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宮城県 白石市

平成20年予算審査特別委員会(第3号) 本文




2008.02.27 : 平成20年予算審査特別委員会(第3号) 本文


     午後1時開議
◯安藤佳生委員長 ただいまから予算審査特別委員会を開会します。
 鈴木康弘委員から欠席の届け出があります。
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 第29号議案から第36号議案


◯安藤佳生委員長 第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算から、第36号議案・平成20年度白石市下水道事業会計予算までの計8議案を一括議題といたします。
 これら8議案については、各分科会に審査を付託しておりますので、その審査の経過と結果について、各分科会会長の報告を求めます。
 なお、各分科会会長から、お手元にご配付のとおり議案審査報告書が提出されております。
 また、各分科会会長の報告が終了してから報告に対する質疑に入りたいと思いますので、ご了承願います。

                          平成20年2月21日
予算審査特別委員会
委員長 安 藤 佳 生 殿
                       総務財政分科会
                       会長 制 野 敬 一
          議 案 審 査 報 告 書
 本分科会に平成20年2月20日付託された議案審査の結果、下記のとおり決定
したので報告いたします。
                 記
 ┌────┬────────────────────────┬────┐
 │議案番号│     件            名     │審査結果│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │    │平成20年度白石市一般会計予算         │    │
 │    │ 第1条第1表                 │    │
 │    │  歳入 1款〜11款、13款1項1目・2項1目(所│    │
 │    │     管する事項)、15款2項1目・3項1目(│    │
 │    │     所管する事項)、16款1項1目(所管する│    │
 │第29号│     事項)・2目(所管する事項)、17款、18款│原案可決│
 │    │     1項1目〜5目、19款、20款1項・2項・│    │
 │    │     5項(所管する事項)、21款1項5目・ │    │
 │    │     6目                 │    │
 │    │  歳出 1款、2款1項1目〜8目・10目〜22目 │    │
 │    │     ・24目〜28目・2項・4項〜6項、8款 │    │
 │    │     1項(所管する事項)、12款、13款   │    │
 │    │ 第3条第3表 地方債(所管する事項)     │    │
 └────┴────────────────────────┴────┘

                          平成20年2月21日
予算審査特別委員会
委員長 安 藤 佳 生 殿
                       建設産業分科会
                       会長 山 谷  清
          議 案 審 査 報 告 書
 本分科会に平成20年2月20日付託された議案審査の結果、下記のとおり決定
したので報告いたします。
                 記
 ┌────┬────────────────────────┬────┐
 │議案番号│     件            名     │審査結果│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │    │平成20年度白石市一般会計予算         │    │
 │    │ 第1条第1表                 │    │
 │    │   歳入 13款1項3目・2項4目・5目、14款2│    │
 │    │      項3目、15款1項2目・2項4目〜6目│    │
 │    │      ・3項2目、16款1項1目(所管する事│    │
 │第29号│      項)・2目(所管する事項)、18款1項│原案可決│
 │    │      8目、20款3項2目・3目・4項・5項│    │
 │    │      (所管する事項)、21款1項1目・2目│    │
 │    │   歳出 5款、6款、7款1項1目〜4目・6目│    │
 │    │      〜10目、8款1項(所管する事項)・2│    │
 │    │      項〜5項、11款           │    │
 │    │ 第2条第2表 債務負担行為          │    │
 │    │ 第3条第3表 地方債(所管する事項)     │    │
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第31号│平成20年度白石市地方卸売市場事業特別会計予算 │原案可決│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第35号│平成20年度白石市水道事業会計予算       │原案可決│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第36号│平成20年度白石市下水道事業会計予算      │原案可決│
 └────┴────────────────────────┴────┘

                          平成20年2月22日
予算審査特別委員会
委員長 安 藤 佳 生 殿
                       教育民生分科会
                       会長 四 竈 英 夫
          議 案 審 査 報 告 書
 本分科会に平成20年2月20日付託された議案審査の結果、下記のとおり決定
したので報告いたします。
                 記
 ┌────┬────────────────────────┬────┐
 │議案番号│     件            名     │審査結果│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │    │平成20年度白石市一般会計予算         │    │
 │    │ 第1条第1表                 │    │
 │    │   歳入 12款、13款1項2目・4目・2項1目 │    │
 │    │      (所管する事項)・2目・3目、14款1│    │
 │    │      項・2項1目・2目・4目・3項、15款│    │
 │    │      1項1目・2項2目・3目・7目・3項│    │
 │第29号│      1目(所管する事項)・3目・4目、 │原案可決│
 │    │      16款1項1目(所管する事項)・2目(│    │
 │    │      所管する事項)、18款1項6目・7目、│    │
 │    │      20款3項1目・5項(所管する事項)、│    │
 │    │      21款1項3目・4目          │    │
 │    │   歳出 2款1項9目・23目・3項、3款、4款│    │
 │    │      7款1項5目、9款、10款第3条第3表│    │
 │    │ 地方債(所管する事項)            │    │
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第30号│平成20年度白石市国民健康保険特別会計予算   │原案可決│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第32号│平成20年度白石市老人保健特別会計予算     │原案可決│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第33号│平成20年度白石市介護保険特別会計予算     │原案可決│
 ├────┼────────────────────────┼────┤
 │第34号│平成20年度白石市後期高齢者医療特別会計予算  │原案可決│
 └────┴────────────────────────┴────┘



