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宮城県 岩沼市

平成18年第2回定例会(3日目) 本文




2006.07.04 : 平成18年第2回定例会(3日目) 本文


    午前10時開議
議長(沼田健一)御起立願います。おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は21名であります。
  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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日程第1 会議録署名議員の指名

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議長(沼田健一)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、10番飯塚悦男議員、11番高橋孝内議員を指名いたします。
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日程第2 一般質問

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議長(沼田健一)日程第2、一般質問を行います。
 昨日に引き続き質問を継続いたします。
 7番宍戸幸次議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔7番宍戸幸次議員発言席〕

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7番(宍戸幸次)ウィズの宍戸幸次です。
 通告しておりました2点について質問をいたします。
 初めに、1点目の岩沼市の都市計画についてであります。
 市行政は、平成16年度を初年度とする平成25年度までの10年間を新総合計画期間と定め、計画の効果的な推進を図るため3カ年を単位とする実施計画を別途策定し計画の進捗状況や経済状況の変化に合わせた、いわゆるローリングをしながら行政運営が行われています。
 まちづくりの指針として、まちづくりへの思い、未来の姿、まちづくりへの取り組みの三つの基本構想を掲げ、また市民と行政のまちづくりの役割や協働で目指す目標も第5章から成る基本計画にわかりやすくあらわしています。基本計画の第4章では快適な環境づくりを掲げ、その第2節では生活のゆとりを感じることのできる環境づくりを掲げています。目指す主な指標としては、計画的な土地利用の推進、住環境の整備、交通環境の整備、公園緑地の整備を数字で示しています。
 また、岩沼市新総合計画基本構想に即する第四次岩沼市国土利用計画も策定され、市土の総合的かつ計画的な利用を図るための指針も示されております。
 以上のことを踏まえ、3点について質問します。
 まず1点目は、市街化区域編入の見直しと今後の計画についてお伺いします。

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議長(沼田健一)市長の答弁を求めます。井口市長。

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市長(井口經明)御承知のように、仙台市を中心に岩沼市を含む5市4町1村が仙塩広域都市計画区域として定められ、過去5回の定期見直しがありまして、最近では平成16年5月に都市計画変更が行われております。次回は平成22年ごろが予定だというふうに伺っております。
 市といたしましては、今お話をいただきましたように、新総合計画とあわせて策定をいたしました国土利用計画に基づき、新たに市街化を図るべき区域として位置づけられている臨空都市構想によります地域や岩沼インター周辺地域等について、その地域の塾度あるいはまちづくり三法の改正などによる状況の変化等を見きわめながら適切な市街化区域の編入を進めていきたいと、基本的には考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)市街化区域の見直しに当たっては、変更されてまだ日も浅いんで、22年ということになるわけですが、その途中経過の中で質問させていただいたわけですが、言うまでもなく、見直しに当たってはもちろん県の計画との関連性があります。したがって、岩沼市だけが一方的にこうしたいああしたいと言っても、これできません。そういうことを含めまして、岩沼市においては定期的に行われる見直しに沿って、しかも総合発展計画との整合性を図りながら行われているはずなんですが、総合発展計画はいわゆる総合発展計画と同時に策定された第四次国土利用計画、これも同時進行の形で総合発展計画と密接な関係にあるわけです。
 つまりは、その計画数値とかはすべてまちづくりの関係に結びつく話となるわけですが、そこでちょっとお伺いしますが、第四次国土利用計画ではいわゆる基準年を12年として、途中の平成20年を中間年ですか、そして目標年を25年というふうな年限をもってつくったわけですが、その数値の中でちょっと拾い出してみたんですが、いわゆる平成20年までの数値を見ますと、農地で約 117ヘクタール、これが他用途に転用してマイナスになると。このマイナス要因になった分が、いわゆる転用される目的としては、河川水路が8ヘクタール、道路が33ヘクタール、宅地が74ヘクタール。宅地の74ヘクタールは大体、都市計画関係の区画整理とかである程度それは理解する部分としてはあるんですが、宅地の中でもいわゆる住宅地、これが55ヘクタール、工業用地が9ヘクタール、そのほかの宅地ということでは10ヘクタールという、そういう数値目標がしっかり出されています。そういうふうな数値をもとに、市が行っているまちづくり事業推進とも当然密接な関係にあるわけですが、これらの数値と相まって岩沼市が進めている計画の進捗状況、実際そういう数値をもとにしてどのように進捗がされているか、その辺をお伺いしたいんですが。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)ただいまお話をいただきましたように、岩沼市の国土利用計画につきましては、基準年度を平成12年度に置いているというのがあります。したがいまして、この国土利用計画の現況図というものが平成12年度現在の土地利用をあらわしております。この中では、例えば今、造成が間もなく終わります第二武隈とか三軒茶屋西の土地区画整理組合とかというのも実は都市的土地利用、住宅地という位置づけにはなってございません。したがって、そういうものが今現在は進捗として進んでいるというふうにとらえております。
 実は、国土利用計画上の土地利用現況、それから将来の構想というものについては、市街化区域に編入する・しないというものとはまた別に、既存で市街化区域になっていようとも未利用地については宅地という扱いをしていない、農村集落でも家の建っているところについては宅地という扱いをしているということで、若干、市街化区域編入と国土利用計画というものはマッチしない部分があるというところであります。
 また、道路が33ヘクタールというふうに、かなりの面積になっているということでございますが、これについては大きいのは東部道路の土地利用という部分が大きかろうというふうに考えております。以上です。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)利用区分の数値については、確かに国土利用計画の場合は市街化区域のみならず、調整区域も含めた面積ということで若干、私もわからなくて質問もしたところだったんですが、ただ市街化区域の中でいわゆる私が一番今懸念しているのは、区画整理組合の方の宅地の割合も結構大きいわけですよね。そうしたことから、もしわかればでいいんですが、武隈第二、それから三軒茶屋、三色吉土地区画、今現在進行中なわけですね。それで、これらはまだ解散していないわけですが、これらの区画整理地についてはこの数値の中に当然入ってくるんだろうとは思うんですが、現実はその辺はどうなんでしょうか。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)今の3カ所とも、計画地として数値は入ってきます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。
 それでは、これから始まろうとしている朝日地区内ですか、これから認可を受けようとする土地なわけですが、あそこの場合は市街化になったのは大分、20年ぐらいさかのぼる話なんですが、この計画には当然のっている話だろうと思うんですが、最近やっと形が見えてきたということでして、これらの土地開発についてもこの数字上にはしっかりのっているものとして理解してよろしいんでしょうか。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)計画にのっております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。
 次に、市街化区域の編入についていろいろと、今までですと区画整理組合が大体そういう組織をつくってやっているわけなんですが、そういう形ではなくて、いわゆる地域、町内会でもいいし自治会でもいいんですが、今後その地域の中においてもややもすると市街化に接している部分があったりして、この地域において市街化できないものかなと、そういう話もないわけではないんですね。ただ、そういう場合にあってはいろいろ市の方の広報なんかではそういう来るべき時期になれば広報でお知らせはあると思うんですが、なかなか素人感覚でそういう編入問題になると個人的に、あるいは数人だけの町内会の役員さんが市街化がどうだと言っても、これもなかなかまとめるのも難しい、あるいはどうやったらいいかというそのプロセスもわからないのが普通なわけですよ。
 それで、今後土地の有効活用ということの観点からもいろいろと行政側で町内会単位を含めてそういう市街化のあり方も今後検討する時期に入ってくるんじゃないかなと。これは、全部の自治会とは言いませんけれども、市街化だけの自治会もありますから。そういうふうな地域もまた残っていますから調整……、そういうところの地域にあっては、やはり行政主導型でもって将来のまちづくりの構想の中に、この辺は市街化あるいは調整区域で残す、そういうふうな計画性を示されれば、自治会の中でもある程度検討もしやすいのかなと、こう思うわけですが、市長その辺、今後そうした自治会とか対象にした話し合いあるいは説明ということに対してはいかがでしょうかね。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)宍戸議員が言われることももっともだというふうに思います。基本的には、新総合計画あるいは連動して国土利用計画があるわけでありまして、いわゆる編入等につきましてはそれに基づいて考えていくということが基本でありますが、その国土利用計画をつくるに当たってはより多くの皆さん方の意見を必要に応じて聞くべきこともあろうかと思います。
 そういう意味では、必要に応じて地域の皆さんあるいは町内会長さんとかそういった方々の話を伺うべきだと思いますが、基本的には議会の皆さんから議会等を通じていろいろ御意見をいただき、また役所の担当等がいろいろ日ごろから感じていることがありまして、それらを含めてまちづくりに必要なものについては計画化をしていくという形になるというふうに思いますんで、繰り返しになりますが必要に応じて、聞いた方がいい場合についてはできるだけ意見は聞かせていただきたいと思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)今の話の延長で、いわゆる変更は10年スパンの中で5年の見直しでやると思うんですが、次の見直しは、5年というと多分21年に該当するわけですね。その前段からもしそういうふうな計画が行政の中で進むとすれば、やはり地域の中にも広報なり何らかの形でそういうお示しをしながらまちづくりに地域も参画できるような形をぜひとってほしいと。回答は要りませんけれども、そういうことでまずお話をしておきたいと思います。
 では、次の質問に入りますが、都市計画道路と取り組みについてでありますが、この中には国とか県とか市が管理する一般道路も含めて伺いたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)新総合計画におけるまちづくりの方針を受けまして現在、長期未着手路線の廃止、あるいは現計画の機能変更を含めた都市計画道路の見直しを行っております。この見直しは、西暦2025年の将来交通量を推計して仙台都市圏のあるべき交通政策を定めた仙台都市圏パーソントリップ調査のデータを活用し、その政策や将来交通量との整合を図りながら進めております。
 現在、県におきましては県道海浜緑地線並びに県道岩沼蔵王線等の整備が行われており、市でも駅前整備あるいは区画整理事業等にあわせた都市計画道路等の整備、狭隘道路等の整備を進めており、さらに国に対しても国道4号と6号の交差点改良整備の要望などを行っております。
 こうした状況を踏まえまして、道路計画につきましては将来の高齢社会あるいは人口減社会においても住民の暮らしを維持し次世代に継承する都市環境を構築するといったことを目指して取り組んでいきたいというふうに考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ことしの2月の広報に、今、質問の趣旨にあります都市計画道路の見直し案を策定するに当たり、各路線の評価結果と変更等の検討方針を公表して意見等を募集いたしました。また、7月の広報では検討結果の公表がされました。
 そこでお聞きしますが、今回の検討結果を公表するに当たり、当然多くの市民からいろいろな意見が出されたと思うんですが、市民から果たしてどれくらいの件数でどのような意見等が出されたものかお聞かせ願いたいんですが。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)市民に対してのいろいろな御意見を伺う場というものを、実は2月1日から2月21日まで行ったわけであります。その中には、2月13日から17日までは市役所の市民ホールでもって市民の方々に直接お話をいただいたと。それから2月11日には総合体育館でオープンハウスを開いたというようなことでいろいろ御意見を伺った経緯がございます。1日から21日まではインターネットの受け付けなども当然行ったということであります。
 その結果、2月11日の総合体育館の会場にお越しいただいたのが一番多かったんですけれども、お越しいただいた中で10人の方々からいろいろ御意見を伺いました。多いのは、駅前大通り線で駅前広場も含めた道路の整備を早くしてほしい、それから荒井線や亀塚線の歩道の整備をしてほしい、それからまた道路網の中での交通量への全体的な配慮をお願いしたいというような意見がございました。
 また、インターネットとかそれから市役所で行った聞き取りでは、4人の方々から御意見をいただきました。岩沼中央線の交差点の整備を早くしてほしいとか、それからまた駅前大通り線の整備をお願いしたいとか、それから国道4号・6号の交差点の整備を早くしてほしいというような御意見があったわけであります。以上です。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)広報、私も見ましたんですが、どうも図面が細かくて本当に、ルーペで見てもわかりません、はっきり言って。それはいたし方ないとして、ただ文面は読めばわかるということで読んではみたんだけれども、若干起点・終点というんですが、それがちょっとなかなかわからなくていることが多かったんです。その一つひとつはいいんですが、いわゆる今回の見直しの中で当然こうした意見があったわけですが、これはあくまでも都市計画という絞られた見直しでありまして、市民の意見は意見としてよろしいんですが、当然岩沼市の条例の中でもうたわれている都市計画審議会というものがありますから、果たしてこの見直しというものに対してどのように審議会が行われて、審議の経過というものがどのようにはかどって結論というか流れたものか。その辺、審議会の開催と内容の状況についてお聞かせ願いたいんですが。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)都市計画審議会については、3月28日に開催をいたしております。
 今回のこの都市計画審議会では、事項を決定するという、議案を決定するというような審議会ではございませんでした。今までの都市計画道路網の見直しの検討方針というものに従っていろいろ評価をしましたと、それに基づいて市民の方々に御意見をいただきましたと、こういう御意見をいただいておりますと、見直し案としてはこういう案でございますということで、経過説明を申し上げたということでございました。それにつきましては、おおむね了とされたということでございます。
 今後は、最終的には県の地方審議会にこの計画決定の案が上がりますので、その前に岩沼市の都市計画審議会を開催いたしまして、その中で岩沼市として決定して、その後で県の方へ上程するという形になりますので、もう一回都市計画審議会を開くということになります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そうしますと、7月の広報の中でもう一度オープンハウス、パブリックミーティングですか、これをやりますね。その中ではまたさらに意見が出るわけでしょうから、その意見を集約したものを踏まえて2回目の審議会で最終方針を出すと、そういうことなんでしょうか。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)そういうことでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。
 次の質問に入りますが、朝日地区内に、先ほどもちょっと触れた部分があったんですが、今後、予定ではことし認可がおりるやの話も聞いているわけなんですが、その中に私の勘違いもあるかもしれませんが、いわゆる今ある亀塚線の直進になる延長線の都市計画道路というか、それ頭にあったんですが、今回の広報の図面を見ると、ちょっと見づらかったんですが、屈折してどうも在来線の拡幅のような感じに見てしまったんですが、その辺、まずどうなのかお伺いします。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)今回、今行っている見直しの中で、実は名称変更というところについても検討いたしておりました。今現在の都市計画街路の亀塚線につきましては、亀塚から朝日山公園の東側を通ってこっち側の武隈まで延びるというような非常にわかりにくい路線でございました。あともう一方では、途中から荒井線が西中学校の方まで延びているという形になっておりまして、非常にわかりづらいということから少し名称変更の案を今提示いたしております。
 その中では、今現在の亀塚線については原種苗センターで終わりにして、東からですね。その後、朝日竹の里線という名前でまっすぐ西中学校まで行くという路線に変更したいと考えております。それから朝日山線の西側を通る路線については朝日山公園線というようなことで、名称を変更したいというふうに考えております。
 したがいまして、在来線を拡幅するのではなく、今までの路線をそのまま継承するということでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そうしますと、今度計画されている土地区画整理地内の中を横断していくということになるわけですね。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)そのとおりです。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。というのは、あそこなかなか交通の渋滞になったりする地域で、区画整理との関係もあったんですが、なかなか区画整理が進捗しないために道路の関係が細くなったという箇所だと思うんです。今度、その認可がおりて宅地化が進めば、また新たな道路の整備とともにあの辺の交通量もよくなるんだろうと思うんですが、とにかくその計画がなされれば都市計画道路として行政の立場からも早く交通緩和の問題とか、何よりも交通安全の問題も絡みますから、それはそれで進捗を早めてもらいたいと、このように思うわけです。
 次の質問に移りますが、3点目に入ります。いわゆる土地区画整理事業に対する新たな支援体制についてということであります。
 この点については、前の議会でも質問もしたりしたんですが、きょう改めて市長の方からいわゆる保留地販売活動支援ということを新たに市政報告で打ち出されたものですから、その辺についてよろしくお願いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)土地区画整理事業に対する新たな支援体制につきましては、3月議会におきまして宍戸議員を初め多くの議員の皆様方から土地区画整理事業に対して支援策を講ずるべきだという御意見もいただきましたし、また特記事項もつけていただいたと。そういった状況から見ましても大変な状況にあるということは、私どもも承知しているわけでございます。
 特に、区画整理事業を推進するに当たりましては、事業費の担保となります保留地処分の促進ということが何よりも重要であります。実際にはなかなか処分が進まないと。したがって、そういった形で資金繰りに苦慮しているという状況であります。ですから、市といたしましては何といっても、いろいろ支援策はあるかもしれませんが、販売活動を促進するということが一番根本にあることでありますので、販売活動促進のための支援策を講じたいということで補正予算として提案をさせていただいているわけでございます。ですから、まず販売促進に対する支援ということでございます。具体的な内容につきましては、建設部長からお答えいたします。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)支援の方法としてはいろいろあるということで検討させていただいた経緯がありましたが、その中で今回は販売促進のために直接必要な経費について支援をしたいというような考え方を持っております。
 具体的には、例えば広告宣伝費、新聞折り込み代とかのぼりの旗を立てたいとか案内誘導標識を建てたいとかそういうものに対しての支援をしたい。それからまた、販売促進員というものがいろいろいるわけでありますか、なかなか充実していないということもありまして、その販売促進員を補充するというかそういう形への支援もしていきたいということで今回考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)少し安心したという部分があるんですが、実は区画整理組合は確かに個人的な事業だかもしれません。だけれども、私も前の質問でも何度も言っているんですが、こうした区画整理組合の土地であればこそ岩沼市の安定財源につながっている、しかも長く安定した税収の見込みたるものがこういうところから生まれているわけですよね。ですから、今現在は確かに土地の流れが悪くて、施工者に対しては本当に気の毒な部分はあるんですよ。だけれども、あの方々も減歩率を、自分たちに戻る分を減らしながらも精いっぱいの努力をして、それがうまく解散できた暁には1区画から10万円なりあるいは家を建てれば20万円という固定資産税なりが入れば、それはすべて市の財源につながるという一つの道筋があるんですよね。だから私は、今回、本当に税金のむだという、一つの見方だけとらえればむだと言われればむだかもしれないけれども、投資的に考えた場合、まとまった税金が生まれるああいう区画整理に対する今回の販売促進活動費というものは、私は当然あっていいと見ているわけです。
 ですから、これをむやみに何ぼも何ぼも出してくださいとは言いがたいんですが、ただ今3カ所もやっている事業ですから、そしてまた新たに加わる事業もあれば、1カ所やれば皆同じように歩調を合わせなければならない部分もありますから難しいところはあるかと思います。でも、やはり最後に行き着くところは投資をしても元手はとれるという、このメリット性を生かせば私は十分理解の得られるものだなと思いますから、活動に対する支援とか広告も、それもある程度つけていただいて、そして早目に解散できるような体制づくりには、行政側の力を十分生かしてほしいなと、こういうふうに願うわけでございます。その点についてはわかりました。
 区画整理組合の陳情の中で、いわゆる支援体制は今一つはわかりました。ただ、陳情の本来の趣旨に対する支援のあり方については、報告にもありませんでしたから、それはわかりません。あるいは、直接区画整理組合に対して行政からお話しされたか文書で出したか、それはわかりませんが、いわゆる私らはいろいろ、ああいう区画整理組合との話し合いの中で、いろいろな陳情の文案を見せてもらったんですが、今回の活動支援以外の、陳情に対する行政の検討あるいは取り組みというもの、果たしてどうであったものかということがちょっとわからなかったもので、この辺はどうなんでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)実は、宍戸議員がおっしゃるように、御要望いただいたのは例えば公共的な施設を張りつけてほしいといった要望がありました。ただ、今の状況としては、新総合計画の中で特に区画整理地内に対してこういった施設が必要だというようなところは言っておりませんのでなかなか難しい。ただ、岩沼におきましては御承知のとおり介護保険事業計画あるいは高齢者保健福祉計画がありまして、その中で岩沼でこれからこの地域にはこういった施設が必要であろうということが示されておりますので、それにかなうような施設をできるだけ区画整理地内に誘導できるように、市としても努力をしたいということで、実はいろいろやっているわけでございますが、今のところは明確になっておりませんので、具体的にお話をできないわけでありますが、一応そんな形で何とかある程度の面積をしっかり買っていただけるような形で実現できるように、市としても一生懸命さらに努力をしたいというふうに考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ぜひ、なかなか販売が鈍っている状況の中で、行政も金がいっぱいあれば問題ないけれども、ない中であっても最終的には、先ほどお話ししたようなところに到達するわけですから、ある程度行政財産の取得も何かに利用ができることをみんなで模索してもらえればいいのかなと、こう思うわけです。よろしくお願いしたいと思います。
 それでは次に、大きい項目の2番目の質問に入ります。安全安心まちづくりについてであります。
 少子高齢化、ひとり暮らし世帯の増加など、社会環境は変貌し、医療・年金・介護など将来の不安が取りざたされています。また、常識では考えられない子供から大人までを巻き込んだ事件事故が日々、テレビ・ラジオ・新聞等で報道されています。ひとりで生きるには厳しい社会の中で信頼関係の崩壊が一層進んでしまうのではと懸念しています。
 また、地球的規模で進められている環境問題でありますが、高度成長から生まれたツケは、これからの社会環境に大きく影響し、一人ひとりのモラルと地域を挙げて取り組む環境対策も身近な問題として大変重要なことと認識をしています。岩沼市新総合計画のまちづくりの役割に、市民の役割、協働、行政の役割がしっかり明示されています。
 以上のことを踏まえ、3点について質問をいたします。1点目は、救急体制の現場における問題点とその対応について伺います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)安全安心というのは、まちづくりの基本になることでありますし、またその安全安心というものはあらゆる部面で安全安心を確立していかなければならないと、基本的にはそういうふうに考えておりまして、市といたしましてもすべての分野を挙げて努力をしていかなければならないというふうに思っております。
 とりわけ、いざというときに必要な救急態勢をとるということが安全安心のまちづくりには不可欠なことであることは言うまでもありません。消防本部がとりわけ直に救急態勢をしくわけでありますので、消防本部職員には改めて任務の重要性を自覚し、可能な限り万全な態勢をとることができるよう日々努めていただきたいということで努力をしていただいているということでございます。
 具体的には、消防長からお答えいたします。

