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宮城県 気仙沼市

平成21年第27回定例会(第6日) 本文




2009年12月21日:平成21年第27回定例会(第6日) 本文

     午前10時00分  開 議
◎議長(村上俊一君) ただいまの出席議員数は38名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。


◎議長(村上俊一君) 本日の欠席届け出議員は39番高橋清男君、42番熊谷 浩君、遅参届け出議員は1番千葉慶人君、17番長根 孝君。
 以上のとおりでありますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、15番村上佳市君、16番及川一郎君を指名いたします。


◎議長(村上俊一君) 次に、地方自治法第121条の規定により、説明のため出席を求めましたところ、お手元に配付の名簿のとおりでございますので、御報告いたします。
 次に、報道機関から写真撮影の申し出があり、議長はこれを許可しておりますので、御報告いたします。


◎議長(村上俊一君) これより日程に従いまして一般質問を行います。
 質問を許可いたします。
 「市長の政治姿勢について」ほか3カ件、12番菅野博幸君の質問を行います。12番菅野博幸君。


◎12番(菅野博幸君) 皆さん、おはようございます。最後でございます。ベストを尽くして頑張りたいと思います。信友会の菅野博幸でございます。
 市長の政治姿勢について、通告に従い、質問してまいりたいと思います。
 5期目の市長選出馬については、16日の質問に、来月に態度を表明するとのことでございますので、それ以上の答弁は出ないと思われますが、1月中に表明発表すると述べましたが、市民の皆さんは重大な関心を持ち、注目しております。市長並びにスタッフの手腕により合併が成就、実現できたことは、気仙沼市長として歴史に名を残す、すばらしい実績ではないでしょうか。どうか、勇気と英断を持って、早目の出馬表明を決断することを市民の皆さんは望んでおります。市長の考えをお尋ねいたします。
 次に、2番目に、市長は新市建設計画及び基本計画を推進するため、大いに御努力をいただいておりますが、この推進に当たり考慮しておかなければならないことは、これら計画の年次後の合併に伴って交付された特別交付金がなくなることでございます。この点について、市長は1次合併の18年から10年、既に3年経過しましたので、6年半後のことだからと意に介さずに将来におもんぱからず、現在の計画を推進していくのか、市長の5選出馬にも微妙に影響すると考えますので、お尋ねをいたします。御答弁をお願いいたします。
 8月の総選挙で民主党が大勝し、3党連立による新政権が誕生しました。民主党は、陳情の一元化は政官業の癒着を断つとして、政府への陳情窓口を幹事長室に一元化し、党国会議員や地方議会の党会派を通して行うよう求めていることに、地方自治体から不安の声が上がっております。市長は、この点についてどのような感想をお持ちなのか、お伺いいたします。
 このようなことを思い、県議会では15日現在、小沢幹事長のおひざ元の岩手県議会初め、岡山県、そして我が宮城県議会など8県に上る県議会が陳情の一元化反対の意見を可決しておりますが、この点につきましては市長はどのように受けとめますか、お伺いいたします。