◯安藤佳生委員長 最初に、総務財政分科会の報告を求めます。総務財政分科会会長・制野敬一委員。


◯制野敬一総務財政分科会会長 それでは、総務財政所管の報告をさせていただきます。
 去る2月20日の予算審査特別委員会で、総務財政分科会に付託されました議案1件につきましては、21日に副市長及び関係部課長などの出席を得て分科会を開催し、慎重審査を行いましたので、ただいまからその経過の概要と結果についてご報告いたします。
 なお、本分科会は、審査に先立ち副会長の互選を行い、副会長に沼倉昭仁委員を選出いたしました。
 第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算中、本分科会付託分について申し上げます。
 2款総務費の選挙費について、白石市長選挙において電子投票に新たな業者が入るとのことだが、機器のデモを行う予定なのか、また、新たな業者が他市町村で行った際、問題は出ていないのかとの質疑については、デモを行うかどうかについては今後検討していき、有権者に戸惑いのないようにしたい。現在、電子投票を行っている自治体では、すべて予定している業者が実施しており、大きな問題は起きていないとの説明がありました。
 市税収入の落ち込みや赤字地方債の発行の見込みはないのかとの質疑については、平成20年度予算では市税全体で3.35%の増加を見込んでいる。内訳としては、個人・法人の市民税、固定資産税、軽自動車税が増加を、たばこ税、特別土地保有税、入湯税、都市計画税が減少を見込んでいる。また、赤字地方債の発行の予定はないとの説明がありました。
 2款総務費の総務管理費中、広報配布委託料について、各自治会が受領する際の取り扱いを統一するように指導すべきではないかとの質疑については、自治会連合会との委託契約に基づいて支払っているため、各自治会の取り扱いについては、それぞれの自治会の自主性に任せているが、不明朗との指摘もあるので、今後、自治会連合会と話し合いを進めていくとの説明がありました。
 2款総務費の総務管理費中、白石市外二町組合負担金の今後の見込みと金額の歯どめを設ける考えはないのか、また、救急医療をやめた場合の負担金はどうなるのかとの質疑については、この負担金は病院建設や備品等に係る負担金の額を、各理事者で合意の上、支出しているものである。今後は、平成20年度に病院改革プランを策定し、その中で話し合いを持つ方向であるとの説明がありました。
 また、白石市外二町組合負担金に緊急臨時的医師派遣システムの費用が含まれているのかとの質疑については、医師派遣の要請はしているが、派遣は受けていない旨の報告を受けているとの説明がありました。
 2款総務費の総務管理費中、スパッシュランドしろいし指定管理者委託料の今後の見込みと歯どめを設定する考えがないのかとの質疑については、通常の経常経費については節減を図るよう指導しているが、原油の高騰など不確定な要素もあり上限は定めていない。今後、収支の状況を見ながら委託料を算定していくことになるとの説明がありました。また、遊休源泉からの引き湯などの経過に関する質疑については、今後、関係経費の面を考慮しつつ検討していくことになるとの説明がありました。
 2款総務費、監査委員費について、監査委員から指摘された事項の是正、履行についてはどのように行っているのかとの質疑については、監査の結果については議長あてに報告するとともに、改善を求める点があった場合は、担当課長あて事務局長名で文書で通知しており、最近はその件数も少なくなってきているとの説明がありました。
 揮発油税、自動車取得税等の道路特定財源は市内でどの程度あるのかとの質疑については、いずれも市税ではないため推計になるが、国税である揮発油税については市内では課税されておらず、また、県税である自動車取得税については、人口案分で1億 2,800万円と2年前に推計しているとの説明がありました。
 国から交付される道路関係の交付金と道路関係に使われた予算に差額があると思われるが、平成20年度予算でも生じるのかとの質疑については、平成20年度の差額については把握していないが、差額があるとすれば一般財源で措置しているとの説明がありました。
 2款総務費の統計調査費の各種統計調査費中、統計調査員報酬の算出方法と費用弁償の内訳に関する質疑については、平成20年度は工業統計調査、住宅土地統計調査について予算を措置したもので、工業統計調査については調査員報酬の単価が 6,800円で12名分、住宅土地統計調査については、指導員均一割が1万 710円、調査員の単価が 8,740円で、それぞれに調査区割りを加えた額を積算しており、計69名分である。費用弁償については、工業統計調査の交通費が単価 620円を基本としているとの説明がありました。
 2款総務費の企画費に関して、市民バス、市民タクシーの運行に当たって、料金及び運行経路を見直す考えはあるのかとの質疑については、以前の宮交路線バス及び患者輸送バスの運行経路を引き続き運行している状況であるが、ことし申請し直す際に、その前段として7月ごろに開催する地域公共交通会議の中で議論をしていくことになるとの説明がありました。
 また、小十郎プラザに関する質疑については、当該施設は観光案内と小十郎グッズの販売を行いながら、バスの待合所としても利用可能な施設であるとの説明がありました。
 2款総務費の国際交流費の国際交流支援協議会補助金に関して、平成20年度の実施計画に関する質疑については、隔年開催している友好の翼は、本年11月に35人を予定しており、助成などについては前回同様であるとの説明がありました。
 これら質疑応答の後、採決の結果、第29号議案中、本分科会付託分については、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 以上、本分科会に付託された議案1件の審査経過の概要と結果についてご報告を終わります。


