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宮城県 岩沼市

平成17年第5回定例会(3日目) 本文




2005.12.13 : 平成17年第5回定例会(3日目) 本文


    午前10時開議
議長(沼田健一)御起立願います。おはようございます。
 これより本日の会議を開きます。
 ただいまの出席議員は20名であります。
  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。
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日程第1 会議録署名議員の指名

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議長(沼田健一)日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第79条の規定により、8番松田由雄議員、9番村上智行議員を指名いたします。
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日程第2 一般質問

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議長(沼田健一)日程第2、一般質問を行います。
 きのうに引き続き質問を継続いたします。
 10番飯塚悦男議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔10番飯塚悦男議員発言席〕

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10番(飯塚悦男)10番、リベラル・ひまわりクラブの飯塚悦男です。
 地域水田農業について質問いたします。
 1点目は、大区画圃場整備事業から外れている未整理地や10アール区画圃場の比率はどのくらいになっているか、伺います。

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議長(沼田健一)菊地産業部長。

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産業部長(菊地善二郎)大区画から外れております未整理地や10アール区画の圃場整備の状況につきましては、水田面積 1,377ヘクタールのうち 401ヘクタールでありますので、その比率は29%、約3割となっております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)大区画圃場整備から外れている水田、未整理地10アール区画が市内全水田面積の3割に当たるということで、わかりました。
 2点目について質問いたします。それを踏まえて、3割あるということを踏まえて、2点目質問いたします。
 未整理地や10アール区画の圃場は、大型機械に対応できず、コスト削減も難しい。このような現状を市長はどう考えているか伺います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)国におきましては、新たな食料・農業・農村基本計画あるいは大規模区画の経営体育成圃場整備事業の推進、さらには農家における経営安定対策大綱など、意欲のある農業者に農地を集積して、経営規模の大型化あるいは法人化を目指した集落営農組織を支援するなど、さまざまな形で農業経営体の拡大化を目指す施策が展開されているということは、御承知のとおりであります。しかしながら、現実には、父祖伝来の農地に対する執着心など、さまざまな考えを持っている人がおられるということも、御承知のとおりであります。
 未整理地や10アール区画の圃場については、大型機械に対応できず、作業効率も悪いということで、例えば、だれかに委託しようとしても、受託する農家があるのかどうか。結局のところ、耕作放棄地になりはしないかといった懸念があるところであります。一概に、行政の考えだけを施策のよりどころにするのではなくて、それぞれの地域の状況や意見というのを踏まえながら、地区に見合った、岩沼市の農業の発展につながる施策を展開していかなければならないと基本的には考えております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)国による支援ということ等、答弁をいただきましたが、現在、市内で3カ所圃場整備が実施されているんですね。寺島地区が99ヘクタール、玉浦中部が 140ヘクタール、小川地区が 116ヘクタール、合わせて 355ヘクタールが実施されていると。ほかに、市内全域の未整理地、10アールが3割あるということで、将来的に、圃場整備の計画は可能性があるのかどうか、伺いたいと思います。

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議長(沼田健一)菊地産業部長。

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産業部長(菊地善二郎)原則的には、あくまでも大型の区画圃場整備というのが市の制度に乗るわけでありますが、そのほかにも、今お話がありました3カ所以外というところで、現在、西地区にも組織を立ち上げ研究している地域がありますが、地権者の意向がなかなか、同意率がかなり低いということで、現実的には前に進めるのは難しいのかなと思いますし、ほかに地区におきましても、先ほど言いました3割の10アール未満の部分につきましては、具体的な話がないので、大区画の圃場整備に関しては、進展は無理だろうというふうには思っております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)将来的には、3割がこのまま現状維持でいくとなると、全体の3割ですから、行政としても、地方自治体の岩沼市としても、その3割に対して何か施策をやるべきではないかなと思うんです。大区画圃場整備によって、水田の汎用化、集団転作がやりやすいと思うんです。未整理地や10アール区画では難しいと思うんですが、その辺、市長はどう考えていますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)その場所のケースによってどういう対応ができるかということでありますが、確かに、飯塚議員が言われるように、3割というのをどうするかということも非常に大きな課題ではないかなと思っておりますが、行政としては、やれることにも限りがありますし、また、それぞれの方々のまずは考え方をしっかり持っていただいて、それで、行政で対応できる部分は対応していかなければならないと、基本的には思います。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)個人の考えが大事だと。しかし、このような低米価のもとに、個人でやれといっても大変だと私は思うんですよ。自分の財産ですから個人でやれと言われても、なかなか難しいと思います。
 先日、経営所得安定対策など大綱が決定されまして、集落営農は20ヘクタール、認定農業者で4ヘクタールが支払い対象となるんですね。50アールや 100アール、1ヘクタールの水田は請け手はあると思うんですよ、耕作するというと。未整理地は、先ほど市長にも答弁いただいているんですが、コストがかかるんですね。そういう意味で、請け手があるかどうか、将来的に耕作放棄になると思うんですが、もう一度、この件に関して、市長の答弁をいただきたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)農業全体としては大変厳しい状況にあると。特に、経営安定対策等におきましても、結構、大規模の農家を対象に考えていくという方向が打ち出されておりまして、我々といたしましては、大規模農家ではなくて、逆にいいますと、兼業農家とか、そういうことに非常にウエートがかかっている面もまだまだあるわけでありますので、その人たちを無視した農業政策というのは、当面は難しいのではないか。そして、一方では、自給率を40%、もっとさらに高めていくということを考えますと、現実においては、そういう人たちにも一生懸命営農をしていただいているからこそ、何とか維持ができるということでありますし、また、耕作放棄地等も何とか少なく ── 少なくはなっておりませんけれども、だんだんふえている傾向ではありますが、何とかできるのではないかと。したがいまして、大規模だけをこれからもまた日本の農業の中心に位置づけるということは、わからないことでもないんですけれども、それだけではやはり困るということであります。
 ただ、基盤整備ということは、農業をやっていく上では基本になりますので、まずは基盤整備をする。しかしながら、基盤整備をするに当たっても、たくさんの経費がかかるわけでございますが、実際のところ、後継者がどうなるのかとか、米の価格等がこういう状況であって、行く行くはもっともっと大変な状況になってくるとすれば、営農意欲というのは当然なえてしまうわけでありまして、そういう意味からいっても、後継者がなかなか育たないと。もろもろの状況から大変厳しい状況にあると。したがいまして、市としては、一つは、農地の集積ということも大きな方向ではないかなと思っておりますし、また、少ない農地であっても、しっかりやっていただくという意味では、そちらの方もまたしっかりやっていただかなければならないということでありますので、一概に規模の経済性だけを目標にはできないと考えております。
 ただ、農業を考えていく上で、日本が国際競争力になぜうまく対応できないのかという理由の一つとして、やっぱり規模の経済性がしっかり受け入れられていないからだというふうに言われております。大規模経営の有利さということは、欧米、EUだけではなくて、日本の農業でも実はそういうのがあらわれているわけでありまして、例えば、2001年の米生産費の調査によりますと、日本でも、大規模農家 ── 例えば10ヘクタール以上あるいは15ヘクタール以上の大規模稲作農家の方が、例えば、 0.5ヘクタール以下の零細の農家の3分の1の労働力で実際に米づくりが行われているという点を一つとってみたとしても、やはり規模の大きい方がいいと。
 しかし、日本は、実は、規模を大きくしてと言ったわけでありますが、どちらかといいますと、農地を取得するときについては厳しい制限がありますが、いざ持ちますと、実際のところは規制がいっていないと。ですから、農地流動化とかということで、70年代から、国としては法律でもそういうことをずっと進めてきたわけでありますが、現実には進まないと。もちろん、さっきも申し上げましたけれども、土地に対する執着心もあるかと思いますが、実際に受ける側にしても、大規模はいいんですよといっても、今みたい米価が下がってくると、大規模にやればやるほど、実は収入が少なくなるという皮肉な結果も一部では言われているわけであります。労働時間自体は短縮できますが、しかし、果たして収益の方はといいますと、そんな形になる。ですから、農地の集積がなかなか進まないということでありますので、その意味では、飯塚議員が言われますように、例えば、小面積であっても、しっかりと基盤を整備して、そこで農業が営んでいけるようにしていくということも、岩沼地域においては大切なことなのかなというふうには思っております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)稲作については、兼業農家の労力とかが大切なんですが、といって、このまま10アール区画とか未整理地を放棄して、そこは兼業農家が主体になってやれということにはならないと思うんです。ある程度大型化して、コストを下げて、兼業農家も機械を買えば、同じ値段ですから、その面も踏まえて、3点目の質問をいたします。
 農地の利用集積、団地化を進めるためにも、畦畔を外すなどして圃場の大型化を図る小区画整備事業を、地域水田農業の施策として考えてはどうか、市長の考えを伺います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的には圃場整備事業を導入して圃場の大型化を図っていくという方向になると思いますが、事業が実施されない、あるいは実施しにくい地区についてどうするのかということでありますが、農家の方々が主体的に実施をする小区画整備事業につきましては、現在、市独自で助成をしている農林業奨励補助事業というものを活用しながら、対象事業として推奨していくかどうかを、岩沼市営農指導推進協議会を初めとした関係機関と協議をしながら検討してまいりたいと考えております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)国の助成制度があるということでいいんですね。(「市独自」の声あり)市独自ですか。
 平成16年4月に、岩沼地域水田農業推進協議会が「岩沼地域水田農業ビジョン」を作成したと。これには、御紹介しますと、地域水田農業ビジョンの策定に当たって、「岩沼市は、県南部に位置し、比較的温暖な気候を背景に、水稲は「ひとめぼれ」や「ササニシキ」などの良質米の生産を基幹作物としながら、施設園芸は露地野菜、花卉、畜産が行われ、食料供給地となっている。平成14年12月3日に米政策改革大綱が農林水産省で決定され、米づくりの本来あるべき姿の実現を目指し、生産構造対策や自給調整対策、流通対策を実施することにより、着実に改革を進めることになった。
 このような状況の中で、良質米の主産地である本市は、耕作放棄地や未利用農地がふえないよう、新総合計画と整合を図りながら、地域に合った施設園芸、露地野菜、花卉、畜産などと組み合わせた水田農業を展開する必要がある。平成22年度までに農業構造の展望と米づくりの本来あるべき姿の実現を目指し、平成20年度までに農業者団体が主体となるシステムを構築することを目標とし、3年後程度を見据えた地域水田農業ビジョンの作成を行う。本ビジョンの策定に当たっては、行政と生産者、生産者団体及び関係団体などが一体となってこれを推進する」ということで、策定したんですね。
 そして、今、市長の答弁もいただいたんですが、市独自の小規模区画整備事業は稲作農家にどのような形で周知されていますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)これからの検討ということであります。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)これからの検討ということで、今はまだ具体化されていないということで、大いにやっていただきたいと思うんですね。この水田農業ビジョンにはこううたってあるんですよ。「旧制度で整備された10アール区画圃場を大型機械で対応できる50アール、 100アールの大区画圃場に整備する」とうたっているんですね。先ほどいいましたが、市内全水田面積が県営圃場整備事業に採択されるということは不可能なんですね。だからこそ、市独自の……、今からでも遅くないので周知徹底させていただいて、具現化していただきたいと思うんです。市独自の政策をもって小区画整備事業を大いにやっていただきたいと思うんですが、市長、どうですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)大区画の圃場を整備できれば非常にいいと。しかしながら、それができない地域があるということでありますが、それにつきましては、市としては、いろんなことでお話をするということはできるわけでありますが、そしてまた、一方では、奨励策が今あるわけでありますが、それ以上ふやして、お金をあげますからという形というのは考えものでありますので、まずは地域の実情を十分把握して、そして、その中でまた関係団体等との協議を持って、市としては対応策を考えていきたいというふうに思います。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)市長、お金をあげるという言葉は使わないでほしいと思うんですよ。助成するというような……、同じじゃないと思うんです、ニュアンスが違うと思いますので、その辺は、お金をあげるというのではなくて、水田農業に対して助成するというようなことで考えていただきたいと思います。
 県営圃場整備事業では、10アール当たり 100万から 150万の工事費がかかるんです。個人負担は、年度で違いますが、5%から10%負担でできるんですね。ということは、10アール整備するのに5万から15万の個人負担でできるんですね。なぜできるかというと、 150万のうち15万が個人負担であると、 135万は我々の税金から負担しているんですね。
 それでは、市長に伺いますが、国の政策はそうなっているといっても、いわゆる3割があると。日の当たらない水田といえば語弊があるかもしれませんが、その外れた地域にも、自治体が責任を持って、支援策や助成制度は独自のを考えてもいいのではないでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)国の方向としては、規模の経済性といいますか、大規模営農の有利性を十分発揮してもらうということで、政策はそういうことでやられていると。確かに、それだけではいかない部分があると。ですから、地方自治体としてはそういうところに目をということ。飯塚議員の言われることはよくわかるわけではありますが、しかし、もう一方の方向としては、今、農政全体として、零細の方々については、むしろ農地の集積化を図って大規模経営の方にという政策を国としては進めようとしている中で、もちろん、繰り返しになりますが、それに当てはまらない人に対して、自治体としては目を配ることは非常に重要な視点ではありますが、だからといって、国だ県だとやるような、同じくらい岩沼市としてお金がつぎ込めるかどうかということにつきましては、甚だ難しい面もありますし、岩沼農業の方向としても、やはり国の方の農政と同じように、特に米づくりについては、ある程度の規模を持った農家を中心に営んでもらうという方向性をこれまでも打ち出してきているわけでありますので、いや、そうでなくても市の方では助成ができますよという形というのについては、なかなか難しい状況にもあります。しかし、現実は、たくさんそういった方々がおられるということでありますので、市としての奨励策というのは今もあるわけではありますが、これは関係団体と十分協議して考えていかなければならないことだなというふうに思っております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)10アール当たり整備するのに 100万から 150万というのは、これは業者がやればこうなるんですね。ある自治体は、福島県の村でしたでしょうかね、ブルドーザーを利用して整地すると。畦畔を取り外し、10アールや5アールの水田を30アール、40アールにして、少なくとも大型化を図ると。そういう面では、市長が言われるとおり、そんなに金はかからないと思うんですよ。そういう助成の仕方も、支援の仕方もあると思うんですが、その辺はどうでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)支援に当たっては、確かに、飯塚議員が言われることもよくわかるわけではありますが、じゃ、はいそうですというふうに簡単にいくかどうかということにつきましては、やっぱりいろいろ検討しなければならないことがあると思います。まず、農政の方向としてどうなのかということを一つ大きくとらえなければなりません。また、自治体としての助成のあり方というのも、もちろん、農業の特殊性、あるいは小規模だという特殊性をしっかり踏まえなければならないということはわかりますが、助成のあり方として果たしてどうなのかなとか、いろいろ考えるべきことがあると思いますので、今の時点では、はい、その方向で十分やれますと言い切るところまではいっておりません。御理解をいただきたいと思います。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)私がこの場に立たせていただいて政策提言して、すぐやれ、やるというのでは、これはおかしいと思うので。検討するということで市長からも答弁をいただきましたので、これは岩沼市の地域水田農業の施策の一つとして十分考えていただきたいなと思います。
 4点目の質問をいたします。
 未整理や10アール区画の圃場内の農道や用排水路の整備については、土地の提供や使用貸借で対応して進めてはどうか、市長の考えを伺います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)農道や用排水路の整備というのは、御承知のとおり、用地取得方式で従来行ってきました。ただいまお話をいただきましたように、土地の提供を受けた場合に整備するということになれば、事業費全体としての軽減も図られるということでありますので。ただ、問題は、地権者の皆様方の御理解がいただけるかどうかということではありますが、せっかく御提言をいただきましたので、前向きに検討していきたいというふうに思っております。
 使用貸借につきましては、例えば、利用形態が不安定になるのではないかということがありますので、今の時点におきましては、その点については考えられないのではないかというふうに思います。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)私が4点目の質問をしたのは、今、市を挙げて行財政改革をやっていると。将来的にわたって税収不足です。受益者も応分の負担が必要なんですね。何でも行政におんぶしたのではだめなんです。市長は常々「市民参画による協働のまちづくりをしたい」と言っているんですね。行政が金を出して助成し、市民は土地の提供や能力を出す、行政と市民が一緒になってのまちづくりの施策、これだと思うんですよ。その点について、市長の考え方を。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)飯塚議員が言われるのは、まさにそのとおりではないかと思います。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)12月7日の河北新報に「岩沼市の事業提案制度 企画立案に市民参加 職員と知恵を出し合う」という記事が掲載されていました。私たち議員は、この議場で、市民の声を反映させながら政策提言をしているんです。私も今議会で地域水田農業で政策提言をしていると。市長には、私たち議員の政策提言を真摯に受けとめて、市民のために市政運営をしていただきたいと思います。最後に、このことに関しての市長の考えをもって、質問を終わりたいと思います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)当然のことながら、議員の皆様からいろいろと御提言、御指導をいただきましたことにつきましては、一つ一つしっかり受けとめているつもりであります。ただ、御提言をいただいたことであっても、岩沼市としてやるべきことなのかどうかという判断をした上で、今の時点においてはできないこともあろうかと思います。今できる点あるいは将来できる点につきましては、しっかりさせていただくということで、これまでもそういう姿勢でおりましたが、なお、飯塚議員からお話をいただきましたので、今後ともまた議員の皆様方からいろいろと御提言等をいただきまして、それを一つ一つしっかりと受けとめさせていただきまして、実現することができるものについては、しっかり実現していきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)飯塚悦男議員。

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10番(飯塚悦男)終わります。ありがとうございました。

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議長(沼田健一)10番飯塚悦男議員の一般質問を終結いたします。
 1番布田恵美議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔1番布田恵美議員発言席〕

