、頑張ろう、再生しよう、あるいはそれこそ復興というふうな名のもとでさらにいい、それこそ環境状況を生み出そうというふうな、その意欲が、しっかりと参加意欲、主体意欲が出てこなければならないと思うのですけれども、そういった面では非常に復興事業というふうな短期間での事業推進というふうな部分と、そういった民意というふうな部分の合意というふうな部分との結びつきが非常に作業としては難しいのだろうなというふうな、そこのところ非常に心配するのです。

 そういった面ではどうなのでしょう。これまでいろいろな方々の知恵、いっぱいここに出てきておるようなのですけれども、またこれが結局絵柄だけに終わらないようにな、というふうな思いがするときに、余計な心配だと言われれば非常にいいのですけれども、その辺はさっき政策課長さんから言った、これから丁寧な説明の中でしっかりつなげていくのだというふうな、そのことで全て集約、期待していいのですか。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) 大変御心配をおかけいたしております。ありがとうございます。やはり、門間委員さん、関委員さん御指摘のとおり、これは地権者であったり事業者であったり、こういった皆様のものでございます。そういった方々の同意なくして進められないといったような認識は持っております。

 まず、その優先順位、総花的で何でも風呂敷広げてというような考えではなくて、やはりこちらとしてはプライオリティー、優先順位をしっかり持って、まずは災害に強い町ということで広域防災拠点、その跡地整備をどうするのかといったようなお話と、一番、今回、避難路としても日常的なにぎわいの中心となるような緒絶川沿いの整備、そしてその活用を図るための再生可能エネルギー、そのようなものについては多分市の土地で整備できるメニューが見つけられるのかなと思っていますが。

 さらにその先を行きますと、コミュニティー再生、コミュニティービジネスといいますとやはり行政が行うものではなく、地域の事業者であったり、そういった道路改良、面的整備を行うに当たっては、当然、地権者皆様の同意であったり、道路に隣接する老朽化した家屋の解体移転であったり、そういったものについても、やはりそれをお持ちの方の合意が必要だということでございますので、これは本来であればもう計画の時点、いろいろお話は聞いているのですが、同時進行的にそういった方々と会議を持ちながら計画づくりをするといったようなものが望ましいのでしょうが、冒頭お話ししましたように、この復興交付金、どのようなメニューが事業として採択されるのか。正直な話、最初から期待を持たせて、最後の最後に復興交付金がつきませんでしたといったようなことになりますと大変申しわけない気持ちがございますので、ある部分で基本方針であったり計画を策定して、オブザーバーの皆さん、国の関係省庁の皆さんなり復興庁の感触を見ながら、これならいけそうだといったような時点では地域に説明をしたり、ともに実行体制をとるような形をとるといったような作業を進めませんと、門間委員が言いましたように、27年までにはそういった私の権利の係る部分の事業は取り組めないということが懸念されますので、それを多分25年度内に年内申請の段取りをしまして、25年度前半にはどのようなメニューが採択されるのか。それの方向が見えてまいると思いますので、その時点になりましたということで遅いかもしれないのですが、極力早く皆様の参加の場、ともに事業を執行するような組織体制づくりをとってまいりたいというのが私どもの考えでございます。

 以上です。



○委員長(齋藤博君) 関委員。



◆関武徳委員 参加の場、そうなのです。できれば早くというふうな思いと、何か古川のこの夏の夏祭りも含めて、あの中心部の町なかの勢いというふうなのを本来祭りから感じ取らなければならないのですけれども、その勢いというふうな部分がことしのこの一環の夏の行事の中から非常に寂しい限りのパワーだなというふうな、そんな思いを持って3日、4日の2日間、町なかで私も過ごしたのですけれども。

 そういった面からしますと、こういった非常に極めて規模の大きい復興計画というふうなまちづくりというふうな部分の構想なのですけれども、非常に実際の住まいしている皆さんが今どういう心理、心情で日々を暮らされているのかなというふうなことを思いますと、大分これは乖離部分がひょっとしたら生じているのではないのだろうかというふうな部分、ちょっと懸念するものですから、殊にそうした進めの中では意識を持って推進していただければなというふうな思いであります。

 あともう一点は、先ほど国関係の皆さんも参加いただいて、極めてまれな形で計画づくりが推進、進められているというふうなことのようなのですが、そうしたオブザーバーの皆さんの参加は極めて歓迎することなのですけれども、それもそうなのですけれども、町なかがこのような被災を、これまでの過去に類を見ない被災を受けた状況下からしますと、改めて中心部の可能性というふうな部分、あるいは見出すべき魅力というふうな部分をしっかりと浮き上がらせるためには、政策予算を受けるための形に向かって話を整えるというのではなくて、本来ここの中心部が持っているその潜在力を改めて浮上させるというふうなところに力点、視点を、私は置かなければいけないと思うのです。

 だから、その意味ではそういったオブザーバーの皆さんも何の異論はないのですが、例えばもう少し商業の可能性、本当にこの中心部あるのか。あるとすればどうすればいいのだ。もし、その可能性は極めて薄くなっていますというふうなことであれば、どういう機能の中心部へ向かわなければいけないのだというふうな、そういった大胆な構想づくりに入っていかなければいけないと思うのです。すると、ここに住んでいる者だけの視点で期待で夢を描いて本当に大丈夫なのかなというふうな思いがします。

 その象徴が、例えばゴールデンパレスの跡地、活用しましょう、それはわかるのですが、あれを解体してあのスペースをもって、しからば何するのですか。それくらいの経費を投じてどうするのですかというふうなことになるし、だからそういった問題、ここにもいっぱい、ここに上がっている希望はわかるのですけれども、それをしてどうなのだろうというふうな部分感ずるものですから。

 そういった面では、例えば商業なら商業の少し視点の大きいプランナーの方々の評価をお伺いするとか、あるいは大手住宅メーカーの皆さんが、例えばこの中心部を捉えたときに、どういう住環境をここだったらば構想として描くとぴったりと、町の機能、将来性と一緒にこの地域の皆さんの期待がぴたっと合うのだか。だから、そういった一つの視点もせっかくの機会ですから捉えた構想づくり、あるいはここから先の構想につなげていける、そのことの構築を図られたらどうなのかなとも思うのですが、そういった意味での意見だとか考え方というようなのは出なかったのですか。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) 3点いただきました。

 私も3日、4日、夏祭り、やはり今までいろいろなイベントの七日町の中心でありました永沢駐車場が、今、住宅が建ってイベントが行われなかったということで、非常にリオーネを中心にしたイベントで七日町通りの飾りであったり、人の流れ、そこの勢いがなかったといったようなことは皆様からお伺いしました。そういった部分では、やはり先ほど申しました七日町周辺のやっぱり再生といったようなものに今しっかり力を注いでいく必要があるなということで、先ほど説明したぜひ事業、再生プランといったようなものをしっかり実行していきたいなと考えています。