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議長(沼田健一)星消防長。

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消防長(星徳雄)平成17年中の救急出動件数については 1,404件と年々増加の傾向にあります。出動から現場到着までの所要時間については10分未満が全体の95%を占めております。平均到着時間については 4.5分ということになっております。県内の平均時間については 7.0分ということで、本消防においては 2.5分ほど早い、県内では一番早い消防本部となっております。しかし、道路状況などにより救急車が現場まで進入できない場合があったり、携帯電話からの通報で場所の特定に時間がかかるなど、現場到着に時間を要する場合もあります。救急の要請は、一般加入電話か、または携帯電話等が使用されておりますが、通報内容から場所の特定や情報把握等に多少時間がかかっているというのが現状かと思います。
 消防本部といたしましては、救急の要請に対して迅速かつ確実に意を用いて対応しているところでありますけれども、さらに消防庁舎の整備事業の中で消防指令装置の導入も検討されておりますことから、場所の特定など確認がより可能になりますから、救急出動も含めて消防車両の出動等についてはより確実な出動態勢が図れるものと考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)それで、一般的に岩沼市の場合は確かに全体の面積が 60.72ですか、本当にコンパクトなまちだから中心の消防署から出動すれば、よそと比較して早いのは当たり前なんです、これは。これは数字にならない、私から言うと。当たり前の話。ただ、それは当たり前なんですが、問題はこの95%から外れた、たまたま5%の中の人がこの救急の中で、いわゆる岩沼市内でも、本当に近間であっても袋路地とか迷路地があるんですよ。現実、消防の職員の人たち全員が岩沼市の地域をインプットしていて、あの辺だよと言われて行ってわかるなら、それはいいけれども、わからないのが大半だと思うんですよ。だけれども、わからなくては困るんですよ、それは。電話した人は待っているんですから、行ったんだけれども、わからなくてうろうろしていたんでは、救急態勢のあり方は悪いという証拠なんですから。私はそこを言いたいんですが、いわゆる岩沼でそういうふうな袋路地とか迷路地があって、あとややもすると消防車が入れない地域がいっぱいあります。とりわけ、救急態勢にあって質問していますから、電話が仮に自宅から行ったとして、赴いたときにお互いに連絡をとって、その近くまでは行ったと。しかし、その家が特定できなくて「なかなか来なくてねえ」という人も、私もじかに聞きましたよ。そういうことは、現実に一人でもあってはならない話であって、やはりそこで今言った4分何がしが云々の話じゃなくて、2分3分おくれたら7分になっちゃうんだから。それでは本当の救急態勢ではないなと思うわけね。
 そういうことからして、職員の人たちに、どちらかというとコンパクトなまちだからそういう迷路をふだんからしっかり覚えてほしいなという、そうした教育です、教育。それからあと、いろいろな訓練はやっていると思うからそれはいいとして、そういうふうな教育は果たしてどのようにされていますかということをお聞きしたいんですが。

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議長(沼田健一)星消防長。

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消防長(星徳雄)ただいま宍戸議員から指摘されたとおり、年間救急出動件数 1,404件あるわけでございますけれども、その一件たりともそういうことがあってはだめということに、そういう部分では認識しております。
 それで、消防職員の教育研修をどのようにやっているかということでございますけれども、現時点におきましては消防車両の運行訓練というものは毎月定期的にやっております。それから、管内の消防水利の点検ということ、これも毎月定期的にやっております。それから、防火対象物の予防査察ということで、そういう部分でも定期的にやっていますから、そういう部分においては管内の治水利調査等について、その辺も踏まえて実施しているところでございます。
 暗にそういう事案が何件か出ているということについては大変申しわけない部分でありますけれども、今後につきましては救急ばかりでなくて火災出動等も踏まえてすべての消防職員が管内を満遍なく網羅するというのが我々の使命でありますから、そういう部分も継続的に職員の教育指導等については意を用いて対応してまいりたいと考えております。以上です。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そうですね。当然、本当に私もしゃべるのは簡単、回答も簡単に返ってくるんですが、現実的にはその教育そのものが、私は例えば今言った、岩沼の中でどこどこにそういう袋路地とか迷路地があってわかりにくいんだという、そのいわゆるハザードマップじゃないけれども、消防マップというか何かそういうものもつくるくらいにならないと、職員全体に網羅できないと思います、はっきり言って。その都度連絡とって、本当に現場の近くまで行っているのに来ないんだものねなんて涙を出しているようでは困るんですよ。そういうことからしても、その辺の教育を私はしてほしいということをまずお願いしたいわけで、回答は要りませんから、その辺お話しすればわかると思うんで、ぜひそこはしてください。
 それで、これからは高齢化が進みますよね。相まって、ひとり暮らし、そういう人たちがふえます。そうすると、さっきの話じゃないけれども、2人でいるならば1人が道案内程度のことで、「こっちこっち」ぐらいは言える。ひとりだったら、これはできませんね。だから、そういうことも考えると、さっきのお話などは、行く側がいろいろなことで気遣いをしないと無理なんだろうなというのが実感として持っていたんです。だから、そういうことも含めて、さっきの話に結びつけてくださいね。
 では、次の話をします。ことし、私どもが入っている教育民生常任委員会で北海道の旭川の方に行政調査に行かせていただきました。その調査の目的は、高齢者世帯の福祉行政についてということの行政調査であったわけですが、ここの内容をちょっとお話しさせていただきます。
 調査目的は、福祉行政というんですが、旭川の場合は消防本部にいろいろなそうした福祉部門にかかわる事業を展開する部署を設けたんですね。一つには、災害者救急通報システム、ホットライン 119、二つ目には災害弱者訪問サービス、ほのぼのサービスというんですね。それから三つ目として訪問健康相談等推進事業、これあんしん事業というんですね、この三つの事業。これを見ると、一般的に考えるのは民生部門の保健とか福祉の部門なんでしょうけれども、ここの調査においては消防本部が説明しにきたんですね。もちろん、こういうことだから私たちも行って聞いてみましょうということで行ったんですが、案の定すばらしい内容だったなと。そういうことを見てきたわけです。
 その三つの事業を消防本部内に設置しまして、救急救命士は以前から法制度の中で配置は義務づけられました。しかし、旭川市は独自のこういうシステムをつくって、保健師さんもこの体制の中に位置づけして配置しているんですね。そして、人員の配置のみならず、いろいろな先端をいく機械装置というんですか、例えばセンター側にある機械、それから訪問側にあるところからセンターと直結してすぐにわかるような体制の機械装置、当然金もかかりますね。そういうふうな装置をつけながらいろいろ取り組んでいるという旭川の事例だったわけです。
 しかも、話をずうっと突き詰めていくと、今は退職されたらしいんですが、当時の消防長さんのちょっとした発案からこれが発端となって消防本部にこういう事業を立ち上げようということから始まって現実化したということなんですね。
 いろいろデメリット、メリットを聞いたわけですが、やはり一番は高齢者の方を対象にしたということですから、高齢者が何がいいかというと安心するというんだね。なぜならば、消防署の人たちは服装が統一されていて一目で安心するという、何か最初から安心感があるらしいんです。普通だったら、私服で行かれれば、セールスかなんかと思って、また変なのが来たなぐらいに思うんだけれども、やはり考えどころが違うねと。そういうことからすると、今回の調査は、私も何年か行かせてもらったけれども、最高の調査であったなというふうに思うし、それだけに私は今回、あえてこの質問の中に取り入れさせてもらったんですが、岩沼市も平成20年には新しい消防庁舎、さらには防災センターの拠点となるものを大金をかけてつくるわけです。そうすると、そのときには最新版の装置も当然設置されるとは思うんですが、そのハード面のみならずこの際、旭川のとおりまねなさいとは言いませんけれども、やはりぜひ参考にすべきところはいっぱいあると。それで、ハードとソフトをしっかり融合させた消防防災センターの構築には欠かせないなというふうに思ったものですから、そういうことを踏まえて、市長、ぜひ旭川の内容がわからなければ資料は幾らでもお貸ししますから、そういう体制の考え方について、消防が窓口になったという体制について市長はどのように考えますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)大変すばらしいお話をお聞かせいただいたわけであります。通常は、消防といいますと火災の場合に出動するという、そういう災害のときの出動、未然予防とかいうことも含めて、それともう一つは救急ということでありますが、本当に安全安心を確立する大きな役割を担うとすれば、やはり今お話をいただきましたように、例えば高齢者の皆さん方に安心してもらえるようにはどうするかと。火災予防とかそういうことで、電力とか福祉関係と消防署員が一緒に家庭訪問をして適切なアドバイスをするというような形はとらせていただいているわけでございますが、例えば保健師等も含めて対応しているということ、確かにすばらしいアイデアではというふうに思うわけであります。ただ、岩沼市におきまして簡単にそれが取り入れられるかというとなかなか難しいわけではありますけれども、しかしながらこれからの方向としては、もうこれまでのようなセクションでこの仕事はこうだということではなくて、やはり総合的に対応していかなければならない時代でありますので、行政の仕事自体もバリアを取り除いてやっていくということも非常に大切なのかなということで、すばらしいことをやられているなということでお聞かせをいただきました。
 岩沼としては、ハード面の整備というものにあわせてソフト面ではどういうふうにしていくかと。これまでのいき方だけではなくて、新しいそういった先駆的な例というものを踏まえながら、どこまでできるか、ここで明確にできるわけではありませんが、十分調査をしてみたいというふうに思っておりますので、宍戸議員にはまたいろいろとお聞かせをいただきたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ぜひ、旭川市の事例を、いいところの何点かは取り入れられれば、岩沼市そのものの体制もよくなると思うんで、ぜひ検討していただきたいと、そのように思います。
 それでは、次の質問に入りますが、2番目です、防犯対策の犯罪の実態と行動計画の取り組みについてお伺いします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)防犯活動は、一般に地域社会の中で警察はもとより、自治体と地域住民の皆さんが一丸となって取り組むということでありまして、岩沼市におきましては5地区で組織されている防犯協会の中の防犯指導隊の方々による防犯活動、そしてまたふれあいパトロール隊による通学路等におけるパトロール等の活動を行っていただいております。
 また、本年2月からは、これも議会で御提案を議員からいただきましたけれども、公用車に安全安心パトロール実施中といったマグネットシートを張って防犯の啓発活動の一助としていると。今後は、自分の安全は自分で守る、地域の安全は地域が守るという自助・共助による防犯意識の啓発に努めるとともに警察署や防犯協会等との連携を図りながらお互いが支え合う地域防犯体制の拡充に向けた取り組みを推進していきたいというふうに思っております。
 犯罪の実態等につきましては、民生部長からお答えいたします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)犯罪の実態について申し上げます。
 これは岩沼警察署からの情報でありますが、平成17年中、1月から12月までの実態でありますが、岩沼市内での犯罪発生件数は 525件であります。これは前年度と比較しますと28件ほど減っているようであります。その内訳は、強盗などの凶悪犯が4件、傷害などの粗暴犯、これが10件、それから窃盗犯が 385件、そのほか器物破損、住宅侵入など 126件というような内訳になってございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)岩沼では、前こんなになかったような気がしたんですが、最近になっていろいろな事故がいっぱいありまして、テレビを見ていましても毎日のように、両親、家庭内で起こる事件が頻繁に報道されるもので、本当に我が家もそうなるんじゃないかなんて錯覚まで起きてしまうんですが、そのように我々の身近でも起きそうな雰囲気の状況にあるなというふうに思っているわけです。
 それで、いろいろ今お話しあったように、防犯に対する取り組みについてはそれぞれの諸団体とか、もちろん警察署が窓口になるわけですが、さらには市行政もいろいろな形で参画しながら取り組んでいるのは、それはわかるんですが、何かマンネリ化しているというか、危機感が薄れてしまうような感じもあるんですよね。ふだん余り起きないことが起きると、そのときはうんと注目されて、ああそうだそうだとみんな騒ぐんだけれども、それが二度も三度も立て続けにあるとまたかぐらいの調子で、どうも感覚が薄れるなと。私も、いろいろ防犯の方で何回か歩いたりなんだりはするんだけれども、本当に、変に話しかければ変なおじさんから……、なんていろいろな変な話にもなりかねしないような状況もあったりしてやりにくいんですが、危機意識というか、その意識の高揚ということに対してはチラシはもちろん、これは永久的にやらなければならない話だけれども、それにかわる何か危機意識の何かです、私も何かはないんですが、そろそろ改めて発掘するときに来ているのかなと。その何かはないんですが、もちろん行政の中にも防犯に関係する部署もあるわけでしょうから、その辺も今後の検討課題の一つとして検討されたらいいんでないかと思った次第ですが、市長いかがですか、その辺は。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)確かに、防犯活動につきましては警察あるいは防犯協会等にお願いをしているということでありまして、市としても主体的な取り組みが必要だというふうに思っておりますが、何しろ市でやれることには限度があるということであります。かといって、しっかりやらなければならないということでありますので、啓蒙啓発活動を中心に行っていくというふうに考えております。
 大切なことは、犯罪が起きたときに、そのことについて対応するという対症療法ということも極めて大切なことではありますが、一方では犯罪等が起こらないような安全安心のまちづくりということを地道に進めていくということが大切だというふうに思っております。
 では、具体的にいいますかというと、確かにチラシ等を配って喚起をする、あるいは一定の期間のときに、またとりわけ何らかの形でキャンペーンを行うということだけで、確かにそれ以上のことはできないということでありますので、新たな何らかの対応ができれば非常にいいというふうに思っておりますが、基本的にはやはり犯罪に遭わないように、犯罪が起こらないような、強いしっかりとした地域をつくっていくということで、これは単なる防犯対策ということよりはまちづくり全般としても取り組んでいかなければなりませんし、このことは本当に子供から大人、お年寄りまですべての人たちにかかわりのあることでありますので、いろいろとアイデア等があればできるだけお聞かせをいただいて、取り組んでいかなければならないのかなと。明確な回答ができないということでありまして心苦しく思いますが、努力をしていきたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)防犯に関して最後の質問をしますが、防犯で私が一番懸念していることは、実際起きたことの情報伝達として流れ方が遅いというか来ないというか、情報の共有化が進んでいないという実態は、私も防犯の指導員という立場であっても感じています。
 つまり、自分でそういう危機的な環境にあることを知らないために、ややもすると自分が巻き込まれるということになることもありますね。そういうことからするといち早い、そうした情報を市民みんなが知り得るようなシステムの構築は当然必要なわけだけれども、最近できた法律の中ではいろいろ個人のプライバシーの問題にかかわったりして、ここまではできるがここまではできないなどと難しいものもあると。だけれども、やはり自分のことは自分で守るという基本スタンスがあるならば、せめて情報ぐらい知り得ていないと守りようがないこともありますから、そのことからすれば情報の共有化を図れる、何かシステムづくりに行政が一丸となって考えてもらえればと、そういうことを最後にお願いして、回答は要りません。そのことだけを申し添えておきます。
 それでは、時間にもなりましたので、3点目の質問に入ります。地球温暖化対策についてでありますが、平成17年度実績と18年度の対応についてお伺いします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)市の各施設からの温暖化の要因とされております二酸化炭素の排出量につきましては、平成21年度までに6%削減することを目標にしまして17年度から取り組んでございます。
 その結果でありますが、17年度の二酸化炭素の総排出量が全体で約 2,990トンで、これは基準年であります14年度と比較しますと 4.5%の削減というような、比較的良好な結果になりました。これは、各施設におきまして温暖化対策を意識しながら、一つは冷暖房設備の適切な運転とか照明時間の短縮など、電気、重油、こういったものの省力化に取り組んできた結果だと考えております。
 18年度につきましても、この17年度の結果を検証しながら温暖化対策の推進を受けまして、具体的には夏場の室内の温度、これ28℃という高めに設定するとか、冬場になりますと20度に室温を設定するとか、照明時間の短縮、さらには間引き照明とか、こういったもろもろの省エネに取り組むということ。さらには、環境にやさしい物品の調達、使用、こういったものに取り組むということであります。こういった中で、21年が一つの目標でありますが、6%削減に向けて取り組むということであります。また、市が一つの事業所という立場だけでなくて、市民の皆様、さらには事業所の取り組みということも必要になってまいりますので、具体的な省エネの取り組み、さらにはグリーン購入の促進と、こういった取り組みにつきましても啓発に努めていきたいと考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)早速、17年度の実績が出されていい数字が出たようなんですが、詳しい資料は9月の決算のときにまた出るんでしょうから、そのときにまた見せてもらうようにして、問題は21年度目標の6%までに到達できるように努力しなければならないということは当然でありますが、それぞれ施設によってやり方の違いもあるんでしょうが、当初いろいろ計画を策定した内容に沿ってやるんでしょうから、その遵守だけはしっかり実行してほしいということであります。
 それで、この省エネに関して広報の中からちょっと確認 ── 確認というか質問させてもらうんですが、消費電力の削減にかかわるということで道路照明を水銀灯からナトリウムに変えるということで広報に載ったんですよね。これはこれで相当な本数がありますから、相当な削減になるのかなと私は思ったんですが、これ、もしわかればでいいんですが、実際岩沼市の今の水銀からナトリウムに変更した場合、果たしてどれくらいの削減になるであろう、見込んだ話としてこういうことの取り組みに結びついたのか、その辺ちょっとお聞かせ願いたいんですが。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)正確には数字はわからないわけでありますが、大体電気料で半額近くになると、同じワット数だとすればというようなところでいろいろ、更新時期にできればナトリウム灯ということで、各町内会にお願いをしているところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そういうことで、私たちの町内会で管理する防犯灯も当然ありますから、切れれば自動的にそっちに切りかえるんですが、ただ消費の電気料によっては早くした方がいい場合もありますよね。長年、今から10年も、いつ切れるかわからないけれども10年ぐらいかけて、早く取りかえた方がもとがとれるかもしれないし、そういうことからして町内単位でもしそういうふうな変更を積極的にやろうという町内会に対しては多少そういうふうな援助もないと、これもまた細々とやっている町内会で大変なんですが、そういうことはお考えあるんですか。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)実は、水銀灯からナトリウム灯に取りかえる場合は、球だけを取りかえるというわけにはいかなくて、器具の一部も取りかえる必要がございます。したがいまして、球が切れたからナトリウム灯というふうにはなかなかいかないということで、ある程度使えなくなった時点で取りかえるというのが現状であります。
 今後、補助の中身については検討させていただきます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ぜひ検討してください。というのは、町内会も本当に大変な状況の中で電気料を払っているわけでして、できれば明るくしようということで努力はしているんですが、ふやせば電気料にはね上がるということなものですから、市のそうした取り組みに協力をするとあらば多少は、やはり3割4割の援助もやぶさかではないと理解してほしいなと、こう思うわけです。そういうことを含めて、回答は要りませんから、そういうことを内部で検討してください。
 それからもう一つ、この環境問題は、これ特に今は行政が先頭を切って取り組みました。今度は、民間がどうするかという問題になろうかと思うんです。民間に対する取り組み、あるいは働きかけ、今後どういうふうに進んでいくのか、その辺をお聞かせください。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)民間といいますか、家庭での省エネの取り組み、それから事業所での省エネの取り組みというぐあいになってまいりますが、これにつきましてもちょっと先ほど触れましたとおり、まず市の広報などでその辺の啓発をしていきたいと思っております。
 実は宮城県政だより、これは7月で各家庭に配られているようでありますが、県の方でも今回、「環境にやさしいことを始めませんか」というようなタイトルでこの啓発を図っておるようでございます。この中身を見ますと、家庭におきましては省エネ、特に電気の使用を抑えるといいますか、消費電力を抑えることの取り組みがよく求められておるようであります。ここについて、具体的に取り組み方も書いてありますので、市といたしましても同じようなといいますか、このような形で今後とも、家庭、さらには事業所に啓発を図っていきたいと思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そうですね。民間も同一歩調で行政と一体となって取り組みしなければこの環境問題の抜本的な対策にはならないと思います。早急に、啓発のみならず、場合によったら自宅なり事業所なりに出向いてでも市がやっている姿、あるいはこういう取り組みの重要性を肌で訴えるくらいの体制をとっていただきながら、行政の指導を高めていただきたいと、こういうふうに思うわけです。
 以上で私の質問は終わります。