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1番(布田恵美)1番、リベラル・ひまわりクラブの布田恵美です。
 通告に従って質問してまいります。
 岩沼市としての地球温暖化対策実行計画についてお伺いいたします。
 この項目に関しましては、昨日、先輩議員も取り上げておられました。そちらの質問と重ならない部分についてお尋ねいたします。
 1番、庁舎内のウォームビズ対策はどうなっているのかお伺いいたします。特に、考え方についてお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)まず一つは、特別にウォームビズをどうというようなことは考えておりません。職員がそれぞれ着るものを工夫していただいて、例えば、御承知のとおり、冬場においては、暖房は20度以下になった場合を設定しているわけでございます。そのことを職員が踏まえて、もし寒いと感ずる人があるとすれば1枚多く着ていただくとかということで、原則としては、我々としては、自己管理に努めていただきたいということで考えております。このことが、最終的には省エネルギーとか地球温暖化に資するということも十分踏まえておりますし、特に、声高にウォームビスをと言わなくても、繰り返しになりますが、それぞれしっかり対応できるのではないかというふうに考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)岩沼市のホームページの中にも、ホームページが新しくなったときに、地球温暖化対策実行計画について今掲載されております。ですから、そちらを通して、市民の方々にもPRする、知っていただくことにもなっているわけですが、この中にありますように、岩沼市においても、市役所という一事業所の立場でという姿勢で、そして、市の職員みずからがということで取り組んでおられるわけです。市役所には、毎日、いろいろな手続に来庁されるたくさんの市民の方、市民以外の方もおられると思います。その方々に広く知っていただくということで、取り組んでいるということは心がけでまずできることなんですが、知っていただくような仕掛けもしていくべきではないんでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)御提案をいただいたとおりだと思っております。まずは、適温を20度と設定しているということをしっかりお知らせしていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)日中の設定温度が20度、暖房の設定が20度ということなんですが、市役所の庁舎は、構造上、東西に長いつくりでして、南面と北面とにそれぞれ部、課などがあるわけです。その中で、温度差というものはどうなんでしょうか、チェックされているんでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)冷暖房の設備につきましては、最新のものとは言えませんけれども、吹き出し口が北と南と別々になっておりまして、それで温度管理をしております。ですから、南側の方が暑いということになれば、本体で制御して北側の方に多く吹き出しをしてやるといったようなことで、そこの部分だけは調整が可能になっているというようなことでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)限られた施設の中で取り組んでおられるということでしたが、例えば、チェックはどのように……、課、部、階ごとに室温計などが置いてあって、時間帯でチェックをするとか、そういうことはされているんでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)各階ごとの温度管理というのはなかなか難しいものでございまして、建設当時は、センサーを置いてそれぞれ測定はしておったんですが、古くなりまして、今は作動はしておりません。そういったことで、機械本体のボイラーの中でそれぞれ温度管理をしているというような状況でございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)建設当時は階ごとにセンサーが作動していたというわけですが、今はそれが作動しなくなったのであれば、室温計などを設置して小まめにチェックするということはできないでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)それぞれ室温計を置くということは可能かもしれませんけれども、現段階では、機械室の中で制御をしていくというような方法を考えていきたいと思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)それは、各階ごとに、暑いとか寒いとか、その都度、機械室に連絡を流して、小まめに設定変更したりということなのでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)そういうことではなくて、全体的な庁舎の温度管理というような中で、その範囲の中で温度管理をしていくというようなことになります。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)先ほど質問の中でちょっと触れたんですが、(2)番です。職員みずからが意識を持って、20度という中で、寒ければ、各自が着込むとかいろいろな対応をとっているということでした。一事業所として、市役所が、大きな庁舎が取り組んでいるということを多くの方々に知っていただくために、いろいろな形で、例えば、庁舎内の市民ホールの入り口だったり、エレベーターのホールだったり、多くの方々が通過される、立ち寄るところなどにポスターとかチラシとかを、また広報などにも啓蒙をするような仕掛けをしていってはどうでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)これにつきましては、クールビズと同じように、設定温度を今これくらいにしていますというようなことを庁舎内に張り出して、来庁する方々にお知らせをしたいというふうには考えております。その準備をしております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今準備をされているということでした。今、まさに寒くなってきまして、暖房器具を使う頻度も高くなっております。ぜひ早急に進めてください。
 では、次の質問です。(3)番です。
 市役所庁舎以外での市の公共施設ではどのように取り組んでいらっしゃるのか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的には、市役所庁舎外の市の施設におきましても実行計画を持っておりますので、それに従いまして、例えば、冷房温度は28度、暖房につきましては20度ということで設定をすること。あるいは、照明時間の短縮だとか間引き消灯、さらには、できるだけ残業をしないでといったような形でノー残業デーということで、庁舎と同じように省エネルギーに取り組んでいるということでありますし、また、物品等につきましても、環境に優しい物品、例えば、再生紙だとか、あるいは両面印刷とかといったような形で、配慮した取り組みをそれぞれの施設についても行っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)例えば、学校などでも暖房を使っていると思いますが、その辺はいかがなのでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)学校につきましても、同じ取り扱いをいたしているところでございます。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)二酸化炭素削減地球温暖化対策については、冷房のときよりも暖房のときの方が省エネ効果が……、例えば、外気温7度のときに、エアコンの暖房設定温度を21度から20度Cにした場合、年間のCO2 削減量は約25.7キログラムで、逆に、今度は、外気温が35度のときに、冷房設定温度を27度から28度にした場合、年間のCO2 削減量は約 5.9キロと。これは家庭の場合なんですが、事業所、特に役所とか学校といったところは本当に大きな施設ですから、ぜひこれからも率先して取り組んでいただいて、市民の方々、そして来庁する方、学校であれば保護者の方々など、地域の方々なども多く集まる場所ですので、知っていただいて、広く進めていただくということで取り組んでいただきたいと思います。いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)非常に大切なことだと思っております。例えば、学校におきましても、学校の児童・生徒あるいは教職員が心がけたといたしましても、保護者の皆さんにも御理解をいただく。そしてまた、夜間開放をしておりますので、利用される方々にとっても、市としてはこれだけ努力をしているということを知っていただいて、御協力をいただくということは、大変重要なことだと思っておりますので、できるだけそういった形で進めていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね、きのうの先輩議員の質問に対する答弁にもありましたが、取り組んでいる結果を数値として、これから提示していく、皆さんに知っていただくというようなこともお伺いしましたので、ぜひ積極的に進めていってほしいと思います。
 では、次の質問に移ります。岩沼市民会館の利活用についてお伺いいたします。
 岩沼市民会館は、開館が昭和61年5月でありまして、来年度は開館20周年を迎えるわけです。ことしもたくさんの催し物が岩沼市民会館で行われまして、私もいろいろな機会に参加させていただいたり……。

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議長(沼田健一)静粛にお願いします。

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1番(布田恵美)他地域から来館された方々の声も伺うことが多くありました。岩沼にはこんなに立派な文化施設があるんだねということで、たくさんのお褒めの言葉もいただきまして、特に、大ホールに関しては、とても音響効果がいいねということで、演奏される方々の感想など、声なども伺っております。
 その会館についてですが、(1)番、来年度、開館20周年、節目の年なわけですが、その記念となる事業は検討しているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)平成18年は、市民会館が開館20周年、また、岩沼市の市制施行35周年に当たりますので、現在、市長部局と協議を行い、節目の年にふさわしい記念となる事業を開催できるよう検討しているところであります。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)市民の中からもいろいろな提案が出てくるかもしれませんし、節目の年ということで、特に、市民会館文化施設は、これも昨日の先輩議員の質問の中にもありましたが、これから、ほかの公共施設、岩沼の二木にある岩沼公民館が使えなくなるということで、そういった方々の使用も多く集中して、使用頻度はますます高まるかと思います。そういった方々の声も受けとめながら、開館20周年の記念となる事業を展開してください。
 次の質問に移ります。(2)番です。
 岩沼市民会館を利活用して、地域文化発信、創造の場としてさらなる活用を検討すべきではないかと思います。いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)この件につきましては、地域文化に密着した市民会館といたしましては、現在、第九を歌う会、リバーサイドブラス、市民劇団ウイープ等が利用しております。今年度は、中ホールにおいて、地元にかかわる、先ほど布田議員からお話がありました、将来有望なアーティストを紹介して、広く市民の皆さんにも鑑賞していただく上から、クラシックコンサートを3回実施いたしております。今後は、住民参加型のイベント型も企画し、さらなる活用促進を図る方向で検討を重ねていくこととしております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)確かに、今も、いろいろな催しが、いろんな角度から研究され、実施されていると思います。岩沼の市民憲章の中には、「私たちのこの岩沼市が、文化の薫りも高く、健康で活力に満ちた郷土として発展することを願い、この憲章を定めます」というところに続きまして、5項目あります。その中の一つに、「伝統に学び、教養を身につけ、教育と文化を尊ぶまちをつくりましょう」とあるわけです。先ほど教育長の答弁で、今も地域で活動している方々、団体、市民団体の方々や、地域に根差した、地域に縁のある方々をお招きしてのコンサートやいろいろな催しをされているということでした。
 ここで一つ提言なんですが、岩沼市民会館の大ホールにはとてもすばらしいピアノが設置されております。コンサート用のピアノが2台あります。1台は外国製のスタンウェイというピアノで大変高価なピアノであります。そのピアノと大ホールを使いまして、例えば、ホールのピアノ弾き込みボランティアなどの活用を検討してはどうでしょうか。
 仙台市のイズミティは開館が昭和62年の11月1日ですが、そちらや、それから青年文化センターも同じようなコンサート用のピアノを保有しておりまして、その大ホールに設置してありますスタンウェイ、世界的に有名な楽器ですが、それを弾き込むボランティアを募って、そのホールを使って、そして、演奏用のピアノをボランティアで弾いてもらうというようなことをされているわけです。そのようなボランティア制度を岩沼市の市民会館の大ホールでも今後展開してはいかがでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)教育委員会の方針といたしましては、市民のボランティアの活動を促進していくというふうな項目が一つございますので、今、御提案いただいたことを十分検討しながら、やれるかどうかということを考えていきたいと思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今後検討されていくということでしたが、先ほどの教育長の答弁にもあったように、岩沼市に根差して芸術活動をされている方、例えば、ピアノであれば演奏活動をされている方や、それから、勉強中のとても有望な学生さん、高校生や音楽の学校に学ぶ生徒さんなどもおられます。本格的なホールで、そして、本格的なすばらしい楽器を使って練習をするといった、これからの若い芽を育てていくような場にもなっていくと思いますので、ホールのピアノ弾き込みボランティアをぜひ取り入れていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)これについては、できるかどうかは考えさせていただきたいと思いますが、前段に布田議員がおっしゃいました。岩沼市は施設に恵まれている、人に恵まれているということでありますが、ことし、アートフルコンサートを3度ほど開きました。こんなにも地元密着型の人がいるかということに驚かされるわけでありますが、それとともに、若い芽を育てることも一つの我々に課せられるものでありますので、この辺を十分考えていきたいと思っております。ただ、やるというというふうなことは言えませんので、この辺、研究させていただければありがたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今後の研究課題ということでしょうが、市民会館の大ホールの稼働状況をちょっと調べてみました。平成14年度から15年度、16年度の3カ年で、それぞれ、平成14年度が89%の稼働率、15年度が74.8%、16年度は70.8%というように……、さまざまな理由は考えられるわけです、例えば、周辺にも類似の施設ができたとか、催し物の数が少なくなっているとか、そういった理由は考えられますが、貸し出しとか、稼働率が減っているからこそ、次の世代を育てていく場として有効に活用していってほしいなと願っております。
 では、次の(3)番の質問に移ります。
 市民プロデューサー養成講座、これは仮の名前ですが、などを開講して、市民の中から新たな文化創成に携わる人材をはぐくんでいってはいかがでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)布田議員から御提案のありましたことにつきましては、市民文化向上のために必要と理解しておりますが、施設側のノウハウ等の課題もあり、現段階では、自主事業として講座を開設することは考えておりません。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)市民会館の催し物を審議する団体として文化事業協会という団体があります。私も以前活動に参画させていただいていたことがありますので多少把握しております。その中で年間十数本の催し物を審議して、市民代表としていろいろな話し合いをさせていただくわけですが、そのときに、文化事業協会にかかわる理事というのは、公募したものではなくて、あるときに声をかけていただいて文化事業協会の役員として参画させていただくということでして、広く市民の中から、積極的に私はかかわりたいという方々を募っているわけではないと思うんです。ですから、特にノウハウはないんだけれども、何か地域のためにかかわっていきたいという、例えば、ハッピーリタイアをされて、2007年問題とよく言われますが、まだまだ若い、たくさんのノウハウを持った、キャリアを持った方々が地域の中にどんどんふえていくと思います。そういった方々にも参画していただけるような仕掛けとして、養成講座はぜひ開講して、皆さんの持っていらっしゃるキャリアや人脈を使って新たな催し物をつくり出していったり、また、そのような仕掛けができるような人たちを地域にたくさんふやしていってはいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)御意見はごもっとものことと考えております。市民プロデューサーとはという規定でありますが、いろいろ調べてみますと、「地域文化に根差し、アイデアとユーモアとネットワークを武器に、企業や行政にできない社会変革を、経済性を無視せずにつくり出す人」と、これが規定だそうであります。いわゆる行政に頼らずに、今、市民の力が大きくなっております。ボランティアもそうで、力のある方がたくさんございます。そして、NPOもかなり発展してきているところでございますので、その辺のかかわりで考えていければなと思っております。ただ、今実現というふうなことは、先ほどの話と同じでありますが、申し上げられませんが、これからは、市民の、そういった力のある人の力をかりるという時代でありますので、十分心してかかっていきたいと考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)これは、例えば、市民との協働だったり、市民事業ということで、これからどんどん広がっていくことだと思いますので、積極的に検討していただいて、まず入り口をつくるような……、いろいろな方が催しにかかわって、自分たちの催しなんだ、自分たちのホールなんだ、会館なんだという中で、そこの場を中心に地域の文化活動がますます盛んになっていくことを願っておりますが、その辺についてはいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)そのことについては、おっしゃるとおりであります。地域文化というのは、地域密着型、地域発信型が一番であります。したがって、うちからの押しつけというよりも、下からの盛り上がり、このような力を行政に提供したいというふうな申し出、十分尊重しながら進めてまいりたいと思っております。