 それから、オブザーバーの皆さんのお力をどのようにするのかと。狙いはまさに関委員御指摘のとおり、宮城大学の風見教授を委員長にいたしまして、商工会議所の皆さんであったり商店街の理事長さんであったり、子供たちを預かる学校の先生であったり、まちづくり会社を代表して醸室の社長であったりというようなこの中で暮らす方々に、中で活動する皆さんの意見もさることながら、今回の一番の狙いはやはり関委員御指摘のように、この古川中心部、大崎市の中心であるこのエリアがどのような可能性、ポテンシャルを持っているのかといったような視点から、いろいろアドバイスをいただきたいという狙いからオブザーバーを選ばさせていただきました。

 このオブザーバーには復興庁のほうから職員が入っていただいたり、それから今、商業振興の可能性ということで、まさに第2回からだったのですが、経産省の東北経済産業局の商業・流通サービス産業課長といったような方がお入りいただいて、関委員御指摘のように、こういった中核都市の地方の都市の商店街の現状、ここを復興するためにいろいろな先進例を紹介いただきながら、この古川という特徴は、こうしたほうがいいのではないかといったような視点でも御意見をいただいております。また、道路の整備では国交省の東北地方整備局の建政部の調整官であったり、仙台河川国道事務所の副所長であったり、県北部の土木所長であったりといったような直接、今大崎市がこの周辺中心市街地で行おうとしている事業、都市計画道路であったり、あとは緒絶川の改修事業であったり、本当に2回の中にいろいろなお知恵、アイデアをいただいております。やはり、その皆様の情報量たるや非常に驚くものがございますので、こういったものを今は、この方々はよそから傍観者ではなく、ここにオブザーバーとして入った以上、この中で事業展開をしていただきたいという願いもお伝えしておりますので、ぜひ個別事業に入りました際には、こういった国の方々、県の方々のお力をいただいた構想力、発想で実現可能な事業を取り組んでまいりたいと期待しているところでございます。

 最後の、やはり民のアイデアということで、大手住宅メーカーのアイデアとか、そういった広い視野での情報収集、建設部長がいただいているはずでございますので、よろしくフォローアップお願いします。



○委員長(齋藤博君) いいですか。

 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 政策課長から話がありましたのですが、確かにこれ公共だけでやりましょうという話になりますと、物すごい事業費です。構想的にはこういう大きな範囲ですが、これはまだゾーニングの範囲ですので、本当に必要なところ、後でスケジュールの中でもありますように、拠点の事業計画とか個別の事業計画のまとめが10月、11月になります。そういう範囲のときには、できればそういった方々が古川というところで事業展開をするときに、どういったことができるのかというようなこともやはり確認をしたいということで、今、何社かにちょっと話を聞いております。どういう条件のもとならこういう事業が可能だと、いや、もはやここでは商業系統の話はありませんという話になるか、それはまだまだですが、かなり真剣にいろいろな地方の例をとったりなんかして考えていってもらっているところです。

 まずは、条件でやれることを聞かせてくれと。どの辺まで我々が整えれば、あなた方は事業として入ってこれるのかというようなところを今探っておりますので、ちょっとまだ結論が出ていませんけれども、そういったことも一つの委員会の裏側のほうでは、そういうことも今やらせてもらっておりますので、発表ができるような段階になりましたらきちんとお知らせをしたいというふうに思っております。

 以上です。



○委員長(齋藤博君) 関委員。



◆関武徳委員 では、もう一つ。今度、今の説明いただいたものですから、住宅事業のほうです。170戸を目標にして進むというふうなことなのですが、いろいろ入居希望者も多数いらっしゃってというふうなことなのですけれども、それこそ高齢者や、言ってみれば生活弱者あるいは被災者というふうなことになるのですが、当然入居いただいて一定年数の入居期間というふうなことの目標を据える以上は、生活再生のためのいろいろなその相談や支援機能、一緒にあわせ持っての行政が機能していかなければならないというふうなことだと思うのです。いや、これは県、国で世話するものだから大崎ではしないのだというふうな、このことでいいとは私は思わないのですが、そういった面では非常に、そのまま引き続ききちっと大崎市に住む、収入を持って頑張れるというふうなところまで支援、お支えをしてあげられればベストだとは思うのですけれども、そういった体制づくりは当然並行してしっかりとした形で進められる考え方は持っているのですよね。確認させてください。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) この整備におきましては、まず1つは新たに居住するという形になりますので、そういう面ではしまして、生活しやすいような環境だったり、コミュニティーの醸成といったことも非常に大切になってくるというふうなこともございますので、この整備の中でコミュニティースペースの確保ということで、この住宅の中にぜひ確保して、いろいろな形でまず支援をしていきたいというふうに思っているところでございます。

 また、2点目としまして家賃の関係、災害公営住宅は通常の公営住宅と同じように家賃が発生してございますけれども、ただ国の制度としまして家賃の低廉化ということでの事業の立ち上げも計画をされてございます。本市といたしましても、これらの国の事業を活用しながら、被災者の方への家賃の低廉化に向けての取り組みも今後の課題というふうに捉えているところでございます。



○委員長(齋藤博君) 関委員。



◆関武徳委員 そのことの思いは、考え方はさっきの説明で理解したのですけれども、ただ入居いただいていつまでも、被災したものですから、なかなか生活が暮らし向きが厳しくて、あるいは生活の本来の被災以前の収入をもってしっかりと頑張れる、暮らし向きの立て上げが厳しくというふうな、その中で通常の市営、公営住宅に入居される環境状況から脱し切れないでずるずるというふうな形になってしまったのでは、これはそれこそ気の毒になってしまいますので、ぜひあくまでも仮住まいというふうなことで、本来の生活力を取り戻していただくというふうな、地域のコミュニティーも大切なのはわかるのですが、まず入居いただく方々のそういった個々のしっかりとした生活再建、再生というふうな部分をしっかりと支えてあげなければいけないと思うのです。

 それらがやはり、今回入居される方々がどういった方々が来るのかわかりませんが、殊にこの沿岸部で被災を受けられた方々がお入りになっていただくとなると、非常にそのお戻りになるタイミングがどうなのか、あるいはその生活再生がどうなのか、非常にその抱えている問題が我々内陸部以上に厳しいものがあるのだろうなというふうなのが暗に想定されるのです、私の思いからすれば。となれば、支えるほうも支援するほうもしっかりとそこのところを踏まえて支え体制をしていかないと、これこそ単なる、これは復興住宅ですからというふうなことで、この年数で終わりますというふうな、それで次のところ探してくださいというわけにはいかないと思うのです、一回入居いただいたら。だから、その辺をしっかりと支援等、相談機能をしっかり機能として行政が持たないと、それこそ後々大変な事態に至らないのかというふうなことを心配するのですが、その辺の住宅建て上げと一緒に並行して、そうした機能をしっかりと行政の中に持つのだというふうな、そのことの考え方を持って今進もうとしているのでしょうか、どうなのでしょうかというふうなことです。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) 現時点では、そこまでのどういう仕組みでというところまではございませんが、今、関委員の御指摘のとおり、やはり生活再建という視点でございますので、これは大崎市だけではなくて、沿岸部との情報を共有しながら、そういったサポート的なものについてはやっぱり必要だろうというふうに思ってございますので、これにつきましては供用開始の26年4月入居までには、やはり何らかの形での支援の体制づくりは必要というような認識でいるところでございますので、これは関係部と連携をとりながら、いかに支援していくかといったことにつきましては今後の課題とさせていただきたいというふうに思います。