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議長(沼田健一)7番宍戸幸次議員の一般質問を終結いたします。
 休憩をいたします。
 再開は11時15分といたします。
    午前11時5分休憩
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    午前11時15分再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 15番五十鈴川みよ子議員の一般質問を許します。直ちに発言席において発言してください。
    〔15番五十鈴川みよ子議員発言席〕

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15番(五十鈴川みよ子)日本共産党の五十鈴川みよ子です。
 まず最初に、井口市長の三選大変おめでとうございます。私は、市長が掲げた公約であったり、市民の声をしっかりと受けとめてまちづくりを進めるという協働の社会・まちづくり、それについてもしっかりと思い切った事業展開をやっていただきたいということをまず最初にお願いをし、一般質問を始めます。
 きょうは、障害児・者を取り巻く課題と提案ということで、一つは障害者自立支援法についてと特別支援教育についての2点について、9項目にわたって質問させていただきます。
 障害者自立支援法は、おわかりのとおり4月から実施されています。障害者が人間として普通、普通のといいますか当たり前の生活を送るために必要な支援、これを益とみなす応益負担は生きること、生き続けていくことそれ自体に負担を課すことになり、障害者、それから家族にこれまでどおりのサービスが受けられるのか、1割の利用負担が払い続けられるか、通う回数を減らしたい、10月からどうなるのか大変不安だという声が私のもとに寄せられています。このような不安を裏づけるかのように、ことしの2月、仙台市の鶴ケ谷で69歳のお母さんが障害のある子を殺しといいますかあやめ、そして無理心中をしたことが報道されました。仙台市だけではなくて福岡市でも同様の事件が起きています。
 私は、この障害者自立支援法がすべての障害者にとって毎日を安心して生き続けていくことのできる法ではないということを、私は申し上げたいと思います。この法の、障害を持つ皆さんのためにならない点については強く国に対して市長は求めていくべきだと思います。同時に、市独自のできる施策も多々ありますので、障害者の皆さんにこたえて施策を展開をしていっていただきたいというふうに思っています。
 まず最初に、この障害者自立支援法による利用者等の影響調査は行われたのかどうか、そこからまずお聞かせをいただきたい。

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議長(沼田健一)市長の答弁を求めます。井口市長。

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市長(井口經明)調査は今のところ行っておりません。本年度末に障害福祉計画を策定しなければなりませんので、その前段の取り組みとして今月中に3障害それぞれのサービス利用者に対するアンケート調査を実施したいというふうに思っております。その際に御質問のことを項目に加えて調査をしてまいりたいと思っています。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)新制度が始まって3カ月が過ぎています。全国で同じことが大問題になって、国会でも随分取り上げられまして、小泉首相はこう答えています。「苦情が来ている。実態を含めて調査する必要があると考えている」というふうに認めたわけです。
 私は、小泉首相が国会で苦情が来ていることを認めているということそのものが、たった2カ月ぐらいしかたっていないこの時期に認めていることそのものが、やはりとんでもない法律だという裏づけになるのではないかと私は思います。もちろん実態調査は、附則の中でもきちんと実態調査をするようにということですが、アンケート調査ということですけれども、その中身について、私は施行前とそれから施行後のサービス利用者の負担額とか、それから利用動向の変化だとか利用の実績だとかそういうものを利用者にわかりやすいようなアンケートをしてもらいたいと思うんです。
 もしかすると、アンケートのひな型が来ているかもわからない。だけれども、実態がはっきりとわかるようなアンケートの調査をしていただきたいというふうに思いますが、いかがですか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)アンケート調査の項目につきましては、現在調整中であります。当然、そのアンケートをいただく方々にとってわかりやすいような内容のアンケートということで今調整しておりますので、御指摘のことについて意を用いながら対応していきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)調査される方がわかりやすいということだけではなくて、市当局が実態把握がしっかりとできるような調査をしなければ、何の調査だかわかりません。というのは、法施行前後のことの比較ということが言われているわけですので、その辺のお含みおきをいただきたいと思いますが、いかがですか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)そのことも十分考慮しながら対応していきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)次は2番目ですが、調査していないということなので、これを割愛をします。
 3番目、負担増による退所者はあったのかどうかということですけれども、岩沼市においても施設に入所委託をしている障害者が何人かおられますけれども、この4月以降、負担増によって退所者はいるかどうかということですが、お答えいただきたい。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)現時点では、退所者はいないというふうに報告を受けております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)全国的にはやはりいるんですね。06年4月の共同作業所全国連絡会というものがありまして、私たち共作連(きょうされん)というふうに言っていますが、全国調査をやりました。これは、施行の前ですから3月17日から3月31日までの日にちだったと思いますけれども、とにかく施行前の調査です。
 応益負担が重くて退所した人、全国にです、 124人と出ています。それから、退所を検討して相談をしている人 205人です。この 205人の方がみんな退所したかどうかは、その後わかりませんけれども、合わせると 329人。法施行前の調査でしたので、実際この法が施行された後は応益負担が実施されればもっと増加、退所する人数が多くなるのではないかというふうに言われています。それだけ応益負担というものは障害者にとって大変重いものだと、もちろん軽減措置はあっても軽減措置はないにも等しいような軽減措置ですから、なかなか自分のところには当てはまらないというのがほとんどです。そういう意味からすると、本当に障害者が自立できる、自立をするための障害者自立法だったのかと私は思います。
 次、四つ目です。応能負担から応益負担に切りかわって市の財源がどのくらい浮いたのかということです。2005年4月と2006年4月の比較で、市の負担額はどう変わったのか、数字が出ているのであれば数字をお聞かせをいただきたい。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)利用者負担につきましては定率負担、いわゆる応益負担としまして、原則1割負担ということでございますが、その負担の上限が設定されておること、さらには低所得者に配慮した形での料金設定がなされているというようなこともありまして、それぞれの利用者の実質的な負担がどうなるか、全体が把握し切れない今状況になってございます。
 このようなことから、今のところ、市の負担がどのくらい浮くかについては具体的な試算が難しいという状況にありますので、御理解願いたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)それは重々わかっています。そんなに簡単に、支援費から1割負担になったからこのくらい浮いたというような、簡単にできるものではないことは重々わかって質問しています。しかし、そういう中であっても試算をしているところがあります。そういう意味では、きちんと精査をしてどのくらい浮くのか、それをどこに使うのかということも含めてお考えをぜひいただきたいというふうに思っています。
 ですから、支援費から利用者1割負担になったことですから、もちろん市の持ち出しの費用分は減額につながっているわけです。だから、厳密に計算をしていただきたいというふうに思いますが、すぐにはできないでしょうけれどもいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)現在、担当部署におきましては、一つは障害福祉計画づくり、さらには今回の目玉の一つであります地域生活支援事業をどうするか、さらにはサービスのための認定作業と、こういったものをやってございます。こういった中で、大分ボリュームの多い仕事もしておるわけでありますが、ただいま御指摘いただいたことにつきましても少し検討してみたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そうです。岩沼市独自でやる事業を、私もこれから質問するわけですが、あるわけで、市独自でやっていることもあるので、そこはわかっています。でも、事務的に、実務的にどうなのかということを計算していただきたい。今、計算するということでしたので、ぜひそれをやっていただきたいというふうに思います。
 次、5番、低所得者への利用料や食費等の市独自の軽減対策をということについてです。これまでも障害者の1割負担が生活を破壊する、本当に過酷な法律であるということだとか、それから福祉作業所に通う障害者にとって賃金を上回る施設利用料の負担は、障害者が自立するものに逆行するものだというふうに私は思って指摘もしてまいりました。障害者のもとに請求書が届いて、問題の深刻が今明らかになっています。いつも月初めに来る請求書が今月はまだ来ていないんだよということでした。というのは、施設も大変なんですよね。今までは月計算で来ていたのが、今度は日割計算というか1日何ぼとかそういう計算になってきて、一人ひとりのそういう計算を施設はしなければならないので、事務的にも大変、施設そのものも大変です。そういう意味では、本当に深刻さがこういうところにもあらわれています。
 日本共産党の国会議員団の調査でも、国の軽減制度では所得要件が厳し過ぎるために実質的な負担軽減には役立たないという事例が明らかになりました。例えば、通所施設の利用者は家族の同居がほとんどですから、利用者本人だけの収入を見れば、本当にわずかであっても、負担額の算定に当たっては家族全員の収入合算で今回は来ているんですね。そのことから、多くが一般区分を適用されて負担軽減策の対象になる人が本当に少ないということが明らかになりました。
 ある障害者の方は、在宅障害者のデイサービスを利用して、これまで本当に1日 400円の食費代ぐらいで済んでいたのに、5月に来た請求を見て2倍以上になっている、2万円以上にもなっているので、本当に驚いたと言っているんです。ですから、回数を減らそうかと思ったんだけれども、やはり喜んで行っているので減らすわけにはいかないかなと、とっても悩んでおりました。「五十鈴川さん、何とかならないんでしょうかねえ」とも言っているんです。私は、この低所得者への利用料や食事などの市の独自の軽減対策、いろいろなところでやっているわけですから、そこを研究していただいて、ぜひ岩沼でも軽減策をとっていただけないだろうかと思っていますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)今回の障害者自立支援法が、五十鈴川議員にお話をいただけば全く問題のある大変な法律だということであります。ただ、これまでの日本の福祉は、どちらかといいますと保護的なことでまいりました。今回の場合は自立ということをうたっているわけでありまして、これまで実は、特に障害者の方々につきましては、実際に自立ということを真剣に考えてこなかったという側面が日本全体、福祉界としてはあったのではないかと思います。その意味では、自立を支援するという基本的な方向には誤りはないのではないかというふうに思います。
 そしてまた、同じ自立をした人間というのは、すべて経済的にも何もかも行政に出してもらうのが自立するということではなくて、やはり障害を持ったとしても、障害のない人と同じように一人の社会人として、状況によっては税金を納めるという立場になるということが大切なことだと。それが自立をすることではないかといったような意見もあるというふうに思います。ただ、現実は障害を持っているために、ほとんどの皆さんが大変所得も低いということでありますので、今回の制度設計につきましては、ねらいの一部は理解できるとしても、現実問題としてはかなり制度設計が甘いということは、私も感じております。
 特に、自立というわけでありますが、結果としてはその自立というものは経済的自立ということだけに重きが置かれてしまったと。全般から見て、人として、ほかの皆さんと同じようにこの社会の中で自分で選択して自分で生きられるという意味の自立ということではない形が進められていると。したがって、結局のところ定率負担と、これはただほかの分野では1割を負担してもらうとか2割を負担してもらうというのはごく当たり前に行われていることでありますので、障害者の皆さんだからといって定率負担がすべて悪いというふうには思わないわけではありますが、これも御指摘をいただいておりますように、障害の重い人ほど費用負担がふえるという、全くねらいとしなかったというか、もしかすると五十鈴川さんから見れば、それをねらいにしたのではないかというふうに言われるかもしれませんが、いずれにしても非常に課題の多いという……。ですから、結果としては定率負担という考え方に、本当にすべての面から見て妥当性があるのかどうかということについて疑問を投げかける人もかなり多いわけでありますし、また地域の拠点として特に利用施設の経営状況を見ますと、今回の自立支援法が行われることによって危機的な状況になっている人たちが数多いというわけでありますし、また意欲を持って知的障害者の方々の福祉のために働こうとしている職員の皆さんも、先行きどうなるのかなという不安を持っているという現場の声も相当寄せられているわけでありまして、こういった疑問に対してなかなか国の方はしっかり答えていないというのが実情であります。
 かといって、では法律が施行されたにもかかわらず岩沼はそのルールに従わないということは現実問題できないわけでありますので、法に基づいてしっかりと岩沼市としても対応していかなければならない。しかしながら、実は苦慮するのは、現実問題として多くの方々が厳しい中でさらに、これまで支援費という形で進められてきたものが大方今回の自立支援法によって一定の割合での負担をいただくということ、これは大変だということであります。ただ一応、形としては上限設定等が行われているわけでありますので、ある程度低所得といいますかそういった方々への配慮があるということでありますので、理論的には新たに市独自の軽減策というものはとるのは難しいと。とりあえずそうお答えをさせていただきます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)制度的にできたから、それはやはりしなければならないというのは、当然わかります。だけど、この法律の弊害をそのままにしておいていいのかということですよ。福祉を標榜する井口市長の政治姿勢が問われるんじゃないかと私は思いますよ。
 例えば、障害者サービスの県の調査、この間新聞に出ましたけれども、利用を控えた人が73人、自立支援法施行が影響しているという報道です。ちょっとこれを読んで見ると、「4月施行の障害者自立支援法の影響をめぐる県の調査で、サービス利用料の原則1割負担や食費の実費負担の導入など、利用者の自己負担増により73人がサービス利用の中止、回数の減少に追い込まれている」。これは6月7日から14日にかけての実施ですから、仙台市を除く35市町村の80施設を対象にしてアンケートをとったということです。アンケートの回収率が76.3%ということで、何でそうなったのかといったらば、「作業所の工賃より利用料の方が高い」「食費負担が大きい」というふうに調査票にコメントしていたそうです。
 私は、私の夫も障害者でしたから働いて税金を納めていました。障害者の方で、働ける人は喜んで働いて税金を納めていますよ。働きたくとも働けないからいろいろな福祉施策をお願いをするという状況に私はあるんじゃないかと。今市長が言ったように、今回の制度は本当に甘くて、経済的な自立だけが前面に出てきているんじゃないかというふうに言っていましたけれども、私本当にそうだと思いますし、現場で働く職員の人たちは本当に困っているんじゃないかと、私は実際聞いたことありませんけれども、私は思います。こんなわけのわからない、事務的に大変面倒な、そして10月に法可決して4月から施行だなんて、そんな期間も本当にないようなところでこういうものが出てきたということそのものが、私は本当に大変だと思います。ですから、私は市独自の軽減措置をぜひしてほしいというふうに思います。
 私は、岩沼市の中でも生活保護世帯だとか就学援助だとか、国保の滞納だとか物すごくふえていますでしょう。貧困と格差の社会の新たな広がりですよ、これでは、そういう結果を招いています。ですから、問題の克服と是正を求める一つとして、今こそ住民福祉の機関としての自治体の役割を発揮しなければならないんじゃないかと思うんです。住民の暮らしや生活をしっかりと守るという、そういう自治体の役割を発揮してほしいと思います。
 国が社会的弱者に負担増を押しつけてきたときに、自治体がその防波堤となって生活と権利を守らなければならないわけですから、それが地方自治の役割ですから、ぜひこの軽減措置を考えていただきたい。いかがですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)福祉を標榜する市長としておかしいという御指摘をいただいたわけでありますが、障害を持っているからといって、あるいは障害者福祉がすべてただだと、すべて税金でやらなければならないという形はやはり前時代的な考えではないかと。障害を持った人でも一人の社会人として自分が支える側に回れるとすればそれは理想であって、そういう形で進むような自立ということを大いに求めていくべきではないかと。ですから、方向性としてはいいと。しかし、現実問題としては、相当数の方々にこれまで以上に過酷な状況に追いやるということでありますので、これはやはり制度設計上いろいろ問題があるのではないかというふうに考えるわけであります。
 結果として、ですから自立をそんなに進めないというより、むしろ阻害をする面もあるのではないかと。かといって、じゃ簡単に市独自の軽減策ができるかといいますと、何もかも、例えば国県が行ったことでマイナス点があるからといって、自治体として確かに住民の生活を守るという責任はありますが、じゃ国が行ったことに対してすべて、おかしいからといって岩沼市の市民の皆さん方の税金で全部そういうことに対応できるのかといったら、これもまた実は難しいわけであります。ですから、できることならば、国の方でそういうことがないように日本共産党にもしっかりしていただいて、国でそういう法律が通らないようにとか、あるいは日本共産党が特に首長になっている自治体もたくさん多いわけでありますから、そういうところも模範的なことをやっていただくことによって、日本全体にそういう考えが本当にすばらしいんだといえば広がっていくわけでありますので、そういう意味では大いに頑張っていただきたいと。ただ、私といたしましては、現実はそういっても実際に市民の皆さん方が今度の自立支援法によって相当苦しまれるとすれば、それを市としてはできるだけの対応はしなければならないということは基本的に思っております。ただ、今簡単に、繰り返しになりますが、どこでも行うことに対して、岩沼市だけが何らかの対応ということが果たして全体としてどうなのかなと苦しむところもありますので、その状況も御理解いただきながら、五十鈴川議員からの熱意あふれる御意見でありますので、もちろん改めて独自の軽減策ができるかどうかということは十分検討したいと思っておりますが、一応法律上は低所得の方に配慮をしていると言われている方策がありますので、それで何とかやれればなというふうに思いますが、繰り返しになりますが、十分……、ただ事務的に相当煩雑になったりとかいろいろな問題等がありますので、簡単に「はいやります」というふうに言えないわけでありますが、真剣に考えてみたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)市長、誤解していますよ。すべてただだとか、それから何もかも皆ただにしてくれなんて言ってはいない。ただ、今回の軽減措置が本当に軽減措置、上限決まっていますけれども、そこに入らない人がほとんどだということで、この軽減措置が役に立たないということ。だから、岩沼市独自でやらなければならないんじゃないかと私は言っているんです。
 市長は、日本共産党、東大阪で党員首長当選しました。そうですね、私も大変うれしいです。そういうところで本当にいい市政をやっていただいて、全国に波及すればいいというふうに思っています。
 市長は今、まず真剣に考えてみたいということと、できるだけの対応をしなければならないと思うが現実的にはなかなか難しいなというふうな話でしたけれども、実際どうなのかという、軽減措置がどのくらいの人がそこに入るのかというのを実際やってみたらいいと思います。もう出ていますので、ぜひそれをやってみていただきたいと思いますがどうですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)検討はしてみたいということです。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)全国的にどういうところがあるかというと、市長知っているかもわからないけれども、岡山市、倉敷市なんかは減免措置しているでしょう。あと、東京都内いろいろなところね、区でやっています。それから、政令市や市・区の 849自治体のうち15%に当たる自治体が独自の軽減策をつくっていますね。
 岡山市は自立支援サービスの自己負担を3分の1の補助をしている、それから北海道帯広市は国の軽減対象である市民税非課税に加えて所得税の非課税世帯まで広げてサービス利用料の10%を半分の5%にしたということです。東京都内、区なんかでもいろいろやっているわけですけれども、私はそういうものを研究して、ずっと並べてみて、岩沼市の独自の施策を本当に真剣に考えていただきたいと思いますが、もう一回確認しておきたい。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)いつも真剣に考えているというふうに思っております。ただ、法律で決められたことに対して何もかも例外だ例外だというふうにすべての点でいくのは果たしてどうなのかなと。福祉だからやらなければならないとか市民にかかわることだからやらなければならないと。言葉で言うのはごく当たり前のことでありますが、ただそのことが岩沼市単独ですべて岩沼市民の皆さん方の税金でやっていくということを考えますと、やはりいろいろ考えるところも多いわけでありまして、必ずしも真剣に取り組まないということではありません。ただ、できるだけのことはしなければならないということは当然のことでありますので、いろいろ検討してみたいと。ただ、やれるかどうかにつきましても、今の時点においては「はい、岩沼市としては間違いなくやります」というところまではお答えはできない。ただ、いろいろと検討してみたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)私は、法律だから何もかもというふうに言っているんではないんです。国の政治の中で、悪法も法なりですから、いろいろな弊害があって自治体いじめの法律もいっぱいあるわけでしょう。職員が本当に困っている法律だってあるわけですよ。窓口になって、何て市民に説明したらいいか、何て納得してもらったらいいかって、職員は現場にいるわけですから、本当にかわいそうなくらい頑張っていますよ。国は、キャリアあたりなんか机の上でコンピューターで計算なんかして法律つくるか何だかわかりませんけれども、そんなのが自治体におりてきて、こうやれああやれって……。だから、それを法律だから何もかもなんて言ってはいないですよ。やはり、そこのところは自治体が防波堤になって頑張らなければならないです。だから、市長もいろいろなところに行ってそういう話をすることがいっぱいあるわけでしょう。そういうときにはきちんと言ってください、国に対して、強く求めてください。
 次、六つ目です。地域生活支援事業の利用料は、現行どおり無料または応能負担にということについて質問します。
 この事業は、岩沼市が実施主体になる事業ですから、事業としては大きく広がって地方自治の観点からも地方の自主性が大変求められるのではないかと私は思うんです。具体的に、きっと知っていると思うんですが、相談支援もありますでしょう、ガイドヘルパーがあるでしょう、手話通訳派遣事業あるでしょう、日常生活用具給付事業ある、それから地域活動支援センター事業が、これ必ずしなければならないんですよね。これ以外に、新設制度もあげられているんですよね。多面的に事業展開をすることが求められているわけなんです。
 財源の問題なんですけれども、この財源がやはり問題なんですよね。裁量的経費であるために、財源は大変不安定だと言われています。統合補助金となっているために一般財源化になるでしょう。だから、首長の考え方によっては、ここに予算をつけなければやらなくてもいいんですよね、大きな広がりをつくらなくともいいという、そういうものです。これと同時に、大変けしからんです。2006年の予算どのくらいかといったら、国の予算、半年、10月からだからということで 200億円、全国で 200億円の予算ですよ。本当に、私はこの予算を大幅にふやして市町村に対しての十分な財源支援を行う、そういう意見をきちんと市長は述べるべきだと思っています。
 同時に、独自にこれ条例で事業を進めるわけですけれども、今回出てこないから9月に出てくるんでしょうけれども、例えば移動介護というかガイドヘルパーですよね。ガイドヘルパー事業は、障害者の外出を保障して社会参加を支援する制度として、障害者の方大変喜んでおりましたですよ。この自立支援法では利用料金がかかる。やはり10%になるんでしょうかね、何かそこはっきりしませんけれども、かかるというふうに言われています。障害者の方は、負担がふえれば、一回一回そういうふうになるのかしらねというふうに大変心配していました。私は、こういう外出を控えたりなんかすると、社会参加がずんずん減ってくる、外に出なくなる。そういうふうになってきたら、自立と社会参加ということからしたこの自立支援法からは逆行するものじゃないかなというふうに私は思うんです。
 市主体のこの事業については、私は現行どおりに無料あるいは応能負担の利用料にするべきでないかなというふうに考えているんですが、条例、今回提案されていませんので、その辺はどういうふうに、9月の議会で提案するのかお答えいただきたい。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)利用料につきましては、今お話しのとおり、まだ決定をいたしておりませんが、先ほどお答えをいたしましたように関係者のアンケート調査結果等を踏まえまして利用料のあり方について十分検討したいというふうに思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)私は、アンケートの調査というのも大事ですけれども、やはり市長の政治姿勢としてきちんと今のような、現状を踏襲すると、岩沼市独自で決められることですので、そこはそこで大いに発揮していただきたいというふうに思います。
 と同時に、やはり国の予算、これさっきも言ったけれども、いろいろな点で困難な点があったり利用できないような、そういうものがありますので、政府に対して強く求めるべきだと思いますが、その辺はいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)市長会等でもいろいろ、それぞれの地方あるいはそれぞれの都道府県におきましてまとめてこういった障害者自立支援法についても国の方にいろいろ意見を寄せているわけでございます。
 私も、たまたまサミットという形で東北の首長が、厚生労働省の担当の局長が来られて話を聞きたいということで出させていただきまして、その場でもいろいろ御意見を申し上げたわけであります。意見を言うことはできるんですが、実際に言ったとおり実現できるかどうかというふうになりますと、なかなか難しいことではありますが、機会を通じて必要なことについては意見は言わなければならないというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)ぜひ強く求めていただきたい。
 それから、7番目に移ります。障害者福祉計画の策定は障害者の参画で。
 この計画、今後つくるわけですけれども、来年の3月まで、18年度につくるというふうに言われています。今後5年間の障害のある人の支援の水準を決める大事な計画になってきます。ですから、地域の障害者の実態やニーズを的確に把握して、私は障害を持っている当事者の方もこの中に入れて、計画策定の中に入っていただいて策定するように求めたいと思いますがいかがですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)当然、まずはアンケート調査の結果も反映させるということもやっていかなければなりませんが、策定委員会を当然設けて進めてまいりますので、その委員としては当事者、関係者の方々にも参画していただかなければならないというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)ぜひお願いをしたいというふうに思います。
 この障害者福祉計画は、具体的な数値目標を持って計画策定するのはもちろんなんですけれども、障害者の所得の補償策とか雇用とか、それから就労、こういうものを初めとして特別支援教育とか発達障害とか、難病とか、障害者自立支援法の中に含まれないそういうところのものも中に入れた、例えば今言ったような特別支援教育とか発達障害とか難病、障害児学童とか権利擁護のシステムとか、そういうものを総合的に盛り込んだ障害者福祉計画であってほしいなというふうに思っていますが、その辺はどう考えていますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)今回の「障害者福祉計画」ではなくて「障害福祉計画」でありますけれども、これにつきましては今お話をいただきましたように具体的な数値目標を設定するということが一つでありますし、また地域みんなで障害者を支える体制をつくるということもねらいとされているようでございます。
 そして、例えば課題になっておりますのが、しっかりとした所得が得られるようにということになりますと、今までの一般的に言われる福祉就労ではなくて一般就労まで高めていかなければなりませんが、現実に一般就労できる人というのはほんのわずか何%でありまして、ほとんどできない状況。かといって、じゃジョブ講師なり何なり置いて、できるだけやっていけばいいということも手法としてはあるんではありますが、市町村においてはなかなか、特に岩沼レベルではなかなか難しい状況にあると。しかしながら、そういったことも含めて今回の計画に盛り込んでいかなければならないということでありますので、できるだけ岩沼市としてやらなければならないことをしっかり把握をして、そしてよりよい福祉計画であるように努力をしていきたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)もう一回確認。総合的な計画が必要だと思うんです。例えば就労だとかそれから雇用なんていうのもそこの中に入っていますけれども、擁護システムだとかそういうものも含めたものにしてほしい、総合的にしてほしいと思いますが、その辺の考え方いかがですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)障害を持った皆さん方の福祉向上のための計画でありますので、関連分野につきましてもできるだけ十分調査をし把握をして、そして計画の中に盛り込まれるものがあるとすればできるだけ盛り込むように努力はしたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員、2番目に入りますか。