 それから、市民会館は20周年の節目であります。人間であれば成人であります。これからでありますので、その辺、今後、布田議員から御意見をいただきながら、文化振興のため、文化活動推進のために力を入れてまいりたいと考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、次の質問に移ります。(4)番です。
 今後、岩沼市民会館に関しての指定管理者制度導入はどうなっているのか、お伺いいたします。
 岩沼市では、平成18年4月からの指定管理者制度導入に向けて、次の25施設においてと、ホームページの中にもありますし、今議会でもそのことは提案されております。市民会館にについては、今後いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)市民会館につきましては、今後どのような方針、計画で指定管理者制度を導入していくかにつきましては、市長部局所管の施設とも調整を図りながら、導入が可能かどうかを含めまして、検討させていただきたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)先ほど教育長の答弁の中に、先ほどの(3)番にもありましたが、市民の中からの声とか、市民の力、そしてNPOの活用ということも、NPOの活動も広がっているという答弁がありました。それとも関連するわけですから、今後の方向性について、いろいろな方向から検討していただいて、その辺、早目早目に計画を出していってほしいなと思いますが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)生涯学習施設がその対象に当たるわけでありまして、市民会館のみならず、検討をしていきたいとは考えております。指定管理以降の利点とか不利益、それぞれの施設の特色がございます。それが合うかどうか。いわゆる指定管理者制度として質を低めては困るわけでありますので、その辺も含めまして、今後考えさせていただきたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)では、次の項目に移ります。不審者対策についてお伺いいたします。
 11月下旬以降、広島、栃木などで小学生女児が殺害されています。本当に痛ましく、亡くなった子供さん、家族、関係者の気持ちを考えると、ただただ残念でなりません。
 (1)番です。平成16年9月議会でも提言していますが、公用車に「安全パトロール中」と印字したマグネットステッカーを張り、職員の移動時、「みんなの目」を光らせて防犯に役立て、犯罪を未然に防ぐ一助としてはどうでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)御提案をいただきまして検討いたしましたところ、他市の例では有効という評価もありますので、安全意識の啓発と犯罪抑止力を多少なりとも高めるためには、業務に支障のない範囲で実施をしたいというふうに考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今、実施をしていくということで答弁いただきましたが、いつごろからの実施になるか、具体的にありましたらお知らせください。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)今の時点ではいつからということはわかりませんが、多少なりとも予算化を図ったりということがありますので、できるだけ早く実現するように努力をしたいと思います。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)実施していくという答弁をいただきました。岩沼は本当に安心して暮らせるまちでもありますが、交通量も、通行車両も多いですし、いろいろなところで放火未遂だったり強盗未遂だったり窃盗だったりといった犯罪も時々聞かれております。また、心配の声を上げていらっしゃる市民の方もおられます。ぜひ一日も早く取り組んでいただきまして、地域の子供たちのみならず、市民にとりましての安全・安心をふやしていただければと願います。
 2番目にまいります。市内の小学生の下校時に、公用車に回転青色灯を点灯させ、通学路のパトロールを行ってはどうでしょうか。これは、岩沼市内では新聞に載るような大きな事件というのは、今のところ、幸いにしてないわけですが、声がけだったり、車に連れ込まれそうになったとか、そういった事例はいろいろなところで聞いています。特に、犯罪の多くが発生している時間帯というのが午後3時から5時ということで、小学生が下校する時間帯なのかなという気がしております。この点につきましていかがでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)青色回転灯を設けた車というのは、主にその目的で用いる形になろうかと思いますし、また、パトロールを行うということは、現在の職員にはそれぞれの業務があるということから、なかなか難しいのかなというふうに考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)業務の時間帯ですので、確かに難しいところはあるんでしょうが、他の自治体で、例えば、職員の方々が2人組で通学路を自転車でパトロールをしていたり、当番制にして2人組でパトロールをしていて声がけをしたり目配りをしたりという事例も承っております。岩沼市では、ふれあいパトロール隊という、地域の方々の、今 300名程度の方々が登録されている、みんなでの目配り気配りのボランティア活動がありますが、やはり犯罪は未然に防がないと、起きてからではどうしようもないと思います。同じような考え方でいくと、防災の観点では、自主防災組織という組織があって、備えているという取り組みもありますので、地域の方々のボランティアはもちろんなんですが、みんなの目、多ければ多いほど犯罪の抑止力も高まると思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)確かに、布田恵美議員のおっしゃるとおり、犯罪というのは未然に防止をしなければ、それこそ意味がないわけでありますので、できるだけ未然の防止を図ると。そのために、今言われましたように、みんなの目というのは非常に犯罪抑止につながるということ。これもよくわかるわけでありますが、その手段として、青色の回転灯を設けた車を走らせる。その場合については、新たに車をどうするのかといったような問題とか、あるいは、その車というのはパトロールを中心に使わざるを得ないわけでありますし、また、今の岩沼市の職員の仕事の状況から見て、毎日一定時間にパトロールをするということが果たして可能なのかどうか。本来の職務外でありますので、すべての人たちがそういう方向に向けられるということはなかなか難しいということからいたしますと、現時点においては、実現はなかなか難しいと。しかしながら、みんなの目でとか、そういうことにつきましては、非常に重要なことであると思いますので、何かできることがあるとすれば、十分検討していかなければならないかなというふうに思っております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)みんなの目ということで、地域の中で、ふれあいパトロール隊や防犯協会の方々や、また、そういったところに所属されていない方でも、お互いに朝に夕に目配り気配り、安全のために携わっている方、心がけている方がたくさんおられます。先ほどマグネットステッカーにも取り組んでいかれるという答弁でしたので、その点も含めて、今後、青色回転灯をつけた公用車が岩沼市内のパトロールに出ることができるように願っていきたいと思います。
 本当は、パトロールとか、そういったことが必要のない社会であることが一番なんですが、大人の責任として、次の世代をしっかり見守って育てていかなければならない悲しい現実もありますので、今後ぜひ検討していってください。
 では、次の質問に移ります。3番、児童・生徒の登下校時の安全対策はどのように進めているのか、お伺いいたします。
 これは、さきの9月定例議会でも関連した質問をしてきましたが、その中で、来月話し合いの場を持っていくという答弁をされておりますので、どのような話し合いが。先ほど申しましたように、広島、栃木などの事件も立て続けに起きている時期ですので、今どのように進めているのかお伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)岩沼市教育委員会といたしましては、これまでも、児童・生徒の安全につきまして万全を期すよう、校長会等を通して指導を重ねてまいりました。しかし、今回の広島、栃木における小学校低学年児童の事件を受けまして、教育委員会といたしましては、4点にわたって安全確保に万全を期すよう指示をしております。
 1点目は、児童・生徒に交番や子供 110番の家などの場所の周知を図ること。2点目は、登下校について複数で行うよう指導すること。3点目は、万が一の場合は大声で助けを求めるなどの対処法の指導を徹底するとともに、保護者、地域社会、警察等の関係機関との連携を深めること。4点目として、先ほど話題に出ましたが、ふれあいパトロール隊は 300名を超えました。ふれあいパトロール隊などの地域の皆さん方の協力を得て、子供を見守る体制づくりの充実を図るということを指示しました。
 さらに、この事件の重大性、緊急性を真剣に受けとめまして、小・中学校の校長を招集し、児童・生徒の安全確保に関する緊急会議を開催いたしました。この会議の中では、児童一人ひとりの通学経路を再確認するとともに、これまでの危険箇所等をマップに加え、不審者対策を意識した安全マップを早急につくることなどが検討されております。
 また、学校といたしましては、下校等に関して、一斉下校をさせること。必要に応じて教師が付き添う、巡視をするなど、安全対策や家庭、地域の皆さん方の協力のあり方なども話し合われております。これを受けまして、各学校におきましては、不審者から児童・生徒を守るために、現在、さらなる安全対策が推進されているところであります。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)今の答弁の中で、取り組んでいること、教育委員会として学校に指導されていること、校長会での確認事項などを伺いました。安全対策、不審者に対する安全対策は、これで十分ということはあり得ないと思います。これは、ここまでやったからいい、これまでいい、ここまででいいということではなくて、いろいろな角度からいろいろな方法でいろいろな方々にかかわっていただいて取り組んでいくことが大事なことだと思います。
 前にも取り上げたことがありましたが、保護者の方々へ情報発信していくときに、岩沼小学校には、昨年は試験的に運用していたということですが、ことしの、平成17年の5月から運用しているe−メッセージProという緊急連絡網があります。南小でも現在試験的に運用していると。そして、市内にある西小、玉浦小学校ではまだ取り入れていないということです。先日、岩沼小学校から下校時刻の確認というプリントをいただいてまいりましたが、3時から5時というのは多くの小学生が下校する時間帯でもあります。その時間帯の中でいろいろな情報を発していくときに、緊急連絡網というのはとても必要な一つの手段かなと思います。岩沼小と南小に関しては、登録している保護者あてに、携帯電話だったりパソコンあてにメールで発信していくというシステムが今取り入れられているわけですが、まだ取り入れていない二つの小学校があります。その辺について、教育委員会としてどう対応するのか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)どういったことでも十分ということはあり得ないと。ただ、万全を尽くすということでe−メッセージが出てまいりました。岩沼小学校では先駆けてそれを取り入れながらやっているわけでありますが、これも大変有効な手段だと教育委員会でも考えておりますので、校長会等でも話しております。南小もこれからというふうなことでありますけれども、いいものでありますので、これについては、今後、校長会等で、できるところから入れるように。ただ、これについても、すべてということにはいかないかもしれませんが、その辺、声がけをしていきたいと考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね。今後、各小学校などで取り入れていくように指導していくということなわけですが、教育委員会は学校を指導する立場にもあるわけですから、ぜひ積極的に進めていただければと願っております。
 特に、e−メッセージ、岩沼小学校に関しての現在の登録者数を伺ってまいりました。 552人の保護者の中で、登録してそのメッセージを受け取ってらっしゃる方というのは、現在 360名ほどおられるそうです。率にしますと65%の方々が、携帯電話だったりパソコンだったりで緊急の連絡網でメッセージを受け取っておられます。保護者の中には、必ずしも岩沼市内に勤務しておられる方ばかりではなくて、他市町に勤務されている方もおられて、その際にも、子供の状況、学校で何があったとか、そういったことを緊急に知ることができるのはとても心強い、ありがたいことだという声も届いております。逆に、未整備、まだ導入していない地域の学校の保護者の方からは、同じ岩沼市内の小学生なのに何でうちの学校はその情報がないんだろう、同じ小学生なのにうちの学校だけどうしてないんだろう、私たちの学校にもその情報網を早く整備してほしいという声も届いております。その辺、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)不審者対策について大切なことは、学校で何ができるか、家庭で何ができるか、地域で何ができるか、役割分担だと思います。学校によっては、学校での対応は今現在はこれだと、子供たちへの指導はここまでやっていると。したがって、家庭の皆さん、保護者の皆さん、これをお願いしますというふうな積極的な呼びかけの中で始まったのがe−メッセージであります。これは確かにいいことでありますし、有効な手段だと考えておりますので、先ほども申しましたように、この辺については、声がけ、やれるところからということで話しておきたいと、こう考えております。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)岩沼市内には、ことしの5月1日現在で小学生が 2,562名、中学生が 1,341名おります。児童・生徒という児童の中には、幼稚園児、保育園児なども、高校生なども当然含まれてきますが、幼稚園や保育園のお子さんたちは親が迎えにいくわけですが、特に、小学生、中学生は自分で通学して自分で帰ってくる。未来ある、将来を背負っている子供たちを守っていく観点からも、今後も、不審者対策について、十分過ぎるほど、これでもかこれでもかといういろんな対策を講じていただいて、健やかに育てていけるように、また、私たちも積極的にかかわっていけるように取り組んでまいりますので、教育委員会としても、ぜひ積極的に今後ともその辺に力を入れていっていただきたいと思います。いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)今回の事件は、犯人は人を選んだと、場所を選んだと。特に弱者と言われる小学校の低学年をねらったと。これは非常に卑劣でありますが、今後、いろいろなことを考える中で、やはり自分の身は自分で守るという大原則のもとでやらなければならないと考えております。ただ、小学校1年生の子供が自分で守れるかということがありますが、そのために、今回、安全マップをみんなでつくると。例えば、親と子が回ってつくる、あるいは教師が授業の中でつくって意識づけをすると。小学校1年生にその意識がどのように芽生えるかということを大切にしてまいりたいと考えておるところでございます。
 犯罪が起こりにくい地域にすることが一番大切だと思います。ありがたいことに、タクシー協会でもボディにステッカーを張って回っていただいております。これは地域の愛であります。こういった地域ぐるみで子供を育てる体制をつくるということ。先ほど市長も申しました、地域の目、人の目が一番でありますので、その目を多くするというふうなことを心がけながら、学校と家庭と地域を連携をさせながら取り組んでいきたいと思っています。以上です。

