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宮城県 気仙沼市

平成22年第28回定例会(第1日) 本文




2010年02月19日:平成22年第28回定例会(第1日) 本文

     午前10時04分  開 会
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は40名であります。定足数に達しておりますので、これより第28回気仙沼市議会定例会を開会いたします。


◎議長(村上俊一君) 本日の欠席届け出議員は、28番山崎睦子さん、29番佐藤輝子さんであります。
 以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、19番辻隆一君、20番小野寺修君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から3月17日までの27日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
     (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◎議長(村上俊一君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月17日までの27日間と決定いたしました。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、議長会及び議長の動向でございますが、出席報告書を印刷してお手元に配付しておりますので、御報告にかえさせていただきます。
 なお、宮城県市議会議長会春季定期総会出席報告につきましては、関係資料を添え、お手元に配付いたしておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、宮城県後期高齢者医療広域連合議会の出席報告でございますが、当該議員より報告書が提出され、印刷してお手元に配付しておりますので、ご報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、議案の上程でありますが、平成21年度関係議案、議案第1号から議案第21号までの21カ件を一括上程いたします。
    ○議案第 1号 市道赤牛津間新屋後線の路線変更について
    ○議案第 2号 気仙沼本吉地方水道水質検査協議会の廃止について
    ○議案第 3号 財産の取得について
    ○議案第 4号 気仙沼市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第 5号 気仙沼市ワン・テン駐車場条例制定について
    ○議案第 6号 気仙沼市本吉畜産資料展示施設条例の一部を改正する条例制定につい
            て
    ○議案第 7号 気仙沼市職業訓練センター条例を廃止する条例制定について
    ○議案第 8号 平成21年度気仙沼市一般会計補正予算
    ○議案第 9号 平成21年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算
    ○議案第10号 平成21年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算
    ○議案第11号 平成21年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算
    ○議案第12号 平成21年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算
    ○議案第13号 平成21年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算
    ○議案第14号 平成21年度気仙沼市青果市場特別会計補正予算
    ○議案第15号 平成21年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予
            算
    ○議案第16号 平成21年度気仙沼市駐車場特別会計補正予算
    ○議案第17号 平成21年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算
    ○議案第18号 平成21年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算
    ○議案第19号 平成21年度気仙沼市水道事業会計補正予算
    ○議案第20号 平成21年度気仙沼市ガス事業会計補正予算
    ○議案第21号 平成21年度気仙沼市病院事業会計補正予算


◎議長(村上俊一君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日ここに、第28回気仙沼市議会が開会され、提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要について御説明を申し上げます。
 議案第1号は、市道赤牛津間新屋後線の路線変更についてであります。
 本案は、市道赤牛津間新屋後線について平成21年度赤牛漁港水産物供給基盤整備事業により、終点の位置が変わることから路線を変更するもので、道路法第10条第3項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第2号は、気仙沼本吉地方水道水質検査協議会の廃止についてであります。
 本案は、気仙沼本吉地方水道水質検査協議会において、南三陸町が本年3月31日限り脱退することから、当該協議会を廃止することについて、地方自治法第252条の6の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第3号は、財産の取得についてであります。
 本案は、庁舎及び駐車場として、ワン・テンのうち、気仙沼都市商業開発株式会社専有部分及び建物共有部分のうち、同社共有持ち分を含む全床合計5,911.75平方メートルを取得するにあたり、2月2日1億6,522万8,000円で仮契約を締結したことから、地方自治法第96条第1項第8号の規定により、ご提案を申し上げるものであります。
 議案第4号は、気仙沼市地域交流センター条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 本案は、ワン・テンを取得するにあたり、地域交流センターの一部を庁舎として活用するため改正するものであります。
 議案第5号は、気仙沼市ワン・テン駐車場条例制定についてであります。