 次に、緊急性、重要性のある政策施策には、予算がなくても、起債を起こしても実施する必要があると思います。そういう事態が生じた場合にどのように対処するのか、お伺いします。
 次に、本市でも事業仕分けが必要と思われますが、偏在的な諸政策はやっていないと思いますが、その点についてお尋ねいたします。市長の考えをお示し願います。
 次に、産業振興について質問いたします。
 農事法人モーランド本吉運営、内容についてお伺いします。牧場と観光をセットした運営状況ですが、その中で観光客の入り込み客数はどのぐらいありますか、お尋ねします。
 また、現在の状態を考えながら、さらなる観光客数の誘致活動並びに観光客数の目標設定(予定数)をどのような予測をしているのか、お聞かせください。
 次に、人間と家畜を分離した施設管理が必要と思いますが、観光を目指すためにも、専門家の話では病原菌の予防対策をしっかりととる必要があると述べておりますが、その件については調査項目に入っていると思われますが、大面積になるほど環境影響調査が必要と思われますが、その考えがありますか、お尋ねします。
 モーランド本吉の施設について、また使用目的外に活用した場合にはそういう考えがあるかないかをお聞かせ願います。
 次に、第1次産業の盛んな本吉町の農林業の振興策についてお尋ねいたします。
 農林業の盛んな本吉町での農業政策は一生懸命取り組んでおりますが、生産意欲ある農家の皆さんに対して今現在、米余りの中、転作作物等を考えたプランは考えておりますか、お尋ねいたします。
 また、特色ある農業を目指すためにも、自然環境を生かした施策が必要と思われますが、どのような対策を考えているか、お聞かせください。
 次に、当市の自給率、特に米と野菜部門についてお尋ねいたします。
 県内と当市においての自給率はどの程度か、お尋ねいたします。地産地消を全国的にどの自治体も本腰を入れ、地元産のアピール活動を展開していますが、水産関係については国内のトップクラスの立場で有名になっておりますが、大事なことは国内有数の海と山の幸が豊富な、自然に恵まれた当市では、内陸の部分での立ちおくれはないかと心配されておりますが、当局の考え方としてどのような施策をやろうとしているのか、お聞かせください。
 また、本吉地区の学校給食では、地元産の食材を利用していることに注目、見習い、また参考にすべきではないでしょうか。そのためには、農家の皆さんとの品目別栽培契約を結ぶことにより、農家の生産意欲の向上にもつながると思いますが、当市として今後どのような対策を考えているのか、お聞かせください。
 次に、森林組合の合併についてお尋ねします。
 世界的な地球温暖化防止政策により、開発途上国からの木材輸入が激減する中、国産木材の需要が望まれつつあります。旧本吉町、旧気仙沼市の新市合併により、当市の林業振興を強化するためにも森林組合の統合合併を推進することが最善と考えられますが、どのように指導する考えがありますか、お尋ねいたします。
 次に、地域医療体制について。
 市立病院の医師不足解消に向けて市長は鋭意努力しておりますが、市長の見解をお伺いいたします。
 次に、救急医療時の対応策についてお尋ねいたします。緊急時の対応策について、どのような考えを持っておりますか、お尋ねいたします。
 次に、旧衛生処理組合についてお尋ねいたします。
 巨額横領事件、受刑者金野光枝のその後の経過について、どのようになっているのか、その経緯、経過をお尋ねいたします。
 以上の質問に対しまして、よろしく正対した御答弁をお願いいたします。