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議長(沼田健一)布田恵美議員。

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1番(布田恵美)そうですね。教育長の答弁にもあったように、みんなの目でしっかりと見守って育てていきたいと思います。終わります。

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議長(沼田健一)1番布田恵美議員の一般質問を終結いたします。
 休憩をいたします。
 再開は11時30分といたします。
    午前11時15分休憩
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    午前11時30分再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 15番五十鈴川みよ子議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔15番五十鈴川みよ子議員発言席〕

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15番(五十鈴川みよ子)日本共産党の五十鈴川みよ子です。
 通告に従い一般質問を行います。
 答弁については、市長と教育長にお答えいただくように通告しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 まず最初です。岩沼公民館の今後についてということで、4項目を一般質問させていただいております。
 その中の1番ですが、岩沼公民館の解体後の基本方針ということをまず最初に取り上げました。というのは、基本方針がなかなか見えない。いろいろなところでの答弁をずっと羅列すると、何か見えない。きのうの渡辺真多議員への答弁にも、跡地利用は白紙だと言っていながら、9月議会の委員会のときには、そうではなかったような気がするということで、ずっと羅列をしてみました。
 まず最初は6月の議会です。6月の議会で岩沼公民館、公共施設について一般質問をしたときに、岩沼公民館のことについてこう言っているんです。岩沼公民館の建てかえは難しい。社会教育施設の全体の見直しを行う。それも1年かけて内部構想を進めていくと。そして、もう1点は、大きく分けると、社会教育、シルバー、文化財、三つの機能を総枠的にドーンと建てかえることはできないと。これが6月。
 それから、9月です。9月については、基本的には、ほかの施設での代替措置を進めていくけれども、岩公の跡地利用の方向性が定まってから考えたいと、こう言っているんです。そして、市民にとって利用しやすい形態はどうあるべきかなど、市長部局と協議、検討すると。これは当然のことだとは思いますけれども、これが一般質問です。
 委員会の質問はまた違うんですが、跡地利用が決定してから、跡地利用が決まれば、71団体の岩沼公民館を利用している市民の方たちに説明する説得力もできるのではないかと最初は考えていたのではないですか、お答えください。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)何ら矛盾はしておりません。きのう、答弁に白紙というふうな話をいたしました。6月には、建てかえは難しい。9月には、方向が決まってからということであります。これも突き詰めますと白紙であります。検討課題という一言であります。したがって、私はうそ偽りは申しておりません。その点をまずもって御了承いただきたいと思います。
 それで、基本方針でありますが、移転後における活用方法につきましては、現時点では決定しておりませんが、17年6月議会で五十鈴川議員にお答えしておりますとおり、現在の岩沼公民館の機能をすべて備えた施設として現在地に建てかえることは、基本的には考えておりません。しかしながら、市民活動を支えるための機能を持つ施設はいかにあるべきか、市民にとって利用しやすい形態はどうあるべきかなどを念頭に置いて、有効な活用方法を検討してまいりたいと考えております。したがって、今後検討させていただくということでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)私が言っているのは、最初、基本方針を立てておいて、それに基づいて住民に説明をして、そして、いろいろなところに移動していただくというふうに……、だから、移動が先になったから、基本方針が後になったのではないですかと言っているんです。6月、9月から、移動しなさいと。耐震結果がこんなに大変な状況で、いつまでもここを使わせるのかということで議会で審議をして、とにかく2カ月待ってくれということだったですよね。だから、移動が先になったので、解体後の方針が出る前に移動したので、ボタンのかけ違いがあったのではないのですかと私は言っているんです。いかがですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)基本的には変わりないと考えております。最初に考えたのは、跡地がどのような使われ方をするか、これについてはまだ白紙でありましたので、どうするかということを話せば、なお説得力があるのではないかということであります。例えば、建てかえられないというふうな結論であれば、次の代替地にある程度定住していただくと。もし何かあったならば、それはまたというふうなことでありますので、何らおかしくはございません。
 前回の議会では、私は、跡地利用が決まってから移動をさせますと言いました。確かに言いました。ところが、安全第一であると。そのとおりであります。そう言われれば、まず移動ありきでありますので、今回その方針を出させていただきました。でも、方針は全く違ってございません。これから内部検討を行いまして、来年度には検討委員会等を立ち上げるかどうかということの考えもありますけれども、いろいろな御意見をいただきながら、市民ニーズなどを参考にしながら考えさせていただきたいと思います。したがって、今は検討段階で白紙の状態であります。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そこなんです。私はそこを聞きたかったんです。私は、間違っていると言ったのではないんです。今、基本方針どおりにいっているんでしょう。けれども、いろんなものがあったから、耐震度もこういうふうに出てきたから、じゃ早速移動させようというのは、私は間違いではないと思うの。私は間違いだと言っているんではないんです。ただ、そういう意味では、基本方針がおくれたと。おくれたけれども、その基本方針に沿って今やっているということの認識でよろしいですか。はい。
 それで、9月の委員会のをコピーをしてきたんです。教育民生のところで、岩沼公民館のことで質疑をして答えているんです。「その跡地の活用をどうするかということに密接に絡むわけです。教育委員会では、20年度に建設予定の図書館の建設地に希望していまして、文化財展示スペースや公民館機能も備えた複合施設という考え方を持っています。しかし、市全体での検討はこれからですので、現実にできるかどうかはまだ未定です」というふうに答えています。だから、今の教育長が答えたのとは全然矛盾はないの。私は間違っているというふうに言ったのではなくて、基本方針の前に移動をしたのではないでしょうかということを言ったんです。教育長も、そういうふうになってから話をすれば説得力があるのではないかと考えていたというのは、わりました。そこを確認した上で。
 市民にとって利用しやすい形態はどうあるべきかなど、市長部局と協議、検討をするというふうに答えています。私は、基本方針をつくるのには、市長部局との話し合いや協議や検討をしなければなりませんけれども、その後、どういうふうな検討がされたのか。基本方針や内部構想、基本計画などは1年かかるのか、そんなにかかっていいのかということなんですが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)内部構想を今年度中ということで今現在進んでいるわけでありますが、先ほど話の中に新図書館の話が出ました。これは、どこにつくるという限定版はございません。考えられるのはいろいろあるというふうなことのお話だったと思います。そういうことでひとつ御理解いただきたいと思います。
 現在は、内部でのいろいろな構想を練っております。新図書館について、それから全体の生涯学習の施設について、全体構想でありますが。特に、新図書館につきましては、機能がどうあるべきだ、これがありきでありまして、それに基づいて、場所をどうするか、あるいは複合施設をどうするかということを考えさせていただいている段階であります。それに基づいて、跡地利用をどうするかということ、これも一緒に考える時期でありますので、これも内部構想としては今年度中あたりでと。前にも五十鈴川議員にお話ししましたが、平成20年の新図書館につきましては、来年度の中盤ごろにはお話しできるのかなと思っているところであります。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)確認できましたので、市長に伺います。
 私は、岩沼公民館解体後はどうのこうのという基本方針をきちんとつくって、つくった上での市長との話し合いにきっとなるだろうと思うんですけれども、市民にとって本当に利用しやすく利便性のある形態がどうなのかということをもとにして、教育委員会はきちんとつくるという話でしたけれども、やはりそこは検討した中で出てくるだろうとは思うんですが、その辺の教育委員会の立場をしっかりと踏まえた予算づけもやっていただきたいし、それの協議にもしっかりとこたえていただきたいと思いますが、その辺、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的にはそうだと思いますが、ただ、市には総合計画というのがありますので、それとの整合を図ったりしなければなりませんので、教育委員会の思いがそのままストレートに岩沼市の方向というふうにはいかない場合もあり得ると。ただ、目下、教育用財産でありまして、教育委員会の方針がどういうふうに決まるかを市としては見守っていきたいと。
 実は、御承知のとおり、二木の公民館というのを発展させる形で中央公民館を設けたと。その時点において、教育委員会からは、あの場所についてはふさわしくないという話が大分出たわけであります。例えば、大型車が入れないと。ですから、ある意味では、二木の公民館というのは今の建物をもって使命は終わるというふうに、当時、教育委員会としては考えていたと私は実は受けとめております。しかしながら、あれだけ多くの人たち、岩沼の公民館で見れば一番多い方々が利用しているという現実面も、これは決して無視できないということでありますので、跡地の利用に当たっては、まず教育委員会としてどのような方向づけをするのかをしっかり見きわめ、市としては、また新総合計画等の整合性ということも図りながら、できるだけ早いうちに何らかの形で対応できればなというふうに考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今、その当時の話を市長はやったわけなんですが、大型車が入れないからふさわしくないということでしたけれども、大型車が何回入るのかなと思います。大型車が入るのは、市民会館の大ホールだとか、そういうところの方が多いわけであって、岩沼公民館のところに大型車が入って大きなイベントをするというのは、ここ数年、私は余りわかりません。
 そういう意味からすると、生涯学習と言われているわけですから、ましてや、まちの真ん中にあって、歩いてでもあそこまで行ける、自転車でも行けるという高齢者の人たちがたくさんおりますので、やはり公民館機能を兼ね備えたものの基本方針をしっかりと立てていただきたいと思いますけれども、教育長、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)日程的な構想はもちろんでき上がっているわけでありますが、この件につきましては、先ほど市長が申しました、総合計画との整合性を図らなければなりません。私たちの一存では決められません。計画は立てられますが、市との相談ということがありますので、これにつきましては、市長部局と十分相談させていただきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)教育長ね、今、市長は、教育委員会の意向を受けてしっかりと考えると。これもだめ、あれもだめ、実施計画に入っていないからだめということは言っていないですよ。だから、やっぱり計画はしっかりと立てると、教育委員会の立場として立てると。そして、そこで練り合わせるということでいいんじゃないでしょうか。いかがですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)そのとおりだと思います。これにつきましては、もちろん、我々も今持っているものはありますので、その辺の合わせというふうなことで今後考えていきたいという答弁をしたわけであります。御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)次に移っていいですか。
 2番目です。利用者説明会での意見について伺います。
 きのうも、渡辺真多議員への、11月29日に利用者説明会があっての意見を聞かせていただきましたけれども、あれで全部だったのかなと私は思ったんです。次長は書くのが大好きだからメモしているとは思うんですけれども、きのうの答弁の項目で全部ですか。きのうの渡辺真多議員への答弁がありましたでしょう。あれで漏れたものはないですかということです。
 では、意見の中身を聞かせてください。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)きのう、答弁漏れはなかったかと。答弁漏れというよりも、あの時間ですので、すべては語れませんでした。そのほかにもありました。これについては、次長が後で補足をしたいと思います。次長からさせたいと思います。
 利用者代表の方々から出された御意見、御要望の主なものを私から説明させていただきます。
 一つ目は、教育委員会で示した代替施設は、三つの公民館と旧青少年ホーム、体育センター、勤労者活動センターであるが、ほかにないのかといった質問がありました。これにつきましては、その他の公共施設は、設置目的や管理運営面で社会教育登録団体として定期的利用をすることは難しいことを回答しました。
 二つ目は、代替施設へ移動した場合の使用料、減免料はどうなるかという質問であります。このことにつきましては、それぞれの施設の管理規則等で定められている使用料、減免料に基づいた御負担をいただくことを回答しております。
 三つ目は、岩沼公民館のピアノはどこへ移動するのかとの質問には、現段階ではどこに移すか決めてはおりませんが、代替施設でピアノがない施設を対象に、なおかつ、利用される団体の御希望を伺いながら、総合的に調整を図りながら移転先を決定していくことなどを回答しております。その他、利用に際しての個別的御要望や代替施設への移転手続などについての御意見もございました。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今、教育長から答弁された以外の質問項目ということでございますけれども、まず一つは、現在、岩沼公民館は立地条件が非常にいいということでありまして、交通手段がない方にとっては非常に利用しやすい施設であると。市街地に岩沼公民館にかわる施設はないのかというような質問がございました。これにつきましては、説明会の中で代替施設として提示いたしました旧勤労青少年ホーム、この辺が一番近い施設になりますので、そちらが位置的にはいいのではないかというようなお答えをしております。
 それから、ほかの質問としましては、例えば、学校の体育館とかは利用できないのかというような質問がございました。これは、学校開放ということで行っておりますので、所要の手続をしていただければ、当然これは利用していただくことは可能であるというような答えをしております。
 それから、代替施設として、市の中央公民館なりの公民館あるいは勤労者活動センター、市民体育センターという施設をお話ししておりますけれども、それ以外にも使える場所はないのか。例えば、公設小売市場とか、北児童センターに併設されております憩の家といったところは使えないのかというような質問もございました。これにつきましては、公設小売市場の部分につきましては、利用可能な施設の一つとして検討させていただきましたけれども、組合自体の管理が小売市場組合という部分がありますし、あるいは、公民館の利用については夜間が非常に多いということもありますので、夜間の管理の問題が出てまいります。その辺の問題から、市の施設の方が現状のままでも使いやすいということもありまして、代替施設についてはなかなか難しいという部分と、それから、老人憩の家の関係につきましては、地元町内会の運営委員会で管理をしているという部分もありまして、定期的な利用にはなかなか適さないのではないかというような答えをしてあります。
 そのほか、利用手続の窓口はどこになるのかといったような質問とか、どの施設を使いたいかという場合にどこに相談したらいいのかというような質問がございまして、それぞれその質問項目に対した答えをしているところでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)私が聞いたのと大体同じ意見でしたね。
 次に入りますが、(2)番、それぞれにどう答えたかというのは、今、7項目は、どういうふうに答えたのかという中身は教えてもらった。8番目と9番目の、窓口とか、どこに相談したらいいのかというのは答弁がなかったので、そこのところだけ、どういうふうに答えたのか教えていただけますか、お答えください。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今後、どの施設を使いたいかという部分について、どこに相談をしたらいいのかという質問につきましては、中央公民館を全体的な取りまとめの窓口ということにしておりますので、それぞれ利用されている団体の方から相談があった際には、中央公民館の方でその相談を受けさせていただくということで回答をしているところでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)窓口が中央公民館というのは、もちろん、それぞれの公民館の中心になるのが中央公民館ですから、考え方としてはそういうふうになるかもわからないけれども、本当に市民のさまざまな相談が中央公民館でいいのかということを今思っています。というのは、要するに、ここが地の利がいいとか、歩いてもいけるというような人たちで、旧勤労青少年ホームがどうだろうかと今答えたように、私は教育委員会の中に窓口を設けたらどうだろうと思っているんですが、その辺は考えられないでしょうか。その答えた中身について。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)希望される施設につきましては、例えば、中央公民館とか、西公民館あるいは玉浦公民館、その他の施設もいろいろあるわけでございます。それぞれの施設には現に利用されている既存の団体の方もおります。そうした既存利用との調整の部分も必要になってきますので、その情報を集約している中央公民館がこの相談に乗るには一番適しているのではないかなというふうに思っているところでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)この意見をそれぞれ聞きながら、答弁をして、どういう印象を持ったのか、お聞かせください。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)いろいろ意見をちょうだいはいたしましたけれども、利用されている方々の安全を第一にこの措置をしていくという内容について、参加いただいた方からは、一定の理解はいただいたものというふうに受けとめております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)きのうの答弁と少し違うのね。だって、きのうは、理解を得たと教育長は言っているんですよ。「理解を得た」というのと「一定の理解を得た」というのとはちょっと違うのではないかなと思うんです。私は、説明を受けた人は、安全第一だからこの施設は使えないというのは理解はできたと思う。それは 100%理解できたんじゃないでしょうかね。いろんな人に聞くと、皆、異口同音に「やっぱりあそこは使えないんだよね。だから、どこかに移動しないとだめなんだよね」と、10人に聞いたら10人が言いましたから。それは理解できたの。けれども、その後の、どこに移動するか、窓口は中央公民館まで行かなければならないかということは、本当にいいよとはならなかったのではないかと思うんですけれども、その辺の理解はどうですかね。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)きのうも申しましたが、移動というのは大移動でありまして、一大事業であります。環境が変わる、それも71団体が一斉に変わるわけであります。これでみんながオーケーを出すわけはございません。ただ、我々が理解を示したというのは、説明会の趣旨を受け取ってくれたと。危ないので移動しなければならないんだなというふうな、これがまず基本だと思います。それからもろもろのことが考えられるわけであります。皆さんにとって、年齢的なもの、身体的なもの、あるいは距離的なもの、みんなさまざまでございます。これを言っていたら始まりません。だから、ある意味では、申しわけございませんが、ある程度我慢していただかないと、この事業は成立しないということであります。その第一歩が、まず理解を得たというふうな言葉にかわったわけでございますので、その辺を御理解いただきたいと思います。ある程度お互い我慢をしなければならないということに立たないと、大移動、移転計画は立ちません。そのところを御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)わかりましたよ。教育長、わかりました、そこは。市民の人たちから「12月にもう1回説明会を開いてよ」という意見もあったでしょう。けれども、12月は忙しいからと。12月に開けなかったらば、いつ……、3月31日までにみんな移動しなければならないのに、4万 4,000人の人が移動するんだよ。教育長が言うように、本当に大変だと思う。1年かけてシミュレーションをつくって、そしてするんだったらばだけれども、短期間でこういうふうにしたんだから、うんと大変だと思うよ。一大事業。だから、12月は忙しくて開けないというのであれば、じゃいつごろにしましょうかということがあってもよかったのではないかと思う。みんなプンプンだよ。いかがですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)きのうの話にありました、「忙しいので12月には開けない」と、こんなことは一切言っておりません。きのうも公民館長が憤慨しておりました。結局、口コミで言うとそのようになってしまうんですよね。これが恐ろしいと思います。ここで言明したいと思います。そういうことは一切言いません。私も立ち会いました。次長も立ち会いましたが、だれもそんなことは言っておりません。
 我々の計画がありまして、これから窓口を中央公民館にするわけであります。窓口一本はなぜいいかというと、調整が図れるから。担当が一人いるのであります。そこからもろもろの施設に連絡調整をとると。これが分散すると大変なことになります。だから、窓口を一つにさせていただきました。その後、年明けて、一斉に2月の15日までに申し込むのであります。同じ土俵ということはそういうことであります。一斉に申し込むわけです。これは今までの利用団体よりも半月早いわけです。つまり、半月前に調整を図りたいと。窓口は中央公民館ということであります。
 一番効果的なのは、71団体が全員集まると、またいろいろな言い分があります。これは大変です。だから、集まった段階で、グループに分けて話し合わせることを考えております。これが中央公民館としての仕事であります。したがって、全体会は開かないが、部分会、グループ会をと。例えば、ピアノを要するところがみんなが集まってどうするかというのを協議すると。部分での話がこれからは非常に大切になってくるのではないかということで、全体会よりもそのような形をとったわけでございます。この点も御理解をいただければありがたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)教育長も、12月は忙しいから開かれないというのはだれも言っていないと。だれも言っていないと。教育長も、次長も言っていないし、館長も言っていないと。けれどもちゃんと聞いた人がいるの。私は、どっちを信用するかというと、教育長の言葉も信用したいんだよね、実際聞いた人の言葉も信用したい。私もここにいて、中間地点にいるものだから、なかなか言葉は言えないんですけれども、そういう意味では、今言ったように、ブロックみたいに、例えば、畳を使って洋裁とか和裁などをやっている人がいるでしょう。そういう人たちは畳を使っているところとか、ピアノを使っているとかと。そういうのは、それはそれでいいと思うの。だから、それをいつ……、3月にはみんな移動するわけだから、その前にしなければならないでしょう。12月にはできないのであれば、こういうブロックでこうしましょうというのが、提示されてもよかった、全体会であれば、なおのこと提示されてもよかったんじゃないかと思っているんです。というふうに私は思っています。
 もう一つは、文化財などは、今それぞれ準備を一生懸命やっているわけだけれども、シルバー人材センターは、利用者説明会には……、71団体に入らないからと言えばそれまでだけれども、シルバーだって毎日毎日あそこで仕事をして出入りしているわけだから、その辺をどういうふうに考えているのかなと思って。シルバー人材センターの方たちだってやっぱり心配しているんじゃないですかね、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今御質問いただきましたように、あの施設にシルバー人材センターも事務所を構えているわけですけれども、公民館利用者の全体の方々に移っていただくということになりますと、当然、シルバー人材センターにも移っていただく必要があるということを前提にしまして、3月末までに移動をしていただくということの基本方針のもとに、移転先をいろいろ検討していただくように、産業部の方を通じてお願いをして、検討していただいているところでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そうすると、産業部を通じて、シルバー人材センターには、3月31日までに、退去というのか、移動するということを言っているということですが、3月31日までというのはわかっているけれども、どこに行くのかというのは、教育委員会ではなくて、産業部局の方になるんですか。それとも、シルバー独自で考えなさいというふうに言っているのでしょうか。