 本案は、ワン・テンを取得するにあたり、駐車場の円滑な利用と適正な管理を図るため制定するものであります。
 議案第6号は、気仙沼市本吉畜産資料展示施設条例の一部を改正する条例制定についてであります。
 本案は、本吉畜産資料展示施設に地域資源活用交流促進施設の増築工事を行っており、本年3月に完成予定であることから、改正するものであります。
 議案第7号は、気仙沼市職業訓練センター条例を廃止する条例制定についてであります。
 本案は、気仙沼市職業訓練センターを本年3月31日限り廃止するため、制定するものであります。
 議案第8号は、平成21年度気仙沼市一般会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ4億8,427万4,000円を追加し、予算総額を278億2,639万1,000円とするものであります。
 補正の内容は、唐桑地域情報通信基盤整備事業4億2,002万1,000円、大曲コミュニティセンター改修事業370万円、社会福祉施設整備事業1,308万1000円、地域介護・福祉空間整備事業費補助金1,171万8,000円、障害者福祉扶助費等6,395万7,000円、子ども手当支給準備経費950万円、児童福祉施設整備事業920万円、斎場修繕220万円、市民の森施設改修等事業750万円、漁港施設改修事業、2,290万円、中小企業振興資金融資等損失補償金、687万2,000円、観光施設改修事業1,165万円、私道整備補助金620万円、市道等整備事業2億4,620万円、市営住宅改修事業1,100万円、都市下水路ネットフェンス修繕100万円、全国瞬時警報システム整備事業1,150万円、消防施設整備事業2,270万円、国際交流等推進事業基金積立金350万円、奨学資金貸付基金積立金376万円、小学校施設修繕1,500万円、中学校施設修繕450万円、社会教育施設修繕265万円、唐桑体育館駐車場舗装改修工事50万円、新唐桑運動場防球ネット等整備事業300万円、共同調理場施設改修740万円、ガス事業会計繰出金1,000万円などを追加するものであります。
 これらの財源措置といたしましては、国・県支出金5億5,163万5,000円などを追加し、市債2,280万円、基金繰入金6,431万6,000円などを減額するものであります。
 議案第9号は、平成21年度気仙沼市国民健康保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算それぞれ2億1,493万3,000円を追加し、予算総額を85億586万7,000円とするものであります。補正の内容は、保険給付費の追加などで、この財源措置といたしましては、前期高齢者交付金9,194万3,000円、共同事業交付金4,556万2,000円などを追加し、国民健康保険税6,571万6,000円などを減額するものであります。
 議案第10号は、平成21年度気仙沼市老人保健特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ3,179万2,000円を減額し、予算総額を1,453万6,000円とするものであります。補正の内容は、医療給付費の減額などで、この財源措置といたしましては、国庫支出金282万8,000円、繰越金12万6,000円を追加し、支払基金交付金1,782万2,000円及び一般会計繰入金1,692万4000円を減額するものであります。
 議案第11号は、平成21年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1,070万4,000円を減額し、予算総額を7億1,292万円とするものであります。
 補正の内容は後期高齢者医療広域連合納付金の減額で、この財源措置といたしましては、諸収入14万9,000円、繰越金279万9,000円を追加し、後期高齢者医療保険料1,106万1,000円及び一般会計繰入金259万1,000円を減額するものであります。
 議案第12号は、平成21年度気仙沼市介護保険特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ4億6,463万8,000円を追加し、予算総額を45億539万5,000円とするものであります。
 補正の内容は、保険給付費の追加などで、この財源といたしましては、国・県支出金1億9,702万7,000円、支払基金交付金1億4,375万1,000円、一般会計繰入金6,241万5,000円などを追加するものであります。
 議案第13号は、平成21年度気仙沼市魚市場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ1,954万5,000円を減額し、予算総額を4億4,978万5,000円とするものであります。
 補正の内容は、建設事業費の減額などで、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金2,443万1,000円及び繰越金46万9,000円を追加し、使用料及び手数料3,039万6,000円、市債1,290万円などを減額するものであります。
 議案第14号は、平成21年度気仙沼市青果市場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入にかかる補正で、一般会計繰入金85万円を追加し、使用料85万円を減額するものであります。
 議案第15号は、平成21年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ2万4,000円を減額し、予算総額を380万8,000円とするものであります。
 補正の内容は、役務費の減額で、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金95万3,000円及び繰越金11万5,000円を追加し、事業収入109万2,000円を減額するものであります。
 議案第16号は、平成21年度気仙沼市駐車場特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ12万4,000円を減額し、予算総額を3,374万7,000円とするものであります。
 補正の内容は需用費等の減額で、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金165万円及び、繰越金12万6,000円を追加し、使用料190万円を減額するものであります。
 議案第17号は、平成21年度気仙沼市公共下水道特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算にそれぞれ69万円を追加し、予算総額を21億1,275万円とするものであります。