◎議長(村上俊一君) 12番菅野博幸君の質問に対し、当局の答弁を求めます。市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 菅野博幸議員さんの御質問にお答えをいたします。
 初めに、市長選挙についてでありますが、私は市民の一体感の醸成と、本市が抱える課題の解決に鋭意取り組みながら、出馬について現在、慎重に考慮しているところであります。1月中には態度を表明したいと考えております。
 次に、新市建設計画及び新市基本計画の推進についてでございますが、合併効果を最大限に生かすとともに、行財政改革の推進による財源の確保に努め、計画の着実な実施に取り組んでまいります。
 なお、政権交代に伴う影響につきましては、予算の見直しなどにより、市民生活を初め、道路整備や市の歳入にも及ぶものととらえており、国の動向を注視してまいります。
 また、市の事業仕分けについてでございますが、建設計画や基本計画等に基づいた事業を推進しており、必要がないものと考えております。
 次に、産業振興についてお答えをいたします。
 モーランド本吉における観光客の入り込み数についてでありますが、平成18年度が約2万2,000人、19年度が2万4,600人、20年度が2万2,600人となっております。
 さらなる誘客についてでありますが、今年度、畜産資料展示施設に接続して、100人規模で収容できる施設整備等を進めております。完成後は他の施設と連携し、体験学習など、団体客の受け入れに対応することとしており、来場者の拡大を図ってまいります。
 また、観光客の入り込み目標につきましては、平成22年度までに3万人としており、今後とも施設利用の促進に鋭意努めてまいります。
 人と家畜間の影響についてでありますが、モーランド内においては乳牛の放牧区域と観光客等が利用する交流区域とは明確に区分をしており、それぞれ健康面の心配はないものと考えておりますことから、特に調査は行っておりません。
 補助事業で整備した施設の目的外使用をする場合に、補助金の返還が生じないかについてでありますが、その事案によって目的外になるかどうかを含め、国・県と協議しながら検討してまいります。
 次に、本吉地域の農林業の振興策についてでありますが、転作作物につきましては、アスパラガスを中心に薬用人参、ブルーベリーが栽培されており、関係機関、団体と連携を図りながら栽培講習会を開催するなど、生産性の向上に努めているところであります。
 今後とも、認定農業者の育成や耕作放棄地の解消に取り組みながら、水稲、畜産、園芸を柱とする複合経営の安定化を推進し、魅力ある農業の振興を進めてまいります。
 次に、本市の自給率についてでありますが、米、野菜を含めた農産物では16%となっております。なお、県の自給率についてでありますが、農作物に限定したものは公表されておりません。
 地元農作物の生産拡大につきましては、直売を通じた地産地消の積極的な推進とあわせ、関係機関、団体と連携を密にし、農家の耕作意欲の高揚を図りながら、生産力の向上に向け、鋭意努めてまいります。
 学校給食への地元食材の提供についてでありますが、気仙沼地域においても農業協同組合が中心となり、各調理場へ納入されており、今後とも関係団体等と連携し、生産意欲の向上を図りながら促進してまいります。
 次に、森林組合の合併についてでありますが、組合それぞれの意向を尊重しながら、合併への機運醸成に向け、県と連携を図り、適切に対応してまいります。
 次に、地域医療体制についてお答えをいたします。
 市民の健康増進維持、増進と生活の安心を保障するため、市立病院に勤務する医師を確保することは重要であり、本市といたしましては待遇面では最大限の配慮をしているものでありますが、医師不足の解消には至っておりません。しかしながら、市立病院は院長の尽力により、県内他の医療圏の中核病院と比較して恵まれた状況となっております。
 医師不足は、本市のみならず、全国的な問題となっており、もはや一自治体の努力で解決できる範囲を超えているものと考えております。なお、このことにつきましては、今月1日、民主党宮城県総支部連合会を通じ、国に対して地域医療の崩壊を防止するため、医師の適正配置について実効性のある措置及び政策的医療を行っている地域中核病院に対する適正な財政措置を早急に講ずるよう要望したところであります。
 次に、救急医療の対応についてでありますが、休日・夜間における医師の配置は1人で、各科の医師が交代で担当いたしております。このことから、必ずしも担当科の医師による診療はできかねるものでありますが、重症者等の場合には担当科の医師を呼び出して対処いたしております。緊急手術や出張等により重症者の受け入れができないときは、医師を介して受け入れ可能な医療機関を紹介いたしております。
 次に、旧気仙沼地方衛生処理組合の業務上横領事件についてお答えをいたします。
 受刑者の刑期満了が近づきつつあり、通例の仮出所も考えられることから、本人との折衝を通じて真相解明に努めてまいります。