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15番(五十鈴川みよ子)2番目に入ります。

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議長(沼田健一)それでは、ここで休憩をいたしたいと思うんですけれども。
 休憩をいたします。
 再開は午後1時といたします。
    午前11時57分休憩
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    午後1時  再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 15番五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)二つ目の質問に入ります。
 特別支援教育についてです。
 2003年の3月に文部科学省の調査研究協力者会議というところで、今後の特別支援教育のあり方についての最終報告を出しました。この報告は、岩沼の学校教育における障害児教育のあり方にも大変関係があるということで、あえて今回取り上げました。
 これは、障害の程度等に応じ特別の場で指導を行う特殊教育から、障害のある児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じて適切な教育的支援を行う特別支援教育の転換を図るというのが基本方針です。これは、戦後の日本の障害児教育史上かつてない大きな制度改革だということで、教育現場や障害のある家族なんかにも大きな波紋を投げかけています。その後、自立支援法ができて教育現場にもこれの具体化を進めようとするような動きも見えてきました。実際、養護学校の教員などはこれのための研修を始めたところです。
 そういう意味からして、最初の特殊教育から特別支援教育への転換を図るとの文科省の報告が示されましたけれども、教育長としてどのような見解を持っているのかお答えをいただきたい。

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議長(沼田健一)教育長の答弁を求めます。影山教育長。

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教育長(影山一郎)議員のお話にありました2003年調査研究協力者会議からの文科省への答申案、議員御承知のことと思いますが、平成17年12月に中教審答申におきまして特別支援教育を推進するための制度のあり方についてを取りまとめ、文科省に答申されました。この答申につきましては、先ほど議員もお話しありました障害のある幼児・児童・生徒の教育の基本的な考え方として、障害の種類や程度に応じ特別の場で指導を行う従来の特殊教育から一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な指導及び必要な支援を行う特別支援教育に転換することなどが提言されております。
 この答申の内容は、障害のある児童生徒の可能性を最大限に発揮するため、これからの特別支援教育の進むべき方向性を示しておりまして、大変意義深いものと考えております。当教育委員会や市内小中学校におきましても、この特別支援教育の理念と基本的な考えが普及定着するように積極的に推進してまいりたいと考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)教育委員会の見解はわかりました。
 この中で特徴的なことと言えば、特別支援教育の位置づけがきちんとされております。これまでの特殊教育の対象の障害だけでなくて、学習障害であったりそれから注意欠陥障害であったり、多動性の障害であったり、高機能自閉症などを含め自立や社会参加に向けて一人ひとりの、先ほど教育長も言われました教育的ニーズをしっかりと把握をして、持てる力を高めていくということ。それから生活や学習上の困難を改善または克服するために適切な教育や指導を通じて必要な支援を行うというふうに言っています。
 これまでの特殊教育が盲・聾、そして養護学校あるいは特殊学級と限定されていたものが、全児童生徒の約 1.5%だった対象が今度はずっと広くなりまして、対象児童生徒は約 6.8%ぐらいになるのではないかというふうに言われているところです。私は、教育長も今言われたように、最大限の力を発揮するということでは、個別個別は大変いいんですよね。私は、個別個別を言うわけではないんですが、そういう意味では個別個別の事業については大いに推進をしていただきたいというふうに思っています。そして、岩沼では推進もしてきたのではないかというふうにさえ思っています。例えば岩沼小学校にしたって、特別教室が四つ五つあるわけですから、そういう意味では各小中学校でこういう教育を先取りして進めてきたというふうにさえ私は思っています。
 私は、個別個別の提言を見る限りでは、今まで障害児・者教育に携わってきた関係の方たちの議論を取り入れたもの、あるいは家族の方たちの要求をくみ入れたものというふうに思っています。しかし一方では、この根底にあるのは何かということを考えたとき、もろ手を挙げて賛成だというふうにはなかなかいかないと思っています。これは、構造改革の名による教育財政の削減が根底にありました。公教育のスリム化、露骨にあらわれています。例えば、人員の配置、設備、そして施設の条件整備、一定程度認めているんです。そういう形にはなっています。しかし、国は何と言っているかというと、ほぼそれは満たしている、国はそれは果たしているから、あとは自治体でやりなさい。言葉を選ばないで言えば、自治体に国が責任を放棄して丸投げをしたという形にもとられます。
 私は、今でさえも岩沼市内の小中学校の特別学級が加配をされながら運営をしている状況を見るにつけ、これが基本方針として出されたときにはきちんと財源が確保された上でのものかというと、そうではないように思いますけれども、いかがですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)私は、特殊教育から特別支援教育という名前が変わったことが画期的だと思っています。
 たかが名前でありますが、されど名前であります。この内容が変わってございまして、一人ひとりのニーズに応じて適当な、いわゆる特別な支援を与えると。先ほど申しましたように、対象者が拡大して 6.8%、全国で68万人いるとする。今まではもっと少なかった対象者ですが、それがふえてきたわけであります。それについて今回、答申の内容を見ますと、大変まだあいまいな部分がございます。私自身もとらえない部分がありますが、とらえているところにつきましては、今まであった従来の財産、いわゆる特殊学級はそのまま置いて、そのほかに新たなすばらしい特別支援教室を生み出すということ。そうすると、特別支援教室というふうに今度は名前が変わりますから、従来ありました特殊教育が五つある学校は、またもう一つ教室がふえるわけであります。
 新たな施策で特別支援教室がふえるわけです。そこに対する人的配置はないということ、これはおっしゃるとおりでありまして、その辺の配置がなくて、うまくいくのかという心配でありますが、これはごもっともであります。ただ、これにつきましてはまだ見えませんが、内部でいろいろやりながら考えてくれないかというふうなことに解釈しているわけですが、ただそれにも限度がありますので、とにかく我々としてはやはり人的配置が必要であると。これを市町村におんぶに抱っこでは、財政が厳しき折というと怒られますが、そんなにあるわけではございませんから、それはなかなかそうはいかないというふうに思っているところでございます。
 したがって、この人的配置については我々もこれから要望を出していきたいなと考えているところであります。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そうなんです。本当に、いろいろな施策をやって、おろしてはくるんだけれども、地方分権だとかなんか言っていても、事業はおろしても金はおろさないというのが、こういうものの中にもあらわれてきているんです。ですから、今、教育長が言ったように新たに特別支援事業をやるわけだから、そうすると新たな人的配置が必要なのに、これの財源が確保されていないということが明確になりましたし、教育長も事あるごとに要望を出すということですので、ぜひそこはやっていただいて、岩沼の、今でさえも加配しているわけだから、そういう意味ではよりよい教育を進めていただきたいというふうに思います。
 次、2番目に入ります。市内の小中学校で実施されている特別支援指導事業の今後についてどのように考えているのかを具体的にお答えいただけますか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)本市で行っております特別支援事業は、LD、ADHD、高機能自閉症、その他校長が認める児童生徒を対象として、全国に先駆けて平成14年度実施から5年目を迎えました。現在は、校長が一人ひとりの教育的ニーズを把握し必要と認めた場合、当教育委員会に配置要請をいたしまして、その要請を受けてニーズの程度、人数等を検討し、特別支援指導助手を配置してまいりました。今後もこれを踏まえ、配置等につきましては適切に行ってまいりたいと考えております。
 また、学校におきましては、校長や特別支援教育コーディネーターのリーダーシップにより校内研修に努めるとともに、校内組織や指導助手の配置、活用のあり方を工夫改善しながら、より一層一人ひとりの子供のニーズに対応した特別支援教育の推進に努めてまいりたいと考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今の教育長の話だと、現在の特殊学級をそのまま移行してそれの充実をするということでした。
 私は、ここにある一冊の本を持ってきているんですが、それが今問われているんですよ。ここにこう書いてあるんです。最終報告では、「必要な時間のみ特別の場で教育や指導を行う形態とすることについて具体的な検討が必要と考える」というふうに最終報告でなっています。これはどういうことを言うのかというと、障害児学級を最終的には廃止するということを意味しているんです。ここの現場にいる教員たちはそこをやっぱり一番心配をしているところなんです。今、岩沼で行われているこの障害児教育のすばらしいところが、例えばこれが廃止になって、今言った特別支援事業に全部網羅されてひとかたまりになってしまうのではないかと、そういう危惧を持っているわけですけれども、その辺はいかがなのか。現在の、今言ったように障害児学級を廃止しないでずっと継続をしていくという答弁をいただいたんですが、それを確認してよろしいですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)必要な時間に特別の指導を受けられる教室が設定されます。そこにおいては3パターンが考えられます。一つはじっくりとその教室にいると。いわゆる従来の、五十鈴川議員おっしゃる障害児学級といいますか特殊学級であります。二つ目は特殊学級からいろいろなことによってその教室に通級する場合がございます。それが一つ。もう一つはLD、ADHD等が一部だけその教室に行って指導を受けるという、この3パターンがあります。そのうちの一つが特殊学級であります。
 私の見解からすると、それは当分なくならないと思います。いわゆる特殊教育の根幹をなすものでありますので、これはなくならないというふうに解釈してよろしいんじゃないでしょうか。今回の改革、大きな改革であります。でも、特殊教育が果たしてきた役割や実績を決して否定するものではございません。むしろ、それを継承して発展させるというのが今回の大改革にあるわけですから、ある財産、すばらしい財産は残して、そして新たに生み出すというふうな、この二面性を持って子供たちの教育に当たっていくと。それが、岩沼市の一人ひとりを大切にする教育だと解釈しております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)わかりました。今のところはなくならないと、なくならないのではないかと思うと、最終報告にはそうは書いていないんですが、でも教育長の見解はそうでしたので、そこを信じて……。
 それで、今教育長が言いましたよね、校内研修を進めるということだとか、それはこの最終報告の具体化なんですよね、具体化なんです。例えば、個別の教育支援計画をつくることになっています。それからもう一つは、今言ったように、学校内や福祉医療の関係……、教育の関係機関との連絡調整役として、あるいはまた保護者の窓口として特別支援教育コーディネーター、これを学校に職務として置くことになっている。
 三つ目の具体策は、たくさん、いっぱいあるんですけれども、私はこの三つだけを取り上げましたけれども、教育や福祉や医療機関、関係機関による教育支援のための連携協力体制をつくるというふうになっているんです。だから、実際に、さっき言ったようにコーディネーターの研修会なんかも実際、養護学校で行われているんですよ。そういう場合に、岩沼市内の小中学校でそういう人を育てる、職務として行うときに、人的配置が必要になってくるのではないかと私は思うんです。今のままの配置でこういう事業を新たにやるとすると、教員の過重負担にはならないのだろうかという心配があるんですが、これは必ずやらなければならない事項だというふうに解釈してよろしいのですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)今、3点について話がありましたが、今回の特色は一人ひとりを大切にするということ、個別の支援計画、個別の指導計画をこれからしっかりつくると。来年実施ですのでこれからが勝負であります。これも大きな仕事、大きな課題の一つであります。
 それから二つ目の関係機関との連携、これも二つ目の課題でありまして、医者との連携、それから養護学校、来年からは特別支援学校に名前が変わりますが、そことの連携を密にするということ、これが二つ目であります。
 それから三つ目の成功の条件は、今言われた特別支援コーディネーターのあり方であります。実際、もううちではつくりました。八つの学校ではコーディネーターを置きました。今、校内体制を整えている最中でございます。ただ、残念ながら、外から来ないのはどうだというふうに言われがちでありますが、内部を知っている、特殊教育に精通する教員がおりますので、その内部での起用ということが私は一番いいんではないかなと思っているところであります。このコーディネーター組織は必ず設置するということ、これをうたっている今回の改革であります。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)個別の施策は大変いいことなので、私はそれを進める必要はあると思うんです。ただ、私が今言っているのは、一つ一つでもう既にやっているんですね、そういう意味では。現在の八つの学校でコーディネーターをつくって協力体制をつくるということですけれども、私はこの特殊学級を担任しながら授業をやりながら、子供たちを見ながら、こういう授業をやることによって、教員の過重負担にならないだろうかということが心配で言っているわけです。
 そういうことからすると、子供たちをよく知っている人がここに配置されてこういう事業を展開するというのはわかりますけれども、教育長は過重負担になるかならないかのところの御答弁をいただいて終わりにします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)今のところ、私は考えておりません。自分の仕事の延長と考えて、それも自分のレベル、力量を上げるという観点では、私はその仕事を与えられたことによって意気に感じてやると思います。むしろ、グレードアップしてその学校、次の学校に行くというような機会を与えてもらったという意気に感じる教員でなければ、これからの教員は務められないと思っております。
 そういう意味で、自分自身を高めるということから、その立場を与えるということが人を成長させると考えておりますので、過重負担などと考えておりません。以上であります。