 補正の内容は、原材料費の追加などで、この財源措置といたしましては、国庫補助金11万6,000円及び一般会計繰入金1,457万4,000円を追加し、使用料1,400万円を減額するものであります。
 議案第18号は、平成21年度気仙沼市集落排水特別会計補正予算についてであります。
 本案は、歳入歳出予算からそれぞれ15万7,000円を減額し予算総額を7,349万6,000円とするものであります。
 補正の内容は施設管理費等の減額などで、この財源措置といたしましては、一般会計繰入金134万3,000円を追加し、使用料150万円を減額するものであります。
 議案第19号は、平成21年度気仙沼市水道事業会計補正予算についてであります。
 本案は、収益的支出に1,683万7,000円を追加し、15億6,652万9,000円とするものであります。また、資本的収入から1億2,370万円を減額し、7億2,694万7,000円とし、資本的支出から2億3,853万5,000円を減額し、11億3,385万8,000円とするものであります。
 補正の内容は、舘山導水ポンプ場建築工事費の減額などであります。
 議案第20号は、平成21年度気仙沼市ガス事業会計補正予算についてであります。
 本案は、資本的収入に1,000万円を追加し、4,935万6,000円とし、資本的支出に1,000万円を追加し、1億324万7,000円とするものであります。
 補正の内容は、経年管更新事業の追加であります。
 議案第21号は、平成21年度気仙沼市病院事業会計補正予算についてであります。
 本案は、収益的収入から505万5,000円を減額し、90億6,072万8,000円とし、収益的支出に28万1,000円を追加し、90億6,072万8,000円とするものであります。
 また、資本的収入に186万円を追加し、5億8,004万8,000円とし、資本的支出に186万円を追加し、7億7,694万2,000円とするものであります。
 補正の内容は、医療機器の購入などであります。
 以上、提出議案について御説明申し上げましたが、御審議の上御賛同賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


◎議長(村上俊一君) 暫時休憩いたします。再開を10時45分といたします。
     午前10時27分  休 憩
───────────────────────────────────────────
     午前10時45分  再 開


◎議長(村上俊一君) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより平成22年度関係議案、議案第22号から議案第45号までの、24カ件を一括上程いたします。
    ○議案第22号 気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
    ○議案第23号 気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて
    ○議案第24号 気仙沼市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第25号 気仙沼市道路占用料条例等の一部を改正する条例制定について
    ○議案第26号 気仙沼市一般ガス供給条例の一部を改正する条例制定について
    ○議案第27号 気仙沼市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定
            について
    ○議案第28号 気仙沼市営面瀬住宅条例制定について
    ○議案第29号 平成22年度気仙沼市一般会計予算
    ○議案第30号 平成22年度気仙沼市土地特別会計予算
    ○議案第31号 平成22年度気仙沼市国民健康保険特別会計予算
    ○議案第32号 平成22年度気仙沼市老人保健特別会計予算
    ○議案第33号 平成22年度気仙沼市後期高齢者医療特別会計予算
    ○議案第34号 平成22年度気仙沼市介護保険特別会計予算
    ○議案第35号 平成22年度気仙沼市魚市場特別会計予算
    ○議案第36号 平成22年度気仙沼市青果市場特別会計予算
    ○議案第37号 平成22年度気仙沼市索道特別会計予算
    ○議案第38号 平成22年度気仙沼市唐桑半島ビジターセンター事業特別会計予算
    ○議案第39号 平成22年度気仙沼市駐車場特別会計予算
    ○議案第40号 平成22年度気仙沼市公共下水道特別会計予算
    ○議案第41号 平成22年度気仙沼市集落排水特別会計予算
    ○議案第42号 平成22年度気仙沼市簡易水道特別会計予算
    ○議案第43号 平成22年度気仙沼市水道事業会計予算
    ○議案第44号 平成22年度気仙沼市ガス事業会計予算
    ○議案第45号 平成22年度気仙沼市病院事業会計予算


◎議長(村上俊一君) 提案理由の説明を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 本日ここに、第28回気仙沼市議会が開会され、平成22年度各種会計、予算案を初め提出議案の御審議をお願いするに当たり、その概要を御説明申し上げますので、特段の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 昨年は、国政選挙において、政権交代がなされた歴史的な年となりました。
 また、本市においては、本吉町との合併により、新たな一歩を踏み出すなど、市民生活にとりましても大きな節目となる記念すべき年となりました。
 私は、平成18年4月、新気仙沼市の初代市長に就任して以来、市民参加によるまちづくりを基本姿勢とし、市民の声を市政に反映させながら、市民福祉の増進と市政の発展に全力を傾注してまいりました。
 とりわけ、本吉町との合併につきましては、地方分権時代を見据え、本地域の持続的発展に向け、早期実現を目指し、誠心誠意取り組んだところであります。
 様々な曲折をたどりながらも、昨年9月1日歴史的な大事業とも言うべき合併が整いましたことは、議員並びに市民の皆様の温かいご理解と御支援、関係各位の御尽力の賜であります。
 私は、全ての市民がこの地に愛着を持って暮らすことを誇りとし、豊かな地域社会を形成し、気仙沼市が三陸沿岸の中核都市として一層進展するよう、「人と自然が輝く食彩豊かなまち」の実現を心から強く願うものであります。
 改めて、議員並びに市民皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 次に、私が市長就任に当たり、掲げた重要課題について申し述べさせていただきます。
 初めに、三陸縦貫自動車道の整備促進についてであります。