◯安藤佳生委員長 次に、建設産業分科会の報告を求めます。建設産業分科会会長・山谷清委員。


◯山谷清建設産業分科会会長 去る2月20日の予算審査特別委員会で、建設産業分科会に付託されました議案4件につきましては、副市長ほか関係部課長の出席を得て21日に分科会を開催し、慎重に審査を行いましたので、ただいまからその経過の概要と結果についてご報告をいたします。
 最初に、第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算中、本分科会付託分について申し上げます。
 6款農林水産業費1項6目農地費中、農地・水・環境保全向上対策事業の事業実施内容と検証結果の質疑については、平成19年度から平成23年度までの5年間の事業で、6地区が事業に取り組んでおり、交付対象面積は、田184.08ヘクタール、畑 24.18ヘクタールである。また、事業の検証結果については、平成19年度からの取り組みのため、県及び市が今後も指導を要する地区があるが、おおむね円滑に推進されているものと見ているとの説明がありました。
 次に、2項3目市行造林費の関連として、市行造林の規模の質疑については、面積は平成19年度末で487.73ヘクタール、造林の目標として 500ヘクタールを目標に事業を進めているとの説明がありました。
 7款商工費1項2目商工業振興費中、白石市商店街活性化対策助成金について、イベントだけを行うのでは商店街の活性化につながらないのではないかとの質疑に対して、イベント・売り出し的な事業が多いのが現状であるが、商店街として一過性のものにしたくないとの思いがあり、イベントを実施して、まずは白石を訪れ知ってもらうとともに、本年秋に実施される仙台・宮城デスティネーションキャンペーンの好機をとらえ、商店街の活性化につなげようとする機運が商店街からも出てきているとの説明がありました。
 8款土木費中、道路関係予算全般について、平成18年度に対し新年度は1億 7,000万円減少した予算編成がなされているが、今後このように減少が続けば、道路の新設改良が不可能になるのはもとより、道路等の維持補修等にも不足を来し、市民生活に多大な影響があるのではないかとの質疑に対して、新年度の道路関係予算の編成については、道路特定財源の関係から暫定税率ではなく、本則に基づいた歳入を見込んでいる。
 道路関係予算の一般財源は、道路関係の元利償還金を含めて6億 8,574万 6,000円であり、これに対して道路特定財源は自動車重量譲与税と地方道路譲与税、自動車取得税交付金の計1億 6,700万円で、5億 1,874万 6,000円が道路特定財源以外の一般財源であり、妥当な予算措置であるとの説明がありました。
 そのほか臨時交付金事業については、平成20年3月31日までの時限つきの事業であり、地方道路整備事業費に充当している国庫補助金の 3,397万 9,000円、都市計画街路事業に充当している2億 4,750万円もなくなる。これらのことから、補助事業である道路建設・街路事業を単独事業で実施することになれば、2倍の年月を要することになる。予算の範囲内で、市民の協力を得ながら道路行政を進めていくが、今後、暫定税率が延長されれば、財政当局と協議の上、予算の増額をしてまいりたいとの説明がありました。
 2項5目地方道路整備事業費中、市道原線道路改良工事の進捗率について平成21年度完成を目指しており、改良が終わった部分については順次舗装工事を行うとともに、新たに改良を進めており、できるだけ道路が傷むのを防いでいるとの説明がありました。
 これらの質疑応答を経て採決の結果、第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算中、本分科会付託分については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、第31号議案・平成20年度白石市地方卸売市場事業特別会計予算について報告いたします。
 白石市地方卸売市場の経営状態及び存続についての質疑については、昨年の取扱高は3億 6,000万円で、ことしの推移を見ると若干の減少傾向にあるが、現状の取扱高を維持できれば存続は可能であると見ている。しかし、今後、取扱高が減少を続けるようなことになれば、ほかの市場との合併も視野に入れながら、運営について検討をしなければならないことが予想されるとの説明がありました。
 また、旧魚市場の跡地利用についての検討はなされているのかとの質疑については、白石の農業の活性化を目的とした利用ができないか検討しているとの説明がありました。
 これら質疑応答を経て採決の結果、第31号議案・平成20年度白石市地方卸売市場事業特別会計予算については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、第35号議案・平成20年度白石市水道事業会計予算について報告いたします。
 経営改善についてどのように取り組むかとの質疑については、白石市の水道料金は、平成7年の料金改定以来12年間据え置いているが、この間に仙南・仙塩広域水道からの受水費の改定が平成12年、18年度に行われた。一方、市民の節水意識の向上、人口の減少、企業の撤退等による水需要の急速な落ち込みにより、 5,000万円程度の水道料金収入の減少があったのが一番の要因であり、今後も水需要の大きな増大は見込めない。
 これらのことから、一層の合理的な経営に取り組んでいるところであるが、限度があることから、集中改革プランに基づくさらなる経営合理化、剰余金の繰り入れ等を行ってまいりたいが、今後、収入の確保のため水道料金の適正化を視野に入れなければならないと見ているとの説明がありました。
 固定資産除却・撤去費の内容の質疑については、一つは、地方公営企業法に基づき給水管等について95%を償却するが、その残りの5%の償却残について算入しようとするものである。
 また、白川、鷹巣、緑が丘のポンプ場について、防犯等の観点から撤去しようとするものであるとの説明がありました。
 次に、二ツ森水源地及び三住水源の取水量の質疑については、夏場の市全体の使用水量はおよそ1万 4,000トンであるが、その4割の 5,600トンを両水源地で賄っており、白石市民全体の財産と言うべきものである。仮に水道水の全量を仙南・仙塩広域水道から購入するとすれば、現行の料金では水道事業を維持できないとの説明がありました。
 これらの質疑応答を経て採決の結果、第35号議案・平成20年度白石市水道事業会計予算については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 続いて、第36号議案・平成20年度白石市下水道事業会計予算について報告をいたします。
 下水道事業の今後の経営についての質疑については、昭和63年の一部供用開始以来、今日においては 220億円の資産を有しているが、資本費平準化債、地方債合わせて 120億円の未償還残債があることから、今回策定している5年間の経営健全化計画に基づき、なお一層の経営の効率化と自主財源である使用料の確保を課題として掲げている。
 これらに対する取り組みとして、組織の合理化による経費の削減、水洗化率の向上、今後の排水量を見きわめた使用料の適正化、資本投下の抑制と地方債の未償還残債の縮減を計画的に行ってまいりたいとの説明がありました。
 これらの質疑応答を経て採決の結果、第36号議案・平成20年度白石市下水道事業会計予算については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 以上、本分科会に付託されました議案4件の審査経過の概要と結果について報告を終わります。