○委員長(齋藤博君) ほかにありませんか。

 門間委員。



◆門間忠委員 もう一回。この町なか再生の件ですか、復興まちづくり計画には今度の震災を通じての復興という視点が多いわけでございますけれども、その課題の整理にもありますように町なか防災安全度の向上という視点が一番大切だと、にぎわいも大切です。にぎわいも復興のうちですから大切ですが、やっぱり安心・安全で暮らせる町なか中心市街地をつくるというようなことだろうと思います。

 今お話あります復興住宅買い上げも、あるいは市の建設分もですが、大体1カ所の面積がどれぐらいになるのか。(「聞こうと思ったっけ」と呼ぶ者あり)ああ、そう。高橋さんもお聞きしたいそうなので。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) おおむね2,000から3,000平米の枠内ということに想定してございます。2,000から3,000の間ということで想定してございます。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 それで、この中心市街地も含めてですが、古川の町なかについても、あるいは鹿島台なんかもそうなのですが、豪雨対策です。雨水の対策も非常に今重要になってきていると、地震はこれは一番でございますけれども、通年次の災害ということになりますと、豪雨のほうの確率のほうが高いだろうと。当然、その雨水排水、下水だとか一生懸命取り組まれておりますけれども、この2,000平米、3,000平米の用地で復興住宅をつくるということになればそろそろといいますか、その町なかの貯留といいますか、雨水貯留の考え方も必要になってくるのではないかのと。排水路、排水体系の整備だけでなかなかこれはイタチごっこのようなもので、その市内の低地の一時的な増水に対応できない状況がこれからも考えられるということで、実際そういう状況に今なってきているわけですので、特に一番最初に買い上げ住宅あるいは復興住宅が2,000平米、3,000平米というような形の中で建設されるということで、駐車場もつくられるということでございますので、そういった中に当然、一時貯留をするそういった施設というふうなものも駐車場と兼ねてやるとか、そういった考え方も必要になってくるのではないかと思いますが、そしてそういうものがモデル的な形として、これからの市街地の建設の基準になっていくというようなことが必要だと思うのですけれども、いかがでしょう。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) 今お話のありましたとおり、やはり抜本的に雨水対策につきましては、課題のあるところにつきましては、やはりその計画エリアの雨水が一気に出るといったことは、やっぱり影響が及ぼすということは確かなことでございますので、そういった利用であったり、地区内に出ていく時間をいかにずらしていくかといったことも大きな課題というか、今後の雨水対策に向けての取り組みの一つかなというように捉えているところでございます。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 市の建設基準でありますとか開発要綱があります。そういった中に、そういう多目的でも、あるいは多目的でなくても、小規模な形の中でも、大規模なものは当然あるわけですけれども、そういった貯留施設を併設することと、あるいはそういった取り組みをすることというような、これからの建築に対するその考え方というものはどういうものになるのか。私はそういうのが必要ではないのかなと思うのですが、その点、今の市の指導基準にあるのか、あるいは市の公共施設の建築について考えがあるのかどうか、お伺いしておきます。



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 前の古川市の段階では、県が1万ヘクタールの開発のときには調整池をつくれということにしておりました。ちょうど私が都市計画担当のときに、県の基準だけに頼っていいのかということで、独自に古川市の場合、7,000平米を超える部分については、もう少しランクは落ちますけれども、そういう貯留施設をつくりなさいということにしておりました。

 今お話をいただいた件なのですが、これはやはり今後、それは新たに開発するところで開発の流域、流出係数が上がるようなところだけだったのです。今おっしゃっているように、既存市街地であっても今までの雨の降り方が全然変わってきていますので、ある程度の面積があるような場合については、そういう施設を考える必要があるのでないかというのは、前にこちらで建設常任委員会のときに建設部としてのそういう考え方、これも含めてほかにもということがありましたので、今そのことを内部的には検討しましょうよということにしておりまして、ただ、ただ単につくれという話になりますと、やはり事業者の負担増だけになりますので、やはり市のほうでも幾らかの補助とか、そういうことを考えながら、そういうことができるかできないかと。やるべきかどうかです。やるべきかどうか、できるかできないか、こういったことを今後ちょっと考えさせてほしいなというふうに思っているところです。

 特に、今回のメーンの浦町周辺というのはもう少々の雨ですぐ流れるようなところですので、今のショッピングプラザなどをやる場合には、本来は今おっしゃっていただいたように、ああいうものをつくってもらって雨水の流出の時間をおくらせていくと、非常にいいことだなというふうに思っているのですが、多分それをやるとなると、市のほうの事業として、今のところはそこまでの復興事業費には多分なっていないはずですので、やるとすればそういうふうになるかなと。ちょっと、その辺ももう少し検討をさせていただきたいというふうに思います。



○委員長(齋藤博君) ほかに。

 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 活性化絡みの話なのですが、古川市時代にずっとかかわってもう息切れしそうになってやっとできて、さてこれからというときにまた振り出しに戻っているという感じがするのです。

 大崎になってからどうもその矛盾だらけだなという感じがして、それをどう整理つけたらいいのか、私もちょっと頭がこう整理つかないでいるわけでございますけれども。例えば、中心部のにぎわいに防災拠点をという、これは矛盾だと思うのだ。防災拠点は、人いてはまずいわけ。まさかのときぱっと対応しなければいけないところだから、そこら辺にごちゃごちゃ人いたのではだめなのです。そういうものをどう整合性をつけるとかと、担当する人はうんと悩むと思うの。だから、その辺はどう整合をつけようとしているのかお聞きしたいし、例えば区画整理とか格好いい話があるのですが、これだってこれからの時代、果たしてどうなのということを感じるのです。つまり、保留地、保留床を買ってくれる人がいなければ成り立たないのだ、この事業。つくりましたと、では買ってくれと、誰も買ってくれなかったら、もう新たな空き店舗とかできるほかないわけです。