 三陸縦貫自動車道は、市民生活の利便性向上、産業・経済・文化等の振興・発展や広域連携を図る上で、さらには、救急医療初め、地震・津波などの災害時における緊急道路としても、その早期整備は三陸沿岸地域共通の喫緊の課題であり、鋭意、整備促進運動に取り組んでまいりました。
 本地域におきましては、唐桑道路が平成22年度中の共用に向け、工事が順調に進められており、本吉気仙沼道路につきましても、用地買収が進められるとともに、一部着工となり、着実に進展しておりますことから、この区間の早期完成に向け、国と協調し取り組んでまいります。
 また、南三陸町歌津から本吉町九多丸地内の(仮称)大谷インターチェンジ間などの早期事業化とあわせ、全線整備についても、市議会を初め市民及び沿線の自治体や関係団体等一体となり、整備促進運動を積極的に展開してまいります。
 次に、大島架橋の整備促進についてであります。
 大島架橋につきましては、整備ルートと平成30年度完成に向けた概略のスケジュールが示され、県道大島浪板線の現道利用区間における待避所設置後の改良計画や、道路新設区間の路線測量予備設計など、事業化への作業が進められており、本年度は県の行政評価委員会に諮問される予定となっております。
 また、「気仙沼大島振興と架橋を考える懇談会」において、架橋に伴う社会的影響や、地域振興策等の課題解決に向け、市民や関係団体、行政による意見交換が行われております。
 今後とも事業が確実に推進され、目標年次が短縮されるよう、市議会を初め、市民及び関係団体と一体となり、促進運動を積極的に展開するとともに、架橋後の大島地区の振興策についても検討を進めてまいります。
 次に防災体制の充実についてであります。
 三陸沿岸地域は、これまで幾度となく地震・津波により大きな被害を受けてきたことから、災害に強いまちづくりを進めるため、本市を初め関係機関等による働きかけにより、三陸沿岸地域等へのGPS波浪計が設置されるなど、現在、津波防災避難支援システム導入の体制整備が図られております。
 また、本年は、チリ地震津波から50年目であり、宮城県沖地震への緊張が高まる中、国や県、関係機関と連携し、防災訓練や防災講座などを通じ、地震津波対策の充実に努めてまいります。
 次に、産業振興についてであります。
 産業振興につきましては、地域特性を生かし、水産と観光を柱とし、各般にわたり施策を展開してまいりました。
 水産業につきましては、漁業用燃油の価格高騰対策を実施したほか、国際減船に対応した漁船誘致対策、宿舞根漁港や、魚市場南側施設の整備などを行ってまいりました。
 本地域は、水産業を基幹として発展してきたことから、今後とも、漁船誘致や、魚市場機能の充実などを図るとともに、安全・安心な商品を提供できるよう、品質・衛生管理を重視したブランド力のある地場産品の開発促進や、流通販路の拡大に努めてまいります。
 観光につきましては、仙台・宮城デスティネーションキャンペーンなどを契機に、食を初めとした魅力の向上と積極的な情報発信に努めてまいりました。
 本年度も、仙台・宮城伊達な旅キャンペーンに参画し、本地域の特性を生かした誘客・宣伝や、受入れ体制の充実に努めてまいります。
 また、伊達な広域観光圏による連携を深め、交流人口の増大を図ってまいります。
 次に、教育施設の整備についてであります。
 教育施設の整備につきましては、子ども達の安全・安心で快適な環境づくりのため、月立小学校及び唐桑小学校の建設事業を初め、九条小学校中央東校舎の改築等を実施するとともに、鹿折小学校校舎の建設工事に着手したところであります。
 本年度は、鹿折小学校屋内運動場の建設工事に着手するほか、小・中学校の校舎及び屋内運動場の耐震化を推進してまいります。
 また、(仮称)中央給食センターにつきましては、建設に向け着実に進めてまいります。
 次に、病院事業についてであります。
 近年、全国の自治体病院では、国の医療費抑制政策により、経営状況の悪化や、労働過重による勤務医の不足から、統廃合や閉院などが相次ぎ、地域医療の崩壊が進んでおります。
 市立病院におきましても、医師不足の状態が続いておりますが、これまで圏域の中核的病院として、1次医療、2次医療の枠を超え、広範囲にわたる医療を担ってまいりました。
 今後とも、高い医療水準を維持するとともに、救急など不採算でも市民の生活に必要な政策的医療を継続してまいります。
 新病院の建設につきましては、長年の懸案となっておりましたが、平成19年度に実施した敷地調査の結果に基づき、赤岩杉ノ沢地内に移転することを決定いたしました。
 現在基本構想及び基本計画を策定中でありますが、自治体病院を初めとする地域医療を取り巻く環境が大変厳しいことから、今後とも慎重な検討を重ねながら、着実に推進してまいります。
 市立本吉病院につきましては、本吉地域唯一の病院として、市民の医療と健康保持を担う重要な施設でありますことから、これまで同様適切に運営してまいります。
 次に、新市建設計画及び新市基本計画の推進についてであります。
 私は、二つの合併協議の大義を胸に、計画事業の実施によるまちづくりが自らの最大の責務と考え、鋭意取り組んでまいりました。
 この間、新市建設計画に位置付けられた事業につきましては、おおむね順調に推進しているところであり、新市基本計画につきましても、一体感の醸成に向け着実な進展を目指してまいります。
 以上、重要課題について申し上げました。
 次に、本年度の施策について御説明を申し上げます。
 初めに、本市の財政状況についてであります。
 本市の経済は、全国的な不況のもと基幹産業である水産業の不振などにより、景気の低迷が続いていることから、大変厳しい現状にあります。このような情勢から、平成22年度においても市税の落ち込みは避けられない状況にあります。
 また、もう一つの歳入の柱である地方交付税関連については、国の地方財政計画において、地域活性化・雇用等臨時特例費の創設や臨時財政対策債の増額が示されております。
 しかし、本市においては、普通交付税の公債費算入の終了等により減額が見込まれるなど、引き続き厳しい状況にあります。
 なお、平成22年度当初予算については、市長及び市議会議員選挙を控え、骨格となりますが、第1次市総合計画、新市建設計画及び新市基本計画に基づく事業等の推進に配慮したところであります。
 次に、主な施策について、御説明を申し上げます。
 第1は、「参画と協働でともに築くまちづくり」についてであります。
 初めに、市民の参画機会の拡大につきましては、広報紙やホームページなど多様な媒体を活用し、行政情報を提供するとともに、市民の声を施策に反映するため、市政懇談会や地域協議会等をとおして、市民ニーズや意見の把握に努めてまいります。
 コミュニティ活動の推進につきましては、地域づくりの担い手である自治会の活動と、その拠点整備を支援するとともに、住民自治意識の醸成に努めてまいります。