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議長(沼田健一)菊地産業部長。

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産業部長(菊地善二郎)シルバー人材センターにつきましては、所管課が産業部ということなものですから、今いただいた分については、一応、シルバーの役員会の中で、市の動き、それから、ただいまありましたように、来年の3月31日をもってあの館については閉館ということなものですから、それについてはきちっと伝えてあります。ただし、いつ閉館するかということについては、これまで明確ではなかったということなものですから、新たな場所については、現在、シルバー独自、それから産業部、もちろん教育委員会さんも含めて、一緒になって新しい場所を今いろいろ調査をしているというところが現況であります。ですから、行き先についてはまだ決まっておりません。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そうすると、見通しとしては、3月31日までに移動することを原則とはしているけれども、今、探しているけれども、それまでに探せないな、どこに行ったらいいかなというときには、少し延びる可能性もあるというふうに考えてもいいのですか。原則的には3月31日というふうになっているわけですけれども、延びることも考えられるわけですか。

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議長(沼田健一)菊地産業部長。

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産業部長(菊地善二郎)期日については、今回初めて明確になったということなものですから、そこまでについてのシルバーとの話し合いはしておりませんが、シルバーとしましては、期間がちょっと短い、準備するにはちょっと短いんじゃないかという話をされておりまして、年度末、それから年度初めについては、総会の準備ということで多忙になるということなものですから、その辺について、不特定多数の方々が出入りする定期利用、会館としてはできないけれども、事務所として、その引っ越しの準備ができるまでの間、ちょっとわかりません、総会あたりまでに少し延ばしてくれないかなという話も内々されておりますが、それについては、別途、改めて話し合いをしたいと思っております。
 ただ、危険な建物であるということだけは十分認識していただいておりますので、閉館をするまでの間でも地震が来ないということは言えないものですから、その間でも、例えば、机の転倒とか、地震の被害を少しでも軽くできるようなことについては、今でもやっていただくようにという話まではいたしております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)71団体の大移動と、それからシルバーの移動も含めて、岩沼公民館の耐震度の結果を受けての事業ですが、71団体の人たちがずっと生涯学習の活動を続けることができるような基本方針もしっかりと立ててもらいたいし、そのためにも、利用者の人たちの声をしっかりと聞いたものにしていただきたいということと。シルバー人材センターも早急に移動していただくのが一番いいわけなんですけれども、しっかりした方向性を持ちながら、移動の手続もお願いをしたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川議員、相談なんですけれども、ここで休憩をしたいと思うんですけれども。(「はい」の声あり)
 休憩をいたします。
 再開は午後1時といたします。
    午後0時6分休憩
─────────────────────◇─────────────────────
    午後1時  再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 15番五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)岩沼公民館の今後についての3.代替施設の使用料について質問をいたします。
 これまでずっと教育長は、代替施設を6施設として、きのうの質問には、調整して 100%調整できたというようなことをお話ししていましたけれども、私は、いつでしたか忘れてしまいましたけれども、いろいろな調整をしても、6施設だと87%ぐらいにしかならないというのを聞いたことがあるんですが、でも、 100%調整できたということは、それはそれでいいとは思うんですけれども、なぜこの6施設にこだわるのかということなんです。6施設にこだわらずに……、使用料の問題がありますので、そこはやっぱりクリアをしてもらって、例えば、先ほどの老人憩の家を使わせてもらえないだろうかとか、公設の2階はどうだろうかとか、そういう意見が出ましたね。私なども、総合福祉センターとか、ハナトピアとか、ビッグアリーナとか、そういう施設に拡大をして市民に利用してもらう、活動しやすい状況をつくる必要があるのではないかと思っているんです。もちろん、その前提としては、社会教育団体としての減免ということになります。基本方針はこれからだと、大体描いてはいると先ほどの答弁で伺いましたけれども、描いているのであれば、あそこの跡地には公民館機能を持たせたものにしたいという基本方針があるのであれば、期限を切ってというか、そういう形でもいいから、6施設だけに限らずに使用料の減免をする必要もあるのではないかと私は思っていますけれども、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)跡地利用については、これからの問題ということでありますので、前段については、お答えはまだ力強くできません。
 6施設に限定したということは、うちのシミュレーションで 100%入るだろうという予測でございます。もちろん、希望がそこにありますので、そうなりますとどうなりますか、そこで調整が行われて、何とか 100%に持っていきたいといううちの方の願いであります。
 それから、6施設はなぜかというと、類似施設でありますし、社会教育団体が使いやすい場所であるし、また、減免が可能であると、そういう条件がありますので、我々、提示させていただいたということを御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今までも、6施設は類似施設であること、減免対象になる施設であること、そういうのをずっと言ってきました。ここに来ると、生涯学習等、岩沼公民館はうんと大事な場所の提供をしてきたわけですから、だから、みんな生き生き活動をしてきたわけですよ。本当に喜んで、あそこなら行けると、あそこだからこそ行けるというかな。ボランティアなんかをやっている人たちなども、25年続けてきたボランティアの人たちなども、あそこだから行けるということを言っていましたよ。
 そういう意味からすると、公民館機能を持たせたものを実施計画の中にも入れてやっていただくというのはお願いをしたいとは思いますが、私は、ここで、社会体育施設だから、福祉施設だから、減免制度が適用にならないということではなくて、基本方針に沿って、例えば、公民館ができるまで3年ぐらいかかるんでしょうかね、その期間だけでも、特例措置として減免措置を考える必要があるのではないかと。ここの、例えば、公民館から移動した人たちが活動に参加できなくなるような状況はつくってほしくないと思っているんです。ですから、6施設にこだわらずに、さまざまな施設、例えば、北部地区老人憩の家とかは町内会が管理しているということも含めて、町内会との話し合いを持ちながら、減免措置も考える必要があるのではないかというふうに思っていますが、いかがですか。その方向性は見出せないでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今回移っていただく施設として申し上げておりますのは、先ほども教育長から答弁がありましたように、類似的な機能といいますか、性格を持った施設ということで、比較的使いやすいということを前提にしながら、皆様にお示しをさせていただいたわけです。主に利用していただく部分については、中央公民館等が主になるかと思いますけれども、それを含めて六つの施設をトータルすれば、ほとんどの方がその施設の中で活動いただけるものというふうにとらえております。したがいまして、利用していただくに当たって、いろんな不便な点も出てくる面はあろうかと思いますけれども、私どもとしては、示させてもらった施設を利用していただければありがたいと思っているところでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)教育委員会がこの間示した代替施設の利用をやっていただければ幸いだということですが、今後、窓口でいろんな話し合いを詰めながら、ブロックごとに話をしていくわけですよね。そこの中で、例えば、ビッグアリーナとか、ハナトピアとか、減免対象にならない施設を使いたいという社会教育団体があったとき、減免対象にすることが考えられますか。私はそういうふうにした方がいいと、するべきだと思っているんですけれども、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)ハナトピアについては、教育委員会の施設、所管ではないので、その点についてはちょっと触れられないかと思いますけれども、総合体育館につきましては、条例で設置目的等を定めているわけでございまして、主になる使用は、当然、体育関係の使用ということでございます。したがいまして、それぞれの設置目的を持った施設をどういった団体が使用するかという場合についての減免規定も設けているわけでございますので、初めから、体育館を体育以外に使用する場合の減免というのは想定はしておりませんし、条例上でも規定はしていないということでございます。それぞれの設置目的に合った使用をしていただくことが前提になりますので、そうしたところで、この点については考えていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今、一番最後に、「この点については考えていきたいと思う」ということは、減免することも考えていくというふうにとらえていいんですか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)条例に沿った適用の仕方をしていくということでございます。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)条例に沿った適用の仕方ということは、社会教育団体が社会体育施設を使ったときには、条例目的に合わないので減免対象にはならないということを言っているわけですか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)現在、体育施設で代替施設として考えておりますのは市民体育センターでございます。こちらにつきましては、岩沼公民館を、例えば、剣道の方とかが使用されておりましたので、その方たちが市民体育センターに場所を移して使用する場合には、体育としての使用になりますので、体育センターの使用条例に基づく減免というのは適用になるかというふうに思います。
 それから、総合体育館につきましては、代替施設としてのお示しはしていない施設でありますけれども、そちらを希望された場合には、体育関係団体以外の団体ということになりますので、減免の適用はないものというふうに考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)私はその辺が随分窮屈だなと。もちろん条例でそういうふうになっているわけだから、条例は岩沼市の最高の決定ですから、それはそれで守らなければなりません。だけれども、私は、基本方針がまだ定まらないからということはあるかもわからないけれども、特例措置としてやることを考えてもいいのではないかと思うんです。例えば、ビッグアリーナなんかは、あいているときには、じゅうたんが敷いてあるところをよく使わせてもらうことがあるんですが、社会教育団体が体育施設を使うときには減免対象にならないわけですから、丸々の使用料を取られます。そういうことは今までもあった。けれども、目的が違うからということで、ずっとそういうふうにはしてきたんですが、今回の場合は、公民館が使えなくなってそれぞれ振り分ける形になるので、体育センターだけは6施設の中に入れるということではなくて、使用施設を拡大して、特例措置を設けて、減免対象にしたらどうかと思います。
 というのは、若いお母さんたちが、10組、15組と、ゼロ歳から5歳の小さい子供たちを連れてきて、赤ちゃんリズムをしたり、赤ちゃん体操をしたり、リズム体操をしたりして過ごす。毎週毎週やっている団体があります。そういう人たちから考えたらば、使用料の減免対象になるとならないのとは全然違うわけです。それを今度は中央公民館の茶室でやるようにと言われましたけれども、あそこにはいろんなものの備品があったりして、子供たちはあれで大丈夫だろうかとみんな心配して、どうしようと考えています。だから、それだけではなくて、その実態に合わせた施設の使用、そして、特例としてでも減免の対象と認めるべきではないかなと思うんですが、その辺は考える余地がありますでしょうか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)今まで岩沼公民館を使っていただいて、今回移っていただくということについて、それぞれの団体によっては、いろいろ不便が生じることも確かにあろうかと思います。岩沼公民館を使うことによって減免の対象になっていたということがまずありますので、そうした方をできるだけ減免の対象にできる施設ということで検討してお示ししたのが、先ほど来、申し上げております施設でございますので、そちらを御利用いただきながら、減免も受けていただくということでお使いいただければいいのかなというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)何度も言うようですが、公民館の2階のあの畳のところでリズムや体育をやっていた子供たちが茶室でやるようになるわけです。あそこは茶室だから備品があるでしょう。だから、あそこを使って何かあったらどうしようと考えるのは当然ですよ。だから、6施設に限らずに、中央公民館のところの窓口で、1人専門の人がいるという話でしたけれども、そこに行ってお話をしてお願いをするときに、ビッグアリーナでも特例措置として認めてほしいと言ったときに、その対象になるかといったら、ならないわけでしょう、今は。だから、特例措置を設けながら、体育施設であっても、社会教育団体が使うときには減免の対象にしたらどうだろうということなんです。不便だから、今シミュレーションでやってもらったのが不便だから、使えないから。そうすると、半分ぐらいになるんですよ。今、次世代子育て育成支援がどうの、少子化対策がどうのと言っているときに、そういうこともできないんですか、考える余地はないんですか。いかがですか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)先ほど来、総合体育館の会議室というようなお話でございますけれども、総合体育館につきましては、当然、体育館としての使用があるわけでございます。体育関係団体による使用があるわけでございます。その会議室に公民館を使っておられた社会教育関係団体の方の定期利用という部分が入りますと、当然ながら、本来の体育館の使用に支障を来すという部分も生じてくるわけでございます。そうしたことも踏まえまして、先ほど来申し上げておりますけれども、お示しをさせていただいている施設の中でお使いいただければというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)体育施設がうんと使われていて、そこをかき分けてかき分けて公民館の移動で来た人たちが使うというのではないんです。あいているんです。あいているときにここを使わせてくださいというときでも……、定期利用定期利用とずっとこだわっていますけれども、毎週毎週毎週ずっと定期利用をしている団体もあるかもしれない。だけれども、リズムをやったり、グリーンピアに遊びに行ったり、海岸に遊びに行ったり、海浜緑地公園に遊びに行ったりするような団体で、あいているときに使わせくださいといったときでも、減免対象にはなりませんか、考える余地はないですか。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)減免対象は難しいというふうに思っております。体育館の会議室があいていて使えるという状況であれば、条例に基づいた使用料を負担していただきながらお使いはいただけるものというふうに思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)次に移ります。社会体育施設と社会教育施設についての有効利用の方法をということについてです。
 これについては、今言ったように、老人憩の家であったり、ハナトピアであったり、総合体育館であったり、総合福祉センターであったり、私は代替施設を広げる必要があると思うんです。だから、今は6施設に限られていますけれども、広げていく必要があると思うんですが、使用料とはまた別に、いかがですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)社会体育施設及び社会教育施設とも、それぞれの施設の設置目的に合った使用をしていただきたいと、先ほど次長からの話がありました。相互相入れての活用というのは一見いいようなんですが、非常に問題があるということを話したいと思います。
 先ほど問題になっていましたビッグアリーナの2階会議室の件であります。ビッグアリーナの件でありますが、次長も同じことを話しましたが、社協団体、いわゆる岩沼公民館の代替施設として使った場合には、定期利用、ほとんど定期利用であります。1週間に一、二度。あいているからいいじゃないかという発想はございます。ただ、本来の目的はスポーツ関係団体の使用でありますから、ぎりぎりに入ったスポーツ団体もあるわけであります。あいているから最初に1年間押さえられると、本来の目的のスポーツ団体が使えなくなるという支障があるわけでありますので、その点を御理解いただければありがたいと思います。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)社会体育事業と社会教育事業とでは法律が一本なんですよね。法律は一本なんですよ。だから、条例で分けているからこういうふうになるだけであって、特例措置を設けながら、今は規制緩和が大変はやっているわけだから、そういう意味では、規制緩和の一つとして、元気に活動していただくということも市民へのサービスの一つだということを強く言って、次に移ります。
 次は、障害者自立支援法についてです。
 これについては、利用者の負担がどういうふうになるのか。その負担はどのような影響をもらたすのかということについて、まずお尋ねをいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)利用者負担につきましては、御承知のとおり、1割の定率負担になるということであります。ですから、今回の障害者自立支援法の審議の中でも、最大の争点になった一つかというふうに思っております。大体6万円から8万円ぐらいの障害者年金に頼っておられる所得が少ない障害者の方々が、重度であればあるほど実は負担が重くなるという定率負担、これにつきましては相当議論が分かれたわけであります。しかし、一方では、将来的には、1割負担を原則としている介護保険制度との統合を目指すという方向性が政府の方では打ち出されているわけでありますので、そういった意味では、今回の方向というのは、同じ方向を向いていると。
 そしてまた、政府与党が言うには、低所得者へのきめ細かな負担軽減を行うということで理解を求めたいという形で、結局は国会の中で成立をしたということであります。私といたしましては、定率負担というのが原則ではありますが、しかし、負担が多い人、少ない人、これはいつの場合でも出てくるわけではありますが、なかなか厳しいなということは率直には感じております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今、市長は、上限設定をしたり、緩和措置があったりとか、軽減措置があったりとかと言うんですが、これは、上限設定なんて言ったって、本当に大変ですよ。激変緩和なんて言ったって、施設入所者の人たちは、今言ったように、2級障害年金だと6万 6,000円でしょう。それに、利用者負担に食費だとか生活費がかかるわけだから、6万 6,000円を超えてしまう。だから、上限措置をとっても、激変緩和措置をとっても、今、市長が言ったように、大変厳しいということについては、市長と同じ認識です。
 それから、激変緩和を踏まえて、実際の負担はどうなるのかと私は思うんです。今、岩沼で、グループホームを立ち上げて一生懸命になってあそこのところではやってますでしょう。そこにいる人たちが作業所に通所したとき、そういう人は利用料以外に実費負担が多いんですよ。だから、今言ったように、7万にも8万にもなるんです。それは厚生省の試算でもそういうふうになっているわけですから、私は何が障害者の自立支援法なのかと思うんです。グループホームで必死になって頑張って自立した生活をやろうと思っている人たちは、これでは自立できない。市長、どう思いますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)成立した法律に対して、しかも、我々としては当然それを施行してやっていく義務があるわけでありますので、今さら私から具体的にどうこうと申し上げるまでもないわけでありまして、我々としては、決まったものを淡々として進める以外はないと。非常に残念なことであると思っております。
 ただ、今御指摘をいただきましたように、グループホームに暮らしている知的障害の方が、障害者年金と、授産施設に通って授産施設でいただくお金を合わせて、例えば10万ぐらいもらっていたという人が、これまではグループホームで家賃を払ったとしても、2万とか、一定の余裕があったと。しかしながら、今回は、授産施設に通っていただくのも、今お話しいただきましたように、利用料の1割負担だとか、あるいは、授産施設に行けば、グループホームにいる場合と違って、当然、昼食費についての負担もありますし、さらに、自宅にいる場合に、例えば入浴のヘルパーをお願いするとすれば、その1割負担とかと、結局のところ、負担の上限がありますが、新たに4万数千円ぐらい今の人はふえると。実際のところは上限があるので、それにしても3万円ふえると。そうすると、今まで余裕が2万とかそういうオーダーだった人が、3万円多く負担するということは、一方では成り立たなくなると。そうすると、せっかく通っている授産施設には行かない方がいいのではないかと考えられるようなシミュレーションも実はなくはないわけでありまして、結局は、そういう相談を受けたところでは、場合によっては、無理だとすればむしろ生活保護をお勧めするとかという、極めて残念な指導をしているところもよそではあるというふうに聞いております。そういう想定をいたしますと、これは確かに大変な事態であるなと。
 ただ、実は、大部分の人たちは、そうはいいますけれども、そんなに負担はふえないということです。負担をされていない人もまだまだ出てくるわけでありますし、今回の法律を見れば、一応、福祉サービス一元化と。特に、精神の障害の人たちは、例えば、支援費にも乗ってこなかったということでありまして、一番最後に置かれたという形がありますので、そういったものについて、同じ障害を持つ者として、やはり一元的に福祉サービスを受けられるようにするとか、あるいは、就労支援についての工夫を今回講じているとか、手続等について透明化を図るとか、明確化を図るということで打ち出しておりますし、また、一方では、結局はどなたかに負担をしていただかなければならないと。すべてそれを税金でやって、他の人たちにすべてお願いをするという形が果たしてどうなのか。まして、これからの社会を考えたとき、そしてまた、介護保険というのは恐らく拡大されるであろう。そのときには定率負担というのが出てくるわけでありますので、今後の、21年の改正では恐らく一緒になるであろうというふうに言われておりますので、そういった状況のときに、今回のものがそのままうまく機能できるようにするということで厚生労働省の方は考え、そして、最終的には国会の方でお認めをいただいてつくられたものということであります。
 私といたしましては、これまで措置だとか支援費でやってきたという方がおられるわけであります。ただ、実は、これをやるには、支援費というのは、御承知のとおり、岩沼市としての負担があるわけではありますが、結局は、最初考えていたのとは全く違う状況になりまして、しかも、国の方でお金をこちらの方に払ってくれるのは、それこそ年度が終わりつつあるとか終わった後に来るような状況でありまして、その間、市町村としては、実際にはお金を払わなければならないとか、あるいは、国が最終的に持つ分が少なかったために、最終的には地方自治体に対する負担になってしまうとかといったような面がありますので、支援費についてはいろいろ問題があると。そういうところで、財政的なマイナス面を考えていくと、むしろしっかり整理をして、それぞれ負担し合っていただくというような本来の形に戻したいという意図も理解できないわけではないというふうに思っております。
 ただ、私の思いもいろいろあるわけではありますが、今、この時点においては、岩沼市としては、決められた方向で、きちっと間違いのないような法の施行に向けて準備を進めていく以外は方法はないというふうに考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今、市長は、非常に残念だと。けれども、国の法律だから、これを、粛々とというか、やっていかなければならないと。それは首長としては当然のことだと思って、それはやる必要はないと私は言えませんから、それはそれでやらなければなりません。ただ、給食をやめてお弁当を持っていこうかとか、グループホームと作業所のどっちにするかなとか、そういうふうに考えている人がもう既にいるんですよ。だから、中身についてもきちんと説明することは当然なんですが、そういう状況があると、そういう支援法だということをやっぱり……、法律だからしようがないと言えばそれまでだけれども。
 では、岩沼でどうするかということですけれども、今、市長が言ったように、障害者福祉というのは、負担方式とは相入れないものだと思うんですよ。今までは、大体95%の人たちが、本当に無料で、 3,000円や 5,000円ぐらいの工賃のために一生懸命頑張ってやってきたわけでしょう。今、市長が言ったように、障害が重くなればなるほど、サービスを必要とすればするほど負担が求められるんだものね。これでは、障害が重いからというだけで特別に税金を上乗せして払うようなものでしょう。私は、そういう意味では、自立支援法だなんて名前だけだというふうに思っています。
 次に行きます。サービスの低下についてですけれども、どういう懸念があるのか、お知らせをいただきたい。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)サービスにつきましては、当然、現行のサービスを低下させないという形でサービスの支給決定が行われると考えておりますので、一応、サービス自体の低下ということはないのではないかというふうに考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)さっき介護保険の一元化の話もしましたけれども、要するに、認定なんかも介護保険の認定のシミュレーションでやっているんですよね。第一次のコンピューターでの判定と第二次とでガラッと変わりましたよね。平均すると約48%ぐらい。身体障害者36%、知的障害者48%、精神障害者で44%も発生したと。そういうことからすると、簡単に介護保険と同じだというふうにはならないと思うわけです。そういうふうに考えたときに、今、市長はサービス低下はしないよと言われましたけれども、実際、今言ったように、給食をやめるとか、どっちにしようかなどと考えている人がいるという現実は、やっぱりこれはサービスの低下になると。
 ただ、そこで、岩沼として独自に何かできるのかということなんです。市長、どうなんでしょう、あるんですか。例えば、お弁当を持っていくようにすると。給食は要らないよと、お弁当を持っていくから要らない。それから、グループホームと作業所をてんびんにかけて、両方だと負担が大変になるから片方だけにするよというふうな、例えばの話、そういう人が実際いますけれども、そういった場合の、岩沼市としての独自の何か手だてがありますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)岩沼市としては、独自の手だてということは考えておりません。自立支援法に決められたサービスを、そしてまた、実は、今回のねらいとしては、地域での格差があるということでありますので、よその地域に比べてサービスが劣ることがないようにしていく。そのために、今回は計画をつくるということで、これは来年度になってからの話でありますが、つくるというふうになっておりますので、サービス低下にならないようにそのあたりをしっかりと。岩沼市としても、よそと比べて劣るということがないように計画を立てて、それを一つ一つ実行していくということでありまして、岩沼市としては、今回は、決められた法律に従って淡々として進めたいといういうふうに基本的には考えております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)法律上では、岩沼市独自のものというのはできないんですね。それはわかっていることなんですが、こういうような負担増になってくると、障害者側からいえば、利用を抑制せざるを得ないんじゃないかと思うんですよ。そういう場合も出てくる。国とか行政からいえば、障害者の程度の区分判定をするわけだから、そういうことで、障害の程度で制約をするというようなこと。だから、利用の抑制などが行われたら大変だと思っているんです。その辺はいかがですか、行政側として。障害の程度で制約をするという、そういうのなんかはありますか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)本来は、それぞれが自分で収入を得て自分で生活をしていくと。しかしながら、いろんな事情があってできない人については、社会全体として支援をさせていただくということであります。ですから、所得に応じて生活をするということも、ある意味では当たり前なことであります。しかしながら、繰り返しになりますが、実際に成り立たないような人については、社会全体として手を伸べると、これもごく当たり前のことだというふうに思っております。
 まず、今の状況といたしましては、国の方では、低所得に対する軽減措置とかなんかについて十分手だてを講じていると言っておりますので、私としては、法律で決められたことは信用して、まずは法律に従って十分対応したいと。そして、一方では、実は、支援費のときにもいろんな議論がありましたが、障害を持った人たちが、障害を持っているからといって、すべてただで、すべて税金でやっていいのかと。むしろ、障害を持ったとしても、一生懸命頑張って所得を得ている人、そういう人は、同じように、社会の参加費ではありませんけれども、そこで一定の負担をするということも、人として当たり前の営みではないかという意見も実はありました。ですから、所得のある人については、ごく当たり前の、社会に生きる人間として、税金でも負担でもしてもらうということではないかなと。ただし、負担にたえられない人については、やはり減免措置だとかいろんな措置を講じなければならないということでありますので、そういうことであります。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)今、市長は、低所得者に対しての十分な軽減措置があると。私は十分だと思ってはいません。所得のある人は、障害者の方でも、それなりに支払うべきものは支払うというのは当然だと私は思いますよ。ただ、今回の場合は、重度の障害者の人ほど利用料の負担増になるというところに問題があるわけであって、そういう法律だということです。
 次に移ります。家族への説明についてですけれども、今後どういうふうにしていくのかということです。お答えください。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)障害者及びその家族の方に対しましては、本制度をまず理解していただくことが大変必要なことであります。特に、利用者負担につきましては、これまでの応能負担から定率負担になりますので、この辺の丁寧な説明が大変必要だと思っております。
 まず、今年度中のものに、自立支援の医療及び居宅ケアサービスを受けている方から、個人負担に係る所得階層区分を行ってまいります。これにあわせて、当事者の方から申請していただきますので、その際に、所要の説明をして理解をいただくということにしていきたいと思います。
 さらには、今後、それぞれの関係団体などの意見を伺いながら、関係者にどう説明したらよいか、この辺についてはいろいろ検討していきたいと思っております。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)次に移ります。3番目の、安心して生活できる支援の方向についてです。
 法の枠組みからすると、もちろん、制限はいろいろあるかもしれないんですが、市独自で行う事業がありはしないだろうかなというふうに思っています。この支援法の中の枠組み以外のところでできないものかと、障害者への支援ができないものかと思っています。
 一つは、障害児・者の社会的な支援についてはどうかと思っているんですけれども、社会参加や社会経験を拡大すること。これは市として独自にやっていかなければならないと私は思っています。この辺についての、社会参加について、何かいいコメントがあったらお答えください。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)まず、障害者自立支援法で定められたことにつきましては、サービス低下ということは当然避けなければなりませんので、しっかりとした準備をして進めなければならないと。かといって、障害者福祉施策というのは自立支援法だけではありませんので、障害者福祉施策としてやっていくもの、また、やっていけるものについては、市の方ではやっていきたいと。ただ、今、具体的にどういうことと言われますと、ちょっと考えがありません。まず、自立支援法がしっかり施行できるように努力をしたいというふうに思っています。