◯安藤佳生委員長 次に、教育民生分科会の報告を求めます。教育民生分科会会長・四竈英夫委員。


◯四竈英夫教育民生分科会会長 教育民生分科会の報告を申し上げます。
 去る2月20日の予算審査特別委員会において、教育民生分科会に付託されました議案5件について、副市長並びに教育長ほか関係部長及び課長の出席を得て、2月21日及び22日に分科会を開き慎重に審査を行いましたので、ただいまからその経過の概要と結果についてご報告いたします。
 最初に、第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算のうち、本分科会付託分についての質疑応答の主なものを申し上げます。
 3款民生費につきましては、白石市社会福祉協議会助成金が、昨年に比較すると大きく減額になった理由はどのようなことかとの質疑については、社会福祉協議会に対しては人件費を助成しているものであり、平成20年度は職員が1名減になると予想されていることから、助成金を減額したとの説明がありました。
 また、福祉の郷推進事業の内容はどのようなものかとの質疑については、薬師の湯ひまわりセンターに休館中の老人福祉センターの機能を移管し、ほっときゃっするパスを利用した日帰り入浴利用料の助成などの支援業務を委託するものである。日帰り入浴の利用が盛況なことから、人数を大幅に増加して見込んでいるとの説明がありました。
 また、在宅当番医運営のための白石市医師会への委託料の金額と内容はどのようなものかとの質疑については、日曜日、祝日及び年末年始の休日の診療を市内医療機関の内科、外科を当番制にして実施するもので、1日当たり4万 5,000円、年間70日を見込み、委託金額は 630万円であるとの説明がありました。
 また、予防接種事業の具体的な中身と重点的な保健事業はどのようなものかとの質疑については、母子保健関係ではポリオ、BCGのほか、百日ぜき、破傷風、ジフテリアの三種混合、二種混合がある。日本脳炎は、現在、副作用の関係で中止している。そのほか65歳以上の高齢者には、インフルエンザ及び肺炎球菌の予防接種を行っている。保健事業では、成人保健としての基本健康診査や結核検診、胃がん、乳がん、子宮がん、大腸がん、前立腺がんなどの各種がん検診、その他骨粗しょう症検診、歯周病検診などを実施している。平成20年度からは、各保険者に、生活習慣病に着目した特定健診、特定保健指導が義務づけられることから、国民健康保険においてもこれを重点的に進めていく予定であるとの説明がありました。
 また、老人クラブ数の結成実態と今後の支援策をどのようにするのかとの質疑については、クラブ数は52、会員数は 2,393名であり、年々会員数やクラブ数は減少傾向にある。市としては、活動状況を広報紙等でPRし、支援していきたいとの説明がありました。
 4款衛生費につきましては、環境審議会委員会は何回予定しているのかとの質疑については、3回予定しているが、会議時間の関係で回数をふやすことも可能であるとの説明がありました。
 また、環境家計簿記念品の内容についての質疑については、地球温暖化問題の対応で、対象者を市内小学校5、6年生の家庭約 660世帯について、学校の協力を得ながら調査票の配布、回収を行う。調査項目は、電気、ガス等の7項目で毎月の金額及び使用量を記載し、係数を乗じて二酸化炭素排出量を算出したり、その月の感想やエコライフチェックリストにチェックを入れるもので、5、6、7月の3カ月を試行的に行う事業であり、調査後における子供たちへの記念品代であるとの説明がありました。
 また、合併処理浄化槽設置補助金の質疑については、公共下水道並びに農業集落排水事業区域外の方々に対して補助するものであり、新築、リフォーム時等に、5人槽、7人槽、10人槽の浄化槽、合わせて40基を予定しているとの説明がありました。
 9款消防費については、小型動力ポンプ購入費の内容と配備状況についての質疑については、すべての班に配備しており、更新のための購入費であるとの説明がありました。
 また、自主防災組織補助金の質疑については、設立した初回だけの費用の補助で、資材及び機材購入のための補助金で、20組織分を見込んでいるとの説明がありました。
 10款教育費につきましては、教育長より「白石市教育委員会がとらえた今日的課題とその対応」についての説明がなされた後、幼稚園就園奨励費補助金の質疑については、公立幼稚園、私立幼稚園の園児世帯に対する就学奨励金であり、所得階層の区分及び児童の第1子、第2子、第3子の状況に応じた補助である。平成20年度は 160名を見込んでいるとの説明がありました。
 また、放課後子ども教室の予算措置はどのようになっているのかとの質疑については、社会教育総務費の報償費で、コーディネーター及び地域の方の安全管理員謝礼として 134万 4,000円、消耗品費で88万円、通信運搬費で7万円を見込んでおり、合計 229万 4,000円であるとの説明がありました。
 また、中学校費のスクールカウンセラー活用事業の質疑については、事業は国庫補助事業分と市事業分で、中学生の多感な時代の子供たちに、教育相談のプロとして親切にいろいろ相談に答えており、有効に活用されているとの説明がありました。
 また、文化財保護費の坂端道路改良遺跡発掘調査事業の進捗状況と発掘の成果の質疑については、平成19年度で発掘作業は終了している。平成20年度予算は、発掘した遺物の整理作業に要する経費を計上した。財源としては、全額宮城県からの委託金であり、平成21年度に報告書を発行して終了する予定であるとの説明がありました。