◎議長(村上俊一君) 12番菅野博幸君。


◎12番(菅野博幸君) 大変、鼻がちょっと調子悪いもので、聞きづらいと……。
 市長の答弁に当たりまして、ごもっともな立派な回答をいただきまして、本当に感謝しております。
 再質問です。もっと一番、私の聞きたいことは、市長選については皆さん、同僚議員が何度もしゃべっております。これを何度も繰り返して質問する必要性はないと思っておりますので、この件については避けておきたいと思います。
 新市建設計画、基本計画において、先ほど私が一番心配したのは、政権交代後、限られた予算が事業仕分けによって予算の配分が適正で不公平なことはないかなと、一番重要なものから起債を起こしてでもお金がなければやるという気持ちがないのかということで質問しましたが、市長は現在のところは大丈夫だということで、私はそれを信じております。
 それから、本吉町の農林業の振興策について、やはり第1次産業は旧気仙沼市よりも本吉地区の方が畜産経営にしろ水田にしろ、最も盛んなところでございます。市長は先ほど、いろんな転作等についてはきちんとやっているということを聞きましたので、さらに農業あっての国を守るという、水産はもちろんですけれども、一番大事なのはやっぱり我々の食生活であります。その食生活は、やっぱり安全、安心な農作物をつくることが本市の農業発展をさせる道なのではないかと考えておりますが、その辺はさらなる農家の皆さんに転作奨励をした場合には、当局、市としてはどのようなサポートをするのか、この辺をちょっとお聞きしたいと思います。
 それから、自給率については、9月の定例会では、いろいろと120%、これは水産と米ということでしたが、16%と今私は聞きましたけれども、まだまだ低いなと。農業は大面積とかそういうのにかけるのも一つの例ですが、やっぱり日本の地形を利用した面積、地理的立地条件を利用した農業政策というのは考えているのかを私はお聞きしたいなと。集約してやるのも結構ですが、今現在ある小さな田んぼ、例えば羽田の小野寺幸人さんがやっている米づくり、日本一おいしいと言われています。新潟県の魚沼産のコシヒカリ、これはその場所ははっきり言いまして段々畑とかそういうところを利用してつくられた米だと聞いております。水がいいのでしょうか。それだけにおいしい米がつくられている。だから、無理して何も田んぼを大きくしたり、そういうことをするのもいいですけれども、今現在、気仙沼地区でその立地条件、地理的条件に合わせた作物等を今後考えるべきではないかと私自身は思っています。
 そのために、職員の皆さん、優秀な人材がたくさんおりますので、私はそれを信頼していますので、できないということはないと思いますので、市長のリーダーシップにかかっておりますから、どうぞ、今後ますます農業発展がなされるよう期待しております。その辺について、お伺いいたします。
 それから、産業振興について、先ほどモーランドの件で観光と畜産経営、酪農をセットしているということですが、農事法人モーランド本吉はかなりの自助努力はしているようでございます。したがいまして、一番心配されることは、観光をセットしながらも、やっぱり動物を飼っていますので、先ほど人間と動物、自然とあれということを言いましたけれども、やはり一番気をつけるのは病原菌が一番怖いことですので、それに水を差すようなことがないように、当局としてしっかりと観光と畜産の経営を切り離して分別してやるということが基本だと思っております。それを本当にしっかりやってもらいたいというのが私の考えでもございます。
 それから、いろいろと観光を目指して経営克服しておりますが、市としては、今現在、気仙沼市では畜産経営はほとんど旧市内ではありません。やはり本吉町が唯一畜産経営と酪農とかやっておりますが、今後の農家の生産者を育成するためにも何とかしてモーランドを中心に頑張ってもらいたいということで、当気仙沼市としてはモーランドに対してサポートする考えはあるかないかをお聞きしたいと思います。
 以上です。よろしくお願いします。