 震災後、特に思うのですが、特に古川の投資先というのはどうも穂波のほうに向かっています。どうも中心部には来ないのだ。そういうことを感じ取って計画そのものを整合性とるのはもちろんだけれども、余り夢を見ないほうがいい気はするの。いわゆる等身大というか、そういうのでやっていかないと、それこそ今までおっしゃった方のように、心配が当たりということになりはしないのかなというふうに思うのです。

 非常に、七夕祭りの話出ましたが、象徴的です、あれ。つまり、七夕を上げるのには金かかるのです。そのお金をどこから持ってくるのといったら、やっぱり個店の利益の一部を活用するわけです。ところが、もう商売ははやらないと、七夕つくる金もないという話、人手かかりますから、今、人使ってやっているところはほとんどないです、もう父ちゃん、母ちゃん。下手すると、父ちゃんがやって、母ちゃんはどこかに稼ぎへ行くとか、そういうので成り立っている商店街だから、それが現実なのです。

 ですから、そういうものをきちっと踏まえてそんなに、これからはどんどん人口減りますし、古川といえどもにぎわっているところ、3つも4つもできるわけないです、これ。だから、やっぱりきちっと先を見越して、もう中心は穂波にしてしまっていいから、別なこと考えたほういいような気がするのですが、それは言い過ぎですか。いずれにしても、余り夢を見ないほうがいいと思うのですが、その辺の整合性というか、どうとろうとしているのか、お伺いしたいと思います。



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 中心が穂波のほうに行っているかどうか、ちょっとそれは私はわかりませんけれども、もし穂波がという話ですと、ずっと私思っていたのは宅地としての利用価値が非常に悪いのが中心市街地だろうと思います。というのは、非常に間口が狭くて玄関あけると、隣のうちのおトイレの窓がというのがよくあるパターンなのです。(「土地高いから、土地。地価が高いから」と呼ぶ者あり)それは、もともとが今おっしゃったように、地価が高くて震災にも遭わずに、やっぱり間口で税金取られていましたので、昔はです。間口狭いほうがいいという、その名残がずっとあると。こうなりますと、その宅地をその宅地のままでもう一度再生をというと、やはりちょっとそれは難しいのかなという気が一つはします。

 穂波がいいとすれば、すぐに適した大体の規模の宅地、ある程度正方形です、それから公園とか、そういう商業施設がある、公共施設、学校があるというようなことで配置がきちんとされている、そういうところに行くと。ところが、それを対比してみますと、どうしても中心市街地の部分は、そういう面で住む環境としての宅地がもう一つかなという感じがします。ですから、その部分を何とかしないと、私はやっぱりこのまま家が壊れれば駐車場として貸していくというスタイルの町にしかならないだろうと。それでいいというのであれば、そのままだろうと思います。

 それを解消する方法としては、やっぱり区画整理しか今のところはないというふうに考えます。あとは、その区画整理に係る経費と効果の問題、それは我々もきちんと考えなければいけないですが、やっぱり議会の皆さんにも、やはりその部分、どういった効果までを期待すればこれだけの投資をしていいのかというところはいろいろと御議論をいただいて、我々も教えていただければいいなというふうに思っています。

 そうではないと、あちらのほうに移りそうだから何も投資しないでいいという話になれば、もう本当に廃るだけだろうというふうに思ってしまいます。ですから、何とかしたいという気持ちはみんな思っています。それの方向性は時間がたつにつれ商業系の中でも、今やりたいのは飲食とサービス業です。町の中でやれるのはというのはです。多分、そういうことは私より十分にわかっている。物販は非常に難しいというふうによく言われる話ですけれども、そういうことをどのように展開して、今のゾーニングですけれども、こういうものに反映させて、事業だけではなくて、法的にいろいろ問題はありますけれども、用途地域とか地区計画とか、こういったことで法的に誘導もできますので、そういうことも使いながら町をつくっていく、みんなで一緒につくっていくという作業をやっていかないと、どうも再生はしないのではないかなということです。

 それから、防災拠点の話は、これにつきましては皆さんそれぞれのお考えがあると思いますので、一言でどうだという話ではなくて、こういうふうに今の段階で持っていくのはいいのではないかと。その課題が懸念されるようなことを、どのようにクリアをしていくのかということをきちんと議論をしながら、本当にそれでクリアできるのか、また先ほど関委員のほうから言われたように、やっぱり地域の方が本当にそれでいいということになるのかどうなのか、そういったことなども踏まえながら具体の話はきちんと詰めていくと。整理をちゃんとできるように当然しないと、説明がつかない話になってしまいますので、その辺はきちんとしていきたいというふうに思っています。事業の段階になりますけれども、そんなふうに考えているところです。



○委員長(齋藤博君) 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 全くおっしゃるとおりだと思います。ハード面も大事なのですが、やはりソフト、産業面のやっぱり考え方というのは非常に大事で、そこにどう加味していくかというのは必要だというふうに思います。

 歴史、伝統、文化なんて話がありますけれども、これはやっぱりただで歴史、伝統、文化は継承できないのだ。古川だけではないです。ほかの旧6町の中心部見てもみんな廃れています。ところが、再生できない地域経済の構造があると思うの。どこかで寸断されているのです。つまり、七夕がつくれない状況になっているのです、皆。だから、そういうのをもう一回見直すというか、そういうことを建設部のいわゆるハード部分でどう補完していくのかということがうんと大事になってくると思うのです。

 つまり、行政のほうは市役所、市民、業者と3者があるのですが、3者がウイン・ウインの関係になるのはやっぱり商売人が入ること、市民はそこに歴史、伝統、文化が明確に具現化されていること、役所は決して安くない固定資産税をがばがばもらうという、こういう状況をつくっていくべきだと思うのです。そういう方向でみんなこれ来ていればよかったのですが、どこかでばらばらになってあっち向いてほいになっているわけです。

 だから、これやはりもう一回基本的に考え直して、極端なこと言いましたが、穂波の郷が中心になればという、そうではなくて、やはり歴史、伝統、文化のある町ということであれば、やはりおのずと解が出てくるような気がするのです。そんなに広いエリアではなくて、ここはという、そういう大崎、古川の表現の仕方って、私はあるような気がするのです。

 ここにもまた出てきていますけれども、古川市時代、しかも2核2軸構想と言われましたけれども、これを今回も2核2軸になっていますが、1軸になったのですが、また復旧したのでしょうか。



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 実は、きょう庁議がありまして、その議論同じようにありました。まだ、まずそれは私、都市計画なり商工にいたときに打ち出した構想だったのですが、1軸は御承知のとおり消えております。今回の2軸というのが私もちょっと明確にどこのことを意識しているのかちょっとわかりませんけれども、1つはとにかく中央線であろうことは間違いないだろうと。もう一つはやっぱり緒絶川を中心とした歩いて楽しめる空間の整備というような形で大きな2軸ということなのか、1軸1補完道路なのか、機能を分担しながらの軸の構成と、そんなことも考えて今後検討していくのではないかというふうに思っております。