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議長(沼田健一)15番五十鈴川みよ子議員の一般質問を終結いたします。
 1番布田恵美議員の一般質問を許します。直ちに発言席において発言してください。
    〔1番布田恵美議員発言席〕

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1番(布田恵美)1番、リベラル・ひまわりクラブの布田恵美です。
 さきに通告しておりました男女共同参画社会実現のために、そして不審者対策についての2項目についてお伺いいたします。
 まずは、1項目です。男女共同参画基本法は、平成11年6月23日に公布施行され以来満7年がたちました。7年は、人に例えると「おぎゃあ」と産声を上げた子供が小学校に入学する年齢です。男女共同参画基本法も理解と普及はまだ十分ではありません。近年における少子高齢化の予想以上の急激な進展に対応するためにも男女共同参画社会の形成は急がれます。
 また、少子化、高齢化、格差問題、雇用問題、環境問題、年金問題、自殺、虐待、地域社会、家族、教育などなど、現代社会が直面している課題はすべて男女共同参画に行き着くと言っても過言ではありません。なかなか理解、普及が進まない男女共同参画社会ですが、政府が平成17年12月27日、閣議決定した第二次男女共同参画基本計画においても、男女共同の視点に立った社会制度、慣行の見直し、意識の改革が重点分野の一つとして掲げられています。
 その中で、国民的広がりを持った広報啓発活動の展開として、男女共同参画に関する認識を深め社会的差別の視点を定着させ、職場、家庭、地域におけるさまざまな慣習、慣行の見直しを進めることを目的として広報啓発活動を展開するなどの記述がなされています。
 担当大臣猪口邦子大臣も、社会的差別(ジェンダー)と男女共同参画について正しい理解を広めるため、全国10ブロックにおいて大臣による男女共同参画研修会を開催しました。大臣みずから行政職員、地方議員など約 3,000人を対象に研修を行ったところであり、東北地方は去る4月9日、山形県山形市で開催され、私も参画してまいりました。
 さて、男女共同参画基本法では、地方公共団体、議会及び執行機関でも国の施策に準じた施策及びその区域の特性に応じた施策を策定及び実施するとあります。その視点から、岩沼市としてのこれまでの取り組み及び今後の方向性について、通告に沿って進めてまいります。
 (1)政策、方針決定過程への女性の参画拡大について。
 岩沼市は、平成25年を目標に審議会等委員への女性登用50%を掲げていますが、昨年、平成17年4月1日現在、審議会等委員の女性登用比率は33.7%となっています。目標の早期達成を果たし、幅広い女性人材を登用するために岩沼市が取り組める施策として、興味関心のある方々に登録いただき、委員の人選の際に活用してはどうでしょうか。
 1)女性人材登録制度を設けてはどうかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)市長の答弁を求めます。井口市長。

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市長(井口經明)市内には既に多くの分野での市民活動団体、ボランティア団体において多くの女性の皆さんが活動しており、その意味では改めて女性人材登録制度といったものを設ける必要性は薄いというふうに考えております。
 特に、審議会等への女性の50%ということを目標にしているわけでありますが、御紹介いただきましたようにまだ30%余りというところでありまして、少し目標には遠いのかなというふうに思いますが、でも市部では比較的女性の皆さん方に委員に就任していただいていると。特に岩沼市におきましては、必要に応じまして委員の公募等を行っているわけでありますが、その公募に当たっては当然のことながら、男性、女性ということはなく応募いただくようにしておりますが、残念ながら公募のときは比較的女性の皆さんに応じていただくのが少ないのかなと思いますが、ただ、余りそういった登録制度ということではなくて、いろいろな分野で女性の皆さん方に参画していただくという形で進める方がいいのかなと思っています。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今、市長の答弁では、登録制度については消極的なお考えと伺いました。
 確かに、いろいろな分野で市民団体の方々が活躍されており、その中から登用されているということでしたが、宮城県では女性人材登録制度を行っておりまして、地方自治体への情報提供も行っていると聞いていますが、そちらは活用されているのでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)県の方の人材登録につきましては、いろいろと岩沼の方々もそこの方に参加をして登録されている方々もいらっしゃると思いますけれども、現段階ではまだその辺の活用というものはなされていないということです。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)県の方で持っている人材登録されているデータベースの中には、岩沼の方も多く登録されているという答弁がありました。もちろん、地域で、市民団体のリーダーだったりその中で活動されて、その中から登用していくということも大事なんですが、意欲があって、特に何かグループ活動とか市民団体に所属はしていないんだけれども、いろいろな立場で市政、まちづくりに対して参画をしたい、提言をしたいという意欲のある方もおられると思います。そういった、県の方で持っている人材登録のデータベースなども積極的に活用して、連携を図ってより多くの女性人材を幅広く登用していくべきではないかと考えますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)市内の方が、宮城県の女性人材リストの中で十数人おられるというふうには聞いております。そういった方々には、いろいろな場面で大いに行政全般に参画していただくということは大変結構なことだというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、2)の質問に進みます。
 女性人材登用の推進のために人材養成講座を開催してはいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)人材養成講座と特別名乗っているわけではありませんが、既に布田恵美議員からはこれまでも何度か御質問いただいているわけであります。岩沼市といたしましては、男女共同参画社会を少しでも深めていただくために講演会あるいは男女共同参画フォーラムの開催をしてきておりますし、17年度につきましては御承知のとおり勉強会を開催しております。18年度も引き続きまして3回にわたって勉強会を行い、人材育成等にも努めていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね、今のところ特に人材養成のための講座を開設するというお考えはないように伺いましたが、先ほど来登用されている女性人材、多くの方が参画されているというふうにありましたが、同一の方が複数の委員を兼ねているという、そういったところもあるようなんですが、その点について男女共同参画、市長が掲げておられる市民との共同参画を目指すのであれば、やはり幅広い人材を求め委員会などに参画いただき、会議の場で御意見や御提言をいただくべきであって、その人材を待っているだけではなくて、養成していくということも取り組むべきではないんでしょうか、いかがですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)広く人材を登用するということは、非常に重要なことでありまして、これは女性に限らず男性も含めてそうあるべきだと。ただ、物によりましては、その委員として参画をいただくにふさわしい方がほかの委員もされているとすれば、それは市のためにもなることでありますので、複数の委員をやっていただいても別に問題はないと。ただ、できるだけ多くの人に参画していただくためには、できるだけ一つとかということで多くの人たちに参加できるようにしたいというふうに思います。ただ、そこで養成といって、委員として参画していただく方々、我々がいろいろ御指導いただいたりアドバイスをいただく中で養成などと言ってこちらの方が育てるみたいな話というのは余り好ましいことだというふうに思っておりません。ですから、勉強会だとかそういった形で進めていく方がいいのかなというふうに私は思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)養成講座ということではなくて、勉強会の中で人材をはぐくんでいくんだというお考えに伺いました。
 その勉強会に参加した方々に、以前も提案したことがありますが、アンケートなどをとりまして、今後いろいろな形で委員会や審議委員などに参画いただけるか、そういった候補者として登録いただけるかということを伺って、より幅広い人材を今後登用していけるように取り組まれてはいかがでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)それも一つの方法だなというふうに思いますが、市内には非常に多くの女性の皆さんがおられますので、いろいろ御希望される方々も必要でありますし、またとりわけて御希望されなくともいい力を持った方々もたくさんおられるということでありますので、できるだけそういった方々に参画をしていただくように努力はしていきたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)先ほど来の答弁で、一人の委員の方が複数の委員を兼ねているということも事実あると。その中で、確かに一人の方が多方面に活躍をされて多くの知識を持ち、資格をお持ちの方もおられます。ですが、やはりいろいろな意欲のある方に、参画してみたいという気持ちのある方を積極的に幅広く、1人よりは3人、5人といった数で登用していくのがより幅広い市民参画、共同参画のあり方ではないのかなと思いますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的にはそのとおりだというふうに思います。ただ、希望される方々だけでいきますと状況によっては、その希望される方が例えば何千人かおられれば、余り偏った形にならないと思いますが、10人20人の定員の中でやっていただきますと、やはりその人たちが比較的同じような意見を持ってしまって、ある表現をすれば偏るのではないかといったマイナス面もあろうかと思います。ただ、積極的にまちづくりに加わっていただきたいという意欲の持った方々にできるだけ参画していただくということは非常に重要なことだというふうに思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)次の質問に進みます。
 2、雇用などの分野における男女の均等な機会と待遇の確保についてお伺いいたします。
 男女雇用機会均等法が施行されて20年、男女差別の禁止規定を強化した改正法がことし6月15日成立しました。岩沼市では、昨年11月より月2回就職相談窓口を開設しています。老若男女に就労の情報提供の場として取り組んでいることは大変よいことと思います。前年度開催の5カ月のデータを比較しても、男性利用者56%、女性44%という比率になっていて、男性、女性、それぞれに働く意欲が高いことがうかがえます。
 (1)企業、事業所などへの働き方への情報提供、情報共有について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)企業、事業所、もちろん多くの皆さん方により知っていただくということは非常に重要なことだと。ですから、国は国でそれぞれの機関等を通じて行う、そして県は県なりに努力をしていただく、そして岩沼市も岩沼市なりに努力をしていくというふうに思っております。したがいまして、それぞれ事業所にいろいろ情報を提供するということ、これからはできるだけ意識をして進めたいと思っておりますし、広報等にも掲載するということ、そして女性が活躍できる職場づくりのために企業、事務所等に積極的に取り組んでいただけるように働きかけを強めていきたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね、就労支援には雇用の機会を得ることの支援と、働きながら子育てをすることの支援があると思います。
 戦後、社会の仕組みや経済構造が変わり、子育てには本当にお金がかかるようになりました。特に、教育費の負担が大きくなっています。そのために働きに出る方も多くあります。いろいろな価値観での選択で、女性が結婚して出産を経て家庭にいて子育てをしたい人もいるし、子育てをしながら仕事を再開したい、キャリアを生かしたい、社会参加をしたいなど就労のきっかけはさまざまです。
 子育て世代の就労支援について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)子育て世代の就労支援ということに限ったことではありませんが、NPOの就労就職支援ネットワークの活動ということで、市が支援をする形で月2回市民の皆さん方を対象として就職相談あるいは就職あっせんというものを行ってきているわけであります。今後もそういったことにつきまして広くPRをするように努力をしていきたいと思っております。
 確かに、今お話をいただきましたように、先日発表になりました2006年度の男女共同参画白書でも実は働く女性の6割強が出産を機に離職をすると。その後、なかなか再就職が難しいと。ですから、労働力率の曲線を見ますと、20代と40代に対して30代がへこんでいると。つまり、主に子育てをする最中、子供を産んだばかりの、産もうとする、そしてあるいは産んだ人たちの率が低いというM字型になっているというふうに言われておりまして、それをどうにかしていかなければならないということであるわけでありますが、岩沼市といたしましては一つはやはり働き方の問題があると思いますが、いろいろ市内の団体の皆さん方あるいは市民の皆さん方に働きかけたとしても、市民の皆さん方一般には雇用される側でありますので、雇用する人たちとかそういった人たちの頭の切りかえが必要ではないかというふうに思います。
 実際のところ、岩沼市役所の方でも一回やめた方の再就職というものがどの程度可能かといいますとなかなか難しい。まして、正規職員ではなくて臨時職員とかそういった形になってしまうわけであります。ですからまた、働き方という点でも短時間労働の公務員とかということも国の方で今考えてきておりますので、そういったことも岩沼市でもいろいろ検討しなければならないのかなと思います。ただ、なかなか、実はいろいろな人たちに入っていただきますと、岩沼ではないというふうに思いますが、何歳でも入れることによって、政治家とか首長の思いでどんどん入れていくという形になってしまって、そうするとやはり新規採用の人をきちっと採る方が試験の公平性が保たれるのかなというふうに思いますし、その中で忌まわしい事件がいろいろなところで起こっているわけでありまして、そういうことを考えますとなかなか、実は、簡単に「はい、何歳でも入っていただきます」というふうに言えるかどうか、そしてまたでは本来は女性の皆さんが一たん離職して、でも社会のために、またいろいろな状況のための働きたいと思ってもできないと。では女性をといってもなかなか今、逆差別になってしまうという形がありますので、男性、女性、問わずに採用しなければならない。ただ、岩沼市といたしましても何もしないわけでありませんので、子育て世代の就労支援という形では、例えば再挑戦といいますか再就職ができるような道が開けないのかどうかということを真剣に模索をしていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)模索をされていくという答弁がありました。それはぜひ進めていただきたいと思います。
 そして今、就労の形態も変わり、非正社員、パートとかアルバイトといった形での雇用もふえています。育児休業法が改正され、昨年春から非正社員も育児休業がとれるようになっていますが、女性が妊娠をきっかけに職場で契約解除を通告されたり、正社員の立場であっても、「バイトになるのか契約社員になるのか」と上司に言われる事例も見聞きしています。子育て世代の就労支援は、市長の答弁にもあったように女性だけの問題ではありません。男性にもかかわることです。行政として、企業、事業所などの経営者の方々と懇談する場も多くあることと思います。その際にぜひ積極的に情報提供を図っていただいて、社会全体での意識改革に努めてほしいと思いますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的にはぜひそうしたいというふうに思っております。ただ、具体的にどうしますかといいますと、なかなか難しいわけでありますので、広報だとかあるいはチラシ等でまずは周知をするように努力をしたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)先日、市内のあるスーパーの経営者の方と懇談する機会がありました。その方に、女性の活用について何か心がけていることありますかというふうにお尋ねいたしました。そうしましたら、女性従業員の声はすごいと、提案を取り入れたものはすべてヒットすると。だから積極的に女性従業員の提案を取り入れているんだというお答えをいただきました。これは当然と言えば当然のことで、スーパーに買い物に来る消費者の多くは女性でありますので、その女性の視点で提案をして、それがお客様の目線でもあるということで、当然だなと思います。その女性の利用者の視点からの声を企業経営、事業展開に生かすことにより、企業、事業所も活力を生みます。企業、事業所が元気になれば岩沼市もますます元気になります。ぜひ今後積極的にいろいろな場で企業の経営者、事業所の経営者の方と意見交換をされて、女性だけでなく男性の働き方や雇用についても話を進めていただければと思います。
 次の質問に移ります。企業、事業所への女性の再就職支援について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお尋ねいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)とりわけ申し上げるほどの取り組みはしておりません。今後はできるだけ女性が、例えば結婚し、あるいは出産されましてもそのまま当然のことながら働き続けられるような職場環境が整備されるように企業あるいは事業所の方々に、市としてもお願いといいますかそういったことで意識を高めていただくように努力をしたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今後のあり方の一つとして、例えば就労支援の窓口で保育所などの情報提供も検討してはどうでしょうか。女性が結婚して出産をして退職をするとか、子育てをしながら働き続けたいと思ってもなかなか周りの状況がそうできないということもありまして、子供を預ける環境なども含めて、産み、育てながら仕事を継続できる社会にならないと現状は改善ならないかと思います。その辺はいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)そのとおりだというふうに思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)済みません、今、保育所の情報提供についてもお尋ねしているんですが。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)保育所の情報提供というのはどういう意味でしょうか。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)就労支援の相談窓口で保育所の情報提供などもしてはいかがと、先ほど提言をしたんですが。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)非常にこれも重要だというふうに思いますんで、できるだけの情報提供はしたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、次の質問に移ります。男女の職業生活と家庭・地域生活の両立、ワークライフバランスといいますが、その支援についてお伺いいたします。
 企業、事業所などへの情報提供、情報共有について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)これも余り企業等に十分な情報提供、当然のことながら情報共有という点ではこれまで大した取り組みはしてきておりません。ただ、今お話をいただきましたように、ワークライフバランスと言われましたが、そういった両立をするということ、それに対する支援ということは非常に重要なことでありますので、企業とか事業所にそういったことが記されたパンフレット等がありますので、そういうものを通じて情報の提供に努めたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)私は、たびたび男女共同参画社会の実現のためにというふうな項目で質問を取り上げておりますが、男女共同参画社会の実現が取りざたされる一つの要因として、少子化対策ということもあるわけです。
 数日後の閣議決定が予定されている骨太の方針には、少子化対策として児童手当の乳幼児加算導入が柱とされておりますが、児童手当よりも働き方の見直し策をという声が子育て世代から多く聞かれる現実もあります。その裏づけとして、先月、6月9日、厚生労働省の国立社会保障人口問題研究所が発表した全国家庭動向調査によりますと、夫が育児をする家庭の妻ほど子供をもっと欲しいと考えているという結果が出ています。これらを踏まえて、今後さまざまな機会を通じて行政として働き方、特に男性が家庭生活に積極的に参画できるような環境整備を進めるためにも、企業経営者、事業主の意識啓蒙に当たってほしいと思いますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)これも、その啓蒙啓発は大切なことだというふうに思いますが、なかなか実際のところ男性の皆さん、家庭に協力して奥さんに協力してくださいというのは、なぜ役所から言われなければならないのかなという話もありますので、なかなか実は難しいわけでありまして、それぞれ男性、女性がしっかりと家庭を大切にして対応するということが一番だと。ただ、広報等を通じてできるだけ、ふだんからいろいろ啓発といいますかそういったことで進めていかなければならないとは思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)次の質問に移ります。農村地域における男女共同参画の確立についてです。
 2005年、農林水産省の調査によると、農業就業人口約 330万人のうち女性は約53%を占めています。しかし、重労働から男性中心とならざるを得ない面もあり、農業団体などの役員では女性の割合は数%しかありません。岩沼市の農業委員会の構成メンバーにも女性はおりません。私は、次の機会にはぜひ議会推薦枠で女性委員を推薦したいと思っております。
 そんな中で、積極的に経営などに参加する女性たちもふえています。特産品の加工販売やグリーン・ツーリズムなど女性による起業は1997年に比べて2倍以上に伸びています。