◎議長(村上俊一君) 12番菅野博幸君の再質問に対し、当局の答弁を求めます。総務部長大和田一彦君。


◎総務部長(大和田一彦君) 私からは、新市建設計画並びに基本計画等について御答弁申し上げたいと思います。
 まず、第1次合併におきまして、国からの市町村合併推進体制整備補助金、これが3億円ほど参っていますし、それから県においてはみやぎ新しいまち・未来づくり交付金という形で5億円が入ったわけでございます。
 こうした中で統合経費、また学校教育コンピューターの整備、図書館蔵書システム、それから例えば大理石海岸の公衆トイレ改修工事、道路台帳統合整備等で、国の補助金については約2億ほど使用してまいったわけでございます。21年度末で約2億ということでございますので、今後1億さらに新市建設計画に基づいた形で利用させていただきたいと、このように思っております。
 また、みやぎ・新しいまち、県からの交付金でございますが、これについては5億ほど参っておりまして、唐桑小学校の建設事業や九条小学校の耐震工事というようなことで使わせていただきまして、残りが約2,700万ほどと推察しているわけでございます。
 したがいまして、交付金等については、今後も第1次合併については合併特例債を利用した形でこの計画に基づいた事業を推進してまいりたいと、このような考えでございます。
 また、第2次合併におきましては、合併推進債という起債が可能でございますので、財政フレーム等でも計画をしているわけでございますが、それに基づいた形で着実な進展を図ってまいりたいと、このように考えてございます。
 以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 産業部長小山邦良君。


◎産業部長(小山邦良君) 私の方からもお答え申し上げます。
 まず、本吉地域における農業の関係でございますけれども、特に転作関係のサポートというふうなことでございますが、これは全地域、転作関係については当然、国の制度等もございますので、その辺もよく周知しながら関係機関あるいは団体とも協力しながら支援に努めてまいりたいというふうに考えております。
 それから、地域の立地条件に合わせた作物の生産といいますか、そういうふうなお話でございますが、これもやはり転作等の推進とあわせて進めていかなければならないと考えておりますが、市長からも御答弁申し上げておりますけれども、特産といたしましてはアスパラガス、それから薬用人参、ブルーベリーというものを現在推進しておりまして、これを地域の特産品といいますか、ブランド化をできれば目指していくように進めてまいりたいというふうに考えております。
 それから、モーランドの関係でございますけれども、人と家畜との関係でございますけれども、これは市長からもやはり答弁申し上げていますように、エリアをきちんと区分した対応をとっておりますので、今後ともその辺は十分に注意しながら対応してまいりたいというふうに考えております。
 それとあとは、特に本吉地域では畜産というのも盛んでございます。確かに、こちらの気仙沼、唐桑地域では全く少ない状況でございますけれども、今回、本吉地域との一体というふうなことで、盛んなこの畜産業というもの、非常に大切だなと思っておりますので、今後とも市といたしましてもやはり畜産の振興という部分もこれはやっぱり力を入れていかなければならないというふうに考えておりますので、このモーランドを中心とした取り組みをなお推進してまいりたいと思います。
 なお、細かい点については一部、産業課長の方から御答弁申し上げます。以上でございます。


◎議長(村上俊一君) 本吉総合支所産業課長菅原誠一君。


◎本吉総合支所産業課長(菅原誠一君) それでは、私の方から本吉地域の特産品の推進について、御説明をいたしたいと思います。
 まず、先ほど部長が申し上げましたが、本吉地域といたしましてはアスパラガス、薬用人参、ブルーベリーを中心といたしまして、これらを特産品として推進をしているところでございます。推進の方法といたしましては、特産作物栽培指導員を配置いたしまして、小まめに農家回りを行いまして指導を行っているという状況でございます。さらには、栽培講習会の開催、先進地視察の実施、それから有機肥料の原材料の補助などを行いながら推進を図ってきているところでございます。