 それが、どうもやっぱり2軸ではおかしいというふうになれば、その表現は多分変わるだろうと。今言いましたように、2軸で機能の違う道路をきちんと回遊性のあるものができるというのであれば、そういう表現になっていくだろうというふうに思います。



○委員長(齋藤博君) 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 2軸、よみがえってよかったなというふうに思っているのですけれども。

 申し上げておきますけれども、道路には役目があるの。七日町、あの大通りは、外国行くとわかるのですけれども、あの辺はブルワードというのかな、要するに行き着くところなのです。行きどまりの道路です、広くて。つまり、それはセレモニー通りなのです。出初め式に消防団が歩いて役所に向かっていくという、そういうようなセレモニー通りなのだ。あるいは、その周辺のアベニューとか、あるいはペイブメントといろいろあるのですけれども、その道路に役目があって、それを意識してやはり道路というのをつくっていってもらいたいなという思いがあります。

 表の要するに台町、七日町、あの通りはセレモニー通りですので、ぜひ使っていただきたいです、いろいろな行事に。だから、そういうことで意識しながら道路もつくっていくということが私は必要だと思っていますけれども、いかがでしょうか。



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 大変いいお話といいますか、本当にそのとおりだなと思って聞かせていただきました。

 道路、都市計画の道路なんか一元的にそういう意味合いではなくて、今までやってきました。例えば、主要幹線とか幹線とか補助幹線とかという道路の本当の交通機能の関係で、今までは来たということは確かでございます。

 今回、この中心市街地の話と復興のまちづくりだけではなくて、やはりどうやってその地域の個性なり、地域に貢献するかという部分を道路の中でもちゃんと考えようというふうに、一応、内部では話ししているところです。だから、短期の道路であっても一連の流れがこうだから、はい、これでオーケーという話ではなくて、本当にその中でどういう機能を持たせるとか、そういうことをよく考えて地域に提案をしながら、それを全体の中でちゃんと位置づけできるようにしていきましょうという話は今させてもらっていますので、うまく私は高橋委員のように表現はできませんけれども、一応、町の中のその役割とか、そういったことに合わせて道路も考えていきたいというふうに思っております。



○委員長(齋藤博君) よろしいですか。

 そのほかありませんか。

 木内委員。



◆木内知子委員 では、私からも一言言わせてください。

 今、皆さん出した内容で、かなり深く掘り下げた視点からの発言が多かったので、お聞きをしていて全くそのとおりだなというふうな感じがいたしました。

 私、この震災後、町、中心市街地の方々、ちょっとお話しする機会があったのですが、特に七日町が今回非常にひどかったです。あそこに振興組合があります。お話を伺ったのですけれども、やっぱり地元の皆さんが今後あの地域をどうしたいのかというあたり、模索はしていらっしゃいました。非常に悩んではいらっしゃいました。そして、ゴールデンパレスを解体し、そこに復興住宅をという思いがおありのようでしたし、その事業者として名乗りも上げたいというような話もちょっとしておられました。それはどの程度、今進捗しているかというのはちょっとまだ確認はしておりませんけれども、そういった何とか再生したいという思いは伝わってきたのです。

 先ほど国交省の皆さんのお話も並行して聞きながら、可能性がある場合にその地元の皆さんにもお話をしてというふうなニュアンスの言い方をされたのですけれども、ずっと今お話を伺っていて、なおさら思いましたけれども、まず今の時点で、まずその地元のそれぞれの地域の皆さんがどのように思っているのか、それを今どの程度まで把握しているのかということをお聞きしたいの。それがまず第一にありきではないのかなと思うのです。そこに今ありましたような、例えばその地域の個性があるのは、こうなのはどうなのかというふうな形での提案をされるというふうなことが順序としてあってしかるべきだろうと思うのです。

 だから、まずそれぞれの地域の皆さんのお気持ち、その辺が、今、担当部としてどこまでつかまれているのか。また、今申し上げたような順序でされるおつもりがあるのかどうか、ちょっと再度そこを確認しておきたいと思いますが。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) 先ほどの説明の中で地元の区長さん方、そして商店街の代表の方の意見を聞いたという御説明をさせていただいたのですが、やはりこの計画づくりに当たっては木内委員御指摘のように、まず地元の皆さんの声をぜひ反映したいということ、それからやはり各団体、お住まいの方、そして専門的な見地を持っている方から御意見を聞きながら、今できたのが基本方針ということで、これからどのような考えでまちづくりをしていくかという部分、今、中間案という形でまとまったということでございます。

 それで、先ほど来説明していますとおり、この基本方針を受けてどういった事業がこの地域、この中心市街地に導入できるのかといったような具体の部分の可能性を探っていきたいと思っています。事業のリストアップをしていきたいと思っています。それを10月26日、第1回の日まで間に合うようにと、お示ししたいという作業をしていきますので、その具体的なリストができた時点、その委員会の後になりますか、前になりますか、まだどちらがいいのかわからないのですけれども、やはりそこではもう一度区長さんであったり、商店街の皆さんであったり、地元の方々にそれをお示しして、さらに個別の事業に対する御意見もいただいてまいりたいと考えております。

 本当はどういった、住民懇談会みたいなものがいいのか、それともやはりその地域の皆様を代表する区長さん方、商店街のほうの代表の方で足りないのか、その辺を今後持ち帰って検討したいと思うのですが、この時期には地域の皆様の声をお聞きして、よりそういった皆様のお声を反映したような計画づくりを進めませんと、最後の最後に先ほど来出ていますように、地元の皆さんの御同意を得られないような計画ではいけないと思っておりますので、そういった作業はしっかりやっていきたいと思っております。



○委員長(齋藤博君) 木内委員。



◆木内知子委員 そうしますと、今の復興まちづくり委員会の中で、その区長さんなり商店街の代表の皆さんがトータル的な形での発言だろうと思うのですけれども、やっぱり十日町、台町、四季彩通り、七日町、みんなそれぞれ先ほどあった役割というふうな言い方ありましたけれども、それぞれこれまで担われてきたその地域性があります。そういったあたりが、やっぱりこれからしっかりとこの中に反映されていかなければならないと思うのですが、今おっしゃったように、今後その住民懇談会ですか、そういった形でしっかり反映されていけばいいと思いますが、今の時点ではいいのですか。そこら辺は代表といいますけれども、地域の皆さんの声というのはどの程度把握されているのですか。その検討委員会の中ではどの程度というふうに私たちは認識すればいいのでしょうか。



○委員長(齋藤博君) 政策課長。



◎市民協働推進部政策課長兼震災復興推進室長兼千手寺周辺地区振興対策室長兼まちなか再生・都市防災推進室長(松ケ根典雄君) この事業につきましては、非常に、1度目の会議を始めたのが7月、そして1カ月程度でここまで中間案という形で進めさせていただきました。その間には庁内であったり、さまざまな市民の皆様、代表の皆様のお声を聞いた上で作成してまいったつもりでございます。そういった姿勢は変わりませんので、今後も多くの方々のお声を聞いてまいりたいというスタンスには変わりがございません。