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議長(沼田健一)静粛に。

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1番(布田恵美)(続)農業の担い手が減少する中で、農水省も女性が暮らしやすい環境づくりを重視しています。その視点から伺います。
 女性の経済的地位の向上と就業条件、環境の整備について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)男女共同参画というものは、岩沼市におきましても非常に重要なことだというふうには認識をいたしておりますが、実際に女性の経済的地位の向上だとか就業条件、環境の整備といったことにつきましては、国の方で挙げてやっていただいて、我々も一緒にやっていくということでないとなかなか難しいわけでありまして、我々だけで女性の経済的な地位が向上できるかといいますとなかなか難しい状況にはあります。
 女性農業者の経営参画、社会参画のチャレンジといいますか、それを支援するために宮城県が主体となりまして平成16年度から平成19年度までの農業農村男女共同参画チャレンジ支援事業が実施されているわけでありまして、岩沼市といたしましてもそれに呼応して努力をしていきたいというふうに思っておりますが、平成17年度には認定農業者1名、家族経営協定の締結3件、女性起業活動数7名、一定販売額以上の女性起業活動者1名ということで女性が経営に参画しております。しかしながら、この状況が果たしてどうなのかといいますと、まだまだ少ないわけでありますので、相当お互いにそれぞれ努力をし合いながら女性の正しい理解、そして正しい評価のもとにしっかりと地位が向上されるように、市としても啓発等に努めていきたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)次の質問に進みます。
 男女共同参画基本計画より、生涯を通じた女性の健康支援について、女性の健康を脅かす問題についての対策の推進についてお伺いいたします。
 岩沼市では、二十歳以上で希望する女性に子宮がん検診を行って、頸がんハイリスク者には体がん検診も実施しています。全国のほとんどの市町村が子宮がん検診を行っており、受診率は15%前後となっています。岩沼市においては、平成11年度から16年度の6年間の受診率平均は28.2%となっています。子宮頸がんの発症にHPV(ヒトパピローマウイルス)が深くかかわっていることが専門医の先生方の研究でわかっています。岩沼市でも、子宮がん検診の折、希望者にはHPV検査の導入を検討してはいかがでしょうかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)御質問のウイルスの検査方法でありますが、現在まだ研究段階ということで県内の検査機関ではまだ検査が実施されておりません。そこで今後、そのウイルス検査体制が確立された段階で検討してみたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)私もいろいろ調べたんですが、早期にHPV感染に気づけば自己免疫機能を高めたり、抗ウイルス薬でHPVを除去することができがんの発生を予防することも可能になります。県内では実施している自治体がないということでしたが、全国では既に取り入れている自治体もありまして、今後その辺も調査研究を進めてはどうでしょうか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)金沢市でことし実施したようなことをお伺いしております。そこで、金沢市の実施状況について、できるのてあれば情報収集してみたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)金沢市で実施していることを私も調査しておりました。ぜひ検討していただいて、女性の健康、精査医療ということが今言われておりますが、特有の病気を未然に防ぐ、それも男女共同参画、そしてまた市長が掲げております「健幸都市」ということにつながるのかなと思います。ぜひ積極的に取り組んでください。
 次に進みます。次は、二つ目の項目の不審者対策についてお伺いいたします。
 これまでも何度か私も取り上げておりましたし、本日も同僚の議員の方が取り上げておりました。連日のように、テレビ・新聞などで子供が犠牲になる事件や成人が誘拐される事件発生が報道されています。岩沼市内では、ふれあいパトロール隊を初め地域で市民の皆さんが防犯のために登下校時を中心に見回りをしているところでもあります。公用車にも職員の皆さんが安全パトロール中のマグネットステッカーを装着して移動の際に活用、みんなの目を光らせています。今月1日に配布になった広報いわぬま7月号にも、市民の方からふれあいパトロール隊のパトロールを強化してほしいという御意見があった旨掲載がありました。私のところにも市民の皆さんから不審者情報や取り組みについての御意見が届いています。そのことを踏まえてお尋ねいたします。
 地域の市民の皆さんに対して不審者情報の収集・共有について、これまでの経緯と今後どのように取り組んでいくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)速やかな情報提供ということが肝心でありますが、同時に実は不審者というふうに言われて、間違いなく不審者であればいいわけでありますが、例えば私のように人相が悪い人間だとどこかに行ったとき、知らない人が不審者だと思われたんでは実は困るわけであります。これは冗談ではありますけれども、まず今の時代としては人権だとか、あるいはプライバシーといったようなこともありますので、なかなかそういう意味では慎重な対応が求められるわけでありまして、迅速でなければならないと同時に、そういった慎重さも求められるということで、実は簡単なことでありますが、なかなか市内全体を対象にした場合は難しいわけでありまして、結局のところ、子供たちの問題になれば学校がどういうふうに取り組むかという形になっていかざるを得ないのかなというふうに思います。
 具体的なことは、民生部長からお答えいたします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)これまでの取り組みでありますが、ただいま市長から申しましたとおり、児童生徒の安全確保のため小中学校での取り組みといたしまして、まず不審者や事件の発生があった場合、岩沼警察署から教育委員会に情報が寄せられまして、その情報を共有する形で教育委員会から各小学校に連絡するネットワークができておりまして、児童生徒の安全確保に努めているということであります。
 御質問の市民の皆様ということでございますが、この市民の皆様に対する不審者情報、それから共有のあり方につきましては、ただいま申しましたいろいろな状況を踏まえながら岩沼警察署と教育委員会とのネットワークに寄せられております情報を共有しまして、市民に喚起すべき事項が発生した場合、必要に応じまして地域住民に情報を提供するようなことを考えていきたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今、情報の共有のネットワークを構築して情報発信、情報を届けているということで、その地域の学区民の方ということでしたが、必ずしもその不審者というのは市内、例えば東西南北に分けるとしたら東の地区に出たからほかの地域は大丈夫ということでもなく、今はいろいろな交通手段もありますので、市内全域にその情報はなるべく早く正確に届けるべきではないのかなと思いますが、その辺についてはいかがお考えでしょうか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)市といたしまして、どういう状態のものを不審者であるかという特定の仕方、それから今言われましたどういった場所でとかいろいろ難しい点があろうかと思います。こういったことにつきましては、その辺の判断というものは警察による部分もあろうかと思います。そういったことで、今後につきましては防災担当課とすれば、その辺の情報をきちんと受けて、それをいかに市民の方にお知らせするかということのシステムづくり、これについて早急に考えてみたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今のお答えの中で、防災とおっしゃいましたか、防災関係……。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)今、「防災」と申しました、「防犯」であります。そのように訂正願います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)先ほども申しましたが、ほかの議員も申していますが、不審者情報が地域のいろいろな防犯活動に取り組んでいる団体の方にもスピーディーに届くことによって、みんなでその地域、ほかの地域であったからうちは大丈夫でなくて、その時間帯だったり似たような状況のところを重点的にパトロールするとか、市民の方からふれあいパトロール隊のパトロールを強化してほしいといったような声も実際あるわけで、確かにボランティア団体ですので広報の答えのところにあったように、あくまで皆さん市民の方のボランティアによって活動していただいているというのはもっともなんですが、みんなの目で、みんなの目を光らせてということでは、情報があるかないか、情報を得ているかどうかによって取り組む頻度だったり時間を何とか捻出して地域のために、地域の子供たち、地域の人々をお互いに守っていこう、自分自身も守っていこうという取り組みにもつながっていくと思いますが、その辺はいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)確かに、情報の取得、得方、これが大変重要だと思います。先ほども申し上げましたとおり、警察からの情報、さらには住民からの情報をタイムリーに得まして、これらの必要に応じ市民の方にお知らせするというシステムを考えていきたいということで、そのようにしていきたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今、タイムリーに届くようなシステムを考えていきたいという答弁がありましたので、今後どのように取り組んでいかれるのか、私も注目していきたいと思います。
 では、次の質問に移ります。昨年9月議会において教育委員会のホームページの中に子ども 110番の家のマップを公開してはどうかという問いに対しまして、教育長は検討させていただくというふうに答弁されております。その件につきまして、その後どのように検討されてきたのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)子供をねらった犯罪の防止や不審者対策のため、布田議員から御提案のありましたホームページによる子ども 110番の家のマップの公開の可能性について検討してまいりましたが、協力をいただいている方々の個人情報等の問題、あるいは不特定多数の方にその所在が明らかになることにより犯罪につながることも懸念されることから、ホームページによるマップの公開は控えることといたしました。しかし、児童生徒に対して、子ども 110番の家を知らせることは、通学時における安全安心を確保する観点から大変重要なことでありますので、市内の学校におきましては学区間のマップを作成し、子供たちの集団下校時に設置場所を確認するなどの指導を徹底している現状にあります。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)プライバシーの問題と言われてしまえばそれまでなんですが、以前の問いのときにも子供たちが学区の中だけで必ずしも活動するわけではないんだと。学校の登下校はもちろん、自宅から学校までの通学路、学区内ですが、土曜日曜だったり放課後に学区外の公共施設や図書館だったり、市内の子供たちが自転車だったり歩いていけるような文化施設、体育施設などに遊びに行くということもあって、その際にも学区外の子ども 110番の家の情報というものも子供自身、そしてまた保護者の方々も把握しておく必要があるのではないかというふうにお尋ねいたしまして、子ども 110番の家のホームページへの掲載ということを申し述べさせていただきましたが、その辺についてはどのようにお考えですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)確かに、子供の行動範囲は広いわけでありますが、基本的に子供の登下校の問題はほとんど学区内の問題だというふうな形で考えているわけでありますので、子供がしっかりとその学区内の 110番の家を確認する、そして保護者が確認すると。これがすべてのベースにつながるのではないかなということで考えておりました。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)次の質問に移ります。自転車のかごに装着する「パトロール協力者」というステッカーがあります、こちらでございます。黄色で丸くて、プラスチックでできていまして、ここに穴があいていて結束バンドで自転車のかごにつけて使うものです、こういったものです。
 このステッカーがありますが、その活用はどのようになっているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)御質問のステッカーについては、岩沼警察署と岩沼地区防犯協会連合会等が作成しまして、昨年警察署の方から活用してほしいという配付依頼がありました。そこで、防犯担当課といたしましては、市の広報、これは昨年の9月号でありますが、そこに関係の記事を掲載しましてステッカーの啓発と希望する方の申し込みを受けました。ステッカーについては数名からの申し込みがありましたので配付いたしまして現在活用していただいているということでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、これは生活環境課だけにあるんでしょうか、学校現場には配付していませんか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今のステッカーの関係でございますけれども、前に岩沼警察署、それから岩沼地区防犯協会の連合会、それからすこやかな子供を育てる岩沼市民会議、この三者連名でステッカーをつくったことがございました。つくった枚数につきましては50枚という、枚数については少ない枚数でありますけれども、それらについては既に各学校、PTAの方に配付をしまして活用していただいているところでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、学校現場に配っているステッカーはこれとは違うものなんでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)ステッカーにつきましては、先ほども申し上げましたように、すこやかな子供を育てる岩沼市民会議も入った三者連名のものと、それからもう一種類ありまして、先ほど民生部長の方から答弁がありました警察署と岩沼地区防犯協会連合会の二者で二者連名のステッカーと2種類がございます。
 三者連名の方は既に配付をすべてしておりまして、活用していただいているということでありまして、現在残っているのは警察署と防犯協会連合会二者連名のステッカーが残っているということのようでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうしますと、学校現場にも配付していると。市内のある学校の保護者の方が自分は仕事の移動によく自転車を利用するので、パトロール協力車のステッカーを装着して協力したいというように学校に申し出たそうです。そしてその折に、学校側でステッカーについての趣旨が理解できておらずに、これはどのように扱うのかと戸惑って対応したというふうに聞いております。その辺の学校側への周知徹底は図られているのでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)配付した際には、十分その活用方法というものをお話ししながら配付をしたというふうに思っておりますけれども、十分理解がされにくかったという部分があるとすればそれは大変申しわけなかったというふうに思いますけれども、活用については改めてその辺の周知という部分は留意をしてまいりたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね、いろいろな機会を利用しまして、学校の現場でも先生方の転勤、異動などもあると思いますので、きちんと現場に周知徹底を図っていただきたいと思います。いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)そのように留意してまいりたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)ふれあいパトロール隊も市民の皆さんのボランティアで活動していますが、自転車を多く利用する方にこのパトロール協力隊のボランティアとして協力いただくことも、みんなの目を光らせる有効な方策の一つではないかなと思います。
 市民の中には、御自身の時間の都合でふれあいパトロール隊の活動には参画できないけれど、通勤や移動時に自転車でのパトロール協力者なら参画できるという方もおられるでしょうし、今後積極的にアピールすべきではないでしょうかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)大変ありがたいことであります。このごろでは、道路を歩いているとステッカーが非常に目につきます。あの黄色のステッカー、あれはやはり人の目、地域の目と同じでありまして、あの抑止力が子供を支える、安全安心につながると考えております。
 このごろでは、タクシー協会の御厚意によりましてステッカーが張られました。公用車もそのとおり、警察署のパトロール、防犯協会の車、どんどんとふえている状況でありますので、その自転車のステッカー、これも一つの有効な手だてでございますので、どうぞ布田議員、教育委員会に来ていただいて、その方を紹介していただければありがたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね、7月12日、間もなくでございますが、ふれあいパトロール隊研修会が予定されております。その場においても、皆さんふれあいパトロール隊の登録をされている方々がおいでになると思いますが、可能な方には自転車のかごに装着するこういったパネルがありますよということで、その場でも御紹介いただいて、また自転車で移動されるときにも目を光らせてほしいということをお願いしてはいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)そのことについては大変いいことですので、私どもの方からPRをさせていただきます。
 7月12日には、 320名を誇りますうちの大きな組織の研修会を持ちます、来週でございます。そのときに今までのいろいろな課題も私どもから説明させていただくつもりでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)せっかくいろいろな団体の方々に御厚意で作成いただいているこういったステッカーですので、ロッカーの中に眠らせておいたり、その使い道がわからずに活用されていないということがあるのであれば、本当にもったいないことだと思います。今後そのようなことがないように、また積極的に、せっかくつくっていただいたステッカーですので、有効に活用していただき、岩沼から不審者による事件が発生しないように、みんなの目を光らせていくべきだと思います。
 以上で、私の一般質問を終了いたします。

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議長(沼田健一)1番布田恵美議員の一般質問を終結いたします。
 休憩をいたします。
 再開は2時25分といたします。
    午後2時15分休憩
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    午後2時25分再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 4番佐藤一郎議員の一般質問を許します。直ちに発言席において発言してください。
    〔4番佐藤一郎議員発言席〕

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4番(佐藤一郎)岩沼政策フォーラムの佐藤一郎です。
 市長の3期目市政運営について、学区の見直しについて一般質問を行います。
 最初に、私の訂正があります。学区見直しについての5番目、玉中生徒が15年で半減しているという「15年」でなくて「17年間」と訂正願います。
 では、一般質問を行います。
 井口市政8年間の実績と今後4年間の市政に期待し、市民より無投票で三選を果たしました。今後も市民のかじ取り役を井口市長に期待するものであります。しかし、本市にはまだ課題が山積しております。市政報告にもありましたように、三位一体改革途中で、地方交付税や負担金等の見直しなど行財政運営はさらに厳しさがあり、また少子高齢化が一段と進んでいる状況であります。経済も、平成景気とは報道されておりますが、原油の高騰でガソリンが14年ぶりに値上がりしております。地方都市岩沼では、いまだ平成景気とは実感がわかない状況にあります。
 「健幸宣言」を唱える3期目井口市政の市政運営について、7点において伺ってまいります。
 1点目、健全財政維持にはどのような政策で取り組むのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)市長の答弁を求めます。井口市長。

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市長(井口經明)基本的には、最少の経費で最大の効果を上げるという行財政運営の基本にのっとって施策を行うこと。そして、絶えず行財政改革の視点で行政評価を踏まえて日常的に努力をしていくことだというふうに思っております。そして、政策施策を精選すること。やはり、優先順位をしっかりつける。何もかもではなくて、例えば今小さな政府と言われながら本来行政でやるべきでなかったことまでもどんどん市民の皆さんからのニーズ、議員の皆さん方を通じていただくわけでありますので、いかにお金があっても対応できないという面も実はありますので、そういったことにつきましてはしっかりと優先順位をつけて精選をするということ、それを心がけないとなかなか難しいのかなというふうに思っております。
 ですから、例えば公約だといっても余り求められていないものだとすれば、やはりこれは公約だからといってごり押しをする、結局のところ取り返しのつかない結果、そして財政負担だけが残ったという例があるわけでございますので、思いつきであるいは公約だからといってすべて何もかもやらなければならないのではなく、議員の皆さん方を初め市民の皆さん方の声をいただきながら、計画かつ柔軟に行政を運営していくということ、それを基本に考えてできるだけ健全な財政を堅持していきたいということでございます。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)健全な市政運営をやっていくということなんですが、まさに集中改革プランによりますと21年までに約30億円程度の財源不足が出てきます。経常収支比率の推移も平成16年には88.3%、19年には96%となります。その後は92%台で推移していくように表には載っておりますが、それで市長はいろいろな大きな今考え方を言っておりますが、それでぜひ目で見えるような市民にわかりやすい節減策というものは考えているんでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)最少の経費で最大の効果を上げるとか、あるいは行財政改革の視点でということにつきましては、果たして目に見えるかどうかわからないわけでありますが、ただ結果としては数字といったような形で出てくるということであります。ただ、市民の皆さん方にわかりやすく行財政運営を図るということは非常に重要なことだということでありますので、できるだけそんなことで努力をしてみたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)実は、5月に総務常任委員会で行政調査に行きまして、尼崎市を訪れました。そこでやっていたのが 800項目ありました。一つ、これは目でわかるなと、市民にわかりやすいなと思ったのが一つだけありましたので……。住民票1通 300円だそうです。でもその原価の計算、 300円で市民には渡しますけれども、原価計算の経費が 1,520円かかっているんだそうです。ですから、岩沼市としても住民票あるいは印鑑証明書等の1通 200円で今やっていますけれども、本当は 200円なんだけれども、実際には職員の給与、減価償却等いろいろあるんですけれども、そういうもろもろの計算でこのくらいかかっているんだよというと、ああそのぐらいのお金がかかっているんだなという認識が市民にわかるんじゃないかなと思いますのでその辺も、総務常任委員会で行ったんでそういう報告もなされると思いますけれども、そういった目で見えるような数値的なものを考えているんでしょうか。ぜひ参考にしてほしいと思います。
 次であります。2点目に移ります。「歴史や自然を大切にする」とありますが、具体的にはどのようなことを考えているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)歴史や自然を大切にするということは、物事を考えるイロハということでお話しさせていただいたわけであります。例えば温故知新ということがあります。古きをたずねて新しきを知るということでありまして、物事にはそれなりの歴史があるわけでありますので、そういった背景とか歴史を見ることによってよりよい方策、よりよい施策が生まれるのではないかなということでありまして、その意味では歴史を大切にしなければなりませんし、当然これから行うべきことというのは、自然にやさしいとか自然に対してしっかりと配慮をした施策でなければ世の中に受け入れられないということもありますので、その意味で歴史や自然を大切にするというふうに申し上げたわけであります。
 ただ、もう少し具体的に言いますと、例えば歴史という面から言いますと、まず一つは岩沼市史の増補をしなければならないと。発刊以来相当年数が経過したということと、内容的にも今から見ると必ずしも正しくないといったようなこともありますので、そういった増補をしていかなければなりませんし、またこれも御承知かと思いますが、この地域の歴史を学ぶにはなくてはならない、例えば仙台叢書だとかそういったものを書かれた鈴木雨香という人が岩沼生まれだということでありますが、そういった人につきましては、岩沼市史を見てもなかなかわからないということでありますし、あるいは岩沼市で名誉市民になっていただきました電子顕微鏡の父と言われる只野文哉先生につきましても、そういった偉人といいますか岩沼の生んだすばらしい人たちに対しても後世のためにもしっかりとこの際記述等で残すということも非常に大切なのかなというふうに思います。ですから、こういったことにつきましては、資料の収集だとかあるいは記録を収集するとかといったことからまず始めていきたいというふうに思っております。
 自然を大切にする具体的な例としては、これも御承知のとおりグリーンピアの活用ということであります。しかもグリーンピアにつきましては市が活用するということよりは、より多くの皆さん方のお力をいただきながら協働という形で、特に大自然の部分につきましては相当そういった方々に負うところが多いわけでありまして、子供から大人まで大いに活用していただいて、自然のよさということを再認識していただくという形であります。
 これからも、そういったことを念頭に置きまして岩沼市政運営を図りたいということで、歴史と自然を大切にするというまくら言葉を使ったということであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)歴史という先ほどの資料の収集とか記録と。現在岩沼公民別館といいますか、そこに保存されております。4年間でどうのこうのではなくて、方向づけだけでも今、資料を収集して、いつかは表になさる方向にいくのか、その辺の方向づけだけでもこの4年間で考えていくのか、その辺を伺いたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)文化財という点につきましては、一応教育委員会が主管をしております。ただ、市史の編さんということにつきましては、過去の例もそうでありましたし、特に教育委員会がどうだということではなくて、岩沼市の方で責任を持って担当を決めて市史につきましては増補を図りたいというふうに考えております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)将来的には岩沼公民館の別館といいますか、もう満席状態でありますので、その辺の保存法も広げないといけないという方向づけもしてほしいなと思っておりました。その辺は、今のところはいいんですが、今度収集をするとなると手狭にもなっていますので、その辺を広さを考えて、あと将来的にはどうなるかわかりませんけれども、図書館建設でその収集を展示するという方向にもなっているんで、その辺は一部だと思いますけれども、その辺も含めて方向を考えているのか、その辺はどうでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)市史の編さんというものと文化財の保存保護と若干ずれるところもあります。ですから、そういう部分については教育委員会の方で文化財、我々の今市史を増補するに当たっての記録の収集とかなんかというのは、例えば民俗資料とかなんかという部分とか、何かちょっと違う面もありますので。ですから、今まであった二木の公民館の、ハナトピアの方で最低限度展示できるような今形になっているわけでありますが、それとは少し違うということでありますが、いずれにしてもあの部分につきましても今教育委員会の方でいろいろ検討されているようでありますので、教育委員会の考えがまとまった段階で我々としても最終的に決めていきたいということであります。これは通告外でありますので、この辺で終わりです。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)収集ということで言ったまででありまして、次に移ります。
 3点目でありますが、大きな建設物の一つとして新図書館建設計画があります。どのように進めていくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)図書館につきましては、市が建設するということではありますが、実際には教育委員会の方で細かな検討を進めていただき、そして議員の皆様あるいは市民の皆様からいろいろと意見を出していただいて最終的に決定をしたいというふうに考えております。現在は教育委員会が主導で内部的に検討を進めていると報告をいただいております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)これは、教育長には通告していなかったんですが、市長という……。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)せっかくでありますので、私の方から教育長から答えてもらいます。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)新図書館につきまして、今内部で調整を行っておりまして、内部で原案を作成し、その後有識者による検討委員会を持ちます。その後にまた市民の皆さん方からの御意見をいただく懇談会等を開催して、いいものをと考えているところでございます。
 観点としてはたくさんございますが、岩沼市にふさわしい、岩沼市ならではの、これがなかなか難しいものでありまして、岩沼市ならではということを今真剣に考えているところであります。それから、住民にとって使いやすいもの、そしてまた情報を提供する場でもあるというふうな観点から考えております。
 なお、途中経過を話したいところでございますが、これを話しますとまたいろいろと問題がございますので、これについては差し控えさせていただきたいと思います。以上でございます。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)その途中経過を教えてほしいんですけれども、基本的には10年計画の中に入っていて、どこまでいっているかというのは言えないんでしょうかね……。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員に申し上げます。
 通告に沿った質問で質問していただきたいと思います。