◎議長(村上俊一君) 市長鈴木 昇君。


◎市長(鈴木 昇君) 私から2点ほど、大ざっぱに申し上げます。
 政権交代による心配は、ないと言えばうそになるのです。ですが、三陸道を一つとってみても、政府の考え方が極めて厳しい状況があるわけでありますが、せんだって小沢幹事長が高速交通体系の空白部分を埋めるべきだと、こういう発言等もあったりいたしまして、それが三陸道に入っているのかどうかはよくわかりませんが、そういった配慮もあるものと期待をしながら見守っているという状況にございます。
 それから、自給率16%の件でございますが、やはり低いのです。全く低いと思います。ですから、この三陸一帯というか、新気仙沼市になりまして、この地域はどうしても山が海岸部に迫っておりまして、平野が少ないという状況の中での農業の展開でございますので、菅野議員さんが御提言のように、無理やり圃場を整備して、田んぼを拡大して、畑を拡大してという方法もあるんですが、やはり地形に合った農業の振興を重視して考えていくのも、16%自給率の向上の一つのポイントになるのではないかと思っているのです。
 きのうおととい、三浦栄一さんのブロイラーの祝賀会があって、お世話になりました。よく考えてみますと、あのような地域で、山合いといいますか、そこで立派に経営されて、しかも抜群の収益力があってということを聞きまして、ああ、なるほどなと思ったのですが、ただいまの菅野議員さんの御提言も踏まえまして、いろんな課題に取り組んでまいりたいと思います。
 それから、3点目でございますが、モーランドの件です。これは、私は本吉町と合併いたしまして、いろんな資産がある中で、このモーランドの存在というのは私どもにとりまして非常に大きな財産を加えていただいたものだなと思っておりまして、これをつくっていただいたいろんな方々、議会を含めまして、皆様方に敬意を表したいとまず思います。
 そこでですが、産業とやはり観光及び第3次産業の共存共栄というのは大事だと思うのです。ここを踏まえて、どっちが強くてどっちが弱いというのでなくて、私は共存共栄をする、あらゆる措置を図っていくということが私どもの課題だと思いますので、ただいまの御提言を生かしてまいりたいと思います。以上です。


◎議長(村上俊一君) 12番菅野博幸君。


◎12番(菅野博幸君) 私も今まで農業問題等については初めての質問をいたしました。私の本来は専門分野でありますけれども、皆さん、農業議員がたくさんおりますので、私は今まで質問をしませんでしたが、今回第1次産業の盛んな本吉ということで、今、市長が言いました畜産経営に関しては、例えばその三浦栄一さんですか、これはブロイラーといって肉鳥です。レイヤーというのは何かといったら卵なのです。ブロイラー、レイヤーときちんと分かれている。牛ではホルスタインとか黒と、いろいろ専門的な分野はたくさんありますけれども、とにかく何でも畜産経営については一生懸命内容のいい経営を行っていると。これはなぜもっているかというと、インテグレーションというのです。これをきちんと企業と生産者がお互いに助け合う。ここにはJAの方もいっぱいいますけれども、はっきり言いまして、ともに一緒にやるというその姿勢が企業と生産者の連携プレーのおかげで現在の優秀な経営が保たれると思っております。これは現実ですので、そういう模範的な経営を一生懸命やっていますので、今後いろいろな面でサポートをしていくということで私も理解しました。
 さらには、小さな面積で、農林課の皆さん、いろいろと大変だと思いますが、知恵を絞って、そして優秀な能力をどうか生産者の皆さんにアドバイスするぐらいの気持ちで今後の、自給率16%ではちょっと生活できません、はっきり言いまして。日本の自給率はたしか40%前後だと思います。やはり国内で自給できないものは、いろんなことをやりますけれども、それは何もできないということが一番の基本でございますので、ひとつ気仙沼市独自のカラーで、他地域をまねることもいいのですが、そういう方向性で今後、独立採算制を目指してもらいたいと思っております。
 以上をもちまして私の質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) これにて12番菅野博幸君の質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 次に、今議会初日に行われました市長の報告に対する質問を行います。質問は項目ごとに行います。
 初めに、報告第1号専決処分の報告についてに対する質問を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第1号に対する質問を終わります。
 次に、報告第2号平成20年度気仙沼市(合算)健全化判断比率及び資金不足比率についてに対する質問を行います。(「なし」の声あり)質問がないようですので、これにて報告第2号に対する質問を終わります。


◎議長(村上俊一君) 以上をもちまして本日は散会いたします。
 大変御苦労さまでした。
     午前10時42分  散 会
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  上記会議の顛末を記録し、その正当なることを証するため署名する。
 平成21年12月21日

                   気仙沼市議会議長  村 上 俊 一

                   署 名 議 員   村 上 佳 市

                   署 名 議 員   及 川 一 郎