 市民活動団体との協働につきましては、活力ある地域社会の実現に向け、市民活動支援センターを拠点とした情報提供や研修会を開催し、各団体の育成と支援に努めてまいります。
 男女共同参画社会の推進につきましては、基本計画に基づき、講演会や学習会を開催するなど、意識の啓発に努めてまいります。
 国際交流につきましては、舟山市に中学生を派遣し友好都市協定に基づく相互交流を推進してまいります。
 また、小さな国際大使館の日本語教室を核とした在住外国人への支援を行い、多文化共生の実現に向けた環境づくりを進めてまいります。
 地域間交流につきましては、目黒区との友好都市協定締結を進めるとともに、交流都市との更なる連携を図ってまいります。
 行政改革につきましては、第2次市行政改革大綱とあわせ、集中改革プランを策定し、行財政運営の効率化と市民サービスの向上を図ってまいります。
 第2は、「安全・安心・快適なまちづくり」についてであります。
 市民生活の安全・安心の確保を図るため、災害に強いまちづくりを進めてまいります。
 また、豊かな自然や生活環境の保全とあわせ、生活基盤の整備に努めるなど、快適なまちづくりを推進してまいります。
 初めに、治水につきましては、大川水系河川整備基本方針に基づく護岸整備が進んでおり、今後とも計画的に事業が推進されるよう、県に働きかけてまいります。
 消防・防災につきましては、防災危機管理体制の充実や、施設等の整備に努めるとともに、安全の確保を図ってまいります。
 また、災害情報等を早期に市民に伝達する手段の充実のほか、ワークショップや防災教育などの機会を捉え、意識の向上に努めてまいります。
 住宅防災につきましては、大規模地震等による建築物の被害軽減を図るため、木造住宅の耐震診断及び耐震改修に継続して助成してまいります。
 消費者対策につきましては、相談業務の充実を図るとともに、情報提供や啓発に努めてまいります。
 また、食の安全・安心の確保に向け、関係機関と連携し適正表示の徹底に取り組んでまいります。
 交通安全につきましては、事故防止運動や安全教育の充実に努めるとともに、施設の整備を図ってまいります。
 防犯につきましては、地域に密着した自主防犯活動の支援とあわせ、関係機関団体との連携強化を図ってまいります。
 国民保護につきましては、関係機関との情報の共有化などを進め、態勢の強化に努めてまいります。
 平和行政につきましては、原爆パネル展等による啓発活動とあわせ、長崎市で開催される青少年ピースフォーラムに中学生を派遣するなど、平和教育を推進してまいります。
 中心市街地につきましては、基本計画の認定に向け、関係団体等との協議を進め、活性化に取り組んでまいります。
 都市公園につきましては、快適に利用できるよう施設の維持管理に努めるとともに、お色直しプロジェクトに基づき、安波山公園の景観整備を進めてまいります。
 緑化推進につきましては、市民団体等の協力を得て、「花のみち45」を初め、幹線道路を中心に緑と潤いのあるまちづくりを進めるとともに、緑化ボランティアの活動を支援し、都市緑化の普及・啓発に努めてまいります。
 市営住宅につきましては、施設の維持管理の充実に居住環境の改善に取り組んでまいります。
 また、新たに市営面瀬住宅を供用し、就労機会の確保と定住の支援を図り、福祉の増進と地域の活性化に努めてまいります。
 上水道つきましては、安定給水を図るため、水源開発施設整備事業を推進するとともに、配水管の整備を進めてまいります。
 また、水資源を有効利用するため、漏水調査や石綿セメント管等、老朽管の更新を進め、有収率の向上に努めてまいります。
 簡易水道につきましては、安定給水に努めてまいります。
 ガス事業につきましては、経営の健全化に努めるとともに、事業の民営化に向けて取り組んでまいります。
 公共下水道につきましては、本町橋の架け替えに伴う幹線整備を進めるとともに、人口集中地区である本郷地区の供用拡大に努めてまいります。
 また、特定環境保全公共下水道及び集落排水につきましては、施設の適正な維持管理と利用の拡大を図ってまいります。
 環境につきましては、環境基本計画や地球温暖化防止に向けた率先行動計画に基づき、市民・事業者との協働により、温暖化防止や自然環境の保全など、より良い環境づくりに向け取り組んでまいります。
 斎場につきましては、計画的に改修し、施設の機能保持に努めてまいります。
 浄化槽の設置につきましては、生活排水による川や海の水質汚濁防止を図るため、助成をしてまいります。
 廃棄物対策につきましては、一般廃棄物処理基本計画に基づき、効率的な収集を図るとともに、民間委託の複数年契約を実施し、業務の安定に努めてまいります。
 また、資源の再利用を促進するため、資源化物リサイクル奨励金や、生ごみ処理機等購入補助金を交付し、循環型社会の形成を目指したまちづくりを進めてまいります。
 ごみの不法投棄防止につきましては、関係機関や地域の方々と連携し、防止パトロールを実施するなど、抑止に努めてまいります。
 ごみ焼却場及び粗大ごみ処理場につきましては、計画的に改修し、施設の機能保持に努めるとともに、最終処分場についても、適正に管理してまいります。
 し尿前処理施設建設につきましては、生活排水処理基本計画に基づき、生活環境及び水環境の保全に向け事業を進めてまいります。
 本町橋架替事業につきましては、接続する市道本町川口町線を含め、県と協調して取り組んでまいります。
 市道の整備につきましては、安全で快適な道路環境を確保するため、交付金事業を活用し、西中才14号線、小鯖鮪立線、大沢狼の巣線等の新設改良を実施するとともに、生活路線の整備に努めてまいります。
 生活路線バスにつきましては、市立病院などの主要拠点を結ぶ市内循環バスの実証実験を行ってまいります。
 大島航路につきましては、生活航路としての重要性を踏まえ、安全運航の確保と利用者の利便性向上に努めてまいります。
 情報化の推進につきましては、唐桑地域におけるブロードバンド環境等の地域間格差を是正するため、光伝送路等の整備を進めるほか、宮城県及び県内24市町が共同で利用する電子申請システムを導入し、住民サービスの向上を図ってまいります。
 第3は、「地域資源を活用した活力ある産業のまちづくりについて」であります。
 産業の振興は、本市が三陸沿岸の中核都市として、魅力あるまちづくりを進める上で重要であり、豊かな資源とこれまで培われてきた産業集積を生かし、各種施策を展開してまいります。
 初めに、農業につきましては、稲作農家を対象に新たに実施される戸別所得補償対策とあわせ、畜産と施設園芸の振興に努めてまいります。
 また、農業生産基盤の整備を支援するとともに、遊休農地を利用した地場産品の開発や、直売を促進するなど、地産地消を推進しながら生産体制の強化に努めてまいります。