 これらの質疑終結後、後期高齢者医療制度創設そのものに反対であり、民生費の中に予算計上されていることから予算案に反対するものであるとの反対討論があり、採決の結果、第29号議案中、本分科会付託分については賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定しました。
 次に、第30号議案・平成20年度白石市国民健康保険特別会計予算については、歳入での収納率は目標値、あるいは実績値のどちらで見込んでいるのかとの質疑については、後期高齢者医療制度がこの4月からスタートする影響等を考慮し、また、歳入欠陥を来さないよう、実績値に重きを置いて設定しているとの説明がありました。
 また、国民健康保険のレセプト審査はどのように行われているのかとの質疑については、医療費請求の適正化の観点から、現在は国保分臨時職員2名及び老人保健分2名の4名体制で点検を行っており、医療費の過誤請求防止等に努めている。また、平成20年度中にはレセプトの電子化が進められることから、今後はさらに医療費適正化が図られるとの説明がありました。
 また、予算編成に当たり、国民健康保険医療費の伸びをどのように見込んだのかとの質疑については、平成17年度をピークに被保険者は減少の傾向にある。一般被保険者の1人当たりの医療費は伸びているが、被保険者数の減少により保険給付費総額では減少するという状況になっている。平成20年度当初予算の編成に当たっての療養給付費は、伸び率 1.0で積算しているとの説明がありました。
 これらの質疑応答を経て検討の結果、第30号議案については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、第32号議案・平成20年度白石市老人保健特別会計については、市当局の説明をもって妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、第33号議案・平成20年度白石市介護保険特別会計予算については、介護予防事業費の運動指導員委託料は、介護予防センターで行う事業であるのかとの質疑については、リスクの高い特定高齢者分は地域包括支援センターが担当となり、事業者に委託して実施する予定である。
 また、一般高齢者分については、介護予防センターのマシンを使用した体力向上トレーニング教室、1クール10回を年6回行い、さらには教室の卒業生を対象とする運動指導を週2回設け、事業者に委託して実施する予算を計上している。その他、脳活性化教室や国保の保健事業の実施により、同センターの有効活用を図るとの説明がありました。
 また、任意事業費の中の高齢者安心見守り事業内容の質疑については、現在、民生費長寿福祉費で行っている「ひとり暮らし老人等緊急通報システム」は、本年3月31日をもって事業が廃止になることから、平成20年度からは介護保険制度の地域支援事業に組み込み、国・県の補助を得ながら「高齢者安心見守り事業」として実施していく。なお、事業費の一部負担として、利用者からも一月 500円を負担していただきたいと考えているとの説明がありました。
 これらの質疑応答を経て検討の結果、第33号議案については妥当と認め、原案のとおり可決すべきものと決定した次第であります。
 次に、第34号議案・平成20年度白石市後期高齢者医療特別会計予算については、歳入の普通徴収保険料の収納率85%を見込んだ根拠の質疑については、新しい制度であることから、主に介護保険の普通徴収の実績と高齢者であることを勘案して収納率を設定した。年金からの天引きができなくとも、不動産収入等で生活している方もおり、ほかの特別会計の実績値をも参考にしたとの説明がありました。
 この質疑終結後、国民健康保険加入者だけでなく、社会保険などの扶養者であった高齢者の年金からも保険料を徴収していくことや、本来、国が負担すべき社会保障費を国民に強いるものであり、予算案に反対するものであるとの反対討論があり、採決の結果、第34号議案については、賛成多数で原案どおり可決すべきものと決定しました。
 以上で、本分科会に付託されました議案5件の審査経過の概要と結果についてご報告を終わります。


◯安藤佳生委員長 以上で、各分科会会長の報告は終わりました。
 これより各分科会会長の報告に対する質疑に入ります。


◯沼倉啓介委員 建設産業分科会の第35号議案・平成20年度白石市水道事業会計予算について、会長のご意見というか所見をお伺いしたいと思います。
 この水道事業会計の監査委員の監査意見の提言を、平成16年及び17年、18年と「むすび」の項目を読んでみました。ご存じのように、代表監査委員は3月末をもってご勇退なされるということで、代表監査委員の並外れた中小企業診断士としての先見と、それから県職時代の並外れたキャリアを生かした数字の監査及び提言というものは、目をみはるものがあるということは私だけではないと思います。
 その中で、水道事業会計のむすび、「老朽化している施設の修理及び更新、あるいは近い将来の発生が予見される宮城県沖地震に備えての耐震性向上対策及び施設設備を含む維持管理の増嵩などが見込まれる。また、仙南・仙塩広域水道の料金改定等さまざまな問題が山積している中で、長期経営計画を立ててそれに対応する必要がある」と。これは、3年度同じような文章で提言がなされております。これは、監査委員の意見として真摯に受けとめて、3年同じことを提言されて、4年目の平成20年度の当初予算で、それらの長期計画初め端緒というものがあるかどうか、この分科会の中で質疑なされたのかどうか、あるいは同僚議員の中からそういう提言あるいは質疑がなされたのか、分科会会長にお聞かせをいただきたいと思います。