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4番(佐藤一郎)わかりました。どこまでいっているのかということを聞いたんですが、通告外と言われましたので、次に進みます。
 ユニバーサルとは、どこでも、だれでも自由に使いやすいという言葉ということであります。4点目でありますが、ユニバーサルな行政サービスは具体的にどのようなことを考えているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)余り横文字を使うのはよくないなというふうに思ったわけでありますが、これも佐藤一郎議員御承知のとおり、すべての人に目を向けて、年齢とか性別だとかあるいは障害ある・なしといったようなことに一切かかわらず、最初からバリアを設けない環境をつくり出そうという考え方、それが一般にユニバーサルデザインというふうに言っているわけでありますが、私といたしましては行政サービスというものはだれにでも、どこにでも、何にでもというようなことで、できれば対応したい。ですから、今、格差云々されているわけでありますが、岩沼市としては格差のないサービスということもユニバーサルな行政サービスの中身の一つであるというふうに考えております。
 そういうことで、例えば福祉的に言いますと、これまでどっちかというとバリアフリーというふうに言いましたが、バリアフリーというのは残念ながら最初からバリアがあるという前提でかかるわけであります。ですから、道路をつくるときに最初から段差というものがあって当然だと考える。それを後々バリアフリーという形でなくすということでありますが、最初からバリアがあるという形ではなくて、だれにでも使えるような形でというごく当たり前の考え方ということであります。
 もう少し具体的に言いますと、できるだけ格差のないサービスというものは一方では市民の皆さん方の目線に立った行政サービスでなければならないということでありますので、例えば窓口に来てたくさんのところを歩かないでもできるだけ、ある意味でワンストップサービスなどというふうに言われているわけでありますが、そんな形でできるように努力をしたいということであります。その一環として次に取り上げていただくこと等も踏まえてということであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)そうすると、職場の中のユニバーサルということですよね、今話を聞きますと。
 一歩出て、市民のためというか歩道とかそういうなにに関してもそういうふうなことを考えているのでしょうかね、ユニバーサルという観点からは。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)先ほども申し上げましたように、一般にユニバーサルデザインというものがあるわけでありますので、これはある面ではハード面、そしてもう一方では心の面、バリアフリーのバリア ── 障壁、障害というのは、御承知のとおり物理的に、例えば段差があるとか、あるいは社会的に制度の中で例えばこれは男性じゃなければだめだ女性じゃなければならないとかという形でのそういう壁があるのと、もう一つは心理的な壁があると。そういうものをバリアというふうに称しているわけでありますが、それらを最初から考えないで、つまりすべての人たちにとって利用しやすいようなまちづくりを進めるというのがユニバーサルデザインでありますので、それは当然岩沼市としては考えていかなければならないということであります。ただ、具体的に言いますと、現実はなかなか、正直難しいことでありますので、意識としてまず我々としてしっかりそういった形で持ちたい。そして当然のことながら市民の皆さん方にサービスを行うに当たっては、格差がないようにしていきたいと。だれとだれでは差があったとかという形は当然避けていかなければならないという意味で不偏的な行政サービスを意識して進めていきたいという、我々としての、職員の意識としてそうしたいということでユニバーサルな行政サービスを行いたいということであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)わかりました。職員の意識のユニバーサルということを考えているんだということで、同じような内容で次に移ります。
 次は、市民からよく聞かれる言葉に、役所に行ったらたらい回しされてとか、よく聞く言葉です。今回、市長は「担当者不在ゼロ宣言」をしております。市民の目線に合った政策だと私も思います。
 5点目でありますが、職員業務を担当者不在ゼロ宣言しているが、どこまでの業務内容の対応なのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)職員として行政サービスを行うに当たり大切にしたい目標の一つとして、担当者がいないからと言ってそのまま市民の皆さんにお答えをすることは好ましくないということで、3期目の初日に当たって職員の皆さんにあいさつをさせていただいた中でもお話をさせていただきましたし、選挙の告示日でも、あるいはその前に集まりがあったときでもそういうお話はさせていただいたということであります。
 今、お話をいただきましたように、時々市民の皆さんから役所に行っても一回では済まないというおしかりをいただくわけであります。可能な限り一度おいでいただいただけで市民の皆様方の用件が完遂できるように努力をしなければならないと。まして、いろいろ電話でのお問い合わせを含めて、あるいはおいでいただいた方も含めて、「担当がいませんので」というふうに簡単にそういうお答えをしては困りますと。再度足を運んでいただくということは、特別なことでない限りは避けるようにするというのがやはりプロとしての行政マンの対応ではないのかということで、職員の皆さんとともに意識を変えながら、そして大切なことは担当者だって休むことがありますので、隣の席の人たちが、隣は何をしているのかとか、あるいは他の係はとかといった最低限度のことは関心を持ち、そしてまた知っていただくように努めていくということ、そういう意味で少しでも市民の皆様方へのサービスが向上できればということでお話をしたということであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)その課に行けば、担当者がいなくとも隣の人がその限度内でわかるということになるという答弁ですが、そうするとせめてその課・係ですか、その範囲内で一つの、一定のマニュアルのシステムといいますか、そういうものも考えているのでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)そういうことですべてが絶対できるというところまでは言い切っていないわけでありますが、職員としては当然の方向性ではないかということで十分意識をしていきたい。
 ですから、すべての職員に徹底するためには、きょうもいろいろ御議論をいただいておりますが、情報の共有化を図っていくと。それと業務につきましては、場合によってはマニュアル化できるような点についてマニュアル化をして徹底をしていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)業務のマニュアル化をするということで、だれでもわかるように、担当課といいますか、必要なことはわかるようにお願いしたいと思います。
 次に移ります。6点目に移ります。昨年の日本の出生率が1.25人と過去最低と発表されました。「子は国の宝」と言われるように、本市にも子は宝であります。市長は今まで、待機保育児ゼロを目指しております。少子化対策はどのような政策を考えているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)少子化対策につきましては、昨日安住議員に私の考えを十分お答えをさせていただきました。佐藤一郎議員は十分お聞きをいただいたものというふうに思っております。
 せっかくでありますので、一応お話をさせていただきますと新総合計画、そして次世代育成支援行動計画に基づきまして、福祉の分野だけではなくて関連する保健とかあるいは教育などの多くの分野を含めた総合的な取り組みを進めていきたいということが基本的な考えであります。
 具体的に今考えていることにつきましては、民生部長からお答えいたします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)考えております具体的な子育て対策・施策でありますが、一つは子育ての緊急課題というとらえ方をしております待機保育児童の解消ということであります。
 これについては幾たびも申し上げておりますが、ことし西部地区の方に保育所施設の整備予定がありますので、市としてもそれについて十分支援していくということであります。さらにはファミリーサポートセンター事業導入の検討をするということ。三つ目とすればこれ仮称でありますが、すくすく子育て支援センターの設置、それから四つ目として食育に関する啓発促進、五つといたしまして今回市長が申し上げております「健幸都市」を目指した取り組み、六つ目といたしましては今年度、県からの補助事業で対応いたします地域まるごと子育て支援事業の推進、七つ目といたしましては小児医療の充実、八つ目といたしまして教育環境の整備、最後に九つ目としてバリアフリー化等、ユニバーサルデザインを含めてですが、環境の整備の推進、こういったものに取り組んでいく予定にしてございます。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)ありがとうございました。
 それと同時に、最近6月20日に、少子化社会対策会議で国のいろいろな施策が打ち出されております。それも含めて欲しいということで私は言いたかったんでございまして、きのうの話はきのうの基準で、プラスお願いしたいということでございます。
 次に移ります。7点目でありますが、井口市長の今期、消防庁舎、駅前開発、岩沼中学校屋内運動場、新図書館建設などの建設物と今後増加すると予想される社会福祉予算、少子化対策予算、また水と環境対策予算等が出てきます。各事業を行うために、今後の財源確保が必要になると思うが、どのようなことを考えているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的には、新総合計画に基づく実施計画において位置づけしております事業については、着実に実施をしていきたいというふうに思っております。
 そして、当然のことながら今お話をいただきましたように、財源を確保するということが非常に重要な課題になってくると思います。ただ、その中で、実は非常に不透明な部分があります。これは国の地方に対する考え方がどうなるかということであります。先日の土曜日も実は、県内の首長36人中35人が集まって、そしてまた市町村議長、沼田議長の隣に私も座らせていただいたわけでありますけれども、集まり、そして県知事あるいは県会議員、そして県選出の多くの国会議員の方々においでをいただきまして、地方の思いということについてお話をさせていただいた。そしてまた、それぞれ政党の代表の方々等からもお話をいただいたということでありますが、例えば交付税の問題にいたしましても、一応政府与党の政調責任者の段階でのお話としては、率は堅持すると。そうすると、今一応所得税等が上向いている、そうだとすれば率が同じだとすれば交付税の原資はふえていくわけですから、理論上は交付税の削減という形にならないであろうというふうに言われております。しかしながら、例えば税源の移譲という中で、仕事に見合った税源の移譲がなければ、当然財政的にも大変な状況になってきますので、交付税だけではなくて、本来国が持つべきものについてどうなるのかといったようなことを考えていきますと、今の状況としては大変、来年はどうにかなっても再来年果たしてどうなるのかなというふうに考えますと、甚だ不透明ということでありますので、そのあたりにつきまして相当気になることではありますが、市といたしましてはやはり国と同様に歳出歳入の改革といいますか、行財政改革をしっかり取り組みながら費用対効果を見きわめまして、市民の皆さん方の満足度が少しでも上がるような有効な施策を優先的に行っていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)財源といいますと、交付税というかその範囲内ということのほかには考えていないんでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)今大きなものというのは、やはり国の方からいただく交付金みたいなものとか、あるいは譲与税とかそういったものもありますが、かなりの額を占めているのは交付税でありますので、このあたりは国の責任でしっかりやってもらわなければなりません。ただ、物によっては、話がちょっとあれですけれども、急いでやるものにつきましては国の方とかなんかのお金を当てにしていると相当おくれてしまう。ですから、例えば耐震化対策につきましても、物によってはもう単独で取り組むという形で進めてきております。しかし、岩沼中学校の屋体のように巨費がかかるものにつきましては、残念なことでありますが、少し時間がかかりますが、国が必要に応じて交付金を出すことになっておりますので、それにつきましてはしっかりもらわなければならない。
 そうなると、今の段階では何とか確保できるとしても、何年後かにその交付金がどうなるのかというと極めて不透明な部分があるということであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)国に頼ってということと、そういうふうに市の予算の範囲内でということが基本だということですよね。
 それで、一つが流れ的に今の計画が、今おっしゃった計画が順調にいけるかどうかという、どうしても先ほど言いましたように30億円ほど不足が出ると言いましたんで、その辺のあたりをどのようにカバーしていくのかなと、それを私は聞きたかったんですが。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)不足をカバーするには、歳出を削減するという形にならざるを得ません。かといって、住民サービスを下げるということはできませんので、やはり厳選をするとか、あるいは効率的な対応をするといったようなことが大切だというふうに思いますし、集中改革プランの中でいろいろと削減等の策につながるようなこともありますので、それらを進めていくということ。
 それと、実は国の財政にどうこうということではなくて、もっと言いますと、例えば交付税をいただいている市では、東北・北海道は全部、市では交付税をいただいているんですが、いただいているところで岩沼は一番少ないんです、交付税の依存度というものは非常に少ないということです。ですから、財政健全度のランキングでは東北・北海道ではトップレベルだというのはそこなんですが、その岩沼であったって、実は交付税が1億、2億減るだけでも相当な打撃があるということであります。交付税については、国を頼りにするんではなくて、地方自治体として仕事をする部分を国の方で税金を集めているわけでありますが、それは当然自治体としての権利で、これは国は配分する責任があるということでありまして、国の方からいただくほかの補助金とは実は違うということでありますので、必ずしも国に依存をするということではなくて、国の方が本来地方自治体に出すべきものをきちっと出してもらいたいということであります。ただ、そうは言いましても、国のああいった財政状況等を考えますと、果たしてすべて国の方から出してもらうお金だけでできるのかといいますと、それは難しいわけでありますので、原則として単独財源を充てるぐらいのつもりでないと、なかなか仕事は進められないということでありますので、仕事の中身を厳選しながら、そして当然効率的な行財政運営を図ってむだは一切省くという形で進めていかなければならないというふうに思っています。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)むだを省いて、今の市政の中でやっていくということでお願いしたいと思います。
 次の質問に移ります。学区の見直しについて。
 少子化に伴い児童生徒が各学校とも減少しております。17年の国勢調査において本市は人口が6.06%増加したと報告されました。平成元年と平成18年4月1日の数字でありますが、小学校の児童数は 3,460名から 2,603名、 857名の減少です。中学校生徒は 1,788名から 1,314名で 474人の減少であります。その中で著しい減少は、小学校学区で玉浦小学校学区の 653名から 314人、48%減少の 339人、また岩沼小学校区の 1,047人から 323人、30.9%、 724人の減少となります。中学校では玉浦中学校が 311人から 147人減の47.3%減少で 164名になります。岩沼北中学校は 417名から 179人、43.9%の減少で 238人となりました。ことしより、玉浦中学校は1学年が2クラスから1クラスになりました。また、岩沼北中学校は3クラスから2クラスになり、先生の人員も削減されました。生徒の減少でクラブ活動、団体種目がやっとの部も出てきました。来年からは休部の部もあります。毎年、どこのクラブがなくなるのか、生徒、保護者から不安の声が出ております。
 教育長も御存じだと思いますが、ことしの市陸上競技大会は陸上競技場で5月10日に行われました。応援団席を見れば、8割が岩沼中学校、岩沼西中学校、残り2割が岩沼北中学校と玉浦中学校であります。
 1点目でありますが、少子化に伴い学区の児童生徒数の差が拡大していると思われますが、今後どのように考えていくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)昨日、安住議員に、今後15年間岩沼市においては少子化はないと、県内でも珍しいことであると説明させていただきました。この少子化傾向といいますのは、岩沼市全体の傾向としてお話ししましたし、今年度を基準に今後15年ないというふうなことであります。御了承いただきたいと思います。
 議員の御指摘のような傾向は、ここ数年確かに見られます。以前にも御意見をいただき、児童数の変化の様子を注意深く見てまいりました。全国的に見ますと、少子化の進む現状ですが、岩沼市では今後、小学校の児童につきましては平成23年度をピークに増加すると予想され、中学校生徒数は平成28年度をピークに増加すると予想されております。玉浦地区につきましては、三軒茶屋地区の宅地分譲が始まり今後増加が期待されますので、今後も極端な変動はないと判断しております。また、先ごろ示されました県教委の小中学校の標準的基準から見ますと、岩沼市の場合玉浦中学校がやや小規模の傾向で平成20年度までは1学級のみの学年が一つあります。その後はまた2学級が確保でき、ほぼ適正規模と見ているところであります。
 したがいまして、現時点で学区を変更することによる児童生徒の心理的影響を考慮しますと現状の通学区域が適当であると判断しております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)ここ数年、きのうも全体的な数値的にはそんなに変化しないということでありました。その中で、北中学校については小学校は岩沼小学校から北中学校、岩沼小学校から岩沼中学校に通っております。それで、岩沼の北部になりますけれども、その地域で確かに小学校の生徒の数はありますが、地区的に調べてみますと、国勢調査の17年度数値はここにありませんけれども、12年の国勢調査で調べていきますと、ゼロ歳から4歳、5歳から9歳は、相の原一丁目から三丁目、中央四丁目が増加を示しております。でもここは、よく見ますと、県営アパートがあるところであります。アパートということは、中学校になりますと転勤あるいは住宅の新築等でほかの学区に移動する傾向があります。そういったことを考えますと、今の状態でいきますとなおさら少なくなるんではないかと私は思っているんですけれども、その辺はどうなんでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)北中限定でありますので、北中について申し上げますが、今年度の生徒数は 238名であります。10年後、平成28年70名ほどふえるというふうなデータが出ておりますので、一時下がりますが、ふえ続けるという傾向にあるということを御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)それで、今それを初めて聞いたんですけれども、次の2点目でありますが、いろいろ話を私、聞きますと、岩沼中学校区と岩沼北中学校区の線引きは、行政単位なのかお伺いいたします。2点目です。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)そのように認識しております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)行政区といいますのは、交わっているところといいますか分離している、例えば一つの行政区が北中と岩中に分かれているという行政区はないんでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)通学区域につきましては、教育委員会に規則がございまして、小学校及び中学校の通学区域に関する規則というものを定めております。この規則でそれぞれの学校に通学する区域を定めておりますけれども、行政区を単位にした通学区域といたしております。行政区で一部違う部分がございますけれども、これについては栄町の中央の行政区でございます。これは、線路を挟んで東側に一部栄町の区域がございます。栄町のほとんどが西小に通学する区域になっておりますけれども、線路を挟んだ東側の栄町の一部については、線路を渡って学校に行かなければならないというような条件といいますか危険を伴うということもありまして、その区域についてのみ岩小学区という形になっております。そのほかについてはすべて行政区が通学区域の基礎になっているところであります。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)行政区がまたがっているというのは、栄町だけなんですか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今申し上げました栄町の一部だけでございます。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)ここに学区を示した図がありますけれども、行政区を見ますと北中と岩中にまたがっているところが、館下一丁目の1の一部が岩沼中学校にあって、北中学校には館下一丁目の1の一部を除くものがある。もう一つは、二木二丁目の10番8号の11の一部が岩中に、そして二木二丁目10番8号・11号の一部と11が北中に行くと。桜三丁目1番から12番が岩中に、桜三丁目13番から14番が岩沼北中となっていますが、これは間違った資料なんでしょうかね。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)館下関係につきましては、館下第一・第二の行政区はすべて北中の学区になっておりますので、これについては岩中と北中に分かれている部分はないというふうに思っております。
 それから、二木二丁目でございますけれども、二木二丁目につきましては行政区が二木第二になる分と大手町になる部分がございます。二木二丁目4番の1から17については二木第二が行政区でございますが、こちらについては岩小・岩中学区。それから同じ二木二丁目4番で21から24、それから27がありますけれども、こちらは大手町が行政区になっております。大手町につきましても岩小・岩中学区ですので同じ学区になるということです。それから桜三丁目でございますが、桜三丁目2番から12番までは行政区が桜第二ということで岩中学区でございます。同じく桜三丁目13・14番につきましては行政区が桜第三になりますので、こちらは北中学区というふうになっております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)要は、これ21年前に見直しされたと思うんですけれども、その前からそういうふうな分け方だと思います。それで、要は、岩沼小学校近辺からジグザグになっているという、いつでも皆さんから言われているんですが、その辺の線引きの見直しというものは考えていないんでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)学区についてでございますけれども、先ほども申し上げましたように、現在の規則では行政区をその基本にしているところでございます。
 通学区域という部分ですけれども、これについては法令上の定めは特にございません。道路あるいは河川といったような地理的な状況、それから地域社会がつくられてきました歴史的な経緯、そういった実態を踏まえてそれぞれ判断して設定をしていくということになっております。
 現在のところは、行政区が通学区域を定める基本にしているところでございますが、一つの行政区でジグザグに入り込んでいるという部分につきましては、これも歴史的な経緯があってそのような線引きになっているということもありますので、行政区の見直し等もあるいはあるということであれば、そうした際に連動しながら通学区域の考え方という部分についても検討が必要になる部分もあるいはあるのかなというふうには思っております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)わかりました。そうすると回答が3点目まで来たんで、ただ、今までいろいろと、北中学区の方の保護者からは、生徒が少なくなっていろいろなクラブ活動、チームワーク活動ができないということで見直しのお話がありました。
 4点目でありますが、そういう保護者が不安になっているといいますか、不安の解消のためにも岩沼北中学区の保護者や地区住民に聞く場、懇談会開催などを検討していくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)大変申しわけありませんが、3点目ちょっと振り返りたいと思います。