 さらに、効率的かつ安定的な農業経営の確立に向け、農用地利用集積の促進とあわせ、認定農業者を中心とする担い手組織や生産組織の育成に努めてまいります。
 林業につきましては、公益的・多面的機能が持続的に発揮できるよう、森林資源の育成とあわせ地元木材の需要拡大に努めるとともに、間伐など森林整備を推進してまいります。
 また、木材資源のみならず、景観上も重要な松林を守るため、松くい虫被害木の早期発見駆除に努めてまいります。
 水産業につきましては、国際的な漁獲規制の強化や、輸入の増加等に伴う魚価安、就業者の高齢化、さらには魚介類や水産加工品の消費低迷など、多くの課題を抱えていることから、次の振興施策を進めてまいります。
 漁港施設につきましては、気仙沼漁港を初めとする県管理漁港の整備促進とあわせ、市管理漁港の機能の維持充実を図ってまいります。
 また、海面清掃船につきましては、国・県と協調し新船建造の上、配備してまいります。
 漁船漁業につきましては、代船取得の促進を図るため、漁船建造等資金に対する利子補給を行ってまいります。また、海技士資格者を初めとする漁船乗組員の確保・育成を図るため、船舶職員養成講習の受講者や漁業就業フェアの開催、乗組員の福利厚生事業を支援してまいります。
 さらに、洋上における漁船乗組員の救急救命に備え、漁船への自動体外式除細動器の搭載に対し支援してまいります。
 魚市場につきましては、地域経済を支える中核施設として、一層の衛生管理の向上と水揚げ・流通作業の効率化を図り、より安全・安心な水産物を供給するため、南側施設整備事業を推進してまいります。
 漁船誘致につきましては、実績船の継続入港や新規水揚船の誘致に向け、卸売業者と一体となり、関係漁業協同組合や船主等を訪問するとともに、漁船乗組員に対するサービスの向上や、他港漁船乗組員子弟招致事業などを実施してまいります。
 水産加工業につきましては、前浜物を利用した地域ハサップによる安全・安心な食品づくりや、付加価値を高めるブランド化の取り組みを支援してまいります。
 また、宮城大学との連携によるセミナー等を開催し、産学連携の機会を提供するとともに、地元食材を活用した魚食普及事業を推進してまいります。
 沿岸漁業につきましては、稚貝の放流事業等を支援し、資源管理型漁業及び栽培漁業の推進に努めてまいります。
 さけ増殖事業につきましては、内水面・海面漁業関係者の協力体制のもと、ふ化放流事業を推進し、資源水準の安定向上に努めてまいります。
 水産金融につきましては、資金融資の円滑化を図るとともに、漁業近代化資金利子補給等を実施してまいります。
 海鮮市場「海の市」につきましては、水産と観光の拠点施設としての役割を踏まえ支援してまいります。
 工業につきましては、企業立地奨励制度と、宮城県北部地域食品関連等活性化基本計画による事業等を有効に活用し、立地の促進を図るとともに、地域の優れた技術の転用・汎用化を支援してまいります。
 商業につきましては、商店街イベントを支援するとともに、各種助成制度や商業活性化推進事業により、活性化に向けた意欲ある商業者グループや商店街の取組を支援してまいります。
 物産振興につきましては、関係団体と連携し、産業まつりや、求評見本市、物産展等を開催し、物産の情報を広く発信するとともに、販路の拡大等に努めてまいります。
 中小企業につきましては、セーフティネット保証制度及び中小企業振興資金融資あっせん制度等を有効に活用し、企業の経営安定化を支援してまいります。
 観光につきましては、恵まれた自然や歴史・文化、豊かな食を生かした通年型観光地づくりを目指し、各種キャンペーンの実施やインターネットの活用などにより、幅広く情報を発信し、交流人口の増大を図ってまいります。
 また、仙台・宮城伊達な旅キャンペーンに参画し、観光資源の更なる魅力付けや受け入れ態勢の充実に努めるとともに、JR東日本特別列車こがねふかひれ号の運行とあわせ、観光地巡回バス等の接続交通の確保など、関係団体と連携し、二次交通の整備に努めてまいります。
 さらに陸中海岸国立公園や、南三陸金華山国定公園、黄金街道エリアなどの広域観光連携を推進するとともに、仙台、松島、平泉など、宮城・岩手の6市4町をエリアとする伊達な広域観光圏による滞在型に重点を置いた事業を展開し、国内外からの誘客を図ってまいります。
 気仙沼観光コンベンション協会につきましては、本吉町観光協会との統合を視野に入れ、効果的効率的な組織運営が図られるよう支援してまいります。
 体験旅行、教育旅行の誘致につきましては、地域全体での受け入れが可能となるよう、組織体制の整備や体験メニューの充実に努めてまいります。
 本年60回目を迎える気仙沼みなとまつりを初め、観光関連イベントにつきましては、誘客による地域経済への波及効果が大きいことから、関係団体と連携し積極的に取り組んでまいります。
 目黒のさんま祭につきましては、「水産と観光のまち・気仙沼」が広く全国に紹介され、相互の交流拡大にも寄与しておりますことから、本年度は15周年記念事業として支援してまいります。
 亀山リフトや唐桑半島ビジターセンター、はまなすステーション、モーランド、徳仙丈などの観光施設等につきましては、適切な管理による安全の確保と効率的な運営に努めるとともに、特色を生かした誘客促進を図ってまいります。
 労働対策につきましては、公共職業安定所を初め関係機関・団体と連携し、雇用環境の改善に努めるとともに、勤労者の生活安定や技能講習、受講料助成制度による再就職機会の拡大等を図ってまいります。
 また、県立気仙沼高等技術専門校につきましては、職業能力開発体制を維持するため、存続に向け働きかけてまいります。
 第4は、「たがいに支えあい健康に暮らせるまちづくり」についてであります。
 「ともに生き、ともに支えあう」福祉社会の構築を目指し、保健・医療・福祉の連携により、すべての市民が生きがいと安らぎを実感し、健やかに暮らせるまちづくりを推進してまいります。
 初めに、地域医療の充実につきましては、気仙沼市医師会及び気仙沼歯科医師会等と市立病院が連携し、地域に根差した医療の確保に努めてまいります。
 高齢者保健福祉につきましては、住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるよう、地域包括支援センターを中心とした介護予防や、健康づくりを推進してまいります。
 介護保険につきましては、高齢者が健康で生きがいを持って暮らせるよう、介護予防事業を初めとする地域支援事業の充実を図るとともに、適切な介護サービスを提供し、安定した事業運営に努めてまいります。
 障がい者福祉につきましては、新たに設置した地域自立支援協議会を核としたネットワークの構築により、相談支援事業や福祉サービスの充実を図り、自立と社会参加の支援に努めてまいります。
 社会福祉につきましては、日常生活において支援が必要な人や、低所得世帯の生活の安定化を図るため、関係機関や企業との連携による就労の促進に努めるとともに、生活保護制度を適正に実施してまいります。