 それで、あと残り2カ月弱で先ほど冒頭御説明申し上げましたように、今度は拠点事業の計画であったり、個別事業の計画であったり、相当今度は事務的な作業が進んでまいります。それと並行してできた時点で地元の皆さんのお声をお聞きするという大事な作業については、当然行ってまいりたいと考えております。



○委員長(齋藤博君) よろしいですか。

     〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) それでは、ないようでありますので、調査事件(1)と(2)についてはこの辺で終了したいと思います。

 ここで暫時休憩いたします。

 再開時間は4時5分にします。

          −−−−−−−−−−−

          午後3時54分 休憩

          午後4時05分 再開

          −−−−−−−−−−−



○委員長(齋藤博君) それでは、時間になりましたので、再開いたします。

 引き続き、調査事件(3)の災害復旧事業の進捗状況についてに入ります。

 それでは、説明をお願いいたします。

 済みません。その前に、説明終わって委員会閉じた後に行政視察の件と、それから建親会から申し入れのことがありますので、そのことを皆さんに協議していただきたいと思いますので、委員会終わりましても、そのことを頭に入れてお願いしたいと思いますし、それから大変前の調査事件が長引いてしまいましたので、このことについては6月の定例議会でも説明受けていますので、こまいところまでは立ち入らないで結構ですから、それで説明お願いしたいと思います。

 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) それでは、災害復旧事業の進捗状況について御説明を申し上げます。

 資料の1ページ、2ページに、震災に伴います災害復旧の状況を載せております。

 昨年3月11日の震災で176カ所、河川1カ所、道路171カ所、橋梁4カ所の被災を受けておりまして、23年度中に完成したのが道路が110カ所、河川が1カ所、橋梁1カ所で112カ所を完了しておりまして63.6%の進捗状況になっております。

 24年度への繰り越しにつきましては、全部で61カ所、各地区ごとに集計しておりますけれども、鳴子と三本木分が既に23年度に終わっておりまして、残りの部分というふうなことで計上しております。

 備考欄に今年度繰り越した分の完成年次が載っておりますけれども、その完成分が道路が30カ所、橋梁1カ所で31カ所で、8月20日現在での進捗状況ということで81.3%というふうになっておりまして、残り道路が31カ所、橋梁2カ所が現在も工事が進められているというふうな状況になっております。

 続いて、資料の3ページ目をお開きいただきたいと思います。

 基本的に単独災害と小規模修繕、応急修繕というふうなことで各地区ごとに載っておりまして、被災箇所数、それから完了箇所数というふうに載っております。これは一通りお目通しいただきたいというふうに考えます。

 次の4ページ目になりますが、昨年の12月からことし1月、2月、3月とずっと低温が続きまして、特に2月、3月が異常低温というふうなことで凍上災害、いわゆる舗装が凍上して被災したというふうなことで災害査定を8月いっぱいで終わっておりまして、被災箇所数が55カ所、申請金額が10億1,469万に対して査定額10億679万5,000円、査定率99.2%と比較的高い査定率で終了しております。

 それから、5月の豪雨に伴います岩出山の矢来橋の災害復旧でありますけれども、これも2次査定で査定を受けまして、査定率95.6%というふうなことで査定を終えております。今後は、あと実施設計を組んで年度内完成に向け発注に努めるというふうな状況になります。

 続いて、資料の5ページになりますが、ことし年度当初から4月、5月、6月、7月というふうなことで結構雨の災害がございまして、被災に伴う通行どめの状況をそれぞれ載せておりますので、お目通しいただきたいというふうに考えます。

 私のほうからは、以上であります。



○委員長(齋藤博君) 建築住宅課長。



◎建設部参事[復興担当]兼建築住宅課長事務取扱(菅野孝一君) 5ページお願いいたします。

 平成24年4月3日、低気圧通過に伴う強風による市営住宅被害の対応状況でございます。4地区20件の被害がございましたが、現在、鳴子の八幡原の解体、坂ノ上住宅の暴風ネットが対応中ということを、それ以外は完成をいたしているところでございます。

 以上でございます。



○委員長(齋藤博君) 下水道課長。



◎建設部下水道課長(澤村正司君) 資料6ページごらんいただきたいと思います。

 上段のほうが公共下水道で、下段が農業集落排水になっております。

 公共下水道につきましては、一番上のところが進捗率90ということで、その他の部分につきましては復旧済みです。なお、一番上のこの地区につきましても、今月をもちまして完成する見込みで進んでおります。

 農集排事業です。こちらにつきましては、上段のほうに復旧済みということで完了しております。ちょうど中ごろに一栗地区が入っておりますけれども、これが9月28日ということで完成見込みで進んでおります。地区数からしますと、10地区のうち5地区の半分ということが完成済みになりますので、残った5地区につきましては年内完成ということで現在進んでおります。

 以上でございます。



○委員長(齋藤博君) ありがとうございました。これで説明はオーケーですよね。

 それでは、このことについて質疑ありましたらいただきたいと思います。

 佐々木委員。



◆佐々木惟夫委員 ちょっとお願いしますが、道路関係のことで一つお伺いしますが、この未完成のやつ、この日程で大体目安はどうなっているのか。大体、例えば9月28日とか、今後10月31日とか12月17日とかとあるのだけれども、この辺についてはほとんどのあれをしてみて大体この工期に終わるのかなという、これ延び率を考えないべから。



○委員長(齋藤博君) 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) 一応、完成予定月日でほぼ完成するというふうなことで考えております。特に延びる箇所というのは今のところ、この予定工期では事前にそういう報告を受けている箇所は今のところはございません。



○委員長(齋藤博君) 佐々木委員。



◆佐々木惟夫委員 実は、岩出山の砂田線なの、今一つのおくれてやるやつ、中間でやっているやつ。ところが、ここもやっぱり大変苦労しているのだ、通行で。これが一迫から来る道路なのだけれども、そこから来ないと逆に回らなければいけないの、両方、古川と上野目、公道の。それで、聞いてみると道路わからない人もいるからだからか知らないけれども、そうやって途中まで終わっていても、それで一番ひどいところが今工事中でしょう、あとはほとんど終わっているから素直に入ってくると。

 ただ、あと一つ、これを勘違いしている人あるのだけれども、MCM、あそこまでしか行かれないのに、そこに行くだけの看板立てていたの。ただ、通行どめはなっているのだ。入っていく人いるのだって、あの看板立っていても。いや、私もびっくりするのだ。入っていかれないの、したっとなっているのだけれども、MCMまで行かれないから、通るの片側通行ぐらいあるのだべと入っていく人いるらしいのだ。まず、それだけあと気をつけてもらえばいいのかなと思う。