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議長(沼田健一)4点目をお願いします。

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教育長(影山一郎)(続)わかりました。私、答弁するところでありましたが……。では4点目にいかせていただきます。
 今のところ、岩沼小学校や岩沼北中学校からは、学区の見直しについての具体的な話し合いはないと聞いております。現段階では、特別に御意見を伺う場や懇談会を開催するには至っていないと考えております。
 なお、今後も学校からの情報や保護者、地域の方々からの御意見に耳を傾けながら注意深く見守ってまいりたいと考えております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)では、注意深く御意見を聞く体制でお願いしたいと思います。では、今までそういうことがないということで次に移ります。
 5点目に移ります。先ほども言いましたように玉浦中学校は平成元年には 311名いましたが、平成18年には47.3%の減少で 164人となりました。市内でも少子化が進む学区となっております。5点目でありますが、玉浦中学校の生徒が17年間で半減しているが、今後どのような考えをしていくのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)玉浦中学校の生徒数が過去17年間で半減していること、そして学級数も減少していることにつきましては、先ほど申し上げました学校の標準的規模からも悩みの一つであります。しかし、今後の生徒数については、増加の様相がございます。現時点では平成20年度を過ぎますと生徒数は学年2学級ずつの規模に戻る見込みでございます。玉浦中学校の隣の三軒茶屋地区の分譲が始まり、徐々に児童生徒数の増加が期待されますことから、玉浦中学校につきましても適正規模に近い学校規模が保たれていくと現在考えております。

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議長(沼田健一)佐藤一郎議員。

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4番(佐藤一郎)若干ふえていく数字だとは私も思います。玉浦地区が、岩沼市全体を見ますと今までも、去年17年の国勢調査では6.06%は岩沼市全体ではふえていると、でも玉浦地区としてはそんなにふえていない。いろいろ事情があるんでしょうけれども、そういう意味では縮小になるというふうには考えておりました。
 先ほどの三軒茶屋の区画整理も今後ふえていくだろうということで、今回市長からも執行部の可能な範囲内の支援を望むと、特記事項のもとに保留地処分の販売活動に新たな支援、先ほど同僚議員からも質問があった回答に、広告と販売促進の支援を行うんだということがありました……、していない……、(「まだしていない」の声あり)ではないんですか。土地区画は……。

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議長(沼田健一)質問を続けてください。

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4番(佐藤一郎)将来、玉浦地区もふえるだろうという予想があるということで、玉浦学区が児童生徒がふえ、クラブ活動を継続して輝く伝統が続いて、多くの仲間づくりを期待し、私の質問を終わります。

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議長(沼田健一)4番佐藤一郎議員の一般質問を終結いたします。
 13番長田雅裕議員の一般質問を許します。直ちに発言席において発言してください。
    〔13番長田雅裕議員発言席〕

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13番(長田雅裕)新政クラブの長田雅裕です。
 通告に従い質問しますけれども、簡単で結構ですのでよろしくお願いします。
 まず駅前整備についてですが、実は先日、市の議会の大先輩でもあり、岩沼の重鎮でもありました方とたまたま電車で一緒になりまして、帰りにちょうど一緒に……、待ち時間を含めて40分ほど講義を受けてまいりました。非常に井口市長の無投票三選を喜んでおられまして、私も心から御礼を申し上げたところであります。
 駅前整備について、その方の持論をいろいろお話しされまして、今回市長があそこを買収して整備すると、これを非常に喜んでおられたんですね。前、大体人の土地を集めてなんてとんでもない話だなんて、そんなことを話されました。聞いておりましたけれども、そういうことで非常に喜んでおられました。最初からそうやればもっと早く決まったのにななんていうこともお話しされまして、そのほかに亀塚の跨線橋までついでにお話を聞いて、その当時の岩沼の市の行政なんかも非常に、ある面では楽しくその流れを聞かせていただきました。
 そこで、そういう大先輩の期待も込められておりますのでひとつ、先日部長なり市長から進捗状況については伺いましたけれども、再度説明会の開催と地権者がどのような反応を示しているかをまずお聞きしたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)説明会ということでありますが、平成17年度に駅前の地権者の方々を対象に3回、さらに中央通りまでの関係の方々を含めまして1回、計4回説明会を実施いたしております。地権者の方々の御意見としては、駅前整備を進めてほしいという意見が大半でありまして、整備に反対する意見というのは特になかったというふうに報告を受けております。
 また、交通形態につきましては、交互通行案と一方通行案を説明いたしましたが、一方通行案がいいという意見をかなり多くいただいたということであります。さらに、雨の日の通勤通学者への対応、あるいは居住と商業活動が両立するような駅前にしてほしいといった要望もあったというふうに報告をいただいております。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)そうしますと、かなりの地権者がそういう流れになって非常に喜びにたえないところであります。
 それで、今お話しされたように、計画は提示されたんでしょうけれども、まだ早いと思いますが、地価なんかはもう提示されているんですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)4回の説明会の中で交互通行案及び一方通行案、あるいは広場の形態といいますか、そういったことにつきまして説明をし御意見をいただきましたが、地価の提示等はいたしておりません。
 現在の進捗状況といたしましては、基本計画4案、つまり交互通行について二つの案、そして一方通行についても二つの案という、その四つの案から絞り込みを行っているということでありますので、計画の方向性が定まった後に具体的な提案ができるものと考えております。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)そこで、最近というかあそこ、サンシティですか、マンションが建って、私も実は知らなかったんですが、変に角張っているんですね、前の大上不動産の事務所のところが。ずうっとあそこを通ってみましたら、駐車場が予定されている場所だと思うんですが、サンシティの駐車場になっている感じがするんですけれども、その辺は交渉過程の中では、あの辺は含まれているんですか、市の考え方と大体一致されているのかどうか伺います。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)サンシティのマンション建設時に関しましては、サンシティと実は直接交渉を行ったわけであります。市の方としては、今の県道側の部分について少なくとも13メーターまでは広げたいと。現道が今8メーターの現道でありますので、少なくとも5メーターを先行で譲っていただけないかというお話し合いをいろいろいたしました。しかしながら、サンシティ側の回答としては、私どもはこの敷地の中で計画どおりつくると。あとの買収については、その後でそのときの地権者と交渉をしてその中で解決してほしいということで、なかなか話し合いに応じていただけなかったという経緯がございます。ただ、あのマンションを販売する際には、販売時の特約事項として道路拡幅の予定があるということは明示しますというお話はいただいております。
 したがって、拡幅、用地賠償補償ということについては、これから始めるということになります。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。雅裕議員、マイクのそばでお話しするようにお願いします。

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13番(長田雅裕)済みません。
 そうしますと、少し難航する様相は出てきたわけですね。わかりました。ひとつうまく……、そうしますと地権者があのマンションに入った人たち全員と交渉になるのか、それとも管理組合とかそういう一括の交渉になるんですか、そういう場合の交渉は。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)それはまだわかりません。というのは、あそこの土地の権利者がどのような形態になるのか。その権利者の形態に基づいてその権利者との交渉というふうになろうかと思っています。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)わかりました。それではひとつ、十分に配慮して御理解賜るように説得していただけばと思います。
 そういう経過になりますと、それは別としても、現在の部分については早期に着工できると思いますけれども、着工は予定としては大体どのころを見込んでいるんですか、着工ですね。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)17・18年度におきましては用地測量、基本設計、実施設計を進め、19年度に駅前整備に関する都市計画決定を行い、20年度から用地買収、さらに物件移転補償等に入りまして、その後平成23年から整備工事に着手するというふうに、今の段階では考えております。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)市民のみんなが期待している駅前整備ですので、ひとつ今の市長の年度どおり完成することをお願いしたいと思います。努力してもらいたいと思います。
 2番目に、駅西口、これ何もない話なんですが、実は先日、名取市の議員さんとの懇談会でたまたま名取の西口のサッポロビールのあそこでいろいろ懇談会をやったわけですが、2年前とまるっきり変わった様相なんですね、西口です。見ますと、今から、今の駅西、まだ南の方の部分、あそこ国鉄の用地と聞いておりますけれども、あの辺あいているし、住宅地になれば、こんなこと先走り言って失礼な話になりますけれども、日通さんなんかも危険物を扱っているからできればというような感覚を得ながら、こっちの栄町の前のマンションの二つの道路ですね、細くて、元市長のところを曲がってくると非常に交差も難しい部分なんです。
 そういうことで、あそこの駅の青写真というか、今後岩沼市の西部の現状の住宅地ですから、岩沼東の正門とは違った部分で検討していかなければならないと思うんです。ですから、買収とかなんかでなくて、今後の西口の、駅と駅前として、今のロータリーも朝なんかもかなり混雑しますけれども、その辺を考えておくべきと思いますけれども、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)御承知のとおり、ロータリーを含む広場と駐輪場につきましては、昭和60年から62年度までの3カ年で事業が完成し、一応あの地域につきましては整備はなされたというふうに考えております。
 そしてまた、駅の西の方、少し広い範囲になりますが、武隈土地区画整理組合、第二武隈土地区画整理組合による区画整理事業に合わせまして都市計画道路とか、あるいは公共下水道などの都市基盤が整備されており、また区画整理から外れたところでは開発行為等によって宅地整備が進んでいるわけであります。今後、未利用地につきましては、JRの土地を含めて個別に地権者の有効利用を働きかけていきたいというふうにまず考えております。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)この駅西口につきましては、西部地区の町内会長の方でもかなりがこれに注目しておりますので、今の市長のお話にありますように、買えとかなんとかと私は言っていませんが、JRなり関係地権者との協議の中で頭に描いておいていただければなというふうに考えますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、教育行政について教育長さんにお伺いしますが、実はこれを……、佐藤議員が中学校の方ばかり言ったんで、実はそうでなくて、割愛しようと思ったんですが、この辺についてお願いしますが、学校教育の適正、理想とする学級数と人数を、小学校、中学校ごとにひとつお知らせ願います。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)学校の適正規模につきましては、先ごろ文部科学省の基準をもとに宮城県としての標準的な規模が発表されました。それによりますと、小学校は12学級以上、中学校は9学級以上と示されました。単学級より複数学級が望ましいという考えがベースにございます。一概に学級数を一律に定めて適・不適を決めることはできませんが、これに沿いつつ市内の学校の実態に照らしてみますと、小学校では大規模校が多く、中学校では玉浦中学校にあと一、二学級の増を望みたいのですが、他の市町村の実態から見ますとほぼ適正規模に当たると考えております。
 学級人数につきましては、1学級の児童生徒数は公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律で40人を基準に定められております。また、本県では、児童生徒への教育上の配慮から実態に応じた学級の人数の弾力化も図られ、小学校1・2年生の35人学級や少人数での学習集団での指導も可能としております。学級内の適正な人数につきましては一概には言えません。大変難しいところでありますが、今のところおおむね標準の人数が妥当と考えております。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)実は、さっきお話しした先輩の方です、学校が四つずつあるのが非常に理想的なんだと。たまたま大崎市が誕生して、鳴子が合併と同時に、これそこら辺に鳴子の方……、鳴子と川渡と、間欠泉の出る鬼首が4月から三つが一つになったそうなんです。学校ばかりなくなってと、分校もかなりあったようですが、そういうふうなことがあるから岩沼が4・4というのが一番いいんだぞなんて、そういうふうな話もあったわけです。
 それで、学区のラインですが、今後、介護施設の関係で学区ごと、これ非常にいいことなんですね、学区ごとに、これは先進国はほとんど学区ごとにいろいろなものが調整されていますが、岩沼はなぜか南小と岩小がちぐはぐ、岩小が北中に来て、南小が岩中に来ると非常に理想的であるし、介護の説明の際はそのようなんですね、東を含めてです。その辺ですが、私の今の学区の考え方に教育長はいかがなものですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)佐藤一郎議員にも同じことを申し上げましたが、今回は介護施設整備が学区単位となるのに合わせてということでありますが、基本的には同じ考えでありまして、今のところ学区の編成は考えておりません。長田議員おっしゃるように、岩沼市の学区のバランスは非常にいいと。ほかの市町村にない小学校四つ、中学校四つ。それに二つ目は児童生徒数が長期的に変動がないと。今後15年同じあるいは増加しながら15年後落ちていくという形でありますので、うちの少子化というのは考えなくともいいと、そういうふうな利点がありますので、当分の間、学区編成は考えてございません。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)私は、西小学校ができたときのいろいろないきさつから、最初の方は西小から南へ行った南長谷とか、栄町、土ケ崎、その町割りのときに非常に葛藤が演じられまして、やっとここ、ここに西小の元校長先生がおりますから、余りなこと言われないけれども、とにかくそういうふうな、一緒になるまで、先ほど教育長が佐藤議員にお話しされたとおり、なかなか一緒になって、何でも行動が一緒になるまで20年30年かかりますね。昔、新日鉄が合併したときも当時の武田社長が、新日鉄になるまであと20年かかるんだということで、そういうふうにかかりますから、そういう年数をかけてやらなければならないんで、今回この介護を学区によって整備していくというすばらしい考え方で、特に人と人が接する場ですから、特にそういう部分が多いと思います。ひとつ市長からもその辺で、市長の考え方もお聞きしたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)福祉が小学校区を単位としてというのは、歩いて通える範囲だという前提で考えられているわけでありまして、そしてまた歴史的に言いましても比較的義務教育学校にはその地域の皆さんが通っているというところの範囲内で考える方が、例えば行政だけがサービスを行うのではなくて、地域の皆さん方の協働によって行うとすれば、そういう単位の方がいいのではないかということでありまして、岩沼市といたしましても小学校区単位で施設等につきましては十分活用できるようなものを備えたいということであります。
 学区について申し上げますが、学校設置者という立場で理想的な学校の位置と学区割はどうあるべきかというふうに考えますと、実は私なりに思いがあるわけではありますが、教育的な視点から必要に応じて教育委員会で十分検討すべきものというふうに思っております。
 特に、歴史的な経過を踏まえますと微妙に、岩沼町、岩沼市の教育に影を投げかけたという例が幾つかあるわけでありまして、そういう意味では政治的な対応というものは避けまして、純粋に子供たちの教育をどうすべきかということで教育委員会がしっかりともろもろのことを勘案して対応すべきことだというふうに考えておりますので、こちらの方から学区は見直した方がいいですよということは、思ったとしても言えないということを御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)教育長、今、市長が微妙なことを言いましたけれども、私も北中・岩中が分かれるときも、私、ほとんど知っているんですよ。ですから、そうじゃなくて、福祉施設ということの理由をつけて、少しずつ各町内にPRした方がこれからの学校教育に相当いい成果が得られると思います。特に私なんか、玉浦小学校は小中一貫校でもいいのかなと思ったりもしていますし、ついでにですけれども、実は私の親類も玉浦におりますからお話を聞きますと、「おんちゃん、玉浦っていつまで玉浦なの」と聞かれるんです。何ていう名前がいいのやと言ったら、やはり岩沼がついた方がいいねと。岩沼市立玉浦中学校だなんて笑ったけれども……。私、ぜひこの際、これは東の議員大分おりますからですが、今の子供たちは東中とか、実は私は子供のときに、保育園の話が出たときこうだったんですね。岩沼東保育園があいているからあそこにどうですかと言われる、そのお母さんが本気で行ったらしいです。そうしたら、「玉浦だっちゃ」と、里の杜のその辺だったと思ったんだそうです。そういうことがあるんで、やはり岩沼東といえば玉浦なんだと。ぜひ、校名についてもこれから東小・東中にして、岩沼が……、最初に北中がでるとき……。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員に申し上げます。通告に沿った内容でお願いします。

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13番(長田雅裕)その辺を要望したいと思います。
 次に最後ですが、「健幸都市宣言」、実は私、広辞苑と大日本百科を見て、こんな字あるのかなと……、どこにもありませんでした。市長さんの……、これ私も持っているんですが、これには、きょうの報告にもありましたが、健幸先進都市宣言、これは市長選挙のときのマニフエストです。これが後援会員募集のチラシです。「健幸先進都市」、非常に気に入って、ぜひこれを、まだ広報に出ていない。とにかくこれから周知して、市制35周年記念でグリーンピアに、余り大きくなくともいいから宣言文を、石碑でも建てるような、いかがですか、市長。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)健幸先進都市という考え方に共感をいただいたということでありまして、大変ありがたく思っております。
 「健幸」という言葉でありますが、実はどの辞典を引いてもありません。ちなみに、今、辞典を引いてもないのは食育という言葉がこれだけ広まっておりますが、広辞苑等にはないわけであります。
 もともと、文字どおり「健幸」というのは、言いますと健やかで幸せなことということであります。そしてつけ加えるとするならば、これまでどちらかといいますと、福祉というのはウエルフェアという言葉の日本語訳だと。それは、どちらかといいますと、事後的あるいは受け身的とも言われる側面があったと。ですから、これからは社会全体のレベルアップ、あるいはすべての人々が心身の満足を得られるといったことで、場合によっては予防的といいますか、あるいは積極的な考え方、取り組み方というのがウエルビーイングで、その訳として「健幸」という言葉がいいのではないかというふうに言われているわけでありまして、まさに私はそれが健康ではないかなと。そして、市民の皆様方お一人おひとりが健康でなければ豊かな人生を送ることは難しいというふうに言えると思います。
 そしてまた、そういった健康な市民の皆さんが「健幸」を実現できて初めてそのまちの繁栄もあるのではないかと。ある人が言うには、やはり健康な人たちが集まってこそまちの繁栄があると、不健康な人たちだけが集まるんではまちの繁栄がないというふうに言われておりますんで、そういった意味で岩沼市の方向性としては「健幸」ということを私は今回出させていただいたということでありまして、全国に向けて宣言をというお話をいただきましたが、例えばこれまで岩沼市におきまして議会において宣言をされたのが、平成元年9月に議員提案によります「非核平和都市宣言」というものが唯一であります。したがいまして、どういった形で宣言をするのがいいのかということを検討しなければならないわけでありますが、まずは「健幸先進都市」にふさわしい施策を具体的にどういうふうにしていくかということで力を尽くしたいと。そして、そのことが相まって岩沼が本当に「健幸」に力を入れているんだということが広く市民の皆様方にも御理解いただくという状況になれば、岩沼は初めて「健幸先進都市」になったのかなと。そういった状況の中では、同時に健康寿命も延びているでありましょうし、岩沼の市民の皆様方、よそよりも長生きで幸せになるんではないかなと、そういった都市を目指して努力をしていきたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)長田雅裕議員。

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13番(長田雅裕)ぜひ、この健幸先進都市宣言、これから同僚たちとも話し合いはしますけれども、ひとつ市民に市長からアピールしながらぜひこの宣言をいたすことをお願い申し上げまして質問を終わります。

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議長(沼田健一)13番長田雅裕議員の一般質問を終結いたします。
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議長(沼田健一)お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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議長(沼田健一)御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定しました。
 残りの一般質問は、明日午前10時から継続することにいたします。
 本日はこれをもって延会いたします。
 御起立願います。 ── どうも御苦労さまでございました。
    午後3時48分延会
    地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する。
         平成18年9月1日
             岩沼市議会 議 長 沼 田 健 一

                   議 員 飯 塚 悦 男

                   議 員 高 橋 孝 内