 地域福祉につきましては、地域や関係団体との連携を強め、自助・共助・公助による、ふれあいと安心のある地域づくりに努めてまいります。
 健康づくりにつきましては、各種健康診査や健康教育、健康相談などを継続し、市民の健康維持増進に取り組んでまいります。
 また、生涯を通じた健全な食生活の実現に向け、食育事業を推進してまいります。
 母子保健・子育て支援につきましては、安心して子どもを産み育てられる環境づくりに向け、妊婦・乳幼児健康診査や乳児訪問事業などを継続してまいります。
 また、子ども手当の支給により、次世代を担う子ども達の成長を支援してまいります。
 さらに、低年齢児保育、長時間保育等の充実に努めるとともに、児童福祉施設等再編整備計画に基づき、鹿折小学校区及び九条小学校区の学童保育施設を整備し、仕事と子育ての両立を支援してまいります。
 乳幼児医療につきましては、助成対象年齢の拡大により制度の充実を図ってまいります。
 国民健康保険につきましては、ともに支え助け合う健康保険の理念に基づき、円滑な事業運営を進めてまいります。
 後期高齢者医療制度につきましては、国の動向を注視し、適切に対応してまいります。
 国民年金制度につきましては、年金受給権確保のため、国と連携し市民への周知徹底に努めてまいります。
 第5は、「学ぶことをとおして豊かさを実感できるまちづくり」についてであります。
 生涯学習につきましては、人づくり、まちづくりを目指し、市民ニーズに対応した学習機会を提供するとともに、主体的な学習を支援してまいります。
 学校教育の推進につきましては、人間としての豊かな個性と社会に資する市民の育成に向け、児童生徒のふるさとを愛する心と生きる力を養う教育を推進するとともに、確かな学力の育成に努めてまいります。
 生涯学習環境の充実につきましては、公民館を初めとする社会教育施設の整備充実を図るとともに、地域での運営に向け取り組んでまいります。
 家庭教育の支援につきましては、関係機関・団体や学校と連携し、就学期の子どもを持つ親や中学生を対象に、事業を実施してまいります。
 また、子育て中の親と子の情報交換や、ふれあいの場である「こどもひろば」の充実に努めてまいります。
 青少年の健全育成につきましては、青少年育成支援センターを中心に、地域と一体となった取り組みに努めるとともに、各地区における活動を支援してまいります。
 また、小学校の交流事業につきましては、互いのまちを理解するとともに、集団生活の楽しさにふれ、豊かな社会性を身につける機会となるよう実施してまいります。
 図書館につきましては、蔵書管理システムを効果的に活用し、市民サービスの向上を図るとともに、施設間の連携により、利用者の拡大に努めてまいります。
 また、子ども読書活動推進計画に基づき、読書機会の提供と環境の整備を図ってまいります。
 体育振興につきましては、市民の健康づくりとスポーツの日常化を推進するため、市民団体への支援や連携による各種事業を実施するとともに、スポーツ顕彰制度によるスポーツ賞の表彰を行ってまいります。
 また、学校施設開放事業の効果的な運営や、体育施設の設備改修に努めてまいります。
 文化芸術の振興につきましては、市民の心豊かな生活に資するため、優れた芸術鑑賞の機会を提供するなど、各種事業を実施してまいります。
 文化財保護につきましては、資料の整備を進めるとともに、郷土の貴重な遺産を保護・活用するため、標柱等を整備し、愛護意識の高揚などを図ってまいります。
 市民会館及びはまなすの館につきましては、市民との協働による文化振興事業等の実施に努めてまいります。
 リアス・アーク美術館の運営につきましては、個性豊かな地域文化の創造を目指し、支援してまいります。
 幼稚園教育につきましては、一人一人の幼児の発達に配慮しながら、多様な体験を通じて、豊かな情操の育成に努めてまいります。
 学校における各種教育活動につきましては、宮城教育大学と連携し、学力向上等の様々な教育課題の解決に向け、積極的に取り組んでまいります。
 特に、「国連・持続可能な開発のための教育」につきましては、気仙沼市・宮城教育大学連携センターを中心とし、地域拠点としての役割を果たすとともに、国際的視野に立った取り組みができるよう、ユネスコ・スクール参加校の実践の充実を図ってまいります。
 また、新しい環境教育の在り方に関する調査研究事業の成果を生かし、地域の人材や環境素材の活用を図る学習支援体制の充実に努めてまいります。
 情報教育につきましては、情報教育機器の一層の活用を図るほか、インターネットや携帯電話の使用に伴う情報モラルの指導に努めてまいります。
 また、デジタル版小学校社会科副読本の内容を更新し、市全体の自然や文化、産業等について地域学習に役立ててまいります。
 国際理解教育につきましては、早い時期から異文化に触れる学習の充実を図るため、すべての小学校で外国語指導助手による巡回指導を行うとともに、ユネスコ・アジア文化センター等が企画する教員の相互交流に積極的に参加してまいります。
 児童生徒の安全につきましては、防犯ネットワーク推進会議において、情報を共有するほか、防災教育を推進するなど、校内及び登下校時における安全確保に努めてまいります。
 登校支援を必要とする児童生徒につきましては、関係機関と連携し、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置や、教育相談などにより支援してまいります。
 特別支援教育につきましては、発達障がい等のある児童生徒が充実した学校生活を送れるよう、支援員を適切に配置いたします。
 学校給食につきましては、衛生管理の徹底に努めながら、地域の食材を多く使用し、安全と栄養バランスに配慮した給食を提供してまいります。
 また、すべての小・中学校において、食育全体計画をもとに、児童生徒の発達段階に応じた計画的な指導に取り組んでまいります。
 義務教育環境の整備につきましては、少子化の進行を踏まえ、児童生徒の教育環境のあるべき姿を地域とともに考えてまいります。
 これまで申し上げましたことのほか、次のような施策を講じてまいります。
 行政運営の指針である総合計画及び国土利用計画につきましては、本吉町との合併に伴う見直しを行ってまいります。
 ワン・テンにつきましては、市民の利便性の向上や機能の充実に向け、庁舎として整備を図ってまいります。
 離島振興につきましては、宮城県離島振興協議会を初め関係団体と連携し、地域の活性化に努めてまいります。
 また、アイランドテラピー構想を推進してまいります。
 「気仙沼スローフード」都市推進事業につきましては、食を生かした個性的で魅力あるまちづくりを進めるため、関係団体と連携し、各種事業を実施してまいります。