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議長(沼田健一)五十鈴川みよ子議員。

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15番(五十鈴川みよ子)そうです。支援法以外のものでも、障害者を支援するものがあるわけですから、十分研究をして行っていただきたいとお願いをして、終わります。

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議長(沼田健一)15番五十鈴川みよ子議員の一般質問を終結いたします。
 7番宍戸幸次議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔7番宍戸幸次議員発言席〕

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7番(宍戸幸次)ウィズの宍戸幸次です。
 通告しておりました3点について質問を行います。
 初めに、指定管理者制度についてであります。
 地方自治体や外郭団体が独占してきた公共施設の運営管理を、民間にも開放する指定管理者制度が導入されて2年余りになります。官から民への地方版として、その影響が広がっているようです。民間のノウハウを生かして再生する施設が出初め、外郭団体など官の縮小が急速に進んでいます。また、一方では、収益ばかりが重視されて、公共サービスが損なわれないかと危ぶむ声も出ているようです。
 以上のことを踏まえ、次の5点について質問いたします。
 1点目は、対象となる岩沼市の公共施設は何か、まずお伺いします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)基本的には、法律等で管理者が限定されている施設等を除き、原則として、すべての公の施設が対象になるというふうに理解をしております。例えば、市役所庁舎等につきましては対象にはならないということであります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ということになりますと、公共施設のほとんどはこの制度導入の対象施設ということになります。つまり、今現在、国もそうですが、地方においても財政難の折に、行財政改革の一環でいろいろ取り組む中の一つの制度のような感じにも私は受けているわけです。そこで、岩沼市も、財政難がこれからも重々深刻な状態になることも予測できますから、この制度導入については、当然やらざるを得ないし、むしろ、やることによって、岩沼の財政負担の軽減が図れるものと私は思っております。ただ、すべてが、もろ手を挙げて「ああ、いいな」という部分ばかりでもないから、そこには取り組みの基本方針なり考え方を内々でしっかりしてもらわなければ困るということもありますから、私はこの制度について最初の質問にしたところだったんです。今回、議案としては、10議案25施設の提案ということになりました。先ほどの市長のお話ですと、市役所庁舎のような特殊なケースを除けば、ほとんどがこの対象だということです。
 民間の調査機関のアンケートを見てみますと、これは、みずほの情報総研が、47都道府県、東京都23区、それから全国 740市の行政担当の方に郵送でアンケートをしたということだったんですが、これはことしの5月から6月に実施したもので、回収率が68%。数字としては確かなデータなんだなというふうに理解しています。
 その中で、指定管理者制度の導入状況の中では、既に指定した実績のある自治体は48%、昨年9月の調査に比べますと、これがさらに13ポイントも上昇したという実績であります。しかし、導入した施設を見ますと、大体5施設以上という回答は15%ぐらいにとどまっていると。その総研の中では、今後、指定管理者制度の導入を本格化させる自治体が多くなると見ているというデータがしっかり出されています。
 もう一つは、導入した施設を見ると、保育所、養護老人ホームなどの福祉施設が45%、野外活動施設や保健・温泉施設などのレクリエーション施設といいますか、それが30%、そしてスポーツ施設が28%というような順番で多くなっていると。複数回答ということらしいんですが、特に、レクリエーション施設やスポーツ施設などは、民間に類似したものがあるということで、データ上は割合高くもなっているというようなコメントもあったわけです。
 岩沼の取り組みは、現在は、10議案25施設が今回の提案ということなのでしょうけれども、いずれにしても、いろんな施設、スポーツ施設、文化施設、福祉施設、コミュニティ施設、観光施設、もろもろいっぱいあります。そういうことからすれば、この制度活用に当たっては、庁舎全体の中でしっかりと取り組む必要があるのではないかと見ているんですが、今後の方針とかを含めて、市長はどのように考えているかお聞かせ願います。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)先ほどもお答え申し上げましたように、基本的には、例えば、法律等で管理者について限定されている施設を除きまして、まずすべての公の施設というのが対象になると。ですから、岩沼市といたしましては、今回議案としてお示しをしていただいたもの以外につきましても、この条件に合致するものにつきましては、可能かどうかという検討はしなければならないと思っております。その中で、当然のことながら、効率化だとか、サービスの向上だとかということにつながなければならないと思います。具体的に挙げると、本当は教育委員会の方の問題でありますが、給食の問題にしても、岩沼では自校方式という岩沼らしいのがあるわけでありますが、そうしますと、それを給食センターにやってどんと委託をするという形ではなくて、例えば、それぞれの学校において、つくる部分について何らかの形で委託ができるとすれば、それについては、すべて市の職員がやることが必ずしもベストとは思わないということもあるわけではありますが、個々それぞれのケースを一つ一つ見てと。当初に当たっても、それぞれの担当の方で、今回できるもの、あるいは将来の課題とするもの等についてランクづけをしたわけでありますが、今回は、またさらに具体的に、今の時点でどういうふうに考えるかということを、一つ一つの施設について今後検討していく必要があるというふうに考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)次の質問とも関連がありますので、2点目に入ります。
 今回、指定管理者制度の設計に携わった総務省の大臣官房審議官なんですが、この中身については、制度の意図は、サービスの費用対効果を上げることにあると言っています。また、これまでの委託管理をしていた外郭団体の見直しや統廃合の動きも期待したいと、このように言っています。今回提案された25施設は、個々に管理条件がすべて異なると思います。
 そこで、今回提案された施設の募集要項のポイントといいますか、それらについてお伺いしたいんですが。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)今回、各施設を議案としてお願いいたしているところでございますが、お話しのとおり、それぞれ施設によって違ってくるわけでございます。今回提案された施設の募集要項のポイントにつきましては、まずは、手続条例なり施行規則で定められているとおり、申請者の資格とか、選定の基準とか、あるいは指定管理者に行わせる管理の基準、業務の範囲、利用料金の取り扱い、期間といったようなものが基本的になるわけでございまして、今回募集した施設については、すべて既に管理委託を行っている。今回の場合はもう既に管理委託を行っている施設でございますので、その施設の管理基準なり業務の範囲については、大きく変わることはないだろうというふうには思っております。ですから、そういった変更は見込まずに、特に意を用いましたのは、施設の安定した運営、あるいは公平性の確保といった観点から、申請者の資格あるいは選定基準の内容が妥当なものかどうかといったようなもの、あるいは効率的な運営を進める観点から、利用料金の扱い及び管理料の設定が施設ごとに適切に行われるかどうかといったものをポイントとして、今回いたしたところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)それで、指定管理者制度は、先ほども触れましたんですが、すべてがプラス要因ではないということは、私も何となく理解します。採算重視とか、事業の質とかといったことも当然課題になっていますし、この件についても、私も質問に当たっていろんな専門機関のデータもいろいろ見比べたりもしました。
 これも、先ほどの総研のアンケートの中で、ちょっとお知らせしたいんですが、「指定管理者制度の課題と不安」について、管理委託を行った団体の雇用問題を指摘する自治体が81%で、このことについては各自治体が思案した内容だなと。続いては、受け皿となる民間企業の不足・未成熟が58%。それから、公募により指定管理者が数年で交代すると、事業の連続性を確保できないのではないかと。先ほど部長がおっしゃったようなことですよね、これが31%ありましたね。それから、地域内に所在しない民間企業などが指定されると、地域の経済雇用に悪影響を与えるのではないかということでの20%、これらなどが挙げられました。もう一つは、民間事業者に任せた場合、公益性の確保が難しくなるのではないかということでの16%。こういうふうな率で、今回の制度導入に当たっての不安といいますか、問題といいますか、そのような課題の一面が出ていますね。
 今、行政の内部でも、このようなことも含めて勘案して調整を図ったとは思うんですが、限られた施設の、限られた募集できる人というのも、これもまた限られるのだなと。募集要項があったにしても、だれもかれもができる施設ではないと、それも重々わかります。だから、なおのこと、この制度導入のポイントに、今言ったことを、行政の内々でしっかりした形をつくって持っていかないと、受けた側も、受委託というんですか、そのどちらもいろいろな問題に引っかかりはしないのかなという懸念を抱いたものでして、恐らく今のことを踏まえたとすれば、ある程度実施に移して、出たとこ勝負も若干あるんでしょうけれども、行政の立場で、間違いのないという方向でしっかり取り組んでいただきたいと。まずそこはお願いしておきます。
 次の3点目に入りますが、指定管理者制度は、施設によっても異なります。受託者との協定の内容が、私は今回の一番の重要なことと受けとめています。今回提案された議案第83号から議案第92号までの10議案25施設も異なり、協定の内容も個々に違うと思いますので、まず協定の内容についてお聞かせ願います。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)受託者との協定につきましては、今議会で議決をいただいた後に、それぞれ個別に協定を結んでいきたいと思っているところでございますが、内容といたしましては、修繕業務の責任範囲、備品の更新なり購入時の取り扱い、あるいは賠償責任と保険加入の要否等、一部公募いたしまして、その要領の中で既に明らかにしているところも含めまして、実際の管理運営上、取り決めの必要な事項については、網羅的に明確に規定をしていかなければならないというふうに思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)順序よく聞いていきます。まず、提案された期間なんですが、10議案ともすべて5年のスパンを設けていました。これは市町村で定める期間としてはよろしいんでしょうけれども、5年とした期間について、なぜそうしたかということをまずお聞かせください。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)基本方針の中で3年から5年というふうなことで定めておったところでございますが、それぞれ今回業務をお願いするに当たり、特に、多くの部分が集会施設などに当たるというようなことも含めまして、地元の方々の応募があったわけでございますが、そういったことからして、人的な面あるいは経費的な面から見て、5年という期間がベストだろうというようなことで判断をいたしたところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ある意味では、5年とか、それ以上に長い方が、受託者の立場からすれば、やはり安心して仕事ができるという感覚になるんですが、一方では、民間同士の競合といいますか、民間努力の生かし方からすれば、必ずしも長いからよいという面でもないんですよね。5年ぐらいが妥当かなというのは私もそう思うんですが、そのことについてはわかりました。
 次の質問に入るんですが、例えば、協定そのものは、条例が通過して、今後の作業というようなことに私は受けたんですが、問題は、この協定をつくるに当たって、例えば、10施設のうち、古い施設も結構ありますよね。私も、質問するからには、しっかりしたことをもって言いたいということで、施設数カ所は見てきました。それで、玉浦の海岸のほほえみ荘とか、くろまつ荘とか千寿荘は、重点的に、突発的に行って見させてもらったんですが、言うまでもなく、あそこは海岸のそばで、腐食が激しくて、年数もたっているからなんでしょうけれども、屋根も、壁や何やら、あらゆるものが大分老朽化が進んでひどいなと。トイレの問題も気になっていて見たら、ことしは、男女一緒だったものを別々にする改修を今やっているということで、それはよかったと思ったんですが、問題は、協定がこれからだというときに、現実的に、屋根とか、戸はんどでもそうですが、サッシでもそうですが、改修をしっかりされた上で、しっかりお互いに確認事項がとれたものとしての協定ならいいんですが、私が見る限り、屋根が傷んでいていつ雨漏りするかわからない施設を協定にどこまで反映して……、補償とか、そういうものが結びついていくものか心配なんですよ。例えば、私が今名指しで言った施設は特に古かったものですから、ああいうものの改修工事については、どういうふうな形で協定に結びつけていくものか、お聞かせ願います。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)それぞれの施設によって異なると思うんですが、協定を結ぶ際には、指定管理者として運営を行うみずからが修繕をしなければならない限度額を定めたいというふうに思っております。その中では、通常10万ぐらい。いや50万まではできるという管理者も応募の中には入っておりますけれども、そういった額を定めていきたいというふうに思っておりまして、基本的には、公の施設でございますので、大規模修繕については、当然、これは設置者がやるべきだということになっております。指定管理者については、運営管理という部分でございますので、施設の改修とか修繕とか、大きなものについては、従来どおり、設置者がやっていくというような内容でございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)大規模は設置者ということで、あと、10万ぐらいの軽易な金額といいますか、そのものは受託者といいますか、そういうふうな協定を結ぶと。ただ、基本的にどうなんでしょうね。借家とは違うんですが、本来なれば、建物を貸して、傷んだら、お金をもらったり何だりしている以上、大家さんが全部直すわね。そうすると、このような場合は、指定管理者といっても、ちょっとニュアンスは違うんだろうけれども、行政財産、行政の所有物を実際貸し付けて協定を結ぶときに、10万という枠のものはそちらでというのは、相手方が了承すればそれで足りるにしても、基本的には、直すものが主物、従物と全く一体をなすものまでを、10万の中に置きかえて見るものかどうか、その辺はいかがなんでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)建物に付随したものまでやってくれというような思いはないと思うんですが、いずれ、施設運営するときに、小破修繕とかといったものについては、今後、協定の中で取り決めをしていきたいなと思っているわけでございますので、管理運営に係る部分についての、どうしても修繕をしなければならない部分というものに分けて、協定の中身を相談していきたいというふうには思っておりますが、ガラスが壊れたとか、ちょっとした電気が壊れたとかといった部分については、想定すれば、そういったものは管理運営をお願いしたところでやっていただきたいというふうなところで今は考えているところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)例えば、あそこの場合ですと、屋根のことが大分気になっていたようでして、私も屋根裏の修理をしたのを見せられて、雨漏りしたら、これ全体は大金がかかるなというふうには見てきたのね。今回、あそこは屋根の補修はどうかわかりませんけれども、トイレでお金がなくなったのだかもしれませんが、4月1日以降、実際、受託者が運営開始されて、5年以内にそういうことの発生もないとは限りませんよね。そうした場合、結局、あそこも余裕があって営業しているかどうかわかりませんが、人件費とかもろもろを考えると、万が一、受託者の責務によらない、いわゆる所有者側、行政側の責務で直すべき事案で何か発生したときの補償の問題にも触れるのかなと思うんですよね。先ほどは、補償の問題も含めてというお話があったものでしたから、果たしてどこまでそういうことが協定の中に含まれるものか。私はまだ全然見ていませんから、これからの話とはいうものの、でも、私が懸念するのは、最初から、あそこは屋根が危ない、あそこはサッシが外れそうで壊れそうだと、それをしっかり修理しないまま、協定に踏み込んでいって、途中何かあって営業休止と。そのときに従業員の補償とかなんかが出てきた場合、果たして行政はどこまで責任を負えるのか、あるいはしなければならないものか、その辺、今考えている内容でわかるところまでお話し願いたいんですが。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)事業を展開していくためには、当然、完全な施設としてお願いをするのが当たり前のことでございまして、現在の施設につきましては、それぞれ計画的に整備はしてきているところでございます。お話のありました2施設につきましても、今回、新たに4月1日以降の指定管理に向けて、トイレなどの改修を行っているところでございまして、直接ふぐあいが生じて、今後、それが大きな障害になるという部分については、現段階で計画的に整備はしてきたつもりでございます。先ほど屋根の方の御心配をいただいているところでございますけれども、今後は、先ほど申し上げましたように、そういった大きなものにつきましては、設置者として、市の方で責任を持ってやらなければならいんだろうというふうには思っておりますが、その辺のお話し合いなどはきっちりとしていかなければならない。指定管理者としてお願いする部分、市として継続してやっていかなければならない部分というものを含めて、協定の中でお話し合いをしていきたいと思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)協定については、後でトラブルが発生しないように、ぜひ吟味した内容でやってほしいなと、これだけはお願いしておきたいと思います。当事者間の問題ではないんですよね。これは利用者が万が一あったときにできないという、そういう事態にもなりますから、三角関係のような問題でもあるので、とにかくしっかり協定をつくってほしいと、このことだけは再度お願いしておきます。
 次の問題に入ります。4点目ですが、住民サービスと密接にかかわる公共施設の運営管理先の選定には、透明性や公正さが求められます。しかし、非公募や行政内部の人間だけでの選定が多いのも現状なそうです。
 民間調査の中で、ちょっとまた触れてみたいんですが、指定管理者の選定の方法について、これも総研のデータでは、実際に用いた公募方法として、すべての施設について公募を行ったのが46%、すべての施設について公募を行わず候補者を選定したというものが28%、公募を行った施設と行わなかった施設があるということで回答あったのが26%。このように大体はっきりしているなと思われるんですが、いずれにしても、この研究所で職員が述べているのは、公募を行わない場合の、選定の公正性の確保が求められるということを強調されて言っているわけですね。岩沼では、今回、募集要項等でしっかり載ってはいたんですが、その辺について、今回、市広報などですべて募集の方法で行っていくのかどうか、まずお伺いしたいと思います。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)今後の指定管理者に向けて、すべての施設で公募を行うのかという御質問かと伺いましたけれども、これは手続条例の中でもお示ししているとおり、原則的には公募でやるというようなことでございまして、公募の手段としては、市の広報紙なりホームページで予定をしたいと思っております。ただ、施設の特性を踏まえて、どうしても例外的に公募しないという場合も出てくるというふうには思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)今回提案されている中に、私が見落としたと思うんですが、ちょっとお聞きしますが、コミュニティ放送センターと矢野目運動広場については、議案の提案は終わったんですが、私、公募の状況をちょっと見落としたかと思うんですが、これはいつごろ公募の対象にされたのか、ちょっとお聞かせ願いたいんですが。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)この2施設につきましては、今回、公募をしないということで、公募はしておりません。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)先ほどの話と整合するんでしょうが、多分、特殊な事情ということの考え方から……、その辺、若干、特殊な事情を説明できないんでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)公募をしない理由といたしましては、コミュニティ放送センターにつきましては、放送免許やなんかの取得が必要だというようなことから、ごく限られた範囲になってしまうということで、市内の方々でやれるかということになると、なかなか難しいという状況から、これは公募をしない方がいいだろうということで、先ほど申し上げました施設の特性といったものを踏まえて、公募をしなかったわけでございます。
 それから、運動広場につきましては、これは現在、施設整備中でございまして、まだ完成しておりません。そういったことから、完成しない施設そのものを公募するのはいかがなものかと、しっかりと完成した中で地元の方々にやっていただこうというようなことで、この分についても公募をしないということで決定をいたしたところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)矢野目の方は、今回、85号で条例を提案をしていますよね。ということは、公募しなくても、ちゃんとした協定に進むという形はとらざるを得ませんけれども、その辺、どうなんですか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)今回、指定管理者の施設管理運営の募集をした中で、18年4月からの指定管理者に移行する施設としてこの分も当初から含めておったものですから、今回、公募はいたしませんけれども、管理者を指定しながらお願いをしていくというような状況でございますので、これについては、先ほど申し上げましたように、現在整備中なものですから、それにあわせて条例の整備もしていくというようなことになります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)はい、わかりました。
 では、5点目に入ります。今後、条例提案される予定の施設ということでありますけれども、先ほども一部触れたこともあるんですが、予定されるものがあれば、まずお聞かせ願います。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)条例提案される予定の施設はあるかというようなことでございますけれども、初めに申し上げましたとおり、ほとんどの公の施設が指定管理者制度の対象の施設になるわけでございますので、現在、直営管理の各施設について、指定管理者移行の利点あるいは不利益といった点、指定管理者に移行させることがいいのか、できるのかできないのかという検討を今後十分にしていかなければならないと思っております。当初、市の施設、40施設すべてを候補として挙げてはございますが、今後、それらについて、一つ一つ移行が可能なのかどうかといったものを検討していって、できるものから指定管理の方に移行させていきたいというふうに考えております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)そうしますと、この制度に当たっては、平成18年9月までに、直営を除くものは……、時限立法なんですよね、時限立法というか、決まりがあると。そうすると、岩沼市には、25施設以外で、この9月までという時限に触れる施設というのは、残りはあるんでしょうか。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)直接管理委託をしている施設については、今回、おおよその施設が指定管理の方に移行していくようになりますが、それ以外の施設につきましては、今後の業務委託というものはできないと。必ず指定管理者制度によって管理をして移行をしていかなければならないというのが……、18年の9月までがタイムリミットなんですが、18年度9月までのタイムリミットというのは、今、直接業務委託をしている部分については、その時期までには完全に指定管理者の方に移行しなさいよというふうなことでございますので、直営で今やっている部分については、その後、検討しながら移行させていくというようなことになるわけでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)いわゆる業務委託のものというふうに限られるわけなんですね。そうすると、これは一緒なのかどうかわかりませんが、例えば、鍛冶公園とか、ああいう施設は管理委託というのがありますね。あれは管理と業務委託とまた別なんでしょうかね。