 私は、実はきょうあるからだけでなく、ここで五、六回行っているのだけれども。聞かれて、道路1本線なの。それで、びたっと途中で片一方みんな終わっているの、両側。7カ所あるの、そこ。真山から上野目まで7カ所あったやつのうち、それで1カ所だけ残っているの。だから、そういうことで車入っていくものだから、看板も見ないであのまま入っていくので、誰も追っかけて。まず、そういうことあるというからその辺、こっちの市役所まではないと思うけれども。まずよろしく、そういうことあるので。



○委員長(齋藤博君) 今のあれですか、例えば通行どめなら通行どめの看板とか何かきっかりなっていないから入っていくのだということですか。



◆佐々木惟夫委員 いやいや、あるのあるの。



○委員長(齋藤博君) あるのですか。



◆佐々木惟夫委員 あるのだけれども、そこのMCMまで通行どめしないでいたわけです、そこは手前だから事業者だから。大崎市のあいつやっているのだから。



○委員長(齋藤博君) よろしい……建設部長、わかりましたか。



◎建設部長(門間弘一君) ただいまのお話なのですが、どうしても栗原圏域から、固有名詞は別として処理業者があって、そこまでどうしても業者のほうからも、ほかに入っていく道路がないので通行させてほしいというふうに言われていて、規制看板やらバリケードぐらいはしているのですが、その処理業者の後ろをついて一般の車が入ってくるというふうなことも聞いていますので、できるだけその辺、工事の施工業者にも配慮するような形で、一般車両は入れないのだと、特定車両だけだというふうな形で、あとの注意もさせておきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○委員長(齋藤博君) そのほかにございますか。

 建設部から、誰か改めて今の説明のほかに何か伝えておくことありますか。報告しておくこと、ないですか。

 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) あと、大崎市内は江合川を初め鳴瀬川流域もかなり河川工事がこれから本格的になります。現在、被災したことで通行どめしているわけなのですが、工事に伴う迂回路等の御案内とか、広報なんかも通じてお願いはしているのですが、どうしても本体の河川工事が終わらないと、市のほうの河川制御をしている道路のほうの復旧も終えられないというふうなことで、それらが工期が遅く設定されております。これらについては国交省とも協議を進めながら、できるだけ早く完了できるようにというふうなことで工程管理をしております。特に、通勤、通学路に利用されている部分とか、本格的な工事に入ったとき、信号等、工事信号でも設置してほしいなどいろいろ要望等もありますので、それらも含めて関係機関と協議を進めながら現在進めておりますので、御理解のほどをお願いしたいと思います。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 お伺いしますが、県道のことなのですが、県道を松山から古川へ来る道路がありまして、鳴瀬川の堤防を一部、志田橋のところ通るわけですが、国交省の河川の復旧工事で下志引の下のところでありますが、あそこから今の現県道をその工事によって通行どめすると。そういうことで、仮設の下志引からの下の道路から堤防に、今の現県道からその下の道路を通る仮設道路をつくるということで今工事しているのです。2車線の仮設道路になるわけなのですが、あの周辺集落の人たちから、仮設でありますので終われば取るということになるのだろうかと。今は1車線の県道へ上がる道路が狭い道路といいますか、あるのですが、それが仮設で工事で広くなって立派になると。できるだけそれを将来とも使わせてもらいたいものだと。あるいは、仮設だから取らないでそのまま使えることができないかと。あるいは、下の志引の基盤整備、田んぼ内の道路を鈴根五郎のところから県道へ抜くという、その松山の計画があったようですが、それが果たしてどうなるのだろうかと。できればそれもどうなっているのかというふうなことなのですが、どうなのでしょう。



○委員長(齋藤博君) 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) 基本的に仮設道路ですので、将来的には撤去というふうな考え方があります。

 ただ、新しい志田橋から県道を接続してあの利府街道というか、そちらのほうへ出て、また堤防に乗っかってくるというふうな将来計画があります。門間委員から御質問のある、将来的に鈴根五郎のほうに行く下の道路を延伸できないのかというふうな部分もありますので、その辺は部内で今後の将来計画について協議した上で、いわゆる災害復旧工事とあわせて志田橋かけかえの工事が3年ほどかかりますので、その間のうちにさっきの検討に入れればというふうに思います。

 ただ、あと地権者のほうからは、その3カ年だけ一応借りるというふうなことで、将来的にそこの部分残さないでというふうなことで、今、田んぼ、真四角な田んぼを斜めにあの仮設道路で行っていますので、田んぼの利用形態からいってもかなり悪い状況にあるので、その部分については原形に後で戻すというふうな考えになります。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 基本的には、あの松山の町の時代にあそこの基盤整備の事業の中で、県道の代替スペースというような形で土地は用意してあるわけです。ですから、鳴瀬川の堤防を通る県道ですので、冬期間の地吹雪だとかいろいろ問題はある道路だとは思うのです。ですから、県道の路線の変更を県のほうにお願いして、何とか下の道路を有効に生かすと。土地を有効に生かして路線変更をしてもらうというようなことはできないのかどうか、ちょっとお聞きしたいのですが、そうすべきだと思うのですけれども。



○委員長(齋藤博君) 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) ただいま門間委員からお話あったことについても、事前にこの災害復旧の打ち合わせの段階で、北部土木が所管しておるのですが、その辺についても将来的な構想の中で御検討いただくようにというふうなことで協議を進めているところであります。

     〔「わかりました」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 市道台所線ですけれども、この前、渋井川橋ですか、あそこと道路のつながるところ段差があって、車が通るたびにがたんとなるのでということで申し上げましたら、早速直していただきましてありがとうございました。

 その台所線なのですが、かなり波を打っているのです、こんな。この波打ちは地震以外だと思うのですが、これ災害の対象にはならないのですよね。あれは市道なのです、台所線。そういうのはチェックなさっているのかどうか、伺いたいと思う。



○委員長(齋藤博君) 建設課長。



◎建設部建設課長(上野孝作君) 一応、今回の震災においても段差とか経年劣化なのかというふうな部分で、事前に調査をして震災対象なるというふうなことで申請しております。

 台所線については、経年劣化も含めて交通量が多いことで、どうしても路面が変状しているというふうな状況で、震災による対象路線として上げようかというふうなことで検討はしましたが、残念ながら採択にはならないというふうな状況になりましたので、今後、維持、修繕等で対応せざるを得ないというふうな状況です。

 ちなみに、台所線から分かれる試験場の前の道路は全線、今度凍上災で新しくなりますので、なおさら台所線が目立つようになるかと思うので、できるだけ維持、修繕のほうの予算確保を図って対応をしていきたいというふうに考えています。