◯山谷清建設産業分科会会長 第35号議案・平成20年度白石市水道事業会計予算についてどうだったのかというふうなことでございますが、委員の皆さん方からは、「経営改善はどのように今から進めていくのや」というふうな質疑はございました。先ほど報告したとおりでございますので、ご了解を賜りたいというふうに思います。


◯沼倉啓介委員 誠意ある回答をいただきました。改めて、最少の費用で最大の効果を出す地方自治体の一つの目的を達成するためには、提出された数字をつぶさに調理し、その調理した監査意見を踏まえた形で次に進む、このことが生きた数字であり、生きた金銭の支出であると私は思います。そういった意味で、建設産業分科会の会長を含め、総務財政及び建設産業、教育民生の分科会会長に対し、監査委員の意見のあり方というものはどのような形で考えるか、一言ずつお聞かせをいただきます。


◯山谷清建設産業分科会会長 今、沼倉委員のご質疑があったわけですが、この辺に関しましては私ども分科会に任せられ、委員の皆さん方が誠心誠意、そして慎重にこの予算については取り組んで、報告をさせてもらったというふうな経過でございます。


◯制野敬一総務財政分科会会長 私どもの方の分科会も、財政に対する厳しいとらえ方を踏まえながら、市当局との意見交換というふうなことでは、私どもの方も慎重審議をさせていただいたというふうなことで、ご報告をいたします。


◯四竈英夫教育民生分科会会長 教育民生分科会におきましても、かなり突っ込んだ議論がなされまして、専門的な知識、そういった知識を持ち合わせている委員各位からも、慎重に、そして細かい点までいろいろと質疑がなされ、それに対して当局も細かく対応していただきまして、委員の皆さんがすべて合意した上で、この報告をさせていただきましたことを申し添えたいと思います。


◯沼倉啓介委員 それはよくわかります。私がお聞きしているのは、監査委員の意見に関して、提言に関してどのような形で対応すべきかということを今の職責の方々にお聞きしたわけです。


◯四竈英夫教育民生分科会会長 監査委員の方の監査意見書というものは、非常に高度な知識と手法をもって分析された結果を示していただいているものですから、私どももそれに関しては真摯に受けとめ、また、私どものわからない点までご指摘をいただいているところについてはそれらを勉強しながら、そして監査委員の意見に沿った新年度の予算、そういうものを慎重に検討して対処するというような姿勢をとって、この分科会の審査を進めてきたわけでございますので、監査委員の方の意見は非常に重く大きく受けとめながら、今回の審査を行ったという経過でございます。よろしくお願いします。


◯山谷清建設産業分科会会長 私どもの方の分科会会長として発言させていただくわけですが、監査委員の意見というのは本当に重みのある大切なものだと認識をしております。それがゆえに、委員の皆さん方も慎重に、そして新年度予算については採決をしていただいたというふうなことで、決定をしていただいたというふうなことで思っております。


◯制野敬一総務財政分科会会長 沼倉啓介委員のご質疑なんですけれども、私どもの方も、監査委員のご指摘の方を各委員それぞれ大変厳しく受けとめて、委員会で審議をしていただいたというふうなことで、監査委員のご意見については大変慎重に、そして委員会を開催したというふうなことでございます。


◯安藤佳生委員長 質疑ありませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯安藤佳生委員長 質疑なしの声がありますので、質疑なしと認めます。よって、質疑を終わります。
 この際、暫時休憩いたします。
     午後1時44分休憩
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     午後1時48分開議


◯安藤佳生委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより討論に入ります。
 第29号議案及び第34号議案について討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 初めに、第29号議案の討論を行います。3番水落孝子委員。