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議長(沼田健一)吉田総務部長。

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総務部長(吉田勝)市の方でもいろいろと施設の中には入れているわけなんですけれども、そういった施設については、管理部分だけが出てくるんだろうと思いますので、改めて業務委託をしなくとも、市で直接管理が可能だろうという部分で、今、今後の指定管理者制度に移行するかしないかの検討の一つには入っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)いっぱい施設があって、先ほども言いましたけれども、こうやって見ると、今回漏れはしたけれども、制度導入に乗せる施設もまだまだいっぱいあるなと見ています。それで、直営を除けばということの内容だから、直営にすれば問題はないんだけれども、けれども、この制度の導入の基本的な考え方としては、行財政改革の一環としてやるというような国の方針の中で位置づけされているんですよ。そういうことからすれば、残された施設についても、庁内一丸となって制度導入の是非をしっかり検討して、これは早いうちにすべきだなと思うんですが、市長、いかがですか。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)宍戸議員のおっしゃるとおりだと思います。ですから、できるだけ早いうちにプラス・マイナスを十分検討していきたいと。例えば、物によりましては、方向づけができたとしても、実施に対してはある程度年限がかかると。今の状況では全く考えてはいないんですが、例えば、保育所について、もし指定管理者制度で委託をするという格好になりますと、今、相当数の職員がいますので、そのあたりの職員の配置とかなんか、いろんなことを考えていかなければならないということですので、一つ一つのそれぞれの施設のいろんなケースがあるわけでありますが、それらについて十分精査をして、岩沼市として、できるだけ早いうちに、今おっしゃるような方向づけをしていきたいというふうに思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。
 それでは、最後の、この質問に対する締めなんですが、今、市の方では、18年度から行財政改革に本格的に取り組むという姿勢でやっていますよね。議会の方もやっているんですが、行政が取り組むべき内容の中に、このことも十分必要性のある協議事項だなと認識はしています。ですから、行革の議論の中で、この制度導入もセットでしっかり吟味してくださいということをまず申し添えて、制度導入の質問は終わります。
 次の質問に入りますが、子供の安全対策についてであります。
 広島、栃木で小学1年の女児殺害事件が発生し、10月には京都で小学6年の女児が塾の講師に殺害される惨劇が立て続けで起きました。社会の崩壊のような危惧を抱いております。
 当市においては、さきの池田小学校事件をきっかけに、地域の方々のボランティアによる監視パトロール体制を立ち上げ、その効果を上げていると思っております。しかし、防犯に完璧な対策はないと思いつつ、行政の役割としては、尊い人命を守るという観点に立って、可能な限りの対策と取り組みは当然の使命と受けとめております。ただ、予算が関係することもあり、何もかもできるがわけないことも認識をしております。
 そこで、今、実行できることの中で、1点目でありますが、スクールバスの実態と利活用範囲の拡大についてお伺いします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)スクールバスの実態でありますが、市のバス1台と宮城交通バスシステムのバス3台の、全部で4台で運行しております。運行時間は午前7時から8時30分までと、午後1時30分から午後3時30分まで、玉浦小学校の児童を送迎しております。
 1号車は寺島地区の1年生から4年生まで34名を送迎しています。2号車と3号車は下野郷地区の1年生から3年生まで、2号車は18名、3号車は25名を送迎しているところであります。4号車は相野釜地区の1年生から4年生まで5名を送迎しております。ただし、スクールバスとしては1台だけで、あとの3台はスクールバスとしての運行終了後は、市民バス、iバスとして運行されております。したがいまして、利活用できるバスは1台だけであります。
 次に、利活用でありますが、現在のところ、夏休みのプール開放に伴う送迎、それから総合学習、校外学習、あるいは中体連関係の県大会への送迎、このような形でやっております。
 以上が現在のスクールバス運行の状況と利活用であります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)スクールバスそのものは今現在で全く十分とは思っていません。それで、今回の事件があったから云々ではないんですが、スクールバスを運行する場所は限られていますし、この基準といいますか、例えば、利用者の数とか、距離的な問題とか、いろいろあると思うんですが、まずもって、スクールバスを適用させている基準ですね、大まかにどういうことなのか、ちょっとお聞かせ願いたいんですが。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)スクールバス運行の基準ということでございますが、遠距離通学という部分がございまして、小学校の場合は、4キロ以上が遠距離通学というふうな文部科学省の基準がございます。それを基本に置きながら、議員からもお話がありましたように、その地域からどのぐらいの児童が、あるいは生徒が通学しているか、人数も出てくるかと思います。
 現在運行しております、先ほど答弁がありました地区以外にも、同様の距離、4キロ以上の距離がある地区もあるわけでございますが、そちらについては、人数の問題もありますので、定期券で乗っていただくと。当然、定期は全部市の負担でありますけれども。志賀地区とか玉崎地区とか、そうしたところはiバスを利用して定期券で通学していただくというような基準で行っているところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)国の基準は4キロ以上と。それは一つの基準といえば基準なんでしょうけれども、ただ、これは岩沼のみならず、地域性というか、集落のある距離感というのが都会とも全然違いますし、今回の事件のように、人影から外れたところなどは、特にああいう事件が発生しやすいようにも、栃木の場合は、思ったんです。岩沼の場合も、市街地を中心に考えた場合、千貫地区あるいは玉浦地区でも、特に玉浦地区の小学校に通う中で、早股上とか、あの部分については相当な距離があって、集落もほとんどないと。あのようなところは、バスの利用というのを、今後、本当に考えなければならないような地域だなと思ったりもしたし、あそこに限らず、距離をベースにしてとらえれば、それで決まってしまうんだけれども、もう少し実態を踏まえたバス運行路線の見直しというものはとれないものかどうか、教育長、いかがなんでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)ただいま申し上げました基準については、距離、人数でありますが、あとは、地域性を入れる、あるいは集落である、人けがないということも入れたらいいのではないかという御提案ですが、現在のところ、そこまで考えてはおりません。何といいましても、今、スクールバスを使っておりますのは1台のみであります。それもフル運転でありますので、現在は、それはいかないというふうなことで御理解いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)教育長は、現在はできないというお話ですが、できないからできないでうんと了解するのではなくて、質問するからには、当然、それを超えたスクールバスの運行を何とかできないものかと、お願いの質問というか、しているんですが、例えば、先ほど言った距離の問題は、これは制度上、絶対曲げられませんよということがしっかり定着していてだめなものなのか。その辺は多少緩和する余地があるならば、もう少し地域あるいは地域のPTA等の要望等をもっと酌み入れる内容をとりながら、バスの路線回数というか、極端な例を言えば、3キロメートルにするとか、そういうふうな形を弾力的に取り入れて、子供の安全を守るという考え方の検討の余地はないんだろうかということを、再度、教育長にお聞きしたいんですが。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)大変消極的な発言になって申しわけありませんが、その考えは、今のところございません。確かに、アメリカは12歳までスクールバスであります。これは遠距離という基準がございます。大きな基準があります。付随して、子供の安全・安心がついてまいりますが、あくまでも遠距離という形で12歳までスクールバスと。
 それから、先日の新聞によりますと、新潟の加茂市がそれに踏み切りました。そういうところも出てきているわけですが、現在のところは、私どもといたしましては、地域の連携、PTAとの連携、ふれあいパトロールの連携によって、今現在、学校では通学路の見直しといいますか、人けのないところのチェックに入っておりますので、その辺をどうカバーするかというふうな部分で不安を解消していきたいと考えているところであります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)教育長にお伺いしますけれども、スクールバスの件についてだけですが、どこかのPTA ── PTAといいますか、地域ですね、地域の方からそういう要望等は出てはいないんでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)今のところ、ございません。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。いろいろ問題点はあるかもしれませんが、今現在はないということですが、こういうことをきっかけに多分出るのではないかと思われます。そのときには、今回の答弁のように……、 100%ゼロのような、前向きな回答ではなかったように受けとめたんですが、検討の余地は十分あるはずだと思うので、しっかり検討した上での結論を出すような方向でお願いしたいなと思います。
 2点目に入ります。今度は防災面からの安全確認でありますが、まず、通学路については、地域のPTAと学校が連携を図って路線を決定していると思いますが、通学路の安全確認についてのチェック項目は何か。また、どのように確認しているか、改めてお伺いします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)これまでは、児童・生徒の登下校の経路といたしましては、児童・生徒の交通安全等を考慮したものとしておりましたが、このような事件を受けまして、今後は、再点検ということで行っております。これは、実態が一番わかるのは学校でありますので、教師あるいは子供を通しながら、その辺を今実態調査しているところでございます。今後は、人通りの多い道路なども視野に入れながら検討しなければならない時代になったのかなと、発想の転換の時代になったのかなと思っております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)実は、今回、防災の面といいましたのは、マンションとかについて、今、テレビでやたら騒いでいますわね、建築確認の詐欺とかなんかで。それでもって、私も街場の通学路を歩いたこともありますし、当然、私の地域の通学路を歩けば、一番目につくのは、ブロック塀とか植木のところがありますわね。植木は倒れることはないんだけれども、一番こわいのはブロック塀だなと思ったんですよ。ブロック塀は他人の財産だから、一々穴をあけて……、鉄筋が入っているかどうかはわかりませんよね。けれども、小さな子供からすれば、一たび地震があって倒れたら逃げ隠れできませんよね。その辺の安全チェックに当たっては、単なる外観上から見た目で倒れないなという感じは、とても判断材料にはならないと思うんですよ。この際、特に、ブロック塀とか、あるいは公共で管理している鉄柵とか、ガードレールも同じなんですが、専門的な立場から、このブロック塀なら鉄筋が入っていて大丈夫かなというぐらいの、しっかりした安全確認をこの際とるべきではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)現在、学校では安全マップができておりまして、これについては、危険箇所 ── 沼、川、その他の危険箇所がチェックされているわけです。その中に、ブロック塀があるところもあると思いますが、御指摘いただきました、御提案いただきました、危険なブロック塀ということでありますが、その辺も、今後考えさせていただきます。大変難しい答弁になりますが、この辺につきましては、市長部局との相談がありますので、専門的な調査になります。我々はどうしても見た目だけで判断しがちであります。したがって、学校関係も、見た目というふうなことである程度判断している可能性もあるかもしれませんが、その辺は、相談の上、考えさせていただきたいと思います。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)ぜひ、専門の目からしっかりした対応をしていただいての安全な通学路の確保に努めていただきたいと思います。
 それから、これは行政サイドなんですが、行政の方においても施設がいっぱいありまして、下水の安全柵とか、ガードレールもそうですが、見た目は立派なんですよ。けれども、腐食が進んでいると、ちょっと触っただけで倒れそうなのがいっぱいあります。極端な例をいうと、公園などに行くと、赤茶らけた鉄さびがポロポロ落ちているような看板も見えますよね。これは市直接ではない、児童遊園地の部落管理かな。そういうことを見ると、危険な箇所というのは結構あるなと。だから、今回は、見直しの際には、官民一体となってしっかり対応することを内々でも申し合わせしながら行っていただきたいということをまず申し添えて、この質問は終わります。
 次に、最後、平成17年度分に係る公共料金についてであります。
 本年9月の決算議会で、一部に滞納の増加傾向が見られ、対応に苦慮している様子が感じられました。税金、使用料など、公共料金は完納が当然でありますが、事情によって滞納が発生することもあります。しかしながら、滞納の恒常化は黙認できるわけもなく、出納閉鎖期日までにきちんと納めていただかなければなりません。それでも未納となっての滞納発生には、公正性の見地からも、対策を講じて完納に万全を期さなければなりません。9月議会の決算を踏まえ、次の5点について質問いたします。
 まず1点目の、保育所保育料の徴収状況について伺います。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)公立及び私立保育所7施設に係ります保育料の徴収状況でありますが、11月末現在で、調定額が 9,527万 9,430円、納入額が 9,277万 2,380円でありまして、97.4%の徴収率になっております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次) 100ではないということは、若干の未納というか、滞納というか、あるというふうになるんでしょうけれども、保育料の場合は、何でもそうですが、入所待ちというんですか、現実、入所待ちもいる状態の中で、滞納とか未納とかというのがあった場合、税金をしっかり納めて待っている人などから言わせれば、何ですかと言いたくもなるので、この未納の内容については、いろいろ事情があるんでしょうけれども、その辺は、実際どうなんでしょうかね。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)保育料につきましては、口座振替という形でやっておりまして、口座に残金がないときは振替できないという状況で、これについては、まだ年度途中なものですから、滞納といいますか、未納という扱いで対応しております。
 いろいろ確認しますと、経済的な理由で支払いが滞っているというのがどうも多いようであります。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)例えば、経済的な理由ということになれば、これは別な救済措置があるやに思うんですが。減免制度というのがありますよね。たしか保育料徴収規則第3条ですか、これでは減免制度がありまして、生活困窮によってどうしても納めることができない場合には、そういうことのための減免措置の条例だと思うんです。だから、それが生かされるとすれば、未納の発生もないというふうにも理解するんですが、その辺、私らは、監査で、決算の中で聞くも、本当の本当のその人というのはどのようなのかなと、聞いてもわかりません、はっきり言って。けれども、数字上からは未納がこれこれあるということを出されれば、これはよくないですねと言わざるを得ませんし、それはどうやって解消しなければならないかということをやっぱり検討しなければならないわけですよ。だから、例えば、保育料の未納が発生したときに、年度末の出納閉鎖までに納めていただけるような努力はしているんだかどうか。あるいは、どうしても納められなくて、減免措置の対象に指導を向けられないものかとか、いろいろ対処法はあると思うんですが、今のところ途中ですから、今後、来年の決算を待たずに、年度末に 100%を目指してしっかりやってほしいなと。もしできないならできないなりの正当な理由は、また決算のときに聞こうとは思うんですが、今途中の段階ではありますけれども、税金を正しく納めている人から見れば、ちょっと歯がゆい話なので、もう少ししっかり対応していただきたいと思うのであります。
 次に、2点目は、市営住宅の家賃の徴収状況についてお伺いします。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)平成17年度に係る市営住宅家賃の徴収状況でございますが、10月までの分を10月末現在で申し上げますと、4月から10月までの分の調定額が 3,487万 1,700円であります。これに対しまして収入済額が 2,688万 1,900円となっておりまして、徴収率は77.1%となっております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)住宅の件も、9月の決算のとき驚いたんですが、 1,000万近くになったんですよね。保育料も同じなんでしょうけれども、これもいろいろ事情があってそうなるということはわかるんですが、特に、市営住宅の場合は、保育の入所とは違った一面がありまして、これは、条例第10条の中では、連帯保証人なども据えつけるんですよね。そうすると、本人に事情があって納められないときは、保証人の責務においてそれをカバーするということのために、保証人お二人ということを限定しているんです。けれども、現実的に 1,000万クラスの滞納があるということ自体を私は何か理解できなくているんですよ。保証人というものはどのようにかかわり持っているものやら、これはいろいろ難しい部分はあるんでしょうけれども、その辺、どうなんでしょうかね。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)77.1%という徴収率は大変低いというふうに私も思っております。これには一つ事情がございまして、実は、納入をしていただくのが20日締めということがあって、カウントする際には1カ月おくれになってしまうという事情がございます。したがいまして、先ほどは徴収率77.1%と申し上げましたが、これを11月22日現在での10月末での徴収率というふうにいたしますと、実は、87.3%まで上がるということで、1カ月から1カ月半ぐらいおくれて……、集計上がそのようになるということが一つございます。
 もう一つ、保証人というお話もいただいたわけでありますが、9月の決算でいろいろ御指摘をいただきました。その後、10月、11月と納入の強化キャンペーンというのを張りまして、10月には過年度分を重点に、訪問をさせていただいたり、電話をしたり、来ていただいたり、そしてまた、保証人への連絡というようなところもとらえた中でいろいろやっているところであります。11月については、現年度分について3カ月以上滞納している方について、同じような形でキャンペーンを張っていると。12月につきましては、実は、税の滞納者と一致する部分がございますので、税関係と一緒になってこれを進めようということで、それらを考えているということで、徴収に力を入れているというところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)特に、住宅の家賃の滞納分というのは、恐らく 1,000万近くになるんだと思うんですが、これはこのままずっと放置すれば、ただ欠損処理だけでは済まされない問題になりますから、何か抜本的な解決策にしっかり取り組む必要があると思います。私から言わせれば、その一環としては、保証人制度そのものをもう少しシビアな感覚にとらえればなというふうに思っています。保証人だけに頼ることばかりしているのでは大変なんでしょうけれども、でも、それだけの責任は負うということにありますから、本人はもとより、連帯保証人と一体となった支払いのあり方を吟味して、少しでも滞納をなくすということに取り組んでほしいと思います。
 次は、3点目ですが、学校給食費の支払い状況についてお伺いします。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)学校給食費でございますけれども、年間の給食費を5月から翌年の2月まで、10回に分けて集金をしているところでございます。
 17年度分でございますが、11月集金分までにつきましては、収納すべき額が1億 4,258万 9,811円に対しまして、実際に集金しました金額でございますが、1億 3,878万 765円となっております。収納率につきましては97.3%になっているところでございます。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)学校は生徒数も多いから、 100はなかなか難しいんだろうと思うんですが、これは受益者負担という大原則があって皆さんは納めているはずですから。納めない人が、最終的に3月で卒業していって、いつ払うものやらわかりませんけれども、そうすると、納めた人がみんなに御馳走したようなものですよね。こんなことはマンネリ化させたんじゃ話になりませんから。これは途中の段階ですから、恐らく 100%になるということを私は信じているんですが、これも、しっかり抜本的に、もらうところはもらうなりの方策を内々で確立してください。来年なれば、新年度の予算措置のときにもいろいろかかわることがあると思うんですが、またお聞かせ願いたいと思います。とりあえず、そういうことであれば、全力で取り組んでほしいということだけを申し添えます。
 それから、4点目ですが、駅西自転車等駐車場の利用状況と使用料の徴収状況についてお伺いします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)駅西自転車等駐車場の使用状況についてでありますが、10月末現在で延べ8万 3,345台の利用がありまして、その内訳は、自転車が延べ7万 8,732台、原付自転車、いわゆるバイクでありますが、これは延べ 4,613台であり、収容能力上、日々ほぼ満車状態での利用状況になっております。
 また、使用料の徴収状況についてでありますが、これは、使用に当たりまして前納していただいておりますので、滞納ということではないんでありますが、10月末現在での収入額は 395万円となっております。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)わかりました。私も駅西の方には毎日行っているので、フル回転しているなという様子はわかります。ただ、駅西のスペースには放置自転車もあったりすることが、いささか懸念することがあるんですが、いずれにしても、前払い制度というのは、それも未納をなくす制度の一つだなと今つくづくわかったわけです。ですから、住宅にしたって、保育料にしたってといいますか、後払いよりも前払いが未納がなくて済むのかなという気もしたんですが、そういうことも一つの検討材料にしていっていただければとつけ加えさせていただきます。
 最後になります。1から4までの中で、国庫補助事業の対象はあるかどうかお伺いします。

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議長(沼田健一)長田民生部長。

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民生部長(長田信一)まず、1の保育所関係分でありますが、これにつきましては、私立保育所の運営につきまして、国庫負担があります。それ以外の公立保育所の運営及びその保育料の徴収時につきましては、国庫補助負担というものはありません。
 それから、4点目の駅西自転車等駐車場の関係につきましては、国庫補助負担等はありません。

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議長(沼田健一)菅原建設部長。

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建設部長(菅原清)市営住宅家賃の徴収に関する補助金というのはございませんが、公営住宅家賃収入補助というのがございます。これは平成16年度では 960万 9,000円ございました。17年度は 950万円を見込んでおります。
 なお、18年度からは、三位一体改革の関連で税源移譲になるということで、18年度からは見込めないという予定になっております。

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議長(沼田健一)古積教育次長。

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教育次長(古積俊憲)学校給食費の運営に関する国庫補助はございません。

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議長(沼田健一)宍戸幸次議員。

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7番(宍戸幸次)国庫補助と私があえて申しましたのは、保育料、それから市営住宅、学校給食において、生活の事情によって、その部分の補助を受けていたり、あるいは生活保護を受けていながら滞納があった場合のお金の中に、そういうふうな国庫補助があるのではないかと。つまり、前回の決算のときに、学校給食の扶助費の3名の滞納があったこと自体は、あれは国庫補助の対象だと思うんです。だとすれば、あれそのものは会計検査院の対象になるんじゃないですかということにも私は思うんです。しっかり事務的にやるところをやっておかないと、いろいろ問題の発生にもなりはしないかなという気がしたものでしたから、その辺が、私が国庫補助はということであえて聞いたところでして、先ほど、市営住宅の中では、別な面での国庫補助ということにとらえたんだろうと思うんですが、私は、市営住宅だったら、家賃の滞納の中に、いわゆる生活の扶助を受けた人たちの未払いがありはしないかなと。その未払いが、補助を受けていながらの未払いだったら、これは大変だなというふうなことを意味したものでして、それで言ったわけです。いずれにしても、国庫補助にかかわるものについては、とにかく後々問題にならないようにだけしっかり対処してほしいと。そのことだけを申し上げます。いいです。終わります。

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議長(沼田健一)7番宍戸幸次議員の一般質問を終結いたします。
 休憩をいたします。
 再開は午後3時5分といたします。
    午後2時49分休憩
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    午後3時5分再開

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議長(沼田健一)休憩前に引き続き会議を開きます。
 2番布田一民議員の一般質問を許可します。直ちに発言席において発言してください。
    〔2番布田一民議員発言席〕