○委員長(齋藤博君) 高橋委員。



◆高橋憲夫委員 そうだったのですか、残念でした。ガードレールのほうを見ると、やっぱり地震由来なのだ。すごいでしょう、がたんがたんとなって。だから、ぜひ取り上げてほしかったのですけれども、では次回に期待しましょうか。ありがとうございます。



○委員長(齋藤博君) よろしいですか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) あと、木内委員。



◆木内知子委員 済みません。今、道路関係ですが、ちょっと別途いいですか。全般に建設関係、全般いいですか。せっかくの……。



○委員長(齋藤博君) 建設部おるし、今説明受けたことについてですから、全部話して。



◆木内知子委員 実は、今、生涯学習施設の復旧の入札で不調が続いております。これは、前の議会でもちょっと答弁はあったのですけれども、今後何かこれから文化祭シーズンでもありますし、いろいろな施設が使えなくて、非常に不便な思いになるやもしれないというふうなことで教育委員会なんぞもそんな話しているのですけれども、建設部としてその辺の打開策といいますか、入札、応札者のほうの問題ということなのでしょうけれども、例えば価格の問題だとか、そういったあたりの何か考えはちょっとめぐらせておらないのかどうか。ちょっと、非常に住民からは早く早くというふうなお話を伺っておりますけれども。



○委員長(齋藤博君) 木内委員。多分、建設部長、答えることできますか、考え。



◆木内知子委員 結局、資材高騰だとか、前の質問にもありましたけれども、資材の高騰だとか、それからあと管理技術者の件だとかちょっと質問ありました。そういったことも含めてちょっとやっぱり建設部として構えておかなければいけないと思うのですけれども、その辺いかがでしょうか。



○委員長(齋藤博君) 大丈夫ですか、答えることできますか。

     〔「答えられる範囲で」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 確かに、今、入札がかなり不調が多いということは本当にそのとおりでございます。しかも、公共施設の場合はちょっと大型になりますけれども、一番不調が多いのはBランクとCランク、Bが一番多くて、その次がCなのです。といいますのは、今こちらでリフォームなんかの事業をやっています。そういう方とやっぱりダブるのです、B、Cのランクの建築なんかの業者さんというのは。そのために、役所の場合はどうしてもきちんとした決まった成果品を求めます。どういう管理をしましたかと。ところが、なかなかそういう方々、それをやれる人がいても1人とか2人なものですから、なかなかやりにくいというところで、一つはまとめてという話も今しているのですが、内部的には。なかなかまとめてというのも、同じあたりになればいいのですが、そうはいかないだろうというのがあります。

 それから、やっぱり大工さん、型枠工、鉄筋工、職人と言われる方が今少なくなってきていますので、少し大き目のコンクリート構造物になると、そういう人たちの人がいないという部分。それから、懸念されていますように生コンが少ないということで、どうしても工期がもう遅くなるというようなことで、いやいろいろなことが重なりまして不調になっているというところで、今その生コンの資材の関係につきましては県の北部土木事務所が中心になりまして、この管内の調査と打開する方法についての検討会をやろうというふうに今なっているのですけれども、なかなかやはり入札の根本的な部分、これはもう今度は我々の所管から外れまして、やっぱりこれはもう総務の契約管財担当になりますけれども、そのところの抜本的な話がないと、今のままでいきますと、どうしても競争入札をしなければいけないという形の中では、やっぱり起き得ることだろうし、抜本的な改善まではちょっとなかなか難しいかなというふうには思っています。

 とにかく、早く発注をして、落札者がいないとか全員辞退というのもこのごろあるのですけれども、全員辞退のような場合は周辺の方との業者さんとのもう随意契約という方法なのですが、そういう方向でやらざるを得ないと。明らかにもういないことがわかるような場合については、もう一度入札ではなくて、すぐ随契とか、そういう方向のことも少しは考えていくことに今後契約等の審査会の中ではなるのかなというふうに思っています。

 私が答えられる範囲ですと、その辺まででございます。



○委員長(齋藤博君) よろしいですか、もう

     〔「はい」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) ほかに。

 都市計画課長。



◎建設部都市計画課長(高橋靖央君) お手元のほうへ、A3判両面カラーコピーで大崎市都市計画マスタープラン(素案)の概要にということで配付させていただきました。このマスタープランにつきましては、今現在、総合計画とのすり合わせの最中でございまして、また都市計画審議会においても、協議を継続して審議いただいているところでございます。

 内容については、時間の関係できょうは割愛させていただきたいと思います。次の機会に御報告したいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 これ、マスタープラン、田尻地域だとか松山地域だとか入っているのだけれども、都市計画区域にみんな編入するのですか。



○委員長(齋藤博君) 都市計画課長。



◎建設部都市計画課長(高橋靖央君) 都市計画マスタープランとなってございますけれども、都市計画を持っていない松山、田尻ございますけれども、それらも含め大崎市全体、概要の一番左上に書いてございますけれども、大崎市全域を対象とした都市づくり、まちづくりですか、それらの基本方針なり地域別構想なり部門別構想を策定していこうということでございます。



○委員長(齋藤博君) 門間委員。



◆門間忠委員 総合計画があって、マスタープランがあって、あとは都市計画があるわけです。ということは、そのマスタープランに田尻とか松山も入れるということになれば全体の都市計画区域に編入をすると、全体ではできないのかな、そういうことでいいのですか。



○委員長(齋藤博君) 都市計画課長。



◎建設部都市計画課長(高橋靖央君) 都市計画区域に編入するということではありません。



○委員長(齋藤博君) 建設部長。



◎建設部長(門間弘一君) 今、都市計画課長が話したように、まちづくりの方向性を全部つくりますという考え方でおります。その上で、松山も田尻も都市計画の一部でも必要という時点では、この方針に基づいたことをやりますけれども、今現在はその具体的な都市計画を設定するまでには考えておりませんけれども、ハード的な部分、町の空間の計画づくりというのが都市計画ですけれども、そういったことの方向性は全てに示すと。こういう方向でまちづくりを進めていきたいという方向性を示して、例えば農道の整備事業であっても、その方向性が具体にあるような場合は、それに沿ったものでやってもらうとか、そういうことになるかなというふうに思っております。



○委員長(齋藤博君) あとはよろしいですか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) それでは、ないようでありますので、本日の調査事件については、この辺で終了したいと思います。建設部の皆さんには大分長い時間ありがとうございました。

 済みません、休憩しておきます。

          −−−−−−−−−−−

          午後4時33分 休憩

          午後4時34分 再開

          −−−−−−−−−−−



○委員長(齋藤博君) それでは、再開いたします。

 それでは、そのほかのことで何かございませんでしょうか。

     〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(齋藤博君) ほかにないようですので、以上で本日の建設常任委員会を散会いたします。

          午後4時35分 散会

大崎市議会委員会条例第29条第1項の規定によりここに署名する。

 平成24年9月3日

   委員長  齋藤 博