◯水落孝子委員 第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算に反対の討論をします。
 この予算で、平成20年度の市民の暮らしはどうなるのか。ここ数年続いてきた収入がふえなくても税負担の増大にあわせ、税と同等の社会保障費負担の一層の増加が見込まれ、特に所得の低い人、高齢者にとっては暮らしがますます大変になると見込まれます。
 歳入では、大きな財源である地方交付税は、国では5年ぶりの増額となっていますが、本市では、平成7年度から平成17年度までの11年間で 110億円を超える繰上償還を実施してきたため、交付税算定のための需要額算定に当たり、起債への交付税措置が、大きく縮小が見込まれ3億円減の40億円となっています。いわゆる借金した方が得という国の政策もあったわけで、それにのってきた結果の事態がここにあらわれていると言えます。
 一方、税収は、一部の給与所得者と好調な企業で増加が見込まれていますが、全体的には、中小商工業者、農家、年金生活者等では原油高騰の影響をもろに受け、また、原油高騰に連動して原材料や飼料、食料品への値上がりが営業や家計を直撃しており、税収の大きな伸びは考えられません。あわせて、徴税 ── 税金の取り立ての強化が進むと思われます。
 それは、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、本年4月から、65歳以上の方の年金から国保税を天引きすること、75歳以上の方を現在加入している医療制度から強制的に後期高齢者医療制度に移行し、月1万 5,000円を超える年金額の方からは年金から天引きすることが準備されているところで、滞納を生まない仕組みづくりが準備されています。
 さらに、法の目的、高齢者の医療について、国民の共同連帯の理念を目的とする。そして、基本理念として、高齢者の医療に要する費用を公平に負担するものとするとして、さらなる負担増がすぐそこまで押し寄せてきています。これでは、市民の暮らしがよくなるとは到底考えられません。
 歳出は、4万人都市復活大作戦事業としての乳幼児医療費助成、妊婦健診助成の拡充が図られましたが、手放しでは喜べない、こういう状況がございます。徹底的な経費削減と言われています。大変きめ細かな経費削減を進めていると実感していますが、疑問もあります。
 代表的なものは、長期総合計画に基づき施設の整備をしてきた結果の、この施設の維持管理費についてです。財団法人白石市文化体育振興財団の指定管理者委託料の算定に当たり、白石城、スパッシュランドしろいしでは、事業収入と支出の間が赤字になっているためとの説明でした。しかし、事業だけを取り出した場合は赤字であったかもしれませんが、財団全体の収支計算書によると、次期繰越収支差額は平成15年度は予算・決算ともゼロ。これも不思議な思いはありますが、16年度は2億 1,000万円、17年度は1億 8,000万円、18年度は1億 9,000万円あります。経費削減が叫ばれている中で、各課にあっては大変な知恵と努力をされているところが多いのではないかと思いますが、財団の管理運営について見直しが必要ではないかと感じます。
 また、音楽監督への謝礼は、「設計時からホール、企画、運営へのアドバイスをいただいているから」との説明ですが、それではキューブが存在する限り監督への謝礼と監督関連企業への事業委託は脈々と続くのでしょうか。大方の市民が、行ってみたいと思える事業を多くしてほしいというのが市民の声だと私は受けとめております。
 また、経費削減だけでは明るい将来は描けません。産業支援策と雇用政策にもっと力を入れるべきではないでしょうか。企業立地促進条例の一部を改正する条例が提案されていますが、ハローワークが出張所に降格される問題、セントラル自動車関連でデンソーが南東北に移転先を探しているとの報道もあります。もちろんこれだけでどうこう言うことではございませんが、報道される以前の情報のキャッチと大きく働く場をふやす行動のときであり、必要な経費は投入すべきだと考えます。
 中国製ギョーザ事件に端を発した食の安全・安心が脅かされていることからも、地産地消を広げ、安全・安心な食物の生産と消費に向けた仕組みづくりで、農業を応援できるのではないかと考えます。高齢化社会の中にあって、市民の懐を暖め、税収につなげられるような政策を充実させる、そのために必要な実態調査、紙の調査だけではなく、業者に委託するだけでなく、足を使った聞き取り調査などを交え、必要な予算を配分していくべきだと考えます。したがいまして、平成20年度一般会計予算に反対です。
 議員各位のご賛同をお願いいたしまして、反対討論を終わります。


◯安藤佳生委員長 次に、19番山谷清委員。


◯山谷清委員 ただいま議題となっております第29号議案・平成20年度白石市一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。
 本年度の予算は、政府の三位一体改革による交付税の削減や補助金等の見直しによる縮小、道路特定財源が不透明なことから、自動車重量譲与税などを本則税率で見込んでいるため、歳入の減少となっております。
 一方、高齢化率が26%を超える現況から、扶助費等の義務的経費の増に伴い、歳出はそれほど削減できる状況ではないと理解しております。特に民生費においては、「老人保健制度」から「後期高齢者医療保険制度」に改められたことに伴い、後期高齢者医療特別会計への繰出金などで18.2%の増加となっております。この繰出金は、世界に類を見ない我が国独自の施策である「国民皆保険」を堅持する上で当然であります。
 さらに、「4万人都市復活大作戦」として、「し・ろ・い・し」を頭文字とする四つの柱から成る67の事業に積極的に取り組み、「こころ豊かなふるさと白石」の実現を期待するところであります。よって、第29号議案に賛成するところであります。
 議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、討論を終わります。