 リアスさんりく気仙沼大使につきましては、地域振興のため積極的な情報発信等をお願いしてまいります。
 宮城大学との連携につきましては、さまざまな分野で協力事業を進展するよう取り組んでまいります。
 以上、主な施策の内容を御説明申し上げましたが、平成22年度の当初予算は、一般会計270億1,032万9,000円、特別会計168億9,681万4,000円、企業会計130億1,428万2,000円、総合計569億2,142万5,000円であります。
 一般会計の財源といたしましては、市税65億7,079万6,000円、地方交付税91億3,000万円、国・県支出金38億7,715万円、市債37億4,840万円などのほか、各種事業を実施するため、財政調整基金3億7,432万6,000円を充当することとしております。
 次に、予算外議案について、御説明申し上げます。
 議案第22号は、気仙沼市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてであります。
 本案は、委員5人のうち、鈴木かつみ氏の任期が本年5月24日をもって満了となりますことから、引き続き、鈴木かつみ氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、御提案を申し上げるものであります。
 議案第23号は、気仙沼市教育委員会委員の任命につき、同意を求めることについてであります。
 本案は、委員5人のうち高橋正樹氏の任期が本年5月24日をもって満了となりますことから、引き続き、高橋正樹氏を委員に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、第4条第1項の規定により御提案を申し上げるものであります。
 議案第24号は、気仙沼市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第25号は、気仙沼市道路占用料条例等の一部を改正する条例制定について、議案第26号は、気仙沼市一般ガス供給条例の一部を改正する条例制定について、議案第27号は、気仙沼市行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例制定について、議案第28号は、気仙沼市営面瀬住宅条例制定についてであります。
 以上、提出議案について御説明を申し上げましたが、御審議の上御賛同賜りますようよろしくお願いを申しあげます。


◎議長(村上俊一君) 次に、報告でありますが、報告第1号及び報告第2号の2カ件を一括して報告を求めます。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) それでは議案書の78ページをお開き願います。
 報告第1号、専決処分の報告について御説明申し上げます。
 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により、専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。
 79ページは専決処分書であります。
 80ページは、和解及び損害賠償の額の決定についてであります。
 初めに、事故の経緯について申し上げます。昨年5月3日午後1時ごろ、市亀山リフト山麓停留場において、亀山山頂に向かうためリフトを利用した相手方が、左足首を捻挫したものであります。事故発生時の状況でありますが、相手方は、リフトに乗ろうとして乗車位置に進んだあと、次の順番を待っていた夫と譲り合いとなりましたが、係員は乗車が可能と判断し、乗車合図の声がけをし、椅子を両手で支えながら乗車させましたところ、相手方はバランスを崩し左足を1メートルほど地面に引きずり負傷したものでございます。帰宅後病院で左足首の捻挫と診断され、通院による治療を受け昨年10月29日に治療が終了いたしました。
 その後、相手方と協議が整い和解について合意に達したものであります。
 1、和解の内容についてでありますが、市は相手方に対し、和解による損害賠償額を支払うこととし、相手方はこの他の求償をしないとするものであります。
 2、損害賠償の額については、本件事故に伴う治療費等13万5,015円であります。
 3、和解及び損害賠償の相手方については、岩手県盛岡市玉山区下田字陣場56番地37、釜石久子さんであります。
 損害賠償にかかる額は、全額全国市長会の市民総合賠償責任保険を充てるものであります。
 以上でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
 次に、議案書の81ページをお開き願います。
 報告第2号、専決処分の報告について御説明申し上げます。
 本件につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしておりますので、同条第2項の規定により報告するものであります。
 82ページは、専決処分書であります。
 83ページは和解及び損害賠償の額の決定についてであります。
 初めに事故の経緯について申し上げます。
 昨年12月21日午前9時半頃、市内川口町一丁目202番地先の市道におきまして、市職員の運転する車両が走行中、前方斜め右方向より後退しながら市道に侵入してきた相手方車両と接触し、双方の車両が損傷したものであります。
 なお、双方とも怪我はございませんでした。その後、相手方と協議が整い、和解について合意に達したものであります。
 1、和解の内容についてでありますが、市と相手方双方が和解による損害賠償額を支払うこととし、互いにこの他の求償をしないとするものであります。
 2、損害賠償の額については、本件事故に伴う車両修繕費用として、市が4万721円、相手方が14万5,034円であります。
 3、和解の相手方については、気仙沼市川口町一丁目98番地有限会社カネミ大島商店代表大島実さんであります。
 以上でございますので、よろしくお願い申し上げます。


◎議長(村上俊一君) ただ今の報告に対する質問は一般質問終了後となりますので、申し添えます。
 次に、今期定例会で受理した要望4カ件、要請2カ件は、議長に提出されたものとして、お手元に配付致しておりますので御報告いたします。
 以上をもちまして、本日は散会といたします。大変御苦労さまでした。
     午前11時43分  散 会
───────────────────────────────────────────
  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
 平成22年2月19日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   辻   隆 一

                   署 名 議 員   小野寺   修