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2番(布田一民)2番、市民参画の会の布田一民です。
 通告をしております、子供たちを支える政策について、2点にわたり質問をいたします。
 子供たちを取り巻く状況は、国際化、高度情報化、そして少子高齢化など、社会情勢が急速に変化をいたしました。また、二十世紀においては、科学の進歩により、私たちの生活が便利になったかわりに、環境汚染、そしてまた、環境破壊が非常に進みました。そうした中、子供たちの心や体に変化を与えております。子供たちが健やかに生まれ、生き生きとたくましく育つことは、社会全体の願いであり、それを実現できる支援体制を構築することが、行政や議会に課せられた義務ではないかというふうに思います。
 そこで、1点目の、学校生活における救急治療の対策についてお伺いをいたします。
 厚生労働省において、アレルギーの治療の地域ネットワークづくりなど、治療体制の整備を来年度から5カ年で行うようであります。その中、とても大切なことの中で、ぜんそく死の対策に力を入れ、患者カードの普及を図るそうでありますが、ある研究所の全国の調査では、何らかのアレルギーを有する人は、乳児が28.9%、幼児が39.1%、小児が35.2%、成人が29.1%であり、国民3人に1人はアレルギーがあることが明らかになっております。そして、平成16年度の本市での調査により、小学校は91名、中学校では32名の児童・生徒が何らかのアレルギーを持っていることの報告があったと以前に回答をしております。
 それでは、初めに、平成17年度ではどのように変化があったのか、何人あったのかお伺いをいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)アレルギー児童の実態確認でありますけれども、小・中学校すべての学校で「児童生徒保健調査票」を保護者に配布いたしまして、記入していただいております。その調査票をもとに実態を毎年確認しているところであります。
 具体的なことにつきましては、学校教育課長が答弁をいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)食物アレルギーの児童・生徒が 105名、抗生物質などの薬に反応する薬物アレルギーが4名、ハチ毒アレルギーが1名、洗剤でアレルギー症状を起こす児童・生徒が1名というふうになっております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)ハチ毒アレルギー、また、薬のアレルギーということで、アレルギーについて調べてもらったわけでありますが、今回、私も、その部分について、アナフィラキシー・ショックという言葉の中にどのようなものがあるか、アレルギーについてあるかということをちょっと調べておりますから、見ていただきたいなと思います。
 以前、同僚議員からもアナフィラキシー・ショックという言葉についてはあったわけでありますから、この言葉については御存じかと思いますが、アレルゲンの物質については、動植物由来のたんぱく質を中心としたさまざまなものがあるわけであります。そこで、パネルを用意してきましたので。
 先ほど来、話もあった部分で、原因となる物質のアレルゲン、そしてまた、アナフィラキシーを引き起こす原因として、今発表がありましたハチ毒アレルギーもあるわけであります。そしてまた、当然ながら、食物アレルギー、そして薬物アレルギーというものがあるわけですが、アナフィラキシーの原因として特に気をつけたいハチ ── ハチの種類もあるわけでありまして、ススメバチ、アシナガバチ、ミツバチがあるわけであります。そして、食物アレルギーに特に気をつけたい食物については、これは御存じだと思いますが、卵、牛乳、そして小麦製品、ソバ、ピーナツについてございます。薬物のアレルギーについては、特に気をつけたい薬物については、ペニシリン等の抗生物質、また、アスピリン等の消化鎮痛剤、そして増強剤があるわけであります。
 アナフィラキシーを引き起こすアレルギーの部分について、先ほどもいいましたように、選別をしながら、しっかりと把握をしていただいているわけでありますので、今後もしっかりと把握をしていただきたいというふうに思っております。
 先ほど話がありました物質の中にハチ毒アレルギーがあるわけでありますが、今後、ハチの部分については非常に気をつけなければならない問題だというふうに思います。そのハチ毒アレルギーの部分について、今、1名があったわけでありますが、17年度、本当に1名だったのか、もう一度確認をしたいんですが。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)4月に「児童生徒保健調査票」というものを各家庭にお渡しします。その中に、アレルギーがあるということとか、健康上、心配なことを保護者に書いていただいて、学校の方に提出していただいております。その調査票をもとに確認したものが1名ということでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)学校が8校あるわけでありますが、その部分についてすべて調べた結果なんでしょうか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)そのとおりでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)先ほども言いましたように、ハチ毒アレルギーは、例えば、ススメバチに去年刺されたと。そしてまた、ことしになって、花壇をいじっていたらミツバチに刺されたと。同じハチでなくても、別なハチに刺されても、アナフィラキシー・ショックを引き起こすということがあるわけでありますから、植物アレルギーだけではなく、ハチ毒アレルギーの部分についても、今後しっかりとやっていただきたいというふうに思います。
 そこで、アナフィラキシー・ショックの救急治療として有効なのが、次の質問に提案をしておりますエピペンという商品名の治療補助剤であります。この薬は、エピネフリンという薬の入った注射針と一体となった携帯用の注射セットであります。
 そこで、お伺いをいたしますが、エピペン携帯児童の実態調査を実施されているのか、初めにお伺いをいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)先ほどもお話しいたしましたけれども、児童生徒健康調査票に保護者の方が健康上心配なこと等を書いて、それを学校に提出していただく。それを学校の方で確認したところ、エピペン携帯児童については、該当はございませんでした。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)実は、あるわけがないんですね。これはことしの4月から認可になったわけでありますから。先ほどの、アナフィラキシーを引き起こす原因になるアレルゲンについて、まずパネルを説明いたします。
 このエピペンは、平成15年にはハチ毒アレルギー患者に対して処方が可能になった。そして、ハチに刺された場合は、患者自身が注射することができるようになったと。その後、食物アレルギーにこの薬を使用することの進言がなされ、そして、平成17年の4月から食物アレルギーによるアナフィラキシーにも、体重15キロ以上であれば、成人、小児問わず認可になったわけであります。近年、食物アレルギーが特に小児に増加傾向している中で、当市にも、もしかすると使用している児童・生徒がいるとするならば、しっかりと中間でも把握をしておかなければならないというふうに思います。17年の4月でありますから、4月以降の時点で、こういうことも教育委員会の中ではしっかりと調査をして把握をするべきだと思いますが、いかがですか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)先ほどお話しいたしました4月の調査票とあわせて、今回、エピペンの携帯児童・生徒の実態調査は各学校に行いました。先ほど4月ということを言いましたけれども、この御質問があるということで調査をいたしました。その調査の結果については、先ほどお話ししたとおり、該当者はございませんでした。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)それは何月何日にやったんでしょうか。私が議会に通告してからやったということですか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)はい、そのとおりでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)それで、なかったということでありますけれども、今後、しっかりと把握をしておかなければならないんだろうというふうに私は思います。ことしの4月からですから、持つ子供はなかなかいないんだろうというふうに思います。しかし、中学校の部分については、さまざまな薬を飲んでいる子供たちが多いという話を聞いております。また、当然、エピペンだけではなくて、先ほども言いましたように、さまざまな薬に頼っている児童・生徒もいるわけでありますから、来年の4月以降もしっかりと実態を把握しておくべきなんだろうと思いますが、再度、伺います。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)来年の4月早々、再度このような調査を行いたいというふうにも考えております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 次に、そのエピペンの教員研修実施についてであります。
 食物アレルギーの場合は、給食からアレルゲンを撤去して児童・生徒に食を与えるというのが当然であります。食品のトレーサビリティー、加工食品、肉関係ではトレーサビリティーというのがあるわけでありますけれども、さまざまな想定をして、何といっても、児童・生徒の生命にかかわる問題でありますし、今後、使用が増加していくことを踏まえて、教員も正しい知識を身につけておく、そういうことが大事なんだろうと思います。そこで、専門医による研修などを行ってみてはいかがか、お伺いをいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)教員研修の実施につきましては、学校によりまして、資料を配付したりして全職員で共通理解を図ったところもございます。これは2校ございます。今後、教員研修につきましては、校長会等で情報等を交換しながら考えてまいりたいと思います。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)このエピペンの部分について、今後やっていくということで理解してよろしいんですか。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)まずは、調査をしましたら、教職員自体が知っていないと。20%弱でありました。40人ぐらいです。したがって、今申しましたように、研修の前に資料を配付して、養護教諭と教職員に、職員会議の折、説明をしたりPRをするというふうなことを最初に心がけていきたいと考えております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)食の安全の基本条例などの制定が進まない状況で、先ほども言いましたが、トレーサビリティーの強化をしなければならないんだろうとまず思います。これは市全体の中で条例を制定しながら、トレーサビリティーについては強化をすると。
 そして、前回、同僚議員も北海道の実例を挙げながらアナフィラキシーについて話をしましたけれども、私も、北海道の例について、北海道は非常に多いのかよくわからないんですが、お話をさせていただきますが、当市でも米パンを食べているわけですね。北海道でも低アレルゲンのユキヒカリを使用した米パンを食べさせていた。しかしながら、小麦パンとの共有化を図ってつくってしまったので、小麦の入り込みがあった。そして、アナフィラキシーを引き起こす事故が発生したということがあるわけであります。ですから、万が一の場合、対処可能な……、今後、個人が処方をして打つばかりではなくて、保健指導員が持って打てるような認可がおりる場合においては、やはり教職員全体の中で把握をしておかなければならないという問題が出てくるというふうに思います。皆さんで一度その研修をした後に、専門医による研修を受けていただけるか、そこら辺のところ、もう一度確認をさせていただきます。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)先ほど申しましたように、まずは各学校の職員会議等で共通理解を図りたいと考えております。エピペンにつきましては、ようやく解禁になったといいますか、前の櫻井議員の話によりますと、アメリカではもう20年前から子供たちが持っているという現状。ようやく日本もそのような形になったと聞いておりますので、今後の国の動向を見定めながら、そのような方向にいかせていただければなと思っております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)そのような形で今後……、エピペンの問題だけではないと思うんです。食物アレルギーの部分について、また、先ほども言ったハチ毒アレルギー、薬物アレルギーの部分について、さまざまな対処方法が恐らく可能になってくるんだろうと思いますので、そういう情報などもしっかりと定めながら、どうか学校の中で対策をやっていただきたいなと思います。1点目については終わりたいと思います。
 次に、通告をしております、2点目のインフルエンザウイルス対策についてであります。
 1890年にアジア風邪が世界的に大流行をいたしました。そのときから日本ではインフルエンザのことを流感と呼ぶことが定着し、そして、1918年には、御存じのとおり、スペイン風邪が世界各地で猛威を振るい、日本には1919年から1920年の冬に流行が持ち込まれ、そして、 2,300万人が感染をして、死者は38万人にのぼったと推定されております。それから約86年がたちました。60年も前から、ウイルスのワクチンについては、ウイルスが分離され、そして、ウイルスの研究が進められ、早い時期からこのワクチンが実用化されました。しかし、いまだにインフルエンザは世界じゅうの至るところで流行が見られております。
 ことしの予想からすると、新型インフルエンザの話題が出ておりますし、そしてまた、ワクチンの供給についても、マスコミ報道を見ますと、大変心配されるところであります。10月27日には、厚生労働省が新型インフルエンザの対策本部を設置いたしまして、県では7日に対策本部を設置いたしました。そして、行動計画を策定して、情報提供や治療対策などを行うところでありますが、インフルエンザをただの風邪だととらえるのではなくて、人間にとって極めて危険であることを再認識することを踏まえて質問をするわけでありますが、初めに、学校での感染の実態であります。
 そこで、昨年度の学校閉鎖時間数は何時間だったのか、初めにお伺いをいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)平成16年度、昨年度、学校閉鎖をとった措置はございませんでした。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)閉鎖時間数はゼロだったということでよろしいんですか。(「はい」の声あり)それでは、昨年度の短縮授業時間は何時間だったのか、教えてください。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)短縮時間数についてお答えいたします。
 岩沼西小学校が、4年生の1学級、1日のみ午前授業にいたしました。そのために、1時間、授業をカットしたということでございます。岩沼南小学校は、7日間、午前授業という措置をとりました。そのことによりまして、1年生が2時間、2年生が5時間、3年生が6時間、4年生が8時間、5年生が6時間、6年生が6時間の授業カットとなっております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)そうすると、全体で大体30時間以上ですね、時間数は。週5日制になってからすれば、やっぱり大変な時間だというふうに思うんです。そこで考えなければならないのがインフルエンザの予防措置であると思います。インフルエンザは、もう始まっているわけですが、毎年11月の下旬から12月の上旬に発生をし、そして、翌年の1月から3月までに流行が始まって、4月から5月に急速に減少していくという形になるわけでありますけれども、しかし、学校は多様な発育段階にある児童・生徒が集団で教育を受ける場でありますから、学校が適切な予防措置を講じ、そしてまた、特別な配慮が必要であるというふうに私は思うわけでありますが、そこで、協力体制について確立をしているのか、お伺いをいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)インフルエンザの予防措置の協力体制は、養護教諭を中心に、全教職員が協力をして、手洗い、うがいの励行や家庭との連絡を密にし、早目の対応と予防に努力しております。また、学校医先生から随時御指導をいただくなど、協力体制を整えております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)それは当然なことですよ。それは当然です。保健所とか医療機関、保護者、地域社会、そして皆さんの協力によって、初めて十分な成果を上げるんだろうというふうに思っています。そして、関係機関、団体との連携を密にし、それぞれの役割を明確にしながら、この組織活動の充実を図らなければならないと。そういうふうな協力体制をしっかりととらなければならないと思いますが、いかがですか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)そのことに関しては、市長部局と連携をとりながら、協力体制を進めていきたいと思っております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)市長部局だけではないというふうに思うんですよ、学校の問題ですからね。学校の問題で、どういうふうにして医療機関と保護者と……、市長部局と保護者とは関係ないところだと思いますよ、学校生活なんですから。そこら辺のところ、どうなっていますか。よろしくお願いします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)早期の対応は、うがい、手洗い等の励行、そして家庭との連絡という部分と認識しております。そういう連携を密にしながら予防措置に取り組んでいきたいと思っております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)私が言っているのは、発生予防措置についてではないんです。何回も言うようですが、協力体制をとること。学校での協力体制は、それはとれますよ。それは予防措置だと思います。協力体制をとって、役割分担を明確にして……、例えば、医療関係、保健所関係と体制づくりをしていく、そういうことが私は必要なんだろうというふうに思っているんです。そういうところの協力体制を今後どういうふうにとっていくのかお伺いをしているんですが、もう一度、教育長。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)何といっても、予防は協力体制であります。先ほど課長の方から市部局とというふうな話もありましたけれども、それも含めまして医療機関でありまして、特に、その中でも一番重視しなければならないのは校医の先生であります。校医の先生は地域の実態を知っております。現場の責任者でありますので、流行の兆しとか、いろいろ知っているわけであります。したがって、それぞれの学校に校医の先生がおりますので、そこは連絡を密にしながら、そして、養護教諭は学校での実態を把握して、教頭が中心になって、校長が裁量権を発揮すると、このような形の協力体制をとっておりますので、御安心いただきたいと思います。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)わかりました。
 それでは、発生予防措置についてお伺いをいたしたいと思います。
 児童・生徒に対しては、学級活動での保健指導、また、保健学習、学校行事などの機会をとらえて、先ほども言っています、予防のための保健教育を充実しなければならないんだというふうに思っておりますが、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)影山教育長。

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教育長(影山一郎)予防措置について、私の方から答弁させていただきます。
 インフルエンザの予防は、厚生労働省のインフルエンザ総合対策についての標語にもなっておりますが、手洗い、うがいが基本でございます。学校では、手洗い、うがいの励行を子供たちにしっかりと指導をしております。さらに、家庭への連絡ということで、保健だより等を通しながら、十分な睡眠、栄養をとり、規則正しい生活をすること。先ほども話題になりました、医療機関で相談し予防接種を受けること、不必要な人込みに入らないこと、換気を行うことなどの啓発をしておるところでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)家庭に対しては当然でありますね。保健だよりを通しながら連絡をしていると思います。ただし、欠席率が急速に高くなったとき、その理由が、本当にインフルエンザによるものなのか。そこら辺のところは調査をして予防しておりますか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)学校でインフルエンザと判断するのではなく、医者にインフルエンザと診断されたというのが学校の方に報告があった段階で、インフルエンザで休んでいる、出席停止になっているということで、インフルエンザという診断をされていない、発熱とか風邪とか、医者にそういうふうな診断のみされた児童・生徒については、インフルエンザとは学校では判断いたしませんので、そのような報告、学校への連絡をもとに、対策を講じているというところでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)学校で把握ができない分については、保護者の方がお医者さんに連れていって、その報告を受けて判断をすると。学校では、その他に、地域においてのインフルエンザの発生の状況とか、また流行状況はやはり把握しなければならないんだろうと思うんです。当然、地域の学校間、また、関係機関との連絡を密にする。それとともに、マスコミ報道の部分についても留意をしなければならないと思うわけでありますが、そこらのところについては、学校では行っておりますか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)インフルエンザなどの流行状況については、仙台教育事務所の方に報告するというようになっております。そのシーズンで、午前授業にしたとか、ある学級が閉鎖をしたというなどの措置をとった場合に、仙台教育事務所の方に報告をし、それが県の教育委員会までに上がるというような連絡を行い、マスコミ等にも対応しております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)そうではなくて、マスコミ報道を見ながら、留意をしなければならないということを言っているんですよ。マスコミに知らせるという意味ではなくて、マスコミとか学校間で情報交換をしながら、例えば、うちの方ではインフルエンザがかかってきたよ、かかってきているようだというのをしっかりと把握をしながら、流行を防いでいくというのが学校間でのやり方ではないですか。仙台で12日に児童が一人インフルエンザにかかったと、きょう新聞に書かれていましたよ。そこら辺のところ、知っていますか。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)私、個人的にはその新聞は見ませんでしたけれども、学校教育課の中では話題にはなりました。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)そういうことなんですよ。しっかりと見ておかないとだめだということです。ですから、マスコミ報道に留意をしていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。
 それでは、インフルエンザの患者が発生した場合の措置について。
 先ほどもお話にありましたとおり、お医者さんに診てもらって、保護者の方から報告が来たと。インフルエンザの生徒を発見したときには、何といっても、学校医の意見に基づいて出席停止にするべきなんだろうと思っております。その他、必要なことも講じなければならないと思いますが、講じているのか、お伺いをいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)出席停止については、学校長がその保護者に行います。インフルエンザも出席停止の該当になる病気でございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)学校医とのかかわりは全くないんでしょうか、お伺いいたします。

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議長(沼田健一)石田学校教育課長。

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学校教育課長(石田弘)先ほどもお話しいたしましたとおり、保護者の方からの、医者にインフルエンザという診断を受けましたという連絡をもって、学校長がその児童・生徒、保護者に対して出席停止という措置をとるところでございます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)わかりました。
 初めに言いましたが、インフルエンザのウイルスは大変危険なものだということを再認識しなければならないと、そういう意味から質問をいたしました。鳥インフルエンザや新型インフルエンザは非常に危険なものから、対応しなければならない。現在の取り組みを強化しながら行っていただきたいと思います。
 最後の質問であります。市長の方にインフルエンザワクチンの助成についてお伺いをいたします。
 恐らくは、インフルエンザについては、市政始まってから数度なく議会の中でも議論してきたことだろうというふうに思います。この時期でありますから、また、先ほどから言っております新型インフルエンザの話題もありますからあえて質問いたすわけですが、厚生労働省の統計によりますと、インフルエンザを原因とする死亡者数が毎年約 600人を超え、平成15年度においては、大流行をして 1,000人を超えたと。そして、昨年度の宮城県内の患者の発生状況でありますが、平成17年1月31日から4月17日までに99の医療機関で感染症発生動向調査をした結果、2万 8,425人であったそうであります。このことからしても、市内で生活をしている子供たちもインフルエンザに本当に苦しめられたんだろうというふうに思います。そしてまた、県では、新型インフルエンザが発生をしたときの死者は最大で 3,000人と推定をしているところです。 3,000人といったら大変な数字ですよ。先ほども言いましたように、毎年 600人、当然、それ以上に多いわけです。15年度においては全国で 1,000人以上を超えたと。宮城県では、今回、新型インフルエンザの部分については、県内で最大 3,000人と言っているんですよ。大変な数字だと思います。
 そこで、ワクチンの単価の設定については、同じ金額ではないと。しかしながら、そこら辺のところ、調整をしていただいて、予防接種の助成の方向性はないのか、お伺いをいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)疾病予防の観点、まして、大流行の兆しがあるといったような場合には、ワクチンの接種というのは大変効果があると伺っておりますので、その意味からは、御提案の趣旨は十分理解できるわけでございますが、インフルエンザの予防接種につきましては、特に、小・中学生に関しては、予防接種法に定める対象疾病ではないと、いわゆる任意接種になっているということでありまして、現在のところ、そこまでの考えはないわけであります。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)インフルエンザについては、平成6年度までは、集団感染を防止する目的で学童にも注射をされていた。その後、先ほども言いましたように、対象疾病から外されてしまったという経過があります。副作用の問題とか、さまざまな問題があって、発症防止の効果が見られなかったということがあるようでありますけれども、しかし、平成13年度の予防接種改正法で、インフルエンザの予防接種が、高齢者に対しては、個人の発症防止や重症化防止に有効であるということから、再度、対象疾病に追加されたわけでありますね。しかし、小児の部分、乳幼児の部分についてはいまだに対象外だと。しかし、乳幼児がインフルエンザにかかった場合、御存じのとおり、肺炎や急性脳症を発症する危険性が非常に高いということで、市民の皆さんは打っている状況が見受けられるわけであります。
 そこで、乳幼児の部分については、自治体、宮城県は特にでありますけれども、一つの市町村もないわけでありますから、他市に先んじてぜひ助成をすることで、市長が言う福祉のまちづくりについて進むというふうに思いますが、市長の見解をお伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)お話をいただきましたように、確かに、平成6年からは予防接種法の対象から外されたと。これも、お話をいただきましたように、いろいろな健康問題が出てきたということであります。予防の利益と健康被害のリスクといったらいいか、それを比較した場合に、任意接種になったものと理解をしております。それとは反対に、65歳以上の方につきましては、これも、お話しいただきましたように、平成13年度から予防接種法の対象疾病になっているということであります。
 その点を受けまして、特に、今の段階では、任意接種である小・中学生の予防接種について市として取り組んだ場合の、健康被害といったような場合への対処、対応ということを考えていきますと、その点につきましては、なかなか……。特に、健康を守るということで予防接種はするわけでありますが、一方では、もしもの健康被害という場合につきまして、我々としては、まだちょっと自信が持てないということであります。全く健康被害のリスクがないという場合につきましては、確かに、疾病予防の観点から見て、意味はわかるわけでありますが、今の段階では、なかなかそこまでは踏み切ることができないというふうに考えております。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)予防接種への助成の方向性と見解をお伺いいたしましたから、あとはお願いするしかないのかなと思うわけでありますが、私たち、病気にかかったら、また、予防するには、薬に頼るしかないんだろうというふうに思います。御存じのとおり、私の名前に似ていますタミフルという薬は、今回、 1,500万人分供給可能であると聞いておりますけれども、目標値である 2,500万人分までにはほど遠い状況でありますし、確かに、A・B型のインフルエンザウイルスの部分についてのリレンザという薬、また、A型に有効なシンメトレンなどという薬があるわけですが、その流行に応じても、多分、治療の部分については違ってくると思います。しかし、大人は1回なんですよね。子供は2回なんです。1回当たり 3,500円ぐらいかかる、2回やれば 7,000円。非常に大変な負担になるというわけですね。そこの中で、任意接種ではありますけれども、やる方については、 1,000円でもいいですから、補助が何とかできないのか。もう一度お伺いいたします。

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議長(沼田健一)井口市長。

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市長(井口經明)大流行の兆しとか、あるいは、大流行ではなくとも、疾病予防ということは非常に重要でありますし、よく早期発見、早期治療と言いますが、まず、罹患する前に対応できるという意味での予防接種の効用は十分理解をしているわけでございます。
 実は、民生部長の方でも、岩沼市内の小・中学生が何人ぐらいいて、2回受けると幾らぐらいというような計算もしたわけでありますし、また、タミフルについても、備蓄とか、いろいろ考えがあるわけでありますが、タミフル等になりますと、一自治体、特に岩沼みたいな規模の自治体では、医薬品の備蓄というところまではまだいっていませんので、それぞれの医療機関で地域の住民の皆さんが心配のないような供給量を確保してもらうように、県の方にいろいろと対策を講じていただいて、対応していただく以外にないわけであります。インフルエンザの本題の方の予防接種の関係につきましても、確かに意味はわかるわけでありますが、健康被害のリスクという点について、国の方で任意にしたという理由にはそのあたりがありますので、そこを、例えば、 4,000人、 5,000人のうち、一人二人に対して被害があって、大多数の人は守れるという状況だったとしても、やはり一人二人であっても、予防接種の被害がもし起こるとすれば、市としては、全体としてなかなか対応はしにくいと。それぞれの方々が、多少負担はかかりますが、やっていただくより、今の段階としてはないわけでありますが、繰り返しになりますが、本当に疾病予防とかは、蔓延するものでありますので、なおさら、できるだけの対応ができればなということは、私としても十分理解をしているわけでありますので、今の御意見、御提言を重く受けとめながら、今の段階としては難しいというふうに回答させていただきます。

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議長(沼田健一)布田一民議員。

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2番(布田一民)仮に、児童・生徒が約 4,000人いる中で、1人 1,000円、先ほども 1,000円と言いましたが、 400万で済むわけですね。財政難でもありますが、健康を守る上から、どうか考えていただきたいと思っております。
 今回、子供たちを支える政策については二度目であります。初めに言いましたが、子供たちを健やかに生き生きとたくましく育てるために、社会全体で支えていかなければならないという思いで、今回、二つの部分について提案をさせていただきました。今後とも対応をよろしくお願い申し上げまして、終わります。

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議長(沼田健一)2番布田一民議員の一般質問を終結いたします。
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議長(沼田健一)お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

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議長(沼田健一)御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会することに決定いたしました。
 残りの一般質問は、明日午前10時から継続することにいたします。
 本日はこれをもって延会いたします。
 御起立願います。 ── どうも御苦労さまでございました。
    午後3時50分延会
    地方自治法第 123条第2項の規定によりここに署名する。
         平成18年2月24日
             岩沼市議会 議 長 沼 田 健 一

                   議 員 松 田 由 雄

                   議 員 村 上 智 行