◯安藤佳生委員長 次に、第34号議案の討論を行います。


◯水落孝子委員 第34号議案・平成20年度白石市後期高齢者医療特別会計予算に反対の討論をします。
 後期高齢者医療制度は、厚生労働省の資料から見ると、高齢者の医療費を削減するため、75歳以上の高齢者を一まとめにし、医療費を抑えることにあります。戦後のベビーブームによるいわゆる団塊の世代が年齢を重ねていき、75歳を超える2025年までに医療費を5兆円削減できるとうたっていることからも、国の高齢者医療費の削減計画から出てきた制度ととらえることが妥当と考えます。
 この制度で75歳以上の人はどういうことになるのか。今まで加入していた医療制度で、被保険者の扶養家族であった方からも、全員から保険料を徴収し、しかも2年ごとに見直していく。当然、2年ごとに医療費がふえれば保険料にはね返ってくる、こういうことが言われております。しかも、月1万 5,000円以上の年金があれば年金から天引きする。1万 5,000円以下の年金の人、無年金者には普通徴収となるが、1年間滞納が続けば保険証を取り上げる、こういった制度でございます。
 さらに、懸念されていたとおり、受けられる医療が、74歳以下の人とは差をつけた診療報酬が去る2月13日に決まりました。主な内容は、外来では後期高齢者診療料、月 6,000円を新たに設けています。これは、複数の病気を抱える75歳以上の人を継続的、計画的に診察する開業医 ── 主治医に対する報酬です。この報酬が手当てされるのは、患者1人につき1医療機関のみと限定されていますので、複数の病気を抱える患者の担当医を1人に限ることで、受診の制限につながると危惧されます。さらに、定額で 6,000円が限度ですので、必要な検査や医療を制限されることにつながっていくと思われます。良心的な主治医であれば、その必要な検査やこういうことも行ってくる。そうした場合には、その医療機関の持ち出しにもなるというものです。
 また、後期高齢者終末期診断料も新設され、1回に限って支払われますが、医療関係者からは、意思表示や治療中止を強制することにつながりかねないと危惧されています。
 入院の場合には、後期高齢者退院調整加算 1,000円も決まりました。退院困難な理由のある人に退院支援計画をつくって、退院させた場合の加算金です。こうした退院が困難な理由のある高齢者にわざわざ焦点を当てるやり方は、病院からの追い出しを加速させることになるのではないでしょうか。また、健診への不安も出されているところです。
 厚生労働省の審議会は、75歳以上のお年寄りには、「治療の長期化、複数疾患への罹患が見られる」。次に、「多くの高齢者に認知症の問題が見られる」「いずれ避けることができない死を迎える」と特徴づけました。そして、このような心身の特性がある75歳以上の人には、その特性にふさわしい医療を提供するとしました。ふさわしい医療とはどのようなものでしょうか。後期高齢者医療制度の内容を見れば、どうせ長くない命だろうから、手間もお金もかけないとした制度ではないでしょうか。このような高齢者に冷たい制度は、世界に例を見ないとも言われており、「高齢者をうば捨て山に追いやるもの」と、多くの人たちが怒り出すのも当然ではないでしょうか。私は、このような高齢者に冷たい医療制度は、中止・撤回すべきであると考えておりまして、反対です。したがいまして、この特別会計にも反対いたします。
 議員の皆さんのご賛同をお願いいたしまして、討論を終わります。


◯安藤佳生委員長 次に、19番山谷清委員。


◯山谷清委員 ただいま議題となっております第34号議案・平成20年度白石市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、賛成の立場で討論をいたします。
 本年4月から施行される後期高齢者医療制度は、老人医療費が増大する中、国民皆保険を維持し、医療保険制度を将来にわたり持続可能なものにするため創設された制度であります。
 本特別会計予算は、平成20年度の後期高齢者約 5,800人分の保険料の収納や広域連合への納付、また、保険料軽減・凍結に係る保険基盤安定制度の繰り入れ、拠出等を行うための予算であり、本予算を定めなければ後期高齢者医療保険制度の運営ができず、市民生活に重大な影響が出ることは明白であります。よって、本議案に賛成するところであります。
 議員各位のご賛同を賜りますようお願い申し上げ、討論を終わります。


◯安藤佳生委員長 以上で通告による討論は終わりました。よって、討論を終わります。
 採決に入ります。ただいま議題となっております第29号議案から第36号議案までのうち、第29号議案及び第34号議案についてはご異議がありますので、これを分離して起立により採決いたします。
 最初に、第29号議案について採決いたします。
 本案に対する分科会会長報告は原案可決であります。分科会会長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕


◯安藤佳生委員長 起立多数であります。よって、第29号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、第34号議案について採決いたします。
 本案に対する分科会会長報告は原案可決であります。分科会会長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
   〔賛成者起立〕


◯安藤佳生委員長 起立多数であります。よって、第34号議案は原案のとおり可決されました。
 次に、ただいま採決いたしました第29号議案及び第34号議案を除く、第30号議案から第33号議案、第35号議案及び第36号議案までの計6議案について一括して採決いたします。
 これら6議案に対する分科会会長報告はいずれも原案可決であります。分科会会長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯安藤佳生委員長 ご異議なしと認めます。よって、第29号議案及び第34号議案を除く、第30号議案から第33号議案、第35号議案及び第36号議案までの計6議案については、原案のとおり可決されました。
 お諮りいたします。予算審査特別委員会において議決されました各議案の条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を会議規則第 100条の規定に基づき委員長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯安藤佳生委員長 ご異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字その他の整理は委員長に委任することに決定しました。
 以上をもって本特別委員会に付託されました案件の審査はすべて終了いたしました。
 この際、お諮りいたします。本特別委員会の審査経過と結果につきましては、3月3日の本会議において報告いたしますが、その報告書の作成につきましては、委員長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯安藤佳生委員長 ご異議なしと認め、さよう決定しました。
 委員の皆様には終始熱心にご審議をいただき、予定どおり付託案件の審査をすべて終了いたしましたことに深く敬意と感謝を申し上げます。
 また、理事者各位におかれましても、本特別委員会の円滑な運営に格別なるご協力をいただき厚く御礼を申し上げます。
 これをもって本特別委員会を閉会いたします。
 大変ご苦労さまでございました。
     午後2時10分閉会



 白石市議会委員会条例第30条の規定によりここに署名する

 予算審査特別委員長  安 藤 佳 生